1 :
名無しは無慈悲な夜の女王:
2 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/15(水) 18:38:04
ネタバレぬるぽ
ねたばれガッ
ボッコちゃんの良さが分からないっていう人に、
ここが良いと思うところ、教えてやってください。
読んで面白くなかった人に幾ら説明しても無駄。
ボッコちゃん・・・言いようがない良さなんだけど
作者本人も気に入っていたんだよね
すごい星新一らしい作品だと思う
少ないページ数で、ギュッと凝縮された、気を逸らさない展開とか、
シニカルな後味とか
てすと
>>6 時間をおいて再読してみてください
とお伝えください
40過ぎてから、あらためて読み返すと、
こんなにシニカルだったのか、と愕然とした。
高校時代(30年前)は、星新一といえば、文壇でも別格の存在だった。
上品で聡明な紳士のイメージだったのに、
最近、評伝読んで・・・気の毒になった。
>>11 > 最近、評伝読んで・・・気の毒になった。
kwsk
読めよ馬鹿
14 :
11:2009/07/22(水) 21:21:12
>>12 前述のイメージが、ひっくり返されてしまった。
作家の、意外な不幸が強調されていて。
>>13 評伝とだけ書かれても何を読めばいいか分からんだろ屑。
不毛な罵り合い、やめれ。
このスレにおける汚い罵倒は、
星新一氏への侮辱にも通じかねない。
星新一氏への敬愛を持つなら、ちゃんとマナーを守るべし。
なあにどうせSF作家のやることですから、所詮デタラメでございます。
星スレは荒れるのが伝統ですから
そんな伝統はない。
あるものはあるんだよ
ないよ。
現状を見つめたくないのですね、わかります。
昔、読んだ作品なんだけど、題名忘れちゃったので、
ご存知の方がいらっしゃったら、教えていただけますか?
(↓以下ネタバレ注意↓)
日本中、感動や感涙が大流行してて、裁判もたいへん感動的で号泣を誘う・・・
その人々の涙が蒸発して雨雲になり、日本列島の上空は常に梅雨状態
世界中に、気味悪がられる
「涙の雨」だったっけ?うろ覚え。
年をとった今、読み返してみたくなる話だな。
28 :
26:2009/07/25(土) 14:34:18
ああ、そうだ! 「涙の雨」
ありがとうございました。
>>25 台無し。
とても古参には見えない一言で台無し。
題未定
台無しって何が?
星氏の息子に生まれたかった・・・
それはそれで大変だぞ
金銭面で困ることないだろうけど
家計の足しにはなるだろうが、
一生それで食ってけるとは限らんだろう
家族でももてばなおさらだ
>>33 > 金銭面で困ることないだろうけど
それで十分デス。
親が偉大だと子供は何かにつけて比較されるぞ
印税収入で金銭面を補うような生活してたらなおさら・・
そんなの平気。
今の走召最底辺生活に比べれば何て事ない。
漱石の孫なんて一族で争うんだぞ
>>36 作家になりゃ比較されるだろうけど、他の仕事なら無問題だろ
作家になったら表立って比較される
それ以外なら、みんな思っても口に出さないだけでやっぱり比較される
よしもとばななクラスになれば大丈夫。ハルノ宵子だと微妙。
# 水玉螢之丞はどうか
>>42 作家になんて簡単にはなれないからいいだろ。w
>>42の2行目
そりゃさすがにないね
異なる職業に就いたとして何をどう比較するんだよ
まあ、漫画家やら脚本家等の似た職業なら比較されるかもしれんが
なんかキモニートの構って厨が巣食ってて、
まっとうな会話ができない 気の毒なスレですね
もっと昭和40年代みたいに言ってくれ
星さんですら社長の父を知る人の前では肩身が狭かったようだしね。
>>48 それはな、
親が星さんじゃなくても、
どんなジャンルだろうと成功した人を親に持てば誰でも一緒
51 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/28(火) 21:58:35
「処刑」での出来事って、地球での出来事とリンクしてるんですかね。
廃人になった男とか、
希望を持ち続ける新人とか、
一度爆発した場所では爆発しないというジンクスとか、
そのほか……etc
考察が聞いてみたいです
52 :
36:2009/07/28(火) 22:29:52
>>51 リンクしてるっていうか、
普通に、あの青年の心理を描写してるんじゃない?
ああいう状況に置かれたら、勝手なジンクスを作ったり、
とにかく何かにしがみつきたい、
わらにもすがりつきたい気持ちになる。
若いときの道楽はたかが知れているが、
中年を過ぎてからの道楽は手に負えない
的ニュアンスで始まる短編
知ってる方教えてください。
ああ……何だっけ?
