1 :
名無しより愛をこめて:
2 :
自分でうっさいはげ:02/10/28 16:25 ID:Sz6CnSAW
とりあえずネタふり…
「赤胴鈴之助」シリーズはいかがでしょうか。
造形物が「釈迦」「妖怪百物語」などに流用されてますね。
3 :
名無しより愛をこめて:02/10/29 17:23 ID:BBimatwV
怪獣マヤリモンあげ
4 :
名無しより愛をこめて:02/10/29 17:31 ID:Vg7IeaiV
散歩する霊柩車あげ
(合成が少しある)
5 :
名無しより愛をこめて:02/10/29 17:33 ID:BBimatwV
「散歩する霊柩車」「怪談せむし男」「怪談片目の男」
早く商品化してほすいなあ...
6 :
名無しより愛をこめて:02/10/29 19:13 ID:7TX2gmuh
/* */
DO FOREVER
say 「星空のむこうの国」が最高!
END
/*
特撮がしょぼい? 16mmじゃねえか? いいのいいのそんなんは
有森也美ちゃんがかわいいからオッケー */
/* といいつつ、スカパで録画した「青島要塞」を見るのであった */
「四十一時間の恐怖・第三次世界大戦」age
手塚眞監督の方の白痴を推してみる。
爆撃の特撮は日本最高峰の一つだと思うが、どうか。
9 :
名無しより愛をこめて:02/10/30 15:50 ID:bTvEmnDh
「江戸川乱歩全集 恐怖!奇形人間」
一日も早くage(但し海賊版ではなく、東映DVDで予告・マルチオーディオ付き)
11 :
名無しより愛をこめて:02/10/31 01:24 ID:N2MRfuf6
>>9 「宇宙快速船」の都市破壊シーンって、その「四十一時間の恐怖」の
フィルムを流用したって話を聞いたことがあるような(汗
日本初の巨大ヒーロー特撮「大佛廻國」(昭和8年?)はいずこ…
俺は
・満州でも上映→ソビエトに接収→モスクワのとある倉庫で静かに眠る
→くずフィルムの山とともに日本に返却→ハケーン
を夢想してるわけですが、やっぱ夢ですか?
13 :
名無しより愛をこめて:02/11/01 16:13 ID:iMJEEDgU
>>11 初耳です!でも実際流用されてるかも。
>>12 もし現存してたなら一大事だよねぇ…セブン12話解禁どころでは無い(藁
東京要塞や和製コングも発掘されたら祭りが起きるでしょう。
戦前の作品だと「密林の怪獣群」ってのがあるけど、多分猛獣映画のフィルムを混ぜた
「ブルーバ」みたいな作品かも(初めて聞いた時は怪獣映画だと思った)
松竹の戦時中版「海軍」もいまだラストの特撮シーンが帰ってこないし、、、早く見たいものであります。
ところで大映の特撮戦記「あヽ○○」や東映の「二百三高地」「大日本帝国」はいかがでしょう。
映画板では既に語り尽くされてると思うのだけど。
14 :
名無しより愛をこめて:02/11/01 16:17 ID:aXa8FMZ4
部分的にってことになれば東宝はロゴがすでに特撮なんで全部ここには
いってくる(w
個人的には大映の「釈迦」はかなりすきなのだが
15 :
名無しより愛をこめて:02/11/01 16:25 ID:iMJEEDgU
>>14 ニュー東映もロゴが特撮ですね(w
「釈迦」は冒頭のアニメ合成や菩提樹に悪魔がやってくるシーンが好きですね。伊福部音楽も良いし。
後に作られた「秦・始皇帝」は特撮シーンが思ったより少なかった…
>>9んー。白痴はミニチュア美術も確かに凄いんだけど、
(現東映系特撮監督の佛田氏が手掛けているし)
それとは別にCG爆撃機の質感と重量感が良いと思うのだよ。
質感はまだ難しい所があるが、飛行している雰囲気等は
CGで最上級に入るんじゃなかろうかと思うくらいに。
17 :
名無しより愛をこめて:02/11/02 11:07 ID:tmqWSvFB
>>16 初め見たときは不覚にもミニチュアだと思ってしまった(w
CGを未だ受け入れられない漏れとしても良く出来てると思ったね。
スレ違いだけど「メガギラス」でゴジラにたかるメガニューラなんかも。
ラストの巨人は…なんだかな(w
演出したのは矢島信男か上村貞夫か分からんが、ニュー東映の火山爆発は良く出来てる。
成田亨の特撮美術も成功の一因でしょう。
18 :
17:02/11/02 11:09 ID:tmqWSvFB
↑訂正
火山爆発×→火山噴火
スマソ
19 :
名無しより愛をこめて:02/11/02 11:47 ID:uD7xP/kj
空飛ぶ円盤・恐怖の襲撃 みてー!
最近元を見たもんで。
20 :
名無しより愛をこめて:02/11/02 11:53 ID:tmqWSvFB
>>20 「世紀の謎空飛ぶ円盤地球を襲撃す」のことかな?
ハリーハウゼンのDVDボックスに収録されてる。
なんかフィギュアつきなので俺は分売待ちなんだけど。
22 :
名無しより愛をこめて:02/11/02 12:56 ID:mHffZkKe
「世紀の謎 空飛ぶ円盤地球を襲撃す」、たしかにプロットは
「空飛ぶ円盤恐怖の襲撃」と同じだね。
後半に出てくるパラボラ兵器にもビックリ。
関沢新一は、あの映画をかなりパクってるような気がする(w
23 :
ちなみに:02/11/02 15:02 ID:MqNrUaZt
>>22 前にどっかのスレで書いたと思うんだけど、既出感があったらスマソ。
「恐怖の襲撃」の準備稿とおぼしきシナリオ「宇宙の十字架」の実物が早稲田の演劇博物館で読めます。
申請書を書いて奥からうやうやしく出してきてもらうんだけども。
内容は登場人物とか宇宙人とかロケットとかそこらへん“パーツ的には”「恐怖の襲撃」の原型っぽいけど
雰囲気的には何となく「宇宙人東京にあらわる」に似通ったものがあります。
…その場の雰囲気で書いてるというかイメージ優先というか(^_^;
「宇宙の十字架」を検討した結果、「もうちょっとドカチャカにしなよ、『世紀の謎』みたいにさ」とか言われて
改稿したのが「恐怖の襲撃」なんじゃないかなぁなんて思ってしまいますた。
ちなみに題名の「宇宙の十字架」というのは、宇宙へ逃げる敵の円盤をロケットで追っていき、ついに撃沈して
円盤の爆発光が宇宙に輝く十字架のように見える(シナリオの表紙にも絵が描いてある)というラストシーンから
とったらしいです。
24 :
名無しより愛をこめて:02/11/02 16:56 ID:UMAcg1Bu
映画秘宝に書いてあったが、「空飛ぶ円盤恐怖の襲撃」はプリントが現存しないんじゃないの?
未見の話をするのも前に進まないので、見たものの話でもしますです(汗)
以前、東京国立近代美術館フィルムセンターで「エノケンの孫悟空」(S15)を
見たのですが、下に英語字幕が焼き込まれていたバージョンでした。音声は日本語。
ちょっと詳しくないのですが、太平洋戦争直前の映画ですよね?なぜ英語字幕が?
あ、ちゃんと前後篇に別れてるやつでした。
>17ラストの巨人はミニチュア火山に出演者を入れて、照明を特別に当てる。
そして背景がグリーンバック合成。意外とローテクなんですな。
あれを入れずに、海岸の所でそのまま終わっていれば、普通に近い
娯楽映画として楽しめただろうけど、あれはあれで味というものでしょうか(w
ニュー東映火山はたしか成田氏自身が演出していたような。
たしか特撮美術という大判の本にそう書いてました。
(勘違いかもしれませんが)
27 :
名無しより愛をこめて:02/11/03 00:50 ID:ZQEbfF5q
空飛ぶ円盤恐怖の襲撃は新東宝のまぼろし探偵の映画みたいに
アメリカでブート版ビデオが出てたりして。フィルムの1本は
昔、東京の神社の朝市に出ていたと話がありますが、それが
本ネガかどうかは判りません。新東宝の映画の殆どが国際放映
が買い取ったのですが。
28 :
名無しより愛をこめて:02/11/03 00:57 ID:gPsX3Anm
遊星王子スレで、昭和40年代にTV放送があったことは確認されてるので、
国際放映の倉庫にフィルムが残ってる可能性はありそう。
戦前はともかく、戦後の映画は版権元でジャンクされてない限り、
どこかに残ってる可能性はあると思うよ。
>>28 戦前〜戦後すぐのフィルムは可燃性で危険だったってこともあって
多くのものは不燃性のフィルムにコピー(デュープっていうの?)されたらしいけど
その際コピーされずに廃棄されたフィルムがわりとあるらしいですね。
うううう〜
あと月光仮面の第一話は現存するけど固まってしまって1個のカタマリと化してしまってるという…
(ソース:吸収される前の宣弘社のホームページ。円盤状の塊となったフィルムの画像つき(;_;) 誰か解凍して…)
さくや妖怪伝はどうや? 海外資本の特撮邦画
アヴァロンはどうか? 日本制作の特撮洋画
>>23 おお、超貴重な情報のご提供ありがとうございます。
>もうちょっとドカチャカにしなよ、『世紀の謎』みたいにさ
配給元(実質的製作元?)の大蔵社長が話してそうだなぁ・・・(w
>>25 前後編に分かれてるのは存在してるんですねぇ。
しかし英語字幕が入ってたのは謎…1940年製作なんだけど
>>27-28 空飛ぶ円盤のネガは既に廃棄処分され、フィルムを大阪の映画マニアが所持している
…なんて話を聞いたことがあるんですが、何かガセっぽいです。
池内淳子がネガを燃やして視聴不可能なんて言われ続けていた「花嫁吸血魔」が
予告編も含めて発掘されたという事実もありますし。
>>26 ニュー東映火山に限らず、様々な一般映画で成田氏の手腕が堪能できますね。
「サラリーマン一心太助」「白昼の死角」「トラック野郎」etc...
「この子を残して」も、映画はアレだったけど
原爆投下で吹き飛ぶミニチュア美術には感涙しますた。
ついでだけど、昭和45年くらいまでの各社一般作品には結構特撮が使用されていますよね。
「女と三悪人」の江戸火災シーンや「紀伊国屋文左衛門」の蜜柑舟が荒海を進むシーン、
「忘れえぬ慕情」の台風シーンは今の目で見てもなかなかの出来栄えだと思いました。
日活・東映作品になると殆どの作品にミニチュア特撮が使用されてます。
作品を鑑賞する際、それがまた楽しみの一つでもあったりして(w
>>25 >>31 フィルムセンターは一応、国際的なフィルムライブラリーということで、
英語の字幕スーパーを付けたプリントを所蔵している作品もある。
「孫悟空」も当然、センターの開館以降に収蔵されたもの。
これまで東宝にも上映用プリントがなく、ビデオ以外では
ここでしか観られなかったが、昨年、ラピュタ阿佐ヶ谷で円谷特集を
やった歳に、「緯度0大作戦」や「地球最大の決戦」(ニュープリ、なかったのか)
と一緒にニュープリントを起こしたので、劇場で観られる機会はあります。
ほかにも、東映の「美女と怪竜」(伊福部昭音楽)とか、ビデオ化されておらず、
会社にもプリントがなくて、センターでしか観られないという作品は結構あり。
>>33 サンクスです。
しかし「美女と怪竜」が現存してるとは知らなかった(ネガごと紛失したと聞いたことあるので)
東映初の本格的怪獣をスクリーンで拝見したいものです。
特撮じゃ無いけど、未だ商品化されていない多羅尾伴内シリーズの1本も見られたり…
東映の特撮といえば、特殊技術課が誕生する以前は誰が担当してたんでしょうね。
恐らく三木滋人氏が本編撮影と併行して担当してたのではないか、と推測するのだけど...
特殊技術課創設後も実質上村・矢島監督の二人だけで東西撮影所の仕事を引受けてたらしく、
特に矢島監督は京都で「海賊八幡船」「旗本退屈男・謎の暗殺隊」
東京で「ヒマラヤ無宿心臓破りの野郎ども」「モーガン警部と謎の男」など、牛馬の如く働かされたとか(w
特撮研究所の十八番・雪崩シーンは「ヒマラヤ」が初挑戦なのかな?
35 :
名無しより愛をこめて:02/11/07 15:58 ID:djdhFP91
そういや、大空のサムライもねずみ講が関わっていたな・・・
37 :
名無しより愛をこめて:02/11/08 16:44 ID:w4zMWpiy
創価学会の「人間革命」2部作(スレ違いだけど)
幸福の科学の「ノストラダムス 戦慄の提示」
いろいろあるねぇ・・・
>>36 「サムライ」の川北監督は結構他社作品の特撮に関わっておりました。
「日蓮」「愛・旅立ち」「アナザーウェイD機関情報」「南十字星」「武士道ブレード」…
川北監督に限らず、東宝系特技監督の他社での仕事の中には必見のものが多いと思います。
円谷英二ら東宝スタッフが大映に出向して撮った「かくて神風は吹く」なんか凄かったなぁ。
(「日蓮と蒙古大襲来」より迫力あったと思う)
>>37 >創価学会の「人間革命」2部作(スレ違いだけど)
いや、かなり高いクオリティの特撮があるらしいですよ。
東宝特撮映画スレで出ていました。
>幸福の科学の「ノストラダムス 戦慄の提示」
古本屋でムックを発見。スチールからだけでも、特撮は
そこそこ高いレベルに感じました。
>「アナザーウェイD機関情報」
え、これ特撮あったんですか。レンタルビデオで中古セールやってたから
買っておくべきだったかな。
特撮シーンがあればみな“特撮”に入れていいんなら
武智鉄二の「華魁」なんか絶句モノの特撮だからぜひ見て。
さすがに2,3分しかないような物はどうだろう。
少なくとも特撮が売りの作品であってほしいが・・・
修羅雪姫は本当に特撮2,3分くらいだったな。
つうか予告でほとんど出ていた。
41 :
名無しより愛をこめて:02/11/11 15:53 ID:008nDmhG
>>38 「アナザーウェイD機関情報」
特撮は役所浩二が乗り込む潜水艦が爆撃されるシーンだったと記憶しています。
物語前半に5分程度しかありませんが、その割にはEDテロップでの特撮班の扱いが大きく、
平成ゴジラと同じく“監督 山下耕助”の一つ手前に“特技監督 川北紘一”とテロップされてました。
正直たいした作品では無いですし、100円以下なら買っても良かったかも(藁
あと「戦慄の提示」には怪獣が出てくるらしいです。
トラック野郎は作品によっては10分近く特撮絡みのシーンがあったような気がするけど
“特撮”映画と見なすのは難しいかも。まだ「かない・ぷろ」の作品や寺山修司作品の方が
特撮かもしれない。
武智鉄二といえば、「黒い雪」は怪奇大作戦ファン必見ですね(激しくスレ違いスマソ)
>41情報どうもです。うーむ、百円以下なら微妙だなあ>D機関
たしか図書館に置いてたかも。冒頭だけ見てみようか(w
>>34 「美女と怪竜」は数年前にフィルムセンターで見ました。ピカピカのニュープリント。
肝心の竜はハリボテなので興醒め。「歌舞伎十八番『鳴神』」の副題が付いているように
歌舞伎の舞台を忠実に映画化したもので、映画自体もかなり退屈です。期待すると駄目かも。
深作欣二監督のデビュー作「風来坊探偵 赤い谷の惨劇」「同・峠を渡る黒い風」は
ノークレジットで矢島信夫が特撮を担当。二人のコンビはこの頃から。
前者ではセスナ機が雪山に激突するシーン、後者は嵐の海上の船のシーンで、
長さはほんの少しですが、ミニチュアがかなりよく出来ている。
>>38 [ノストラダムス 戦慄の提示」の特撮はCGを多用し、技術的にもまだまだだったため
リアリティを欠いた薄っぺらいものでした。作品自体もトンデモ映画だけど、
さほど面白くない。ガラガラの客席で幸福の科学の会員だけが拍手していた。
>43たしかにCGは多かったけど、何かやろうとする気概は伝わってきたよ。
東映特撮研究所作品だし。
実際に見た人によると、同時期のゴジラ映画よりも頑張っていたそうな。
・・・つうか、実際に見た事あるんですか。そういや、ただ券配ってたそうですね。
(よほど特撮、変な映画好きでもなけりゃ、ただでも見に行かないって)
45 :
名無しより愛をこめて:02/11/12 16:16 ID:zlwdU3Yb
>>43 いろいろと情報申し訳ないです。
あの怪竜はハリボテなんですね。後年のひばり捕物控なんかでは
着ぐるみの大ネズミや蝦蟇が出ていたので期待していたのですが残念。
確かキネ旬ベスト10に入ってましたけど、当時の批評家ゆえの判断
(文芸・文化映画に甘く、娯楽映画に冷たい)なんでしょうかね。
歌舞伎を映画化した作品だと「恋や恋なすな恋」もありますが、こちらも退屈な作品だった・・・
衣笠監督の大映作品「妖僧」「大仏開眼」にも特撮がありました。
但し、本編の華添え的な使用に留まってましたね。
脚本を手掛けた「大菩薩峠 完結編」には大掛かりな洪水の特撮も使用されております。
東映版(59')とは格段の差を感じる出来ですけど、単に特撮班を組んでなかっただけ?かも
矢島監督といえばリメイク版「ジャコ万と鉄」でもよく出来たミニチュア特撮を撮ってましたね。
こちらも深作監督とのコンビでした。『マンガ少年別冊 すばらしき特撮映像の世界』で矢島監督は
「復活の日」の特撮を撮る云々…と座談会で話しておられましたけど、結局特撮は米スタッフが担当した様です。
でも輸送機が雪山に墜落するシーン、矢島監督の画にも見えます。
(潜水艦が東京湾に侵入、潜望鏡から覗くシーンは日本現代企画の担当らしいです)
>>44 タダ券は自分も貰いましたが、観に行くことなく捨ててしまった(w
46 :
名無しより愛をこめて:02/11/13 16:33 ID:zNP4JgOK
「戦慄の提示」以外にも見る気のしない映画って結構あるなけど、特オタとしては失格なんだろうか?
「だいじょうぶマイフレンド」「ZIPANG」「精霊のささやき」
「LEMI」「REX恐竜物語」「ハッピーエンドの物語」「超高層ハンティング」
「ウォーター・ムーン」「カレンダー」「北京原人」「超能力者 未知への旅人」
「ラストフランケンシュタイン」「200X年・翔」「グリーン・レクイエム」
「テラ戦士Ψ BOY」「りぼん re-born」「おじさんは原始人だった」etc........
井上敏樹脚本、金子修介監督の「みんなあげちゃう♥」観た友人がいるのだが、
彼曰く「ぐっすり眠れた」らしい(w
>>44 >つうか、実際に見た事あるんですか。
>よほど特撮、変な映画好きでもなけりゃ、ただでも見に行かないって
これって、馬鹿にされてるんかなあ(w タダ券ではなく、チケット屋で投売りしてたのを購入して
ちゃんと劇場で見ましたよ。というか、実際に見てもいないのに
「たしかにCGは多かった」「何かやろうとする気概は伝わってきた」とはこれ如何に?
