「ウーン、夢からどのように現実が形づくられるでありましょうや」
「名無しの意志が堅く、永遠の戦士を求める気持ちが切であるとき、それまでは未訳と思われた
ものを翻訳せしめることができるのじゃ」
前スレ マイケル・ムアコック〜6ンドラの大会戦〜
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1150149668/ <白子の物語>
夢盗人の娘
マイクル・ムアコック/井辻朱美 訳
ハヤカワSF文庫/987円
【11月10日発売】〈永遠の戦士 エルリック5〉
【フォン・ベック】
ナチズムが父祖の地をのみこむなか、ベックの地の最期の伯爵たる白子のウルリック・フォン
・ベックは漆黒の大剣Ravenbrandがアドルフ・ヒトラー総統の手に落ちることを防ぐべく
戦う・・・
【エルリック】
人ならざる軍勢がタネローンを包囲するなか、メルニボネの最期の魔術王たる白子のエルリック
は漆黒の大剣ストームブリンガーが堕ちし公子ゲイナーの手に落ちることを防ぐべく戦う・・・
【伝説は崩壊する】
公式サイト Moorcock's Miscellany
ttp://www.multiverse.org/ 過去ログ、関連リンクは>>2-
>>5あたりを参照。
2 :
Preliminary Data:2006/10/22(日) 04:30:57
3 :
Moonbeam Roads:2006/10/22(日) 04:33:19
4 :
「夢盗人の娘」年表:2006/10/22(日) 04:34:51
1933年国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス党)党首ヒトラー、ドイツ首相に。
1934年ヒンデンブルグ首相の死去を受けヒトラー、総統に。
1934年フォン・ベック伯爵、いとこにしてナチス党員であるWaldenstein公子ゲイナーの訪問を受ける。
1935年ドイツ、再軍備宣言。
1938年オーストリア併合。
1939年チェコ占領。
1939年9月1日ドイツ、隣国ポーランドに侵攻。第2次世界大戦勃発。
1939年12月18日 マイケル・ジョン・ムアコック誕生。
1940年5月28日ベルギー降伏。 6月22日フランス降伏。
1940年7月10日〜10月31日 バトル・オブ・ブリテン。
1941年ジョン・デイカー誕生(空襲のさなかでの生誕との描写から1〜5月までの産まれと推測される)
1945年4月ソ連軍ベルリン侵攻、ヒトラー自殺。5月ドイツ降伏。8月第2次世界大戦終結
>1乙
>>1乙
>>4「いとこにしてナチス」これってどの程度のネタバレ?
夜明けの剣とSFマガジンのエルリックガイド読んだぜ。
夜明けの剣には書き下ろしの中村融氏による解説付き。これは面白い。内容は
出版社によるバージョン違いとミレニアム版ホークムーンの「親愛なる読者よ」から
のムアコックの言葉の抜粋。
エルリックガイドは全部で地図入れて7ページ。
各巻のストーリー&主要人物紹介だが、「夢盗人の娘」のネタバレが思いっきり入ってる
ので注意。
SFマガジンに載ってた訳語。
Ravenbland レーヴンブランド
Gaynor von Minkt ゲイナー・フォン・ミンクト
Mu Ooria ムー・ウーリア
Oona ウーナ
とりあえずまともな訳語にはなってるようです。アリオッホ以外はw
>>8 3巻だけ他の巻より売り上げが大幅に上がったりして。
11月発売の奴から初邦訳分が収録されてるのでしょうか?
表紙がイヤなので初邦訳分だけ購入しようと思っているのですが。
表紙がイヤとか言うやつはコナンに謝れ
14 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/25(水) 21:58:47
>>11 これだけ買えば良いアルよ
5 夢盗人の娘(仮題)THE DREAMTHIEF'S DAUGHTER 2006年11月刊
6 スクレイリングの樹(仮題)THE SKRAYLING TREE 2007年1月刊
7 白き狼の息子(仮題)THE WHITE WOLF'S SON 2007年3月刊
来年の三月で全部出終わるのか。時間がたつのも早いもんだな・・・。
読みたいと思って古本屋回って集め始めたけどエルリックサーガが全く無い
コルムとエレコーゼのは全巻集めたのにエルリックだけ一巻があるのみ
>>16 おいおい、コルムとエレコーゼのほうが古本に並ぶのすくないぞ。
「夜明けの剣」はいつ読んでもドリアン旦那がフラーナに迫られるとこで笑う。
一晩中ホークムーンがあーだこーだ悩んでるときにフラーナとダヴェルクはお楽しみ中
・・・と。
>>17 コルムはブックオフの一冊百円コーナーにまとめて並んでた
エレコーゼもブックオフと小さな古本屋で手に入れた
その古本屋にかなり傷んでる創元推理文庫のルーンの杖秘録1〜4が並んでたからそれも買った
エルリックだけが見つからん。田舎だからか
ネットで探せば結構あるよ
俺なんてコルムの6巻とエレコーゼの3巻がいつまでたっても
見つからないというのにうらやましいやつめ。
エレコーゼって全二巻かと思ってたけど違うの?
>22
ホワイトウルフ版だと確かに「剣のなかの竜」はフォン・ベックの巻に入ってるけどさぁ。
厚さもふいんき(ryも前2冊とはかなり違うからなぁ>剣の〜
ウチの近くのブックオフにはなんかブラス城が揃ってたな
俺の中での剣の中の竜に出てくる大公バラリザーフは
昔NHKでやっていた名探偵ポワロのポワロ
ウルリッヒ→ウルリックに変えたという事は
アリオッホ→アリオクになるの?
>>26 アリオッホ→アリオクはないと思う
1巻のあとがきで訳者自ら「フォン・ベックはドイツ人だから・・・」と言い訳してる
>26
堕ちた天使のウルリッヒ・フォン・ベックは原書だと
Ulrichなんで語尾は「ヒ」になる。
新3部作のウルリック・フォン・ベックはUlricなので語尾は「ク」になる。
>>28 ということは、『剣のなかの竜』に出てきたウルリッ「ヒ」・フォン・ベックとの整合性は?
同一人物じゃないんだろうか。
『剣竜』での表記がどうなっているか知ってる人教えてくれ。
古代〜中世のゲルマン系の王様には「〜リック」という名前が多いんだけど、
時代が下るにつれて「〜リッヒ」に音便が変化したのかなぁと妄想してみたり。
>29
剣のなかの竜に出てきた反ナチ組織のウルリッヒ・フォン・ベックはUlrich Von Bek、つまり300
年前の先祖と同じ名前なのですよ。
32 :
29:2006/10/28(土) 22:43:48
いや、「同一人物なの?」ってのは、『剣竜』と『堕天使』の両ウルリッヒのことじゃなくて、
『剣竜』のウルリッヒと『夢盗人の娘』のウルリックのこと。
両方ともナチス政権時代の人物なのに、読みというか綴りが違うようだからさ。
それとも、例によって平行宇宙下のよく似た別人同士かも。
剣の中の竜はハッピーエンド過ぎてなあ
ブラス城の最終巻とかね >ハッピーエンド
やっぱりストブリみたいな終わり方じゃないとシックリこない
俺としては、エルリック以外はハッピーエンドとまではいかなくても不幸にならない程度の
終わりを迎えてもらいたいがなぁ
どのみちコルムにもハッピーな結末は待っていない
コルムの最後はあんまりだとおもった
「タネローンを求めて」以降は基本的に白ムアコックだろう。
ウーンもやっぱり白髪&赤眼なんだね。
しかし、何だか妙なポーズだな。
早く手にとって見てみたい。
>42
ウーンじゃなくてウ−ナ。
SFマガジンではちゃんと直ってた。
しかしウルリックって地味な髪型だな・・・エルリックと同じロンゲだと思ってたのに。
なんで創元社サイトの近刊案内に「杖の秘密」が載ってないんだ?
単なる更新遅れか?
秘密
あと3日ぐらいで早いとこでは出るのか「夢盗人の娘」
素朴な疑問
「ルーンの杖秘録」は「るーんのつえ ひろく」「るーんのじょうひろく」のどっち?
>>47 重要なアイテム名なんだから考えればわかるだろ?ゆとり教育世代かよ?
My Name is Ulric,Graf von Bek,and I am the last of my earthly line.
An unhealthy child,cursed with the family disease of albinism,
I was born and raised in Bek, Saxony, in the early years of the century.
I was trained to rule our province wisely and justly,to preserve the
status quo,in the best traditions of the Lutheran Church.
わが名はウルリック、フォンベック伯爵にして地上における最後の血統に連なりし者。
今世紀の初めに、白子症なる一族伝来の病に呪われた不健康な子供としてサクソニー州のベックに産まれ育った。
わたしはルーテル教会における最上の伝統という現状を維持すべく、公明にして賢明に我等の領地を治めることを
教えこまれた。
>>48 まだ中身を読んでないかもしれないだろ!
せめてスペースなり中黒なり入れて欲しかったな…
>>50 「杖秘録」って言葉自体ないだろ。
スペースや中黒なしでも普通は分かる。
それより
>>49は『夢盗人』のオープニング?
あと少しで発売なんだから内容に触れるのは控えてほすい。
(違ったらごめん)
「ルーンの杖・秘録」でも「ルーンの杖 秘録」でも何か響きがおかしいな…
かといって「ルーンの杖のひみつ」では学習漫画みたいだし。
>>53ひみつのストームブリンガーちゃん
というのが何故か頭をよぎった
ちょっと忘却界に行って来る
ルーンのジョー
あのボクサーの親戚ですか?
あの映画スターの関係ですか?
「夢盗人の娘」、神保町にて購入。
今読んでるけどKrosterheimがクロシュテルハイムじゃなくて「クロスターハイム」
になってるのは「堕ちた天使」を先に読んでる身としては違和感があるなぁ。
訳者あとがきはフォンベックの他の未訳作品のことも第2エーテルのことも触れられて
いないので結構物足りないなぁ。
あとがきのほかに中村たんによる解説も付ければいいのに。
母音の後のsはシュじゃなくスの方が正確なんじゃないかな。
『堕ちた天使』も『夢盗人の娘』も両方とも未読なため
想像でモノ言ってすまんが、
時代が下るにつれ発音が楽な方に変化したのかも。
ヴィルヘルム・マイステル⇒マイスターみたいな感じ?
エルリックってもうこれから登場する事は無いんですか?
単に訳者の差ですね。墜ちた天使は小尾芙佐
墜ちた天使はキシオムバーグがジオンベルグと訳されてるし
ルーンの杖★秘録でいいよ
★はやめてくれ
振り仮名ふっときゃいいだろ
リア工時代、『ルーンの杖秘録』を何故か
「ルーンの『秘杖』録」と勘違いし、
後日書店で
「『るーんのひじょうろく』下さい」
と発言して担当店員を大いに戸惑わせたのは俺一人でいい
64 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/08(水) 15:05:48
>>60 キシオムバーグ自体がとってつけの読みだしな。Xが子音の読みはたいていザ行だから。
女将軍伝と書くと「おかみぐんでん」と読む書店員が大勢いるんだ。>63、お前は負けてない。
まだ買えてないんで、仕方なくハヤカワのページを眺めているが、
ウーナたんはいったいどういう服を着ているんだろうか。
しかし、いくら正しくても
「ジオンベルグ」
では
ニュータイプとエスパーを同時に敵に回したような気がするが・・・
クロスターハイムの外見はまんま「アギーレ・神の怒り」のクラウス・キンスキー
ですな。
ゲイナー、絹パンツを御愛用なのかそうか・・・笑ったけど。
ズィーオンベルグと読めばよい。
Ulric が Ulrich だったら、井辻タンはウルリッヒと訳しただろうか?
アレ(今回の事件)がゲイナーの犯した罪なんかな?
なんでチャンピオンでもないのに多元宇宙のあちこちにいるのか、ってのと
どーして“上方世界の神々”にこき使われる運命なのか、ってのには納得いったけど
「夢盗人の娘」を購入しました。
これこれ。俺はこ〜ゆ〜のが読みたくって、もう持っている話を何冊も買い直していたんだ。
「夢盗人の娘」読了
薔薇以来だから10年ぶりぐらいの新作になるわけか?
いやー感慨深いね
序盤の現代編がちょっと読みにくかったかな
中盤エルリックが出てきてからはいつもの雰囲気でサクサク読めた
終盤の次々と場所や次元が移り変わるクライマックスは圧巻
ゲイナーカワイソス(´・ω・)
「真珠の砦」ほどじゃないが
エピローグのオチには思わずマジかー?、ってなったので
先に読まないほうが良いかもー
娘だって分かった時のエルリックの態度が良かったなぁ
父と娘ご対面か。読み進む楽しみが増えたよ。
仮にも永遠の戦士なのにカバー裏の登場人物に名前書かれないバスタブル大尉
がいとあはれ・・・ウーナにも「あの人ならなんとかなるでしょう」とか言われてるし。
>>76 あそこでのバスタブルは介添人の役割なんじゃない?
>>76 「バスタブル」って名前、個人的には何か耳に不利なんだよな。
出演作の邦訳はまだなかったよね? だもんでyahooで検索してみたら
「バスタブではありませんか」「バスタオルではありませんか」などと聞かれる始末。
実在する苗字らしいが。
今「第二の書」に入ったところ。
未訳分なので十数年ぶりにエルリック買ったけど…読みにくっ!!
こんな読みにくかったかな…
>56
訳者はフォン・ベックも第2エーテルも読んでないから、触れようがないのだよ。
『剣のなかの竜』を訳したとき、『堕ちた天使』のことを知らなかった人だから。
たぶん中村氏は解説に起用されない。
担当編集者(新版エルリック第2巻の解説を書いたH・K)というのがケツの穴の小さい男で、
創元とか河出で活躍している中村氏を早川の敵だと思っているから。
SF業界は狭いのう
>>79 旧版から訳はかなりの悪文だったが…何を今更。
キシオムバーグたんvsミッゲアたん
一巻から十分読みにくかったお
自分の場合、旧版の一巻はわりあい読みやすかったけど、
二巻以降は読んでもなかなか頭に入ってこなかった。
「グローリアーナ」を見た後なら、どんな訳でも読めるよ。
ああ・・・この苦しみ。
なんか、原文読まなくても、訳間違えてんじゃね、ここ?って箇所がちらほらあるな。
あれだけ酷い訳で、これだけ面白いって凄いと思うんだ。
翻訳家が浅羽莢子か岡部宏之だったらなぁと想像してみたりすもしました。
>78
> 出演作の邦訳はまだなかったよね?
半分正解。半分はずれ。
というのもオズワルド・バスタブルというキャラ自体がイーディス・ネズビット
(1858-1924)というイギリス作家の産み出したキャラをムアコックが借用したものだから。
「宝さがしの子供たち」「よいこ連盟」
ムアコックの幼少期の愛読書だったらしい。
オズワルドは6人兄弟の長男で、後に軍人になってインド方面に配属されて・・・
ここから先はバスタブル3部作にくわしい。
ちなみにネズビットは昔やってた「おねがいサミヤドン」ってアニメの原作者でもある。
92 :
78:2006/11/11(土) 15:55:27
>>91 それは知らなかった>キャラ借用
検索中に何回か引っかかったけど、偶然の一致だとばかり…
「宝さがしの子供たち」「よいこ連盟」
とりあえず図書館で探してみます。ありがとう。
ゲイナークン……、すごいヘタレだなw
>93
2巻以降ではゲイナ−クンもパワーアップしてスゲイナーになるよ!
>スゲイナー
おお、それは朗報だw 来年の1月まで楽しみに待とう
ところで創元は12月に「秘録」最終巻を出さないつもりか!?
カバー変えるのにいつまで手間取ってるんだよ
出荷まで発表しないでサプライズじゃないの?
スーパーなゲイナーなのか滑りまくるゲイナーなのか
そこが問題だ
98 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/11(土) 20:36:39
ゲイナーとメリアダスって何となく似てる希ガス
>>98 〈戦士〉が同一人物の別側面であるように、〈悪漢〉も同一人物の別側面なのです。
設定上は芸無ー君が起源のようですが。
>>97 >>滑りまくるゲイナー
キングゲイナーのOP思い出したじゃねーかw
ゲイナ−公子の限りなきチャレンジ魂
S S ゲイナー
スーパー滑りまくるゲイナー
>100
それだけは考えないようにしていたのに!
何て事を書いたのだ、おお>100よ汝罪深き者なり!
P14ではコ−ネリアス師と訳されてた神父さんがP444ではコルネリウス師になってるのは
一体・・・
>>104 それは、「ブラス伯爵」でヤーミラだった娘の名前が「タネローンを求めて」でヤルミラになる
ようなものだよ。
>>104ミドルマーチとミッテルメルヒの混在も気になったな
>>106 それは原書から混在させてるでしょ。スペルが違う。
middle / Mittel
キングゲイナーのせいでゲイナー公子の名前をみるたびに何故か笑ってしまう。くそ、トミノめ!!
キングゲイナーは知らんが、
ゲイナーは確かにコルムの頃が一番かっこよかった。
最近は・・・(つД`)
エルリック「このドイツ野郎〜オレの可愛い娘に色目使いやがって!」
って本当にウルリックが生け贄にされたら面白かったのに。
>105
ヤルミラで思い出したが、マンフレッド・フォン・ベックもホ−クム−ン息子の
マンフレートも両方ともManfredなのかね?
なんでマンフレートじゃなくてマンフレッドなんだろう?
>>109 最近はちゅーか、コルムの頃が後期型なんじゃないの?
