1 :
名無しは無慈悲な夜の女王:
1998年開始、井上雅彦監修のホラー・アンソロジーシリーズ。
好きな巻、作品、作家、これから選んでほしいテーマ、参加してほしい作家などについて
まだまだ語るスレ。
廣済堂文庫
「ラブ・フリーク」「侵略!」「変身」「悪魔の発明」「水妖」「屍者の行進」「チャイルド」「月の物語」
「グランドホテル」「時間怪談」「トロピカル」「GOD」「俳優」「世紀末サーカス」「宇宙生物ゾーン」
光文社文庫
「帰還」「ロボットの夜」「幽霊船」「夢魔」「玩具館」「マスカレード」「恐怖症」「キネマ・キネマ」
「酒の夜語り」「獣人」「夏のグランドホテル」「教室」「アジアン怪綺(ゴシック)」「黒い遊園地」
「蒐集家(コレクター)」「妖女」「魔地図」「オバケヤシキ」「アート偏愛(フィリア)」
「闇電話」(仮) 「進化論」(仮)
2 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/12(月) 23:03:48
1乙
とりあえず落ちぬよう話題を振ってみよう。
アナタタチが異形コレクションの表紙で一番好きな人形はなんですか?
ちなみに俺は「俳優」のあの黄色いやつ。
3 :
1:2005/12/12(月) 23:40:50
初期のフィギュアは正直ちょっとグロくて苦手だったけど、
「水妖」の空山基のはきれいでよかった。
そういえば表紙のプレゼントやってなかったっけ?
当った人いるのかな。
5 :
4:2005/12/13(火) 19:57:57
あ、あげておこう
7 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/14(水) 01:45:58
異形のあのフィギュアをワンコインフィギュアにしてくれたら
ガチでコンプとかしちゃうんだけどな。
多少劣化してもいいから。
8 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/15(木) 00:40:18
「アート偏愛」読了。
似たテーマの「蒐集家」に比べると小ぢんまりした印象だった。
飛鳥部勝則「デッサンが狂っている」、菊地秀行「筆致」あたりが
発想の変さが目立っていて好き。
皆川博子にはちゃんとした短編で参加して欲しかったり。
公募、小説の2作品はまあまあ。アート部門の鉛筆画は秀逸。
9 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/15(木) 09:09:09
次のテーマは電話かぁ。
絶対都市伝説系で攻めてくる奴がいるだろうな。
一人称で噂話とかするようなていで。
進化論は変な化物に滅茶苦茶にされる短編希望。
田中啓文あたりで。
10 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/17(土) 19:34:25
平山夢明「オペラントの肖像」読んだ。面白かった。後味最悪。
アート部門に期待
12 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/18(日) 22:33:50
1篇々々が長過ぎる。悪趣味な装丁もどうかと(其を云ったら御終いだって)。
13 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/18(日) 23:34:11
今回の表紙は好きだな。扉絵だと蒐集家のが一番良かった。
14 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/19(月) 19:35:33
「獣人」の猫娘かわいかった。
これからもイラスト公募するのかね。
どっかに宇宙生物ゾーン置いてないかなあ。
一冊だけどう見てもSFコレクションな作家陣で超気になる。
注文すれば?
17 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/22(木) 08:48:57
閑古鳥
>>15 古本や行けば大量においてあるぞ
他のはなくてもなぜか宇宙生物ゾーンはおいてある
リベリオンパクッてんじゃねぇよ平山夢明。
20 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/27(火) 13:49:51
>>19 映画見てないけど、ストーリー紹介読んだら確かによく似てるね。
インスパイヤですから。
22 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/27(火) 19:40:41
もうちっと和風や東洋風のテーマを選んでほしい。
今回の平山氏は人殺しも先天性のキチガイも出て来ないからいまいち乗れなかった。
24 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/27(火) 22:49:17
人殺しもキチガイも出てこないけど、あの鬼畜な刑罰はたまらんかった。
平山のインスパイヤはきれいなインスパイヤ
26 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/02(月) 05:00:49
インスパイヤてどーゆー意味?
28 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/02(月) 15:37:19
みれなかった・・・orz シリーズは3冊しか持ってないお。やはり古本経由だとまだまだ高いし、貴重だよね
29 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/02(月) 19:04:48
>>28 ブックオフの100円コーナーで結構手に入るよ。
うちは地方都市だけど10冊くらい買えた。
30 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/02(月) 20:12:35
ブックOFFよく行くけどないよ。田舎だからかな?今日も行ってきた
31 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/05(木) 14:46:11
このコレクション好き!
32 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/05(木) 18:46:27
で、結局、何がおもしろかったの?
まだ読んでいないのかな。
33 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/06(金) 00:53:13
水妖もいいが、グランドホテルも良い
34 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/06(金) 03:31:04
別働隊を作らず、コレクション一本に絞って
発行間隔を縮めてほしいと思うけど、
そうすると井上さん忙しすぎて倒れてしまうかな?
忙し過ぎもあるだろうが、作家の幅も狭まるだろうな。
紹介するためにはどんな作家の本でも目を通して丁寧に誉める。
それが井上クオリティ。
>>19 蒐集家の巻の作品なんか
バーカーのジャクリーン・エスっぽいなとはオモタ。
つうか、そろそろ傑作集を出してくれんか
38 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/08(日) 11:44:04
第2作
「変身」
の一番の最初の話のイラストが、仮面ライダーにしか見えない。結構かっこよかったかも。
最後の話のイラストの、りんごを持った、茨の冠をのせた、「ラヴ」を描いたサルの絵が、なんとも印象にのこった。
39 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/08(日) 12:46:46
空山基が衝撃的だった
40 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/08(日) 20:52:07
村山潤一は使い回しが多い
でも好きだ
「酒の夜語り」のときはかなり雰囲気あってた
トロピカルのスケルトン・フィッシュ読むと
尻の辺りがシャープでクリアーな感じになって来て嫌だ。
あえてここで北原尚彦について語ろうぜ
マンガをもっと載せて
44 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/18(水) 23:27:01
それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
小説現代ショートショート・コンテスト優秀賞受賞 阿部敦良
創作文芸板にスレ立てようとしたけど立たなかった…
46 :
♀異形コレクター:2006/02/01(水) 08:37:18
これまで刊行された中で一番お好きな巻は? 私の場合は『アジアン怪綺』です。
グランドホテル
酒の夜語り
夢魔が好きだな
逆につまんなかったのは黒い遊園地と水妖
XXVから前のがぜんぜん見あたらない……
そんな私はオバケヤシキしか持ってません。ごめん。
夏のグランドホテルには期待しすぎた
収集家以外全部捨てた
54 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/07(火) 15:33:53
妖女は傑作が集まりそうなテーマだったのに、意外と不発だったな…。酒の夜語りは好き。
グランドホテル
大雑把な設定があって、あとは作家に任せるって
面白かったんだけどなぁ
このスレを読むと、やっぱ冬グラの評価が高いみたいだね。夏グラは?
私は好きだったよ。牧野修とか、加門七海とか特に。>夏グラ
やっぱり冬の評価が高かったから期待値大きかったんじゃないかと。
夏グラの方が好き。
一発目の「海辺で出会って」でやられたよ。
冬グラが肌に合わなくって期待してなかったからかもしれんが。
冬グラは異形コレ初期の
純ホラーなイメージ、
夏グラは比較的ファンタジックなイメージかな。
倉阪鬼一郎の「影踏み遊び」を読んで
不覚にも泣いてしまっただす。
腐女子失格なり。
最近面白くない
酒の夜語りの「首吊少女亭」が好き。
酒の夜語りの「苦蓬の繭」が好きと言うとなにか恥ずかしいことがあるのですか?
酒の夜語りの「常連」
なんだこりゃ?
阿刀田高の超劣化版か?
64 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/13(月) 14:00:56
なんでみんな酒の夜語りの話しかしないんだ?
ぢゃあシリーズを通して
「この作品にグッと来た」
「ありゃダメだ」
「この作家が好きだーーーーー!!!」
等々、異形コレクションへの思いを
熱くぶつけてみましょう。
って元々そうゆうスレでしたね。
66 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/15(水) 21:07:58
作品というといろいろあってコレっていえないけど、
テーマでは「侵略!」「悪魔の発明」がバリエーションが豊富で
SF的な作品が多くてとにかくおもしろかった。
この二つがあったからこそ、異形にハマったし。
作家では「屍者の行進」の「JUNK」で知った小林泰三。
独特の人体損壊表現と短編らしい切れ味のよいラストが印象に残り、
その後、短編集を何冊も読んだが、同作以上に切れ味の良い短編ばかりでうれしくなった。
こういう素晴らしい作家を探す上でも、イマドキを概観できる本シリーズは重宝している。
でも、最近の作品は、なんというか雰囲気に逃げて
短編ならではの鮮やかな切れ味というものがあまりない。
SFモノっぽいリアリティをはらんだ理詰めの冷徹な恐怖を感じさせてくれる作品が読みたいなあ。。。
そういう意味では進化論に期待。
瀬名秀明っぽい「肉体の内に潜む他者」的なテーマの医学SFホラーっぽいものきぼんぬ
67 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/17(金) 21:21:07
>>65 ここのスレの住人は貧乏人ばかりで、本を買ってないようだから、
ろくに読んでないんじゃないか。
68 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/18(土) 18:20:53
こんなテーマがいいという希望を募集
ベッタベタだけど「吸血鬼」
「メルヘン」
「グルメ」。
食人ネタばっかり並ぶ気がするが。
あとは「スウィート・ホーム」なんてのも。
家に関するホラーばっかし。
「手紙」
電話がアリなら手紙もいいんじゃないの。
あとは「城」「地下室」「復活」
今までのテーマちっとも知らんけど
「隣人」「病院」「隙間」「目」とか
「音楽」とか普通にあってもいいと思うんだけど
やっぱ難しいんかな?
あと「占い/予言」「魔法使い」とか
ファンタジーっぽいの読みたい
75 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/25(土) 09:21:50
第一巻から順に読んでいたら本当にうつ病になりました。どうしよう。
次は逆から順に読んでいきましょう。そうすれば巻き戻っていくはず。
79 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/02(木) 22:32:40
80 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/05(日) 00:56:58
異形掲載の牧野作品はいままでどれも好きだったんだけど、
「アート偏愛」の死の映像作品ものはまったく奥行き欠いてるように
思えてだめだった。定番を急いでまとめただけ、みたいな。
リンチやクローネンバーグの作品のように
牧野流の映像論と物語がシンクロしてくるようなもの書いて欲しかったな。
安土萌の短編集が出たら絶対買うのに
82 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/06(月) 14:39:54
安土萌は良いよね。俺も出たら欲しい。
他の作家だと、平山夢明の短編集は出るらしいね。
「ボリビアの猿」の発売後だとか。
83 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/06(月) 22:41:20
平山夢明出るんだ、楽しみだな。
「夢魔」収録の長いタイトルのやつは大好きだ。
84 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/06(月) 23:22:26
以下、超怖スレ13から転載。俺もあの作品大好きだ。
858 名前:平山夢明 ◆GIrKXg9n1M 投稿日:2006/02/05(日) 13:57:47 ID:obORrwGr0
短編集は【ボリビアの猿】完成後、発売の予定であります。
既に短編集の体制は整っているに聞きますが、【ボリ……】が完成しないので
私を含め、困っています。
85 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/21(火) 15:07:47
テーマも一般公募してほしい。
ブックオフで井上伯爵の糸奇霊買ってきた。
なんも書いていない白紙の場所に何個も骸骨の落書きがあって恐ェ
よっぽど強く書いたのか裏までペンの跡が残ってるし。
それはそれで不気味でいいじゃんw
それは恐ろしいな
「怪人と探偵のいるホテル」が好き
個人的には『ロボットの夜』が一番好きだが、ここじゃあんま人気無いのかね
『ロボットの夜』好きですよ。
私は、3体のロボットが一人の捕虜を助ける話(タイトル失念)が
お気に入りです。
>>91 岡本賢一「LE389の任務」ね。
「ロボットの夜」はレベル高かったという評判だけど、SF色が強いから他の巻とはちょっと客層違うのかも。
93 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/03(月) 07:16:33
「闇電話」そろそろじゃね?
94 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/03(月) 15:07:18
そろそろだねぇ。
しかし昔は隔月発売だったのに
今は年三回の季刊かあ・・・
クオリティを維持するためには仕方ないのかも知れないけど。
95 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/03(月) 17:04:38
ぐぐったら五月に延期という情報が…… >「闇電話」
一瞬
何延期!? じゃその間に積読消化しよう
と思った俺は滝にでも打たれてこようかと思った
『オバケヤシキ』を読んでます。
「二階の家族」の意味がよく分かりません(´・ω・`)
あの家族は現実なのか幻だったのか、またあのライターの過去が
語られるのもなんだか唐突で。
98 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/08(土) 18:11:00
>>97生身の人間に限りなく近い「幽霊」ではないでしょうか?
「オバケヤシキ」は、『ゴルフ場にて』の扉絵が
気持ち悪いです…
99 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/11(火) 22:04:32
ブクオフで『時間怪談』買いました!
「おもひで女」((((;゚Д゚)))テラコワス
「夏の写真」も((((;゚Д゚)))テラコワス
>>100ガクブル((((;゚Д゚)))
あと「桜、さくら」の、顔を上げると目の前に赤い(ry
の場面もものすごく怖かった・・・
同じく怖がりの友人にも時間怪談読ませてやろう。ムフフ
102 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/14(金) 15:15:48
5月11日発売決定
「進化論」公募締め切りは5月末のままか?
>>5月11日発売決定
オーケンがブログに書いてたね。
もうのびたりしないだろうな。しないといいな。
そういうことは光文社のサイトに掲示しないのかな。
あんなこといいな。
できたらいいな。
アマゾソで「闇電話」の予約受付始まったね
今回は綾辻行人が初参加らしい
へ〜。
綾辻は『殺人鬼』くらいしか読んだことないけど、とりあえず期待しておこう
電話言われてもピンと来ないから
闇電話スルーしようかと思ったら平山氏参加か……うまい事やりやがって。
テーマ買いや作家買いしてる人いる?
108 :
名無し物書き@推敲中?:2006/05/02(火) 12:32:39
してるが
井上氏本人の作品が一番面白くないw
あまりにも抽象的。小説というより散文詩みたい。
時間怪談の竹内志麻子っていう作家、
あれ岩井志麻子だったんだね。
ぼっけえでブレイクする前のペンネーム>竹内志麻子
平山夢明氏の短編集が待ち遠しい・・・
関係ないけど、ブックオフで以前から探していた「SINKER」をゲット
児童虐待の一例で描写されてる「算盤の上で正座させられて脚が凸凹になってる」って
夢明氏の実体験なんだよな・・・ガクブル((((;゚Д゚)))
112 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/10(水) 01:00:37
>>111 虐待実体験マジすか。うへぇ。それで思い出した自分の体験で、
エスカレータで転んで角のギザギザの痕が臑の骨にくっきり
残ったのを思い出した。デパートの店内で流血ドバドバ。
痕の方は20歳くらいまでに消えてたけど。
別冊宝島(書名は失念したけど殺人鬼テーマのやつ)の柳下毅一郎氏との対談の中で本人が発言されていました
他にも、お父さんに冷蔵庫投げつけられたとか、二階の窓から投げ落とされて車がクッションになって助かったとか・・・((((;゚Д゚)))
冷蔵庫投げるオトン…
>>111 「背中をノコギリで切られた」は、氏がコンビニ店長だった時に裏に住んでいた土方の人の話が元ネタかな?
自分も平山氏の載ってる巻だけ買ってます
117 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/12(金) 20:37:37
みなさん、「闇電話」は読みましたか?
オイラはこれから読みます。
今日買ってきたばかりなんでこれから読む。
綾辻の載ってねえのな。
119 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/12(金) 21:40:33
「進化論」の次はなんだった?
特別企画。内容はまだシークレットだってさ。
121 :
120:2006/05/12(金) 23:52:12
あっ、お題が特別企画ってわけじゃないよ。
特別企画?
何だろね、いよいよ傑作選とか
今までの公募作品セレクションとか1,2回くらいやって欲しいな
それ以上は多すぎるけど。
124 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/14(日) 22:19:21
「携帯護身道」禿ワロタww
携帯白刃取りw
126 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/14(日) 23:08:32
↑あれはマジなのか?
それとも、ネタにつまった結果なのか?
大槻ケンヂ…
実践編4携帯の暗器化で一番下に紹介されてるやつはマジでつかえるらしいぜ
うむ、問題は仲間がいるかどうかだけだな。
あの写真撮ってるとき、モデルの人たちはどんな気持ちだったんだろうな
携帯護身道さえ習得すれば、電話中に日本刀で襲われても大丈夫!
平山さんの「独白するユニバーサル横メルカトル」が
日本推理作家協会賞の短編部門を受賞されたとか。
魔地図買ってこなくちゃなあ
短編集も出るしタイミング良いね
134 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/17(水) 23:58:18
平山氏の短編集も買わなくてはならないが、
オーケンの短編集も欲しい
異形コレクション全巻揃ってる俺は勝ち組
コンビニで『水妖』何となく買って以来読み続けてる。
だから初期の異形は「コンビニで買う本」というイメージがあった。
137 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/18(木) 20:26:15
138 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/18(木) 20:28:05
俺はブクオフで買う本と思っている。だってたけーんだもん。
Amazonのユーズドとかネット上古本屋やオークションにも出てるし、
その気になればこつこつと集めるのは難しくないよ。
でも35巻+4巻もあるからね。
異形コレクションって最初は廣済堂から出てたじゃん?
でもその廣済堂が潰れたって事は、
「宇宙生物ゾーン」までの本はもう増刷されないって事かな?
まあ増刷が必要になるほどガンガン売れる事は無いだろうけど…
>>140 潰れたんでなく、文芸方面から撤退しただけでなかったか?
>>135 ノシ
綺賓館とかミュージアムとか、他出版社のシリーズも全部初版で揃えちまったい
142 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/19(金) 19:10:30
この作品の原典を教えて下さい。
(赤い風船になって雲の上に行った女の子の話)
(一日を24時間ではなく20時間に区切る女の子の話)
(大阪でヌルヌルした服が売り出された話)
(花壇の肥料にするために父親を生きたまま埋める母娘の話)
(自衛隊が寝ぼけた話)
(電動ひげ剃り機と見合いする若者の話)
(ニュース番組のために巨大カボチャを栽培する農家の話)
(ブラウントゥリー行きの列車に乗る話)
(ペンギンに家の塗装を依頼する話)
(星新一と文通する話)
143 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/19(金) 19:37:01
そういや、あの解説は大仰すぎてかなり笑えたな
狙ってやったのか、天然なのか、いい加減なのか……
>>142 「ホシ計画」収録作だね。(全部そう?)
最後のは「星新一と文通する」じゃなくて「星新一の声が聞こえて来る」だけど。
「大阪でヌルヌルした服が売り出される」話、田中哲弥「大阪ヌル計画」が良かった。
「ホシ計画」は絶版だけど、この話はe-novelsでも売ってる。
>>140,141
文芸方面から撤退する、話があっただけで結局止めなかったんじゃ。
廣済堂出版はまだあるし、少ないけど文芸書も出してる。
小説書き下ろしの出版とかだけ止めたのかな?
でも増刷くらいしてくれないかと思うよね。
井上氏とはそういう話になってないのかな。
>>141>>146 レスありがd。潰れたんじゃなかったんだね。
そんなに古い本でもないのに禿しく品薄なんで
てっきり版元があぼーんしたのかと思ってたよ。
148 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/21(日) 21:21:58
「ホシ計画」は異形コレクションの「月の物語」とカップリングだったらしいね。
とりあえずシリーズ外伝として、同じだけのボリュームを目指していたみたいだけど。
異形コレクションのコンプリートを目指すならば、持っていた方がいいと思う。
筆を折っている作家さんも多くて、一人で2編ずつ収録しても、3分の2のボリュームになったみたい。
e-novel版は、ちゃんと作者さんに原稿料、行っているのかね。
149 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/21(日) 23:14:17
実際に潰れかけた時があった。
たまたま、引退していた「8マン」の桑田次郎(桑田二郎)に描かせた宗教漫画が大売れし、蘇ったらしい。
>>149たまごっちのヒットで蘇生したバンダイみたいなものか
いやファミコンのヒットで蘇生した任t(ry
152 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/24(水) 19:35:26
闇電話、あんな表紙じゃ持ち歩けないよ。
幼女の口にギャグボールって引くよな・・・
オバケヤシキの表紙はセンス良いのに>三浦悦子
155 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/27(土) 22:39:08
別に引かないぞ?それが嗜好なんで。でも女がやったことにビックリ。願望か?ww
書店で紙カバーつけりゃいいだけの話
157 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/28(日) 14:38:04
155
三浦氏本人にとっても「嗜好」でしょ、ただの。
表現者が女だから「ビックリ」で「願望か」ってのは
ステレオタイプでどーもいただけないねえ。
158 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/28(日) 14:54:13
ホラーファンたるもの見栄をはってはいかんよw
160 :
155:2006/05/28(日) 22:17:17
一本とられたなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
161 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/28(日) 22:35:27
つか
>>155は男の死体が描かれていたら
「でも男がやったことにビックリ。願望か?ww」 とか言う人なの?
115が160で大人の返答をしたんだから、もういいだろ?
深い意味も無く人を追いつめてもつまらないだろ?
尚、俺は153。155ではない。
「女がSM的な表現をするなんてビックリ」
という
>>155の感性にビクーリした。
いまどきニュー速のリア厨でも言わんぞ、そんな事。
オサーンでつか?
