〃´⌒ヽ
. , -―― メ/_´⌒ヽ
/ / ̄ ´ヽ ヽ
. / , /// ト. ! 、 丶ヽ
l / /(((リ从 リノ)) '
| i l . ヽノ .V l
l ,=! l /// ///l l ねんがんの
>>2 をてにいれたぞ!
l ヾ! ', l ヽ_フ l l
| ヽヽヽ //
l ヾ≧ , __ , イ〃
li (´`)l {ニ0ニ}、 |_"____
li /l, l└ タl」/l´
>>3 `l
リヽ/ l l__ ./ |_________|
,/ L__[]っ / /
それ毒はいってます
>>1 乙
け。けけ。けけけけけけけけけけけけけけけ。
前スレの終わり方は素晴らしかった。
前スレ最後うまいなw
うん、別人
あらためて、すげぇ〜
流石は筒井スレw
12 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/09/07(金) 10:31:04
なんでカボチャ嫌いなん?
山藤画伯曰く饅頭怖いのアレらしい だから皆もお励ましのカボチャを御大に送ろう
15 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/09/07(金) 20:58:02
ヘボ絵描き山藤がいうのならウソだろう
なんなんなんなんなんきんさんなんきんさんのことばはなんきんこと〜ば
今調べたら、野口雨情+中山晋平のゴールデンコンビなんだね。
18 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/09/09(日) 12:32:14
恐れ入谷のムウロメツ
>>18 え、ムロウメツだろ、と突っ込もうと一応検索してみたら
ムウロメツ の検索結果 約 1,120 件
ムロウメツ の検索結果 約 118 件
今までずっと間違えていたorz、でも同じ様なやつが結構いるもんだ。
ローマ字表記は合ってるんだね。
22 :
20 :2007/09/09(日) 18:41:06
もう20が直せばいいじゃんw
作者も間違えてるのさ
ペニスズメでどうしても吹いてしまう
手塚治虫の作家生活○十年記念パーティに、当の手塚がやって来ず、 開会の挨拶を任されていた筒井は、手塚の遅刻はいつもの事だからと、 挨拶せずに待っていた。 しかし、とうとう手塚が来ないまま閉会時間間際になり、筒井は慌てて 「えー、手塚先生は今日は来れませんが、皆さん楽しんでください」 と挨拶したらしい。場内大爆笑。 ・・と、思ったら、当の手塚が四時間遅刻して閉会ギリギリにやってきた。 遅刻の言い訳は「飛行機が墜落して・・・」(この言い訳はよく使ったらしい) またも場内大爆笑。 そんな筒井は手塚を「一世紀に一人の天才」と評してる。
27 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/09/10(月) 03:27:41
にぎやかな未来読んだんだけど次はなに読んだら良い?
エンガッツィオ司令塔
30 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/09/10(月) 17:34:20
>>26 ここ数年、徳間、新潮、角川から死ぬほど出た短篇集
(昔の短篇の再構成)を手当たり次第読んでみることをおすすめ。
テーマごとに編んである。
ユミコちゃん を誰か解説しておくれ
ユミコの父親が以前所属していた大学の細菌研究所で発生した、頭二つ体一つの生物が 目の不自由なユミコが一人で留守番する家に訪ねて来た話。 だから声は二人分なのに、座布団はひとつしか温かくなかった。
「デマ」って話を読みたいんですが、どの本に載ってるかわかりますか? 検索して見つけたのは全集(13巻だったかな)と「デマ」って単行本だけなんですが 文庫ではないでしょうか?
徳間文庫の方の『日本以外全部沈没』に入ってるよ 残念ながら品切れみたいだから、古本で探してくれ
>36 ありがトン、昔の文庫には入ってないのかな?
巻末の解題で「今回はじめて文庫に入るんですが」と言ってるので 日下三蔵が嘘をついてないかぎりは入ってないだろう
そうかー残念。でもわざわざ見てくれたのかい?ありがとう
VIPは、 元々別の場所で発祥した物を自分達の物にしてばっかりいるから。
まるでかの国のようではないか
VIPPERの歴史は半万年、証拠はないけど九千年♪
VIPなどと言うものを持ち出しては悪玉インターネッ島に引きずり込まれるぞ
俺はVIPで筒井を進められたけどな
松本清張と対談してたのを最近知って驚いた。 ちなみに「大いなる助走」の二年前の77年。 今も清張の対談集の文庫で簡単に読める。 中身は、将来火種になったと思われる伏線がたっぷり。 その対談で表立ってケンカしたわけじゃないが、いきなり清張が初っ端から 「すまないが、僕は君の作品は直木賞候補になったアレくらいしか読んでないんだけどね」 「筒井君、君の作品(ベト光)はもっと整理した方が面白くなるよ」 と、かますw
そんなのっぺらぼうみたいな気持の悪いものが書けるか。 古臭い小説作法を振りまわしやがって。
48 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/09/17(月) 21:16:58
早大学院高校生祖母殺しの犯人は「大いなる助走」の影響をかなり受けている。
松本清張は嫌いじゃないが、筒井康隆みたいな作風が理解できるタイプの人とは思えない。 対談の組み合わせが悪いよ。 塩野七生や村上春樹なんかと対談させてもやっぱり噛みあわないんだろうな……。
その対談で清張は「僕は君のことを若い人たちの中で一番評価してるんだ」 とも言ってたけどね。 でもベト光しか読んでないのに何を言ってんだと思ったが。 しかも既にこの時、筒井は40代。 ちなみに筒井この時 「現実そのものがごだごだしてるんだから、これでいい(整理しなくていい)と 思うんです」 と反論している。
巨船ベラスを読んだんだけど、3カ所も「っていうか(って言うか)」が出てくる…
52 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/09/18(火) 18:27:18
日常的自動言語による烏賊効果
ちょっと北野勇作的情景が浮かんだ。
でもお上品な女優さんの台詞なのよ
それならいいではないか。
って言うか、「筒井康隆」もって言うか言ってるのよ
小説中に2ちゃんVIP用語が頻発するのも時間の問題だなwwwww
(・ω・)/ ↑ こんなのとか普通にそのうちでてきそうだもんな
「高度な言語遊戯」とか言ってな。
ないな
あったらどないすんねん
縦書きだから、 :-) XD こんなのではないか?
(ю:】←ジャイアン (ю:}←ジャイ子
いや横書き小説にする可能性は捨てられない 筒井ならへたすりゃ2ちゃんのスレッド形式で1作こしらえちゃうかもしれん
それは清水義範の仕事じゃないか?
筒井が若者用語を使うとなぁ… いくらファンでもあれだけは引く なんでだろう、恥ずかしい使い方なんだよな あたしゃ切れました、プッツンします、とか… 天狗の中にもいくつかあったような…
それはあまり気にならなかったな 過去の作品でも当時の若者言葉使ってるわけだし
ネタをネタと見抜けない人は(筒井康隆を読むのは)難しい
一時期、おニャンコという単語を連発していた時はかなり恥ずかしかった。 あの筒井でさえ、現実の流行との乖離が発生してしまうんだな。
突然使うんだよなあ、若いヤングの台詞でもないのに1カ所だけ今時の崩れた言葉を持ち込むんだよな。
若 い ヤ ン グ
若いヤングはわざとだろうからつっこむと野暮だと思ったんだが、違うのか?
まあ明らかにネタだよな
71だけどそんなに可笑しい単語だろうか?
若いとヤングで意味が二重になってんだよ。
NOWなヤングって言わないとだめだったんだな
>>77 いや、おかしくないよ。
むしろ、おいしいw
いや、おかしいからおいしいと言うべき
ムチムチプリン
71の人気に嫉妬
71だけど78のレスで理解した 回線切ってくる
まあ某終身名誉監督もよく言ってたし
天然だったのかっ!
おたく族的に萌
>79 そこはやはり「Nowでメロウなヤングシティボーイ」で
メロウwww田口某www浅田彰wwwwww
筒井康隆の筆跡が見れる本を高校のころ見た記憶があるのですが タイトルがどうしても思い出せません 漫画じゃないほうです この本にはほかには少年Aや三島由紀夫の筆跡も 乗っていたのですが 知っているかた おりましたら教えてください
言われなくても気づくに決まっておろうが 人を舐めているのか
「六甲山死の彷徨」が現実に!?
つえ突き、「きょうは何日?」=六甲で遭難の男性、8日ぶり保護−神戸
9月24日21時0分配信 時事通信
24日午後5時40分ごろ、神戸市東灘区住吉台の霊園で、墓参りをしていた兵庫県西宮市
の男性(35)に、汚れた服を身に着け、つえを突いた男性が「きょうは何日ですか?」
と話し掛けた。話の内容から、同県の六甲山で遭難していたことが判明。救急車で市内
の病院に搬送された。
県警東灘署の調べでは、保護された男性は同県尼崎市東難波町の理容師小林光雄さん
(64)。右腕にかすり傷があり、衰弱しているものの、命に別条はないという。
小林さんは今月16日、1人でハイキングに訪れた六甲山で、霧のため道に迷い遭難。24日
に保護されるまで、山中をさまよっていたとみられる。霊園は六甲山の南側山ろくにある。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070924-00000074-jij-soci
「コレラ」のことか?
恍惚の表情を浮かべああああと一声呻くと 黄白色の綺麗な真円を床に描いてぶっ倒れたので 俺は周りの騒ぎに紛れてその場を離れた みたいな奴だっけ、コレラって(超うろおぼえ)
うん、そんなやつ。SPPPSSPSSPSPSPPPPPP!って放出するんだ。
誰か「デマ」のCD買った人いる?
>>98 そっか忘れてた!
「文明」もCD化だっけ、買わなきゃ
え、CD化されたのか。知らなかった。
尼で買えるね。 「家」はCD化されてないの?
102 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/10/04(木) 23:12:05
「筒井康隆文明」以降の作品はまだ発売になってないけど、追ってリリースされる模様
なんか21日放送のNHKの番組にでるっぽいな
短編で、ぼうやが横断歩道の白黒だっけ、で黒の部分に入ったら落ちちゃうって妄想する話あったじゃん。 あれロアルドダールの「お願い」て話の絨毯を横断歩道にしただけなんだけど そういうのはなんつうかいいの?似たアイディアなんかたくさんあるからOK?
おまいは小さい頃そういう妄想をしたことは無いのかい?
あるけど筒井はダールも読んでなかったのかね?
ダールのその話がいつ翻訳されて日本で紹介されたかによる。 さすがに原書では読んでないとは思う。 あるいは原書で読んだ仲間から話を聞いた、というのならあり得る。 どっちにしろ、特に独創的なアイデアではないのだから、偶然似たと考えても良いのでは
というか自分がたまたまチョコレート工場で知った作家だからといって 常識のように言われても。 児童文学メインの人でしょ。
「日本SF幼年期の終わり」で筒井が「僕らの時代だ」なんていってたわけだが その後のことを思うとなんともなあ
>110 誰に言ってんの?
俺達で軟弱キャラクター文学を削ったSFを再復興させようぜ!
このスレで「筒井康隆が褒めてた」と知って、たまたま読んでみたハルヒ。 すみません。ライトノベルから抜け出せなくなりました。
この人の短編でおもしろいの教えてくれ エッセンスオブ筒井的なのを
こんどら!
まちがえた 短編集を。たのむ
>>119 そう言われると悩むなあ
初期なら短編集「笑うな」
中期なら「エロティック街道」辺り
わりと最近のだと「エンガッツィオ司令塔」は筒井節全開
宇宙衛星博覧会で決まり
訂正 「衛生」だ
ありがとう。宇宙衛生は絶版ぽいからエンガチョから買うことにしてみる。
初心者なら文春文庫の「東海道戦争」「アルファルファ作戦」「ベトナム観光公社」 の、初期短編集三部作をおすすめするけどなあ。 もしくはオールラウンドにいろいろ入ってる、角川の「にぎやかな未来」とか、 デビュー10年目くらいで脂が乗ってきた作品が載ってる、新潮の「おれに関する噂」あたり。 エンガッツィオは、3冊目くらいにした方がいいと思うけどねえ。
すすめる相手の年齢によるなあ。 初期3つは割と時代性が強いから、あの時代を知ってないとちょっと入り込みにくいかも。 「にぎやかな未来」のほうが時代性は低いですね。ショートショート集なのが ちょっと筒井康隆らしくはないんだけど。 「おれに関する噂」はおれも推すが(あの傑作「熊の木本線」はあるしなあ)、 宇宙衛生〜がだめだと、こっちも品切れか? 「薬菜飯店」もいいと思うんだが、これもつらいのか。 amazonのマーケットプレイスだと1円だな。
『エロチック街道』・・・も絶版か まあ新潮や角川の傑作選から適当に読めばいいさ
絶版とはいえ古本屋とかには普通に売ってるし おれに関する噂 わが良き狼 日本列島七曲り 以上3点初心者向けおすすめ
じゃあちょっとおれに関する噂、宇宙衛生、にぎやかな未来あたりを狙って放浪してくる。 というか短編集多いんだな
新潮の傑作集を読んで一気にハマって 掘り進めようと思っても絶版が多くて困っている というのは俺だけではない
ブックオフで安く手に入れられることを喜ぶべきかも 図書館へ行けば全集もあるしね
最初の3話だけで「メタモルフォセス群島」を推す
とりあえず「点景論」は読んどけよ、と言いたい。 どの本に収録してるか忘れたけど!
そうだ串刺し教授!ありがとう。
今確認のために取り出して、つい読んじゃってたんだけど この時期の傑作だね>点景論。 いきなりこれ読むのはつらいだろうけど。
俺は一番最初に読んだ筒井は新潮の「夜のコント 冬のコント」で、まったく偶然に チョイスしたものだったんだが、今思うと当たりだったと思う。 そんな有名な傑作が入ってるわけでもないが、色んなタイプが入っててバランスがよかった。 同じ新潮でも、エロティック街道や串刺し教授から入ってたら、「この作家わけわかんねー」と、 投げ出してた可能性が高かった。
時期ごとに作風がまったく変わってるからな 中間的な作品もあるかな
エロティック街道を読んだのは高校生の時だったけど、 確かに当時はよくわからなかったな。 ただ、わからないながらも不思議な作風が印象に残って 何度も読み返した。
最高級有機(ry
142 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/10/15(月) 09:03:09
うんこ
「おれに関する噂」の中では、講演旅行が一番印象に残ってるな。 暴力や血なまぐささはまったくなく、サイコな異常者が出るわけでもない。 というか、どんなジャンルの小説なのかも読んでる時は分からない。 そう思わせておいて、最後のセリフで背筋が凍る。 スプラッタも得意なくせに、こんなのも書けるんだから憎い。
『おれに関する噂』の作品は、日常的なことを題材にしながら いつの間にか非日常的な異常な世界に連れていかれてしまう。 当時の筒井氏は、そのような作風が得意だったし、俺は凄く楽しめたな。 『怪奇たたみ男』なんて筒井氏ならではの着想だよね。 『心臓に悪い』の最後は、いくらなんでもどうなんだろか?と思うが
>『心臓に悪い』の最後 あれには爆笑したなぁ。 発表当時の評価はどうだったんだろうね。「やりやがったwww」みたいな感じかな?
心臓が悪いにしても講演旅行にしても、途中のどんどん不安が高まってゆく過程が うまいんだよな。 ところで筒井ってあれだけ膨大な短編を書いてるのに、「これは筒井っぽくない」って 作品が少ないよね。どれも筒井節が効いてる。 ただ「時越半四郎」だけは、全然筒井らしくないと思った。なんか小松左京っぽい。 あとデビュー作の「お助け」も、ネタはともかく文体がまだ別人のよう。 妻の事を「細君」って書いてるあたりが時代を感じる・・・。 他にこれは筒井っぽくないっていう作品、何かありますか?
『おれに関する噂』だったら「幸福の限界」が好き ラストの不気味な展開が怖すぎ
初期のショートショートは、全般的に「らしくない」ように思う。 「ウイスキーの神様」の、なんとほほえましいことか。
広告がわりにショートショートを1本、とか クライアントの注文に応じて書いていたのかな?
>>150 だよな。でも、ご自分でも書いてらっしゃるとおり「意外と」なんだよね。
それもまた筒井節の一環、というのであれば
>>148 はとりさげましょう。
空気餅の話がよくワカラン
偏在がわからん
一人合点するよりは分からないと自覚したほうがいいが自分の意見も大切だと思うんだ わしも勉強するから解釈を言うてみいほれほれ
そんなこと、恥ずかしくて・・・言えません・・・
「睡魔のいる午後」って軍需工業地帯だから潰すってんなら 住人だけ殺す爆弾にする意味あるのか?