「東映特撮研究所作品だし」「同時期のゴジラ映画よりも頑張っていたそうな」
というのも何だかなあ。さらに「何かやろうとする気概は伝わってきた」と言いながら、
「よほど特撮、変な映画好きでもなけりゃ、ただでも見に行かないって」と、
この映画を持ち上げてるんだか貶してるんだか……。
>>45 大映京撮の場合、特撮はあくまで本編のサポートというか、本来の意味での
「特殊効果」として使われることが多いので、そこだけ突出して見えないのが
よいと思われ。今井ひろしとか本編のキャメラマンが特撮のキャメラを担当、
または兼任したり、「大魔神」の特撮監督・黒田義之は本編の監督だったり、
特撮と本編が一体となった制作体制がよかったのではないかと。
>>46 ほとんど観てます(w 「みんなあげちゃう」は金子らしさ満載のおもちゃ箱を
ひっくり返したような出鱈目さが楽しかった。
>>47すんません、「よほど特撮、変な映画好きでもなけりゃ、
ただでも見に行かないって」というのは、幸福の科学が
ただ券を配っていたという話に対してです。
上に書いた通り、特撮はムック等で見ました。
ゴジラ映画よりも〜というのは伝聞ですよ。
49 :
名無しより愛をこめて:02/11/14 16:38 ID:/LIbZR5I
50 :
名無しより愛をこめて:02/11/15 16:32 ID:ZybLLEaS
>>47 そうですね。「ど根性物語 銭の踊り」のカーチェイスシーンの特撮も
初見時は実写と見紛うほどリアルな出来でした。
考えて見れば、大映に限らず東宝以外の邦画各社の特撮って、
あくまで本編のサポートに徹して使われてることが多いです。
東宝の戦記特撮は“特撮”を見所の一つとした作品が主ですが、大映作品
「あヽ海軍」「あヽ陸軍隼特攻隊」等では、それなりの特撮班を組んでいる
にも関わらず、自然に本編に溶け込むような使用はされてました。
(旧大映解体後の「君よ噴怒の河を渉れ」は逆に特撮が浮いていたw)
でも本来の特撮の役割はそこにあるんですよね。その点、予告編で特撮シーンを
謳い文句にしていた東宝は、改めて画期的だったと思います。
円谷監督の功績は本当に大きい。
関係ないですが「戦慄の啓示」の美術に木村威夫氏の名前を見つけ、驚愕(w
51 :
名無しより愛をこめて:02/11/16 07:54 ID:9xsJQxG8
東宝も、特撮をウリにしない一般映画では、本編に溶け込むような
使い方をしてたと思う。成瀬の「鰯雲」とか。
大映だって、「黒蜥蜴」のヘリコプターみたいに(w
意図しないのに特撮が目立ってしまうことはあるわけで。
そこらへんは、現場スタッフの腕とセンスによるんじゃないかなあ。
52 :
名無しより愛をこめて:02/11/17 09:40 ID:Lihz5WrM
>>46 結構見た作品があって懐かしくなってしまったよ。
ここに金子修介の最高傑作「1999年の夏休み」があれば・・。
「精霊のささやき」心象風景がシュール
「超高層ハンティング」樋口絵コンテはさておき、堀内正美氏が良かった
「グリーン・レクイエム」面白かったと思う、久石譲の音楽も良かった
「テラ戦士ΨBOY」面白かった、ガイバーのギュオーの元ネタ
「りぼん re-born」面白いが特撮って程の物じゃない
まあ、古い上に予算が少ないので、あまり特撮に期待しない方がと言っ
ておく、今みたいにCGが使えた時代でもないし。
「REX恐竜物語」カルロランバルディを呼んできても作品の出来に全
く寄与しない点と外しまくったギャグが寒くて・・。
無理に見なくても良いと思った・・。
53 :
名無しより愛をこめて:02/11/18 00:18 ID:h/Mis9u3
「大魔人」と大林監督の「ハウス」大場久美子出演がすきです
54 :
名無しより愛をこめて:02/11/18 16:05 ID:d0fd3HY3
>>52 ほとんどの作品がバブル期に製作されたものですね。
実は神澤信一監督が特撮を担当している「だいじょうぶマイフレンド」
成田三樹夫の遺作となってしまった「ZIPANG」
特撮ファン的な見所はあるかもしれんのですが…
金子監督作品では「いたずらロリータ うしろからヴァージン」もファンタジー作品ですね。
結構ピンク系でも特撮作品あります(透明人間犯せ!、女教師淫らな放課後、ロリータ喪失、、)
>>53 大魔神は1作目の代官屋敷襲撃シーンをテスト後に撮影したのが凄い。
(『市川雷蔵とその時代』に写真が載っています)
ダイモンの像崩壊もテストしたはずだよなぁ・・・経営のこと全く考えてない(w
全然関係無いけど「ブースカ」4話の宇宙空間は「巨人と玩具」の同シーンとそっくり。
調べたら両作とも的場監督の演出だった。
55 :
名無しより愛をこめて:02/11/19 15:17 ID:F8XZVovn
56 :
名無しより愛をこめて:02/11/20 16:19 ID:6I4DPXi6
58 :
名無しより愛をこめて:02/11/25 14:27 ID:1H5GAzlV
「ゴレンジャー」25話を見たら「飢餓海峡」の特撮シーンがデュープされてました。
夜叉ヶ池は結構流用されてるのを見ますが、飢餓海峡は珍しいです。
ついでに観た「カミカゼ野郎 真昼の決斗」にもノンクレジットながら特撮が。
セスナのミニチュアは「悪魔くん」「月光仮面」でもお馴染の物だったかもしれない。
59 :
名無しより愛をこめて:02/11/25 14:52 ID:m5kUvfoG
『ジュブナイル』俺は好きです
60 :
名無しより愛をこめて:02/11/25 15:03 ID:1H5GAzlV
>>59 『ジュブナイル』の山崎貴は『大病人』のデジタル合成にも参加してます。
あんま関係ないですけど、ご覧になるのも一興かと。
知り合いに話しても、その存在すら知らないことが多い「りぼん」を見ている人が
これだけいるのが個人的には嬉しい
そういえば東映特撮の、
「世の中がパニックになり、街中大混乱」描写に必ず出てくる車の横転シーンって、
同じ東映の刑事ドラマにもよく出てくるね。
62 :
61:02/11/25 15:07 ID:xaztvjwf
これだけ、って、みんなをひとまとめにしてるわけじゃないっす
今関あきよしファン(?)の61さんは『不思議物語』もご覧になられましたでしょうか。
>>62 何かの戦隊モノ(デンジマン?)で撮られたものだと
どこかのスレで見た記憶があります。
64 :
61:02/11/25 15:35 ID:xaztvjwf
>>63 「不可思議物語」かな?
題名は知っているのですが見たことはないのです。
今関作品といえば平家みちよ主演映画の「抱いてHOLD ON ME!」は見ましたが。
ちょっとスレ違いスマソ
65 :
63:02/11/25 15:47 ID:1H5GAzlV
>>64 うっかり間違えてしまいました…61さんのご指摘通り『不可思議物語』ですね。スマソ。。。
不可思議物語の1エピソード「すいか」に「りぼん」とよく似たシーンがあった記憶があります。
モー娘の映画と言い、美少女路線でまだまだ頑張っておられるみたいですね。
同監督の「TVO」、超能力絡みのお話だったかも?
66 :
一般映画に使用されてた特撮色々:02/11/26 15:42 ID:QpMAvJlV
「やくざ刑罰史・私刑」 ガスタンクの爆発
「あぶない刑事 フォーエヴァー THE MOVIE」 タンク爆発
「水戸黄門」(60年) 江戸大火災
「夜来香」 爆発する城門
「紅の拳銃」 高速道路から落下する自動車
「男はつらいよ」のどの作品か忘れましたが
お馴染、冒頭の夢シーンに寅さんの帽子形円盤が登場するものがありましたね。
あれも特撮か。
ギララと共演する寅さんはやっぱり特撮映画でつか
68 :
名無しより愛をこめて:02/11/27 15:10 ID:A9IFI84W
>>67 光学合成シーンもあったので特撮でしょう。
ついでに思い出したけど、ギララとダリーが出演している『落葉とくちずけ』
先日見たところ、ギララの着ぐるみの色が濃緑色に再塗装されてました。
アトラク用に再塗装されたんでしょうかね。(フィルムの都合かも)
そしてダリーに立ち向かう(藁)藤岡弘には燃えた。
>66あぶない刑事、タンク爆発の前にミサイルで主役の二人が飛ぶ場面もあったな。
特撮はそこそこだった。内容はさておき。
71 :
52:02/12/01 14:40 ID:5skAmy5V
「不可思議物語」よりしばらく今関監督の消息不明なんて時期があったよな。
確か、「すももももも」で映画を再び撮った気が。
不可思議は見たがすもものほうは見ていない。
久々にこのスレを見て「りぼん」の話題だったので雑誌のりぼんかと思った。
余談だが、雑誌のりぼんには「くまちゃん」のコミカライズが延々と連載され
ているのだが、内容は既に映画から独立した別物と化している。
72 :
名無しより愛をこめて:02/12/02 16:08 ID:V6ojv/Vd
>71
今関監督は復活したけど、この時期デビューした監督たちは
消息不明だったり成人用ビデオ映画専門になってしまったり・・・
業界で生き残るのは難しいことですなぁ。
ヘリウッドの長嶺高文監督もどこへいったやら。
「りぼん」の主役の今泉佐和子ってこれ以外で見た人います?
映画の当時、ラジオ日本の深夜ワイドの中の、10分くらいの
レギュラーコーナーやってたのは聞いてましたが。
74 :
名無しより愛をこめて:02/12/03 16:03 ID:h90ZXX9D
75 :
73:02/12/03 18:39 ID:Eq9Ad9+W
>>74 ありがとう。今関監督のお気に入りだったんでしょうかね。
76 :
名無しより愛をこめて:02/12/06 15:55 ID:n44MlurW
「海底大戦争」公開当時はシネスコだったはずだが
いつまでたってもオリジナルサイズは発掘されませんね。
77 :
名無しより愛をこめて:02/12/10 08:45 ID:uNwPVYKG
虹男あげ
>>77 虹男、特撮といっても邸が炎上するシーン以外なかったな。
79 :
名無しより愛をこめて:02/12/13 14:25 ID:jLun2HZ5
映画「月光仮面」の特撮については語らないのか?
あれは誰が撮ったんだ?
80 :
名無しより愛をこめて:02/12/13 14:45 ID:s2MWd8Eo
>>79 「怪獣コング」には宝来正三氏
(ほか少年探偵団シリーズの「透明怪人」「首なし男」
「敵は原子潜航艇」劇場版「遊星王子」を担当)の名前が
テロップされてるけど、他の作品については不明。
この時期の東映ヒーローものの特撮はいったい誰が撮ってるんでしょうね。
矢島監督はまだ松竹特技課に在籍中だから…
月光仮面シリーズには結構凄い特撮がありますね。
国際暗殺団を追跡する月光仮面がトンネルに入ろうとした時の崖崩れなんか特に。
余談ですが、「悪魔の最後」のセスナは悪魔くんや仮面ライダーにも出てました。
81 :
名無しより愛をこめて:02/12/15 03:49 ID:nH6u4ta0
最初の月光仮面第2部の、洋上炎上シーンとか、凄くない!
そういえば、昭和29年の笛吹童子に、すでに妖術シーンや、
着グルミによる妖怪の類いが多数出演していたな。
あれも、けっこう評価出来ると思うが、あれは誰が担当したんだろうね?
82 :
名無しより愛をこめて:02/12/16 14:26 ID:+X0gmFcz
>>81 >洋上炎上シーンとか、凄くない!
同意。七色仮面にも似たような洋上炎上シーンがありましたな。
>和29年の笛吹童子に、すでに妖術シーンや、
>着グルミによる妖怪の類いが多数出演していたな。
>あれも、けっこう評価出来ると思うが、あれは誰が担当したんだろうね?
撮影の三木滋人が兼任で担当した、なる記述を読んだ事があるが、詳細は不明。
なお三木氏は松竹作品「猿飛佐助忍術千一夜」の特撮を担当してたりする。
笛吹童子や紅孔雀には丁寧な特撮(合成中心)が多く使用されてますが、
特撮板では意外と語られる機会の少ない作品だけに、研究していく必要がありますね。
まったくの余談だけど、妖怪と踊っていた女優さんは大瀬康一氏の奥様です。
83 :
名無しより愛をこめて:02/12/17 08:53 ID:dI4Y3BD0
月光仮面はヘリコプターの操縦も出来たんだね。
大瀬康一氏の奥様は、胡蝶尼 ....... “高千穂ひづる”さんです。
このとき、おいくつだったのでしょうか?
ヒロインの田代百合子さんより惚れましたな。
>洋上炎上シーンとか、凄くない!
どくろ仮面の威力を見よ!
佐々木考丸(赤星博士)に座布団一枚。
84 :
名無しより愛をこめて:02/12/17 08:57 ID:Qhm0utOH
なぜ続猿の惑星の核戦争後の人類がOKで、ノストラダムスの大予言がNGなのか、よくわからん
おまけにマスク脱いだら、セブン12話の宇宙人よりキテルしさー
85 :
名無しより愛をこめて:02/12/17 10:00 ID:mh4eGPtF
ノストラは人溶けてるからな
86 :
名無しより愛をこめて:02/12/17 14:46 ID:9lGEH7c1
>>83 >月光仮面はヘリコプターの操縦も出来たんだね。
あのヘリは実質的な東映ヒーローメカ第1号ですよね?悪側のメカなら
少年探偵団のかぶと虫戦車とか色々出てましたが。
>>84 スレ違いだが、ノストラの軟体人間は水頭症患者を彷彿させる、
ニューギニアのシーンは人肉描写や黒人差別があると上映当時クレームが付いた為。
続猿の惑星に限らず、洋モノは結構見逃されてるんだよね。
(ドイツの怪物團は最近陽の目を見たんだっけ?)
87 :
名無しより愛をこめて:02/12/18 07:13 ID:3GyQNthS
最初の映画「月光仮面」では既にかかれたように、ミニチュア主体の特撮のようですが、
映画「月光仮面・魔神の爪」では、けっこう作画合成が使われていたような感が致します。
バラダイ王国の異様な雰囲気を出したかったのでしょうか。
あれも、どなたが行われたのでしょうね?
>>87 >「月光仮面・魔神の爪」では、けっこう作画合成が使われていたような感が致します。
バラダイの秘宝が眠る洞窟(名前忘れてスマソ)上方のドクロ岩の前に
月光仮面が登場するシーンなんかは非常に効果的に作画合成が使用されてます。
この時期の東映作品は資料が少ない故、担当された方は不明ですが、気になる所ですね。
1・2部でどくろ仮面が放つ炎の合成もよく出来てます。
89 :
名無しより愛をこめて:02/12/19 01:20 ID:ILRF/tfZ
90 :
名無しより愛をこめて:02/12/20 15:48 ID:JgGiSno5
91 :
名無しネアスト:02/12/23 16:13 ID:KhMf08a5
日活にも大プールがあり、「鷲と鷹」「風速40米」「黒部の太陽」など、
「水モノ特撮」が撮影された。
92 :
名無しより愛をこめて:02/12/24 12:54 ID:ux+2f7vz
>>91 日活の「水モノ」特撮は「ガッパ」「人間魚雷出撃す」
「フランキー・ブーチャン」シリーズが一般的に有名ですが
他のアクション映画や戦記作品でも結構使用していました。
規模的には新東宝のプールと似たような面積だと憶測してるんですけど
金田・上村両氏とも(東宝と比べた)狭さを克服した画を見せてくれたと思います。
93 :
名無しより愛をこめて:02/12/25 04:37 ID:1A/uudDs
東映のプールってないの?
東映にも回天、人間魚雷ものがあったし、
そういえば、東映は、そのつど、スタジオの中に小プールを造っていたな。
板と板の間にFRPで使うポリエステルを流し込んで目止めしていたっけ。
その上から内側をポスターカラーのブルーで蒼く塗るのだけど、
ポリの部分が中々塗れずに困ったよ。もちろん塗るコツはあるのだけどね。
そして、カメラがおかれる反対側は八百屋構造。
こちら側に、水抜きのミゾがあったな。だから、遠方の白波は
FRPガラス繊維を毛羽だてて、そのままポリで固めていたっけ、
色はあえて塗らず、そのまま。
島や岩礁はコンクリで作ります。
流れないようにね。それでいて、ちゃんと沈座するように、底に
穴を開けて、中の空洞部分に水が入るようになっている。
さあ、これは、どの映画で使われたテクニックかな?
>>93 東映はその都度プールを造っていたんですか。初耳です。
てっきり撮影の規模に合わせて大プール/小プールと
使い分けてたのだと思ってましたが違うんですね。
「海賊八幡船」の特撮シーン、妙に照明っぽいと思ってたら
スタジオの中に組んでたとは。
お話に出た「人間魚雷」は京都撮影所、
「海軍」「飢餓海峡」等は東京撮影所ですけど、東京は特撮用プールを
設置済だったんですかね。海底大戦争やGRのプールは同じものに見えます。
>さあ、これは、どの映画で使われたテクニックかな?
ううむ、分かりません。
「殴り込み艦隊」は東京撮影所ですし。。
95 :
名無しより愛をこめて:02/12/26 14:37 ID:z34vbuQq
96 :
名無しより愛をこめて:02/12/26 23:55 ID:fWSIROb7
>>95 怪獣の部屋だね。
零戦黒雲一家は見たけど、そんなに特撮の印象ってないなあ。
むしろ、海上自衛隊に協力させて実際に飛ばしたP2V対潜哨戒機
なんかの方が、よっぽど印象深いぞ。
むしろ、二谷英明さんと裕次郎が出た“紅い翼”だったっけ?
セスナものの方が印象深いかな。
>>96 黒雲一家、クレジットタイトルバックにミニチュア出てましたよね
雲海の向こうに島が見えるカットなんか広がりが凄くて
ミニチュアかどうか、どちらとも言えない!
98 :
名無しより愛をこめて:02/12/27 12:44 ID:e94OKe6Y
日活特撮で素晴らしいのは、戦争と人間シリーズじゃあないか?
裕次郎の昔の特撮を語っても、今や相手にする人はすくないぞ。
それより、戦争と〜の特撮をまず語ろうではないか。
それプラス、なんと驚くべきことに、あの『ハレンチ学園』にも
特撮が使われているのを知るべきだろう。
そして『涙の季節』にも・・・。
99 :
名無しより愛をこめて:02/12/27 23:27 ID:FnqjJjto
じゃあチミが語ってくれよ、言い出しっぺなんだから
うんこ
101 :
名無しより愛をこめて:02/12/28 00:48 ID:FitVup9R
コの手のスレで、言い出しっぺがまず語るというのも、どうでもよいような
話ではあるが、まず、ハレンチ学園から。
ハレンチ学園の御一行が修学旅行で、といっても無銭飲食、詐欺、ペテンの
応用旅行で行った先の伊豆のホテルが、温泉の源泉弁の止めすぎで大爆発!
コの爆発シーンが、良く出来たミニチャア爆発。
ちなみに、このホテル、何年か前に倒産し、そのあと、純金風呂の湯船が
盗まれていたことが発覚! 劇中でもその純金風呂が出てきていた。
また、4作目の『新ハレンチ学園』において、タイトルが終わった直後、
いわゆるハレンチ大戦争が終わった後、生き残りの山岸達が、
死んでしまったミツコ達の墓を眺めるシーンで、
丘の向こうの遠くまで、一面の墓標が見える作画合成シーン。
ヤマトのイスカンダルか、はたまた、エヴァンゲリオンの母の墓標のある
墓列か、てなシーンですな。
日活は、あなどれないよう。
102 :
名無しより愛をこめて:03/01/02 16:48 ID:Mzo8Bd9r
日活新年age
103 :
名無しより愛をこめて:03/01/03 18:20 ID:eN2Z2fuW
なんだか、最近さびしいのう、ゴジガメウル以外の幻想映画のジャンルは冬枯れ?
悲しいのう・・・・。
104 :
名無しより愛をこめて:03/01/05 00:18 ID:AxukdlTN
涙の季節って、タイトルと内容はシンクロせず、霊界テレビの話だったな。
主人公のテレビに死んだ爺さんが出て、主人公を助けるという話。
そのテレビに、合成やなにかが使われているという日活映画です。
誰か見た? 主演浜田光男。
105 :
名無しより愛をこめて:03/01/05 00:21 ID:80fJHP+z
>ゴジガメウル以外の幻想映画のジャンルは冬枯れ?
冬枯れでなかった時期ってあったっけ??
106 :
名無しより愛をこめて:03/01/05 00:23 ID:hSFCupEo
去年だかにやった「源氏物語」もジャンルにはいるのでは?
107 :
名無しより愛をこめて:03/01/05 21:24 ID:XSKTaWMz
それをいうなら、陰陽師もかな?
昨今出回ってるJホラーなんて
幻想特撮の宝庫じゃないの
109 :
名無しより愛をこめて:03/01/06 21:49 ID:lI7puGOB
でも、昔のものに拘りたいので、此のスレそのものが活性化しないわけだな。
>>96 >>98 「戦争と人間」では盧溝橋のシーンが一番良かった。
「紅の翼」は結構特撮作品として取り上げられることが多いですが
特撮的には普通ですた。「闘牛に賭ける男」冒頭の旅客機は「殺しの烙印」にも
出てた覚えがありますけど、「紅〜」のセスナも他作品で流用されてましたな。
あと「銀座旋風児シリーズ」のタイトル部分の光学合成や
「太平洋ひとりぼっち」のリアルなヨット転覆シーンも印象深いです。
後者は円谷プロ担当、松竹の川上監督演出なので厳密に日活特撮と呼べぬでしょうが。
>>106 大昔の大映版、内容的に幻想の領域だねw
111 :
名無しより愛をこめて:03/01/08 02:18 ID:3sTvh4SQ
松竹には「吸血髑髏船」もあるなあ。
川上監督は松竹特技課解散後円谷プロに移籍、その後独立して日本特技を設立するわけだが
(結果的に円谷の元から2度離れたことになる)どうも「吸血髑髏船」といい
「昆虫大戦争」といい、特技課や円谷時代の方が良い仕事をしていたと思う。
特撮プールの狭さもあまりフォローされてないように感じたし。
>>111 髑髏船は松竹独特の雰囲気と東映的怪奇スリラー路線の融合が
上手くいかないままコケた作品との印象を受けた。西村晃の熱演は凄かったが
東映での「せむし男」「霊柩車」でも名演を魅せてくれてんでしょうね。
先に製作されたゴケミドロも本作も脚本に小林久三氏の名前があるけど
実際は監修的立場であり、脚本執筆には関わってないとかで。
113 :
山崎渉:03/01/08 21:32 ID:wxWrl7u4
(^^)
114 :
名無しより愛をこめて:03/01/08 23:36 ID:WNS3ytpM
>>112 詳しいのう。
今イチなのは、肝心なドクロや白骨にリアリティが欠けているからなのかな?
船舶模型は良かったがのう。
>>114 ドクロや白骨の出来はあまり良くなかったですからねぇ。
同社の伝七捕物帳シリーズなんかでも骸骨の作り物がよく出てきたけど
やはり個人的にイマイチな出来。
大映の山本薩夫版「牡丹燈籠」でも白骨(お露らの骨)を作っており
スチールなんかを見る限りでは、大映らしい完成度の高い作り物なんだが
本編ではそれを上手く生かした演出がされていた、とは言いがたいです。
船舶模型は良く出来てます。初見時は「ペギラが来た!」の
南極観測船の特撮を思い出してしまいますた。
116 :
名無しより愛をこめて:03/01/09 23:44 ID:Vl2iVzpX
またまた、詳しいのう。此のスレは勉強になるわい。
どうも、松竹の作り物は、根が喜劇や、家族モノをメインとしているため、
甘くなる傾向にあるのではないかな。
新東宝に始って、大映などのドクロは、リアルじゃからのう。
>>101 亀レスですが確認しますた。
ほんの一瞬の特撮ゆえ、担当したのは本編美術か金田監督か分かりませんが
何気なく見てると気付かない。これこそ特殊撮影の本領発揮でしょう。
『新〜』では作画合成シーンに加え、丁寧な仕事振りで魅せてくれる
煙突の煙のアニメ合成、かなり高水準な十兵衛がロープウェイのケーブルを登り上がる
ミニチュアカット、続く生徒らが落下するシーンの光学合成とロープウェイ爆破、
ラスト、特撮プールを使った“ハレンチ丸”出現シーンと特撮シーンがてんこ盛りでした。
ミニチュアで表現された学園の鐘は東宝『血を吸う薔薇』でも見ることが出来ます。
118 :
名無しより愛をこめて:03/01/10 15:36 ID:Kb9MoP5G
「スウィートホーム」はどうでしょう?