「願望か?ww」という発想もオサーンぽい。
164 :
157:2006/05/29(月) 22:07:13
163
いや、もう蒸し返さなくていいって。
全巻持ってて、うちのオカンも最初は面白がって読んでたんだが
最近のは面白くないと抜かしやがる。
・・・俺もそう思ってた。なんか最近パワーダウンしてね?
君の読み手としての眼が肥えた可能性もあるね
167 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/30(火) 14:22:44
そりゃ井上伯爵も色々在るんだろ。
こりゃクズだって作品もプロの書いたものだから駄目出しできないし。
飛鳥部なんか明らかに盗作作家って分かってるのにのせてもらってる訳じゃん。
>>166 確かに、目が肥えるというかどんどん贅沢になってきてるかもしれんな。
もっともっと、より面白いものを!みたいな。
>>167 > こりゃクズだって作品もプロの書いたものだから駄目出しできないし。
俺もそう思う。一般公募の時の厳しい目をプロの作品に向ける気はないのかと
言いたくなる時があるww
169 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/31(水) 20:55:57
まぁ、仕方が無いところもあるのかも。
日本のエンタメ系の作家ってギルドってか仲間内でわいわいやってる人多いでしょ。
単行本出してない作家でも安土萌はショートショート、石神茉莉は幻想文学系と言う事で、人脈があるからね。
引越しのどさくさにまぎれて異形コレクションが紛失してしまった。
発明とか水妖とか探してもどーしても見つからん。せっかくコンプしてたのに。
もう新刊じゃ手に入んないのかな。
注文してもダメなのかな?
あ、廣済堂の分って注文できるんだ。
てっきり絶版になったとばかり思ってた。
普通にアマゾンとかでも注文できるよ。
特別企画が何か予想しよう。
特別企画って何だ。
>>175 次々回になんかやるらしい。
んじゃ勝手に予想
@一巻限りのショートショート祭り
Aなんか長編連載が始まってしまう
BオーケンのCDが付録で付いてきます
コミック作品のみの異形まんが祭り
リレー形式
全編、井上伯爵の一人語り。
全然コレクションじゃないじゃん
小説家じゃない人(芸能人、脚本家、映画監督、芸術家、一般人など)の小説だけ。
>>182 勘弁してください。
つかちょっと前に実際そういうホラーアンソロあったよな。
某放送作家がお友達の物書き崩れみたいの集めて無理やり出したような奴。
唯一人だけプロの作家さんが混じってたけど、その人の分以外は全然ダメダメだったよ。
脚本家の書く小説って、文体にクセが無くていまいちノリ辛いんだよな
いや、これは個人的嗜好か……
大槻、今回は井上に嘲われてんだよ、気付けや。
ネタはASCIIか何か連載の2000くんとかいうコラムの使いまわしだな。
186 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/13(火) 12:16:40
なんにせよ、公募は続けるべき。
今までの入選作品は、大概のプロのものより面白かった。
はっきり言って、公募作品目当てに買ってるもんね、おれは。
古本屋で「チャイルド」「黒い遊園地」「妖女」買ってきたどー
この中だとどれが一番おもしろい?
ごちゃごちゃ言ってねぇで読みやがれぃ!
読んだのが結構前だからよく覚えてないけど、俺はチャイルドかなあ
190 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/16(金) 00:22:39
ちょっと待って!
189の書き込み時間が00:12:19なのに
188の書き込みが00:16:44っておかしくない?
そういうふうに表示されてるのって俺だけ?
貴様は日付というものを知らんのか。
ごめん……酔っ払ってた
面白い奴め。
特別企画って公募作品だけで一冊とか
どーでもいいが、俺はこのシリーズを読んで
菊池秀行を見直した。
今までDをメインに長編ばっか読んできたけど、
実は短編の方が圧倒的に上手いじゃん!
特別企画は個人的にショートショート祭り希望
公募もショートショートで
しかしあからさまに菊池秀行をトリかトリに近い位置に持っていこうとするのは寒いからやめてくれアンソロジスト。
まああの中では大物だからしょうがないんじゃ。
筒井康隆を参戦させて
トリに置かれてるのって、もしかしてただ原稿が上がるのが一番遅かったってことじゃないの。
割り付けの都合からいって、他のとこに置けないとか。
それ、ありそうで嫌だなあ。
次はいつ発売かのー。
202 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/25(日) 15:03:03
むひょ
うひょーー!
特別企画『最終回!!』
……とかだったら嫌だな
でも「終わり」をテーマにするのは面白そうな気がした
「終わり」の次は「復活」でいけばいい
もう「帰還」あるじゃん……
また綺賓館みたいな名作+書き下ろしのアンソロジーも読みたい
それこそ「復活」テーマとかでw
209 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/26(月) 03:30:33
売れるの?
ここにいる奴は買うだろ。
それだけでは売れるとは言わない。
「進化論」が8月なら、その次は12月くらいかな。まあ遅れなければだけど。
ところで、進化論に作品書いて応募した人いる?
俺、書いた。
脳 内 で
>213
アホ
書いてたけど、間に合わなかったよ。
次から、単行本出たらすぐ買って、すぐ書きはじめなきゃ。
はじめて応募してみたんだが……。
採用者の発表って、いつ頃なんだろう?
発売の一ヶ月前くらい?
俺も書き上がらなかった…
>>216 結構選考に時間かけてそうだから、気長に待ってみなよ
前回みたいに発売延期とかある訳だし
>>208-209 本家以外の異形関連のアンソロジーはみんな途中で出なくなってるからな。売れないんじゃないの。
俺は買うけどね。
>>216 落ちてたら発売まで特に発表はない。
発売一ヶ月前くらいにはプロ発注の方も締め切りになるみたいだから
採用者には連絡がいくんじゃないの。
ハ,,ハ
('(゚∀゚∩_ おいらをどこかのスレに送って!
/ヽ 〈/\ お別れの時にはお土産を持たせてね!
/| ̄ ̄ ̄|.\/
| .モツ煮..|/
 ̄ ̄ ̄
現在の所持品:たばこ他48品圧縮.zip・どようび・ドエット
糞スレ・rigel・ギコペ・Jane・ニンバス2000・うんち・サッカーボール・うんち団子
PC100の128Mを3枚(バルク品)・うんち・ サーモン森・適当大先生・死ね厨 ・スロプ
異形コレクション
過疎ってるな…。
というわけでネタをふってみよう。お前らが好きな話ベスト3をあげて。
222 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/06(木) 18:39:21
では一番行きます。ノシ
順不同で
「初恋」田中哲弥
「みどりの叫び」奥田哲也
「金ラベル」加門七海
223 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/08(土) 12:51:12
酒の世語り「苦艾の繭」吉川良太郎
恐怖症「荒塚」朝松健
キネマ・キネマ「アナーキー イン ザ UK」平山夢明
三位 「阿弥陀仏よや、をいをい」五代ゆう(『櫻憑き』)
二位 「罪と罰の機械」牧野修(『侵略!』)
一位 「苦艾の繭」吉川良太郎(『酒の夜語り』)
225 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/12(水) 14:44:38
流れトン切るが次号発売って9月ぐらいか?
次の募集はあるのかなあ。
つーか、「特別企画」の後の巻があるのか。
228 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/14(金) 01:18:23
平山夢明氏の短編集は8月発売らしいですね。本人のブログによると。
229 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/14(金) 01:30:15
平山夢明「怪物のような顔(フェース)の女と溶けた時計のような頭(おつむ)の男」
田中哲弥「げろめさん」
菊地秀行「化粧」
1位「苦艾の繭」吉川良太郎(『酒の夜語り』)
2位「ドリアン・グレイの画仙女」吉川良太郎(『アート偏愛』)
3位「「砂嵐」皆川博子(『ラヴ・フリーク』)
吉川良太郎、大人気だな。
登場頻度が低いのが難点だが、良質の作品だけ書いてほしくはある。
233 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/21(金) 10:37:37
1位「Deco-chin」中島らも(『蒐集家』)
2位「酒粥と雪の白い色」薄井ゆうじ(『酒の夜語り』)
3位「子供の領分」菅浩江(『侵略!』)
異形コレクションはまだ六冊しか読んでないけど選んでみた。
他の人が選んだものと、自分が好きな作品は結構重なってるな。
「苦艾の繭」は確かに良いよね。
234 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/21(金) 13:01:39
質問なんだが・・・
異形関連本で異形招待席という長編シリーズがあったけど、
あれは全三冊でおk?
倉阪鬼一郎「死の影」
牧野修「リアルヘヴンへようこそ」
斉藤肇「廃流」の三冊だよね、自分もそれだけしか見た事ない。
ググってみたけど全三冊でよさそう。
「死の影」「リアルヘヴン」はまだ廣済堂文庫で買えるんだな、
両方新装版が出てるのに。
>>235 レスありがとう。やっぱり三冊か。
死の影だけ持ってないんだけど
新装版出てるのか・・・
237 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/29(土) 00:27:11
進化論マダー?
238 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/02(水) 23:42:29
8月10日発売は遅れないよね?
239 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/03(木) 05:40:06
ここって本当に過疎ってるんですね
うるせー馬鹿
もちつけ。
242 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/05(土) 02:40:25
進化論というテーマには食指が動かんが
特別企画が何か?には興味があるし
なにより次巻以降、公募がなくならんかどうか心配
243 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/05(土) 13:28:34
amazonにしょえーがでてるよ
244 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/05(土) 13:54:40
チャイルドの『サトル』で大泣きした。後、中身と関係ないが、トレヴァー・ブラウンの挿し絵が好きだ。
>243
今回SFの若手が多いね。ホラーはどうかな。牧野修と平山夢明に期待するか。
進化論手に入れたヒト、次の特別企画ってなんだったん?
>>246 具体的なことは何も書いてない。カバーとか巻末のリストにも刊行予定は書いてない。
「以下、続刊予定」とはあるけど。大丈夫かね。
へ、次回公募はあるの?
次号の予告が無いってことは、この進化論が最後になってしまう可能性があるってこと?
…やっぱりあまり売りあげ伸びないのかな。。増刷している様子もないし。。
251 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/10(木) 14:35:02
もう駄目だね異形。。。。。。。。。
252 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/10(木) 14:59:54
なんだって?
特別企画発表じゃないの? あーアマゾン早く届けて…きになるの…
253 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/10(木) 15:11:25
次の特別企画は事実上の別冊らしいよ。
今回は公募全作にコメントが寄せられてたし、井上センセも前回とはうってかわって
テンション高かったから、まあ大丈夫なんじゃないかな。
255 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/10(木) 19:03:09
なんか興味を引かれる公募作とかあった?
牧野修の作品読んで悪夢にうなされた。
「量子感染」面白ぇぇぇ。そのまま映画化してもらいたい。
258 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/14(月) 22:24:33
ヨコジュンの復帰を希望。
キクチはもう要らない。
うわっ、気付いたら進化論発売されてんじゃん
260 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/15(火) 21:57:20
>>256 妹が読んで泣いてた。このページだけ切り取って捨てるとかマジで言ってた。
↑
マジで?楽しみだww
262 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/16(水) 12:05:57
今回は、良作が多かったと思う。
「エマノン」シリーズ、初めて読んだ
イヤさ加減が牧野が平山とフュージョンした感じだったな。ナイス。
今回良作が多いのも同意。
ああ、量子感染が飛びぬけて嫌だ。
こういう静かに終わる話はかなり嫌な気分になる
265 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/17(木) 10:01:27
久々のSFテーマだったので「進化論」買ってみた・・・
ざっくり選り読みしたけど、既出どおりの良作ぞろい!
以下、ざっくりレビュー
・「神の右手」・・・美味
深海の密室劇ってところがまずソソる。
いまひとつ、左巻きなヒトが何者かイメージできないのが難点だけど
分子生物学っぽいトピックスが上手く使われてる。
・「魚舟・獣舟」・・・美味
異世界モノっぽい雰囲気とテーマとの融合が巧み。
ロジックより情景の美しさが印象的な作品。
・「罠の前でひざまずいて」・・・?
討論中心のよくわかんない作品。
ラストの意味が謎。。。アタマのいいヒトにはわかるのだろうか?
・「量子感染」・・・大変美味
このページ数でよくぞここまで!って展開のスリリングさといい
SFとしての出来のよさとホラーとしての怖さを両立した手腕といい
既出だけど、紛れもない傑作。理屈がわからなくても十分オモロコワい。
266 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/17(木) 10:02:12
・「娘の望み」・・・美味
現実にありえる切実な問題を抱えた父親と娘の生涯を重苦しく描きながら
さわやかな読後感が味わえる、なかなかに完成された逸品かと。
・「うしろにむかって」・・・美味
修飾過多の作風で「」主役なのにいつも感心しない作品が多い印象の編者だけど、
今回は、シンプルな怪談話を自慢のウンチクで肉付けするわかりやすい作品で助かったw
・「バード・オブ・プレイ」・・・マズー
ナニコレ?テーマと関係ないじゃん。。。てか、スニーカー文庫?
この作者の作品、前作も読んだけど、そんなにベタボメするアレかなあ>井上さん。
これ載せるくらいなら投稿作の掲載枠増やしてほしいと思うのは私だけだろうか?
「希望的な怪物〜」・・・地味
よくある都市伝説がテーマだけど、取材ノート風パッチワーク文体で結構読ませてくれる。
でも、全体的にありふれてて、小説としては切れ味も悪いかも。
267 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/17(木) 10:03:12
・「ランチュウの誕生」・・・美味
この作者らしいすこぶる嫌な話。嫌が上にも画面を思い浮かべてしまう筆力は秀逸。
話があってないようなストーリーはアレだが、全体に流れるテーマも重く、期待通りの嫌な読後感。
・「個体発生は系統発生を繰り返す」・・・?
「罠の前で〜」以上に議論ばっかりの作品。いわゆるひとつの青春モノ。
「罠〜」のようなワケわかんなさはないが、その分、なんでこの作品が異形に掲載される必要があるのかワケわからん。
ただ、主人公の奥底に見え隠れする性癖?はちょっと不気味。
・「楽園の杭」・・・地味
オーソドックスすぎるほどの惑星探索SF。少なくともホラーの要素はないなあw
ハードSF者なら萌えるかもしんない。
・「逆行進化」・・・地味
生命情報学ってガジェットがほとんど有効に活用されてないし、話は結構よくあるタイプなんで印象薄い。
まあ、破綻なく読ませてくれるという意味では悪い作品ではないんだけど。
なんか今回
「進化論をテーマにしたホラーを書こう」ではなく
「進化論をテーマにした話を書こう」
「進化論がテーマだからSFを書こう」
なんて考えてる作家多くね?
あとそれなんてラノベ?とか、それなんてジャンルに伝奇とか付いてるエロゲ?
と問いかけたくなる話を絶讃する編者はそっと目を逸らしたくなる痛々しさがある。
このシリーズにホラーよりもSFを期待しているおれには問題ない。
270 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/17(木) 15:14:09
>>268 ホラーとかファンタジーとかSFとかの括りを抜きに
奇妙な非日常の世界を「異形」という新しい括りで表現してきたシリーズだけに
俺は、特に「ホラー」という括りには拘らないなあ。
実際、「進化論」なんてSF的なテーマのアンソロジーで
これだけ、雑多てバリエーション豊かな短編が集まるなんて、このシリーズならではだし。
でも、後半はちょっと同意。正直、氏が選ばなかった一般公募の作品の中に
案外、いい作品が眠ってるようでならない。
アンソロジストとしてはともかく、選者としてはイマイチ信用してないw
今回選ばれた「書樓飯店」は正直よくわからなかった…
別に嫌いではないけど、そこまで絶賛するほどの作品かなぁ、と。
>>271 確かに。
しかも視点がブレすぎていて読みにくかった。
あんな書き方でもアリなんだ・・・
273 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/18(金) 21:51:40
次号のテーマと発売時期が書いてなかったのが一番怖い・・・
裏返しーーーーーー!!
平山氏の短編集、文庫じゃないんだな。まあ買うけど。
276 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/19(土) 14:50:44
あのカラスと女の子が戦う話はちょっとどうかと思ったよ。
ライトノベルって何でああも独特なのかね。
とりあえず女学生が使う男言葉が、生理的にキモス。
あと、振り仮名振ってもらわないと絶対読めないこじゃれた名前とか。
そもそもその手の違和感を取っ払って考慮しても、
頭の良いカラスが人を襲うと言う色んな所で使われているネタは
凡庸にしか感じなかった。
井上伯爵もラノベ知らない訳じゃないだろうに、ほんとこの作者のプッシュぶりは不思議だ。
279 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/19(土) 19:09:50
>>277 霄花とか雪弥とか、腐女子のHNかよと思うね。
あと女の子にミリタリー服着せたり男言葉使わせたり、
ラノベの寒い部分が見事に凝縮されてる。
おまいら、今回のテーマ進化論で
何らかのカタチで江本創が起用されるだろうことを
俺は予想していた、っつったら信じますか?
でも使いまわし丸出しで萎えた。
↑
信じてやろうではないか。
しかし、江本氏には詳しくないのだが使い回しだったのか?
282 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/20(日) 13:48:30
井上伯爵、残念ながら眼力はないね。。。。。。
スズキトモユ・朝宮運河とか毎回同じ人の作品が上位に上がってきてるのもどうかなと。
二人ともネット上ではそこそこ知名度はあるから
もっと抑圧してやれば伸びるって思ってるんジャマイカと。
>>282 うーむ、でも最終選考に入ってない作品群が、彼らよりうまかったとも限らないわけで。
選外も含めて投稿作品をどこかに公開して、一般投票させたりしないかな。
投稿した人いる?
井上伯爵も酷いね。ネットで有名だからと言って優先されるなんて。
>>281 全部発表済みの作品で
特に後半は最近出たばかりの第二作品集からでつた。
>>288 そうだったのか、楽しみにしてた奴は残念だったな。
しかし、おまいのレスを受けてググってみたが、これは作るの大変だな、おい。
「紙・モデリングペースト・竹籤・・・などで制作しております。」って、スゲーよ。
まぁ、マターリと新作を待とうや(・∀・)
ところで今回の「進化論」、読み終わった奴から一番気に入った作品を
書き込んでいくというのは如何だろうか。なんかレス少なくて寂しいしよ(´・ω・`)
と言う訳で俺は「量子感染」に1票。
290 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/21(月) 08:18:23
井上氏の『うしろへむかって』に一票
伯爵のショートショートはたまにワケワカメな時もあるけど
今回のはツボッた。
「魚舟・獣舟」の美緒って女どうよ
無抵抗な魚を面白がっていじめておいて、それが
自分の片割れかも知れんと判った途端にガクブルですか(´,_ゝ`)プッ
そんでもって動物愛護の革命家に転身して
人工知性体を躊躇なく破壊するわけですか(´,_ゝ`)プップッ
これって作者の狙い?
それともガチで「強くて一途なヒロイン」てなイメージで
人物設定したのか?
>>291 キミにいわすと、「アルジャーノンに花束を」も
バカが利口になったけど結局バカになるとわかった途端ガクブルですか(´,_ゝ`)プッ
なんだろうなあw
坂東眞砂子は参加してないよね、進化論。
294 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/22(火) 09:15:42
ニュー速板に坂東眞砂子スレキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
つっても異形コレクションとは何の関係もないけどね
貂の女伯爵、万年城を攻略すがいいな。この世界の年代記を長編で読みたい。
「罠の前でひざまずいて」
どなたかタイトルと内容の関係について教えてください。
なんだかわかりません…
297 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/26(土) 14:12:40
>>296 さあ。何か暗喩みたいな意味がありそうな気はするけど。
作者にきいてみたらどうかな。それも無粋かな。
もう公募しないのかなぁ?
今までずっとここのお題で書いてきたのに……
俺は今までのテーマで何回か書いてる。
大体纏まったら一旦破棄してもう一度書き直したりして(ホテル二つはちょっと書きにくいが)。
それだけでも結構な経験になるしな。
進化論をジャケ買いして量子感染でガクブルして初めてここにきますた
そっち方面の専門の学者に見せたら鼻で笑うのかもしれないけど
自分にはすごいインパクトだった・・・・・
他にもなかなか面白い作品揃ってるんで異形コレクションファンになりそう
頑張って全部買い占めろ!
ランチュウはほんとうにイヤな話だなぁ
今一番イヤな話を書ける作家というと誰になるだろう。
牧野修?新堂冬樹?
新堂冬樹って、戸梶圭太の劣化コピーとしか思えないなあ・・・
スレ違いでスマソ
買占めで思い出した。
「進化論」どこにもない。
今回刷数が少ない?
過去の公募参加者も楽しめるとか言う企画が気になる
>>304 あれはほんとに嫌〜な話だね。
上の方で、妹さんが「このページだけ捨てる」と言って泣いた、という
カキコがあったけど納得だ。
特別企画ってなんだろね。
発売はやっぱり12月くらいかな?
進化論、読破。かいつまんで感想。
『紙の右手』トップにふさわしい雰囲気。
『罠の前でひざまずいて』私も理解不能でした
『娘の望み』読後感よし。逆『言葉使い師』
『ランチュウの誕生』読後感最悪の傑作(褒めてる)。
平山の『顕現』に似てない?
『バード・オブ・プレイ』発表の場を間違えてるのでは?
『読むべからず』「かゆ うま」
『書樓飯店』浅暮三文に続け!
