1 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :
2012/07/28(土) 02:21:58.22
いあ
>>1 乙!
次スレ立つの待ってたらいつの間にか落ちてた。
最近ラヴクラフト全集の1巻を古本屋でよく見かけるようになった
いいことだ、安く手に入るのなら読んでみようかという人も多いだろう
しかし1巻だけということは…
ロード・オブ・ザ・リングが公開されてしばらく経った頃に 旅の仲間・上巻だけが古本屋に出回ったと聞くが、そういう類のあれか。
「ハイペリオン」も第一作、特に上巻はだぶついてて100円コーナーに何冊も並んでいて 続編は品薄だなw
ああ、次は真クの1巻だ・・・
ニャル子で興味持ったラノベ脳が放出ってことか。
それを言うならアニメ脳だろ
16 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2012/07/30(月) 01:52:35.99
岩井の嫌いな俺が来たぜ! From Beyond 今のセンスとクォリティで再映画化して欲しい 86年の奴は傑作だぜ!
阿佐ヶ谷で8月に御大の聖誕祭をやるって話は既出?
19 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2012/07/31(火) 10:20:59.60
阿佐ヶ谷ロフト ラヴクラフト とかでググると出てくるな。 しかし森瀬はまた引っ掻き回すようなことをw
人喰い事件のところ?
原理主義かあ 最近はハワードもディ・キャンプ等の手の加わっていない「純正ハワード印」なんてことが言われるご時世だし
なるほどそういう意味なのかー 古典の授業で聞いたけど、紫式部とか清少納言なんかだと写本の又写しや後世の人の手が入っている ことで元々のテキスト(原テキスト)から掛け離れてしまっているので、それをいろんな方法で復元 しようという研究テーマがあるんだそうで、シロウト目には枝葉にしか思えないような一行に粘着して イイ年こいた学者が何年も大論争とかあるんだそうで。 ラヴクラフトでそんなんやるのかー くわばらくわばら。 そこまで御大層な代物じゃねえだろ、と思っちゃう。好きな作家だけど。
この場合はもっと単純な意味じゃね? ラヴクラフト神話が好きな人と 所謂クトゥルフ神話が好きな人って、重なる部分多いにせよ同一ではないってだけの話で。
ハイパーボリアは読むけどクトゥルー神話じゃないからゾティーク読まないって奴はおかしいと思うから、俺も原理主義者寄りかな
だってクトゥルフものは怖くないんですもの
>>28 >「本邦一千万怪奇ファン」 とは大きく出たなあ。
まったくだw
>>26 原理主義者ならハイパーボリア物は最初から「コレジャナイ」と読まないんじゃ
御大本人のカダスすら「これに出てくるニャル様は這いよらないからカメオ出演」扱いだろw
>>28 以前からクトゥルフに対する興味と関心を表明してるけどね
まあ実際に「だいじょうぶマイフレンド」なんて書いたもう一人の村上と比べれば意外な人選
だろうけどw
春樹村上はスティーブン・キングについてもなんか書いてたな。 ヒッピームーブメントで挫折したのがもろに作品に顕われているのが面白いとか。
> 御大本人のカダスすら「これに出てくるニャル様は這いよらないからカメオ出演」扱い この「神性を定型的に捉えようとする」発想自体が『クトゥルフ神話』寄りに思えるは間違いなく原理主義者。
33 :
32 :2012/08/03(金) 09:57:41.96
思える自分は、
でも「ノーデンスの特徴が皺だらけの腕」みたいなことを平気で言われると文句を言いたくなるのも分かる気がする 小説ではどう考えてもそういう趣旨の文脈じゃないし
御大は全てを受容なされた 何をしても、何を信じていいと 下手な制限をくわえたのはダーレスである
カーターって30歳でドリームランドに行けなくなったんだよな? するとカダスアドベンチャーは30歳より若いときの話で そのあとウォーランとつるみだしたと カダスを夢に求めときながら、いまさら食屍鬼もどきにびびるか?
気づかなかったな、それは。 自分に引きつけて考えると、三十路になって衰えたってことかなあ。 いやホントもう衰えまくりですよ・・・orz
38 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2012/08/05(日) 05:49:55.84
39 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2012/08/05(日) 13:23:08.09
>>36 まあ御大も『ランドルフ・カーターの陳述』を書いた時点では
あんなキャラにするつもりはなかったんだろうな
カーターが外人部隊に参加してたのは驚いたな。
夢で勇敢だからといって覚醒時にもそうだとは限らないだろう。 むしろ夢と覚醒が異なるからこそ夢に焦がれるんであって。
ウォーラン「すまないがこれ以上君は連れて行けないな」 カーター「(畜生…夢の中では食屍鬼のダチだっているんだぞ…)」
「莫迦め、ウォーランは死ん…な、なんだ貴様ら?食屍鬼? ギャーっ、なんだこの猫どもは、ウワーッ」
やれやれ
46 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2012/08/07(火) 23:40:54.08
三浦商工会議所・・
>>36 現実世界で世俗的な物事を学び過ぎたせいで
夢見人としての感性を劣化させていた、って銀の鍵に書いてあるじゃん。
>>47 それはそれで身に沁みる三十代おっさんが通りますよ
なんつーか、摩耗したわあと感じるこの頃・・・
>>48 にはこの後ヤディス星人と悪魔合体してチャンドラプトラ師として諸国漫遊するイベントが待ってるので磨耗してるヒマはないのだった
円筒保存容器ノナカデ、緩慢ニ劣化シテユク
>>49 サン、コンニチワ
缶詰の賞味期限って何年だったっけ?
>>51 狂おしい太鼓の連打が止んだ時じゃないかな
>>51 日本のTRPGシナリオだと源平合戦の頃の缶詰が出てきてた
御大の作品全部集めようと思ったら幾らぐらいかかるんだろう。 単行本はもちろん、転載された本や雑誌なども含めてオールコンプリートで。 ウィアード・テイルズ?とか粗悪のパルプ紙っていうからもう崩壊して残ってないんだろうなあ。
それは粗悪って言葉に躍らされすぎ eBayとか見てみなよ
つーか、荒俣宏が パルプマガジンは「壊れていく」書物なのだった。「腐っていく」書物だったのだ。 と書いているのがね その荒俣がウィアード・テイルズのコンプリートを成し遂げているんだから、本はある
ダーレスの出版した「アウトサイダー」って 今現在古書価格ってどのくらいなんだろう?
さすが荒俣宏、格が違った
公園の噴水をシャワー代わりにして、お前らもがんばれ。
>>59 御大はそんな窮乏に耐えながら書きついでいったのか。
まさに怪奇小説に殉じたんだなあ・・・
>>60 話の流れからして公園の噴水は荒俣の方だと思うぞ。
荒俣宏は他にも「恩師が来て一緒に家で食事したら滅多に
使わない醤油が腐ってる事が判明した」などの凄い逸話が
あったりする。
補足すると「滅多に使わない」は「数年ぶりに」という意味だから念の為。
大瀧せんせもすごいエピソードありそうだ。
すごいというよりかはしょうもない、だろjk
>>61 ちょっと違うような。
「恩師が来て一緒に家で食事したら、いつも使っている醤油が
実は腐っていた事が判明した」だったような。
ソースは『ブックライフ自由自在』かな。
「(顔しかめて)荒俣くん、これ傷んでないかね? ジャリジャリするんだが・・・」
「(きょとんとして)えっ、いつもこれ食べてますけど?」
その後無くなったので数年ぶりに新しいの買う
「俺の知ってる醤油と違う! サラサラしてる!
・・・腐った醤油でも平気な体になっていたのか、もはや愚生は本のために
すべてを捨てた!」
>>66 カーターと同じ体験しながら三浦蟹を見るために潜水するとかw
ウィアードテールズからの翻訳・翻案は 戦前も新青年で行われているし、戦後も間もなく「木乃伊の妻」という怪しげな本が出ているが いずれも翻訳底本はNot at Nightというアンソロジーと考えられる The Statement of Randolph Carterはこのアンソロジーに収録されていないので おそらく西尾正が底本としたのはウィアードテールズ 直接、ウィアードテールズから翻訳・翻案された作品としてはこれが第一号の可能性がある アメージングストーリーズからの翻訳・翻案なら海野十三とか寮佐吉が知られているが そういう意味でも西尾正ってのはスゴイ人だよ あの時代、ウィアードテールズを読んでた訳だから
江戸川乱歩の海外ホラー紹介にもラヴクラフトを取り上げてたが、どういった本で読んでたんだろう?
>>69 怪談入門のことだね
読んだのはThe Dunwich Horror and Other Talesと書いてる
多分、進駐軍が持ち込んだ兵隊文庫だろうね
ダーレスが解説を書いているようなので、乱歩のネタ元はその解説でしょ
「俺みたいな小説書く奴が海の向こうにいたんだなあ」と思って翻案したのかなあ
>>65 おう、記憶で書いてたんだがちょっと違ってたか。
引用までしてもらってすまない。
wiki見ると西尾正って人はA・W・カプファー "幻想の薬" (The Phantom Drug)も翻案している。
これの正式な翻訳は『慄然の書 ウィアードテイルズ傑作傑作集』(渡部桜訳 荒俣宏解説 継書房 昭和50年9月)。
昔この本持ってたけどカプファーという人は経歴不肖だそうだ。
書影はこちら、上から3つめ。
http://www.02.246.ne.jp/~pooh/kaiki/kaiki_syoei_kaigai.htm よくまぁこんなところ拾うねこの人も・・・ これも告白体の怪奇小説。
独自の嗅覚持ってたんだろうなあ。そこに御大が引っかかったというのも何だかなあw
>>70 文章自体にソース書いてあったんですね。ありがとう。
>>73 >『慄然の書 ウィアードテイルズ傑作傑作集』(渡部桜訳 荒俣宏解説 継書房 昭和50年9月)。
その本、今、日本の古本屋に9,000円のやつが1冊出てるんだよ
9,000円
ちょっと手が出んのだよなあ
御大の誕生日も無事に過ぎたな。
Happy Birthday, Mr. HPL!
誕生日って、ああ、アメリカ時間で言ってるの? 真珠湾攻撃がアメリカだと12月7日みたいなものなのか
ラヴクラフトの全集は一通り読んでいて 特に1〜5巻は定期的に読み返す程度に好きなものの、 他作家の神話ものについては、ず〜〜〜〜っと昔に読んだ 青心社のアンソロがあまりにもウンコ比率高かったことで敬遠して読んでませんでした。 ひょっとしたら偶々ハズレ巻を読んでしまったのかもしれません。 やっぱ食わず嫌い良くないと思って他作家作品にも再挑戦しようと思い、 ざざっとググってロバート・ブロックのアーカム計画にはとりあえず興味そそられたのですが、 他はアンソロにしろガイドにしろ数が多すぎてどれが自分向きなのかさっぱりわからず・・ 御大作品好き向けの他作家作品、てことだと他にはどんなのがお勧めになりますか?
「MRジェイムズ傑作選」、「ブラックウッド傑作選」、「怪奇クラブ」…と言いたいが「白魔」 この辺が王道だな
青心社のは旧ハードカバー版しか読んでないけど、1〜3巻あたりはあまり怖くないね。
82 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2012/08/22(水) 10:59:47.43
レ・ファニュが断然お薦め。御大も多大な影響を受けてる。ただし200年も前の作家なのでホラー味が正攻法すぎるが。翻訳もたくさん 出ていて入手しやすい。評論家のコリン・ウィルソンによればポーやホフマンに匹敵する唯一の作家だそうです。
>>78 いや、8/20に気づかなかったのが悔しかったので一日遅れでいけしゃあしゃあと書いてみたw
84 :
79 :2012/08/23(木) 02:18:37.58
す、すみません、
>>79 は他作家の神話作品でのお勧めを聞いてみたかったのです。
アーカム計画以外に何かおすすめありましたら…
ワインバーグ&グリーンバーグ編「ラヴクラフトの遺産」 フレッド・チャペル「暗黒神ダゴン」 興味深く読みました。ともに創元推理文庫。
「漆黒の霊魂」。図書館に行けば多分あるだろう。 神話系と非神話系の折衷型だが、問題は非神話系の方が圧倒的に面白いというところw この本を読んでハワードやホジスンやジャコビの小説は読んでみたいと思っても、ラムジーキャンベルの他の作品を見てみたいという気には、ほとんどの人がならないだろうな…
87 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2012/08/24(金) 21:02:59.30
みんなナイトランド買った? 120ページで1600円はちと高いが、このての雑誌は他にないから続いて欲しい。
忘れてた! ありがとう
右上の「キーワード欄」というところに 「荒俣ラヴ」とか「クトゥルフ御大」とか並んでいて微妙な気分
アマゾンから<Ian Thomas「Where's My Shoggoth?」のご案内>というメールが来たw ヘルボーイをチェックした人に送っている模様。
買いますか? <Y/y>
ナイトランドナイトランドと聞くから、今の今までてっきりホジスンだと思ってたよ!
「暗黒神ダゴン」はなあ・・・ まさに「興味深い」とでも言うほかない怪作だ これが現代アメリカ文学って奴なのか・・・
>>93 ほう、最高のブラーヴだ
読んで見たくなった
不勉強なので南部文学という言葉自体知らなかった。興味深い。
ググった。 一つ賢くなった。 ありがとう。
南部文学ならまだしも、南部ユーモアとなるとな 相当どぎついんだろうなとは想像がつくが
Hillbillyにも地域性とかあるんだろうか?
南部のインテリは喋ると訛りが強いというコンプレックスから 文章では美文に拘るとか聞いた 日本で言えば宮沢賢治みたいなもんか
アメリカ文学には「ヒル・ガール(hill girl)もの」と呼ばれるジャンルもあるらしいね 都会から遠く離れた文化果つる土地に暮す性的に放縦なヒロインをモチーフとしたものらしい これも典型的な南部文学の一風景だな ま、受け売りなんだけど
>>101 「じゃじゃ馬億万長者」?
花の都のハリウッド 素敵な男がいるかしら〜♪
宮沢賢治になったつもりでクトゥルフ神話物書いたら、そりゃあ興味深いものができるだろうな。 想像つかんが。
あのエロマンガ家そういうのも描いてたのか
・・・ふぅ
>>106 はやっぱり隠し味が醤油って感じがしますねえ
それはそうとSAN値が回復するなぁこれは
さて、回復したところでまた削られてくるか休みの間にダゴン読み終わるかな・・・
というかテリヤキソース好きだよね、南部人。
111 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2012/09/02(日) 11:28:14.01
>>84 コリン・ウィルソンの『賢者の石』なんかどうかな?脱線や屁理屈が甚だしいがクトゥルー神話としては上出来。なによりも読んでて飽きない。
この作家は、よっぽどラヴクラフトに惹かれる部分があるらしくて、クトゥルーものは他に『ロイガーの復活』『精神寄生体』
『ラヴクラフトとネクロノミコン』などがあります。
故人を好き勝手に言い立てて自分を美化しようとする醜悪な自分スキーだろうがよ。
>>114 >で、苦労して見つけたら、スタバになっていて驚愕。
池田屋の跡地がパチンコ屋になっていた、くらいの衝撃だな
もっとも、そのパチンコ屋がつぶれて今は居酒屋らしい
名物の大階段もあるらしいから、新撰組ファンをあてこんだ商売には違いない
ラブクラフトの生家跡地にあるのがそんな商売っ気とも無縁のただのスタバだとすると・・・
あれか、アメリカにおけるラヴクラフトの知名度は日本における新撰組の知名度よりも劣る、と
新撰組は日本で教科書に載ってるレベルだと思うが、 失礼ながら御大がアメリカで教科書に載ってるレベルとは思えん。 いや、アメリカの教科書なんて見たことないけどさ。
「実はあいつはニャルラトホテプだったんだよ!」 「な、なんだってー」 ↑この落ちを一番最初にやったのって誰?
新撰組はアメリカで言えばリーやジョンストン、といった南軍の将軍みたいなもんだな 立場で言えば小栗や榎本や大鳥がそっちだけどあいつら知名度低くて下っ端の方が有名 御大は日本で言えば誰だろう
どうせ久作なら夢野久作より嶋田久作の方がいいと思う
御大 夢野久作 嶋田久作 この三者は何か出生の秘密でもあるんじゃないか 似過ぎてるわ
御大に相当するのは同じように直接的師弟関係ではなくとも作風として一門を形成してる作家だと思うが これといった人物が思い当たらん
その手の後進への影響力の高さでは江戸川乱歩なんだが あの人は通俗長編や少年もので商業的に成功してるからな
後進への影響力 江戸川乱歩 国の東北部在住で生前は無名 宮澤賢治 顔が似ていることと生没年が一年違い 夢野久作 御大との直接的関係(「墓場」の翻案) 西尾正
御大の迷フレーズ 「莫迦め、ウォーランは死んだわ」 大乱歩の迷フレーズ 「鎌倉ハム大安売り」
鎌倉ハムは台詞じゃなくてサブタイトルだろw
ハムの安売りってどういう小説だよw
>>128 ハムが食えなくなってもいいなら教えてあげようw
>>130 公開は20日だろ
たった10日間で456ビュー
単純に3倍すれば60位前後にはなるぞ
スペースヴァンパイアの時の解説っぽくなったんじゃなかろうか
映画はボンヤリ覚えてる。解説はあいにく見た事ないけど、うん近くなるかも
それはもうみごとな、いやらしいおっぱいでした。
136 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2012/09/07(金) 21:57:09.99
南極大陸で3つのピラミッドが発見されたニュースが世界中を駆け巡ってるが、これはもう『狂気の山脈にて』が現実の話だったと思われないかい?
狂気山脈では、山の頂上に立方体の構造物があるって話はあるけどピラミッドなんてないな ここはちゃんとラブクラフトの作品を読んでる人ばかりだから誰も騒いでない
138 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2012/09/07(金) 22:39:43.52
ピラミッド頂点の三角錐を人手で運んで、最後に押し潰される話だよ。 いざ目の当たりにすると「コレジャナイ」感がするもんだなw
>>135 窓に名状し難いおっぱいでしたね、ハイ、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ
南極図書館がビフォーアフターしたんで無いの? なんとうことでしょう♪とか
現代に蘇った名状しがたい匠の技で〜
142 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2012/09/08(土) 11:26:32.66
もし氷のスフィンクスが見つかってしまったら…
国書刊行会は創業四十周年を記念した小冊子「私が選ぶ国書刊行会の3冊」を
全国書店で配布中。61名の識者がアンケート回答を寄せています。
http://blog.kokusho40th.info/ 佐野史郎が御大の『定本ラヴクラフト全集』を挙げています。流石。
「この全集が揃った時の喜びは今も失われていない。
湿度と、禁忌の世界にゾクゾクさせられる」
その他、アンケートには挙げていないけれども言及しているものとして、
倉阪鬼一郎:
《定本ラヴクラフト全集》 引っ越しをするときは、この黒い本の群れを書斎の
どこに置くか、まず位置を定めたものです。
※自身が翻訳に関わっているためアンケートからは除外との由
朝吹真理子:
一〇代のころ、国書刊行会の本に出会った。ラヴクラフトがずらりと刊行され
ていて、出版社名からして、何となくいんちきくさい。いかがわしい感じもし
ていた。
諏訪哲史:
ラヴクラフト政権下にあった学生時代、僕の読書時間は《真ク・リトル・リトル
神話体系や本叢書 (引用者注:アーカムハウス叢書) に席巻された。
最後に菊地秀行の言葉。『ウィアード・テイルズ 別巻』を評して。じんと来た。
御大にも聞かせたい。
「自分たちが伝説になるなんて想像もせずに、全力を尽くして、いたに違いない。
こうありたいものだ」
>>143 >全国書店で配布中。
お、ウチの田舎にもフェア開催書店あった!
今日入ってくるわ
情報感謝!
>出版社名からして、何となくいんちきくさい。いかがわしい感じもしていた。 wwwww
アレイスター・クロウリーも出してたからな。 どう見ても胡散臭いだろ。
ホメ言葉でしかない
最初に買ったのはセリーヌの本だったな 何で「国書」うんたらなんて出版社がセリーヌなのかと思ったもんだ この辺が「胡散臭さ」の原因でもあるんだろう
本棚に「定本ラヴクラフト全集」とクロウリー「法の書」を並べて悦に入っていた若い頃。 あぁ、あれが厨二というやつか・・・ 俺は世界の隠された裏面を知っているんだぜ! ・・・今書いてて落ち込んで来たw
国書刊行会@wikipedia >1971年設立。もとは印刷業を営んでいた。出版社から依頼された復刻版を印刷しているときに、 >これならうちでもできるのではないかと社長が思い立ち、出版業に移行。 >なお『世界幻想文学大系』は、紀田順一郎と荒俣宏が企画を立て、あちこちの出版社に持ち込んだが、 >あまりに壮大な企画のためにことごとく断られ、諦めかけている折に、たまたま国書刊行会を訪ねたところ、 >社長の一存でたちどころに出版が決定したという。 そうとうヤマッ気のある社長だったんだな・・・ いかがわしい
>>144 >今日入ってくるわ
入ってくるって、温泉でも行くつもりかよ(と自分で突っ込む)
で、フェア行って記念の冊子とやはり40周年記念と銘打たれた図書目録も貰ってきた
この図書目録自体、書痴にとっちゃ相当有難い代物だな
巻末には品切れ図書一覧も掲載されている
つまりこの40年間に国書刊行会から刊行されたすべての書籍のデータが網羅されているわけだ
俺も記念冊子貰って来た ラヴクラフト全集はとっくに全巻品切れと思ってたが、エッセイ編のみ生きてるんだな(今年8月現在) 最近はバベルの図書館や世界幻想文学大系の何冊かを復刊してるから、 御大の全集もやってくれないかね(その前にジャック・ヴァンスコレクションも出してほしいけどw)
紀田順一郎「幻想と怪奇の時代」(松籟社,2007)に書いてあった回想。 雑誌「幻想と怪奇」が低迷先細りして終わった反省から、まとまった叢書で 一括紹介する方がよいのではと考えた紀田氏。 しかし方々に企画書持ち込むも、どこ行っても洟も引っ掛けてもらえない。 そんな折り、歴史資料の復刻で国書刊行会と関わりを持つ。 社長との茶飲み話でふと企画のことをもらすと、、、 社長「ふーん。ヨソじゃやらないの? じゃあウチでやりましょう」 紀田「えっほんとですか! しかし御社の路線とは全然違いますよ?」 社長「うん、決めた。ウチは即断即決がモットーだから。別に歴史物しかやっちゃいけない決まりもないよ。 そのかわり作品と訳者はそっちで手配してね」 社長かっけー! この社長あらばこそ御大の全集も成ったのだなあ。 この人の下で働くのは大変そうだけどw
幻想と怪奇の時代は前半が面白かったな 後見人を江戸川先生に頼むか、あの人は面倒だな、平井先生にするか、辺りのやり取りは最高 大伴のペンネームの由来についてもWikipediaにすら載ってない情報が書いてある
>>154 関係ないけど江戸川乱歩も本名は平井だからややこしいw
確か乱歩と平井呈一とは偶然同姓なだけで親戚でもなんでもないけど
乱歩は平井の若い頃の小説を高く評価して、翻訳から創作に戻って来て欲しい
と言ってたんだよね
>>154 大伴家持ってペンネームだったのか!知らなかった
大伴家持って誰だっけとぐぐった受験生の俺が華麗に参上。 将来の目標はラヴクラフト論で修士論文書くことです。
アメリカの高校で広く使われてる選択科目「日本語」の教科書で ヤカモシ・オオトモと書かれてその名が広まってしまった大伴家持さんか
Yakamochi Otomo なら、ヤカモシ・オオトモと読んでもおかしくないわな Chicago をチカゴと発音するアメリカ人はおらんだろうし
>>160 確かに、Yakamothi でググったら、ツイッターのアカウントとか、何か出て来たわw
>>163 確かに禍々しいが、いちばん禍々しいのは、セリーヌの作品の
《必敗の教組》、二十世紀文学の●●者的存在
の●●の部分が墨で塗りつぶされていることだな
165 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2012/09/13(木) 11:31:11.57
>>164 『先駆』?
セリーヌはジョイス、プルースト級の大作家。ラヴクラフトなど足元にも及ばない。
塗りつぶすってのは禍々しくて想像を掻き立てるね。やるもんだ。 ミロのヴィーナスの失われた両手のごとし。無いからこそ完成。 どう考えても御大が大文字の文学史に燦然と名を連ねるとか、想像できない。 どこまでも小さな、ごく一部の読者の間でのみ必要とされて名を称えられる 作家で在り続けるんだろうな。
しかし《必敗の教組》というのも凄まじいキャッチコピーだな
御大にもキャッチコピー的なものはあるかな。 「ポーの再来」というのをどこかで見た覚えがあるが。
全集1 幻想と怪奇の作家ラヴクラフト 全集2 悪夢のようなクトゥルフ神話を生んだ鬼才ラヴクラフト 全集3 二十世紀最後の怪奇小説作家ラヴクラフト 全集5 虚空に暗黒の光芒を放つ巨星ラヴクラフト
別巻1ひとりでシコシコこまめなラヴクラフト
荒俣宏がウイアード・テールズ興亡記の中でキングの評言を引いている モダンホラーの総帥スティーヴン・キングが、怪奇小説の「暗いゴシックの領主」と呼んで熱愛した云々
「ポーの再来」と比較して呼ばれるのもよいが、 「ラヴクラフトの再来」と、むしろ比較される側に廻るのも、また誉れだろうな
雨宮さんもう関わるの辞めれ
PHPのラヴクラフトシリーズは漫画はノーサンキューなので解説だけほしいな
わざとアレな人材選んでないかw この出版不況時代にも関わらず妙に勢いのいいPHPならもっとマシな漫画家呼べるだろ
アマチュアやまだ卵の作家に優しかったという御大の精神を尊び まだ経験浅い作家やアマチュア上がりのを積極的に選んでいるのではあるまいか (絶対違うw
「アウトサイダー」を漫画化したこともある田邊剛にまた描いてほしいな
多分ノベルゲーム・・というかビジュアルノベル?にするのに向いてると思う というか読んでみたい。 段落がすげえすくない御大文体そのままだとちょっときついかもだけど
久々に創元2巻のチャールズウォードを読んだ。 何箇所か年が間違っていないかこれ。
調べるのめんどいから確認しないけど、原文を参照して言っているなら、そうなんだろう。
ダニッチの怪はページによってウィルバーの命日が8月上旬になってたり8月中旬になってたりするってのは聞いたことがある
家族の命日も誕生日も全然覚えていない自分だが、弟の誕生日だけは覚えている。 アイルトン・セナが死んだ日だ。 家族で寿司を食べに行ってて、そこのTVであのクラッシュシーンを目の当たりにした。 弟と二人、あまりのことにぽかんとしたのを覚えている。 去る者日々に疎し。
自分語りやめい。
ごめんなさい
コミック版カダス読んだが、確かにジブリっぽさが感じられるなw コミック版インスマスが無駄にジョジョ風だったのを思い出す。 とりあえず全体的に絵柄や描き込みが薄いつうかあっさりしてるのが どうも自分には合わなかった。 絵で描けと要求するのが無茶な話ではあるが、御大の偏執狂的な描写には及ぶべくもない。 まあ、猫の大跳躍は良かった。 カーターの乗騎が縞馬じゃなかったり、ズーク族と猫軍団の戦争未遂が無かったり 多少の改変・削除があるのは原作の長さを考えると仕方ないところか。 ノーデンスの出番が無かったりニャル様の小物臭が違った形で発揮されてるのは 人によっては許容範囲外かな。 個人的には、コレクターズアイテムとしてならともかく、 諸手を挙げてオススメ出来るとは言いがたい作品。
すっげぇ大昔に何かのアンソロに収録されてた「神殿」のコミカライズを読んだ記憶あるのだけど タイトルを思い出せない。 記憶ぼやけてるけど味のある絵でまぁ悪くない出来だったような
コミカライズ版の漫画家変わったのね あのヘタクソな絵じゃ魅力も伝わらないだろうし変わってよかったわ
>>188 何かあったような。「死体安置所にて」とかも収録されていたような。
むむむ思い出せない。
>>188 アンソロジーなら、アスキーコミックスの「妖神降臨」じゃないだろうか。
>>189 「ホラー作家のラヴクラフトが実はファンタジーも書いてた!」
ってのが今回のコミカライズの売り文句なんだよな。
だから今までとは異なる絵柄の漫画家を起用したのかもしれない。
まあ、それで魅力が伝わるようになったかというと微妙なところではあるがw
>「ホラー作家のラヴクラフトが実はファンタジーも書いてた!」 ていうかウィアードテールズに載ってたような小説って ホラーとファンタジーとSFの要素が混然一体になってるのが魅力かと思ってたけど
193 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2012/09/27(木) 00:42:35.67
>>191 微妙なのかよ
ちょっと残念だわ
でも実際カダスってラヴクラフト作品の中でも異質な作品だよね
最後は主人公(ラヴクラフト本人?)が邪神に精神的に打ち勝って終わりだし
個人的にはすごく好きな作品、あと指輪物語よりも前に書かれたってのがすごいと思う
告白する。 御大の作品はどれもするする読めたんだが、カダスだけは 読んで飽きて放り出し、半年後読んで飽きて放り出し、 やっと三度目の正直で去年に最後まで読み通したくらい合わなかった。 何か翻訳にも問題ある気がする、と責任転嫁。
幻夢境にはクトゥルー神話大全のダイジェスト版から入った俺様。 つか、全集の長編は狂気山脈にしてもつらい。
漫画は削ってあるところがあるから、ぜひ全集を読むべき 狂気山脈なんてカダス関連を全部削ってる(未読者には分からんだろうけど、そういうほのめかしが原作にはあるのだ)から、落ちがおかしくなっているし、 ウォード事件も、ランドルフ・カーターの話やエジプトに潜む闇の大帝の話がまったく欠落してるし
197 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2012/09/29(土) 01:03:10.17
>>197 ジブリ絵のラヴクラフトを見られる日が来るとは・・・
ちょっと待ってこれコラじゃないの? カーターの頭になんでゴーグル載ってんだよ
おぱーいはトモダチだ
>>197 これのどこが古代のファラオなんだろう…
「漫画はこのようにしょうもないもんなんだから、普通に翻訳を読みなさい」というトキタからのメッセージなのかな
青心社『クトゥルー1』の「博物館の恐怖」読み終わったんだが、 浅黒い肌の外国人の警備員ってナイアルラトテップが入れ替わっている気がするんだけど、そういう解釈の人って少ない? 蝋人形師の語る警備員像(自分とラアン・テゴス様を恐怖する)と語り手とあっている警備員(冷笑的でラアン・テゴスと蝋人形師を面白がっている)が全然違うんだが。 単純に、発狂して人格が変わったって解釈の人が多いの?
>>197-201 この場合、胸があるのが問題なんじゃなかろうか。どう見ても男じゃなくて女だろ…w
混沌だからおk
ナシュトとカマン=ターのおぱーいがみたい
むしろ、おぱーいもみたい
>>199 現物持ってる俺が保証するが、残念ながらコラではないw
このサン(byもののけ姫)の出来損ないみたいなのが紛うことなきニャル様。
精一杯好意的な見方をすれば、エジプトの女王ニトクリスをイメージしてるのかもしれない。
ゴーグルかぶったカーターと女性の姿をしたニャル様以外にも、
帽子とインバネスを身に付けたピックマンとか
如何にも異世界の王様然としたクラネスが登場する訳だが
まあ、見た目の分かりやすさを重視してるのかもしれんね。
混沌なら仕方ないね
ジブリに送ったらやばいw
スタジオズブリが大丈夫なら、大丈夫だろ。
ポニョやってるから問題ない
三蔵法師を女だと思ってる人が多いように ニャルラトホテプを女だと思う人が増えるかな
ニャルラトホテプはつるぺったんのパット入りだと思う
>>189 表紙とかに名前が書いてないから分かりにくいけど
実は作画の人は変わってないんだよ。
引き続き宮崎陽介と原田雅史が担当してる。
>>202 クトゥルースレでそういう人は時々いるね。
テレヴィ大瀧先生曰く、博物館の恐怖はクトゥルー神話そのもののパロディでもある
とのことなのであそこでニャル様が出てきてもおかしくはないかもしれないが
個人的にはわざわざニャル様を持ち出す必然性を感じられないな。
>>214 そうすると、語り手スティーヴン・ジョーンズが実際に接触している冷笑的なオラボナと、
ジョージ・ロジャーズが語るところの気弱で逃げ出そうとしているオラボナとの記述の矛盾はどう説明するの?
単純に、視点ととらえ方の違い?発狂による人格変異?
入れ替わりとか、同一人物じゃないと解釈するのが自然だと思うけどな。
とするとニャル…が怪しいのよ。
でなかきゃ黒い肌とか外国人とか冷笑的とかいうキーワードでヒント出さんでしょ。
青心社を読み始めたばかりの人なら仕方ないが、ラヴクラフトはそもそもナイアーラトテップにそういう役割を振らない 正体を隠して人間社会に溶け込むようなキャラはブロックはじめ後生の人々が肉付けした部分だ
>>216 「この作品」でその役割を振っているのかもよ?
それでブロックとかがそれを受けて続き書いたかもしれんし…とか言ってみるw
>>207 ファラオの二重冠をスルーしてるから、女王ニトクリスですらない何かだろう、多分
例の警備員の正体がニャルというのはクトゥルースレで割とよく見る解釈だと思う ただあくまで解釈の一つにすぎないけど
そういう解釈するのって、よほど教養がない奴じゃね? だいたいオラボーナってラテン系の名字だろ
>>217 じゃあ本当のことを言ってやろう。オラボーナの正体はヨスの噴出物だ。前に名前だけ出ていたこいつを実戦投入したのが「博物館の恐怖」だったんだ。
残念ながら、それを読み取って書き継いでくれる人がいなかったけどね。
>>220 別にラテン系の苗字だとニャルじゃないって理由にはならん。
アーカム計画の時も黒人って言ってたから、アフリカ系の姿だと認識したよ。
アラビアとかエジプト人って黒人とは言わないだろ。
どんな人種だってありうるよ。
白人でも黄色人種でも、ちょっと日に焼ければいいわけだし。
ニャル夫は手のひらまで真っ黒だからアフリカ系ってわけでもない 人間のどの人種ともちがう、「黒い色をした男」としか形容できない存在なのだろう
卓ゲ板にカエレ
>>223 そんなこと言っても、ガンダムSEEDやAGEを元に富野ガンダムを考察しようとしてる人には無駄だよ
>>222 それはブロックがファラオ=黒人だと理解してなかったらそうだが、案外ブロックはファラオは黒人だと思ってたんじゃね?
星の?集合意識がどうこうみたいなネタって、 クトゥルーじゃなかったっけ?
ねえねえ、森瀬と大瀧、みんなが好きなのはどっちー?
なんつうか、後世に形成されたニャル様のイメージに若干囚われてる感があるね。
それだけナイ神父の造詣が優れていたということかもしれないが。
>>228 森瀬かなあ。
ただ、翻訳者としてのテレヴィ先生は好きじゃないが
紹介者としてのテレヴィ先生には大いに敬意を払うよ。
青心社のクトゥルーシリーズが無かったら、日本におけるクトゥルーの歴史も変わっていただろう。
クトゥルフ神話の幻夢境(ドリームランド) 『未知なるカダスを夢に求めて』 ラヴクラフト・ファンタジーの集大成的な作品をコミカライズ! 「恐怖と暗黒」で知られるクトゥルフ神話の本流とは、やや趣を異にする冒険ファンタジ−。 「銀の鍵」の力によって夢の世界を自由に旅することができるようになったランドルフ・カーターは、 遠い昔の記憶に残っている美しい都「カダス」を探すために、夢の世界を冒険する。 .
紀伊国屋新宿本店でラブクラフト全集1巻に 「ラブクラフト系女子に」 というポップがつけてあった。 無理だと思う。
男女の関係も男同士の関係も希薄すぎて 女子が楽しめる要素ほとんどない印象なんだが 実際のとこどーなんだろう
女に偏見ありすぎw
男ふたりで湖の近くのコテージに泊まってとか絶対ヤってるって
そもそも御大系女子とはなんですか。 アイスクリームと猫と文通が大好きな女の子のことですか。
怪奇小説でも普通に女向けのあるのに、わざわざラヴクラフトを読む理由はないわな
「ラヴクラフトの遺産」か何かの冒頭の作品にそんな女子出てこなかったか?
今受けてるのは本当にあった怖い話系でしょ
ここまで女の感想ゼロ
女なんて想像上の怪異だ。
>>242 SFマガジンで連載持ってる声優なんてのは、そうそういないだろうな。
あっち系の女子はいなくはないけど 美人か、作家かなんかとして才能ないと出てきにくいだろうな 池澤春菜はそういうの面倒なタイプだろうが、 後進のためにも頑張ってもらいたい 男ばっかりのなかでちやほやされるとその地位が惜しくなって 仲間に入ろうとする女を許容できない女がいたりするからな 春菜はそんなふうにならないでくれー
シャンタッ君 君に決めた! ってたまに見かけるけどどういう意味?
ニャル子ネタ。
ポケモンネタ
250 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2012/11/02(金) 13:47:20.17
>>242 先日、池澤女史がクトゥルー作品を朗読するのを聴く機会に恵まれたが、
面白おかしくクトゥルー系を短くわかりやすく説明してたんで、感心したよ。
特殊文芸ファンってだけじゃなくて、さすが芸能人。
聞き入らせる話がうまいうまい。
定本ラヴクラフト全集1巻は幼少期の作品が収録されていますが、買う価値はありますか? また、ワーネスの『アルソフォカスの書』が収録されている巻は何巻ですか?(リストには記載無し) 4巻はアマゾンで取扱不能なので待ち、『インスマスを覆う影』の翻案(学研の専門誌に明治期の翻訳扱いで附録として所収、舞台が日本になっていたりする)、『一枚の絵』(『血を呼ぶ絵』のタイトルで絵本向けに翻案)等は入手不可でした。
>>244 あるなあ
でも池澤は大丈夫、声優っていうのも大きいだろうけど
ちやほやされたことのないブサイク不思議ババア作家たちとはちょっと違う
若書きか・・ 全集7の初期作品五つを読んだ限りでは、うん、まぁ、なんというか。 プロットとしては成熟後の作品群と似てたりもするんだが、やはり 文体って大切なんだなぁとか思った。
>>251 アルソフォカスの書は国書の定本には収録されてませんね
真ク・リトル・リトル神話体系なら6巻下に収録されてます
新編 真ク・リトル・リトル神話大系では7巻らしいですが自分は不所持なのでご確認を
256 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2012/11/04(日) 07:37:30.24
>>254 そそ。声優界きっての書痴で、言葉のサラブレッドくらいしか知らなかった。
声優のキャリアからして前日に朗読したカテジナさんやタイラーには
かなわんだろと思ってたが、逆。
(実物は35とは思えんえらい美人で、)また熱演がすごいすごい。
作品のチョイスも良かったんだけど、
彼女のSFホラーファンタジーへの思い入れの半端なさを実感したわ。
池澤女史はツイッター見てても 人生の充実感が半端ないな
258 :
251 :2012/11/05(月) 21:32:22.66
>>255 ありがとうございます。
新編7巻に載ってました。
ふと思ったが、池澤夏樹ってクトゥルー神話に出てきそうだよな。 なんか若い頃に、クトゥルー的な恐怖体験してそう。
墳丘の怪ってゼリア・ビショップとの共作名義だけどまんま話は御大のテンプレだよね けどオチが猟奇的でそこだけ違和感覚える どの程度までが御大の筆によるものなんだろう
ビショップのもともとの構想では古い塚にインディアンの幽霊が出るってだけの話だったと聞く それがあんなSF巨編になるとは
>>260 でもあのオチっていかにもHPL的。
もう怪異の全貌はすでに明らかになってるのに
最後の最後にまぎれもない証拠を突きつけられてはじめて愕然とするっていう。
誰だかがHPLのは「確認」のホラーだ、って言ってたような。
闇に囁くものやチャールズ・ウォードもそんな感じだね。
>>260 多分、墳丘の怪の中で語られた説の一つ、インディアンの男が女を裏切って殺して埋めて、その後何らかの切っ掛けが起こり年老いた男の方も幽霊になったというとこだろう
元々のゼリアの案は、首のない女の幽霊が出るという評判の墳丘から主人公が掘り出した物が殺された女の片身で、
女から奪った金で今や部族の長となっていた男に見せたところ、何かに襲われたかのような幻覚が見え、族長は原因不明の死を遂げる
次の日から、墳丘には女の幽霊と老人の幽霊が交互に出るようになった…みたいな話じゃなかったのかなあ
俘囚の塚の原作の日本語版翻訳を私は処分した。 あれは…
>俘囚の塚の原作の日本語版翻訳 定本にでも載ってたっけ?
>>251 ズバリ価値はない
1巻で一番価値があるのはヨシ先生のテキスト講義だろうか…ダーレスのアーカムハウス版編集を酷いと言う一方で
その「魔女の家の夢」のタイプ打ちが恐ろしく正確であったことや、
バーロウは原稿の保管者としてのみ功績があるのであって、彼が編集出版してたらダーレスよりか酷いものを作っていたであろうということも書いてて楽しい
ラヴクラフト全集、Kindle版出てるね、すげー
邪神と電子書籍ってなんか使えそうだな。
狂気の割れ厨が「イステの歌」電子書籍版を大放流 しか世間は退屈な神秘的散文詩として鼻にもかけない 誰か突っ込んでえな、止めてくれえなという狂気の割れ厨のもとについにデルタグリーンの刺客が襲来 解ってくれるのはお前達だけだとうれションしながら死闘を開始する狂気の割れ厨 そんな永野のりこ的展開
>永野のりこ的展開 なるほどw
274 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2012/12/08(土) 06:41:52.99
275 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2012/12/19(水) 01:20:00.11
クトゥルフスレでも話に挙がってたな
しかしラヴクラフト系女子(
>>231 )がこのような形で実現するとは。
♪インスマスで今年もやってくるぅー
悲しかった できごとを 消し去るように
1位が「あなたの人生の物語」・・・
ようけテクニカルなフィクションを選ぶな。
長編トップ5 1:「あなたの人生の物語」 テッド・チャン 2:「世界の合言葉は森」 アーシュラ・クローバー・ル・グイン 3:「ヒューストン、ヒューストン、聞こえるか?」 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア 4:「影が行く」 ジョン・W・キャンベルJr 5:「残像」 ジョン・ヴァーリイ ヒッピーすぎる・・・
ノヴェラは長編ではないで
元旦にレスが付かない流石の過疎っぷり。 さて、今年も御大スレで無事に過ごせますように 人
285 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/01/05(土) 04:03:17.82
未完少女についての言及なし
トップの画像、ラヴクラフト全集の表紙とデル・トロを並べると中々名状しがたいなw
>>279 チャールズ・ウォードのは中長編で二番人気なんだ
あれ一番好きだから少し嬉しいな
最後のウィレット医師からウォード父への手紙がさ
>>290 ボストンとラヴクラフトの繋がりって、何だったっけ・・・
>>292 ボストンは、マサチューセッツ州
マサチューセッツ州といえば、アーカム
あ、あとボストンが舞台になってたのがあるからかな
病弱の金欠でなければ名門のブラウン大学に通いたかった・・・かもしれない
マッチョなハワードに喧嘩売ってんのか?
文字にはできるがうまく言えないマサチューセッツ マチャチューチェッチュにどうしてもなっちゃう
. (:::::::::::::::;;;;;;;;;;:::::::く . Y'''"´´ ミ:::::::ノ |_ 、,,,,__,,. <ミ:::::ヽ ウヒョー、 ゙リ 'ユエ'' |:/ヽノ . / ""´` ,〉 ) キス魔のおっさんかよッ . ヽ_,、 i i-L_ ヽ、=⊃ ! | ,ヘ , -‐- ゝ ヽ.‐ ./:! レ' Vヽ ヽ,,_/:::,:' , \ 〉 ノ ヽ ,. ‐'''"⌒`゙''
299 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/01/16(水) 22:32:37.98
まさつーちぇっちゅ
未完少女はもっとすちゃらかした作品かと思ったら意外とシリアスで吃驚した とりあえず、ページ下部に解説がのってるのは便利でよろしい。うんうん
昨日から読み始めたところだが精緻なフォロワーだ まさかダンセイニのネタまで混ぜてくるとは
無名都市のオチがよく分からないんだけど 結局主人公は扉の向こうに落ちたのか落ちなかったのか レビューを見るとどっちの解釈をしてる人もいて混乱する
突然で申し訳ないが御大の身長はグーグル先生が教えてくれたんだが体重がわからない 資料で知ってる方とかいらっしゃらない?
インドア派でアイスクリーム大好きな割にスリムに見えるのが不思議だよな?
>>304 「ナイトランド」の第4号に朱鷺田さんが、最近発掘されたというラヴクラフトの写真を載せてた。
2012年8月20日に開催されたトークイベント「H・P・ラヴクラフト聖誕祭」で公開されたらしい。
「新婚時代の幸せ太りしたラヴクラフト」という事で、顔にも肉がつき恰幅も良くなっていた。
その横には幼少時の可愛らしい「男の娘」なラヴクラフトの写真も……
ラヴクラフトダイエット
308 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/01/20(日) 22:17:49.28
食うとる 食うと太る 食う寝とる寝とる
書簡が2年間飛んでるのは何で? くだらない書簡しかなかったってこと?
ネタとして広がりはないと思う
「狂気の山脈にて」の最近の版でチャイナ・ミエヴィルが序文を書いてるのがあるけど 読んだことある人いる?
そういうことは映画がどうにかしてからゆいたまえ けっこう傷ついてるんだぜ、こちとら
電子書籍の全集、3巻以降は出ないのかのう
315 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/03/09(土) 14:53:51.08
久々に「クトゥルフの呼び声」読み返したら、 ルルイエが沈む前と人類がすでにいた被ってた時期あったのな。 いつ頃の時代で、その頃の常に怪電波受診しまくりの人類はどうなってたんだろな。 ラブクラフトの作品はほのめかしが多いから、妄想がもくもく湧いて、 いたたまれん。
316 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/03/09(土) 22:30:19.69
ラヴクラフトの朗読CD 結構安いしダウンロード特典もあるし結構いいよ
真夜中のドライブのBGMにはちょうどいいかもしれない ただ問題はさっきからカーナビが何処にオレを誘導しているかなのだが ああ、車窓に、車窓に!!
318 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/03/10(日) 07:43:27.96
>>317 「いあいあ」「くとぅるふふたぐん」の詠唱がBGMなの?
眠くなって、ドリームランドへ迷い込みそうだ。
3月15日は御大の命日だったわけだが クトゥルースレでもこっちでも総スルーか。 (俺もついさっき思いだしたのは黙っておこう…)
ちなみに3月15日はお釈迦様がオシャカになった日・・
だって本当はまだ生きているんでしょう?
ズカウバの肉体の中かな
異世界で美少女になって生きてる・・
毎年命日に地球に帰ってきては「銀の鍵の門〜」みたいなことしてるのかな。
>>324 323じゃないけど、続き出んのかアレ……。
次巻の表紙はどうなるやら。まぁこの話題はこっちじゃなくクトゥルースレですべきか。
イヤ、生きた御大がメインヒロイン張ってんだから、このスレのモンだろう?
ラノベスレでどうぞ
ラ板にクトゥルースレなんてあったっけ・・・ スマッシュ文庫のスレ見てたら一瞬そういうスレなのかと思いそうになったけど
ニャル子の新しいアニメも新年度から始まるし・・
また香ばしいのが現れるのか…orz
ニャル子も未完も不定形もこのスレの住民にとってはまったく同じものか 流石!という気もするが、ちょっと寂しい気もするな
だってココは原理主義者の巣ですもの★
ダーレス嫌いだけどニャル子は好きなんだよな
>>331 実はその「香ばしいの」ってやつを見たことが無いんだが
例えばどんな感じなんだ。
一番面倒くさいのは香ばしいのが来るぞ来るぞって騒ぐ奴
そもそもクトゥルー神話はラヴクラフト神話じゃなくてダーレス神話ですし クトゥルー神話を標榜する作品がまずラヴクラフト持ち出すのが、そもそも間違い…ということを、 例えばラヴクラフト全集を読まずニャル子さんしか知らない層は分からない
ラヴクラフト全集しか読んでいないのに俺クトゥルー詳しいよ、ダーレスとかまじ嫌いって言っている人の方が苦手w まぁこのスレ的には間違っちゃいないんだけど
ニャル子はまあ置いておくとして、 クトゥルー神話ではなくラヴクラフト本人にフォーカスした未完少女はここで語らないで何処で語るのってレベルだと思いますが
ラノベ板でどうぞ
ミカン少女こそダメダメでしょう ラヴクラフトがライト宛書簡や惑星間旅行小説を書く際の留意点で口を酸っぱくして繰り返してるタブーを破ってるから 本来は未完少女ダンセイニだったけど、「ダンセイニじゃマイナーだから売れんな、ラヴクラフトはやたら受けがいいから売るためにそうしようw」 というゲスい思惑が働いたんじゃない?
そうですよ そういうコメントを見たかったんです 目を逸らすかのように他所でやれを繰り返されるのはやりきれないものがあります
昔、青心社の暗黒神話大系シリーズを、作者を気にせず何気なく読み通して、 面白かった作品をリストアップしてみたところ、 その著者のほとんどがラヴクラフトでした。 それが、H. P. Lovecraft信者になるきっかけ。
「目を逸らすかのように」って、缶詰の配線間違ってるんじゃないの? ツマミ回して土星に着くまで寝とけ。
実は俺あんまり悪い評判しか聴かないんで永劫の探求読んでないんだ もっというとダーレスの作品はイタカ関連しか読んでない それだって旧神云々の話がうざったくてしょうがないけど
子供には原作者のスレくらい静かに語りたい気持ちがわからないのかねえ
ダーレススレとダーレスアンチスレを立てて隔離するしきゃないんじゃ
新約聖書と旧約聖書の信者が仲良く慣れるわけがない
いいことを教えてやろう、イスラエルを仕切ってんのは、実質アメリカ人だ。
>>341 >ラヴクラフトはやたら受けがいいから
このスレで言うのもなんだが、それは御大を過大評価してる。
でも、確かに未完は読んでて、これはどっちかっていうとダンセイニだよなあ・・とは、わしも思った そういえば、ナイトランドの新刊は、誰も読んでおらんのかのお? サイバーパンクで神話というのも愉快じゃのう
ナイトランドは未読だけど近いうちに買う予定 そういやサイバーパンク+クトゥルフで期待したストロスの「残虐行為記録保管所」は 設定は良いけどストーリーがRPGリプレイみたいで好みじゃなかったなぁ 女神転生シリーズとかが先を行ってるだけかも知れんが
ラヴクラフトとダーレスの関係は旧約と新約というよりイエスとパウロだという説を聞いた
魔夜峰央はダンテだな。
355 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/03/28(木) 10:34:36.65
ラブクラフトのコミックってどうなんでしょうか?
かなり原作から省略されてるよね コスの印全無視ってのはどうなんだ? あと大事なとこ全部カットしたせいで、狂気の山脈クライマックスのダンフォースの発狂理由が漫画だけじゃサッパリ分からんだろ
>>355 PHPのだったら、絵柄がかなり人を選ぶ。端的に言うと下手。
インスマスは絵柄がジョジョで、カダスは絵柄がジブリ。
ストーリーの(省略はともかく)改変はあまりない。
劣化とつけなきゃ。
360 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/03/30(土) 12:24:25.60
「ダンウィッチの怪」を水木しげるが漫画化なんて昔は良かったんだなぁ。 昨今の漫画化、もっとうまい漫画家に頼めなかったのかね。 中山昌亮あたりなら話題にもなるし、ギャラ払える範囲だろうに。
ラブクラフト作品のコミック化って本国じゃやってないのかな? 最近のバットマンとかキャプテンアメリカを見てると画力高いもんな。 あのくらいの絵で見てみたい、画力はピンキリだと思うけどさ。
有名どころでは、小林源文がリスペクトしてたリチャード・コーベンがダゴンやエーリッヒ・ツァンの音楽を描いたりしとった。
364 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/03/30(土) 19:04:44.25
>>362 おお、サンクス。気になるんでググってみるわ。エーリッヒ・ツァン好きだし。
バットマンの中ですら、「アーカム」精神病院だもんねぇ。
なにげに定着率凄っ。
あらすじだけだと凡百の作品と変わらなくなってしまう場合も多いので 絵柄・映像・演出で如何に独特の雰囲気を作れるかだと思う。<御大作品の画像化・映像化 そういう意味ではクレイ?の人形劇?で映像化されてたダニッチの怪は素晴らしかった
366 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/03/31(日) 10:56:15.39
ダゴンのコミックを読んだけど面白かったぞ
367 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/03/31(日) 22:27:26.06
ラブクラフトって海の向こうじゃ大人のオモチャのことなのな。
全集電子書籍化してほしい… 訳者の意向で不可とかありえるのかな?
>>368 東京創元社のラブクラフト全集1・2巻はKindleにあるね。
3巻以降はこれから出るのか、大滝氏との交渉次第なのか。
>>369 そうなの、ガラケーでポチポチ読んでた時代から1・2巻しかないの
地道にkindle化リクエストしてる
371 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/04/02(火) 18:14:48.86
荒俣さんじゃなくて菊池秀行だっけ?
373 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/04/03(水) 15:35:56.10
映画のDAGON って面白いのかなレンタル屋に置いてないんだよな
374 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/04/03(水) 19:58:06.56
>>372 ムー別冊のクトゥルフ特集号で、菊地秀行がラブクラフトゆかりの地を
訪れた時の話の中に出てた。
>>373 ニコニコ動画でアップされてたぞ。観たがバカバカしかった(褒めてない)。
触手系なら、グリードの方がずっと楽しめたかな。
375 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/04/03(水) 23:54:06.89
神話系の映画で面白かったのはカーペンターの『マウスオブマットネス』
DAGONはなぜか舞台がスペインになってるんだよな。 それで町がインスマス化した経緯を語るザドック・アレンの役割の爺さんが出てくるんだが 激しいスペイン語訛りの英語を話すので英語圏の観客は何を言ってるのか分からず困るらしいw
DAGONは不気味な漁村の雰囲気は良かった
DAGONのサントラは発売されてないんだけど、むかしFilestubeで全曲うpされてた 関係者が流したのかな
あのオープニングテーマ良かったよね
>>365 >そういう意味ではクレイ?の人形劇?で映像化されてたダニッチの怪は素晴らしかった
あれは、良く出来てたな。
雰囲気は確かに良かったけど、個人的には不満も多いなあ。 ほとんど止め絵の紙芝居だったり、原作で凄まじく克明に描写してあったものを わざわざどちらかというと陳腐な曖昧造形に改悪してたり…… もうちょっと何とかならなかったのか、と思う所も多かった。 良く出来ていてこその不満なんだろうとは思うが。
化け物の足はちゃんと豚の頭みたいになってた?
383 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/04/06(土) 19:40:16.38
>>375 あれ神話系だったの?どこが?
作中のベストセラー作家、えらいスティーブン・キングっぽかったり、
世界が崩壊しちゃうのが安っぽくて、ダメだった。
ちょっと出てきたクリーチャーデザインだけだな、良かったの。
>>382 そもそも足がない。ただの触手の塊で、最後に顔が出てくるだけ。
書込がないから書き込もう…… 『魔宴』の原文を読んだんだが雰囲気が凄いな。 英語は得意じゃないが、それでも老婆の糸を紡ぐ音だけが響く情景が、不安感を伴って頭に浮かぶよ。 ラヴクラフト先生、マジ凄いわ。
魔宴は完成度高いよな。 現実に地下通路が見つかってメタなオチがついてるのも良い。
魔宴に出てきたクリーチャーがTRPGではビヤーキーって事になってるけど、 実際のところ、永劫の探求に出てきたバイアクヘーって魔宴に出てきたクリーチャーのつもりでダーレスは書いてたんかね
388 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/05/11(土) 07:31:47.60
>>386 最も奇怪なクリスマスストーリーって後書きの解説通りだわ。
毎年、クリスマスになると俺にとっちゃ「貧しき者のためのユールの日」って
思い出すのが難点だが(つд⊂)
>>387 TRPG版は、きちんと原作読んだの?って聞きたくなる程度の再現度だから、
参照にしない方が・・・。
>>367 そういや、日本でも「ラブクラフト・ガール」というレディコミがあるな。
大人のオモチャ会社で働く女性の話。
みんな御大の作品ではなにが好きなんだ? 自分はスタンダードな怪奇作品っぽい「宇宙からの色」と「インスマウスの影」が二強なんだけど、 ここにいるのは狂気山脈みたいなもう少しSFよりの人が多いのか?
怪獣映画を愛する俺は「ダンウィッチ」と「呼び声」ウルトラセブン風の「闇に囁くもの」が好きだった あとハマーフィルム版フランケンシュタインシリーズの原作としか思えない「ハーバートウェスト」も
やはりインスマウスの影と闇に囁く者が最高すぎる てゆうか怖すぎる ラヴクラフト全集の最大の欠点は、この2作品が一番最初に載っちゃってる事 おかげで後発作品のハードルが上がり過ぎてる感じがある
猫がメインだったり活躍する作品ならどれも好き ああウルタールに行きたいなぁ
どの作品も捨てがたいが、どれか一つだけ、と言われたら俺も「宇宙からの色」。 くだくだしい説明文体とか、感じられそうなぐらい生々しい空気感とか、もちろん人知理知を超越した怪物とか、 御大の特徴的な要素がハイレベルに結晶してるのが素晴らしい。 怪奇ものでいったら「壁の中の鼠」も完成度高いと思う。 「ファラオと共に幽閉されて」も暗いロマンがあってかなり好きだ。オチの怪物も良い。
アウトサイダーは別腹って人は多そう
チャールズ・ウォードの奇怪な事件かな オチの付け方がラヴクラフトに不似合いなほど真っ当に思えるが
最初の2ページ読んだだけでオチが分かったって人までいるしなw>チャールズ・ウォード
まぁ、ぶっちゃけクトゥルフの呼び声は良作くらいだよね
クトゥルフの呼び声やダンウィッチの怪は怪獣映画的なアッパーさで、ホラーっていうのと何か違う気がする インスマス、ミゴ以外だと、時間からの影が凄く好き
400 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/06/01(土) 02:55:43.74
時間からの影もSFだからホラーっていうのと何か違うだろw
月並みだけど、好きなのは「宇宙からの色」と「ピックマンのモデル」かなぁ。 個人的には「アーサー・ジャーミン」も捨てがたいが。
402 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/06/01(土) 07:55:07.10
「宇宙からの色」幸せな農夫一家が、こんな死に方は嫌だ!、って酷い全滅するのが たまらん。まず思い浮かばない宇宙生物もいいし。 「ピックマンのモデル」大都会ボストンに古〜い地区が残ってて、古い怪生物まで 残ってるって対比が好き。語り手の口語文もしっくりくる。 「インスマス」は出だしが、政府機関が介入して解決した、から始まってたり、 語り手の話し方、絶対20歳じゃない、ってのが受け付けなかった。
>>402 怪奇小説って語りが命って言われるだけあってやっぱ訳者に依存する部分がかなり大きいよね。
インスマウスの影は確かに少し時代がかりすぎな面もある気がする。
そういった意味では平井呈一とか、M.R.ジェイムズの紀田順一郎はほんと上手いし。
御大の訳者たちは…癖がありすぎて好みが分かれるか。
自分は、どの訳者も作品の雰囲気を大事にしようとしていてそこそこに上手くて、好きだけど。
翻訳と言えば、新訳御大大全集の続報を聞かないな。 企画はまだ生きてるんだろうか。
>>399 ダンウィッチの怪はウルトラQにありそうな感じ。
白い帆船とか藩神とか あと、死体蘇生者ハーバート・ウェストともう一つの短篇が 昔読んだ子供向けの世界恐怖物語みたいな本に載っていた ずっとそれを覚えていたな 後年原作がラヴクラフトだと知った
>>394 壁のなかの鼠、本日読了。
ラヴクラフト作品では個人的に10作品目だったけど、ここへ来てまた凄かったわ、これは。
ミステリー兼アドベンチャー兼オカルトホラー兼スプラッターと言った感じか。
これを短編で十二分に語り尽くせるラヴクラフトは、やっぱり凄いと言うしかないと思った。
日本の作家で言えば、やっぱり乱歩が近いかな。
ただ乱歩はここに、エロ要素が入ってくる事が多いけどw
>>407 ラヴクラフトは変人、乱歩は変態くさいイメージだな、読んだ印象だと。
どっちも薄気味悪い文章だけど、気味悪さの方向性がなんか違うんだよな。
どっちも大好きだけど。
409 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/06/09(日) 07:21:08.27
>>407 生きた人間を、残骸になるまで、食い殺すだもんな。
「ハーバード・ウェスト」も、人間と動物つなぎ合わせて蘇生させた
とか、絵的にひどい。
二人共、作風は異常者wなのに、かなり社交的ってのは共通してるな。
410 :
407 :2013/06/09(日) 12:09:21.27
乱歩でこれに匹敵するというか同種のグロさを誇る作品と言えば、やっぱり闇に蠢くかな。 こっちも洞窟が関係するという共通点もある。 ただ、乱歩があくまで人間の狂気を描くのに対して、 ラヴクラフトは何かしら呪われた邪悪な力に支配された狂気を描くんだな。 そう考えると、全然違うね、この二人も。
西博士もいいな。 首なしが異形の死者達を引き連れて現われる情景がたまらん。 怖さでは最初の蘇生者の正体が判明するところが一番だけど。
412 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/06/09(日) 18:17:05.94
首なし将校で、読むとマジンガーZを思い出しちゃうのは難点だった。
このスレもいつのまにか23になっていたのか…… まだ一桁の頃見ていたが、昭和は遠くなりにけり、だな……
>>390 「魔宴」と「魔犬」、「魔女の家の夢」あたりが好きだな
おぞましさの中にも美しさがある。そんな情景描写が好き。
ラヴクラフトとポーとフーディーニが共闘するわけ分らん小説を読んだのでカキコ 図書館で見かけなかったら一生読まなかったw
タイトル教えて
俺も知りたいのさ
『神秘結社アルカーヌム』かな でもあれってポー出てきたっけ
419 :
415 :2013/06/19(水) 00:47:49.60
>>418 ごめんドイルと間違えたわww
あれはクトゥルフものにカウントしてよいのかどうか
全集の別巻を電子書籍で売って欲しい… 自炊するしかないのか。
421 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/07/12(金) NY:AN:NY.AN
全集を電子書籍にしてほしい むしろ
創元がやる気なさすぎる・・・
本当に電子書籍で全集三巻以降出してくれないかな なんで二巻までなんだよ。。
まあもともと二巻と三巻の間は結構空いたからなぁ
>>423 3巻以降は翻訳者が大瀧啓裕だからでしょ。
彼の訳書はまだ1冊も電子化されてないような。
げー なんでやー
はいィ!?日販が???
練習問題やってみたが、回答が選択式じゃなかったらかなり危ない所だった。 ○○・アマチュア・プレス・アソシエーションとかフルで覚えてねえっつうの。
>427 SF大会で話は聞いてたけど、日販だとは思わなかった… とよく見りゃ、化物語検定とかベルサイユのばら検定とかいろいろあるんだな。
431 :
忍法帖【Lv=13,xxxPT】(1+0:8) :2013/08/11(日) NY:AN:NY.AN
433 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/08/11(日) NY:AN:NY.AN
え・・・まさか三枚全部ラヴクラフトということで・・・
夏だねえ。
おいらは『クトゥルー神話大全』で幼少の女装を知ったわ。
436 :
忍法帖【Lv=13,xxxPT】(1+0:8) :2013/08/11(日) NY:AN:NY.AN
親が女装させて女の子のように育ててたんだっけ
マッカーサー元帥だって女装した幼少の写真がある
病弱な子を女装させるっていう風習は割と世界中にある。
440 :
忍法帖【Lv=13,xxxPT】(1+0:8) :2013/08/11(日) NY:AN:NY.AN
まっかあさあちゃんのいげんが・・・
最初に見た時目を疑ったな
本物はあの美少女なんだよ その子は食屍鬼にあごの長い男の子に取り替えられて それでまあ、そのようになったのだよ
顎は本人も気にしてたみたいだな
最近御大の日本語表記変わったのか? クトゥルフ神話検定の公式本を見かけたんだが、裏表紙に 「ハワード・フィリップ・ラヴクラフト」 と書いてあった。 Phillips フィリップスのs スはどこへ。
PhillipもPhillipsさんも両方いるし、 末尾のsは、○○の息子、○○の使用人という由来もあるので、省略すべきではない。 カズマパラトゥンとかテレヴィのほうがまだ理解できる。
なんか名古屋で来週開催する触手展なるイベントでクトゥルフの呼び声の朗読会なるものがあって クトゥルフモチーフな飲み物やスイーツも販売するそうな ここの住人はそういうの行くのだろうか
何を召喚する儀式だよw
金曜の夜20時か 勤務先の引っ越し直前だし泊まらざるを得ないスケジュールは難しい
そうかー ショゴスっぽいタピオカジュースとか、歌い手項目があるから旧支配者のキャロル歌ったりするんだろうし SANがスリリングそうだけど1人で参加はちょっと戸惑うんだよね・・・w
頭に生ダコのっけてけば人気者になれるで
暗闇の中そんなんいたらこわいw
暗闇じゃなくても怖いよw かぶるとクトゥルフになれるよ的なパーカーとかないんだろうか。
それこそ絵心があるヒトに頼むなりで作れそうだなー・・・ 職質は免れないけど
結局音読会申し込んでしまった 暗闇の中、蝋燭の火に照らされた触手絵画に囲まれてショゴスジュース飲みながら朗読・・ しかも終了は深夜とか帰りが怖いし無事に精神保ってられるんだろうか
とりあえず主催者は窓に!窓に!何かやっておくべき
司会が失踪して「馬鹿め××は死んだわ」ネタとか
会から戻ってきた
>>455 の青白い顔が蝋製の仮面に変わり果てていたことに私は気付いてしまったのだ
>>458 それを目撃してしまったあなたはSANチェック
まんまというか、画家達が絵にしたものとほとんど同じだな。 ラヴクラフトの描写が的確だったというのがよくわかる。 これを機に、御大の描写の緻密な部分について注目が集まったらいい。
発見も何も、何年も前に雑誌だかWebだったかでみたわ。
ラヴクラフトの書簡集を読んで、彼に対する印象ががらっと変わりました。 思ったよりお茶目な人です。見た目と書く小説から考えると根暗な変人というイメージしか浮かばないのですが、彼の人生や彼の書いた手紙を見ると誤りだったとはっきりわかりました。
なんというか ほら 今で言うネト充的なアレ
三島由紀夫や太宰も社交的だったりしたから、内面の暗さは 誰にもわからないのでは。
内面の暗さは尺度が難しいが、人間としての壊れ加減は判別できるよね。
467 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/09/25(水) 12:29:13.81
翻訳権はちょっとまずいかもしれませんが、書簡集から一つだけ転載しますね。 私がいうのもなんですが、この書簡集はたぶん滅多に手に入らないですから・・・ 昭和61年国書刊行会より発行、定本ラヴクラフト全集9、書簡集より。 ジェームズ・F・モートン宛 1925年11月 土曜から日曜にかけての深夜 おお賢人よ!! 畜生め!なんたることぞ!こいつはひどい!ああ神よ、モントリオールの聖母様よ! なんでこんなに寒いんだッ!!!! ペンもろくに動きやしない。今私はこんなふうにいろいろ重ねて身を包んでいるのですが。 (a)スーツ (b)冬物オーバー (c)重たい毛布 (d)1フィート(30cmほど)向こうの電気ストーブからの熱線 それでもまあ、何とか今夜は乗り切れそうです。ちょうどいま暖炉の火も起こってきたことですし。 ・・・・・・ これ以上こんな手紙など書いていられません。ひどい字で一語書くごとにストーブのうえに手をかざして温めないと、すっかり麻痺してしまいます。 天気が変わらないとしたら、神様が君のハイキングを素晴らしいものにしてくださいますように!! 貴君の最も忠実なる テオバルドス(ラヴクラフトのニックネームと思われる。) なんというか、突っ込みどころ満載ですwwwもちろんまともな手紙の方が多いですがね。
パキスタンの震災で島が浮上とか
そんなことより『ベテルギウス』のほうがえらいことになってんぞ。おい
カーペンターの御大臭がする映画BD出んのか
怪樹の腕楽しい本なんだがやっぱり読み辛かろうが旧仮名で表記してくれた方が雰囲気絶対あったよなあ ともかくいい企画なんで続いてほしいわ
にしても顔長いよなぁ
ラヴクラフトの顔があと少しでも短かったら幻想文学史は変わっていたであろう
顔が長いというかあれは仮面だからな ほんとの顔h
御大はヤディス星人から地球人に戻れたであろうか……w
ちょっとオーゼイユまで買出しに行ってくる
あの締めはすごい好きだった。
あげ
全集3巻kindle化のお知らせキター
Amazonさんありがとう 待ってた甲斐があった
でも、なんで容量がデカいんだろう? 3Gでダウンロード出来ないって漫画並み……
>>482 kindle本予約したの初めてだw
メールは来てないけど4巻も同日に出るな
5巻、6巻も期待します。
>>487 原作漫画とやらを公式で流し読みしてみたが
いわゆるアダルトグッズのメーカーに入ってしまった女性のお話らしい
成年女性雑誌なのかなこれ
あらすじ流し読みしてきたけど関係ないわw
493 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/12/02(月) 14:47:37.11
>256 祖父が福永武彦、父が池澤夏樹という文学一家だもんな。母もインテリだったはず。 夏樹の娘が春菜というのはちょっと俗っぽい気もするけど、 子供ができたら秋にちなんだ名前にするんだろうか。
494 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/12/02(月) 14:49:08.91
うわ、一ヶ月前かと思ったら、1年前か!
ひと月前どころか一年前の書き込みが普通に残ってるのはSF板クオリティだなw そういやこの人は神話検定受けたんだろうか。
お茶検定というか資格は3カ国取得したと言ってたっけ?(日英中)
ユールの日ですな。
Kindleで全集567巻も出してくれないかな早く
そういえば全集の別冊をまだ読んでないんだけど、面白い?
別冊に収録されてるのは他人名義の作品なのよね。 ゼリア(テレヴィ表記ではズィーリア)・ビショップとか。 作品によるけど、そこまでクトゥルークトゥルーしてない感じ。 内容の一部は青心社のクトゥルーとかぶってるから 買うなら確認しといた方がいいかも。
墳墓の丘が入ってないのが痛い
詳しくどうもです 機会があれば買ってみようと思う
今日もKindle化ボタンを押す
みんなも押して
長く熱望していた全集3巻が出て以来、kindle化ボタンサボり気味だった
今日も押してる
みんなも押してね
押して来たけど、別巻まで電子化するのに何年かかるんだろう・・・
そうおもうと、全集つっても短いな
510 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2014/02/27(木) 22:56:51.22
ヒヤデスの心は親心 押せばミールの泉湧く
みんなも御大みたいに不健康に生きようよ(今日定期健康診断でしかられました。そんな、次までにやせろって言われたって・・)
よう、d
ハイ、ガイズ。アイスは1日3個まで。ノーデンスおじさんとの約束だ
答えはノーデンス
ノーデンスでフィニッシュです
ノーデンスでフィッシュ&チップです。メシマズです
缶詰のスープとビスケットで満足すべき成果が得られた。
押した?押さないと言うよ?
全集を買おうかと思うんですが何巻がおすすめですか?
ラヴクラフト全集8巻と別巻(中)の二冊。これは素晴らしい。
これはひどいw
なるほど じゃ俺は創土社版全集の2巻と3巻にしとく
>>519 全部買っちゃえ……じゃ身も蓋もないから真面目に勧めるか。
TRPGとかのためにインスマスを知りたいなら、1巻を買うといい。
良い作品を読みたいなら、個人的には4巻が一番お薦め。
狂気山脈、宇宙からの色のニ作品は、御大の中でも指折りの名作だと思うから。
1、4、7
待て待て、ひょっとしたら519は国書版の事を言ってるのかも知れんぞ…w 創元版の1巻と4巻がおススメなのは禿同、次は3巻と2巻だな 5巻以降は「期待しないで読む」ぐらいでちょうど良い
ウルタールの猫が載ってるやつ
ネクロノミコンの内容が全部載ってるやつ
普通に感動するチャールズ・ウォードが好きな俺はヘタレかもしれないが
全集なんだから全部買わなきゃ
全部出せ
御大の書簡も残らず公開しろや
フィンレイ筆でラヴやん賛の掛け軸
>>531 たしか小説全作品の10倍以上の分量があるぞ・・・
博物館か記念館位出来ても良いと思う
ないの?てっきり向こうの道の駅には御大アイスとか売ってるとばかりおもてたよ!
お土産コーナーにダゴンせんべいとかショゴスもなかとか売ってそうな記念館
ロードアイランド州(!)にあるブラウン大学が 図書館に御大の書籍だか原稿だかを保管してる とかいう話をどこかで見たことがあるな。
>>536 ドリンクコーナーには黄金の蜂蜜酒と不定形の何かドロドロしたものは売ってそうだな
水木しげるファンにとっての堺港みたいな、御大ファンが集まれる聖地があると面白いのにな〜 箱根の九頭竜神社は名前だけは良い線言ってるが、本来は無関係だし立派な由来もあるし
>>539 文句があるならプロヴィデンスまでいらっしゃい
>>540 千葉の南端、野島崎灯台にある奴かな
これは行ってみたいなあ
御大の墓の脇で屋台出したら結構儲かると思うがどうか?
ハーバート・ウェスト印のミート・パイとか?
関連アイテムぐらいはあっても良いわな 無難なのは御大が食した当時のアイスクリームやチョコレートの再現、本格蜂蜜酒 遊びならミ=ゴ印の各種缶詰、謎のピリ辛風味コーヒー、食卓塩118号とか
ハーバートウェストと言えばゾンバイオだったか?映画有ったよな? あのB級臭は正直大好きだよ 怪しすぎる黄緑に発光する蘇生薬もいい味出してる
唐沢なをきの「ホスピタル」に出てきたハーバート西はいい味出してたよな
―― ところで、先生が貸本漫画家だったころは、小説もかなり読まれていたようですね。とくに海外のSFや怪奇小説ですとか。 水木 ああ、多少は読んでましたね。 ―― 当時、先生は『ハイスピード』という貸本アンソロジーの記事で、ラヴクラフトという作家の言葉を紹介しているんですが――。 (ここで、言葉を遮るような勢いで) 水木 ラヴクラフト!ラヴクラフトは好きです。かなり漁って読みましたよ。 ―― 海外の怪奇小説の作家でのお気に入りなんですか? 水木 一番! ―― 一番なんですね!どんなところが気に入ったのでしょう。 水木 展開が意外なところとかね。やっぱり上手ですよ。 ―― 先生がここまでラヴクラフトが好きだったとは、ファンの人もビックリすると思いますよ(笑)。 水木 ラヴクラフト以外には、お気に入りはあまりいないねえ。
>展開が意外 たしかに、「え? そこでそう来るの?」ってのがよくあるw
錬金術師はもっと語り継がれるべき名作だと思うのよね
551 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2014/03/17(月) 17:10:46.46
>549 一般的には「下手くそ」と言われてる部分だけどねw
下手ではない個性的なのだ
トップの絵でSAN値が5くらい減った・・・
ヘルボーイ読んでる奴いる?
アメコミってあのコストパフォーマンスがさすが米国だとおもう。うん、でも、まあ、読んでる
フ・ナッシーノヨビゴエ
>>548 別のインタビューではブラックウッドが好きだと言ってた
「いにしえの魔術」は「インスマウスの影」と「猫町切符」の元ネタだな
るる家の季節
田舎の親戚のオッサンか
今更だがイラノンって厨二病の塊みたいな存在だな 自分は追放された王子で、「アイラ最高!」ばかり言い、 妄想のみを歌いまくり、まっとうな労働は拒否する そして夢見た故郷は夢でしかないんだよな
一世紀近い今更だなw
そもそも厨二がロマンティシズムの末裔なんだろ
kindleに5,6巻来てたんだな。次はセールはよ...
7巻も来たな ペース上がってるな
好きにさせてやれ
なんか最近賑わってるな
「魔犬」のコミカライズが出るみたいだ。 作者は前に「神殿」のコミカライズを描いてた人なんで PHPよりは個人的には期待してる。
574 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2014/08/11(月) 22:55:12.65
魔犬姫っ!
魔犬ったらそれで御仕舞ですよ。
御大また女体化されたのか。 元祖中二病とか言われるとなんかイラッとくる。
お盆にラヴクラフト・・・
帰省中、御大の作品を読むと 故郷の町や実家が何やら怪しく思えてくる。 お盆の帰省は『魔宴』気分。
実家が海に近い私はどうすればいいんだ。
580 :
540 :2014/08/19(火) 20:46:12.48
そろそろ御大の誕生日だな。
全集7巻を読んでるけど夢スケッチみたいな作品ばっかりで ほとんどストーリーがなくてつまらん・・・
全集は5巻までで十分。 6巻、7巻は熱狂的ラヴクラフティアン向けのファンブック。
583 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2014/08/22(金) 13:06:19.36
ドリームランド物、楽しいじゃん。
あそこまで幻想を執拗に描写するなら絵に描いたほうが早いじゃんって思う
まあ人それぞれよ。 御大は自分でもたまに描いてるけど、上手いかどうかというとそれはまた別の話 (体育座りっぽいクトゥルーを思い出しつつ)。
人の夢とかいて儚い・・
スミスも描いてたけど絵の見せ合いっこでもしてたのかなw
沼から這い上がってきたような不気味なオッサン同士がグロ絵を見せ合う これが宇宙的狂気と言うものか
7巻、おしまいに載ってる夢書簡がダントツにおもしろかった。 墓に電話機持って入って行くとか、妄想ローマ帝国のバスク人の話とか、とにかく発想がものすごい。 それを元にした小説作品のほうがかえってつまらなくなってるのは困ったもんだ。 やっぱり辻褄合わせようとして、型にはめてしまうせいだろうな。 あと、作者本人がストーリーに興味がないってのも大きい。 夢のほうがちゃんとストーリーがあって面白いっておかしいだろ。
>>589 他人の夢の話って基本的につまらないんだけど、アレぐらいぶっ飛んでると面白いわ
>>581 がいったいどういう意味で「ストーリー」って単語を使っているかによる
はっきりした筋やオチや起承転結を「ストーリー」と呼ぶのであれば、
御大の作品にそれがないのは別にドリームランドものに限った話じゃないだろ
代表作と言われるものの半数近くはそういう「ストーリー」はない
HPL作品ってこういうイメージ 起 主人公が怪異について知り興味を持って調べ始める 承 怪異の全貌が明らかになるが主人公は「どうせネタだろ」とか思ってる 転 もっと洒落にならない証拠が出てくる 結 否定しようのない証拠を目にして主人公の世界観はもう元には戻らない
まとめに入るまでだらだらぐたぐたしつこくてけっこう苦痛なんだけど、 読み終わると不思議と面白かった感だけが残る。
女性ファン増加をねらって「ウルタールの猫」をコミカライズしよう。
>>594 なかなかいいねこれ、しらなかったわありがとう
しかしやはり絵にも描けないおぞましさを絵に描くのは難しいなぁ
>>591 うむ、そういう意味で使ってるよ
御大作は確かに代表作もほとんどが
「恐ろしい異世界の化物を見て発狂しますた」
という金太郎飴プロットなので、
筋に工夫のある作ももうちょっと書いて欲しかったなあと思う
たとえば「冷気」とか「アウトサイダー」みたいなの。
599 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2014/08/27(水) 22:25:47.27
女性ファン増加をねらって、旧神&旧支配者スイーツコレクションを企画しよう
蜂蜜酒がじつは甘くないと知って愕然とした、今日この頃
舌は人それぞれだけれども、辛口もあれば甘口もあるのでは?
御大の作の多くは小説というよりも散文詩に近いな 実際、詩もけっこう書こうとしてたみたいだし 悪夢を文章で再現するのが主目的で、 基本的にストーリーつけるのは嫌いだったんだろうな
散文詩って表現はしっくりくるな 印象の叙述を書き連ねるのが御大の文体の本質みたいなとこがあって、 神話的背景とかはむしろマクガフィンに近いとはよく言われることだし
>>598 アウトサイダーやら冷気だって、別にプロットが代わり映えしてるわけではないからなあ
筋運び自体はゴーストストーリーの典型だよ
いや,その2つはオチに意外性があるよ ミステリ性がある。
怪奇小説傑作集3か…ラヴクラフト以外に良作が多かった記憶が シートンの叔母さんなんて類似例見たことない
あのシリーズの白眉は4 異論は認める
4ってフランスの巻だっけ。 あれは最強。あれでジャン・ロランとマルセル・シュウォブを知った
ラヴクラフト読みたいんだけどどこの訳が一番いいの?
どこがいいもない 好みの問題
難しいな。 何をもって「いい」と判断するかはさておき、 ぶっちゃけるとどれもあまり読みやすくはないと思うw 個人的に平井翁の「アウトサイダー」は好き。 質問の意図からはズレるが、入手しやすいという意味では創元のラヴクラフト全集かな。 ただ、ラヴクラフト作品が全てクトゥルー神話ってわけでもないので そこは若干注意というか心構えは必要かも。 あとはクトゥルースレのテンプレにある解説本を読んで 先にあらすじを掴んでおくというのも一つの手かもしれない。
>>610 定本ラヴクラフト全集
図書館にあったらラッキーっていう入手難ぶりだが
翻訳では「暗黒神話大系クトゥルー」のが一番読みやすかったよ
始めに読んだからか創元の全集が思い入れあるな
「ラヴクラフト」を読みたいなら創元
派生作品から入ったのなら、固有名詞の表記ゆれを気にした方がいいかもしれない。 アニメから入った知り合いで「ナイアーラトテップ」は受け入れられないってやつがいたので。 ただ、小説で「ニャルラトテップ」はほとんどないんだよね。 「ナイアーラトテップ」か「ナイアルラトホテップ」が大半。
あれ、作者本人はどう読ませたかったんだろう。 英語だと綴りからだけじゃ発音が分からないからなあ。
TRPGのホビージャパン訳がサンディ・ピーターセンに読み上げてもらったのを耳で聞いて文字にしてる。 もちろんHPLがそう読んでいたとは限らないんだけど、ファンダムで口承されてたんじゃないかと想像。 と思ったけど、第1世代のラヴクラフトサークルの人たちって、文通ばっかりというイメージがあるけど、 電話とか対面で話したことはあるのかしらん。
朝松健曰く、アメリカでも東海岸と西海岸で発音が違うらしい。
>>619 御大とダーレスが直接会ったことは一度もないって話はなかなか衝撃的だ
>>619 マレウスに全部読み方載ってたけど、あれはニャルラトテップとは読めねえだろ
(そもそも本当にあの膨大な固有名詞を全部ヒアリングしたのかという問題もあるけど)
そもそも、その読み方でさえ「これはケイオシアムが推奨する読み方です」というただし書きがついてるし
まだクトゥルーのことよく知らない頃に「オーゼイユ街のニャルラトテップホテル」ってサイトがあって 何だか惹かれて、それでニャル表記が刷り込まれたっけな 以来自動的に脳内変換されてる
角川ホラー文庫のラヴクラフトおすすめ
ブロックの「アーカム計画」にナイ神父ってキャラが登場するが 翻訳者が別の人だったらもしかしてニャ神父になってたんだろうか。
そういや、菊地秀行が「ダニッチ」ってあちらのSFコンで話したところ、 ネイティブの人に「ノンノン、ダンウィッチ!」って訂正されたって言ってたな。 「誰だよ、ダニッチって言い直しはじめたやつ! やっぱりダンウィッチで良いんじゃんか!」って怒ってたw あちらでも、読む人によって違うんだろうな。
俺はニャルだと可愛げがあって怖くないからナイで覚えてるな
人類の発声器官じゃ発音できないものをあえてアルファベット表記したという設定のものをカナ表記してるんだもんなw
>625 "-nwich"は、greenwich がイギリスでは「グリニッジ」または「グレニッチ」だけど アメリカでは「グリンウィッチ」と読まれることもある、とかでネイティヴも混乱してると思うw
あー、英語と米語で発音が違うってこともあるのか。 面倒くせえなw
僕は「ク・リトル・リトル」派です
発音についてはラヴクラフトがバリバリのニューイングランド気質なことも複雑さに拍車をかけるな アメリカの作家でアメリカが舞台とはいえ、読みもアメリカ風とは限らない
俗人共よ、みだりに邪神の御名を唱うる事無かれ。
僕はヨーグルトちゃん♪
御大はまだしも、まさか水木さんを美少女化するとは、21世紀初頭マジパねえ
水木先生でも水木さんでもない 水木大先生と呼べやデコ助
総大将とお呼びすべき
kindleにセール来てた
御大はイギリス大好きっ子だからなあ。
エジプトよりもか?あ
このスレの最近の勢いは異常としか思えん…
くとくとちーん
>>641 エジプトとか猫とか別腹だから。
奥さんとのデートでアイス食いまくったエピソード見ると
アイスは普通に別腹だよな…。
エジプトはいいけどエジプト人がニューイングランドにいたら何と言うやらだな
邪教の信徒にされることうけあい
Walk like An Egyptian
Who goes there ?
バニラアイスとチョコアイスは別腹
早川がホームズカフェを開いてたようだが 創元か創土社もクトゥルーカフェをやってみてはどうか。 メニューは蜂蜜酒とかアイスクリームとかショゴス丼とかで。
PHPがテケリさんカフェでひとり勝ち
フィリップ・ハワード・ポルノクラフト?
国書刊行会がとりあえずパッケージだけは豪華なお土産を出す。うん
654 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2014/09/18(木) 10:20:01.00
窓にはなんか名状しがたい影が映って 洗面台の鏡には化け物が 中で電話を取ると「馬鹿め、(」とか言われるそんなカフェ
お一人さま限定、席は全部だだっ広い食堂風の個室で給仕一切なし 運営が安く済むのか高くつくのかわからんな
魚民って怖いよ(´・ω・`)
>>657 そういわれると確かにインスマス臭がするね
黒の意味が微妙に・・・w
ブラックなファラオ
ネフレン=カはそういう意味でもブラックだなw
大黒様が来てくれたので黒字経営まっしぐらです
今日はロード・ダンセイニの命日なんだな。
人間形態のナイアルアトホテプの化身が誰かに殺されて、その犯人を別の化身が(自分が化身だという自覚がない)探す っていうような内容の作品を読んだことがあるんだけど、日本語に翻訳ってされてないのかな タイトルも思い出せないが
何に載ってたんですか? 英語圏の神話系アンソロジーとか?
ユタ州のロッジにおいてあるものを斜め読みしただけだけで、けっこう日がたつから本のタイトルは思い出せないが、確かナイアルラトホテプ関係の短編を集めたものだった気がする 収録作品は邦題の「壁のなかのネズミ」とか「未知なるカダスを夢に求めて」とかがあった(これは日本語訳のをすでに読んでいたから覚えている) あと、作者がラヴクラフトではない作品も多数収録されていた。内容はエジプトの王様の財宝を探してうんたらかんたらってのとか もうしわけないがこちらもタイトルが思い出せない
>>668 こんなの有ったのか……
ていうか作者ラヴクラフトじゃなかったんだな。いくら調べても出ないわけだ
これかもしれないからちょっと買って読んでみるわ ていうか私も表紙くらい覚えとけよw
>珍しい生き物のコレクションが趣味の王子の依頼を受けた男は、ツァトゥグァのペットのショゴスをツァトゥグァに怒られながら連れ帰ったり、 それ怒られるだけで済むんかw
>671 旧支配者界のガンジーと言われるツァトゥグァ様が怒るなんてすごいことだぞ
ツァトゥグァさんは怠惰属性だから空腹でさえなければ何とかなるはず。
名前に「グァ」って付く人は大抵話せばわかる クトゥグァ、ツァトゥグァ、フサッグァ…… もし連れ帰ったのがヤマンソなら殺されてた
>旧支配者界のガンジーと言われるツァトゥグァ様 その代わり眷属がサグ団以上に危険な連中ばかり・・・
グァバ茶うまいよね
俺はヤマンソとお茶したいわ 緑茶とか案外気に入って、人類を滅ぼすことを見直してくれるかも
日本のメーカーも出してくれないかなあ・・・
海洋堂にたのんでみればいいんじゃね
>>675 さくさくるぅすとかフジ(略)ズハーとか?
メーカーもブランドも知らないけど、ダゴンとクトゥルフとホテプとグールの超リアルなフィギュアがあったな めちゃくちゃ欲しいのにどこも売り切れ
チャールズ・ストロスのヒューゴー賞ノヴェラ原文入手して読み出したら もろクトゥルーものだったでござる Shub-Niggurathとかいう邪神が出て来るんだけど有名? ロバート・ブロックの短編まで言及されてるけど読んでないので正直この辺は よく分からんっす
シュブ=ニグラス様はラヴクラフト御大の作品にも名前出てくるで たしか闇に囁く者だったかな
>>683 「残虐行為記録保管所」に併録されてる奴か 翻訳じゃなく原文を読みたかったのかな
チャールズ・ストロスは日本であまり人気ないね
単行本化すべき作品と文庫化すべき作品が逆だったんじゃないかと個人的に思ってたり
>>684 闇に囁くものってゴミ以外に神話生物出て来たっけ?
>>686 登場はしないけど、儀式の録音レコードに名前がでてくる
訳によっては千匹の黒い子山羊の下りが 千人の若者を捧げよみたいになってたな。 しかしクトゥルーものだというのは分かるのに シュブ=ニグラスは知らないというのも面白い。 他意は無いよ。
682だけど、フィギュアのメーカー調べたら普通に出た ソタトイズってメーカーのナイトメアってシリーズ 値段が高すぎるのとどこにも売ってないのが欠点
>>688 "Ia! Shub-Niggurath! The Black Goat of the Woods with a Thousand Young!"
│
├─シュブ様=黒山羊だよ派
│ ├─シュブ様子沢山だよ派
│ └─シュブ様大食いだよ派
└─シュブ様と黒山羊は別物だよ派
>690 The Black Goatは子連れでa Thousand Youngは仔山羊派だよ派と a Thousand YoungはThe Black Goatと仔山羊とは限らない若い何かだよ派もかな? 前者はたぶん、シュブ=ニグラス=地母神=豊穣の女神からの連想だよね。
>>685 いや、今年ヒューゴー賞を取ったエコイドってやつです。
読み終わったけど面白かった。
怪物をちゃんと生物学で擬似科学説明してるのでSFとしてもちゃんとしてる。
洗濯屋シリーズってやつ、これまとめて訳して欲しいなあ。
残虐行為のは蛇女ゴルゴンの奴だっけ?
あれは文庫で出して欲しかったなあ
>>688 作中に大々的にラヴクラフトの自筆書簡(たぶん架空と思う)が出てくるから、
神の名前まで覚えてるようなマニアじゃないけど、さすがに分かった。
ラヴクラフトに関する記述のどの辺まで事実なのかは分からんけど。
Youngとか書かれたら、自分も「若者」って訳すわ。 「仔山羊」と訳す方が自然なの?
よく広まってる訳は「千匹の仔を孕みし森の黒山羊」かな。
youngには名詞としては「動物の仔」の意味もある。 with youngで「孕んでる」 ただwithには渡すとか捧げるといった用法もあるので、 その場合には「森の黒山羊に千の生贄を!」と解せる。 The Black Goatをシュブの二つ名とする一般解釈なら、シュブの豊穣母神的イメージと相まって "with a Thousand Young"も「千匹の仔を孕む」と解するのが順当だが、 シュブ≠The Black Goatと見なすなら、このThe Black Goatはむしろ男性らしき節がちらほら出てくるので 「千の生贄を捧げられる黒山羊」すなわちバフォメット的な魔神のイメージってことになる。
エコイドに出てきたシュブは子沢山解釈のほうでした。 数打ちゃ当たるのr戦略で、幼生を産みまくって繁殖する生物として顕現した神だった。 馬のような生物=エコイドなので、山羊ではないけど、まあ近いっちゃあ近い
シュブは黒山羊か否かって問題は、黒山羊をLordと呼ぶ崇拝者がいたり(女神ならLadyのはず)、 同一の存在として言及されてたりで確定した設定はないんじゃないかな。 顕現することも少ないし。
ニグラス→ニグロ=黒 ではないかと推測してみる
黒ヤギ云々は単に典型的な非キリスト教的祭祀のイメージで持ってきただけで深い意味はないのだろう
キリスト教では山羊は羊と対比して悪いイメージで捉えられるらしいし、 black sheepでも「厄介者」だから山羊なら余計にそうだろう程度の発想かもね
白山羊さんからお手紙ついた 黒山羊さんたらお手紙食べた 仕方がないのでお手紙書いた さっきのお手紙御用事なあに ちょっと怖いのか?
黒山羊さんたら読まずに食べた
黒山羊さんは文盲だったのである
文盲痴愚のアリオッチ
シュブ=ニグラスは黒魔術的な感じで使えるからTRPGのシナリオ作るとき重宝してる
STヨシってインド人だったんか かわった名前だとは思ってたが
今ネットで話題になってる百田尚樹『殉愛』の一件って、 得体のしれない乗っ取り事件の様相を呈してきている点、 自らが死ぬ間際までやしきたかじんがメモを書き続けていた (ということにされている)ことも併せて、 なんだかラヴクラフト的な感じを受けちゃう。 『闇に囁くもの』みたいな、っていうか。 あるいは、 「ああ! 喉に! 喉に!」とか 「バカめ、たかじんは死んだわ」みたいなノリっつうか。
「戸口に現れたもの」みたいな
ラヴさんて小説以外の文筆活動見るとけっこうな炎上芸人気質ね
ラヴクラフトに限らずネットの反応を気にする必要のない時代の人は割と過激な気がする Twitterやらせたら煽り耐性ないだろうなって作家も多そう
手紙魔の御大にツイッターやらせたら大変なことになってしまう。
昔のネットニュースには実名で大暴れしてる人が沢山いたよ。
神経質な奴が多いからしょうがない それぐらい過敏でないと小説なんて書けないでしょ
「ダゴン」を読んで「ドイツ軍の捕虜の扱いが悪くなかったのになんで主人公は脱走したんだ」 とか細かい所を突っ込んでくる人が多かったそうで
>>712 「しみったれヒューゴー」には笑ったなぁ。
>>717 そんなもんかな
大脱走なんて映画もあるし旧日本軍なんか言葉が通じなかったせいもあって暴れ回ったの結構いたみたいだけど
扱いが悪くないからといってそこにいたいとまで思うかは別問題だろうしな 簡単に逃げられそうだったからとりあえず逃げた、ってのは別に心理として不自然ではないような
敵国に捕虜として囚われるってのはだいぶ屈辱だろうしね 生殺与奪の権利が向こうにあるってのは単純に怖いと思う
捕虜となった兵士の任務は、脱走して敵の後方を攪乱させることである
723 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2014/11/25(火) 14:51:48.84
>721 某国では捕虜になるくらいなら氏ねと兵士を教育してたくらいだしね
「死して虜囚の辱めを受けず」、これを徹底的に叩き込まれたので 捕虜を取った時の扱いが酷かった、その結果、敗戦後の報復裁判で 酷い目に合わされることになる
因みに捕虜になってしまった方も、 「軍事機密を尋問されてもしゃべってはいけない」 と言う教育をされてなかったので、みんな秘密を べらべらしゃべりくったらしい。
捕虜第一号っていう本読んでみたい
「残虐行為記録保管所」に載ってるラヴクラフト作品における主人公はスパイとしての学者って作者の考えがなるほどなと思った 作品自体はフレーバーとしてしかクトゥルー使ってないけど
kawaiiアーメンガード邦訳・映像化・萌え化はよ
アーメンガードは邦訳は「一応」ある。少数しか出てないけど。同人誌だし。
そういや森瀬訳があったな。
お前ら、ユールの日ですよ。
イア! ガンタ=ン!
♪祝福されぬ闇の中 そして現わる黄金の夜明け〜
カーウィンって何で年とらないの?
死者蘇生とか転生紛いのことしてるんだから 不老の魔術ぐらい使っててもおかしくないんじゃね(適当)
ウィッチだからだろ
カーウィンって射精するの?
道教だと性行為はOKだが絶頂は体内エネルギーが逃げるとしてNGだ 不老不死を手に入れたのならカーウィンも同じじゃね
カーウィンってもしかして女体化してる?
接して漏らさずってやつか。
まあカーウィンが東洋系の性魔術に手を出してたかどうかは知らんが。
>>739 ラノベ化しよう。
タイトルは「俺の先祖がこんなに可愛いわけがない」で。
シャルルさんも錬金術で寿命伸ばしてたな
742 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2015/01/19(月) 10:12:57.43
「邪神忌」って、またえらく直球な名前付けたなあw ○○忌の○○って、もうちょっとハズしたモノや、 作家の人となりが分かるモノが入る気もするんだがw
>>744 アイスクリーム忌?
手紙魔忌?
顎忌?
試しにwikiで文学忌ってのを調べてみたけど、意外に直球の命名が多いからありっちゃありかな 例えば今日は坪内逍遥の忌日で「逍遥忌」だそうで(ねじの回転のヘンリー・ジェイムズも今日)
金属製の円筒忌
猫好忌
749 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2015/03/02(月) 11:34:19.75
>>743 2週間切っているのに未だWeb予約出来んとは…
ビック☆カメラ札幌店 佐藤伸弦 副店長が暴行事件を起こしていた
気絶忌
正気忌
754 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2015/03/03(火) 22:30:04.70
やっぱり、「邪神忌」がベストですね。文人忌事典とかあったら収録してほしいくらい。 まさしく邪神を創造された方の文人忌にふさわしいと思います。 S・T・ヨシさんなんか怒り狂うかもしれませんが、私にとってはラヴクラフト御大=クトゥルフ神話の創造主です。
『名状しがたい悍ましきモノ忌』というのはどうか?