ゼーガペインを考察するスレッド

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360名無しは無慈悲な夜の女王
>>347>>348
>「論じている」ことになる条件なんて本当は存在しないのに、口先で「規定の条件下において」と
>言っているだけなのではないかと、俺は疑っている。
は? A=Bという関係性が成り立つ限りにおいては、論じたことになる、という一般論を言っているだけだが
君の文章の、天皇=日本統合でもヨット=蝶と蟻でも同じ
当たり前のことながら、天皇(ないし蝶と蟻)そのものは、それが象徴(比喩)するとされた概念(状況)そのものではないから
象徴(比喩)しているもの自体について語ることは、概念(状況)を語ったことにはならない


>ヨットを論じると蟻を論じたことになるの?
三好の詩はヨットに喩えたところで終わっているが
ヨットに喩えた状態で、ヨットについてさらに書けば、それは蟻と蝶について語っていると読者は理解するだろうな
たとえば、君を「豚」に喩えた状態で「豚は臭い」と書いたら、それは君を侮辱していることになるんじゃないかな?

>何の根拠にもなっていないよ。
つまり、ネーミングや現在一般で使われている呼称や、現在と重なるところのある地図上の所在は
まったくの偶然で選ばれたとでも思っているのかね?

>「『わざわざ』セフィロトの樹の描写があった」からといって、それが象徴する「進化」が主題であるとは限らないよね。
映画のクライマックスにおいて、本題とまったく無関係な描写を入れるだろうかね?
大体セフィロトの樹の存在だけが、進化という主題をあらわしているわけではない。端的に明示されている、というだけのことだ

>「管理社会の病理」を語っていたの?
一番わかりやすいのはエージェントの存在だな
システムの障害になる人物を問答無用で排除するという「自由」とは対極にある存在だ

>「言っているとは限らない」と言っただけで、押井守監督の公言を嘘とは言ったつもりはないのかな?
>ならば、押井守監督の公言「無主題作品だ」は正しく、貴方の「主題がある」という主張は誤りということだね。
押井の発言が、いつの、どういった文脈で、どういう状況で語られているかがわからない以上、
発言の意図について断言することはしない。それだけのことだ
361名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/07(土) 23:07:00
>>348>>349
(続き)
で、
>作家が自分の作品に込めたと思っている意図を作品が反映しているとは限らない
>ついでに言うと攻殻映画は押井単独脚本作ではないので
>押井の狙いが作品すべてを統括しているわけでもない
ということだ

>簡単だ。人形使いの目的が「進化」であり、あの一連の場面での素子との会話が「進化」に関するものだったから。
もう一度見直してごらん。セフィロトは多脚砲台戦で出ているんだよ

人の心を持った機械と
人の心を持たない機械が
「新世代」たる機械から生まれた心を巡って戦うという場面なんだよ、あそこは

そして戦いの中でセフィロトが描かれた壁は弾痕を穿たれる
つまり、従来までの進化の流れの無効化ないし更新を示しているわけだ

>「Ghost in the shell」の主題を「進化」であるとする貴方の主張の根拠は何だ?
そりゃ、そのテーゼが物語の中心に横たわっているからじゃないか
「人の枠」をめぐる素子とバトーの会話、素子と人形使いの対話、そしてラストの「新しい存在」になった素子
このあたりは表層のサイバーテロリスト人形使い捕獲という話だけであるならば不要なところだよ

>問題は、貴方の主張に従うと、ワンピースの主題が「財宝を求める気持ち、が象徴するもの」であるという
>誤った結論が導かれてしまうことだ。
最初に提示されたデータが正しくない可能性を排除しているので背理法は不成立

>「ゼーガペイン」を推理小説と同一視していなければ、この発言は全くの無意味なのだが……
喩えたものが、喩えられたものと同一であるという阿呆ですか?

>貴方の真似をさせてもらおう。過去レス参照w
過去レスのどの辺だね?