『貂の〜』語感がよかった。この世界をもっと書いてほしい。
『虚構船団』みたいに。
『楽園の杭』シリーズ化してください。
310 :
309:2006/09/07(木) 00:40:03
変換間違い。神の右手。
「かゆ うま」ではなく「かゆい うま」なんだ、元祖は
それはともかく「罠の前で〜」と「個体発生は〜」みたいな論議ネタって
エッセイ+作者のネタ帳にあった適当なシーンだけで出来上がってる感じがして、
小説を読んだ気にならなかった。正直(゚д゚)マズー
面白かったのは「うしろへ向かって」、「ランチュウの誕生」、
「楽園の杭」、「おもかげエレジー」
あと散々言われてきてるけど、鴉の話は伝奇系ゲームの萌え同人誌レベルだと思った
313 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/07(木) 18:10:52
>>312に胴衣。
久々に本気で怖かった>よなかのでんわ
蒐集家(コレクター)買いました。
終夜図書館、読みづらいけれど中盤には慣れて、読んだ後はいい気分になれました
作家の煮詰まっている感も出ていて良かった。
そして・・・・・平山夢明の「枷」できぼぢわるくなりました
DECO-CHIN、いいですね。音楽用語を知っていれば更に楽しめたのだろうか。
闇電話も面白そう。密林に売ってるかな?
>>314 >終夜図書館
「萌え」を「流行の下品な言葉」と斬って捨てるところに激しく共感。
>終夜図書館
繰り広げられるラノベ批判にロートル必死だなプゲラッチョwwwきんもーっ☆
と嘲ったラノベ嫌いな俺。
>>312 終盤の漢字の羅列、部首に赤か牛が必ず入ってて激コワス
「終夜〜」はなぁ…
自分の好き嫌いを作品に練りこむなよ、と。
ましてアンソロジーなら何をかいわんや。
それもまた異形
319 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/12(火) 10:35:22
>>308 ランチュは嫌な話なんだけど、単にそれだけで終わってないところがいい。
タイトルといい、爺さんのランチュウの養殖の思い出をはさむセンスといい秀逸。
322 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/13(水) 20:10:36
きょうの読売夕刊に平山夢明のでっけー特集があってびびった! 「井上雅彦先生を尊敬」だって
「カオルちゃんの糸電話」で真っ先に
「岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説」を思い出した奴、
手ェ上げェ!!
(,,゚Д゚)∩ハイッ!!
ダボが!
自作自演じゃーーーーい!!!!!!!
むしろじゃりん子チエを思い出すよ
って何のスレなんだよw
「うしろに向って」は久々に良い井上作品だなぁ。
華美なロマンティシズムより、
「怖い」ということについての自己言及性持った理知的な作品のほうが
井上さんには合うんじゃなかろうか。
アンソロジストだけに。
異形ミュージアムの「物語の魔の物語」みたいなメタホラーの特集
コレクションのほうでも組んでくれないかな。
井上氏は17歳までお化け屋敷に住んでたって怪物晩餐会にあったんだが本当なのかな
文藝百物語読めば分かるよ
332 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/04(水) 19:33:56
age
333 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/04(水) 22:21:15
次いつ発売されるの?
そもそも結局次は何やるんだろう
335 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/07(土) 09:07:03
続刊はないのですか?
336 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/09(月) 17:58:41
もうだめぽ?
だめぽじゃないと思うが。
井上雅彦監修 ぬるぽ
井上雅彦監修 ガッ
340 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/09(月) 21:47:37
何の音沙汰もないのは何故?もう少し待ってみるべき?
341 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/21(土) 13:21:24
ほす
342 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/24(火) 11:25:27
まだ?ねえ、まだ?
うるせぇ奇形
それはこのスレでは褒め言葉。
345 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/27(金) 16:51:19
346 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/01(水) 21:24:21
次はどうなったあ?
伯爵は月へ帰ってしまいました
>>343 えーっと、「きぎょうコレクション」? でいいのかな?
349 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/05(日) 18:54:54
眉村卓先生に書いて欲しいな、「企業コレクション」…
350 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/08(水) 02:02:18
______
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|| ┏┗ □←異形全巻 三
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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. ̄.|| ̄ ̄ 三 ┏( ^o^)┛
|| 三 ┛┓
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今まで井上のが面白かった試しがない。
しかし俺は井上好き。
短編集もほとんど買った。
井上の短篇けっこう好きなんだが、たまに
「ふん、スカしちゃってなにさっっ」
と毒づきたくなることもなくもない
俺なんて毎回読むたびにハゲかどうかも確認もせずに
「なんだ気取りやがってこのハゲ!」という言葉を叩き付けたくなるぞ
なんでハゲなんだよww
井上伯爵はフサフサだぞ><!
ヅラだもの、フサフサに見えるに決まっておる。
358 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/12(日) 17:33:25
AGE
361 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/18(土) 08:14:57
今年中は新巻出ないのか・・・
362 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/19(日) 00:00:36
最後の巻として「終末」というテーマできぼんぬ。
高校生の時コンビニでバイトしてて初めてこのコレクションを知って以来ブックオフとかで探しては購入してました。
あれから早七年。。
いつもは覗かないこの板でこのスレを見つけ以外にもこのシリーズ好きな人がいたという事に大喜びだったのに。。
え?
終わっちゃうの???
ちなみに、
皆川博子さんの作品は基本的に静かな怖さで好き
シリーズだと
God が全体的に好きです
興奮して長文申し訳ない
>363
え?終わっちゃうの???
こんな風説が飛び交うのも、ハゲ(伯爵)がちゃんとした説明を
しないからだ!
次刊はいつ出るんだYO!!!
パッタリと情報が途絶えたとはこの事だな
まあ、廣済堂から光文社に移籍した時もこんな感じだったしなー
宇宙生物ゾーン以降の出版がぷっつりと途絶えた時は
「あ、異形オワタ」と思ったよ
今回もただ単にゴタゴタして忙しいだけなのかも
369 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/22(水) 21:03:13
伯爵、早く情報を出してよ
ヅラはハゲよりもたちが悪い
371 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/30(木) 21:19:18
続刊なのかどうなのかだけでもはっきりさせて欲しいなあ
372 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/05(火) 17:38:35
罠の前で〜の意味ですが、パトレイバーのアニメで4億5千万年の罠という
題名がついた回があって、内容も人為的に進化とか自分で進化を
コントロールとかけっこう似た所があるので、もしかするとSFなどで
人為的な進化を題材にした作品があって、その題名からとったのかも
しれません。
>372
>もしかするとSFなどで 人為的な進化を題材にした作品があって
ねこめ〜わくだな。
374 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/06(水) 17:51:05
立ててから一年経つのにまだ折り返し地点にも達していないこのスレに乾杯
そしてage
祝・異形からこのミス1位!
平山夢明の第二短編出ないかな〜。
メルカトルに入ってるのは完璧なベストとは言い難い。
「託卵」とか「けだもの」とか入ってないし。
>>376 願わくば最初から文庫で出して欲しい・・・ってのはダメ?
口の両端を指でニーーーンと引っ張りながら「学級文庫」って言ってみ
ぅわっひゅううんふぉ
380 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/17(日) 19:34:57
人いないけど
クリスマスをモチーフにした異形収録作品をageていこうか
【ラヴ・フリーク】赤とグリーンの夜
【月の物語】知らないアラベスク
ねこすぽっとの人って他に何か書いてる?
383 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/20(水) 08:11:50
>>380 クリスマスがモチーフの作品って他にあったっけ?
一応全巻持ってるけど思い出せない。
バレンタインなら一巻まるごとやってたよな
そしてクリスマスをモチーフにしたのは伯爵だけか
>>382 多岐亡羊だね、【進化論】で書いてる
しかし多岐亡羊と桜庭一樹にはライトノベルで書いてくれといいたいなぁ
わざわざ異形コレクションでやる意味がいまいちわからん
>>384 廣済堂時代の「グランドホテル」な>1冊バレンタイン
あん時の伯爵の作品は、締めくくりの楽屋ネタ?的なやつじゃなかったか
386 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/21(木) 16:09:04
冬、北国、雪なんかが出てくる、
今の季節にハマる作品を挙げていくのはどうかな
範囲広すぎるかも知れないけど…
とりあえず
【悪魔の発明】雪鬼
387 :
382:2006/12/21(木) 21:42:49
>>384 ありがと。
たしかに素直にラノベで書いてほしいなw
388 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/21(木) 22:02:13
>>386 範囲広げてくれてありがとう
【変身】のびをする闇
390 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/22(金) 18:22:38
【酒の夜語り】酒粥と雪の白い色
391 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/30(土) 13:22:12
ほしゅ
392 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/31(日) 12:06:44
続編情報まだ?
>>375 『独白するユニバーサル横メルカトル』
…「る」で韻を踏んでるんだね。最近やっと気付いた。
>>375 次は「SFが読みたい!」で1位めざそう。
395 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/13(土) 22:13:51
2月に出る別冊って何かな?
396 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/14(日) 01:13:06
別冊出るのか!
ちょっとホッとした。また映画モノのアンソロジー組んで欲しいな。
397 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/14(日) 01:51:52
>2月に出る別冊って何かな?
その情報はどこで仕入れたの?教えて!
2月8日
399 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/18(木) 00:44:06
>>397 光文社文庫1月の新刊の挟み込みチラシ。「書き下ろし」の字が無かったから、
これまでのからの選抜か、徳間で出たやつみたいな既存作のアンソロジーかも。
最近異形コレクションを読み始めたよ。
面白いね、このシリーズ。
朝松健氏がすげえ好み。
俺は朝松健が一番苦手だ。
>>402 あえて好みというのはないんだが(その作品による)
朝松健は何というか文章が頭に入りにくい感じで毎回凄く読みづらかった。
歴史物が嫌いなわけじゃないんだが。
>>402 俺は友成純一と飯田文彦が好きかな。
>>403 文章が頭に入りづらいと言えば、たまにそういう作家いるな。
>>403 なるほどね。
歴史物、というか明治物でヨコジュンのが面白かったな。
>>405 > 明治物でヨコジュンのが面白かったな。
あぁぁぁ、それ凄く面白かった!
朝松健は設定とか描写は素晴らしいんだけど、
句点の使い方が苦手。
というか読むテンポを狂わされる感じがするのよ。
テンポが狂わされると言ったら、ぼっけぇの岩井の文章が駄目なときがあった。
何かのアンソロジーで書いていた短編が読みづらいことこの上ない。
文体というか、リズムというか、頭に入ってこないことがあった。
>>406 面白かったな、あれ。
押川春浪の。
しかし異形コレクションというのは良いホラーアンソロジー本だ。
>>408 >ホラーアンソロジー本
異形はホラー以外が載っているので、ホラーアンソロジーじゃないと
反論した人がいた記憶があります。
自演乙
412 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/25(木) 13:28:53
410じゃないが
自演乙
としか言いようがないだろ、この流れ
もっと上手くやれや
>>412 いや、今日の朝見て横田順彌の話が出てたから俺は書き込んだだけ。
押川春浪の短編が面白かった記憶があったからさ。
何故自演と思ったのかちょっと聞いてみたいんだが。
ちなみに俺の書き込みは
>>408 >>411 とこの書き込みだけなんだが。
>>414 うむ。スルーが一番だな。
何故スレが活性化すると自演乙になるのかわからんがw
初期の頃の異形コレクションを今日は読み返そうかなあ。
文体に特徴ありすぎだよね。
本人はまったく気付いてないみたいだけど。
419 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/25(木) 17:31:51
400〜418までの書き込みはすべて僕が書きました
本当にすみませんですた
まったりも荒らしも全てオマエだったのか!!
って、書き込んでいるこの僕が真犯人です。
うえっ、気持ち悪。
異形コレクションの話題も出来ないのかね。
>>421 まあ来月を待とうぜ。
公募はまだやるのかねえ。
発売までちょうど2週間か・・・
>>423 そうだな。来月またりと。
・・・過去作に関しての話題はNG?
過去作品の話題がどうこうじゃなくて
突然ライブチャット状態になったから自演を疑われたんでしょ。
あんたしつこいよ。
落ち着け。
ライブチャット状態になったら即「自演」なんて言い出す奴が荒らし。
この過疎スレで短時間に連続でレスが付いたから自演なんていうのだろ?
(自演指摘野郎も1日中スレ監視をしているみたいだがw)
書かれた内容を読んでみると得に自演をする意味がない。
ふつうの流れでしかないはずなんだけどねえ。
荒らしはスルーでまったり異形。
「まったり異形」っていいフレーズだな。
是非次のスレタイに。
「げろめさん」は内容はともかく、音の響きはまったり異形
内容も結構まったりだった記憶があるが
田中哲弥はスピード感のある怖さではなく
じわじわ病的な要素を増やしていく作家だと思う
解説とかベスト的な奴か
讀本はファンブック+資料集でした。
公募再開もまだみたい。
434 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/08(木) 16:53:56
讀本発売&げっと揚げ
トクホンさっき買ってきた
巻末に載ってたコレクション発の傑作群、異形家とか上がってないのに
関係なさそうな書き下ろし長編とか出てるし・・・と思ったが
光文社文庫から出た奴なのね
土日の空いてる時間にゆっくり読もっと
異形讀本、おもしれえ。
シリーズと併せて読んだら、感慨深いものがある。
異形コレクション読本、菊地先生が対談で
>2ちゃんねるなんかの書き込みを見ると、「《異形コレクション》に載った作品を読んで
>この作家を見直した」なんて意見がよくありますよ。
って書いてあったのだが。
( ゚д゚)
(゚д゚ )
( ゚д゚ )
こっち見んなw
讀本買ったけど、未公開作品って牧野のもの除いて面白くなかったんだが。
だから本編で選出されなかったのかもしれんけど
「妖女」で漏れたやつなんて、監修者が絶賛する理由がわからん。
ラノベには手を出したことがないんだが、あんな風なのかぇ?
これまでの公募作品で面白かったのって、進化論のやつだけだなあ。
そんなオレの感覚は古いんですかそうですか。
町井登志男の新作が早く出ないかと
ラノベチック公募が妙にプッシュされるのは、
異形にヤングに受けるナウな作品を加えたいのかどうか知らないが。
伯爵が公募を選ぶなとは言わん。
せめて選別者をもう二、三人増やすか、
公募作品を片っ端から収録した公募コレクションでも
出して読者投票でも行ってもらいたい。
>>437 そういう書き込みを読んだ記憶はそんなにないが、
菊地氏の言わんとしてることは全くその通りだと思うよ
俺の場合だと、飯野文彦氏なんてアニメのノベライズやってる人としか認識してなかったから
掲載された作品とか『アルコォル・ノヰズ』とか読んで結構感動したりしたし。
>>438 「妖女」の人の作風は、結構人を選びそうだよね。
この人の他の作品をネットで読んだけど、
今回のような感じの作風だった。
蔵出しは朝宮氏の作品が個人的に気に入った。
松本楽志氏の作品と言い個人的にこういう
幻想的な作品がもっと増えて欲しい。
>>440 上2行は胴衣。
飯野文彦は、「椰子の実」が強烈で気に入ったんだけど
『アルコォル・ノヰズ』で?となって、『ザ・ハンマー』で本を放り投げた。
この人は短編の方が切れ味よくて好きかな。酒の効力が効いてる内に書き上げたようなw
讀本、作家別の収録作品リストも作って欲しかったなぁ
443 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/17(土) 03:49:56
4月に吸血鬼テーマ、以降は8&12月に予定(情報@「SFが読みたい!2007」)
>>443 乙
吸血鬼とは直球だな。
公募もまたやるんかねえ。
>>444 公募は4月刊のでは、やらないと言ってた。
しかし個人的にはこのテーマでこそ書いて応募したかったな。
勝手に送りつけたろかw
それか、公募連中全員で送りつけて伯爵を困らせてやろうぜw
ホラー短篇指向の人は、異形かホラ大しか狙う場所がないしねえ
ホラー専門雑誌とかあれば違うんだろうけどさ
ライトノベうルワナビも吸血鬼ならこぞって送るだろうに。
どっかの編集長が「お前ら吸血鬼ばっかり書きやがって無条件でボツにすんぞ」と言ってから受け皿ないからな。
>>447 公募したら、ラノベチック・コレクションが一冊できたりして。
>>447 ぬるい吸血鬼ものなんか来たら伯爵と菊地センセが激怒して終わりじゃないだろうか
なぁに、伯爵は富士見ミステリー審査員を務めておられる。
あ、すげぇ不安になってきた。
よし、ここは一つファウストとやらで大々的に公募広告だ!
異形コレクション武道会「ライトノベル」
お楽しみに。
異形とライトノベルを併読している人が書くのか
……割と面白いものが来るかもしれんな
454 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/18(日) 15:51:11
ラノベと雰囲気あるホラー
なかなか共存しないと思うがな
讀本 藤井腱司 朝宮運河のがおもしろかった
俺はホラーもラノベも読むが、両立させるのは確かに難しいな。
そもそも読者層が重ならないだろうし……
ヨコジュンスレでヨコジュン氏のアンケート回答に落涙する人多し。
もうお呼びじゃないんですかね。
俺は廣済のが止まった辺りで脱落したんだが
押川春浪シリーズもう載ってないの?
異形も長いな・・・。
黒い背表紙が本棚の大半を占めるわけだよ・・・。
誰か本棚のスペースくれ
>>456-457 無いな。
恐怖症の「恐怖病」で掲載は最後。
復活しても良いと思うんだが。
あのアンケートをきっかけに。
伯爵も反メジャーとか言う割りには、
読本でもメジャーな作家を優遇してるからどうかな・・・
カジシンに泣ける話お願いするのって
思い切りメジャー狙ってないか
黄泉がえりや砂糖菓子の続編を書かせることで新規読者を獲得する、
という方向性は間違っていないと思うぞ。
いやしかし砂糖菓子の主要読者層を取り込めたかというと疑問だ
泣ける話でどれほどメジャーになろうとも
オレの中でカジシンのイメージは
「怒りの搾麺」(SFバカ本たわし編)から揺ぎ無いwww
>>465 あれさぁ、講演会場で聴衆もろともミンチになったって話だろ?
笑えねー。
おもかげレガシー、ほろっとした
468 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/27(火) 01:42:07
未収録作品に期待して毒本買った。
以下ざっくしレビュー
・「アイドルマニア」・・・80マズー
あまりにもステロタイプな登場人物、そして、あまりにステロタイプなストーリー・・・
面白いかどうかは別として詩的な美しさがあった「海を集める」の対抗馬としてはあまりにも稚拙・・・
・「ジャンク」・・・マズー
確かにストーリーの特異性は認めるのだが・・・なんだか無茶苦茶w
タイトル、シチュエーション、そしてオチ、全てがチグハグすぎて、ひょっとしたら深い意味があるのかも、
とも思ったが、きっとヴィジョン先行で何の意味もないというのが本当のトコロだろう、とw
・「デュラハンの騎士が〜」・・・珍味
井上氏が指摘するように未熟で、上記の2作家のほうが文章そのものは上手いのだが、
なぜか、上記2作品などおよびも着かない鮮烈さがある、実に不思議な作品。
語り口が独りよがりで状況説明などは極めてわかりにくいが、邪眼に見つめられた直後の父親の行動や
絶望と解放が混然としてラストシーンに象徴される、時折覗く切れ味の鋭さが妙に魅力的。
・「読むな」・・・美味
本当は10周年記念本のために書き下ろされたのでは?と勘ぐりたくなる心憎さw
この作者らしい冒頭部から始まって、メタフィクションな中盤に、お約束のアレwに結ぶ結末と、
詰め込めるだけ詰め込んだにも関わらず、鮮やかにストーリーを紡ぎだすあたり、やっぱプロはちがうなあ、とw
・・・しかし、次回はいつ発刊なんだろうか?
いま「俳優」読んでます。
やっぱり俺は倉阪鬼一郎ってダメだわ。
あの人、単なる雰囲気美人じゃないの?ほんと雰囲気だけって感じ。
471 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/27(火) 16:36:38
>>470 あれ?どっかに予定でてましたか。
テーマはなんなんでしょうね。
ところで、今しがた知ったのですが、平山夢明さんって、
B級ゲテモノ映画評論家のデルモンテ平山氏と同一人物って本当?!
>>471 このスレの443。
あとデルモンテ平山と平山夢明は同一人物。
超怖い話の一部はデルモンテ名義だよ(『彼岸都市』など)。
473 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/27(火) 17:37:46
>>468 漏れも批評させて。
「アイドルマニア」…凡作
つまらないとは言わないが、やはりありきたり。
セリフ回しなどもステレオタイプで、文章も優等生タイプだけれども、
それだけ。
「ジャンク」…良作
ストーリーは有って無きが如しだけれども、その奇想、幻想性は、写実的
にも評価出来ると思う。
背景や人物描写なども独特。
この作者ならではの味が感じられる。
次に更なる期待。
「メデューサの姫君をデュラハンの騎士が救い出す」…凡作
果てしなくライトノベル風。
絶望も希望も薄っぺらい。
確かに作者特有の疾走感などが感じられる点で辛うじて凡作。
文章自体、絶望的なまでに稚拙。
「読むな」…駄作
これは…プロの書いた同人です。
内輪ネタ、それを差し引いても奇想性に欠ける。
ある意味お約束ネタの連発には作者のオリジナリティが感じられない。
どうでもいいですよ♪
475 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/27(火) 20:22:20
>>472 そうか・・・あのデルモンテ氏が賞を取るような小説家になっていたとは・・・
ゲテモノ映画地獄から抜け出せて本当によかったw
>>473 「ジャンク」「デュラハン」で綺麗に評価が分かれたなあw
個人的には、「ジャンク」は写実的だからこそ物語に意義を求めてしまうんだよなぁ。
表現もハチャメチャなら、そーいう話として受け取るんだけど。
「デュラハン」は・・・そんなにラノベかなぁ?
