1 :
名無しより愛をこめて:
ライダーに関する自由度の高いSSを職人さんに発表してもらうスレです
・時代も世代も違う作品群の夢の競演
・仮面ライダー作品の世界観のアナザーストーリー
・ライダーの敵(幹部、怪人)をメインとしたSS
・オリジナルライダー
・小説・ノベル
・ライダーをメインにした他作品とのクロスオーバー
age,sage自由、批評は良いが煽りをしてはいけないよ
読者の方も感想、激励等どんどんカキコして行きましょう
職人さんもぜひよろしく
<注意事項>
・新フォーム、ネタバレなどはTVの流れに準じて解禁
・劇場版のみのライダーは公開から約1月後をメドに解禁
・他作品とのクロスオーバーの場合、
元ネタをみなが知っているとは限らないので(特にアニメ系)、
元ネタを先に宣言してくれるとありがたい
・避難所のみで連載している人もいるので避難所も時々覗いてね
2 :
名無しより愛をこめて:2005/05/18(水) 13:29:07 ID:qSFskkYu
3 :
名無しより愛をこめて:2005/05/18(水) 13:31:05 ID:qSFskkYu
ライダー共闘SSでSS職人も共闘しよう!
<これまでの流れ>
昭和・平成すべてのパラレルワールドをひとつに集約して行われる、ライダーVS組織の最終決戦。
最前線ではライダーと敵との果てしなき戦いが繰り広げられていた。
空と大地を埋め尽くさんばかりの、グロンギ、アンノウン、ミラーモンスター、オルフェノクの群れ。
さらにライオトルーパーの大部隊が、ジェットスライガー、サイドバッシャー、
オートバジン、ジャイロアタッカー、らの高性能マシンを駆り、疾走する。
その中で一際高くそびえる鋼の巨人・量産型キングダークの群れ。
まさしく動く山々を思わせる岩石大首領のコピー達の群れ。。
そして人間の理性を失い凶暴な巨獣と化したエラスモテリウムオルフェノクの群れ。
さらに、太古の恐竜や伝説上の架空の生物・ドラゴンを連想させるネオショッカー首領のクローンの群れ。
ライダー達の戦いは終わらない・・・・・・。
※シャドームーン、13riders全員、オーガ、サイガもライダー側で参戦です。
<この話の戦闘シーンのSSを書いてくれる方を募集してます>
・複雑なストーリー、設定は一切ありません。
・ライダー達が格好良く共闘する戦闘シーンであればどんなのでもOK
・自分が好きなライダーが大活躍するシーンなどでもOK
(例えば、RXのリボルケインでモンスター千体斬りとか)
・自分が考えたライダー同士の戦闘コンボなど
・フォームチェンジ激し杉、必殺技出し杉も基本的には気にしない方向でw
・整合性もあまり気にしない?<あまりに酷くなったら何処かから分岐しているパラレルという事で
・名前覧に「ライダー共闘/タイトル」で投稿して貰えるとわかりやすくてありがたい
等々
4 :
名無しより愛をこめて:2005/05/18(水) 13:31:52 ID:qSFskkYu
<お約束>
・自分が好きなライダーを活躍させるのは構いませんが、
他のライダーをかませ犬にしたり、貶めたりしてはいけません
・ライダーを殺してはいけません
・オリジナルライダーはこの話では避けましょう
・後はこのスレの良識の範囲内で
<悪役サイド>
ライダー達との最終決戦がはじまる半日程前。集結する歴代組織の幹部。
彼らの前に姿を見せる人間達の戦力。戦車をはじめとする地上部隊、戦闘機が空を翔る。
沿岸には空母や巡洋艦などの艦隊が砲撃の準備を行っている。
その数は、おそらくこの国の全戦力を、いやこの国に駐留している某国の戦力をも総動員しているに違いなかった。
敵側サイドを書きたい人はこちらのフォーマットをどうぞ
敵がライダーを倒す訳にはいかないので、こちらは悪役連合VS人間の軍事力です
幹部、怪人がメインで活躍する話をやりたい人向けです
※今迄の作品は前スレ、もしくはまとめサイトをご覧ください
・・・っと、テンプレは此処まで。
良いスレタイが浮かばなかったので前のままです。
6 :
名無しより愛をこめて:2005/05/18(水) 16:27:18 ID:mv7wcKJy
6ゲット!
