【ランキング】SFが読みたい! 3【年間ベストSF】
1 :
名無しは無慈悲な夜の女王:
SFが読みたい! ベストSF2013
国内
1 酉島伝法『皆勤の徒』
2 宮内悠介『ヨハネスブルグの天使たち』
3 谷甲州『星を創る者たち』
4 藤井大洋『Gene Mapper -full build-』
5 野崎まど『know』
以下『ノックス・マシン』『誰に見しょとて』『クリュセの魚』『日本SF短篇50』『冬虫夏草』
海外
1 クリストファー・プリースト『夢幻諸島から』
2 ピーター・ワッツ『ブラインドサイト』
3 チャイナ・ミエヴィル『言語都市』
4 マイクル・コーニイ『パラークシの記憶』
5 スティーヴン・キング『11/22/63』
以下『宙の地図』『第四の館』『オール・クリア』『クラーケン』『巨獣めざめる』『たんぽぽ娘』(10位タイ)
あげとくか
裏表紙見たけど創元の本が国内で1位なのは意外にも初めてなのね
『ブラインドサイト』が二位かよ
えー皆勤ってただの北野クローンみたいな社畜小説じゃん?
言語SF枠ってことなんかなあ
ジーンマッパーは電子書籍自己出版からって要素も入れての順位なら納得
海外に比べて国内はなんかパッとしない感じ
knowは俺には良さがさっぱり分からなかったが、高評価だ
谷甲州の宇宙土木は納得のランクイン
夢幻諸島好きだけど、SFとしては「言語都市」が一位だと思ったんだけどな
クラーケンにミエヴィル票が割れたか
まあそういうこと言い出したら
「ブラインドサイト」も期限ギリで出なければもっと伸びたかもしれないが
>3
意外にもってか、そもそも国内SF自体
本格参入したのがつい数年前じゃなかったか
銀英伝が文庫に入りだした2007年くらいからかな
アンソロとか復刊が中心って感じもあった
早川スレに書いちゃったがこっちにも
皆勤の徒1位ってのは正直よくわからん
世界観や文章は面白いけど小説としてはどうなんだという印象がある
112263はこのミス文春1位に加えてでSFとしても高評価かあ
これもキング作品では中の中くらいかと思ってたんだが・・・・・・
ランク外だとブラックライダーがすごく良かったな
11位以下ってどんな感じだろ
創元の国産SFって復刊系除くと創元SF賞が初めてじゃなかったっけ。
皆勤の徒はぶっちぎりの高ポイントで
ついったー文学賞でもかなりの票集めてるな
皆勤の徒は松浦寿輝が謎の絶賛したり
twitter文学賞の投票見てるとSF読者以外で受けてる人がいるのが意外だな
ブラインドサイトはアマゾンのレビューが頭悪過ぎて過ぎて笑った
むしろSF読者より幻想文学や前衛文学好きに受けるんじゃない?
SF=サイエンスフィクションと思考停止してる半端者には論外にしか思えないだろうが
普通の社会人にとってはかなり面白い
仕事のカリカチュアライズになってる
思考停止って言うか単なる好みの話だろ?
俺は『星を創る者たち』があまりにも土木系すぎて辛かった
むしろ、ごりごりのハードSFが一般受けしたら驚く。
土木技術そのものよりカイシャでのサラリーマンの生き様に重点置かれてるのが不満なぐらいだから
>>18の不満がよく分からんなぁ
土方系か
人によって小説に求めるものが違うのに
自分の感想=世間の感想だと思ってる人って・・・
>>20 そういうサラリマン要素含めて土木系といったつもり
24 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2014/02/10(月) 16:51:07.00
>>8 プリーストはいつもそうなんだけど
おもしろさのポイントがSFじゃないんだよなあ
ブラックライダーこのミスで3位だったし
上位確実だと思ってたけどなんで入ってないの
このミスには冒険小説層がいるからひっかかったんでしょ。初めて読んだけど大藪賞作家だし>東山
超久しぶりの冒険小説書いたのに泣かず飛ばずだった人もいるけどなww
SFが読みたいの投票層がこのミスより狭いってだけ
あれはもう何のランキングかわからなくなってるし
松浦って蓮実系列らしき人って印象しかないけど
どういう経緯でSFの新人を読んだのかのほうが気になる
野崎まどブックガイドが載ってあったけど
SFマガジンでも特集組まれてたよね
今後もハヤカワで出し続けるんだろうか
というか今年のこのミスは海外1位と国内1位と3位がSF
ノックスマシン1位は未だに意味わからん
売りやすいのはどう見ても教場なのに本屋さん困惑wwwwww
プロパーに補正がかかるのはしゃーない
法月に関しては法月以外にこんなの書くやついるのって感じの珍品だし
雑誌掲載時点で星雲賞候補になったりNOVAに呼ばれたりしてたから
こういうのに投票するSF読みからの認知度高めで上位に食い込めた格好かな
こっちのランキングのが穏当な評価
ヨハネスブルグの天使たちが3位になってたり、なんなんだろうなあのランキングはwww
法月「野生時代にSF書いて言われたから書いてみたけど、なぜかこのミス1位とってしまったナリ・・・」
みたいな感じだから本人としてもこっちで評価されたほうが嬉しいと思うよ
893 : 名無しのオプ[sage] 投稿日:2013/11/24(日) 22:16:53.60 ID:KMVOr+1o [1/2回]
ノックスマシンはこのミスとSFが読みたいの2冠達成の可能性があるんだな
気になって、このミスとSF〜の両方で10位以内を獲った作品を調べてみた
国内
「ガダラの豚」3位・4位 「ソリトンの悪魔」8位・1位 「魍魎の匣」4位・6位
「パラサイト・イヴ」10位・8位 「人格転移の殺人」10位・9位 「鉄鼠の檻」7位・8位
「屍鬼」4位・3位 「グランド・ミステリー」7位・5位 「天使の囀り」5位・7位
「バトル・ロワイアル」4位・7位 「赤朽葉家の伝説」2位・10位 「新世界より」4位・1位
「ディスコ探偵水曜日」9位・8位 「ジェノサイド」1位・6位
海外
「壜の中の手記」6位・10位 「奇術師」10位・2位 「犬は勘定に入れません」9位・3位
「輝く断片」4位・9位 「20世紀の幽霊たち」4位・4位 「ユダヤ警官同盟」3位・5位
「ファージング」10位・2位 「都市と都市」7位・1位
このミスはいつになったらうぶちんをランクインさせてくれるんですかー
アノニマスとテスタメント両方落としたら許さないんだから
うぶちんぽ
プロパー勢でも小川の天冥は不遇だな
星雲賞がそうだからか知らんけど完結してないシリーズに投票しないという風潮?があるね
エロ回はともかく特に2とか5は年間ベスト争いに絡んでもいいレベルだと思う
小川一水は最後がしょぼいを地で行くからそれだと最後まで不遇じゃないか!