確かにキャラの造形とかネーミングのセンスとかはそれっぽいけど、
あのナントカいうヘボいエコエコアザラクみたいな安直さはないと思うんだけど・・・
異形ファンからみた怪談アンソロジーの「てのひら怪談」はどうなんだろう?
松本楽志が落選したことが悔やまれる。
>>475 >あのナントカいうヘボいエコエコアザラク
って何だ?
>>476 ポプラビーチの作品の方が繋がりがあったりして楽しめるし、
質が上だと思う。
>>476 てのひらは怪談っつーか怪奇小説掌編集だな。
読んでみたが、「ああ、面白いものもあるけど」だった。
玉石混淆、かな。
異形の公募だけでまとめられたものの方が楽しみ、というと怒られそうだがw
>>457 異形読本の「読むな」はよかったよ。
読本だからこそ収録できたのかも知れないし。
逆にジャンクとかデュラハンよりも楽しめた。
>>478 >読んでみたが、「ああ、面白いものもあるけど」だった。
>玉石混淆、かな。
それって異形のことじゃ(ry
公募の形態の怪談って今まで実話しかなかったから、その点新しいと思った。
内容はつまらないのが6割。
481 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/02(金) 15:07:29
>>477 進化論でいうと「バード・オブ・プレイ」のアレ
朝宮の作品も載ってて驚いた。
東雅夫版の異形と言ってもいいかも知れない。
今、進化論を読み中。
なんやかやいって、異形面白いな。
>>481 多岐亡羊か。確かにこの人はあからさま過ぎるね。
「デュラハン〜」はちょいラノベってかんじ。
>>482 東雅夫版ショートショートの広場という感じもする。
>>482 朝宮氏はもともと幻想文学系なんじゃなかった?
異形の書き手の何名かは幻想文学出身者でふよ。
菊地先生だってデビュー前から幻想文学会員でそ
クラニーが結婚するとは思わなかったな。
異形では巻末紹介止まりだったけど、てのひらでは掲載してもらえましたw
395 :名無し物書き@推敲中?:2007/03/04(日) 00:18:53
今のホラーが冬の時代を迎えているのは実話怪談と比べて薄っぺらいからだろw
398 :名無し物書き@推敲中?:2007/03/04(日) 00:21:58
>>395 あーあ、とうとうホラー界全体を敵にまわしちゃったよ、珍説団・・・・・
399 :名無し物書き@推敲中?:2007/03/04(日) 00:24:34
ホラー業界なんてもう誰も見向きにされてないんじゃない?
異形も寒いしw
400 :名無し物書き@推敲中?:2007/03/04(日) 00:25:49
>>399 なんにでも噛み付く狂犬、珍説団w
公募が復活するといいなw
公募のみの異形の予定もあるらしいから、頑張れば載るんじゃないか?
それに載ったら、次は通常の異形だ!
淋しいからageとくね。
明日(あ、もう今日だ!)は井上雅彦の「夢魔の幻獣辞典」の発売日w
最近、あんまり本屋に売ってないんだよね。
進化論なんてどこにもなくて、セブンアンドワイで取り寄せたよー。
あ、でも今度のは角川か。
1冊くらいはあるかな?
498 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/11(日) 10:23:48
>>859 888 :阿部敦良 :03/02/25 11:37
それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
小説現代ショートショート・コンテスト優秀賞受賞 阿部敦良
499 :
sage:2007/03/14(水) 23:34:13
吸血鬼の公募ってしてないの?
500ゲト
誰も来ないな〜…。
質問:『弟』が好きな人居ない?
ブコフで集めてるんだが廣済堂時代のが見つからない・・・
廣済堂文庫のも背表紙てあんな感じ?
てかブコフ井上雅彦の欄に置くのかアンソロジーの欄に置くのか統一してくれ
いまさらながら『俳優』を読み終える。
ちょっと期待はずれだったかなw
芸能そのものの深淵に迫るような作品を期待してたんだけど。
菊地先生の「化粧」はその一端が垣間見えたかな。
同じ芸能なら小沢昭一の『私は河原乞食・考』の方がよほど異形だ。
>>502 背表紙はあんな感じで黒っぽいよ。
ただ、廣済堂時代のは背表紙の下部に、その本に参加してる作家の名前が五十音順に明記されてる。
>>503 芸能そのものの深遠・・・そうなんだよな。
「俳優」も、「シネマシネマシネマ」もメタフィクショナルな
「悪くない」アイデアで完結している印象ある。
あとは好きな監督、俳優へのラブレター的オマージュ。
もうちょい突っ込んでくれたらな、という思いが残った。
吸血鬼発売まで二週間切ってるとか全然知らんかったわ。
507 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/01(日) 14:25:49
エイプリル・グール
508 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/07(土) 18:48:27
曰 \ また一月先か… 津井つい↓(入選) /
| | \ ∧_∧ ∧_∧ /
ノ__丶 ∧_∧\ ハァ...( ;´Д`)≡3 (・∀・ )ププ…/__|
||負||(; ´Д`) \ | ⊃ヽC C/⊂ |. /|||||
_ ||け||./ [¢、) \ 、_ ( ) ) ( ( )_ノ.. / | ̄| ∧ ウウ・・・
\ ||犬||∪ ̄ ̄. ̄ ̄\ \ ∧∧∧∧∧. ... ./ | |フT )
||\.`~~´ ((二゚。◎彡) \ \ < > /. | |⊂ | もうだめぽ…
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ \ < 今 > ...../ | | ∪
. || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| \< 月 > /
今月も落ちちまったか・・・ < の も >/
―――――――――――――――< 予 落 >―――――――――――――――――
∧ ∧ < 感 >
/ ; また落ちた… / <. !!! 選 >
/ '; / .< > ∧_∧∩ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ;______/ ;/∨∨∨∨∨\ ( T∀T)ノ<阿刀田先生!今月も落ちました
/ / \ __/ノ / \_____
/ ./ \ \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
.| ..) ) _____ ) )/ / ヽ \||\ \
| ...( ( ;, / ( (/. / ヽ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
| .) ) ; / ) /.. ∧ /∧ ∧ヽ∧\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
.| .( ( : / ( / ( ⌒ ヽ ( ⌒ ヽ \ ||
| ) ) '; / ) / ∪ ノ ミ 彡 ∪ ノ \
\ ( ( ヽ/ ( / ヽ_),) し' l_ノ \
509 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/07(土) 18:49:11
「ホシ計画」(廣済堂文庫)より
斎藤 肇「今回連絡がとれなかった人には、次があるかもしれんということで連絡もらいたい
ですね」
太田忠司「この本を読んで『あ、俺(わたし)だってコンテスト受賞者じゃん』というひとが
名乗り出てくれたら、また本を出したいですね」
連絡先 〒105-8548 東京都港区芝3丁目4番12号 廣済堂出版「ホシ計画」係
http://www.kosaido-pub.co.jp/
510 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/07(土) 18:50:04
172 :無名草子さん :02/09/18 17:24
俺の知っている奴に「猫に卵」の作者がいるが、酒の席になるといつも「猫に卵」の話ばかり
でウザい。
そのくせ二言目には「俺は純文学志向だ」と来る。
君は「猫に卵」以外にどんな作品があるのかね。純文学は書かないのかね。
一発屋は見苦しい。
173 :無名草子さん :02/09/18 17:40
それはキミが「ショートショートの広場」に入選できないヒガミと思われ。
174 :阿部敦良 :02/09/18 22:50
「猫に卵」の作者さんは今でも同人誌などで活躍されていますよ。
なかなかいい味だしてます。
176 :無名草子さん :02/09/22 01:54
津井ついですか…
確かに「ホシ計画」の奴は余り面白く無かったですね。
183 :無名草子さん :02/10/02 17:20
商都商都の比呂婆にはツイツイみたいなウザイ椰子がけっこう多いん太郎寝。
185 :無名草子さん :02/10/05 00:53
御本人ですか?
186 :阿部敦良 :02/10/05 10:37
御本人ですが、何か?
187 :無名草子さん :02/10/06 02:19
いや、光栄だなーと思っただけ。
511 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/07(土) 18:50:54
204 :無名草子さん :02/10/08 18:26
「ホシ計画」に出ていた同人誌「cubic」の人たちの書き込みなのだろうけど、津井つい
の悪口の方こそウザイから、お願いだからやめておくれ。
206 :無名草子さん :02/10/13 09:59
「一回でも掲載になった人は、その満足感はかなりのものだったろう。(中略)こういう思い
出は、当人にとっては、なにものにもかえられない」
(星 新一「ショートショートの広場6」あとがき より)
226 :無名草子さん :02/10/18 17:17
津井ついってどうして皆から嫌われてるの?
229 :工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/10/19 09:15
津井ついさんの『猫の卵』なんですけど、僕は一読して、他の作品も読んでみたいと思いまし
た。かなりの名作だと思います。ちなみにこの作品が「ショートショート・コンテスト」に入
賞した初出の年は、もう20年も前になりますが、4年前に河出書房新社から出版された「猫の
ミステリー」という本に再録されていますね。
赤川次郎先生や都筑道夫先生など層々たる面々の作品に並んで収録されているわけですから、
やはり名作との誉れ高き作品なんだと思いますよ。そもそも、20年前の「ショートショート・
コンテスト」って年に10篇しか入賞作品がなかったことを考えると、年に63篇もの入賞作品を
輩出している現在と比べて当時の倍率は単純に見積もってみても6倍以上だったわけですから、
高レベルなのは当然といえるのかもしれませんね。
512 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/07(土) 18:52:03
234 :無名草子さん :02/10/22 17:36
津井ついさんは「猫のミステリー」のほかにも「異形コレクション」のシリーズにも寄稿し
ています。だから、どなたがお書きになった、「一発屋」の表現は正しくないかも。
238 :阿部敦良 :02/10/22 21:09
そのとおり。「一発屋」とは私のことです。
授賞式で星先生にお目にかかったのですが、大柄で背は私より(174センチ)大きく、がっし
りした体形をされていたのにびっくりしたことが20年たった今でもよく覚えています。
なるほど、「ショートショートの巨人」は本当に巨人でした。
261 :無名草子さん :02/10/31 17:29
一発屋のお前にも存在価値があって良かったぢゃないか。星新一の話をもっと聞かせろよ。
375 :無名草子さん :02/11/20 17:34
猫に卵、これ最強age
420 :無名草子さん :02/11/26 18:02
阿部敦良さんはどうしてホシ計画に書かないの?
421 :阿部敦良 :02/11/26 18:28
ホシ計画は、誰の企画なんでしょうか?
あのとき結構活躍していた某氏のところにも案内はなかったですよ。
442 :無名草子さん :02/11/28 18:37
某氏って、猫に卵の作者のこと?
460 :無名草子さん :02/12/03 17:21
お前に分からないのに俺たちに分かるわけがないぞなもし。猫に卵の某氏は2編も書いている
のだから、その人に聞けぞなもし。
513 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/07(土) 18:52:49
548 :無名草子さん :02/12/25 17:17
阿部敦良さんはじめSF同人誌cubicの方に質問です。
津井ついさんはどんな作品を書いているのですか?
作品名、掲載誌名、掲載年月日を教えて下さい。
579 :吉田要/津井つい :02/12/30 01:29
今月号の『ショートショート・コンテストは、ひょっとしたらショートショートを読み込ま
れてる方には、もうだれかがやったアイデアだよ、と言われるかもしれませんが、ボク的には
「瓜二つ」が面白かったです。
581 :吉田要/津井つい :02/12/30 10:02
「牛タンシチュー」もいいですね。ショートショートで べろ が出てくると、ボクはなぜ
か話がブラックな方向に進むような直感が働いてしまって(何しろ、抜かれると痛そうなもん
ですから)、そこへ持ってきて「夫は仕事でいつも遅い」と来れば、これはもうオチは何か良
からぬことが起こるに違いない、と思い込んでしました。ところが、最後はあっと驚く微笑ま
しいオチに嬉しくなりました。と同時に、やたらとオドロオドロしいものを期待してしまった
自分を反省しました。そんなのばかりがいいとは限らないわけなんですね。
729 :無名草子さん :03/02/05 18:03
嘉瀬さんは投稿マニアで、普段はどのような生活をしているかは分からないのですが、
「売れる前の長嶋有先生のような生活」
であるならば、それは、「投稿マニアの理想の生活」と言っていいでしょうね。
730 :無名草子さん :03/02/05 18:07
小さいとはいえ「文学賞受賞者」で、作品は文庫に入り、それはどこの書店にでも売られて
いて、原稿料は入り、文学賞仲間ができて、仕事については筆を活かしながら、「タウン誌記
者or社内報編集者or役所の広報担当者」といったところに収まって、たまには小説(ショ
ートショート)なんかも投稿するという生活です。
514 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/07(土) 18:53:30
841 :吉田要/津井つい :03/02/23 19:08
今月号は、「いちばん、嬉しい」が面白いと思いました。みち子の言ってることがちっとも
本心じゃない、というところに面白みがあるんですよね?? あと、ちょっと安易かな、とも
思いましたが、ほのぼのしてるのに弱いんで、「フロムゴロー」がちょっと良かったです。
でも……全体的に、今月号は不作でしたね(ボクが言うのもなんですが)。
P.S. 大変遅レスで申し訳ないのですが、先月号の感想も少し……。いろいろ言われていまし
たが、ボクは「愛を売る店」が良かったです。店主はお客の不幸を願っているわけではない、
むしろ幸せを祈っている。しかし、時間が終われば仕事を終えたいタイプなんですよね。最後
の駄洒落でバッサリ、ボクもヒロインと一緒に突き放された気分になりました。そのバッサリ
感が良かったです。
でも、だからこそ、
「店主はちらりと時計を見やって、ホッと息をついた」
の一文は余計だし、
「ちょうど閉店の時間だった」
は、
「『ありがとうございます。どうぞお幸せに』」
のあとに配する方がいいと思いました。そうしないと、店主がヤな性格の人に映るような気
がして……。
515 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/07(土) 18:54:31
842 :吉田要/津井つい :03/02/23 19:09
あと、「ただいま食事中」ですが、
>>695さんが指摘しているように、ボクも 変なオバさ
ん はどんぶりの底に住んでいたような気がして仕方がありません。透き通ったスープのとき、
そこに自分の顔が映ることってありませんか? でもって、箸なりレンゲを差し込むと、さざ
波が立って麺や卵にピントが合う……(つまり、自分の顔が消える)。
そんな実体験から生まれた、面白いショートショートだと感じました。
それを阿刀田先生は、随分的外れな選評を書かれていらっしゃるようです。
阿刀田先生の選評は「なるほど!」と唸らされるときもあるのですが、ときどきひどくズレ
ていると感じることも少なくないと感じています。
858 :無名草子さん :03/02/24 17:41
念のため書いておきますと、この成績は、あくまでも「リング内」での成績です。
「リング外」までを含めますと、例えば、嘉瀬さんの場合は「鳩よ!」などに、吉沢さんの場
合は「小説推理」などにも作品を発表しています。
津井つい(吉田要)さんの作品につきましても、工藤さんが「猫のミステリー」なる本に、
「猫に卵」が収録されているのを見つけたそうです。
(工藤さん、奥付年月日など、詳しい情報を求みます)
津井つい(吉田要)さんに代表されるように、「業界指向」、「プロ指向」の強い上位の作
者ほど、そういった、「リング外」の作品が多くなっている筈です。
859 :無名草子さん :03/02/24 17:42
津井つい(吉田要)さんのように、数年に1編ずつでも、書かせて貰ったり載せて貰ったり
して、着実に雑誌や単行本への掲載作品数を増やして来ている作者と、1作限りの作者の差は、
結局、才能なんかはほとんど関係なくて、恥をかけるか、努力ができるかだけの違いだと思い
ます。
516 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/07(土) 19:00:35
868 :無名草子さん :03/02/24 18:13
鳥飼鳥蔵(鳥飼カオル)さんという方のホームページ−−
(
http://www.kaoru-to.netlapta.ne.jp)
−−で、こんな記述を見つけました。
『最近、星新一のショートショートものを読んでいる。(中略)知り合いのフジの大道具さん
(大昔からポンキッキとアンビリーバボー担当らしいけど・・・あんまり見る機会が無い・・
・スマソ)をやっている人が、星新一ショートショートコンテストに10代後半の頃応募して、
5人ぐらい選ばれる大賞の一人に入賞して、勿論単行本の中に収録されたし、それより何より
星新一ががご存命の頃だったから、ホテルでの祝賀パーティーの後、銀座の文壇系クラブに連
れて行かれて、もうあがっちゃって何が何だか・・・というのもあったものの、なかなかまぢ
めに読む機会が無かった』
869 :無名草子さん :03/02/24 18:14
本当は、阿部敦良さんには、どなたかが言っていましたが、それだけが存在意義の人なので
すから、鳥飼さんが触れているような、「ホテルでの祝賀パーティー」や「銀座の文壇系クラ
ブ」、あるいは、星先生からの励ましのお手紙の話を書いて貰えると嬉しいのですけどね。
>>408 、
>>461 にあったみたいな、誰にだって書けるような、「小松左京ショートショート
全集」からの孫引きなんか、詰まらないです。
888 :阿部敦良 :03/02/25 11:37
授賞式の後の懇談で、受賞者の一人(確か江坂さんかと思いますが、何分大昔なことなので間
違ってたらごめんなさい)が「SFサークルの連中の言っていること言ったらチンプンカンプン
で……」なんて事を言ったら、星先生がにやっと笑って、「SFなんか勉強するもんですかねぇ」
とおっしゃっていたのを覚えています。
小松氏と並ぶSF界の巨人のお言葉にすっかり恐縮してしまいました。
それにしても、『誰にだって書けるような、「小松左京ショートショート全集」』なんて言え
るとは、名無草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目です
よ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
517 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/07(土) 19:04:23
889 :阿部敦良 :03/02/25 11:57
間違えました。大阪ネタの人でしたので、多分青木さんでしょう。
江坂さんは前年でしたので、いるわけないですよね。
ボケてます。
890 :宮本晃宏 :03/02/25 18:31
阿部さん
たぶんスレッドの名無しさんたちは「小松氏の著作からの引用は誰にでも書ける。阿部さんな
らではの体験談を希望します」と言いたかったのだと思いますよ。
891 :宮本晃宏 :03/02/25 18:37
阿部さん、
競争の厳しかった初期のショートショートの広場に載ってる人たちは才能あると思います。
563 名前: さゆみ ◆3.pwQmwT9A 投稿日: 03/03/04 01:40
ところで、綿矢りさが写真を付けたというのはネタなんでしょうか?
私、ショートショートで掲載された事あるので文章力はあると思います。
あとは、世に出るセルプロデュース次第じゃないかと思うんですけどヽ(^▽^@)ノ
566 名前: さゆみ ◆3.pwQmwT9A 投稿日: 03/03/04 03:15
モデルだと私くらいの美少女はゴロゴロいると思うんです。
ちなみに、黒澤優と上原多香子に似てると言われる所謂濃い顔です(w
それと、実は精神病なんですよね・・。
そういうのもあって、モデルは難しいです。
精神病の治療で書いたショートショートが掲載されて、
私にはコレしかない!と盛り上がり中であります。よろしーくヽ(^▽^@)ノ
568 名前: 名無し物書き@推敲中? 投稿日: 03/03/04 06:01
ちょっとこのスレから目を離しているうちに 面白い方が登場しましたね
色々試してみたらいいんじゃないでしょうか
掲載歴もあるならかなり筆力もあるのでしょう
厭らしい話だけど、若くて可愛い女の子だからというプラスポイントは あるだろうしね
518 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/07(土) 19:05:48
902 :無名草子さん :03/03/06 17:45
星新一先生のお話、前回のものも合わせて面白かったです。
おしまいの方のお話も、面白かったです。
ここのスレッドで、おぼろげに定義をしている「作家」というのは、津井ついさんや嘉瀬さ
んのように「売れる前の長嶋有先生」を理想形(
>>730 )として、「小説現代」や「コバルト」
に投稿を続け、ちょぼちょぼと作品数を増やしている人といった程度のものです。
だから、そのためには、それほどの「才能」は必要ないと思いますよ。
本格的に作家を目指すならば、小説現代新人賞(8編)か群像新人賞(25編)か江戸川乱歩
賞(55編)の方に、10枚のショートショートを組み合わせて応募することをお勧めします。
930 :工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :03/03/09 21:56
ところで『ショートショートの広場』14巻を読んでいて、ふと湧いた疑惑があります。
それは『「SSの広場を語ろう」子』さんと『SSの妖精』の作者が同一人物ではないか?
というものです。ちなみに『SSの妖精』の作者とは、「ショートショート・コンテスト」
のここ最近の常連者としても名高い「耳目」さんです。どうなんでしょうね?
958 :工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :03/04/14 23:26
コテハンさん各氏からの書き込みがなくなってしまいましたね。
そろそろ次のスレが必要に思うのですが、『「SSの広場を語ろう」子』さんはお元気でしょ
うか?
962 :無名草子さん :03/04/15 22:20
「SSの広場を語ろう」子さんですけど、
>>930の工藤さんの指摘が図星だったんじゃないで
すか?
988 名前: 工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c 投稿日: 03/04/28 06:54
一般書籍板のスレは書き込みがなくなってしまいましたね。
「SSの広場を語ろう子」さんの詳細な内部情報や、星先生が主催者だった頃の 入賞者で入賞
記念パーティーにも参加している阿部さんや、常連者の嘉瀬さん の書き込みもあって一時期
は良スレだったんですが、残念です。
519 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/07(土) 19:07:50
989 名前: 名無し物書き@推敲中? 投稿日: 03/04/28 12:20
パーティーがあるんですか?
