1 :
情報名無し官:
堀晃氏について語るというより教えてください。
東京者なんで「梅田地下オデッセイ」のすごさが良くわからないんですが、
大阪の方どうなんですか?
2 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/06/01(金) 20:30
うーん、えーとね、梅田地下オデッセイは「舞台設定の妙」以外にまるで印象の
残ってない話なんで、どうしょうかと思いいつつ、一大阪人として。(^^;
梅田地下街(正確には4つの地下街群+結構多いα)は結構ホントに迷宮っぽい所
です。
八重洲のように整然としたものが地下街だと思ってると迷子になります。
大阪人の間でもあそこを地図なしに歩き回れる人間は尊敬されます。(^◇^;)
蜘蛛の巣状に広がっているうえ、地下1階を歩いていて階段を1段も下りた覚え
がないのにいつの間にか地下2階に居てたりします。
もっとも、今の現実の地下街はディアモールが国の横やりで−。な、何を考えと
るんやJR、淀川の底が抜けると梅田は全部水浸しやないかぁ、の東西線の開通
で+(迷宮度(^^;)
で、すこしあの小説とは地図が違っています。
3 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/06/01(金) 21:17
今日の朝日新聞夕刊にやっと冷房が入ったという記事があったね。
梅田地下エアコンディションか。
4 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/06/01(金) 22:08
>>3 >やっと冷房が入った
へっ。それ、何処?
いくらあの魔界でもそりはまさかと思うが・・・
5 :
ハチャ:2001/06/02(土) 01:24
太陽光風点の方がいい。特にはじめのなんだっけ・・・?あれがいい。
6 :
ハチャ:2001/06/02(土) 01:33
交だった・・。
7 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/06/02(土) 09:04
>>5 「イカルスの翼」
もう,ハルキ文庫では復刊してくれそうもありませんね。
「梅田地下オデッセイ」は,現在鋭意執筆中らしい長編版に
期待しているのですが,発売はいつ頃になるのでしょう?
8 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/06/02(土) 12:13
>>4 6月1日朝日新聞夕刊(大阪版)の一面によると、
「今回冷房化されたのは、阪急、阪神の両百貨店にはさまれた大阪駅前
地下道の東広場部分で、広さは約1500平方メートル」
だそうだ。まずでかい歩道橋の真下部分の地下が一日から冷房化され、
来年以降に冷房化されるのがアクティ大阪と阪神百貨店に挟まれた地帯。
9 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/06/02(土) 16:17
誰か中野ブロードウェイオデッセイ書いてくれ。
10 :
ハチャ:2001/06/02(土) 23:52
そうだイカロスだ。あれはエンターテインメントのお手本だなあ。
HPじゃ裁判の事なんか書いてるけど・・。
>>2 >大阪人の間でもあそこを地図なしに歩き回れる人間は尊敬されます。(^◇^;)
出来ますが、友人のうち誰ひとりとして尊敬してくれません(笑)。
正直言って、梅田で遊んでいれば大概覚えます。
映画館とゲーセンと玩具店と本屋を押さえれば自然に。
12 :
情報名無し官:2001/06/03(日) 05:34
>>2 なるほど。魔窟ですね、ぜひ近いうちに迷いに行こうっと。
マキタの肩に乗せる結晶性生物トリニティー。このシリーズ気に入ってんですが
もう書かないんですかねえ。
13 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/06/03(日) 07:49
最後の話でトリニティーがマキタから去ってしまいましたからねぇ。
前日談でも無理やりの続編でも書けというファンがいるけど、
俺は実力派の作家にそういう食いつぶし商売は求めないので、
終わったままでいいと思う。
14 :
4:2001/06/03(日) 13:33
>>8 あ・・、ああそうか。あの、ごくごく希に(阪神が勝った日だけ(^^;)
虎縞の外基地がお祭りしてたりする場所ね。
そうか、あそこ、そういえば冷房がなかったか。
別に呼吸が苦しくなるというわけでもないので気にしてなかったわ。(^^ゞ
15 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/06/03(日) 16:25
>>13 「最後の話」=「遺跡の声」が最初に書かれているのです。
「最後になるべき作品が最初に書かれているため,トリニティの運命は
ほぼ明らかなのであるが,そこに達するまでには,まだまだ多くの
未発表の物語がありそうである。」by 石原藤夫
というわけで,その「未発表の物語」に期待してもかまわないのでは?
16 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/06/03(日) 16:38
情報サイボーグはサイバーパンクのはしりだと思うんだが、サイバーパンクブームのときに誰も取り上げんかったな
17 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/06/04(月) 20:00
「空間そのものをメモリー・バンクとして使用する」in 「骨折星雲」'78
「通信網そのものをダイナミック・メモリーに転用する」in 「ペルセウスの指」'81
もちろん目には見えないけれども,そこかしこをデジタルなデータが飛び交うというイメージに,
圧倒された記憶があります。
18 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/06/04(月) 22:48
情報通信の先見性はすごいね。携帯電話がまだショルダーフォンと呼ばれていた
時代の作品だものなあ。
氏の新作を是非読みたい。
19 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/06/04(月) 22:58
残念なことに「遺跡の声」に時代が追いついちゃった。
トリニティも情報サイボーグも大好きだった。
それにしてもこの人も絶版が多いなぁ。
20 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/06/04(月) 23:21
>>11 地上と地下街内の本屋は必須であるが、ゲーセンではなく、地上のお気に入りの
居酒屋への出口を覚えておけば迷うことはない、・・・て、をを、そうぢゃよ、
わしゃ、どうせ大阪の労咳SF厨房ぢゃ。
22 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/06/05(火) 17:34
やはり早川徳間問題が………
23 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/06/28(木) 22:28
長編版「梅田地下オデッセイ2001」催促age
24 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/06/29(金) 08:54
>>23 それ本当なんですか・・!読みたいなぁ。
「梅田地下オデッセイ」「恐怖省」「太陽風交点」「エネルギー救出作戦」
この四冊が掘さんの本で読んだ全てです。ほかにもあったら教えてください。
何度も何度もくどいぐらい読み返しました・・・。
印象深いのは「悪魔のホットライン」
25 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/06/29(金) 13:26
徳間デュアル文庫で1月刊の予告があったんだけどねぇ?
鋭意執筆中?
最新刊の「地球環」は知ってると思うけど,あとは,
「バビロニア・ウェーブ」徳間書店
「漂着物体X」双葉文庫・ノベルス
「遺跡の声」アスペクトノベルス(2編以外は重複)
ほかに,かんべむさしとの共著が2冊。
26 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/06/29(金) 14:39
ハンサム。堀さん。
27 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/06/29(金) 16:05
新潮文庫に『マッド・サイエンスの世界』がある。
最近ハルキ文庫から『地球環』という短編集が出たけど、最近まったく見かけないなあ。
28 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/06/29(金) 16:06
あと、『日本SFの逆襲』とか『マッドサイエンティストの世界』だったかの
アンソロジーにも短編があったような。
29 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/06/29(金) 23:15
堀さんってもっともっと評価されてもいいと思う方なんだけど、
なんでこう地味っていうか・・どうしてかなぁ?
第一回SF大賞取った人でしょう?
トリニティをキャラクターにしてアニメにでもしてみるとかさぁ。
もっと一般化させたいなぁ
30 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/06/29(金) 23:23
トリニティは絵にならんだろう。
ただの結晶だ。
31 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/02(月) 14:45
目とか書いてみるとか・・。
なんかあんでしょう?
堀さんを盛り上げよー
32 :
28:2001/07/02(月) 16:38
マッドサイエンティストものは井上雅彦『悪魔の発明』というアンソロジーだった。
今日立ち読みしてきたんだが、永久機関ネタでけっこう面白い。
33 :
軍国SF少年:2001/07/02(月) 20:13
ただ、「バビロニアウエーブ」命!な私でも「漂着物体X」
読んでると「くりかえしやんけ」と思えてしまう。あのあた
りで堀先生、壁にぶつかって…突破に費やすべきエネルギー
を「太陽風交点」裁判に吸い取られて…悲劇の人なんだな、
と思う。
34 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/02(月) 20:38
堀晃作品の映像化というと、どうしても星野之宣が浮かんでしまう。
情報サイボーグみたいなのはでてきていたような。
35 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/02(月) 21:12
>>33 裁判・・・?どうかしたの?
訴えたのか、訴えられたのか・・・?
36 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/02(月) 21:19
>>35 堀晃さんの個人ページにある程度の経緯が書いてあります。
37 :
バビロニア名無しさん:2001/07/02(月) 22:20
徳間で出るという話だった「梅地下」ってどうなったんだろう。
タイムマシンを作っていないで作品を書いてほしい。
>35
そういえば、堀晃にぼろくそにいわれている今岡って今どうしているの?
あいかわらず、愚院の紐?
38 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/02(月) 22:31
>>37 今岡さん、一応肩書きはプロデューサーらしいよ。
プロデュースしているのは栗本関連だけだけど。
梅地下長編版と神狩り2は徳間の編集が出すといっている(山田スレ参照)。
書いているらしいけど、本当に本になるかは不安・・・。
39 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/03(火) 10:42
>>36 ありがとうございます。今見てきました。裁判の事知りませんでした。
無知ですね。また無知な質問したら教えてくださいね。
40 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/02(木) 12:23
堀さんのスレあったんですね。
最近2ちゃんにきた厨房なので、驚きました。
堀さん、スラリと細身でハンサムですよね。
バレタインチョコなんてあげてしまった覚えが・・・
SF作家の本職と副業2足の草鞋は大変ですけど
がんばってほしいです。
41 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/02(木) 16:05
今度の大会では「幻のノーカット版・愛国戦隊大日本」やんないかな。
堀さん出演シーンがあるやつ。
42 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/11(土) 11:28
退職記念age
43 :
名無しは無慈悲な夜の女王:01/09/29 12:18
大阪府立中央図書館に『太陽風交点』と『恐怖省』を寄贈したぞあげ。
44 :
トリニティ・・・カレッジ:01/10/11 23:39
近々訴訟事件の原告側弁護士だった五十嵐氏が地元に来るんだけどどうしようage
45 :
名無しは無慈悲な夜の女王:01/10/12 00:32
徳間の太陽風交点、初版でした。値打ち物?
46 :
ゆんゆん☆パラダイス:01/10/12 00:32
>>41 庵野さんの「帰ってきたウルトラマン」にも出てきますね。
お酒を一緒に飲んだことがあるが、
『登場シーンをカットしてくれってゆーたら、モザイクかけやがって』って
なつかしそうに話して下さいました。ものすごくヒトの良いおじさまです。
47 :
名無しは無慈悲な夜の女王:01/10/14 03:12
いいかげん誰かなんとかしてやれよ。痛すぎる…
48 :
名無しは無慈悲な夜の女王:01/11/03 19:52
アラキリホはSF作家
49 :
名無しは無慈悲な夜の女王:01/11/03 20:47
冷やし中華を食べていてタイムマシンの原理を発見する。
−SF作家Ditch Sunshine−
50 :
名無しは無慈悲な夜の女王:01/11/03 20:55
どーしてかんべむさしとの漫才ネタがでない?(藁
「ハード」だよね、作風は。
「アンノトラマン」に出てるってのは、記憶違いでは?
「愛国戦隊」はオープニングのみでの登場。
のちに「問題化」したさい、出演シーンカットを要求それたのは事実ですが、
その後、モザイクのかかっていないバージョンを探してらした、とも伺ってます。
太陽風問題は、古手作家が古巣早川と別離する、と言うスゴい結果になったそうですね。
53 :
名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/13 23:53
中学生の時『マッドサイエンス入門』を読んでSFにはまりました。
ネタがいっぱいで面白かったなぁ。またこういうの読みたいです。
54 :
名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/14 13:46
>53
私は『マッドサイエンス入門』の中に山本弘が紹介されているのに驚いた覚えがある。
55 :
名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/15 00:10
長編版「梅田地下オデッセイ」は「2002」になってしまうのでしょうか?