創元の新人、宮内はあからさまにミステリ寄りだけど酉島は捉えどころがないな
幻想系の奇想小説かな?SFコンテストも神林とか東だから文系SFしか出てこなそう
そろそろ理系気質の新人が欲しいところだな
創元と早川の新人賞が軌道に乗れば賑やかになりそうで結構なことです
しょっぱなから直木賞候補出した創元ちゃんが一歩リードしてるけど早川ちゃんはどうなるか
創元のあれの受賞作は選者の好みで選ばれただけで、
必ずしもベストの作品ばかりじゃないよね。
正直、1回目と4回目の受賞作は大賞にはかなり足りないと思ってる。
2回目の酉島と3回目の理山貞二の作品は文句ない。
酉島が幻想ホラー寄りなので、王道ハードSFで奇想力も高い
理山に個人的には一番期待してる
SFコンテストの東と神林ってセカイ系オヤジでキャラがカブってるから
どっちか毛色の違う人に変えたほうがいい方向に働くと思う
酉島は大雑把に言って山尾悠子枠だな
日本SF新人賞とか小松賞とは何だったか・・・
これからは名実共に早川創元がSF出版の中心だな
創元の新人賞は商業的に成り立ってないから縮小
宮内悠介が世に出たのって山田正紀は別に賞は与えなくていいといったのを
大森望が適当な事言って偶然引っ掛けたようなもん
そのマージンの部分は採算取れないとしてカットになったので
宮内は綾辻とか島荘に気に入られてて宮部おばさんも直木賞あげる気満々で
ミステリ界隈でやたら評判いいから、いつのまにかあっちの人になってるかもな
宮内は叫びと祈りから影響受けまくりでしょ
受けまくりってほどは受けてないだろ
何かのインタビューで本人が言及してた気はする
そういや星界が入っていないのはどうしてなんだいラフィール
図書館の魔女は流石に入らなかったか
昔なら入ってた気がする
あれはファンタジーだろ
確かにふしぎぱわーが何一つなかったから農業外交SFでもいいが
この投票普通にファンタジーに入れるひといるやん
むしろ日本ではなぜ(一般的に)SFとファンタジーが別物扱いなのかというほうが疑問
アメリカでもイギリスでもSF&Fって感じのもっと近い扱いで
読者はもちろん賞候補だってふつうにどっちも上がってくるのに
しらんがな
54 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2014/02/11(火) 23:24:57.36
国内11位以下
『深海大戦』『虚構内存在 筒井康隆と〈新しい《生》の次元〉』『NOVA10』
『ベネツィアの恋人』『ファンタジスタドールイヴ』『聖痕』
『コロロギ岳から惑星トロヤへ』『天冥の標6 宿怨 PART3』『ブラックライダー』(18位タイ)
『大空のドロテ』
海外12位以下
『時を生きる種族』『アサイラム・ピース』『昔には帰れない』
『怪樹の腕〈ウィアード・テールズ〉』『蛇の卵』『機械男』
『ペルセウス座流星群』『未来の回想』『空間亀裂』
あー、リストの半分も読んでないわー
大空のドロテは読んだがどこがSFだったのだ
深海大戦積んでたの思い出したわ
次はこれ読むか
『アサイラム・ピース』だってカヴァンが『氷』を書いてなきゃこんなふうには扱われないだろうね
うむ。
氷以外に目ぼしい作品がないから
たいした作品でもないのに上位に入ってしまうという・・・。
20位のディックだってそうだ。
パルプSFレベルの面白さはあるものの、ディック作品としても普通のSFとしても
駄作の部類なのに、ディックの残り少ない初訳作ってだけでチャートインした感じ。
読者投票したのって20人くらいかな
今まで翻訳されたもので
クリストファー・プリーストとチャイナ・ミエヴィル
それぞれ1冊おすすめするとしたらどれですか
教えてください
ミエヴィルは専用スレあるよ。
ミエヴィルは『ペルディード・ストリート・ステーション』がガチ。
堪んねぇ
プリーストは今回のやつか奇術師か双生児
ノーランのプレステージから入るという手もある
>>61 SFっぽいSFなら逆転世界
幻想なら双生児
>>62-65 ペルディード・ストリート・ステーションおもしろそうです
双生児と逆転世界もおもしろそうです
ありがとうございます、読んでみます。
ブックガイドが酷いってのは毎年のことだが今年は特に目立ったな
何故あまちゃん……
今年のは酷すぎて逆に面白かったわ
半沢直樹→復讐→夏への扉 とかもうワケわからんw
今年はジョーウォルトンのアモングアザーズが取る、と原著の評判だけで断言してみる
どうせクソ文章しか載っていないと思って前のほうの記事しか読まなかったけどやっぱりか
あまちゃんがキーワードでお勧めがアッチェレランドって吹いたわ
2位のブラインドサイトは個人ベスト5で挙げてる人が意外と少なかったのにも驚いた
投票には空気読みましょう的な何かがあるのかね
20以までのランキング表ないの?
買う価値ないよなこれ
書店でぱらぱらめくってへえこんな順位ねで十分
買ったけど
短編でも載ってればいいのにね
それはSFマガジンの方なのよね
>>74 数年前のをたまに読み返すと楽しいから
毎年買って手元に置いてるなぁ
サブジャンルとかでベスト以外も作品名が多く上げられるから
チェックしてなかったので面白そうなのを探す参考にもしてるな
>71
期間内に読み終わらなかった人が多かったのでしょう
漫画賞だったら選評者が誰も一押ししてない漫画が大賞に選ばれたりするが
こっちも編集者や評論家が選んでるからにはしがらみからは自由ではないんじゃないかな
もし早川の意向なんてのがあったらプリーストみたいな読者を選ぶ作家は1位にならんて
ミリタリーか、せめて『都市と都市』が売れたミエヴィルになるだろ
渡辺麻紀と堺三保のやけに馴れ馴れしい文章読むと必ずムカつくので
図書館で借りて読まずにスルーしてるのはオレだけ?
『このミス』『ミス読み』にまで出張らないことを祈るだけ。
国産FTが地味にもりあがってるから、このFTがすごいからよめとか作ってよポルおばさん
>81
「のはオレだけ?」なんつう馴れ合い目的の語尾を見ると必ずムカつくので
読まずにスルーしてるのはオレだけ?
>>81 渡辺と堺三保の文がむかつくのは同意
しかもつまんねーのよね
『MM9-Destruction』は落ちましたかorz
SF味は前二作のほうが濃く、登場するモンスターたちが
ガイガン似、モゲラ似、ガメラ似、プルガサリ似etcなのが
足を引っぱったの…か?
国内ベスト10は谷と菅以外は最近の作家ばっかりやな
ベテランがしょぼいのか新人が元気なのか
新人が元気
いいことじゃない
二階堂センセーが元気に投票してるのがなんか笑える
SF系新人賞あがりの新人
SF系新人賞あがりの新人
ベテラン
kindle出版あがりの新人
ラノベ作家が書いたSF
本ミスの大物が書いたSF
ベテラン
批評家が書いたSF
アンソロジー
児童文学/ファンタジー
よくわからんwww
11位以下だったとはいえファンタジスタドールイヴに入れた奴は他に推すもんなかったのかと小一時間
knowだってそんなに面白くねえだろ
お前が思ってるならそうなんだろ
sfコンテスト作品ががっかりだったよ
自分もがっかりだったな
でも読書メーターとか見ると普通に受けてる人結構いるから普通にランクインするんだろうなあ
他の最終候補作のほうが面白そうだった。読んでないけど。
言語がなんちゃらとかそんなんばっか
すげー作風が偏ってる。神林に受けたいからそういうのばっかりになってる可能性もあるけど
いまどき賞って山ほどあるんで、賞に合わせて書くというよりは、
書いたものに合った賞が選ばれるんじゃなかろうか。
うっかり書いてしまったヘンなもん、送りつけるならココ!
っていう認識が広まりつつあるのでは。
神林が選んでるから?って思ったけど
最終候補作がそんなんばっかりだったから違うよな
「選考のほうに偏りがある」のか「応募のほうに偏りがある」のかは
出版された作品だけを見ても判断できないと思うけどなあ
選考に偏りがあるんでしょ。
塩澤がそういうのばかり読みたい気分だったんだろう。
>>96 創元も言語SF好きだし
NOVAも言語SF好きだし
なんなんだろうな、この業界総出の言語SF押しは?
日本人のSF読者で言語に関心あるやつなんていないだろ
ヨーロッパ諸国では言語やファンタジーを科学の括りに入れてるが
日本ではくだらない文系学問
翻訳で海外に持っていくならともかく、国内消費の言語SFには価値を感じられない
いやそれはさすがに言いすぎ
トレンドなのは確かだが猫も杓子もってなると食傷するってだけ
言語SFつっても幅広すぎるからな
ちょっと具体的な数(年間刊行数に占める割合)とか出してもらわないことには
「あなたの人生の物語」「虐殺器官」がヒットしたころから
国内でも言語テーマが急激に増えた感じだけど、
先行作を超えるような物はあまり見当たらないのが現実
たぶん言語学に関する具体的な知識が乏しいまま書いてる人が多いせいだろう
上記2作も、言語学の内容にはほとんど触れてないし
「巨大象形文字を使ったからって予知能力なんかつかねえよwww」
「ある種の文法を使うことで攻撃本能が解放される? それどんな文法? 具体的に書いてよwww」
というレベルのツッコミが成立ってしまうていたらく
下のツッコミは小松左京じゃんwww
虐殺文法の意味が分かってない奴いるのか?
あれは魔女狩りのことだぞ
ボーカロイドと対応言語について調べてたら言語と音素について
いらん知識がいっぱいついたから俺も言語SFとやら書いてみるか!
そーいうのあんまり読んでないんだが、
科学は自然を理屈/数学というツールで解釈したもの。
ヒトの意識は無意識を言語というツールで解釈したもの。
->自然に架空理論を導入してオルタナティブな世界を描くように、
ヒトに架空言語を導入すれば新しいヒトの姿、認識の変容した
オルタナティブなヒトを描ける...みたいなネタなんかな。
超光速wwwそんなのありえないだろwwwとか言われてる感じ?