そういえば小松左京のSF短編にもそんな出だしのものがあったな
男色の話だったがw
>>51 コジつければ物になるかもしらんけど星さんにその意図は無かったと思われる。
前スレの終り頃に話題になってた、『どんぐり民話館』読了した。
毎晩、ゆっくり噛みしめるように読んだ。
イソップやグリムや今昔物語や遠野物語と、星作品が合体したような、
味のある寓話集だな。
なんか訳もなく、涙が出そうになった。
この作品集で1001話に達したんだよな・・・
後期の作品は駄作のオンパレードとか、前スレで言われてたけど、
『どんぐり民話館』は確かに、
「え?これが星新一?」と腑に落ちない作品がいくつかあった。
でも、さらに後に書かれた『これからの出来事』では、
ドキンとする切れ味が戻っているように思う。
「想像のなか」という作品では、ニートが主役だし、
PC、しかもブロードバンドによる動画(ようつべ)のことを予言している。
1985年発刊の作品で。
つまり1984年かそれ以前に、星新一には20年後が予想できていた。
>>59 > 後期の作品は駄作のオンパレードとか、前スレで言われてたけど、
一人だけだろ。
SFに描かれたことが実現したからって
予言だの予想だの言っちゃう人って……
後期はまた違う味があっていいと思うよ。
つねならぬ話とか素晴らしい。
>>59 駄作というわけではなく、
作風が変わったのだと自分は考えている
64 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/08/27(木) 20:13:54
「あの怪獣はあいつらのペットで、ハチ公という名に違いない!」
毎年恒例「ホシヅルの日」星新一先生のお墓参り。
9月6日日曜日、13時00分集合。
出典を知りたいです。よろしくお願いします。
国策として、ある集団を作った。
作ったと言っても、それは仮想の存在であり、
その目的は、国民の怒り・不満をかわすためのもの。
すなわち何でも国のせいにしたがる国民対策のような話。
>>65 『ほしのはじまり』で読んだよ。
借りて読んだので今手元にないけど、
多分「外郭団体」(『ご依頼の件』収録)だと思う。
>>66 ありがとうございます。
教えていただいたもので間違いありませんでした。
ダークアスピリンから各マスコミに犯行声明のファクスが……。以下全文
「われわれは数千からなる工作員により某巨大掲示板に書き込み活動を行い、自民党の
無能を暴き、民主党を勝利に導いた。
民主党には猶予を与える。国民のタメにならぬ政策を行えば、われわれはいつでも
逆の工作を行うであろう。
ダークアスピリン」
シャレにならんな
平成維新で盛り上がっている気分に、冷や水かけられたみたいで
70 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/09/11(金) 08:13:50
質問です。
文庫版で2ページの短編で、「触っていると幸福感に包まれる玉」が出てくる話があった
と思ったんですけど、タイトルご存知の方がいたら教えてください。
無かったと思う。
あった様な気がする。
でもそんな短くなかった様な。
73 :
70:2009/09/18(金) 08:11:06
確か、
「宇宙から奇妙な球体がもたらされた」
↓
「それを触っていると、えもいわれぬ幸福感に包まれるのだ」
↓
「地球人は、それを分析して大量生産した」
↓
「玉は全人類に広められた」
↓
「そして人類は滅亡した。誰も玉を触る以外のことをしなくなってしまったから」
という話で、たしか、本当にこれだけの話だったと思います。
>>73 あ、あったね。2ページじゃないけど。
著作権無視で作ってはみたものの文明を衰退させるための兵器だったって話。
時間ができたら探してみる。
ああそういう使い方をしたのならかまいません。
あれはうるさい星に送りつけて文明を停滞させるためのものですので,
そのような使い方をされたのなら特許料をいただかなくてはいけないのですが
ではないのね?
それそれ
それなら「特許の品」@盗賊会社だが
>>73とは話の主題が違うぞ
79 :
73:2009/09/19(土) 00:10:13
ありがとうございました。
案外、記憶ってあてにならないものですねぇ・・・。
82 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/09/29(火) 13:48:37
昨日の再放送のホンを求めての意味がわからなかったので
最初から誰か教えて下さい!
テレビが流行って本は廃れてた。
ネタバレ
雌雄同体のカタツムリ型宇宙人に浚われる、レズのカップルの話のタイトル教えて下さい。
えっホモじゃなかった?
タイトル思い出せないけど
ホモじゃないよ。
相手の事を○○子と呼んでた。
普通の男女のカップルと見せ掛けて、最後自分は女性と言ってた。
レズだよ。由美子だったじゃん。
で,タイトルはなんだっけ。講談社文庫だったことは間違いないんだが。
講談社文庫ってヒントで自己解決致しました。
『なりそこない王子』収録の「収容」でした。
ありがとうm(_ _)m
タイトルが分かりません。ご存じの方教えてください。
女の子がおじさんに絵本をプレゼントされて、見てみるとそこに描かれているのは自分そっくりの女の子。
「まぁ、私にそっくりだわ」と言った瞬間、今度は自分を見つめる自分そっくりな女の子が
「まぁ、私にそっくりだわ」と言っていた(自分が絵本の側になっていた)
それ星作品?
>>90 星作品かどうかも分からないのですが、YAHOO知恵袋で星さんのおすすすめは?
という質問の中にこのあらすじが載ってました。
情報が少なくてすみません・・・
>>89 筒井康隆のにぎやかな未来に入ってる「マリコちゃん」「ユリコちゃん」
「サチコちゃん」「ユミコちゃん」のどれか
タイトル分かりますでしょうか。
・楽しい歓談。ずっといたい
・あなたはここの人とは違うから
・出てしまうと戻れない
・女性とぶつかる(?)戻れた
・また戻れない。きっと戻ってみせると決意を新たにする主人公
よろしくお願いします
総合スレから移動してきました。
すみません、もう一度読みたい作品があって探しているのですが、
作品名を忘れてしまいました。
わかる方がいらっしゃいましたら教えてください。
特徴は、
・ユートピアのような未来世界
・みんながそれぞれ得意なことをやって協力
・競争もなく、十分に食べていける
こんな話でした。よろしくお願いします。
96 :
94:2009/10/05(月) 15:00:08
>>95 レスありがとうございます。
オチは忘れてしまいました。
というか、実はオチを知りたいので読み直したいなと思っています。
知人に話したところ、「爆発」「大爆発」というキーワードが出てきました。
何かわかるでしょうか…?
<<92
ありがとうございました。早速買いに行きます。
98 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/10/05(月) 16:23:44
人の運命を予言できる男の悩みを描いた「運命」、
どれだけ痛めつけても死なない悪魔を手に入れた夫婦の物語「鏡」
わかる方がいらっしゃいましたら教えてください。
>>98 > わかる方がいらっしゃいましたら教えてください。
何が?