56 :
名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/15 07:36
「太陽風交点」事件記録について何も知らなかったので堀晃氏のHPへ見に行ったのですが、所々リンク切れしてて判決がどうなったのかわかりません。
誰か教えてください。
57 :
名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/15 11:10
私はブックオフなどで堀晃の作品を見かけるたびに買ってしまうのだが、『恐怖省』は
三回、『太陽風交点』は四回、『漂着物体X』は二回見かけたのに『梅田地下オデッセイ』
だけはただの一回も見たことがない。堀晃の住んでいる大阪市立中央図書館には
なんと二冊も入ってるのでそれで読んだが。
58 :
名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/16 11:26
>>56 あれはリンクが切れているのではなくてまだ、作成途中なのでは?
私はここで堀晃氏のHPの事も事件のことも知ったばかりなので判決は知りませんが。
>>57 私は、2月ほど前に引越しで100冊ほどの本といっしょに
『梅田地下オデッセイ』早川の文庫版ブックオフに売りました。
堀晃氏のHPを見たらプレミアものの稀少本になっている感じでしょうか。
ヤフーにでも出せばよかった。
59 :
名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/28 13:21
梅田地下オデッセイの掲載されたSFマガジンを古本屋で見つけたんだが、価値あるのかな?
本はまあ、いいとして新作が読みたいなあ。
61 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/14 23:02
どうも,タイムマシンを作るのに忙しいらしいのだが,
「梅田地下オデッセイ2002」は,どこまで進んでいるのだろうか?
まさか,「〜2003」になるようなことはないだろうねぇ。
62 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/20 13:32
>>62 81年までは脂ののりきったベストの時期だったんだよな…
その後の文字メディアSFが解体してゆく有様は確かに言っている
とおりなんだが、俺自身は当時まだ高校生だったから、それを実感
するのが5、6年は遅れてるな。
正直、ハード系を背負っていくべき人だったんだろうけど、
早川つうかI岡一派に、見事につぶされた感じだな。
でもって誰かさんは、崩壊しつつも売れっ子。
65 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/28 20:19
なるほど。某先生のことをいまだに毛嫌いしている作家多いし、
なんか作家クラブ自体が先生のことを極力遠ざけているなあ、と思ってたら
「堀さんつぶし」に一役買ってたのか。こことか別のスレ読んでやっと理解できた。
堀さんは、多分ハードSFを継げる数少ない逸材だったんだろうな。
66 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/28 20:54
I岡?
Who is he?
>>66 自体がネタかもしれんが。
SF マガジン元編集長の今岡清氏な。
何があったのかは知らんし興味もないが「梅田地下オデッセイ」の解説を今読むと泣けるものが。
>>68 いや、それくらいは知ってる。
何があったのか云々は「太陽風交点」裁判にいたる事情の話。
>>69 了解。
これだけじゃ何なのでいちおう作品の話も。
>>17-18 以前別のスレッドにも書いたような気がするんだが。
「電送都市」の、符号化時の情報の重要度云々のくだりとそこから導かれる落ちは、ありあまる CPU パワーを背景に jpeg とか mp3 みたいな非可逆圧縮が日常的に使われる今なら、発表当時より楽しめる人も多いんじゃないかという気がする。
今にして思えば、H社は何故あんな妨害に出たの?
徳間主催の大賞とったのは、Hのハードカバー。堀さんは再三、緊急重版を
要請したが、売れ行き不安でH社拒否。そのかん、徳間が文庫化決定。
堀さん渡りに船と快諾。知ったH社、文庫さしとめを要請。ハード再販拒否しつつ、
その「写真縮刷」による文庫化を勝手に推進、堀さんに追認と徳間版拒否せまる。
してみると、ライバル社の賞もらったのが気にくわなくて、つぶしにかかったとしか
思えん。なんちゅう狭い了見。結局I氏がその尖兵となり、K先生が伏兵となった。
H社の目論見通り堀さんはハードの旗手とならず、K先生はH社ほぼ専属に。
しかしかんべさん等、堀さんシンパ作家がH社と決別。でも売り上げ的には
K先生個人を確保したことで、元はとれてるのか。
私も、このスレを見つけて
>>20のリンクでようやく騒動の概要を知ったのだが、
作家を大事にしないというスタンスでは、人が集まってこなくなるよ。
日本SFの衰退の一因は現在唯一の専門誌の出版元にもあったということか。
昔の経営者、編集者そして当時の作家達はこの騒動をどう見ていただろう。
>>74 早川書房が SF 作家を大切にしないってのは、別に「太陽風交点」のときに始まった話じゃないだろ。
その前からいろんな作家に見捨てられてきた会社じゃないのか ?
H的には「SFを育ててきたのは俺たちだ、作家を食えるようにしたのも俺たちだ。
門外漢のTが大賞作りやがって」てなこと考えたんだろうね。
でも当時のクラブ、大賞創設を当然Hにもちかけたみたい。でも蹴ったんだよね。
そりゃひどい話だけど、気持ちはわからんでもない。
自分の振った女がタレントになったら、なんとなくおもしろくない、みたいな。
Hとしてはさして売れない作家にそっぽむかれても、翻訳権と翻訳家たくさん
抱えているほうがいいみたいね。
77 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/29 03:15
「梅田地下オデッセイ2002」催促age
今、SFといえばハルキ文庫。堀晃もハルキ専属になってホスィ
せっかくの数少ないハードの旗手を
H社とI氏とN先生が見事にぶっ潰した。そのことに対して、
ほとんどの作家は抗議せず………
抗議したからハヤカワJAの初期が殆ど絶版なんじゃないの?
81 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/03 16:23
堀さんの新作が読めないのが悲しい…。
私的ベストは「梅地下」ではなく(でもこれがきっかけで掘さんの小説にはまった)
「宇宙葬の夜」です。氏独特の宇宙観や情報モノの繋がり/広がりが溢れていて。
そうそう、「オートマトン・ベイビー」って本になってますか?
82 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/03 20:22
先日『バビロニア・ウェーブ』と『漂流物体X』の文庫版をブックオフの百均で
一気に入手。でも『梅田地下オデッセイ』は全然見かけない……
本当に流通しているのか?
83 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/03 21:29
「梅田地下オディッセイ」。ずいぶん昔に買ったのを引っ張りだしてきたよ。
そうしたら「日本SF大賞受賞作家・ハードSF作品集!」っていう帯がかかってた。
H社も、こういうところだけうまく利用してたんですね。
うーん・・・
84 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/03 21:50
オレンジの帯ですね、[石原藤夫の堀晃論を収録]。
確かに巻末の解説は「論」と呼ぶのにふさわしい内容です。ブルーバックスの
ような感じ。
ついでなので、帯裏の解説文書を転載……
■コンピュータ制御された地下街が、突如脱
出不可能な迷宮と化した。そして、人々は極
限状況の中で生へのあくなき戦いをつづける
が!?−−近未来を舞台に、きわめてハードな
SFを展開する野心作「梅田地下オデッセイ」
など力作9篇を結集! 巻末に図版多数を含
む石原藤夫の80枚に及ぶ堀晃論をおさめる。
>>84 そうです、その帯です。
あの解説は、確かに読みごたえがありました。
あ、もちろん本編も面白くて、何度も読み返した記憶があります。
いろいろ思い出しているうちに、なんだか冷やし中華が食べたくなってきた・・・
86 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/25 18:53
デュアル文庫から堀晃の本が出るって話はどうなったの?
最近ブックオフの百均でまとめ買いした本にはさまっていた広告では、書き下ろし作家の
うちに堀晃の名前が出ていたのに。
87 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/25 22:10
皆さん、ブックオフで本を買った話ばっかり書いているように思えるが、堀さんの本が出たらちゃんと新刊書店で買おうな!
88 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/26 20:04
>87
はげしく同意 今の若いもんに黙ってよめと俺はいいたい
89 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/27 00:01
>87,88
そうだよ。ハルキ文庫から「地球環」がせっかく出たのにもう見かけない・・・
売れれば次が出るだろうから(たぶん)、ハルキでもデュアルでもみんなで買おう。
某「御大」がいまだ古参SF作家、及びその周辺から
丁寧に敬遠されているのは、堀先生の件が尾をひいているからでしょうか。
それとももっと別の、なにか根本的な理由のせいでしょうか。
91 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/27 21:12
ほんと古書店回っても「梅田地下」売ってないぞ
タイトルだけの判断だが、関西ならあるのか?
>90
両方
92 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/27 21:55
>>89 ハルキ文庫自体がウチの近所の書店から消えつつある……冗談抜きでね。
「地球環」も「消滅の光輪」も「復活の日」も買っといて良かったよ。
しかしあの表紙は何とかならんかったのだろうか……「地球環」。
あれは「堀晃」を知ってる人間以外はなかなか手に取って買う気には
ならないように思う。
93 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/29 01:51
梅地下、読みたいよう!
石原藤夫のあとがきってのが。
古本屋でずっと探してるんだけど見つからんヽ(`Д´)ノ
94 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/29 01:58
「梅田地下」ネットの古書店にもないようで。
「バビロニア・ウエーブ」もない。逆にやたら見つかるのが「エネル
ギー救出作戦」と「恐怖省」
皆、図書館も探しなされ
図書館こそ、都道府県によって極端な差が・・・
97 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/29 18:13
98 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/29 23:03
この話って昔(20年近く?)、NHKのラジオで放送されませんでしたっけ?
夜の9時位にたまたま聴いてたら、
「ピストルを持った警官と、ドスを持ったヤーさんと、出刃を持った板前が…」
ってセリフに驚いて、それから毎回聴いてた覚えがあります。
確か8回位に分かれてて、毎回イントロで「その出来事は一瞬のうちに起こった…」
っていうキャッチがついてた。あれって何の番組だったんだろう……?
私は聞いたことないけど、もしかしてNHKのFMラジオドラマでしょうか?
あの枠、時間帯は変わってるけど、今も残っていてたまに聞いたりします。
ジュブナイルものだけでなく、SF作品はよく取り上げられます。
>>99 いや、あのしょうもないFMじゃなくて北海道での話だけど
21:15からNHKラジオ第一で15分だけやってた番組だよ。
オレも初めてあれで梅田地下オデッセイ聞いて欲しかってんけど
田舎の厨房には買えへんかってん。
100ゲット!
102 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/01 23:34
梅地下入手したage。
話には聞いていたけど、実際に解説80ページあるとちょっと驚くね。
>>100 「ラジオSFコーナー」だな。
「日本沈没」も同時間帯でドラマ化されたけどSFコーナーじゃなくて聞き逃したっけ。
すれと関係ないんでsage。
>>100 あ〜同じ放送聴いてたんですね〜(ちょっと感動)原作が何かは知らなかったのですが
同じ時代に同じ時間を共有してた人が居たことを再確認できてちょっと感動してます。
>>103 ラジオSFコーナーってのが正式名称なのですか?
なにぶん偶々聴いただけなので(といっても…梅田地下の最終回までは聴いてましたが)
実際の番組の名前を聞いたのは初めてです(参考になりました…ありがとうございます)。
これってカセットとか、CDとかに収録はされていないんですか?
105 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/08 13:40
ブックオフ難波店で梅田地下オデッセイとマッド・サイエンス入門をいっぺんに発見!
前者は百均、後者は百五十円だった。狂喜したよ。
106 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/09 09:29
マッドサイエンティスト入門俺ももってる、吾妻センセの挿絵のやつだよね。
リアル厨房の頃あの表紙に萌えてたのだけ覚えてる。内容は覚えてないや。
手元には無いから違う本かもしれないけど。
107 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/09 10:02
『マッド・サイエンス入門』はたしかに吾妻ひでおの絵だよ。
連載時には別人の絵だった。
108 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/28 08:42
>73、80そうだったんですか……。道理で……。
109 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/01 19:21
で、「御大」あんどI岡夫妻は、自分たちがやったことについて
一度でも弁明なり謝罪したんですか?
一人の作家を訴訟沙汰で消耗させ(しかも兼業作家だ。会社でどんな目にあわされたことか)、
ハードSFというジャンルの発展を、そのトップランナーを傷つけることでくじき、
そのことが、やがてはSF自体にもよからぬ結果をもたらしたことに
そのあたり、彼らの言及したものってありますか?