>>116 新東宝作品のドクロや怪物造形・特殊メイクなんかは、写真だけを見ると
しょうもない出来が多いが、いざ本編では素晴らしい効果をあげている。
スーパージャイアンツのカピア人も低予算のメイクでありながら、
出来以上にリアルな雰囲気を醸し出すことに成功、演出の手腕だと思います。
『怪談かさねが淵』で若杉嘉津子に施された特殊メイクも、60年の大映版に比べ
予算・技術両面の問題から粗雑な出来であるものの、期待以上の効果をあげていました。
新東宝の怪物造形・メイクだと『とび助』の蜘蛛怪人や巨大キノコ、正体不明の昆虫、
大橋造形の蝦蟇や大蛇(『忍術児雷也』)あたり好きですが、極めつけは宇宙怪人と花嫁吸血魔でしょうか。
後にTV『チャンピオン太』で流用されてたりもします。
>>118 『スウィートホーム』実は公開前に宇宙船なんかで記事読んだときは
安い便上モノ程度にしか思ってませんでしたけど、実際観てみると
意外とまともな出来映え。某映画評論サイトの管理人氏も仰ってましたが
本編部分では何故か山城、宮本らベテラン陣が浮いているようにも見受けられました。
ほぼ同時期に『死霊の罠』なんてのもありましたね。
やはり若狭新一、怪獣造形よりこちらの仕事の方が適していると思われ。
にっかつロマンポルノのガイラ監督作品について
語ってくれる香具師はおらんかのう・・
122 :
名無しより愛をこめて:03/01/10 20:20 ID:LgXLrI88
昨晩テレ東で放送された角川版『里見八犬伝』も特撮・幻想映画カテゴリー
だよね?世間の評価は低いみたいだけど好きな作品なんだよね。
123 :
名無しより愛をこめて:03/01/10 22:21 ID:SyzICBZQ
>>122 矢島組?
カテゴリーはそうだけど、なんだか、工夫が無くて。
王道といえば、王道なんだけどね。
124 :
名無しより愛をこめて:03/01/10 22:31 ID:E190B/ES
特撮の見せ場はほとんどなかったなぁ
好きな人には悪いけど、里見八犬伝は劇場で見て、
「原作者を映画本体に関わらせては絶対にダメだ」とつくづく思った。
特撮や幻想部分と全然関係ないね。スマソ
原作者の滝沢馬琴は、死んでますが何か?
127 :
名無しより愛をこめて:03/01/13 15:45 ID:zPC1eMZO
>>126 滝沢馬琴の南総里見八犬伝と
鎌田敏夫原作の里見八犬伝の区別のつかない初心者発見。
鎌田敏夫はもともと脚本家なんだから、原作者というよりも
自作の脚本をノベライズしたっていう順番のような気がするけど?
あの映画は、トグロ巻いたまま空を飛ぶヘビや、歩くとベニヤ板の音がする
洞窟に苦笑しつつ、夏木マリや萩原流行の大芝居を堪能する映画だから。
そこまで割り切れば、かなり楽しめる。漏れもけっこう好きだよ。
>>128 鎌田敏夫著「新・里見八犬伝」(上・下巻・角川書店)の出版が82年で、
映画公開は83年。
130 :
128:03/01/14 00:45 ID:5+CCjz2P
>129
わざわざ指摘してもらってありがとう。でも、映画公開の1年ぐらい前から
小説がカドカワノベルズで発売されてたのはリアルタイムの記憶で覚えてる。
角川春樹は「犬神家の一族」の頃から「里見八犬伝」の映画化を企画してて、
その小説をわざわざ脚本家の鎌田敏夫に書かせてるのは、それはあくまで
鎌田敏夫に映画の脚本を担当させることが前提になってたからでしょ。
「小説」としての原作が必要なら、本職の作家はいくらでもいたはずだから。
そう考えるとこの原作は、準備稿の脚本を小説化したか、あるいは
原作そのものが映画の準備稿的な位置づけなんじゃないかと思う。
>>123 矢島監督もこの時期になるとあまり…
「宇宙快速船」「海賊八幡船」TV「まぼろし探偵」「悪魔くん」あたりの特撮は
今見ても斬新だけど、変身ブーム以降は予算の問題もあり、やや押さえ気味に。
当時はやしてられていた「宇宙からのメッセージ」にしてもそこまで凄いとは思えず、
むしろ円熟の領域に突入したと感じた。
TVの戦隊モノだと、メカ等がどんどん玩具丸出しのデザインになっていった為
ある年齢以上のオタからは失笑の対象としか見られなくなってしまい残念。
鎌田版「里見」はきちんと特撮班も組んでおり、歴とした特撮映画
ではあるものの、作品として堪能すべき箇所は
>>128氏の仰る通りですね。
「里見」だと昭和28年版、および34年のリメイク版も忘れちゃいけないのだが
どちらも東映娯楽版の延長上にありながら、後者は特撮&怪獣のオンパレードで楽しめました。
城の爆破・炎上シーンの出来は、83年版より断然こちらが上です。
132 :
名無しより愛をこめて:03/01/15 01:49 ID:n3ux7Ufd
なるほど、昭和34年版の八犬伝かあ。
一度、ゆっくり見てみたいなあ。
でも、アの時期に里見をやるなんて、深作監督に捧げたのかな?
昔の八犬伝、解説を希望します。
NHK人形劇が一番だよ
>角川里見八犬伝
つまりウルトラファイト的になら見られる映画ってことか。
>>132 ストーリーはあえて書く必要も無いと思うので省略しますが、
全般に渡って特撮を使用、ドラマパートがやや多めの28年版に比べ
活劇カットに分数を多く割いたことによってテンポも良くなり、
こども向け時代劇の佳作に仕上がっていたと思います。
登場した妖怪・怪物に関して書きますと
第1部で先ず大蛇と大鷲、第2部で化け猫(但し俳優が演じるもの)
第3部で半蛇人・吸血蝙蝠・大蝦蟇・大蛇が出ていたように記憶しています。
各部冒頭で全ての怪物が紹介されるのですが、活躍が多いわけではありませんで、
例えば半蛇人、こいつは魔女青比丘の化身で、仏像から合成で浮き出て出現して
寺に泊まる八剣士らの寝床を襲ってきたものの、あっさりと退治されてしまいますし、
(たしか)大鷲は目黒ユウキに撃ち落されて死んでしまったり、
せっかく縫いぐるみを大量に作ったのに、もったいないな〜なんて感じてしまいました。
しかし侮る事無かれ、東映はそんな不経済な事はしません。
『妖蛇の魔殿』で大蛇を、『忍術大坂城』では大蛇と半蛇人を流用していました。
記憶が定かでは無い故、間違ってるかもしれなのですが
半蛇人と吸血蝙蝠は『忍術水滸伝 稲妻小天狗』にも出ていた覚えがありますね。
136 :
名無しより愛をこめて:03/01/16 03:34 ID:dvqZ1akK
おおおおお
>>135 ありがとうございます。
すこーし思いだしましたは。
たしか、あれは、今は無き“上板東映”か、旧文芸座のオールナイトで
見ているかもしれん。
また見たい!
137 :
名無しより愛をこめて:03/01/16 14:34 ID:1SUNIeAw
>>120 何気に黒澤清&伊丹十三てコンビは凄いし、
キャストも豪華。古館伊知郎が映画にでてるってだけでも
貴重かも。
139 :
名無しより愛をこめて:03/01/17 11:46 ID:bOmK7kBX
東宝特撮スレで『透明人間』が話題に上がってるんでこちらでも。
『透明人間現わる』(49年大映)
『透明人間と蝿男』(57年大映)
『透明天狗』(60年大映)
『透明剣士』(70年大映)
『鉄の爪』(51年大映)
『黒猫館に消えた男』(56年新東宝)
『怪電波の戦慄 第二篇透明人間篇』(39年大都)
『透明人間エロ博士』(68年新日本映画)
『透明人間 犯せ!』(78年にっかつ)
『好色透明人間 女湯覗き』(79年太平洋映画社 山本晋也監督)
『痴漢透明人間』シリーズ(77〜79年新東宝)
『透明人間 処女精密検査』(87年新東宝)
『透明人間 極秘ワイセツ』(89年新東宝)
ざっと挙げてみたけど、結構作られてんですな。
うんこ
141 :
名無しより愛をこめて:03/01/17 16:23 ID:RFQ5jhYx
透明人間になったら、まずやることは大体きまっとる。
142 :
名無しより愛をこめて:03/01/17 23:53 ID:uRmncgC1
143 :
名無しより愛をこめて:03/01/18 00:14 ID:v30hH592
144 :
名無しより愛をこめて:03/01/18 02:24 ID:EW25D1eD
145 :
名無しより愛をこめて:03/01/18 02:29 ID:fy5txBoT
透明人間て、諸刃の刃だな。
うまく使えばその体になってしまった悲哀や、なった事から起こった狂気を描けるのに、
一歩間違うとただのエロ妄想で終わっちゃうんだもんな。
146 :
山崎渉:03/01/19 05:16 ID:UpNWDHJ+
(^^)
147 :
名無しより愛をこめて:03/01/19 14:17 ID:fGlV1her
そういえば、寅さんが合成で登場する場面もある、
男はつらいよ寅次郎ハイビスカスの花特別編も
特撮映画?
148 :
名無しより愛をこめて:03/01/20 15:23 ID:wBL45zpK
>>145 東宝版も含めた和製透明人間作品を振り返ってみると、初期は悲劇の主人公だったり
正義の味方だったり、復讐鬼だったりと色々ですが、総じて「暗い」傾向にあります。
70年代以降は成人映画の十八番キャラとして活躍するものの、低予算ゆえ
本格的な合成を使用できぬまま、アイデア勝負の“特殊撮影”でしか表現できなかったのが残念。
成人向けカテゴリの特撮・幻想作品だと
にっかつの『くノ一淫法 百花卍がらみ』なんて観て見たいです。
東映が2年後に製作した『くの一忍法 観音開き』はクインホークが主演だったので驚いた。
149 :
名無しより愛をこめて:03/01/21 17:00 ID:UrPXOlDB
151 :
名無しより愛をこめて:03/01/21 21:53 ID:6plqtzQj
>>147 『ハイビスカスの花特別編』の合成カットは前後の『〜紅の花』『学校U』
『虹をつかむ男』よりは自然に見えましたが、予算や時間の問題を考慮しつつも、
個人的には製作者の細かな工夫をあまり感じることが出来ませんでした。
(松竹は昔から予算配分がおかしいと思うのですが…)
まったくの余談ですけど、何年か前の「宇宙船」に掲載された中野稔氏の
インタビュー記事中、『甘い汗』('64東京映画)撮影中に佐田啓二が死亡、
残りの出演カットをどう処理すべきか迷ったものの、円谷監督が代役の顔に
佐田啓二の顔を合成するというアイデアを捻出し、何とか完成までこぎつける
という事があったそうです。
153 :
名無しより愛をこめて:03/01/23 01:38 ID:E+F57AZP
>>149 どなたか知らぬが、ありがとうございます。
参考になりますね。
>>152 松竹は問題ありでしょうね。
もっとも、日立に合成カットを任せたというところで
早くも間違っていたような気がします。
154 :
名無しより愛をこめて:03/01/24 18:36 ID:1IbKiKnB
155 :
名無しより愛をこめて:03/01/24 18:43 ID:weksZuLu
テレ朝でプルガサリの特集やっとるぞ。
156 :
名無しより愛をこめて:03/01/24 18:52 ID:1IbKiKnB
157 :
名無しより愛をこめて:03/01/25 04:05 ID:AGkdi3TT
プルガサリも邦画にしちゃうの?
>>157 …東宝特撮スレ向きですな。プルガサリの話題。
中野監督は70年代後半から東映や徳間大映でも活躍してましたが、
『二百三高地』の情景カットや『海ゆかば』の波の表現なんてなかなか。
プルガサリも含め、本家東宝より良い仕事してる場面もありましたね。
リターナーはスルーしますか?
161 :
名無しより愛をこめて:03/01/29 16:23 ID:MUVeZCu5
162 :
名無しより愛をこめて:03/01/30 02:52 ID:sOozXEgf
164 :
名無しより愛をこめて:03/02/02 17:59 ID:Vx4sq209
そうそう、そうだ、この子を残して、にも
特撮があったよ。
この子〜は成田亨?
166 :
名無しより愛をこめて:03/02/03 07:11 ID:t0ME+OWY
松竹映画なんだけど、なぜか成田亨。
誰か、詳しい人いるかい?
長崎出身なので当時学校で見に行かされたけどね(w
木下恵介のつながりか、山田太一(共脚)のつながりか・・・
168 :
名無しより愛をこめて:03/02/04 03:08 ID:FYS+oB0B
うーん、木下恵介つながりじゃないかな?
肝心の特撮はどうなの?
見た人いない?
文芸映画はだめ?
169 :
名無しより愛をこめて:03/02/04 16:04 ID:/9gdw9yp
>>164 『この子を残して』特撮カットは前半、疎開先の子供をバックにきのこ雲を合成した
シーンと、ラストで原爆投下により破壊される長崎市街のミニチュア特撮があります。
長崎爆破シーンでは天主堂や家屋のミニチュアが精密で(破壊される場面もリアル)
不謹慎と思いつつ、特オタ的に燃えてしまいました。本作を好きな方には申し訳ないのですが
本編と相反した、秀逸な完成度を誇る特撮を観ることが出来ます。
成田氏は翌年『麻雀放浪記』で冒頭の焼け野原、本作の4年前に『白昼の死角』では
空襲シーンと地割れから現れるタイトルの特撮を演出していましたね。
>>168 木下監督の文芸作品だと、細かな特撮を挙げればキリが無いものの
『不死鳥』のタイトルバックが印象的です。
最近解禁された『笛吹川』も特撮に入れてよいのかな?
170 :
名無しより愛をこめて:03/02/05 00:34 ID:rF4WYKZA
べた褒めだね\(^o^)/
♪ちっちをっか〜え〜せ〜(ダダダダーン)
ウルトラマンAの軍歌調主題曲で歌った「かえせ太陽を」みたいなエンディングでしたな(w
80年代あのニョコ堂(住宅地にポツンと小屋が建ってる)の前を通って学校通ってますた。
172 :
171:03/02/05 01:09 ID:rV1gJKAW
ちなみにあの手の「反戦映画系特撮」だと、
蝦名由紀子たんハアハアな「東京大空襲ガラスのうさぎ」も萌えだが、
何と言っても「ふたりのイーダ」が傑作ですな。
生きてる椅子が出てくるファンタジー怪談というか、
消防のころ観て、もうボロボロ泣きまくりましたワイ。号泣ですワ。
173 :
名無しより愛をこめて:03/02/05 16:49 ID:Q6DlU5wx
>>171 あの歌をラストに被爆者を延々写すラスト、悪くはないんですが
人間同士のドロドロをきちんと描いた上でやれば良かったかも。
反戦映画でも、必要以上にお涙頂戴な演出はどうも自分は駄目でして…
戦記ではありませんが『にあんちゃん』みたいなのが好みなのです。
長崎にお住まいでしたら、結構学校などで原爆映画を見せられませんでした?
>>172 反戦映画系特撮だと『うさぎ』にも空襲の合成カットがあったような覚えがありますが
『戦争と青春』(91)の合成なんてこちらが気付かない程自然な出来でした。
『ふたりのイーダ』はまだ観た事が無いのですが、自分が泣いてしまった
反戦作品といえば、スレ違いながら『世界大戦争』ですね。
何度見ても涙腺が刺激されちゃいます。
『ガラスのうさぎ』の蝦名由紀子って『ロボコン』にも出てましたよね。
今調べたら成人後にメタルダーや宇宙刑事にも出てる。何気に特撮子役だw
174 :
名無しより愛をこめて:03/02/07 17:52 ID:bwCpfOfq
>>173 結構学校などで原爆映画を見せられませんでした?
「はだしのゲン」は3作目まで観ましたが、あんま特撮も感動もなかったような・・・。
(焼け跡少年サバイバル活劇としての原作「ゲン」は大好きですけどね!)
説教臭いの嫌いなんで、やはり「イーダ」が一番心に残ってるかなあ・・・。
どっちにしろ原爆モノは資料館の記録フィルムにゃかないまへんわ。
「黒い雨」とか「明日」とか「桜隊散る」とかイロイロありましたがほとんど未見。
「八月のラプソディ」とかもう笑うしかないヘンな映画だったし。
あ、八月と言えばこれは学校じゃなく左な親が連れていってくれたのですが、
特撮もある政治サスペンス「皇帝のいない八月」はオモロかったですな。
「新幹線大爆破」と違って乗客が誰も助からねえという悲惨なヲチで(W
核終末モノでは東宝の「世大戦」も泣けますが、
海外だと「ザ・デイ・アフター」なんかより「渚にて」がシットリしてて好きです。
反戦ネコメーション(W)の「風が吹くとき」もアニメというより特撮に近い?
あっ「異常な愛情」と「魚が出てきた日」のブラック・ユーモアも捨てがたいな。
しかし意外とこのジャンルは日本映画に少ないのが不思議。
やっぱ2発も喰らった身としてはシャレにならんのかもしれんが(W
176 :
名無しより愛をこめて:03/02/09 19:27 ID:qEEdn9sZ
サンダカン八番娼館で、海軍の兵隊が大挙上陸してくるところで、
そのときの海軍の軍艦って合成? 実物? 作画合成?
>>175 ご回答どうもです。
自分は数年前に初めて原爆ドームへ行った折、あの場所で
記録フィルム見た時には、何かとてつもなく重いものが
心に圧し掛かって来たもんです。TVで何度か見た物も多かったにも関わらず、、、
『さくら隊散る』は広島で被爆した移動演劇隊のお話で、半ドラマ
半ドキュメンタリーの形式。被爆後の特殊メーク以外には
特撮らしい特撮は無かったと思います。
『黒い雨』は最近観てないんでうろ覚えですけど、原爆投下直後に
工業地帯のミニチュアが爆発するカットが一瞬ありました。
『皇帝のいない八月』は本編もさることながら、廃人になった
三国連太郎の無茶な特殊メイクが凄かったw
野村芳太郎の『八つ墓村』とか、この時期の松竹大作映画って
娯楽映画が忘れてはいけない?B級要素をきちっと抑えてるんで好きです。
『八月の狂詩曲』は何とも…な出来でしたねw
>しかし意外とこのジャンルは日本映画に少ないのが不思議。
本当ですね。思い出そうにも殆ど浮かんでこない。。
数少ないその1本『第三次世界大戦〜』なんて、成田亨氏の著書に
特撮スチールが載ってましたが、国会爆発とか『宇宙快速船』の様な
ビル街爆破とか、興味をそそる写真がてんこ盛りでして、いつか作品が
ソフト化されることを望んでます。
>>176 情けなくも自分は未だ未見なのであります…
この映画には大和新社(旧・日本電波映画)が製作協力したと
「宇宙船」に書いてあったような気も。
178 :
名無しより愛をこめて:03/02/11 04:55 ID:0nwa063n
そういえば、黒澤監督の「悪いヤツほどよく眠る」では
作画カットがいくつかあったな。
今で言うマットアート的なものなのかな。
当時の黒澤監督には珍しいかも。
179 :
名無しより愛をこめて:03/02/11 05:42 ID:jYPzF4qX
特オタきもい
蜘蛛の巣城の山が動くとこは確か円谷御大がやったらしいが。
黒澤組の若い衆が発注に来てえらく態度がでかかったので、
有川氏がムッと来たみたいな話を聞いた記憶があるのだが。
黒澤監督作だと『夢』は完全なる特撮・幻想映画ですな。
遺作となった『まあだだよ』でも合成が使われてた。
>>180 『蜘蛛巣城』の劇中小道具はヒルマモデルクラフトの社長が
作ってたらしいです。『ラドン』で特美の手伝いをした縁だったとか。
こないだ山風の「臨終図鑑」読んだらちゃんと円谷英二が出てて感動。
2大巨匠がここで出会ったあ〜ってカンジ。
増淵健の「真の円谷特撮は再現不可能。一代限り」という文を引用しているので、
さしずめ山風的には円谷映像マジック=【特撮忍法帳】なのかも知れん(w
『風来忍法帳』って田崎潤とか平田昭彦出てたから、恐らく東宝映画だと思うんだけど、
ショボかったなあ・・・。ポヨヨ〜ンとせが入るコントみたいな特殊効果で。
原作のラストとかボロボロ泣いて読んだのにいいい!
社会の底辺で野良犬のように生きる香具師集団が、
出世とか忠義とかじゃなくあくまで惚れたネーチャンのために御上と渡り合い、
捨て身の特攻アナーキー戦法で全員討ち死にするという、漢汁満載の浪漫活劇なのに・・。
試写を観た山風、ガックリしただろうなあ。
稲垣と円谷コンビかなんかだったら『奇岩城』みたいな楽しい冒険活劇になってたかも。
183 :
182:03/02/12 20:25 ID:9i0Goxox
あっ違うな!