それとも自主開催?
5 :名無し物書き@推敲中? :03/04/28 16:10
こいつはまさに登竜門じゃわい
229 :吉田要/津井つい :03/05/21 23:56
三点リーダー2つ使うのは決まりごとではない、とボクも思います。ですが、昔「小説でも書
いてみようかな」と思い立った者は、皆、三点リーダーが2マス連続で使われていることを既
成の小説を見てなんとなくそう思って、「そうか。プロの作家を気取るなら、この三点リーダ
ー2マス使いは必須だな。ふふふ。こんなプロっぽいことを知ってるのは、周りでボクだけだ
ぜ。これからは絶対にこの三点リーダー2マスを遵守していこう」とか密かに誓ったものです
……(笑)。つまり、皆、自分の見栄で使い始めたものです。
プロの作家が皆、押しなべてそうしているということは、そこには特に表現上、何も意味はな
いんじゃないでしょうか。まぁ、慣習みたいなもん?
215さんは、そこで特色というか、作家としてのカラーレーションを持ちたいですか?
時は流れて、今、メールやパソコンの延長で小説を書く方が増えました。ひょっとしたら、既
成の小説を表記にまで気にかけて「ここはどうなってるのだろう」とか、注意して読む方は減
ったのかもしれません。それで勢い、「・・・」とかやってしまいます。
それである日突然、いわば同じ土俵のシロートさんに、「それは幼稚なんだよ」とか注意され
ます。カチンと来ますよね。分かります。
ですが、それで意固地になるのには、実は何も意味はないかな、と思います。ひょっとすると
賞を取った作品が「・・・」になっていたら、勝手に「……」に直っちゃうのかもしれません
ね。
ですから、三点リーダーの議論は、実はネット上での発表の作品に限られると思います。
215さんもこの際こっそり、気取って三点リーダー2マス使い信者に鞍替えしてはどうでしょ
うか?(笑)
ちなみに、無言のセリフを表すときは「…………」というように4つが、プロの書く小説では
もっとも多い表記かな、とか思ったりしています。
しかし、これからネット先行の表記が市民権を得てきたとき、小説の表記がどうなるかは分か
りませんね。
520 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/07(土) 19:08:54
268 :吉田要/津井つい :03/05/25 18:19
こんばんは。せん越ですが『小説現代』6月号のショートショート・コンテストの感想をカ
キコします。
「最後の光景」がなかなか良かったです。対象がなんであっても、コレクターがかならずか
かる末期症状である「質より量」という着眼点が、こういうふうにつながるのか、と面白かっ
たです。
29行目「コレクション? これが全部か」は「これで全部か?」(これっぽっちの量でコレ
クションと謳うとは片腹痛い)と意味が取れてしまい一瞬戸惑ったので、「これ全部がか?」
か「これが全部そうか?」とかにした方がいいかな、と思いました。
また最後は、
「もちろん、私は質より量のために殺人など犯しませんからご安心を……。ところで、外国に
旅行した友人のお土産の珍しい紅茶です。よろしかったらどうですか」
などとつけ加えるともっと明確にオチがついたかな、とか思いました。
「お天気ロボット」も楽しめました。個人的見解かもしれませんが、ショートショートらし
いショートショートだと思いました。当方が、ほのぼのと悲しげなのが好みだから、なおさら
点が甘くなってしまうのかもしれません(笑)。
269 :吉田要/津井つい :03/05/25 18:20
>>231 『小説現代』の戸梶圭太の作品もフォントいじりがなされていますね。
名のある作家がそれをした場合、特徴やスタイルだと評価される場合もあるとは思いますが、
賞に出すときのアマチュアがそれをやると、単に無作法の一言で一蹴されてしまう可能性もあ
るので、微妙ですね。ただ、ネットで発表する作品の場合は、これから挑戦していく価値のあ
る表現方法の一つかもしれませんね。
521 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/07(土) 19:11:10
298 :吉田要/津井つい :03/06/06 20:20
宮本さんにお褒めいただけて嬉しいです。
「で、結局真相はどっちなの?」(この場合、紅茶に毒は入っていたのか否か)というのに、
「それは皆さん、それぞれがお考えください」、というようなのが好きなんですよ。
492 :名無し物書き@推敲中? :03/08/06 17:54
俺の知っている奴に猫に卵の作者がいるが、酒の席になるといつもいつも猫に卵の話ばかりで
うざすぎる
493 :名無し物書き@推敲中? :03/08/06 17:54
一発屋は見苦しい
494 :てんさくさん :03/08/06 19:39
×俺の知っている奴に猫に卵の作者がいるが
↓
「猫に卵」の作者を知っているが
496 :名無し物書き@推敲中? :03/08/06 21:03
怨恨か? 素人相手の個人攻撃はやめようぜ。
498 :名無し物書き@推敲中? :03/08/08 17:21
762 :無名草子さん :03/02/10 17:35
筆 名:津井つい
参加部門:長期決戦の部
点 数:60点
「猫に卵」 ショートショートランド 昭和57年5月10日
「猫に卵」(再録)ショートショートの広場4(旧版)昭和57年7月9日
「もういいかい」 ショートショートランド 昭和57年8月10日
「猫に卵」(再録)ショートショートの広場1(文庫)昭和60年7月15日
「追憶」 ホシ計画 平成11年1月5日
「鳩たちの夜」 ホシ計画 平成11年1月5日
522 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/07(土) 19:11:59
499 :名無し物書き@推敲中? :03/08/08 17:23
少なくとも「一発屋」でないものと思われ……。
510 :名無し物書き@推敲中? :03/08/15 17:51
いつの日か、津井つい氏のように居酒屋でウザがられながらでも、「ショートショートの広
場」の自慢話をするのが、俺の夢だ。
511 :名無し物書き@推敲中? :03/08/15 17:52
津井つい氏のことを嘲り笑う奴は、「負け犬」であると、俺は断言する。
513 :名無し物書き@推敲中? :03/08/16 05:08
ずいぶんちっちゃい夢だな。すぐかないそうだ。
『悪魔の発明』読む。
面白かったなぁ。
特に「<非>-<知>工場」「明日、どこかで」「果実のごとく」等の
得体の知れない集団が装置を作り上げるタイプの話。
電波系陰謀論を昇華させたような狂った味わいがおもしろ。
あと最後の「ハリー博士の自動輪」は『進化論』の「量子感染」に近いテイスト。
静かで残酷なカタストロフ。なんともいえない読後感が心地よい。
友成はスプラッタじゃないので拍子抜け。
井上は相変わらずつまんないね。もう編者だけに専念して。
自己陶酔せんずり文章が浮きまくってる。短いだけが救いか。
俺の好きなのは「屍者の行進」。
全編ゾンビゾンビしたグログロしさが最高に好みだ。
北野勇作の「肉食」がマジでありそうっぽい(バイトで入った会社がAVチラシを配る仕事、異様にハイテンションの同僚)のがうそ寒くて良かった。
井上いまいちと内心思ってたのは俺だけじゃなかったか…。
みんな止めろよ!伯爵だって頑張って生きているんだ!
まあ、頑張るのは編者だけにしてもらいたいけど。
というか、まず公募選考を他の人に変わってもらいたい。
異形コレクションで知った拾い物作家ベストは平山夢明。
ナチュラルに異常。
>>111>>113を読んで「やっぱな!!」と思った…。
作風と作者実体験が違和感ねー。
527 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/12(木) 14:57:37
「伯爵の血族」ってタイトル・・・なんか井上が内輪だけで愉しんでるみたいだなw
ストレートに吸血鬼でよかったんじゃないのか
代わり映えしない面子だなあ……と思ってたら久々に皆川博子がいる。
買っておくか。
ストレートすぎてもつまらんわな。
伯爵の血族=伯爵の身内という側面も多少はあるだろうが
少し捻られたこっちのほうがいいタイトルだと思うね。
530 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/13(金) 13:39:36
もちろん内容じゃドラキュラの系譜と繋がらぬ吸血鬼も登場しまくりだろうから(orだろうが)、ドラキュラの和訳は吸血鬼だと思っているような無知で付けたが如き、中2めいたこの題って…。
>>530 考えすぎじゃない?
むしろ530の考え方の方が厨(ry
わざわざ最初期のタイトル使うのは、原点回帰と考えていいのかな?
初期異形好きなだけに、これからに期待大!
(いや、もちろん後期にも良いのあるけどね)
533 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/14(土) 22:27:41
静岡県在住の魚住君。
あまりに目に余る行為に、そろそろ君を閲覧禁止にする事も考えています。
君の自己紹介欄その他を充実させるのなら考えないでもないが、とりあえず来週中頃を予定している。
「紅ノ章」って副題がついてるってことは次の巻も同じテーマってことかな?
公募する気がないのなら、もう買わないかも知れん。
今回は公募無しというのは前から言っていたような。
あと公募の場合も、伯爵以外に選ばせた方がいいんでないかと。
東雅夫に選ばせよう。
そして文字通り本が血の色に染まる。
よし、ここは東とクラニーにだな。
>>538 異形の常連にも東シンパはかなりいるんだろ?
>>536 今回の吸血鬼本では公募しないとあったけど、次回の公募が載るだろうと思ってたからさ。
異形で公募してくれないと執筆意欲が湧かないんだよねw
そんな個人的事情を聞かされてもな、と思う。
他の人に選考してほすいって・・・
アンソロジストとして落第って事になるぞ。
なんで伯爵選考以外が良いの?
伯爵が妙にラノベを持ち上げるのが気にくわない
>>544 わたしのまちのかわいいねこすぽっと
が最優秀で掲載された時は伯爵の正気を疑った
投稿以外の作品のセレクトも適当な気がするな。
けっこう駄作も混じってるしチェックしてるのか疑問に思う時もあるよね。
伯爵が選考すると
ラノベか何気取ってんだ!と言いたくなる作品の
どっちかになるのは勘弁してもらいたい。
>>547 ラ イ ト ノベル か気取り…ってまさにI伯爵を言い表しているようだw
批評するつもりはないし自分の好みでしかないが
なんかこの伯爵には「業」みたいなもんが感じられんのだよ…
選考の感性にも繋がるのか
選出された作品が良い悪いということではなくて。
549 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/19(木) 23:06:56
星新一伝記を読むと、「星新一ショートショート・コンテスト」の下読みは、最初、短編時代の「小説現代新人賞」受賞作家にやらせていたらしい。
ところが選び方がピント外れで、傑作を落としてばかりいる。
即席ラーメンの話なんか、真っ先に落とされていたんだろうな。
これではいかんと、後に「ショートショートランド」を創刊する編集者が、一人で応募作品 7,000編の下読みを引き受けたらしい。
多分、今の「阿刀田高ショートショート・コンテスト」は、「小説現代新人賞」の受賞者が下読みしてるんだろうな。
伯爵って徹底的に『読む人』で『書く人』には全く向いてないよなーって思う。
好きな人はごめん。
「竹馬男の犯罪」とか好きだがな。
もうちょっと作品の構成を練れば良いのにといつも思う。
「魔女の巣箱」や「俺たちを消すな!」とか
伯爵も初期の短編は面白かったんだけどなー
文章に変な気取りがなくて
竹馬男の犯罪は自分も好きだ
ホント初期の頃はおもしろかったよ
短編集も最初頃のはとってある
自分は異形コレクションも伯爵の名前で目にとまったし
今は…… ねぇ?
まあ、作品の質ってはある時期を過ぎると下がるだけだから……
ごく一部の例外はあるがなー。
異形始めてから文章がおかしくなった気がする
自分より上手い人の文章を見て変に気負っちゃったのかな
異形始めてから文章がおかしくなった気がする
自分より上手い人の文章を見て変に気負っちゃったのかな
ダブリすまんです
あー、竹馬男の犯罪は昔図書館で借りて面白かった記憶があるわ。
異形に書いてるのは、はいはい伯爵伯爵で流してるけど
編集序文の伯爵節は好きなんだけどな。
>>559 ちょっと底が浅いのが玉にキズ
偏愛の人だからしかたないのか・・・
ものすごいジエンを見ている気がするのは気のせいか。
ちなみにどのへんが?
自分のつけたレスまで含まれているようなきがして気になる
>>561 オレも気になる。
具体的に指摘きぼん。
このスレが活性化すると必ず現れる自演認定厨だ、ほっとけ。
565 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/28(土) 19:51:44
編者の文がつまらんのは元からだけどさ
最近収録作品の質自体も落ちてきてないか?
廣済堂時代とは比較にならんほどつまらん作品が堂々と載ってる気がするんだが
>>565 俺もそう思う。廣済堂の時は質が高かったけど
回を重ねるごとにつまらなくなってる気ガス。
毎回似たり寄ったりの顔触れじゃ
マンネリになって当然だろ
異形は実質、文庫版の雑誌なんだから
思い切ったメンバー変えを毎回すべきじゃねーの?
じゃあ東雅夫監修、面子は伯爵、津原、クラニー、山尾悠子で。
>>567 伯爵のお友達人脈だから入れ変えはムリポ・・・
>>568 伯爵イラネ。
それより新人に門戸をどーんと開いてほすい。
公募コレクションと同時に
ネットでの人気投票でもやって
伯爵にズレを理解してもらいたいけど無理だろうな
力のある新人が大勢台頭しちゃうと
今の寄稿者の書く場が無くなるじゃーんw
つか、こないだの異形読本見てても、
伯爵と編集部の自画自賛ぽい記事ばかりで、
参加作家もフクザツなんじゃまいかと思った。
>>573 あれは菊地のインタビューが一番面白かった
575 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/30(月) 23:41:59
ここに書き込んでる連中の意見(←ハァ?)、感想(←プッ)、評論(←ゲラゲラ)
って拝聴に値する低レベル放射性廃棄物。ポークビッツサイズの大切なチンコ並みに
役に立たない割には青臭さばっかり一人前の早漏自慢大会じゃんwwwwwwwwwwwwwwwww
よく分からんがとりあえず日本語でおk
もう出てたんだ新作。
明日本屋に逝かなきゃ
578 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/05/06(日) 22:16:12
まだ途中までしか読んでいないが、三津田信三氏の話にでてくるような
バケモノは結構好きだ。
伯爵の血族
≒0.04% 平山夢明→灰でハイに。
初期のもっと飛んだグロナンセンスな作品が読みたい。
楽園回帰 飯野文彦→生理の血は飲めないだろ。
血を吸う掌編 牧野修→水槽は短編で読みたかった。
むしろ掌編にせず短編かSSで一作品欲しかった。
混血の夜の子供とその兄弟達 三川祐→伯爵が紹介文でトリック作品だと書きやがった。
普通に読みたかったのに…。
鏡 安土萌→いつにもましてロマンチック。
この吸血鬼は女性の理想の吸血鬼像だと。
非業 奥田哲也→夢と現実の交差。しかしそれだけひっぱっておいてオチが平凡。
死の谷 間瀬純子→不条理小説。この作者の世界観は好きだが、話がわけわからん。
月蝕領彷徨 皆川博子→誰か説明してくれ。
流離うものたちの館と駅 伯爵→紹介文の初期作品の方がはるかに優れていた。
好きすぎて暴走したのか、枯れたのか。
ネタの使い回しが多すぎる。過去作品のパッチワーク。
書き込んだら読みにくかったので訂正
■≒0.04% 平山夢明
→灰でハイに。 初期のもっと飛んだグロナンセンスな作品が読みたい。
■楽園回帰 飯野文彦
→生理の血は飲めないだろ。
■血を吸う掌編 牧野修
→水槽は短編で読みたかった。
むしろ掌編にせず短編かSSで一作品欲しかった。
■混血の夜の子供とその兄弟達 三川祐
→伯爵が紹介文でトリック作品だと書きやがった。
普通に読みたかったのに…。
■鏡 安土萌
→いつにもましてロマンチック。
この吸血鬼は女性の理想の吸血鬼像だと。
■非業 奥田哲也
→夢と現実の交差。しかしそれだけひっぱっておいてオチが平凡。
■死の谷 間瀬純子
→不条理小説。この作者の世界観は好きだが、話がわけわからん。
■月蝕領彷徨 皆川博子
→誰か説明してくれ。
□流離うものたちの館と駅 伯爵
→紹介文の初期作品の方がはるかに優れていた。
好きすぎて暴走したのか、枯れたのか。
ネタの使い回しが多すぎる。過去作品のパッチワーク。
で、今回はラノベ入ってた?
入って無ければ一安心。
だが「終夜図書館」みたいなのも等しくゴミ。
582 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/05/24(木) 00:27:49
>580
てめーの知性の無さをここで披露すんなボケ死ね。作品の趣旨も見抜けない
くせして批評家ブった駄文をえらそーに垂れ流してんじゃねーよ低脳。
>581
日常生活で自分がゴミ扱いされてるからって、「世間に広く認められている
他人様」の作品まで自分のお仲間扱いしてゴミ呼ばわりってのは、オナニー
野郎の痛々しい鼻水混じりな自己憐憫にもほどがあるよwww
「死の谷」
最高得点。
これこそが私が求めていた、真のゴチック。
素晴らしい、この才能を地上に与えてくれた事に関しては神に感謝したい。
黒い大工の男は基督のメタファなんでしょうね。
文字でしか表現できない、文字だからこそ表現出来る最高の極北。
この人を見よ。
これが文学史に残るであろう、作品である。
是非、読むべし。
100万回、読むべし。
私の拙い文章ではこの作品の何分をも語れない。
>>582 >母ちゃんが出会い系のサクラ
まで読んだ
>>582 >ぼくちゃんのおはなしのすごさがわからない2ちゃんねらーしねしね
まで読んだ。
>>582 >私のような屑が生まれてきてごめんなさい
まで読んだ
>>582 >才能とか女って都市伝説だよな?
まで読んだ。
>>587 >俺の知性あふれるオナニーの趣旨を世間は広く認めろ
まで読んだ。
映画特集もまた組んで欲しい。
ねんがんの廣済堂版をぜんかんそろえたぞ!
いざ揃えて見ると光文社の
あまり興味をそそられない巻の空きが
気になる。一旦気になりだすと非常に気になる。
>>594 気持ちはわかるが、「光文社版のそそられない巻」は多分外れだ
魔地図収録の、大槻ケンヂ「モモの愛が綿いっぱい」はとてもよかった。
マンガ的な描写がベタすぎて何度も吹いたよ
UFOキャッチャー遊ぶたびにモモを思い出す
597 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/12(火) 21:19:25
次巻はいつ発売?
伯爵の作品がつまらなくなったと批判できる人が羨ましい。
俺は元々あの作風、文体が嫌いだから劣化しててもわかんね。
過疎ってるなぁ
>>598 他人の好みにケチつけるのはダメだろ
そういうつもりじゃないのかもしれないけど、嫌味にしか見えんし
同じこと書くにしても言葉選ぶべきじゃね?
600 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/07/09(月) 02:39:57
它川から・血を吸う掌編・蝶の断片・混血の夜の子供とその兄弟達 あたりが好きだ。
個人的にはホラー色とゴシック色が強い作品よりももっと官能的で切ない話が欲しかったなぁ。
と〜れたてのぉ〜ちぃ〜〜。
テーマを公募してほしい
食い物ネタで一発やらないかなあ
人を食った話禁止して。
>>602 田中啓文に再登場してほしい
ニグ・ジュギペ・グァや牡蠣喰う客以上のグロ注文
>>602 伯爵の嗜好的に「食人」の方がありそうだな
次回は 幽霊理論 だそうですよ
ソースは朝松先生の日記
>>605 13日の日記では心霊理論に変わってた
こっちが正解っぽい
みんながやってほしいテーマを教えろ
>>608 @ 「タロットカード」
角川のアレがもうダメっぽいので…
タロットをテーマにでは無くて
カードの枚数分の作家用意して
○○先生は「戦車」で、××先生は「塔」でとか振り分けて
1冊でタロットワンセットに見立てる
A 「百物語」
ショートショートの怪談のみで100話分収録
出来れば作家100人集めて1人1話とかに挑戦してもらいたい
こんなんでいいっすか?
そんなんでいいっす
>>609 >ショートショートの怪談のみで100話分収録
それってどこの「てのひら怪談」w
小説宝石のホラー特集に異形のちょうちん記事書いてる
中西って何もの?
>>612 元々頭にあったのは「超-1」の方なんですよ
プロ作家と公募した素人を無記名で収録して
ネットやハガキで人気投書して後日順位と各々の作者を発表する
(長いと文体とかで誰か分かっちゃうんでショートショートで)
というの考えてたんですけど、まんま「超-1」なもんで…
本日(もう昨日か)発売の「活字倶楽部」に伯爵のインタビューあり
次々回(12月発売)の異形39巻は全作ショートショートだそうですよ
615 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/07/27(金) 02:58:41
加門七海の「猩猩」とか遊園地の話とかが好き
現代ホラーだけ短編集にピックアップしないで欲しい、光文社!
「心霊理論」ひさびさに楽しみ。
きっちり「幽」や「ほん怖」と違う構築性もったバターくさい
心霊譚作っていてほしいな。
やってほしいテーマは「怪獣」と「オカルト探偵」
オ、オカルト探偵?
