1 :
(゜∀゜):
銀河英雄伝説に関する素朴な疑問について語りましょう。
質問と雑談を明確に区別するために次の形式でお願いします。
○質問をする場合
【質問】
「イゼルローンを攻撃する目的は、イゼルローン回廊を制圧して帝国・同盟間の航路の制宙権を確保すること、それ以外にない」って言葉が作中出てきます(新書版3巻 P203上段〜下段)。
この「制宙権」って何ですか?
○回答をする場合
>>レス番
「制海権」「制空権」「航空優勢」と言う言葉が参考になるかと思います。
この物語においては、具体的には、特定の宇宙空間の宙域で、以下の要件に該当すれば、そこでは「制宙権」を確保していると言えると思われます。
1.味方側による、敵勢力(敵国や宇宙海賊など)の機動戦力(戦闘・補給・偵察の各艦艇やその部隊)への、哨戒・索敵の為の人工衛星や、味方側の機動戦力への補給等の為の基地や通信衛星等が、必要なだけ設置出来ている。
2.味方の艦艇・民間船舶等の通行の安全が確保されている。
3.敵勢力側の1・2を、減少・根絶出来ている。
基本的にスレ違いネタでも銀英伝の話題から派生してこのスレの住人を対象としたものであればかまいません。軍板・三戦板ネタ歓迎。
アニメ・ゲームなど、小説以外の他のメディアの作品のネタ・話題についても、多少の言及は可ですが、度が過ぎる物は、それぞれの該当の板のスレへどうぞ。
ここはSF板です。
必要以上にカッカせず、冷静に議論・質疑応答・雑談をしましょう。
前スレ
銀河英雄伝説素朴な疑問Vol_43
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/sf/1219240107/l50
二つ立ってるぞw
議論もけっこうだが、新スレ立てるのも忘れないでくれw
3 :
(゜∀゜):2008/09/10(水) 23:23:12
みんな立てたよー。よっといでー
クーデターで国会が占拠されたって、原作でどこに書いてある?
いま、探してるんだが、見当たらないが・・・・
あと、原作に書いてあることを否定してる部分のレスはどこ?
今、レスを見直しているんだが、バカ呼ばわりされた奴のレスを読み返して
いるんだが、原作に書いてあることを真っ向から否定してるのは見当たらんけど。
単なる不知な箇所はあるが、否定は見当たらんが・・・どこ?
傍観していたが、あまりにも酷いことを言う奴がいたんで、突っ込んでみたんだが?
新スレになったから前スレのことを蒸し返すのはやめたほうがよくないか?
バカよばわり。アンド原作を否定していた箇所。
>>894 小学校の社会科からやり直してこい。
民主政体の基本を徹底的に省いといて、「腐敗した民主主義がフンダララ」なんては片手落ちにもほどが
ある。
>軍隊の行動に対して、立法機関は直接はあまり関係ないだろ
大有りだ。アホ
>>896のように予算決定権は議会にあり、議会が承認しなければ、どんな軍事行動もできない(特に
軍事予算の大半を投入した大侵攻なんてのは、絶対にない)。予算が、毎年現金で各省庁に配られて
いるとでも思っていたのか?w
特別、議会での審議シーンをいれなくても「政府(軍部)案は議会で承認された」とか入れれば済むこと。
それすらないってのは、少なくとも執筆当時、作者は議会の役割どころか民主政体の基本すら正しく
認識していなかったと言われても仕方がない。
どうやら、888が最初にアホとか使ったようだが???
8 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/10(水) 23:46:16
>>1乙
予算云々はともかく帝国領侵攻ってってタイムスケジュール相当きついな
8月12日に会議あってすぐに出撃してもイゼルローンに到着するまで3週間かかると見て
9月はじめ、10月10日には戦闘が始まるから占領期間は1ヶ月もない
同盟軍も現地住人も堪え性がなかったのか
9 :
4:2008/09/10(水) 23:55:15
>>5 返答がほしいだけ。一切無いから。
>>7 888は「アホ」なんて一言も言ってないけど・・・・・・・
ってか、888は素朴な疑問にピッタリだとおもうのだが?確かにこれは大いなる疑問。
それに、さっきから一人言いがかりつけて酷いこと言ってる奴がいるんだよ。
そいつに問うてるのさ、私は。
10 :
4:2008/09/11(木) 00:02:00
>>6 それは原作に書いてあることを「違う」と否定してるんじゃなくて、
作者の民主主義への認識不足&議会描写皆無に対する批判でしょ。
腐敗した民主主義を描くなら、議会のありようも是非かいて欲しかったと
私も思うが、ほとんど描写ないから888のような疑問が素朴に沸くのも当然。
で、どーなってんだろ?同盟の議会ってwwww、蒸し返して悪いがw
返答が欲しいってそれが蒸し返すと言わないか?
>>8 予算処置を全く無視できても、そのタイムスケジュールは不可能だろうな。
しかも、最高評議会の議論もたった1日で議案の票決までしてるwwww
冷静に考えてみれば、同盟ってすごい民主国家だったんだな。
>8月12日に会議あってすぐに出撃してもイゼルローンに到着するまで3週間かかると見て
8月22日にイゼルローンに総司令部が設置されてる、会議終了後、ロボスはたった10日で
イゼルローンに到達したのかな?
ヤンが査問会から戻る時は、4週間とキャゼルヌは想定してたんだが・・・・
単艦で移動すれば最短で10日で済むとか。
>>4 悪いけど、あんたかあんたらの仲間から暴言をはきはじめたんだけど?
タイムスケジュール
8月6日評議会で出兵決定
↓(この間、出兵の人事と部隊編成は決定済み)
8月12日統合作戦本部で作戦会議
↓(前後して艦隊出動)
8月22日イゼルローンに総司令部設置
>>13 ヤンがイゼルローン攻略のときは、反対方向に三日間進んで、
それから航路を算定して八回の長距離ワープ、十一回の短距離ワープを繰り返して、
合計24日でイゼルローン回廊に到達。
四週間ってのは増援部隊を集めるとかあったんじゃないか?
>>15 そのタイムスケジュールでさらに予算処置も考慮したら
国会スルーを想定しないと不可能だなww
>>16 艦隊移動だと21日、単艦移動だと10日、部隊再編+移動だと4週間
ってとこかな?、もし、ロボス元帥が艦隊を率いて進発してれば、
疾風ウォルフもびっくりだなw
18 :
4:2008/09/11(木) 00:33:52
>>14 ん?誰?仲間?ちがうよ!
私の仲間だという確たる根拠は?
>>10 おまえさんの批判っていうのはこれか?
すでにいろいろ答えをもらっているじゃないか?
それに対してまだ不満たらたらでぐだぐだ書いているのか?
893 :名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/09(火) 14:18:17
>>888 選挙や野党議員が存在する以上、議会もあるはずなんだが、まるっきり(セリフですら)出てきてない。
それで民主主義国家ってのも激しく「なんだかなぁ〜」だな。
野党がそれなりの勢力で存在していれば、大侵攻の底抜け計画なんぞ格好の攻撃材料だ。が、国防
委員会でも議会の承認に関して、これっぽっちも気にしていないってのがなぁ……。
>>892 明確に分かれているどころか、存在が空気以下ってのは「存在していない」のと同じだ。
894 :名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/09(火) 14:51:25
お前は、銀英伝には軍事裁判以外の裁判の描写がないからって、同盟に司法権を司る機関が存在しないとでも言うつもりか?
たまたま議会の描写がなかったからって、存在が空気以下扱いとは、ひどい暴論だな
大体、メインの登場人物は大体が軍人なんだから、軍隊の行動に対して、立法機関は直接はあまり関係ないだろ
トラバース法みたいな形では、しっかり関わってる
行政機関の方が描写が目立つのは当たり前だ
で、894に対する暴言がこれ。
901 :名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/09(火) 15:37:51
>>894 小学校の社会科からやり直してこい。
民主政体の基本を徹底的に省いといて、「腐敗した民主主義がフンダララ」なんては片手落ちにもほどが
ある。
>軍隊の行動に対して、立法機関は直接はあまり関係ないだろ
大有りだ。アホ
>>896のように予算決定権は議会にあり、議会が承認しなければ、どんな軍事行動もできない(特に
軍事予算の大半を投入した大侵攻なんてのは、絶対にない)。予算が、毎年現金で各省庁に配られて
いるとでも思っていたのか?w
特別、議会での審議シーンをいれなくても「政府(軍部)案は議会で承認された」とか入れれば済むこと。
それすらないってのは、少なくとも執筆当時、作者は議会の役割どころか民主政体の基本すら正しく
認識していなかったと言われても仕方がない。
>>18 「4」よ。悪いんだけど19、20を見ると君にしかみえん。
>国会スルーを想定しないと不可能だなww
もういいじゃね?やっぱ国会なんて無いか、形骸化してんだよ。
ジェシカもテルヌーゼン惑星の地方議員なんだよ。そこの反戦野党議員なんだよww
最高評議会が最高権力機関で予算も立法もできちゃんだよwww
23 :
4:2008/09/11(木) 00:51:05
>>21 じゃぁキッパリ否定する、オレは書いてない。アホと書いたレスはオレじゃない。
勝手に決めつけないでくれ。
>>22 与党が過半数、野党も最強硬派と和平派らしいから、
スルー状態でも不思議じゃないんじゃないか?
帝国領侵攻は過半数+最強硬派なんだから。
ジェシカはテルヌーゼン惑星区選出でとグリーンヒル大将が言っているし、
クーデターのときにハイネセンで活動していたから、地方議員とは考えにくいな。
>>19 >>20 蒸し返しやめろよ。君の言ってることも全然説得力ないよ。
さっき原作読んだが、クーデターが「国会」を占拠してる記述は見当たらない。
最高評議会ビルと軍事・運輸・通信施設が占拠されてる記述があるだけ。
書いてないことを持ち出して非難するのは良くないと思うが。
>原作に書いてないことを想像して原作に書いてあることまで否定していることだよ。
批判はあるが、否定はどのレスを読んでも無いが・・・・
>国会がない⇒クーデターが占拠しているのであります。
そんな記述は原作に見当たらないが・・・・
原作に書いてないことを断定して、相手を否定するのも相当よくないが、どう思う?
>>国会がない⇒クーデターが占拠しているのであります。
>そんな記述は原作に見当たらないが・・・・
だからもういいじゃんww、ガチで国会なんて無いだよwww
作者の民主主義の認識不足、作中の不備。読者から批判されて当たり前www
ジェシカは地方議員で(ry
そうすればスッキリなっとくがいく。
29 :
19:2008/09/11(木) 01:16:09
>>25 すまんが、国会なんて俺言ってないけど???
議会はあるんじゃないか?とは言ったけどな。
30 :
27:2008/09/11(木) 01:24:29
>>28 そのほうがスッキリしててよくねwwww
地方だけ議会あって、最高評議会が国政を独占してんだよww
OVAじゃ立法権まであるようなことをヤンが言ってるから
司法以外は最高評議会が独裁、予算も使いたい放題wwwwwwww
作中の不備により、同盟は腐敗以前に欠陥民主主義でしたwww
>>30 最高評議会があるんだから、評議会がありそうなもんだが、
どうなんだろうね?
32 :
27:2008/09/11(木) 01:40:39
>>31 描写が無いんだから、執筆ミスでしょ。遠征決定から出兵までたった16日、
遠征決定の審議時間だってたった1日wwww
通常の民主システムじゃ不可能、けど欠陥民主主義なら可能だww
>>32 それ既に前スレで回答されとる。
898 :名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/09(火) 15:29:57
>>896 あと、同盟では、戦争自体はずっと続いていることだ。
アム遠征とその決定は、如何に大掛かりな作戦であっても、
それは「戦争」自体ではなく、その中での作戦の一環であって、
評議会(行政府)の裁量内で決定可能なことなのだろう。
「帝国と講和する」とか、
「フェザーンと断交、宣戦布告する」ってレベルになれば、
議会の議決が要ると思う。
34 :
33:2008/09/11(木) 02:06:54
で、ここで出てくるのが議会だな。
どうも前スレをみると、予算は議会が決めるから、
作中で書かれていないから「存在しない」「形骸化している」
「マスコミや野党が黙っていないから予算がおりない」っていうのが主な主張のようだ。
で、議会がある場合なんだが、サンフォード議長によれば、
過半数以上を与党が握っていて、野党も最強硬派と和平派に二分されている。
そこで>>24なんだが。
これなら議会形骸化しているしていないに関わらず、
強硬採決なしでも予算が通過する可能性は高いし、三権分立が冒されているというのはおかしい。
また野党やジャーナリズムが黙っていないということだが、
ジャーナリズムは帝国領侵攻を民間と一緒になって唱えている描写があるので、
あまり話題にならなかったと思われる。
35 :
33:2008/09/11(木) 02:13:17
野党はアムリッツァの敗戦後、
遺族と一緒に弾劾を浴びせたのは和平派とあるので、
帝国軍遠征に反対したのは和平派のみだったと推察するわけなんだが。
というように、
議会があった場合でも、
原作の記述だけで強硬採決なしに予算が通過するという考察を建てたんだがどうだろうか?
叩き台にしてくれ。
36 :
33:2008/09/11(木) 02:18:08
眠いから誤字脱字ばかりだ。寝るよ
新スレに移行してまで続けるか……
>>21 悪いな。
>>893はオレであって、
>>4>>18じゃないよw 「君にしかみえん」って読解力のなさを白状
しているみたいで笑える。
暴言というが、
>>894の認識があまりに酷すぎることはスルーかいw
まともな民主政体で、立法府が行政機関の監視を放棄するなんてあるかいッ!! しかも国益と直
結する軍事行動に無関係なんてことはあり得ない。「あまり関係ないだろう」なんて言う方が非常
識でよほど暴言だ(物知らずすぎる)。
>>37 他人をアホよばわりする理由にはならんだろう。(呆れ)
>>37 じゃあ立法府が議会、行政機関が最高評議会と仮定するよ。
で、最高評議会が帝国領侵攻を決定したとする。
小説では言論機関も市民も帝国領侵攻を後押ししている。
議会も過半数は与党がにぎっている発言があり、
残りは野党といっても最強硬派と和平派。小説の扱いをみるに和平派はそ?%
和平派はそんなに多く無さそうだ。
そんな状況では議会があったとしても帝国領侵攻を拒否することはできなそうなんだが、
それでも小説には議会には拒否権があるとか、議会の話を書かなくちゃいけならないし、
書かなかったら存在まで消えるのかね?
野党議員や中央政界に進出したというヤングブラッドの存在もあるのに?
