1 :
名無しは無慈悲な夜の女王:
それは、ライトノベルとはちょっと違う。
ただの児童向け読み物でも、教条小説でもない。
それは、後に人々が陥った小難しい理論武装からも自由で、
伸び伸びと空想の翼を広げときめきと興奮と高揚感でもって
僕らの胸をいっぱいに満たした。
そして・・・それにも関わらず、その後口には、かすかに
「科学」の味がした。
かつてSFの黎明期を支えた作家たちが、明日の文化を背負って立つ
少年たちに向けた語った物語について、今もう一度語り合おう。
2 :
エスターク:2005/05/20(金) 01:54:02
グゴゴゴゴ・・・我は悪なのか・・・悪なのか・・・悪とは何だ・・・わからぬ・・・わからぬ・・・我は・・・何なのだ・・・
またタイタニックスレか。
いい加減
>>1は死ねよ。
4 :
キノコの山:2005/05/20(金) 05:06:20
ジュヴナイルSF減少が、SF衰退を招いた原因のひとつではある。
これ本当。
5 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/20(金) 09:34:54
光瀬龍 異次元海峡を読んだ。
下町の雰囲気、じいさんが参加、カワイ目の女の子、まさにツボにはまった。
地底生物マントラとか。
ジュブナイルSFの衰退と共に、NHKの少年ドラマシリーズも
フェードアウトしてしまった。
寂しい限りだ。
ハヤカワあたりが権利買って往年のジュブナイル叢書の類を再刊したら
結構固定層が買うと思うんだけどね。
9 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/22(日) 00:35:05
冗談抜きで新井素子あたり原作でやってたら、少年ドラマシリーズももちっと何とかなったんじゃないかなあ…
矢野徹
「孤島ひとりぼっち」は傑作。
リライト版
「ロボット」は大駄作。
『セブンの太陽』に出てきた異星の幼女、今なら萌えキャラになれるんじゃなかろうか。
エピローグの成長モードで二度おいしいし(ストーリーの方はよく覚えていなかったりする)。
12 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/27(金) 04:27:23
少年ドラマシリーズの認知度が高いせいで
「ジュブナイル=学校を舞台にした謎の転校生タイプの作品」
という印象が強くなり過ぎてしまったのは痛し痒し。
中には気宇壮大な物もあるんだけどねえ。
ジュブナイルじゃ眉村作品がやっぱり一番かな
14 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/27(金) 14:21:28
うん、いいね。
だが折れは微妙に、光瀬龍の方が好きだ。
「暁はただ銀色」とか「その花を見るな」とか「作戦NACL」とか。
題名がカッコいい。
たいがい放課後の描写から、たそがれ時の異界の物語が始まるみたいな。
眉村にしろ光瀬にしろ、この頃のジュニアSFって、よみ終わったあと、
こども心に哀感が残るんだよな。人生の疑問とか空しさとか。
小松の「青い宇宙の冒険」とか。
>>14 「青い宇宙の冒険」をつい昨日読み終わったばかりの俺が来ましたよ。
ともっぺの70年代的萌えキャラ描写にクラクラ(w
新興住宅街の裏山から、多元宇宙の危機にまで、平然と話が広がる
のがジュブナイルSFの醍醐味と言いましょうか。
ハヤカワ、叢書作っちゃえばいいのに
トリポッドとかもハヤカワ文庫じゃ子供は誰も読まん
17 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/27(金) 22:30:28
>>15 もっぱら光瀬、眉村に慣れてて、女の子のタイプが違ってやだとか、
設定が大きくてなんか好みじゃない、とか思いながら…読み終わって感動した記憶がある。
>>6は福島正美だっけ。ソノラマで出てたな。あれは福島本来じゃないよな。
「異次元失踪」がよかった。もう単なるミステリで、SFでもなんでもないんだよ。
ジュブナイルSFの常道を平気で裏切って、それでいてこれこそジュブナイルSFの雰囲気を醸してる。
この世界への忌避とか、遠い世界への郷愁とか。
終わり方もカッコよくて、大げさにいえば人生の哀しさを教わった。
決して血湧き肉踊るようなエンターテインメントは書けない、文学よりの人だったんだね。
福島自身も人生に絶望してたんだろうな。
角川文庫で昔出てた短編集読んで哀しい物語を書く資質の人だなあと思った。
ラノベでもジュブナイルの精神を受け継いで
いるっぽいのを一つ。
麻生俊平の「若葉色の訪問者」
これはけっこういい感じだった。
幼馴染の女の子の突然の死。
その娘そっくりの転校生。
そして、主人公だけが気づいてしまう地球侵略。
等など。
イラストも内容も萌えなんて要素はあまり感じられ
ないから良かったら一読してほしい。
むしろ内容は萌えでなく、燃え。
なんか、名著「暁はただ銀色」に通じるものが
あるような気がして、ちとノスタルジーに浸ってしまった。
>>14が言っているような読後感も自分は感じられたよ。
確かに、あの感覚はジュブナイルには必須だと思うな。
19 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/29(日) 00:06:21
ラノベ扱いのジュブナイルSFつったら「星虫」じゃないかな。
やっぱジュブナイルは学校の図書館で読むのが一番やね。
作戦NaCLとか、まぼろしのペンフレンドとかな。
ああいうのまだ売ってるのかなあ。
>>14 「あばよ明日の由紀」なんて、主人公が階級差に悩んでるんで
びっくりだったよ。
「夕ばえ作戦」もせつない終わりだな。
小5の時に古本屋で30円で買った「宇宙漂流」(小松左京)がジュブナイルSFとの出逢い。
次に福島正実の「救援隊」を20円で買って来て、小6で「地球が滅びる時」に読み進んだ。
‐ICBMの核攻撃の恐怖にファンタジーを感じ胸ときめいた。
世界は滅びればいいと本気で、夢想い描いていた。
21 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/29(日) 08:11:01
>>19 夕映え作戦も名作だな。ようは過去との科学のギャップに、純粋に子供心も大人心もときめく。
戦国自衛隊みたいなもんだな。
光瀬時間SFの本領発揮というか、当時でもそうした面白さ珍しかったからTVにもなったんだろうな。
光瀬ジュブナイルとしてはまだ作品として明るいほうだね。だから最後も切ないんだが。
その切なさには、もうこのお話が読めない、この話はこれでお終い、続きがない、という寂しさも含まれる。
旺文社と学研の、高校学習誌連載ものは、不良少女が出てきたり、今でいうヤングアダルトだね。
それまとまったのがソノラマ文庫にあって、「異次元海峡」だったかな。
よかったなあ。切なくて。
>>20 あー、「宇宙漂流」どんな話だったかな。
読んだとは思うが覚えてないから好みじゃなかったんだろうなー。
光瀬作品はその異次元の入り口はなんであるんだよ、
そのタイムマシンはどっからきたの?っていう大いなる疑問が・・・
いや、別に非難ではないよ。
作戦NACLはなぜだか放課後に中学校の階段で読んでて、
塩かよ、ナメクジかよと思ったもんです。
うむ、たしかに
塩かよーっておもいはした
小学校の時に読んだSFを探しています。
「青いアンドロイド」というタイトルだったと思います。
偕成社のSF名作シリーズといっしょに、図書館に並んで何度も読みました。
「教授」と言う人が超能力を使えるようになった事と、
「ラッキーフォードさん」という登場人物ぐらいしかちゃんと覚えてません。
どなたか情報ご存知でしたら、教えてください。
>>22-23 化学記号を知らない小学生のときに読んだのは幸いであったことを記憶。
>>24 わかりません。偕成社なのですか。
「超革命的中学生集団」はどうでしょう?なんともビターなドタバタ物です。
アレの角川文庫版の後書きは必見。
>>22 夕ばえ作戦のタイムマシンは、開発にまつわる前日談がその後書かれてる。
「紐育 宜侯」(角川ノベルズ/文庫) 内容はかなり暗め。
しかし…まさか、(メル欄)がタイムマシンを開発するのも珍しい…
>>26 出身小学校を訪ねてみるとか。まず出版社がわからないと。
国会図書館って児童書おいてるんだろうか…。
>>27 超革中は悪ノリが全然面白くなかった。
ガキでもそんなことはわかって、真面目にジュブナイル楽しみたいよな、と
平井和正はどうでもいいと埒外に置いた。
ソノラマ文庫と秋元文庫、角川文庫のSFジュブナイル、総点検して、
どっか出版社出すべきだよな…。
皆さんご存知でしょうが、ジュブナイルは徹底的に売れません。
SFという時点で売れないのに、ジュブナイルを出すのは出版社にとって自殺行為です。
児童文学全般が売れてないのかな?