>>96 もしかして、一番のキーワードは「人口増加」じゃないかな。
>>102 ありがとうございます。見つかりました。
>>96 人生が前後にはあるが横にはないでしょうか。
>>94 夫婦の間に子どもが一人しか生まれず
人類が緩やかに終末に向かっていくヤツかな
それぞれの親から遺産が入るので誰もが裕福で
貴族のように遊びに興じていく
だとしたら「最後の地球人」
105 :
94:2009/10/07(水) 13:57:47
>>101 >>103 >>104 ありがとうございます。
「最後の地球人」を調べてみました。似ていますが、これではないようです。
いま思い出しましたが、サラリーマン2人が会話している感じの作品でした。
「みんながそれぞれ自分にできることをやり、協力しあう」
「1日何時間か働くだけ。それで競争せずに十分に食べていける。幸せな時代だなぁ」
みたいな感じでした。
>>105 それでキーワードが「大爆発」か・・・
ごめんさっぱりw
107 :
94:2009/10/07(水) 14:34:28
>>106 お騒がせしてすみません。
「大爆発」は友人が出してきたキーワードで
少しでも参考になるかと思って書いたのですが、
友人が間違っている可能性もあります…。
どう見ても生活維持省と処刑がまざってます
ほんとだ
キーワードも当てはまる
「生活維持省からきますた。アリサさんには銀の玉を持って火星に逝ってもらいます」
111 :
94:2009/10/07(水) 17:21:08
>>108-110 ありがとうございます!
処刑かもしれません。生活維持省とまざっているのかも。
「ようこそ地球さん」を買って読んでみます。
これをきっかけとして一挙に再放送してくれないかな
処刑ってなんで人気があるの?
個人の死を扱っているから。
もうちょっと詳しく。
ギャグ系ではなく、明確なオチがある訳ではなく、色々読み手に深く考えさせるから。
一部の熱烈なヲタが、激しく『処刑』押ししている向きもあるがな
押されなくても、
珠玉の一品だと思う。
この作品すきだなぁ。
TOP3に入るかも。
まあ好みは人それぞれだろう
『お〜い でてこ〜い』の方が、その傾向が強い気がする
処刑ってそこそこ長かくて相応に世界も書き込まれてたよな
淡々と終わる星作品の中では量感がある感じだから心に残ってる人が多いって気はする
↑
ショートショート集の中に純文学が混じってる感じだよね。
異端作なのに一番人気か。
つげ義春の「ねじ式」も遍歴からみると異端かな。
1番人気かは知らないけど確かに印象には残るね。
タイムマシンだか眠らされたかでとにかく現実じゃないとこで
気になる女性がいて・・・・・
オチが自分の母親だったというやつ
教えてください
バックトゥザフューチャー1じゃね?
いや、あれだよ。
親が子供を育てる必要の無くなった未来、
青年が意中の女性について友人に鑑定を頼んだら母親だったっていう…。
あー俺も思い出せない。
星新一じゃないんじゃね。
筒井とか…
126の者です
>>130教えてくださってありがとうございます
明日買いにいきます
そして皆さんスレ違いごめんなさい
「にぎやかな未来」に入ってる。
あれ、でもいま筒井康隆の短編集は組み直したんだっけ、そうだとすると
よくわからないぞ。
133 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/07(月) 18:07:38
宇宙人が手品師の商売道具に目をつけた「ボウシ」、妻がきつねに取りつかれたと思い込んだ「こん」
どういう話で結末か教えてください!
前者は確か
売れないマジシャンが手品で使用する帽子を打ち出の小槌みたいな便利物と宇宙人が勘違いして持ち去ろうとしたけど
さすがに気がとがめてその宇宙人の星では貴重じゃない大粒のダイヤを代わりに置いていったって話だったような
オチを忘れてたりストーリーは知ってるけどタイトルや収録本がわからなかったりってのはあるが
タイトルだけ覚えてて他は忘れてるってめずらしいね
なんか前にもこういう頭の弱い人が来たような
>>133はNHKの番組あらすじか何かだろ
読む気が無いやつは放っといていいと思うよ
138 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/09(水) 15:12:38
>>134 ありがとう!
最後のだけみてその2つみれなかったんです
妻がきつねに取りつかれたと思い込んだ「こん」はどういう話ですか?
そのうちまたやるよ
新潮文庫「悪魔のいる天国」を買って読め
>>138 > 妻がきつねに取りつかれたと思い込んだ「こん」はどういう話ですか?
妻が、キスマークを付けて帰ってきた夫を見て、
「今度浮気したら承知しないわよっ!!」って叫ぼうとしたけど、
余りの怒りで、「こん」の時点で心が止まってしまって、
必死で治療したら、「度浮気したら承知しないわよっ!!」って続きを叫んだ話。
142 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/10(木) 00:46:54
なんか、1つの星が核戦争かなんかで滅びゆく時にひときわ輝いて、
その輝く星を三博士が追って、キリスト誕生のベツレヘムにたどり着く、って
話,どなたかご存じないですか?
>>142 「その夜」@「宇宙のあいさつ」
# なんか早川文庫の文字だった記憶があるぞと思ったらあってた(今は新潮に
移ってます)。
>>142 おいおい星新一総合スレに一言もなしかよ
そんなんじゃマルチと一緒だぞ
145 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/10(木) 01:56:49
143さんありがとうございます
144さん、流儀がよくわかりませんで失礼しました
はー
星新一作品の中でひとつだけ駄作がある
処刑
こんなのショートショートじゃないよね
「こんな水たまりで釣れるわけがない」
「釣れると思いますか?ここは風呂場ですよ」
釣れると思ってくれる人を殺して埋めると黄金になるんだっけ?
いいえ、バターになります。
151 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/20(日) 12:09:24
152 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/23(水) 05:18:27
強盗する
↓
警察に追っかけられる
↓
バーに逃げ込む
↓
マスターに事情を話す
↓
マスター「それくらいの事件なら三年ぐらい隠れればおkだからかくまってあげる。『そこ』にいなさい」
↓
『そこ』は刑務所だけど犯人気付かない
って話あったとおもうんだけどなんてタイトルだったっけ?
「青いモグラ」というカクテルをくれ、ですよね。
かくれ家@ひとにぎりの未来
154 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/23(水) 17:30:05
ある警察官が販売禁止区域でアメ売りロボットを取り締まって罰金をとって・・・
て話を探してるんだが知らない?