スタートがヘタレで、失敗を繰り返しているうちにマトモになってきたと。
いろんな世界でオモチャにされるうちに
飯を食わなくても良くなったり仮面がはずせなくなったりと色々あったんだろなぁ
関係ないけど本屋でコナンの新装版を昨日始めて見た
・・・・こりゃあ話題になるわけだなぁ
少なくともエルリックがあんなんでなくて良かった
>>111 「ドイツ語読み」というのはいいわけでしかなく、単に「アリオッホ」と読みたかっただけなんだろう。
最初に誰が訳したかは知らないが、この訳に思い入れがあるのだろう。
>>114 この肉体を相変わらず使い続けているのかもしれない。
だからあの蛆のわいた肉体に成り果てているとか。
>>116 『白銀の聖域』の場合、ジョゼフ・コンラッドへのオマージュなので、
Konrad Arflane はドイツ風にコンラートとせずコンラッドと訳したと言ってたな中村たん。
井辻も「鏡明の思い出のため」とだけ言っておけば、
あとあとほころびが出なくてもすんだのに>ドイツ風読み
>>115 エルリックがあんなに横幅広かったら(大泣)
ちょっとねたばれっぽくなるけど
以前のシリーズでは、エルリックが《混沌》に仕えると誓いながら、最終的には混沌の諸侯を
追放するというような、エルリックはパラドックスを含んだ人物として構成されていたけど、
最近の話では、エルリックは完全に《混沌》として行動して、腐敗した《法》と戦うといった
構造になってきてるんだよね。
ウルリックに果断即決と評されるのも昔のエルリックでは考えられないし、ヒロインが最大の
ピンチに陥ったときにさっそうと現れて、というのも「キャラ変わったよね?」
ロブコヴィッツ公の名前見ると「ギャラソ−ムの戦士」でカティンカ・ファン・ベック
と決闘やって死んだ人をどうしても思い出す。
ファン・ベック=フォン・ベックだとするとなんか皮肉なものを感じるね〜
結局、「剣のなかの竜」のウルリッヒと「夢盗人の娘」のウルリックの関係は
なんなんだろう?
ジョジョ第一部のジョナサンとSBRのジョニィみたいな世界が違う同一人物
みたいな???
堕ちた天使→TheCityintheAutumnStars→「剣のなかの竜」
\「夢盗人の娘」
っていう風にルートが変わるとか?
>>121 フォン・ベック von Beck
ファン・ベック van Bak
本来はファン・バックなのだろう。〈悲劇の千年紀〉を経て、ベック領もスペルが変わったということ。
ちなみにロブコヴィッツ公は、彼のご先祖の著書を発見した人物として記されている(『堕ちた天使』の前書きで)。
>>122 『剣の中の竜』でサイクルはいったん終わってますから。
以前の作品は、〈戦士〉の基本は『救われないジョン・デイカー』で、
以降の作品は、『救われたジョン・デイカー』が基本形なのでそ。
>>120 作中でも触れていたけど、〈法〉=善、〈混沌〉=悪的なイメージを払拭したかったんじゃないかな。
>>111 あと、井辻タンは自分で全部訳してないんだろうな。
もうそろそろ、弟子に仕事させる年でしょ?
それで校正をちゃんとやっていなかったと。
ボライソーとかホーンブロワーを訳している/た、高橋温帯みたいにさ。
途中から読点がウザく感じました。
ちょっと区切りすぎじゃないかと。
ムアコックはイギリス人だけど、大英帝国の貴族制度が<混沌>や<法>の諸侯の造形に影響を与えたんだろうか?
イギリスの富は大部分が貴族に集まってるとも聞くし。
最悪の「法」よりは最悪の「混沌」の方がマシってのはなるほどなーとオモタ
エルリックの為に料理を作っていたウーナに萌えた!
全盛期の天野氏にウーナを描いてもらいたかった!
あぁ!
母親のウーンは
「タネローンを求めて」の賢者の集いに混ざってもおかしくないほど
普段は超然とした態度を崩さなかったが
それに比べるとなんかウーナはどんくさいのがいいねぇ
ドジッ娘?ドジッ娘なの?
ルドルフ・ヘスが妙に印象に残る。
「堕ちた天使」ようやく図書館で見つけた。
読むのが楽しみです。
「暗黒の廻廊」もどこかに落ちてないだろか?
リアル厨房の頃なら地元にあったのに・・・
行こうよ☆国会図書館
ウルたんもウナたんも、エルリックに比べ人間属性が強いから
オレは今回の表紙絵で十分満足。
前巻「ストームブリンガー」のラストって何だったの?未来の出来事?
起こりうる可能性の一つ?
しかしムアコック氏は確かに上手くなったな、
一人称を使う事による、
エルリックとウルリックの合体とか、
視点切り替え、心理描写とか読み応えがあった。
ついでに物語を破綻させない為の言い訳
(新作における、過去の完結した物語と相容れない事象は
エルリックの物忘れのせいにしてしまう)も見事だね、
エルリックが悪夢に魘される理由にもなってるし。
後口2作も楽しみになってきたよ。
「夢盗人の娘」読んだ。
フルチンバトルは戦士の宿命なんでしょーか。
振り回してるものが大剣だからねぇ。
やっぱり自前のものも、振り回さないとさ、アレじゃない?
エレコーゼとコルムのフルチンはバトルだったか?
イリアンは?
また安永航一郎風な流れに・・・
言うな
しかしゲイナーは”薔薇〜”の吸血剣だの今回の吸出しコピー剣だの
よくもまあストームブリンガーを圧倒するような剣をほいほい見つけてこれるもんだ
>>143 同じ剣なんじゃないの?
それにしてもあのシーンは”またこのパターンか”と思ったら仮面の下がゲイナーじゃなくて驚いた。
ゲイナークンは装備をみると、主人公サイドより優れているのに
なんでいつもこんなに大敗しちゃうんだろう?
負けるのは分かっているけど、せめて惜敗ぐらいに持ち込めないのだろうか?
ゲイナーだからとしかいいようがない
まあ主人公は天秤の加護と黒の剣の呪いに守護されてるんだから
多元宇宙で最強と言われる存在を二つ同時に相手して
あそこまで持っていけるゲイナー君はむしろ良くがんばってると言うべきだろう
>>145 つーか天秤に罰ゲームやらされてるんだから勝つわけないんじゃないかと。
その上毎回ゲイナーに今回は勝てると確信させる材料を与えることは忘れない
天秤の中の人はタチが悪すぎる
>>148 それでもめげないゲイナーって
ある意味かなりの偉丈夫と言えるんじゃね?
>>149 めゲイナーい
…ごめん。
多分、主人公と同じで記憶喪失になるからだよ。
ドロンジョみたいなものか
>>150 いや、確かゲイナーって自分が死ねないことを知ってなかったか?
記憶喪失じゃなくて、究極の自暴自棄かも。
コルムへのリベンジ戦は、ある意味勝ったんじゃないか?
あれはなんか、その場に居ただけって感じが…
「夢盗人の娘」はせっかく第2次大戦の時代なんだから小林源文に表紙描いてほしかったよ。
ウルリック「わたしのレ−ヴンブランドをなめろ!」
oonaghが「ウーナッハ」なのはちょっと、その、本当にいいのか井辻タン・・・
なんかシューマッハみたいな。
そいやあれってダグダーはゲイナーとコルムをどこに連れてくつもりだったんだろな
やっぱタネローンかな
158 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/16(木) 23:32:09
この流れを見てると、自分の中ではかなり悪漢だったゲイナーが何だかちょっとだけ健気に見えてきた。
>>120 しかしどんなに颯爽と華麗に現れても、未知の兵器である拳銃にあっさり撃たれるエルリックに苦笑。
あれでクロスターハイムに銃殺されてたらホントに話にならない。
ageてしまった。スマン………
許さん。
ゲイナー君の人気に嫉妬(#゚Д゚)
>>158 撃たれ方がとても情けなかったよなw
主人公がよく背後から殴られて昏倒する作品らしいといえばらしいけど
その前のページで機銃掃射避けてるのに…
クロスターハイムといえば「堕ちた天使」でアリオッチと契約結んでるんだけど
アリオッチは覚えているんだろうか?
「墜ちた天使」を読んでる人って多いね。
これまでずーっと探してるけど現物を見たことないんだが。
165 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/17(金) 11:56:48
>>158 銃弾避けれたら、それなんてラスト侍。
撃たれてギョッとするエリルックを想像して萌へた。
>>153 あの時のコルムの選択は、「ゲイナーには決して安楽を与えない」という〈天秤〉の介入だったりしたら怖いな。
167 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/17(金) 16:22:27
165
リル→ルリ
何に手間取ってんだかわけわからんの
そういや今回のエルリックの身なりの描写には
アクトリアス石の指輪の描写が無かったな。
ウルリックは目に留めなかったのかな?
ルビーの塊削り出しの玉座に座るメルニボネ皇帝ですら大切にする、
想像を絶する珍しい石なのに。
○○ッ○の○○○○ー・・・orz
172 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/18(土) 09:56:58
>170
エルリックは篭手を付けたままだったので、指が隠れていたとか。
近代人ウルリックには石の価値が見分けられなかった、というのもありそうですね。
オフ=ムーンはリトルグレイのような見かけだと想像。
>172
ロドニー・マシューズの描くメルニボネ人とかヴァドハ−みたいな容貌だと思われ>オフ=ムー人
関係ないがバスタブルが調達してきたデューゼンベルグって車はJ・コーネリアスの愛車でもあったな
と思い出した。
>>172 アクトリアス石の指輪は一見無価値な宝石に見えるとかいう描写があったきがする。
1週間くらい前、アマゾンで『暗黒の廻廊』が25,000円で出てたんだが、
さっき見に行ったら無くなってた。
さすがにすぐ手が出なかったけど
読んだことないんで、やはり買っておくべきだったかと少しばかり自問自答。
>>175 いや、いくら何でもその値段はないよ……。
読むだけなら図書館とかで探せばあるだろうし……。
>175
個人的には「堕ちた天使」は必読だが、「暗黒の廻廊」は読まなくても差しつかえは無い
出来だと思う。
特に他のシリーズとリンクがあるわけでないし、宇宙船の中でのパラノイヤな
状況が延々続くだけだし。
「火星の戦士」とか「白銀の聖域」レベルかな。
178 :
175:2006/11/18(土) 20:26:00
>>176-177 どうもありがとう。
ちなみに『この人を見よ』についてはどう思う?
自分では、「文庫だったから買ったけど、じゃなければほっといたかも」くらいの評価です。
>>178 独立の作品としては、まま面白いけど、サイクルとして考えると読まなくていい作品だね。
ていうかムアコックの最高傑作だろ>僕がキリストです
ジェレミア、コーネリアって名前が気になる、今日この頃
デューゼンベルグはデューセンバーグのことかな?アメリカ企業だよね?
メッサーシュミットの機銃掃射にはびくともしないメルニボネの竜もミサイル喰らったら
やばいだろうな。
問題はそんな状況は無さそうなことだ・・・
というか竜でなく乗ってる香具師を狙えばいいのか。
>>185 いや、ストームブリンガーがものともせずに弾頭を一刀両断
…って斬鉄剣かよ。
ついでにそのエネルギーでパワーアップしたエルリックにより相手方全滅。
ありえねぇ。ムー・ウーリアへ行ってくる。
>>185 それってどこの三国無双?
エルリックが味方にとまでは言わないから、せめて〈混沌〉の船団の召喚に成功していれば日本も第二次世界大戦で負けなかったのに。
戦艦大和の甲板に座すピアレー神…悪夢だな。
日本がメルニボネになるぞw
それ、案外いいかも>日本がメルニボネ
鏡獅子みたいなエルリックが
最後に角笛ならぬ法螺貝を吹いてジ・エンドw
どっちかといえばハワイのにメルニボネ人の祖先が移住して
原住民のマブデンを制圧、東の大陸の法の大国アメリカや
メルニボネ人の猿真似の黄色い猿のジャ・パン・タンと戦ってくれた方が
面白いな。
宣伝じゃないけど堕ちた天使がamazonででてるよ
うわ、俺が買ったのより安いじゃないか orz
でもコンディションを考えればトントンかも・・・
>>190 そもそも
メルニボネ=イギリス
パン・タン=日本
じゃなかった?
神政官は天皇でメルニボネ皇帝は大英帝国国王か。
最終的にエリザベス女王VS今上天皇がガチで果し合いですか?
SFマガジンとかに掲載されたムアコックの短編とかで、これは読んどけってのある?
今ストームブリンガーを読み終わって余韻に浸ろうとしたら、解説読んでブチ切れた漏れが来ましたよ。
どのストームブリンガーを読み終えたんだ?
>>196 最近の早川の解説は読まないほうが幸せになれる。
新版だとひかわさんだったか。
旧版の井辻タソのもずいぶんだった希ガス。
腐女子スタイルだったよね。
腐女子とゆーかまあ、ちょっとスレ違いになるけどC・L・ムーアの『大宇宙の魔女』、
あれの野田大元帥の解説もすごかったからなぁ…
もちろん、続編『異次元の女王』での仁賀のお返し解説にも腹抱えたよw
「あ〜ん、スト様が死んだ〜」なノリだったなぁ>旧版の解説
まぁイッツジーの年齢を考えるとね…
解説といえば新版ルーンの杖4巻の深町さんの解説は依然として「タネローンをたずねて」のままか?
深町版ブラス城だと「ブラス伯爵之巻」「ギャラソームの戦士之巻」「タネローン
をたずねて之巻」になるのかな?
変な解説といえば
「野獣の都」→鏡明はムアコックに狂ってます。
「永遠のチャンピオン」→ムアコックが出ないのは俺(鏡明)のせいだ〜
「黒曜石のなかの不死鳥」→いきなりコ−ネリアスの話もちだされても未訳なんで訳解らないよ、黒丸さん。
「剣のなかの竜」→ムアコック犬になりたいウ−わんわん。
「ギャラソ−ムの戦士」→「ダヴェルクはあたしのものよ」(わたしは違う)
てかブラス城シリーズの方も復刊するのかねぇ
もちろんしてくれた方が良いんだが
ウーナちゃんは、ウルリックに見初められるように
しむけてるけど、実は超過激なアタックですよね。
ヤバイ。
新刊読んでないのにスレを覗くと言う過ちを犯してしまった…
さよなら〜さよなら〜さよなら〜
>>207 遺伝だよ。
両親ともにそういうの得意技だもんね。
『堕ちた天使』読了。
クロスターハイムってものすご年季の入った敵役だったんだな。
>>163 そういえば彼も「アリオッチ!」って叫んでたっけ。ドイツ人なのにw
ウルリック=エルリックだとするとあの結末は危ないんじゃないだろうか。生まれ変わり
だからOK?
>212
魂の問題は置いておくとしても、血縁的に『ウルリックの遠い祖先』の姉だか、妹なんだよね。>ウーナ
まあ問題がある程、血縁が近いとは思えないしね。
下手すれば、ゲイナーの方がウルリックに血縁的に近いかもね。
>>213 ウーナはウルリックの遠い祖先の姉妹なのか。単に血縁なら問題にしないけど、
ウルリックはエレコーゼほどじゃないにせよエルリックの生まれ変わりらしいから、
あの結末を見たときは?!だったし。
まぁ、さすがに子供は養子らしいが。
でもメルニボネの血統が途絶えるのは残念な気もする。
最終作まで読まなきゃわからんよ。
>>211 クロスターハイムは当時は単なる堕落した修道騎士だったようだが、あの後にイ(イ)ルクーン同様デーモンになったんだろうな。
息子ってどんな性格なんだろなぁ
今から楽しみだ
息子が行方不明と知った時のエルリックがみょーに人間臭かった
219 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/26(日) 02:06:33
あんなメルニボネ人にあるまじき行いをしちゃだめだよ。
実は息子は我々がよく知るあの人になるというオチらしい。
剣のなかの竜は完全にパラレルワールド?
>>221 それを言うなら、むしろ『夢盗人の娘』の方がパラレルじゃないかなあ。
ベック一族に白子の伝統があるなんて、『堕ちた天使』にも『剣のなかの竜』にも出てこないもの。
むしろムアコックの作品が
すべてパラレルワールドってっことでいいんじゃないのか
「夢見る都」のエルリックと「薔薇の復讐」のエルリックは
別人かもしれん。
いま薔薇の復讐と打ち込もうと思ったら馬鹿の復習ってなった。
どっちも虚しいくらいにしつこいよね。
>>221 「剣のなかの竜」はジョン・デイカーが癒される前の作品。
「夢盗人の娘」はジョン・デイカーが癒された後の作品。
ムアコック内でのサイクルが一巡したと思われる。
1987年を境に世界が一変したと捉える方が自然。
ウルリッヒが、死んだはずのウルリックの兄いという可能性は?
時期的に考えるなら、フォン・ベックの養子の1人だろう。
二次大戦における戦災孤児とかで。
エルリックはゲイナーといつ出会ったのか?
ウーナがゲイナーの野望を知ったのはいつか?
とか、まだよくわからん。
>>228 「剣」のウルリッヒ・フォン・ベックは1939年にヒトラー暗殺を企ててミドルマーチに赴いている。
カティンカは養子の子孫ではなく、別系統またはパラレル子孫なのかな
カティンカはフォン・ベックでなくてファン・ベック、
綴りも van Bak。
名前が似てるだけでまったくの他人じゃない?
むしろなぜ井辻が Bak をベックと訳したかが不可解。
「夢盗人の娘」のエルリックって、1〜4巻のどの辺りなんだろか?
ザロジニアと出会う前だろうとしか解らん。
おれももう少し読み込んでみる。
>>233-234 情けないことにうろ覚えだが、その時にはもうサイモリルは死んでた気がするから少なくとも1巻ではないよな。
2巻の「神々の笑うとき」以降4巻の「闇の三王」直前までか。
個人的にはタネローンでうだうだしていた頃に一票。
タネローンでのニート生活期って凄く便利な時期だな、よく考えてみると。
薔薇と出会っていない時期か、出会った後の時期か、それが問題だ。
>237
出会った後じゃないか?