誰か手に入れた人居るー?>心霊理論
買いました>心霊理論
まだ読んでないけどイラストが怖い。
カジシンとかが楽しみだ。
>>621 うちの地域ではまだ書店に入荷するまで数日かかるみたいなので、もしお時間がある
ようなら各作品について簡単なレビューなんかを書いていただけるとありがたいです。
あと、今月からまた公募が始まると聞いたのですが、それが事実だったのかどうかも、
お手数になってしまいますがお聞かせくださると幸いです。
「心霊理論」それぞれの作品につけられた合成写真イラストが
なかなかムードある。
牧野修、山田正紀にぴったりなテーマだと思っていたので、
今回は書いていなかったのが残念。
>>622 >621じゃないけど。
序文と作者紹介にざっと目を通したけど公募についての言及は特に無かった。
ホロの泰三節全開っぷりに半笑いが止まらない俺キモス
次のショートショートはできればいつもの作家陣と公募陣で二冊出して欲しいんだぜ?
626 :
621:2007/08/12(日) 21:00:24
>>622 ごめんお盆の帰省中に読もうと思ってるんでまだ手をつけてない。
この巻は小説が主な活動じゃない人のが読みどころかも。
春日武彦とか傳田光洋とか。
公募についてはなさそうですよ。
今回は全体的に良かった
やっぱ公募は伯爵が大変だったんだろうな
久しぶりに初期の実験小説的な短編が読めてうれしかった
628 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/08/14(火) 12:59:11
「心霊理論」
いつもの異形は必ずハズレが含まれてるんだが、
今回は粒ぞろい、全部良い、傑作揃いだ。
以下、苦笑いの突っ込み
平山夢明(クリスティーンかよ)
小林泰三(マトリックスかよ)
>>619 Xファイルとか怪奇大作戦とかスーパーナチュラルとか事件記者コルチャックとか闇狩り師とか妖怪ハンターとかそんな感じ。
「心霊理論」は久々にアタリ。
631 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/08/21(火) 15:29:57
早速購入してエリ読みしてみたけど、「心霊理論」イイ!
今回ばかりはあえてSF的な縛りをかけてこのテーマを掲げた編纂者の手腕を手放しで褒め
称えたい。
「進化論」もそうだったけど、SFテーマの異形はいつも良作ぞろいですなw
以下ざっくりレビュー
632 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/08/21(火) 15:31:06
「ブラジル松」・・・地味
冒頭のエピソードに2人の主人公を襲う事件、そして結びの分析と
それぞれがバラバラで小説としては、まとまりを欠いている気がするが、
いかにも精神科医が書きそうな冷たい文体と静かに進行していく怪異の雰囲気はよい。
「共進周波数」・・・美味
音楽版「0.03フレームの女」。よくある心霊現象に「なるほど!」と思わず納得する
理屈をつけてくれるSF的面白さはもちろん、ゾクリとくる結末に漂う恐怖も楽しく
おまけにマニアな趣味の世界と業界の雰囲気も味わえるお得な作品。
ただ、前述の作品と雰囲気が似すぎなのが難点か。
633 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/08/21(火) 15:33:18
「自己相似荘」・・・美味
傑作「量子感染」の作者だけに、テーマと真っ向斬り結んだSF者の姿勢が素敵すぎw
重厚な理論に煙に巻かれる楽しさ、謎が次々と解き明かされるSFミステリ的爽快感、
それに次々と襲い来る心霊現象の描写の巧みさなど、SFとホラーを両立させる手腕に
相変わらず舌を巻かざるを得ない。しかし、今回は覚書とストーリーを交互に織り交ぜる凝った
構成が災いしてか、比較的早くタネが明かされ主人公がトントン拍子で謎を解いていくため、
緊張感に欠けるのが残念。恐怖に翻弄されながらギリギリで理性を働かせる
科学捜査官の姿がもっとじっくり味わえれば傑作なのに・・・
「くさびらの道」・・・美味
よくあるバイオホラーの体裁だが、これをよくぞテーマに合致させたと感心しきり。
それ以上に、オバケキノコの胞子にけぶる廃墟をただよう悲しい幽霊という情景が悲しくも恐ろしい。
前作もそうだったけど、情景を描くのが上手な人ですね。
「祈り」・・・美味
読み終わってみれば、オーソドックスすぎるほどの幽霊の復讐話なんだけど、
猟奇と狂気と怪奇で長年メシを食ってきたデルモンテ氏だけに、人間の悪意の不気味さや
肉体損壊の気持ち悪さ、霊気ただよう恐ろしさなど、名人芸てんこ盛り!
美味しくいただきましたw
「ホロ」・・・地味
けして出来が悪いとは思わないのだけど・・・ヤスミンのファンとしては
「またこのネタかよ!」なガッカリ感はいなめないなあ・・・
量子感染、評判いいんだな。
俺はあまりおもしろいと思わなかったからさびしいよ。
635 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/08/23(木) 23:03:03
保守
「宝石8月号」に掲載されてた伯爵の「冬のグランドホテルの夏」読んで
またグランドホテルもの作って欲しくなったよ。
次は大晦日の和風旅館とか、温泉街あたりで。
ホテルや旅館といった宿泊施設じゃなくても
競作で魅惑的な異界を作り上げて行くという試みは続けて欲しい。
あと「心霊理論」面白かったんで、この流れで
「悪夢論」とか「恐怖思想」なんかも。
個人的ベスト5 順位は無し
共振周波数
憑霊
光の隙間
赤い歯型
鳥辺野にて
あえてひとつ選ぶなら 光の隙間 かな
この人の他の作品も読んでみたくなったので
読んでる時間無くてたまってる本 少し片付いたら
なんか買ってこようかと思ってます
638 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/09/02(日) 01:50:22
光文社のは全部揃えたんだが昔の出版社のものは全然売ってなくて手に入らない。みんなどこで手に入れた?
ブックオフ型の新古書店にGO
刊行された最初から買ってたからなあ。
新刊ではもう売ってないのか。
アマゾンで新刊も中古もいくらでも出てくるよ
しかし、そのアマゾンのマケプレを今見たが、ひどいぞ。
GODが三千円とか、俺の欲しい貴賓館は約二千円とかする。
足元見やがって、買う気が失せるよ。
こんなのが短編小説の黄金時代を目指す「異形」の現状かよ。
マケプレはせどりを名乗ったニートと乞食ばかりだ。
ブックオフで探せ。幾らでも見つかる。
まあそうなんだが・・・田舎住まいだからかね。
ブックオフとかこまめにチェックしてんだけど、さっぱりなんだよね。
貴賓館の春と夏、ミュージアム2巻、の三冊が手強すぎ。
645 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/09/08(土) 01:14:01
漫画
読んだ後その辺に転がしてあるが高いんだなw
なんで出てすぐ買わないの?
何だその馬鹿っぽい書き込みは。
昨日初めて異形コレクションの存在を知ったとか、急に興味を
持ち出した奴とか幾らでもいるだろうが(´・ω・`)
そらそうだが、元々は
>>642のこの発言が馬鹿過ぎて呆れ気味なのでは?
↓
>こんなのが短編小説の黄金時代を目指す「異形」の現状かよ。
アマゾンのマーケットプレイスにぼったくり出品者がいることと
異形コレクションには何の関係もないやん。
「短編小説の黄金時代を目指す」からといって、新規の読者のために
既刊分まで含めて常に在庫を維持しつづけろ、と平然と要求するのは
あまりに的外れやろ。ましてや版元が一度変わっているのに。
642だけど、「短編小説の黄金時代」っていうのは、
一つには異形が売れまくって重版かかりまくり、っていうようなことを
いうんだろと考えてて、それで黄金時代は遠いな、というつもりで
書き込んだんだけど、気を悪くしたんならごめんなさい。
みんなは「短編小説の黄金時代」ってどういうことだと考えてんの?
まずは短編小説、それもSF、怪奇幻想、ホラー、伝奇といった
異形系のジャンルものを発表する場が確固としてあるということ
それによって質の高い作品、そういう作品を書く作家が
育てられ世に紹介されていくという流れができる
ってことじゃないだろか
自分は単純に作品の質が高いって事かなぁ。
発表の場があって、その中から玉が見つかるってことかな。
自分はミステリも読むんで、昔の中間小説誌みたいなのが欲しい。
「売れまくりの重版かかりまくり」ってアンタw
テレビがなかった頃の映画界を指して言う「映画の黄金時代」みたいな意味で
「短編小説の黄金時代」を考えているのなら、あまりにも浮世離れし過ぎ。
「小説を読むこと」自体が数ある娯楽の中のひとつになっているんだから
そんな夢みたいなことを勝手に考えて異形に責任を負わせるのは酷だよ。
上の各氏がいってるように、小説が好きな人の中でマーケットが確保されて
質の高い作品がコンスタントに出れば、それで充分じゃないか。
異形以前は質を云々するどころか作品発表の場すら無くなりかけていたんだ。
そうですね。わがままでした。反省しております。
でも、見つからない本を高い値で買うのはイヤだw
>異形以前は質を云々するどころか作品発表の場すら無くなりかけていたんだ。
これってよくきくけどさ、どのくらい前? 1985〜1995くらいの時期?
雑誌とかでも長編連載ばっか書かされてたのかな。
長編じゃなきゃ売れないの迷信同様、ショートショート>短編、とかあったんだろうか。
本棚の整理したら1冊なかった…
読めればいいのなら貸してやんよ
貴賓館は持ってないが
>>657 ありがとうw
一応全部揃ってるはずなんだよ
貴賓館とかミュージアムはなぜか2冊あるやつもあるし
貸したのが返ってきてないか、どこか他の場所に紛れ込んでるか
探すのめんどくさい
>>658 あまりに本が増えると探すのも一苦労だよな。
俺も引っ越ししたら水妖と屍者の行進が無くなってて凹んだことある。
心霊理論買ってきたけど小林泰三期待してたのにいまいちだった。
このテーマなら京極にも書いて欲しかったな。
661 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/09/14(金) 14:14:15
赤ちゃんが生まれたよ。かわいいなあ。
662 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/09/16(日) 20:22:10
>>656 たしか、通し番号でひとつトンデルノガあったはず。
>>662 「宇宙生物ゾーン」がないんだ
でも本の行方がわかったぽい
もう戻ってこないかもしれん…
異形自体、新刊で逃すとまったく見かけないんだけど…。
部数少ないんじゃないかと思うんだけど、どう?
665 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/09/23(日) 15:49:36
テーマならば
「会社」「食品」
DS異形コレクション…とか
667 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/20(土) 10:56:25
新刊マダー
668 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/25(木) 04:52:10
今頃になって「心霊理論」読んでるけど
ハードSF仕立てが続いてちと疲れた(慣れてないからか)。
まあ、単純な心霊モノじゃなく、あくまで理論と謳ってるんだからそれでいいんだろうけど。
朝松健まで来て何かほっとしたが、それでも普段のこの人の室町モノと比べると
今一つ物足りなかった気がする。
『ひとにぎりの異形』 12月6日発売らしい
1人くらい書き出しが 「ノックの音がした」 とかやるのいないかと期待
でも伯爵が 止めるかな…
やってたっけ?
怪物晩餐会「プレゼント」
心霊理論読んでる途中です。
「光の隙間」面白いなあ。
井上さんは「『神の右手』の人物がちょっとリンクしてる」と言ってましたが
ちょっとどころか完全に繋がってる話じゃないですか。
「見える」生物と同時に進化した「見えない種族」の話はもっと続けてほしい。
というかこのネタで長編書いてもらいたいけど。
674 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/05(水) 08:19:16
過疎ってるなぁ。
酒の世語りの「秘伝」、たまらんなぁ
675 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/07(金) 12:41:29
海外モノでクリスマステーマのアンソロジーを読んだことがあるのですが
「聖夜』テーマは既出ですか?
グランドホテルじゃないかな
まぁ天使の肉も出てくるし
>>675 アシモフ編纂のやつか>海外もののクリスマスアンソロジー
異形では考えてみたらないよね・・・個々にみてみれば
舞台や設定がクリスマスのものもあったかもしれないけど
>>676 俺もそんな気がしたが、確認してみたら
『グランドホテル』は「バレンタインデーの夜」だったよ
678 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/09(日) 15:38:32
新刊読了
680 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/10(月) 18:08:27
888 :阿部敦良 :03/02/25 11:37
それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
小説現代ショートショート・コンテスト優秀賞受賞 阿部敦良
681 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/10(月) 21:32:57
新刊感想
面白かったのもあれば、意味わからん、つまらんのもあった
でもこういう試みも面白いと思う
682 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/10(月) 22:01:23
新刊読んでるんだが隠者の意味がわからん
誰かわかるひと解説プリーズ
読んだ。いまいちだった。
やっぱり、ひとつのテーマに沿ってやってほしい。
>>682 主人公が探している隠者とはSSの神様
→と思ったら寓話の祖だった ってことじゃね?
むしろ松本→遠藤→田中の3連荘がイミフ
(ガキ使いじゃないよ)
685 :
682:2007/12/11(火) 00:57:23
ああ、そういう事か!
腹がやぶれた死体とかギターを持った行き倒れとかそういう事だったのか。彼ならイニシャルはNにするはずだってセリフの意味もやっとわかった。
やっぱり星新一に対するリスペクト作品多いな
>>684 > むしろ松本→遠藤→田中の3連荘がイミフ
そこに松本入れちゃったらだめだろ。
お前らさ、駄目なのはスルーすりゃいいんだから
良作を挙げてくれよ。
できれば理由付きで。
駄目な奴拾って読んでっても意味ねーんだから。
そんなもん、それこそ人それぞれだろ
大した手間じゃないんだから通しで読めばいいじゃねぇか
いわゆる星的SSが好きな人もいれば、ラノベ寄り、雰囲気重視の掌編が好きな人もいる
訊きたいならまず自分の嗜好を言えバーロー
689 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/12(水) 23:46:29
「帰還」の「深い穴」のオチの意味が解りません。
どういう事なんでしょう?
>>668 「時間怪談」の時、SF仕立ての作に対して伯爵が
「実はこの話は怪談ではないと考えている。怪談を照らし出すための格好のテクスト」
とかコメントつけてたが。
「心霊理論」はその対岸部分をメインに持ってきているから毛色の違う印象があった、ように思うな。
新刊読み終わった。
美しく仕上げるために、が凄く良かった。というか落ちが好きだな。
隠者の落ちは把握できたんだけど、Nって誰?無知ですいません。
今手元にないのでわからないんですが、恐怖症でメリーゴーランドの馬に犯される話の作者が思い出せない…
あ 黒い遊園地だったかも
>>692 つ【カタカナ表記】
星新一のSSを読んでないとわからんかな
>>694 あっ!エヌ氏か!
ありがとうございます!
「誰そ」の投げっ放し振りに吹いたw
あの設定でグランドホテル式に書いて欲しいな。
>>692 メリーゴーランドの馬に犯される話と言えば、伯爵の短編集にそんな内容のがあったな。
698 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/02(土) 16:03:13
恥ずかしい玉を読んでるとぼくまで恥ずかしくなってきます><
いろいろいろいろ思い出します><
699 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/21(木) 18:40:58
全然人気の無いスレだな。
悲しい。
700 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/21(木) 21:08:57
この板のホラー系スレはこんなもの
このスレだって新刊が出ても大して書き込みないんだし
701 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/21(木) 21:14:40
>>700 まあ、でも玉石入り混じる、良いアンソロジーだと思うのですが。
個人的には初期のラブフリークや侵略、屍者の行進などに面白い
お話がありました。
「明治」「大正」「昭和」のテーマでそれぞれ本出して欲しいな。
あと「古事記」テーマとか。
光文社に移ってから、何て言うか緊張感と言うか競争意識が
無くなったような気がする。
いっそ面白かった作品のアンケートでもとって、次の巻で
1位から最下位まで発表してみたらどうだろうか。
さらにベタで悪いけど、1年ごとに年間ベスト10とかやれないものだろうか?
>>701 玉石入り混じってたら
良いアンソロとはいえなくね?
ちと聞きたいんだが、トイレで吐いたら、金属のプレートが
口からジャラジャラ出てきて呆然って場面がある作品って何だっけ?
また読みたくなったんだけど、本が手元になくて。
どのシリーズかだけでも教えてくれると嬉しい。
牧野の「<非-知>工場」じゃなかったっけ
俺も今手元にないから分からん
>>706 ありがとう。ぐぐってみたらそれらしい
悪魔の発明はかなり当たりのテーマだったな
708 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/24(日) 15:50:20
>>701 そこは微妙。
ただ、良い作品も発掘してくれるので、かなり重宝しているのは
確かです。
下手な作品は本当に下手ですからね…。
709 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/10(月) 11:46:22
続きは?続きは出ないのかね?(;^ω^)
「森」をテーマにしたアンソロジーってまだ作られてないね。
日本だと熊野の森とかヤンバルの森、
ドイツの黒い森やアメリカ南部の湿地帯の森とか、
物語の源泉になっている場所をテーマにしたもの
つくってほしいな。
伯爵は過労で倒れてんのか?
もう異形雑誌にしろ
公募も年1ぐらいでいいから
書き下ろし&公募作品→文庫化
富士見ヤングミステリーの審査が遅れて募集中止決定って椿事件もあったな
何かと忙しいんだろうな
家庭をテーマにやって欲しい
これは怖い
「本当は怖い家庭」
読者からハガキやネットで投票を募って歴代の人気作ベスト30くらいで傑作選とか作らないだろうか
1作家1作品に限って。
ただしそうすると、初期からの常連とか多く書いてる作家は、票が割れて不利か?
716 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/05/03(土) 13:28:35
異形出ないなーと思ってたら伯爵、新刊出しとった。
今更ながら「ひとにぎりの異形」読了
面白かったもの
「美しく仕上げるために」…ベスト。流石にうまい。
「隠者」…最初読んで意味が分からんかった。
「開けてはならない」…全体的な絶望感が良かった。
「誰そ」…風呂敷広げっぱなしなのがちょっと面白かった。
「どこかの――」…アイデアの勝利。
「Rusty Nail」…雰囲気が大好き。ベスト2。
「ノックの音が」…名前負けしてない時点でよく出来てるな、と。
「宇宙飛行士の死」…これは製本の勝利か。
「地球人が微笑む時」…一番ショートショートっぽいと思った。
「両面雀聖」…くだらねえww
あとは「マンボウ」とか面白かったけど、これはショートショートって言うか小話な気がする。
これはどうよって作品もあったけど結構良かった。
男性産婦人科医が無性主義に目覚めて〜
という短編を、ふと読み返したくなったので
ひとにぎりか?と思い探すが見つからない
夢魔?進化論?アート偏愛?…いや待てよGOD?変身…までは古くない。
散々本棚をあさったあげく、見つけたのは
中島らもの、“人体模型の夜”の中の短編だった。
>>718 そういう事時々あるなw
俺なんか、タイトルも覚えてない短編が頭に浮かんで「久しぶりに読みてぇ」と思って
散々探した挙句、小説ではなく映画だった事があるw
720 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/05/20(火) 10:39:42
厨二風味以外の作品が読みたいです><
ひとにぎりの異形読んだ。"夏がきた"がよかった。
722 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/06/05(木) 12:10:32
新刊はまだか
723 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/06/11(水) 22:29:11
ひとにぎり読み始めた。
「隠者」が分からない、ってレスが多いけど、書いてるの井上氏じゃない。
井上氏の作品はいつも分からないでしょw
>>722 7月に出るみたい。
未来妖怪(仮) だって。
携帯電話の妖精さんとかネットの中に潜む情報妖怪とか出てくるのん?
30過ぎて童貞だった妖s(ry
もはや妖怪だろ
728 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/06/13(金) 15:54:23
>>725 ♪変な感じがしませんか
あなたが覧ているこのパソコン
妖怪っぽくはないですか?♪
>>728 ♪妖怪っぽい 妖怪っぽい
あのレスもこのレスも妖怪っぽい♪
伯爵の短編を、元ネタ知らずに読んでガクブルしたリア厨時代
未来妖怪、水木御大が漫画寄稿してくれねぇかな。
またあの変なラノベ載せそうだ。
ラノベ?
俺はラノベよりも、それっぽい雰囲気の文章をつづって
そのままオチらしいオチもなく終り、みたいな幻想文学系?の作品がイヤだ
ラノベというより中二系だと思う
おっとお前ら、公募作品を採用した伯爵のセンスの悪口はそこまでだ
"SF+B級ホラー"テーマが好きな俺の期待を裏切らない本でありますように
737 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/07/05(土) 04:33:47
「異形コレクション」の公募は毎回というか、
新刊でるたびに公募してるの?
最近買ってないからわからない・・・。
詳細書いてるHPとかないですか?
いいから買えよ
毎回、新刊出る時に思うんだけど、このところ、ひっそりと発刊されてない?
最初の頃はコンビニに並んでたんで知らず知らずでも手に入ったし、
ちょっと前まで、●月刊行予定ってちゃんと書いてあったし。
もう40冊も刊行されてるんだし、もうちょっと大事にされてもいいと思うんだが。
740 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/07/11(金) 17:16:12
未来妖怪ゲトしたお
741 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/07/12(土) 17:25:28
異形コレクションを買ったら、てのひら怪談が入っていた。
742 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/07/12(土) 22:01:42
妖怪ネタなら京極がまた書いてくれればよかったのに。
>>741 なんか後追い企画みたいでちょっとね・・・・・
未来妖怪に入ってたのはてのひら怪談じゃなくて超短編
超短編の世界って本にエールを送ろうっていう伯爵の温かな気持ちだよ
つか、異形に超短編が載ったのって今回が初めてじゃないでしょ
もう続刊しなくていいから、既刊増刷してくれ
抜けてる巻があるんだ
748 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/07/15(火) 14:50:36
そんなおまいのために
ブックオフは今日も本にやすりをかけてるぞ
749 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/07/21(月) 15:39:42
未来妖怪どうでした?