110 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/02 03:00
御大の「火星の大統領カーター」の文庫版あとがきに、「あの悲しい出来事」みたいな形でふれられていなかったけ。
このスレッドを読むまで、彼女自身の関与はあまり考えたことがなかった。甘かったな。
111 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/04 23:59
>>64 いや、つぶされてはいないよ。
会社も退職したようだし、作家としてはむしろこれからじゃないか。
そう考えると、SFバブルの80年代便利使いされなくてよかったかも。
何より、あの凄惨な「宇宙法廷」を体験したことがプラスに作用さえすれば、
これは単なる知的遊戯っつうか、思考実験にとどまらない、
一皮も二皮も向けて、とてつもない「ハードSF」が誕生するんではないかな。
そう期待しようよ。
……ところで、I岡元編集長って今何やってんの?
ま、どうでもいいか、そんなこと。
112 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/06 05:48
そだそだ、このまま会社リタイア後の悠々自適人生なんかに入ったら承知しないぞ
みんなで「堀晃待望論」を盛り上げるべし!
113 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/07 06:45
ハルキ文庫から新刊出て欲しいよ。
114 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/07 12:28
そのためにファンとして、本屋でハルキ文庫の『地球環』を見かけるたびに買おう。
買ったダブリ本は図書館に寄贈するなり周囲に布教するなりで有効活用。
115 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/09 23:38
近くの古本屋のワゴン・セールで
マッド・サイエンティスト入門100円でゲット!
>>114 周囲に配っちゃいかんよ。
朗読して聞かせるのだ。講釈師の真似でもよし。
読みたきゃ、買いなさいと誘導、これが正しい。
朗読の才能が無きゃ逆効果だけど。
117 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/12 00:56
>>116 今にして思うと、上の方で話題になってた『ラジオSFコーナー』って良質な
番組だったのかもね。俺もあの番組で目覚めて見かける度に本を買うように
なった。
ちなみに堀さんの作品って、「太陽風交点」と「梅田地下オデッセイ」、
「密の底」以外に『ラジオSFコーナー』で放送されてますか? 自分で
覚えているのは上の3作品だけなのだが、他にもあったのなら教えて
欲しいです。
堀さん、ブランクあるからなあ。
純文学だったら、老いて芳醇、ってのもあろうけど。
第一回大賞もらって、順風満帆ならホンマいまごろ大ハード(作家)
やっぱ、「自分んとこで重視しなかった作家」
が他社によって売り出されるのがイヤで、
ツブしにかかったんだろうなあ。なんでそんな真似を。
他社が売り出してくれて大物になれば、むかしの「恩」で
引っこ抜くとかやりゃいいのに。
119 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/05 23:53
「梅田地下オデッセイ2002」催促age
120 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/13 01:22
堀さん、ときどきエッセイやライナーノーツなどは書いているらしいけど・・・。
小説を書いてほしいな・・・。
作家にも「旬」ってのがあるのよ。
大体本格デビューして五年から十年ぐらいが「旬」
それからさらに十年ぐらいが「アブラ乗り切り」かなあ。
もっと早くヘタって「余韻」で書いている人って多いけど。
そのあいだブランクあると、しんどいなあ。
122 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/13 07:36
中央図書館漁れるなら、オムリスで検索かけてみなよ。結構所蔵されているよ。エネルギー救出作戦は文庫判では収録されてない作品もあるし、ジュナーブル(題名忘れた)もある。あと、「空飛ぶ冷し中華」もわすれずに。
>>122 教えてくれるのはありがたいけど、その中央図書館というのはどの市町村の図書館のことを言ってるのですか?
梅田地下街中央図書館
と重割
>>123,すまん、大阪在住者のレスが多かったので油断してた。西長堀の大阪市中央図書館だよ。オムリスによる検索は区の図書館でも出来るよ。中央図書館で19年前に3回 SFについて講演回していた。未だに谷甲州さんのファングループの宴会には参加されていうのかな?
126 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/14 12:01
あ、そこ私も行ったことがある。石原藤夫と堀晃の二人の作品がマイナーなのまで
全部揃っていて、『梅田地下』は二冊もあったな。ひょっとして堀晃自身の寄贈?
ちなみに私は日常的には大阪府立中央図書館を利用しているけど、二人の著作を
ちょくちょく寄贈しているので利用してくれ。
127 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/14 12:10
あっこ、けっこういろいろ所蔵されている。早川文庫になってない銀河辺境とか・・・ただ、近年 不埒な奴らが多くて。
128 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/14 21:27
やっぱり、あの訴訟騒ぎで、彼の中の何かがぷっつりと切れ、損なわれてしまったのかも知れないね。
それを自覚しているから小説を書かないのかも知れない。以前のように書くことはもうできないから。
だからこそ、そのI岡やH川書房に対して今だに激しい怒りを感じているのではないかなあ。
129 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/14 22:52
>>128 俺は当時その訴訟騒ぎを知らなくて、なんで急にSFアドベンチャーにしか
書かなくなったんだろう?位にしか思わなかったのだけど、SFMからSFAに
移った頃の作品がそんなに落ちたとは思わないな。
上でも出てた「オートマトン・ベイビー」とか、タイトル失念したけれど
砂(?)で埋め尽くされた惑星上の「前線」が通過する際に現れた海賊船に
襲われた船の残骸の話とか、当時読んだ限りでは特に力の衰え等を感じるコトは
無かった。単純に堀さん自身に書く意欲が湧いた時に発表できる媒体が無かった
だけの話ではないのかなぁ。(個人的には今、自由に発表の場を確保できるから
こそ氏独特のイメージを提示して欲しいという希望はあるのだけれど)
131 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/15 01:15
>>129 だから、書けば書けるんだけど、書こうという意欲の源が損なわれてしまったんじゃないか、ということ。意志の力、とでもいうか。
けっこうこれって書き続けるためには重要なんだよね。
サラリーマン、しかも中間管理職やりつつ作家やるつぅの
相当体力要る。そのうえ裁判じゃあ、創作するパワー失われるでしょう。
H社もそこが「狙い」だったから、しめしめってトコだろうね。
133 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/09/11 00:35
「バビロニア・ウェーブ」古本屋で入手。背割れ、破れ、書き込み(赤のサインペン)
とまあひどい状態だった。読むぶんには問題なし。
134 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/09/11 10:04
もしかすると見逃している人も多いかもしれない「異形コレクション」収録の堀晃作品。
「ハリー博士の自動輪」 (A04『悪魔の発明』)
「地球食」 (A08『月の物語』)
「時間虫」 (A15『宇宙生物ゾーン』)
「背赤後家蜘蛛の夜」 (B02『ロボットの夜』)
135 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/09/11 10:38
掘晃は作品数に比べたら、評価されてる方だと思うな。
山田正紀でさえ、ミステリでやっと評価されたという状態なんだから。
川又千秋なんて。。。
掘晃にこれ以上の評価が欲しいなら、トリニティかサイボーグシリーズを何か他のメディアにくっつけろ。
136 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/09/15 22:43
御大って誰?
太ってる人の事?
137 :
女子中高生とHな出会い:02/09/15 22:46
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この広報誌に今でも発表しているのかな。
139 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/01 05:48
新刊期待age
堀さん、今回の騒動をどう見てるんだろうなあ。
騒動って?
申し訳ないです。
俺が馬鹿でした。もう消えます。皆さん本当にすみません。
俺も御大って誰か知りたい。
栗本薫なんて御大じゃないだろうし…。
2chとかでは「温帯」と書く方が一般的かも。
決して温帯は堀さんに悪意を持っていたわけじゃない。
でも結果として温帯の存在が「堀つぶし」にかなり大きな力となったわけか。
堀さんも温帯も企業の犠牲者かな。
147 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/16 00:15
梅田地下オデッセイ。ラジオSFコーナーの録音テープ発見記念アゲっ!!
(でも後半のみ・・・いいんだ、最後のチカコンとの対話はキチンと聴けるし)
やっぱいいよ。ホントNHKって昔のソースCD/DVD化するだけで儲かると思うん
だけどなぁ〜〜。
温帯が通用するのは、2ch栗本スレ、グインスレのみ。
>>145-146 SF業界で御大と呼ばれる習慣はないが、しいていえば
連想されるのは小松左京ぐらいか。長老といえば今日泊亜蘭か。
といった感じだから、栗本グインスレ以外で御大・温帯使うのやめれ。
つーか、わからん。
149 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/16 16:36
「梅田地下オデッセイ2002」は
「梅田地下オデッセイ2003」に
なってしまうのだろうか?
大阪で朝日主催の「ロボットと上手につきあう法」と
言うパネルディスカッションに出られるそうです。
詳しくは朝日新聞社まで。
151 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/21 04:33
age
堀さん、本業の会社辞めてたんだな。小説書きに専念するのかな?
「柔らかい闇」が最後?
(^^)
>>154
VHにもいらっしゃいましたね
あげ
年末お会いした。お元気そうでした。
辞めたつうより、役職定年で退社でしょう。
157 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/01/13 21:27
>>156 「梅田地下オデッセイ200?」執筆の進捗状況とかは
話しておられましたか?
まあお年もあるんでしょうが、ちょっと元気なかった。
民博館長主催の花見、今年最後なのでおこしになると思う。
お会いしたら聞いておきます。
159 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/01/17 17:50
この間、大阪駅で見かけました。
堀さんの勤務先って紡績メーカーだったような記憶があるんだけど、
中央アジアに輸出するタイムマシンって正体は何なんだろう。
(^^)
敷島紡績、シキボウの管理職でした。
しかし、○○○事件さえなけりゃ、本邦ハードの旗手だったのに。
保守
164 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/18 20:49
SFイズムとかいう雑誌を図書館で読んでたら、堀晃とハヤカワとの騒動の記事があって、
ハヤカワ文庫版『太陽風交点』が三万部刷られたままハヤカワの倉庫に眠っていると
書いてあった。著者校正を経ないまま誤植の多い欠陥版だそうだが、今手に入るんだろうか?
166 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/04 00:18
>>165 全部断裁処分されたはずです。
早川の社員がこっそり何冊か持ち出しているのではないか、という説も根強く流れたけど、結局それもなかったみたい。
少なくとも古書市場には出たことはないです。
わたし、早川文庫版見ただ。
むかしむかし、ファンの子が無謀にもその文庫にサインねだって、
堀さん「ああ、これですか」
とニガ笑いしつつサインしてただ。
エエ人や、ほんま。
(^^)
保守
170 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/04 01:10
新作は書いておらんのか?
新作も旧作もなにも売っていない・・・・
172 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/05 12:00
地球環は大きな本屋なら売ってるぞ。
173 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/10 19:26
日本ハードSFの旗手となるべき人でした。
それを「潰す」ことに多大な貢献をした某先生は
様々な非難を浴びつつ、我が世の春を謳歌してらっしゃいます。
世の中なんて、そんなモノです。
174 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/10 20:50
>>170 既出だが、「異形コレクション」には堀晃作品が四作収録されている。
「ハリー博士の自動輪」 (A04『悪魔の発明』)
「地球食」 (A08『月の物語』)
「時間虫」 (A15『宇宙生物ゾーン』)
「背赤後家蜘蛛の夜」 (B02『ロボットの夜』)
(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
維持上げします
178 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/18 20:22
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
181 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/01 23:41
住んでいるアパートでの雑用係の当番が終わったらしいので、そろそろ新作を書いてほしい…
>>181 禿胴。タイムマシン作りもお忙しそうだけどな(w
183 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/05 11:13
アパートの標識にヘンなシールが張ってあった事件。
これをハードSF的に解釈するとどうなるか?
184 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/05 12:30
185 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/05 15:40
夢で見た
ブクオフ100円棚に「梅地下」が10冊くらいならんでる夢
ほんとかよと目をごしごしこすり、もう一度確認して手に取ろうとしたところで目が覚めた。
夢精並みにかなしかった
現実に、一冊並んでた。しかも100円。
即座に救出した。大事なコレクションになっている。
187 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/06 21:05
俺は二冊持ってるぞ。一冊は古本屋のワゴンセールで、もう一冊はブクオフの百均で。
ちなみに堀晃本人は現在、四冊確保したらしい。(ファンから二冊寄贈を受けた?)
