1 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :
2010/09/12(日) 02:08:26
2 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/09/12(日) 02:09:08
3 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/09/12(日) 02:10:00
4 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/09/12(日) 02:17:00
5 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/09/12(日) 21:27:27
どうでもイーガンスレは?
復活乙。 ガンマ線バーストでも起きたわけ?
8 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/09/13(月) 12:50:03
9 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/09/13(月) 21:26:47
こんにちは!
こんにちは、孤児。
にゃー
とっくに発進済みだろ
アキリとのシーンがどうしてもホモに見えてしまうのは、 心が汚れているからなんでしょうか。
14 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/09/15(水) 12:37:17
最後にヤチマとパオロがSEXして終わってれば ホモSF作家の名に恥じない評価になっていたよね(´・ω・`)
15 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/09/16(木) 18:24:56
どうでもイーガン……(´・ω・`)
16 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/09/17(金) 13:05:13
『宇宙消失』。 読了したはずなのにストーリーが思い出せない。主人公の名前すら覚えていない。 不思議だ。
>16 お前が忘れていない宇宙も存在するから安心しろ
まてまて、もし>16が忘れていない時間線が選択されたら この時間線は終了してしまうぞ。
20 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/09/18(土) 13:14:06
大丈夫。去年の暮れぐらいにこの時間線はもう消滅してたから。
よかった、じゃあ僕はもういないんだ
23 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/09/18(土) 15:13:03
ただの駄ジャレスレだしいらんわ別に
イライラしてる時とかに どうでもイーガンって呟くとだんだんどうでもよくなってくるから
26 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/09/22(水) 19:59:12
最新長編が今月出たようだけどさすがに読んだ人はいないか
イランが舞台ってことだけ知ってる そのことを知って結構期待してる
ということは日本語訳が出るのは2015年以降ってとこかな
ネット上の情報を総合するとZendegiは ・イランが舞台 ・脳マッピングの研究者がスカウトされてメタヴァース上に高度なAIを構築 ・いつものイーガンより暖かみのある話らしい
アマでfar from egan's bestとか言われてるの見たぞ
イーガンが世界最高のSF作家とよばれているのは日本だけ?
>31 フランスやハンガリー、ポーランドなどでも訳されててそれなりに人気のはず。 英米じゃ影が薄いのは作風からして仕方がない。
>>31 yes
でも玄人筋からの評価は英米でもそれなりにも高いよ
前スレに貼られてたローカスのポールでも大御所に混じってランクインしていたでしょ
>>33 > 前スレに貼られてたローカスのポールでも大御所に混じってランクインしていたでしょ
どのレスのこと言ってんの?
「貴方を雇うことで弊社の利益になる点をアピールして下さい。弊社は……では、アマゾンで」 この面接の方法はありだね。自分の技術の客観的な評価と急な出来事に対応するコミュニケーション能力とを一遍に見れる。
>>35 多くの人間にとっては「無い/分からない」が正直な答えだろうから、それで計られるのはデッチアゲの能力だろう。
ところで、話は変わるが、「万物理論」のロークのセリフに出てくる「愛情」って言葉はむしろ「親密さ」と訳した方がよいと思う。
訳文としては「愛情」の方がすっきりするけど、逆に意味が通り難くなってる気がする。
例えば、入れ替えるとこうなる:
>進化の生みだした親密さという感情、それが答えです。親密さという観念は自我――それは自己のモデルです――と関連する強力な特質のいくらか、またはすべてを、他の人々のモデルと結びつけることを可能にします。
>〔中略〕
>親密さとは、自分が愛している人々を、自分自身を理解するのとほとんど同じかたちで理解できるという信念に他ならず、その信念をもてば脳から快楽という報酬をもらえるわけです。
親密さとは、自分が「愛している」人々を ここも何とかしてくれんとまた別の話になる気がする
>>37 原文でもそこでは"love"が使われているので「愛している」のままでいいと思う:
>"The answer is, evolution invented intimacy. Intimacy makes it
>possible to attach some, or all, of the compelling qualities
>associated with the ego - the model of the self - to models of other people.
>〔……〕
>Intimacy is just the belief - rewarded by the brain - that you know
>the people you love in almost the same fashion you know yourself."
結局のところ、ロークは一貫して"Intimacy"を問題にしていて、これを「愛情」と訳すのは
少しズレる。相手を深く知らない場合でも愛しく思うことはありうるわけだし。
特に、続く「愛情は知識の一形態なのでしょうかーーそれとも偽りの信念に快楽を感じている
だけなのでしょうか?」という部分は、「親密さ」に置き換えないと意味が通らないと思う。
追記。同じ場面の「相互理解能力に過剰な意味をあたえる必要があれば」ってのは誤訳。 「過大な相互理解能力の幻想を抱かせる必要があれば」ぐらいに訳さないと、エピローグ のセリフと対応しなくなる。 それに「愛情とは、自分が愛している人々を、自分自身を理解するのと〜」って部分も、 かなり原文とニュアンスが変わってしまってる。全然ダメじゃねーかコラ。
それ、真剣に思うんなら出版社か訳者に連絡してあげたほうがいいよ。
移送夢と順列都市って同じ世界の話っぽいけど互いに内容矛盾してね? 13524と並べ替えても主観的には12345と見えるはずってのが順列都市だよね? 13524と並べ替えちゃったら、その順番ででたらめな夢を見るってのが移送夢ってことだよね (直接問題にされてるのは123454321だが、コンピューターの処理中に 因果がまともに成立してないような計算しても「その通りに」夢を見るといってることになるんだから)
12345...となるような演算処理が不可避(ショートカットできない)ってのが移送夢だろ。
むしろ順列都市の方での並べ替えをどうやって実証したのかが、どうしても理解できない。
何が疑問なん?
並べ替えるためにはその前に順番に一回計算しなきゃならないから。 意識が、並べ替える前に生じてるのか、後に生じてるのか分からない以上は塵理論の証拠にはならない。
並び替える作業を自動で実行する存在が意識だってことでしょ
>>46 「順列都市」のストーリー上は
>>46 が正しい、って前提で話が進むけど、
ダラムがそう思った、という以上の根拠が書いてなかったから、
>>45 の
>意識が、並べ替える前に生じてるのか、後に生じてるのか分からない
だから
>塵理論の証拠にはならない。
と言うのももっともだと思う。
どっちかが間違ってるというんじゃなくて、読み方として両方アリじゃないだろうか。
漫画のマップスでイーガン的なのを敵にしてたね
塵異論を思いつく前のダラムってどういうつもりであの実験してたんだっけ
コピーとその世界の処理順番をシャッフルしたり引き伸ばしたりして、 その精神に何らかの影響が出るかどうかを実験したかった。
51 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/10/12(火) 22:03:24
イーガンまだー? 早川でも創元でもいいから出してヨー
イーガンは短編だけでいいわ。長編は読み辛い。
53 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/10/13(水) 18:20:43
長編もオモロイ
むしろディアスポラ以上のボリュームで読みたい。
「百光年ダイアリー」の時間逆転銀河を観測すると、 未来の情報わかる原理が、 何度読んでも理解できない。
57 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/10/23(土) 06:52:15
未訳長編は駄作だから訳されないの? 商業的な理由で訳されないの? 訳者の仕事が遅いから訳されないの?
出版社が違うから難しいだろうが 帯に長門が出ればまだまだ売れる気がするんだが?
えっ
けいおん部の4人組だろ今なら 実はぜんぜん知らんが
ありえん
第81Q戦争を「エヴァの原点」とかいって売った出版社があったからな けいおんもありだろw
>>58 >>63 第81Q戦争は当時、「まんがの森」に平積みにされたからな。
イーガンは、長門ファンに売れたのかな?
into darknessってゲーム化したら面白そう 作中でゲーム化描写がある(しかし売れてないw)のは作者の願望ではあるまいか
ゲームオーバーになるまでの時間が実質運任せなのがネックな気がす
67 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/10/24(日) 16:30:53
なぜイーガンの翻訳出ない?
翻訳者が山岸真に限定されてるから この人の作業速度や都合に左右されるからな。 翻訳者1人なら、この人に聞かないと分からない。
>>67 割と雑な、翻訳に耐えない作品も多いから。
健闘過ぎるだろ…
健闘というかその中ではむっちゃ浮いてるような……
73 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/10/27(水) 22:52:06
イーガン期待の星だったのに・・・
20代女子の?
>>70 この流れでイーガンとかあり得ねえ
タイトルだけで読んでないだろ絶対
と見たときに思ったな
まあ普通に考えて、基本的に本を全然読まない人たちが 映像化作品とタイトルの雰囲気だけで選んだランキングだわな。
77 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/10/29(金) 13:56:50
ウソくせー なんかウソくせー
でもタイトルだけの雰囲気ならチメイド的にエリスンのセカチューのあたりが入りそうな気もする
ほとんどが映像化、ってか「しあわせの理由」以外全部映画化されてんじゃんwwww
映画化作品の大輪に紛れ込む一つの野花
やはり野におけ蓮華草
仮装パーティーと聞いてガチのコスプレして来たら みんな簡単な被り物程度で浮きまくりだった自分の知り合い並に浮いてる
題名がいかに重要かよくわかるな。 筒井さんがテキトーに書いた駄作に「時をかける少女」という題名をつけただけで 永遠不滅の作家になったようなものか。
84 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/10/31(日) 18:49:49
ぐれっぐ・いーがん
85 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/11/03(水) 17:24:52
胃ー癌
イーガン以外は全部ファンタジーじゃねえか・・・・ と思ったけど、アルジャーノンはSFだよな
ハードSFだけが踏み込める文学的領域はあると思う。
「しあわせの理由」って、意外にスピルバーグあたりがアマ甘な映画に仕立てる ことはできると思う。 医療事故で感情を失った少年。だが、クリスマスの夜に奇跡は訪れた。
というかネタだけ流用して全然べつの話になるだろうね。 訴訟回避のため権利だけ買って名ばかり原作とするパターン。
今のスピルバーグなら「みんなは奇跡と喜んだが本人はそうでもなかった」みたいな話に仕上げるんじゃないか。
91 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/11/06(土) 17:00:39
イーガンみたいな絶版マイナー作家が映画化されるとは思えん
ボーダーガードが量子サッカーメインの近未来スポーツもの映画とかになるのか… 胸が熱くなるな
93 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/11/06(土) 19:36:04
ディアスポラ、ヤチマ君が物理に目覚めるらへんでいつも読むのやめちゃう いま4回目の挑戦
宇宙消失のトンネル効果で盗みに入るシーンは映像になったら面白そう
SF映画にしろゲームにしろ「俺達(アメリカ人)の価値観(正義)は 宇宙でも変わらないんだぜ」的な方が好まれるよね。しばしば 言われるところ、スターウオーズは宇宙版西部劇だし、アバターは 宇宙版ダンスウィズウルブズだし。 一方既存の価値観にアタックするようなSFは好まれないように思う。 その意味では、「祈りの海」とか絶対無理そうだ。「適切な愛」とか。 「しあわせの理由」はいけそうだけど、主題を陳腐化されそう。 「彼は人間的な心を取り戻した」みたいな・・・ 「絨毯」あたりならいけるかな?
リドリースコットはアンドロ羊読んでないと明言してるからな どんだけだよ
押井守とか、山本寛、細田守あたりはイーガン読んでると思う。 まあ、こっちはこっちで「俺たち正義」はない代わりに、美少女が物語の中心に なってしまうわけだが。
押井なんかは作風的にもモッドを扱ったのや、<宝石>関連のアイデンティティが主題の短編が合いそうだ あと、押井は犬が中心だろ
古典力学すら履修してない俺からすると イーガンはとても科学的に思えるのだが 物理学の素養がある人から見ると噴飯ものなのかな?
「宇宙消失」のネタは受け入れがたいが、後は普通か面白い。
詭弁大法螺が魅力なんだから 噴飯ものってのは誉め言葉でもあるよな
物理学って言うよりは数学の素養だと思う。
物理学と数学は似ているようで全然違う。 イーガンは数学的に構築された世界観を作っているという印象がある。
105 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/11/13(土) 01:27:27
今本屋にあるyomyomに大森の記事があるけど、 そもそも俗説に近い多世界解釈を「平行世界ものに科学的裏付けを与えた」 なんてこと言っててオイオイって感じ。ユリイカの猫特集wで「シュレディンガー とかもういいでしょう」と言ってる円城に共感
数学は哲学、物理学は探求、って感じ。
>>106 >数学は哲学
んなこというと怒る数学者もいそうな気がするけど
まあ門外漢だから知らないが・・・
数学は感覚、というか「数覚」とでもいうべき能力が長けてないと
突き詰めていくのは難しいらしい
ニャッハッハ!確かに! 数学者も哲学家も自分たちが全てを生み出すと 考えとる臭いでナ! 奴らは相性悪そうだ!vvv
109 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/11/13(土) 11:07:48
シェイクスピアを理解するには英語が分からなければならない。 物理を理解するには数学が分からなければならない。
>>107 数学は、数とは何ぞや・知覚&感覚的な概念を扱うもの、ってのに対し、
物理はまさに物の理で現象の解明を扱うって意味で書いたんよ。
物理数学ってのがあるけど、あくまでこれは解明のためのツール扱いで、
数学とはまた別のイメージなんだよなあ。
で、イーガンのはやっぱり数学的な世界の捉え方をしているように思う。
物理数学は、学問としては応用数理に入るんじゃないかな。 ちなみに数理物理という分野もあるけど、現代の数学・物理の最先端。
物理数学で七転八倒した遠くかすかな思い出が…
113 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/11/13(土) 15:40:53
シチテン・バットー (惑星連邦軍特務大佐)
教えてくれ 宇宙消失はどのへんまで読めば読みやすくなる?
116 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/11/14(日) 00:09:52
>>114 実は俺も最初挫折した。
でも、がんばって読んだら面白くなった。
最初の方は読みやすい。 途中でアンサンブルうんたら言い出すと読みにくいが そこを越えると奥さんがいっぱいでてきます
イーガンの長編は、全般的に結構キツイよね。
小説が下手なんだから仕方ない。 どれほど内容が良くても、読者に苦行を要求する時点で作家として間違ってるとしか。 昔レム、今イーガン。
万物理論と宇宙消失はキツいが、残り二つは楽しい。
高卒ニートの漏れでも普通に読めるから、喪前らは読解力なさ杉じゃね?
それは「君の苦行」では、と言いたくなる。
ディアスポラ以外は全編通して楽しめたな ディアスポラは流し読みしかできなかった
俺は順列都市がだめだったなあ 計算順序変えてもうんぬんがどうしてもどうしてもひっかっかって ディアスポラは楽しく読めたけど
125 :
123 :2010/11/16(火) 21:56:49
>>124 俺は順列都市が、ルミナスと並んで、一番好き
同じ作家が好きな人でも趣味の違いってあるから面白いね
まあハインラインの作品群でも愛に時間をが白眉だと思ってる
俺の趣味がずれてるだけかもしれないけどw
サブミクロンスケールって書いてあるから10-^7m〜10-^8mくらいっしょ 水素原子がだいたい10-^10mぐらいだから、ちょっと足りないような それ以前にSFネタにするならハード系だと情報論+宇宙論で宇宙の起源とか構造を変えるとか 脳内の情報をエネルギーにしてESPとか(記憶を代償に超高速通信ってネタもかつてあったな) そんなあたりになりそうな
普通に生体モーターがやってることだろ。
129 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/11/18(木) 01:21:01
適切な愛を読んだんだけど、 この保険契約だと代理母も引き受けないといけなくね? 維持のほうが長いからかな?
純粋数学がSFの題材になって、ここまで話題になる作家になるなんてな。 そういう時代なんかな。 こういうの考えるの無意味かも知れないけど、 どうしてイーガンみたいな作家が登場したか考えてしまう。
131 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/11/22(月) 13:35:07
>>93 チャールズ・ストロスの「アッチェレランド」読んでから「デァスポラ」読み直すといい感じに頭に入るようになるよ
11月25日発売予定 スティーヴ・フィーヴァー ポストヒューマンSF傑作選 (SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー) [文庫] グレッグ・イーガン (著), ジェフリー・A・ランディス (著), メアリ・スーン・リー (著), ロバート・J・ソウヤー (著), キャスリン・アン・グーナン (著), デイヴィッド・マルセク (著), デイヴィッド・ブリン (著), ブライアン・W・オールディス (著), ロバート・チャールズ・ウィルスン (著), マイクル・G・コーニイ (著), イアン・マクドナルド (著), チャールズ・ストロス (著),
知らない作家も多いけど3つの傑作選で一番面白そうなテーマだけに期待 コニィーは山岸の趣味かな
アッチェレランドは正直読まななくてよかったなと、読み終わってから思った。
アッチェレランドは第1章で爆笑してそれだけでも満足した イーガンには笑いが足りないと思う
無いものは求めないほうがいいぞ。あるものを深く理解していった方がいい。
判りやすくて引きこまれるストーリー展開、巧妙に張り巡らされた伏線、巧まざるユーモア、 心惹かれる魅力的な人物造形、簡潔でいて鮮やかな内面描写、そして感動的な結末。 すべてありません。何をいまさら。
まぁエンタメだけがSFの価値じゃないし。
最高のSF作家というより、極北のSF作家。 たしかに最前線で可能性を切り開いてはいる。 でも、後に誰も続いていない。
っていうかイーガンの作品は思想書だよな。
外国での彼の評価っていいの?
