乙
3 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/28(水) 22:36:17
>1乙age
>>1 乙です。
で、全集は今どうなってんでしょうかね。
5 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/30(金) 00:53:10
萩尾望都が吾妻ひでおとの対談で、
SF大賞受賞の「バルバラ異界」(サイコダイバーもの)が
「ゴルディアスの結び目」と「パプリカ」の影響だと言っていて
ちょっと驚いた。
今まで小松作品に言及してるのを見たことなかったから。
と、本来小松スレの話題じゃないものを無理矢理書き込んで即死回避
明日だったっけ? イベント
いよいよか・・・
>7
なにが?
9 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/03(火) 22:56:53
寒の戻りで冷たい風が吹き荒れている。
こんな寒い夜に 「もしや・・・!」 と思わず夜空の星を見上げてしまう
『夜が明けたら』
10 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/04(水) 00:00:25
ニュースで金属盗難を聞くたびに「アパッチの仕業か」
と思ってしまう。
いや、マジで・・・。
11 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/04(水) 21:44:26
火星有人飛行は所要期間3年らしいが、虚無の冷たい宇宙空間で現実に
耐えられるのは、
『飢えた宇宙』 ネタかも?
>10
鉄の盗難は少ないんじゃないかな
21世紀のアパッチは好き嫌いがないんですよ。
「秋の女」読んでみた?
ひさしぶりにSF板に来てみたら、book鯖からlove鯖に移転していた。
「愛の空間」か。
この人の風景描写は本当にきれいできれいで
よく即死しないもんだなこのスレ
住民が胡散霧散
全集刊行委員会は雲散霧消
20 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/21(土) 20:11:24
まだ20いってなかったのかage
全集、司馬遼太郎全集みたいなのならほしいけどなあ。
オンデマンドの表紙ぺらぺらな全集に
別売りオプションで革張り表紙を用意し、
自分で接着剤を使って装幀する。
「1/1小松左京全集」のできあがり。
22 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/22(日) 19:14:59
ピザーラおとどけ!
以前より元気になってるらしいね
25 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/05/01(火) 16:06:32
一色さんの日本沈没の6巻買った。
いろいろ突っ込みたいところはあるが、郷氏にまず言いたい。
何故「10年以上前の」阪神淡路大震災の被災者だ、などと「嘘」を言った?
お前は、現実に京都大震災の被災者だろ。
「ほんの数ヶ月前の」京都大震災の被災者だ、と「正直に」言ったほうが、
信憑性もあるし、インパクトもあったんじゃないのか?
日本沈没の第二部を読んだ。
谷口臭の本は、読む価値がないと思った。
第一部の栄光が汚された気がした。
使う作家は選んだ方が良い。
「闇の中の子供」(新潮文庫)読了。
「第二日本国誕生」あたりは笑って読めたが、「恋と幽霊と夢」「少女を憎む」
「長生きの秘訣」「闇の中の子供」「犬」・・・
かなり重い作品集ですわ。特に「闇の中の子供」はトラウマになりそ。
読みたいな。他の文庫にはほとんど収録されてないのでは?
>>28 確かに、ハルキ文庫でも新潮文庫掲載モノは少なかったような希ガス。
「人類裁判」とか「戦争はなかった」なんてなぜハルキ版に入らなかったのか。
まあ、全集待ちですか。
今、新潮文庫の「空から堕ちてきた歴史」読んでおます。
初出昭和56年で「炭酸ガスによる温室効果」とか出てくるんだなあ。
かなりこの先の展開がwktk。
自分は御大の短編では「コップ一杯の戦争」が印象大です。
>て、読み直そうと思ったら、本が失くなってる(汗)
「人類裁判」まだ読めてない
ヨコジュンの「空から墜ちてきた礫死体」というギャグを先に見てしまったので
「〜歴史」の方はあまり印象にない・・・。
>>31 新潮文庫版なら「アダムの裔」に収録されています。
ちなみに収録作品は
模型の時代、静寂の通路、青空、人類裁判、お仲間入り、お召し、
アダムの裔、いかもの食い、せまりくる足音、そして誰もしなくなった、
新都市建設、汚れた月。
静寂の通路は既読だったけど、未読だった「汚れた月」はかなり衝撃だった。
34 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/05/18(金) 00:43:00
「アルプ、アルピ、・・・」のネタが未だに解らねえーー!
ヨーロッパにはhaをaと発音する言語も存在します
「汚れた月」と「少女を憎む」抜きに小松左京は語れない。
38 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/05/18(金) 22:09:07
小松左京の作品で手に入りにくいものってある?
ほとんど読んだかな。個人的には”果てしなき〜”がベスト
虚無回廊の完結篇っていうのが実に入手難らしい
>>39 虚無回廊だけは読んだことなかった。
3巻まで出てるんですね。
完結篇はまだまだですかね。
41 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/05/18(金) 22:52:45
一昨日、NHKBS 蔵出しエンターテインメント 漫才特集
夜の指定席いとし・こいしの漫才家庭日記見たら出てはったね。
「空から堕ちてきた歴史」読了。
すげえ、これを一人で書けるってのがすげえ、改めて御大の偉大さに気づいた。
時折入れる「ホンマかいな?」な話が、また面白い仮説だなとつい引きずり込まれる。
未来の思想といい、本作品といい、「綜合」能力の高さは明治の碩学級なんだなあ。
43 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/05/21(月) 16:00:13
宮崎てつやは小松左京から何を学んだのか?
TVでサル山の大将やって得意げな奴の姿を
見るたびに頭が痛くなる。
>>43 小松左京ほどの人から何かを学ぼうとしたら、断片的になるのは仕方がないが、
それで自分の至らなさに気づけないとしたら、かなり恥ずかしいね。
で、宮崎てつやって誰?
>>43 『新書365冊』の前書きで『未来の思想』が紹介されてたのは知ってるのだが、
宮哲は小松ファン、ってことでいいのでしょうか?
>手に入りにくいものってある
三崎書房から偽名で出したエロSFがあるとかないとか。
むかし大会で聞いたな。別人かも知れんが。
>宮哲は小松ファン、ってことでいいのでしょうか?
レビューで「ゴルディアスの結び目」に言及してるぐらいだからね。
「お茶漬けの味」のラストに
膨らみかけおっぱいの少女が出てくるね。
あれにはどういう意味ががあったの?
教えて。
49 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/05/22(火) 21:56:44
>>46 「不適応者の群れ」?
あれが小松作品というのはデマで、千草なんたらいうSM作家が別名で書いたらしい。
「見知らぬ明日」に続きの構想があったとは・・・・・!
それって、国連軍によって富士山に核ミサイルを打ち込まれて
それから中国奥地以外でも核による宇宙人との全面戦争シーンがあって
地上の9割以上が焦土と化し、全人口も1/3に減ったあとの世界秩序の復活物語?
54 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/05/23(水) 06:38:01
日本売ります
いや、「えろちか」出してた、故「三崎書房」から。
なんか呼んだ奴によると、本格ハードSFハード・エロらしい。
大阪万博前後。
三崎書房に近いSF作家って、誰かと言うことになって。
沼正三かもしんないけど。
丘見丈二郎とも思えんし。
>>55 えーと、1970年に三崎書房から出たポルノSFで、一時期小松左京が変名で書いたんじゃないかと噂された作品というと、珠州九の「不適応者の群れ」のことだと思うんですが…ちがうの?
57 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/05/24(木) 04:17:10
主な出版社の文庫から小松左京が消え始めたのっていつなんでしたっけ?
>>58 映画「復活の日」が終わった頃から減りだして(その頃は角川くらいでしか入手できなかった)、
映画「BBJ」が終わった頃からはほとんど書店で見かけなくなった。
正直、新潮文庫があれだけたくさん出していたとは、古本屋で偶然入手するまで全く分からなかった。
阪神・淡路大震災が発生してからしばらくして「日本沈没」(徳間文庫)が緊急出版され、毎日新聞で
連載されていた「大震災!’95」が出版された頃からかなあ、また書店で御大の作品を見るように
なったのは。
御大自身もあれで健康を激しく害されたわけだし、あの震災がなければ「虚無」が完結してたハズ、と
思うと、かえすがえすもあの震災が憎い。
60 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/02(土) 21:53:10
「未来の思想」再読中につき保守。
ハルキ文庫ってあれだけSFを復刊したのに
今じゃもう書店の店頭で全く見当たらないよなwww
>>61 書店による。
ジュンク堂みたいな大型書店なら大きな棚を占めているよ。
今でも並んでいるハルキ文庫の多くがSFだったりする。
ハルキ文庫で改めて作品数の多さに驚愕したんだけど、古本屋で新潮文庫、集英社文庫を
大量に収穫したときに、未読作品のあまりの多さに失禁しそうになった。
全集の短編集、どう考えても単行本未収録どころではなく、作家デビュー前の作品がある件
「五月の晴れた日に」もデビュー前作品だったんじゃなかったっけ。
別にシェクリィに出会わなくても、いずれはSF書いてたんだろうなあ。
安部公房には早くから影響受けていたんだし。
年金の問題とか税金が上がったとか、
そんなニュースに接すると「第二日本国誕生」
のようなことが現実に起きてくれないかな、と
切に思うことがある‥‥
何故「復活の日」リメイクされないのかね?
ハリウッドもリメイクするの「着信アリ」とかじゃなく、復活の日とかリメイクしろよなぁ。
金あるまくるハリウッドが復活の日をリメイクしたら、世界中がMM-88にヤラれ死に行き、生態系が崩壊する様子や
無人の核戦争の、核爆発のシーンとかも迫力ある
無惨で凄惨な描写を、リアルに表現出来るだろうと思う。
とにかく、この救いようのない破滅的な物語を金のある国に、リメイクしてもらいたいです。
核戦争の危機を「食い止める」話にしか、ハリウッドは興味を持たない。
最近のハリウッドはアメリカマンセー映画しか作ってない。
ブッシュ以来特に。
自国民が南極のごく一部を残して死滅したり
国家滅亡後もソビエトと報復ミサイルを打ち合うなんて設定は
許容しがたいのでしょう、彼らにとって。
71 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/22(金) 11:36:10
>>69 エンターテイメント大国のくせに、アメリカは器が小さいんですね。
(´・ω・`)
何を今更
73 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/22(金) 18:30:52
「ターミネーター3」では、核戦争が起きてしまっていたから
「復活の日」も、受け入れられる土壌は出来ているかも。
74 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/23(土) 00:00:00
>>73 リメイクの日本沈没、かなり良く出来てたと思いますが
やはり、邦画では金銭的にも技術的にも限界があると思います。
やはり金銭的にも余裕があり、世界屈指の映像技術を保持する
アメリカに、復活の日リメイクしてもらいたいですね〜。
アメリカには、
柔軟な考えをして欲しいですね。
アメリカに日本沈没をリメイクしてもらいたいなぁ
アメリカ人ヒーローが日本を沈没から救ってくれる
そんなのがいいな
「ジュピター」リメイクの件は?
スンマセン!無かった事にしてください!
既にシンちゃんがやったじゃない…。
果てしなき〜を読んだ。
しかし巻頭の歌劇団写真のおかげで脳内では勝手にヅカ調台詞に変換され
半分くらい読み進むまで歌声まで聞こえそうだった。
無知なもんで歌劇団写真の話がなんのことかサッパリだけれど
歌声まで聞えそうだったというのは、それはそれでおもしろそうだ。
山本首相のモデルが、本日お亡くなりに。
82 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/07/02(月) 18:50:54
今、漫画スレにも書いてきたけど、明日(7/3)午後9時から
73年版の日本沈没をやるよ。
情報thx
84 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/07/07(土) 22:25:27
>>79>>80 「果てしなき〜」を宝塚で舞台化した事がある、という話は聞いていたが
巻頭に舞台写真を入れた単行本なんてのがあるのか・・。
にしても、アレを舞台化するなんてチャレンジャーだな。
男女の恋愛劇としての側面もあるから不可能ではないと思うが。
85 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/07/07(土) 23:15:36
タカラヅカじゃなくてOSKじゃなかったか?
なるほど、ヅカとは宝塚のことかー
情報thx
>>80 自分が買った文庫の始めに大阪の歌劇団の写真があんのよ。
いかにも80年代な衣装の女性団員たち。
もう、それみたら台詞が脳内でヅカ風に変換されちゃって困った困った。
なんか付添いか看護人がいないと、
出歩けない状態なの?
車椅子姿を見たって話だけど。
最近は車椅子ないと移動できないみたいよ。
紀伊国屋でのシンポでも車椅子から椅子へ移動するのに結構難儀してたね。
「失格者」のラストの急転直下ぶりに目が点ww
ほんと未読作品が多いわ(´Д`)
新潮文庫掲載分が蘇ってこないのは、御大の死後に復刻キャンペーンでも狙ってるのか、
と勘ぐりたくなる。
小松左京マガジン第27巻到着。
巻頭を借りてのラストのセリフ、御大それだけは言わないで下さい・・・
チョッと待って気になる
で、何いったのよ
後は君たちに任せた
「回廊」の続編は
同じ西宮出身で、かんべさんの後輩が書くと言う
きわめていい加減なウワサが。
この号、大阪の大手の書店で、すでに売り切れだった。同行の士の手に落ちたと思って
なっとく。ええねん、図書館で読むわ。
遅ればせながら「日本沈没 第二部」読み終えた。
政治的な駆け引きやらなんやら、途中までは細かく書かれていたのに
最後は全てうやむやのまま話が終わっているのが残念。
SF大会では御大、常時車いす移動。常に乙部女史が介助してる。
それでも酒、たばこは一切やめてないみたいだね。
入れ歯を外してるからか言語不明瞭。耳は大丈夫そうだけどね。
記憶はかなりやばくなってそうだし、司会の仕切りを一切無視して
しゃべりたいことだけしゃべるなど、老人力爆発。
それでも元気そう&楽しそうだった。
30日は柴野拓美、31日は石川喬司両氏と並んでる所を見たけど、
ほとんど同世代の二人に比べて御大の衰えぶりが悲しかった。
そんな話を聞くと
温帯の60年代の破竹の進撃が
リアルタイムでアメリカに輸出できてればな、と
歯噛みする思いだ
電子情報通信学会の学会誌9月号に小松先生登場。T大のM川先生と対談。
1000号記念てことで、ノーベル賞のT中さんとか、小惑星イトカワ探査のK口先生とかに混じってる。
子供向けの科学小説が減ってるのでは?と聞かれて、アニメ等に形を変えてむしろ増えてるとか言ってる。
歴史の流れを良く知れば現在の本質が見えてきたり、自然と続き(未来)が見えてくるかもしれないとか、
子供の理科離れを防ぐには面白く伝える努力を汁とか、なかなかイイ事言ってる。
電気系か知識系の学生だったら、文献室か研究室に転がってだろうから読んでみるといいよ。
107 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/09/08(土) 19:57:05
>100
私は岩波書店のWEBで注文しましたが。
後払いなので簡単でした。
「ニッポン国解散論」読了。
ある一定以上の年齢の日本人ってなぜ「国連信仰」とも言えるようなほどに国連に全幅の信頼を
おいているんだろうか。
先の大戦経験者としては「国家」というものに対する生理的な嫌悪感があるのはまだしも。
最後の行がそのまま答えなんじゃないのか。
現在の国家は随分おとなしくものに変わっているから。
世界大戦で数千万の死者を出し核兵器で全滅戦争が
あり得た時代から見ると、国家に期待できず新しい枠組みに
期待するのも自然だろう。
>>108 小林よしのりみたいな奴が
出てきたのは
戦時中の嫌な雰囲気を知らない世代が増えてきたせいだな。
日本軍を無条件に美化し弁護できる感覚は
理解しがたいものがある。
>>108が言ってるのは、既存の国家がダメなのは分かるが
なぜ(優れてると思えない)国連に希望を持ったのだろう?、
ってことだと思う。
虚無回廊二巻まで読了
文系ゆとり世代には厳しい一面もあるが、仮想人格とHEUの掛け合いだけでも面白い
虚無回廊完結は無理?
いっそのこと「月刊 虚無回廊」。毎回色んな作家によるアンソロ小説掲載で。
それよりも「週刊 虚無回廊」創刊。毎号、ついてくるパーツを揃えればアンジェラEが完成する。
創刊号はバインダーがついて590円。書店にて
>>117 どうせならSSを作ろうぜよ。原作同様未完で終る
今頃になって「女シリーズ」に大ハマリ。
「待つ女」「湖畔の女」味わい深さがなんともいえん。
「歌う女」…
121 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/09/27(木) 00:37:41
>>112 すごい。大丈夫かなと不安にさせつつ笑いは取ってるし、実は話は筋道立ってるし
最後はまとめてる。酔拳のようなスピーチ。
>>108 スレ違いかも見当違いかもしれないが何となくレス。
戦後といっても、社会は戦前の延長に出来ているし、人も戦前に育っている。
戦前育ちの人は、国家・権威・秩序といった物に大きな期待を抱いている。
心の支柱だった大日本帝国は無くなったけど、代わりが必要だったんだと思う。
スレ違い
「小糸」だっけか?
