特撮系の小説を書いてみよう

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1仮面ライダーナナシ
特撮系の小説書きの皆さん集まれ!
書くネタは何でもいいです。
皆さんの力作がこのスレを支えます。

関連スレ
最強の仮面ライダーは誰だ?!(Final)
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1001662948/l50
1st(応援サイトがhtm化)
http://maskedrider.tripod.co.jp/1st.htm
関連サイト
最強の仮面ライダーは誰だ?!応援サイト
http://maskedrider.tripod.co.jp/
2名無しより愛をこめて:02/01/12 17:24 ID:74jOO8xu
うっさいハゲ!
3名無しより愛をこめて:02/01/12 17:28 ID:Fhm/us/8
うっさいハゲ!
4仮面ライダーナナシ:02/01/12 17:38 ID:gL2h27s+
もしもの世界のライダーvs現実のライダーを今書いてます。
ご期待あれ。
5K・K:02/01/12 17:58 ID:iOyHykXR
>>2,>>3
文句言うんだったら何か考えろよ!!子供じゃねえんだから。

ちなみに自分は・・・
平成ヒーロー戦記なるものを考えています。
古今東西のヒーローが一堂に会して強大な悪の軍団に立ち向かう・・・
という感じです。
6名無しより愛をこめて:02/01/12 18:04 ID:05FdpbaH
タックル対奇怪人「触手男」を・・・
7名無しより愛をこめて:02/01/12 18:06 ID:GUTxAb/E
ぜったいサムく痛くなるからやめれ
8仮面ライダーナナシ:02/01/12 18:19 ID:C4frFQy5
>k・kさん
ご注意ありがとうございます。
そういう話もいいですね。
今後の参考にしたいと思います。

評判がいまひとつなので設定キャラだけ出してみます。

オリキャラライダー
1.仮面ライダーW(参戦決定)
基本設定「もし本郷以外の誰かが改造人間にされたら…」
2.(仮)仮面ライダーミラーRX
設定「まだ決めてないっす」
3.(仮)仮面ライダーガーク
設定「ダグバとクウガが入れ替わってたとしたら?」
4.(仮)仮面ライダーロウプ
設定「黒ダミアンが対決に負け人間にアギトの力を授けたとしたら?」

4つ考えていますがネーミングがださださなんで名前募集中です。
9名無しより愛をこめて:02/01/12 18:21 ID:Fhm/us/8
>>5,>>8
悪いことは言わない、やめておけ。
どうせ煽られるか叩かれる
10ガオプレーリードッグ:02/01/12 18:24 ID:gUFGPieZ
そういやジェットマンは小説版があるな。
他にも小説化してるのってあったっけ?

あ、俺も昔原案を書いてたことがあった。もう2年前になるな・・・。
いつかHP作って公開しようと思ってたら、現行の作品とキャラが被ったから封印した。

仮面ライダーサバキ

発掘された謎の古代生物の細胞を改造手術で植え付けられた仮面ライダーゼノ
の活躍を描く。サバキというのはその古代生物と同化し正式に力を継承したもう一人のライダーで
オリジナルライダーとも呼ばれる。地球上の生物の比率の調整がその役割。
ゼノという名前はルーレットで決めたんで意味なし。
敵は主にゼノと同じコピータイプ達と、それにの製造にかかわった者達。
主人公の性格が津上と被り気味だったんで俺的に封印。
それ以前にライダーの名前使うのが問題か。
名前変えて再利用検討中。

超魔戦隊トライレンジャー
何故トライレンジャーと付けたかは覚えてない。
メインの5人はマジシャン、6人目は超能力者のようなもの。
マントが武器に変形したりと、マジックをモチーフにした技を使う。
6人目は何でも有り。コンピュータのプログラムのような能力で、万物を自在に操る。
歴史をいじったり、人の記憶を書き換えることも出来るが、プログラムが複雑なのでやらない。
変身しない方が身軽な分強い。
途中で敵味方の関係が逆転する。

百獣戦記
これは数ヶ月前考えた。パワーアニマルをロボットアニメのキャラとして描いてみた。
ストーリーも登場人物も別物。結構自信作。
112nd.807:02/01/12 19:00 ID:nungpjMp
>5 K・K氏
冒頭の「うっさいはげ」は番組のオープニングみたいなもんで
文句を言っているようには・・
(進行中に出てくるなら別だと思いますが)