さほどない。
スティーブフィーバーおもしろかった
宇宙消失で、ラグビー場や汚水処理プラントで劉をさがすはめになったバージョンの ニックが気の毒だから困る
>>144 ラノベも案外入ってるな。「陋巷に在り」とかかなり分量あるんだけど、全部読んだのかな?
>>143 面白かったね。やっぱり編者が得意分野から好きなのだけ
選んでるからセンスがいい。
イーガンのも面白かったけど「ひまわり」と最後のオールディスは
すげえ名作だった。
特に文句はない。 ただ、国内でジャンルSF内の作品は2割ちょっと、海外は昔の作品が多数。 もうそういうことなんだな。
初めて読むなら祈りの海よりスティーヴフィーバーの方がいい
ドラマのドールハウスってけっこうイーガンのSF的趣があっていいね
>>148 そりゃあ、国内より海外のほうが作品数は多いし
新作よりも過去作のほうが数が多いんだから。
152 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/12/05(日) 15:59:45
イーガン翻訳ペース落ちたな
山岸さんが持病で無理できないから仕方ない希ガス
よろしいならば矢野徹だ
なんか気持ち悪い日本SF界隈の太鼓持ちスレになっちゃってるなぁ……
宇宙消失読んだ テーマの面白さだけで引っ張ってるかんじ、激しく好みが分かれそうな話だ 普段から、自分とは何か、自分とはどこまで自分なのかとか延々と考えてる俺のような根暗じゃなきゃまず合わないだろう
俺もつい最近宇宙消失読んだけど、主語の「おれ」が ひたすら訳されていて読むのにいらいらした。 これさえなければもっと話に没頭できたのに… この人の翻訳ていつもこうなの? それとも作品の内容からしてわざとやってるのか?
原書読め。
胃ー癌って、屁理屈ばっかりで、面白くないよな こんなん面白がってる奴って、 頭が悪くて口先だけの奴だろうな
>>159 どうしたの急に。何か嫌なことでもあったのか心配だよ。
胃癌にでもなったのだろう アスピリン飲めよ
極北、極北、って おまえ、ホント極北って言葉好きだな 屁理屈ばっかり言っとるな 胃ぃー癌ファンってこういう口先だけの屁理屈野郎ばかりだな 139 :名無しは無慈悲な夜の女王:2010/11/26(金) 05:52:34 最高のSF作家というより、極北のSF作家。 たしかに最前線で可能性を切り開いてはいる。 でも、後に誰も続いていない。
なにが っていうか じゃ! なにが 思想書 じゃい! 屁理屈ばっかり言っとるな 胃ぃー癌ファンってこういう口先だけの屁理屈野郎ばかりだがや 140 :名無しは無慈悲な夜の女王:2010/11/26(金) 12:26:56 っていうかイーガンの作品は思想書だよな。
山本弘、伊藤計劃のつぎはイーガンスレにやってきたか
あちこちでやってる人なのか。なんかつらいことがあって誰でもいいから当たりたいんだろう… でもスレで暴れたところで何の憂さ晴らしにもならないんだよな。余計イライラが募るだけだ。 精神衛生的によくない。そういう時は一旦ネットから離れた方がいいですよ。
でもさー、文学的な美しさみたいなのと相反するものってあると思うんだよね。 特に数学的なものとか。いや数学も美しいけど、なんか違う。 どうなんですかね。
ん?相似性で言うなら、学者が容貌的には単なる野暮ったいオタに過ぎないみたいなとこじゃない?
それはかなり違うような。
リアル板倉氏か
>>167 は文学も数学もツンデレで論じようとしているからダメ
>>167 >文学的な美しさみたいなのと
美しさが文章の美しさってことなら8割以上翻訳者の責任だし
物語の美しさってことなら・・・美しい物語ってどんなのって聞きたいだけど?
イーガンと正反対な気が(個人的には)するような作品・・・そうだな、たとえば
アルジャーノンに花束を、とか、たった一つの冴えたやり方、はいい話だと思うけど
美しいかといわれると疑問なんだが
何から話を逸らそうとしてんだ?w
たぶん、例に挙げた作品の名前すら知らないんじゃないかとw
イーガンの小説って 理系の優秀な人から見たら、科学的部分は表面なぞるだけで屁理屈 文系の優秀な人から見たら、文学的部分は表面なぞるだけで屁理屈 理系のオチコボレや文系のオチコボレから見たら、そういう屁理屈がかっこよくみえるんだろうな
かっこいいと思って読んでるやつなんているのか? サイバーパンクとかならわかるけど・・・ ていうか176のコンプレックスがどこにあるかしかわからないレスだが 176のコンプレックスとか正直興味もないし結局 何ら情報価値のないレスでしかないんだが
>>177 はイーガン読んでたらかっこいいと思ってたので、
>>176 に一番痛いところをつかれたんだよ。
>165 知るかぎり数年前からいろんなところで暴れてるのでスルー推奨。 コピペと自作自演を繰り返す。文体が特徴的なんですぐにわかるけど、 そこを指摘すると次からちょっとだけ変えてくるんだよなw
>>180 って妄想狂人? 数年間ひきこもって2chばっかりやってるのをカミングアウトしやがったぜ
10年前から2chやってる社会人いっぱいいるだろうなー。 2000年のバスジャック事件は休日出勤組の間で話題になった。 SF板で2ch初心者って人の方が珍しいんじゃね
184 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/12/11(土) 21:18:46
>>180 それ多分お前の妄想だぞ。
2ちゃんには向かない人種だなお前。
イーガン好きな人ってこんな感じだよ そこそこ有名な大学や大学院の理系を出た。 しかし理系では芽が出ず文系就職。 しかし、そんな奴は文系でも芽が出ない。 まわりからは馬鹿にされてるけど 本人は「自分は理系文系両方詳しい」と思いこんでいる。 本人は自分は科学に詳しいとか勘違いして威張って話すが、実はまわりの優秀な人から見たら屁理屈。 そういう奴、君のまわりにも居ないかい?
個を全体ととりちがえたりせず、自分の経験だけで安易なレッテル貼りもしない、 データに基づいて論理的な結論を下せるような人間を大学は養成すべきだと最近思うよ。
ラマント野が少なそうなスレですね。。。
研究者でもイーガン好きな人居るよ。 って言うか、重要なのはインスピだし。
って言うか板倉さんだってリアル研究者じゃん。
板倉さん? who?
他者とは自分の事
孤児って、影響を受けた市民そっくりの人格に育つ可能性もあるよな。
>>194 ほんまに研究者か?なにの研究やってんのかもわからん?嘘臭い
訳者解説にもURL載ってるけどあまりスレで出さない方が…
アホが荒らしに行ったら困るし。
>>199 カルテクって知らない?知らないか…
>>200 アホやな
カルテクって聞いただけでびびってやんの
このホームページだけじゃほんまにカルテクの研究者かもわからんし
カルテクとか言ったらびびるとおもってやんの
なんだか、イーガンヲタにはそういう口先だけのビビりでイヤミな奴が多いな
論文くらい読んでから言えばいいのに、と思ったが 多分英語が読めないからこういうことを言うのであろう
でも、こいつ、たいしたことないぞ
ノーベル賞科学者が「読んでます」とでも言わないと認めないっ!とかいうレベルの子は放置でOK
>>204 はイーガン読んでると言ったらまわりから褒めてもらえると思ってたので
それが違うとわかって必死なのだ
>>205 あなたはイーガンにそういうイメージを持っていて、それに反発しているわけだね。
自分の妄想に反発しても仕方がないと思うし、
どこのスレでそれをやっても、現実でやっても、誰からも呆れられるだけだよ。
寂しくて他人と触れ合いたいのなら、反発ではなく違うやり方でやってはどうかな。
他人を嘲ること以外の他人とのかかわり方を知らない人もいるけど、寂しい生き方だと思わないかい。
読んじゃダメなの?
いやだから、この人はもうbotレベルなんだから言うだけムダですよ。 スルーするかネタにしてイジるかのどちらかをおすすめ。
ラマント野が知ったかぶりってw
211 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/12/12(日) 22:22:04
イーガンがすごいのは順列都市とディアスポラだけでお釣りが来るほど判る。
ま、ここに本人が降臨して暴れてるわけだがw
>>212 必死だねw
でもその程度じゃここの住人は煽り耐性を鍛えられれるから
鼻で笑われるか、いじられて終わりだよ
もうちょっと精進したほうがいい
>>214 ここの住人は日々、社会でいじめられたり、無視されたりしているのですね
イーガンヲタってそういうのばっかり?
>でもその程度じゃここの住人は煽り耐性を鍛えられれるから そんなことが自慢になるか!
スレ荒らすなんてかわいそうな子… きっと学校でいじめられたり、友達がいなかったりでつらいんだろう。 どこかに居場所を見つけられたらいいのにね
>>217 って、もしかして、そういう人生歩んでんのか?
>>218 ん〜ちょっとかわいそうになってきた
もうちょっと何とかならん?それが精いっぱいなのかな・・・
それならしょうがないけどさ・・・
その喧嘩、どうでもイーガン スティーブ・フィーバーは微妙と思った らしいと言えばらしかったが、
と言ってれば誤魔化せると思っている
>>222 であった
場末のスレで何やってんだか 気違いの相手をしても喜ばすだけだからあぼーんするなり 無視するなりしなさいって
気違いはお前だがな。
229 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/12/28(火) 09:59:10
鹿野司ってバカなんじゃないの 自閉症がテーマの小説(万物理論)を読んで イーガンは自閉症!とか書いててマジキチ。 はやくSFマガジンからおろせよ。
スティーブフィーバーやっと読んだよー
割と好きだな。のどかな田園地帯の少年に起こる衝動、かつての大爆撃…とか好きなガジェットいっぱいだった
>>229 そんなこと書いてるの?マジでw
ちょっと読んでみるかな
そういえば鹿野司ってホメオパシーについて無知な文章垂れ流してたバカか! ペン折った方がいいと思うわ。個人で書くなら勝手だけど ライター名乗るのはおこがましいでしょ、鹿野。
232 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/12/28(火) 10:50:10
どっちかというと、コラムを埋める為に無理にひねり出してるように見えたな。 話の流れも、普段よりずっと乱暴…というか、途中で無理さに気づいてるのに まぁいいやで押し通してる感じですし。 キチとかではなくて単なるやっつけ仕事だと思うわ。
「現代SF作家論」の一番手で、なんで鹿野に、それもイーガンを語らせたのかが謎だ。 依頼された鹿野も困ったんじゃないのか。
とか言って、後で本当にイーガンが自閉症だって事実が出てきたら笑うよな
イーガンが本当にそうなのかどうかは別にどうでもいい。 (というか顔出ししないのは、作品と著者をきっちり分けて欲しいからだったはずだけど) 問題は、自分が自閉症(アスペルガー)について話したくてしょうがなくて、 論理を無理やり飛躍させてる所。 まあ、上で言われてるように イーガンについてだけだと上手く語れなくて苦肉の策だったのかもしれないけど。
問題はってほどの話でもないだろ どこかに問題があるとしたら鹿野司なんかに書かせたバカ編集者じゃねーかな
集中砲火浴びせるほどの記事でもないからスルーで
スティーブフィーバーの粗筋きいて、どっかで読んだ記憶があると思ったら、 原文が無料公開されてたとかで、どっかの奇特な人が全文翻訳してたのを読んだんだったわ
240 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/01/02(日) 18:28:25
>>239 俺は、ジャンプのネウロとかブってる
ような気がした
問題は、作家論の貴重な原稿スペースを、自閉症解説なんぞで穴埋めしてること。 作家論書けよ作家論を。
幸福の科学の書籍本は寧ろSFファンとして読めよなー!?♪。
243 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/01/02(日) 20:37:58
>>242 何を言いたいのか、よくわからない。幸福の科学の書籍本はSF本なのか?
金田一少年の事件簿だろ。
寧ろ大真面目に一生懸命に考えれば大正解ですよねー!?♪。
>>243 幸福の科学信者がそこらじゅうのスレで宣伝しとるようだ。スルーで
鹿野司とか言う聞いたこと無い奴がホメオパシーを擁護したのを
山本弘が批判
http://hirorin.otaden.jp/e122948.html 弘なかなか良いこと言ってる
ホメオパシー信奉者の助産師が、
適切な医学的措置を取らずホメオパシーで対応して赤ちゃんを死なせたのに
鹿野とか言うバカは、死んでも仕方が無いというスタンスのようだ。
山本弘は流石に自分の子供が居るだけに反論もなかなか良いこと言ってる
鹿野司とか言う聞いたこと無い奴は
多分、キモヲタで、童貞で、彼女出来たこと一度も無くて、一生独身、性格最悪野郎なんだろうな。
鹿野司とか言う聞いたこと無い奴もバカだけど、 こんな疑似科学擁護の記事を載せたSFマガジンの編集者もバカだよな。 この記事の担当編集者って誰?知ってる人教えて。 SF雑誌で疑似科学擁護やったらダメだろ。
はてブ読むと鹿野の元の文脈は微妙に違うみたいだけどね。山本の拡大解釈もあるみたいだ。 元の文章読んでないから何とも言えんが。 ホメパチは「既に人死なせてんねんで」のカルト団体だから、触る時は注意しないとな。 鹿野というととりみきのマンガにターミネーターみたいな顔で出てきてたような気がするがうろ覚え。
「サイエンスライターのタミちゃん」か。 愛のさかあがり懐かしいなぁ。 つーか、べつに擁護しての発言じゃないじゃん。
>>247 > 山本弘は流石に自分の子供が居る
Σ(゚Д゚)マジか
鹿野は擁護って言うよりどっちつかずって感じだったろ 自己肯定のツールとして他人に迷惑をかけない範囲でホメオ信じるんなら勝手にしろ 宗教みてーなもんだし みたいな あんま解決にはなってねーなとは思ったけども
ホメパチの問題点は、ホメパチ信者の親や医療関係者が子供に医療を受けさせず殺している点。 「病院に行けばショック死するぞ」と脅されて病院に行けず 末期ガンの痛みにのた打ち回ったあげくカルト指導者に見捨てられ死んだ信者もいるが、 自業自得といえばそうなるかもしれん。 水伝の問題点は、嘘を科学だと偽り学校で教えている点。単に子供を言うなりにさせるのに都合がいいから、という理由で。 鹿野っちの批判は周回遅れだな。いくら年寄りでももうちょい頭使え〜
日本じゃホメはカルト化してるけど、あっちじゃ針灸並の民間療法なんじゃねーの?って主張だと思ったが。
山本弘は、自分の知ってることを知らない人間には容赦ないからな。
それってタダのDQNだと思う。
雑談はよそでやってくれ。
259 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/01/20(木) 18:44:50
スレ違いスレ違い
次長編出るのはいつになるのかのう
正直もうイーガンも古いよね。
では何が新しいのか、140文字以内で語れよ
古いとか新しいとかいう基準も古いよ。 古いも新しいも気にせず好きなものを追求するのが一番新しい
イーガン古いだろ。 なんせ最後に出た長編、14年も前に書かれたものだしな。
265 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/01/21(金) 21:30:40
訳されてないんだけで向こうでは出してるんじゃないの?
>>248 たぶん、担当編集者も
キモヲタで、童貞で、彼女出来たこと一度も無くて、一生独身、性格最悪野郎
か
キモヲタで、オールドミスのSEX未経験者で、彼氏出来たこと一度も無くて、一生独身、性格最悪ブス女
か
どっちか
なんだろうな。
イーガンの新作なら新しいだろう
SFマガジンの鹿野司の記事を有り難がって読んでるバカってどんなやつなんだろね?
