1 :
名無しさん:
_ ,,, _ __ 〃 ヽ`_7i⌒'⌒ii‐ー, ヽ
ノ-―-`、ヽ`ヽ-.、 i./ ,./-‐` """´'ー 、! `ヽ、
_,,/ , _---、`ヽ\ヽヽ、 ノ./, - ' ´  ̄ ̄`ヽ_ \ ヽ!
, ‐'´ r-.  ̄ヽ、 \'、ヾ、\ ー'´イ/ _,. ィ,.、 `ヽ、ヽ i l
. / .l トヘ ヽ. ヽ ', ヽ ,ク´ __,. - '/'´ ヽ ヾヽl !
/ / /l '、 \ ヽ、 \. ヽ ヽー'´7i , ,-'-`!/´ ヽ''ニ-`、 ',、〈
l / / /'´ヾヽ、_ ,\ ヽ_,. -‐、 ', ヽ、 ヽ//./ / __ __ i、 l ヾ
リl // / _,,.\`く' `´<ヽ、 \ ヽ \ ーヽ.,.イ ', '´`ヽ r '' ヾ_,!l !l .!
!l l l / l 、/"`ヾヽ\ ,' ‐''ヾー-、.\ ヽヾーi、l _l =! (゚;) (゚;) l= ! _/ !
l V./ゝ !=! (゚;) ` (゚;) l=/_7ー、=,ヽ`!.ir、.', ' ,_,. i 、_ ,、`./'r、i !
ヽll 'ヽ!! , -- l -- 、 `/r,ヽ ヽ! !ヽ'_,.! __ i_ ) / !
ヽヘ、!l,! , - 、 __,. -.、 ,i.l) ノ !. ヽ.ヘ. !' ヽ ノ、')´ .!
_ゝlヘ !'´ .i /、リ) ,' `ヽ、 ヽ _ ノ / ./ i
`>'=ノ , `ヽヽ l,.ィ_、_\_ i ,.. - 、,-、.`_iー--‐.´レ' /,.へ、 _ ',
〃 /,ヽ、r'こl` ー-‐ ',l´'Yヽヽ `ヾ´ l/ '´ /´ ! / ,// l ヽ!
l / !. ( ` ー=-´‐ ) ! '、 ! / _l_. ! / // ./_,,L i
七_ 七_ l l 二 ナ ゝ i ヽ |! |!
(乂 ) (乂 ) ノ /し cト  ̄ ̄ ̄ ヽ ・ ・
乙!
それにしても、思ったより速いペースでしたね。長文書きが増えたからでしょうか。
皆さんの力作に期待します。俺も、負けずに頑張りますよ。o(^-^)o
4 :
ドリューの日記:2006/06/03(土) 23:09:25 ID:tI1hzU/S0
おお〜ゴライアンが生還(救助された)した
前回と前々回の太陽特訓は失敗に終わったからな〜
ははははは
それはそうと今日なんかザギとか言う宇宙人の頭が氷の神殿に送られてきた
弧門少年や西条君達地球出身メンバーは恐れおののき、メロス達はすぐにやった奴の正体に検討がついたためウルトラの星に緊急応援要請をした
まあ、そりゃそうだよな……
この手口から見るに相手は間違いなく「あの」アルゴ星人
雑魚ばかりとはいえ10万の戦士がいたウルトラ大要塞をたった数体で全滅させ、最近テロリスト星人やぺガ星人を完全に滅ぼした魔の宇宙人だ
宇宙警備隊の危険宇宙人リストのトップ3に輝く奴だ
依然一度地球に赤ん坊のアルゴ星人が来たそうだが、それでも80は苦戦したそうだし…
ったく、とんだ大仕事にぶつかっちまったぜ
そりゃそうとゴライアンだがアルゴ星人の名を聞くや否やまた太陽に行くと言い出した
……得策だな、よし、俺とフレアも行こう
高山少年や竜が無謀だ無茶だと言うので言わしてもらうが、今度のアルゴ星人は生半可な特訓で勝てる相手じゃない
太陽が危険なのは十分承知さ、それに俺は死ぬようなヘマはしない
それに経験者のフレアもいるし、こいつがいれば問題は何も無い
そう言うと、メロスは
「フレアも行くのなら問題は無いな、だが、もし危険だと思ったらすぐ戻ってきてくれ」
と言われた
わかってよ
んじゃしばらくあばよ
5 :
メビウスの日記:2006/06/03(土) 23:46:36 ID:mRdyBm+90
ようやく体も癒えた。
僕はGUYSに復帰した。(グレートは帰った)
フェニックスネストではクゼ隊員主導の下スチール星人攻撃特殊部隊ができていた。
その名前もMoe Recapture Team(萌え奪還チーム)通称MRTだ。
隊長にクゼ隊員が就任し、一般隊員は約60万名所属しており、一般隊員は一般人からの志願者だそうだ。
ただしフェニックスネストに出入りするのはごく僅か300名ほどに過ぎない。
クゼ隊長にMRTの司令室を見せてもらったが、明らかに一般人とは違うオーラを放っている。
メガネ、小太りもしくは華奢な長身、長髪などの特長に該当するものが多い。
彼らの毎朝の号令時の「俺達ヲタの萌えを!!そして未来のために!!MRTファイト!!」という号令はフェニックスネスト中に響き渡る。
これにはGUYSのみんなも少しまいっており、リュウさんに至っては「ウルセー!!クソヲタ共が!!」と怒鳴っている。
彼らは直属の300名を除いた60万人弱が日本全国のあらゆる場所を日々スチール星人を探している。
スチール星人が見つかるのは時間の問題だろう。
そして彼らの情報網にスチール星人が引っかかると直属の300名が攻撃をかける。
彼らは以前のデータを下に対スチール星人のみに特化した特訓をつんでいる。
それにしても60万もの人間を動かす‘萌え”と呼ばれるものはそんなにすごいものなのだろうか?
最近妙な連中が俺のことを探し回っているようだ。
馬鹿な!!下等な地球人に俺を見つけられるわけが・・・。
ん?妙な視線を感じる・・・・。って誰だ貴様!!
俺を見つけた身長180cmほどで痩せた長髪メガネ野郎は俺の姿を見ると逃げ出した。
いや違う何か報告している。
「こちらコードナンバー174600福永正雄!!MRT本部応答願います。
スチール星人を発見しました。場所は広島B地区、広島市南区の尾崎興産の倉庫1階です。」
ち!!まあいい。報告されたらされたで防衛チームごときにそう簡単にやられはしない。
それとお前は死んでもらうぞ!!すると福永といっていた男は俺に向かって発砲した。
一瞬の虚を突かれて俺は奴を見失った。とりあえずアジトに戻るか。
アジトに戻り円盤の遠隔操作装置などの荷物をまとめて移動しようとしていると戦闘機の爆音が響いた。
外を見ると2〜3人乗りの戦闘機(メビウス1話登場)が数百機飛んできた。
戦闘機が着陸すると武装した地球人がビルに数百人の人間がなだれ込んできた。
応戦しようとするがあまりに数が多く、しかも俺の弱点のギザギザになった角を集中的に攻撃する。
まるで俺達スチール星人を調べつくして、俺達を倒すためだけに訓練されているようだ。
やむ終えん!!いったん退避だ!!逃げろ!!
7 :
イカルガの日記:2006/06/04(日) 00:25:51 ID:0bZwN6yZ0
クゼ司令による攻撃が成功し、スチール野朗は予想通りこちらへ逃げてきた
よっしゃ出番だ
おらアミーーゴMRT副隊長ジョージ様の制裁を受けて見やがれ
俺はそう言うと、UGMから借りてきたスカイハイヤーのミサイルをありったけ叩きこんだ
後ろから仲間の一般隊員達が数百機のウルトラガード(TDFから借りた)に乗って参上する
「萌」と言う鋼の絆をなめんな糞スチールううう
こちらナンバー2、現在糞野朗と交戦中!!
おらどこ逃げるんだアミーゴ、てめーの体にハットトリック決めてやるぜ
俺達の攻撃を受けて、野朗は地上に落下していった
やったぜ、おい、とどめさすぞアミーゴ
スチール野朗穴だらけにしてやる
8 :
ガイアの日記:2006/06/04(日) 13:31:06 ID:qme4BHgn0
ゴライアンがマルスに救出された。アグルも「無事で良かった」と胸を撫で下ろした。
ブースターモードにしたアンドロ艇つきのグランテクターを纏い(グランテクター単独では飛べないそうだ)
救出したがゴライアンは気を失ったまま歌を歌っていたそうで、御世辞にも上手とは言えない歌い方だったとか。
壬龍は「気を失いながらも歌うとは豪胆なことだ」と呆れつつゴライアンが無事だったことを喜んだ。
そんな中、快復したメビウスがグレートと交代でGUYSに戻った。GUYSの皆に宜しく伝えてね。
メビウスが南極を出て間もなく、ザギの死体が氷の神殿に届けられた。あまりに突然のことに驚いていた。
ザギを殺した張本人に心当たりがあるらしいメロスがウルトラの星に緊急応援要請を出した。
それにしてもザギが何で?と思っていると、ドリューが「アルゴ星人の仕業だろう」と言い出した。
アルゴ星人は10万の戦士がいたウルトラ大要塞を数人で全滅させ、テロリスト星人やぺガ星人も倒したとか。
宇宙警備隊の危険宇宙人リストに記録があるそうだ。
毎度のように驚異的な快復力を誇るゴライアンがもう一度太陽に特訓しに行くと言い出した。
ドリューとフレアも一緒に行くとのこと。太陽の傍近くでの特訓は無謀だって言ってるでしょ!
壬龍も「ガイアの申す通り。戦士といえどもそれは危険だ!強くなりたいための暴挙は許さぬ!」と大反対。
するとドリューは「アルゴ星人は生半可な特訓で勝てる相手じゃない。太陽が危険なのは充分承知。
俺は死ぬようなヘマはしない。それに経験者のフレアがいれば問題は何も無い」と言った。
ドリューとフレアも太陽の傍近くでの特訓の経験があるそうだ。そこまで言うのなら…。
メロスも「危険だと思ったらすぐ戻れ」との条件つきで了承した。
行ってらっしゃ〜い!
ファントン星人の日記
腹減った
ああ腹減った
腹減った
20体目のモグネズンの捕獲、改造を終了した
これを全世界にばら撒き、空気の改変を行ってこの星の生物を死滅させる
計画の妨害を図ろうとするウルトラ戦士を全滅させる方法も考慮してある
この星の最後の日は、近い
11 :
孤門の日記:2006/06/05(月) 03:24:01 ID:G7BMxHXQ0
副隊長がウルトラマンに変身しても使用できるディバイトランチャーをついに完成させた。
その名もディバイトランチャーUN(ウルトラマンネクサス)だそうだ。
まずサイズは使用者に合わせて拡大縮小し、ウルトラマン時には全長15mの超巨大砲になる。
当然ただでかくなるだけじゃない。使用者である副隊長のエネルギーを吸収して弾と一緒に発射することができるようだ。
つまりサイズが大きくなってパワーが百倍になっているディバイトランチャーとオーバーレイシュトロームを同時に撃つようなものだ。
当然破壊力はオーバーレイシュトローやオーバーアローレイシュトロームをはるかに上回る。
副隊長はきょろきょろしながら何かを探している。恐らくは試し撃ち用の実験台だろう。
すると何か外が騒がしく、ガイアやメロスたちがみんな集まっている。
見るとこれは・・・ザギの死体だ!!あのザギがこんな姿に・・・。何てことだ。
すると副隊長の目の色が変わった。確か副隊長は幼いころに両親をザギに・・・。
そう思った瞬間副隊長は変身してザギの死体に何十発も蹴りを入れた後に空中に放り投げた。
これは副隊長のトラウマが暴走しているようで、普段のキレた副隊長とは比較できない闘気を放っている。
そしてディバイトランチャーUNを最大出力で発射してザギの死体を消滅させた。
どう見てもまだメロスたちはザギの死体を調査している最中だったのだけど・・・。
それにしても死体とはいえノアにもなっていないのに死体とはいえザギを消滅させるなんて何て威力だ。
12 :
壬龍の日記:2006/06/05(月) 13:16:56 ID:bWJFfz5N0
太陽に行ったゴライアンがマルスに救出されたが、気を失ったまま歌を歌っていたそうだ。
気を失いながらも歌うとは豪胆なことだ。
快復したメビウスがグレートと交代でGUYSに戻った。あまり話は出来なかったが共に戦う時が来よう。
メビウスが南極を出た後、ザギの死体が氷の神殿に届けられ戦士たちが騒ぎ出した。
ドリューが言うにはアルゴ星人の仕業だろうとのこと…宇宙警備隊の危険宇宙人リストに記録されているそうだ。
ゴライアンが再び太陽に特訓しに行くと言い、今度はドリューとフレアも同行するという。
私とガイアは反対したが、ドリューとフレアも実は太陽の傍近くでの特訓の経験があるそうで危険は承知の上だという。
話を聞いたメロスも「危険と思ったらすぐ戻れ」との条件で了承した。そこまで言うならここは譲るとしよう。
その時、西条殿が緑のネクサスに姿を変えてザギの死体に蹴りを入れた。突然の行動に私も戦士たちも面食らった。
西条殿はザギの死体を放り投げたところで西条殿自ら開発したという武器で消滅させた。
ディバイトランチャーUN(ウルトラマンネクサス)といって戦士に姿を変えても使えるそうだ。
戦士たちの光線技を上回る破壊力…凄い武器だな。
それにしても西条殿の行動…幼き頃に御両親をザギに殺されたと聞いていたのを思い出し我が龍玉で観察。
早くからノアの力を受け継ぐ者たることを宿命づけられたのをザギに見抜かれて御両親を殺されたのか!
そのトラウマを抱えたままTLTに入り、やがてノアの力を受け継いだ時にザギの罠でやられたのか。
だが今の西条殿はそのトラウマを物ともしない雰囲気だ…そのトラウマを闘気とし、やがて光に昇華するだろう。
マルスに助けられて帰還したのも束の間、ゴライアンは再び太陽へと向かった。
氷の神殿に届けられたザギの死体…恐らく、アルゴ星人からの挨拶代わりだろう。
アルゴ星人との戦いとなると、これは大きな戦となる。
イドとジュダの気配が消えたからか、ボアは再び軍を引き返したようだし、ウルトラの星に応援を頼むとしよう。
ウルトラの星への連絡を終えると、ガイア達がきた。
「よかったんですか?あのまま行かせて…」
ゴライアン達の事か。
たしかに、ゴライアンだけなら止めただろう。しかし、ドリューもいるし、フレアだって太陽での特訓の経験者だ。
何より、危険だと思ったら引き返すと約束してくれたしな。
「あのパワー馬鹿が、簡単に引き返すとも思えないんだけど…それより、危険を認識できるのかしら?」
西条クンも、口を出してきた。
まぁ、たしかにゴライアンはあの通りの性格だが…それでも、昔に比べたら、かなり丸くなったよ。何より、人の話を聞くようになった。
…って、オイオイ。そこまで「信じられん…」って顔しなくてもいいだろう。
それより…気になる事がある。
マルスがゴライアンを連れて帰ってくる直前、日本のMAT基地から極秘通信が入った。岸田隊員からだ。
何でも、MATのコンピューターに何者かが侵入した形跡があり、モグネズンとイエローガスの資料を閲覧されたようなのだ。
イエローガスというのは旧日本軍の兵器で現在ではトップシークレット扱いなのだそうだ。
これらが悪用されたら…混乱を防ぐため、現在MATでも岸田長官を始め数人しかこの件について知らされていないらしい。
イエローガスには岸田隊員のお父さんも開発に関わっていたそうで、叔父である長官から
「お前だけは、知っておいた方がいいだろう」
と教えてもらったそうだ。
岸田隊員は
「MATのトップシークレットを覗くなんて、とても信じられん。こちらだけでは手に負えないかもしれないので、何とか調査に協力してほしい」
と言ってきた。
まぁ、モグネズンならジャックが戦った経験もあるし、ジャックの体もすでに回復、トレーニングに入っているから、いろいろと聞いてみようと思う。
問題は…モグネズンの一件と、その直後に届いたザギの死体…。
このタイミング…間違いなく、アルゴ星人だろう。
とりあえず全員を集め、対策を練る事にしよう。
上官より南極のウルトラ戦士の基地を全滅させよとの命令を受けた
ィエッサー
全ては全宇宙の真の平和のために
聞こえるか!ウルトラ戦士の殺されし戦士達よ
今こそ蘇り、憎きウルトラ戦士を皆殺しにしろ!!
奮い立て!べムラー!
富士山中よりべムラーが出現した
破壊せよ!ガブラ!
国会議事堂を破壊してガブラが出現した
荒れ狂え!プリズ魔!
東京湾の海底からプリズ魔が出現した
怒り狂え!コオクス!
東京の住宅街のど真ん中にコオクスが出現した
叩き潰せ!トンダイル!
東京石油コンビナート地帯を破壊してトンダイルが出現した
焼き払え!べキラ!
上野公園地下からべギラが周囲を焼き払いながら出現した
ウルトラ兄弟に敗れ去り、怨念だけが残っていた怪獣達を再生させると、私は自らの細胞の一部を彼等に与えて行った
べムラーが、ガブラが、プリズ魔が、コオクスが、トンダイルが、べギラが、細胞を変質させ、思考能力を失い、我々に忠実な超強力な怪獣へと変わった
さて、まずはひと暴れして東京の全住人を皆殺しにする!!
訂正箇所があった、ウルトラ戦士「の」殺されし戦士だとウルトラ戦士が蘇ってしまう
ウルトラ戦士「に」だ
大変申し訳ない
三つ首になり、光線の発射能力を上昇させたべムラーが高層ビル群を3つの頭からそれぞれ発射する超破壊光線で一掃する
次にガブラが背中から新たに生えた触手でビルをディノゾールがごとくたたき切り、更に現れたXIGの戦闘機をあっという間に輪切りにした
プリズ魔は大きさが4倍近くになり、昼間でも我々の命令で忠実に破壊活動を行うようになった、脱出したXIG戦闘機のパイロットごと半径600mを光に変える
コオクスは超能力を強化され、更に出現したXIGの戦闘機を全て操縦不能し、全ての機能を停止させると、それで市街地を爆撃させ、周囲が荒野となると更に搭乗者が脱出していない戦闘機を空中でぶつけて、爆発を超破壊光線で焼き払った
コンビナートを火の海にしたトンダイルはXIGの戦車の攻撃をものともせず、シャボンで包みこんで捕食、搭乗者ごと消化した
廃墟と化した都心のビル街をさらにべギラが火花の様な火炎を吐いて炎上させ、東京は文字通り跡形も無く、完全な荒野となった
他愛ないな、はははははははははははははははは
さて、我々は一度引き、奴等の出方を伺う
しかし我々以外の全ての生物が死滅した荒野……
なんて美しいのだろうか……
なお、東京湾に展開していた防衛軍2つ(DASH+MAT)、東京に基地を構えていた防衛軍2つ(ZAT+科特隊)、富士山に基地を構えていた防衛隊2つ(TAC+U警備隊)は奇襲し、戦力を出せずに全滅させたのであしからず
ふふふふふふふ、ははははははははははははははははははははは
18 :
ガイアの日記:2006/06/06(火) 17:59:11 ID:gBjFz7WS0
皆でアルゴ星人への対策を練っていると、龍玉で観察していた壬龍から知らせが入った。
「アルゴ星人が行動を開始した…かつて戦士たちに倒された怪獣を復活させて破壊に利用している」
スチール星人対策に専念しているGUYS以外の防衛軍が出動したが苦戦を強いられているとか。
壬龍いわく「アルゴ星人は自分たち以外の種族の存在が許せぬがために全宇宙の住人たちの抹殺を狙っている」とのこと。
ザギの死体を送りつけたのは序章だったのか!
メロスが「アルゴ星人はモグネズンとイエローガスを悪用する気だ」と言い出した。
MATのコンピューターからモグネズンとイエローガスの資料を閲覧された形跡ありと岸田隊員から聞いたとのこと。
イエローガスは旧日本軍の兵器でMATでは岸田長官始め数人のみが知っているそうだ。
岸田隊員はお父さんが開発に携わった関係で叔父の岸田長官から教えてもらったとか。
モグネズンはイエローガスに対する抗体を持つらしい。
壬龍は「アルゴ星人に操られた怪獣を解放し、アルゴ星人は抹殺するしかない」と言った。
どうやって?と思っていると壬龍は助っ人だという者を招き入れた。
現れたのはマーゴドン!V2メカバルタンの件以来の再会だ。絶対零度を超える冷気の力を再び…と頼まれたとか。
壬龍は次に西条副隊長を見た。西条副隊長は何か?と言いたそうだった。
「西条殿が開発せし武器…ディバイトランチャーUN(ウルトラマンネクサス)がアルゴ星人打倒の鍵となるだろう」
壬龍はこう言って微笑んだ。どうもゴライアン、ドリュー、フレアの力を借りないで倒すという勝算があるみたい。
壬龍にまた力を貸してくれと言われた
いいだろう(だって今暇だもん)
できる限りやってみよう
で?相手は?
あのアルゴ星人か……
かつて俺の故郷を全滅させた奴だな
……まず怪獣の開放はあきらめた方がいい
と言うより奴等は乗っ取った生物を生かしておこうとしない
つまりあの怪獣達はいわばゾンビ、生ける屍だ
次にもし味方の誰かが奴等に捕まったら、死んだと思っていい
奴等に人質の概念は存在しない
そして…
アルゴ星人を倒すのはいかなる手段を用いても不可能だ
理由か?
戦って倒してみればわかる
私には、その…なんとも説明できん…
なんと言ったらいいのか…その…昔一度ユニジンが奴等を滅ぼした事があるんだが…
気が付いたら元通りに蘇ってたんだ
あ、と言っても数百年の歳月は流れていたぞ…
それにまだ奴等には色々と謎がある
とにかく、厳重に注意すべき相手、という事だ
それと…真に言いにくい事だが地球上で神冷を連発する事なんてできないぞ
なぜか?
3発も使えば大気ががちがちに凍り付いて地球はあっという間に死の星になる
だから私をだすのは君達がどうしようも無くなった時だけにした方がいい
対アルゴ星人の対策のためのミーティングを行った。
壬龍は切り札としてマーゴドンを連れてきた。ただ、マーゴドンがイマイチやる気なさそうなのが気になるが…。
そして、完成したばかりの西条クンのディバイドランチャーUN。この2つが、今回の戦いの鍵となるらしい。
壬龍が言うには、ゴライアン達の力を借りず、アルゴ星人を撃退するつもりらしい。
ふむ…危険かも知れないが、いつもいつもゴライアン達に頼りっぱなしと言うのも問題だ。これくらいの戦い、若いガイア達や弧門達の力だけで乗り切れるようにならないと、真に永遠の平和を守れぬと言うモノだ。
ミーティング終了後、我々アンドロ警備隊だけ壬龍に呼ばれた。
「この戦…なるべく、お3方には手を出さないでいただきたい」
これを聞いて、ウルフは
「どういう事だ?いくら壬龍とは言え、返答次第じゃ…」
と言った。落ち着け!
「ゴライアン達の力を借りずに、この危機を乗り越えるというのと同じ理由。
お3方もゴライアン達も、すでに完成された戦士。
それ故、この戦は光の申し子達の力で乗り切ってもらいたいのだ。彼らの成長のため…」
私は、何となく壬龍はそう言うだろうと思っていた。
「そして、もう1つ…」
壬龍は私の顔を見て、言いにくそうに切り出した。
「
>>21は失敗だ。忘れてくれ。
「メロスは「イドとジュダの気配は消え、戦力を欠いたボアは一旦軍を退いたと言ってみえたが…」
と、龍玉を取り出した。
「イドとボアはともかく、ジュダの気配は完全には消えておらぬ…それどころか…」
壬龍は、さらに厳しい顔をした。
壬龍が言うには、マイナスエネルギーを限界以上に吸収しすぎたイドは(先の、ザギによる防衛軍乗っ取り事件により生まれた民衆のマイナスエネルギーらしい)ジュダによって倒され、その全エネルギーをジュダに吸収されたそうだ。
しかし、その直後、何者かによってジュダは倒されたらしい。
「だが、ジュダは完全に死んだわけではない。恐らく、あまりに巨大すぎる力を持て余したが故に破れ、その力を完全に我が物とするために今は休眠に入り、再起の時を伺っている…」
そんな事になったら、間違いなくボアやアルゴ星人など比べ物にならないほどの強敵になるぞ!
「つまり…俺達アンドロ警備隊の仕事は、ジュダを片付ける事か」
マルスが言った。
「ジュダと対等に戦えるのは、お3方を除いて他には…」
早速、マルスとウルフにジュダの再調査を命じた。
その時、
「メロス、話は聞いた。モグネズンの事なら、前に戦って知り尽くしている。俺に任せてくれ!」
と、ジャック。
ジャックが日本に飛び立ったのを見届け、岸田隊員にジャックが日本に向かった事を報告しようと思った。
おかしい…。日本のMAT基地に、なかなか繋がらない…。
どういう事だ?
妙な胸騒ぎがしたので、モニターに日本の様子を映し出した。
…何という事だ!これが、あの日本だというのか。まるで、地獄絵図だ…。
慌てて、各防衛軍施設を映しだしてみたが、完全に壊滅状態だ…。
モニターに、三つ首のベムラーが映った。
姿形だけじゃない。能力もかなりアップしているようだ。
ただの再生怪獣じゃないぞ!日本に向かったジャックが危ない!!
その時、
「ウルトラの父からの命令で、氷の神殿の応援にきました」
と、2人のウルトラ戦士が入ってきた。タロウとアストラだ。
私は2人に事情を話し、タロウと弧門にジャックの後を追ってもらった。
アストラは、兄のレオが気になると言うので、衛星軌道上のMACステーションに飛んだ。
ちなみに…現在レオは、先の防衛軍乗っ取り事件の再調査のため、セブンに命じられて謹慎となった他のMAC隊員達と行動を共にしているらしい。無事だといいんだが…。
それにしても、アルゴ星人による襲撃は、こちらの予想を遙かに上回っている。
壬龍の言うように、ガイア達だけで大丈夫なのだろうか?
24 :
レオの日記:2006/06/07(水) 02:53:08 ID:lDKx1ASP0
セブンがMACステーションに帰ると言うので見送りに出たら俺にまでついて来いと言い出した。
何でも隊長の権限で俺の意思に関係なく無理やりMACに復職させたようだ。
ステーションについて早々に防衛軍乗っ取り事件で高倉司令官から謹慎処分を言い渡された。
俺はこの事件には関係ないのになぁ。新しく割り振られた自室でボケーッとしているといきなり警報がなった。
松木隊員が「と・・・・東京が・・・・消えた・・・。」とつぶやいている。何があったんだ?
するとモニターに映し出されたのは荒野の廃墟と化した東京だった。
赤レンガの東京駅は原爆ドーム状態で、東京ドームは20m地点で折れて炎上している。
東京湾は爆発したタンカーから流れ出た重油が原因で海を黒く汚染し魚が無数に浮いている。
どうやら新宿を中心に半径20kmがアルゴ星人の怪獣軍団に襲われてこの有様だそうだ。
!?ちょっと待て!!新宿から半径20kmには多摩川沿いの俺のスポーツセンターもある。
百子は!?トオルは!?カオルは!?猛は!?大村さんは!?美山一家は!?まさか・・・。
「新宿を中心とした被災エリアでの生存者は現時点ゼロとXIGから報告が入っています。」
松木隊員の告げた残酷な現実に俺は打ちのめされた。
うぉおおおおおお!!アルゴ星人!!俺が殺してやる!!敵を取ってやる!!
「落ち着け!!気持ちは分かるが怒り狂っても死んだ人間は蘇りはしない!!敵を討ちたいならアルゴ星人を倒す作戦を立てるんだ!!」
隊長!!あんたに何が分かる?俺は何度も家族を失った!!
俺はマグマ星人に俺のアストラ以外の同胞を殺された。円盤生物にはMACやトオル以外の仲間を殺された!!これで3回目だ!!
「待てゲン!!かつて円盤生物に殺された我々MACを含め犠牲者は事件解決後にウルトラマンキングの力で蘇った。まだ希望を捨てるな。」
生き返るとかそういう問題じゃない!!そんなことで割り切れることじゃないんだ!!
隊長!!止めても無駄です!!俺は行きます!!レオォォ・・・・おぉ!?
百子?カオル?トオル?何でここに?この怪我を負っている男が助けてくれたのか?
彼の傷は酷い。地球の医学ではまず助からない。だが彼は俺の家族の恩人だ。氷の神殿でなら傷を癒すことも可能かもしれない。
俺は彼を連れて氷の神殿に急いだ。
25 :
姫矢の日記:2006/06/07(水) 03:07:38 ID:lDKx1ASP0
メビウスの野郎にやられた傷もいえたので溝呂木とリコはナイトレイダーに復帰した。
憐は遊園地でのバイトを再開したようだし、俺は何をするかな。
そう思って多摩川沿いをブラブラ散歩しているとスポーツセンターを見つけた。
そのスポーツセンターは大きくはないが設備が整っているようで、何より子供が元気に楽しそうに遊んでいた。
すると突然目の前に怪獣ベムラーが出現した。しかも何者かに改造されている。
光線を受けたスポーツセンターの体育館は爆発した。
向こうから兄妹とその保護者らしき女性が逃げてくる。
しかしこのままではベムラーの光線が当たって彼女らを焼き殺してしまう。
そのとき俺の脳裏にあの時の光景が蘇った。
「セラぁあああああ!!」「ジューン!!(ドガァ)」
あんな光景は俺の前では2度と繰り返させない。
俺は変身して彼女ら3人の盾代わりに光線を背中で受け止めた。
ベムラーは光線を俺の背中に照射し続け、やがて焼き殺せないと悟ると渋谷方面に歩いていった。
俺はそのまま倒れこむ。君達怪我はないか?そうか・・・よかった。
俺は彼女らを安全な場所に非難させることにした。
聞くと保護者の女性の夫が宇宙空間のMACステーションにいるらしい。
俺は彼らをMACステーションに届けるために飛んだ。
だが背中の傷は酷く、うまく空を飛べない。だがやっとMACステーションに着いた。
しかしもう背中の傷は感覚がなく痛みさえ感じない。
人間の姿に戻ると出血が酷く目がかすんで立てなくなってきた。
そして作戦室に入ると一人の隊員が驚いた表情で
「百子?カオル?トオル?何でここに?この怪我を負っている男が助けてくれたのか? 」と言った。
そうか彼女の夫ってのはあなたか・・・。よかった・・・。俺は・・・も・・・だ・・・
26 :
アグルの日記:2006/06/07(水) 12:11:25 ID:G87diD8b0
対アルゴ星人戦の助っ人としてマーゴドンが呼ばれた。壬龍に頼まれたそうだ。
そして西条副隊長が開発したディバイトランチャーUNという武器…これが戦いの鍵らしい。
するとマーゴドンは「アルゴ星人を倒すのはどんな手段を用いても不可能」と言い出した。
戦って倒してみればわかるとのことだが、マーゴドンにとってアルゴ星人は故郷を滅ぼされた敵だそうだ。
マーゴドンからはこんなことも言われた。
「怪獣の開放は諦めること」…どうも使い捨てとして怪獣たちを利用するつもりらしい。
「味方の誰かが奴等に捕まったら、死んだと思っていい」…アルゴ星人に人質の概念は存在しないとか。
アルゴ星人は昔一度ユニジンが滅ぼしたが数百年の歳月の間に復活していたそうだ。
謎が多い存在だけに厳重注意すべきとのこと。
ちなみにマーゴドンは絶対零度を超える冷気の力が強いため、地球上での冷気連発は出来ないとのこと。
3発使えば地球が氷河期状態になるそうで「私を出すのはどうしようも無くなった時に…」と忠告された。
壬龍はゴライアン、ドリュー、フレアに頼らずにアルゴ星人を倒すという考えのようだ。
そして壬龍が言うにはGUYS(スチール星人対策に専念)以外の防衛軍が出動したが苦戦を強いられているとか。
危険が伴うが…やるしかない!
27 :
ガイアの日記:2006/06/07(水) 15:15:27 ID:T3RIBiEI0
対アルゴ星人戦の作戦を話し合っていると、突然レオが飛び込んできた。
レオが抱えている男性を見た西条副隊長が「姫矢?!どうした!」と叫んだ。姫矢さんはズタボロの状態。
レオの話ではアルゴ星人に操られた怪獣に自ら経営するスポーツセンターを爆破されたそうだ。
姫矢さんが百子さんとカオルさん&トオル君姉弟を助け出したが怪獣の攻撃で重傷を負ったとか。
(百子さんとカオルさん&トオル君姉弟は現在MACステーションに避難中)
新宿を中心に半径20kmが焦土と化し、XIGからの報告では被災エリアでの生存者は現時点ではゼロだそうだ。
姫矢さんの傷は深く、地球医学での治療では無理だろうと考えて氷の神殿に運んだのだとか。
アルゴ星人の方が一枚上手ってことか!何てことだ…。
壬龍が様子を見守る中、姫矢さんは囈語で「セラ」と言っていた。
姫矢さんを龍玉で観察していた壬龍はこう言った。
「セラは姫矢殿の知人…なれど内戦の流れ弾で死んだ。姫矢殿のTLTへの不信感は強いことこの上なし」
スペースビーストと誤解されたり、ノアの力の解明の実験台にされかけたりしたのが理由とか。
この経緯からか姫矢さんはナイトレイダー入隊を断ったそうだ。
壬龍も「姫矢殿が怪我をされるとは…ノアの力を受け継ぐ1人なのに戦力としても痛手だ」と心配そう。
そういえば、ナイトレイダーの皆や憐君は無事だろうか?
荒野と化した東京にとりあえず前線基地を建てる事にした
別になくてもいいのだがあったほうが地球人の処理をより順調に進める事が可能だからだ
もちろんやられてもいいようにいっさいのデータ、及び情報を入れたコンピューターなどは存在しない
無くても我々は数兆の事柄を詳しく記憶する事ができる
数百mの巨大な白い塔をかつて国会議事堂があった場所に建造し、周囲にトラップを設置した後、怪獣を更に強化改造していると、一人のウルトラ戦士が飛んできた
奴は我々の所業に驚愕した後、「次郎君、アキちゃん、坂田さん」などと言いながら周囲を散策し始めた
ガブラ、行け
ウルトラ戦士の800m前のの大地が砕け、ガブラが出現した
咆哮するガブラに戦士はウルトラブレスレットを投げつけた
が、ブレスレットはガブラの300m先でばらばらに切り裂かれる
戦士は今度はスペシウム光線を放つ、ガブラはそれを受けばらばらに吹き飛んだ
戦士が妙にあっけないといった表情でガブラの爆発後を凝視した時、ガブラの破片ひとつひとつが白い泡になって再生した
ガブラ、遊びは終わりだ、殺せ、そいつをなるべく残虐に殺してウルトラ戦士共を動揺させろ!
戦士がスペシウム光線を発するが、ガブラは素早くそれを避け、戦士のカラータイマーに背から伸びた触手を突き刺した
これでまずは死んだ、だがこれだけでは駄目だ
ガブラは戦士の死体を触手で空高く投げ、それを輪切りにした
まあこんな物だろう、さて、我々を竜玉で監視している南極の戦士諸君、君達がもたもたしていると君達の仲間や友人、親類がみんなこんな風になってしまうぞ
私がそうて挑発した時、空の彼方から更に二人のウルトラ戦士が現れた
恒点観測員340号としし座L77星雲人、地球名ウルトラセブン、ウルトラマンレオ
2人の戦士は我々が倒したウルトラ戦士の死体に驚愕すると同時に、ガブラをセブンが光線技で攻撃した
ガブラはそれを素早く回避するが、回避した所にレオのキックを見舞われた
無論、ガブラは大したダメージは負っていず、すぐに蹴りを放ったレオを背から出した触手で斬撃するが、レオはそれを避ける
レオに気をとられている隙にセブンがエメリウム光線を発射して、ガブラに命中させた
なるほど、2対1では少々時間がかかるな、ガブラ、戦法を変えろ
私の命令にガブラは自らの首を背から生えた触手で切断した
「気をつけろ、首も飛んで襲ってくるぞ!!」
セブンが叫んでワイドショットを放つ
「アンヌの仇だ!」アンヌ?なんだそれは?こいつらはまだ個体別の感情移入をしているのか?
愚かだ、実に……、個体などクローンでいくらでも作れる、個体個体に感情を込めるのは愚かな事…
ワイドショットはガブラの胴体の方に当たり、吹き飛ばす、が、ガブラ首が恐ろしい速さで飛んでセブンの左わき腹に食いついた
即死性の高い毒が体内に注入される
セブンは苦しみながら倒れた
叫ぶレオ
まず一人
レオが光線を放ってわき腹に食いついたままのガブラの首を攻撃するが、ガブラは食いついた状態から離れる事でそれを避けた(なお角度とかそういう関係でセブンには当たらなかった)
そして更にレオがガブラの頭を攻撃しようとした瞬間、再生したガブラの体の方が背中の触手でレオを後ろから切りつける
レオの腕が宙を舞い、片手を失ったレオが崩れ落ちる
そこに更に首を狙ってガブラの触手が飛んだ
はぁはぁ・・・ここまでくれば・・・
「萌えを返せ〜!!」
うぎゃあぁぁ!!また来た!!来るな〜!!撃たないで〜!!角を狙わないで〜!!
ここ数日あのキモい連中(MRTったか)にずっと追い回されている。
あのクゼという指揮官の指示の元、どこまで逃げても、どこに隠れても15分以内に俺を見つけだしてしまう。
しかも全員目はパンダ奪還時のTACよりも殺気立ち、隙あらば俺をぶち殺そうとしてくる。
今の地球人は怖い。うかつに手を出してはいけない存在だったのだ。
逃げよう。それしかない。
俺は円盤を呼び出すが反応がない。
円盤を置いた場所に調べに行くと連中がバットでベコベコに叩き壊している最中だった。
すでにエンジンはやられてとても飛べやしない。
しかも奴らは「ヒーッヒーッヒーッ!萌えを返せ〜!返すまで星には帰らせんぞ〜!返せ〜!」と叫びながら破壊している。
もう嫌だ〜!こんな星にいたらいつか精神をぐちゃぐちゃにされてしまう!南極の氷の神殿にいるらしいウルトラ戦士達のところへ自首しよう。
そしてスチール星へ強制送還させてもらおう。
が、ガブラの触手は突如空の彼方から飛んできたサーベルに切り裂かれ、地面に落ちた
更に強力な光線が発射され、ガブラは避けようとするも半身を吹き飛ばされる
アンドロビームにコスモサーベル……
そして空から古いコスモテクターに身を包んだ戦士が現れ、メディカルパワーを使いセブンの毒を除去し、更にエネルギーまで回復させた
地面に突き刺さったサーベルを引き抜き、レオを庇う形でガブラに立ちふさがる
「君は…」「生きていたのか…」
レオは戸惑い、セブンは驚愕した
戦士は名乗りを上げる
「アンドロファイタス!参上!!アルゴ星人、お前達の好き勝手にはさせないぞ!」
メロスの弟のファイタスか!!
こいつ相手にガブラ一体では少々相手不足だな…べムラー、トンダイル!!
べムラーとトンダイルがテレポーテーションで出現した
ガブラも体を再生させる
さあファイタス、3対1だ!
「ふん!恐れるに足りないぞ」
そう言って3体に立ち向かおうとするファイタス、馬鹿め…
「待て!ファイタス!いくら君でも3対1では危険すぎる!一度戻るんだ、それに奴等の戦力はこれだけじゃないぞ!!」
っち、セブンがファイタスを叱責した
なおも食い下がろうとするファイタスにセブンは
「君もゴライアンと同じ過ちを繰り返すのか?」
「……わかった、引こう」
ファイタスはべムラーとトンダイルの火炎攻撃を見事に避け、ジャックの死体を抱え、セブンを担ぐと飛び去った(レオは自力で飛行)
…ファイタス、セブンとの決闘で死んだ奴が生き返っているとは
少々厄介な奴が出てきたな
32 :
グレートの日記:2006/06/07(水) 18:46:12 ID:hMW0tLoX0
東京がアルゴ星人によって全滅に近い打撃を受けたらしい
俺はフェニックスネストの外壁に寄りかかってラジオでその情報を聞いた
今俺はホームレスの不利をしながらメビウスを見守っている
あいつの事なのでまたボロボロになって氷の神殿なりウルトラの星なりに連れてかれるかも知れないからな
いつでも入れ替われるように万事スタンバイしている
ちなみに人間時の姿はジャック・シンドー
ジャックを追っていったタロウと弧門が、ジャックの死体と重傷のセブンとレオをつれて帰ってきた。
そして、もう1人…我が弟・ファイタス!
念のためにアンドロ国にも応援を頼んでおいたが、まさかお前が来るなんて…。
なんでも、アルゴ星人にやられた3人を助けて離脱し、こちらに向かう途中にタロウと弧門と合流したそうだ。
それにしても…これはヒドい。セブンとレオはしばらくの安静でもいいが(ファイタスの応急処置のおかげらしい)、ジャックは…ウルトラマンキングの力を借りるしかない。もっとも、しばらく戦列に復帰するのは無理だろうが…。
ジャックの死体を、急いでキング星へと転送した。
そして、もう1人…。
何者かが、氷の神殿の結界のすぐ外にいる。
スチール星人だ。
「この野郎、1人でここに攻めて来やがるとは、いい度胸だぜ!」
とウルフ。その割には、何やら様子がおかしい。
私は、マルスに星人をここに連れてこさせた。
マルスに肩を借りて神殿内に来た星人には右腕がなく、体中に大小無数の傷を負っていた。
GUYSが星人を追い詰めたという連絡は聞いていたが、ここまでの重傷を負わせたという話は聞いていない。
一体、スチール星人に何があったんだろう…?
スチール星人をベッドに寝かせ(さすがにゾフィーや姫矢達が寝ている隣という訳にはいかんので、私の部屋へと運んだ)、取り調べを始めた。
「地球人から「萌え」を奪い、生きる気力をなくした所を侵略しようと思ったんだが…逆にやられちまったのさ」
やはり、星人の狙いは心理作戦だったか…。
「防衛軍の追っ手は何とか巻いたが…アル何とかって宇宙人に見つかって…このザマだ」
やはり、スチール星人をやったのはアルゴ星人か…。
「頼む!この星の侵略は諦める。スチール星に転送した「萌え」は返すし、秋葉原の街も元通りにしよう。だから、俺を故郷に帰してくれ!」
と、星人が泣きついてきた。
「ふざけるな!お前達は、この宇宙で何をした。今更、都合のいい事を言うな!」
と、ウルフ。
まぁ待て。私達は、宇宙の平和を守る事が任務であり、改心した者まで手に掛ける必要はないだろう。
「相変わらず甘いな、メロスは」
と、ウルフは部屋を出ていった。
しかし、今の東京に秋葉原を返してもらっても、アルゴ星人の再生怪獣軍団の餌にされるだけだ。
秋葉原の街と住民達は、しばらくスチール星で安全に預かってほしい。
そして、その怪我でスチール星に転送させれば、命の保証は出来ない。
しばらくここで安静にし、怪我が治ったら星に返してやる。
そう言うと、スチール星人は涙を流して
「ありがとう…」
と呟いた。
みんなの所に戻ると、ウルフがいきり立っていた。
「壬龍!ジャックは死に、セブンとレオ、そして姫矢は見ての通りだ。もう、俺はこれ以上黙ってられん!」
ウルフ、言い過ぎだぞ。
「ふん、言い足りないぐらいだ。ガイア達の成長のため、どれだけの死体の山を作り、街が焼かれると思ってんだ!?」
壬龍は、黙って聞いていた。
「こうなりゃ、俺達だけでアルゴ星人を始末する。行くぞマルス。グランテクターと黄道の剣を持ってこい!」
「おぅ!!」
その時…
「うわあぁぁー!!」
壬龍は、2人に雷激を浴びせた。
「許されよ…これ以上、無駄に死人を増やすわけにはいかぬ」
そう…誰も死んではいけない…。死ぬのは、私1人だけでいい。
グランテクターを纏いアンドロ艇に乗り込もうとすると
「どこへ行かれる?」
と壬龍に呼び止められた。
後の事は頼む…ゾフィーの事、トラン王子の事…。アンドロ警備隊新隊長には、代理経験のあるウルフに頼んでほしい。
「どういうつもりだ?」
今回の事…全て私に責任がある。
ジュダの事をもっとよく調べておけば、もっと早く手を打てたはず。それに、ゴライアン達を特訓に行かせた事…。
結果、戦力の分散を招き、アルゴ星人にいいようにやられたのは、私の初動ミスだ。
「愚かな…」
うわあぁぁー!!
壬龍め…私にも雷激を…。
「全て1人で背負い込むのは、そなたの悪い所…ゾフィーにも言える事だが。
アンドロ国の三種の神器、しばらく我が力で封印する」
薄れゆく意識の中、私からグランテクターを外した壬龍は、三種の神器に封印を施し始めた。
それ見た事かだな、うん
私はちゃんと警告したぞ、相手は強い、しゃれにならんと
そう言ったのに、戦力を小出しにして犠牲を出すとは……
うーむ、確かにジュダは大大問題だが目の前のアルゴ星人も大大問題なのだ
それを通過点がごとく考えるなんて…
壬龍!いいかよく聞け!この星はこの星の戦士たちの修行の場所では無いのだぞ!!
敵が戦力を温存していようといまいと、出てくる敵は常に全力で叩き潰して行かなければ大きな被害が出るんだ!!
強力な戦士を温存して、若い戦士に戦わせて経験をつませようというのもわかる
だが、だがだぞ、それは被害が出ない事を見越しての戦いのみ!
いいか壬竜、お前がこのまま地球の戦士達だけで戦わせようとしたら例えアルゴ星人を倒せても、甚大な被害は出るぞ!
たくさんの人が死ぬぞ!!それをなんとも思わないのなら、今の戦い方を続けるといい
だが私はそれを全力で止めさせてもらう!
もし今の戦いを続けるのなら、この私を倒してからにしろ!!
日本の子供たちの間では甲虫が人気らしい。
その人気たるや光の巨人、いわゆるウルトラマンのそれをはるかに凌駕しているとか。
ついに俺たちの時代が来た。一旗挙げようと思って日本の首都東京へ向かおうとしたが、
リーダーのサタンビートルから待ったがかかった。
どうやら東京は壊滅状態にされたらしい。
他の奴から聞いた話だとアルゴ星人とやらが一枚噛んでるとか。
俺たちで追っ払おうと思ったが、ウルトラマン数人が怪獣数体にボコボコにされ、内一人殺された。
これは俺たちでどうこうできる相手ではないと悟ったため、東京は諦めた。
あんな連中を追っ払えるわけがないので、へタレ扱いは覚悟している。
訂正:
×ウルトラマン数人が怪獣数体
○ウルトラマン数人がアルゴ星人率いる怪獣数体
39 :
南夕子の日記:2006/06/08(木) 11:18:27 ID:4bdladqO0
月星人の預言者によると明日の明け方にアルゴ星人の怪獣軍団により東京の街が業火に焼かれようとしている。
東京は私がTACにいたころ住んでいたから思い入れもあるし、知った人も大勢いる。
私は東京に降り立ち都庁を訪れ、東京都知事に都民に避難命令を出すように掛け合った。
だが残念ながら頭のイカレた女の戯言と思われたようで日付が変わっても避難する様子はない。
仕方がない!!こうなったら私達月星人が拉致してでも避難させるしかない。
月星人の超能力を駆使して怪獣攻撃の中心地となると予言された新宿から避難させ始めた。
しかし月星人総出でもとてもじゃないが避難が完了するわけがなく、70%も残したまま東京攻撃まであと15分となった。
15分後に突如5人の改造怪獣が新宿に現れて半径20kmを焼き尽くしてしまう。
こうなったらウルトラの戦士の関係者の一般人を優先的に避難させよう。
ナックル星人の策略でもあったように過度の悲しみや怒りは戦いにおいては強さにもなるが最大の弱点にもなる。
まずはホシノ少年家族と坂田一家。続いて村野ルミ子さんとその母親。梅津ダン君とそのお姉さんに白鳥一家・・・。
続いてレオのスポーツセンターの・・・駄目!!もう時間がない!!
次の瞬間予言どおり怪獣が現れ東京を焼き尽くした。
幸いレオの関係者はウルトラマンネクサスが救い出したようだけど何百万と言う命が失われた。
さらにウルトラマンジャックまで・・・・・。
「あぁ!!ウルトラマンが殺された!!郷さん!!郷さぁ〜ん!!うわぁああああん!!」
坂田次郎君の悲痛な叫びが月の内部の避難所に響いた。
私もこれ以上こうして裏方に回っているだけなんてできない。
弥生さん。月のことはしばらく任せますね。私は地球へ行きます。
もう一度星司さんとウルトラマンエースになってウルトラの戦士として戦いたいのです。
かつてエースになったときはエースの力を2人の人間に分散させた形だった。
でもあの時と違って今はエースと星司さんは肉体的、精神的に完全に一体化しています。
この状態で2人で変身するようになれば月星人南夕子の能力の分だけエースがパワーアップできるはず。
星司さんは南極の氷の神殿に出入りしているようだから氷の神殿で彼を待とう。
40 :
フルハシの日記:2006/06/08(木) 12:02:04 ID:4bdladqO0
東京に6体の怪獣が現れたと報告があり、ホーク1号と3号で出撃しようと格納庫に走った。
すると突然格納庫のほうで爆発があった。いったい何事だ!!
格納庫に駆けつけるとホーク1号3号が何者かにより改造されたと思われる怪獣カネドラスに襲われて炎上していた。
基地には緊急警報が鳴り響き、ホーク2号に地球防衛軍一般隊員の戦闘機も全て破壊されて実質戦力は壊滅状態との情報も入った。
一般隊員はすでに全員緊急脱出経路を通じて脱出をしたそうだ。
我々はウルトラガンでカネドラスと戦うが、さらに同じく改造されたケンドロス、アンタレスまで現れた。
このままでは勝ち目がない。ひとまず退避するしかない。
しかし緊急脱出経路は封じられ、ポインター、マグマライザー、ハイドランチャーなどは全て脱出に使用されるか破壊されるかしている。
しかし幸い緊急脱出カプセルが一つだけ無事に残っていた。
みんな急げ!!怪獣が来るぞソガ!爆発にびびってる場合かアマギ!!急いで飛び乗るんだアンヌ!!さあ隊長も早く!!
「フルハシ!ソガ!アマギ!アンヌ!恐らくこれから地球はこいつらを改造した何者かによる恐怖に襲われる。地球の命運はお前達に任せたぞ!!」
隊長?いきなり何を?早くしないと時間がないですよ!!さあ早く乗ってください!!
「その脱出カプセルは4人までしか乗れない。俺にかまうな!!お前達は生き延びて地球の運命を勝ち取るんだ!!行け!!!」
隊長ぉおおおおお!!キリヤマ隊長ぉおおお!!隊長ぉおおおおおお!!
ポットは隊長の操作により強制的に射出され、そして次の瞬間地球防衛軍極東基地は大爆発を起こした。
とりあえず脱出用カプセルでいつまでもすごすわけにも行かない。
キリヤマ隊長のことも知らせないといけないし、V3のクラタ隊長に我々の収容の要請の連絡を入れた。
しかし「はっ!!あのモグラがそう簡単にくたばるかよ!!あとV3はすでにお前らみたいに脱出してきた隊員でいっぱいだ!!他を探せ。」
とクラタ隊長の大声が通信機の向こうから飛んできた。さて、V3が駄目ならばどこに降りるか。
色々協議したが、アンヌの出したダンのいるMACステーションに行くという案に全員賛成した。
さっそくMACステーションに連絡を入れると松木と言う隊員から了解したと通信があった。
41 :
壬龍の日記:2006/06/08(木) 12:12:08 ID:2aAtXWfP0
ガイアとアグルを始め若き戦士たちの成長にとはいえアルゴ星人は我らより一枚上手の行動…さすがに手強いな。
応援に来たタロウと孤門殿がジャックの死体と重傷のセブンとレオを運んできたという。
さらにメロスの弟のファイタス…メロスがアンドロ国にも応援を頼んだとか。
アルゴ星人にやられた3人を助けて離脱、途中で合流したとのこと。
セブンとレオはファイタスの応急処置もあり暫く安静、ジャックはキングの助けがいるとかでキング星に運ばれることに。
そんな中、ウルフが私に食ってかかった。
「ジャックは死に、セブンとレオ、そして姫矢は見ての通りだ。俺はこれ以上黙ってられん!
ガイアたちの成長のため、どれだけ死体の山を作り、街が焼かれると思ってんだ?!」
ウルフはマルスにグランテクターと黄道の剣を持ってこさせた。
なるべく手を出すなと言ったのに…無駄に死人を増やすわけにいかぬのでウルフとマルスに雷撃を浴びせて黙らせた。
今度はメロスがグランテクターを纏いアンドロ艇に乗り込もうとしたので呼び止めた。
メロスは「後の事は頼む…ゾフィーの事、トラン王子の事…アンドロ警備隊新隊長には代理経験のあるウルフに頼んでほしい」
メロスが言うには今回の事は自分の責任だという。
ジュダの事…それにゴライアン、ドリュー、フレアを特訓に行かせた結果、戦力の分散を招いたとのこと。
愚かな…頭に来たのでメロスに雷撃を浴びせてグランテクターを外した。
メロスよ…全て1人で背負い込むのはそなたの悪い所…ゾフィーにも言えること事だが。
アンドロ国の三種の神器は暫く我が力で封印する。
マーゴドンからもこのように言われた。
「出てくる敵は常に全力で叩き潰して行かなければ大きな被害が出る!
強力な戦士を温存して若い戦士に戦わせて経験を積ませようというのもわかる。それは被害が出ない事を見越しての戦いのみ!
このまま地球の戦士達だけで戦わせようとしたら、アルゴ星人を倒せても甚大な被害は出るぞ!
たくさんの人が死ぬぞ!!それを何とも思わないのなら今の戦い方を続けるといい。
だが私はそれを全力で止めさせてもらう!もし今の戦いを続けるのならこの私を倒してからにしろ!」
マーゴドンにはこの私にも責任があると言いたいようだ。そこまで言うか?
目が覚めると、私は自室のソファーにいた。部屋にはフロルと弧門もいたが、どうやら2人が私を看ていてくれたようだ。
ウルフとマルスは、それぞれの自室で寝かされているらしい。
こうしてはおれん。
再生怪獣と戦ったセブンやレオの話によると、怪獣にどれだけ攻撃を加えても、何者かに力を与えられて復活するという。
力を与えているのは、間違いなくアルゴ星人だろう。
だとしたら、星人を倒す事が先決だ。そうすれば、再生怪獣も復活はあるまい。
しかし…アルゴ星人はどこに…?
何としても、星人の居場所を突き止めねば!
「その必要はないぜ」
と、ファイタスが部屋に入ってきて、私に1枚の写真を見せてくれた。
これは…!
市の荒野と化した東京の真ん中(弧門が言うには、国会議事堂の辺り?)に、真新しい巨大な白い建物がそびえ立っていた。
これが、奴らの前線基地…いや、勝利宣言とも言えるモニュメントのつもりか!
「もっとも「ごめん下さい」って訪ねてった所で、簡単に招き入れてくれるとは思えんがね」
ファイタスの言う通り、ここは無数の再生怪獣とセキュリティートラップにより守られているのだろう。
それにひきかえ、こちらは…怪我人の続出、フロルの話によるとゴライアン達もMACステーションやV3等の衛星軌道上にある防衛拠点を再生怪獣軍団から死守するので手いっぱいらしい。
切り札の三種の神器は、壬龍が封印してしまったし…。
明らかに、戦力不足だ。
どうすればいいんだ!?
「ねぇメロス。私達はこれまで、数多くの強敵を倒してきたわ。それぞれの力、強力な武器…けど、それだけかしら?」
フロルが言った。
「絆…ですか?」
弧門の答えに、フロルは優しくうなずいた。
そうだ…いかに強く恐ろしい敵であろうが、我々がけして挫ける事がなかったのは、仲間達がいたからだ。
力を合わせ、心を1つにし、そうやって勝ってきた。
それが、今はどうだ?みんなの心は、バラバラじゃないか。
これでは、どんな敵にも勝てやしない。
壬龍が言いたかったのは、この事か!!
しかし…そのためには、みんなをまとめて導くための存在が必要だ。
たしかに私は、アンドロ国とウルトラの星から、氷の神殿の指揮を任されている。
しかし…。
今回のような大きな戦いの中で、私にその重責がつとまるのだろうか?
我が友ゾフィーよ…君ならどうする?私には…。
ふふ…アンドロ国からいただいたアンドロ警備隊の隊長職と、かつてウルトラの父から賜った左胸の紋章…今日はこの2つが、やけに重く感じるな。
45 :
ゾフィーの日記:2006/06/08(木) 18:04:16 ID:zd4/kR94O
いつものようにビデオを見ていると、部屋にガイアが入ってきた。
「おはようございます。朝食を持ってきました」
何やら元気がなさそうだ。
「そんな事ないですよ。それより、スチール星人が自首してきました。地球侵略を諦め、秋葉原も萌えも返してくれるそうです。よかったですね」
…それだけではあるまい。
何があった?
「何でもないですよ。それより、見たいビデオありますか?何か持ってきますね」
と部屋を出ていった。
…ガイアよ。私を誰だと思っている?
神殿の中全体に流れている空気を、私が読めないとでも思っているのか?
それに、毎日様子を見に来ていたゴライアン達が、ある日を境にピタリと来なくなった。
次から次へとビデオを持ってくるのも、私に情報を流さないためだろう。
間違いなく、何かあったんだ。それも、かつてないほどとんでもない事が!
いてもたってもいられなくなり、私は部屋を出た。
すると、弧門と西条クンが何か話しているのが聞こえた。
アルゴ星人だと!?
奴らが地球に来ているのか!
私は事の真相を確かめるため、メロスの部屋に向かった。
46 :
ゾフィーの日記:2006/06/08(木) 18:20:34 ID:zd4/kR94O
部屋の扉を少し開けると、深刻な顔のメロスがいた。
メロスの顔を見て、私は愕然とした。
メロスのあの目…あの時の目だ。
以前の偽ゾフィー騒動で彼がウルトラノイローゼにやられたと聞き、こっそりアンドロ国の病院に見舞いに行った時に見た、あの時の目だ。
アルゴ星人対策が、うまく行ってないんだろう。
まだ初期症状のようだが、このままではメロスが…。
「あら、ゾフィー。メロスに何かご用?」
フロルに声をかけられた。
フロル、メロスはいつからあんな状態なんだ?
「それは…」
フロルは口ごもった。
また、私のせいだ。私が彼の力になってやれないばかりに…。
メロスよ。またあの時のように、君の代わりは私が引き受けよう。今度は「メロス」ではなく「ゾフィー」として…。
君に代わって、アルゴ星人は私が倒す。
私は誰にも見つからぬよう、神殿の外に出た。…はずだった。
「親友とは似るもの…以前、マルスがウルフとセブンを評して言っておったが…お前達もか…」
壬龍か?ぐわあぁぁぁっ!!
「わからずやの無鉄砲が多すぎて…今のままでは、アルゴ星人の思うがまま…」
壬龍の雷激を受け、薄れゆく意識の中で壬龍の声だけが聞こえた。
…言い過ぎた、すまない壬竜
だが、昔同じ作戦を強行してやつらをなめてかかって国を全滅させた馬鹿がいるんでな
そうなってもらいたくなかったのさ
まあ、その馬鹿はそれから宇宙救うために必死になって鍛えて変な能力使えるようになって…
ってその話はいいか
とりあえずやる事はひとつだ
アルゴ星人、存分に叩き潰してくれ
俺はここを守る
南極の氷がとけたらそれもまずいだろうしな
それに、誰かが要所を守らねばなるまい
それと、レオ、切り離されたあと12時間以内なら切断された腕はくっつけられる
地球の技術でそれなのだから、アンドロ星の技術なら…
メロス「いや、医療を志すものがいないからちょっと…」
そうか……じゃあしょうがないな
ちょっと腕貸してみよ、それとファイタス、レオの腕は持ってきているな
「もちろん」
ではそれをこちらに、レオ、キングマントを
「どうぞ」
キングクラスの上級の使い方だが(キングマントでレオの腕の切断面と切られた腕を包んだ)
ふん………はああああああ
これで直った
レオは繋がった腕を見て驚愕した、違和感もないらしい
次にセブン、毒はファイタスが治療したはずだ、もう少しすれば体の自由も戻るはずだ
それと……
奴等はアルゴ星人に回復させられたのではない、かなりの、というか半端じゃないほどの回復力を持っているだけだ
逆に言うとアルゴ星人を倒してもそれが止まる事はない
だが、細胞ひとつ残さず破壊すれば回復はできない
一度倒した後、ディバインドランチャーUNで消し飛ばせば奴等は死ぬ!
最後に壬竜、戦士達を頼むぞ
さて…それじゃ私はそろそろ「あれ」でもするかな
地球を滅ぼせるだけのモグネズンとイエローガスが準備できた
次は「あれ」だが……
いや、私の任務は地球破壊ではなくウルトラ戦士殲滅
新たにカネドラス、ケンドロス、アンタレスを復活、改造した
更にベキラ、コオクス、トンダイルの再強化改造を行った
コオクスは背中から2本の長い角を生やし、その角を介する事により更に強力な超能力を使えるようになった
トンダイルは腹にも顔を作り、泡と炎の同時攻撃を可能にした、泡で動きを封じ、焼き殺すのである
ベキラは背中から巨大な翼を生やした、弱点である背中を保護でき、更に羽から火花状の炎を発射できるようにしてある
そんな折、南極の氷の神殿からこの前線基地に向けてウルトラ戦士達が出発したのをレーダーが捉えた
ふふふふふ、どおやら全員出てきたようだな
返り討ちにして全滅させてくれる!!
全再生怪獣(計9体)をもって皆殺しにした後死体にアルゴ細胞を植え付け兵士にしてくれる
まず、いきなり進化した改造獣を送り込むより、相手がどんな手段を持つか探ってみよう
未進化のカネドラス、ケンドロス、アンタレスをぶつけよう
数の上での不利を補うため、アルゴ細胞と土で作った即席の兵士数百体(再生能力あり)も送り込もう
戦闘能力はせいぜい超獣一匹といったところかな
これを小笠原あたりに展開させて怪獣3匹と共にウルトラ戦士にぶつけさせる
これで十分かもしれないな
ははははははははは
太陽での特訓 大 成 功
力が体の奥底からみなぎる
おおおおおお見ていろアルゴ星人、全部まとめて叩き潰してやるぜええええ
あん?なんだありゃ、地球防衛軍とやらの宇宙ステーションか?
おいおいあんなのアルゴ星人にいつぶっ壊されても不思議じゃねえぞ…
……なあフレア、ドリュー、ここに残っててくれないか
いやなんかほら、その…
その時、俺様の横を一人のアンドロ戦士が通り過ぎていった
あ、お、おめーはファイタス、死んだはずじゃ……
「!おおゴライアンか、久しぶりだな、200年ぶり?」
だがおめ…セブンとの決闘に負けて死んだはずじゃ
「お前何回死んだことある?」
……なるほど
「地球は任しとけ、宇宙は頼んだぞ」
あのなあ、俺達はこれから地球を…
「お前ほどの戦士じゃなきゃ、宇宙を安心して任せられないんだ、頼む」
……任しとけ
おいドリューにフレア、つーことらしいから宇宙空間は俺達で守ろうぜ
「…単純な奴」
なんか言ったかドリュー
「いや別に」
おーーーしアルゴ星人、宇宙にいる地球人には指一本触手一本触れさせねえぞ!!