資材などを手に入れたかったのでは
そうか、参考になりました。
あ、しかもタイトル間違えてた 午後じゃなくて夏だ。
「家」のラスト1行がピンとこないんだ。 何故3日かかったの?「家」自体のサイズを示すための表現?
あ、見直す前に送信してしまった。3日じゃなかったっけ。 記憶が曖昧ですまんが、家の端に到達するまで○日かかった、だったよね>ラスト1行
3は神聖数でよく使われるけど宗教的なこと以外ではあまり意味はないと聞いた 違う数字にしても大きさを表しても意味はないんじゃないかな あくまで家だし最後にそれを出しても意味はないし 何だか分からん 後味は良いけど
今夜ETV
>>163 情報サンクス
普段テレビも新聞のTV欄も見ないから助かった。
それにしても…
小松さん、筒井さん、豊田さん、眉村さん…、
これだけのメンツが揃って動いて喋って…
コーフンしてきた
あと今週はBS hiだけどこれも 「わたしが子どもだったころ 小説家 筒井康隆」 2007.10.24 NHK BS ハイビジョン 22:00〜22:45
そういえば、6、70年代に筒井康隆が編集していたアンソロジーがあったような。なんだったかな? トリが小松左京の結晶星団、で。67年SFアンソロジーだったっけ?
167 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/10/21(日) 22:45:29
age
>>166 結晶星団のやつは「72年日本SFベスト集成」
最初は「門のある家」(星新一)だったよね。
(ああ、これ題名思い出すだけで怖い話だ)
結構面白かった>ETV けどSFというより日本の萌え文化という視点のが強かったなー。 若い御大は色男だ。
数歳しか違わないのに小松と筒井見た目がだいぶ違うぞ 御大化け物だろ 後半は宣伝っぽいのや紹介に留まっていて面白くなかった
字幕不要なほど、滑舌いいよなー でもまだ73だから、このくらいの人はいるよ。 小松さんが老けすぎなだけだろう。
御大は役者もやっているからな。常に人前に出つづけてる人はやっぱ若いよ。
短編をちょいちょい読み進めてる 顔面崩壊 昨夜寝る前に読んだが、終始のけぞりっぱなし 根っからの変質者だね筒井は
夢に出れば二度楽しめたんだが。 あの短篇は語り口もうまいんだよなあ。気が付くと読まされてるようになってる。
蟹甲癬の痒さ、問題外科のおぞましさ、関節話法の痛さ、最悪の接触のもどかしさ ああゆう身に迫ってくる不快感を、文章にして読者を引き込んでしまうのは天才的。あっぱれ
あれは小説表現独自のおぞましさだよなあ。ビジュアルにすると案外、 うわキモいくらいで済んでしまうかもしれない。
この人の描いた漫画を見ると、やっぱり精神的にちょっとキてるなという感じがする。 文章には出ない狂気というか。
先生、眉毛描くのはメイクさんに任せたほうがいいです。 誰も言う人いないんだろうな。
>>177 単に下手なだけという気もするな
ど素人の書いたマンガ見たことあるか?
おれたちは日頃プロのマンガしかみてないから
ものすごく違和感があるぞ
お聖どんは「筒井さんの漫画の線には不安感が表れてる」みたいな意味合いのこと言ってなかったっけ
あの漫画は、大学の漫研周辺の描き手に手伝ってもらった部分が多いそうだよ。 当時手伝いをした内の1人だった夏目房之介が証言してる。
新潮文庫の「暗黒世界のオデッセイ」に載ってた 人肉食をテーマにした一コマ漫画集とか、葬式の心得みたいな漫画はどうなんだろう。 絵柄からしていかにもブラックユーモアで面白かったんだけど あれも結構筒井さん以外の手が入ってるのかな。
ええ? 筒井って漫画も描いてたのかw 知らなかったよw
つ【筒井康隆全漫画】
>>182 ネタはもちろん御大でしょう。手伝ってもらったのは
絵を描くとこだけなんでは。
手伝ってもらってたのは、背景やベタだけじゃないの
お聖どんあどべんちゃー
夏目氏が言うには、座ってあぐらかいてるような、ちょっと難しい絵は 学生たちが下描きしたらしい。 顔のアップとか、バストショットとかは筒井。ペンも筒井。
自分「筒井康隆漫画全集」とかっての持ってるけどそれのあとがきに 「傷ついたのは誰の心」の背景はプロの誰かが手伝ってくれたって書いてあった。
筒井氏の作品をいろいろな描き手(含非プロ)が漫画化した 「筒井漫画読本」というアンソロジーもあったな。 押入れの段ボールにしまったはずがどうしても見つからない。 内田春菊の「ムロジェクに感謝」のとほほ感や 蛭子能収の「傷ついたのは誰の心」の意外な原作再現度の高さなど 印象に残る作品が多かった。
相川コージの「死に方」も良かった。原作の雰囲気そのままで。
192 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/10/28(日) 16:55:20
三年前の冬、立ち読みで読破した「走れ取的」の話があまりにおもしろく、そのままレジへ持っていって購入。 三年経た今、筒井作品(短編)全体の70%は読んだつもりだけど、 「セクション」 「たぬきの方程式」 「走る取的」 俺的には、この三作品がベストかな。
193 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/10/28(日) 16:56:35
>>192 一行目打ち間違えた。「走る取的」だった。
>「走れ取的」 なんか面白そうだw
197 :
195 :2007/10/28(日) 21:15:09
そんな自分が好きなのか
>>195 に一度聞いてみたいw
いや悪意でじゃなくて、興味本位で。
若い頃の筒井氏が美男だったと聞いたんだが、どの本に写真が載っているの だろう。 教えてくだされ!! テレビは見逃したよ・・・。
NHKのSF作家特集(ニコニコにもあがっていたが)にチラっと若いころの写真が出てた けれど、あれだったら、今の筒井氏の方が目元とかに色気があるような・・・。 若いころの姿を、カラーで一度見てみたい。
>>201 徳間文庫の「バブリング創世記」の初期のころの版(初版82年、俺のは89年)についてる
顔写真は結構若い。30〜35歳くらい?
後の版だと、中年以後のものに差し替えられてるけど。
あと新潮文庫の「暗黒世界のオデッセイ」の150pに、自分の写真を
賞金首の張り紙にのっけたおふざけ写真がある。
印刷がつぶれて少し見にくいが、これも30歳くらい。
なんか育ちのいい上方の若ダンナって感じ。
今、現物が手元にないのだが、中公文庫背表紙の眼鏡をかけた著者近影が カッコよかった記憶がある。 書くもののジャンルが違っていたら片っ端から女優食いそうな感じだったな。
グラサン格好良かったな 年食ってからは口髭伸ばしてるが貫禄があってこれもいい
207 :
201 :2007/10/29(月) 18:17:38
皆さん、情報ありがとう! 図書館めぐりして探してみます。
じゃあ、そのころですね。1934生まれだから35くらいのころか。
文学板の筒井スレが落ちた
20ものレスを逃した 何でもっと早く言わないんじあ そんなことよりいよいよ近づいてきたな
既出かもしれんが「うる星やつら」読んでたら あたるの部屋の本棚に筒井作品が並んでた
高橋さんが筒井ファンらしいね。 映画ビューティフルドリーマーのパンフには 筒井作品のタイトルをパロった章タイトルが付けられてたはず。
なるほど。やっぱりそうだったのか そういえば卵から滅茶苦茶な植物が生まれる回は 植物のネーミングが「メタモルフォセス群島」ぽかった
デビュー作の勝手なやつらと、うる星やつらの5巻くらいまでは、まんま筒井世界。 本人もそれは認めてた。 高橋留美子がラブコメに活路を見出してブレイクするのは、その後なんだよな。
ライトノベルとはなにかを議論するのにいい叩き台になりそうだ。
ちょ、まじでwwwww いくつになっても驚かせてくれるじいさんだなあ。
ファウストだとラノベはラノベでもなんか気取り屋が書くところな感じでツマランな どうせなら角川系の文庫から出せばいかにもラノベっぽいけど
しかしおニャン子だのぷっつんだの微妙に古めな若者語を 長く用いる筒井にラノベが書けるんだろうか。
にゃんにゃんするシーンはあるんですかね
ライトノベルは、挿絵を多く含み中高生向けの内容・文体で書かれた作品の総称とされる小説の1ジャンル。 ラノベって読んだことないんだけど、 ラノベとジュブナイル小説ってどうちがうんだ? 対象がもちっと上なのか? ハーレクインロマンスの中高生向けみたいな感じか?
あんまり世代が離れた人が書いても 若い子がこんな行動するわけないのに、て 嘲笑されるのが定番なんだけどな。 それを乗り越えてなお凄いと思わせる 高度な作品ならいいんだけど
>>225 私も読んだことないけど
想像では、少年ジャンプの小説版なのではないかと
>>219 おお、yomyomのインタビューでも言っていたが、本当に書くんだな
>>225 あまり読まない自分がいうのもなんですけど、
>>227 やいわゆる萌えアニメの
小説版と考えてかまわないかと思います。SF要素をふくんだ作品もありますよ。
>>218 高橋留美子は平井和正との対談本で、
平井に向かって「実際に影響を受けたのは筒井康隆」って言っちゃうツワモノだからな。
その対談で、平井のウルフガイのような作品をいつか描きたいと言っているのも興味深い。
実際にその後『犬夜叉』を書いてるわけだし。
そのラノベ作品から筒井ファンになるやつが今後出るかもな。
このスレ最大のキリ番221が何事もなく過ぎ去ってしまった 講演会でも言っていたがラノベ書くのか、まさに何でも屋のお助け爺さん
あ、自分がゲットしてたw>221 御大の書く女性キャラっていまひとつ萌えないんだが、 ラノベ大丈夫なんだろうか。萌えキャラの一人くらいはいないと 中高生の支持は得られにくいと思うが。
報道の解説「ライトノベルは、挿絵を多く含み中高生向けの内容・文体で書かれた作品の総称とされる小説の1ジャンル」なら、 「俗物図鑑」は、おれにとって確実に「ラノベ」であったぞ。 そもそもおれは中高生の頃に星新一から筒井にシフトしたのだから、当時むさぼるように文庫で読み漁った筒井作品全てが 挿絵のない「ラノベ」であったのだ。
まあ一般的な中高生向けかどうかは疑問だな。>俗物図鑑 とか言いつつ、自分が読んだのも中学生の時であったなあ。
そうかうる星やつらは筒井の影響下にあったのか 確かに当時SFショートショートぽいなと思っていた
東浩紀「ゲーム的リアリズムの誕生〜動物化するポストモダン2」 のあとがきで 昔、筒井さんに頼まれたライトノベルに関する論考をあの時かけなくてすみません。 この本がその回答です。 みたいなとか書いてあった。 その流れなんだと思う。東とファウストは関係が深いし。
講演会でも宣伝と言うか推薦してたな
でも考えてみればアレだ、 虚構船団なんてちょっと擬人化して萌えイラスト付ければ、 電波系ヒロインで一杯の宇宙船モノラノベになるんじゃねえか? まずはO脚に悩むおにゃのこが登場してですね(略
>>240 そんなドス黒いラノベ、イヤイヤ(>_<)
御大のラノベは、加齢臭プンプンの痛々しい物にならないかチト心配
昔、童話を書いたときのように好き勝手やってくれるといいのだが
本気で書き出したりしないだろうな 遺作とか泣ける
筒井って一見好き勝手な作風に見えて、徹底的に取材する勉強家からな。 売れてるラノベを読みまくって相当に研究してくるかもしれん。 実際、30代や40代の頃は、「こんなの俺だって書ける」精神で、 さまざまなジャンルに手を出しまくったんだし、萌えキャラの文法を 筒井が自分のものにできないとも思えない・・・と、少なくとも全盛期なら 信じられたんだが。
いや、むしろ筒井なら萌えの要素で遊んでみますってスタンスでしょ。 萌え文法を自分のものにするにはさすがに年取りすぎてるよ。
まず自分のものにしてから遊ばないと、単にラノベに嫌味言うのための 安っぽい突っ込み小説になるかも・・・ まあ筒井がやるなら、「時かけ」や「愛のひだりがわ」のようなものじゃなくて、 ラノベの形式そのものを壊してほしいけど。 とりあえず、小説「私小説」みたく、作品で嫌いなジャンルを攻撃するのは お手の物なんだがw
これで内容が完全にラノベ叩きのものだったら、それはそれで凄いなw
感情移入批評はラノベと相性がいいような気もするんだけど、 でも、いかにもわかりやすい感情移入はかえって拒否するからなあ。
御大の提唱する感情移入批評ってどういうもんなの?
若者が「〜だもんね」文体なんかで喋ったらすべてぶちこわしだろう。 あと「むひ、むひひひひぃーー」みたいな笑い声とか。 でもやりそうで不安。
ラゴスが好きな俺にお勧めの本を紹介してくれないか?
批判やパロディをするなら端的な作品になりそうだな 台詞だけで数ページ続ける手法とか例の無駄に長い文章とか
「ゲーム的リアリティ」で来るんじゃないの? ファウストってことは東たんでそ?
大人にも楽しめるものを出してくるのは間違いないが 願わくばちゃんと子供にも受けるものになって欲しいな。 この件でN速+のスレが異様に伸びてるのにワロタ 潜在的筒井ファンの多さに少々驚いたわけだが それにしてはここは常日頃さほど賑わっていないのはどういう事だ。
正直ラノベ叩きの方が面白い気がするのだがw 乱調文学大辞典において、ナボコフが年取ってから ロリータを執筆した話を書いていた気が。 筒井の萌えキャラもやればできるかもw
>>253 週漫板とアニメ板のぞけば、作品の個別スレなんて大体どこもそんなもんじゃない?
ねらーの司馬ファンなんて多そうなのに、あそこいくとあまりの寂れっぷりと荒らされっぷりに悲しくなった……。
で、ニュー速やVIPにそういう作家のスレが立つと盛り上がるんだよね、なぜか。
理由はいまもってよく分からない。
256 :
255 :2007/11/11(日) 00:02:33
×作品の個別スレ ○作品、作家の個別スレ 微妙に意味が通らないので訂正スマソ。
盛り上がる理由は単に人が多いからだろう
作家スレなんて今まさに興味を持ってるぜって人しか来ないんじゃないかな 人多いとこにたまにたつと、ああ読んだことあるあるwって感じで盛り上がるんだね
>>250 驚愕の曠野なんてどお。河出文庫だったかな。ラゴスが好きならこれもおすすめよ。
驚愕の曠野はハードカバーを探して入手することをお薦めする。 ページの下半分にしか文字がない。
>盛り上がる理由 少年期にわりと読んだ人多いよね。 この前のNHKのSF特集でも実況が異常に盛り上がってたし。 それに郷愁というだけでなく ガキの頃には今ひとつだった、わが良き狼とか 中年過ぎに読み返すとしみじみいい作品だし。
この年で中高生に受け、 ラノベの最高傑作と言われる物を作れたら凄いな。
でももしかしたら筒井なら、と期待してる人も結構いたりして。 笑犬楼かなんかに載ってた親の借金取立てにきたヤクザにレイプされて自殺しちゃう女の子の話みたいなのだったらどうしようw
うーい。
「驚愕の曠野」ファンタジー世界だしラノベかも。ちっともライトじゃないが。
ファンタジー世界ならラノベってわけじゃないだろ 「驚愕の曠野」みたいなラノベがあるなら読んでみたいぐらいだ
ラノベというからには挿絵が付くのであろうな。 いったい誰だろう。 イリヤ・ムウロメツなんかは手塚御大なんて反則(販促?)技だったが。
268 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/11/14(水) 01:57:05
>>266 筒井康隆ならやってくれるかと勝手な期待
「妻三態」風に一人称でヒロインを描写するラノベ.