お前のようなやつだろう 普通は載ってることすら気づかずスルーだよ。
なんつーか両方に痛いのが湧いてんな
イーガンより新しいというと、ハイガンとかノーシュヨーとかかな
しあわせの理由 と言う短編集読んでるんだが スゴく文学っぽい 訳が下手なのか 漏れの頭がついて行かないのか…
文学っぽいが褒め言葉じゃないのか めずらしいな
>>273 SFを馬鹿にしていた文学をSFに対する褒め言葉にはつかわんだろう
フロイトは文学、みたいに使ったら普通は「こんなもん学問じゃねえ」の意だな。 でも最近はアニメやゲームを手放しで褒め称える時なんかに「○○は文学」とかよく使われるね。
イーガンは人生
文学は別にSFをバカにしてないだろ そりゃガンダムみたいなドンパチやってるだけの頭の悪いSFはバカにされて当然ってだけで 三島だって大江だってSF小説を書いてるし アメリカでは理系変態のピンチョンやパワーズが現代文学の最前衛なんだし
イーガンは理系学生が書いた出来の悪い文学って感じだな
279 :
272 :2011/02/04(金) 15:29:51
ただ、感想を書いただけなのに 何故良い、悪いの争いが始まるのか? ちよっと思い入れが強すぎじゃね
>>279 既に君の感想についての話じゃないよ。
俺は「文学的」っていうのがどんなのかわからんので、読み流しちゃったw
281 :
272 :2011/02/04(金) 17:14:33
そうか…スマソ 恥ずかしい…
>>274 今、SFがどの程度の地位にあるのかは知らんが
SFが出始め頃に星新一が三田文学という雑誌のインタビューでSFなんてものが文学になりますか?
なんて言われて、ネパールで医者が病気を治したら人口が爆発したと、そういうことがSFの題材になるんだ。みたいな話をしたら
なんで公害なんてものが文学になるんですか?と返されて文学ってのは想像力を欠如させるジャンルなのか?あーだから俺は文学が嫌いなんだと言ってぶち切れたとかいうエピソードもあったりする。
>>282 それは文学の問題というより取材した
雑誌記者のおつむの問題のような気ガス
相当頭悪いよねw
文学さんもそんな馬鹿にしたり顔で決め付けられて
さぞや迷惑だろう。
284 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/02/04(金) 21:20:02
この人の本を読んだのですが、難しすぎて 文字だけ目で追ってる感じで内容が頭に入ってきません。 俺は頭が悪いんでしょうか?
>>284 短編だと割りとさらっと読めるんじゃね。長編は読み飛ばせw
286 :
284 :2011/02/04(金) 22:07:59
>>285 しあわせの理由っていう短編のやつを読んでるんですが、
一話目の適切な愛っていうのは何とか理解できました。
しかし、二話目の闇の中へっていうのが文章が難しくて、
小説を読む事を頑張っている状態に。。
楽しむためにこの本を買ったのに、
何をしているのか自分でもわかりません
皆さんは、難しいところは前に戻って読み返したり、
わからない言葉を辞書で調べたりしながら
読んだりするんでしょうか?
僕は、そうしないと全く読み進める事ができません。。
>286 難しいところはすぱぱんと飛ばそう。 全体の構造や意図を把握してからじゃないと、意味がわからない 箇所が結構ある。
288 :
284 :2011/02/04(金) 22:28:55
>>287 返信ありがとうございます
あんまりこだわらずに、飛ばしなから
読んでみたいと思います。
基本は単純だった人間真理を技術と社会の超高度複雑化で見失っちゃったような未来を描いてるからなぁ… なんだかんだでオチが普通に人間臭くしてくれてるから要点だけ押さえて読み飛ばせば大丈夫だと思う。
読みにくいのは山岸の訳のせい?
>>288 闇の中にはSF読みなれてないと辛いかもな。
慣れの問題だから分からんのはどんどん飛ばしてOK
>>290 いや原作のせい
突飛な奇想をあんまり説明しないで
話進めるところがあるからね。
293 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/02/05(土) 13:22:35
294 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/02/05(土) 13:23:17
ミサイルと固定翼機は廃止するべきだ 潜水艦とヘリ、戦車の兵力を推進するべきだ
295 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/02/05(土) 13:23:58
咲は神すぎる 新幹線いらないね 日本海と北陸万歳
296 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/02/05(土) 13:24:39
スパロボのキラは最高 もうこれ54型の零戦並に優れている むしろこれ、1945年5月に最強レシプロ機が採用された感じだな
297 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/02/05(土) 13:25:19
J-20は大きいね J-8以来の大型戦闘機だ
298 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/02/05(土) 13:26:01
ミグ29は低コストだね アサルトホライゾンに出ないかな? 平沢唯は性犯罪のライセンスを会得していそうだ
299 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/02/05(土) 13:26:42
ねーちんはチョンだろ というかiファイターを擬人化した感じのキャラ むしろ、iファイターの愛称を神裂火織にした方が早い
300 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/02/05(土) 13:27:34
ミグ3は早く前世日本を滅ぼすべきだな 戦国乙女のキャスト変更のアニメ化にはがっかりだ
301 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/02/05(土) 16:56:38
みみミミック
302 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/02/05(土) 16:57:21
ねーちんがチョンに決まっている
303 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/02/05(土) 16:58:12
今度のポケモン映画はトガクテン要塞が舞台です
304 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/02/05(土) 16:58:58
非実在犯罪条例はCEROよりも甘い
305 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/02/05(土) 16:59:54
俺は条例可決するから損してしまっているような気がする
306 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/02/05(土) 17:00:45
ゲームの規制はCEROより甘い事 規制されるのは漫画とラノベだということ これを機に漫画≒アニメということを覚えた
307 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/02/05(土) 17:01:27
そして、ラノベ=漫画ということも覚えなければならない ポケモンとデジモンの本格統合は去年より始まってるのだからな
308 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/02/05(土) 17:02:08
エースコンバットXi=ブラックホワイト イノセンテイセス=ゼヴォリューション
309 :
272 :2011/02/05(土) 18:02:41
>>282 漏れは順序ばらばらに読んでる。
『チェルノブイリの聖母』
最初の一ページ目、具体的に何のことなのか、わかりに辛いが
次のページめくって「浮気調査の依頼かと思ったら、紛失した小包調査依頼。クライアントは無くなったものが心配で睡眠不足ということか」とわかり
その後すぐに「チューリッヒ」、「ミラノ」と地名が・・・
これも数ページ読み進めていくと、主人公が住んでいる仕事場所が「ミラノ」。
売買が海外だから買った品物がクライアントの居る場所(ミラノ)に運ぶ途中になくなったから
ということがわかる。
主人公の名前が出るのは数ページ後だし。
三ページ(201ページ)なかの「清廉潔白で知られた〜承認した」というのも
要するに「盗品じゃない」と言うことだし。
『闇の中』
56ページの「気持ちを集中させて・・・〜私は等方性の宇宙を背後に残して、その問いは空論化した」これも
要するに「気持ちを集中させて雑念を消し、吸入口の内部に入った」ということだろ
読み返さないとよくわからなかったり、言い回しが直接的でないことが多い。
だから漏れは「要するに〜」と自分自身にわかりやすいように言い換えて読み進めてるよ。
そういうところが文学的じゃないのかな?と思う
それとやっぱり、訳もおかしいんじゃね?
たとえば『愛撫』の82ページ「スイッチは切られているが、ランプは消えている」これ「スイッチは切られているし、ランプも消えている」じゃね?
同じく89ページ「〜ドクター・ヘンリー・ファインゴールドとの英話がついにつながってみると、相手はかなり高齢で〜」これは「〜ドクター・ヘンリー・ファインゴールドとの英話がようやくつながった。相手はかなり高齢で〜」だろ
原文がそうなのか、訳が下手なのか・・・
化物語
禁書目録
らきすた
咲
ねーちんと美琴はチョン
ダブルオークアンタはELSをも圧倒する?
ハトプリ面白いぜ
ねーちんは韓国人
チニいらね チハ最高
J-20は大きい?
ガンダム00
最高だぜ
素晴らしいぜよ
イカ娘面白い
シーウルフ万歳
SFは理解するものではなく楽しむものです
理解出来ない言葉の奔流を楽しむのも悪くないよ 気負わずに力を抜いて読み流しましょう 本当に理解しようと思ったら少なくとも 学部レベルの数学の素養が必須だし。
328 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/02/06(日) 07:51:55
ストラトスフォーは糞過ぎる
329 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/02/06(日) 07:53:03
330 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/02/06(日) 07:54:09
そらのおとしもの劇場版公開はいつだ? 同時上映なし
331 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/02/06(日) 07:55:04
平成ライダー13作目はハルヒ
332 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/02/06(日) 07:55:56
超電磁砲Uは4人娘のうち中1組は空気
333 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/02/06(日) 07:56:48
TOXは戦闘もストーリーも面白い 発売は8月くらいで売り上げは30万本くらい?
334 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/02/06(日) 07:57:46
神裂火織はチョン
335 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/02/06(日) 07:58:33
御坂美琴は墨西哥人
こいつアニメ板でも荒らしてるのな。痛すぎてアニメ板から追い出されてきた奴だろ。
337 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/02/06(日) 12:02:35
イーガンの大ネタはトリックとして楽しめばいいんじゃないのかね 大作ミステリーの「おおっ!」ってなるトリックが現実には不可能なのと一緒だよ
スクリプト荒らしだろ 上の方で「イーガン読んでる奴は知ったかぶり〜」 とかなんとか長広舌をふるって大恥描いたから嫌がらせでしょ しかしストラトスフォーが糞アニメなのは同意するわw
大森先生の至言 「イーガンはバカSF」
>>338 別のスレでもこういうのあったな。
アレは確かツイッターかなにかをランダムに?書き込ませてあっという間にスレ埋め尽くし。
イーガンって一節の中に助詞を沢山盛り込むよね。 訳者(名前ど忘れした)のナイス訳と相まって 俺的には好みにどストライクの文章だわ。 主人公の独白だけでこんなに面白いのは 某超遅筆SF・戦記作家以来
御大は人物描写に数ページにわたる事がありビックリするが てか、その描写中に脱線してさらにページ数が増えウンザリし頬がピクピクする事はある がイーガンは、逆に人物描写は名前と性別しか無いので、読んでいる時にその比較として 御大を思い浮かべる事は有るw
助詞? 文章が長いてこと? 助詞が増えればそれが補助する名詞や動詞も増えるし、助詞だけ増えるわけじゃないよな? 確かに絶対数は増えるだろうが……???
>>344 失礼、「副詞」ですね。
門外漢が偉そうなこと書くもんじゃありませんね、お恥ずかしい。
>>343 主人公の容赦のない内省も両者の共通点の様な気がします。
しあわせの理由、ひとりっ子あたりは特に
リン酸複製子ってコカコーラだよね?
イーガンが描く無知カルトはすばらしい おもしろすぎる
そういえばオラクルで檻を時間反転させた時、ガンマ線どう防いだかって出てたっけ
道徳的ウイルス学者のオチって、聖職者になる決意をした、ってことでいいの?
350 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/02/17(木) 21:59:41
懲りずにまた妄想で爆走するっておちじゃないっけ
>>350 いやなんか、悔い改めれば救われる、とか言ってるから、
ウイルスじゃなくて宗教で世界を救おう、だとかそんなふうに考えてるのかと。
>>349 うって変わって
こんな基地外の話を
一人称で…
すげー
とおもたw
>>349 赤ん坊が死ぬのは「神の意志」だってことで自分を納得させて、
大虐殺を自己肯定してエンドじゃないの?
結局みんなよくわからないまま、 イーガン読んでイーガン語ってるんだな。
道徳的ウイルス学者の主人公は元々狂信的な人であって、 あのオチはたしか、ごく単純な当たり前のこと(「母乳を与える」だったかな?)を 自分の論理の妨げになるからと、「罰当たりで不道徳なことである」と自分の中で再定義してしまう アホさと狂気だった気がする。
> 朝吹真理子さんにイーガンの話を聞く。 > 「好きなんですけど、まだ短編しか読んでないんです。 > うちの父※がハードSFファンでイーガン好きで。 > 文藝春秋のインタビューを読んで、 > 『短編しか読んでないくせにイーガンを語るとは何事だ』といって、 > 『万物理論』を送ってきたんです」 約21時間前 TweetDeckから ※父は詩人・仏文学者の朝吹亮二 イイハナシダナー
短編読んでイーガンに興味もったのにディアスポラ読んで挫折した、にならなければいいね
短編読んでイーガンに興味持ったんだが・・・ ディアスポラは危険??
長編だと何が読みやすいんだろう。個人的には 宇宙消失、順列都市、万物理論、ディアスポラ、 の順で読みやすいと思うが人に拠るかのー
サンクス! 参考にします
入り口は順列都市だったんだが、みんなは違うのか?
>>360 俺もそんなもんだと思う
宇宙消失と順列都市は核となるネタがシンプルなものだからわかりやすいし
ほかと比べると科学的知識をそこまで要求しないし
全然そんなことないよ。 俺は長編の中でディアスポラが一番読みやすかった。 むしろ近未来もののほうが読みづらい、こいつの小説はキャラがおかしいから。
元ネタになってるアイディアがわかってるとディアスポラは割と読みやすい。 というかアイディアがそのままストーリーになってる感じがする。 だからそれが視覚化できないと読み飛ばしになりそうな部分があるけど。 俺は万物理論が一番読みやすかったかな。次が宇宙消失か? 宇宙消失は単に世界観が気に入っただけってのもあるけど。
順列都市はアイデアはシンプルなんだけどやってるとこが ぶっとびすぎなのでイマジネーションが追いつかなかったな
朝吹ってあのおフランスな言語遊戯小説で芥川賞とったお嬢さんか イーガンと全く繋がらない
親父さん、仏文学者でハードSF好きか。かっこいいなあ。
確かに かっこイイ!!!!!!
>>360 慣れてない人はその順だろうと思う
ディアスポラは友人が冒頭で引っかかって投げた
面白さは順列都市、ディアスポラ、宇宙消失、万物理論の順だな
変な実験がいきなり始まらない分 万物理論が一番読みやすいんじゃないか
でもあれは汎性キャラがキモ過ぎるし 内容もグダグダすぎて自分はいちばん読みづらかった
万物理論は文章は読みやすいが話に引き込まれないのでトータルでは読み難かったな ディアスポラは冒頭部が大問題、あきらかに掴みに失敗してる
ディアスポラはよく訓練されたイーガンファンなら入れ食い状態だろうと思うw 自分はかなり駄目な方のイーガンファンなのでかなり苦労した…
万物理論は文字が小さ過ぎて 中年には読みにくい
孤児発生の下りが一番面白かったよー
同じくディアスポラの冒頭でハマった
俺的には面白さは 順列都市=万物理論>ディアスポラ≧宇宙消失 だな 読みにくさはディアスポラがトップだと思う
はまったのは短編からだけど、長編なら宇宙消失が一番好きだな。 順列都市もそろそろ読み返してみたい。
俺は長編で面白かったのはディアスポラだけだ。 他は普通すぎて、または冗長すぎてイマイチだった。
無駄にハードでスケールが極大なだけで ディスポラはSFとしてはオーソドックスだと思う
(ナレーション)かつて、トカゲ座G-1と呼ばれる中性子星で連星崩壊があった。 初めての地球近傍におけるガンマ線バーストで滅びの危機を経験した人類は、大宇宙への進出に未来を託し、新天地を求め銀河系の各方面へと旅立っていった。
日本は沈没した。さまよえる日本人は世界各地へと散った。
トランスミューター(シルエット)「さあ人類よ…その力を見せてみろ…」
高校生が喜びそうな理屈をこね回したキャラ描写が下手なラノベ
おいおい、 イーガンのどの作品をラノベ編集者に見せたって、全部一発で没だぞ 中学生が喜ぶようなエロもラブコメもないからな
どっちかと言うと ラノベ作者が喜びそうな理屈を提供してくれるネタ本舗
愛撫読了 あんましおもしろくなかった・・・
>>385 なんでもラノベラノベ言うバカって
自分がラノベくらいしか読んだことがないキモオタです
って自己申告してるようなものだよなあ
>>388 同感
通報評価システムのくだりだけは面白かった
山岸仕事しろ
ラノベ読みはオタじゃなくただの素人だから、 キモシロとかキモ初心者とかいうべき
イーガン読みはキモクロかキモプロか
そろそろ「イーガンはハルヒのパクリ」っていう奴が出てきそう
イーガンはまどマギのパクり
その発想はなかったわ。 でまどマギってなんすか?