いまの子供は何を読んでるんでしょ。
児童書の文庫シリーズなんて古今東西のバラエティーに富んだ
名作が一杯あるのにね。
漫画 じゃあないでせうか。
高学年向けの児童文学やジュブナイルはほんとに売れないらしいな
いっけん百花繚乱のライトノベルにしたって1冊あたりの発行部数は
さんさんたるものらしいし
まあ、売れる売れないも重要だろうが、出版の持つ文化育成的意義を
考えると、ただ売れる物だけ出しているのも考え物ではあるが。
「売れるジュブナイル」を創出して行くことも、一つの営業努力ではないかね。
ところで、古い往年のジュブナイル叢書を出せば、若者は買ってくれない
かも知れないが、かつてのSF少年たちの固定層がそれなりに買い支えて
くれそうな気はする。
重要なのは、単発で出すのではなく、叢書としてまとまってリリースして
訴求力を高めること。
まあ「ハリー・ポッター」も、当初はバカ売れすると
思って出した訳じゃないしな。
特に日本版は。
売るための努力もなんか空回りしている気がする。
たまに懐かしい題名を見つけて書店で手に取ると、
その表紙はこてこての萌え絵師のイラストだったり。
もう、往年の名作に、売れ線かどうかだけを基準にして
適当な描き手の挿絵や表紙絵をつけて再販するのは
止めてください。泣けてくるよ。
昔のノリでポップアートや抽象画調の絵を再現しろとは
言わないけど、せめて、内容と違和感がない描き手を
選んでほしい。
ベタベタのアニメ絵以外でも、子供に受ける絵を描ける
人はいるんだから。
最近のハヤカワか…
38 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/07(火) 22:08:29
>>36 >たまに懐かしい題名を見つけて書店で手に取ると、その表紙はこてこての萌え絵師のイラスト
わかる。ガキを馬鹿にするな、と。
糞おんなじ同人ポンチ絵好きのキモヲタと一緒にすんな、と。
お前らは痴呆を育てたいのか、と。
作戦NACLが神保町の某書店にあった。
買おうかなと思いながらページをめくっているうちに、
結局全部読んでしまった。
ジュブナイルSFとかあまり読まなかったな。
小学生の頃日本のSF小説とかちょっと馬鹿にしてた所があったし。
もっと驚けるような作品が読みたいって感じで。
別にジュブナイルSF=日本のSF小説ではないと思うが。
ラッキースターシリーズが好きだったね。
43 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/18(土) 20:56:37
キール・ランダーのシリーズを読んだな。
私のスペオペ初体験がこれ。
44 :
あかさん:2005/06/26(日) 18:51:09
懐かしい作品名がでてきて何か嬉しい。みんな同世代ですね。平井和正なんかは如何ですか?ウルフガイシリーズや玄魔大戦などなど、ちょっと既出の作品とは系統がちがいますが・・
45 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/26(日) 19:37:37
長新太さん死去のニュースを聞いて、小学生のころに読んでいた
岩崎書店の「深海の宇宙怪物」とか「ついらくした月」とかの
子ども向けSFシリーズを思い出した。
あのほのぼのした挿絵が妙に怖かった。
47 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/27(月) 06:02:23
48 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/27(月) 09:57:23
>>42 ポール・フレンチだっけ?(実はアシモフ)
49 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/27(月) 09:58:09
50 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/27(月) 10:03:57
>>36>>38ワタシは真鍋博さんが好きだった。スッキリしてて。
あまりリアルやインパクト強すぎる絵は内容のジャマになる。
51 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/27(月) 10:16:02
「青い宇宙の冒険」は講談社青い鳥文庫(新書サイズ)で今も売ってます。
数年前にたしかハルキ文庫で「夕ばえ作戦」なんか出てましたね。
今、お子様に売れてるのは「デルトラ・クエスト」シリーズ、「マジック
ツリーハウス」シリーズ、ちょっと前なら他に「ダレン・シャン」あたりか。
「ダレン」は10巻くらいまで読んでるけど面白い。こんな内容小学生に
読ませていいのか、と思うが、江戸川乱歩とかもっとヤバかったしなぁ・・・
青い鳥文庫って売れてんの?
>>52 ウチの店の場合、あの程度で売れてるとは言い難いところですが、
はやみねかおるなんかは売れてると言っていいんじゃなかろーか。
おんぼろ宇宙船シリーズぐらしか読んでないや。
小学生の頃読んだんだけど、中学生の少年が近未来硬式飛行船に乗るやつ知らない?
飛行船の隠された機能が、核や兵士の心の無力化で、
最後は軍需産業の攻撃衛星に落とされる話。
56 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/28(火) 08:52:33
福島正実にファンレター出しちまった厨房時代・・・恥ずかしい!!
57 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/07/11(月) 07:15:42
地下道のタップダンス
あげ
58 :
あ:2005/07/15(金) 23:43:27
今から30年位前に読んだ短編のSF?だったと思います。
主人公は、少年で、学校の遠足に行くのですが、
列車で海へ行く途中のはずなのに、いつまでもものすごい山の中を
走っている。少年は、ふとしたことでその列車の車掌が「蟻」で
あることに気づいて、自分たちが蟻の穴に引き込まれそうになっていることに気づき
仲間と力をあわせて必死にそれを阻止しようとする、みたいな話でした。
「蟻が象徴する無機質な大人社会への反抗」を寓意するような話で、
一種ゾクっとする印象でした。
どなたか、題名と作者をご存知ありませんか?
30年くらいたつのに、まだ気になっています。
59 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/08/01(月) 21:55:59
60 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/08/02(火) 00:11:48
今でも依光隆のイラストを見ると、ドキドキしてしまう中年の俺。
61 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/08/02(火) 04:02:38
62 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/03(土) 18:51:31
♪遥かなジュブナイル 瞳の中のレインボー
永遠のあの夏 の日に、戻るのさ
63 :
イラストに騙された名無しさん:2005/09/24(土) 12:48:30
バラバラ
65 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/24(土) 17:59:34
ジュブナイルっていまや死語だな
66 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/24(土) 18:35:56
イリヤの空はジュブナイル
67 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/29(木) 03:36:40
鈴木杏かわえ〜・・・・
68 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/19(水) 02:52:46
70 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/24(月) 02:37:30
ここきて初めてジュブナイルという言葉を知った。
児童向けに書かれたSFってイメージ?