188 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/08 18:03
くれ
一冊くれ
189 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/08 20:16
>>188 内容は、『地球環』とか『遺跡の声』などにバラけて再録されてるから、
これでしか読めないのは石原藤夫の解説だけだよ。
まあハードSFファンなら必読の極上解説だが。
190 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/08 22:50
>>189 そうだな。久々に引っ張り出して見たんだが、日焼けが凄くて本の周囲から
茶色に変色し始めてた(悲すぃ・・・
小説自体も凄いんだが、『宇宙SFのイメージ・デザイナー 解説的「堀 晃」論』
も凄いと思う。このスレの前の方でも書いたけど、ブルーバックスのような感じ。
これも絶版だが、銀河旅行シリーズを出していた頃の石原先生の筆(敢えてワープロでは
無く)が冴えていていいんだよなぁ・・・。銀河旅行共々復刊を望むよ・・・梅地下。
別にハヤカワである必要性はどこにもない。
191 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/14 20:38
梅地下は既に内容がほとんどシリーズ別に再刊されているので、石原藤夫氏の
雑文集として出る、という方が現実性が高い。
靖国神社とかの本よりこちらを出して欲しいよなあ。
もっともそのシリーズ別のもすっかり入手難さw
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
194 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/15 21:34
>>192 かろうじて『地球環』は現役だがあまり見かけない。
『遺跡の声』は絶版。
うーん・・・
196 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/16 00:42
『遺跡の声』、もう絶版なの?早いな。
ちなみに漏れは堀さんの直筆サイン入りで持ってる。
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
198 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/02 15:02
199 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/28 13:38
>>187 私が1冊提供しました。
ただではなく、買い取りでした。
200 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/28 15:28
201 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/28 20:28
>>198 ほー感心だねえ。ちなみにいくらだった?
202 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/28 20:29
203 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/01 18:59
アタイこそが 203高地げとー
>>201 たしか1000円でした。
私が古本屋で買った値段で買い取ってくれました。
205 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/05 21:25
しかしハードSF唯一と言っていい後継者だったのに。
H社戦略の尖兵I氏と、その「第五列」温帯のペア。
その作戦は見事に成功、ハードの芽はたたきつぶされた。
と見るべきか、もともと作家としての素質に問題あったのか。
206 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/05 22:08
太陽風交点、古本屋で50円でGETして久々に読んだけど、やっぱいいね〜
堀氏も、いい加減裁判のことは吹っ切って新作書いてくれると嬉しいんだけど。。
>>205 例の事件はH社の戦略ではなくI氏の独断専行だったという説もあり。
その件と例の再婚関係で、H社にはかなり居づらかったという話が
某温帯ヲチスレで出ていた。
その割には某誌の編集長を一番長く続けた人物ではあるがのう。
というわけで、真偽のほどはさだかならず、スマソ
>>206 執筆中という噂は出ているんだけどな。
漏れも新作を激しく期待する1人でつ。
司馬夫人だったかな、
作家の旬は40代だとか何とか。
もう息切れしてるんじゃないかなあ。
I氏独断と言うより、裁判に関してはHぐるみと思う。
なんせ会社が訴えてきたわけだが。
にしても気の毒な。
他社で芽がでないよう、キッチリ殺しておいたってことか。
残酷な。
当時のヤジ馬的印象だと、I編集長もハヤカワの経営陣に翻弄された被害者のように見えてたんだけど、
現在の堀さんはウェブ日記等を読む限りではハヤカワよりむしろI氏個人を憎んでるように見えるね。
端から見ているだけでは解らない事もいろいろあるんだろうけど。
210 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/11 13:14
どちらにしても、貴重な才能を持った作家がいちばん大事な時期を棒に振ってしまったという事実には変わりがない。
ほんとうに惜しい。これからでも長篇を書いてくれないものか。
異形コレとかに少し書いてるけど、長編も・・・
中間管理職として仕事が大変、その上裁判かかえて。
創作なんか出来ないさ。
仕事なら去年だったか今年だったか、めでたく早期退職されたはず。
そう切って捨てるもんでもないぞよ。
出版社を見つけるのが大変じゃないかね?
早川はわだかまりが残ってそうだし、長編のつては徳間くらいでは。(関係者残ってれば)
短編はいろいろ書ける所ありそうだが。
ハルキ文庫とか時々SF出すから良いんじゃないかな。
216 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/16 11:28
>>214 単行本ならやっぱり徳間がいちばんあり得るかなあ。
山下洋輔の担当だった人もまだ残ってるし。
でも一時期に比べるとSFの出版はガタ減りしてるね。ま、徳間に限らないけど。
「これからはSFがくる!」と力強く断言したのは、かのハルキ社長だよ。
もっとも、その大予言はまだ当たってないようだがね(苦藁)。
徳間だって日本SF大賞の幹事社で、雑誌「SFジャパン」と徳間デュアル文庫を
出しているんだから、これはもうSFが社業の一部といっていいだろう。
このどちらにも堀さんは書かれているから、作品さえ完成すれば
出版の目途はすぐに立つよ、きっと。あとは作品の完成を待つばかり。
堀さん、われわれはいつまでもお待ちしています。
しかし「一般受け」する作家かどうか。
ハードの旗手であることは間違いない。
SF的に見て、堀さんに遥かにおとる「手の汚い」某先生、
多分「創作者」としては下等だけど、「売れてナンボ」
のプロ作家としては一流。
結果的によってたかって「SF界では有望株」である堀さんの芽を
潰しかけた。
I家の家族も不幸にしているしな。
そして他人をふみにじり、不幸にした奴ほど、幸福な人生をまっとうするのも、
世間の事実。
なんか鬱だ。
堀さん、マイナーでもいいから活動つづけ、
後世SF史に名をのこしていただきたい。
あのさ、温帯がI編集長をけしかけて堀さんを潰した、というのは裏付けのある話なの?
つーか、ハヤカワvs堀でハヤカワサイドに味方した作家って本当にいるのか?
>>218は複数名いるような書きぶりだけど。
温帯がI氏をけしかけたってこたあない。
Tに堀さんとられそうになったH社が、まあスゴンで見せた。
堀さんに「育てた恩を忘れたか」と言い寄り、
Tには「わしらの耕した畑をあらすな」
その尖兵がI氏であり、つうか責任問題だった。
そしてまあ利用されたのが温帯。
当時、クラブ内にはHに依存していた作家、翻訳権をがっちり握られている
翻訳家などもいたけど、そろそろH社の支配から脱していた人たちもいた。
で、後者を主体に、H社への鬱憤が噴出。
H社は作家たちが当然自分の味方になるだろうと強気だったけど、
中堅作家中心に堀さん擁護が多くて面食らった。
こんなトコだと思う。
Hに見方すらしかなかった人、けっこういるよ。
221 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/18 15:24
H社が実はもともとSFやミステリをまったく大事にしていなかった、というのは有名な話。
元来は相撲とかを扱った本を出していたらしい。これは当時の社長の趣味。
だから、実質的にSFとミステリで有名になったにもかかわらず、社長はそれらをずっと馬鹿にしていたとか。
そういう背景も関係あるんじゃないかと。
追加。
そのへんに激しく抵抗し、SFの地位を向上させようと頑張ったのが、福島正実さんだったのではないかと。
筒井康隆もある時期からきっぱりとH社と縁を切ったし。
あのへんのベテラン勢でまだ残っている人っていないんじゃない?
>>220 >Hに見方すらしかなかった人、けっこういるよ。
「味方するしかなかった人」
「味方すらしなかった人」
どっち? 揚げ足とってスマソだけど、意味が正反対になっちゃうので。
>>222 >あのへんのベテラン勢でまだ残っている人っていないんじゃない?
というか、『太陽風交点』事件が起きるかなり以前の段階で、
いわゆる第1・第2世代のSF作家たちは、角川に軸足を写すなどで
すでにほとんどハヤカワから離れてたはず。
あの頃でもまだSFMを作家活動の中心にしてたのって、
一般小説誌の編集には理解できない石原博士とか
創作は完全に道楽だった野田大元帥とかくらいじゃなかったか。
言葉たらずスマソ。
若手は「マガジン」にしか載せてもらえない。
翻訳家は「翻訳権独占」しているHに逆らえない。
だから内心堀さん応援していても、H社の言いなりになるしかない。
石原博士……そう言えば「怪文書」なんてありましたな。
225 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/19 12:31
ちょうど徳間が『SFアドベンチャー』創刊して、それまで一人勝ちだったHをおびやかすようになっていた頃になるのか?
>>224 怪文書って何?初めて聞いた。
当時はSF好きだけど、周辺事情に興味なかったもんで…
227 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/09/20 12:30
<221
早川書房はもともと先代社長が、SFやミステリよりも演劇関係の出版がやりたくて
起こした会社というのを小林信彦氏のコラムで読んだことがあります。
いまは翻訳ビジネス&ヒーリングにシフトしつつあるようですが…。
>>227 ハヤカワの経営陣的には、今でも『悲劇喜劇』がフラグシップ・マガジンなんでしょうかね。
実際には、『悲劇喜劇』『ミステリ・マガジン』『S-F マガジン』それぞれの
現在の発行部数はどうなってるんだろうか。
しかたないとはいえすっかりハヤカワの暗黒面を晒すスレに・・・
230 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/20 20:58
227
起こした→興した
翻訳ビジネス&ヒーリング→ビジネス&ヒーリング関係の翻訳
でした。失礼。
正直言ってビジネスにもヒーリングにも何の興味も持たない者としては
はやく“本業”に戻って欲しいと切に願っているのですが。
(「このミス」のベストなんて最近は創元と文春の独断場だし…。)
起業って言うくらいだから起こしたでも間違いではないのでは
232 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/21 03:26
「悲劇喜劇」なんてぜんぜん売れてないだろ。つか置いてる店なんていくつあるんだか。
まあ「本業」じゃないにせよ、プロなんだからきちんとやれよ、という感じですが。
福島さんとか森さんみたいに
是が非でもSF育てたいって人がH社からいなくなったなあ。
I氏はSF系だけど、「K氏みたいにやりまくりたい」
から編集長なった人だし。動機が不純だ。
しかし出版社としては、「売れ筋」に特化するのが正しい。
結果として、作家の大半を失ったにせよ、温帯一人抱え込めれば、ペイする。
そのことで出版界で、H関係者がどう見られるかは、別問題。
234 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/23 13:00
アタイこそが 234げとー
此の人の小説以外の文章大好きだった。小説は難しくてわからん。本気です。
この人の「芸」好きでした。
「喘息でもだえ苦しむ○野さん」とか
238 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/10/21 22:57
一時期かんべむさしとコンビ組んで裏芸やってたねえ。
ちくまの米朝コレ2巻の解説、必読だぜい
保守してみる
保守
この人の短篇と、光瀬龍の年代記ものが好きだったな。
あとから読み返したら結構プロットが露骨だったりするけど
SFはこうでなくちゃという気もする。
今だったらこういうのはアニメ化したりすると受けるのかな?