そう言う会話があったと思うが。
ルーンの杖とエルリックを平行して読み進めると、ホークムーンの読みやすさが
際だつね。
ルーンの杖とエルリックを平行して読み進めると、ホークムーンの真面目でおちゃめ元気っ子ぶりがじわっと効くな。
「ブラス城年代記」は「ルーンの杖秘録」4冊読破した人には
「ええっ!?」という展開でイイです。ページが薄いから、
新装版は3作合本かもね。
新装版「ギャラソ−ムの戦士」の表紙絵はイリアンたんにしてほしいの〜。
243 :
233:2006/11/29(水) 00:07:15
>>234 >>235 >>237 >>238 「薔薇の復讐」のどこかってことですかね。
エルリックもゲイナーとは戦っている最中みたいだし。
ま、「薔薇の復讐」のエルリックとは別のエルリックだよ、とかって言われたら嫌だな。
いちいち気にしないってのが一番かな?
読み返すか。
>>241 ルーンの杖秘録読んだなら「そうか、俺は治るんだな!」って一文の為だけでも読む価値はある<ブラス城
>>232 あなたの説を取り入れるなら、ロンドラはロンドンの未来ではないし、ブルガールはブルガリアの未来ではなくなるが。
ウクライニア(ウクラニア)とかムスコヴィア(モスクワ)とか千年後の世界なんだから名前くらい変わるよね。
もっと感受性を鋭くしようよ。
>>244 全編通じるこの能天気さと、たまに見せるシリアスさのギャップが何とも
いえないキャラですな。
>>245 確かに名前が変わった可能性もあるが、だからと言ってBakイコールBekすなわちベックであるとも言い切れないだろ。
何で井辻はBakをベックと読んだのか、理由が知りたいだけだよ。
その論法ならUlricをウルリッヒを表記したっていいことにならん?
まあ、読みが変わったんなら綴りは一切当てにならないわけだし、好きに訳せばいいわけだが。
248 :
247:2006/11/29(水) 23:08:50
×ウルリッヒを表記 ⇒ ○ウルリッヒと表記
このスレの過去スレで、新版を出すに当たって、類推しやすいようにとかアナグラムに
なるようにとか、登場人物の名前をムアコックがわざわざ変えたという話を見た。
>>247が問題にしてるのは、複数の世界とかムアコックがどうこうではなく、
「van Bak」というオランダ風の姓を日本語訳する際に、どうして
素直に音をとって「ファン バック」とせずに「ファン ベック」にしたのか、という
ことじゃあないのか?
「Bak」ならドイツ語でもオランダ語でも「ベック」にならんし。
実はドイツ語のaウムラウトだったなんてことはないだろうし、
別の作品であったが、作者に会って発音を聞いたら「バ」より「べ」だった
なんてこともないだろうし、不思議だな。
ワールドコンのプログレスレポート読んだけど、ムアコックって「この人を見よ」の
表紙絵が天野だと思っているのか?
それ以前に、>232の時点で提示されている。フォン・ベックと van Bakは、別の一族ではないか?という疑問についてはどうなる
>245の言うとおり、形が微妙に変化した可能性があるという事で、同一の一族と仮定しても良いのか?
>>251 井辻さんの字が悪筆であったため、校正した人が『バック』を『ベック』と取り違えたという説(『ひでぶ』に関する俗説参照)
>>253 > それ以前に、>232の時点で提示されている。フォン・ベックと van Bakは、別の一族ではないか?という疑問についてはどうなる
Katinka van BakとUlric, Graf von Beckは別の一族かどうかと言われたら、
そんなのはロンドンとロンドラみたいなもんだろとしか言えんわな。
それ以前にどうしてイッツジーはvan Bakをファン ベックと(ry
Bak…Bak…バック…ベッ
|
\ __ /
_ (m) _ピコーン
|ミ|
/ `´ \
('A`)
ノヽノヽ←itsG
くく
イッツジー首!首!
カティンカをフォン・ベック一族に加えたくないというならそれでもいいじゃん。
ムアコック・ワールドにおいてはフォン・ベックの原点だというのにひどい扱いをされたもんだ。
>>259 カティンカがフォン・ベックの原点だという出典はどこですか
だから新版を出すに当たって変えたんでしょ
429 名前:ジャーリィ・アコォナル[自分でつけたから使おう] 投稿日:01/12/22 03:02
>>427 系統立ててというより、旧来の諸作品を加筆修正して再発行という感じです。
こじ付け的なところも多分にあり、いくつかの作品の主人公は、初出時には
異なる名前であったにも関わらず、「フォン・ベック」を名乗らされています。
ちょっとやりすぎな感じがありますね。
SFマガジンで翻訳された短編の主人公も、変えられてます。
476 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[] 投稿日:02/01/15 20:22
カティンカ・ファン・ベックもフォン・ベック一族なの?
477 名前:ジャーリィ・アコォナル[自分でつけたから使おう] 投稿日:02/01/15 23:34
>>476 Katinka van Bak も当然そうです。
悲劇の千年紀の後の世界では、Bekの名は変化し、Bakとなったのでしょう。
もともと、アナグラムだらけの地名を使った作品ですから、シノンの表記が
変われば、キャラ名も変わりますね。
>>260 「ギャラソームの戦士」は1973だが、それ以前にはフォン・ベックを名乗るキャラクターはいなかった。
「堕ちた天使」は1981年だしな。
265 :
260:2006/12/01(金) 13:51:59
>>261-264 丁寧な解説ありがとうございました
ムアコック自身の認定があるなら間違いないですね
ただ、自分と同じように、文庫化されたシリーズしか読んでない人には
理解しにくいのも確かです
次の6巻の解説あたりで誰か言及してくれるといいけど
邦訳された情報だけですべてを語ろうとしてはいかんという教訓やね。
邦訳版はムアコックの著作の中でも半数にも行ってないのだから、
原書やネットで情報を集めていない人は、「まだなにかがある」と思っていた方が謙虚で良いやね。
アリオッホだけはいまだに…
>>262 カティンカが後付でフォン・ベックになったかのようなミスリードに感動した。
スレが50番も進んでいるのなw
乞食がタネローンを攻める話+真珠の砦+ナチスネタ+ゲイナー(永遠のイイルクーン)
=夢盗人の娘?
解説の不親切さが…でも買うけど
>>272 後の人物はシェネガール・トロットかと思ってしまいました。
>>272 紹介乙。
今回はずいぶん早めに発表されたね。
後の人物はジェハミア・コーナーリアス?
不健康そうなことこの上ない
なんというエルリック・・・
ドラゴンを見ただけで見捨てられてしまった
この船は間違いなく沈む
/ ̄\
| ^o^ |
\_/
メルニボネの皇子
白き狼の歌
真珠の砦
この世の彼方の海
Elric at the End of Time
夢見る都
神々の笑うとき
歌う城砦
暁の女王マイシェラ
薔薇の復讐
魂の盗人
闇の三王
The Last Enchantment
忘れられた夢の隊商
タネローンを救うために
ストームブリンガー
年代順だとこれでおk?
>277
オーベック伯の夢
Making Of A Sorcerer(コミック)
メルニボネの皇子
白き狼の歌
真珠の砦
この世の彼方の海
Elric at the End of Time
夢見る都
神々の笑うとき
歌う城砦
暁の女王マイシェラ
薔薇の復讐
魂の盗人
闇の三王
The Last Enchantment
忘れられた夢の隊商
タネローンを救うために
ストームブリンガー
Duke Elric(コミックMultiverse所収)
新3部作
かな?
時期不明 アメコミのコナン・ザ・バーバリアンにゲスト出演した話
「最後の魔術」ってのは?
人間は死ぬ間際にも青年でいられるし、生まれた瞬間に老人にもなれる。
それに、一人の人間にとってのたかだかの時間の流れは、
全体の時間の流れからしたら問題にはならない。
人間は知性を持った瞬間から苦悩しつづけてきた。
>279
エルリックがトルースの森うろついてるとテシュワンの信者スローグに助けを求められる。だが男には冷たいエルリックはスローグを見捨てて行ってしまう。頭に来たスローグはエルリックをテシュワンの領土にテレポートさせてしまう。
そこでエルリックはテシュワン神に合う。テシュワンは「我々混沌の神を満足させたら元の次元に戻してやる」と言う。そこでエルリックが生み出した最後の魔術の結果とは・・・という話
男には冷たいエルリックw
子供には優しいよ
新約版を通して読むぞと意気込んだが、
1巻で挫折して夢盗人の娘を読んでる。
真珠の砦が1巻収録でよかった。
俺は新訳を1巻から順に読んでるぞ。
エルリック読むのは20年ぶりくらいだ。(旧7,8巻は積読状態だった)
面白かったのは3巻冒頭のムアコックの序文
これ読むとじーさん元気だなというか、訳者みたいなアカデミズムの徒や、
したり顔して評論してるような連中を今でもとことん毛嫌いしてるのが
元祖NWの仕掛人というか、遅れてきたヒッピームーブメントの人らしくて
良かった。
以下チラ裏
20年前読んでて何が一番ムカついたと言うと、訳者あとがきw
やたら、「私が読んだ版とは文が微妙に違う」と書いていて、だったら、おめー
訳者であとがき書いてんだから、どこがどう違うか全部とは言わんから
一部くらい例を示して解説しろよアホと憤慨していたのを思い出した。
そのうち、読者情報でHAWKWINDについて書いたけど、間違いばっかり。
てめーがオペラしか聴かねえなんてのは読者には全く関係ない言い訳。
さらに図に乗って引越ししただの、友人があるキャラのファンだの私語りばかりやっていて
禿げしくウザかった。
いまじゃこんなのが大学教授やってんのね。世も末じゃ
腐女子臭は消えてるの?
>>286 それがGクオリティだからね……。
当時は今ほど腐女子もいなかったから、
捌け口がなくつい好き勝手やっちゃったってとこだろう。
朱美さんの後書きをみるにつけ、浅羽莢子は本当に良かったなと思ったりする。
多元世界と言う観念があるから、誰でもどこでも出演させられて便利だと思う。
しかし、ストームブリンガーはどこへ行ったのだろう。
ストームブリンガーはみんなの心の中にあるのよ。
深町さんも抑制が効いていて良かったとおもう。
3巻と4巻の刊行があいた点以外
みんな、まだ早川の後書きをよんでいるのかい?
結局、Gとかひかわはエルリックファンであってムアコックファンではない・・・って
ことか。
>>294 周囲は、ダヴェルクファンが多いと昔、言ってた気がする
要するにキャラ萌えなんだろうね。
Gさんって誰のことなんですか?
笑える解説で良いじゃない。
エルリックの台詞回しも、腐女子ならではという気がする。
安田だと固すぎるし、斉藤だと砕けすぎる。
後書きおよび解説の最低限の仕事をした上でやるんならまだしも、
それすらせずに、エルリック萌え萌え〜な駄文やいい加減な情報、
身辺雑記ばかりやってるからムカつくんだが
追加:
自分にその能力が無いんなら潔く他の人に解説は譲るべき
翻訳者に第1優先権があるわけじゃないし、翻訳能力と解説能力は
別だろう
井辻=itsG=G
ゴルゴ13のことではない。
他の人が後ろ(巻末)に立つのが嫌いなんですね。
>301-302
理解した。アリがd
そして上手くまとめやがってw
ここはアンチ井辻が多いなあ。
>>304 やはり「オッホ」強行がアンチ化に走らせた原因かと。
その前までは斉藤よりも評価が高かったほど。
別にホに変えるくらいはどうでもいいんだが、弁解の理由にいらないもの(独逸語読み)をつけるなよという思いが。
お前が好きな言葉だろ、「アリオッホが好きだからアリオッホにしました」とはっきり言え!
ひかわ玲子と井辻朱美のタッグ。
アンチとは言わないが
他にもっと良い翻訳者は一杯いると思っている。>304
俺はそんなに悪い訳とは思わないんだけどな。
酷い訳を読み過ぎて悪文慣れしてしまったのかもしれんが。
>>307 斉藤のエルリックの言葉遣いが皇族っぽくないって井辻信者に執拗に叩かれていた時期があった。
まあ真にムアコックを理解したいのなら原著を読めってこった。
>>313 ひとり変な人がいて荒れてただけなんだけどな。
926に同意。
原著読めん人間が翻訳について語っても、好みによるところ大な感じになるわいな
これが自分の脳内イメージに近いぃぃぃみたいな
元の文章読めん人には、読みにくいのが原著のせいなのか翻訳のせいか区別つかんしの
深町さん訳にしても読みやすくていいんだけど、
ホークムーンに「やっつけてやる!!」なんて言わせちゃうと、
おすぎかピーコにしか見えなくなるんだよなぁ。
『スクレイリングの樹』、あと1ヶ月先なんだよなあ・・・
本当なら今頃ルーンの杖の最終巻読んでたはずなのに・・・
今まで毎月新刊(既読であっても)が出るってサイクルに馴れてたから、間が持たなくて。
シリーズが完結した時の反動については敢えて考えないことにしてる俺。
読む人にとって、文章で修飾表現されて形作られる登場人物のイメージと
セリフから受ける印象によって形作られる登場人物のイメージはどっちが
でかいんかね?
まぁ、イラストから受けるイメージってのもあるやろうけども。
夢盗人のカバーは良かった。
エルリックの表紙に関しては新旧ともに素晴らしい。
コナ(ry
井辻はアリオッホじゃなくてアリオックにしとけば、こんなに叩かれなかったと思うw
Michael Moorcock's Multiverseってどんな話?
あと、あのキモイ豚は何者?
現代人と並べて見るとエルリックあんな直情怪行な性格だったとは…
一応超人だからってフォロー入ってますけど
正反対を狙ったはずの蛮人コナンとほとんど変らないw
とりあえず敵を捕まえたら拷問するのが
メル二ボネの王族のたしなみ
デルゴン貴族かよ
新版になって初めて購入
やはりというか、太字で「アリオッホ!」とやられると('A`)となる
心配いらない。アリオッホwはだんだん癖になってくるよ。
最近はアリオッチより良いと思えるようになってきた。夢盗人の娘からはとくに。
アリオックにはちょっと心惹かれるけど。
オにホと続くと連呼しやすいんだよな。例のおっばい(ryのAAみたいな感じでオッホ召喚とかどうよ?
アリオッチとアリオッホは、「両方おかしいが、どっちがましか」という
レベルだもんな…。
グローリアーナのアリオクが一番マシだと思う
オッホ、オッホ
ウッホ、ウッホ
「グローリアーナ」は超訳だと思う。
アリオークがいいんじゃないか
蟻人喰鬼?
確かにアリでもシラミでも喰いそうだw
でもコルムから入ったおれはやっぱりアリオッチ派
ホークウィンド聴く限りではアリオクかアリオークじゃないかと思うんだが
AIR-i-ok
えあ
い
おk?
エァーリオクゥ
アリオッP
6巻以降表記を「アリオッ○」にしておけば、
語尾は読み手が勝手に脳内補完するとw
アリオ(ry
新しい読者なので「アリオッホ」の読み方に違和感なしw
ところで、新しい読者は今回の復刊でどれぐらい獲得できたんでしょうね。
ムアコックもムアコッホにしてしまうなら我慢もしよう
347で一名増加したことは確定だな>新しい読者
俺が新訳版一切買ってないからプラマイゼロだろうけど
ムアコッホって病気の名前みたいだな。
もうエルリッホ・サーガでいいんじゃね?
井辻朱ッホ。
井辻朱オッホ。の方がしっくりくるな。
エルリック新刊とホークムーンとついでにコナン買ってきたッホ。
創元文庫はちと割高ッホね。
確かにあの厚さで3桁後半は暴利だよな
ホークムーン、最初に出た時って300円台だったような・・・
ホークムーン、うちにあるのは4巻がそれぞれ320円260円300円280円だった。
強引にカタカナで約す事自体に無理がある気はする。
一番納得できそうな形は固有名詞だけ原表記のままにするのが良いのでは?
>>358 そこまで拘るなら最初から原書を読めばいいと思う。
オとチの違いなんて騒ぐ程の事じゃない。
いやしかし、アリオッホに自分を捧げるのは勘弁してもらいたい。
エルリックはわざわざ血と魂だと断りを入れているがw
>>358 (潜在的)翻訳否定派はよくそういうことをいうのだが、
原語表記は日本語脳には浸透しにくいので、
滑らかに読み続けることができなくなる罠。
学術書ならまだしも、文庫の小説でやったら読む人がいなくなる。
ファン(だけ)なら読むだろうが。
それに言葉の音写は古代よりの伝統だからな。
原語表記が根付かなかった事実がある以上、賛同より反発の方が多いと思われ。
Gがさ。
無色透明の翻訳してくれれば、
ここまで話もこじれけなかったんだよ。
原著も一応持ってるが、日本語版は日本語版でまたイイモノだぞ
旧版は。
ライトセーバーみたいに振ったら音が出る、黒の剣の玩具キボンヌ
>>363 如何にもアメリカって感じのちゃちなオモチャじゃなくて、
日本のガレージキット職人に作ってもらいたいな。
もういっそ翻訳時に和名にしちゃえ。固有名詞はみんな平仮名と漢字で。
黒岩涙香ですか!>翻訳時に和名
でも案外原作以上のエンタメになったりして(『鉄仮面』とか)w
蟻落
獰猛獅子
バランとマルクはどーすんだよ?
スローターはイケそうだが。
あとキシオムバーグとマベロードは?
