1 :
名無しは無慈悲な夜の女王:
スレ立て乙ー
これから沈没再ブーム?
>1
なにもせんほうがええ・・・
つばめじゃ・・・
そういやここ数年つばめ見てないな。
7 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/07(水) 23:22:33
前スレは、なるだけ埋めない方が移行がスムーズに行く(DAT落ちが遅くなる)のでこっちに前スレ
>>998さんの書き込みをコピペしておきます。
998 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 [sage] 投稿日: 2005/12/07(水) 23:11:17
第二部は小野寺たちの次世代が主人公になるんでしょうかね?
「国」を失って30年、果たして「日本人」はまだ存在しているのでしょうか。
ユダヤ人にはユダヤ教があった。2千年の放浪と差別にも耐えてみせた
その要因の一つにユダヤ教があるでしょう。
しかし、日本にユダヤ教のような「芯」があるでしょうか。
天皇がそうだ、という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、僕は今36歳ですが、正直天皇陛下にそこまでの日本人の「芯」は
見出せません。とすると、日本列島を失った日本人は、いやかつて日本人
とよばれた民は、今でも日本人としてのアイデンティティを保持できているか?
国家とは民族とは、というテーマに真正面からぶつかってほしい。
谷氏の作品は一つも読んだことなかったのですが、これも縁、本屋に行って
探してみたいと思います。
前スレ
>>998です。
すみません、そういう事情とは知らずに前スレに書き込んでしまいました。
9 :
7:2005/12/07(水) 23:38:21
で、>>998さんへの感想。
第一部には、ヌードシーンwのあとに、「相手がどの民族でもいいから、とにかく子孫を」みたいなせりふがありましたよね。
それで、「果てしなき流れの末に」の中だったかな?。日本沈没「第三部」に初めての恒星間移民船の出航の際、
「滅びた古い王家の歌がかかっていた」っていう叙述がありました。
ふたつから類推するに、多くの人は混血を重ね、そして子孫は落ち着き先の国に同化していき、
ごく一部に「日本人としてのアイデンティティ」をかたくなに保持し続けるコミュニティが残って....
っていう感じでしょうか。
国土はなくなっても
平和憲法とやらが
いまなお生きているという
なんだかよくわからない
分散国家
そういう話キボンぬ
村上龍が書いたなら、
移民先に同化しつつもネットの中に日本を残そうとするオチ
12 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/08(木) 00:22:44
マジレスするが、受け入れ先が治外法権を認めるなんて発想がナンセンス
南米の日系人も混血は進んでいるがコミュニティは保っている。
でも彼らの基礎になったのは、ムラ社会の古い日本人だから
あまり参考にはならないかもしれない。
うーん、とりあえずどこへ移住しても
迫害されるんだろーなあ
迫害されながらも懸命に生きて、段々認めらていく小野寺を描くんじゃない
あるいはイライジャ・ベイリみたいに息子の時代になってて、
本人はすでに伝説として神格化されてる、とか。
第3部の時代が離れてることを考えると、第2部も次世代になってるかも。
でも小野寺の神格化はないんじゃないかなあ。
いちおう、普通の人代表なんだろうし。
>>12 状況が状況だし
ナンセンスもくそも
特別立法で別枠扱いは必至でっせ
原作にもそういうやり取りが
オーストラリア首相と高官のあいだで
ちらっとでてきた
政府内のこそこそ話と実際に行われる政策とは別物でしょう。
野党はともかく与党内だってそんな線で話まとめる事ができるかどうか。
原作より
「まとめた考えは、全体として、世界に…日本以外の国々に、何も求めるな、何も要求するなということが基本になっています…
外の世界は…まだ、日本が何かを求められるようにできていない…
この地球上の人類社会は、まだ、1つの国民が自分たちの国土以外の所で生きる権利を保証されるようになっていない…」
避難先で自治政府をもてるなんてとんでもない!
非差別民族としてユダヤ以上の辛酸を嘗めてこそ「果てしなき〜」につづく
民族のメンタリティが完成するのだから!
被差別だったorz
>>18 オーストラリア首相「連中は住まにゃならんし食わにゃならんし、そのうち人数も増えるだろう……
生活程度だって高いし……」
オーストラリア高官「難民キャンプ……強制収容所……ゲットー……どんな形になるか知りませんが、
とにかく将来にかけて大変な厄介事を引き受けることになりそうですな……
最良の策は隔離することですね。
奥地には未開地域が広がっている……500万人を分散して砂漠の開発かなにか……」
この会話のことを言っているのだろうが
どこにも治外法権を認めるなんて言っとりませんぞ。
>>20 「日本民族の将来」だっけ?
これを考えた京都の学者と渡老人のやりとり、圧巻だよね
読んでて背筋が寒くなったよ
第2部の原点だね!
アルファ・ケンタウリの宇宙空港で、
マツラが見守る中、
おそらく歌詞も旋律も変形した「君が代」を歌いながら、
未知の星に向けて出港していくニッポン民族の末裔たち・・・
泣きそうになったよ
そうか、日本沈没はここにつながるのか
26 :
12:2005/12/08(木) 22:37:26
>>18 >>20 あっそっか。
たしかに、あそこは自治区みたいなあり方が示唆されていましたね。ご指摘サンクス。
日本の法律までもが持ち込めるわけないじゃんって、思わず脊髄反射してしまいました。
18はともかく20をよんで自治区みたいなあり方が示唆されていると読めるのが
どうも分からん。
ブラジルとかに渡った日本人の末裔が結構日本人ぽくて、今の日本に
住んでいる日本人はどうにも日本人らしくないのが個人的に気になる。
だとすると、「日本」がなくても「日本人」は「日本人」らしくあることは、
可能なのかと思ってみたり。
確実なのは、今日本に住んでいる日本人が、日本沈没によって世界中に
散らばったら、「日本民族」は消え去るだろうなということ。
日本人としてのアイデンティティが希薄になりすぎた。
それにしても、中国とか韓国とかに移住したらごっつ苛められそうで嫌。
まあ、どこへ行ってもつまはじきなのは変わらないか・・・
↑
20じゃなくて23じゃない?
23でもそうは読めんのだが
>>28 確かに今の韓国や中国には行きにくいな。
原作にも、
「ソ連、北朝鮮、中国…こんな日本に一番近い地域の国に思うように退避できないのは皮肉だな…」
「だから、そういった地域ともっと早くから強い友好関係と相互交流を図っておかなければならなかったんだ!」
「日本は明治以後、この最も近い全地域を敵に回すように自分を追い込んでいったんだからな!」
「経済侵略か、冷戦外交の尻馬か、軍事基地か…いずれにしても帝国主義侵略の繰り返しだ!」
「善隣外交を一度でも自分からまともに続けたことがあるのか?」
「自らアジアの孤児になるように仕向けてきたんだから、自業自得だ」
というやりとりがある。
>>31 御大の文は鋭いが、
これは東アジア地域の特殊性であって、
日本だけの責任でもないような、、、
日本の特殊性のためであって
東アジア地域だけの責任ではないともいえるわな。
>>31 これって、まんま谷甲州の描く「汎銀河人に敗れて地球を破壊された地球人」
だな。谷が「日本沈没」の第2部を共作することになったのも必然かもしれん。
ソ連、中国、北朝鮮と友好関係を結ぶというのは、日本は共産主義国になっていれば
良かった、と言いたいのかな。当時の社会情勢や国際情勢を良く知らないので、この
辺はなんとも。
まあ、世界中に散らばった「旧」日本人は、移住先の国に帰化しても果たして選挙権を
与えられたかどうか。「選挙にいったって何も変わらないよ」という人は多いですが、
選挙権がなかったらどうなっているかという想像力に乏しい無知な発言だと思います。
まあ、物凄い苦労を強いられるでしょうね。しかも発言権はない選挙権もない、で、
暴動でも反乱でもおこせば為政者は「願ったりかなったり」で鎮圧、強制排除に踏み
きれる。
「帰るべき場所がない」というのは、とてもさびしいことだし、それ以上に恐ろしいです。
>35
当時の背景としては、冷戦がピーク。ベトナムは膠着状態。
「日本沈没」刊行の前年ごろまで、日米とも北京政府の存在さえ認めてなかった。
御大の主張は、資本主義のままでも西側(米国)べったりをやめて
バランスを取った全方位外交を目指せということかと。
当時でもインドはそんな感じでやってたと思う。
37 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/09(金) 23:44:55
>>28 そうではないだろ。
小説でも、表面的には個人主義化した若い世代の日本人であっても、カミカゼ
にも等しい救援活動に進んで身を投じ・・といった内容が、海外メディア報道
の形で描写されてるじゃん。
日本人的な部分、というのは表面的な生活様式とか格好じゃなくて、
もっと精神的に根深く、一見希薄になってしまった様に見えても極限状態で
必ず発露してくるもの、と言っている訳やね。
希望的観測過ぎる、とも思うけどね。
いや70年代の若者はそうだったのかもしれないが。
2000年代のリメイクでは「今の日本人」をどう描写するのか。
39 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/10(土) 00:27:04
「希望的」観測でも何でもない。
何故なら「日本人的なもの」は必ずしも世界の中で
肯定的に受け止められるものばかりではない、として
扱われているからだ。
もう少し読解力を磨いた方がいいと思うが。
漫画ばっかり読んでるからそうなるんだぜ。
>>38 個人的には、今の日本人にも危機的状況になれば「滅私奉公」現れると思う。
ただやり慣れてないし昔と同じやり方でも難しいだろう。空回りする若い世代と
何を伝え残すべきか悩む少し上の世代と、あの状況の中で嫌でも向き合わざる
得なくなった世代間の葛藤を描き出せれば小説としては面白いかなと。
阪神のときとかJRの事故とか中越地震とかみてても自発的に動く人間が
出てくるのは間違いない。
ただこれはどこの国でもある事で日本独自の現象じゃあない。
小松先生の小説って、
日本の若い世代への期待感がとっても強いよね。ふだんしらけているけど、いざ危機的状況になったら、
みたいなシークェンスをあちこちで読んだ覚えがある
43 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/10(土) 12:52:25
>>41 協力意識とか秩序が強いことが日本的かも。
米国にカトリーナが来た時にはその後の強盗事件や暴動事件が大変だったが
阪神淡路とかの時とかはコンビニ強盗が乱発しなかった。
秩序(なのか事大主義なのか)を大事にするってのはともかく協力は
どこでもある。
犯罪の話はメンタリティの違いだろう。
他所の悪い所を見るなら阪神の放火とか中越の募金を騙った詐欺とか
も有った事を忘れたらいかんと思うな。
45 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/10(土) 14:50:49
あのさ、秩序正しく云々とか表面的な事じゃなくてさ、日本人というものは
ある閾値を超えると、他の民族の常識からは理解しがたい様な行動に出る
側面があるって小松左京は言ってるんじゃないの?
別に滅私奉公だの秩序維持だのって良いことばっかりじゃなくって。
渡老人だって最後まで日本人を十分には理解できなかった、って言ってるし、
小野寺が愛する女性を失った(と思いこんだ)が故に、さっさと脱出出来る
立場を捨てて無謀な救援活動に身を投じたのだって、別に滅私奉公しようと
したのではなく怒りや悲しみを非合理な行動で爆発させたと理解できる。
田所教授が、みんな脱出せずにこのまま国土と一緒に死んでくれと日本国民に
訴えたら聞き入れてもらえるかも、と思ったのだって、生存本能を超えた不合理な
部分に日本人らしさがあるという認識が背景にある訳で。
そういう面は否定しないよ。田所の幻想についてもね。
ただその点を話すのになんで他所の醜い所と比較したいのか分かんないのさ、そういう
カキコがなされてるのは(誰がしてるか別にして)否定しないと思うけど。
そういうの虫酸がはしるくらい嫌いだから俺も殊更に日本人は他のやつらとたいして変わん
ないって書いてるだけでね。
47 :
45:2005/12/10(土) 15:32:49
>>46 ずれた話を助長しているだけだな。
論理的に考えろよ。馬鹿な奴。
おや43みたいなカキコが気持ち悪いから44を書くと
馬鹿な奴って事になるのか。
おそれいりましたね、こりゃ。
45のご高説はあい分かりましたので45さんが43と同一人物でない限り
以後お構いくださいませんように。
ずれたお話にわざわざ相手していただかなくても結構ですから。
スレの本筋を決定できるのってどこの誰様なんだろうかw
とか書いてみる。
51 :
45:2005/12/10(土) 16:28:14
(`∀´)ニヤニヤ
(´・ω・`)
あ、君、パンツにウンコ付いてるよ
>>46
なんだただの国士様だったんかw
「召集令状」の貧相な父親ですか?w
>>53 でもあの親父こわかったよ
怨念で日本を変えちまって、天皇陛下万歳って言って死んでいくんだもの
小松先生の太平洋戦争をモチーフにした作品は迫力だよね
地には平和を とか今こそ読まれてほしい
そんな作品集めた短篇集出ればいいのに
>54
あとどんなのあったっけ?
「春の軍隊」・・・はちょっと違う?
悲惨な戦争がやたら身近になる恐怖・・・
>>54-55 御大自身、神戸の空襲で焼き出された世代だからな。
件の母なんて、小さい頃実話かと思ったよ
うわっ
年寄り臭っ
うん、理想もへったくれもない戦争の底辺の生臭さを書かせたら、
小松さんは群を抜いてるな
小松さんの戦争に関する短編を集めたのなら、文庫で出たような。
>>42 そうだろうか
沈没の山登りグループとか
あーいつの時代もいる
アホな若者だなと思ったが
第八回吉川英治賞の選評読んでたら受賞こそしてないものの、
川口松太郎・丹羽文雄が「日本沈没」を褒めてるのに少し驚いた。
受賞できなかった理由としては「既に売れてるから」と書かれていた。
日本が沈没して他の国に移住した日本人達の生き様を描くんですよ
>61
既に売れてるともう受賞されないもんなんですか?
そりゃなんともかんとも都合の悪い小松先生ですね。
>64
サンクス! 探してみようっと
ん。角川文庫で「召集令状」って短編集がでてなかったっけ?
戦時中のやつだと『少女を憎む』も秀逸!
読んだ事無いなぁ。ハルキ未収録ですなぁ。
>69
新潮あたりの短編集に入ってた気がするけど(角川かも)
私小説風でSFとかの要素はまったくなしという珍しい作品。
なんだったんだろうあれは。
新潮文庫「闇の中の子供」に収録されてるよ。
>>なんだったんだろうあれは。
「汚れた月」
(美青年の口の中に下痢便ぶちまけるやつ)
とかと同系列の作品でしょ。
直木賞狙いか?
「少女を憎む」「汚れた月」はどちらも強烈な実体験を吐き出した感じじゃないかな。
「汚れた月」の方はまだフィクション性あるけど「少女を憎む」はほぼ私小説だもんなぁ。
少なくとも「少女〜」の方は賞狙いとかそういう次元じゃない心情吐露に思える。
小松左京は直木賞候補になったのは一度きりだったっけ?
小学館文庫の「日本沈没」買ってきました。
ついでといっては何ですが、谷甲州先生の「パンドラ(上下)」を
見つけたので買ってみました。
谷先生の作品を読むのははじめて。
パンドラが2部売れた模様
これで計15部くらいか。
そんなに刷ってるわけねえじゃん(w
おまえら、いくらなんでも谷甲州ファンに失礼すぎw
そりゃ小松左京より知名度低いかもしれんが
一応Part6まで行ってるスレもあるんだぞ。
と、マジレスしてみる。
今度の映画、ワタリ老人は出演てしない。
かわりにカムイ老人ってのが出て、
日本を沈めようとする魔人・田所保憲と戦うらすい。
小松左京ファンだが特にSFが好きということもないので、
谷なんとかは全く知らない。
「惑星CB-8越冬隊」ぐらいは嫁。
小松左京の認知度も一般には低いみたいだけどねぇ
>>81 んだね。
航空宇宙軍史って、もう誰も知らんのだろうか。
「終わりなき索敵」なんて、
出てからまだ10年くらいしか経ってないだろうに。
「エリコ」は読もうとして結局読んでないな。
いい機会だから読んでみるか。
谷博士なら知ってる
>>84 星の墓標は泣けた覚えがある あのシリーズはいい作品が多いよね
データ重視の作家でもあるから、この人が日本沈没第二部書いてくれるのは
おれはとても嬉しい
谷ってひとは、ちゃんと生活していけてんのか?
中年ガンダマーはなぜかみんな読んでいる谷の「航空宇宙軍史」。
「終わりなき」と言われると条件反射的に「負債」と連想しちゃうな。
「ナルシストの肖像」というフレーズがなぜか妙に記憶に残っている。
昔、伝奇バイオレンスブームのころに読んで、エロ屋の
谷 恒 生
と区別がつかなくなってしまった漏れがきますたよ・・・・・・
>>89 ちょうど発表時期がかぶってるからねぇ。
あと、「マシーネンクリーガー」こと「SF3D」も語らせたら、結構暑苦しいぞ。w
でも どうして共同執筆にしたんだろう?
小松先生、体調が悪いとかじゃないといいんだが・・・
>95
文学板にも書いたことをコピペする。
このSF板とどう区別したらいいのかわからんのです。
いや、非難じゃないよ。
↓
SF板には参加してきたんだが……文学板で何を語ればいいのか迷う。
表現・文体の迫力はもういわずもがなである。
SFとは異なる作品論として、「女」シリーズのような、少し私小説めいたり叙情的な分野に限定するのも違う気がする。
「日本沈没」「首都消失」「見知らぬ明日」「こちらニッポン」「復活の日」「アメリカの壁」「明日泥棒」などは、
SF的な極限状態の中での現代社会の人間や社会を描き切った、ある意味究極の通俗小説だし、もちろんシュミレーション小説としても認知されている。
「果てしなき流れの果てに」「ゴルティアスの結び目」などは、大河小説と読むこともできるが、とても枠に収め切れないスケール。
「BS……何が起こったか」(……部分は忘れたW)のような実験小説、
「模型の時代」「サマジイ革命」のようなドタバタ、
「地には平和を」のような戦記もの、
「さよならジュピター」や「エスパイ」「継ぐのは誰か」「時の顔」など、
スペースオペラ・超能力・新人類・タイムトラベルといったSFそのものの作品も、当然きちんと押さえている。
様々な文学の分野で、小松先生の作品群を網羅できるのは、やはり広義の「SF」という言葉しかないような気がする。
……という分類学的なことを喋ればいいのか。
2つのスレで分散して過疎スレに、の恐れ・・・w
安心しろ。分散前から過疎スレだ。
こっちは趣味的に
向こうは学問的に語ればいいんじゃ?