>ガオプレーリードッグ 氏
>それ以前にライダーの名前使うのが問題か。
オリジナルライダーを登場させたり、既存ライダーの作品を公開しているサイトや
オーティス、ヴァルゴというオリジナルライダーの登場するSRCシナリオもあるので
正式なライダーと誤認させるような事をしなければ、現時では問題扱いされて無いのでは?
(某ネズミキャラのいる会社とは違うでしょうから)
12“Y・F”:02/01/12 19:10 ID:jJWG3fQE
ええと、女性化したヒーローにあんなコトやこんなコトするってヤツ
を・・・・・・イヤ、す、すんまそんッッ(泣いて逃走
13K・K:02/01/12 21:58 ID:iOyHykXR
>>11
 え・・・?そうなんですか・・・?
何だかなあ・・・
14sage:02/01/14 01:44 ID:oyAdsH+h
そういやこっちでは『仮面ライダーアラシ』はもうやらないのかな?
書け!とかせかすわけじゃないんだけどあれけっこう好きだったんで気になる。
15名無しより愛をこめて:02/01/14 01:46 ID:oyAdsH+h

ま〜ちが〜えた〜(泣)
なにやってんだ俺は・・・・・・。
16個人的には:02/01/14 17:58 ID:uHTOG+HM
ナナシ氏には「小説家」より、勢いを持ち味にした「実況屋」であって欲しいと思う。
17名無しより愛をこめて:02/01/14 23:19 ID:3FOsdIES
age
18名無しより愛をこめて:02/01/15 22:23 ID:eXNOLISZ
このまま沈むのか?柳の下に二匹目の泥鰌はいないのか?
19名無しより愛をこめて:02/01/15 22:50 ID:FxA3kMSs
オタクフィーバーQの歌

皆が俺達避けてくぜ〜(オタクフィーバー!!)
誰かが、陰口叩いてる〜(オタクフィーバー!!)
秋葉逝く!!コミケ逝く!!オタクフィーバーァ!!
五人の脂肪が歓喜に燃える〜
バトルエロゲッ(萌えッ)
バトルロリィッ(ハァハァ)
バトルガノタッ(やらせはせんよ)
ミス同人〜(牛×鮫萌え〜ィ)
バ・ト・ル特撮〜(おおおおおお〜)

一人一人はキ○ガイだけど〜 一つになれば、ごらん、DQNだ〜

君も 君も僕らのように引き篭もれよオタクフィーバーッQ
20仮面ライダーナナシ:02/01/16 19:30 ID:8s6B0eDI
シャドウミラーライダー 第一話「迫りくる影」