なんかオススメあったら教えて下さい。
まず、宇宙島へいく少年
72 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/25(火) 01:41:02
↑ 10冊 15750円 手にとってみたいな、これ。
1.アーサー王とあった男/2.タイムマシン/3.わすれられた惑星/
4.宇宙怪獣ラモックス/5.なぞの第九惑星/6.宇宙のサバイバル戦争
/7.夢見る宇宙人/8.作戦NACL/9.百万の太陽/10.時間と空間の冒険
74 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/28(金) 05:30:24
岩崎書店って久しぶりに聞いたなあ。
ジュブナイルというか、ジュニアSF、児童SFって言葉がぴったりくる。
75 :
輝くトラペゾへドロン:2006/01/02(月) 03:09:39
おんどりゃ あげさらせ
星新一はこのカテゴリにはいるのでしょうか?
入りません。
78 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/02(月) 23:23:54
あけましておめでとうございます。私が初めて読んだのが豊田有恒氏のもうひとつの世界です。
80 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/21(金) 18:55:30
創作子どもSF全集 全20巻 42000円
復刊してかなり迷ったけれど 買っちゃった・・・
ジュブナイルと一口に言っても、本当に小学生向けというものもあれば
一般向けのラインに届きそうなものもある
昔小松左京の子供向けリライト作品集をよんだよ
狐と宇宙人ネタなんかの、平仮名増えてネタをちょっといじった奴
「少年少女世界科学名作全集」「SF科学小説名作シリーズ」のタイトルを見てると
普通にSFの名作と呼ばれてるものがジュブナイル扱いになってる
しかしこれはSFの幼さの表れと言うより、
SFの特長の一つが世界観を味わうことであったり
予想を裏切られることを楽しむものであるので(俺なりの考え方だけど)
子供大人関係なく楽しめるからじゃないかなと思ったよ
82 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/20(土) 12:44:51
あげ
83 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/22(月) 00:56:55
清水義範の「エスパー少年抹殺作戦」と「エスパー少年時空作戦」が好きだった。
体は少年じゃなかったけどな。
あと「黒の放射線」ってなかったっけ?。調べてみよ。
……調べた。あった。久しぶりに読みたくなった。
84 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/21(月) 04:02:24
「青い宇宙の冒険」
宇宙を外から眺めるだなんて、当時は…
アニメだけどゼーガペイン
>>81 Sense of wonderこそ文芸としてのSFの核。
それはかつての科学万能主義が未来に対して抱いた理想像が崩れ去った現在でも
変わらない。
んで、未知の世界にワクワクするのは年齢に関わらずヒトの本質だから。
87 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/19(火) 16:01:35
88 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/27(水) 23:49:47
ルナ・ゲートの彼方(ハインライン)がジュブナイルSFじゃ最高
89 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/28(木) 00:06:06
ハインラインというと、スターマン・ジョーンズが思い浮かぶ
んだが、さてあれはジュブナイルに入るかな。
ディックの「ニックとグリマング」
何気に面白い
八月の博物館ってジュブナイルに入る?
こういう雰囲気の作品好きなんだけど、どうやって探していいものか困ってる
.
わすれられた惑星
小学校の時図書室で読んだなあ、今でも記憶に残ってるわ
今思えばあれがSFとのファーストコンタクトかも知れん
>>13 ジュブナイルっていうとやっぱり真っ先に眉村卓を俺も思い出す
特にまぼろしのペンフレンド
あと、筒井康隆なら時かけじゃなくてミラーマンの時間
でも一番好きなのは、明日への追跡のドラマ版、っていうか斉藤とも子w
…で、「その花を見るな」のタイトルの意味は何だったんだ。
その花を見るなの主人公は後に大ベストセラー作家になったという・・・
99 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/03(日) 15:32:21
age
100 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/03(日) 19:59:46
「27世紀の発明王」
「獣の奏者」
はSFだと言い張ればSFと呼べるかも。
ちゃんとしたジュブナイルではある。
既出だったらゴメン。見えないんで。
102 :
98:2007/06/05(火) 01:07:54
上がっていたのか・・・カキコした瞬間に間違えたと思ったけど
誰か突っ込んでくれるとおもて訂正しなかったけどスルーされてる。
まあ、おれもSF板に書き込むの、これ以来だし。
電脳コイルがジュブナイルっぽい。
今はアニメ方面で使われやすい題材なんかな
眉村卓「ねじれた町」
これが最高
105 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/22(金) 07:00:39
うん、あれはいいね。過去からの郵便を受け取る話は、バックツーザフィーチャー並によかった。
ラインスターの黒い宇宙船は、小学校の図書室で夢中になったな。
俺のSF人生の扉を開けた作品だった。
御大にも感謝。
高千穂遥の作品なんてどうですか
109 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/23(土) 01:03:35
すぐ思い出すのは「なぞの転校生」かな。
あの頃は少年ドラマシリーズみてから原作を読むていうパターンが多かった。
「タイムトラベラー(時をかける少女)」「明日への追跡」「ねらわれた学園」とか
鶴書房のシリーズをよく読んだね。
「5万年後の夏休み」もよかった。
110 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/07/11(水) 00:35:54
ジュブナイルって香取と鈴木杏ちゃんが出てたやつ?
111 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/07/15(日) 16:42:18
今から30年位前に読んだ短編のSF?だったと思います。
主人公は、少年で、学校の遠足に行くのですが、
列車で海へ行く途中のはずなのに、いつまでもものすごい山の中を
走っている。少年は、ふとしたことでその列車の車掌が「蟻」で
あることに気づいて、自分たちが蟻の穴に引き込まれそうになっていることに気づき
仲間と力をあわせて必死にそれを阻止しようとする、みたいな話でした。
「蟻が象徴する無機質な大人社会への反抗」を寓意するような話で、
一種ゾクっとする印象でした。
どなたか、題名と作者をご存知ありませんか?
30年くらいたつのに、まだ気になっています。
112 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/07/16(月) 13:49:24
『僕の真っ赤な丸木舟』
イヤすぎな未来( ´Д`)
114 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/07/17(火) 06:48:39
何年かぶりに
『僕の真っ赤な丸木舟』
を図書館で読み直した。
しかしすげえな…これw
黒い宇宙船のハードカヴァー版が復刊されないかなぁ。。
あの絵がいいんだよな。あの絵が。
20年くらい前、小学校の図書室で夢中になって読んだな。
昔読んだ題名が沢山出てるが、いかんせん30年以上前なので
内容が全然思い出せない。
117 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/09/20(木) 13:10:21
>>115 宇宙家族ジェットソンを大人しめにしたような絵だったと、記憶してる。
あの当時のSFの挿絵や表紙は味があったよな。
なんで新版にヲタ絵を採用するんだろうな。
理解出来ん。
遠い日だな。
秋元文庫や角川文庫、ソノラマ文庫…。
光瀬ジュブナイルと眉村ジュブナイルの味わいは違っていた…。
しかし、自分が生きる世界に違和を感じる、思春期初頭の少年に、
どこかやりきれないもの哀しさが、読後、静かに迫ってくるのは共通していた。
まるで夕暮れの終末感のように。
依光隆や谷俊彦の絵には、何というか凄みがあるんだよね。
あの挿絵の果たした役割は大きい。
現代的なライトノベルの挿絵と違って、現実にキャラクターが
そこら辺に普通にいそうな感じ。
それがもしかしたら現実にありうるかも?
という錯覚を起こさせて、余計に物語にのめり込ませる。
いい歳こいて、何度も読んだ中学生向けの本にいまだに熱中できるのは、
幸せなのか、馬鹿なのか。
おかげで比類なき邪気眼を養った気がする。
さて、寝る前にまた一冊読むか。
昨日まで光瀬龍読んでたし、今夜は眉村卓だな…。
120 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/22(月) 00:38:06
NHK教育で第一世代SFの話やってた。
時かけ(タイムトラベラー)や、なぞの転校生なんかも紹介されてた。
番組でも言っていたが、最近のライトノベルは描写過多というか、説明過剰な気がする。
ラノベはこう。
>>1は壁のスイッチを入れた。原子力発電所から送電線を介して送られてくる高圧電流は、
変電施設で適切な電圧に変換され、家屋に引き込まれている。
100V50〜60hzに変換された交流電流は、電球内部のタングステンフィラメントを通過して光を放った。
そのへんここいらのジュブナイルSFはシンプルだ。
>>1は壁のスイッチを入れた。電球がぱっと灯った。
SFのネタってのはこの時代に出尽くしていて、何をやっても焼き直しになってしまうから、ディティールに凝るしかない。
と、番組で言っていたが、その通りかもなぁ。
だからか、やたらと冊数が多い。冊数が多いからとっつきにくい。ますます子供の本離れが進む、と。
でもまぁ、当時の中高生もみんなこの手の小説を読んでいたとも限らないか。
121 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/22(月) 03:13:14
眉村ジュブの少年主人公は、よく勉強をしていた記憶がある。
宿題が終わったので次は明日の予習をしよう!みたいな。
…え?それが当たり前?さよけ。
122 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/23(火) 04:44:14
古い家だから、古い本がたくさんある。
中学生の時、秋本の福島正実「悪夢の呼ぶ声」を読んだのがきっかけではまった。
巻末の目録を参考に、少ない小遣いをやりくりして、町中の古本屋を探し回った。
眉村卓や光瀬龍もたくさん集めた。
リアルタイムではないけど、中学時代にジュブナイルを読めたのは幸せだったと思う。
お気に入りは「ねらわれた学園」。併録の「0から来た敵」も良かった。
角川版で、挿絵は谷俊彦。
薬師丸の映画も有名だったので観てみた。
悪い映画ではないと思うが…なんだこりゃと思った。
全然別の話じゃないか。
映像化作品はいくつかあるけど、原作が一番だと思う。
アニメ調の挿絵がついて今でも買えるという。
このスレでの評判は良くないようだが、話としては文句なく面白いのだし、見てみたい気もする…。
123 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/24(水) 00:54:22
『鈴宮ハルヒの憂鬱』。
萌え云々の偏見を排してこの小説を評価した時、
「優れた平成ジュブナイル小説」と評していいのではなかろうか。
続編はあまり評価したく無いが…。
124 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/24(水) 01:41:37
宇宙塵 未来塵、超能力者出て来なさい!
とかの学園ラブ米か・・・まあトキカケもSFだしSFかな?
>>120 省エネ関連で白熱電球禁止にする国もあるし、
その位過剰に描写しないと電球ってものが通じない時代は
以外に近いかも。
126 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/22(木) 05:04:55
ここ最近、筒井のジュブ作品群を読んだんだが「キチガイ」や「カタワ」や「ルンペン」等の言葉のオンパレードで、いや〜気持ちいいこと、気持ちいいこと。
野尻抱介の「ふわふわの泉」はラノベだけど、充分にジュブナイルだとおもう。
作者のあとがきもちょっといい。
>>120 ラノベはスノッブとうことか?ラノベらしいといえば、ラノベらしい
129 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/13(木) 00:09:26
ジュブナイルage
矢野徹の「新世界遊撃隊」
少年少女のエスパー軍団が飛行戦艦を駆って悪の秘密結社「ファンタズマ」と
死闘を繰り広げる・・・
当時は「空想科学小説」なんて言ってたなぁ・・・
>>104 眉村卓「ねじれた町」これが最高
厨房時代読みながら、作中のQ市を修学旅行で行った萩を思い浮かべていたなぁ。
これの映像化がなかったのは今でも謎。明治時代出てきたり、侍出てきたり、
手から光線出したり、ロボット軍団出したり、映像的にも非常に面白いんだけど。
>>119 依光隆や谷俊彦の絵には、何というか凄みがあるんだよね。
あの挿絵の果たした役割は大きい。現代的なライトノベルの挿絵と違って、
現実にキャラクターがそこら辺に普通にいそうな感じ。
まさしくその通り。長年言いたかったこといってくれてる。
文章の魅力と挿絵の魅力の相乗効果でよりワクドキ感増してた。
>>122 リアルタイムではないけど、中学時代にジュブナイルを読めたのは幸せだったと思う。
お気に入りは「ねらわれた学園」。併録の「0から来た敵」も良かった。
私も消防高学年から厨房時代夢中で読んでた。時は知世版「時かけ」(映画)
「ねら学」(TV)の頃でNHK少年ドラマはほとんど終わってた時代
(よってNHKのはほとんど見てない)。物語の面白さ、SFの楽しさ、
文学の魅力に開眼したのは、全て厨房時代のSFジュブナイルのおかげです。
ちなみにマイベスは「ねじ町」のQ市、「0敵」の研究所、「ねら学」の2大ヒロイン、
「その花」の元気と行動力、「つく明日」のサファリルック。
132 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/01/28(月) 01:36:45
131、ご同輩かな…折れ41才。
感傷に近いものに浸り過ぎるのも何だけど、幸せだったあれらのジュブナイルを読んで胸ときめいて
いた頃。今の会社・仕事、あまりに現実、違い過ぎる。もう月曜、また仕事か。
131をはじめ皆が挙げている作品群は折れも大好き。今も持ってる。
「その花をみるな!」「つくられた明日」「明日への追跡」「地獄の才能」なんて本当にワクワクした。
確かにギリギリまで無駄を排除した、必要なだけのことばで書かれてる、って気がする。
今はゲームもそうだけど、作り込みが過剰過ぎる。
光瀬・眉村のジュブナイルは古き良き時代っぽい空気も、今の折れには癒しになる。
上で誰かが言ってた「涼宮ハルヒ」、確かに久しぶりに面白いと思った作品。ちなみに
その前は大学時代に「聖☆エルザ・クルセイダース」を。いやこれはSFじゃない、脱線失礼。
133 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/01(金) 19:11:58
131ではないけれど、俺も41だ。
秋元文庫やソノラマ文庫が好きだったなあ。
でも中学のとき、平井の幻魔、少年ウルフガイ、アダルトウルフ、
その流れで、大藪、西村と純真な心を無くしていったいった俺。
この二人の小説には別の意味でもお世話になりました。
134 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/01(金) 19:54:28
平井→大藪は俺も辿った道だなあw
途中、勝目梓に寄り道したけどorz
136 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/01(金) 23:16:43
大藪の角川文庫で平井和正が解説書いているのが1冊あるな。
137 :
131:2008/02/03(日) 21:27:14
>>132 いえ、私の方が4年ばかり後輩みたいです。
>>感傷に近いものに浸り過ぎるのも何だけど、幸せだったあれらのジュブナイルを読んで胸ときめいて
いた頃。今の会社・仕事、あまりに現実、違い過ぎる。もう月曜、また仕事か。(中略)光瀬・眉村の
ジュブナイルは古き良き時代っぽい空気も、今の折れには癒しになる。
まさしく;、同感すぎて涙がチョチョ切れます;;。
「地獄の才能」だったかな?多美子ちゃんって女の子の挿絵が可愛くて、リア厨
の頃吸い込まれてました。
138 :
132:2008/02/03(日) 23:41:34
131よ、返事をありがとう。
ご指摘の多美子ちゃんは、思わず部屋の奥に埋もれていた秋元文庫『地獄の才能』を探してしまいました。
英才研究所を抜け出して、主人公たちに協力を申し出る、桜井多美子ですね。確かに挿絵も彼女一人で、
大きく載っています。『地獄の才能』は、SFジュブナイル要素をバランスよく盛り込んでいて、
かなり好きな作品です。秋元文庫のカバー(裏がまた良い)もワクワク感を盛り上げる。
奇しくもまた日曜の夜。明日からのいつまで続くかわからん日常、頑張ろう。
139 :
131:2008/02/11(月) 01:03:35
>>138 もう日付はマニック・マンデーになっちゃいました(鬱)。
すいません、私の見た「地獄の才能」は角川文庫版で
挿絵は谷俊彦さんのでした。秋元文庫版は誰だった
んでしょうか。依光さん辺り?
140 :
132:2008/02/13(水) 21:58:30
そう、依光隆さんです。もうあの人といえば、SFジュブナイルですね…。
でも角川の各種眉村作品でも、シリアスな雰囲気と谷さんの画が妙にマッチしてた。
ちなみに「地獄の才能」で桜井多美子が、英才研究所の授業料を主人公たちに打ち明ける
際の会話、「正確には百四万一千五百円です」って、すごくちぐはぐで今となっては笑える
ポイントでした。
141 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/14(木) 01:24:26
時間銃まではよし
時間砲 時間ミサイルはいただけないっす
142 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/14(木) 01:25:55
何とかマン 筒井っ筒井筒井
143 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/14(木) 01:27:41
虎4 西条
144 :
131:2008/02/15(金) 23:31:49
>>140 秋元文庫のジュブナイルものも何点かもってるんですが、「地獄の才能」
に関してはもってませんでしたので、依光さんの多美子がどんな感じなのか
分かりませんが、なんとなく想像はできます。今度古本屋ででも見つけたら
買ってみてみます。
期せずして「地獄の才能」の話が続いてますが、私は冒頭にでてくる主人公
俊児の特徴的なキャラ描写もツボでした。谷さんの多美子ちゃんの画は今見ると
別にそれほどどうということもないんですが、窮鳥懐に入る的シチュエーション
とあいまって当時の私には魅力的に感じたのかもしれません。お金に細かい所の
描写は多美子の几帳面で正確無比な性格と知性を表すためだったのかもしれませんが、
今となってはそれは何の消費税?って感じのツッコミしたくなっちゃいますw。
145 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/17(木) 23:16:49
「夕ばえ作戦」は考えながら読んではいけない。
読み終わった後も細かい事は考えてはいけない。
矛盾もある、無理もある。
ただノリを、雰囲気を楽しめれば傑作だと思う。
鶴書房版の挿絵はカッコイイな。
豊田有恒が「今だから言えるが、僕はSFマガジンに連載していた光瀬さんの
宇宙叙事詩SFより「夕ばえ作戦」の方が好きでした」と書いてたな
「夕ばえ作戦」は中学で読んで良かったよ。風祭陽子に萌えたな…いろいろ混ざったクロスオーバー考えてたっけ…
懐中電灯とカンシャク玉はいい。
消火器やモーターバイクもアリだろう。
ラジコン偵察機もまあよかろう。
だがロケット砲…やたら電圧高いバッテリー…
こいつらその後絶対ベトナムやアフガニスタンとかで戦ってるよな。
AK47の似合う男たちに成長してそう。
あ、その辺に違和感があるのか…昭和は遠くなりにけり。
中学生が日常素材から兵器を造り上げるってのは空想でもなんでもなく、光瀬さんの実体験だ。
1928年生まれで、本土決戦準備真っ只中で敗戦の時17だろう。
なけなし・ありあわせの材料から造った自製兵器でM4戦車に立ち向かう事が17歳で未来の既定事実となっていた訳で
(「紐育、宜候」とか「全艦発進せよ」の「白兵戦」とか読むと判る)
その視点で昭和元禄の御世の日常資材を見たら、見えるものはかなり変わって来ると思うよ。
>>149 なるほど、深い。
ということは風祭陽子を死なせたのもやっぱり戦争体験がからんでいるんだろうか。
爆撃や機銃掃射で友人が死んだとか。
ただ単純に読み物としてなら生かしておいても良かったと思うんだ。
仇討ちよりも奪還のほうが茂るもモチベーション上がるだろうし…というのは私見。
「消えた町」ではあの機械の最後が描かれていただけに、
陽子の最後より茂が円筒をどうしたかの方が物語としては重要だと思う。
むしろ「消えた町」はその点を反省した「夕ばえ」のリメイク的な意味もあったとか?
キール・ランダーはここで語ってもよかですか?
GW暇だから県立図書館で借りてきた。10数年振りだよ…
152 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/05/14(水) 00:53:31
ゼロの怪物ヌルぽwww
153 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/05/22(木) 15:04:16
それを勇気とよぼう
154 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/05/28(水) 20:45:16
こういう優越感ゲームってのは結構むずかしいのである。
なにしろ、日夜ニッチにはしる努力ばかりしている類のオタだのサブカルだのというのは、
その先進性がふつうのひとにまったく理解されない。
理解されないというのは、言い換えれば劣等感をもってくれないということだ。
そして、劣等感をもってくれない相手には優越感ゲームを仕掛けることができない(≒ピンとこない)。
普段どちらかといえば「理解されないこと」こそを上等として活動しているのだから、それで当然なのだが、
優越感ゲームってそういう「他人に理解できない(上等な)ことを理解できる自分」
という満足感からは外れたところにあるからな。
優越感ゲームを仕掛けたいがために、相手に劣等感を植え付けるべく「啓蒙」努力を怠らない、
みたいな陥穽にはまっていくようだと涙ぐましい。
まあなんだ、これもまたひとつ「傍目に無残」とでもいうか。
155 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/05/28(水) 22:17:54
そんな事より夕ばえ作戦についてもっと語ろうぜ。
リアルタイムで読んだ訳じゃないからよくわからないんだけど、あの時代は小学生でも洋楽聴いてたの?