51 :
壬龍の日記:2006/06/08(木) 21:21:55 ID:mdnWb+Sv0
(
>>41の続き)
マーゴドンは「言い過ぎた、すまない」と私に詫びた。
何でも昔に同じような作戦を強行し相手を侮って国を全滅させた者がいたとのこと。
その者と同じ過ちを繰り返させたくなかったからだそうだ。
マーゴドンはその者を知っているようで、それが誰かは今のところ見当がつかぬな。
マーゴドンが氷の神殿の番人を買って出てくれた。
戦いの中で南極の氷が解けたらまずいだろうと…マーゴドンの力なら南極の氷も大丈夫だろう。
マーゴドンはレオに「切り離されたあと12時間以内なら切断された腕はつけられる」と言った。
これは地球医学で実証されている。
アンドロ国医学でも治せるかと思ったら、アンドロ国では医学を志す者が少ないそうだ。
そこでマーゴドンはファイタスにレオの切断された腕、レオにキングマントを各々用意させた。
キングマントでレオの腕の切断面と切られた腕を包んで力を注ぐとレオの腕は元通り。
さすがだな…レオの腕も違和感ないようだ。
セブンはアルゴ星人に操られたガブラの毒にやられたが、ファイタスの応急処置もあり戦線復帰まで後少しとか。
そして、マーゴドンはアルゴ星人に操られる怪獣たちについてこう言った。
「奴らはアルゴ星人に回復させられたのではない。半端じゃないほどの回復力を持っているだけだ。
アルゴ星人を倒してもそれが止まる事はないが、細胞ひとつ残さず破壊すれば回復は出来ない。
一度倒した後でディバインドランチャーUNで消し飛ばせば奴らは死ぬ」
尋常ならざる回復力とは厄介だが、アドバイス感謝しよう。
「そろそろ『あれ』(何かは今のところ不明)でもするか」と言って出たマーゴドンを見送った。
ゾフィーの様子を見に行くと、なぜかゾフィーがいた。
親友とは似るもの…以前、マルスがウルフとセブンを評して言っていたが…お前達もか!
メロスの代わりに自ら出るつもりか!
わからずやの無鉄砲が多すぎて…今のままではアルゴ星人の思うがまま。
さすがに頭に来たので私はゾフィーに雷撃を浴びせて黙らせた。
敵を倒すには力を合わせ心を1つに…戦士たちは気づいてくれるだろうか。
52 :
壬龍の日記:2006/06/09(金) 14:21:37 ID:AHjzUJF/0
ゾフィーに朝食を持っていったら元気がないと思われてしまった。
スチール星人が自首し地球侵略を諦め秋葉原も萌えも返すと言ったと聞いていたのでその旨を伝えた。
ゾフィーが「何があった?」と聞いてきたので話を逸らして部屋を出た。
壬龍の話ではアルゴ星人は僕らより一枚上手の行動をしているそうだ。
応援に来たタロウと孤門がジャックの死体と重傷のセブンとレオを運んできたという。
メロスがアンドロ国にも応援を頼んだら、メロスの弟のファイタスが来たそうだ。
ジャックはキングの助けが必要とキング星に運ばれ、レオは落とされた片腕をマーゴドンに元通りにしてもらったとか。
セブンはガブラの毒攻撃を受けるもファイタスの応急処置のおかげでもうすぐ戦線復帰だそうだ。
アグルのところに戻ろうとすると壬龍が歩いてきた。
壬龍は「わからずやの無鉄砲が多い!」と怒りを顕にしていた。とりあえずアグルのところに行こう。
アグルと一緒に壬龍の怒りの理由を聞いた。
犠牲の増加に激怒したウルフがマルスと一緒にアルゴ星人を倒しに行くと言い出したとか。
無駄に死者を増やしたくないのでウルフとマルスに雷撃を浴びせたそうだ。
今度はメロスが「自分の責任だ」とグランテクターを纏いアンドロ艇に乗り込もうとしたとか。
この行動には頭に来たらしく、メロスに雷撃を浴びせてグランテクターを外したそうだ。
アンドロ国の三種の神器は暫く封印することにしたそうで壬龍の力に守られていれば大丈夫かもね。
ゾフィーのことを話すと壬龍はこう言った。
「親友とは似るもの…以前マルスがウルフとセブンを評した。メロスとゾフィーも似た者同士か。
ゾフィーはメロスの代わりに自ら出るつもりだったらしい」
…で、ゾフィーに雷撃浴びせて黙らせた?壬龍の雷撃は僕とアグルでもかわすのが難しいもんね〜。
壬龍はこうも言った。
「気づいていると思うが、敵を倒すのに大事なのは力をあわせ心を1つにすること。
今の戦士たちには欠けているようで…皆を纏め導く者が必要だ。メロスとゾフィーにその役目を頼もう。
光の申し子≠スちよ…メロスとゾフィーに活を入れてやりなされ」
僕とアグルは顔を見合わせて頷いた。
53 :
名無しさん:2006/06/09(金) 14:28:06 ID:AHjzUJF/0
54 :
レオの日記:2006/06/09(金) 15:22:15 ID:Wx70/Y3j0
切断された腕もくっついたし、今はリハビリに励んでいる。
っていってもマーゴドンのおかげで本当はリハビリなど必要はなさそうなのだが念のため。
すると氷の神殿に1人の女性が尋ねてきた。
彼女は南夕子といい、かつて北斗星司さんと一緒にエースに変身していたのだそうだ。
今は月の内部で再生しつつある月星人の国で重要な役職についているとのことだ。
氷の神殿に来た理由は我々の力になりたいのだとか。
現在のエースやジャックは長時間一人の人間と一体化していたせいで肉体的にも精神的にも一体化している。
その状態で再び彼女と北斗星司が合体変身すればエースの能力はさらに上がるのだそうだ。
しかし残念ながらエースは今ここにはいないと伝えると、しばらくここで待たせてほしいといってきた。
俺には判断しかねるのでメロスたちに尋ねると了解が降りた。
2人で氷の神殿内部を歩いているとある部屋に入っていった。
そこは姫矢さんたちの病室で、重症だった姫矢さんの傷を月星人の能力で癒した。
そういえばウルトラの父から超獣に失明させられた人間を月星人が癒したことがあると言っていたな。
月星人のヒーリング能力は今後の戦略で役に立つかもしれない。
さらに彼女は同じく重傷を負っていたスチール星人も治療した。
スチール星人は涙を流しながら「あるがとう・・・ありがとう・・・」とお礼を言っていた。
それと彼女からトオル達以外のウルトラ戦士に関わった地球人(のうちの民間人)は無事で月に避難しているとも伝えられた。
またウルトラ警備隊もキリヤマ隊長は行方不明になったが、他のメンバーはMACステーションに退避できたらしい。
しかもMACステーションやV3など宇宙の拠点はゴライアン達強力な戦士達が守りについたそうだ。
セブンに伝えるとよかったと喜んでいた。
ただMACステーションに通信してみたところ、ゴライアンが毎食15人前はたいらげているらしい。
さらにフレアは5人前、ドリューが8人前食すとのこと。
篭城状態ではあまり長期間は食料が持ちそうにないらしいというのが少し気にはなる。
そうかMAC東京地上基地が破壊されたから食料などの物資の補給ラインが絶たれたんだな。
それにしても宇宙で太陽光線を吸収しまくれるのにまだそんなに喰うか。
かつて俺を痛めつけたエースの片割れだという南夕子という月星人に体の傷を癒された。
「傷は治ったし、腕も再生したし、これで星に帰れるわね。」といわれると涙が出てきた。
もう我々スチール星人は侵略はしない。
いや、他のスチール星人がいいだしても俺がやらせない。
これから宇宙はウルトラ戦士やアンドロ警備隊、南夕子たちのような慈愛にあふれ、みんなが仲良く暮らせる時代がきっと訪れる。
メロスと相談した結果、俺は明日のお昼前にスチール星に転送されることになった。
もし何か俺達スチール星人の力が必要になったときは言ってくれ。できる限り力になりたい。
そうだ、良かったらアルゴ星人事件収束まで日本列島を秋葉原のようにスチール星に転送して疎開させてはどうだろうか?
そうすればこれ以上の無駄な犠牲は出なくてもすむはずだ。
スチール星人の包帯を取り替えていると、ガイアとアグルがゾフィーを連れてきた。
気を失っているじゃないか!ウルトラノイローゼがあるとは言え、ゾフィーをここまでにやれるのは…壬龍だな。何があったんだ?
「ゾフィーが目を覚ましたら、2人とも僕達の所に来て下さい。お話があります」
と、ガイアが言った。
ゾフィーが目を覚ましたので、2人でガイア達の所に行くと、我々の顔を見るなり、
「2人とも、どうして何でもかんでも自分の力で…って考えるんですか!?」
と、ガイアが声を荒げた。
「壬龍が言ってましたよ。2人とも、1人で戦おうとしたそうですね。そんなに俺達が信用できないんですか?」
と、アグル。別に、そんなつもりは…。
「壬龍は、こうも言ってましたよ。今、戦士達には一番大切な事が欠けてる…って」
チームワーク…絆だろ?
「気付いてたんですか?」
フロルに言われてね。
「じゃあ、何故…」
「みんなが傷ついているのに、私は何も出来ない…。己の命を懸ける以外、私は何もしてやれない…。今は、それが悔しい」
アグルの言葉に、ゾフィーが答えた。私も、ゾフィーと同じ気持ちだ。
「何もしなくてもいいんですよ。ただ、僕達を信じてさえくれれば…」
こう言ったのはガイアだった。
「ガイアの言う通りだな。こりゃあ、2人の負けだな」
そう言いながら、ファイタスが部屋に入ってきた。
「2人とも、ここは若い衆に任せたらどうだ?隊長なんてのはな、後ろでデ〜ンと構えてりゃいいんだよ。そうすりゃ、下の者は何倍にも力を発揮する。大丈夫、こいつらならやってくれるさ」
ファイタスの言葉に、ガイアとアグルは頷いた。
そう言えば、私達にも経験があるな。
「大体、2人とも心配性すぎるんだよ。少しは、ゴライアンを見習ったらどうだ?」
「左様。今回の戦において、もっとも冷静に物を見ているのは、あのゴライアンだ」
ファイタスの意見に賛同したのは、壬龍だった。
「彼らの特訓の反対を取り消したのは、何もメロスに言われたからだけではない。ゴライアンの内から、自分達がいなくても、ここにいる戦士達なら、少なくとも自分達が戻るまでは最低限の仕事はしてくれるはずという信頼を感じ取れたから。
だから、あの3人は安心して特訓に出掛けたのだ」
あのゴライアンが…。
「最初は「純粋だが、無骨なパワー馬鹿」としか見てなかっが…どうしてどうして。ちゃんと、人を見る目はあるようだ」
壬龍は、ゴライアンをそのように評していたのか。
「ま、世の中にゴライアンみたいな奴が増えすぎても、迷惑な話なんだがな」
ファイタスの言葉に、全員が笑いだした。
そう言えば、ゾフィーと顔を見合わせて大笑いするのも、随分久しぶりだな。
おかげで、だいぶ気持ちが楽になったよ。
みんな、ありがとう。
「それじゃあ、僕達は行きます」
「安心して見ていて下さいよ」
と、ガイアとアグルは部屋を出た。
「そうそう。さっき、アメリカのパワードから連絡があったよ。MACステーションやV3に、補給部隊を送るそうだ。アルゴ星人達が手を出してこないとも限らんから、2人で護衛してくるよ」
と、ファイタスも出ていった。
部屋に戻ると、南夕子クンがスチール星人に付き添ってくれていた。来ているとは聞いていたが…。
何でも、彼女の力で星人の傷を治してくれたらしい。
スチール星人から
「秋葉原のように、日本列島全体をスチール星に疎開させてもいい」
と言ってきた。
しかし…すでに、東京には奴らの基地がある。
スチール星に転送させたら、今度は彼らの星が狙われるだろう。
それに、奴らが日本だけで侵略をやめるわけがない。
そうなると地球ごとスチール星に転送しなければならなくなり、太陽系もスチール星も宇宙のバランスを崩してしまう。
「そうか…役に立たなくて済まない」
いや、その気持ちだけで嬉しいよ。
何より、君達が改心してくれた事が、今の私達に大きな力を与えてくれている。
長い戦いにするつもりはない。
きっと、若き戦士達がやってくれるさ。
「そうか…では、君達の勝利を、俺からも祈らせてもらおう」
と言ってくれた。
ここの所ゴタゴタが続いたため、転送装置の準備に時間がかかる。
星人の帰郷は、恐らく明日の昼ぐらいになるだろう。
まったく持って単純なミスを犯してしまった
レーダー、壊れていたのだ
ウルトラ戦士が南極から出発したのはこちらの間違い…
やっぱり中古はだめだな
めんどくさがってレーダー作るのさぼってたからこういう事になったのか…
とりあえず今度はまともなレーダーを設置した
そろそろ南極を攻撃する
まずは相手の戦力の算出のため、いきなり全戦力を向かわせることはしない
アルゴ星人作、超高性能戦闘機(外見は黒いただの戦闘機)4000機を南極空爆に出動させた
氷の神殿の位置はコンピューターにインプットしてあるため、フィールドの中の氷の神殿を発見する事が可能
武装はRミサイル、あたればウルトラ戦士とてただではすまない
同時にアルゴ兵士(土から作ったゴーレム、外見はザラブ星人、能力はアパテー、再生能力は落ちてる)500体を同時に南極攻撃の任につかせる
戦闘機で空爆してあぶりだし、アルゴ兵士で仕留める
更にアンタレス、ケンドロス、カネドラスもアルゴ兵士と共に南極攻撃の任につかせよう
こいつらの再生能力、攻撃能力、技能は本物だ
さてウルトラ戦士、再生怪獣を使うまでもなく全滅させてやる
行け、南極をい破壊しろ!!
戦闘部隊は送り出した
これで最低でも時間は稼ぐ事ができる
その間に再生超怪獣を使って日本の住民を虐殺する事にした
そしてその映像も南極へ送る
ウルトラ戦士は動揺し、士気は低下するはずだ
カメラ円盤スタンバイ
攻撃目標、千葉県全域
敵戦力、陸上自衛隊およびXIG、GUYSの戦闘機
住民は数十万単位残っている
べムラー、ガブラ、トンダイル、行け、雑草一本残すな
更に今回はテストもかねてモグネズン1号も出撃させる
怪獣達よ、死の大地を築き上げてきてくれ
マルスと2人、壬龍の雷激にしてやられてしまった。
前にガイアとアグルが
「よけるのも難しい」
って言ってたが…不意打ちとは言え、ありゃ難しいなんて代物じゃないぞ!
壬龍の言うように、あの2人はまだまだとんでもない可能性を秘めてるのかもな。2人だけじゃなく弧門達も。
壬龍の言うように、あいつらに任せても大丈夫なのかもな。
そんなこんなで、今、俺とマルスは東京に作られたというアルゴ星人の基地を調べている。
そこに、
「悪いが、ウルフ。ちょっと手伝ってくれ。一汗かきたいんだ」
と、メロスとゾフィーに呼ばれた。
2人とも、今日はいつもより顔色がいい。
マルスに調査を任せ、俺は2人のサポートをする事にした。
トレーニングルームに入ると、2人は例のセブンが持ってきたシュミレーションマシーンに入っていった。
コースは「超獣大進撃(2Pモード)」を選んだ。
…マジかよ?
ちょっと前に、ドリューとゴライアンのコンビで叩き出したタイムレコードとポイントレコードを、実にあっさりと塗り変えちまいやがった…。
それだけじゃない。
鳥肌が立つほどの強さと、抜群のコンビネーション…これが、本気になったメロスとゾフィーの強さなのか…。
「肩慣らしにしては、ちょうど良かったかな?」
「そうだな」
って、本気じゃなかったのかよ!
「まだまだ課題はあるようだが…2人共、また1つ壁を乗り越えられたようで」
気が付くと、後ろには嬉しそうな顔をした壬龍がいた。
62 :
アグルの日記:2006/06/09(金) 22:29:15 ID:t+qb4KDV0
ガイアと壬龍が俺のところに来た。ガイアが「壬龍が怒っている」と言うので一緒にその理由を聞いた。
ウルフとマルス、メロス、ゾフィーが個別にアルゴ星人を倒しに行こうとしたそうだ。
壬龍は頭に来て4人に雷撃を浴びせて黙らせたとか。
その上でメロスからはグランテクターを外し、アンドロ艇と黄道の剣と一緒に暫くの間封印することにしたそうだ。
壬龍は今の戦士たちにはチームワーク・絆が欠けているようだと言う。
メロスとゾフィーに皆を纏め導く役目を頼むが活を入れてほしいとのこと。
そこで俺とガイアは壬龍の雷撃にやられたゾフィーをメロスのところに運び、ゾフィーが目覚めたら来るように言った。
3人で待っているとメロスとゾフィーが来た。
「どうして何でもかんでも自分の力でって考えるんですか!」
「2人とも1人で戦おうとしたそうですね。そんなに俺達が信用できないんですか!」
ガイアと俺でこう叱り飛ばした。
メロスはフロル姫に言われてチームワーク・絆が欠けてることに気づいたそうだ。
「皆が傷ついているのに私は何も出来ない…己の命を懸ける以外、私は何もしてやれない…今はそれが悔しい」
ゾフィーのこの言葉はメロスも同じとか。
「何もしなくてもいいんですよ。ただ、僕達を信じてさえくれれば」とガイアがアドバイス。
するとファイタスが来て「ここは若い衆に任せたらどうだ?隊長なんてのはな、後ろでデ〜ンと構えてりゃいいんだよ。
そうすりゃ下の者は何倍にも力を発揮する。大丈夫、こいつらならやってくれるさ」と言った。
ゴライアンを見習えとのファイタスの言葉に賛同したのは壬龍。
「自分達がいなくても、ここにいる戦士達なら少なくとも自分たちが戻るまでは最低限の仕事はしてくれるはず」
壬龍はゴライアンの内からこう感じ取ったそうだ。
「世の中にゴライアンみたいな奴が増えすぎても迷惑な話なんだがな」
このファイタスの言葉には大爆笑!
このことでメロスとゾフィーは気が楽になったようだ。安心して見ていて下さいね。
63 :
ボガールの日記:2006/06/10(土) 10:28:15 ID:38FClMOt0
べむらーガ来タ。テキトウニボコッテ食ッタ。
ウマカッタ。らーめん味ダ。
次ハ首ガ飛ブ奴ヲ食ッタ。少シマズイ。
気持チ悪イネズミモ食ッタ。以外ニウマイ。
他ノ獲物モ食ッタ。腹イッパイダ。
ア、めびうす!食ッテヤル。
めびうすモ食ッタ。珍味ダッタ。食エテ本当ニヨカッタ。
今度ハ南極ノうるとらまんト獲物ヲ食ウトスルカ。
スグニ南極ニツイタ。三匹獲物ガイタノデククッタ。
ウマイウマイ。モット食ワセロ!
兵士ガイッパイイタノデ皆食ッタ。
食事ノ邪魔ヲスル奴ガイナイカラ楽ダ。
今度ハうるとらまんヲ食オウ。
64 :
グレートの日記:2006/06/10(土) 10:51:12 ID:dJgZNHG40
今日ボガールがなんか唐突に出てきていろいろな物を食う夢を見た
あんまいい夢じゃないな、うん、メビウス食われてたし
それとフェニックスネストに清掃員として復活した
なんか惨めだ
65 :
ボガールの日記:2006/06/10(土) 11:25:41 ID:38FClMOt0
ぐれーとガ妄想ヲシテイタノデ食ッタ。
京本ナル人間ト同ジ味ガシタ。
めびうすニ腹ヲヤブラレタ。カナリイタイ。
回復ヲ待トウ・・・・
66 :
グレートの日記:2006/06/10(土) 11:56:13 ID:dJgZNHG40
ボガールに食われた
いやはや正夢になるとは、ははははは
意外と中は快適ってかそれどころじゃないか
つーか大人しくメビウスと戦ってろよ!
って文句言っても仕方ないか…
うーん、よし、腹食い破って殺そう
バーーーニングプラズマアアアア
ボガールの腹に風穴が開いた
続いてグレートスライサアアアアアアア
よし、死んだ
んにしてもあれだな、場の空気を読まない奴だったな…
なんかかわいそうなので生き返らせて放送中のメビウスの中で倒されてもらおう、うん
つー事でもう唐突に出てこないでくれよ、頼むから
「ウルフ、今のコースのレベルを上げてくれ」
と言って、2人はまたマシーンに入っていった。
「超獣大進撃」の上級者コース…以前、弧門が最初の2〜3体に手も足も出ずにやられてしまったと言う、超がいくつもつくような難関コースの2P用だ。
…って、2人共さっきとは桁違いの動きだ。このままいくと、まさか…。
「メロス、こいつで最後だ!M87光線!!」
「OK!アンドロタイフーン!!」
…ラストのジャンボキングを2人の必殺光線で瞬殺。
本当に、やっちまいやがった…1度もダメージを受けない、パーフェクトクリアだ。
さすがの壬龍も、これには声も出ないと言った感じで驚いている。
たまたま通りかかったらしい弧門が
「凄い…ゴライアンが言った通り、ゾフィーの強さは本物…捏造じゃなかったのか!それにメロスも…」
と、固まっていた。
マシーンの横から、何か箱が出てきた。
何だろう?パーフェクトの記念品かな?
中には、ウルトラセブン人形(喋る機能付き)が入っていた。
…まぁ、あいつの軽いジョークか何かだろう。
一息ついてると、
「隊長!ウルフ!ちょっと来てくれ!!」
と、マルスが駆け込んできた。
何かあったのか?
マルスに連れられて指令室に行くと、全員が揃っていた。
「これは、つい先ほど起こった事を記録したビデオです」
と言って、マルスはモニターのスイッチを入れた。
荒野と化した東京のど真ん中にそびえるアルゴ星人の基地…何度見ても、胸くそ悪い映像だ。
そのすぐ脇を、1人の女性が歩いていた。
信じられん…ここを人間が歩いているとは…。
案の定、三ツ首ベムラーとガブラが姿を現した。
「本番はここからだ!」
マルスの叫びに、全員が注目した。
まさか…その女、一瞬の内に2体の再生怪獣を食ってしまった!!
メビウスが登場するが苦戦し、間一髪の所をテレポートで離脱した。
「マルス、少し巻き戻して、今の女を大きく写してくれ。
ウルフ、こないだウルトラの星から届いた通信記録を持ってきてくれ」
メロスの指示で、俺は通信室に走った。
俺が持ってきた記録とモニター画面を見比べ、
「間違いない。この女はボガールだ!!」
ボガール?こないだ、ジャックやティガが言っていた奴か?
アルゴ星人だけでなく、こんな奴まで出てくるとは…。
事態は、どんどん厄介になって来やがる…どうすればいい?
唯一、日本に残っている防衛拠点であるGUYSに連絡。
しかし、先日のスチール星人事件の後始末とアルゴ星人対策に追われているからか、なかなか繋がらない。
折り返し、グレートから連絡が来た。彼は今、GUYSの基地で清掃員をしているらしい。
1度は何とかボガール
唯一、日本に残っている防衛拠点であるGUYSに連絡。
しかし、先日のスチール星人事件の後始末とアルゴ星人対策に追われているからか、なかなか繋がらない。
折り返し、グレートから連絡が来た。彼は今、GUYSの基地で清掃員をしているらしい。
1度は何とかボガールを倒したが、情けを掛けて生き返らせたという。
「何を考えてるんだ。馬鹿か、あの男は!!」
と、西条クンが声を荒げた。全くだ。
「いや…そうとばかりは言い切れないさ」
メロスは、ニヤリと笑った。
「ボガールの事は、恐らくアルゴ星人の計算にもなかったはず…どうやら、思わぬ形で逆転の兆しが転がり込んできたのかもな」
メロスに続いたのは、ゾフィーだった。
何だ?この2人の落ち着きようは…。
「今の東京にいるのはアルゴ星人と 再生怪獣軍団、その兵士達。逆に言えばボガールの餌は、そいつらしかいないって事だ」
なるほど!
あとはメビウスとグレート、そしてGUYSが双方を警戒しながら動けばいいって訳か!
星人の軍団が南極目指して出撃したって情報は入ってきてるし、俺達はそいつらに全力を出せばいいだけだもんな。
なるほど!毒には毒をもって…って奴か!!
それにしても…今日はメロスとゾフィーが、いつにも増して頼もしく見えるぜ!!
千葉を襲撃に行ったべムラーとガブラが高次元生命体ボガールに捕食された
だからどうした?
ボガール?
ああ、そうか、そういや食われるなんて計算に入れてなかったな
んじゃプリズ魔、ちょっと行ってボガール消して来い
プリズ魔とボガールが対峙した
ボガールはプリズ魔を捕食しようと近づいた、瞬間、体の細胞を光まで分解されて消滅した
プリズ魔を甘く見たな、奴はあらゆる物質を光に変える力を持っている
逆に、あらゆる光学兵器も無力だ
つまり光を操る事ができるのだ
という事だよ、ウルトラマングレート、エース、千葉を守るべく現れたお前らに勝ち目はない
グレートがバーニングプラズマ、エースがメタリウム光線を放つが、プリズ魔はそれを吸収した
グレートはわけのわからない事をいいながらプリズ魔に突進して行った
…ウルトラノイローゼというやつか
エースが止める間もなくプリズ魔の攻撃でグレートは光へと変わった
エースは時間を稼ごうとプリズ魔の物質を光へとかえる光線を避けてプリズ魔にキックを叩き込む
とたん、エースの足がじゅううと音を立てて発火した
プリズ魔の表皮の温度は10万度だ
エースはその後もプリズ魔に岩石をぶつけるなどして時間を稼ごうとしたが岩石は光に変えられ、やがてカラータイマーが点滅して、逃走した
他愛ないな、さて、今度こそ虐殺を開始しよう
プリズ魔の怪光が一閃し、ビル郡は光に変わり、人間は大地ごと跡形もなく消え去った
続けろ
断末魔が響き渡り、爆発音も破壊音もなく、プリズ魔に消されていく町、そして人
結局、モグネズンの実験は取りやめになったが、まあいい、千葉もこれで全滅
ん、XIGのファイターチームか…
プリズ魔、消せ
ふふふふふふふ、ははははははははははははははははは
他愛ない、実に他愛ない
パイロットごとすべて消去してくれたわ
所詮地球人の力などこの程度なのだよ
73 :
壬龍の日記:2006/06/10(土) 19:06:36 ID:qM5IVWcl0
ガイアとアグルに活のおかげか、メロスとゾフィーが吹っ切れたようでよかった。
気がかりなのはウルトラノイローゼ…向後症状が出ないとも言い切れぬ。
神殿内を歩いていると、トレーニングルームの辺りで声が聞こえた。
メロスとゾフィーがウルフの助けでバーチャルシステムで特訓をしていた。
「超獣大進撃2Pモード」以前ドリューとゴライアンが出した記録を軽く抜いていた。
メロスとゾフィーのコンビネーションを見るのはこれが初だが動きは良さそうだ。
まだまだ課題はあるようだが、2人ともまた1つ壁を乗り越えられたようだ。
ウルフは私がいたことに驚くも、こう言った。
「ガイアとアグルからあんたの雷撃は避けるのも難しいと聞いた。難しいなんて代物じゃない!」
自らの力で敵を倒そうと考えるから戒めたまで…文句あるか!
「ありません」…わかればよろしい。
メロスとゾフィーは次に「超獣大進撃2Pモード」上級レベルに挑戦した。
以前孤門殿が1Pモードでやって最初の数体で失敗したそうだが、メロスとゾフィーは以前にも増して動きが良い。
そしてラストのジャンボキングをアンドロタイフーンとM87光線で瞬殺してパーフェクトクリア。
実際の戦いで出されたら私も危ないな。
偶然通りかかった孤門殿もメロスとゾフィーの強さを目の当たりにして驚いていた。
孤門殿はゴライアンからゾフィーの話を聞いていて、その時にウルトラノイローゼのことを知ったそうだ。
すると、バーチャルシステムマシンから箱が出てきた。
中身はウルトラセブン人形・喋る機能付き…セブンの意外な一面を想像して吹き出した。
74 :
壬龍の日記:2006/06/10(土) 19:48:11 ID:fOhEX3qp0
氷の神殿の指令室に行くと、ガイアとアグル、西条殿始め戦士の面々がいた。
モニターには東京に建つアルゴ星人の基地。その近くを女性が歩いていた。
そこに三ツ首ベムラーとガブラが現れ女性は2体の怪獣を捕食。メビウスが立ち向かうも苦戦、間一髪で離脱。
映像とウルトラの星からの通信記録の再確認で女性の正体はボガールと判明。地球に来ていたか!
グレートが一度ボガールを倒したが情けをかけて生き返らせたとの連絡が入った。
西条殿は怒っていたが、メロスとゾフィーが言うにはボガールの事はアルゴ星人にとっては計算外。
東京にいるのはアルゴ星人と再生怪獣軍団とその兵士…これが現時点でのボガールの餌だろうとのこと。
メビウス&グレート、GUYSが双方に警戒し、自分たちは南極に来るであろうアルゴ星人の軍団を叩くことになるという。
…ん?我が龍玉に映るものあり。私はこう言って龍玉を見せた。
龍玉に映るのは千葉を襲撃せしべムラーとガブラがボガールに捕食されたところ。
さらにボガールがプリズ魔を捕食しようとしたら身体を光まで分解されて消滅!
プリズ魔は光を操るゆえに物質を光に変える力を持つ。
グレートとエースがプリズ魔と戦うもグレートは光に変えられ消滅、エースも善戦空しく退避。
XIGのファイターチームが駆けつけるもこれまたプリズ魔の力で消滅。
「父さん、母さん、皆!」というガイアの叫びが…千葉はガイアの故郷、その悲しみは察して余りある。
「今は我慢の時。感情に流されて自滅するでないぞ」私はこう言ってガイアに活を入れた。
次に映ったのはアルゴ星人。
「他愛ない…実に他愛ない。パイロットごと全て消去してくれたわ。
所詮地球人の力などこの程度なのだよ!あはははは!」
アルゴ星人の嘲笑が龍玉から聞こえた。
75 :
トリヤマの日記:2006/06/10(土) 20:23:52 ID:38FClMOt0
ええい!あのぉ光ってる奴は何なんだ!
あの二匹を楽々食ってしまった!ボガールを一発で消滅させるなんてぇぇ!
ウルトラマン二人もやられただとぉー!
こうなったら!このペダンセルで私が直々に!行ってやる!
ん?マル!お前もこんかあああ!!
発進せよ!キングジョーTORIYAMA!
トリヤマ!行きます!
76 :
イカルガの日記:2006/06/10(土) 21:16:29 ID:dJgZNHG40
「補佐官落ち着いてくださいいいいい(byマル)」
「わああ、落ち着いてくださいよトリヤマさん(byミライ)」
「離せえええ、わしがじきじきに奴を倒してくれるわあああああ(byトリヤマ)」
頭痛くなってきた…
「ジョージさんも止めてください(byコノミ)」
はいはい
うお、このおっさん意外と力強いぞ
プリズ魔、か、厄介な奴が出てきたな……
なぜかって?あいつにゃどんな光線技も効かない
コスモミラクル光線だってだめだ
奴を倒すには物理的に破壊するしかないが……
まず触っても10万度の熱で大やけど
それに耐えて破壊してもアルゴ細胞で復活
消滅させるのは光線技、でも破片にも光線は効かない
完璧だな……
とかなんとか言ってる間にきやがったな、アルゴ星人の軍団め!!
えらい数だ…
迎え撃つぞ!
読んでてふと思った
これって日記・・・か?
面白ければなんでもいいけどねw
79 :
ガイアの日記:2006/06/11(日) 12:17:55 ID:HGNEUNpa0
氷の神殿の指令室である映像を見た。
それは東京に建つアルゴ星人の基地の近くを女性が歩いているところ。
そこに現れたベムラーとガブラを女性が捕食。女性はメビウスでも苦戦する相手らしい。
映像とウルトラの星からの通信記録で女性の正体はボガールと判明。
グレートが一度倒したが情けをかけて生き返らせたとか。いいのかな?
メロスとゾフィーが言うには東京にいるアルゴ星人と再生怪獣軍団とその兵士が現時点でのボガールの餌らしい。
メビウス&グレート、GUYSが警戒しつつ僕たちはアルゴ星人の軍団を叩くことになるようだ。
「我が龍玉に映るものあり」と壬龍が龍玉を見せてくれた。
龍玉に映るのは千葉を襲撃したべムラーとガブラがボガールに捕食されたところ。
そのボガールはがプリズ魔に身体を光まで分解されて消滅。
グレートとエースがプリズ魔と戦うもグレートは光に変えられ、エースも善戦空しく退避。
XIGのファイターチームも善戦したけど、これもプリズ魔の力で消滅。
父さん、母さん、皆!僕の故郷の千葉が…何てことだ。
「今は我慢の時。感情に流されて自滅するでないぞ」と壬龍に活を入れられた。取り乱しちゃってごめんね。
アルゴ星人…自分以外の種族を認めないからと力ずくで消すなんて何を考えてるんだか。
すると壬龍が「もしかするとプリズ魔を逆に利用出来るかもしれぬ」と言い出した。
プリズ魔は物質を光に変える能力があるそうで光学兵器で倒すのは無理だそうだ。
アルゴ星人はこれを承知で戦力に加えたことで自分の勝利と思い込んでいるのではないかとのこと。
「アルゴ星人はその油断からプリズ魔に消されるというのか?」とのマーゴドンの言葉に壬龍が頷く。
「プリズ魔を始め怪獣たちは一度倒され魂として眠っていたところをアルゴ星人に利用されたのだろう。
アルゴ星人を倒したらプリズ魔たちを成仏させてやろう」
壬龍はこう言ったけど、考えてみれば怪獣たちも被害者なんだね。
80 :
ゾフィーの日記:2006/06/11(日) 21:11:13 ID:f3VkmDwo0
>>78 初期は
ウルトラマンの日記
昭和41年7月17日
ベムラーに逃げられて早1週間。
ベムラーは太陽系の青い星地球に逃げ込んだ。
湖の上を球体飛行でベムラーを追っていると現地の飛行艇に激突した。
飛行艇に乗っていた原住民は・・・ヤバイ死んでいる!!
このままでは業務上過失致死で俺の警備隊員としての輝かしい功績がぁああ!!
・・・というふうにウルトラ戦士やそのほかの星人、怪獣などのTVで放送された出来事を日記風に書いていたんだ。
久しぶりに初代スレを読んだが、私は何であんな陰険な人物にされているのだ?
ボガールならアルゴ星人の再生怪獣を食い尽くしてくれる…そんな淡い期待は、もろくも崩れさった。
壬龍が見せてくれた龍玉…そこには、プリズ魔によって消滅させられた所が映し出されていた。
さらにプリズ魔はXIGの部隊を壊滅させ、千葉の街を何もない大平原にかえてしまった。
珍しく、ガイアが取り乱している。何でも千葉はガイアの故郷らしい。
無理もないか…自分の故郷がああなっちまったらな。壬龍が喝を入れてくれたおかげで、何とか冷静さを取り戻したようだが…。
「やはりアルゴ星人は手強いな」
「そうだな、メロス」
と、メロスとゾフィーは相変わらず落ち着いている。
ちょっと待て。あんたらの言った逆転の兆しとやらは、たった今、見ての通り光になって消えてしまったんだぞ!?
「落ち着け、ウルフ。100%の策なんかないんだ。破られたら、2の手3の手を考えればいい」
と、メロス。その2の手3の手ってのがないから、困ってんじゃないか。
「プリズ魔を逆に利用できるかも知れぬ」
と、壬龍が言い出した。マーゴドンが言うには、アルゴ星人は油断からプリズ魔に消されるかも知れないとの事。
そう都合よく行くもんかね?行ったとして、今度はプリズ魔が驚異になるだけ。
だったら、何の解決にもならないじゃないか…。
「プリズ魔?私は驚異だと思ってはいないさ」
メロスの言葉にゾフィーが頷いた。
「だが、どうすんだ?奴には、コスモミラクル光線も通用しない。物理的に破壊するしかないが、触っただけでも10万度の表面温度で火傷するだけだ」
ファイタスの言うように、まさに完璧な怪獣だ。
「10万度しかないんだろ?たったの。
フロル。すまないが、プリズ魔にさらに手を加えたとして、表面温度がどのくらいまで行くのか計算してくれないか?」
と、メロスはフロルに指示を出した。
「プリズ魔本来の体質と、マーゴドンが言ってたアルゴ細胞…この2つの限界値から計測して、倍にするのがやっとね。あと1度でも上げたら、プリズ魔自身が自爆するわ」
と、フロルは弾き出した。
「思ったより低いな…」
ゾフィーはニヤリとした。
「壬龍。すまないが、彼に念を送ってくれないか?宇宙ステーションの護衛は他の2人とMACステーションに常駐しているアストラに任せて、いつでも帰還できるようにスタンバっといて欲しいって」
メロスの要請に、壬龍もニヤリとして頷いた。
まさか、対プリズ魔要員はゴライアンか。
「太陽での特訓に成功したあいつにとって、10万20万程度の温度ならぬるさも感じないだろう」
メロスとゾフィー…2人とも、そこまで考えていたのか。
「たしかに今は、アルゴ星人達は我々より1枚も2枚も上。順調に勝ち星を重ねている…」
一転して、メロスの表情が厳しくなった。
「しかし、龍玉や我々が設置したカメラを百も承知で戦って見せたり、挑発したりしてくるのは、星人が我々を侮り始めた証拠だ。
マーゴドンが言うように、星人に油断が生まれ始めている。油断は心の隙となり、それが仇となる。それは、戦士にあってはならない事なんだ!」
と、ゾフィー。なるほど…それに気付いたからこそ、2人は冷静でいられるのか。
「2人とも、熱弁はそこまでだ…来たぜ」
レーダーを見ていたファイタスが言うと同時に、外で爆撃が始まった。
「落ち着け!勇者プロメテウスの結界は、何があっても破れはしない」
メロスは全員に告げた。
「しかし…ここは大丈夫かも知れんが、爆撃で南極の氷が砕けて溶け、世界中が水の底に沈むぞ」
と、マーゴドンが言った。
「わかってるさ。
セブンにレオ、そして姫矢。お前達は、まだ無理をするな。メロス、ここの重電子砲とパルスレーザーを借りるぞ。3人は、後方からの援護射撃だ!」
「了解!」
ゾフィーの指示で、3人は砲座へと走っていった。
「ウルフ、マルス。お前達も出ろ。現場での指揮は2人に任せる!」
了解だぜ!
「いいか。2人とも、自分の身を守る以外はなるべく手を出すなよ。あくまでも、指揮に徹するんだ」
わかってるって。
「全員、出動!!」
「了解!!」
メロスとゾフィーの掛け声で、全員が走り出した。
訂正
「マーゴドンが言ってたアルゴ細胞」てばなく、「ファイタスが言ってたアルゴ細胞」です。
いつもいつも、すいません。
85 :
壬龍の日記:2006/06/12(月) 12:55:13 ID:taz+s/vP0
私が活を入れたおかげで、ガイアは今はおちついている。
プリズ魔に故郷を壊滅させられことで取り乱し「ごめんね」と謝るガイアに深呼吸して気を静めては?と助言した。
「プリズ魔を逆に利用出来るかも」と私が言ったことでメロスとゾフィーに考えが浮かんだようだ。
ファイタスが言うには、10万度の表面温度を持つプリズ魔に触れただけでも火傷を負うそうだ。
プリズ魔の体質とアルゴ星人が植えつけた細胞の限界値からの試算では表面温度を倍にするのがやっとの状態。
さらに1度でも上げるとプリズ魔が自爆するらしい。
メロスが私にゴライアンに念を飛ばせと頼んだ。
「宇宙ステーションの護衛はドリューとフレア、アストラに任せるように。いつでも帰還出来るよう準備しておいてほしい」
ゴライアンからはのOKの返答…太陽での特訓の成功を聞いていたので10万20万程度の温度でも大丈夫だろうとのこと。
「今はアルゴ星人達は我々より1枚も2枚も上。順調に勝ち星を重ねている」
メロスの言葉を受けるようにゾフィーがこう言った。
「龍玉や我々が設置したカメラを百も承知で戦って見せたり挑発したりしてくるのは、星人が我々を侮り始めた証拠だ。
マーゴドンが言うように星人に油断が生まれ始めている。油断は心の隙となり、それが仇となる。
それは戦士にあってはならない事なんだ!」
アルゴ星人の軍団が来たことをファイタスが知らせてきた。同時に外で爆撃も。
氷の神殿に張られている勇者プロメテウスの結界は破れはしないものの、爆撃で南極の氷が解ける危険がある。
まだ本調子でないセブン、レオ、姫矢殿は重電子砲とパルスレーザーを使った後方からの援護射撃を任された。
ウルフとマルスは自分の身を守る以外はなるべく手を出さないという条件つきで現場での指揮を担うことに。
「全員、出動!」
メロスとゾフィーの号令が下された。
戦士たちよ…存分に戦うがいい!
「3人で小うるさそうな蠅を始末してくれないか?」
ウルフの言葉で重電子砲とパルスレーザーが火を噴き、戦いが始まった。
セブンは以前、ウルフから使い方を教えてもらっていたし、レオは…
「光線の命中率を上げるための特訓だ!!」
とセブンに言われ、重電子砲等で気の毒に思える特訓をしていた。
問題は、はじめて使う事になる姫矢だが…器用に使いこなして敵戦闘機を撃ち落としている。
再生怪獣には、ウルフ達の指揮で1体ずつに複数の光線を浴びせ、西条クンのディバイドランチャーUNで後始末。
作戦通り!
隊長機と思われる円盤から
「そのアンドロ人を殺せ!」
と怒声が響いたが…
「身を守るため…だよな、マルス?」
「そういう事!」
と、再生怪獣を打ち倒していった。
って、身を守るためを拡大解釈しすぎ。
「目をつぶってもよかろう。何より、皆が生き生きとしている」
と壬龍が言うので、今日の所はよしとする。
何とか星人の襲撃を退けた。
あまりにも呆気ない。
「どう思われる?」
と壬龍。
「油断…だけでもないような気もします」
とゾフィー。
小手調べか…時間稼ぎか…。
「今は我々の胸の内に…。
芽生えた自信の方が大切」
壬龍の言葉に頷いた。
アルゴ606より母星、計画は順調に進んでいる
流石に小手調べ程度に出した戦闘機隊と安上がりの兵士でウルトラ戦士は撃破できず
再生怪獣3体も敵の新戦法の前に屈したり
ボガールに捕食された2体に変わり、新たに2体、○○○と○○○○○を再生、進化させた
戦闘能力テストのためジオベースを攻撃した結果、数分で全滅させる事に成功せり
戦力としては期待できる
それと南極で撃破された怪獣に仕込んでおいた「アレ」がもうすぐ起動する
「アレ」は以前ルリア星人に敗北し、ウルトラマン80に倒された事があるも、進化した「アレ」ならば確実に相手戦力を削る事が可能
成果を期待する
それとプロメテウスフィールドに対抗する手段を発見せり
次回攻撃の際はそれを使用し、完全に南極を全滅させる
アルゴ星人に栄光を
88 :
デビロンの日記:2006/06/12(月) 19:37:55 ID:zRmxMDaS0
南極、氷の神殿に侵入する事に成功
敵戦士一名の精神の中に侵入し、攻撃の機会を伺っている
もちろん周囲は愚か精神の隅、絶対に存在する悪意に隠れているためプロメテウスのフィールドと本人にも気づかれず
問題となる生物M(地球名壬竜)の感知能力をごまかすため、ジャミングを使用中
ところで皆さんなぜアルゴ星人が私を生かしているか気になりませんか?
アルゴ星人は他の生物の存在を認めないのに
答えは簡単、私もアルゴ星人なのですよ
アルゴ星人にもちゃんと名前はあるのです
それと形が違うのはアルゴ星人は*****なので肉体の形は自由に変えられるのです
趣味が悪いといわないで
さ〜て、終わった終わった♪
そういって帰還した俺達を、メロスとゾフィー、そして壬龍が出迎えてくれた。「ご苦労さん、ウルフ」
そう言って、ゾフィーはお茶を手渡してくれた(まだ酒が飲めないのが残念だが…)。
アルゴ星人の部隊、思ったよりも大した事なかったな。
いや、ガイア達が思った以上にやってくれたからだな、うん。
「光の申し子達若き戦士が十二分に力を発揮できたのは、そなたとマルスの手綱さばきのおかげ。感謝している」
と、壬龍が頭を下げてくれた。
「特にウルフはよくやってくれたよ。言いたい事は山ほどあるが…これも、代理隊長経験のおかげかな?」
と、メロス。
「これでまた、いつでも代理を頼めるな」
やめてくれ。そればっかりは、ゴメン被るぜ!!
「おやおや。天下のアンドロウルフは怖い物知らずと思っていたが…思わぬ弱点を見つけたかな?」
と、壬龍。そっ、あんたの雷撃とウチの隊長職だけは、もう勘弁だね。
とりあえず、全員無事に帰還…って、タロウはどこ行ったんだ?
「あいつの事だ。ウルトラの星に連絡でもしてるんだろ」
と、マルス。それもそうだな。
「タロウだけ、帰ってないのか?」
と、トランも聞いてきた。手に、何か持っている。
「アンドロ国から「タロウに渡してくれ」って荷物が届いてるんだけど…」
って、そいつはコスモホーク!!
それがあれば、タロウは天下無敵だ。
鬼に金棒、タロウにコスモホークだ。
トランは心配そうな顔をしたけど…な〜に、あいつなら大丈夫だよ。
…って、ホラ。向こうから来たじゃないか。
遅いぞ、タロウ!
「ゴメン、ゴメン」
改めて、無事に全員帰還だな。
トランがコスモホークを握ったまま立ち尽くしている。
「どうしたんだ?タロウに渡すんじゃないのか?」
マルスがトランに聞いた。
「そうなんだけど…今のタロウに、渡しちゃいけない気がするんだ…」
なんだそりゃ?
マルスには
「他のみんなには、とりあえず黙っておこう。後で、メロス達に報告だ」
とアイコンタクトし、トランには
「奴も、今は疲れている。後にしとけよ」
とだけ言った。
さて…アルゴ星人のせいで延ばし延ばしになっていたが、スチール星人がいよいよ故郷に帰っていく。
「皆さんの事…けして忘れません」
と、スチール星人は頭を下げた。
「また、いつでも遊びに来てね」
と、ガイア。
「スチール星は、今、変革の時…しばらくは忙しくなるが、時間が出来たら必ず」
と、スチール星人は答えた。
「その時は、パンダも萌えも存分に楽しんでくれ」
とのゾフィーの言葉に
「いや。どちらも懲りたよ。特に萌えは…」
とスチール星人が答えた。
みんなの笑い声を背に、スチール星人は転送装置に乗り込んだ。元気でな!
「うむ…せっかく私が、アニメやアイドルの事をたくさん教えてあげようと思ったのに…」
と、ゾフィー。
あんた、ジョークじゃなかったのかい!
俺達は、一時の休息に入った。
もっとも、一時と言うほどゆっくり出来なかったんだが…。
91 :
デビロンの日記:2006/06/12(月) 22:47:20 ID:n7JqFnWI0
襲撃の準備はできている
攻撃目標は我々の行動の足がかりとなるだろう生物M
ふふふふふ、この体なら奴を倒すなどわけない事よ……
プロメテウスフィールドは入ってしまえば実態化しても察知される事が無いのは実証済みだ
誰でかって?
ちょっとした細工をしておいたのさ、あらかじめこちらと向こうが接触した時にね
どこで接触した時に細工したかは内緒だ…
では行くか……、侵入している体を催眠状態にしてっと
体と姿を借りるぞ
さてどこだ、壬竜
お、いたいた
「む、君か、どうかしたのか」
いや、ちょっと邪魔な怪獣君に死んでもらおうと思ってね
「!貴様、アルゴ星人だな!なぜこの氷の神殿にいる!!」
簡単な事さ、3体の怪獣の内の一匹に寄生していたんだ、そしてこの体に乗換えしてね、警備システムは無力化してある、見張りは今頃偽の映像見てるよ
「おのれ、貴様など私一人で!!」
稲妻が連発で放たれるが、それを私はバリアーで弾いた
こいつの力プラス私の力のバリアーだ、そんな稲妻では破壊できない
おいおい、下手に攻撃するとこの体が傷つくぜ、利用価値あるからまだ生きてるんだ
「何!!」
動揺は
「む、しま…」
隙を生むのさ死ねええええええええ
壬竜の8つ頭が宙を舞った
ふふふ、他愛ない
さて、この体を元いた場所に戻して覚醒させるか
万が一生きてても壬竜は記憶を失っているだろうし、まだまだこの体は使えるからな
寝ていると、フロルの叫び声で目が覚めた
何事かと思い、駆けつけてみると、そこには首をはねられた味方の竜の怪獣の姿が……
横でフロルが腰を抜かしていたので、助け起こして皆を呼んで来るように言った
フロルが皆を呼びに行く前にタロウが駆けつけてきた
彼もフロルの叫び声が聞こえたのだろう
タロウと一緒に現場検証していると、まず兄貴とガイアとアグル、ゾフィーが、次に340号とレオ、マルス、ネクサス緑が、最後にウルフとフロルが駆けつけてきた
もじゃ毛怪獣と弧門少年、それとトランは来なかった、無論動けない姫矢氏も来ていない
皆竜型怪獣の死に動揺し、兄貴はアルゴ星人の侵入だといい、厳戒体制をしく事を命令した
やろうこの神殿に侵入してくるなんて……
くそおおお、見つけたらただじゃおかねえぞ!!!
なんてな…実はもうここに来た時から検討はついている!
「何!」「本当かファイタス!!」
おうよ!犯人は西条楓、お前だ!!
「はあ?」
「なぜ、西条君なんだ、ファイタス」
ふ、兄貴、皆、ウルトラノイローゼにでもかかったか、どう見てもダダじゃねえかこの女!!
アルゴ星人の再生ダダが西条という人間に化けてい……
いて、いていていてええええこいつ本性あらわしやがったな!!
「どいつもこいつも本当にいい加減にしろおおおおおおおお」
もしかして、違うのか?
93 :
壬龍の日記:2006/06/13(火) 12:43:09 ID:6e9MDBmC0
この私がやられるとは…アルゴ星人に侵入された上に氷の神殿の警備システムも操作されていたとは気づいてなかったな。
おまけに尻尾の小龍たちの首も飛ばされるという失態。
駆けつけてくれたガイアとアグルを始め戦士たちに傷ついた姿を見られたのには申し訳ないな。
私は大地の気の流れの化身…少し休めば小龍たちの首も戻るが実はこの姿は相手が理解しやすいように見せているだけ。
アルゴ星人の侵入に動揺したらしいファイタスに疑いの目を向けられた西条殿が怒ってファイタスをタコ殴り。
侵入したアルゴ星人は確かデビロンと名乗っていた。
神殿内またはその周辺にいるか、南極を出たかはわからぬが騒ぐ暇があったらそのアルゴ星人を捜し出せ!
ちなみに、ガイアとアグルにはそのアルゴ星人を見つけ次第いの一番に袋叩きにしてよしとこっそり言い含めた。
私を傷つけ、東京や千葉を生きとし生ける者の住めぬ土地に変え、ガイアの御両親や同僚殿をも巻き込むとは許せぬ!
アルゴ星人には飛び切り極上の地獄を味わわせてやろう…( ̄ー ̄)ふふふふふ…。
ゾフィーと2人で、先ほどのアルゴ星人との戦闘記録を調べていると、フロルが部屋に飛び込んできた。
「壬…壬龍が…」
フロルは震えていた。これは、ただ事ではない!
一旦調査をやめ、フロルの言った場所へゾフィーと走った。
途中でガイア、アグルと合流。4人がたどり着いた先では…。
何という事だ!壬龍がやられている!!
前にガイアから
「壬龍は死ぬ事はない」
と聞かされていたが、ひどい傷だ。
「一体、誰が…」
と、ガイア。
氷の神殿に潜り込み、壬龍にここまで出来る奴なんか、この世にたくさんいるはずがない。
恐らくは、アルゴ星人。
「アルゴ星人ねぇ…」
壬龍を見ていた、ファイタスが振り返った。
「だったら、見当はついてるぜ。犯人はお前だ!西条凪、いやアルゴ星人の再生ダダ!!」
って馬鹿、それは違…遅かったか。
止める間もなく西条クンはファイタスに殴りかかった。
ファイタスが気を失うと、西条クンはこちらを向き
「メロス!貴様、弟にどんな教育をしている!!」
私に言うな、私に。
とは言え弟がやった事なので、やはり私が言わねばなるまい。
ファイタスが目を覚ましたので、自室につれていった。
「いいか、ファイタス。ここでは…特に西条クンの前では、『ダダ』は禁句だ。
西条クンというのは、あのゴライアンと互角に渡り合って実力を認めさせたほどの猛者だ。
ましてや、ディバイドランチャーで細胞まで消滅させられたら、次の蘇生は不可能だ。
長生きしたかったら、ちゃんとお兄ちゃんの言う事を聞け。わかったな」
と、言って聞かせた。
ファイタスと入れ替わりで、今度はウルフとマルスが入ってきた。私だけに話があるそうだ。
…トラン王子がそんな事を!?では、まさか壬龍をやったアルゴ星人は、今は彼に…。
って、そんな大事な事を、なぜその場で言わなかった?
「言えるわけないだろう!すぐ隣に、トランがいるんだぞ!!」
そりゃあ…そうだよな。
それにしても…トラン王子の勘という物は一体…。
勇者プロメテウスの実子であり真のアンドロ超戦士と言われているトラン王子は、壬龍を遙かに上回る能力が眠っているのだろうか?
って、そんな事を悠長に考えている場合じゃない!
アルゴ星人も馬鹿ではない。トラン王子の事、じきに気付くぞ。
壬龍と違い、トラン王子は狙われたら最後…いや、この宇宙全体の危機だ!!
彼に関しては、私とゾフィーでよく調べてみる。
2人はトラン王子とコスモホークを…って、そこまで嫌そうな顔をするな。
兄貴にあの緑の前でダダは禁句だと言われた
なるほど、どうやらマジで地球人らしい…
しかし…紛らわしいな
よし、俺以降の戦士が間違わない様に緑にこれをつけてもらおう
「なんだ、ファイタス、この私はダダじゃありませんと書かれた札は」
これを首から下げていればもう誰も緑人間体をダダと間違う事は無いぞ!!
我ながらいいアイデアだ
緑はなんかいつもと違う殺気を放った笑みを浮かべながら礼を言った
アレがこの星の最高の喜びの表現なんだな
そんなに嬉しいのか、俺のこの札が…
「いっぺんしねええええええ」
うわああああああああ
緑、セブンの頭からアイスラッガーとって切りかかってきたああああ
応戦だ、コスモサーベル
カキン、カキン
数分後
「はあ、はあ、はあ、やるじゃない…、私の腕をもってして傷一つつけられないなんて…」
あ、あたぼうよ、こちとら剣の腕だけならメロスにだって勝てらあ
「剣、そういえば壬竜は首を「切られて」いたわよね」
あ、本当だ、何かヒントに……
「隙あり」
いてええええ
壬竜がアルゴ星人によって負傷させられた
私は現場にいかなかったが
その後傷の治療のため医務室に行き、壬竜の体を見た
ダメージはかなり大きいな
しばらく力は格段に落ちるぞ…
「戦闘には参加できるのか?」
無理だな
「そうか……」
それより相手の姿は見たか?
「いや、よく憶えていないが、デビロンと名乗ったのは憶えている」
デビロン!デビロンだと!!
通信機に飛びつくと、メロスに緊急連絡を…
いや待てよ、ここで下手に動けばデビロンは警戒して尻尾を出さなくなる
壬竜
「なんだ」
いいか、デビロンは相手の精神に侵入して、その中に潜伏する能力を持ったアルゴ星人だ
「何、ならばすぐに皆を集めて怪しい行動をとる者を」
無駄だ、乗っ取られた本人さえデビロンに入られた事には気づかない
「ならどうすれば…」
とりあえず敵は他になんと言っていた
「3体の怪獣の内の一匹に侵入していた、と」
なるほど、では再生怪獣とアルゴ兵士と戦ったメンバーの内の誰かがデビロンに侵入されていると考えるのが自然だな
まず氷の神殿の中にいた姫矢、セブン、レオはデビロンに寄生された戦士として除外だな
もちろん私も除外だ、神殿の中にいたからな(当たり前だが壬竜も除くぞ)
次に非戦闘員のトラン王子とフロル、夕子も除外だ
という事は犯人、もといデビロンは次のうちの誰か、という事になる
ゾフィー、ガイア、アグル、メロス、マルス、ウルフ、ファイタス、タロウ、弧門、そして西条どの…
犯人はこの中にいる!
よし、その時の皆のアリバイを調べよう
「うむ、では監視カメラの映像を見てみよう」
壬竜がやられた時、ゾフィーとメロスはペアを組んで戦闘記録の分析、二人で行動しているという事は二人がデビロンでないという事だ
どちらかデビロンならもう片方が気づく
次に光の御子達も共に行動しているので除外
弧門は姫矢達と夕子と共に行動していたのでこれも除外
西条は一人で行動していたようだが、途中でマルスと会って会話している
ウルフは一人だったが一番離れた場所にいたため君が襲撃された時に現場にいる事は不可能
テレポーテーションをすれば体力を大幅に消費する、いくらデビロンと合体していても疲れていればわかる
ファイタスは自室に入ったままでてこない所を見ると寝ているのだろう
さてタロウは…、途中まではセブン、レオと行動していた様だが……
後から一人で行動している様だな、あまり写っていない
む……これは……、決定的証拠が見つかったぞ!
「本当か」
ああ、犯人は……
99 :
デビロンの日記:2006/06/13(火) 21:38:07 ID:lSBxF3GB0
やあマルスにウルフ、何やってるんだ?
「トラン王子がデビロンにやられるとまずいだろ、だからメロスから警護を命じられてるのさ」
ほー、そんなに大事なのか、トラン王子ってのは
「何言ってんだ、プロメテウスの息子だぞ、お前だって知ってるだろ、殺されればそれこそ宇宙の危機だ」
なるほどな、じゃあ俺も警護についた方がいいんじゃねえか
「そうしてもらえると助か……」
「ウルフ、マルス、そいつはアルゴ星人だ!!」
!!ちいメロスに……マーゴドン!気づかれたか!!
「何」
どけええ
「うわ」「ぐああ」
斬撃で二人を切りつけトランのいる部屋に突入する
が、そこはもぬけの空……
馬鹿な
部屋の奥まで入って気がついた、トランは入り口の真上の天井に張り付いていたのだ
攻撃するがそれをよけ、部屋に入ってきたメロスの影に隠れるトラン、己すばしっこい餓鬼め…
「追い詰めたぞ、デビロン、「ファイタス」の体を返すんだ」
ふん、よく気がついたな、私がファイタスの体に侵入していると
「監視カメラに確かにタロウはところどころしか映っていなかった、しかし、ファイタスの部屋の入り口を映すカメラはずっと同じ映像しか映していなかった、つまり」
「貴様がファイタスを催眠状態にさせ、体を乗っ取り、監視カメラをごまかしてファイタスの部屋をでて、壬竜をファイタスのコスモサーベルで襲った、という事だ」
ばれちゃ仕方ないな
この体を使って皆殺しに…
≪待て、デビロン≫
606か、何だ
≪ウルトラ戦士の精神能力は高い、その体にずっと乗り移っていれば逆に消滅させられるぞ≫
っく、ではどうすれば
≪一度引くのだ、デビロン≫
うぬぬぬぬぬぬ、憶えていろ、ウルトラ戦士
それからこの体は返してやる(着たままだとテレポートできない)
テレポーート
アルゴ星人のデビロン…まさか、ファイタスに寄生してやがったとはな。
だが…1つ気になる事がある。
あの時、トランがタロウから感じた気は何だったのか?
「あの時、ファイタスはタロウのそばにいた。だからじゃないのか?」
と、マルス。
なるほど。気配の出所を誤った…ってか。
何にせよ、トランの覚醒はまだまだ不完全、時間がかかるというわけだ。
「そうとばかりは言えないさ」
どういう事だ?メロス。
「あの時、私やゾフィーはもちろん、壬龍ですらデビロンの気配に気が付かなかった。しかし、トラン王子だけは少なからず何かを感じ取っていたんだ。トラン王子の覚醒…また1歩近付いたというわけだ」
なるほど。この戦いで、トランも確実に成長しているんだな。
ま…何にせよ、俺もマルスも、ようやくわがまま坊主から解放されるってわけだ♪
「ウルフ、何か言ったか?」
いや、別に。
な〜んにも言ってませんよ、メロス隊長殿。
んじゃ、トランが持ってきたコスモホーク、改めてタロウに渡してくるよ。
101 :
壬龍の日記:2006/06/14(水) 12:12:34 ID:XHufJMRw0
マーゴドンが見舞いに来てくれた。傷だらけですまぬ。
尻尾の小龍たちの再現はなったものの、力の低下もあって暫く戦闘には参加不可。
光の申し子≠ノして地球の意志を預かる者≠スるガイアとアグルにも申し訳ない。
マーゴドンいわく、デビロンは相手の精神に侵入して潜伏する能力を持つアルゴ星人とのこと。
乗っ取られた本人もデビロンに入られた事には気づかないほどとか…何と厄介な。
そこで私とマーゴドン、姫矢殿、セブン、レオ、トラン王子、フロル姫、夕子殿以外の者全員のアリバイと監視映像を調べた。
結果、最終的にファイタスの身体を乗っ取っていたことが判明!
そういえば尻尾の小龍たちはファイタスのコスモサーベルで斬られたな。
マーゴドンがメロスに話してデビロンを捜し懲らしめようとしたが後一歩で逃げられたそうだ。
奴は諦めたわけではない。直にまた戦士なり怪獣なりの身体を利用して潜伏・襲撃するだろう。
102 :
壬龍の日記:2006/06/14(水) 13:02:24 ID:tTCkIFxy0
ガイアとアグル、トラン王子が見舞いに来てくれた。
3人とも私の身体が元通りになったことを喜んでくれたが力が戻るまで戦闘に参加出来ぬと知って落胆したようだ。
再現なった小龍たちは早速ガイアとアグルに甘え始めた。
すると小龍の1匹がトラン王子に顔を向け頭を下げた。トラン王子のおかげで助かったと言うのか?
不思議そうに見るトラン王子から記憶を読み取り龍玉に映すと…なるほど!
ファイタスとタロウが一緒のところからデビロンの気配を感じ取っていたのか。
勇者プロメテウスより受け継がれる力が危険を察知したのだろう。これで真の覚醒がまた近づいたか。
トラン王子には礼を申し上げねば…と言ったら、トラン王子は「まだまだ皆には及ばないよ」と照れた。
トラン王子が出て行った後、ガイアとアグルから質問をされた。
「トラン王子は今はフロル姫の両親の養子だが、アンドロ国で王位継承問題が出たらどうなるのか?」
普通、第1子継承ならフロル姫が王位を受け継ぐが、男子継承ならトラン王子が先だろう。
トラン王子がアンドロ国に来た経緯を聞いているだけに、ガイアとアグルは心配しているようだ。
トラン王子が勇者プロメテウスの実子とフロル姫の御両親始めアンドロ国の住人全員が知ったら大騒動だな。
それに乗じてアンドロ国の王族を潰そうと企む輩が出ることもあり得よう…。
ガイアとアグルには、念のためにフロル姫にも問うてみるよう言っておいた。
ウルフ、そしてフロルと3人で東京のアルゴ星人の基地の調査をしていると、ガイアとアグルが入ってきた。
トランについて、聞きたい事があるらしい。
「前にも話した、私の実弟が早くに真だ所から始まるんだけど…」
フロルが話し始めた。
「その後間もなくして、どこからともなく現れたのがあの子だったの。
あの子が着ていたコスモテクターや乗っていたアンドロ艇、中にあったグランテクターや黄道の剣から文献で調べて、あの子がプロメテウスの子・トランだってわかったの。
でも…わかったのはそこまでで、どこへ行くのか、何しに来たのかまではわからなかったから、ウチで引き取って私の弟として一緒に暮らす事になったの」
この話は、俺達も聞いている。
もっとも、最初に聞かされた時は驚いたけどね(メロスは知ってたらしいけど)。
「じゃあ、王位継承は?」
と、ガイア。
「トランはいつかまた旅に出る…だから一応、私が権利を持っているわ。アンドロ国には、第一子とか長男とかって細かい取り決めはないから」
フロルが答えた。
「もし…その話が漏れたら、よからぬ事を考える奴が出てくるんじゃなあか?」
と、アグル。
おいおい。何のために、俺達アンドロ警備隊がいると思ってる?