 地下英雄闘技場での最大トーナメントより一ヶ月がたった…
各々のライダーは地球の平和を守るため、人々の笑顔を守るため各地へ旅立っていった…
そんな折一号と二号は対決を終え、世界各国へ飛び立とうとしていた。
―空港ロビー―
滝「何かあっという間だったな、お前らが闘ってから今日まで…」
本郷「そうだな、まぁもうじき新たに始まるかもしれん…」
滝「どういうことだ?ショッカーたちも完全に壊滅した今、
  日本にはアンノウンしかいないんだぞ?」
本郷「わからない、だが俺にも勘ってやつがある…
   思い過ごしだといいのだが…」
滝「そういえば、一文字のやつはどうした?もう旅立ったのか?」
本郷「ああ、何やらやりたいことがあるらしいんだ。俺よりは後に旅立つようだ。」
―一方そのころ隼人は自室で子供たちの写真を集めていた―
隼人「こいつらの笑顔を見せれば他の子たちにもいい笑顔が見せられるだろうな…」
東南アジアなどを各地を転々としていた一文字隼人は子供たちの笑顔を撮ることにしていた。
そして、その膨大な写真の量はいつも彼を悩ませていた。
ある程度まとめ終わり家から出てバイクにまたがった瞬間…ッ!!!
隼人「がッ!!」
突如何者かに襲われる隼人ッ!!あたりを見回しても誰もいない、
がしかし、何かの気配は感じていた。そこで隼人は本能的に変身した。
隼人「ライダー…変身ッ!!」
スーパーパワーの戦士仮面ライダー二号の登場だッ!!
二号「誰だッ?!姿をあらわせッ!!」
?「ククク…こっちの世界はこんなものか…」
姿をあらわす謎の敵ッその正体はッ?!
二号「ほ…本郷ッ?!、いや、違うッ!!新手のショッカーライダーかッ?!」
姿を表した敵の正体はまさしく自分たちそのものであった。
言わば仮面ライダーである。
?「ショッカーライダー?…フッフッフ…そんな低俗なものではない…
  私の名は…仮面ライダーWッ!!」
二号「何ッ?!仮面ライダーだとッ?!テメェなんざ知らねぇぞッ!!」
?「フッフッフ…ふざけたことを…ならば試すがいい…ライダーの力をッ!!!」
二号「望むところだっ!!!」
高く飛び上がり二号はいきなり大技を繰り出すッッ!!
二号「ライダー卍ィィィキィィィーック!!!!」
空中回転をし、威力を倍増させうなりを上げて謎のライダーに迫りくるッ!!
W「所詮…パワー馬鹿か…」
同じく飛び上がり、二号とは逆回転で応戦し、弾き飛ばす。
二号「なにっ?!ぐわぁっ!!!」
W「なんと脆く…脆弱な…たいしたことは無いな…」
ふらふらになりながらも更なる攻撃を繰り出す二号…だがッ!!
W「くたばりぞこないが…散れッ!!!ライダーッハイパーパワァッ!!!」
二号の両手を掴みその卓越したスーパーパワーで腕を力任せにへし折るッ!!
二号「ッッッ!!」
腕を完全に折られその場によろける二号ッそしてッ…
W「力のライダーを名乗るに値しない男だな…
  さぁ、クライマックスだ…ライダーキィィック!!!」
二号「ドァァアァッ!!!」
攻撃を食らい壁に叩き付けられる二号。
そしてその場を立ち去ろうとするW。しかしッ!!
二号「待ちやがれ…」
W「ほう、まだ立っていたとはな…褒美だ俺のことを全世界に知らしめるがいい…
  ククク…ハハハハハ…ハァッハッハッハッハッハッ!!!!」
高笑いをし、その場から消え去る謎のライダー仮面ライダーWッ!!
二号「ち…畜生…」
変身が解けその場に倒れこむ二号…

(続く)
21名無しより愛をこめて:02/01/17 21:32 ID:hRCewHrZ
>>20

元ネタスパロボかよ!!
22名無しより愛をこめて:02/01/17 21:37 ID:hRCewHrZ
>>21
どうでもいいがなぜあがらん?(藁)
232nd.807:02/01/17 21:59 ID:Mv+DQ8XZ
『最強ライダーは誰だ?!』のショッカーライダー騒ぎの時に書いた
強襲の続き、鬼顔島編の一編より

『X/シン/G3ユニット+北條編』#1
 船は進行方向は確実に照らし出せるが、それ以外はまったくと言っていい程一片の光も得られない状態で夜
の闇を鬼顔島に向かって進んで行く。
 船自体へのダメージは皆無でも、照明には確実に痛手を負わされている。これが先程の攻撃の目的だとした
ら、敵の作戦は確実に成功だった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
敬介「・・あの音は水上バイク?。それも1台や2台じゃ無い・・」
 敬介は首にかけていた双眼鏡を手に取ったが、夜の海で近づいてくる一団は明かり無しではカイゾーグの目
を持ってしても捉える事が出来ない。
小沢「たく、改造人間も自分達の能力を過信し過ぎよ」、破壊された照明機を何とか使えるしようと修理して
いた小沢はぼやきながら、Gトレーラーの中に入ると何かを手に持って戻ってくる。
敬介「それは?」
 訝しげに思い問いかけた敬介に小沢は何も言わず、手に持ったそれを夜空に向けると小沢は何かを打ち出した。
 数瞬後、突然の光に照らし出された海上に異様な一団の姿が見える。
 全員が黒覆面を被り黒装束を着ている上に、彼等の乗る水上バイクも全てが漆黒に染め上げられ夜の闇に溶
け込もうとしているのである。
 突然の凄光に照らし出された一団は驚きのあまり、運転を誤る者を何人かは出したが、大半は船目掛けての
進撃を止めようとしない。
敬介「奴等、手の込んだ真似を」
 敬介が叫ぶと同時に先頭を走っていた一人が一気に加速をかけ、先程までの音とは比較にならない猛音を響
かせる。
小沢「あいつら、気付かれた途端に音なんか気にせずか」
 敬介は先頭が投げてきた何かに気付くや、小沢を抱え込んで物陰に飛び込み暗闇を切り裂かんとばかりに爆
発音と閃光が響き渡り、船体を激しく揺らす。
小沢「ちょっと!いつまでおさえているのよ!」
 小沢の言葉に敬介は飛びのく。
 流石に今の爆音にトレーラーの中で準備を行っていた北條と尾室の二人も、中から慌てて飛び出し襲いかか
ってきた一団を視界の中に入れた。
小沢「尾室君!G3マイルドの出番よ。早くしなさい」
尾室「は、はい」
 尾室も慌てて小沢の後を追いかけて走り出し、同時に小沢の打ち上げた照明弾も効果が薄くなり海も徐々に
暗闇を取り戻していく。
敬介「!」
 敬介が何かに気付くと同時に何かが敬介を水中に引きずり込み、その突然の出来事は他の誰にも気付かれる
事無く行われた。