なんだかんだ言って先日の朝日の特集「未来の道徳なんたら」を考えるには唸らされた
102 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/26(月) 20:41:35
今、小学館から再販された文庫版の日本沈没を読み終わった。
ラストのシベリア鉄道のシーン、何度読んでも泣けてくる。
行ったことも無いのにシベリアの風景が浮んだ。多分、ほとんど間違ってるけどw
俺は丹那婆伝説で胸が締め付けられそうになった。
日本の歴史とこれからの苦難が凝縮されているように思えて。
一生に一度でいいからシベリア鉄道に乗ってみたい。
テレビ東京は元旦からエスパイやるのか。帰省するから録画しとこ。
違った。大晦日の早朝だ。
108 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/27(火) 06:31:07
>>102 >>103 >>104 あれこそ小説でしか表現し得ない醍醐味だよね。
映像で表現すると、単に雪原を走る列車の画だけでは、「シベリア」という文字
に込められたこれからの苦難等のイメージが伝わらないし、勿論テロップでシベリア鉄道
なんて入れたらシラけるだけだし。
丹波婆の話も活字だからこそ意味する所が読む者の胸を打つのであって、あれを俳優が長々とセリフでしゃべったら説明的で
駄目だろう。
その話を語る女が、手を切断して失う程の傷を負った銀座のホステスである事も、1行で
さらりと記される小説以上の簡潔さで、他の手段で表現する事は難しいだろうね。
僕は、小説「日本沈没」のラストを読むと、自然に映画のラストの佐藤勝の音楽を口ずさんでしまうのです。
ああ、そんな凄みが、今度の新作に期待できるのだろうか……
今回の映画のテーマは生きる希望 からして無理だと思う。
ヒロイン役がいるとか言ってる時点で迷走しはじめてる
>>109 まあ、今度の映画のラストシーンは
中国の炭坑で働く日本人たちの笑顔だけどな。
スゲエな、その終わり方は…。
113 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/27(火) 21:05:28
>>111 いやだぁ。そんな悲しい終わり方は絶対にいやだぁ。
ラストシーンはαCWに向けて旅立つ恒星間移民船です。
>106
映画「エスパイ」のラストって、若山富三郎が、
「愛か……」
と唸って絶命するんだっけ?
もう覚えてないのだが、若山富三郎に余りにも似合わないセリフと思った覚えがあるw
116 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/28(水) 21:46:47
小野寺「奇跡はおきます! 起こしてみせます!」
田所博士(避難民に)「逃げちゃだめだ! 逃げちゃだめだ!」
山本首相「よい、すべてはこれでよい」
↑
なにそれ?
なんかごった煮のパロディでしょ?
それよりなにか?来年でるとされる完全集はどのくらい完全なの?
え なにそれ? 完全集?
全集みたいなもん?
できればソース キボンヌ
全集でしょ。
イオのページに書いてある。電子出版みたいなものも計画中とか。
121 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/31(土) 07:53:29
>>106 元旦じゃなくて,大晦日(今日のAM5:40から)じゃねーか.
見れなかった...orz
122 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/31(土) 08:24:45
映画館で草なぎ少佐、じゃない剛が叫んでて、吹いた。
「奇跡はおきます! 起こしてみせます!」
これ、「果てしなき流れの果てに」の名台詞だよな?
ちがう
宇宙に逝く CDで出してくれんかなぁ。
手元には90年ごろのカセットしか無い。。。
(本編のレコードの時は消防で買うことなんて夢にも思わんかった)
125 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/01(日) 02:43:20
全て 大いなるものに 立ち向かいつつある人々に
日本と 日本人に 幸あれかし
あけまして おめでとう!
2006年元旦に復活の日を見てみる
シャレで終わればイイが
「日本沈没」は面白いなあ。
128 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/02(月) 16:34:12
今年もひどい一年になりそうだが「果てしなき流れの果に」の野々村のような反骨精神で戦い抜きたい。
私は、佐世子のように、自分の信念を持って待つべきものは待てる人間になりたい。
私はクロニアムのように、いつまでも変わらずさらさらと(爆)
>129
すげえ反骨精神だなw
私は携帯を使いこなせるようになりたい
134 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/03(火) 14:47:37
今年もよろ
虚(ry
私は今年こそアダムの裔の様にry
今年こそ件が見られますように。
今年こそゴエモン(ry
今年は鉄分いっぱいとって、鋼のナニを手に入れるぞ!
>>135 アダムの末裔のようなお姿になりたいのかしら?
わたし女だから変な男達が末裔のように変身しても構わないけど w
>>136 かんべんして。これ以上、凶事を増やさんでください(涙)
スピリッツの沈没読んできた。結構楽しみかも。
今年の抱負
テレポーテ−ションが出来るようになる
今年の抱負
直列二亀頭
今年こそ牛の首の話の真相を聞きだす!!
というワケで知ってる人いませんか?
同じくスピリッツの日本沈没読んできた。
他の連載漫画が激しくつまらなかったので立ち読みで済ませた。
>>144 あんな恐ろしい話は、聞いたことがない!
スピリッツの日本沈没はちょっと絵がヘタすぎないか?
打ち切って下さいと言わんばかりだ
149 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/05(木) 23:50:27
ちょっと汚マイら小野寺クンがニュータイプですよ
大森シナリオは生きてたのかアワワワワ輪輪輪輪
悲観的になったので吊ってきまふ
まああれだ、超能力で潜水艇をうごかしてる・・・
サイコフレームですね!!!!!!111
大森って平成ゴジラの大森一樹なんか・・・
(そういえば松竹でリメイクするっていってたなあ・・・)
なんか、無茶なネタやねえ
>ちょっと汚マイら小野寺クンがニュータイプですよ
せめて、同じ大森でも望なら・・・
153 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/07(土) 15:30:04
憲法9条についてあなたの意見は次のどれに近いですか?
ttp://www.magazine9.jp/index0.php 1.自衛隊を「自衛軍」にして海外派兵(集団的自衛権)も可とする自民党の改正草案に賛成。
2.国の安全は自主独立の軍隊で守っていくことを9条に明記すべきだ。
3.歴代内閣が表明してきた「専守防衛に徹して海外における武力行使はできない」という
自衛隊の定義と存在を、9条の中に明記してアメリカの世界戦略と一線を画していくべきだ。
4.9条も自衛隊も現状のままがいい。
5.自衛隊は解散し、一切の外国軍基地も存在しない非武装の国のかたちをつくっていくべきだ。
6.自衛隊は解散しないで、最小限の自衛力(抵抗権)をもつ陸海空の「国境警備隊」と、武力を
伴わない「人道支援隊」に改組縮小する。後者はNPOと連携して、災害、医療、インフラ、
貧困対策などで世界平和に貢献していく。
>>153 「自衛軍」という名称はカッコ悪い。「国防軍」と呼びたい。
防衛的先制攻撃および集団的自衛権を憲法で明記するべき。
ついでに言えば核武装もアリかと。
これだけ書くと小松先生にぶん殴られそうだな(笑)。
地球防衛軍でいいじゃん
156 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/09(月) 00:08:42
昨日、12年ぶりに「果てしなき・・・」を読み返して、さっき「結晶星団」を読み返した。
そーゆーことだったのか、それぞれ当時は全くきがつかなっかたよ。
157 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/09(月) 01:22:31
小松先生の「復活の日」冒頭に出てくる「バルーン・アイ」という
高所からの偵察カメラなんですが、いくらかはその形は想像できる
ものの、決め手となるものがありません(こちらの思い描いたのと
似ても似つかぬ形だったりして…)なにかよい参考資料がございま
したらどうかよろしくお教え下さいませ。
南極の面々は
紙はどうしてたんだろ
159 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/09(月) 09:38:22
160 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/09(月) 10:40:16
161 :
名無しのオプ:2006/01/09(月) 12:15:22
>>159 読み飛ばせばいいんでしょうが(話の本筋に関係ないし)
小説に登場する「物」(小道具・衣装・機械etc,etc…)の形
がわからないと、気になってしょうがないたちなもので。
SFでソレを気にしていったいw
163 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/09(月) 16:59:12
>>161 各人各様の解釈が可能な所が小説の良いところじゃないの?
そんなもん、他人が既定した形状を見て安心したい、なんて
神経症っぽいな。
最近、アニメとか漫画ばっかり読んでたせいで
>>161みたいに小説の読めない奴が増えてるんだろうなぁ。
書類の紙はどうしてたんだろね
五月みどりの元夫、面高昌義さん死去
歌手で女優の五月みどり(66)の元夫で、テレビ制作会社経営の面高昌義(おもだか・まさよし)さんが
2日に胸腹部大動脈瘤破裂のため亡くなったことが8日、分かった。65歳。昨年大みそかには、制作に
かかわった「ピン子のウィークエンダーリターンズ」が放送されたばかりだった。
面高さんは早大卒業後の63年、日本テレビに入社。担当した「うわさのチャンネル」を通じ知り合った
離婚歴のある五月と76年に結婚。80年に退社し、映画「復活の日」などを手掛けた。
結婚後、五月がたびたび浮気を告白しても関係は続き“不思議な夫婦”と呼ばれた。しかし84年2月に
離婚。会見は、五月と異例の2ショットで臨み、5回もキスをして驚かせた。面高さんはその後、日本テレビの
情報番組「ザ・ワイド」などを制作していた。
悲報は五月にも伝えられたが、年末まで面高さんが仕事をしていたことも知っており「今はどう答えていいのか
分からない」と、困惑している。通夜には出席の予定。
通夜は10日午後6時から、葬儀・告別式は11日午前11時から、いずれも港区南青山2の33の20、
東京都青山葬儀所で営まれる。喪主は妻の面高直子(なおこ)さん。
[2006/1/9/07:21 紙面から]
どのスレに書こうかと思ったけどけっきょくここに書くことにした。
みなさん、スピリッツの沈没読みましたか?
小野寺と田所博士と消防署員のれい子が居酒屋で出会うの...
原作のアレンジはかまわないけど、あんまり荒唐無稽なのはかんべんしてほしいな。
ナスカ地上絵:衛星データで分布図作成へ 山形大助教授ら
さよなら ジュピター みたいな展開になったりして
首都以外全部消失したらおもしろいのにね
日本は首都圏以外はどうでもいい国だしな
171 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/21(土) 10:52:24
>>170 お前アタマ悪いな。
農畜産や工業生産、安全保障、首都圏だけで
賄えるわけないだろうが。
海岸線のみUSAに売っちゃえば
自衛隊いらねーというギャグが
むかしツービートの本にあった
海水浴の際にパスポートがいるのが難点だって
お前らほんとに小松読者か。
174 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/25(水) 20:54:11
小学館版の日本沈没を買って久々に読み返してみた。
渡老人と田所教授の最後のシーン、火山灰や噴気の中の場面だったんで
てっきり箱根の山中だと記憶していたけど、実は府中だったんだね。
あんな平野部でも、ああなっちゃうんだねぇ。当たり前だけど。
>ついでに言えば核武装もアリかと。
>これだけ書くと小松先生にぶん殴られそうだな(笑)。
むかし、陰で「陰核」と言うのを持て
とか言うてたのでだいじゃぶ。
たしかオモロ大放談
176 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/27(金) 22:34:09
「続・日本沈没」を 谷甲州が書くそうだよ。
「虚無回廊」の完結編を、梅原克文が書くそうだよ。
「明日泥棒」の続編を、田中啓文が書くそうだよ。
>>177 訂正
「虚無回廊」の完結編を、梅原克文が書く。ウソだよ。
満3四半世紀おめでとうございます。
うっしのくびー♪
182 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/28(土) 16:05:11
読売夕刊に写真付で。
久しぶりに顔見たけど、さすがにお爺になったね。
「小松左京マガジン」21巻届いたよ
98年の講演、小説に書けるネタがてんこ盛りだけど
もう望み薄なんだろうなぁ
御代の作品では結構あった気がするけど
核融合ロケットで何年もかけて他の恒星系に行く〜
というのが好きだった。
お年を召したな
誰だかわかんなかったです
結晶星団みたいなハードSFを書いてほしい。
187 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/30(月) 23:27:10
大量殺人鬼の兄
アゲ
188 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/30(月) 23:42:46
>>187 アロイス・ヒトラーみたいなもんだな。
よって無問題。
189 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/31(火) 22:53:52
義理の兄だろ
沈没2部って小野寺主役なのか?
小野寺も登場すると思うけど、話の成り行きを考えれば、
第2部は群像劇にならざるを得ないような気がする。
都市伝説のもとになった、この人の「牛の首」ってどんなはなし?怖いの?
そ、それは…他の人に聞いてくれ!俺からはとてもとても…
「牛の首」だって? あんな怖い話は聞いたことがない。
まあ、それはともかく、今日は寒かったな。
195 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/03(金) 06:57:29
>>191 そうかなぁ。
多分、小野寺は元ホステスのマコと結婚して東欧あたりの寒村で暮らしており、
そこに奇跡的に生き延びて外国人とセレブ婚した阿部玲子が登場して再会、
みたいな話がストーリーの縦糸になるんじゃないの?
勿論、横糸として群像劇の形式にはなると思うが・・。
196 :
沈没なんて怖くない:2006/02/03(金) 10:10:23
韓流SFうぜ
主人公にするならあの助教授かなあ。ゆきなが先生だっけ?
>>195 玲子が生きていたなんて御都合主義はちょっと勘弁。
映画でやってくれ。
作中最後に出てくるやん。
あ、出て来るのは映画だ失礼。
201 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/10(金) 19:21:50
>>198 御都合主義?
以前、誰かも言っていたが(映画スレの方だっけ)、
小説中、玲子が死んだとは一行も書いてないんだが。
あの書き方は明らかに生存している、という伏線だろ。
君は左京タンにまんまと乗せられてるんだよ。
「・・・・・・ジュテーム・・・・・・」
読み返して強烈に時代を感じた事柄
エコノミックアニマルとか勤勉な日本人なんて、今の日本からはとても想像できない
選手リーダーが小野寺ならコーチはやっぱ田所でないと
カーリング
ハヤカワSFシリーズ3117
「ある生き物の記録」(古本屋で250円)
このころか日本を沈没させる気マンマンだったとは。
どっちが先だったっけ?
いずれにしろ、「復活の日」執筆中に地震のことを調べていたら
「日本沈没」の着想を得て構想9年とかいうことだから。
ハルキ文庫の「エスパイ」増刷してほしい。
「復活の日」は増刷したっぽいのに。
ハルキの「エスパイ」初めて古本屋で発見。
つい数日前にかつての角川のを発見したので買わなかったけど。 もっと早く出てこいよーorz
虚無回廊は完結しましたか?
210 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/22(水) 00:11:12
日本沈没の続編書いてるとかいうのをどっかでみたが、
正直、ボケてたんじゃなかったんだっけ、この人?
文章書けるのか?
「谷甲州が沈没第2部を執筆中」って
>>1にでも入れとくべきだったか?
ボケてるのをいいことに、好き勝手されてるのかね。
ゴースト使うならまだしも、他人に二部とは。
あとマンガもヘタクソだし
共作ってことなんだけど。
6月までには出版とのこと。
マンガ家としてもそこそこの売れっ子だったんだろ。
そこそこどころか登場時は「天才現る!」と一部で騒がれた。
売れたかどうかは知らないけどね。
あんまし売れなかったけど、
家の借金は全部かえしたとか聞いたな。
谷甲州がいかほどか知らんが、御大の死後揉めるのは必須。
誰か著作権コントロールするやつはいなかったのか。
またはコントロールしているところが、陰謀しかけた気がする。
デビュー当時の田中光二は「小松二世」の呼び名も出たほどだったが、
ほどなくして資質の違いは明らかになった。
それにしても、「閉ざされた水平線」あたりのタッチで行くならば、
谷甲州よりは適材だと思うんだが……。
それをいうなら山田正紀だってかなり期待されてた。
田中も山田もコアSFから離れてしまったように見えるが
(「神狩り」の続きは出たらしいけど。まだ読んでない)
売れないから書かなくなっただけで、書けなくなったわけではないだろう。
彼らの仮想戦記や本格推理は売れてるみたいだから、
筆力が落ちたわけではないだろうと思う。
BBJの雑誌連載時に名前連ねてたのはあと一人、誰だっけ?
220 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/28(火) 07:05:34
仮想戦記みたいな子供の読み物が書けるからって
筆力が落ちてない証明になるわけないだろ。
神狩り2は、作者本人も失敗作と言ってるぐらいで
デビュー当時の輝きはもうないよ。
テキビシーッ
デビュー当時の山田正紀は「SF界の五木寛之」と称されたり
純文学的な面が評価されてた。「化石の城」あたりはもろそんな感じ。
この人の場合、いくらハードに書いてもプロパー臭が薄く、レムみたいなところがある。
今でも新境地にチャレンジしてたり作家魂は高く評価されるべきだけど
小松左京的かというと、全然違うと思う。
224 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/02(木) 18:32:47
まあ色んな人が居るし自論を開示するのも自由だけど
ちょっと受け入れがたい意見だなぁ。
枝葉末節の部分で科学考証が古くさいとしても
それが全体をスポイルしているとも思えないし
再販に際して改訂すべきだとも思わない。
例えばブラッドベリの小説に紡錘型の古典的デザインのロケットが出てきた
からと言って、それが作品の価値を落としていると言う奴がいるだろうか。
新左翼のイジケ云々というのも随分ひねくれたものの見方だが、こういう言葉
が出てくるあたり、このレビューを書いた人物は結構年齢高いかもね。
だいたい、元共産党山村工作隊員が「新左翼」って。
作者を団塊世代だと思ってるんじゃないか?