俺達外回りだけでなく、王家直属の隊員達だって、鍛え抜かれた強者ぞろいだよ。心配はいらないさ。
「地球のやり方と、あんまり変わらないんだね。日本だけでなく、そんな国は多いよ」
まぁ、どこも似たようなもんだろ。
宇宙警備隊にしたって、いろんな星に派遣されるウルトラ兄弟もいれば、光の国を守ってる奴らもいるしな。
かく言う俺達も、何度か
「王家直属に」
って誘われたが、3人とも自由気ままが好きだから、その度に断ってるよ。
「トランの事は、そういう事よ。まだ謎の多い子だから私達にもわからない事が多いけど…何なら、地球の創造主でもあるアズアース様なら何か知ってるかも?
たしか、壬龍もアズアース様をご存知のはず」
と、フロルが答えた。
「王位継承ねぇ…姉さんが婿養子をとるって案もあるんだけどね。
そのためには、悪い虫を何とかしないとね」
って、トラン。いつの間に?
悪い虫ってのは、俺の事かよ!待ちやがれ、クソガキ!
トランの成長は俺も認めるけど…生意気な所は全く治ってない。
ガイアにアグル。2人とも笑ってないで、早くそのガキを捕まえてくれ!!
>>103 訂正
早くに真だ所から…→早くに死んだ所から…です。
いつも、すいません。
106 :
ガイアの日記:2006/06/14(水) 22:13:09 ID:dDqvB35x0
トランン王子は今はフロル姫の両親の養子だが、アンドロ国で王位継承問題が出たらどうなるのか?
この疑問はフロル姫に聞いてはどうかとの壬龍の言葉で、アグルと一緒にウルフ、マルス、フロル姫のところにお邪魔した。
フロル姫の実弟(この人もトランというそうだ)の死後間もなく現れたのが今のトラン王子。
文献で勇者プロメテウスの実子と判明したけどアンドロ国に来た理由が不明のためフロル姫の両親が引き取ったそうだ。
アンドロ国の王位継承権利はフロル姫が持っているそうで第1子とか長男とかの詳細な取り決めはないとのこと。
トラン王子の素性がばれた時の騒動に乗じて王族潰しを企む輩が出る心配は今のところなし。
王家直属の隊員達も強者揃いだそうで、メロス、ウルフ、マルスも王家直属隊員にと言われた事があるとか。
でも自由気ままが好きとの理由で断ったそうだ。
トラン王子は未だ謎の部分が多いのでアズアース様が知ってるかも…とフロル姫が言うので、壬龍を介して聞いてみよう。
するとトラン王子が来て「姉さん(フロル姫)が婿養子をとるって案もあるんだけど」と言ってきた。
冗談で「そのためには悪い虫を何とかしないとね」とトラン王子が言ったのにカチンと来たマルスが追い回すのには爆笑!
「フロル姫に婿養子をとの案は最良ですよ。トラン王子のためにもなるし。
トラン王子はメロス、ウルフ、マルスのうちの誰かとフロル姫が結婚するのを願っているのでは?
壬龍も、トラン王子の内からそう感じ取ったと言ってました」
僕がこう言ったら、ウルフ、マルス、フロル姫は顔を見合わせていた。
最近、変だ。地球に放った再生怪獣や、
兵士達が減っている様に思える。
地球の奴等に消された報告も無い上、
ボガールはもう消滅したはず。
多分コレは気のせいだ。
そんな事より、早く南極を破壊せねば・・・。
108 :
孤門の日記:2006/06/15(木) 01:32:36 ID:6G6lNpe/0
今日は副隊長とトレーニングをしている。
・・・が、何でジュネッスの僕とアンファンスの副隊長のパワーが互角なんだ?
副隊長が緑色のジュネッス形態に変身すると一撃で僕はトレーニングルームの外壁に叩きつけられた。
「だらしないわね弧門隊員!!」と副隊長の喝が入る。
トレーニング終了後、副隊長はシャワールームに入っていった。
シャワールームは同じくトレーニングを終えたレオとセブン、姫矢さんも使用中で空いていなかった。
大浴場に入れるかと思って行ってみるが、ちょうどゾフィー(今日の当番)が清掃中だった。
仕方がないので空くまで僕が廊下を歩いていると向こうからトラン王子が走ってきた。
「今誰が入っているの?」と聞くので副隊長とセブン、レオ、姫矢さんだと教えてあげた。
するとトラン王子が「西条って人本当に女なの?あんな強い女っているかなぁ?もしかしてチ○コ付いてるんじゃない?」と言ってきた。
それは確かに副隊長は女性では宇宙最強ではないかと思う。
ウルトラの母は基本的に戦士ではないし、ユリアン、ベス、U40のアミアなど女性戦士と戦ったらあっさり勝ってしまいそうだ。
なにせあのゴライアンと互角にやり合うような人だしなぁ。でもいくら戦闘能力が高いとは言ってもそれはさすがに酷いな。
するとトラン王子が「ちょっと僕見てみる。絶対チ○コ付いてるよ。」ととんでもない事言い出した。
やめとけって。下手した殺されるぞ。あのメビウスを半殺しにしそうな勢いで特訓していた姿見ただろ?
それに以前フォートレスフリーダムの大浴場に平木隊員やリコと一緒に入っていたからそんなことはないって。
「いや。絶対男だ!ゴライアンと殺り合う女なんて絶対に存在しない!見てくる。」
109 :
孤門の日記:2006/06/15(木) 01:49:41 ID:6G6lNpe/0
待てって!やめろ!下手したら僕まで殺されるからやめてくれ!!
だがトラン王子は静止を聞かずにそ〜っとシャワールームのカーテンを少し開けた。
ズダダダダダダダダダダダダ!!ヒューンヒューンヒューンヒューン!!ドガガガガガガガ!!
次の瞬間無数の弾丸がシャワールームのカーテンを突き破った。
トラン王子はとっさに避けたが頬にかすり傷を追った。
そして僕は案の定巻き添えを食って全身に十数か所に弾丸を受けた。
シャワー室の中から中からタオルを巻いた副隊長がディバイトガンナーを持って出てきた。
風呂まで武器を持ち込むんですか副隊長?
「このエロ餓鬼!!会話は全部丸聞こえよ!!私は女だ!!弧門隊員こいつを捕まえておきなさい!!」
そうトラン王子を怒鳴りつけるとわずか20秒で着替えてトラン王子を引っ張ってトレーニングルームへ逆戻り。
引きずられるトラン王子が「孤門助けて」と目線を送るが、これ以上酷い目にあいたくないので無視した。
まあ何と言うか・・・・ご愁傷様?
とりあえず僕は副隊長から受けた傷を治してもらいに南夕子さんのことろへ向かった。
110 :
南夕子の日記:2006/06/15(木) 02:06:12 ID:6G6lNpe/0
月星人の超能力で私は氷の神殿での傷の手当の担当になった。
今は壬龍の傷を治しているが、特殊な存在である彼は人間のように完治させることはできなかった。
それでも回復までの時間は格段に早まったと思う。
あとフェイタスさんもデビロンに乗っ取られた関係で昏睡状態から目が覚めない。
まあ命に別状はないので時期に目を覚ますだろうとは思うけど。
すると孤門さんが血まみれで入ってきた。
何でものぞきをしたトラン王子の巻き添えで西条副隊長から弾丸をぶち込まれたらしい。
宇宙最恐の女とは弧門さんは言うけど、たしかにそれには納得。
もう少ししたらトラン王子も来るだろうと言っていたけどどういうことかな?
孤門さんも全快し、壬龍の治療も一通り終わったら疲れてうたた寝をしてしまった。
はっと気がつくと隣から聞きなれた声が聞こえてきた。
「よっ!なんで君がここにいるんだ?」
久しぶりね星司さん。
私はあなた達ウルトラ戦士の力になりたくてここに来たの。
あなたに託したウルトラリングを片方返して。
今再び私とあなたの合体変身に戻ればエースは更なる力を手に入れるはずよ。
ウルトラリングを手にした私は星司さんとの合体変身の試運転。
メタリウム光線は従来の1.6倍、ウルトラギロチンは従来の2倍まで威力が上がった。
身体能力も平均して1.3倍くらいまで上昇しているし、ウルトラバリアの防御力は3倍まで上がった。
きっとこれなら戦闘において大きな力となるはず。
「メロス、ウルフ、マルスの内の誰かがフロル姫と結婚しては?」
ガイアの言葉に、その場にいた俺とマルス、そしてフロルは固まってしまった。
正しく言えば、俺はガイアの言葉にではなく、その言葉を聞いたマルスとフロルの予想通りの反応に言葉が出なかっただけだが…。
ガイアとアグルが部屋を出たので、2人を追って適当な部屋に呼び込んだ。
あのさ…さっきの事だけど、俺やメロスなら適当に流せるけど、世の中にゃジョークの通じない場合もいるからな。
「マルスの事ですか?何で?」
と、ガイア。
何でって、お前…マルス見てりゃわかるだろ。あいつはわかりやすい性格だからな。
「だから、トラン王子に悪い虫って言われたのを…」
と、アグル。
そういう事。俺やメロスが見る限り、どうもフロルもまんざらじゃないようだしな。
それ以上にトランだ。何だかんだ言って、トランが一番懐いているのがマルスだからな。
「そうなんですか?」
と、驚き顔の2人。
それも見ての通りだ。
さっきの見たろ?さっきのに限らず、あいつらのはどう見ても楽しい兄弟喧嘩だ。だから、あの堅物メロスも黙っている。
最初は、右も左もわからん世界で、唯一コスモSPで黄道の剣を使いこなすマルスに親近感を感じただけかも知れんが…今じゃ、本当の兄貴みたいに慕ってるからな。
「じゃあ…いつかトラン王子が旅立つ日が来たら、マルスが一番寂しがるんじゃ…」
と、ガイア。
そういう事。
それもあるから、今は俺もメロスも、なるべくマルスとアグルには口を出さないようにしてるんだよ。
そう言うと、2人は納得してくれた。
>>111 訂正
「なるべくマルスとアグルには口を出さないように…」→「なるべくマルスとフロルには口を出さないように…」です。
またやっちゃいました。すいません。
「じゃあ、僕達はこれで」
と、ガイアとアグルは部屋を出ていった。
…って、それよりもトランだ。
どこへ行きやがった?あのガキめ!逃げ足の早い奴だ。
ウルフもどこかに行ってしまったようなので、一息付いて2人でお茶にする事にした。
…しばらくすると、内線電話が鳴った。医務室の夕子クンからだ。
彼女は今、持ち前の超能力を使い、怪我人などの治療をしてくれている。TAC入隊前に看護士経験もあるそうで、進んで引き受けてくれた。
今は壬龍の治療時間のはずだが…何かあったのかな?
「フロル姫はいますか?すぐ来るように伝えて下さい!!」
珍しく怒っているようだ。
これは、ただ事ではない。2人で医務室に急いだ。
途中で弧門とすれ違ったが…何故か彼は、気の毒そうな目でフロルをチラ見した。
そんな事はどうでもいい、早く医務室へ!!
医務室に行くと、トランがベッドで横たわり、西条クンは怒って座っていた。
ってか、西条クンの目はいつかゴライアンとやりあった時の目だ!
「フロル!あんた、弟にどんな教育してんの!!」
事情を聞くと…納得。そりゃ、一方的にトランが悪い。
さすがの壬龍も、言葉が見つからないようだ。
話を聞いたフロルの目はたちまちつり上がり、
「夕子さん、トランの治療は終わったかしら?」
と聞いた。
夕子クンが頷くと、気を失ってるトランの頭から水をぶっかけ、目を覚ましたトランの首根っこを掴むと、鬼のような形相で部屋を後にした。
「男ってのは、本当にどうしよいもないわね!」
「本当ですね!!」
と、2人で俺の方を見た。
俺に言うな、俺に!!
…って言おうと思ったが…命が惜しかったからやめた。
114 :
ガイアの日記:2006/06/15(木) 14:26:43 ID:F+qOCGgV0
僕とアグルはウルフに別室に案内された。
ウルフが言うにはマルスにはトラン王子の冗談が通じないらしい。
そして、フロル姫はマルスの事が好きらしい。
トラン王子が懐いているのが実はマルスと聞いて、僕もアグルも驚いた
最初はコスモSPで黄道の剣を使いこなすマルスに親近感を感じたようで今は兄のように慕っているとか。
いつかトラン王子が旅立つ日が来たらマルスが一番寂しがるだろう。
ウルフもメロスも、今はマルスとフロル姫にはなるべく口を出さないようにしているそうだ。
納得した僕とアグルは壬龍の見舞に医務室を訪ねた。
壬龍と、壬龍を治療してくれている夕子さんが困惑していたので何事か聞いた。
覗きをしたトラン王子の巻き添えで孤門が西条副隊長からディバイトガンナーを撃ち込まれたそうだ。
孤門は先に治療したが、西条副隊長が例の物凄い扱きでトラン王子に重傷を負わせて医務室に運んだとか。
フロル姫とマルスが来て事情を聞いた後、フロル姫と西条副隊長がトラン王子を叩き起こして医務室を出たそうだ。
その時のフロル姫と西条副隊長の怒りの形相に怯えたマルスも慌てて医務室を出たとか。
ゴライアンといい、ファイタスといい、トラン王子といい、全く…西条副隊長は女性だよ!
…というより、勇者プロメテウスがどんな育て方をしたのか気になるね(-_-;)。
ガイアとアグルが来た。
夕子クンから事の顛末を聞いていたから、来るだろうとは思ってたが。
「プロメテウスは、一体トラン王子をどんな育て方したんでしょうね」
と、ガイア。まぁ、そう言うなって。
以前、ウルトラマンキングから聞いた事なんだが…昔のトラン王子は、あそこまでいたずら好きではなかったらしい。
これは私の推測なんだが…幼い頃に立て続けに両親を亡くし、行き着く間もなく時間を越えて異世界に放り出されてしまった事…この経験が、何らかの影響を与えてるのではないか?
もちろん、それは甘えだし、トラン王子が自分で乗り越えねばならない事。
そのために、我々はトラン王子に厳しく優しく接していかねばならない。
「それと、もう1つ…」
と、今度はアグル。
「ウルフは
「マルスにだけはトラン王子の冗談が通じない」
って言ってました。
自分も、よくウルフとふざけあったり冗談言ったりしてるのに…」
それなら、もっと簡単だ。
まず、マルスが若いという事。
だから、子供であるトラン王子にからかわれるのをよしとしないんだろう。
もう1つ。
トラン王子からマルスに向けられる冗談は、私やウルフに向けられる物とは異質だからだ。
「どういう事ですか?」
と、ガイア。
マルスがフロルに惚れているのは、丸わかりだ。もちろん、トラン王子も知っている。
そうなると、必然的にマルスに浴びせられる冗談は、フロル関連の物となる。
…って、2人ともどうした?そんなに目を丸くさせて…。
「マルスもなんですか?フロル姫の事は、さっきウルフに聞いたけど…」
と、ガイア。
気付かなかったのか?フロルもマルスも、あんなにわかりやすいのに…。
って、2人が壬龍と共にここに来てからは戦いの連続で、そんな余裕がなかったからな。無理もないか。
だが、こういう事は覚えておくといい。
一見くだらない事かも知れんが、戦いにおいては大事な事だ。
相手の性格だけでなく、趣味や好きな事、考えている事をよく知っておくと、特にチームで戦う時に役に立つ。
コンビで戦う事の多い君達なら、わかるんじゃないか?
「そういや、俺達にも経験がある。無意識の内に互いの考えてる事が読めるから、動きやすいんです」
と、アグル。
これは、他の事にも応用が利く。
敵の性格とかがわかれば行動パターンが読めて、戦いを有利に進める事が出来るからね。
2人は
「さすが!勉強になりました!!」
と、頭を下げてくれた。
117 :
ガイアの日記:2006/06/15(木) 16:14:06 ID:HYXBidl60
(
>>114の続き)
「西条副隊長の気の強さはキャス以上だな」とアグルが言った。わかる気がする。
誰のこと?と夕子さんが聞いたのでキャスことキャサリン・ライアンは僕とアグルと同様アルケミースターズの者と説明した。
ついでにキャスが二酸化炭素の増大を抑えるシステム・エントの設計者と話すと驚かれた。
壬龍いわく「西条殿の気の強さと力は光の申し子℃nめ全ての戦士を圧倒していよう。
『最強の女性』と孤門殿が評するのもわかるが、それが西条殿に災いを齎す事にならねばよいが」
壬龍は静養中も龍玉での観察は続けているそうで西条副隊長は戦士として最も過酷な一生を送るのでは?と心配みたい。
アンドロ国の王位継承問題とトラン王子の話を思い出した僕は、夕子さんに「壬龍と暫く話がしたい」と言った。
夕子さんは頷いて「何かあれば呼んで下さい」と出て行った(北斗さんが氷の神殿に来ているそうだ)。
ウルフ、マルス、フロル姫から聞いた話を僕とアグルが話すと壬龍はこう言った。
「フロル姫とマルスがお互い好き合っているなら結婚すればアンドロ国最強最高の夫婦になるだろう。
トラン王子がマルスを兄のように慕うのはいい事だが、トラン王子が時空を超える旅に出たら再会は難しかろうな。
最悪、永劫に会えぬ事になる…メロスとウルフの気遣いがマルス、フロル姫、トラン王子にはどう思われるか。
トラン王子の事はアズアースに、か…完全快復し次第、聞いてみよう。手掛かりにはなるだろう」
それでトラン王子がアンドロ国に来た理由がわかるかも…とも言ったので、壬龍に任せる事にした。
なぜ再生怪獣や兵士が減っている気がするのだろうか
いやというか再生怪獣は6体しかいないから減りようがないし気がつくし…
兵士は…いや別にそんなに増やしてないし……でも数認識してないし…
グアかボアが動いたのか?
うーむ……まあ、動いたら動いたでその時に対処するしかないだろうな
さて、では退屈しているだろう氷の神殿のウルトラ戦士の皆々様にまた目をつぶりたくなるほど楽しいショーを見せてあげるとするか
カメラ、南極氷の神殿の電波に送信、向こうの受信確認
通信開始
ざざざざざ
「なんだ、突然通信機が…」(モニターの向こう)
「あ、お前はアルゴ星人!」
奴らのモニターには今私の姿が映っている
こちらからも向こうの様子は見える
やあ宇宙警備隊諸君、顔を合わせるのはこれが初めてだな
「ふ、余裕の挨拶か」
いや、挨拶ではない、君たちも退屈しているだろうと思ってな、ちょっと面白いショーを準備させてもらった
「何!」
題目は、「茨城県の最後」だ、楽しんでくれたまえ
モニターを茨城県に切り替えた
茨城県を守ろうと展開している自衛隊の攻撃を平然と受けたまま待機している、黒い装甲の怪獣が登場する
この通信を送る前にあらかじめ送っておいたのだ
奴らの驚愕の声が聞こえる
「ウ、ウインダム、なのか……」
そう、この再生怪獣はウインダムだよウルトラセブン、君がガッツ星人に戦いを挑ませて死なせたね
やれ、ウインダム
私の一声でブラックウインダムは戦車隊に攻撃を開始した
頭のビームランプから光線を発射して戦車隊を破壊する、すると中から火だるまになった自衛官が出てきて逃げ惑おうとする
それをウインダムはつかむと、容赦なく握りつぶした
驚愕した声を上げるウルトラセブン
「なぜ……なぜウインダムがお前達なんかに手を貸すんだ、再生する前に呼び出したはずだろう、その時に断ったはずだ」
いや、この怪獣は二つ返事で了承してくれたよ、特に敵にウルトラセブン、君がいるといったらね
「嘘だ!ウインダムが、ウインダムが俺を裏切るはずが」
なんなら試してみるかい?マイクをあのカメラについたスピーカーにつないであげよう、ウインダムに命令してごらん
「っく…ウインダム!やめろ!やめるんだ!!」
ウインダムはセブンの声を無視して戦車を握りつぶし、踏み潰し、破壊する
「あ、ウルトラ族の声だ」
「助けてくれ、この怪獣を倒してくれ!!」
代わりに自衛官達が悲痛な叫びをあげる
声を失うセブン
ウインダム、やれ
「ぎゃあああああああ」
「なぜ助けてくれないんだ、ウルト…」
自衛隊はあっという間に全滅した
御指名だったねウルトラ戦士諸君、なぜ来ないのかな?
「糞、なぜ、なぜウインダムが……」
それは本人に聞いたらどうだい?
「なぜだと?ウルトラセブン、ふざけているのか?」
「!!ウインダム、お前、喋れるのか」
「アルゴ星人様の再生細胞によって声帯器官を一時的に変えてもらっているのだ」
「ウインダム、アルゴ星人なんかの言う事を聞いてはいけない、アルゴ星人は、この世界を滅ぼそうとしているんだぞ」
「だからどうした!貴様らなんかより、アルゴ星人様の方が存在するにふさわしい」
「なんだと!!」
「ふん、ウルトラセブン、私はお前に受けた怨みは忘れないぞ」
「一体俺が何をしたんだ、ウインダム」
「…偽善者はいつも口だけは立派だな、いいだろう、教えてやる、貴様はまず私に勝手に電子頭脳なんてものを取りけてくれた、自分に逆らわないようにな、
おかげで俺は自分の意思を言う事もできずに戦場に送り出されて、勝てもしない敵に立ちむかわさせられたんだ!お前の都合でな!!」
「………」
「お前の道具にさせられて、無理矢理お前の意思に従わされて、さもそれが私の意志であるかの用に振舞わせ、
そして、最後は自分が変身すると危ないと思っての力だめしに使いやがった、これだけやって、よく自分が悪く無いように言えるな」
「ウインダム、お前は、お前は戦いたくなかったのか?」
「当然だ、俺は死にたくなかった、関係の無い地球の連中のために戦いなんかせずにメタル星で平和に暮らしていたかった、それを
貴様が奪ったんだ!!!何が行け、ウインダムだ!」
「すまない、ウインダム……」
「ふん、誤っても私はもう生き返らない、そして私はもう消える」
「何!」
「ははははは、貴様の守ろうとした物なんて、すべて奪ってやる!!」
「……」
そう言うと、ウインダムの魂は昇天した
いいアルゴ星人に生まれ変わってくれ
さあ、ウインダムによる余興はこれで終わりだ
いよいよ本番、茨城全滅の時だ
ウインダム(ボディだけでも動かせるんだよ)を帰還させ、次にベキラを送り込んだ
カメラをアップにして避難中の市民達に向ける
翼を羽ばたかせ、その上空に来るベキラ
泣き声、悲鳴、絶叫が響く中、ベキラは翼と口から炎を吐いて、爆撃を開始した
おお、アップになっていたカメラに焼かれていく地球人どもが映っているな
子供、老人、女、男、悲鳴をあげて炎の中を叫びながら逃げ回っている
「ウルトラマ〜〜ン、助けて〜〜〜〜」
泣き叫ぶ子供にも容赦なくベキラの炎をが浴びせられ、子供は炭化した
いいシーンが撮れたな、ははははははははは
流石に茨城は広いからな、もう一つ用意してある
画面は切り替わり、非難していた人間達を泡で捕まえたトンダイルに変わる
中に人間達は口々に「死にたくない」とか「助けてくれ」とか叫んでいる
その人間達が入った泡を、トンダイルは腹と頭の口で30個づつ食いちぎっていく
トンダイルの歯が血で真っ赤になり、泡の中で食われるのを待っている人間達が他の人間が食われるのを見て更に絶叫する
一時間程で茨城の住民は焼き払われ、食い殺され、死滅した
仕上げにプリズ魔で茨城の建物地下街その他を光に変えた
「貴様…絶対に許さんぞ……」
楽しんでもらえたようだね、では、これで失礼するよ
はははははははははははははははははははははははははははは
122 :
ガイアの日記:2006/06/16(金) 16:11:34 ID:MaJauXwO0
壬龍が「アルゴ星人が再び動き出した」と龍玉を見ながら言った。今度は茨城県全域を死の荒野に変えたそうだ。
しかも余興としてカプセル怪獣のウインダム(対ガッツ星人戦で死んだそうだ)を再生して破壊行為をさせたとか。
「アルゴ星人の野郎、明らかに破壊と殺戮を楽しんでやがる!」とアグルも激怒。
後で聞いた話ではアルゴ星人はこの映像を氷の神殿に送りつけたそうで、セブンが怒り爆発寸前らしい。
怪獣の命を弄ぶなんて許せない!
壬龍も「このままではアルゴ星人の暴走は地球どころか宇宙全体にも及びかねぬ」と言った。
そんな時、頭の中で誰かの声が聞こえた。僕を呼んでるのかな?
用心しつつ氷の神殿の外に出ると…ティグリス!それに…イザク?!生きてたの?!
「心配だったから来たよ!イザクと偶々会ったけど次元移動で連れてってもらったんだ」
イザクはアルテスタイガーの姿のままだった。ティグリス、イザク、来てくれてありがとう。
壬龍とアグルに会わせると2人とも驚きながらも喜んだ。
「本当なら破滅招来体に利用された時に死んでたんだけど何の偶然だか生きてる事になっちゃって」
イザクはこう言った。ユニジンがイザクを復活させたのかと思ったけど、まあいいか。
シャザック母子、ギール、ゴメノス、ゾンネルは元気かと聞いたら、ティグリスとイザクは「うん」と頷いた。
それぞれ自分のテリトリーとその周辺に住む人々を守って戦っているそうだ。
イザクの故郷のアルテ平原は焼け野原になったとか。
「俺の同族の魂が眠る場所なのに久々に帰ったらあの有様!焼き払った奴が許せないね!」
アルテスタイガー種族は乱獲されてイザクが最後の1頭なんだよね。憤るのもわかる。
壬龍がアルゴ星人の策略で負傷させられたことをティグリスとイザクに話したら驚かれた。
壬龍の力が少しずつ戻ってきていることには安心したようだ。
「壬龍の敵討ちしようよ!」
「ついでにアルテ平原を焼き払った奴も締め上げてやるさ!」
ティグリスとイザクのこの言葉にはホッとした。また戦力が増えたね!
おかしい……我々アルゴ星人はまだ日本しか攻撃していないはずなのに、別の何者かが世界各地を攻撃している…
ボアか…いやはたまたジュダか…
それとも、チャダビン星人がこの星にも来たのか?
前の兵士が減った用に感じた違和感といい、気になる
もしかすると…
いや、よそう
それよりも罠や迎撃設備の増強を続けよう
土木作業用にサドラーを数体作って働かせている
完成まで後1日という所だろうか
しかし謎の第3勢力がいるらしいという事をウルトラ戦士共は知っているのだろうか
敵とはいえこの事を知らないとまずいからな(相手の出方も変わってくるだろうし)
という事で適当に通信衛星を打上げて全世界に私以外にも敵がいるっぽいぞと色々な通信機器に通信を送った
信頼するしないは受け取った方の勝手だ
後は知ったこちゃ無い
124 :
ガイアの日記:2006/06/16(金) 17:19:06 ID:muY5bUEP0
(
>>122の続き)
僕とアグルと壬龍は皆にティグリスとイザクを紹介した。皆興味津々のよう。
ティグリスが夕子さんを見て「変わった香りがする」と言った。夕子さんが地球人じゃないという意味らしい。
月星人の香りって何だろう?
イザクはトラン王子(覗きの事件の罰でフロル姫と西条副隊長の扱きを受けたそうだ)を見てこう言った。
「アンドロ国の王子か…それにしちゃ異質なものを感じるね。
アンドロ国の人でもないようだし、他の戦士たちとも違うオーラが出てるって言うか。
トランとか言ったっけ?君、本当は何者なんだ?」
この言葉にはさすがに青褪めた。フロル姫とトラン王子は固まってしまい、メロス、ウルフ、マルスも大慌て。
アグルが「俺が謝っておくから別室でイザクに説明して」と言ったのでメロスと壬龍と一緒に連れて行った。
トラン王子が勇者プロメテウスの実子であり、いつかは時空を超える旅に出る宿命にあることを説明すると…
「さっきの言葉が爆弾発言と思われたようなら謝るよ。
でも、俺が破滅招来体に利用された時に身についた力を舐めてもらっちゃ困るよ」
イザクは破滅招来体の影響もあって次元移動だの炎を操るだの様々な超能力を持つ。
その事もあってトラン王子の正体を感じ取ったんだね。あらら…。
「戦いに一区切りつくまでは黙っているんだよ」と言ったら、イザクは納得してくれた。
125 :
ジュダの日記:2006/06/16(金) 18:14:09 ID:T6ZsR6RlO
ファイタスめに破れはしたが…我が命、消して朽ちる事はないわ!
目覚めの後、一度我が基地のあるカーツ星へと戻り、怪獣戦艦ベムズンの改造とブラックホール砲の強化を行った。
強化したベムズンのテストのため、地球にワープ。
おかしい…以前にもこの星の島国に降りた事があるが、建造物はおろか、生命体の反応もない…。
何者かは知らぬが、ウルトラ人やアンドロ人も手を焼いておるようだ。
その時!後方から熱源、緊急回避!!
ふぅ、改造したベムズンでなければ、当たっていたかも知れん。今のは一体…?
「ジュダ、やはり貴様か!」
その声はアルゴ星人!
「我々の日本攻略の隙に他地域に攻め入るとは…」
何の事だ?
「とぼけるな!まぁよいわ。わざわざ出向いてくるとは、手間が省けたわ。
出よ、プリズ魔!この死に損ないを、そのガラクタもろとも光に変えてやれ!」
プリズ魔?さっきの光は、こ奴か…面白い!
プリズ魔が光線を放ってきた。
馬鹿め…BH砲、発射!!
BH砲は光線を圧倒、プリズ魔は次元の裂け目に落ちていった。
「馬鹿な…」
簡単な事よ。
光を包み込むなら、それを上回る闇をもってすればよい。それだけの事よ。
プリズ魔め…仕える主を見誤った己の不明を悔やむがよい。
貴様にとって二重の光を通さぬ世界は、地獄より苦しいかもな。
ベムズン、およびBH砲のテストの結果は上々。これより帰還する!
しかし…。
ウルトラ人共とアルゴ星人の戦とはな。
カーツ星にて、高みの見物と洒落込ませてもらおう。
おのれジュダめ……、思ってたよりも強いな……、しかもあれで発展途上となると再生怪獣では歯がたたんな
早めにつぶすべきか?いや、放ってこう、少なくとも私が敗れるまでは手は出さないはずだ(その方が戦力を向こうが失わない)
さて、さっさとプリズ魔を回収せねば
えーと、まずXチャンネル光波を同調させてっと
ジュダよ、プリズ魔どこに飛ばしたんだ…
あの野郎ちょろっと出てきてこっちの戦力削ぎやがって
不公平だ、向こうも減らしてけ!!
っと、愚痴ってプリズ魔見つかるわけでもないか
んーあ、いたいた、見つかった、Xチャンネル光波同調、ゲート展開プリズ魔、帰還
まだまだ役に立ってもらわないと困るからな、プリズ魔
プリズ魔はやはり少々疲弊していたが、こっちに来るなり復活した
しかしジュダ、あいつもウルトラ戦士打倒のいいヒントをくれた
BH砲……あれでウルトラ戦士を殺せずとも、別の使い道がある
ふふふふ、ジュダ、そしてボア、お前らが退屈しない程度のショーは見せてやる
アルゴ星人に変わり果てたウインダムの映像を見せられ、セブンはすっかり動揺している。
とりあえず、俺の部屋へと連れていった。師が心配なのだろう、レオも付き添ってくれた。
しばらくすると、壬龍も入ってきた。
「ウインダムは死んではおらぬ。消えたように見えるのは、アルゴ星人のしくんだ幻覚…取り返すチャンスはある」
と、壬龍は龍玉を見せてくれた。
「帰ってきたって…ウインダムはもう…」
と、セブン。やはり、だいぶ堪えているようだ。
「星人の策略に屈するのか?ウルトラセブンともあろう者が…」
壬龍の口調は厳しい。
「そうじゃない。
考えてみれば、俺はあいつの気持ちを考えてやった事があっただろうか?理由はどうであれ、ウインダム達カプセル怪獣から意志を奪い、戦いに利用してきた。俺のやってきた事は…アルゴ星人と同じなんだよ」
セブンの目に涙が浮かんでいた。
「そんな事ないですよ」
と、レオ。しかし、
「違わない!レオ、お前に対してもそうだった。俺が怪我で戦えなくなったばっかりに、第二の故郷で平和に暮らしていたお前を戦場に駆り出した。俺は…ウインダムの言う通り偽善者なんだよ…」
壬龍は泣き崩れるセブンに何か言おうとしたが、とりあえず止めた。
俺は
「なぁ、セブン。世の中に万能な奴なんて、はたしているんだろうか?よかれと思ってやった事が裏目に出るなんて、誰にだってある。
しかし、そいつに真心さえあれば、相手は必ずわかってくれる。ここにいるレオのようにな」
「ウルフ…」
「過ちがあったのなら、そいつを償えばいいだけだ。全力でな」
と、俺はセブンに言った。
「やはり、友の言葉と心に勝る物はない…か」
と、壬龍。
「よ〜し…」
セブンは、何かを決したようだ。
「レオ。こないだの特訓を覚えているな。次にウインダムが現れたら、ミクロ化して電子頭脳を破壊するんだ」
と、セブン。
「それは危険だ。トレーニングと実戦は違う。それに、 電子頭脳を破壊してもアルゴ細胞がある」
壬龍の心配は正しい。しかし、
「レオならやってくれます!そうやって、何度も壁を越えてきた男ですから」
とセブン。
「わかりました。しかし、あの特訓じゃ2体を倒す事が出来ても、最後のミクラスにはやられました。
今からトレーニングには入ります。バーチャルマシーンの「巨大怪獣コース」を使います」
と、レオは部屋を出た。
「大丈夫なのか?」
壬龍はまだ心配のようだ。
「おそらく、アルゴ星人はウインダムを俺にぶつけてくるはず…。だったら、それはそれで都合がいい。
俺が体を張って時間を稼ぎ、レオが仕事をしやすいようにウインダムに隙を作らせる!
俺がウインダムの攻撃と気持ちを体で受け止める。俺があいつに…いや、レオも含めたあいつらにしてやれる事は、それぐらいでしょう」
そうか…それがお前の償い、お前が出した答えか…。
「死ぬ気か?そんな事は私が…」
と、壬龍。
心配すんなよ。
俺がいる。俺があいつを死なせはしない!
「なるほど。やはり友とは…友情とは素晴らしい物だな」
と、壬龍も安心してくれたようだ。
任せとけよ!
メロス&ゾフィーのコンビには遠く及ばないかも知れないが、俺達も最高のチームワークを披露してやるぜ。
アルゴ星人の汚い策略に負けるほど、俺たちの友情は弱くないぜ!!
130 :
ファイタスの日記:2006/06/17(土) 13:57:18 ID:951TqtsG0
目が覚めると医務室にいた、デビロンと言うアルゴ星人に体乗っ取られてたらしい
俺とした事が…、すまねえ皆
そして起きて兄貴に挨拶しに司令室に行くと、それは始まった
司令室のモニターに映るアルゴ星人
そして、破壊される茨城…
なあ、兄貴、俺はもう我慢できねえよ
見ただろう!今のを!
星人連中皆殺しにしてやる!!
助けを求めている人達がいるんだぜ
行こうぜ兄貴、ぐだぐだ作戦立ててたら被害が増えるだけだ!!
しかし兄貴は今行ったら星人の思う壺だと言って取り合わない
臆病者!!兄貴がそんな臆病者だとはな!見損なったぜ
要するに星人が何するかわからないから手を出したくないんだろ?
敵が何をするかなんて戦ってみないとわからないんだよ!!
こんな事ならアンドロ警備隊の隊長は兄貴じゃなくてゴライアンの方がマシだったかもな
「ファイタス、隊長になんて事を」(マルス)
うるせえ!もういい、あんな奴等俺だけで十分だ
再生怪獣なんて恐れるにたりねえんだよ!
俺は行くぜ!
う……兄貴、貴様……
「みすみす戦力を失うわけにはいかないからな」
く…そ……
131 :
壬龍の日記:2006/06/17(土) 20:36:08 ID:raIBnG3Z0
身体の傷も癒え、力も戻ってきた。
ガイアとアグル、ティグリス、イザクもリハビリに付き添ってくれて助かっている。
アルゴ星人が送りつけたウインダムの映像でセブンがショックを受けた。
セブンがレオと一緒にウルフの部屋にいると聞き、お邪魔した。
龍玉で見るとウインダムが消えたように見えるのはアルゴ星人が仕組んだ幻覚。取り返すチャンスはあると言ったが…
自分は偽善者だと泣き崩れるセブンに、ウルフはこうフォローした。
「よかれと思ってやった事が裏目に出るなんて誰にでもある。そいつに真心さえあれば相手は必ずわかってくれる。
過ちがあったのならそいつを償えばいいだけだ。全力でな」
やはり、友の言葉と心に勝る物はないか。
セブンはレオに、次にウインダムが現れたらミクロ化して電子頭脳を破壊しろと言った。
過日そのための特訓をしたそうだが危険はある。電子頭脳を破壊してもアルゴ細胞があるので心配なところ。
それでもレオならやってくれるとセブンは言い切った。
レオはバーチャルシステムの「巨大怪獣コース」を使った特訓をすると言って部屋を出た。大丈夫なのか?
セブンは、アルゴ星人がウインダムを差し向けるなら、レオが仕事をしやすいように隙を作らせるという。
それがウインダムやレオたちにしてやれる償いだとの事。
セブン、そなた死ぬ気か?そんな事は私が許さぬぞ!
だが、ウルフが「俺があいつを死なせはしない!」と言った。
やはり、友とは…友情とは素晴らしいものだな。
ウルフとセブン…メロス&ゾフィーやガイア&アグルのコンビに劣らぬチームワークを見せてくれるだろう。
132 :
壬龍の日記:2006/06/17(土) 21:32:13 ID:Duui5JUc0
ウルフの部屋を出てガイアとアグルのところに戻ると、メロスが来ていた。
ファイタスがアルゴ星人が茨城県全域を破壊したのを見て飛び出そうとしたそうだ。
メロスを臆病者と言い「アンドロ警備隊の隊長はゴライアンの方がマシだったかも」と暴言を吐いたとか。
とりあえずファイタスに当て身をくわせて黙らせたそうだが…ファイタスは激しい性格のようだな。
ガイアとアグルも「メロスと大違いだね」と言った。
ファイタスめ…再びメロスに暴言を吐くなら雷地獄フルコースを浴びせてやる!
龍玉に映るものがあるので見てみると…ジュダが復活していた!
ジュダはカーツ星で怪獣戦艦ベムズンの改造とブラックホール砲の強化をしていたようだ。
そのテストでアルゴ星人が差し向けたプリズ魔に攻撃されるも逆に別次元に追放。
プリズ魔はアルゴ星人が救い出したが…ジュダは恐らく先にプリズ魔を抹殺しようとするかもしれぬ。
アルゴ星人側の戦力が徐々に減らされているのは龍玉で知ったが、ジュダの仕業だったか…
イドはジュダにマイナスエネルギーを奪われ倒され、ジュダは何者かに倒された。
そのジュダを一度倒した者は…ファイタス!氷の神殿に来る前にジュダに遭遇していたのか。
ファイタスは実力はともかく、ヘタすると戦いの足を引っ張りかねぬか。
ジュダ復活の事、ファイタスに言ったらまた飛び出すかもしれぬので暫し黙っていた方がいいのだろうか。
133 :
セブンの日記:2006/06/18(日) 03:14:57 ID:fX6vqNNx0
ウルフのおかげで目が覚めた。
俺は全力で過ちを償う。
とはいえ俺はウインダムには償いきれない罪がある。
いやウインダムだけではない。
自分の意思で俺について来たミクラス以外のカプセル怪獣の意思を俺は無視していた。
今考えるとウインダムやアギラをカプセル怪獣としたのは人間で言う昆虫採集のような感覚でいた。
ウインダムに電子頭脳を取り付けたのも人間がペットが繁殖しないように虚勢手術を施す程度に考えていた。
俺は自室に戻りカプセル怪獣達をカプセルから出した。
ミクラス、アギラ、ウインダム2世(平成セブン登場)
ん?一個不発だ。部屋の外に転がっていったのであとで回収しよう。
さてお前達に問いたい。
これからも俺について来てくれるか?もちろん強制はしない。
俺はウインダムを見てつくづく自分の思慮の足りなさに嫌気がさした。
俺はお前達のことを宇宙に住む1体の生命としてよりも俺の代わりに戦う戦力としてしか考えなかった。
お前達もこんな奴に苛立ち、憤りを感じているなら遠慮なく俺の元を離れてくれ。
ミクラス「私はどの道バッファロー星には帰れない。あなたに付いて来たのも自分の意思。これからもセブンについて行く。」
(以下は俺とテレパシーで交信できるミクラスの通訳)
ウインダム2世「俺は初代と違ってウルトラセブンと戦えることを誇りに思っている。」
アギラ「僕は最初捕獲されたときは腹が立ったけど、セブンが自分に関係ない地球を守るために必死で戦っているのを見てこの人はいい人だと思った。」
お前達・・・・。
そうだ。これからはお前達をカプセルなんかに閉じ込めることなく自由に暮らしてもらおう。
自由に暮らした上で自分の進みたい道に進んでくれ。
もう俺はお前達の主人じゃない。友達だ。
あ〜マックスの馬鹿のせいで星に帰れなくなっちゃったね。
さて仕方がないしウルトラ戦士の首を手土産にジュダあたりの部下にでもしてもらうかね。
アルゴ星人は性悪で有名だからやめておこう。
ま!性悪は僕もだけどね!
とりあえず氷の神殿の戦士を皆殺しにしようかな。
まずは〜セブンの怪獣カプセルに偽装したカプセルに入ってセブンに持ち運んでもらって侵入だ。
勇者プロメテウスの力?そんなちんけなもんでシャマー星の科学で作り出したカプセルの侵入を防ぐのは!無!理!!
ギャハハハハハ!
おや?何だかセブンがカプセルを投げたぞ。
カプセル怪獣3体が現れたけど、もちろん僕のカプセルは偽だから不発だ!
そのまま転がって氷の神殿中枢部へ・・・と思ったら筋肉馬鹿な女に拾われた。
「メロス。これな何か重要な部品じゃないの?落ちてたわよ。」
「ありがとう西条くん。これはセブンの怪獣カプセルで、中にはさっきのウインダム達が・・・!?貴様は何者だ!!」
ばれちゃしょうがないね。
ま、みんな集まって来たし計画を実行に移すとしようかな。
初めまして戦士諸君!あっしはシャマー星人と申すちんけな宇宙人でやんす。
あんたらが僕を知らなくても、僕はあんたらをよく知っているよ。
アンドロエロスにアンドロワロス、アンドロセルフ、アンドロフリンだね。
それにウルトラマンセブンにウルトラマンどS、ウルトラマンレモン、ゾーフィ、
ウルトラマン害あ、ウルトラマン悪る、肛門、ゆうこりん、珍龍、あとダダだね。
「貴様は俺達を馬鹿にしているのか?(メロス)」
「マンはいらない!どこかで聞いたような間違いを!!(セブン)」
「どSじゃない!若干M気味だ!(エース)」
「ガイアの‘がい”が有害の害だったな!なんとなくわかるぞ!(ガイア)」
「誰がダダだぁぁあ!!(西条)」
「っていうかわざとだろ!お前。(アグル)」
とりあえずみんなの意見がムカつくでまとまったところでいったん僕は退散するよ。ではまた後ほど!
さ〜てアホのウルトラ戦士とアンドロ警備隊をまいたところでここにシャマー特製時限爆弾をセット!
これが爆発すれば太陽系は消し飛ぶね。
まあプロメテウスの力とやらで弾かれるから爆発して消滅するのは氷の神殿だけだけど。
お久しぶりです!馬鹿のウルトラ戦士とアンドロ警備隊の諸君!
残り15分の余生を楽しんでくれたまえ!
じゃあバイビー!さいなら〜!
僕はまた偽装カプセルに入り込み、転がって外に脱出した。
さ〜てあいつらはあと11分で木っ端みじんだ〜!
よおシャマー星人じゃないか、どこ行くんだ、ん?
「げげげげげげ、ファ、ファイタ……」
首根っこをつかんで
俺は今気が立ってるんだ、お前みたいな奴が出てくれるとむしょうに殺したくなる
「ま、待とうね、落ち着こうね、ファイタス君、うん、短気はよくな…」
シュパ
「ひえ、え?あり、何にもなってないや、やーい、ミスってやんの、ばーか、所詮一発キャラなんだよ、お前なんて」
こいつはすまねえな
「あ、あり、なんか腹のあたりがむずむずするぞ…」
俺の太刀筋はお前ごときには早すぎたようだ
言葉が終わると同時に、シャマー星人の体は真っ二つになった
「へ…へーんだ……こんな事しても、爆弾が…」
「これの事かね?」
凍結された爆弾をシャマー星人に投げつけるマーゴドン
「あ……あ…あ……あ」
グチャ(シャマー星人の頭をファイタスが踏みつぶした音)
ゴミが二度と出てくるな
137 :
壬龍の日記:2006/06/18(日) 16:40:50 ID:a5oAiSfj0
氷の神殿にまたも侵入者。
シャマー星人…マックスによって追放されたが、セブンの怪獣カプセルに偽装したカプセルで侵入したらしい。
我らを侮辱した上、氷の神殿ごと爆弾で消し飛ばそうとしたのは許せぬ!
幸いにもマーゴドンが爆弾を凍結させ、ファイタスがシャマー星人を斬り倒したのでよしとしよう。
この事件を聞いたティグリスとイザクも大激怒。
イザク「焼き殺しても飽きたりないね!」
ティグリス「破滅招来体よりもタチ悪いな!」
正直、シャマー星人のような輩は二度と来るなと言いたいぞ(-_-;)。
デビロンとシャマー星人は各々勇者プロメテウスの力を掻い潜って侵入した。
勇者プロメテウスの力が弱まっているとは考えにくい。
もしや、アルゴ星人を始め氷の神殿破壊を狙う輩はその対抗手段を見つけたのか!
光の申し子≠スちに話してみると…
ガイア「勇者プロメテウスの力に同調するシステムを作ったのかな?」
アグル「その力の中に穴をみつけたのかもな。俺も似た事やったから」
アグルはガイアと敵対した頃、エリアルベースの警備システムを掻い潜って侵入した事があるそうだ。
ガイアより先に戦士の力を使いこなせたアグルだから出来たらしいが、今は2人とも力の使いこなしは同等かな。
念のため、メロスに話してみよう。光の申し子≠スちの言葉もあながち間違いではなかろう。
ある事を思い付き、トレーニングに入ろうと思った。
トレーニング室に行くと…おっ、やってるやってる。セブンとレオだ。
「レオ。最後の方の敵にやられるのは、明らかにスタミナ不足だ。これより、体力アップのための特訓に入る!」
「はいっ!!」
セブンの奴、吹っ切れたようだな。
「相変わらず、厳しいトレーニングだな」
気が付くと、後ろに壬龍がいた。
それだけじゃねえさ。見なよ、アレ。
前にも、アンタに言ったよな。「こういう時のセブンは本気で怖い」って。
レオの身を案じて止めようと思った事も、1度や2度じゃないさ。
だがな…レオのあの目を見てると、俺は何も言えなくなっちまうんだよ。
「なるほど…よい目をしておる。セブンが真の偽善者なら、レオもあんな目にはなるまい。
ましてやレオ以上に付き合いの長いカプセル怪獣達なら…言うまでもないな。
本当によき師弟だ」
そういう事。
それより壬龍。何を慌ててんだい?
「実はな…」
壬龍の顔色が、一転して厳しくなった。
何かあったのかな?
壬龍は、ガイア達と話した事を教えてくれた。
ふ〜ん…結界の穴、もしくは死角ねぇ…。
だが、メロスに話してもわからないんじゃないかな?
何せ、氷の神殿にしろ三種の神器にしろ、わからない事だらけだからな。
もっとも、メロスはその謎を解くために時間の許す限り文献をひっくり返して調べている。今はゾフィーも手伝ってるしな。
何か進展があったかも知れないし、ひょっとしたらその話も大きなヒントになるかも知れない。
早く聞かせてやれば、メロス達も喜ぶと思うぜ。
「それより…そなたは何をしておる?まさか、セブン達の特訓の見学とも思えぬが…」
俺か?へへっ、ちょっとな。
こないだの戦いでは、アンタやマーゴドンの提案した策が当たり、アルゴ星人を退ける事が出来た。
だが、奴らも馬鹿じゃない。必ず対抗策を用意してくる。
俺が見た限り、いくら西条クンのディバイドランチャーとは言え、一度に複数体の怪獣の細胞を消滅させる事は難しいんじゃないかな?
複数の敵を消す技と言えば、俺達コスモ戦士の秘技・コスモオーラだ。
トレーニングでこいつの威力を上げれば、俺も何とか役に立てれるんじゃないか?…と思ってな。
「なるほど、考えたな」
壬龍はニヤリとした。
「次の戦いでも、そなたの活躍を期待しておる」
そう言い残し、壬龍はメロスの部屋に向かった。
任せとけよ!さ。トレーニング、トレーニング。
メロスはいい奴だ。他のみんなとの絆も大切だ・・・・
しかし・・・つまらん。私のしたいことはこんなものではない!
暇つぶしにギールの口を裂き殺した。赤い液体が出た。
面白い面白い面白い面白い面白い面白い面白い面白い
次は誰をやろうか!アヒャー!!!!
アルゴ星人?私の敵ではないな。指一本で楽勝。
ジュダも今の私の前ではゴミ同然だ。奴隷にしてやる。
壬龍の糞がギールを殺したのかとか問い詰めてきやがる。
ああ、そうですよ!?何か悪いですか!?てめぇも切り刻もうか?えええ?
ゾフィーロボットであるかだって?ゾフィーロボットは私は保有しているぜ
ほら!ゾフィーロボットレッド!ブルー!グリーン!ピンク!イエロー!
チッ!他の連中も着てしまった。ゾフィー戦隊は全滅したが私は彼らをZ光線で行動不能にし脱出した!
ははは!萌えが私を待っている!性欲も全て吐き出すぞ!イヤッホー!!!
とりあえず宇宙人連合と手を組む事にした。そして連合のリーダーにも就任した。
イデヨ!アロンα!そしてブラックキングβ!ウルトラマンゼノンγ!血と精液のパーティーの始まりだ!
ps 安心しろwアルゴを滅ぼすのが先だぜw連中を滅ぼしてからウルチラの偽善者どもを殺してやる!
最初に殺すのは壬龍!貴様だ!首を洗って待ってろ!ヒャハハハハ
壬龍が私の部屋を訪ねてきた。
「勇者プロメテウスの結界の事だが…」
と、ガイア達と話し合った事を教えてくれた。
残念ながら…氷の神殿を覆っている不思議な力については、私にもまだわからない。
簡易的に「結界」と呼んではいるものの、それが念などの霊的な力なのか、あるいはバリア等の科学の力(キングやトラン王子の話によると、プロメテウスは元々科学者だったらしいし)なのか…。
しかし、その話は今後の調査の鍵になるかも知れない。
力になれなくて申し訳ないが、また1から調査してみるよ。
「それともう1つ…」
と、壬龍。今度はファイタスの事らしい。
シャマー星人を斬ったという報告もマーゴドンから聞いている。
「振る舞いといい戦い方といい、戦士らしくない!」
と、マーゴドンは言ってたがね(苦笑)。
「しばし、戦列から外してはどうか?」
と壬龍。心配はいらないさ。
これは私の推測だが、ファイタスはまだ蘇生したばかりだし、その直後にデビロンの件もあった。
その事で、精神的にも参ってるんじゃないか?もっとも、あいつは口が裂けても「そうだよ」とは言わないだろうがね。
シャマー星人やジュダを殺った事、悪い方にとるのではなく、プラスに考えてはどうだろう?
現に、おかげで我々も命拾いさせてもらってるわけだしね。
そうする事が自信に繋がり、やがては精神的にも落ち着いてくるだろう。
我々は、ファイタスの自信が妙な方向に逸れないように、ウマい事修正していけばいい。
「では、ファイタスの事は兄であるそなたに任せよう。
そう言えば、そなたも1人で戦おうとしたな。根っこの部分は似た者兄弟だな」
キツい事思い出させてくれるなぁ〜(苦笑)。
「メロス!おお、壬龍もいたか!ちょっと来てくれないか」
と、今度はゾフィーが入ってきた。
壬龍とゾフィーに着いていくと…そこにはその手を鮮血で染めたゾフィーがいた。
…って、ええええぇぇぇぇっ!?ゾフィーは今、私の隣にいるし、って事は…。
「ゾフィーロボット…であるか」
と壬龍。
「ゾフィーロボットは私が保有している!!」
というもう1人のゾフィーの陰から、色違いのゾフィーロボットが5体現れた。
「量産したか…」
と、ゾフィー。どういう事か説明してくれ。
「トレーニング用のゾフィーロボットの性能を上げようとしたんだが…コンピューターにウイルスが潜んでいたのか、狂ってしまったようだ…」
そんな馬鹿な!ここのコンピューターにウイルスだと?
「ゾフィーロボットには、私と同等あるいはそれ以上の力を引き出すために私の疑似人格をプログラムしてある。自分を「本物のゾフィー」と認識しているのは、恐らくそのためだ」
と、ゾフィーが説明してくれた。
「何かあったんですか?」
と、ガイア達も駆けつけてきた。
原因の究明は後だ。
どのみち、ゾフィーロボットの軍団はもはや袋の鼠だ。全力をあげて破壊する!!
急ごしらえの量産型のゾフィーロボットは、我々の敵ではなかった。
「ちぃっ!!」
ゾフィーロボットはそう言うと、我々にZ光線を放ってきた。
「うわあぁぁぁっ!!」
さすがにオリジナルのゾフィーロボット…しかも強化されているだけはある。
我々は、光線のために動けなくなった。
「私は宇宙人連合と手を結び、連合のリーダーに就任する!」
そしてゾフィーロボットの合図と共に、アロンとブラックキング、そしてウルトラマンゼノンを模したロボットが姿を現し、ゾフィーロボットの後に続いた。
「アルゴを滅ぼしたら、次はウルトラの偽善者どもだ!最初に殺すのは壬龍、貴様だ!!」
と叫ぶと、動けぬ我らを後目にいずこへと去っていった。
体の痺れがとれたので、全員でコンピューターにウイルスを仕込んだ犯人を探す事にした。
「これを見てくれ!!」
と、アグル。
アグルが指さしたモニターには、コンピュータールームに仕掛けてあるカメラがとらえた犯人が映し出されていた。
こいつはシャマー星人!!
あれだけの挑発と爆弾だけでおとなしく帰るわけがないと思っていたが…コンピューターにウイルスを仕掛けたのは、やはりこいつだったか。
とんだ置き土産をしてくれたもんだ。
「また私のせいで…みんなに迷惑をかけてしまった…」
と、頭を下げるゾフィー。いや、君が悪い訳じゃないさ。
「しかし、ゾフィー。ゾフィーロボットを知り尽くしているのはそなたであり、ゾフィーロボットはそなたと互角以上の力を持っている。
ゾフィーロボットを倒すのは、そなた以外にはおるまい」
ゾフィーは、壬龍の言葉に力強く頷いた。
プリズ魔の光で、ブラックキングの姿をしたロボットとゼノンの姿をしたロボットは消滅した
振り向けばウインダムの腕がアロンのロボットの首をぶら下げている
「ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、お前なんて指一本で全滅させてやる」
わけのわからん事いいながら体当たりしてきたゾフィーの姿のロボットを私は左手の小指で受け止めた
「汚い手で触るなああああああ」
M78光線の構えを取るゾフィーロボット
が、発射されたM78光線は私の小指にはじかれ、さいたまに直撃した
「あ、あれ?アルゴ星人って、こんなに強いの?」
私は奴との間合いをつめると、小指を奴の頭に突き刺した
「こ、こっちが、指一本で……」
次の瞬間ゾフィーロボットは砕け散った
ウルトラ戦士よ、こんなおもちゃで私を止められると思っているのか?
なお宇宙空間から迫ってきていた下級宇宙人の戦艦群は衛星軌道上にいたウルトラ戦士により軽く全滅させられたようだ
しかし、このロボット、何がやりたかったんだ?
145 :
アグルの日記:2006/06/20(火) 18:23:10 ID:YCf/b2ur0
神殿の中が騒がしかったのでガイアやティグリス、イザクたちと行ってみた。
手が血だらけのゾフィー?と思いきや、壬龍がロボットと見破った。
ゾフィーがトレーニング用に造ったが突如狂ったらしい。
ゾフィーと同等かそれ以上の力を引き出すため疑似人格プログラムが入っているそうだ。
ゾフィーロボットは自分を本物のゾフィーと認識しているのでは?との事。
しかも色違いのゾフィーロボットも出現!ゾフィーロボット自ら量産したらしい。
量産型は倒したが、ゾフィーロボットにZ光線を放たれて動けなくなった。
ゾフィーロボットは「私は宇宙人連合と手を結び、連合のリーダーに就任する!」と宣言。
さらには、アロン、ブラックキング、ゼノンを模したロボットが姿を見せた。
「アルゴを滅ぼしたら次はウルトラの偽善者どもだ!最初に殺すのは壬龍、貴様だ!」
ゾフィーロボットはこう言って、他のロボット一緒に去っていった。
氷の神殿にコンピュータウイルスが仕掛けられていたのでは?とのことで全員で捜した。
コンピュータールームのカメラに誰かが映っている!確認してみたら犯人はシャマー星人!
「また私のせいで…皆に迷惑をかけてしまった」とゾフィーに謝られた。
壬龍は「ゾフィーロボットを倒すのはそなた以外にはおるまい」とゾフィーを励ました。
ゾフィーロボットをよく知るからこそらしい。
壬龍の龍玉が光っていたので見せてもらった。
龍玉に映っていたのは、ゾフィーロボットがギールを殺したところ!
あの野郎!かつて破滅招来体と戦った友を殺すとは許せん!
「何でギールが!」さすがにガイアも驚いていた。
壬龍がゾフィーロボットに問い詰めたところ、逆に開き直られたそうだ。
その時、ティグリスとイザクの怒りが爆発!
ティグリス「お騒がせな物造ってくれちゃって、どうしてくれるんだ!」
イザク「一度焼いて食ってやる!」
お〜い!ゾフィーはウルトラの星の戦士だぞ!普通食えないって!
ゾフィーを袋叩きするティグリスとイザクの凄まじさに、俺とガイア、壬龍で皆に謝った。
ティグリスとイザクに袋叩きにされたゾフィーに肩を貸し、とりあえず部屋まで連れていく事にした。
申し訳なさそうな顔のガイアとアグル、それに壬龍も付き添ってくれた。
「何で、ただ一方的にやられたんですか?」
と、アグル。
「ゾフィーロボットを作ったのは私、ウイルスに気付かないままコンピューターを使ったのも、私の落ち度だ。彼らの怒りは、もっともだからだ」
と、ゾフィーは答えた。
「今は頭に血が上っちゃってるけど…きっと、わかってもらえますよ。ティグリスもイザクも、根は悪い奴じゃありませんから」
「わかってるさ」
ガイアのフォローに、ゾフィーは優しく笑みを返した。
「しかし…壬龍の言うように、早くゾフィーロボットの軍団を破壊せねば…」
というゾフィーに、
「その必要はなくなったようだ」
と、壬龍は龍玉を見せてくれた。
そこには、アルゴ星人と再生怪獣に簡単に破壊されたロボット軍団が映し出された。
「そんな…あのロボット達を…簡単に…」
「急ごしらえの怪獣ロボットはともかく、ゾフィーと互角以上のゾフィーロボットをこんな簡単に…これが、アルゴ星人の強さなのか!」
と、2人とも驚いている。
おいおい。2人とも、何を驚いている?
私がそう言うと、2人はさらに驚いた顔で私の方を向いた。
ただの結果報告だけなら、いちいち龍玉を見せる事はないだろう。
2人は、今の戦いを見てなかったのかい?
「どういう事です?」
とガイア。
「恐らく…本物のゾフィーはもちろん、普段の正常なゾフィーロボットでも、今のようにはならぬという事だ」
と壬龍。2人は、まだ不思議そうな顔をしている。
今のゾフィーロボットの戦い方を見ただろ?ただ、ガムシャラに突っ込んでいっただけだ。あれでは、どんな相手にも勝てん。
M87光線にしてもそうだ。エネルギーの計算が、まるで出来ていなかったからな。
戦いとは、力や技が強いだけでは勝てん。どんな相手だろうが常に作戦や戦法を考えなきゃダメだ。
「じゃあ、逆に言えば…たしかにアルゴ星人は僕達より強いかも知れないけど、戦い方次第では十分勝てる相手だって事ですか?」
そういう事。
だが、それだけでもダメだ。
それに溺れてしまっては、戦いその物に飲み込まれて溺れ、破れてしまうからね。
戦いとは技と力、そして頭と心があってこそ、はじめて勝てるものなんだよ。
「ありがとうございます!勉強になりました!!」
と、2人は深々と頭を下げてくれた。
ヒャヒャヒャヒャ!湿布野郎のフェイタスの斬撃で僕は死んだことになってるみたいだなぁ。
馬〜鹿!僕の本当のサイズは小さいんだからあれが本体なわけないだろうに。
あれは僕たちが大きなサイズで行動する際の生態メカさ。
ま、有機物だけで作ったメカだし、操縦席は股間にあったから湿布ごときには判別できなかったみたいだね。
やっぱりアンドロ警備隊もウルトラ戦士も頭にカビが生えたアホばっかみたいだね。
さ〜て、爆弾作戦は失敗したもののウイルス作戦は戦士たちに非常に好評だったようだからしばらくコンピュータを使って邪魔をしてやろうかな。
まずは戦力の削減に、戦士たちの信頼の失墜。
ヒャヒャヒャヒャヒャ!面白くなってきた。
149 :
孤門の日記:2006/06/20(火) 21:25:50 ID:5aeIRvDY0
僕の携帯にリコから電話が入った。最近会ってないから寂しくなったのかな?
リコ元気か?僕も元気で今さあ・・・
「それどころじゃないのよ孤門君!!今全国の防衛組織の基地に大量のクレーム電話が来ているの!!」
クレーム?いったい何のことだろう?もしかしてアルゴ星人事件が一向に収束しないからかな?
リコに聞いたところによるとその電話の内容は何種類かあるらしい。
1.ウルトラマンガイアは人類の敵だから殺してしまえ
2.ナイトレイダーは何で副隊長に怪人を置いておくのか?
3.ゾフィーは卑猥な性犯罪者だから地球から追放しろ
4.ウルトラセブンが隊長なのにMACのあのザマはなんだ
など数パターンらしい。何でこんなことになったのだろう?