242 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/12/20 12:35
なんとなくあげてみます
手に入らない本おおすぎでこまるよね
バビロニアウェーブ長編版読みたい
高くて単行本が買えなかったんだ
245 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/12/23 02:50
バビロニアの単行本は、おれは古本屋で見つけて買ったな。
ブクオフで見かけたこともある。
あと、時たまヤフオクで出ているときもある。
入手困難というほどではないと思うぞ。がんがれ。
246 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/12/23 11:50
>>243 EasySeekの探し物に登録するのも一つの手。
247 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/01/13 17:00
やっぱ、この人の「SF」を読みたいわけですよ。
よって上げ
248 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/01/17 13:34
この人名前を見るといじけてくる
探しても探しても手に入らない本のなんと多いことか
戦前の作家並だよ・・・
250 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/01/17 23:16
>>249 気持ちは良く判るが・・・地道に探して行きなよ。
持ってる奴はなかなか手放さないのかも知れないけど、可能性が無い訳じゃぁ無い。
見つかった時の感動はデカぃよ。
1.梅田地下オデッセイ:早川文庫
2.太陽風交点:徳間文庫(早川版もあるけど入手は事実上不可能)
3.恐怖省:講談社文庫
4.SF街道二人旅:徳間文庫
5.エネルギー救出作戦:新潮文庫
6.マッドサイエンス入門:新潮文庫
7.遺跡の声:アスペクト(アスキー)
8.漂流物体X:双葉社
9.バビロニア・ウェーブ:徳間
10.地球環:ハルキ文庫
俺が持っているのはこれ位(他にもあったら訂正PLS)
確かに流通量は少ないけど、探し求める対象も少ないから探し続けてさえいれば
いつかは見つかると思う。
(読むだけなら図書館で借りるのが良いと思う)
でも新刊が読みたい・・・夏の逃亡者とかオートマトン・ベイビーとか、文庫化
されていない話も結構あるのだから、どこかの出版社で発売キボン・・・
251 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/01/18 21:27
国会図書館の蔵書検索から抽出した堀晃作品。(アンソロジーは除く)
遺跡の声 / 堀晃. -- アスキー, 1996.12. -- (Aspect novels ; 2)
梅田地下オデッセイ / 堀晃. -- 早川書房, 1981.2. -- (ハヤカワ文庫)
SF街道二人旅 / 堀晃,かんべむさし. -- 徳間書店, 1981.8
SF街道二人旅 / 堀晃,かんべむさし. -- 徳間書店, 1986.3. -- (徳間文庫)
エネルギー救出作戦 / 堀晃. -- 作品社, 1980.12
エネルギー救出作戦 / 堀晃. -- 新潮社, 1985.10. -- (新潮文庫)
恐怖省 / 堀晃. -- 集英社, 1982.6. -- (集英社文庫)
時空いちびり百景 / かんべむさし,堀晃. -- 毎日新聞社, 1989.6
太陽風交点 / 堀晃. -- 早川書房, 1979.10
太陽風交点 / 堀晃. -- 徳間書店, 1981.3. -- (徳間文庫)
地球環 / 堀晃. -- 角川春樹事務所, 2000.10. -- (ハルキ文庫)
地球は青い宝石 / 堀晃[他]. -- ペップ出版, 1991.4. -- (ペップ21世紀ライブラリー ; 9)
バビロニア・ウェーブ / 堀晃. -- 徳間書店, 1988.11
漂着物体X / 堀晃. -- 双葉社, 1987.8. -- (Futaba novels)
漂着物体X / 堀晃. -- 双葉社, 1989.9. -- (双葉文庫)
マッド・サイエンス入門 / 堀晃. -- 新潮社, 1986.10. -- (新潮文庫)
俺はジュヴナイルの『地球は青い宝石』以外は持ってるというところまで集めたが、
ここまでそろえるのにかかったのは数年ぐらいだったな。
気長にブックオフでもチェックしていれば、いずれ揃うと思う。
ちなみに大阪の梅田古書倶楽部には堀晃の文庫が数冊あった。
252 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/01/25 21:55
ホームページ見ると彼の最新の文章を読むことが出来るには出来る
253 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/29 10:12
数日前の朝日新聞朝刊で堀晃の投稿が載ったぞ。読んだ人いる?
最近になってSFにハマった者です。
昨日「地球環」読了しました。スゲー面白かった。
しかし探した探した(ちなみに東京です)。
ガムバって他のヤツも入手したいと思います。
土日の朝刊にざっと目を通しwww.asahi.comでサイト内検索したが、見つからず
>>254 恐怖省、太陽風交点は比較的入手が楽
梅地下は入手困難度が半端じゃないよ
漏れは20年近く探して昨年やっと手に入れた
出版直後に買っといて良かった…。
>256
うう、20年……
まぁ、マイナーな昔のインディーズCDとか
気長に探して結構揃ったという経験があるから、
悲観せずに探します。
とりあえずはブクオフ巡りかな。
梅チカって3万部出版だったんだね。
これってハードSFものとしては多いのか少ないのか。
(個人的にはもっと刷って欲しかったのだけど・・・)
売れなかったのに刷って何になるというのか・・・
261 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/09 22:03
俺は梅田地下3冊持ってるぞ。
一冊は天牛堺書店の150円ワゴンセールで、一冊はブックオフの百均で、
最後の一冊は神保町の某SF系古書店で1400円で。
262 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/28 18:47
>262
やっと更新する気になったんだね
さてさて落として見るか
>>261 富の偏在を感じる……全然入手できないよヽ(`Д´)ノウワアアン
あの事件はやはり温帯スレで有名な「昼行灯氏」
がひきおこしたのね。
266 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/12 00:57:31
「梅地下」読みたいなあ・・・・・
267 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/12 02:04:50
>>266 作者本人のページで読めるよ。
表題作のみだけど。
なんかここ数年、年賀状が非常にシュールに。
かならず謎の汚いオッサン写ってるし。
わざわざ合成するなんて、近所の浮浪者のおっちゃんに
だいぶ親近感を感じていらっしゃるようですね
270 :
探してるくち:05/01/02 16:45:55
「空飛ぶ冷やし中華」も忘れずに
271 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/01/03 14:48:35
・・・で,「梅田地下オデッセイ200?」は,もうあきらめたほうがいいのか?
273 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/02/07 22:46:50
こんなスレがあったんですね。嬉しくなりました。
しかし、梅田地下オデッセイって今やレア・ブックですか。
あの本が出版されたとき近所の本屋で見かけて
買おうと思ったんですが、その時何故か「また今度」と思って買わなかったんですよ。
次に行ったらもうなくなってて・・・結局あれがあの本に遭遇した唯一の機会・・・
結局それ以後一度も見たことありません・・・
274 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/03/13 19:02:11
275 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/03/15 15:54:21
久しぶりに「マッド・サイエンス入門」を再読
「鏡面問題」とかB・HについてNewton2月号にも載ってたけど
未だにマッドな視点は色褪せないなあ
あれから随分経つけど
「鏡面問題」を主題にした作品を執筆したのかなぁ?
もっと年輪を感じさせる文章を書くのかと思ってたけど、日記だと意外に若い人みたいな文章書くんだね。小説から感じるイメージとは大違いだ。
278 :
気絶怪絶・・:2005/05/15(日) 02:27:45
たまには上げてみる。
野口さんのシャトル打ち上げが遅れているけど、これが打ちあげられると
本当の「うーちゅーめん」が実現するんだよね。(さすがに蘭花ちゃんの
密航は無いだろうけど)
20年前はアホ話だったのに、まさか本当に無重力環境でラーメン食いたい
という欲求が実現可能になる日が来るとは・・・
279 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/15(日) 15:10:12
無重力空間で酒を飲むと胃袋の中で水玉となった酒が浮遊して、胃壁のあらゆる面から
吸収されるため、酔いが回るのが早い、と『バビロニア・ウェーブ』で読んだような。
本当だろうか? 野口さんにぜひ実験していただきたい。
>>279 無重力状態でも「胃袋の中で水玉となった酒が浮遊して」状態にはならない
のだけど。重力下でもはっきり分かるほどの表面張力が、無重力状態で最大
限に発揮されて、胃袋に張り付くように広がるってのが正しい。
胃袋に酒が張り付くから、酔いが回るのが早くなるかもしれないけど。
281 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/04(土) 13:39:39
先月会社のそばの古本屋で「梅地下」と「恐怖省」が並んでた。
ともに¥150だった。うれしくてクラクラした。
貴方はもう一生分の幸運を使い果たしたかも?
283 :
珍満腹 ◆LpB0apFrxs :2005/06/05(日) 03:14:23
梅地下ってますますレア本化してるのね・・・。
おれはいちおう帯付きで持ってますが。10年近く前に古本屋で買いました。
俺のはカバーがない
ウメチカ
「ハードSFの次代旗手」として売り出すつもりもない誰かさんが、
売り出そうとした某社を妨害したんだってな。
自分のあまり評価しなかった堀さんが、SF界で喝采されることを
潰そうとして横槍いれた。
なんて卑劣な。
やっと堀さんの怒りが理解できた。
286 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/17(金) 14:40:16
なんか最近、ブログが荒れてる。
ファンを止めようとも思ってる。
>>286 web上ではまた別物だからねえ……。
好きな作家の公式サイトは幻滅が怖くて見てない。
288 :
名無しは:2005/06/17(金) 22:56:40
>>287 ブログで悪く書かれた人間を良く知っているが、
「悪意のない私信」をメールで配信したつもりだったのに、
勝手に公開されたと落ち込んでいた……。
それがもとで自殺未遂したが、発見が早く家族や友人たちが神経科に送り込んで事なきは得たが、
ブログを見た家族、友人、医師やカウンセラーは堀氏の態度には激怒していたそうだ。
堀氏も御多忙だとは思うが、あまりにも余裕がないというか……
いや、もう終わった作家なのだろう。
289 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/17(金) 22:57:56
>>287 ブログで悪く書かれた人間を良く知っているが、
「悪意のない私信」をメールで配信したつもりだったのに、
勝手に公開されたと落ち込んでいた……。
それがもとで自殺未遂したが、発見が早く家族や友人たちが神経科に送り込んで事なきは得たが、
ブログを見た家族、友人、医師やカウンセラーは堀氏の態度には激怒していたそうだ。
末期的な鬱病患者に言うべきことじゃないらしい。
堀氏も御多忙だとは思うが、あまりにも余裕がないというか……
いや、もう終わった作家なのだろうな。
291 :
287:2005/06/25(土) 21:39:08
>>290 いや、だから俺は見てないんだって。
そーゆーの興味ないんだよ。
294 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/20(火) 21:29:04
太陽風交点を知らず、読んだこともないやつらが多い現在
結局負けたのは掘の方なんじゃなかろうか?
負けたつうより、まんまと潰された。
某昼行灯とその奥方に。
勝ち負けで語ることでは無いと思うんだが・・・
あと20年位経ってから振り返った時、KさんはまだしもIさんは誰の記憶にも
残ってないんだろうな・・・。
297 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/23(日) 22:19:40
298 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/25(火) 20:08:22
堀晃は、耄碌した小松左京に代わって、虚無回廊の続編を書いてほしい。
なんか寝たきりの老人を介護する側も年寄りみたいな……
堀自身も……
SF作家は年取らないと思っていたあの頃。
・・・で,「梅田地下オデッセイ200?」は
いったいどうなっているのか・・・?
>>301 徳間デュアル文庫創刊時に「梅田地下オデッセイ2001が出る」という話があってそれっきりだね。
流れたのだろうか……
デュアル文庫自体を書店で見かけないものなあ
304 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/10(土) 04:36:48
小学館文庫で復刊された「日本沈没」の解説が,堀晃だった。
「2006年夏公開の映画化原作」という帯付き。
>>304 THX!
書店に並んでるのとりあえず買ってきた。
よく考えたら「日本沈没」って読むの初めてだわ・・・
(継ぐのは誰か、とか復活の日、は死ぬほど読んでたのに・・・)
306 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/17(火) 20:51:10
なんで毎年年賀状に
謎のルンペンの写真が……
307 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/21(土) 07:34:01
それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
小説現代ショートショート・コンテスト優秀賞受賞 阿部敦良
308 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/21(土) 21:30:43
俺も年賀状の、あの、
「猿岩石みたいな人」
が気になっていた。
「友」って書いてあるから、一緒に会社を立ち上げた人か。
ところで、
「作家からの年賀状」
は、SFマガジン・リーダース・ストーリー掲載レベルまで含めて、どんな人から貰った事ある?