あれは魔女狩りのことだぞwww
サビア・フォークの仮説ってのがあってだな
人間の思考は言語によって決定されるんだよ
宇宙人との異文化コミュニケーションが想定できた僅か四十年ほど前には
言語の問題は確かにSFだったんだ
サピア・ウォーフな
>>89 ここ数年投票していないのでホッとしていたら
なんでまた今年から復活…orz?
なんか二階堂センセの『容疑者X批判』を読んでいて、高千穂センセと
メンタリティそっくりだなぁとは思ったけど(ジャンルへの愛を
語るあまり周辺ジャンルに対して高飛車かつ排他的ながら、マニア間の
評価は低いため受賞と入選にあまり縁がなく、自分より年下の若手に
どんどん追い抜かれていっているという点でも)。
日本人で英語や海外の小説の翻訳や原語(ましてやSF/FT)を実際に読んでると
言葉では表せない概念の方が先にあって、単にそれの"切り口"の単語があるだけだと
わかりすぎるほどわかるんだけどなぁ…
80年代辺りの推論型AIの失敗で"言葉の方が先"なんて概念は死んだと思ってたよ。
"もしサピアウォーフの仮説が真であったならば"っていうネタとしては面白いとは思うけど。
>>113 概念が完成されてる人にとってはそうだよ。
概念がない状態(乳児期とか)から概念を持つに至る過程で、
どんな言語を使っているかが影響するという仮説でしょ。
何事も先天的な部分と後天的な部分の組み合わせからなっているのであって、
一方ですべて決まるとする極論はすべて誤り
つか、全面的に依拠して決定されるという行き過ぎた仮説が否定されただけであって
「単にそれの"切り口"の単語があるだけ」なんて逆の極端に走ってる
>>113は
はっきり言って何も分かってない
>104みたいな読者ばっかりだからSFってつまんなくなって
若い人が読まなくなっていったんだろうなあ
どっちも言語ネタは浅いかも知れんけど
物語としては秀逸だね。
最近の言語もののつまらなさは物語としてイマイチなのに
言語ネタも浅くて、要するに取りえがないからだろう。
まずソシュールが登場する。言語とは(世界の)分節化である。
>>113 その手の批判をするのなら、ソシュール以降、構造主義以降の現代哲学をある程度はおさえた上で、
丸山圭三郎の「身分け」「言分け」をひきあいに出すぐらいはしてほしい。
ゲンダイテツガクは小学生が"ボクのかんがえたせかいのしくみ"を
小学生同士で"おめぇすげーな!"と褒めあってるお遊戯会なので
小学生の間にしか需要がないです。
人工知能をマジメに研究している研究者は
世界の写像を知能の内部にどう実装するかを日夜物理的に考えているので
あいつらのぽやぽやした実態のないボクの考えた疑似科学っぷりには反吐が出ます。
精神病院でやれ。
お前の書き込みも十分精神科に診せたほうがいいレベルだけど
>>120 みたいの本気で言うやつマジにいるんだよなぁ
哲学を妙な宗教の一種みたいに思ってるやつ
そういうのに話聞くとたいてい1世紀以上前の哲学しか出せないし
そのうえ唯一無二の一神教的な科学教を「信仰」してるようにしか思えないことを言う
科学にも研究現場にも日常にもSFにもどれほど哲学からきた用語がひしめいているか
知りもしないし
たとえば、科学と疑似科学の違いを見極める指針によく使われる
「反証可能性」を提唱したカール・ポパーは哲学者ですよ?
後は別スレ立ててやれ
テツガクで動く実物を出してみせろよ疑似科学
"学"じゃなくておゆうぎでしかないんだよおまえらは。
動くもの持ってきて言え。
狂人の逆鱗に触れちゃったみたいだな。
真正科学だって実物は動かさないだろ、そうだよな?
スレタイ読んでそろそろやめてくれ。
ソーカル事件以降大陸系の現代思想が一番オワコンなのにアホ丸出しなやつおるな
こういうやつこそ90年代とかで思考停止してるんだろう
SFは電波だろうがなんだろうが所詮フィクションだからな
130 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2014/02/27(木) 10:28:37.13
だな
ソシュールは有能&有用。だけどそれを弄繰り回して悪用したバルトなどはかなり悪質
バルトの影響を受けまくってた蓮実もまた悪質なのは言うまでもない
あれって実はアメリカのポールドマン系統の人ら(巽を含む)が一番ダメージ受けたでしょ
電波哲学をツールとして使うポジションだったから。電波発してた連中は元からお花畑に住んでる自覚もあるから意に介さないところがあった
132 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2014/02/27(木) 11:33:56.45
あのなあ・・・
そんなことしか語ることないなら数年ぶりのSFMのオールタイムベスト投票でも語ろうよ
早川ちゃん繋がりだからここでいいでしょ。個人的に国内は若い世代に知名度低そうな
半村良が下がって、海外はイーガン無双(短編はチャン無双)の傾向が強まると思う
国内は円城・伊藤がランク入りしそうだな
>>132 もう投票済ませたよ。
われながらめちゃくちゃなセレクトになってしまった。
古いのと新しいのが入り乱れてる。
国内長編予想
1位争いグループ 百億千億 果しなき(ry
3〜5位グループ マイナスゼロ 雪風 虐殺器官
10位以内 神狩り 産霊山秘録
あがるのは復刊したマイナスゼロと作家が現役の雪風
さがるのは神狩りと半村。新作で上位に絡むのは虐殺のみ
と思ったらマイナスゼロは前回も3位かよ
もしかしたらトップ争い常連の2作品を食うかもな
前回のランキング見るとおそらくハイブリッドチャイルドは爆下げだろうな
上位キープしそうな雪風とは対照的な結果になるね
海外短編は誰が1位かではなくチャンが何作ランクインした上で1位を獲るかだろうな
とか言ってたら割れ過ぎて他に持っていかれるかも
ランクインしたのが絶版で読めないというギャグ
国内短編はとりあえず「おーいでてこーい」に入れる人が沢山いて1位は揺るがないとみた
現役勢では海を見る人と酔歩する男の順位は逆転すると思う
>>129 東浩紀とその周辺についてる読者の特徴だなあ
評論とか気にするくせに、ごく最近のことしか知らない、もしくは過去の文脈を全く知らない
ポストモダンポストモダンとか連呼してて何十年前だって感じ
ポストモダン言う前にモダニズムとは何かとかそういうことから自分の頭で考えた方がいい系
震災の影響で日本沈没が5位以内だな
ハイペリオン・ハイペリオン2部作・ハイペリオン4部作
こういうの《ハイペリオン》シリーズで統一して
>>137 「冷たい方程式」みたいな、これ一本という人のが有利ではあるんだよね
チャンは新しくて強そうなのが「息吹」だけど
イーガンも「ルミナス」「TAP」「ワンの絨毯」あたりに割れるかも
ハイペリオンで統一したら断トツ1位だったみたいね前回
原発事故の影響で渚にてが50位以内に入るな
イーガンも作家別の得票数は伸ばしそうだけど
票が集中する代表作はないからな
国内短編の新作でランクインしそうなのは「これはペンです」くらいしか思いつかない
前回は太陽の簒奪者短編版に集中してた野尻票は今回たぶんバラけるね
野尻はミクさんでしょ
川上弘美の神様2011
谷川流のエンドレスエイト
あたりはくるか
セルフリファレンスエンジンは長編扱いになるの?
あらためて小松左京の偉大さに気づくなあ。短編も長編も入れたいのばっかだ
おれ、1作も入れなかったわ。
どうせ他の人が入れると思うと俺が入れなくてもいいだろうと。
なんだかんだで小松は強いだろうなあ
最近の短編は盤上の夜も入るんじゃね
どこがSFかよくわからんけど結構話題になってたし
SREは最初から長編として出されたから長編でしょ
半村読まれてない言われてるけども、伝奇は日本固有のジャンルだから続いて欲しいし
半村がもっと読まれるべきというよりは、半村の後継者が出てくるべきだと思うな
歴史も活劇もいける現役売れっ子がSF周辺に一人だけいるけど
歴史のほうで売れ過ぎて、その線で書いてくれるか疑問ww
伊藤は短編は少ないし正直下手だったから入らないかもね
伊藤の短編はぱっとしないな。
作品が少ないから年間アンソロには選ばれてるけども。
前回はヴァンヴォクト研究会さんの大量投票が無効になったんだよな
皆さんメールで投票してんの?
夏への扉、たんぽぽ娘、マイナス・ゼロ
時間SFが1位を席巻するか
どこでやってるんです?
Edge of Tomorrowの原作はランクインするかな
あなたのための物語はどうなるかね?