「事情はこのホームページを見ればわかるわ。アドは
http://………………よ!」
とりあえずそのホームページを開くととんでもない惨状が広がっていた。
誰がこんな酷いことを・・・。
150 :
セブンの日記:2006/06/20(火) 21:40:38 ID:5aeIRvDY0
孤門が大慌てで全員招集をかけた。
「これを見てください。このホームページです。」
そのホームページのタイトルは「ウルトラ戦士・防衛隊の真実」と書いてあった。
項目がいくつかあり、まずは「ウルトラマンガイア怪獣を日本に誘致」という項目を開いてみた。
すると高山青年がガイアに変身する映像が流れた後、高山君がティグリスとイザクに食べ物を与える映像が流れた。
問題はその発言内容で、「ティグリス。明日東京で派手に暴れろ!!まあ死なない程度に手加減してやるからよ。」とガイアの声が流れた。
そして閉めの文章に「ご覧いただきましたか?ガイアは自分で怪獣を呼び出して自分で倒していた罪人です。
そしてその正体はXIGの高山我夢です。彼は死を持って償うしかない。」と書かれていた。
「そんな・・・僕はこんなこと言ってない!!」とガイアは動揺している。
この場のみんなはそんなことはわかっているが、世間はそうはいかないらしい。
ガイアいわくティグリスとイザクに食べ物を与える映像は彼らが「ガイア。それうまいのか?」
と聞いてきたのでガイアの食べていた食事を少し分けてあげた時の映像らしい。
恐らくそれにガイアの音声データから作り出した偽の声を合わせたのだろう。
さらに「脅威?ナイトレイダー副隊長は侵略者?」の項目をクリックすると、ダダの画像が現れた。
そしてそのダダが徐々に変身していく。そしてダダは西条君の姿になった。
もちろんこれはCGではないので地球人には本当にダダが化けていると思うだろう。
上記はいずれも地球の技術では不可能な代物で、いったい何者が作り出したのかのやら。
151 :
セブンの日記:2006/06/20(火) 21:53:50 ID:5aeIRvDY0
さらに「性犯罪者宇宙警備隊長ゾフィー」の項目ではゾフィーがDASHのミズキ隊員をレイプしている映像が流れた。
しかも「はぁ?地球防衛?地球人の女とヤってるほうがいいよ。東京壊滅?知るかボケ!!」という音声入りだ。
恐らくこれはゾフィーロボットがDASHがおとりに作ったアンドロイドミズキを襲っている映像だろう(ゾフィーの日記Part2初期掲載)
音声はガイアのときと同じと思われる。
さらに「ヘタレMAC隊長はウルトラセブン」の項目を見る。
ここでは俺の変身するシーンの映像が流れた。
横には「ご覧のようにMAC隊長モロボシダンの招待はセブンです。しかしにもかかわらず何度も全滅とは何たるザマでしょう。」
「恐らくセブンは本気で戦っていないのです。でなければMACはもっと活躍できるはずです。」という文章が書かれていた。
他にも色々な項目があり、全ての項目でウルトラの戦士や防衛組織に対する不信感や不快感を示すような映像や画像が置かれている。
我々から見れば偽の映像なのだが、一般の地球人にはそれが嘘だと判別できなくなっている。
ってちょっと待て!!ここでは俺にガイア、レオ、エースの正体が暴露されている。
元々地球人のガイアはともかく俺達はこんなに多くの人間に正体を知られては地球に留まることができなくなる。
何と言うことだ。そうか!!これで地球から戦力を削いで地球人に我々への不信感を植え付けて信頼を失墜させるのが目的か。
しかし誰がいったいこんなことを・・・・。
152 :
ガイアの日記:2006/06/20(火) 22:33:28 ID:rbT0kqz/0
ティグリスとイザクがゾフィーを袋叩きした事は友として本当に申し訳ないな。
メロスが部屋に連れていくとの事で、アグルと壬龍と一緒に付き添った。
自分の落ち度だからと謝るゾフィー。
きっとわかってもらえますよ。ティグリスもイザクも根は悪い奴じゃありませんから。
ゾフィーロボットの軍団を何とかしようと思った矢先「その必要はなくなったようだ」と壬龍が龍玉を見せてくれた。
映ったのはアルゴ星人と再生怪獣に破壊されたロボット軍団。
あまりのあっけなさとアルゴ星人の強さに驚いていると、メロスに「何を驚いている?」と言われた。
壬龍いわく「恐らく本物のゾフィーはもちろん、普段の正常なゾフィーロボットでも今のようにはならぬという事」との事。
「ゾフィーロボットは闇雲に突っ込んでいっただけでM87光線もエネルギー計算が出来ていない」とメロス。
そこから「力や技が強いだけでは勝てない。どんな相手に対しても常に作戦や戦法を考える事」とレクチャーされた。
強いかもしれない相手でも戦い方次第では充分勝てるけど、それに溺れては戦いその物に飲み込まれ負けてしまう。
戦いとは技と力、頭と心があってこそ初めて勝てるものと言われた。
勉強になりました!
ティグリスとイザクが気になり戻ってみると、マーゴドンが必死に宥めていた。
何とかしてくれと訴えるマーゴドン。僕から話すね。
ゾフィーはトレーニング用にゾフィーロボットを造ったけど、ウイルスに気づかずにコンピュータを使っただけだよ。
ティグリスとイザクは「な〜んだ!」と納得、後でゾフィーに謝ったけど…
「今回みたいな事を再びやったら、本気で焼いて食うからね!」
お願いだから、ゾフィーは食べないでね(^_^;)。
153 :
ガイアの日記:2006/06/20(火) 23:27:25 ID:fn8TaDQw0
(
>>152の続き)
孤門が全員召集をかけてきたので行ってみた。リコさんから孤門の携帯電話に緊急連絡が入ったそうだ。
孤門を通じてリコさんが紹介してくれたホームページ『ウルトラ戦士・防衛隊の真実』を見てみたら…
内容全てが戦士や防衛組織に対する不信感や不快感を示すような映像や画像で溢れている。
僕らから見ると偽の映像、ただし一般の地球人にはそれが嘘と判別出来ない。
ホームページを見た人々からは全国の防衛組織にクレーム電話が殺到しているのだとか。
壬龍が言うには、ファイタスに斬られて死んだと思われていたシャマー星人の仕業だとの事。
龍玉にはシャマー星人が映っていたが、小さいサイズと大きいサイズが並んでいた。
「シャマー星人…本来は小さな姿だが過日我らが見たのは大きい姿で我らに合わせて行動する時の生態メカ。
ファイタスが斬り倒したのは大きい姿の方だ」
壬龍の言葉に、ファイタスは「今度こそ本気で斬り倒す!」と息巻いた。
壬龍はさらに言葉を継いだ。
「ウイルス作戦で味を占めたシャマー星人はコンピュータを利用して戦力削減と戦士たちの信頼失墜を狙った。
戦士たちと各防衛組織に対する不信感を植えつけ、頃合を見計らって我らを叩く魂胆か」
ホームページを作ったのがシャマー星人であることは間違いない」
ただ、再びあの生態メカの姿で来られても本来の姿である小さいサイズの方を倒さなければ意味がないのだとか。
後でアルケミースターズのダニエルに連絡したらこんな返事が。
「そのホームページは酷いね。アルケミースターズでも出所を探ってるんだけど、まだ突き止められなくて。
作った奴は許せない!僕もキャスも、アルケミースターズの皆も、我夢や博也たちの事を信じてるよ」
ダニエル、ありがとう!
ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!愉快愉快!
ウルトラ戦士に対する不信感はどんどん募っているね。
まあ関東地方の大半が壊滅した状況下であの情報を流されたらね。
お!!ニュースだ。長野県に疎開した臨時国会議事堂に一般市民が詰め掛けている映像だな。
「自衛隊を派遣してウルトラマンガイアを殺せ!!」「ゾフィーは女の敵よ!!」
「ウルトラマンを地球から追放しろ!!」「防衛組織なんか解体させちまえよ!!」
「え〜このように現在臨時国会議事堂に全国から数十万人の国民が詰め掛けてデモを行っています。」
ヒャヒャヒャヒャヒャ地球人も馬鹿ばっか。情報の真偽も見分けられないなんてちんけな生物だ。
2ちゃんねるを見てもウルトラ戦士たちを叩くスレでいっぱいのようだね。
「【餌付け】ウルトラマンガイアを引き裂けPart103【八百長】」「メビウス氏ねPart57」「【三面】NR西条副隊長Part97【怪人】」
ヒャヒャヒャ思い通りにことが運びすぎて笑いが止まらないね。
さ〜てさらに色々とホームページを充実させるかね。
次は「南原市氷漬けのマーゴドンとウルトラ戦士が手を組んだ」だ。
ウルトラマンアグルがマーゴドンと協力して日本を氷漬けにしようとたくらんでいる感じにしよう。
あと「初代ウルトラマン地球人をひき殺す」も行こうか。
もちろんハヤタとウルトラマンが合体して云々はオールカットでただの殺人者のように描く。
ヒャヒャヒャ。さっそく反響がすごい。
このままウルトラ戦士を地球から追い出し、防衛隊を機能停止に追い込もう。
155 :
ガイアの日記:2006/06/21(水) 12:34:59 ID:uSLzlpr80
(
>>153の続き)
あれから壬龍は龍玉でシャマー星人の様子を見ている。
「愉快愉快!アンドロ警備隊もウルトラ戦士も頭に黴が生えたアホばっか!」
龍玉から聞こえるシャマー星人の嘲笑が癪だけど、戦士たちの何たるかを知らないから好き勝手言えるんだよね。
アグル「そのうち竹箆返しを受ける事も知らないで!」
ティグリス「本気で悪事を楽しんでるね」
「本体の小さい方を倒さないとダメなんだよね?小さい方を生態メカから叩き出すのは出来る?」
イザクの質問に壬龍はこう答えた。
「叩き出す事は出来る。問題は小さい方のシャマー星人が生態メカのどの辺にいるか…だな」
壬龍の言葉にイザクは「意外なところにいたりしてね」と苦笑。
意外なところ?壬龍、龍玉でシャマー星人の生態メカを映して!
壬龍が頷いて再び龍玉でシャマー星人の生態メカを映し出す。
シャマー星人の生態メカのある部分が光っていた。そこに小さいシャマー星人がいるのは確実と壬龍は言う。
ただ、女性陣(西条副隊長、フロル姫、夕子さん)がいるのでこれを言葉にするには問題ありとの事。
直接皆に見てもらった方がいいね。
「シャマー星人の居所を突き止めました!」
と、ガイアが我々男性陣だけに声をかけた。
龍玉を覗くと…なるほど。こりゃたしかに、男にしか見せられん…って思ってると、
「何見てるの?」
…って、西条クン!
「そんな所にいたのか。だったら私が蹴り上げて、文字通り使い物にならなくしてあげるわ!」
コラコラコラ!嫁入り前の娘さんが言っていい台詞じゃないぞ!!
「コクピットがわかったのなら、話は早い。俺が乗り込んで、星人を倒す!」
と、セブン。
なるほど。ミクロ化して、星人と戦うわけか!
「だったら…その役目、俺が引き受けます」
と、レオ。
我々には、まだアルゴ星人との戦いもある。レオにとって、再生ウインダムとの戦いのための模擬戦にもなるしな。
「こいつにやられるようじゃ、強化されたウインダムには勝てませんからね」
「よし。では、お前に任せる。ただし、爆発に巻き込まれる可能性があるから、生態メカの中では光線は使えん。打撃で撲殺するしかない。
こいつを使え。お前のために作った武器だ。西条クンのランチャー同様、お前の体に合わせて大小に変化する」
と、セブンはレオに新型のレオヌンチャクを渡した。
「わかりました。今からこれを使った特訓に入ります!」
と、レオはトレーニング室に向かった。
よし。作戦は決まった。
セブンとウルフは、レオのトレーニングのサポート頼む。
残りの者は、星人の生態メカを探し出すんだ!!
ある事に気が付いた
俺、地球の連中になめられている…
よく考えてみたらなんでこんなまどろっこしい事やってるんだろう
さっさと光線の一発も撃ってこの星を消し飛ばせばいいのに…
なあデビロン、何でだと思う?
「え?それはお前が相手が強かった事にして給料の増加を上にしてもらうためだろう?」
お前俺を何だと思ってんだ
「いやんな事言われてもよ、やる気無いようにしか見えないもん、お前、何あんな怪獣蘇らせて遊んでるわけ?」
……なんか違うような
あ、そうか、思い出した俺の任務は南極のウルトラ戦士倒す事だった
いやーあせった、一瞬仕事サボって遊んでる気分になっちまったよ
は、は、は
これじゃまるでジュダだな、あいつはいつになったらこの世界滅ぼす気になるんだろうな
アルゴ星人、ジュダは
え?ジュダって宇宙の闇から生まれたんじゃないかって?
そうだよ、俺達と同じでね
だからあいつはあの時からかってプリズ魔殺したりしたけど本格的に俺達と戦おうとしなかっただろう?
それにあいつならプリズ魔を殺す事だってできた
それをしなかったのは、あいつが俺達の…まあ味方じゃないが敵でもないからだ
あいつは優しすぎるからな……他の生命体の存在なんか認めてるし
まあ、アルゴ星人ってのも実は***だし
それにしても協力してくれとは言わないけどよ、ちょっかい出すのはやめてほしいね、ジュダ
あ、そうか、あいつナルシストだから俺等が何か言っても聞かないか
なんにせよあいつもいつかはどうしても共存しなきゃならない相手である俺達にそうやいのやいの言わないだろうな
んにしても、だ
モルドとギナ、あいつらは何で復活しないんだ?
サボってやがるのか?
ってああまたぼやいてるよ俺
何が悲しくてこんな辺境の星でウルトラ戦士と遊ばなきゃならないんだろ
……そろそろ決着つけようかな
ほ〜う、私の名前が出てきたな……
それで日本を氷付けにする
ほー
私のその一言で、壬竜は私が次にどんな行動に出るか察し、あわてて止めに入った
「マーゴドン、頼む、落ち着いてくれ、相手の挑発にのっては…」
馬鹿野郎!!
相手に自分の能力過小評価されていて納得がいくか!私を出すんならせめて世界を氷づけ位にしろ!
それと私ならこんな星滅ぼすのに1分ちょいかかったら長い方だぞ!
おのれ人をおちょくりおって、奴の母星は滅ぼす星のリストに追加だな、これは
「怒るところ違うと思いますよ……それと何もんな事で星まで滅ぼさんでも…」
ジョークだ
一同ずっこける
「マーゴドンって…なかなかお茶目なところあるんですね」
当たり前だ
昔もっとひどい挑発を受けた事がある
それに、挑発されて人が死ぬわけでもなし
挑発など、所詮力の無いゴミがやる事
ひっかかるような奴は私の知ってるなかでh……
いた…
「誰ですか?それ」
…………ゴライアン
「……………あいつ昔信頼失った星壊滅させた事あったな、そういえば」
………………
「ま…まあ、本人が知らなければ大丈夫だと……」
「アストラかフレアに連絡してゴライアンにだけはこの事は伝えるなと念入りに言ってくれ、ドリューだと面白がって教えそうだ…」
宇宙警備隊も大変だな…
「いや、ゴライアン兄弟って言うもっとひどい連中がいますから…」
………まあ、がんばってくれ
シャマーが何か言ってるし、地球人がうんたら言ってるが、どうでもいい
シャマーが何を言い始めようと、地球人が俺達をどう思おうと、知ったこっちゃ無い
やる事は所詮一つ、アルゴと、ついでにシャマーをさっさと殺して、この辺境をさっさと去る事
にしても何が楽しくて兄貴は言っちゃ悪いがこんな星に残ってるんだ?
アンドロメダにはもっといい星がばんばんあんのに…
まあ、久しぶりに兄貴の顔見にこんなとこまでわざわざ来たら…え?アンドロ警備隊に応援要請したから来たんじゃないかって?
ちげーよ、非番の日にたまには兄貴の顔でも見てやろうとこっちに来たらジュダがいやがったから戦って、んでこっちにきてみりゃ悪の宇宙人に襲われてこの星がピンチだったからとりあえず戦おうと思って残ってるんだわ、俺
え?いい加減な理由だなって?生命体を救うのにいちいち難しい理由がいるのか?
いらねえだろ?じゃあいいじゃねえか
それはそうと暇つぶしに今日基地の中をぶらぶらしてたら高山つーボーイに
「あの…ゴライアン兄弟、って何ですか?」
え……、ゴ、ゴライアン、兄弟…なんでんな事俺に聞くんだよ
「メロス達に聞いても何か必死に離しそらして答えてくれないし、それで…」
いいか、高山君、この世界には知らなくても、いや、なるべくなら知らない方がいい物だってあるんだ、ゴライアン兄弟ってのはそれだ
以上
「は、はあ」
にしても、あれだな、何で兄貴はさっさとアルゴ攻めないんだ?
そりゃ、前は言い過ぎたって思ってる
でも、よ、やっぱ納得できねえんだ
目の前で人が殺されてんのに、助けに行かないってのは…
アルゴ星人にヤられると思ッた。
でも脱皮シて逃げタ。とりアえずゾンネル食った。う かったです で進化した!
グハハハ!プリズ魔が襲い掛かってきたのでビルを凍結させそれで反射させてプリズ魔を消した
進化したら頭もよくなった。アルゴ星人は糞まずそうなのでディノゾールを呼んで食った。
おなかいっぱいデす。あれれまだ完璧じゃないようだ。
そうしたらアルゴ星人が飯のジュンピをしてくれた。うまかっ です
まあ連中は を利用しようとしているようだが・・・飯が食えるならどうでもいい
そうそう食ったモノの記憶もたどれるよーになった。
かなち前に食った兜のヤつラのキおくをたどってみた・・・
若くてうまそうな奴・・・・・・・・・。兄と姉のように食おうか・・・。
アルゴ星人はウルトラの奴らの方がうまいと言ってきた・・・リョウかイ クいにイキまス
今度はギマイラを十匹だぞ。食ってきてやるから。
我ながら情けない話だがまたまたまたプリズ魔がやられた
もうなんであんなボガールモンスなんぞにやられるかな
とかなんとか思ったらひょこっと出てきた
あ、なるほど、相手を光に変える武器でプリズ魔を光にしても、光を操れるプリズ魔にしてみれば光になった後すぐ戻ればいいんだから意味無いのか
んでボガールだが、なんか色々食ってるな…
んじゃさっさと殺……いやいや、まだ使い道もあるか、このボガールモンス
よし、いいだろう、好きなだけ食わしてやる
南極のこの場所に行ってみれ、何も無いかもしれんがそんなものにだまされるほどお前も馬鹿じゃあるめえ
何?帰ってきたらギマイラ10匹
いいだろう、生きのいいのを狩ってきてやる
デビロン、頼むよ
「はいはい、仕方ねえな」
テレポートしてどっか飛んでくデビロン
おお、25匹も持ってきたか、流石はデビロン
「何、まあ安い仕事でさあ」
にしてもまあこうも早くこの星を滅ぼす手段が見つかるとはな
ふふふふふふふふふふふふふふふふ
つーかいいなーあの他の物を捕食する能力
俺も無いわけじゃないんだが…俺はグルメでね
食うんなら、そうだな、ボガールの400年もの
後ウルトラ戦士の2万年ものだな
あのボガールはまだ200年くらいの奴だ
熟してないのでまずそうでならない
にしても、だ
食われたぐらいで死ぬものなのか?あの2人(ギナとモルド)
まあ、いざとなれば俺とデビロンとジュダでグアに…ってあいつは意地でもんな事嫌がるか
162 :
ガイアの日記:2006/06/21(水) 23:25:11 ID:PgMJgJO90
ホームページを利用したシャマー星人の挑発でマーゴドンが大激怒。
その上、シャマー星人の母星を滅ぼすとも言い出した。
壬龍や皆でマーゴドンを宥めたら「ジョークだ」と一言。お茶目だね(^_^)。
マーゴドンは昔酷い挑発を受けた事があるそうで挑発に乗りやすい人を1人知っているとか。
それはゴライアン!何でもゴライアンは信頼を失った惑星を壊滅させたそうだ。
そこでアストラかフレアに「ゴライアンにはシャマー星人の件を伝えるな」と連絡する事に。
ゴライアン兄弟という連中が宇宙警備隊にいるらしく、メロスたちに聞いたら何かと話を逸らす。
ファイタスにも「知らない方がいい」と言われたけど余計気になり、壬龍に聞いてみた。
壬龍は「メロスたちでも恐れる存在というなら見てみよう」と龍玉で観察。
「朧気ながら見えたが…これはとんでもない連中だ。ゴライアンよりも輪をかけて酷い。
ゴライアンはきちんと人を見る目があるが…この者たちは考えるよりも力に訴えるタイプか。
相手の気持ちもお構いなしに平気で惑星を丸ごと滅ぼすのだろう。
宇宙警備隊…ウルトラの星の者たちにとっては悪名高き存在か。
アンドロ国にもその名が轟くという事は、ウルトラの星とアンドロ国で何かしでかしたか。
それでウルトラの星もアンドロ国も恐れて手を出せぬので皆が気遣ったのだろう」
…ということは、彼らの存在が極秘事項扱いかな?そう思うとゾッとするね。
注、マーゴドンは会った時の印象で多分ゴライアンは挑発に乗るだろうと言っただけで、ゴライアン兄弟うんぬんと、ゴライアンのやらかした事を言ったのはアンドロ警備隊のメンバーです
164 :
孤門の日記:2006/06/22(木) 00:29:49 ID:/tIpUNKl0
思ったのだがこのままシャマー星人を殺しては駄目だ。
それでは防衛隊やウルトラ戦士の信頼は地に落ちたままだし、セブンたちは地球を去る羽目になる。
何より「副隊長=ダダ」の認識が残ってしまい副隊長がぶちきれそうだ。
レオには打撃で撲殺ではなく失神する程度に弱めるように提案した。
生け捕りにしたシャマー星人に何をしたか自白させ、それをテレビで生放送するのが誤解を解くのに最良だろう。
問題は生け捕りにしたシャマー星人をどのように自分のしたことを自白させるかだ。
「自白剤を大量にぶち込めばいいじゃないか?」とセブンは言う。
しかしそれではセブンやレオの正体まで自白してしまう可能性が非常に高い。
副隊長が夕子さんと協力すれば簡単だと言い出したので嫌な予感がした。
副隊長の提案は生け捕りにしたシャマー星人をシュトロームソードやアイスラッガー、
バーティカルギロチン、八つ裂き光輪などの斬撃技でシャマー星人を八つ裂きにし、
夕子さんのヒーリングで元に戻すのを自白するまで繰り返せばいいというものだ。
副隊長は相変わらず思考回路が残虐すぎるな。
大体それでは自白する前に発狂しそうだなとも思うしなぁ。
さらにファイタスの意見を聞くとやはりこれも・・・。
「いっそ自白しないと我々の力でシャマー星を消し飛ばすぞって脅してみるとか?」ってオイオイ。
いっそアルケミースターズやプロメテの子に依頼して特殊な自白剤でも作ってもらおうか?
165 :
名無しさん:2006/06/22(木) 12:31:48 ID:klnJ56dw0
>163
なるほど、そうでしたか。失礼しました(^_^;)。
【ガイアの日記】
ゴライアンの事はとりあえず置いといて…孤門が言うには「シャマー星人を捕まえて自白させろ」との事。
このまま殺すと各防衛組織や戦士たちの信頼はガタ落ちのままだからとか。
生け捕ったシャマー星人に自白させてTVで生放送するのが最良だろうと言うけど、出来る事ならその方がいいね。
そこで自白させる方法を話し合ったが…
「自白剤の大量投与」(セブン)
「『斬撃技で痛めつける→夕子さんのヒーリングで元に戻す』の繰り返し」(西条副隊長)
「『自白しないとシャマー星を消し飛ばす』と脅す」(ファイタス)
ある意味で怖いな…壬龍、マーゴドン、ティグリス、イザクも何か思いついたらしい。
それは「雷撃(壬龍)冷気(マーゴドン)衝撃波(ティグリス)炎(イザク)で脅して自白させたら別次元に封印する」
生態メカは破壊、本体の小さい方をマーゴドンが凍結させて壬龍の光の龍玉に閉じ込める「二重結界」でしたいそうだ。
「シャマー星人には極上の地獄を味わわせてやろう。我らや地球の民を弄んだ報いがどんなものか思い知らせてやる!」
壬龍はこう言って不気味に微笑んだ。
166 :
ゼノンの日記:2006/06/22(木) 17:47:51 ID:133DUP3e0
ゾフィー死ね!あいつはまた捏造で三沢や俺とつるんでいたのはロボットにしやがった!
オレはゾフィーの弟子だ。ロボットか何かはすぐに分かる!
この前のロボットは一目で分かった。あんなゴミで同情を引こうって事か!心が腐ってるな!
温厚な俺も今回はブチぎれた!俺は氷の神殿に入りゾフィーを問い詰めた!
シャマーの揉め事中だったので簡単に個室に入れた。
問い詰めまくると奴は俺たちとともに暴れたのが自分だと自供した。
しかし俺の怒りは収まらん!!!!
ゾフィーを連中の前にさらすと俺は宣言した!こいつが小汚い悪党だと!
奴らは「ロボットか?」とか言い出したがすぐに壬龍が本物と断定した!
そうだ!俺は本物のウルトラマンゼノン様だ!
しかし奴らは俺をといつめてきた!
「それでも正義の戦士か!」とか「この心まで腐ったウルトラマンめ!」だとか!
うるさい!俺は・・・・俺は・・・裏切られたんだ!
このゾフィーにな!こいつが捏造で名誉回復している間に俺は色んな奴に罵られた!
役立たず 売星奴 死ねばよかった 邪魔トラマン・・・・・・・
ゾフィー!全ては貴様・・・貴様のせいだ!
俺はゾフィーを殴って蹴った!頭突きもした!光線も撃った!
奴は抵抗をしなかった。そして言いやがった。
「たしかに私は捏造をした。あの悪行も本心では面白がっていた。君の気が済むまで殴るがよい。蹴るがよい。撃つがよい。私は罪人だ。もっとも重大な罪は君を裏切ってしまった事だ。あのまま闇に落ちた方がよかったかもしれない」
なめるな!!!!!!ゼノンギャラクシーのギャラクシーソードで死ねえええ!!!!!!・・・・
何故・・・・避けないんだ・・・。ううう・・・・
※以降は濡れていて読めない
自室で寝ていると、どっかで聞いた声が聞こえてきた
この声は!ゼノンか!
すげえあいつまで応援に来てくれたのか!
最近どっかの馬鹿がゼノンが大暴れしてイカレてる、あいつはもう駄目だとか言ってたが、それを言ったらゴライアン兄弟は…いや、あいつらはもういい
とりあえず4000回や5000回裏切られた位で信頼をする事を忘れるようじゃ駄目だな、うん
と言う事で俺はお前を信じてたぞ、ゼノン
などと思いながら声のした方に行くと、そこにはボロボロになったゾフィーとゼノンが
1、ゼノンがロボットで、ゾフィーはそれに滅多打ちにやられてる
×、皆が周りにいるからゼノンがロボなら皆で戦ってる
2、ゾフィーがまた裏切ってゼノンを呼んでなんかやらかそうとしたが、ゼノンが切れてゾフィーと戦った
×、それなら皆が手を出さないわけが無い
3、ゾフィーの方がロボットで、ゼノンが俺にやらせてくれと言って戦っている
○、つじつまがあう
よし、そういうことなら俺はここで戦いを見守ろう
そうだ、じゃあ本物のゾフィーはいずこに……
アルゴ星人につれさらわれたのか?
そんな事を考えた矢先、何かが氷の神殿に接近していると警報がなった
あれは、ボガール…進化してやがる
糞、ゼノン、ここは任したぞ、行くぞ兄貴!
言い忘れていたが、多分ボガールが進化したのは俺の細胞を食ったからだ(べムラーとガブラ食った時、一緒に入った)
だから再生能力も多分ある
それにしても生きてる奴に細胞植え付けるとこうなるのか
初めて知ったぞ、ははははは
169 :
レオの日記:2006/06/23(金) 02:00:53 ID:EXglFqSn0
隊長が見せてくれたサイト(
>>151)で俺の正体が公開されていた。
ほかにもMACの悪口などが書かれていた。
1、当初の隊員は青島、赤石、黒田など陰険ぞろいだった(青島さんはともかく、否定できん・・・・)
2、誕生パーティーをやっていたら全滅(これも事実だ・・・・・)
3、女性メンバーの影が薄い。美人なんていたっけか?(これは見せられん・・・)
4、民間人に助けを求める。そして民間より弱い(津山さんとかは別格だろ・・・)
ほかにも、言い尽くせんような罵詈雑言が書いてあった。これはヤバいなと思っていたら
他の隊員に見られてしまった。白土はマックガン片手に今すぐ出撃しそうだし、
松木、白川隊員は憤懣やるかたないといった風情だ(とくに3、が頭にくるらしい)
しかし、情報戦になると地球は弱いなあ。
良スレだ。まとめサイトはないのでしょうか(´・ω・`)
今、ゴライアンはかつて無いほど怒っている
確かにゴライアンはMACステーションで見てたテレビでウルトラ戦士云々についての文句を見た
しかしそんな物は今のゴライアンの耳には通らない
彼が怒っている理由、それは……
「アルゴオオオオオオオオ俺は貴様らを皆殺しにしてやるううううううう」
あいつは虐殺行為が大嫌いなんだよ
だから今までアルゴ星人の虐殺に関する話題は絶対にあいつにだけは話さないようにしてたんだが…
テレビ、見ちゃったんだよな、あいつ……
ついさっき、倉庫でテレビ見つけたとか言って止める間も無く…
結果……
「メロスの野郎何やってやがるんだ!む、そうか、やられたのか、メロス達は!くそおおおおアルゴおおお、許さんぞおお」
この有様です
よし、フレア、止めるぞ…ってMACの皆さん、なんでゴライアンの前に立ちふさがる!無謀だ、やめろ!そいつは間違いなくあんたらが戦ってきたどの宇宙人よりも強いぞ
「どけ!俺はアルゴ野郎にウルトラダイナマイトを叩き込んでやるんだ!そこどけえ!!」
ゴライアンは鬼の形相で叫ぶ、それでもMACの隊員達はどかない
「どくわけには行きません、あなたが一人で行ったて、やられるのがわかりきっています!!」
「俺はやられねえ、どけ!」
「隊長はあなたが勝手に地球に行こうとしたら止めろといいました!」
「セブンはもうやられたかも知れねえだろ!どけ!」
「俺達は隊長を、モロボシダンとオオトリゲンを信じてます!隊長はあなたの力が必要になったら必ず呼ぶはずです!」
「……」
ゴライアンは黙って引き返した
やるじゃねえか、佐藤さん
「死ぬかと思いましたよ…」
このチーム、結束固いんだな
さてメロス、こっちはいつでも準備OKだ!
172 :
名無しさん:2006/06/23(金) 21:52:49 ID:1JkClKEt0
>>170様
>>1 スレッドを立ち上げた者です。
現在のところ「ゾフィーの日記」シリーズの纏めサイトはありませんが、
特撮2chでのゾフィー関連を網羅したサイトが存在します。
ゾフィーまとめ
http://zoffy.uijin.com/ 私はサイトの作り方がわからないので「ゾフィーの日記」シリーズの纏めサイトは
作れる方にお任せします。申し訳ありません。<(_ _)>
173 :
壬龍の日記:2006/06/24(土) 23:51:22 ID:2AZOlENl0
ゼノンが氷の神殿に乗り込んできた。
ゼノンはゾフィーの弟子。何があったのか龍玉で観察したら…ゾフィーめ、宇宙警備隊隊長にあるまじき行為をしていたか!
ゾフィーは悪党だとゼノンは言ったが、皆はゼノンをロボットかと疑った。
私にはゼノンが本物とわかったが、皆がゼノンを問い詰め罵る。
ゼノンはゾフィーを痛めつける。師弟としての結びつきはセブン&レオに負けてるな…
ゾフィーとゼノンをメロスが部屋に運ぶと言うので付き添った。
ゼノンはなおも「悪いのはゾフィー!俺がどれだけ苦労した事か!」と怒る。
そこへガイアとアグルが「甘ったれるな!」とバーストストリーム(ガイア&アグルの合体光線技)を放った。
半焦げ状態のゾフィーとゼノンの姿にメロスも驚いた。
ガイア「捏造は宇宙警備隊隊長としては許されない事ですよ!」
アグル「情けないな!宇宙警備隊の内紛が起こるのも当たり前だ!」
ガイアとアグルは我が龍玉に映った、ゾフィーがやらかした様々な捏造の映像に激怒していたのだ。
光の申し子≠スちの御怒り御尤もだが、やり過ぎではあるまいか?
ガイア「ウルトラの父やキングがゾフィーの捏造を知ったらこうするだろうと思ったんだよ!」
アグル「本気でふっ飛ばしてもよかったが、神殿の中だから力は加減した」
なるほど…代わりに罰を与えたのか。
ガイアとアグルは「再び捏造だの何だので宇宙警備隊全体に迷惑をかけるなら本気で殺す!」と言って出ていった。
今回ばかりはさすがに容赦なしか、光の申し子≠スちよ…
ガイアとアグルが怒って部屋を出たのを確認し、私は重傷のゾフィーとゼノンをベッドに寝かせた。
「それにしても解せぬ…」
何だ。壬龍は2人についていかなかったのか…。
「ゾフィー程の戦士であればゼノンはもちろん、光の申し子達の攻撃を受ける際、せめて急所を外す事は容易なはず。なぜ、黙って受け続けた…」
やはり、壬龍の目はごまかせないか。
「それに、ゼノンは何故プロメテウスの結界に遮られなかったのか?たしかにゼノンの怒りからは純粋さしか感じられなかったが…」
ゾフィーは、いつか今日のような日が来る事をわかっていた。その時は、ゼノンの好きにさせてやりたいと望んでいたから。
恐らく…プロメテウスの意志は、そんなゾフィーに応えたのだと思う。
「ゾフィーの親友であるそなたが、何も知らぬとは言わせぬ。何があった?」
私は部屋の外にも誰もいない事を確認し、「他言無用」を条件に壬龍に話した。
話は、ゾフィーがウルトラノイローゼを患った所から始まります。
「ゴライアンによると、ゾフィーは200年も悩んでいたとか…」
心技体全てが低下し、勝ち星も昔ほど上がらなくなっていたんです。
悩めば悩むほどゾフィーは蟻地獄に落ちるようで…ついには隊長の権限を利用して、自らの調査報告書に手をつけるようになったんです。
そして…ゾフィーの心は完全に闇にとらわれてしまったんです。
「書類の改ざんなど…ウルトラの父やキングが見れば一目であろう」
と、壬龍。
そうだ。そして、ウルトラの父から私に話がきた。
「ウルトラノイローゼがあるから、多少の事は目をつぶる。しかし、いつかそうも言っていられなくなる時が来るかも知れん。親友の君からも、ゾフィーを説得してくれないか?」
ウルトラの父から、そう言われました。
しかし、ゾフィーは…そして弟子のゼノンを連れて、ついには闇の者達と手を結んだのです。
奴らは…ゾフィーを利用するつもりでした。
「ゾフィーを使えば、宇宙警備隊の権威を失墜させる事ができる…」
奴らは、そう考えたからだ。
そして始まったのが、悪意のみをプログラムして量産したゾフィーロボットによる「偽ゾフィー作戦」だったんです。
その頃には私も心身共に疲れはて…恥ずかしい話ですが、私もウルトラノイローゼにやられてしまったんです。
「そなたは真面目すぎる故…ウルトラの父をはじめ宇宙警備隊の面々、何よりゾフィーに「申し訳ない」と思い過ぎたのだろう」
壬龍の言葉には、ただ頷くしかなかった。
しかし…これがゾフィーにとっては転機となった。
私がアンドロ国の病院に入院すると、指名手配の身でありながら私の所に来てくれた。
そして、私の手を握り…
「すまない…私が馬鹿だった。これからは昔のように悪と戦い、何より自分と戦い罪を償っていく。
私を利用していた奴らは、命に代えても私が倒す!」
そう、涙を流してくれたんです。
しかし、改心したからと言ってウルトラノイローゼが完治するわけでも、弱った心技体が元に戻るわけでもありません。
「そこで、そなたはコスモテクターとダブルサーベルをゾフィーに託した…という訳か」
コスモテクターがあれば、いかなる怪獣や偽ゾフィーとも互角に戦える。
その後、ゾフィーはアンドロメロスとしてあなた方とも出会い…後は説明はいらないでしょう。
「そなたの言葉…たしかに嘘はないようだな」
壬龍は龍玉を覗きながら答えた。
「しかし…ゾフィーの過ちは、ウルトラノイローゼだけでは済まされぬぞ」
わかっている。しかし、死んで償えるほど安くもない。
今の戦いを命懸けで戦い…それが終われば光の国の法廷に立ちます。
これは、ウルトラの父やキングも交え、4人で話し合った最終決定だ。
「しかし、これからの戦いは…何より自分との戦いは、ゾフィーや親友であるそなたにとって、辛く過酷な物となろう…」
と、壬龍。
わかってるさ。ゾフィーのこれからの戦いと償い…私が全力でサポートする。
これが…かつて、闇に堕ちていこうとしている友に何もしてやれなかった、私に出来るただ一つの償いだからだ。
「友情とは素晴らしきもの…2人の絆を持ってすれば、必ず乗り越えていけるだろう」
と、壬龍は席を立った。
あ、くれぐれも今の話は他言無用で頼むよ!ガイア達にもね!
と、壬龍の背中に言葉をかけると、壬龍は静かに頷いて部屋を出た。
177 :
壬龍の日記:2006/06/25(日) 15:55:52 ID:lxsS/Qgc0
ウルトラノイローゼがきっかけでゾフィーは捏造に手を染め、闇に堕ちかけた。
そんなゾフィーを心配するあまりにメロスもウルトラノイローゼを患った。
2人が真面目過ぎるゆえに起こった悲劇…過酷にして哀れだ。
ゾフィーが『メロス』として初めて我が前に姿を見せた時、ゾフィーはマスクを外し事情を話してくれた。
ゾフィーがコスモテクターを纏い戦ったのは、アンドロの力が症状を抑えてくれていたのだろう。
ウルトラノイローゼは厄介な病…ゾフィーに再び症状が出たら今度こそ助からぬかも…
ゾフィーの過ちはウルトラノイローゼだけでは済まされぬ。
これからの戦い…何より自分との戦いは、ゾフィーとメロスにとってつらく過酷なものとなろう。
ゾフィーとメロスなら必ず乗り越えてくれるだろう。
部屋を出た時、目の前にガイアとアグルがいた。
ゾフィーとゼノンへの攻撃はやり過ぎたと思い、すぐ引き返したそうだ。
私とメロスの会話を聞いたのか?と問うとガイアとアグルは頷いた。
ガイア「ゾフィーがメロスに化けていたのは何となくわかっていたよ。氷の神殿に招かれた最初の頃からね」
アグル「ウルフたちから『メロスに違和感を感じる』と聞いて、それとなく様子を見たんだ。
ゾフィー絡みでメロスが動揺するのを見て、メロスとゾフィーの間で何かあったと思ったのさ」
光の申し子≠スちは…心の底からメロスとゾフィーを心配していたのか。
「ゾフィーとゼノンが目覚めたら『さっきはごめんなさいと言っていた』と伝えて下さい」
それと、話を立ち聞きしてすみませんでした!」
メロスのいる部屋に引き返し、眠り続けるゾフィーとゼノンを見た光の申し子≠スちは頭を下げて謝った。
部屋を出たばかりの壬龍が、ガイアとアグルを連れて戻ってきた。
「すいません。するつもりはなかったんだけど…立ち聞きしちゃいました」
と、ガイア。
まぁ、聞こえてしまった物はしょうがない。いつか、私達から話す時が来ると思っていたし…。
「それより、さっきの話は本当なんですか?それなのに俺達は…」
と、アグル。
壬龍に嘘が通じるかどうか、君達の方がよく知ってるんじゃないのかい?
事の真相を確かめるだけなら、壬龍はいちいち私に聞きはしないだろう。龍玉を覗けば…いや、壬龍ならそんな事するまでもないか。
もし私が、ゾフィーを庇うための話しかしなかったら、壬龍は本気の雷撃で私達を殺していただろう。
そこまで言うと、2人はベッドで眠り続けるゾフィーとゼノンに近付き、深々と頭を下げた。
「ゾフィーはわかったけど…ゼノンはどうなるんです?」
と、ガイア。
さっきフロルや夕子君にも看てもらったんだが…やはりゼノンも、ウルトラノイローゼの兆しが感じられるそうだ。
まだ初期症状のようだから、ウルトラの星に帰ってカウンセリングを続ければ、すぐによくなるだろう。
考えてみたら、彼が私達の一番の犠牲者かも知れん…。
「メロス。本当に、自分達だけで抱え込むのは、もう止めて下さい。あなたの部下のウルフやマルス、そしてフロル姫もいます。役には立たないかも知れないけど、俺達もいます」
と、アグル。
「何だって言って下さい。出来る限りはしますから。みんな、仲間ですよ。みんなで乗り越えましょう!」
ありがとう、ガイア。
思えば…本国では、誰からも「辺境の地」と言われてる地球だけど、私は地球に来て良かった。
何より、君達のような若者と出会えたのだから…。
179 :
ガイアの日記:2006/06/26(月) 00:01:50 ID:6/6f608r0
アグルと一緒にメロスの部屋に引き返し、壬龍とメロスの会話を立ち聞きした事を告白。
眠り続けるゾフィーとゼノンに、僕とアグルは「さっきはごめんなさい」と頭を下げた。
フロル姫と夕子さんにゼノンを診てもらったら、ウルトラノイローゼの兆候が見られたそうだ。
初期症状らしいのでウルトラの星でカウンセリングを受けたら治るだろうとの事。
アグル「本当に自分達だけで抱え込むのはもうやめて下さい」
僕「何だって言って下さい。出来る限りはしますから。皆仲間ですよ。皆で乗り越えましょう」
2人でメロスを励ましたら「地球に来て良かった」と感謝された。
ティグリスとイザクにメロスとゾフィーの事情を話したら驚かれた。
ティグリス「ゾフィーの悪事を宇宙警備隊の皆が知ったら激怒ものだよ。ゼノンも可哀想」
イザク「ゾフィーとメロスが同じ病気…アンドロ警備隊の皆も驚いたろうね。
2人に万一の事があったら宇宙警備隊とアンドロ警備隊の大混乱は必至だね」
ゾフィーとメロスは戦いが終わり次第、ウルトラの星の裁判に出るそうだ。
ウルトラの父とキングを交えて4人で話し合って決めたとか。
裁判が始まれば、ゾフィーはどうなる?
壬龍「ウルトラノイローゼがきっかけとはいえ職権濫用で断罪されるだろう」
アグル「メロスが弁護しても裁判官がどう判断するか…って事か」
ゾフィーが宇宙警備隊隊長職を剥奪されたら次期隊長は…
副隊長格の初代マン?弟子のゼノン?もしかしたら他の誰か?
ゾフィーのせいで宇宙警備隊の内部抗争が再び勃発したら今度こそ本当の宇宙規模の大騒動になるかも…
大騒動が地球に飛び火するのは勘弁してほしいな。
キラリ!!
ハンターナイト剣「!!」
グレゴール人(偽ウルトラマンダイナ)「……」
ハンターナイト剣「何だ貴様は!?」
グレゴール人「私は強兵との戦いを求め、さすらう宇宙の闘士・グレゴール人だ。近く白銀の騎士、ハンターナイト剣がやって来ると聞いて、こうしてはるばるやって来た。」
ハンターナイト剣「退け!!貴様に用は無い!!俺の目的はボガールだ!!」
グレゴール人「まぁ落ち着け。私は君に一つ良い話しに来たんだ。」
ハンターナイト剣「何だと?」
グレゴール人「知ってるかも知れないが、今地球はアルゴ星人とウルトラマン達との全面戦争の真っ最中だ。…そこでだ、我々に協力しないか?」
ハンターナイト剣「断る!!俺の目的はボガールだ!!アルゴ星人等知ったことか!!邪魔するならば貴様も切り捨てるぞ!!(シャキィン!)」
グレゴール人「…来い!」
ハンターナイト剣「ンンァッ!!(ビュッ!!ビュッ!!)」
グレゴール人「ふんっ!(ヒュン)ふっ!(スカ)」
ハンターナイト剣「えぇい……ハッ!!(ビュッ!)」
グレゴール人「(粗いが鋭い太刀筋だ。油断すれば殺られる。…だが、この鋭さ…何処か苦しさをはらむ様な…)!!」
ハンターナイト剣「ンンァッ!!」
グレゴール人「(ズバッ!)……分かった。君の好きにすると良い。ボガールは南極の神殿に居る。…武運を。」
ハンターナイト剣「ふん…おい、一つだけ言っておく。俺に干渉するな!俺は最早ウルトラマンじゃない!!(ヒュンッ!)」
ヒュゥゥゥゥ…
グレゴール人「……せっかちな奴だ。…ん?そう言えばあのマーク、確かゾフィーにも有ったような…。まぁいい、俺もいくとするか。(ヒュンッ!)」
ヒュゥゥゥゥ…
うっひゃー!!最新情報GET!!早速ホームページにうpしよう。
「ウルトラ戦士の内乱!売星奴ゼノンVS捏造裏切り戦士ゾフィー」
かつて悪鬼三沢に魂を売り飛ばしたゼノン(まあ本当は操り人形にされたようだけど)。
対するは捏造、裏切り、性犯罪とやり放題の悪魔ゾフィー。
2人は地球侵略の方法でもめ合っていると言う風に改造しよう。
ヒャヒャヒャヒャヒャ!!とてもいい出来だ!!
地球人への評判も上々で氷の神殿に自衛隊全精力をぶつけようとしている連中、
それに反対する派閥で国会は大もめ状態になって収拾がつかなくなっているね。
お?馬鹿な米軍が僕の情報を真に受けて南極にアメリカ空軍の戦闘機を飛ばしたみたいだね。
大統領演説では「我々は裏切り者のウルトラ戦士を許さない!!最悪核を用いてでも皆殺しにする!!」と叫んでいる。
ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!
ウルトラマンたちがこれをどう解決するかが見ものだな。
あ〜おもしろい!!ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!!
183 :
孤門の日記:2006/06/26(月) 11:00:57 ID:rNBR+OsA0
いつのまにか僕がシャマーのホームページのチェックを入れる係りになった。
ゾフィーとゼノンが地球侵略!?まずい今こんな情報を流されれば・・・
慌ててテレビをつけるとやはり・・・・。
議員「ウルトラマンは地球を狙う侵略者です!!今自衛隊を派遣せずにどうするのですか!?」
総理「自衛隊の存在意義から言うと先制攻撃を仕掛けるは許されざる行為です。」
議員「そんなことを言っている場合ですか総理!!これは全地球規模の問題ですよ!!」
アナ「ご覧のように国会の意見はウルトラマン攻撃派と反対派で真っ二つに割れ・・・・え?あ、現在入った情報です。
南極にいるウルトラマンたちを攻撃するために米空軍が派遣されたようです。またそれについて先ほど大統領の記者会見があった模様です。」
大統領「我々は裏切り者のウルトラ戦士を許さない!!最悪核を用いてでも皆殺しにする!!悪は滅ぼさねばならない!!」
!!?米軍機が氷の神殿に攻撃をするだと!?まずい!!僕はみんなに協力を求め変身して南極を出発した。
南極の氷の神殿から2300km地点で米軍機が見えた。戦闘機は全部で120機あまりだ。
みんな!!絶対に乗っている人間を殺さないように飛行機能を奪ってください。
今頃フロル姫がアメリカ政府にこの情報を流すから地面に下ろしておけば数時間で救助が来ます。
僕はシュトロームソードで米軍機の翼を切り落とし、やさしく地面に下ろした。
みんな自分なりの方法で米軍機の機能を止めて地上に下ろしている。
120機全部降ろしたとので氷の神殿に戻ると更なる新情報が流れていた。
184 :
孤門の日記:2006/06/26(月) 11:14:39 ID:rNBR+OsA0
その新情報とはアメリカ軍が核ミサイル数十発を氷の神殿に向けて発射したとのこと。
核攻撃くらいはプロメテウスの意思が弾いてくれるとは思うけど、南極は死の土地になる。
大体核兵器を南極なんかでぶっ放したら一気に南極の氷が解けて地球は水没してしまう。
壬龍は龍玉を除き、「これは・・・マッハ45であと300kmで到達と言うところか。」と言った。
時間がなさ過ぎる。すると姫矢さんが「こうするしか手はないな。」とつぶやくと変身して神殿から飛び出した。
爆発まであと30秒。ミサイルはすでに視認できる範囲まで来ている。
すると姫矢さんはジュネッスに変身しメタフィールドを展開した。
ま・・・まさか・・・・・・。
予想通りだった。姫矢さんはメタフィールド内に核ミサイルを全て引き込んだ。
壬龍の龍玉に移ったのはメタフィールド内で大爆発を起こす核ミサイルと爆発の炎に消える姫矢さんだった。
そんな・・・いくらウルトラマンでもあれだけの核兵器の攻撃を受けたら・・・・・。
しばらくしてメタフィールドは消え、中から姫矢さんが出てきた。
すでに虫の息で「よ・・かった。そ・・・外は無事か。後は任せたぞ・・・弧門・・。」
姫矢さんはそういい残して息絶えた。姫矢さんは地球を、そして僕たちを守るために死んだんだ。
体の損傷が酷くウルトラマンキングでも蘇らせることができるかどうかは微妙だろうとメロスは言った。
またもし蘇っても戦線に復帰できるようになるには半年以上はかかるだろうとも・・・。
シャマー星人!!!もはや許してはおけない!!!僕達の手で貴様をぶっ殺す!!
185 :
セブンの日記:2006/06/26(月) 14:31:08 ID:wNqxHMioO
シャマー星人の陰謀でついに死者が出てしまった。
ウルトラマンネクサスの1人である姫矢准だ。
孤門は姫矢を殺されたことで怒り狂っている。
レオの特訓自体は終わっているがシャマー星人を見つけることができていない。
・・・・・。こんなところでシャマー星人ごときのために使いたくはなかったが、犠牲者を出した以上もはやそう言っていられないだろう。
やむを得ない奥の手を使おう。みんな集まってくれ。
もはや一刻の猶予もない。これよりシャマー星人を叩く。
「しかしまだシャマー星人の居場所が!!」とレオは叫んだ。
大丈夫。俺に奴を見つける策がある。
まず作戦だけど、レオと孤門にやってもらいたい。
やってくれるな孤門!姫矢の弔い合戦だ。
まず孤門!君は生体メカに乗ったシャマー星人と戦って注意をひきつけてくれ。
その間にレオはミクロ化して生体メカに忍び込んでくれ。
孤門はシャマー星人の乗った生体メカが動かなくなったら任務終了だ。
動かなくなると言うことは中にレオが進入して操縦することができなくなったと言う意味だからな。
あとはレオがヌンチャックで失神したシャマー星人を引きずり出したら逃げられないように捕獲して生体メカを廃棄だ。
186 :
セブンの日記:2006/06/26(月) 14:32:42 ID:wNqxHMioO
さて、シャマー星人の居場所を探すとしようか。デュワ!!
「セブン!変身してどうやってシャマー星人を?」
レオ、それは超ウルトラ念力だ。これでシャマー星人を探すのが手っ取り早い。
かぁああああああああああああああああああああああ・・・・・見えた!!
超ウルトラ念力をやめると俺はダンの姿に戻った。
「どうだ!?わかったかセブン?シャマー星人の居場所は?」
ああ大丈夫だウルフ。奴がいるのは日本だ。
関東地方がやられたことで現在首都機能がすべて移動している長野県長野市のAG348D地点に奴はい
る。
それとウルフよ。俺はセブンじゃない。ただの人間モロボシダンだ。
みんなが驚いた顔をしてこちらを見てくる。
「やはりそういうことでしたか隊長。普通のウルトラ念力を人間体で使うとオーバーヒートのような状態にな
り、過労で動けなくなる上に寿命を縮めてしまう。超がつくということはウルトラ戦士の姿でも何らかの代償を伴うのでは?」
さすがレオはするどいな。その通りだよ。超ウルトラ念力は通常念力の数百倍の威力を持つ。
例えば使いこなせればここから月の石を自由に操って火星に叩きつけることも可能だ。
また今回のように太陽系の範囲内なら特定の生物を探し出すこともできる。
かつてこれを使いこなしたウルトラの長老に比べたら俺の念力はこれでもまだ未熟だ。
代償としてウルトラセブンのすべてを失うことになる。
見ろ。ウルトラアイは赤い砂になってしまった。前のときと違ってウルトラ念力も使えない。
要は今の俺はただの地球人モロボシダンということさ。
さて、俺はMACステーションに帰るよ。
ここは普通の地球人がいてもいい場所ではない。
レオ。ウインダムを頼んだぞ。
さらばだ。わが友アンドロウルフよ。もはや2度と会うこともないだろう。
そうだ、俺のカプセル怪獣たちは置いていくから大事にしてやってくれ。
じゃあな。
187 :
壬龍の日記:2006/06/26(月) 14:34:22 ID:1/H+mb2M0
アメリカ軍が核ミサイルを氷の神殿に向けて発射したとの情報が齎された。
龍玉で見たところ、マッハ45であと300kmで到達か。
そこで姫矢殿が紅のネクサスになり、メタフィールド(ノアの力を受け継ぐ者が張る結界)を展開。
次の瞬間、龍玉に映ったのはメタフィールド内で大爆発する核ミサイルと炎に消える姫矢殿。
メタフィールドに核ミサイルを閉じ込めたか…姫矢殿は重傷を負い、意識はなかった。
メロスが言うには身体の損傷が酷く、キングでも蘇らせられるかは微妙だろうとの事。
蘇ったとして戦線復帰には半年以上は要するかもしれぬとか。
姫矢殿は私が連れて行こう…ガイアに付き添いを頼んだ。
キング星にてキングに姫矢殿を診てもらうと「出来る限りやってみる」との返答。
「シャマー星人に踊らされているとはいえ核で戦士たちを攻撃するなど愚の骨頂!」とも言ってくれた。
キングはガイアに「地球にいる戦士たちを頼む」と言うと、ガイアは「わかりました!」と頷いた。
キング星を出た後、ガイアに「僕に付き添いって…姫矢さんの事だけじゃないよね?」と聞かれた。
姫矢殿の事もあるが、もう1つ…宇宙正義の許を訪ねると言ったら驚かれた。
宇宙正義の許に着くとジャスティスが傍らに控えていた。
シャマー星人とアルゴ星人が地球に仇なす事は宇宙正義も既に予知していたとの事。ならば話は早い。
宇宙正義よ…シャマー星人とアルゴ星人打倒のためにジャスティスとグローカービショップをお借りしたい。
我が言葉に宇宙正義とジャスティス、ガイアは面食らった。
姫矢殿が復帰するまでの間ジャスティスに戦列に加わってもらう。
グローカービショップにはシャマー星人とアルゴ星人を捕らえる役目をお願いしたい。
もちろん、星人へのとどめは戦士たちに任せるという条件で。
宇宙正義は「わかった」とグローカービショップを呼んできた。
「シャマー星人とアルゴ星人のために地球の危機…我が僕(しもべ)よ、地球に行き戦士たちを助けよ」
ジャスティスとグローカービショップは頷き「よろしく」と私とガイアに挨拶した。
急ぎ氷の神殿に戻るぞ!
これがあのグレゴール人とか言う奴が言ってた神殿か。……確かに強い力を複数感じる。だが感じんのボガールは何処だ!?
……ん、何だあれは?地球人の玩具か?それに何か赤い奴が出てきたぞ。……!?な、あれはメタフィールド?馬鹿なあの技は光の勇者(ノア)にしか使えない技のはず!
ふっふっふ。面白いもう少し様子を見てみるか。
189 :
ガイアの日記:2006/06/26(月) 16:18:07 ID:axhEArzZ0
壬龍と一緒に姫矢さんをキングに託しに行き、宇宙正義との交渉でジャスティスとグローカービショップの協力を得た。
4人で急ぎ氷の神殿に戻る途中で見たのは…MAC戦闘機!
「あの戦闘機にセブンがいる」と壬龍が言った。セブンもこっちに気づいて「よっ!」と話しかけてきた。
シャマー星人の居所を突き止めるのに超ウルトラ念力を使った事でセブンの姿になれなくなったとか。
今のセブンは地球人モロボシダン…これ以上氷の神殿にいられないのでMACステーションに帰るそうだ。
シャマー星人は長野県長野市のAG348D地点にいる事が判明(長野に首都機能が移転した関係で)。
ジャスティスが「セブンの協力が必要なのに…いいのか?」と聞くとセブンは頷いた。
セブンはアルゴ星人のところにいるウインダムの救出と氷の神殿に置いてきたカプセル怪獣たちの事を頼んだ。
「氷の神殿に戻ったらウルフとレオに伝えてほしいんだ。
ウルフには『君の友達でよかった』レオには『ウインダムの事を頼む』ってね。ガイア、壬龍、今までありがとう」
セブンのこの言葉には泣きそうになった。また会えるよね。
「事情はわかった。地球人として出来る限りの事をしてほしい。MACの協力を仰ぐ事もあろう…その時はよしなに頼む」
壬龍がこう言うと「MACの皆に伝えるよ」と言ってくれた。
「氷の神殿にいる皆に宜しく言っといてくれ!」と言って、セブンは去っていった。
セブン…お元気で!
ひひひ、一時期封印されていた俺だがとうとう体の外に出たぜ・・・
一時期は俺が体を支配していたんだがメロスのクズめ、偽善の心を蘇らせおって!
ゼノンの奴がいなかったら俺が消滅するところだったぜ。
ああ、紹介が遅れてすまない。
俺は宇宙No1の強さと偉さを誇るゾフィー宇宙警備隊隊長陛下の善なる心だ!
あいつのウルトラノイローゼにより分裂した心の一つだぜYEY!
さて・・・おっと俺の体よ。分身を作らせろ!
よーし出来たぞ・・・・これからは俺が本物のゾフィーだ!
言って置くが俺が死んだときに両方死ぬ。つまりガイアらは俺を殺せないと言う事だw
最初に福岡に行った俺はZ光線で正義の限りを尽くし地球の蛆虫ニンゲンを殺しつくした
子供だけはとか言っている母親を踏みしたぜw子供もオマケでw
おっと・・・メロスのお出ましだぜ。
メロス「我が親友の悪の心よ!体へ戻れ!さもないと倒す!」
おっとやれるもんならやってみなwそんなにあの偽善者がいらないんだなw
えー、その、なんと言ったら言いのだろうか…
ウルトラ戦士達が内乱を始めました、はい
それと、その、ゾフィーが二人いるように見えます
えー見分けつかないと悪いと思い、片方に何かしら目印をつけておこうと思います(どうせ倒すんだから変わらないだろとか言わない)
アルゴ着色光線
とりあえずどっちかわからんがアルゴ着色光線をうけて赤い部分が青に変わった
……また俺遊んでるな、完全に…ゾフィーに色つけてどうすんだよ
つーーか南極行ったボガールは何やってんだ!
最近シャマー星人とか言うのが来てなんかやてるし
頭痛い……
とりあえず気晴らしにこの星の住民100万ばかし殺そう
今回再生怪獣使ったお遊びは無しだ
破壊光線発射!!
一撃で埼玉県が死の荒野に変わった…
それにしても…福岡に連中は何か恨みがあるんだろうか…
こんな辺境でくだらない事やるのはもうたくさんだ、徹底的に攻撃を開始しよう!
上がウルトラ戦士先に何とかしろと言ってるが知った事か!
皆殺しだ!草木一本、生きた土1mg残さずこの星を荒野に変えてやる!!
192 :
壬龍の日記:2006/06/26(月) 21:13:01 ID:RKgP1HxZ0
氷の神殿に戻り、ガイアと共にジャスティスとグローカービショップを案内しようとした時…
戦士の気配!何者か!姿を見せよ!
現れたのは蒼い鎧の戦士…ハンターナイト剣(ツルギ)というそうだ。
用件を聞くとボガールを捜しに来たとの事。
「ボガールを倒すのは俺だ。邪魔するならお前たちも殺す」とハンターナイト剣は光の剣を取り出した。
ボガールとの間に何があったのか問おうとしたら、ボガールが出現!
「来たか、ボガール!覚悟!」とハンターナイト剣はボガールに斬りかかった。
ボガールは様々な生命体を捕食して進化したのか!悪食だな。
ガイアとジャスティスに皆に知らせよと頼み、私とグローカービショップで様子を見届ける事に。
ハンターナイト剣の胸元のマーク…もしやと思い龍玉で観察。
ある惑星に科学者として赴任していたウルトラの星の戦士…そこへボガールが来た事でその惑星は滅びた。
慈しみ見守っていた生命体を捕食されて悲しむ戦士にボガールに捕食された生命体の怨念が宿り鎧姿に。
そういう事か…太刀筋は鋭いが苦しさを孕むか…
「蒼い戦士の様子がおかしい」とグローカービショップが言うので見てみると、ハンターナイト剣の息が荒い。
生命体の怨念で作られた鎧の力が彼を蝕んでいるのか!
グローカービショップが放った光線でボガールが怯み、そのまま退散。
激昂したハンターナイト剣がグローカービショップに斬りかかるが、彼は倒れてしまった。
支えてやろうと駆け寄ったが「邪魔するなと言ったはず」と振り払おうとして再び昏倒。しっかりせよ!
このままでは鎧の力に蝕まれて彼が死ぬ。
私とグローカービショップで神殿の中に運ぶ事にした。
「大変だ、メロス!今すぐTVをつけろ!!」
そう言って、ウルフが部屋に飛び込んできた。
画面の中には、暴れ回るゾフィーが…。しかし、ゾフィーは私の横で眠っているし…。
「また、ゾフィーロボットかよ!」
「いや…あれは、私自身だ…」
ウルフの言葉を否定したのは、ゾフィーだった。起きていたのか…。
「ウルトラノイローゼにやられた私は、精神の分裂を来した。そして私の体を乗っ取り…私に、闇の者と手を結ばせた」
なるほど。
これまでゾフィーは自分と闘って悪意を抑え込んでいたが…ゼノンにやられて意識を失った事で解放され、実体化したというわけか。
「放ってはおけん!メロス、私を連れていってくれ!」
後の事をウルフに頼み、ゾフィーと共に福岡に飛んだ。
ゾフィー(悪)にゾフィーに戻るよう説得したが、まるで聞く耳を持たない。
仕方ない…やるしかない!
…って、弱っ!!
「こいつはウルトラノイローゼの時に…私が弱っている時に生まれた。だから、戦闘能力もそんなに高くはない!」
あ〜そういう事か。
だったら簡単だ。ダブルサーベルで、一気にとどめを刺してやる!しかし、
「やれるもんなら、やってみな。そんなに、そこにいる偽善者がいらないのか!!」
どういう事だ?
「聞いた通りさ。俺様はもう1人のゾフィー。俺を殺せば、そいつも死ぬ!!」
なんだと!?
ゾフィーは否定しなかった。
「隙あり!死ね、メロス!!」
ゾフィー(悪)はM87光線を撃ってきた。まぁ、全く痛くないんだが…。
「何をしている、早く奴を倒せ!」
と、ゾフィー。しかし、そんな事をすれば…。
「私に構うな!君も知っての通り、私は近々裁きを受けて死んでいく身…遅かれ早かれだ。
メロス…もし、君が私を『友』と呼んでくれるのなら…君の手で私を裁いてくれ!処刑台ではなく、私は君の手で死にたい!!」
ゾフィー…うおぉぉぉぉ!!
私は、ゾフィー(悪)に一気にラッシュを浴びせた。
とどめだ!アンドロタイフ…駄目だ…私には出来ない…。
「やはり…着いてきて正解だった…」
そう言うと、ゾフィーは私からダブルサーベルを奪った。
何をする!?馬鹿な真似は止めろ!!