アニオタとかラノベオタってなんでこう鬱陶しいんだ
自分の臭いってのはわからないものだからな
万物読んだ、あんまりだった 主人公の行動があまりにも失敗しどおしだからか 推測→ハズレが多すぎるからか
万物理論は、どっかでも同じ意見見かけたけど第1章が素晴らしい と思う。そこだけ切り取ればSF未経験者にもお勧めしたいレベル。 "D"で反感持つ人もいるだろうがw まあ、その後も好きではあるんだが、批判があるのもわかるな。
>>384 イーガンがそれ書いたら展開を疑うしかないよな
あらゆる意味で
止まった…
現実はステートレスみたいにはいかんのよなぁ…
Twitter見たらインサイダーに引っ掛かりそうなヤツがおるな
405 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/04/03(日) 19:56:18.87
今こそ民間防衛計画Dを実行すべきだな
406 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/04/18(月) 04:31:28.68
test
ハーモニー読もうとしたけど、 最初の方で主要人物の女の子が「ただの人間には興味有りません」って自己紹介するのって 谷川流の「涼宮ハルヒの憂鬱」(映画化してヒットしたライトノベル)の まんまパクリじゃん。 なんだよ、これ。あほらし。
それはそういう遊びでしょ?
つーかスレ違い
つーかラノベ豚のマルチなんか相手にするなよ
心理学の本を読んでたら、自閉症患者は自己欺瞞ができない人々なんだという研究が出てきてウケる。 こりゃラマント野が見つかるのも遠くないな。
プレプリントサーバから小説のネタ引っ張ってくるのはイーガンぐらいだろうな
図書館でアンケートやってたから、 イーガンのディアスポラをオススメしてきた。
それは逆効果ではw
いやしかし、手に入れにくい書籍こそ図書館において、 布教活動につとめなければ。 ハリー・ポッターとか1Q84とか、オーダーするなよ。
イーガン初読者がディアスポラ読んだら挫折するのでは? SF初読者は言うまでもないがw
SF初読でディアスポラとか恐ろしすぎる。
最初だけだろ あそこさえ読み飛ばせば、 あとは長編の中では一番わかりやすい話なんだがなあ
連作短編だから読みやすいよね。 イーガンの長編の中で唯一、普通に楽しめた。 最初で引っかかるような奴はただの完璧主義者だろう。 多分社会科の教科書を1ページ目から暗記しようとして 3ページで挫折して成績悪いタイプ
たまによくわからない冒頭のシーンが、クライマックスへの伏線だったりすることもあるから、 シーンを読み飛ばすのは抵抗があるなぁ。 ディアスポラは読み飛ばしてもそんなに問題ないけど、それが最初から分かるはずもないし。
ディアスポラより順列都市の方が読み進めるのがきつかった 特に前半のマリアがオートヴァースをいじってるくだりが具体的な様相が全然頭に 浮かんでこなくてさっぱりわからなかった
イーガンは短編集のほうが入りやすいのはたしかだ。
「万物理論」の冒頭はキャッチーなんだけどな。
424 :
William LEE YASUYOSHI BURROUGHS :2011/05/20(金) 08:41:32.69
425 :
William LEE YASUYOSHI BURROUGHS :2011/05/20(金) 08:42:07.31
皆、どの長編が好きよ? 俺は既訳の長編は 順列都市≧万物理論>宇宙喪失≧ディアスポラ
自分は ディアスポラ≧順列都市>万物理論≧宇宙喪失
初めて祈りの海を読んだ時は衝撃を受けた。 こりゃあ凄い作家が出たもんだとほんと感銘したもんだがなあ。 そのあと飽きるのも早かった。 一通りイーガン成分を吸収したら、もう読み返す気になれん。 やっぱ小説としておもしろくないからあかんわ。 イーガン世界で遊んでいたいという気が起きないんだな。
>>428 たしかにな
漏れも「幸せの理由」を丁寧に読んだんだが
もう、お腹いっぱいw
今「しあわせの理由」のチェルノブイリの聖母まで読んだけど、あんまし面白く感じないんだけど、合わないのかなぁ‥‥‥‥
431 :
William LEE YASUYOSHI BURROUGHS :2011/05/22(日) 01:11:55.64
万物理論です。
文章で読ませるタイプじゃないので、ギミックとテーマに ピンと来ないと面白くない。
433 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/05/22(日) 14:46:43.75
今、アウディのCMで流れてるチャカチャカした音と鼓動の音をミックスしたような 音がディスポラの最初のヤチマが造られるイメージに合うなあ
434 :
William LEE YASUYOSHI BURROUGHS :2011/05/22(日) 15:02:29.52
そうなのか!おしいことした。。。。。。。。 うらやましいのかなんなのかわからんがおしいことした。。。。 だがTAPがイイよ。
>>435 いや、面白い。サンクス。
同じ作品でも、原作原理主義、マンガ派、ノベライズ派、アニメ派、
一期派、二期派、とかで内部分裂してごちゃごちゃやってるSFファンに
万物理論なんてずぇ〜ったい通用しねぇ。
前半のゴタゴタから後半のSF島まで、いいあらすじ解説にもなってるね。 ああなったところで特に売れ行きがよくなるわけでもないっていうオチもいいわw ところで最後に出てくるSF作家って誰だろ?
そうみえてしまうのは心の病らしいですが、森川弘子の夫と娘です
439 :
NOVAPOLICLEE :2011/05/24(火) 04:25:36.54
漫画じゃないっすか。。。。。。。。
漫画を差別するな!! 皆SFに統合されるんだ!
わかりました!
あずまひでおととり・みきと藤子FはSF好きなら絶対気にいるとおもうなぁ
あずまひでおさんしかあんま知らないなあ。。。。 七夕の国って漫画、SFっぽいかな?俺が好きなだけですかね。。。? イーガンさんは、どれ選んでも、気合いはいってるからすげーなあ
とり・みき知らないキモシロを発見w
Inspector J.Lee of the Nova Police ですから。知りませんのです……
そうかなぁ、俺はイーガンの文章も好きだけどな (といっても原文で読んでるわけではないがww) キャラも酷評されることが多いけど、俺は良いと思うんだけどな〜 しあわせの理由の主人公とか 万物理論の主人公とか 順列都市の主人公とか良い感じだと思うが
結構そろえてるから、原文、アマゾンで買ってみるかなあ。。。その前に理科系の参考書、入門書欲しいな
俺はイーガンの探偵とか警官系の主人公が好きだな。 宇宙消失とか愛撫とか無限の暗殺者とか繭(ホモだけど…)とか 結構熱血で正義感が強くて繊細なのを隠しちゃってる感じがなんかいい。 特に無限の暗殺者はラストかっこよすぎる。
449 :
446 :2011/06/04(土) 10:42:25.32
このスレで話してて何が面白いって イーガン愛好者の中でも趣向が全然違うのが解る事だな 俺は逆に警察系の主人公は苦手で 科学者気質の主人公が好きだな 上に書いたの以外だと「ひとりっ子」の両親とか ルミナスの二人+中国系の学者(名前失念)が好き
前スレでも話題になってたけど 山岸さんの訳ってどうなんだろう? 英語の構文をできるかぎり保存したまま訳そうとしてるよね? 意味を掴んでそれを表現する無理のない日本語を考える方式とどっちがいいんだろうか? There is a boy running をどう訳すかと言った 問題なんだろうけども
長編をまるまる「意味を掴んでそれを表現する無理のない日本語」で訳してくれたら、 比較検証しよう。 だが比較対象がないのなら、ある物が全て。
確かにそうなんだけどね。 (てか勘違いしないでね、俺は山岸さんの訳結構好きだからね) う〜んいわく言い難いんだけど There is a boy running. は前者の方法で訳せば 「走っている男の子がいる」になるじゃん。 だけど意味の重心はa boy runningだし A boy run.を名詞中心にした表現とも言えるから 後者の方法で「男の子が走っている」 と訳すこともあるじゃん。 どちらが良いのだろうかという話
日本語として自然なほうがいい訳だと俺は思うよ。 英語としては自然な表現でも分析的に直訳すると不自然な日本語になる場合、 それは結局誤訳であると俺は思う。 翻訳というのは言語構造を説明する行為ではなく、言語によって表象された事象を 別の言語によって再表象する行為だと思うから。 矢野某氏は逆のことを言ってたけど、だからあの人の訳は酷かった。
成程なるほど ただそうすると There is a boy running. と A boy runs. を訳出した時に差が無くなっちゃうじゃん? 英語の表現には純然として差が生じてるのに その差が死んじゃうことになっちゃうじゃん? そこらへんはどう思う?
文脈次第で、最適な日本語は変わってくると思うよ。 文というのもしょせん全体の意味を構成するパーツでしかないから。 その表現上の差異が、文脈上何かを強調するために あえて選択されたものであるなら、差異を反映した日本語にするべきだと思う。 (といっても逐語訳すべき、という意味ではない、 作者がその表現をとった意図が酌み取れるような日本語を工夫すべきって意味。) たとえば何らかの慣用表現やらことわざを考えると分かり易い 日本語でのある種の諺の意味に相当する、しかし逐語訳的には ぜんぜん違う外国語表現がある場合、通常はその「近い意味の日本語の諺」 でいいと思うんだが、当該外国語表現に含まれている要素が文脈上 必須である場合には、あえて直訳的に訳する必要があるみたいなこと。
ふむふむ、なるほど、そう考えますか。 結局『訳す』と言うことは、英語で表わされた事柄を 必要十分な事柄を表わす日本語に替える作業ですもんね。 文の構造に拘泥する必要は無いと。 多少話題がそれるけどイーガンの翻訳書の文が ともすれば読み辛いそれになっているのは何故だろう? イーガンの文自体が原因? それとも山岸さんの訳に起因する問題?
原文というよりイーガンの理屈っぽい思考回路に原因があるんじゃないかな。 普通のエンタメ作と違って理屈が作品のキモな部分があるので、 理屈を述べているところは文構造をなるべく正確に反映させる訳のほうが良い という判断が働いて、直訳的になっているのではないかと推測。 普通のエンタメならえいやっとアバウトな意訳、超訳すべきところでも、 そう単純にいかない特殊性があるのはなんとなく分かる。
横からだが、私はイーガンの訳書が読みづらいと思ったことは無い。 読み手側の要因の可能性は?
ん〜なるほど、納得。 それであんな感じの訳になってるのか。 自分は英語の高度な教育は受けてないから こういった所、疑問だったんだよね。 ん〜原文で読みたくなってきた〜
>>458 自分は読み辛いとは思ってませんよ。
寧ろああいう文は大好物ですw
唯、上手く言えないんだけど
一文がかなり長かったり
文と文の論理関係は行間に依存する傾向にないですか?
だから『ともすれば読み辛いそれ』と書きました。
イーガンの英語自体は平易。 しかし、言っている内容、論理構造が時に難解。 その論理構造を伝えるために直訳的に訳さざるを得ない、 っていう流れだから、主犯はイーガン脳みそ または読者の脳みそだと思うよw
ん〜なるほど やっぱり与えられた訳にぐちぐち言っても始まらないね やっぱ原著読まないとだな・・・ あともう一個素朴な疑問なんだが 原著で読むのと訳文で読むのとでは何か認識に 、というか頭の中に生じるイメージに、違いは生じる?
言語が違うんだから、そりゃ差異はどうしても生じるだろうね。 言語によって文化背景、世界の分節の仕方自体が違うから。 言語によって表現できることの得手不得手がある。 (文法・語彙の両面で、対象ごとに分析度合いや分析の仕方がぜんぜん違う) 文字の視覚的差異、音声の音楽的差異まで考慮に入れたら、 どんな作品であれ、どんな言語間であれ、翻訳それ自体が不可能とすら言える。 原文が読めるならそれに越したことはないよ
とりあえずOceanicを注文してみた 読めると良いな〜
小説ってさあ、ストーリー6:イメージ3:理屈1 くらいがいいんだよ イーガンはストーリー0:イメージ5:理屈5 だものさ、やってられんわ。
読まなきゃ良いじゃん。
てかそんなの人によるワナ いろんなのがあったほうが選べて良いのだ。
ストーリとイメージと理屈を定義してみろよ それらがどれだけ不可分かわかるよ
結局ディアスポラってどんな話だったんだ? はるばる宇宙の果てまで来たらトランスミューター滅亡してましたって事なの?
トランスミューターが滅亡してるのかも分からないままだが、 主人公は追いかけることを止める。
滅亡っていうか、生きる意義を失って自殺したんでしょ。 それがトランスミューター全体なのか、一部の異端なのかはわからんけど。
ラストに判明するトランスミューターの偉業にはカタルシス的なものを感じた
最後何かあったっけ?
ノ (゚Д゚) ( (7 < ヽ こんな感じの超次元的像を残した。
腕を一本突き上げてるところが勝者って感じがしてよかった
>>474 あれは主役がその場で作ったフィギュアか何かだと思ってた
円盤状のポリスが増えたり減ったりするのは何だったんだ
俺は冒頭の『完璧な死に満ちた天空の機械』が何だったのか分からない
>>476 人形を2mm刻みに水平にスライスしていけば薄い円筒状の物体ができるじゃろ。
胴体の部分では一つにまとまるが、脚の部分等では複数の円筒になる。
まあしかし三次元なら容易に想像できるが、
五次元生物のトランスミューターの人形をスライスするのは四次元の面だろうかとか考え始めると途端にわけが分からなくなる
イーガン作品を深く理解するには何を読めばいいんだろうな?
作者公式サイトとか?
>>477 俺も俺も
>>477 俺もわかんね
>>480 それはありそうだけど、でも「むろんトランスミューターはすでにコアバーストに気付いているだろう」
って言い方はなんか変じゃない? むしろヤチマたちがトランスミューターに教えてもらったんだから、
当たり前過ぎるというか
>>474 吹いたw
ディァスポラはマイベスト3に入る名作
その後SF読む量が激減した
あれを超えるものはないから時間の無駄だと
>>474 あながち間違えでもないから困るww
俺はディアスポラはなんかラストで凄い寂しさ感じるから
あんまり読み返してないな
実際情報化して不死を得たら、正気を保つのも大変だろうけど、ボーダーガードと違ってなんか救いがなさすぎる
ヤチマ寂しすぎだろ
究極の引きこもりだよな。 なんかうらやましい気もするが。
喜怒哀楽がホルモンで起動する類の 感情システムが引き継がれてなければ、 別に苦痛でもなんでもないだろ。
ヤチマの名付けのきっかけになった、仔ライオンと肉体人の映像って、元ネタあるのかな?
ヤチマはネコ耳
スターストライダーの全知全能っぷりを表現している文章って劇中にあったか?
俺らが生きてる間に意識の情報化が実現したら嬉しい どうも胡散臭いクライオニクスに頼らずにすむ
万物理論読んでるけど むずすぎわろた
>>490 万物理論、なんとか半分まで読み通せばあとはジェットコースター、だった。
つーか前半のはめんどかったら適度に読み飛ばしてもおk
>>491 今半分だけど
人間宇宙論のいってることもよく解らんし
モサラのいってる万物理論もよく解らん・・・
前半の自閉症の人の理屈もなんかよう解らん
とりみきのSF大将「万物理論」はすごくわかりやすいダイジェストになってたな〜
人間宇宙論「一人の人間によって宇宙が説明されたとき、初めて宇宙が出現する。その一人がモサラっぽい」 モサラ「プレ宇宙は宇宙を生んだものじゃなくて、色んな現象を人間に観測される媒体で、それを説明するのが私のTOE」 ってことでいいのか? 必死こいて理解しようとした結果こうなった・・・
元の人間宇宙論は、核反応の流れで当時の学説の範囲じゃ説明つかないところを スキップして、とりあえず結論を出すための論理のショートカット。 「現に今、人間がいるんだからここは通るはず」っていう。まだ核物理の範囲。 広義の人間宇宙論自体が無理筋なんだよ。理解できなくて当然。
ディアスポラから入門したんだけど、次は何を読めばいいんだ? 宇宙消失→順列都市→ディアスポラ が三部作だと聞いた事もあるような気もするが
ディアスポラからとかすげーなw
いちばんSFっぽいからむしろ入りやすいと思う 俺は宇宙消失から入ったものだから イーガンの長編=単調で退屈、つまらない という固定観念ができてしまった
俺は順列都市推し
万物理論を読み終わった 面白かったけど何言ってるかほとんど解らなかった。 結局アレフが起こってなにがどうなったの
考えるな感じるんだ
要は『ひとつの精神が〜』の答えはNOであり 人は他の精神と相互に繋がりあっていないと存在できないってことにアンドリューが気づいて それで宇宙解体は免れたってことかな? 代わりにTOEによって他人の精神を完全に理解できるようになったから 不当な差別や偏見も一切なくなって、人類が同じ価値観を共有できるようになったってこと? 595ページの幻想の最後の一つを捨て去る事ってのがなにかよく解らないけど
「復活」したらとりあえず、自分のモデルを超絶美少女にしてみたい
お前ら何の修行してるんだ?