やっぱ岡本喜八に撮ってもらうのがベストだな。
戦国版『独立愚連隊』みたいな話だし。
184 :
名無しより愛をこめて:03/02/13 14:00 ID:2xtJV9bI
>>181 それを言うなら、“乱”にも1の城の炎上シーンがあったな。
>>182 『風来忍法帳』は傍系の宝塚映画製作で東宝配給ですね。
たしかに忍法の表現は特撮といって良いのか微妙。日活の『猿飛佐助』
(フランキー堺主演)も似たような感じでしたけど、予算的な問題より
演出上そうしたんだと思います。(岡本監督が仮に担当していたら
本編は楽しめそうですが、特殊効果にはあまり期待できないかも、、)
トニー谷の『忍術御前試合』はインキチ忍法の設定ながら
「特撮」映画に仕上がっていたなぁ。
山風原作で自分が好きなのはハードな『くノ一忍法』ですね。
『忍びの卍』や『くノ一化粧』など、山風作品は
どちらかといえば(かっての)東映が製作した作品に佳作が多いと思います。
また魔界転生をリメイクするみたいですけど、いい加減やめてほしい…
>>184 佐川和夫監督の演出でしたな。
正直たいした出来では無かった。
186 :
名無しより愛をこめて:03/02/16 07:32 ID:7MMl7T5z
松竹あたりに話が戻るが、近作の「案泥メデイア」や「新宿少年端艇団」
などは、どう考えるのかね。
187 :
名無しより愛をこめて:03/02/17 23:40 ID:fZUfWubX
「昆虫大戦争」ってどうです?タイトル聞いただけで萌えるのですが。
>>187 虫が人肌をガジガジ噛むアップはイタソーだったなあ。
189 :
名無しより愛をこめて:03/02/18 00:10 ID:KqUZz6Ad
>>188 ぶっちゃけ、映画館に見に行く価値ある作品ですか?
190 :
:03/02/18 21:05 ID:xHRvGbXf
「昆虫大戦争」って映画館に見に行く価値ある作品ですか?
>>189 ぶっちゃけもはっちゃけもないな。
どちらかというと地方局のお昼に脱色した傷だらけのフィルムで、
「おう?なんかヘンなのやってんなあ・・・」
となにげに目にするのが一番オモシロイかもしれない。
自分が幼少の頃、夏休みにやたらとギララやゴケミドロとセットで観たので。
だいいち、アレ、昆虫と大戦争なんかやんないし(w
もしかしたら噛まれた奴みんなが神経毒でラリッて妄想観ただけかもしれんしのう。
192 :
:03/02/18 23:02 ID:xHRvGbXf
>>191 あ〜、ゴケミドロと一緒にやるような作品ですか。
193 :
192:03/02/18 23:06 ID:xHRvGbXf
すみませんが
大巨獣ガッパ
昆虫大戦争
宇宙怪獣ギララ
これらの作品群でおすすめがあったら教えてください。銀座まで見に行こうかなと
思ってるもんで。
>>193 マットウにホホウと思うのってガッパぐらいかも(w
でも『昆虫大戦争』は特撮がほとんど無いだけで、
70年代の公害やパニックモノn好きでイヤ〜な終末観を楽しみたい人は
洋画の『魚が出てきた日』のマジメ版として萌えるとよい。
「核戦争が起こるとヤだなあ・・・」という当時の漠然とした不安感が色濃いよ。
『ギララ』は他人に面白おかしく語って聞かせるためのネタのよーな映画(w
観終わったら歌声喫茶に直行し主題歌をガールフレンドと熱唱すること!
あともいひとつ。
ギララの鳴き真似をするときは、
スキッ腹に焼酎をガボガボかっ喰らって吐く一歩手前で行うと良い。
「ぐおうえええ〜げぼおう・・・うぶうっぷ・・ぐえげげげえええ〜」
と即興でギララ気分に浸れること請け合いだ!
196 :
名無しより愛をこめて:03/02/19 00:00 ID:lunVFXZ0
>>195 寅さんにギララが出た時、泣き声が「トラサ〜ン」って
安っぽい声のスローだったけど、
オリジナルもたいして変わらないってのがすごいね!
ガッパはちゃんと快獣の泣き声出してたのに
>>193 『昆虫大戦争』・・・『ゴケミドロ』と比べると登場人物の去勢がうやむやだったり、
SF映画には不向きと思われる松竹特有の泥臭い雰囲気が漂ってたりと、完成度は低い
と思いますが、邦画の自然パニック特撮としては佳作の部類に入ると思います。
(あたしゃ『燃える昆虫軍団』より楽しめたw)
『ギララ』・・・東宝・大映怪獣映画のノリで見れば辛いかもしれないが、
独特の“味わい”だけは堪能して下さいw 稚拙だと言われている特撮も
そこまで酷いものでは無い。あと問題の(?)主題歌も漏れ的には好きですね。
あの歌を聞くと、むかし映画館で観た帰りに
渡辺のジュースの素を貰ったナー、なんて古い思い出が甦る…
いずれも映画館で観る機会なんて限られてると思うんで、
ガッパも含めてじっくりと楽しんで下さい。
198 :
名無しより愛をこめて:03/02/19 17:52 ID:kOvlodoD
>>186 新し過ぎて分からないw
映画板の過去ログだと糞映画だったとの評が多かった。
ごめんねうんこ
アンドロはともかく三池ならバイオレンス物もイイが、
東宝の「中国の鳥人」が非常にマターリしててよかったなあ。
あのラストといい、心温まる法螺話として万民にオススメする(w
亀イカダ等の変なギミックやマコ岩松の怪演も好きだナァ、ボカァ!
>>186新宿少年は数場面の特撮がちょこっと良い。
ジュブナイルっぽい感じ。全体的には駄作。
最後の俳優プロモーションビデオにいたっては・・・・
原作もあまりよくないが、原作よりもさらに酷かった。
>>202 『プルシアンブルーの肖像』や『HOUSE』EDのプロモーション映像?も
少々きつかった。前者なんてファンの方々も赤面しちゃうのでは?
ついでに検索したんだけど『新宿〜』は乱歩原作の現代アレンジじゃ
無いんですな。原作が汚されず良かったと思う一方、タイトルに
少年探偵団を入れて欲しく無かったとも思いましたね。
>>202 あ、「プル肖」は素直に喜んだ(w
過剰なリリシズム抑え、ドタバタと妖怪キャラ加えれば、
早すぎた「学校の怪談」といえなくもない?・・・ないな!
>>204 『プル肖』EDは大丈夫ですたかw
某書籍だと「血を吸う』シリーズの流れを受け継いだ幻想作品」なんて
評されておりましたが、あまりそう感じられない。。
>早すぎた「学校の怪談」といえなくもない?
自分は『エノケンのとび助冒険旅行』こそ学校の怪談テイストを持った
最初の作品だと思っております。笑いと恐怖を織り交ぜた子供(家族向け)
ファンタジー映画の傑作ですな。でも『学校〜』佐藤正博が変身した怪物見たときは
『プル肖』が脳裏に浮かんじゃったんですよね。何でか分からんのですがw
>>205 そうね。学校の怪談はちと違ったかも(w
当然、血を吸うは絶対違うよねえ。
なんというかな、今の「切ない系Jホラー」の初期の物というのかな。
「死国」とか。
恐怖よりもリリシズムを前面に押し出したタイプの系譜に連なるというか。
磯崎が出てる分、
観た当時は、うちの子に〜の「転向少女に何が起こったか」とダブっちゃって。
>>206 スマソ、昨今のJホラーには疎いもので「死国」とか未見なんですが
リリシズムを押し出した作風の怪奇モノの初期作品だったのかもしれませんな。
切ない心象描写=怪談映画で描かれる供養の心と捉えてみると、
時代を遡れば『蛇女と白髪魔』なんて「切ない系で、少女が主役」なホラーの
先駆け的作品のようにも感じる。
尤も過去の作品を掘り下げていればきりが無い訳ですが、
きちんと供養心を描き出した作品というのは大御所・中川監督作品に多いですね。
他の追随を許さない恐怖描写がありながらも、正しい者はきちんと救われる
場合が多いんで、なおも観客を魅了するというか。
オカルト・スプラッタブームの影響を受けてからか、こういった伝統芸術よりも
『プル肖』や『リング』もしくは『死霊の罠』みたいなホラーファンタジーが
主流になってきましたけど、このまま古典的怪談映画の灯火は消えてしまうのか
と思う度に、一抹の寂しさが漂ってきますな。
208 :
206:03/02/25 23:24 ID:FojKo7DL
ああ、忘れもしません。
厨房の頃、同時上映の「モスラ(初代)」につられて某大学の文化祭上映で観た、
あの「中川版・四谷怪談」の怖かったこと!!!
よく知ってる話でありながら、この世にこんな怖い映画があったとは…と(w
学生になってオールナイトで「地獄」を観たら、やっぱ大人になっても怖かった!
もうスプラッタブームでさんざんホラー漬けだったのに〜。
あ、切ない系と言えば中川版鑑賞後、数年たってビデオで観た「神代版・地獄」!
獣人化した母親が樹になった娘に体当たりかますという、
あのコントでもやらん肉襦袢特殊メイクにもかかわらず、ボロボロ泣いてしまった(w
「ここ〜ろだけ〜愛〜して〜」うう・・がお〜ん!(号泣
同じ原田美枝子の「学校の怪談4」でまたまたホロリ・・・
>>208 中川版の四谷怪談&地獄は何というかもう、非の打ち所が無いんですよね。
自分は両作ともなぜか(?)成人映画館で行われた特別上映が初見でしたが、
既にいい年こいてたのに体感したことも無い恐怖感に襲われまして、
深夜に帰宅後、「地獄」の沼田曜一が奥から顔出してくる妄想に取り付かれ
眠れませんでしたね。彼を始め天知茂・大友純ら俳優陣の熱演、黒沢治安の美術、
渡辺宙明の音楽といい、予算も撮影期間も最低だった末期新東宝で誕生した
稀代の傑作だと思います。キネ旬でも怪奇映画のベスト10が発表される度に
どの評論家もこの2作をカウントしておりました。
(他によく選ばれていたのは『奇形人間』小林正樹の『怪談』山本薩夫の『牡丹灯篭』など)
>「神代版・地獄」
当時中川版とやたら比較して紹介されてましたが、こちらは
リメイクにしてリメイクにあらず、東映独特の雰囲気を醸し出すことに
成功はしてたと思います。個人的にあの原田美枝子自ら演ずる一角獣人が
いつまでたっても特撮ムックや怪獣・怪人本に載らないのが不満だったりw
矢島特撮も地獄の描写に留まること無く、前半のカークラッシュまで表現
してくれたんで、自分としてはお腹いっぱい・満足満足の作品でした。
原田美枝子といえば怪作『帝都物語』でもとりあえず(w頑張ってましたね
210 :
名無しより愛をこめて:03/02/26 20:17 ID:2+LTG684
原田美枝子かあ、脱ぎっぷりの良い、恋多き女でしたね。
しかし、なんでまた、あんなのと付きあったりしたのだろう?
(今の旦那様じゃないよ。それはそれで大変かな)
「女優霊」とか「リング」まで、80年代Jホラーの系譜って、
海外スプラッターやサイコサスの呪縛からなかなか抜けられなかったもんねえ。
やたら出たオリジナル・ホラーVでも「ほお!」と思ったのなんて、
せいぜい後にブレイクする飯田監督の「キクロプス」と小中の「邪願霊」ぐらい
だった。
『邪願霊』は素材が良いだけに低予算・VTR収録だったのが勿体無かった。
「インスマウスにさよならを」とか、当時も寒いと思ったけど今見ると更に寒いw
この時期はOVが大量に出てましたよね。
ドラクエ実写版にギニーピック、ミラクルバニーにイコちゃんに未来忍者…
あのテのは円谷(映像?)の「餓鬼魂」が最初かな?
「けっこう仮面」や「マルガリータ」なんかのアイドルお色気路線か、
「グズー」とかのホラーもんばっかりでねえ・・・Vシネより低予算で・・。
Vゾーン読んで期待して観たりするとたいがい洋画も邦画も単なるクズ作品だった・・。
いや、その合成着色料テンコ盛りテイストのイカガワシさが楽しかったわけですが(w
ちなみに私のオリV特撮&ホラーのワースト1は「代官山ホラー」です!
こいつの前では「よみがえる心臓」も「スターバージン」も「永井豪のコワイゾーン」も
全部許せる気になると言うスサマジイ駄目っぷりでしたよ。(関係者おったらスマソ・w)
ベストは・・・あえてMrヘリウッドこと長嶺監督の「まぼろしパンティ」を推挙!
「ラストフランケン」より馬鹿不思議楽しいしワキの秦由圭がカワイイから!
214 :
名無しより愛をこめて:03/03/02 21:30 ID:rnSTnrFI
秦由圭かあ・・・・。思い出すなあ、月蝕歌劇団。
しばらくいたんだよなあ。そして、あのVシネ版「ミカエラ学園」にもでていたんだなあ。
あれは映画とは言え無いかも。戯曲? 芝居? 映像演劇?
そういえば、あれは幻想映画には入らんのかな。タイムトラベルもあったぞ。
>>214 Vシネ版じゃ縛られてピシピシSMされておったね(w
そういやミカエラはアニメ版まで・・・まだやってんのかな月蝕。
シンノは「BLUE」観てハマっちまいましてねえ。
「ジェットマン」じゃ農業ヲタ眼鏡(黄色?)の恋人役やってましたが、
なんやかやで役にめぐまれんVシネクイーン(俺的に・w)でしたな(涙
夏樹由圭に改名してストリップ嬢に転職したときゃあもう、
しっかり浅草ロック座に逝って花束渡しましたともさ!ええ、ええっ!
>>213 長嶺高文も消えて久しいですね。最後に自分の趣味の範疇と思える
Vシネを撮れただけでも本人にとっては良かったのかも。
テレビ「宇宙刑事シリーズ」を見て『歌姫魔界をゆく』の終盤、
女主人&花子と対決するシーンを思い出したのは漏れだけでしょうか…(w
あと『ラストフランケンシュタイン』は六平直政演ずるせむし男がイイ感じでありました。
自主映画系だと「夢で逢いましょう」の植岡監督も「精霊のささやき」と数本の
TVドラマだけで消えちゃいましたね・・・。
関東人がイメージするチャカチャカした関西じゃなくて、
ふわ〜っとした癒し系の関西を表現できる希有な幻想映像作家だったのになあ。
6〜7年前我が社に入社した女子社員がイベント系専門学校出身で、
当時その映像の授業が植岡氏だったらしいのですが・・・
彼女に話を聞くと、自分が昔、上映会でお見かけしたときと同じく、
「ん〜、そうかもしれんなあ〜」的ふにゃけた雰囲気のままだったらしく妙に安心しました。
>6〜7年前我が社に入社した女子社員がイベント系専門学校出身で、
>当時その映像の授業が植岡氏だったらしいのですが・・・
おお、そうなんすか。
植岡嘉晴は渡辺プロにそっぽを向かれてから消えちゃったと
思ってましたが、専門校で教鞭を振るってたとは…
なお日本映画DBで検索した所、監督は一昨年に復帰してるみたいです。
しかも特撮SF映画のようなんでビックリ。
http://www.jmdb.ne.jp/2001/dy001830.htm (講師を務めてたのはこの「映画美学校」?)
>監督は一昨年に復帰してるみたいです。
大いに期待したいですねえ。
それこそ「中国の鳥人」なんか三池よりあのひと向きってカンジなのに。
例の女子社員はもう4年ほど前に当社を辞めてCX系列のイベント会社に
移っちゃった(というか我が社のイベント部門が壊滅)んで何とも・・
あの自主映画小ブーム(?)の特撮系監督で今も撮り続けてる人、
何人いるんだろ・・・河崎実より撮り続けるべき人がいっぱいいたような(w
・・・塚本晋也なんて希有もいいとこだ・・・
>河崎実より撮り続けるべき人がいっぱいいたような(w
禿げしく同意w
この人の作品を全て見たわけじゃないんで断言は出来ませんが、
アマチュア(今も?)から進化をしないことが売りの様に見えて仕方ないですな。
今も映像業界に居ることが出来るのって、それなりの人脈がある所以でしょうが
…にしてもねぇ。別に見なきゃ関係ない話だけど。
塚本晋也はよくぞ生き残った!!って感じですね。この人もバブルの
恩恵と仇を受けて消えていくのかと思いきや、徐々に安定した力量を
身に付けながら、今も映像活動を続けている現状に感心。
漏れ的塚本作品の最高傑作は『ヒルコ』でつ。
221 :
名無しより愛をこめて:03/03/05 22:18 ID:olga8UKN
>>220ヒルコは純粋に上手いね。
低予算のわりに、しっかりとしたカタルシスがあって。
意外なほど特撮のアラが見えない。
>>222 うん。低予算かつ一歩間違えれば安手のスプラッタ映画に転びそうな
分野でありながらも、娯楽映画の定石をきっちり押さえてるんで
純粋に楽しめた。沼にヒルコの顔が浮かび上がり、そのまま陸地へ上がって行く
シーンも、演出が上手いからチャチさを感じさせずにストレートな不気味感を
与えてくれる。2.3年後に『学校の怪談』観た時はヒルコのソフト版だな、なんて思いますたね。
224 :
名無しより愛をこめて:03/03/06 16:42 ID:nSIWg6Gw
>>221 この間は反戦朗読劇だったそうだが、
あれから、もう1本映画を作る話しはどうなったのかな?
座長に人望ないのかな?
なんだか、征服向上委員会と組んでからアソコはおかしくなったな。
225 :
名無しより愛をこめて:03/03/09 17:23 ID:WOsv9zle
>>219 自主映画小ブームの頃の監督さんて、誰がいたの?
>>223 DVDにメイキングがついているんだが、かなり色々な種類の
パペットを作っていた。
アップの造型は本物の顔に脚をつけるやつで、ロングと暗がりは
作り物の顔。
そういったのを上手に使い分けている。
それにコマ撮りだとバレている場面も、動きが悪くないから許せる。
一般人だったらチャチイって反応されるかも。
そしてアップは長々と見せず、一瞬のカットで印象だけ残す演出。
見返すと、かなり上手い事が分かる。
>>226 情報サンクス。
様々なパペット(と、本物)の使い分けは特撮演出の基本でもありますな。
あの正統派ショック演出も素晴らしかった。
>>225 あげていくとキリがないんだけど、やたら宇宙船に広告が載っていた
マイティレディの「大桃一郎」監督は印象に残っている。
グリッドマンや平成ウルトラにローテーション監督に入ってた
早川光監督も自主映画「アギ・鬼神の怒り」で最初に名前見たな・・・
けっこう仮面の1とか、おいら女蛮とか、Vシネろくなもん
撮ってないけど(w
229 :
名無しより愛をこめて:03/03/12 01:11 ID:prNEkmWd
いまだにマイティレディひとすじの大桃氏や、作家になってしまった
早川氏はともかく、
あげていくとキリが無いほどの監督さんたちは、いったい何処へ行って
しまったの?
映画界になんの寄与もせず雲散霧消?
誰か生き残っていてくれ!
映画界に寄与といったら、監督ではなくプロデューサーとして
Jホラーを世界的ブランドに仕立てた一瀬隆重がいるじゃないですか。
・・・漏れは「ウルトラQ第29話 闇が来る」とか、見たことないけど。
大桃一郎先生はすごいですね。
借金→自衛隊で返済のくり返しらしい。
いまだに
http://www.mightylady.net/index.html だし。偉いね。
一瀬隆重監督といえば「理想郷伝説」かな。どこいけば見れるんだろう。
>225
>自主映画小ブームの頃の監督さんて、誰がいたの?
インディーズ特撮ブームっていってもいい頃のことかなあ。
だったら「地球におちてきたくま」の小中御大を忘れちゃいけないかも。
かなり空くけど
最後の世代は
「ヒナラギ伝説」の水谷しゅん監督とか、
「MY SIDE KICK」の須賀勢次郎監督かな?
>>228 早川光は「異説・黒澤明」にも関わってましたね。
評論よりも『アギ』製作にあたっての裏話が興味深かった。
…邦画界が時代劇を蔑ろにした(せざるを得なかった)代償は大きい…
233 :
228:03/03/12 15:41 ID:g4CuWUdT
ああ、そうねえ・・早川氏は文章の方がいい仕事してるかも・・
なんか某監督に聞いた話だと、企画を通す営業トークが抜群らしく(w
あれよという間に決まっちゃうとか。
一瀬氏は銭儲けの天才やしの。植岡さんと違って(おひおひ・・
>>233 そうなんですか。上で挙げた本の中でも「頑固な京都の高津商会の社長に
ウンと言わせて本編美術に全面協力してもらった」と語ってまして、
向こうから見れば素人の自慰みたいな企画なのによくぞここまで…と関心しましたね。
御本人のHP見たらばいろんな分野で活躍してるらしいですけど、やっぱり
上部を動かす凄いパワーをお持ちなんでしょうな。
個人的には『イタイ話』なんてよく企画を通せたな、と。
235 :
名無しより愛をこめて:03/03/13 18:15 ID:wKQy9R8X
なるほど・・・。
でも、インディーズ特撮て言っても、内容はファンタジー幻想なんだな。
本格的、怪獣特撮や、戦争特撮ものは無かったのかな?
236 :
名無しより愛をこめて:03/03/13 18:38 ID:yFXzcHLA
自由が丘で「夜叉ヶ池」観て来たよー
>>235 せいぜい「ヤマタノオロチ」の樋口真司ぐらいでは?
雨宮も自主映画出身だけど観た人の話じゃ地味なモンスター映画だったみたいだし。
どっちかというと低予算を逆手に取った「プラレール大爆破」みたく、
ナイスなアイディアを強引にまとめる傾向の作品が好きだったなあ。
技術だけ巧い自主映画はどうも鼻について好きになれなかった・・。
自主映画で派手な特撮ってのなら、
宮本拓監督の「目覚めよと呼ぶ声あり」はどう?
239 :
名無しより愛をこめて:03/03/14 18:00 ID:cpZ1wuEG
>>238 たしかに、派手で、宮本氏は「ネ押す」とか、商業監督となられましたが、
アソコは、後が続かないからなあ。
ミニチュア日本一自主映画という冠しか上げられないなあ。
何がいけないんだろう?
多分、特撮の派手さを本編が壊しているんじゃなかろうか、
ましてや、DVDになったところで、8ミリの
フィルム処理に懲りすぎたのか、8ミリの中でも画面が眠いし、
暗いし。
多分、映画をミニチュア表現の手段にしている点がひっかかっているのだろうな。
>>237 間違えてはならないのは、「プラレール大爆破」は所謂、映画じゃないよね。
ネタですよ、あえて映画とすれば、バカ映画ということで、ジャンルじゃないな。
そういえば、メジャー特撮映画の続編物て、流行らなかったかしら?
あの人達は、どうしているのだろうなあ?
240 :
228:03/03/16 23:00 ID:iSR6n60G
あううう、すんません・・。
228で早川光監督が、
「グリッドマンや平成ウルトラにローテーション監督に入ってた」とか、
「おいら女蛮とか」って記憶違いから大嘘書いちゃってますが、
これは早川監督じゃなく石井てるよし監督だよね(土下座
早川監督は総尺80分でドラマ本編が30分しかないトホホラー「うばわれた心臓」
の方だったと思う・・・
で、石井てるよし監督御本人は今でも円谷系でちょろちょろ名前を見る人で、
「TARO」とかいう桃太郎の現代版みたいなジャリン子ホラー映画を撮っておった
よーな気がするんですが、当時やたら評判悪そうだったので未見。
241 :
名無しより愛をこめて:03/03/18 10:28 ID:KLIl3uot
>>235 観られる機会の少ない作品なのでラッキーでしたね。
他の篠田作品とは少し趣の違うようにも感じた。
>>240 石井てるよしにはあまり良い印象が無いなぁ…以前話題にのぼった
『邪願霊』にしても演出がヘタレ気味で、まあまあの素材を潰しちゃった
感もあるんでね…好きな方には申し訳ないんだけど。
自分もTAROは未見ですが、あの時期『新 桃太郎』とか、
岡山で開催された某博覧会での上映作品(MOMOTARO FOREVERだったかな?宇宙船で知った)
とか、ももたろう実写版がやたら作られてた事を思い出しますた。
242 :
名無しより愛をこめて:03/03/19 04:04 ID:jjpPj5XJ
石井てるよし、ダメ。
宮本拓、ダメ。
早川光、業種転向。
では、このさき、だれを応援していけば良いのでしょうか?
>>242 自分はもうノスタル爺として生きることに決めました。
90年代も後半の作品になると理解不能…というか追いつけない(涙)
近年続々と発掘される懐かしい映画や聞いたことも無い映画に、
どっぷりと浸かってゆき、また研究していこうと思うのであります。
―なんせ、いつまでたっても84年版ゴジラを
最新作のように感じちゃうものだからw
244 :
名無しより愛をこめて:03/03/22 04:09 ID:GBmN+8ri
>>243 なんだかなあ。でも、お気持ちは良く分かります。
…ってそういう私も実はノスタル爺…。
希望は過去にしか無い!?
246 :
243:03/03/25 12:14 ID:Rh4oQdy+
>>244-245 レスどうも。頭が古いせいか近年のはダメボなんです。
特にビデオ撮りの作品なんて
(VTRの上下に幕つけてビスタサイズの映画)
表現手段だけでよけいなフィルターがかかってしまい、またそれを
拭い取ることが出来ない為「なんじゃこりゃ」感が先頭に立って
まともに観られない。我ながら情けないし、無理して新しいものを
受け入れるよりは、評価の定まらないような旧作に希望を求める方が
性分に合うんで
>>243の戯言を書き込んだ次第です。
やっぱり世代的に受け入れられないものを、過去との比較だけで意見する
(中傷する)というのは非常に痛々しいと思うんで。
>>246 うむむ。
俺も今まで「ケッ!」と思って観てなかったクウガとか、
レンタルVまとめて最後まで観たら想像以上に面白かったけどなあ。
10年前、頑なに香港ノワールを拒絶しつづけていた初期ジャッキー
ファンの友人が、ついに「男達の挽歌1&2」を鑑賞し、
泣いて己が偏見を恥じた、という事もあるしのう・・・。
あと年寄りの映画ファンで頑なにマカロニウエスタンを否定する人とかね。
とりあえず善し悪し&好き嫌いは全部観てから判断してあげれば?
1話に1箇所でも面白いと思う描写に出会えたらそれはそれでラッキーさ。
古尾谷が亡くなったね。
なんか特撮&幻想系でてたっけ・・・と検索してみたら・・・
ないな(w
自分としては『悪霊島』は入れてあげたいが。
「太郎丸〜次郎丸〜ほほほほ」岩下志麻のインパクトの方が強いしな。
『丑三の村』って津山30人殺しの映画?
伊藤麻衣子が呪い釘打つ方の話じゃないよね!
『宇宙の法則』ってのは宗教もの?超能力?
『呪死霊2』はVシネだがオモロイのか?
とりあえず優作モドキな『噂の探偵QAG』は
観なかった事にしてあげる(w
250 :
名無しより愛をこめて:03/03/30 05:59 ID:b7vgnqRe
宇宙の法則は見ました。
まったく特撮幻想系ではありません。
人の生き死にを宇宙の法則となぞらえて、なにかなー、と考えさせる映画です。
でも、最後は死んじゃうの。
今をときめく横山めぐみさんの出世作でもあるのではないかな、
シャワーシーンが秀逸です。
というわけで、次。
138 :名無しより愛をこめて :03/03/28 10:08 ID:AxyR0PWE
旧日活『俺にさわると危ないぜ』を観た事ある奴いる?
沖縄ひめゆり部隊生き残りのネーチャンたちが、
隠し財宝をめぐって全身黒タイツのセクシー・コスで大暴れ!
スチール製メジャー物差しで柱は切り裂くは、
シングルレコード手裏剣シュバシュバ投げれば壁に刺さるわ、
不謹慎かつアホ特撮(?)満載のヘンテコアクション映画なのだが・・・
むかしTVの深夜劇場で見てずっと心に引っかかっているので・・
252 :
名無しより愛をこめて:03/03/31 00:28 ID:CI13EKZk
>>251 輸入版DVDあるよね
そういう内容だからアメリカでも発売されたんだね
でも特撮板より映画板に書き込んだ方がレスあると思うよ
>>252 そうですか・・やっぱりビデオ化すらされてないんだな。
ありがとう。
でも「変な邦画」の情報は意外とこの板が役に立つんだよね(w
このスレはついつい覗いてしまうよ。
小林旭の『俺にさわると危ないぜ』ならビデオ出てるよ。
007の煽りを受けた和製アクションコメディてことなら、他にもいろいろあるよ。
クレージーの『大冒険』もそんな一本だし。
『危いことなら銭になる』とか『100発100中』とかね。
255 :
名無しより愛をこめて:03/03/31 08:39 ID:3dMAETPB
昨年の春、イスラエル軍はパレスチナ人の難民キャンプで虐殺を行った。戦車や、ブルドーザーで、無防備な人たちをひき殺した。
その凄まじい光景を、米国人女性ジェニファー・ローウェンステイン(Jennifer Loewenstein)が、何枚も写真に撮っています。一年間の沈黙を破って、いま、その写真を公開しています。「非戦」の友人が知らせてくれました。
2002年4月19日、東イスラエル・ジェニンの難民キャンプで起こった事件です。写真には、一部ジェニン事件以前のものが含まれているのではないかという指摘もありますが、イスラエルによるパレスチナ人虐殺であることは、間違いないとされています。
恐ろしい、あまりにも残酷な写真ですから、
繊細な人たちは、見ないほうがいいかも知れません。
直視する勇気をもった人だけが見てください。
これは、いまイラクで起こっているかも知れない戦争の現実です。
http://www.ummah.com/inewsletter/massacres/palestine/jenin.htm 不用意にクリックしないように、あえて、ハイパーリンクはかけません。直視する勇気をもった人だけが、このURLをコピーしてから視てください。
きみは、見なければならないよ。
>>247 忠言有難うございます。
狭い視野のままじゃ、面白い新作が出来ても見ないままじゃ
残された人生の無駄かもしれませんしね…とりあえず喰わず嫌いだった
平成ガメラの2・3をチェックしてみます。
>>254 東宝はそんな作品を積極的に製作してましたよね。でも会社独特の都会的センスが
効いているんで、泥臭さも目立たず実に上手く翻案してると思いました。
小林旭主演の荒唐無稽アクションといえば“渡り鳥”だが、その路線の中で発生した
和製ウエスタン映画の怪作『俺の故郷は大西部』と、東映地獄シリーズが
日活の影響を受けて作ったと思われる『アマゾン無宿』『ヒマラヤ無宿』は特に凄い。
『〜大西部』ではOK牧場をパロって“大川牧場”が登場し、
『アマゾン無宿』だとOKi(おおき)牧場が出る始末(藁)
考案者には脱帽しちゃいます。
>>256 『アマゾン無宿』『ヒマラヤ無宿』
ですか・・ああ観てみたい。『俺の故郷〜』は和田浩二ですね?
俺やっぱ現代劇アクションは東映より日活派だなあ・・
西部劇とか孤独なアウトロー系ヒーロー萌えなので(w
あと以前からタイトルだけで気になってたのは、
たぶんアキラ主演だと思うんだけど『地獄の夜は真っ赤だぜ』ってのが
あって激しく観てみたいっすね。
しかし日活も結局特撮モノはガッパだけか・・・本当に幻想系作らないよねあそこは。
赤木の『抜き打ちの竜』シリーズとか、変身ヒーローでやったら面白いのに。
毎回冒頭で「もう変身しない・・俺はカタギの人間になるんだ!」と決心しつつ、
ろくでもない悪の組織の用心棒になっちゃうのね(w
258 :
名無しより愛をこめて:03/04/04 04:45 ID:GxyigeJY
新作『レプリカント・ジョー』(松梨智子監督)は最新幻想映画?
>レプリカント・ジョー
うはははは!プロレタリアート・ファンタジーと来たか!
ところで東宝の『狼の紋章』はビデオで見たのですが、
東映の「アダルト・ウルフガイ」シリーズって一部書籍の記述
ぐらいしか目にしたことがないのですが・・・
誰か観たことある人いるんでしょーか。
それとも、とても表には出せないようなヒドイ作品なのか・・・
(平井が抹殺したとか・w)
東映チャンネルでいろいろ見て、荒唐無稽時代劇ってのも特撮だなあってしみじみ思いました。
赤影で突然花開いたわけではなくて、過去に連綿と妖術使いと忍者や侍が戦う路線のものがあったんですねえ。
「笛吹童子」とか「里見八犬伝」とか「百面童子」とか「黄金の盗賊」とか水戸黄門漫遊記もすごいもんなあ。
狸御殿もの(まー、狸だけじゃなくて狐でも河童でもいいんだが)なんかもあるしなー。
261 :
名無しより愛をこめて:03/04/04 11:39 ID:x6DKtbF8
>>259 いえ「ウルフガイ・萌えろ!狼男」は立派な作品ですよ。
監督は山口さんだっけかな?
ただ、主人公「神明」を演じるのが千葉真一さんなので、
イメージが違いすぎるってことでことで、食わず嫌いになられているのでは。
怨んだ相手を切り裂き殺す女のイメージの虎が少々太めなのは御愛嬌。
ヒロインは故蔵馬の嫁さんです。
>>257 ヒマラヤは雪男を巡っての敵味方の攻防戦(?)を描いた異色作で、
アマゾンはまんま和製ウエスタンas東映な作品。『俺は地獄の手品師だ』も
同種作品といえるかも。(渡辺宙明作曲の主題歌がイイ!)
3作とも娯楽作として楽しめますが、主演が片岡千恵蔵主演なんで
『七つの顔の男』シリーズが好きな人にはもう堪らんのですw
日活アクションの雄・小林旭は後に2代目多羅尾伴内を襲名しましたけど
思い起こせば1作目は正に東映版銀座旋風児!
二代目伴内役はアキラで本当に良かったと思いましたし、
2作目で変にオカルト描写を盛り込み失敗しなきゃ、もう少し新多羅尾伴内の
活躍を見られたんじゃないかと今更寂しい気分になりますね。
余談だけど、変身ヒーロー版渡り鳥を狙ったとされる『ズバット』で
流れ者シリーズの演出をパロッてる場面が何度かありまして、
企画に忠実な演出に敬礼!(番場の忠太郎の翻案作まであったなぁ)
>>260 『笛吹童子』のヒットで児童層を対象とした短編併映用作品の
本格的開拓に挑んだ東映は“特別娯楽版”と称して同趣作品を
大量に製作、他の邦画各社もブームに乗り遅れぬよう類似作を
作ったものの、結果はやはり東映の一人勝ちでした。
(赤胴鈴之助はそれなりにヒットした)
この時代の子供たちを熱くさせた荒唐無稽時代劇や、先日物故された
松田監督らの手掛けた荒唐無稽な探偵活劇群は、それぞれ後の
特撮ヒーローモノの直接的元祖になるわけで興味深いです。
宝物を狙う悪との攻防や、片目のタクシー運転手のアジトが秘密基地風
な部分なんて、まんま受け継がれてますよね。
尤も戦前まで遡れば、着ぐるみ化け猫の出る『幻城の化猫』
ライオン丸(というか白虎仮面)の様な戦士に変装した主人公が
悪の忍群と戦う『快傑虎』、ロボットが登場する時代劇『鋼鉄人間』
日本初の怪獣映画『和製キングコング』と夢のようなラインナップが…
>>261 『狼の紋章』と比べると千葉アクション映画の色が濃いですよね。
虎のイメージを合成処理した場面はちょっとショボかったかも。
>>263 スラップスティックってのも、ある意味特撮だよねえ。
戦前の斉藤寅次郎も見たいのい〜っぱいあるんだけど、
当時ムチャクチャ人気あったからこそフィルム残ってないんだってね。
逆に小津の娯楽映画は人気無かったから保存状態がいいんだ。
でも千恵蔵の現代物ってさあ、御大のアクションがちょっともっさりしてるし、テンポがいまいちなんだよね。
いやいや、それも味わいと云えばそうなんですけどね。
>>263 あれ?「快傑虎」って以前見たけどそんな話だっけ?…と思って
上映会のパンフを引っ張り出してみたら「怪人狼」でした。(笑)
「怪人狼」は単なる覆面剣士モノ(覆面の模様が狼らしいのだが、どう見ても幾何学模様にしか見えない)。
一方、「和製キングコング」は怪獣映画どころか
興行師が着ぐるみのゴリラでぺてんを働く話ときいたことがあるのですが…
>「和製キングコング」
うん。たしかそういうコメディです。
トホホでも怪獣モノっちゃ怪獣モノでしょう(w
ビーチで若造を襲う半漁人の着ぐるみの出来が悪ィ〜と思って観てたら、
やっぱり親爺の作った着ぐるみでした!な『ビーチガールと怪物』も
立派なモンスター映画ってことで(w
怪物が出て、それを観た庶民がヒ〜と驚く描写がウリならもう怪獣映画!
>>265-266 どうもそんなコメディらしいんだけど、スチール写真見るとミニチュアセットの中で人形持ってるし
(宣伝用?)見ることが出来ない作品だから真意の定かは不明ながらも
妄想しちゃうのですよね。もしかしたら…なんてw
同じ系譜の作品で松竹と吉本興業が提携して作った『ゴリラ大暴れ』という作品が
あるらしいのですが、もしかして和製コングのリメイク的作品なのかも。
>『ビーチガールと怪物』
あの怪物、何度見てもポンキッキのムックにそっくりw
>>264 >でも千恵蔵の現代物ってさあ、御大のアクションがちょっともっさりしてるし、テンポがいまいちなんだよね。
>いやいや、それも味わいと云えばそうなんですけどね。
もうヘトヘトになりながら短い足を放り投げる御大が好き物には堪らんのですw
最初は脇を固める高倉健ら若手の方が格好良く見えるんだけど、
いつしかドッシリとし過ぎている御大にジワリジワリとはまっていってしまうw
268 :
名無しより愛をこめて:03/04/10 21:03 ID:H0Qur44G
というわけで、古いものより新しいものを語りませう。
どうなんだい、近未来蟹工船レプリカントジョーは見た人いる?
イリヤという映画も下北沢で上映されたのかな。
269 :
名無しより愛をこめて:03/04/11 00:27 ID:2zlAWcC5
>塚本晋也はよくぞ生き残った!!って感じですね。この人もバブルの
>恩恵と仇を受けて消えていくのかと思いきや、徐々に安定した力量を
>身に付けながら、今も映像活動を続けている現状に感心。
>漏れ的塚本作品の最高傑作は『ヒルコ』でつ。
高一の時に買った「鉄男」のパンフレットに
「こういう人にこそ子供向けの特撮をやらせたい」
みたいな事欠いてたけど、実際やらせたらどうなんだろ。。
>>269 実際やらせてあげたいなあ…
結局、塚本って資本はついても自分のやりたいテーマの作品を自主制作でやってるようなもんだし。
ヒルコや双生児見ても、それなりに面白いジュブナイルは作ると思うよ。
太っ腹なプロデューサーいないかね。でもエイリアン蹴ってるんだよね…
東映の「宝島遠征」観ました。素晴らしいです。ファンタスティックです。
話は桃太郎なんですけどね、唄って踊って、鬼が出てロケットが出て、
でもとにかく規模がデカイ。邦画全盛期ってのは、あなどれませんね。
プログラムピクチャーにどんなお宝が潜んでいるか、見てみないとわからない。
鬼が人の村を襲う描写なんて、まるでクロサワの映画の野武士のようだし。
271 :
名無しより愛をこめて:03/04/14 02:02 ID:IMf+t7D+
>>268 レプリカントジョーは今、BOX東中野でレィトショー公開中です。
昨日、ダビングしたまま1年以上ほったらかしにしてた
喜八&倉本の『ブルークリスマス』をようやく観ました。
・・・や な 映 画 だ な あ (w
でも前半のああいう無骨な演出、最近ないねえ。
ジワジワ日常の影で国家的謀略が進行していくゾクゾクした恐怖感。
西村寿行の小説ならあのラストから壮大な単独復讐劇が始まるんだろうが、
仲代なんか、ただ「ええ!?」「なんですって???」「なんという事だ・・」
と目を剥いてビックリするためだけに出てきてるのね(w
友人は「メル公の『サイン』観たとき『ブルクリ』を思い出した」って言ってました。
しっかし沖雅也の告白シーンは迫力あったなあ。
やはり自分の「性癖」と「青い血差別」を重ね合わせたのか?
>>270 放送されるまで存在すら知らなかったのですけど
美空ひばりが他社で主演した狸御殿や龍宮城映画を予見していたら大間違いで、
キジがヘリコプターに変身するという発想も素晴らしかった。
噂の『水戸黄門漫遊記』怪物登場編も感動モノでしたし(八尺坊主には騙されたw)
伝七や旗本退屈男といった定番シリーズにも怪人・幽霊が出てきたりと、
タイトルからは計り知れない、大量の特撮・幻想系作品がまだまだ埋もれてるんでしょうな。
275 :
272:03/04/15 20:31 ID:YmDa/ktM
>>273 情報サンクスでつ。
キャシー、君もお礼を言いなさい。
「んまあまあ〜ウチの勝野がお世話になりまして〜」
「74 名前: 名無しネアスト 投稿日: 2001/07/29(日) 03:07
このスレをクリスマスまで持たせようage。それまでに沈むようなことが
あったら、それは謀略だ。」
やっぱり謀略だったようだね(W
特撮嫌いの岡本監督、逆に『江分利満氏』のようにアニメ合成はOKなんでしょうかね。
松林宗恵なんかは当初トリック撮影を軽視していたものの、『潜水艦イ-57』のラッシュを見て
考えを改めたとか。(上村特撮が円谷特撮に及ばない要因も考察しておられた)
>>272 ブルークリスマスは県内のレンタル店をくまなく探したが結局見つからず、
未だに特撮グラフティで予告だけを鑑賞しておりますw
92年以降の東宝特撮ビデオ再発売の波にも乗れず、不遇な作品です。
なんか、ずいぶん前のカキコが貼られてるなあ(w 確かに謀略だったね。
>>277 岡本喜八の中では、アニメ合成は特殊効果というより、演出の技法として
とらえているとおぼしいので「アリ」なんでしょう。というより、
カートゥーン好きとして有名な監督は、アニメ合成は抵抗がなかったのだと思う。
「ブルークリスマス」は毎年、その時期になると見返しております(w
>>278 レスどうも。監督がカートゥーン好きとは不本意ながら初耳です。
実写『火の鳥』でアトムやヒョウタンツギまで出した市川崑も
漫画部出身なだけに、岡本喜八と同じ気質があるような気もするw
>>279 こちらもサンクスです。
「特技監督の肩書きを嫌っていた」は
周囲が勝手に話を膨らませただけだったのかw
281 :
名無しより愛をこめて:03/04/18 21:03 ID:PHLOAVmo
>>278 岡本喜八のお店兼事務所がある向ヶ丘遊園に行って確かめよう!
お店ってなにやってんの?