これはありそうでない名作だと思う。
125 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/09/30(日) 11:39:19
>124
お糸? もう一つの江戸時代ってやつ。
お糸ですね。間違えてしまった。
そうですそうですもう一つの江戸時代の話ですね。
なんとなく「地には平和」と似てますよね
アレ100万部売れたらしいからなー
小松左京マガジンに「1万部、10万部なら読者の顔が見えるが
百万越えたあたりから、異常な電話とかがかってきたりし始める…」って
御大が言ってたナー
今、短編を筒井のとだいたい交互に読んでるんだけど、小松作品を読むと、
もっと筒井みたくテンポよく進めてくれたらなと思うが、
筒井を読むともっと小松みたく丁寧に書いてくれればなと思う。
いや、両方ともレベル高くて面白いのはわかってるから、
贅沢な不満だってのは分かってるんだけどさ。
130 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/01(月) 14:50:08
俺は光瀬龍と対照的だと思った
大阪夢の陣とか好きだったな
小松作品=一作につき一箇所は必ずエロ描写が含まれる
「歌う女」読了。なんか泣けてきた・・・。
序盤のながったらしいとさえいえるような街の情景描写は何だったんだろう。
街における「私」の過去と「店」との浅からぬ因縁を描写するにも長かった。
それだけに、女性が登場してからが早い早い。
完璧なソプラノかあ・・・どんなんだろう。
あれで”Windfall"という言葉を知った。
某所の原稿にこっそり引用したのは秘密だ。
「流れる女」読了。ラストがわけ分らん。
いかに自分が日本の伝統文化に無知かを思い知らされ、別な意味で泣けてきた。
「新茶ですか」新茶の味なんて分かんねえなあorz
着物も全く分らん。能も。
また、自分に「青春の苦すぎる思い出」のひとつもないことに愕然とした。
絶望のひとつも経験しないと大人になれないのかなあ・・・おれって幼稚なんだな。
>>136 自分の幼稚さを自覚することが、大人への第一歩である……みたいな。
そういえば、御大の作品て"大人"とはって話、結構あったよね。
139 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/08(月) 16:23:34
ハルキの短編集8冊をやっと全部読んだ。(集めるのも苦労した・・・)
この中だと「物体O」が、作品集として一段抜けてるなと思った。
他の短編集も名作揃いなんだが、ちょっと「アレ?」っていうのもあったかな。
でも、物体Oは各SFのジャンルから優秀な作品を選抜して、
ハズレが無いなって感じで。
表題作も長編にすれば、日本沈没より設定が奇抜で面白いんじゃないかな。
>>139 「物体O」の長編化が「首都消失」なんじゃない?
>>140 >>139は、奇抜な設定を求めているからおそらく長編であのオチを使おうということなんじゃないかな
142 :
139:2007/10/08(月) 21:50:46
首都消失はまだ読んでないし、どんな話かもよく知らないんだよね。
よく本屋で見かけるから、これから読んでみようかな。
でも長編で物体Oのオチ使われたらたぶん怒るだろうなw
あれは、話のスケールやミュレーションの緻密さに反して、
なんかブラウンや星新一のショートショートでやりそうなオチだった。
『首都消失』はなぁ…
ま、石原藤夫博士が、ソ連の脅威がよく書けてると絶賛したし…
映画はアレだが、もちろん原作の魅力とは別な話しだし…
いやはっきり個人的好みを表明させてもらえれば「物体O」の方が
枚数に反比例していいと思うよ
そもそも小松御大がSFの道に進んだのは
「(このジャンルなら)長い話を短く書ける」
から、ではなかったか、と
『首都消失』はEP-3Eの雲上偵察飛行が萌えじゃないか。
俺はあれで十分満足したよ。
それにかわいい女子中学生も出てくるし。
新宿!新宿御苑!
角川ハルキの憂鬱
物体Oの話に便乗するが、あれに入ってる「お召し」が一番好き。
小松短編の中でもマイベスト。最後は感動と切なさでゾクッときた。
ところで、12歳で召される子供たちの行方だが、この世界に
新しい赤ちゃんが絶える事なく出現し続けつづけてるって事は、
(メル欄)と、解釈したい・・・
>>147 大概はそうやって解釈すると思うんですが、他に解釈の仕方はありましたっけ
俺もそう思うが、あの円盤の存在がひっかかるんだよな。
宇宙養殖業者が、あちこちに「出荷」してんのではないか?
えーと…マクラで養殖の話を振ってたでしょ?
異星人が生け簀で稚魚をよりわけてるんだよ。
大人の庇護をとっ払えば、子供たちが精神的・知能的に大きく育つから。
>>148 大概はそうやって解釈せんだろ。
そんな救われるような話じゃなかったし。
物体Oと首都消失は内外が逆
落ちについては伏せとく
物体Oとの類似性については首都消失徳間文庫版の解説で
誰かが言及してた、と思う
「お召し」に対して、「召集令状」が、表と裏という感じだな。
残された者と飛ばされた者の話。
召集令状は、右にも左にも平等に皮肉な描写をかましてるのがいいな。
155 :
153:2007/10/10(水) 21:02:49
物体Oでは、東大生産研のロケットがあれば...、とか言っていたのが、
首都消失では気象衛星からの写真で即座に現象の全景がはっきりしたり、
そういう時代背景も読める。
首都消失では首都機能分散とか道州制とかの議論、ガジェット的には
インテリジェントビルやネットTV会議やカセットテープより小さいテレコとか、
小松長編はディテールが楽しいと私は思うのだけれども。
あと名古屋で買う駅弁は首都消失の冒頭に影響を受けて同じのを買ってる私。
> 首都消失では首都機能分散とか道州制とかの議論
そういうのが直接出てくるわけではなくて、現実のそれと対照させてみて、
という感じで
>>152 152氏がどのような解釈をするのかききたいなぁ。
子供が戻ってこなきゃ、新たな赤ちゃんらは現れないと思うが?
>>157 152じゃないけれど、宇宙人か何かによる「人間養殖場」という想像しかしていなかった。成長したら収穫して、稚魚たる子供を、元の世界に放流しているという解釈。それで怖い解釈しかしてなかったんだけど、
子供たちだけで社会を成り立たせている立派さを読んで、大人か、あるいは高次存在による「人類養成所」という解釈ができるんですね。その方がいいな。
あちら側のことは全くわからない不条理な状況のまま、こちらがわに起こりうることを積み重ねていくのは「首都消失」にも通じますね。
お召しの大人側の世界でも一本作れそうだよな(元の世界に戻るという前提で)。
3000年もの間、子供を作っても12年間、こっちの世界に戻ってこないシステムが
確立してる世界・・・
その世界の人間全員が、12歳まで親無しで育った人間。そんな人間が大人になると
どんな性格になるのか、どんな恋愛をするのか、自分たちが子供を生むとき、
向こうに飛ばされて12年会えないと分かって生むのはどんな気持ちなのか、
などなど。
あー、なるほど!
気付かなかった
>お召しの大人側の世界でも一本作れそうだよな(元の世界に戻るという前提で)。
でも、なんか、すでにどっかで誰かが書いてるような気もするな。
「お召し」そのままじゃないだろうけど、ある一定の年になると子供が消えていく
不条理な世界での人々の習慣とか感情を書いたものなら…
161 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/12(金) 18:22:07
黒川紀章氏が急死。
白山喜照(元ネタ知ってる人少ないかw)が小松より先に逝くとは、全く思わなんだ。
162 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/12(金) 18:31:11
「お召し」にあって何十年かすると
ボケ老人がおくりかえされてくる。
「おしめ」つけて。
165 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/13(土) 14:02:33
サマジイ革命
166 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/13(土) 21:07:21
>遺跡から発見された記録に記された過去。そこではある日突然世界から
>12歳以上の人がいなくなってしまった。
>残された子供達は力を合わせて生活をするが……
>これ楳図かずおの”漂流教室”とはどんな関係にあるんだろう?
>あれとよく似た子供だけのサバイバルの話です。あそこまで過酷じゃないけど。
>でも蒲生君みたいな子も出てくるし。
>主人公の少年の勇気と未来を見つめる目に心が揺さぶられる良い話ですね。
>ぶっちゃけ最初と最後いらねーよ。
某サイトにあった「お召し」の感想。
最後の一行に唖然とした。そうか、そんな風に思う読者もいるのか・・・・・
人はSFマインドな仕掛けよりも、キャラたちの織り成すメロドラマを好む。
それはそれで悪くはないが、SFが衰退した理由がなんとなく分かった気がする。
「オチ」とか「さげ」とか「話の飛躍」に、
ついていけんのかもしれんね。
うちの嫁さんもよく言うが
SF的仕掛けは、どうも「馬鹿ばかしい」らしい。
確かにSF好きじゃないと、単に子供たちの物語の感動に水を差す
蛇足的な仕掛けとしか思えないのかもしれんが、SFファンとしては
切ないねえ。
小松御大も、サバイアバルドラマの部分だけならわざわざ俺が書く必要はねえって
言いたいだろうし。
「世界観」がひっくり返る経験の有無…てこと?
それとも「世界観」という言葉自体が死語なのかな?
まあ、特殊な例を一般化して話すと
現在、SFマガジンに「絶賛」連載中のアレ見たくなるから深入りはすまい
センスオブワンダーを理解できないんでしょう。
星新一の「おーい、でてこーい」とかも
こういう連中にかかると・・・
しょせん普段読んでる本のジャンルと趣味の違いだろう。
SF的センスが理解できない奴=馬鹿、みたいな言い方はよそうや。
ホラー作品では「石」が圧倒的に恐かった。
ナニがナニをレイプするところをモロに描写してないのがまた想像力を
かきたてられて怖い。
御大がホラー文庫の自選短編に入れてないのが不思議。
くだんのははは有名だけど、怖いというより、語り口が上手いって感じだったな。
石はもう、単純におぞましい。
「石」の完全実写映像作品化を永年望んでいるのだがなぁ、勿論ハードコアで。
クダンの馬鹿
あの場面だけは小人症の成人にやらせて顔だけCG合成で挿げ替えるとかw
洋モノのハードコアでミジェット男優見た事あるんだけど、ソコだけでかいんだよ、人並み以上くらいに。
あの異様さでさらに顔が子供だったらそれは素晴らしい画ではないか、と。
「旅する女−女シリーズ完全版−」(光文社文庫)読了。
女シリーズってこんな面白かったんか。なんで食わず嫌いだったんだろ。勿体ないことをした。
このぶんなら「高砂幻戯」(ハルキ文庫)も食わず嫌いだな。読もう読もう。
俺はハルキの物体O読んでるんだが、「袋小路」ってすごいな。
短編でやるのがもったいないくらいのネタだ。
壮大で荘厳な話なのにタイトルでも損してるw
グレッグ・イーガンは、これで扱ったテーマをもっと狭く深く掘り下げて、
なおかつ、もっとリアルな科学理論の裏付けをつけてやってるって感じだな。
いや、イーガンが小松作品を読んでるわけないんだけどさ。
小松御大は題名で損してるってのは聞くな。
「日本沈没」は、「日本」が「沈没」するわけだし
「女シリーズ」は、いろんな「女」の話で、直球すぎるんじゃないか?って言う…
首都が消失したり、ジュピターがさよならしたり、誰かが継いだり、明日は見知らなかったり、
日本がアパッチ族だったり、物体がOだったり、空から歴史が堕ちてきたり、結び目はゴルデ
ィアスだったり、くだんなははだったり、まめなつまだったり、牛の首だったりするわけだしな。
>小松御大は題名で損してるってのは聞くな。
聞かない。
誰が言ってるの?
星が広瀬正は題名で損してるといってたけど。
>>182 たしかに、題名に凝った作品は、ありましたね、ごめんm(__)m
>>183 山野浩一だったと思うんだが…
該当の本が見つからない。
ということはソースは用意できない。ということは、俺の勘違いだという可能性が高い
ごめんm(__)m
ソース思い出せなくて申し訳ないが
「日本沈没」は作品の全てが一言に凝縮した、タイトルとはこうありたい、
と誰かがどこかで書いていたような記憶が逆にある
「小説道場」だったか
「日本沈没」は他にどうしようもないような気がするけど、これが難しいのかね
今夜10:00〜11:30 ETV特集「21世紀を夢見た日々〜日本SFの50年〜」
御大が出演されるので是非ご覧あれ。
もっと早く言ってくれよぉ!!
間に合ったからよかったけど、
情報ありがとう
>>183 御大本人が、題名を付けるのが不得意でなかなかいい題名を付けられない、
という自虐ネタで『題未定』という長篇を一本仕上げてますが。
小松さん、すっかり老けたというか、小さくなっちゃって……
筒井さんらが喋る時は字幕ないのに、御大だけが字幕付き・・・切ねぇ
ああ…みんな老けたなあ…
ま、俺らが成人(しかも漏れは中年)であることを考えれば
当たり前は当たり前なんだろうが。
小松さんってもう引退したの?
>>193 「引退」をどう考えるかだが…
「小松左京マガジン」の最新号の巻頭言には
「SFの未来は若い人たちに任せた(大意)」と書かれてたな。
ま、とらえようだけど、小説はもうお書きになられないような気がするな。
星新一と手塚治虫もあの場にいればなぁ・・・
星氏がいれば、御大と漫才になって筒井氏が突っ込んでくれたかも…
懐かしいなあ「おもろ放談」…( つД`)
今月の小説新潮が星新一特集で小松左京の写真を見たときはショックだったけど、テレビで見るとまた衝撃だった。一緒に出演していた石川喬司は同学年だよね。
とても同年代とは思えない若さだった。健康状態を心配してしまう。
日本のSF御三家はみごとなくらい個性がバラバラだったねえ。
手塚治虫はこの中では小松御大寄りかな。
ETV特集「21世紀を夢見た日々〜日本SFの50年〜」 観た。
御大らの若い頃の写真は、なんかいいなあ。
まあ番組自体は後半ぐずぐず。
NHKは「SFの浸透と拡散」でまとめたつもりだろうけど
ほとんど「SFの霧散」って感じだった。
>>198 お二人とも好奇心と、知識欲が体系的で巨大ですものねー
>>199 時代のせいか、顔が引き締まってるように見えますね。
衣服も(当たり前ですが)クラシックでフォーマルですし。
201 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/22(月) 18:44:07
うん 特撮からアニメを経てなんかなんでか最後は無理やりアキバに持っててたね。
それ違うぞて思った。
サイバーパンクとかニューロマンサーとかでなかったし。
構成がムチャクチャだ。アニメや特撮はえすえふのほんの一部に過ぎないのになあ。
秋葉で栗山千明を見た人たちの反応が面白かった
栗山千明は
加藤夏希てとならんで
正真正銘のオタ!
>>201 ニューロマンサーなんか出るわけないじゃん。
日本SFの軌跡を辿ってるのに。
この番組の冒頭でブリンが小松左京を褒めてたけど、
英訳されてる小松作品て『日本沈没』以外には何がある?
それとも実はブリン日本語バリバリ読める人?
教科書に載って死後もなお新潮文庫のベストセラーに残っている星さん
主要文学賞を獲りまくって三島賞の選考委員を長らく務めていた筒井さん
と較べると、小松さんは本格SFを一身で背負ってきたが故に、活字SFの
衰退とともに、語れることが少なくなってきたようで残念だよホント
御三家の中で一番読むのに予備知識(SF的素養)がいる作家だからな。
あの手塚治虫だって晩年はSF作品が減ってたし・・・
雲散と霧消
手塚っていえば、小松御大は手塚治虫のことをどう思ってたんだろうな。
筒井なんかは世代的に子供の頃からの憧れの対象だったんだろうが、
でも御大の場合3歳くらいしか差がないし、漫画家だった時期もあったから
もっと強いライバル意識があったのかな。
小松読者が三十四十代になって作り手や情報発信側に
なる頃だから、再評価の動きがあるかと思ってたんだが
>>206 筒井康隆がプロデュースした1975年のSF大会のテーマが「SFの浸透と拡大」で
なぜかこれに平井和正が激怒して、次はSFの変質と解体かって毒づいたんだよね。
その次も何かあったような気が。筒井康隆がそれに反論した中だったかも。
で、雲散霧消してもやり直せばいいとかそんなことを言っていたような気がする。
昨年、ぼくは神戸で日本SF大会を主宰し、テーマを「SFの浸透と拡散」とした。
すると誰が言い出したのか、今年は「SFの変質と解体」だということになり、
平井和正がかんかんに怒っている。この調子だと来年は「SFの退廃と堕落」、
再来年は「SFの腐敗と発酵」、その次の年は「SFの風化と雲散霧消」なんてことになるわけだが、
しかし今になって考えてみればどんなものにでもそうなる可能性は常にあるわけで、
筒井康隆「あらえっさっさの時代」
>小松御大は手塚治虫のことをどう思ってたんだろうな
なかはよかったみたい。
どっちも関東ルーツのコテコテ大阪人
旧帝大の「本流」からのあぶれ者。
SF好き。手塚は左派シンパで原発推進派。
御大は山村工作隊出身で大平正芳派、なぜか宮沢喜一好き。
小松が描いた漫画を手塚が読んで本格SF漫画の登場に震撼したという
手塚の漫画には御大出てくるよ。
大松右京とかになって。
『手塚治虫ランド2』で松本零士を交えて古いマンガに関する
対談を楽しそうにやってるね。『SFセミナー』でもSF史における
手塚治虫の役割を正統的に解説している。
本人はマンガ家になる意思はなくて、同人誌を出すための
小遣い稼ぎ。マンガ家って言っても現在の講談社とか集英社の
中央で出版されたものでなくて、原稿買いきりの赤本だからね。
手塚さんの原発観は、放射性廃棄物問題の深刻性とかもちゃんとフォローしてた
と思うので、単純な、いわゆる「推進派」、ではなかったと思うけど。
大杉という名前で出てくるのは、筒井作品で「大杉酔狂」だったかな?
手塚作品にはおそらく複数箇所で出ていそう
俺の知ってるのはブラックジャック、角膜移植したら幽霊のようなもの? (※)が見える
ようになって...という話に、確か箕面人体科学研究所の小松右京博士、という人物が
出ていた。恰幅が良くて、「キミ、なかなかSF的やなあ」というセリフが。
※ネタバレにつき曖昧にしてます
>>217 御大の短篇にも、ヤミ医者の"BJ"とその恩師の手塚医師というのが登場するのがあるね。
「男を探せ」だっけ?