辻原登(芥川賞)
藤野千夜(芥川賞)
星新一(直木賞候補)
堀晃(日本SF大賞)
宮脇俊三(直木賞候補)
無視してもいい筈なのに、ありがたいものだね。
309 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/06(月) 18:34:29
あげ
310 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/10(水) 19:32:41
ほしゅ
まめに更新してるね、ブログ
他人の日記なんて読んでも面白くないが
ブログって99%、その人の日記じゃ無いのかなぁ。
興味がある人が見に行くのは自然なことで・・・
>>311は興味ないみたいだけど。
俺は堀晃作品を集めて古い雑誌にまで手を出しているファンなのだが、
ブログは正直言ってあまり興味わかないな…
SFがらみの話題がほとんどなくて、ジャズとか酒とか交友関係。
太陽風交点裁判のこともっと書いてくれよ。
久しぶりにマッドサイエンス入門読みたくなってきたよ
リア厨だったもんでディッチ・サンライズの正体に気付くまで数年かかったなぁ
>>314 石川喬司の本で、それ本気にしてたっぽい言及がある。(『IFの世界』)
『IFの世界』で、SFネタを紹介する時に「堀晃のマッド・サイエンス入門によれば、
海外SFにこんなアイデアがあるそうだ」というように書いてたのだよ。
まあ敢えて乗せられたという可能性もあるが。
318 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/01(日) 14:25:34
この人以外に、ハード書いてる人っている? 現役で。
野尻抱介、林譲司
↑に加えて山本弘、笹本祐一、小川一水あたりか。
ライトノベル系が多いな。
日本ハードSFの鬼とも言うべき石原藤夫は、最近は邪馬台国の研究書やら通信技術史やら
靖国神社本やらを出してる。
国産SFの年間ベスト5を挙げるのも困難だった一時期と較べたら、
日本のSFはかなり巻き返してきてると思う。堀氏はJコレをどう思ってんだろうねえ。
どう思ってるんだろうね・・・。
俺は最近のSFものって基本プロットの一部だけハードで、後はアニメの原作のような話が多いのが・・・。
改めて読み直してみると、アクション・シーンが少ないんだよな・・・堀氏のストーリー。
一番派手な話でも「恐怖省」位で、戦うシーンってのが本当に少ない。(梅地下、ラーゴ猫、冷し中華な熱死位)
俺はミステリ風なストーリーが多いところが好きだけど。最近は派手じゃないとダメなのかな。
推理小説と同じで、謎解きとか問題解決のプロセスが緻密だから
その分、ラストで じゎっ と来るよね
地味といえばそれまでだけど
325 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/16(土) 13:17:32
「バビロニア・ウェーブ」復刊ktkr
東京創元社2月近刊予定らしい。
1.近刊案内(2007年2月刊行予定分)
【創元SF文庫】
◇『銀河英雄伝説1 黎明篇』 田中芳樹著
日本SF史にその名を刻む壮大な宇宙叙事詩、隔月刊行開始!
◇『バビロニア・ウェーブ』 堀晃著
銀河面を垂直に貫く巨大なレーザー光束の謎。星雲賞受賞ハードSF。
ああ・・・今になって未読の堀作品読めるだなんて・・・!
来ましたねぇ。
徳間D文庫のウメチカ2001の二の舞にならないことを祈るのみ
ハードカバー版持ってるけど買お
うぉ久々に来たら!
「バビロニア・ウェーブ」が出るのか! 徳間のハードカバーも、SFAの連載号も
SFMの中編も集めたけど、新刊はやっぱり嬉しい・・・GJ>創元。
バイドパイパーとか良い作品引っ張り出してくるなぁ。期待度↑で待ってるぜ。
バイドパイパーってそんなR-TYPEみたいな
331 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/08(月) 01:05:01
333 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/21(日) 09:35:25
【宇宙塵月例会】
日時:1月28日(日)13時頃
場所:東京・自由が丘
備考:SS作家大集合
SFマガジン「パイロット・ショートショート」選外佳作
「ショート・ショート劇場」双葉文庫
星新一・編「ショートショートの広場」講談社文庫
「パスカルへの道 パスカル短篇文学新人賞」中公文庫
「犯人当てミステリー」二見文庫
「ホシ計画」廣済堂文庫
推理作家協会・編「57人の見知らぬ乗客」講談社文庫
−−への寄稿者が一同に会するなんて、多分、ここだけ。
すっかり慣れっ子だけど、改めて見ると凄いメンバーです。
>>334 なに、加筆修正部分があるとな。ハードカバー持っているけど
買わなきゃダメかな。
申し訳有りませんが、このスレ住人の方々ならご存知かと思い,お訪ねしたく・・・
「この作品のタイトルが知りたい!Part3」にて投稿しました。
714 :名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/02/06(火) 18:50:07
約30年ほど前,たぶん学研の学習雑誌、ひょっとして小学館の小学x年生に掲載された短編です。
単行本ではなかったと思います。
・ロケットが打ち上げられる。
・地球周回軌道に乗り,宇宙時代の第一歩だ!と皆喜ぶ。
・ところが、宇宙船に事故発生。帰還できなくなる。
・すぐには救助船もつかない。廻り続ける宇宙船。
・地球上の人々が,孤独な宇宙飛行士を気遣い、ある行動に出る…
・夜になると、自宅の電気、ビルの照明などを点滅させ始めたのだ。
・孤独、恐怖と一人戦う宇宙飛行士。だが眼下の地球をみると、暗闇の中、まばゆい光の点滅…
・全地球人類の「がんばれ!」のメッセージ。宇宙飛行士は一人ではない!と励まされる。
果たして、家の照明を点滅させたとて、宇宙から見えるのかどうか知りませんが,小学生の私は
そのイメージに無茶苦茶カンドーしました。SFなるものに魅せられた原点です。
このようなスレを発見し、是非,あの感動をもう一度味わいたく、作品名、作家名などお分かり
の方、どうぞよろしくお願いいたします。
716 :名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/02/06(火) 20:48:17
>>714 地球を光源とするということで印象的なら
堀晃の「エネルギー救出作戦」かな。
7ページくらいのショートショートです。
表題作として、単行本と文庫が出てるけどどちらも絶版です。
果たして,上記のあらすじの物語は、この「エネルギー救出作戦」でしょうか。
皆様の知識をお借りしたく,よろしくお願いいたします。
337 :
335:2007/02/07(水) 19:49:01
>>336 いまエネルギー救出作戦読み返してみたけど、大筋の流れは合っ
ているけど、結構違うところもある。文体が小学生向けではない
ので、多分違うと思う。単行本は1980年に作品社から出ている。
あと、宇宙から照明は見えるよ。スペースシャトルから夜の地球の
写真を見ると、先進国は国の輪郭がはっきり分かるほど明るく光っ
ている。日本海のいか釣り船の方が明るいけど。
338 :
336:2007/02/08(木) 09:45:12
>>337 ありがとうございます。残念ながら違うみたいですか・・・とはいえ、大筋の流れはあってる、
とのことなので、ちょっと気になるし、文庫本も出ていたそうなので、古本屋で探してみよう
と思います。因に,本には初出などの情報は記述されているのでしょうか?あれば、判断情報
になるのですが・・・
宇宙から明かりが見える件,最近TVのCMで毛利飛行士がでてるやつで、やってますね。
「宇宙からの帰還」だったか、ベトナム戦争の砲火が見えたとの証言がのっていたのも
思い出しました。万単位の家々が明かりを点滅させたら宇宙からも見えるかも知れませんね。
339 :
337:2007/02/08(木) 12:02:47
>>338 単行本と文庫本のどちらにも初出情報は書かれていませんでした。
ネットでも探すことが出来なかったので、
>>337には書けなかった
んです。
今は文庫の方が多分入手しやすいと思うので、そちらを探した方が
良いかも(新潮文庫:ISBN4-10-142401-2)。
340 :
336:2007/02/08(木) 18:26:12
>>339 了解です。重ね重ね、ありがとうございました。
341 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/14(水) 21:17:02
342 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/22(木) 13:32:06
創元SF文庫版「バビロニア・ウェーブ」ゲット。
冥王星の記述がなくなっている
(太陽系最果ての惑星は海王星になっている)
のにニヤリとした。
>>306 年賀状こねえwww
堀さんとは遠い親戚なのにww
バビロニアウェーブ出たのにこのさびれよう
345 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/28(水) 22:51:44
バビロニア・ウェーブ
買ってきました
古書店でも、見かけなくて
もう読めないと思ってたので、
本当に、嬉しい
読むの、もったいないなぁ
バビロニア!マダカスカル!!
なんでもありません(汗
本屋行ったら、銀英伝はあるのにバビロニア・ウェーブはなかった。
売れたのか最初から入荷しなかったのか。
高校生の頃、文庫になったら買おうかなと思った記憶が。
そして気づいたら約20年たってた。amazonから届くの待ち中。
> バビロニア!マダカスカル!!
ちゃーんちゃーんちゃんちゃかちゃん♪
ちゃんちゃかちゃんちゃかちゃんちゃかちゃん♪
「いよっ」「はっ」
さぁーますます絶好調!
350 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/19(月) 04:47:04
地球までガス管通して、エネルギー問題解決っていいなあ
で、バビロニアウェーブって結局なんだったの?
銀河生成と同時に自然に出来たモノ?それとも超越文明が残した人工物?
おおきなうちゅうじんのライトセーバー
バビロニアウエーブのエネルギーはxxxエルグとか具体的に描写されてるけど、実際のところ、
これと同じ光を発生させて、ただ鏡を後ろ向きに付けただけの宇宙船を1Gとかのけっこうな加速で
推進させられるの?
植草教授にちょっと覗いてみてもらえばわかるんじゃね?
バビロニアウエーブ巻末にさりげなく「遺跡の声」が創元から出るってあった
気づいてた?
>>357 「遺跡捜査員」シリーズが全部読めるのかな
「情報サイボーグ」は地球環(文庫)で全部読んだけど、「遺跡」シリーズは太陽風交点(文庫)しか
読んでない。まだ足りないの、あるかな?
ダブりは知らんが、サイボーグも遺跡も
『恐怖省』に入ってなかったか
>>355 バビロニアウエーブ自体はこれから読むので何ともいえないですが、
「竜の卵」の巻末付録を読めば吉かと。
>>358 トリニティシリーズはアスペクトノベル(新書版)の『遺跡の声』に収録されているはず。それの文庫版なのかな。
梅田地下オデッセイ2001と別冊SOLITONはどうなったのだろう?
363 :
360:2007/04/02(月) 22:26:32
>>360 スマン.
「竜の卵」じゃなくて「ロシュワールド」だた.
作品中でも言及されてたね.
バビロニア〜遺跡ときたらあとはもう梅地下だすしかねえな、こりゃ
マッドサイ入門も読みたいなー
もう中身忘れちゃった
時代遅れになってるかな?
推進剤だけ積んで、レーザーで加熱して噴射する形式のほうがいいと思う。
レーザーの光圧で進むタイプは照準が外れたり鏡が劣化したりすると
大惨事になるだろう。
加熱するレーザーの照準は外れても大惨事にならないの?
出力がそこまで高くない
出力低くても誘爆の予感
370 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/17(火) 08:41:30
>バビロニアウエーブ巻末にさりげなく「遺跡の声」が創元から出るってあった
出す順逆にしてくれれば良かったのにね。
地球環持ってるのにバビロニア〜買ちゃったお。
内容忘れたけど、っていうか10年近く前だ、最後鬱になった記憶。
>>369 光圧推進レーザーは、ほんのコンマ数秒誤爆しても壊滅的被害をもたらすだろう。
推進剤別なら数秒…たいして変わらないがw、まあ回避できる確率はあがる
>>371 って言うか、推進剤みたいなよけいなモノを積まなくてすむのがレーザー推進の最大のメリットだと思うんだが?
違う?
確かにエネルギー/運動量比から考えると光子推進は割悪そう。
積んで良いなら燃料まで積んでも構わない気がする。
>>372 恒星間飛行ならそのとおりだが、
惑星間飛行なら気にするほどでもない。
むしろ、この作中のようなすごいレーザーは惑星間直接攻撃に使えるので
テロとか考えると恐ろしすぎるw
375 :
370:2007/04/25(水) 09:28:51
地球環とバビロニア〜って別物だったんだね。
バビロニア・ウェーブって星間物質の雲と遭遇したら大規模に光り輝きそうに思えるのだが。
たまたま交差してないだけ。
恒星間空間では星間物質の雲のほうが珍しいから。
ただ…後半で銀河系内にいっぱいあることがわかると、
一つも星間雲と交差してないのはどうかな?という気はするが
星間物質の雲と交差しバビロニア・ウェーブの紫外線で励起されて光ったとしても
直径1200万km程度の光柱、銀河の広がりに比べたら糸より細い。
光は周りの星間物質にまた吸収されて観測出来ないのではないかと。
いくら細くても、長さが星雲と同じだけ(数光年?)あれば
その特徴的なパターンが検出されないことはないだろう。
しかし、BWの性質で「自分を減衰させるような濃度の星雲はあらかじめ避けている」
のかもしれない。
減衰したら定常波にならないから。
このスレを先日見つけて堀氏の名を思い出した。
太陽風とマッドサイエンスしか持ってなかったので早速バビロニア
購入しました。地球環は品切れorz
んで今日、梅地下・恐怖省・エネルギー救出をブックオフで見つけまいた。
石原氏の解説、既出だけど読み応えありそう。
梅地下がそんなに簡単にブクオフで見つかるもんかねw
見つかる時ってそんなもんじゃない?
