>>757 また「ジャンルがない」とかいいつつ「ジャンル」にしてるし、どっちなんだw
現実に存在してるのは子供向けドラマとしての「特撮ヒーロー物」というジャンルだな。
アニメーションの「子供番組としてのアニメ」と同じ。
あっあー言葉足らずが仇になった
予想が当ってしまったのでやっぱり補足する
実写作品のなかにはアニメは含まれない
アニメ作品と実写作品は別(例外的にCGだけが共通して浸透している)
そして特撮ってのはほぼ実写専門のツールでしょう
ツールにもかかわらず「特撮」という専門のジャンルがある
これはおかしい
SFにも特撮使うのに、戦争モノにも特撮つかうのに
なぜかな?なぜかな?
答えは簡単、特撮ビジネスが非常に閉鎖的で保守的で馬鹿にされているから
自分たちが楽しんでいる映画にもつかわれている特撮を侮蔑する連中がいるから
特撮なんてジャンルは認識をゆがめるだけの存在
だから特撮なんてジャンルは必要ない
文盲のために重ねて言うよ特撮の文化を否定するものではないからねこれは
>>752 なんだ。他作品普通に楽しめてる人なのか。
誤解してたよ。申し訳ない。
であれば、カブトも響鬼同様人気がなければ「テコ入れ」もあるということは
覚えておくといいと思うよ。(P交代はないだろうけど)
響鬼のような変化を望まないなら、玩具を買っておくことだ。
それもしないで文句を言ってもバンダイ・東映には届かない。
なぜならお金を出さない以上「お客」じゃないからね。
>>759 アニメとあんま変わらないよね。
西遊記とコナン
アンパンマンと戦隊
みたいな。
前者は大人も結構普通に見てるもの
後者は本当に子供向け。
「特撮というジャンルのはなし」からは少しずれるのだが。
GAROのような作品が生まれた、ということは
製作者にやる気と覚悟さえあれば、(ある程度は)自分の思い通りに作る事の出来る
独立したヒーロー作品を作る土壌ができてきた、ということなんだろう。
そんな中、「ライダー」という枠の中で作品を作る事にどれだけの意味があるのか?
ライダーのフォーマットの上でやりたいことがあるからか、
それともライダーという枠のブランドを利用したいのか。
完全新生なんて謳ってた響鬼の場合は完全に後者だろうね。
だけど、今なら新しい事がやりたきゃ他所ででもできる。なぜわざわざ「ライダー」なのか。
「ぶち壊す」という行為を見せつけるための、格好の叩き台でしかなかったのか?
いずれにせよ、新天地に繰り出す勇気もなく、親の遺産食いつぶすだけの
安い反骨精神でしかなかったんだろうな。
「特撮」はある。特撮が単なる実写と同じ予算で作れる未来は当分きそうにないからな。
「特撮」というカテゴライズがなかったら、どうして予算だけかかる代物を作るんだ?
閉鎖的でもなんでもない。資本主義自体に注文をつけるしかない。
「この世から武器をなくせば平和になる」みたいな理想に意味はない。
自分の理解力を棚にあげて他人を文盲扱いする馬鹿には分からんかもしれんが。
ついでに、どうでもいいことだが。
作品論においてよく「行間」という言葉が用いられるが、
その不確かなものに確証を与えるには何をすべきか?
単純な話、「間」を構成する「行」を提示すれば良いだけなんだが・・・
>>760 普通は「特撮」というツールにしてもジャンルにしても
それが好きならば侮蔑しているという相手に理解させる工夫をすべきところで
「特撮」という言葉自体を否定して媚を売ろうとしているのは
なんだか気に食わないな
商業主義でもなんでもなく、特撮技術には
金がかかるから、今のビジネスモデルが出来たわけで。
それを否定する以上、それ以上に儲かる根拠があるから
上のようなことを言っているんだよね?
こういうことすら「裏事情」といって封殺するなら
全く議論にならないよ。
旧信者が必死に話題を誘導してるな。
作品論で勝負すれば前半が後半に勝てる要素など全く無い
昨日のhYMKx19H0は作品論での反論に一切答えてない上に舞台裏に対する
話題には答え出すし
>>641 具対的に。
前半の描写こそセリフで説明しただけだっただろうが。
逆に後半になってから登場人物の行動や、出来事にたいするスタンスといった
本物の人物描写がなされる事となった
だいたいアンタ本当に頭が悪いな。
雨が降らなきゃ地上の全生物は生きていけないんだけど?
実効性を持たない雲のままなのと、生命の元となる雨のどちらが必要な存在かは
言うまでも無い
寄ってたかって必死に叩いてるなあw
旧信者にたいしては彼に都合の悪いレス
主に
>>649‐650
>>648 >>644‐645
>>714 >>719 >>723等への反論を要求する
だいたい「全部セリフで説明してる」っていうのは冒頭のナレーション(「変わってきたような気がしました」)から
始まって登場人物の明日夢賞賛、響鬼賞賛でしか両者の良さを語れない前半の稚拙な展開だろうに
>>643 あのな、「キャラが動かなきゃいいってもんじゃないよ」
0.1と0は全く違う、少しづつですら動いて無かったじゃないか。
いや、動いた・成長したかのように見せかけるために不自然に(番組開始以前にまで)
後退させた事もあったな。(病人のじーさんだかばーさんだか、妊婦に席を譲るかどうか)
動いたというのなら作中の具体的な描写を出せ。
>あの一年で、例えばあきらだってものすごく変化した
その変化の過程と原因、結果の具体的な例を出せなきゃ
あんたの意見に客観的な正当性は無いぞ。
>>655 >形式的に弟子になった後半より、ただの少年だった前半のがよっぽど明日夢の成長の助けになってたと思う
その「成長」というのを具体的に挙げろ、
>>669 いいや、明らかに辛いな。お前は間違っている
さらに
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1135381120/439 こういうのを「台詞に頼らない人物描写」「具体的な成長」というんだ。
>>656 「見える」だの「思う」だの全部それはお前の主観じゃないか。それが正しいっていう根拠はあるのか?
>>704 >少しづつ変化する明日夢の表情みてて何も思わなかったの?って
具体的にどこがどう「少しづつ」変化して言ったんだ?
お前は何も変わっていない明日夢を見てどうして「変化している」とかいう妄想を抱くようになったんだ?
>>715 >明日夢の安っぽい謙虚さが、譲歩や妥協ではない本当の謙虚さに変わっていきはじめた
前半は初めから終わりまでずっとそうだったな。なぜその本質を見ぬけない?
>>716 断固として反対だ。
>>717 そんなものは前半の明日夢には最後まで備わらなかった。
お前が勝手に
>しかし猛子と出会うことで、弱さを克服した人々と交流することで、自分でもわからないうちに
>明日夢は少しづつ、自分が人を拒絶していたということに気付きはじめたんではないか
と思いこんでいるだけ
>>768 思考の破綻した君のような旧信者にはそう見えるだろうね、
いいかげん考え直すべきじゃないかな?
レトリックに振り回されすぎだな。
粘着性といい、あんたの文章はまともに読むに足るものじゃないよ。
>>771 >レトリックに振り回されすぎだな。
具体的に。
もっともhYMKx19H0やLnZrNEy30の独り善がりで客観性のない文章を
肯定するような程度の人間には受け入れられないものかもしれないだね
彼のいいところは、作品を作品としてみていて、レッテルを貼っていないところかな
まぁ少しそういう発言もあったようだけどw
特撮というレッテルやPや脚本が誰、「視聴率がよかった作品」といったレッテルを貼らずに
作品そのものとしてよかった悪かったと論じようとしている
……できてたかどうかは、まぁ、とりあえず置いといてw
でも、そういう姿勢は俺は評価するよ
ただ、彼のいけないところは
じゃあ彼が「いい」と言っていた部分が、作品のどこにどう出ていたかってことをちゃんと語らないところ
旧信者にいがちな「具体的厨乙」症候群だね
彼が「いい」と言っている部分は、響鬼という作品、高寺というPが「書こうとした」部分であって
それがきちんと書けていたんならそれはそれでそこそこの作品にはなったと思う
俺は
>>662 >>668なんで、それでも傑作にはならなかっただろう派ではあるんだけどw
でも、それは実際は出ていないわけよ。ものすごい脳内補完と「ぼくがかんがえたりそうて(r」があって初めてそう思える
そこをきちんと説明しない限り、他人は彼の説には同意できないよね
というか、そこの部分をきちんと説明してやれば、彼ももう少しきちんと書き込んだような気が・・・・しないかw
> レトリックに振り回されすぎだな。
レトリック [rhetoric]
(1)修辞学。美辞学。
(2)文章表現の技法・技巧。修辞。
「―にすぐれた文章」
(3)実質を伴わない表現上だけの言葉。表現の巧みな言葉。
「巧みな―にごまかされる」
この場合(3)と思われるから、レトリックを使ってるのは
ID:hYMKx19H0 になるのか?
まあID:78EXkm6H0 も一つ一つ揚げ足とるような書き方だから
で
>>771は何がしたいんだろ?擁護?
>>773 >特撮というレッテルやPや脚本が誰、「視聴率がよかった作品」といったレッテルを貼らずに
>作品そのものとしてよかった悪かったと論じようとしている
最初の方はそうだったけどいつの間にか裏事情とか業界とかそういう点での
体制変更批判に比重を移すようになったのは頂けないかと
>>774 揚げ足か?
「0か0.1か」「具体的に(本編のどういう描写でそれがあったのか)」
「セリフに頼りっきりにならない描写」は重箱の隅じゃない本質的な点じゃないのか?
雲か雨かは例えにたいする反論だけどそれにしたって前半と後半に対する
比較って点じゃ間違ってないとも思うし。
どこが振り回されているかは、ヒマだろうと思うのでまあ自分で考えてくれ。
さてザックリまとめると、
前半はヒーローという非日常的存在の日常を丁寧に描いてユニークだった。
特撮ヒーローもののフォーマットを逆手に取ったかたちで、こういうのもたまにはアリということだな。
明日夢は日常側の視点なので無理にヒーロー側に巻き込む必要はない。
ただしこれで1年持たせてそれなりの盛り上がりとオチを付けるのは難しいだろうが、実に楽しみだ、
と思っていたら人物紹介〜状況描写あたりでポシャっちゃったが、
面白いものを見せてくれたので半年持っただけでヨシとしよう。
後半は20話弱の話数で、前半を継承しつつ最終決戦もオチも描き、
という大きな制約があるのでひじょうにバタバタした展開になり「日常を丁寧に描いて」よりは
話をまわすために印象的なシーンをつないでゆくという描き方になり、
話は流れるがキャラクタの描写はフラットつまり類型的にならざるを得ない。
だから明日夢も話の都合でドンドン成長するw
話の流れとしては「よくある話」で、正直退屈だった。
ただし、さすがに、それでも「印象的な絵」はいくつか見せてくれた。
これはこれでヨシとしよう。
ということで、前期は前期、後期は後期でそれぞれ楽しみどころはある。
それでいいんじゃないの。
何で過疎ってたのが一晩でこんなに伸びてんだw
つーか、前半でやってたのは「非日常のヒーローの日常」ではなく「日常的な少年の日常」
だろ?ヒーロー側の視点に明日夢を巻き込む必要はない、ってそりゃ明日夢が脇役で明日夢
のエピソードが本筋であるはずの鬼の話を食うほどの尺で描かれてなきゃの話だ。ただの
ボンクラ高校生の日常をだらだら特撮番組で垂れ流して一体誰が喜ぶってのよ?
前半は難行苦行のような明日夢パートを何とか耐えて、響鬼に変身して戦い出すのを見て
やれやれと安心するといった具合だったぜ、俺は。特撮番組と言うくくりでどれだけ眠たい
もの作れるのか限界に挑戦してるのかと思ったぐらいだ
>>746のレスで思ったが
人間的な成長はともかく明日夢自身は前半後半に関わらず
響鬼にずっと依存していた(それを象徴するのが桐矢に引っ張られる形での弟子入り)
ただ最終回近くでその対象だった響鬼に突き放されたことで響鬼と自身の関係を改めて考えて
最終的に導き出した最終回最後のあのセリフ
アレが明日夢自身が本質的に成長した証そのものであり
響鬼への本質的な依存を振り払った瞬間だった
響鬼に対する依存を残しておいたのは
前期Pが某ムックに書いていた響鬼を通して本当に伝えたかった
「癒されてないで一緒に戦おう」という言葉を
後期Pがその意を踏まえて伝えたことの証だろう
>>773 概ね同意見。
hYMKx19H0 は、キャラクタ萌え起点のオタク的に、
ではなく一個の作品として内在的に物語をトレースしようとしている点が面白い。
内容そのものに同意するかどうかは別問題で、それは切り離していいだろう。
えてして類型的なあるべき論に流されがちになるところを
結構じっくり記述しているところからして、
おそらくいろいろな指摘に対しても個別に反論も出来るのだとは思うが、
まあ彼にそれを行う義務もないだろう。
第一ツッコミの数が多すぎるw
そこは相互理解の元にお互い脳内補完しあって・・・とはならんかw
>>718 弦信者乙。
結局後期マンセーって言いたいのなら
「俺と同じスタンス」とかエクスキューズつける必要ないよ。
どこがいいって言葉ではっきりいえなくてもいいもんならいいはずじゃん
>>777 んじゃ、後半派の異論として
>前半
「部分的には」ヒーローという非日常的存在の日常を丁寧に描かれていたと言うのには同意なんだけど
中盤に近づくにつれて雑に(後半レベル、酷いときにはそれ以下)なってきた。
具体的には中盤のマカモー周りの設定と、猛士関連の設定(「上層部が言うには…らしい」とか)。
また、ヒーローの非日常性の型輪を担う存在としての「脅威」(マカモーがどれだけ恐ろしいか)
がやはり後半と同様のレベルで描けていなかった。
そのおかげで「ヒーローという非日常的な存在の日常」ではなく
「非日常的な存在ではないヒーローの日常」になってしまい緊張感が殺がれてしまった。
例えるなら
軍隊や自衛隊やレスキューのはずだったのに猟友会に近い方向になってしまった
明日夢は日常側の視点なので無理にヒーロー側に巻き込む必要はないがそのせいで
話の流れがパートによって分断されドラマとして見づらい作りになった。
「日常」の描写についてもセリフに頼ったり『後半以上に』不自然、強引な展開や人物描写が引っかかった。
(「○○はこんなにも××なんだ」が多過ぎたり、
「響鬼さんは昔は〜〜だったんだよ」とかそういう「ありがたい言葉」によっての明日夢が問題を解決する、の流れ等)
要するにhYMKx19H0やLnZrNEy30の主張する「良かった点」が形にはなっていないのが欠点
後半は…同意する部分は無くも無いけど
>絵を繋いでいく
のではなく大まかな道(明日夢が桐谷と出会ってこういう風に響鬼さんとの関係が変化して最終的には自立する)
の上に建物や装飾を築いていく、という物語だと考える。
よって「絵」単体(例えば犬小屋とか)よりもその絵の下にはどういう背景や
道があって、それはどういう過程を辿ってその結末にはどういうものだったか、という事
いう絵と絵を繋いでるように見える道筋や変遷が後半の本質じゃないのか?
もう一点、完全に主観だけど「ありがち」か「ありがちでないか」という自体を
良し悪しの判断基準に咥えるのは個人的には感心できない。
前半の明日夢とまわりの関係性は意図としては「少年の成長を見守る暖かい環境」だったんだと思うが
それがどこで足を踏み外したのか
なんちゅうかこう、娘かわいさの余り「無理して結婚相手なんか探さなくてもいつまでもウチにいていいんだよ」
とか言い出した親バカ親父みたいになっちゃってたように見えたのよ俺。
最終的には娘をヨメに出さにゃいかんのだよな、行かず後家を肯定して終わらねえよなこの話と思っていぶかしんでたんで
後半の急展開にはものっそ納得が行ってしまったんだが。
>娘かわいさの余り「無理して結婚相手なんか探さなくてもいつまでもウチにいていいんだよ」
>とか言い出した親バカ親父
最終回の細川改変がその象徴だよな。
細川には井上脚本の意図や「少年よ」の歌詞の意味すらも伝わってなかったと見える。
監督の存在を無視してる奴がいるな。
ちょっとしたアドリブならともかく、あんなデカイ改変は細川の独断じゃ出来ないよ。
>>750 特撮ヒーロー番組ってくくりで考えたら?
俺は、スパイダーマンもバットマンもスターウォーズも含まれてると思ってる。
不良に凹られるまではありきたりな展開だったよね。
凹られた後、目立った成長をしないというのが新しかった!
789 :
777:2006/04/19(水) 16:27:28 ID:/G0D+0EY0
ちょっと外出していたので、間が空いてしまった。失礼。
>>782 その指摘自体はよくわかる。まとめると、
・敵の描き方や戦い方がイマイチでヒーローの非日常性、かっこよさが際だっていない。
・日常側代表である明日夢と、非日常代表であるヒビキはじめ鬼達のからみが弱く、
このためその両者の接点である猛士サイドが進行役や説明役にならざるを得ないが、
それでドラマを推進するには無理がある。
・このため「退屈な特撮ヒーロー番組」となってしまい、商業的にも訴求せず
おもちゃの売上げ、視聴率などで振るわなかった。
というところだろうか。
>>778が怒ってるのもそういうことだな。
これは別に異存ない。
790 :
777:2006/04/19(水) 16:28:05 ID:/G0D+0EY0
まあここから、人によっては以下のようにも言い切ってしまうのではないか。
「これまでライダーが築いてきた資産に寄りかかって自己満足的な実験に走り
娯楽番組としても販促番組としても中途半端で、カルト的な人気は得たものの
ライダー番組という話のフォーマット、のみならずライダー枠の存在そのものも
危うくした失敗作にも値しない犯罪的作品」
これは冗談としてw
たしかに、特撮付き職業ものドラマとしてライダー番組の再定義を図り、
「非日常的存在の日常を丁寧に描く」「主人公の少年を日常側におく」点に関し
狙いそのものが成功していたかというと、丁寧な日常のディティールの描写は成功し概ね評価も得ているが、
大筋の物語の進行には失敗したというべきか。
しかしそれを承知の上で俺は、その試みをユニークで面白いものとして評価したい。
これが
>>777の「面白いものを見せてくれた」という趣旨。
791 :
777:2006/04/19(水) 16:29:07 ID:/G0D+0EY0
>>783 ということで、後半は、29話までで投げ出された点を限られた話数で回収しなければならず、
いろいろな選択肢があったろうが、
制作側は結局、最終的に明日夢の決断をトリとする3組の師弟物語を描こうとしたようだ。
後半の物語はさながらPERT図をみるように構造的にハッキリしていて、
前半とは対称的に2回構成でトリにいたるマイルストンを順々にこなしてゆく感があった。
すでに師弟関係が成ったザンキトドロキ組の隔離ぶり暴走ぶりも進行計算が見えて、
まるでプロジェクト進行をみているようでどうもいただけない。
これが
>>777で「退屈」と言った理由。
ただ、あきらの変身、ザンキトドロキ共闘など、お約束とはいえ期待通りの見せ場も沢山サービスしてくれていて、
こういうところはさすが東映、と思う。映画版もなかなか面白かった。
映画版は時代劇のお約束の集積が面白く、
その意味でおれ自身「ありがち」について偉大なる定型を否定するものではないのでご安心を。
>>786 やっちまったんだよそいつをよぅ・・・
>>791 前半も2話1くくりじゃなかったっけ?
それと、後半の例えばシュキあきらがらみの話なんかは、実際は2話じゃなくて6話くらいの長いスパンだったよ
あと、できればあなたの「退屈でない」ものがなんなのかが知りたいなぁ
前期にその言葉を使わなかった理由もあわせて
むしろ俺は前期にこそその言葉を使いたいから
「退屈」なんて主観を他人に説明されて納得できる人って居るの?
オレにとってはゴットファーザーは「退屈な作品」でしかないけど他人と共有できない意見だってコトも自覚してる
794 :
777:2006/04/19(水) 19:06:05 ID:/G0D+0EY0
>>792 > 前半も2話1くくりじゃなかったっけ?
そういえばそうだね。ご教示ありがとう。
前半は、それと気付かせない見事なダラダラぶり・・・というか
各シーンの連続性が話の本筋をうまく隠していた・・・といえようか。
>実際は2話じゃなくて6話くらいの長いスパンだったよ
後半全体が20話弱なので、
進行調整回を引いて3組で平均して割るとひと組4−5話くらいかな。
話の流れとしてはもちろん各組のエピソードをシリアルに直結するわけではなく
並行させつつ順にクローズアップして
2話1ユニットとして小さなマイルストンをこなしつつそれぞれ2〜3ユニットで
イブキあきら編、ザンキトドロキ編、ヒビキ明日夢編、と収束させてゆく。
さらに、例えばイブキあきらが片付いたら放置、というわけにもいかないので
師弟編決着後はあきらは明日夢とからめる、イブキはカスミとからめる、
というように物語としてのテンションの維持を図る。
で、それらは最終決戦とヒビキ明日夢の関係の決着、
つまり明日夢の決断の背景状況へと収斂してゆく。
このように構成上は非常に綺麗にまとめられていて、
引き継いだ時点で着地点を決めておしりから構成を決めていったのかな、と思える。
残念なのはこういう、構成優先で各シーンの連続性が断ち切られている点で、
メリハリがあるというと聞こえがいいがその機械的な進行に何度か見ていると食傷する。
これを退屈と表現したわけだ。
高寺P体制のまま最後までやったらどうなってたんだろうなあ。
自分は響鬼は最初の2,3話見てツマンネと思って騒ぎが起きるまで
見なかったクチなんで前半の評価はできないけど、
あのまま結末になったかちょっと興味がある。
多分最終的に行き着くところは一緒だったんだろうと思うんだけど、
どうやってそこまで持っていったんだろうなあ。
ゴメン言葉抜けた。
あのまま結末になったかちょっと興味がある。
→あのままだったらどんな結末になったかちょっと興味がある。
>795
多分、何も変わらない穏やかな生活の中でのびのびと育つ
明日夢少年と、それを暖かく見守る響鬼はじめ大人たちと、
人里離れた場所では今日も営まれる鬼対魔化魍の戦いが
あり、「響鬼さーん」「おう、少年」の会話の後「♪まーるーでー」
で終わる、そんなんじゃないの。
なんも始まってないしなんも終わってねえし。
断ち切られていた連続性、というのなら前半こそまさにそうだと思うがな。
童子と姫の正体は?→クグツという上位の存在がある。ではその正体は?
→洋館に住む謎の男女が操っているようだ・・・
それぞれの事象間に何の解決も連結性もなく、
前展開の焼きなおしリレーで謎の対象が変わるだけ。
「もう少しで鬼」と提示した筈のあきらは何の進展もなく放置、
一人立ちした筈のトドロキは、引退したザンキにべったり。
事柄と事柄の間に繋がりが無い。
まるで上達の見られないブレイクショットの練習を
一度撞いては並べなおし、延々と繰り返しているだけのようだった。
その点後半は変容しゆくゲームの流れの中で、
それぞれのキャラを落とし所に納めていったように思えたがな。
>798
>一度撞いては並べなおし、延々と繰り返しているだけのようだった
同感。なんともいえない閉塞感が付きまとうんだよな、前半は。
クウガのときもそうだった。クウガ好きだったけど、あのなんとも
いえない閉塞感だけは二度と味わいたくない。
流れが遅いだけで3クール目には洋館までたどり着いたし最終回に向けて物語りは普通に進行してたよ
たぶん、その進行具合が自分の望むテンポと合わなかっただけじゃね?
>>781 前期も楽しんでたんだけどね。今にして思えば、明日夢が弟子になるとばっかり思ってたから、
全く弟子になりそうにない今の展開からどうやってなるんだろうなー、とか思ってたり、
クグツとかの謎の存在みたいなのに対する期待感が大半を占めてたってことに気づいたわけだが。
前半は今でも嫌いじゃないけど、ケチつけたくもなるよ。
本スレであれだけ後半だけが問題点あるように喚かれれば
太鼓祭以降は明らかに脚本練る時間足らずに場当たり的にやってたと思うがな。後半も同じだけど構成きちんとしてたからまだなんとか
太鼓祭りら辺は、後任への嫌がらせとしか思えなかったがなー。
糞つまんない上に馬鹿みたいにクグツとか出して何考えてるんかと。
つか蟹しか出なくなった辺りで真っ当な精神してる奴なら違和感覚えんだろ。
嫌がらせとは思わないけど
黒服の正体も明らかにしないうちに洋館夫妻出したり白服出したり
挙げ句後付けで黒服はクグツでしたとか、バケネコ大量発生とか、
もう少し前後後先考えろよ、という気はした。
>>793 納得はできなくても理解はできるかもしれない
理解すらできないから訊いてみたんだよ
>>794 いやだからさ、あなたの理屈で新響鬼が退屈だったと言っているのに
同じあなたが2話1セットで、しかも別に連続性のない話をしている旧響鬼に退屈という言葉を使わない理由は何? と訊いてるのよ
>前期にその言葉を使わなかった理由もあわせて
って書いたじゃんちゃんと(泣)
後半がテクニカルすぎる、ってのは分かるがね。尺が足りないから。
ぶつ切り感も、結局のところ前半の無駄使いの余波だと思うがね。
前半の良い所って結局金が掛かってるところに尽きる
太鼓祭りとか映像は凄いからな
さすが劇場版の仕事放棄しただけの事はあるw
ただ金かけた映像を褒めちぎってる奴らが
スポンサー批判に走るのは恥ずかしいよね
そうだな。
前半で無駄に使われた尺の半分でも後半に回してくれれば、もう少しはマシだったかもしれん。
単純に考えれば中学生日記パートを3分ずつ29話分削除するだけで3話分も浮きが出る計算だ。
あと爆裂強打や童子の派生(鎧や乱れ)をメインにしてくれればなぁ。
等身大同士のアクションと
爆裂強打の火花散らしながら太鼓エフェクトごと吹っ飛んでく絵面が全48話中一番好きなんだ。
たとえマンネリ気味、過去平成ライダーと大差ない絵面だと言われようとも。