あと、家の窓枠を見てみたけど、どうやって栓抜き代わりにするのかよくわからない。
開けられてもこぼしそう。
156 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/05/29(木) 19:59:44
>155 こちらもリアルタイマーという訳では流石に…
検索してみたが、初版は1967年。ビートルズやカーペンターズ、PPMの全盛期だ。
日本でその辺を消化したニュー・ミュージックが出てくるのはもう少し後の時期になる。
おませな小学生の女の子なら普通に洋楽聞くというか、邦楽の選択肢がまだなさげ。
158 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/06/19(木) 23:03:58
>>157 > >155 こちらもリアルタイマーという訳では流石に…
> 検索してみたが、初版は1967年。ビートルズやカーペンターズ、PPMの全盛期だ。
> 日本でその辺を消化したニュー・ミュージックが出てくるのはもう少し後の時期になる。
> おませな小学生の女の子なら普通に洋楽聞くというか、邦楽の選択肢がまだなさげ。
このスレで最年長のクラスの48歳の記憶では〜
ビートルズは全盛でしたが、カーペンターズはまだでしたねぇ。
当時は兄弟ナンゾの影響で物心付く頃から洋楽聴いてたなんて奴がケッコウいましたよ。
159 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/06/19(木) 23:20:13
「夕ばえ作戦」は、中学の時にNHKのの少年ドラマで見た世代だけど
その時からずーっと疑問だったのがオープニング音楽。
ちょっと後に民放で時代劇が放映されたんだけど、そのオープニング音楽が「夕ばえ作戦」と同じなの。
最近、別件でネットを検索していたら、著作権フリーとして流通していた譜面を編集して利用したらしいとのこと。
やっぱり勘違いじゃなかったんだ。
48は平均よりちょい上程度でしょう・・・
50代もけっこう出入りしているって話だし。
おいらも40代だけど
>>155 作者の好み
昔は兄弟が多かったから
兄姉が聞いていた
ラジオの深夜放送
当時は夜になると洋楽が聞けたのだが
深夜放送が聞きたい年頃だから
昔の王冠は柔らかかった気がする
栓抜きがなくても 引っ掛けるところがあれば
開けてた 人によっては歯で
1967年ビートルズ全盛ですね。
当時はJ-ポップなどなかったから、邦楽は演歌かいわゆる歌謡曲しかなかった。
井上陽水や吉田卓郎などのフォークソングが出てくるのもまだこの後です。
ちょっと新もの好きの若者が聞くのは洋楽だったんでしょうね。
僕も48ですけど小学生の頃は親の影響を受けてビートルズやダイアナ・ロスを聞いていた記憶があります。
155さんも書かれてますけど、王冠を窓枠や歯で開けるのが、当時は格好良いように思っていた時期がありました。
カルチャーギャップか。
なんだかSFですねぇ。
2008年だが、銀色タイツの服が売ってないなぁ。
新型の競泳用水着なんかが近いかな?
>>163さん
♪ヌーブラヤッホー♪とか言っている
全身タイツの芸人なら居ますけどw
165 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/10(水) 06:30:53
石川英輔「ポンコツタイムマシン騒動記」
挿絵は青い鳥文庫のあさりよしとお版のが好き
正直あさりよしとおのマンガはあまり好きじゃないんだけど
トキ子さんのサーティーガールっぷりを表現するのに有効だったと思う。
他の「ポンコツ」シリーズもあさり版で出して欲しかったんだが・・・。
スカイ・クロラあたりどう?
世界も主人公もひねくれ過ぎなのが難だけどさ。
>>11 「セブンの太陽」懐かしい。
2部構成で、乗組員が失踪した宇宙船の謎を追うのが前半、太陽系外で
冒険するのが後半だったね。
チョコレートを合成するシーンとかおいしそうだった。
>>165 NHK少年ドラマでやったのってポンコツロボット太平記だけだっけ?
あれ好きで、その後タイムマシンとロボットをソノラマ文庫で買って
UFOだけ新書版しかなかったから、それ買って読んだんだよなぁ…
食い物関係の描写が妙にうまそうで、そこばっかり繰り返し読んでた覚えがあるわw
チャーシューメンとか、ビールにピーナッツ浮かせて食べるとか
170 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/11/20(木) 00:19:51
夕ばえ作戦漫画化あげ。
来月から徳間のCOMICリュウ誌で、押井守脚色・大野ツトム作画。初回には単行本未収録の夕ばえ作戦2が付属。
風祭陽子は押井的に生涯最初の萌えキャラらしいし、自分の原点に遂に取り組む事にしたようだ。メカ描写はそつないだろうし、期待。
夕ばえ作戦でメカって、
>>90 入ります。というか、代表的なジュブナイルですでもあれは、スタージャンプの際の操
船時に覚醒剤を服用するという表現があるので、そこを修正して欲しいな。
ハインラインは非常に優れたジュブナイルを多く、残してますね。
他には銀河市民、宇宙(そら)に旅立つ時、ラモックス、スターファイター、ポディの宇宙旅行他
>>172 スターファイターは最近復刊したね。
福島正美氏訳のジュブナイルのタイトルがいいってんで、そっちに改題されてたけど。
Have Space Suit -- Will Travel
が、どうして”スターファイター”になるのか不思議でした。
リュウスレに書くと荒れそうだからこっちに書くけど
風祭陽子って第二部にしれっと出てきたけど
兄者に××れて×××なかったっけ?
光瀬スレによると、連載では普通に生きてたのを、単行本化の時に書き直した模様。
…まー、単行本のラストの切なさがあるからキャラが立った面は否定しがたいけどねえ…
第二部がずっと幻だったのは多分それ故だろうな。
>>176 THX
光瀬スレってのもあるんだなそういや
しかし、これリアルタイムで読んでた人って50台後半だよな
>>176 それは知らなかった,thx
当時,ネットがあったら非難轟々だったろうな
>>178 でも殺しちゃうオチってのも安易だとは単行本のほう読んで思ったけど
何となく改訂前のバージョンのほうも死なないってだけで余り完成度が高くなかったんじゃないかな
「幻影のバラード」とか大人向けの読んでも光瀬 龍ってプロットは面白いのに
登場人物の扱いがぞんざいな気がするんだよね
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
明日への追跡
とりあえず笹本祐一の近作ということで
萌え伽羅イラのくせにハードスペオペなミニスカとか
ARIEL本編より面白い姫君と仕官候補生とか
本題
スレ違いだと痛いが昔の子供向けSFの質問↓
科学者が池(実は生き物)からアルカリ性の水を一杯拾ってきて
実験室でその水と(電極挿してだったかな)語るSFって
『光る雪の恐怖』
でいいんだっけ?
どうでもいいが平井筒井鏡星は許せない派挙手
182 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/09(木) 10:28:26
age
sage
光瀬龍の「消えた町」読んだよ。
次は「その花を見るな」読むよ(´・ω・`)
185 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/22(水) 21:44:21
186 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/22(水) 21:46:36
警視庁に通報しても
逮捕されるまで
二ヶ月かかることがあるから
気をつけろ!