俺は1位で出したけど……
円城の短編は「Boy's Surface」が一番かなーって
海外短編、「冷たい方程式」は上位に入るだろうけど
一発屋仲間のシャーレッド「努力」あたりも新たに食い込んでくると予想
好きだけど、そろそろゼラズニイは作家部門や短編から消えちゃうかな
日本でもノヴェレット、ノヴェラ導入しないの?
1)ショート・ストーリ(短編):7500語未満
2)ノヴェレット(中編):7500語―1万7500語
3)ノヴェラ(中長編):1万7500語―4万語
4)ノヴェル(長編):4万語以上
4万語のノヴェラは、原稿用紙400枚で、改行による増加で、600枚を越えます。ノヴェラ(中長編)の長い場合は、日本語では、400枚から600枚ぐらいになります。これが、ノヴェラが、「中長編」と訳される理由です。
http://okwave.jp/qa/q649850.html ショート・ストーリー(短篇) 60枚未満
ノヴェレット(中篇) 60枚以上120枚未満
ノヴェラ(長い中篇) 120枚以上330枚未満
ノヴェル(長篇) 330枚以上
付け加えれば、20枚未満の作品をショート・ショート・ストーリー、250枚から330枚くらいの作品をショート・ノヴェルと呼ぶこともある。
ついでに書いておくと、ノベレットというのは長めの短篇、ノヴェラというのは短めの長篇といった趣がある。
http://sfscannerdarkly.blog.fc2.com/blog-entry-392.html
>>167 ノヴェル、ノヴェラ、ノヴェラマ、ノヴェラズン!
ノヴェル、ノヴェラ、ノヴェガ!
ノヴェル、ノヴェラオ、ノヴェダイン!
好きなの使え!
まあ発表数そんなに多くないし別に分けなくてもいいんじゃないですかね……
ノヴェレットノヴェラ!!!!!!!
いやぁ勉強になりました!
いろいろあるんですなぁ
>169
うん
あちらさんでさえノヴェレットは手薄だし、日本ではますます意味がないと思う
短編
中編
長編
大長編
でいいんじゃないか
さいごのやつドラえもんしか該当しないじゃん
ホラーとファンタジーのオールタイムベストをやればいいのに
>>167 マジレスすると日本は中短編作品数が少ないからそこまで分けると該当作品がほとんどない部門ができてしまう
>>164 長谷は短編の「地には豊穣」か「allo,toi,toi」だろうな
177 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2014/03/04(火) 19:34:15.46
バカでもわかるラノベ擁護をオタクにRTさせるだけさせておいて、すぐに主張を引っ込める藤田www
ほんと人気取りしか考えてねえんだなあ
天冥の標はどうなるかねえ。なんとも微妙な時期だ
シリーズ全体と各巻でばらけそうってのもあるが
>>174 ホラーはキング無双になりそう
ファンタジーはどうなるんだろう
古典押しのけてマーティンが一位になったりするんだろうか
海外ファンタジーは指輪、コナン、エルリック、ゲド、ナルニアの5強に氷と炎の歌、ベルガリアード、ドラゴンランス、ハリポタ
が続くまでは想像できる
『ファファード&グレイ・マウザー』・・・
ダンセイニは知名度が低いか
182 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2014/03/07(金) 23:12:29.75
死者の書とかプリンセスブライドの方がドラゴンランスよりは上になるだろう
果てしない物語とかゴーメンガーストもあるし
でも俺は黒龍とお茶をに入れる
クトゥルーはホラーに入りますか論争が起こりそう
クトゥルーは知らんが、ラヴクラフトはホラーに入るだろう
ホラーは呪われた町、インスマスの影、死者の書、山荘奇譚、血の本とかか
186 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2014/03/09(日) 01:38:38.53
ロバート・ブロックは駄目か
短編部門があればはいりそう
最近はマシスンが地味にブームだよね
188 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2014/04/01(火) 01:54:12.06
新☆ハヤカワ・SF・シリーズ文庫化したら中古価格暴落してるな
文庫化してから中古買ったほうが得
したり顔で語ってるがどうせ尼で中古価格見てるだけだろ…
あれ1人が出品するだけで安い方にも高い方にもめちゃくちゃになるぞ
市中在庫あるのに、うおおプレミアついてる!って言い出して買う奴もいるしw
でっていう
なぜここに書いたのか
@
最近、
R・A・ラファティの長篇『トマス・モアの大冒険』を読んだ。
半端じゃない超絶傑作だった。
ラファティの長編は、
『蛇の卵』や、
『第四の館』や、
『悪魔が死んだ』も読んだが、
どれも超絶傑作ばかり。
日本では、
ラファティ=短編作家のイメージが強かったけど、
そのイメージが完全にひっくり返った。
とりあえず邦訳長篇として、
『宇宙舟歌』、
『地球礁』、
『イースターワインに到着』も購入した。
現時点では、
邦訳長篇は、
この七冊だけ。
(続く)
A
ラファティの長編は、
全部読むことにした。
こんな天才、
純文学の世界でも滅多にいない。
それこそ、
ダンテやゲーテ以来の天才じゃないかな。
本当にそう思うくらいの、
凄さだったwwww
(完)
俺は逆だわ
短編で好きになったから
「宇宙舟歌」「地球礁」を読んでラファティは短編作家だなと思って
最近の短篇集「昔には帰れない」を読んでその思いを強くした
純粋に、
好みの問題でしょう。
元々、
短編はほとんど読まない、
長篇しか興味ないタイプなので、
ラファティも長編にハマった。
どんな作家でも、
短編は当たり外れが大きくて、
あんまり楽しめない。
長編でも当たり外れは大きいんだけど、
長編は丸ごと一冊で、
当たり外れに分かれるから、
再読する時に便利。
「この長編は再読の必要ないけど、
この長編は最低でも三回は読もう」みたいに、
仕分けがしやすいwwww
改行もちっと抑えろよ
なんかこだわりでもあるんか?
それも、
好みの問題。
改行が多いと、
書きやすい。
あと、
読みやすいと言ってくれる人も多い。
読みにくいという人も、
いるんだけどねwwww
まともな文章を書いたことのない奴の文章って本当に狂ってるからな。
まあ、
文節ごとに、
分けるのも、
ありだろ。
一文ごとに、
段落変えて。
読点が、
読点+改行。
句点が、
句点+空行。
そういう風に、
しているだけ。
ガラケーでは、
この方が、
読みやすい。
200 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2014/05/01(木) 01:38:37.11
今日日ガラケーで書き込んだり閲覧したりする人がどれほどいるか
元より2chでは携帯からの書き込みは叩く対象になっているのにそれは理由にならないだろ
西村京太郎の豪華版みたいなもんだな
そっちのほうが読みやすいって言われるのは、普通に書いた文章は
アレ過ぎて読めたもんじゃないって理由なんじゃね。
203 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2014/05/01(木) 17:57:17.77
せっかく上がったんで今年上半期の海外。豊作だ。
1 図書室の魔法
2 古代の遺物
3 ピース
4 オマル
5 ハヤブサが守る家
6 レッドスーツ
7 道を視る少年
8 大航宙時代
9 モンド9
10 最後の恋人
11以下: ゴーレム、時が新しかったころ、星の涯の空、旋舞の千年都市、ウィリスの短編集二冊
なんか取りこぼしありますかな
初収録作も入ってるので、ディック短編集2冊も一応候補だな。
あとヴォルコシガンものの外交特例(ビジョルド)もあった。
境界ジャンル含めると、メイ・シンクレア「胸の火は消えず」は個人的に外せない。
あとイーガンの白熱光も今年扱いだよね。
「地上最後の刑事」もかな。続編がディック賞を円城と一緒にとったっぽいし
国内も豊作だと思うんだが誰かまとめて
例年なら上位クラスの作品が上半期だけでも
既にトップ10から外れそうなのがすごいね。
このあとSFマガジンの記念アンソロジー2冊も出るし、いや、すごいわ今年。
現時点でもう去年1年で買った冊数超えてるかも知れん
機龍警察 未亡旅団
オービタル・クラウド
みずは無間
テキスト9
オニキス
ファースト・サークル
深紅の碑文
〔少女庭国〕
ミーチャ・ベリャーエフの子狐たち
天冥の標 7 新世界ハーブC
My Humanity
ルーティーン
躯体上の翼
新生
まだあるだろうけど
発酵人間は、まあいいや
少女庭国のどこがSFだったよ
クローズドサークルで食人やって喜んでるだけのホラーだろ
JAで出せよあんなのは・・・
テキスト9ってのは結構評判いいよね
大賞のやつよりも上に来るかもな
個人的には長谷と瀬名の短編集を推したいが。
>>203 このメンツだと1位はイーガンになりそうやね
イーガンは中身関係なく出れば投票する輩がかなりの割合でいるからな。
逆にイーガンで1位になれない作品は駄作の強い推認が働くという
TAPの悪口はやめるんだ
ひとりっ子もなかなか重版されないな
満遍なく票を集めてレッドスーツが勝ったりして
REDSHIRTS→レッドスーツ
がどうもな
218 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2014/05/05(月) 12:46:11.59
ただ、惑星探査に出かけるのに「シャツ」ってのもなあ
スタトレ世界ではどういう素材なんだろうか
モビルシャツとかパワードシャツとか強いのは上半身だけっぽいよね
おまけでオムツ機能ありそうだけど
>>211 少女庭国は全然面白くなかったよSFでもないし
Amazonで発売後すぐにレヴューするやつはあてにならない
業者だろあれ
テキスト9も信用できないわ
面白くない本でもつい最後まで読んでしまうのが読書家と言うもの
そもそも100冊読んだとして「面白い」のはそのうち10冊位なのが普通
面白い本楽しい本しか読みたくないならずっとラノベだけ読んでなさい
面白い面白くないなんてのは個人の主観だからな
スマートに「俺には合わない」って言えないのは
社会性の未発達な子供だよ
俺が面白くなかったものは当然全宇宙的に面白くないし抹殺すべき
ランキングスレで人それぞれを持ちだされるとなんかちょっと
SFなんて銀河辺境に来るのは偏屈野郎だけなんだから、ワンマンアーミー大主観主義で殴り合えばいいと思うけどな
まあ残雪の長編は全宇宙的に面白いけどな
殴り合いで解決しようとするなら他者を圧倒する理論武装が背景にあるべき
「俺はつまんなかった」なら「俺のほうがもっとつまらなかった」「いやいや俺が」の
堂々巡りに陥るだけ、対抗者を完膚なきまでに叩きのめすだけの論評を持つ
選ばれしチャンピオンのみここに来るが良い
>>203 図書室の魔法読んだんだが、ファージングとおんなじで、小ネタは面白いんだがメインストーリーは甘々じゃね?
これで一位はないだろう。まあゼラズニイ最高にかっこいいのは同意。
殴り合いで勝ったかどうかも個人の主観だからな
ボコボコにされても判定勝ちでチャンピオンになるやつもおるし
ネット上のバトルでどう見ても叩きのめされてるのに
勝利宣言して「今日はここまでにしといたる」っていうやつもおる
図書室の魔法はイギリスなのにバラードとかボブショウが出てこなかったのが寂しい
でもこの時点で出てくるなんてプリーストは息長いな
>>221-222 少女庭国は面白いつまらんじゃなくてSFじゃないんだよ
サイエンス・フィクションでなくてもいいがスペキュレイティブ・フィクションたるべし
なぜハヤカワSFシリーズJコレクションで出してしまったのか
「SFとはなにか?」を厳密に規定できる天才が出現したと聞いて
「ミノタウロスの皿」はSFだろ
「霧の中」や「少女庭園」がSFでも問題ないよな
209に書き込んだ者だけど、実はほとんど読んでないんだよね
件の作品もJコレだしってことでリストしてみただけなんだ。なんかすまん
SFマガジンのアンソロジーよりちくま文庫のリテラリーゴシック・イン・ジャパンの方がいいな
SFM700の少なくとも国内篇は確かにぱっとしない収録内容なのであまり期待できない
おれはほぼ秋山目当てですわ
未収録分多いから
読んでみるまで何とも言えない
SFM700は文庫として出してくれるのかありがたいな
本誌の特別号だったり増刊だったりして後々入手性悪くなるパターンかと思ってた
???
240 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2014/05/22(木) 22:25:02.13
ついに1966年の百億と果流の壁を
2008年のハーモニーが乗り越えたか
虐殺器官も5位か
すごいな
次のオールタイムベストは2022年か
もう手に入ったの?
順位教えて
>>243 twitter.com/sonesuguru
サンクス。
>>244 てかこのツイート面白い。中の方ですか?
円城解説にはハゲ同で笑った
>>215 TAPはSFとしてみればつまらんが、
ホラー、ダークファンタジーだと思えばなかなかのもん
おっ、年刊日本SF傑作選に式貴士「死人妻」が入るのか
その人は文句付けてるけど私家版買えなかったんでありがたいわ
2014オールタイム・ベスト
国内長篇部門
1 『ハーモニー』伊藤計劃
2 『果てしなき流れの果に』小松左京
3 『百億の昼と千億の夜』光瀬龍
4 『グラン・ヴァカンス 廃園の天使T』飛浩隆
5 『虐殺器官』伊藤計劃
6 『天冥の標』小川一水
7 『華竜の宮』上田早夕里
8 『日本沈没』小松左京
9 『妖星伝』半村良
10 『戦闘妖精・雪風〈改〉』神林長平
10 《戦闘妖精・雪風》シリーズ 神林長平
国内作家部門
1 小松左京
2 神林長平
3 筒井康隆
4 飛浩隆
5 星新一
6 小川一水
7 円城塔
8 伊藤計劃
9 山田正紀
10 光瀬龍
海外長篇部門
1 『ソラリス』/『ソラリスの陽の下に』スタニスワフ・レム
2 『ディアスポラ』グレッグ・イーガン
3 『ニューロマンサー』ウィリアム・ギブスン
4 『虎よ、虎よ!』アルフレッド・ベスター
5 『幼年期の終わり』アーサー・C・クラーク
6 『万物理論』グレッグ・イーガン
7 『地球の長い午後』ブライアン・W・オールディス
8 《新しい太陽の書》ジーン・ウルフ
9 『夏への扉』ロバート・A・ハインライン
10 『ハイペリオン』ダン・シモンズ
海外作家部門
1 グレッグ・イーガン
2 フィリップ・K・ディック
3 アーサー・C・クラーク
4 スタニスワフ・レム
5 テッド・チャン
6 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア
7 レイ・ブラッドベリ
8 J・G・バラード
9 ジーン・ウルフ
10 アイザック・アシモフ
伊藤計劃の死人補正強すぎだろ
売るために殺されたw
ハイペリオンはまた票が割れてる
いいかげん、分割するなり合わせるなり計算方法を決めればいいのに。
伊藤が死んだことで補正受けてるなら他の作品だって思い出補正だろ
?
国内編、新鮮でイイね
『虚無回廊』が雑でちょっとがっかりだったけど、『果しなき流れの果に』を読んでみるか
国内に比べて海外の硬直っぷりがなあ
SFマガジンのランキングだよね?
投票する人がSFファンの中でもコアな人に限定されるから
結果もマニアックなランキングになってしまうね。
このランキングだけ見て軽い気持ちでSFに手を出した一見さんは
もう二度とSFには興味を示さなくなるだろう。
海外は分からんが、国内でそうは思わんがなぁ…
ここで前号のSFMみたいに「魔法科学校の劣等生」おすすめって言われても困るわ
べつにオールタイムベストは入門者におすすめランキングではないんで
SFマガジン700海外、収録作家で
シェクリイだけ作家別オールタイムベストに入ってないな
SFが読みたい!では毎年ハブられてた天冥の標が
ちゃんと入ってて安心した
マニアックかなあ?
ラノベ選ぶわけにいかんだろうし
どういうのが上位に来たらこいつは納得するんだ?
非SF作家の境界作品を選べばいいのか?
文句言う奴は何が来ても納得しない
正直ハイペリオン入ってるならラノベやスペオペでも構わん気はするが
個人的には『星を継ぐもの』と『ニムロデ狩り』、国内では『神狩り』が入ってないのが不満。
まあ作家別で山田正紀入ってるからいいけどさ
あと『マイナス・ゼロ』と『ふりだしに戻る』も……
って、言い出したらきりがなくなるな
五色の船が短編1位かよ
すげぇな
>>269 正直あんまり好きな作品じゃないんで不思議だわ
そもそもSFかどうかも微妙だし
何でそんなに人気があるんだ?