超短編が意外とよかった。
ブログで宣伝してる人もいて健気だわw
短いから読みやすいし
コーナー化して良いと思う
752 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/07/26(土) 22:49:54
SFテーマは良作ぞろいってここ数巻の流れで未来妖怪買った。
吸血鬼テーマがあまりにステロタイプな作品があつまったせいなのか、
「心霊理論」でオーソドックスなネタにSF的な縛りをもうけたことで、
新たな成功公式が出来た感があったのだが、近作はちと微妙・・・
妖怪という括りが広すぎる上、未来という設定が、いまひとつテーマと相性が悪かったかも。
以下、ざっくりレビュー
753 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/07/26(土) 23:03:45
「Youkiai名彙」・・・地味
未来妖怪図鑑的なコンセプトの面白さは買う。
ただ、全体を通したストーリーとしては、ありふれていて面白くはない。
「真朱の街」・・・美味
なんととなくライトノベル風な雰囲気がタマにキズだが、
設定や妖怪の扱いは正当で楽しめた。
この作者は相変わらず情景を喚起する能力がすばらしい。
「缶の中の紙」・・・大変美味
これぞSFという重厚な雰囲気と缶詰に潜む妖怪というアイデアが秀逸。
それにも増して、ラストで明らかになる真の妖怪の正体がプロレタリア文学かよ!って感じw
「産森」・・・美味
編者が提唱したいわゆるPhantasyな作品。
でも、ラストがハッピーエンドじゃなく、悪夢の連鎖で〆るあたりがよい。
754 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/07/26(土) 23:25:28
「黒いエマージェンシーボックス」・・・ウマー(゚Д゚)
正統SFに、真っ向、妖怪テーマで切り込んでいく姿勢はサスガ!
量子論とシンクロニシティを駆使した独自の仮想理論は
使いまわしの感がないではないが、理屈で理解はできても
結局、理解不能の呪符にすがるしかないという、恐怖の深遠を表現する
手腕はこの作者ならでは・・・進化論、心霊理論と読みつづけてきて、
平谷美樹という作家を紹介してもらったことを感謝したいとすら思う。
「ウチダチリコはへんな顔」・・・美味
常に一定水準の作品を提供してくれるという信頼感が作者だが、
そーいう意味での期待に答えてくれているのを認めた上で、
雰囲気だけで終わってしまってるのでは・・・と苦言を呈したくなる作品。
テーマが面白いだけに、ストーリー性・・・たとえば、結末での意外性などに結果を求めたくなる。
「試作品三号」・・・地味
水準以下ではないものの、敬愛する作者だけにレトリック以外に
作品の価値を求めたくなってしまう、欲張りな私がいる。
正直、結末は予想の範囲内ってことだけで面白さが半減してしまうアイデアストーリーでは
そう長くは勝負できないと思うのだが・・・
「エイミーの敗北」・・・美味
ミステリー的な要素で巧みに作品を転がしていく手法にドキワク
設定も謎めいていて読ませてくれるが、結末が抽象的な上、
今ひとつ、妖怪テーマとの接点がとってつけた感があり残念。
「未来妖怪燐寸箱」・・・地味
「のうげろり」は短い文章にSFと妖怪の要素、読後はホラーたるべし、
というテーマに十分答えていて印象に残ったが、
全体的に、まあ、おもしろくはないって感じ。
755 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/07/26(土) 23:32:11
「奴等(ゼム)」・・・美味
読後、感想は「なあぁーるほどぉぉ!」
まあ、一般的に良質なホラーとはいえない
オタクくさい作品なんだけど、元ネタのいぢり方が良
「ブログアイドルちょこたんの秘密」・・・地味
・・・う〜ん、雰囲気はアレっぽくていいとして
756 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/07/27(日) 14:52:22
>>752-755 乙
「ブログアイドルちょこたんの秘密」で文章が途切れてんのは仕様か?
「雨の夜、迷い子がひとり」…迷い子の正体がわかりません。
「恋する蘭鋳」…良作。面白かったけど、題が直球すぎる。
「合わせ鏡の地獄」…弟と鏡台の話までは、奇妙で良かった。
「厄病神」…SF。
「青猩々探訪」…D坂。
「ぬっへっほふ」…オチで笑った。これくらい軽い話がいい。
「試作品三号」のバトルの展開が同氏の『ジャンク』そっくりだと思ったのは
気のせいでしょうか。
759 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/06(水) 09:27:44
ひとにぎり読んでいるが、面白さはそこそこか、それ以下かな。
どれも切れが今一。
わざわざ異形コレクションでショートショートを取り上げる意味があったのかな。
せっかくの書き下ろしなのに。素人の公募作品の方がもう少しマシなのが集まりそう。
もう少し読んで良いものがなかったら投げ出すかも。
京都幻想
ひとにぎりも今回のマッチ箱も、読者を楽しませることより
単にカッコイイ(と自分では思ってる)文章書いて悦に入ってる
だけの人がとても多い気がしたよ。
まあ、読者置いてけぼりでナルシス文章しか書けない井上氏の編集だから
しかたないけどね。
>757
迷い子の正体はメル欄だと思ったが。
「未来妖怪」とか「心霊理論」とか二段縛りっぽいテーマはもういいや
もっとベタなテーマを。
すまん。実は次も二段縛りっぽいテーマなんだ。
京都なんとかだっけ。
良い兇徒じゃなくて「京都宵」だってさ
(ISBN:978-4-334-74475-5)
なんだかテロ朝のサスペンス系連ドラみたいなタイトルだよね
化野燐がレギュラー化の悪寒
何にも面白くない超短編とかってアレが常連化しなきゃいいな
未来妖怪がハズレだったから次も期待してない
異形はアンケとかすればいいのに。
おもしろかった話じゃなくて、つまらなかった話の方で。
おもしろかった話を3つとかだと出さないけど、
つまらなかった話を3つだったら切手代も惜しくない。
監修者は役得でおkでしょ
井上作品はページ調整の役割もあるわけだしw
774 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/08(月) 11:21:22
友達が「ひとのぎりの異形」をくれたから読んだが、正直ガッカリした。
ショートショート程度のストーリーがたくさん載っているが、
「これは面白い」というの作品がひとつもなかった。
しかも、荒唐無稽なわけのわからないものがかなりあった。
この本、どこに存在価値があるんだろう?
とにかく、「どこがおもしろいの? 落ちはどこにあるの?」と
思える作品だったり、
「結末もなにもなくて、これが作品かよ!」
「おいおい、素人がショートショートコンテストに出してもここまでひどくないぞ」
ってレベルのがいくつもあった。これらがプロの作品だとは信じられないほどだった。
この一冊だけのことかもしれないが、
こんなシリーズなら二度と読みたくないと思った。
それがいいのになあ
>>774 正論だよ
本棚が黒い文庫に占領される前に引き返せて良かったね
>>775 認めたくないがわかるわ
777 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/09(火) 03:43:58
最近はストーリーやガジェットやキャラクターにメリハリの効いたSF的なのよりボンヤリと違和感を漂わせた(だけの)幻想小説的なのが多くてなぁ…。
春浪 一休 骨董 声優 などのシリーズ
田中啓文 牧野修 小林泰三 難波弘之 あと、浅暮三文 などの書き手
と、久々のも含めてこのへんが常に揃い踏んでくれりゃな…。
編者(主催者)でもあるから井上氏は除外しにくいだろうが、菊地は要らないなぁ。べつにアンチとかでなく単に面白くない(少なくとも性に合わない)。
778 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/09(火) 07:46:11
発売日ざます
>>774 「ショートショート程度のストーリー」ってことは、企画通りの本だったってことだな
だって「ひとにぎりの異形」はショートショート集なんだから
作品の落ちの必要性は趣味の問題だし
お前さんには必要だったんだろうから
相性が悪かったんだろうな
基本的に他の異形はショートショート集ではないし
中には面白いのもある(死ぬ程つまらんのもある)
ネットでリサーチして、自分に合いそうなのを読んでみれば?
780 :
774:2008/09/09(火) 17:46:10
>>779 ありがとう。しかし、当たり外れがありそうだから、もうこのシリーズは二度と読まないよ。
世の中にはもっと面白そうでハズレの少ない本はいくらでもあるから。
当たり外れっていうか、はっきり言えば駄作凡作率高いのは確か。
しかし時々ものすごく好きな作品・作家が見つかるのが楽しい。
自分的には、時計男怪物女とかロコとかげろめさんとか、
大傑作が何本も見つかったから、それだけで読む価値十分だ。
782 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/09(火) 18:46:42
今回のはどうでした?
最近のは忙しくて未読なんだよな。今回のお題は京都宵かあ。
やすみんに獏さんも書いてるな。遠藤徹と森山東のが激しく気になる。
>>777 ほぼ胴衣。田中と牧野に戻ってきて欲しい、横田も。
菊地と監修者は……寿司頼むと必ず入ってる赤貝と卵焼きの握りみたいなもんかと思ってる。
俺は積極的には喰わんけど、ないとなんかもの淋しいてことで。
>>781 それがアンソロジーの楽しみだと思うんだけどねぇ。
アンソロジーで半分以上当たりだったなんてこと自体、あんまりないし
1、2編「これは面白かった」と思えるのがあればいいかなくらいの感覚で。
そもそも
>>774氏は異形が関わるジャンル自体、あまり好みじゃなかったのかな。
>>780 異形も他のアンソロや短編集も当たり外れ率そんなに変わらないと思うけど
失礼ですが普段どんなの読んでいるか具体的に教えてくれませんか?
気になります
過去の傑作ばかり集めたやつと比べてるんだとしたら酷だよね。
書き下ろしばかりで良作・傑作率高いアンソロって他にあるんだろうか?
787 :
名無し物書き@推敲中?:2008/09/09(火) 22:26:38
京都宵、誰のが面白かった?
789 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/10(水) 03:51:36
当たり外れで言うと、同じ光文社から出ている本格推理シリーズの方が、
まだ当たり外れがすくないな。公募して選定するから質が安定しやすいとはいえ、素人作品
におとるようじゃね……。ジャンルがちがうから直接比較はできないけど。
本格推理ってのは「型」があるていど決まってるからな
良い悪いを判断しやすいし、書く方も書きやすい
一方、ホラーなんてのは良い悪いは究極すれば読み手の好み
書き手にしてみれば、誰にでも評価されるのを書くのは難しい
異形にはホラー、ファンタジー、SFもくるからな
同じものさしでははかれんだろう
それにしても合わなかっただけで存在価値うんぬんまでいうのは
どうかとおもうがね
今回の京都宵はホラ大メンバーの書き手の作品が良かった
794 :
名無し物書き@推敲中?:2008/09/10(水) 21:46:13
>>793 小林のロジック、森山の舞妓、遠藤の奇祭とそれぞれの特徴が出た。
795 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/10(水) 21:58:25
新人の作品がつまんなかった
796 :
名無し物書き@推敲中?:2008/09/10(水) 22:11:10
入り江と管と化野の作品がつまんなかった
方言が下手な作品は読んでて苦痛だった
>>792 > それにしても合わなかっただけで存在価値うんぬんまでいうのは
合わないのはもちろん、このような作品で楽しめる人達が(本が売れて商売が
成り立つくらいたくさん)いるということを、私は理解できないんです。
ごめんなさいね。
>>799 そもそも趣味や嗜好なんて人それぞれなんだし
理解できないのは別におかしいことではない
でもそういう恥ずかしいことはいちいち書き込まない方がいいよ
公募で落とされた逆恨みだったりしてww
化野燐の鵺は良かったぞ
京都の薀蓄満載だった
このシリーズが好きなやつなんてみんなバカか病気なんだよ
京都宵は久々のヒット
伯爵の作品を省いての話だけどなw
このスレに限らず、ちょっと叩かれたくらいで
見境なく暴れ出す基地害が増えたよね
涼しくなったら消えると思ったのになぁ
京都宵俺も良かったと思う
今後も地名をお題にした異形を時々作って欲しい
地名だと、他にどこが候補になるだろう?
「東京(江戸)」「四国」「遠野」…良いのが思いつかないな。
>>803 気持ちはわからないではないが、俺と間違えられるのでやめてくれ。
>>789が華麗にスルーされているこのスレがいま無性に愛おしい
810 :
名無し物書き@推敲中?:2008/09/13(土) 22:30:49
京都宵が売れている。
京都宵は久々のヒットだった
面白かった
813 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/17(水) 11:29:06
今回は載っているメンバーの質が高かったせいかな
全部とは言わないけど、楽しめたよ
うん。結局、いま売れてる作家が多いと
質も高くなるってことだよね…
伯爵と新人のがイマイチだった
京都にろくすっぽ行った事もないやつが
知ったかな序文を書くなよと・・・
伯爵のうんちくだらけの序文は要らない
やっぱり名前のある作家の方がいい仕事するよな
819 :
名無し物書き@推敲中?:2008/09/17(水) 22:18:24
820 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/17(水) 22:26:09
伯爵の作品がつまらないのは毎度のことなので
テ・金輪はタイトル見た瞬間にオペラ歌手のキリ・テカナワとかけてあると思ったら
そのとおりで萎えた
朝松の作品がイマイチでちとガカーリ
久々に若い一休の妖怪ハンターぶりが読みたい
823 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/18(木) 14:20:19
朝松は普通
今回は平均点高いし
824 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/18(木) 18:38:49
このスレ初めて来たんだが伯爵の作品がつまらないのオレだけじゃないんだw
読本だかなんだかでどんな作家にもダメを出すようなことが書いてあったとき
なら真っ先に自分の小説を載せるのやめろよ、と思ったw
いろんな作家の詰め合わせだからな
良いのもあれば悪いのもある
>824
ラブ・フリークの時から感じてるんだけど
ファンタジック過ぎると言うか
僕の考えたこのイメージ奇抜でしょ?芸術でしょ?
見て見て〜って感じが鼻についてどうもな
日常の条理に苦悩したり疲弊してたりする人を
さらに追い詰めるからこそ
ホラー系の不条理は怖いんじゃないかと思う
ただひたすらイメージだけ書き連ねても
小説になっていないんじゃないかと
伯爵の作品が載るのは、監修者特権とページ数調節のため
でもさ、昔はそれなりに―作品によっては面白かったと思うんだけどな、この人
『竹馬男の犯罪』はガチ名作
>僕の考えたこのイメージ奇抜でしょ?芸術でしょ?
>見て見て〜って感じが鼻について
俺にはこう感じるのがよくわからん
なんとなくそう感じるだけ
なんか怪異のイメージの描写にばかり
力が入っていて
他の部分が随分薄味に感じるんだ
穿ち過ぎの意地の悪い意見なのは認める
831 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/20(土) 18:13:24
皆さん、全巻揃えてますか?
本棚並べた時に背表紙が1つの絵柄につながるようなんだったら、全巻買うんだが
>>831 他出版社から出た異形シリーズも含めて、全冊初版で揃えてる阿呆ですが、何か?
ノベルス版のはさすがに持ってないな
>>831 持ってるよ
833さんに近いけど全巻初版じゃない
グランドホテルから買い始めたから
井上雅彦は最初の頃はおもしろかったと思う
「異形博覧会」とか上に出てる「竹馬男の犯罪」とか
自分が異形シリーズを買い始めたきっかけって、
井上雅彦と韮沢靖の名前だったんだよなぁ
836 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/22(月) 16:56:16
>>831 コンビニで売ってた頃から買っていて全巻揃えてる。
井上雅彦の作品は、文体が鼻につく場合もあるけど面白い時は面白いよ。
次のお題は何だったっけ?
井上は言われてるほど酷くないよな
多分無ければ無いで寂しいと思う
838 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/10/05(日) 00:09:22
>>832 それいいね。
京都宵なかなかよかった。次は何が出るんだろう。
楽しみだな。
>>832 帝都物語がそうじゃなかったっけ?
もう手元にないから確認できないけど。
初版のノベルスは違うよ。
文庫で出たときのがそんな仕様だった。
「屍者の行進」だと、個人的には、一位小林泰三「ジャンク」で、二位が井上伯爵「青頭巾」だったな
つか、この巻は捻った話が少なくて、グロいばかりで少々退屈だった
そんな中で井上作品はいろいろアイデア詰め込んでて良かった記憶がある。
最近の異形の井上作品は、たしかに物足りないのが多いけど、それはただ頁数が少な過ぎるだけ
って気もするなあ
ご本人はショートショート愛に溢れてるんだろうが、二、三十頁ぐらいの普通の短編の方が
良作が多い気がするよ
井上氏、未来妖怪でも長いの書いてるけど、微妙だったぞ
オチで巧くやった感はあったけど、中盤はダレにダレてた
でも、今、夢魔の幻獣辞典を読んでて、これも20ページぐらいの短編連作なんだが、
こっちは粒が揃ってて非常にアヴェレージ高いと思う
『未来妖怪』、SF系では、草上仁「瓶の中の神」が一番好きだったかな
ダークなサバイバルSFかと思いきや、最後まで読んでまた最初から読み返して、
やっと話の全貌が分かって、上手いなあとうならされた
あと、一番最後の間瀬純子「ミライゾーン」も良かった
ホラーアンソロジーは、単に怖い、面白い作品もいいけれど、
やはりこういう読んでて暗い気分にさせてくれる重厚なムードの作品も無いと物足りない
今回のように、全体的に各作家の趣向で楽しませる傾向が強い回の場合、特に。
趣向という点では、タタツシンイチ「奴等(ゼム)」と朝松健「ぬっへほふ」も非常に楽しかった
オワリヲマテ(・∀・∀・)ヌッヘッホー
朝松先生ってとてもファニーな人なんだとヌッヘッホー読んで思った
西澤保彦のBBSによると
次の巻、一月発売で「幻想探偵」がテーマだって
探偵か
若い一休が復活してくれないかな、朝松作品
ぬっへっほーは、渾身の力作だよな
「異形」でこんなはりきっちゃってもったいないぐらいの
でももしかしたら御本人は軽く楽しいセルフパロディぐらいの気持ちで書いたのかな?
異形で普段書かないような話とか、実験的なものに挑戦するのはいいんだけど
皆川博子先生にはガッツリ短編書いて欲しい
「帰還」再読。
中井紀夫「深い穴」の米蔵さん、可愛すぎる
帰還って、似た話が多くてタイトル見ても粗筋が正確に思い出せない
しかもたしか、伯爵が分類して三部構成みたいにしてたよね
死者が還ってくる系とか故郷へ帰還、とか。
ああいうことされると、ネタが割れるわ似た話が固まるわで、読者にとってあまりメリット無いように感じたな
それでも中井、竹河、牧野、飯野あたりの常連作家は手堅いもの書いてた印象があるけどね
夢魔、読んだよ
だるくて怖くない話も多かったけど、やっぱ平山さん凄えわ
いつもの鬼のようなスプラッタで突き進むのかと思いきや、最後に泣かせてくれるとは…
平山夢明さんのスレって、存在しないの?
夢魔の平山作品は、今まで読んだ短編小説のうちで一番好きだ。
異形での平山作品、グロ好きなおいらの個人的なベストはこんなものかな
「怪物のような顔(フェース)の女と溶けた時計のような頭(おつむ)の男」 (夢魔
「枷〈コード〉」 (蒐集家
「アナーキー・イン・ザ・UK」 (キネマ・キネマ
「それでもおまえは俺のハニー」 (闇電話
評判高い魔地図の「「独白する・・・」は暴力シーンが足りないので選外
独白の最後の展開、SFのロボットものに元ネタありそう。
ああいう善意からの行為が陰惨な結果に終わるのって大好きだ。
井上伯爵、ミステリ的にきちんと合理的な落ちをつけたうえで更に・・・
というアプローチやってる作品は面白いの多いと思う。
「未来妖怪」は「ミライゾーン」が良かった。
ラストのバカバカしい虚無感は引き摺ったな。
「魔地図」は、確かに「独白する…」は秀逸だったけど、
他にも何かとんでもなく怖かった作品があったなーと思って読み返したら、
牧野修「いつか、僕は」だった。
二人組のしりとりも怖すぎだし、とってつけたような最後の怒涛の展開にもやられた
松本楽志「皮膚」も、投げっぱなし系だけどイメージ的におぞましかった
石神茉莉「迷界図」も巧い作品だったね
西澤氏のまちがいか、光文社のスケジュールの変更か知らないけど
太洋社のサイトの文庫の予定表では次は12月9日になってますね。
862 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/11/09(日) 05:54:59
>>846 > 「幻想探偵」がテーマだって
なかなかそんなストレートなことはしなさそうだけど、探偵なら花筐城太郎vs殺人喜劇王を呼び戻してほしいな。
あと、安楽椅子探偵的だし、押川春浪の復活を夢想…。
>>845 「私闘学園」あたりで見るとかなり遊び心のある方ではないかと
「アート偏愛」「オバケヤシキ」「闇電話」の中ではどれが一番おもしろいですか?
テーマが原因かと思うが、闇電話は本当に怖い作品が多かった印象。
一方アートの方は、力の入った作品が多かったが怖かった印象は薄い。
オバケヤシキは未読。すまん
偶然のチョイスなんだろうけど
>>865の感想は、いいこと言ってると思うよ
ラブ・フリーク、教室、闇電話などは、コテコテの現代社会の闇を描いてくださいって
感じで、書く方も編集する方も楽だっただろう
それに対して、芸術テーマ、海外テーマとか、初期からあった古典SF調、最近増えたハードSFなどなど、シリーズの多様化を狙うのはしかたないし
質が落ちているとも決して思わないが、それでもやはり、おどろおどろしいホラーが置き去りにされえいる気がする。
個人的希望としては、平山さんのポップティーンのああいう子供だましなのとは違う意味で、
伝統ある「異形シリーズ」の格調は維持しつつ、「殺人者の心理」「悪魔に魂を売る人」「拷問の諸作法」といったコテコテな原点回帰を
伯爵様に希望したい気もする。
最後に羅列したタイトルはセンスの無いただの思い付きなんで、鼻で笑っていただいて結構
「恐怖症」って面白いですか?