筒井康隆を短編の主役にしたり、星新一をW3の主人公の名前にしたり、
手塚さんと御三家とは仲良かったみたいね。
聞いたところによると、漫画家相手だとみんな自分を神様扱いしすぎるから、
対等の友人づきあいができるSF作家たちと仲がよかったとか。
「推進派」といえばやはりお笑い漫画道場に出てた
あの人でしょう。
電力会社の広告にも協力してたし。
まあ、お金儲けが最大の目的だったんだろうが。
手塚も小松もそういう電力会社の太鼓もちは
やってないでしょう。
手塚でもとり・みきでも、誰が書いても御大は同じ顔になるのがすごい。
長嶋茂雄みたいなもんだな。
手塚さんもそうだ(ベレー帽、めがね、ブツブツ鼻)
>手塚さんもそうだ
あれはほかの漫画家が手塚さんの「自画像」に敬意を払ってるからだろ?
描く人によってのっぺらぼうになったり2枚目になったり2.5枚目になったり...
(3枚目にはならないか)
>>226 確かにそれはそうですねごめんなさいm(_ _)m
ただ、御大の容貌も(強弁すれば)
「自画像(他人に「自分はこういう人間だ」と主張している)
と言って言えなくもないんじゃと…
・とにかく巨体(大食漢であるが、それは好奇心と知識欲の表象化でもある)
・黒ぶちめがね(めがねをかけていること、その種類は、キャラクターを決めてしまう)
・眼が小さくつりあがっている(小さいと言うより頬の肉で隠れてしまっている
..それは同時に常に笑ってるようにも見え御大の人柄を表している)
・ネクタイをつけたフォーマルな衣装(本質的にはまじめな人であることが伺える)
とかとか…だめ?
>>227 筒井さん?
話変わりますが、自分は小松初心者で、最近ハルキ収録の短編集を読みふけっていて、
あれも凄いこれも凄いと唸りながら、もうほとんど全部読み終わったんですけど、
(たまたま他の文庫で読んだ)召集令状や、戦争はなかったクラスの秀作が、
入ってないところをみると、実は未収録の傑作短編がまだまだあるんじゃないかと、
思ってるんですけど・・・
他にハルキ未収録で、これは読んでおくべきだっていう短編が入ってる短編集に
どんなのがあります?
図書館や古本屋で探してみたいんで、他の収録作がハルキといくら被ってもいいから、
教えていただけませんか。
230 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/25(木) 11:57:35
>>229 俺は徳間の「飢えなかった男」「ゴルディアスの結び目」がお勧めだな。
「飢えなかった男」は1・2部構成になっていて、2部はハルキの「高砂幻戯」と被っているのでご注意を。
「ゴルディアスの結び目」はハルキから出てるよ。
ハルヒから?
うむ。宇宙人、未来人、異世界人、超能力者が登場人物な小説がラインナップな文庫
最近、大きい本屋でハルキの小松本を買い集めてるんだが、
ほとんどが98〜99年に出た初版だね。
10年近くも増刷されず、在庫のみなんだろうか。
>>229 ちゃんと調べないで書くけど
昔の新潮文庫と文春文庫の御大本を
集めればいいのではないかい?
袋小路はおすすめ
そういえば初めて映画「復活の日」を観たが、日本語が少なくてわろた
星さん、筒井さんは簡単に本が手に入るので子供の時から読めたが、
小松さんは世代的にちょうど穴になってて読めなかったんだよなー。
今あらためて読んでみると、小松さんの作品ってミステリー的な構成が多いね。
星さん、筒井さんらはだんだんエスカレートしていって最後に破滅したり、
サプライズ系のどんでんがえしが多いけど、
小松さんがどんでんかえしをする時は、真相を読者に隠しておき、伏線をきっちり張っておいて、
ラストに「そうだったのか!」って驚かせる感じ。
ミステリ好きなんで御三家で一番感覚が合う。もっと早く出会いたかったなぁ。
ハルキ文庫で言うと、SFミステリ編と銘打った「男を探せ」よりも、
本格編や宇宙編の「物体O」や「結晶星団」の方が、ミステリ構成の
傑作が多かったような・・・
241 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/06(火) 23:47:42
>>229 私は「氷の下の暗い顔」と「華やかな兵器」が好きなんで読んでほしい。
短編集「氷の下の暗い顔」はハルキの宇宙SF短編集に丸ごと入ってるよ
243 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/07(水) 07:44:44
「華やかな兵器」はハルキに入っていましたっけ?
>>229 ハルキ未収録のお薦め短篇だと、「眠りと旅と夢」も挙げたい。
ってこれも徳間の『飢えなかった男』収録か。
あと、235も書いてるけど新潮文庫の短編集はハルキ未収録率高いと思う。
虚無回廊どうなるの?
247 :
229:2007/11/07(水) 21:49:52
遅くなりましたが皆さんありがとうございます。
>>230 餓えなかった男・・・徳間は長編は結構見るんですけど、短編は
あまり置いてないですね。
>>241 華やかな兵器っていうのはいいタイトルですね。
>>235 文春も新潮もあまりないですねー。「戦争はなかった」くらいしか見つけてない。
もっと探してみます。
>>245 やっぱり集まるなら新潮が中心ですね。短編集多そうだし。
日下さんのハルキ文庫の解説で「小松SFの主な所は残さず拾った」
豪語しすぎだと思うw
>>247 そんなこと書いてあったっけ? >「残さず拾った」
何巻の解説か教えて。
オドリ食い
あ、また全集の金を振り込むの忘れた('A`)
ま、ホントにどうでもいい瑣末事なんだけどね
>249の放談
引用者氏が書いてる通り
小松御大
『虎よ、虎よ!』の作家をベスターじゃなくて、ヴァン・ヴォクトと間違えてるけどね
これは二人の芸風が
オールディスによって「ワイド・スクリーン・バロック」として括られるように
共通するところがあるから、まあ、いいとして
チキンの組織培養は、『宇宙商人』だよ、ポール&コーンブルースの
(「ギャラクシー」つながり?)
「復活の日」が発売された当時の書評が読みたいなあ。
「一般にかなり好意的だった」そうだが。
ちょいと保守
先週プチ帰省した時に近所の古本屋(ブ○クマーケット)行ったらつぶれてた。
あらーーーーと呆然。
まあ小学校や中学校が近いせいか、いつ行っても子供が群がって立ち読み
してて、実際に本を買う客が極端に少ない店ではあった。
この店で御大の新潮文庫版がズラリ並んでいて、狂喜乱舞欣喜雀躍しながら
全部まとめてレジを通したことを思い出しました。
2、3年前に湖畔の女よろしく長浜の盆梅展行ってきたよ。
途中で真新しい建物になるのはびっくりしたけど、雰囲気は味わえたと思う。
さっきwowowとTVKでそれぞれ「日本沈没」と「日本以外沈没」がやってた(w
MXあたりで「旧日本沈没」でもやってれば完璧だったのに(w
シソちゃんは「沈没」に続いて「三悪人」でも旧作を強姦しまくってるみたいだなぁ。
「実はBBJでした」は今回「実はスタ^ウォーズ」らしいよ…、もうね(ry
258 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/01/02(水) 14:37:02
結局興行的には成功してきたからなあ。
259 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/01/02(水) 16:36:33
シソちゃん、「隠し砦」をどう料理するかで、
正直監督としての決定的評価が定まると思う。
ガンガレ、オタの星っ!!
>正直監督としての決定的評価が定まると思う。
もう、今までの作品でレベルわかってるでしょw
ほとんどのヲタは沈没で見放してる件
262 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/01/02(水) 20:47:37
【Project Orion: A Re-Imagining】
http://www.youtube.com/watch?v=V1vKMTYa40A 現代の科学技術で充分に実現可能な初歩的なインパルスエンジンは「核パルスロケット」でしょう。
「核パルスロケット」を用いれば(地球環境に多大な悪影響を与えるとはいえ)自力での大気圏離脱が可能になります。
映像では補助ロケットブースターを用いていますが無くても大気圏離脱は可能です。
ヲタ相手にしても儲からないから
264 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/01/03(木) 16:09:23
265 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/01/05(土) 02:29:17
一応情報を
1月4日朝日新聞夕刊に御大と京大岡田教授の対談が載っとります。
関西版だけかな。
266 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/01/10(木) 15:00:31
朝日去年から銀行引落にしたら、年末に洗剤持って来ないようになった。
元旦に新聞来なかったらどうしようと思っていたが、無事に毎日来ている。
そゆわけで対談の内容を詳しく。もうリサイクルに出しちゃった。
267 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/01/10(木) 20:27:47
>京大岡田教授
東大岡田講師ちゃうやろな。
かれやったら、ひじょーきん、つうプレフィクスが付くやろ
H5N1
アルプスならぬチベットの氷が溶け出す頃に大流行するのか
今日のNHKで「復活の日」テイストのが見れるね。
271 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/01/12(土) 21:54:31
むしろ「さよならジュピター」では??
小松作品で病原菌ものって案外少ないね
まじめなのは復活の日くらいで、あとはイッヒッヒッ作戦?と、髪と紙とぐらいかな
つーかバイオテクノロジーが身近になるまで日本SFには少なかったような>病原菌もの
星や筒井もそんなに多いとは・・・むしろ手塚治虫が多い感じ。
あ、それはブラックジャックの印象か。
「虚無回廊」の作品内年表を作ってみようとしたが、結構難しいな。
虚無回廊の"HE2"がSSに接近するシーンの描写に「近くの赤色巨星に照らされて」なんてあるが、
どの星のことなんだろう?
>276
「近くの赤色巨星に照らされて」いるのはSSではなく、
「SSの地平線の彼方にある散光星雲」
>276
>277
SSは白鳥座と琴座の間に出現し、当初は円筒の軸を太陽系に向けていたが今は10数度ずれている。
どっち向きに角度を言っているのか知らないが、北アメリカ星雲かペリカン星雲にはエッジが向くと思う。
最近、トリインフルエンザ絡みで小松左京を思い出して復活の日を読み直してきますた
えーと、まだ死んでないですよね?
他のも読み直してみようと思うんだけど、
超高速でブン回る円筒がいきなり出現した!見に行かねば!って、
なんてタイトルの話でしたっけ?
「バビロニア・遠心分離機」
281 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/01/27(日) 13:58:44
新刊情報
・『小松左京自伝 実存を求めて』 2008.2.20
2006年7月日本経済新聞連載の「私の履歴書」と『小松左京マガジン』連載の「自作を語る」に加筆して、
作家「小松左京」の本格的自伝としてまとめたもの。主要作品のあらすじや年表などもあり、
作家「小松左京」を理解する良い手引きになる。大ベストセラーとなった『日本沈没』が、
小松左京の根源的問題意識を象徴的にあらわす作品であることも、よく理解できる。
ISBN978-4-532-16653-3 2500円(税抜き)
432頁 日本経済新聞出版社
鳥インフルエンザって、まじで怖い。
政府は対策練ってくれてんだろうな。
そんな本はいらないから、虚(ry
てか、こまっつぁんの根源的思索は
日本沈没Uに描かれるはずだったのに…
もう間に合わないのかなぁ…
>>282 一千万人分のワクチンは用意してるよ。
残りの分は予算が無いから用意できないんだって。。。
orz
>>281 >日本経済新聞連載の「私の履歴書」と『小松左京マガジン』連載の「自作を語る」に加筆
それ、『SF魂』とどこが違うの?つーか税抜2500円て高!
「小松左京マガジン」御大喜寿記念号の表紙は生頼氏のイラスト!
かっこええええ。
289 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/01/30(水) 06:07:04
皆様のお知恵をお貸しください。
友人が、
「ある人物が通勤の途中で電車から見えるマンションにいる人物が気になり始めて、その気になる気持ちがどんどん強くなっていって、ある日思い切ってそのマンションの部屋を訪ねてみたら、その気になっていた人物は自分だった。」
という話が面白かったと言ったので、友人にその話のタイトルを教えてほしいと言ったら、タイトルは覚えていないと言うのです。
友人は多分小松左京だと思うと言っていたのですが、ご存知の方はいらっしゃいますでしょうか…。
もしご存知の方がいらっしゃいましたら教えて下さい。よろしくお願い致しますm(__)m
291 :
289:2008/01/31(木) 02:40:53
290さんありがとうございますm(__)m
聞いてみます(^▽^)/
青雲賞おめでとうございます!
副賞のお線香一年分です i~
線香1年分=1周忌…?
青雲賞の副賞は血染めのボールだったはずだが?
295 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/12(火) 11:02:26
「虚無回廊」も谷さんに書いてもらうわけにはいかんの?
何を言い出しているんだ。そんなもんいらんだろ
297 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/13(水) 19:18:12
サイファイ系の馬鹿作家が虚無の続きを書くと騒いでいた件は
結局どうなったの?
あれは
「僕にしか書けません!」
「まぁ判った判った」
「やた、全面的に任せてくれた!」
「そんなことは言っとらん」
「ショボーン」
つうことで。
299 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/14(木) 21:33:12
ああ、あんまり五月蠅いから御大があの調子で適当にあしらってたら
承諾もらった、と勝手に解釈しちゃってたんだ。
サイファイちゃんと編集さんとで齟齬があったんじゃなかったっけ?
御大もかかわってました?
いろんな人に
「続編書かせてやる」とか言ってるけど、
「か、書けましぇ〜ん」
って人が多いらしい。
御大の、若い頃の社会経験と、中年以降の、京都ソサエティとかいう
アカデミックなサロン的人脈との交流、そのほかのあれもこれもが
ぶち込まれた作品だからなぁ
日本は沈没しないらしいな
「日本沈没」(第一部)、久々に再読。
ホログラフディスプレイとかの機器以外は、リアルタイムの昭和の世界がバックグラウンドかと
思いこんでいたが、成田空港と結ぶ100人乗り大型ヘリバスが銀座あたりのビルの屋上から
飛んでいたり、海水を利用して中央区全体を冷やす(?)冷却塔があったり、
モーターショーでエアカーがお披露目されたり。
ごくわずかだが、未来テクノロジーの描写があったことに気づかされた。
いきなりリニアの測量の話があるし
潜水艇はバチスカーフ型が流行してるし
船はガスタービンが幅を効かせてるし
飛行機はSSTと超ジャンボ級が幅を効かせてるし
岡田氏が一時期はまってた「ロストフューチャー」が
いっぱい詰まってると私は思う。
「復活の日」にはガスタービンを積んだスポーツカーが出てくる
JA文庫に入った当時読んでワクワクしたものだけど、
これもロストフューチャーのたぐいか
308 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/17(日) 13:26:00
>>306 そう、ロストフューチャーの魅力がありますね。新新幹線=リニアとか。
ただ、基本リアリズムなので、いっぱい詰まってるという感じはしなかった。
むしろこの手のガジェットは今読むと、ない方がよかったような。
あと、首相は原作は名無しだと思ってたら、
二箇所だけ「緒形」という名前が出てきますね。
73年版の映画の丹波哲郎=山本総理の印象が強すぎるせいか、それへのオマージュか、
樋口シンジの映画でも石坂浩二の名前は山本総理になっていた。
首相は宮澤喜一のはず。
DAICONいったれ。
引退宣言らしい。
311 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/19(火) 11:48:21
>>306 バチスカーフはタイプとしては既に古くなっている、とあるので、
深度の点などであえて採用したのではないかと。
>>309 モデルは宮沢喜一説があるけど、ホントですかね。
>>310 ついに。
虚無回廊...
お前も諦めの悪い人だね
俺もだけど
315 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/22(金) 20:46:47
虚無回廊は
小松ファンみんなで書く
ってのはどうだろう。
あるいは、小松賞に「虚無部門」をもうけて
続きのコンテストを毎年やる。
316 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/24(日) 12:23:52
>>307 JAってジュニアアダルトって言う意味なんでしょうか
農協が出版事業に進出した訳じゃないですよね
Japanese Author
JA文庫じゃなくてハヤカワ文庫JAね
当初はSF文庫、JA文庫だった
FTができたころかな、ハヤカワ文庫○○となったのは
土器マーク懐かしいな
うちの蔵書は火炎土器のマークだらけw
ギャオで「復活の日」無料配信中。
初夏とはいえマスクもつけずに診断するお医者さんたちに違和感。
323 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/06(木) 01:47:37
え?マジっすか?ありがとん
324 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/06(木) 06:22:44
『小松左京自伝 実存を求めて』(日本経済新聞出版社刊)
まえがき読んだだけで泣けてきた。
その「実存」の文字を見て「人工実存の続きを・・・」
と思ってしまった。
>>324 で、『SF魂』や『やぶれかぶれ青春記』との重複具合は?
327 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/07(金) 20:18:44
>>326 ま、、『SF魂』や『やぶれかぶれ青春記』を読んでる人は、
「第T部」は読まなくていいよ。
しかし、それはこの本のたった四分の一程度。
「小松左京マガジン」をくまなく読んでる人は、
「第U部」の14章までは読まなくていい。
両方よんでる人は、ほぼ読まなくていい。
ただ、「特別編 高橋和巳を語る」が50ページ弱収録されてる。
以上
328 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/08(土) 10:17:01
>>326,327
「果しなき流れの果に」と「日本沈没」の章は、マガジン
掲載のものにかなり加筆されている。御大が結構さらけだ
している感じ。もう作品としては書けないということだろ
う。「虚無回廊」のまとまった章はないけど、2カ所ほど
で触れてある。
329 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/12(水) 11:26:12
果てしなき
流れの果てに
○○○○○
○部分を埋めて一句どうぞ。
↓
果てしなき
流れの果てに
負の海へ
果てしなき
流れの果に
果はなく
335 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/12(水) 21:26:28
果てしなき
流れの果に
高利貸し
336 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/13(木) 06:08:53
果てしなき
流れの果に
河口堰
337 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/13(木) 10:39:34
果てしなき
流れの果てに
東京砂漠
果てしなき
流れの果てに
宇宙(そら)の果て
果てしなき
流れの果てに
虚無の回廊(みち)
340 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/17(月) 01:25:39
果てしなき
流れの果てに
光あれ!
果てしなき
流れのレスが
俳句スレ?
それにつけても
金のほしさよ
あたしゃ も少し
背が欲しい〜
てか?
クラークもいなくなり次は……
クラーク先生死んじゃったのかよぉヽ(`Д´)ノ
346 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/19(水) 19:55:08
クラーク先生なんて
とっくに羊ヶ丘で銅像になってるよ。
何を今さら。
小松さんの作家人生って、まさに海外御三家を超えるための戦いだった気がする。
筒井と星もそうなんだろうけど、この二人よりも小松さんは本流に近い位置にいたから、
より前線で戦ってたっていうか。
これでもか!日本人でもここまで書けるんだ!
これでもかったらこれでもか!!・・・って。
向こうは小松さんのことなんか大して知らなくて、一人相撲だったかもしれんけど・・・。
ついにクラークも逝ったし、自身もう思い残すことはないかもな・・・
348 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/19(水) 23:34:14
死ぬ前に・・・
虚無回廊だけは完成させてくれ。
>>347 「2010」と同時期に作られた、木星を舞台にした近未来太陽系開発モノ
ってことで「さよならジュピター」はクラークの目にも触れたんじゃないだろうか
映画の方がなorz
350 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/19(水) 23:39:39
筒井さんはこないだ深夜番組に出てた
351 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/19(水) 23:53:04
虚無を書き始めたのは随分昔だが
あの冷え冷えとしたトーンは
最初から遺言代わりに書いているとしか思えない。
完成すれば日本SFの最高峰になるのは間違い無いけど
多分もう無理・・・。
>>349 映画ではカットされた宇宙考古学者はクラークがモデルで
出演依頼もした。
2001年でこりたから映画にはかかわりたくないと
断られたらしいけど。
「さよならジュピター」を知ってたら
2010年は書けなかったと語ったらしい。
>>352 飛行機に乗りたくなかった からじゃないの?
そりゃアジモフだろ。
以下、そりゃ○○だろ。が続きます
そりゃハインラインだろ
357 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/20(木) 07:43:23
>>347 >向こうは小松さんのことなんか大して知らなくて、
小松左京はアシモフともクラークとも対談している。またクラークは1970年の
「国際SFシンポジウム」にも出席して、一緒に万博に行ったりしている。
>>351 阪神大震災が起きなければ続いていたんだろうか?
本当の理由はSFA廃刊で
発表の場がなくなった。
原稿締め切りで尻叩かれる
こともない。
これがモチベーションを低下させたんだろう。
>>358 知らんかったので読んだよー。
原作見たくなったわ。
362 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/22(土) 00:38:53
御大が自分で執筆した最新のSF作品てなに?虚無回路かな?
テレックスを見たブンヤさん、
何かがおかしいと思いはじめるその時に欧州への出張を頼まれる。
しかし彼の乗った飛行機が中露国境付近で墜落してしまい、
そこで目撃したものは、なんと鉄を食べる新たな人種であった。
こんな話でしたっけ?よく分かりません(>ω<)
混ざりすぎww
>>361 本棚引っ掻き回して原作引っ張り出してきたよw
福島さんの名調子の名訳が泣ける
スレチスンマソン
>>351 老人遠藤のものの考え方は、小説内キャラの口を借りた作者の遺言状だよな...どう考えても
ブンヤさんが夜明け前に愛人宅で一戦交えようとしたとき、ペニスだけの物体が
彼女を襲う話でしたでしょうか、分かりません><
ところで、人類何回滅亡させたのかな?
370 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/29(土) 00:39:01
>>369 とりあえず数えてみた。異論もあるだろうけれど。
【完全に絶滅】
『故障』
『事故』
『ある生き物の記録』
『四次元ラッキョウ』
『果しなき流れの果に』 (一部のパラレルワールド)
『幽霊星』
『ウインク』
『返還』
『まぼろしの二十一世紀』
【ほぼ絶滅】
『復活の日』
『こちらニッポン…』
『すぺるむ・さぴえんすの冒険』
『地球になった男』
『何でも見てやろう』
【絶滅を予感させて終了】
『涅槃放送』
『手おくれ』
「生きている穴」は?
インドネシアとかで新型インフルエンザはやってるけど、
チベット暴動となにか関係ある?
チベットにも広がって「チベット風邪」とか呼ばれたりして。
お召し、なんかはよくまあ絶滅しなかったもんだなあと思った
374 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/01(火) 08:13:14
>>364 『見知らぬ明日』だな。
UFOによる地球侵略もの。
この手のものにしては良くできていて、さすが御大と思った。
「夜が明けたら」
あれ4月1日だったら永遠に嘘吐かなければならなかったんだぜ。
「夜が明けたら」は
「夜明け前」の続編?
とボケてみる。
未だに「凶暴な口」が再読できない…
なぜか春が来ると「静寂な通路」を読みたくなる。「沈黙の春」のせいかな。
世の中って『牙の時代』になりつつね?
是非「愛の空間」になって欲しい
381 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/12(土) 20:11:29
黒電話は黒人女
382 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/13(日) 13:22:02
今日は沈没リメイク版地上波初登場の日なのに
ここのスルーぶりにワロタ。
やっぱり小松ファンにとっては黒歴史になっちゃったよなぁアレじゃ。
黒というより灰色
もうね、黒歴史とか原作レイプとか以前に、
映画としてクソというか、なんというか・・・・
385 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/13(日) 23:25:43
御大がリメイク版最初に見たとき
全部終わる前にトイレに行っちゃったらしいじゃん。
そのあと戻ってきて樋口と握手はしたらしいが、
嫌がらせで手にウンコつけてたんじゃないかな。
とりあえず、実況で原作嫁、アピールしてきた・・・・
明和電機ファンとしてはですね
首都消失ぐらいには面白かったよ。
現在進行中の漫画版は好き。
「小松左京の小説」とは一切関係のないヨタ話だと思って見ればそれなりではあるのかも知れない…
391 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/14(月) 16:53:51
特撮映像だけはよく出来てますよ。違うストーリーで音声を
吹き替え、いらない部分をはずし、足りない部分はスチルや
絵コンテで補った私家版を作ってみたい気はする。他人に見
せたら、その時点で著作権侵害でしょうが。
ただ、超高空から列島を俯瞰する場面だけがモロ旧作イメージのままなのはあれ意図的にやってるのかねぇ。
旧作でも「中野は衛星の視点を全く理解してない」って一番批判されたような部分にオマージュ捧げるなよ…。
ストーリーは変えていても、それなりに原作のいい場面は取り入れていたと思うけどな?
なにもせんほうg(ry
>>393 我が身を削られるような国土の崩壊が全く描けていないから、
逃げ惑う人々に全く感情移入できない。
アイデンティティが失われていく日本人の慟哭がゼロ。
シバザキとクサナギの無意味に長いラブ的演出も、
見てる人間の感情移入を全く誘わない。
単なるアルマゲドン的なバカ英雄譚がやりたかっただけだろ?
原作に「いい場面」ってどこだ?
396 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/14(月) 21:21:59
まあ、映画は儲かってナンボですから。原作者の
評価が下がるのではないかという心配はあるが。
397 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/14(月) 21:44:31
>映画は儲かってナンボですから
あー、それは違うな。
商業的成功と作品の質の両立という問題で悩みながら作ってこその総合芸術だろ映画は。
楽屋落ちのカメオやアニメの翻案、オタ受けを狙った特撮や台詞、字幕使いで
ゴテゴテに固めた、豪華な同人映画とでも言うべきだなこれは。
398 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/14(月) 22:03:36
>397
でも、それで結構儲かったというのは、どういうことなんでしょうね。
あれがコケたら、ざまあ見ろと言おうと思ってたのに。
小松小説の肝が、描けてないんだよ。
′′′′′′
あの、′′′′がついた文字の表現がまったくない。
400 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/15(火) 01:28:41
アタイこそが 400へと〜
現代は総オタ化、女性至上主義化の時代だからそれに合わせました
って感じじゃねえかな
402 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/15(火) 05:48:12
>>398 甘ったるいものが好まれる時代に迎合して甘ったるいものを出せば
そこそこ儲かるのは、ある意味当たり前。
でも時代を超える賞賛は得られない。
という事じゃないの?
物価やチケット単価で補正したら、旧作の興収には結局及ばなかった
だろうから、ある意味相応の結果と言えるかも知れないが。
ドラマ版ですら「失われていく日本人のアイデンティティ」と
小松的な「我々とは何者か?」という問いを正しく理解していたと思う。
だから毎週本編で、崩壊してい日本を見た後、エンディングの
五木ひろしの曲のバックに、平和で全く無傷な街や自然や
人々の日常をかぶせられると、とめどなく涙があふれてきた。
盲目的ナショナリズムや右派的国粋、まぬけで救いようのないヒロイズムなんかとは
完全に対極にある小松さん的「日本・日本人への万感の想い・愛」がヒシヒシと伝わった。
この樋口版にその理解があるとは到底思えない。
この理解がなければ、「日本沈没」は作品的意味を持たないし、
樋口版の原作である必然性すらないと思う。
樋口は、果たして小松小説を読んだことがあるのだろうか?
404 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/15(火) 10:17:53
>402
>403
よく言われることだと思いますが、「日本はもう沈没している」
ってことじゃないかと。だからヘンな映画もできるし、御大だっ
て続編を書かないのでは。
「パンデミックの日」
パ〜ンデミ〜ックでパンパンパン
漫画版の、あの人間の狂気を的確に描写してる奴を基にした
アニメ版でも作ればいいんだろうか
>>404 かもな〜それを知らされていない無知な人々か・・・
でも403はわかってるな〜
あの暗い画面を通して見える世界や製作側の愛、唯のパニック映画じゃないよな(´Д`)y━・~~~
409 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/16(水) 14:44:21
>>404 谷甲州氏と共著のかたちで書いてますよ。
それともあれが嫌いな人ですかね?
410 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/16(水) 18:47:07
>409
404 です。「御大だって続編を書かなかったのでは。」とするべき
でした。谷さんとの共著は何も出ないよりましだと思いますが、中
身的には『小松左京自伝』の日本沈没の章で語られていることの方
が迫ってくるものがあるでしょう。
すでに完成された物語なのに・・・ってことかな
まあ人それぞれだなあ。俺はいかなる形であれ、続編が出たことが嬉しかったし
四十目前にして、ようやく「岬にて」を読了できました。
今まで、あの枯れっぷりが馴染めなかったんだが、自分も枯れてきたってことか。
代筆させるにしても別の人がいたろうに。
編集部か出版社のミスだ。
一冊まるまる小松左京!っていう感じの評論・批評の本ってありますか?
自伝や対談集は見つけたのですが…
『小松左京のSFセミナー』とか?
「小松左京マガジン」はどうよ
『小松左京のSFセミナー』(集英社文庫)はいいかも知れないな。
オタクの教科書的な部分もあるけど。
ウィキペディアによると、小松左京さんの評価って、「荒俣宏と立花隆と宮崎駿を足して3で割らない」だっけ。
ブックオフとかでもしかしたら探してみてください。
あとこれはひょっとしてなんだけど…、『SFへの遺言』(光文社)を図書館から借り出してくるというのは?
個人的には、『はみだし生物学』が好きです。
「小松左京マガジン」は読んだことないけど、手に入るのでお任せします。一部1000円みたい。
SFセミナーはあくまで小松左京本人が書いた本だし、
>>414氏は小松左京を他人が論じた、作家研究本みたいなのを
探してるんじゃ・・・違う?文章からだとどっちともとれるんで。
ていうか、小松左京論みたいな本は、実は俺が探してるんですがw
なにかお薦めはありますか?
amazonのアドレスは短くできるみたいよ
いや、悪いのはamazonだから気にしないで!
>>419 「機械じかけの夢」は、正しくイデオローグなんで、
はじめての人が読むとちょっとどーかなww
「拝啓イワンエフレーモフ様」が分かるなら、アリかもしれんww
自分は高校生のとき読んで、あまりの的確さに泣いたw
>>417 > ウィキペディアによると、小松左京さんの評価って、「荒俣宏と立花隆と宮崎駿を足して3で割らない」だっけ。
荒俣よりも理工系方面に視野が広く、立花のように怪しげな理解で人を惑わしたりはせず、
宮崎の256倍冷徹な宇宙観を持っている、だと思う。
426 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/29(火) 14:46:02
>418
『小松左京のSFセミナー』も聞き書きのようですけど。
なぜかと言うと、目次の裏ページに
本篇は、土屋裕が小松左京に、SFについて聴いた
”聞き書き”に、小松が手を加えて成ったものです。
とあります。しかし、御大がここまで詳しいことをしゃ
べったか疑問な部分も。しかし、ご自身がOKしている
としたら、著書ではありますよね。
ところで土屋氏は最近亡くなったみたいですね。マガジ
ン第30巻によると。
ツチヤ氏というとあの液状の
ツチヤ氏亡くなって、さらに落ち込んでるみたい。
手塚さん、開高さん、星さん、司馬さん……
親しい人がどんどんだもんなあ。
でもよく生きてるな。あの不摂生で。
福田紀一さん、まだ作家活動されているのかな?
通ってた高校の先生だったんだけど・・
木田福一のモデルと知ったのはごく最近
自分が批判してる中国共産党の同類だな
チベット人は恥知らずだから、皆殺しにしろとw
スターリン時代のソ連も
北朝鮮の国民もそれなりに
人生を楽しんでるよ。
物事を一面から捉えるのはよくない。
時の顔も別に
江戸を真っ暗に描いてるわけでもない。
お蝶の芸を見て楽しむ江戸の人もいたわけだ。
そもそも
「数年前の大ききんの余波がまだおさまらず」と書いてあるだが
この加藤弘一氏は意図的に読み落としておられるのだろう。
江戸時代の日本人の平均寿命は?乳幼児の死亡率は?人口は?
これらの事を考えれば
「今日の東京の野放図さとは比較にならない、
緑ゆたかで古典的な秩序を誇った街だった」
というのは、あまりにも美化しすぎだろう。
そんなに江戸時代がよければ
タイムマシンにでも乗って移住してくれ。
>緑ゆたかで
そりゃあ、今よりずっと人が少ないし
土地も空いてただろ。
避妊なんかしなくても、生まれた赤ん坊のかなりが
大人になるまでに死ぬし、大人になっても長生きする人はまれ。
だから人口もあまり増えない。
ほんとうに良い時代だぜ。
>>432 で、タイムマシンはどこにあるのですか?
共産主義はある時代では知識階級の福音だった。
今の時代には絶対あわないし、
マルクスって絶対オタ文化判んないw
でも今の中国は断じて、共産主義でも社会主義でもない。
拝金貴族主義独裁だ。
加藤弘一氏のひょ〜ろんは読む気がしない俺
それでも読まなきゃならない俺 orz
>>438 うん。やりたいと思って。小松左京論。
でも、加藤弘一さんの 「母殺し ──小松左京論」 で、小松文体の ── (スラッシュ?) を多用する事に
触れている事は、先駆的かなぁ、とも思い。
確かに御大、── やら …… やら 傍点 ``` やら 普通括弧 「」 やら ←等の多用がなされているのは 本当だから。
その点では、一点刺激を与える先駆的な論文ではあった。
括弧 「」 を多用する点については、かんべむさしさんの 『物体O』文庫版解説か、『むさし走査線』(徳間文庫)に所収のそれ、
「 小松さんのこと─「物体O」解説 」 の指摘が面白いんだけど。
僕は、個人的には、かんべむさしさんの 小松左京論 (文庫版解説) が好きです。
いまのところ、一番いいと思う。
>>414氏や
>>418氏 同様、小松左京論 みたいな本を読みたいのは、それこそ僕もだって。(´・ω・`)
……じつは私も左京論を書こうとしてる一人です
ここでスレの皆さんにお聞きしたのは本当に左京論の単行本がないか確かめたかったからです
文学方面で論文を調べてもごく僅かしか検索に引っ掛からないし
世界が自分をだまくらかしてるんじゃないかとさえ思った程です
返信が遅れてしまいましたが、皆さまありがとうございました
最近(?)では「オカルトの帝国」という本に日本沈没について
あと雑誌「日本文学」2006年11月号にアパッチ族(開高健・梁石日と一緒に)についての論文が掲載されてますね
>>439様
お互い頑張りましょうね
>>439 オーラルなものを活字で捉えようとする試みとして理解してたんだけど
間をおくとか、逆に間をつめてせわしなく話すとか
声をひそめ、あるいは強く発音するとか
アクセントやイントネーションを変えるとか…
講談とか活弁、それとも落語かな?
いやむしろ
雄弁術やゴスペルかもしれない
ここで聞くよりコマ研のえらい人にでも...