タイムパトロールに通報しました(´・ω・`)
こんばんは。当方、二十代後半の男です。今ジュブナイルものに興味を持っていて、これからまとめて読んでみたいなと思っています。そこで、先輩諸氏にオススメのジュブナイルを教えていただければ幸いです。よろしくお願いします。
>>188 37です。ここでは若手だと思うが、SFベストセラーズ がここの基本共通認識だと思う。
検索して、収録作品でいまでも出てる奴から当たるといいんじゃないかな。映画・ドラマになった奴も結構ある。
190 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/08/15(土) 00:23:16
>>1 ありがとうございます。じゃあ手始めに映像化された作品から手をつけていこうかな。
ちなみに眉村氏は大学時代に授業をとっていたことがありました。なつかしい。
自分が始めて読んだSFは、ハインラインの「ラモックス」だった。
昔は、かなりの大御所作家もジュブナイルを書いていたんだよねぇ。
秋元文庫なんか古本屋でもかなり扱いが少なくなってるだろうな
眉村卓はハズレ無しだけど「地獄の才能」「ねじれた町」が秀逸
193 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/08/17(月) 15:30:24
>>188 昔のソノラマ文庫の菊池秀行の作品なんかは、軽く読めてお勧め
自分的には、
トレジャーハンターシリーズの「怪猫伝」「妖山記」
(シリーズ中、この2作は特に和風怪談のSFアレンジ)とか
クトゥルーねたの、「妖神グルメ」
吸血鬼物の「D」のシリーズ
が好きだった
>>188 ジュヴナイルと少し違うかもしれないけど、むかし雑誌の特集で、「子どもの頃に読んでおくべきSF」
というのがあったよ。
たしか、ラモックス、アルジャーノンに花束を、夏への扉とかが上がってた。
個人的にはこれらに、たんぽぽ娘、ジョナサンと宇宙クジラ、人形つかい、あたりを加えると最高。
>>194 中学生以上なら、「宇宙の戦士」も加えたいな。
デュボア先生の授業は一読の価値ありw
中学生には、「宇宙島へ行く少年」を読んで、
「なんだ、いまの人類が持ってるのって低軌道ステーションだけなのかよ。ダッセー」
と思って宇宙開発に奮起してもらいたい。
ハインラインなら、宇宙市民だな
ハインラインは初期の作品だけでイイ。後になるに従って糞になっていく(´・ω・`)
大抵の作者はそうじゃない。
末期の作品が、上梓されたのも大家ゆえ。
晩節を汚したような気がする。
大藪春彦は末期に「飢狼の弾痕」というとんでもない大怪作を書いた
すでにその頃には頭がアレだったという噂もあるが
202 :
略奪と侵略に明け暮れた白色帝国:2010/02/15(月) 18:27:52
少年向け世界SF全集20巻とかいうのが、中学校の図書室に新刊で入ってきて、
片っ端から読んだ記憶があるけれど、やや無名なのかとは思いますが(それでも全集入りだけど)、
「惑星ハンター」が好きでしたね。彗星の核に宇宙生物を探しにいくという話や、
金星獣マリの哀しそうな目と、弾丸のような甲虫が飛ぶシーンとかが、印象的でした。
それに、少し頼りない男の主人公と宇宙海賊エメラルダスかとも思える頼りがいのある、
女惑星ハンターが魅力的に描かれていました。藤子不二雄のタイムパトロール凡の
リーム・ストリームとならぶくらい魅力的だった。
あーそれ、俺も読んだ。
これやね。
5 名前:名無しさん@1周年投稿日:2000/07/12(水) 02:46
創元SF文庫 「惑星間の狩人」
アーサー・K・バーンズ著
所謂ゲリー・カーライルシリーズですね。
大昔に抄訳版が子供向けのSF全集に入ってました。
その時のタイトルが「惑星ハンター」だったような…。
非難轟々を承知で。
「涼宮ハルヒの憂鬱」これが現代のジュブナイルSFだと思う。
馬鹿にしてたけど、我慢して読んでみたらなかなか。
長門とかみくるとかあざとい萌えキャラが問題ありすぎだけど、
登場人物のキャラクターを全部ノーマルに置換しても小説として
十分成り立つとみる。商業上の理由で萌えガジェットを取り入れた
ジュブナイルSFとして評価してあげて・・・あ、たたかないで、痛いよ。
ハルヒはラノベ。
ジュブナイルとは違うよ。
>>203,204
そうなんですよ♪
ゲリー・カーライルが、かっこ良いんだよね(はあと)
これの焼き直しが、イルアンドクラムジーだと嫌だな。(おもしろかったけど)
敵は海賊(猫たちの饗宴)にも同じ臭いがするけど。(ちょっと違うか)
SF系のラノベは確かにジュヴナイルSFの子孫ではあるし、
かつての匂いを感じさせるようなものに出遭うこともある。
とはいっても、既に商品としての様式が違いすぎるよな。
ジュブナイルがFCのドット画でリアル描写を模索してたゲームとするなら、
ラノベはPS3の3Dポリゴンでいかにかっこよくアニメ画を立体化すべきか頑張ってる感じ。
個人的にはだけど、ジュブナイルとラノベの間にはハッキリとした溝があると思うな
ラノベはジュブナイルの直系ではないと思う
基本的に中高生向けであるのは変わらないんだけど、
ジュブナイルは児童書なんかと同じで、大人が子ども向けに書いたものだけど、
ラノベは、ラノベ作家自身がラノベを好むメンタリティの持ち主で、
つまり、作家の実年齢とは関係なく、中高生的な人格が書いてる読み物なんだと思う
なんというか、ジュブナイルには吟味された節度があって、大人の目線が感じられるけど、
反面ラノベは、ぶっちゃけて言えばガキっぽいんだよな、いろんな意味で
だから、ある程度精神的に成長すると、ラノベに面白さが感じられなくなる
ところがジュブナイルは、子どもっぽいなと思ってもわりと読めちゃったりする
ジュブナイルはイラストが無くとも問題ないんだけど、
ラノベはイラストと文が不可分なんじゃないかな。
作者とイラストレーターの二人がいて、初めて作品が
できるって感じ。
ハルヒは絵なしでも読める気がする。
ところでヴァレリア・ファイルはラノベだろうか?
>>211 アニメになった時点で、イラストと言うか、キャラデザが不可分じゃん
ジュブナイルとラノベの違いは
>>1にもあったりするけど、
今や受け取る側としてその差は無いと思うよ。
角川つばさ文庫はなんとなくジュブナイルな気もするけど、
ハルヒやケロロも含まれているし。
青い鳥文庫も既に絵が優先となって久しいし。
214 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/16(火) 00:08:18
うーん
あくまで個人的な見解だが、と前置きさせてもらったうえで。
ジュブナイルと違ってライトノベルには想像の余地が無い気がする。
ジュブナイルは表紙や挿絵が想像の手助けにこそなれど
固定的なイメージまでは植え付けなかったのに対して、
>>210にも関連してくると思うのだが、ライトノベルは挿絵・表紙でキャラクター像が先にでき
さらに本文で登場人物の容姿や性格が事細かに説明されてしまって、
想像力を育む、という子供向けには大事な点が抜けてしまっているんじゃないかなぁ。
ハインラインの「さまよえる都市宇宙船」は小学生当時のトラウマだぜw
絵本作家涙目ww
ジュブナイルには性の臭いがしなかった
子供向けでありつつも教養小説だった
だから大人になっても読めた
ラノベはとにかく低俗(なものが多い。特に萌え)
奇抜さばかり求めて小説の様式やテーマから崩壊してるし
アニメチックなリアリティのない大げさキャラばっかりで萎える
今でいう「萌え要素」が入ったジュブナイルもあるんじゃないの?
ジュヴナイルは、親が子に読ませたいもの、ないしは読ませて安心なものと言う含みがあったような気がする。
一方ラノベは、子(読者)が、単純に喜ぶかどうかが単純に規準な様な。
だからエロだろうが、グロだろうが平気ではいる。
絵本は、絵自体が芸術だよ。
絵本の絵はイメージを押し付けるのでは無く、イメージを膨らませるための材料だ。
イメージを囲い込むためのラノベの挿絵とは違う。
>>218 何に萌えを感じるかは人それぞれなので
それを言い出したらジュブナイルにも萌え要素がないとは言えないが
あきらかに今のラノベに反乱してるようなあからさまな萌えはないんじゃないの?