場乱(バラン)
真流矩(マルク)
棲浪汰(スローター)
岸緒夢婆虞(キシオムバーグ)
魔辺老奴(マベロード)
20年前の暴走族だってやらないってこんなの・・・・orz
鳥庵・鷹月
絵留陸夫
明久斗猊菜
瀬玲布加奈
紗梨羅
慰藉奈
舞衣賜羅
邦訳でなく中文読んでるような気になってきた
ルーンの杖秘録4巻古本屋で買ったけど
ファンク格好いいな。主に訛りが
ブラス城の人もあの訛りでやってくれたらよかったのに
ストームブリンガーは嵐起丸 あるいは児童向けにあらし丸でもいいや。
つーか児童向けってなんだよ。
「二人は夜のあらあらしい営みのためにたいりょくをたくわえておきました」
とかそんなのか。
えいえんのせんし、エルリックのおはなしはこれでおしまい
>>363 エルリックサーガ、Wiiでゲーム化して欲しいな。
リモコンを振るたびにズバズバ人が死んで、リモコンのスピーカーから剣の歌が聴こえるやつ。
さようなら ぼくのともだち。
ぼくは きみの 千倍くらいわるいひとでした。
つか連投だが
上の書いたあとで
カルバニア物語の人が描いたエルリックが見たくなっちまったぜ……
おおサイモリル死んでしまうとはなにごとじゃ
>380
もうちょっとだけ続くのじゃ(かめ仙人)
この かなしききょじんの たてで こんとんの こうげきは ふせぐぞ
そのまま こるむは s…おっと!
そのまま こるむは しあわせにくらしましたとさ(色々自主規制)
「この世の彼方の海」と「夢見る都」のつながり
が、悪い気がするんです。サイモリルの視点でもうひとつ
物語が入るといいのに、と思うけど実現しないだろうなー。
DSの信長の野望でエルリックを作ってみたけどとてもまっとうな名前が浮かばない。
一応戦闘を1にして、その分家宝の刀の能力を99にしてみた。
ひゃくまんかい いきた えれこーぜは
もう にどと いきかえりませんでした
>>387 当時メルニボネにいる側の視点が必要なら、ラッキールと似たような感じの外伝として、
ディヴィム親子とかの視点とかどうだろう。子は一応、黒の剣の担い手だし
エルリック、ホークムーンと来てなぜコルムが復刊されないのか?
まことに遺憾である。
いや、コルムは最後が....(自主規制
>>391 いや、ラストの(メル欄)だったらエルリックと同レベルでしょ。
ぜひぜひ復刊求む。
この際井辻が改訳しててもいいや。
どうせ Arioch は最初の方しか出てこないし。
井辻訳は、もう勘弁だな。
昔の訳の方が慣れてる分、好みだ。
誰がやるにせよ、ジャリーの口調は変えて欲しくない。
コルムの真のラストは、ブラス城年代記の剣を嘲笑するところだから。
改訳されると、ヴァドハーやナドラーは変わっちゃうのかな。
ハクコーさんいなくなっちゃったからやりたい放題だよね。
>395
kwsk
>>397 推測される範囲では、コルムは6巻で〈反逆者〉により殺された後、その魂は再び肉体を得て、他の〈戦士〉と共に〈黒の船〉に乗る。
むしろ必要性から肉体を与えられたというのが正確かもしれないが。そしてコルムは〈四戦士〉としてアガックとガガックに挑む。
苦き勝利の後、コルムはエルリックとオットー・ブレンドカーと共に再び〈黒の船〉の乗客となり、死したるタネローンを離れる。
エルリック視点の後日譚では、コルムは仲間の駆る水上を走る戦車(チャリオット)に迎えられて去ったとあるが、その仲間が何者かは語られていない。
その後、コルムは〈十五次元〉に戻る。コルムは故地であるエローン城ではなく、愛するラリーナと出逢ったモイデル城に向かう。
モイデル城はすでに人影はなく、またラリーナの故地であるリュム・アン・エッシュが海没してしまった様子も語られる。
おそらくは、次元としては彼の故郷であるが、時間軸としては〈合〉を終えて間もない頃(4巻でコルムが召喚された後)と思われる。
城には失われた神クウィルがいた。クウィルはコルムに〈戦士〉の部分を捨て、共に来ることを誘う。
しかしコルムはその誘いを断る。クウィルはリンと共に多次元世界を離れる。
コルムの前に招かれざる客が現れる。その〈黒い人影〉はコルムに自分を手にするよう求める。
しかしコルムはその〈影〉をあざ笑い、城の塔の天辺から身を投げる。
コルムの体は砕け、その霊はついに解放される。
>>387 最初に書いた「夢見る都」と、永遠の戦士のアイデアを思いついてから
書きたした「この世の彼方の海」じゃ15年くらいあいてるからどうしてもね。
「ストームブリンガー」→「真珠の砦」→「薔薇の復讐」より長い。
>398
禿男爵dd
かなり古い記憶だったのでラリに頭を(ry...のシーンだけ鮮烈に残ってた。
内容の大部分は思い出して?把握できたが
>...塔から身を投げ...
このシーンもどこかで見覚えがある気もするがはっきりしないorz
すまぬがソースを教えてくれまいか?
ブラス城の3巻
ありがとう。
忘却界へ里帰りしてきま...
他の英雄達が何かと理由をつけて結局拒むことが出来なかったのに、
コルムが初めて自分の意志で拒絶してくれたから感動なんだな。
その後のクウィルさんの活躍を綴った後日談はないのかな
ムアコック誕生日おめ。
ルーンの杖1巻のときは「しかもまだ35歳」と言われたムアコックももう67歳か・・・
>>398 クウィルとリンって、そんなにコルムのこと気に入っていたのかな?
他の神様殺しまくっていた記憶があるけれどあいつらって、どんだけ強いんだろ?
エルリックがあれだけの犠牲を払わねば呼び出せなかった≪法の神≫。
それらを以ってしてやっと倒せた≪混沌の神≫。
そいつらをわずか数ページでヌッ殺したんだから、
言葉にならないくらい強いんだろうな>クウィル神。
クウィルとの出会いがあったからこそ、コルムは黒の剣に対して強気に出られたんだろうね。
何しろ法も混沌も瞬殺されたのを目の当たりにしたんだから。
体力の補給が欠かせないエルリック、(黒の剣を拒んだ罰として)全転生の記憶を背負わねばならないエレコーゼ、
家族やら何やら失うものが多すぎるホークムーンに比べて、コルムはその点でも有利だったと思う。
多次元世界によって力関係が違うんじゃなかったか?
(例
エルリック次元のArioch>混沌神の最上位的扱い
コルム次元のArioch>小ボスクラスのやられキャラ
クウィル神もコルム次元は最凶神でも他次元では違ってくるのかな?
クウィル(完全体)は、自在に次元をわたれそうな気がするんだが。んでもって、自分の不利な次元には絶対に行かないような気がする
コルムの弱点は、本人の性格だろうな。4人中で一番無様な死に方かもしれないし
あの甘ちゃんなキャラは大好きなんだけどねぇ(典型的ヒーローて感じで)
コルムって家族を殺され、
目を抉られ、
手を切り落とされ、
長命のあまり、
奥さんに先立たれたり、
更には2回も死ぬ事になって・・・と悲惨だらけなんだよな。
しかし永遠の戦士としては、
最も他力に恵まれてる気がする。
介添人の顕在中最も有能なジャリーが相棒になり、
クウィルとリンは法と混沌を超越する最強神だもん。
黒の剣はいらんな・・・
>>黒の剣はいらんな・・・
というか、クウィル(とリン)が黒の剣の精と同等存在だと思ってました、化身というか
ブラス城年代記出るまでは
>>407 とはいえ、エルリックも黒の剣の大量召喚で、アリオッチ、バラン、マルクなどをまとめて殺してるしな
クウィルの手は挙動からして剣っぽいとは思ったな。まさか本体が生きてるとは思わなかったし。
本体の性格を見て、これは違うなと思ったけど。
クウィル自身は「神々を本当に滅ぼしたのは我ではない。ただその手伝いをしただけだ」と言ってるよね。
人間(この場合はメルニボネ人とかヴァドハーのような亜人類も含むとして)の心が神々を滅ぼす鍵か?
クウィルに比べてあまりに没個性なリン神カワイソスw
まあ、あの真相は確かにインパクトあったけど
クウィルはブラス城年代記でコルムの前に現れたとき、
「法と混沌の神を実質的に滅ぼしたのは余ではないことも分かったであろう」
と言うようなセリフがあったので、何か別の存在の影響下にあるんじゃないかと思ったけど。
418 :
417:2006/12/18(月) 23:39:13
>>417 法の神々と混沌の神々を殺したのは自分の意志だと思ってたが、何者かに踊らされていたのかもしれない、ってニュアンスに受け取ったな
で、コルムを誘って、そんな連中の手の届かないところに逃げようと・・・ウホッ?
その「手の届かないところ」ってもしかして6巻でゲイナーが誘ってくれた、
ダグダーが連れて行ってくれるという所と同じなのかなあ、なんて思った。
もてもてだな、コルム・・・
クウィル←→リン
↓
メディブ←→コルム←→ラリーナ←シュール
↑ ↑
↑ ジャリー←キシオムバーグ
ゲイナー
こんな感じ?
>>421
コルムの復刊もして欲しいところな気がしてきた。
コルムの冒頭部分がいい。何度もそこだけ読み返してしまう。あの妙な緊迫感がいい。
が、あんだけ一族が根絶やしにされそうなんだから、もう少し早く気づけとw
復刊か〜
内容/価格そのままなら歓迎ですね
ぐああああ何故だ!何故あそこまでファンクのオークニー訛りを滅菌化したんだぁああああ
>425
長すぎる平和で、「自分のところが平和なんだから余所もそうだろう」
「便りがないのは良い便り」のさらにひどい感じになっていたのかも知れないな
>>425 確か氏族間で連絡を取り合うという習慣がない、
みたいな説明されてなかったっけ?
>>429 あった、あった。
ヴァドハーはとうの昔に旅をする気持ちを失い、コルム一家も200年間、他のヴァドハーとは接触をもったことがなかったと書かれてた。
コルムの親父さんがある日不意に「親戚の様子を見て来い」と息子に命令したんだよな。
さもなけれはコルムもいまごろ・・・・((((;゜Д゜)))
ルーンの杖秘録読了。
某所で介添人がオラダーンと聞いていたが
どうみてもダヴェルクです
本当に(ry
オラダーンはラッキールかディヴィム・トヴァーランクだろ。
ラッキールはともかくディヴィム・トヴァーとはこりゃまた酷いな。
オラダーンが介添人かもと言ったのは、ジャリーだからなあ。
ラッキールはもう一人の<戦士>だろw
…スミオーガンあたりが近くね?
>>400 >ラリに頭を(ry
ラリじゃなくてメディ・・・な
>>432 >>434の言うように、ブラス城年代記で
そこら辺に関する直接言及があったはず。
介添人本人がそう言ってる以上、どうにも。
まぁ、存在感がダヴェルク>>>>オラダーンなのは確かだけど。
ジャリーには似てないがムーングラムには似てる。
最短介添人のアルナック・クレブの記録を破るのはなかなか難しそうだ。
エレコーゼ1巻の介添人って、誰だ?アルヤーヴ、ロルデロ?それともハーフリング?
身長からすると、ハーフリングっぽいな・・・
>>438 いや、コルム1巻に出てくるセルウデもいい勝負だと思うよ>最短介添人。
本人が自覚してるわけではないので、彼が本当に介添人の具現かどうかは
ただの想像だが、少なくとも外見はオラダーン。
コルム1巻の最短介添人といえばハナファックス。
ハナファックスはジャリータイプとムーングラムタイプを合わせたような介添人だったね。
死に方もいかにもな介添人だった。
ハナファックスはそれ(ジャリー+ムーングラム)にラッキールが加わってるような気がするなあ。
かつて混沌の神に仕えた僧侶だったし、最後英雄に殺されるところも共通してるし。
>>438 ジャスパー・コリナドゥスのほうが短いぞ。
以降の巻の準主役ことジャリーのおかげで影が薄いハナファックス君カワイソス
ちと遅いレスだが俺もコルムの序章部分が好きだ
『コルムは○○をおぼえた』の繰り返しとかw
そういえばクレム・クロイクってのは結局何者だったんだろうと
初めて読んだ時からいまだに理解できない俺。
多分ブラス城で身投げしたコルム自身。
クレムの塚ってモイデルの跡地じゃなかった?
クレム・クロイクはもうひとりの〈戦士〉。
リュム・アン・エッシュの末裔として、フォイ・ミョーアと戦うべく〈地精〉と共に立った英雄。
恋夢(ゴイム)
>>448 つうのは伝承なんじゃないの?
フォイ・ミョーアはエントロピーの神々のなれの果てなんだし。
451 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/20(水) 14:39:50
鼻FAX君
盲導犬クーイル神
KAT-TUN(永遠のチャンピオン より)
452 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/23(土) 12:56:52
ageオッチ
>>413 殺しちゃいないべ。
エルリックの次元でのアバターを破壊しただけじゃん。
井辻訳ではウーナに「父上」と呼ばせてる。
これが「パパ」とか「おとうさま」だったら
アブナクナル。
頭の中でウーナたんに「パパv」と呼ばせてみた。
一気に犯罪チックになった。
パパ……。
というか、ウルリックと結婚したあたりなんか妙にアブナイ感じだ。
まあ肉体的には血縁関係はないんだろうけど、実の父の異次元間同位体だろ?
あくまで実際の血のつながりはないから、キンシンソウカーンにはならないのかもしれんけどさあ。
>まあ肉体的には血縁関係はないんだろうけど、実の父の異次元間同位体だろ?
それを言ってしまったら先祖のウルリッヒとマンフレッドも永遠の戦士として同じ
魂を持つと考えられるわけで。
生まれたときから父親を知らない娘がファザコンになるのは別に不自然でもないような希ガス。
本物じゃなく異次元同位体に手を出すところがオトナな対応だ。
頽廃を極めたメルニボネでは近親相姦なんか当たり前にやってそうだけどな
まあ神話の類とか、現実世界でも王族や貴族階級だとありまくりだったわけだし
そもそもイイルクーンとサイモリルの関係が既にそれだったしね
ワシラパンピーが近親相姦を忌避するのは
生物学的に弱い個体が生まれてくる
からだしな。
封建支配階級なら、
たまに凄いのが生まれてくる
ことに賭けて試すのもありだろう。ハズレは死ぬか幽閉とかなんだし。
インブリードの賜な訳だ…いや、有馬外れたからってそんな事は考えてないとも。
王家があれなのは、血縁関係を外に広げたくないからでしょ。
>>459 その集大成があの白子というわけか。
よい意味でも悪い意味でも。
まあ体力以外は歴代皇帝の中でも最高のスペックだろうしな
寿命でいうなら、ターハリの方が上じゃない?
>>464 ターハリ、どうみてもアンデッドですから。
生きているうちに数えていいものか?
>>465 在位期間の600年は普通に生存してたんじゃないの?
なんてったってメルニボネ人と妖魔のハーフだし>女帝
肌と髪は緑だし、白子のエルリックが霞んで見える。
ターハリのスピンアウトが読んでみたいかも。
>>463 魔術的にはご先祖にくらべまだまだだったかと
剣技も(皇帝ではないが)イイルクーンの方が上という評価だったはず
ターハリってキシオムバーグ姐さんなイメージがある。
爆弾兵って何のことかとおもったけど擲弾兵の誤訳かな・・・
だろうな。
少なくとも爆弾兵なんて兵科も称号もない。
うわー、コルムがますます読みたくなってきた。
実家に帰ったらさっそく掘り出そう。
コルムはエルリックと知り合いだったし、前世のビジョンもいっぱい見てたはずなのに、
マリバンがメルニボネであることに気づかなかったのかな。
>>473 仮に気づいたとしてもどうにもならんのでは?
交渉の役には立たないかな。
エルリック自身がサクシフ・ダンと交渉した時のことを考えると、あまり期待はできないと思われ。
>>466 ターハリとサクトリックは〈十五次元〉まで逃亡してきたわけだが(「雄馬と剣」)、
あの後、〈新王国〉で復権したんではないか?
ターハリの霊は「ストブリ」でメルニボネ宮廷に迎えられていたのだし。
エルリックについて知っているからといってエルリックの世界に関する知識も完璧に持ってるわけねーだろ。
コルムも、紫とオレンジという奇怪な瞳の色じゃないかね?
全力見逃すすべきか・・・
メルニボネ人とヴァドハー族って同じ生き物なの?
人種的には近い生き物とか言ってなかったっけ
薔薇の復讐に出てた三姉妹が
コルムの3巻でも出てきたよ。
メルニボネとエルドレンとヴァドハーは近い種族だって。
次元どうのこうのよりも、イニススカイスが竜の島のなれの果てだと思ってた。
ちょうどルビーの玉座もあるし。
コナンの新しい表紙を見る前と後とで、エルリックの新表紙に対する見方が大きく変わった
新イラストが初めて出た頃はあまり評判よくなかったような…と思って過去ログを見たら、
ちょうどイラストの直後に「アリオッホ」が明らかになってit's Gへの批判が続出したのとごっちゃになってて
概ね評判は悪くなかったんだな。
この微妙にバランスの崩れた絵柄は、嘆美で幻想的なエルリックに合ってると思う。
可もなく不可もなくな感じで
「コナン・インパクト」に較べたら
新装コナン大人気だな
新装コナンは幼稚園児の絵だもの。逆に褒めてやらなきゃ。
エルリックのとなりにいるのはインディアンのハイアワサか?