41 :
27:2008/09/11(木) 08:15:56
あれ?まだやり合うのwwwwオレ様の言うことが一番合理的だろwww、簡単に論争終了だよw
国会なんて最初から無い、またはお飾り。ジェシカは地方議員wwwwこれをもってFA(゚∀゚)
そうすれば、通常の民主国家ではありえん審議時間1日、その後16日で、20万隻の軍艦を動員することは簡単w
作者が国会のありようを、一字たりとも書かなかったのは完全なミス、か、同盟は最初から欠陥民主主義(゚∀゚)
42 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/11(木) 09:19:59
初めて読もうと思ってるんですがヤフオクで見たら色んな出版社から出ていました。
どの出版社からのモノを買っても一緒ですよね?
表紙とか違うけど
>小学校の社会科からやり直してこい。
>大有りだ。アホ
子供の喧嘩だな
ユリアンってウンコするの?
ウンコドモだからね
議会は行政(=最高評議会)の監視、予算を含めた立法の
役割を担っていたと思われ
軍事行動等即断即決が必要な案件は行政に委ねられ、
その是非を後日に議会によって問われるような形式だったのでは?
少なくとも現在の三権分立がそのままの形で
行使されていると考えるのはやや不自然かと
まぁ北朝鮮が
「朝鮮民主主義人民共和国」を名乗るのと同程度の
形骸化が進んでいる可能性も否定できないだろうけど
>>45 しないよ!
だって本編で全く言及されてないじゃん!
なんつって(笑)
>>41 選挙によって過半数を割るとかいう表現があるんだけど、
文脈からその選挙は中央政府にとって影響が出る選挙らしいのですが、
ジェシカが地方議員で議会や国会がないのなら、
いったいどこの議席のことを言っているんですか?
あなたのすばらしい頭脳で合理的にわかりやすく教えてください。
>>ユリアンってウンコするの?
>しないよ!
>だって本編で全く言及されてないじゃん!
まてまて(笑)
ユリシーズにはトイレがあったじゃないかっ!!
>>48 三権分立は同じ民主国家でも議員内閣制と大統領制で異なるし、
日本と同じように考えるのは不自然ではないでしょうか?
ついでに評議会のような組織は東ドイツに例があり、
選挙が民主的ではなかったのですが、形式は民主共和制らしいですよ。
金髪の姉ってオナニーしたことあるの?
53 :
48:2008/09/11(木) 13:42:46
>>50 トイレはあったかも知れないけど!
ユリアンがウンコした描写は原作にないだろ!
それともあれか!?
脱糞に関する作者の認識が不足しているっていうのか!
とにかく
>>50は消化と排泄について小学校から(以下略
>>51 誤)現在の三権分立がそのままで〜
正)現在の「日本の」三権分立がそのままの形で
ですね、言葉足らずでした
すみません
あと北朝鮮云々は共産主義やそれに類する主義を掲げる
民主主義も存在するという実例を
皮肉を込めて挙げたつもり
>>52 それは毎日してるだろ
常識的に考えて・・・
>>51 >日本と同じように考えるのは不自然ではないでしょうか?
それがもっとも馴染みのある形式であるから比較モデルとしているだけ。民主主義を旗印とし、
自らも民主政体と言っている国家だから、少なからず共通点はあるはず(というか大枠ではほぼ
同様でないといけない)。
本編でどのようなものか明言されていない以上、比較モデルを土台に推測するもんだ。で、比
較すると「かなーり無理がある」(システムとして議会制民主主義と言えないほどおかしいか、運
営状況がおかしいか)。その無理を埋められるくらい似たモデルがあるなら、それをモデルに検
証するのが筋だわな。
それはそれとして……
ユリアンがラインハルトに「憲法作って、議会を開け」と提案しているんだから、本編で言う(少な
くともイゼルローン一党=ヤンが「信奉」していた)「民主主義」は議会制民主主義と考えるのが自然。
なのに、議会の存在があまりに空気なのはテーマ的にも、どうよ?と思うわけだ(行政組織や政治家
個人をクローズアップして専制君主と比べても、そんなものはそれこそ名前の違いでしかなく、あま
り意味はない。民意との接点である議会を描写しなくてはテーマ的に片手落ちどころじゃない)。
>>54 作品の上に既存システムを勝手に仮定して、それが実社会と比較して納得できないから原作批判してる感じ。
SF作品に現行の科学そのまま適用して合わんと憤慨するバカと変わらん。
>>54 >テーマ的に片手落ちどころじゃない
君が読みたかった、そうあってほしかったものと作者が意図したものと違っただけじゃないかな?
>>54 俺も56と同じ意見だ。
君は議会制民主主義を描くことが作品のテーマに大切だとあるが、
それは本当だろうか?
作中にラインハルトが、
「民主共和制とは、人民が自由意志によって自分たち自身の制度と精神をおとしめる政体
のことか。」
とヤンに問う言葉があるが、
これはトリューニヒトのような民衆によって選ばれた最悪の元首という、
民主主義の欠点を集約した人物がいてこそ意味を持つ台詞だと思う。
野党がカッコイイ議会は銀河英雄伝説にはいらない。
それでは最悪の民主政治だが、民主主義の理念のために戦うヤンの魅力を損なうものだ。
作者が自分を模したヤンの根拠のない贔屓描写ばかりで
作品を構成する世界観はボロボロの所詮はキャラ小説を
必死になってつじつま合わせをしたり、
アイテムにしかすぎない民主主義にテーマ性を見出そうとしたり…
閑だなおまいらw
59 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/11(木) 22:23:08
7巻、第1章から抜粋
…獅子の泉の設計もすすめられていた。ただしこの宮殿の設計は、周知のように、
ラインハルト一代のあいだには、開始されることがなかったのである…
「周知の通り」って何だ?
最初に読んだ時にこの文章にすごい違和感を感じたので、それ以前を読み返したが、
どこにもラインハルトがそんなに早く死ぬなんてこと書かれてないぞ!
それとも俺が見逃してるのか。
>>17 他の場面の記述でも、ハイネセン−イゼルローン要塞間は、
3〜4週間掛かると書いてある。
例えば、クーデター前に、ヤン達がハイネセンに行った折も、4週間掛かっていた。
本編では1行で済まされていたが、外伝「ユリアンのイゼルローン日記」では詳しかったな。
大規模無理心中事件が無ければ、3週間で着いたかも知れない。
ロボスの場合は、最高評議会による遠征決定がなされた時、
既に前線近くの基地にでも居たのでないかな。
>>54 議会の詳細の描写など、特に無くても話し運びに不自然ではないから、
割愛しただけであろうな。
それに、民主主義の描写の為に、そこまで書かねばならないなら、
他にも、政党内の権力抗争とか、選挙戦の様子とかも書かないと不自然なんじゃないかね。
それはそれで、題材として、面白くないことはないが。
だがこれは、スペオペであり、未来戦争の小説であって、未来の政治の小説じゃない。
尚、教えておいてやるが、この話は、最初から、本編は長くて全10巻の予定だった。
「それ以上延びたら文句を言った」と、徳間書店の編集者氏が話しているのを聞いたことが有る。
俺としては、政治要素もそうだが、情報機関とか、
そういう連中の動きももっと盛り込んで欲しかったんだが、
そこまでやってたら、全10巻で収まる訳が無いぞ。
>>59 「後世の人々にとっては周知」、て程の意味でないかね。
作劇的には、読者に対し、
金髪が早死にすることを遠回しに告知しているのだろうけどね。
>59
1巻から読んでわからんの?
これがどういう視点から書かれてるのか
その辺りから、ヤンに対しても「彼の長くもない人生において」みたいな表現が出てくるよな
銀英伝の銀河には異星人いないの?
居るか居ないかは不明。
出てこない。
ポプランは異星人だったな29歳までいくとまた若くなっていく
あやかりたいね。
68 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/11(木) 23:02:40
>>62 初めて銀英伝を読んだ時は、最後の結末を知らなかったから、
ここを読んだときに、「え?ラインハルト死ぬの!?」と思ったのだ。
だから「周知」って言葉に敏感になっただけなんよ。「え?俺知らんよ」と。
素朴な疑問というより、素朴な人だなw
作者より金持ってる人このスレにいるの?
素朴な疑問というより、無意味な疑問だな
72 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/12(金) 00:25:06
いいじゃん、ここはそういう疑問を解決する場だよ
ゼッフル粒子とミノフスキー粒子は
どちらが軍事的に使えるんですかね?
スレ違いかな・・・てへw
キルヒアイスはラインハルトに対していつから敬語になったの?
76 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/12(金) 01:08:23
>>61 この物語は金髪の死によって完結、ということを強調したかったのかも
つまり、それ以降の物語は書かないぞ!という決意の表れか
>>75 たしか、幼年学校に入った頃だったかな?
どこかに明記されていた気がする。
>>59 すこし前のスレでも書いたんだけどもういっぺん
注意深い読者なら、物語の全巻を通して神の視点と鋭い舌鋒をもった冷徹な存在を
忘れてはいないだろう。そう、あの「後世の歴史家」という役どころの個性である
この卓抜な設定で、より彫りの深い英雄叙事詩を築き上げた・・・以下略
徳間書店 1988/3/31発行の銀河英雄伝説外伝3 ISBN4-19-153634-6
裏表紙より引用
>卓抜な設定
テラワロス
徳間馬鹿さらしすぎw
同盟の動員までの日数について議論があるようだが、
ベトナム戦争を始めた時の米議会ってどんなだっけ?
トンキン湾事件→議会が大統領に全権委任→米軍機北ベトナム爆撃・海兵隊上陸 まで、さほど日数かかってない気がする
>>80 1964年:南ベトナムでグエン・カーン将軍によるクーデター(1月)、トンキン湾事件発生(8月)
1965年:アメリカ軍による北爆開始(2月)、アメリカ海兵隊がダナンに上陸(3月)、韓国軍派遣(10月)
1966年:北ベトナムに対するB-52による初空襲(4月)
半年ぐらい掛かっているな。
因みに、9.11の後のアフガン侵攻は二ヶ月ほどで早いが、あの流れでも手続き・準備に二ヶ月掛か
ると言える。
まあ、作中の同盟は一応、常に戦時だったから単純な比較は難しいと思うが。
戦艦ってアメリカが持ってる戦略核兵器で破壊できるの?
外部からだと微妙。
バリアーが有るなら無理な気がする。
内部からなら、或いは。
破壊は出来なくても、放射線汚染で使用不能くらいには出来るかも知れない(「エリアル」参照。)。
朝鮮戦争1950年
(韓国時)6月25日午前四時
北朝鮮軍、北緯38度線全域で砲撃を開始。30分後、越境侵入。
(韓国時)26日午前二時
国連安全保障理事会、北朝鮮軍の即時撤退を求める決議、実行を求める。
同26日。米軍機、韓国上空に進出。
27日
米軍視察団到着。マッカーサー元帥の進言を受けて、トルーマン米大統領、
極東海、空軍に対して北朝鮮軍への攻撃を指令。
米海軍、韓国水域へ進出。
(韓国時)28日午前三時
安保理、先に米国が行った米軍海・空軍の投入を追認。韓国援助を決議。
だが米国は地上軍の本格的投入は躊躇。
米空軍、本格的な航空作戦を開始。
29日
マッカーサー元帥。漢江の南岸を視察。地上軍の投入の必要性を打診。
米海軍、東海岸で艦砲射撃を開始。
30日
トルーマン大統領、地上軍の投入を決定。
在日米第8軍司令部、第24師団(九州)と第27連隊(沖縄)に韓国進出を命令。
7月1日
第24師団、第21連隊第一大隊を基幹とするスミス支隊、板付飛行場を出発。
7月2日
スミス支隊、大田に到着。
米空軍、漢江線を爆撃。
7月3日
米海・空軍、安保理追認を受けて、米英の空母艦載機で平壌を攻撃。
7月4日
米海軍、朝鮮半島全域にわたり海上封鎖を始める。
何が言いたいのかしらんが当時韓国内にはアメリカ軍が駐留してたし
隣の日本にもアメリカ軍がわんさかいたのだが。
88 :
80:2008/09/12(金) 19:26:46
>>81 早速のレスどうも
思ったより時間かかってるんだなあ
その後に出てる朝鮮戦争の方が「戦時下」という意味で参考になるかな
近代の戦いは動員や復員という段階を経るから、比べるのもナンセンスかもしれないけど
ベトナムの場合も冷戦下でフィリピンをはじめアメリカ軍は
ベトナム周辺に基地をもって兵力を展開してたし準戦時下というか
臨戦態勢に近かったと思う。
それにアメリカ軍の前にフランスがベトナムでえらい戦争を続けていて
アメリカ軍は見守ってたというところかと。
同盟は常に帝国と交戦状態だったわけだから、平時から開戦までの手続きを踏んだ
ベトナム戦争やアフガン侵攻は、比較対象として不適切では?
だからと言って、朝鮮戦争の例が適切とも言わんが
>>87 まあまあ。
帝国領侵攻のときも、
イゼルローン要塞が空ってことはないと思うし、
正規艦隊もイゼルローン回廊に近い位置に駐留する艦隊もいたのでは?
と思いまして。
92 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/12(金) 22:10:50
>>41 「ユリアンのイゼルローン日記」の中で、
捕虜交換の公務の最中にも係らず帰還した捕虜達に金品を贈ってまで
選挙活動をしようとした人々がいたのですが、それはどうお考えで
あ、それとも論争対象のテキストすら充分に読まない主張だったのですか
気持ちはわかるが、蒸し返すな。
その話題は終わったんだ。
イギリス対アルゼンチンのフォークランド紛争だと、
3月31日にアルゼンチンが正規軍を動かしはじめたとの情報で、
4月1日にイギリスは閣議を招集して機動部隊の編成が命じられている。
翌日にはアルゼンチン軍がフォークランドに上陸して紛争がはじまり、
イギリスで4月2日に下院が機動部隊派遣を認めているな。
そして5日には航空母艦二隻を中心とする第一陣が出撃している。
戦争中だと閣議決定から議会通過まで早いな。
終わったと思っているのはお前だけだ
ゴネてた奴が沈黙したんだから、終わりだろ。
再開したらウザいから、勘弁してくれ。
イギリスの場合、「勅令」で軍を動かせるんだったか。
議会決議などと悠長なことをしている時間もないような
緊急時に使わう制度なんだとか。
一巻の時間軸は結構適当
13艦隊がイゼルローン攻略のためハイネセンを出発したのが4月27日
回廊まで24日かかったとあるのにゼークトが出撃したのは5月14日
通信妨害が始まったのはその2日前
シェーンコップたちが一足先に行ってたんじゃねえ?
まあ、ミスなんだろうけど、そんな感じで何とか辻褄合わせる解釈をしてみたいね
ちなみに文庫では修正されたりしてる?
