>>190>>191 >「ナーガは悪」であることは明瞭に示されており、子供でも判ることだ。
上記参照。問題は悪であるとわかるか、ではない。
>これは、ドラマとして「サイファーの悪ないしは誤り」を「理解させた」と言えるのかね?
いえないだろうな。マトリックスはそういう方法論で作られていないからな。これも上記参照
>実際は建設者が、ネオがそう思うように仕向けただけでしょ。
自由意志が計算内、というのは、その意志自体は自由ということだ。そう思うことにしたのはネオの自発的なものだよ
>全ての作品がそうとは限らない。
そうであるとは一言も言ってない
>むしろ、エンターテインメント作品では、主人公の体験を観客に追体験させるために共感を作ることが多い。
>そこに主張は必須ではない。むしろ、邪魔になることすらある。
「多い」とか何の根拠もないし、必須でないのと、邪魔になるのに論理的関連性はないな
>ただね、物語の目標設定を作者の主張や主題と安易にリンクさせると、こういうトンデモない誤読を
>してしまうということは憶えておくように。
誤読も何も与えられたデータから推測しただけなんで
>作者自らの説明よりも自説の方が正しいってか?
上記参照。ところで君は「作者がこの作品にはこういうテーマがと言ったら」すべてそのとおりと思うのね?
>根拠
たとえばすでに書いたセフィロトの樹の描写はなんであるんだろうね?
あるいは原作から大きく文脈を変えて(それも意図的に)使われている対話の数々の存在は、無主題ならどう説明する?
>>191 >天皇は日本国統合の象徴だが、天皇を論じれば日本の統合を論じたことになるのかね?
象徴的な意味でなら論じたことになるな
>蝶の羽を運ぶアリをヨットで比喩したとして、ヨットを論じれば蝶の羽を運ぶアリを論じたことになるのかね?
比喩的な意味でなら論じたことになるな
>上記とは具体的にどこのことかな?
上記とは
>>178の冒頭のことだ。アンカーがあるのに読めない人が結構いるようだな
>俺は、マトリックスは無主題であると考えており、しいて主題を挙げるなら「平和」かもと言っただけだ。
サイファーの存在がアンチテーゼであることはまったく否定していないようだが
無主題なら、アンチテーゼですらありえないだろう
>視聴者だけに示されても、肝心の主人公に示されなければ、ドラマにならないだろうが。
マトリックスはそういう方法論で作られていると上記したとおり
>それに、その理屈で言えば、
これも上記したとおり
>>192 >台詞や会話だけで説明してしまうなら、映像にする意味がないわけで、むしろそっちの方が幼稚なやり方。
幼稚というのは「見た目にわかりやすい悪役」と提示するという方法論についての評価だよ
幼稚=駄目というわけでもない
>「いきなり」と言うか……絶句
? ゼーガペインははじめから勧善懲悪のベタな話だったと君は見ていたのか
>どこに問題がある?
視 聴 者 が、「身体感覚の優位性」という概念を認識するのは「理性」だな。普通
そういった意味では感性に訴えかけてしまうのは問題だろう
主張がちゃんと伝わらない可能性があるからね
>与えられた手掛かりから何らかの真相を掴む物語かね。
そういう話でもあったと思うが。舞浜の真実とは、ガルズオルムとは何か、というね
>後者にまで論理を必須と決め付けるのは、単なる「俺SF」の押し付けに過ぎないだろ。違うか
この作品に関しては、という話だよ
それとも、この作品に関しては、論理は不要だと?
>あの場面でのキョウは自分が幻体であると知りながら、その身体感覚を信じたんだろ。どこに矛盾がある?
その身体感覚は、「信じられないもの」というテーゼが序盤で示されているんだよ
感覚的に正しいからこの世界は真実だ、という発想は間違いであるという形でね
つまり、キョウは体験的には、身体感覚を信じるはずがないんだよ