 北條は暗闇を取り戻した海を一人、静かに鋭く見つめていたが何も見えない事をうけて心眼で睨み付け、音
をたて近寄ってくる一団に銃口を向けて構える。
 黒覆面達は先制攻撃が見事に功を制したのに満足したのか、漆黒の中で次々に独特の異声を上げながら手に
持つ何かを振り上げる。
北條「急所は外してあげます。私は良い人ですから」
 北條は暗闇の海上に溶け込みその姿を捉えさせない覆面集団達の位置を捉えようとする。
北條(ふふ、私が射撃の名手であったのがあなた達にとって不幸でしたね)
 音だけを頼りを放たれた弾丸は次々に戦闘員を夜の海中に叩き込んでいく。
 操縦者を失った水上バイクは同士討ちをしたり、無関係の方向に暴走して二度と船の進行を妨げられずに次
々に消え去っていく。
242nd.807:02/01/17 21:59 ID:Mv+DQ8XZ
『X/シン/G3ユニット+北條編』#2
G3M「あれ・・」
 北條は背後で素っ頓狂な声を上げた尾室と、面白くないと言わんばかりの小沢に気付くと、これまで以上に
"爽やかな"笑顔を向けた。
北條「遅かったですね。安心してください。彼等は全員、海中に叩き込みました」
小沢「ふぅ〜ん。V1システム無しで大した度胸じゃない」
北條「そうです。私はいい人ですから、自分の身を犠牲にしてもあなた達を守る事を選んだんですよ」
 小沢と北條の闘いを前に尾室は何も出来ずにオロオロしていたが、海に起こっていた異変に気付き叫びを上
げる。
G3M「あ、あれを!Xライダーが、いや神さんが!」
 G3Mの指差した先では敬介が何か、烏賊らしき者に苦戦を強いられていた。
烏賊「神敬介!水中で最強の貴様さえ倒してしまえば、他のライダー達を始末する事など私の力をもってすれ
ば容易な事だ。その為にはXライダーに変身する前の貴様を倒してしまうのが一番だ」、イカデビルは触腕を
敬介の首に巻き付け締め上げる。
敬介「くそっ!やはり、さっきのは囮だったのか」
 敬介はそう漏らしたのを最後に水中に引き摺り込まれていく。
敬介「くっ・・」
 敬介は首からイカデビルの触腕を振り解いて上がろうとするが、振り解いた触腕とは別の触腕で足を絡め取
られ、即座に海中に引き戻される。
烏賊「神敬介、いかにお前が優れた深海開発用改造人間とはいえ、変身しない状態では私の敵では無い。ここ
でお前を倒してしまえば、残るライダー達が水中戦を挑んで来たとしても私の敵にはならん」、イカデビルは
先程振り解かれた触腕を不気味に動かしながら、更に海中深くに潜っていく。

