1 :
名無しは無慈悲な夜の女王:
2 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/18(火) 00:37:25
アタイこそが 2へとー
神国日本を沈没させる小説の作家だろ?
国賊・朝敵・非国民だな。
こらこらw
スレ立て乙です
小松左京先生なら2chにはびこる安っぽいナショナリズムをどう裁くんだろ?
実際に戦中のナショナリズムを体験したんだし、
その経験からくる考えを聞きたいよ
いい加減安直すぎる反応にはうんざりする…
てか小松は改憲派?
BSfujiのコメント聞いてたらそういう印象を持ったが
イデオロギーは別にして
現実に即してないのは明白なんだから
普通は改憲しなくちゃ、と思うだろ。
一連の戦争ものの屈折考えると
戦後民主主義に不満はありまくりだった
いまは知らんが
12 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/18(火) 15:56:58
14 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/18(火) 18:01:26
前スレ996
福井の続編執筆がボツでよかった。
あの人が書くと肝心のところがファンタジーになる。
前スレ996
アメリカで「復活の日」をリメイクするって話を聞いたがどうなんだろう?
『見知らぬ明日』を、宇宙人が最初に降下する場所を原作の中国奥地から
現在の国際情勢に鑑みてアフガンかコーカサス(チェチェン)に変更して映画化してほしい。
現地ロケせよなんてムチャは言わんからw
主演のクサナギ少佐が
なんか個人的にムチャいれこんで、あちこちでマジで宣伝してくれてるらしい。
ひょっとして彼はオタ系なの?
19 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/18(火) 22:35:42
第二部今読了。五点満点で星3つかな。あのテーマじゃなんにしても短かすぎる。あのボリュームで上下巻くらいいるね。主要登場人物が多すぎるしもう少し絞ってもよかった。それと使われなかった伏線も多い。
最後はあれあれとバタバタ無理やり終わりまで持ってた感じだ。全体の構成とキャラクターは決まってたから谷氏はもっと膨らますべきだったと思う。少し残念。33年待ったんだから映画公開に合わせなくてもよかったよ。
実は映画のほとぼりがさめた頃、
プレミアム付き販売で「日本沈没第二部・完全版」が…。
小松左京原作のSF大作を33年ぶりにリメイクした『日本沈没』(東宝)が新登場1位。
草!)剛、柴咲コウ主演。初日3日間の成績は、動員687,027人、興行収入910,030,400円で、
『世界の中心で、愛をさけぶ』(04/5/8公開、興収85億円)との興収対比127%となる、
興収70億円突破確実の超大ヒットスタート。客層は、男女比51:49とほぼ同数。年齢別は、
20代31.2%、40代25.4%、30代20.1%、16〜19歳15.3%。職業別では、会社員が62.4%と
圧倒的。鑑賞後の満足度は90.5%と非常に高かった。ファミリーからシニアまで幅広い層
を集客していること、満足度や話題性の高さから口コミなどへの期待も高く、さらなる
ヒットが見込める
ttp://movie.www.infoseek.co.jp/ranking/mv/
世界SF大会を日本でやるまでは死んでほしくないが…
いつになるんだろうか。
世界SF大会を開く為には
まず現SF世界王者の米代表を倒さないといかんからな
日本Jr.の実力では10年は掛かるんではなかろうか
いまの日本SF大会は同窓会規模で細々やってます
小松左京が取り組んだ捕物帖ものや怪談話、とくに「くだんの母」のような
傑作が評価されないのがどうかしてる…
すくなくとも半村良氏や筒井康隆が文学賞という形で
後世に語り継がれてゆく可能性が多いのに対し
小松左京にはそういう文学賞などの箔がないために
世間から忘れ去られてしまうのではないかと危惧の念が絶えない
このままじゃ一部のファンだけにもてはやされる存在になってしまう…
>12
仮にそうなったら全集を2セット買わなきゃいけなくなるな。
>>26 >このままじゃ一部のファンだけにもてはやされる存在になってしまう…
そのためにも、
>>27には貸し出し用の3セット目を買ってもらおうぜ
小松賞を作ってはどうか?
第一回は本人受賞で
なんてこった、このスレはいつのまにか小松左京賞も存在しなければ
2007年のワールドコン日本開催も行われない並行宇宙に迷い込んでしまったぞ!
だってここは日本が沈没しなかったパラレルワールドだもん
映画まだ見てないの?
大会のある夏を15496回、くりかえしてる。
33 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/19(水) 07:03:13
映画版「日本沈没」観てきましたが・・・
てっきり「日本沈没」のリメイクだと思ってたんですが
「アルマゲドン」の日本版リメイクだったんですね・・・
>33
いいえ、「アルマゲドン」ではなく「さよな(ry
「SF魂」読んだ。前半は「私の履歴書」とかぶりまくりでかなり混乱した。
SFへの熱い思いは「履歴書」には期待できないから、こっちの方がいいかも。
ところで、「やぶれかぶれ青春記」では高橋和己ともう一人誰かとで
京大三羽烏と呼ばれたというように書いてたと思うのだけど(三浦浩ではなく)、
今の本にはぜんぜんその記述がない。誰だっけ?
いや、マジでさよならジュピターのリメイクだしな。
タイトルこそ日本沈没だが物語の大きなベースは
さよならジュピターだと監督も明言しているし。
いや、明言はしていないか。
日本沈没以降に書かれた
「逃れようのない大災害による人間の不幸な運命に立ち向かおうとする
人びとの物語を結びつけ、自然と対決する」
小松左京の別のSF小説がベース。
>>33 いや実は宮沢賢治『グスコーブドリの伝説』の完全映画化だったりして。
でもあっちは噴火を引き起こすんだっけ。
38 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/19(水) 20:03:09
京大三馬鹿大将
福田紀一でもないし。
「哲学者の小路」だと、
国木田と谷口だっけ?
39 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/19(水) 23:04:33
虚無回廊4はいつでるんですか
40 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/19(水) 23:22:41
>34
いえ、もちろん「さよなら」ってのは聞いてるんですけどね。
映画パンフにもそんなこと書いてあったし。でもあの内容では
せいぜい「アルマゲドン」だな、と思ったんですよ。
まだ「さよなら」の方がマシやった・・・
41 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/20(木) 00:49:11
「太陽風交点」の解説で、小松さんが、読みとれるテーマとして、
物理現象(自然現象)によって再教育される人間像、というのを
あげていたが、小松さんの「日本沈没」も、そういうテーマを内包
しているのではないか?
地震や台風、梅雨、などによって、日本人のメンタリティは、
育ってきた。人は、人からのみ教育を受けるのではないのだ。
>>41 パークパンサー(このスレ的にはパンソナか)の息子も地球に育ててもらうんだそうだ。
先立つものがある人はうらやましい。
×→パークパンサー
○→マークパンサー
なんかボケようかと思ったがマジレスしか出てこなかった、スマン。
この前のNHKおはよう日本での小松谷両氏のインタヴュー、
見落としたのでYOUTUBEに上げられるのを待ってるけど、来ないね。
それともキーワード選択が不味くてヒットしないだけで実はもう上がってたりする?
わざわざ見なくても新しい内容なにもないよ?
アルマゲドンの安っぽい焼き直しだな。
47 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/20(木) 23:30:22
今日のトークライブで、小松御大は「(映画で)富士山は噴火させてほしかった」と言っとったよ。
それにたいして、樋口監督は、「いやー、やっぱり、富士山が噴火しちゃうと、たいへんですよねぇ」
というコメント。ちなみに富士山ではなくて、N2爆弾の件だけど、現実ではもちろん核爆弾を使うは
ずのところだけど、放送局が映画にからんでいると、そういうのは実現できないんですと。いろいろ、
表現的に規制されるらしい。だから「核」は使えず「N2爆弾」となったと。別に内輪受けのノリとか
ではなかったんだなぁと納得した。あと、皇室がらみの件にも言及していた。
面白かったのは、小松御大が言うには、御大と同じぐらいの歳の人で、「富士山が噴火しなくてほっと
した」という人がいたんだって。まぁ、そういう人もいるんだな、と。
谷氏は、「第三部書く」と宣言していました。
そうかライブは昨日だったか。
第三部(゚听)イラネ
49 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/21(金) 01:47:00
さっき見てきた
シチュエーションと登場人物の名前だけ借りた紛い物だった
自分の中じゃ首都消失といい勝負
しかしよくあんな糞映画にされて宣伝のために担ぎ出されてるとはいえよく小松御大怒り狂わなかったな。
まぁ自分自身も20年以上前にSF好きの若者全てに&日本SF史上最大のトラウマを残した作品を作った
張本人だけにもう映画に関しては何も言えないのかなw
51 :
47:2006/07/21(金) 12:05:19
うむ、自分も試写会を見終わったときは、そう思った。
特に、あのラストじゃ、「日本人漂流」という原作のコンセプトがまったく
生かされないじゃん、と思って、憤った。
昨日ライブの質問時間に、よほど、「あのラストでいいんですか?」と御大
に聞こうと思ったのだが、大人げないと思ってやめた。「富士山は噴火させ
て欲しかった」「渡老人の『見せてくれるか』はやってほしかった」などの
発言を聞くうちに、十分御大の気持ちはわかった気がしたので。
52 :
47:2006/07/21(金) 12:06:12
まあ、しかし、樋口監督は実物を見ると憎めないキャラだし、小松左京の大
ファンだし、二人ともコミュニケーション取れているようだし、御大も映画
作りの現場の制限、苦労は知っていることだし、大人だし、ということで、
そりゃ悪口は言わないでしょ。女性首相(大地真央)の絵の撮り方とか、
CGを本格的に実写映画に行かしたところとか、ほめるところを見つけて、
ほめとったよ。そんなふうに考えると、まあ、映画と小説は別物という気持
ちで見れば、あれはあれで、樋口監督の労作と言えるんではないか。細かい
ところの演出とか絵作りとか、やっぱり若い世代の新しさを感じる所も多か
った。邦画の実写SFって、アニメと比べるとがっかりなショボイ描写や演
出が多かったからね。樋口監督みたいにSFや特撮に造詣のある監督じゃな
かったら、もっとひどい映画にされてる可能性も大だったからねぇ。想像す
るだに恐ろしい。そういうトラウマ化を避けているだけでも、大したもんだ、
という気持ちに今はなっている。
53 :
47:2006/07/21(金) 12:08:16
それから、御大は特に、今作映画のDVD化を早くして、前作映画と見比べ
て東京の風景がいかに変わったかをよく見て欲しい、と強調していた。時
代を隔ててリメイクが作られると、そういう資料的価値も出てくるかな、
と。原作発表時は、新宿の高層ビル街もでき上がっていなかったしね。
ちなみに「次は」ということで、「エスパイ」の映画化が話題になってい
た。今作が大ヒットとなれば、という話だったな。前作映画の時も、大ヒ
ットしたために、エスパイが映画化されたということで。
>>52 なんか崩壊そっちのけで恋愛全面に押し出されることになる
日本が沈没すると言うシチュを用いたタイタニックみたいなのにされる恐れも
・・・富士山頂で、二人で組体操やってるの想像した
今日の日経
第1回コンテストから売れっ子になっていき初長編を出すまで。
吉田健一には紙面で褒められただけでなく、夫婦で飯奢ってもらったらしい。
明日はそろそろ万博か、沈没の話に持っていくか。
もうだめぽ。。。
58 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/21(金) 16:53:03
なんかモゴモゴしてるし同じことしゃべるし、
もう衆目にさらすのは大概にして欲しい。
目立ちたがりなのは知っているが、
それを周囲が悪用してる気がする。
いや、でも前回のイベントの時よりずっとはっきりしっかりしていた。
日本沈没関係でいろいろこういう機会が増えているからだとしたら、
こういう場こそ必要なのでは?
ここは老齢者のより良いクオリティ・オヴ・ライフをどう実現して行くかを検討するスレになりますた。
エスパイの映画化はもう辞めて欲しい……。
そもそも原作も掲載誌の制約があったにしてもお世辞にもそんなにいい作品じゃ……(ry
ここは虚無回廊映画化と言う事で一つ。続き書いてもらうしか・・・
柴崎コウが、またでてきて
あ〜んなことやこ〜んなことをされるのなら
作品の完成度は無視して作品化を許そう。
>エスパイの映画化はもう辞めて欲しい……。
>>59 小松左京マガジンもそうだけど、もうそろそろ御大の仕事を
実証的かつ立体的に見る作業が、必要だと個人的には思ってるので
賛成
>こういう場こそ必要なのでは?
逆だと思う。
不完全な作品だからこそ、
飛躍する余地がある。
トークライブで話のあったTV番組
7/23 25:20〜25:50 TBS 「報道の魂」
「日本沈没世代の研究者たち 〜田所博士へのオマージュ〜」
http://www.tbs.co.jp/houtama/ 映画が人生を決めた!あの頃、僕たちは本気で田所博士になりたかった。
33年を経て、今、私たちは日本の地震と火山を研究している。
本気で、日本を沈没させないために。
66 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/22(土) 11:38:54
>>65 それ先日のイブニングニュースにもちょっと出てきたけど
リメイク版の試写見たくだんの研究者が「今回の田所教授は
どうでした?」とインタビューされて、失笑しながら
「地震学者にあんな権限は無いですよね、それに・・」
と色々言っていたが後半は音声消されていた。
TBSとしては流せないコメントだったんだろうね。
「D計画を百パーセント肯定しているわけではない……」
>>66 リアルさも大事だけど懲りすぎると
逆に面白さを削ぐ事も多いしね。
匙加減が難しい所。
>>68 でも今回の映画は匙加減云々以前のつまらなさだろw
ハッキリいってアジア系の役者はSFに向いてないから!
予算も出せない演出もお粗末役者の演技もベタアジア顔!
日本はアニメ、ホラー、ロマンスなどに力入れるべきだな
まあ、対象を小学生だと考えれば日本のSFも有りかもね(・∀・)
ガーンズバック連続体に有色人種の居場所は無い!
そこで海野十三連続体ですよ! 山中峯太郎連続体でも可。
今朝の新聞に出ていた広告によれば、第二部も「10万部突破」だそうな。
重版がかかったので、初版分と足して10万部強ってことだと思うけど。
しかし「最終章」とか「ついに完結」ってコピーはなんじゃ。
売れたら第三部もやるんじゃないの?w>小学館
73 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/23(日) 06:52:18
日本沈没は元々三部作
74 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/23(日) 06:53:49
にっぽん沈没
にっぽん漂流
にっぽん浮上
や、欠点や突っ込み所は色々ありますよ、エエ。
・豊川悦治がモニタを引き倒すその演技というか演出はどうなの、とか。
・草なぎ剛の存在感が無いというか、地表から数センチ浮いてるような役どころはどうなの、とか。
・石坂浩二のあの髪型とシルエットは、あまりにライオン首相で私は凄く素に戻されましたよ、とか。
・「なんにもせんほうがええ」が関西弁でないのは…(ry
・ラスト近くクライマックスで、もう、判り易すぎるタイミングで挿入歌が入ってきたときは思わず笑いそうになった、とか。
・「奇跡は起きます、起こしてみせます!」うは、ノリコだ…(;´∀`)
・「しんかい」タイプは耐圧球以外は水に浸ってるから外装が水圧で凹むような事は無いハズです!とか。
…etc,etc.
76 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/23(日) 14:22:06
SFMで「眠りと旅と夢」を読んでたら、文章の中に"携帯電話"って書いてあって驚いた。
エスパイて由美かおるがオッパイ出してたやつだろ、リメイクするなら小池栄子でやって欲しい。
>>77 それはおまいが小池のオパーイ見たいだけやろw
>>70 よしこうしよう。
御大の「時空道中膝栗毛」を映画化するんだ、これなら問題ない。
純日本産の俳優でいける。
もちろん今の若い人に受けるように
主役は、今の女子に人気のジャニーズの長瀬智也と
あえてトラディッショナルを狙って歌舞伎界のプリンス
中村七之助。
監督と脚本は、頭がよく、映画的センスも持ち合わせた
宮藤官九郎で(ry
>>79 もうその企画見ただけで今の糞映画しか作れないTV局とのタイアップ邦画の典型的スタッフ&
キャスティングだよなw
>79
それはいいお伊勢参りですね
テーマソングにはBorn to be Wildそっくりの曲が似合いそうですね。
ここ最近のニュースはほとんど日本沈没の世界だな
85 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/24(月) 19:55:48
あと十年若かったら、これで舞い上がって
また映画とかなんとか言い出すところだったけど。
ちょうどいい頃に再映画化になって、やれやれですな。
樋口監督GJ!
>>85 それは樋口版があまりに糞過ぎて小松御大の映画情熱の息の根を止めたという事なのか?w
こうなったら日本アパッチ族を映画に…
樋口版がヒットするのは悪いことではないのかもしれんが、
「日本沈没」がこんな矮小な話だと思われるのがたまらなく嫌だ。
だから微妙だがどちらかといえば「樋口氏ね」と。
本業で勝負しろ!
万博とか
映画とか
小松左京賞とか
いいから
小松左京の本業は「未来を考えること」で、
その結果の一つが小説、一つがノンフィクション、
また別の一つがイベントや映画の企画というだけ
まあ全体の比率はもうちょっと考えてほしかったが。
復活の日を読んでるが、核酸ってDNAやRNAなどのことだよな。
その頃はDNA,RNAって言葉が知られてなかったからか?
核酸兵器ってなんだろか?って少しとまどった。
あれの本体ってDNAなんだろうか?RNAなんだろうか?
ウィルスの体を持たないってことだから、RNAから自力で
DNAに逆転写できないだろうから、DNAを本体とするのではないかとも
推測できるが、そうすると今でいえば、DNA兵器という名前になるかも。
>>91 ウイルスならあの当時でも知られていたからそう書きそうだ。
あの当時で一般には知られていないもので作品に矛盾しないものとしては
プラスミドあたりじゃないかな。
見た目にはタダのブドウ球菌だが、凶悪な病原性あり抗生剤も
効かないというのりだったよな。つまり見た目に細菌ということになっていたと思う。
ただそういう細菌がはびこっているということではなく、普通のブドウ球菌を
そういう恐ろしい菌に変化させてしまう核酸兵器と言うことじゃなかろうか。
あのころは、抗生剤に対する耐性菌というものが発見され、
耐性はプラスミドという環状のDNAのかけらを細菌が取り込む
ことで獲得することがわかったばかりだったと思う。
要するに、駄作だろ?
94 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/25(火) 20:13:18
上映中にブーイングしたくなった。
日経・私の履歴書。
ようやく「日本沈没」の話に。
SFXはすごそうだけど、それでチャラにできるレベルを超えてるの?
映画「時をかける少女」オフィシャルHPトップより
細田監督待望の長編作品は、拙作『日本沈没』同様に、
原作を表敬した上で 新たな物語 を作り上げているだろう。
特別なシンパシーを感じるのである。 (樋口真嗣監督)
真の意味で「拙作」だった件
>97
新たな物語とやらは結構だが、「タイタニック」を作れと言われて
「宇宙戦艦ヤマト」を作られてはかなわんな。
>>97 がー樋口めっちゃむかつくぅ〜(笑
お前のはホンマに『拙い作品』やんけボケッ!