>>868 朝松作品とか、良いのはいくつも載ってるんだけど、
全体を通じて「恐怖症」というテーマ自体が全く掘り下げられて無くてびっくりした
「時間怪談」の中の「墓碑銘」の意味がよく解かりませんでした。
結局メル欄の正体はなんだったんですか?
水妖はイラストだけは素晴らしく、絵師の力量に驚嘆的感動を実感した
「アジアン怪綺」を最近読んで、異国情緒と恐怖のミックスがとても楽しかったんですが、
「トロピカル」も似た感じの作品集なのでしょうか?
アジアンの南洋版みたいなのだったら、ぜひ買って読んでみたい
>>886 言いたいことは非常に分かる。「恐怖」という本筋から脱線してほしくはない。
でも編者が毎回タイトルに選んでいるのは、基本的には舞台設定なんじゃないの?
その舞台設定の中で、各執筆者がファンタジー書いたり拷問書いたり殺人者の心理を書いたりしているのだと思う
だから一冊の中で多様性が保てて、安定した売り上げも確保できるというか。
一冊丸ごと「拷問」だったら是非読みたいけど、一冊丸ごとファンタジーだったら俺絶対買わないしw
「ロボットの夜」の平山さんの「卵男」読みました
ああいう終り方も、短編のオチとしてはいいんだけどねえ…
でも、かっこよすぎる卵男のガチな活躍を是非読んでみたい
もちろん大長編でも構わない
パクリ元も匙を投げて平山さんの眼球をクリンとくり抜くぐらいの勢いで、
グロとスプラッターと死臭の荒野を突き進む卵男の物語をめっちゃ読みたい!
ロボットの夜は、KAIGOの夜が素晴らしかった
オチに対する理由づけが、説得力もあり文学的な叙情性もあわせもってて、非常に感動した憶えがある
ロボットの夜は、鉄人28号がらみのショートショートがちょっと面白かった気がする
>>872 多分その通りなんだが、田中啓文「オヤジノウミ」のインパクトが強すぎて記憶が…
あれはホントに辛かった…良い意味で
オヤジノウミ読んだ夜、寝る前に歯を磨く時ドキドキしたw
異形で一番グロキモい短編てオヤジノウミですか?
まだ10冊ぐらいしか読んでないけど、トロピカルは読みました。
たしかにあの作品はヤバかったですね
小動物虐待してストレス発散する話もヤバい
全部、田中啓文の作品じゃネーか
スバラシスギル
>>881 小動物虐待って、牡蠣食う客?
でもあれはストレス発散じゃなくおもてなしだから、違う未読の話かなあ??
>>883 「笑う男」とかいうタイトルじゃなかったけ?
小動物といえるよな、やっぱりあれは
GODは血なまぐさい、ダークな話が多くて好きです。
『初恋』など特に。
グロキモさなら宇宙船の話がふたつあったな
あれも田中啓文か?
田中啓文氏の宇宙船ものだと
・『三人』宇宙生物ゾーン
・『救い主』玩具館 かな?
次いつ出るの?
>>884 どうもです。未読なので出会う日を楽しみにします。
田中啓文さんは、同じグロ系の平山さんや牧野さんたちと違って
笑いに走るところがさらに悪質ですね、いい意味でw
>>885 尼のマーケットプレイスだとGODだけ馬鹿高い値が付いてる気がするんだけど
何か理由があるのかなあ?
毎日チェックしてるわけじゃないから、自分が覗くタイミングが毎度運悪いだけかもしれないけど
>>889 出版部数の事情、古本として出
回ってるケースが少ないのか、
ちょっと値段の理由はわかりま
せん。
全体的に生け贄・カルト的なの
が多いせいか、グロい・不気味
・悲しい話が占める気がする。
やっと19冊か
全部揃えたいな
再販してくれないだろうか
古本屋さんには感謝してるけど、
どうせなら出版社や編者執筆者にお金入れてあげたいよね
京都宵の「朱雀の池」は8月15日に戦争が終わってなかったら、っていうことだよね?
894 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/07(日) 20:48:09
次、いつ出ます?
『異形コレクション』読書会 てサイトの情報には、来年1月「幻想探偵」とあり。
期待
他の探偵の模倣やパロディばかりにならないことを祈る
>>892 やっぱり背表紙がピカピカの状態で揃えたいです><
897 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/08(月) 17:44:39
>>895 ありがとうございます。
年末年始を新刊で過ごすという素敵なことはできないのですね。
>>870 はっきりと書かれていないわけだし、分からなくていいんじゃないかな
普通の徒弟修業の描写とはどこか違和感を感じさせる描写、そしてなにより
一番最後の赤く光る石に刻まれた墓碑銘
こういったところから、二人、あるいは主人公も含めて、普通の墓碑銘彫り職人以上の
存在だということは示唆される。
でも、人の命をどうこうするとか、そういう邪悪な存在でもない感じなんだよね
普通の人間以上の何者かでありながら、お仕事としては、人の死に干渉せずただ見つめる仕事、って
感じなんじゃないかと思ったんだけど
とにかくグロい、凄惨な作品はNGなら、
・時間怪談
・キネマ・キネマ
・酒の夜語り
なんかお薦めかも。不思議な雰囲気が味わえ、印象に残る作品多いと思う。
いまさらだけど、「ランチュウの誕生」で男が見舞われる不幸って
あいつらの超常的な力なのか、それとも金銭的政治的力で起こされたものなのか。
後者の方がえげつないけど。
あれ読んだとき平山氏の「メルキオールの惨劇」に登場した、
人の不幸にまつわる品物をコレクションする老人を思い出した。
ランチュウのもそんな感じかな?
>>900 後者でしょう。金持ちの道楽、的発言もしてるし。
ランチュウの誕生はほんとにエグい大傑作だと思うんだけど、
一ヶ所ひっかかるところがあった
臨死体験をセロトニンによって説明する個所なんだが、
セロトニンの役割が逆に描かれている。
実際はセロトニンはリラックス感、静かな幸福感を引き起こすもの。
だからうつ病治療に使うのが、パキシルとかの、SSRIすなわちセレクティブ・セロトニン・リアップテイク・インヒビター
=選択的セロトニン再取り込み阻害剤
=セロトニンの廃棄回収を邪魔し、脳内のセロトニン濃度を上げる薬
牧野先生は、再取り込み阻害のメカニズムの説明なんかを見て、セロトニンを悪玉物質だと
勘違いしたんじゃないかな
本当は、あそこでの仮説は、セロトニンの大量放出が臨死体験を引き起こす、と説明すべきだった。
どこかに再録されることがあれば、直ってるとうれしいな。
連投です
ずっと欲しかった時間怪談読んだよ
正直もっと違う切り口が多ければよかったが、タイムスリップ的なものや
夢か現かみたいなもの(つまり乱歩分類の正調時間怪談)が大半で、面白いんだけどちと飽きた
朝松さんのは、こっち系でも筆力や舞台設定で群を抜いて目立っていたけど。
小中千昭「0.03フレームの女」、牧野修「おもひで女」みたいな、視点を変えた作品が
むしろ新鮮で心に残りました。どちらもアイデア一発なんだけど、すげえ怖かったしね
小中千昭好きッス。
「ストップ・モーション・マン」とか面白かった。
久しぶりにスレに来たので乗り遅れたが、
グロキモNo1だったら、Ωの聖餐はインパクトあったなあ
作者は平山さんで、巻は世紀末サーカスだったかな
怪物のような顔の女とかもそうだけど、よく考えるとツッコミどころ満載なヤクザ組織を
妙にリアリティを持たせつつ描くのが、平山さんは本当に巧い
さすが長年都市伝説系の本を手がけてただけあるね
「鼻」書いた人に異形参戦して欲しいな。
あれ?まだ参戦してなかったっけ?
俺、誰と勘違いしてるんだろ
Ωはマジきついわ
平山夢明で一番キツいと思う
新年一発目はまだかぁ〜
「げろめさん」
カレー食いながら読むもんじゃないな…おえ
911 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/08(木) 14:56:46
もう出た?
912 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/09(金) 23:07:17
913 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/10(土) 22:13:54
ええええええええええええええええええええええええええええええ
延期ですかあああああああああああああああああああああああああ
「オバケヤシキ」、面白い作品が多かった
倉阪「四」なんていう珍品もあったし
915 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/12(月) 22:31:20
遂に光文社も諦めたのか?
916 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/14(水) 00:49:41
まだ出んのか!もうお仕舞いか!
流れに乗り遅れだけど、グロキモなら
「ニグジュギペグァのソテー、キウイソース掛け」を外して欲しくない。
そんな俺の好きな話は
ニグジュギペ〜、白の果ての扉、酒粥と雪の白、牡蠣喰う客、ニガヨモギの繭。
食い物絡みばっかりw
苦蓬の繭良いよね。ああいうハードボイルド風味で
救いが無い短編好きだな。夢ちゃんのと味が少し似てる。
DECO-CHINと量子感染とおもひで女が三大神作。異論は認める。
流星でマッチを作る話も好きだが、あれは恐怖でも異形でもないからなぁ。
なぜか印象に残ってるのが「猿駅」
頻出の「げろめさん」より、自分としてはこっちのがインパクトがあった
どうという話でもないのに、最初に読んだ時心底ゾッとしたのが「まあこ」
こっちはちょうど髪切りに行った帰りの電車で読んだからかもしれんけど
猿駅は冒頭の自動販売機が好きだな。
922 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/16(金) 20:49:36
どうでもよいが、
いや、
どうでもよくない
新刊はまだか?
伯爵のけつ族以降、強烈な作品が無くて淋しい
先週、ようやく『帰還』を手に入れて読了した。
この巻、平均的に作品のクォリティが高い。
総合点ではコレクション中一番だと思った。
926 :
924:2009/01/20(火) 01:33:50
>>925 特に気に入ったのは「失われた環」「深い穴」「帰缶」あたり。
ガチ傑作やインパクトが図抜けてる、って話は無いけど、どれも佳作ぞろいで外れが少ない。
うん、でも、言っといてなんだけど、やっぱり『グランドホテル』『進化論』辺りの方が総合点は上かも……。
>>946 自分も大体同意。あと、牧野、飯野、伯爵あたりも良かった憶えがあるよ
ただ、廣済堂時代やその直後の「帰還」とかは、オーソドックスなホラーアンソロジー
としてまとまり過ぎてて、作品の質はこのころがいいって人多いけど、
無難な地味なアンソロジーに留まってる気がする
もう少し後の方が、田中啓文、平山、浅暮、オーケンとか奇をてらう系の人が増えてきたりして、
一冊の読み物として面白くなってきてる気がするよ
田中は廣済堂時代からの常連、
つか光文社時代になってからパワー↓してる気がするがな。
>オーソドックスなホラーアンソロジー
むしろそういうものを読みたい人間もいる。
そこにSF、ミステリーや幻想系も加わって面白いから「異形シリーズ」を買ってたわけで。
どこがターニングポイントかはわからんけど、、公募やり始めた前後から
何かラノベ臭というか変なノリというか
要はツマンネ(゚听)な雰囲気が強くなってきた
>公募やり始めた前後から 何かラノベ臭というか変なノリというか
『ホラーをメインとした短編集』から、『ホラーも入ってる短編集』になってきたかな
まあ食わず嫌いしてた作家(俺の場合はオーケン)が意外と良かったり、収穫もあるんだけどな
最近では常連のいつものやつを楽しむ+未知の作家のとっかかりガイドと考えてる
……でもラノベは要らない。
『幻想探偵』以降のテーマ、上にあった『グルメ』やってくれないかな。
田中啓文氏にキウィソースや牡蠣食う客を超える大暴れをして欲しいw
個人的にはラノベ臭というのは分からないが、初期と比較すると執筆陣の平均年齢が
(公募作品を除いても)下がったってのは雰囲気の違いに現れてると思う
ただ今時貴重な日本人SF短編の掲載紙的役割も担ってしまってるので、
純粋なホラーアンソロジーには出来ないんじゃないかな
現代の感覚からズレまくってる(80年代で止まってるような)一部女性作家は載せないで
俺もオーケンは掘り出しものだったなあ。
ロコなんて大傑作だろあれは。
自分は、三文先生が異形で初めて知った掘り出し物だった
つまんないと感じたのや意味が分かんなかったのもあるけど、
ページに穴があいてるのとか、漢字字典のとか、マジ天才だと思った
浅暮三文氏はいいね。
「帽子の男」とか「渋谷に馬鹿を見るの詩」とか、どっからそのアイデアが湧くのかとw
不条理系は好きでないけど玩具館の「喇叭」は妙に味わいがあって良い。
935 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/22(木) 00:01:26
新刊まだ?
936 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/23(金) 00:32:48
次いつ出るの?
937 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/25(日) 02:56:42
まだなのかよっ!
酒の夜語り、読みました
ずっと上の方で名前出てた苦艾の繭は評判通り素晴らしかった
異形シリーズでの飛鳥部さんの作品はハズレがないとおもう。
「プロセルピナ(蒐集家)」や「あなたの下僕(キネマキネマ)」なんか好きっす。
未来妖怪のぬっへっほふを読んで思った。
これ、朝松健の振りをした田中啓文じゃね?
はぁ?
異形と同じ光文社の阿刀田高・選「奇妙にこわい話」という文庫を読んでます。
なんか凄いのね。優秀作入選作佳作と載ってるんですが、「体験談」という
趣旨の公募のはずなのに普通に創作ショートショートが入選作になってたりする。
あれ?と思って巻末の選評読むと阿刀田氏自ら「創作でも構わない」という根っこ
から趣旨をひっくり返すこと言ってたり、なんかもうグダグダなノリの本。
内容もあくまでほんのりとした「こわい話」。平山的ショッカーや新耳的不条理を
期待すると肩透かしを食らいます。ブコフで105円だったからまあいいけどさ〜。
今でもこのシリーズ続いてるのかな?
幻想探偵、2月10日でおk?
946 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/03(火) 12:50:33
アマゾンで注文しようとしているのだが、検索しても出てこない
>>908 世紀末サーカスの伯爵解説を読みなおしたら、これが平山さんの異形初登場作品だったんだね
だからアピールのためにも思いっきり持ち味のグロスプラッターを炸裂させたんでしょう
しかし初登場でアンソロのテーマをここまでシカトするのも凄いな
Ωが元サーカス芸人だった、って記述が一言あるだけじゃん
もう仕事もらえないかも、とか思わなかったんだろうか
948 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/04(水) 17:57:13
本当に2月10日発売なの〜?
執筆陣でてたな
>>884 「にこやかな男」ですな。世紀末サーカス所収
きつい話だった。あればっかりは笑えないよ
951 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/05(木) 10:48:08
質問なんですが
異形コレクション33オバケヤシキの収録されている西崎憲「週末の諸問題」を読んだのですが
子羊の正体がよくわかりません。子羊が赤ん坊を池に捨てたはずが、最後の行では子羊らしき服を着たモノが浮かんでおり
赤ん坊は無事でした。どういうことなんでしょうか?
おねがいします。
「週末の諸問題」好きだな。ああいう雰囲気たまらない。
今更『屍者の行進』手に入れて読み始めた。
上でも誰か書いてたけど『青頭巾』がイイ。
異形はほとんど読んでるが、井上伯爵の掲載作品が面白いと思ったのは『グランドホテル』のチェックアウトとこれだけ。
井上氏は単独の短編集はまずまず面白いのに、異形だとヘンな力が入るのか、趣味が暴走するのかイミフな話が多すぎる。
955 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/06(金) 02:55:12
>>951 >最後の行では子羊らしき服を着たモノが浮かんでおり
そもそもそんなこと書かれてないよ。産着に包まれた赤ん坊、としか書かれてない
もう一回頭真っ白にして読み直してみたら?
ストーリーに特に難解な箇所は無いと思うが
>>954 伯爵、異形だと力み過ぎてる感じあるよね。
まあ、俺はダーシとリーダを多用する文体が苦手だから短編集でもちょっとつらいけど。
958 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/06(金) 20:07:04
>>956 ありがとうございます。
読み直してみましたが、まだよくわかりません。
廃墟の遊園地に母親来る
赤ん坊捨てる
子羊現れる←?
赤ん坊を湖に捨てる
赤ん坊が元気に発見される←?
子羊の正体はなんだったんでしょう?
正体とか、深読みしすぎじゃない?
なんか、遊園地の廃墟で夜中にうろうろしてるのが似合う動物?
あと、目が邪悪なんだよね、羊とか兎とか。一見良いやつそうだけど。
見た目と裏腹に根性悪そうな者が、利己的で酷い行動を取ったんだけど、
それが結果として赤ん坊を助けることになるという。
冷たいような暖かいような。ああいう話は大好きだな。
このシリーズは初めてで、エマノン目当てに進化論買ってみたけど
ランチュウ会社にいるときに読まなくてよかった……
961 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/07(土) 09:48:49
>>959 なるほど。そうだったんですか。ありがとうございます。
子羊は母親に関係する誰かで、その誰かが赤ん坊を外に出すことで母親を追い詰めようとしているんだと思っていました。
深読みしすぎでした。。あまりホラー読まないので慣れてなかったんだと思います。
オバケヤシキのほかの作品も読んでいこうと思います。
ありがとうございました。
グロ作品が一番多いのはどの巻でしょうか?
963 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/07(土) 20:45:01
964 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/07(土) 21:40:46
>>962 結果としてグロにも通じると思うけど、総じて最初の十何巻かまでのあいだが肉体的で具体的かな。
最近は物語としての骨子も捕らえにくい、ぼんやりと奇妙な情景や不安な心理を描写するだけのが多くて…。
ゾンビオンリーの巻が死ぬほどグロかった記憶が。
>>965 「屍者の行進」だっけ。たしかにグロおもしろかった。
伯爵とか呼ばれてる時点でもう痛い気がします。
もっとまともな短編書いてください井上さん。
井上か…
キバの脚本もそういや井上だったな
それ井上違い
井上か…
17歳と10000日だな。
幻想探偵買ってきた。
パラパラと井上先生の扉解説見たら、平山先生はお得意のヤクザ物みたいでwktk
ゆっくり読みます。
お、発売されたのね
「幻想探偵」買ってきた。
まだパラパラめくって顔ぶれみただけだけど。
>>847書いたの自分なんだが、期待通り朝松一休が復活してくれたのが嬉しい。
心霊理論以降、作家によるのかテーマによるのか、斜め読みがの割合が激増した。
未来妖怪所収、上田早夕里氏の作品でさえ、先日出た短編集で読んだ。
京都宵所収、小林泰三氏の作品はまだ手付かず。
それでも、ひとにぎりの異形では、宇宙飛行士の死にやられたし、昔と新たなるショートショート組のせめぎあいも楽しかった。
未来妖怪の超短編群にはなかなか、新しい風を感じたし、京都宵の森山東氏の作品は記憶に残っている。
だが、それだけでしかなかった。昔の異形コレクションとは出会えないのかと。
だから幻想探偵には幾漠かの期待をもって挑んだ。
……うん、よかった
そのうち犯罪テーマのが出るんじゃないかな、タイトル『暗黒街』とかで。
と思ってたら探偵テーマが先に来たか。
976 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/11(水) 22:55:42
もう読んじゃった・・・
次回はいつ発売?
977 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/15(日) 02:12:35
昔の異形シリーズは本当によかったよね
幻想探偵買ってあるけど、まだ未読
>>974を読んだら、なんだか楽しみな気持ちが増してきた
978 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/15(日) 21:22:34
>>977 ん?
>>974は「及第点ではあるけどそれを超えるサムシングは無かった」の意味で、あんまり肯定的な評価ではないんでないの?
俺も未読でこれからだけど。
「バグベア」読んだけど、「呪」が「祝」になってる箇所ない?
すぐあとに「呪物」って言葉があって「祝」だと繋がらない感じだけど
幻想探偵の作家陣見たら、またラノベ作者いるのか。萎えるわ。
>>980 誰のことを指してるの?
朝松? 久美?
982 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/16(月) 01:28:26
埋めますか?
チョコボーロみたいな名前の先生?>ラノベ
>>962-963 牧野修「ドギィダディ」、田中啓文「怪獣ジウス」の二連発は素晴らしかったな
この二作のためだけにでも読む価値ありだと思う
『GOD』は全体的にグロい上に陰惨だね
『屍者の行進』もグロいけど暗い気分になる作品の割合は『GOD』より少なかった気がする
屍者の行進は友成純一が「ああ、友成純一だなあ……」で実に良かった覚えがあるな。
986 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/16(月) 22:13:45
>>978 最後によかったって書いてあったから、それなりに納得なのかと
思ってしまいました
でもまだ未読w
来週、遠出するので移動時間に読もうと思います
黒史郎はどうよ?
キネマキネマのリトルマーメイドという作品の作者の名前が知りたいのですが
ご存知の方教えてください
キネマキネマにそんな作品は載ってないよ
少なくとも、俺が持ってるのには…
>>989 すみません、勘違いしてました
わざわざ調べていただきありがとうございます
>>988の本にだけ載ってたら、それこそホラーだなw
>>984 「初恋」は胸が苦しくなったよ。あと、倉阪氏の作品もよかった
993 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/19(木) 21:58:09
異形コレクション収録作ではないけれども、篠田節子の短編にリトルマーメイドというのがあったはず・・・ちいさな熱帯魚みたいなのを食べる話で・・・
994 :
988: