1 :
名無しは無慈悲な夜の女王:
需要有りそうなので立ててみた
玄人さんのご意見お待ちしてます
2 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/08(木) 09:01:19
おいらの初の2ゲットォオ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´
∧∧ ) (´⌒(´
⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
 ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
ズザーーーーーッ
3 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/08(木) 10:11:08
ディケンズの「信号手」
色んなアンソロジーに収録されてるな
シンプルだけどぞっとする
5 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/11(日) 00:33:44
光文社文庫から出てる、宮部みゆき選のアンソロジー
『贈る物語 Terror』がオススメ。
これでもかというぐらいベタな作品(「猿の手」とか「くじ」とか)ばかりなんだけど、
それが入門用に最適かと。
古典とモダンホラーが混ざって収録されてるのもいい。
>>3 「信号手」は稲川潤二がパクって語ってるのを聞いたことあるんだけど、
筋とか全部知ってるのに、それでも怖かった。名作だなあと再認識した。
ディケンズなんだから当たり前だけど、小説が上手いよね。話も描写もムダがない。
6 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/14(水) 23:15:38
ホラーはあまり需要ないんかな。活性化期待age
7 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/15(木) 10:55:47
早川の「幻想と怪奇」とか、創元の怪奇小説集みたいな、
アンソロジーはどうなんだろ?
私のホラー初体験は貴志祐介。初心者にも悪くないと思う。
8 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/15(木) 22:19:11
「レフトハンド」か、なかなかだったな。
今のところ短編ばかりみたいなので、俺は長編を。スティーブン・キングの『クージョ』キングは良作揃いだけど、長いのが多い。これは比較的短いので。映画版見た人にもおすすめ。
短編なら皆川博子の『うろこの家』を是非すすめたいけど、これ今絶版なんだよなあ。角川ホラー文庫なのになんでだろ。古本屋で見つけたら買って損は無い。
10 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/16(金) 11:21:38
キングなら「ゴールデン・ボーイ」がよいのでは?中篇だけどほとんど長編といってよいかと。
キングの持ち味であるB級テイストは感じられないけど。
ちなみに私はキングは1番最初にミザリー読んだけど、結構怖がれましたよ。
代表的な作品で、自分で手頃そうなのを読んでみればいいと思います。
11 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/16(金) 11:31:22
やっぱクライヴ・バーカー「血の本」シリーズは欠かせないかな。
コテコテだがホラーものだと一発で分かるあの表紙もステキ(*´Д`)
12 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/16(金) 12:18:46
シンシア・アスキスお嬢様が編まれた作品集を
午後の紅茶とともにいただくのです。
でも血の本って今ぜんぜん見ないな
14 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/16(金) 21:25:34
そりゃあ俺が買占め・・・・というのは冗談だが。
古本やめぐりしてると単品では見つけるな。
6巻揃えるとなると大変そうだが
15 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/17(土) 01:17:22
16 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/17(土) 12:44:49
>>7 「幻想と怪奇」は良かったな
その中に収録されてる「すっぽん」ていう短篇が
少年犯罪を扱った本に取り上げられててビックリした
17 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/18(日) 22:14:25
血の本てのは短編集なの?アンソロジー?
>>16 ハイスミスだね
「かたつむり」は全然趣きの違う話で驚き
18 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/20(火) 00:59:57
>>17 ググりゃ一発だと思うが、クライヴ・バーカーが書いた短編集だよ。
創元推理文庫から出てるアンソロジーから
怪奇小説好きになった。
初めて読んだのは南條竹則 編の「怪談の悦び」
続いて平井呈一 編の「恐怖の愉しみ(上・下)」
どっちかに入っていたミドルトンの話が特に好きだった。
SF読みだけど、往年の怪奇小説を読むときは、
ふだん読む3倍くらいの時間をかけて
じっくり楽しみながら読んでます。
20 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/22(木) 14:57:28
いちばん怖い本で名前が出てた貴志の「黒い家」を読んでみたけど、あんまり怖くなかった。
京極夏彦の京極堂シリーズのほぼ全作品より下の恐怖感だと思う。
21 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/22(木) 17:28:12
そのスレかな?で出てたみたいな人間の底知れなさ、な怖さはあると思うサイコパスおばさんが気味悪いし
>黒い家
後半の展開が個人的に微妙だけど
日本のホラーで鉄板な物ってあるのかね…
結構いつでも意見が分かれる気がする
特に最近のは
現代のホラーは怖がるものとはちがうからね。
23 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/23(金) 14:37:32
?
もうちょっと語れ
24 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/24(土) 10:54:18
現代の日本のホラー物って安易にショッキングなのが多い印象があるな
角川ホラーとかJホラー映画の延長みたいな感じ
(モトネタのもあるんだろうけど)
まあ詳しくないから
反論とお勧めキボン
むしろ海外作品が安易でショッキングでないと思った理由が知りたい
26 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/24(土) 11:32:23
いや海外というか…古典のアンソロジー読んでるとこだったから
そんな感じしちゃって
あと話題提供ね
27 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/02(金) 14:19:59
海外だとホラーのスタイルそのものをギャグにした作品も売れてるし、
そういうサブジャンル専門作家もいるし、本当にホラーのすそ野が広いよね。
日本だと短編ならたまに見るけど、長編は無いような
28 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/02(金) 16:33:28
つ怪談牡丹灯籠
29 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/03(土) 06:20:27
怪談なんて読んだことねぇよ('A`)
黒い家は映画の方がよかったかも。映像に生活感が出てたから身近な恐さを感じた。
キングなら痩せゆく男はどうだろう。
宝島社主催の「このミステリーがすごい!」の優秀賞になった
「シャトゥーン、ヒグマの森」っていうアニマルパニックすごいぜ。
これ、アニパニをはるかに超えて怪物ホラーだよ。
ヒグマは350キロあるし100メートルを7秒で走るし5トンのマイクロバスを元あげる。
逃げる人間達を次から次に食っていく。
その描写力がはんぱじゃない!
映像的といったらいいのか……いや匂いまで漂ってくる。
世界と勝負できる怪物ホラーだ。
小松左京 「石」
この作品の異常さといったら・・・!
33 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/06(火) 22:23:31
もうちょっとkwsk
>>33 異常早熟の天才児(4歳)を持った若い母親を襲う悪夢のような恐怖!
35 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/09(金) 00:13:50
>>34 神童は長じて凡人以下と化すというあれか。確かに怖いな
ってか需要あると思うんだけどなかなか人こないねー
で、この板でホラーで検索してみたらここにはホラー読みが
あまり来てないみたいだな。みんなオカ板で満足してんのかな?
平山夢明の「いま殺りにゆきます」
【キーワード抽出】
対象スレ: 【ポ-やら】ホラー初心者に勧める本【怪談やら】
キーワード: ケッチャム
抽出レス数:0
ケッチャム ってなんだろ?と思ってぐぐった。
「胸クソ悪い小説を書かせたら、右に出る者はいない」
「最悪に陰惨・凄絶な物語を巧みな文章と構成で描いた良作」
「ジャック・ケッチャムが好きだ」なんていうやつは頭がイカれてる」
「ジャック・ケッチャムは読者を残虐な恐怖の現場に否応無しに引きずり込む」
読まないで置こう。w
最近ホラー小説は下火なんかねー
40 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/16(月) 23:54:53
ケッチャムの「隣の家の少女」、途中で挫折してブクオフで売りました( ´ω`)
ホラーっていうか……
>>39 下火なんかね
景気上向きになってきたし、ちょっと明るめの小説が来てる気がするよ
結局、需要なかったね、このスレ
42 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/17(火) 15:59:43
結局ホラーはビジュアルで見せる映画くらいしか流行らなかったか
43 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/18(水) 08:01:55
小林泰三はどうだろう。
玩具修理者に入ってる
酔歩する男がいいとおもう
ファンタジーかもしれないが、クトゥルフは基本?
44 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/18(水) 23:28:54
クトゥルフは恐怖を求めて読むという感じではないからねぇ・・・・
本スレでも怖かったという感想は聞かないし。むしろ訳ワカランというのが多いww
英文かなり読める人には怖さがわかるらしい。
翻訳すると難しいタイプの作品みたいだ。
英語で読んでも怖いとは思わなかった俺
47 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/19(木) 00:17:29
ラヴクラフトは宇宙からの色彩がどうこうってやつが怖かった
あとバイオリン引き続ける爺さんの話が古典の王道っぽくて
怖くて好きだった
48 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/21(土) 16:02:05
ラヴクラフト全集2巻だかの地下室の恐怖とかいうのはスゲー怖かったよ。
閉じ込められる系はぞくぞくする。
あとクトゥルーものの何かの話で、古い貴族の屋敷があって云々の話…(ごめん記憶が曖昧)
なんかゴシックホラーの原点というか、でも俗っぽくなくていいと思った。
そういやこのスレ初心者に勧める本だったね。
とりあえず名前出てないようだからS・キングの「シャイニング」、「ミザリー」。
49 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/22(日) 22:30:24
平田裕美子は最低
50 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/23(月) 01:38:48
誰それ
51 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/24(火) 05:42:37
なんだかんだいっても
とりあえず「猿の手」は
定番
あと岡本綺堂の「猿の面」と
和田誠の「おさる日記」で
猿トリロジー
52 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/24(火) 20:47:01
【米・銃乱射】「犯人は被害妄想のバカ野郎(axxhole)」「銃乱射は私の小説の影響ではない」…ホラー小説家のスティーブン・キング氏
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1177407874/l50 ホラー小説家のスティーブン・キング氏は、彼の暴力的な小説がバージニア工科大の虐殺を
引き起こしたとする批判を一蹴した。
32人を射殺したチョ・スンヒは氏の大ファンであった。
しかし、キング氏は彼の小説でもっとも恐ろしい「シャイニング」や「キャリー」でさえも、人を
殺人に駆り立てるものではないと語った。
そして、23歳の孤独なチョに「被害妄想のバカ野郎」(paranoid axxhole)の烙印を押した。
バージニア工科大の教師はチョが暴力に満ちた小説を書き始めたとき、警告を上げなかった
ことで批判されているが、キング氏は「教員は、何が本当で何がファンタジーなのかは分か
らない」と述べた上で、こう付け加えた。
「多くのクリエイティブな人々は、自分たちには決して実現できないことを視覚化する。しか
し、チョ(の文章)から私はまったくクリエイティブさを感じ取れない。ヤツは狂っている。
DEFCON-1(=戦争状態)に突入した被害妄想のバカ野郎(paranoid axxhole)だ」
53 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/27(金) 09:19:49
筒井康隆篇の、「異形の白昼」は、
いいですよ。宇能、戸川、生島に、戦け
54 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/05/03(木) 20:58:06
「猿の手」って初期の翻訳だと「猿の足」だったんだね
この間古いアンソロ読んだら足だったからなんか吹いたw
手と足じゃちょこっとだけ印象違うよなあ・・・手の方が気持ち悪い
そーかな
猿の前脚、だとリアルに感じる
原題がMonkey's Paw
でCODでpaw調べると
foot of animal having claws or nails とあるな
で、日本語でど〜いう〜意味??
爪のある獣の足
爪の無いfootを持つanimalを俺は知らない。俺のこの両手を含めて。
60 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/05/05(土) 21:13:14
前脚、じゃなくて足だからだろ
ひづめのある獣との対比だろ
爪のない獣がいるんじゃなくて
62 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/05/05(土) 23:16:26
>61
馬の足だとお話が「死んでしまいました」で終わってしまうね。
64 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/05/16(水) 14:12:18
65 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/05/16(水) 21:28:47
橘外男 「蒲団」
かなり嫌な話。読んで目に浮かぶビジュアルが凄惨すぎ。
ちくま文庫の怪奇探偵小説名作選ならまだ手に入ると思う。
逗子物語の方が有名なのかもしれないが、あっちは怖くない。
むしろラドヤード・キップリングの「彼等」みたいな切なく美しい話なのでおすすめしない。
M.R.ジェイムズ 「秦皮の木」
「銅板画」の方が評価が高そうだがアレが苦手な俺にはこっちの方がずっとおぞましいと感じる。
創元推理文庫から出ているジェイムズの本はまだ2冊とも手に入ると思う。
H.P.ラブクラフト 「エーリッヒ・ツァンの音楽」
何故曲を奏でるのか、過去に何があったのか、そもそもこの曲は何なのか。色々と考えてしまう良作。
ロバート・ブロック 「ルーシーがいるから」
サイコよりこっちの方が短い分インパクトが大きいと思う。
早川の幻想と怪奇のどれかに収録されていた筈
アーサ・キラ・クーチ「一対の手〜ある老嬢の怪談〜」
ラストが泣ける。
創元推理文庫の「恐怖の愉しみ」の確か上巻に収録されていたはず。
単発の短編で良作と考えるものを挙げてみたけれど、どうだろ?
シリーズものの方がはまれば楽しみが大きいんじゃないかな?
ブラックウッドのジョン・サイレンスとかホジスンのカーナッキとか都築道夫の雪崩連太郎とか。
長文スマソ
なぜか早川SFで出てるけどホジスンの異次元を覗く家はまじおすすめ。
なぜかって、当時はホラー文庫なんてなかったからね。
墓地の見える家
この本の怖さと言ったら・・・
ちょうど一人暮らし始めた時に読んで、電気とテレビ付けたままじゃないと寝れなくなった。
描写と絶望感がハンパない。
69 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/09(土) 16:39:47
おそらく墓地を見おろす家の間違いだと思われる
>>64 馬の指は一本だから最初の願いしか叶えられない。
お金持ちにはなったが、息子が死んだ状態で、THE END.
と思ったけど変ですか?(63)
71 :
ハッピー:2007/06/10(日) 11:02:49
72 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/10(日) 11:22:28
F・ポール・ウィルスンはどうかな?始末屋ジャック物以外の初期の奴(タワーから始まる連作っぽい感じの)学生の頃、読みやすくて好きだったなぁ。ストーリーも解りやすいしモンスターもホラーに馴染むには最適な気がする。
あれ俺も好きだけど、ヒーローの扱いが酷すぎる。
あそこまで鬱展開しなくてもえ〜やんと。
それと無理矢理ジャックだしたもんだから、後の始末屋シリーズがノリきれん・・・・
74 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/12(火) 01:14:41
>>73 確かにW
読みやすいという点で挙げてみました。
あ、いや、反論とか言うんじゃないよ。
ザ・キープなんかは第二次大戦時のドイツ軍占領地の
トランシルヴァニアが舞台と、設定から面白かったね。
映画がね・・・・これは板違いか・・・・
76 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/12(火) 03:11:45
モダンホラーだったら、クーンツのファントムとか。
大して怖くはないが、読み物としての面白さは抜群。
77 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/07/14(土) 21:51:49
怖いと評判の「屍鬼」「黒い家」「墓地を見下ろす家」の三つを読んだんですが、
あまり怖くなくて拍子抜けしました。(ストーリーはどれも面白かったです。特に屍鬼なんか最高でした)
一度活字で背筋がゾクゾクするくらいの恐怖を味わってみたいです。
何か「これは怖い!」というのありませんか?
うん、『屍鬼』は面白いけど怖さはそれほどじゃない。
『墓地…』は、まあ古い作品だしね。
『黒い家』が怖く無いなら、もうストレートに『ぼっけえきょうてえ』あたりかな。
ホラー以外ではどんな本を読んでる?
79 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/07/14(土) 22:16:16
ぼっけえきょうてえですか、分かりました!今度買ってみます。
ホラー以外では普通のしか読みませんよ。最近では「博士の愛した数式」が面白かったですね。
貴志なら黒い家より、天使の囀りの方がキタな。
天使は怖いというよりキモいだったな。
>>75 ザ・キープ! なつかすぃー!
ところで貴志さんの新作をもう数年待ってるんですけどね。
僕は「クリムゾンの迷宮」が好きですね。RPG感覚で読めて、後半はもう
すごいホラーになってます。
83 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/07/16(月) 19:54:36
植物ホラーの良品、どなたかご存知ありませんでしょうか?
たとえば、マッドサイエンティストが奇怪な植物を育てていて…
といったような。できれば洋物で古典的な作品。
あ、これを書いてて今、思い出しましたが、
江戸川乱歩で、なんかありましたよね。
84 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/07/17(火) 00:12:13
85 :
私、リカ:2007/07/17(火) 08:35:58
作家名、出版社忘れたけれど、「リカ」は怖かった。
本当にいるんじゃない?この女。
86 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/07/17(火) 22:04:33
デカくて、臭くて、妄想がひどく、顔色がどす黒いほど悪くて絶えず死臭
をまき散らかしてる女が?まったく現実感がなかったけど。ただの化け物小説じゃんって
容姿が自分の好みでない女性を「きもい」と切り捨てることができる、
つまり他人を平気で怪物視できるヤツには現実感があるのさ。
88 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/07/19(木) 01:23:53
国書から出てるウェイクフィールドの短編集がお薦め。
特に「ゴーストハント」は怖いです。
「猿の手」や「炎天」や「のど切り牧場」も定番なだけあっていいです。
日本では橘外男の「蒲団」や田中貢太郎の「あかんぼの首」が怖かった。
89 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/07/19(木) 03:55:59
ストッパー毒島とかいいね
90 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/07/19(木) 19:22:19
>>85 それドラマ版で観たような気がする。記憶が曖昧だが
最後に主人公っぽい男の目をリカがメスかなんかで切るとこで
終わったような…。
無論、めっちゃ怖かったよ
立風の「現代怪奇小説集」はおすすめだな
>>83 有名すぎてつまんないかもだけど一応
「みどりの想い」 ジョン・コリアー
「めずらしい蘭の花が咲く」 H・G・ウェルズ
>>83 SFホラーで面白いのがあるんだが
植物ホラーと言ってしまうとネタバレになっちまう
(姿の見えない怪物の正体は植物だった、てのが判明するのが終盤なんで)
>>85 この作品読むなら幻冬舎文庫版だね。文庫版で加筆されたラストは怖かった。
ところでおまいは立見里歌か?
94 :
83:2007/07/20(金) 21:31:22
ありがとうございます。
>>92 「ラパチーニの娘」「毒の園」あたりは知ってたのですが、
この2作は知りませんでした。
(あるいは、読んでタイトルを忘れているのか)
とにかく、調べてみます!
>>93 え〜、では…姿の見えない怪物の正体が実は…
というSFホラー、ご存知ありませんか?
るんびにの子供
結構怖かった
墓地を見下ろす家ってどっかで絶賛されてるから読んだが
怖くなかったなぁ
>>96 例の場面だけ強烈に残ってて、擦りガラス見るたびに思い出すよ・・・
>>96 怖くは無いけど楽しめたよ
初心者向けには良いのでは
99 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/07/23(月) 12:27:21
ホラー小説じゃないけど松谷みよ子の「あの世からのことづて」はお勧めです。
「現代民話考」や「異界からのサイン」も怪談が多数含まれてて読んで損はしない面白い本です。
>>94 ジェラルド・カーシュの「狂える花」もマッドサイエンティストものの植物怪談でした。
ただし、個人的にあまり面白いとは思わなかったけども・・・。
洋物じゃないけど山田風太郎の「人間華」は怖くはないけど面白いですよ。
ブラックウッドの「柳」はマッドものじゃないけど植物ものの古典的名作。
確か乱歩も賞賛してたはず。
植物怪談と言えばホジスンの「夜の声」でしょう。
科学者は出てこないけどな。
フィクションだと分かってるとどうしても怖さ感じにくいんだよなあ。
映像の方が恐怖の喚起力は強いし。
でもカフカの「変身」は中学生の時に初めて読んでマジで怖かった。
わざわざ紹介するまでもなくみんな読んでそうだけどね・・・。
映像と文章―特に小説とでは怖さの質が違うんじゃないかね
映像とか視覚に訴えるものならたとえば
ttp://ju-on.jp/index_pc.html こんなものをポンと出されても「怖ぇぇぇっ」と思う人間は少なくない
でもこれって生理的嫌悪感から来るビックリ、ショッカー感覚的なものでしょ
小説でももちろん↑みたいなものを味わうことはできるけど
文章ならではの怖さの愉しみ方って、単にその場面の映像だけを見ても
大して怖くないようなことであっても
その前段階からのプロットや描写、伏線の積み重ねの妙によって
読んでてガクガク(((((;゚Д゚)))))ブルブルしてしまうことなんじゃないかと
個人的には思う
キングの「シャイニング」で動物の形の植え込みが動き出すシーンだって
そこだけ切り取って見たって怖くないけれど
あそこまでの物語の積み重ねがあったからこそ、俺は読んでて本気で寒気がしたんだが
映像による心理的恐怖が一番怖い
104 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/07/24(火) 02:27:50
岡本綺堂の
「一本足の女」はいかが
カフカの変身は、本人ギャグのつもりで書いてて
お友達を呼んでの朗読会でも受けが良かったらしいけど
虫に生理的嫌悪感がある人にとっては悪夢のような作品なのかもな
綺堂は白髪鬼、海亀も怖かった。
107 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/07/25(水) 01:50:26
サスペリアってまだあるの?
108 :
63:2007/07/25(水) 17:01:39
>>70 いまさらだが納得したw
知らなかったわサンクス
>>108 63も70も俺なんだけど…
君って俺のドッペル・ゲンガー?
文脈的に64氏ですね。
110 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/07/30(月) 16:27:02
111 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/07/30(月) 19:15:04
吉村達也の「手紙」
最初に読んだホラー小説でこれ読んでホラー物にどっぷり嵌りました
ありきたりな話なんだけど
佐藤あい子の「あの世の話」だっけ。
自分に起こった実話だし、ほぉ・・・って思いながら読んだ記憶あり。
113 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/07/31(火) 11:52:34
屍鬼
墓地を見下ろす家ってそれなりに面白かったけど…
地下1階にいくのにエレベーターしかない建物なんて実際にはないんだよね
作品の中では欠陥住宅で済ませているが
115 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/08/03(金) 00:05:02
>>114それって小池真理子の本でしょ?自分も何回も読んだ。この人のホラーはなかなか面白い。
116 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/08/03(金) 00:39:59
ラブミープリーズ。ジュリエット。
>>113 屍鬼はまったく怖くないよ。おもしろかったけどさ。
村上龍の「オーディション」は少しだけ怖かった。
赤川次郎の短編集『滅びの庭』に入ってるタンバリンの話が凄く怖かった。
タンバリンというと斉藤洋のカスタネットばばぁとタンバリンじじぃ思い出す
川原の土手を夜散歩してると後方から付いてくる、一見何の変哲もないばぁさんだが
よく見ると口がなくてその部分がカスタネットになってる妖怪?とそのツレの話
「堕ちる天使」読み終わったんだけど
ようわからんかった。
以下ネタバレ全開で行く
病院からジョニーを連れ出した親子が
何故エンジェルの顔を見て反応しなかったの?
シフレが用意した罠としての悪魔だったとか?
121 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/09/04(火) 17:36:29
少なくとも、ぼっけえ、きょうてえ、はまったく怖くない。
おもしろくもないし、うまい小説でもない。
作者本人の方がよほどホラーだし、おもしろい。
122 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/09/06(木) 16:01:06
S・ H・アダムスの短編「テーブルを前にした死骸」
えらい既視感があるんだが有名なのかな
怪談としてリサイクルされてそうなんだが
………………
雪山で遭難した二人組の片方が「ちゃんと死んだかどうか確かめてから埋めてくれ」と相方に頼んでから肺炎で死ぬ
死んでいる事を確認してから死骸を埋めたが
それから毎日朝になると埋めたはずの死骸が山小屋に戻ってきている…という話
夢枕獏が『奇譚草子』の「何度も雪の中に埋めた死体の話」で
>S・ H・アダムスの短編「テーブルを前にした死骸」
>えらい既視感があるんだが有名なのかな
>怪談としてリサイクルされてそうなんだが
という部分まで含めた内容の短編小説に仕上げている。
異形ミュージアム2 井上雅彦編「物語の魔の物語」にも集録されてる。
あるんですよねえ、そんなこと・・・
125 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/09/13(木) 05:26:30
オレが、今まで読んでる最中に怖くなった、国産ものはふたつ。
どっちも中島らもだった。
この人麻薬でいっちゃってるだけあって、話しの展開がすごい。
新作を読めないのが残念。
「ガダラの豚」
「こどもの一生」
いきなり反対意見で悪いが。
おれは「ガダラの豚」はぜんぜん楽しめなかったよ。
なんか平凡な活劇を読んでいる気分だった。まるで驚きがなかった。
それなのに、三巻も読んでしまった。
「ガダラの豚」よりは京極夏彦の京極堂シリーズをすすめるね。
京極堂シリーズはホラーじゃないだろが。
ガダラは1巻がなかなか面白いだけに
最後まで読むとすごくだまされた気になる
>>127 人いっぱい死ぬし、ホラーの要素も含んでると思う。
印象がなんとなく「ガダラの豚」とかぶるんだよ。
「塗仏の宴」とかと。
130 :
125:2007/09/15(土) 05:11:55
>>126 >>128 そうか。今更だがやはり人の好みはそれぞれだな。
強制するつもりは全くないので。
まあ京極堂は全く怖くはないが、広義でホラーといってもいいかもしれんな。
オレが一番好きなのは「魍魎の匣」だな。
メイントリックは、すぐ思い当たったが、まさか流石にないだろと思って読み進めたら、ホントにそれが真相で驚いたw
まあ、このシリーズを本格ミステリーとして読むの自体が間違いではあるが。
ホラーとして読むのはもっと間違い。
読み方に正しいも間違いもないだろ
好きなように読めばいいじゃん
初心者に勧めるのは、読み方によってはホラーかも?
なんてのより王道のホラーの方がいいだろう。
ホラー初心者ってのがそもそも眉唾だけどね・・・・
ジャンル小説としては極北のホラーに手を出す時点で
すでに本読みとしては経験値が低いとは言えないのではないだろうか
大概の場合
ホラーがジャンル小説の極北だとか、
ホラーに手を出すぐらいなら相当の本読みに違いないなんて
いったい何のことだかさっぱりワケワカメだが、
それまでどんなジャンルを読んでいようともホラーを読んだことがなければ
その人はホラー初心者ということになるだろうに。
136 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/09/21(金) 15:09:40
>>123 それ読んだことないなあ〜!探してみる。ありがとう。
やっぱテンプレ化はしてそうだな。
出展が
>>123だったりしてな
>>136 >>123でちょっと煽り気味に書いたが
夢枕獏がチョンボしただけって話でもあるのであまり期待しないように。
S・ H・アダムスの短編「テーブルを前にした死骸」を読んだのを
忘れて短編に書いてしまったというミス。
ただ井上雅彦が「物語の魔の物語」という本に収録してるのは
メタフィクショナルな怪談とも読めるようになっているため。
井上曰く
>フィクションのなかに、読者と作者が巻き込まれた「物語」
138 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/09/24(月) 02:49:38
M.R.ジェイムズ
創元から二巻 短編集が紀田順一郎訳で出てる。
怪談好きなら読んで損はないかと
ロバート・エイクマンっていう人の
奥の部屋っていうのがかなりよかった
140 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/02(火) 00:29:42
血の本の初版全巻をオークションで買い求めたがまだ読んでない。
一巻買ってから全6巻むさぼるように読んだ記憶がある>血の本
今のバーカーの本はまったく手に取りもせんが。
142 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/29(月) 19:01:26
じゃあくれよ
143 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/29(月) 22:00:11
いや、私にくれよ
「ぼっけぇきょうてえ」(角川ホラー文庫)。哀切。その一言。そして、終盤のわずかな救いと笑いが胸を打つ。
「ファントム」(クーンツ、ハヤカワ文庫)。SFアクションでもあるけど、とにかく面白い!
「黒い家」(角川ホラー文庫)。ミステリでもあるけど、とにかく怖い、面白い。
隣の家の少女 ジャック ケッチャム
読むときの注意
隣の家の少女に若き日の初恋の相手などを
ダブらせないようにしてください。
私はこれで大変な目にあいました。
でもあなたがこの作品を十二分に堪能したいのなら
この限りではありません。
ケッチャムは対精神地雷すぎる…
ミス板ケッチャムスレでたまにいわれてるのが「ケッチャムと言うと隣の家の少女ばかり取り上げられるが、
他のに比べればあれなんかましな方」・・・おそるべしケッチャムw
まあ実際そう思わないでもない
「老人と犬」は愛犬家非必読
>>148 愛犬家必読なのはキングの「クージョ」
じゃなくてクーンツ「ウォッチャーズ」だろうね
クージョは読んでみたけど糞だった。
まあ俺が海外小説合わないからかもしれんがね。
空条
ゲーム「siren」「サイレントヒル」のような雰囲気の小説ないでしょうか(それぞれ別枠)?
洋物は苦手なので、和物でお願いします。
同タイトルの作品もあるようですが、あくまで同じような雰囲気の作品がいいのです。
教えてくんですみません。よい作品が見つかれば、その作者を追いかけてみようと思うの
ですが…。
>>152 ごく普通の中年男性である主人公が、ゲーム世界のような見知らぬ土地で
殺るか殺されるかのゼロサムゲームなら
貴志祐介『クリムゾンの迷宮』
ただ、洋物だけどSキングの『霧』(中編)が状況的には一番近いと思う
小野不由美はラノベ扱いなのか。
「過ぎる17の春」はとても怖かった。悪霊シリーズも絶版だけどどれも怖い。
「緑の我が家」も怖い。「屍鬼」はなぜかそれほど怖くなかった。
amazonでチェックしました。
>>クリムゾンの迷宮 バトロワ・cube・ソウのような感じらしい。
>>緑の我が家 説明・レビューを見るととても良さそう。
>>霧 既読です。洋物は文章表現が苦手なんです。
thx.
もう一つ洋物だけど、クーンツ「ミッドナイト」なんかも、SIRENと近い感じじゃないだろか
>洋物は文章表現が苦手なんです
さては角ホの翻訳ものあたりの、訳の酷いやつを最初に読んだクチかな
洋物は訳者で印象が大きく変わるし、食わず嫌いは読書経験を狭めちゃうよ
とは言っても、俺だっていくらすすめられても山田の本には手を出さないしなぁw
なら原書は?
結構ホラーは読みやすいけど
>>155 「霧」は本当に傑作なので読んでみたほうがいいよ。翻訳も読みやすいし。
160 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/10(月) 17:34:45
あげとく
『雨月物語』とか。
162 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/30(日) 00:30:43
稲生物怪録が良い。
絵巻も。
163 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/30(日) 12:44:06
カルロス宮本さんが主役の本はありませんか?
洋物は好き嫌い分かれると思う。
おれも今まで洋物50冊くらいは読んだけど、
どうしても肌に合わないからもうやめた。
他人が名作といっても、俺の眼には迷作としか映らない
名前変えるの忘れたorz
166 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/30(日) 19:12:53
韓国映画『箪笥』のノベライズ(なのかな?)が意外と面白かった。
タイトルは『姉妹』
167 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/30(日) 21:12:30
まだ挙がってないのが不思議
ジョルジュ・ランジュラン「蠅」
前書きや解説すらも読み応えかあるほどの短編集で
特に表題作は、最後の一文を読み終える時は
いつも鳥肌が立つ。
寒い日の夜に、一人きりで部屋に閉じこもり
わざと怖さが増大する状況にして読むと最高なんだ。
168 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/31(月) 00:09:32
物怪録は「西鶴と浮世草 子研究」怪異特集号の付録CDにも入ったね
貴志祐介は天使の囀りあたりもよい
>>168 貴志は外れ無しだな
個人的には冗長すぎて読むのが辛いが・……
ラブクラフト全部読んだけどどうも肌に合わなかった俺様にお薦めの本を教えれ
171 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/01/01(火) 03:58:43
↑国書刊行会から出ていた
アーカムハウス叢書とドラキュラ叢書はオススメ
ラインナップは検索して調べてみるがよろし
172 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/01/15(火) 01:33:17
ほしゅ
173 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/01/15(火) 10:23:31
すいません、ホラー小説初心者です。貴志裕介さんの黒い家を読んで大変面白いと感じ、もっとホラー系を読んでみたいと思ったのですが
これは読んどけ!っていうオススメはありますか?
個人的にはサイコホラーや、異常性癖を扱ったものが読んでみたいと思うのですが、それ以外でも面白そうなのなら何でも読んでみたいと思います
海洋ものでなにかお勧めは?
>>173 とりあえずこのスレで上がってるものから、気になったのを片端から読んでみ
サイコ、異常性癖的なものなら、今の流行り?で
平山夢明とか大石圭あたりから当たってみるのがいいかと
>>174 海洋ものというと昨年復刊された「夜の声」をはじめとする
ホジスン作品が上がるんだろうが、時代を感じるものでもあるしね
海のモンスターものならベンチリーの「ジョーズ」「ビースト」があるけど、筋はおなじみのやつw
個人的なオススメはS・オルテンの「メガロドン」
国産の海洋ホラーってあまり思い出せないな。異形コレクションで「幽霊船」があったくらいか
176 :
174:2008/01/15(火) 22:35:43
創元でホジスン作品が出るとか 創元スレ でみてきました。
他の作品も出ないか楽しみです。夜の声 は是非、読んでみたいと思います。
ありがとうございました。
177 :
173:2008/01/16(水) 00:23:57
178 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/01/16(水) 23:15:09
>176 ホジスンなら国書刊行会からも短編集出てる。
「海ふかく」というハードカバーだけど
タイトル通り、夜の声以外にも
ホジスンの海洋ホラーが満載の傑作集なので損はしないかと
180 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/01/18(金) 22:57:51
ケッチャムの隣の家の少女読みました
胸糞悪いぃぃぃぃ!!
