指輪物語−63

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57Kakis Erl Sax ◆CcpqMQdg0A
>>56
「イングランドしか知らないものに大英帝国の何が分かる」という言葉の通り、
周りとの比較によって自己を知ることも重要です。
自国と他国を比べた結果、イングランドには、北欧やアイスランド、ケルトのような
独自の神話を持っていないという悔しい状況にあることが分かり、
その結果生まれたのが『指輪物語』です。

J・R・R・トールキン自身も幼少期を大英帝国領南アフリカで過ごしています。
幼少期を辺境の地で過ごした経験が、並みの英国人以上に深く客観的に
ブリテン島の伝統的な文化と文学・言語を理解させるに至らせたのでしょう。
専門分野は古英語、中英語時代の文学です。

このように『指輪物語』の豊かさや文化の固有性を理解するために、
TRPGやゲームブックの名作、そしてコンピューターRPGについての
大まかな知識を持つことで、この『指輪物語』が生み出した広大な裾野を
実感できるかと思います。
この広大な裾野の一遍に位置するのが人工言語アルカです。

『指輪物語』→『D&D』→『ウルティマ』・『ウィザードリィ』→『ドラゴンクエスト』→
『FF』→人工言語アルカと異世界カルディア
→ノジエール、トラブ語、アスガル語、グモソ語、ルノア語、
『同じ文字を共有する人工言語』群、モナモーラ語、ミリ語、人工言語セレーズ、
その他多数のアルカフォロワー