山村工作隊と言ってもいまの人は、なんか林業のシトとしか思わんでしょ。
山本首相のモデルはET宮沢だってさ。
227 :
722:2006/03/02(木) 21:06:43
> 山村工作隊
山村美沙の回し者かなんかかとオモタ。
日本沈没って若者を無頓着、無気力に描いていたっけ?
>レビューの件
>>いまの若者は団塊世代ほど情報に無頓着でもなければ無気力でもない。
ガセネタに殺到してパニックをおこすのが関の山だろうな。
いまの若者は危機に対して無頓着すぎるから。まあ危機に対して無頓着
なのは、若者に限らず日本人の悪いクセだと思うけど。
六全協も死語よのう。
六本木全店協力会
ぐらいにしか思われん。
SFマガジン・ベスト1作家に選ばれた件について
あるいは『果しなき〜』がベスト2長編に選ばれた件について
若手がだらしないから。とか言ってみる。
そういういちゃもんを別にすれば、妥当だと思うけどねえ。
ベスト1長編は何?
さよならダイノサウルス
さよならジュピター
さよならアイ
238 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/15(水) 01:56:53
>>234 ありすぎてなぁ トップを選べと言われると迷うが
「継ぐのは誰か」
「見知らぬ明日」
中篇では「結晶星団」「眠りと旅と夢」「静寂の通路」「ゴルディアスの結び目」
そしてやっぱり基本として
「日本アパッチ族」
「果てしなき流れの果てに」
「復活の日」に「日本沈没」も落とせないや。
いや誰もお前のトップなぞ聞いてない
聞いてやれや
>>232 改めて聞くが、
『果しなき〜』がSFマガジン・ベスト2長編に選ばれた時のベスト1長編を教えてくれ。
萩尾望都版がなかったらベスト1は無理だったんじゃないかなあ。
素直に答えてやれや。
まあ、それでわかるけど。
「百億の昼と千億の夜」ですよ
実際小松御大は書いたよ。
日本沈没第二部。
140枚ほど。
で、小野寺は生き残るが、記憶喪失で阿部玲子も生き残って
50歳くらいになったときジュネーブで再開。そこで小野寺の記憶がよみがえると
それまではそれぞれ日本人を守る戦いを世界中でしてたと
そんな内容らしい。小松マガジンでインタビューで答えてる。
2001年のインタビューだからなんかこのときはまだ書く気があるようなこと
言ってるよ。
そうとうな完成した構想はかなり前からあったみたい。
そのためにオーストラリアやニュージーランドにフィールドワークにいってるし。
御大は実存主義だからたとえSFでもまったくありえない絵空事を書くのは
できないから、科学技術の発展と日本人の行く末を見てたらあれよあれよと
今に至ったとそんな感じだよ。
書かないわけじゃなくてなかなかかけなかったと。
それにしても小松御大は業績のわりには評価されてないね。
ずっと関西在住だからかな。
今、関西が誇れる人間て小松左京と桂米朝くらい。
中島らもはいないし。
長生きしてほしいよ。
らもごときを御大や国宝と同列に並べたらあかん
それ以外は同意
>>246 らもはんも、も少し評価したってくれ。
つー気はするのだが。
池乃めだかとか坂田利夫とかなんぼでもいる>関西が誇れる人間
誇れる関西人≠関西人が誇ってる関西人
らもとゴンチチは好きだ
小松左京先生の作品の中でオススメなのは何ですか?
おれは「ゴルディアスの結び目」が好き。
自分は「果しなき流れの果に」と「明日泥棒」かな
くだんは怖いぞ
「少女を憎む」と「汚れた月」、考えてみたらどっちもほぼ自伝か。
やっぱ「復活の日」
「日本アパッチ族」専門的な部分がほとんどない。
ちょっと地味だけど、「見知らぬ明日」のリアリティ(ファーストコンタクト+ポリティカルフィクションとしての)は忘れがたい。
「静寂の通路」 ‥‥なんだかいろんなことを考えさせられて恐かった‥‥
「復活の日」「果てしなき流れの果てに」「日本沈没」「首都消失」
「さよならジュピター」
どれも大傑作。
邦画SFに止めの一撃を入れた作家さんですね
中短編では「神への長い道」「お茶漬けの味」「地には平和を」、このへんは御大の基本線として外せないかと。
日本沈没に続いて映画化したりしないかな。
264 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/24(金) 01:25:51
「継ぐのは誰か」もいいな
それとエッセイSF
漫画神・手塚治虫≧和製SF帝(みかど)・小松左京
日本沈没第2部っていつごろ発売だろ?
第2部が逃げ延びた日本人が新天地を求める放浪編、最後の第3部が
日本復興編と言う形での構成
長編なら「さよならジュピター」「果しなき流れの果に」「見知らぬ明日」「こちらニッポン…」「虚無回廊I」。
短編なら「ゴルディアス」「結晶星団」「お召し」「骨」「兇暴な口」「彼方へ」
「すぺるむ・さぴえんすの冒険」「失われた結末」「男を探せ」「神への長い道」。
がマイベストです。
「静寂の通路」とか「牙の時代」って若い頃読むと絶対トラウマになるよね。
そんな怖さがある。
BBJは映画のせいで誉める奴が少ないけど好きだなぁ。
最後の太陽系原儀から木星を取り外す式典の描写は泣けた。
>>269 「静寂の通路」を最初に読んだのは中学3年ですが、当時は大予言ブーム
とか幻魔大戦ブームだとか、ちょうど世紀末に向かって破滅モノが流行ってた
記憶があります。クラスで学研の「ムー」とか真剣に読んでる奴とかいて、
かとおもうとあちらの女子はこっくりさんやってたり。
田中光二の「大滅亡(ダイ・オフ)とかもこの頃読みました。
おいおい人類ヤバいんじゃねーの?とか思ってましたね。正直、自分が
大人になる前に人類は滅ぶんじゃないか、そんな諦めムードの中で日々を
消費していた気がします。これもトラウマといえば言えるか。
273 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/27(月) 21:38:40
DVDでさよジュピの続編の話を御大自らしているんだよ。
>>273 惑星の重力場とかを使わないで
あんなに簡単に地球に戻れるんでしょうか
でさよジュピの続編の話
ジュピターゴーストの中にエイズとマリアが生き残ってたって話?
やることないから子作りにはげんでそうだな。
エイズウィルスとマリアしか居ないのにどうやって子づくりに励m
人間の動きを機械で忠実に再現するには600個のモーターが必要らしいです。
しかし現実世界のヒューマノイド・ロボットのモーター数は30〜40個程度。
鉄人世界でもモーターが使われてるらしい(公式本から推測)。
結局28号は600個のモーターを使用している計算になります。
3000kwのモーター1個の値段が4億円なので600個で計2400億円。
3000kw×600個で最大出力180万kwのジェネレータを搭載しなければならない。
100万kw級の原発1基の建造費は3000億円だから100万kw×2基で計6000億円。
ボディを作る構造代やコンピュータおよびセンサ等の電装費用、更にそれらの加工費を含めると最低でも1兆円は必要。
>>278 蒸気機関でジャンボジェットをとばすには
一兆円かかると算出して
なにか役に立つのでせうか
そのシミュレーションをするのに計算尺で7年かかったものが
電卓が登場して2年で片づいたとかなのでは。
ところでいったい御大は計算尺と電卓でどういう計算をしてたんだろう?
>>280 計算尺で電卓のボタンを上手く押せるように練習してたんだよ。
びょんびょんなってしまってなかなかむつかしいのだ。
やっぱり沈没第2部の巻末には「この小説は全てパーソナルコンピュータのワードプロセッサソフトを使用して執筆され、
全世界ネットワークを通じた電子メールによる添付ファイルの形で出版社に送信された」って書かれるんですよね?
>>280 日本列島の体重
不動産の総額
その他いっぱい
いまならエクセルでできるんだが
>283
おー。なるほど。
表計算と電卓だとあまり変わらないような気もするけど。
実働7時間で7年間なの? サービス残業込み?
実際に7年を費やして計算尺で算出した人が存在するのなら、信じてもイイ。
やってもいないのに憶測だけで、7年かかるってのなら、SFだなあ。
なんか話の通じてない人がいるな・・・。
>>282 クラークの2010年のあとがきですかい
さよジュピではファクスを使ったそうだが
20年ほど前の学生の頃、大学でフロッピーディスク(5インチ)を持ち歩いてたら、ゼミの先生から
「小松左京さんみたいだね」と言われたことがあるのを思い出しました……
>>284 遅レスですが。
さすがにそれは、だいぶ違うような気がするw
表計算なら簡単なシミュレーションくらいはできるが、
電卓だと一箇所値を変えるだけでも全部計算し直さにゃならん。
小学館文庫の日本沈没は二版突入ですね
デュアルコアなのにCPUが1つしか入ってなかったんだけど、なめてるの?
292 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/32(土) 18:25:21
>>292 その驚きようは2部突入と勘違いしてないかい?
294 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/04(火) 12:42:38
>>293 いや、それなりに売れてるんだな と。
懐メロ買いだけじゃなく、10代、20代のご新規さん読者がいたらいいなぁ と。
295 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/04(火) 14:49:50
あの…未完の虚無回路の3巻はいつ出るんか?今世紀中に出るか?
295の頭の中は虚無回路
小松作品の大半は前世紀の遺物なんだな。考えてみたら。
>>298 むしろ新世紀にこそ読む価値の多い作品が多いということで。
生きた動植物の持込禁止の今の南極で
復活の日はしんどかろう
でも
アマチュア無線のかわりのネットで人類の絶滅を知る…
うわー絵になるわ
自殺してしまう少年のエピソードなんか、
ネットカメラからの映像で見せられたら、堪んないだろうな。
「きっと空に向けて撃ったんだよ」とかは言えなくなるだろうがな。
結局、無線に頼る事になると思うのですが・・・
今のネットって制御する人ほとんどいなくても稼動するんですか?
細かな話に持ち込むつもりでもありませんが・・・
むしろローテクが使えなくて右往左往するようになるとか。
ネットでも
いきなりとぎれるというものでもなかろう
メンテする人がいなけりゃ不都合が生じても復旧できないし、
電源が確保できなくなったところも止まっていく。
ネット全体としては、徐々に機能マヒ状態に陥るのではないかと。
案外、衛星経由は最後の最後まで残るかもしれん。
その辺のことは短編の「お召し」に少し書かれてる。
大人がいなくなった世界で、オートメーション化されているものは
しばらくは動くだろうけど、いずれ故障したり燃料がなくなって使えなくなっていくだろう、って
どちらかと言うと、「こちらニッポン…」のほうがあってる気がする。
ブラッドベリなら何の問題もなく数百年動き続けても誰も文句言わないのにw
別にブラッドベリでなくても、自己修復機能を備えた巨大機械文明には
誰も文句を言っていないぞ。
…確かにそんなものなくてもブラッドベリには文句を言わんがw
>309
機械文明という名の生命のメンテナンス細胞として人間が存在するって話、なんだっけ。
「ある生き物の記録」じゃないし。
サテライト・オペレーション?
既出
ゴメン
でも詳細を教えてプリ〜ズ
この人ってねずみの知性化が好きなん?
ペニスが知性を持ち文明を築き、やがて神にいたる話も書いて欲しい。
「ペニスよ・・・しっかりやれ!」みたいなw
「すぺるま・さぴえんすの冒険」だ!
319 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/20(木) 17:55:31
アダムの裔 怖いねえ
「全集」はないだろ。
今はカタい本が売れるときじゃない。
6月から「続日本沈没」でるらしい。
沈んだ日本をなんとか「浮上」させようとする、
艦長と乗組員のヒューマンドラマ????
続編の内容が予想を裏切って「日本列島再浮上
プロジェクト」だったら面白いな。
プロジェクト実行のために世界に散った日本人たちが
各国の政界・財界に入り込んで少しずつ力を付けていき、
ついには23世紀頃に・・・。
あれw
>>316 クラークは蟻の文明化をかましている
おまけにそれを試みるのは日本人科学者という設定だった
> 「続日本沈没」
祖国を失った元日本人が「約束の地」を求めて○鮮半島で中共や露助と戦争。
324 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/22(土) 13:13:25
「続日本沈没」は
かわぐちかいじ氏が漫画にしている。
「しょくにほんちんぼつ」と読みたくなるんですが。
326 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/22(土) 15:48:35
競馬馬にコマツサキョウなんて号の馬いるのか?
>>326
328 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/22(土) 15:53:46
__ _________
r | |――┐ r―― ヽ すいません、ちょっと轢きますよ・・・
L.! !__./⌒ヽ Li__ \
._| | / ´_ゝ`) ||____ \_ (~ヽ .. .
(_| | | /⊃⌒ヽ i \) /⌒ヾ .\\_ :・:∵:
\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄"''' - ..,, 人 /⌒ヾ / \\ヽ∴:
>>326 _ \_/⌒ヽ________/⌒ヽ て / ノテ-ヽ( 。Д。)二二つ
ヽ _ノ r―――─―――┐ _ノ ドカッ/ / / ∨ ̄∨
| ____| 三三三三三三三.|__l__ / / | |
| ._|--[_______________] / __) ノ )
ノ.| | ===========[___]=======' ー' し'
ヽ_ノ_ノ ヽ__ノ_ノ
マンガ版、マジでかわぐち氏に描いて欲しかった。
本人も描きたがったのでは?
330 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/25(火) 07:13:28
小松左京マガジンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
「日本沈没」完成披露プレミア試写会招待状が入ってた!!
場所は・・・まだ秘密にしておくか。
いやあ、維持会員やってて、はじめてヨカタと思ったよ。
その他の情報をいくつか。
1.「日本沈没 第二部」出版間近!
谷甲州氏の渾身の執筆もラストスパート!
2.「日本沈没」オフィシャルBOOK ぴあより6月中旬発行予定。
3.コミックス版・・・は、いいか。
333 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/28(金) 01:08:55
映画のプロモーションか。
335 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/29(土) 10:16:34
長年の疑問です。
日本沈没の「渡老人」の最後の言葉。
「わしの父親は清国の僧侶じゃった」
これには、どういう意味が込められているの?
誰か教えてくだされ。
336 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/29(土) 10:40:19
まず「純粋な日本人ではない」ということかと。
僧侶というのは、そういえばどういう意味があるのか。
中国仏教ではまだ妻帯禁止が主流のはずだから
日陰の身ということでいろいろあったんだろうけど。
337 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/29(土) 21:03:59
>>336 「清国の僧侶」を
実際にいた人物、または、伝説の人物を想像していました。
ありがとうございました。
338 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/30(日) 18:33:30
池田の事件の謝罪マダー
池田屋の件に関しましては、誠にすまんかったと反省しています。
ごめんなさい。
新撰組一同
ラスト近くの渡老人の語りはネタあかしも兼ねていた
花枝というおねーさん(23歳ですたか)をそばにおいていたのは
死に別れた母とも姉ともつかぬ日本女性の思い出のあかしだったと
ここんとこが沈没ファンのあいだでも案外論じられないのはなぜでしょうか
松本零士って小松左京すきなん?
嫌っているという話は聞いたことないがなんで?
続編も小野寺が主役なの?
谷版日本沈没は、二十五年後が舞台らしい。
世界中に散らばった日本人は新たな問題を抱えていた!・・・だそうな。
直接の続編ぽいから、小野寺や邦枝やらも出てくるんじゃなかろうか
漫画家で言うと一番親しかったのが手塚で、
次が萩尾・松本、格落ちるけど、とりみきぐらいらしい。
347 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/02(火) 21:19:03
とり・みきと親しいのはまた意味が違うと思うんだがw
コマケン出身だし。
348 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/02(火) 22:38:58
それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
小説現代ショートショート・コンテスト優秀賞受賞 阿部敦良
>早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから
奇跡は起きます! 起こして見せます!
か、角川さんですか?でもいくら角川さんでも虚無(ry
351 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/03(水) 22:10:42
御大で「ミステリ」は難しいですな。
つか、ミステリなんて読んだことないから、そもそもミステリの定義すら
分からないし(´・ω・`)
今回は見るだけにしときます。
おなじーく
っ[大杉探偵シリーズ]
ああいうのは、ミステリファン的にはありなのかねえ。
>>341 小松氏のまんが復刻は零先生の立案・素材提供であった
記者会見でもふたりなかよく座ってらした
356 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/07(日) 16:01:53
>>335 >>直接の続編ぽいから、小野寺や邦枝やらも出てくるんじゃなかろうか
小野寺、よく死んでいなかったな
邦枝が出てくるなら、片岡も生き残っているな
>355
「復刻するなんて奴がいたら、そいつの家に原爆抱えて飛び込んでやる」
とまで言ってたのをどうやって説得したんだろう。
年取ると昔が懐かしくなるもの。
若い頃単身上京してそこそこ成功したヤツが、自分の故郷の方言とか聞くとひどく嫌がる。
それが50越えたころに急に故郷がなつくしくなってくる、みたいな。
361 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/09(火) 21:46:42
ほんとだ。ちゃんと映画公開に合わせてぶつけてきたね。イオはプロモーションも考えてる。
さよジュピも第二部書いてほしいなあ。
復活の日 第二部
果てしなき流れの果に 第2部
エスパイ 第2部(これはいくらでも作れそう)
見知らぬ明日 第二部
さよならジュピター 第2部
首都消失 第2部
虚無回廊続編 できなそう(′Д`)
猿の軍団 第二部
365 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/10(水) 22:34:22
まだ白昼夢を見ている。
全集なんか出るわけないのに。
ボケた御大を誰かがいいように操ってる。
谷?
虚無廻廊の続きを御大に書かせようとするルキッフとそれを阻止しようとするアイとの
暗闘が・・・
日本が沈む前に N●VAってコマーサルやっとんのなw
371 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/16(火) 17:23:11
ほー。筒井さんは演技するだろうから「出演」なのはわかるけど、
「特別登場」ってなんだ。顔出すだけか?