他のケッチャムの作品もこんな感じに胸糞悪いの?
隣の家が極地なので安心しろ
どれも後味悪いがあそこまでじゃない
182 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/01/19(土) 02:57:30
最近読んだ中では
『昏き産土(くらきうぶすな)』
が出色
中国山地の無名の古墳発掘を軸に、腐れ縁の考古学者と在野の民俗学者コンビが文科省管轄下にある『禁足地』の謎を探るミステリ寄りの伝奇ホラー
大和朝廷の時代 土御門天文学寮から宮内庁、文科省“特別査問会”まで引き継がれた役目とは?
大和に招かれ、その経路に無数の奇妙な死体を残しながら移動を続け古墳に封じられた“長持ノ衆”と『貴人』の正体とは?
183 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/01/20(日) 09:52:04
「昏き産土」って探してみたんですが見つかりません。
単行本ですか?
まだ雑誌媒体に発表されただけの段階とか?
ラヴクラフトの歴史ものホラー『忌み嫌われた家』とか、黒魔術を扱った『レッドフックの恐怖』とか。
クトゥルフ神話ではない、オーソドックスなホラーなので読みやすい。
SF色の強いホラーが好き
SF色の強い作品を書くといわれるホラー作家がいる
逆にホラー色の強い作品を書くといわれるSF作家がいる
この微妙な差
187 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/01(金) 22:10:18
金曜にもちらっと話に挙がったジャック・ケッチャム
先程『オフシーズン』を読了しました。
やはり人体破壊のグロテスクさという点では群を抜くものがあります。原書の出版時に大幅な改訂を余儀なくされたのは悔やみが残りますが、日本ではオリジナル原稿に非常に近い形で出版されています。一読の価値ありな作品です。
188 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/02(土) 00:26:30
↑一文目は「先週の」を付けるべきでした…
スミマセン
189 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/05(火) 15:42:32
オフシーズンはグロいってか不快
不快とかグロいのではなく、怖いものが読みたいのだが。
三津田なんかの評価はどうなの?
読みにくい
「厭魅の如き憑くもの」しか読んでないけど、
それに限って言えば、テンポが悪くてチト微妙だった。
閉鎖的な村の雰囲気とか前半の怪異は趣があって良かったけど、オチは半端にミステリっていう。
厭魅、首無、スラッシャー以外は読んだけど、どっちかいうとミステリ仕立てだし
かなりホラーマニア的なネタ仕込みの作品もあるからね
「禍家」は手軽で読みやすいと思う。他作品とのつながりもないし。
(三津田作品はシリーズものというか、作品ごとにつながってるものが多い)
三津田はミス板にスレがあるから、詳しくはそっちをドゾー
ふむふむ、ミステリの方ではツキモノと首無ししか評価されてないふいんきなんだけどね。
ほんで、黒い家がなんかの大賞を取ったけど、あ〜いうのはホラーとは思えなくてね。
やっぱりお化けとか幽霊がでてこないとおもしろくなひ。
もちろんそのものスバリ出さなくても匂わせるというのもありで。
黒い家みたいなのは普通の社会派サスペンスというか、そ〜いうのがミステリのほうでも
ベストに入ってたりするから、ここ20年ぐらいはなんか不思議な感じがするんだ。
宮部とか高村とか東野さんもそうかな。
ま、ジャンルが不明確というのは楽しみ方が複雑化してよいことなんだろうけど
ホラ〜に限っては非日常を扱うというのにこだわりたいところがあるなも。
196 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/14(木) 18:43:39
ある本の題名を調べててたまたまヤフオクの書籍のページを見たんだが
20年くらい前の翻訳もののホラーって、表紙もかなり怖いものが多いね
煽情的つーかストレートに「怖いですよー」風というか
197 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/18(月) 05:58:52
ホラーでも無いし怖くも無いんだけど……文春文庫で出てるマキャモン著『ブルーワールド』って短編集に収録の
夜はグリーンファルコンを呼ぶ
これ、自分的にはマジ珠玉の一品。今まで読んできた幾多の短編小説の中でもマイベストの一つ。
他の収録作品にガチなホラーも幾つか入ってるから、是非読んでみて下さい。
198 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/18(月) 23:26:43
青背のマキャモンは完全スルーだったな。図書館で見かけたら借りてみよう
S・キングの死の舞踏読めば一晩でホラーヲタになれるよ
ヒューゴー賞取ったやつ
>>197 ほぼ同意、というかこの短編集自体が傑作でしょう、必読。
マキャモンの短編集はこれしかないのが残念で仕方ない。
俺はミミズ小隊と表題作だな。特に後者は非ホラーだけどガチで泣ける。
201 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/01(土) 01:14:16
スウィー二ー・トッド見て思ったんだが
喉切り裂きオンリーのアンソロジーあったら読みたい
洋邦混ぜたら一冊分集まりそう
202 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/01(土) 03:15:49
10代で読んでいないと恥ずかしい必読書
奈須きのこ「Fate/stay night」「月姫」
田中ロミオ「CROSS†CHANNEL」「おたく☆まっしぐら」
東出祐一郎「あやかしびと」「Bullet Butlers」
瀬戸口廉也「キラ☆キラ」「CARNIVAL」
王雀孫「それは舞い散る桜のように」
打越鋼太郎「EVER17」
ふみゃ「アトラク=ナクア」
203 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/01(土) 03:42:34
「怖い人」「ゆるしてはいけない」「怖い話」などの系統が好きなんですけど
似た系統(長編でも短編でも)のおすすめありますか?
東京伝説は読んだのか
いま殺りは読んだのか
鳥肌は読んだのか
>>202は
10代越えた奴が読んでる方が恥ずかしい
206 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/02(日) 16:54:56
ここで紹介されたホラーの内容で分からないところがあったんですが
ここで聞いてもいいんでしょうか?
とりあえず、余白の下に質問。
「信号手」の最後のオチがよく分からなかったです。
身振り手振りを車掌が行い、信号手がなぜか轢かれた。
そのとき、主人公がどうして、偶然の一致と思うんでしょうか?
ホラー板から飛ばされてきますた。
どこクリックしてもタンパンチンカス野郎のとこに飛ばされまつ。まさにホラー。
今邑彩の蛇神シリーズにどっぷり嵌ってしまったんですが
これに近いテイストのホラー小説ってほかにもありますか?
「黒嗣の島」とか近いかも。
211 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/10(月) 12:26:45
『イグの呪い』
『メドゥサの呪い』(ビショップ&ラヴクラフト呪いシリーズ)
212 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/11(火) 00:36:40
初心者にラヴやんですか・・・
ちょうど上にあがってるから、キングの「呪われた村」とか「ロングウォーク」奨めとこう
◎長 編
『レフトハンド』中井拓志(角川ホラー文庫)
『墓地を見おろす家』小池真理子(〃)
『黒い家』『天使の囀り』『クリムゾンの迷宮』貴志祐介(〃)
『手紙』吉村達也 (〃)
『リカ』五十嵐貴久(幻冬舎文庫)
『オーディション』村上龍(〃)
『緑の我が家』小野不由美(講談社X文庫)
『シャトゥーン -ヒグマの森』増田俊成著(宝島社)
『禍家』三津田信三(光文社文庫)
『隣の家の少女』『オフシーズン』J・ケッチャム(扶桑社ミステリー)
『ザ・キープ』F・P・ウィルスン(〃)
『ファントム』D・クーンツ(ハヤカワ文庫NV)
『ビースト』(角川ホラー文庫)『ジョーズ』(ハヤカワ文庫NV)P・ベンチリー
『メガロドン』S・オルテン(角川文庫)
『幻影の航海』T・パワーズ(ハヤカワ文庫FT)
◆S・キング
『クージョ』『ミザリー』『ゴールデン・ボーイ-恐怖の四季 春夏編』(新潮文庫)
『シャイニング』文春文庫)
『呪われた村』(集英社文庫)
『死のロングウォーク』(扶桑社ミステリー)
◎短 編
「石」 小松左京
「酔歩する男」 小林泰三
「蒲団」 橘外男
「一本足の女」「白髪鬼」「海亀」 岡本綺堂
「猿の手」 W・W・ジェイコブズ
「信号手」 C・ディケンズ
「秦皮の木」 M・R・ジェイムズ
「エーリッヒ・ツァンの音楽」「メドゥーサの呪い」 H・P・ラヴクラフト
「ルーシーがいるから」 R・ブロック
「一対の手-ある老女の怪談」 A・キラ・クーチ
「炎天」 W・F・ハーヴィー
「のど切り農場」 J・D・ベリスフォード
「みどりの想い」 J・コリアー
「めずらしい蘭の花が咲く」 H・G・ウェルズ
「狂える花」 J・カーシュ
「夜の声」 W・H・ホジスン
「柳」 A・ブラックウッド
「イグの呪い」 Z・ビショップ
◎短 編 集
『うろこの家』 皆川博子(角川ホラー文庫)※
『ぼっけぇ、きょうてぇ』 岩井志麻子(〃)
『血の本(全6冊)』 C・バーカー(集英社文庫)
『蝿(異形作家短編集)』 G・ランジュラン(早川書房)
『海ふかく』 W・H・ホジスン(アーカムハウス叢書/国書刊行会)※
『ブルー・ワールド』 R・マキャモン(文春文庫)
◎アンソロジー
『異形の白昼』 筒井康隆編(集英社文庫)
『贈る物語 Teror』 宮部みゆき編(光文社文庫)
『幻想と怪奇(1〜3)』 仁賀克雄編(ハヤカワ文庫NV)
『怪奇小説傑作集(1〜5)』 (創元推理文庫)
『恐怖の愉しみ(上・下)』 平井呈一編(〃)
『怪談の悦び』 南条竹則編訳 (〃)
◎実話・ノンフィクション系
『いま、殺りにゆきます-実話恐怖譚(1,2)』 平山夢明(英知文庫)
以上、ちょっとまとめてみた。
・抜け落ちてるものもあると思うが許されたし。
・短編は収録されている短編集やアンソロジーも調べればよかったがちょっと面倒になったので
気になる人は自力でググって栗。
・絶版らしきものは※をつけたが、他にもあるかも
・文庫化されていれば、出版社は文庫で表記している(その方が入手しやすいかと)
……明日(つか今日)は貴重な代休だってのに、俺は何をしてるんだwww
218 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/11(火) 06:41:32
( ^ω^)おっおっ
ラヴやんはツァンもいいけど、宇宙からの色が好きだなー。
あれ怖い
まとめ人にほれた
まとめ乙
アンソロのナイトフライヤーオススメ
レ・ファニュ『緑茶』やビアス『怪物』、『ネジの回転』(作者忘れた)とか?
創元推理文庫の『怪奇小説傑作集』を読むのもいい。
あとはラヴクラフト『ピックマンのモデル』がいい、会話体のリズムが独特な雰囲気を盛り上げてる(「〜だろう、エリオット」とか)
ホラー初心者です。というかまだ何も読んでいませんが・・・・
友人に山田悠介さん・吉村達也さんの本を薦められたのですが、
初心者でも読めますか?
リア厨以下でないなら山田はやめとけ
226 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/16(日) 01:30:45
>>225 山田さんの作品は止めておきます。
色々調べてて「黒い家 」が人気がありそうなのでこれを購入しようかと思うのですが、
全くの初心者でも大丈夫でしょうか?
>>226 ホラー以外ではどんな作家のものが好きなのかな?
228 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/16(日) 04:28:20
ジェームズハーバートって邦訳少なくてカナシス。
比較的入手し易い中では『鼠』なんかおススメ。
ハーバートは『鼠』もいいが『霧』がいちばん良かったな。
>>227 本自体あまり読まないのですが、最近は
第三の時効 横山秀夫
西の魔女が死んだ 梨木香歩
この辺がおもしろかったです。
日本人作家の本がすきです。
SFなら知識がないとついてくのがしんどい本があるかもしれんけど
ホラーってどれから入っても大丈夫じゃない?
『黒い家』はいいとおもいますよ。
宮部みゆきの『あやし』とかも、短編集だけどあまり
マニアのみにうけるような作品は書かない人なので、
時代物が大丈夫なら、楽しめると思いますよ。
>>231 >>232 ありがとうございます。
長編は途中で挫折してしまうかもしれないので、
短編から入りたいと思います。
あやしを買ってみようと思います。
黒い家はその次ということで・・・
234 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/16(日) 22:23:35
235 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/16(日) 22:26:31
ねじの回転っていつだったか単発の海外ドラマで見た。
かなり怖そうだった。いつか読まなきゃ。
明日ってか今日だぞ。
いきなり『ずっとお城で暮らしてる』を勧めていたのには吹いた
初心者にあれはきついだろw
238 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/16(日) 23:13:48
>>235 ウラヤマシス
映像化は映画なんだと思ってたけどドラマなのか…
239 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/16(日) 23:58:54
なんか兄妹の兄の方に取り付いた男の霊がヒロインに無理やり
キスするのがびっくり衝撃的でした。
アンソロジーは様々な作家の短編が読めるって意味で、お試し&好みの作家を探す上で有効だと思うんだけど
国産ホラーのアンソロジーで書き下ろしではなく「傑作選」的なものって、実はあまりないよね。
ツツイ編の「異形の白昼」の他、テーマ別の新作+傑作選だと「異形コレクション綺賓館」の4冊とか。
てことで
>>233には「日本怪奇小説傑作集1〜3」(創元推理文庫)をあえて勧めておく。
>>228-229,240
個人的には「奇跡の聖堂」が一番面白かった。
しかし初心者にハーバート勧めるお前らってwww
それ探して古本屋やブクオフ巡りするようになったら、立派にマニアの仲間入りですがな。
>>236-237 昨朝新聞で見た。
他に「キャリー」「クリスティーン」、日本もので「墓地を見おろす家」「死国」「屍鬼」を挙げてたね。
そこで挙げられてた新書に興味が湧いたので買ってみたよ。
>>242 立風の「現代怪奇小説集」と「現代怪談集成」が日本の怪奇小説アンソロジーではおすすめ
244 :
224:2008/03/17(月) 20:33:08
みなさん。質問に答えていただきありがとうございます!
>>241 日本版が「子をとろうの霊」て…
めちゃめちゃ怖くなってるな
霊とか超能力とかは出てこなくて普通じゃない人間を扱ったもの、サイコホラーでお勧めありますか?
今まで読んだ中で好きなものは
黒い家 貴志祐介
火の粉 雫井脩介
平山夢明
密室・殺人 小林泰三
などです。何かあったらお願いします。
国産と翻訳もの、どちらが望みだ
国産でお願いします。
>>248 >>214-216からはやはり『リカ』『オーディション』。
その他、ちょっと毛色が違うかもしれないけど
我孫子武丸『殺戮にいたる病』、綾辻行人『殺人鬼1&2』、
自分は未読だけど、国産サイコホラーでよくあがるのが新井素子「おしまいの日」とか。
数が多い上自分はあまり読まないので不明だけど、角川ホラーの吉村達也の作品。
この人の短編集「踊る人形」は以前読んだけど、けっこう面白かった記憶がある。
あとは唯川恵の短編集『めまい』とかかなー。
サイコホラー好きなら、食わず嫌いせずに翻訳物も読んでみた方がいい。
国産よりもかなり多く出ているよ。
まずロバート・ブロックの「サイコ」を基本として押さえる。
そしていきなりマイケル・スレイドの「グール」へ跳ぶ。
ナニカガコワレル。
251 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/12(土) 02:16:57
F・ポール・ウィルスンはええよね。ナイトワールドのはっちゃけぶりにはワロタw
しかし、アレのおかげで始末屋ジャックのワールドが狭まること狭まること・・・・
子供の頃とか過去の記憶に抜け落ちている部分がある主人公が、己のの過去に疑問を持って調べ始めたら
実は自分はとうの昔(抜け落ちてる記憶のある年齢より前)に死んでいたってオチ
これって夢オチ並に陳腐だし、禁じ手にすべきじゃないかと思うんだけど
>>253 文章がいい、読ませ方が上手いならあり。
そうでないなら賛成。
255 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/16(水) 23:25:16
ラヴやん全否定かよ
256 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/17(木) 20:48:30
お前ら井上雅彦の「髏漫」読んでこい
話はそれからだ
伯爵の短編やSSは年を追うごとに質がだだ滑りに落ちてるじゃん
ハルキホラーの2冊なんて('A`)だろ
一番良かったのは角ホの「異形博覧会」だな
内容はどうでもいい
あの美しい言葉を聴けるだけで…あぁ…ハァハァ(*´ω`*)んっ
「んっ」てなんやねん
260 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/19(土) 22:13:18
放出。
なんだかんだで、
ガキの頃読んだ乱歩や横溝が飛びぬけてインパクトあったなあ、と思う。
黄金仮面とか、もはやホラーかギャグだw
黄金仮面、ホラーか?
少年探偵は全て読んだけど、もう題名言われても内容思い出せんわ
264 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/20(日) 22:18:52
今宮部みゆきのアンソロジー読んでるんだが…
【橋は別にして】のオチの意味がわからない
誰かわかる方説明してください
265 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/20(日) 23:39:06
スレ違いやボケ
>>263 だいたい毎巻
「怪人二十面相が少年探偵団をビビらす為に色々小細工を労しながらセコい犯罪を働くヨ!」
みたいな話だった気がする
いやまあ、今読んだところで子ども騙しだし、
ガキの頃怖かった記憶がよみがえるな、っていうだけなんだけどさ。
ただこの辺の幼児体験が、
後に怪奇小説好きや、夢野とか小栗とかの作品好きの萌芽になってるから、
入口にはなってるのかなあ、と。
>>31 ありがとう。注文しますた。紹介文見るとおもしろそうだ。
本屋で「キャップストーン」って本見かけたので買って読んでみた。
怖くはないんだが、さらっと読めて面白かった。
ホラー初心者にはいいかも知れん。
「インスマウスの影」怖すぎワロタ
あと綾辻行人の「殺人鬼」、ケッチャムの「地下室の箱」とか
20過ぎて読書は恥ずかしいがホラーものはまりそうだ。
直接的な描写(解体など)じゃなくて雰囲気的にオススメなもの教えてください。
できれば海外もの
雰囲気もので海外ホラーか
スーザン・ヒル『黒衣の女』、シャーリィ・ジャクスン『たたり』『ずっとお城で暮らしてる』あたりはどうかね
何気ない日常がだんだんと不気味で不可思議になものになっていく感じの
ホラーが読みたいんですけどオススメありますか?
とりあえず舞台は日本の方が感情移入しやすいのでできれば日本人の作家でお願いします。
273 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/06/08(日) 07:10:01
屍鬼
ピンポイントにそれだけ読んでます('A`)
書き忘れて申し訳ない
元ネタの「呪われた町」
276 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/06/09(月) 21:59:36
ちょっと違うが、「夏の災厄」
277 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/06/09(月) 22:54:33
やっぱり最凶は
墓地を見おろす家
>>272 あまり怖くはないけど「死者はまどろむ」はどうかな。
上の人が書いてる「墓地を見おろす家」と同じ作者。
まあ、墓地はトンデモだからなw
デ・ラ・メア幻想短篇集が読みたい、と思いつつ初心者でもOKなのか考え中・・・
ラヴクラフトの小説は朦朧法と形容詞の使い過ぎでリアリリズムが全く無い。
ポーの小説は全体的にバラツキが多いうえ装飾過多。
スティーヴン・キングのはサイコものではあれ、ホラーとは言い難い、しかも極めて俗な小説ばかり。
俺ならビアスの『怪物』を推薦する。
これ以外に良作が見当たらない
281 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/06/10(火) 21:34:22
素人評論家にありがちな意見ありがとう
ありがちというか何というか。
まあ、凡庸な意見だなとしか。自称ホラー通様や自称読書家様が言いそうだ。
リアリリズムってのが何かしらんけど、それがないとなにがどうなのか、
バラツキとは何のことで装飾過多はいったいどういう欠点なのか
ホラーとはいえないとはいったいどういう意味か。そもそも「ホラー」とはなんだというのか。
そして俗なことがいったいなんだというのか
そういうことなにもいわずに、これまた無根拠に良作だといわれてもなにがなにやら
もう、ええじゃろう。
のう、婆さんや?
>朦朧法と形容詞の使い過ぎ
本当にHPL読んだの?
「ダゴン」などの初期作品は韻律を踏んだすっきりと綺麗な文章だよ。
まあ、狂気山脈あたりになると悪文としか言えないけど。
ポーやラヴクラフトは、
現在出版されている本に比べて読みづらいってのはあるだろうから、
読書初心者には、あまりお勧めではないってのは判るけどね。
キングがサイコものって言っちゃうのも謎。
何をどれだけ読んだのやら。
怪物ゾロゾロのラヴクラフトが朦朧法ってのが大笑い。
純文学に耐性がある人はホラー初心者でも古典に進むのがおすすめ
S・キング→ラヴクラフト→ポーとさかのぼるのが王道だと思う
あとは『怪奇小説傑作集(1〜5)』は絶対はずせない、特に1〜3
こっから好きな作家を見つけるのもいいね
その他、B・ストーカー『ドラキュラ』、メアリ・シャリー『フランケンシュタイン』、
スティーヴンスン『ジキル博士とハイド氏』あたりははずせない
それと小泉八雲も何度読んでも面白いんだぜ〜
このスレ的に論創社のダーク・ファンタジー・コレクションはどんな感じ?
291 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/06/21(土) 22:49:17
監修仁賀ってのがどうも・・・
訳者は悪くないけど。
正直なんか食指が動かなかった
>>290 個人短篇集には面白いものがあるけどアンソロジーはイマイチ
あと初心者に勧める感じのシリーズではないと思う
>>291 監修ぐらいでケチつけるってどんだけ粘着なんだよw
偏狭なマニアだな
いや逆に仁貨は監修者としてはそこそこいんじゃね? コレクション凄いらしいし。
ああやって下っ端に訳させてる分にはw
ウザイし無内容だから、訳の悪口は別のスレでやっとくれ
訳の悪口言ってる人は誰もいないが
>296
>294が「下っ端」とか言ってるからじゃね?
ダーク・ファンタジー・コレクション、悪くはないが、初心者にお薦めかというと、
もうちょっと他のを読んでからにした方がいいんじゃないか、という感じだな
>>289 全く同意。
でも、「フランケンシュタイン」と「ジキル&ハイド」は自分もまだ読んでないな。
この2作はどうも原作小説だとあんまりホラーっていう印象がないからかな。
「フランケンシュタイン」はそのうち読もうと思ってるんだけど、
角川と創元、どっちの訳のほうがいいんだろうか。
>>298 俺が読んだフランケン〜は創元だったけど特にストレスは感じなかったよ
ジキル〜に関しては個人的に最初に読んだ新潮文庫のがお気に入りだけど
短い作品だからどの出版社のでもさらっと読めると思う
あとスティーヴンスンはホラーじゃないけど『宝島』も最高だったりする
角川フランケンは悪訳で有名だが挿絵は最高という困った本。
古本だけど、徳間書店(新書サイズ)のヒチコック選・『私が選んだ
もっとも怖い話』てやつ。――てかこの本はもう、口絵からして怖いw
あとせっかくのヒチコックなのに、あとがきやら解説は一切なし。
303 :
298:2008/06/28(土) 15:00:44
>300-301
サンクス、参考になったよ。
このスレには毎度お世話になっています。
ゾンビとかの映画にありがちな、閉じ込められる(立てこもる)系の作品ないでしょうか。
スティーブン・キング「霧」(『スケルトン・クルー〈1〉骸骨乗組員』に収録)が定番中の定番
306 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/06/29(日) 15:48:27
困った本
>>304 ↓すぐ手に入るやつ
ハヤカワ文庫の「アイ・アム・レジェンド」
竹書房の「ドーン・オブ・ザ・デッド」(ノベライズ)
ハヤカワの「闇の展覧会-霧」ならすぐ見つかるんじゃないか
309 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/06/29(日) 21:36:59
なにかで読んだが、スティーブンスン氏は怖い話が苦手らしく、自分が書くために怖い話を考えるのも嫌だったそうだw
310 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/06/30(月) 01:44:36
>>295 >ウザイし無内容だから、訳の悪口は別のスレでやっとくれ
てめーに指図されるいわれはねえ。てめーのそのレス自体がどれだけウザくて無内容かよっく考えろボケが。
鏡見ろよ
(´-`).。oO(・・・1週間以上前のレスに、今さら噛み付いてもねえ・・・)
時空の歪みが…
このスレの住人の方々、どうかお力をお貸しいただけないでしょうか。
職場に好きな人がいるのですが、
その人がいわゆるクトゥルー関係のネタに目がないという人でして。
少しでも話を合わせたいので、
とりあえずそれ系の本を数冊読もうかと思っています。
クトゥルー関係で、「まずはこの辺りを」というような本を
いくつかご紹介いただけないでしょうか。
クトゥルー関連を薦めるのはこちらとしても心苦しいのだがw
そんな名状しがたく好きな人のためという貴殿のためとあらば、この心の臓をえぐる痛みに耐えてオススメせねばなるまい。
とはいえ、この作品群はあまりにも特殊であれ、Wikiなどで概略くらいつかんでおくのも良いかも知れぬ。
心せよ!汝のSANが危うくなるかも知れぬと言う事を!その知識修めたれば、常人の世界へ戻る事かなわぬ・・・・イア・・・イア・・・
>>314 ラブクラフト全集を読むのが手っ取り早い。どうせどれももったいぶった文体で一般人には読みにくいのは同じだw
で、小説だけでなく詩とか散文みたいなのもあるので、これを読んでおけばおkというのは・・・・
「クトゥルフの呼び声」
「狂気の山脈にて」
「異次元の色彩」
「インスマスを覆う影」
は絶対に読了すること。投げたらアカン!他にもあるけど、トリアーエズこれらは超有名で小説としても面白い。
あとね〜、クトゥルー関係のネタに目がないという人なら、TRPGの「クトゥルフの呼び声」というものをやったことがある可能性大。
なんやワケワカランとは言わず、一応関連サイトに目を通しておくことをオススメする。初心者に分かりやすく解説している事も多い。
っと、こんな夜中に誰かが戸口に訪れてきたようだ。どなたかな?きっ、君は!やめろ・・・そんなものを私に近づけるな・・・・
話をあわせるため本を読むよりも本人にいろいろ教えてもらったほうが手っ取り早いぜ、おい
いっそ「妖神グルメ」で。
基本を押さえるということなら、
定本ラヴクラフト全集と真ク・リトル・リトル神話体系を読破せよ。
ここは栞と紙魚子シリーズで
少女漫画だけど
321 :
314:2008/07/01(火) 21:37:04
>315-320
皆様、どうもありがとうございます。
参考にさせていただきます。
定本はちょっと高価いみたいで…
とりあえず創元推理文庫の全集の方を3巻くらいまで買ってみようかと思っています。
>315さんからお薦めいただいたものもある程度おさえられそうですので。
その後は、確かに相手本人が持っているかもしれないので、
「定本持ってない?」とかちょっと聞いてみることにします。
>319
ちょっとその2冊は入手が難しいみたいですので、
「黄衣の王」あたりから探してみますね。
323 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/07/23(水) 23:52:52
ホシュ
>>315-320 クトゥルー神話に興味を持ったものの、どこからとかかっていいか分からなかった自分にとっても
参考になりました。
>>314さん含めてサンクス
325 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/07/25(金) 21:11:39
また一人堕ちてしまったか・・・・
326 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/07/27(日) 04:50:51
ポーってホラー作家に分類されんの?いや、別にケチをつけるわけじゃないけどさ。
ポーの全集をざっと読んだけど、現代のエンタメ文学の源流っぽいことを結構やってるね。
探偵推理小説の元祖なんてのは有名だけど(「モルグ街」「マリー・ロジェ」「盗まれた手紙」「you are the man」)
ドイルがパクった(「踊る人形」)暗号ネタ(「The gold bug」)とかは冒険小説っぽいかも。
ジュール・ヴェルヌ的空想科学小説のスタイルもある。(「ハンス・プファル」「軽気球夢譚」「メールシュとレーム」)。
もちろんポーの方が先んじている。
コメディ小説(「鐘楼の悪魔」「使い切った男」「ペスト王」「息の喪失」「ミイラとの論争」「不条理の天使」「名士の群れ」
「タール博士とフェザー教授の療法」「エルサレムの物語」)。
純然たるホラーというのはあまりないけど、「メッツェンガーシュタイン」はドイツのゴシック小説のパロディ。
「ベレニス(転生っぽい話)」「モレラ(死んだ女の歯を抜いちゃう話)」「リイジア(女の目玉をくり抜く話)」もあるし、
「楕円形の肖像(画家が恋人の肖像を書けば書くほど、その恋人が衰弱して、完成したと同時に死ぬ話)」はホラー?
「ウィリアム・ウィルソン」はドッペルゲンガーっぽい話。「赤死病の仮面」とかは、ホラー?
ちなみにラブクラフトの「狂気の山脈(The mountain of madness)」は、ポーの「アーサー・ゴードン・ピム」の続編である。
クトゥルー神話の源泉の一つがポーであったのは間違いないかも。
「影」「壜の中の手記」なんかは、そのまま発展させればラブクラフトっぽくなるような感じがする。
ラブクラフトはダンセイニとポーをよく読みこんでいたんだよね、確か。
327 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/07/27(日) 04:51:46
それと大学時代、フランス語の講師がポーのことを紹介してたことがある。
何でもシャルル・ボードレールがポーに激しく嫉妬したって話だった。
ボードレールが若くしてパリの文壇の寵児になった頃、彼はポーの作品集を読んだ。
そして驚愕したらしい。なぜなら、これから彼がやろうとしていた文学の殆どをポーがやりつくしていたからだと。
ボードレールは小説も書こうとしていたらしく、その草稿も幾つかあるらしいのだが、結局は書かなかった。
仮に書いたとしても、それは既にポーがやりつくしていたことだから。
当時の文化の中心地であるパリで、若き天才とされてたボードレールだったが、
ヨーロッパから文化輸入していた新大陸の片田舎の文芸誌編集者ポーが書いた作品の出来にショックを受けた。
その後、ボードレールはポーの作品をフランス語に翻訳し、積極的に紹介していったが、
このボードレールのフランス語訳は名文揃いらしい。
結局ボードレールは、ポーがやらなかった散文詩の分野で業績を残すことになったという。
しかもポーは、自分を詩人と思いこんでいたらしく、小説はあくまで文芸誌の「穴埋め」のために書いていた。
埴谷雄高が昔、ポーとドストエフスキーの二人が現代文学の起源、みたいな事を書いていたんだが、
あながち間違いとはいえないかも。
とにかくポーは殆どが短編小説だから、読むのに苦労しないんじゃないか?
328 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/07/27(日) 05:09:38
>ちなみにラブクラフトの「狂気の山脈(The mountain of madness)」は、ポーの「アーサー・ゴードン・ピム」の続編である。
↑
有名すぎる話
今更持ち出さなくてもいいよ
>>329 ってかどこぞの文庫の解説の焼き直しのような文章かと思いました。
あるいはネットの感想文の。
ヴェルヌについて言及するなら氷のスフィンクスくらいおさえとけよ……
332 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/07/27(日) 19:27:23
ここでポオを語るのはきついと思うよ……
そもそもホラーじゃないし
黒猫やウィリアム・ウィルソンあたりは読むべき
雨月物語を読め。
あれはいいぜ。
335 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/07/28(月) 07:35:50
隣の家の少女見たいな本無い?
おとなは知らない
吉村なんとかって人の「心霊写真」という本を読みました
ホラーというかサスペンスっぽいんですが、気に入ったので、同じ系統の作品があったら教えてください。
339 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/07/30(水) 04:17:46
大藪春彦の「青春は屍を越えて」
340 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/01(金) 21:19:55
>>338 それは知らんが、サスペンスっぽいホラーなら殺戮のチェスゲームがいいぞ
ふゎははははははは拙者登場ゥーッッ!
本? バカでござるな!
初心者はただで読めるネット小説から入るべきなのでござる!!
ごたくはそれから並べるがよい!
読まなければ闇の使いに打ち首獄門ジェノサイディックヘルダークスプライトバスターに処されるぞ!
なーんちゃって書くのが拙者のダークジョークにござる!
拙者の暗黒小説は日本一ィィィィィ!!
さあ、暗黒の世界へレッツ・ゴウ・・・・!!
http://www5b.biglobe.ne.jp/~dww/
342 :
ayaka:2008/08/10(日) 15:32:36
杉沢村ってえらく懐かしいネタやな
アンビリーバボーでやってたな
うちの母親アンビリーバボーの事アンビリイバーボーって言うぜ
346 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/17(日) 00:01:32
色々読んでみました。スティーブン・キングとかメッサ面白いのですが、怖さとなるとイマイチです。
眠れなくなるような、読んだことを後悔するような怖い小説って無いでしょうか?
あくまでも小説(ドキュメントとかじゃなく創作)で。
具体的にお前がどんな小説に恐怖を感じたことがあるか書かなければこっちもレス仕様がない
動物物をいただきたい。非モンスター系でお願いします。
このスレで挙がってるのではシャトゥーンがよかったです。
ジョーズとかクージョとかの類か?
だったら巡ホラーじゃないけど吉村昭「羆嵐」とか
ああ「純ホラー」ね
とにかくやべえから、その小説。「おっかあが少なくなってる」なんて表現だけでもう・・・
動物パニックものでいいなら、西村寿行の「滅びの笛」「滅びの宴」は外せないかな
ジョーズ路線だと、S・オルテンの「メガロドン」も面白かった
遅レスすみません。
羆嵐は読みました。シャトゥーン買ったらあまぞんからお勧めされたので。
やばかったですね。よかったですね。
他のをチェックしてみます。thxでした。
鰐のでてくるパニックもの探そうとしたんだが、
ワニ文庫か…、なるほどな。
>>352 クマー系がスキなら、「ファントム・ピークス」も。
シャトゥーンに似てるけど、よりアクション描写とかが
満載で映画化向きかも。
アニマルパニック系読むとどうしてもグラップラー刃牙が頭に浮かぶ
刃牙に出てくる登場人物達が動物をボコボコにしている姿が
スレタイのポーに惹かれてやってきたんですが、ポーの作品でオススメはありますか?
光文社から黒猫とモルグ街の殺人の新訳が出てるようなのですが、これが無難でしょうか?
ポーはどれを読んでも外れなし。手当たり次第にどうぞ。
黒猫は、うっかりオチを検索で知ったりしないようにお気をつけ下さい。どちらも面白いですよ
はじめに読むのに丁度良いと思う
小坊時代、子供向けの推理小説(ホームズとか)が好きだった俺に
自分の持ってる世界文学全集のポーを勧めたカーチャン
(母親としてはモルグ街〜や黄金虫を勧めたつもりらしいが)
おかげでミステリーより、怪奇幻想系にどっぷりハマって今に至るw
いまはなき旺文社文庫版の短編集を何度も読んだなあ、ポーは・・・
361 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/24(日) 21:00:40
ポー、ポー、ポー怪奇の子〜
362 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/24(日) 22:54:36
俺ならビアスの『怪物』を薦めるな
短編小説の名手と評されるだけの価値はある
ポーの短編より皮肉が効いていて、雰囲気を醸す手巧もポーを上回っている
個人的にはビアスの方が好きだ
364 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/25(月) 19:52:09
オブライエンの失われた部屋って
短編集は小粒で読みやすい話ばかり揃ってるよ。
でもこれがプレミア価格で買うほどじゃないんだなー
創元あたりで再版されりゃ良いのに
365 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/25(月) 20:11:48
リチャード・マシスンの『地獄の家』。かなりエグい。。。
>>364 その表題作、古本で買った「怪談の悦び」で昨日読んだばかりだw
367 :
356:2008/08/27(水) 16:00:25
みなさんありがとうございます。
とりあえず見つけたもの手当たり次第に買ってきます。
368 :
名無し:2008/08/29(金) 18:21:38
203号室面白いよ!!!
>>368 作者名くらい書こうや、加門七海だろ
確かに面白いけど、あれを読む前にジャクスンの『山荘綺談』を読んでおいた方がいいかも
370 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/29(金) 22:43:15
ポーで怖かったのは、 「楕円形の肖像」。
深夜に一人で読んだ後、震えが止まらなくなった…!
加門七海の「祝山」はなかなか面白かった。
373 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/08(月) 21:09:30
祝ってやる
祝山→いわいやま→い●いやま→※※山→……
日本のホラーものって伝奇ものかサイコホラーばっかりなイメージがあるんだが、
現代もので伝奇でもサイコでも無いホラー小説ってあるか?
たくさんある
ホラー文庫とかあるやん。――で思い出したが河野多恵子、
『妖術記』がホラー文庫にも入ってるけど、これに限らずで
このひとの書くものはどれも、ジトっと怖い。
河野多恵子は著者近影がまた恐い。
なんで、創元推理文庫は『ポー小説全集』旧版三巻所収の『詐欺―精密科学としての考察』を新版では省き、『灯台』も未収なのか。
これではポーがいかに優秀であるといってもお薦めできない。
彼の小説は優れているというのに、悲惨だ
てかまぁ、俺はホラーだとは思っちゃいないんだがw
大作家だとは決して思わないが、でもこのひとのはちゃんと、
文学のお味がする感じっつーか。むしろ谷崎よりも。
382 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/13(土) 11:34:30
383 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/13(土) 11:39:35
>>83 「怪奇植物トリフィドの侵略」を誰もあげないのは異常。
>>382 当然ながら一番大きな違いは書かれた年代
内容の特徴で言うなら
古典・・・オーソドックスな怪異談でディテールを書き込まず雰囲気で恐怖を煽る
モダンホラー・・・舞台設定から怪異の内容までリアルに書き込み映像描写で怖がらせる
って感じか。
アーサー・マッケンが最高。
ラヴクラフトよりいいだろ。
>>384 古典=着エロ
モダンホラー=裏ビデオ
って感じか。古典こそが真のエロだな
387 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/16(火) 21:20:03
>>385 いや、それぞれいいところがあるよ。
どちらが上なんて比べるべきものでもない
トリフィドで怖かったのは、結局トリフィドよりも人間さまだったよ。
『異次元の豚』目的に『幽霊狩人カーナッキ』を買おうか迷ったが、それ以外はつまらなかったので、買わなかった。
ラヴクラフトの未訳作品『ドリームランドの月』が邦訳されたらとは思うが、ホラーではなくファンタジィなんですな、これが。
カーナッキ、ジョン・サイレンス、タイタス・クロウ、と似たような作品がけっこうあるが、イギリスにはオカルト探偵ものって他の国には無いジャンルでもあるのだろうか?
オレもどれもさっぱり合わんかったが、特にタイタス・クロウはコメディ読んでるみたいだった。
>>390 イギリスは幽霊の国だからな。
幽霊協会、心霊協会等は王室でさえも重視しているくらい。
ヴィクトリア朝時代は幽霊事件が多発したあげく、心霊写真の銀版写真が撮影されたりして混乱した。
ファンタスマゴリアのような投影機も開発されたりしたしな。
幽霊を扱う百科事典は数百種類くらいは売られてる。
392 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/23(火) 18:18:21
ラヴクラフト
393 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/10/01(水) 00:57:09
394 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/10/05(日) 21:09:12
言言言
395 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/10/12(日) 21:15:31
いつまでも一緒
396 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/10/13(月) 09:34:01
ブラックウッドの「柳」はじわじわ・ゾクゾク・ガッーンと来て読
んでよかった。
『妖怪博士ジョン・サイレンス』は未読で興味があるんですが、
「柳」のような語り口で面白いですか?
397 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/10/21(火) 17:07:18
仕様がない
>>396 ホジスンのカーナッキの同類だから、語り口もそういう感じ…でわかるかなぁ。
ま、「柳」とは違うって事で。
ワンドレイ『屍衣の花嫁』とかメイスン『吸血姫メイフィリア』とか。
ロマンティックな低俗なホラーなら『吸血鬼ドラキュラ』とか『ドラキュラ紀元』とか『フランケンシュタイン』をどうぞ
『フランケンシュタイン』が低俗……!!
401 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/10/25(土) 23:00:24
>>398 レスありがとうございます!
参考になりました。
402 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/11/07(金) 20:36:36
変態性欲
403 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/11/07(金) 22:29:21
もう、みんな知ってると思うけど
山田涼介は増田真実って子と付き合ってるよ。
しかも、遠距離恋愛。
この前、増田真実って子が
涼介に会いに東京に来たんだ。
その時、ジャニーズの先輩とかに
その子誰?って聞かれて、山田が
彼女です。って紹介してたよ。
しかも、親同士も仲が良い。
山田と増田真実のプリクラも
出回ってる。そもプリクラがこれ↓
[ ]
キスプリとかもあるし。
こんなの出回ってるとか最悪だよね。
4ヵ所にはったら見れるよ。
正直、山田涼介のこと見損なった。
404 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/11/12(水) 21:35:43
人妻奴隷
メイスン『吸血姫メイフィリア』→×
ブライアン・マクノートン『食屍姫メリフィリア』→○
ついでに、ウィリアム・ホジスンとブライアン・ラムレイはお薦めなんでないの。
レ・ファニュ『吸血鬼カーミラ』はラヴクラフトの言う通り、「その貧弱な文体」によってなんの意味も為さない
またあんたか。
大学のサークルみたいなしたり顔の講釈は余所でやってよ。
ラムレイの爆笑脳天気ホラーは完全にマニア向けだろ。
こういう優越感ゲームってのは結構むずかしいのである。
なにしろ、日夜ニッチにはしる努力ばかりしている類のオタだのサブカルだのというのは、
その先進性がふつうのひとにまったく理解されない。
理解されないというのは、言い換えれば劣等感をもってくれないということだ。
そして、劣等感をもってくれない相手には優越感ゲームを仕掛けることができない(≒ピンとこない)。
普段どちらかといえば「理解されないこと」こそを上等として活動しているのだから、それで当然なのだが、
優越感ゲームってそういう「他人に理解できない(上等な)ことを理解できる自分」
という満足感からは外れたところにあるからな。
優越感ゲームを仕掛けたいがために、相手に劣等感を植え付けるべく「啓蒙」努力を怠らない、
みたいな陥穽にはまっていくようだと涙ぐましい。
まあなんだ、これもまたひとつ「傍目に無残」とでもいうか
過疎スレなんだからマッタリやろうよ…
411 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/11/24(月) 22:17:41
お帰りなさい
スレチかもしれませんが
狂おしく人形を愛して、人形のために奇怪な行為や犯罪をする主人公
そんな小説ないですか?
冲方丁「まあこ」(異形コレクション「妖女」に収録)
犯罪じゃあないが、主人公だけじゃなく周囲の人間も徐々に狂わせられて行く感じ
414 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/01(月) 19:31:34
ゴーストシステム
4月に新潮社からポーの短編の新訳が出るみたいだね
黒猫・黄金虫最近買ったけどもう少し待てばよったかな
まあ黄金虫面白かったからいいや
もういっそ原文で読もうぜ。知的で引き締まっているのに豊穣な美文だぞ
417 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/06(土) 17:50:37
ポー
ポーの原書は結構厳しかった記憶が。
かなり厳しい。確かに名文ではあるがな。
今だったらジョーヒルの20世紀の幽霊とか谷川?の夜市ぐらいがおすすめじゃなかろうかと
グロテスクなもの避ける人にすすめやすい
421 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/08(月) 20:29:08
自分は「怪談新耳袋」をおすすめする。ある種有名だが
ゆうつべもみれるし作品によっては笑える
>>421 俺も実話系の中では新耳袋がおすすめだと思う。
ただピークは第四夜あたりで、その後の第十夜までは冴えない印象がある。
もちろん中には怖くて面白い話しもあるんだけどね。
新耳袋は個人的に恐くなかったな・・・
工藤美代子の「日々是好日」はお勧め
好日
425 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/22(月) 20:42:02
出来レース
日々是怪談だった、すまん
あけましてポドロ島
428 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/03(土) 19:07:20
要チェックです
初心者にはやっぱり「リング」かな。推理モノとしても行ける
このスレ的には「コトリバコ」はどういう評価なの?小説じゃないけど
>>430 豊田有恒の「両面宿儺」でも読んどきゃいいんじゃね?
432 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/08(木) 18:55:15
小林泰三の小説は(特に初期の作品)怖いと思う
あとクライヴバーカーってよく聞くけど何から入ればいいですか?
血の本に始まり血の本に終わる
>>433 そのシリーズ一番面白いのが絶版になってるんじゃなかった?
古本屋できたないのが100円で売ってたりするけど
一番面白い、ではなくすべて・・・
436 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/08(木) 22:52:25
437 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/08(木) 23:06:52
ブクオフじゃあ狩りつくされちまってるかな
ブコフ型の新古書店で結構見かけるな
と、今検索したらamazonで24h発送だわ
再販したのかな
ラヴクラフトの『ダニッチの怪』とビアスの『怪物』を見比べると面白いよ。
ホラー小説で読んだことがあるのは『着信アリ』、『サイレン』くらいです。
これらに当てはまらない現代日本を舞台とした小説を教えてください。できれば短編集ではないものが良いです。
主人公の設定 記憶をなくしている、病気を持っている、家族・友人などを亡くしている
医師、刑事、探偵、教師、モデル、ホスト・ホステス
主人公と異性のメインキャラ 主人公の幼馴染、恋人(ただしラストに恋人関係になるのはOK)、家族
舞台 病院、洋館、研究所、離島
物語が始まってすぐ 人が死ぬ・病気になる、事故が起こる、誰かと誰かが別れる、主人公が悪いことをする
ラスト 夢落ち、妄想落ち
その他 ミステリー、SF、登場人物が夢を見る、道に迷う、タイムスリップする、
監禁・脱出・爆発シーンがある、前世・家族をテーマとしたもの
文章中に太字または「○△※」などの記号が出てくる
なんのコピペ?
>>441に的確なマジレスする奴がいたら、ある意味神・・・いや紙一重で頭おかしいと思うんだが
ピンポイントであったら笑えるけどな‥
誰か
>>441の設定でホラー小説書いてあげたら?
445 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/16(金) 18:04:57
時代設定が古いやつだったらどうかなあ
446 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/16(金) 18:05:50
あ、ごめん現代日本設定だったか
>>441 遠藤徹の姉飼のなかのジャングルジムが
当てはまりそうだと思ったけど短編だった
最近ホラーでコレだ!というものになかなか出会えないので、おすすめがあれば教えて下さい。
小林泰三さん乙一さんのお二人のようなテイストが好きです。
乙一さんはほぼ全部、小林泰三さんは角川はほぼ全部読みました。
どちらかというと、グロい描写がキツいものより内面を抉ってくるような怖さが好きです。
最近読んだ中では五十嵐隆久さんのRICAや曽根さんの鼻もわりと好きな感じでした。
449 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/19(月) 23:15:40
すみませんageます。
450 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/20(火) 01:16:55
宮部みゆき短編集「あやし」が怖いです。。
>>448 角川ホラー文庫から出てる、瀬川ことびの短編が軽くておすすめ。
どれも絶版だけどブックオフで簡単に入手可。
あと分類はミステリーだけど恩田陸の「六番目の小夜子」も面白いよ。
452 :
448:2009/01/21(水) 00:00:36
>>451 ありがとうございます!
六番目の小夜子は昔読んだことがあり、私も気に入っていました。
瀬川ことびさんは読んだことがないので探してみます。
久々のヒットになるといいなぁ^^
453 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/31(土) 20:34:28
ボケーっとしてる
ポケットしている。空はまだ見えない。
455 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/01(日) 11:31:21
スティーブン・キングとかラムジー・キャンベルのサイコものならB級低俗ホラーが好きな方々にはオススメ。
456 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/01(日) 11:41:02
「初恋」吉村達也
タイトルの甘美な響きとその内容のギャップが凄い。
457 :
名無しは無慈悲な夜の女:2009/02/08(日) 21:20:11
不満
私はあの12才の時に持った友人に勝る友人を、その後二度と持った事はない。
誰でもそうなのではないだろうか?
459 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/09(月) 13:49:29
江戸川乱歩の短編「お勢登場」は何気に怖い。
460 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/19(木) 20:56:20
作品によっては笑える
461 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/03(火) 20:03:12
原文で読もうぜ
生原稿で読もうぜ
>>462 ポーが無理矢理蘇生させられて、その不満の憂さ晴らしに新作を書いてるので依頼してください
>>448 折原一のミステリは怖いよ。
「冤罪者」とかおすすめ
465 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/07(土) 10:50:22
何かこの部屋にいる!
幽霊、異体の知れないモノなどが登場する物語で
オススメはありますか?
ホラー初心者です。お願いします。
>>465 机のひきだしから這い出た異形の人形が押入れに住み着く話
なんつったっけな、たしかドラ・・・
468 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/08(日) 21:49:36
>>465 フリッツ・ライバー「歴戦の勇士」
シオドア・スタージョン「もうひとりのシーリア」
二つとも短編だが得体の知れないものをうまく書いてて怖い
上は創元文庫のアンソロジー『影が行く』に、下は河出奇想コレクションの『不思議のひと触れ』にそれぞれ入ってる
470 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/10(火) 18:20:00
471 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/10(火) 22:39:10
オチで魅せる作品、が多めの短編集でおすすめありませんか?
中島らも「人体模型の夜」夢枕獏「ものいふ髑髏」有栖川有栖「作家小説」
は面白かったです。
星新一、小松左京のホラー寄りの作品も好き。
472 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/11(水) 02:02:02
グロいのと怖いっていうのは別のものだよね
怖くなくてただグロいってのじゃなくて、ほんとにぞっとする怪談読みたい
473 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/21(土) 17:48:31
柳田国男の「一つ目小僧」って読んだことありますか。
物語ではないけれど、風習や神社の施設などについて断片的に語りつつ
神への贄について仮説を述べています。
ミステリーとしても、ホラーとしても面白く、観光地の鳥居の脇の放生池
などを見つけてもドキリとしてしまうようになりました。
諸星大二郎作品で知って読んでみて、底の浅い伝奇物は到底かなわない説
得力だとうならされました。
474 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/21(土) 23:52:34
高橋葉介「学校怪談」ギャグの方が強い漫画だ。楳図かずお「神の左手悪魔の右手」小説では宮部みゆき「あやし」小泉八雲の「怪談」も読んでないなら一読の価値は有る。高橋克彦「紅い記憶」も怖いのが少し混じってる。
475 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/22(日) 00:14:48
>>474 >高橋葉介「学校怪談」
前半(九段先生登場以前)は普通に怖いと思う。
後半は確かにギャグ(コメディホラー?)って感じだが。
476 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/22(日) 02:58:02
漫画で恐縮ですが鉄仮面を溶接される話が子供の頃怖かったな。三銃士や楳図かずおの笑い仮面…。少女漫画のホラーで夜になると体がバラバラになる少女とかトイレに猫の骨が沢山有る話とか…トラウマですね
477 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/22(日) 03:13:36
連レスm(__)m筒井康隆の昔の短編集にもいいの有りますよ。幻想の未来、くさり、母子像なんか怖いな。小松左京にも有名な「くだんの母」以外に 「まめつま」ってのが怖かったな。ギャグで「さらば幽霊」ってのが傑作(⌒∀⌒)
「猿の手」オススメマジで。
479 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/22(日) 14:07:04
「猿の手」と「黄金虫」ってオチ同じだったかな?ごっちゃだ
480 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/22(日) 23:47:25
>>478 ドラえもんに同じようなプロットがあったね。
立風の現代怪奇小説集、これ日本人作家のアンソロジーとしては最強
482 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/02(木) 17:48:35
あれって、創元の文庫に入ってる東編集のやつと内容かぶってる?
全部じゃないけど一部はかぶってるな
まあぶっちゃけ紀田がセレクトしたであろう分がかぶってる
作品、作者に関する解説までほとんど同じw
484 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/03(金) 06:49:51
ホラーかミステリーか忘れたんだが
どこか知らない場所につれてこられた主人公や女性が数少ないヒントから脱出しようとする小説しらない?
って書こうとしたらよくあるパターンすぎてどうしようもなかったw
おぼろげな記憶ではメモか何かがあって北に向かえだったか書いてあって
食料探すのに複数いた人間がそれぞれ行動しはじめたりした記憶が
あと紅い土地なのか真っ赤な場所だった気がする屋外で
なんて小説だったかなぁ
クリムゾンの迷宮か?
多分、釣りだろうけどw
釣りじゃない
クリムゾンの迷宮かthx
記憶がモニョってて気持ち悪かったんだありがとう
487 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/03(金) 17:56:51
なんだ、この早朝のコミュニケーション
ダーレスとかラムレイとかキャンベルとかはクトゥルフ神話で、ゾロアスター起源のキリスト教的善悪二元論に根本を置いているが、ホラーとしてはお勧めしかねる。
複製が真作を超えることはない。
黒い家が気に入ったんだけど、こういう感じのサイコホラー(?)でオススメないですか?
日本が舞台の心霊現象とか皆無のやつで
「ぼっけぇ、きょうてぇ」とか?(読んでないけど)
491 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/05(日) 21:40:03
遠藤周作の「悪霊の午後」。キリスト者である遠藤周作がオカルトを避けて心理サスペンスとして
魔女を描いている。
492 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/05(日) 23:14:00
493 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/06(月) 03:29:32
サイレントヒル
494 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/07(火) 02:33:31
和製ゴシック小説でいいものありませんか?
日本が舞台なら和風でも洋風でも構いません
ジャンルもホラー、ミステリー問わず面白ければ何でもOKです
>>494 和製ゴシックってよくわからんけど
とりあえず「屍鬼」
496 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/08(水) 15:31:52
>>494 ゴシック=ゴート族的な。
ゴシップ=ゴート族の(もの)
>>495 屍鬼は既読です。でもレスありがとうございます
まず和製ゴシックの(おまいなりの)定義を述べてくれぃ
497ではないけれど、
平井呈一の「真夜中の檻」なんかは和製ゴシックだという気がするね。
ホラーじゃなくミステリでは、横溝の「犬神家の一族」なんかも。
だいたい本家のゴシックってホラーよりミステリが多いし。
団鬼六だろうね。
三津田信三の刀城言耶のシリーズは、そんな雰囲気じゃないか?
秋里光彦「闇の司」とかどうだろう。
ゴシック評論で有名な高原英理が変名で書いたホラーだし。
>>499 「真夜中の檻」はなんとなく納得だなー。
どこがどうとは言えないけど。
>>494です。しばらく忙しかったのでレス遅れてすみません
「真夜中の檻」「犬神家の一族」三津田ホラーミステリ「闇の司」既読です
団鬼六って和製ゴシック? 調べてみます
和製ゴシックは、日本人が書いた「ゴシック小説」としか表現力のない私では形容できないです
自分が和製ゴシックだと思うタイトルを片っ端から挙げてみれば?
他になんとなくそれっぽそうなのは、
「雪崩連太郎全集」(都筑道夫)、
「月ぞ悪魔」(香山滋)あたりのふしぎ文学館系、
津原泰水の「綺譚集」「ピカルディの薔薇」、
全然和的じゃないけど篠田節子の「ホーラ」、
あと人工少女とか出てくるエログロ怪奇って意味で蘭郁二郎あたりか。
505 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/21(火) 04:36:43
和製ゴシックと聞いて大槻ケンヂ『新興宗教オモイデ教』『ステーシー』が真っ先に浮かんだがなんか違うような気もする
皆川博子の『死の泉』や『聖女の島』はどうだろう
横溝正史とか。
さらにレスしていただいた方々、ありがとうございます
大槻ケンヂ、皆川博子、横溝正史はほぼ読んでいます
調べてみたところ、雪崩連太郎シリーズに興味を惹かれました。これを手にしてみます。楽しみです
508 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/08(金) 00:22:13
age
>>314 この中で自分が読んだのは
『墓地を見おろす家』、貴志祐介全部、『隣の家の少女』、S・キング全部だが、
『墓地を見おろす家』だけはお勧めできない。
ツッコミ所が多すぎて白けるどころか笑えるw
なんでアマゾンとかで評価が高いのか全く分からん。
映画で言えば「チャイルドプレイ」とかを怖いと感じる人だけにお勧め。
てめえ、チャッキーを馬鹿にするなよ
小林泰三と牧野修と筒井のような、日常だったものが音を立てて崩れていくのが大好きです。
他にもこういうったのでオススメな作家もしくは作品があれば教えて欲しいです。
515 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/19(火) 15:17:24
上で雪崩連太郎シリーズを紹介していただいた者で
二分冊の半分を読み終わったところなんだけど
これ無茶苦茶面白いですね因縁噺、呪物譚としても最高です
都筑道夫は短編をちらほら読んだきりだったんですが
これを読み終えたら他の作品も
積極的に読んでみようと思います
↑
すみません、携帯から打ち込んだもので文章がくっついてました
517 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/20(水) 01:25:58
518 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/06/09(火) 19:56:14
星新一
短篇集『淑やかな悪夢』の中の
ドロシー・パーキンス・ギルマン「黄色い壁紙」はガチで背筋がゾッとする。
初心者でなくとも必読。
520 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/06/24(水) 22:39:44
古典なら、「レイ・ブラッドベリ」なんかも。
短編のすばらしさは買いです。
貴志祐介の天使の囀りよみました
おもしろかったけど体がかゆくなりました
嫌です
よし掻いてやる、脱げ
そんな
>>521には筒井康隆「かゆみの限界」をどうぞ
『くたばれPTA』に収録ですw
役者面した糞おっさん
525 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/08(水) 01:06:18
俺も初心者になんかすすめちゃおっかな
森真沙子 「転校生」なんか読みやすくて良いよ
なんちゃて( /ω)ハズカチッ!!!
>>523 >>521じゃないけど、かゆみの限界読んだ(ブッコフでくたばれPTAが100円だったw
やっぱ筒井はいいねー
顔面崩壊や蟹甲癬と並ぶ傑作
あせもが出来たぞどうしてくれようチリチリと痛い。
528 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/24(金) 13:03:49
エロいのすすめてください(_゚▽゚_)
529 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/27(月) 11:34:14
官能ホラーは俺もしりたい
ユウレイとセックスだと最後殺されちゃいそうだけど
そこを上手く回避してまとめてるような作品ありませんか
530 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/27(月) 15:33:06
SM小説のリミッターはずしたような作品読みたい
終わらない夏休みは、抜けない
エロホラー読みたけりゃとりあえず
祥伝社文庫のHot Bloodシリーズの邦訳3冊を読んどけ
古本屋に行けば見つかる
532 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/27(月) 18:26:38
>>530 式貴士の『カンタン刑』とかどないすか。
抜けるかどうかはわからないけど。
533 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/27(月) 21:59:42
>>529 血の本とかにそんなようなものがあった気がする
しかし、バーカーは当時童貞であったであろう妄想臭のあるエロ(褒め言葉)なので
フランスなんとかとか読んでいる人には物足りないかな?
ん?うまく回避?んなもん(゚听)シラネ
駒田信二がその辺なんか書いてたな、
中国のユーレイは若い女が多くてなんちゃらて。
たしか『中国怪奇物語 幽霊編』でだった気が。
536 :
530:2009/07/28(火) 11:45:32
皆様 初心者に親切にありがとうございます
Amazonで買ってみます。
あと 姉飼詳しい人いませんか?(´∀`)
読んでみて わからないとこあったもんで
>>528 物足りないとかラストが気に入らないとか思うかもしれないけれど
山本亜紀子『穴』
カメラマンとかマスコミを主人公としたものまたは
学校に肝試しに行く小説があれば教えて下さい
できればミステリーじゃないものを希望します
なんというか拭えない違和感や何だかスッキリしないモヤモヤを味わってくれるようなのありませんか?
日常の裏に潜んでいる何かって感じのがいいです
539 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/08/06(木) 07:27:20
呪われた村
540 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/08/09(日) 22:32:28
>>528 岩井 志麻子 楽園(ラック・ヴィエン)
ホラー?って聞かれると??だけどw
541 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/08/18(火) 06:42:36
おはようございます
542 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/08/19(水) 20:31:32
「ネペンテス」清水マリコ
読むと不思議な感覚になる。オススメします。
俺ならキングのホラー小説やコリン・ウィルソンのホラー小説は勧めない。
あまりに現実的に過ぎる。
境界の曖昧なもの、例えば妖怪博士ジョン・サイレンスとか異次元を覗く家、鐘楼の悪魔を勧めたい。
かといって、現実的に過ぎて却って現実から遠ざかったようなラヴクラフトの小説や、幻想に捉われ過ぎた、例の神隠しにあった件の人に一歩近づいたクラーカシュ・トンも勧めることは決してしない
>>543 ここ初心者用のスレでしょ
キングから入ってラヴクラフト→ポーとさかのぼるのがお勧め
このコースが王道じゃないかなぁ?
545 :
543:2009/08/20(木) 20:42:55
>>544 キングでもロバート・ブロックでもいいとは思う。
ただ、キングの場合、B級ホラー映画なみのノリで展開するスリラーが多いので、本格さを希求する人には勧めるべきでない。
人それぞれだから一概にどうとは言えないけど
546 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/08/20(木) 23:13:27
本格さ〜?
今では最初から小説でホラーに入る人は少ないんだから、
むしろ映画でホラーを見慣れている現代人は、キングのほうが
入りやすいと思うがな〜。というか初心者が本格的なホラーを
求めているかということだな。
ジョン・サイレンスなんてホラーとしては面白いが、小説としては
眠くなるぞアレ。てか俺は初心者にホジスンなんて薦めんわw
>あまりに現実的に過ぎる。
だから勧めやすいんだろうが。
曖昧なものがいい、なんてのはマニアの意見だw
548 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/08/27(木) 18:02:55
ホラー初心者(普段はSF読み)です。
全体的におどろおどろしい雰囲気のものより、
オチや最後の一文でゾクっとさせられるような短篇(星新一の「暑さ」とか)が好みなのですが、
おすすめの作品を教えていただけないでしょうか?
よろしくお願いします。
幕切れの一文、というならW・F・ハーヴィー『炎天』(創元社『怪奇小説傑作集・1』に収録)に尽きるな。
長い暗い冬
551 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/08/29(土) 19:02:48
初心者の俺からすると
どういったものを本格的と言うのかすらわからん
552 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/08/30(日) 02:09:35
自分はイギリスドイツフランスはじめとするヨーロッパ各国で19世紀から第二次世界大戦前までに書かれた作品が本格的ホラーだと思ってる。
いや、あくまで自分の中で感じる定義ですから
それで自分が傑作だと思うのは、ハンス・ハインツ・エーベルスの「蜘蛛」
パクリだそうだけどそれでも、この作品は本当に凄いと思ってる。
マジで怪奇小説傑作集の全収録作品の中で五本の指に入るんじゃないかと…個人的な感想です
553 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 11:40:02
簡単に言えばモダンホラーとか言われた時期で線引きすれば、少なくとも間違いでは無いと思う。
554 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/09/08(火) 12:58:06
マッケン『白魔』
ホラー短編集でお薦めを教えてください。
同一作家の短編集、多数作家の短編集、どちらでも構いません。
出版時期もこだわりません。
>>556 少し馴染みがあるので宮部さん、筒井さんの作品読んでみようと思います。
あと馴染みのない作家さんのも一冊読んでみます。
どうもありがとうございます。
>>555 角ホの小松左京「霧が晴れた時」
立風の「現代怪奇小説集」「現代怪談集成」
ここらはガチ
筒井のホラー短編を読みたけりゃ、タイトルに拘らずに読んだほうがいいな
「くさり」「鍵」「懲戒の部屋」「驚愕の曠野」は一応ホラー短編集と銘打ってはあるが、これのどこがホラーなんだというのが入ってる
かと思うと、明らかにホラーだっていう短編が別の短編集に入ってたりする
平山夢明さん以外で、読み終わったあと
鬱になる短編小説ありますか?あれば教えて下さい
筒井のホラーと言ったら
「走る取的」だろう
筒井ホラーのベスト5(順不同)
「乗越駅の刑罰」「母子像」「走る取的」「熊の木本線」「二度死んだ少年の記録」
「メタモルフォセス群島」は序盤は笑えるのに、ラストでゾッとする
池猫がいや
髪は怖いけど、筒井にしては正統派ホラーすぎるか
俺は遠い座敷が好きだけどな。基本的すぎるのか。
遠い座敷は正調ホラーというより幻想文学っぽいからじゃない?
都市伝説をうまく料理した小説でおすすめありませんか?
レリックや野獣館みたいなモンスターホラーものでオススメありますか?
オフシーズンやキングの霧、クージョも楽しめました。
ルインズはイマイチでした。
モンスターホラーなら、アンソロジーの「千の脚を持つ男」とか?
時代的に渋めの作品が多いけど、バラエティは多いと思う。
>>569 レリックは面白かったよね。続編の地底大戦は中盤からあれれだけども
ホラーというよりSF(ややファンタジー入り)だけど、「凶獣リヴァイアサン」なんか面白いかと
恐竜つながりで「恐竜クライシス」とか(両方とも創元ね)
人的なモンスターならレックス・ミラーの「壊人」など
>>570 あのアンソロジーは自分も好きなんだけど、渋いというよりは笑える作品が多い気がするんだが
「ウィアード・テイルズ」時代の、いわゆるパルプ・ホラーが多いからなんだろうけどw
なんかすすめちゃおっかな
574 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/10/09(金) 19:48:21
姉飼
575 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/10/10(土) 11:10:29
飴村の粘膜人間はいいね
素人にも玄人にもお勧めできる
これを読んでいない人はホラーを語るなってレヴェルの傑作であり怪作
私は飴村の粘膜人間に出会って人生観が変わった
是非みなさんにも読んでもらいたい
確かにあれは傑作
センスが凄いよな
グロは苦手なはずなのにスラスラ読めてしまう
作家スレが無残な事になっているあの人かw
作品自体はまぁ嫌いじゃない
2ちゃんで自演宣伝してる作家だろ
無視するに限る
それ本当?
アンチがなりきってるとかじゃなくて?
このスレだけではなく、他スレでも自演宣伝しまくってるよ
582 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/10/10(土) 19:09:11
まあ、なにはともあれそいつの書いたそれを読んでみるよ
図書館から借りてな
583 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/10/10(土) 21:41:07
俺は貧乏人では無いから普通に買わせていただくよ
もちろん飴村行先生の粘膜人間をね
584 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/10/10(土) 21:44:13
すべてにおいて筒井康隆以上の作家になるだろうねぇ
飴村 行は
儲だかヲタだかアンチだか、はたまた作家本人だか知らないけどさ
角ホスレ荒らすだけじゃ足りないのかよ('A`)
飴村はただの天才だろ
あんまワーワー騒ぐなや
ほんま凡人はこれやから困るわ
アンチうっざぃよ!