443 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/05/02(金) 18:27:00
相対化を試みた、あるいは批判的要素を含む本格的な
小松左京論は
●加藤弘一・・WEB掲載
●笠井潔・・・笠井『機械じかけの夢』収録
●野阿梓・・・巽編『日本SF論争史』収録
●巽孝之・・・『科学魔界』42号(同人誌)
ぐらいですかね。ほかにもあれば教えてください。
444 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/05/02(金) 18:33:04
443 に追加です。加藤弘一氏のが載った同人誌に、
他にも小松左京論がありましたね。『アステロイド』
だったか。
445 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/05/03(土) 09:01:15
444 に追加です。国立国会図書館の雑誌記事索引で調べると、
それらしいのがいくつかありました。2番目のものは440 さ
んがご指摘済みです。
●中野収「相対性を見る《眼》−小松左京論」
ユリイカ 12(4) [1980.04]
●朴裕河「共謀する表象−開高健・小松左京・梁石日の
『アパッチ』小説をめぐって」
日本文学 55(11) [2006.11]
●永瀬唯「デッド・フューチャーReMiX −喪われし未来
の記憶(36〜41)第9章 脱出−宇宙精神への上昇(9〜
14)樹のごときもの蠢く−小松左京の超時空進化論」
SFマガジン 45(9)〜46(2) [2004.9〜2005.2]
●花田俊典「リバティとフリーダム−ハンナ・アレント
と小松左京『日本アパッチ族』ノート」
敍説 2002.8
永瀬論文の「(9〜14)」はデータベースの誤りと思われる
番号を訂正したので、間違いがあるかもしれません。もちろ
ん私は、すべて読んで「いません」。
全集が発売されたので、前から興味のあった小松左京を読んでみようと
思い立って1冊買ってきました。
早速読み始めたのですが、あまり面白くありません。
子供たち、裏切り、慈悲と3編ほど読んだのですが、どれも陰惨で独りよがり
な内容で、面白くありません。SFっぽくもないし。
もう読むのを止めて古本屋にでも売ってしまおうかと思っているのですが、
我慢して読んだら面白い話もあるのでしょうか?
いえ、一つもありません
SFですらありません
全部買って全部焼き捨てればいいと思います
>>447 どうもありがとうございます。
やっぱり面白くありませんか・・・
おっしゃるとおり、読むのを止めて処分してしまおうと思います。
しかし何でこんなのがSF作家って呼ばれているのか・・・
何でこんなのがSF作家って呼ばれているのか・・・
>>446 先ず、好きなSF作品を幾つか挙げてみてはどうでしょうか
>>446 まあ、評判倒れな作品がほとんどだから
二度と読まないでいいんじゃないでしょうか。
そうすれば、このスレにも来る必要なくなるしね。
まぁ、その通りやね
MM-88菌かもしれない。
ロリと悲惨の好きな方は
友人の高橋和己の
「貧者の舞」をおすすめする。
読んだあと、一日中欝になった。
>454-455
俺のいる会社は海外勤務が多いんだが、
最近「鳥インフルエンザ流行時の心得」なる小冊子が全社員に配られた。
…すげーぜ、社員の半分が死亡もしくは重篤となった状況まで想定している。
>>457 ちなみに、どうするんだ?
そこまで言ったら、会社にいくのやめて、家に閉じこもって、
感染の広がりを防ぐのに全力挙げるくらいしか思いつかんが。
どこで罹患するかによって変わるだろうが…
社員の半分が死亡もしくは重篤になっちゃうような社会状況って、
世界中がパニックになってる状況じゃないのか?
そんな状況で、まだ「会社」とか言ってられるのか?
──それが、『日本』というものかも、知れんな……
>>461 確かになぁ・・・
俺は阪神大震災のとき、発生4日目に現地に入った。
今でも忘れられない光景は、倒壊して道を塞いだビルや、
まだくすぶり続ける瓦礫ではなく、
その瓦礫の中、何十人ものスーツ姿のビジネスマンたちが
歩いて「出勤」する姿だった。
どこに向かっていたのかはわからないが、火事の残煙が漂い、
砕けたコンクリートの埃が舞う中を黙々と歩く姿に
シュールさを通り越した、一種、神々しい「何か」を感じた。
これこそが「日本」なのかもしれないなぁ…
>>462 その光景だと、小松作品よりも、筒井作品のシーンを思い起こすな。
戦場に通勤する話とかあったし。
「あなた、いってらっしゃい」って、奥さんが普通に送り出して、
どんな時でもサラリーマンの日常を強いられる、ブラックユーモアな状況。
464 :
457:2008/05/18(日) 10:36:25
>458
その状況になったら、警備員や機械保守などの止むを得ない場合以外は
出社せずにネットで業務をする事、となっている。
その状況下で社会インフラが残っているかまでは記載されていなかったが。
(そもそも、行うべき「業務」は果たして残っているのだろうか…)
「復活の日」196X年6月中旬の状況下にまで至ったら、
業績とか業務よりも、組織と秩序を残し続ける事が至上命題になるんだろうな。
465 :
462:2008/05/18(日) 14:09:00
>>464 その状況下に至っても、組織と秩序の維持は
「個人」やその総体である「家族」ではなくて、
「会社」なのかぁ…。
そういう「会社」の「疑似家族」化ってのは
バブルと一緒に崩壊したと思っていたんだが、
災害や病気の蔓延なんていう状況で、
「帰属意識」ってやつは、あくまで「会社」を求めてしまうのかなぁ…。
やっぱり現実の話が一番力を持っている。
興味を持っただけでジャンル的にこだわりないけれど・・小松左京さんの本を読もうと思ったら
古本屋めぐり・ネット通販
オンライン出版
某大学出版会がだしている全集
どれがいいんですかね
>>467 都内に住んでるんだったら区立図書館もアリ。ネットで検索・予約できるし、
同じ区内の図書館に所蔵されている本なら指定の分館に回送してくれる。
# 「時の顔」なんぞを借りて読んでいる最中。。
田舎はあまり置いてないんだよなぁ。
都会はともかく田舎の場合はネットで買うのが確実だな。
470 :
467:2008/05/22(木) 22:06:34
>>468 >>469 住んでいるところが田舎で、時間が不規則な仕事をしているから
図書館で借りるのはきついんです
すみません
やっぱりネット書店で通販ですかね ?
手ごろなのはハルキ文庫になるけど
以前、パピレスっていうネット書店で小松左京の短編・中編を
テキスト形式で一作品100円で販売してた様な気がする、、って
調べてみたら全部XMDF形式に置き換えられてるなぁ。。
472 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/05/24(土) 10:48:50
>>468 図書館で借りているなんて本当のファンじゃないな。
買えよ、貧乏人が!
474 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/05/24(土) 23:06:32
スレ違いかもしれないんだが、虚無回廊3ってどこででてるんだ?ハルキ文庫では出てないはず
475 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/05/25(日) 06:02:56
ところでいまのところ、まどみてしんきでいいのか?
476 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/05/25(日) 10:54:33
>>474 角川春樹事務所からハードカバーで出ている
東竜也が小松のつけた芸名変えたこと
知ってるのかな。
478 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/05/28(水) 19:53:46
漫画版日本沈没も結構面白いな
第二部まで描いて欲しい
漫画版「さよならジュピター」なら、どうだろう!
HA!
482 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/05/29(木) 19:30:44
ロンリークライ
涙でた
【メキシコ市支局】ペルー国境に近いアマゾン川流域のブラジル北部アクレ州で今月、未知の部族とみられる人々の
姿が空撮された。
上空を通過する航空機に、弓矢のような武器で攻撃しようとしているように見える。
ブラジルの先住民保護に関する政府組織「FUNAI」が提供した。
ロイター通信によると、世界には文明との接触を持たない部族が
100以上あるとされる。森林地域で進む違法伐採のため、
住居を追われる先住民も増えているという。
<ブラジル>未知の部族? アマゾン川流域で空撮(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080531-00000035-mai-int ホモ・エレクトス発見
486 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/06/07(土) 09:26:17
野田昌宏さんなくなったね。日本SF黎明期からの重鎮がどんどんいなくなる。
同世代で残ってるのは筒井康隆と眉村卓、あとは柴野拓美ぐらいか。
ずいぶん減ったなあ……
十年ほど前に星新一が亡くなった時に不謹慎だが
「次は小松左京かな……」って思っていたんだが
光瀬龍や矢野徹、今日泊亜蘭が先に亡くなるなんて正直思ってなかった。
みんなそう思ってた。
なんか個々人に「生命力」たらの差があんのかね。
489 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/06/08(日) 12:14:30
半村良氏の時もショックだったな。もうあの伝奇物読めないんだなて。
490 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/06/08(日) 23:29:21
左京の妹が宅間守の元妻ってほんと?
元帥逝去についてコメント出てないの?
つか聞く記者がいないのか
SF作家って、子孫が絶えるって言われてるらしい。
なんじゃそれ。
ageてる奴に基地外が多いのはマジだな
495 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/06/11(水) 21:56:35
↑
??
やっと中古で虚無回廊3見つけた・・・。300円なり。
・・・・・・文量、すくねー!!これで定価1600円はひどいだろ。
いやもともと1と2もそうだったけどさ。さっさと文庫にしろと。
で、スレを斜め読み。まだ完結してねーのかよorz
498 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/06/19(木) 05:28:39
新潮文庫の75年発行の「闇の中の子供」っていうのを古本屋で見つけて、目次を見たら、
収録10作品が全作ハルキの短編シリーズに入ってないものばかりだったので、
ラッキーと思って購入し、全部読んだんだが、ほとんど全作面白かった。
ハルキのもさすがに選ばれただけあって傑作ぞろいだけど、こぼれたものも
このレベルかよ!
御大ワールドの奥の深さには、初心者としては畏れるばかりだ。
あと、なんか人権団体ににらまれてひっこめた作品があるはず。
山奥に鬼(実は宇宙人)の村があって、それが里人から
憎まれてるとかなんとか。
それがなんで問題なのかよく知んないけど。
サンカとかえた非人を連想されるからでは
そうだとしてもくだらない理由だが
>>499 「失格者」だね
初出のSFMと、銀背の『地には平和を』でしか読めない
"部落"という言葉が出てくるのも理由のひとつらしい
502 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/06/23(月) 22:29:11
お年をめされましたが、かっけー。
博士のような風貌になられたなあ
>>499 >>501 03年に出た新風舎版「地には平和を」でも読めますよ。
出版社が倒れちゃったんで古本でしか買えないけど。
黒髪に丸々した体型じゃなきゃ御大じゃないやい!
この人が昔丸々としていたって、今の顔しか知らない奴はまず分からないだろうなあ。
ある意味すげぇ威厳が出てきたんじゃね?
>>502 ありがとう。久々に小松さんのコメントを読めた。
>>502 「新婚さんから生まれる熱いエネルギーさえ何かに使えるかもしれない」
良かった。こんなギャグが出てくるからにはまだボケてないw
『太陽の塔』の命名秘話知った時は、ちょっと唖然としたが。
な〜にが
チ〇ボル・タワーだ!(広川太一郎風に)
あの大屋根は、○マ○コだったんだな〜。
屋根にフジテレビみたいなマーク書いとけばよかったのにw
久々に作品の話をば。
御大の短編で「袋小路」って作品がすごいと思ったんだけど、
あの、愛と進化論?というネタを融合させた話って、なにかヒントになった
海外SFはあるんですか?
えらいところに話が飛ぶけど、吉田聡の「荒くれナイト」に、
ある伝説の拳法「天の型」が出てきて、誰も使いこなせない。
しかし主人公が最後に使ってみせた。
そしてその拳に敗れた敵が、「天の型とは・・・愛であったか!!」と悟って、
おお、「袋小路」だ!とw
あ、北斗の拳の究極奥義「無想転生」も愛と哀しみを知る者しか使えない。
シンデレラも「王子様の愛」で生き返った。
少年漫画やお伽話によくある「愛でぜんぶ解決」を、ハードSFで表現した
御大は凄い!
保守
>>502 今の小松さん、そのまんま田所博士のイメージだな。
>>418 「別冊新評・小松左京の世界」……って、出てないのな。
「星新一の世界」と「筒井康隆の世界」はあるのに。それどころか「平井和正・豊田有恒の世界」まであんのに。
ネットカフェで、スピリッツに連載されている一色版沈没を一気読みしたら、けっこう面白かった。
今度の映画とは、沈没阻止計画の位置づけもかなり違ってたし、谷版第二部のテイストも入っていた。
一色版沈没いいよね。小松氏はどの程度かかわってるんだろう。
映画版の内容を取り込みつつ、その意味合いを裏返しにしてる感じ。
本誌連載分では、いよいよ第二部の構想も取り込み始めてドキドキするよ。
映画版のどうしようもないオチを「素人考えの愚行」と一刀両断だもんなw
さいとう版と一色版、どっちが面白い?>沈没漫画版
さいとう版は原作を忠実に漫画にしましたって感じだから、比べるのは難しいかと。
>>502 これは衝撃映像だ・・・・復活の日DVDのインタビューからさらに老けたな・・・
それはさておき、温暖化に関して「農作物にメリットがある」「寒冷化の方がヤバス」とかやっぱりぶれてないな。凄いわ・・・
>>502 まさに、老いてなお矍鑠(かくしゃく)。
小松左京マガジンって、小松左京氏が編集してるんですか?
少年マガジンって、少年が編集してるんですか?
SFマガジンって、SFが編集してるんですか?
529 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/07/29(火) 23:15:13
SFって、すこしふしぎのことですか?
手塚治虫マガジンはご本人が編集してるって
オレのゴーストが囁いた。
「赤塚不二夫責任編集 まんがNo.1」は赤塚ノータッチで長谷邦夫が1人で編集してたな。
まんがNo.1は付録のフォノシートが秀逸だったなぁ
その乙部ってあれか
ライブドアの?
ちがったか?
三上寛「ホイ」とか、井上陽水「桜三月散歩道」とか…
桜三月のまんがNo.1バージョンはまだCD音源化されてないよね?
537 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/02(土) 02:46:20
つい先日テレビで見たんですけど、みなさんあの「日本沈没」に怒ってないんでしょうか。
あまりにひどいから無視してるのなら、それでいいんですけど。
小松作品の映像化には慣れてるから
>>537 なんか昔もっとひどいの見た気がするので
新宿!新宿御苑!
ザルと脱脂綿ですね、わかります
544 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/04(月) 21:40:33
545 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/06(水) 04:44:07
「時空道中膝栗毛」を何度めかの再読していたのだけど、あれ? 上巻の終盤のほうでタヅメが妊娠している。
正確にはサンザがタヅメの悪阻を目撃してそう推定しているわけで、むしろ当人に自覚は無い≒想像妊娠では無い。
おや? でも下巻の中盤では相撲さえ取っているぞ。
物語の他の要素ばかり追っていて今の今まで気が付かなかったけど、妊娠を否定する一文なり流産をしたことの言及なりは途中に挿まっていたっけ…??
別に妊娠したからって、運動できないわけではあるまい。
個人差もあるが、お腹が大きくなり始めるのは受胎後6ヶ月くらい。
つわりは、2,3ヶ月くらいだから、別に矛盾はしてないだろ
虚無回廊4巻はいつ出るんだろう
もうAEに書いてもらうしかないんじゃないか?
>>548 AEを作るにしても、20年前ならともかく今の小松先生の脳をトランスファーしても・・・
タイムマシンで20年位前の御大つれてきて書いてもらおう
>>548 完成して執筆再開したものの、最終巻を残したところで
原稿をおっぽり出して姿をくらます恐れがある
>>549 いや、20年前にまっどさいえんてぃすとによって既に・・・・
発売予定で告知しておりました『虚無回廊4』につきまして、
諸般の都合により発売を延期いたします。
楽しみにお待ちくださっていた読者の方々に、心よりお詫び申し上げます。
発売時期につきましては、確定次第、弊社雑誌やWeb、書店店頭などを通じてお知らせいたします。
なにとぞご了承ください。
誰のイラストが付くんだろうなこの告知には
筒井さんはまだアホな事やって頑張ってるというのに…
地には平和を
終戦記念日に初めて読んだ小松作品がこれだったのはいい巡り会わせだったと思う
『地には平和を』自分も好きな作品です。早川版の表紙イラストも好印象だわ。
>小松作品て、"死=終わり"な表現が多いのは、戦中派のせいなのかな?
地には平和を
天にはラッパを
てんのーじの〜亀がぁぁ
黒桜隊少年兵の逞しさは、"実体験?"のリアル感ですね。
>あんな状況じゃ、1日で死ねる自信があるな=自分w
560 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/22(金) 04:17:42
>>547-555 それこそピランデルロの作品のごとく書き手を求めて登場人物たちがあちこち出歩くとか
果てしなき流れの果てにで、何で野々村って未来人に連れて行かれたの?
>561
ルキッフのクロニアムを目撃した人間を管理者が殺したり拉致ったりして証拠隠滅
してたから。
野々村も捕まりそうになったけど逆に殴りとばして逃走→ルキッフ一味に加わる
563 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/23(土) 22:14:08
いま「ディープ・インパクト」見てたんだが、正月映画の特報で
めっさ復活の日テイストな予告編を見たような気がするが俺の錯覚だろうか・・・。
>>562 よく覚えてるねぇ。もう忘れたなぁー(笑
読み直すか。
566 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/27(水) 00:56:48
シュンジが可哀相すぎる;;
復活の日テイストな予告編
「感染列島」??
568 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/31(日) 11:23:04
日本沈没第二部読了。
現役日本ハードSFトップの谷でも御大には及ばないことがわかった。
序盤最初の泣き所であったはずの首相の追悼演説を華麗にスルーした時点でテンションだだ下がりだった。
首相の追悼演説
「あなたとは違うんです。
人の心まで、簡単に盗まないでください!」
御大ならしっかり台詞を連ねるところをト書きでごまかしてる箇所多いよね。
あれが谷の作風なのか?
>>567 それだな。
死屍累々の都心や自衛隊のバナナ作戦を見せてくれたら神認定してやるが、
安全運転の製作委員会形式では、新沈没の無人東京大地震の二の舞になりそう。
572 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/08(月) 23:50:38
あれは要するに妻夫木主演なんだし「ブラックジャックによろしく・疫病篇」ってことなんだろうな
「ドラゴンヘッド・疫病篇」にならないことを切に祈る。
574 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/10(水) 00:49:51
「日本沈没第二部」の地球シミュレータって、モデルがあったんだな。バージョンアップされているそうな。
巨大フロートは、個人的には「アフロディーテ」か、「ウォーターワールド」のスモーカーズ母船
が頭に浮かんだんだ。
でも、積み上げられるエピソードから、これからは地球人たれという主張は強く伝わって感動したよ。
>これからは地球人たれという主張
どう読んだんだ?
つーか、他の本読んだ感想か?