>>98 気づかなかった(笑)
誤植かね? 出撃したのを4月17日にするとちょうどいいような気もする。
帝国側は帝国歴で記録
同盟側は同盟歴?(何だっけか?)ということでずれがあるのでとか
何とかこじつけれないかとか・・・・・・
>>102 同盟側では宇宙歴で基本的に帝国歴と同じ日にちだよ。
>>101 銀河英雄伝説の場合、漢数字だから誤植の可能性はあるかもしれんが、
俺も今まで気づかなかった(笑)
24日とかヤンが言っていたから何も疑問も抱いてなかったよ。
可能性も何も、誤植あるいは作者の計算ミスなのは明らかでしょ。
そこを何とか辻褄合わせられないか、と考えている人がいるだけで。
>>100 徳間文庫(96年の初刷)だとそのまんまだね。創元から出ているのは知らない
創元でも直っていないとして、教えてあげたら、
お礼に非売品テレかとか貰えるかもな。
銀河英雄「伝説」というからには物語として見ている未来の人類からみてヤン達が生きていた時代は数千年前の過去なのかな?
>>108 yes
具体的なところは不明だけど。原型になった『銀河のチェスゲーム』(未完)の時代から見て、「昔、
こんな時代があって、こんな英雄がいたよ」というのがコンセプト。
スレ違いの話題かもしれないが、漫画版のルビンスキーって女性なんだよな。
ルパートとドミニクをどう扱っているんだろう。
ホワン・ルイは女性化しても大きく影響しないだろうけど、ルビンスキーの性転換は
物語に与えるインパクトが大きいような。
それこそ、まあ、「読んでみれば良い」んじゃない?
確かにインパクトは大きかった
ヒルダがなんでフロイラインなの?
未婚の女性だから
ヒルダって結婚する前はやりマンだったの?
>>114 ラインハルトの女版というほどではありませんが、
まともな恋愛をしたことがないような女性であります。
てか原作読もうぜ
ただの荒らしだろうけど
何が?
あれが
お前かー!
>>117が何をどんな風に勘違いしているのかは、ちょっと気になるな
122 :
121:2008/09/14(日) 00:59:15
ああ、そうか
勘違いしてるのは俺だ!
そして多分、俺の上の方の一人、二人
わらた
げはは
ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚) ノアハハハハ!
回廊の戦いで、ヤンがメルカッツの名前借りてメッセージ送ったのってなんで?
単に、相手を混乱さすため?
その割りには、送る前は凄い奇策みたいな書き方だったのに、送ってからは何事もなかったように戦闘開始してるし。
メッセージの文面を思い出せってば
メルカッツが「こっそり投降したいから便宜を図ってくれ」って内容でしょ
ヤンの名前で出してどうするw
>>126 ビッテンとファーレンが「これは罠だから、警戒すんぞ」ともたもたしてる間に
帝国本土側にいるメックリンガー艦隊を牽制して二正面作戦を避けるためのトリック。
>127
ヤンの名前で出した方が効果あったんじゃないのか?(w
>>129 アホらしすぎて相手にされないんじゃないかな
しかし国際法も国際世論も無い世界だから
13艦隊は司令官も含め降伏し要塞を明け渡すとかいって、近づいてきたら要塞主砲で殲滅とか・・・
まあやっぱり相手にされないだろうけどw
バーミリオン前哨戦で液体ヘリウムを満載した球形コンテナが大爆発するシーンがあるが
……あれ、なんで爆発したんだろ?
ヘリウム希ガスだから化学的には爆発するような反応性は無いし、
核融合を起こすには恒星級の高温高圧が必要。
単に高温で破裂しただけなら、艦艇を巻き込む大爆発になるとは考えにくい。
なんか、つじつまのあうSF的解答がないものだろうか。
あれはさすがに無理だと思った
急激な熱膨張によりコンテナの破片と大量の液体ヘリウム(極低温のやつ)が飛散
恒星の熱に焼かれた船殻に液体ヘリウムが大量に付着、急速に冷却されひずみが生じ
脆くなったところに破片がぶつかり破損・爆発、以下以下連鎖的に艦艇が爆発していくとか・・・
いっそレーザー核融合・・・無理すぎるw
133 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/15(月) 09:16:41
核融合と重力制御が実用化されているんだから、
そこらへんでどうにかしたんでないか。
レーザー水爆ミサイルが実戦で使われる時代ですが
レーザー水爆って今ある水爆の起爆部分をレーザーに置き換えただけで
威力はかわらないんじゃないの
136 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/15(月) 14:34:59
ミッターマイヤー艦隊は俊足と言われるが、
艦隊というからには補給艦や輸送艦などの鈍足っぽい艦もあるはずで、
旗艦やその他の戦闘艦が速いのはいいが、
艦隊という一かたまりで動くのは、鈍足艦に合わせなければならないので、
やはりミッターマイヤー艦隊が速いとは言えなくなるのでは?
>>136 敵味方の他の艦隊もほぼその条件の中で相対的に戦略機動に長けてるってことだろう。
ところで、銀英世界はそれらの補助艦は戦闘艦に比べて鈍足の設定だっけか?
地球上の海軍の場合、提督の能力や訓練方針で「速い」「遅い」という違いが
発生するんだろうか?
有名なのは「31ノットバーク」だけど、彼は駆逐艦乗りだし、
他の駆逐艦艦隊と比べてどう速いのかは分からないし。
日本海海戦での日本艦隊がロシア艦隊の動きに追従出来たのは指揮官の判断力と猛訓練のたまものじゃないの。
単艦ならともかく艦隊運動は自衛隊でも訓練の基本だと思うが。
一隻なら艦の能力で早い遅いは決まるだろうが、艦隊だと集団で規律をもって整然と
行動するのは訓練次第だと。
>>134 爆縮って言葉がイメージさせるようにレーザー核融合は基本的には
ペレットに四方八方からレーザーを同時に当てて表面の爆発が内部を一気に押し込んで融合させる
つまりコンテナ船のヘリウムの一部に何本何十本という単位でまったく同時にレーザーが当たらないといけない
無理すぎるだろ?w
もう常温核融合でいいよ
その説明だとわかりにくいんじゃ寝?
現在の水爆:まず原爆を爆発させ、そのエネルギーで核融合反応を起こす。
銀英の水爆:レーザーのエネルギーで核融合反応を起こす。
核融合をおこすには高温高圧が必要って条件は現在と同じで、
メソン触媒みたいな便利アイテムが存在しないのが微妙に貧弱な銀英技術。
>>131 水蒸気爆発と同じじゃないか?
液体ヘリウムは最も沸点が低い物質だしな。
>>138 お前31ノットバークは駆逐艦を高速で走らせたり操ったり出来るからついたあだ名だと思ってるのかw
>>136 機動性最重視で編成し、その機動力をいかした戦術が得意だから疾風ウォルフなんだろう
とにかく攻撃力を重視し、猪突猛進な戦術を取る提督もいるし
継戦力を重視し粘り強く戦う事で勝機を見いだす戦い方を好む提督もいる
それがミッターさんやマイヤーさんは他人がマネ出来無いほど徹底していてかつハイレベルと言う事だ。
>>136 戦闘艦隊と支援部隊は一緒に行動する必要もないし、補給する時点で
両者が会合出来ればいい。現実の海軍の戦闘でも戦闘時は基本は別行動。一緒にいるのは遠征してたとか
上陸作戦くらいだと思う。
内乱時に別行動してた輸送部隊を貴族軍が敗走時に蹴散らしたんだっけか。
146 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/17(水) 21:15:35
>>136 ミッタマイヤーの場合、戦術・戦略両面において神速なんだよな。
144の指摘は戦術レベルの神速で、対アル・サレム艦隊戦で敗走する敵を追い越した。
145の指摘は戦略レベルの神速で、第二次ランテマリオ会戦で
ロイエンタールの想定する最悪を極めて戦場に到達してみせた。
戦術レベルで早いってのは
勘の良さ、判断の速さや指示の明瞭さとかあるんだろけど
戦略レベルの速さって結局ハードの問題じゃないのかなぁ
と、いうループなお話
イゼルローン要塞がちょうど回廊の真ん中にあると仮定して
両端どちらかから進入して要塞まで何日くらいかかるんだろう
近いような遠いような狭いような広いようなそんな回廊。
>>147 戦略レベルの速さはハードの問題もあるにはあるかもしれん。
だがどういう方針で陣を敷き攻守を行うか?の能力や
戦場における作戦立案の能力も問われる。
本編にもあるハードを制御するソフト、人間の能力も重要だと思う。
それが速いってことでもあるんじゃないの?
ウォルフガング・フォン・ミッターマイヤーたんは
とループさせればいいか?
150 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/18(木) 00:47:04
>>147 ハードだけの問題ではないだろう。
例えば、訓練・整備が行き届いているはずのミュラー艦隊が
バーミリオンへの強行軍で4割近くの脱落艦を出したのは
ハードウェアの問題ではなく采配の問題と言うしかない。
むろんミュラーを無能呼ばわりするつもりはないよ。
彼は巧みな運営が「できなかった」のでは無く「しなかった」
だけなのだから。
>>149 えっとフォンがつくと語呂が悪いんだっけ?
アムリッツァ会戦でヤンの十三艦隊がミッターマイヤーを攻撃したとき、
「ヤンの指令でフィッシャーが細心に算出した減速と加速のスケジュールにしたがって実行された」
とあるので、
銀英伝での艦隊運用ってのは、ハードを扱うソフトもかなり重要なんだな。
その時、確かミッターマイヤーすら舌を巻くほどだったんだよな
艦隊の精密な運用に関しては、フィッシャーの方がミッターマイヤーより上ってことなんだな
そうそう、ミッターマイヤーも舌をまく・・・と俺様も思っていたんだが、
一巻にはそういう記述が見当たらない!?
あれっ!? アニメやら漫画やらがごっちゃになった!?
と思って調べたら、ミッターマイヤーも舌をまくほど・・・という表現は、
五巻のバーミリオン会戦でその記述があった。
>>146 両方早いから疾風ウォルフなんだろう
戦術に関しては
>>144の通り
戦略に関しては正直ワープも含めた戦略移動や恒星間移動の描写が少ないので
艦種によって大きな違いがあるものなのかないのかも分からないんだけど、ロス無く効率よく艦隊全体を指揮運用する
手腕も優れていると言う事だろう。
>>150 むしろ戦略機動こそ指揮艦の手腕が発揮される場面だよな。普段の各艦の鍛え方もあるだろうし
ナポレオン軍の驚異的な戦略機動や、秀吉の中国大返し、後、例えは悪いが退却将軍と呼ばれた
(ポジティブな意味ではないと思うがw)クロパトキンの退却速度などは別に兵士の基本スペックが特に
優れているという訳ではない。
>>156 >秀吉の中国大返し
あれは、事態の急変に対応して、毛利との停戦、撤収の判断、実行が早かった点は同様に考えていい
だろうけど(石田光成による別ルートの物資輸送や道中の手配も)、「大返し」部分は、基本リップシュタット
の時のオーディン急襲やバーミリオンの時のミュラーと同じで、「ついて来れない者は置いていってもいい
から、とにかく早く」の例だろ。
秀吉で言うなら、賤ヶ岳の戦いの折の美濃返しの方が適切だと思う。
戦略機動なら小牧長久手の戦いの時の徳川軍の例があるな。
>>148 8巻では
4/29 1045にビッテンがアッテンに引きずられ回廊突入
同日 1130にアッテンはヤンと合流、戦闘開始
4/30 2315にアースグリムが沈み、回廊前哨戦が終了
5/1にはヤン幕僚はイゼルローンの中で作戦会議をしている
本戦では
5/3 0630に回廊突入をラインハルトが司令し
同日2130にはブラウヒッチがようやく機雷源を抜け戦闘を開始
これだけ並べると入り口からの時間的な距離は数時間足らず
>>159 普通に通過するのに一日ぐらいか……驚くほど短いな回廊。やっぱ中でもワープ可能なんだろうなぁ。
ワープできるなら要塞はなんの障害にもならないが、律儀に要塞の辺りを通常航行していくのは、
なぜなんだろう。恒星アルテアの重力場が回廊を塞ぐ形になっていて、手前から通常航行しなけれ
ばならないのか?
ただの作者の都合だろ
つまらんこと聞くな
>>159 回廊の戦いは、要塞近辺では行われていないようだから、
その数字は
>>148の疑問への参考にはならないのではないかな。
>>160 >律儀に要塞の辺りを通常航行していくのは、
なぜなんだろう。
攻略側にとっては、当然、まずは要塞に近づかねばならず、
大質量である恒星アルテナが近いから、その重力影響圏内ではワープできない。
よって、或る程度離れた所でワープアウトしてから、通常航行で接近しなければならない。
また、色目叛乱時のメックリンガー艦隊通過の場合、
芸術家は、イゼルローン共和政府を信用しているという意思を、
ああいう行動で示した。
>>162 要塞攻略が目的なら、それは自明。メックリンガーの件はまったく関係ない。
ここで問題にしているのは、「回廊内でワープできるなら、要塞飛び越えられるじゃん。要塞の意味
ないじゃん」というよく出る疑問が出てくるということ。
たとえば、要塞の制圧圏の向こうまでワープできるポイントさえ確保すれば、要塞を無力化できる。
攻略するにしても、挟撃で優位に立てる―いつものように駐留艦隊と要塞砲を引き付けている間に背
後にワープアウトした別働艦隊で要塞背後を突くという時間差攻撃は有効と思われる。
要塞は飛び越えられないのは何故か?という質問というか、疑問に対して、
162が答えたわけなのだが、
>『、「回廊内でワープできるなら、要塞飛び越えられるじゃん。要塞の意味
>ないじゃん」というよく出る疑問が出てくるということ。
といって、飛び越えられると質問まで変えてしまう人がいるのはなぜなんだろう???