>>155 『さまざまな迷路』の「過渡期の混乱」?
>>156 あぁそれだわ、サンキュー。久々に読んでも楽しめるわ。
星さんのSSが好きで、よく読むのだが、
もし『これも面白いよ』って人がいたら、教えてくれないか?
>>158 > もし『これも面白いよ』って人がいたら、教えてくれないか?
何処かのスレで、ベスト10を決めてたよ。
取り敢えずその10本を読んでみよう。
160 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/29(火) 03:17:19
ささやきがエミー賞とったらしいけどオチを教えていただけませんか
オチ一覧どこかにないか?
仕事に追われて時間が無いんですマジで
忙しいのにどうしてオチだけ知りたいのかがわからない。
162 :
160:2009/12/29(火) 09:49:16
>>161 言葉が足りなかった。オチだけ思い出せないんです
>>162 > 言葉が足りなかった。オチだけ思い出せないんです
火星から帰った男が、友人達にパーティに招待された。
で、ささやきによって全て上手くいったので、その会社にお礼に行った。
そしたら、友人達も、同じ会社の製品のささやきの指令により、応答していた。
それでガーンとなっている主人公に「またのご利用を・・・」って言ってる受付の人の耳にも、
その会社のイヤフォンがかかっていた・・・
164 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/29(火) 22:00:58
NHKの番組1月2日に新作が放送されるね
165 :
160:2009/12/30(水) 07:29:29
>>163 どうもありがとう。これはヲチがなんかスッキリしなかったと感じたなぁ、、。
星さんは何を皮肉っていたんでしょうね
自社製品を使わなければならないサラリーマンの悲哀
ってのは冗談だけど,星作品に皮肉とか思想を無理に求めなくても.
「関係者は全て人形でした.でも人形遣い(と思っていた人)も実は人形でした」というのも
初読の際にはよくできた二段オチだと思ったよ.
>>165 > どうもありがとう。これはヲチがなんかスッキリしなかったと感じたなぁ、、。
え????
> 星さんは何を皮肉っていたんでしょうね
読んでも分からないのか??
超単純なんだが・・・
機械を使いこなして快適な生活を送る人間、
しかし実際には人間が機械に踊らされているに過ぎず…。
SFによくある文明批判ネタだよね。
あれ、友人達のあんなデッカいイヤフォンが見えなかったのか?w
オレも回想シーンになるまで見えなかった
いやそれはそうだけど。w
173 :
160:2009/12/31(木) 09:30:22
>>167 おいおいw
自分は正解を知っているといわんばかりのコメントだなw
いろいろな解釈を聞くのが楽しいんじゃないか。
例えば「門のある家」だと「会社ってこういうもんだなぁ」とか「旧家ってこういう面があるよね」とか・・etc。
星さんのショートショートは特にそういう呼び水みたいな特徴があるから。
学生なり社会人なり立場が違うと見方解釈も現れ方が違って、
その違いを楽しむのも豊かな楽しみ方の一つじゃないか。
174 :
160:2009/12/31(木) 09:31:17
しまったマジレスしちまった><;
しかしまあ、読もうともしない奴には一番何も言われたくないよね。
という結論でいいかな。
>>173 > いろいろな解釈を聞くのが楽しいんじゃないか。
だったら最初からそう書け。
「ささやき」は解釈に幅のあるタイプの作品じゃないよなあ。
想像力の無い人たちですね
自分は正解を知っているといわんばかりのコメントだなw
181 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/01/25(月) 22:13:17
今日見れなかったのでストーリーとオチ教えて下さい
夢に出てくる犬に恋する女と夢の中で犬になる男の「さまよう犬」、
テレビに出してあげると謎の男に誘われた女優志願の若い女の「窓」、
地球の平和のために定められた人間の生命を消していく「生活維持省」
観られなかったのなら読めばいい。
何か間違ってないか?
まさかこれからテレビ放映を見逃すたびにここで訊く気じゃないだろうな
とりあえず
>>1嫁としか
え?
25日に何処でやってたの??
186 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/02/03(水) 00:41:25
187 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/02/03(水) 04:51:48
星新一の本を買い集めたいと思ってるんだけど
数社から出ている文庫本はかぶりはあるのかな?
分からなくなりそうなので順番に買いたいと思ってるのだが
ショートショート1001はさすがに高いので買うには腰が引ける
>>186 とっくに落ちてるスレをマルチするな屑。
>>187 > ショートショート1001はさすがに高いので買うには腰が引ける
それを買うのが一番なんだが。
>>188 でも気楽に読もうとすればやっぱ文庫じゃね?
>>189 文庫だと、重複とか調べるのが面倒だし。
>>187 文庫なら、絶版の早川を除いて再編やタイトル変更は殆ど無い筈。
つまり同タイトルなら収録も同じで、タイトルが違えばかぶりは無い。
(例外は新潮の「ボッコちゃん」収録中6編が同「悪魔のいる天国」にもある事。詳細は付記にある)
ショートショートなら新潮と角川でほぼ揃うんじゃ無かろうか。
エッセイとかも集めだすと分からないが・・・。
エッセイがまた、面白いんだよねぇ・・・
エッセイといえば初めて進化した猿たち読んだときは衝撃だったな
…あまりにアメリカンジョークというものがつまらなすぎて
自分は結構好きだけどな、アレ
ありふれた手法収録のふりむいた顔のオチがよくわかりません
廃人サンプルとして見せられた人間が実は廃人でもなんでもありませんでしたーってことですか?