インディアンといえばサンドマン。
>>486 ま、新版に対する不評って、
旧版からの読者の「昔は良かった・・・」という思いが根源だからね。
多くの旧版の読者達に共通するであろう、
新版の欠点として、
アリオッホ
天野じゃない
挿絵無し
ってのがあると思う。
もちろん新版5巻以降の、
新しいエルリックの物語が読めるのが何よりも嬉しいから、
新版の発行自体にはケチ付けないけど。
新版から入ったからアリオッホには違和感を特に感じないし。
天野は元々好きじゃないからどうでもいいし。
小説に挿絵なんて必要無い(別にあっても文句は言わんが)と思っているので。
現状のエルリックに大きな不満は感じないな。
旧版に思い入れのある人にはやはり色々あるんだろうけど。
いや、むしろ新版のイラストは好意的に受け入れられているんじゃないかな。
ホークムーンについては旧版のほうがいいという意見は聞いた事がないし、
1985年の天野が書いてくれるんならともかく、今のアマノよりは二人組のほうがずっといいと
個人的には思う。
空気のような絵だからな。
いいも悪いもないよ。
強いて言えば4巻の引き気味の絵か
ホークムーンのようなアップの絵の方がいい。
中途半端な構図の巻はどうもいまいち。
>>495 ソリアンダムロボのファンは沢山いるぞ・・・たぶん
>>494 アリオッ「ホ」に違和感を感じないのか・・
世代間のギャップを感じたよ・・
>>495 >ホークムーンについては旧版のほうがいいという意見は聞いた事がないし、
いや、ソリアンダムロボへのこだわりを持つ奴が多いのは過去スレ読めば分かるよ
旧版イラストは苦笑される事があるにせよ、
愛されている気がする
個人的に云えば、
旧版ホークムーンのイラストを見ると、
「昭和を懐古する」ような気分になるよ
新版のイラストは、
エルリック、ホークムーン共々、
>>496氏の
>空気のような絵だからな。
>いいも悪いもないよ。
というのが個人的には結論かな
499 :
498:2006/12/27(水) 21:50:14
ある意味ネタとして愛されているのかと思った>ソリアンダムロボ
確かに各スレッドに一回は話題になるんだよな。
まあもう好きとか嫌いとかそういう感じではないな
俺にとってのホークムーンのファーストコンタクトがあの絵だったわけで
だからホークムーンといえば
ソリアンダムロボで
箱みたいな兜で
学研の学習漫画に出てきそうなジェハミアが頭に浮かんでしまうという
愛されているからこそ、「ソリアンダムロボ」てな呼び名もついたんだろう。
『ブラス伯爵』でまだ生きてた時には思わず雄叫びをあげてしまったw
ああーくそ、やっぱり読み終わるまで巡回すべきじゃなかった。
あいつまた出るのかw
ソリアンダム・ロボも<戦士>の顕現なのです。
噂のソリアンダムロボ、今日ブックオフにて初めて見た.。
ガンダムのボツメカ見た時よりショックだった。
>>492 レースのライバルを次々と切り殺してエネルギーを得ながら進むエルリック・・・・・・
ジョースターの家系もある意味永遠の戦士かもしれないな
今度「ガンダム無双」なるゲームが出るらしいので
「ソリアンダム無双」というゲームをPS3で出して欲しい。
出ても遊びたくはないな。
いや、見るだけならすごく見たいけど。
ガン"ダム"
ソリアン"ダム"
ダム(アホ)つながりということで FA?
手元にないからうろ覚えだけど、
『ブラス伯爵』に登場したときアマノ絵の挿絵にソリアンダムロボが出てなかった?
逸事訳だと昔々『ストームブリンガー』を雑誌連載してたときに
すでに「アリオッホ」だったなぁと
てか斎藤訳コルムが「オッチ」ったのが
そもそもの元凶やんけと
年末に蒸し返してみるテスト。
まあアリオックよりはいい響きだよ>ホー
バカっぽくて
「エァリオク!」ってやるのは翻訳者としては敗北を意味するのかね?
大瀧はアリオクにしてたな。
個人的にはアリオーシュがいいなぁ。どこぞの人食い未亡人っぽく。
Ariochって元々どこの言葉なの?
>>516 元ネタと思われる「アリオク」というデーモンは、アッシリアの元神様。
堕天使・悪魔としては「アリオク」と呼ばれるのが一般的かな。
518 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/29(金) 16:23:29
栗本お婆さんのグインサーガは中盤以降に登場人物が
くどい位饒舌になってしまったが
比例して中身が詰まらん様になったなー。
エルリックも似たような感じを受ける。
>513
鏡明は無罪なのか?
>517
>元ネタと思われる「アリオク」というデーモンは、アッシリアの元神様。
確か「獅子のごとき者」とかいう意味だったはず>Arioch
コルム1巻で獅子の門をくぐるというのはそのへん踏まえてるんだと思う。
>518
グインの劣化とムアコックの思想の変化は違うと思うけどなぁ。
グインがつまらんのは饒舌になったからどうとかいう問題じゃねぇべさ
グインはもう既にシーラカンスみたいなもんだ。
現存してることにのみ価値がある。
グインは100巻まで読んでしまい、辛い思い出しかない。ここではやめれ…
しかしアリオッ「ホ」に最後の最後までなじめなかったよ。
あと二冊読んでも無理オッホ
ムアコック読む前に女神転生をやってた俺は「アリオク」が刷り込まれてるんだなあ。
おなかの口が強烈でした。
ま、it's Gも苦離喪屠もミッゲア状態ってコトだよ
アリオッ「ホ」だと、どうしても腰蓑つけたエルリックが踊ってる姿が浮かんでしまう。
何故だかは知らん。
>>516 ミルトンの失楽園に登場する悪魔
グリモワールだとソロモンの72柱の一柱になってる。
聖書のエノク書の時点ではまだ天使だったので、比較的新しい時期に堕天したと思われる。
アリオクかアリオーシュあたりが正しいと思うんだが、アリオッチもアリオッホもどっちも
ちょっと頭を捻りたくなる訳だな
素直に復刊 + 新シリーズを出してればな〜
値上げ復刊とか新訳で出すのはだめぽ
何が正しいかってのはもう結論出てるんだから(AIR-i-okね)問題にしてるのは翻訳者としての姿勢
昔友人から借りて読んだんだけど、ここ読んで旧版集めてみようと思い、(新版がなじめなかったので)
今日一日で近所の古本屋何軒か回ってみたら2〜5巻が集まった。
意外だったのはホークムーン(ルーンの杖秘録のほう)を何回かみかけたこと。
古過ぎてもう古本でもあまり出回ってないかと思っていた。
しかしコルム、エレコーゼ、ブラス城年代記は見かけませんねえ。
コルム3巻とエルリック5巻のガニャディアック塔の辺り、
Gと斉藤氏の訳を読み比べてみたいな〜。
エルリック 「みんな、おれと一緒に初詣に行くかい?
>>531 行きたいけど何かの拍子にストームブリンガーで賽銭にされかねないから止めとくw
>>531 大晦日に全員を討ち倒した後、角笛を吹いたら初日の出なワケか。
そしてブスッと...
『我は汝の千倍(ry
>>528 >(AIR-i-okね)
これどーやって、読むリズムを崩さないカタカナにするの?
みんなが納得する答えが出せないからアリオッホの問題が起きてるんだよ
>>534 >>343 十年以上前に混沌へ身を捧げた下僕としてはやはりアリオッチ神が魂に馴染む。
〜オッホはリンボへ逝きたまえ。
アリオークでいいんじゃね
エァイリオク?
ドイツ語風によむとアリオッホだね。
ちょっと話がずれるが、C・L・ムーアが
「偉大なる神は、その名自体に恐るべき力がこもっているので
人間の口では到底発音することもかなわず、
無理に叫べばその威力で命が絶える」・・・というのをN・W・スミスシリーズで書いてた。
もうアリオッ×もどーせ正しく発音できないんだから
各キャラが好きなように呼んでる、でいいんじゃね?
つかそれほど偉大な神でも無いじゃん>法と混沌
ところで法と混沌の貴顕方は本当に神性があるの?
なんちゅーか、Over Power かつ Great Unknown なだけで神性は欠片も感じられないんだけど。
確かにミッゲアなんかは、「腐っても鯛」とすら言えないレベルまで落ちてるが
でも、それを言ったら4戦士だってあんまり“英雄”ぽくない気もするけどw
いっそのこと発音不能なら、ア・リトル・リトルと表記してみたら?
ア・リオッチ・リオッホ
542の定義では「神性」とは?
クウィルがこんな屑どもが神だというのはおかしいという話をしていたね。
ジョン・デイカーも最後に似たような話をした。神や英雄はガキだって。
ドイツ人のウルリックが「アリオッホ」と呼ぶのはありかも知れないと、最近は思うようになってきた。
他の<戦士>には呼んで欲しくないし、地の文でも勘弁して欲しいけど。
こうなったら有男さんでいいじゃん日本では。
「有男さん、有男さん、血と魂を捧げときますね。」
今になって気がついたがエルリック、
「血と魂を御身に捧ぐ!」とか言っておきながら
その実魂は自分がしっかり吸い込んでるんじゃない?
Arioch「余にもよこせ」
君はもう一回読み直した方がいい。
>>538 こういう発音表記の読み方は、
AIR 全部大文字の場合、一般的な単語の音をそのまま活用する。この場合は空気の意味である「エアー」
次に続く
i のような母音は、前の音節末尾にそのまま続いて発音する。この場合は Rに続くi なので「リ」
最後の
ok はオッケーではなく「オク」。解説あったけど忘れたw これはパターンで覚えるしかない例。
全部続けると「エアーリオク」。たぶん「エ」は抑え目で、「アー」の部分を強調して発音する。「リオク」も控えめに。
忠実に日本語として読めば、「エ・アーリオク」が最も近いと思われ。
ェアーリォク!
エ・アーリオクとアリオッホなら前者を選ぶな〜
今から文庫版のアリオッホを黒で塗りつぶして書き換えるといい。
アリオフはどうだ?
人によっては"-ch"を「フ」と発音する場合もある。
つまり日本語のカ行に相当する、英語のC音、ドイツ語のK音は
喉と舌の接触により発声されるが、
この接触具合によっては(つまり人によっては)
ハ行にしか聞こえない場合もある。
日本の音読みでは汗、漢(カン)
チャイナ読みでは汗、漢(ハン)
何やら酔っ払って書いてみたけど、
結論が出ねぇな。
ま、アリオッホは無しだ!
ホントは慣れちまったアリオッチが一番いいや!
マブデンども明けまして
ところで正月も仕事のおれにスクレイリングの
発売日を教えてくれまいか
>>556 当時の読みはカン、カアン(カンとカアンは別)
デンレデッジどもあけおめ。
早速浅草寺で「今年こそ堕ちた天使と秋の星の都とコーネリアスと時の果てとバスタブルと第2エーテルの
日本語版が出ますように」と祈ってきたぜ。
>557
10日発売。
ちなみにルーンの杖4巻は11日発売。
>>544 それは神々を呼び出す呪文としてはもっとも相応しいかもww
俺は昔図書館で旧訳の「アリオッチ」として読み、
今回の新装再訳版が未収録分を含むと知ってこれを機に手元に揃えようと思い
「夢盗人の娘」までたまってから(つまりそれまでよく知らなかった)一気買いして
いそいそと読み始めたらいきなり「アリオッホ」…
ずっこけましたよ、いきなし違和感…
もうやけくそでこのまま揃えようとおもた。
ただ、「夢盗人の娘」現代編(?)で積ん読状態にぴたりと陥っていたが
このスレのおかげで読み進める勇気が出ましたよ(エルリックまで出てくるんだ)
皆さん、あけおめ。
>>557 正月から仕事とはホントに哀れなマブデンだな。
こっちは正月から贅沢三昧で腐りきったグランブレタン生活だけどw
発音表記といえば、エレコーゼErekoseとかメルニボネMelniboneの最後の、
上にチョンチョンがついた e は、発音上「ェイ」なんだよね。
>>562 私めはマブデンどもに奉仕させられるナドラーでして
それはそうと
>>560の豚騎士団ありがとう
グランブレタン人ばっかりか
そーいや今年はダヴェルクの年か
年中風邪気味になりそうだな
>>507 暮れの“ソリアンダム無双”の話題が影響したか、
ソリアンダムロボに搭乗したドリアン旦那がソリアンキャノン(ダヴェルク機)と
ソリアンタンク(オラダーン&ブラス伯機)を従えて
ロンドラへ特攻する初夢を見た。
今年1年大丈夫だろうか、自分。
>>567の
ロンドラに特攻
だけ読んでドリアンたちが
白服の少佐と大尉と博士に変換された俺orz
ソリアンダムロボを見るとガンダムよりもガンガルとかガルダンを思いおこす俺。
確かにバトルオブブリテンみたいなもんだな。
571 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/04(木) 23:03:10
「ルーンの杖」の続編、ブラス城年代記って、新訳ででる予定ある?
ない
そもそもルーンの杖って再販であって新訳じゃないよね?
Yes
次の巻はインディアンの英雄が白子なんだ。
その次はウーナのお兄さんが白子で出てくるだろうし。
新3部作は、白子のインフレ化だな
インフレというかバーゲンセール
もしかしてウーナのお兄さんがエルリックじゃないよね。
米アマゾンのレビュー読めば分かるけど、そのあたりはサーガ最大のネタバレ。
エルリックではないけど。
ぬるい事しか書けないんだけど、、、、
「夢盗人の‥」主人公って、剣の中の竜に出てきたフォン・ベックと同一人物だよね?
冒頭部分でエレコーゼに向かって「ナチスが云々」とか言ってたし。
でも、「白子」に関する描写は一切なかったな
養子をとったとか何とか書いてあるが、最終巻の最後あたりで実子ができそうだが
>>579 別人・・・のようだな
UrlicとUrlichと微妙に名前違うし、白子、ウーナとアリサード等同一人物だとするとあちこちで齟齬を
起こす
>>560 > 10日発売。
早川のサイトでは6日になってるけど。
>>581 でも剣の中の竜でも、「過去の例の事件」といったことで、
御先祖様の聖杯に関する大活躍が触れられていたと思うが…
まーいっか、多元宇宙ですまそう
ヴァドハー族の平和ボケなインテリぶりみてると
とてもメルニボネ人の親戚とは思えないなw
まぁメル人もアリと契約結ぶ前は平和的な種族だったのかね?
『竜』のウルリッヒと『娘』のウルリックて
ホークムーンのカマルグと無人カマルグみたいな関係っしょ。
しかしヒトラーも複数の歴史のなかで
こうも繰り返しヘタレさせられるとは思わんかったろう
UlricとUlrichの話題も夢盗人が発売されてからだがすでに3回ぐらい出てるような気がする。
スレッドのサイクルも早くなったのかな?
>>584 この世の彼方の海ではそう言った事が示唆されていたような。
祖先はエルドレンだから。
>>584 ヴァドハーは法に、メルニボネ人は混沌に。
マブデンだってどっちに付くかでまるで違うのに、エルドレンだけ別ってことは無い罠。
アーキン神の無力っぷりを見てると頼った相手が悪かったんじゃないかと思えてならない
>>582 『スクレイリング』フライングで出てるかもと思って書店をぶらついてみたが
さすがに御用始め直後の5日では無理だったぽ
ルーン4巻とブラス城のネタバレになるかもしれんが・・・
ロンドラで生きのこったメンバーが違う、という世界もあるから、ウルリックとウルリッヒはパラレルな存在(数世代前で分岐)で
良いんじゃないかね
時には深く考えないことも大事
明日出てくれると連休中に読み込めるんで有り難いんだけど>スクレイリング
>、ウルリックとウルリッヒはパラレルな存在(数世代前で分岐)で
自分もパラレルだと思うなぁ。コーネリアスなんて1巻1話ごとにパラレルしまくりだしね。
「伝説は塗り替えるもの〜♪」
「スクレイリングの木」も一人称なのかな。とすると
ウーナの一人称?これは男性作家のムアコックとして冒険かも。
のろけ聞かされるのだろうか。
>>593 > 「伝説は塗り替えるもの〜♪」
スレ違いの場所で共通の好み持つ人見つけると嬉しいね^^
「超変身!」
おっすオラエレコーゼ
基本的に死んでたり永い眠りについてた英雄の
魂バックアップ担当
コルムやエルリックのときに転生の記憶が蘇ったりすると
『エレコーゼ憑き』とかいわれて
本編の裏でこっそりお祓いされてたのは秘密
で、今日エルリック発売してる?都会人報告求む。
地方人は焦らず騒がず
600 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/06(土) 12:21:09
>マイクル・ムアコック『スクレイリングの樹』
>解説によると、フォン・ベック一族の連作とエレコーゼ新装版も早川から刊行予定。
「堕ちた天使」キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
「The City In The Autumn Stars」キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)━━━!!!
「永遠の戦士エレコーゼ」キタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
>>600 エレコーゼは元々、全部Gさんの翻訳だね
コーネリアスはまだだろうか・・・
さてさて、コルムはどうなることか
≪ブラス城年代記≫も頼む!
遅れをとるなよ創元!
「ギャラソーム」に出てくるアリオッチが「ホ」になる可能性にはこの際目をつぶろう。
(欲を言えばジェリーはジャリーに直して欲しいが)
創元がブラス城出すとしたら、値段をいくらで出してくるのかに興味がわく
「堕ちた天使」は小尾さん訳なのかGさん訳なのかどっちなんだろうな〜
エルリック新装版にならって
アリオッチ→アリオッホ
クロシュテルハイム→クロスターハイム
に変更は確実だろうけど。
もし創元がブラス城の新装版出すんであれば、まとめて1冊にして出して欲しいの。
最近の文庫状況見る限り、あれくらいの厚さなら楽勝で1冊にまとまるじゃろし。
エレコーゼは新訳なのか、単に表紙を変えての再発なのか気になる。
>607
たぶん、フォン・ベックとエレコーゼミレニアム版を底本にもってくるものと思われ。なので新訳でしょう。
新訳といってもエレコーゼは「親愛なる読者よ」と転生の名前の羅列に薔薇とかバスタブル
とかが加わってるだけで本筋は変更なしだが。
『スクレイリングの樹』購入。
いきなり某戦士どのの名前の由来が書かれてて吹いた。確かにナバホ・インディアンの
名前に近いとは書いてあったけどさぁ・・・
帯の裏がいつもの刊行予定じゃなくてチャンドラーのロング・グッドバイ(フィリップ・マーロウ)
になってるんですけど、3月に白き狼の息子は出ないの?