 海中での神敬介とイカデビルの死闘を知りながらも、海上にいるG3ユニット達は何も出来ずに手を拱いて
いた。
G3M「小沢さん、どうしたらいいんですか?このままだと、神さんが烏賊男に殺されちゃいますよ」
 尾室は不安を隠そうともせずに小沢に問いかけたが小沢は何も答えずに死闘が繰り広げられているであろう
海中を見続けている。
北條「ふっ、流石に天才小沢澄子でも手を拱いている様ですね」
小沢「じゃあ、あなたが北條透の策を見せて欲しいわね」
G3M「あ、あの・・今は喧嘩している時じゃ」
北條「では見ていてください」
 北條は言うやスーツを脱ぎ捨てて海中に飛び込む。
 その一瞬の出来事に小沢は声を失い、尾室は投げ付けられたスーツに視界を奪われた為に足を取られて派手
に転倒音を響かせる。
小沢「ちょっと、ただの拳銃で如何する気よ・・」
G3M「お、小沢さぁ〜ん。こ、これを取ってくださいよ〜」
 尾室は必死にスーツを取ろうとするがヘルメットに引っ掛った為に取れずに苦労する。
 不意に物陰から現れた一人の男はスーツを取ると、倒れているG3マイルドを起した。
風祭「・・何があった?」
 神敬介と共にGトレーラー護衛の役目で乗っていた、仮面ライダー・シンこと風祭真は静かな声で問いかける。
小沢「神敬介が烏賊男に海中に引き摺り込まれたの。それを助けに馬鹿が一人、ろくな武器も持たないで海中
に飛び込んだわ」
風祭「・・わかった。後は俺に任せろ」
 風祭は無言で言うと何を考えたのか目を瞑り己の拳を握り潰さんとばかりに激しく握り締める、やがて拳は
静かに激しく震えだしその動きは拳から全身へと広がっていく。
 風祭の脳裏に財団との闘いが、数々の出会いと別れの光景が次々に交差する。
風祭「!」
 カッと血ばらせた目を見開くや風祭は飛び込み音と共に姿を消した。
尾室「あ、あの・・今のは・・」
 突然の出来事に声を振るわせる尾室。
小沢「あれが・・彼の"変身"よ。私も詳しくは知らないけれど、彼は感情の高ぶりで遺伝子に組み込まれたX
−α素子にバッテリゲンを分泌させ変身するそうよ」
 そう冷静に解説した様に見える小沢だったが、実際に変身の瞬間を間近で見た事の衝撃は隠し切る事は出来
なかった。
252nd.807:02/01/17 22:00 ID:Mv+DQ8XZ
『X/シン/G3ユニット+北條編』#3
 敬介は薄れゆく意識の中、誰かが向かって来る事に気付き霞む眼を向ける。
烏賊「!。誰だ?!」
 イカデビルも敬介を締め上げる触腕は緩めずに顔を向けそれがバッタ男、だが仮面ライダーを名乗っている
裏切り者よりも更に飛蝗に酷似している男である事に気付く。
敬介(あ、あれは・・シン?)
 敬介はシンの背後にもう一人の人影を見たような気もしたが、薄れる意識を振り絞って見たソレは海中を漂
う浮遊物のようにも見え、遂に意識を失った敬介にソレが何かを確かめる術は無かった。
 完全に抵抗の力を失った敬介を二本の触腕で捕えつつ、イカデビルは迫り来る謎のバッタ男と静かに対峙す
る。二人の間を遮る"壁"として力尽きた敬介が揺らめく他には二人の激突を回避する何物も存在しない。
 バッタ男は額の目らしき物が動くと同時に、一瞬にして水中をロケットの様に泳ぐや神敬介を捕まえている
触腕を両腕から生えている刃で切り裂く。
烏賊「貴様!」
 イカデビルは血を漏らしながら流れてゆく触腕を見やり、怨嗟を込めた声と眼をバッタ男に向ける。
シン「グゥゥゥ」
 バッタ男は水泡を吐きながら威嚇の声をあげる。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

G3M「ち、血だ」
 尾室は遠くで薄らと海面に広がる血に気付き船体に向かって流れてくるイカデビルの触腕に声を出せない。
小沢「たかが血ぐらいで驚いて暇は無いわよ。ほら、あそこ」
 小沢の指差した先では何かを抱えているらしい北條が浮き沈みをしているのが見え隠れする。
G3M「は、はい」
 G3マイルドはその遠投力を活かして縄を繋いだ救命具を北條達の方に投げ飛ばし、北條が掴んだのを確認
すると縄を引き寄せる。
北條「助かりましたよ、小沢さん」
 北條は神敬介をG3マイルドに任せると、何度か滑る落ちたが自力で船体の上に這い上がる。
小沢「これで、さっきの件での借りは返したわよ」
北條「借り?なんの事です。私はいい人ですから、あなたの様に恩着せがましい事なんかしませんよ」
 北條は小沢から布着れを渡されると頭を拭き始めたが、不意に手の動きを止める。
北條「これは・・私のワイシャツじゃありませんか?!」
小沢「あら、私はタオルだなんて言った憶えはないわよ。着替えを渡してあげたつもりだったの」
 北條は小沢の言葉を聞くや、狂った様にワイシャツで頭を拭き始める。
尾室「ちょ、ちょっと・・まさか、もう闘いに行く気なんですか?!」
 尾室の声に二人は振り向き、今助け出されたばかりの神敬介の闘志に満ちた瞳と眼を合わせた。
敬介「奴は、イカデビルは海中にライダーを引き摺り込み、一気に勝負をつける気だ。海中でイカデビルを相
手にするとなると、シンだけでは危険過ぎる。ここはカイゾーグの俺の役目だ」
北條「やれやれ、困った人です」
 北條は何も言う事は無いとばかりにお手上げだと手をあげ、呆れ返った様をみせる。
小沢「・・神教授とは直接の面識は無いけれど、彼の噂は聞いている。その噂が本当だと信じて私は止めない
わ」
敬介「それを父が聞いたら喜びますよ。じゃあ」
敬介「大・変・身」
 敬介は大の字を型作ると垂直に跳びあがり、そのまま海中に飛び込みの姿勢で飛び込む。だが海中に飛び込
んだのは敬介では無く、深海開発用改造人間=カイゾーグ=Xライダーだった。
G3M「だ、大丈夫ですよね・・」
 心配を隠せない声で問いかけた尾室に二人は答えず、ただ静かに漆黒の海を祈るような眼で見続けていた。
262nd.807:02/01/17 22:01 ID:Mv+DQ8XZ
『X/シン/G3ユニット+北條編』#4
 敬介が助けられた直後から攻防が続いているが、どちらも有効な一撃を与えられぬまま既に10分以上が過
ぎている。
シン「グゥゥ、ガァ」
 シンは威嚇の声を上げつつ両腕の刃を振るうがイカデビルはそれを巧みにさけては、触腕を不気味に動かし
シンの体を捕えようとする。
 その膠着状態を破るかのように地獄から生還した男が、彼を地獄に引き摺り込んだ悪魔を倒さんと睨み合う
二人に向かって来る。
烏賊「神敬介!Xライダーに変身したかぁ」
 イカデビルの言葉にシンは振り向き、これ以上は無い強力な援軍を得られた事に猛々しい歓声を漏らす。
Xラ「イカデビル!今度はさっきの様にはいかない。ライドルゥ」
 威嚇の声を漏らすシンとライドルを抜いたXライダーを前に、イカデビルは不気味に触腕を蠢かしていたが
不意に動きを止め、片手で耳を探る様に抑える。
烏賊「・・どうやら時間をかけ過ぎた様だ」
 イカデビルは憎々しげに言葉を漏らすと射抜く様な瞳で二人を見、静かに後方に下がって行く。
シン「ガァァァ」
 叫びと共に追おうとするシンをXは止め、無言で手だけを使い背後から迫り来る新たな脅威を教える。
 一見姿形がうりふたつにも見えるが、各々の左手が異なる事で判別がつく。
Xラ(後を追わせない為に仕掛けていたのか。それもシードラゴン。やはりショッカーに関係ある組織、あの
大首領が今回の事件の黒幕なのだろうか・・!。もし、こいつらが再生怪人なのだとしたら・・まだ一体残っ
ているはず。彼等が危ない!)
27名無しより愛をこめて:02/01/17 22:54 ID:cyui/p8n
あたたたたたたたたあたたたったたたたたたた
28名無しより愛をこめて:02/01/18 18:21 ID:Bl11Bt6l
>19
>バトルガノタッ(やらせはせんよ)
これだけ意味わかんない。シャア板関係?