「私の事は、私自身でケリを付ける!さらば、友よ!!」
ゾフィーがダブルサーベルを自らの腹に突き立てようとした瞬間…!
「ギャアァァァァ」
雷がゾフィー(悪)の頭上に落ち、ゾフィー(悪)は消滅した。
壬龍か?いや…壬龍の雷撃とは違うような…。
それに、ゾフィー(悪)は「消えた」というより、雷の中に吸い込まれたような…。
そんな事より、ゾフィーは?
気を失ってるようだが…命に別状はないようだ。
とにかくゾフィーを連れて帰り、早く治療を受けさせねば!!
195 :
ジュダの日記:2006/06/26(月) 22:49:38 ID:ZC9qbT/qO
俺は今、カーツ星で軍備を整えながら、地球でのウルトラ人達とアルゴ星人の戦を見物している。
しかし…アルゴ星人は何を勘違いしたんだか。
俺が貴様等を生かしておいたのは、別に貴様等に情けを掛けたわけではない。
単純に、俺が手を下すまでもないと判断したからだ。
現に…貴様等は、俺が東京にある貴様等の基地に仕掛けさせてもらったロボアイに、未だに気付いておらぬようだ。
貴様等の科学力であればすぐに見つけられるものを…自らの力を過信し、レーダー等を配備しなかったからだ。
アルゴ星人…語るに落ちたわ!!
その時…奴らが面白い情報を掴んだようだ。
ほぅ…ゾフィーから生まれた悪意が分裂し、福岡とか言う街を襲っているという。
ゾフィーとメロスが駆けつけたようだが…なるほど、分裂したゾフィーを倒せば本体も死ぬ…それで殺せずにいるわけか。甘い奴らよ。
バッドキャリバーよ、ゾフィーから生まれた悪意をマイナスエネルギーと変え、我が力とするのだ!!
分裂したゾフィーの戦闘能力は高くないようだが…さすがは平和を愛するウルトラ兄弟の長兄・ゾフィーから生まれた闇よ…。
凄まじき、マイナスエネルギーを生み出しおったわ!!
ウマい事、ゾフィーを死なせずに済んだしな…。
メロスにゾフィー…。
その命、俺が行くまで大事にしておけよ…。
アルゴごときに、寝首をかかれてはならぬ!貴様等を倒すのは、この俺だ!!
そして…その時こそ、俺はこの宇宙の支配者となる!!
マッキー1号でMACステーションに戻る途中にガイア達に会った。
戦士たちへの別れの言葉を述べるとガイアが涙ぐんでいたが、俺自体は生きているからそのうち会うこともあると思う。
まあウルフにはかっこつけて「2度と会うことはないだろう。」なんて言ってしまったけどな。
第一グレートやネクサス軍団の例もあるからもしかしたらひょんなことからセブンに戻れるようになるかもしれないし。
じゃあなガイア、壬龍!世話になったな。あ、君はあんまり地球になれていないけどがんばれよジャスティス。
MACステーションに戻ると隊員たちが迎えてくれた。さらにウルトラ警備隊の懐かしい面面まで。
聞くと脱出の際にキリヤマ隊長が行方不明になり、フルハシが隊長代行を務めているらしい。
なお状況から考えるとキリヤマ隊長は死んでいる可能性が高いが、V3クラタ隊長はあいつが死ぬかと言い切ったらしい。
さて、脱出カプセルで逃げてきたからウルトラ警備隊には今戦力はないんだろ?
そう思って戻るときについでに宮崎の格納庫からホーク1〜3号の予備機をマッキー1号で輸送してきたよ。
これで一緒に戦えるな!
ん?よ!ゴライアン、ドリュー、フレア!お前らのおかげでこの基地も無事だったようだな。
「生きてたのか340号!生きてるんなら連絡くらい入れやがれドアホ!!心配したぞ!」
残念ながらモロボシダンは健在だがウルトラセブンは死んだよ。
状況を説明するがゴライアンは意味がよく分からなかったようだ。
結局ドリューとフレアの協力で2時間に及ぶ説明の末に理解してもらえた。
そういえばゴライアンは肉弾戦好きが高じすぎて念力がほとんど使えないんだよなぁ。
さてしばらく地球人生活を満喫したいがアルゴ星人がそうさせてくれないだろう。
これから状況はどうなるやら。
あ、そろそろシャマー攻撃の時間だな。
197 :
レオの日記:2006/06/27(火) 01:15:33 ID:iPbp7JbK0
シャマー星人を捕縛するために孤門、西条さん、エースの4名で氷の神殿を出発した。
数時間後長野市郊外に降り立った。ここからMACロディでAG348D地点まで急いだ。
その場所は長野県庁から程近い・・・20階建て高級アパートか!!何だかものすごく腹が立つな!!
ここからは孤門のパルスブレイカーでビースト振動波をサーチする要領で2003号室だとわかった。
扉を蹴破ってはいるとシャマー星人がパソコンを見ながら優雅にコーヒーを飲んでいた。
「いや〜地球人の馬鹿みたいに単純な株で儲けていまやセレブだよ。」
その舐めきった態度に頭にきた弧門はシャマー星人を怒鳴った。
「ふざけるな!!貴様のせいで姫矢さんは死んだんだ!!」
しかしシャマー星人はなんとも奴らしいムカつく言葉を返してきた。
「あんた馬鹿?核ミサイル撃ったのはアメリカよアメリカ。僕とアメリカの区別もつかないのかな?」
お前が作ったホームページがきっかけで姫矢さんが死んだって意味だよ!!
まあわかって俺らをからかっているんだろうけどな。
それに貴様は姫矢さんだけでなく‘ウルトラセブン”の敵でもある。
覚悟しろシャマー星人!!年貢の納め時だ!!
198 :
レオの日記:2006/06/27(火) 01:41:57 ID:iPbp7JbK0
「ヒャヒャヒャヒャ。僕が何の保険もかけずにこんな状況でのんびりできると思う?」
いきなりシャマー星人が不快すぎる笑いを飛ばすとマンションの近くに怪獣が大量に出現した。
装甲怪獣レッドキング、進化怪獣ラゴラスエヴォ、凶獣ルガノーガー、古代怪獣ゴモラ、
甲虫型宇宙怪獣バグダラス、古代怪鳥レギーラ、両棲怪獣サラマドンの7体だ。
「早く倒したほうがいいんじゃないの?こんな街中に7体だからすぐに長野は壊滅しちゃうよ!」
馬〜鹿!そんなことだろうと対策は考えてあるよ。隊長!みんな!お願いします。
すると空のかなたからマッキー1〜3号にウルトラホーク1〜3号が飛んできた。
さらに「万が一の場合のこいつの逃亡防止要員はエース一人で十分よね。腕が鳴るわ。」といい西条副隊長も変身して飛び出した。
「さあシャマー星人!僕が相手だ!」と孤門が変身して戦いを挑んだ。
マンションのほかの住民に迷惑がかからないようにメタフィールド内で戦闘だ。
ネクサスパープルとシャマー星人の激しいバトルが続いている。
いまだ!!俺はミクロ化して一気にシャマー星人の肛門から生態メカの体内に潜り込んだ。
見つけたぞ本体!!覚悟しろ!!「え?うわぁ!!何でここに!?」
シャマー星人は戦闘が得意な種族ではないのでレオキック一発で左腕が吹き飛んだ。
もがいているところでセブンに貰ったレオヌンチャックで頭を殴打して失神させた。
気絶したシャマー星人を連れて外に出るとちょうどメタフィールドが解除されたときだった。
シャマー星人の本体は宇宙植物で作った荒縄でぐるぐる巻きに縛り上げて自由を奪った。
さらに外を見るとマッキーとホーク、そして西条さんの活躍で残るはラゴラスエヴォのみだ。
隊長の乗るマッキー3号からミサイルランチャーが発射され、されに反応したラゴラスエヴォは上空を見上げた。
その隙を突いて西条さんがオーバーレイシュトロームでマグマコアを破壊して倒した。
さて、あとはこいつを氷の神殿につれて帰らなくては。覚悟しろよ貴様。
199 :
壬龍の日記:2006/06/27(火) 13:32:14 ID:pqjseZO70
グローカービショップと協力してハンターナイト剣を神殿に運んだ時、不安の波動を感じた。
その先にはウルフが…ゾフィー(悪)が福岡で暴れていてメロスとゾフィーが向かったとのこと。
ウルトラノイローゼによる精神分裂のため、ゾフィー(悪)がゾフィーの身体を乗っ取り闇の者と手を結ばせたとか。
自分との闘いで悪意を抑えていたが、ゼノンにやられた事で解放・実体化したのか。
龍玉で観察すると…ゾフィー(悪)の戦闘力は低い。
「俺はもう1人のゾフィー。俺を殺せばそいつも死ぬ」ゾフィー(悪)の言葉に嘘はない。ゾフィー自身だから…
ゾフィーがメロスからダブルサーベルを取り上げ自らの身に突き立てようとした時…
雷撃でゾフィー(悪)が消滅!ゾフィーは気を失っているが無事のようだ。
この雷撃は…ジュダ!
龍玉にはジュダがバッドキャリバーでゾフィー(悪)をマイナスエネルギーにして吸収する映像が…
「メロスにゾフィー…その命、俺が行くまで大事にしておけよ。アルゴごときに寝首をかかれてはならぬ!」
ジュダの言葉が聞こえた。
ウルフも「ゾフィーが死ななくてよかった」と胸を撫で下ろす。
だが、龍玉から聞こえたゾフィーの叫び…
「私は近々裁きを受けて死んでいく身。
メロス…君が私を『友』と呼んでくれるなら君の手で私を裁いてくれ!私は君の手で死にたい!」
これにはウルフもショックだったようで「何考えてるんだ!」と声を荒げる。
そこへガイアとアグルが来て「ゾフィーとメロスは戦いが終わり次第ウルトラの星の裁判に出る」と告げた。
光の申し子≠スちは先日立ち聞きした私とメロスの会話(
>>174-176)をウルフに話した。
「それで2人とも…何も知らない俺が馬鹿だった」とウルフは肩を落とした。
ゾフィーとメロスが裁判に出る日まで2人をサポートしよう。いずれ皆にも話さねばなるまい。
私と光の申し子≠スち、ウルフで固く誓い合った。
200 :
壬龍の日記:2006/06/27(火) 15:09:04 ID:VwgLM3OJ0
メロスの手によりゾフィーが医務室に運ばれた。
フロル姫と夕子殿がゾフィーに治療を施す間、メロスに龍玉を見せてジュダが雷撃を放った事を話した。
「ジュダに助けられたのか」とメロスは複雑な表情。
そこへ、ガイアとアグル、ジャスティス、ティグリス、イザクが訪れた。
「ガイアたちから話は聞いた。大丈夫か?」とのジャスティスの言葉にメロスは頷く。
ジャスティスは宇宙警備隊の内紛が勃発した際に潜入捜査したそうだ。
だがジャスティスが重傷を負ったりして捜査は困難を極めたらしい。
「何だかんだで内紛はうやむやになったがな」とジャスティスは苦笑した。
フロル姫からゾフィーが起きたと知らされ、とりあえず面会。
「あのまま死んだ方がよかった…メロスの手で裁かれて死にたい」
「まだそんな事を言うか!君のこれからの戦いと償い…私が全力でサポートする!」
ゾフィーの呟きに、メロスは懸命に励ます。
「早くから知っていればこうはならなかったろう…私も反省せねば」とジャスティスが言った。
ガイア「ゾフィー、貴方が死んだら宇宙警備隊の皆はどうなるんですか!」
アグル「宇宙警備隊はゾフィーを必要としています!」
そう…光の申し子≠スちの言う通り、ゾフィーは死んではならぬのだ。
その時、ティグリスとイザクが左右からゾフィーの頬を鼻先で突ついた(人間で言う「ホッペにちゅ♪」)。
ティグリス「元気出してね…1人だけで何もかも背負わなくていいんだよ。
この神殿にいる皆も宇宙警備隊の皆もアンドロ警備隊の皆もゾフィーの事が好きだよ」
イザク「皆ゾフィーの味方だよ。今までもこれからも、ずっとずっとず〜っとゾフィーの味方だよ」
ゾフィーよ、聞いたか?こんなにもゾフィーを愛し心配してくれる者たちがいるのだぞ。
ツールーギー!貴様のせいでツヨイエサを食えなかったではないか!
そうあのヨロイ二人みたいなあの体内から出る力がァ!!
むかついたから喧嘩を売ってきたゾンネルとゴメノスをバラバラに解体してから食った。
シャザックは子供は親の抵抗で食い損ねたが親はペロリと食えた
全然タリン!タリヌワ!!!イヤダイヤダ!ツヨイエサヲクワセロ!
はあはあ・・・ジュだダ!あの二体とオナじウまさのハズ!
食いたい食いたい悔いたいくいたい食いたい食いたい!!!!!
アルご星じンの強化怪獣もタのンで食った。
ジュダの場所も分かった。食いに行こう。
あの二人よりは弱いはずだしまあ硬いステーキだな
深呼吸して落ち着いた
馬鹿な事考えるのはよそう…
上の命令は絶対…つーわけでもないがくだらない理由で従わなくなるほど軽いわけでもない
さて、これからどうしよう
ウルトラ戦士は何かやってるようだがどうあがいても私に勝てるはずは無いので放っておく事にした
っと、はるか彼方からボガールが帰ってきた
久しぶりだな
「ハラヘッタ〜ナンカツヨイエサクレ〜」
ギマイラならあるけど
「デキレバオマエノ強化カイジュウノナンカイラナイノヲ食ワセテクレ」
ダブったカードをくれという小学生みたいな事言うな…
よし、ギマイラを調理して強化怪獣にしてやるからそれ食え
って…こいつがここにいるって事はウルトラ戦士は全滅したって事か?
「イイヤ、変ナ鎧二邪魔サレテ食エナカッタ」
あっそ、ご愁傷様
っと、できたぞ!強化ギマイラ
宇宙のカオスガスを吐く力が3倍になった優れも…
「ウマカッタ」
…左様ですか
「トコロデジュダッテドコニイル?」
ん?あの馬鹿か?あいつは今カーツ星にいるぞ
「イロイロアリガトウ」
ん、ああはいはい
こうしてボガールはカーヅ星にジュダを食いに旅立った
さてジュダ(カメラに向かって)
「うお、き、気づいていたのか」
うん、気づいてた、ボガールの事だが…
「大体検討がつく、利用価値があるから殺すな、だろ」
ああ、あいつは最終的にこの星を吹き飛ばせるだけのパワーを蓄積させる事ができる
だから即席の爆弾につかうのさ
まあ、お前に頼んでも聞いてくれないと思うけど
203 :
アグルの日記:2006/06/27(火) 21:14:26 ID:mofRl3bX0
ウルトラノイローゼの影響でゾフィーから分裂した悪のゾフィーが福岡で暴れたそうだ。
だが悪のゾフィーはジュダに消滅させられたらしい…何にせよゾフィーが死なないでよかった。
子供の泣き声が聞こえたので神殿の外に出ると子供シャザックが!何があった?
「母さんが…母さんが食べられた…何とか阻止しようとしたんだけど」
シャザックが食べられた?もしかして…
神殿に案内すると、子供シャザックは泣きながらガイアに縋った。
「シャザックほどの者がやられるとは…やはりそうか!」
壬龍が龍玉で子供シャザックの記憶を読み取ったところ、犯人はボガールと判明!
壬龍いわく、ハンターナイト剣(ツルギ)という戦士がボガールを捜しに来たそうだ。
ある事情からボガールを敵と狙っているそうで、ボガールと戦っているのを見守ったとか。
グローカービショップがボガールを退けたもののハンターナイト剣は倒れ神殿内で安静中だそうだ。
「今のボガールは数多の生命体を捕食して進化した…まさに悪食という他はない。
残念ながらゾンネルとゴメノスもボガールにやられた」
壬龍が見せてくれた龍玉にはボガールがゾンネルとゴメノスを捕食する映像が映っていた。
「このボガールに喧嘩売るとは…」とのボガールの呟きも聞こえた。
あまりの事に俺を含めてその場の者全員が絶句。
ボガールめ、破滅招来体と戦った友を捕食するとは度胸がいいな!
「喧嘩を売ったのはボガールの方だよ!」
「冗談じゃない!今度ボガールが来たら弔い合戦だね!」
イザクとティグリスの怒りは御尤も。
「ボガールは強い力を持つ者を捕食する…ヘタするとジュダでさえも捕食しかねぬぞ」
壬龍は龍玉を見ながら言った。ボガールがジュダを捕食しようとカーツ星に向かう映像が映ったとか。
ボガールがジュダを捕食したらとんでもない事になるぞ!どうすればいいんだ?
(何気にレオが西条さんと、「さん」づけでわろ!!)
205 :
レオの日記:2006/06/27(火) 22:49:36 ID:iPbp7JbK0
さ〜てシャマー星人の生体メカはレオビーム、Wオーバーレイシュトローム、メタリウム光線で破壊した。
まあ1人で十分破壊できるが、今までの怒りを込めて全員最大出力の光線で思いっきりぶっ飛ばした。
さて捕縛したシャマー星人を持って氷の神殿に戻った。
戻ってみるとゾフィーの悪の意思が分裂して福岡で暴れたとかボガールが怪獣を食ったとかでゴタゴタしていた。
とりあえずシャマー星人を壬龍に渡すと、「私に任せてくれ。」と言い出した。
ティグリス、イザク、マーゴドンを連れて奥の部屋に引っ込んだかと思うと、間もなく神殿が震えるほどの大きな声のシャマー星人の悲鳴が響いた。
「うぎゃぁああああ!!痺れ!!寒っ!!あぐほぉ!!熱ぎゃああ!!白状します!!何でもしますからやめてぇええ!!」
さてその自白をテレビで生放送をするようにしたいがどうしようかと思っているとアグルがKCBにコネがあるといいだした。
ということで孤門、ガイア、アグル、壬龍、マーゴドン、ティグリス、イザクで再び日本へ向かった。
なお4匹の怪獣はそのまま日本に連れて行くと騒ぎになりかねないので以前特訓のためにセブンが作った強制ミクロ化光線銃で10cmに縮小した。
「逃げようとしたり抵抗したりすればいつでも我々の攻撃が飛ぶと思え!」と壬龍の発言にシャマー星人はビビリまくり。
先ほどの攻撃を食らわされたのがよほど苦痛だったらしい。
KCBに着くと人気アナウンサーの吉井玲子アナが出迎えてくれた。っていうかファンですサインください!!
サインもちゃっかりもらってスタジオ内へ入った。
何でも今日の夕方放送のニュースで放送してくれるそうだ。
玲子「では本日の特集です。ここ数週間話題になったホームページ『ウルトラ戦士・防衛隊の真実』が星人の謀略であることが判明しました。」
そしてこれまでの経緯を事細かに説明してくれた。そしてシャマー星人の自白シーン。
「あれは僕がウルトラ戦士や防衛隊を陥れるためにやりました。ええ、全てガセです。ごめんなさい。」
これで沈静化してくれればいいんだがなぁ。
ジュだを食うぞ・・・・・
なに落ち着いていやがる。てめぇの配下の怪獣は全てワタしの胃袋の中だが
それに貴様の姉や兄も雑魚だったからな・・・・
「わしをあのようなものと一緒にするでない!」
気が付いたらわたシノカラダニキズキズキズキズガツイテタ!!!
ギナノムチモモルドノオノモイタクモカユクモナカッタノニ!
「貴様!わしをあんな頭だけのと一緒にする気か!」
ケ!デンゲキデフリハラッタガ・・・・オオット・・・アルゴ、ハナシガチガウゾ
モルドトギナヨリヨワイトキイタノダガ!ツヨイジャネエカ!
エエイモウヤケクソダ!クッテヤル!・・・ウマイナ・・・アルゴヨ!クッタクッタ
ツギハドウスレバヨイ?コオリノシンデンデタタカエ?(ナンカヒッカカルゾ)
マアイイワ!ツルギブチコロス!
ボガールお帰り〜
「話ガチガウゾ、ジュダハツヨイジャナイカ」
弱いなんて言ったけ?
「モウイイ、オマエクウ」
どうぞ
食われましたあ〜れ〜♪
さて、ボガールモンス君
「ナンダ、アタマノナカニアルゴのコエガ」
なぜ私が君をいかしておいたと思う?
「オレヲバクダンニスルタメダロウ?」
いいや、お前を倒して私の力を誇示するためだ
「アアアアアアアア」
ボガールモンスの体が泡のように溶けていき
やがて完全に泡になったボガールは死んだ
そして、その辺の土を媒体に私は復活する
他愛ない、所詮生物などこの程度
ふふふふふふふはははははははははははは
208 :
ジュダの日記:2006/06/28(水) 10:48:54 ID:w9+pTthEO
カーツ星にて、俺の影武者ロボットの反応が消えたか…。
昔、ウルトラ兄弟と初めて戦った時に使った物(注:居村版「ウルトラ超伝説(第1巻)」参照)を廃棄処分しようと思ったのだが…思わぬ役に立ったわ。
ロボアイで確認すると、ボガードが食ったようだ。そして、そのボガードはアルゴ星人が殺したのか。
まぁ、あの程度の食らうだけの下等生物にやられる程落ちぶれてるとも思わんが…。
しかし、アルゴは俺が本当にボガードに食われたと思っておるようだ。まぁ、南極の連中はじきに気付くだろうがな…。
それならそれで、好都合だ。
それにしても、アルゴめ…ロボアイに気付きながらも芝居を打つとは、この俺相手に味な真似を…。
ならば俺も、一芝居打って返してやるとしよう。
影武者ロボットがボガードにやられている映像を添付し、ボアに
「アルゴ星人とボガードにやられた。至急、応援求む」
という連絡を送った。
すると、ボアの奴め
「アルゴ星人を倒せるのは、全宇宙でワシしかおらぬ」
と返事を送ってきたわ。
今頃奴は、地球に向かって進軍中だ。アホめが…。
せいぜい、派手にやり合ってくれ。
どっちが勝とうが、俺には関係ない。
その間に、俺の迎えに来るというヘラーと合流(密使を送って「俺に寝返れ」と伝えた所、OKの返事をもらった)する。
さて…そろそろ、ヘラーとの約束の場所に向かうとするか。
ベムズン、発進!!
209 :
壬龍の日記:2006/06/28(水) 12:47:26 ID:oHPf16LG0
レオ、孤門殿、西条殿、エースがシャマー星人を捕縛して長野から神殿に戻ってきた。
MACとウルトラ警備隊の方々が助力してくれたそうだ。
レオからシャマー星人を引き渡されたので、ティグリス、イザク、マーゴドンと一緒にシャマー星人をお仕置き。
雷撃(私)冷気(マーゴドン)衝撃波(ティグリス)炎(イザク)で脅して自白させるという方法で…
「痺れ!寒っ!!あぐほぉ!熱ぎゃああ!白状します!何でもしますからやめて〜!」
シャマー星人の悲鳴の中、私たち4匹は仕置きを楽しんだ。我らと地球の民を弄んだ報いだ!
シャマー星人の自白をTV放送する方法だがKCBの吉井玲子殿がアグルの知人との事で日本へ行く事に。
ガイアとアグル、レオ、孤門殿、ティグリス、イザク、マーゴドンと一緒にシャマー星人を連れていった。
私たち4匹ははそのまま日本に行くと危険との事でセブン作「強制ミクロ化光線銃」で縮小された。
本来なら私は自らの力で巨大・縮小出来るのだが、戦士たちの御言葉に甘えよう。
念のため「逃げようとしたり抵抗したりすればいつでも我々の攻撃が飛ぶと思え!」とシャマー星人を脅した。
KCBに着くと吉井殿が出迎えてくれたが、レオが吉井殿にサインをおねだり(吉井殿のファンだとか)。
吉井殿は破滅招来体絡みの一連の現場報道の功績もありニュース番組のキャスターに選ばれたそうだ。
スタジオを案内され、スタッフとの交渉で夕方のニュースでの放送が決定。
吉井殿の詳細な説明から始まり、そしてシャマー星人の自白。
「あれは僕がウルトラ戦士や防衛隊を陥れるためにやりました。ええ、全てガセです。ごめんなさい」
しっかり反省してくれるといいが…
210 :
壬龍の日記:2006/06/28(水) 14:35:46 ID:vOlXdY9K0
(
>>209の続き)
ニュースの放送終了後、吉井殿を始めKCBの方々からお礼を言われた。
吉井殿は私、ティグリス、イザク、マーゴドンの姿に驚いたが「こんなに小さいと手乗り怪獣ね」と言った。
手乗り怪獣とは粋な事を…私たち4匹が元の大きさに戻った時の反応を考えたら小さい姿も悪くないな。
KCBの方々と別れ、再びシャマー星人連行で氷の神殿に戻った。
シャマー星人をガイアに預け、私は自らの力で元の大きさに戻し、ティグリス、イザク、マーゴドンも元の大きさにした。
「僕はどうなるんでしょうか?」とシャマー星人に聞かれた。
知れた事。別次元に封印して二度と来られなくしてやるのだ!
「勘弁して〜!」とシャマー星人は逃げようとしたが、ティグリスとイザクが逃げ道を塞いだ。
ティグリスの衝撃波とイザクの炎でシャマー星人は半焦げ状態。
マルスに「もう充分だろ?」と言われたが、これくらいせねばシャマー星人のために犠牲が増える。
だから思う存分痛めつけてから封印するのだ。
マーゴドンの冷気で凍結されたにシャマー星人を我が龍玉で覆った後、ガイアとアグルを呼び寄せた。
光の申し子≠スちの力でワームホールを作ってほしいと頼んだら、アグルいわく「神殿の中では危険」との事。
そこで神殿の外で封印を実行する事にした。
ガイアのフォトンエッジとアグルのフォトンクラッシャーの衝突でワームホールが作られた。
ワームホールの先に見えたのはシャマー星!マーゴドンがこれ幸いとシャマー星人を母星ごと凍結させた。
我らと地球の民を弄んだ不届き者、今ここに次元の彼方に封印する!
光の申し子≠スちの力でワームホールが閉じられ、シャマー星人は別次元に封印された。
ちなみにKCBには視聴者からニュースの感想が多数寄せられたとか。
レオは吉井殿から貰ったサインを見て御満悦のようだ。嬉しそうで何より。
>>208 「ボガード」→「ボガール」です。
すいません。
ふと、気がついたのだが、シャマー星人全てが悪い奴のわけが無いのである
あちゃ、だからと言って選民とかするわけにもいかねえし…
あ、そうか、とりあえずシャマー星は元に戻して、と(やりすぎましたすいません)
ちなみに、やらかしてくれたシャマー星人の方は元に戻さず次元の向こうである
これでいいだろう、うん、まあ次にシャマー星がなんかやってきたらそん時はそん時と言う事で…
「そんな無責任な…」
じゃあ君はこれから犯罪をしそうだと言うだけで人を殺すかい?
「…いいえ」
ならこれでいいだろう
う〜んしかし、あれだな、最終決戦、近そうだ
それはそうと…
トラン王子をこの星に置いておくのはまずいだろうな
この星では宇宙の命運をかけたトラン王子の保護はまかせきれないな…
「そんな、じゃあ、誰がアンドロ警備隊以外の誰がトラン王子を守るんですか?」
「アンドロ警備隊の皆より強いメンバーがいるとでも?」
ゴライアン兄弟…
「あの連中は駄目です!確かに俺達より強いかも知れないが、あの連中だとトラン王子が不良に育つ、間違いなく」
は冗談だ
「ほ…」
我々だよ
「我々、と言うと…まさか」
私、イフ、バキューモン、バルンガだ
「…」
少なくとも、君達よりは強いつもりだが…
「相談させてください、トラン王子と…」
かまわんよ
まあ、アルゴとボアとジュダを何とかした後の話になると思うがな、その話は
それに、アルゴ星人は一刻も早く何とかしなくてはならないだろう?
「また、何万もの人が殺されますからね、この星の」
その通りだ
ゾフィーが眠りについたので、後の事をフロルと夕子クンに任し、私は氷の神殿の調査を続ける事にした。
「ここの所、あまり休んでないんでしょ?僕達もお手伝いしますよ」
と、ガイア達も着いてきた。
「俺も、個人的に興味ありますからね」
と、アグル。あーそういう事ね。
「そういえば、アンドロからの援軍って、いつ来るんです?」
と、アグルに聞かれた。
おいおい。援軍なら、とっくの昔に来ているじゃないか。
「ファイタスですか?違うって言ってましたよ。
「久しぶりに兄貴の顔を見に来ただけだ」
って言ってましたから」
…えっ?
慌てて、アンドロ国に連絡を入れた。
「あ〜地球への増援の事か」
本部は、いつもの調子だ。
「敵対勢力のアルゴ星人やジュダに関する報告は見せてもらった。そして、氷の神殿に集まっている君達やウルトラ戦士、それに日本やアメリカ等に散らばる戦士や地球人達の元々の防衛能力等から算出した所、現状より本の数%の底上げで十分という結果になった。
コスモ戦士ではないが、それに見合った武器は先日そちらに送り届けたはずだが?」
…ひょっとして、コスモホークの事ですか?
「そ。あれをゾフィーを除くウルトラ兄弟最強と言われるタロウに渡せば、かなりの戦力アップになる。
それだけじゃ不服か?」
いえ…ありがとうございます…。
「…アンドロ警備隊の隊長って、いろいろと大変なんですね」(ガイア)
「ウルフが代理隊長を嫌がる訳、何となくわかった気がします…」(アグル)
ありがとね。
でも、もう慣れたから。ハァ…。
ここは…何処だ……一体…何が…?
知性体「何をしている、剣!!貴様の役目はボガールの滅殺…我々の復讐だ!」
そうだ…あの時…俺は、何も出来なかった。だからこそ今、やることが有る!
知性体「忘れるな剣!!その鎧は防具では無い!我々の復讐の為の牙なのだ!!」
……はっ!!ここは一体…?
そうか…あの神殿の中だな!…うぐ…、奴を捜さねば!
姫矢(もう止めろ!)
?、誰だ?
姫矢(もう終わりにするんだ剣!今の君は憎しみに捕われているだけだ!)
黙れ!貴様におれの気持が分かるものか!目の前で大切な物を引き裂かれた、おれの気持が分かるか!!
姫矢(憎しみでは何も変えられない!過去と向き合い、今を生きることが大事なんだ!)
うるさい!おれの力は憎しみだ!憎しみが全てなんだ!おれを邪魔するなら、貴様も切り捨てるぞ!
姫矢(過去ではなく、未来と向き合うんだ!過去は…過去は絶対に変えられない!)
俺には……変わらない過去が全てなんだァァァァァァ!!
退け!貴様と話す時間は俺には無い!
アーブ・ギアよ!ボガールの居場所を教えてくれ…………ミクロ化してリドリアスの体内に隠れているのか!…絶好の機会!討ち取ってくれる!
オイ、これ以上ぬかすと貴様から殺すからな!
ピカァァァァァ…
んんーーー!!はっ!!!(テレポーテーション)
姫矢(……誰か優しさを知ってる奴、俺の代わりに彼奴に教えてやってくれ。魂の絆を…。)
217 :
壬龍の日記:2006/06/29(木) 00:09:56 ID:DhMkR/LG0
シャマー星人の件は片付いたがマーゴドンのシャマー星凍結はやり過ぎということでシャマー星は元に戻された。
やらかしてくれたシャマー星人の方はそのまま別次元に封印と言う条件で…
ゾフィー(悪)が福岡で暴れた事件のショックが残るゾフィーは眠っている。
ゾフィーもメロスも、ウルトラノイローゼに倒れなければこんな不幸な事にならずに済んだろう。
アルゴ星人を早く倒さねばならぬし、ボアとジュダの件もある。
ゾフィーとメロスがウルトラの星の裁判に出るのはそれらが片付いた後になるだろう。
ふと思い立ち龍玉でMACステーションの様子を観察。
何やら騒がしい。ゴライアンが暴れているのか!仕方ない、黙らせるか。
氷の神殿の調査をするメロスとガイアとアグルに数時間で戻ると告げてMACステーションに行った。
光玉に変えてMACステーションに入るとMACとウルトラ警備隊の方々、ドリュー、フレアがゴライアンを押さえようと必死。
「アルゴの野郎、ウルトラダイナマイトを叩き込んでやる!」…過激だな。
光玉から姿を戻した私に驚いたゴライアンの隙を狙い雷撃を浴びせた。
「何すんだてめぇ!…壬龍?!何でここに!」…さすがはゴライアン、ウルトラ族一のタフネスだ。
ゴライアンに近づき耳元で「戯け!」と叫んだら効果覿面か、ゴライアンが大人しくなった。
ゴライアンよ、血気に逸って勝手な行動を起こすでないぞ!そなたが必要な時は必ず呼ぶ、それまで耐えて待て!
「わかりました!」…よろしい。
MACとウルトラ警備隊の方々、ドリュー、フレアからは感謝された。
ウルトラ警備隊はモロボシ殿がMAC入隊前に所属していた縁でMACステーションに入れてもらえたそうだ。
怪獣軍団の襲撃で基地が壊れ、キリヤマ殿が消息不明との事。
V3のクラタ殿はキリヤマ殿は死なないと言ったとか…だが探ってもキリヤマ殿の生命の波動は感じ取れない。
申し訳ないと思いつつ、急ぎ氷の神殿に戻った。
ハンターナイト剣の日記で出てきた姫矢は魂魄体(意思のみ)で、ボガールはアルゴ星人に殺られる前に体内エネルギーで身代わりを作り、脱出。弱っているのでミクロ化しリドリアスの体内で休んでいます。
219 :
壬龍の日記:2006/06/29(木) 12:24:31 ID:i2Vr+O480
MACステーションから氷の神殿に戻ると、グローカービショップが慌てていた。
ハンターナイト剣が出て行ったとか…あの身体でどこへ?
すると龍玉に剣を説得する姫矢殿が映った。
姫矢「もう終わりにするんだ剣!今の君は憎しみに捕われているだけだ!」
剣「目の前で大切な物を引き裂かれた、俺の気持がわかるか!」
ボガールを憎むのはわかるが、何も強情を張らずとも…
「誰か優しさを知ってる奴、俺の代わりに彼に教えてやってくれ。魂の絆を…」
姫矢殿…そなたの想いは我らが剣に伝えよう。
次に龍玉に映ったのは…ボガールとリドリアス。どういう事か?
リドリアスにボガールの姿が重なる…ボガールはリドリアスを捕食する気か!
ジャスティスに来てもらい龍玉を見せると「リドリアスはコスモスの友…リドリアスが危ない!」と言い出した。
ならばコスモスにボガールと剣の事を話し、リドリアスの保護を頼もう。
剣が来る前にリドリアスからボガールを叩き出してほしい。リドリアスごとボガールを倒す事もやりかねぬのでな。
ジャスティスは私の頼みに頷き、急ぎ南極を飛び立った。
剣よ…そなたを覆う鎧はそなた自身を蝕む。それがわからぬそなたではあるまい…ヘタすれば死ぬぞ!
アルゴの虐殺に鶏冠にきて、奴等皆殺しにしようと日本に降りようとして、MACステーションにいる連中全員の羽交い絞めにされた
どけえごらああああああ
「うわああ、えらい力だ」
「おい落ち着けゴライアン、メロス達が呼ぶのを待つんだ」
こざかしいわああ!
そこでなんかがピカッと光った
なんじゃこりゃあ
そして続いて電撃が俺様に炸裂
何すんだてめぇ!…壬龍?!何でここに!
「戯け!」
…どういう意味だ?(言葉の意味がわからない)
俺様が言葉の意味を考えていると壬竜が勝手な事をするなといってきた
む……確かに、もっともな話だ…
わかりました!
「わかってんなら暴れんなよ(byドリュー)」
ゴライアンパンチ!
「アウチ!(byドリュー)」
それにしても…いつになったら出番来るんだ、ほんとに…
221 :
トウマカイトの日記:2006/06/29(木) 17:51:16 ID:oGtD8snO0
どうやらシャマー星人がまたとんでもない事をやらかしたそうだ
でも、レオ達のおかげでなんとか片付いたけど・・・
あいつらシャマー星人の事だ、まだ油断できないな・・・
そしてその夜、仮眠のため寝ていた俺の目の前にウルトラマンマックスと再会した
「私がシャマー星人の宇宙船を破壊したせいでみんなに迷惑をかけてしまった・・・
だから、責めての罪滅ぼしにみんなと一緒にアルゴ星人を野望を阻止したい
その為には君の力をもう一度、貸して欲しい・・・頼む、カイト」
もちろんさ、マックス!
喜んで力を貸すよ!
そしてマックスと一心同体になった俺は氷の氷の神殿に向かった
初めての書き込みですがこれでよろしいでしょうか?
新人ですがよろしくお願いします
222 :
トウマカイトの日記:2006/06/29(木) 17:55:40 ID:oGtD8snO0
すいません、「氷の氷の神殿」ではなく「氷の神殿」です
ご迷惑おかけしてごめんなさい
・・・・この気は・・・とうとう奴が復活したか・・・。
支配者の主、水と闇を司る全ての悪を支配するもの・・・・
あのガタノゾーアですら奴の手下の下の下にしか過ぎなかったのだ。
ボアやグアも奴の新世界により封印された悪の思念の欠片にしか過ぎぬ
奴が行動を開始する前に全ての正義にこのことを伝えよう。
まずはテラシオン・・・宇宙正義は「旧世界の支配者」の復活をもう察知していたようだった
次は壬龍・・・彼もまた気づいていたようだ
奴・・・クトゥルフの存在はなんとしてでも消さねばならん!
奴は邪神の上に位置する正真正銘の神だが倒さねばならぬ・・・
224 :
コバの日記:2006/06/29(木) 18:36:02 ID:c5R6HfTD0
よう、皆、俺のこと憶えてくれてるよな?
……いや、いいんだ、もう慣れてるから、2丁拳銃の隊員だよ、山中じゃないコバだ!
それはそうと突然南極で目が覚めて周りが巨人ばっかだった時はびびったな〜
あれから「色々」あって
俺はDASHをクビになって群馬県のある会社で生計を立ててひっそり暮らしている
はっきり言って情けないんだがまあ仕方ないよな……
まあクビになったおかげで皆みたいにベースタイタンと運命を共にしてアルゴ星人に殺される事も無くってラッキーっちゃラッキーだけど…
いい奴等だ……(蘇る酷い記憶達)…いやあんまいい奴等じゃなったがまあご愁傷様だな
お前らの事は忘れないぜ(笑)
あ、警報だ!アルゴ星人がこの町にも来たんだ!
わああ、きゃあああ
悲鳴が町中にこだまする
アルゴ星人の再生ラゴラスが姿を現した
ようし、俺も一応元DASHの一員だ!皆が逃げるまで少しでも時間を稼いでやる
言って怪獣に立ち向かう俺
脱隊した時にくすねてきたダッシュライザーを撃ちながらラゴラスの注意をそらそうとするがうまくいかない
あ、やばい奴の冷気がこっちにも!
225 :
コバの日記:2006/06/29(木) 18:44:11 ID:c5R6HfTD0
そう思った時、どこの所属ともわからない謎の戦闘機が現れてラゴラスを攻撃した
通常兵器どころかトルネードサンダーあたりでもビクともしなかったあのアルゴ星人の再生怪獣が攻撃を受けてひるむ
なんなんだあの戦闘機は?GUYSのものでもないぞ…
形状はかつてのウルトラスペースアロー(ゾフィーの日記3参照)に似てるが…
あ、メテオールを使った!
しかし流石にラゴラスを苦しめる事はできても倒す事はできず、戦闘機はラゴラスの攻撃を受けて墜落した
だが謎の戦闘機が足止めしてくれたおかげで住民の避難はどうやら成功したようだ…
でもまだ人が残ってる、糞、ここはやっぱり俺が…
そこで淡い光がラゴラスの前に現れ…ウルトラマンマックスが現れた
あいつかっこいい演出しやがる!
マックスは再生ラゴラスの力に手こずるも、マックスギャラクシーでラゴラスを粉砕した!
やったっと思うと、ラゴラスはあっという間に再生…
そうか、アルゴ細胞が……そう思った矢先、なんかすさまじい光線が2つ命中して、ラゴラスは再び爆発した
空を見ると、そこにはダークメフィストとダークファウストが…助けに来てくれたのか!そういや仲間になったとか言ってたな
ばらばらになったラゴラスの破片を、今度はマックスがマクシウムカノンで消滅させた
流石だぜ!
!今後ろで気配がしたような…誰だ!
「コバ・ケンジロウ君だな?」
あ、あなたは…じゃあ、まさかあなたがあの戦闘機を……
「一緒に来てもらおう」
226 :
トウマカイトの日記:2006/06/29(木) 19:08:14 ID:oGtD8snO0
氷の神殿に向かう途中、突然ラゴラスの気配を感じた
嫌な予感がしたので奴の気配がする場所に向かった先は群馬県だった
すると着いた同時に警報が鳴った・・・まさか!?
やっぱり奴・・・ラゴラスだ
すると見たこともない戦闘機が現れラゴラスを攻撃した
しかし、ラゴラスは強い
謎の戦闘機はラゴラスの攻撃を受け、墜落してしまった・・・
よーし、こうなったら俺とマックスの出番だ!
227 :
トウマカイトの日記:2006/06/29(木) 19:23:33 ID:oGtD8snO0
俺は早速、マックスに変身してラゴラスに立ち向かった
どうやらあのラゴラスはアルゴ星人によって再生されたラゴラスのようだ・・・
奴と戦うもやっぱり、パワーアップしてる・・・・手強い・・・!
こうなったら、マックスギャラクシーだ!
食らえ、ギャラクシーカノン!
見事、ラゴラスを倒した・・・・と思ったら、再生した?!
あれがアルゴ細胞の力なのか・・・
だとしたらまずい、もうエネルギーが残り少ない・・・くそっ!ここまで来て、あきらめるかーっ!
すると突然、二つの光線が飛んできてラゴラスが爆発した
空を見上げるとそこにはダークファウストとダークメフィストが
確か彼らは・・・あっ、それより今は2度と復活出来ぬようにしなきゃ!
マクシウムカノンでラゴラスの破片を消滅させて俺はダークファウスト達にお礼を言った
んっ・・・?あそこにいるのは・・・コバ隊員?!
それにコバ隊員の隣に誰かもう一人いる・・・誰だろう?
228 :
壬龍の日記:2006/06/29(木) 21:00:04 ID:hkg5ZusV0
氷の神殿とアンドロ国の三種の神器の調査をするメロスをガイアとアグルが手伝っている。
グローカービショップと一緒に見守っていると、龍玉が光ったので見てみた。
これは…クトゥルフ!
我が言葉に驚いたガイアとアグル、メロスが驚いて寄ってきた。
「クトゥルフって…クトゥルー神話だっけ?」(ガイア)
「名前は聞いた事はあるが…何でそんな奴が出て来るんだ?」(アグル)
クトゥルフ…水と闇を司り全ての悪を支配する『旧世界の支配者』。
邪神の上に立つ正真正銘の神!
一度はティガを圧倒したガタノゾーアも実はクトゥルフの手下の下の下…末席にいると言った方がいいか。
ボアやグアもかの者の新世界により封印されし悪の思念の欠片…
「何だって〜?!」(ガイア&アグル&メロス)
キングがクトゥルフの復活を全ての正義に伝えると告げてきたのだ。
その時、グローカービショップが顔を上げた。いかがした?
「宇宙正義もクトゥルフの復活に気づいたみたいだぞ」…なるほど。
アルゴ星人の件も片付いておらぬのにクトゥルフに出て来られるとは厄介な…
神殿にいる者全員を集めて説明せねば。
…ん!?……何だこの感じは?…ふ…どうやら随分と面白そうな奴が出てきた様だな。だが完全では無いな。……ふむ、この感じは前にディーマ惑星でヤリ合った奴に似ているな。
……!!…近い。あの島か!
ふん、変な島だな。怪獣がうようよ居る。…ボガール…覚悟!!
バチッ!!
!?……こんな物が効くかぁぁぁ!!
ズヴァッ!!
ボガールゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!
私は今高山我夢やメロス、ウルトラマンキングやトランの夢に出ている
下はそれらを代表して高山君と私の会話だ
今の所心配する事はないぞ、第39世界の諸君
「その声は、ユニジン!」
クトゥルフ程の相手ではいくら君達でも瞬時に滅ぼされてしまうだろう
よって、私はしばらくこの世界にフィールドを展開させる
「フィールド?どういう事ですか?」
この空間そのものを一時的に保護するものだ
「そういえばなぜ、この世界に直接助けに来てくれないんですか?」
危機に瀕しているのはこの世界だけではない、私も、プ…じゃない他にクトゥルフとやりあえる奴も今そちらにいける状態ではないのだ
そこで、私がこっちに介入できるまでの間時間を稼げるだけのフィールドをこの世界に展開させ、クトゥルフの動きを一時的に抑える
私や彼が間に合えばいいのだが、間に合わなかった時は呼んでくれ
「どうやって?」
空に向かって名前を叫ぶなり、念じるなりなんでもオッケーだ
いたずらで呼ぶなよ
「しませんよそんな事…」
こんな感じで第39世界の面々の夢に出ておいた
232 :
平山隊員の日記:2006/06/30(金) 00:22:51 ID:MtFPQt3R0
ぼくはここにいるよ・・・・・といっても誰も気付いてくれない。梶田とかはみんな
仲良さげだが溶け込めない・・・。しかも知らない間に副隊長(格)が佐藤とかいう
優しそうなおっさんにかわっていた。それはそうとおおとりの彼女と、松木とかいう隊員
は可愛いな。でも、俺の事なんか知らないだろうな、どうせ・・・・
最近妙に疎外感を感じる。
僕だってステーションで頑張ってるんだけどな。
この間もゴライアンたちが騒いでたみたいだった。
僕は蚊帳の外だった。
しょうがないので隅っこで足の鎖をカチャカチャといじってた。
寂しいよ・・・レオ兄さん。(´・ω・`)
234 :
名無しより愛をこめて:2006/06/30(金) 11:44:08 ID:O7CjIbTy0
235 :
フレアの日記:2006/06/30(金) 13:19:47 ID:pEzppEeW0
こっちに来てからほとんど台詞すら言ってない俺に比べりゃ君らはまだましさ、アストラ、平山君
0本編でも全然目立ってないし…
まあ、俺はこれからすごい目立つんだけど(にやり)
236 :
コバの日記:2006/06/30(金) 13:29:10 ID:pEzppEeW0
ある人物の後についていくと、そこはかつて無い装備の防衛軍の基地だった
どこにあるかとか詳しい事は言えないが…
そしてあの戦闘機の正体は、そしてなぜ俺がここに呼ばれたか、それは!
それはそうとここに来る前カイトと再開した
どうやらこいつは非番の日で助かったらしい(他の連中は皆死んだようだが)
俺の横にいる人が誰かあいつは知らなかったようだが…こんな有名な人を何で知らないんだ?
カイトは謎の戦闘機の事などをあの人に聞いていたが、あの人は関係者以外には話せないと言って、俺を連れてその場を去った
せっかく助かったんだから命大事にしろよ、じゃあな
ユニジンが僕のいる世界に結界を入れているようだね。
つまんないなぁ。この世界の生きるものみ〜んなと遊んだし・・・
でもみんな、僕が遊ぶと消えるんだよね。星も何もかも。
まあそれが最高に楽しいわけだけどね。
じゃ結界を破りますか。
簡単に壊れちゃったな。正直つまんない。
さーて町で遊ぼう♪アハハハ、首が飛んでいくぞぉー!
あ、肩になんか当たったな♪僕と遊びたいの?おじさん
238 :
トウマカイトの日記:2006/06/30(金) 13:48:34 ID:OpvxjLgt0
コバ隊員、元気そうでよかった・・・けど、隣にいる人・・・本当に誰なんだろう?
俺はコバ隊員と別れ氷の神殿に向かおうとするとウルトラマンコスモスとウルトラマンジャスティスと会った
何でも、コスモスの友達のリドリアスがピンチらしいとの事
こうしちゃいられない、俺も手伝います!
そして俺はコスモス達と共にリドリアスを助けに向かった
リドリアス・・・無事でいてくれよ!
些細な事故(タンスの角に足の小指ぶつけた位些細な事故)で結界の力が緩んでしまった
しまった!でもまあそういう時に限ってタイミングよくクトゥルフが出てくるわけ…
あ、タイミングよく現れた
………よし、クトゥルフが実力で破った事にしよう!
奴の力はなんて強力なんだ!(まああんな糞強いのとやるのは面倒くさいし)
もうこれは私ではどうこうできないかもしれない!(めんどうくさくて)
やばい、どうしよう!(いっそサボろうかな…)
ああ大変だ、このままでは宇宙は滅んでしまう(滅んだらまた作ればいいか)
しかし今私は手が離せない(これ本当)
よし、俺知〜〜らないっと言うわけにもいかんしな…
うーーーんよし、なるべく早く終わらせて助けに行く事にしよう
なんか空から来たーーーーー
あれはなんだ!化け物だ!応戦しろ、応戦!
全然効かねええええ
「あはは、楽しいな」
おっかね〜〜〜〜〜〜
うわああああマジでやばい助けてひでぶ
もうゾフィーの日記じゃねぇぇぇぇぇぇぇっぇぇぇぇっぇぇぇえぇ
242 :
ガイアの日記:2006/06/30(金) 18:39:36 ID:Ma+Vdv1R0
氷の神殿にいる者全員を呼べと壬龍に言われ、僕とアグルで召集をかけた。
キングがクトゥルフの復活を全ての正義に伝えると告げた事、クトゥルフとガタノゾーアの関係、ボアとグアの正体を話した。
壬龍と僕とアグル、メロス、グローカービショップ以外の全員は絶句。
アルゴ星人といい、クトゥルフといい、次から次へと敵が出てきてしっちゃかめっちゃか。ハァ…
そんな中、夢の中にユニジンが出た。
ユニジンが言うにはクトゥルフの動きを一時的に抑えるべく僕らのいる世界(第39世界)に結界を張ったとか。
第39世界の他にも危機に瀕している世界があるらしい。
ユニジンの他にクトゥルフと対等に戦える存在がいるが2人ともすぐ行けないので時間稼ぎにと考えたそうだ。
間に合わない時は空に向かって名前を叫ぶなり念じるなりして呼んでほしいとの事。
(いたずらで呼ぶなと言われたけどそんな事はしないので大丈夫)
メロスとトラン王子も夢の中にもユニジンが出たとか…どうなる事やら。
243 :
ガイアの日記:2006/06/30(金) 19:13:21 ID:5/X2yZ3z0
壬龍が龍玉を見ながら慌てている。
「人の手で作られし鏑矢島の結界が破られた!」
ボガールを捜しに来て倒れ療養中だったハンターナイト剣が氷の神殿を出て鏑矢島に侵入したとか。
ボガールは現在リドリアスの体内にいるそうだ。
剣は本来は科学者で、鎧はボガールに殺された惑星の生命体の怨念で作られたとか。
その鎧の力で剣自身が蝕まれて危険な状態らしい。もし戻る事があったら叱ってやろうかな。
鏑矢島の結界はSRCとチームEYESが作ったバリアで怪獣の脱走防止の意味もあるそうだ。
壬龍はジャスティスからコスモスに事情を話してリドリアスの保護とボガール退治を頼んだとか。
龍玉を見ると鏑矢島に向かうコスモスとジャスティス、さらにマックスも…マックスが来ていたのか。
リドリアスを頼んだよ!
244 :
トウマカイトの日記:2006/06/30(金) 19:47:07 ID:OpvxjLgt0
コスモス達の話によるとハンターナイト剣という名の鎧を着た巨人がボガールという敵を狙っているらしい
剣はボガールによって滅ぼされた惑星の生命体達の仇を討つのが目的らしい・・・
おそらく仇を討つ為なら手段を選ばない・・・つまりボガールに寄生されたリドリアスをも倒しかねない!
そして鏑矢島が見えてくると・・・思った通りだ、バリアが破られてる!
そして今にでもリドリアスもろとも倒そうと光線を撃とうとする剣の姿が!
剣・・・やめろおおおっ!
俺は剣の目の前に着地した
剣は俺が食い止めます!
コスモス達は早くボガールを!
245 :
ハンターナイト剣の日記(ちょっと前):2006/06/30(金) 22:38:09 ID:UcG04oExO
退け!!
ズヴァッ!
ゴルメデ「ガァ……(ドサ…)」
くそ!怪獣共が…しつこいぞ!!
ズヴァッ!
呑龍「ガァァァ…(ドサッ!)」
やっと倒れたか……ボガール!!今日こそ貴様を…殺す!!
リドリアス「ァァァァァァ!!(バキバキ!)」
ボガール…鳥ごと進化とする気か!あぁぁぁぁ!!
ズヴァッ!!
リドリアス「ギャォ!!」
んんんんあぁっ!!
ズヴァッ!!
これで終りだ死ね!
ん?!何だこの感じ?…ち、邪魔するな!!はぁぁぁ!!
ヴァィン!!
これでこの島のちんけなバリアでもウルトラマン程度なら大丈夫だろう。ボガール!これで終りだァァァァ!!
パァァァァ!!(アーブ・ギア、フルシンクロ)
んんんんん…あぁっ!!!
バチィィィッ!!
はぁぁぁぁぁ!!!
247 :
名無しより愛をこめて:2006/06/30(金) 23:53:34 ID:+hhVGY9H0
ジャックは同志社?
246は無しでお願いします。
>>247さん。
ジャックは
>>28にてアルゴ星人の改造ガブラにやられて死亡。
>>33で蘇生のためにキング星に送られ、現在は治療&リハビリ中かと思われます。
あと、皆さん。sage進行で行きましょう。
250 :
トウマカイトの日記:2006/07/01(土) 13:25:03 ID:7VMIgnoR0
俺は剣を蹴り飛ばし倒れたところを押さえつけるとコスモスは「お前・・・なんて事をするんだ!」と剣に向かって怒鳴っていた
よく見ると鏑矢島の怪獣達が無残な姿で倒れていた・・・
なんて事を・・・コスモスが怒鳴るのも無理もない・・・
コスモスは今にでも剣を殴りそうな勢いだったがジャスティスが制止してくれたおかげで
コスモスも本来の落ち着きに戻った
コスモスはエクリプスモードにチェンジし、コズミューム光線を放った
さすがのボガールも慌ててリドリアスから離れ逃げ出そうとするがジャスティスのビクトリューム光線を食らって見事、ボガールを倒した!
やった!これでリドリアスは助かったぞ!
だけど、喜んだつかの間・・・
「奴はまだ生きている。爆死したと見せかけて逃げ出したのだ・・・すぐに奴を追わねば・・・!」
と剣は言った
すぐさま、立ち上がろうとしたが剣はそのまま倒れてしまった
もしかして怨念の鎧のせいか?
だったら、早く治療しないと!
それと鏑矢島の怪獣達も!
コスモスは傷付いた怪獣達が心配だからしばらくここに残ると言った
ジャスティスは夕子さんを呼びに氷の神殿に向かう事に
それに剣も治さないとね
251 :
ガイアの日記:2006/07/01(土) 23:35:38 ID:J8KCE9uS0
「剣め…ボガールを倒すのに何の関係もない怪獣を傷つけるとは!」
龍玉で鏑矢島の様子を見た壬龍は大激怒。鏑矢島にいる怪獣たちが怪我を負わされている映像が映っていたからだ。
何て事してくれたんだ!いくら何でもやり過ぎ!
僕とアグルに鏑矢島に一緒に行ってくれと壬龍に言われた。本気で剣に説教したいとの事で僕もアグルも頷いた。
そこへジャスティスが来て「夕子さんに鏑矢島に来てほしい」と言ってきた。
剣はボガールを追おうとして倒れ、コスモスとマックスに見張られる形で留まっているとか。
壬龍が夕子さんに事情を話すとOKの返事。メロスに外出許可を貰って鏑矢島を訪れた。
鏑矢島に着くと、リドリアスは助かったがゴルメデや呑龍などが重傷だとコスモスが言った。
マックスも「剣も治療してやってほしい」と言った。
マックスの案内で剣のいるところに行くと、剣は眠っていた。
「剣を連れ出せ!」との壬龍の言葉でコスモスとマックスが慌てて剣を抱えて外へ連れ出した。
壬龍の冷たい表情に、ジャスティスと夕子さんが顔を見合わせていた。
アグルが剣に頭から水を浴びせ、目を覚ました剣に「この不届き者が!」と壬龍が雷地獄フルコースを浴びせた。
ボガールを倒すためとはいえ、どれだけ犠牲を出せば気が済むんだ!
「後一歩のところでボガールを倒せたのにお前たちが邪魔をした!俺の邪魔をする者は全て斬り倒す!」
剣のこの言葉にはさすがに頭に来たので僕とアグルで剣を張り倒した。
ついでに壬龍との協力技バーストドラゴンストリーム(命名:アグル)を剣に浴びせて黙らせた。
「鎧の力に蝕まれているのに…死ぬかもしれぬのに…剣はボガールに拘りすぎる。
剣が勝手に行動を起こさぬように鏑矢島に閉じ込めて見張れ!」
壬龍はこう冷たく言い放った。
246の様な間違いは間違いはもう二度としない……だからもう一度日記をつける!
ぐ…あの龍め、殺すつもりか!?だが動けない訳じゃない。この程度ならまだ闘える!
クトゥルフ分身(噂通り凄絶だね、剣。)
ん?誰だ貴様?
クトゥルフ分身(僕はクトゥルフ。君達から見たらラスボスかな?)
何?…そのラスボスが何の様だ?
クトゥルフ(君に力を貸しちゃおうと思って。)
何をいってるんだ…?
クトゥルフ(ボガールって僕にとって要らないの。だ か ら君で殺しちゃって♪)
ズォォォォォ!!
闇が溢れて来る……分かるぞ、力がみなぎってる!!
これで…これでボガールと決着をつけられる!!
クトゥルフ分身(彼奴はTPCって所の基地に居るから、頑張ってね♪)
良し!こんなちんけな結界等、さっさと斬り壊して復讐を果たすぞ!!
ウルトラマンガイア「…?!…止まれ!剣!」
退け!貴様らに用は無い!
ウルトラマンアグル「お前、もう動けるのか?……ココを通す訳にはいかない!」
邪魔すると言うなら…貴様らから消してくれって事で良いんだな?!んんあっ!!
シャキィ!!(ナイトビームスパーダ)
はぁッ!!
ズバァッ!!
ウルトラマンガイア「ぐわあっ!!」
ウルトラマンアグル「あぁっ!!」
時間が無い、んんっ!!
ヴァィン!(テレポーテーション)
あれがTPCの基地……あれごとぶち殺してやる!!はぁぁぁぁぁ!!
バチィィィッ!!
はぁッ!!
ドシュゥゥゥゥ!!
死ね!
カッ…ズドォォォン!!!
ん?
ボガールモンス「オマエ…キライ…ダカラ…コロス!」
死ぬのは貴様だ!!ボガール…貴様はココで殺す!!!
鏑矢諸島の見張りはガイアとアグルで、クトゥルフは姫矢さん同様、意識体です。
257 :
ガイアの日記:2006/07/02(日) 12:37:46 ID:nYCqLoYx0
アグルと一緒に剣を看護がてら見張っていたら、剣が突如輝き始めた。
無理に出ようとする剣をアグルと一緒に止めようとしたが、剣は聞く耳持たず。
「邪魔すると言うなら貴様らから消してくれって事でいいんだな!」と剣は僕とアグルを攻撃。
その隙に剣は飛び出した。無茶だよ!
コスモス、ジャスティス、マックス、夕子さん、壬龍が駆けつけてきたので剣に逃げられたと話した。
夕子さんが僕とアグルを癒そうとする壬龍が制してこう言った。
「光の申し子′苴方は地球の意志を預かる者…そなたたちとは訳が違う」
壬龍から溢れる淡い光が僕とアグルを癒した。
「剣から溢れた光は暗かった」とのアグルの言葉に「剣に力を与えた者がいるのか?」と壬龍が龍玉で観察。
壬龍いわく「クトゥルフが剣に闇の力を与えた…クトゥルフは剣を利用してボガールを消す事にした。
クトゥルフはボガールがTPCに潜伏している事も教えた…剣はTPC基地ごとボガールを殺そうとするだろう」
そんな事したら、TPCの人々が巻き込まれる!
壬龍はさらに言った。
「剣は何が何でもボガールを倒し、かつて慈しんだ惑星の生命体たちの復讐を果たそうとしている。
光の申し子≠スちとマックスと私で氷の神殿にいる者たちに剣の事を知らせる」
コスモスとジャスティスと夕子さんに鏑矢島の怪獣の看護を頼み、氷の神殿に急いだ。
はぁッ!!
ズバァッ!
ボガールモンス「グ……シネ!!(ビュルアッ!)」
ガシッ!ガシッ!
ぐっ!ボガール!!
ボガールモンス「キエロ!(カッ!)
ズドォォン!!
ぐうぁッ!
ボガールモンス「ガァッ!」
バキッ!!ドガァッ!
ぐぁぁぁぁ!!……ぐっ…
ボガールモンス「シネ!!」
ぐぅ……んんェっ!!
ズヴァッ!!
ボガールモンス「グァァァァァ!!」
…未だだ…未だ終らない!!
ウルトラ戦士達がまた内乱を起こしている
確実に俺なめられてるな……
ああ、よし、わかった
クトゥルフの坊ちゃんもこっちの宇宙来た事だし本格的にこの星攻撃しよう
仕事終われば後はクトゥルフの坊ちゃんが勝手に宇宙滅ぼしてくれる
まああの坊ちゃんと遊ぶのはしんどいけどその位は我慢するか
それと、ボガールちゃん、聞こえる〜?
「何ダ?マタアルゴノ声ガ」
お前ちゃんとそこにいる変な鎧つけたウルトラ戦士でぱぱっとそこにいる奴等殺しといてくれ
「コイツキライ」
安心しろよ、その辺の事は考えてある
クトゥルフの坊ちゃん、いるんだろ?
そう言うと、建物の壁をすり抜けてクトゥルフの坊ちゃんの分身が現れた
「やっぱりアルゴにはわかっちゃったか、つまんないの」
力貸した時あいつにもちろんアレしてあるよね?
「そりゃそうさ、僕は念には念を入れるタイプだもん」
んじゃお願いしますから…
「大丈夫、その方が僕も楽しいもん」
では、早速
画面の中の剣が苦しみだした
己の憎しみに体が乗っ取られ、そこにクトゥルフの坊ちゃんのあの力が混ざったのだ
あいつの肉体が変化していく、奴の憎しみの形、ボガールに
同時にボガールモンスの方も苦しみだした
背中からべムラーの頭3つが生え、腹にガブラの頭ができたかと思うと切り離され、空を舞った
剣ボガールとタイラントボガールが咆哮する
「さあ、ショーの始まりだね」
クトゥルフの坊ちゃんが笑顔で言った
瞬時に2体のボガールにTPC本部が壊滅された事は言うまでもない
さて、俺もそろそろ行きますよ
「氷の神殿に、でしょ?」
ええ、そろそろまじめに仕事しようと思いましてね
そう言うと、私はデビロン、所有する全改造怪獣と、4000体のアルゴ兵士、1万機のアルゴ戦闘機を引き連れて南極へ向かった
はぁぁぁ!!
ガキィィッ!!
……
バキィィィン!!
なっ!?…ガフッ!!
ドサッ!
ボガールモンス「ガァッ!!」
ドシュッ!!
がぁ……ぁぁ…
ボガールモンス「ハハハハハハ!!」
ウルトラマンティガ「なっ…ボガール!?」
!…んんァッ!!
シャキィ!!
ザクッ!!
ボガールモンス「ギャァァァァ!!」
今だ!!俺に構わずこいつを殺せ!!
はぁぁぁ!!
ガキィィッ!!
……
バキィィィン!!
なっ!?…ガフッ!!
ドサッ!