283 :
山崎渉:03/04/19 23:13 ID:mmFQTzVG
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
ぬるぼか。
俺も一匹買ってこようかな。
食べるの久しぶりだし。
285 :
名無しより愛をこめて:03/04/20 19:41 ID:cGL3cGe2
保守
286 :
名無しより愛をこめて:03/04/23 17:35 ID:5KJRoTjY
久しぶりに怪作『真田風雲録』『真田幸村の謀略』を語ろう
287 :
名無しより愛をこめて:03/04/23 17:49 ID:mf1OCLV5
>>216 遅レスで申し訳ないですが、長嶺高文氏は現在、
日テレの「途中下車の旅」でディレクターを務めています。
>途中下車の旅」でディレクター
やはりプチ・グロ&プチ・エロな旅なのだろうか(w
女子高生が笛吹いたりマイムマイム踊ってたら要注意ですな。
289 :
名無しより愛をこめて:03/04/27 14:26 ID:w4eWyl5i
290 :
名無しより愛をこめて:03/04/28 14:30 ID:O/xRUlct
>>282 べんりばこ
っていう飲みやさん、日曜は休業。
もう一つ、同じマンション内で
キ八スタジオ
というイベントスペース。
をやっておられます。
291 :
名無しより愛をこめて:03/04/30 17:59 ID:5xmMbWsD
>野村芳太郎監督の『八つ墓村』
本格ミステリーのフリをしたトラウマJホラーですね(w
>>292 映画板で
「野村芳太郎は巨匠になってもB級の心を忘れなかった、彼こそ真の巨匠だ」
なんて書き込みがあり、思わず肯いてしまいましたw
294 :
名無しより愛をこめて:03/05/02 18:08 ID:KpAKKAs1
>>291 これこれ、喜八監督は未だ引退せずです。
だけど、店鋪経営の映画関係者ッて本当に多いの?
>>294 2ちゃん情報だが店舗・会社などの経営者として落ち着く人が多いらしい。
(引退後の俳優も含めると割合が増すとか)
まぁ易者になった小沢茂弘とか多種多様。
喜八監督まだ現役でしたね、スマソ(汗)
296 :
名無しより愛をこめて:03/05/06 19:34 ID:12ix2xmi
喜八監督のお店は美味しいですか?
きのうナニゲに古いビデオあさってたら、
実写版『ルパン三世・念力珍作戦』が・・・ダイジェストで入っていた(W
やはり当時の自分も丸々残したくなかったのかもしれん。
カットのテンポひとつひとつが芸術的なほど【ゆるゆる】なのは、
ある意味感動的ですらある。
【たるい】のではない。あくまで【ゆるゆる】なのだな。【ゆるゆる】。
298 :
名無しより愛をこめて:03/05/12 19:34 ID:uabXaZcs
最近、幻想映画ネタ少ないね。
日本の幻想映画て、そんなに少ない?
修羅なんて、どうなの?
修羅雪姫ならけっこう気に入ったが…
>修羅雪姫
ドニー・イェンがアクションつけてた釈バージョンでしょ?
昔の梶バージョンしか観てないなあ・・・。
>>299 幻想映画というより、アクション映画でしょう。
>>301 昔のは幻想映画じゃなく任侠アクションですね
同じく梶主演の『怪談昇り竜』は怪談と思いきやサスペンスな罠
(撮影途中で「怪談モノにしてくれ」なんて無理な要求入れられたから仕方ないか)
>>302 ああ!石井輝男の怪談昇り竜!!
真ん中の奴が斬られると竜の胴体がどんどん短くなる!!
なんか空バックがやたらドヨヨ〜ンとした書き割りで、
アングラ親爺よりも盲目刺客のホキ徳田が秒に不気味だったのは覚えてるな・・・。
あの昇り竜ってシリーズ化してるのかな・・怪談はあれ一本こっきりだろうけど(w
>>303 石井輝男は「怪談昇り竜」より前に、同じ日活で「昇り竜鉄火肌」って映画を
撮ってる。真ん中のヤツが斬られるとだんだん短くなる竜は、これが元祖。
ちなみに「怪談昇り竜」の前にもう1本、別の監督(石井輝男は監修)で
「昇り竜やわ肌開帳」って映画もあるので、シリーズは全部で3本だね。
・・・もちろん、怪談なのは最後の1本だけ(w
305 :
303:03/05/14 11:35 ID:kVsqMI+g
>>304 ああ、やっぱり別シリーズあるんですね。ありがとうございます。
日活も石井監督呼んだり東映任侠にあやかろうと大変ですな。
言われてようやく「怪断昇り竜」も日活だったの思い出しました。
「刺青一代」(あれもある意味トクサツですな)とか「男の紋章」とか
高橋英樹の主演任侠モノは他にも数本見てはいるんですが、
どうも違和感があっていまいち好きになれなかった(w
逆に日活製作の忍者モノで「土忍記・風のナントカ」というのが、
テンポ良い荒唐無稽アクションで楽しめた記憶があるのですが・・。
ググッたら原作が小島剛夕でした(w
今頃ですいませんがようやく「クロスファイア」観ました。
ガーディアンなんて組織、原作に出てましたっけ・・・
なんだかちょっと詰め込み過ぎのような気がしたんですが。
1作目は「クロウ」みたいに単純な超能力仕置人で、復讐のカタルシスを満喫させ、
2作目で「七瀬ふたたび」的な、陰謀組織との死闘エピソードを徹底してやる、
と二つに分ければもう少しグッと来たのかもしれないけど。
307 :
名無しより愛をこめて:03/05/16 17:34 ID:ZxSxvn9C
>>305 >「刺青一代」
確かにトクサツだw
木村威夫って本作や『ツイゴイネルワイゼン』で黒沢治安の美術
(特に地獄と東海道四谷怪談)を意図的に模倣してるような気が。
清順の要求か?
この時期辺りからの任侠映画は特殊メイクの技術が急激に発達した感がありますね。
『渡世人列伝』で天津敏に施されたのなんて69年当時の技術とは思えないくらいリアルだった。
308 :
名無しより愛をこめて:03/05/16 23:20 ID:/9gdubO2
『修羅』は誰も見ていないのかな?
>>308 もう少しお待ち下さい。来週頭には感想を書けるよう努力します(涙
310 :
309:03/05/17 20:52 ID:H8bnY1gt
あ〜この「修羅雪姫」は〜アレかね。
ドニーさんの「ドラゴン危機一髪97」と世界観的にリンクしてるんでしょ?
あれも「97」といいつつ内容は微妙に近未来SFテイストだし。
絶対つながってるね。
小池の原作も梶版の旧作2本も、関係ないね。どう考えてもドニーさん原作だね。
で、本来のラストもドニーさんらしく佐野史朗が目玉抉られて首チョンパされる場面まで
本当はちゃーんと撮ってたのに、監督と一瀬が編集でカットしちゃったんだね。
だからあんなカタルシスの無い終わりになったんだね。間違いないね。
とにかく釈ッ!釈ッ!釈ッ!ドニーッ!ドニーッ!ドニーッ!
この真言を10回ぐらい繰り返して叫べば99%この映画の神髄を語ったと言えるね。
TV化されたときは5分番組で「修羅雪ファイト!」だったら満足できるね。
>>311 新東宝の怪優 沼田曜一にもスポットをあててくれ
「まだ生きとったんかい!」程度の感想でもいいから
>>312 ある意味、釈雪タンを【地獄に導いた】張本人ですな(w
でも沼田氏は同じ一瀬Pの『リング』シリーズでもオイシイ役やってるしね!
このまま「物語に深く関わる怪しいジジイ」の道を突き進んで欲しいですね。
怪獣道ならぬ【怪爺道】を。
アクションもまだまだイケそうだし期待してます。
釈ッ!釈ッ!釈ッ!ドニーッ!ドニーッ!ドニーッ!
釈ッ!釈ッ!釈ッ!ドニーッ!ドニーッ!ドニーッ! + 沼爺・・・
>>313 しかし沼田氏も若く見えて来年80歳
早く次作を!
315 :
名無しより愛をこめて:03/05/20 07:46 ID:+I8PG/So
>>310 そのとおり!
あれを抜きに幻想映画は語れない。
その解説は、ほとんど映画を見ていないんじゃ?
>>312 新東宝倒産後だと
東映『怪猫呪いの沼』のせむし男や
TV『神州天馬岐』や『変身忍者嵐』が最高ですた。
もう完全に狂っている(w
>>316 ウルトラQ「ガラモンの逆襲」で
セミ人間をトラックに乗せたりトラック乗り逃げされたり
しまいにゃ狙撃したのも沼田氏ですなぁ。
>>317 ガラモンの回では自然な演技みせてくれましたね。沼田氏。
特撮じゃないが最近は『深い河』も良かった。
でもこの人の代表作は『地獄』『黄金バット』だと思う。
319 :
名無しより愛をこめて:03/05/21 21:13 ID:THjFgvtr
新東宝の「陸海軍流血史」
だったかな?
これの相沢中佐役が沼田氏。
鬼気迫る狂気の陸軍高級軍人で、この人なら、本当に人が殺せちゃう。
という迫力でした。
「狂わせたいの」見ました。
シュールな馬鹿っぷりのボルテージが後半に行けば行くほど、
どんどん盛り下がって行くのは残念。
人間、エロとシュールはすぐに慣れて順応しちまうからねえ。
刑務所のダレ場を挟んで、ズゴーンと一気に突き抜ける大ネタを
ぶちかませば、まだ狂気の噴き出る程良い開放感が得られたと思うんだが・・・。
>>321 にんじんくらぶ解散の原因の一つは本作の興行的失敗だった筈。
時間的に単独上映しかできなかったのも不運でありました。
>>319 この映画、冒頭の満鉄爆破は特撮使えなかったのか
誤魔化したような描写になってましたね。
323 :
名無しより愛をこめて:03/05/24 04:25 ID:uALJIkHj
>>322 >>319 そう、たしかに、この映画は、それまでの新東宝戦争映画の総集編みたいな
作りだから、それまでに満鉄爆破を描いた映画が無かったので、
そうなったんじゃないのかな。
>>323 満鉄爆破を描いた映画が無かったのも理由のひとつであろうが、
『日清戦争』の失敗による大幅な予算縮小も災いしてるのだと思う。
この後作られた戦記映画は新撮特撮があったとしても
ほんの心持ち程度で、戦闘場面は記録映画からの流用が中心となっていきますからね。
325 :
山崎渉:03/05/28 09:26 ID:W1AbijsO
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
「歌姫魔界へ行く」と云う自主映画に毛の生えたようなミュージカルコメディが好きなんだけど、知ってますか?
山崎すごいね。朝の8時50分ぐらいからずっと荒らしてるよ。
>>326 名前だけは・・・このスレでも何度か名前の挙がった、
「ヘリウッド」の長嶺高文監督ですよね?
また例によって娘ッ子が変なところで唄ったり踊ったり、
笑っていーんだかどーなんだか微妙に耽美でシュールでブラックな内容、
で は な い か と 推 察 さ れ ま す が ( w
>>328 1年ぐらい前にCSで放送したことがあって、番宣の映像だけ見てますが、
まったくもってそんな内容の映画みたいでしたよ(w
「発狂する唇」「血を吸う宇宙」を一気に鑑賞。
次元を超えて不幸にまみれる暗黒サザエさん倉橋さとみの呪われた血統に涙。
横山ノックも裸足で逃げ出すインベーダー議員・上田耕一先生が意味無く熱唱する、
「宇宙猿人ゴリもどきソング」には爆苦笑。
死んでも家族連れや彼女と観に行ってはイケナイ地下特撮。やっほ〜!
>>326 衛星劇場で観ましたが、そんな内容の映画ということで結構だと思いますw
人形アニメの怪獣あり、安手の血しぶきメイクあり、
主人公がスーパーヒロインに変身したりとお腹一杯な映画ではあります。
ラストで敵方の女主人が正体を現し狼女になるのですけど、その際使用されてた
マスクはどうも『狼の紋章』からの流用のような気が…確証があるわけじゃないんですけどね。
助監督には2時間サスや『メタルダー』を撮ってた伊藤寿浩も参加してました。
近所のレンタル屋で加藤よしが怪人二十面相をやってる映画がおいてあって、
ジャケ写にカブトムシの化け物みたいな奴と気の狂った宇宙人みたいなのが
のってますた。
来週ぜひレビュってみたいと思いまつ。
スーパージャイアンツみたくヘナナナ〜な内容だと嬉しいなあ。
「宇宙快速船アイアンシャープ」とか「黄金バット」とか妙に出来が良いと
逆にガッカリしてしまうんだなあ・・・これが・・
>>332 >スーパージャイアンツみたくヘナナナ〜な内容だと嬉しいなあ。
>「宇宙快速船アイアンシャープ」とか「黄金バット」とか妙に出来が良いと
漏れ的には逆ですね。スーパージャイアンツは富士映画で撮った最終2作は
低予算でヘナヘナな作りでしたけど、宇宙怪人出現までなら心の底から楽しめた。
宇宙快速船は特撮が凄いんだけど、肝心のドラマがいまいち(でも楽しめる)
黄金バットに関しては、白黒撮影がもったいない程良く出来たヒーロー映画でした。
『かぶと虫の妖鬼』は○い意味で期待を裏切られる映画ですw
334 :
名無しより愛をこめて:03/06/05 05:28 ID:A/OkyWwr
「おれたちのヒーローどんな名前が良いかなあ?」
「タイガーなんとか!」
「うーん・・・?」
「アイア・・ン・・・アイアン・・・、アイアンシャープ!」
なんて台詞がありましたなあ。
『歌姫魔界へ行く』は長嶺高文の最高傑作だと思いますね。
すぐ後の『ヘリウッド』だと気張り過ぎて、わけわかんなくなってて全然楽しくないんだけど、
みょーに、当時の安物アイドルっぽさとテクノ歌謡(ヒカシュー)が、まー実際に安い画にマッチしてて、
80年代を代表するミュージカルと言っても過言ではないです。
ってもこんなジャンルの映画、他には『星くず兄弟』くらいしかないけど・・・
>>330 ごぜんさまが,レイプされたり,諏訪太郎に変身させられたりする映画でふね。
337 :
名無しより愛をこめて:03/06/05 17:08 ID:WGaNXCND
>>332 秘宝くん系感覚のやつだな。バカ映画とか好きか?
>>335 同意。あと『歌姫』がそれなりに楽しめるのは
70分という上映時間も影響してるかと。
ヘリウッドは15分長い分、展開がややだらけてしまったことと、
スケールを大きくしてしまったのが敗因のようにも思えます。
>>333 宇宙怪人出現は,前衛舞踏が出てきた時点でびっくりした。
こんな子供向け映画でまで,石井輝夫は石井輝夫だった。
加藤ヨシ(こっ、こんな人は知らねえっっっっ!)が二十面相だったのにも驚いたけど、
伊藤雄之助までやってるのってのはすごいな。
えー予告どおり「少年探偵団・かぶと虫の妖奇」および「同・鉄塔の怪人」(S32年・東映)
を鑑賞しましたので、つたないながらヘタレ・レビューを書かせてもらいますッ!
アイアン・シャープ同様、想像していたよりマットウな演出。
30年代だとTV作品はたいがい演出がヘンテコリンで大爆笑だったりするんだけど、
さすがに劇場版ともなると、ジャリ番組とはいえ手堅い演出で安心して観れる。
テンポもちょい弛めな程度。当たり前か(w)当時の本編とTVの壁は厚いなあ・・・。
ハリボテ丸出し、自分の発射する火炎放射器の炎でボーボー燃えちゃう(中の人大丈夫か)
自動車大の「甲虫戦車軍団」や、電波ジャック以外に建造理由全く不明の大仰な「鉄塔王国」、
ただ変な恰好がしたかっただけ…としか思えない二十面相の悪趣味全開「宇宙怪人ルック」等々、
それなりにトホホ〜な見所が随所に多々あることはあるのだが・・・。
やはり「ナショナルキッド」や「8823」の如く、死ぬかと思う程の大爆笑!
とまではいかず、トホホ・ジャンキーな自分としてはちょっとショボ〜ン・・・。
主演の明智小五郎役も、当時のイケメン俳優「岡田英次」だし、
二十面相も貫禄充分の実力派「加藤嘉」が演じているので、芝居がヘタレる心配も皆無。
逆に大見得切ったレトロ口調の「舌戦」が淀みなくポンポン飛び交うという格好良さ。
特に、今までジイサン俳優としてしか認識の無かった加藤嘉が予想以上に魅力的でビックリ!
まるで悪役時代の西村晃のような植物系凶相で警察を嘲笑し、跳ぶ!走る!殴る!銃撃戦と大活躍!
しょっぱなから怪盗ルパ〜ン三世ばりの脱獄アクションをブチかますのにはシビレました。
やるなYOSHI! カッッチョイイぜYOSHI!
今なら大予算間違い無しの焼け跡軍需工場や、寂れた防空壕、空襲でやられた(のか?)
崩れまくった郊外の廃寺など、天然のロケ地も当時の空気が伝わってイイ雰囲気。
ハイソな丁寧語で、高価なバナナをパクつく少年探偵団諸君のボンボンぶりも凄まじいね!
昭和30年代初期にリモコンのロボット玩具でヘラヘラ遊んでたりね!
原作じゃポケット小僧とか、戦災浮浪児ばかりの別働隊とか、差別されまくりだもん(w
やはり少年探偵団のメンバーがブルジョワばかりなのは、明智先生の生臭い営業戦略なのか??
342>>
勇気あるなあ!
「妖怪博士」「青銅の間人」「かぶと虫の妖気」を借りたもんか
どうか3年も悩んでるよ。
ご幼少のみぎり「20面相の悪魔」と「敵は原子潜航艇」を観て
それなりに面白かった記憶はあるんだが、回復不可能なダメ
ージを受けそうな気がするんでね。
関川秀雄の数少ない子供向け映画である「かぶと虫」
手を抜かずに撮ってくれたせいか、
幾多の少年探偵団映像化作品の中でもトップクラスの出来だと思いまつ。
二十面相役はいろんな人がシリーズ毎に演じてますが、
加藤嘉は一番適役だったんではないでしょうかね。
>>343 東映の1〜4作(鉄塔の怪人まで)は一見の価値あり。
5,6作はかなりレベルが落ち、7,8作はまあまあで、
最終作は特撮を中心に楽しむ映画です。
松竹のはよほどのマニアじゃない限り、無理して見る必要は無いと思われますが
もし「実写版鉄人28号」がお好きであれば、『青銅の魔人』1部は必見かと。
345 :
名無しより愛をこめて:03/06/12 14:43 ID:z8jWsEdr
東映の少年探偵団、見たい!
>>343 好きというか・・・
「実写版鉄人28号」の断片的なシーンをかいま見ただけで
全身さぶいぼが出たんですが、「青銅の魔人」見るべきでし
ょうか?
「実写版鉄腕アトム」を見た折にも同様の衝撃を受けた様
に思います。
347 :
猫まねき:03/06/16 02:20 ID:pWWEwoE5
『空気の無くなる日』<テレビ初登場/ビデオ未発売>
(演出=伊東壽惠男、吉田庄太郎、菅家陳彦 原作=岩倉政治 特殊技術=東宝合成課 出演=深見泰三、北島多恵子、花沢徳衛)
『ラーマーヤナ』<テレビ初登場/ビデオ未発売>
スタッフ不詳のレアな短篇特撮映画。インドの古代叙事詩「ラーマーヤナ」を題材にした作品。ちなみに制作は東宝。
チャンネルNECO、やるな・・・
>>347 空気の無くなる日、いつの放映ですか?
たしか太陽系のモデル図はアニメーションで
灼熱で焼かれる都市の特撮はミニチュアだったような記憶が。
あと東宝合成課というけどピープロが下請けか何かで特撮をやったんじゃなかったかなぁ。
うへえ、これ以上なくマイナーな終末SF教育映画でつね。
わたしは昨日、谷啓の「クレイジーだよ奇想天外」なるSFコメディーをば観ました。
遊星アルファーに落っちゃげて来るロケットって、怪獣大戦争のロケット?
平和主義者のミステイク・セブンが極東N板やらマス板やら覗いたら、
あまりのショックで卒倒しそうやな(w
歌って踊って笑わせるミッキー・カーティスみたいな雰囲気の内田裕也がイイ味。
>>346 実写鉄人は初登場シーン等で「青銅の魔人」を意識したかのような
演出が見受けられまして、その意味でニヤっできるかな、と。
ただ、この作品がお口に合わんようであれば見ない方が賢明かもしれませんです。
先に製作された『怪人二十面相』シリーズなんざ、大船撮影所独特の緩みがギララ以上に強くて
漏れでも途中で投げ出したくなる映画ですた。
>>347 「幻の特撮映画特集」と銘打った特集だと
パイラ人やガッパが流れるのが通例でしたが
本当に幻の映画を発掘してくれるあたり感涙モノです。
あの枠で放送された『皇道日本』と市川崑の人形劇にも特撮ありますね。
>大船撮影所独特の緩みがギララ以上に強くて
うはははは・・・意味無く延々やってるギララとトラクターの追っかけっことか、
なにげに半泣き笑いで手を振る藤岡弘ですか(w
>>350 てっきり「実写版鉄人」並の演出並びに特殊効果レベルの作品なのであろうと
早とちりしてしまいました。
昨今流行の言い方をすれば「鉄人」の方に「青銅の魔人」のパクリ的な描写が
あるということですか。
パクり必ずしも悪ならず((オマージュやリスペクトなんてかっこいい言い方
もあります)第一、映画100年の歴史はパクり合いの歴史と常々広言してい
る位なので、その方面は気にならないというか、むしろ面白がってしまう方です。
ただ、あの頃の子供向けTV映画特有の大胆不敵な翻案ぶり(身長2m位の鉄人が
時速2km位でのそのそ動き回るとか)や、エド・ウッドが裸足で逃げ出すような
ワーストタイミングの演出ぶりを想像してびびってしまった訳です。
まあ昭和30年代ということは、質はともかくとして日本映画の黄金時代。
少年対象のローパジェット映画とはいっても、極貧TV映画とは製作費もスタッフ
の質も比較にならんでしょうね。
性根を据えて観てみることにします。
353 :
名無しより愛をこめて:03/06/18 02:58 ID:1iveyNBy
>>349 妖星ゴラスのロケット、隼号(鳳号)のミニチュアですよ。
東宝映画にはよく違う映画でもプロップが使われるよね。
やはり、クレーGの映画で怪獣総進撃の月の怪獣コントロール装置が
使われていたりする、あれは何て映画だったかな。
354 :
349:03/06/18 13:39 ID:FReiKsWW
>>353 ありがとうございます。
ゴラスの方のロケットだったんですね・・。
「ばんざ〜い!」とゴラスに突っ込んだら遊星アルファに時空転移したのか(w
谷啓が母星で釣りを楽しんでたら、いきなり落っこちて来るんですよアレが。
「奇想天外」を借りたビデオ屋にもう1本、日本一シリーズとかに混じって、
「クレージーのドクトル・ジバゴ」が置いてあったんですが、これってSF??