反乱×
氾濫○
気付かなかったぜ…
なぞの転校生、ねらわれた学園、まぼろしのペンフレンド、ねじれた町
つくられた明日、地獄の才能、24時間の侵入者、とらえられたスクールバス
消えた町、夕映え作戦、作戦NACL、時をかける少女、すばらしい超能力時代
果てしなき多元宇宙、時間砲計画、続時間砲計画、異次元失踪 などなど、、、
中学校時代、学校の図書館で読み漁りました。
おこずかいを溜めては本を買った記憶が蘇りますw
陳腐になってしまいますが、ジュブナイルには『冒険』という言葉が似合います
ラノベと言われる本は『冒険』ではなく、『荒唐無稽』という言葉が
似合いそうな気がします
これも時代の流れなのでしょうねw
223 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/05/18(火) 23:14:21
222
あーもうノスタルジーだ、その辺のやつは。
今も手元に秋元書房の本が数冊あるが、依光隆の表紙絵と共に、自分の世代
(40代)にとってはもう芸術と思う。今のあまりに独善的で込み入り過ぎたコンセプト
の作品よりもいいんじゃないかな。
NHKで大河タイアップ企画「幕末未来人」やらないかな
うーん・・ねらわれた学園とか七瀬ふたたびとかリメイクされたけど
なんかとっつけなかった。
時をかける少女のアニメは別の意味で受け付けたけど。
226 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/05/23(日) 22:26:34
いまさらだが、先日映画「時をかける少女」(原田知世版)DVDで観た。
どうでもいいが、えらく原作から変わっているような気がしたが、それにも
増してあの頃はこんなに古臭いのか(風俗とか時代の雰囲気)、とがっかりした。
自分が当時高2、今から見るとあか抜けない時代。
ただ、高柳良一・尾美としのり・原田知世演じる高校生活はどことなく品があって、
清涼剤にも似たものがあったよ。
ジュブナイルSFとは何か。
それは原田知世の「時をかける少女」である。
すべてはこの一作を生み出すためにあったのだ、と今にして思う。
こういううざいダサいおっさんオタク気どりが終わらせたんだよね
かなり昔やってた主に夕方6時頃のNHKの少年(青春)SFドラマシリーズに使われた原作は、
ほとんど、このカテゴリーにはいる感じ?
>>226 原田知世版の「時をかける少女」は大林宣彦監督の色がつよいですよね
映画館にてオンタイムで観ましたが、その時点でも古臭い感じがしました
>>227 薬師丸ひろ子の「ねらわれた学園」も忘れないで下さいw
(最後のアニメ風な画面造りは何とも言えませんが、、、)
>>223 あの頃のジュブナイルの挿絵を集めた本が出版されたら
ちょっとお高くても買います!
セカイ系とジュヴナイル……
親戚ではあるんだろうなぁ。
普通のリア中が頑張ると世界が救えるのがジュヴナイル
普通のリア中が頑張っても世界は救えないのがセカイ系
古き良きジュヴナイルは教養小説だったと思う
セカイ系ラノベはガキの価値観でガキの欲望丸出しだから気持ち悪い
>>234 普通のリア中が頑張らなくても世界を滅ぼす力を持っているのがセカイ系
じゃないの
普通のリア中の少年と世界を滅ぼす力を持ち少年に惚れる美少女がセカイ系
セカイ系と邪気眼の定義が入り混じってるような希ガス
要するに何も努力しなくても美少女と世界の命運が勝手に向こうからやってきて
自分は何ひとつ変わっちゃいないのに棚ぼたな上に成長した気分にさせてくれる
オナニーストーリーがセカイ系
そんな棚ぼたリア充路線を突っ走っているのに下らない事で
ぐだぐだと悩み鬱思考を並べ立てる、も加えて
何度それで本を壁に投げつけたことか……
ジュブナイルの主人公が些細な悩みや恐れをものともせず
目標に向けて邁進するのは、周囲に格好いい大人がいるからかね
おじいちゃん、おばあちゃんが助けてくれたりするのも好きだ
ジュブナイルの主人公は平凡でも正義感が強くて行動力もあったしな
セカイ系の主人公はどいつもこいつもとりえが「やさしさ」とか言って
ただの優柔不断や情けなさのすり替えでしかない脳なしなのがイラッとする
何故惚れられるのかも尊重されるのかも理解できない
そもそも女にとっての優しさって共感力とか包容力とかなのに
男作者の書くそういう男主人公にはどっちもまるでない
ただただ情けなくてハッキリしなくて反論してこないってだけ
ノーストリリアとかはいいのか?
時かけから、ジュブナイルに興味を持った
何かオススメ教えてほしい
ジュブナイルSFって現代のライトノベルと思っていいのかな?
ラノベとの類似相違については過去レスを読むべし。まだたった246レスしかついてないんだから。
私としてはかなり口当たりの違うものだとは思う。
好みがわからないのでおすすめといわれると困るが、
「宇宙島へ行く少年」クラーク
「ラモックス」ハインライン
はおもしろかった。
このレスをつけるときにふと思い出して
あかね書房「少年少女世界SF文学全集」を検索してみたが、案外ジュヴナイル向けに
書かれた作品ばかりではないな、と思った。
「鋼鉄都市」なんかも入ってるし。
「トリフィドの日」ももともとはジュヴナイルじゃないんでしょ?
月並でいいんなら222に書いてある本でいいじゃん
ジュブナイルとジュヴナイルってどっちが正しいの?
ジャンルが成立したころ、日本語に「ヴ」はなかったので「ブ」
現在、教科書で「ヴ」って使っちゃいけないのかな?
使っていいんだったら何年生から?
現代のジュブナイルというと
『イリヤの空・UFOの夏』
『サマー/タイム/トラベラー』
くらいしか浮かばんなー。
学生・夏・部活・友達以上恋愛未満
未知の何かと出会う・主人公の無力な少年は何かを失いつつも別の何かを得る
勝手要件だけど、こんなイメージ。
ハルヒはキョンが何も失ってないから、「まだ」ジュブナイルとは思えんのだよなー。
文学少女もオススメ
そもそもSFじゃないじゃん
255 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/08/03(火) 03:22:23
age
近年のSFでジュヴナイル風の作品といえば、
貴志祐介「新世界より」が思い出されます。
荒廃した未来での少年少女の冒険と成長が描かれたこの作品は、ひとむかし前の懐かしいSF
の香りがします。
作者自身がオーソドックスなSFのファンという事らしいのですが、世代的にジュヴナイル
SFにはまっていた可能性は有るかも知れません。
このスレの住人で未読の方にはおすすめします。
(反面、ひねた目で読む人には向かない作品です)
>>256 あの世界の殺伐さはジュブナイルとしては範囲外のような…。
現在進行形としては「電脳コイル」を推したいところ。
そういえば、ちょっと前に話題になったまおりゅうだっけか?
あれ、枠組みはまんま『新世界より』だね。
SFの定番ではあるけど。
そこにひたすら外連味と啓蒙主義を盛り込んで、そっちメインになってるから別にいけど。
まおりゅうじゃなくて、まおゆうだったw
まおゆうは長すぎて読み気しないけど、あれ過大評価っぽい
宗田理あたりは範疇に入りますかねえ。
最近のぼくらシリーズは「魔法」が出てきたりしてますが。
小学生向けの東京キャッツタウンの方が好みですけれど。