>>574 メガフロートも地球シミュレータと同じく普通にあるのだが。サクってみ?
577 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/11(木) 22:42:48
アフガニスタンで伊藤和也さんが射殺された事件を知り、日本沈没第二部のシーンと重なった。
小説は同時代の読者の意識に何かを訴える役割があるが、伊藤さんの死の意味を考えれば、日本の
ためというよりは、地球人として生きたのだと考えたい。
日本沈没第二部の主要舞台が先進国ではなく、パプアニューギニアやカザフスタンやオーストラリア等の
発展途上国であるのは、現代人に訴えたい国際的で起業家的な世界観があると思う。
それは、日本沈没が1970年代の太平洋戦争懺悔と高度経済成長の騒然とを照らし出し、日本の
アイデンティティーを再確認させたのと対をなす。
578 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/12(金) 21:29:38
>オーストラリアは先進国ですよ。
「君が代」じゃなくって「ふるさと」だったら、俺30分位泣いてたかも知れん。
>第二部
580 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/13(土) 18:08:34
> 580
作品としての問題性を自ら明確化した点で、あそこは「君が代」で
よかったと思う。
581 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/13(土) 18:09:51
> 580
間違えた。579だ。
機本信司の三部作読んでみた。結構はまった。最後は若干グダグダだが。
「僕たちの終末」の解説(掘晃)に
〉「本格SF」の文体で小松作品を越えるのは至難である。どう書こうが、
〉たいていの場面で、小枚作品の模範描写を思い出してしまうからである。
とあって、なるほどなぁって感じ。やっぱ先人の轍は深いんだね。
583 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/14(日) 10:28:24
>>579 あの「君が代」は「果てしなき流れの果てに」に出てくる宇宙へ移民する日系人が
出てくるシーンへのオマージュじゃないのかい?
「君が代」ではなく
「ハレ晴レユカイ」だったら、
噴出してた。
>>584 暗い変調「ハレ晴れユカイ」を歌いながら
アルファケンタウリに向かう日本人末裔。
後のワローシュである
「果てしなき流れの果てに」高校の時何回読み返したことか。
あれってよく完結させたな。
虚無回廊はさすがに厳しいか。
2のあと待つのが嫌で完結してから読もうと思って十年余・・・
ショートショートの再建がなぜか泣けてしようがない
589 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/20(土) 14:48:40
完結してないけどな
>>587が知っているかはともかくとして3が出ている事実を知らないままの人は多そう
592 :
587:2008/09/20(土) 16:59:06
うすうす知ってはいたけど本屋で巡り合ったことがない。
なんで近頃の小松作品はマイナーな出版社ばっかなんだ?
遠い昔は新潮とかだった気がするが。
こんなのも出るらしい。
10/15 虚無回廊(3) 角川春樹事務所・ハルキ文庫
594 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/20(土) 21:15:36
> 587
「3」で一応の中締めになっていると思う。豪腕では
あるが、かつかつ絞り出した感じもある。谷版沈没の
ようなことになる前に読んでおいた方が。
596 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/21(日) 11:09:22
SFAが休刊になってなかったら
虚無回廊完結してたかもな
597 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/21(日) 13:00:47
> 597
休刊したから中締めできたのかもしれない。
>>596 仮にSFAが休刊しなかったとしても、虚無回廊の連載は
阪神大震災ショックで中断したと思われ。
3は内容がアホになってるらしい。
600 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/23(火) 11:38:20
>599
推敲不足かエンディングに向かって表現の重複が出てくるが、
イメージは明確。御大の到達点の一つと思われ。
601 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/10/04(土) 12:38:06
東京国際映画祭の「復活の日」リバイバル上映の話は出ないの?
映画版は板違いかな?
そういや今度テレビで「復活の日」ってのが始まるって聞いたんで
おお、とおもったらだめ人間更正のバラエティ番組だった・・・
毎週どこかの県がウイルスにやられて全滅するというドラマを期待しちゃうよね
しないだろww
じじいがテレビの中に閉じこめられています
あなたはどうしますか
>「果てしなき流れの果てに」
アニメは感動した。
最後の「オカエリナサλ」で涙出そうになった。
ブンダンの作家に読みもしない癖に「果てしなき流れの果てに」のタイトルをバカにされた
ってエッセイをどこかで読んだ気がします
えっ.アニメがあったの?
舞台は知ってるが。
>>608 はトップをねらえ!の最終話「果てし無き、流れのはてに…」のネタ
>>609 読みもしないのに、馬鹿にしたブンダンの作家は開高健で、エッセイ書いたのは筒井康隆
舞台って……
OSKのやつ……よくやったな。
♪我らフォース、総てをすべ……
とかなんとか、もうカオスそのもの。
>>613 みたの?OSKの「果しなき〜」のレビュー
>>612 ありがとうございます。エッセイ見つかりました
それ、馬鹿にした訳ではなかったと思うがな
開高『シブイ』冒頭によると、2人は
小説家の寂しさを発散させあう悪戯の友
開高さん、確か娘さんも自ら死を選んでたなあ。
SF作家って、けっこう長生きしている気がする。
ウワサだが、「虚無回廊完結編」という素晴らしい作品が在るそうだ。
みんな言っているよ「あんな物語は読んだことがない」…と
>618 あーあれねw
自分も思ったよ。「あんな物語読んだ事無い」
620 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/10/12(日) 11:42:38
「ほらまたあいつが来た。虚無回廊完結編が来たぞ」
読んでも読んでも完結しない「四次元虚無回廊」を入手したんで
本バラして終わりを見定めてみようとおも
今更だが全集新刊出たな
あんな凄い物語は読んだ事が無い
のほうがいいんでね
虚無とジェリー
♪なっかよっくケンカしな。
627 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/10/29(水) 12:06:09
地球になった男の電車内での痴漢シーンに萌えた
628 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/11/12(水) 14:59:33
愛の空間も萌えた
開高さんと手塚さんの死はショックだったみたい。
星さんは長く入院されてたから、
覚悟は出来てたようだが。
ひょっとしてSF作家最高齢???
今日泊さんが逝去されて、矢野軍曹も......
まだ柴野さんがいるな。
(作家、だから小隅黎のほうか)
実はSF作家って、わりと早く亡くなってるな。
作家全体がそうか?
あと女性作家は、子供いなかったりいても一人だったり。
柴野さん、足腰はしっかりしてらっしゃるけど、
目がかなりお悪いらしい。
亀レスだが
>>602さん、
EDはジャニス・イアンだよ。
今日アダムの裔読んで小松左京氏に興味を持ちました。
今更やっと虚無回廊3文庫化かよw
しかもあとがきで都合いいこと書いてお茶濁してやがる
とっとと続き書けくらい書いてやれ
文庫化されたのかっ!
いつの話だw
>ネタレスだが634さん
ジャ・イアンは若年性EDだよ。
640 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/19(金) 05:26:52
虚無回廊面白いと思うけど
クラークの「宇宙のランデブー」からのイメージの翻案が
鼻について、どうもいまいち物語に没頭出来ない。
641 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/22(月) 01:42:23
一色の日本沈没が終わった訳だが…
一番やっちゃいけないラストをやっちゃったって感じだね
642 :
名無しは無慈悲な夜の女玉:2008/12/22(月) 09:03:59
何を言うか、このラスト以外はあり得ない。
実にみごとだ
完全に原作を生き返らせたと思うぞ
>>642 まずは原作を何時読んだか聞かせてもらおうじゃないか?
644 :
名無しは無慈悲な夜の女玉:2008/12/22(月) 11:08:02
映画公開の直後だったなたしか
スピリッツの日本沈没は、このラストへの
振りを、しっかりやってきてたわけだし。
ああ、「日本沈没」は、災害パニックモノじゃなくて
SFだったよなあ、と再確認した。
原作は、不覚にも2006年版映画の後に読んだ。
なんでだろ。もう、恥ずかしい。
646 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/25(木) 17:45:55
飯島愛が死んだ。
対談してのに。
飯島の体調不良で
一度延期されてよね。
狸さん乙
649 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/26(金) 17:29:32
飯島愛が死んだ。
小松左京と対談してたのに。
飯島の体調不良で
対談一度延期されてたよね。
「Q た」のキーの下にゴミが入り込んでるな
とりあえず今年も野々村な生き方を貫こうと思う
じゃあ俺はアイみたいに生きてみる
H2みたいに生きる!
ゴエモンみたいに生きる勇気は無い
日本アパッチ族みたいになる!
みんなで地球になろうぜ!
今年こそ世界が「愛の空間」に(ry
658 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/06(火) 00:23:26
俺はアダムの裔でいいや
659 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/06(火) 00:26:10
そして牙の時代に
最後はオレンジジュースの海の底へ。
661 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/18(日) 18:58:02
先日、遅ればせながらクラークの「幼年期の終わり」を読んで愕然とした。
「果てしなき〜」ってクラークのパクリだったんだ・・・・。
ガッカリしたよ。
>>661 あんまり似てるとも思わない。
それにエンタメとして
どちらが面白いかといわれたら
「果てしなき」だしね。
どこがパクリなのかわからん
>>661 の脳内での文章解釈のしくみに興味しんしんっす
上の存在がいろいろ居ましたよ!
ってとこかしら
666 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/18(日) 23:03:20
ええー?なんでわかんないんだろ。
宇宙の知性には階梯があって、可能性のあるものを育て伸ばし
時期が来れば収穫する、というプロットなんかそのまんまじゃん。
幼年期の終わりにムード歌謡風の男女関係を加えて、ちょっと関西風味にしたのが
果てしなき〜じゃん。
だめだよー、こんな翻案で読者の目を欺いちゃ。
ムード歌謡風の男女関係を加えて、ちょっと関西風味にしたら
それはもうオリジナルでいいじゃん
そもそもすべての物語は聖書のパクりだからな。
>>666 「幼年期の終わり」に時間旅行の概念も入ってるもんね。
タイムマシンなんか主人公の愛用機として散々出てくるよね。
あと、通常宇宙と逆行宇宙が進化して新たな宇宙を生み出そうとしているシーンなんか、
「幼年期の終わり」にそのまま出てくるよね。
とでも言って欲しいのか?
>宇宙の知性には階梯があって、可能性のあるものを育て伸ばし時期が来れば収穫する、というプロット
レンズマンの事ですね、わかります。
知性化戦争もぱくりって事になりそうだなw
プロット!
673 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/20(火) 05:45:35
>>669 >とでも言って欲しいのか?
いや、別に言って欲しいなんて事はないよ。
むしろ「黙ってろ」ってとこかな。
674 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/20(火) 09:14:49
今年はそろそろ訃報が届きそうな悪寒
そもそも、既存の言語を使って物語を記すという
その行為自体に、オリジナリティーは無いのです。
真の創作とは、まったく新しい言語・思考体系から始まり
もはや人間に認識できるとは限らない形象を使って
物語ですらない何かを、全く新しい方法で宇宙に残すことなのです。
676 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/20(火) 14:31:58
御大死んだの?
虚無回廊終わらすまで死んでもらっちゃ困る。
もう執筆不可能でしょでしょ
679 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/21(水) 04:55:55
また谷甲州に書かせろ
可もなく不可もなくな作品に成るくらいなら未完のままの方がまだ諦めがつく
老人性白内障なら手術すればいいのに。
口述筆記は無理なんか
どういう展開になるかだけでも教えてほしいような
教えてほしくないような
俺は、小松さんの考えた話の内容・展開も好きだが、文体も好き。
だから、日本沈没の第2部は買ったものの読んでいない。
686 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/21(水) 21:23:05
どうせまたクラークのパクリだろ
二部は事務所と出版社の大ポカ。
メディアミックスもしてたし、そこそこ売れただろうから
事務所も出版社もおkなんじゃね
690 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/22(木) 17:15:33
>684,689
ハルキ文庫『虚無回廊3』の瀬名秀明氏の解説が、
事実上、続編構想になってる。『小松左京自伝』は
ああ読めばいいのかと感心した。
結晶星団やゴルディアスの結び目から神学と闘いを引いて和解と調停を足す感じ?
692 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/25(日) 11:59:47
>691
あえて言えば「神学としての和解」だろう。という
読み筋だと思う。
693 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/25(日) 14:10:34
結局、あの円筒って何なの?
宇宙の知性の捕虫網みたいなもん?
それともクラークの宇宙のランデブーのパクリ?
作内では自然生成説まで出てきてるようなシロモンだからなぁ。
人類の想像力の外側にいるんでしょ、きっと。御大も含めて。
だから「わからないものはわからない」でいいんじゃね?
695 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/25(日) 14:50:58
アーサー・C・クラークをそのままパクるなんてバカは流石にやらないだろう
なんかひとひねりあるんだろうけど、それを知る機会は多分永久に無い…orz
696 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/25(日) 19:29:28
急に思い立って小松左京賞の今年の予定調べたんだけど
去年の第9回授賞式の情報で途切れてるね。
今年はもう選考も出来ない状態なのか御大?
それとも単に角川がピンチなだけか?
697 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/27(火) 12:26:37
小松先生原作の映画はロクな出来のものが無かった
少しでもマシなのは旧日本沈没と復活の日くらいか
2001年をキューブリックに作ってもらったクラークがさぞ羨ましかろう
小松先生 生まれる国を間違えたかな
699 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/27(火) 18:59:45
今度は俺の番だ!
首都消失は原作もちょっとな…
虚無回廊Vの文庫版やっとこさ買ってきた
瀬名秀明についてはそこまで詳しくないけど、小松左京とはなんらやかんやら絡んでるね
【1月28日誕生日】
徳川家重(1712)、オーギュスト・ピカール(1884)、小松左京(1931)、 笑福亭仁鶴(1937)
福留功男(1942)、三浦友和(1952)、塩沢兼人(1954)、ニコラ・サルコジ(1955)
麻宮騎亜(1963)、岩坪理恵(1963)、神谷浩史(1975)、日向照美(1980?)、木村まどか(1980)
乙葉(1981)、イライジャ・ウッド(1981)、藤本綾(1983)、セルゲイ・スミルノフ(2264)
伊藤沙絵(生年不詳)、篠原ありす(生年不詳)、ライズ・ハイマー(生年不詳)
【1月28日死去】
カール大帝(814)、ヘンリー8世(1547)、フランシス・ドレーク(1596)、加藤高明(1926)
石ノ森章太郎(1998)、夜神月(2010)
【1月28日の主な出来事】
天正遣欧使節派遣を決定(1582)その後→伊東病死、千々石→棄教、中浦→殉教、原→追放先マカオで死
クリミア戦争勃発。この戦争でナイチンゲール活躍(1853)
普仏戦争、フランス降伏で終戦。パリ開城(1871)
上海事変(1932)
スペースシャトルチャレンジャー号爆発(1986)
モー娘。デビュー(1998)
新潟少女監禁事件の少女9年2か月に保護(2000)
【記念日】
コピーライターの日
衣類乾燥機の日
宇宙からの警告の日
鶏の日(毎月28日)
米の日(毎月28日)
空から墜ちてきた歴史の第二部は
いつ頃から始るのでしょうか?
チンコ星とマンコ星がセックスする短編を映像化するしかないな
705 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/28(水) 14:24:21
今ちょっと風邪気味なんだけど、
今朝、新聞広告に混じって都が「新型インフルエンザに
予防の一手」なんて案内を配布してるのを発見。
つい最近「復活の日」を読み終えたばかりなので、
何だか空恐ろしくなってしまう・・・。
・・・あ、心臓が・・・変な動悸が・・・・。
誰もいないの!と答えない電話に叫びつつけてついに倒れる
>>706 実は電話番号が違っていました
ってのは10年前インフルエンザかかって電話握りしめたまま倒れた俺・・・・
ハム無線の場面で泣いちゃったよ
709 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/29(木) 22:43:42
アマ無線
あるいはハムとはいうが
ハム無線なんて言葉はない。
>>708 「誰かいますか、勝手に使っちゃダメだといわれてるんだけど」って場面だっけ
思い出すだけで哀しくなるな・・・・
復活の日、2部構成でリメイクしたらいのに・・・
第一部災厄の年は2時間ぐらいでじっくりとみたいもんだよ。
円筒
暗黒宇宙で進化した生命体とか?
俺はカーターがホワイトハウス周辺で娘を見つけたところが
かなりヤバかったね。(;_;)
なんでそんなところに幼子が一人でいたのかチョット「?」だが。
復活の日のARS襲撃シーン思い出せや
716 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/01(日) 12:43:58
復活の日、リメイク映画やんないかな。
マンガも同時連載で。
ただ「東西冷戦」なんてもうないから、
舞台を
「南北戦争」にうつして。
システムの脆弱性という観点から考えると、ネットより断然ハムなんだよね。
アマチュア無線は自前の電源さえあれば完全なスタンドアローンで機能するけど、
滅亡過程でサーバなどのインフラが息絶えたらネットは即死。
>>713 あれは娘を連想させる金髪の子供の死体を見て、思わず娘を思い出した場面だと思ったが。
最近ニュースでやってた万能ワクチンのニュースを見て、アジアの鳥インフルエンザ以上に
ガクブルしてしまった。生物兵器じゃなく新開発のワクチンが牙をむく可能性だってある。
718 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/01(日) 19:58:14
次に御大の名をマスメディアで聴くのは訃報のん時な気がする
いやいや、突然萌えラノベを書き始めるとかw
寂聴くらい元気があれば、ありがたいんだけどね。
浅間山噴火・・・ガクブル
浅間山噴火に桜島も警戒レベル引き上げ?
これに鳥インフルエンザのパンデミック?
日本沈没+復活の日=日本復活
ウイルスで人類滅亡一歩手前→日本が沈没します→大噴火→実は火山灰が抗ウイルス効果を・・・
ちょっと無理か
いっそあらゆるパニックが起こる「滅亡総進撃」で
>>722 ついでにBHでも小惑星でも至近距離超新星でもいいから天文要因も突っ込んで・・・
727 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/02(月) 16:15:16
さよならニッポン復活の喪失
>>727 エスパイも映画化されてるんで仲間に入れたって。
最終的にはオレンジジュースで地球滅亡
イヤリングを失くした方は早めに探し出して拾っておく事
この鉄を食べてはいけません。
沈没の日
一日で沈んだらD計画も何もあったもんじゃない。
733 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/07(土) 18:02:31
漫画の日本沈没面白いな。
首相の地元の城での避難勧告や最新刊の日本国民受け入れ条件開示のシーンがお気に入りなんだけど
小説にもあるエピソードなのかな?あるなら小説の方も読んでみようかと思うんだけど。
『明烏』(集英社文庫)は誰も買ってない?
流れる女とかの「女」シリーズに載ってたっけか。
ああいう京・金沢とか芸妓とかの世界も多いな。
鳥インフルにも効果があると期待されているワクチンが開発される一方で、
タミフル耐性のインフルエンザが流行して・・・
本当にイタチごっこですな。
738 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/08(日) 07:44:21
どうも。まあどれくらい違うのか分からないが試しに読んでみるか。
739 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/08(日) 14:11:54
>>734 ハルキ文庫全巻揃えていれば買う必要はないよ。
ハルキ文庫版の『エスパイ』って売ってないよねぇ。
マリアが、ナルコチックの餌食に… リンツ伯に…
このシーンだけで100回は勃起した。
>>738 あんなもの読んで喜んでるようなゆとりに原作は無理だからやめとけ。
>>742 映画「さよならジュピター」で喜んでいた当時小学生の俺が
その後、小説版読んだから、そんなのいいでしょう。
ゆとりっていってれば自分がまともに思えるらしい連中がおるのは嘆かわしいこった
無重力セックスに喜ぶ小学生か・・・
小松左京の長編で怖いのってある?
短編は「石」と「霧が晴れた時」でチェック済みなんで、怖い長編があったら教えてくれ
題未定
少なくとも本人にとっては一番怖い
新人賞落ちてるな。
所詮文才ってのは遺伝せんのよ。
749 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/11(水) 06:34:05
なるべく同じレーベルて揃えたいのに日本沈没はいつになってもハルキ文庫に来ないのな。
さよならジュピター読みたい時に手元になかったんで
古本屋で上下違う出版社で買ってきちゃったな
まあ繋がるからいいか
昨日読売夕刊に出てたのに
へー
753 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/11(水) 22:39:17
>>746 「くだんのはは」は怖いよ。短編だけどぞっとするよ。
>>751 虚無回廊の結末はこうなってもいいかもしれないとか語ってたな
>>746 タイトル忘れたけど、たぶん左京さんだと思う。
妻の友達(独身でやや高齢)が私の家の離れに同居することになった。
私たち夫婦には子どもがいないので、この家には三人で住むことになる。
しばらくしたある日、妻からその友達の様子が変だと聞かされる。
夜、離れには誰も入った形跡がないのに、朝の友達の様子が艶かしくも変だと。
ある夜、寝ずに耳をこらしていると遠くの街角から犬の鳴き声が聞こえてくる。
犬は何ものかを見つけたのだろうか?鳴き声は呼び合うかのごとく、
だんだん私の家に近くの犬たちが吠えはじめた…
こんな感じの内容だったけど、夜中に読んでいたんで
犬の声が近づくシーンがやたら怖かったよ。
ただしこれも短編かなぁ。
757 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/12(木) 07:46:32
>746
「怖い」がどういうことかにもよるけど、一番は
「復活の日」かな。短編では「夜が明けたら」が
おすすめ。
758 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/12(木) 07:48:01
>756
「待つ女」ですな。
蚊帳の話が怖かったかな
題名忘れたが入れ替わる話
760 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/12(木) 12:37:40
>759
「蚊帳の外」ね。
「牛の首」ってきいたんですが、どんな話ですか?
763 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/12(木) 18:26:55
「聞いたことない」に傍点が打ってある。
銀座のナイトクラブの扉を開けると、いきなりタイタン上にある店内に立っており
大きな窓を通して雄大な土星を見上げているって話があったよね。
そんなクラブ、どこかにないですか?
小松左京の長編が19冊しかないってのに驚き。
短編集がオリジナルの版で40冊だから、小説は60冊足らず。
もっと膨大な量を描いてると思った。
うわー、読売を読みに図書館に行かないと!!
1 日本沈没
2 復活の日
3 日本アパッチ族
4 明日泥棒
5 ゴエモンのニッポン日記
6 宇宙漂流
7 継ぐのは誰か
8 こちらニッポン
9 見知らぬ明日
10果てしなき流れの果てに
11青い宇宙の冒険
12エスパイ
13さよならジュピター
14首都喪失
15空から墜ちてきた歴史
16時空道中膝栗毛
17時也空地球道行
18虚無回廊
19題未定
20順不同
768 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/13(金) 19:30:52
>767
どさくさにまぎれて、妙な作品名が(笑)。ところで5はルポ、
16と17は前後編と思いますが。
>>768 そうすると長編は17本ですかねぇ?
結晶星団あたりは、個人的には長編に入れても良いかなと思っているんですが。
復活の日を読んで小松が日本人のふりをした反日馬鹿だと確信しました
名前に使われる漢字と経歴でほとんどわかっていましたが。。。
てか日本のSF作家って全員といっていいほど反日ですよね。。
この国のSF文壇は 韓国と北朝鮮か!
「結晶星団」を長編に分類するならついでに「神への長い道」もだな。
本当は中編なんだろうけど。
あるいはTP21東京支部あたりも長編と考えても良いかも。
こちらニッポンのハルキ版で、瀬名秀明が解説に、小松左京といえば
長編の壮大なSFを描く作家というイメージが強いのに、
実際は長編より短編の方が遥かに多いのが意外だったと書いてたな。
たぶん短編集がほとんど絶版になってたから、気づかなかったんだよな。
瀬名より10歳年下の俺もまったく同じ印象で、筒井が短編メインなら、
小松は長編メインだと思ってた。
SF作家で20本近い長編はかなりの多産家じゃない?
内容もギッチギチだし。
774 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/14(土) 13:44:05
>769
ルポといえば15もそうかも。
775 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/14(土) 13:45:33
>771
「宇宙漂流」よりその2作が字数は多いでしょうかね。
776 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/14(土) 13:46:32
>771
「宇宙漂流」よりその2作が字数は多いでしょうかね。
777 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/14(土) 13:49:08
>770
それを言うなら、反人類馬鹿、反地球馬鹿、反宇宙馬鹿では
ないのかしら。
青い宇宙の冒険は短編。あるいはせいぜい中編がいいところ。
小松左京の長編は、内容的に書くのに手間がかかり過ぎて、
大量生産は無理だったんだろうな。
でもアイデアを生みだす才能は半端なくあるから、大量の短編執筆に
繋がったと思うんだが。
ちなみに山田風太郎が約100冊らしいが、それは忍法帖って器を
思いついたからだと思う。
時代モノ、明治モノみたいなジャンルだけでは、一冊のクオリティが高い分、
あんなに書けなかったはず(忍法帖が低いって意味ではないが)。
逆に言うと、星、筒井あたりと比較して、奇想天外さでは負けてないんだが、
全体的に長編に出来そうなアイデアが多いのに、贅沢にも短編にまとめちゃった
感じの作品が多いな。
個人的に、「フラフラ国始末記」なんて、長編で読んでみたかった気がする。
かんべむさしも、「イッヒッヒ作戦は長編にするといくらでも膨らむ」って書いてたし。
小松左京の長篇が少ないのは
ノンフィクション的なエッセイを多く書いていたことも影響しているのでは
ああいう本はかなり時間をとりそうだし
昔角川文庫から出してた雑学本、あんなの書く暇あったんならあれなかったことにして
その分のエネルギーをいまの御大に補給してえ
虚無回廊の為に
「復活の日」を日本SF長編第1弾としてハヤカワから出すつもりだったのに、
先に「日本アパッチ族」が出たんで福島正実がむくれたと半村良づてに聞いた、
けど自分としては「アパッチ」はSFのつもりじゃなかった、って書いてたねえ。
>>783 「アパッチ」初版の表紙カバーには「奇想風刺小説」とあるが、
本体の背表紙などには「SF長編小説」とある。どっちだw
785 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/14(土) 21:14:35
アパッチは、
TVだかラジオを質に入れてしまい、娯楽の無くなった奥さんに読ませるために書いたと
なんかに書いてあったね。だから作者本人もSFのつもりじゃなかったのかね。
787 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/14(土) 21:32:34
つまりSS
788 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/14(土) 21:39:35
時間エージェントも連作だけどまとめたらけっこう長いと思うよ。
「空中都市008」は中編かなあ。
それともノベライズ?
>Amazon.co.jpで、以前に「By Publishers > 角川春樹事務所」関連の小松 左京の
>『果しなき流れの果に (ハルキ文庫)』またはその他の本をチェックされた方に、
>『美人百花 2009年 03月号 [雑誌]』のご案内をお送りしています。
>『美人百花 2009年 03月号 [雑誌]』、現在好評発売中です。
>¥ 580で注文するには、以下のリンクをクリック
>
>この雑誌について:25歳からの働く女性向けのファッション誌
アマゾンの顧客リサーチもたまには妙な出力をするんだな。
791 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/15(日) 12:41:51
>790
『美人百花』側の属性データの入力ミスっぽい。
メタンハイドレート の採掘、実用化目指すんだってね。
小松先生が生きていたらなんて言うかな。
「それ以上掘るとプルトニウムが出てくるから止めなさい」
反日と言うより、
非知性的なヤツが許せないので?
筒井さんなんかモロに
「馬鹿に基本的人権はない。日本から出て行け」
だし。
794 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/15(日) 22:07:49
自分がバカにされたと思うと、あいつは反日だとか短絡しちゃうおバカさんは
放置がいちばんですよ?
797 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/17(火) 05:41:40
ついにお迎えか・・・・
お召しだな
反日つうか ただの朝鮮人の家系ってだけだろ
でないと朝鮮人だらけのマスコミ連中とこんなに親しくなれんし、持ち上げられん
ベ平連w ベトナムで朝鮮人は何をやったんだんだよ、チョンが
SF業界はハヤカワ出版、徳間、創元自体が日本系かどうか怪しい、たぶん違う
朝鮮人の家系のソースを頼む
>>799 俺だってボンヤリと韓嫌感情持ってるけど
そんな曖昧な物言いでは、むしろ
なんだ、それでも面白いSFを創るんじゃないか
やっぱりテキトーな反感は良くないな。
と、評価しちゃうじゃないかw
> SF業界はハヤカワ出版、徳間、創元自体が日本系かどうか怪しい、たぶん違う
おまえが日本系じゃないと思ってる企業名を全部挙げてみろ、とりあえず東証一部上場からw
803 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/17(火) 11:45:09
2チャンネラーの人ははなんでも朝鮮だなあ。好きだね〜
馬鹿の一つ覚えだね。あまり賢くない人だね。
ほんとに上げ始めましたよ
>>803 他に、アカヒとか変態毎日とかも大好きだよねw
それらは大儀を持って叩ける、と思い込んでるからな。
実際は思想が違うだけで、奴らと同類なのにね。
808 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/17(火) 20:11:06
アカヒとか変態毎日の擁護がいたとはw
すげえなwこのスレw かの国みたいだ
>>808 擁護じゃないよ。
朝日も毎日もチョンも、お前のようにそれを叩いてる奴らも
どっちも等しく公平に、キチガイ害虫だと思ってる。
あれ?筒井スレだったかな
>807
昔、ニュースで日の丸を焼いてる韓国の様子が映った時、
そこで息巻いてるオッサンの顔がどっかで見覚えあるなーと思っていたら、
そいつの顔が野村秋介そっくりだったからという事に気付いて爆笑した事がある。
812 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/18(水) 16:26:35
>>809 俺もおまえも、その気違いの仲間だよw
人間なんてみんなそういうもの。
813 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/18(水) 16:29:09
他人を叩いてストレス解消してるだけ。
ウヨにとっては、アカヒとか変態毎日は安心して叩ける
ありがたい存在なんだよ。
マテ茶飲みたくなってきた
815 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/18(水) 19:08:32
野村秋介が日本人と思ってんのか?
あんな帰化人を
>>812 おう、よく分かっとるやん。そのとおりだ。
筒井が言ってたよ、人類皆キチガイって。
ただ一つだけお前と違うのは、ネットで嫌いな組織を叩いてストレス解消なんて、
カスの遠吠えのような虚しい真似はしないw
基地外が基地外わらってらw
こいつらみんな灰皿で殴り殺したい気分だ
知的なスレだと思って敬遠していたが
これなら既知外の俺にも居心地が良さそうです!
湖の底に苦しそうな顔が見えます
氷の下に暗い顔があります
もう10回は読み返したけど、未だに氷の下の暗い顔の
意味=メッセージが分かりません><
こんなアホに誰か教えてください
SF分野にも、究極のカスがいるのか。
自分に手の届かないものは全部外国人か?
愛国主義は無能な下種の最後の逃げ場。
最近は逃げ場が超満員だな
愛国主義の前にエセをつけるべきだろうが
愛国主義振りかざす奴にに真も似非もあるかw
愛国と言うよりは国粋だろ。
言葉の綾でしかないな
で、そのアイルランド主義とはなんですか
そこへ巨大カマキリが操縦する冷艦、ドーン!
830 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/16(月) 03:24:33
現代の小松左京って誰?
谷甲州はちょっと違うと思うので、脇に置いといてw
のじりんと小川一水が、よく挙げられるかな。
小松さんの京都ソサエティとの交流に相当するのが、のじりんの場合自営の
掲示板とか最近だとニコニコ技術部方面とか。小松さんより工学系寄りかな。
作品のスケールというか大ボラ度では小川のほうが近いと思う。
誰かがどこかで書いてた(言ってた、かもしれない)ことのうけうりだけど、
小松さんの経歴における大阪万博みたいな大イベントがあればねぇ、
みたいな。
>830
叙情的なところまで含めた場合、存在しない
>>831 要求されてるところが違うと思うんだ…
のじりんとか小川は、なくなった元帥の後継者
野尻と小川一水は違うと思うなあ。
どっちも最後のところで甘いっつーか。
でもこれは世代差かもな。
昔の作家って暑苦しさと冷淡が同居してるけど、
今時の作家ってその傾向ないじゃん。
ドラッグから日本の古典芸能まで
含めて語れる間口の広さがその2人にあるか
と言われたらないわけですよ。
小松世代はさ、少々トンデモが入ってようが、知識が怪しかろうが
なんでも語れたわけですよ。
現代の作家にそれはつらい。特にSFコミュニティのインサイダー
だった(人間が関わった)と学会への反発で、ちょっとでも怪しいこと
言ったら、SFに対してルサンチマンを感じてる連中が、わさわさと
群がってくるからw
シカトするにしてもウザくてかなわんし。
>>835 > SFに対してルサンチマン
ってなに?
つか、そんな単語があったことさえ忘れてたが
鬱屈戦隊ルサンチマン
小松左京なみに、世界を矮小化せず個人を疎外せず、宇宙の巨大さと複雑さの
圧倒的なスケールの振幅を具体的に説得力のある描写で
ストーリーテリングに盛り込める作家なんて、いわゆる若手世代には絶無だろう。
というか全世代を通じて小松左京当人以外に誰がいる?という感じ。
>>835 >ちょっとでも怪しいこと
言ったら、SFに対してルサンチマンを感じてる連中が、わさわさと
群がってくるからw
小松自身が、おかしなこと書くと
学者(自分の読者にはそういう人も多いんよ)から自分の著作に
文句言われますねんと言ってるわけだが。
学者ならまだいいがな。
たいして学のないけど数だけはいる奴等がうわんうわんと。
学者連中は自分の専門分野について誤った言説が広まるのを見過ごせないのであって、
「SFに対してルサンチマンを感じてる」わけじゃないだろ。
ルサンチマンでも蝿でもなんでもいいけど、
つまるところ下手な風呂敷広げたSFは書けなくなったってことだろ。
「虚無回廊」などは、その点どうなんだろうか。
HE2のハード容量は、あえて実際の単位などを避けてるよね。
どのへんで避けてましたっけ? 大きさは明示されてますよね。
どんな仕掛けで存在してるのかとかは作者にもわかってるのかわかりませんが。
「SF魂」で結局決められなかったようなこと書いてた
卓上型になった最初のころの電子計算器を使いまくって日本沈没書いたりとか、
コンピュータの進歩の早さ(と、予測の難しさ)を身を以って体験してるからこそ
なんだろうなぁ。
846 :
843:2009/03/19(木) 13:54:10
あ、SSとHE2を取り違えてた。ねぼけてたんだと思うorz
電子計算器というか、卓上計算機、要するに電卓の元祖の方だろ。
虚無回廊を3巻まで一気読みしたが理解できる部分とできない部分の差が激しいな。
何が書いてるのかさっぱりわからない箇所もけっこうある。
昭和35年(1960)、「SFマガジン」の第1回空想科学小説コンテストに応募して、選外努力賞を受賞したのがきっかけとなった。それがこのCDに収録されている「地には平和を」だ。
SFは、ジャンルを超えて自由自在に小説を書くことが出来、この世界を選んで良かったと思っている。
デビューから45年。たくさんのSF小説を書いてきたが、このCDに収録された作品は、思い出深いものばかりだ。
作品を書いた時のことも僕自身のことばで収録した。
朗読して貰ったベテラン俳優の鈴木昭生さんや岡橋和彦さんはじめ、
出演俳優のみなさん、関係者には感謝申し上げたい。
これは今後シリーズになっていくという。
僕の作品がどんな風に料理されるのか楽しみだ。
NPOグローバルシアター和の輪《チケット・グッズ販売−グッズ》
http://www.wanowa.org/ja/shop/goods/
小松さんの作品で、最もハードな、小松さん自身の言葉で言うところの
「科学の理論的追求が、そのフロンティアにおいて遭遇している "問題"
について、文学的な "処理" を行う」という内容の作品て、何でしょうか?
こちらニッポンの現代版とか読んでみたいな
インターネットあるからかなり環境的には良くなってるし
852 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/23(月) 21:04:57
> 850
最たるものは「虚無回廊3」かなあ。ところで、そのコメントは
何に載ってましたっけ。「科学と虚構」かな。コメントそのもの
のほかに、その評論あるいは発言の全体や発表時期という点から
小説作品との関連が検討されるべきと思います。
853 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/24(火) 00:06:46
「日本沈没」「復活の日」「エスパイ」以外の長編はよく分からないデス。長編より短編集の方が好き「首都消失」より「物体0」という具合に。
継ぐのは誰か
読んでみたら?オチは何だが,あの時代にあの未来像を展望できたのはは凄いとオモ.
>>851 >インターネットあるから
インターネットの基幹サーバって常にトラフィックに対してぎりぎりの自転車操業で
管理する人間が消えればあっという間にダウンしそうなイメージがあるんだけど。
世界的に人間が消えればトラフィックも激減するから何とかなる、とか?
856 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/24(火) 09:40:19
> 851, 855
電気がいつまで続くやら。
山本弘が突如人口激減した短編書いてたっけか。
電気が続くまではインターネットは持っていたハズ。
審判の日 じゃなかったかな。
SFルサンチマン。
また新しい用語が出来たな。
科学的に僅かでも間違ってたら、喚きだすあれか?
小説としてしっかりしてて面白ければ、
多少のトンデモはよかろう。
ミステリーなんて、もうトンデモだらけ。
861 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/26(木) 02:00:01
昔、小松の純文というか非SF短編集が文庫で出てたが、何というタイトルだっけ?
しかし、現行版(春樹事務所など)は言葉刈りが酷い。
「明日泥棒」とか改竄し過ぎで崩れまくり、もう笑うしかない。
まあ80年代以前のを古本屋で買えば解決なんだが、城西大のは無修正なのかな?
862 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/26(木) 12:07:27
> 861
『地には平和を』(阿部出版、1991)でしょう。ただし
ハードカバー。新風舎文庫のは昔のハヤカワ銀背の復刊だっ
たと思いますが。
女シリーズの文庫版じゃないのかな。幾つか種類があるみたいだけども
864 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/28(土) 20:49:29
あと三年以内には訃報が聞けることだろう
三年も生きてんのかよ(´・ω・`)
ヤバいネタだな
くれぐれも人名や具体的な日時、地名なんか出すんじゃないぞ
迷惑だから
>>852 ありがとうどざいます。
虚無回廊ですか...。昔の作品にもっと科学テーマのものがあるかもと
思ったのですが。
ハードSFについての記述は「SFハンドブック」からの孫引きです。
堀晃さんの『太陽風交点』徳間版の解説で見たような気もするのですが、
今手許になく確認できません。
それの初出もご存知のかたいませんかね。
869 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/30(月) 12:40:43
>868
SFガイドハブックは70年代前半でしたよね。すると
その前後で、真っ正面からの科学論なら「継ぐのは誰か
?」。具体的な科学の手続きに踏みこんでシミュレート
しているのは「飢えなかった男」「眠りと旅と夢」でし
ょうかね。
小松さんの文学論、科学論自体はあまり変化してないと
思いますが、小説作品での展開は深まってるんですよね。
「結晶星団」「ゴルディアスの結び目」「虚無回廊」と
いうのが、もう一つの流れでしょう。
夕刊で久しぶりに顔見たけど、まるで別人だな
体ン内に"弁当"を持ってるようなもんや……
御大健在のうちに12人の後継者を決めないとSF界が全滅するという星新一の予言がある
SF界なんてほっときゃいいんだ
2億年もすれば元に戻る
小松左京マガジンってまだ出てるの?毎号買うつもりだったが3巻で止まってしまってる。
>>875 出ている。会員には第33巻を今月24日に発送の予定。
>>873 後継者なんて不可能だが、御大の要素を12分割なら、
かろうじて、なんとかなるかもしれない。
>876
ありがとう。最新巻まで追いつくのに三万円か、きついな。
それだけの価値があるのかどうか、三巻まで読みなおしておさらいしとこう。
朝起きたら目が見えなくなった人の話しか覚えてない。
881 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/17(金) 06:25:09
やっぱ今年は小松賞無いのかね
883 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/17(金) 12:48:02
>878
編集が安定して見やすくなったのは第7〜8巻ぐらいからだと
思う。ただし、呼び物の「小松左京自作を語る」は『小松左京
自伝』(日経新聞出版社)に加筆、収録された。
>879
ありがとう、何とか集めてみる。
>883
自伝なんか出てたのか。それも買いだな。
SF界の後継者は
「星さん第三の予言」に記された12人の死闘によって決定される。
最後に生き残った者が、SF魂を継いで、魔界の覇者となる。
虚無回廊Vの文庫を、遅ればせながら読んだ。
異星人同士の会議はありきたりでちょっと。
やっぱりHEの誕生と死、旅立ちから、異星の存在と
ファーストコンタクトを果たすまでの迫力は別格だった。
ただラストの引きに痺れた。DNAをどうしようっていうんだ。
>>886 どこぞの有名ブログと同じタイミングでウケたw
異星人同士の会議、アスカのちょい活躍だとか、
0と無限を等価に扱う意味不明の発表とかおもしろいけどねえ
続きは読めないんだね
889 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/21(火) 16:20:53
>888
書けば。そしたら読める。おれたちも。小松氏が2次創作に
寛容なことは、樋口版映画を見ても谷版小説を見てもわかる。
>>887 ブレインボートに大切に積まれていた遠藤とアンジェラのDNAを
「すぺるむさぴえんすの冒険」みたいにアレやコレやして、SS探査向けの
息子を生み出そうってんじゃないか。
遺伝的破局だっけ
あの伏線はどうなるのかな
892 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/23(木) 09:21:07
>891
全人類のAE化。これも人類補完計画か。
東京都港区内の公園で全裸になったとして、警視庁は23日、人気アイドルグループ「D2計画」の小野寺俊夫容疑
者(34)を公然わいせつ容疑で現行犯逮捕した。
同庁幹部によると、小野寺容疑者は23日午前3時頃、同区赤坂の区立檜町(ひのきちょう)公園内で全裸になった疑
い。
港区立檜町公園の芝生の上で、でんぐり返しをして「わたづみわたづみ!」と叫んだあと
ベンチであぐらをかいて「僕のケルマ「ディック」をさわるのではなく、つねってくれたまえ」と喋っていたら
110されて警察が来たので「日本が沈没するのに裸だったら何が悪い」と言い、手足をばたつかせたところ毛布にくるまれて赤坂警
察署に連れて行かれた
SS内の会議召集の場面で、生物(老人)も機械知性もまとめて一緒くたにして
意識主体だけをスキャンして別の場所で再構成する。。。って超技術をいきなり
登場させちゃったのは、なんでかな?
それまでは機械知性(地球のAE)=よくわかんないけど、地球のコンピュータをどんどん
発展させていけば、やがて到達できる世界みたいに語られていたのに。
超技術の塊だったAEがいきなり霊魂のような得体の知れない存在に変質したみたいに思えた
896 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/25(土) 12:30:48
>894
「小松左京自伝」で、金属の構造体はせいぜい数百年しか
もたないと聞かされてがっかりしたなんて言ってたから、
そういうことの反映かも。というより、私には小松さん
自身の願望の表明、あるいは悲鳴のように聞こえるのだが。
フェーズ5きましたね。御大のご意見を拝聴したいところです。
また小野寺俊夫容疑者(34)は
「日本チン没!」などと意味不明のことを叫んでいた。
この夏は「弄り股兵衛」の役での主演が決まっている。
こんにちは。あたしはクダン。
凶事を伝えるため、スレを巡る旅をしています。
みなさん気をつけてくださいね。
__
ヽ|__|ノ― 、
||‘‐‘||レ  ̄ヽ
ヽ ノ.::::::__( ノヽ
/ヽ ̄ ̄/ヽ
お花を大切に
東京にクダン会館ってあるよ。
902 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/07(木) 22:31:41
> 901
もともと軍人の結婚式場なんでしょ。二・二六事件のときには
戒厳司令部が設けられた。
903 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/08(金) 01:20:03
♪屋根の上に光るたまねぎ〜
906 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/08(金) 14:01:13
>905
そこは九段下
元軍人会館も九段下だけどな
909 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/09(土) 06:26:58
永井荷風も
「濹東くだん」って小説、書いてるな。
↑なにその記号が混ざったSFライクな題名は
さんずいに墨という字なのだが、
いわゆる機種依存文字だね。
912 :
910:2009/05/09(土) 15:50:37
ごめん、IEで開いたらきちんと表示された。
普段「ぽけギコ」で見てるから…w
(@益@ .:;)くだん
見知らぬ明日って絶版なのか
なんとまあ
ダウンロード販売でもしてくれよ
916 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/10(日) 12:00:28
東京に続いて京都でもグルメ本だそうと思ったけど、
なんど行っても
「責任者おらへんので、また明日来ておくれやす」
と追い返され、結局出せなかった。
「ミシュラン明日」
出版時にコツコツ買い貯めた俺は勝ち組か?
全て文庫本だが
もうイーガンとかバクスターに先を越されちゃったから虚無回廊は出ないね(´・ω・`)
919 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/11(月) 08:18:35
>917
『見知らぬ明日』は初版ソフトカバーを持ってるぞ。って、
年齢(とし)くってるだけだが。
920 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/11(月) 11:07:06
お歳を召したネラーが結構いるのね
日本沈没をオンタイムで読んだ俺が加齢に通り過ぎますよ
922 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/11(月) 21:44:25
「第五実験室」をオンタイムで読んだ俺がちょっち「戸売り」ますよ。
見知らぬ明日こそ、
谷甲州が続きを書くべきだったんじゃないかな。
924 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/12(火) 08:27:08
短編は結末考えついてから書くのに、長編はまず書き始める
んでしょ。御大のそれが一番いかん。まあ、考えてたら書け
ないのかもしれんけど。
しかし、「沈没」がなんで谷甲州に行くのか、谷は谷でどう
してあそこまでデタラメ書くのか、言ってもせんないが思い
ますよ。何部売れたか知りませんが、商売としてももっと大
きい成功がありえたんじゃないかなあ。
>>924 虚無回廊は結末まで考えてたんでしょ?
ミシェル・ジェランの自殺とかは明らかに
結末に向けての重大な伏線なんだから。
「果てしなき・・・」なんかは
行き当たりばったりで書けるわけもないし。
926 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/12(火) 15:37:46
>925
考えてたとしても、捨てたら考えてなかったのと
同じ。『小松左京自伝』のあちこちに出てくるん
だけど、ずいぶん迷っている。まあ、先日の瀬名
秀明さんの『虚無回廊3』文庫版の解説で、修復、
再構築にほぼ成功したと思いますが。
927 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/12(火) 17:32:32
果てしなき…の結末で御大の底が割れた
…と、読後思った
928 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/12(火) 21:57:36
>927
あの作品は結末が複数あると思うが・・・。オレは
宇宙が意識をもっているという設定を、そもそも受
け付けない。あの作品を評価する人は多いが、平気
なのかねえ。あるいはあの抑圧された宗教性にこそ
ひっかかるのか。
あの作品読んで、「宇宙が意識を持ってる」って何で思ったんだ?
結局のところ宇宙レベルで明確な活動ってのは、
(あえて単純化すれば、)逆行宇宙とセックスして
子供作ろうとしてただけじゃん。
そんなのゾウリムシでもやることだぞ。
ゾウリムシがセックスして子供作ろうとしてたとしても、
「ゾウリムシに意識があるんだ」なんてコトにはならんだろ。
「お茶漬けの味」で
少年だと思ってたのに
胸のふくらみに気付いて実は少女だったとわかる
というのはどういう意味があったのか?
芥川の「奉教人の死」へのリスペクトとか
つーか単なるブンガク的萌えスパイスじゃね?
七人の侍とか、まぁ定番ネタじゃね?
股間のふくらみに気付いて実は少年だったとわかる
よりいいと思う
934 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/13(水) 15:40:29
でも主人公はそれに気付いて顔赤らめるのは
ロリコンだったということか?
そうでないと、別に動揺することないし
「ああ、女か」で終わりでしょ。
ふくらみかけに過剰反応するのは
ロリコンしかいない。
男装少女はSF
お茶漬けの味は、真空死した死体が現実では有り得ない状態に描写されてた事がなぁ…
えすえふなんてこの程度?と正直思った
当時は検証不可能で小松のイマジネーションはあの程度だったってこった
938 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/13(水) 22:55:01
映画制作に関わって大失敗こいてるし
アンチさんご機嫌いかが?
>>934 ロリコンにしか分からない解説ありがとうございます。
だれか いませんか〜
アホ〜イ!
こちら関西
だれか返事してよ〜
942 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/19(火) 05:57:02
関西は「メキシコ風邪」がはやってる。
細菌兵器らしい。
943 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/19(火) 17:33:44
誰か
>>942に細菌とウイルスの違いを説明してやってくれ
>>943 復活の日に出てきた奴は細菌とセットで自己増殖できるウイルスという設定じゃなかったっけ。
>>942はそこにひっかけての話かもよ。
バイオ兵器まとめて細菌兵器ということもあるし。
945 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/19(火) 19:38:11
つまりMMシリーズは、M(マイド)M(モーカリマッカ)の略と...
946 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/19(火) 21:16:56
MM88はバクテリオファージだったか?
「アウトブレイク」みたいに
スラリー爆弾で消毒されたら、どないしよう。
947 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/19(火) 21:41:02
とりあえずガンマ線照射で滅菌しとこう
マイコプラズマとか細菌起源の風邪もあるからな
こないだ教わったんだが
949 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/20(水) 01:34:35
950 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/20(水) 02:06:22
鈴木光司とかSF作家に転向すればいいのにと思うんだがどうだろう。
リングとか螺旋なんかホラーチックな所はあるかもしれないが、基本的に
SFだろう。
最新刊のエッジは不評のようだが、それなりの実力はあると思うので
SF作家に転向して欲しい。
しかしSF好きで海外作家を信奉してる奴が多いが、俺にはどうしても文体などで
感情移入できず、日本人作家の躍進に期待せざるを得ない。
是非とも第二の小松左京が出てきて欲しいと思う。
谷川………
時代設定は江戸時代なのですが、将軍を入れ札(選挙)で決めたり、テレビで
ニュースを見てたり、ロボット(?)の籠かきが町中を走ってたり、牛鍋食べ
てたり、海外とジャンボ旅客機で行き来してたりと、そんな内容の短篇を
読んだ記憶があるのです。もう一度読んでみたいのですが、題名が判る方
いませんか?
神様のパズルなどの機本伸司が割と気に入ってる。
後半ちょっとグダグダだけど。
954 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/20(水) 09:04:43
>952
「お糸」(1975)ですな。ハルキ文庫は『くだんのはは』に
入ってます。
955 :
952:2009/05/20(水) 09:39:37
>>954 どうもありがとうございます。早速読んでみます。
956 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/20(水) 14:35:54
小松御大の人生はいつ終わるのか予想しよう!!
人を呪わば穴二つ
958 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/20(水) 16:23:28
明日
近所にハルキの「題未定」が100円で売ってたんだが、これ面白い?
紅茶好きなら
「題未定」は、恐ろしい話ですよ
復活の日 増刷中
みんなで南極へ
ってみんなが行ったらウイルスも付いてくるけどな
964 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/21(木) 07:21:19
>>963 20XX年、南極も温暖化の影響で無菌地帯ではなくなっていた
米ソ(ロ)原潜の男所帯のみ、生き残りEND
>>964 原潜でいけるなら宇宙もありだな。
ISSの自給システムが整った直後、地上は壊滅とか。
地球に帰る手段はあるが、どうする?
そんな中、「ここでは無理だが、これまでのデータを元に自分の研究室でならワクチン作れる」と
地球帰還を志願する科学者が登場、地球に降り立つ!
だめだ・・・・
967 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/22(金) 19:49:21
小田切君!このままでは、1年後南極は、確実に腐敗する
果てしなき流れの果に中盤から展開目まぐるしくて結構辛かった
969 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/23(土) 06:19:52
原潜……
原潜「長州」ってのを建造しよう。
放射能をあらかじめ10パーカットしてあるヤツ。
970 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/23(土) 07:54:45
タダイマ 原子力カットデ コウコウチュウ
原潜なのに放射能じゃなくて申告が漏れるんですね、わかります。
追徴課税が一括で払えず、分割にして給料から払う事になって、原潜徴収で〆るオチですか
原潜のキャプテンは
「原潜艦主人」と呼ぶべし。
天狗の面つけて
幽 霊 で は あ り ま せ ん か !
975 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/26(火) 06:00:03
原潜長州を追い詰める
人民海軍駆逐艦「戦闘艇フギ」
すまん、変な方向になってきた。
先生も、ちょっとばかり学がないとわからんシャレ乱発しますね
977 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/26(火) 21:55:12
にしらはロクな学もねいくせに、
ギャグだシャレだってけつかる・フランソワ・ド・ジャルジェ
きぐしねぃです
吾妻スレかと
980 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/27(水) 12:07:11
おいおい
栗本薫女史 無くなったよ。
虚無回廊、完結させてくれ〜
982 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/27(水) 16:53:03
この御大はもうなにも仕事せずに終わるんだろうな…
それで後30年は生きたりしてな。
まあ、SF仙人になるにはまだ早いかも。