また無茶な映画化を。
ここまでやると立派。
さすが筒井さん!!
374 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/16(火) 23:12:18
>>370 最近の報道で、そのN●VAが無理な拡大路線で傾きかけているようですね。
375 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/16(火) 23:34:33
日本以外全部沈没が発表されたとき小松さんはなんていってたの?
なにもせんほうがいい
377 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/17(水) 02:29:01
確か雑誌連載のイラスト見て
「自分の絵がキッシンジャーとかと並んでる!」と喜んだらすい。
>>341 亀レスだが、御大は零士漫画について
「インクがたくさん使えるようになった時代の漫画だ」
という感想程度しか残してなかったと思う。
紙一面にベタを塗って星を散らし拡大縮小コピーした宇宙船と
巻紙を貼り付けて完成。
「先生、いっそベタを塗らずに黒ラシャ紙を使ったら」
「ばかもの。ベタを塗るのはせめてもの良心です」
380 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/17(水) 20:06:28
あれ?
俺の原作(多分、模型の時代)をいち早く理解してくれた、
スゴい漫画家。とか言ってた某大会。
「大地底海を出版しやがったら、強制心中してやる!
と思ったけど、美人の奥さん未亡人にするの心苦しいので、特別に許す」
とも言ってたな。
もうアホかと、馬鹿かと。
この度ようやっと虚無のVを購入
ひとえにハルキへの嫌悪だが、もう好いだろうと
完結したら今度は合本で宜しき
あのぅ、たぶん、完結はしないんじゃあないかと・・・
(日本沈没第二部も書いたのは谷甲州だし・・・)
383 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/17(水) 20:48:48
小松左京マガジン22巻のインタビューによれば、
脱稿しないまま中断した書き下ろし長篇がいくつかあって、その中の一つは
第2次大戦で日本が負けなかった世界を舞台にしていたもので、
「書いてるうちにだんだん気が滅入ってきて(結局書き続けられなかった)」という事らしい。
「地には平和を」の長篇版?と思ったけど、あれは「負けなかった世界」じゃなくて
「史実よりさらに悲惨に負けつつある世界」か。
原稿が残っているのかどうか小松氏自身は言葉を濁していたけど、どうなんだろ、読んでみたい気も。
>382
うん、期待してないよ
堀晃とかが「じょうほーさいぼーぐ」のノリで書き継いで欲しいなぁ
小松左京版「高い城の男」か…。
WWUで日本が負けなかったら、あの軍国主義がずっと続いたわけで、
そりゃ御大でなくても気がめいると思う。
>386
「第2次大戦で日本が負けなかった」というのが、
よほどうまく立ち回って連合国側で参戦なんてお気楽設定ならともかく、
史実の通りに開戦したが奇跡的に全面敗北に至らず休戦とか、
ぎりぎりで対米英開戦回避するも利害の対立はそのままとかいう状況だと、
その後の日本は戦後の国際体制から取り残され、国際的に孤立して、
国内的にも経済社会的統制がますます強まって行く事が容易に予想されるからねえ。
チャウシェスク政権末期のルーマニアや現在の北朝鮮みたいな。
北朝鮮化まっしぐらだったんじゃねえ?
違いは共産主義の衣を着るかどうかと、
”君主”が実権を握るか、取り巻きが集団で
実権を握るかの違いくらいで。
北朝鮮ならまだ良いほうで、下手すりゃルワンダみたいに、しまいには
同じ民族同士で大虐殺、なんてオチになりそうですな。
良くてハイチか。どっちにしてもお先真っ暗だ。
最悪は、孤立した日本列島を舞台に米ソが核戦争をおっぱじめて、
豊葦原瑞穂国はアワレ核ミサイルによるクレーターだらけとか。
最終的には国連によって停戦合意後、国連主導による共同の核実験場
なんてオチかな。
うわ、やだやだ。酒でも飲んで気分を変えようww
どこに書こうか、ちょっと迷ったけど
実家の押入れから20年以上前に放送された、「小松左京の科学放談」のカセットテープが出てきた。
内容は「宇宙・生命・知性の最前線」みたいな感じかな。
1本目は途中からだけど、2本目は頭から。
いま聞くと、さすがに古いところもあるけど、
ああ、科学のジャンルって、ひとつ新発見とかあったら
ガンガン進んでいくからなあ…。
まあ、根本の原理とかには影響はないのだろうけれども・・・
(テープ裏山スィ(゚Д゚*) )
393 :
390:2006/05/20(土) 17:50:01
>>392 目欄をみれ
1981年と82年の1月1日から3日の計6回*1時間
81年の1回目は頭がないから正確じゃないけど、「宇宙と人類」みたいなテーマ
2回目は(人工頭脳の可能性」 3回目は[地球人の行方」
>>393 事情了解しました、dクスでつ<(_ _)>
一回目は「宇宙生命の謎」
82年は生命科学がテーマで
1回目=不老長寿の夢 2回目=心の座の秘密 3回目=人類進化のなぞ、です。
>>395ラストでアナがいってたね。
かがく5
自分は科学、工学面もそうだけど社会的な面で時代を感じた。
東西冷戦がまっさかりで、バブルは全然始まる前で、
地球温暖化や少子高齢化社会がでてこない、みたいなところに。
「極冠作戦」と「せまりくる足音」で解決済み
久しぶりに「教養」を読んだ。
「ほっとけ。二億年もすりゃ元通りになる」は、何度読んでも刺激的です。
ラストです。
393 :390:2006/05/20(土) 17:50:01
>>392 目欄をみれ
なんの文字列だかわかんない聴きたいようどうしよう
>383
>脱稿しないまま中断した書き下ろし長篇がいくつかあって、その中の一つは
>第2次大戦で日本が負けなかった世界を舞台にしていたもので、
>「書いてるうちにだんだん気が滅入ってきて(結局書き続けられなかった)」という事らしい。
那須正幹の反戦児童文学「屋根裏の遠い旅」(1975年)みたいな世界観だろうか?
「ドイツの欧州制覇に便乗したお陰で負けなかった軍国日本」が70年代に至るまで戦争を繰り返し
遂にはベトナムで世界初の新型爆弾(核兵器)使用に手を染めるという欝な物語だったが。
NOVAのCMにワラタ
>>401 ぐぐれ ひんと Sn Uploader5
小松以外が喋りすぎだ。邪魔邪魔!
体調不良により今日の試写会諦めましたorz
せっかくモーニング新調したのに(ウソ
もったいないな
譲って欲しいくらいだよ
410 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/01(木) 10:01:30
日本沈没まであと044日 7.15公開(映画)
日本沈没第二部まであと016日 6.17発売(小説)
谷版二部、順調に遅れて七月初旬予定。
...........orz
って小学館のWebでは予定通りになっとるが。
釣られたかなw
「日本沈没」樋口版、映画スレではやたらと酷評されてるんだが、
そんなに出来が悪いのか?不安だ。
だって日本沈没しないなんて
>>411 尼で第二部、確かにあったのに昨日には無かったから、
ずっと必死こいて探してたよ。やっと疑問が解決したorz
418 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/04(日) 15:16:44
プレート断裂爆弾て…
「日本(の)沈没(を寸前で阻止)」
しかも核じゃないけど破壊力は核並みという
都合のいい爆弾(しかもアニメの設定流用)で阻止だしなあ…
>>419 核程度でマントル対流がどうにかなるという発想が、そもそもオカシイ。
よりによってエヴァン○リオンからの流用だとは!!>N2爆弾
俺にとって新作の価値は、もはやデビ○マン映画版クラスにまで下落した…。
「さよならジュピター」へのオマージュ?
つか、なんでそんなシナリオにOK出しちゃったのか?
まだ頭だけは大丈夫なように見えてたんだけど・・・・・・。
ま た ゴ ジ ラ か !
沈没阻止って・・・・
オリジナルが公開されてSFとオカルトの区別がつかない大人が
「沈没(実際に)しないよね」みたいな感想持ったことを
初めて知ったときの脱力感に似た・・・・
続編・「日本沈没2」(沈没第2部ではない)で今度こそ本当に
日本を沈めるため、今回はあえて寸止めにすることに決定しました。
沈没シーンをお望みの方は、秋公開の「日本以外全部沈没」をご覧ください。
え”〜〜〜〜〜〜!
沈没しないのか!そんなの「日本沈没」じゃないやん!! orz
頼むから結末を2種類作ってくれよ・・。
悪しきハリウッド調だな〜。
御大が生きていれば、こんな事には・・・・・・・ ン?
映画板の本スレ見ていると絶望的な気分になるよ。
工作員がいろいろと頑張っているようだけれどね。
>>404 あのCMをみた妻が、「避難先は英語圏だけじゃないのに」と
つぶやいた。で、原作の中にも政治家の似たようなやりとりが
あったのを思い出した・・・(妻は未読ですが)
>>428 こらこら、どさくさ紛れに勝手に御大を故人にするんじゃない!
あ、最後にオチをつけていたのか、スマン
アイデンティティ喪失気味の今の日本人に「母なる弧状列島」のありがたみを
存分に味あわせてくれると思ったら「沈まない」って・・・・
それじゃ、何のために今リメイクするのか、全く意味不明だと思う。
単なるパニック映画なら、それこそハリウッドでも見てればいいんであってさ。
監督に言わせれば、これが「なにもせんほうがええ」とあきらめてしまう映画だった
旧作への「答え」なんだそうだ。国民の退避をあきらめて都合のいいトンデモ兵器で
解決してしまうほうが「あきらめている」じゃないのか?
原作はもちろん映画でも、皆が「なんもせんほうがええ」と
あきらめたわけではなく、多くは「自分の持ち場でできる限り」の
ことはしてたような気がするのだが。
映像化して見られる作品になってたの復活の日くらいでねえのか
かなり換骨奪胎されてるが「時間エージェント」のドラマ化である
「ぼくとマリの時間旅行」は、きらいではなかった。
(まあ今見るとひどいのかもしれないし、ノスタルジーなのかもしれないが。
あと「空中都市008」や「小松左京アニメ劇場」は見たことがないので、なんとも・・・)。
俺的には「復活の日」もけっこう酷い映画だった・・・。
1度はなんとか観れたが2度目は挫折した。御大は気に入ってるみたいだが。
自作を原作にした他の映画と比べたらマシってことで気に入ってるんだろう。
あああああ!
御大がどんな糞映画でも文句を言えない理由に気がついてしまったorz
そりゃ、比べたらなにも文句言えないよなあ・・・・・
俺は旧作の「日本沈没」、なかなか良いと思ってるけど、おかしい?
丹波首相の大芝居と名台詞の数々が特に好き。
樋口のリメイク版はまだ観ていないが、情報から想像するにまったく期待できん。
というか単なるスペクタクル映画withラブストーリーみたいなもんじゃないのか…。
矮小な話にするなよな。
>434
それがマジだったら俺はもう金輪際シソちゃんを見限る事にする。
前作への愛がある筈だからシソちゃんならば…、とそこだけに期待していたのだが。
あのなぁ、そもそも「日本列島がいきなりなくなったらどうなるか?」って思考実験が根幹の話なんだよ。
その一番重要な柱を否定して、一体何の「日本沈没」か?と。
日本SF歴史上最大のベストセラーに対してこの仕打ちはどういうつもりだ?樋口よ。
>>434 >監督に言わせれば、これが「なにもせんほうがええ」とあきらめてしまう映画だった
>旧作への「答え」なんだそうだ。
あらすじしか読んでないんじゃないか?と希望的観測を述べてみる。
もし本当に原作を全部読んだ上で言ってたとしたら…リアル日本沈没(((゚Д゚)))
>442
シンちゃん、実は映画を観たことがあるだけで原作は読んでない、というのはありそうかも。
「復活の日」は人類ほぼ滅亡に到った中盤までは傑作だと思う俺が来ましたよ。
どうせリメイクするなら「008」のほうがよかったりして。
>>442 読んだ上で、日本が完全に消滅して日本人が散り散りになるのが耐えられなかったと観た。
なんて虚弱な椰子よ!精神が蜂蜜漬けのチョコレートで出来ているんだろう。
あやまれ!蜂蜜漬けのチョコレートにあやまれ!(AA略)
というかオレの奥歯の詰め物にあやまれ(つω;)…ww。
まあ映画会社の営業方針なのかねぇ。ハッピーエンド以外認めないとか。
案外韓国で日本沈没ネタの仮想戦記が流行ってるんでびびったとか。
>434
樋口監督のインタビュー
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
前回の映画、まあ小説もそうなんですけど、やっぱり日本が沈むっていう運命に対して、
みんな諦めちゃう。「何もしないでもいい」というセリフがあったんですけど、諦めてその運命
を受け入れてしまう。
でも、やっぱ自分たち生きてて、大切な人がいたりとかするじゃないですか、
そういう人たちがいて、
「じゃあほんと何もしなくてもいいのか?」って俺、逆に思うんですよね。
今、特に今、新しく作る上で考えてみると、自分としては大切な人も居るし、どうしてもそう
いう人を守りたい。
「じゃあ自分は何ができるんだろう、かな?」ってところで、お話を作っていきました。
ある意味「原作(前作?)に対する答え」だと思っています。
自分たちの年代、自分たちの世代としての、どういう答えがだせるか?」ってのが、
今回の日本沈没を新しく作る上で、意味があるかな?
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
原作も旧作も全然理解できてません。崩壊と爆発しか見てなかったんだろう。
ほんとにね、自分の特撮原点が日本沈没だみたいなことをあちこちで公言してた
監督だったから、今回のリメイクには期待してたんだけど。
ただ、雑誌のインタビューで「この映画は誰が撮っても成功しない。旧作を超えられるはずがない
だったらこの俺が撮りたかった」みたいなことを言っていたので、既にストーリーラインは決まっていて
変えられなかったのかな?とも考えられるが。
>>446 >前回の映画、まあ小説もそうなんですけど、やっぱり日本が沈むっていう運命に対して、
>みんな諦めちゃう。「何もしないでもいい」というセリフがあったんですけど、諦めてその運命
>を受け入れてしまう。
誰も諦めてネーよ。
誰も諦めていない状況で、誰もが諦めたくないと思っている状況で、
出た台詞だからこそ、「何もしないでもいい」という台詞に意味があるんだろうが。
コイツ、ほんとの馬鹿か?
あきらめるもなにも、日本沈没という人智を越えた変動による絶滅を
前にして、どこまで人間が悪あがきをするかという物語だったのにな。
その描写も無茶苦茶で、コールドプリュームに日本列島が乗ったプレートが
引きずり込まれるというのが今回の沈没メカニズムなんだが、その日本側の
プレートに、海外で都合良く開発されていたN2爆弾をずらーっと並べて
爆発させ、プレートをぶち切って沈没を止めてしまう。
当然ものすごい大爆発が連続して日本海溝に沿って起きるんだが、
爆発の影響とか津波の描写とか全くなし。嘘のように変動が収まった
日本列島の上で避難民が大喜びし、避難船団上で政府高官が演説し
犠牲となった二人に感謝して、日本にツバメが戻ってきてめでたしめでたし。
ああ、もう書いていてまた腹が立ってきた。
>>448 >プレートをぶち切って沈没を止めてしまう。
地殻を完全に切り離すってこと?
凄まじい破壊力だな。
でも、ソレって、ただの活断層を作っただけのような気もするが。
それにプレートを引きずり込む力のそもそもの源はマントル対流だろうに、ソレは放っておいて大丈夫なの?
>ただ、雑誌のインタビューで「この映画は誰が撮っても成功しない。旧作を超えられるはずがない
>だったらこの俺が撮りたかった」みたいなことを言っていたので、既にストーリーラインは決まっていて
>変えられなかったのかな?とも考えられるが
ナディア島編の時と同じく、「最初から決まってる負け戦をあえて引き受けた」って事?
なんというか、そういう美学の持ち主なのかねぇ…。
実相寺が良く、「円谷映画における怪獣とは、抗う事敵わない自然や災厄の象徴」
って言ってるけど、「日本沈没」も正にそういう攻しがたい事態に翻弄される人類を描いてるわけで…。
樋口の発言、そのまんま受け取るのならば、実に腹立たしいな。
原作はもちろんのこと、旧作の映画ですらそんな矮小な話ではないぞ。
つうか、沈まないとかいう以前に、話のテーマ自体が変わっちゃってるよ、これでは。
何が「答え」だ。馬鹿にしとるんかオノレは。
頼むから原作くらいはちゃんと読んでくれ。
いや旧作の映画でもわかるだろう。
樋口はこの映画52回観たんとちゃうんかいw
「なにもせんほうがええのかもしれん…」
老人はつぶやいた。
「かつての日本人は、この居心地のいい島を出て、外へ行って喧嘩して、こっぴどくやられれば
逃げ帰ってきてこの島の懐に飛び込んで…じゃが、子供は時が来れば親元を離れなければならん
こともあるという覚悟だけは、うすうす持っておったと思うよ…じゃが、母親の懐を出たくない
ばかりに、亡骸を剥製にして、母ちゃんは生きとる、と言い張るようでは…どこの国へ行っても、
その土地の人達の厄介ものになるばかりで…
これは…無理心中なのかも知れん…」
「…ノーマン・ベイツですか…」
「何だね?」
「『サイコ』です…いや失礼、昔の外国映画です。たいしたことではありません…」
田所はしわがれた声で答えた。
原作手元にないんでうろ覚えだが、こんな感じでどうよ。
>既にストーリーラインは決まっていて変えられなかった
仮にこれが事実だったとして、これを前提に思いっきり好意的な解釈をしてみるテスト。
これ↑を知る事でシソちゃんは「心の底から愛する対象」である「映画 日本沈没」に、
不治の病を見つけて」しまったわけだ。
そして、「俺が最後まで看取ってやらねば」と決心し、わざと悪役を買って出る事にした。
そう、シソちゃんは正にあの人と同じ道を選んだんだよ!!!(AA略
> 日本列島の上で避難民が大喜びし、避難船団上で政府高官が演説し
> 犠牲となった二人に感謝して、日本にツバメが戻ってきてめでたしめでたし。
どっかのハリウッド映画のまんまじゃん。。
「日本沈没」再読しています。
すっかり忘れてたのですが、冒頭のビルのひび割れを見つける所がぞっとする。
やっぱりうまいや。
前回の映画は見ていないのですが、ここ読んでて今回見るかは微妙になってきた。
>>453 むしろそっちを映画化しろとw。マジ感動したw。
「日本映画沈没」かよと。
>>456 で、しばらくしたら、パロディ作品「日本映画以外全部沈没」が制作される、と。
…デビルマン(映画版)とか、沈没しない日本沈没(考えてみたら、詐欺だわな)
しか観られない世界か…悲惨だorz
458 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/08(木) 23:54:17
あれだな
ザ・コア
かくばくだんでまんとるをもとにもどすと。
>冒頭のビルのひび割れを見つける所がぞっとする。
これ俺もすごい好き。
傑作邦画「砂の器」だって原作とは別物だし、
今流行の「大パニック時の純愛」(例 炊いた肉、海猿)と
思えばいいんでない?