>>197 男が街中を歩いてると女が話しかけてきて、その顔がのっぺらぼう
あわてて逃げた先にいた人も人間離れした顔
交番にとびこんだけどそこの警官も・・・
男の人はそれで気が狂って廃人となり施設送りになりました
でも実はこれは殺し屋ならぬ人間壊し屋?の仕業
その人間壊し屋に依頼に来た人が、先の廃人になった男を見せられたあと
「殺しはリスクが高い。こんなふうに廃人にできるならそれで満足。やってくれ」
と復讐を依頼します
依頼した帰りにふと立ち寄ったバーで飲んでると、向こうで騒いでいる客がいる
見覚えのある顔っぽいが、さっき見た廃人に似てるような気がしてならない・・
こんな感じです
>>198 素直に読めば
> 廃人サンプルとして見せられた人間が実は廃人でもなんでもありませんでしたーってことですか?
って事でいいのでは。
まぁ、深読みすれば、色々考えられるけど。
>>199 読み直したら細かいところで違いがありました
まず廃人になるまでに出会った変顔の人数は4人で
その内3人がタイトルにある「ふりむく」という表現で顔を見せてました
ラストの復讐を依頼した紳士は、依頼した時に前金を払い
残金と復讐ターゲットの人物情報を三日かけて集めて
明日それらをもっていこうとした前夜に、成功を祈って乾杯しようと
目についたバーに入り、そこで賑やかにしてる男を見て
”どこかで見た覚えがあるなあ。そうだ、あの廃人の標本に似ている。
あの時のように無表情になってくれればいいのだが、楽しげにわらいつづけで
いつまでもそうなりそうにない”
こんな感じのラストでしたが、やっぱりそう違わないですよね
>>196だったにしても、なんかパンチがないというか、肩透かしみたいな終わり方で・・
深読みするにも、俺の想像力ではどうやら無理っぽいです
『ふりむいた男』に限らず後期の星作品は透かした作品が多いね。
今回考えられるオチは(1)詐欺(2)何かの前兆といったところなんだろうけど
その辺の解釈は読者に丸投げで、原文はただ不思議な雰囲気を漂わせるだけ。
しかもそれが極当然のような語り口だからそういうもんなんだ、と納得せざるを得ない。
異色短編としては巧い造りでも初期の作風を期待してる身には戸惑うわあ。
202 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/02/10(水) 10:49:57
個人的に『月の光』が一番好きだな。
確かにおやじに好まれそうな作品
あれ普通に犯罪だよな。
205 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/02/12(金) 08:16:47
後期の作品で、背中にチャンネルがあって、それを誰かがひねる度に
場面が転換するってのがあったが、あれもテレビの中とかっていう予定調和なオチはなく、
普通になんのオチもなく終わってた。
>>202 すごく切なくなった記憶があるな。
子供心にこれはやっちゃいかんだろ、とも思ったが、晩年の星さんの様子を
知ってしまった今では、なんとなく納得もしてしまう。
>>207 筒井さんに俺のこと勝手に書きやがってと絡んだり、なぜ直木賞がもらえなかったのかと
言ってみたり、あと闘病。
そのあたりの言いようのない、言っても仕方のない辛さが、これが正しい、これしかない、
って感じで幼女を育てる老富豪の姿に重なるんだ。あくまでも自分の感覚的なものなのでスマソ。
いや筒井氏とは古くからの親友だし、直木賞だってジョークだよ単なる。
闘病って、どんな病気だったっけ?
間質性肺炎とされているが、口腔癌。
いくつか上のほうにレスもあるけど、筒井短編をなぜか星作品と勘違い
していることがあって愕然とする。
>>208 月の光ってめちゃくちゃ若い頃の短編だけどね。
それこそショートショートって形式が生まれる前。
月の光は、なんというか色彩がすごく綺麗な話だというイメージ
はじめて読んだのはまだ小学生のころだったけど
とても惹かれるものがあったよ
まずムリだろうけど、実写なら誰かなあ<「月の光」の女の子
絶世の美少女か、せめて異国情緒のある女の子でないと、
ただのきもい犯罪図録になってしまうぞ
絶世の美少女でかつ異国情緒あふれるねえ。
少女時代のヒロコ・グレースかね。
217 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/02/13(土) 07:09:42
文春のシトに、
「直木三十五賞が無理なら、
三十四でも三十三でもいいから下さい!」
「じゃ、長編書いてください」
さすがホシさん。
短編書きってのは大変だな
稿料とかの面にしても
「月の光」は、今の版でも「混血」っていう表現はそのまま?
>>214 > まずムリだろうけど、実写なら誰かなあ<「月の光」の女の子
っ牧原あゆ
>>220 ググってみたが、かなりいい感じだね。
しかし、ヌードで演技してくれるんだろうか。
アニメや実写にもなってるけど、小説以外で見ても面白くないんだよな
どんな演出でも星さんの文体には敵わないと思う
小説の醍醐味の一つは読者それぞれの想像力での味付けが可能だからね。
例えば、他所の家庭料理の味付けに拒否反応を起こす人がいても不思議ではないし。
うわあああああああああ
ベスト50スレ落ちてるじゃん
最後どうなったの?
936 名前:星マニア ◆ZnBI2EKkq. [] 投稿日:2009/10/21(水) 20:45:36
最終結果(
>>935まで)
1位 処刑 387P
2位 生活維持省 272P
3位 午後の恐竜 246P
4位 鍵 229P
5位 おーい でてこーい 212P
6位 殉教 143P
7位 ひとつの装置 113P
8位 最後の地球人 112P
9位 白い服の男 109P
10位 ボッコちゃん 105P
>>222 和田誠の絵で全編CGアニメ化という企画もあったらしいけど、観ない方がよかったのかも。
個人的には真鍋氏の絵で見てみたい気が少ししなくもない。
mマークは必須でw
>>227 > 和田誠の絵で全編CGアニメ化という企画もあったらしいけど、観ない方がよかったのかも。
あれは静止画だからいいと思う。
> 個人的には真鍋氏の絵で見てみたい気が少ししなくもない。
それもなぁ。w
> mマークは必須でw
って??
>>228 真鍋氏の絵の署名代わりというか、ギザギザっぽい書体の‘m’を四角で囲んだ
マークのこと。正式名称は知らぬw
そんなの全然気付かなかった・・・
来週の月曜日で星新一ショートショート再放送が終わるではないか
新作に期待してもいいのかな
タイトルを忘れてしまったのでもう一回読みたいのですが
読めないのでタイトルを教えていただければ幸いです
・人口がものすごい増えた未来のお話
・大勢の人が暮らすため高層マンションがたくさん立ち並んでいる
・子供部屋は勉強のノルマをこなすまで遊ぶことができなような拘束システムがある
・大人の仕事はモニターに映った様々な物から感じ取れるキーワードをコンピューターに入力するだけ
・しかし人口がとても多いのでそこから得た有益な情報などを混ぜあわせて新しい商品や発明が生まれる
・月に何回か決められた日に決められた家庭が外出できベルトコンベアーに乗って外出を楽しむ事ができる
・主人公の子どもが知恵の輪を取って家に持って帰ろうとするがやめる
・主人公が本を持って帰ろうとするがかさばるのでやめる
こんな感じだったと思います
オチは忘れてしまいました・・・わかる方いらっしゃれば教えてください
235 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/08(月) 18:56:43
ageるの忘れてた
>>234 落ちは
…って言う夢でした。
現実は核か何かで自分以外誰も生き残っている痕跡が無い。
そのせいか夢の人口が日に日に増えていく…
だったかと。タイトルが出てこないな…
>>234-236 「ひとにぎりの未来」の中の「爆発」
読み返して思ったたんだけど
あのディストピアな世界で学術調査で洞窟行くっておかしいよね
今まで(程度の差はあれ)男の体験を夢に見てたんだと思ってたけど
高層ビルや人でいっぱいの世界は全部人恋しさが見せた夢ってことだったのかな
昨日再放送見逃してしまって
とある星で突如、宇宙船を作り始めたロボットたちが、地球を目指して飛び立つ「宿命」、
事業を起こそうと官庁を訪れたエヌ氏がいろいろな部署をたらいまわしさせられる「第一部第一課長」、
神を作るよう頼んだアール氏が、完成したものの目に見えない神に悪態をつく「神」の3作品の内容と最後どうなるのか教えて下さい。
>>238 お前も一度病院に行ってみてください
で、その症状はどういう原因でどうなったら発生するのか、教えて下さい
それからお前が現在どういう生活をしているのか最後はどうなるのか教えて下さい
>>238 > とある星で突如、宇宙船を作り始めたロボットたちが、地球を目指して飛び立つ「宿命」、
あちこちの星にそういうロボットを送り込んだ地球の金持ちの博打。
誰のロボットが一番速く帰ってくるか賭けをしてた。
> 事業を起こそうと官庁を訪れたエヌ氏がいろいろな部署をたらいまわしさせられる「第一部第一課長」、
次何処へ行くかは全て公明正大なサイコロ。
一切の賄賂とかが入る余地がないので、完璧に公平。
コンピュータで一瞬で手続きなんてお悪が、手続きが面倒な程、認可されたら頑張るから。
> 神を作るよう頼んだアール氏が、完成したものの目に見えない神に悪態をつく「神」の3作品の内容と最後どうなるのか教えて下さい。
神とはそういう物だ。
>>241 ありがとうございました
宿命はかけしてどうなったんですか?
最後は???
>>242 > 宿命はかけしてどうなったんですか?
え??
> 最後は???
いやだから、単なる博打だった、ってのがオチなんだが。
>>243 賭けの最後がどうなったのかと思って・・
>>244 > 賭けの最後がどうなったのかと思って・・
だ・か・ら。
誰かのロボットが一番最初に地球に戻ってきて
その人が勝った、ってだけだろ????
蛇足を付けると、
人類も一生懸命に宇宙に進出しようとしてるけど、
どこかに辿り着いたら、「おれの勝ち」って声がするのかも、
とか想像して微妙な気持ちになるのを、楽しむ作品
質問なんですが、友人から遊びに来いと言われて行ってみたら極寒の地で、
凍えながら住所に向かうと其処にドームがあって、ドーム内は熱帯地方、
汗だくで家に入ると冷房が滅茶苦茶効いていて、また凍えて部屋に通されると
暖炉があってまた汗だく、すると友人が冷たーい物を持ってきてくれて、それを食べる。
目の前には暖炉、部屋は冷房されてて窓の外は熱帯、更にドームの外は極寒。
これぞ最高の贅沢だ、って話は、どんなタイトルでしたっけ??
>>247 > とか想像して微妙な気持ちになるのを、楽しむ作品
いやいや、蛇足どころか、それが星氏が本当に書きたかった事だと思うよ。
>>248 >これぞ最高の贅沢だ、って話
最高のぜいたく
>>いやいや、蛇足どころか、それが星氏が本当に書きたかった事だと思うよ。
何で個人が自由に解釈すればいい事を勝手に決めつけるんだ?
>>249 > 最高のぜいたく
そのまんまのタイトルでしたか。w
妻だか恋人だかがなにをやっても怒らない
ある日妻の日記を覗くと今までのことが細かく記されていて、それに点数がついていた
すると妻が日記を見たことに気づき、それで100点ちょうどになって……
みたいな話ってなんだっけ
記憶があいまいでスマンが教えてくれ
ない
途中迄はあった様な気がするが、後半が違う様な。
焼死や溺死みたいな感じで
笑い死ぬことって何かいいかたありますか?
笑死
258 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/27(土) 13:31:55
苦悩の作家……ではないと思う
ただの天才
星新一と同程度の苦悩を経ても星新一の一割の力も発揮できないのが大多数の作家
青年期の苦悩もそれほどのことはない
もともと事業に野心があった人ではない
金に苦労したことはなく20代のころ気に入ったバーの女に店を持たせるくらいの金銭的余裕があった
体躯にも容貌にも家柄にも金にも才能にも人気にも恵まれすぎた人
文壇から嫉妬されまくった人
まあ、多くの場合は東大でたらそれだけが人生で唯一の勲章だわな。
東大卒だから偉いんだとか、正気とも思えない発言する奴すら結構いる。
要するに凡人ということだ。
でもこのひとの場合は・・・その学歴も数多い優れた要素のひとつで
しかない感じ。どうということもないんだろうな、その程度は。
賞取りや会社経営での葛藤はあったろうな。
不可抗力に近いとはいえ、普通は会社潰したら立ち直れないと思うけどね
庶民の想像を絶する体験だよ
この人の作品読もうと思うんだけど、初心者にオヌヌメの作品は?
ナニワ金融道的な苦労とは別次元のところで苦労した人だよね
やっと「一〇〇一話をつくった人」を読み終えた。
深い。
星製薬の顛末、異母兄、大学時代の恋人、バーの雇われママ、福島正実、そして
最晩年の闘病…。
ご遺族の了解はとってあるようだから安心して読めるし。
文庫には年譜と人名索引がプラスされて資料的価値も増している感あり。
しかし星さんや池波師匠(星さんがさんはその死を気にしてたというのはこの本で
初めて知った)が亡くなってて慎太郎がのうのうと放言してるのは何だか理不尽な
気もする。
267 :
265:2010/03/30(火) 18:28:15
>>266 あわせて読みました。ありがとう。
確かにいろいろとさらに補完できる組合せでした。
あと265にプラス、安部公房。二人の関係がここまで濃かったとは…。
「ボンボンと悪夢」に収録されている
雪の夜のオチがよくわからなかったんですが、
解説してくれませんでしょうか?
>>268 > 雪の夜のオチがよくわからなかったんですが、
どんな粗筋だっけ?
雪の夜、老夫婦が暖炉にあたって和んでいる。
二階では息子が勉強をしている。
刃物をもった強盗が登場する。
強盗は老夫婦を振り切って二階へ行く……。
で、
この息子は警官が言うには数年前に死んでいるのですが、
老夫婦はそれを認めず、息子が強盗をつかまえたと言い、
強盗自身も息子にやられたと思い込んでいます。
強盗は結局誰にやられたんですか?
藪の中
後期特有の投げかけエンドかな。
息子ですよ。
でも、息子はいるはずがないのになぜ? という不思議感を
老夫婦の悲哀と重ならせて、じわっと楽しめばよろしいかと。
>>271-273 ありがとうございます。
自分は息子の腐乱死体が2階にあって、強盗が腰を抜かして頭を打った、
という考えが浮かんだんですが、これだと警官が気づかないわけないですよね…。
とりあえず息子の幽霊がおこした奇跡みたいな風にとらえることにします。
世田谷文学館 星新一展
4月29日(木・祝)〜6月27日@ 2階展示室
日本SF小説の先駆者であり、自らが確立した文学ジャンル〈ショートショート〉では1001話を越える作品を書き、
子どもから大人まで幅広い読者に愛されている作家・星新一。残された膨大な構想メモなどから、その類いまれなる
想像力の源を探り、前人未踏の文学に挑み続けた作家の素顔に迫ります。
■¥ 一般700円、大・高生500円、 65歳以上・障害者 350円 ※中学生以下無料 ※団体割引あり
>>275 いいなあ。漏れは日程的に少し苦しいか。スレのみんなレポよろ。
奥さんや最相氏他の労には感謝したい。
278 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/04/08(木) 13:36:33
個人的に一番、好きな話は「闇の目」だ
タイトルによって「人間には眼球が付いている」という先入観が増すから
落ちが衝撃的だったし表現の仕方がゾクッときた
けど、なぜか2ちゃんではあまり評価されてないよね
どんな粗筋だっけ?
『きまぐれ指数』初めて読んだ
三谷幸喜が脚色すれば傑作コメディ映画になる気がした
>>280 おお、中・長編の映像化は盲点かも。
時代小説では「春風のあげく」のオチに唸らされたよ。
>>282 懐かしいな
藤村有弘さんがスゴく良かった
ただ原作をかなり変えられていて
当時の星ファンには不評だったらしい
世界最高と呼ばれる科学者が、世界最終の発明をする事になった
人類の全て注ぎ込んだ、叡智の全ての結集としての計画という触れ込みで
全世界の人間が大きな期待を持ってたプロジェクトだった
しかし発明されたのは、妙な銀色のモニュメント(モノリス的な)
真ん中に妙に押したくなるボタンが一つあるだけで、
だけれど押しても何の反応もしない
デザインとしても銀一色の凡庸で、まさに何の役にも立たない代物だった
世界中が大きな落胆と、科学者への批判を行った
しかしそのモニュメントは非常に頑丈で、何を使っても撤去どころか傷すら付けられず
仕方なく放置される事に
その百年後、千年後、数え切れない年数が経った後
核戦争により人類は絶滅してしまった
そしてまたその百年後、千年後、数え切れない年数が経ち
誰もボタンを押さなくなって1万年だかのきりのいい時間が経過した頃
突然モニュメントが動き出し、変形しスピーカーを表に出すと
放射能によって荒廃し、緑さえ無くなった荒地の中で、ひとり
「人類最後の歌」を歌った
というSSのタイトルを誰か教えてください
昔全集の多分二巻で読んだんだけれど、この話だけ妙に記憶に残ってる
あったねー、その話。
ちょっと違うけど、「ひとつの装置」じゃないの?
>>286 ありがとうございます!
調べてみましたが間違いないと思います
十年近く前に全集を借りて一気読みしたので、仔細がぼやけてますね・・・
喧嘩のはずみで人を殺してしまった男が、正当防衛を訴えるために肩を叩かれると起きる発作をでっちあげて
無罪を勝ち取るけども弁護士がその場で肩を叩いてしまう
これの題名ってなんでしたっけ?できればどの短編集に収録されているかも教えていただけるとありがたいです。
ボンボンと悪夢 の 『報酬』
293 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/05/20(木) 08:52:52
ヒトラーの事を書いた、ショートショートってありましたよね?
題名が分かりません。
分かる人お願いします。
さまざまな迷路『ことのおこり』 自作描画を質屋へ持って行き断られた
ほら男爵現代の冒険『サハリの旅』 最後5ページほど登場
夜のかくれんぼ『一家心中』 宣伝大臣ゲッペルスの話し
さてどれ?
出典をお願いします。
死ぬと思うから死ぬ。自分は絶対死なないと思えば死なない。
常識的には死体となって腐敗が進んでいるにもかかわらず、
自分は死んでいないと主張する男の話。
ラストは骨だけ動いているやつ?
もしそうだったら「骨」かな(すげえうろ覚え)
ググったら一応収録本があった。「さまざまな迷路」収録
297 :
295:2010/05/27(木) 04:08:38
>>296 教えていただいたもので間違いありません。
ありがとうございました。
荒川修作のような男だね…
以下の話の題名と、どの短編集に収録されているのか、分かる方教えてください
大晦日に「今年も働いたな」とゆっくりしているところで、凶悪な宇宙人にさらわれる。
↓
逃げられず、その宇宙人に「お前は奴隷として我々の星で一生働いてもらう」と宣告される。
↓
まあいいや、働くのは好きだし。しかしこいつら俺が貧乏神だと知ったらどうするのかな
地球の奴ら、今頃初日の出見ながら今年はいいことありそうとか思ってるんだろうなあ…
記憶があいまいなので所々間違っているかもしれませんが、貧乏神が宇宙人にさらわれる話です。
お願いします
300 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/09(水) 15:27:54
タイムマシンで過去に戻り、自分自身を殺す話って星新一作品でありましたっけ?
確か記憶ではその後、何もない空間に閉じ込められてしまうだったような気がします
自分自身を助けるのならあったなあ
過去の自分殺したら現在で生存できなくない?
302 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/09(水) 22:23:10
自分自身じゃなくて母親、もしくは先祖だったような気もします
もしも過去に戻り、自分自身もしくは先祖を殺したら、その瞬間どうなるか?消えてしまうのか?というタイムパラドックスに主人公が挑むという話でした
もしかしたら、ショートショートの広場とかと間違えてるかもしれません
全方向感知能力者の子供とその親の話
# 既存の器官が一代で退化することはないよなあ、と昔思った
>>302 星新一であってるよ。
「行ってみれば時間のゴミ箱とでも言うべき場所ですよ」だったっけ
そんなようなやつだよね、でもおもいだせない。
>>303 > 全方向感知能力者の子供とその親の話
そんな話あったっけ?
>>305 タイトルが「闇の子供」とかいうやつのことじゃないかな?
子供たちに目がなくなった、ってオチの
うーん、記憶にない・・・
300の話、私も何だったか知りたい。
>>300 確か作者が死んだ後に出た短編集のどこかにあった気がする。
星さんの作品としては出来が悪いなあ、と思いながら読んだ記憶があるから。
つまりちぐはぐな部品か天国からの道のどっちかに載ってるんじゃないかな。
禁断の実験@天国からの道
>>303「闇の眼」ボッコちゃん所収
今日の読売新聞夕刊にて星新一展が紹介されていた。ちくしょう 行きたいけど行けない
「ポケットの妖精」
今読んでプッってなったので記念火気庫ヽ( ´∀`)ノ ボッ
>>299 これが思い出せなくて気持ち悪い。
「ボンボンと悪夢」あたりに入ってたような気がするんだが、ちがったみたい。
貧乏神ネタってけっこうあるよな>星新一
一番多そうなのは悪魔だな〜
あとは宇宙人、ロボット、未来人、各種神様、鬼、超能力者、占い師、発明者、研究者、医者、小人、天使、妖精
くらいしか思いつかない
サンタクロース 金庫 強盗 とか
薬ネタも多いな
317 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/27(日) 03:13:17
伊藤計劃ハーモニーはかなり売れてるようだよ。
殆どない、って事は、作家が書かなくなったの?
SFジャンルだと本が売れないからミステリにしているとか
っつーか、書店のSFコーナーじたい昔に比べると縮小してるよ
>>320 あるいはファンタジー(というかライトノベルというか)
たしかにファンタジー系でラノベは多いな
やはりアニメの影響なんだろうか?
SFにすると売れないから
まあハルヒとかからSFに目覚める子が増えると良いね。
ボッコちゃん読んだんですが、次に読むのにオススメな短編(ショートショート)集教えてください
>>325 > ボッコちゃん読んだんですが、次に読むのにオススメな短編(ショートショート)集教えてください
ノックの音が
ようこそ地球さん
マイ国家
夜のかくれんぼに収録されている「はじめての例」のオチはどういうことでしょうか?
三つ目の願いをなしにしたため、悪魔との取引が終わらなくなったためずっと生きている
という解釈でよろしいのでしょうか?
そもそもどんな話だっけ?
粗筋は?
三つ目の願いはなしだ!
最初の2つはどんな願いをしたの?
>>329 三つめの願いを言う事(かなえる事)で
悪魔は魂を得ていたのが今までの例
それが初めて無い事になってしまい悪魔側ワケワカラン
魂を取っていいのかどうかずっと審議中だと
自分は受け取ったけどね
その人なりの解釈でいいんじゃね?
理由は色々考えられるがと
読者に委ねているような〆の文だし
ちょいと歯切れが悪い、という印象はぬぐえないな
『宇宙の男たち』や『処刑』のような作品なら気にならないのだが
その指で髪をかき上げてくれ
「おーいでてこーい」の元ネタって
シマック「埃まみれのゼブラ」じゃね?
タンクタンクロー
最後男が引きこもり(ニート)になってしまう・・というストーリーの短編の名前
ってなんですか?
え、それだけ?
田舎に住み続ける立場を投げ出してしまう話とか
金の根っこを売って生活する話とか
声帯模写を電話で習う話とか
色々あるよね。
343 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/09/04(土) 22:48:42
新星一轍