長門風キャラのセリフがエスカレートして何ページも喋りまくって訳分からなくなるラノベとかも
あんたらがあんまりパフュームパフュームいうもんで
どんなもんかってCD注文しちゃったけど
考えてみりゃyoutubeでみりゃいいだけだったんだな。
どうせCD買ってもiTuneでしか聴かないんだし。
http://jp.youtube.com/watch?v=8TeV9N4RZLI んで、みてみたんだがなんか80年代後半あたりにYMO一派っつか
細野さんあたりがさかんにプロデュースしていた色モノ歌謡臭が。
変な踊りとか。スターボ(誰も知らんか)みたいだ。
朝のガスパールのゲーム部分や、旅のラゴスみたいな作品があるから、 筒井のラノベってなんとなく雰囲気が想像がつくな。 そういえば、涼宮ハルヒの憂鬱はエディプスの恋人が元ネタじゃないのかって カキコがどっかにあったな。 俺は「うる星やつら ビューティフルドリーマー」だと思ってたが。
>>268 そこらへんは似たようなことを当のハルヒの作者が短編でやってたり。
まあ、谷川流がかなり筒井の影響も受けてるらしき人だからなんだろうけど。
どうせなら筒井康隆にはもっと面白いことやってほしいな。
どんなことになるのか、俺ではちょっと具体的な想像まではできんが。
タイトルからすると、主役はビアンカちゃんということになるのだろうが、 これがそのまま女の子である、とは思えないのよね。ロボットかな、とか。 できたばっかりで無知なロボットのビアンカが知識をつめこみつめこみ、 どんどんえらくなって神みたいになるけど、えらくなりすぎてかわいげがない。 そのあと、言葉遊びやら脱構築やらメメントモリやらいろいろあって、 そのビアンカが最後にかわゆく笑うんだ。 トテー。 絶対に無いな。
地獄の沙汰も金次第で言及していたブルジョワヒロインが強姦されるお話に違いないっ
275 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/11/14(水) 22:34:24
>>272 ハルヒはパロディとかメタフィクションとか入ってるけど基本は純情。
おいおいハルヒ、それはやりすぎだぞ..
「分かってないわねキョン、ラノベのヒロインはこれくらいでいいのよ」
のようなメタなことは絶対しない。
筒井の場合は作品世界を破壊するメタのスタンスが当たり前。
虚構ラノベ+自作品のセルフパロディをしたら凄いことになるだろうと..
また時かけネタあたり盛り込んできそうだな。
>>275 第一作の、みくるの紹介とかはそれっぽいけどね。
そこをピンポイントで引用する東はあざとい。
でもこういう時は謎の転校生よとか、こういう時はバニーが基本よ、 みたいな事は言ってたよな。 ラノベのヒロインは・・・と、ほとんど紙一重だと思うが。 「これはラノベだ」って核心的なことを言わないだけで、 よくあるパターンには言及してるんだから、本質は同じじゃないのか。 ・・・いや、核心的なことを言わないのが重要なのかな? そうなら谷川はずるいな。筒井の領域まで言及すると、読者が引いてしまい 売れなくなるから、あえて寸止めしてる気がする。 ビジネスとしては正しいけどねw
>>278 それは、ラノベのようなことが本当に起こると信じてる少女のセリフ。
読者からはメタでパロディに見えるけどハルヒ本人は本気だろ。
ていうか
>>278 はゆとりか釣りか..
>>279 だから「核心的なことを言わないのが重要なのかな」って言ってんだろ。
>読者からはメタでパロディに見えるけどハルヒ本人は本気だろ。
そう、そのとおり。
なので、ハルヒ本人までこれは小説世界だって言及するメタレベルまでやってしまうと
読者は引くから、あえて谷川はそこまでやってないんじゃないかって推論。
そういう意味で「核心的なことは言わないのが重要」って書いたんだが。
いやあ、ちょっとした言葉のやりとりによる誤解があったけど、意見が合いますな!
メタものっていくつかのレベルっていうか、メタの階層があって、 作者は確信的にどの領域までやるかって選択肢があるんだよな。 ハルヒみたく「ラノベみたいなことが起きればいいな」の、メタ領域で 踏みとどまってると、まだ読者はついてゆけるが、 筒井のように「虚人たち」や「エディプスの恋人」の領域までゆくと、 ディープな筒井ファン以外の読者は投げだす事になると思う。 「朝のガスパール」なんかは、そのメタ階層を段階的に降りていったので 面白かった。
で、イラストは誰が描くの?
>>275 いや、俺は撲殺天使ドクロちゃんです、に収録されてた短編のつもりで言ってた。
分かりにくくてスマソ。
絵は伝説の人山藤に決まってるよ
アンクル・トリス柳原良平の可能性も
巨船ベラス・レトラスで提起された問題への解答がライトノベルとはなぁ。 メタライトノベルになるのは必定だろうな。 主人公である冴えないラノベライターが、自身の作品から現実化してきたヒロインと出会ってしまい・・・ みたいな感じでわかりやすくメタ物に読者を引きずり込むとかかね? 「書き飛ばし」たサブキャラが現実化ししたら見るも無残な醜悪な姿で現れたり、など いつものようなドタバタをやって、最後は筒井本人が登場して説教しておしまい。
谷川は長門にGEBを読ませたりしてるから将来やってくれる可能性はあるけどな... と ここは筒井スレだった ミステリの、いわゆる叙述トリックって一種のメタフィクション的仕掛けだと思う のだけど、そういうのにラノベ読者は慣れてないものですかねぇ?
>>286 そういうのなら、井上ひさしのブンとフンみたいなのが
分かりやすくていいと思う。
どうせ筒井がやると別物になるだろうし。
この人が書いたんだっけ?「渋滞」って短編は小坊の頃に読んだ事あるけど印象深いなぁ。あのオチが。 記憶違いだったらスマソ。
筒井編「'74日本SFベスト集成」収録 豊田有恒「渋滞」かな? 筒井作品で「幸福の限界」も渋滞ネタで印象的な作品だけど。
291 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/11/15(木) 23:10:31
タイプの違う何人もの美少女キャラが乱舞するという ラノベの前提条件はクリアできるんだろうか。 孫やら近所の奥さんやらにモテまくる爺さんとかの 新しい萌えの開拓も期待
個人的には「驚愕の荒野」みたいなのを期待。 といっても氏のことだから焼き直しはしないだろうけどなあ
>>291 誤解されがちだけど、それ、前提条件というほどのものじゃなかったりする。
単に出来が同じラノベなら萌えがあるほうが売れやすいだけで。
筒井康隆がラノベで定着してるパターンをどんなふうにいじってくれるのか興味あるって点は同意だが。
>>291 最近では「狼と香辛料」はそうじゃないね。
とりあえずベタな出だし、ベタな設定でやってほしいな。 そして途中からそれを壊してゆく。 まあ、そのやり方だと既存ラノベへの批評精神に満ちた、 攻撃的作品になっちゃうだろうが。
>>295 書き方次第ではそれでも良い方向での話題になると思うよ。
今のラノベって、商業やら技術やらの理由からテンプレに捉われつつも、
作り手も受け手もそのことを疑問視しつつ、状況が許す範囲内で色んなことに挑戦してるって状況だから。
狼と香辛料みたいなものが人気出たり、有川浩をハードカバーで売り出そうとしてる電撃のやり方なんか見てるとそう思う。
ただ、あんまりやり過ぎるとメインの中高生の読者がついてこれなくなりそう、という心配もあるけど。
>あんまりやり過ぎるとメインの中高生の読者がついてこれなくなりそう 最初からその層にはあんまり期待してないんじゃないか?w さすがに「俺の昔からのファンが興味で買ってくれればいいや」とまでは 開き直ってないと思うけど。
>>297 時かけみたいな作風と虚航船団みたいな作風が融合したような作品なら
一部の中高生受けも狙えるんじゃないかなあ。
いや、それがどんなものか具体的な想像まではできないが。
ジュブナイルなんだけど、ディープな世界観も含んだもの(スマソ、もっと正確な言い方があるはずなんだが思いつけない)
って、筒井康隆がバリバリ書いてた頃には需要ないものだったろうけど、
今はそういうのもある程度は商業として成り立つんだよね。ラノベのメインではないにせよ。
案外そのへんの分野で何か書きたいものができてラノベ書くと言い出したのかも……根拠のまったくない憶測だけど。
歳食ったからって枯れたものを書くんじゃなくて、作家として常に流行の最前列に いたいって欲求かもな。 今、売れてるものを書かなくてどうするっていう、表現者としての現役宣言。 筒井の尊敬していた手塚治虫が、死ぬまで少年マンガにこだわったのと同じで。 だとしたらカッコいいね。 まあ、手塚治虫もはっきりいって晩年は大人マンガの方が面白かったけど・・・
>>299 おそらくその辺なんじゃないかな、と思った>流行の最前列にいたい
御大らしい、いい意味で俗物的な自己顕示欲というか。
ずっとあんな風にいられる存在というのはやっぱり凄いと思う。
ラノベに対して攻撃的・批判的なものにはならないんじゃないかな たしかラノベ批判はまだしてなかったと思うし 逆にそういう得意技を封じた状態でどんなラノベを書くのかが楽しみだ
きっとこれが初戦になるのさ わざわざ宣言してるのに普通のものは書かないと思う
自己模倣は嫌うひとだし、対象ジャンルへの敬意もキチンと払う作家だから、 メタフィクとか過激な批評とかは、あまり期待せぬ方がよろしいかと。 期待と違えばがっかりする。がっかりしたひとはしばしば言う。「筒井は堕落した」。 そんなことをすると、あなた、スレが荒れます。冷静に迎えよう! そのときどきの現代(近未来)日本を舞台にすることの多い筒井さんだけども、 今回はビアンカ。ファンタジー作品になるのか、それともビアンカは人外か。 ロボか人工知能か宇宙人か。いや犬かもしれないぞ。 誰も言ってないから一番乗りするけど、とりあえずビアンカは俺の嫁。
304 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/11/17(土) 00:52:38
じゃ俺、フローラでいいや。
>>303 >期待と違えばがっかりする。
筒井はこちらの期待を遥かに凌駕する場合がある恐ろしい作家だ。
「エンガツィオ司令塔」を読んでスカトロ趣味に目覚めた。 筒井作品にはああいう我慢に我慢を重ねたウンコをぶっ放すような 快感を与えてくれるポルノ小説以上にエロい作品がけっこうあったと思いますが、 オススメの作品などあれば教えてちょ
>>291 それって「わたしのグランパ」じゃないのか?
>>307 ほんとだ、ジジイ向けラノベだったのか!w
グランパ嫌いじゃないんだが、ホテルで一泊するときに
主人公が実のじいちゃんに向かって「おかしなことしないでね」とか言うのが
なんとも気持ち悪かった。この年になっても男を感じさせるのだという描写なのは
わかってるけどさ。
>>307-308 私のグランパは違うだろ。ジジイ萌えじゃねーか。
いくら美少女が出てきても、萌えを担ってなきゃライトノベルでは意味ないんだよ。
少なくとも筒井の中では「萌え=ラノベ」なわけ。
そこは大森望とのヨムヨムの対談で明らかにしている。
よって、筒井がラノベを書くということは、「萌え」を前面に出した小説を書くってことだ。
そんな常識を打ち砕くのが御大ですよ
>>311 いや、常識じゃなくて、筒井が「萌え=ラノベ」とみなしてるってこと。
まあ萌えを前面に出してぶっ壊すパターンだろうな。
ぶっ壊す厨がまだ沸いてるw
>>313 筒井にラノベぶっ壊されると思ってるの?
怖いねえwwwwwwww怖いねえwwwwwwwwww
>>314 いや、俺はぶっ壊さないと思ってるよ。
あのひと、ジュブナイルでもミステリでも正面からとりくんでたから、
根本としては非常に真っ当でまじめな作家さんですよ。
「萌え」がラノベの中核だと認識しているのなら、その萌えを過剰に出すことはありうると思う。
どうやりゃあ過剰になるのか、とんと見当もつかんけど。
興味があるのは、ラノベという媒体でなければ書けない着想を得たのだろうというところ。
それはいったい、どういうアイデアなのでしょうなあ。
「筒井神が堕落したラノベをぶっ壊してくれるんだー!」と妄想すんのは恥かしいからおよしよ。
これまで御大が作り上げたヒロイン・・・七瀬なんかも書きながら 自分で萌えてたのかねえ?最近だったら愛ちゃんとか。 芳山くんにはあまり萌えてなかった気もするが。
七瀬やパプリカには、結構愛着あったんじゃないかと思うけど 萌えかと言われると違うような。
「新しい超能力の体系を考えたが、それは七瀬シリーズを否定することになるし、 さかのぼって自作すべてを否定することにつながるだろうから封印する」 というようなことをどこかに書いていたっけ。日記のどれかだったかな。 奔放な娘さんの目立つ筒井作品だけども、七瀬だけは乙女のままにして、 破瓜の瞬間に女神にもっていったことをかんがみるに、少なからず感情移入を していたんじゃないかなあ、とは思う。それが萌えなのかどうかは知らん。 本当のところは墓までもって行くだろうし、今となっては当時の微妙な感情など、 覚えちゃいないだろうけど。 あと、俺自身が七瀬に萌えていたので、「もし、そうだったらどんなにかいいだろう」 という感情が邪魔して、冷静さを欠いておるような気もするw 七瀬ばかりか、デーデにも、お紺にも、ジョプにも萌えた。萌えすぎだ。馬鹿か。
家族八景の時の腹黒七瀬に萌えますw
ヘニーデ姫にも萌えますw
一番の萌えキャラは「おれ」に決まっておろうが。
青娘!青娘!! お前の話題だ!
まあ現実は 小説内で七瀬観て欲情してた声の数々のうちなんだろうけど。
三月うさぎの円とかは意図した萌えキャラだと思う。
弁天さま弁天さまああああああああああああ
叫びまくる俗物的スレになったと聞いてやってきました
327 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/11/20(火) 00:54:36
グランパ読んでみた。 まさにジジイ向けラノベだった。 感性が明らかにジジイ寄りでジュブナイルじゃない。 中学生が正月から着飾らされて中高年高級クラブでジャズ聞かされて喜ぶかよ... 萌えじゃなくエロだし。 あれを若向けラノベにすると下妻物語になるのかなと ..主役のジジイがどっか行ってしまって娘本人が活躍すると言う...
俺もグランパ図書館で借りて読んだけど SFじゃなくてヤクザ物だったのでこれは俺向けに書かれた本じゃないなって思った
>>327 しょうがないよ。 断筆後からは妄想癖が酷くなったんだろ。
妄想を書き綴るとSFになる典型。
大型猛禽が、上昇気流に乗って飛んでるような高踏の
生活から生まれる糞から取れた燐鉱石のような作品。
断筆以前も断筆以後もそんな大した違いはない
かっこええおじいを見て「うおー、わいもあないなんになるどー」と興奮するのがお子じゃろげ。 中途半端に年くうたら、もうかっこええおじいになる目は無いからしょんぼりよ。そこがジュブナイルよ。
ちゃうちゃう。 子等に必要なのは、老年の知恵をくれるおじい。 俺だ俺を奉れつうおじいでない。
俺が俺がに見えたというのが、すなわち「中途半端に年くうた」ということですわ。 場面設定こそ創作だが、グランパの人物像の根っこには、色川武大がいる。
哲也はもっと抑鬱的内省的なところもある人だと思うけどな。 ふつうに筒井+菅原文太でないの。
336 :
333 :2007/11/21(水) 21:56:55
スマソ。 グランパ読んでない。
筒井先生がハルヒを読んでラノベ書きたいと思ったように 攻殻機動隊を見させたらなにが生まれるんだろう パプリカみたいなのが生まれるのだろうか
>>335 「自称・弟分」から見た色川像を子供向けに変形させているから、人生の達人ぷりが拡大されていると見たわけですわ。
筒井康隆に感情移入すると、菅原文太をモデルにしたいと考えるとは、とても思えないがなあ。
>>336 あまりに意外な返答でびっくりするのと同時にびっくりしました。
>>337 パプリカのアニメ版は甲殻機動隊の影響をもろにうけていましたな。
夢をモチーフにした意味がほとんど無くて、電脳空間(笑)の話になっちまった。
漫画の「パプリカ」読んだんだが、ロリになってた
341 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/11/22(木) 11:34:54
ウィリアム・ギブスンか、懐かしいな。まだその頃はインターネットなんか知らなかったな。
>>340 いまの世のなかで作文を生活のかてにしていて、電脳空間という言葉を知らない、
というのは、これは、実はとても貴重な人材なのではないかとすら思うよ。
「入れ入れってなんなんですか?ひゃあ!ぱ、ぱんつも脱ぐんですかあ!?」
って言ってるソープ嬢みたいなもんだ。貴重だよね。いらないよね。
ギブスンが書いて黒丸さんが訳したころは、イーサネットはあったし internet protocol もあったけど、HTTP はまだない時代
残念!ここは筒井スレでした!
というわけで「脱走と追跡のサンバ」のコンピュータに意識を投入する部分は 世界初の電脳空間を描いた小説ではなかろうかと思うのだがどうか?
光瀬「百億」のゼンゼン市とどっちが早いだろう? でもいずれにせよSFでは昔っから割と有触れたアイデアではあるよ。
古本屋で小松左京のめっちゃ古い文庫本(さらば幽霊・昭和49年)を見つけたら、 解説が13ページにもわたる筒井さんの小松左京論だった。 星新一論は知ってたが、小松論の存在は知らなかったので、喜んでゲト。 解説目当てというのも小松さんには申し訳ないのだが・・・。
>>347 そこにのっていないくだんのははをよみたくなったでしょ。
'74年の本が「めっちゃ古い」のか…
少なくとも僕は生まれていません
30以上前なら「めっちゃ古い」でいいと思うが
×30以上前 ○30年以上前
若くないよもう30歳だ。
スレにもよるんじゃないか? このスレでは御大のデビュー以前のものなら「めっちゃ古い」と言っても良い。
爺さんらはいい年してネットしてないで殺しあっとけ
1974年か。まだ筒井のつの字も知らず、 ラ・フォンテーヌとか泣いた赤鬼なんてものを読んでいた頃だ。 好きは歌は「こぶたがないた」だった。 久々に歌うかな。 豚。失礼。声が裏がえった。
1974年ね。おれが筒井を読みはじめた頃だな。 山上たつひこの「アフリカの爆弾」を本屋で立ち読みしたのがキッカケだった。
おじ様乙。
360 :
347 :2007/11/24(土) 15:02:03
筒井スレって古くからの読者が多いから、もしかしてS49年程度では古くないって 言われるかなー?なんて心の片隅で思ってカキコしたら、まさかこんなに反響があるとは・・・ まあ、20年前程度なら古いとは書かなかったと思うけど、俺も354と同じ30歳なんで、 とりあえず自分的に”めっちゃ古い”ってことでw それはそうと、星、小松サイドからの、筒井論っていうのは無いんですかねえ?
361 :
347 :2007/11/24(土) 15:04:36
>>348 くだんのはははもう読んでました。
筒井さんのこういう話というと、「くさり」になるのかな?
74年ってあれか 長嶋引退で中日20年ぶりの優勝でヨコジュン狂喜乱舞で「日本SFこてん古典」で1954年のSF紹介 おっぱじめたころだな
>>360 古いところでw
「筒井康隆の世界」とか「THE 筒井康隆」かな。
星氏の筒井論の一節
育ちがよく品がいいのが、彼の素顔なのだ。
これがあの常軌を逸した小説を書くやつかと思うと、
ふしぎでならなくなる。
筒井に言わせれば、星さんオマエモナーだろうな。
ゲンダイに言わせれば、ボンボンは氏ね、になるだろう。
ボンボンは豊かな境遇の自分にコンプレックスを感じるのか、 時にとんでもない反社会的な作品を書きたがる作家が出現する。手塚治虫もそう。 でも根の育ちの良さや品の良さは隠せないから、無頼ものやドヤものは書けない。
ドヤの自分語りとはレベルが違うからな。
育ちの良さにコンプを感じるなんて 育ちの悪い俺からすれば羨ましい限り
別に内的衝動なんて万人にあるだろう 創作で表現するのを総てコンプと見るのはいただけない
筒井作品に出てくるキーワード「エリート」を追うと、 強烈なコンプレックス(複合感情)を感じることがありますが。
筒井は自分自身エリートだったからなー
会社員時代、周囲がみんな僕より頭が良くて、何か言われても何も言い返せなくて、 自分はなんてダメなんだろうと思ってた・・・みたいなことは言ってたな。
あんだけ顔と育ちが良かったんだもの 色々風当たりがあったにきまっとる
筒井先生でもそんな時代があったんだね
>>372 頭が良すぎて筋道の通ってない理屈に反論が返せなかったか、
さもなくばその時は自分に自信がなくて言葉が出てこなかったのかなあ。
小学校の頃はIQ180だかで特別科学学級とか何とかに通ってたとも聞くが。
IQ160越えの俺も似たようなもんだ あんまIQは役に立たんよ
泊り込みでデパートの内装とかやってたっつうな。
そういう仕事の現場の会話でIQは役に立たんわな。 アドリブが効く・要領がいい=IQが高い ってわけでもないだろうし。
育ちがいいから人の乱暴な意地悪とかについていけなかったんじゃないかな。
見えるところに育ちと顔が良くて優秀児クラス経験者がいたら どういう感情もたれるかぐらい見当つくだろ
IQって10歳だかいくつだかの時点で 標準よりどれくらい知能が上・下かってだけのことじゃなかったっけ
>>372 そういえば桐野夏生がバイトしてた喫茶店店主が
彼女はぜんぜん仕事駄目だった、と言ってるコメント読んだことある。
適材適所が大事ですな。
>>382 そもそも、バイトくらいじゃ勤勉かどうかは分かっても、
有能かどうかまでは分からないだろう。
バイトが駄目ってことは人間的な性格のほうに問題あった人なのかもね。
たぶんぼーっとしてて注文間違えるとかそういう類のニュアンスだったよ。
ああ、そういうことか。スマソ。 それなら店長だかの目が厳しすぎただけだな、もしくはやっかみまじりなのかも。
386 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/11/26(月) 22:00:45
喫茶店店主がどんなことを言ってたのかが問題だな。 夢見がち少女の重症だったのか、計算できない人だったのか、 なんか知らんが喫茶店で仕事できないって相当じゃね?
ずば抜けた想像力の作家なんだから 他でうっかり者だったりするのはありえるだろう。 ブラウン神父もの書いたチェスタトンも自分のドジの多さにうんざりするとか 書いてた。
作家の会社員時代の話を聞くと、バリバリの有能リーマンだったか、 会社に適応できないダメ社員のどっちかってパターンが多くて、 フツーにそこそこ仕事してましたっていう人が少ない気がする。 まあどっちにしても極端に偏ってたから作家に向いてたんだろうけど。
赤川次郎さんどうだっけ?
レジスターがちゃがちゃやるのが面白くてレジ打ちの仕事できなかったのは江國香織だっけ 他にも混んでる電車に乗れなくて就職できなかった作家とかいた気がする
>混んでる電車に乗れなくて就職できなかった 動物のお医者さんの菱沼さんだな
>>388 その点、音楽家・作詞家は羊の皮をかぶって仕事をしてる。
芸術活動しても儲からないから。
アイヴズ、小椋佳とかいい例。
グロ注意
ラゴスの死体に近い
396 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/11/29(木) 16:28:21
血まみれの顔面のどアップ
なぜか>395のレスで敢えて見た私。
ラゴスは死なない なぜなら旅のラゴスだからだ
400 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/11/30(金) 12:55:43
筒井って大物とは思えないな
シェシェシェークスピアか西鶴か、ギョギョギョエテかシルレルか
>>400 変に作家先生ぶってる昨今の直木賞芥川賞作家より数段面白いからOK
403 :
恩田陸 :2007/12/01(土) 13:11:01
それは京極のことかあ!?
京極面白いやん。
京極の豆腐小僧は筒井ファンなら読んで損はない。
406 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/12/01(土) 20:10:36
朝のガスパールのことじゃろか。
あ、ガスパールだっけか。そういえばそんな気が。
あれ全員死んじゃったもんな。やられたな。
あの辺のくだり笑ったなあ、 当時リアルで参加してた人はさぞ度肝を抜かれただろうねえ
あれは反則だと思うw しかし、電脳筒井線読んでると、あれは最初から仕組まれていた 流れじゃないかと思えてくるんだよな。
>>406 「霊長類南へ」思い出した
東京が危機に瀕して、
有名人とかVIPとか金や権力がある連中が脱出するためにこぞって飛行機に乗ろうとするんだけど、
結局墜落しちゃうんだよなあ。
強く印象に残ってる。
>>411 そうだよな。小説家って読者に死を疑似体験させたがる傾向があって、
筒井もこの傾向が顕著だし。
新潮の全集欲しいんだが、もう古書店にしかないのかしらん……
ヤフォクでたまに出るよ。まぁ古書だが。 バラ売りされてるのを拾ってると、結構安く揃えられる。
ブックオフでも結構見かけるし まだ入手困難というほどもでもないから集めるなら早い方がいいかもしれない。
全集の続刊は出ないんだろうか まぁ昨今の出版業界の事情を考えると到底無理っぽいが・・・
>>414 まあ古書店だね。
神田は知らないが、早稲田の古書店街にもあったと思う。
まだ入手困難じゃないけど、安心しないでね。
まだ創作を継続中なんだから、「全集」でなくて「作品集」じゃないの?
422 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/12/03(月) 08:44:27
423 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/12/03(月) 15:18:37
写真無いってのは致命的。とんでもないゴミ掴まされるからな。 っっていうか、岩波書店かよ!w
初版と帯にこだわらなければ1万位でいけるはず
月報ついてなきゃヤダヤダ
はい、ここでクイズです。筒井先生の最新長篇の題名は 何だったでしょう? 「巨船○○○・○○○○」の○の部分を、"絶対"何も 見ずに、記憶だけで書き込んでください!
カーク・ダグラス なんか違うな
ベラス・トラスト
カール・マルクス
紅茶のおいしい 喫茶店♪
>>430 あ〜なんかあったね。
あと新聞書評のドメキさんって人もいたな
>>430 著者のことを股鍋とか呼んでボロクソにやっつけていたな
嫌煙運動に対するヒステリー反応といい、 そういう大人げないとこが好きになれない。
そういう大人げ無いところがいいんじゃないかw
嫌煙運動がヒステリー反応みたいなものじゃないかw
>>430 確かに筒井著に見える装丁だなw
中身を確認せず買ってしまう息子の友人が悪い
>>432 百目鬼氏も筒井氏とツツイスト(って死語なのか?)の逆襲にあった被害者だね。
何かの短編に苗字を使われてたな。
>>406 オナラし過ぎで爆発したのかとおもっちゃった。
>>439 それ、深刻な問題らしいね。上空では気圧が低くなるので、
どうしても腸内の空気が膨張しておならがでやすくなるらしい。
旧ソ連の初期のロケットが何度も失敗したのも、それが
原因だと、高名な物理学者のスタントン・フリードマンも語っている。
タラス・ブーリバだろ
巨泉・前武ゲバゲバ90分
444 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/12/09(日) 14:10:37
エロチック街道や中隊長のように読点のない短編もしくは中編が読みたいんですが ほかにどんなのがあるんでしょうか?
濃密文体ね。 読点ゼロじゃなかったと思うが「家」「遠い座敷」がそうじゃないかな。 今手元にないので違っていたら誰か訂正ヨロ
妻四態
元祖 横光利一「機械」
「句点と読点」
>>448 それ思いついたが、444が求めてるものとは違わないかw
「虚人たち」?
しまった長編だこれは
>>444 句点と読点のあふれる句点と読点を読むがいい
453 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/12/09(日) 22:23:05
老人ホームの入居を巡ってじいさんがばあさんが殺したニュースで、真っ先に「銀齢の果て」を思い出した。 御大作品の世界が次々に現実化している自体に驚愕すら覚える。
ゲシュタルト崩壊ってどんなもの?
>>453 蟹工せんとか霊長類南へが現実化しないければいいけどな
イブセマスジー!
最後の喫煙者にヒヤヒヤする毎日です
459 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/12/11(火) 01:13:07
幻想の未来の、遺伝記憶を使う遠未来生物たちの会話は 今思うとネット内の会話ぽい。 筒井世界は着々と現実化してるのはすごいよな。
460 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/12/11(火) 08:15:00
位牌でボーリングする漫画
461 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/12/11(火) 23:49:57
ブレイクダンス(っていまでも言うのか?)をみると、関節話法を思い出すよ。
誰も言わないけど筒井の絵って人様の前に出せるレベルじゃないよね。 デザイナー出身の作家はどうにも自惚れが強いところがあるけど、京極とかも。
誰も言わないどころか色んな人が言ってる あと自分の画について書いたエッセイを読めば自惚れてるとは思わないはずだが
生島治郎に下手だねえ、って言われた話? あれだけ見ても一定の水準には達してると思ってるくさい。
じゃあそう思っとけばいいんじゃないのとしか言いようがない。
20代OLが告発「忘年会NG集」 (ゲンダイネット) 師走に入り、忘年会のシーズン到来だ。メタボ中高年は暴飲暴食に注意しなければならないが、 もうひとつ忘れてはならないことがある。酔っぱらった揚げ句のNG行動だ。 現役OL7人に「嫌われるオヤジ」の行動パターンを聞いた。 ●はやりモノに手を出すが、ネタが寒い :大手商社 I子(27) おととしは「なんでだろ〜」のテツandトモ、去年はレイザーラモンHG。今年は絶対に 「でも、そんなの関係ねぇ!」「オッパッピー」とやるであろう課長。ひとりで準備して 頑張ってるのは分かるけど、寒いのよねえ。年中行事だからやらせてあげるけど。
ああごめん誤爆したorz
星鶴のデザインはすばらしい。
こないだ本屋いったら新刊(?)の表紙がホシヅルになっててワラタ
「この奥床しく、あたたか味のあるカコミの線はどうだ。じっくりご鑑賞願いたいものだ」 というヤケクソめいたあとがきが好きだ。カコミの中身は見てほしくないらしい。 それよりも、絵のよしあしに一定の基準、テストの点数のようなものがあると 考えているぼんくらが、このスレに何人もいるのがおかしくてならん。 おまえらほんまにあほだな。
そう考えてるのは一人だけだろ
星鶴って私だ。 自己紹介写真に使ったら著作権侵害かな。
落書きのような楽しいキャラクターには著作権など介入してほしくない あの星鶴を見てそう思いました
気分が落ち込んだときはどれを読めばいいですか?
>476 薬菜飯店 原始人(特に、「アノミー都市」)
478 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/12/16(日) 00:35:06
めっきり老け込んじゃってませんか?(見た目)
九死虫
>>471 「この鶴は未来の鶴である。
うまいものを食いたがるので口が発達してくる。
交通が便利になり、歩かなくなるので足が退化した。
従って運動不足になり、ふとってしまったのだ。
重くなり、もちろん飛ぶことも不可能。
しかしなぜ飛ぶ必要がある。
じっとしていても、事件はすべてテレビが見せてくれる。
テレビの見すぎで、目が大きくなってきた。
雑然たる情報がむやみと入ってくるので、頭だって大きくなるさ。
大きくてなにかがつまっているといっても、それは頭がいいというのと別である。
このツルは行動しない。どう動いていいのかわからないのだし、
動こうにも歩けも飛べもしないのだ。ただ沈黙している。
「アサー」と叫ぶ才能もない。食ってテレビを見るだけのこと。
生きたってしょうがないだろうが、あいにくとツルは千年の寿命を持ち、
そうあっさりとは死なない。そのくせ、体内には有害物質が蓄積されており、
食用にならないとくる。このツルの存在の意味はなんであろうか」
・・・『きまぐれ歴』より
(個人のHPより転載)
読んでるなあ。これを今表紙に使うのか。いいなあ。
>人の世の失敗も、成功も、名誉も愛も、家族の死も、自分の死さえも、 >この小説はその意味をすべて変えてしまう! 驚異の反復文体に >中毒必至の傑作登場! 驚異の反復文体ってどんなんだろ。wktk
482 :
476 :2007/12/17(月) 01:01:05
さんくす ちょっと街に出てくる
そうか、取的には気をつけるんだぞ。決して目を合わせてはいけないよ。
>>474 吾妻ひでおが不条理日記で馬乗りになって犯してたけど、たぶん著作権は無視してたと思う。
488 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/12/23(日) 21:14:12
剽窃ではないだろうと推測した上で、狼たちの午後に憤慨していた御大が、
短編一本まるまる剽窃している漫画があると知ったらどれだけイカるだろうなあ。
ひひ。ひひひ。ひひひひひひひ。
>>483 こないだ、二重橋駅で取的にぶつかってねw
やさしそうな取的で、謝ったら笑顔で許してくれたが、
あなたのレスを思い出して背筋を凍らせながら帰りましたよw
次の日、取的は二人になってやってきた
w
そして、取的パーティーがはじまった。
まず取的が登場する。
世界から「取的」を引けば
ヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤ
うるさい!ひとが取的喰ってるときに筒井の話なんかするな!
何たる惨状=全くの二畳。
違うぞ、それは取的じゃない往年の小松御大だ
ファウストってもう発売した?