女性には受けてたし。
科学的に「正しい」、木星沈没よりかは……
むしろマンガ版の絵がいやだな。
>>460 マンガ版ってゴルゴの人が書いたやつだっけ?
炊いた肉、 ワラタ
そーゆー女性受けする映画をスマップ主演で作るのはぜんぜん構わないが、
「小松左京:原案」とかにしてタイトルも変えてからにしてくれ。
よし
みんなであの映画にふさわしいタイトルを考えよう
↓↓↓↓↓↓↓↓
つ「日本沈没スレスレ」
・・・日活ロマンポルノかよ。
日本沈没が沈没
日本沈没5秒前
がんばれ日本
日本途中まで沈没、ちょっとだけよ♪
日本諸島
日本はまた沈む
日本沈没以外全部
SF沈没特撮浮上
復活の日 本
海底日本
もし結果的に日本が沈没せず、国土が残ってしまったら、海外に脱出した人間の
かなりの割合が日本に戻ってこようとするのだろうか。その辺どうなるのか
描いてほしいとこだ
477 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/09(金) 22:16:24
あれから5年・・・
不安定になった日本列島に再び沈没の危機が襲いかかる!
てな具合でシリーズ化してくれ。
毎回沈むのをくいとめるのかよw
「日本はつらいよ」
毎回ちょっとずつ 沈没するわけだな。
今回は四国か九州か!
小野寺がふらっと出掛けた先で沈下を食い止めるんだけど、マドンナには振られると。
JAMSTECのスーダラ職員小野寺と偉いさんの田所は「寺ちゃん」「トコさん」
と呼び合う仲。
亀裂を見つけると仕事そっちのけですぐ潜ってしまう二人と、そんな二人を生温かく
見守る周りの人々とのハートフルコメディ。
毎回寄航先でどっちかが恋に落ちるものの、結ばれないのもお約束。
「日本沈没」
「日本沈没の逆襲」
「ポセイドン対日本沈没」
「タイタニック対日本沈没」
「三大沈没 地球最大の決戦」
「沈没対メカ沈没」
「メカ沈没の逆襲」
「沈没対スペース沈没」
「沈没2000」
「CHINBOTU FINAL WARS」
英語版タイトルは「Bye-Bye J○p○○」で決まり?
すっかりネタスレに(;つД`)
雪風スレでアニメ雪風の機体が発表されて、かつでっかく「雪風」って書いてあることが
判明したときもこんなだったような。
雪風に例えれば、最後にジャムが人間のことを良い意味で理解して、
「ジャムもコンピューターも人間もみんな友達。仲良し」
みないな展開にされたってことじゃね?
>489
いや、「雪風が美少女キャラにされた」ぐらいかと。
想像の斜め上ぐあいでは。
「コバヤシマル・テスト」のプログラムを書き換えた話を思い出した。
あの人もワガママだったがw。
493 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/10(土) 06:08:47
日本以外全部沈没
原作:筒井康隆
監督:河崎 実
監修:実相寺昭雄
日本沈没2006
監督:樋口真嗣
超監督:涼宮ハルヒ
>監督:樋口真嗣
>超監督:涼宮ハルヒ
キタ━━━⊂´⌒つ ゚∀゚)つ━⊂(゚∀゚⊂⌒`つ━━━!!!
495 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/10(土) 09:03:50
「マントル物語」
東宝というより新東宝っぽいなww
「沈没から日本を守れ 海溝底の暗闇で男たちは命をかけた」
とかやるとプロジェクトX
>>495 つ「緯度0大沈没」
「沈没防衛軍」
「海底沈没」
>>496 「未亡人沈没 隣も沈没」
「沈没女子校生 水着で沈没」
「沈没電車 乱れる沈没」
…普通に8月頃DVDで出てそうwww
俺様が500ゲト( .@u@)y─┛~~
「沈没防衛軍」っていいなw
感動巨編「沈没物語」
カンヌ絶賛「沈」
まあ映画は自分で見てみないとなんとも言えないけど、公式サイトで
いきなり「田所雄介の研究日誌」ってコンテンツがあるのは脱力。
田所博士って「どうせ(ry日本列島と心中でもしようぜ」みたいな
ところが魅力だったのになー。
`‐、ヽ.ゝ、_ _,,.. ‐'´ //l , ‐'´, ‐'`‐、\ |
ヽ、.三 ミニ、_ ___ _,. ‐'´//-─=====-、ヾ /ヽ
,.‐'´ `''‐- 、._ヽ /.i ∠,. -─;==:- 、ゝ‐;----// ヾ.、
[ |、! /' ̄r'bゝ}二. {`´ '´__ (_Y_),. |.r-'‐┬‐l l⌒ | }
゙l |`} ..:ヽ--゙‐´リ ̄ヽd、 ''''  ̄ ̄ |l !ニ! !⌒ //
. i.! l .::::: ソ;;:.. ヽ、._ _,ノ' ゞ)ノ./
` ー==--‐'´(__,. ..、  ̄ ̄ ̄ i/‐'/
i .:::ト、  ̄ ´ l、_/::|
! |: |
ヽ ー‐==:ニニニ⊃ !::
おれたちはとんでもない思い違いをしていたようだ。
おれたちはこの映画を「日本沈没」のリメイクだとばかり思い込んできた、しかし、
>日本列島の上で避難民が大喜びし、避難船団上で政府高官が演説し
>犠牲となった二人に感謝して、日本にツバメが戻ってきてめでたしめでたし。
ここの住人だったらこの記述を見て気付く事があるはずだ、
「おかしい…、おれは確かにこれと同じ場面を記憶している…」
そう、この映画は「日本沈没」のリメイクなんかじゃない!
今回の「日本沈没」は、木星を日本におきかえただけで、
B B J の リ メ イ ク だ っ た ん だ よ ! ! !
>>504 BBJの木星を日本におきかえたら、結局日本列島は無くなってしまうとおもうんだけどw
マントルとかの説明の部分だけNHKの「地球大進化」でやってほしい。
映像だったら人間ドラマ抜きのほうがおもしろくなるかも。
こんな中途半端な「日本沈没?」より、今にも来る来ると言われている東海/東南海地震を
徹底的にシミュレートした「首都崩壊」を作ったほうがよっぽど値打ちがあったと思う。
>>507の言うようにいくらかはサルベージするとしても、特撮リソースの無駄だよな。
それこそ「太陽の黙示録」に繋がる位の問題提起も出来ないんじゃなあ…
時節柄、わずかでも政治的問題提起に繋がるような要素は徹底的に排除せよ、
ひたすら薄っぺらいスペクタクルとみみっちいロマンスと安っぽいお涙頂載の路線を貫徹せよ、
とスポンサーサイドから厳命があったりしたのかねえ。
>509
なんか、「いかなる場合でも"日本が負ける"っていうシチュエーションを許さない」類いの方々のメンタリティーを強く感じるんだよね。
>>509 それ以前に、ローレライを観た限りでは、あの監督?にそれ以上のものを望めないと感じた
肯定派っのは何を期待してるのかわからん?
映像的にはゴージャスだが、内容は2時間ドラマ並みのお気楽作品か?
「なにもせんほうがええ」
この言葉の持つ、物凄い重みと哀しみと、そして、愛。
今回メガホンを取った監督は理解できないんだろうね。
(小野寺の)「子供をつくるため」と、(花枝の裸を)「見せてくれるか?」の2つの台詞が、
俺の琴線に触れまくったと公言して憚らない人だからね
単なるヨタ話かと思ったが、そうでもなかったみたい
>>509 もしそうなら、「日本以外全部沈没」のスポンサーサイドには拍手だなw
まあ、ないだろうけど。
>>514 そこにツボったのなら、この物語の本質は理解できているはずなのだが…
「子供をつくる」=セックス!セックス!セックス!
「裸を見せてくれるか」=エロ爺!エロ爺!エロ爺!
性的未発達な子供にありがちな、スケベな連想。
幼いチンコアンテナに触れたってことでしょう。
> 地球深部探査船
なぜに「恥丘」?
確かにズコズコと深く掘り進みそうなネーミングではあるが。
519 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/12(月) 23:04:08
生まれてくる子供たちに障害をもつ者が増えてきて、
実は、彼らは感覚を共有する新人類で……
というような話のタイトルって何でしたっけ?
「スラン」?と読まずにカキコ。
523 :
520:2006/06/13(火) 00:52:49
スランではないですが、現人類との戦いにはなった覚えがあります。
おぼろげながら覚えている内容をもう少し詳しく書くと、
足が不自由だったり、目が見えなかったりというような先天性の障害をもった新生児が増えてくるが、
彼らは感覚(五感)を共有しており、足の役割をする者、目の役割をする者、というように補い合っている
という設定でした。
記憶では、小松左京氏の短編か中篇だったような気がするのですが、
かなり昔の記憶なので、別の作品と混ざってしまっているかも。
「にふへんへほう」じゃなかったか?
今度BSフジに出るね
kwsk
>>528 これかな?
>★2006年6月20日から BSフジ「メッセージ・ジャパン」で
>福田和也氏とのトーク番組に出演。
第2部の発売予定。
小学館のWebでは7/10になっとった。
7/10になったら7/20に延長
7/20には7/25に
そして永遠に発売がこない・・・
そうやって33年待ったんだ。いまさら1ヶ月や2ヶ月。
…と言ってまた33年…
結局出ないんだよなORZ
そして永遠に「第2部発売前日」を繰り返すユートピア(ry
536 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/14(水) 21:00:00
なんかそんなショートショートがあったな。
うーん。タイトルが思い出せない....
そのうちに地球の自転が止まって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
540 :
583:2006/06/15(木) 06:54:53
思い出した
正午一斉に
542 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/15(木) 09:41:35
発売日前日を繰り返すというのは押井版うる星やつらではないのか。
すると夢邪鬼は誰なんだ?
タニシ?もとい、谷氏?あるいは御大本人?
体形といい、関西弁といい、御大でよろしいのでは?
あ、トリックスターって意味では筒井センセもありか。
ラムに相当するのは、もうとっくの昔に諦めてたのに、
今更谷あたりの半端な助力で晩節を汚す第2部がでるのを見たくない古参のファンかな?w
どういう経緯で谷氏にきまり、どう言う作品になるかは
ともかく読んでからだな。
読んでからだな。
昨日読めてたはずなのにな。
一月遅れただけでこの反応w みんなよっぽど待ち焦がれてるんだな
サイトの情報では、舞台は25年後の未来でつまりは20世紀後半あたりに、沈没後の
天変地異による災害の責任を、日本人が背負う形で技術を武器に立ち向かうとい
う感じらしい
いかにも泥臭い谷っぽい感じだが、ストーリーが土木系ばかりで肝心の迫害され
まくる日本民族の悲運と未来についてもきちんと書いてもらわなきゃこまる罠
交渉ベタ・政治ベタの日本人が他国と渡り合っていく際、
数少ない「まともな」武器が技術力であるというのは、
なかなか妥当な選択だと思うがな。
日本民族の悲運と未来という壮大な話は、
とても単行本1冊で描けるものでないと思うので
しっかりと一断面を切り取って見せてくれるなら、
個人的には文句ない。
ま。読んでもいない段階でガタガタ言っても意味あるまい。
551 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/16(金) 20:09:02
アニメやマンガぐらいしか武器がないな
今の日本は
いつのまにかハヤオがディズニーのCEOに収まっているとか。
>>541 月が潮汐力によって地球から自転のエネルギーを奪い取る。
そして月は宇宙の彼方へすっ飛んでゆく。
二部概容
日本沈没も含め、すべての「現在」は小野寺の「思念」の産物であった。
小野寺が退屈すると、たちまち「閉鎖空間」が発生、この世界を破壊する。
生き残った日本人たちは、小野寺が退屈しないよう、非日常を生み出すべく努力する。
>554
こちらニッポンとかあるしなぁ…。
>交渉ベタ・政治ベタの日本人が他国と渡り合っていく際、
>数少ない「まともな」武器が技術力であるというのは、
>なかなか妥当な選択だと思うがな
沈没から二十五年もたって、クルド人並みの難民キャンプ
やパラックで世界中に散らばって細々と暮らしているであ
ろう日本人が、世界に通用するような「技術」を育めると
は思えんのだがなあ…
日本列島が無かった時代しか知らない世代も生まれている
だろうし
ひょっとしたら、東イリアンだかグリーンランドだかに小
さい国でも作っているのかもしれんね。大企業と政府が資
力を吐き出せばデンマークやインドネシアとかなら、あん
な不毛の土地くらい譲ってくれるかもしれん
ああ妄想が膨らむ。早く読みたいぜw
第二部の表紙をじっくり観察してみると、なんだか
メガフロートか、洋上石油採掘基地みたいなのが
ひょっとしたら「わだつみ」がまた出るのかも?!
>>549 >いかにも泥臭い谷っぽい感じだが、ストーリーが土木系ばかりで肝心の迫害され
>まくる日本民族の悲運と未来についてもきちんと書いてもらわなきゃこまる罠
292 :名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/02/07(火) 00:53:14
もうなんか冒頭でイキナリ「日本列島が完全に水没したそうだ」とかって大状況を伝聞で語っちゃいそうな希ガス。
293 :名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/02/15(水) 00:14:52
でもって、ノベルス上下2巻をたっぷり費やして、特定の難民キャンプから視点が一歩も出ないまま、
困難に直面した技術者たちの苦闘がひたすら地味に微に入り細に穿って延々と語られるわけですね。
>>554 世界と・小野寺を・素晴らしく盛り上げるための・団(略称SOS団)?
すまん連続投稿だが皇室の扱いも気になるな
ディァスポラした日本人にとってどういう位
置づけなのか
小松氏は皇室についてはそれなりの価値を見
出していたみたいだが、谷氏は否定的なスタ
ンスだったような気が…
すまん どうしても気になるんだ 小学館の罪は重いぜw
次回、日本沈没第二部
小野寺トシオの憂鬱T !
561 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/17(土) 08:07:22
小野寺と阿部玲子は再会するのか?
>>556 足場が難民キャンプしかないということはないだろう。
トヨタ・松下・ソニーなどの大企業の海外拠点は世界各地に無傷で残ってるわけだし。
企業が保有する土地に日本人街を作るかもしれない。
知的水準の維持は民族存続に絶対不可欠だから、なけなしの金をはたいてでも
大学編入などの教育制度をしっかり整備するだろう。
身体一つの民族が生きていくには、知恵と技術を売り物にする以外にない。
>>562 そゆ事が現地政府や地元民との軋轢でできない、できても方針が変わって追い立てを食う
なんて具合に日本人が辛酸を嘗めるお話が読みたいのであって。
全てがうまく行ってみな幸せに暮らしました、なんてお話じゃ面白く無い。
「果てしなき流れの果てに」の例のシーンを忘れちゃいかん。
書きかけて放り出した御大の第二部では開始からちょっとの所で脱出組の2/3だか1/3位死んじまったって
言ってたっけね。
>トヨタ・松下・ソニーなどの大企業の海外拠点は世界各地に無傷で残ってるわけだし。
>企業が保有する土地に日本人街を作るかもしれない。
>知的水準の維持は民族存続に絶対不可欠だから、なけなしの金をはたいてでも
>大学編入などの教育制度をしっかり整備するだろう。
バブルや日本たたき以前の、七十年代の日系企業の海外生産拠点や海外資産がどれほどのものだったのかいまひとつよくわからんのがネックだよな。
>なんて具合に日本人が辛酸を嘗めるお話が読みたいのであって。
>全てがうまく行ってみな幸せに暮らしました、なんてお話じゃ面白く無い。
無論だ。
日本人が世界中から袋叩きに合うそういう地獄絵図をしっかり描いてもらわなきゃならんwまあ谷氏だからいけると思うが
不謹慎は重々承知で、 日本人拉致被害者の境遇が天国に思われるような描写きぼん
>二部では開始からちょっとの所で脱出組の2/3だか1/3位死んじまったって
それはいくらなんでも悲惨すぎる…
つーかアフリカや中東や北朝鮮なんかに脱出した連中の末路は想像を絶する
買ってきた「日本沈没」、よくみたら両方とも上巻だった・・・。
>>566 本屋さんにわけを話してレシートもってけば取り替えてもらえるんじゃない?
>>565 俺個人としては、ソ連、ブラックアフリカ、中東、バルカン諸国、極東三馬鹿国家は是非とも遠慮したいとこだわな
原作で退避委員会の席上、野党委員の一人が、「右翼が北朝鮮やソ連や中国なんかに移住したら奴隷みたいにこき使われると
か悪質なデマ飛ばしてる」と憤っていたが、拉致や文化大革命の惨状を後世の眼から見ると、あたらずとも遠からずだったわ
けだw
ところでうえにもあった東イリアンてどこ?
原作では日本が国連から統治を委任されてるてあったが、戦後日本が信託統治領持ってたっけ?
ウィキにも載ってないし…検索してもよくわからんし。
誰か知ってる方いますか
東イリアン=パプアニューギニア(旧オーストラリア信託統治領1975年独立)だが、
> 原作では日本が国連から統治を委任されてるてあったが、戦後日本が信託統治領持ってたっけ?
↑そんな設定あったっけ?
国連の成立事由を考えても敗戦国日本が信託統治領持てるわけがないのだが
>>570 あった.
> 敗戦国日本が信託統治領持てるわけがないのだが
そこは一応小説って事で…
誰か八王子近辺の本屋で見かけへんかった?
大きめな所いくつかいったんやけど、置いてない。
それとも、二部か出ると困る糞映画の陰謀か?
>571
原作ではその東イリアンに一千万以上の日本人が退避を計画していたわけで、
日本人が退避するエリアでは最大規模のコロニーができるかも知れず
しかもその後、日本民族再興の拠点地域になる可能性あることから考えると、
そこを簡単に小説だからと片付けられては二部全体の屋台骨が動揺しないだろうか
まあ何がいいたいかというと、さっさと二部読ませろってこったw
贅沢言ってる場合じゃないが
アフリカほどじゃないにせよ、そんな伝染病の宝庫に1000万人か…
つくづく悲惨だよなあ
日本沈没読んだのって阪神大震災で復刊された中学のころだったけど、読み終わってマジこの日本列島に感謝したもん
おれの覚えてる御大と姿が……
小松左京御大お元気そうで良かったです。科学の心で
文学の筆を以ってSFを書いたと言う感じと理解しました。
御大が日本SFにいらっしゃって本当に良かったです。
リメイク映画「日本沈没」も大きな心で…無理ポ。
クラーク御大が作家現役だから、短編でいいから作家
復帰して欲しいですが、テレビに出て呉れるなら其れ
だけでもいいです。
>>571 あるね。
オーストラリアにミスター・ノザキが難民受け入れ交渉のため訪れたときの会話と、
国連の日本救済特別委員会でのやっぱりミスター・ノザキの報告書。
小松左京ともあろうお方がこんな初歩的なミスを……orz
ミスなのか? それとも意図的?
どんな歴史改変やったんだ?
素子姫を未だにかわいこちゃん呼ばわりする御大バロス
80年代には、化粧したとり・みきの酔狂をべた褒めしてたからなあ…
(俺としては、あの化粧は単に「痛かった」・・・)
584 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/21(水) 03:09:23
>それとも意図的?
>どんな歴史改変やったんだ?
たぶん意図的と思われ
2006年7月6日より9日まで
東京ビッグサイトで開催される東京国際ブックフェアの
コニカミノルタビジネスソリューションのブースで、「小松
左京全集完全版」発行の発表。城西国際大学出版会よ
り発行する。全55巻。
>城西国際大学出版会
何か一冊あたりが高くなりそうだな
>504
どうやら、それは正鵠を射ているようだぞ。
今月の映画秘宝で樋口監督が
「特に今回、小松先生の別のSF小説を大きくベースにしているんで。
(中略)
日本沈没では逃れようのない大災害による人間の不幸な運命を突きつけていたのが、
その後の作品ではそれに立ち向かおうとする人びとの物語を結びつけ、自然と対決させ
ているわけですよね。(後略)」
と語っている。
な、なんだってー!! Ω ΩΩ
素子姫
アソコ・ソコ?
>>588 /つ_∧
/つ_,∧ 〈( ゚д゚)
|( ゚д゚) ヽ ⊂ニ)
ヽ__と/ ̄ ̄ ̄/ |
 ̄\/___/
>>588 >小松先生の別のSF小説を大きくベースにしているんで
ちょっとまて〜
海老でカニクリームコロケを作ったようなもんですね^^
つまり日本人の多くは宇宙に飛び出していくわけですね!
は冗談として、マジレスすると第一部の頃から「いや、他の国がこんなに
日本人を受け入れるわけねーだろ」とは思っていた。
日本人だって取りあえず向かったはいいが、これまでの生活水準を維持
するのは絶対不可能なんだから、住んでいるうちに不平不満がたまる。
しまいにはフツ族とツチ族みたいな虐殺絵巻になりかねない。
「なにもせんほうがええ」というのは、実は日本人に対する物凄い愛情が
言わせたセリフなのかもしれないと感じている今日この頃。
595 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/22(木) 21:40:42
>「なにもせんほうがええ」というのは、実は日本人に対する物凄い愛情が
>言わせたセリフなのかもしれないと感じている今日この頃
原作で正にそういう趣旨で書かれてるじゃない。
読んでないのか?
>594は、三十三年間冬眠していたのだろうか??
しっかし、樋口のヴァカにあんなリメイクされたら
福原教授も死んでも死にきれんな(ぽっくり逝っちゃったけど)
忠臣蔵で仇討ちせずに大石と吉良が和解する話を作るようなもんだな。
599 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/22(木) 23:15:06
みんな非難してる中で立ち入り禁止の山に登って遭難したバカが、
小野寺に怒られて、
「テレビは二チャンネルしか見ない」
と言うところで笑った。
600 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/23(金) 00:39:34
アタイこそが 600へとー
601 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/23(金) 14:28:38
映画 趣旨が変わってるね。本来はユダヤ人みたいに国土を無くした日本民族がどうなるのかというシュミレーションだったのに。
沈没はその装置にすぎないはずだったのに。たんなるスペクタルパニックになってる。
しかも人間は科学力で自然に立ち向かうんだて。まんま妖星ゴラスかザ・コアのぱくり。
もう樋口の話はムカツクだけなので話題かえるが
「虚無回廊」は書いた分はすべて書籍文庫化されてるの?
雑誌には掲載されたが収録されてない分とかあったりするの?
で、これも子分の誰かに続き書かせるんだっけ?
しかし、御大は死ぬまで精力的に書き続けるイメージがあったんだけどなぁ
手塚治虫が死んだとき、「日本にはまだ小松左京がいる!」と強く思ったものなのに。
あれから17年経ってるんだよ。
手塚治虫ねぇ
「虚無回廊」その他、他人に続編を書かせるという陰謀、
いや計画が、出版社その他「関係者w」によって進められているらしい。
そのテストケースが谷版「続沈没」。
その出来のよしあしで、その後の展開が予想できる。
本気で続きをだそうとしているのか、
単なる金儲け(と著作権の霍乱)か。
ま、御大がOK出したらいいでない?
でも今回の映画も御大と話し合った上でアレにOK貰ってるらしいしなぁ…。
御大原作の映画の数々の惨状を観れば・・・
いや、何も言うまい
たぶん御大はひとが良いのさ!
orz
まあ、御大があれだけ太っ腹な親分じゃなかったら
日本のSF界は(いろんな面で)ここまで発展してなかったろうけどな。
BBJのプロジェクトに、あれだけの面子が利害抜きで集まるようなこともなかったろう。
・・・結果じゃなく、立ち上がりの時点の話ね。
日本沈没があたれば(たぶん大ヒットするだろうけど)、
たぶん小松先生の別な作品もリメイクされるだろう。
それはさよならジュピターではないだろうけど
いやそれはない。
日本沈没第二部の内容が気になって気になって夜も眠れませんorz
どなたか、アドバイスください
睡眠導入剤三錠飲んでも無理なのです
ワロタ
615 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/26(月) 18:55:22
映画版って、さよならジュピターと日本沈没のニコイチかよ?
今、初めて知りましたよ。orz
>>611 つまり「エスパイ」か。
また由美かおるだったらどうしよう…。
由美かおるエスパイを見られない世代に生まれて、俺は幸せだと思う
ともかく
監督の好きにさせるのが一番。
そのことは何度も証明されている。
「砂の器」だって、映画と原作は別物。
「カリオストロ」はモンキーパンチが激怒したらしいけど。
監督の好きにさせることで原作を超える名作ができる確率と、
監督の好きにさせることで救いようのない駄作ができる確率とは
似たようなもんじゃないかと思う。
もちろん、原作と映画は別物という前提での話だよ。
>「カリオストロ」はモンキーパンチが激怒したらしいけど。
あーなんかすげー納得するわw
>監督の好きにさせるのが一番。
それは、監督が原作者と同じレベルのクリエイターであるのが最低条件じゃないのか?
もしくは監督+脚本+Pが集まって原作者並みでもいいが。
原作と方向は違えど、それに匹敵するレベルの物を作ってくれるのなら文句は言わんが。
>620
あれはルパソの格好したコナソですから。
>619
つ【デビ(ry】
つ【キャ(ry】
エスパイってどんなパイオツ?
Eカップスパイ略してエスパイ
小松さんBSフジ出てるよ
BS見られん・・・コンテンツがDVDになってレンタル屋に並ぶのを待つぽ・・・(´・ω・`)ショボーン
627 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/28(水) 00:04:52
>>623 由美かおるの 「乳」。
ビデオでどうぞ。
俺的には、原作で一番SFだったのは
「むしろ、自然は滑らかに動こうとするんじゃないかね」
見たいなことゆってたのが一番SFだったんだが…
見るんじゃなかった、試写会orz
確率論でいえば、偶然はまさに偶然に集中する形である場所に起きるのとか…
これが自然だと。やれやれ。
そこでナカタ過程ですよ。
第二部 SFM によると 6 月 30日発売予定だ…
いったいいつ発売されるんだ?
>>631 小学館Webの予定表だと、しばらく前から7/10になっておる。
今日なじみの書店で第二部の注文をしたんですが、注文票には
「7月上旬(予定)」と書いてありますww
わしゃどっちかと言えば、日本沈没のひとつのヴァリエーションたる、「物体О」を実写化して欲しかったのだが。
これ要するに『首都消滅』のもともとの話だよね?
…て無理か。諸星大二郎先生の「城」をなんとか実写化してみたフジの「世にも奇妙な物語」になる可能性がある位かなぁ。
「第二日本国誕生」とか、
「日本売ります」とか、
「フラフラ国始末記」とか、
「養子大作戦」とか、
ほかにも「*月の*日間」とか、小松PF(ポリティカル・フィクション。政治実験シミュレート小説)系ってあるよね?
続編書くんならだれか文明批評たる、宇宙人ゴエモン族来訪第3作、「ゴエモンのニッポン日記2」←書いてェェ。('A`)
ついムリ書いてしまいました。m(_ _;)m
p.s. ノーベル賞の田中耕一先生に、「宇宙都市008、アオゾラ市の物語」←だっけ?、の続編書いてもらうなんてどうなんですか?
pfかー
一連の戦争再開続行物も
この括りですか?
まぁ根っこにはやぶれかぶれ青春記や少女を憎むの原体験があるから
最もプライベートな作品という気もする。
「物体O」の実写化はちょっと考えてた。
もちろんCGになるだろうけど、メタリックな物体Oの圧倒的な存在感は
合成や書き割りじゃできなかったものだし。
2時間の映画にすれば内容も過不足なく入れられそうだし。
(ていうか「日本沈没」上下2冊を2時間でやるからおかしくなるんで・・・)
ただ、あのオチで怒る人が多そうだという問題が。w
637 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/29(木) 08:25:50
>636
原作派と映画派、いまの日本沈没と攻守入れ替えになりそうですな。
>>636 実写よりアニメの方が映えそう。
…と特撮について割と無知な俺が言ってみる。
639 :
渚 水帆(作家):2006/06/29(木) 10:13:01
>>634 >フジの「世にも奇妙な物語」
「影が重なる時」をドラマ化した事があったけど、原作のドライなサスペンスをないがしろにして、
むりやり感動系のエンディングに持ち込んでいたのでかなり興醒めした記憶が。
>ただ、あのオチで怒る人が多そう
「首都消失」に比べれば(ry
岩井のレーズン
「物体O」のオチ。 最初に読んだときは? だったが2回目以降は情緒を感じるようになった
「物体O」は、不条理な状況の下での社会や人間について描く事に主眼がおかれてるんで、
オチは割と二の次なんだろなーとは思う(「こちらニッポン…」は、そういう意味では、あからさま
だったけど)。
でも、巨大な物体Oと、アレを比較して、あのセリフで終わらせる手法は、洒落てるなーと感動しましたですよ。
…それに比べて「日本沈没」(映画版)のオチのつけ方は(ry
日本沈没第二部が来月中旬以降になることが決まってしまったらしく、ここにネタバレいたします。つーか編集部消えれ
・小野寺は健在。シベリアにいるかどうかは聞き忘れた。幸長ら元D1メンバーはかつての東京湾沖に造られたプラッホームで定点観測しているそうな
(表紙のイラストはこのプラットホームのことかも)ただし、前作登場人物の半分以上は、死んだか行方不明で出てこない
・舞台は西暦二千年から始まる。正確な統計がないためはっきりしないが日本人の総数は2千万〜3千万程度らしい。これは避難直後の混乱や飢餓や疫病や
虐殺の結果というより、苛酷な環境で母親らがわが子を産み落とすのを嫌ったためらしい。平均寿命は約60歳でこれは現在の北朝鮮と同じくらいだって
・ソ連健在だが、共産主義体制は崩れた。東欧もゆるやかなブロックに組み入れられたまま。これが日本人難民の影響かはわからない。世界情勢については
もっといろいろ聞いたがややこしくて書かない。というより細かくて忘れた
・海外に逃れた日本企業の多くも健在で、企業群は緩やかなネットワークで結ばれ、世界各地の日本人の援助組織を形成している。日本政府と企業が国土を買う
ために秘密供託金を置いているという設定があったらしいが、いろいろ妨害されたり傷害があったりでうまくいかず
・谷作品には珍しく、皇室が重要な役割を果たすらしい
・途上国や小国の中には、武力クーデターや合法的選挙によって日本人が政権を主導しているケースがあるらしい
・沈んだ東京の廃墟を潜航艇で探索するシーンがあるらしい!前作へのオマージュか?
・第二部の紹介文では技術を武器に世界を救うとか勇ましいフレーズが並んでいたが、これは編集部がそうしただけで、中身はまったく勇ましくないらしい
646 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/29(木) 21:48:14
ご存じの方がおられたら教えて下さい。<(_ _)>
30年位前にSFマガジンに掲載されていた
宇宙船に乗り合わせた乗客(精神的に病みかかった)のそれぞれの日常生活を描いた短編
について表題、収録文庫等をご存じの方がおられましたらご教示下さい。
もう一度読み直したいと思っております。
なんということだ
>>645乙!
今から楽しみだぜ
まあ谷甲州に勇ましく世界を救うのを期待するヤツはいないよ。
映画公開までに発売しないと売り上げ厳しいと思うんだが……。
>>646 「BS6005に何が起こったか」ですね
元本の『牙の時代』を長らく持っているので、
現行の文庫では何に収録されてるのかわかりません。
>映画公開までに発売しないと売り上げ厳しいと思うんだが……。
そういうことを考えて、
>>645の言うような娯楽作品的フレーズに編集が変えたのだと思うが
まさか映画公開日と同日に発売する気だろうか
あと二週間も待ちきれん。非常に気になる
「BS6005に何が起こったか」なら何年か前に本が出てたが、最近はまるで見かけない
651 :
646:2006/06/29(木) 22:26:23
>>649 早速のレスありがとうございます。
長年の胸のつかえがとれました。
当時、半村良の「闇の底から来た男」と共に印象が強かった作品でしたが、文庫等では見たことがありませんでした。
近くのブックオフ巡回でもして探してみようと思います。
ありがとうございました。m(_ _)m
652 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/29(木) 22:37:39
「BS6005に何が起こったか」
「ト・ディオディ」
「小説を書くということは」
この三作品が、同じ文庫に収録されてるんだよね、確か。
なんというか、ものすごいラインナップだ。
>>645 これ本当なの?
本当だとすればすごいが…
なんか小学館のサイト見たときは、ザ・コアかよ!と思ってしまったが、、
>>645見る限りそんな心配はしないで済むのか…
>646 >649
すごいな。「BS6005〜」のダイジェストをできるのも、
そのダイジェストからタイトルを一発で当てるのも。
言われてみればたしかにそういう話だけど、
イメージの奔流に圧倒されて本筋がぜんぜん記憶にない。
>652
ああいうのを書きたい時期があって、同時期だから同じ本に
収録されたということなんだろう。
NWの影響かなあと思ったが、少し時期がずれてるかな。
>>654 >ああいうのを書きたい時期があって、
自分もそう思っていたんだけど、
「小松左京マガジン」22号のインタビューによると、
「ト・ディオティ」はSFMデビュー前の同人誌が初出だそうだ
ジャンルSFもNWも関係ないところで書かれたものが
10年後の作品と違和感なく並ぶというのがすごい
656 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/30(金) 15:10:06
>・沈んだ東京の廃墟を潜航艇で探索するシーンがあるらしい!前作へのオマージュか?
とすると、変動は日本が水没しただけで収まったということかな。もっと地殻レベルからずたず
たに引き裂かれて跡形もなく消えたのかと思った。
> ・沈んだ東京の廃墟を潜航艇で探索するシーンがあるらしい!前作へのオマージュか?
映画版「復活の日」へのオマ(ry
658 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/30(金) 15:37:27
爆弾で日本列島を救うって・・・
そうかあ虐殺があったのか・・・しかも平均寿命が北鮮なみ?
こりゃ思ったよりハードな展開になりそうだW
明日から、日経「私の履歴書」連載開始。
うわー。
あれは功成り名を遂げた人が最後にやる仕事だと思ってたんだが。
・・・そうなのかなあ。
岩井のレーズン
663 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/01(土) 09:17:35
>>657 映画版の復活の日オリジナルのそんなシーンあったっけ?
>>663 滅びた東京を潜望鏡で覗くシーンのことでしょ。
オマージュとは思わんが。
日経かあ。そんな余裕があったら虚無(略
665 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/01(土) 09:26:29
「やぶれかぶれ青春期」は若い頃愛読してた。
大学以降の話を読みたい。まぁ10話くらいまでは
「やぶれかぶれ」に重なるんだろうな。
日経の読者層を考えて書くなら、万博や未来学関連の総括とかもあるかな。
BBJのドタバタとかも期待したいが。
岩 井 の レ ー ズ ン
>>640 「戦争は無かった」もドラマ化してたけど、何にも弄らず普通に映像化してた。
BBJのドタバタ
当然、映画会社や「無理解な」周囲がダメダメで、
あの映画の中心で引っ掻き回した連中は「正義」みたいに書かれるんだろなあ。
御大のDVDも公式発言も何も知らない人登場。
671 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/01(土) 16:20:11
>>664 そのシーンは映画オリジナルじゃなく原作にもあるじゃん。無人観測機も併用して。
だから「映画版」へのオマージュってのは理解できないんだよ。
話はかわりますが、今、CSの日本映画チャンネルで「さよならジュピター」やってます。
懐かしいけど、観るのつらいっす。
スターログの記事を読みながらわくわくして待ってて、映画館に行った人間としては。
そりゃそうと、映画版「エスパイ」の由美かおるの胸ぽろんシーンを小学生の時に観て
ある意味トラウマになったんだけど、あれって吹き替えで本人じゃないですよね。
子供ながらに、顔と胸が同時に映ってない、あれは偽物だ。って思った記憶があります。
由美かおるさんのヌードならイメージ検索でちょっと出てきますよ。
そんなの見たくないよ
大学以降の話
って、日本共産党山村工作隊で、
革命準備やったりと言う話か?
>>646 ちょっと待った、その短編のタイトルは
「HAPPY BIRTHDAY TO・・・」じゃなかったっけ?
各乗組員が狂って主観世界が一致しなくなっていく話でしょ?
たしかに元本は角川の「牙の時代」だったと思うが。
「BS6005〜」は別の短編だったような気が・・・。
「HAPPY BIRTHDAY TO・・・」は
角川文庫では「結晶星団」に収録されてたはず。
日経は取っていないんで、ネットで読めないかなーと思ってサイトを検索したら、
ヒットした半分はお悔やみ記事で、故人は「私の履歴書」を連載したことがあるっていうもの。
つい、いやなことを連想しちっゃたよ.....
しばらくは図書館にでも通うか。
戦前の元気だった大阪話とか出てくるんだろうかね
戦後の大阪は病気なの?
日経新聞は高いので買えません。
誰か昨日と今日のをうぷしてください。
できたら明日と明後日と明明後日と・・・も。
それよりも、このスレ版「私の履歴書」を作ったほうが、面白いような・・・
このスレで御大に書いてもらうとな?
>>678 「私の履歴書」を掲載した人の半分以上は20年以内に死んでしまうそうだ。
嫌な感じ・・・
「私の履歴書」掲載時の年齢+20>平均寿命、だから仕方ないのでは・・・
この椅子に座った人は全員死ぬ、みたいなもんだな
688 :
646:2006/07/02(日) 14:01:07
>>676 >>677 皆さんありがとうございます。
この題名でググッてみましたがもひとつはっきり分かりません
「結晶星団」であればBOOK OFFでも置いてそうですので、古本屋巡回でもしてみます。
この小説は私の記憶では、
長期間の宇宙飛行に耐えかねて乗客の精神が変調を来し、
年寄りや等が独自の精神世界に閉じこもってしまい、
その狂った乗客の個々の視点から船内の生活を描いた
短編だったと思います。
村上春樹氏がノーベル賞候補というニュースを見て、
あわてて彼の小説を買い集め乱読したんですが
「世界の終わりと…」を読み終えて、
我が青春の小松左京を思い出した次第です。
1日は今回の映画の話から始まって日本以外全部沈没の話をしてた。
2日は子供時代の話。カトリックの幼稚園の先生に惚れたけど、引越し先の
幼稚園の先生は婆で、通園拒否になった。
若い頃から女好きだったんだな
それなら「HAPPY BIRTHDAY TO・・・」で
間違いない。
「HAPPY BIRTHDAY TO・・・」の、その爺さんがお茶を一服する間に宇宙の摂理を表すシーンは、
さすがに小松SFと感動した事を覚えてる。かれこれ二十年以上前・・。
>>690 吉田拓郎なんて「オギャー」と産声をあげた次の瞬間には看護婦を口説いてたらしいぞ
>693
御釈迦様なんて「オギャー」と産声をあげて七歩歩いた瞬間にはYAZAWAファンだったらしいぞ
695 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/03(月) 15:48:24
小学校の先生に惚れて結婚した男の話はするのかな。
696 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/03(月) 16:29:40
3日目の話まだーーー?
我が輩はぬこであるが面白かった。
ラヂヲで小学生DJをした。
だが戦争に向けて世の中は動いていった。
みたいな話。
子供の頃の話退屈だから飛ばしてくれんかな>御大
698 :
672:2006/07/03(月) 20:53:57
ごめん。
吹き替えじゃなかった。
今日本映画チャンネルでやってるの観たら、あきらかに本人だった。びっくりだ。
30年ぶりに確認しちゃったよ。
>>697 うーん俺はそういう話にも興味あるけど・・・
明日もダイジェストよろしく( ^^ )
3日 小学校に入る頃日中戦争が始まり、朝日新聞の神風号に萌える。
NHKでこども放送局の局長をやる。
4日 中学時代 太平洋戦争は始まっていたが、本を読みまくり、ぽんち絵を
書きまくり、映画館にもぐりこんだ。
このあと、悲惨な戦時体験に続く模様。
現在「首都消失」みたいなドラマが記者の中で展開されてるんだろうなァ
「涅槃放送」を連想したよ
むしろ「コップ一杯の戦争」じゃね?
5日 神戸一中での話し。ひたすらひょうきんで、そのため殴られていてばかり。
「うかれ」のあだ名がついたのもkのとき。近眼のため非国民扱い。
>>703 あ、俺もそんな感じな気分。
「北朝鮮は完全にノーマンズランドとなりました」
とか言うニュースが今にもニュー速+で出てきそう。
日経読まねば。
サンダーバードムックの2冊目にもコメントを寄せている話あり。
1973年に発表され大ベストセラーとなった小説『日本沈没』の33年ぶりに書き下ろされた続編。日本列島が海面下に没し、国土を失った日本人たちの25年後を描く。
2006年、日本人はパプアニューギニアやカザフスタンなど世界各地に入植し、現地社会との摩擦を経験しながらも、着実にコミュニティをつくり上げていた。国土は持
たなくとも日本国は存在しており、中田首相を中心とした政府は自国のアイデンティティを世界に示すため、ふたつのプロジェクトを密かに進行させていた。ひとつは
日本列島が沈んだ地域に人口100万人規模の巨大な人工島を建設するメガフロート計画。もうひとつは日本人の技術を結集して挑む未来予測システム、地球シミュレー
ターだった
6日 終戦をむかえる(目新しい記事なし)。
なんか上にあったネタバレと全然違うような
地味な方が本物だな。
というと上にある方のネタバレが正しいと?
今日書店行ったら並んでた。
いつの間に出てたんだ。
買わなかったけど。
713 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/06(木) 19:33:02
なぜかわんのだ!
で、ネタバレはどちらが正しい?
昨日出てたし買ったし読んだよ。
それなりに小松SFっぽかったよ。
序章 竜を悼む
第一章 慰霊祭
第二章 彷徨える日本人
第三章 日本海
第四章 難民達
第五章 地球シミュレータ
第六章 凍る山河
第七章 流氷の海
第八章 政変
終章 竜の飛翔
章題から想像できるとおりの進行でした
おまいらあんまりネタバレすな!
感想だけ聞かせてw
なんか目次だけでワクワクしてきた
俺は他人のネタバレを読むのが大好きなんだ。
ちろっとでいいから話してたもれ。
やめろ〜〜〜!!
じゃあ内容に触れない程度に頼むw
>>717 6章から7章にかけて、スノーバイクでクレバスを突破する模様。
うん、そんな感じでw
「日本ふるさと沈没」って、な〜に?
誰か買った?
既に読破された方、よければ以下の質問に、はいかいいえでお答えください
@中田首相とは、あのトンネル理論の中田のことなのか?
A小野寺生きてる?
B日本人は地獄見た?
C皇室は出てくる?
D全体として、おもしろかった?
やっぱ買おうかなあ、第二部。
買えよ!
え、出てたの?
なんか発売延期したかと思えば、今度はえらい急だな。
今度買ってこよ。
このまえ東京で講演やったんだから、
今度は大阪で、発売記念に講演でもサイン会でもいいから何かやってほしい。
>序章 竜を悼む
>第一章 慰霊祭
うわ。いきなり泣きそうだ・・・。
>>725 1: yes
2: yes
3: yes
4: no
5: yes
>>731 お〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
第九章 ミステリックサイン
第十章 ライブアライブ
第十一章 射手座の日
>終章 竜の飛翔
アルファケンタウリ移民キタ-------
え?ちがうの?
飛翔する龍といえばガイキングな訳だが。
世界中を破壊して回る4匹の龍も・・・。
すまん。スレ違いだ。
何いってんだよ。
龍=日本列島なんだから日本列島そのものが飛翔するんだよ。
第1回ガンダムファイト開催だな。
石川賢の「虚無戦記」じゃないのか。
二部の主役って誰?
741 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/07(金) 16:46:51
>>725 なんだよトンネル理論って・・。
ナカタ過程とトンネル効果が混じってる・・、にしても理論って。
>740
その含み笑いの意味は?
ひょっとして、、、
くあ〜辛抱たまらん。新作の口直しに買ってこよう。
エリアルの17巻を買って来たぜ!
第二部買ってきたよー
って小松スレと谷甲州スレのどっちに書き込めばいいかわからん。
745 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/07(金) 21:20:48
俺も今、近所のツタヤに行って第二部買ってきた。
今夜は読むぞー。
第2章まで読んだけど、興奮で落ち着いて読み進められない今。
文体が違うというか、同じ物事を説明する文章でも
やっぱり御大の作品ではないなあ・・・と感じてしまって、それだけが残念。
想像以上に日本人はたくましかったと。
でも以外とこんなものなのかも。
日本的だったな、全部が。
呼んだ人に聞きたいんだけど、
もし何も言わずに見せられたら、小松左京と谷甲州、ドッチの作品に近い?
谷、だな
全編谷節で覆い尽くされてるよ
ガチョーン、谷だ!
小松実…まるで松ぼっくりみたいな名前で…
752 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/08(土) 06:12:44
第二部は谷甲州さんで
第三部は谷川流さんが書くらしい。
三部楽しみ。
谷さんのものは
分量なんぼくらいすか
第一部級のどっしりしたのを希望してたんですが
A5ぐらいで2段組474ページ。第1部よりちょっと短いかも。
内容的にはどっしりしてると思う。
谷ってだいぶ前に亡くなってたと思いこんでた。
なんで錯覚したんだろ?
756 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/08(土) 09:37:44
昨今の文芸作品としては十分大作と呼べる分量だが
いかんせん文章がモロ谷だからなぁ。
(ああ、小松左京だったらここはこういう書き方はしないだろうな)
と思いながら読み進んでいる。
構想期間は別にして1年程度で書き上げたらしいから、似せてる暇は
無かったんだろうけど。
>>754 おーそれなら満腹感ありそうですな
>>756 小松SFって全体の半分ちかくが会話だったりするけど
こんどのは違うんですか
(首都消失の会話劇は少々くどかった!)
>755
海洋小説家の谷 恒生氏(2003年7月9日没)と間違えたのでは?
>757
むしろ会話が異常に少ない。
会議のシーンですらカギ括弧がほとんど出てこない。
ある親子の会話で、子供が考える訓練をするよう親が誘導する
というシチュエーションがあるんだが、「上手に誘導した」とかの
説明ばっかりで具体的な会話が出てこないのは、いくらなんでもどうだろう。
今日の毎日朝刊に御大と谷氏の対談が載ってたよ。
てか、御大の全集完全版出るんだ!
このスレにしばらく来なかったから知らなかった・・・。どうしよう。
完全版は注文印刷みたいなヤツのはず。
日曜の朝 NHKおはよう日本に出るみたいだね。
映画の話ではなく第二部の話のようだけど。
下手に似せるとちょっとした違和感が後引くから
文体はあれでいいとおもた
>>700 >このあと、悲惨な戦時体験に続く模様。
精液フライパンで炒めて食ったという逸話wも出てくるんだろうか。
>>755 それは谷恒生のほうだな。
ばばばばばばば
だだだだだだだ
これで飯を喰うのはどうかと思ったが。
>>757 「終わりなき索敵」を超えてるかな?
>>759 レスTHANKS
小松さんのスタイルではないわけですね
767 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/08(土) 17:10:06
>>763 勿論、実際に書いているのは谷なんだから
無理して似せる必要は無いんだけどね。
ただ、例えば冒頭に出てくる
『神代三佐の返事はそっけなかった。不機嫌そうな声で、三佐はいった。』
みたいな表現は小説家の書いた文章としてどうかな?と鼻につく箇所が多い。
小松左京なら一文にまとめてるだろ。
768 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/09(日) 00:12:23
二日がかりで「第二部」読み終えた。
途中でかなりくじけそうになったけど(厚さじゃなく内容に)
最後まで読んでよかった。うん。
前半が谷さんの文体だとすると、後半というかラスト近くだけは
御大の手が入っているんじゃないかと思ったんだが、どうだろ。
こういう本の場合、印税の分け前はどうなるんだろう? と、下世話な事を思っててしまう テスト・・
ヤマトのようなオチだと
映画板の日本沈没スレにありました
やだなあ
772 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/09(日) 06:29:03
流れぶった切って悪いけど青い宇宙の冒険好きだった
ゲームもしてみたかった20年前のこと
御大、萎みすぎだ……
目新しい情報でてなかった、映画公開前の話題作り程度だな
NHKみた。凄い老け込みっぷりにかなりショック。
大震災でダメージ受けてたとか全然しらなかったよ。
小説のほうは話し合った構想をもとに谷が全部書いたみたいだな。
>775
あとがきの内容そのまんまかと。
>>775 私の履歴書の第1回で、阪神大震災が原因で鬱になったと書いている。
御大といえば、とりみきの似顔絵が焼き付いてるなぁ。
でっぷりとしたエネルギッシュで、もしかしたら躁なのか?と思うハイテンション。
ツツイのひとはあまり印象が変わらないな。
779 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/09(日) 12:56:00
NHKでは阪神大震災で被災したから第二部が書けなくなった
みたいな事言ってたけど、震災は11年前だろ。
第一部上梓からの22年間はどう説明するんだよ。
後付けで言い訳してんじゃねーよジジイ。
それはそうと小松先生、虚無回廊も早く書いて下さい。
>>779 NHKで言っていたのは”第二部が書けなくなった”ではなく、
”執筆そのものができなくなった”に近かったと思うが。
>>780 同感w
しかし虚無回廊もこの分でいけば続編が奇跡的出たとしてもまた他人に書かせる事になるんだろうなぁ。
そうしたらもはや別物だ罠。しかしあれの続編書ける人っていったら……誰?
今朝のNHKに出てたの、さっき新聞を見て初めて知った。
御大、生きてた?まだ死にそうにない?虚無回(ry
>>782 小川一水か藤崎慎吾がもうあと十年か二十年くらい修行を積んだらもしかしたら書けるかも。
あるいは正面切った本格SFの執筆経験はないところに不安は残るけど川端裕人とか。
言い訳。
第二部書けなくなったのは某映画にかまけてたから。
とりまきにおだてられ、バカなもの作って失敗。
そのショックが長引いたんだ。
小川一水って「イカロスの誕生日」書いた人だよ。
宇宙まで翼バタバタして飛んでく奴。
>785
>とりまきにおだてられ
「とり・みきに」と読んでしまった。当たらずといえどかも。
映画を含め他のプロジェクトで忙しかったのはそうだろうが
他の仕事するなとも言えないし。
全大陸を回るほど取材しまくっていたのは確か。
第一部も10年かけてたんだし、構想に20年と言わずとも
10年以上かけるつもりは最初からあったんだと思う。
SFというよりポリティカルフィクションの領域にいきそうな題材にも見えるしなぁ>第二部
790 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/09(日) 15:32:31
そういえば虚無回廊は
年末の酒の席で御大が、若手の誰かに続編を書かせる許可をして、
言われた当人が有頂天になっていたら、年明け早々「わしはそんな約束しとらん」
と御大から言われて混乱した、みたいな話があった様な無かった様な・・。
その話は、違う人設定で2,3人きいたことあるんだけど・・・。
っていうか、無理に下手な続編できるなら未完でいいですばい
792 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/09(日) 18:05:31
第二部よりも回廊をマジで完結して欲しい。
本人でw
>769
第二部読了。
たしかに後半のポリティカルクライシスなあたりは小松御大の風味が強かったと思う。
復活の日とかに近い感じで。その他も最近の知見も加わっててなかなかよかった。
本人が書か(け)ないんならこういうコラボものもいいかな。
第1部に比べて近未来的な技術の描写がなくなってるな。
虚無を続かせようとアホなことを言う「側近」
このまま未完の大作でいいよ。
第二部読み終り。正直、第一部完の方で全てが終わったのがいいと思う脱力感だった
797 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/09(日) 19:46:42
第二部読了。
御大が執筆出来なかったのは残念だけど
第一部と、第三部がつながったのは感無量だよ。
再会の場面では、少しうるっとしたよ。
第二部って、時代設定は現代なんだね。
映画版はこの第二部にはつながらないんだよね・・
この第二部が主題であろうに、ここにつながらない映画の
結末が問題だが・・・
798 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/09(日) 19:46:45
虚無回廊は未完の方が良いのかな…
他人で完結はやめて欲しい。
死後、谷川流に書かせると、
親族が密約しているらしい。
>>794 読んでないけど 作風から描写するものがないか 難しいからだろ
無人偵察機とかグループで水中移動する潜水艇とかそのあたり物が
出てくるとうれしいと思う。
PF的に考えると、日本の国家機構自体が沈没後25年も存続していたっていうのはどうなのかな?