>>249 『ディアスポラ』と『ニューロマンサー』の順位が上がったな
前者はイーガン人気として『ニューロマンサー』ってなんかあったんか
2006年と2014年の大きな違いのひとつはtwitterでしょうね
日々電脳空間で戦うツイッタラーには
ニューロマンサーがリアルだったんでは
2ちゃんはまだパソ通的掲示板だけど
五色の船もtwitter文学賞とったそうだし
短編は、これ一作という作家を押さえて
複数作品に票が割れながらもチャン、イーガン、ティプトリーがトップ3なんだな
冷たい方程式って
どんな作家でも1つは名作短編が書けるかもしれない一発屋扱いから
こんな作家にこんな名作が書けるわけがない→実は編集長のアイデアだった
ってことになってるんだな
2014オールタイム・ベスト国内短編部門
1. 津原泰水「五色の舟」
2.星新一「おーい、でてこーい」
3.飛浩隆「ラギッド・ガール」
4.小松左京「ゴルディアスの結び目」
5.上田早夕里「魚舟・獣舟」
6.飛浩隆「象られた力」
7.小川一水「老ヴォールの惑星」
8.堀晃「太陽風交点」
9.小林泰三「海を見る人」
10.梶尾真治「おもいでエマノン」
11.円城塔「Boy’s Surface」
12.酉島伝法「皆勤の徒」
13.堀晃「梅田地下オデッセイ」
14.長谷敏司「allo,toi,toi」
15,山尾悠子「夢の棲む街」
16,梶尾真治「美亜へ贈る真珠」
17.山尾悠子「遠近法」
18.小林泰三「酔歩する男」
19.神林長平「言葉使い師」
20.星新一「ボッコちゃん」
21.中井紀夫「山の上の交響楽」
22.伊藤計劃「From the Nothing, With Love.」
23.星新一「処刑」
23.円城塔「良い夜を持っている」
25.小松左京「地には平和を」
25.飛浩隆「デュオ」
25.宮内悠介「盤上の夜」
25.大原まり子「一人で歩いていった猫」
29.小川一水「漂った男」
30.野尻抱介「大風呂敷と蜘蛛の糸」
2014オールタイム・ベスト海外短編部門
1.テッド・チャン「あなたの人生の物語」
2.グレッグ・イーガン「しあわせの理由」
3.ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア「たったひとつの冴えたやり方」
4.ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア「接続された女」
5.ダニエル・キイス「アルジャーノンに花束を」
6.エドモンド・ハミルトン「フェッセンデンの宇宙」
7.ロバート・F・ヤング「たんぽぽ娘」
8.トム・ゴドウィン「冷たい方程式」
9.ジョン・ヴァーリィ「ブルー・シャンペン」
10.グレッグ・ベア「鏖戦」
11.テッド・チャン「理解」
12.テッド・チャン「地獄とは神の不在なり」
13.アーサー・C」・クラーク「太陽系最後の日」
14.パオロ・バチガルピ「第六ポンプ」
15.グレッグ・イーガン「ルミナス」
16.ジーン・ウルフ「デス博士の島その他の物語」
17.ロジャー・ゼラズニイ「フロストとベータ」
18.グレッグ・イーガン「ワンの絨毯」
19.ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア「愛はさだめ、さだめは死」
20.シオドア・スタージョン「孤独の円盤」
20.ジャック・ヴァンス「月の蛾」
22.グレッグ・イーガン「祈りの海」
22.テッド・チャン「商人と錬金術師の門」
24.C・L・ムーア「シャンブロウ」
25.コードウェイナー・スミス「シェイヨルという名の星」
26.アーシュラ・K・ル・グィン「オメラスから歩み去る人々」
27.ブルース・スターリング「巣」
28.オースン・スコット・カード「無伴奏ソナタ」
29.シオドア・スタージョン「海を失った男」
30.コードウェイナー・スミス「アルファ・ラルファ大通り」
皆勤がオールタイムとかないわぁ…
オールタイムは過去5年の新刊は除外か何かにしなきゃだめだのぅ
278 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2014/05/26(月) 19:59:32.92
ミステリとSFにはオールタイムベストがあるなら
文学と時代小説のオールタイムベストもやってほしい
「フェッセンデンの宇宙」と「冷たい方程式」強いな
ハミルトンは他にもっといい短編あると思うが
後への影響考慮してか
>>279 SFMがハードジュブナイル認定を与えた「人類は衰退しました」と「魔法科高校の劣等生」が入ってない
そこにラノベ読みの知性の限界を感じる
ラノベ読みがSFに付いて来られるのは「イリヤの空、UFOの夏」と「涼宮ハルヒの憂鬱」までが限界か
海外短編は「とりあえずチャンとイーガン読んどけ」という風潮と、過去作を手軽に読めない現状が影響してる感じだな
最近になって読み始めたひとはイーガンとチャンばかり入れてしまうんじゃね? かくいうおれがそうだけど
いいんだよ
何年おきかにやることで
一時的ブームとスタンダードを両方押えられて面白いから
最低でも1500冊(作にあらず)読んだ奴にしか投票権を与えるなよ
そういえば入手困難作品はあまり入っていないね
やはり、名作でも読める状態にないと最近の読者は存在すら知らずに
ランク外になってしまう側面もありそう
>>272 1950 『華氏451度』 In-ear headphones
2001 Apple earbuds released
これひどくね
入手困難作品は電子書籍化してくれよ
五色の舟は誰も1位になるなんて思ってなくて、
とりあえず最近読んだ中で印象に残ってる奴入れとくかーって感じなんだろうな
自分もうそうだったから分かる
人退はいいポストアポカリプスSFだと思う
ラノベ読者には人気なかったんだな…
>>248 他
乙!どうもありがとう。他にも欲しい本があって、買おうかどうかいまも
迷っているんですがw
『日本沈没』がベストテン内に返り咲いたのは小松先生死去によるものと
あと3.11が大きく影響しているのでよくわかるんだが、こういった企画を
やるごとに順位を下げていった感のある『ニューロマンサー』がいきなり
3位に浮上って…理由が判らん(初読のときは大嫌いだったんですが、いまは
まったくそんなこともなく)…。
SF読者は紙の本をこよなく愛するなど保守的な人種が多いが
その保守的人種さえ電脳空間に接触したということではないかなぁ
電脳空間に実際触れることで、想像で描いていた過去の作品の凄さが分かるというのはある
電脳空間に実際に触れたことは、俺はまだないなあ
じゃあお前の目の前の箱はなんなんだよ
(まさか、直接ネットワークに…?)
箱に触るのが電脳空間だったんだ
つまんねえ
296 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2014/05/27(火) 10:39:33.66
「紙の本」で思い出した!