星鶴を年賀状に描きました。
>>499 してない。つか発売が3月に延期になった。
大変だよたいへんだ。月末に発売だよ
【Project Orion: A Re-Imagining】
http://www.youtube.com/watch?v=V1vKMTYa40A 現代の科学技術で充分に実現可能な初歩的なインパルスエンジンは「核パルスロケット」でしょう。
「核パルスロケット」を用いれば(地球環境に多大な悪影響を与えるとはいえ)自力での大気圏離脱が可能になります。
映像では補助ロケットブースターを用いていますが無くても大気圏離脱は可能です。
http://en.wikipedia.org/wiki/Nuclear_pulse_propulsion 核パルスロケットは質量比の点で化学ロケットと比べられないほどパワフルです。
推力はSSME(Space Shuttle Main Engine、スペースシャトルメインエンジン)の12倍以上、比推力は6000〜10万秒程度。
化学ロケットがダース単位で束になっても敵いません。
なにしろ米空軍では核パルス推進の「惑星間巡航艦」を研究していたくらいです。
乗員200人以上を乗せて重量数千トン、単段式で地上から発進して4週間で火星まで往復します。
7ヶ月で木星まで到達、まさに宇宙戦艦です。
(一回の打ち上げで1〜10人の人が放射性降下物で死ぬ計算です)
504 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/01/09(水) 16:44:39
冬コミで買った同人誌で「姉弟」を漫画化した本があった
ちょっといいっすか? 友達に読むのを薦めたい話があるんだけど 「女優そっくりのコピーロボットみたいなのを作って 肖像権か何かで訴えられるけど、『本当にそっくりですか?』って 言い張って告訴を取り下げさせる話」ってなんてタイトルだっけ?
>>507 それって確か最後は間違えてロボットじゃなくて
本物を殺してしまうってやつだっけ?
だめだ、タイトル出ない・・・。
509 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/01/12(土) 22:54:30
心狸学・社怪学のナルシシズムではないだろうか。
510 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/01/12(土) 22:59:16
違った。サディズムのほうだ。
なんで筒井スレってのびないのかな。
みんなウマいこと言おうとするから。
きっかけがないだけで、突っついたら出てくるよ。
へそをつついたら屁が出た
昔は結構活気があったけど、みんなある程度語りつくしたんじゃない? 話題振ってくれれば食いつくと思うが。
516 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/01/14(月) 11:20:19
Wikipediaの「朝のガスパール」の項目、世界を4階層にしちゃってるけど 階層は5つだよな? 筒井康隆一人がいるレベル2がはしょられてる
>>516 この部分のことか。
>この小説はメタフィクションの手法がとられ、世界が四重に存在する。
>主人公が熱中するオンラインゲーム「まぼろしの遊撃隊」内の世界、
>主人公達が活動する世界、新聞に小説を連載する小説家(筒井康隆ではない)や編集者、
>さらに新聞連載を読んだ読者達が登場する世界、さらに我々の世界である。
ちゃんと再読せずに言ってみるが>さらに我々の世界 ここに含まれるのでない?
たしかに、この作品を書いている筒井康隆のレベルが無いな。 責任者がおらず、有象無象が勝手気儘に書く辞典なぞ、所詮便所の落書ではあるが。
519 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/01/21(月) 14:53:48
ファウストの発売日まで待てません。 4月とかもうね…
520 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/01/22(火) 18:05:08
新潮社の 「最後の喫煙者」の文庫読んだけどいまいちだったんだが 講談社の「佇むひとリリカル短篇集」などの短編はどうなの? いっつもアマゾンとかの評価見て買って後悔ばかり。 本当のおススメは何があるの?
>>520 他にどの作品で後悔した?
もしかしたら肌が合わないのかも。
522 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/01/22(火) 19:30:33
>>521 まだ「最後の喫煙者」1冊しか読んでないです。
1冊のなかの1つでも最高なら他はゴミでもいいんですけど
星の[薄暗い星で]、や森の[いなくなった猫の話]みたいなのが希望
>>522 そういうのを面白いって書いてる人のコメントたどって他のを探すとか
佇む人ならいいんじゃない? 他に何が入ってるか確認してないけど。 「チョウ」とか「会いたい」とかかしら。
アマゾンのレビューなんて当てにしない方がいい。 俺は逆に作品を読み終わってから、 アマゾンのレビューを読む事にしてるんだけど、 (先入観を持ちたくないし、図書館で借りて読めば無料だしね) 自分の感想と一致する事なんかほとんどないぞ。
そういえば思うままに感想投入したら、 参考になりましたかってのにNONONOがいっぱい増えてて、 あっ人の参考になるかどうか問われるんだっけこれと改めて気づいたことあるなw
人の尻馬に乗る風潮もあるから一度否定されたらたいへん 匿名は怖いね
うん。なんか誰もレビュー書かないから投入したんだけど その後もレビューは増えず私への票だけが増えていく 逆にこれも目だっていいかもしれないw
アニメだったかゲームだったかマンガだったかで、発売前に百いくつものレビューがついてたこともあったな。 ためしにひとつ読んでみたら「発売前のレビューはおかしいと思います」と書いてあった。 ちいともわけがわからぬ。なんしとんじゃこいつら。
今月の新潮社のPR誌の「波」にダンシング・ヴァニティの書評
>>531 危ない危ない、ついうっかり読んでしまうところだった。
買うまでのお楽しみだ。
俗物図鑑おもしれー 皮膚病の描写すげえ
ダンシングヴァニティ読んだ。 赤い靴下ナツカシス
535 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/02/03(日) 22:23:56
虚無の色の描写は家族八景だったな
536 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/02/05(火) 20:26:40
ダンシングヴァニティ近所の一般書店3店回って置いてあったのは1店1冊のみ そんなに落ち目なのか? 皆さんのところはどうですか
当然売っていない もう1週間は待たないと並ばないだろう 田舎っていやじゃ
俺のところじゃ四店見たけど、そのうち二店に一冊ずつ。 ベラス・レトラスは一応平積みにされてたのになあ。
>>533 俺もちょうど読んだばかりw
痰壷評論家、吐しゃ物評論家のくだりが生々しくて嘔吐いちゃったよ。
最近筒井さんに嵌った。
旅のラゴスは本当に良い小説だった。
>>531 さんのいう薬菜飯店とパプリカも読んでみよう。
個人的には、筒井ストか否かはバブリング創世記が理解できるか否かだと思っている。
虚人たちはどうです? 僕、あれ途中であきらめちゃった。
>>541 「句点と読点」は?
>>542 難解な作品なので方法論を調べてからでもいいと思うし
あきらめてもいいと思う。
>>543 なるほど。
夢の木分岐点と虚航船団はどうです?
筒井さん初心者にはちょっと難しい?
>>544 夢の木坂分岐点はあきらめたほうがいいです。
虚航船団は…短編とかエッセイとか読んでからのほうがいいかも。
最初に読んでもいいかもしれないけど。
>>542 虚人たちを楽しむなら、先に「着想の技術」を読んでから、というのはどうかしらん。
いちばんいいのは、書かれた時系列に沿って読むことだと思う。
筒井さん自身の成長がわかるから、作品を通して筒井康隆に感情移入して読めると思うんだ。
>>545 ありがとう、物凄く参考になりましたw
短編は「心狸学〜」と「あるいは酒で〜」を読みました。
ファンサイトの長編ランキングを頼りに読み漁っていたら
虚人たちの難解さに辟易していたんですw
バブリング創世紀、薬菜飯店、パプリカ、句点読点ですね。
「心狸学〜」の『近代都市』みたいな
ブラックユーモアと風刺のたっぷり効いた作品ももっと読みたいw
ベニヤ板についた糞尿が現代芸術ってw
筒井康隆の短篇ベスト5とかいうスレもあったんだがもう落ちてるな
>>546 >先に「着想の技術」を読んでから
ありがとうw
虚人たちに再度挑戦する前に読んでみます。
時系列にも挑戦・・・は難しいですwすまそ。
俺は「笑犬楼よりの眺望」と「玄笑地帯」(2冊とも絶版かよ!でもお薦め!) を読んでから「虚航船団」に行ったからわりと入りやすかったよ。
エッセイ集ですね、 噂の真相の方は本屋でもちょくちょく見かけるし 図書館にいけば多分置いてあると思います。 ありがとう、次に借りる6冊が決まったw
なぜ私説博物誌が出ない!
なにはともあれ「にぎやかな未来」
>>549 ああ、たとえば、頼りにしてるランキングの、ベスト10を時系列順に読んでみるとかサ。
人気があるということは、作品として立ってる、ターニングポイントたりえている、とも
考えられるから、けっこういいと思うわけですよ。さすがに全作品を時系列で読むのは大変だよなw
>>552 俺、あの作品が大好きでさー。最近の「恐竜に羽毛がありました」ってニュースを聞いて、
まっさきに「ヒチコック博士よかったなあ、よかったなあ」と思ったくらい入れ込んで読んでたw
筒井さんの、マジメでやさしくて夢のあるところがふんだんに詰まってるエッセイだよな。
座右の書であります。
556 :
551 :2008/02/09(土) 00:06:01
ちょ、ツツイストの優しさに感激w
何気なく手に取った唯野教授を読んで以来、
筒井さんにのめり込んでます。
本を読む時間が限られているので、雑然と漁らず、
とりあえず厳選して読んでみたいと思っていたので
推薦がどんなにありがたいことか・・
>>554 そのランキングの長編部門は一通り読み終えて
未読なものが虚人たち、虚航船団、口紅に残像を、なので
少し初心者向けのお薦めをお伺いした次第ですw
557 :
551 :2008/02/09(土) 00:10:37
あ、「残像に口紅を」だった・・・
筒井さんの作品を読んでいると、 心理学の本にも手を出したい衝動に駆られるなぁ。
しかし回りくどい講義に撃沈されるぶくぶくぶく
845 名前:可愛い奥様[sage] 投稿日:2008/02/09(土) 01:23:19 ID:MGaIjvWp0
ttp://www.shinchosha.co.jp/books/html/122931.html などは筒井康隆もよく用いる方法で、家族八景などは
このパターンで書かれています。
これも人間の「思考」と言うものがどのように流れ、
どのような結論を出すのかを詳細に描いたものでしょう。
臨場感がすばらしい。
「風! 向かい風です すっすっはっはっ 肩が痛くて腕を振れない すっすっはっはっ
肩から風を脱ぎなさい すっすっはっはっ すっすっはっはっ すっすっはっはっ
痛い! すっすっはっはっ もうだめです すっすっはっはっ すっすっはっはっ」
>家族八景などは
>家族八景などは
スレ違い
しょうもないおばはんが延々吠えているのを見ても、おもしろくもなんともないな。 日中天にのぼるひなた水のビニール蛙が集団でやってきた、といったところか。
柳美里は、内容が下品などと言われているけど、 他の作家が世間体を慮るがゆえに表現したくても出来なかったことを あえてあそこまで詳述できたのは彼女ならではであって、 素晴らしいことだと思いますよ。 時間軸に沿って、忠実に思考を再現したと言う点では筒井康隆に似ているけど、 その実、まったく新しいことをやってのけている。 筒井康隆なんて、あまりにも虚構を追及しすぎたせいで、 一見失敗作のように思える作品がたくさんある。 特に「虚人たち」「虚構船団」などは酷評の嵐だった。 でも、彼女の作品にも同じことが言えると思う。 時代が変われば評価されるし、何度も何度も読み進めるうちに 彼女の真に問いたいことが分かってくると言うか。 彼女ほどのスケールの大きさがないと言うか。 大学でブンガクを学びました、みたいなところがあるのは否定できない。 潜在能力が違う。
気違いはスルーで
鬼女板なんでろくなもんじゃないな
>>556 今新鮮な気持ちで筒井作品をじゃかすか読める境遇ってのがうらやましくて仕方が無いw
そいやさ。俺、新日本探偵社報告書控を、初読時に投げ出したんだよね。
その後読み返して、これは傑作だ、なんで俺はこの本が読めなかったんだと
おどろいたりびっくりしたりしたんだけど、いまだになんでなんかわからん。
柳の一番下品なところはあの陥没乳首だろうな
>>564 「これはねぇ、経験主義による印象批評なの。
こんな反合理主義的な批評はとっととやっつけちゃいましょうね。」
なんて唯野教授の声が聞こえてくるようだw
mixiの筒井コミュのイタリア人の書き込みが、天然なのかネタなのか紛らわしい件
みんなダンシングはまだ読んでない? 最初の数ページで変な笑いがこみあげてきたんだが。 なんというか、凄いなこれ。
今日買いに行く予定だったが遭難しそうな雪が降ってるので行けなかった
筒井は全部文庫で集めているのでな
俺もほとんど文庫で集めて本棚にずらり並べて悦に入ってる。 欠陥大百科やデマや電脳筒井線など非文庫本が収まり悪くて妙に目だってしまうけど。
自慢になるかなw?ほとんど古本だよ。 筒井にはまったのがブックオフなんかが出来立ての頃で、 大抵100円であっという間に本棚が埋まって行ったなあ。 本棚見せても誰にもうらやましがられなかったけど。 お前の本棚赤いなって言われるぐらい
この本も、この本もみんな赤じゃないかw 早川のクリスティーを揃えたような感じか。
578 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/02/09(土) 23:46:55
おらはドタバタ派なので、オススメは 「関節話法」「ヒノマル酒場」「うるさがた」「五郎八航空」などの短編 長編ならやっぱり七瀬3部作、ドタバタじゃないけど 超虚構ものはオススメしません
>>578 「走る取的」は個人的には夢に出てきて怖いので・・・。
つか、俺が殴る側なんだけど、隣の女房を殴りそうで、
その反撃がもっと怖い。
ついにねんがんの大魔神をてにいれたぞ!
>>578 >七瀬3部作
今、七瀬ふたたびまで読み終えました。
エディプスの恋人のあらましは大体把握してる。
そして手元にある。
読むべきか、読まざるべきか・・・
これ以上、僕のナナちゃんが陵辱されちゃうのは耐えられません!
ところで、七瀬×ヘンリーのカップリングばなし、 つまり「ナナヘンでカプばな〜」スレの代用はここですか?
実はつい先日、ちょいと他スレまで足を伸ばしに出まして、 そこの住民と口喧嘩になってしまいましてな。馬鹿野郎め
アウェーに乗り込んで七瀬×ノリオなんて正統派カプを主張すれば、そら口喧嘩にもなりますわな
30年前からリアルタイムで、新作を渇望しつつ読んできたおれからすると、 いま読み始める人が羨ましくもあり、過去半世紀におよぶスパンの作品を 等距離に眺めるのがどんな感覚なのか、不思議でもある。
逆にリアルタイムがうらやましい部分もある。 虚航船団とか断筆宣言の騒ぎのとき、どんな気がしただろうなあ、とか。
>>567 俺がいるw
新日本探偵社報告書控だけは未だに読めない
断筆というと故米森のどうかしてる発言がいまだに笑えるな
断筆宣言への軌跡はおもしろいね
591 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/02/10(日) 21:51:40
筒井のラノベって来月?
>>586 あんときは祭りもあったし地震もあったし、えらい大変な時期でした。
そいや、雑誌『一個人』に都内ご自宅の地下書斎出てたけど。いいなー。
囲炉裏もあるし、おうちいいよね。
「ダンシング・ヴァニティ」読了。 新潮サイトの冒頭部分はPCモニターに横書きだったからだろうか、本に縦書きされたものを読んだ時と印象が違った。 もちろん、自分には後者の印象がよい。 反復の手法だが、後半の葬式饅頭の反復は実に日常的な出来事なので二重に感動した。 反復も面白かったが会話部分(ひとつの「 」の中)での大胆な時間の省略もあり楽しめる。 旧邸の化け物も感動的。 ラスト前、反復された出来事の断片がアトランダムに並んで叙情感を盛り上げる構成はさすがだと思った。 以上、私の印象批評である。
595 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/02/11(月) 15:28:21
家族八景読みましたが、良さがさっぱり分かりません。 誰か解説お願いします。
もう一回読みなさい
面白さなんて、そもそも教えにくいものなんだけど、特に現代的な小説の面白さなんてものは、 他人におしえられるようなもんじゃないの。 言語の活動から起こる面白さは、話の流れからは起こりません。
こ、このエンタメ乞食め
御大キター
600 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/02/11(月) 20:21:49
>>597 最後の行いみわかんないんだけど。というか全体通して分かりづれー
解説よろ
>>597 まあ、おおむね言いたいことは分かるが、それはあんまり威張れたことじゃないと思うぞ。
いや唯野教授のセリフだから
これだから教授の講義を聞き流すゴキブリは
唯野教授と虚構船団の時期は近いんだっけ。 ゲシュタルト崩壊とか用語近接。 まあ、むかしから みみず書房から出版してもいいようなお方じゃないか。
ダンシングヴァニティ読み終えた。 最後の最後まで加速度的に盛り上がっていく展開だったな。 中盤以降は尻すぼみ、が多かった近年の作品の中ではかなり良かった。
ダンシングヴァニティはスラップスティックな夢の木坂ということですか?