ドイツ語覚えて忘れてみたり
>>502 答えはNo、人の精神はアンドリューが説明するだけでは存在し得ない。ならば彼に他人の記憶があることが、すなわち他人の存在証明になる。
できたての宇宙で基石を一人で担うのは無理だから崩壊しかかってるけど、問いかけから生まれたそれらの精神が共同でTOEを創ることで宇宙は崩壊せずに済む。
そんでもってだから幻想の最後の一つを捨てるってのは、人が人を理解するなんてのは…てこと。
ラマント野が重大な伏線になってるわけだ。ほんとよくできてるよね
追記、後日談では他人の心を完全に理解できるようになってるわけじゃなく、人類全員が万物理論を共有して、宇宙を存続させてる模様。 価値観についてはテクノリベラリオンの完全勝利が描かれてるね。
あれ?ラマント野を切ると完全に自閉症になるんじゃないの? それとも後日談では一部を切り取ってロークみたいな状態になった?
ラマント野は他人をモデル化するモジュールみたいな説明があるから、他人を理解していると言う錯覚の原因でもあって、そこが幻想の根源と言えるかなと。 うーん、伏線はラマント野じゃなくロークのくだりが、て言った方が良かったか。
一部や大部分を損傷すると知能障害がでて自閉症になるけど 完全に除去すると知能障害もなくなるのかな。 ただ他人の情報がてんでバラバラのままで、どうやってコミュニケーションとってるんだって気がするんだが
他人をモデル化できなくなったら自己像もイメージできなくなるから 人格もなくなるんじゃないの? パトナムの「中国語の部屋」みたいな状態だと思う。 多分、意識が成立していないよ
中国語の部屋はサールだったな パトナムは引用して批判しただけだった、スマン
>>511 あくまで空想上の機能の限られたモジュールってことで納得しようよ。おかげでそいつに騙された人生を送ってきた主人公がいい味出すし、アレフの盛り上がりもあるんだし。
もし現実にそれに近いものがあったら、他の機能が山ほどついてきて領域ももっと複雑で大きくて位置に個人差があって…切除したらまあ死ぬか廃人だろうね。君の言う通り。
あとどうでもいいけど、個人的に中国語の部屋には、非効率なハードで構成された意識があると思うんだよな…。何を意識と呼ぶかも人によって違うだろうけど。
ちょうどそのへんをSFマガジンで神林長平が書いてたよ。 伊藤計劃の亡霊?との対話みたいな設定で。 面白かったから一読をお奨めします
>>514 自他境界の概念が必要最小限しかないだろうから、
意識があるにしてもものすごく希薄だろうね。
赤子の意識のような状態かな。パソコンに意識があるならそんな感じだろうな。
そういう希薄な意識と、強烈な情性が結合したらどういうクオリアなんだろうな
想像することすら困難だなぁ
イーガンからSF入ったもんで、SFマガジンの名前は知ってるけど見たこともないんだ…今度本屋で手に取ってみるよ。 プロセスであるところの意識は、それがいかにちぐはぐに構成されてたとしても、パターンを恣意的に抽出して見ることで「ある」と言えるかなと。 クオリアもまぁそれに付随してるでしょう。問題はその質が想像できないことと、それ以前に存在を見極める術がまだないことだよね…。 大規模ネットワークの進化をリアルタイムで自由にモニタさえできれば可能なんだろうけど、そういやダラムはそれができずに自殺してたね。
ダラムは本願かなったから肉体を処分しただけだろ。
もっと長い間エリュシオンを見守ることさえできるなら、自殺はしなかったと思うんだ。っていう勝手な解釈。
ろくに読書したことがなかった俺がイーガン読んだら(宇宙消失/TAP/祈りの海)洗脳されて虚無主義っぽくなっちゃった どうにかしたい
ただの勘違いだから大丈夫。
「しあわせの理由」でも読んどけ
空間に格納できる情報量には上限があり、その上限を達した状態としてブラックホールがあるのだがね。
上限に達したらその状態で止まるのかな。
だが少し待って欲しい。 ホワイトノイズが出力されるなら無限の容量があると言えるのではないか。 デコードできないだけで。
何それ永久機関
>>450 遅レスだが……。
イーガンを日本に紹介しつづけてきたという功績はあるにしても、
山岸氏の翻訳自体は、それほど品質の良いものではない。
特に、万物理論は数ページごとに誤訳が見つかるレベルで、相当マズい。
始めの10ページの誤訳を指摘してくれると皆喜ぶ。
wwwwww
531 :
528 :2011/07/11(月) 21:55:09.94
>>529 本文は11ページの中程から始まっているから、そこから21ページまでのものを指摘する。
説明がめんどいので、微妙な間違いや悪訳の類は無視して、わかりやすいのを数個ピックアップする。
・「その場合、網膜細胞は再生しようとしてもできないので」(13ページ中ほど)
原文は、"since rentinal cells were deliberately not revived" だから、
網膜細胞は意図的に復活させていないだけ。被害者に死後復活がバレてしまうから。
同じく、その直後の「現実に目が見えない」というのも誤り。原文は "pragmatic blindenss"
532 :
528 :2011/07/11(月) 22:06:30.21
・「居直り強盗の仕業とは考えがたい」(16ページの初め) 被害者は駅で刺されたんだから、「居直り強盗」なわけねーだろ。 "random mugging" は『決断者』で主人公がやってたみたいな強盗行為のこと。 ・「サウンドトラックに残らないのを望んでいるかのような調子で、聞こえよがしに」(21ページ) どうして、"he spoke in a stage whisper" が「聞こえよがしに」になるのかが理解不能。 その後の刑事の発言の訳も微妙に間違っている。
533 :
528 :2011/07/11(月) 22:13:56.81
付け加えると、山岸氏には「マトモな日本語に直す能力」はあるから、 原文からすっ飛んだ解釈をしてても、それが訳文に分かる形で出てこないフシがある。 thumbedをtrumbledと間違えるというネボケた間違いを犯していても、 「ぼくが食事代の支払いを承認しようと手間どっていると」(204ページ)と、 何やら意味だけは通じる文になっているのはその例。 慎重に訳すなり、共訳者のチェックを入れるなりすれば、だいぶ改善されると思うのだけど。
528さん、流石です。山岸にも困ったものだ
チェックできない編集者も悪いね 大量の単純作業だからある程度ミスが出るのは仕方ない それをチェックするのも編集者の仕事
共訳はSFジャンルだとコスパが悪いとかでやれなさそう しかもそのSFの中でもバリバリにハードなものだし
訳者の能力はさておいても、イーガンの文は相当に訳しにくいと思う。 特にジェンダーの部分は泥沼。代名詞をve/vis/verに置き換えるだけで汎性にできる英語とは違って、 日本語だと会話文の調子でクッキリと男女が分かれるから、日本語のセンスが無いと汎性っぽくならない。 ディアスポラだって、ヤチマやイノシロウは男っぽく、ブランカは女っぽく訳されてるけど、原作では全員汎性なんだぜ……。
汎性の会話ってどんな感じかな。 男言葉と女言葉を半々で混ぜりゃいいってもんじゃないんだろうな。 一人称が俺とかおいらで文末が・・・わ、・・・のよ、だとか。 個人的にはそっちのほうが面白く読めそうな気がするがw
どっちかっていうと男言葉も女言葉も極力なくす感じじゃない
そもそもリアルで「〜だわ」「〜のよ」とか言ってる女性を見たことがないんだがいるの?
汎性のメリットって男でも女でもないというよりは 男でも女でもあるってことだろうから むしろ1文ごとに男になったり女になったりするような訳し方のほうが 汎性に設定した意味があると思うな イーガンの小説だとストーリー上キャラを汎性にしたことの 意味があまりないんだよね、作中の抽象議論で使われている点を除くと。 おまけに科白上も個性を除かれてしまうから、出てくると退屈に感じてしまう まぁ英語は男言葉女言葉がほぼ同じだから原文に忠実ではあるんだろうけど 出来上がったものの面白さを考えると忠実さを犠牲にして 日本語の特徴を生かした意訳というか改訳もありではないかな キャラ付けでならず者をならず者っぽく品行方正を品行方正っぽく 訳するのがありなら
>>540 たまに使うのを見ることはあるが多くはないね。
逆に男もたまに普通に(語調を整えるのに)使うので男女差は少ないと思う
「俺結構油そば好きだわ」 「マジで? ギトギトしててキモいじゃん。どこがいいの?」 「そのギトギトがまたいいのよ、これが」 みたいな感じか
>>545 イントネーションが違うんじゃね?
あと、翻訳だと女性のしゃべりは
>>543 のいう「女言葉」が多いと思う。
敬語にすればそれらしさはでるかもしれない>汎性 むかしむか〜しの漫画の話だが、 萩尾望都の『11人いる』に出てきた汎性とか、 近いところでは、『海辺のカフカ』の大島さんとか、 徹底的な敬語で、どちらでもない特別さが 出てたように思う。
両方の性をいったりきたりする 闇の左手はどんな風に訳されてたっけ
万物理論マジハルヒ。あと攻殻。
イーガンの未訳長編ってどんな内容なんだろ。
量子的に揺らぐ遺伝子による病気をめぐるホモの兄と妹の 南海冒険話とか。
真空相転移で宇宙ヤバイ!とか。
ひきこもりが一般相対論発見!とか。
バーバパパが時間衝突!とか。
イランでゲーム漬け、とか。
概ね分かった。ありがとうw
分かるのか!?
南海の孤島! 謎のインド人! 襲いくる大蛇! そして量子力学。みたいな。
謎のインド人はそそるなぁ
主人公がインド人なんであんまり謎じゃないけど、ほかは本当。
561 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/08/05(金) 00:00:12.13
働け山岸
ディアスポラってどう? 初めてのイーガン
祈りの海とか短編集からの方がいいのでは
短編集の祈りの海かしあわせの理由から入るのが定石だな ただしその調子で短編集を買い求めていくとちょっとがっかりする
イーガンをそれ一つしか読まない!っていうならディアスポラからでいいと思う。
bk1によると9月下旬にハヤカワ文庫からイーガンの新刊『プランク・ダイヴ』が出るらしい たしか表題の短編って難解なやつだったっけ?
短編集だと前回のTAPの玉切れ感から不安が募る…
難解がマイナスに受け取られるような作者でもあるまい プラスでもないけど
>>567 TAPって初期の方の短編じゃなかったっけ?
未邦訳もけっこうあるし玉切れとはちょっと言わんと思うが。
プランク・ダイヴはSFマガジンに載ってたやつだよね。多分、単発掲載を集めたやつ SFマガジンは、SFで割と面白いの選んで載っけてるから、大丈夫だと思う TAPは奇想コレクションだから、SFっぽくないの選んでる
ハヤカワから出るんだから、SFマガジン掲載で未収録のが中心でしょ。 「プランク・ダイブ」「暗黒整数」「クリスタルの夜」「スティーヴ・フィーヴァー」 「グローリー」とか。 あとは新訳がどれくらい入るか。Amalgam世界のシリーズを入れて欲しいけど、 未訳のは中編だから、ちと長めなんだよな。 Inductionと Lost Continent とかかなあ。
長編出してほすい
ドゾア年間アンソロに載るクラスので未訳もいくつかあるから その辺混ぜれば格好はつくでしょ。
シルトの梯子は?
テラネシアが刊行予定のまま何年たったかな? TAPもでるでるって言われて3年くらいしたら、ちゃんと出たから、 なんだかんだいって、ちょっとづつ進んでると思う
578 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/08/11(木) 01:04:43.93
新刊出るだけでもありがたい
いまさらワンの絨毯載っけるなんて、相当ストック無いんだな
まあ買うけど。 トールサイズきらい
ワンの絨毯はアンソロジーとかに載せりゃよかったのに。 なんか損した気になるw
『プランク・ダイブ』が出ると イーガンの英語版短篇集に収録された作品で 日本の短篇集に未収録のものが Chaff Riding the Crocodile Lost Continent Steve Fever Hot Rock の五篇になる。 めでたい。
Steve Fever はアンソロに載ってたような
585 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/08/18(木) 14:38:26.60
最近出た早川のアンソロに載ってたな
スティーブちゃんのためにアンソロ買ったのにー
新刊やっほい!! しかし訳出に関して真面目に議論できたのは嬉しいな〜 みんな結構原文で読んでるの?
てかあのアンソロはイーガン以外のほうが面白かったろ。
そのアンソロのタイトル教えてください
591 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/08/19(金) 00:52:50.18
スティーヴ・フィーヴァー ポストヒューマンSF傑作選 (SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー) だったかな 正確には
ありがとう。ググったらこれを酷評しているブログがあった ちょっと考えちゃうな。どうせルミナスみたいにいつか再録されるだろうし
>>592 イーガンだけが目当てなら図書館で借りて読むっていう手もありじゃない?
588によるとイーガン以外が面白いらしいけどw
アイデアはいいんだけどオチがなかったよね、あの小説w もう終わりかい、的なwwwww まあイーガンらしいっちゃあらしいが
演劇の呪いが続いている、とそれだけの話だったな。
>>594 SF短編らしい終わり方だと思ったけどなあ。
それにあの舞台の雰囲気というか空気感が好きだな。
短編らしくはないだろ。 むしろ長編のプロローグっぽかった。
>>587 結構読むぜ。短篇だとイーガンが自分のサイトに載せてるのもあるし。
599 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/08/21(日) 01:19:11.68
原文で読んで理解できてるのか?
英語が読めれば理解できるだろ。そんな難しい英語じゃないし。
イーガンの作品にはエキストラに出るような邪悪な超富豪が 出てくるよね。 俺、あれ好きなんだ。 ゲイツだってジョブズだって裏では何をやっているのやら。
順列都市の大富豪トマス・リーマンって、最終的にどういう状態なの?
今、初イーガン中なのですが(祈りの海) 全然ハードSFじゃないですよね 星新一のショートショートをちょっと長くした感じ
だから初心者はディアスポラ殻嫁っつってんだろはげ
『ディアスポラ』は『祈りの海』の前日談だから、 『ディアスポラ』を読了してない者は『祈りの海』を評価する資格なし。 私にとっては『祈りの海』はダントツで一番嫌いなイーガン作品だ。 必読とか傑作とか言ってる連中が理解できない。
祈りの海、大好きだけどなあ。 ディアスポラと万物理論は長編としてというより、 むしろ端々のいろんなSFアイディアが面白かった印象。 個人的には最初に読むなら「しあわせの理由」がいいと思う。
608 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/08/25(木) 02:04:59.09
ハードなのが好きなイーガン初心者にはディアスポラかな 個人的にはルミナスなんか勧めたいけど初心者にはあれかな?
祈りの海は信仰なんて糞っタレって話と思ってる
ルミナスは笑いどころもあるし初心者向けでは。
611 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/08/25(木) 17:02:14.54
どこが笑えるんだ
トンだカップルと教授が乱闘とか、殴られた教授がぱあああああみたいな顔で起きあがってくるとことかかなりわらったけど…
イーガンの短編最高作を挙げろと言われたら迷わずルミナスだが 初心者向けではないと思う
強制法とかジェネリック拡大について学習すればいいのか?
>>606 むしろ、祈りの海と合わせて読むべきは万物理論。
医者との対話の部分を短篇で語り直したのが「祈りの海」だから。
ちんちんは外れないけどな。
祈りの海の世界設定好きだ。あとなんか思想の隙間を漂う旅人カップルの話(タイトル忘れた)も好きだ。どっちも透明感のある悲しい(虚しい?)雰囲気がいい。 俺は別にイーガンがハードSFだから好きなわけではないようだ。
放浪者の軌道?
イーガン新刊でないかなー
プランク♪ダイヴ☆彡
表紙絵出たな。 でも、物理的に予想されたブラックホールって、こんな図じゃなかったような。
ちょっとカラフルな気がするけど 黒い球体のまわりに降着円盤が光ってて (これはたぶんあってるよね、縮尺というか相対的な大きさはともかく) 磁束に沿ってプラズマが発光してる(これ実際はどうなんだろう) って感じだから間違っているってほどでもないような
22日ころ
邦訳が出ると聞いてとんできました
カラフルな磁束線?のところは、ジェットが垂直に勢い良く吹き出しているのではないか。 あとは、回転している状態がやっぱり普通だと思うので、シュバルツバルト半径外の周囲は、 同心円ではなく、渦巻き状の模様にみえるのではないか。 本編にはどう書いてあったけなぁ まあどうでもいいんだけど。
626 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/09/18(日) 16:10:32.19
ディアスポラは意味不明だった
いや、自分探しの旅だろ
ディアスポラは案外わかりやすい
新刊出るときにひとりっ子を増刷してくれないかな
明日、っつーか今日発売なんだけど、フラゲまだ?