>>354 『ジバコ』はSFといっても過言じゃ無いでしょう。
他のクレージー映画と同じく、細かな合成も多用されており
立派な東宝特撮映画だと思います。
本編中「怪獣ブーム」の懐かしい匂いを香らす
やりとりがあるんで、特撮板住民としては要チェック(?)かもしれない。
>>353 『クレージーの大爆発』だと思います。(間違ってたらスマソ)
学生の頃、植木等の「日本一」シリーズを観て、
「まるで暴力をC調に変えた大藪春彦の主人公みたいな奴だ・・」
と思ったものですが・・・(w
未見で申し訳ないですが、
やっぱクレージーSFの白眉は「大冒険」なんでしょうかねえ???
「円谷英二特撮が欧米並みのライブアクションに挑む」
なんてんで話題づくりをしてはいたけれども・・・
○○○○が登場したあたりは小林信彦のアイデアだろう
な。
ところで、あれSFかい?
『大冒険』はインディ・ジョーンズよりも面白い日本一の映画でつ。マジで。
359 :
353:03/06/21 21:55 ID:rOHr+Fc5
>>355 そういえば、大爆発にも出ていたな。
わたしの見た奴は、たしか中山麻里の脳みそを谷啓が電子頭脳と
取り換える話だったような気がするな。
あれのロボコツも怪獣総進撃から。
>>358 大冒険はおもしろくなるのにおもしろくなりきれなかった
惜しい作品だと思う
カーチェイスのシーンとかヘリで逃げるシーンとか
音楽に頼ってばっかりで映像的には下手なんだよな
>>360 そんなことないよ。全然惜しくないよ。勢いがあって面白いよ。『大冒険』最高だよ。
勢いだけでポンポン強引に進んでくだけでもスゴイよ。ほかに無いよ、こんな映画。
ちょっとくらい大目にみなよ映画なんだから。
下手ってのはさー、例えば林海象とか中野裕之みたいなののこと云うんだよ〜。
こーゆーのは味わいってもんだよ、日本の特撮楽しむ秘訣に見立ての妙ってのもあるじゃん。
ホラ話を広げた大風呂敷も、スケール大きくなれば、びっくり仰天して嬉しくなっちゃう。
>>361 なんだろう。話聞いてるとアメリカやイギリスのンコメディというよりも、
フランスっぽいのかな・・・?
昔TYの昼ロードでよく見た「ファントマ危機一髪」とかベルモンドの「おかしな〜」とか?
「クレイジーだよ奇想天外」のジャケには監督の坪島孝を<日本のB・ワイルダー」
なんて書いてあったが(w
>>362 イイね!例えがイイね!とりあえず観ろ!って言いたいね!
要は「ファンントマ〜」とか「黄金の七人」とか「電撃フリント」とか「サイレンサー」みたいな
60年代に世界中で量産された007の亜流アクションコメディの日本代表ってことさ。
漏れフィリップ・ド・ブロカはリチャード・レスターと並んで大好きな監督なんだよ〜。
「おかしなおかしな大冒険」てよりは「カトマンズの男」だね。ちなみにその末裔はジャッキー・チェンね。
ブロカっぽいって言えば、谷啓が主演したの「奇々怪々 俺は誰だ」のほうがトリッキーで、ぽいね。
う〜ん、でもワイルダーかなあ…むしろブレイク・エドワーズだと思うケドな。
クレイジーつながりで話してるけど、『大冒険』は古澤憲吾、『奇想天外』『奇々怪々』は坪島さんね。
お二人とも東宝系特撮テレビ番組じゃお馴染みだと思うけど。
それから、ルー&スピ公が『大冒険』見て、まー要所要所パクった映画が「レイダース」ね、マジで。
おおばやしのぶひこの初期映画も、今見るとすげー恥ずかしくてキツいとこがちょー面白い。
「ねらわれた学園」までだね、恥ずかしくて良いの。
その後はもう説教臭くてダメ。
尾道のとか、恥ずかしくなくなっちゃってて、それなりに普通。
なんてゆーか、おおばやしも若くてバカでギラギラした感じがモロに来る感じ。だから恥ずかしい。
気構え過ぎて、敢えて実験的なことやってますって、当時のターゲットのリアル厨房には、ちょっとツライ。
今見て良いのは、時代が過ぎて“ちょっと昔”てなフィルターがかかってるしね。
大昔の演出も芝居もカッチリした特撮映画は見てて恥ずかしいって感じることあんまないけど、
全編隅から隅まで“う〜ん恥ずかし過ぎる”って初期おおばやし映画は、それだけで幻想映画と呼ぶにふさわしいよ。
クレージー映画でSFチックなのは基本的に皆つまらん。
例外は「奇想天外」等の谷啓主演のやつだけ。
「大冒険」....たるい、ギャグが無い。
「大爆発」、「ぶちゃむくれ大発見」.....見るとこなし。
やっぱクレージーはサラリーマン物に限る。まあ時代劇もそこそこ
面白いけど。
366 :
名無しより愛をこめて:03/06/23 17:56 ID:1z4D7gSS
>>365 「ぶちゃむくれ」は逃げる犬塚弘を見るだけですげぇ!と思う。
「大爆発」はそこそこおもしろかった。
「大冒険」がつまんないと思うのは胴衣。特撮は見応えあるけど。
『大冒険』は和製「おかしな…世界』を目指すべく企画された後、
某脚本家が007を意識した第1稿を執筆したが
渡辺プロ側の要請で二人の脚本家が前半/後半を分けてリライト、
さらに小林信彦まで直しに参加したらしく、
古澤演出も脚本の矛盾点を無視して暴走、結果勢いだけはあるが
同時期のクレージー映画中でもややほころびの目立つ作品となってしまった。
少なくとも末期の諸作品よりは出来いいですが。
坪島=谷の2作、特に『奇想天外』は屈指の名作(だと思う)
368 :
通りすがり:03/06/24 09:35 ID:WWKw+lcc
あれえ〜、おっかしーなー『大冒険』あんなに面白いのになんでみんな面白がらないんだ?
すげー不思議。
矛盾点とか、映画観てるときいちいち考えたりしないんだよな、漏れ。面白ければ。
つまんない映画のときはいちいち気になるけど、勢いに圧倒されるような映画の時は気にしない。
『大爆発』も『大発見』も大好きだし、クレージーの面々が歌って馬鹿やってるってだけで嬉しくなっちゃうのは
漏れがただ古い邦画ミーハーだからなのかなあ…
そんな辛い見方したってなあ、風俗も車も女優もファッションも眺めてるだけで、音楽だって聴いてて楽しいんだけどな。
でも当時の観客が支持したからこそ、『大冒険』以後のシリーズが同じSF風味路線になったんだろうけど。
『おかしなおかしなおかしな世界』は、ん〜だらだら長くて好きじゃないんだよな、漏れ。
タイトルバックは好きだけど。あと『八十日間世界一周』も同じ評価。本編長すぎ、タイトルかっこいい。
『大冒険』のほうが何百倍も面白いよ。
長いってだけで、『黄金作戦』や『メキシコ大作戦』もキライじゃないがちょっと評価↓。
時代劇のは、山カジさんの演出がとろくてちょっとなあ…。
谷啓はだから『奇々怪々俺は誰だ』がイイんだってば!『空想天国』は観たこと無いからわかんない。
あと和製007つったら最高なのは『100発100中』ね、福田純&宝田明の。
『大冒険』『大爆発』あと岡本喜八の『殺人狂時代』と中平康の『危いことなら銭になる』を
足して割ると「ルパン三世」になるんだよね。
あの頃のアクションコメディから連なるもので今に通ずる、日本で一番広く受け入れられたのって、
結局ルパンなんだよな〜
東宝のドリフ映画5部作も微妙に特撮テイストで…
およびでない?
>>368 なんとなくだが、きっと同じPセラーズだと、
「カジノ・ロワイヤル」と「ピンク・パンサー」みたいな違いなんだよ(w
371 :
名無しより愛をこめて:03/06/26 08:13 ID:jLWYLJs1
ゴリガンやクタバレだって、特撮だ。
当時の東宝=ナベプロつながりで
『ザ・タイガース 世界はぼくらを待っている』をあげときます。
あらすじ(ぴあの分厚い本から)
アンドロメダ星の王女・シルビィは宇宙ドライブの途中、
折りしも演奏中のタイガースのサウンドの迫力に飛行不能となり日本劇場に不時着。
ファンの波に巻きこまれて王女は失神したがジュリーに助けられる。
王女を連れ戻そうとするアンドロメダ警察とタイガースの攻防戦が繰り広げられる。
天本英世も小橋玲子も出てるので、みんな見てください。
そこらへんのラインでの傑作は、「コント55号 宇宙大冒険」だと思う。
福田純の映画にしては珍しくテンポがいいし(w
高橋紀子もいいけど、川口浩の宇宙人役がやけにハマってて楽しい。
>>372 X星人の円盤も出ますよね?
>>364 初期の大林映画って、やってること自体は自主制作の16ミリの頃と同じだよね。
リアル厨房の頃は上滑り感が嫌だったけど、今見るとポップでカッコイイと思う。
時代的なものもあるとは思うけど、見る側の年齢的なものもあるのかなあ?
個人的には「姉妹坂」とか「女ざかり」とか、尾道三部作以降で勢い余って
作っちゃった映画のほうが、恥ずかし破壊力は上のような気がする。
特に「姉妹坂」は、今では本人もファンも東宝も黙殺してるけど、
冷静に見ると相当にヘンな映画だよ。もっとも、「少年ケニヤ」や
「漂流教室」のレベルになると、恥ずかしいとかって次元じゃなくなるが(w
375 :
名無しより愛をこめて:03/06/27 02:38 ID:QFB/QSV1
>>374 では「SADA」では、次元どころか、いったい何?
てえレベルですか?(w
376 :
名無しより愛をこめて:03/06/27 03:35 ID:zNt3Jq7A
いまテレ東で流れてる「D坂の殺人事件」も
このスレに入れて大丈夫ですか?
実相寺昭雄監督だし
377 :
_:03/06/27 03:39 ID:aIDPnc2Z
378 :
名無しより愛をこめて:03/06/27 23:19 ID:Qk1mK5b0
379 :
名無しより愛をこめて:03/06/27 23:23 ID:gmtlDBy6
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そういやVシネの「レイプマン」の1作目は実装時監督だったね。
ちょうどアダルトビデオに興味シンシンだった頃の制作だと思うけど。
まだ主演がAV男優の速水健二がやってた。
ちなみに「龍騎」の秋山漣の中の人って、速水健二そっくりだよね(w
役柄も速水氏がSMモノでやるような役と同じ様なサディスト系だし。
最初観たときはいつ「熱蝋ベント」や「バラ鞭ベント」を使うかとハラハラしたぞ!
>>380 速見健二は、「ミカドロイド」でかなり目立つ役をやってましたよね。
実相寺監督といえば、「ウルQ・ザ・ムービー」の警官役で
山本竜二と池島ゆたかが出てきた時は、かなりビックリした覚えがあります。
・・・って、いったい何の話なんだか(w
382 :
354:03/06/29 22:53 ID:HXTOAckL
「クレイジーのドクトル・ジバコ」観ました!
ドクトル・マンボウ北杜夫原作だからでしょうか、妙に脚本も演出も洒落てます!
怪獣ゴリラは下半身がたった数秒出てきただけでした(w
古色蒼然としたドタバタ・ギャグを想像してたんですが、
植木等の飄々としつつキッチリ芯の在るナイス・ヒーローっぷりといい、
ラストの花火をバックにした007風格闘ギャグ・アクションといい、
はっきり言って目黒裕樹の実写版よりよっぽど「ルパン三世」に近かったですね。
どうやって東京タワーを盗んだのかさっぱり分からないんだけど(w
公害ネタの風刺やゴーゴー喫茶、「0011?ナポレオン・ソロか?」なんて台詞からして、
クレージー映画としては末期の70年代初頭ぐらいの作品なんでしょうか・・・。
前に書いた「奇想天外」より泥臭さが抜けてて、テンポのいいモダ〜ンな雰囲気。
走ってきた谷啓が勢い余って橋の先から海に飛び出し、地面が亡いことに気づいた途端、
ボッチャ〜ンと海に落っこちる、という漫画でよくある表現を、
いちいち合成でちゃんと映像化していたのは大爆笑しました!
383 :
名無しより愛をこめて:03/06/30 03:25 ID:r7HxZpPO
矢田亜希子「クロスファイア」おもしろかったYO!
遊園地が炎に包まれるシーンとか、さりげない特撮の使われ方がいいね。
何気に平成ガメラなキャストが出てるし、矢田ちゃん可愛いし、ええ映画やった。
>>383 ちょっとガーディアンの設定とか分かりずらかったけど、
美しくて切ない「怪獣映画」でしたな(w
>>372-373 コント55号映画で同年作られた『俺は忍者の孫の孫』も特撮映画。
アニメ合成による雲に乗って戦ったりと、丁寧な特撮を堪能できる。
あとタイガース主演の映画だと『ハーイ!ロンドン』は
ファンタジー仕立ての作品に仕上がってますね。
藤田まことが『奇想天外』に続いて、あやしげな死神を好演しております。
怪盗か!
「ピストルオペラ」をビデオで観た。
樋口シンジもスタッフだし、特撮っちゅうことで。
清順映画としては人気ないのかもしれんけど、
「変わったスーパー・ヒロイン物」として観れば充分ヘンテコで面白かったな、と。
少なくともちょっと前に観たミラジョの「バイオハザード」の100倍楽しめた。
平幹二郎の、炊き立ての飯があ〜ってのは奴こそ旧作の宍戸錠の老後??
無骨なデカオンナ・江角を生まれて初めてイイッ!と思ったのも自分的に意外。
拳銃オナニーとか、拳銃オナニーとか、あと、拳銃オナニーとかね(w
脚本は清順ヲタであろう伊藤和典の作らしいが、どこまでまっとうに映像化したんだろう。
恐らく脚本自体はそれほどシュールでもないというか、小劇場の芝居クサ〜イ、
ユルユル〜なよくあるガールズ・ハード・ボイルドだったのかもしれない。
大元の「殺しの烙印」より、単純に華があってイイや!と思ってしまった私は、
清順美学を語る資格のないダメ人間なのであろうな(ふふふ
『ピストルオペラ』はオープニングタイトルがカッコイイね
391 :
名無しより愛をこめて:03/07/08 12:28 ID:TqAJQrKJ
日本の特撮は全て幼児番組。
釈迦もキスカも夜叉ヶ池も全て幼児番組。
黒澤映画でも蜘蛛巣城や影武者は幼児番組だ。
特撮使ってるからな。
ただし夢は特撮使っていても幼児番組では無い。
特撮部分を海外(ILM)が担当してるからな。
この辺の見極めが難しい。
>>391 黒澤って誰?
幼児のほうが濁ってないだけ見る眼が正直。
>393
しっ、黴の生えたコピペにマジレスしちゃイケマセン。
395 :
猫まねき:03/07/09 18:21 ID:ukZt+NOF
「空気の無くなる日」「ラーマーヤナ」の放映日がわかりました
7/10・18・27・29
とりあえず、明日の21:00から録画しなくては!
>>395 OK、ボス。HDD録画準備完了しました。
ところでTV特撮の話で申し訳ないのですが諸先輩方にお尋ねします。
昭和32年に日本テレビで放映していた「宇宙船エンゼル号の冒険」が
その後東京12チャンネルでも放送されていたのを見た・・・という情報を聞きました。
私は「エンゼル号」は一部フィルム+スタジオドラマ、と思っていたので
再放送はありえないと思っていたのですが、「エンゼル号」は外注作品だったらしいという
情報もあり、フィルム納品であればその後他局にという可能性も捨て切れません。
東京12チャンネル版のことを誰かご存じでしたら、だいたいの放映時期だけでも
ご教示いただけませんでしょうか。
NECO 8月
明治天皇三部作+3本の戦記作品(全作新東宝で統一?)
大映特技班が紹介される「スタジオは大騒ぎ」
東映ch 8月
「雄呂血の秘宝」「続 雄呂血の秘宝」
東映版「孫悟空 第一部」「同 第ニ部」
日本映画専門 8月
祝解禁!「幻の湖」
ファミ劇でこっそり放送
「あゝ同期の桜」「あゝ回天特別攻撃隊」
398 :
396:03/07/11 22:07 ID:0aDMLqD7
空気の無くなる日、昔プラネットワンの上映会で見たのと同じでした。懐かしい。
都市が燃えるシーンは実景+炎合成→実景そっくりのミニチュア、と手が込んだ特撮だったのですね。
399 :
山崎 渉:03/07/12 12:15 ID:8enskPwu
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|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
>>398 てことは、もしかしてNECOの「廿世紀シネマライブラリー」は
プラネットからプリント借りてるのかな?
401 :
398:03/07/14 01:25 ID:8dYL4wK4
>>400 ゲトオメ。
プラネットで上映したときはたしかビデオテープでの上映で
もっと画質が悪かったと思うので、NECOのはどこからか発掘
したのではないかと思います。
NECOのHPに出てるマルシー表記を頼りに検索したら、
こんなサイトが見つかったよ。
ttp://www.n-eigashinsha.jp/ 東宝系の文化映画、教育映画は、ここが管理してるみたい。
アーカイブの中に「空気の無くなる日」も「皇道日本」もあるね。
ただ、円谷英二の伝記で時々出てくる「飛行機は何故飛ぶか」は、
現在所有してないっぽい。おそらくNECOも狙ったんだろうけど、残念。
>>402 『嗚呼南郷少佐』は竹内博氏が書籍で以前「現存していない」と
記していたけど目録にはありますね。
『飛行機〜』の作画合成には鷺巣富雄も参加したとか読んだ記憶が。
同時放送の『ラーマーヤナ』もよく出来た特撮人形劇でしたな。
404 :
山崎 渉:03/07/15 11:55 ID:WKPcDkcX
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
「トリック」の劇場版はよかったな〜
劇場版なのにショボショボで(w
太田愛脚本の「ゾオオ〜〜ン」の話の方がよっぽど劇場向きだったし。
でもゴージャスでまともな話だとその時点でもう「トリック」じゃなくなるので
あれぐらいショボショボの方がらしくて良かったんかもしれん。
406 :
名無しより愛をこめて:03/07/18 20:12 ID:6PYixHbm
定期age
407 :
新宿歌舞伎町発:03/07/18 20:15 ID:6HSDtEbL
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408 :
名無しより愛をこめて:03/07/19 18:31 ID:SVtYX1oA
>>408 いちおう怪奇現象を見せる前半ではたま〜に特撮あるよ。
劇場版でも山火事を大岩動かして大地下水脈噴出で消し止めるとことか。
410 :
名無しより愛をこめて:03/07/21 21:56 ID:3OZgskm5
なんかTVでも「ケイゾク」とかの他作品パロディが入ってるらしいが
クレッシェンド内輪ギャグってんですか・・「トリック」以外は見とらんからわからんかったな。
「ゾ〜ン」は「サイコメトラー」なんだろうなあ、ぐらい。
実は広島弁の金髪刑事がギンガマンだというのも最近知った次第・・。
今日、ブクオフ100円コーナーで漫画版「戦国自衛隊」買って来たんですけど、
もう頭ん中でず〜っと、
さあ〜んご〜ずだ〜ぅん さあ〜んご〜ずだ〜ぅん 鳴ってましたよええ。
歴史は俺達に何をさせようとしているのか?
ズブッ!「こ、こんな子供が・・・・・」
あの頃はまだ薬師丸にすげー希少価値があったんだよなあ。
>>396 いつのまにか閉鎖してしまった某サイト
(風小僧や実写アトムの放送リストまで置いてあった所)にも
シリカ再放送の件は記されて無かったような記憶が…
管理人氏に直接メールすれば万事解決するかもしれんです。
つか、何の返答にもなってませんね。すんません。
414 :
396:03/07/30 00:12 ID:An1he9b4
>>413 すみません、それ私のサイト(汗)
シリカじゃなくて「宇宙船エンゼル号の冒険」の再放送情報です…
今はひたすら資料発掘と証言さがしの旅
「ぽんぽこ物語」も再放送があったらしいのでこれも調べ中
ちなみにWFでエンゼル号のガレキ出す予定です
415 :
413:03/07/31 15:27 ID:5dGY2Dpo
>>414 これは失礼しました(苦汗)ご本人とは露知らず…
そのうえ本文もよく読まずに書き込んでしまい
重ね重ね申し訳ありませんです。陰ながらHP再開の日をお待ちしています。
(くれぐれもお体には気をつけて…)
「ぽんぽこ物語」といえば24,5年前に出版された懐かし本に
スチールが載ってた覚えがあるんですけど、当方の勘違いかもしれない。
(書名失念。「変幻三日月丸」からヒヒと鬼、どくろ仮面のスチールが
掲載されてた事は確実なんですが…)
416 :
名無しより愛をこめて:03/08/01 23:11 ID:jeRjgWlx
さがりすぎあげ
417 :
猫まねき:03/08/02 00:29 ID:VunUkkyH
8月のスカパーは西遊記ものが多いみたいですね。
ファミ劇の西遊記はスレ違いとして。
東映チャンネル 8/3
孫悟空 第一部 第二部
出演:伏見扇太郎/岸井明/大泉滉 ほか
監督:佐伯清 脚本:棚田吾郎
モノクロ ビデオ未発売 61分1956年
中国の名作「西遊記」の映画化。伏見扇太
郎が孫悟空に扮し、三蔵法師、猪八戒、沙悟
浄たちとの天竺への旅、悪い妖怪を懲らしめ
る活躍を、当時の東映の特撮の粋を尽くし明
朗快活に描く。
日本映画専門チャンネル 8/7
孫悟空
〜東宝特撮王国〜
(1959年・カラー・100分)
監督:山本嘉次郎 特技監督:円谷英二
出演:三木のり平/市川福太郎/団令子
★三蔵法師を少年と設定し、物語を現代風に
アレンジして全編をミュージカル風に仕立て
たファミリー向け大冒険コメディ。
エノケンの孫悟空もやってくれないかな?