せっかく良い作品書いてるのに作者さん可哀想
アンチはブログにでも書いてればぁぁ〜(笑笑笑)
588 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/10/11(日) 00:24:55
飴村は買いって事な
角川ホラー文庫スレがIDの出る板に移ったからな
IDの出ない板じゃないと荒らす度胸もないチキン野郎がw
飴村の作品が面白いと本気で言ってるのなら
その人間がむしろうらやましい
それは言い過ぎじゃね?
及第点だと思うが
便所の壁に自分自身で「彼は天才」とか平気で書くレベルの作家
釣られるのは厨房ぐらいだろ
593 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/10/11(日) 06:27:52
582だけどやっぱ読むのやめた
他にも読みたい本あるしな
アンチはもういいですよ^^
自演宣伝して叩かれ、仕舞いに逆切れするアホ作家は、ラノベ板だけかと思いきや、こんなスレにもw
逆ギレしてんのはそっちだろ
飴村さんの小説が素晴らしいのは事実だろーーーが!はっ!
読まずに批判する奴は最低
まず買って読みなさいな
598 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/10/11(日) 17:51:22
買う金がもったいない
貧乏は大変でしょう、苦しいでしょう…。
同情しますよ…。
格差社会スなぁ
金だけが人間の価値ってわけでもないしょw
602 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/10/11(日) 21:08:24
なんでこんな本ごときを普遍的な価値観扱いすんだよ
いらねーもんをいらねーと言っただけで貧乏人扱いかよ
なんかしらんがこいつの儲はおめでてーな
だから貧乏なんて気にすんなよ
いいことあるって絶対
604 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/10/11(日) 23:23:59
お金なんかは食ってけるだけありゃいいわな
本は贅沢品、図書館で読めばいんだよ
お金はお金もちがジャンジャカ使え、我ら貧相集団ナリ
貧乏大家族も幸せそうだしなー
俺は嫌だが
606 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/10/11(日) 23:36:53
2ch名物ネットセレブ(笑)が涌いてると聞いて記念カキコにきました
607 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/10/12(月) 11:06:28
匿名ならいくらでもセレブ(笑)の振りできるからなw
リアルでのルサンチマンを吐き出してる貧乏人と予想
もうそのへんにしてホラー小説の話題にもどりませんか?ホウセン花
自称天才作家に粘着されてるから、無理かもよ
610 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/10/18(日) 19:02:46
838 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 [sage] 投稿日: 2009/10/16(金) 23:40:07
どのスレで聞くのが一番いいかわからんので、たぶんここだろうってことで。
雑誌のWeird Talesなんだけど。日本語で読める選集なんかはもう全然入手難で存在しないに等しいので、
横文字のアンソロジーを読もうと思ってるんだがおすすめはないのかな
Weird Talesで洋書いろいろひっぱっても雑誌のWeird Talesなのか「怪談」って意味のWeird Talesなのか
いまいちはっきりしないの多いし・・・
クトゥ系に限定しないでいいのでおすすめアンソロジーあればおながいします
クトゥスレで書いたけど、誰も答えてくれなさそうので・・・
クラーク・アシュトン・スミス『ゾティーク幻妖怪異譚』は幻想的なホラーで面白いかも。
613 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/10/24(土) 09:46:17
遠藤周作の『怪奇小説集』という短編集は、結構怖くて面白かった記憶がある。
読んだのは20年くらい前だけど。
スミスの作品は古典幻想譚ものとしては白眉だぬぇ
短編ホラーなら菊池秀行はまだ読める。
長編伝奇はもう・・・・
リア工の頃、菊地の「淫魔宴」に散々お世話になった
今みたいにネットでただでAVなんて見られない時代だったからなぁwww
俺は「魔界行」「魔王伝」だったな。w
この人の短編ホラーはなかなか面白い。
一番好きなのは「妖神グルメ」だが
菊地の短編ホラーはハズレばっかだろ
「出づるもの」は良かったがな
雨村とか読んでみた。なにこの糞小説?
620 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/11/10(火) 09:39:16
今やそれを情弱という
623 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/11/12(木) 07:04:39
結局621はなにが言いたい?
「何もいいたくない」 (市橋)
625 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/11/15(日) 22:42:32
飴村の2作品を読んだけどこの人は天才か!?
鳥肌たったわ
626 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/11/15(日) 23:21:03
などという言葉をくり返しており、
とってもおいしいです
菊池は「魔界都市ブルース」があるだろ
あれはいいよ
メフィストもお勧めだ
1〜4と持ってたが、たしか猫にツメトギされて捨てたんだったw 血の本。
マグラアの『血のささやき、水のつぶやき』はちょっと、オサレ系wかも。
高級紙(のページ埋め)狙いがちと露骨な感じの作風だった気が。
>>628 ホラーじゃねーし
作者はホラー好きだが、書いてる物は全く怖くない(初期のは怖いのが何冊かあったが
632 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/11/17(火) 01:16:27
飴村行って作家様がとても良いホラーを書くと聞いたんだが……
このスレを見て本当だったんだなと納得
さっそく朝になったら買いに行くわ
>>632 すぐれた鼻をもってんな、誇れ
そして俺は言い切る、絶対に面白いと
いや、嬉しいね、飴村の魅力に気付く人間が増えるのはさ
この板がIP表示されなくてつくづく残念w
飴村は おバカな天才。真面目な変態。
誰が見ても自演宣伝だと判るように、わざとやってるだろ
637 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/11/17(火) 11:05:14
>>216さんが紹介している作品以外で海や海岸のある町が舞台のホラー小説ってありますか?
もし詳しい方いたら教えてほしいです、よろしくお願いします。
>>636 こいつホントに必死だなw
飴村がブレイクしたら大笑いしてやるからなwww
アメちゃんは、荒らしの鑑だねw
>>637 ホジスンの短編集
古き良き海異譚の名手
創元からだっけ?「夜の声」って短編集が出てるね<ホジスン
何気に「ウドの島」が好きだw怖さは余りないけど。
>>637 ラストがあまりおすすめできるものではないけれど進藤良彦『サイレン』
飴村行は確実に売れっ子になる
だから今のうちに読んでおくべきだな
644 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/11/29(日) 00:29:06
まぁ天才……、いや、鬼才だからな
ホラーの枠にはまらない独自性を感じる
今一番の注目株だ
645 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/11/29(日) 00:34:17
確かにめちゃくちゃ作品が面白いからな>雨村もとい飴村
国語の教科書に載っても違和感なさそう
なにこの自演
ここまでくるとアンチによるネガキャンなんじゃねとも思いたくなるわ
自演3連投するような基地外は無視しとけ
おめえこそ黙ってろ奇形児
定期的に宣伝に来るよねwww
飴村自身は優れた作家なのにファンがこんなので可哀想だなw
天才だとか鬼才だとか言うから話がおかしくなるんだよな
せめて秀才くらいにしておけと
クセが強いけど面白いとは思うよ
自演宣伝は専用スレでやれよ、糞作家
別に宣伝じゃないだろ
というかこれじゃあネガティブなイメージを持たれるだけで作者には何のメリットも無い
もちろんほとんどの信者にとっても
だからこれは【宣伝】では無くアンチの【工作】だ
飴村も粘着されて可哀相
自演デブぺえぺえ居士乙
飴村ブレイク間近でアンチは必死だなwww
情けねぇw情けねぇw
ワナビが飴村に嫉妬www
角川は中途過ぎ。
タニス=リーの『パラディスの秘録』全四巻をきっちり邦訳してほしい
粘膜人間読了。
な、なんなんだこれは……
モモ太
凄いよな、アレ
テメー、いい加減に連投やめろや
いつまでスレを自演宣伝で占有するつもりなんだ、デブ
自演デブぺえぺえ居士乙
664 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/01(火) 01:46:02
粘膜は2作とも完成度高いよな
自演宣伝でしつこく荒らしてるデブ作家は、業界で干されても、自業自得だろうな
本人なわけないだろ…
売れてる作家がこんなとこに書き込みなんかしねっての
パンピーが
>>637 ラブクラフト「インスマウスの影」「クトゥルフの呼び声」「ダゴン」「神殿」
F・マリオン・クロフォード「上段寝台」(『ロアルド・ダールの幽霊物語』収録)
L・P・ハートリィ「ポドロ島」(『怪奇小説傑作集2』収録)
とりあえず思い付いた名作傑作を挙げてみた。
何だよ?悔しかったのか?
オフ会で失笑されてたぞ
あの自演宣伝はレベルが低すぎるって
いい加減飴村ネタを引っ張るなら、該当スレでやってくれないかなー
ちゃんと個人スレがあるんだし
>>637 最近読んだストラジンスキー「デーモン・ナイト」も岬の町が舞台だった
あまり海自体は絡んでこないけど
海洋生物系のホラーならいくつかあるけど、海や海に面した町が舞台となると
>>640,642,667があげた他に何があったかな
アンソロジーを片端からひっくり返せば出てきそうだけど
初心者が読むなら、やはり、星新一だろうね
飴村行ってなんか悪いことしたの?
凄く嫌われてるみたいだけど
>>672 間違いない
自分的には安部公房をプッシュします
ワロタw
↓
SF作家レイ・ブラッドベリ氏、「人類は火星人にならなければならない」
【12月3日 AFP】
人類の宿命は火星に入植することだ――。
「華氏451度(Fahrenheit 451)」や「火星年代記(The Martian Chronicles)」などの著作で知られる
米国のSF作家レイ・ブラッドベリ(Ray Bradbury)氏(89)が30日、
メキシコ・グアダラハラ(Guadalajara)で開催中のブックフェアで、こんな持論を展開した。
ブラッドベリ氏は、米ロサンゼルス(Lod Angeles)の自宅から映像をつないでイベントに参加し、
「われわれは月を離れるべきではなかった」と語った。「とどまっていたら、今ごろはもう
月面基地が誕生して、そこを基点に太陽系をさらに深く探検し、火星にも行けていただろう」
さらに「火星は私たちの宿命だ。月に戻って基地を建設し、
火星に行って火星に文化を根付かせ火星人にならなければならない」と続けた。
■ソース:AFPBB News 2009年12月03日 13:31
http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2670595/4988641
よくわからないけどレイ・ブラッディー・ベルナルドも飴村行を大絶賛ってこと?
火星って飴村行の隠語だよな?
ホントにワールドクラスの凄い作家なんだな、飴村行は!
自演荒らしはスルーするに限る
竹書房の超シリーズが一番、売れてるらしいね
実話系強しだな
グリム童話
飴村行の作品
リング
ラヴクラフトの生まれ変わりこと飴村
「飴村」をNGワードに指定するしかないかな
構うな
墓穴掘ってるアホ作家を
自演デブぺえぺえ居士乙
飴村に嫉妬しすぎだろ素人共
だから専用スレでやれってんだよ池沼が
蛇腹沼
一度荒らされると人が来なくなるから、それを狙ってるのかもしれないね
悪質な奴だな
荒らしなんてほっときゃいずれ飽きるよ
それに荒らされたくらいでスレを去るってのは、最初から大して興味が無かったということ
結局
>>657って事なんだろうな
実際面白いから売れてる訳で無職の作家死亡が頑張っても無駄だわ
アンカつけて刺激するなよ、基地外を
693 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/13(日) 20:09:27
ホラー初心者なら、まず仁賀克雄の訳書を読むべきだな。
仁賀克雄と言ったらロンドンの恐怖
初心者向けというよりも、マニアック作品のような・・・・・・
696 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/14(月) 18:33:05
仁賀はレベル的に底辺だから、そこから徐々に上げていけば常にセンス・オブ
・ワンダーを味わえる。
底辺だと?
そんなものを紹介しなくてもいいじゃマイカw
ここで飴村に興味をもって(悪い意味で)読んでみたが意外と面白いのな
最悪の印象から入っているから余計にそう感じたのかも知れないが
699 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/18(金) 00:40:18
という信者の自演ですた
妄想ランキングはどうしたんだ自演デブ
嫉妬ワナビ乙。
ネラー作家なのだろうから、仕方ないんじゃね
低レベルの自演宣伝するようなアホの作品なんて、絶対、買わんけどw
アホに粘着するアホアホ必死杉w
アホの坂田もビックリのアホ村さんw
飴村に粘着するな!
粘膜人間重版
粘膜蜥蜴重版
>>702 < あはははははははははは
飴ちゃんは自演宣伝する必要なんかねえんだよチンカスアホアホ!
なんか、必死だな・・・糞村乙
糞に粘着するフンコロガシ乙
涙拭けよ
し、新作が売れないんだねぇ
そ、それでイライラしてるんだねぇ
な、涙を拭けよおおおおおおおおお!
出た出た
【粘着】ホラー初心者が釣られるスレ【ワナビ】
飴村に嫉妬しすぎだろ
また来てるのかよw
いい加減、嫌われてることに気付けよ
作家本人が自演宣伝するなんて、マッチポンプだろ
飴村以下
>>715 おめえはサンポール鼻から噴射して悶絶しろデブ!
やればやるほどアンチ誕生
ホラー文庫スレで飴厨に叩かれて泣きが入った粘着がいたが、
おまえだろw
そうか悔しいのか
飴村先生にかまって欲しいんだろ
生暖かい眼で見守ってやろう
722 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/19(土) 21:18:18
俺は飴村好きだよ
よく知らんが雨村って奴の小説のどこがどう面白いのか説明してくれる奴がまったくいないな。
それなら読書メーターとamazonのレビュー見るほうがいいお。
自作の粘着宣伝は専用スレでやれよ、4流作家
また貧乏ワナビが嫉妬してら
>>725 あはははは! じゃあ おめえは4流作家に必死で粘着してんのか。
涙を拭けよおおおおおおお! 泣き虫さ〜ん。社会復帰は無理だなぁ。
必死にアゲてるとこ悪いけど、オフ会で不買運動されてるよ
自業自得乙
荒らしはスルーしとけ
生活かかってるから、必死なんだろw
患者のオフ会か? さぞかし凄い集まりなんだろうなw
728と729は、泣き虫粘着の短時間内連投
荒らしのせいで、スレの趣旨が死んでしまった
初めて訪れた人も、すぐに退散してしまうような酷いスレになってしまった
残念だよ、本当に残念だ
気にするな。
自分は質問があれば書き込むし、回答できることがあれば書き込むよ。
スルーすりゃいいだけだ。
ホラー初心者だけど飴村の本面白かったし感謝してるぞ
で、飴村みたいなグチョグチョホラーで他にオススメは?
飴村はオンリーワンだから……
どんな話だったの?
登場人物は?
グチョグチョって何が?
どのへんがオンリーワン?
感謝するほど面白かったってどういう所が?
どうせイケメンなんだろ?飴村さんはよォ!
飴村は見た目は真面目なサラリーマン。だからみんなそのギャップに爆笑する。
>>734 牧野修・小林泰三・貴志佑介・新堂冬樹・筒井康隆あたりを読んでみたら?
あと個人的には、井上夢人・ジャックケッチャム・貫井徳朗・我孫子武丸なんかも読んでみてほしい
たぶん楽しめるはず
グチョグチョホラーだったら田中啓文すごいぞ
マジに初心者に薦めるラインナップだな
そういうスレだからな
743 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/23(水) 20:50:05
初心者には荒俣宏もいいぞ。素人でも名前を知ってるだろうし。
(優しい瞳)
「怪談」小泉八雲は?もう出た?
747 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/01/18(月) 09:32:54
ラヴクラフト
小松左京スレと並ぶこと数ヶ月、ようやくコノスレは、離ればなれに。
さおうなら、私は帰ります。コマツスレに・・・
749 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/02/05(金) 18:23:59
750 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/02/06(土) 00:51:58
ほのぼのするね、妖怪系。
水木さんは永遠です。
751 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/02/07(日) 08:30:07
ガンプラーにやられてるサイトですね
綾辻行人の「殺人鬼」
マックでハンバーガー食べながら読むのオススメ
正直、ホラー小説の何が怖いのか、いまいち解らない。
「怖いシチュエーション」や「気持ち悪い描画」等、理解は出来るんだが、それが恐怖に繋がらない。
そもそも映画等のビジュアルに力があるものも、デカイ音や、突然のキモイ顔に脅かされているに過ぎない感じ。
ホラー好きなのは、話を面白いと感じるからで、怖いってのとはチョット違う感じがする。
誰か読んでるだけで怖いと思う小説を教えて下さい。
そうだよね
「生理学的に気持ち悪い」と「怖い」は違うものなんだよね
なのにそこを混同してる創作者が多すぎる
>>751 とうとう、クリックしてみちゃったが。
こえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
まぁ読み手の感受性やら想像力やら応用力も大切だからな
ハナからケチつけるつもりで読めばどんな名作にものめり込めない
その気になれば「恋空」だって怖い物語と思い込むことができるわけだが
ホラーでもSFでもミステリでもいいが、
童心に帰って愉しみがら読むっていうスタンスが
とれない困った大人が多くなったのが問題なのでは?