昨日普通に売ってたよ
プランクダイヴキター
ゲットしたぜ。しかし静かすぎるなここ。 次は何年後になるかわからないから、ゆっくり読んでるのか?
うち田舎だから書店に入荷するの発売日の3日後なんだ。
>>635 最近はイーガンの小説のような密度の濃いものはさらっと読めないお年ごろになってきました
ていうか、午前中にやった仕事の記憶すら曖昧
日本では要するにベスト版的な感じで短編集を出したんだよね で、好評だったから第2弾、第3弾と続いてきた ということはですよ 第4弾ともなると残り物ってことじゃないの?
新刊の短編集は 初訳有り?
どれだか分からないけど販売サイトの紹介文にはありって書いてる もはや作品が多すぎてどれが初訳だか判別できない
何度も読まなきゃ理解できない って作家の怠慢だと思います!(イーガンの本を掲げながら
新刊今日手に入れてきた
>>639 初訳は1編のみ。伝播(Induction)って短編
643 :
639 :2011/09/24(土) 12:19:16.95
644 :
639 :2011/09/24(土) 12:20:12.86
訂正:新訳→初訳
アニメでは世界線を変える魔法少女、シュタインズ・ゲートなんて人気なのだから ひとりっこの表紙を萌えキャラとして、「世界線を超える美少女」とかなんとか帯を付けて 売れよ早川
やっと全部読んだ 今回は全部ハードで、短篇集で一番良かったかも プランク・ダイヴとワンの絨毯は予備知識がいるなー
俺は今日楽天ブックスからとどいた 楽天はマジ速いね、だいたい注文して一晩で届く
始めてのイーガンだった「プランク・ダイブ」を、この形で読めるのは、やっぱり良いな。
ケチってセブンアンドワイで注文した俺涙目 まだ発売日にすらなってない……
楽天も送料ただなのに。
プランク・ダイヴのコーディリア可愛すぎるw
同意
しかしあれだけの計算リソースがある世界なら、現実と寸分たがわぬタイブ体験ができるだろうに
654 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/09/26(月) 00:51:03.46
ツタヤでたまたま遭遇、即日読了 ルミナス大好きだったから続編は嬉しかったが、出来は微妙だね
暗黒整数最高じゃん。馬鹿SFの極み。 イーガンは本当にブラッド・ミュージックが好きだろうなと思った。
暗黒整数は厨二心が刺激されるな。たった四人と旧式ラップトップで宇宙を救うとか最高だ。
数学を使って宇宙間戦争ってのがいいね。 ゲームで戦争するエンダーのゲームと通ずるものがある
>>654 ストーリーはルミナスとほとんど同じだからなw
ルミナスもいいが、暗黒整数もいいぞ すっとぼけたままキャンベルを探ったり、盗聴がバレてドタバタしたり しかし飛行機が落ちたのはやりすぎだろ。 信号狂わすとか、電話を混線させるとかにしとけ
自分の判断ミスで彼岸の連中を怒らせて 5000人以上殺されたのにけろっとして妻に自慢げに語る主人公萌え
グローリーもなかなかいい。こういう普通の宇宙文明ものもちゃんと書けるんだな。 バクスターやブリンが書きそうな話ではあるけど、こういう引き出しも持ってるのは強い。 もうちょっとこっち系のも読んでみたい。
エキストラはこれ以前の短編集に入れた方が
収まりが良かった気がする。何でここまで短編集に入れなかったんだろ
>>645 その「世界線」って物理用語からすると誤用だから
イーガン関係で使ってほしくない
>>662 エキストラは祈りの海に入れるのがぴったりだね。
傑作だけど確かにこの本の中だと浮いている。
あとオチはちょっと・・・言葉も分からんほど白痴なのに
ここまで状況把握できるもんだろうか。
一昔前に使い古されたネタだけど イーガンにタキオンを使ったSFを書いて欲しい
万物理論でええやんけ
「エキストラ」は「移相夢」や「ぼくになることを」とストーリーがかぶりすぎるところがあるんだよな 同じ短編集にこのうち2つが入ってるだけで「この作者引き出し少ないな〜」って思われちゃうから仕方ない気も
ストーリーというより、テーマ、アイデアがね。
自分が自分でなくなってうじうじ悩む作品と 自分をほいほい着替える作品が同じ本に入ってるのも 逆になかなか乙だと思うぞ。
>>651 俺はむしろ古典オタのオヤジに萌えたw
ああいう愛すべきキャラを戯画化だけで
済ませるのはもったいないと思った。解説者に禿同。
>>663 それは思った。単に言語中枢を失っただけに見える。
状況的には「ジョニーは戦場に行った」の主人公に似てると思う。
暗黒整数は主人公が超人的になっていて他のキャラの影が薄くなりすぎ。
前作のアリスン=過激派・ユアン=穏健派みたいなキャラ立てはどこ行った。
ああ、たしかに。 というか新キャラのキャンベルが最強すぎる。
「チャルマーの岩」も新刊に収録すれば良かったのに。 チャルマーの岩は何か評判悪いみたいだけど、 「ディアスポラ」の真理鉱山や「ルミナス」「暗黒整数」と 共通の発想を持つ話だし宇宙ものだから 他の収録作に混ぜても違和感なかったような気がする
全体的に荒削りな話が多い気がする 人工知能の話はよかったが
俺のイーガンコレクションが一冊も見当たらないのだが、誰か知らんか?
それならもう消した。
俺は人工知能(クリスタルの夜)が一番つまんなかった。 最初に出てきたおねーちゃんはフェイドアウトしちゃうし 予想通りの展開過ぎて物語としての抑揚に乏しい やっぱり人によって感想は全然違うんだな。
あの女はなんだったんだ
主人公のイカレぶりを強調するために対比で出したんだろうけど 失敗に終わってたねw やっぱイーガンはプロット作りはヘタだわ プランクダイヴで原型的物語論を批判してたけど 道理でって思った、お話作りの基礎ができてない 嫌いなもんは作れないよね。
クリスタルの夜は、よくわからなんだ 奴らはどこへ行ったん?
謎の空間を作ってそこに逃げちゃった ダークマターの世界にでも行ったんだろ
なるほど これって続編作りそうな終わり方ですよね?
1.大虐殺を伴いつつAIを遺伝的に進化させていく 2.超知性を持ったAIができる 3.AIたちが新しい宇宙を作って逃げ去る 4.その研究再現できたら自分たちも宇宙作れるよね? <- いまここ 出来が良いかは別として、話としては一応まとまってるから続編は無いだろ。 最後の「自分自身のの宇宙を持つことになる〜」の部分も、主人公の権力的な性根を表したいだけ思う。 (知性を持ったAIの尊厳を認められない奴は、人間すらも奴隷として見るようになるという皮肉?)
なるほど、難しいですね
万物理論は8割くらい何言ってるのかわかんなかったけど、 展開とテクノロジーの描写で楽しめた。 数学とか物理わかる方々からしたら、 モサラとか対立する人達の理論ってやっぱすごいの?
最後にあのおねえちゃんが出てきて 「懲りないやっちゃな〜(笑)」 といえば10点だったのに
暗黒整数の蛇足感がはんぱないな
イーガンって女に捨てられるシチュが好きなの?
「他人は理解できない」という大前提があるから、どんな関係も長期的には決裂して終わるというだけ。 男が捨てられることが多いのは、男はナイーブ・女は常時ブチギレ気味というイーガンのキャラ設定の問題。
>>684 凄いというか
「当たり前」の事を説明することがどれだけ難しいか
ってことを説明するのがどれだけ難しいか(誤記にあらず)
ってことを万物理論で書いているのだと自分は読んだ
そのために一見関係ないような具体例をいくつも挙げてあるだけかと
多分数学も物理も要らない
クリスタルの夜、面白かった。 話自体は竜の卵なんだけど、メタファの乗せ方と 理論のそれっぽさが秀逸だわ。 しかしイーガンのキリスト教に対する皮肉さって どこから来てるんじゃろ。
がちがちの理詰め脳だからキリスト教どころか 宗教全般が嫌いそうだけどね。 そういうのを肯定的に描く小説を書くこと自体、想像できない。
宗教は、どこからどう見ても詐欺
理詰めで考えれば宗教ってのは生きる苦しみを 訴える人に対するセラピーの道具なわけで、詐欺 云々ってのはちょっと方向がずれてる気がする。 実際、言説でファイトを操るダニエルってのは宗教で 民衆を操る天上人=貴族の関係あから、権力闘争の 道具として使われた宗教ってものの象徴として、 キリスト教を持ってきてるってことかな。 単純に、英語圏で宗教=キリスト教なだけかもしれないけど。
なんで自分と同い年のエキストラがいるの?O歳のときからもう作っていたの?
久しぶりに来たら盛り上がってていいね。 早く『プランク・ダイヴ』読もうっと。
>>695 さあ。身体の成長を速める技術でもあるんじゃね。
>>694 宗教は苦境に立っている人へのセラピーとしての道具として生まれてきたわけでも、そう発達したわけでもないぞ。
進化の上での脳の自己と外部に対する認識機能のエラーが積み重なった結果、神が感じられたり、理屈で考えると
存在しないであろうものに信仰心を抱くようになっただけの話だ。
それが集団の文化になると宗教って形態をとるようになるってだけのこと。
啓蒙書の受け売り乙。
700 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/10/02(日) 18:37:54.26
順列都市のアンナは実は良い奴だけれども 正直じゃなく、育った環境で汚いことに手を染めていたが、子供の面倒を見たり、麻薬もせず、指輪のときも高望みせず 内心ではトーマスとの結婚も夢見てたが殺されたと考えていいんですか
>>691 イーガンの公式サイトにある "Born Again, Briefly" というエッセイに無神論に至る遍歴が説明されてる。
基本は「祈りの海」の主人公と一緒で、バプティストの兄の影響で12才〜20代半ばまで神の存在を信じていたけど、
徐々に「祈るときの喜びも結局は生化学的な現象だ」と気がついて無神論者に落ち着きました、ということらしい。
信じてたのかよ! 信じられない。デフォが無神論の日本人には理解できない感覚だ。
日本人は一神教を信じる人が少ないだけだろ
スピリチュアルって今風の言葉に言い換えれば、日本人の過半数がそういう非科学的で非論理的なものの 存在を信じている訳で、別段日本人が際立って理知的なわけじゃ無いわな。 傍目からはっきりとわかるほど迷惑でイかれてる狂信者があんまりいないだけで。
西洋の無神論って一神教を明確に否定し激しく対立するものだから ゆるーい感じで「特に本気で信仰してないよー墓参りとか初詣はするけどー別に否定とかもしてないし深く考えてないなー」 っていうのは向こうからすりゃ無神論ってのとはまたちょっと違うようだ。
神の「存在」信じてる人は少ないだろ日本人は。 いないって分かってて自分に都合がいいように神を軽く扱うのが日本人
一神教の人から見たら便所にまでかみさんがいるのはどうなんだろうなw 日本人の場合扱いが軽いっていうかそこらじゅうにいるんで。困ったときだけ神頼みさw そんなもんでいいと思うけどねぇ
ガチガチの信者はアレだろうが、イーガン自身は組織的な宗教とは距離を置いていて、 「神を考えると心が安らぐよね。やっぱり神は居るよね」ぐらいの考えだったっぽい。 この程度の信仰の持ち主なら日本にもウジャウジャ居ると思うけど。 というか、オラクルに出てきた「量子論による魂の肯定」ってイーガンが昔思いついたものだったのね。
なるほど、明確な「無神論者」と、日本人的な無神論との 違いってのは面白いな 日本人の殆どは、信心っていうもの自体が解らないけど、 イーガンはそれを理解した上での「無神論者」って立ち位置なのか。 微妙な偏りを感じるのはそのせいなんだろうね。
まさかイーガンスレで「日本人の宗教観」を論じるのに出くわすとは思わなかった。 「きみは、しつこく自己言及をしている社会に住んでいて、うんざりしたことはないか(……) "自国民のアイデンティティ"についてたわごとを言うのを、どうしてもやめられない社会に?」
>>705 あっちでも宗教信仰者と対立する無神論者って二元論的対立構造があるわけじゃなく、神を信じてない人の
大半は不可知論者っていう「多分、いないんじゃ無い。いる証拠無いし」って程度の人達だぞ。
日本人は無神論が多数派てのは絶対嘘だな。 墓石に落書きを罰あたりとか、敷居は踏むなとか、食べ物残したら生き物に失礼とか こういうの全部宗教だよ。
本気で信じてるかどうかって話。 そいつらは、道徳その他もろもろの実利的な理由で 信じた方が都合がいいから信じてると口で言うだけ。 キリスト教の連中はガチだよ、レベルが違う 西洋人の狂ったような神学論文読めば一目瞭然
Amazonのプランク・ダイヴ、この商品を見た後に買っているのは? Amazonギフト券(Eメールタイプ) ¥ 500,000 すげえな
自分達は無神論者であるという一種の信仰。 どこかで聞いた話だ。
「財産、宗教、セックスの話題は必ず盛り上がる」って聞いたことあるな。いきなり書き込み増えててびっくりしたぜ
まぁ「クリスタルの夜」は要するに 人工知能版フェッセンデンをやりたかったんだよね。 造物主うぜーって意味じゃ確かに創造神話を持つ 宗教全般の揶揄にも自動的になるわな。 作者の意図は全然そこじゃないと思うけど。
セクースというとイーガン先生、なんとなくいつか性転換しそうな気がすることもある
日本人がいう神とは霊的な何かだけど 西欧のGODは造物主 このへんから生まれる誤解はけっこうある。 彼らの霊界は神や天使のヒエラルキーでイメージされてる。
常温ビッグバンという言葉の響きに惚れた クールやね
724 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/10/03(月) 05:00:58.78
はぁ?
おまえら低学歴だなぁ
たった今。順列都市を読み終わったけれども
独自に進化を遂げた生命に対して、後だしで「実は私が神様だったんです」と
でてきても、生命はすでに独自のものを十分に築き上げられているから
神とは認められないってことだろ
造物主が居たとしてもきっかけに過ぎないってことだ
>>700 の質問に答えろ
まぁおれが正しいんだけど
順列都市のアンナは実は良い奴だけれども 正直じゃなく、育った環境で汚いことに手を染めていたが、子供の面倒を見たり、麻薬もせず、指輪のときも高望みせず 内心ではトーマスとの結婚も夢見てたが殺された、で正解ですおめでとうよかったね
しあわせの理由 だな
>>724 わりとどうでもいいわ
学歴とか関係ねーしな
イーガンが実は女性だったら
キャラクターやストーリーよりもテーマ優先なのだろうか
ありふれたテーマを極端な形で思考実験してる感じ
これを実際にやろうとすれば完全に道徳的に破綻することになると気がついた。このやり方で微生物から知的生命体を 得ようとすれば莫大な苦痛を伴うことになって、何十億もの生物が苦しみ死に絶えることになるからだ。 確かに、私たちの祖先はそうやって進化してきたのだが、だからといって同じ苦しみを他の生物に与える権利が与えられるわけではない。
もしかしたら、これは実世界で重要な意味を持つ問題かもしれない。 遠からず、人々は本気で人工知能を自分のコンピューターの中で「進化」させようとするだろう。 単純な仕事をこなす洗練されたプログラムを作るために遺伝的アルゴリズムを使うことはそれとしても、 「繁殖」させてから、その価値を評価した上で、何百万もの知覚あるプログラムを消すなんてことは唾棄すべき行為だ。 もし最初のAIがそういうやり方で作られたとしたら、そのAIがその創造者を嫌ったとしてもそれはしごく当然のことだろう。 ……結局、イーガン的には「進化なんて残酷な方法を使ったからシッペ返し喰らったんだ、バーカ」という話らしい。
ジーリーや『ゴールデン・エイジ』でも見かけたことのある、よくあるテーマだな。 > 人工生命を弄り倒すことの残酷性
>>732 そのへん、新刊のあとがきでも触れていたけど、俺も理解できんわ。道徳的にどんな問題があるというのだろう
そらブーメランしてしまうからじゃないのかな。
進化論反対派に付け狙われるから リップサービスしたんじゃないのかな。
凄い発想だな。
快苦を感じるプログラムを与えるかどうかじゃないの、問題は。 喜怒哀楽があるのは意識ではなくあくまでもホルモンの作用だから、 人工知能にそういう機能を与えなければ、たとえ自意識があったとしても、 生まれようが消えようが苦痛には感じないだろう。 仮に快苦の概念のない意識であったとしても意識である以上 勝手に消すのは問題だって話になるとまた別だけどな
ただイーガンのは仮想空間上で「人間と同じような」生命を作るんだから 当然喜怒哀楽を起こすホルモンと同様の機能をもつ プログラムを組み込むってことが前提なんだろうね。 確かにそれが前提だと、倫理的問題が生じると思う
ソフトウェア上で人工的に発生した意識と自然発生した意識に、価値の上で序列はないとみなしてるからでは? もしソフトウェア上の意識・生命を軽率に扱うなら、 自然発生した自分たち人間に対して、誰かが同様の振る舞いをすることを正当化させてしまいかねないと考えてるんだと。
いくらシミュレーションの世界でマナを降らせることができても、そのシミュレーションを支える実世界の コンピューター/物的資源は有限なわけだから、どのみち生き残れないAIが出てきて、生存競争が起こることになるだろ。 その結果、「有用な/力のある」AIが計算時間を勝ち取ることになるわけだけど、これって一種の進化的プロセスだよね。 (想像がつかなければ、順列都市に出てきた計算時間を奪い合うコピーたちを思い描いてほしい) 結局、たとえ進化的なプロセスをプログラム自体に組み込まなくても、もっと上のレイヤーで進化(的状況)は起こるんじゃないの?