8ゲット!
「・・・全く、もっと上手く立ち回れないものですかね?」
一瞬目を閉じた氷川が次に目を開いた時、
真っ先に目に映ったのは、自らの周りの大量の灰。
同じく灰を回りに尻餅をついているレディの姿を見ても、一瞬何が起こったのかわからなかった。
そして、いつの間にか戻っているトラックの前に立ち、自分に悪態をついたのは―――
「―――琢磨さん!?」
逃げ出したと思われた、琢磨逸郎。
琢磨は続ける。
「逃げようと思えば逃げられたはずですよ?」
「え・・・でも・・・」
「下手をすれば、貴方は死んでましたよ。」
「そうだ、僕は―――」
撃たれたはずだ。
何故、生きている?
―――まさか、
一瞬、そんな事はないと思った。
だが、この状況を説明するにはこう考えるしかない。
そうか。
そうなのか。
やはりそうなのか。
僕は―――
「ついに・・・・アギトになったのか!?」
この状況には不釣合いな程目を輝かせる氷川に、真実を告げるのを琢磨は少し躊躇った。
「氷川さん氷川さん・・・別に氷川さんがアギトになったワケじゃありませんよ。」
輝きは瞬く間に失せ、氷川は、そうですよね。と少し拗ねた声を返した。
―――誰に?
氷川は驚いた様子で振り返る。
意識を失っていた、沢木がそこにいた。
ふと周りを見ると、トラックから続々と降りるアギトの会員の姿。混乱が氷川を襲う。
「・・・・何故―――」
―――沢木がいる?
―――会員が解放されている?
―――自分が無事でいる?
そう続くであろう質問に、琢磨は答えた。
「・・・私は手品師でもなければ奇術師でもないのでね、―――タネは教えますよ。」
あの時。
琢磨は、氷川にレディ達が集中している間にトレーラーに忍び込んだ。
そして沢木達からライオトルーパーが離れるのを見計って、トラックを占拠する。
後は、氷川を助けるために、ライオトルーパーの目を眩ませる為に発光弾を放った。
無論スマートブレインの強化スーツであるライオトルーパーの視界は直ぐに回復するが、それでも一瞬視界が途切れる。
その、一瞬をついて。
「・・・正確には、3秒ほどでしたがね。」
スーツ自体はほぼ一瞬で視界を復活するが、中の装着者の反応は少し遅れる。
その3秒の間に、琢磨のムチはトラックから投げ落とす。
氷川の盾変わりとなった、別のライオトルーパーを。
「流石はスマートブレインの技術。ベルトが取れ易いと言う欠点さえ除けば、今でも変身したいものです。
・・・その装甲、大いに利用させてもらいました。」
琢磨は、大袈裟に演説する。
後は意識を失わせたライオトルーパーを、マリオネットのように氷川の前に並べる。
言うまでも無く、氷川の周りの灰の正体はそれであり、
レディの周りのそれは、氷川が目を開くまでの間に琢磨が止めを刺したもの、と言うことだろう。
「と、言う訳ですが―――」
レディに向かう琢磨。
出来るだけ抑えた声で、問いかける。
「何か質問は?」
「そんな事・・・・アナタなんかに出来るワケが・・」
「無い、ですか?・・・貴方は私を―――」
―――誰だと、思ってましたか?
琢磨は薄っすらと笑った。
レディは、今迄この男を侮っていた自分を呪った。
だが。
こちらへ向かうエンジン音に、聞き慣れた物を感じると、その顔を歪ませた。
「・・・どうやら、うまく逃げた連中が居たようですね。」
琢磨は、此方へ向かってくるライオトルーパー隊に呟く。
その銃口を向けられた会員達のざわめきの中、琢磨は服からある物を取り出し、天高く投げた。
イェイツの、詩集。
「琢磨さん何を!?」
氷川の声を尻目に、琢磨はムチを創る。
そして、ライオトルーパーはすべて、そのムチによって天高く舞い上げられ――ー
「気をつけてくださいよ、上に。」
「え?」
同じく投げられた、詩集から放たれる光により、灰となった。
「目に入ると、とても厄介ですから。」
上空より降り注ぐ灰。
それに目を伏せながら、レディは唇をかみ締める。
ラッキークローバー、そう呼ばれた存在を侮った自分の唇を。
ボン。
乗り手のないバイクは、ガードレールへぶつかると炎上を始めた。
「・・・さて、」
詩集を受け取ると、琢磨はレディの方を向いた。
炎に照らされたその顔は、琢磨の過去を知らない氷川には、とても禍々しい物に見えた。
これから沢木氏の別荘にて、遅めの会食がありますが―――」
レディを立たせながら、琢磨は言う。
「ご出席、願いますか?」
「・・・ワインくらいは、出るんでしょ?」
「ええ。」
琢磨は軽く笑うと、氷川の車に向かって歩き出した。
「・・・所で―――沢木さん?」
「何ですかぁ?」
「・・・今から会食といっても・・・・」
何が言いたいのか分からない、といった様子で沢木は氷川に顔を寄せる。
「・・・・別荘に食材、あるのですか?」
「あ、忘れてました。」
「忘れてましたっ・・・て!?」
「いや、まあ何とかなりますよ。何とか。」
あはははは。
沢木の笑い声は響く。
普段から小食の加奈や、襲撃から今の今まで意識不明だった沢木にはなんとも無いだろうが、
昼食を抜いたため、空っぽの氷川の胃には、確実に響く。
無論、いくら昼食を取ったとは言え、それら全てを消化しつくした琢磨の胃にも。
―――全く。
琢磨はそう呟くと、ふと窓を見た。
窓の先、そこに映し出されたものを軽く見る。
―――私の勘も、満更捨てた物ではなかったわけだ
満面の星空。
琢磨はその光を、目に焼きつけると、又目を閉じた。
「オイ三原・・・」
疲れきった海堂の声が、どこか遠くから聞こえるようだ。
「・・・何だよ・・・」
「なぁんで俺ら・・・こんなことしてんだろうな・・・」
「ああ・・・ごめんなさい・・・」
地面にしゃがみこんで落ち込もうとする啓太郎。
「啓太郎・・・別に・・・良いから・・・」
―――別に落ち込むのはいいから、手伝ってくれ。
「良かぁ・・・・ねぇだろ・・・・・」
パンクした啓太郎のワゴン車。
予備のタイヤなんて用意があるわけもなく、結果、こうして三人で押す事になった。
レッカー移動と言う手も考えたが、流石に回りの何十台もの半壊バイクを見られては大変だ。
「・・・なあ三原・・・」
「なんだよ・・・・」
「いっその事、サイドバッシャーで運んじまえば良くねえか?」
「そうだよ!その手があった!」
啓太郎、嬉しがるのは良いが手を離すな。
「そうと決まれば善はフルスピード!三原ァ!乾のあの銀黒形態ぐらいチャッチャと呼べ!」
「別にかまわないが・・・」
「・・・なんだよ、はっきり言えよ!」
「・・・そんな事をして、もし草加に祟られたら・・・」
記憶の底から浮かび上がるその男の顔と三原の意見に、一種の恐怖と真実味を感じると、彼らはそれきり無言となった。
新作キタワァ.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!☆
いつもながらグッジョブ!!!!!
15 :
まとめサイト:2005/05/20(金) 01:02:53 ID:7rB2Jfb7
ほしゅ
17 :
名無しより愛をこめて:2005/05/23(月) 20:55:24 ID:BvU5vnSz
新作期待age
仕事に追われながらも執筆は続けています。
スーパーライダー大戦第3話はデルタが大活躍する予定です。
その代り、かなり鬱な展開になる恐れがありますので…読者の皆さん、お気をつけください
了解しました
20 :
名無しより愛をこめて:2005/05/27(金) 10:09:31 ID:wwEWo3kl
保守
保守
22 :
名無しより愛をこめて:
誰でもいいから、新作投稿希望age