ずっと探してる人が見つけられなくて、
>>380みたいに堀晃の名前をふと思い出した人があっさり見つけるというw
いいなあ
エネ救はずっとさがしてるんだけどなあ
保守
藻前等 kikulog 見ました?
>>385 行ける人が羨ましい
どっかにレポしてくれる人いないかねぇ
積読しておいたバビロニア・ウェーブを今さらだが読んだ。
P69の地球の直径に萎えた。
未来だから、いっぱい埋め立てしたんだよ
東京創元社|近刊案内
遺跡の声 堀晃
叢書:創元SF文庫(SFほ-1-2)
予価:税込777円(本体価格740円)
発売予定日 2007年9月
遅くなった昼飯を食いながらネットを徘徊してたら創元社の HP で見つけた。
9月にほんとに出るかな。予約しとこう。
アスペクトの新書版のと同じものかな。
「遺跡の声」というオリジナルの作品集はないよね。
>>391 旭ya書店で予約しようとしたら、
まだ出版予定情報として登録されていないようです
と言われた。
発売予定日は、予定日 だものな。盆明けにまた聞いてみよう。
393 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/08/12(日) 17:04:59
なんでブログ終了??
梅田地下2001の前例もあるからな、ちょっと不安。
SFJapanにトリニティ・シリーズの新作が載ってた。
これ、文庫版の「遺跡の声」には収録されるんだろうか?
396 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/08/21(火) 21:15:58
梅地下のガキは結局最後にどっちを選んだんだ?
外に出たに決まってる
でなければ、ガキのそれまでの行動原理だからだ
>>398の文庫版あとがきが読めるようになってる。発行日9/28らしい。
>>391 これがタイムマシンの正体かと思ってしまった。
401 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/09/22(土) 19:00:23
今日、本屋にあった
SFJ2007夏号の「渦の底で」も収録
英文題記(中表紙裏)に 1996, 2007 と付いていて
初出一覧のあとに
単行本『遺跡の声』(アスペクトノベルス/一九九六年十二月刊)に「渦の底で」を加えた。
とあるので、アスペクトの新書をベースとした文庫版といった位置付けになるのでしょうか
>>401 そのようですね。
「塩の指」の誤植(70頁後ろから5行目の「低音」)が、アスペクトノベルスそのままなので。
(もともと収録されていた『梅田地下オデッセイ』では正しく「低温」となっています)
トリニティ・シリーズとかサイボーグシリーズって面白いけど、
バビロニアって何がどう面白いわけ?
堀先生の作品は、面白いとか面白くないとかの
読み方をする物じゃ無いと思う。
その索漠と言うか、静寂と言うかそんな感じを
味合う物でしょ。
イメージを膨らませられるか/否か だと思うけどなぁ。
今回の創元版でいいなぁと思うのは、巻末のカトー氏のスケール比較図。
(遺跡にも付いてたのが嬉しい)
テトラニティのピラミッドは自分の想像を遥かに超えてでかかったんだな・・・
短篇のアイディア・ストーリーとしてまとまってる、という感じの面白さが
長編になると薄れる、ということじゃないのかなぁ、
>>403 は。
ハルキ文庫の「地球環」収録の短篇ではどう?
バビロニア・ウェーブの次に長いのは梅地下?
小松作品のようなダイナミックな複数の視点からの記述であるとか、
ドラマチックなストーリーとか、そういうのは期待しないというか、
という感じについては
>>404 に同意
私は面白いと思って読んでいるほうではありますが
407 :
403:2007/10/03(水) 12:37:26
>その索漠と言うか、静寂と言うかそんな感じを
納得。
>短篇のアイディア・ストーリーとしてまとまってる、という感じの面白さが
>長編になると薄れる、ということじゃないのかなぁ、
Yes.
>ハルキ文庫の「地球環」収録の短篇ではどう?
文庫の短編は昔から好き。
でも、模索と静寂に対する憧れは昔ほど無いような。。。
マッドサイエンティストとか何とかっていうのもこの人だっけ?
その本は(ry
「遺跡の声」の太陽風交点、
「観測基地はどのあたりだ」
「軌道半径四○○○キロメートル」
ってあって、そんな近くで耐熱はどうやってるの!?って思ったら
「万」が抜けてるのね、、、
本日『遺跡の声』を入手。
>>407 マッド・サイエンス入門?
410 :
403:2007/10/10(水) 11:35:52
「梅田地下オデッセイ2008」発売祈願カキコ
現代を舞台にすると、
主人公はホームレスになってて、人知れず地下街を彷徨い歩くんじゃないかな
神狩り2みたいになってたら嫌だな
先週、やっと漂着物体Xを見つけました。(文庫版)
帰宅まで待ちきれずに喫茶店で本を取り出したら
カバー引っ掛けて一寸破れたorz
あと、地球環は諦め気味でしたがハルキ文庫の
オンラインショッピングで買えました。
返品でもあったのでしょうか。
未入手の方はオーダーしてみては。
保守
既出かもしれませんが
『ヨコジュンのわんだあブック』古本屋で見つけたら
堀氏も参加のリレー小説が2編のってました。
得した気分になれましたです。
『連立方程式』の一部が独立した奴ともうひとつ?
>>418 一つは『神々の星』 機械生命対人類のお話
かんべ→川又→堀→横田→鏡明
もひとつは『双子宇宙(パラレルプラネット)』 並行世界物
かんべ→堀→川又→鏡→横田
です。
どちらも堀氏のパートは文庫本で6p程です。
420 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/05/27(火) 10:12:19
早川と和解は?
ないだろうなぁ
確か、SFMの創刊○年記念号に載った事があるから・・・だと好いけどね
えと、今日てかもう昨日か、
関西ローカルのTVで、先生うどんについて熱く語っておられました。
「うどんSF」なるものもご披露されておられました。
…とりあえず、お元気そーですた…なんだかなぁ
マジ?
どの局、何て番組?
いいなぁ、大阪ん人は・・・orz
立食いうどんマニアSF作家堀さんってw
今回の小学館騒動で久しぶりに堀さんの名前を思い出した
428 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/06/22(日) 13:01:28
ディッチサンシャイン
429 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/06/24(火) 06:33:53
昨日かんべむさしとの共著「時空いちびり百景」を¥105で購入。
帯付きなのでうれしかった。
創元の「ミステリーズ!」という雑誌にA.C.クラーク追悼記を書いてるね。
創元はSF誌ないからだろうけど、他の出版社にはもう書かないつもりなのかな。
>>430 学研のムー今月号に「アーサー・C・クラークの未来科学」っていう特集が載ってるな
>>432 さっき気付いたんだが書籍化されるのね。
434 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/01(月) 10:33:33
保守
>396
論理的には結論が出ない、そこが面白いんだよな
一応父親らしい主人公との交感で「唯行って見たい」だけで
ゴローの本心が外に出たいかどうかすら、定かじゃないからね
ほんと、脂のってる時期の作品だな〜と読み手にも伝わるんだよな「梅地下」。
439 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/16(月) 07:54:19
保守
440 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/20(金) 20:37:07
太陽風交点 ハヤカワ文庫のを見てみたい
太陽風交点は、文庫を徳間から出したことについてもめたんで、
早川版はハードカバーだよ?
一度古本屋で見かけたことがある。予算のつごうがついて買いに
行ったらなかった。
俺も早川文庫の見てみたいな
443 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/20(金) 22:48:21
ハヤカワ文庫版「太陽風交点」がお蔵入りして存在して
早川のどこぞの倉庫にあったとか
444 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/24(火) 18:51:45
「太陽風交点」事件がなければもっと活躍していたとおもう
「梅田地下オデッセイ」入手するのに苦労した
第三の世代以降は一望の荒野に
まあ、あのころ他の出版社からいっせいにSF作家の本でたからびっくりしたが
講談社や徳間がもうちょっとすこしでいいから腰を据えてSFを
やってくれてれば、だいぶ展開は変わったと思うんだけどねぇ
446 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/24(火) 20:26:38
60代のSFファンが
「SFはもうマイナーなジャンルでいい、メジャーにならない
「パラサイト・イブ」も大賞作だけど世間的にはホラーだから売れたんだし」
といっていた
>>336 えらい亀レスの上、記憶があやふやで申し訳ないが、
その作品は星新一氏のショートショートではないでしょうか?
作品タイトルも、収録短篇集名も、失念してしまいましたが、読んだような気がします。
何の役にも立たない情報失礼。
後、私は「梅地下」は十数年前、たまたま出張した先の、駅で開かれていた古本市のワゴンで発見しました。
十年近く探していて、諦めかけていた時のことです。
一度しか行かなかった所でたまたま開かれてた市で入手できるとは大変幸運でした。
448 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/05(日) 21:19:40
ハードSFで文学性の高い作品ってクラークやクレメントやホーガンのかな?
文学性とはそもなんぞや
早川版太陽風交点は、大幅に文章に手が入れられ、改悪されてるとも聞いてる(オリジナル原稿と文章の意味が変わってる所も多いとか)
単行本を徳間文庫にするときにいろいろ細部に手を入れたけど、早川文庫の方は一切著者の校正ができなかったって話じゃなかった?
わざわざ改竄はしないだろう
いや、代表的な所では、太陽ヨットの説明で、オリジナル原稿で「アーサーCクラークが詩情溢れる作品として書いた〜」だったのが、
早川版では「アーサーCクラークが考案した〜」に、改ざんされていたとか。
徳間も早川も持っているけど検証する根性がありません
どうしたらいいでしょう
>>452 事件当時にSFイズムの記事で比較検証してたんだよね
SFマガジン&早川ハードカバーが「クラークが考案した」ヴァージョンで、徳間文庫版で手を入れて「詩情あふれる小説に〜」と修正された、という順序だったはず
ハヤカワ文庫版は、徳間文庫が出るのを知って大慌てで作ったから、旧稿のままで著者の意志が反映されていない
455 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/09(木) 16:50:45
かんべむさしや横順の本は出て書店でみるのに
この先生の本はなかなかないなーと子供心に思ったが
こういう事件があったのね
456 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/10(金) 18:05:18
堀晃先生は栗本薫は嫌いなんかな?
温帯に限らず、昼行灯がSFマガジンで使うようになった作家の話は
タブーみたいな雰囲気あるよね。堀さんの話題の場では。
459 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/16(土) 19:36:32
今岡清が入院したそうです
堀先生どうおもってるかな?
朝晩呪い続けた効果がやっと出た、と(ry
461 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/17(日) 19:29:07
SFマガジンが荒れて、栗本が旦那の誕生日!とうかれてあとがきかいてから20数年
今岡清が入院して栗本薫がすい臓がんか
今昔の感があるな
462 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/27(水) 12:10:35
464 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/29(金) 12:04:27
>ハヤカワの文庫版「太陽風交点」
ハードカバーの写真製版でとても褒められた出来ではなかったって話らしい。
実際にはSF界の大御所あたりが販売したら、版権引き上げるとか言って、
圧力かけたなどの噂もあって、店頭には並ばず、裁断されたので、存在しない"はず"。
売れない本は置いといても、倉庫代やら、資産だからって課税の対象になるので、
早めに裁断しちゃうらしい。
465 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/31(日) 21:25:57
この事件でわかんないところ
・なんでハヤカワは控訴するほど出版権に執着したの?