異例の伸び方で嬉しい。潜在的な読者はやっぱりいっぱいいるね。 まったく関係ないssスレでイーガン風味のSF書いてきたら イーガンのとは比べ物にならない拙作なのに、評判が糞良かった もっと人気出るねこりゃ
は?
淘汰圧をかけるために災害とかで大量に殺すというのなら、苦しめていることになるかもしれんが、 失敗した世界をまるごと停止して廃棄する、っていうのは内部の人工生命には全く知覺できないのだから 苦しめることにはあたらんよね。人工生命がいかに快苦を感じるにしても。
「苦しめること」にはならなくても生存権の侵害だろ。
あたるかあたらないかは彼らが決める、私たちと 同じ価値基準を持つとは限らない。って話かと。
>>746 テッドチャンの「息吹」思い出したわ。
徐々に停止していく世界の最期が来ることを知った主人公の最後の独白が染みた。
クリスタルの夜では淘汰圧わざとかけてたね 順列都市でもあったような気がする まるごと停止はメタヴァースのスナップショットとって凍結とか リソース不足で無限に引き伸ばされたコピーの客観時間と同類だから あまり問題なさそう クリスタルの夜は順列都市の道徳的問題への解答なんだろうけど 少し前にスレで話題になったキリスト教的神に対する否定にも読めた 神が進化と淘汰をコントロールしている、又はあえて放置ならば 人倫にもとるし、制御できていないなら全能ではない そんなもんに尽くす必要なんてないよ、と
人類が滅ぼされる方の話というとグレッグでもベアの永劫と久遠があったな
現実的に言っても、「不良品」を洪水で一掃した神があまねく崇拝されてるんだが。
「エキストラ」のラストがホラーすぎる… 「移送夢」のラスト思い出した
>>750 どっちかと言うと、アメリカの上流階級の
貴族趣味的な感性を皮肉ってるように思えるけどな。
あの序盤のジェリーだっけか? 典型的でしょ。
たとえイランやアフリカで何十万人死んでも
「私が関わってないから」それには関係ない、けど
目の前で海老や蟹が苦しむのはいや、みたいな。
あと、フェッセンデンの宇宙が引き合いに出されてるけど
これは真逆だと思うな。
神になった男と、神を創った男くらいの違い。
まさしく、人は神をいくらでも創る、いかなる犠牲を払っても、
イーガンの寓意なんだろうと思ったよ。
イーガンの主張を三段論法で表すと: 大前提: 知性を持ったAIに残酷な仕打ちをするのは道徳に反する →おそらくほとんどの人が同意する(のか?) 小前提: 進化的なプロセスを使ってAIを育てることは残酷だ →「クリスタルの夜」の主張のキモ 結論: したがって進化プロセスを用いてAIを育てることは道徳に反する →??? 結局、進化的なプロセスが残虐だというのは、イーガン独特の価値観だと思う。 解説読むまでは、ファイトたちは自分たちを神のように弄くれる存在が居ることが イヤで逃げ出したもんだと思ってた。
それ三段論法か?
クリスタルの夜が、何故このタイトルなのかわからんかった。 水晶の夜(クリスタル・ナハト 反ユダヤ主義暴動)とは何の関係もなさそう。
模造世界でも語られてたかな
>>757 なるほど、主人公をヒトラーに見立てればアリだな。
人を人種で選別していらないのを殲滅する=PC上の進化ソフトで
いらないAIをデリート、ってことか。
ヒトラーも、虐殺の理由に 進化論を歪めて使ってたわけだから
進化的プロセスが残虐だと思わないのは自分が淘汰される側にないから言えることだろ そういうわけで「フェッセンデンの宇宙」より「有意水準の石」の方が近いと思う
原題は「Crystal Nights」だから、クリスタルの夜のような虐殺行為が何度も繰り替えされた というイメージなんだと思う。その趣旨を汲むなら、「クリスタルの夜々」と訳す方が適切かも。
でも主人公の名前ダニエルだろ? 皮肉が入ってるとしか思えん。
ダニエルは「神は裁かれる」の意味の名前か
イーガンもなかなかやるじゃん。
イーガンのくせに生意気だぞ!
暗黒整数を読んだけど意味不明 前作のルミナスを読み返そうにも手元にないし…
AIを虐殺することに対する罪の意識って 似たような話書いてたよな。 嫁さんのコピーを陵辱されたくないから身代金払うっていう話。 あれも同根だろうね。 暗黒整数は評判悪いけどハリウッド的ノリで楽しかったよ。
AIなんか虐殺してかまわん説の第一人者 ケン・マクラウトさんもついでに訳してあげてください。
>>769 > 暗黒整数は評判悪いけど
評判も糞も、意味が分からないんですがね…
囲碁やってたら将棋の駒が乱入してきて将棋ルールで勝手に石取っていかれて困る、みたいな
773 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/10/09(日) 16:48:18.22
暗黒整数はルミナスで登場した凄まじい理屈が根本にあるから あれを納得できてないと、何やってるかわからんとは思う。 それさえ抑えれば、あとはホーガンの創世記機械のクライマックス的な話。 作中じゃ、彼方の論理改変攻撃によって、 こっちの世界の高度な電子機器からじわじわ動作不良を起こしてたけど あんな根本的なレイヤーを少しでもいじくったら、物理レイヤーは一瞬でバグると思う。 でも、それじゃあ話が終わるから、あれでいいや。
ロリエロ漫画の登場人物の人権を主張するようなものか、 AIを虐殺するのが罪というのは
数学っていうと、地味とかオタクとかの雰囲気で語られるから イーガンは数学者ってかっこいいんだぞ!つよいんだぞ!って 言いたかったんだろう。
>AIを虐殺するのが罪というのは つうかたかだかSF小説、いくらでも地球は爆発するし人類は消滅してる。 けど、なんか進化って言葉が入ると、まじめに公式見解まで出さなきゃならない。 こういう世界それ自体がSF。メタSF イーガンは確信犯じゃないのかね。
>>774 人間とAIの境界線が無くなっていくような舞台だと、「ロリエロ漫画の登場人物の人権を主張するようなもの」なんていえねーよ。
>>777 自我があるか無いかも考える必要があるしな
>>774 つまり、貴殿はロリエロ漫画のキャラクターに
意識や快苦の知覚能力があるとお考えなんですね?
うっかり齧ったりしたら奥さんのAIが炎上する
>>779 コンピューター内のシミュレーションに知覚能力があるのなら
「俺の嫁」とか言われている脳内キャラにも知覚能力があっても
おかしくはない
知覚があるなら「俺の嫁」とか勝手なこと言われて黙ってねーだろ
脳内で抵抗される場面を想像して、陵辱するのはどうだろうか?
自分の中の部分人格同士がレイプや殺し合いをやるわけだな。 完全な二重人格の場合、人は一人なのか二人なのか? 脳を共有する双子は一人なのか二人なのか? なかなか面白い論点なのでイーガン先生に一編書いてもらいたい
ホントに面白いと思ってんの?
脳を共有する双子は面白いだろ。 脳幹が分かれてると意識が二つあるのは実証されてるけど 記憶だけを共有する場合はどうなるんだろうね。 そういう双子ってすぐ死んじゃうからなかなか臨床例が 少なくて実証が難しいらしいけど
ロボトミーで脳梁切断した人の話もあった。 左脳で知覚したものに右脳で反応できない。 一人称的に見てどういう状況なのか興味ない? 少なくとも架空の数学で並行宇宙が戦争するとかいう 荒唐無稽な話よりはよっぽど科学的で面白いと思うけど。
>>786-787 どれも「自分の中の部分人格同士がレイプや殺し合いをやる」ような例じゃねーぞ。
785が全否定したから 少なくとも下のは面白いだろうといっただけだよ。 自分の脳内だけで完結することは、少なくとも法的には 一人の人格の中で起こることだから無問題、で終了。 ただ哲学的には面白くしようと思えば面白くなると思う。
漫画のキャラが読者の脳内で部分人格を発生させて云々っていう 上で出てる理屈も、法的・道徳的には一人の中で完結してるから PC内に発生する人格の人権とは別問題だろ
レムのソラリスに出てくるような脳内の記憶から実体化された存在はどうなるんだろう?
ワンの海藻だかの人類は、あれはプログラムなんだろ? あいつら虐殺されたらあいつらは泣くんじゃないか イカ君を頂点とした海藻コンピューター内生物たちも涙を流して最後のあいさつをするかもしれん
脳を共有ってのはちょっと違うけど 二人の距離って短編でだいたいやってるよね。 一度意識を共有してしまったらお互いを他人と思えなくなって別れちゃう恋人の話。
>>792 まー、ワンの絨毯の話はそもそも主人公たちが計算機上の生き物だからな
それはともかく
計算機でAIを走らせて殺すような計算と同じことを脳内で計算すれば、やはりそれは同じだろう。
脳内じゃなくても紙の上でもいい。
そういう中身(?)のあるAIじゃなくて、容姿や行動、発言だけを極々断片的に思い描いただけの
脳内人格の生命に関しては
人間の妄想の中で思い描かれた人格は、その具体化された表面だけで無い。
その表面を形成するに足るよーな魂、意識を発現させる計算処理が無意識下で行われており
その結果として脳内に妄想の人格が描かれる。
そういう設定だったら怖いよね。
うん、そういうことを抉り出して書いたら面白い作品になるだろうと思ったの。 普通に考えるとただの多重人格じゃん、そいつを消しても共有されてる根っこの部分は まともな本来の人格と共有だから殺したことにはならないじゃんって気がするし 実務の扱いも問題なくそうだろうけど、発想の仕方次第では 意外とそう楽勝な問題でもないんだよね。
普通に考えるところの「多重人格」やらの用語は 「計算機でAIを走らせて殺すような計算と同じことを脳内で計算すれば」などとは全く異なるのに、 混在させてる奴は浅慮すぎ。
飛浩隆の魔述師を思い出した
多重人格=解離性人格障害ってのは相当なもんだぞ。 「計算機でAIを走らせて殺すような計算と同じことを脳内で計算」 どころか自我そのものがほぼ別個だから、どちらかというと 脳がくっついているシャム双生児に近い。 たしかにイコールじゃないね。 無意識の計算だけではそこまでいってないから、 多重人格の治療が殺人にならないとされてる以上は 脳内キャラは益々問題ないだろう。 でもシャム双生児の一方を救うためにもう片方を殺すのと 実質同じだって風に考えて、その浅いバージョンが 脳内キャラって考えると、そんなに簡単でもない。
>>793 あれは意識の共有ではなくて記憶を共有しただけだから
そこまで突っ込んでいないと思う。
二人の距離は ポール・アンダースンの旅路の果てに近いな。 テレパス同士が恋に落ち、心を通わせて互いに嫌悪感を抱くって話。
キノの旅のアニメ第一話みたいだな
コンピュータ内のAIだから、ワンの絨毯上の演算生命体だから、との限定は 我々のリアルワールドもシミュレーテッドリアリティかもしれないという イーガンの偏執的考察で無効にされるだろう ホログラフィック宇宙論的な宇宙物理それそのものが演算してるしって 話になるとまた面倒だが
「グローリー」の2国って米ソのカリカチュアなんだろうか? 冷戦時代の地球みたいな異星にさらに地球人?がETとして降り立つ皮肉を味わう 話ってことでいいんだろうか?
コーディリアの叫びに不覚にも盛大に噴いた
デイリーメール…
>>805 前段で父親思いの健気な娘と描写されてからいきなりドーンだもんなwww
プランク・ダイヴって真理探求のために戻れない旅に出るって話だ。登場人物たちはソフトウェア生命だから現代人からみたら不老不死に近い
きっと現代でも見返りも保証もない学問の世界に沈み込むダイヴァーたちがいるんだろな
ブラックホールまで行かなくても未来でも現代でも同じ勇気を持って進む探求者に幸あれってところかな
イーガンの作品の邪悪な金持ちが好き。 トマスやエクストラの主人公のように。 金があれば、法などないのだなあ。
>>716 邪悪な金持ちだなw
ところで、これは個人的な感想なんだけど、俺はある程度(キリスト教原理主義)
学んだ事があるんだけど、神が存在するとしたならば、その神は全能でも無いし、
善でも無い(キリストが受肉し、罪に対して罰をうけ、人類の罪を購うという発想
自体、愛よりも義である事、神が義である事、その事自体に神が縛られている
論理矛盾)し、又神が存在しないならば、このような整った世界であることも考え
難いという側面もある。
イーガンはそういった経験から、唯一全能の神と呼ばれる存在を仮定しつつ、
それはとても愛せない、愛を与える対象じゃないという、一種の造物主への
憎しみを抱いているのでは。
実際進化のプロセスで生き死んで行く、数多の命の意味、苦痛に対する答え
があるのか否か、人倫の段階で考えると残酷だと思う。
> 又神が存在しないならば、このような整った世界であることも考え難い それはないなあ
>>810 背理法ですむと思うよ。
あなたの言う「仮定すれば」ってところがおかしくて、それだと「前提」になってしまう。
むしろその仮定は矛盾するから神は存在しないんだろうと考えたほうがいいのかと。
イーガンが批判するのは存在しない神ではなくて
宗教のほうじゃないかな。
そこの浅い宗教批判はもっと嫌いだとおもうけれど。
そうだろうね。 存在しないものは憎めないし。
>>811 確かに論理の飛躍がありました、というか、それは所謂客観では
無く、私情の発露のようなものでした。
>>812 イーガンがどうかは分からないけれど、宗教組織としての宗教よりも
プリミティブに神に対する疑義はある。
そういう意味あいにおいて、俺は
>>813 のようなものかもしれない。
結局、一度ある思考傾向に陥ると、完全には、論理的ではない部分、
感情的なものに、支配されてしまうのかもしれない。
これも一種のホラーですねw
乱暴に言うと、イーガンにはそういう部分での神への疑義という面が
自分と似ているのではと思ったわけで。
スレ汚し、失礼。
回覧板持ってくる人が神様だよ
似てないよw イーガンはもっとドライだよ
クリス・ボイスの「キャッチワールド」ってイーガンっぽいな。 集合知性やコピー人格の形成過程が執拗に描写されている。 アイデア先行でストーリーがイマイチ単調なところも似ているw
似てるかどうかは微妙だが、イーガン好きなら「キャッチワールド」もいけるとおもう
イーガンはリベラルなのでキリスト教右派は嫌いです、で糸冬了だよ。 そのへんのイーガンのスタンスは万物理論や道徳的ウイルス学者あたり見てると分かるよ。
822 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/10/30(日) 11:04:21.32
ちょっと違うんじゃ。
プランクダイヴ、全く意味が分からない… 基地外親父のとこだけ楽しく読みました。
ディアスポラを読んでるんだけどポリスを保存してるコンピュータって地球のどこにあるんだ?
軌道上
それぞれのポリスを保存した人工衛星とか宇宙ステーションがあるのか
>>827 マジレスすると地球上(地下)
読めば出てくる
地熱を利用して電力源にしてるんだっけか。 バックアップはクラウド化して各ポリスで共有してそうだけど。
太陽系中に散らばったスナップショット という記述がなかったっけ
>>830 その文章は記憶にないけど、スナップショットってことは
瞬間を記録したものってことだろうからバックアップでないの?