それは>164が>160からの流れを読まずにいるからだよ。
作中で飛び越えて無い以上、物理的に不可能な設定
で終わりの話だと思うが、定期的に話題が沸くのは
「作者すらも気付いていなかった画期的な戦略を俺が発見!」
とでも思っているのだろうか・・・
物理的に不可能な前提で、何故不可能なのかを数少ない作中の描写を取り入れてSF風に考察
とかならまだ分かるのだが。
>>163 要塞と駐留機動艦隊、そしてそれらによる、
要塞を押さえている側による「制宙権」をどうにかしないと、
戦闘部隊が一旦押し通っても、
その後、補給船団が回廊内を通常航行で通っている所を発見されて、
駐留艦隊にボコられて、補給線を破壊されるざんしょ。
回廊でない通常の宇宙空間においても、
アム遠征でもラグ作戦でも、
侵攻側の補給部隊は、発見され、殲滅されたのだ。
狭い回廊内なら、尚の事だ。
>>160 背後にワープアウトした別働艦隊で要塞背後を突くという時間差攻撃
ワープなど使わなくても、通常航行で、攻略側による要塞の包囲は可能と思う。
そして、要塞主砲は、全天全方向を同時に射程範囲に出来る様、
複数、要塞表面各所に配備してあると思う。
>>167 補足
「補給船団が回廊内を通常航行で通っている所を発見されて」
この話では、ワープは連続では出来ないようだから、
ワープした後、少し休んでいると思う
(つまり、通常の宇宙空間で、停止しているか、通常航行で動いている)。
また、途中で恒星系に寄って、水素などの補給を必要とするかも知れない。
大重力近くでは、通常航行に切り替えなければならない。
>>163 >ここで問題にしているのは、「回廊内でワープできるなら、要塞飛び越えられるじゃん。要塞の意味
ないじゃん」というよく出る疑問が出てくるということ。
「
>>160 >律儀に要塞の辺りを通常航行していくのは、なぜなんだろう。」
この文章から、そういう「よく出る疑問」を読み取るのは難しいな。
>>167 やはり最終的には要塞をどうにかしなきゃならないだろうが、攻略戦の戦術の幅は広がるだろう。
>163では書かなかったが、「ワープで要塞飛び越し」が可能なら、当然守備側もそれを考慮した
防衛計画を立てるだろうから、ワープポイントを確保されないようにすべく要塞からなるべく広く哨
戒線を張り、遠い宙域を戦場に設定する―故に回廊出口付近が主戦場になるのか……と、ここま
では考えたのよ。けど、そうすると>163の疑問が自己解決してしまうのでw
>要塞主砲は、全天全方向を同時に射程範囲に出来る様、
>複数、要塞表面各所に配備してあると思う。
砲台は全方位に設置はしてあるだろうけど、 トールハンマーの全周"同時"砲撃は無理だろJK
>ワープポイントを確保されないようにすべく
要塞からなるべく広く哨戒線を張り、
まあ取り合えず、「ワープポイントの確保阻止」は、
物理的には不可能と思われる。
ただし、侵攻側がどこにワープアウトしても、
防衛側は遠からず発見できる程度の哨戒網は有る筈。
よって攻略側は、防衛側の機動戦力とその後方基地をどうにかしないと、
安心して侵攻できない。
>遠い宙域を戦場に設定する―故に回廊出口付近が主戦場になるのか
回廊内の主戦場としては、まず、要塞攻防戦が有るな。
尚、その他には、ティアマト星域が有る。
ここは、「回廊内の最重要戦略ポイントとして無数の人命を飲み込む」と
外伝に書いてあるので、回廊内。
ここには、惑星レグニツァが属する(第四次ティアマト会戦の前哨戦が、
レグニツァ上空遭遇戦なので、異なる星系である訳は無い)。
惑星カプチェランカは、レグニツァの隣と書いてある。
よってカプチェランカも、ティアマトに属する。
惑星カプチェランカは、イゼルローン要塞から6、7光年程度。
つまり、ティアマト星系もその程度。
要塞から、遠いっちゃ遠いが。
>トールハンマーの全周"同時"砲撃は無理だろ
そう断言できる記述は無い。
尚、要塞は恒星アルテナを周回する。
要塞とアルテナの距離は、地球と太陽に準じるなら、8光分くらい。
要塞など地理に等しい茫漠たるスケールの空間の只中に、要塞は浮かんでいることになる。
全方位から要塞を攻略するのに、それを地形的な意味で阻む何者も存在しない
(要塞駐留機動艦隊は、また別としてだが)。
回廊自体は伸縮自在で長かったり短かったり
狭かったり広かったり色々あるんだけど
要塞周辺に限れば両軍あわせて6万程度で一杯一杯な描写だろ
ロイエン、ルッツ、レンネンの三人のレベルで運用できて4万
シトレが5万を突っ込んでるが、飽和状態による混戦とその後の消耗
を計算に入れてあえて必要以上の大軍を放り込んでる例外かと。
その感覚で言えば無理やり通れる広さには感じない
要塞周辺の広さというより艦艇の火器の有効範囲の周辺に
両軍が展開したということじゃないか。あまり離れても戦闘に寄与できなくては仕方ないし。
広い太洋でも戦闘が行われるのは戦略的な重要拠点の周辺のみみたいなもんで。
>>175 6光秒隔てて打ち抜ける主砲があるんだか、らそれにしたって狭いんじゃないか
3万隻として三乗根は約31、5000m離してならべても150Kmの立方体に収まる
立方体なんて布陣はしないにしても2000Kmあれば充分だろう
艦体運動の余地を見込んで100倍しても20万km、月-地球間より狭い範囲で収まってしまう
6光秒というと30万km×6=180万kmだけど
艦の展開を単純化して平面として1万で100隻×100隻で10km間隔として
1000km×1000kmくらいの範囲に展開
として地球月周辺に展開するには楽勝というか。
やはり広大なアルテナ恒星系内の狭い領域である戦略拠点の要塞周辺に展開した
と思うが。
>>174 >要塞周辺に限れば両軍あわせて6万程度で一杯一杯な描写
>飽和状態による混戦とその後の消耗
を計算に入れてあえて必要以上の大軍を放り込んでる例外かと
あの混戦は、あくまで、要塞主砲が問題になっていたからでないか
(毎度のことだが)。
要塞とアルテナの距離がごく近いなら、
要塞は大変な焦熱地獄になっているだろうな。
シェーンコップの偽装巡航艦は、帝国側から、要塞に近づいた。
要塞近辺は、一隻程度なら、
どうとでも紛れることが可能なスケールであると言える。
迂回させたミサイル艦の集団を直前まで気がつかなかったのは
広いんだか狭いんだかどっちだろう
ミサイル射程がどれくらいあるか知れないが回廊のすぐ外側の障害物が多いところだか
危険地域だから経由していきなり現れてドカン!って話だったよね
-----------------------回廊の安全航行限界ライン
・ イゼルローン
|
6〜10光分
|
○ (アルテナ)
|
8〜???光分
|
-------------------------------回廊の安全航行限界ライン
こんなイメージなんだろうか
そんな目と鼻の先に危険宙域があると、さすがにイゼルローンや恒星アルテナに多大な影響が出そうだが
>>181 とはいえ、イゼルローンから10光分とか20光分もはなれたところから回廊にもどって
それからミサイル艦による「奇襲」なんてむりでしょ、要塞主砲もあるし監視装置もばら撒いているだろうし
確か外伝、それもアニメで見たと思うんでかなり記憶があいまいだから
大ボケかましているかもしれないけどね
183 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/20(土) 21:50:16
よく「閑職に左遷」っていうけど、帝国軍の閑職ってどんな部署?
辺境の警備部隊とかじゃない?
ケスラーが左遷されたとこ。辺境で仕事は何してたかわからないけど。
あと帝国軍資料編纂室(みたいなとこ)とか?
とにかく地味で昇進の機会も少ない部署だと思う。
危険宙域挟まないで帝国の入口から同盟の入口を直線で結べるのかな?
それとワープって危険宙域はさんだ向こう側にワープアウトできるんだろうか
艦隊で通路を円形にへばりつけるぐらい狭い地点もあるようだけど
曲がりくねってるかも知れないそういう地点を通過するときは
どうやってるんだろう
>>185 >危険宙域挟まないで帝国の入口から同盟の入口を直線で結べるのかな?
常考で結べないだろう。自然界にはそうそう直線は存在しない。
>それとワープって危険宙域はさんだ向こう側にワープアウトできるんだろうか
それができたら、イゼルローン要塞の意味がない。危険宙域は十分に厚いと思われ。
>曲がりくねってるかも知れないそういう地点を通過するときは
>どうやってるんだろう
普通に艦隊を縦列にするしかないだろうね。
常考とか恥ずかしい言葉使う奴がでてきたよw
まあでも、内容は当たり前すぎるツッコミで、なんか笑ってしまった
艦艇が、通常航行の場合、
縦列でしか通れないような狭い所は有り得ないだろ。
全部、「危険宙域」(大重力圏、及び恒星風の乱流など)で
埋め尽くされるであろう。
190 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/21(日) 23:19:26
>>189 縦列=一列とは限らんから、縦列を強いられる場所があっても不思議じゃないがな
恒星風の乱流・・・これはさすがにどうだろ
作中では戦艦が恒星風に押し流されるとかあったけど、放射線が強すぎて人体にっていうならまだしもねえ
まあ30年前のスペオペだし、気にしちゃいけないんだろうが
むしろスペオペに宇宙気流がなかったら変だろ。
ヤマトにも宇宙気流はあったしな
どうせトンデモ設定なんだから、宇宙空間にドンと置いた要塞でよかったのに<イゼルローン
>>191 >恒星風の乱流
銀河中心の核恒星系(多分、危険宙域の正体)じゃ、そんな感じらしいよ。
俺がこの目で見たわけじゃないが。
>>185 1万光年規模のワープが出来るようになれば、出来るだろうね
(作中では、第13艦隊の要塞攻略時の記述の数字から平均して、
概ね200光年ほどが限度)。
>>191 追記すると、核恒星系では、恒星の密度が、
1立方光年に100万個だったっけ。
地球周辺じゃ、ちょっと有り得ないような重力地獄だろうな。
銀河中心部ってそれぞれに巨大ブラックホールがあるという説があったけど
どの程度主流なのかな
1後年30万Kmとして3乗根は67km弱
100万の3乗根は100
さすがに無理だろw
あ、かんちがいw
勘違いだな
勘違いか〜
ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚) ノアハハハハ!
204 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/23(火) 22:07:40
オーベルシュタインが爆弾で死んだ地球教の最後のテロ攻撃、
実働部隊は30人くらいだったけど、よくそんな人数で、
ヴェルゼーデ仮皇宮で爆弾を投げ入れる位置まで近付くことできたなと思う。
皇帝やヒルダやアレクもいるから警備は超一級にしてるはずだが、
そんな簡単に侵入されていいのかケスラー!
205 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/23(火) 22:36:22
大嵐だったから、機械的な設備は無効になって、人的に地球教徒を探すしかなかったのだ。
でもそんなの理由にならないわな。
オーベルシュタインの死は崩御に絡み影が薄くなったが、
けっこう大変な事件であって、ケスラーの責任問題にもなるかと思われる
>>204 オーベルシュタインがニセ情報で呼び寄せたようなところもあるから、警備網の穴も漏らしていたか、
その部屋付近までは問題なく来れるよう警備体制を弄ってあったんじゃないか。
>>205 その辺り↑がはっきりすれば、ケスラーまでは及ばないと思われる(より高位からリークされては、どう
しようもない)。
>>204 地球教徒を撃滅するためにおびきよせたんだから、
厳重にして警戒されるのを防ぐ処置をとったかもしれん。
警備の穴なり、警備状態を薄くするなど情報をわざと漏らして侵入しやすくしたっていうことは充分考えられるし、
それをわざわざ部下や同僚に知らせるオーベルシュタインではない。
で、そして万が一にも皇帝などに被害が及ばぬように、
自分が身代わりになったのだよ。
などと推測。
208 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/24(水) 00:13:26
ラインハルトが寝ている嘘の病院の情報を流して待ち伏せ、
そこへ侵入した地球教徒を一網打尽にする、という案はなかったのだろうか?
>>208 企画がオーベルシュタインだからなあ。
まあこれは俺の過大評価なんだが、
オーベルシュタインが企画したんだから、
あの時点の条件で最も成功する確率が高かったのかもしれんね?
ラインハルトは、その辺こだわりそう
ロイエンタールじゃないけど、病院のベッドに入院なんて耐えられないだろうし
「余は最期まで仮皇宮にある」ってことを、オベが情報操作しようがないほど
明確に帝国中に宣言しちゃってたんじゃないかな
211 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/24(水) 00:59:01
仮皇宮で皇帝が寝ている正確な病室、とまではいかないが、
3階のこの辺、くらいの情報はゲットできてもよさそうな気もするが。
そういえばどこかでこんなの見たな(多少脚色あるかも)
「オーベルシュタインはローエングラム王朝に害をなすものは完全に排除する。地球教であれヤン一党であれ。
アレクが皇帝になった時には、オーベルシュタイン自身が権力を持ちすぎる存在となり王朝に危険である。
だからあれはラインハルトの身代わりというよりは、今後の王朝繁栄のため自分自身を排除したのだ」
どこかというか、よく見かけるし、このスレでも何度も出ている見解の一つだな
そして俺は
ヤツがそんな可愛げのあることするタマかよ、
と思っている、だけど絶対の自信はない
つまり原作どおり。
これがヤンだったら被害をなるべく小さくするように実行部隊を
おびき寄せるとか一網打尽にする計画を立てる気もする。
オーベルの場合はある程度の犠牲は仕方ないということだろうけど。
いくらド・ヴィリエが健在であっても実働部隊30人かそこいらの状態から
地球教が復活なんてさすがになさそうで、それだとオーベルがなんか
無駄死にっぽく見えるから、、せめて3000人くらいの結構な大規模テロにしても
よかったんじゃなかろうか。
地球教はヤン暗殺に残った人的資源の大多数を投入して、そのほとんどを
ヤンと引き換えに失ったはずだから、最後の時点では微小になってないと矛盾がある。
でも、その状態でウルヴァシー事件を引き起こせた底力は謎だ。
217 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/24(水) 23:25:30
今週末 フェザーン国際カントリークラブで開催される銀英伝オールスターゴルフ
優勝するのは誰だと思いますか?
フェザーンには植物がないからゴルフは出来ないだろ
全て人工芝のゴルフ場なら・・・
>フェザーンには植物がないから
そうなの?
農場とかあるのに?
>>215 3000人もの不穏分子が一都市で動いたら内乱レベルだよ。
それこそケスラーの首がとぶw
数で優位に立った時に中央突破なんてするか普通?(´・ω・`)
だいたいわざわざほっそい陣形にして犠牲を覚悟で強引に突破するわけだから最前線は勝ち戦なのが見えてるのに捨て駒にされる事になるわけで
そんな奴が支持されるか普通?(´・ω・`)
フェザーンには二酸化炭素が存在しないから植物が存在しない、
という記述が確か黎明編にあった。
「一切存在しない」のか、「もともと存在しない」だったのかは憶えてない。
>フェザーンには二酸化炭素が存在しないから植物が存在しない、
いや、そりゃ元々存在しなかったのを、テラフォーミングしたってことじゃないか?