ボガールモンス「ガァッ!!」
ウルトラマンティガ「なっ!?」
は、早くしろ!爆発は俺が抑える。
ボガールモンス「ツルギーー!!」
ぐぁぁぁぁぁぁぁ!!ぐ、アーブ…未だ闘える!
ウルトラマンティガ「そんな、そんな事は出来ない!!」
ボシュゥゥ!ボシュゥゥ!(怨念)
何をしている…それが…光の戦士の…それがお前の役目だぁぁぁ!!
ピカァァァァァ!!
ぐっ!?何だコレは?!まサカ…クトゥルフ………ガァァァァァァァァァ!!
ウルトラマンティガ「なっ!?」
は、早くしろ!爆発は俺が抑える。
ボガールモンス「ツルギーー!!」
ぐぁぁぁぁぁぁぁ!!ぐ、アーブ…未だ闘える!
ウルトラマンティガ「そんな、そんな事は出来ない!!」
ボシュゥゥ!ボシュゥゥ!(怨念)
何をしている…それが…光の戦士の…それがお前の役目だぁぁぁ!!
ピカァァァァァ!!
ぐっ!?何だコレは?!まサカ…クトゥルフ………ガァァァァァァァァァ!!
あれワシは死んだはずでは・・・
おお!!!クトゥルフさま!久しゅうございます。私め、貴方様の復活をどれだけ待ちわびた事か・・・。
「へへそりゃよかったね♪君もショーに参加しない?」
わ、私にですか!この最後尾の私に・・・・嬉しゅうございます・・・
「じゃ南極でね♪あと日本もやっておいてね」
よみがえれ超古代怪獣よ!ゴルザ20匹メルバ50匹ガルラ20匹ギジェラ20匹ゾイガー2000匹を連れワシは南極へと向かった
そして日本にシビトゾイガーを百億匹向かわせた。
途中で大軍勢とであったが彼らは味方のようだった。とりあえず合流してともに南極へと向かった
クトゥルフ様万歳!!!!!!
261はスルーして下さい。失敗です。誠に申し訳ありません。次やったら自殺します。なにぶん下手くそですので許してください。
264へ
気にする事は無い、宇宙最高峰を誇る我々アルゴ星人にもケアレスミスはあるのだ
お前ら地球人のミスなどあって当然
流石クトゥルフの坊ちゃん
ちゃんと保険としてこんな軍勢も用意しておくとは
ガタノなんとか
「ガタノゾーア」
ああ、ガタノゾーア、お前さんもどうやら俺達と同属のようだな
「ああ、そうらしい、私の方がレベルは低いがな…」
まあ、坊ちゃんやあの方に比べれば私とて下級だし
さて、南極が見えてきた
母星に転送されて俺は驚くことになった。
何と地球から奪った秋葉原に逆にスチール星が侵食されていたのだ。
ある者は萌えフィギアを買い集め、ある者は萌えについての考察の本を出版していた。
見知らぬ星に突如転送された地球人たちは逆にスチール星人に萌えを教え、感化させていたのだ。
まったくMRTとかいう連中といい萌えの絡んだ地球人のたくましさには驚かされる。
しかしこうなると話は早い。萌え仲間の地球を救うという名目でスチール星軍連合艦隊を太陽系に派遣することができた。
目的は大恩あるウルトラ戦士、アンドロ警備隊、そして南夕子さんの力になるためだ。
なお俺は地球の軍隊で言う准将にあたる階級の軍人だったので地球派遣部隊の最高指揮官になった。
さあいざ出撃だ!!スチール星人を倒して萌えの発祥の地、我らが聖地地球を守るために戦うのだ!!
まあもっとも俺は地球でのトラウマでみんなのように萌えに感化されるのは難しいが・・・。
MACステーションに何か近づいてくる。
あれはスチール星人の連合艦隊だ!!ということは彼らが・・・。
戦いに飢えているゴライアン、ドリュー、フレアが殲滅しようと飛び出していった。
待て!!多分あいつらは!!って言って待つ連中ではないな・・・。
仕方がないのでマッキー3号に乗り込んで彼らにウルトラ戦士用に超濃縮した麻酔薬ミサイルをぶち込んだ。
眠りこけた彼ら3人は佐藤と白土が乗るマッキー2号にMACステーションまで牽引してもらった。
スチール星人の連合艦隊の指揮官に連絡を取ると、予想通りかつて地球で萌えを奪いに来たあの男だった。
何でもスチール星は転送された秋葉原の影響で萌えの惑星になっているそうだ。
「アルゴ星人を倒して萌えの発祥の地、我らが聖地地球を守るために戦う」という名目で皇帝に派兵を掛け合ったらしい。
その皇帝も萌え信者で「ハルヒたん萌え〜」が口癖になっている重度のオタクだそうだ。
当然簡単に派兵は承認され、彼が連合艦隊の最高責任者になったそうだ。
俺は彼らを攻撃しないように残る各防衛隊に連絡をいれ、その旨をMACシーバーでレオに伝えた。
恐らく今頃レオを通じてメロスやゾフィーにも伝わっているはずだ。
彼らに南極の氷の神殿近くに拠点を築くのが無用の混乱を避け、かつ戦士との連携を取るのによいだろうと伝えた。
だが彼らが南極に降りる前にガタノゾーアの怪獣軍団が出現した。
我々MACとウルトラ警備隊も出撃し、叩き起こしたゴライアン達3戦士にも戦ってもらった。
ゴライアン、ドリュー、フレアは怪獣達をちぎっては投げちぎっては投げで大活躍!
我々はシビトゾイガーを一気に駆逐する。
驚いたのはスチール星人連合艦隊で、レーザーキャノンで怪獣を次々なぎ倒していく。
っていうかこいつらパンダや萌えやら手間なことをしないで武力で攻めたほうが早かったのでは?
まあさすが元の宇宙的軍事惑星だけのことはあるな。
シビトゾイガーはMACグレネードを乱射することで3時間で100億匹を全て蹴散らした。
だが大型怪獣はあまりにも数が多く、スチール星人艦隊とゴライアン達はすでに疲弊しきっている。
そこへ彼らが来てくれた。地上で活躍するGUYSのガンフェニックス、宇宙ステーションVシリーズのステーションホークだ。
さらにナイトレイダーにダークファウスト、ダークメフィスト、そして・・・。
来た!!アンドロメロス、マルス、フロル、ゾフィー、ウルトラマンエース、レオ、孤門、西条副隊長!!
マーゴドンやティグリス、イザク達味方の怪獣達も参戦してくれた。
一気に形勢は逆転だ!!一気に潰すぞみんな!!喰らえMAC最終兵器メテオブラストショット!!
7時間を越える激戦の末怪獣軍団を全て蹴散らすことができた。
だがそのとき氷の神殿のフロル姫からメロスに連絡が入った。
何とその隙を着いてアルゴ星人の軍団が氷の神殿に攻めてきているらしい。
今はまだプロメテウスの力でさえぎられて攻撃はできていないが、あまりの力に破れるのは時間の問題らしい。
しかもこちらに戦力を裂き、ガイアとアグル、壬龍達は剣という蒼い戦士を止めようとしているらしく氷の神殿の戦力は非常に少ない。
急がないと一気に滅ぼされる!!急がないと!!
…何処だここは?…
…何故俺は暴れている?本当の正義を探していたんじゃなかったのか?
…何故俺はボガールになっている?ボガールを殺すんじゃ無かったのか?
何故君はそんな目で俺を見る?アーブ……
知性体「何をしている剣!?」
知性体「闘え!!」
知性体「タタカエ!ツルギ!」
アーブ(ウルトラマン…これでもまだ戦うの?)
アーブ?!生きて…
アーブ(貴方が生きている限り、私はずっと貴方と在るわ。なのに貴方と来たら………ウルトラマン…その鎧は光では無い、貴方がきる鎧では無いの。貴方が纏っていたのは只の憎しみよ。)
…憎…しみ?
やあやあウルトラ戦士諸君その他の皆さんこんにちは
「あ、お前はデビロン!」
お久しぶりだね、本当に
残念だけどここから先は通行止めさせてもらうよ
「こざかしいわあああああああゴライアンナックウウウウウウル」
ばしっとな
「な、お、俺様の拳を……」
はいはい他に誰が私の相手をしてくれるかな?
「死にな(西条)」
デビロンバリア〜♪
こんなものかな?
「ディ…ディバインドランチャーUNが……」
606に頼まれてね、トラン王子を殺すまでここで君達を足止めしておけって、まったく、足止めなんてのより殲滅の方が早いのに
「糞、こうなったら全火力をぶつけるんだ!」
「無駄だよ、奴には効かない」
………その声は、マーゴドンか
「久しぶりだな、デビロン、母星滅ぼしてもらった時以来じゃないか」
へえ、そんな事もあったかな?憶えてないや
「行け、ウルトラ戦士達、こいつは私が引き受ける」
「マーゴドン、一人で残るのか?」
「行け」
そう言うと、マーゴドンは俺ごと変な空間に入った、メタモルフィールドって奴か
そうか、思う存分戦っていいって事か、ふふふふふ
「ふふふふふ」
じゃあ、はじめようか
兄貴に神殿で留守番してろと言われて
ものすごい数の敵に完全包囲された
こいつあ、俺とウルフの旦那でどうにかできる相手じゃねえな…
ウルフの旦那、俺が奴等をひきつける、その間に連中の包囲網をフロルとトラン連れて脱出してくれ
「しかし、ファイタス、君は・・・」
連中の包囲網を突破するのはいくら兄貴やゾフィーでもやばいだろうからな、その間にこっちがお釈迦になっちまう
だから行け!アンドロウルフ、お前はこんな所で死んでいいやからじゃねえ
「…すまん、ファイタス」
「ファイタス、死なないで…」
おう、任しとけ
行ったな…、さあて、派手に吹っ飛んでやるとしようかな
……プロメテウスの結界が破られた
ふ、まあ、後は頼んだぜ、兄貴、ってか
アンドロ戦士、アンドロファイタス、ここに参上!死にたい奴だけかかって来い!!
うおおおおおおおおおおお
アーブ(ウルトラマン…昔私達は全てを砕かれたわ。でも、なくなってしまった私達の命の輝きが望んだ物は、ただ一つ、残された者の幸せなの……生きて。もう一度…ウルトラマンとして……
アーブ…行くなぁぁぁぁぁ!!
アーブ(生き…て…)
…………
姫矢(思念)「過去は変えられない……だが未来なら変える事ができるかもしれないんだ…」
千樹憐(思念)「俺は俺の光を走りきる!!」
光の戦士達…
俺は守って見せる…かつてこの星を守るため闘った彼等の様に…命の輝きを守るために!!!うぉぉぉぉぉぉぉ!!!
シャキィィィィィ!!
はっ!!……む!ボガール!!退け!
ヴァィン!!(空間操作)
はぁぁぁぁぁ!!
シャキィィィィィン!!
はぁぁっ!!
バチィィィッ!!
ボガールタイラント「ガァァァァァァ…」
消えろ!!
ヴァシュン!!(異次元追放)
…終わった…のか?
キラキラ!
知性体(ありがとうウルトラマン。)
知性体(これで僕達は逝くことが出来る…)
アーブ(ありがとうウルトラマン…私達の時はここで終わるわ……でも貴方は違う…貴方にはまだ守る物が有る……行って、今より貴方はウルトラマンよ…)
…すまないアーブ。そしてさようなら。守って見せるさ、今度こそ…
277 :
壬龍の日記:2006/07/02(日) 23:31:58 ID:Qg6YXtYT0
ガイアとアグル、マックスと共に氷の神殿に戻った時、緊急事態を知らされた。
ガタノゾーアとアルゴ星人が各々率いる軍団が動き出したとのこと。
ガタノゾーア軍団はスチール星連合艦隊(過日萌え≠奪いに来た者が指揮官)の加勢もあり蹴散らされたそうだ。
だがその隙にアルゴ星人軍団が氷の神殿に攻め寄せてきたとか。
勇者プロメテウスの結界の力がアルゴ星人軍団の力で破られるのも時間の問題だそうだ。
マックスに氷の神殿に残るように頼み、光の申し子≠スちと共にTPC基地に急いだ。
TPC基地は燃えていた…剣とボガールの戦いの煽りで崩れたのだろう。間に合わなんだか!
傷だらけのティガが来て「剣が倒れた」と言ったので急ぎ入ってみた。
ティガに案内された先には倒れて動かぬ剣がいた。
ティガいわく、剣が自分ごとボガールを倒せと言われたがその時に剣の身体に変化があったらしい。
龍玉で剣の記憶を読み取ると…剣がボガールに似た姿に、ボガールはタイラントと足して割ったような姿になった。
剣とボガールの彷徨、崩れるTPC基地…クトゥルフの仕業と直感。
クトゥルフは破壊を遊びとして楽しんでいる…世界を壊す事が快感なのだ。
その時、剣の鎧が消えウルトラの星の戦士を思わせる姿が出現した。それが剣の真の姿か。
ガイアが剣の胸元が光っているのを見て「剣は生きてるよ!」と言った。今なら助かるか!
だがアルゴ星人軍団が氷の神殿を攻撃している事もあり一刻の猶予もならぬ…ここはユニジンに来てもらおう。
光の申し子≠スちにユニジンを呼んでもらって事情を話し、ティガにも手伝ってもらって剣を氷の神殿に運ぶ事にした。
ガタノゾーアとか言う怪獣の大軍が攻めてきたみたいだ。
これ見よがしにダンの側でポーズを取ってたけど華麗にスルーされて
ゴライアン達だけに出撃命令が下ってた。
MACとウルトラ警備隊も出撃して行った。
僕は一人でお留守番みたいだ。
しょんぼりと格納庫の方に行くと平山とかいう隊員も取り残されてた。
なんだか親近感がわいた。
僕達は取り残されたのではなくてここの留守をしっかり守るのが仕事だと慰めあった。
レオ兄さん・・・友達ができたよ。(´・ω・`)
トリヤマ補佐官が妙にそわそわしてるけど、どうしたんだろう…
あ、はいリュウさん!焼きうどんですね!
…今週のお昼係になったんだった…。えーと、マリナさんは冷やしチューカで…ジョージさんは………
何やってんだろう僕…この星で……
ん?カプセル?…あっ!!
パリーン!
ヴシュゥゥゥゥ!!
あれ?なんか、このピカチュウの置物…動いた様な…
あ、はい、もう一寸待って下さい!
買ってきましたよーー。って、あれ?どうしたんですか?何かあっ…ピカチュウ!?
リュウ「市街地でピカチュウが暴れてるんだけど、どうしたもんだか…」
テッペイ「大変だ…あのピカチュウからグロテスセルの反応が有ります!」
マリナ「グロテスセルって、メテオールじゃない!…どうしたのミライ君?妙に引きつってるけど。」
あはは、気にしないで下さい…
[コクピット]
リ、リュウさん、本当にピカチュウを射つんですか?
リュウ「仕方ねェだろ。暴れてるんだし…。」
でもピカチュウはグロテスセルで大きくなっただけなんですよ?
リュウ「うだうだ言ってねェで…出撃!!」
[指令室]
テッペイ「分かったぞ…恐らく今回の侵略は地球を狙う宇宙人の周到な作戦です!」
テッペイ「宇宙人は我々がスチール星人を撃退した時の、萌に対する人間の執着を計算していたと思われます。」
ジョージ「つまり、逆手にとられたと言う訳か!」
コノミ「それじゃ、私達が手出しできない事を読んで……最強じゃないですか!」
[コクピット]
リュウ「ウイングレッドブラスター!ファ…」
待って下さいリュウさん!あのピカチュウに罪はありません!
リュウ「止めるなミライ!あいつは街を破壊してるんだぞ!」
なら、リュウさんは射てるんですか?あのピカチュウを、本当に射つ事が出来るんですか?
リュウ「ぐ…出来る訳…ねぇだろ…!」
……リュウさん前!!
バチィィィッ!!
リュウ「ひばぁぁぁぁぁぁぁぁ!!(バチバチ!)」
ガシャーン!(不時着)
リュウさぁぁぁぁん!!リュウさんが戦闘不能に成りました!
テッペイ「ミライ君!二分だ!二分有ればウルトラメタモーフォーゼ(収縮光線)で収縮出来る!」
二分ですね…。分かりました…。メビウゥゥゥゥゥス!!
ピカァァァァン!!
ウルトラマンメビウス「…ハァッ!」
ピカチュウ(コダイゴン)「ピカァァァ…(バチバチ!!)」
ウルトラマンメビウス「!!…ハッ!(サッ!)」
ピカチュウ「チュウッ!!」
ズドォォォン!!
ウルトラマンメビウス「!!?…セッ!」
ピカチュウ「ピッカ!!(ビュンッ!)」
ウルトラマンメビウス「!…アァッ!」
ドガァァン!!
ウルトラマンメビウス「…ァァ…セッ!」
ピカチュウ「(バチチチチチ!!)チュウッ!!」
バチッ!!
ウルトラマンメビウス「アァァァァァァ!!」
ドサッ!!
マリナ「そんな、メビウスでも敵わないの!?」
テッペイ「後少しなんだ…もってくれよ、メビウス!」
テッペイ「…!?今度はこっちを撃つ気か?!」
ピカチュウ「ピカァァァ…(バチバチ!)…チュウッ!」
ウルトラマンメビウス「ハァ…ハァ…セッ!」
ドガァァン!
ウルトラマンメビウス「ウァァァァ!」
テッペイ「ウルトラメタモーフォーゼ、チャージ完了!良し!ウルトラメタモーフォーゼ、照射!」
ヴァヴァヴァヴァヴァ!!
ピカチュウ「…ピッカ!(シュルルルル…)」
ウルトラマンメビウス「……ハッ!」
コノミ「…ありがとう、メビウス…」
リュウ「…終わったみたいだな。」
そうですねリュウさん。ウグッ!痺れが…
リュウさん「大丈夫かミライ?」
ええ…!?リュウさん!あれ見てください!
リュウ「?!…ピカチュウ!?」
かなり…縮んでますね。
リュウ「どうする、ミライ?」
放っておくのも可哀想ですし…連れてかえって指令室で飼いましょう!
リュウ「…そうだな、じゃ・連れて帰るか!」
ゾフィーの日記・閑話休題
ウルトラマンメビウス
[新たな絆]
288 :
トウマカイトの日記:2006/07/03(月) 13:17:56 ID:30Msmx5H0
壬龍に氷の神殿に残るように頼まれた俺は留守番をしていた
どうやら氷の神殿に敵が攻めてくるようだけど、まだ敵は現れてないようだ
とはいえ東京には怪獣軍団が現れ、大暴れしてるようだけど、大丈夫かな・・・?
その時、何かを感じ外に飛び出した俺が見たものはゴルザ、メルバ、ガルラ、ギジェラ、ゾイガーの大軍だった
そしてその後ろにはあのガタノゾーアの姿が・・・
大変だ!早くみんなに知らせないと!
俺はマックスに変身、ウルトラサインでみんなに知らせると戦いに挑んだ
「ぐはははwww、お前一人に何が出来る?」ってガタノゾーアの奴が爆笑してたけど・・・甘いな
無謀すぎるように見えるけどマックスの力はすごいんだぞ!
マックスファンならもう、わかるよね?そう、分身の術だ!
ガタノゾーアには巨大化で攻めてみよう!
それにしても、マックスの力って本当にすごいなw
289 :
トランの日記:2006/07/03(月) 14:10:01 ID:oWNb4XA3O
氷の神殿への総攻撃がはじまったようだ。
俺はウルフに、三種の神器が封印されている所に連れてこられた。
ウルフは
「ここなら安全だ。絶対離れるんじゃないぞ!」
とだけ言い残し、戦場へと走っていった。
その時…
「聞こえるか…トラン?」
その声は父さん!?いや…父さんが別れ際に言ってた、アンドロ艇にプログラムしてある父さんの疑似人格か…。
「トラン、アンドロ艇に乗れ。アルゴ星人やクトゥルフら悪しき侵略者達を倒し、この地球を守る!」
…って、ちょっと待ってよ父さん。
僕の力は、まだ覚醒してないんだ。三種の神器はもちろん、アンドロ艇の操縦だって出来ないんだよ。
それに、三種の神器は壬龍が封印したはず…。
「私は、封印されてなどいない。あの時…壬龍から思念が飛んできて、壬龍の真意を知った私は自らの意志でしばしの眠りについただけ。
それに、今のお前の力があれば、私は一度だけなら力を貸す事が出来る。
トラン、時間がない。私を、そして自分の力を信じるんだ!
壬龍には、すでに念を送って話はしてある。アルゴ星人達を太陽系から追い払う事が出来るのは、私のウルトラ・コスモオーラしかない!」
わかったよ、父さん。俺は父さんを、ウルトラ超伝説が伝える勇者プロメテウスを信じるよ。そして、自分自身を…。
俺がアンドロ艇に乗り込むと、三種の神器は共鳴を始め、合体して父さんの姿をした巨大ロボットになった。
行くよ、父さん!!
290 :
ボアの日記:2006/07/03(月) 14:23:34 ID:oWNb4XA3O
地球が…南極が見えてきたか…。
ん?ついに、ウルトラ人共とアルゴ星人の戦争が始まったか。
全軍に告ぐ!ウルトラ人はいつでも始末できる。強敵は、アルゴ星人だ!
再生怪獣軍団の第一陣で、アルゴ星人の部隊に総攻撃を仕掛けよ!!
ふふふ…さすがは、ワシの配下の怪獣達よ。アルゴの怪獣軍団など、口ほどにもないわ!
見たか、アルゴ星人よ!ワシを、ジュダと同じに見ていたら、大怪我では済まぬのだ!
そのまま、一気にアルゴの本隊を叩き潰すのだ!!
その時…氷の神殿から、一筋の光が上がった。あれは、プロメテウス!!生きておったのか…厄介な奴が出てきおったわ。
何?アルゴの怪獣軍団が、次々に蘇っただと?
こんな能力があるなど、ジュダからの報告にはなかったはず!ジュダめ…何のつもりだ!?
三方を怪獣軍団に囲まれ、その後ろにはプロメテウスか…。
再生怪獣軍団第二陣…いや、全ての怪獣を出撃させ、何とか突破口を開かせよ!
こうなれば、ワシ1人で地球から離脱せねばなるまい…。
怪獣達よ!ワシが逃げきるまで、うまく時間を稼げよ…。
>>264さん。
気にしないで下さい。俺もいつも失敗ばかりで他のライターの皆さんのようにウマく書けませんが、何だかんだと書いてます。
お互い、頑張りましょう!
o(^-^)o
兵隊と戦闘機の5分の1がやられたが、ファイタスはついさっきトンダイルの泡とコオクスの念力で動きを封じられ、ベキラの火炎で灰と化した
他愛ないな…
さて、別方向から来る奴はガタノゾーアっちに任しといて俺はさっさとこの神殿ぶっこわ・・・
っておいおい今度はボアの軍団かよ
無駄無駄、お前の怪獣じゃ俺の怪獣は倒せんよ、さて、大人しく死んで…
今度はなんだ?
あ、あれは……プロメテウス?
……ボア、聞け!
「何だアルゴ星人、何のようだ!」
クトゥルフの坊ちゃんが今動いてる
「何!あの方が?証拠は?」
これが嘘でも今倒さねばならない敵は変わらないだろう
「む…確かにそうだ、クトゥルフ様がいるのなら我らが無駄に争うのも無意味、それにプロメテウスはお前より明らかに厄介だ」
御託はいい、行くぞ!
「いや、ワシは逃げる」
……わかった、指揮系統だけこっちによこせ
カスめ、まあ、お前など坊ちゃんや遊びで殺されるだろうがな
プリズ魔、プロメテウスを狙え!!
「さあああせるかあああああああ」
ん、なんだこの声は・・・
「ゴライアン全身発光おおおおおお」
天空から景気のいい叫び声と共に50万度近い高熱が放射された
ああああプリズ魔が今度こそ本当に破壊されたああああ
何者だああああ
「ウルトラ戦士、ゴライアン、ただいま参上ファイタスの仇だああ」
デビロンの馬鹿、役立たず!ウルトラ戦士通してんじゃねえよ
トンダイル、コオクス足止めしろ!
トンダイルの泡がゴライアンを絡めとリ、コオクスの超能力が動きを封じる
「うおおおお」
死ねえ!
「ドリュウウウスピイイイインキイイイイイイイイク」
ああああボアの怪獣軍団が
「ウルトラマンドリュー、見参!!」
くっそおおおおお
!トンダイルがエネルギーボールに包まれたぞ
しまった
「スーパーメタリウム光線!!」
エネルギーボールの中がメタリウムエネルギーで満たされて、爆発した
トンダイルもやられたか……
うぬ…こうなれば私自ら…
フレア、ドリュー、ゴライアン、原子一個残らず消滅させてやる!!
「お前の相手は私だ」
…っち、貧乏くじと言うわけか、いいだろう、アルゴ星人がボアのようなカスやグアのような木偶の坊と違うと言う事を思い知らせてやる
消えて無くなれ!対銀河攻撃光線!!
「ぐうう」
ふふふふふふ、どうした、以前より弱いのではないか?プロメテウス
「アルゴおお覚悟おおおおおお」
うるさい!!お前らはコイツとでも遊んでろ
行け!フル改造版グビラ!!
「何?」
「!ゴライアン、後ろだ!!」
「しま……」
次の瞬間、ゴライアンのカラータイマーを背中にマグマコア(光線発射可能)を装備し、運動性を向上させまくったグビラに貫かれ、ゴライアンの生命反応が消えた
さて、静になったな、さて、はじめようか、プロメテウス
次の瞬間、ゴライアンのカラータイマーを背中にマグマコア(光線発射可能)を装備し、運動性を向上させまくったグビラに貫かれ×
次の瞬間、ゴライアンはカラータイマーを背中から地底から現れたグビラ(マグマコア(光線発射可能)を装備し、運動性を向上させまくった)に貫かれ
265、291の方、暖かい言葉ありがとうございます。これからも十二分に気を付けながら、ハンターナイト剣の日記等を描いて行こうと思います。本当にありがとうございます。
ちなみにウルトラマンメビウスの日記(ピカチュウ激闘編)を描いたのも私です。o(^-^)o
次回から現れるウルトラマンヒカリは、偉そうな態度と、ユニジン級の実力が特徴です。
ココは何処…だ?
…俺は…ボガールを倒した後倒れて…
…そうだ…俺はウルトラマンに戻ったんだ。
っと、…ん?彼奴は、えーと……ユニジン?何であんな奴がココに?ひょっとしてお使い?…とにかく起きなきゃ、よっと!…久しぶりだな……この感じも…
!!…これはアルゴ星人!!それにウルトラマン達!…このままでは全員死ぬな…。
このまま見過ごすわけには行かん。こいつらにちょっと悪いが、一人で行かせてもらうとするか……あぁっ!!
ヴァイン!!(テレポート)
シャキィィィィン!!
プロメテウス「?…この光は…?!」
はぁっ!!
ズドォォン!(氷しぶき)
ふぅ…ついたか。
アルゴ星人「な、貴様はヒカリ?!生きていたのか?!」
だああああああああ畜生!プロメテウスの次はウルトラマンヒカリだと!!
こうなったら地球、いや太陽系ごとまとめて消し飛ばしてくれる
消し飛べえええええええええええええええ
はははっはははははっはははははっは
もう跡形も残って……
な……馬鹿な…
ウルトラ戦士ごときにここまで力がある奴がいたのか
私の光線を、……中和した!?
「「滅べ」」
同時に光線を放つプロメテウスとヒカリ
な……俺、こうもあっけなく………
うあ、う、うああああああああああああああああああああああああああああああ
ベキラが、グビラが、コオクスが、宇宙ステーションを襲わせに行ったウインダムを除いた全ての怪獣が消滅した
グウウうううううううるるうるるうるるうっるうう
なめるなあああああああ下等生物共おおおおおおお!この程度で俺は死なない
これが私の真の姿だと思うな
ううううぐるるるるるうるるるるる
はははっははは、さあ、はじめよう、今度こそ貴様らを葬ってくれる
フン
「ぐあああ」
「くうう」
どうした、そんな物か?所詮貴様らの力などそんな物
ほおおらもういっぱつうう
がははははははっははは弱い、弱いなあ
ひゃはやひゃはやはやひゃはやhっや
俺は忙しい
よって代理としてその辺で死んでたウルトラマンに力与えておいた
終わり次第そっち行く
後任した
無責任と言わないで
がんばれよ、ウルトラマンガイア
302 :
壬龍の日記:2006/07/03(月) 17:10:21 ID:CNZGasuX0
ガイアとアグル、ティガ、ユニジンと一緒に剣を氷の神殿に運び入れた時、ユニジンが顔を上げた。
「トランが目覚める」…私もトラン王子の覚醒を感じた。光の申し子≠スちはすぐにわかったようだ。
どういうことかとティガが聞いてきた。
この状況を打破できるのは勇者プロメテウス&トラン王子の父子、そしてアンドロ国の三種の神器だ。
過日(
>>35)私が三種の神器を封印したというのは違う…アンドロ艇の擬似人格のプロメテウスに念で事情を説明した。
プロメテウスは我が言葉を理解し自ら眠りについた…この時が来るまで!
今しがた飛び出したのを見るがいい。プロメテウスの姿をしたロボット…三種の神器が共鳴合体したものだ。
あの中にトラン王子がいるのだ。今のトラン王子になら一度だけだがプロメテウスの加護がある。
「トラン王子とプロメテウスはどうなるの?」(ガイア)
アルゴ星人たちを倒すにはウルトラコスモオーラというプロメテウスの技のみ。
あの父子は今回の戦いを終えたら時空を超える旅に出ると言ったのだ。三種の神器も一緒だ。
ボアは既に戦線離脱した…まさかジュダに裏切られ倒されようとは夢にも思うまい。
今やジュダはボアをも凌ぐ力を身につけたのだから…龍玉で見たからな。
光の申し子≠スちとティガは顔を見合わせたが、ユニジンは頻りに頷いた。
……あれ?ああ、まあいいか、大したことじゃないし
うん
304 :
壬龍の日記:2006/07/03(月) 18:00:26 ID:uX/rGPev0
(
>>302の続き)
次の瞬間、氷の神殿から一筋の光が飛び立ち、ユニジンの姿も消えた(今いたユニジンは分身?)。
ユニジンからガイアに伝言があったそうだ。
「代理として剣に力を与えて向かわせた。自分の用事が片付き次第行くから後は頼む」
仕方ない…ここは我らがやろう!
光の申し子≠スちとティガから力を貰い氷の神殿の周囲に結界を張り巡らせた。
プロメテウスの結界の補助のつもりだが…いずれは破られるかもしれぬな。
その時は全力で立ち向かうまで!
次の瞬間、龍玉が光ったので見てみると…プロメテウスの傍に剣が辿り着いたようだ。
アルゴ星人が剣の事を『ヒカリ』と…『ヒカリ』は剣の真の名か。
「『ヒカリ』…戦士に相応しい、素敵な名前だね」とガイアが微笑んだ。
剣改めヒカリとプロメテウスがアルゴ星人の技を中和、逆に合体光線でアルゴ星人配下の怪獣が吹き飛んだ。
ただし、ウインダムは宇宙ステーション襲撃に行っていて逃れたらしい。
「俺がウインダムを止めてくる!」とアグルが飛び出した。
次に龍玉に映ったのは…アルゴ星人が異形の姿に!さすがにガイアとティガも驚いた。
「そんなものか?所詮貴様らの力などそんなもの!ほ〜らもう1発!がははははははっははは!弱い!弱いな!
プロメテウスとヒカリが苦戦している…遊びで戦士たちを苦しめるのか、この性悪星人め!
「私が行こう!」とティガが立ち上がった。
次の瞬間、ティガの身体が光に満ち溢れた…グリッターティガという姿か。
「TPCを壊滅させる原因を作ったあいつは許せない。それにTPCの人々の想いを無駄にしたくない。
ガイア、壬龍、行ってくるよ!」
ティガはそう言って飛び出した。
アグル、ティガ、お気をつけいらせられませ!
ふん、中々やるなアルゴ星人。だが、この程度でいい気に成るなよ?ユニジン!お前のくれた力(光線一発分・[ヒカリ強いって事で。])、借りるぞ!はぁっ!!
ゴヴァヴァヴァヴァヴァヴァ!!
刻の支配を拡散させる!!殺れ!プロメテウス!
プロメテウス「終りにするぞ……何!?」
な、クトゥルフ!?
アルゴ星人「ク…ク…トゥルフ…」
クトゥルフ「いっただっきまーす♪」
クトゥルフがアルゴ星人を食べている……ふん、どうやらずっと狙っていたようだな。ノコノコと出てくるとは…借りを返すぞ!
シャキィィィン!!!
死ね!!
バシュッ!!
クトゥルフ「…(ビパッ!!)」
ズドォォォン!!
何ィ?
プロメテウス「消えろ。(フォォォォォ…)」
バシュッ!!!
クトゥルフ「クス…」
ヴァイン!(盾)
ズドォォォン!!
プロメテウス「?」
グリッター・ティガ「はぁぁぁ……はぁっ!!!」
バシィィィィィ!!
クトゥルフ「…ふふ…(パァ…)」
ドシュッ!!!
ズドォォォン!!
グリッター・ティガ「!?…馬鹿な!」
クトゥルフ「今日はお腹一杯だし……また遊ぼうね、ウルトラマァン♪(スゥゥゥゥゥ…)」
消えた……
308 :
トウマカイトの日記:2006/07/03(月) 18:54:01 ID:30Msmx5H0
はぁ・・・はぁ・・・
怪獣はすべて倒した・・・
残るはガタノゾーアだけか・・・
「ほぉ・・・分身に超巨大化能力を持っているとはな・・このままでは不利だ、出直すとしよう」
待て、逃がしてたまるか!!
マックスギャラクシーを召喚し巨大光剣でガタノゾーアを攻撃し倒した・・と思ったら
でも、ガタノゾーアの死体が闇の煙と化し逃げ出した・・・奴が逃げる方角は・・まずい、東京だ!
急いでマクシウムカノンで攻撃し闇の煙を排除したけど何か心配だ・・・
あっちではガイア達が戦ってるんだ・・・とりあえず何か起こるかわからないからウルトラサインで伝えておこう
それにしてもちょっと疲れたな・・・また敵の襲撃があるかもしれないし戻って一休みしよう
309 :
トウマカイトの日記:2006/07/03(月) 18:56:20 ID:30Msmx5H0
すみません、僕もミスりました!
「でも、ガタノゾーアの死体が闇の煙と化し逃げ出した」の「でも」はいりません!
すみませんでした!
まったく坊ちゃんも人(あ、人じゃねえか)が悪い
決着をつけるのをもう少し先にした方がいいのなら最初からそう言ってくれれば良かったのに
「ええ〜だって、それじゃ本気出したアルゴを食べられない、それに、楽しいショーも見たかったし」
まあ、楽しく無かったから食われたんすね、俺
「うん」
面目ない
「まあ、アルゴ今回やる気出したの最後だけだもんね」
ええ、まあ
「所で食われても何でアルゴが平気なのか皆に説明しなくていいの?」
ああ、はいはい忘れてました
この世界には決して滅びない物があるんですよ
それで私はできているんです
だから坊ちゃんに食われてエネルギー体部分は坊ちゃんに吸収されましたが、本体は無事、その辺の岩石で体作って復活、と言うわけです
「所でアルゴ、今この宇宙にアルゴ星人は何人いる?」
俺と同等とそれ以上なのが1000万ほど
「んじゃ皆に伝えて、この宇宙、滅ぼしちゃおうって」
んじゃそう伝えておきます
アルゴ星人はクトゥルフによって食われ、そのクトゥルフも姿を消したか…。
これが終わりではない。始まりなのだ。
トランは今、アンドロ艇のコクピットで眠っている。
よく頑張ったな…私が想像していた以上に、お前は強くなった。だが、まだまだだ。
私は、壬龍に念を送った。
「プロメテウスか…」
こちらは、だいたい片付いた。残りは、宇宙に飛んだ残存勢力のみだ。
そちらの方は、壬龍達で頼む。
「心得た。で…そなたはどうされる?やはり、トラン王子とともに…」
ふふ。所詮、私はコピーにすぎない。トランと一緒にいてやる事は出来ない。
それに…たしかに、トランは強く大きくなった。だが、まだ修行が必要だ。
出来の悪い息子だが…もうしばらく、面倒見てやってほしい。
トランの旅立ちは…あの子が真のアンドロ超戦士として目覚めた時、自らの意志で旅立つだろう。三種の神器と共にな。
私の力もそろそろ消える。
壬龍よ。トランと戦士達を導いてやってくれ。
「ゆっくり休まれるがよかろう。他に伝える事は?」
戦いは、これで終わりではない。
クトゥルフ、そしてジュダ。アルゴ星人も、あれで終わりというわけでもないだろう。
だが、彼らならやってくれるはずだ。
私以上の戦士となり、新たなウルトラ超伝説を作っていくのは、間違いなく彼らなのだから。
「心得た…」
最後に…トランに伝えてくれ。「お前は、よく戦った」…と。
私はいつまでも、お前を見守っている。
さらばだ。我が息子・トランよ…。
312 :
壬龍の日記:2006/07/03(月) 21:19:36 ID:Q52TWPe80
プロメテウス&ヒカリ&ティガvsアルゴ星人の戦いをガイアと一緒に龍玉で見た。
「アルゴ星人の背後にクトゥルフが!」とのガイアの言葉に龍玉を見ると…アルゴ星人がクトゥルフに食われた。
だが本体が食われなかったようなので再び襲うだろう…用心せねば。
「クトゥルフはアルゴ星人のエネルギーだけ食べたんだね」とガイアが言った。
「今日はお腹いっぱい一杯だし…また遊ぼうね」
アルゴ星人のエネルギーを得たクトゥルフはプロメテウス&ヒカリ&ティガの攻撃をものともせず、言葉を残して消えた。
「『また遊ぼうね』って…まるで子供だね」とガイアは呆れていたが全くもってその通り(-_-;)。
龍玉に文字が…「ガタノゾーアが東京方面に逃げる可能性あり マックス」
東京にはアルゴ星人の基地がある…その東京で怪獣軍団が暴れていると聞くが、アルゴ星人の基地も壊れそうな気がするな。
マックスが戻ってきた。お帰りなさいませ。
「ガタノゾーアの闇の煙を排除したけど心配で…また敵の攻撃があるだろうから少しでも休もうと思って」
そこでマックスに我が力の一部を宿らせた。当座凌ぎではあるが役に立つだろう。
「東京に行ってみる」とガイアが言い出した。いいのか?と聞くとガイアは頷いた。
アグルはウインダムの連れ戻しに行っている…今はマックスがいるから行くがいい。
ガイアが飛び立とうとした時、プロメテウス&ヒカリ&ティガ(グリッターから姿を戻した)が戻ってきた。
ガイアと一緒に東京に行くように頼むと了承してくれた。
気をつけてお行きいらせられませ!
313 :
壬龍の日記:2006/07/03(月) 21:48:39 ID:gfdHkJGa0
>>312は無視するように皆にお頼みする…申し訳ない。<(_ _)>
プロメテウス&ヒカリ&ティガvsアルゴ星人の戦いをガイアと一緒に龍玉で見た。
「アルゴ星人の背後にクトゥルフが!」とのガイアの言葉に龍玉を見ると…アルゴ星人がクトゥルフに食われた。
だが本体が食われなかったようなので再び襲うだろう…用心せねば。
「クトゥルフはアルゴ星人のエネルギーだけ食べたんだね」とガイアが言った。
「今日はお腹いっぱい一杯だし…また遊ぼうね」
アルゴ星人のエネルギーを得たクトゥルフはプロメテウス&ヒカリ&ティガの攻撃をものともせず、言葉を残して消えた。
「『また遊ぼうね』って…まるで子供だね」とガイアは呆れていたが全くもってその通り(-_-;)。
そんな時、プロメテウスの念が飛び込んできた。
プロメテウスたちのところは大体片付いたので宇宙に飛んだ残存勢力のみ。後は我らに託すそうだ。
プロメテウスにトラン王子と共に旅に出るのか?と問うたがアンドロ艇に眠る擬似人格ゆえに傍にいられないとか。
それにトラン王子にはまだ修行が必要なのでもう暫く面倒をみてあげてほしいと頼まれた。
トラン王子が真のアンドロ超戦士として目覚めた時、自らの意志で三種の神器と共に旅立つ事になるだろうとも言った。
プロメテウスよ、ゆっくり休まれるがよかろう…他に伝える事は?
「トランと戦士たちを導いてやってくれ。戦いはこれで終わりではない。
クトゥルフ、そしてジュダ。アルゴ星人もあれで終わりというわけでもないだろう。だが、彼らならやってくれるはずだ。
私以上の戦士となり新たなウルトラ超伝説を作っていくのは、間違いなく彼らなのだから。
最後にトランに伝えてくれ。『お前はよく戦った』と…」
プロメテウスよ、心得た…トラン王子と戦士たちに伝えよう。
まずガイアにプロメテウスからの念を伝えると「皆が帰ってきたら話そうね」と言ってくれた。
戦士たち…どうか御無事で!
はあ…、はあ…、はあ…
く……流石にやるな、デビロン
「っふ、この程度か?マーゴドン」
まだまだ
うおおおおおおおおおお
どりゃあああああああああ
315 :
ガイアの日記:2006/07/04(火) 11:05:14 ID:lsHswxsH0
「マーゴドンが苦戦している…行ってくれるか、ガイア?」と壬龍に聞かれた。
メタモルフィールドと呼ばれる結界でマーゴドンとデビロンが戦っている映像が龍玉に映ったそうだ。
このままではマーゴドンが危ないね。どうすれば行けるの?
「メタモルフィールドでガイアが動きやすいように我が力を与えよう」と壬龍が僕に淡い光を浴びせた。
僕の身体が光に包まれる…アンチマターを反物質界に帰した時の応用だ。
壬龍の龍玉から光でメタモルフィールドへの扉が開かれた。
戦士たちまたは味方怪獣の誰かが戻ってきたら伝えておくよう壬龍に言い残してメタモルフィールドに飛び込んだ。
メタモルフィールドではマーゴドンとデビロンの戦いが続いていた。
「ガイアか!デビロンには火力は通じない、心して行け!」
マーゴドンは僕が来た事に驚きつつも喜んだ。
デビロンは「1人増えたところで何が出来る!」と言ったが、僕はアグルブレードで袈裟懸けに斬った。
壬龍を傷つけ、ファイタスを利用したお礼はたっぷりしてやるよ!
デビロンに隙が出来たのを狙い、手首に嵌めているウルトラブレスレット(『ゾフィーの日記 Part2』参照)を槍に変えた。
デビロンの脳天から身体全体を槍で貫き通すというエグイ攻撃をしたので気持ち悪いと思われたらゴメンね。
「そんな馬鹿な…ぎゃ〜!」と断末魔を残し、デビロンは消滅。
ウルトラブレスレットの槍に僕のエネルギーを込めたこともあってデビロンの体内にある本体ごと貫いたんだけど。
マーゴドンには僕の身体の事を話して納得してもらった。
マーゴドンと一緒にメタモルフィールドを脱出すると壬龍が待っていた。
「お帰りなさいませ…やっとデビロンを倒せたのだな」
壬龍はそう言って僕の身体を元通りにした。デビロンってある意味手強かったね。
316 :
マックスの日記:2006/07/04(火) 13:18:55 ID:oNsWf5OB0
だいぶ疲れも取れたみたいだ
これならいつ敵が来ても大丈夫・・・・だけど、相手はアルゴ星人達なんだ、油断できないな
俺はやっぱりガタノゾーアの事が気がかりだったので超能力で調べてみたら・・奴め、生きていたか
相手は邪神だしそう簡単に倒せるわけがないと思っていたけど・・・
この事を一刻も早くみんなに知らせないと!
もっと強大になって復活する恐れがあるからね!
デビロンの「本体」にダメージを与えて倒した
なるほど、その方法なら一応倒せる事は倒せるな…
デビロン、さては相手がたかが一つの星の力だと思って油断しまくってたな
愚か者め
連中の弱点は油断だとはよく言ったものだ
ははははははははははは
本体の再生が完了した
え?傷つけられて滅んだんじゃないかって?
あのなあ…俺達は倒して100年200年復活しない事があってもクトゥルフ坊ちゃんが全力出しても消せないの
え?なぜかって?
この世界の暗黒が俺達の本体、つまりこの世に闇がある限りアルゴ星人は不死身…と言っても今回はクトゥルフ坊ちゃんがいて闇が濃いから回復が早いけど本当はもっと遅いんだよ
それにしても…
く……悔しいなんてもんじゃねえぞ、こりゃ
あああ畜生、まさか、まさかあんな奴に……
606もクトゥルフの坊ちゃんも大笑いで俺の負け方罵るし
ジュダの糞野郎からも皮肉の篭った「慰め品」としてウルトラマンガイアの弱点が送られてくるし
ボアにいたってはてめえは逃げた癖に「まぬけ」の言葉のはいったデビロン人形が送られてくるし…
あの餓鬼消すのは俺には楽勝だったんだっつーの
「でも負けたじゃん by坊ちゃん」
それは……めっさくさ油断したからであって…
「役たたず by606」
それは快くくだらない雑務に付き合ってやった同僚に対する台詞か!!
もういい、わかった、要するにあの糞餓鬼消してくればいいんだろう?
「アニメのまける敵の台詞言ってるよ… by606」
うるせええええええええ
もういい、行ってひとひねりしてくる
「がんばれよ〜」
がんばる必要は無い、奴と俺の本当の能力差は俺があいつの500倍だぞ!
どうあがいても奴に勝ち目は今度こそ無い!!
「ヒーローはその力を何倍にも膨れ上がらせる」
不吉な事言うなああああああああ
奇襲は成功した
今俺は高山我夢、ウルトラマンガイアと2人きりで暗黒空間だ
「お前は、デビロン、僕に倒されたはずじゃ…」
…………
次の瞬間、私は奴の真後ろに立っていた
「な…」
拳一発で吹き飛ぶガイア
力加減はしてあるので死にはしない
お前に受けた屈辱を晴らすため、お前にはじわじわ死んでもらう
「ふざけるな、アグルブレード!!」
小指と薬指でそれを受け止める
「な……」
アグルブレードは次の瞬間消滅した
この空間ではユニジンもプロメテウスも、君の頼りにしている仲間はだ〜れも助けに来ないぞ〜♪
仲間に頼るしかない君にはつらすぎるだろう?
「くそおお」
フォトンクラッシャーか、あの時はマーゴドンの方に向けっぱなしにしておいたフィールドを使えば痒くも無いな
思えば君はいつも他人と一緒じゃなかったら戦わなかったな
一人じゃこんなに弱いとは
「僕は……僕は弱くなんか…」
ハイキックを見舞われ、ガイアは大地に倒れふした
容赦なく踏みつける
「うわああ」
ある時はメロスの影に隠れ、ある時はノアの影に隠れ、ある時は壬竜の影に隠れ、君はまともに強敵と戦った事は無かった
「ぐううう」
それをさも自分の力のようにいい、それが君の自信になっていた
後頭部を少しちからを入れて蹴りつける
「がはああ」
不意打ちとはいえ君の様な奴に倒されたと思うと本当に恥ずかしいよ
片腕を踏みつけて骨を砕いた
「ぎゃああああ」
でも、一人の君はこの程度だ
カスだ、でかい口聞く事もできない
そして今も助けが、自力以外の何かが来る事を待っている
もう片方の腕も踏み折った
「つうううう」
これでわかっただろう?自分自身の実力が
このまま殺してやりたい所だがどうやら君が待ってた応援が来たみたいだ
よかったな〜ウルトラマンチキン
俺はそう言うと、奴の体に絶対消えない塗料でウルトラマンチキンと書いて、その場を去った
壬竜に緊急応援要請とやらで暗黒空間に突入してみれば、一人の人間がアルゴ星人にぼこられていた
私が近づくと、奴はすぐに逃げていったが、もう一人の人間は残ったままだ
ああ、こいつを元の世界に戻せばいいんだな
はいはい、んじゃ壬竜、受けと……
なんだこの文字?
ウルトラマンチキン?
ああ、あのアルゴ星人に書かれたな
こいつは消せないな、書いたアルゴ倒さないと消えない、後傷は…向こうの奴等に治してもらってくれ
ったく、マーゴドンもこんなとこに来させられてさぞかし大変だろうて…
よしついた
「光の御子は…」
確かに送り届けたぞ、んじゃな
322 :
ガイアの日記:2006/07/04(火) 17:23:15 ID:LMv2cFb80
デビロンを倒したと思ったのも束の間、そのデビロンが復活して奇襲をかけてきた。
デビロンめ、僕を痛めつけた挙句に僕の身体に悪戯書きをするとは許せない!
壬龍がバルンガに僕を救出させたそうだが、身体の悪戯書きはデビロンを倒さないと消えないとか。
アルゴ星人一族の本体は暗黒…この世に闇がある限りアルゴ星人は不死身らしい。
ふ・ざ・け・る・な〜〜〜〜〜!うおおおおおおおお〜!
僕の気合いの咆哮で身体が光り輝き、身体の傷と悪戯書きが一瞬で消えた。
傍で見ていた壬龍は「ガイアの気合いは恐ろしいな」と引きつり笑っていた。そりゃどうも♪
323 :
ガイアの日記:2006/07/04(火) 17:33:01 ID:LMv2cFb80
(
>>322の続き)
僕の気合いの咆哮による奇跡はこれだけではない。
僕を中心に地球全体が光に包まれる。
その光は僕の想いを託すかのように地球から四方八方にしなやかに飛び出した。
「これはゾグと戦った時の…我らの光を光の申し子≠スちに託した時と似たようなものか!」
壬龍も驚いたようで、急ぎ全ての戦士たちと味方怪獣たちに念を飛ばしてくれた。
全ての戦士たちに!地球を愛する全ての者たちに!光よ、届けぇぇぇぇぇっ!
すごい……、これが…ウルトラマンガイアの力か…
だが、この程度で、たった一つの星の生命の力を集結させた程度で
クトゥルフは愚かその配下の四天王にも及ばな……ん
「どうしたマーゴドン」
いや今気がついたがどうやら落書きその物が消えたわけではないらしい
「どういう事だ?」
よく見ると体から微粒子の様な物が飛んでいるだろう?
「……つまり落書きが消えたのではなく、ガイアの皮膚の方がはげたって事か?」
そうらしい
…
……
雰囲気に水をさすと悪いから黙って様な、壬竜
「ああ」
325 :
ガイアの日記:2006/07/04(火) 20:48:34 ID:cOYX+lnx0
(
>>324の後)
マーゴドン、壬龍!僕の皮膚が剥げたとか何とか言っただろ!
「げっ!聞こえたか!」(マーゴドン)
「ガイア、怒りを鎮められよ!」(壬龍)…はいはい。
おかげでデビロンの悪戯書きは消えたけどね。書かれたのが背中だから…ホラ、背中の皮膚が剥がれたのは事実だよ。
「おやおや…これは急ぎ手当てだな」(壬龍)
「とりあえず軟膏でも塗っておくか?」(マーゴドン)
壬龍とマーゴドンに剥がれた背中の皮膚の手当てをしてもらった。
背中の皮膚が再生されるまでの間、晒し布を巻いた上から大きなタオルケットで隠す事にした。
生きてりゃ、気合いで何とかなるもんだよ。
うぉぉぉぉ……でっけぇぇ……。これがクルーガイズの基地かー。
(ヒビキ隊長「いいか、アスカ。お前の仕事は、このTPCとガイズが共同開発した新型マケット怪獣、『マウンテンガリバー7(外見はティガ)』を届けることだ。絶対に落とすんじゃ無いぞ!!)
ウィーン…ガッシャン!(指令室前のエレベーター)
よーし、届……焦臭い…?
ウィーン!
!?…大丈夫か皆!?…気を失ってるだけか…
…クッソー!!一体、何処のどいつがこんな事を!!はっ…まさか宇宙人の仕業じゃ?
バチバチ!!
あっちか!
ミライ「ひばぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
動くな!…ピカチュウ?
バチッ!
ひばぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
壬龍からの念を受け取った。そうか…プロメテウスは、もう…。
とりあえず、アルゴ星人達は退けたものの、これで終わったわけではないだろう。
奴らは、闇より生まれし者…闇は、光と対をなして存在する。
この世に闇がある限り、奴らは何度だって蘇ってくるだろう。
それなら、それでいいさ。何度だって、奴らの企みを阻止してやるだけだ。
終わる事のない戦いになるだろうが、私たちはけして負けやしない!!
ん…?ちょっと待った。
キングやウルトラの父は、この戦いが終わった後でゾフィーをウルトラの国の法廷に立たせると言っていた。って事は…?
私は、慌ててキングに念を送って聞いてみた。
「ん?何の事じゃな?」
と、キング。
やっぱり、あなたは最初からそのつもりだったのか。
「今まで気付かなかったのか?壬龍は、早々と気付いたようじゃが。もっとも、堅く口止めはしてあるがな」
「左様。生きてもがく事でしか、償えぬ罪もある。恐らく、死よりも苦しいだろうがな」
私とキングの念による会話に気付いたのか、壬龍も間に入ってきた。
「じゃが、孫には黙っておけよ。自ら気付かねば、意味のない事じゃからな。
メロスよ。くれぐれも馬鹿孫をよろしく頼む」
わかってますよ。キング。
「メロスよ。氷の神殿に帰る前に、少し寄り道をしてくれぬか?困っている奴がおる」
そう壬龍に言われ、マルスとフロルを連れてMACステーションを後にした。
壬龍から指示された地点…南極から、およそ80km離れたポイント。
あ、あれだな。海の上にアンドロ艇が浮かび、その上にティガともう1人、見慣れぬウルトラ戦士が途方に暮れていた。
我々に気付いたティガは大きく手を振った。このウルトラ戦士の名はヒカリ。ハンターナイト剣の、真の姿らしい。
「私とヒカリ、そしてプロメテウスの3人でアルゴ星人と戦い、何とか退けたんですが…戦いが終わると同時に、プロメテウスは元の三種の神器に戻っちゃったんですよ。
グランテクターと剣は2人でかき集めて船に積み込んだんですが、私達じゃこの船を操縦できなくて…」
と、ティガ。うん、壬龍から大体の話は聞いている。
フロル、中にトラン王子がいるはずだから、ちょっと診てやってくれないか。
マルスは、アンドロ艇の操縦を頼む。
「ラジャー!さ、全員乗った乗った」
アンドロ艇に乗り、グランテクターと黄道の剣を確認。よし、ちゃんと揃ってる。
「全員、乗ったな。じゃ、氷の神殿まで超特急で行くぜ!」
私達は、再び氷の神殿へと向かった。
こ…こちら…アスカ…ガイズは…皆…
ドサッ!
…!!ここは…あ、マウンテンガリバー!…って何処?
トリヤマ補佐官「目覚めたかね?」
あんたは…?
トリヤマ補佐官「補佐官のトリヤマだ。嫌、すまなかったね。来た早々あんな目に会わせて。あ、マケット怪獣は確かに受け取ったから。もう暫く安静にしていたまえ」
全宇宙の平和のために勇敢に戦い、散っていった2名のウルトラ戦士
ゴライアンとファイタスに敬礼!!
フレアと俺は2人の墓に敬礼をした
すまねえな、二人とも、本当はもっと大々的に葬式してやりたかったが、何せ設備が無いんだ、これで我慢してくれ
「ドリュー、この任務、まだ続けるのか?」
いいや、ここにいてもどうやら俺達は役に立ちそうに無いからな、星に帰ろうぜ
「そうだな……」
……結局、何だったんだろうな、一体
「さあな、一つ言える事は、この件は俺達のついていける様なものじゃなかったって事さ」
ああ……
332 :
アグルの日記:2006/07/04(火) 22:21:25 ID:VTkiY4Nz0
ヒカリとプロメテウスの合体光線でアルゴ星人配下の怪獣が吹き飛んだ。
ただ、ウインダムが宇宙ステーション襲撃に行っていて逃れたらしい。
そこで俺がウインダムを止めるために出動した。
ウインダムが宇宙ステーションを攻撃している。ウインダム、やめろ!
「何か用か?」
アルゴ星人はこの世界を滅ぼそうとしてるんだ!すぐやめてセブンのところへ戻れ!
「今更戻れるか!私はセブンへの怨みは忘れないぞ。
いつぞや言ったが…私はセブンの道具にさせられたのさ!地球の連中のために戦わずにメタル星で暮らしたかった!」
アルゴ星人め、ウインダムに細胞を植えつけた上にセブンに関する事をある事ない事吹き込んだか!
「ウインダムが消えたように見えるのはアルゴ星人が仕組んだ幻覚。取り返すチャンスはある」
以前アルゴ星人が送った映像の件で壬龍が言ってたな。
アルゴ細胞があるから今の俺ではどうにもならないだろうが、気絶させて運んだ方が早いか!
ウインダムにラッシュを浴びせたが、ウインダムの頑丈さもあってなかなか効かない。
逆に張り飛ばされて怯んだ隙にウインダムに逃げられた。
氷の神殿に戻ると、ガイアが身体にタオルケットを巻きつけていた。
壬龍とマーゴドンも一緒にいたので事情を聞くと…一度倒したと思ったデビロンに痛めつけられて落書きされたそうだ。
地球から授けられた力を気合いで発動させた事で落書きは消せたが背中の皮膚が剥がれたとか。
壬龍とマーゴドンに背中の皮膚の手当てをしてもらい、再生されるまで晒し布+タオルケットで隠すそうだ。
俺はガイアからタオルケットと晒し布を外して薬を塗り直し、新品の晒し布を巻いた上に俺の上着を着せてやった。
ガイアの気合いは地球そのものの力を解放するに等しいほど凄いから、時々俺も圧倒されるんだよな〜。
アグルがウインダムはあること無い事アルゴ星人に吹き込まれていると言っているが、実際は違う
セブンは人間が他の生物を狩猟する感覚でウインダムを捕獲し、そして電子頭脳を埋め込んだ
これは紛れもない事実である
ただ……本当に彼らに真実を話していいのだろうか?
と言うか真実なんか話したら俺なんか実際……
……それよりもやっておく事があるな
ガイア「あ、そう言えば脱皮みたいな感覚で皮膚剥げたから全然痛くないんだった」
全員『それを早く言え』
ガイア「あ…ははは、ごめん、うっかりしてた」
壬竜「そりゃあ…そうだ…うん」
アグル「そうだよな、よく考えてみれば、人間脱皮なんかしないから…」
え?脱皮……
……
…
ガイア「僕は昆虫だったのかあああああああああああ」
いや違う、多分、その…ほら、ガイアって地球の光だろ、だから、その…
ガイア「昆虫、っぽい能力があっても不思議ではないと」
そう…なるね……
ガイア「昔見たバイク乗ったヒーローですか?」
それはそうと
ガイア「あ、話そらした」
一度……特訓に行かないか、ある場所に
ガイア「特訓?」
はっきり言わせて貰おう
今の君では、デビロンにすら勝てない
私はガイア&アグルにある提案をした
死ぬ気があるのなら、ものすごい強くなれる特訓を教えると
二人の返事はまだだが、多分答えは決まっているだろう
特訓の内容
それは………
宇宙空間に存在する、Qゾーンと言う空間に入り、出てくる、ただそれだけだ
ただし、Qゾーンは知的生命体の力そのものを無理矢理増幅させる力がある
強いなんてもんじゃない、何事にも動じない心を持っていなければ、出てくる事はできない
なぜなら、入った瞬間、文字通り死ぬのだから
力の許容量をはるかに上回る力が体からわきあがり、まず確実に肉体が滅ぶ
そして、精神体となった後、Qゾーンで自分の体を構築しなければならないが
肉体の構築は無論常人には不可能
できる人間がいても、それをやるには精神集中が必要になる
しかしQゾーンの中で精神集中をやるのは至難の技などと言うものではない
何しろ全身が死んだ時の、肉体が爆発した時の痛みに耐えながら肉体を構築しなければならないからだ
それがどれだけ難しいか、わかるだろう?
しかし、成功すれば、ユニジンとまでは無理だがイフ並みの、アルゴ星人を上回るには十分な力は得られるだろう
もちろん、Qゾーンの中では一人きり、誰もテレパシーすら送る事はできない
本当に自分だけが頼りとなる
え?肉体の構築はどうやるかって?
いつも変身してる間隔で自分の体イメージすれば大丈夫だ
335 :
ガイアの日記:2006/07/05(水) 22:32:26 ID:DbhehQgD0
マーゴドンに「今の状態ではデビロンにも勝てないから物凄く強くなれる特訓を教える」と言われた。
それは宇宙に存在するQゾーンという空間に入り出てくるというもの。
Qゾーンに関する説明を受けた僕とアグルは「やる!」と即答。
マーゴドンと壬龍に頼み、Qゾーンに飛ばしてもらった。
Qゾーンに入ってすぐに精神体になった。
粒子加速実験中に大地の奥底で戦うガイアと出会った時の事を思い出した。
地球からガイアの力を授けられて、破滅招来体と戦って…アグルとの間に紆余曲折もあった。
無我夢中だった気もするけど、今は状況が違う。
クトゥルフやアルゴ星人一族、ジュダといった強大な闇の勢力が相手だから中途半端は出来ないだろう。
このままじゃいけない!
僕の周りに光…あの時に似てる。身体中が痛いけど我慢しなきゃ。
アグルもこんな状況なんだろうな。
氷の神殿に帰ると、いきなりウルフに泣きつかれた。
「すまん、メロス。俺がついていながら、ファイタスを…お前の弟を…」
いいんだよ、ウルフ。
そりゃ、気にならないって言えば嘘になるけど、あいつも戦士だ。いつか、こういう日が来る事は覚悟してるよ。
ウルフとマルスに、アンドロ国に送る今回の戦いの報告書の作成を命じた。
こういう時は、仕事に打ち込むに限る。それにマルスがついていれば、何かと気晴らしをしてくれるだろう。
そんな中、フレアとドリューが挨拶にきた。
そうか…ウルトラの星に帰るのか。
まぁ、彼らにも本来の任務があるだろうしな。それを、立て続けに起きた事件のために残ってもらってたんだし。
それに、ゴライアンの事もあるしな。
ウルトラの星に帰っても、宇宙の平和のために頑張って欲しいものだ。また、いつでも遊びに来てくれ。
さらにはガイアとアグルも出掛けると言い出した。
マーゴドン提案の特訓を行うため、Qゾーンに行くという。デビロン打倒が目的らしい。
危険だが…彼らの目を見たら止められなかった。
私はアンドロ艇の調査のため、コクピットに座ってメインコンピュータを起動させた。
いつもは騒がしい神殿内だが…さすがにここまで人数が少なくなると、一気に静かになるな。
「やかましい!」と怒鳴りたくなる事もしばしばだったが…ふふっ、ここまで静まり返ってると逆に落ち着かないし、寂しく感じるな。
フロルが煎れてくれたお茶を飲みながら、アンドロ艇のコンピュータを調べていた。
謎の多い船で、いまだ解明出来ていないプログラムはいくつもある。
その中の1つが、きれいさっぱりなくなっていた。
そうか…これが、勇者プロメテウスの疑似人格に関するプログラムだったのか。
おそらく、今回の戦いでプロメテウスを復活させ、仕事を終えると同時に自動的に消去されるようにプログラムされていたのだろう。トラン王子の更なる成長を促すため…。
私はこれまで、プロメテウスに関する資料や書物はたくさん読んできた。
宇宙の平和を守るためにボアやジュダと戦った勇者であり、三種の神器やコスモテクターを発明した科学者…そして今、子を思う父親の真の強さを知り、プロメテウスに対して更に尊敬を持った。
「何を泣いておられる?」
気が付いたら、後ろに壬龍がいた。う〜ん…恥ずかしい所を見られてしまったか(苦笑)。
「恥ずかしがる事はなかろう。そなたにも、いずれわかる事だ」
そう言って笑う壬龍に、茶菓子を勧めながらしばらく他愛もない話で楽しんだ。
そういえば、これだけゆっくりした時間というのも、しばらく楽しんでなかったな。
やあみんな久しぶりだね♪
今はね、ガイアと新婚アグルがいないらしいんだ。
で僕は今氷の神殿にいるよ。当然分身だけどね♪
凄くいやな事があったんだ・・・・トラみたいな奴が
「人間の子供が何故ここに?」とか言い出したんだ。
人間なんて下種な生物じゃなくて神なのに・・・・
むかついたから生かさず殺さずにして全身の皮をはいでみた。
五月蝿いから脳も適当にいじったよ♪
これでこいつは僕の人形だい!