>>21
Aの影鏡とダブル気もするけどこれでパクリと言ったらキリない

>>27
ネタスレでネタも書けずに文句言うだけの奴は逝ってよし

>>1
連続狂本殺人事件なんてのはあり?
国枝、滝、骸骨、竜しか思いつかんけど

>アラシの作者
このスレを見てたら新作書いて
最強の方でも希望の声あるし新作読みたい
29名無しより愛をこめて:02/01/18 21:33 ID:Cn2sZvQY
たーたーたーたー たった
たーたーたーたー たった
たたたたたた たっ たったたたっ

瀬田、瀬田、瀬田〜〜!!

あ〜か〜い あか〜い

赤い仮面のV3〜額に輝くVとV

ストップゴッドの大軍団!!

父よ〜母よ〜妹よ〜

い〜かり〜のライドル引き抜いて〜

…違和感無し!!
30名無しより愛をこめて:02/01/20 21:07 ID:x7tIHfbU
age
31名無しより愛をこめて:02/01/21 00:45 ID:locGbHY1
>『X/シン/G3ユニット+北條編』
期待してます! 完結に向けてがんばってください!
32名無しより愛をこめて:02/01/21 17:14 ID:bPamw9EO
33名無しより愛をこめて:02/01/21 17:20 ID:+N3cXcK3
小説と脚本のスタイルの違いをわかってない人が多いね。
〜した。〜だった。
とかばっかり。セリフの前にキャラ名入れてるのもいるし…
34名無しより愛をこめて:02/01/21 19:10 ID:KQEAb/CU
↑ヒロイン木鳥の次はこっちのライターを吊るし上げかい?
 大変だねェ忙しくて(w
 “判ってる”らしいチミはオレ達を唸らせるネタを書いてはくれないの?
352nd.807:02/01/21 21:32 ID:8VRBU9cC
>31
ご声援ありがとうございます。
しかし、少年漫画版の某企画にも参加してますし、上のも鬼顔島の一編でしかなく
その前作となる強襲!の完全版が先なので何時になる事やら・・
36名無しより愛をこめて:02/01/21 21:47 ID:Rx+3Ggxr
それなりの文章力の有る奴は創作文芸板なりに行くだろう。
こっちは、その辺は気にせず情熱の迸りを文字にすりゃいいw
37名無しより愛をこめて:02/01/21 21:57 ID:ifI2/Zqq
ヤラレフェチさんの作品はいずこ?
38名無しより愛をこめて:02/01/21 22:47 ID:nsh+LQuo
>>37
あれだけは勘弁してくれい。表現の自由というものがあるが…ねぇ?
39名無しより愛をこめて:02/01/22 22:43 ID:885b6EN7
保持age
40名無しより愛をこめて:02/01/22 22:49 ID:2I1ivkMQ
>37
 彼ならこの板で新スレを立ててファンと面白おかしくやってるよ
 スレのタイトルにちょっとした工夫がしてあるんで大抵の人間は
 気付かないみたいだけどね
  見つけたら彼の「頓智」に藁うこと請け合いだよ
41名無しより愛をこめて:02/01/23 01:11 ID:W7923cXb
あげあげ〜
42続きはまた今度〜:02/01/23 01:46 ID:W7923cXb
仮面ライダーアラシ
第五話「ゴールデン・バット」

ニュースでは不況不況と騒いでいるけれど…実際のところ学生の僕には
危機感がないというか。いや、就職氷河期は相変わらずだけど。

で、今、僕の目の前にある奇妙なオブジェ。
ダンボールを不自然に組んで青いビニールシートやらゴミ袋やらで
雨風を防いで…そう、ホームレスという奴だ。

最近、近所の公園に一人の老人が流れ着いた。
そういう人達は都会のど真ん中にばかりいるものだと思っていたけど、
やっぱり…不況の影響かなあ?

ところがこの老人は近所の子供達には人気があった。
TVゲームやアニメしか知らない世代の子供にとっては
老人の竹とんぼやベーゴマ等(これは最近リメイクされたのが出回ってるらしいけど)、
昔の遊びが子供達に大好評。無論、お母さんやPTAは
近寄っちゃいけません、という状況らしいけど。
中でも子供達の興味を一番引いたのは紙芝居。
その名もズバリ「ゴールデン・バット」
なんだかパチモノくさいタイトルだし、内容も…まあ、似たり寄ったりだけど。

で、今回はそのゴールデン・バットが大活躍するお話です。
え?そいつは紙芝居の中のヒーローじゃないかって?

…まあ、それは聞いてからのお楽しみという事で。
それじゃあ、「ゴールデン・バット」の始まり始まり〜…ってね。


続く


432nd.807:02/01/23 23:09 ID:cBMg+9DT
祝!アラシの作者氏復活
44名無しより愛をこめて:02/01/24 23:00 ID:DlwTBCCp
うえーん、>>26 の連続狂本殺人事件がアプされないよー
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            ∧_∧
          ( ´Д⊂ヽ
          ⊂    ノ
           人  Y
          し (_)
45名無しより愛をこめて:02/01/24 23:03 ID:DlwTBCCp
うえーん、>>28 だよー
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            ∧_∧
          ( ´Д⊂ヽ
          ⊂    ノ
           人  Y
          し (_)
46名無しより愛をこめて:02/01/24 23:34 ID:RD7kLXHj
ドキューソ人の魔の手が伸びて
空から迫る 大 ドキュ ソ
今だ!!
変身!!
ドキュソとキティ〜
戦え〜 戦え〜
ウルトラマン ドキュソ!
宇宙のドキュソ!!
47名無しより愛をこめて:02/01/25 23:41 ID:r1qyTNG+
>>46
無茶苦茶だな(藁
48北條徹:02/01/29 16:48 ID:QjzcTtpI
新作が見たいですね。
49名無しより愛をこめて:02/01/30 00:11 ID:dzntZmT8
>>48
ワラタ
50へタレ:02/01/30 00:46 ID:Xh97oObq
警視庁特殊部隊隊員Jはテロ事件発生の報を受け仲間とともにテロリストのアジトを急襲するが
テロリストは殲滅されたあとでただひとり生き残った少女を保護する
何があったと尋ねても少女はただ怯えているばかりでなにも話さない
Jと仲間が引き上げようとすると何者かの襲撃が!
不意打ちに反応できずに仲間は次々と死んでいく
ずば抜けた戦闘のセンスをもつJでさえも少女を守ることだけで精一杯
襲撃者は人間とはかけ離れた姿かたちで殺意を剥き出しにする
襲撃者は明らかに生き残った少女を狙っていた
怯える少女を守ろうとするJだが戦闘の天才と言えども人外のものには太刀打ちできない
わき腹を突かれ瀕死のJは
怯えてばかりのあの少女が美しき姿に変態を遂げ人外のものを殺戮するのを見た
Jは薄れる意識の中で光り輝く少女が人外のものを殲滅する様を見ていた
やがてJは気を失い目覚めたベッドの上で医師から意外な言葉を聞く
あの出血では生きているのが奇跡だキミの体には治療の跡があると
戦いの後少女が俺を救ってくれたのかのかとJは思う

Jと少女はやがて修羅の道を歩み人類の存亡に関わることになるが
それはまた別の話・・・
51名無しより愛をこめて:02/01/30 00:56 ID:dzntZmT8
>>50
句読点が一切ないので読みづらかったりします。
52名無しより愛をこめて:02/01/30 05:21 ID:ks+0A9xj
おお、アラシの新作だ。
ヤター!
53名無しより愛をこめて:02/01/31 23:01 ID:WsEvDACd
アラシにはナナシは出てこないんだろうか?
ダブルライダーキボンヌ。
542nd.807:02/02/02 00:07 ID:R3yCL2//
保全age

小説ではありませんが、シナリオネタなら下記にも
【特撮板でもSRCでなんかツクローヨ 】
ttp://natto.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1012101634/l50
552nd.807:02/02/04 23:28 ID:nRWUwDSy
保守age
562nd.807:02/02/09 01:09 ID:oREXaVU0
ナナシ氏の帰還願ってage
57名無しより愛をこめて

     ∧∧    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     (,,  )  < 久しぶりにSS読みに来てみれば
     .(  つ   |  こりゃまた とんだ厨房SSばっかりだなぁ オイ
     | , |    \____________
     U U


 |  まあ せっかくだから感想書いといてやるよ  
 \  ハイハイ 燃えた! 感動した! っとくらぁ  
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

            ∧∧
           (゚Д゚O =3
      ⊆⊂´ ̄  ソ ヤレヤレ