今現在、人間が生活可能な環境なのに、二酸化炭素存在しないとか、ありえないだろw
いくら、田中芳樹が「空気分子は酸素原子と窒素原子が化合して出来ている」とか勘違いしている人でも
植物が生存できない環境で人間が生存できると思える
>>218の素朴さは嫌いじゃない
人類は長い変態の果てに植物が生存不可能な艦橋で生活できる能力を手に入れたのだ。
単に"環境"を"艦橋"と打ち間違えただけで、ただのジョークのつもりだったと思われる
226は単なる変態
現生人類は艦橋で長期生活を行うとストレスで円形脱毛症になる。
まあ、その"艦橋"がイゼルローン並の"環境"を維持しているなら、人類が生活することも可能だろうけど
そんな場所で植物が生存不可能なはずはないな
二割が酸素、八割が窒素で、二酸化炭素が「もともとは」存在しなかったので、
植物が存在しなかった。
で、今は惑星緑化が進んで、藍藻類はもちろん、
水利の良いところでは種子植物なども地表を覆っている。
>>224 >「空気分子は酸素原子と窒素原子が化合して出来ている」
原書にそう書いてあるのなら銀英世界のフェザーンの大気はそれ以外の
モノではダメだろ
>>232 そんなこと書いてないんだからどうでもよくね
まあ著者が実際に勘違いしていたとしても違和感無いが
ちなみに、その記述は創竜伝にあるので
創竜伝世界の空気は、酸素原子と窒素原子が結合した、空気分子なる物で満たされていますw
>>231 普通に考えて、そういう意味だろうな
ネタではなく、本気で作者が
「空気は酸素分子と窒素分子で出来ていると思っている」
と読者に思わせてしまうのが、ガイエの凄いところだな(笑)
>235
>空気は酸素分子と窒素分子で出来ている
これは別に間違っていないぞ
最近の厨学ではこんなことも教えてくれないのかい?
>>236 書き直す気力もないくらい落ち込んでいるんだ…
すまん…
いや、本当にネタじゃなくて、創竜伝の一巻には、
剣撃の鋭さを表現する文として「まるで、空気分子を窒素原子と酸素原子に分かつような鋭さだった」みたいな表現が出てくる
冗談抜きで、これを執筆した当時のガイエは、中学一年生レベルの化学を理解してない
240 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/25(木) 19:11:26
あのぅ ご ゴルフ大会は…
それって、要するに「スポーツ(球技)適性の高い順番は?」って質問でしょ
普通にユリアンや白兵戦の強い面々、次に空戦隊やコントロールの良さそうな射撃上手の連中
何でも出来そうなラインハルトあたりじゃない?
あ、過去の人物も入れれば、バロン・ウォリス・ウォーリックが一位かな?
243 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/25(木) 19:38:35
ど どうもありがとうございました
>>244 その指摘は、この場合は何のフォローにもならんけどな
(当時の)作者と同レベルだって主張して恥かくこともなかろう
ただの例え、比喩として、現実としてありえない表現をすることはありうる。
「向かい来る敵に死神の姿を見た」みたいな表現は、別にその相手が本当に死神であるということを意味する物ではない。
だが、
>>239の場合は、ただの作者の無知。
あれを作者の比喩だと擁護するのは、さすがに無理がありすぎる。
酸素原子も、窒素原子も、れっきとした化学用語で、空気という混合物を説明する際に無関係ではない単語だ。
それを作者独自の概念で勝手に定義しなおした上で、その断りもなく「比喩です」で誤魔化すのは不可能。
明らかに、作者の意図した意味は、
空気分子は酸素原子と窒素原子が結合してできている物だが、その剣は、まるでその結合を切断するかのように鋭かった。
――――――――――――――――――――――――― ~~~~~~ ~~~~~~
(作者が誤解している部分) (比喩表現の部分)
で、前半部分は無知から来る誤りだろう。
もし、比喩だと主張するなら、
「空気という物質が、仮に窒素原子と酸素原子の結合で出来ているとするなら、その結合を切断するほど鋭かった」
―――――――――――――――――――――――――――――――
(酸素原子、窒素原子という用語のこの文章中での再定義)
みたいに、窒素原子と酸素原子という単語を、一般に理解されている定義とは別の使い方をしていることを明記して、再定義しないと。
まあ、ここまで書いておいてなんだが、俺は創竜伝読んだことないんだよねw
空気じゃなくてNOxならよかったのにw
小説であって、中学の理科のテストじゃないのだが、理解できていないのかいな。
有ろう筈も無い「空気分子」が、そもそも架空の誇張表現と読むべきだろう。
それが出来ないやつは、
例えば「白髪三千丈」という言い回しを、
「人間の髪も髭も、そんなに伸びない。これだからry」
などと、得意気に言う奴なんだろうな。
>>248 日本語理解できるか?
当たり前だが、俺は「白髪三千丈」という言い回しに、「人間の髪も髭も、そんなに伸びない。これだからry」などとは言わない。
俺自身が
>>246で書いた二行目の比喩と同じで、十分、通用しうる表現だ。
たとえば、「Aさんは象のように大きい人だ」という表現はありうる。
だが、「Aさんはねずみのように大きい人だ」という表現はあえりない。(Aさんが"小さい人間"であり、そのことを皮肉るならともかく)
そもそも、ねずみは人間より小さい。
そういう表現をするなら、
「Bさんを蟻とするなら、Aさんはねずみのように大きい人だ」というように、「ねずみ」という小さい生き物が
この文章中では、大きい物の比喩として通用するよう、再定義しなければならない。
>>239の例は、まさしく「Aさんはねずみのように大きい人だ」という表現だ。
これだけ説明してもわからないなら、もう
と、途中で説明してしまった・・・。
それも吐き捨ててる途中で。
じゃあ、俺は去るよ。OTL
>>248 中学の理科のテストじゃなくても、中学生が知っている程度の一般常識をわきまえていないと
他人に正確に意図を伝える文章を書くことは難しいという例ですね、わかります
いや、読む奴の「知能」程度も有るんじゃないかね?
あくまで小説であってだね、理科のテストでも数学の論文でもないし、
論理パズルでもないんだよ?
>有ろう筈も無い「空気分子」が、そもそも架空の誇張表現と読むべきだろう
すげぇ、あんた、すげぇよwww
>>249 >だが、「Aさんはねずみのように大きい人だ」という表現はあえりない。(Aさんが"小さい人間"であり、そのことを皮肉るならともかく)
どちらかというと、「Aさんはねずみのような大酒くらいだ」とか「ねずものような嘘吐きだ」とか
ねずみから全く連想されない比喩表現の方が、窒素原子云々の例えに近いんじゃないかな
それくらい意味不明の表現>空気分子を酸素原子と窒素原子〜
あえてツッコミたいなら、
「比喩的表現の二段重ねは、エレガントではないような気がする」とかかね。
「人それぞれの好みの問題だろう」で終了だが。
>>255 おいおい、反論されて完膚なきまでに叩き潰された上に
とんでもない無知をさらして大恥かいたからって、無理やり議論をリセットしようとするなよwww
俺も、空気分子なんて難しい化学用語を知らなければ、即座に空気分子という架空の存在を用いた比喩表現だって理解できたのかな
笑った。めちゃくちゃ笑った
そろそろ次の話題行こうぜ〜
ラインハルトに見出されなかった場合、
ビッテンフェルトは少将になれただろうか?
元々少将だったんじゃねえの
准将まで自力(ラインハルト陣営参入前に出世)だっけ?
何だかんだ言って、連中はラインハルトに見出される前から、若くしてそれなりに出世していたので、少将までなら、なれたんじゃない?
ファーレンハイトも、初めてラインハルトに出会って時点で、三十歳の少将だったし
ただ、ビッテンフェルトみたいに、適材適所の型にハマると大活躍するタイプは
上官に恵まれないと伸び悩むかもね
元々、少将だったか
ほんと、すげえな
帝国軍に、若くして頭角を現した将帥が多いのは、五十年前の第二次ティアマト開戦で
730年マフィア相手に、軍の将来を担う人材が多数犠牲になったから
平民や下級貴族でも、実力と実績次第で出世させざるを得ない風潮が根付いたかららしいね
ラインハルト陣営で、自力での出世で一番高位まで行っていたのは、ファーレンハイト?
266 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/25(木) 21:53:45
>>253 様 その他の方
理科に無知な者です。蒸し返すようで済みません。
「空気分子」って、そう呼ばれる単独のそれが有るものなんですか?
少しぐぐってみたところ、「空気中の気体分子」(窒素、酸素、二酸化炭素、メタンガスなど)なら、有ると思うのですが。
>>266 それを空気分子って言うね
化学というより、物理(熱力学)の用語だと思うけど
化学の世界は、物質の組成や化学的性質にこだわるので、それぞれの気体を厳密に区別することが多い
一方、物理の世界では、それらまとめて、空気分子として一まとめに扱うことが多い
>>265 双璧の二人はクロプシュトック事件当時ですでに少将だったので
元帥府ができる前に中将になっていたとしてもおかしくない
269 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/25(木) 22:04:33
>>267 ご回答ありがとうございます。
でしたら、この場合、作者氏が文中で使った「空気分子」は、意味的に「酸素分子」「窒素分子」をそれぞれ含むと解釈すれば、
それらが「酸素原子・窒素原子に分かたれた」という風な表現も、あながち的外れではないということになりはしませんでしょうか?
「創竜伝」、僕は読んでいないんですけどね。
ファーレンハイトも、一応、中将まで自力と言っていいかな?
少将時代の最後の武勲はラインハルトの下での功績だけど、まだ取り立ててもらう前だし
>>268 双璧は、金髪が元帥になる前に、既に自力で中将だったと思う。
双璧はパツキンに会わなかったら最高で
色目が上級大将、疾風が大将くらいか?
少将時点で亡命
>>269 う〜ん・・・
その場合、「酸素分子"と"窒素原子」ではなく、「(それぞれ)酸素分子"や"窒素原子」の方が良いんじゃないかなあ
NOx系化合物の分子がNやO原子に分かれるのではなく、あくまでN2やO2分子が、それぞれNやO原子に分かれると表現したいわけだし
やっぱり、違和感は覚える表現だよ
まあ、自分も創龍伝は読んでな(ry
シュタインメッツも中将で田舎周りしてたんだっけ
アイゼナッハやミスターはどうなんだろ?
こいつらとファーレンハイトは一巻分時間軸がズレるから
一緒にするかどうかはおいて置いて
>>272 「金髪に出会わなかったら」というより、「金髪が存在しなかったら」、それくらいだろうね。つまり、メルカッツと同じ扱い
もし、金髪が同じく帝国軍の中で頭角を現していたなら、大将や上級大将まで行った双璧と、必ずどこかで出会うでしょう
そして多分、敵対ではなく、協力や恭順の道を選ぶと思う
田中芳樹的には、あんまり使っちゃいけない表現みたいだけど、運命、というより必然的に出会ったんじゃないかな、彼らと金髪は
277 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/25(木) 22:12:21
>>274 >「(それぞれ)酸素分子"や"窒素原子」
または、「空気分子を各原子に断ち切るような」などという、もっと漠然とした表現でしたら、
意地の悪い方々に突っ込まれることも無かったかもしれませんですね。
>>275 アイゼナッハは、重要だが地味な任務ばかりで派手な武勲を立てる機会が少なかったと書いていたと思うから
自力で大将まで行けていたとは思えないね
中将、あるいは少将くらいで、実力および、それまでの「地味だが重要な任務」を考慮して、参入時に大将まで上げたのかも
>>277 うん、その表現がベストだろうね
なまじ酸素原子とか言及しちゃうと、厳密に表現しないと人によっては違和感出ちゃうからね
厄介者扱いで、本人の態度も上層部に恭順するのではなく、あくまで豪放としていて
それでも1,2歳しか違わずに自力で双璧たちと同じ中将まで行けたファーレンハイトは、結構すごかったんだな
ミュラーほどではないかも知れんが
華氏は、貴族連合軍に加担するくらいだし、
貴族のお偉方とは、結構付き合いは有ったんでないかね。
>>281 でも、そのお付き合いらしき物が、貴族連合加入後に、全く見受けられないんだよね
貴族達(てかブラ)からは、あからさまに煙たがられてるし
コネがあった貴族とかが引き立ててやる描写もなく、あくまで自分一人の裁量でのみ戦っているので
やっぱり、コネではなく、自分の意思で参加したんじゃないかな
そうすると、なんで貴族連合に参加したのかが、また謎なんだけど
政治的洞察力は鈍くて、貴族連合の結束の脆さを見抜けず
「これだけの戦力があれば、これこれこういう戦い方をすれば勝てるんじゃね?」みたいに早とちったんじゃないか
という考察を、以前ここで見たな
>貴族達(てかブラ)からは、あからさまに煙たがられてるし
華氏については、そういう記述って、原作には、特に無いのよ。
メルカッツのそれなら複数有るが。
負けが込んできた折、不満をぶちまける場面は有るが、
あの状況なら、ブラの親戚で幼馴染とかでも、
多少なりとてマトモな頭が有れば、怒ると思うし、結果、煙たがられると思う。
てか、アンスバッハもそうだったしな(諫言して、容れられずにぼやいて、投獄された)。
その時に所属していた部署の上司が貴族側だったとかが、まあ、一番ありそうな可能性ではあるけどね。
でも、艦隊持ってたな。宇宙艦隊司令部直属の常設艦隊の指揮官だったのか?
すると、上司はミュッケンベルガーで、彼の退官後はラインハルトだったことになるのか?
下級としても貴族として生まれ育った人間なら
ラインハルトに味方する発想は無いだろ
生まれたときからすでにあったこの支配システムが
まだまだ続くと考えるのが普通じゃん
つーか、金髪は、宰相と組んで、皇帝を担いでいた訳だから、
あの時点では、金髪側が一応、「体制側」なんだけどね。
賊軍に加担せず、結果、金髪に拘禁されたエーレンベルクらも、
別に「金髪についた」のでなくて、「皇帝を裏切らなかったってことだ。
リヒテンラーデが気に入らないから貴族連合を選ぶ、という
判断をした貴族もいたかもね。
それは結構多そうだね
リヒテンラーデも下級貴族からの成り上がりだし
289 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/26(金) 00:54:26
アイゼナッハの子供って何歳くらいなのかな?
いや、金髪が死ぬ前にアレクに友達を残してあげたい、と言って疾風の妻子を呼び寄せたけど、
アイゼナッハの子供じゃあダメなのかなと思って。
>>289 ダメ以前に出てきてないじゃん。あそこでいきなり登場させるドラマ的必然性がない。
ローエングラム体制成立の重要人物ロイエンタールの遺児で同じくミッターマイヤーの養子という背景を
持つフェリックスと、後になって出て来た無口以外キャラが立ってないアイゼナッハの名前もわからぬ子供
とで、どっちが盛り上がる?
ラストをアイゼナッハとその息子で締めたらブチ壊しじゃん。却下、却下、却下!