いい事思いついちゃった・・・・今地球上にいる僕以外の全ての意志があるものの
心に爆弾を置いたよ。爆発したら心が壊れて死んじゃうの。
でみんなにその国にいる人間が一人になったら君を神の国へ迎え入れて助けてあげると言ったんだ。
あ、人間だけじゃないね♪動物もウルトラマンも怪獣も宇宙人も・・・・・
あはははははは!!!!!!!!!!
339 :
壬龍の日記:2006/07/06(木) 21:37:25 ID:Kmnl8Xj80
メロスと一緒に世間話をしていたら、怪しき者の波動!
「失礼!」とアンドロ艇を飛び出して神殿内を走った。
波動を完治した先で見たのは、ズタボロのイザクと…人間の子供?
「氷の神殿は普通の人間がいてもいい場所ではない」とモロボシ殿は言っていたが…
その時光った龍玉の映像から人間の子供の正体はクトゥルフ!分身を放ってプロメテウスの結界を擦り抜け潜入したか!
イザクに正体を感づかれたので痛めつけたとか。
クトゥルフは地球上にいる自分以外の全ての意志がある者の心に爆弾を仕掛けたそうだ。
爆発したら心が壊れて死ぬという。そして生き残った1人を神の国へ迎え入れて助けると…
何が何でも宇宙を、全ての生命を滅ぼさずにはおかぬのか!
神殿にいる者全員が駆けつけたので、目の前にいるのがクトゥルフの分身と説明した。
分身とはいえクトゥルフは一筋縄ではいかぬ相手。皆で囲んで問い詰めようとした時…
「邪魔が入ったようだね。今日はこれで帰る。じゃあね」とクトゥルフは言い残して消えた。
邪魔?誰かと考えているうち、イザクが突如暴れ出した。クトゥルフに洗脳されたか!
我が力でもイザクの暴走は止まらない。
その時、光がイザクを直撃!その方向を見ると…ガイアとアグル!
Qゾーンでの特訓が成功したようだ。ようお戻りなされた…光の申し子≠スちよ。
「あれ?俺は…?」とイザクは周りを見回しながら言った。
光の申し子≠スちが浴びせた光でイザクは洗脳を解かれ身体も治ったらしい。
事情を話すと「任せて!」の返事。
光の申し子≠スちを中心に淡い光が広がっていく。
やがてその光が消えると「皆の心の中に仕掛けた爆弾はこれで消えたはず」とガイアが言った。
「クトゥルフの事だ、また何か仕掛けてくるだろうな。それにアルゴ星人軍団の動きも気になる」とアグル。
とりあえず安心したものの、まさかクトゥルフに乗り込まれるとは…油断ならぬな。
保守
341 :
ガイアの日記:2006/07/09(日) 00:54:44 ID:6PFF++VV0
Qゾーンでの特訓を終え、同じくQゾーンの中の別の場所で特訓をしたアグルと合流して氷の神殿に戻った。
神殿に着くと何やら騒ぎが…イザクが暴れている?!
光弾を放ってイザクの暴走を抑えた。誰かに洗脳されたみたいだ。
壬龍が僕とアグルに気づいて事情を話してくれた。何でも僕たちの留守中にクトゥルフに潜入されたとか。
その上、イザクを痛めつけて洗脳した上、地球上の自分以外の全ての意志がある者の心に爆弾をつけたそうだ。
プロメテウスの結界を擦り抜けて入ったって事?!ありゃ〜…
僕とアグルが発する光で爆弾は消したけど、クトゥルフの事だから何をしでかすかわからないね。
それにデビロンを含めアルゴ星人一族の本体は暗黒=闇だから何度でも挑戦してくるだろうね。
アグルと話し合って、Qゾーンで増幅された力をおちつかせるために一休みする事に。
そういえば、ウルトラの星でのゾフィーの裁判はいつやるの?
壬龍に聞くと僕たちが使っている部屋に通された。
ティグリスとイザクもいた。イザクは大丈夫のようで安心した。
壬龍いわく、メロスがキングに念で聞いたら裁判の話は『なし』だとか。
「生きてもがく事でしか償えぬ罪もある…恐らく死よりも苦しいだろう。
ゾフィーに反省を促すため、キングとウルトラの父はわざとそのように話しただけ。
私がキングに問うたら口止めされた…ゾフィーが自ら気づかねば意味がない。
だから、ゾフィーには内緒にしてほしい」
そういう事か…
ティグリスとイザクは「ゾフィーが真実に気づいた時の表情が見物だね」と微笑んだ。
することがなかったので昼寝をしてた。
そしたら平山隊員に起こされた。
ウィンダムが攻めてきたらしい。
そういえばステーション揺れてるなあ・・・。
よし、ここは僕らの出番だね。出ようとしたらハッチが開かない。
壊して出てもいい?って聞いたら平山隊員が「ダン隊長に怒られないかな?」って言うんだ。
迷ってるうちに外で戦闘が始まった気配がした。
平山隊員からの報告ではアグルとウィンダムが戦ってたみたい。
しばらく迷った後ハッチを壊して助けに行った。
遅かったみたいでもう誰もいなかった。
平山隊員が怒ってる。
「ハッチ壊しちゃってどうするんだ〜」
僕たちはみんなが帰ってくる前にハッチを直すことにした。
レオ兄さん・・・なんだか切ないよ。(´・ω・`)
343 :
マックスの日記:2006/07/09(日) 12:16:55 ID:5FJzdB2A0
何か嫌な予感がしたので急いで行ってみるとそこにはズタボロになったイザクの姿が・・・
その隣にいるのは・・子供?
何でこんな所に子供が・・・
壬龍の話によるとこいつがあのクトゥルフの分身らしい
しかも、地球上にいるすべての意思のある者の心に爆弾を仕掛けたらしい
なんて事を・・・!
よし、こいつを捕まえてなんとかして止めなきゃ・・と思ったら「邪魔が入ったようだね。今日はこれで帰る。じゃあね」と言って消えてしまった
くそ、逃げられたか・・・
するとイザクが突然、暴れだした
どうしたんだイザク!
するとガイアとアグルが現れイザクの暴走を止め心の爆弾を阻止したらしいとの事
さすが、ガイアとアグル!
俺も頑張らないと!
氷の神殿でする事に迷っていたら、丁度良い所に弱そうな人間が居た!ラッキーだ。最近鈍っているし、どれ、少し揉んでやるか。
おい!小僧!…強く成りたくは無いか?
孤門「…え?」
雰囲気で分かるぞ。貴様、弱い事で悩んでいるのだろう。今なら俺が『優しく』、訓練してやるぞ?
孤門「(優しく…)良いんですか?お願いします!」
[特殊結界内]
ハンデだ右腕は使わない。俺に一発与えればお前の勝ち。時間内に出来なかったら、訓練所に居る女(副隊長)に鍛えて貰え。…始めるぞ。
ウルトラマンネクサス(孤門)「あぁぁぁぁぁ!!(パァァァ…)」
バシュン!!ドシュッ!!バシュンッ!!(光刃)
……(ヒュッ!)
バキィン!!
孤門「…くそっ!!」
何時まで飛んでる気だ?
[特殊結界内]
ハンデだ右腕は使わない。俺に一発与えればお前の勝ち。時間内に出来なかったら、訓練所に居る女(副隊長)に鍛えて貰え。…始めるぞ。
ウルトラマンネクサス(孤門)「あぁぁぁぁぁ!!(パァァァ…)」
バシュン!!ドシュッ!!バシュンッ!!(光刃)
……(ヒュッ!)
バキィン!!
孤門「…くそっ!!」
何時まで飛んでる気だ?
347 :
壬龍の日記:2006/07/09(日) 22:52:08 ID:9xrOfREX0
Qゾーンでの特訓はガイアとアグルには良い経験になったようだ。
御二人は「力をおちつかせるため」として氷の神殿で暫く暮らす事に。
XIGに一度戻っては?と勧めたが「今回の戦いの報告書はXIGにメールで送るから大丈夫」と言われた。然様か(^_^;)。
子供シャザックが光の申し子≠スちに駆け寄ってきた。特訓に出かけた事を知って寂しがっていたから嬉しかったのか。
カナダの勇者の谷≠ノ戻るか問うと、子供シャザックはこう言った。
「戻っても母さんはいない…前に『何かあったら壬龍やガイアやアグルを頼れ』って言われてたんだ。
風使いとしては僕はまだ未熟だけど、皆がいるから寂しくないよ」
何と気丈な…成長が感じられて嬉しい。
ティグリスとイザクのところに行く子供シャザックとメロスの手伝いに行く光の申し子≠スちを見送った後…
龍玉が光っていたので見ると、寂しげな表情のアストラと平山殿が映った。せっかくなのでMACステーションに飛んだ。
私がアストラと平山殿に用があると伝えると、モロボシ殿が「ちょうどいいところに」と言った。
アストラと平山殿が出番が少ない事に落ち込んでいるらしく慰めようにも言葉をかけられないようだ。
「MACの方々の留守を守り通した事は充分評価に値する」と褒めたら、アストラと平山殿は嬉しそうだった。
アストラと平山殿がいなければMACステーションは大破していたろう。
アストラは弟としてレオをサポートする立場にある…出番がないからと落ち込んだらレオが悲しむぞ。
平山殿も今回の戦いで留守を守り通したようにMACの方々を助けて自分が出来る事をしてほしいのだ。
アストラと平山殿は我が言葉に感激したのか、涙を流していた。
氷の神殿に戻る途中でゴライアンとファイタスの墓を見た。
ゴライアン、ドリュー、フレアがいた事でMACステーションはさぞ騒がしかったろう。
だがゴライアンは戦死し、ドリューとフレアは今回の戦いの後でウルトラの星に帰ったという。
ゴライアンは肉弾戦好きが高じて念力系がほとんど使えなかったそうだ。
ファイタスも氷の神殿を守り抜いて死んだ。
ゴライアンとファイタスには申し訳ない事をした…と心の中で謝った後、氷の神殿に戻った。
孤門「く…うるさい!(バチィィィィ!!)はっ!」
バシュゥゥゥゥ!!(クロスレイ・シュトローム)
…(サッ)
バシュッ!!
孤門「な…(素手…!?)
遅い。
孤門「しまっ…」
ドッ!!!
孤門「ガッ!!」
ドサァッ!!
もっと集中しろ。無駄な力の流れが多すぎるぞ。
孤門「黙れ!!あぁぁぁぁぁ!!(パァァァァァァ!)喰らえッ!!」
バシュッ!!!!(超光刃)
やるな。…まさか、コレで調子に乗ってるんじゃ無いだろうな?
345・346、二回書いてしまった!!通算三回目のミスですが、許してください。
バキィィン!!!
……
孤門「…そ…そんな…?!」
もう良いだろう…終りだ。
孤門「え、終りって…」
聞こえなかったのか?このまま日が暮れる迄俺と闘って、本当に出来るか分からん訳じゃあるまい。…お前の力は分かった。あの女にみっちり鍛えて貰え。
孤門「く……(ヴァシュゥゥ…)」
スゥゥゥ…
………ふん。
ポタ…(血)
面白い餓鬼だな…ノア。
351 :
平山あつしの日記:2006/07/10(月) 03:26:15 ID:3Uufap620
敵がせめて来た。幸いにしてすぐに迎え撃てたので良かったが(前に基地ごと食われたことがあるともっぱらの噂
だが)、アストラがハッチを壊してしまった。俺たちは隊長が帰って来る前に大急ぎで直していた。ひと息ついた
ところで佐藤隊員から連絡が来た。俺は一応敵襲を報告しておいたが、その時に「ああ、平山隊員コーヒー飲んで
ますね」と見ても居ないのにコーヒー飲んでるのがバレてしまった。まさか、見張られているのか・・・・・・
ところで相変わらずニヒルに無口を決め込んでいた俺にも、アストラという理解者ができたことだし。そのうち俺のニヒルさ
が分かって松木くんはじめ女性陣にもわかってもらえる日がくる気がして来た。だからまあ、いいや・・・。
352 :
壬龍の日記:2006/07/10(月) 13:47:23 ID:Yq8f9AZc0
氷の神殿に戻るとヒカリとバッタリ顔が合った。
光の身体から血が出ていたので何事か聞くと孤門殿と特訓をしていて一撃をくらわされたとの事。
血止めをしながらさらに聞くとヒカリは右腕を使わないという条件でやったそうだ。
それでもヒカリに一撃とは…さすがは孤門殿、ノアの力を受け継ぐ者の1人だな。
首を傾げるヒカリに、龍玉でノアの力を受け継ぐ者たちと、リコ殿、溝呂木殿の姿を見せた。
リコ殿と溝呂木殿はかつてザギに利用されたが、今は力を光に昇華している。
一度『金色のノア』になって敵を圧倒した事があった…何を驚くか?
「道理で南極にメタフィールドが出現したんだなと思った」
ヒカリは過日シャマー星人の策略でアメリカ軍が氷の神殿を攻撃するのを見たそうだ。
科学者にして戦士…まるでプロメテウスを彷彿とさせるな。
ふと思い立ち、ヒカリをある場所へ案内する事にした。
353 :
壬龍の日記:2006/07/10(月) 15:48:21 ID:31J15sjk0
(
>>352の続き)
ヒカリを医務室に案内すると、トラン王子は既に起きていた。
付き添っているフロル姫によると、アンドロ艇の中で倒れていたそうで丸2日ほど眠っていたらしい。
トラン王子にプロメテウスからの伝言を伝えた。トラン王子は黙って頷いた。
「戦いが終わるとプロメテウスはアンドロ国の三種の神器に戻っていた。どういうことだ?」
ヒカリの問いに、三種の神器が共鳴合体したロボットでトラン王子がプロメテウスの加護の許で操縦したと種明かし。
トラン王子がプロメテウスの実子であり事情でプロメテウスと別れ時空を超えてアンドロ国の王族に引き取られた事も話した。
トラン王子の実母は既に故人だそうだ。
俄かに信じられぬ話に思われたのか、ヒカリは固まった。
トラン王子とヒカリを三種の神器の保管場所に連れて行った。
メロスと光の申し子≠スちがアンドロ艇のコンピュータを調査中。
「トラン王子、もう大丈夫なんですか?」とのガイアの言葉に、トラン王子が頷く。
アンドロ艇から勇者プロメテウスの擬似人格プログラムが丸ごと消えたそうだ。
仕事を終えると消去されるように設定したのでは?との事だが…
トラン王子の成長のためにそこまで…道理で私にプロメテウスの擬似人格の念が飛んできたわけか。
そんな時、龍玉が光った。光の渦の中を飛ぶプロメテウスと、1人の人間が映っていた。
「父さん?!何で?!」(トラン王子)
「…てか、プロメテウスの隣にいる人間は?」(アグル)
ダイナの御父上・アスカカズマ…TPCのゼロドライブ計画で死んだと思われたが実は光り輝く新世界の果てに辿り着いたのだ。
ゼロドライブ計画は秒速30万kmの光速で飛ぶ実験…カズマ殿が消えた後、ダイナが成功させた。
カズマ殿が駆るのはプラズマ百式…ゼロドライブ計画のために造られた。
カズマ殿とプロメテウスはその時に出会ったのだろう…今はこの次元世界の果てを見つけるべく飛び回っている。
トラン王子は御父上の消息を知って嬉しそうだったが真のアンドロ超戦士として目覚めた時に会えると話すと納得してくれた。
まさか、知らない所でそんな事が起きていたとはな、確かに顎の輪郭が似ている気がするが………ふっ、治ったじゃないか。俺達が居て良かったな。
クトゥルフ「仕方ないだろう……あぁ言う時に限ってあの子は来るんだから。」
文句を垂れるな。滅ばなかっただけでも、マシだろう。あの時プロメテウスが目覚めなければ、この星も滅んでいたぞ。
まさか、知らない所でそんな事が起きていたとはな、確かに顎の輪郭が似ている気がするが………ふっ、治ったじゃないか。俺達が居て良かったな。
クトゥルフ「仕方ないだろう……あぁ言う時に限ってあの子は来るんだから。」
文句を垂れるな。滅ばなかっただけでも、マシだろう。あの時プロメテウスが目覚めなければ、この星も滅んでいたぞ。
355は電源が切れた事によるミスです。申し訳有りませんが、忘れていただきたい。
クトゥルフ――→ユニジンです。申し訳有りません
ユニジン「……そうかもな……なぁ、減んだと思わないか?」
…?
ユニジン「何故この星ばかり狙われるんだ?特に資源も持たないこの星が……ウルトラマン達の数も侵略者の数も異常だし、そうかと思えばクトゥルフ迄来る。何故こんなに狙われているんだ?」
…お前は奴らが目を付けているのはこの星の資源では無く、状況だと言う事を分かっているか?
実際この星は『光の子』を四人も呼んでいる。だが、それに見合わ無い程、この星の知性体は幼く、未熟だ。だからアルゴ星人の様な奴を釣り上げてしまうのだろう。
ユニジン「…もし、そのバランスを崩す様な奴が現れたら、どうするんだ?」
その時は俺が倒すさ。
ユニジン「……」
どっちにしろ、お前は早く来い。このままでは何処まで持つか分からんぞ。じゃあな。
ところでアルゴ星人が不滅の存在ってどっから引っ張ってきた設定か教えてくれると助かる。
精神生命体だから
ああ、実体を失いつつあるってのを拡大解釈したのね。理解。
363 :
ガイアの日記:2006/07/12(水) 14:45:03 ID:UavLwVi90
アンドロ艇のコンピュータを調べるというメロスをアグルと一緒にお手伝い。
アンドロ艇の数あるプログラムから1つのプログラムが丸ごと消えたそうだ。
それはプロメテウスの擬似人格プログラムで、トラン王子はプロメテウスからこの事を直接聞いたとか。
仕事を終えると消去されるように設定されていたらしい。
トラン王子のためにそこまで考えたとは凄い!とアグルも感心していた。
そんな時「プロメテウスが三種の神器やコスモテクターを造った理由は何か?」という疑問が涌いた。
メロスが言うにはプロメテウスに関する資料や書物を調べても理由がわからないとの事。
もともとウルトラの星の戦士たちのために造られたのかな?
「ガイアの推測は当たらずとも遠からずかもしれぬ」
声の聞こえた方に振り向くと…壬龍!傍にはティグリスとイザク、子供シャザックも。
子供シャザックの特訓から戻ったら話し声が聞こえたそうだ。
「プロメテウスはウルトラの星の科学者…トラン王子が言うには戦士の力の発現で周囲から化け物扱いされたとか。
三種の神器とコスモテクターを造ったのはウルトラの星の戦士のためにと願ったのだろう。
そんな時、ウルトラの星にジュダが攻めてきてプロメテウスは発現した戦士の力と三種の神器で立ち向かった。
だが力の衝突による時空の歪みにジュダも、そしてプロメテウスとトラン王子も飲み込まれた。
プロメテウスとトラン王子は時空を超える旅の折にボアとも戦ったらしいからそれで父子離れ離れになったのだろう。
その際に三種の神器とコスモテクターはトラン王子を通じてアンドロ国に齎されたのかもしれぬ。
今の話は私の推測…間違っていると思うなら聞き流してよろしい」
壬龍のこの話、当たってそうな気がするね。
俺は…何をやってるんだろう?
俺は最初からメロスの部下として配属されたマルスとは違い、ずっと以前からメロスと共に戦い続けてきた。言ってみりゃ戦友だ。
しかし…メロスがゾフィーと入れ替わっていた事は、薄々気付いていた。もっとも、ウルトラノイローゼによる入院や、メロスとゾフィーの間にあった葛藤までは気付かなかったが…。
それに関しては、壬龍やガイア達が
「一緒に、メロスやゾフィー達を支えていきましょう!」
と言ってくれたが…。
それなのに、俺はファイタスを…メロスの弟を死なせてしまった…。メロスは
「気にするな」
と言ってくれたが…。
くそっ!何が戦友だ!!俺はメロスに、何もしてやれないじゃないか!!
「どうした、ウルフ?」
マルスが、声をかけてきた。
別に…
「いつまでも、くよくよしてるなよ。そうだ!こういう時は、一汗流すに限る。俺も付き合うから、全部ぶちまけて来いよ!!」
ありがとう、マルス。では、そうさせてもらうか。
俺達はメロスに言われた報告書をいったん切り上げ、トレーニングルームへと行くことにした。
俺はシュミレーションマシーンに入り、「円盤生物コース」を選んだ。
来たな、まずはシルバーブルーメだ。
食らえ、スォードU!アンドロビーム!!
はぁはぁ…。
「ウルフ!いつもより動きが鈍いぞ!!」
うるさい、マルス!!これからが本番…って、ブラックドームにサタンモアだと!?
しまった?挟まれ…ぐわあぁぁぁぁっ!!
GAME OVERの文字が、無情な光を放っていた。
「大丈夫か?」
と、マルス。
うるせー!もう1度だ!!
…と、シュミレーションマシーンに入ろうとした時、誰かに肩を叩かれた。
何だ、壬龍…いたのか。シャザックのトレーニングをしていたらしい。
「いつもの切れがないな…顔色も優れぬし…いかがなされた?」
と、壬龍。
「俺も気になってたんだ。だからと言って、こういう時に答えてくれる奴じゃないし…。それで、ここに連れてきたんだ」
と、マルスが答えた。
「なるほど…マルスも心配しておるぞ。どうしたのだ?」
普段ならだんまりを通す所だが…壬龍の目を見たら、何故か素直になれた。まぁ、また雷撃食らうのも嫌だし…。
俺は、今の自分の胸の内にある事を壬龍に話した。
メロスの事、ゾフィーの事、ファイタスの事…そして何より、自分自身の事を…。
「なるほど…しかし、考えすぎるのも問題だぞ。何も特別な事はしなくてよいのだ…いつものウルフでいればよい。それだけで、メロスは救われる。
結果はなるようにしかならぬが…それにこだわるほどメロスは器が小さい男でない事は、そなたの方がよく知っているはず」
と、壬龍。
「そうだぜ、ウルフ。何で黙ってたんだよ。俺達ゃ仲間だろ?1人で背負い込むなよ。俺も力になるからさ!」
ありがとう、マルス。
「マルスよ…以前そなたは、
「ウルフとセブンは似た者同士な親友」
と言っておったが…ウルフが似てるのは、セブンだけではないようだな」
「本当!おっしゃる通りで!」
と、笑い合う壬龍とマルス。
って、マルス!後輩のくせに、少し生意気だぞ!
「ほ〜そう来ますか。だったら、今のコースの2P対戦モードで勝負と行くか?負けた方が、昼飯おごりだぜ!」
おもしれー!望む所だ!!
「仲良き事は、美しき事…か。そなた達の想い、必ずメロスに届くだろう。その時こそ、アンドロ警備隊は更に強くなるはず」
そう言いながら、壬龍はシャザックを連れてトレーニングルームを出ていった。
「お〜い、どうしたウルフ。怖じ気付いたか?」
やかましい!お前こそ、昼飯代忘れるんじゃねーぞ!!
>>356 気にしなくていいよ。別に俺達はプロの作家じゃないんだし(もし、いたらゴメン)、何らかの失敗は付き物だよ。気を付けるのは大事だけど、気にし過ぎるのも良くない。
むしろ、それすらも楽しもうや。今のここの住人なら、ちゃんとわかってくれるからさ。
368 :
マックスの日記:2006/07/12(水) 21:41:29 ID:hhU+Fc6v0
そういえば鏑矢島の怪獣達はどうなったんだろう?
俺は少しきになったので鏑矢島に着くと怪我をしていた怪獣達は元気そうに走り回っていた
よかった・・・元気そうで
するとリドリアスが嬉しそうに俺に近づいてきた
コスモスによると助けてもらったから懐いたんだろうとの事
よーし、戦いもない事だし遊んであげるとしようか!
367さん。
有難うございます!沢山の方々にいたわって頂いて、本当に感謝しています。これからは極力気を付けながら、また書いて行こうと思います。
370 :
壬龍の日記:2006/07/13(木) 14:19:44 ID:oEKGjBfM0
ガイアとアグル、メロスが昼食を作っている。アンドロ艇のコンピュータの調査は一休みとの事。
光の申し子≠スちが氷の神殿に初めて来て以来世話になっている恩返しにと考えたらしい。
メロスが「そんなに気を遣わなくても」との言葉に光の申し子≠スちがどうしてもと言ったとか。
私は子供シャザックと手分けして皆を呼ぶ事にした。
トレーニングルームの前を通ると、ウルフとマルスがバーチャルシステムでトレーニング。
「円盤生物コース・2P対戦モード」で負けた方が昼食代を払うという条件で対決しているとか。
ウルフにマルスよ、昼食は光の申し子≠スちとメロスが作っているから代金を払わずともよいぞ。
顔を見合わせるウルフとマルスを我が背に乗せ連れて行くと、ちょうど昼食が出来上がった頃。
「アンドロ警備隊の皆にお世話になってるお礼に作りました」(アグル)
「メロスも手伝ってくれたんですけど、お口に合うか…召し上がって下さい」(ガイア)
料理の評価は上々…私を始め怪獣たちの分は味付けを変えてあるそうだがそれでも美味である事は確か。
「壬龍から聞いたが、負けた方が昼飯奢るとかで対決したんだって?どうなったんだ?」
メロスに聞かれたウルフとマルスが「それが…」と口篭もる。
聞けば2人とも惨憺たる結果だったらしく結局は昼食代を賭ける意味がなかったようだ。
「円盤生物コース」を選んだのが悪かったのかどうかは知らぬが…まあいいか。
はぁ〜あ…
マルスと賭けてたシュミレーションの結果、散々だったなぁ…マルスもだけど。
これじゃ、賭けにならんわい…。
2人で食堂に行くと、何やら良い匂いが…。
「壬龍から聞いたぞ。結果はどうだった?」
と、メロス。
言いたくないので、だんまりを決め込んでると…
「ん?何だ、こりゃ?」
って、トラン!てめぇ!!
トランが持っていったのは、シュミレーションの結果のコピー。…メロスからの視線がイタい。
「…まぁ、トレーニングに本気を出すための手段であるなら何も言わんが…力みになるなら、程々にな」
はいはい、メロス隊長殿。
「これじゃ、賭になりませんね。まぁ、今日は僕らがご飯作りましたから、食べて下さいよ」
と、ガイアとアグル。おっ、こりゃ美味そうだ。
「あ〜あ…ウルフに勝ったら、考えてた事があるんだけどなぁ〜」
と、マルス、
「俺達はパトロールやら調査やらで、外に出ると外食になるだろ?」
俺と同じ事考えてやがったのか…。
「こないだアメリカに行った時、スコットから美味いステーキの店に連れてってもらったんだよ」
…って、まさかテメェ。あそこのランチをたかるつもりだったのかよ!?
あの時はスコット達がおごってくれたからよかったものの、結構高そうだったぞ。
「だから、ウルフ大先輩におごってほしかったんだよ」
と、マルス。
こいつめ…なかなかいい性格の後輩だよ!
ガイア達の飯を平らげ(マジ、美味かった)、報告書の続きをやるために部屋に戻る事にした。
その時
「ウルフ、それ…」
と、ガイアが俺のコスモテクターを指さした。
よく見ると、スォードUが外れかかっている。しかも、何度直してもハマりが悪い。
肩から外して見てみると…げっ!かなりの刃こぼれと錆が!
なるほど。さっきのシュミレーションで与えるHPがやけに低いと思ってたら…そういう事か。
ここの所忙しくて、整備を怠ってたからなぁ。
「いくら自己修復機能があるからとは言え、武器の手入れは戦士の大切な仕事だ。
今日はもう報告書はいいから、ウルフはコスモテクターの整備だ」
へいへい…そういや、メロスはどんなに忙しくても、コスモテクターとダブルサーベルの手入れは欠かさないな。
見習わなきゃ…とはいつも思うけど、ついつい…(苦笑)。
砥石片手に、俺は整備室に向かった。
しばらくスォードUを研いでると…今度は、マルスが入ってきた。
やはり、さっきの結果に納得いかず、トレーニングルームの射撃場に行ったら、いつも以上にコスモバズーカの命中率が悪かったらしく、やはり同じく整備を言われたらしい。
「やっぱり、2人とメロスの決定的な違いって、こういう事なんだよなぁ〜」
と、またしてもトランが!
スォードUの切れ味が戻ったら、トランの体で試してみようか…と思っちゃったのは内緒の話。
って、マルスも似たような事考えてるな。あの顔は。
373 :
ガイアの日記:2006/07/14(金) 21:56:10 ID:+GOLBZSp0
僕とアグルが作った昼食(メロスも手伝ってくれたけど)が皆に好評でよかった♪
マルスはウルフに勝ったらアメリカのステーキ店のランチを奢ってもらうつもりでいたらしい。
以前スコットたちUSAチームに奢ってもらったとか…ちゃっかりしてるな〜。
報告書作成の続きのため戻ろうとしたウルフにスオードUが外れかかってると指摘。
原因は刃毀れ&錆…ここ暫く整備してなかったらしい。あら〜。
マルスもコスモバズーカの命中率が悪かったらしく整備を言い渡されたとか。
アンドロ艇のコンピュータの調査が一段落して様子を見に行くと2人の手入れが終わる少し前。
2人とも半分にやけた感じの表情。
トラン王子に痛いところを突く言葉を言われたので命中率が戻ったらトラン王子で試したいらしい。
プロメテウスが聞いたら激怒ものですよ!
トラン王子があまりに可哀想なので、何だったら僕が実験台役しようか?と提案した。
374 :
ガイアの日記:2006/07/14(金) 22:56:16 ID:C1p5TF7F0
(
>>373の続き)
コスモテクターもないのに平気か?とウルフとマルスに心配されたけど大丈夫。
僕なりにスオードUとコスモバズーカの対策は考えてあるからね。
マルスが「その対策っての見せてもらおうじゃないか!」と挑戦的な表情で言った。
トレーニングルームに着き、マルスにコスモバズーカを最大出力で撃つように頼んだ。
マルスは「ガイアが怪我したら責任問われるし…」と言いつつコスモバズーカを放った。
飛んできたコスモバズーカの弾丸を僕はアグルブレードで切り裂いた。
マルスもウルフも意外な事態に顔を見合わせる。弾き返してもよかったけど…
次にウルフがスオードUを投げた時、僕がある物で弾き返したらトレーニングの壁に突き刺さった。
これまた意外だったようでウルフはショックを受けた。
僕が使った『ある物』とは、ウルトラブレスレット鉄扇モード!
先日、ウルトラブレスレットを槍以外の武器に変えられるか試したら鉄扇になっちゃったんですよね。
普通の扇の骨は木や竹だけど、鉄扇は扇の骨が鉄または扇面含めて鉄で作られたものも鉄扇なんです。
昔は鉄笛みたいに隠し武器として使われたらしいから、意外性があって面白いかと思って…
様子を見に来た壬龍が「扇を武器に戦うというのも面白いな。ガイアは扇が似合うかもしれぬな」と言った。
偶にはいいか(^_^)。
コスモテクターの整備が終わる頃、ガイア達が整備室に入ってきた。
よほど俺達がにやけていたのか、
「どうしたんですか?」
と聞かれた。
まさか、
「いや〜整備したスォードUとコスモバズーカを、トランで試そうと思ってんだよ」
と答えるわけにもいかないので…と思ってたら、マルスの馬鹿がうっかり口を滑らせやがった。
案の定、メロスと壬龍は呆れてやがるし、ガイアに至っては
「そんな、トラン王子がかわいそうですよ!僕が、代わりにやります!」
と言ってきた。
俺的には、それはそれでよし。一度でいいから、ガイア達とマジモードで手合わせしてみたかったからな。
けど、コスモテクターなしで大丈夫かね?…と心配してたら、
「僕なりの対策を考えてますからね!」
と、やけに自信たっぷり。
ほほ〜う、言ってくれるねぇ。案の定、マルスはアツくなってるし(この辺が、まだまだ若い!)。
さらには、マルスに
「最大出力で撃って下さい」
と来たもんだ。
マルスも、口では怪我だの何だのと心配してる素振りを見せてるものの…あの目は完全にマジだ。
しかし…そんなマルスの殺る気をあざ笑うかのごとく、ガイアはコスモバズーカの弾丸を一刀両断!
あらら〜ま、頭に血が上り過ぎなんだよ。若輩者め!!
「今度はウルフです。お願いします!」
と、ガイアが軽く頭を下げた。
言っとくけど、俺はマルスのようにはいかないぜ。
…って、マルス。いつまでも固まってんじゃないよ。どいた、どいた。
俺は左肩からスォードUを外して身構えた。
的の前に立つガイアは、なおも余裕の表情。
悪いけど、俺は頭に血が上ったマルスとは違うぜ。
これまでの何度かの共闘で、お前の防御パターンと癖はちゃんと見抜いている。ほんのわずかな死角もな。
そこに向かって、スォードUを峰打ちの角度で放り込んでやればいい…簡単な事だ。
お前やアグルが光の申し子なら、俺はコスモ戦士だ!
俺は、力の限りにスォードUを投げつけた。
ガイアは、左手のブレスレットに手をやった。馬鹿め!それも計算の内よ!!
…と思ったのも束の間、ガイアは簡単にスォードUを弾いた。
何だ…?ガイアの手に握られている物…まさか、扇子か?
ブレスレットは、そんなモンにまで変形するのか。
そういや、セブンが言ってたな。
ガイア達のブレスレットは、本来ジャックのブレスレットに加えたかった108の機能のいくつかを追加してあるって…あの扇子も、その1つか。
さすが、セブンは日本での生活が長いだけはある。それに気付いたガイアも凄い。
壬龍は、ガイアをほめちぎっている。
片や…やめろ、メロス!頼むから、今の俺達をそんな目で見ないでくれぇ〜っ!!(半泣)
「2人とも…だいぶ体がなまっているようだな。アンドロ国への報告書、続きは私がやろう。2人はしばらくの間、トレーニングのノルマの追加だな」
マジかよ!?
377 :
壬龍の日記:2006/07/15(土) 22:13:36 ID:3D1Iae7e0
コスモテクターの整備を済ませたウルフとマルスにガイアが手合わせを申し出た。
ガイアは光の申し子≠艪ヲにコスモテクターは持たぬが彼なりのスオードUとコスモバズーカ対策があるという。
メロスと一緒にその手合わせを見守った。
マルスにコスモバズーカを最大出力で撃たせたら、ガイアはその弾丸をアグルブレードで切り裂いた。
次にウルフがスオードUを投げた時、ガイアはウルトラブレスレットを鉄扇に変化させて弾き返した。
弾かれたスオードUがトレーニングルームの壁に突き刺さる。ガイア、御見事!
実は過日ガイアがブレスレットを槍以外の武器に変えられるか試したら鉄扇になったとの事。
扇を武器に戦うというのも面白いな。ガイアは扇が似合うかもしれぬな。
セブンが造ったガイアたちのブレスレットにはジャックのブレスレットに加えたかった108の機能の一部を追加したとか。
メロスはウルフとマルスにトレーニングのノルマの追加を命じて出て行った。
アグルにもスオードUとコスモバズーカの対策を問うた。
アグルは「ウルフのスオードUとマルスのコスモバズーカを同時に放って下さい」と言った。
「へぇ〜度胸がいいね」(ウルフ)
「上手くかわせりゃ褒めてやる」(マルス)
腕組みをしつつ余裕の表情のアグルに対し、ウルフのスオードUとマルスのコスモバズーカの弾丸が飛ぶ。
アグルがある物を投げるとスオードUは割れて床に落ち、コスモバズーカの弾丸はアグルに当たる前に消えた。
次の瞬間マルスの悲鳴が…何とマルスのコスモバズーカの射出口が破裂!
よく見るとコスモバズーカの射出口にはカードが刺さっていた。2発目阻止のために暴発させたらしい。
アグルはウルトラブレスレットをカード型手裏剣に変えていたのだ。
ウルフはスオードUを割られた事に呆然となった。
「ちょっとやり過ぎたかな」とアグルはウルフとマルスに詫びた。
早急に修理せねばならぬが…光の申し子≠スちの方が一枚上手だったな。
ウルフ&マルス、ガイアに惨敗…まぁ、予想はしていたが…。
2人の新しいトレーニングメニュー作成のため、コンピューター室に来た。
横にあるモニターをチラ見すると…案の定、アグルとも始まった。結果は、見るまでもなかった。
内線を通じて、私は2人を呼び出した。
部屋に入ってきた2人は、やっぱり納得いかない表情だ。まず、2人の敗因から説明してやる事にする。
まず、マルスだが…マルスの敗因は、実に簡単だ。2人の挑発にあっさり乗って、アツくなりすぎた。
結果、動作のスピードと命中精度を若干欠いてしまい、コスモバズーカの軌道を読まれた上にアグルのカード手裏剣を見切れなかったのだ。
「なるほど…」
「じゃあ、マルスはともかく俺はどうなんだよ?俺は冷静だったぜ」
と、ウルフ。その通りだ。
ウルフはマルスと違い、冷静だった。冷静すぎたほどだ。
「訳わかんねぇ」
まぁ、聞け。冷静だったからこそガイア達の行動パターンを読み、寸分の狂いもなくスォードUを放った。
実際にコンピュータで解析してみたが…ガイア達のデータに先ほどの手合わせの記録を合わせてみると、ガイア達は99%回避は不可能。峰打ちではない実戦だったら、あの2人とは言え絶命していただろう。
「じゃあ、何で…」
私は、それこそがウルフの敗因であると言い切った。
つまり…だ。
ガイア達も、自分の癖はよく知っている。自分で気付いたのか、他の人からの指摘か…それはわからんがな。
だから2人とも、ウルフならそこを的確に突いてくる事を読んだ。99%の不利を1%の意外性で跳ね返したんだ。
「たしかに…俺は、あの2人の防御策を読めなかった」
そういう事だ。
データーに忠実すぎたウルフと、データーを克服すべく試行錯誤したガイアとアグル…結果は、やる前からわかる。
「ちょっと待った…」
と、ウルフ。さすがに、ウルフは気付いたようだ。
「今の
「相手の性格を理解すれば、行動パターンも読める」
とか
「データーを重視して戦法を考えろ。ただし、データーにとらわれすぎるな」
っての…たしか昔、アンドロ国で若い戦士にアドバイスしてたよな。って事は…」
その通りだ。2人とも、私のアドバイスをうまく生かしている。
「な〜んだ。メロスの教えだったのか…」
と、マルス。それだけじゃないぞ。
私やゾフィー、それにここにいるタロウやAら先輩戦士や、2人より戦歴の浅い西条君にもよくアドバイスをもらってるらしい。
彼らの一番の武器は、何より前向きさと素直さかも知れんな。
「なるほど…」
と、2人は感心した。
さて、お前達の今後の予定だけど…コスモテクターの修理も含め、2〜3日あれば十分だろ。
コスモ戦士の意地と真の力、今度こそ見せてやれ。
「ラジャー!!」
2人は、それぞれに走っていった。
380 :
アグルの日記:2006/07/17(月) 12:57:39 ID:Iga+Aa920
ウルフ&マルスとの手合わせでスオードUを割り、コスモバズーカの弾丸を弾き返して2発目阻止のために暴発させた。
やり過ぎたと思い2人に詫びたが、その時に俺が使ったのはウルトラブレスレットが変化したカード手裏剣。
ガイアの場合は鉄扇…セブンが造ったブレスレットにはジャックのブレスレットに加えたかった108の機能の一部を追加したとか。
「意外性があって面白いかも」というのが俺とガイアの一致した意見で壬龍も絶賛してたから今後の戦いで役立ちそうだ。
皆と特訓していてよく指摘されるのは、技を出す前の溜めで隙が出来る事。
俺のフォトンスクリューとガイアのフォトンストリームは破壊力が膨大なのでどうしても集中する事になる。
そこを突かれて攻撃されたら一溜まりもないので瞬間的に力を溜める事を目下練習中。
破壊力が膨大になり過ぎても困るので、力加減も考えなきゃいけないんだが…(^_^;)
うむ、アグルとやらとお手合わせがしたい。
非常に強いと効いた。うむ拙者とどっちが強いかを決めるである。
く・・・ジュダの回し者の宇宙人か。消えろ
さて地球へ行くとするかな
特訓のため…ということで、マルスはトラン王子を呼びだした。
なるほど…マルスがトラン王子からの揶揄や挑発に耐えられるようになれば、たいていの事には冷静でいられる精神を養う事が出来るだろう。
さらにはシュミレーションマシーンに入っていったので、コンピューターの1つをマシーンに繋いでみた。
ほぅ…「ナックル星人コース」を使うか。
ナックル星人は心理戦を得意とする。はたして、どうなるか…。
資料室に行くと、ウルフがガイアとアグルの資料、そしてウルフ自身の資料を手にして出てきた。
「今度は俺の方がデーターを逆に利用して、あいつらにギャフンと言わせてやるぜ!」
今時「ギャフン」はどうかと思うが…気合いの方は、よく伝わってくる。
ウルフとマルス…さすがに、2人とも歴戦の勇士だ。
ガイア達との組み手が、2人をさらに成長させてくれたようだ。
「お2人とも…なかなかの気合いだ。よほど堪えたようで…」
気が付くと、壬龍がいた。
「いかに光の申し子とて、次はどうなる事か…」
さぁ、それはどうだか…?
しかし、それを望んでおられるのは、誰よりもあなたではないのか?
すると壬龍はニヤリと微笑み
「皆が互いに競いあい、精進する。こうする事で、アルゴ星人やジュダのような闇の者にはない強さを得る事が出来る」
ふっ…私も、みんなに負けてられないな。
報告書が一段落したら、私も一汗流すとしよう。
383 :
壬龍の日記:2006/07/18(火) 15:55:18 ID:GAAf5SfW0
ウルフとマルスは光の申し子≠スちとの手合わせで惨敗したのが余程堪えたのか、気合いが入っている。
マルスはトラン王子と共にバーチャルシステムの「ナックル星人コース」で特訓するとの事。
マルスがトラン王子からの揶揄や挑発に耐えられるようになれば…との事らしい。
ウルフは戦力データを逆利用して光の申し子≠スちに再挑戦するつもりとか。
ガイアが言うには、かつて石室殿が「命あるものは常に前に進んでいる」と言っていたそうだ。
皆が互いに競い合い精進する事でアルゴ星人やジュダのような闇の者にはない強さを得る事が出来る。
戦士たちも成長しているのだ。
「頼もう〜!」…今時、道場破りでもあるまいが…どなたかな?
氷の神殿に出るとザムシャーと名乗る宇宙人が立っていた。
宇宙剣豪の異名を持ち、決闘に負けた事がないとの噂から挑戦者が相次いでいるとか。
用件を聞くとアグルと手合わせがしたいとの事。アグルの事をどこで聞きつけたのやら?
皆が出てきて騒ぎに拍車がかかるのも気にせず、ザムシャーは改めてアグルに手合わせを申し込んだ。
だがアグルは「断る」と一言…ザムシャーに挑まれる理由がないからだとか。
ザムシャーは何とか手合わせを願うが、アグルは鬱陶しかったのか、不機嫌な表情で指を鳴らした。
すると、地面の氷が割れて噴き出した大量の水がザムシャーにかかった。
「何故拙者がこのような目に?!」(ザムシャー)
「さっきも言ったように俺にはあんたに挑まれる理由はない!顔洗って出直して来い!」(アグル)
仕方がないので、ザムシャーにはお帰り願う事にした。
ザムシャーは「今回はこれで帰るが後日改めて出直す」と言って帰って行った。
384 :
ガイアの日記:2006/07/19(水) 14:44:39 ID:nfYLoYXf0
南極にザムシャーという宇宙人が来たらしい。
壬龍が応対したら、アグルとの手合わせを申し出たとの事。何でアグルだろう?
宇宙剣豪の異名通り剣術が得意で、決闘に負けた事がないらしくて挑戦者が相次いでいるとか。
手合わせを申し込むザムシャーに対し、アグルは「断る」と突っ撥ねた。挑まれる理由がないからだって。
食い下がるザムシャーに嫌気がさしたのか、アグルは地面の氷を割って噴き出させた大量の水をザムシャーに浴びせた。
「俺にはあんたに挑まれる理由はない!顔洗って出直して来い!」
アグルのこの言葉に、ザムシャーは「今回はこれで帰るが後日改めて出直す」と言って帰って行った。
それにしても…アグルの事をどこで聞きつけたんだろう?
アグルは「ザムシャーとやら、再び来たら速攻で別次元に追放してやる!」と息巻いた。
「ああして手合わせを申し出てくれているのだ。精進するに良い機会だからお受けなされては?」
壬龍もこう言ったが、アグルは益々不機嫌に。
さらには「俺には挑まれる理由はないって言ったろ!これ以上口出しするなら叩きのめす!」と怒り出した。
ティグリスやイザク、子供シャザック、マーゴドンも「せっかくだからやってあげたら?」と勧めたが、アグルをさらに怒らせた。
「お前ら、いっぺん死にたいか!」(フォトンスクリューの構え)
本気で氷の神殿を破壊しかねないほどの怒りだったので慌てて止めた。
とりあえず深呼吸しておちつこうね。
385 :
名無しさん:2006/07/21(金) 11:23:11 ID:xXppH05U0
保守
386 :
壬龍の日記:2006/07/21(金) 13:37:53 ID:e4J/2DXz0
ザムシャーが帰ってからも、アグルの不機嫌は直らない。
「ザムシャーとやら、再び来たら速攻で別次元に追放してやる!」と息巻くほどだ。
精進するに良い機会だから手合わせをお受けなされては?と勧めたらアグルの不機嫌は倍加。
ついには「これ以上口出しするなら叩きのめす!」と怒りを顕に。
ティグリスやイザク、子供シャザック、マーゴドンも勧めたが、アグルの怒りを爆発させる事に。
あれは…フォトンスクリューの構え!本気で氷の神殿を破壊しかねないのでガイアと共に止めた。
「とりあえず深呼吸して」とのガイアの言葉でアグルはおちつきを取り戻した。
それにしてもアグルの怒りは凄まじい…かつては人類抹殺を考えていたほどだ(結局は破滅招来体の罠だったが)
そんなアグルの怒りを物語る逸話をガイアから聞かされた。
破滅招来体との一連の戦いから暫く経ったある日、1人の宇宙人がガイアを攫ったそうだ。
目的はガイアの力の源を探る事…ガイアはその宇宙人により細胞分解されてまで調べられたとか。
ガイアの一大事を知ったアグルは激怒して力を暴走させ、あわや地球破壊一歩手前までいったとの事。
ガイアの執り成しでその宇宙人の調査は中止となり、アグルも怒りを鎮めたそうだ。
ガイアは「僕がアグルの立場だったら恐らくアグルと同じ事をしてたかも」と言った。
ガイアとアグルは光の申し子≠ノして地球の意志を預かる者…なぜ2人なのか。
どちらの考えにも決まった答えはなく、どちらかが間違っているとは言い切れないのだ。
大地と海…対照的な力を授けられたからこそだろうか。
もしも地球が「地球上の全ての生命の死」を望むなら光の申し子≠スちはその意志の下に行動するだろう。
私はいつでも地球のため、光の申し子≠スちのために命を投げ出す覚悟は出来ている。
保守
ふと、考えた
このまま目の前に強い敵が居座って、それを倒すのではドラゴンボール並みの強さのインフレが起きてしまうと
それは避けねばならない
なぜなら話にバリエーションが無くなるから・・・
・・・よし、クトゥルフごと皆滅ぼしちまって記憶とか消して再生させよう
行くぞ、クトゥルフ!
「やあユニジンひs・・・」
ユニジンバーストビーーーーーム
「うわあああああああああああ忘れるな、この僕が消えても、この世界から、闇はきえんづじゃさああああああ」
断末魔と共にクトゥルフ消滅
ついでに第59世界完全消滅
続いて各ウルトラシリーズの最終回の状態で再生させてっと
よっしゃ、これでゾフィーがマニュアルどおりでクトゥルフがいなくてグアがラスボスの本来のウルトラ世界になったぞ!
むにゃむにゃ・・・
『ユニジン、おいユニジン』
むにゃ、はいはい僕ユニジン〜
『何やってるんだ?お前?』
あれ?プーちゃん、なんでここに?
『何って、クトゥルフ倒しに来たに決まってるだろう?』
・・・・夢か
んじゃがんばって
アディオス、アミー・・・
『お前も来るんだよ』
やだ
『わがまま言うな』
嫌なもんはやだ、あんな力の加減が難しいウザイ魔法使う雑魚みたいな奴と戦いたくない
勝ってもなんかもらえるわけじゃないし
『・・・こいつ、ま〜た飽きたな』
うん、ほんじゃ俺寝てるから、向こう頼んだよ
『・・・強制連行』
ふざけんな〜〜〜〜〜〜
うわあああああん
渋るトランに
「新しいゲームソフトを買ってやる」
と説得し、トレーニングに付き合わせている。
「何やってんだよ〜。メロスから「2〜3日」って言われたんじゃないの〜」
というトランの声を無視して、何度目かのシュミレーションをスタート。
ナックル星人の心理攻撃をかわし、ブラックキングに向けてコスモバズーカ(修理のついでに、1.4倍にパワーアップさせた)発射!…しかし、ブラックキングは右手だけで弾き返し、俺はまた負けてしまった。
「マルス〜。このパターン、何度目だよ〜」
うるさい、トラン。このトレーニングは勝ち負けじゃなく、いかに落ち着いていられるか?が課題なんだ。
プリントアウトされた結果を見てみると…またもや、心拍数や発汗状態のグラフが波打っている。
落ち着いてるつもりだったが、つもりだけだったようだ。
「マルス〜もう、そろそろ…」
とトランが言い出したので、新しいプラモも買ってやると言う事で、あと1回付き合ってもらう事にした。
マシンに入り、深呼吸をして目をつぶる…。
不思議だ…こんなに心が静かだなんて、はじめての事だ。
ゆっくり目を開けると、何故かブラックキングとナックル星人の動きがゆっくりに見える。俺はコスモバズーカを放った。
いつもの様に、ブラックキングは弾丸を弾こうとするが、逆にその右腕を吹っ飛ばして顔面にクリーンヒット!
さらに時間差で撃った2発目が、ブラックキングの腹に風穴を開けた。
ナックル星人も、簡単に始末した。
マシンを出て、結果を見てみる。上出来すぎる!
しかも、コスモバズーカの威力も1.7倍に計測されていた。
冷静になれた分、自力でコスモバズーカの威力を高める事に成功出来たのか、
「俺のおかげだぜ。礼ははずんでもらうからね!」
ヘイヘイ。イタい出費だが、俺の成長に比べたら安いもんだ。
ウルフと2人、ガイアとアグルを呼び出し、今度はこちらから手合わせを申し込んだ。
まず、ウルフとガイア。
ウルフがスォードUを投げると、ガイアは再びウルトラブレスレットを鉄扇に変えた。
しかし、ガイアは大きく空振り、スォードUはガイアの右太股に当たった。
「今のコースは…」
立ち会ってくれている、メロスと壬龍が驚いている。
「へへっ…ガイアのデータによると、あのコースは回避率、防御率のもっとも高いコースだ。俺は更に裏をかき、スォードUに二段の変化を加えたのさ」
と、ウルフ。
なるほど。得意なコースだけに、恐らくガイアは考えなくても体が動くのだろう。だからこそ、その先の変化についていけなかったのか。
「実戦だったら、僕の右足はなくなっていたかも…さすがです、参りました」
と、ガイアは頭を下げた。しかし、
「でも、俺はガイアの様にはいきませんよ」
と、アグル。
目の前のガイアの負けに、少しカッカしてるようだ。
もっとも、この順番も俺達の考えで、ここまでは計算通りだな。
俺がコスモバズーカを撃つと、アグルは先日よりいいタイミングでカードを放った。
しかし、弾丸はカードを弾き飛ばし、そのままアグルの左の頬をかすめた。そして…
「うぐっ!」
時間差の二発目が、アグルの腹に入った。
「参りました!調子に乗りすぎて、すいませんでした!」
と、ガイアとアグル。
壬龍は、
「また、新たな目標が出来たようだな」
と、ガイアとアグルの肩を叩いた。
「うん。けど今度はまた、僕達が勝たせてもらいますよ!」
上等!俺達も負けないぜ!!
「これでいい。皆が、それぞれに高め合う事こそ理想」
壬龍とメロスが、目を細めた。
「みんな、やってるな!」
そう言いながら、トレーニングルームにぞふぃーが入ってきた。
「話は聞いたぞ。ガイアとアグルは、ブレスレットの新しい戦法に気付いたらしいな」
と、ゾフィー。そして、それを試してみたいと言いだした。
ゾフィーVSガイア&アグル…考えてみたら、これもはじめての組み手だな。
まずアグルが、ゾフィーに向かってカードを投げつけた。
それを難なくかわし、ゾフィーはガイアに突進!
ガイアは鉄扇でゾフィーの右っ面を狙うが、ゾフィーは体を深く沈めてかわした。ガイアはこれを読んでいたようで、二打目をゾフィーの後頭部に降りおろした。
しかし、ヒットするよりも早くゾフィーはガイアの両足首をつかみ、そのままウルトラ・モール・リフトアップで投げ飛ばした。
って、いくらトレーニングとはいえ、室内でその技を使うか?
このままでは、ガイアの体は天井に激突…するより前に、メロスはガイアの体をキャッチ!
この2人…メロスは投げられたガイアの軌道を読んでいたし、ゾフィーはメロスの動きを読んだ上で、それに合わせてガイアの体を投げたのか。
アイコンタクトもなしで、よくもまあ…。なんつーコンビネーション、そして信頼感だよ。
上には上がいる…
そう言って、俺達4人は更なる精進を誓い合った。
392 :
ガイアの日記:2006/07/25(火) 12:58:54 ID:bHVYcdG10
今回の手合わせはさすがに参ったね…反省。
ウルフとマルスは前回の反省を踏まえて僕とアグルを打ち負かした。
スオードUで傷ついた右太股は自然に治った。地球から授けられた力とウルトラブレスレットの相乗効果らしい。
アグルも、マルスにやられた腹の傷は治ったらしい。
何でもブレスレットにはジャックのブレスレット同様に切断された身体も再生させる力もあるとか。
次に手合わせする時は僕とアグルが勝たせてもらうからね。
そこへゾフィーが来て、僕とアグルの新戦法を試したいと言い出した。
ゾフィーとの手合わせは初めてだ。宇宙警備隊隊長自らの申し出は光栄ですよ。
アグルのカード攻撃をかわしたゾフィーが突進してきたのを鉄扇で狙った。
ゾフィーの回避を読んで2打目をゾフィーの後頭部に振り下ろしたら意外な事が!
何とゾフィーは僕をウルトラモールリフトアップで投げた!
天井への激突寸前にメロスが僕をキャッチ。助かった〜。
後で聞いたらメロスは僕の軌道を読み、ゾフィーはメロスの動きにに合わせて僕を投げたらしい。
恐れ入りました!僕とアグル、ウルフ、マルスは精進を誓い合った。
「皆がそれぞれに高め合う事こそ理想」と壬龍も言ってくれたからね。
「大丈夫?!」
ティグリス、イザク、子供シャザック、マーゴドンが入ってきた。トレーニングを覗き見て心配だったみたい。
「今回はトレーニングだったからいいけど実戦でガイアとアグルを傷物にしたら許さないからね!」
子供シャザックの叫びにゾフィー、メロス、ウルフ、マルスが戸惑った。
マーゴドンが必死に子供シャザックを宥めるも今度はティグリスとイザクがいきり立っている。
「ガイアとアグルは地球にとっても私らにとっても大事な存在だよ!」(ティグリス)
「怪我を負わすとか死なすとかしたら責任とってよね!」(イザク)
ティグリスとイザクはゾフィー、メロス、ウルフ、マルスを追い回し衝撃波と炎で攻撃。
とばっちりが怖いので、アグル、壬龍、子供シャザック、マーゴドンと共に見守るしかなかった。
393 :
壬龍の日記:2006/07/26(水) 00:04:20 ID:51up10BL0
ゾフィー、メロス、ウルフ、マルスを追い回すティグリスとイザクに戸惑う中、ジャスティスと夕子殿が鏑矢島から戻ってきた。
鏑矢島の怪獣たちの傷は癒えたとの事…特にリドリアスは助けてもらった恩からかマックスに懐いたらしい。
今はコスモスとマックスが鏑矢島の怪獣たちを見てくれているそうだ。
「こんなに傷ついて…何したの?」
夕子殿に聞かれたので、ティグリスとイザクがゾフィー、メロス、ウルフ、マルスを追い回して怪我をさせた事を話した。
「仕方ないですね…手当てしましょう」との夕子殿の言葉で、ゾフィー、メロス、ウルフ、マルスは医務室へ運ばれた。
私とジャスティス以外の者たちが出て行った後、今度はグローカービショップが来た。
事情を話すと、グローカービショップも「ガイアとアグルを慕うあまりの怒りか」と驚いていた。
ジャスティスを見て私と似たところがあるのに気づいた。
そこでジャスティスに人間に姿を変えるよう頼むと、ジャスティスは黒衣を纏う長髪の女性になった。
人間の姿でのジャスティスはジュリと名乗っているそうだ。
私に似たところがわかったのでジャスティスには戦士体に戻ってもらった。
「どういうことだ?」とグローカービショップに問われ、私は自らもジャスティスと同じような存在と言った。
私は大地の気の流れの化身…この姿は相手が理解しやすいように見せているだけ。
男でもあり女でもあるが男でもなく女でもない…これはジャスティスも同じ。
つまり、私とジャスティスには「性別の概念はない」という事だ。
「皆が知ったら混乱しそうだな」とグローカービショップは苦笑した。
394 :
マックスの日記:2006/07/26(水) 15:06:09 ID:xFRKLMgo0
ふぅ・・・鏑矢島の怪獣達はみんな元気いっぱいになったみたいでよかった・・・
するとリドリアスがなんか騒いでる
聞いてみるとあそこに侍っぽい宇宙人がいるらしい
コスモスは「敵かわからないけど話をしてくるよ」と言って侍宇宙人の所に向かった
するといきなり侍宇宙人が「青いウルトラマン?!アグルだな!」と言ってコスモスに襲い掛かってきた
俺は慌てて止めに入って侍宇宙人は「むむっ・・・お主アグルではないな・・・すまぬ事をした」と謝った
聞くことによるとアグルと手合わせをしたかったらしいが拒まれたとの事・・・
このままだと青系のウルトラマンをすべてアグルと間違えて襲い掛かってくるかもね・・・
とりあえずこの事をウルトラサインでアグル達に送ってみよう
395 :
レオの日記:2006/07/27(木) 10:30:32 ID:anGWf+xG0
時は約2週間前にさかのぼる。
久々にMACステーションに戻って隊長や百子さん、トオル、カオルちゃんとの再会した。
MACステーションに来た理由はアストラを連れていっしょに特訓の旅にを出ようと思ったためだ。
隊長室でそのことを伝えると隊長は平山隊員を呼び出した。
あの・・・俺は平山隊員ではなくアストラに用事が・・・・。
えっ!!?アストラと平山隊員が一心同体になった!?
何でまた唐突もなく平山隊員と???
隊長によると自分の出番がないと悲しんでいた時に二人の波長が合う形で意気投合したらしい。
平山隊員に「レオ兄さん」なんて呼ばれると少し気持ちが悪い。
まあいいや。とにかく俺達はMACステーションを降りて鏑矢島の近くを飛んでいると鎧武者のような宇宙人に出会った。
アグルとの手合わせを挑んでおり、対戦相手に飢えているとのことだったので特訓がてら俺と勝負することになった。
隊長にもらったウルトラブレスレットを日本刀に変形させた。
まああまり知られていないけど城南スポーツクラブで剣道の腕は最強だったんだぞ。
当然それ以上に空手なんかのほうが得意だったけど。
彼が飛び掛ってきたので防御の構えを取ったが、俺は背中を斬りつけられた。
「面で来ると思ったか?そんな道場憲法では私の動きを見切れぬ!!」
たしかに剣道で面を浴びせると見せかけて相手を飛び越して背中を斬るなんて戦い方はないな。
その後も動きを読まれているようで、俺の攻撃はことごとく空振る。
そして彼の攻撃はほとんど当たっている。
このままでは勝てないな。剣にこだわるのはやめて俺らしく戦おう。
396 :
壬龍の日記:2006/07/27(木) 10:45:07 ID:ZREFbP7e0
気分転換で氷の神殿の外に出ていたら上空に文字らしきものが浮かんでいた。
内容がわからぬので皆を呼んで解読してもらおうとしたら「ザムシャーめ、性懲りもなく!」とアグルが叫んだ。
文字らしきものはウルトラサインでアグルは初代マンから解読法を教わったそうだ。
送り主はマックス…鏑矢島にザムシャーが来て、コスモスがアグルと間違えられたとか。
このままでは青系の戦士を全てアグルと間違えて襲うかもしれぬので用心されたし…との事。
青系の戦士といえば現時点で氷の神殿にいるのはヒカリとトラン王子…ヘタするとこの2人も狙われそうだ。
だがザムシャーはあくまでアグルとの手合わせをお望みのようだ。
「挑まれる理由はないと先日も言ったが、こうなりゃ俺にも考えがある!」(アグル)
ザムシャーは宇宙剣豪の異名を持つゆえ剣で挑みたいだろうが、どうするつもりか?