お前のなんちゃらいう映画はなかったことにするからな!
ついでに100へと〜
102 :
101:2006/07/26(水) 16:25:40
103 :
101:2006/07/26(水) 16:29:27
なにがダメって、映画自体どうしょうもない駄作なところに
原作の印象的なエピソードが改悪されてるorz
なんちゅうか、監督も監督だが、脚本書いた奴が頭悪すぎだろとしか言えん。
>>104 普通は監督とライターが協力して脚本を仕上げていくので
脚本がダメなのも監督の責任。
それにこの映画では脚本の最初の段階から監督が参加したらしい。
樋口には心底がっかりだ。
場面作りの専門家である特技監督が脚本をうまく書けるかどうかから
考えるべきだったな。
同じような立場のPV出身監督が撮った映画の前例もあったことだし。
漫才の台本を1万2千枚書くぐらいの修行は必要かと。
>>107 一応シンちゃんって、アニメでは脚本方面でも仕事してたんじゃなかったっけか?
そう言えば円谷英二は監督ってやったっけか?
BBJと比べるとまだマシってのがなぁ。 orz
111 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/26(水) 23:10:32
SF魂読みました。小松総監督って映画について、ああもう書けない。
でも75%って微妙な数字ですね。読みながら、どれだけあきれて帰ったか
思い出したよ。若い頃の土浦の映画館から。
>>111 75%って、75‰の誤植ではないかと…
リメイクの話が来た時に、監督を引き受ける唯一の条件として提示したのが
「結末を変更してもいい」だったと聞いてから一切シソちゃんを弁護する気は失せた。
「小松左京マガジン」キタ
全集、とりあえず各一冊の注文メールしました。
まあ今回の笑いのツボは海外翻訳本特集ですな。
韓国が完全海賊版出してたり(昔からそういう芸風なのねww)はまだしも、
西ドイツとフランス!フザけんのもいい加減にしろwwww
>>105 まじめに回答し公開しているところが面白いな。答えも悪くないし
御大が、取材を重ね年月を重ねて、当時で最新の学説を
ベースにして壮大な嘘を築き上げたのに対し、こっちは
ありものの「メガリス崩壊」っていう現実を誇張して持ってきた
だけだもんな。
「マントル境界面にバクテリアいるかもしれんね。そのオナラで
列島が滑りが良くなって一気に沈没するってどうだろう」なんて
頭の悪い討論をしたのかなぁ。
そのあげくになにも考えずに「プレート分断、沈没阻止」
いや、プレート分断して沈没阻止してもいいのよ。それが納得
できる画を見せてくれれば。新聞に穴開けてマチャアキの隠し芸
のマネして、誰が納得できるつうの。
40年前に作られたゴラスのほうが遙かにマシだよ。
119 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/27(木) 09:06:05
僕が、私が考えた日本沈没って感じ。
「きょう、にほんちんぼつというえいがをみました。ちきゅうのなかのマントルたいりゅう
のいじょうで、にほんがしずんでしまうというおはなしでした。
もし、ほんとうになったらとてもこわいとおもいました。
でもほんとうにちんぼつするとしてもだいじょうぶです。ちかのぷれーとにひっぱられて
にほんがしずんでしまうので、すいばくをつかってそのぷれーとをこわしてしまえば
にほんちんぼつはとまるはずです。」
>>115 映画の内容もこのサントラの曲名もそうだけど
原作・旧作に泥塗る事平気でやっておきながら、結局は原作・旧作の偉業に
おんぶにだっこなんだよな・・・
(「このあたりにはまだ被害はない」のテロップ出た時、スクリーンに物投げたくなった)
偉そうなコトぬかしてる割にはコレかよ・・・
サントラの曲名、萎え〜
横田順彌の「にほんちんぼ*」を映画化すればいいのに
この映画がヒットしてるのって原作等が有名なのと人気がある役者を使ったからだよ。
しかし樋口はそれでも分かってないかも。
>>114 マジかっ(;゚Д゚)
ということは、樋口は最初から「日本沈没」をあのような話に改変するつもりだったんだなっ!
それこそ
>>119にあるような『僕の考えた日本沈没』じゃないかっ!
『僕の考えたゴジラ』っていうのはよく言われるが、よりによって「日本沈没」でそれをやるか馬鹿!
サントラの曲名が余計に腹立つわっ!
この映画がヒットしてる(すげー微妙な気分だ)のはタイトルの知名度とインパクトのおかげだろうがっ!
>>120 >(「このあたりにはまだ被害はない」のテロップ出た時、スクリーンに物投げたくなった)
わたしは柴崎の「地震で家族と友人が死んだからうんぬん」のせりふの時に
卵を持ってたらスクリーンに投げてたかもしれない。
一緒に行った非SFオタの友達もあきれてました。
サントラの曲名って何だ?
調べてみた
・・・・・・・・・・
そこまでやるならテーマを変えたりするなよ。
128 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/27(木) 15:57:53
「第2部」。せめて御大の文体を少しは真似てほしかった。全然別人の作品
ですね。ディテールに凝りすぎた気もするし。
肝心の「日本沈没」という曲がないのはいかがなものかと。
日本沈没はテーマでもなんでもありませんか。
ちょっと待て、このサントラ染んでしまえ。マジでおわとるがな
Keep Holding Uって曲の元ネタがわからん、おしえて
映画板より的確な評論コピペ
600 :名無シネマ@上映中 :2006/07/27(木) 12:23:21 ID:L7Pzpfjr
田所:
「よく聞け!映画の崩壊は劣悪なシナリオから始まる。
陳腐なラブストーリーは失笑を買うだろう。生々しさを欠いた大災害の描写も実に安っぽい。
中途半端に両方を描いた物語は、そのバランスの悪さに耐えられず次々とほころび始めてゆく。
列島沈没を避けたために旧作の壮大な悲劇性は削がれ、映画の後半が「アルマゲドン」化する!
N2爆弾なんて漫画兵器が出てきたら、もうおしまいだ!!
樋口のオタク根性の炸裂と共に、この映画は一気呵成に沈んでいくんだ!!!]
日本沈没ヲタを味方にできないってのは悲しすぎるなあ。
はなっから相手にしていないのかもしれんが。
日本沈没ヲタとしては、味方になりたかったよ・・・・
あとはテレビシリーズに期待しようぜ
今日の昼、やってなかった?
なんか東京が壊滅してたけど
>>133 まぁ製作側としては最初から相手にしてなかったのかも。
…それは分からなくもないが、原作者および原作や旧作に対して著しくリスペクトを欠く考え方だわな。
旧作の時みたいに田所博士観て地球科学を目指す若人、今作では
出ないだろうな
>>133 俺はBBJもそれなりに(無理やり)評価している小松御大ヲタなんだが。
それでもこの「日本沈没(しない)」には味方できない。
私の履歴書
BBJについて
「収支はトントンだったけど、日本特撮史には残ったな、うん」
いや、確かに残りはしましたが・・・
NICOGRAPHというイベントを立ち上げたことの方が
日本の(世界の)CG史には残ると思う。
当時一度だけ行ったことあるけど、すげーわくわくした。
でも、どのぐらい関わってたんだろうね? 言い出しっぺなだけな気が。
>>133 原作改変(改悪)はもう仕方ないけど、せめてこれで映画自体が
鬼のように素晴らしい出来であったら身を張ってでも擁護したかったのだが・・・
正直これは映画としても体をなしてないからなぁ・・・。
例えれば極上ステーキ肉をミンチにして、生のまま強引にショートケーキに
してしまったようなもんかもしれん。
映画作品板の本スレに湧いて出てくる擁護派に腹が立って仕方が無い。
あれ、全部工作員なのか?と、証拠も無いのに疑ってしまう。
まぁ、どんな作品にでもファンは居るからね〜、個人的には「脳みそ腐ってんじゃないの?」とか思うが。
145 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/28(金) 02:20:19
ヒグーチの力量不足は当然として 一番のガンは
セカチューでひと山当てて 天狗になってるTBSの濱名だと思う
安っぽい恋愛ゴッコなんか もういいよ
コイツがかかわった4日間の奇蹟も ヒドい出来だった
>>143それはないだろ。普通に役者とかのファンの人たちなら別に良かったと言っててもまあ分かるし。
原作と映像化は「別物」、と納得してのことでしょ。
「ふるさと沈没」の延長みたいな感じで。
原作者が直接、映像化に口出しすると「木星消失」みたいなことになる、
とやっと気づいたみたい。
映画界では今夏「二勝二敗」って言い方されそう。
「勝った」二作は、それぞれ高名なSF小説の映画化、アニメ化であり、
原作はかな〜〜〜リ無視。
「あちゃ〜」な二作も原作はベストセラーだけど、
長い原作にこだわりすぎて、アニメ化に失敗。
映画は「あたれば勝ち」だから。
沈没以外アニメしか浮かびませんか(´・ω・`)
勝ち組→沈没、時かけ
と「日本以外全部沈没」????
今年の夏は「筒井の夏」か?
>>125 というより、実は樋口は最初から『日本沈没』をやる気がなかった。一度断っているし。
理由は「単なるリメイクでは技術面以外、前作にはかなわないから」
だからそういう方向にむかった。
映画板のスレにはソースは不明だが、さよならジュピターをベースに日本沈没から設定を拝借し、
いろいろとトッピングした代物だと監督自ら公言しているらしい。
ちなみに樋口にとっての『日本沈没』は恐らく前作映画だよ。原作は読んだらしいけど
樋口は日本沈没を見てこの道に進もうとしたぐらいのヲタだぞ。
怪獣映画しか撮れない監督なんだな、結局。
脚本もちゃんと書ける人使えなかったのかねぇ
本日の履歴書
・「イオ」設立の話
・「花博」の話。建設省と農水省の当初案はまるで「植木市」
・「首都消失」の執筆話
・「首都消失」が日本SF大賞を受賞
受賞パーティーで当時のSF作家クラブ会長・筒井さん曰く
「私が小松さんを表彰するなんて、まるで悪夢を見ているようです」
・・とかいいつつ、言葉とは裏腹に満面の笑み。
私が小松さんを表彰するなんて、まるで悪夢を見ているようです
私が小松さんを表彰するなんて、まるで悪夢を見ているようです
私が小松さんを表彰するなんて、まるで悪夢を見ているようです
私が小松さんを表彰するなんて、まるで悪夢を見ているようです
私が小松さんを表彰するなんて、まるで悪夢を見ているようです
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私が小松さんを表彰するなんて、まるで悪夢を見ているようです
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私が小松さんを表彰するなんて、まるで悪夢を見ているようです
私が小松さんを表彰するなんて、まるで悪夢を見ているようです
私が小松さんを表彰するなんて、まるで悪夢を見ているようです
157 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/28(金) 21:18:58
この世界は、ある存在が見ている夢のようなものかもしれない
フロイト先生も、大爆笑だぜっ!
胡蝶の夢もしらんの
159 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/28(金) 22:48:30
映画板の沈没スレ読んでると
理解不能の擁護意見が頻出していて
絶望的な気分になるな。
その点、こっちの意見は真っ当で
溜飲が下がる。
ageてまで書くほどのことでもないがな。
だが断る
映画タイトルが
「日本沈没!?」だったら
誰も文句言わんかったんだがな
東スポかよ
>>164 いや、それだったら「日本沈没……
か?」だろw
166 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/29(土) 11:33:56
映画板の沈没スレ読んでると
理解不能の擁護意見が頻出していて
絶望的な気分になるな。
その点、こっちの意見は真っ当で
溜飲が下がる。
にっぽん☆チンぼつ〜!?
今日の朝日新聞に「第2部」の書評が載っていた。
わりと好意的。
171 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/30(日) 22:58:39
むかしは、涼宮ハルヒの実家と、近所だったらしい。
> 170
しかし、ちょっとネタバレが過ぎねぇか?>朝日の第2部書評。
第1部のファンにとってはツボだった部分なんだろうけど。
日経新聞、飛び飛びで読んだけど「虚無回廊」はジャンプしてたみたい
虚しい
>173
虚無回廊はスルーされてたよ。
>>172 あの人は書評でも平気でオチまでばらすから、あれでもマシな方だよ。
書評、最後の一行が「…二倍楽しめること請け合いだ。」だが、
ここまでネタばれされると「半減だ」っつーの!
ところで、虚無回廊はSSから新宇宙が誕生するのがオチです。
えー。
SSの中心に金属製で楕円形の空洞があって「虚無懐炉」じゃないの?
ていうか「SF魂」で、新しい宇宙の誕生は没にしたと言ってるが。
「新しい次元」が
甲陽園中心に広がってく
ってオチらしい。
>>166 同感。あの板の擁護派の理論って殆ど
「好き嫌い言っちゃいけません!何でも『美味しい』って言って食べなさい!」
って言うようなものばかりだからなぁ・・・。
そりゃお母さんやお婆ちゃんが作ってくれた家庭料理ならまだ分かるけど、あの映画の場合
一流の素材を一流(と思われていた)のシェフが料理するようなものだから、ああいった
批評は出て・受けて想定内だと思うべきなのですが・・・。
あと「2回行かなきゃこの映画のよさは分からない」って盛んに煽る人も腹が立つ。
感動して何度もリピートしたいのならまだしも、2回も観ないと分からない映画って
その時点で失敗作じゃないのか?
「二回行け」と言ってるヤツは関係者ちゃうんか?
原作原理主義もそれはそれで電波でつよwwwww
>あと「2回行かなきゃこの映画のよさは分からない」
自分的には、それよか、「また(もういちど)見に行って来ます」
とわざわざ宣言する奴の心理がわからない
事後報告、もしくは新たな感想投下でよかろうに
関係者云々の妄想を廃したとしても、
「行く」と宣言する事で、この作品への忠誠心を示そうとしてるかのようだ・・・
まさに新興宗教に騙されてるとも知らずに、
お布施を搾り取られて、それに気付かずに恍惚としてる信者の如く
正気を感じさせないところが怖いね
映画板での評価に原作原理主義を持ち込むのは電波かもしれんが、
ここは小松スレだからな。
まず原作があって、その派生物としての評価しかない。
>>182 それはまあ好きにしたら?なのでいいだろ。
つまらないと言ってる奴に金と時間を費やしてつまらないと思っている映画を
もう一度見ろと言うよりはまし。
「原作原理主義」というが、何といっても件の映画は『原作 小松左京』と謳っているわけだ。
それが、「日本列島が沈む」という一点、あと主要登場人物の名前だけ原作から借用した
まるっきり別の話になっているってのは問題あるんじゃないのか?
言ってみればタイトルだけ拝借したようなものだ。
映画が原作と違ってくるのは当然だと思うが、話のアウトラインそのものが変わってるのは…。
あれでは第二部にも繋げようがないしなぁ。
>前作は自然災害に対する恐怖が主題だったが
>今作は人間ドラマではないかと見た。
>オイラも巷の意見に左右されないで自分の感じたままに
>切なくて俳優陣も良く頑張ってて引き込まれたよ。
>普通つまらない映画だったらエンドロール始まったと同時に
>立ち上がる人多いけど(自分も含め)
>この作品に関しては、何回観に行っても
>皆最後まで立ち上がらないんだよね。
>で、泣いてる人多数。
>終わって帰る人達が、
>これまた誰も口が開けないみたいなんだよな。
>こういうのって良い映画って言わないのか?
>俺も前作見た口だけどさ、あれはあれで良かったけど、
>今作はまた時代にマッチしてて
>今を反映してて、違うものとして楽しめたんだけど、
>それっていけないのか?
本当に観客の低レベル化が止まらないようで
>>185 昔のインチキスポーツグッズを思い出す。
アディダスやプーマのつもりで買ったら「adios」「cuga」だったってやつ。
それと同じで、あの新作はもう『日本三大三殳』だったと思うように自分は納得してます。
単純な事実。
新映画版「日本沈没」の後半は「ハイドゥナン」。
>>186 最初の二行からいきなり凄まじいなw
ネタ?
>>186 これ書いた人本気で思ってるのかな?いくら何でもネタだよな?
やっぱり脳みそ腐ってるのかなぁ
SSの中心に金属製で楕円形の空洞があって
その空洞は楕円形で「物体O」になってる。
これが一種の星団をつくっていて
SOS団……
>>190 腐ってるに100ガバス。
そういう人が多いから現代日本の文化はあらゆる分野で壊滅的なのではないか…と。
こういう反応を導き出して
日本が既に沈没していると言う事を
明らかにする
それがあの映画の真の主題だ
諸君、日本は既に一気呵成に沈没してしまっているのだ!