俺の住む街ではまだ店頭に並んでもいない件
>>608 短編集「エロチック街道」に収められている偏在という短編思い出した
同じ場面繰り返してるうちに気が狂ったような話になるやつ
体育館のようなところで御大が講演してる。 観客は床に直に座っている。観客は多くない。 俺は軽トラックに乗ってその講演を聴いているが 斜め前あたりの若者数人が騒ぎ出したので 御大が舞台から降りてきて「君たち出て行きなさい」と言う。 俺は彼らは入場料返してもらえるのかと考えている こんな夢を見ました。
御大 vs 原宿の若者
そして講演続きでいつまで経っても家への連絡が取れず帰ることもできない御大
いざとなれば講演の饒舌の中で帰宅できる御大
>>615 >他の芸術ジャンルにはあるのに、小説には反復がない
これ、御大自身が「しゃっくり」で書いてるじゃないかw
あとケン・グリムウッドの「リプレイ」とかもあるし。
そういう繰り返しと「ダンシング・ヴァニティ」の繰り返しは違うんじゃないか
ヘルのあのシーンは怖かったなあ
>>619 それはあの遺族に許可なく名乗ってる生家の建物とは別だよね?
621 :
619 :2008/02/16(土) 21:28:01
>>620 何の事か最初わからなかったけど、リンク先のトップページ見たら、
>松本清張記念館「友の会」は、松本清張作品の愛好者や
>関心を持つ人たちが広く交流し、松本清張とその作品及び
>記念館についての理解を深めていくことを目的として設立されました。
>このところ「友の会」を、最近募金活動等行っている「清張の会」と
>取り違える方がいらっしゃいます。
>「>友の会」とは全く関係がないことをお知らせいたします。
と書いてあったから大丈夫だよん。
清張の家、って声に出して読むとなんか日曜早朝風情だな
623 :
619 :2008/02/16(土) 21:47:55
上の文章ちょっとわかりにくいな。
最後の行は「『清長の会』とは全く関係がないことをお知らせいたします」
と書くべきだよな。
ぐぐったら、「松本清張遺族V.S.「清張の会」|ねみみにミミズ〜」
とかあった。知らんかった。
それはともかく
>>619 のPDFファイル、
御大の講演載ってるからそっちをよろしく。
「松本清張先生とは一度だけ対談したことがあります。
松本先生からのご指名で、お相手をさせて頂きました。
ちょうど直木賞の候補に・・・
続きはリンク先で。
そのとき散弾銃で撃ち殺したんだっけ?
>>623 先週の文春に載ってた。
遺族の許可も一切とらないで動いてるんだってさ。
>>46 にも書いてあるが、清張との対談は今でも容易に読めるね。
ぜんぜん噛みあってなくて面白い。
上から目線でアドバイスする清張と、それを慇懃無礼に右から左に受け流す筒井
おれも読んだが「上から目線でアドバイスする清張」って感じはしなかったな 噛み合ってなかったのは確かだが
いや、清張も尊大な感じで言ってるんじゃないけど、 普通、プロがプロにあんな風にダイレクトに「こうした方がいい」って アドバイスするかなーって。 筒井だってこの頃はもう10年選手なんだし、そもそも畑違いの作家なのに。 それにしてもあの対談で、SF作家で誰が一番素晴らしいと思うって聞かれて、 筒井がはっきりと 「人間性では星さんは素晴らしいですが、作品はぼくが一番じゃないですか。 文章からビジュアルを想像させるって点で、ぼくが一番だと思います」 って断言してたのは恐れ入った。
あと、 「人の作品を読んでこれは参ったとは思わないですね。面白いアイデアを先にやられて、 くそって思う時はあるけど」 とも言ってたな。
「夜のコント・冬のコント」を読んで どんでん返しみたいな展開の作品はないのですね
初期ショートショートみたいなわかりやすいオチは無いわな
講演会懐かしいな 清張さん呼ばわりした話とか ラノベの予告とか
>>629 なんて思い上がった発言なんだろう。
さすがに今は本人もその発言を恥じていることだろうな。そうあってほしい。
そう? 筒井氏が謙虚じゃ筒井氏じゃないような気がする。 疾走こいてこそ筒井氏。
そしてなによりほんとにそういったのか、出版社が勝手にアレンジしたのか今となっては不明・・・
>>635 ボッコちゃんの解説とかエッセイとか対談読めばわかりそうなものだが。
そういう人でなきゃ例のスポーツカーで去っていく例えが生きないよねw
言うかどうかはともかく、自分が一番と思ってないと作家なんかできないだろう。 「他にもっと面白いのもあるんですが、わたしの小説も読んでください」なんて やつの小説じゃあ金払って読まないわな。
>>640 いや、さすがにそれは偏見だよw
とはいえ、筒井康隆はああいう人だからああいう作品書けるんだろうけど。
>>629 失礼な質問にはデタラメを答えるのがいいというのを実践したわけだw
たしかに誰が一番かってのは次元の低い質問だわな。
へりくだりつつ内心慢心しておる思い上がった者どものパロディとしてわざと俗物を演じておるのだうわはははは
でも筒井氏は自分が一番だと思ってるような気がするな そのくらい傲慢な姿勢でないと虚人たちみたいな実験作品は作れないと思う
つか、それをいけない事のように言う奴がわからん。
出る杭は打つ日本人という新書がありましてね
出る不恰好な杭は打つ 綺麗な杭は記念に撮影
綺麗な杭には絡みつくにきまってんじゃーん
盲の国では片目がいじめられる。
片輪の国では片輪が王様
五体満足の被差別身分者一人に十人の片輪が襲い掛かる
653 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/02/20(水) 04:45:30
最近筒井作品を初めて読んだ。 旅のラゴスおもしれえええ。読んだ後爽やかな気分になった。
よし、次は「最高有機質肥料」を読むのだ。
>>653 旅のラゴスが好きなら、短篇の我が良きウルフなんかも気に入るんじゃないかな?
最後の喫煙者読んでたら、ニコ中死ねとかでてきて吹いた
今更ながら七瀬三部作を読了。 火田七瀬という存在は、 そしてこの物語は誰の為でもない、筒井さんのものなんですね。 僕らのナナちゃんなんかじゃなかったんだ・・・
七瀬三部作、昔から思っていたが支持層の男女比が知りたい。 やっぱ男性は七瀬に萌えたりするのか。
いくらなんでも堀ちえみはないよな
十代の男だけど水蜜桃で数回抜いたよ。
五十代の女だけどぶちきれ苦情を送りつけたこと数知れず
代表作?なチンポロジーとかカンタン刑を読んでみたが何が面白いのかわからん
カンタン刑ってw
667 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/02/22(金) 00:18:30
式貴士だな
「ダンシング・バニティ」の功刀さんは萌えキャラだな。
670 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/02/22(金) 10:50:26
>>661 俺はカップリング萌えだな。
七瀬×ヘンリーが理想。
「ヘンリー、私を抱きなさい。」と七瀬が命令するのがベスト。
「ヘンリー、私にオーガズムを味あわせて。」と命令したらば、 ヘンリーは七瀬の秘部に円柱状のピストンをイメージし、 念動力で激しい往復運動を念ずる。萌え。
キモイ
そしてえんえんと自分への妄想爆撃に悩まされつづける七瀬さんなのであった。
筒井作品のキャラに対して萌える萌えないというのは違和感がある というか気持ち悪いのか
670-671 きみたちは沼正三のヤプーを読んでなさい。
>>675 いや連投です
ごめん、結構真面目な方が多いのね
SF板でしかも筒井スレ 単眼思考は通じないとお思いになってよかろう
いや、そんなことは百も承知ですが・・・
いや、いや、いや
いやなひと
そしてコロスは↓
殺せない
>>629 筒井さんの作品をSFとして読んだこと無いな。
ただ面白いから読むって感じ。
俺が有名なロックバンドやってたら
「エスケープ・フローム・ヒストレスヴィラ」とか
「Metamorphoses Islands」とか書くのにな。
バンド名はHumpty Dumpty
七瀬虫
685 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/02/23(土) 23:30:26
式貴士って筒井のペンネームじゃなかったのか?!
今帰宅したんだが 如菩薩団を地でいくような事件があったのか?
キャッツアイのこと? 生活保護受けてた女三人組が泥棒してたっていう。 で、警察内で彼女らのことをキャッツアイと呼んでたと。
688 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/02/25(月) 23:11:19
筒井ワールドがどんどん現実に成っていくな…
御大のことだ、きっとファウストでまともなラノベ書いて、それがアニメ化・ヒットした後に小説新潮辺りで「シナリオ・時をかける少女」みたいな自作罵倒をやるんだろうなあww
マルチウザイ
ペンネーム使うとか何とか自分で言ってたのに半年で変わってしまって
唐沢粘着乙
694 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/02/26(火) 13:55:51
例の件があるからな。そういう眼で見られるのも身から出たさび。
でも、どっち側にでもメールでもして確かめればいいのに それする前に中傷してまわるって ふんとキモいなあ。 だから○○○は・・
×は×××××の××××××と××××そして×××。
きのう本屋をうろついていたら、初めて「喪失の日」の「鉄の陰茎お許しを」に元ネタがあったことを知った。 ほかにもたくさんあるんだろうな。
だけどさ 2ちゃんやってると、数秒違いで自分と同じような発想のレスつくこと よくあるんだよね。 なんつうか意識の流れとか、大きく見ると時代性とか そういうことを感じ取って、アイデアがだぶるのって おかしくないと思うんだけどな。
>700 ん?書店で平積みになってたSFのサブタイトルが「鉄の神経お許しを」てのだったんだ。 >698 パクリとパロディは違うな
>>701 >鉄の神経お許しを
なんでいまごろキャプテンフューチャーと思ったら、新版がでたんだね。
うー、さすがに買わないかなあ。
夜のガスパール→朝のガスパール とか、 朝のコント→夜のコント・冬のコント てのもあるね。
何を言われても「おれの方が面白いだろ」と言い放つのが御大
>>701 なるほど。一応陰茎と神経が掛かってるんだなwd。
陰茎には神経が多いということだな。
治療塔惑星→メタモルフォセス群島 いや、これは似てないか。 アルジャーノンに花束を→残像に口紅を これは、まあまあか。
自分、いまだに「残像に口紅を」のタイトルの意味がわからん。
消えていく娘の残像にせめて紅を差そう、みたいな一文が無かったか。
うお!あとで読み直すねありがトン
あれは感動した。タイトルに感動するのって珍しい。
筒井のライトノベルはどうなるんだろうな どっかのスレでみた「ハルヒ以外全部沈没」ってのには笑ったがw
涼宮ハルヒ以外全部の消失...って、憂鬱のオチがそれか。
涼宮ハルヒ以外全部憂鬱 あ、むしろこっちのほうが正しいタイトルだ。
>>715 不勉強にもそのスレを知らなかったので、今見てきました。
>ドジっ娘ナースさんの問題外科日記
に噴いた。
「鉄の陰茎お許しを」って魚藍観音記にも出てくる
語呂が良い
日常会話で使ってみよう
ニコニコ動画が「満腹亭にようこそ」以下であることはわかった。
>>721 >満腹亭にようこそ
持ってるんだよなあ。どうしてくれよう。
原宿の筒井邸に行ってサインしてもらって来い
>>723 その現場をみんなで観に行くオフやろうか?
>満腹亭にようこそ 図書館で借りた自分勝ち組 まあほぼすべてもちろん既読だったわけだが
>>723 この前受験のついでに寄ったけど、チャイムを鳴らす勇気が無かったw
庭に水まいてこい
ほこりっぽいのか?
「読者罵倒」だっけ、何に入ってますか? あれ読んですっきりしたい。
原始人
誰か神戸の家のことも思い出してあげてください
神戸にはまだ居るの? 本拠を関東に移したのかとオモタ
原始人は、読後感いいものが多いよね。
原始人の良さについて今、何か書こうとしたけど、きりがないのでやめます。 全部いい。
原始人は、原始人=攻撃的で野蛮という古いイメージで書かれてるのが違和感。 あんな殺し合いしてれば、原始人は数世代の後に絶滅するじゃん。 チンパンジーでも社会性を持ってて、戦わずに争いを解決するのに。
>原始人=攻撃的で野蛮 本能に忠実な動物としての面を強調して描かれてたね。 今の人類との対比で、自分にはそれが面白かったけど。 つーかそれを狙って描かれてると思う。
原始人のおれは裸だ、でもそうだけど、 ほんと筒井は読んでてむかつく女書くの上手いよね。 思わずイーッとなる。
むかつく子供もよく出るし全体的に個性を出している でも人物主体というわけではないしまさに巧
ストーリーでもキャラクターでもなく、 異常な「状況」を生み出して描いてる。そのため、何を書いてもSFになる。
ラース・フォン・トリアーもこのくらい暴走できれば もっと多産できるだろうに
原始人は衝撃受けたなー。
>>737 のいうとおり、実際に全ての原始人があんな性格だったとも思えないが、
現代にも野蛮な奴がいるのと同じで、そういう奴も中にはいたかもしんないし、
法律も警察も無い世界では、人間もあれくらい獣の本性丸出しで
やりたい放題になる。
つまり現代人でも、人間一皮むけば同じだろうなって恐さがある。
だから最後に、「なにもわれらと何ら変わる事なし」って付けたんじゃないのか。
あ、「すべてわれらと何ら変わる事なし」だった。
もっとも筒井の場合、人間一皮むけば獣、なんて話は、 もっとストレートな表現で書きまくってるけどね・・・
「アノミー都市」がまさにそうじゃないのか
737は真面目すぎるんじゃないか
全集24冊揃いが一万円というのは安いのか?
状態を見ないと分からないからお店の名前
ブックオフなら全集も一冊100円だからなー
12000-20000くらいでよく見るから10000なら安い 状態次第だが。あと月報がないとかな(単行本で読めるけど)
御大には長生きして欲しいけど、彼が存命中は新しい全集が出ないんだろな。
さらに20年ぐらい生きて「あの頃は若かった」といい2008年を懐古する筒井
昔は良かったなあ。
筒井ってエッセイとかもめちゃめちゃうまいよね
757 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/03/03(月) 22:15:02
>>737 ニーチェの「道徳の系譜」読んだけど、「原始人」とあわせて読むと興味深い。
ニーチェ
「権力への意志(自分より弱いものを侵略し、略奪し、陵辱し、支配下に置く、という本能)
こそ生命の本質なんだよ! そしてそれが一番鮮明に現われていた時代は先史時代なんだよ!」
権力への意志をひたすら高貴な(良い)ものとして崇めたニーチェと比べて
筒井はそれを良い・悪い抜きに淡々と描いているところが面白い。
まあ、そんな深いテーマで書いたのではないと思うがw
>757 それ男だけの話だよな
>>758 ライオンはより弱いシマウマを食べるし
シマウマはより弱い植物を食べる。
そういや、筒井の作品で女が権力を持って男主人公がボコボコにされるのなかったっけ?
あれなんか妙にリアルで怖かったぜ
植物とシマウマの差がでかすぎてワロス
>>760 俺は今インフルエンザウイルスに喰われているぞ。
>>760 懲戒の部屋かな。ちーら、ちらら、ちーららー
>>763 あああああ、あれはキツイ
小学生の頃、背が低く美少年だったおれは(今では見る影もない)
よくクラス仕切ってる感じの女子グループにおもちゃにされたからなあ
そのせいか
川上から桃ならぬ尻が流れてくる それに欲情するじいさん
ばあさん「そんもの子供を産む道具じゃないか」「それなら女と一緒だ」
みたいな部分に共感してしまう これなんだっけ?
桃太郎輪廻?
自分は女に嫌なことされた経験って無いんだけど >764は自分の母親にも似たような感情を持ってるのか?