>>288 >下級貴族
ちゃうでしょ。
ベーネミュンデ侯爵夫人の全盛期には数有る宮廷政治家の一人だったろうけど、
元々が、上級の爵位の門閥貴族ではあったろう。
国務尚書だった折に侯爵だから(帝国宰相昇格で公爵)、
仮に、国務尚書就任時に爵位が一つ上がっていたとしても伯爵だ。
伯爵を「下級」とは言わん。
>>289 単純に、年齢が近い方が良いんじゃないかね。
沈黙倅は、金髪昇天時で、3、4歳くらいにはなってるやも知れん。
後で、アレクらと知り合う機会も有ろうけどね。
>>284 貴族連合軍の中で艦隊を指揮してはいたけど、それが自前(以前からの指揮艦隊)かどうかわからんしな。
あんまり政治的なことを考えるタイプでもないから、たまたま貴族軍に組せざるを得ない立場のまま、
単に専門家として艦隊を預けられたってことも。
>政治的なこと
少なくとも、相応に野心家(つーか、自分の実力を存分に表現したがるタイプ)と思うがなあ。
中央に居れば、他のリップシュタット盟約参加の貴族同様の
脱出組(或る意味能動的に動く立場)ということになるし、
地方で警備艦隊か基地でも預かっていたなら、
シュタインメッツみたいに金髪派に走ることも出来るだろう。
よって、自由選択の余地が有った筈だから、
成り行きでなく、自由意志で賊軍に参加したのでないか。
>>285 >下級としても貴族として生まれ育った人間なら
ラインハルトに味方する発想は無いだろ
例えば、義眼は、下級貴族だが…
さすがに、義眼ほどの気概を要求するのは酷じゃないか?
ヤツは、帝国側のメインキャラの中では、ラインハルト以外で、ゴ朝打倒を自発的に志した唯一の人物ではないだろうか
貴族だけやってたんじゃ食えないぐらい下級なら
貴族としての立場から現行の支配体制を支持する理由も無いだろ
軍人として現行の支配体制を支持するってことはありうるだろうが
>>227 いまさらだけど、それはそれで笑っちゃう
いや、おれも創竜伝読んでないから知らんけど
青っ洟ってなんで緑色なの?
>華氏
現行の体制下で、自分が門閥貴族らを抑えて権勢を握ってやろうって発想はアリだから
(リヒテンラーデがまさにそれだ)、
「貴族連合軍と敵対」≒「ゴ朝体制の全否定」ではないだろうし、逆に、
「貴族連合軍に加担」≒「ゴ朝体制の全肯定」でもないだろうよ。
>>296 この場合、「空気分子」という単語(化学的には不明瞭、物理的・一般用語的にはアリ)についての認識と解釈にもよるな。
>>299 物理用語としてありという立場にたったとしても、剣戟の鋭さの形容なわけだから笑っちゃうのさ
そうだなあ、たとえば身のこなしや動きのすばやさの形容として
「彼の踏み込み方から一撃までのすばやさは、あたかも光速を越えて動いているかのようであった」
とか書いた文章見たらわっらちまうでしょ
>>300 確かにw
>剣戟の鋭さの形容なわけだから笑っちゃう
それは心が狭すぎ
トゥルナイゼンは自分の意思で貴族連合に加担せず
22〜3で中将まで登りつめたのだからかなり優秀じゃないか
下級貴族というと帝国騎士なのか。
あれ実質一般人と変わらない気もする。普通の生活が出来る最低限の年金はもらえる
のだっけか。
>>303 超優秀。アムや内乱で大活躍した筈。
>>304 生活無能力者の酔っ払いが、子供二人抱えて、
どうにか一軒家の借家暮らしが出来る。
>>303 奴は、金髪が元帥になった際に呼ばれて、
戦功を挙げて抜擢されていったんじゃないかな、と思っていたが、
奴も門閥貴族の生まれで、故に、
金髪とは無関係に結構なスピード出世をしていたって事も有り得るか。
307 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/26(金) 23:24:24
今日の科学技術レベルを反映して銀英伝を書いたと仮定したら、歴史がどう変わるだろう…
DNA解析技術の飛躍的な向上により、遺伝病は全て克服
劣悪遺伝子削除法を恐れ全員が着床前診断を受け遺伝子欠陥はなくなる
→オーベルがゴールデンバウムを恨む理由もなくなり参謀不在?
上記の技術により皇帝病も治療が可能か
→ただし皇帝のDNAを分析するなんて極刑に当たるのでやっぱ治療不可
量子コンピュータの発達により、通信は強力に暗号化され解読不能
→シヴァ会戦でラインハルト倒れる、の通信をポプランは傍受できない
セキュリティ機能が大幅に強化。よってシェーンコップのイゼルローン進入は不可能
→しかしこれは人的ミスの要素が大きいので、やっぱ同盟軍に奪われる?
記録媒体の小型化はとどまる事を知らず、もはや光ディスクは存在しない
→媒体はポケットに入り、地球教徒の情報を奪われることはない
書けばキリがないので、もうやめた
どんなにハードウェアが進歩しようともそれ自体は怖くなく、
扱うのは人間である以上付け入る隙は必ずあるというのが
ヤンの思想というか手口だろうから、どうあれヤンは魔術師だろう。
そもそも、SFの場合、現実の現在技術をでは通用しない事象やアンチ技術の開発が、(作家の力量しだいだけど)未来につけ放題だからな。
現代の環境を現代技術が処理した延長で考えてもしょうがない。
310 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/27(土) 04:47:06
ケンプがラインハルトに起用された理由がよくわからん。
ワルキューレの大佐でしょ、ただの。
>>307 皇帝病は膠原病の一種だそうだから、遺伝子治療で治るかなあ???
少なくとも150年も戦争やってるんだから、人を死なさない技術は
もっと高まってていいと思うんだけどね。蘇生術とかさ。
313 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/27(土) 16:41:54
>>309を例示すると
>着床前診断を受け遺伝子欠陥はなくなる
欠陥が出産後に判明、劣悪遺伝子削除法下において
福祉の援助なく、世間の白い目で苦難の幼年時代を過ごす
→オーベルやっぱりゴ王朝打倒を志す
こんな感じかな、なんかリベラルなオーベルに成長しそう
>>310 操縦士の後、戦艦の艦長(大佐)になっているな。外伝で活躍している。
金髪の元帥就任時には、准将か少将くらいにはなっていたのであろう。
>>312 医学的平均寿命は延びている筈。
悪太のほざいた「150歳まで生きる」は、誇張ではないかも知れん
(今で言うところの、「100まで生きる」くらいの感覚か?)。
>>312 ビデオでは「怪我くらいじゃなかなか死ねない」っていう台詞があって、
義手を見せている。
また医療船などではそれなりの治療をしているだろう。
どうしてヤンはあんなにうっとうしい性格なのか…
お前がドーソンだから
318 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/28(日) 00:02:26
>>307 >記録媒体の小型化はとどまる事を知らず、もはや光ディスクは存在しない
WindowsXPでさえ、パスワードかけられてたらログインするのに苦労するから、
そんな大事な情報が入っているサーバに簡単にログインできないだろうね。しかもあんな短時間で。
>>314-315 いやキルヒアイスとか助けられなかったもんかなーと。
ヤンだって急いで運べばどうにかならなかったのかと。
320 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/28(日) 09:12:48
>>319 確かに残念だよね。ただ、
キルヒアイス生存 ⇒ ラインハルト楽勝
ヤン生存 ⇒ 同盟勢力楽勝
になって、後半ああゆう「心憎い」展開にならなかったんじゃないかと。
スマヌ。個人的感想でした。
>>318 それならそれで、本部コンピュータのセキュリティがゆるゆるだったとかすれば、楽勝。幹部
以外はラリラリだろ、あそこは。そんな状態で情報漏れ対策なんか……パスワードのメモが
モニターの端に貼ってあったとかねw
>>319 どらちも動脈やられた失血死だからな。間に合わなければどうしようもない。
キルヒアイスは既にショック症状出てる気配だったし(心臓もやられているしな)、ヤンは発見
時は既に死亡してたろ。
>>320 物語上死んでもらわないと、というのは理解しとりますw
>>321 だからあれを助けられるぐらいには医療が発展してないものかと。
>>322 だから、あれを助けられるのはもう「医療」じゃねぇって。いくら進歩しても限界はあるんだよ。お前は
死人を生き返らせろと言ってるのに等しいってこと理解しろよ。
あれか?
よくわからない液体の詰まった透明なタンクの中に脳みそだけプカプカ入ってるようなの
>>323 今だって心停止後何分とかなら蘇生可能なのに諦めるの早すぎじゃないかと。
どうせ殺すにしてももうちょっと粘る描写があってもよかったと思うんだけどね。
ヤンの場合はイゼルローンに運ぶまで時間がかかったとか、にわか政府だけに
医療機関も技術が足らなかったとか間に合わない事情があったとしても、
キルヒアイスはすぐさま帝国最高の医療を受けられる立場だったはずなのになと。
>>325 心停止後の蘇生は、数分が限界(五分で25%)。ユリアンがきた時点でたぶん時間切れ。
>キルヒアイスはすぐさま帝国最高の医療を受けられる立場だったはずなのになと
現場はガイエの中だから、無理だろ(あの状態でガイエの医療施設・スタッフが使えるとも思えん)。
病院船への移送は時間が掛かる。
あの状態(頚動脈からの大量失血と心臓へのダメージ)では、「最高の医療」以前に時間との戦いに
なる。あの場ですぐ外科処置しても間に合うかどうかってところだ。「医者を呼べ!」って言ってる段階で
望みなし。
>>326 助からなかったこと云々より、おまいらもっと焦って助ける努力をしろよw
ってことなんだけどね。
急いで運べば間に合うかも!って発想はないんかい、と。
医療が今より発展してるなら周りの人間も簡単には諦めなくなってるもんだと
思うわけですよ。
ヤンの場合、軍人のくせに出血時の応急処置の知識ぐらいなかったのかな。
適切に出血を抑える処置をしてじっとしてればユリアン到着まで
息があったかも知れん。
それで船の医務室に急いで運んで生命維持→イゼルローンに着いて手術
なら助かったかも知れないよね。
睡眠薬を飲んでたからぼーっとしてたのと、
撃たれた後も逃げなければならなかったのと、
医療用具をもともと全然持ってなかったのと、
「私が銃を持って戦うようじゃ戦争は負け」というポリシー
330 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/28(日) 14:12:27
銀英で、
「腐敗した民主主義」と「清潔な独裁制」のとぢらが良いか?
というような命題がありましたが(たぶんホワン・ルイが言った)
こういうのはどう?
ラインハルト統治の「美男子な名君の指導者に支配される独裁制」と、
キム・ジョンイル統治の「ブサイクな暴君の指導者に支配される独裁制」と、
どっちがいい?
>>327 戦場に限れば、
重症→すっぱりサイボーグ化で救命。
それ以上→死
なわけだから、医療現場も当人たちもギリギリの延命みたいな意識は薄くなっているんじゃないかな(昔の
外科医がある程度以上の重症ならあっさり四肢の切断とかやって「ボーンズ」と呼ばれていたように)。あれ
だけの生死と面していれば、かなりドライになっていると思うよ(非常時の緊急医療現場なんてドライじゃなきゃ
やってられないし)。
戦場じゃ、後方への移送すら大変だからね。後方移送できれば助かるが、そのための、その場でできる
処置の限界超えたら「ダメだこりゃ」と。
まあ、キルヒにしろヤンにしろ、やるだけはやったかもしれないが、ストーリー的には要らないからねぇ。
>>328 戦術指揮以外、自他共に認めるダメ軍人だし、野戦経験もないから、応急処置の類は基本知識だけで、
それも薬と失血でボケた頭では思い出せなかったのだろう。一応止血しようと努力はしたようだが。
>>329 医療用具なんかなくても、紐状のものや布があれば応急処置はできる。
というか、応急処置ってそもそも医療用具なんかない場所での緊急処置でしょ。
逃げなきゃといっても結局ユリアンが来るまで敵は来なかったし、
敵に会う前に死んでたら意味がないんだから、生命維持を優先すべきだった。
ボーっとしててもそのぐらいの判断はできただろう。
>>331 ヤンもキルヒアイスも絶対に死んでもらっちゃ困る人だったんだから
そうドライにもなれないと思うんだけどねー。
死んでからはあんなに悔やんでるわけだし。
手は尽くしたが無理だったって描写はあってもいいと思うけどな。
>>332 一応スカーフで傷口を巻いてはいるが
それ以上の応急処置って・・・例えば何?
つーか、敵の直後にユリアンたちの救援が到着したのは
極めて低確率の偶然の出来事なんで、
普通に考えればあの場で応急処置なんかしたって無駄だぜ。
まあ、そんなこといったら敵の進入を許した時点で終わってるんだけど。
>>334 あれはもっと太ももの付け根をキツく縛って動脈を止めなきゃダメでしょ。
傷口も布でギューッと押さえて圧迫止血するという方法がある。
それになるべく動かないで横になってないと。
医療関係者でも何でもないけどそのぐらいの知識はあるんだが。
>>333 あってもいいけど、死に際の見せ場がブチ壊しになるな。
作者が殺す気満々なんだから、ドラマ的に格好のつく流れの方を優先するのは当然。
>>334 あの場合は、太股の付け根を縛るべきだな。その上で傷口を塞ぐように布を当てるなどして止血する。
縛ったところは30分おきくらいに緩めないと足が壊死する(まあ、そこまで気にする必要はないだろうけどね)。
>>335 撃たれる直前にユリアンの声を聞いてなかったか。
まもなく救援が来そうなことは予測できたと思うんだけど。
>>337 死に際の見せ場は病院でやってもいいだろ。
読者に「助かったんじゃ?」と思わせるのもどうかと。
>>307 量子コンピュータが発達すれば、解読不能の暗号つくれるわけ?
>>339 場面転換とかあると、展開がもっさりするでしょ。ページ数の都合もあるし。
あそこは、庇った→死にそう→「宇宙を手にお入れください」ガクッってシンプルな流れが一番盛り上がる。
>読者に「助かったんじゃ?」と思わせるのもどうかと
勝手に思わせておけばいい。だからと言って、生き返るわけじゃないんだから。或いは、そう想像する
余地があるから「歴史物」っぽいとも言える。「けど、そうはならなかったんだよ」ってこと。
>>341 緊急搬送して間に合うか?間に合わないか?ってのもスリリングで
いいと思うけどねぇ。
ガイエの病院に搬送するが使えねー→医療船を手配するが間に合わず→
「宇宙を手にお入れください」ガクッでも悪くないじゃん。
>>340 原理的に解読不能の暗号は今でもある
が、扱いが面倒なのでよほどのことが無いと使わない(らしい)
>>342 ラインハルトが事実上帝国の実権を握った祝勝の場でかけがえのない半身を失うという皮肉も弱くなるし。
何より作者のお筆先様がそう思わなかったんだろうから、仕方がない。
>>344 事が起きた場所は変わらんのだから別に死ぬ瞬間が病院でもいいじゃん。
超重要人物が死ぬ場面で、これだけやったのにダメだったか、
と思わせる方が感慨深いと思うんだけど。
まあ今さら加筆しろとは思ってないけど、遥か未来の話にしちゃあ
リアリティに欠けるなぁと思うだけ。
>>345 >別に死ぬ瞬間が病院でもいいじゃん。
同じくらい、「ガイエで死んでもいいじゃん」と言える罠。あそこで殺すと作者が決めた以上、後から何
言っても無意味。
>遥か未来の話にしちゃあ
その認識を前提にしているのが間違いの素。スペオペってのは、単なる表面的スタイルで根本的には
武侠時代劇なんだから。あれ
大体、「遥か未来の話にしちゃあ」なんて視点でみたら穴だらけだろw
>>345 >遥か未来の話にしちゃあリアリティに欠ける
訳:「ぼくのかんがえるみらいとおなじじゃないのでまちがってるとおもいます」
>>347 作者が決めたからとか言い出したらこのスレ自体に意味がないしw
ツッコミどころはいくらでもあるが重要人物の死ぐらいはリアリティがあってもいいだろ。
>>348 まあそうはいってももうちょっとSFのSのほうにこだわる人が書き直してくれたらと思わんでもないw
>>348 未来には今より医療が発展してるだろう→救命技術も向上してるだろう→
死にそうな人が目の前にいたら今より諦めるのは遅くていいだろう→
なんで焦って病院に運ぼうとしないの?
って未来への発想としてそんなに変か?
>>349 演出意図もあるし(これが最優先)、ジャンルなりの「求めるべきリアリティの差」てのがあるから。
そこを忘れたら、
>>348
>>349 でも「俺が書いた銀英伝」のスレではないし、どんなにテキトーでも作者が書いたことは作品世界の真実だからなあ。
どっちみち病院に運ばないことで文句つけても、話が面白くはならんと思うがなw
キルヒアイスもヤンも、あの時代の常識的に「もうダメポ」だった、
というだけの話だろ。
>>350 お前やれよ。
きっと大人気だぜ?www
>>352-353 読者としても死んでほしくない人物だったんだから
もうちょっと粘って諦めるしかない状況にしてくれてもいいだろ。
たとえ技術が発達しても、手の施しようの無い状態というのは存在する。
明らかに手遅れだった。それだけ。
なんというか、読み手の脳みその問題だよね。
赤毛の場合、奴が致命傷を負ってから死ぬまで、ほんの数分程度だ。
「病院に運ぶ」どころではない。
多分、医療スタッフも、誰かが呼んだろうけど、
彼らが着いたころには、もう赤毛は死んでいたのであろうな。
一応、病院には運ばれたろうけど、
「もう、お亡くなりです」って確認する役にしか立たなかったかと。
そんな場面、書いても、冗長でしかない。
>>354 ダメぽでもいいが、ラインハルトやユリアンの立場からしたら諦めるの早くね?
っつー話で。
ユリアンなんかあの状況ならまだ死んでないと思う方が自然だと思うんだけどね。
>>358 付記
「動かさない方が良い」って状況も有るし、
素人が引っ担いで病院に行くより、
医者の到着を待つ方が、より正しい。
あの場の皆は、プロの軍人だから、応急手当の心得は有るだろうけど、
心得が有るが故に、
「これはもう、助からん。止血がどうこうって次元の怪我ではない。
何をしても無駄だ」って判るってことも、有るだろうな。
>>356 その認識を作者が持ってなかったのだから仕方がない。二巻当時だと、まだそんなにファンレターとか
でキャラ人気わかんなかったんじゃない?
>>356 死んで惜しまれる人物をあっさり殺すとこに作品の味がでることもあるわけで
ベタベタ末期を引っ張っても描写が秀逸になるとは限らんし。
まあ、キルヒアイスの死に関しては時期その他、ガイエ本人もいろいろ考えることがあったようだが。
>>359 そうだね。
冷静に、心停止(脈拍触れず、心音無し)、
呼吸停止、瞳孔の散大・対光反射の消失を
確認しないと、おかしいね。
>>360 まあ運ぶでも医者を待つでもそれはどっちでもいいよ。
ただ自分にとってかけがえのない人が死のうとしてるときに
何としてでも助けてやるともっとジタバタするもんじゃないか、と。
キルヒアイスはもっと生かしておくべきだったと作者も読者も言うけど、
すぐ殺すつもりだったからこその万能完璧キャラだし、
ラインハルトの皇帝即位くらいまで生き延びてたらなんか微妙なことに
なってた気がするなあ。
>>359 仮にユリアンが半狂乱になってそう主張しても、シェーンコップ辺りが引っ叩いて「よせ……もうヤン提督
は亡くなられている……認めたくないのは、お前さんだけじゃないんだ」とか諭すだろうな。
ラインハルトは、その後の状態からするとショックのあまり腑抜けて、そう主張する状態じゃなかったと
思われる。
>>362 死ぬことそのものに異論があるわけじゃないんだけどね。
個人的にはもっと死に際で必死になってくれた方がより感情移入できた気がするなと。
>>367 感情移入のことなら、死を前提にした話なのになかなか死なない末期で、
観賞してるこっちが「さっさと死ねよw」とまで思ってしまうような作品もあるからよしあしですよ。
>>366 ユリアンの場合は例えばそんな描写でもいいよ。
ノロノロ遺体抱えて戻るよりはリアリティがある。
ラインハルトの場合は錯乱状態からしたら、生き返らせろぐらいのことを
言い出しても不思議じゃないと思うんだけどなー。
>>368 いや死んでくれていいんだけどさ、もうほんの1ページぐらい使って
必死に助けようとする描写があってよかったんじゃないの?ってことなんだけど。
>>371 もうちょっとどうでもいい人物が死ぬならね。
>>370 小説的な見せ場としのキルヒアイスの死の描写は、
赤毛本人が死ぬにあたっての心持ちとか死の直後のそれぞれの喪失感をメインに持ってきている。
助かるかどうかや周りがどう助けるかの現実的なことは、
その通過儀礼において前振りでしかないので必要最低限でよい。
ぶっちゃけ、赤毛の死をさっさと確定させることを前提にあのあたりの話は組み立てられていると推測される。
いくら主人公だからって無理やり死のシーンを引っ張るのはそれはそれでどうかと思うけど
そうじゃなくてもけっこう引っ張っているんだし
>>373-374 個人的には「諦めるの早えーよ」というツッコミが浮かんだせいで
感情移入がややそがれた面があったもんでね。
「技術が発達したあの世界なら助かってるはず」という痛い勘違いをボコボコにつっこまれたからといって、
言い訳が苦しいですね。
>>376 話的には助からんでもいいが、とは最初から言ってるが。
医療技術の発達云々は、もっと必死になるべき要素として話してるんだが。
>>343 原理的に解読不能の暗号ってどれのこと?
ちゃんと論文としてだされて評価されたのか?
>>376 必死になっても助からないものは助からない。
最前線でトマホークや銃撃戦を経験したユリアンやラインハルトなんだから、
我々よりも死傷者の状態を受け入れたり判断はできるだろうさ。
だからラインハルトは死んだという現実を受け入れずに、
「キルヒアイスは俺をおいて死んだりしない」と死そのものを否定しているし、
ユリアンは強烈な復讐心を爆発させたんだよ。
>>379 復讐心や事実拒否の前に助けようとする方が自然だろうと思ったわけですよ。
状況的にももっと必死になっていいはずだし
医療技術が発達してるはずの未来なら余計に必死になってもいいだろうと。
そこに不自然さを感じてやや興ざめした感があったっちゅーことです。
そういう要素をいちいち盛り込む話作りをしていたら、
全30巻でも足りないかもな。
>378
量子暗号通信だな。傍受しようとすると、量子を観測したことが通信者にバレるので原理的に安全。
今のところでは通信速度が確保できないので、暗号鍵だけ量子通信でおくって、あとは普通に従来方式
とすれば、公開鍵暗号しなくて済むのでトータルでは格段に安全だろうって奴だったはず
>>380 なんだそりゃ?
「医療技術が発達している未来」でも「手遅れ」だったら不自然じゃないじゃないか?
>>381 重要人物が死ぬ場面ならってことですよ。
>>383 結果的には助からない致命傷だとしても、感情的にはまだ助かるかもと
思うんじゃないの、ってことだが。
>>384 ああ、ラインハルトやユリアンが君ならそう思うだろうよ。
パンピーならそうだろうな
>>384 繰り返す。
冗長、だ。
人間誰でも、死ぬときは死ぬんだよ。
いい加減、しつこいよ?
言い過ぎた。
真面目に答えますと、
>結果的には助からない致命傷だとしても、感情的にはまだ助かるかもと
>思うんじゃないの、ってことだが。
ここまできちゃうともう、「医療技術の進歩」とか「蘇生術」の問題ではなく、
キャラクターたち次第としか言いようが無い。
君は必死に救命処置をしないことが不自然と感じて興ざめしたらしいが、
俺様の場合、キルヒアイス、ヤンの死に対するラインハルト、ユリアンのシーンは名場面だと思うよ。
389 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/28(日) 22:13:54
銀英伝の世界では重力制御の技術のおかげで、宇宙空間の艦内でも普通に立って歩けるわけだ。
それは戦艦ごとに制御しているのであって、それぞれの艦内では重力が働く方向が異なってることもあるはず。
とすればだ、相手の戦艦の逆向きに重力が働いている揚陸艦が戦艦にくっつき、
酸化剤で2枚の壁に穴を開けたら、それぞれの船にいる人はどうなるのだろ?
>>389 それぞれの重力場が干渉しあって不安定もしくは無重力な空間が間にできるんでないかい。
イメージ的には自分の方の天井に向かって飛び上がったら向こう側の床に落ちるみたいな感じか?。
でも制御できるんなら揚陸艦は敵艦側に重力の下を向けた方が行動しやすいかな
>>389 物や人はそれぞれの船の床の方向に落下する。
しかし思うんだが、キルヒアイスのあの状況を助けられないようだと、
原作の記述にある救命率90パーセントというのは難しくないか?
赤毛レベルの怪我なら、残り10パーセントの範疇なんじゃないの?
>>378 ワンタイムパッド・・・大昔の技術だがw
まあ暗号帳盗めば解読は可能だけど
てか量子暗号って、符号化キーを共有する技術で有って、情報を送信する技術じゃないでしょ。
ただ確実に、ワンタイムパッドの暗号表を共有するだけ。
>>392 赤毛は救命措置をする前に死亡だから救命率の分母に入ってないんじゃないか
>>392 キルヒアイスの場合、致命傷とか書いてなかったっけ?
いくら医学が発達しても、医者が到着する前に死んだらしょうがない。
>>397 致命傷かどうかって結果論じゃないの?
結果的に死に至った場合に、原因となった傷が致命傷と呼ばれるんだろ。
救命してれば助かった傷でも救命しなかったことで死ねばそれは致命傷だろ。
しかし、胸の中央を打ち抜かれ(念のためにいうが、心臓は左にあるわけじゃないぞ)
おまけに頚動脈まで断ち切られた人間が何秒持つんだ?
その場に医者がいたって手術室で襲われたのでもない限り無理だろw
>>399 救命してたらキルヒアイスが助かったかどうかなんて話してないけど。
致命傷という言葉の意味に言及したまで。
>>400 そういうことであれば、残念ながら銀英伝では違うw
「ふたつも致命傷を負い、大量の血を失いながらキルヒアイスはまだ暗殺者の手首をつかんでいたのである」
つまり死ぬ前に致命傷と認定されているわけだ
本来なら「ふたつも致命傷に至る傷を負い」なんだろうが、原文がこうなんだからしょうがないw
>>401 ちょっと待て、その文章が書かれたのはいつだよ?
キルヒアイスの死後だろ?
>>402 1997年発行の徳間文庫の2巻329ページ5行目
10行目からは
「もう・・・おそい」
「赤毛の若者は髪どころか全身を赤く染めながらあえいだ---後略---
勝手に早めに殺すなよw
>>403 田中芳樹が書いた時期を聞いてるんじゃねーよw
>>405 お前が馬鹿だろ。
銀英伝の根本的な設定忘れてんの?
>>406 やれやれ
そんなことはわかってるよ、裏表紙の引用を書いたのは俺だよ
原作読んでからまたおいで
>>407 >>401の文章ならキルヒアイスの死後に書かれたと読むのが普通だろ。
そうじゃなきゃ田中芳樹がアホだな。
まあ、田中芳樹が書いた文は後世というか神視点で書かれたものかと思うが、
実際には、
キルヒアイスが「もう遅い」と言っていることからわかるように、
キルヒアイスにもミッターマイヤーには「手遅れ」というのがわかっていたのだから、
死に至る傷=致命傷といってもいいでしょ。
そしてそれは当時の医学水準でも治療は間に合わないということだと思うのですが、
どうでしょうかね?
>>408 うん、死後に書かれた文章だというのはもちろん間違いが無いんだ
ただね、この文章が書かれた時点というか時系列では「まだ」死んでいないんだ
つまり死の事実を読者に伝える前に先走って死ぬことを前提にかかれちゃっているんだよ
だから銀英伝では、って書いたんだ
Yahoo!辞書で検索してみた。
大辞泉 提供:JapanKnowledge
ちめい‐しょう【致命傷】
1 死の原因となる重い傷。
「なる」であって、「なった」ではない。
これから見れば、そうおかしい言い回しではないのではないかね?
あの世界だと、戦争での負傷の大半は被弾した艦艇内での怪我。
つまり、負傷=転んでそこら辺にぶつかった、落ちてきたものにぶつかった
なので、銃で撃たれたり刃物で切られたような負傷はほとんどなく、
救命率が高いんだろう。
艦艇はある程度以上のダメージを被ると結構あっさり撃沈、全員戦死だし、
ワルキューレやスパルタニアンに至っては。
413 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/10/01(水) 00:53:56
みんな新しいゲームしたいですか?
自分はパソコン古いのでちょっと様子見ですが…
人少なくなってるけど
銀河英雄伝説シリーズスレに人いってるの?
話題が無いだけじゃないか
ヤンって結婚してから妻と軍服プレイやら秘書プレイやらしたんだろうか
というかしたんだろうか?
軍服に袖を通したのは久しぶりみたいな文があったから、していないんだろう
また、夫婦共に軍隊組織や、その象徴たる制服に、そういった憧憬も持っていないと思われる
一方で、何を着ても冴えないヤンだが、結局、軍隊の制服が一番似合う、とも言われているが
というかそれまでのヤンの生活態度からすれば
フレデリカとすらしてなくてもおかしくない
>>414 あそこって次スレ立ってるの?
XV(15)スレ目以降が見つけられないんだけど
>>419 フレデリカにはさんでもらったに決まってるだろJK
俺のイメージではフレデリカはスレンダー
つーか、原作当時には挟めるような巨乳なんて
異常でしかないだろ
スマタという手も有るジャマイカ
峰不二子ならはさめると思う
キャゼルヌ夫人は巨乳のイメージ。
足の裏で挟んでもらうのもあり。
脇もいいな
429 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/10/03(金) 06:04:16
ヤンは29歳でフレデリカと再開するまで本当に恋愛の一つもしなかったのかねえ。
まあ現代日本だとそんなに不思議でもない気がするが、仮にもエル・ファシルの英雄なのに。
>>429 まあ普通の人間だったら地位や名声もひとつの魅力として異性にアピールするんだが、
ヤンの場合はそんなものは虚飾だとしてアピールどころか否定していたからねえ。
これが歴史学者としての名声だったら活用したかもしれんけど。
そして本人といえば、「もててみたいなあ」とは思っていても、
いざ実行する段階になると「めんどうだから本でも読んでいよう」という性格だし。
ただしアッテンボローによると、ジェシカとヤンは「くっついてもおかしくない」と見られていたらしいし、
ユリアンも、ヤンがどっかの提督の夫人だか未亡人だかにモーションかけられていたらしいから、
それなりのチャンスや経験はありそうだ。
人妻に色目使われても、
「めんどくさー…」でスルーしそうだ。
アニメの設定では、ヤンはジェシカに失恋してるんだよな
というか、アニメだとヤンとジェシカが上手く行きそうだった間に、ラップが割って入ったような描写
原作では、ラップの死後にジェシカと急接近したような感じで、かつて失恋した相手かどうかはわからないけど
異性の知り合いの中でも、特別大事な友人だったのは間違いなさそう
ラインハルトにとっての姉ほどじゃないけど、ジェシカが聖域みたいになっていて
他の女性にあまり関心を抱かなかったという解釈はどうだろう
バーラト星系の向こうは行き止まりですか?
エミールが征服する予定です
>>432 士官学校時代から、親しい友人ではあった筈だ。
ラップと2人、外で飲んで潰れている所を救出され、
コーヒーを淹れて貰ったり、
戦史研究科廃止反対運動の際も、彼女とヤンとラップの3人で行ったとか。
あと、外伝「螺旋迷宮」で、ラップにジェシカとのことを報告され、
祝福しながらも、わずかな心の痛みを覚えたとかの記述が有りはしなかったか
(多分、これが、軽度な失恋だったのだな)。
ヤンとジェシカは、友人としては元から親しいのだし、
恋人として付き合ったわけではないのだから
(クーデターでジェシカが死ななければ、その後、どうなったかは判らんが)、
「ラップの死後急接近」とか、そういうことは無いと思う。
>>435 アニメではテルヌーゼンで再会した時、キス寸前までいったのだが
(恋路を邪魔する憂国の連中は馬に蹴られるべし)これ原作にないエピ?
バーミリオン戦役直前のヤンのプロポーズの所を読むとヤンもフレデリカの
ことを本心では目茶苦茶好き、という印象だからあのヤンでも新婚旅行中はかなり
燃えたのでは。帰ってからは帝国の監視はつくわ、ユリアンが帰って来るわで
それどころではなかったとw
ジェシカ急接近というか、選挙運動に巻き込まれたエピ自体が原作にはない。
グリーンヒル大将とメシ食ってるときに話題にのぼっただけ。
この親父、娘のライバルについても情報を掴んでいたようで……
>>437 あの食事は保護者同伴の見合いのようにも・・・
あの食事シーンいかにもまずそうだったなあ
まずいといえばホワンとレベロの食事シーンは料理がまずいって書いてあったな
>>439 原作では、デザートのゼリーだけは
マシだったんだっけ
>>441 まずいのが出たのは、ホワンとレベロの食事シーンであって、
緑丘親子とヤン家の会食は、「何やらが絶品」て台詞は有ったが、
まずいとかは無かったんじゃなかったか。
口の奢っているヤンが贔屓する「三月兎亭」が、不味い訳は無いぞ。
セリフでは絶品とあるのだがちっとも旨そうに思えないシーン
新婚生活送ろうとしていたヤン達がユリアンと一緒に暮らしていたらいろいろ気をつかうんじゃないか?
食事作るときは裸エプロン、夜はベットでギシギシ、音やプレイ中の姿見られたら気まずいだろうに
ひょっとしたら子供に見られるのが興奮する性癖を2人とも持っているから一緒に暮らそうとしたのか?
ゼリーサラダだったかな。食事が不味そうってのは、料理の味じゃなくて、
義父(予定)について言いたいんじゃないかと>439的には
>>444 あの折のユリアンについては、
ユリアン「馬に蹴られるでしたっけ、そうはなりたくないですよ」
キャゼルヌ「うちに下宿すればいいな」
ユリアン「考えが有るのです」(地球行きの事)
てことだったな。
だが、ヤンとフレデリカにしてみれば、「お前邪魔だから出て行け」とは言えまいよ。
こいつは、現実にも、幾らでも似たような事が有る状況ではあるな。
>>446 この時にキャゼルヌ家に下宿してたら、シャルロットと仲良くなって
歴史が変わっていたかもな。
…というか、キャゼルヌはそれも狙いか?
下の方の娘も居るジャマイカ
>>447 そうなると、境遇がエヴァの立場のミッターマイヤーになりそうだ
>>449 シャルロットが意を決してユリアンに告白して、陰から見ていたキャゼルヌが「でかした」と…
結婚式にカリンが現れ、心配するキャゼルヌと、うちの子もなかなかの物ですよと嗜めるオルタンス
452 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/10/05(日) 23:43:55
そういえば、地球教アジトに乗り込んだメンバーにオットテールもいたが、
地球教徒に刺殺されたとのことだが、原作ではその描写がなかったな。
コーネフが仲間が死んで落ち込んでいる、みたいな描写で、あぁ死んだのかって分かるけど、
それもオットテールだとは書いてないし。
ま、どうでもいいネタだが。
地球教本部に潜入したユリアン、ポプラン、マシュンゴ、ボリス、オットテールのうち
前の4人は脱出に成功したのだから、失ったのは誰か自明のことじゃないのか
特に目的意識もなく飲まず喰わずでボランティア労働を続けた挙句に
逃げ遅れて死亡とかもう不本意きわまる死に方だな。
455 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/10/07(火) 00:11:13
確かに誰が死んだのかは当然明白だが、原作しか読んでなかったら、
何で死んだのかいまいち釈然としないというのも一理あるわな。
指摘されなければ、なんとも思わなかった箇所ではあるが。。
キャゼルヌ家の次女の名前ってどこかにでてる?
無い
シャルロッテフィリスノイモウト・キャゼルヌ
459 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/10/08(水) 23:40:06
ジェシカの政党って、社民党?
>>451 キャゼルヌ夫人が伝授wした「なかなかのもの」
は表モノと裏モノがありそうだ。表は料理の上手さと包容力
裏は・・・皆さんの想像力にお任せしますw
>>459 政治思想を分類するのに「ポリティカル・コンパス」というのがある。
「経済的自由−経済的平等」の軸と「社会的自由−社会的秩序」の軸で嗜好を4分割する。
「経済的自由&社会的自由」
「経済的自由&社会的秩序」
「経済的平等&社会的自由」
「経済的平等&社会的秩序」
しかし現実問題として「経済的自由&社会的自由」のみが可能だ。それ以外の3つは障害がある。
「経済的自由&社会的秩序」と「経済的平等&社会的自由」は実行が難しいのだ。必ず矛盾する。
「経済的平等&社会的秩序」は実行可能といえば可能だが、歴史的に大失敗した政治思想=共産主義である。
現実的な政治思想は、
1・ネオリベ=自由主義→リバタリアニズム=「経済的自由&社会的自由」
2・ソシアル=社会民主主義=「経済的平等&社会的中庸」
3・コンサバ=保守主義=「社会的秩序&経済的中庸」
の3つしかない。
1がジェシカたち和平派(リバタリアンは個人を重んじ、政府の支配を、そして戦争を忌む)。
2がレベロたち中道左派(例・戦後の日本、そして自民党が、実質、近いかも)。
3がヨブたち中道右派(例・ネオコンが牛耳るアメリカ)。
ドーソンが元帥になれたのは何故?
>>462 あの状況で、宇宙艦隊司令長官やイゼルローンの司令官が元帥になれたのに、
No.1の統合作戦本部長が大将据え置きだと、人事秩序的にもおかしい。
まあ、ビュコックやヤンのおまけ、ということだ。
中将どまりで、得意分野の情報部長や憲兵隊司令官をやってれば、
本人も周囲も幸せだったろうな。
本部長だったおかげで同盟敗戦後に帝国に収監されて
オーベルシュタインの草刈りで死なずにすんだからある意味幸せかもな
パエッタでも死んでるからあのまま同盟に残ってたら
間違いなくあそこで殺されてただろうしw
タイタニアってヤンのいる時代からどれぐらいの過去か未来?
>>462 >ドーソンが元帥
ビュコック「本当に生きて帰ってくるな、ってことかな?」
チェン 「それでは単なる本音でしょう」
>同盟敗戦後に帝国に収監されて
オーベルシュタインの草刈りで死なずにすんだから
収監されてたっけ?
まあ、その後、ヤンもビュコックも自由の身だったし、
彼も同様でないか。
細かい話で恐縮だが、チュン・ウー・チェンってE式の名前だから、姓はチュンじゃないのか?
チェンだとウランフの参謀長が浮かぶ
>>470 ウランフはキャラも立ってたし、あそこで死ぬには正直惜しかった。
同盟には数少ない、帝国でいえば金髪直属クラスの提督だから、5,6巻時点で生きていれば
面白い展開になっただろうに。
仕方ないとはいえ、同盟の提督が序盤で大量に消えたのは痛かったよな
バーミリオンの前後で「ウランフかボロディンが生きていればもう少し〜…」と
ヤンが言ってたがあれは田中芳樹の本音だったのではないか?
>>470 >チュン・ウー・チェン
漢字で書くと「淳于 建」。
チュン・ウーが苗字。
>>472 ボロディンの場合、ウランフと並び称される割には影が薄いなあ…
>>472 アムリッツァは、予定通りだろう。
作者も、赤毛の死や、フェの書き方とか帝国の内乱について等と違って、
しくじったとか、他の可能性も有ったかもとか、
そういうことは言っていない。
同盟のあの大敗北が有ったから、作中の歴史が加速したのだ。
そうでなければ、ぶっちゃけ、全10巻では収まらなかったろうな。
尚、銀英は、当初から、長くて本編は全10巻の予定だったそうな。
それ以上伸びたらと文句を言っていたと、
徳間書店の文芸書籍の編集者が言っていた。
ホントの当初は全一巻だろう。
「長くて」、な。
>>466 まったく別のお話で、
タイタニアの宇宙には銀河連邦すらない。
1巻は戦闘中も宇宙服着てたりSFって感じがしたなぁ
そういえばタイタニアでは相変わらず宇宙時代に貴族が出てくるな。
作者って貴族が好きなのかな
貴族をよく描くのは学習院卒と関係あるんだろうか?
482 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/10/10(金) 15:46:20
つくづく思うのだが、超光速通信の設定がなかった方が銀英伝の世界には合っているのではなかろうか?
艦隊司令官同士の通信シーンなど、場面設定上必要だとしても、例えばせいぜい一光時くらいの距離でしか使えないことにするとか。
宇宙時代でありながら古代・中世の戦略・戦術を生かすんだったら、早馬を飛ばすように連絡用艦艇で
でようやく指令が伝わる方が面白いのではないか。
人間の頭から生み出される智略が、宇宙時代にも通用する理由になると思う。
イゼルローンとハイネセンの関係も、要塞の軍閥化を中央が危惧する雰囲気がよく伝わる。
バーミリオン会戦のラインハルトの戦略もより緊迫感あるものになるし、
ヒルダの動きもよりリアリティを感じるのではないかと思うのだが。
>>482 軍閥化の話以外は問題の時以外はジャミングで一時的に使えないようになってりゃ充分じゃね
>>482 宇宙三国志演義にSF的リアリティーは要らない。
ヤンが帝国からイゼルローン奪取したときの帝国の民間人ってどうなったんだろう
>>480 中世物・時代物が好きなんだと思う。
「スペオペ」的には本道かもな。
>>485 >民間人
居ない。全員軍人か軍属。
普通に捕虜。その後、大半は、捕虜交換で帰還。
自分としては、「この要素がほしかった」と思うのは、
単座式戦闘艇の爆装だなあ…
うまく使うと一気に戦況をひっくりかえすことができるけど、
脆弱な空母を前方に進出させなきゃいけないから、
失敗すると巨大な損害を負う…と。
原作だと、スパルタニアンやワルキューレは軍艦を撃沈した例がほとんど無いし。
>爆装
「宙雷艇」。
>スパルタニアンやワルキューレは軍艦を撃沈した例
ユリアンやポプラン・コーネフがやってみせてるな。
単座式の描写が主な話ではないのだし、2例も有れば充分でないか。
特にユリアンの場合、「派手だな」という反応は出たが、
「有り得ない」って驚かれてはいない。
頻繁ではなくても、わりと有る事例ではあるのだろう。
猪が、アムリッツァの決戦で、ヤン相手に、
「止めを刺してやる」ってんで、
単座式部隊を出しているしな
(タイミングが早すぎて、鴨撃ちにされたが)。
単座式は、艦隊戦での接近格闘戦では、
大型艦相手であっても有意の兵器ということなんだろう。
>>488 ユリアンの例は有名だけど、ポプランとコーネフがやったっけ?
ワルキューレの対艦戦は描写が無いけど、ユリアンのときの描写から
「たとえ中和磁場の内側まで入り込んだとしても、スパルタニアンの火砲は艦艇の装甲には通用しない」という印象があるんだが。
まあ、アニメだと火砲でガンガン艦船を撃沈してるけど。
たしか外伝でポプランとコーネフのコンビネーションで巡航艦を撃沈した
というくだりがあったな。どこだったか忘れたけど。
>ポプランとコーネフがやったっけ?
外伝で巡航艦を仕留めているな。
駆逐艦二隻が戦艦を仕留めた事例(これも外伝)でもそうだが、
大型艦側がミサイル発射孔を開けたら、
そこに何か放り込むというのが目立つ。
外伝なら第6次イゼルローン攻略戦だろうか
第四次ティアマト会戦だったような気も。