国際法的にも、国家の要件を満たしていないように思える。
もちろん、有象無象の亡命政権に近いとも言えなくもないが、外交特権も認められているんだよね。
ネット関係の描写を見ると、舞台は2006年じゃなく2000年前後のような気がする。
ホテルの部屋からアナログ電話に繋いでるっぽかったり。
(今でもないとはいわないけど、たいていLANがあるでしょう)
首相演説がストリーミング配信されてなかったり。
(ストリーミングは現実だと日本のWIDEが初期から研究していたから
それがなければ発展してなかったかもしれないが)
中→英の翻訳サイトもけっこう使えるのがあるのに出てこないし。
(これは単に谷さんが知らなかったのか、演出上の問題か)
現実のインターネットとなにか違う電子ネットワークが主流になった
世界なのかもしれないけど、他の技術の描写を見ると説得力ないしなあ。
>>801 パレスチナ解放機構が、1964年から1994年にパレスチナ自治政府に変わるまで、30年間、
領土なき国家だったから、前例がないワケではないけどね。
804 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/09(日) 21:55:48
>>803 パレスチナは国土を回復する見込みがあったけど、沈没後の日本は…
>>797 案外繋げてきそうな気がする。
消失した国土を補完するためのメガフロート構想だとか、海外へ脱出してそのまま
日本に戻れなくなった難民とか、死んだと思ったら生きてたキャラとか。
第二部の素朴な疑問
玲子はあの状況(真鶴道路で噴火に巻き込まれた)からどうやって脱出したんだろう?
出来ればそのあたり書いて欲しかった。
小野寺のその後ももう少し知りたかったな。
808 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/09(日) 23:23:54
>>806 >>第二部の素朴な疑問
確かに。お嬢様だった彼女が、あの役職に就いた経過とか
いろいろ気になるね
中田首相は、適任かとは思ったが、どういうシステムで選出される
のだろうとか。いろいろ疑問は残る
第一部のキャラが出てくると、嬉しくはなったけどね。
あとがきによると
「(前略)如何せん、私は七十歳を過ぎ、体力的にも自ら執筆することは不可能になっていた。
しかし、古希を記念してはじめた『小松左京マガジン』によって多くの人たちの力を借りながら、
知的活動をすることが可能なことを知った。そこで『日本沈没 第二部』もプロジェクトチームを
組んで取り組めば、完成させることができるかもしれない、という気になった。」
とのこと。おそらく、御大の筆による新作は、もう期待できないのではないだろうか。
最新作は「私の履歴書」かな。さすがにあれは自分で書いてるだろう。
第二部、発売されてましたか…。
買わなきゃ。
しかし、メガフロート建設とは「どん亀サブマリン」(小山田いく)のような。
(まあ、こちらは半分海中都市ですが)
>>724 あんまり面白くないです。
ほとんどの人がギャグになっていないギャグですし。
しいていえば伊豆・金沢・対馬・宮古島はそこそこでの出来ですが。
>>801 マルタ騎士団という外交特権も認められている非国家もありますよ。
日本人難民を全て自国民にすることもできなかった諸外国の苦肉の策でしょう>日本国の存続。
二部読まずにカキコ。
メガフロートの場所って、もちろん旧日本列島跡じゃないよね?
それは中国に阻止されるよな絶対。
>玲子はあの状況(真鶴道路で噴火に巻き込まれた)からどうやって脱出したんだろう?
ワープですっ!
すぐ近くに大阪城へと繋がる抜け穴があったんだろ
莫迦だなおまいらは。ハスミという人に助けてもらったに決まってるだろ。
映画リメイクにあたり原作読み返したいと思って
本屋回りまくったんだが
全然文庫見かけないんだが
版切れしてんの? 東京だけ?
昔買ったカッパノベルズは見つからないし
ああ読みたい!!
>>817 フェアだから大きめの本屋にはある。上下巻組。
>818
トン
巻きになってんのか。
勤め先本屋街なんで、今からの昼休み
フェアんとこ探してみるわ。
先週は三省堂でも品切れだったんだが、
週明けたし期待してみる。
第一部もそうだったけど第二部の内容を1冊に収められないことは
最初からわかっていたわけで、いっそ「第二部プロジェクト」の内容を
シェアードワールドにして、今回出た谷甲州版第二部の他に
森下一仁版第二部とか田中啓文版第二部とかどんどん出せばいいと思うんだ。
ラノベじゃないんだからさ…
メディアミックス展開するもんでもないだろうに…
京アニが全14話のアニメにするらしいゾ。
私は>821さんに賛成です。
第二部の、自然の猛威の描写はすばらしい。ドライな、でも人間性を失わない、
極限に追い込まれた人々の描写もすばらしい。
でも、「誰々は何々を話した」とか「どこどこでかれこれが起きていた」とか、
かいつまんで説明したようなところが、すごく多い。
一言で言うと続巻キボンヌですよ。
>>824様
多分ネタだと思うけど、京アニのクオリティなら観てみたい気が・・・
>>826 御大関西人だし、京都好きそうだし、意外ととんとん拍子に
話が進み…って事に成ったらいいかも知れません。
左京ファンにアニオタのお兄さん達がいるとは!!
>>828 小松左京御大好きだって、アニメを見るんだい!
小松さん自身が漫画を画いていたし、
とり・みきの漫画を読んでいたりするし。
昔、「小松左京アニメ劇場」という関西ローカルの番組があってな……
>>811 「ふるさと沈没」の対馬編はもしや第二部の…?
京アニだし、
舞台は当然夙川だよな。
小松左京の小説作法
今現在の新聞、雑誌からネタを拾う
次にそのネタを未来の話にしてほら吹き話を作り上げ、
最期に日本がこうなったのも過去(現在)のせいだと
落ちは現在社会の批評。
こんなのが一杯ありますよ、小松のおやっじっさん
>>836 最後の行からひっくり返せば
現在社会を批評的に見渡し
今がこうだと未来はこうなってしまうという観点も虚構の足がかりの一つとして
物語を作り上げる。
三文脳内ファンタジーではなく現代に地に足付けてリンクしている以上、今現在の新聞、雑誌とネタの一部が共通してくるのは当たり前。
何の批判にもなっていないわけだが。
>>835 全集ほしいけど、
見本でいいから仕上がりの状態見たい。
デジカメでもいいから載せてほしいなあ。
沈没の二部を読了。
確かに小松左京と言うより、谷甲州の小説になってるな。
おもしろいとは思うが、小松左京のような重層的な話の深みが感じられない。
どちらかと言うと冒険小説に近いな。つーか覇者の戦塵風。
あとやたら雪山をウロウロしているのも谷甲州風だったw
個人的には、主題の「日本人」と言う物をもっとストーリーの本質に絡めてほしかった。
第一部では「日本人」という無形の存在が強烈に感じられたが、今作では
「日本人である個々のキャラクター」が活躍するのにとどまり、もう一つ日本人、
と言う存在の手応えが薄い。
------
いーけど、中田さんめっちゃ無口。全編通しても十行くらいしか喋ってないw
同じく読了。
小松左京なら、「日本沈没は始まりに過ぎなかった」の後をメインに書きそうなもんだが。
つーか、書いて欲しかったんだが。
どーせなら、アレが始まった結果の混乱の中で、動く日本人の姿を通して
「日本人とは何か」っていうテーマを浮き彫りにしてほしかったな。
ソレに、何であんなにキャラクターに旅行させる必要があるんだか。
まるで谷甲州の小説だ。
あと、日本列島が沈んでいろいろあって、中田が新しいこと始めて、
その中で「日本人とは何か」っていうテーマを浮き彫りにしようとして、
で、そのテーマを語り合った後、アレが始まって、対応策を決めたところで終わったわけだ。
最後の決断が「アメリカ人とは何か」で決められてしまったから、テーマがぶれてた様な感じがした。
なぜ、最初に「アメリカ人とは何か」を話し合い、最後に「日本人とは何か」を話し合わなかったんだ?
(中田がそういう順序で話をした必然性は判るんだが、小説の順序としてね)
もうちょっと血腥い所とか粘っこい折衝や交渉とか期待してたんだけど
そこらへんはサラッと流されてる感じで喰い足りなかった。
あとこの世界にはIBMがきっと存在してないんだろうなぁ、と思ってしまった。
まあ、曲がりなりにも第三部につながったから良しとしたいけど。
やっぱ喰い足りないんだよなぁ。
で、シンちゃんは「エスパイ」やるの?
中田は引退しましたよ〜
844 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/11(火) 20:34:01
>>831 声は確か名古屋章と富田靖子だったな。
もう一度みたい!
845 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/11(火) 22:55:43
映画ってのは「ウケれば勝ち」
ビジネスなので。
だから沈没もコケれば非難ゴーゴー
某ジュピターについていまだに
「科学的に正しかったからいいSF」とか言い張る人がいるけど、
だったら自分の金で作れ。
さよならジュピタートラウマの人多いみたいですが、今でも
好きな映画です。ヘンなのは認めますが。
この前、浜村順のラジオ出てたけどこの人何歳?
あのアット驚く為五郎の歌うBBJが大ヒットする世界構造を
科学的に説明してください
>>849 1931年(昭和6年)1月28日生まれ。
852 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/12(水) 23:10:03
ゴダール、イーストウッドは1930年生まれで精力的に映画撮ってるのに・・。
まだまだ書けるでしょ。
こないだコンビニで、さいとうたかをプロの日本沈没コミックを買ったんだが
ものすごく原作に忠実に描いてあって驚いた。
854 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/13(木) 03:31:35
筒井康隆は昭和9年生まれ。
たった三つしか違わないのに、小松左京は老け込みすぎ。
そもそも、あれほどバイタリティにあふれていたSF作家が、
阪神大震災ごとき(ごとき、なんて言っちゃ不謹慎ですが)で、なぜ鬱になりますか。
855 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/13(木) 06:42:55
↑不謹慎だっての
欝はそれ以前からだ。
高嶋氏と同じ年齢的なもの。
阪神はきっかけ。
筒井さんは還暦越えて、念願だった役者になれ、
欝に陥ってるヒマなかった。
つか、中年前になってなかった?
>>854 某有名凶悪殺人事件の関係者なんだYO。
鬱になっても仕方がない、っつーか、普通に鬱になる。
比較的忠実ってことだろう。
なにと比較したかは言わぬが花。
真日本沈没ののことかーッ!
谷沈没だが
あまりにも具体的な内容なさすぎ
7/20
「小松左京&谷甲州,『日本沈没』を語る」
7/15に映画「日本沈没」も公開。そして小説「日本沈没」第二部も発売。
小松左京氏とともに第二部作者の谷甲州氏をお招きしてのトークライブ。この対談イベント、必見!
【出演】小松左京(作家)【Guest】谷甲州(作家)
【聞き手】松浦晋也、笹本祐一
18:30Open/19:00Start
前売¥2300/当日¥2500(共に飲食別)
前売はロフトプラスワン店頭にて7/9〜発売
http://www.loft-prj.co.jp/
>>840 > まるで谷甲州の小説だ。
この一文になぜか激しくSFを感じてしまった。
現在の私の履歴書
京大で共産活動。
866 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/13(木) 22:08:40
>>863 やべっ
チェックし忘れていた。サンクスっ
共産党の当時の非道な活動が次々白日の下に(w
非道というよりは
硬くて青すぎ
当人たちは真剣だったのだろうが
今となってはギャグである
うちの父親がアレ読んでたまげてた
高橋と親友だったんか左京〜だって
高橋和己ね。けっこう有名な話だと思っていたけど、結びつかない人も世間一般には多いのかも。
小松-高橋ほどじゃないけど、中内功と大森実だって、同級生としてそれなりに親しかったっていうしね。
「今となってはギャグ」って切り捨てるのは簡単だけど、
ソ連崩壊のとき、
「ショックだった」という御大の回顧を読んだときはさすがにびっくりした。
第二部で普通にソ連が崩壊してたのがショックだった。
ソ連はともかく、北朝鮮が現実そのままみたいに存在してたのも。
資本主義の現実を知る在日帰国者を抱え送金がなくなり主要貿易先も消えたら、
あるいは沖縄基地等のバックアップがなくなった在韓米軍はとか考えると、
朝鮮半島はもうちょっとどうにかなってると思ってたんだが。
ソーいえば、竹島は残ってたな。
中国軍が占領していたが。
もうだめぽ。。。
>>869 >「今となってはギャグ」って切り捨てるのは簡単だけど、
当時よりギャグだった
よく政治マンガでコケにされていたし
874 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/14(金) 17:04:47
昔は馬鹿でも大手を振って歩けた時代
情報が少なくて馬鹿が馬鹿と気づかない時代だったからね
なるほど、そんな風にして私たちも後の世代からあなどられるのですね!
流れを無視して。
新潮新書 7月の新刊
小松左京 「SF魂」
帯に大きく
「私が日本を沈没させました。」
>877
新潮新書は『バカの壁』で味をしめてるから、これもインタヴュアーを立てての「語り下ろし」なんだろうな。
さて、小松左京マガジンを定期購読して連載インタヴューを欠かさず読んでいる人間にとって
新味のある内容なのかどうか。
なんか、御大を操っているヤツがいるみたい。
880 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/14(金) 20:22:39
口述したのはバカの壁じゃなくて国家の品格だろ
あああああああああああああああああああああ日本滅亡
じゃあ虚無回廊も口述筆記で
その口述筆記が一番難しい様な気がしませんか?
>>871 対馬とか与那国島とか尖閣諸島とか大東諸島とか南鳥島とかは残っていてもよさそう…、
と思っていたり。
>>885 「日本を失っても日本人は日本人たりえるか」というテーマを描く
ためには、一部でも居住可能な土地が残ってたらまずかったん
でしょうね。
ホラを吹くなら、徹底的であれってことでしょう。
第三部、自動書記、とか。
小松信者としては「日本沈没」を観ないわけにはいかん。
死を覚悟して逝って来ます(`・ω・´)
>>889 新作がダメならダメで、原作を語ろうorz
891 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/15(土) 10:02:04
431 名前:名無シネマ@上映中 :2006/07/15(土) 09:58:42 ID:H+jnl1fK
今日は昨日より暑いぞ。
出かけるときは近所のコンビ二でボトルアイス買って持って行け。
明日、明後日、行く人はペットボトルに水入れて凍らせておけ。
この日本沈没を観にいって熱中症で倒れるとシャレにならんぞ。
>888
「あなどってはいないが、あながどうなっているかを見たいのだぁああああ!」
895 :
889:2006/07/15(土) 16:55:42
原作とはまったく別物だと事前情報仕入れていたから
そこそこ楽しめた。
BBJよりは遥かに面白かったよ。
>888
アナドル=アナウンサーアイドル
子供放送局局長のことかーッ!?
今日の「私の履歴書」は大学卒業のあたり。
飲む、打つとあと一つもたしなんだけど日経には書けないとか。
共産党にいたせいで朝日と毎日に就職できなかった話。
第二部読んだ。
やはり別人が書いた小説とした言いようがない。
第一部で終わっていた方がよかった。
玲子生存もどうかと思うが、それは譲るとしても、最後の彼の記憶復活は甘すぎ。
(思い出さなきゃ「果しなき…」と同じになるが)
それと幸長どうした?
898 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/15(土) 18:21:16
>玲子生存もどうかと思うが
こう言っちゃ何だが、第一部の小松左京のあの書き方で
阿部玲子の生存を予測できない様な理解力じゃ、
その他の批評めいた意見も空疎だな。
もう一度、第一部を読み返して見ろよ。
玲子が死んだなんてどこにも書いてない。
玲子存命は最初からの設定。
fmで小松左京特集やってたね。
途中のショートコントみたいなので
「日本沈没」と「神への長い道」をネタにするとか
結構濃い内容だった。
「二部が売れたら三部は本当に共作で書きたい」とか言ってた。
最近この板に変な押しつけ意見書く基地外湧いてんね。
901 :
898:2006/07/15(土) 18:48:09
>>900 俺のこと?
こんなの押しつけでも何でもない。
お前が馬鹿過ぎなだけ。
902 :
897:2006/07/15(土) 18:51:36
>>898 玲子が死んだと思っていたわけじゃないぜ。
玲子を登場させない方がよかったと言いたかっただけさ。
自覚が有るならまだ救いはあるなw
>>899 こんなところで常連に巡りあえるとは。
呂律が回っていなかったのは、酔っぱらっていたせいだと合理化したにょろ。
三部出す頃には本人いないだろうし、
いろいろとややこしいことになりそう。
印税の分け前のことばっかり気にしてる奴がいるなあ。
どうせ他人の財布だ。お前には1銭も入らん。
今日のFM番組で日本沈没三部は宇宙船を作って日本人がそこに住むとかいってたような…
映画見に行ったけど予想以上に面白かったよ。
CGも良かった。
909 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/15(土) 20:19:12
僕も、もう先はそんなに長くないので「宇宙にとって生命とは何か」「宇宙にとって知性とは何か」
そしてその先に「文学とは何か」ということを書いておきたい。
おそらくそれは小説ではなくエッセイになると思う。
まあ、たとえ僕自身が書けなかったとしても、こうやって言っておけば誰かが志しを継いで書いてくれるだろう。
最近は死んだ星新一なんかが夢に出てきて「そろそろこっちへ来ないか」と言っていることだし。
1つだけどうしても言っておきたいのは「日本人を愛する」だとか「どこそこの国は嫌いだ」なんて
狭いことはやめて欲しいということ。
自然も、植物も含めた生物も、全部を愛しいモノだと思って欲しい。
>907
うん、その時代を舞台にした短編があったはずだ。
覚えていないけど。
>>693-694 激しく亀レスな上に流れ豚切りですまんが
赤ん坊が産声を上げる間もなく・・・
という例の実にイヤな話を思い出して鬱
第二部読了
ボリュームがもう少しほしかったなぁ
なんか淡々と話が進んでそのまま終わった感じで
いまひとつ盛り上がらなかった…
篠原あれで出番終わり?
御大もまだ老け込む年じゃなかろうに、
コンピューター付きブルドーザーの異名が泣くよ。・゚・(ノД`)・゚・。
もうひと踏ん張りして虚無回廊の続きを(ry
引越し以来封印していたダンボールを開けて
カッパを探そう。
>>912 「無限の引き出し」ってのもありましたね。
日経新聞で小松先生が「私の履歴書」書いてるので覗きに来たよ。
「日本ふるさと沈没」は買ったけどまだ袋に突っ込んだままだ......
日本沈没はまだ読んどらん。