俺も購入。表紙絵の赤目なんだけど、こっちを見てるはずなのに視線が合わない
なんかまた永遠のチャンピオン達の話を延々読むのかと思うと気が遠くなってきた…
なんて書いたらファンに怒られそうだけど
正直、早川も創元も復刊はそんなに気合入れなくていいです…
「息子」でサーガ全体のフィナーレを迎えるんだから、無理に読まなくても良いんじゃない。
別に誰もお前なんかに義務課してないのになにほざいてんだか。
実は
>>612はチャンピオンで過去の記憶がよみがえることにうんざりしています
むしろゲイナーじゃね?延々と自分の分身が殺され続ける作品群はそりゃ嫌だろう
618 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/07(日) 14:09:29
永遠のチャンピオン・ローランの話も書いてくれないかなー
ローラン 聖剣デュランダールを持つチャンピオン
オリヴィエ 介添え人の化身
ガヌロン チャンピオンの敵役
マルシル王 混沌の神の下僕
>>618 いまさら既存の神話をいじるなんて真似はしないよ。
地方だから遅れるのは毎度のことと納得してはいるんだが、発売日が同じ6日の
タムール記 は入荷してて スクレイリングの樹 が入荷していないのは納得いかねー
>>618-619 ケルト神話→コルム後半みたいに、独自解釈な描き方がふんだんに入れられるならともかく、
ローラン詩じゃちょっといじりようもないし、という気はするね。
グロガウアーやウーナみたいに歴史に飛び込んで派手に暗躍(?)する案が何かあれば別だけど。
ガヌロンといえばアンバーシリーズ。
それこそもっと神話がらみを描いて欲しかったのになぜ早世したゼラズニイ。
とりあえず、オデッセウス(ユリシーズ)とアーサー王(アルトゥル)も『永遠の戦士』だよな
今回のスクレイリングの樹はムアコック流アメリカ・インディアンの世界ですよ。
「夢盗人の娘」と違って割と早く現実世界を離れる展開なのね。
>>621 いいキャラだった。
4巻の最後で衝撃を受けた。
つか、死んでいたとは…
ピグミーの扱いが酷ぇな。こりゃ。
今時、"助詞を使わない会話" なんて翻訳やる奴いねぇよ。
差別だろ? これ。
コルム殿下の温室育ちっぷりが最高だな「剣の騎士」
そんな残酷な事を!!とか痺れる
ちゃんと子孫がいたのに、ほっとした>>コルム
>>626 あの頃のコルムがメルニボネ行ってドクター・ジェストに出会ったら
カルチャー・ショックどころじゃないだろなw
>>628 当たり前のように口元キラキラさせながら卒倒とかしそうだww
昨日「スクレイリングの樹」買ってきて読んでたけど
今回は『エルリックがジャグリーンラーンの船に磔にされてたときの夢』とか
はっきりと時代設定がされてるのね
しかし帯に最終巻の告知が無いのは何故だ
イッツジーが遅れてるのか?
「長いお別れ」はそりゃ名作かもしれんがSFでもファンタジーでもないだろー
今日、神保町で「杖の秘密」探したけど売って無かった。
明日かな?
ハヤカワと違って結構間際まで出ないのよね、創元。
一応11日が発売予定日だから、早くて明日だと思う。
コルムといえば「剣の王」の口絵のクウィル神は迫力満点で格好よかったな
個人的には旧版口絵のソリアンダムロボに比肩する格好よさ
サクトリック猫とエルリックの毒舌の応酬も見てみたい気はする
捕虜にとっては正に地獄
コルムは最初の十分で具合悪くなってダウン
コルムがこんなに母性本能をくすぐるキャラだとは思わなかったw
ルーンの杖って邦訳版とミレニアム版?って結構違う?
「杖の秘密」購入。
深町氏の旧版のあとがきに加えて石堂藍氏による解説付き。
「ブラス城」の発売予定は書いてなかった。
セピリズ登場後に一気に話が加速するな>スクレイリング
年中無休で戦士の苦情処理係やらされてるセピリズカワイソス。
おいらも『樹』読了。
「うわー、やってもうた!」なウルリックに
一抹の憫笑が。
知らない間に運命の角笛が三回吹かれてて
びっくりした移転の夜w
今回はあんま
ゲイナーくんが一時的に最強モードに入ってウハウハ
なシーンが無かったからなんか物足りない
身の程知らずな力を得て調子に乗ってこそゲイナー君なのにw
この一族は何回同じことをwwだったなぁ>ウルリック
あと以後の巻の話知らないから
Wの人の正体は次巻のタイトルの人かと思った
ものすごい伏線が張ってあったのに最後までホワイトクロウの正体がわからなかった俺は間違いなく池沼
プールンっておいしそうな響きだな・・・
夜明けの軍団って実はカカタナワ族だったりして。
早川ちゃん,この勢いで未訳のコーネリアスシリーズも
出 さ な い か
ウホッ、いいチャンピオン・・・
殺 ら な い か
プ ル ル ン ☆
もし日本で白子のbabyが生まれてもやはり「赤子」とか
「みどりご」なんて呼ぶのかと考え出したら止まらなくなった
エルリックがどの辺で今回の旅の目的ややるべき事を理解したのかが分からなかったなぁ
やっぱ舞台裏でセピリズが説明してたりしたんだろけど
3章ではもう最終目的にしたがって動いてるみたいな感じだったし
エレコーゼ以降の復刊もも表紙は全て新装エルリックの人に決定した模様。
コナンとかベルガリ、エレニアみたいなクソ絵師にならずにホントに
エルリック再刊は幸せな結果となった。
しかし、<戦士>も宇宙の天秤を壊したり修復したりと行動に一貫性がないな。
>>651 ベルガリやコナンより酷い絵描きを見つける方が難しいw
655 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/12(金) 20:31:34
>655
ロブコヴィッツ公に聞いた(ウソ
コナンファンは絵で泣き、エルリックファンはアリオッホで泣いた。
ベルガリの絵がオタクっぽくて死ぬほど嫌だった。
エレニアはキショイけどそんなに嫌ではない。コナンはある種の奇跡とも
思えるほどの酷さ、業界の伝説に残る仕事になったと思う。
コナンファンでありエルリックファンでありベルガリファンである俺のような奴は、けっこういると思う。
>659
俺漏れも
>>659 ある程度年を食ったSF&FTオタは、全部好きだと言う可能性が高いだろうな
>>659-660 そして、それら全部のこれまでの絶版等の仕打ちに耐え続けてきたファンは
絶望が連続こそすれ、結構打たれ強いのではなかろうか。
天野絵やおおや絵も、当時のレベルとしてはオタ向き以外の何物でもなかったような気もする
旧コナンとソリアンダムロボは別格なので除外する
ていうかそもそも早川などは太古の昔よりポンチ絵描き連中を挿絵に起用していたのだよ?
コナンの絵、そんなにひどいのかと思って今検索してみた・・
ブッハハハハハハハアハハハハハッハハアハハハハハハアハハハハッヒャヒャヒャ
なんだよコレ。だれか止めるヤツは居なかったのか?こりゃ歴史に残る伝説だわ!
エレコーゼは挿絵変わったら
受ける感じがかなり違うだろうなあ
エルリックの表紙がベルガリとかより上等みたいなこと言うてる人がおるが、
単に好みの問題じゃろ。
他を貶めて価値高めようとするようなことはやめれ。
でも、コナンは別格。
でも、今のベルガリの絵なんかと天野を比べられるのは我慢できない。
個人的にはコナンの絵よりベルガリの絵の方が下手で嫌だ…もちろん好みだけどね。
逆に考えるんだ
コナン、挿絵がなくて助かった、
表紙だけで被害が食い止められて良かったと考えるんだ
コナンファンの漏れとしては、結構まじにそう思ってます…
表紙だけなら、カバーで隠しちゃえばなんとか…
コナンの表紙はどの層に向けてのものかわからないところが問題なのだ
こないだタラゴームをヌッ頃しついでに機械ぶっ壊して帰ってきたら
新版ムアコックの表紙が全部コナン絵に変わってました
それからずっとロンドラの模型睨んで過ごしてます
時の風だ!時の風を利用して、創元がゴトーに表紙を依頼する前に行って阻止するんだ!
ところで今回「剣の化身のなかでストームブリンガーだけは
なんか変」というセピリズ談話に
笑ってしまったとです
コナンの新版の絵を知らんからググって見たんだけど、思わずふきだした。
ベルガリをコレと一緒したら可哀想だと思うぞ。
表紙絵なんて、あまり気にしないほうだけど、エルリックサーガだけは変えて欲しくなかったなぁ…
>>621 真世界シリーズも再販+後半5部作翻訳してほしいものだなぁ。
今更だがホークムーンは船でもとカマルグのあった場所に戻ってどーやってあの次元に行くつもりだったのか
コナンといえば今回のスクレイリングにキンメリアの地名が出てきたね。
でもキンメリアって北米で正しいの?スコットランドあたりだった記憶があるんだが。
>>675 あっちは<パターン>と<模様>で、論争は起きそうも無いのが良いな
今回はクロスターハイムをヌッコロさずにあっさりと帰しちゃったね、エルリック。
夢盗人のときは「追い掛けてもヌッコロス!」といきまいてたのに。
ゲイナーとかクロは「殺しても復活するからどうでもいいや」と諦めモード突入の
心境なのだろうが。
>>678 訳者が「模様」に「パターン」とルビを打って
その後差し替えた理由をpatternの意味から丁寧に解説しているからね
懐かしさのあまりつい出てきてしまった スレ違いスマソ
正義の味方「サムライ男」を捜せ!=窮地の警官を刀で援護、姿消す−英 (時事通信)
【ロンドン12日時事】英北東部の町サウスシールズの警察当局が、警察官を襲った
武装ギャングを刀で撃退した後、姿を消した「サムライ男」を捜している。
スカイテレビなどによると、この町で民家の中から助けを求める女性の声を私服警官2
人が聞き付け、救出に当たったが、中にいた強盗団は計5人。強盗の1人がナイフで警
官を突き刺そうとした時、どこからともなく刀を持った男性が現れ、ナイフ男に反撃。別の強盗の腕も刀で攻撃して、逃走を阻んだ。
結局、強盗団の3人が逮捕されたが、「サムライ男」はこつぜんと姿を消し、正体も分からないまま。警察は住民に情報提供を呼び掛けている。
[時事通信社]
「銀の膚」キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
ギャングが狙っていた女性はアクトリアス石でも持っていたのだろうか
逃げたふたりのうちどっちかがゲイナーだなw
逃げたのは間違いなくゲイナーとクロスターハイム
>681-685
バロスwwww
懲りないなゲイナーw
その刀は黒くて呻き声をあげてたのかよ
サムライ男「アマテラス!アマテラス!御身に血と魂を!」
一番驚いてるのはムアコック。
むしろクリストファー・ランバート
この次元でも、我々の知らないどこかで闘争が行われているということかwwww
ようやくスクレイリング読了。
う〜ん、なんかウーナ一人称の話は回りくどすぎて、どうものめり込めなかった。
で、ウルリックはなんか振り回されていただけみたいで、こっちも付いていけない感じがした。
さて、次に都合良くエルリックが呼び出されるのは、本編のどの辺りからだろうか。
もしかして、エレコーゼなみに気軽に呼べる存在になってないか>エルリック
新三部作は、ロブコヴィッツ公がウルリックVBの介添人てことでおk?
>>694 あと、ゲイナー&クロスターハイムがタイムボカンシリーズの悪役並みに使い回しキャラになっている件について。
何か今更な疑問なんだが
エルリック世界のゲイナーって
イイルクーンなのかジャグリーン・ラーンなのかセレブ・カーナなのか?
イイルクーンは確定だろうけど
先日、某双子姉妹の妹Mさん(年齢不詳)による
初の記者会見が行われた。
Mさんによると、彼女ら姉妹について語られてきた悪い噂は
すべて双子の姉Sさん、もしくはその影響を受けた化身の所業であり
自分はまったく関知していないとのこと。
にもかかわらず一緒くたに非難を受けていることは非常に心外、と
過去に蒙った精神的苦痛を切々と訴えた。
問題のイイルクーン氏との過去についても、純粋に仕事上の関係であり
まったくやましいところはないと主張している。
しかしながら「ディヴィム・スローム氏見捨てちゃった疑惑」等
いまだ不透明な件も多く、
今後の動向が注目されている。
>>697 イイルクーンはコルム世界では、使役デーモンになってたな
早川の営業さんに拠ると
今後の予定は5月〜エレコーゼが2冊(隔月刊行ね)
9月〜ベックが2冊(タイトルは知らんと言われた)
ここまでは決定。
で、来年1月〜コルムを一応予定してるけど決定ではない。
ということでしたけれども
中の人とやら、詳細よろしくね
>>700 マジスカ?
どうかit's Gになりませんように!
まず、7巻がいつなのか知りたい
新版コルム出るとしたらちょー分厚い上下巻仕様になるんだろか…
創元みたいに薄いままでふっかけてくるかもしらん
5月 永遠の戦士
7月 剣のなかの竜
9月 堕ちた天使
11月 秋の星々の都
2008年1月 永遠の戦士コルム
じゃないかね?
>702
コルム終了後の2008年までおあずけだつたら嫌だな〜
未訳のコーネリアスとか、カーネリアンってどんな感じの作品なわけ?
チンパン人の科学者が現代の地球にやってきて戦うスプラッタパンクノヴェル
>未訳のコーネリアスとか、カーネリアンってどんな感じの作品なわけ?
>コーネリアス
ジェレマイア(ジェリー)・コーネリアス。英国の暗殺者、科学者、ロックミュージシャン。
最初のTheFinalProgramme(1965〜68)は本当にエルリックの現代版という感じの話。
ここでの黒の剣は「ニードルガン」。
「夢見る都」+「神々の笑うとき」+オリジナルの第3部の3部構成の長篇。
クライマックスの展開がむちゃくちゃでいい感じ(笑)
その後の「A Cure For Cancer」(68〜71)以降は設定と文体をリセットしてよりニューウェーブ
SF的な難解な話になっている。
60〜70年代当時の世界状況(68年のソ連軍のチェコ侵攻など)に密着した作風が
強調されていて中村融氏はそのことがコーネリアス4部作の翻訳の妨げになってると
「デリー分割」の解説で書いている。一応長篇は77年の「The Condition Of Muzak」で完結してるが、
短編や中編は今でも書かれている。
ムアコックのSF系作品の代表シリーズと思えばいいです。
>カーネリアン
ムアコックのSFシリーズ「時の果てのダンサー」シリーズの主人公。アイアン・オーキッドの息子。
舞台となる「時の果て」とは超未来の地球。別の宇宙からエネルギーを引き出すことで生き長らえている。
主人公のジェレク・カーネリアンは時の果てに連れてこられたアメリア・アンダーウッドという19世紀イギリスの女性
にひとめぼれしてしまい、19世紀に戻ったアメリアをタイムマシンで後を追うという話。
超未来人が19世紀のロンドンで巻き起こすドタバタ喜劇。
日本ではエルリックが「時の果て」に登場する「時の果てのエルリック」という中編のみが同人誌で翻訳されていた。
>>708 邦訳の出ている4戦士とは、全然違う世界観なのか。翻訳しても、売れるかどうかわかんないね。『白銀の聖域』よりは売れそうだけど
>ジェレマイア(ジェリー)・コーネリアス。英国の暗殺者、科学者、ロックミュージシャン。
昔出てたメタルフィギュアで、「70年代のロックミュージシャンみたいな格好をしたやつ」とか言われてたけど・・・本当にロックミュージシャンなのか
バスタブルを訳すのが適切と思われ。
もしくは第二エーテルか。
第二エーテルってなに?
>>711 ローズ・フォン・ベックを主人公とする最近作
しかし今さらながら思うのは、ハヤカワの新訳版エルリックに便乗して新装版ホークムーンを出版した創元推理文庫の商売上手。
お陰でついつい、初版を持っているから天野絵版を買わずにいたのに、今回の新装版は買ってしまった俺ガイル。
旧版を読んだのはリア工の時、学校の図書室にあったんだよなぁ、
エルリック、エレコーゼ、コルム、ホークムーン全てあった。
今にして思えばすごい学校だ。
>>714 うちにはコルムだけがあった。
......それはそれで中途半端
高校で図書委員だった俺は、あろうことかグ○ン・サーガを図書室に仕入れさせてしまった。
無知とは恐ろしいものだのう。
卒業後にエルリック→コルム→ホークムーンを読んで、我が身を深く悔いた。
うちはハヤカワSF文庫と創元は一通りあったよ。
俺の場合、中学入ったらロッカーの中に「剣の騎士」が置いてあった
それがきっかけでシリーズ集め始めた
俺は生協に「剣の騎士」「〜女王」「〜王」が3つ平積みに並んでいるのを見たのがきっかけ。
何の気なしにまとめて買って帰って、読み出したら宿題そっちのけになってしまった。
でも今覚えば、「〜騎士」だけだったらここまでのめりこまなかったな。
俄然面白くなったのはやはりジャリーが登場してからだったから。
3冊出揃った時期に出会えて幸せだったと思う。
俺はウォーロックってTRPG専門誌の中のコラムでエルリックが取り上げられてたんで
それがきっかけで読んだんだよな
20年前くらいのTRPG系の雑誌とか本ではエルリックはメジャーな存在だったよな。そういえば。
映画化マダ〜???
黒歴史を刻むくらいなら映画化しなくてイイヨ
>>723の話を聞くまで映画化の噂のことをすっかり忘れてた…
726 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/15(月) 23:13:07
エルリック役のマイケル・ジャクソンとの交渉が長引いているのさ。多分な。
他に適任者いないしな。俺は前スレからずっと主張してきたが。
人外の美の白子、といえばこの世にはマイケルしかいないよ。
マイケルはやめれ
キャラが濃すぎてエルリックがかき消されるがな...
楽曲提供ぐらいで勘弁
イイルクーン/ゲイナーはジョニー・デップだな。
高校の後輩が古本屋で探して来たルーンの杖秘録に親父の蔵書印が押してあった(実話)
>>720 摩由璃の本棚?
俺はあれのお陰で色々読んだな。
グンナールはヴァイ・キングゲイナーか!