「紙の本でも読みなよ」のキャッチコピーの
虚淵玄脚本作品サイコパスにニューロマンサーが出てた
順位はともかく、読者の投票総数158名って…
自票で1位が変動してた事にビックリだわ
158名w
投票者の名前覚えてもらえるレベルじゃねえかwww
でも2006年のときは作家・評論家98名、読者103名だったそうだし
ちゃんと増えてはいるんだよね
人退70万部くらい売れてるし人気あるでしょ
食卓にビールをはSF者寄りの人以外には空気だったけど
SFミステリがSF側とミステリ側両方から中途半端な評価受けるようなもん
89年 501人
↓
98年 319人
↓
06年 201人
メール可なんだし
ちゃんとした投票フォーム作ってたらもっと集まってた感じするけどなぁ
まぁ票数競うもんでもないけどさ
>>304 トホホな推移だなあ。冬の時代よりも減ってるじゃん。
なんか面倒臭かったからな
まあフォームで投稿可能にしてVIPPERに突撃されるよりはいいけど
307 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2014/05/28(水) 10:01:57.99
06年度は影響力のある翻訳者が浅倉伊藤から大森山岸に移行した結果
14年度は60年代作家から00年代作家へ読者層が移行した結果
twitterでアカウントもあるSIさんが
SFマガジン半年分ゲットしておられたけど
投票者一覧みたら、昔Yahoo!オークションで
SF本を売ってもらった人がチラホラいるというのが…w
>>271 >2006年と2014年の大きな違いのひとつはtwitterでしょうね
>日々電脳空間で戦うツイッタラーには
>ニューロマンサーがリアルだったんでは
ゲームで戦うはず、というかつもりだったのに皆は意見や見解で対立して熱くなってんだよな。愕然とする。
その後につづくLINEはもうなんか村社会だか隣組だろって言ってる人もいるし、しんどいことになってきたわ。
前々回の98年のときは
海外はラファティやクラークといったビッグネームからお祝いの言葉があったのに
国内は小松も筒井もコメントなかったんだよな
ニューロマンサーは伊藤計劃からの流れで再読されたんでないの
新装版も出たしね
実質人気投票なので、部数とその時点での入手しやすさでほぼ決まる
なんでや
モンスターをハントして戦っとるやないか
ニューロマンサー3位はニンジャスレイヤー効果だな
しかし山岸真24歳でニューロマンサーの解説書いてたのか
イーガンが現役最高作家という風潮は山岸大森のゴリ押しで作られたものだよな
317 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2014/05/29(木) 16:40:45.37
マガジンの投票は声のでかい大森望にひっぱられる傾向があるよなあ
「航路」が18位とか、悪い冗談としか思えん
忍殺ってどっちの部門に入れればいいんだwww
忍殺は大菩薩峠みたいな大長編でしょう
イーガンはランクインするけどレナルズ、ミエヴィル、ストロスあたりはキツイか
>>320 あくまで長門が選んだというていのリストなので、
谷川のベストとは必ずしも一致しないはず
たしか海外ミステリのベスト3に
クイーンの『ギリシャ棺』じゃなくて『Yの悲劇』をあげてたし
というか、5人が1位に選んで投票するだけで
順位が大きく変動するような規模のランキングだから
順位だけ見て考察するのってナンセンスよね
小さなコミュニティのランキングなんだから
こんなところに書き込むのが間違ってる
人退ラファティの短編みたいで面白かったけど文章がだるすぎるのがなあ
小説の完成度的にそこまで持ち上げるほどのものかあって感じ
SFって面白くないんだもん
熟語を厨二単語変換した社畜日記とか
漢字の一画が家出しちゃったコメディとか
お年寄りがバスに乗ろうとしてこけた高齢化日記とか
そんなもんをSFでございと出されてもな
そりゃメタ言及ばかりのスコラ派哲学って言われるわ
SFはサイエンスフィクションばかりじゃない、ってのはいいんだが
サイエンスフィクションじゃないものがVIPPERのSSにも遥かに劣る
サイエンスフィクションでなくてもいいから思弁せよ不思議せよ
大御所の日記をフィクション扱いで売りつけるとか、ふざけるな、と
(別に妻の介護日記を日記として出すのは何ら文句ないが)
病院へお帰り
若くて未来への希望にあふれていた自分が中年となり高齢者となり、
じきに、こけるよ うになる哀切と折り合いの付け方に深く共感できる。
あえて言うが、この味わいは若造には理解できない。
本当にSFを長年愛してきた者だけが味わえる境地。
1『ソラリス』/『ソラリスの陽のもとに』スタニスワフ・レム 389
2『ディアスポラ』グレッグ・イーガン 229
3『ニューロマンサー』ウィリアム・ギプスン 223
4『虎よ、虎よ!』アルフレッド・ベスター 2川
5『幼年期の終り』アーサー・C・クラーク 203
6『万物理論』グレッグ・イーガン174
7『地球の長い午後』ブライアン・W・オールディス 171
8≪新しい太陽の書》ジーン・ウルフ165
9『夏への扉』ロバート・A・ハインライン163
10『ハイペリオン』ダン・シモンズ153
11『星を継ぐもの』ジェイムズ・P・ホーガン150
12《ハイペリオン》四部作 ダン・シモンズ144
13『ユーピック』フィリップ・K・ディック137
14『ノーストリリア』コードウェイナー・スミス126
15『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』フィリップ・K・ディック115
16『火星年代記』レイ・ブラッドベリ112
17『都市と都市』チャイナ・ミエヴィル109
18『航路』コニー・ウィリス104
19『都市と星』アーサー・C・クラーク102
20くハイペリオン〉二部作 ダン・シモンズ 95
21『スローターハウス5』カート・ヴォネガット 93
22『闇の左手』アーシュラ・K・ル・グィン 91
23『逆転世界』クリストファー・プリースト 87
24『ブラッド・ミュージック』グレッグ・ベア 85
25『ベルディード・ストリート・ステーション』チヤイナ・ミエヴィル 80
26『時間封削 0バート・チャールズ・ウィルスン 79
27『火星のタイム・スリップ』フィリップ・K・ティツク 76
28『エンパイア・スター』サミュ工ル・R・ディレイニー 73
29『パヴァーヌ』キース・ロバーツ 71
30『ハローサマー、グッドバイ』マイクル・コーニイ 71
31『夢幻諸島から』クリストファー・プリースト 7り
32『リングワールド』ラリイ・ニーヴン 67
33『砂漠の惑星』スタニスワフ・レム 66
34『タイタンの妖女』カート・ヴオネガット 66
35『バベルー17』サミュエル・R・ディレイニー 66
36『アッチエレランド』チャールズ・ストロス 63
37『暗闇のスキャナー』/『スキャナー・ダークリー』フィリップ・K・ディック 62
38『順列都市』グレッグ・イーガン 62
39『ねじまき少女』パオロ・バチガルピ 62
40『ブラインドサイト』ピーター・ワッツ 62
41『楽園の泉』アーサー・C・クラーク 62
42『宇宙のランデヴー』アーサー・C・クラーク 61
43『結晶世界』J・G・バラード 61
44『流れよわが涙、と警官は言った』フィリップ・K・ディック 61
45『宇宙船ビークル号』A・E・ヴァン・ヴオクト 60
46『火星夜想曲』イアン・マクドナルド 59
46『エンジン・サマー』ジョン・クロウリー 5日
48『高い城の男』フィリップ・K・ディック 58
49『タウ・ゼロ』ポール・アンダースン 55
50『双生児』クリストファー・プリースト 54
「夏への扉」が9位とかあり得ない、嘘だステマだ絶対に許さない!
とファビョる奴が湧いて出る、に1ペリカ
高齢者にだけ共感できる手記風小説って全然SFじゃないだろw
10『ハイペリオン』ダン・シモンズ153
12《ハイペリオン》四部作 ダン・シモンズ144
20くハイペリオン〉二部作 ダン・シモンズ 95
392票で堂々1位なんですが、毎度のこととはいえ集計方法がうんこ
ハイペリオンは評価するが没落はダメとか、二部作はいいがエンディミオンは蛇足とか
細かい投票者のニーズに応えたんですかねえ
お前らのことか
25 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です 2014/05/21(水) 22:23:12.28 ID:tnS8OMqHO
なんでこんなに伸びるのにSF板は過疎なのか
この中に裏切り者がいる!
26 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です 2014/05/21(水) 22:24:33.33 ID:6/Tgrv7u0
>>25 専門板って好き勝手主張してると異物として排除されちゃうじゃん
47 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です 2014/05/21(水) 22:32:15.48 ID:OJPN86Po0
>>25 たまにその話題について集中的に話したいというニーズに合ってる
専門板はキチガイが多いし人も少ないし、人がいてもまずテンプレ読んで
ここに書いていいのかとか考えなくちゃいけないから色々面倒
正直エンディミオンの覚醒って
途中から話がわかって読むのしんどいでしょ
順列都市低いな
小説としての完成度の問題か?
イーガンの長編で一番好きだけど
米国と日本を較べると
日本でのイーガンの評価が異様に突出してて
宇宙の戦士、終わりなき戦い、エンダーのゲーム、ビジョルドあたりのミリタリーものの評価が低いな
あとレムの評価は高いけど米国では未だにオールタイムベストに顔を出すストーカー兄弟は忘れられてる
Edge of Tomorrow原作も海外尼の評判いいね
ミーハー票かもしれんけど
>>335 こういうのは集計方法考えるべきだよね。
単純に4作別計算にして均等分配にするか
あるいは4作まとめて1作扱いで全部合算もしくは
1/4、1/2をかけて加算するか
日本のオーウェル伊藤計劃は国内1位と5位なのに
本家オーウェルは海外50位にも入らないな
>>334 投票の規定にきちんと
シリーズに含まれる長編も、シリーズ自体も独立した長編とみなすってなってるのは
そういうことだろ
ウルフの「新しい太陽の書」に負けてるのは、各巻のつながりの強さのせいかな
ハイペリオンとエンディミオンなんて別の話だし
オーウェルは一般文学扱いなのかね。
そういえば俺も思いつかなくて入れなかったわ。
よく考えたらディストピアものなら1位なんだけど、
なぜかSFオールタイム考えてるとき思いつかないw
グランヴァカンス前回20位くらいじゃなかったっけ
随分上がったな
オーウェルは社会科学SFだし
日本人のSF読みは自然科学SFしかSFと認めないから
アニマル・ファームは?