女性への恐怖感はツツイストポイント
じゃあ「佇むひと」で妻に対して優しい主人公は もう危害を加えられないから安心して優しくしてやってるのかな 確かあの作品に関して筒井氏は「主人公は楽しんでいる」といった記憶があるが 当時は真意を測りかねたものだ 妻といえば、これはショートショートだと思ったが、妻を異星人への供物とされ、 大騒ぎしながら別れを惜しむという作品もあった あの主人公はあきらかに楽しんでいたが
佇む人はラストの歌詞が軽かったからあまり悲壮感なかったな
でも筒井氏自身は愛妻家なんだよなあ。
男も女も関係なくヒステリックでみじめで凶暴に突っ走るのがお約束じゃん
ここは山手線ですか
いいえ埼京線です
新橋!
タバコ税増税で暗黒世界の到来がまた近づいた
>>767 つか、奥方を題材にするショートショートが多すぎ><;
筒井康隆全集を100円で9冊買いました。 良い買い物でした^^
本質を突きつけてきた最高作品は 後継の若いエリートへ嫉妬と罵言のテレパシーを叩きつけて 引継ぎ内容を一切伝えなかった話だと思う。 実に普遍的。
「底流」ですな
>>781 ニュー速の官僚叩きとか見てると、あの短編思い出すな……。
読んだ当時はエリート側に感情移入していたが、 今はあの悪役の方に感情移入してしまう。 つか、テレパシーがある世界でこそないが、 現実世界では似たような嫌がらせなぞ当然のようにあるんだよな。 心が読めなくてもわかるような舌打ちだの溜息だの。 社会人になってようやくあのエリートくんの青さに気づいたわ。
>>784 仕事に支障が出るレベルの嫌がらせで、しかも心の中の罵倒が全部聞こえるとなると、
やっぱりそういうのとは違うと思うぞ……。
>仕事に支障が出るレベルの嫌がらせ 普通にあるよ。教えるべきことを教えないとか。 心の中の罵倒が全部聞えるレベルじゃなくとも、 「気にしい」の人間には充分感じ取れるくらいの嫌がらせもね。 もちろん筒井の小説はそれを「拡大」したものだから、 同じくらいのダメージだとは思わないけどさ。
>>783 ひどいもんだわな。
国のために働こうとか真面目にやってる人がいても
一切の人格無視だからなああいうのって。
体制でも反体制でも極端な連中は嫌いで、茶化してやるっていう、 筒井のスタンスは、もっと世間に浸透してほしい気がするが、 2ちゃんで相手に軽く反対意見を述べただけで、 右の奴からはブサヨ!左の奴からはネトウヨ!って決め付けられる事が多いから、 まだまだのようだ。
>>788 2chもSF板やら軍事板やら濃い人が集まるところでは、
ちょくちょくそういうスタンスの書き込みも見かけると思うけどね。
まあ、ν速はああいうところだから仕方ない。
2ちゃんの連中に筒井康隆まで進化しろと言うのは、要求水準が高すぎる。
筒井さんニーチェ好きなのかな。 大衆のルサンチマンを描くとかそのまんまだし。 イデオロギーを茶化すその描写によって笑いを生むっていうのは まさにニーチェの遊戯の哲学(価値観あるいは真理を相対化した上で、笑い飛ばす)
火星のツァラトゥストラ書いている位だしな
ニーチェは人気あるからなー 大学の哲学の授業でニーチェをやる教授のを取ったのだが えらくひとが多くて驚いた 魅力的な――というか刺激的なキーワードが多いから初心者もとっつきやすいし プロの書き手も使いやすいのかもね(「大いなる正午」とか光瀬龍とか)
その手の素養もあるだろうけど、つまるところ根本は 単なる天邪鬼的気質だと思うw
>>793 つーか、2ちゃんねるに集うやからは、ニーチェんねる主義者とでも
揶揄したいぐらい皮肉と剽窃と超人主義の塊だったりする。かく言う俺もその
エピゴーネンであるが。
>>793 一番有名だから教養として選択みたいなとこも
あるんじゃにーちぇ
旅のロゴスの最後に出てくる男は俺なのか?
いいえ、ケフィアです。
夜のコント・冬のコントに入ってる「のたくり大臣」のオチの意味を誰か教えてください 「では、狐を見せてやろう」ってのは何かの暗喩なんすか?
>>799 「では、狐をみせてやろう」っていうのは
「狐によって化かされたことが明らかになる」
=「今までの一連の非常識な事態が一種の幻覚であることが明らかになる」
ということを示している。
要するに
幻覚:のたくりながら空中飛行
現実:大臣たちはクスリに手を出してラリってる(あるいは眠ってしまい、夢を見ている)
これで前半部分についても全て説明できる。
ところがラストでは、幻覚のはずの「のたくり大臣」が現実の存在であるはずの大蔵大臣の元に現われる。
はたしてこれは幻覚か現実か? と読者は迷う。
――と、ここで種明かし。
「のたくり大臣」たちが「では、狐をみせてやろう」と言うことで
この情景も現実ではなく幻覚だということになる。
つまり、あれだ。
朝学校に行かなきゃ行けないときに見る「普通におきて学校に行っちゃう」夢と一緒。
現実でやらなければいけないことを夢の中でやってしまう。
その夢の中では、これは現実か夢かはわからない――というより、あいまいになる。
でも、それは所詮夢に過ぎないことが最後にはわかる。
その最後の種明かしこそが、この作品においては「では、狐を見せてやろう」なのである。
のたくり大臣と大蔵大臣の夢がなぜリンクしているのかと言ったら
それはそうゆう夢だから、としかいいようがない。
すべて大蔵大臣の夢で、その中で「これは幻覚だ」と気づくのたくり大臣が登場する、と解釈してもいい。
まあ、夢と現実が混ざり合うなんていかにも筒井さんが好きそうなテーマじゃないか。
長文すまん。
>>800 799じゃないが、ああ、そういう解釈でいいのか。
>>801 まあ解釈なんてものは本人が一番気に入っているヤツを採用したらいいよ。
他にも「のたくり大臣も大蔵大臣も単純に狐に化かされてました」っていう解釈もある。
それはそうと「夜のコント・冬のコント」は良い短編集だなあ。
「夢の検閲官」は全小説の中でも最高の短編だと思ってる。
俺も「夜のコント・冬のコント」好きなんだよな。 最初に買った筒井の文庫ってことで思い入れもあるんだけど、 夢モノ、ドタバタ、実験作、あとシネマレベル9みたいな エッセイっぽいのと、円熟期のいろんな傾向の作品が入っていて、 バランスがいい。
新潮社のはみんな好き
「レトリック騒動」はまさに筒井にしか書けない名作だな。 「「聖ジェームズ病院」を歌う猫」もオチが秀逸すぎる。国語の教科書はこの短編を採用すべき。
806 :
799 :2008/03/08(土) 02:34:20
>>800 おお、丁寧な解説ありがとうございます
なるほど、冒頭の覚醒剤と間違えて催眠剤を飲む(しかも2回目)
というシチュエーションはその場限りのギャグと思わせといて全篇に渡る伏線になってたんですね。
後、最後の喫煙者を読み終わってから気づいたんだけど
これ確か俺が小学生の頃に世にも奇妙な物語でドラマ化してたような記憶が。
そんな中「宇宙衛生博覧会」こそ傑作短編集と思う俺
>>807 蟹甲癬大好きw
顔面崩壊をぜひ実写版で見たい
あのグロ描写はずば抜けているよな。 「顔面崩壊」はトラウマ。
クジリモ養殖して売り出せば売れるな おれは買う
関節話法が好きだ あれは笑ったなあ
オチも気が利いてるしね>関節話法 >802 夢の検閲官は確かに名作。
いや、「宇宙衛星博覧会」といえばやっぱり「最悪の接触」じゃないか 高校生の頃、学園祭でこれを舞台化しようとして脚本に起こしたことがある 結局仲間が集まらず(おれとあとふたりでいいはずなのにどんだけ友達いなかったんだよ) 挫折したが、今でも主人公のかなりのセリフは空でいえる
今「ダンシング・ヴァニティ」途中まで読んでるけど、あいかわらず意味分からんw
数日前読売新聞の夕刊に出てたんだが、あの写真は一体何処なんだろうな。
風っていいよね?
文春に書評が載ってた 音楽家のってひと味違っておもしろいね
820 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/03/09(日) 00:08:45
ビアンカ・オーバースタディってどうなったの? もう雑誌出た?
糸山賞受賞はめでたいのかw?
山下洋輔がピアノ燃やしたことについて朗読会や劇の挨拶で触れたりしないかな
対抗してギターに火をつけて演奏…、ってセンセの場合フルアコだから1分ともたんな。
老画家の奥さんみたいな人が欲しい
825 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/03/10(月) 21:05:57
>>823 クラリネット燃やして吹けば…いや、火の前に煙吸い込むなorz
どこに行ってもダンシング・ヴァニティ売ってない。 発売されたのはどの時空での話なんだよ。
フクロウが目印。
「これはうんこでございます」
田舎だからもうamazonでしか買ってない。。。
そもそもダンシング・ヴァニティはまだ発売されてませんよ。
>>830 どうやら別の時間軸にいるようだ。こっちはとっくに発売されてるぞ
果てしなき多元宇宙
↑小学校中学年の夏休み 懐かしい・・・
>>800 すっげえ納得できる!首尾一貫しとる!とおもた。
でも、筒井康隆のことだから「のたくった大臣が狐を見せた」話なんじゃないかな、とも思う。
そのまんまやん。そのまんまなんです。というような。
「なんの隠喩なんですか」
「誰が隠喩と言いましたか」
というような。
その可能性を捨てきれない。
>>834 800だけど、そう言ってもらえると書いたかいがあるわw
大臣がのたくるのも、狐が突然登場するのもすべて現実で、しかも特に意味は無い
っていう解釈もシュールで面白いね。
こういう100%説明されきっていない小説は単なるエンタメとして読むと
もどかしくて苛立たしいんだけど、考察する分には様々な解釈がでてきて楽しい
836 :
21 :2008/03/14(金) 01:46:37
筒井康隆また生きてたの? 早く死ねばいいのに 役に立たねえしww
21は俺だ。詐称するな。
俺はのたくり大臣を、そのまま脳内で映像化しながら読んで爆笑してたから、
「俺と全然違う感覚だけど首尾一貫してる説明=800」に驚き、感心した。
同時に「象徴さがしを戒めよう」という筒井康隆の主張がどういうことなのか、というのも、
かなり具体性を持って納得できた。調和に飛びつくと甘美な混沌を味わえないんよね。
とくに面白いのは、読みの多様性を主張していたのが当の800本人だということ。
わざと信用できない語り手になることでバランスを取っていたw うめえなあと思う。
>>835 時代小説とミステリの隆盛で、エンタメ=秩序冀求への満足という図式ができあがったけど、
最近、どちらのジャンルも息切れしてきたように思う。
のたくり大臣にイラっとくるのはミステリ的感性の持ち主なのかなあと思った。
かわりに台頭しはじめてきたライトノベルは、フラグメントの寄せ集めが多いけど、こちらは
成熟してくれば超虚構になりうる素質はあるように思う。成熟せんよーな気もするけどw
秩序を放棄したエンタメがにぎわうと、筒井康隆の再評価につながるから、ラノベには
がんばってもらいたいんだけどね。もえもえ言うてるだけで終わるんかしらね、このジャンル。
>>838 >調和に飛びつくと甘美な混沌を味わえないんよね。
あーそうそう、これが言いたかった。上手いこというなあ。
>のたくり大臣にイラっとくるのはミステリ的感性の持ち主なのかなあ
これも同意。ミステリは典型的な「100%説明されきる快楽を味わうエンタメ」だからね。
まあミステリも大好きだけどさ。
ラノベがどうなるかは全くわからんなあ。
あんまり詳しくないけど田中ロミオ「人類は衰退しました」には初期の筒井さんっぽい良さを感じた。
ファンタジーな空気の中にシニカルなギャグが垣間見えるところとか。
「旅のラゴス」と「七瀬ふたたび」を足して2で割ったものを極限までゆる〜くやってみたって感じかな。
>>838 上2行まるっと同意。
800の考察には感心した。
なあ、ところでこのスレ住人に聞いてみるんだが
藤子・F・不二夫の「定年退食」って、筒井の定年食と
なんか関係がある?原作とか。
「人類は衰退しました」古いSFのような、いいタイトルだすな。 しかしこのへんにしておきましょう。そろそろ「魯鈍の馴れ合い乙」攻撃が来る。 先に話を蒸し返しておきながらこの仕打ち、すまんことです。あっ、申し訳ない。
>>840 まず最初に思いつくのがオイルショック。なんだけど。
オイルショックは'74年だから、藤本弘の定年退食('73年)は無関係なんだよね。
定年食は'75年だから、オイルショックからの影響についてはグレーゾーンだけど、ちょっと待て。
もうひとつ大きなイベントがある。'69年。第二次ベビーブームだ。
70年代のアタマは、人口爆発への懸念が我が国ではじめて起きた時代であるようだ。
そこで、藤本弘は定年退食の着想を得、筒井康隆は定年食の着想を得た、と、推理した。
おもしろいことに、人食い好きの藤本弘が、定年退食はカンニバリズムにしてないんだよね。
「老人に食い物を提供しない」にとどまってる。
だから定年食は「老人を食う」という着想で、オリジナリティを発することができた。
藤本弘が、あともう一歩踏み込んでいたら、定年食という短編は生まれなかったのかもしれない。
「人類は〜」は筒井さんの童話作品のような感じじゃないかな。毒は無いけど。 食糧問題と言えば、石油から魚風の食べ物が合成できるようになって、 だけど猫は見向きもしない。そんなある日猫が食べようとしたものは... って感じの話の題、なんでしたっけ?
>>842 なるほどね。考察ありがとう。
どことなく似たような着想だからなにか関係あるのかと思っていた。
同じような系統では、古くは楢山節考もあるし、珍しいものでは無いかもね。
今さらながらダンシング・ヴァニティ読了。傑作。 御大健在なり。
ダンシング・ヴァニティをアニメ化したら結構面白そうだけど、今敏動かないかな。
ウイークエンドシャッフル並に原作をメタメタにしたパプリカの監督か。 今思い出しても腹が立つ。
848 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/03/15(土) 19:06:59
「パプリカ」の映画はあれでよかったと思うよ。 無理に原作に忠実にしようとしても、どうせ説明不足で意味不明になるし。 あの夢の荒唐無稽さとスピード感を楽しむエンタメとして見れば、決して悪くはない。 ラストのトンデモ展開だって、一応フロイトの精神治療法「無意識領域に抑圧されたモノを自覚し、意識するようにする」 に基づいたパロディになってるし。 「理事長の闇(抑圧された無意識)をパプリカは文字通り食べて、成長した」 つまり<抑圧されたモノ>から逃げるのではなく、それを認めて受け入れること それこそが人間としての成長である、と言いたいんだと思う。 そう考えると、例の刑事が「夢見る子どもたち」という映画を「大人一枚」と言って観る あのシーンに込められた意味が幾通りにも解釈できて面白い。
>>848 監督の作りたいものの足踏みに使われても困るんよね。
君の言うアニメ版の魅力は、現実に魅力と感じている君がいる以上否定はせんけど、
それは今監督の生んだものだろう。
筒井康隆のパプリカにあった魅力とはかなりかけ離れた、異質なものだ。
原作読めばいいじゃない。
原作ものの映画化っていうのは、そういうものでしょ。 「原作の持つ魅力を100%残している映画化」がありえるとしたら スクリーンに原作の文章を延々と写し続ける映画ということになる。
パーセンテージでいえば、パプリカは3とか5だぞ。
それは貴方の個人的な意見でしょ そんなもん人それぞれ
アニメのはなしはもーええわ。 こないだ、ローソン短編集の中の一篇をちらっと読んだんだけど、地味にいい話で感心した。 短編小説講義で「爆弾犬は突然変異的なドタバタ作品」というようなことが書いてあったけど、 なるほどと思ったよ。 次はゲオルグ・ユルマンを読もうと思う。
関係者が宣伝文で腐すわけがないだろう。 必死なのはわかったから、アニメのとこに帰れ。
柳美里の時と同じ流れにw ダンシング・ヴァニティを新潮と単行本の両方で読んだ人いる? 何か違いがあった?