832 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/11/03(木) 11:23:14.20
ポリスは色んなとこに散らばってるイメージあったけど、それはプランクダイブだけの設定なのかな
ポリスはいろんなところに散らばってるよ。
今やってる「ミッション8ミニッツ」って映画はイーガン読者なら楽しめると思うよ。 できるだけ前知識なしで見て欲しい。まあ、ここに書き込んだ時点でネタバレかもしらんが…
835 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/11/04(金) 09:41:15.66
万物理論の結末があんまりで萎えた
万物理論はとり・みきのパロディ作品の結末が好きです
837 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/11/04(金) 10:01:10.89
>>836 一所懸命とり・みきという同人誌レベルの漫画家の宣伝してるけど
逆効果
うざいだけ
急にアンチが湧いてきてびっくり…
「グローリー」でアマルガム側(っていうか訪問探索チーム?) のガハー人への態度はちょっと過度に慎重な感じがする。
そこが面白いんだろ
キャッチワールド読んでみた 緊張感のある展開が続くのに最後はあっけないというか・・・ でもこの作品が絶版状態っていうのは勿体無いなぁ
そんなにとり・みきが嫌いなのかw
キャッチワールド絶版なのか。あんな感じのスペオペってけっこう希少なのにな
「ソースコード」って映画見た。順列都市のオマージュか?
原題で言うならアルファベットで書けや
Gyaoで13F観たところ。これも順列都市系だよね。 原作と違うような希ガス。
>815みたいな思考様式はクリスチャンとしてはわりと普通なんでないかな どうも日本だとその辺の宗教の話をあまり深く考えずにバッサリ切り捨てる傾向がある気がする 蒸し返してすまんけどね
蒸し返してすまんと言えば許されるという思考様式はクリスチャンとしてはわりと普通なんでないかな
まあ神への疑義ってのが既に神様は絶対にいるんだっていう思想の上に立ってて その土台は結局揺るがんものだからなw 所詮信者が聖書の上で暇つぶしにダンスしてるようなもんだべー クリスチャンなんだよね、結局は。神様自体がどうなの、って話は絶対に受け付けないw
うん。その神への疑義が西洋の哲学の出発点になってるよね。 それが科学も含めたヨーロッパ発の思考様式の土台になってる。 対してそれを根底から否定する場合は何が土台になってるのかと思ってさ。 仏教的な唯我論的虚無主義とか?
神様が絶対にいて世界中の人が神様を絶対的に信じてるって信じこんでてお話にならンのだよな
>>851 みたいに個人的な偏見で他人を否定するのも一種の宗教だわな・・・
SF読んでるとなんかその手の古臭いというか頭の固い奴が登場してくると
馬鹿みたいに見えるけど実際にいるんだなあ
俺も分類すれば無神論者なんだけどねえ・・・
>>852 みたいに個人的な偏見で他人を否定するのも一種の宗教だわな・・・
SF読んでるとなんかその手の古臭いというか頭の固い奴が登場してくると
馬鹿みたいに見えるけど実際にいるんだなあ
俺も分類すれば無神論者なんだけどねえ・・・
855 :
852 :2011/11/08(火) 18:19:05.17
>>853 そんなに悔しかったのか・・・
すまんかった
イーガンスレの煽り合いっぷりを見るに読む本と読者の知能に相関は無さそうですね
宗教者は信仰否定されるとガチギレするからな…
858 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/11/09(水) 15:42:03.48
どうでもイーガン
>>857 信仰否定というよりも超自然的な存在を否定されるとガチギレするのでは?
順列都市とかディアスポラとかもろ超自然を書いてると思うがな
てかそもそもイーガンは正面から宗教は描いてないと思うけど。 本人が無神論だろうがそれがどういうレベルのものだろうが 作品自体にはそんなに影響してないでしょ。 クリスタルも自分が神のように振舞おうとする人間を批判してるだけであって、 宗教自体を批判してはいないし。 よくもこう脱線した議論で蜿蜒と暴走できるものだと感心する。
蒸し返してすまんと言えば許されるという思考様式はクリスチャンとしてはわりと普通なんでないかな
863 :
852 :2011/11/11(金) 04:13:08.53
>>862 が煽るのは2chとしては割と普通なんだよな
864 :
852 :2011/11/11(金) 04:13:52.55
あ、852ってのは別スレ あまりにもぴったりしてるがw
>>865 短編集の表題作にもなってるんだよ。
調べればすぐ分かることなんだから言わせんなよ
どうでもイーガン!
あんまりエリスンなよ
この あホーガンめ!
コンプリートしたはずのイーガンが一冊もなくなっている! 新手のスタンド攻撃を受けたようだ また買いなおすか…
観賞用、保存用、布教用と三冊ずつ購入するのだ!
イーガンはもうイーガン
なんでこのスレに来たんだw
プランクダイブ読み終わったぜ エキストラって「ぼくになることを」と展開かぶってない?と書こうと思ったが既出だった ポケット宇宙に逃げ込んだカニ達だけど、クリスタルの電源が永久に供給できないとしても 塵理論が正しいならカニはずっとクリスタル宇宙(?)で生活しつづけられるのかな
長谷敏司の「あなたのための物語」って、かなりイーガン的だな。 イーガン好きにおすすめ
>>875 数論がバグって、冊数=0と証明されたんだろう。
>>864 イーガンと宗教を絡めて論じるなら、キリスト教より仏教の方が筋がよい気がする
ちなみに、平野耕太が、ツイッターで大乗仏教の宇宙論を塵理論で例えてて驚いた覚えが
言葉遊び
879 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/11/23(水) 19:16:38.02
平野耕太SF好きなのかww
そのツイート見たいw 仏教はディアスポラでサクッと切り捨てられてたかな。 AIにしたら「生の苦しみから逃れるため悟りを開いてレッツ解脱」とか 肉の中はいろいろ大変だったんですねーぐらいの感想しか出て来ないんじゃね? 色即是空はちょっとぐらいウケるかもしれないけど
>>880 ここにあった
ttp://togetter.com/li/47787 塵理論はちょっと言及されてる、ってレベルだけど
まあ、イーガン本人が仏教に興味や共感を示すとは俺も思わない。
ただ、「ルミナス」の代替数論みたいに「不変の真理」を相対化する
話や、「適切な愛」の、肉体による精神の支配の仕組みを理性的に把
握して、その拘束から逃れ出るって筋書きが、仏教の論理に近しいかなと
切り捨てられたっていうか 高度に発達した科学は哲学・宗教と区別がつかない、みたいな。
>881さんくす 意外と読んでるんだねぇ… 少しは印象論以上のことを知りたいと思い 仏教について軽く調べ始めたら複雑怪奇すぎてわろた
数学の最先進国で出来た宗教だけに思考回路が 超形而上論理的なんだよな。
イーガン:脳をスキャンして作ったコピーとそのさらにコピーどれが本物か? シャカ:逆に考えるんだ。最初から自我の連続性や本当の自分なんて錯覚だと考えるんだ こんなイメージ
いや、基本イーガンも後者の考え方だと思う 読者に対して前者の様な疑問を投げかけるが、 結局そんなこたどうでもいいだろっていう
科学技術の超進歩により、何もかもが唯物的で身もふたもなくなるのが イーガンの世界だと思ってる。 (そういう世界における人間の人間らしいあがきを描写するためだとしても) ○○こそが私が私である証なんだ→科学技術で変えられるよ 人類にとって最も重要なことは○○だ→だから科学技術で変えられるよ みたいな。 それだけにクリスタルの夜で倫理的側面にスポットを当てられても 「こんだけ行くところまで行っておいて今更それは…」って思ってしまう。
888 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/11/30(水) 00:59:32.74
プランクダイヴってディアスポラの設定世界まんまだね このデジタル化された人類を扱ったそれ以外のイーガンの 長編、短編は時代が違うだけで全部世界が繋がってるでいいわけ
特にそこまで考えてはいないと思う。 まあそう思うならそう思うでいいんじゃないの。
ていうか基本的に大体の世界観繋がってると思ってたよ 違和感あるのが繋がってないだけで
891 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/11/30(水) 01:53:40.56
物理学科も卒業してないやしがイーガン理解した気になって語るとか アホかとw
もしかして、数学科と物理学科の区別がついてないのか?
人を罵るしか楽しみのない可哀想な人だからほっとき。
>>885 イーガンは「そんなこと考える必要がない」
というスタンスだと思う
886がそう言ってるやん
カニが文明を持ちました
ていうかカニやん。カニやん。
やだ、なんか怖い…
年末はイーガンと蟹づくし忘年会だぜヒャッハー
かにアレルギーなんだよなあ
シムアースやりながらカニ食うか
どうでもイーガン
順列都市でオートヴァースに宇宙船送り込めるんなら 大規模爆弾送り込んで昆虫根絶やしにすればよかったんじゃ?
ことが始まってから昆虫が絶滅しても、世界浸食は止まらないだろう。
>>905 例え人工的なものでもある程度の知性を持った種族の虐殺は倫理的に許されない、というのがイーガンの考えじゃなかったか?
それは別の話だ
ダラムも他のエリュシオン人達もそこまで手荒な手段は受け入れそうにないと感じる
ピーたちって結局密航がばれたのか? で順列は飲みこまれたけど都市はちゃんとあって生きてるしあの100兆年の間いた空間はどこなんだ?
全員退去して都市には誰もいない、ってダラムが言ってたからバレてはいないと思う でもピー達はもともとカーターが都市の中に潜り込ませた存在だから、何が起きてるか気づいても退去はできなかったかもね ダラム達から見れば都市はオートヴァースのルールに侵食されて消えてしまったけど その中にいたP達は塵理論で自分たちの世界を保ち続けてるんじゃないかと
順列都市の描写薄すぎだったね 7000年の間の進歩とかほとんど見えてこなかったし
順列はストーリーがあんまおもんなかったな。
順列都市は上巻は超面白かったけど 下巻でダレた
イーガンの中ではストーリーが一番面白いのは順列都市だと思う。 イーガンの中では
遠まわしに「イーガンは物語作者としては失格」と言ってるようなもんだぞw
>>915 俺、初めて読んだのが順列都市で、下巻で腹立って即売り飛ばしたんだが…
その後も早川で出たやつは一通り読んだけど、なぜか手元に一冊もない
で、いまプランクダイブ買って集めなおそうかと思ってる
塵理論だけは、どうも気に入らん
どうでもイーガン
説1:このスレでは「どうでもイーガン」という言い回しが流行っている 説2:流行ってなくて、同じ人が何度も使ってるだけ どっち?
ググればわかる
少なくとも俺以外にもう一人はいるから2はないな。
俺もこのスレで誰かの書き込みを見て書き込んだことがあるけど、 そんな話どうでもイーガン!
ググった。 どうでもイーガンスレが立つほどの人気だったなんてw
「どうにもアホーガン」は?
キューティーかわいそす・・・ 「パパ!」なんて言われたらさ・・・ ベアトリスの時代結局何が起きて実体化したのよ?
そこに居住可能惑星があったからだろ
927 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/12/28(水) 05:10:35.02
逃げ場所として電脳空間保持しておくもんじゃないか? それに肉を持ったからって所詮コピーのコピーにすぎないわけで データの自分を殺すような真似なんでしたんだ? なぜテクノロジーが失われたのかもわからんし
プランクダイヴに出てくるような変わり者ポリスの住人が祖先だったんじゃね 物理世界でちんこ付けたり外したりしてぇー!とか言う人達
>ちんこ付けたり外したりしてぇー!とか言う人達 呼んだ?
レナは美少女としてイメージしてたのにあの展開はないぜ
>>930 祈りの海を読んだのは、十年以上前で十代だけど、いまだに付いている現実orz
祈りの海もだけど、万物理論やディアスポラも滾るものがあったなぁorz
イーガンはまだついてるのかなあ。もうはずしちゃったのかしらん
どうでもコーガン
イーガン無恥
自いぃぃぃ由うぅぅぅだあぁぁぁっ!!!!!!
ねぇ
誰もいない街を闊歩する露出狂の叫びみたいだ
都合良くつながっていて、都合良くつながっていないんだと思う
エリュシオン人ってどうなったんだろうな グリッド全体を包み込む知性体に兆年もあれば進化しそうだけど
光で出来たコンピュータってかっこいいな
ディアスポラ最初のおはよう!のあたりは読み飛ばすしかないな あれまともに理解しようと思ったら疲れるしSF小説読んで寛ごうと思ってたら学術書だったとさ的な
情報の知識ほぼゼロのおれは、一章は発生学的な雰囲気で置き換えて読み切った。
最初の章は情報工学科の俺には普通に読めたが、 その後の数学談義で死亡
理解できなくても、字追ってるだけでもいいから、読んどくとちょっと違うと思うぞ 自信を持って理解できたって言える奴は少ないだろう
宇宙消失を読んでる途中で、量子力学の解説本を買いに行ったなー
情報工学科出てれば理解できるだろ 認知理論とか勉強するし ヤチマの自己認識の過程くらい理解出来ないと卒業できんでしょ
そういう奴も次の数学でふるい落とされる
つぎが出るまで待てない 他の作家でいいのない?
短編は翻訳されるけど、長編がディアスポラ以降6年くらい翻訳出てないんだよな。 ひょっとして面白くないんだろうか・・・。
作者年収どれぐらいだろう
いくらなんでもそれはないんじゃないかw
じゃあどのぐらいだ?
後になって思い出してみると順列はちょっとやり過ぎ感がある気がしてきた 塵理論はSFとはいえ納得しがたい
上巻で終わっておけばよかったな
デブじゃー じゃなくてデジャブ
真理鉱山ってよくわからないんだけどそこに全ての数学の真理があるわけ? どうして道の理論すらもパッケージにできるの?
唯の保管庫だぞ。埋めていくのはユーザー
800倍ってことは20年で既に1.6万年たっていたのか?
ジェイザルゴに炎の巻物の効果を確かめるクエなんだけど、効果を確かめられないまま使いきった。 このクエ失敗?もう一度もらい直すことできないかな。
誤爆
>>961 イーガンファンでスカイリムプレイヤーか…
祈りの海の世界設定でゲームしたい
マクロ球わけわからん 上位の世界に行くほど大きくなるのかとか時間は上位の方が遅いのかとかいろいろ
>>964 大きい小さいとかはなくて、単に空間の次元が二つ増えるだけ。
三次元空間の球体は表面積が半径の二乗に比例するから重力は距離の二乗に反比例して小さくなるけど
五次元空間の球体は表面積が半径の四乗に比例するから重力は距離の四乗に反比例して小さくなる。
宇宙全体に同じ数の星があるとしても空間は5/3倍広がってるから、星がまばらなように見える。
惑星表面に立っても、重力を受けて上には動けないとして、前後左右以外にももう二方向動ける。
世界移動を二回したら三次元空間に戻るから、内容は違うとはいえ俺らの宇宙と似た感じだと思う。
5/3倍っておかしくね? 例えば1次元で長さ3の空間があったとして もう1次元存在してそこにも長さ3の空間があったとしたら その2つの1次元空間の直積でつくった2次元空間の体積は3×3であって もとの3倍になるわけで2倍ではないよな。
てか次元の違う空間での体積(超体積)の間に○○倍なんて関係はない気が
ヤチマたちが数百兆個先の世界に行くのにかかった体感時間ってどれぐらいなんだろう?
5/3倍ではないな。そこだけイメージで言いすぎた。あえていうなら5/3乗か。 長さとかは、あの世界に粒子を生成させて新しいポリスを作るときに、その状態で外を見て違和感がないような大きさで作ってるか、 空間の倍率自体は定義できないけど、最小の素粒子から目に見えるポリスとか肉体とかを作るときの長さの倍率は 五次元世界でも三次元世界と変わらないとか、そういう感じで共通に考えることが出来るんじゃないか。
結局トランスミューターって階層使ってお絵かきしたかっただけか
宇宙は巨大なキャンバスだ!
爆ぜろ!芸術!爆ぜろ!
は
ぶらんかは美少女
最後真理鉱山に向かったとしてもさ いずれ掘りつくすだろうしそのあとどうするんだろうね? 900億年もたってるんだからスターさんたち無限階層全てとはいわないまでも数100兆上の世界にわたって空間に自分を埋め込むとかできなかったのかな
977 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2012/01/30(月) 08:09:49.44
作中で話題にならないということも含めて 童貞による非処女レイプがいちばん悲劇だよなぁ
羽根はすごい発想だった
ん?祈りの海のちんぽの話か?
万物理論じゃね
記憶が薄いがそんなシーンあったっけ?