いつもこの手のあれに入ってる印象のスズタル中佐が入ってないんか
時代の流れかな
ルグィンもなんか低いな
辛うじて「闇の左手」は入ってるけど。
「所有せざる人々」とかトップ10クラスの作品だと思うんだけど圏外だし
社会・人文科学系のSFはやっぱり人気ないのかな
社会・人文科学系が一時フェミに乗っ取られて「SFはフェミニズム布教のためにある文学」とか宣言されてから、
日本ではサイエンスフィクション以外はシャットアウトが安全って空気でしょ
「魚舟・獣舟」やら『夢幻諸島から』やら入ってきてる所見ると
フェミ臭くなければそう嫌われるわけでもなさそうだけど
前回
2006年オールタイムベスト国内長編
1 光瀬龍 『百億の昼と千億の夜』
2 小松左京 『果しなき流れの果に』
3 半村良 『妖星伝』
4 広瀬正 『マイナス・ゼロ』
5 山田正紀 『宝石泥棒』
6 山田正紀 『神狩り』
7 小松左京 『復活の日』
8 半村良 『産霊山秘録』
9 神林長平 『戦闘妖精・雪風〈改〉』
10 小松左京 『日本沈没』
11 大原まり子 『ハイブリッド・チャイルド』
12 半村良 『石の血脈』
13 夢枕獏 『上弦の月を喰べる獅子』
14 光瀬龍 『たそがれに還る』
15 冲方丁 『マルドゥック・スクランブル』
16 古川日出男 『アラビアの夜の種族』
17 野尻抱介 『太陽の簒奪者』
18 飛浩隆 『グラン・ヴァカンス 廃園の天使T 』
19 北野勇作 『かめくん』
19 筒井康隆 『虚航船団』
19 田中芳樹 『銀河英雄伝説』
22 森岡浩之 『星界の紋章』
22 夢野久作 『ドグラ・マグラ』
22 瀬名秀明 『BRAIN VALLEY』
25 秋山瑞人 『猫の地球儀』
魚舟・獣舟は普通に自然科学系だと思ってた(生物学ネタ)
早川復刊アンケートしてるが、みんなでアンバーと魔王子に入れよう
人気投票ではございませんって書いてあるし
何冊もあるシリーズものが復刊するのは残念だけど望み薄かと思う
コンスタントに売れつづけるくらい人気のある作品は
そもそも品切れにならんしなあ
一時期出してたモダンホラーを復刊させて欲しいな
ハヤカワ文庫SF★現在入手困難
海外長編部門
24位『ブラッド・ミュージック』
32位『リング・ワールド』
33位『バベル―17』
37位『スキャナー・ダークリー』
46位『火星夜想曲』
海外短編部門
9位「ブルー・シャンペン」『ブルー・シャンペン』
10位「鏖戦」『80年代SF傑作選(下)』
25位「ショイヨルという名の星」『ショイヨルという名の星』
26位「オメラスから歩み去る人々」『風の十二方位』
27位「巣」『蝉の女王』
30位「アルファ・ラルファ大通り」33位「鼠と竜のゲーム」40位「スズダル中佐の犯罪と栄光」『鼠と竜のゲーム』
38位「故郷へ歩いた男」『故郷から10000光年』
42位「コーラルDの雲の彫刻師」『ヴァーミリオン・サンズ』
46位「クローム襲撃」『クローム襲撃』
47位「サンドキングズ」『サンドキングズ』
49位「夜来たる」『夜来たる』
>>203 に加えて、SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと
ジェネレーションP、キジ・ジョンソン、われはラザロ
なんてのが出ちゃってる今年はどうかしてる
補完機構はノーストリリアだけ読めるのか
あれは短編読めないとアカンやろ
360 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2014/09/12(金) 20:54:12.60
1 火星の人
2 オマル 導きの惑星
3 霧に橋を架ける
4 レッドスーツ
5 白熱光
6 地上最後の刑事
7 カンパニー・マン
8 胸の火は消えず
9 SFマガジン700
10 大航宙時代
他にも
モンド9、月の部屋で会いましょう、旋舞の千年都市、古代の遺物、世界が終わってしまったあとの世界で、怪奇文学大山脈シリーズ
今年は豊作だな
361 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2014/09/16(火) 14:47:43.35
「火星の人」 面白かった
362 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2014/09/16(火) 17:34:18.99
必ずSF小説を賛成して欲しい
絶対にSF小説を賛成して欲しい
確実にSF小説を賛成して欲しい
100%SF小説を賛成して欲しい
十割SF小説を賛成して欲しい
王道が好きなんだな
モンド9とヴクサビッチの何とかは確かに良かったが
あと何といってもクロウリー
ジェフ・ヴァンダミアの「全滅領域」は何故NV扱いなんだ?
SFであるべきだろ。
深海YrrもNVやったし
NVで出した方が売れるんじゃない?
青背だと敬遠されたりするのかも
全滅領域、カンパニー・マン、プリムローズ・レーンの男、シャイニング・ガール、世界が終わってしまったあとの世界で
NVにもけっこうあるな
どれかはランクインするかな?
名前が出てないところだと、NOS4A2も来るかな
> 0バート
SFが読みたいは黒字なので隔年刊になりました。今年は無し
今年も真ん中あたりのページで、聞いたことないおっさんおばはんが、マイベストに
ついて各人小さい欄でエラそーに語るあほらしいコーナーあるかな?
同意
百田尚樹さんがいない時点でゴミ
374 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2015/01/14(水) 04:07:55.66
今年も真ん中あたりのページで、聞いたことないおっさんおばはんが、マイベストに
ついて各人小さい欄でエラそーに語るあほらしいコーナーあるかな?
J・P・ホーガン 星を継ぐもの って評価が高いのは日本だけ?
ローカス誌とか名をあまり見かけないけど・・・
>>376 第4部まで出てるんだから海外でもそれなりに評価はされてるとは思うけど
日本での評価が異常に高い。
邦題が秀逸だったことも理由の一つだと思う。
>>377 thx
日本での評価が異常に高いだけか・・・
ぶっちゃけ途中でオチ推測出来ちゃうしなぁ
それほどの名作とも思えない
短編向きのワンアイデアの作品だし
物語運びはあんまりうまくないし、個人的にはそれほど好きじゃない
でもホーガンのほかの駄作群に比べたら全然マシ
そろそろSFが読みたいが出るのか
ヴァンダミアのは、3作とも期間内に出して統合してやればよかったのに
あとレトロなマッドサイエンティストもので楽しかったから
ワグナー教授に20位以内に入って欲しい
ランキング貼って。
SFが読みたいは内容を隠しておくような種類の出版物ではないでしょ。
ベストSF2014
国内篇
1 藤井太洋『オービタル・クラウド』
2 上田早夕里『深紅の碑文(上・下)』
3 六冬和生『みずは無間』
4 長谷敏司『My Humanity』
5 仁木稔『ミーチャ・ベリャーエフの子狐たち』
6 月村了衛『機龍警察 未亡旅団』
7 瀬名秀明『新生』
8 岡和田晃・編『北の想像力 《北海道文学》と《北海道SF》をめぐる思索の旅』
9 片瀬二郎『サムライ・ポテト』
10 大森望・編『NOVA+ バベル』
海外篇
1 アンディ・ウィアー『火星の人』
2 グレッグ・イーガン『白熱光』
3 ジョン・スコルジー『レッドスーツ』
4 キジ・ジョンスン『霧に橋を架ける』
5 イアン・マクドナルド『旋舞の千年都市(上・下)』
6 チャールズ・ユウ『SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと』
7 ジーン・ウルフ『ピース』
8 キム・スタンリー・ロビンスン『2312 太陽系動乱(上・下)』
9 ジョー・ウォルトン『図書室の魔法(上・下)』
10 ダリオ・トナーニ『モンド9』
>>383 ありがと。
「テキスト9」が入ってねえ。
あの良さがわかる人、少ないのかなあ?
『オービタル・クラウド』が1位って、不作の年かよ
テキスト9も10位台前半にははいっていたよ
>>383 20作品のうち1つしか読んでないや
海外篇の方が面白そうなの多いな
俺は去年読んだ本が1冊も入ってなかった。
自分の選定眼の無さに呆れる。
日本のは長谷の短編集しか読んでない。買ってみようと思うのはバベルだけかな。
海外は原書で読んだのが4作、邦訳は1冊も読んでない
ますますランキングと読むものがかけ離れてきた
北海道に住んでるけどどこにも売ってないぞ
本当に発売してるのか
図書館の魔法はハリウッド化されそうな内容だな
向こうでどれだけの知名度があるのかは知らんが
あれ? 海外編に「ゲームウォーズ」入ってない?
うっかり発売日からしばらく買いそこねるとおそろしく手に入りにくくなる。他のA5版ブックレビューは潤沢に売っているのに。ようやく買えた。
今年の表紙は水玉氏追悼かね。それじゃあまりに個人贔屓すぎるから5×3になるキリの良さ等で全表紙を並べた。かな。
2003年までが完成本からのスキャンで2004年からが印刷前の原データだろうか。画像のクリアさやフチの裁断加減を見るに。