堀さんには失礼だがそんなにバカ売れする作風とも思えない…
・事件後いっせいに他社へ版権を移した作家たちの本が、後になってハヤカワから出直したりしてるのはなぜ?
たとえば半村良のおよね平吉時穴道行とか
>>465 自分は業界人じゃないから、諸々の情報からの印象論になるが…
> ・なんでハヤカワは控訴するほど出版権に執着したの?
堀さんの主張によれば、作者と会社の間に入った人物が事態を悪化させたとのこと。
また、徳間のSF大賞第一作になってしまったことで、SFというジャンルに対する
早川側の感情的な縄張り意識が発動してしまったとも見える。
> ・事件後いっせいに他社へ版権を移した作家たちの本が、後になってハヤカワから出直したりしてるのはなぜ?
日本の文壇の中では仲間意識の強かったSF作家連も、別になれ合って一斉行動を
取るわけではないから、ビジネス上の折り合いが付けば個別に版権を戻すこともありうる。
467 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/06/01(月) 15:43:09
>作者と会社の間に入った人物
堀さんのHPにはハッキリ書いてあるよ。
他のHPにも色々書いてあるので、
調べてみるとこの人物がどういう人か分るよ。
468 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/06/01(月) 19:55:59
ありがとう
ハヤカワがどうしてこんな企業イメージを大きく損うような、
そしてSFと関係ないところでも判例として有名になっちゃったような痛い裁判をすることができたのか、
が不思議だったんだ
今岡という人は当時よほどの権力者だったのか、それとももともとハヤカワが異常な会社だったのか…
SFファンとしては堀さんには過去の清算に心血をそそぐよりは創作をしてほしいと思うのだけれど、
そういうわけにもいかないのでしょうね…
一番脂がのっていた時期の5年以上に及ぶ裁判は完全勝訴とはいえ、
我々、SFファンにとっても大きな損失だった。
それは堀さん自身も分っていることだけに、
過去への拘泥は深いと思う。
今回の件にも自身のHPの日記で全く触れていない。
諦観していれば、何かそれなりの発言があったと思う。
二束わらじのリーマンじゃ、いろいろ逢ったんじゃないですか
471 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/09(木) 01:02:34
私も技術系馬車馬型ぐったり派のサラリーマンだから
少しは苦労がわかる気がする。
社命と趣味で某大物作家を
肉体的に支配して、出世した。
結局受賞作の文庫化を怠惰で遅らせたのも、その人。
トクマが文庫化してしまえば自分が大はじかく。
で、あわてて出版さしとめようとして
いろいろ工作してこじらせた。
ハヤカワは貧乏所帯で薄給、低原稿料ながら
なんとかSFを育てようと苦闘してた。
だから作家も、ハヤカワを大事にして
廉い稿料でもよろこんで書いた。
それをメチャメチャにしたのは。
>早川文庫の方は一切著者の校正ができなかったって話じゃなかった
徳間が文庫出すってんで、
作者の了承得ず無理に出した。
ハードカバーのページを写真とってそのまま縮刷。
粗製濫造の文庫。
既成事実つくるために、書店にはならんだし
そこそこ売れた。
でもって
「こっちが先に出していたのに、徳間と二重契約した」
とか言い出した。
張本人も、あいつ。
あいつとか書かなくてもわかるってw
ガンで若死にした作家の巨根亭主タンでしょ。
でも年も近いしね、こんな事件が起きる前は
一緒につるんで遊んでいたこともあっただろうに、
この事件でなんとなくSFから遠ざかってしまった。
ルサンチマンでは書けないと自認するなら
上手い作家と組んでいきさつを出版すると面白いと思うんだよね。
HPなんかでテロテロ吐露してるより面白いはず。
オレはそれを読みたい。まってますよ堀さん。
>>473 いい加減なことを書くなよ。
ハヤカワ文庫版の太陽風交点は書店には一切並んでないだろ。
一部、無理矢理置いてた。
それを買って、堀さんにサインねだる者もいたね。
「これですか、たはは」と
それでもサインしてた堀さん、なんて大人なんだろう。
って、実は俺も買ってたりして。
ゴメン。
かわいそーになー
渾身の作品なのに 文庫本が日の目を見ないなんて
徳間書店で日の目を見たからいいんじゃない?
ハヤカワ文庫版は、表紙は単行本のコピーだったりと編集者があわてて作っただけで、
本人は渾身どころか、誤植の訂正といった関与もできなかったらしいし
堀さん潰したのは温帯ではないにせよ。
温帯が「亭主予定者」の保身のために、
仲間を裏切ったのは確か見たい。
でも堀さんに実力あったら、多分角川とか
別の出版が後押ししたろう。
徳間が後押ししましたが何か?
元々創作環境に恵まれてた人じゃないから、
こういう下らない事に巻き込まれて創作意欲が大きく削がれたんだと思う。
堀さんは作家として大成せず、
温帯は亡くなり、昼行灯は胃全摘出か。
人の運命って、判らんな。
昼行灯氏が胃の全的をうけたのは もっとずっと前でそ
>徳間が後押ししましたが何か?
でもダメだったのか……。
ブームが去ったらSFには冷たかったのが徳間。
反省したのか、今度のSF Japanは出し続けているけど。
>>487 徳間が?冷たい?そうかなあ。
銀河英雄伝説や九十九乱蔵なんかのノベルズはベストセラーだし、真幻魔の文庫化とか
トップクラフトとかに金を出したり支援はしていた印象だけどな。(あ、国内作家に限るかw)
SFアドベンチャー出してたでしょ。平井和正と心中してしまった感があるけど、記憶違いかな。
この数年後にコバルト文庫の次世代、ラノベの兆しが現れてきて、読者層が入れ替わってしまうんじゃなかったっけ。
80年代中期、冷たかったのは新潮文庫だと思うけどな。筒井康隆と星新一しかロクな支援をしなかった。
ハヤカワは例の一件で独自の作家陣を育ててたし・・・角川はイケイケで突っ走ってたイメージ。
長かったね、ごめん。
アレもSF、コレもSF・・・と際限なく裾野が広がっていった挙句、
コアなSFを受け付けない読者層が膨らんでいったんだろう
バブルで金回りが好かったから長編作を映画・アニメ化
出版社も本作・周辺本バカ売れで美味しい時代だったし
>>489 ちょっとうろ覚えだけど
小松左京さんが「SFの文学的位置ってどのジャンルからも遠いよな」って言ったら
星 新一さんが「え?SFってジャンルこそ、どことも近いって思っているけど?」って返したってエピソードを思い出した。
その考え方そのままな時代だった気がする。
ある意味あの時代は同床異夢なんかなぁ。
いまは国内作家についてはSFは溶け込んでしまって判別がつかないね。
SFの神道と角さん・・・
SFの仏教と三木さん
493 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/10/20(火) 21:53:20
今岡は夫婦で癌か まずはめでたし 五十嵐センセイはこないだNHKでコメントしてたね
495 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/10/27(火) 13:14:37
邪魔するんならもっと単純なモデルのときにすれば好いのに
497 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/01/18(月) 17:21:34
柴野拓美さんも亡くなった。。。
498 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/01/21(木) 22:23:44
>SFの文学的位置ってどのジャンルからも遠いよな
そもそも文学である必要があるのかな?
人類の進化と発展のために、文学が役立ったか?
文学=高尚なものって言う思い込みが、
なんかおかしいと思う。
多分欧米文化崇拝の過程で、
欧米にならって、そんな気風が生まれたのでは?
保守
イカロスが5月に打ち上げられるらしいんだけど、太陽風より光圧の方が
はるかに推進力に寄与するっていうのが意外だよなあ
光速より十分遅い領域でもそうなんだろうか
501 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/05/21(金) 21:05:17
イカロスあげ
502 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/05/29(土) 20:14:42
五十嵐敬喜先生よくテレビでみますね。
503 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/15(火) 23:19:25
はやぶさ帰還age
この人もう新作書いてないの?
いまのところ最後の「笑う闇」から2年か。
そのうち書くと思うよ。
理系出身のSF作家って不遇だよね
星新一、広瀬正、石原藤男、堀晃
個人的な「不遇」の範疇じゃないかも、だけど、海野十三を含めてもよさげな感じ
藤夫ね
どこまでを理系出身とするかだけど
神林長平や谷甲州や荒巻義男や石川英輔や光瀬龍も理科系出身ではあるね
不遇じゃないのは荒巻義男と石川英輔くらいか?
学歴や経歴ていうのは一つの目安かもしれないけど、
「作品から、理系的なものを感じられるか」
つぅのが、一番大事な基準じゃまいか?
// 基準と言うには、人による部分が大きすぎるけどさ
腹巻せんせと光瀬龍の作品からは、
あまり理系的なものを感じないんだけどな。
前者からは、体育会系的なえいやの精神を、
後者からは、詩情みたいなものを感じる。
初期の荒巻作品は読んだうえでの話?
星さんや光瀬さんの作品の良さが最近になってわかった。
荒巻さんの初期の短編や神聖代も良かった。
ビッグ・ウォーズや秘宝よりもずっと良い。
ホーガンさんが亡くなられました。合掌。
「日本人のホーガン贔屓」というのは、堀さんのジョークだったっけ?
>>511 「大いなる正午」「白き日」なんかはかなり理系だね。
とくに「大いなる正午」は形而上学的土木工学とでもいうのか、わけわからん
難解な作品だった。
でも初期作品は個人的にはフロイト流精神分析の印象の方が強い。
516 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/07/22(木) 19:53:44
「星を継ぐもの」好きだった。
他の作家で盛り上がるとかw
518 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/07/25(日) 19:23:24
リアルタイムで読んだのは
「太陽風交点」「恐怖省」「バビロニア・ウェーブ」くらいかな
「梅田地下オデッセイ」は最近読んだ
解説いいね
519 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/08/02(月) 21:44:47
そういえばデュアル文庫で「梅田地下オデッセイ2001」出すはずだったと思うけど、
あれどうなったのかな?
520 :
名無しは無慈悲な夜の女王:
1 名前:● ◆SWAKITIxxM @すわきちφ ★[] 投稿日:2010/07/23(金) 14:39:12 ID:??? ?2BP(1056)
小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS(イカロス)」の
姿勢制御デバイス(液晶デバイス)による姿勢制御成功について
平成22年7月23日 宇宙航空研究開発機構
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成22年5月21日(日本標準時、以下同様)に
種子島宇宙センターから打ち上げられたIKAROSの運用において、7月13日に姿勢制御デバイス(液晶デバイス)による
展開後のセイルの姿勢制御実験※1を行いました。
その後、データの確認・解析を行い、想定通りの姿勢制御性能を達成していることを確認いたしましたのでお知らせいたします。
姿勢制御デバイス(液晶デバイス)とは、通電することで表面の反射特性が変わる薄膜デバイスで、
燃料を用いずに太陽光圧のみを利用してセイルの姿勢制御を行うための工学実験機器です。
IKAROSのようなスピン型のソーラーセイルにとって、柔軟性を有する大型の膜面に対して振動を励起しないように
小さい姿勢制御トルク※2を連続的に発生させる技術や、スピンする膜面の持つ大きな角運動量の方向(姿勢)を
燃料を消費せずに制御する技術は、非常に重要な技術となります。
太陽光圧を用いて姿勢制御を行う今回の方法は、そのための有力な手段の一つであり、世界に先駆けて
JAXAが独創的に開発してきたものです。
今後は、IKAROSでの姿勢制御実験を継続して実施し、姿勢制御性能を詳細に評価するとともに、ソーラーセイルを用いてより遠くへ、
より長期間航行することを可能にする技術として、太陽光圧を利用した姿勢制御技術の研究を進めていきます。
※1 IKAROSの通常時の姿勢制御は、液晶デバイスではなく、
実証機本体に搭載されたスラスタを用いて行っています。
※2 トルクとは回転軸まわりに物体を回転させようとする
力のモーメントのことです。今回の液晶デバイスを用いた姿勢制御実験では、
太陽光圧を用いて姿勢制御を行っているため、
発生する姿勢制御トルクは非常に微小であり、
連続的にトルクを発生させることで、膜面の振動を励起せずに
姿勢制御することが可能です。