「SF魂」読みました。
まあ、どこかで一度は読んでいる内容なので、本作そのものについての
コメントは省略しますが、「日本沈没」を書いた動機を読んだ時に、「それ
をどっかもボケナス映画監督に700回くらい読ませてやれば・・・」と
思いましたねえ。
ひとまず「歴史と文明の旅」「未来の思想」がやっと入手できたので、
こちらを先に読んでから、「第二部」に行こうかと思います。
日本人はな……これから苦労するよ……。
(中略)
いわばこれは、日本民族が、否応なしに大人にならなければならない
チャンスかも知れん……。
日本沈没(しない)はともかく、
前作「日本沈没」も必ずしも傑作と言えないような気がするんだが。
>>196 樋口版が世に出たことによって、相対的に旧作の価値が急上昇したと思う。
小説は紛れも無い傑作だけどね
199 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/02(水) 10:54:31
「時かけアニメ」もそうだけど、
ねっからの小松ファンだったらしい樋口氏は、
「確信犯的に」原作から「暴走」してるっしょ。
ところどころに前映画へのオマージュと、エヴァネタからませつつ。
某黒歴史アイドル映画のぞけば、
いきなり大作「ローレライ」
次に超大作「沈没」ときたのだから、ヒットが大命題。
デート映画にしようが、アイドル使おうが、アテなくては次がなかった。
原作者が「妙にいじられるより、徹底的に別物にしてもらってよかった」
とか言ってんだし。
タイトルも「日本沈没」じゃなく別物にすればいいじゃんw
小松御大の作品って「日本沈没」や「復活の日」等が代表的だけど圧倒的スペクタクル場面展開されるから
映画屋さんたちはそこを映像化したいという欲求を募らせるんだろうけど、実は小説を傑作たらしめている部分って
映像が非常に困難なテーマであったりディティールや描写にあるんだよな。まぁスペクタクル場面だけでも
上手く映像化できれば客が喜ぶ…と思って映像化するんだろうがその行き着く先が樋口版だとな……。
>>199 その確信犯があれだから困るんでなのか……。
あらためて原作を大幅に改編して成功した「時かけ」を観て
改めて分かった事は
細田さんは監督としての力量が高い事が分かり
、反対に樋口はもう特技監督以外やるべきでない才能
だという事だよなw
まぁガイナックスとその仲間達はとにかく脚本が下手というか
人間や社会を深く描写する事ができない人達だよな。
オタクの宿命なのかも知らんが。
「復活の日」(深作の映画)はねー
力の入れどころ、お金をかけるところを明らかに間違ってると思うんだが。
あの話で潜水艦や南極の映像に大金投入するっていうのは何かどう考えても違うだろうって思う。
「災厄の年」のほうにもっと力を入れたらもう少し良いものができたかもしれないのにもったいねえ…。
>146 名前:名無シネマ@上映中[] 投稿日:2006/08/02(水) 11:28:48 ID:lh6q3loY
>観ました。かなりの良作と思いました。日本沈没させろ、恋愛いらない、パニックや
>恐怖感伝わらない、などの意見あるのはわかります。が、大きな震災の記憶も
>新しく、少子化、ニート、老人大国化など沈み気分の今の日本。上記満たす内容では
>ごく一部のマニアを喜ばすのみでしょう。普通の観客はわざわざ観たくないです。
>人の思いや使命、再生への希望などに焦点を当ててこそ、2006年版で改作の
>意味があったんじゃないかな。そんなの、「日本沈没」使わずやれ!という意見も
>ありましたが、それだけの究極的素材を基点にしてこそ湧く思いというのも
>あるわけで、それを全く感じ取れない人もいれば、ひしひしと感じた人もいる、と
>いうことでしょう。
>あるレス読んだら、感動した私は「今後もしょうもない人生歩むだろう」人だったり
>「難病ドラマの最後15分だけ観て大泣きできる人」に分類されてて苦笑です。
>監督名指しでとても書けない言葉つらねたり、そういうのはやっぱりまずいでしょ。
>そのような思考の人にとっては、つくづくしょうもない映画だろうと納得です。
>映画の観かたにもいろいろある。たしかにこの作品は説明不足の部分があるとは
>思うけど、丁寧に観れば、役者のちょっとした表情で説明以上のものが伝わる部分
>も多かった。観かたの視点によって感動部分がきわめて違うのだと思う。
>あまりにも生々しくなりそうなこの素材を、ある意味ドライなタッチで淡々と
>通し、かつ大きな感動や問題提起を残せた(と感じている人が多いのも事実)のは
>おおいに評価していいと思う。
問題提起って何だったんだ?
206 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/02(水) 12:28:03
>>203 世界崩壊の部分が弱いってのは禿同。
でもあの南極の映像は良かったと思うよ、あの圧倒的な美しさは。
あれは「黄泉の国」の隠喩じゃないかな。
あれがあるから”死の世界からの帰還””復活の日”というイメージが湧く。
>>205 なぜ日本ではSF映画が(質的に)成功しないのか
日本ではSFではなくて「特撮人情映画」になっちゃうからだと思う。
1.全映画に対する質的に成功している映画の割合を求める
2.全SF映画の数に、1で求めた割合を乗算する
3.2が1以下ならばSFのせいではない
それはさよジュピも1本と数えて計算するのか?
70年代までは、SFマイソドを持った映画人が日本にいなかった。
80年代になったらSF云々以前に日本映画が壊滅していた。
212 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/03(木) 06:16:16
おまいら
「ネオン太平記」は無視ですか?
>199
> 原作者が「妙にいじられるより、徹底的に別物にしてもらってよかった」
> とか言ってんだし。
どう読んでも、その後に見えないインクで「むしろその方が諦めがつく」と
書いてあるが。
215 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/04(金) 14:37:17
>207
一昔前の技術をやりくりするのが職人魂だと思ってるトコ
俺も新作沈没には言いたいことが山ほどあるが、
そこをぐっと堪えて
「新作が良かった方は、是非とも原作小説も読んでみてください」
と書くに留めているがな。正直、ファナティックにすぎる>映画板の原作厨
217 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/04(金) 20:58:17
そうかな?
狂信的という程でもないと思うが。
むしろ当然の反応だろう。
見たところ、原作ファンと旧作ファンは、ほぼ重なり合っている様に見えるが、
新作との比較で旧作を持ち上げてる連中も、決して旧作に100%満足していた
訳じゃないと思う。
全体として原作イメージの再現という点では旧作は全体として良く出来ていたが、特撮部分や
ラブシーンの扱いなど、不満も多かった。
不満が多かったからこ今回のリメイクにも期待が集中し、そして明らかになった内容
に対する落差も大きく、それが激しいブーイングに繋がっただけだろ。
旧作/原作に対して狂信的なのではなく、リメイク版の駄作ぶりによって相対的に
価値が上昇しただけ。
見せてくれんか・・・のシーンが無いので
どっちも駄作だ
>>218 なんで御大はそこのシーンに拘るんだろうなぁw
220 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/04(金) 21:31:28
何だか映画の話中心になってるなあ。肝心の第二部はどうなんですか。
正直第1部の3倍くらい時間がかかって、しかも山のない、地球シュミレータ
やメガフロートって別の切り口があったんじゃない?メガフロートなんて
結局ジュピターゴーストじゃない?
第2部にも、見せてくれんか・・・のシーンが無いので・・・
でも、あのシーンのじいちゃんの遺言に従って、各国の男とやりまくって
バンバン子供を産んだわけでしょ>さくらたんのママ。
第8部くらいでみせてくれるらしい
224 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/05(土) 00:18:29
駄作スレより
>433 :名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/04(金) 08:19:44
>ちんぼつ
>日本版ID4って感じでした。
>トヨエツってひょっとして大根?
225 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/05(土) 08:50:31
谷口臭の余りの文章の下手さにびっくり。
あれでも文筆家かよ。
小説というよりプロットをそのまま活字にしたみたいな本だな。
何故か「既視感」という言葉がお気に入りらしいな。
人物描写は、みな人形のよう。
無意味なチャプター割りの直前は全部現在形で締めくくられていて違和感ありまくり。
御大は何でこんなのと組んだのか。
開発プロジェクトの雰囲気はそこそこ出てたから、そのへんだろ。
地吹雪のシーンとかはそれなりに迫力あったし。
山の描写にのめりこみすぎて全体の構成が破綻してたとかはともかくな。
>>225 プロットそのままという部分と、ちゃんと自分で書いたところの
落差が結構あったね。
今回は他の人の原案とプロジェクトで作ったプロットから小説に
したようだけど、自分の中から出てきてない物語をこぎれいに
まとめられるような器用な作家ではなかったって事かな。
228 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/05(土) 13:04:23
あ、確かに平地雪崩前後の描写は悪くなかった。少し変だったけど。
ただ、前作から30年以上待ってた読者が再び小野寺や阿部玲子、中田等と
再会する訳だから、再登場のシーンはもう少しどうにかならなかったものか、と思う。
小野寺が自分の名前を小野田と名乗ってるエピソードには少々グッとくるものがあった。
ホステスのねえちゃん、苦労したまま死んだんだろうな、と思った。
谷はどうも、「小説を書く」ということに未だに照れがあって、そのせいで
ぎこちない文章になってるような感がある。
230 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/05(土) 23:36:19
御大なら、もうすこし領土不在の国家組織とか、国家の3原則とかについての
考察があるような気がする。この作品で印象に残ったのは平地雪崩だけで、あの
部分だけ妙に浮いてる。
中国に受け入られたはずの700万人はどこにいったのだろう
皆殺しにされたのか?
あんなに日本人が移住していれば、二部のような日中対立などおこりようがないように思えるのだが
>>231 普通に考えて、皆殺しか、良くて難民キャンプで飼い殺しだろ。
それに、中国は民主主義国じゃないんだから、
対日強攻策を取るかどうか決める際に、
国内に日本人がいくらいても関係ない。
233 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/07(月) 19:17:40
第二部ようやく読了。
なんだよあれ。
文句はいっぱいあるが、特に小野寺と阿部の再会のシーンは
もっと情緒豊かに書けなかったのか?
あと、海上自衛隊のヘリで地球シミュレータに強行着陸するシーンも
後半のクライマックスとしてもっと練り上げて書けばいいのに消化不良。
谷甲州って読んだこと無かったけど、ひでえな。
でも谷甲州スレ見て納得。ああいう読者層の作家だったんだね。
小松左京も、もうちょっと考えてパートナー選べばいいのに。
まぁ、架空戦記の愛読者層というのは、SF的想像力というものを願望充足のための道具だとしか思ってませんから。
谷甲州もそういう連中を主な顧客層に据えてからすっかり筆が荒れてしまいました。
小松左京も、もうちょっと考えてパートナー選べばいいのに。
本人の知らんところで、話はすすんでたってさ。
( ゚Д゚)ゴルァ!!
三部の構想もあるって言ってるけどどうなるんだろうね
238 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/07(月) 21:59:43
第2部の最後で、果てしなき流れの果てに
につながっちゃったからなぁ。
>>237 次は 極端な楕円軌道を回っていて、自転軸も90度 傾いた惑星の話です
240 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/07(月) 23:54:22
マンガの方もメチャクチャだね。
小野寺は人格破綻者にしちゃってるし肝心のSF部分は希薄だし。
緊迫感も迫力もなにもない。原作に対するリスペクトとか畏敬とか全くない。
タイトルだけかりて好き勝手な駄作にしてる。だいたいあの漫画家原作読んだのか?いや小松御大の作品自体読んだことあるのかなあ。
あの漫画家にはSF魂がぜんぜんないのに日本沈没が描けるわけないのに。
241 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/08(火) 00:59:29
SF魂を読んで、昔の御大の作品を読みたくなって本屋に行ったけど、
探していたタイトルは日本沈没以外全部見つからなかった・・・
AMAZONで気長に文庫を買い集めるのもいいが、できたらどっか小松左京
作品集(全集とは言わないw)をハードカヴァーで出してくれんかなぁ。
無理かなぁ。
>>241 全集出るよ。城西国際大学出版会から。
55巻予定で500部限定だって。
角川文庫で全部復刊してくれるだけで
「復活の日」「果しなき流れの果に」「ゴルディアスの結び目」から
「空中都市008」まで揃うんだがなあ。
あれは春樹さんの肝煎りだったからもう無理なのかなぁ。
245 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/08(火) 08:38:55
>>235 痴呆症の老人を騙して、暴利で住宅リフォームをする詐欺みたいだな
しばらくぶりで実家に顔出したついでに街ン中ぶらついてたら、見慣れぬ建物を
発見。寄ってみれば古本屋。(非ブクオフ)
中へ入ってビックリ。
小松先生の新潮文庫がズラリ。しかも1冊105円。
あるだけ全部買いました。
ハードカバーの単行本の方へ目をやれば、ジャストシステムの全5巻が。
もうガマン汁が出るかと思った。これも5冊購入。
こんなコトもあるんだなあ、と驚いた一日。
二部、確かに人物描写が薄いのも不満だったけど、SF的な描写が薄いのも不満。
時代が現代であまり突飛なガジェットを出せないのはしょうがないけど、
地球シミュレーターも結局「すげーコンピューター」程度の描写しかされていない。
一部では「国家の危機に、日本ハイテクの底力が爆発!」って感じだったけど、
今作はその辺りがなってないと思う。
ページ気にしすぎじゃね?上下二巻セットにしても良かったのに。
御大、出たがり目立ちたがり。
周囲、なんとかそれをなだめつつ、
御大の半ば希望にそって、半ば自分たちの思惑で
いろいろ画策している。
むかしながらのファンは、苦々しく思いつつ、黙ってる。
こんなところか。
>246
それ、どこかのマニアが死んで、蔵書が放出されたんじゃねーか?
御大文庫ならうちの近所の古本屋じゃ
50〜90円くらいで売ってるよ。
状態はそれなりだけど。
文庫は入手しづらいの?
もしそうなら布教用に確保しとくけど。
# その古本屋はブクオフ方式で古いものは
# 希少価値関係無しで安くなる。
252 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/09(水) 00:24:57
>>244 興味があって見たが、各巻4800円?55巻だと26万4000千円かぁ・・・
月報とか資料とかもついてなさそうだし、なにより装丁が本棚に並べたくないような
レベル・・・
おれはパス
全集注文したよ
まだこないけどいつ来るんだろう
もう8月になったのに
>>252 ん?装丁ってもう公開されてるの?
そのURLの画像はチラシだよな。
>>253 FAXで申し込んだところ、メールで返信がきた。
銀行振り込みで、その振り込み先などが記載されていた。
以下は、その続きの部分。
-------------------------
振り込み確認後、送付いたします。
刊行の都度(第1回は2巻)、あるいは
数巻まとめて振り込んでいただいても結構です。
ただし、入金の確認は8月20日まで夏期休業のため、
21日以降となります。
なお、新聞、チラシ等で第1回刊行を7月あるいは7月末と
お知らせしてありますが、諸事情により、第1回刊行は8月末と
なりました。予め、ご承知いただきまようよろしくお願いします。
またご不明な点がございましたら、メールをお寄せください。
今後ともよろしくお願いします。
>>244をみたけど…。
「小松左京全集 完 全 版 」ってのが全集のタイトルらしいが、
第一〇巻 フィクション 長編小説 『虚無回廊』
あの〜、虚無回廊3までで完全版ってことにしちゃうんですか?
それとも第一〇巻が発行されるまでに数年かかりそうだから
それまでに虚無回廊を完全にしてくれるつもりが御大にあるんですか?
……後者であることを祈りたいが、無理なんだろうな……。
257 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/11(金) 10:57:52
完全版という名称の前提(小松左京は今後はもう作品は書かない)が悲しい
ご自分の半生は日経新聞と「SF魂」でほぼ語りつくしたかな。
ならば、「未来の思想」あたりの続編を語り下ろしとか、対談集とか。
まだ手はあるはず。
口述でいいから全集で作品解題みたいなのやってくれないかな
小松左京マガジンでやってる
T御大とかI先生とかみたいに
没後周辺、特に親族が「神」に祭り上げようとすると見苦しいな。
本人生きているうちにやっちゃうと、きまって晩節を汚す。
「記念館」とか「文学館」なんて作らないで欲しい。
なんかあれば丸ごと故郷に寄贈したらいい。
モジュール抜かれて幼児化したら
デイジーデイジーじゃなくモニターにケツだけ星人を披露するHAL9000。
スレ違いなHAL9000でしたと謝罪・・・
>262
だーいじょーぶ。世間的にはいまだに「沈没の人」以上ではないから。
orz
現代日本最高の知性の一人なんだが、
そういう側面はまっっっったく知られてないよな。
>>263 アスカ「"物体"より有意信号!こちらへむけて発信しています…」
エド「古臭い英語ですね…若干機械的な印象も受けます」
ディヴ「じゃ、あいつは、われわれと同じような存在か?」
アスカ「どこから来たのかくらいは聞いたが、ほかはまだ解析中…」
ベアトリス「ちょっと下品ね…」
クリス「だから、ただの誤爆だって!」
フゥ「…」
小説一部読み終わってかなり面白かったんだが住人的に二部はどんな出来?読んだ方がスッキリ?
期待以上のものではない、とだけ。
谷 甲州 作品というのを肝に入れとけば それなりに面白い
山岳描写 雪の振る舞い 地形描写 どこをとっても 谷 甲州です(W
ほとんど土木SFです。
ついでがあったので、2部を買ったが、いまいち読む気になれない。
御大の作品は、いつも買ったその日に読み切っていたのに。
嗚呼
虚無回廊を読み切りたい
今、虚無回廊の続きはこいつにまかせる宣言されてる人って何人いるんだったっけ?
大規模な地殻変動による気候変化と
史上最大規模の難民の発生という
未曾有の危機に直面した世界がいかに対処し、対処しそこなうか
という話ではなさそうですね
>>276 それに加えて さらに追い討ちがあるのだが....
えっ?
何があるんですか?
ホスト国の政府の主張を国際社会にオウム返しする避難民組織とか
逆に、避難先を乗っ取ろうと武装蜂起する避難民とか
同化主義者が出る一方、それに対して残酷なテロを行うグループが出てくるとか
下に対しては日本主義を説きながら、自分たちはコスモポリタンを気取るエリートとか
そういう戦後の混乱もかくや、の中で日本人は自壊していくという展開なんですか?
(最後のは、フィリピン経験のある谷先生ならヴィヴィッドに描いてくれそう)
>>278 避難民の話は、基本的には終わってる。
何ヶ所かで混乱が残ってるが、落ち着くとこは落ち着いてる。
混乱してるとこで谷らしい山歩きの話が出てくる、というか、
山歩きさせるために混乱させてるようなもんだから、気にしなくていい。
思い切って谷甲州が虚無回廊
>>280 きっと宇宙土木SFになると思う それはそれで面白いけど
宇宙雪崩に宇宙山脈
日本沈没の第1部では、日本が消えた結果の西側の戦力低下は、
米中接近でカバーするような路線だったのに、
第2部では、米中が対立しそうになっているのは何故?
そのほうが面白いからだろ
>283
20年も経てば国家戦略も変わってくるだろう。
そもそもソ連がない。
287 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/15(火) 02:02:56
>>287 なんだ、興奮してしただけなのか。
あまりの駄作っぷりに発狂したとかだったら面白かったのに
おまいらの仲間がとうとうやらかしてしまったな
>館内は前半分が消火剤で真っ白け
すごい消火器だな
168席のキャパだから
本編開始30分で暴れたくなるほどひどいの?
こいつ、その前に「時かけ」を見たんじゃないか?
すまん。
さよならジュピターのミネルヴァ基地のガレキの情報をどっかで見たんだが
知ってる識者の方、情報お願いします。
よく知らんけど、今度の日曜がWFだからとりあえず行ってみれば?
296 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/18(金) 17:46:46
日本沈没みてきました。うわさ以上の駄作でびっくり。
原作の最低限必要な要素を全て排除した脚本には唖然としました。
カット割もタイムスケジュールもムチャクチャで一年のはずがまるで1日で沈没したような構成になってる。
樋口だっけ?ローレライの時も思ったけどこの人にはストーリーのある映画は無理。
高空を飛ぶ旅客機が火山の噴火で墜落するのか?
地球的規模の計算が必要な沈没のシュミレーションが調査船のコンピューターでできるのか?
それにあれどうみてもパソコンじゃん。地球シュミレーターでも大きな体育館なみのスペースがいるのに。船にのらないよ。
あの爆弾もへんだ。信管いれたらすぐ起爆てそんなシステムふつう設計するか?ケーブルでリモコンにするだろ。
日本政府の描き方もおかしい。
まるで町内会みたいだよ。
危機管理センターはふつう首相官邸にあるはずなのに。
科学技術庁長官が危機管理大臣になるのもおかしい。
厚生労働省がふつうでしょ。または内閣官房長官。あの政府には外務大臣も議会もないのか?
高所に非難するのになぜ徒歩?ヘリでいくでしょ。自衛隊にヘリがないのか?
東京消防庁にはたくさんあるのに。
国枝も中田もでてこないし。
沈没はアメリカの発見だし。
まだあるけど切りがない。テーマは日本と日本人のアイデンティティなのに。安っぽいお涙頂戴だ。原作の要素何一つも使ってない。原作への冒涜だよ。
樋口はもう映画撮るな!アニメだけにしてください。
特撮は得意なはずだろ?なんだあれ軽薄な特撮で重厚さがない。だからリアリティもない。
緊迫感がないので迫力もない。
韓国映画みたいに特撮はハリウッドにマル投げしたほうがましだよ。
>>296 そうだねまったくそのとおり でもその話は映画板で どうぞ
北から露西亜が侵入してこようとする作品て首都消失だったっけ?
>>296 YAHOOの映画レビューに同じ事書き込んでこいよ、もちろん星一つでw
>>300 出てきたけど、セリフだけだったな・・・(空港が降灰で使用不能になった時)
中田も防衛庁の人間にされてたし(当然『ナカタ過程』など出てこない)、幸長はなぜか富士の麓。
大事なものことごとく切り捨てて、あの監督一体この作品の「何」を表現したかったんだろう?
>>296 それを映画板の日本沈没スレにそのまんま貼り付けてきてくれ
最近レンタルショップに行ったら『合衆国沈没』ってDVDがあったww
305 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/19(土) 21:05:24
シュミレーション
シミュレーション
306 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/19(土) 21:57:26
シュミ レーション
趣味で食う戦闘糧食?
高校の時の国語の便覧に小松の名前があって沈没が気になって一気読みしたんだが…
復活の日と果てしなき流れの果てにが見つからない
復活の日は映画である程度保管できたがきちんと小説で読みたい
再販してほしい
誰かが再映画化を企めば、読める日が来るだろう・・。
どっちもハルキ文庫でまだ見かけるが…
「日本アパッチ族」と「エスパイ」は見かけん。
観測気球のカメラが映し出す京浜から都心の俯瞰の描写が印象に残っているよ。
>>307 良かったね。復活の日、楽しんでください。
>309
「アパッチ」と「エスパイ」は品切れ増刷未定っぽい。
313 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/20(日) 10:26:56
一昨日から「復活の日」を再読(うちのは早川の日本SFシリーズの
やつ)していますが、ラジオ講座の部分、読んでいて涙が止まりません
でした。
>>314 復活の日のウイルスは 人類最強の敵なんだろうな ほぼ人類全滅
したんだし 異星人よりはるかに強力
317 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/20(日) 23:31:22
アホーイ
ぼく、死んじゃうよ
>>315 ブラックホールよりもある意味強力だねぇ
「病原体をばらまく」のが生身の人間とあっては・・・それこそ逃げ場はない
ところで、復活の最後で「陸上哺乳類が復活・・・」とあるけど、
奴らはどこから湧いてきたんだ?
高山帯のが競争相手がなくなって下りてきたんだろうか
319 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/21(月) 06:43:01
第二部読んだ。
谷甲州の状況説明文の、典型的文体
***の×××は○○であった。
しかし、----------------------。
それでも、-----------------------------。
というより、----------------------------。
ただし、----------------------。
つまり、---------------------------。
やがて、-------------------。
そして、×××も------であった。
これを各章ごとにやられるので、単調このうえない。
「僕は、にちようびに、おとうさんといっしょに、どうぶつえんにいきました。たのしかったです。おわり」
小学生の作文レベルだ。
320 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/21(月) 19:24:20
>>319 甲州スレのオタクどもに
バシッと言ってやって下さい。
>>318 なによりも低コスト 環境にもやさしい(W
>318
イルカが陸上に帰ってきたんだよ。
323 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/22(火) 09:04:13
>318
核シェルターとかの外界から強固に隔離された場所に棲んでいた
鼠の類が這い出てきたとか。あと、アラスカや北極近くで棲んでいる
動物にも、運が良ければ生き延びている可能性があるかな。
ホッキョクグマとかアザラシとか。
日本以外全部沈没
>>324 ああ、あの日本以外が全部沈没して難民どもが日本になだれ込んで来るやつだろ?
結構滑稽で噴出してしまったのは・・・・・・漏れだけ?
映画化のおかげで新しく出た本を見たら、人名に全部注がついてて吹き出しそうになった。
まあ、アランドロンとブリジットバルドー以外ほとんど故人だもんな。
>>318 潜伏期間が短いし宿主は全滅。ウイルスそのものも
宿主なしに生き残れない。そして接触がなかった
少数の生き残りが増え始めた。
こんなさらっとした書き方で
少数生き残った人類のこれからを
読み手に想像させるのは上手い。
種の全滅なんてありふれたことだなんて
やっといて、それでもなおしぶといよって。
ウイルスで人間だけ死ぬ設定にしなかったのは、
このあたりを書きたかったのかもしれんね。
「SF魂」話題にならないね。
SFに対してポジティブな姿勢は一貫していて
清々しい。
>>328 コラムに過去の作品が抜粋して載せられてるけど
手に入りにくい本が載ってるのがなんとも歯がゆい
330 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/24(木) 22:33:00
津門町って、ハルヒの家の近くじゃん。
331 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/24(木) 22:50:46
さよならプルート
ところで "太陽系原儀" から冥王星を取り外す儀式はいつですか?
外宇宙からブラックホールがやってくる日
実は既にミニブラックホールで冥王星は消えている。
ゆっくりと理解していただけるように、まず冥王星を惑星から外しました。
ほら、そうすると「惑星消失」→「小惑星消失」でインパクトが和らぐでしょ?(w
さよならプルート
ディズニーの作品かと勘違いしそうだw
昔父が勤め先の知り合いからもらってきた本。
おさがりの「宇宙人の宿題」だった。
自分の本に関する嗜好はかなりこれに左右されたような気がする。
一連の冥王星関連の話題で思い出したので記念かきこ。
337 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/25(金) 19:39:29
メーテルのお墓が…
メ〜テル〜星がまたひとつ消え〜るよ〜
語呂を考えてみれば、覚え間違ってる事わかるべ。正しくは
めーてるぅまたひとつぅほしがきえぇるよぉー
だべよ。
どっちも科学的に正しくない。正しくは
メ〜テル〜惑星がまたひとつ消え〜るよ〜
だべよ
「どうも私はこの、取ったり取られたりというのが苦手で・・・」
ケルベロスという名の冥王星の衛星は結局なかったようですねえ。
冥王星って科学探査はまだでなかったかや
セラムンからひとり、戦士が消える
元々主人公が衛星ですがなにか?
>>343 冥王星への無人探査機「New Horizons」(NASA)が今年打ち上げられたばかり。
べつに冥王星が消えて無くなるわけじゃないので、てて無し児にはならないと思うけど、不憫だな。
日本以外全部沈没のポスターなにげにおもしろい
日本沈没のポスターをそのままネタにしたような
HPもトレーラーも、まんま沈没のパクりでゲラゲラ笑った。
「外人アタック・チーム」ってMATのもじりだろうけど
「間違った英語」までまんま。もうヤバ過ぎて。
ただ映画見た人によると、結構オチはちゃんとしてて、
ヒューマニスティックらしい。
これでそこそこヒットしたら、
今年の夏は「筒井サマー」になるな。
348 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/27(日) 11:36:54
全集って、一巻4800円もするの?
第一巻なんて『日本アパッチ族』 『エスパイ』 の二つだけで4800円て
高くない?全部そろえたら洒落にならん金額になるんじゃないの?
特典映像、
予告編
メイキングと
描き下ろしポスターつき!!
日本以外全部沈没、評判悪いじゃん。
ヒットなんてないない。
筒井康隆つながりで 時をかける少女 劇場版 は おもしろい
352 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/27(日) 20:40:18
河崎実に面白い映画を撮れる訳が無いんだが…。
銀河辺境のいたって平凡な恒星をまわる有機知性の発生した惑星地球、
という舞台設定はまあいいとして…。よくある設定だし。
総面積が陸地全体の面積の1%にもならないような弓状列島が沈むぞさあ大変だ、
なんて、えらくローカルで地域色豊かすぎでね?
田舎臭い話だなあって思わないかい。
田舎に住む田舎者が田舎を馬鹿にしてどうするだ
オラこんな村いやだ
オラこんにゃくじゃイヤだ(笑)
オラこんな肉じゃいやだ
「黴」を映画化したらトム・クルーズの宇宙戦争よりも
面白いものになりそう。脚本・演出が良ければ。
「生きている穴」を是非…。
オレ「イッヒッヒ作戦」あたりが、映画にするにはテーマがストレートで
いいんじゃないかと。まぁ民族問題とか生物兵器に絡む人権問題とか、いろいろ
うるさそうだけど。
あ、フィラリア金玉の描写が不可能か・・・
「アダムの裔」をぜひ。画面中モザイクだらけになるから撮影楽そうじゃん
362 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/28(月) 14:16:28
「継ぐのは誰か?」がみたいな。
「ゴルディアスの結び目」の、少女シャブ漬け奴隷セクース場面がみたいな。
現実に1970年代に日本が沈没した世界の2006年に制作されたという設定で
フェイクドキュメンタリーとしてリメイク映画化される日本沈没。
D計画の生き残りへのインタビューを中心に当時の記録映像や再現映像で構成され、
クライマックスでは精力的取材の甲斐あってついに生存が確認された
小野寺俊夫氏への独占インタビューが実現。
見たのか? 以外沈没
イコちゃん監督とは思えないほど
普通の娯楽作品だったぞ。
まあ御大はいなかったけど、あの時。
367 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/28(月) 22:16:57
加藤茶主演で「明日泥棒」をぜひ。特撮は「直列二亀頭」のシーンくらいだし…
>>366 月が惑星で
地球はその衛星なのだからモウマンタイ
その場合、問題は重心が衛星の方の内部に位置してしまう点だな。
34 :この子の名無しのお祝いに :2006/08/25(金) 23:44:44 ID:+KtyXNQB
「ぼく…トビー…パパの無線機でしゃべってるの」
35 :この子の名無しのお祝いに :2006/08/26(土) 01:28:52 ID:iym31Tuy
>>34 「トビー、2chはまだ早いってパパに禁止されてるだろ?」
36 :この子の名無しのお祝いに :2006/08/26(土) 10:13:25 ID:vI7ANr1y
「パパが、ぬるぽって言ったまま起きてこないの」
38 :この子の名無しのお祝いに :2006/08/26(土) 13:41:25 ID:tTdnB1ug
「きっと。ヤフー掲示板に帰りましたよ」
39 :この子の名無しのお祝いに :2006/08/26(土) 13:54:29 ID:MaH/EpGr
バカヤローっ!!!
46 :この子の名無しのお祝いに :2006/08/27(日) 14:10:10 ID:uFl+H+MO
>36
恒彦「トビー!そこでガッだ!ガッをするんだ!トビー!....(泣き崩れる)」
47 :この子の名無しのお祝いに :2006/08/27(日) 20:42:23 ID:xrqklbkK
その後、徹夜でネットサーフィンをしていた恒彦は、DVD-Rを数枚持ったままブリザードの中へ消えた…
いま、「復活」をリメイクするとしたら、ネットで各地の安否を確かめるん
だろうなぁ。こういう全世界的な災厄の時に、ネットはどこまで機能するもの
なのかはわかんないけど
>>369 ゴエモンのあの高いテンションを演じきれる役者は・・・加藤茶でも不足かも
知れん。
アメリカなら、ロビン・ウイリアムズくらいか。
>>373 「こちらニッポン…」では、結構長いこと電源は供給されてたから「復活」世界でも大丈夫じゃないかなー
映画「沈没」見てきた。
なんか最近のフツーの日本映画。恋愛と自己犠牲のてんこ盛り。
壮大なスケールと緻密なSFプロットの「小松色」はほぼ皆無。
しかし、一応ちんまりとまとまっちゃってる所が評価のむずかしいところ。
シネスケの評価が賛も否も半々で平均3.0ってのがうなずける。
377 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/29(火) 20:25:04
この人の一番オススメな本を教えてください
神の一番オススメな創造物を教えてください
>>376 ヤフー映画サイトは2.6、しかも毎夜10時頃に来てた5点満点入れる人々(笑)がいなくなって
あとは怒りと罵倒のまさに1点攻撃。劇場によってはもう1割も埋まっておらず、上映後の
ロビーは不満と失笑ばかりだとか。
昨日サントラを借りてみたのですが、タイトルが全部御大の過去の作品のタイトルな
上、高揚感も危機感もない(正に映画の通り)曲ばかりで呆れました。買わんで良かった。
何でこんな事になったのかなぁ・・・。
曲名リスト
1. 見知らぬ明日
2. ある生き物の記録
3. ユートピアの終焉
4. 墓標かえりぬ
5. 継ぐのは誰か?
6. 地には平和を
7. 果しなき流れの果に
8. 雨と、風と、夕映えの彼方へ
9. 夜が明けたら
10. Gordian knot 〜神への長い道〜
11. こちらニッポン…
12. 復活の日
13. Keep Holding U(movie edit)
>>381 そりゃ、そういう作品イメージを作曲家に伝えられなかった事を含めて
「樋口が坊やだからさ…」
の一言に尽きるんじゃないかな。いくらジャニを含めて様々な配慮をしなければいけなかったとしても
あのストーリーはないだろ…。原作を大幅に改編するんだったら製作側に相当の
勝機が無いと駄目だと思うんだが何も考えて無かった…ぽいもんね。
「ある生き物の記録」とか「墓標かえりぬ」に合う曲ってどんなんだろw
新「沈没」のサントラ、昔発売された「小松左京宇宙を逝く」と
比べてどうですか?
>381
ヤフーのレビューは、正直試写会前からやたらと不合格点のレビューが多かったので、ちょっと信用ならん…
>384
「ある生き物の記録」は冒頭タイトルから日本か俯瞰図で沈んでいくところの曲じゃないか。
あの「ズンズンチャチャ(?)」なリズムの
387 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/02(土) 09:10:58
某所で、樋口の次回作が「見知らぬ明日」だというのを見たのだが。
しかも翻案が福井。嘘だよな、ネタだよな。釣られてるんだよな、俺。
しばらく休んで充電したほうがいいんじゃないか?
樋口と福井は。
今回の日本沈没が動き出す前に、別口で日本沈没の企画が
動いていて、その時は福井に脚本というか書き下ろしの依頼が来てい
たそうだ。戦自といい、日本沈没といい、そしてその見知らぬ明日の噂といい、
福井や樋口って、なんか映画界SF界の弱みでも握っているんかと思わされる
くらいの重用ぶりだな。
どうせ低予算なんだから、ハリウッド式ブロックバスター映画より、
細部の描写にこだわったマニア受け映画の方がいいと思うんだが。
「凶暴な口」あたりをキチガイみたく精密に、淡々と撮ったら、結構評判に
なるかも知れん。興行成績は多分ひどいだろうけど。
少女シャブ漬レイプは知らんが、「ゴルディアス」もいいかも知れんぞ。
391 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/02(土) 13:02:38
>>388 一生休んでて欲しいとマジで思ってるんですけど.
樋口監督の希望としては
エスパイじゃなかったか?
「エス」ではナンなので
せめて「Hパイ」ぐらいにするそうだが。
「地球防衛軍」のDVD、オーディオコメンタリー
途中、川北紘一監督から「実は地球防衛軍のリメイク企画がある」って話が出て、
ラストの〆で
樋口「作りましょうよ、監督。リメイクしましょうよ」
川北「ホンはもうあるんだよ」
樋口「え!あるんですか!今度見せて下さいよ」
↑これが「見知らぬ明日」の企画になったのかなぁ、と妄想してみるテスト。
俺は「さよならジュピター」をアニメで見てみたい。4クールで……
つうか、さよジュピをどういうアニメにする気だったんだろう。
とりあえずロボットは出てこないし。
主人公は女で
てな話らしい。
つまり……
プラックホールにぶつけるため、
木星を圧縮して「バスターマンシ」にする。
でもって「果てしなき流れの果てに」
397 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/03(日) 16:17:53
これ以上樋口は小松作品をいじり回すの止めてくれ
お前は怪獣映画一生撮ってろ!!!
いやぢゃいやぢゃ
>>397 まじでそれなら一番彼の天才的才能発揮できると思う
今は向いてないとこで頑張ってる・・・
>地球防衛軍のリメイク企画
「インディペンデンス・ディ」との差を出せるのか?この監督で。
>400
地上戦がメインになるだろうから、ID4とは違った印象にはなると思う。
ただ女性を誘拐したりする本編がぐだぐだになって「V」の劣化コピーじゃん!って話になるのではないかなと……。
「見知らぬ明日」を映画にするなら、せめて「84ゴジラ」レベルの政治劇をやってほしい。
……それすら無理だろうなぁ。
樋口は、爆発シーン専門監督でいいです。
ドラマなんか撮らせても金と時間の無駄です。
では「二代目ヴィジュアリスト」宮〇ゴロー監督で。
細田守監督で「継ぐのは誰か?」あたりはどうか。
>>404 あんまり映画向きではないと思うが
未来の二つの顔を映画化してほしい
え スレちがい そんな硬いこと言うな
いまとなっては 古いネタなのかな
>けど、ふたを開けてみたらぎょうさん葉書が送られて来た。
関西はもちろん、あの頃、ラジオ大阪が1380キロサイクルでね、短波に近いもんやから電波がよう飛んでね
東京とか九州とか日本のあちこちから葉書が来よんねや。
夜間はD層が薄くなるから、中波でも遠くまで飛びます。
確かに周波数が高い方が、D層での吸収が少ないので遠距離伝播に有利という
ことは言えますが。
>406
どこの引用?
「SF魂」では電離層が降りてくるから、と書いていたが。
20年ほど昔は毎晩グァムとかの中波局を深夜楽しんだなぁ。
現在は都市のノイズレベルが高いし、NHKが24時間放送している
から、都内ではよく聞こえないわ。
410 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/05(火) 21:20:46
むしろ「おもろ放談ラジオ」、野田大元帥大失言カットのほうが、
((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
>>397 怪獣映画ならいい原作あるよ
「地球になった男」
『見知らぬ明日』は『海竜めざめる』のユーラシア深部or高地版+文革期世界情勢て感じだったな
アップデートするなら、アフガニスタンのタリバンのイメージか
人より大きいけど自動車よりは小さいくらいのそれが高地で増殖し
大規模攻撃ができないので、小隊単位でしらみつぶし、なんて土埃臭い展開で
あ、樋口は、既にそういう作品、しかも小松先生原作のに関わってたか
「黴」の映画化の『ガ○○2:レ○○ン襲来』
>>411 電車の中で恥ずかしそうにナニを握る美女のシーン
アメリカ横断巨大チソチソのシーン
インド大のマソ子による欧州破壊シーン
是非ともやってくれ
「星殺し(スターキラー)」をロバート・デ・ニーロとシュワルツェネガーで
日本沈没第2部読んだけどだいぶ無理があったな
ストーリー的に破綻してるわけじゃないんだけど地味すぎてつまらん
淡々と事象を語るのはいいんだけどなにかの盛り上がりやカタストロフィがあるわけでもないし
日本沈没のその後というより現在の日本が置かれている政治的状況を
そのままフィードバックして再認識させられているような小説だった
時代のせいだろうか?もし第二部が1970年代か、1980年代に書かれていたら
ソ連が核ミサイル撃ったり、アジアで大暴動が起こったりしていてのだろうか?
417 :
416:2006/09/06(水) 14:04:33
×していてのだろうか?
○していたのだろうか?
_| ̄|○
「愛の空間」を是非…
10日の週間ブックレビューに御大ご出演ですよ。
420 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/09(土) 00:14:21
Shokoじゃなくってよかったよかった
422 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/09(土) 05:18:23
イルボン・チンもる?
なんか「日本が沈没してチョッパリがたくさん死ぬ」
と映画館やってきて
日本が助かるので不満爆発だって……
原作がすでに翻訳されてたはず。
未来学の先駆者が、最近は過去を振り返ってばかりだな・・・。
未来はもう過去にしかないんだよ
未来とは過去のものだ
428 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/09(土) 12:28:47
城西国際大学出版会
いいかげんにしろよ
429 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/09(土) 15:53:05
明日のブックレビューの司会、児玉さんじゃないのか(´・ω・`)
>>425-427 時は過去、所は京都百万遍、記憶すら歪む果てしなき過去へどこまでも遡るこの男、
日本SF界最大の思想家にして大作家、小松左京。
だが人は彼を、キャプテン・レトロフューチャーと呼ぶ!
小松御大老けたなぁ〜もごもご喋るようになってしまったから所どころ不鮮明だし(入れ歯?)
コンピュター付きブルドーザーの活躍を知ってるとなお更切なくなるなぁ、筒井氏は相変わらず元気なだけに。
またインタビューアがスポーツが専門でSF詳しくないから予想通り深みの無いインタビューだったし。
朝日の書評欄に、眉村卓がでてたけど、この人も元気そう
いやあ、「小松左京マガジン」購読者だけど、正直今のお姿にビックリしたよ。
パッと見100歳オーバーに見えるもん。
それで筒井センセイの若さの秘訣が知りたいかなとかちょと思ったり。
筒井センセは生血を飲んでるからなあ
処女の生血がイイらしいよ
筒井先生は、自分の好きな仕事をやってるのが大きいんだろうね
うちの親を見ても、仕事ややりがいのあることにうちこんでないと老け込むよ
小松先生は小松左京マガジンでやりがいを取り戻したんだろうけど、
それまでのブランクが長すぎたんじゃないかな
438 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/11(月) 07:56:13
>>428 入金しても確認のメールすら来ないね。
8月末と言いつつ、もう9月も11日だもんなぁ。
HPにも、何も情報反映されないし。
出版実績のない団体には、このプロジェクトは荷が重すぎないか?
学生中心みたいな感じだし。
俺は「校正」が心配だな。
誤植少ないこと祈る。
ってか詐欺かもよ・・・
音沙汰なしは危険
なんぼ無名四流大学でも、サイトトップに記述があるプロジェクトが
詐欺ってことはないと思うんだが。たぶん。
実は大学自体存在しないとかw
御大の鬱が悪化しなければよいが。
小松左京賞選べなかったみたいだから
ぶりかえしてるかもな
445 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/13(水) 08:57:10
全集の件。
振込みしたら、メールで「入金確認しました」と来たよ。
でもその後音沙汰なしだからもう一度催促のメールしたら、
(出版の)期日を確認中、だと。
でもその返信の文章は社会一般の常識的なものでは無かったな。
遅くなっているお詫びも無いし。学生さんがやってるのかしら。
別に学生が出そうが誰が出そうが、とにかく読めればいいんだが‥。
今月末まで待って何もなければ、電話かけるよ?野○さんよ!
全集が遅れてるお詫びに
御大が1軒ずつ配本してまわるといってききません><
「小松左京全集完全版」ご予約の皆様へ
城西国際大学出版会の野○です。
この度は「小松左京全集完全版」のご予約を
いただきましてありがとうございます。
第1回刊行を7月と発表しましたにも拘わらず、
遅延しており、皆様方にはご心配とご迷惑をおかけしております。
初めての出版事業とはいえ、誠に申し訳なくお詫び申し上げます。
今後のスケジュールをお知らせいたします。
第1巻・・・9月20日発行、お手元には9月末着
第28巻・・10月末着
---------------------------------------
第2回配本・・・11月末(予定)
なお、刊行記念とお詫びを兼ねまして、城西国際大学出版会に直接
ご予約をいただいた皆様には、「小松左京メッセージカード」を
第1巻と併せてお送りさせていただきます。
今後ともよろしくお願いいたします。
ここ見て、焦った?
> 9月未着
>10月未着
に見えた。
w
9月末に次のお詫びメールが来る悪寒
451 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/14(木) 18:29:09
有名な割には、結局、文学賞には縁が無かったな。
お情けのSF身内賞ばかりで。
沈没の面々って
いま読むと劇画っぽいんですよね
本人もけっこうこだわってる模様が言葉の端々から。
あとは紫綬褒章か文化勲章・文化功労者ぐらいしかないかと思うが、
(万博・花博への貢献だけでも評価されていいと思うんだけど)
なんせ日本を沈めちゃったからなあ。
共産党出身ってのはやっぱりこういうの響くのかね?
小さん師匠は逆賊あがりでも人間国宝になったけど。
あと皇室の園遊会とか、かっこつけて断ったりしてたからなあ。
筒井が出たのは園遊会だっけ?
恩賜の「煙草」じなかったって怒っていたときの...
457 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/14(木) 22:52:47
結論
筒井康隆>>>>>>>>>>>>>>小松左京
あと10年したら小松左京は忘れ去れれてるな。
せいぜい、今の石坂洋次郎位に忘れられて。
458 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/15(金) 16:51:09
うーん。反論しようと思ったが、なんだか説得力がある。
なんで石坂
>457
仮にそうなった場合、それからさらに2〜30年した頃に揺り返しで一大ブームが来るよ。
そうして定番ネタとして定着するんだな、要するに横溝(ry
461 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/15(金) 21:25:36
小松と筒井を比べるのは全くナンセンスだが、
小松左京が10年後に忘れ去られる、というのはもっとあり得ない。
想像してもみろよ。
もし日本SF界に小松左京がいなかったとしたら・・。
小松左京は日本SFの土台であり先端であったんだよ。
いなかったとしたら・・ナニ?
さよならジュピターという映画は存在しなかったわけだw
SFファンの間で忘れ去られた存在になる事は今後においても考えられないけど
ただ一般読者層においては考えられる…というか既になっていた気もする。
特に90年代前半なんて一気に引き受けて出していた角川文庫が一冊も残らず絶版の嵐になって
小松作品がほとんど書店で手に入らない…と言う状況は確かにあったもんなぁ。
いやその時代に自分が中学・高校時代にいざ買って読もうと思ったらネットも無い時代で結構集めるのに苦労した
ってことと自分の世代になると小松左京?誰?何でそんな本読むの?(そもそもSF読む人が少ない)
って個人的体験が大きいけど。
大松右京が次を狙う
こんばんは
大杉酔狂です
>>461 日本のミステリにおける乱歩みたいなものか?
ただ「功績」だけじゃ海野十三って前例もあるからなぁ…。
>>464 俺もその頃中高生だったが
普通に図書館で借りて読んでたけど・・・
海野十三は(少なくとも読んだ範囲では)
完全なアイデアストーリー型で、小説としての面白さに乏しい。
たとえば冒険小説としての面白さがある押川春浪は
それなりに再評価もされている。
ただなあ。横溝正史や江戸川乱歩が再評価されたのは
ミステリというジャンルが生き延びていたからで、
たとえばチャンバラ小説が絶滅したら、直木三十五でさえ
作品はまったく残らなくなる。海野や押川の名前が知られてるのも
SFというジャンルから評価されたからであって。
SFがこれから、ミステリになるかチャンバラになるか・・・。
乱歩は学校の図書室にポプラ社の全集がたいてい置いてある
横溝は稲垣メンバーの金田一とかの映像化、金田一三世で人目につく
この二人の場合死後も状況に恵まれてるが小松左京は最近は日本沈没のリメイクくらいしか名が出てないしな
筒井みたいに教科書に載ることもないだろうし。
一般人には「日本沈没の小松左京」くらいしか認知されてないだろ。
で、今回の映画を観た観客は「小松左京ってこの程度」と思ってしま
ったことだろうな。
そういう意味でも樋口は本当に罪作りだよなぁ…
まぁ庵野といい樋口と言いオタ世代のクリエイターは映像のセンスはあるけど後はダメダメなんだよなぁ。
文字に対する感性が無いのだと思う。
いや、あいつらは映像のセンスもないだろ。
ミステリでもチャンドラー、冒険小説でもメルヴィルみたいに、
大衆小説でありながら芸術的に評価されてるのは一般的にも後世に残るだろうが、
ただジャンルのルーティンを守ってるだけの作品じゃ弱いわな。
小松は短編は叙情的に書けるのに、長編はそんなもん興味ない!って書き方だもんなぁ。
476 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/16(土) 20:10:34
岩波文庫に入れる価値あるよ
そういえば直木三十五の本って書店で見たことないな
山本五十六の本ならある
地には平和を、って映像で結構行けるんじゃないかと思うんだけど。
今映像化すると、当時とは百八十度逆の受け取られ方するんだろうけどw
「震電かっこい〜」とか、
「本土決戦に持ち込めば勝てた!」とか?
>479-480
檜山 良昭氏の「日本本土決戦」並みに、とことん救いの無い映像にすれば可かと。
(とにかく民間人死にまくり、最後は皇室・政府全滅、日本分割、終戦後も500万以上餓死…)
タイムマシンの原理はどうするんだろう
>481
村上龍『五分後の世界』では、本土決戦後の国土荒廃により日本の人口は餓死等でほぼ半減、
国連統治地域では外来人口による混血化が急速に進行して事実上日本は滅亡している状況なのに、
その一方で山岳部に潜伏した旧日本軍残存勢力がある種のスパルタ的戦士社会を築き上げている様子が
ヒロイックに描写されているのを読んで、「これこそ誇るべき日本、我らかくあるべし」
とかいう感想を持ってしまう連中がウェブ上には散見されるので、
表面的な描写を悲惨にしてもその種の連中がどう受け取るか楽観はできない。
そういう人達は本当に高度経済成長も含めて戦後を全否定したいと思ってるのかね。
村上龍はそういう事を他の小説でもはっきり書いてるが。
というか御大に「五分後の世界」の感想を聞いてみたいものである。
SFというジャンル自体が絶滅したら
このスレもなくなる訳だが
ブクオフで旧角川緑背版数冊買ったが
ブクオフの値札シールと相性よすぎというか悪すぎというか、糊がぜんぜんとれねー
ねちゃねちゃして気もち悪いよ
シールはがしたあとのネチャネチャは、はがしたシールの糊面で何度くっつけてはがすを繰り返すとできれいになる。
セロテープでも代用できるけど同じ糊のほうがきれいにとれる。
多少汚れてもよければ消しゴムでも取れるが最後はセロテープ使わないと完全には取れない。
スレ違いスマソ
学生のころ愛読していたもんで、角川文庫の生頼範義の表紙がぱっと浮かぶ。
「果てしなき・・」とか「復活の日」とかね。
あの表紙はコートかかってないんで、消しゴムかけたら絵が消えそうな気がする。
(自分の本で試すのは勘弁してくれ)
生頼さんの表紙絵はいいよねえ。
>>487 旧角川文庫でそれやると裏表紙の絵がどんどん剥げていく可能性が
491 :
487:2006/09/18(月) 00:05:17
あーそうか、昔の角川文庫だと皆さん心配しているとおりの結果になりそうですねぇ・・・
昔は角川、新潮、講談社、そしてもちろんハヤカワからもたくさん文庫化されていたのに。
ハヤカワとはあれがあったからな
493 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/18(月) 00:27:59
角川版だって、一斉に絶版になったのは春樹が逮捕されて版権を引き上げたからだろ。
ハルキ文庫として再販されたし。
>>491 集英社文庫からも出てた。メジャーな文庫で小松作品を一回も出した事がないのは
それこそ岩波くらいじゃあるまいか。
『日本沈没』は 1978年に文春、1983年に徳間、1995年に光文社、
1996年に日本推理作家協会賞受賞作品全集の一環として双葉社、
そして2006年に小学館、と都合5回文庫化されてるね。
角川文庫は「復活の日」フェアで、ちょうど早川と喧嘩して絶版になってた
初期代表作群と普通なら文庫に入るかどうかというジュブナイルやらまで
出してくれたから、印象は強いけどね。
集英社文庫は当時としては後発で文芸出版の蓄積もなかったから、
ショートショート集とか「SFセミナー」とか、穴狙いの印象があった。
旺文社文庫から「やぶれかぶれ青春記」が出てたなあ。
講談社文庫からは小説出てたかな。「妄想ニッポン紀行」「歴史と文明の旅」
といったルポの大作を出してくれてたのが印象深い。
>早川と喧嘩して
有名な「温帯−昼行灯」事件?
「太陽風交点」事件かもしれない。
時期的にどっちが先なんだ?
>>496-497 太陽風交点事件に温帯が直接関与していたというネタは時々目にするけど、
どの程度信憑性があるのかもうひとつよく判らない。
あと、「太陽風交点事件に抗議するために第1世代作家たちが早川から版権を引き上げて他社から文庫化を始めた」
とする説もよく流通してるけど、これは時系列的には逆。
太陽風交点事件は1981年の日本SF大賞受賞から始まるが、
第1世代の作品はすでに1970年代前半から早川以外で文庫化が始まっている。
手元にある小松作品を調べると、角川文庫版『見知らぬ明日』が1973年10月10日初版発行、
新潮文庫版『戦争はなかった』が1974年5月25日初版発行だ。
つまり、事件以前から早川の作家への待遇が悪かったので他社への流出が始まっており、
太陽風交点事件がそれに止めを差した、という事だろう。
500 :
500:2006/09/19(火) 20:28:27
例の事件で、作家は温帯も作家側と信じていろいろ話してた。
それが温帯から昼行灯につつぬけ。
結局一切の事件の黒幕は、昼行灯氏だったわけだ。
どうしてどうして、昼行灯じゃないゾ。
昼行灯って某女流御大のダンナか?
「太陽風」事件は
総てあの昼行灯の保身の結果だ。
温帯は巻き込まれただけかもしんないけど、ある時期内通者として立ち回ったのは本当だろう。
小松御大に内容証明送りつけたのも、堀夫人を脅したのも昼行灯。
その影に温帯がいた。
小松左京、中学の教科書に載ってるぞ!!
505 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/21(木) 22:32:27
9月23日より公開される映画「フラガール」が、「ALWAYS三丁目の夕日」
「ゲド戦記」「日本沈没」を押しのけて、米アカデミー賞最優秀外国語
映画賞部門に日本代表として出品されることになりました!
公開前作品としては異例の選出らしいです。
最近では、山田洋次監督の「たそがれ清兵衛」が出品となりましたが、
賞は逃しています。
授賞式は、来年の2月25日です。
まだ先になりますが、是非、賞を獲得して欲しいですね。
星・小松を初め作家達が大量に早川を離れたのは、
福島正実・森優らがSFマガジンを離れたのが
大きな要因じゃないのかな?
森優の退社に関しては、かなり怒っている平井和正の
エッセイを読んだ記憶がある。
>505
ここには映画版「日本沈没」を評価している人間など
皆無に等しかったと思うのだが。
誤爆?
煽りにしては間抜けすぎるし…。
温帯昼行灯事件がきっかけ。
それまでHよりもいい条件で、他社がSF雑誌をだしはじめてたけど。
みんなマガジンに育ててもらった恩義があるので、
多少のことは黙ってた。
しかし温帯昼行灯事件で、よりにもよって堀さんがわに立つ作家に
編集部は内容証明おくりつけた。
無論糸を引いたのは誰かさん。
今日、JUNK堂に行ったら全集が並んでましたよっと、
日本アパッチ族とエスパイですか。
注文した全集まだこないよ
いつくるのよ
だが、注文された全集を発送すべき人間は、もういない…
>514
小松左京全集は英国陸軍細菌戦研究所が運営してたのかよw
516 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/24(日) 12:12:03
全集来るの9月末ってメールがあったよ
517 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/24(日) 13:30:52
「温泉の精タンバ」だ(つд⊂)エーン
最後の作品が「新・日本沈没」とは。
しかも写真のみでの「特別出演」
合掌。
でもあれはあれで立派な「出演」ではないか・・・
全集第一回配本キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
・・・解説くらい新しいの使えよorz
小松さんの言う通り、大殿筋は本当に美味い。
525 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/01(日) 08:57:15
全集しょぼすぎだよ‥。あれで4800円か、がっくし。
今時の出版事情考えたら、あんなものでしょう。
小林秀雄や三島由紀夫程にも(両者とも、それなりの全集が近年出た)需要が無いのですね(涙
>>525 確かに。
4,800円の内訳を書いてみろと問い詰めたくなった。
まあ、全集も出ずに埋もれていく作家に比べたら・・・
と、自分をむりやり納得させた。
でも、高すぎだよなあ。
今夜22時からのNHK「クイズ日本の顔」に、御大ご出演。
529 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/03(火) 22:05:40
放送開始したからageとく
530 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/03(火) 22:15:20
小松さん歳とったなあ…。歯がない?
虚無回廊あげ!
531 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/03(火) 22:19:06
まさか今の出演で終わり?
ありゃ・・・
スタジオに来るかと思ったらやはり無理なのか
533 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/03(火) 22:30:44
くだらん番組だった…
虚無回廊が途中で終わったのは先を考えてなかったから?
>>486 消しゴムである程度取ってベンジンで拭く。
マジオススメ。
日本沈没の続編、プロットは、ファンの集いで練り上げたのね。
それにしても、御大、お歳を召されましたなぁ…。
ヘビースモーカー振りも、パイポが必須になったようで(それでも吸ってましたがw)。
536 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/06(金) 08:59:13
かわぐちかいじ「太陽の黙示録」を全員でパクリました。
「太陽の黙示録以外全部沈没」
「太陽の黙示録」連載当初は「日本沈没」のパクリといわれたもんだがw
539 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/07(土) 09:28:14
「映画 日本沈没」上映当初は「太陽の黙示録」のパクリといわれたもんだがw
「日本沈没」は「黙示録」が起源ニダ!
キョンてもしかして・・・・・。
八丈島の?
544 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/16(月) 11:09:48
宇宙に正義なんぞという人間の安っぽいイデオロギーは似合わない。
宇宙は?申!
>>543 宇宙は正義に見放されて戦力外ですが何か
>545に宇宙の座布団を一枚
547 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/17(火) 20:50:07
SSって結局、宇宙内に芽生えた知性を集める捕虫網みたいなもんなの?
ショートショート
セガサターン
SS = Sakyo's Story
SF = Sakyo's Fiction
Forabanashi という表記が許されるならそちらで。
552 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/21(土) 08:53:16
そもそも小説の中でSSが何の略かって書いてあったっけ?
勝手にスーパーストラクチャーの略だと思っていたが・・。
スゴい装置
554 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/21(土) 11:28:11
ナチス親衛隊
seikyou shinbun
阪神淡路大震災が起きなけりゃもしかしたら……くそ。
あとSF魂読んでて思ったけど、この人もう少し小説に力注いでいてくれたらと思った。
あっちこっちに手出しすぎ。
虚無への道ははるけく遠く、回廊の日はさらに遠い。
そしてそれは、私達の時代の物語ではあるまい。
>あっちこっちに手出しすぎ
逆に作家としてのアイデアと体力が枯渇しだして、あちこち手を出したみたい。
周囲にそれを煽る人間も集まってたみたいだし。
某映画とか。
小説ばっかり書いてても飽きるだろうしなぁ。
かげで「萌えイラスト」とかも描いてたりして。
>>558 本格的に作家デビューする以前から、作家生活のほとんどにわたって
あっちこっちに手を出し続けていた人なんだが。
手を出す内容が時代によって変わっていったにすぎない。
半〇良さんも
「あっちこっちの女に手を出し続けた」けど、
作家一本だったじゃないですか。
563 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/24(火) 13:17:09
麒麟も老いれば駄馬にもおとる、ってか。
日本アパッチ族からのファンだったが、かつての輝きを胸にしまっておきますわ。
アイデアが枯渇したのか、時代に合わなくなったのか分かんないけどね。
愛しい妹が宅間の慰みモノにされて気落ちしたんじゃないかにぃ…
>>472 >一般人には「日本沈没の小松左京」くらいしか認知されてないだろ。
「さよジュ」スレの住人(俺あんまり投稿して無いけど)としては、聞き捨てならんな。
さよジュ,復活とか知名度の高い・・いろんな意味で高い・・映画の原作者じゃないですか。(`・ω・´)プンプン。
「思想」に行き詰ったくらいで、小松さんが書かなくなるこたあないだろな。
万一、「思考」に行き詰まりがあったらやるかもしれんが。
ことしで75歳だっけ?
そう考えると充分シャンとしてる気もするな。
死ぬまで知の宝庫でいられる訳じゃないし
早い人なら完全に枯渇しきってる人もいる。
ちなみに公式に書いてあるこの言葉は
10年も前の言葉なんだぜ。
幼くは親に従い
婚しては妻に従い
老いれば子に従い
惚ければ猫に従う
小松左京
でも実際世間イメージ的には的には「沈没」だけだろ。
不謹慎ではあるが、Xデーの新聞の見出しは「ミスター沈没」としてのみ紹介されると思う。
藤岡琢也さんですら各局「渡鬼の人」としてしか報道しなかったわけだし。
「復活の日」も映画になってるのをたまには思い出してやってください。・゚・(ノД`)・゚・。
「万博」と「花博」も・・・( つД`)
国際SFシンポも・・・( つД`)
つか、あのタバコと酒で、長生きしてない?
手塚さん、星さんとかに比べて。
573 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/25(水) 09:47:05
いやいやまだ75だよ。クリント・イーストウッドや高倉健と同じだよ。まだ十分やれる。問題は本人のモチベーションかな。第二部上梓で安心したからなあ。
安心のあまりポックリ逝ってもおかしくないな。
虚無回廊が心残りだから大丈夫か?
「ネオン太平記」も・・・( つД`)
知らんって。
まともに完結した長編を数えた方が早い気がする。
数えてみろよ。
「気がする」だけじゃ無責任な放言だぞ。
文化勲章・文化功労者はかすりもしなかったな。
仲のいい黒川紀章は文化功労者になったのに。
そんな、いくら話の上とはいえ短篇やショートショートまで数えれば
何十回何百回日本を滅ぼしたとも知れない不逞の輩を叙勲するなんてとんでもない!
……って偉い人は本当に考えてたりしてw
そんな小松さんに受賞させて、
「私のように何度も日本を海に沈めたり破壊したりしている者に
賞をいただけるとは、日本政府も度量があります」
とかのコメントを引き出した方が好印象なのにね。
・・今の”偉い人”は、その程度のシャレっけも持ち合わせてないだろうけどw
581 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/28(土) 00:57:18
単に実力不足では
文壇の大御所に、「オレの配下に入れ」とか言われて、
当時まだ若かったので蹴った。とか聞いた。むかしの大会で。
>>581 別に実力のある人を皆、国が表彰するわけがないから。
選ぶ人たちの”思惑”のほうが優先されるのが賞というもの。
小松さんの場合、小説以外のほうで受賞するってケースは
考えられたけどなあ。
まあ、よい意味で「それ」が似合う人でもないか。
勲章欲しさに政治家や文壇ボスに媚びたりしたら
それこそファンは逃げるだろ。
つーか本人があんだけ大将だからな・・・
そもそも国の賞とか勲章とか、誰がきめてんだろう。
業界団体や政治家の推薦を、官僚が書類検討してんだろうな。
作品とか読んでるとは、とても思えん。
じゃあSF作家クラブが圧力団体になればいいんだな。
星さんはもう無理だし筒井さんは紫綬褒章で我慢してもらって
小松さんに文化勲章で、作家クラブ内では誰も文句言わないだろう。
”圧力団体”という呼び名が日本でもっとも似合わない団体が
日本SF作家クラブのような気がする。
大体連中は勲章が欲しくてこの仕事してたのかと
590 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/29(日) 13:27:58
>別に実力のある人を皆、国が表彰するわけがないから。
ソースは?
その前に「実力」の定義から始めるのはどうか
別のスレで
CM出る作家と、勲章もらって喜ぶ作家って、
なんか信用できないなあ。
大江もノーベルもらってすげーエラそうになったし。
大江って昔からあんな感じじゃないのか
CMに出ない作家や、勲章をもらえない小説家なんて
なんぼでもおりますな
死んだじーちゃんとか
>>594 もし、あなたのおじーちゃんとはどなたで?
>>594 個人を特定するつもりはないから教えて(マテ
大江キラいだったけど、文化勲章蹴ったのは見直すな。もともとあげる気もなかった役人が
「ノーベル賞もらいやがったら、一応やっとくか」なんてあげるの、なんか嫌。
全集届いたので連休中に読むことにしよう。
刊行スケジュールがどんどん遅れているのが心配だけど
全冊ちゃんと刊行できるのかなあ。
600 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/04(土) 19:36:39
>>574 ロングパスですまんが「ポックリ逝って」ってあんた、縁起でもないこと言うなってば、
「さよジュ第二部」を放っといて逝かれたら、残された「ヤマト世代」(←「宇宙からのメッセージ」世代とも言う?)の人間はどうすりゃ良いんだよぉーーーー。
いっしょにポックリ・・・
正直「未来図の世界」は初めて目にした。あるトコにはあるんだね。
「未来の思想」はジャストシステム版を読んだが。
全集、やっぱ全部そろえようという気になった。
604 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/08(水) 22:09:32
谷氏の辞退
作家クラブの現会長だからしかたないね。自分のオリジナルじゃないし。
しかし映像作品の場合はやはり監督個人に賞金がいくのかな?
605 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/10(金) 06:40:39
くだんのアレですね。
日本SF作家クラブが圧力団体となったらどんなに素晴らしい事か。
武器は糾弾と勉強会だな。
「SFは差別されている」「SFの被差別の歴史を糾弾する」「アニメはSFか(いや違う・反語)」
SF被差別対策事業特別措置法(時限立法)をたてに
「トールキンはSFではない」「ル・グインはファンタジー」「SFはホーガン系のハードSFのみ」で
がちがちに固めてさ。●●穂あたりが、文部省のSF出版物審議会でぶいぶいいわせているの。
「俺の目の黒いうちはヤマトに星雲賞を出さない」とかさ。
で時限立法が切れると、この審議官が年350日の病欠で15年にわたり文部省の給与を不正受給・・・
SF魂、今一気に読了。
ラストが、
「SFとは希望である――」
なんか締めちゃってる印象。
「虚無回廊」についてもイメージ湧かないみたいなこと書いてるし……
ちょっぴり寂しい。
>>609 「ならば僕にとってSFとはなにか考えてみた」
と書いた後で、最後の結びが
「SFとは希望である−−と。」
これが”諦め”と読める発想が私には理解できない。
611 :
610:2006/11/13(月) 20:36:19
すまん。「締め」なのね。
諦めと読んでしまった。許せ。
「締めちゃってる印象」というのも、それはそれでよくわからんが…。
希望といいきって終了―――― みたいな雰囲気だなってことでない?
「ならば僕にとってSFとはなにか考えてみた」
「だが、いくら考えてもわからない。今後も書き続けながら
答えを探していくしか、ないのかもしれない」
とか書いてほしかったのでは。
614 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/14(火) 20:26:52
虚無回路→堀晃
日本沈没第三部→谷甲州
谷はもう(゚听)イラネ
いっそリレー小説にしてペリーローダンに挑戦
虚無回廊はなんか、大学教授を含む「創作集団」で続き書くとか
ずいぶん前に聞いたが。
堀さんならいいかもしんないな。
そだなー。堀さんというのは妥当な線かも。
山田正紀がSFに帰って来るなら、プロジェクトチーム+彼という方法もw
沈没の第三部、俺は谷さんがいいな。
いろいろ不満はあったが、なんだかんだ言っても
実際に第二部を形にした力量は買う。
>>610-613の皆様
わかりにくいカキコしてすみません
「SF魂」の文の流れが、特に後半、自分のSF人生の総まとめみたいな印象を受けたので……
613さんの言う通り、もう少し頑張って書くぞ、みたいな結末にしてほしかったんです。
30年来のファンとしては、まだまだ小松先生の小説が読みたい……
620 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/15(水) 17:32:10
山田正紀だったら、引っ張るだけ引っ張って
夢 落 ち
ってことになりそうな…
>>619 確かに小松左京マガジンとか読んでると、「まとめ」にはいってるのかな?
という気はする。
>>620 紹介d
もう笑うしかないっつーか。
2ちゃんの釣りでさえ、気の利いた人はもう少しマシなこと書くような気がする。
>620
元の書評もけっこう間抜けだな。
意図的に「第二部」を無視したのかもしれんが。
もっとも、書評が間抜けならブログの方は真性馬鹿だ。
おまいら堀晃堀晃っていうけど根本的なこと忘れてるぞ
堀 晃 に 任 せ る と ご 本 人 が 書 く 以 上 に 遅 れ る ぞ
ネットウヨなんて所詮この程度のレベル。
映画を見て小説を読まず
何とかを見て何とかを見ず、って諺なかったっけ?
1.木を見て森を見ず
2.木を隠すなら森の中
3.木静かならんと欲すれど・・・
アメリカの「いっちゃった極右」ってね
ロックフェラーやブッシュまで「アカ」らしいな。
こうなるともう宗教。
630 :
629:2006/11/15(水) 21:45:45
誤送信してしまった…_| ̄|○
>>624 堀晃が書く→遅れる→通常の作家の0.001%のスピード
御大がお書きになられる→そも進まない、書かない→進展率0%
どっちがいい?
そこで温帯に…
>>631 話の濃度が0.001%になり代わりに801濃度が(ry
堀晃もそろそろ定年じゃないだろうか。ヒマになればバリバリ書けるかも。
ってまだ会社勤めしてるのか知らんけど。
「アカだな・・・少なくともピンクだ」(「復活の日」)
この表現にハマって小松作品に耽溺した小学6年から中2のおれ。
「アカだな」で終わっていたら、多分ほかの小松作品に出会っていなかった。
でも、なんでこの何気ないセリフに感激したのか、30代後半の今となっては謎。
「天変地異の黙示録」(パンドラ新書)買ってきましたよ。
第一部の語り下ろし楽しみ。
636 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/17(金) 07:21:36
637 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/18(土) 09:32:09
虚無回廊の続きは
ボクたち読者が力を合わせて書くべきだ!
な、そう思うだろ?
御大の計画だとHEから離れて話が続く予定だったらしいね
>>637 きっと小松左京のあとを執筆AI「サキョウ」が引き継ぐに違いない(w
641 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/18(土) 23:01:18
流石は、山本だな。
>SFの未来予測はほとんど外れていることからも分かるように、SFは未来を予測するものではない。
冒頭でこう言っておいて、結論がコレかよ。
>「将来、ロボットが心を持つとしても人間と同じ心は持たないだろう。
> チューリングテストにはパスしない心を持つだろう」
>反乱されないためには「異質だという理由で排斥してはいけない。許容しないといけない」
>「遠くない将来、人間とは異質の知性が生まれてくる。
> ロボットは人間よりも論理的なので反乱は起こさないだろうが、異質な知性を受け入れて
> 排斥しないことが重要だ」
どう見ても、SF作家の未来予測です。
ありがとうございました。
644 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/23(木) 22:26:38
「虚無回廊」は問答無用でSF史上最高の傑作。
これだけは未完で終わってほしくない。
「未完の美学」というものもある。と、石川賢の訃報に思った。
半村良もそんな感じの人だったな。さかのぼれば国枝史郎か。
小松左京と作風が正反対の作家を挙げてどうする。
小松さんの作風は意外に(失礼!)広いからなあ。
「正反対」といちがいには言えないところが、
せっかくのツッコミを弱めている。
などと便乗してみるw
>647
表面的な作風はゴエモンから女シリーズまで幅広いが、
「結末まで見通してから書き始めるか冒頭部の勢いで書き始めるか」
という意味の作風は、あまり変わらないんじゃないか。
というと「題未定」という例外があるわけだが、
あれは結末を見通せないのに書き始めたからこそ
あんなやけっぱちな内容になってしまったんで、
半村良だったら同じ状況でもああはならなかったと思う。
>>648 >>結末まで見通して
となると、「虚無回廊」は??
いやもう御大の頭の中では結末まで出来ちゃってると思うよ。
でもそれを小説にしても面白くないから書かないだけ。
651 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/24(金) 23:54:05
いや 果てしなき流れの果て は結末もわからず書き始めたみたいだよ。作者にもいつ終わるのかわからなかったみたい。書き上げた時には精魂つきはてたて。キャラクターが勝手に動き出したてなんかで書いてた。
コママガの自作を語るかな。
「果しなき流れの果に」は、導入部が終わると、いきなりラストシーンだもんなあ。
あれ、けっこう計算してないと書けないんじゃないかと、素人は思うんだけど。
意外だった。
全編書き終わってから、導入部をさらっと・・・
虚無はバクスターが続き書けばとりあえずぶっとんだ物は書けそう。
>651
連載しているうちに話が膨らみすぎて、
予定していた結末までたどり着くために苦労した、
というような意味じゃないのかな?
「キャラクターが勝手に動き出」すとそうなるわけで。
「果しなき流れの果に」
はよかったなあ。
オカエリナサT
が泣けた。
30何歳で、しかも連載というスタイルで書いたってのは
すげえと思う。>果てしなき
小松左京全集、ちゃんと城西国際大学出版会に
代金を振り込んで買えば確実に手に入るんだろうけど振込手数料がもったいない。
(500円くらいかかる)
ネット書店だと本の代金だけですむけど品切れのとこも多い。
確実に手に入るかわからない。(限定500部だっけ)
どっちの方法で入手するのがいいかなあ。
大手書店では普通に売ってるけどそれじゃ駄目なのか?
500部だけなのに、大型書店で3冊ずつくらい並んでる。なんなんだアレは?
俺の住んでるところじゃ見たこともないわ
小松左京全集は東京ローカルの地方雑誌と俺にとっては位置づけ変わらん
662 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/27(月) 23:00:22
でも、本当に「虚無回廊」は未完で終わりそうな雰囲気だよね。2000年にVが発売されたときはW、X
が続刊予定!なんて書いてたのに、それから6年経った今でも続刊が発売されてないし。
まあ、個人的にはVの最後が好きだから、あそこで終わっても別に文句ないけど(笑)
谷甲州か
谷川流が続編書くかもしんない。
多分「西宮つながり」で後者が有力かと。
タイトルが虚無回廊で未完だなんて皮肉だな。
全集のラストの巻が「回廊」の完結編だったりしないかなと時々考える。
あれ?虚無回廊の3って出てたの?
すっかり待ちくたびれて忘れていた。本屋行ってくる。
明日にする。
667 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/08(金) 19:28:23
でも普通に考えたら、虚無回廊3巻まで書いて、後はまったく書いてないってことはないよな。
本にする分量ほど書いてないってだけの話で、文庫50ページに相当するぐらいは書いてそうな気がする。
御代が死んだら書きかけでもいいから公開してほしいもんだわ。
死んじゃって未完ってのが前提かよw
小松左京マガジンに、吾妻ひでおのイラストが載るらしい。
いけねえ、マガジンの維持会員費払ってないや。
来週ソッコーでいかないと。
672 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/10(日) 19:23:28
「虚無回廊」の続きを小松大先生以外の人が書いたら正直読む気うせる。
小松ファンです。SFファンかと問われると...
>>667 懐かしい>PIPS
素人が手を出せる開発言語がBASICくらいだったあのころ、
最終兵器を見つけた思いではまったなぁ。
一時期のTRONみたいな熱狂的ファンもいたし。
今年はイイ年だったみたいね。
だが来年以降は、どうなるかな。
春はもうじきくるだろう。だが、この夏はわからない。
>>676 うまいうまい
でも左京先生に失礼でおま
「継ぐのは誰か?」のラストは
明らかに黒澤の「羅生門」のラストシーンへの
オマージュなのだが、それを誰も指摘しないのは不思議だね。
リドル・ストーリー(謎小説)という概念があってね。
「女か虎か」とか「藪の中」とか「女か怪物(ベム)か」とか。
すみません、教えてください。
「日本沈没」と「第二部」の山崎って同一人物なのでしょうか。
第二部で小野寺(小野田)に会っても誰か分からなかったのですが、
山崎はかつて小野寺に会ったことはなかったんでしょうか。
復活の日のリバイバルのチャンスがきてしまったな
682 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/16(土) 20:20:58
>>680 原作の山崎には女みたいに髪を伸ばした長男がいましたが
683 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/16(土) 23:05:06
>>678 それを言ったら「復活の日」の吉住南帰行は
五味川純平原作「人間の条件」へのオマージュ。
タツヤがクーヤの赤ん坊を育てることを決意して
「これは、この救いのない物語のラストに取って付けられたようなハッピーエンド
なのだろうか?」というのは
「羅生門」のラストシーンが甘いといって一部の人から批判されたことに対する
小松なりの反論なのではないか。
確か、小松左京は「羅生門」は何度も見たとか言ってたような。
>>680-682 別人だと思う。
あと原作には海洋開発KKの「吉村」部長と渡老人の部下の「吉村」がいて厨房の頃読んだ時には混乱した。
>>681 ノロウイルスの報道がある度に、復活の日を思い出してしまうな
俺、先月に読んだばっかりだし
病院や福祉施設で従業員がノロウィルスに倒れたら誰が患者を介護するのか
そう考えるとどうしても「復活の日」のことを思い出すね
どっちかというと筒井康隆「コレラ」を思い出してしまったのだが
ドレラ?
犬神家の宣伝インタビューをラジオで聞いたけど
「角川春樹」製作の映画を全部リメイクしたいとの
企画が今回のリメイクのきっかけらしいです。
>>690 それはつまり復活の…。
ところでノロウイルスの毒性って、
MM-88に比べれば屁のようなものと違う?
>>691 そうかもしれんけど、復活の日の劇中でも、
ウイルスが流行り始めた初期はどうせ大したことないだろって思ってたわけで、
その初期の状態が今のノロウイルスの報道と雰囲気が被るというか何というか・・・
うまく表現できんけど
>>692 んー。まあ。言いたいことはわかるんだけど。
MM-88はその”たいしたことないだろ”と世間が思い込んでいた
初期段階から、すでに感染者の致死率は圧倒的なものとして
作中(原作・映画とも)では描かれていたわけで。
SARSのときも、同じようなこと言ってたよな・・・
695 :
692:2006/12/20(水) 18:10:33
>>693-694 まあ、実際ノロウイルスは大したことないんだとは思うけど、
ウイルスと抗生物質の競争を続けていくと、
いつの日かMM-88みたいなのが誕生しないとも限らないわけで、
そういう不気味さは昔から感じていたけど、
復活の日を読んだ後は余計にそう思うようになったかな
ウィルスに抗生物質は効きません。(一部例外あったかも)
>>695 すでにツッコミが入っているが、抗生物質とイタチごっこをやってるのは「細菌」ね。
厳密にはウイルスと細菌は別種の生き物。
ウイルスの危険性は、(自然または人為的影響による)突然変異にあります。
ハルキのエスパイが古本屋で手に入って、コレクションそろった!!
ウイロイドってたまに聞くけど、これはなんですの?
ググれ あるいは ウィキ行け
しっかし、21世紀にもなって予防策が「うがいと手洗い」って、冷静に考えると
愕然としてしまいます。やってるけど。
いや、それは逆に人間と自然の治癒能力に驚き、感謝すべきなんでは?
「アンドロメダ病原体」にあったな。
「この世で最も汚い物の1つである人体をどうすれば殺さずに滅菌できるか?」
ああ、クライトンが「復活の日」をパクったあれか。
かなり昔に「果てしなき流れの果てに」が舞台化されたと聞いたのですが、見た人いますか?
感想希望です
そんな無茶をやったのか
客はついてこれたのか
>>705 ぐぐってみたら SKDのミュージカルみたいね
宝塚同様、女性ばかりで演じた。
ストーリーはかなり変えられていた。殆ど覚えていないけど。
番匠谷は未登場だったかな。
アイザックは女性にされていた。
最後に野々村と佐代子が
「果てしなき〜流れの果て〜たどり着く〜それは愛〜」
と歌って終わり。
昭和63年、NHKで放送したんだが、まだビデオデッキがなかったので録画できず。
小松左京のインタビューもあった。
よくこんな内容のミュージカルに文句を言わなかったもんだと思た。
709 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/22(金) 15:53:39
小松左京が「あれは忘れてくれ」と・・・
乙部さんは「私は認めますけど」と横から突っ込んでた。
沈没第二部を読み終わりましたが
唐突なラストの描写は、何か意味あるの?
>>710 もともと”あの”ラストの時代まで語られるはずの日本民族漂流物語だから。
第3部へのヒキでもある…んだったらいいな。
第二部の君が代ももの悲しい旋律に変形していただろうか
裏声で歌へ
714 :
705:2006/12/23(土) 02:31:18
レスありがとうございます
>>708 宝塚ですかぁ。確かに改変凄そうですね……
徳間文庫版のカラーページに載ってた舞台公演の写真をみた時は、
是非みたかったなぁと素で思ったものですが……
SKDではなく新生OSKでしょう。
OSKは大阪松竹歌劇団
SKDは大阪松竹歌劇団東京分組だったはず。
はしれ〜光速の〜
716 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/23(土) 10:10:19
砂時計がチクタクと時を刻んでおったらしい
ティラノザウルスを苛立たせた”耳障りな物音”というのは、
洞窟の奥に埋められていた金色のケータイが発する着メロだったそうな
徳間文庫版の「首都消失」の石原の解説はひどいな。
「ソ連の領土拡張主義の恐ろしさ」が何とかかんとか。
あの小説は雲を軍事利用しておまけに日本再占領まで
企てるアメリカの嫌らしさも描かれてるのに
そっちはスルー。
やっぱウヨは単細胞。
筒井康隆の「小松左京小論」読んだけどおもしろいな。
いなりずし屋はふり返った。
---豆絞りの手ぬぐいを頭にのせ、桟留(さんとめ)縞の法被(はっぴ)の襟もとから
紺のにおうような腹がけがのぞいていた。豆絞りの下の顔は、ぬめっとした、青みがかった白さで、
眼にちょっと険があり、苦み走った、役者のようないい男だった。
---一文字に生えそろった濃い眉の下から、涼しい眼でまっすぐ見つめられると、お糸の動悸は急にはやまり、
顔にぱっと血がのぼった。
「おいくつさし上げやす?」
すし屋は、眼もとでニコッと笑って、さびたいい声で聞いた。
---笑うと目の険が消えて、何ともいえない愛嬌がうかんだ。
「ええ、あの、、、」お糸は、汗が顔ににじむのを感じながら、かすれた声でやっと言った。
「六つ、、、、いえ、八つ」
「へい、毎度、、、、」
すし屋は、肩にかついだ小ぶりの餅箱の蓋をとり、中身をおおった布巾を半分めくると、
黄金色の薄揚に包まれたいなりずしを、長いぬりの箸で、お糸の持ってきた皿にとりわけた。
お糸は皿の上に小ぎれいにならべられて行くいなりずしを、遠いものでも見るようにぼんやりと見つめていた。
-----すし屋は、最後に筆生姜をそえ、酢づけの山椒をちんまりと傍にもりつけると、つい、と差し出した。
皿を受け取り、夢の中にいるような気分で、機械的に代金をわたすと、手を出しながら、
すし屋はまたにっこりと笑った。
「お嬢さん、きれいだね、、、」 とすし屋はあやすように言った。「いいお嫁さんになんなさいよ」
はっとしたとたん、指先が男の掌にふれて、電気にかかったように手をひっこめると、
胸もとにすしを持った皿をかかえこむようにして、お糸とは一息二息あえいだ。
「おっとっと、、、」すし屋は、道化た身ぶりで手を泳がせた。
「すしをおっことさないようしておくんなせえよ。もうそちらに渡しちまったんだからね」
そう言いすてるなり、肩にひょいと餅箱を担ぎ上げたかと思うと、もうニ、三間も先をとっとと歩きながら、
「おいなーりさん!」と呼び声をあたりにひびかせていた。
遠ざかっていくいなりずし屋の後姿を、お糸は憎いものでも見すえるように、
しばらくあえぎあえぎにらみつけていた。それから、くるっと踵(きびす)をかえすと、門内にかけこんだ。
三点リーダの代用に読点を並べて平気な奴の神経を疑う。
よく見ればダッシュもマイナス記号だし。
で――ダッシュと「カギ括弧」はワープロ草創期からわりと自由に使えたのだが、
、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、
傍点の使いづらいことといったら! いまだにこれなのだ。
>>723 時代を考慮してもありゃ単細胞だけどね。
単細胞じゃなきゃウヨになんかなってませんから。
思想的ヒッキーというか、
(政治的意味合いでなく)保守的でなければ
サヨなんてやってられないってのと似てるな。
つまりは思考の柔軟さを楽しむSFとは対極にあるということでw
・・・まあウヨSFってのもやってできないことはないが。
思考実験は自由だし。
豊田有恒がウヨなのは知ってたけど
石原藤夫がウヨというのは以外だった。
右翼だから解説がひどい、みたいに書くのはどうなのよ
小松左京は共産党だったから読まないってのと同じぐらい馬鹿馬鹿しいと思うんだが
>豊田有恒がウヨ
「赤旗」に連載してなかった?
>石原藤夫がウヨ
なんか「陰謀」たら言う怪文書が回ってきたことあったけど。
>小松左京は共産党
党員時代、東大共産党細胞の俵孝太郎と「殺し合い」したとか聞いた。
豊田有恒はかつて親韓派だったが転向して今は嫌韓のオピニオンリーダー。
色分けすれば左に近いとは思うが、ウヨサヨで言えばウヨ。
石原藤夫は・・・まあ公式サイト見てくれ。ああなった理由は不明。
80年代には横田順彌と高千穂遙が右翼SFを自称していたな。
ヨコジュンは明治的国粋、高千穂はただの反米。
豊田の韓国本読んで反日日本人なんて言葉を知った
>>718 『首都消失』徳間文庫版の石原博士解説は、アメリカの横暴を全力スルーで
「ソ連の脅威」ばかり煽るのも噴飯だったが、それ以前の問題としてそもそも、
この物語をその種のポリティカル・フィクションの水準でのみ捉え、
この言わば「世俗的」「地上的」な対立を相対化・無効化してしまう作劇上の
仕掛けとしての〈雲〉という観点がまったく欠けているのがどうかと思った。
SFとしてはそれこそがこの小説の肝だろうに。
つーか、『首都消失』は失敗作だし、
石原先生も、そんなに突っ込んで書けんだろ。
そもそもハードSFの石原藤夫に
『首都消失』の解説なんて無理がある。
>豊田有恒はかつて親韓派だったが転向して今は嫌韓のオピニオンリーダー。
豊田が嫌韓派に乗り換えたのは、その方が本が売れるから。
嫌韓流の作者と同じで金儲けが目的だから本気にするな。
全然知らなかったけどフジオちゃんは
「靖国神社に参拝しよう」「皇統の危機に思う」とか出してるのね。
公式サイト見て大爆笑。
日の丸とZ旗の画像ですよ。旦那
「日本の伝統文化を大切にする掲示板」
憂国ヘチャムクレ日記とか、本気なんですかね。
それともジョーク?
ウヨサヨの基準を何を以って判断するかは人それぞれだろうが、
俺の中では小松左京も、右よりな印象なんだけど…
右や左のだんな様、あわれなSF者でございます・・・orz
豊田有恒は嫌韓本で食ってるんでしょ。
>739
自動コジ機か
どうか1文おめぐみを…
>>738 >小松左京も、右よりな印象
『歴史と文明の旅』だったかな、チリのアジェンデ政権崩壊について言及して、
アメリカの不法な介入があったと言う者もいるが仮にそれが事実だとしても
他国の介入を許すような杜撰な政権運営しか出来なかったアジェンデの方が悪い、
と断言してたのを読んだ記憶がある。
右翼だろうが左翼だろうが二億年もすればどっちも亡びるんだから
小松先生はラディカル
大杉酔狂は先っちょ
>小松左京も、右よりな印象
中国とソ連(崩壊前)を楽しそうに
TV番組の取材してたよ。
産経にルポ連載までしてたし。
司馬なんかより余程ニュートラルだと思う。
司馬のロシア観は偏見丸出しで笑える。
全集の発刊がまたまた遅れるのか…
城西国際大学出版会、もうちょっとがんばれといいたい
田中セーゲン、長谷川ケータローと同じく
共産党転向組、つうより、「目覚めた」みたい。
二十歳過ぎてマルクスを知らぬヤツは心がない。
三十歳過ぎてマルクスに拘るヤツは脳ミソがない。
車のエンジン3台ぐらい連結すれば俺も時空間飛び越えられるかなぁ
石原藤夫が右翼活動やっても
誰からも注目されないし、影響力もないというのが悲しいね。
世間的は全く無名の人だから。
父親が大政奉還をうらんで、天皇嫌いの人だったから
その反動でああなったのは可愛そうな気もするけど。
もっとも、いくら天皇崇拝しても、そのトラウマは
克服できないでしょうね。
年末は、第九を聴きながら「人類裁判」を読む。ひそかな愉しみ。
>>750 それなんてバック・トゥ・ザ( ry
元左翼で「赤ぬけ」て、右っぽい話する人は
それなりに説得力あるけど、
特にはじめから右オンリーつうのは、どうもなあ。
「愛国」自体がバカっぽく見えちまう。
「ウリナラマンセー」の日本版みたいで。
石原博士は「マルクスの洗礼と解脱」経てないから、言う事が軽いなあ。
「国粋主義は馬鹿者の最初の砦である」(サルヴァー・ハーディン)
小松左京ファンなら右翼左翼なんて超越した視点をもっているかと思いきや
右翼叩きたい奴等がこんなにこのスレにいるなんてw
>小松左京ファンなら右翼左翼なんて超越した視点をもっているかと思いきや
右翼叩きたい奴等がこんなにこのスレにいるなんてw
超越してるから叩きたくなるんだよ。
小松左京自身も
「何処の国が好きだとか嫌いだとか馬鹿馬鹿しい」と
日本沈没リメイクの時にぼやいてたけど。
超越してるんなら叩きすらしないのでは
人はしょせん、人としての業を背負った範囲でしか
「超越」できないということですよ。
超意識がなんとかしてくれるよ
「人類は完全じゃない」
「愛だよ、タツヤ」
「愛?」
SFは青臭さから超越できないってことで。
763 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/05(金) 21:00:16
誰も書いてない上にWeb上にも載せられてないようなので、
ここにうpしておく。
読売新聞 2007年1月3日 朝刊 1面
「日本 第1部 再生への道 1 美しさ漂流」
「日本沈没」で有名なSF作家の小松左京さん(75)は昨年末、大阪の自宅近くで、
親しい学者、文化人らと忘年会を開いた。
話は日本の過去、現在、行く末にまで及び、小松さんは「悲惨な戦争の後に
復興を遂げた日本の素晴らしさ」と、「歴史の重みを忘れた現代の日本人の姿」
が二重写しになったという。
「日本列島が沈没して国土がなくなった時、日本という国は存在できるのか。
日本人はどうやって生き延びていくのか。本当は、それを書きたかったんや」
1973年に大ヒットした「日本沈没」は、日本列島が沈没したところで終わる。
時あたかも、高度経済成長期が終わり、石油ショックなどの影響でトイレットペ
ーパーの買い占め騒ぎが起きたころだった。
小松さんは「『経済大国』になって舞い上がる日本人に警鐘を鳴らしたかった」
が、「沈没後の日本人までは描き切れなかった」。
昨年、出版した「日本沈没」の第二部で、国土を失った日本人が世界のどこで、
どう生きていくのかを問うた。
「今の日本人は道徳観など日本の良さを忘れているが、歴史を学び直し、本来の
長所を発揮すれば、仮に国土がなくなっても、立派に世界に貢献できる」
歴史に裏打ちされたジャパンパワーを発揮すれば、日本人は世界のどこでも生き
ていけるーーそれが、小松さんの結論だ。
(以下関係ない話題なので省略)
小松左京の近影写真あり。なんか普通の75才だ……。
自分もその記事読んだ。
>小松左京の近影写真あり。なんか普通の75才だ……。
数年前、久々に写真を見たときは衝撃を受けたが、
あの写真を見ると普通に歳相応となったんだなと思った。
>大阪の自宅近くで、
親しい学者、文化人らと忘年会
な、なんか河原で火をたいて、車座になってワンカップあおる姿が浮かんだ。
766 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/09(火) 18:43:17
「日本沈没 第3部」を谷甲州がまた書くそうな。
>>767 第2部を購入したが、いまだ読む気になれず。
第1部は上下2巻を一気に読んだのに。
そもそも第2部って売れてたの?
第3部は谷川流に決定!
城西国際大学はやる気あんのか。
>>769 田舎のブックオフに山積みしてあったから、売れたんじゃないの
山積みってことは返本の可能性が。
774 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/12(金) 18:31:43
第2部、古本屋にて購入。
今更ながら読了。
何だ、あの鳥飼外相の発想は?
なぜ、日本が一方的に譲らないといかんのだ?
しかも、中田首相が辞任した後を追って首相になったってコトは、物語的には、鳥飼の方が正しいってコトか?
かつて日本が主権を及ぼしていた場所があって、日本の主権が及ばなくなり、そこが中国の影響下になった。
そして、日本が主権を復活させようとすると、ソレが中国にとって侵略だと?
いや、百歩譲って、中国がそういう発想を持っていることは理解してやってもいい。
だが、なんでソレを日本が追認せにゃならんのだ?
たとえば、ヒマラヤあたりで大変動があり、インドが北半分から勢力を引き上げざるを得なかったとしよう。
そのスキに中国がインド北半分を奪ってしまったとしよう。
当然、インドは中国から取り返そうとし、中国がその土地を守ろうとする。
コレが、インドによる中国の侵略で、中国の行動は自衛か?
しかも、日本がソレを追認するということは、中国の味方になって、インドを叩くのか?
「インドは中国を侵略している悪い国だ」と主張しなくちゃいかんのか?
ふざけるな。
他国の主権の下にあった地域を正当な理由なく奪うことは「侵略」であり、
侵略を受けた国が、その地域の奪還を目指すのは当然の権利だ。
吾妻ひでお氏の公式HPから
>・26日(火)9:30AMまで眠ってしまった、トースト食べてまた寝た。
>午後「小松左京マガジン」の原稿渡し、編集のOさんに和菓子をもらった。接骨院へよって帰る。
「26日」は12月のことだが、次号の表紙の原稿かな?
>>774 読売新聞の田螺インタビューに以下のような記述あり。
>一方、日本人論としては、国土を失っても、その誇りを継承させようとする
>中田首相の愛国主義と、世界と共存するコスモポリタニズムを主張する鳥飼
>外相の対立が焦点となる。谷さんは、「僕の考えを中田首相に、過去の著作
>などから学んだ小松さんの考えを鳥飼外相に代弁させてみた」という。
ま、御大は元サヨクだからねぇ。
元々は数学者で「国家の誇り」とやらを重視するって、
中田のモデルは藤原正彦?
778 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/15(月) 22:20:59
「国家の品格」を声高に言うようなやつが
人格者だった例はないなあ。
325 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2007/01/15(月) 01:51:26
なんか出張から帰ってきたら凄いことにあってるんだけど、だれか詳細を教えてください
2ch閉鎖つぅ話、他スレで聞いたんですが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
二ちゃん消失ってマジですか?さよならヒロユキって本当ですか俺達このまま沈没ですか復活の日はこないのですかぁっ!
すいません、正月中小松左京に取り付かれててちょっと取り乱してしまいました・・・・・・・・・・・
いや、会社のPCで2チャンみてないんで、正月あけから今日までのながれがマジでわからんのですよ
どなたか、詳細を教えてくだされ
>>774 勝てば官軍の弱肉強食の世界だから
立場的に弱いほうが「悪」
日本人は「世界に貢献」するために存在するんじゃないぞw。
そんなのウヨサヨSF以前の問題だろうに。
>781
確かに、その能力も意志もない者が他者に貢献することが不可能なのは当然だな。
能力のない者が世界に参画することは不可能だ。
ただ、全ての日本人がおまえと同様の無能だと見なされても困るわけだが。
世界市民キター!
いや、世界を相対化するって言うか、
俺は小学生の頃「良心的な正しい日本の教育」に沿って、
”日本民族、つまり自分自身というのは、世界でもっとも薄汚い、
今すぐにでも絶滅した方がいいような、最低のゴミ民族”
と、本当に本気で思ってたんだけど、
小松左京の本、特に「骨」って作品を読んでて、不意に
別に日本人なんて、取り立てて立派でもないけど、そんな特に「最低」とかどうとか
云うわけでもない、ただの日本列島っていう一地域に根拠を持つ「人間」にすぎないんだよな
という風に感じて、前述の考え方が、消えていった。
これって、「右翼的」なんだろうか?
>>784 いや、それまでが「日本列島っていう一地域に根拠を持つ「人間」」として
不自然な状態だったということなんだろう。
どこも単なる人間に過ぎない、というのはごく真っ当な考え方だと思うぞ。
それぞれに地域性みたいなものはあると思うけどな。
「骨」ですね
787 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/19(金) 15:00:53
>俺は小学生の頃「良心的な正しい日本の教育」に沿って、
”日本民族、つまり自分自身というのは、世界でもっとも薄汚い、
今すぐにでも絶滅した方がいいような、最低のゴミ民族”
と、本当に本気で思ってたんだけど、
ウヨの作り話ワラタ
誰に教えてもらったの?
小学校の授業で日本の近現代史に触れる時間なんて
ありませんから。
>>787 逆に小学生でちゃんと教わってないからテキトーな知識だったのかもよ。
ま、ウヨ臭いのは確かだ。
自虐史観がけしからんという奴ほど
実は一番自虐的。
過去の日本人の悪事で
日本を全否定されたように感じるなんて
何てナイーブな神経でしょう。
「日本沈没」を読んでない奴らのレスが続くな…
このスレって右翼左翼にこだわる奴多いんだな
自称超越してるという
>>757にしてもそうだし
792 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/19(金) 19:10:40
超越してようがしてまいが、狂信的左翼だろうが狂信的右翼だろうが、
本人が小松左京ファンで、小松左京や作品に関して言いたいことがあるなら、ソレを言えばいいと思う
>>787 教師の雑談という名の裏カリキュラムをなめちゃあいけませんぜ
795 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/19(金) 20:38:30
映画は出来はともかく ヒットしてよかったね。 第二部は一部よんでないとわからないから一部読んだ人が前提だね。ある意味売れにくいかな。
さいとうたかをの漫画版しか読んでないけど原作の方が面白いですか。
最近出てる漫画版は、どうなの?
新宿のビルが沈んだりしてる方。
おもしろいよ。漫画板では映画より原作に近いと評判。
時代は現代に変更されてて、小野寺も子供の時の阪神大震災経験者だったり
郷が引き篭もりになってたりと変更されてる。
あと、新宿のビルが沈んだのは後になっておもしろい仮説が出てる。
原作は違ったと思うけど、漫画にあわせて練り直したのかな。
>>799 郷って誰だっけ?
新新幹線(リニア新幹線だったかも)に携わってた人で、
日本中の地盤がムチャクチャになってることに気づいて、
ひょっとしたら、沈没まで気づいてたかもしれなくて、
「自殺同然の事故死」 をやらかした人だっけ?
>>801 そう。残念ながら、その部分は完全にキャラ変更されてる。
転校ばかりで、性格もあって転校先の小学校に溶け込めなかった子供時代の小野寺を
仲間に入れてくれたのが漫画の郷。
漫画の郷が引き篭もるきっかけは、現代的な設定がされてる。
個人的感想で言えば、小説のその部分は、後につながらなくてとってつけた感があったので、
漫画で切り捨てたのは正解だと思うけど、他の読者はどんなもんかな。
803 :
798:2007/01/20(土) 00:04:35
>>802 >子供時代の小野寺
おお、そういうエピソードまであるのか。
原作じゃ、小野寺の子供時代なんか、まるで出てこなかったもんな。
読んでみようかな。
潜水艦による長期の地磁気調査行で、環太平洋の東側、それも日本列島に極近いところで
巨大なO状のリング落下による巨大地震の発生を確信するけれど、
日本列島にいた生物はチベット奥地に飛来したUFOの攻撃により絶滅していたんだよなと気づき、
寂しく笑う吉住を気遣って
そっとタバコを差し出す小野寺であった。
日本沈没ってこんな話?
違う。タバコじゃなく沈静スティックで、
それを差し出すのはゴエモン。
806 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/21(日) 22:23:37
ひとつのレスの中で矛盾したことを書くな。
>面白かった作品を
>(略)
ゆ(ry
>>774 第一部、というか、真筆部分ですけど
執筆当時の非独立地域に、各国割り当て人数より多めに日本人を収容する
みたいな記述がありましたよ
で、その候補である「連盟」委任統治領の南西アフリカでの権益を守るために
アパルトヘイト・南アフリカが軍隊を投入したらしい、なんてふうに続いてて
いずれにしても、現在、ナミビアであるところの人が読んだら
気分はよくないでしょうね
日本という「国土」が消滅したときに「日本政府」は成立しうるかどうか。
国土なき国家は実存するか。
このネタだけでハードカバー2冊くらいいくんジャマイカと思ってたからなあ。
そこを深く深く小松先生らしく掘り下げて、じゃあ、現在の国家とは何かとか、
普遍的なテーマを無茶苦茶に圧縮して一つの作品に仕立てる「力技」こそ、
小松左京の真骨頂、というイメージで見ていたから、正直「第二部」を手にした
とき「へ?こんだけ?」という思いをしたのは事実。
「近代国家」という概念が崩れてきている現代でこそ普遍的なテーマだと思うが、
それを「日本沈没」で扱うこともないのかな。
いやあ、それにしても「マガジン」25巻は読み応えありましたな。
鏡明の年齢を見て腰抜かしそうになりましたよ。
かがみあきらってずいぶん前に急死したんじゃなかったっけ?
>>811 そりゃ漫画家のかがみ♪あきらだ(音符の形は違うと思う)。
小松左京のお勧め小説は何?
小松左京「が」お勧めしてる小説なら、ドストエフスキーとかダンテとか。
小松左京「の」小説でお勧めだと、
やはり「日本沈没」「復活の日」あたりが入りやすいんじゃねーのかな。
個人的には「明日泥棒」や「時間エージェント」みたいな
ハードに人類や時空間にこだわりながらも
アチャラカが好き
ところで樋口版「沈没」、
小松センセイの感想はホントのとこ、どうなのよ?
仕事帰りにDVD屋を覗いたら樋口のと筒井のが並んで置いてあったんで、
筒井のだけ買ってきた。
>>816 けっこう喜んでらしたそうですよ。
御大が喜んでるんだから
まあ、周りのもんは黙っときましょうか、
ということになったらしい。
果てしなき〜は傑作だが、
全宇宙を支配する超意識体が未だに「部長」とか言ってるのが泣ける。
地球人の意識・頭脳で理解できるよう自動翻訳が働いているんですよ。
>>816 >>818 妙な意味で有名になってしまった某さよジュ映画版より喜んでたかな?
・・・だと良いな。
「未来の思想」再読。
これを書いたのが35,6歳って、どんだけブルドーザーなんだよ。改めて脱帽。
小松左京氏がタイムマシンで歴史上の人物に次々と会って
インタビューするという本を昔読んだけどタイトルが思い出せません。
たしかアステカ最後の王や仏様が出てきた。
「おしゃべりな訪問者」だったっけ?
828 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/15(木) 10:28:46
喜んでいたのか?
筒井康隆が小松氏に新作についていろいろ突っ込んだら
「俺に言われても知らん」と答えたと、筒井が
秘宝で言っていたけど。
829 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/15(木) 10:36:48
全集買ってる?
830 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/15(木) 16:41:53
「未来の思想」が入ってるのが欲しいけど如何せん高い
ほとんど持っているし、高いので、買わない。
>>827 それかも・・・
ありがとうございます。
「日本沈没 第二部」の手法で、「虚無回廊」の続きはやらないの?
クラークが若手に書かせるみたいに。
そんな「虚無回廊」ってどうなのよ
谷甲州が書くのか、虚無?
>816かな〜りちがうけど、まあ今風でいいか、
ってな感じだったらしい。
まあ、あたったしよかったんでねえの?
虚無回廊書きたがってた奴がいたじゃないか。
続編はヨコジュンが書くらしい。
>>839 本当に書いてくれるならそれはそれで読みたいような気もする。
本当の続編は御大に書いてほしいが。
>>838 それだと
レンズマン対デュケーン
みたいな話になっちゃいそうだな
843 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/19(月) 20:57:59
横順ももう相当歳じゃないの?ハチャメチャSFムリ
ヨコジュンならきっとやってくれる.....中日が日本一になればw
確か数年前のハナシでは、「虚無回廊」は梅原が書くということだったが、
そのときは実現しなかったね。「日本沈没1999」と同じく。
梅原なんて御大より先にどっかへ行っちゃったじゃん。
だって面白くなかったもん、小説
「御大復活の日」
「果てしなき流れの果てに御大」
「御大沈没」……「継ぐのは誰か?」
だれがうま(ry
聞いた話だと、
梅原が「是非書かせてください!」とつきまとったので、
ネをあげた御大が
「まぁなぁ」と適当に相槌うったら、
梅が「俺が書く、俺が書く」と言いふらしたらしい。
で、周辺の人々が「せ、先生、なんちゅー馬鹿なことを!」
と詰め寄って、完全否定させたとか。
もし間違ってたら、誰か修正を。
つーか、梅原って誰?
どんな本書いてる?
「二重螺旋の悪魔」……面白いけど若書き、アラが鼻につく、つかなかった
「ソリトンの悪魔」……面白いけど、それだけ
「カムナビ」……クーンツの劣化コピー、これで見放した
御大とは作風が違うし、格が違う
SFが嫌いなサイファイ作家に、続編が書けるわけがない
>>852 森下一仁氏が書いてる事情がほぼ正解なんではないかと。
「梅原 小松左京」でぐぐるとすぐ上のほうに出てくる。
今思うけど 「復活の日」 はスケールの大きい話だと思う
ウイルスで 人類がほぼ全滅した そのあと核ミサイルが
飛び交うという
人類全滅もので これを超えるものはあるのかな
核じゃなくて中性子な。ここが後々大事
>>857 間違えた スマソ
たしかに 中性子なのが ミシだもんな
作品の中で語られている 可能性が高いが
無人の街で 対人兵器が炸裂するのは とてつもなく むなしい
昔 読んでいた時は なんとも思わんかったが!!
今になってやっとわかるようになった
「御大への長い道」
小松スレで梅原といえば梅原猛さんだろう。
克文なんか知るか。
「御大6005に何が起こったか」
「聖六角女学院の御大」
「春の御大」
「御大O」
>>863 読んだ音感が一番ハマるな。
っていつまで続くんだよw
御大の裔
牙の御大
「凶暴な御大」
御大のニッポン日記
御大低気圧
さよなら御(ry
本邦御大朝縁起覚書
明日御大
ハイネックの御大
女シリーズまでやるのかw
でも「御大の女」とやると意味が違うしなあ...
御大未定
御大おもしろ百科(1)
御大を探せ
手元にあった短篇集収録作品をすべて御大化してみた
「御大脱出」「拾われた御大」「御大のような悪魔」「異次元御大」
「御大は2度泣く」「出来てしまった御大」「御大の首」「御大の穴」
御大の穴…
マルコビッチみたいなもんか?
おんたいのはは
短編でいちばん評価が高いのってやっぱりこれかね?
と、そろそろ流れを変えようと試みる。
評価が高い短編のうちには間違いなく入るでしょうけど、
いちばんとなるとどうかなあ>おんたいのはは
個人的には、「御大への長い道」をあげておきたい。
漏れは、処女作?の「汚れた御大」で
個人的な評価だけど、「時の御大」か「終りなき御大」
「御御大様万歳」は笑える。
御大が重なる時
氷の下の暗い御大
「御大エージェント」は好きだなぁ
お、御大沈没に御大消失ぅ・・・
つくづく思うけど
タイトルのセンスいいよなあ
エスパ御大
はみだし御大学
コップの中の御大
御大漬の味
御大のはは
御大か温帯か
896 :
教えてくん行為ですが…:2007/02/23(金) 02:56:51
「人間博物館」の鼎談3名は正体(本名)が明かされているけど、
ゲストで登場していた
マックグロウ山蔭って誰ですか?
おしめ
「ある御大の記録」
城西国際大学出版会より遅れつつも絶賛発売中
イタンオ革命
ustamok
ウスタモク
こちら御大
拝啓オンタイ・キョムカイーロ様
おんたい・らう゛
そして御大もしなくなった
さすがにそろそろネタが尽きたかな。
よくもここまで続いたと思うよ。御大ネタで。
アイディアやプロットもすごいが多作というのも強い。
日本御大族
御大魂
樋口氏がなにか映画化、考えているらしい。
まさか続日本沈没?
ジュピターいってみようか
時空道中だったら笑う
ぜひ短編で
牛の首か
映画にするなら四次元オマンコかアダムの末裔がいいな
樋口氏もういい。
結局SFがわかってないし。
よし、おもしろ百科を樋口で映画化だな
どうせ「エスパイ」とかそういうベタな展開だろ?
題未定いってみようか。
ま、まさか「果しなき・・・・」
そこまでの無謀はせんだろう。
じゃあ、虚無(ry
もちろん独自解釈のラストつきで
もっと無謀だ
樋口先生の最新作はSSに呑みこまれました
「小松左京物語」
倫理とか道徳とか捨て去って映画化してほしい。
「石」
「静寂の通路」
あなろぐ・らう゛ にチャレンジしてみるとか。
「おしゃべりな訪問者」をほんじゃまかの石塚主演で
「石」を真正面からハードコアで映像化したらネ申なんだが、絶対ミリw
「袋小路」をアニメ映画化してくり
愛の空間
「タプ」は見てみたい。
ストーリーは大幅に変えることになると思うけど。
「食っちまう」ラストまでの部分を導入部にして、人類社会における様々なタブーを
明らかにして、最後は人類存亡の危機にまでもっていってほしい。
もちろんハッピーエンドはなしで。
三十分くらいの短編で「骨」を観たい。
「凶暴な口」はラストのビジュアルをぜひ見てみたいと思うが、
ストーリーはあまり映像向きではないかもしれないなあ。
ひたすら自分に耽溺する話だから、小説ならではのテーマなのか。
んー。
好意的と言えば言えなくもありませんが、
単に話のつまみにされてるだけのような気もw
紹介dです。
樋口監督は確か某エロSFを映画化?
先日の朝日新聞による鶴見俊輔の対話シリーズでも
マンガの話題に及んだ折、小松左京があげられてたねぇ。
「アダムの裔」(新潮文庫)えーと・・・・たぶん7回目くらい。
「模型の時代」⇒「静寂の通路」⇒「青空」⇒「人類裁判」⇒「お仲間入り」
何度読んでも、このアップダウンがすごい。
「静寂の通路」と「人類裁判」の間に「青空」を挟んじゃうセンスに脱帽。
後半には「せまりくる足音」そしてラストが「汚れた月」
読み終わると毎回鬱になるんだけど、定期的に読まずにいられない。
943 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/09(金) 00:48:17
信玄と謙信の話「竜虎抱擁」てこの人が書いたんでしたっけ?
945 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/10(土) 01:06:31
具具ってもヒットしないんですけど…
短編で何か他の作品と一緒に刊行されてますか?
1冊の文庫としてでてるんでしょうか?
聞いてばっかりで申し訳ないけど(´・ω・`)
普通にヒットしたんだが…
「最後の隠密」に収録されてる
947 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/10(土) 05:44:53
d!
945さんがどういう検索をしたのか逆に気になった。
GoogleでもYahooでも思いっきり出るw
給食室のでかいのだな
短編集とかどれもこれも絶版で全集も高いんだけど
今から短編集とかどうやって揃えればいいの?
やっぱ(予算が許すのなら)全集買うのがいいんじゃないの。
短編集はかぶりが多いから、
そろえようとすると大変よ?
こまめに古書店やブクオフをめぐればすぐに揃うぞ。
この間はブクオフで『地球文明人へのメッセージ』が105円
新潮文庫版は、古本屋をまわっても中々みつからないね。
角川でも、復活の日やエスパイはあるんだが、短編集はなかなかない。
まあ、ハルキ文庫でだいぶ補填できたのはありがたかった。
徳間がたまーにあるよね。
集英社文庫は結構よく見る
角川文庫の初期の表紙ってなんであんなに適当なの
いくら文庫でもSFでも手を抜きすぎじゃない?
角川文庫の表紙って、生頼範義じゃないの?
長尾みのるなんかもあるよ
角川文庫の小松本は、たしか復活の日映画化を機にカバーを一新して生頼絵になったと思う。
それ以前は確かにショボかった。背中の色も濃緑じゃなくて肌色っぽいピンクだったし。
そうなのか
緑色のイメージがある
旧版の「ウインク」とかは確かにねw
なんか、不名誉ちゃう?
>>964 不名誉というか大学の宣伝に利用されているというか。。。
叙勲でもしたれよー
非純文学系の作家で文化勲章を受章したのは司馬遼太郎くらいか?
まぁ、世間一般では小松左京は『日本沈没』だけの一発屋だと思われてるぽいからな。
叙勲なんてとてもとても。
小松左京が万博で活躍したのを知ってる人は多くない気がする。
>967
筒井康隆の紫綬褒章
星雲賞やSF大賞のときはお互いネタを飛ばしていたらしいが、
このへんになると筒井本人もさすがにネタにできないだろうなあ。
「SF魂」では「愛国者じゃないと勲章はもらえないらしい」とか
いちおうネタにしていたが、本心はどうなんだろ。
>>969 >筒井康隆の紫綬褒章
いやぁ、言っちゃなんだが文化勲章に比べると紫綬褒章はかなり軽いよ。
とりあえずオリンピックで金メダル一枚取れば二十歳そこそこの若僧でも貰えるのが紫綬褒章。
作家なら貰ってる人間なんて掃いて捨てるほどいるし、漫画家でも
水木しげる、赤塚不二夫、さいとうたかを、松本零士あたりの名が挙がる。
でも小説系のSF業界人で授与されたのは筒井康隆だけ……。
漫画に較べて小説SFが世間的にどれだけ認知されていないかという事だな。
世間の認知っつーかお役人の認知っつーか。
やっぱり士農(ry
自薦じゃないのかね