仮面にモノ食うための穴が開いてるのが笑える。
>>729 待て。
デップは、スペシャルゲストとしてジャリィで是非。
>>731 おー、まだ覚えてる人がいるとは
『惑星カレス〜』とか『夏への扉』あたりもアレの影響で読んだな
文庫版持ってたんだが引越しの時捨ててしまったのが悔やまれる・・・
>>733 エルリックより人気が出そうな気がするジャリー・デップw
鷹月新装版4巻は
いったいどこの次元の袋小路に迷い込んでいるのか
さっぱり入ってこない
あ、そうそう。
新版の「杖の秘密」
なんか知らない評論家の解説文が載っていたけど、中村大先生の3巻の解説文と比べたら
天と地ほどの差がある内容だった。
結局、3巻しか買わなかった。
>>731 むう。エディングススレでは、罵倒されることの多いあの人か・・・
>>739 指輪やエルリックは取り上げていても、
エディングスは取り上げてなかったんだっけ?
マロリオン9巻の解説・・・
ベルガリアードは紹介してたはずだが、ウォーロックを知らない人からみたら、わけの分からないことを書いてる謎の人にしか見えないからな
久方ぶりに読んであらためて思ったが
ホークムーン、この「ほぼ総員死にっ放しエンド」のまま終了しちゃってたら
いったいどういう評価になってただろう
つーかセピリズやっぱり煮ても焼いても喰えないなと。
”ニレインの十者”を食おうとはかなりのゲテモノ食いだな
てな話はともかく
ブラス城3巻の賢者の集いの中じゃ一番混沌寄りの人物ではある
てか火山の中から『ワハハハハ』なんて笑い声と共に出てくるなんて
普通悪役のやることだろw
黒玉と黄金の人は中庸っぽくて
アマージン伯あたりは法のイメージ
>>744 村人が死ぬのを見過ごすあたりは完全に悪人だよね。
あと、銀の女王も善悪で言ったら悪かな。
そもそも「女」が善に属するという事がありえないけど。
ブラス城年代記も再販希望
ブラス城年代記がなかったら、全然完結せんからな…。
コルムは、ブラス城が有るのと無いのでは、どっちがマシなんだろうか?
当然「剣」に一杯食らわせたブラス城
コルムはブラス城でやっとハッピー(?)エンド。
ホークムーンはブラス城が無くても
「犠牲は大きかったがこの世界は平和になったんだなぁ」
で終われるけど
コルムはブラス城抜きだとマジ悲惨
というか『剣の王』で終わっててくれとゆー感じ
エルリックにもコルムレベルの救済が欲しい。
「息子」に期待。
コルム公子は「剣」に一泡吹かせただけで、本人は全然救済されてねーw
エルリックはある意味、自業自得というか、その人生に相応しい結末だが・・・
コルムはなんとかしてやってくれよ
「ブラス城」はアリオッ○が印象的。なにか感動してしまう。
イッセルダにはハラハラさせられた。
内容は意外性に富んでるのに、ページ数は少ないんだよね。
運命に翻弄された戦士としてしては非業の死を迎えたコルムが、最後ただの人間として
自分の意志で死を選ぶというのは美しい結末ではあるでしょ。
雄馬と剣で読者としてモヤモヤをずっと抱えていたのが、予想しなかった場で解消されたので、
ホークムーンの結末よりも、エレコーゼの結末よりも、ジョン・デイカーの結末よりもカタルシスがあった。
>>755 他の人が言ってるのは物語的カタルシスについてじゃないでしょ。
新たな安住の地を見つけた(と信じたかった)と思ったら最愛(と思いたかった)女に殺されて(実質ね)、
それで終わりかと思ったら”天秤”に引っ張り出されてまた”戦士”として働かされて、
それも終わったと思ったら自分が愛した人達が暮らした土地が滅ぶ時代に飛ばされた上に、
感傷に浸るヒマもなく”黒い剣”があらわれて空気読まずゴチャゴチャ言ってるのをBGMに
自殺するって救いないよね〜、って話かと。
なんというか、コルムって他の3戦士と比べて立ち居地が微妙というか、ぶっちゃけムアコックの
扱いがあんま良くないように感じるんだよね。
まあその辺の悲惨さとか「いらない子」感が俺がコルムを好きな理由でもあるんだけどw
扱いがよくないというより、他の戦士のように便利に使い回しされていないってだけなんだと思うけど。
全然悲惨な感じはしなかったけどなぁ>ブラス城3巻におけるコルムの行動
むしろエルリックには何の救いも無かったのが鬱でねアレ
他の三人と違ってエル公の人生の中じゃ単なる冒険の一場面あつかいだしな
そもそもラリーナが死んでしまったのに後を追えなかった後半3部作が不幸なんで、
そこから考えれば良く盛り返した。
クウィル神についていったら、新たな冒険が待っていたのかな
クウィルについてかなかったこと自体が自身の選択だったわけだし、「剣」の前でみたいな細かいこと
はともかく、あのまま思い出に浸りながら死ぬつもりだったんじゃないの?
ラリーナが天寿を全うするのを看取ってるので
他の戦士よりは、随分といい思いをしてるんじゃね
でも、いなくなった嫁さんが戻ってきたドリアン旦那よりは落ちるわな。
ほんっとにホークムーンだけ、出血大サービスしてると思ったよ作者。
>>763 あまりにも永遠の戦士シリーズらしくないラスト。
すでにホークムーンは永遠の戦士ではなくなった、戦士の物語が終結した、
ということを示す場面としてはあまりに説得力がありすぎた。
というか、(それまでは落ちたらおしまいだった)忘却界から全員戻ってくるなんてラスト自体、
説得力を持たせるという、ただそれだけの理由のために選ばれたとも思える。サービスでも慈悲でもなんでもなく。
>「永遠の戦士」らしくない戦士
ムアコックの中でホークムーンはマイクル・ケインに近くなったのかもな
確かに他の3戦士は本シリーズ終了後もネタにされてるのにコルムの扱いは不憫な
気がするね。
ホークムーンは一冊3日ぐらいで書いたお手軽シリーズだったはずだが、その後のフォロー
は結構恵まれてる。
何も付け加えるべきものがないからじゃないの。
エルリックは初期と変わりすぎだし。
コルムはまあ最後に過ぎ来し方を
黙然と振り返る時間を得られただけよかったと>タネ求
本編での用済みっぷりがピカイチだっただけに。
ところでコルムって四者のなかではいちばん「まあまあ」とかいって
なだめ役に回るようなイメージが強いんですが。
まあ友人に持つなら、コルムが一番安全だよな
エルリック・・・本人が我侭な上に、勝手に襲い掛かってきかねない剣を持っている
ホークムーン・・・一軒まともに見えるが、結構短慮
エレコーゼ・・・20世紀の文明人らしい思慮はあるが、怒ったら人類を殲滅した
だから。
「戦士」の友人を持つならラッキールがいいです・・・
クゥイルの手とか、ダグダーが改造した銀の手とかを持っていなければねぇ<コルム
やっぱ「戦士」は友人にするもんじゃないな
友人にするならジャリーが一番
女にするならメディブだけはやめとけ
>>763 コルムは戦いが終わったあと、イルブレックにもダクダーにもクウィルにも“剣”にも行く場所を与えてもらった果報者。
>>770 ラッキールは最後が何とも…。
暴食をとがめたら、逆ギレされて殺されるなんて。
逆ギレと言われたらエルリックは泣くぞ
>>774 それにもかかわらず、全部断って自ら死を選ぶとは・・・ヴァドハーって生きることに執着が無い傾向があるって1巻にも描いてあったっけ?
>>777 傾向があるかどうかは覚えてないが、
確かコルムの親父さんが、やはり老化で衰弱が激しくなったら自殺するつもりでいたよ。
そういうヴァドハーの作法があったと記憶してる。
コルム好きだけど、一人でオウィン城に戻った時「何で自分は人間なんかの為に戦ったんだろう?」と素のヴァドハーに戻るシーンはorzとなった…
>779
自分は逆にそういう心理描写がコルムの立場のジレンマを感じさせて好きだな。
何も考えずにマブデンのために戦ってるだけだとなんか嫌。
四戦士中、ホークムーンだけがその手のジレンマとは無縁だね。
(せいぜいダヴェルクやフラーナを受け入れる程度)
その意味でも『ブラス城』ハッピーエンド以外の終わり方はありえなかったのかもしれない。
逆にエレコーゼは自らの種族を裏切ってまでエルドレンのために戦ったのにな。
この二人は見事な鏡像になっている。
コルム=自種族を滅ぼした異種族のために戦い、褒美を与えられる。最終的に全てを拒絶し、尊厳をもって死ぬ。
エレコーゼ=異種族のために自種族を滅ぼし、一時の平安を得るも記憶の業を負わされる。
しかしサイクルの終わりを待って遂に救われる。
エルリックはタコが好物だってさ。
たこ焼きを食わせたいなー。
ムアコックには人食いと同じレベルらしいが。
ムアコックにも食わせたい。
つ沸騰海産のピアレー焼きをどうぞ
ピアレー神のビジュアルイメージがクトゥルフっぽいのは俺だけではないと思いたい
クウィル神の問答無用なデストローイでダークドレアム思い出したわ
個人的にはソリアンダムロボのイラストよりロンドラの飛行機械の方がひど(ry
>>783 タコを好んで食うのは、日本人とイタリア人だかギリシャ人だけだっけ?
いや、それはイカだったかな?
ブラス伯ロボは出てこないの?
>>789 出てくるよ
ただしアマノッチ画だからかなりイメージ違うけどね
>>790 ありがとう!
カマルグは真鍮の巨人によって守られているという伝説は本当だったんだな。
>789-791
なんか会話が噛み合って無い気がするんだが・・・
エターナルチャンピオンの戦国BASARAの夢を見た
もちろん歌はTMで
>>792 ヨーロッパじゃなくて、極東の島国で話し合えば、それぐらいおかしくなるわさ。
とりあえず敵も味方もヌッ頃して
チャンピオンフィーバー!
うーん、ほんとに発売してほしいw
イッセルダが行け! 父上とかいって無敵のブラス伯が大暴れなんだろーか。
敵の群れの中にたまに妻とか仲間とか混じってるから
調子に乗ってるとうっかりキルするわけだな
楽しそう
798 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/23(火) 13:24:43
光の巨人族とマブデンに
滅ぼされた種族の為に戦うヤプール人のチャンピオン。
異次元獣がミーアクラアだったりグロームだったり風の巨人だったりするわけですね?
>>798 そのまま光の巨人族がマブデンのチャンピオンでよくない?
>>800 そうだよね
いざとなったら助けに来てくれる(血の繋がらない)「兄弟」もいることだしw
紅衣だったり皮膚が銀色だったりするしな
なんで俺はこんな連中を助けるために・・・とか悩むところは
コルム⇒セブンかな
昔:「シュワッチ!」
今:「シュワッホ!」
クライシス人「君はこの世界を救ってくれる英雄だ」
↓
・・・・・・クライシス人皆殺し・・・・・・
なあたりBlack Rx はECかもしれんね・・・
マーズもかな
>>807 ウルトラセブンはウルトラジーベンになるわけだなw
ドイツ語なら「シュワッハ」じゃね?
シュワッホ だろ。
マッホ売りの少女
812 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/24(水) 21:43:13
>>800 アリオッチにウルトラマンがスペシウム光線くらわすの?
新訳からエルリックにはまった自分としては
アリオッチという呼び方は違和感バリバリなんですが・・・
ほら、東ッチとかイクヨッチとかそんな感じで・・・
有夫ッち
アリオッチ! アリオッチ! 血と魂を御身に捧ぐ!
と叫ぶとき、
アリオッホ だと気が抜けてしまう。
日本語の「ホ」だと丸い口して息が抜けちゃうから、やっぱまずいと思うなあ。
アリオークなら問題ない。
アリオッチ:「血と魂を御身に捧ぐ!」
アリオッホ:「ウホッ、いい血と魂…」
アリオーク:「殺 ら な い か」
>>809 また新たな混沌ネ申の誕生ですか?
アリオ ッ ハ
がははグッドだー!の人、エターナルチャンピオンと戦わせたらどっちが強いだろうか
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UlrichとQuelchが「ウルリッヒ」「クェルヒ」なのになんでAriochは「アリオッヒ」
じゃないん?
ドイツ語だと、chの前の母音がauoのいずれかの場合発音が変わるから。
ieは「ヒ」なんだけどね。
日本語で書くと正確じゃないけど、aなら「ハ」uなら「フ」oなら「ホ」に近い感じ。
arieと書いてあればハルヒなのか
違うんじゃね?
>>822 ドイツ語だと、chの前の母音
ドイツ語だと、chの前の母音
ドイツ語だと、chの前の母音
かくして角笛が鳴り響き、世界が静寂に包まれた...
「スクレイリングの樹」のラストで過去のアメリカに取り残されたクロスターハイム
はそのまま「堕ちた天使」のドイツ30年戦争の時代まで生きるループ構造になるのかな?
スクレイリングの…を読み終わって、そのままコルムを最初から読んでるけど、
まー読みやすいこと、読みやすいこと。
誰が悪いんだろ?
>>827 「変わってしまったムアコック」か「ムアコックを変えたアメリカ」
途中からはスラスラ読めるんだけど、最初のウーナの語りがダルい。
あそこ、もう少し上手い訳し方があったんじゃないの?
自分もウーナ編はまるで苦行のようだった…。
ウーナ編は原文の文体からして違うからなぁ。やはりムアコックの責任だと思う。
ウーナ編、ひょっとして
ムアコックの嫁さんが書いてるって可能性は無いだろうか
834 :
827:2007/01/28(日) 17:15:18
訳者が8割悪い、と思ってたけどそうでもないみたいねw
そういや旧版エルリックの7、8巻ですでに装飾抽象過剰文体、萌芽ってたような
話変わって、コルム2巻の口絵、意味不明なほど汚いなあ
今回ゲイナー君は、持ち船を自在に操ってなにか楽しそうでしたね。
筒井さんなら「わははははははははははははははははは」
と書くところか。
ウーナ→だる〜
エルリック→世界放浪がちとだるいがまあ
ウルリック→セピリズのおかげでサクサク
俺もこんな感じだた
「さらわれたウルリックの運命やいかに!」って点に読者を引きつけておきながら
ウーナもエルリックも(一見)無関係そうなことで右往左往してるからな
まだるっこしいのも無理はない
三者の物語をカットバックで並行させていけば緊張が続いたかもしれんが
逆に一人称形式が災いしてよけい混乱ということもありそう
最終巻はどうなるんだろうね?
「夢盗人の娘」〜「スクレイリングの樹」まで読んで、これらは「エルリック・シリーズ」ではなく、「ウルリック・シリーズ」にした方が
違和感ないかも、と思ったのはたぶん俺だけではないはず。
シリーズなら主役であるはずのエルリックがジャリー・ア・コネルみたい(いや、以下か?)に便利に使われているだけなんだし。
ムァコックの作品に魅かれたのって
厳しいまでの悲壮感が漂ってるところだから
ウーナ編とか物足りない感じ
「白き狼の息子」は驚天動地の展開の連続なんでスクレイリングがかったるかった
人は期待してもいいかもよ。
舞台はアソコだしキャラであの人はでるし・・・
たしかに「娘」でも「樹」でも
なんつーか『剣の運び手』だもんなあウルリック伯w
原書で読む暇もスキルもない俺は
マターリ期待して「息子」待ちます
実際海外だとエルリックシリーズじゃなくてフォン・ベック一族シリーズにカウントされてるんでしょ?
新婚気分でうかれているウーナの様子を見るのは悪くない。
だが、書いている人間が違う気がしてならない。ならないのだ。
ムアコックは女性が主人公になると文章をあえて変えていると思う。
グローリアーナはひどかったろ…
訳もひどかったな
ク○リを変えているんじゃね?
>>846 グローリアーナも原文が妙だったような…
寝ないで三日で一冊書き下ろすムアコックでなきゃムアコックじゃないやい
よく寝て、構想や文章を練るムアコックなんて、ムアコッホだい
そういや
arioch発音についてムアコックの公式声明とか肉声インタブーとか無いの?
さんざんがいしゅつ
「ドイツ語発音だとホが近い」とか言われてもなあ。
ムアコックはイギリスの人だしメルニボネもどこかイギリス的だと思ってたのに。
それともウルリックの口を通すとariochの名前は自動的にドイツ語訳されるのか?
>>850 発音記号はAIR-i-ok
ムアコック自信の肉声はホークウィンドのライブとかオーディオブックとかで聞ける。
この話題は何度もでるからテンプレにいれて欲しいよ。
キリスト教圏ではAriochをどう発音するかは知ってて同然だからわざわざ公式声明なんて出さないんじゃないの?
×同然
○当然
最近、ムアコックを知った若者は、エターナルチャンピオンや天秤の設定を聞いて、厨設定だなと思ったのかどうか気になる・・・
そう言えば、ドイツではどう発音するんだろう。
いや俺は百歩譲ってムアコッホがアリオッホと発声しているなら認めてもイイッホ
ウッホッホ
ムアコックはアリオッホなんて発声してないから安心して良いよw
>>856 最近の小説やらではよくある設定だなとは思ったな。
昔は斬新だったのかね?