760 :
754:2010/03/10(水) 00:55:42
>>757 >>758 いや、別に煽ってるワケじゃない。
初めからケチをつける気も無い。
ただ、どうも文章から怖いという心境にならないだけ。
能動的に「これは怖い話」と「理解」することは可能なんだけど、受動的に「怖い」と思えない。
シチュエーション等も「ここは怖いシーン」と理解は出来るんだけど。
一番問題なのは、結局架空の話と理解した上で読んでるからなんじゃないかとは思う。
「怖い話だから怖く思わなきゃダメ」という、強制的な事じゃなく、読んで普通に怖いと思う小説は無いかと
探してるんだけど。
ひょっとして、地雷だった?この質問。
>>760 うんにゃ、地雷じゃないと思うよ。
ただブラックウッドでも綺堂でもある程度オトナが
読む時には、怖がるor愉しむ「かまえ」みたいなものが
無意識的に必要になるんじゃないかな?
「怖い本」としてそれを選んだ限りはそうなる気がする。
>>751 前振り無しでホラー小説を読んでも怖くは無いが、途中で「コレは怖い話だ」と理解したときに、
「怖いと思わなければならない」という意識が働いて、お約束的に「怖い」と自己暗示をかけると?
若しくは条件反射的にある種のキーとなるシチュエーション、例えば「暗い夜道」とか「風の音」とか、
古典的な物が集まると、「コレは怖い状況なので怖いと思わなければならない」というか。
小説に対して空気読んでみましたみたいな。
多分大体「死」と「得体の知れない物」がホラーでの怖い状況を作ってるキーの部分だと思うけど、
小説自体が架空の事なんで、どうしてもこの二点は達観してしまう。
架空という意味でSFもホラーも大差なく、話的に面白いから当然好きなことは好きなんだけど。
それでも怖いと思わせるような物ってないのかね。
無いから視覚的にも表現的にもグロに頼るのか。どうなんだろ。
763 :
762:2010/03/10(水) 10:07:04
>>762 う〜ん、ちょっとすれちがい。
君が言うとおりホラーやらSFやらは架空の物語がほとんどだよね。
誤解を恐れず言えば、そういう類いの物語をある程度読書耐性の
ある人(便宜上、オトナと書きますね)が読むときのスタンスは
「コドモに戻る」って点が重要だって思うんだ。
鹿爪らしくオトナの視点で、瑕疵を探しながらの読書っていうのは
エンタメ小説を愉しむとき邪魔になることもあるっていうか。
「怖い本だから怖く思わなきゃ」と暗示にかけるのではなくて、
頭を空っぽにして物語にのめり込んで、想像を膨らませるって
意味で「かまえ」って言葉を使ってみた次第です。
あ、別にエンタメ系がコドモ向けって言ってるワケじゃないので。
>それでも怖いと思わせるような物ってないのかね。
これに関しては、もう好みの問題なのでなんとも言えない。
熱中できる本に出逢えることを祈る。
765 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/10(水) 13:35:58
>>764 頭空っぽにして先入観を出来るだけ作らないようにして読んでも怖いと思わないものは、
やっぱり大して怖い小説ではなかったという事か。
>これに関しては、もう好みの問題なのでなんとも言えない。
何しろ、一応このスレが「ホラー初心者に勧める本」スレだからね。
好みの問題だからなんとも言えないは、ちょっと予定外だった。
「コレなら可也怖い」とか、そう言う話を期待したんだけど、案外他人に勧められる怖い小説ってのは
無いもんなんだな。
>>764じゃないがその考え方だとホラー本って限定しないほうがいいんじゃね?
ジャンルとしてのホラーの怖さって
>>762の「死」と「得体の知れない物」でだいたい括れるだろ
それを怖くないって宣言してる奴にホラージャンルの本勧めてもなぁ
もうノンフィクションでも読んでりゃいいじゃん
767 :
764:2010/03/10(水) 15:35:40
>>766 フォローありがとう。
自分もそう思うんだが、敢えて他にホラーの醍醐味を挙げるなら
「狂った考えかた」ってかサイコものもあるかなと。
なんとも言えないというのは確かにフェアじゃなかったので、
>>762さんにはコテコテだが「黒い家」でもお勧めしときます。
既に読んでいて怖くなかったかも知れないけど。
「狂った考え方」は「得体の知れない物」の中の一類型。
単に延々屁理屈こねまわして、「怖くない」って言いたいだけのリア工あたりじゃねぇの
・・・あるいは竹本健治の「恐怖」に出てくる奴みたいなのかもしれんけど
でもまあ実際怖くない本のほうが多いんだけどな
ボクちゃん怖いもの無しだなw
スタージョンの法則と同じであらゆるホラー小説の90%は怖くない
一応弁護しておくと、面白いけど「怖くは無い」本がほとんどなんだよね
ホラーというジャンルがあるだけで、怖いわけじゃないから。
ホラー小説読んで本気で怖がっている人は、どこか壊れていると思う。
776 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/11(木) 09:03:54
おまえはバカか。
777 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/11(木) 13:09:25
え?なに言ってんの、俺SAN値高ぇにもほどがあるよ?
春なんだな
ああ・・・、窓に!窓に!
780 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/04/13(火) 10:34:08
窓に露がついていたよ。夕べは寒かったからな
ホラー小説より大長編ドラえもんのめどぅーさのほうが怖かったりする
ドラえもんで一番怖いのはのび太が無人島で10年も生きる話だろ
ドラえもんは恐怖の宝庫だぜ
パラレル西遊記の序盤も怖かった
時空乱流の説明とか、アニプラのどこでもガスとかトラウマだw
どこでもドアに「太陽」と言って、開いたら、一瞬で地球が消滅する
バイバインとか独裁スイッチとか人間製造機とか
クリスマスプレゼントをもらうためにクリスマスまで時間を早回しする話とか
ドラえもんスレだったのか
ロバートエイクマンの奥の部屋。なんかすげえよ、これ
>>787 1冊でポシャった「このホラーが怖い! 99年版」でまさかの海外部門1位だもんね。
ホラー系の専門誌とかムックって、どーしてどれもこれも1、2回でポシャるのかね
>>788や河出書房の「最恐ホラー・ナビ2000」も1回きり、
ぶんか社のホラー・ウェイヴも2号で廃刊しちゃったし・・・
幻想文学が20年以上頑張ってたし、「怪」や「幽」は好評みたいだけど、こちらはホラーというより怪談ジャンルだからなぁ
「このミス」みたいな体裁で、年1回とはいわずとも2年に1冊くらい出してくれないものか
山荘綺譚かな、やっぱ。主人公が最期に罠に嵌ったと気付く辺りとか心理描写がいい
すいません
>>791 「たたり」とか「丘の屋敷」より、その邦題のがずっとよかったと思う
ヤン・デ・ボンの映画は黒歴史
ジョナキャロの死者の書は傑作
怖くないけど
飴村さんの新作……
濡れたわ……
帝王の貫禄だな、もはや
飴村って……
誰……?
検索も出来ないの…?
知らない作家の名前が出る度に誰って聞くの…?
>>798 親切すぎるのはゆとりの為にならんぞ
スルーしろ
ヒャヒャヒャヒャヒャ ゆとりちゃんへるぷみー
飴村マンセーの方がよほど厨臭い気がする
飴村って…… 検索って……
誰……? 何……?
ヒャヒャヒャヒャヒャヒャ ヒャヒャヒャヒャヒャヒャ へるぷみー
そんなマイナー作家で何喧嘩してんだよ。膣に砂でも入ったのかよ
>>797 第63回日本推理作家協会賞の贈呈式が31日、東京・新橋の第一ホテル東京で行われた。
「長編および連作短編集部門」で『そんなマイナー作家』飴村行(あめむら・こう)さんが受賞した。
飴村行さんの受賞作は「粘膜蜥蜴(ねんまくとかげ)」(角川書店)。
東野圭吾協会理事長は「今回の受賞者は運があったから賞を取れたわけではない。作品に力があったからだ」と挨拶した。
東野w
それって「運で賞をもらった」って声がない場合には言わない挨拶だよなあ
ゆとり乙
ゆとり作家だもんなw
おまえは作家は無理だから、今のうちにいっぱい書き込もうなあ ゆ・と・り
おまえな、ゆとり野郎w
お前らうぜえよ
マックス・ブルックスの「WORLD WAR Z」がゾンビものの傑作らしいんだけど読んだ人いる?
ごめん
俺は飴村先生の作品以外は読まないようにしているからさ
ははっ、ホントごめんな
でもさ、君も悪いんだぜ?
飴村先生の作品以外を読もうなんて馬鹿げた事を考え発言しちゃう君もさ
そこで提案
飴村先生の新作を読んでみるってのはどうかな?
頭がスッキリするはずだぜ?
ま、ものは試しだよ
頑張っておいで
そしてまたここで逢おう
合い言葉は『粘膜飴村マジ感謝』
じゃな
飴村って人気あるんだな
ねえだろ
ゆ・と・り
飴村に粘着する基地外はスルー
これ他の板では常識
このスレくらいなもんだぞ、まともに構ってあげてるのは
アンチがわくほどの人気なのか……。
そりゃあすげぇぜ。
今、日本の作家で五指に入る実力者ですから
飴村wゆとりこええw
>>819 ああ! そんな燃料を投下したら、ゆとりがっ ゆとりがあぁ!
というか新人作家だしゆとりじゃないほうが叩くのがフツウだと思うんだけど
叩けば叩くほど飴村は売れていく
「そんなこと言ったって飴村は儲かってるし」
この一言で粘着ワナビは涙目退散
悔しかったら、飴村より面白い本書いてみろ無能ワナビ
「クリムゾンの迷宮」面白かったぜ ありがとうお前ら
ここは初心者スレだぞアメムラー、もとい飴村信者達
飴村みたいな上級者向けの作品を語るスレではないんだ
『くりむぞんのめいきゅ(笑)』みたいな初心者レベルの作品を出そうね
飴村アンチなんていないよ?
貧乏ワナビが嫉妬してるだけ
ワナビってなんですかー?w
作家志望に対する蔑称らしいぞ
しかしなんで作家志望の話に?
え?何の話をしているの?
いわゆる鬼畜系とかお下劣と呼ばれる作家の作品はかなり読んでて
たいがいそれなりに面白いと思えるような嗜好なんだけど・・・
飴村は受け付けないわ、面白いと全く思えない
最初の長編と、アンソロに収録された短編2つ読んだだけだけどね
好みの違いなんだろうけど、あの作家を必死に持ち上げる人間の気持ちは、やっぱ理解不能だ
ゆ・と・り
熱くなるなよ
飴村は天才!
これでいい?信者なのか荒らしなのか
こういう奴の心理はわからんなぁ
ホラー大賞とってるし、無名じゃないからいいじゃん
レイプしたあと殺された男は吹いた
へぇ、飴村って人は天才なのか
読んでみよっかな
どーゆー映画なん?
また飴村?
膣村
糞村
結局、なに村なの?
アメ村
しも村
八墓
村山
もう飴村スレだね
それだけ人気があるって事か
……うん。
ねーよ、いやあるか
ぐっちょねだし
飴だけに
村だから
ぐっちょねじゃなくてグッチャネです
スマナカッタ
許してやんよ
飴村を
飴村『さん』だろうがよ!
飴ちゃんでどうよ?
飴村サマってのはどう?
飴村サマーって
夏だけに(爆笑) ←オチ
>>812 今更だか今読んでるとこ。最近遅読なんで
二週間ほどまってくれ
ホラー初心者には栗本薫「魔界水滸伝」をすすめるよ。
飴村よりも数段劣るやないか
飴公はグッチャネ
おっと
ミスターアメムーラのワルクーチはソコマデーダ!
オマエーラ、イイカゲーンーニー、セナーイカーン
わたちゅ、イライーラするですよ
飴村行の作品って本当に面白いの?
ぐちょぐちょな感じが好きなら
かなりシュールだからな
なんだ世界一の作家飴村のスレか
Yes
871 :
飴村:2010/07/04(日) 12:19:18
天使ちゃんマジ天使
現れたな
お前らつまらん
死ね
まともなスレじゃねーな
まともとは何かね、と主(飴)は仰られた
飴ちゃんスレとか・・・どうしてこうなった
真夜中の人肉列車を薦める
暇あり貧乏ワナビ乙
暇人はお前もだろ糞ワナビ
いいから初心者にもオススメの本あげろちんぽこ
ワナビンビンビン ワナビンビンビン
アホなこというてる暇あんなら飴村よみくされ!
飴ムンムンムン 飴ムンムンムン
882 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/07/05(月) 23:05:22
死ねクズ
つかホラーに初心者も上級者もないような気がするんだが。
普通に紹介スレでよくね?
いや全く。俺も同じことを書こうとしたよ
なんか偉そうだしなw
こんな糞スレでお薦め教える訳ねーだろw
いいから死ねよお前
どうせお前のオススメは粘膜〜だろうがフケ野郎
なんだとてめ!
河童ナメてっとしりこだま取られっぞてめ!
てめ!このやろてめ!
河童こええんだぞ河童!
緑くてヌルヌルなんだぞてめ!こら、てめ!
キューリ喰ってて何が悪いっ!
889 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/07/07(水) 00:33:13
モイキィー
お前ら、ホラー初心者つーか、人として初心者だよな
うまくねーんだよカス
ププッ
お前ら、どうせ角川ホラー文庫くらいしか知らないんだろ?
フランス書院も知ってるお
飴村行……大好きだお
モモたんたんたん モモたんたんたん
フランス書院から出てるお薦めホラーを教えてくれ
膣たんの冒険
でも逆に飴村よりも優れた作家って逆にいなくね?逆に
逆に考えるとさ、逆に平成最高の作家という考え方も逆にされるようになるよな、逆にさ
確かに。逆に言うと平成最高の糞だもんな
逆にね、逆にいうとな
つまらん、死ね
『平成最高の糞』に嫉妬する糞ワナビ乙
↑平成最高の糞スレで粘着する平成最高の基地外
と、踊り出す真性乙
>>901 糞ワナビってお前のことじゃん
俺はお前みたいに才能もないくせに作家目指す馬鹿じゃねーよ
悔しかったら、飴村より面白い本書いてみろって
2chで鬱憤吐き散らすだけの無能で羞恥心の欠片もないクズめ
悔しかったら、飴村より面白い本書いてみろって
悔しかったら、飴村より面白い本書いてみろって
悔しかったら、飴村より面白い本書いてみろって
悔しかったら、飴村より面白い本書いてみろって
悔しかったら、飴村より面白い本書いてみろって
悔しかったら、飴村より面白い本書いてみろって
悔しかったら、飴村より面白い本書いてみろって
悔しかったら、飴村より面白い本書いてみろって
悔しかったら、飴村より面白い本書いてみろって
悔しかったら、飴村より面白い本書いてみろって
悔しかったら、飴村より面白い本書いてみろって
悔しかったら、飴村より面白い本書いてみろって
悔しかったら、飴村より面白い本書いてみろって
悔しかったら、飴村より面白い本書いてみろって
悔しかったら、飴村より面白い本書いてみろって
悔しかったら、飴村より面白い本書いてみろって
出来ないなら、黙ってろカス
十字軍が来た。
金無し能無しワナビ乙ぅ
飴村の才能が羨ましかった……
つまりはそういう事なのですね?
心中お察しします(´・ω・`)
梅子おおおおおおおおおおお!
>>907 基地外の思い込みって恐ろしいな
ある意味、どんなホラーよりも怖いわw
飴村が才能あるんじゃなく、ここの糞ワナビが才能ないだけ
飴村はこの先何作か世に出していずれは才能涸れるだろうが、糞ワナビは最初から才能ないじゃん
産まれてきたこと自体が間違ってる
おいおい、こんなんで1000いくのかよw
ヘモやんやんやん ヘモやんやんやん へるぷみー
飴村は自他とも認める世界一の作家になる
間違いない!
ワナビ「ノーマネー」
図書館と古本屋が友達さァ〜
のってきたぞのってきたぞっ
飴膣
チンポコモン
ジョン・ソールのブラックストーンクロニクル
なかなかいいぜ
学校の怪談シリーズ、冷たい校舎の時は止まる、恩田陸作品以外で
学園ホラーのおすすめはありませんか
>>920 まあ「自分だけが分かっている」妄想がここまで強くなっちゃうともう駄目だろうね