418 :
山崎 渉:03/08/02 01:04 ID:1Ofe/qod
(^^)
419 :
名無しより愛をこめて:03/08/03 01:31 ID:gdCRyyr+
エノケンの孫悟空かあ、昔、テレビ地上波でやったよなあ。
中村メイ子の子役が可愛かったぞ。
岸井明の猪八戒は変わらないね。
エノケンのは大好きなんだけど、今テレビ放映するとなると意外や●゛ィズニーに
気を回さなきゃなんないから面倒なのかも。
漏れが一番見たい「西遊記」は中国のアニメーションの『鉄扇公主』なんだよな〜。
ドリフの『飛べ孫悟空』もすげー見たいけどね。ファミ劇あたりでやらんかな。
421 :
名無しより愛をこめて:03/08/04 01:49 ID:1JKCoyCD
スカパーで「ゼロ・ファイター大空戦」見ちゃった。
海岸でギター弾く加山雄三は骨太戦争映画の中にあっても
やっぱり若大将であった。 加山雄三恐るべし(笑)
しかしこのテーマ曲ってモロに「遥かなるアラモ」なんでねーの?
いや、カッチョいーんでいいけど(笑)
加えて衛星劇場の怪談特集、猫の大蔵明治天皇大会でビデオが壊れそう(w
日本映画専門は加入するだけで主要な東宝特撮を網羅できるね。
あとVパラの『みんなあげちゃう♥』は
期待してなかったんけど意外な拾い物、小品ながら楽しめる1本ですた。
監督が金子修介、脚本が井上敏樹、特撮が佐川和夫と中野稔で
ウルトラの母まで登場するくだりは特板住民必見かもしれない。
一応ソフトポルノなんで中学生未満には視聴を自粛してもらうかw
,,,--─===─ヽ/へ
/iiiiiiiiiiiiii彡≡≡≡|≡ヾ ヽ
iiiiiiiiiiiiiiiiiii彡≡≡≡≡|≡ミミヾ丶
iiiiiiiiiiiiiiiiiiii/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ミiiiiiヽ
iiiiiiiiiiiiiiiiii/ \iiiiiiiゞ
iiiiiiiiiiii/ \iiヽ
iiiiiiiiiiiiiii《 ━━━'/ ヽ━━━ ヽミヽ
...iiiiiiiiii彡/ __,.:: :: __ ヽiiiii|
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428 :
名無しより愛をこめて:03/08/15 04:08 ID:4pwWSah7
>>423 「みんなあげちゃう」かあ・・・。
あんまり、当たらなくて、三軒茶屋辺りでは「ハレンチ学園」と
併映になっていたな。
ハレンチの方がよっぽど面白かったのだが。
429 :
山崎 渉:03/08/15 12:10 ID:MpeIsNe5
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
430 :
名無しより愛をこめて:03/08/15 14:49 ID:i0wvXkmj
保守
>>428 ハレンチ学園と違って毒ッ気がウスイからねえ・・・。
「濡れて打つ」あたりの「エースを狙え」のパロディーとか、
エロ映画に無理やりベタギャグ入ってる方が笑えるっちゃ笑えるよね。
なんでこんな場面にそんなギャグ入れるかよ、みたいな。
432 :
名無しより愛をこめて:03/08/21 17:03 ID:Mc5fPysj
433 :
名無しより愛をこめて:03/08/28 17:17 ID:2zVPcBi+
いよいよ土曜ヨル9時より日本映画専門で“あの”映画がTV解禁されるね。
「特撮映画」として見ると騙されるんで要注意でつ
幻の湖、DVDゲット!
ああ、早く「愕然とする究極の虚しさ」を思う存分味わいたい・・。
今週末はバッド・トリップで酔っぱらっちゃる!
その前に、なにげに鑑賞した「最後の博徒」の腐れっぷりに呆然。
「修羅の群れ」もたいがい酷い映画だったが、それを上回る腐れ加減。
ひょっとして爆笑パロディー喜劇のつもりで作ったのかもしれん。
フィルムセンター7階の展示室で「緑はるかに」の冒頭10分だけを見ることが
できたのですが、これは「特撮・幻想映画」に入れてもいいでしょうか?
冒頭で夕暮れ空を飛ぶ鳥がコマ撮りアニメだったり、町並みがマット画だったりと
一見それとは気づかないところに細かい手が入っていて、おおっと思いました。
発色も昭和30年にしてはかなり鮮明だったし、全長版で見てみたいです。
436 :
名無しより愛をこめて:03/09/12 19:11 ID:LmnuVX+K
>>435 わりと最近になって復元されたカラー版ですね。
日活映画でコマ撮りアニメは珍しいなぁ。
「牛頭」鑑賞。
三池は狂っている(w
俺もヤクザ犬とヤクザカーには気をつけようっと。
「殺し屋1」鑑賞。(遅い!)
三池は狂っている(w
俺も泣き虫と浅野と中国人には気をつけようっと。
「火山高」観ました。
日韓中の程よいヲタ・ブレンドに涙。
これが我が日帝の誇る不良番長怪獣王「カオルちゃん」でないのが、
ヒッジョオオオオオに悔しいっす。
少林サッカーごっこなんかやっとる場合違うんど! カオルちゃんようっ!!
カオルちゃんは特撮なのか?
違和感は無いけどナー(w
デッドオアアライブ3は特撮
カオルちゃんの初期の脚本家は確か「大怪獣東京に現る」の人じゃない?
歩き方から痰の吐き方、
南下するロシア番長と北上するカオルちゃんの足取りを日本地図で表現するとか、
たぶんに黄金期のゴジラ映画を意識してる。
不良番長モノだから食わず嫌いで観てない人も多いと思うけど、
怪獣系の好きな人は是非とも鑑賞してほしいバカVシネですね(w
(内容は吉本なみにベッタベタの展開だけどなー!)
443 :
名無しより愛をこめて:03/09/26 17:30 ID:JJ+elaGb
>大怪獣東京に現る
あれはキツイ映画だった
「びひもす」にはオスとメスがあるらしい(w
445 :
名無しより愛をこめて:03/10/01 00:53 ID:YszM6Lir
というわけで、
「ドラゴンヘッド」は幻想映画?
なんか「地震列島」よりスケール感なさそうだなあ。
地震列島ならいいけど『マグニチュード』だったら最悪だぞ!
田中邦衛の「ご近所人情パニック特撮映画」な>マグニチュード
「火山高」とか観ると日本の不良番長漫画も特撮で
面白い作品いっぱやれそうなんだけど、ちっとも作ってくれないなあ。
80年代に「多古西」とか「押忍空手部」とか「コータロー」とか、
トホホな実写漫画映画を山のように作り過ぎた呪いか?(w
あと10年ぐらい待てば「スケバン刑事2」でも実写版「リンカケ」「男塾」でも、
何でもやってくれるんだろうけど・・・・。
450 :
名無しより愛をこめて:03/10/20 09:45 ID:qTKBs+Tq
>>449 それは無理でしょう。
漫画原作作品はアニメでしか当たらない、という不文律ができたらしい。
もっとも、女性主人公のハードボイルド物は、その限りにあらず。
だったのだけど、それも、ネタ切れ状態で良い原作を発掘できずにいるらしい。
そのため、変な恋愛物や、しょぼいアクション物やホラー物しか出てこないってわけで、
優秀な幻想映画はいつになるやら?
マンガじゃなくて
一昔前の劇画調ライトノベルには実写化できそうな作品が多いんだけどなあ。
(いまのライトノベルはマンガ調ばっかりでアニメにしかならん)
菊地秀行全盛期の「魔界都市新宿」とか「エイリアンシリーズ」なら
いまならライダー劇場版並みの予算と根性があれば映像化できると思う。
漫画原作で思い出したけど、先日東映の松方弘樹主演「伊賀の影丸」観ました。
・・・・つまらんかったなあ・・・いやマジで。
たぶん少年少女小説や講談モノじゃなしに「漫画」原作の映画化ってのは、
プライドの高い東映京都的に初めてだったのかな?
「漫画原作なんぞ電気紙芝居がやるもんで本編のわしらがやるもん違うでえ!」
みたいなヤケクソ的侮蔑臭を感じたんだけど・・・。
正直、特撮&漫画の荒唐無稽な面白さというものもを全く演出側が信じていない。
後にカラーで傑作「ワタリ」や同じ松方主演の「怪竜大決戦」を経て「赤影」まで来ると、
さすがに特撮が多少チープでも、与えられたオモチャで自由に遊べることが分かってか、
嬉々としてナンセンスで楽しい忍術合戦をこれでもかと繰り広げてくれるんだが・・。
同時期の東映子供向けチャンバラ・ファンタジー活劇と比べても格段に安っぽい内容。
「ぼくらのダチッコ!ボクらの影丸!」だらいうオイオイなテロップで始まる予告編が
本編の10倍オモシロかった(w
なにしろ「これ忍者の映画かしら?」「ったりまえやんけ忍術映画やど」「早よ観たいわい」
などと驚くほど品のない京都(?)の小学生たちが映画への期待を述べ合うのだよ。
今でいう「試写会感想CM」の元祖といったところか?
「ぼくらのダチッコ!暗殺者あずみちゃんが大暴れ!!」
「これアイドル映画かしら?」「ったりまえやんけ上戸彩主演やど」
「早よ大画面で太もも観たいわい」
京都の子供は下品だな(w
まだ出ていない(と思う)日本の幻想映画をひとつ
「風のかたみ」 (1996年)
脚本・監督 高山由紀子
原作 福永武彦
音楽 : 東儀秀樹
出演
岩下志麻 坂上忍 高橋かおり 岸部一徳 多岐川裕美
峰岸徹 永澤俊矢 阿部寛 他
平安時代の貴族の姫と身分の低い若者の恋に、岩下志麻演じる女陰陽師や
盗賊が絡んで展開するストーリーでした。
わざとレトロっぽく撮った幻術の映像が印象に残ってます。
しかし、今思うと岩下志麻が最後に繰り出した術は
「タイムベント」そのものだったな・・・
>「風のかたみ」
なつかしいな・・・ビデオプロモの仕事でやったよ(w
無理やり剣と魔法の和製ヒロイックファンタジーに見せかけて!
プロデューサーが岡本喜八監督の奥さんじゃなかった?
百鬼夜行の鬼を退治するとことか、もうちょい「特撮」してほしかったね・・・。
岩下の「極妻幻術」も平面的なモーフィングCGのみだし。
いや、一番の問題は「特撮はえーから高橋かおりの濡場ぐらい出せ!」ってことか(w
『メカゴジラの逆襲』よりお色気が少ないとは何事か高山あああああ!
457 :
455:03/10/26 22:15 ID:ocP16lS9
>>456 おお、関係者の方がいらしたとは・・・
>プロデューサーが岡本喜八監督の奥さんじゃなかった?
パンフ見たら、製作、企画が岡本みね子、配給が岡本みね子事務所でした。
(当初は喜八監督作品になる予定だったとも書いてありますた)
お色気は。。。女性監督による純愛王朝文芸映画ではやはり無理だったのでしょうか(^^;
>「娘道成寺 蛇炎の恋」
オンナの背筋が凍るような怨念描写と、
大蛇の暴れっぷりに期待します(w
たぶん今度は愛欲どろどろの激しい濡れ場が・・・・って・・、
現 代 劇 か よ! し か も 牧 瀬 な の か よ !
劇中劇が現実社会にフィードバックってのは市川順の「BUSU」?
うまい具合に最近のJホラー・ブームに乗れるといいね。
そーいや「リング0」も貞子も演劇の話だったな・・・。
「郡上一揆」鑑賞。
カムイ伝ばりに凄まじい農民VS討伐軍の血で血を洗う一大攻防合戦が観れる!
と思いきや・・・・・
直訴してひたすら懊悩しつつ待つだけのダウナー系一揆だったよ、トホホ。
もしかしてこの作品も「眠る男」「熊本物語」みたいな地方自治体制作作品?
ああ、若山富三郎主演・工藤栄一監督の「五人の賞金稼ぎ」は面白かったなあ・・。
農民たちが村を砦の要塞化して、小池朝雄代官率いる討伐軍と死闘を繰り広げるの。
シコロ市べえ等の賞金稼ぎチームは農民がわに付いてる。
ガトリング砲を奪ってバリバリ侍どもを薙倒すんだけど、結局仲間も村人も全滅。
数人の子供しか生き残らない。
フィクションの嘘っぱちでいいからそういう壮絶な一揆を観たかったなあ・・・。
>>460 > 直訴してひたすら懊悩しつつ待つだけのダウナー系一揆だったよ、トホホ。
実話だから、あまり派手じゃないのは仕方がない。
低予算というしばりもきついけど。
政治劇的な面白さもあったと思うが、どうか。
> もしかしてこの作品も「眠る男」「熊本物語」みたいな地方自治体制作作品?
ほとんどそれに近い。農協関係。
そのおかげで群集シーンは素晴らしいものがあった。
> 「五人の賞金稼ぎ」
「七人」っぽいけど、面白そうやね。
>実話だから、あまり派手じゃないのは仕方がない。
まあ、そうでしょうなあ。
実録とは名ばかりの「実録ヤクザVシネ」のように無茶は出来まいて(w
一揆発覚の場合取り潰されるかもという藩上層部の右往左往や、
無駄な藩潰して天領にしてやろうと目論む幕府側、なんてのも入れたら立体的?
たぶん藩主切腹による逆転勝利が、あくまで「お上」が下した刑罰であり、
勝利した緒方も間接的な情報で知った、というのがカタルシスを低くした原因かも。
元・村出身のヤクザとか、反藩主派の侍とか誰か、客観的に農民の勝利を代弁できる
狂言回しのような役が主人公のそばにいれば分かりやすかったかもね。
だけど久しぶりに無骨な時代劇として楽しめたのはめっけモンでした。
父と子の死を覚悟した男気と百姓の意地ってやつにはグッと来てオトコ泣きですわい!
また、「魔界転生」ともども古田新太がいい味出してますねー!
ちなみに緒方の父ちゃんの方が「必殺からくり人」で一揆ネタやってるんですけど、
これがまた号泣必至のエエ話なんですわ(w
知恵遅れのウドの大木が、悪人(米相場の操作だったか?)に騙されて生き神様になるの。
もちろんインチキ神通力なんだけど、純朴な大木君と村人は本気で信じちゃう。
で、一揆のリーダーとして大群を引き連れ江戸に攻め上るんですな。
江戸の関所じゃ役人が鉄砲隊で待ち構えてる。
からくり人・緒方は何とか一揆を止めようと、ギリギリで大木君を捕まえ真実を告げる。
「お前は神様じゃねえ、全部インチキだ。今なら間に合うから殺される前に引き返せ!」
ところが大木君、自分の超能力がインチキなのはずっと前に気づいてたと。
それでも「頭の悪いオラなんかの命が、お百姓の役に立つならこんな嬉しいことはねえ」
と、あえて首謀者の汚名(?)を着て鉄砲隊に吶喊!
撃たれても撃たれても根性で立ち上がりつつも、ついに蜂の巣になって息絶える・・・。
ニセ神様はこの瞬間、農民にとって本物の生き神様になりました・・・・ってお話。
「黒蜥蜴」観た。激しくヘンだった。
466 :
464:03/11/03 22:17 ID:cHLLHYRc
>>465 大映の井上梅次監督バージョン。
アレは井上監督の趣味なのか、それとも三島の戯曲自体がブッ飛んでおるのか(w
京マチ子を初めて「エロイね!」と認識しました。
文芸ものや時代劇より極彩色の変態チックで断然エロい。
(何しろ厨房時代で一番親しんだ京マチ子って「仕切人」だったし・・・)
松竹版があるとの事ですが、それが故・深作監督バージョンですか?
やはり変な舞台ミュージカル仕立てなんでしょうか・・・。
でも美輪明宏主演だったら色っぽくても激しく萎えるな(w
昨日、ぽつーんとビデオ屋で埃かぶってた「忍者部隊月光」のビデオ観たんすが、
オモロイやんけ!
以前観た「ミツルギ」同様、土屋敬之助監督で主演水木襄も同じでしたが。
ふつう白黒TV特撮だと円谷や一部東映以外、ひじょーに演出がタルイんですが、
低予算ながらカットは細かいはテンポは速いわで飽きませんでした。
1話から4話で2エピソードを収録。
初任務早々、いきなり広川太一郎が殉職したのは笑った(w
逝くの早すぎだぞロジャー・ムーア!
468 :
:03/11/11 11:58 ID:t4iqd4ZU
ib
呪怨、そんなにコワイですか?
最初にリング見たときの衝撃に比べると、
カラミだけのコンピAVみたいでちっともエロくなかったでつ(涙
>カラミだけのコンピAV
的確すぎてワロタ。俺も映画版見ていまいちピンと来なかったが、
連れにそう言ったら「ビデオ版から順に追ったほうが楽しめる」
とアドバイスされた。…それはどーなんだ。
471 :
名無しより愛をこめて:03/11/15 20:49 ID:LZyD7fhj
大蔵怪談映画
今の時代じゃ復活は無理かな?
(あれは、セクースのシーンだけカラーになってた)
472 :
名無しより愛をこめて :03/11/15 22:32 ID:4ePOVAJJ
>>471 ・・・怪談とは名ばかりのエログロ映画(絶滅語だな)
復活はムズかしそうですね
ヤマーダが必殺スタッフつかって数本撮ってなかったっけ。
大蔵エログロ怪談。
474 :
名無しより愛をこめて:03/11/16 00:38 ID:fMoDRYWx
「怪談バラバラ幽霊」「生首情痴事件」「沖縄怪談逆さ吊り幽霊/支那怪談死棺破り」
の三本だけはDVDになってるよ。(1960年代の作品)
夜中に一人でこっそり見るのが楽しいのさ。
一応まがりなりにも合成特撮シーン(バラバラ死体が踊ったり、生首が飛んで来るシーン)が入っていたりして頑張って作ってたと思うよ。
(特撮シーンは当時の円谷プロのスタッフが協力してたみたい。)
また、これらの作品の夢も希望もない救い様のないラストの展開が見る物をアッと言わせる後味の悪さ。
これが脳細胞を刺激して本当に良いんだ。
みなさんもだまされたと思って、一度見てはいかがですか。
昨今のホラー物よりよっぽど怖ーいから。
http://www.ds-pro.net/v-shop/dvd_01.html
>「沖縄怪談逆さ吊り幽霊/支那怪談死棺破り」
沖縄怪談の話の途中で、
「そういえば昔、中国でこんな話があってね・・・」
とイキナリ別の映画「支那怪談」が始まってしまった記憶があるのだが(w
476 :
名無しより愛をこめて:03/11/16 01:24 ID:fMoDRYWx
1本で2度おいしい映画を狙ったわけですな。
劇中劇みたいな感じですよね。でも、タイトルだけ見ると2本立てに見える。
ここは、大蔵貢プロデューサーのアイデアですな。
なんとも客をだましおおせたすごいアイデアですな。
477 :
名無しより愛をこめて:03/11/16 02:08 ID:fMoDRYWx
密室ホラーの傑作は「吸血鬼ゴケミドロ」
低予算の安手な作りの中に、底しれぬ恐怖を感じます。
舞台が不時着した旅客機の中と言うのが見事なアイデア。
ハッピーエンドにならない、ラストシーンの衝撃はすごいパワーを感じます。
ちなみに、ゴケミドロの円盤は宇宙猿人ゴリにも登場します。
>「吸血鬼ゴケミドロ」
「ビルを殺れ!」でモロにゴケミドロのパロディーやってましたな(苦笑
わざわざケチャップみたいな赤照明とミニチュア旅客機の釣り糸まで再現して・・・。
あの出演者が異常にハイテンションで不安を煽り立てる終末感は、
楽観的な伊系米国人すらもイヤーな気持ちに陥らせたのだろうなあ。
三池の「カタクリ家の幸福」鑑賞。
崖から落ちたり火山噴火で家が飲み込まれたりといった、
特撮スペクタクル的「見せ場」を、
出演者ごと丸々クレイアニメーションで乗り切ってしまうとは、
「アステカイザー」なみに卑怯な作品だ(w
最近忙しい。
なんも観れんわ(涙
481 :
名無しより愛をこめて:
>>464-466 井上梅次は後年、土曜ワイド劇場で黒蜥蜴をリメイクしてますね。
予算やスケジュールは変われど、大映時代より洗練された
作品に仕上がってるあたりは流石です。
>>452 その予告編を撮った人は後々有名になりますな。