まあアンチはどこにでもいるからな
ダンシング・ヴァニティは実写で映像化して欲しい。 でもどうせされっこないので目玉ちゃんには夏目雅子を指定しておく。
誰かエディプスの恋人を漫画化もしくは映像化しようというチャレンジャーはおらんのか。
「七瀬ふたたび」というタイトルにも関わらず、これだけが単体で しかもそのままのタイトルで漫画化映像化されるのが昔からの謎だ。
忘れた頃に3部作実写映画化とかありそうだな
子供の頃に多岐川裕美七瀬の最終回をちらっと見た記憶があるな。 きれいな人が火の海で!と驚いた程度の記憶しかないが。
じゃあつぎは多岐川華子でいいな。
それがほんとの七瀬ふたたび
>>862 怒りはしないがけっこう有名だ。
とくにSFな人には有名だと思う。
ちなみに薬学部出身の研究者との二足のわらじだったはず(いま一足に
なったんだったっけ?)
>>867 >多岐川華子
誰だか知らなかったので調べたんだが、ソガ隊員の娘だったのか。
それはすごいなあ。ハロー効果で尊敬してしまう。
871 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/03/16(日) 16:21:51
それにしてもファウストはほんとに4月に出るんだろうか また延期だと御大の逆燐に触れかねんぞ・・
逆に面白がるんじゃね
「○○が○○の時、人はそれを○○と呼ぶのでしょうか」 って一節、筒井作品の何てタイトルの小説に登場するんだったか思い出せません… 分かる方、いらっしゃいますか?
何と曖昧な フリン伝習録どうしようかな
「ダンシング・ヴァニティ」読んだ。 「銀齢の果て」と「ヘル」が微妙だったからこの人も終わりかなと思ってたけど、意外に良かった。 文の反復は賛否両論ありそうだけど、パロディの一種として読むと面白いかも。 つまり、他作品のパロディではなく、自作品の、それも現在進行中の作品を模倣する、自己パロディなんじゃないかと。 反復が何回続くのかとか、同じ模倣にしてもどの部分が変わってくるのかとか、 まるで(ニコニコ動画を知らないとわかりにくいが)MAD動画みたいな面白さがある。 しかも、ありえたかもしれない平行世界を描く単なる反復と見せかけて 実際に似たようなシーンが連続している箇所なんかもあり、読者を飽きさせない工夫もある。
誰かダンシング・ヴァニティを理解するヒントをくれないか?
3回繰り返して読む
>>877 ストーリーの展開を楽しむんじゃなくて、テキストの面白さを楽しめばいいんじゃないかな。
多分誰もが納得するようなわかりやすい筋書きなんてものは無くて、
そういう意味でストーリーを「理解」しようとしても徒労に終わるんじゃないだろうか。
何より、あの反復する文をどう楽しむかがポイントなんだと思う。
一応、なぜ文が反復するかについては、主人公が何度も同じ死夢を見ているから、
ということになってるけど、それが100%正しい解釈だとは明示されていない。
というかどこまでが夢でどこからか現実かもよくわからないし、
分岐がうんぬん、と言う表現からSF的な平行世界の話だったのかもしれず、
かと思いきや似たようなシチュエーションが時系列的に連続して発生した(らしい)部分もあり、
何が「正史」なのか全くわからない。
この「夢」のようなカオスっぷりを楽しめればいいと思う。
ぶっちゃけ終盤の社会派SFチックなところが一番楽しめたけどw
上の方であったけど、旅のラゴス好きなら、わが良き狼も好きっていうのは 本当だね。ほぼ全部読んでるし、みんな好きだけど あくまでも自分としては、この2つがベスト2で 何回読み返したかわからん。なんでだろうね
御大作品の中でも「叙情派」な分類だからかね。>ラゴスと狼 「狼」は歳とらないとわかんないとこがあるけどさ。 若いころは、雰囲気はわかるけどそれほど入れ込まなかったもの。 あれ?でもラゴスは若いころに読んでもグっと来たなあ。 この差はなんだろう。 んー、両者に共通するのは大きな物語性で、「ラゴス」はそれが明示してある。 「狼」は、それを自分で感じ取るようになっているからかなあ。
筒井ファンで「叙情派」作品をベストにあげる人って少数派かと思ってたけど 結構いるんだ おれも初期作品の「睡魔のいる夏」が好きだ でもベストはやっぱり「誘拐横丁」 いつ読んでも文字通りの、抱腹絶倒
アーサー・C・クラークが死んだらしいけどイマイチぴんと来ないなあ。 あんま作品読んでないからかもしれないけど。 でも筒井さんが死んだらショックすぎて凹むと思う。
失礼だがまだ生きてたんだ、と思った。
朝日夕刊にコメントあり 作家・筒井康隆さんの話 日本では「SFマガジン」創刊号に「太陽系最後の日」が翻訳掲載され、読者はみなブッとんだ 代表作「幼年期の終わり」は、宇宙の知的生物が滅亡にひんした人類を教育する話。 人間至上主義の狭さをたたきつぶす爽快感があった。 映画「E・T」など、宇宙から知性がやってくるパターンの原型となった。
ラノベまだぁ?
さっそく朝日買ってくる
このコピペ最高w ───アタシの名前はカズコ。心に傷を負った女子高生。モテカワスリムで恋愛体質の愛されガール♪ アタシがつるんでる友達は柔道をやってるゴロー、ちょっと謎めいたカズオ。 友達がいてもやっぱり学校はタイクツ。今日もゴローとカズオと理科室の掃除をした。 女のコだとこんなことしてても気を失うことってあるよね☆それから変な能力が身についた。 超能力ってやつ?自分らしさの演出とも言うかな! 「あームカツク」・・。そんなことをつぶやきながらトラックを軽くよける。 「テレポーテーションにタイムリープ?ちょっとおかしいんじゃねーの?」どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。 福島先生に言われて過去に戻ることにした。昔のアタシを取り戻したい。 「ごめん・・。」・・・まさか、とセレブなアタシは思った。チラっとカズオの顔を見た。 「・・!!」 ・・・チガウ・・・今までのカズオとはなにかが決定的に違う。スピリチュアルな感覚がアタシのカラダを 駆け巡った・・。「・・(カッコイイ・・!!・・これって運命・・?)」 男は未来人のケン・ソゴルだった。連れていかれて話を聞いた。「キャーやめて!」ドラッグが効いた。 「ガッシ!ボカッ!」記憶は消えた。ラベンダー(笑)
もう陸奥A子の世界は死滅したのかな 悲しいよ
>>890 虚航船団のもなかったっけ
誰か持ってないか
メタかはともかくおもしろかった
>>893 よくわからんけど、なんとなく気持ちは伝わったw
おもしろいな、これ。
30とかよくできてる
>>897 あったあった。タイトルわすれたw
鼻をうごめかせるんだよ。俺が。
>>899 まさにそうでした。おかげさまでようやく判明致しました。ありがとうございました。
>897,898 くたばれPTAに載ってる「秘密兵器」だ
>>899 言われるとわかった。よく思い出したなあ。
904 :
897 :2008/03/21(金) 17:19:33
>>893 みたいなメタ漫画的手法って、赤塚不二夫が随分前にやってなかったっけ。
コマで遊ぶとか。
あと漫画で筒井に比されてるのは「サルでも描ける漫画教室」とか。
あれはもろにメタ・メタ漫画評論だったな。今も続編やってるけど。
簡単なものは手塚治虫がよくやってたように思う。 しょっちゅう漫画内に手塚自身が登場するし、 雨のシーンで登場人物が「おい作者、雨を止ませろ」と言ったら、 次のコマでどしゃぶりにされるなんてギャグもあった。 筒井も手塚漫画のメタ的発想に影響を受けたようなこと書いてなかったっけ。
コマで遊びまくるのは手塚先生がすごいぞ。 火の鳥あたりで一番やっているような気がするが、コマにかじりつく、 コマをぶちやぶるetc... それをアニメでやったのが『おんぼろフィルム』
>>901 おおー、すっきりした。ありがとう。存分に鼻をうごめかせてください。
『'60年代日本SFベスト集成』収録の『そこに指が』も、メタで遊んでる。
漫画表現には意外とメタ手法使われてるよね。 楽屋オチなんかも一時ブームになったし。
どうして唐沢なをきの名前がでない。 カスミ伝再開しないかな。
版画で漫画描いた人って認識しかなかったw>なをき あとマック茶化したり博識兄ちゃんと雑学披露したりする怪獣オタクの人。 カスミ伝はメタ手法なのか。読んでみよう。
こち亀の最初の方もメタだったよ確か
こち亀は今もたまにやってるぞ
コマをぶち破るってよくあるが使いどころ難しいな
リングにかけろなら2ページごとにやってたけど
「ピューと吹くジャガー」の無意味なコマが無駄にでかく、 重要なコマは異様に小さいというギャグは昔からあったりする?
痴漢の冤罪で捕まった男がフェミ婆達に取り調べ拷問受けるやつって どの短編集に入ってたっけ?
「懲戒の部屋」古くはアルファルファ作戦に入ってたけど今はそのタイトルの寄せ集め本が出てる
>>919 サンクス(,,・∀・,,)ノ
腎虚刑オソロシス
腎虚で死ぬってあるのか
乗り越し駅の刑罰読みたくなってきた・・・
つくづく御大の小説は未来の先取りだな
乗り越し駅の刑罰はラストが上手い
ぬこ好きの俺にはちょっときつかった
乗り越し駅の刑罰って出札口ってタイトルじゃなかったっけ? 編集に勝手にタイトルを変えられて激怒した話がどっかに載ってた気がする
「改札口」ではなかったかと タイトル変更といえば「アフリカの爆弾」を「アフリカ・ミサイル珍道中」 に変えられそうになり、必死に頼んで「珍」の字だけでもはずしてもらったという 話があったが、今となってみると「アフリカ・ミサイル珍道中」も味があって 捨てがたい
戯曲は「改札口」になってるんじゃなかったっけ
「文学部唯野教授」はホント名作だな 思想や哲学ネタの講義は何回も読めるし、その合間合間のドタバタも面白くてつい全部読んでしまう。
俺は唯野教授だめだったわ。歌と饒舌の戦記もだめだった。 ドタバタものがだめみたい。どうも白けちゃう。
俺が何度も読んだのは「唯野教授」に「脱走と追跡のサンバ」「旅のラゴス」「虚航船団」だな こうして並べてみると全く脈絡がないなw 自分がどういう作風が好みなのかさっぱりわからん
講義は何度も読んでるが、ドタバタはあんまり面白いと思わないな唯野教授。
エイズネタで腹痛くなるほど笑った
流れぶった切って済まないが今ヤフーのニュースに目が五英猫ぽい猫の写真があったぞ。 まぁきっとスレのほぼ全員が気づいてはいるのだろうが、面白かったので報告。
青と黄の左右で違う色の目を輝かせる「カオマニー」(白い宝石)と呼ばれる種類のネコ。
「レトリック騒動」の冒頭の意味わかる人いる? シニフィアンとシニフィエは関係的:わかる ↓ してみれば両者の間に関係も差異も存在せず、「の如し」といった両者を関係付ける語すら存在しない 隠喩、換喩、諷喩といったものは存在しないことになる:わからん
猫がまるで猫のようだ
空飛ぶ表具屋って実在の人物だったんだな。
ラノベってどうなったの?ほんとにかいてるの?
もう書店に並んでるじゃないか。
943 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/03/27(木) 21:55:50
3月ももう終わるけどな。
944 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/03/27(木) 22:47:00
『銀齢の果て』はかなりの衰えを感じたものだ 若い頃ならもっとパワフルに興奮させてくれたものだが
945 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/03/28(金) 00:46:27
最高級有機肥料を料理に使う覚悟も辞さない構えだな
948 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/03/28(金) 10:38:17
>>944 最後が尻すぼみだからねぇ、老いを隠せないのか…と勝手に思っていた
だがしかし、御大は「ダンシング・ヴァニティ」でやってくれた!あれは俺的名作トップ10ランクイン。反復最高
>>949 しかもそのネタなんだw>日の出商店街いきいきデー
その話、バカバカしくて大好きだから嬉しいよ。
らもの短編の中でも、筒井っぽい話だよね。
「唯野教授の萌え批評」とかやんないかな ラノベ書くみたいだし、こっそり教授をだしてくれ
唯野教授が萌え萌えで批評をするのか?唯野教授が萌えの批評をするのか? 後者なんだろうが、前者が読んでみたい気がふつふつ
パプリカのラストはどういう意味なの? みんな玖珂の夢から出てこられなくなったって事?
顔面崩壊の実写版(CG版も可)は出ませんか?
パプリカなんてどんなことでも言えるだろ 全部クラブの二人の妄想だったとかいつか見た現実を夢見ていたとか夢の中であっていただけとか
957 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/03/30(日) 02:29:37
筒井のライトノベルってもう売ってるの?
アニメでは玖珂と陣内の声を筒井康隆(原作者)と今敏(監督)があてていた。 「作品の虚構世界=玖珂と陣内(原作者と監督)の作り上げた世界」と解釈する 事はできる。 もちろん「監督の解釈に筒井康隆がノった」という可能性もあるので 必ずしも「原作の解釈=アニメの解釈」であるとは限らないけど。 でも原作も「夢という虚構世界」と「虚構内の現実世界」の境界線を飛び越える 内容だから、そこから更に「玖珂と陣内の作り上げた虚構世界」の境界線まで 飛び越えたとも言える。
あいかわらずマルキのヤスは出たがりだなあ、というのはわかった。
日本のSFを語る上で外せない作家だと思うが 役者としてはからっきしだと思う
日本の文学を語る上で外せない作家だと思うが 彼が役者として活躍すべきスクリーンは、わが国には無いと思う。
だって舞台人だもの
964 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/04/01(火) 22:26:51
筒井初心者です。 唯野教授、残像に口紅を、などの実験ものも面白かったですが、 パプリカ、時かけ、グランパなど、ジュブナイルものが気に入りました。 今は七瀬三部作を読み始めています。 筒井作品で他にジュブナイルものはありますか?
旅のラゴス
ジュブナイルって時かけとかミラーマンとかか
愛のひだりがわ
緑魔の町
シナリオ時をかける少女
虚航船団も現代物でないという点であげておくか スイート・ホームズ探偵や富豪刑事も毒少な目でいいかも
時系列的に読み始めるがよかろう
多すぎて時系列がわかりません><
そろそろ次スレだが980がつくるんだっけ?
>936さん、わたしめがお答へ致しましょう。 へ〜とう、筒井御大がマルケスの「独裁者の死」の書評でえ、 アメリカ軍が独裁者の国の海を<そっくり持って行っちゃう> というエピソードを大絶賛しておりましてえ、 これは何の比喩だ、象徴だ、と研究するように頭を使って解読する のではなく、ですねえ、 文字通り書いてある通りのことが起きたのだと読むべきであると 頑迷固陋なインテリ気取りで、実は読めていない人に注意していたことを 思い出してくださいですう。
筒井のライトノベルはどうなった?
ダンシング・ヴァニティを読んだんだけど、 一緒に借りてきた本谷有希子の腑抜けども悲しみの愛を見せろのほうが面白かったんだよな なんつーか、技巧的には当然、筒井氏が数段上なんだけど、 狂気で負けてるような気がする。 でも御大73だしな。 人間的にはもう狂気に満ちてないほうがいいのかもしれないなぁ
享楽乞食享楽乞食。
筒井さん、ホンモノじゃなくて、書いてる間に狂気を演じてるだけだからな。 やっぱ歳食うと、ずっと演じるのも疲れてくるんだろう。
狂気はマンネリになりやすい。 いくらでも幅があるけど、幅があるからこそマンネリに感じる。
受け取る側が慣れてくればどんな手法でもマンネリですよ
>>975 このセンスはすごい・・・・・・・・・・
筒井編『SF入門』を読んでるんだけど、 そこで紹介してる日本人作家の住所が普通に載っててびっくりした。 「住所は○○-△△。やさしい人だから、手紙をだせば、返事がもらえるかもしれないよ。」 とか言って。 星、小松、福島、光瀬、眉村、・・・もちろん筒井も。 牧歌的な時代だったんですね。
昔の漫画家も雑誌に住所のりまくり。 手塚治虫・・・杉並区○○町並木ハウス○号室 石森章太郎・・・豊島区椎名町トキワ荘○号室 ってな感じに。
乙 ファウスト延期か がお
世にもに出てた
タモリ繋がりか
おお、そういえばタモリであったか。
ぺちゃ
ぺちゃ
976ですが、て☆い☆しぇい、でぇ〜す。いえ〜い。 「独裁者の死」なんて作品は有馬温泉。 「族長の秋」でした。 お恥ずかしい。御大も年を取るなら、私自身も 年を取るのね。
↑と言ってる内に ぺちゃ
ぺちゃ
みんないっせいに落ちていたのだ。
その「ぺちゃ」って音を誰が聞いたんだい。
1001 :
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