するとアグルは「このカード手裏剣でザムシャー用の結界を作って閉じ込め、別次元に追放してやる」と言った。
アグルのブレスレットが変化したカード手裏剣にそんな使い方があろうとは…
飛び道具としてしか見ていなかった自分が少し情けなかった。
397 :
レオの日記:2006/07/27(木) 10:58:51 ID:anGWf+xG0
彼の斬撃が俺の右わき腹を斬り裂いたが、その瞬間俺はやつの右足をつかんだ。
怯んだところで鞘で背中をたたきつけ、鎧にヒビを入れた。
さらに俺はそこを斬りかかったが彼の刀で斬撃を受け止められた。
だがここも狙いの上、やつの刀を封じたところで右足で彼の腹部に蹴りを入れた。
やはり俺は剣よりも空手が得意だ。ならば剣術と空手を組み合わせればより俺らしく戦える。
だがすでにダメージが大きすぎたようでこれ以上の戦闘は無理のようだ。
「いい闘いだった。最初から自分に合った闘い方が出来れば私は負けていたかも知れぬ。」
「私の名はザムシャー。そなたの名を覚えておきたい。名を何と申す?」
ザムシャーか。俺はレオ!ウルトラマンレオだ。
「ウルトラマンレオか。良い名だ。いつかまた手合わせしよう。」
そういうとザムシャーは去っていった。
ウルトラブレスレットの効果か傷は一晩で回復したのでアストラと特訓を開始した。
隊長は「ブレスレットは100以上の変形をする。自分に合った形態を見つけるのがいいだろう。」と言っていた。
この2週間アストラと2人で人間の姿で過酷な特訓をした。
北極点から北京まで遠泳、北京からインド経由でイラクまで無休憩ダッシュ、イラクの戦場で人間体で弾丸を回避する特訓、
アフリカのサバンナで猛獣数十体と大肉弾戦、ヨーロッパのライン川近くでは何の装備もなしに数百メートルの崖をよじ登り、
大西洋を泳いで横断してアメリカで出現したパワードレッドキング、パワードドラコと変身せずに戦った。
走って南北アメリカを走破し、南アメリカ南端部から泳いで南極までたどり着いた。
398 :
レオの日記:2006/07/27(木) 11:16:07 ID:anGWf+xG0
この旅の末に俺は自分に最も合ったブレスレットの変形は防御に適しパンチの破壊力も増加する手甲だとわかった。
これをつけていればパンチは数倍の威力になり、セブンのアイスラッガーでも弾き返せる。
さて2人で氷の神殿にたどり着き、中に入ろうとすると西条さんに叩き出された。
「あんた何者!?易々と侵入者を入れさせるわけにはいかないわよ。」
いや、俺ですよ!!そうか、2週間風呂に入ってないから髪はボサボサで服はボロボロ、体は汚れてヒゲは伸び放題だった。
これじゃあわかるわけがない。アストラの場合は平山隊員にあったことすらないからなおさらだ。
変身してレオとアストラであると証明すると西条さんは「いつまでも乞食みたいな格好してないでさっさと風呂入れ!!」と怒鳴られた。
風呂に入ってさっぱりし、ヒゲを剃って髪を切り、新しい服に着替えた。
ガイアとアグルにこの2週間の特訓の内容を聞かれたので説明すると驚いた顔をしていた。
アグルは「人間体で乗り物もなしで世界一周じゃないか!!」と驚いていた。
ガイアに至っては「あなた達兄弟ある意味ゴライアンと大差ないですよ。」と言う始末。
壬龍に会うと何か考え込んでいるようだった。
何でも俺と対戦した後にザムシャーはアグルと間違えてコスモスに襲い掛かったそうだ。
このままではアグルと間違えて青の戦士に襲い掛かる可能性があるらしい。
アグルは苛立って別次元に追放すると言っているらしいが、そんなに悪い人ではないんだけどな。
399 :
マックスの日記:2006/07/27(木) 13:08:36 ID:mKZRKtFu0
俺はザムシャーと話しているとウルトラマンレオがやってきた
どうやら特訓目的でサムシャーと戦う事になったようだ
レオは空手が得意だけど刀ではどうなんだろう?
そして試合が始まった
やっぱりザムシャーは刀一筋で生きてきたからさすがに強い!
さすがのレオも押されてる
するとレオは剣術と空手を組み合わせた攻撃を仕掛けてきた
すごい闘いだけどレオのダメージが多すぎたせいかここで試合は終わったみたいだ
そしてお互いに友情を深めたみたいだ
これが闘いか・・・良い勉強になったよ!
よーし、俺も何だか燃えてきたぞ!
そうだ、それよりザムシャーの後をついていかないと・・・青いウルトラマンを襲ったら大変だからね!
コスモス、リドリアス、ちょっと行って来るよ!
400 :
コバの日記:2006/07/27(木) 13:13:57 ID:9EI1Nqyw0
俺は今新しい防衛組織、その名もNEOMATの秘密基地にいる
この組織はますます力を増す悪の宇宙人に対抗するため結成された極秘組織で、俺はそこの隊員と言うわけだ
俺の他に、ZATの森山隊員と、科学特捜隊のイデ隊員、TACの吉村隊員と、旧MATの上野隊員が新防衛チームの隊員だ
寄せ集めっぽいが気にするな、実力は高いから
そして隊長は、全防衛軍探してもこれ以上の隊長はいないだろう
ウルトラ警備隊のキリヤマ隊長だ
NEOMATの結成式をサハラ長官(平成セブン参照)が行っていると、復興途中の東京にアルゴ星人の改造モグネズンが出現したとの緊急連絡が入った
キリヤマ隊長の指揮の下、直ちに出動態勢を取る俺達
NEOMATの初陣だ!!
俺達は隊長が乗ってた黒い戦闘機、マットアローΩと、同じく黒い戦闘機マットアロー∞に乗り込んで、出撃した
どちらもメテオールを搭載した超戦闘機だ
俺は上野隊員とアロー∞、隊長は吉村隊員とアローΩにのって出撃した
あ、いた、モグネズンだ
一斉にミサイルとレーザーを発射して攻撃するが、アルゴ星人の装甲は固く、有効打は与えられない
おまけにダメージを与えても再生するときたもんだ
くそ、毒ガスを吐き始めた、このままじゃまずい
「メテオール解禁だ、なんとしてもこの怪獣は倒さねばならない」
キリヤマ隊長の支持でメテオールが発動し、アローΩと∞が光り輝き、エメリウム弾等弾を連射する
モグネズンが木っ端微塵に吹き飛ぶが・・・駄目だ、再生した
!わあ、しまった、被弾した
脱出だ・・・!俺の脱出装置だけいかれてる
くそ、なら不時着だ
ぎゃああああああああああああ
ボキッ
401 :
コバの日記:2006/07/27(木) 13:21:04 ID:9EI1Nqyw0
ここはいったい・・・俺は一体どうなったんだ?
「コバ、コバケンジロウ」
誰だ、そこにいるのは
「俺様はM78星雲から来た戦士だ、ある理由で単独での生命活動を行えなくなっている」
つまり、ウルトラマン?
「コバケンジロウ、お前の体を貸してくれ、俺はお前と一心同体になり、お前は生き返り、俺も生き返る」
え?俺、死んだのか?
「戦闘機が不時着した際に首の骨を折っている、やわな体だ」
し・・・死ぬのは2度目だ・・・(ゾフィーに一度殺されている)
「どうする?」
んな事言われりゃ選択肢は無いだろうが?
「上等だ、こいつを使え」
?これは
「ゴライアンブレスだ(ウルトラマン0に出てくる光の国の鉱石がはめ込まれた腕輪)」
これで変身するんだな?
「察しがいいな、気に入ったぜ」
よおおおおし、おい、あんた名前は?
「俺様はゴライアン、ウルトラマンゴライアンだ!」
わかったぜゴライアン、一緒に地球のために戦おう!
「応!!」
402 :
コバの日記:2006/07/27(木) 13:31:13 ID:9EI1Nqyw0
生き返った俺はゴライアンブレスでゴライアンへと変身した
変身した後の戦闘は主にゴライアンが行うって強!
モグネズンを一方的に叩き潰して全身から熱線出してあっという間にやっつけちまった・・・
モグネズンを倒すと、俺の姿に戻った
ゴライアンは一度死んでいるため、3分間以上活動する事はできないらしい
元に戻ると隊長や上野隊員達が俺を探していたので、駆け寄っていった
俺の生還を皆は喜んでくれた、DASHの時の10倍くらい
うううう、やばい、涙でてきた
いや、なんでもないですよ、吉村さん
ただ嬉しくて・・・
あの巨人の名前ですか?
彼はゴライアン、ウルトラマンゴライアンですよ
なぜ知ってるかって?
本人がそう言ってました、帰りしなに俺に言っていったんです
こうして、俺とゴライアンの戦いが始まった
403 :
ガイアの日記:2006/07/27(木) 13:59:43 ID:VH4Q+wkt0
氷の神殿をレオとアストラが訪れた。アストラは平山隊員と一心同体になったとか。
レオがモロボシ隊長(セブン)から聞いた話では出番の少なさを嘆いてた時に波長が合う形で意気投合したらしいとの事。
人間体でもレオそっくりの姿になるのかと想像したけど、そうなったならそれでいいかも。
鏑矢島の近くでザムシャーに会い、レオが手合わせしたとか。
その後2週間ほど兄弟で特訓したそうだけど、その内容が凄すぎて…
アグルは「人間体で乗り物もなしに世界一周じゃないか!」とビックリ。
貴方たち兄弟、ある意味ゴライアンと大差ないですよ(^_^;)。
レオのブレスレットは手甲で防御に適しパンチの破壊力も増加するらしい。
アグルはカード手裏剣の結界でザムシャーを別次元に追放する事を考えている。
挑まれる理由がないから怒るのも無理ないか。
レオは「ザムシャーはそんなに悪い人ではない」と言ってくれたけど…
ザムシャーが来た時に備えて結界を作るとアグルが言うので協力する事にした。
404 :
ゾフィーの日記:2006/07/27(木) 14:00:49 ID:LbhPG/6OO
このまえ うるとらまんくんのお誕生日かいをしました
(すっごい面白いな、このスレ。あれほど過酷な訓練したにもかかわらずあっさりと西条さんにたたき出されるレオとか。)
以前科特隊のアラシが開いた合コンで知り合ったZATの森山隊員からメールが届いた。
何でもNEOMATという新しい防衛チームの隊員になったとのことだ。
文を読み進めていくと驚愕する内容の文章が書いてあった。
「隊長にはあなた達の隊長だったキリヤマ隊長よ。」ってオイ!!
隊長は地球防衛軍極東基地がアルゴ星人の怪獣に襲撃されたときに俺達を逃がすために行方不明になったはずだ。
しかもあの状況を考えると助かる可能性は極めて低い。
みんなで相談しているとダンがやって来て「論ずるよりも会ってみた方が早いさ。」と言った。
というわけでマッキー3号とホーク1号で俺達はNEOMATの基地へ飛んだ。
基地に入るとコバ隊員と森山隊員が迎えてくれた。
さて肝心のキリヤマ隊長に会うが、本物としか思えない。
姿は全く同じだし声も変わった様子はない。
「宇宙人反応もないし本物のようだ。」とダンも言っている。
だが直後「騙されるな!!そいつは宇宙人だ!!」と叫ぶ声が聞こえた。
振り返るとそこにはもう一人キリヤマ隊長がいた。
すると今まで俺達と会話していたほうのキリヤマ隊長がにやけだした。
「まさかこんなに早く正体がばれるとはな。」と言うと顔に妙な模様が浮き出てきた。
「こっちの隊長はアンチラ星人だったようだな。」とダンは言った。
「NEOMATを牛耳って憎き同胞の敵エースにぶつけようと思ったが失敗だな。」と言うと星人は本来の姿に戻った。
基地の外に星人が飛び出すと超獣ザイゴンとともに基地の周辺で暴れ始めた。
俺達がマッキーとホークで攻撃をしようとするとキリヤマ隊長が制止した。
ここは俺に任せろ!!というとキリヤマ隊長の体が光り輝いた。
するとキリヤマ隊長はウルトラセブンに変身した。
だが俺のすぐ横にダンがいるのに何故だ?
「あれはウルトラセブン21だ。俺と似ているが別人だ。」とダンは言った。
セブン21は強く、アイスラッガーでアンチラ星人を真っ二つにした。
さらにザイゴンを蹴り飛ばしてあっという間にエメリウム光線で片付けた。
横でダンが「あれはアイスラッガーじゃなくヴェルザード、エメリウム光線じゃなくアドリウム光線」だと説明してきた。
戦いが終わってキリヤマ隊長が元の姿で戻ってきた。
キリヤマ隊長は基地襲撃時に死ぬ寸前にセブン21に救助され、地球上での活動用に一体化していたらしい。
セブン21の任務はアルゴ星人襲撃により命を落とした多くの地球人を蘇らせるために必要なある工作をすることだったらしい。
その用事は少し前に終わったらしく、セブン21は隊長と分離してM78星雲に帰っていった。
さて隊長。俺達といっしょにMACステーションへ行きましょう。
だが隊長は「新しい組織には指導力を持ったリーダーが必要だ。今度は本当の俺がNEOMATの隊長になる。」と言い出した。
ウルトラ警備隊の隊長は俺が就任することになり、MACステーションで現状の戦力体制を維持することになりそうだ。
さてやっと帰郷だ。
それにしてもNEOMATの隊員にゴライアンの野郎がいたな。
相変わらずにぶい野郎だ。透視能力で偽キリヤマの正体くらいわかりそうだが。
まああいつは超能力系の技は極端に苦手だし無理もないか。
NEOMATはまあゴライアンがいるなら大丈夫か。
さ〜てはやくアルゴ星人を倒してくれないと俺が地球に施した工作が無駄になる。
まあ地球の戦士達はがんばってくれ。
410 :
コバの日記:2006/07/28(金) 20:41:30 ID:i9Xh9J590
キリヤマ隊長に化けていたアンチラ星人がセブン21に殺された
んで本物のキリヤマ隊長が隊長になった
残念、俺が新しい隊長になると思ったのに・・・
それはそうと、近々GUYSと合同で野戦演習する事が決まった
GUYSは過半数が今は対人戦初心者だが、白兵戦最強の、男がいるらしい
腕がなる
今日は早く寝て、野戦演習に備えよう
411 :
コバの日記:2006/07/28(金) 20:48:34 ID:i9Xh9J590
GUYS対NEOMATの野戦演習があった
結果はこっちがなんとか勝利したと言った所だろうか
確かに隊員の過半数はド素人もいい所で
こっちの位置を悟って、攻撃を仕掛けてくる所までは良かったが銃撃戦になるとあっという間に2人やられ
その後は見事にこっちのおとり作戦に引っかかり、1人やられ
残る二人も包囲陣形組んで集中攻撃して倒した
イデ隊員が相手の攻撃でやられたが、後は誰もやられていない
っとここまではよかった
この後、奇声と共に謎のバーコード頭のおっさんが乱入してきてあっという間に吉村隊員がやられた
すぐに身を隠すも上野隊員もやられ、残ったのは俺と森山君だけ
猛攻を続けるおっさんを倒すべく、森山君に囮になってもらって俺の2丁拳銃でで倒した
森山君からは後で文句言われたが、結果オーライだ
しかしあのバーコードおっさんはいったいなんだったのだろうか?
気になって今夜は眠れそうに無い
412 :
コバの日記:2006/07/28(金) 21:00:34 ID:i9Xh9J590
バーコードおっさんの正体がわかった
レジストコードGUYSに記録されている
地球人、トリヤマ「補佐官」だ
補佐官・・・
実戦から離れた人物に俺達はあそこまでやられたと思うと、普通は悔しくなる
キリヤマ隊長は、補佐官に倒されたペナルティとして、俺達に猛トレーニングを命じた
とほほ
まあ、戦ってる相手を考えればいくらトレーニングをしても足りないんだがな
少し気になる事がある。
ザムシャーの一件以来、アグルがやたらとカッカしているのだ。
このままでは次の戦いで支障を来すし、何よりアグル自身に良くない。私は壬龍に立ち会ってもらい、アグル手組み手をする事にした。
「メロスと手合わせが出来るなんて、光栄ですよ。けど、遠慮はしませんからね」
と、アグル。
当たり前だ。私相手にそんな事をすれば、トレーニングとは言え君は即死するぞ。私はもう、イザク達に追い回されるのはゴメンだからね。
「言ったなぁ!!」
私の挑発に、アグルは計算通りに怒りを爆発させ、切りかかってきた。
私は軽くかわして、彼の右肩にダブルサーベルで峰打ち。
「まだまだ!」
今度は、左肩に二打目。
これでは、トレーニングにならんな。私は、タオルで自分の目に目隠しをした。
「いくらメロスでも…馬鹿にするにも程がある!許せん!!」
そう言って突っ込んでくるアグルから、私は立て続けに面と胴を奪った。
「何で…」
アグルが跪いた。
今の君は四肢の動きがバラバラで、全ての攻撃が波打っている。これでは、的にすら当てる事が出来ない。
理由は簡単だ。心に落ち着きがないからだ。
ザムシャーの挑戦、受けなくて正解だったな。受けていたら、君は真っ二つにされていただろう。
「じゃあ、どうすれば…?」
君は以前、南極の海に潜って探検したい…と言っていたな。一泳ぎしてきたらどうだ?
「海…?」
「母なる海に身をゆだね、多くの生き物達と戯れてみるのも良かろう。さすれば、自分自身が見えてくるはず」
と、壬龍。
実は今回の件、壬龍と2人で考えたのだ。アグルとガイアには内緒だがね。
「わかった。じゃあ、ちょっと行ってきます」
そう言ってアグルは、海に飛び込んだ。
414 :
壬龍の日記:2006/07/28(金) 23:53:31 ID:LUc4e5ci0
メロスとの手合わせで敗北したアグルにメロスが「南極の海で一泳ぎしてきたらどうか」と勧めた。
母なる海に身を委ね多くの生き物たちと戯れてみるのも良かろう…さすれば自分自身が見えてくるはず。
実はメロスと共に考えた事…光の申し子≠スちには内緒だが…
アグルが南極の海に潜るのを見届け、ガイアのところに行ったら突如鉄扇を投げつけられた。
鉄扇は私の右頬を掠めて壁に刺さった。危ないではないか!
「ザムシャーが来た時のための結界のシミュレートを邪魔したのが悪い!」とガイアは言った。
その対ザムシャー用の結界の形の事で光の申し子≠スちがシミュレートしている時にアグルが呼び出されたとか。
アグルとメロスの手合わせを鉄扇に映る映像で確認したそうだ(ガイアの鉄扇は我が龍玉に似た使い方も出来るらしい)。
アグルが南極の海に潜っているのも鉄扇の映像で確認済みとか…見抜かれていたとは迂闊だったな。
「壬龍の考えてる事ぐらい理解してあげないとね」とガイアは壁に刺さった鉄扇を外し、ブレスレットに戻した。
結界のシミュレートは上手くいっているのかとガイアに問うた。
「『カード手裏剣を預けるから納得いく結界の形が出来そうなら呼んでくれ』と言われたんだ」
そういえばアグルがメロスと手合わせした時にアグルセイバーを使っていた…道理でアグルの手首にブレスレットがないと思った。
どんな結界になるのか見物だが、これ以上お邪魔するのも悪いのでその場を出る事にした。
415 :
アグルの日記:2006/07/29(土) 22:33:53 ID:Vb4Pl9Wj0
メロスとの手合わせで「心におちつきがないために四肢の動きがバラバラ、全ての攻撃が波打っている」と指摘された。
ザムシャーの申し出を受けていたら確実に殺されたかもしれないとも言われた。
もともとザムシャーに挑まれる理由はないから断って正解だった。
メロスに呼ばれた時、俺のブレスレットが変化したカード手裏剣はガイアに預けてある。
結界のシミュレートをしている最中に呼び出されたから「納得いく結界の形が出来そうなら呼んでくれ」と言っておいた。
手合わせの後、南極の海で一泳ぎしてきたら?とメロスに言われた。南極の海は氷の神殿に初めて来た直後に一度泳いだが…
壬龍にも「母なる海に身を委ね多くの生き物たちと戯れてみるのもよかろう…さすれば自分自身が見えてくるはず」と言われた。
ペンギンの群を岸辺で見て、そこから遠く離れた氷の陸地では餌取をしてるのか白熊もいた。
海といえば破滅招来体との一連の事件の後、ガクゾムのために壊滅が危ぶまれたリナール文明が助けを求めた事があった。
当時はガイア共々戦士の力は失っていたが、リナール文明が俺とガイアに力を与えてくれたのでガクゾムを倒す事が出来た。
せっかくだからリナール文明のあるセレファイス海溝に行ってみるか。
[アンドロ艇・光粒子世界]
カッ……カッ……
トゥルー・アイ「…ほぅ……初めて来たな、来訪者は……。こんな所に何の様だ?」
少しプロメテウスの残した物が見たくなってな。…ココが封印の間だな?ゴットオブフラッシュ。
トゥルー・アイ「その名で呼ばれるのは、何年ぶりかな…。今の俺はただの審判者(トゥルー・アイ)さ。そしてココはプロメテウスの作った……試練の間さ。本来の『解放者』に足りるか、見極める場所。」
解放か……あれが『フォースエッジ』だな?
トゥルー・アイ「そう、あれがあれば氷の神殿の武力の解放が出来る。そして…あれを得れば、リバース・タワーは開く。」
ジョーカー「だからアンタをココで試すのさ!」
ヒュッ!
ジョーカー「ハァイ!俺の名はジョーカー。ここの試験管やってんだ。氷の神殿は超ォォォォ強い力を秘めてる訳よ。分かる。だから、俺達で試してるのさ。早速だけど……一発どうよ?」
良いだろう…何処からでも、かかって来い!!
ジョーカー「まぁまぁまぁ、ちょっと待ちなよ・お兄ちゃん!ちゃんと舞台を用意して有るからさ!」
ヴァイン!?
ヴァイン♪
ジョーカー「アーッハハハハハハ!ココは俺の『ハンティングワールド』!楽しんでいって頂戴!…アーッハハハハハ!!」
ヴァイン!!
ん!?
ボワン♪ボワン♪ボワン♪ボワン♪(魔法陣)
ビパッ!!!
ズドォォォン!!ズドォォォン!!
くっ…(ヒュッ!)…はぁっ!
ズヴァッ!!
ジョーカー「オォウッ!?」
ヴァイン♪
何?!
ジョーカー「アーッハハハハハハ♪(ヴァイン!)」
ビュワン!ビュワン!ビュワン!(光球)
ジョーカー「ブラボー…ブラボー!」
ズドォォォン!!
ぐぅっ!!ぐあぁっ!
ジョーカー「イッツ、ショータイム!」
ヴァイン♪
コロナ&ルナ「…うふワハハハハハハ!!」
ヴァイン…
ボワン♪ボワン♪ボワン♪ボワン♪
う…あぁ…あぁっ!!
……ん…あぁっ…
アーブ(ヒカリ!ヒカリィィィィィィ!!)
!?…アーブ!アーブゥゥゥゥゥゥゥゥ!!
ボガール「ヒカリ…コロス!!」
うぉぉぉぉぉぉ!!
ヴァイン♪
ハンターナイト剣「……何故あの時守れなかった?……力が…力が欲しい!!」
いい加減にしろ!幾等力を得てもアーブは戻ってこない。
ハンターナイト剣「…貴様は黙ってろ!!」
……
ガキィィィン!!
俺達がウルトラマンなら、成すべきなのは復讐なんかじゃない。…もっと大事な…魂の救済だ!
ガキィィィン!
ハンターナイト「ぐっ!」
犠牲にした奴らが叫んでる。命を守れとな!!
ハンターナイト剣「ハッハッハッハッハッ……悪いが俺にはこう叫んでる。もっと力を……んんッ!!」
ふっ!!(シャキィィン!)
ハンターナイト剣「ふぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
キラッ……スヴァッ!!
バシュッ!!(鮮血)
ハンターナイト剣「ぐっ……あぁ……」
ヴァイン♪
…パァァァァ……
…ん!?…これは…?
パシッ!
…ん…フォースエッジ?
ヴァイン♪
パァァァァ!!
これは……共鳴しているのか…?
ジョーカー「ブラボー!ブラボー!試験成功って奴かい?ブラボォォ!!」
…?…貴様ッ!!
トゥルー・アイ「中々いい腕だ。…どうやらフォースエッジに選ばれた様だな。これでリバースタワーは解放されるだろう。更に氷の神殿も…。何はともあれ…」
ジョーカー「第一段階『屈服』クリアだな!」
トゥルー・アイ「第一段階の条件は俺達トゥルー・アイの『対話』と『屈服』。これにより氷の神殿の(真の力の)解放とフォースエッジ、更にアンドロ艇が解放される。」
ジョーカー「そして第ニ段階の条件は、『抜剣者(ウルトラマンヒカリ)』によるリバースタワーの解放。封じられた三つの悪の破壊だ。」
ジョーカー「そしてラストは!」
トゥルー・アイ「『介の意思』との同調だ。」
介の意思?
トゥルー・アイ「プロメテウスの使っていた力の事だ。彼が光の果てに行き着いた場所の、『世界の意思』と同調することによって彼は三種の神器を作り出した。そしてこれが出来るのは、プロメテウスの直系だけだ。」
423 :
壬龍の日記:2006/07/30(日) 00:44:55 ID:UtmfAZ9D0
(
>>414の続き)
ガイアの邪魔をせぬように離れようとしたら龍玉が光った。これは…ゴライアン!
ガイアに龍玉を見せたら、やはりゴライアンの生存に驚かれた。
ゴライアンはアルゴ星人が差し向けた怪獣にやられて死んだはず…
気になるので急ぎゴライアンとファイタスの墓のある場所に飛んだ。
驚いた事にゴライアンの墓だけが消えていた。
氷の神殿にいるガイアの許に戻ると再び龍玉が光った。
ゴライアンの傍にコバ殿が…キリヤマ殿も生きておられる…そういう事か。
どうしたの?とガイアに聞かれたので龍玉の映像を説明。
怪獣軍団の襲撃で地球防衛軍極東基地が壊れ、キリヤマ殿がウルトラ警備隊の方々を逃がした。
セブン21がキリヤマ殿を救い地球での活動用に身体を借りた。
セブン21はアルゴ星人の策略で命を落とした地球の民を蘇らせるための工作をした。アルゴ星人を倒さねばその工作も役に立たぬ…
キリヤマ殿はコバ殿や森山殿(ZAT)イデ殿(科学特捜隊)吉村殿(TAC)上野殿(旧MAT)を呼び寄せてNEOMATなる組織を構えた。
力を増す悪質宇宙人対策のため結成された組織…取り仕切るはサハラ長官殿。
結成早々の事件で死にかけたコバ殿をゴライアンが救い一体化…何とも意外だな。
NEOMATを乗っ取ってエースにぶつけさせようとしたアンチラ星人はセブン21に倒された。
セブン21は自らの仕事を終え、キリヤマ殿の身体を離れてウルトラの星に戻ったのだ。
キリヤマ殿にはNEOMATの隊長としての責務がある…ウルトラ警備隊隊長にはフルハシ殿が昇格するようだ。
「キリヤマ隊長は本当にそれでいいの?ウルトラ警備隊の皆が心配してるんじゃ…」
ガイアの心配はわかる…キリヤマ殿が決めた事ゆえ仕方のない事。
それにゴライアンもいる…惜しむらくは念力系が苦手な事だがそのタフネスぶりで念力系の技を使う敵も圧倒するだろう。
ゴライアンとキリヤマ殿の事を知らせるべく、ガイアと共にメロスの許に向かった。
つまりトラン王子か……。
トゥルー・アイ「…そうだ。リバースタワーはアンドロ艇が記録している。準備が出来たら連れていって貰え。」
お前らは?
ジョーカー「俺達はプログラム!役目を終えたら自動的にさよならさ。」
そうか…
トゥルー・アイ「そろそろ戻れ。でないとお前も崩壊に巻き込まれるぞ。」
あぁ。(サァァァァァ……)
トゥルー・アイ「………(確り救えよ…)」
ん?
トゥルー・アイ&ジョーカー「じゃぁな…」
[覚醒アンドロ艇内部]
………悪いがガキ共がいるんでな…世界を救うのは先に成りそうだ。
ガシャ…
…俺も向こう(異世界)で用事が有るしな。………期待しているぞ?『光の申し子』。…あぁ、それとトラン王子。生きろよ…
ヴァイン!!
またやっちまった・・・・・・
あれほどやらないと誓っていた捏造をまたしてしまった・・・
まぁこの程度いいだろ。だれにもバレないバレない♪
バードンとタイラントなんて今の私なら楽勝だから嘘じゃないな。うははははは
『フォースエッジ』
プロメテウスの力の証。限られた者しか持つことを許され無い。普段は封印状態にある。プロメテウスと同等の力を持つ者と融合した時、真の力が解放される。高い魔力を有しており、様々な術の行使が可能である。邪な者による解放を防ぐ為、トゥルー・アイ達に守られている。元はプロメテウスの武器。
428 :
アグルの日記:2006/07/30(日) 16:38:27 ID:GM1aCIkQ0
南極の海からセレファイス海溝へ一気に泳ぐと無数の光の粒子が出迎えるように俺を囲んだ。
光の粒子はリナール文明の住人…それが収束して少女メリッサの姿になった。
かつてガクゾムの脅威を知らせてくれた時にGUARDアメリカ幹部の娘さんの名をつけてあげたんだ。
聞けばリナール文明にもアルゴ星人の魔の手が迫っているらしい。
セレファイス海溝の地形とリナール文明の力で持ち堪えているが、いつか攻撃されるかもしれないとの事。
そこでリナール文明ごとセレファイス海溝に結界を張ってやると、メリッサはお礼を言って光の粒子に戻った。
氷の神殿に戻るとガイアと壬龍とバッタリ。メロスのところに行く途中だと言う。
ガイアからブレスレットが返された後、ゴライアンとキリヤマ隊長の生存を壬龍から聞いて驚いた。
キリヤマ隊長は怪獣軍団に襲われた地球防衛軍極東基地の下敷きになる寸前にセブン21に救われたとか。
セブン21はアルゴ星人の策略で命を落とした地球人を蘇らせるための工作をしたそうだ。
ゴライアンは新組織NEOMATの隊員になったコバさんと一体化したとか…ある意味で似た者同士?
キリヤマ隊長がNEOMATの隊長になったため、フルハシ隊員がウルトラ警備隊の隊長に昇格するらしい。
メロスは壬龍の話に驚き、ドリューとフレアに知らせようとして壬龍に止められた。
「ウルトラの星でセブン21から知らされるはずだ」と壬龍が言った。
ふと壬龍が辺りを見回す。何かあったのか?
「三種の神器の保管場所から異常な波動が出ている」との事。どういう事だ?
429 :
アグルの日記:2006/07/30(日) 18:15:32 ID:7xMoDrkx0
(
>>428の続き)
三種の神器の保管場所に行くと、アンドロ艇がかつてないほど異常に輝いている。
「氷の神殿の真の力の覚醒…アンドロ艇の解放…」
壬龍の言葉に応えるようにアンドロ艇から放たれた光が俺とガイア、壬龍を包み引き込んだ。
ここは…アンドロ艇の中?ガイア!壬龍!無事か!
「大丈夫!アンドロ艇に何があったんだ?」(ガイア)
「アンドロ艇の真の力と三種の神器とは別の武器を解放させるきっかけを作った者がいる」(壬龍)
壬龍の言葉にガイアと顔を見合わせていると、アンドロ艇の中が明るくなった。
「アンドロ艇が見せる残存映像だ」と壬龍が示した先には…ヒカリ?!
映像と壬龍の説明によると、ヒカリはフォースエッジの有資格者としてアンドロ艇の試験プログラムに合格したそうだ。
フォースエッジはプロメテウスと同等の力を持つ者だけに許された武器だとか。
その解放に伴い、氷の神殿とアンドロ艇の各々の真の力が覚醒するらしい。
他にもリバースタワーに封印された3つの悪を倒す事と介の意思≠ニいう力との同調が覚醒の条件らしい。
介の意思≠ヘプロメテウスが使っていたそうで世界の意思≠ニの同調で三種の神器を作ったらしい。
介の意思≠使えるのはプロメテウスの直系一族だけ…その当人たるトラン王子は真の力の覚醒には到っていないが…
「リバースタワーにはトラン王子が導いてくれるが、フォースエッジの有資格者になったヒカリがおらねば話にならぬ。
アンドロ艇にヒカリからの伝言が残されている…光の申し子≠スちとトラン王子宛てだ」
壬龍の言葉に映像を見るとヒカリが映っていた。
「俺は異世界で用事がある…期待しているぞ、光の申し子=cトラン王子、生きろよ」
その伝言確かに受け取った!トラン王子には後で伝えるからな!
俺とガイア、壬龍は光の渦に包まれ、もとの場所に戻った。
「大丈夫か?」とのメロスの言葉で目が覚めた。見ると壬龍の目に涙が。
「ヒカリが世界を救うきっかけを作ってくれたのだ…その努力に報いねばなるまい」
壬龍の涙は…感動の涙だった。
430 :
コバの日記:2006/07/30(日) 18:19:33 ID:R7vG0Iw40
今日の深夜0時
NEOMATのレーダーが大気圏外から来る巨大な宇宙人軍団を捕らえた
レジストコードSGMに記録されている・・・え、違う?あ、違ったこっちだ
レジストコードEYESに記録されている、ワロガだ
ワロガが何体も何体も地球に向けて降下してきているのだ
直ちに出動する俺達NEOMAT
どうやら連中はクなんとかの劣兵のようだな
日本上空でマットアロー∞とΩがスーパーシュビット弾等弾やペンシル機関砲弾で次々とワロガを叩き落すが、なかなか数が減らない
その内何匹かが俺達を突破して、日本へ降りていった
糞、何匹いやがるんだ、まったく
「よし、メテオールで一気にかたをつけるぞ!」
キリヤマ隊長の声が通信機から響き渡った
よっしゃあああああああああ
光り輝く俺のマットアロー∞と隊長のアローΩ
群がるワロガを∞のバードブレードで叩ききっていく
こりゃウルトラマンいらねえな
「こちら上野、地上に現れたワロガはマケット怪獣で粉砕しました」
こっちもこいつで終わりだ!
喰らえ、エメリウム光線砲!!
ズガーンチュドーン
やった、今回も墜落しなかったぜ
431 :
コバの日記:2006/07/30(日) 18:32:05 ID:R7vG0Iw40
基地に戻って、ワロガ全滅作戦の成功うちあげパーティーを皆でやった
だが隊長は俺はいいと言ってどっかに行った
つれねーな
とりあえずかんぱーい
上野「NEOMATの新兵器はすげーな」
吉村「マケット怪獣アントラー、強いな〜、ワロガあっという間に砂の中に沈めちまった」
森山「これでもうウルトラマンが来なくても戦えるわね」
イデ「地球は我々人類、自らの手で守り抜いていけるなんてね」
何が来てももう怖い物なしだぜ
ははははははははははははははははははははははは
ドッカカカカカーーーーーーーーーーーーーーーーン
わあああああああああああああ
なんだ?シルバーブルーメか?
>>406 科学特捜隊アラシ隊員の主催する合コンに参加するウルトラ警備隊フルハシ隊員。
ワロスww
433 :
コバの日記:2006/07/30(日) 20:12:25 ID:R7vG0Iw40
NEOMAT基地が謎の振動に襲われ、外に出てみると、そこはまったくの別世界だった
どうやらこの世界にはウルトラマンは存在しないらしい(前に高山が来た世界)、前に一度だけ来たそうだが
でも、日本列島も存在すれば、俺達と同じ構造の人間もいる
上野「つまり、パラレルワールドってわけだ」
森山「元の世界に戻る方法は無いかしら・・・」
イデ「ちょっと待ってください皆さん」
?
イデ「この世界はこの世界でどうやらピンチのようです、この世界放っておいて、自分達の世界に戻るって、そりゃあんまりじゃないですか?」
落ち着いてるなイデさん、俺達の世界はどうするんだよ
イデ「大丈夫、NEOMATの格納庫一式向こうにスペアを残してありますから、大丈夫でしょう、他の防衛軍の皆さんが代わりやってくれます」
なるほど、じゃあ、俺達はこっちの世界でがんばっていこうぜ
森山「そういえば吉村隊員がいないわ」
上野「ほんとだ、きっと便所だけ向こうに残されてきたんだ」
キリヤマ隊長もいないぞ
イデ「多分外にいたんでしょうね」
なんでこんな事になったんだろうな?
イデ「知りませんよ」
・・・・あ
上野「どうした?」
ウルトラマンがテレビでやってる・・・
全員「「「え〜〜〜〜〜〜〜〜」」」
434 :
コバの日記:2006/07/30(日) 20:15:36 ID:R7vG0Iw40
こっちの世界で戸籍と防衛軍としての権利とその他もろもろをイデ隊員が確保してくれた
流石イデ隊長だ
これからはこっちの世界でがんばるぜ!!
あ、なんか次元超えてきた
いい、迎え来なくていい、悪いけどこっちに俺達のこるわ
・・・帰った、これでよし
さて、俺達はこっちでがんばって活躍するぜ!!
・・・・もしかして俺達とんでもない事になってるのか?
ヒカリよ・・・・・・。再び君にとって忌々しき敵がよみがえりこの地球・・・・・・君にとっての第三の故郷を滅ぼそうとしている
ヒカリ「まさかボガール!」
その通りだ。地球にいた個体がよみがえりさらに宇宙の果てからあの悪魔の同属が数え切れないほどやってくる。
ウルトラの国の艦隊も奴らに勝つ事が出来なかった・・・・
さらに奴自身もパワーアップしている。グアほどではないが私やジュダよりも強いだろう・・・
「しかし俺は奴を倒す!」
君の心は分かった。私の力を君に授ける。これでボガールとの因縁を断ち切ってくれ!
く!空一杯・・真っ黒だ!あれ全てが以前のボガールモンスより強い。
私は行く。
そして戦友たちの逝ったところへ私も向かうぞ!さらばだ!ヒカリ!
続きがある ボガール(再生)の日記
タオシタゾ。クチホドニモナイナ。ウルトラノチチ。キイイイイイ!!!
ワレラノナカマガソライッパイニキタ。
ヨシ・・・・・・コノホシノセイメイタイスベテヲクイツクセ!
ワタシハヒカリノヤツヲシマツスルゾ・・・コイ!ヒカアアリイイイ!
436 :
マックスの日記:2006/07/31(月) 20:27:34 ID:YVC8nBZn0
俺は今、ザムシャーを監視する為に後をつけている
「何故、俺の後を追いかけてくる?」
君が他の青いウルトラマンを襲わないように監視するためだよ
「フン・・・」
やっぱりアグルと戦いんだね・・・・
「・・・・どうすればアグルは俺と闘ってくれるんだ・・・?」
そうだな・・・俺達の味方になってくれれば闘ってくれると思うよ
「味方だと・・・?」
うん・・・
その時、ウルトラの母からウルトラサインが・・・どうやらボガールの軍団がこっちに向ってるらしい
何だって?!こうしちゃいられない!ザムシャー、一緒に来てくれ!
「アグルに会えるなら・・・行こう・・・」
俺はザムシャーと共に氷の神殿に向った・・・
[異世界]
紅い竜「どうだ?新しい剣の感想は?」
あぁ、以前より手に馴染む。これが俺のフォースエッジか…。
ヒュンッ!
んんーー…
紅い竜「プロメテウスは真の力の解放を自らの血で行っていた。気を付けろ。呪いこそ無いが、魔を宿した剣だ。もう何日解放しても平気だろうが、用心は忘れるな。」
あぁ、世話になった。
紅い竜「…それと、お前の因縁の相手が動いている。」
あぁ……俺の力も限界を超えた。こいつを使わずとも…仕留めて見せるさ。
紅い竜「ふっ…時間が来たな。又会おう。」
ああ。又…
ヴァイン!
ボガール「グガォォォォォォ!!」
ズヴァッ!!
ボガール「ァァァァァァ!!……キサマ…!」
…死んでもらうぞ。貴様には過ぎた星だ。
ボガール「ツルギィィ!!」
ふぉっ!!
ズヴァッ!
ボガール「グゥッ……カァァァァァ!!」
貴様では楽しめそうに無いな……安心しろ一瞬で消してやる。
シャキィィィン(ナイトビームブレード)
ボガール「コレヲ、ミタアトデモ、ソンナクチガキケルカ?グォォォォォォ!!!」
モコモコ!!
ボガール・エンボディード「力が溢れてくる……暗黒の力が!!」
品のない姿だ……うぅおっ!!
439は無視してください
品のない姿だ……うぅおっ!!
ぐっ!…はぁ…はぁ……ち!!
ボガール・エンボディード「何処を見ている!!」
ビュルアッ!!(触手)
くっ!!(ヴァイン!)
シャキィィィン!!
はぁっ!!
ガシッ!
ぐっ!?…何…
ビュンッ!!
ぐぉっ!!
ボガール・エンボディード「かぁっ!!」
ぐ……うぅ…
ボガール・エンボディード「無駄だ!幾等貴様が強いと言っても、所詮は一人の戦士!宇宙の闇を集めたこの姿に叶うはずも無い!!」
確かに……一人なら、な。
スッ!
例し斬りには少し足りないが、仕方あるまい……(行くか…)…はぁっ!!
ゴァァァァァッ!!
ドッ!!!
ボガール・エンボディード「……な
(ズヴァッ!!!)
…ガァァァァ!!」
ォォォォォォ!!
時間が惜しいからな、一瞬で決めさせて貰うぞ!
ボガール・エンボディード「貴様ァァァァァ!!(ビュルアッ!!)」
ガシッ!!(素手)
ボガール・エンボディード「!?」
こいつ(フォースエッジ)は要らん様だな。
ヴァイン!!
ボガール・エンボディード「!!」
ズヴァッ!!!!
ボガール・エンボディード「…な…バカナァァァァァァァ!?」
シャキィィィン!(ナイトビームブレード)
ボガール・エンボディード「貴様ァァァ…」
スッ…
終りだな、ボガール。
ドッ!!!
ぐっ……は…!
ボガール(同族)「シネッ!!」
ちっ…仲間か……
ボガール・エンボディード「……よくやった。行くぞ!地球へ!!」
444 :
ガイアの日記:2006/08/01(火) 13:00:57 ID:Y/akW5Ag0
氷の神殿の外に気配を感じたので出てみると、ズタボロのヒカリが倒れていた。
アグルと壬龍に来てもらい、ヒカリを氷の神殿の医務室へ運んだ。
聞けば異世界で紅竜からフォースエッジの扱い方を教わったとか。
フォースエッジは呪いはないけど魔力を宿した剣なので扱いに気をつけるように言われたそうだ。
異世界に行く前にウルトラの父からボガールが復活してパワーアップ、同族を率いて地球に向かっていると知らされたとか。
ウルトラの星の1個艦隊がボガール軍団にやられたそうで、ウルトラの父も自らボガール打倒に出向いたそうだ。
その際ウルトラの父の力を授けられたとか…その時、龍玉を見ていた壬龍がこう言った。
「今回のボガールはちと厄介だ…ウルトラの父もやられた」…え〜っ?!
壬龍はヒカリの記憶を読み取り「ボガール…宇宙の闇を取り込み新たな姿となったか!」と言った。
今回出てきたボガールはエンボディードと呼ばれる姿になっているそうだ。
ヒカリはそのボガール・エンボディードを後少しで倒せるという時にボガールの同族に不意打ちされたそうだ。
「フォースエッジを使わずとも倒せると思ったが…油断した」とヒカリは悔しそう。
ヒカリ…貴方とボガールの因縁の事は壬龍から聞きました。僕たちにボガールを倒す手伝いをさせて下さい!
「巻き込むわけにはいかんと言いたいが、いいだろう。ボガールへのとどめは俺がやるからな」
ヒカリはこう言ってふっと笑った。ヒカリの笑った顔は初めて見た気がする…
445 :
岸田の日記:2006/08/01(火) 13:01:26 ID:b2Nyt6sB0
旧NEOMATが異次元に飛んでったため、急遽俺とキリヤマ隊長と吉村隊員とUGMの城野隊員、そしてUMAのチャールズ隊員で新NEOMATを結成した
それで早々に事件発生だ
けっこうな数のボガールが地球に向かってるらしい
ボガール?笑わせるな
あんなの新造戦艦グランドアートオデッセイ号の前に敵じゃない
む!敵の中にすさまじい力を持った奴が一体いるな・・・
だがやるしかない!
キリヤマ「NEOMAT出動!」
了解!!
俺がアロー∞1号、チャールズがアロー∞2号、キリヤマ隊長がアローΩ1号で出動した
吉村隊員と城野隊員がグランドアートオデッセイに残って支援砲撃を行う
見えてきた、ボガールの群れだ
ハイパーメガマキシマ砲がグランドアートオデッセイから発射され、ボガール2体が消滅した
チャールズ機のスーパーシュビット弾等がボガールに命中し、奴を吹っ飛ばした
キリヤマ隊長の機体はレーザーでボガールをばらばらに切り刻む
俺の機体もボガール1っ体をアローブレードで切り倒した
本当にウルトラマンいらないな
!なんだあのボガールは
そうか、あいつが敵の親玉だな!!
喰らえ!!
何!?効かない
糞なんて奴だ!
446 :
マックスの日記:2006/08/01(火) 16:05:21 ID:BuzRBXcx0
俺とザムシャーは氷の神殿に着いた
すると外にはアグルがいた
「アグル・・・今こそ勝負なり!」
「な・・・ザムシャー!丁度よかった・・ボガールもろともまとめて片付けてやる」
って二人共!今はそんな場合じゃないでしょう!!!
あ・・・・珍しく怒鳴ってしまった・・・アグルとザムシャーは俺が怒鳴ったせいでこっちを見ている
「フン・・・邪魔者を斬り捨て次第、貴様も斬るからな・・・アグル」
「望むところだ・・・後でお前を異次元に追放してやるからな・・・!」
・・・どうなっちゃうんだろ?
ザムシャーを連れて来なければよかったかな・・・
って思ったらボガール軍団が俺達に向かって襲い掛かってきた
今はとにかくボガール退治に集中しよう!
447 :
コバの日記:2006/08/01(火) 17:15:42 ID:b2Nyt6sB0
こっちの世界に来てはじめての敵に遭遇した
ゲロンガだ
楽勝だぜ!こっちにはメテオールもエメリウム弾等弾も・・・
あれ?全然効かない
うわあああ、逆にやられたあああああ
糞、変身だ!ゴライアアアアアアアアアアアン
ディアアアア
ゲロンガに蹴りを叩き込むゴライアン、だが、ゲロンガは負けじと反撃してくる
こいつ、アルゴの再生怪獣くらい強いんじゃねえか?
そうか、この世界の怪獣は向こうの世界より圧倒的に強いんだ!
ゲロンガでこれだからゼットンとかは・・・
いやそれより目の前の敵を倒さねば
スペシウム光線!!
ふう、なんとか勝った・・・
む、眼下で子供達が新ヒーローの登場に喜んでいる
いい気分だ
DASHにいた時なんて目立てなかったし子供にゃ馬鹿にされたし
これからはずっとこの世界にいよう、うん、そうしよう
448 :
ダイナの日記:2006/08/01(火) 18:51:12 ID:nwz1bEcT0
今日は鏑矢島の警護を任されちまった。あーあ、疲れたし眠ろ・・・・
げ!ありゃボガール!シールドも奴らには効かないか!
喰らえ!ソルジェント光線!・・・よし!撃破!
・・・・また着やがった・・・てか空が全部ボガールっぽいwwww
449 :
アグルの日記:2006/08/01(火) 22:45:48 ID:B/Rvl1620
光の看護をガイアと壬龍に任せて氷の神殿の外へ様子見に出た。
空から襲われると思って見ていたら…マックスと…ザムシャー?!
「アグル…今こそ勝負なり!」
丁度よかった…ボガール諸共纏めて片付けて片付けてやる!
ザムシャーと睨み合ってたら「2人とも、今はそんな場合じゃないでしょう!」とマックスに怒られた。
「邪魔者を斬り捨て次第貴様も斬るからな、アグル」(ザムシャー)
望むところだ!後でお前を異次元に追放してやるからな!
その横でマックスがハラハラしていた。ザムシャーが他の青系の戦士を襲わないか監視していたそうだ。
俺と手合わせするには俺たちの味方になってくれれば…と考えたらしい。
余計な事を…後でマックスも叩きのめしたろうか?と思ったのは内緒の話。
そこへボガール軍団が襲いかかってきた。
かつてないほどの大群なので一瞬ドビシの襲撃を連想したが、そんな事は言ってられない。
とりあえずザムシャーにもボガール退治を手伝ってもらう事にした。
氷の神殿は絶対に壊させない!
ヴァイン!(瞬間移動)
……
パァァァァァァ(フォースエッジ)
ガチャン!
さて、パーティーと行くか!『光陣解放』!!
カッ!!!
パァァァァァァ!!
一瞬で決めるぞ!
『ライジング・サン』!!
ふぅおっ!!
バチィィィィィ!!!
ボガール「「「ガァァァァァァ!!!!」」」
中々イカれてるな。コイツでどうだ?
『月輪斬』!!
ボガール「「「「ガァァァァァァァ!!!」」」」
んんーー゙。良い感じだ。
どうやらこの程度の雑魚なら、何の問題もないみたいだな。なら、暫くシューティングと行くか。…オートモード…。『ベオウルフ』か。まさか…
ポチッ!
ジョーカー「ヤッホォォォォォ!!…ん?誰かと思えばあの時のお兄ちゃん?もしかして、お仕事かい?」
ウァイン!
ジョーカー「…?!…ジョーカーに仕事任せて良いんだね?……んん〜〜、久しぶりに『お仕事』と行くぜ!」
[外]
ふ…(オァッ!!!)
ズドンッ!!!
ボガール「「「ゴァァッ!!」」」
…大分減ってるな。後はもう少し遊んべば…(ズキ!)…く…後で治すか…
[アンドロ艇内部]
ジョーカー「ターララ♪ラーララ♪タータラッラーララ♪」
バチィィィィィ!!
ドパン!ドパン!ドパン!(光の雨)
ボガール「「「グガァ!!」」」
[外]
ふっ…(オァッ!!)
ズドッ!!
ボガール「「ガッ!!…」」
全く……楽しすぎてイカれちまいそうだぜ!!
オァッ!!
あぁっ!!
ドッ!!!
ボガール「「「「グォォォォォォ!!」」」」
453 :
ガイアの日記:2006/08/03(木) 13:38:46 ID:WVGZu3FU0
ついにボガール軍団が南極に攻め込んで来た。何としても倒さなきゃ!
その時、体調が快復したヒカリが「三種の神器の保管場所にボガールが近づいている」と言い出した。
壬龍も「過日のアルゴ星人軍団の件で氷の神殿も被害を受けたゆえ、そこにつけ込まれたのだろう」と言った。
そこでティグリス、イザク、子供シャザック、マーゴドン、グローカービショップを呼び寄せてボガール軍団退治を指示。
壬龍はアンドロ警備隊の皆にもボガール軍団の件を知らせると言ってその場を離れた。
「皆、気をつけろよ!」とヒカリは三種の神器の保管場所に瞬間移動した。
氷の神殿の外に出ると…何なんだ、この大群は〜!
アグルに状況を聞くと圧倒的な数のためボガール全員を倒すのに時間がかかるらしい。
…って、何でザムシャーがいるの?!と思ったら、マックスがザムシャーを連れて来たそうだ。
ザムシャーが他の青系の戦士を襲わないか監視していて、アグルとの手合わせを実現させるには僕たちの味方に…と考えたとか。
ボガールの1体が僕を捕らえようと触手を出した。
左腕にかかる寸前にブレスレットを鉄扇に変えて触手を切断、鉄扇をブーメランの要領で投げてそのボガールを倒した。
こうしている間にも新手のボガールが攻めてくる。
氷の神殿は必ず守り抜く!ヒカリへの手出しも絶対にさせない!
ボガールの群れが世界中に襲撃してきた!
光の御子、ここはこの私に任されよ
氷の神殿は私が守り抜く、そなたらは日本に向かわれい
NEOMATがボガールの親玉に苦戦している
「でも、マーゴドン一人で大丈夫なの?」
ふん、私一人ではほんの少しきついかも知れぬが
その時、空から強力な光線が連射され、ボガール共を次々と焼き払った
海中からもレーザーが発射され、ボガールを撃ち落としていく
シラリーにコダラーだ
「2人とも、来てくれたんだ!」
「それだけではないぞ」
シラリーの後ろから、ビブルス星人の艦隊が現れ、ボガールを攻撃し始めた
海中からはミステラー星人善が修復したのだろうクレージーゴン改に乗って現れ、ボガールを撃ち倒していく
「皆、来てくれたんだ!」
「ビブルス星の過激派が地球侵略なんぞ企んだだけで、本来我々は平和を愛する種族です、ミリーに呼ばれ、応援に参上しました」
「地球は私の第2の故郷、こんな連中には渡したくない!!」
日本にもビブルスの艦隊は現れ、ミリーも火山内に隠れしていたゴラUを出現させ、ボガールと戦っていると言う
ミステラー星人は日本の危機を知らせるためにここまで危険を犯してくる所を、コダラーに助けられたのだ
さあ、光の御子、日本、へボガールの親玉退治へ!
ニホンニイルヤツノメイレイデコオリノシンデンヲマモルエサトタタカウコトニナッタ。
れっさーぼがーるドモ、ムレデクイツブセ!
ドウシタ?サッキマデノイキゴミハ?うるとらぞーん(怪獣墓場)カラマダマダヤッテクルゾ
シラリー、コダラー、テメエラニハモウタイリョクガナイヨウダナクッテヤル!
クソ!チキュウカイジュウドモガナマイキナ!
ゾンネル!ギール!ティグリス!キサマラナドオレヒトリデクッテヤル!
ハァーゴチソウサマ。クヤシイカ?コダラー?シラリー?マーゴドン?
テメエラモクッテヤルヨ・・・・ソノマエニデンゲキヲアビテシネエエエエ!!!
・・・・チイイイイ!ガキ(シャザック)ガジャマシヤガッタカ!コノゴミガ!
フミツブシテヤル!イイオトガシテマッカニナッテイロンナモノガデテイル!スッキリシタ!
マーゴドン「ゆ・・・・許さん!!!」
ヒ・・ヒイイ・・・カ・・・ラ・・ダガサムイ!ウ・・・ゴケ・・・ナ・・イ!
シラリー「凍ってしまえば貴様の体が爆発し地球が吹っ飛ぶ事も無い。」
ク・・・・・ザ・・・コ・・ノブ・・・ン・・ザ・・イ・・・デ
コダラー「これは我らの怒りだ!滅びよ!!!!」
ク・・・クルナァァァァァ!!!!!!!!!!!!!ギャアアアア!!!
456 :
ガイアの日記:2006/08/03(木) 23:03:44 ID:c3bpUr7F0
マーゴドンからNEOMATがボガール・エンボディードに苦戦しているので日本へ行くように言われた。
1人で大丈夫?と心配していたら空と海中からシラリーとコダラーが現れ、ボガール数体を吹き飛ばした。
さらにはビブルス星艦隊が現れてボガールを攻撃し始めた。
また海中からはミステラー星人がクレージーゴン改を駆ってボガールを撃ち倒す。
ビブルス星は本来平和を愛する種族だが地球侵略を企んだのは過激派だったそうで今回ミリーに呼ばれて応援に来たそうだ。
日本でもビブルス星艦隊が戦っていて、ミリーもゴラUを呼び寄せてボガールと戦っているとか。
ミステラー星人は日本の危機を知らせるためにコダラー助けられながら氷の神殿に辿り着いたそうだ。
マーゴドンに皆を助けるように頼んでアグルと一緒に日本へ急行した。
日本に着くと…皆かなり苦戦してるみたい。
あれ?TPCのアートデッセイに似てると思ったら、グランドアートデッセイという新造戦艦らしい。
そのグランドアートデッセイをボガール・エンボディードが触手で捕らえようとしたのでアグルブレードで切断。
氷の神殿から助けにきた旨を告げると、皆一緒に戦おう!と言ってくれた。
エンボディードを守るように同族のボガールが僕たちに迫る。
僕とアグルは咄嗟にかわし、グランドアートデッセイとビブルス星戦艦に飛び移る。
そしてバーストストリームでエンボディード以外のボガール全員を吹き飛ばした。
「餌ごときが、いい気になるな!」…僕らは餌じゃないってば!
残るはボガール・エンボディード、お前だけだ!
457 :
マックスの日記:2006/08/04(金) 15:59:57 ID:8Fo1ANP90
ガイア達が日本に向かってる間、俺は氷の神殿を死守するよう頼まれた
「アグル・・・!戻ってきたら貴様を斬る!逃げるなよ!!」とザムシャー
って今は違うだろ!
ボガールはたくさんいるけど俺にはどんな数で来ようと関係ない!
なんせ、俺には分身能力があるからね!
一気に分身して次々にボーガルを倒していく
さぁ・・・氷の神殿は俺達の手で護るんだ!
458 :
ガイアの日記:2006/08/06(日) 23:46:31 ID:5Jrg1I4s0
(
>>456の続き)
「生意気な餌どもが!こうなったらお前から食ってやる!」とボガール・エンボディードは僕に襲いかかった。
この時を待ってたよ!僕はあえてボガール・エンボディードの体内に閉じ込められてやった。
そしてフォトンストリームで風穴を開けて脱出!
アグルから力を託されてヴァージョンアップしたばかりの頃に出現したゾーリムを体内から倒した時の応用だ。
再び復活されては困るので全員最大出力の光線技と重火器でボガール・エンボディードの身体を細胞1つ残さず破壊。
これで何とか片付いた…かな?不安が残るけど…
氷の神殿に急ぎ戻る道中で驚愕の話を聞かされた。
NEOMATが謎の振動に襲われてキリヤマ隊長と吉村隊員以外の全員が異次元に飛ばされたとか。
そこで新たに岸田隊員(旧MAT)城野隊員(UGM)チャールズ隊員(UMA)を呼び寄せて再結成したそうだ。
「…で早々にボガール軍団が出現したんで、こんな事もあろうかとグランドアートデッセイも出したわけさ」
キリヤマ隊長が言うには、グランドアートデッセイの実戦投入は今回が初めてだとか。
その戦力はTPCのアートデッセイや戦艦プロメテウスにも引けを取らないそうだ。
「地球の皆さんに迷惑かけてすみませんでした…これで罪滅ぼしと恩返しが出来ます」
ミリーのこの言葉は、ビブルス星艦隊の皆の言葉だそうだ。
氷の神殿が見えてきた。皆無事だといいけど…
459 :
マックスの日記:2006/08/07(月) 13:14:05 ID:Yrripb0z0
ふぅ・・・なんとかボガールをすべて退治する事ができた
とはいえ分身能力がなかったらかなり厳しい戦いだったろうなって思わず実感してしまった
もっとパワーアップする必要がありそうだ・・・
と、そこへガイア達が帰ってきた
俺達は無事だよ、ガイア!
ん・・・・なんか忘れてるような・・・・あ〜!ザムシャー!!
「待っていたぞ・・・アグル!今こそ勝負だ!」
って待ってよ!アグルはボガール戦で疲れてるんだ、ここは回復を待ってから戦うのがベストだよ!
君だって疲れてるんだからここで休んでいきなよ
「仕方ない・・・そうしてもらう」
ふぅ・・・なんとか治まったかな・・・
でも、アグルはなんか気に入らないみたいだ・・・
なんとかして仲良くさせる事はできないだろうか・・・
剣術使い同士がコンビを組めば心強いからね・・・
こうなったら誰かと相談してみようっと
460 :
コバの日記:2006/08/07(月) 14:13:46 ID:0VRPhogb0
ここまでのあらすじ
地球の平和を守るため戦って粉砕してきたウルトラマンゴライアンだったが、ついに宇宙恐竜ゼットンの前に敗れてしまった
駄目だ・・・今までの事が走馬灯のように見えてくる
最初の敵、ゲロンガ、グドンとツインテール、グビラ、コスモリキッド、グロブスク、ザタンシルバー、ザルドン、マッハレス・・・
どれもこれも強敵ばっかだった・・・
ん、声が、声が聞こえるぞ
ゲロンガ「ゴライアン、立つんだ!俺達を倒してきたお前は、こんなに弱い奴だったのか?」
コスモリキッド「ミーハキミナラタチアガルシジーテマース」
レオゴン「おら達の分まで、生きてくれ」
ゴドラ星人「生きるんだ、ウルトラマン」
お前ら・・・うおおおおおおおおおおおおおお
イデ「あ、ゴライアンが立ち上がったぞ!!」
森山「がんばって、ゴライアン」
上野「いけー、やっちまえー」
うおおおおおおおおおおおお
ゴライアンジャイアントスイイイイイイイイイイイイングウウゥゥゥゥゥゥゥ
ドカーーーーーーーン
勝った・・・
ふー、片付いた片付いた
マックスが分身の術を使ってくれたおかげで通常より早く勝負が決まったぞ
シラリー「それじゃ俺はこれで」
コダラー「マタ、クル」
ああ、ご苦労さん
それにしても、多くの犠牲を出してしまった・・・
462 :
ガイアの日記:2006/08/07(月) 15:07:39 ID:es9CablK0
氷の神殿に着くと、ちょうどボガール軍団との戦いが終わった後。
マックスとマーゴドンが来たので状況を聞くとマックスの分身能力のおかげで早めに決着がついたとか。
シラリーとコダラーは戦いの後で早々に帰ったそうだ。
その時、イザクが僕に泣きついてきた。どうしたの?
壬龍も「申し訳ござらぬ…我らも頑張ったのだが」と言うので理由を聞いた。
ボガール軍団との戦いに駆けつけてくれたゾンネルとギール、そしてティグリスがボガールモンスに捕食されたそうだ。
コダラー、シラリー、マーゴドンも捕食されかけたが子供シャザックに救われたとか。
捕食の妨害をしたとして子供シャザックはボガールモンスに踏み潰されたそうだ。
あまりの事に頭に来たマーゴドンがボガールモンスを氷づけにし、シラリーとコダラーがふっ飛ばして敵討ちをしたそうだ。
壬龍が案内した先には…ズタボロの子供シャザックと壬龍の龍玉に覆われたゾンネル、ギール、ティグリスの細胞があった。
完全に捕食出来なかったところを咄嗟に拾って龍玉で保護したらしい。
ある方法を思いついたので壬龍とアグルを呼んで耳打ち。
「あの方にご協力願うのか?」(壬龍)
「怪獣という特殊なケースだぞ?さすがにそれはどうだか…」(アグル)
次にイザクを呼んで耳打ちすると「いいの?」と驚いた表情。
皆に留守番を頼んで出かけようとするとザムシャーが「戻ってきたら勝負だからな、アグル!」と言った。
あまりにもアグルとの手合わせに拘って喧しいのでクァンタムストリームをザムシャーに浴びせて黙らせた。
改めて…行って来ま〜す!
463 :
ガイアの日記:2006/08/07(月) 15:48:29 ID:luNbLg1K0
(
>>462の続き)
僕たちが行った場所はキング星。数々の事件の犠牲者を生き返らせてきたキングに相談するためだ。
ズタボロの子供シャザックと壬龍の龍玉に覆われたゾンネル、ギール、ティグリスの細胞をキングに見せた。
「儂が今まで見た中でこれは酷いな」(キング)
生き返らせるのにキングの協力がいると言うと「特殊なケースではあるがやってみよう」との返答。
子供シャザックとゾンネル、ギール、ティグリスの細胞を置いた周囲を僕とアグル、壬龍、キングで囲んだ。
一緒についてきたイザクは心配そうに見守る。
祈りを込めて淡い光を浴びせると、子供シャザックが息を吹き返し、ゾンネル、ギール、ティグリスも細胞状態から元通りに。
「やった〜!よかった〜!」とイザクも嬉しそう。
キングにお礼を言って連れて帰ろうとすると「彼も連れて帰ってあげてほしい」と言われた。
キングが連れてきたのは…姫矢さん!もう大丈夫なんですか?
「身体の傷は治ったんだがネクサス…ノアの力はまだ完全には…だけどキングには本当に感謝するよ」
照れ笑いの姫矢さんに対し、キングは氷の神殿での療養を勧めたとか。
ありがとうございます、キング!何かあったらまた来ますね。
464 :
コバの日記:2006/08/07(月) 16:21:16 ID:0VRPhogb0
勝った・・・ゼットンに勝った・・・
その喜びに俺がうち震えていると、空からゴライアンをはるかに超える大声の笑い声が聞こえてきた
振り向くと、そこには・・・
「ワシが宇宙警備隊大隊長、ウルトラの父である!」
ウルトラの父が仁王立ちしていた
しかし、こっちの世界のとかなり雰囲気違うな・・・
「ウルトラマンゴライアン、よくぞ怪獣たちを倒し、この世界を救った」
もしかして、あんたが俺をここに呼んだのか?
「うむ、クトゥルフの怪獣共と戦う力をつけるため、おぬしをここに呼び修行させたのじゃ」
ウルトラの父・・・
「さあ、総仕上げだ、これからこの星の宇宙警備隊本部に来て、特訓を受けるのだ!」
オス!お世話になります!
イデ「あ、ゴライアンが去っていく」
森山「ありがとう、ゴライアーン」
上野「元気でなー」
今日も一日中引き篭もってたなあw
俺みたいな弱いのが出ると死にますよwwwww
で闇の力がボガールが死んだから体が欲しいとねだってるわけですw
とりあえずおk!これで俺無敵!
466 :
名無しさん:2006/08/07(月) 22:18:52 ID:ANifck/90
久々に見に来たら……ゾフィーどこだよwwwww