比較的最近読み始めた人間だけど(98年ごろが最初)
ある意味では最近の小説の設定の元になってる部分あるんだろうな〜と思いつつよんでるな。
別に厨設定とは思ってない…
そんなこと思ってたら近年のラノベなんか読めないだろw
>>861 ムアコックを初めて読んだのが20年くらい前の人間です。
個人的には「天秤」(バランス)の概念は確かに斬新でしたね。
その直前に読んでたのがゼラズニイのアンバーシリーズで、漠然と
秩序(コスモス)即ち「法」(ロー)であり、
「混沌」(カオス)よりも上位にくるもんだという印象があったからなおさら。
厨設定って言葉があるのか。
RPGなんかはECシリーズから借りてきた設定がかなりあるから
それを経由して最近の小説に取り込まれているんだろうな。
なんか指輪の映画が出たときもありがちな設定とか○○のパクリとか
言っている厨もいたような気がする。
865 :
850:2007/02/01(木) 09:06:53
>>863 俺はパターンがログルスから生まれた、って設定から、
秩序より混沌が先立つもの、ってイメージを受けたな…
現代の日本で言えば
ヤクザとかチンピラ・不良は混沌の下僕か
まず〈法〉が先陣を切り〈混沌〉が続くという例えがあったように、昔の任侠は〈法〉、いまのヤクザは〈混沌〉。
コルム2巻の〈混沌〉の兵士のように、かつての理想を覚えているが、今では自分がどれほど腐敗したか気づくだけの知性も残っていない。
エルリックがいなかったら、白子キャラはここまで蔓延しなかったと思う
対立する概念が善悪じゃなくて、法と混沌というのも当時は物珍しかったと記憶する
>>864 井筒が指輪はドラクエのパクリとか言ってたな・・・
ところで、マゾッホはマゾッホでいいのか?
ようやく「夢盗人の娘」を読み終えた
ヘスにちょっと萌えた☆
>869
>対立する概念が善悪じゃなくて、法と混沌というのも当時は物珍しかったと記憶する
「法と混沌」ではないけど、北欧系の話だと「善とも悪とも決めつけ難い者同士の争い」
は割とありがちな気がしますね。
「折れた剣」にしても、「エルフ」「トロル」の双方共、「善」ではないし「悪」とも
言い切れない存在に思えますし。(で、どちらも親しい存在である神々や巨人たちをおそれ
つつ嫌っている、と。)
折れた魔剣な。
この分だと再販しなそうなのは火星シリーズと「この人を見よ」ぐらいになりそうだな
>>874 劣化する前のアマノッチに描き直してもらえてほんとによかった>火星シリーズ
>870
せめて、エクスカリバーかウィローと言ってれば、格好もついたのに・・・
井筒って誰?
覚えなくていいよ
ただのマブデンだ
井筒とは口先だけの人のことを言う。
>>878 井筒は指輪の映画観て「何時の時代のどこの国だか言ってみろ」とかのたまった池沼
あいつの映画こそ「何時の時代のどこの国だか言ってみろ」って感じの不思議空間だよな
あれは近親憎悪(本人にとっては
指輪を映画化できた理由を理解してないエセ文化人は、間抜けぶりをさらすだろうなと思ってたが・・・
エルリックの映画は何と言われるだろうかな、楽しみだ。話題にものぼらないかもしれんが
白き狼の息子987円
マイクル・ムアコック(著)
刊行日: 2007/03/10
〈永遠の戦士 エルリック7〉〈ルーンの杖〉を求めて暗躍するゲイナーの野望を砕くべく、
ウーナは孫娘とともに……
ウーナッハたん・・・ハァハァ・・・
ここは一つウーナッハッハで
ウーナ母でウーンになる、と。
次の目的はルーンの杖かぁ
もうゲイナーはなんでもありだな
一度両手に吸血剣とルーンの杖
リンの目とクゥイルの手を付けてエルドレンの戦車に乗ったゲイナーとか見てみたいな
>>890 回答はネタバレになるのだが、お前本編読んでないな。
白の剣と黒の剣(ストームブリンガー)を両手に、聖杯(杖)を懐に、
狂った法の神の軍勢を従えてもダメな奴はダメ。かわいそうだな。
それが運命だから。
……そりゃ因果の外で死にたくもなるわ
ところでゲイナーくんはコルムの最後で運命の輪から解放されたの?
それともアレはダグダーの騙り?
エターナルチャンピオンは千の世界の様々な人物が1つになるもの。
ゲイナーは同一人物が引き裂かれて千の分身が千の世界で負け続けるもの。
ダグダって杖?
何か邪悪なんだが。
天秤に仕える者の中でも過激派
みたいなイメージ
セピリズあたりは必要とあればエルリック殺すぐらいはしそう(出来るかどうかはともかく
ゲイナー君が大活躍し、永遠の戦士を倒す(役目を完遂させない)話が読みたい
えーと要するにゲイナークンは都合のいい玩具ということですか?
結局、一なる四者=ガッタイダーはチャンピオンの本来の姿では
なかったって事何だろうか?
>>898 そういうことはないんじゃない?
敗北と同時に〈天秤〉が日雇い〈戦士〉を派遣するっぽい。
イリアンに対するホークムーンやフラマディンに対するジョン・デイカーみたいに。
絶対混沌や絶対法に陥った世界も何気に救われているし。
天秤が選んだ最強の戦士コナンザバーバリアンとか?
>>901 その敗北のときのゲイナー君の大活躍を是非w
負けると判っていても突っかかっていかねばならないゲイナーくん・・・・
なんか萌えw
>>903 ゲイナーはそういう時も勝てなさそうw
てか奴の運命は、勝ちそうなところまでいってギリギリで負ける、なんじゃないかと。
〈戦士〉を倒すのは地元のひとが不意打ちする場合だしね。
シャラディムやメディブ、カランの手を借りたイムリル、ストームブリンガー…
イムリルって夢見る都と名前が似ているけど関係あるのかな
>>903 そういう時には決まってカヤの外、に一票w
ストームブリンガーを地元の人と言うにはなんか抵抗があるw
てかメディブの像ってタネローンの例の広間には並んでないのかねえ
ダグダーに
「あれはちょっと似てるから勘違いしてるだけ、あんたの好きなのはラリーナ」
とか言われてたけど
メディブが並ぶぐらいだとイオリンダも並んでまうような。
天野イオリンダは表紙・挿し絵全てのイラストが美しい
『永遠のチャンピオン』も井辻訳だったからなー
王女時代は普通にしゃべってたイオリンダが
即位したとたん古文調になったのに萎えた記憶が
(斉藤訳のメディブはそれほどでもなかった)。
原文もあんなふうに格式ばった台詞になってんのかね。
ま、単に好みの違いではあるけどさ。
>>911 >>即位したとたん古文調
手元にないんで確認できんのだが、それは公私で分けてなかったっけ?
女王として接しているとき古文調で語っていたけど、
感極まった時には普通の言葉遣いになってた気がする。
イオリンダの「無理している感」が上手く出てたような記憶があるんだが。
ある朝、目を覚ますと狼の仮面を被っているゲイナーくん…
て解釈でいいの?
914 :
911:2007/02/06(火) 12:57:07
>>912 うん、確かに古文調の時は兵士を率いて対決するシーンだから、公私を分けてるとはいえる。
でも、メディブの場合は部下の前でコルムを糾弾する時でもそれほど変わらなかったから。
やはり訳者の違いかもしれない。
ルーンの杖秘録とブラス城年代記の斧男の訛りの有無には面食らったな
ブラス城1巻のイッセルダも「嘘じゃ〜」とか言ってたっけ。
エルリックの新三部作やフォン・ベックが全部翻訳されたら、翻訳されてるエターナル
チャンピオンシリーズ全部読む場合はどの順番で読んだらいい?
私が昔読んだ時の読み方
各シリーズ1巻目→各シリーズ2巻目→…最後にブラス城3巻目
エレコーゼは他シリーズの2巻目毎に1巻ずつ
まだエルリックが全6巻だった頃のお話ですた
1 ホークムーン前4作
2 エレコーゼ1&2
3 エルリック1〜5&短編
4 コルム
5 ホークムーン後3
6 堕ちた天使
7 エレコーゼ3
8 エルリック6〜8
こんなところかな。
仮に『秋の星々の中の都市』が訳された場合は『堕ちた天使』の後。
『第二エーテル』シリーズが訳された場合は『エレコーゼ3』の後。
921 :
920:2007/02/07(水) 13:19:20
アルフレインやグロガウアー、ライアンは適宜ひまをみつけて。
SFマガジン掲載の短編も同様。ただし『時を生きる種族』と『夕暮れからの脱出』はエレコーゼ2の前が良い。
俺的順番についての考えは、ブラス城読むのはエルリック、コルム、ホークムーン、エレコーゼを
一通り読んでからにしたほうがいいんじゃね、くらいだなぁ
繰り返し読めばいいんじゃね?
…とちゃぶ台をひっくり返してみるw
順番なんかそんなに気にするほどのものでもないと思うがナー
コルム3を読んだあとはエルリック4が読みたくなるというものよ
「アガックとガガック」にしろ「ヴォアロディオン・ガニャディアックの塔」にしろ、エルリック編を先に読んだ方が良い希ガス。
なんかエルリックの描写は粗いので、コルムとホークムーンで実態を補填するのが良さげ。
ただ、エルリックを先に読むと、コルムを読んだときにエルリックの口調に激しく違和感が・・・
逆もまた然りなんだけど、ホークムーンも井辻だから、コルムだけ浮いてしまう
出版時の契約によるかもしれんけど、訳者を連名表記することで今のコルムの訳に手入れて
出し直す、みたいなことは可能なんかね?
やめて欲しい
コルムの井辻新訳があるとすれば、
斉藤伯好版からまたキャラ名を変更してくるかもしれんな。
メディブ→ブラス城年代記表記:メーブ
コルム・ジャエレン・イルゼイ→コルム・ジャアレン・イルゼイ
ジャリー・ア・コネル→ジェリー・ア・コーネル
なんか他にもアリオッホみたいに我々の予想外の新訳があるかもしれんのが怖い。
井辻はエルリックが好きなだけで、ムアコックのSFじみたところは好きじゃないんだろ。
むしろエルリック以外を他の訳者にしろよ。
アリオッホは新訳じゃなくて先祖帰りじゃないの?
ウーナッハも。
なんかシューマッハみたいな。
>>931 コルムとジャリーは新版2巻・3巻でも斉藤訳のとおりだったから、心配はしてないが
アリオッチ⇒アリオッホはほぼ確実だな>井辻新訳
まぁ、零落したアリオッチ様にはアリオッホの方がお似合いかもしれんが。
斎藤訳の中でも、「マベロード」と「マベルロード」ってやってたなあ。
そういうのはハヤカワが一つに統一しようと監督したりしないのだろうか?
訳者に丸投げ?
>>932 ファンタジーについてのエッセイでも後期の作品(薔薇の復讐・夢盗人など)は正直好きじゃねぇって書いてたしな
>>939 創元は今回、訳者の申告に従ってアイグェス・モルテスをエーグ・モルトに統一したね
これもある意味丸投げかもしれんが
>>926 それこそがエルリック視点
自分の問題に手ェ一杯で、まわりのことは気にしている余裕がないのだろう。
ジェリー・コーネリアスってどうして邦訳の出版しないんだろう?
アマノっちの扉絵の単行本2〜3000円クラスなら即買いするのに
ファイナルプログラム
何か支障があるのかなーー
ムアコックの基本路線はダーク・ストーリーだから、まず一般ウケしない。
我々は少数派なのですよ。
『この人を見よ』は確か何か賞(うろ覚え)もらってるわけだが、
あれってアメリカで一般受けする話なんだろうか?
ヒューゴー賞、ネビュラ賞は昔からある賞。
ローカス賞や世界幻想文学大賞あたりがあとから権威が出てきた賞かね>SFFT
個人的にはヒューゴー賞→スペオペ ネビュラ賞→ハードSFみたいなイメージ。
>>948 俺は逆にヒューゴー=ハードSFとかの保守本流
ネビュラ=文学系というイメージ
なので、ニューウェーブの仕掛人だったムアコックがネビュラ取ってて納得。
「この人を見よ」=ネビュラ賞
「剣の騎士」「剣の王」「雄馬と剣」=英国幻想文学賞(オーガスト・ダーレス賞)
「グローリアーナ」=世界幻想文学大賞
「堕ちた天使」=世界幻想文学大賞候補
だったかな。
>943
コーネリアスはエルリックと並ぶムアコックの代表シリーズなのに日本での立場が
微妙・・・
新装版だとエルリックの新3部作とエレコーゼ、コルム中心のリリースなので関係のあるフォンベック2部作
とかは出てもあまり関係しないJCとか時の果てとかはスルーされてしまう悪寒。
ただJCシリーズのある人物が登場するので全く関係しないというわけでもないのだな、これが。
第2エーテルとかバスタブルは日本語版がどうなるかは不明
『暗黒の廻廊』の文庫化はありうるかな
いちおう版権持ってるんだろうし・・・
単行本はどれくらい売れたんだろう
バスタブルは出して欲しいね。せっかく友情出演したんだから。
>>951 「暗黒の回廊」は、
『第三次世界大戦の前夜、英国の企業家である〈戦士〉ライアンは家族を守るために戦う。彼は暴徒と化した人々をかき分け、幾多の困難を乗り越えて遙かなる世界を目指す!』
とか家族愛を前面に出せば売れるかもしれない。
嘘は書いてないしw
そのキャッチコピーを信じて手に取る→最初の数行を読んだ瞬間に違和感発生…の予感
SFが読みたい!2007年度版に「白き狼の息子」の舞台の壮絶なネタバレがあったんだけど・・・
やっぱり黙ってたほうがいいよね?
∧_∧ _ _ .' , .. ∧_∧
( ´Д`)_ - ― = ̄  ̄`:, .∴ ' ( )
ヽ-'' ̄ __――=', ・,‘ r⌒> _/ /
/ ,,-―  ̄ ̄  ̄"'" . ’ | y'⌒ ⌒i
/ ノ\\ . | / ノ |
/ / \\ , ー' /´ヾ_ノ
レ ノ ヽ_つ / , ノ
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>>955 / /| / / ,'
( ( 、 / /| |
| |、 \ !、_/ / 〉
. | / \ ⌒l |_/
| | ) /
ノ ) し'
(_/ -==≡≡≡===-
>>950 英国幻想文学賞(オーガスト・ダーレス賞) って微妙だな。
オーガストダーレスの偉大さの分からない愚物めが
ラブクラフト派の俺はオーガストダーレスは偉大どころか俗物扱いです
ミステリも読む自分はホームズの焼き直し作家というイメージが強いです
個人的にラブクラフトの書いた邪神というか深宇宙的脅威は馬鹿っぽくて好きだな
ある意味で顔は猿っぽくて体は馬っぽくて・・・
とか恐ろしく具体的に描写されるムアコックの怪物とは対極に位置する表現の仕方で
>961
>恐ろしく具体的描写されるムアコックの怪物
私がエルリックを読んだのは20年くらい昔なんですが、怪物が出てくる場面に
限って、ちょっと醒めちゃった覚えがありますね。なんというか、具体的過ぎて、
視点がひいて、情景をテレビで見てるような気分になっちゃって。
ところで皆さん、メルニボネや新王国の食べものって、どんなふうに
イメージしておられます?
私、今日、久しぶりに幡ヶ谷のエルリックに行ってきたんですが、
今月のお奨めがほうれん草のカレーで、店内のスパイスの香りで、
脳内ビジュアルが一気にカレーに書き換えられてしまいました‥‥
964 :
963:2007/02/12(月) 22:05:13
>幡ヶ谷のエルリック
ttp://www.elric.jp/ すいません、ここのことです。
>764 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2005/12/06(火) 21:08:19
>
ttp://www.elric.jp/ >ドクタージェスト特製イムルイル風ヴァルハリクステーキとか出そうだ・・・
>
>765 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2005/12/06(火) 21:53:19
>764
>名前の由来はオーナーの友達と一緒だった犬の名前だそうですよ。
>私が騙されてるのかもしれませんが。
>
>766 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2005/12/08(木) 02:01:44
>オーナーはモーンブレードだな
>間違いない
季節限定のタルトタタンは本当にベラボーに旨かったですよ。
>964
蛸の生きづくり。生かしたまま喰う。人も可。
>エルリック裏のアパート入居者募集中
ううむ、春から東京住まいなんだが
せっかくだからメルニボネに移住したい衝動が
>>966ひとくちに東京と言っても、地方都市数個分の土地の広さがあるので、上京目的に合致したところを選んだ方が、とマジレス
リゥム・アン・エッシュならともかく
メルニボネと超美味のタルトタタンが、どうしても結びつきません(笑)
魔法の林檎か
そのまま眠りについてしまうぐらい美味しいのだろう
アリオッチ! アリオッチ! 御身にタルトタタンとほうれん草カレーを捧ぐ!
(`・ω・´)ウマー
神は満足されたようです
希望が見えてきたような気がした.
973 :
964:2007/02/13(火) 21:17:53
>965
一日考えてやっと落ちがわかった!
ところで次スレの8ってなんかネタあったっけ
混沌の旗印が8本の矢じゃなかったっけ
>>975 それ(・∀・)イイ!!
実はハナファックスとかハイアワサとかヤルミラぐらいしか思いつかなかった・・・orz
8ン・タンとか
じゃあ、流れ的に「8ン・タンの魔術師」かい?
どっちかというとジャグリーン蘭たんより、セレブ加奈たんの方が好みだ
なぜかは自分でもわからんが
>マブデンども
今、FAQを作成中なんで新スレはしばし待たれよ。
自分的には「ウーナッ8と白狼の息子」とかがいいかな〜と思ってたケド。
でもウ−ナッハって誤読なんだよな・・・
ウーナッハってわりと響きがいいと思ったけど、あれ、誤読なんすか。
言うまでもないが、正確には「ウーナッホ」
うほっ
>>982 早くしる糞ヴァドゥハー
(゚Д゚)ハリーハリー
986 :
982:2007/02/15(木) 23:44:45
>>982乙。
FAQはホントいいアイディアだな。
創元スレによると『SFが読みたい』にブラス城復刊の噂が出てるらしいが、
>>955の言ってたネタバレに遭遇しそうなので、読みたいの我慢してる。
まあ、3月をマターリ待つとしよう・・・
まあ白銀とかまで復刊するくらいなんだから出す気はあるべえ
創元の場合、問題なのはふっかけまくりの価格だとおもう
同意
まったくだ
でもきっと、それでも買ってしまうと思う俺ガイル
買っても読む暇が無いオレモイル