1 :
読んでみませんか :
04/08/28 22:29 この世がはじまらないより前のふかいふかい霧のなかで、
「宿命(フェイト)」と「運命(チャンス)」とが、賽を振って
勝負を決めた。
そうして勝った者は霧を超えてマアナ=ユウド=スウシャイの
そばに行き、
「さぁ、われの為に神をつくれ。われは勝負に勝ち、
勝者に与えられるものを得たのだから」
と言った。しかし勝ったのが
>>2-3 のどちらで、
また、マアナに語りかけたのがどちらであるかを
知る者は誰もいない。
2 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/08/28 22:30
1878年イギリス生まれ(1957年没)。 本名はEdward John Moreton Drax Plunkett。 アイルランドの伝統ある貴族の家柄であるプランケット家に生まれ、 ダブリン郊外のタラの丘にあるダンセイニ城城主たる第十八代ダンセイニ男爵となる。 風刺劇「きらめく門」で戯曲家として出発。 イエイツの要請でダブリンのアビー劇場のために多くの脚本を書いている。 軍務に励む傍ら、数多くの作品を手がけ、独自の幻想世界を築いた。 自ら体験した第一次大戦を記録した「戦争小説集」や「不幸な日々」などの 戦争文学と呼ばれる作品でさえ、彼は神話時代の神々の戦いを描くように、 美しい幻想物語に仕上げた。「ぺガーナの神々」などの幻想的な物語が 後の作家達に大きな影響を与えた。戦争文学も多く書いている。 「現代が依然ダンセイニ卿を無視しつづけているのは尋常ではない」(ボルヘス)
3 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/08/28 22:30
2get
4 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/08/28 22:31
5 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/08/28 22:31
6 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/08/28 23:57
1乙
しかし荒俣宏の訳は誤訳だらけ、と…。
荒俣調は偉大な誤訳だからいいの!(わがまま小学生風に
河出くらいでダンセイニの全集出してほしー。
>>8 REMORSE(悔恨、自責の念)を「遠きもの」と訳している。
リモコンの REMOTE の名詞形だと勘違いしたのだろう。
11 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/08/29 19:55
全集は無理でも選集ならなんとかなりそうだけどね。
13 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/08/30 19:06
一番出そうにない戯曲集復刊きぼん
この人、貴族でしょう。 日本で貴族で文才があったなんて、探偵小説家の浜尾四郎ぐらい。
15 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/08/30 19:47
紫式部
>>10 荒俣訳の問題点は、そういう単語レベルの話ではない。
たとえば「三人の文士……」に nomads が出てくる。
荒俣訳では「遊牧民」となっているが、この場合はまちがい。
なぜなら、これがジプシーの話だから。
盗賊が英雄視されているのは、
ジプシー=盗賊というヨーロッパ人の偏見をベースにしているわけ。
したがって、この場合 nomads は「流浪の民」とか「漂泊の民」とか訳すのが正解で、
現に新訳ではそうなっている。
こういう例は枚挙にいとまがない。
要するに、荒俣訳は作者の意図を読みとれていないところが多いのよ。
昔のペンネームだから許してやれよ。
21 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/08/31 13:13
辞書引かない人を責めてもしょうがないよ。
22 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/08/31 14:11
でもこの人のお蔭で今読めること思うと何も言えない。 18さんが訳し直すならともかくw
23 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/09/02 22:52
ダンセイニに限るまい
誤訳に限らず、けっきょく我々が英語に精通しないことには、原文の ニュアンスなんて理解できないんだろうね。 芭蕉のカエルの句の英訳はいくつもある。一つ挙げると、 THERE IS AN OLD POND FROGS JUMP IN SPLASH ! SILENCE AGAIN ↑こんなんで何が伝わる?
それはまた別の問題のような。
24、蛙が複数形になっているよね。 日本人はこの句に対し、一匹の蛙が飛び込むと受け止めてしまう。 でも、外国人に言わせると、古池のイメージが掴みづらくって、 一匹じゃ音は聞こえないだろうって思うんだってサ。 同じ様に、「岩にしみいる蝉の声」これが何匹か?っていうのも 日本人なら何となく想像がつく。(複数だと思うけど違う人いたらごめん) これは背景説明の問題ではなくて、日本語自体にイメージが付着してるから 17文字という制約でも喚起させられる。SFでも一緒。英語自体に付着したイメージ。 それをどれだけ日本語に移し替えられるか。言葉の喚起力に依存する割合の高いものほど 翻訳は難しくなる。フィネガンズウェイクなんざその極北。 要は24は決して別の問題ではない。と言ってみたい。 無理矢理話題捏造。
日本語に置き換えて、良くなった例もあるよね。 「罪と罰」←初めて訳した奴「これだ!」と思ったことだろう。 「アルジャーノンに花束を」←七五調になっている。 「10月はたそがれの国」←OCTOBER COUNTRY が何故こうなるのか? でもムードがあるから許せてしまう。 やはり、翻訳家は日本語の達人でもあるべきだろう。
>>26 日本語自体にイメージが付着している、というよりも
そういう風景を想像できる文化、背景知識を読者が共有しているからわかるんだよ。
荒俣訳の話は読者でなく訳者の段階での話。
だから厳密には違う話だと言ってみる。
>>26 みたいな話はザンススレにはぴったりだと思う。
ちなみに明治の頃だと、下手にわかりやすく意訳したり東洋の成語に置き換えた
りするのも原著の期待する背景知識と乖離するから問題だとかいう主張がされて
いたりして面白い。
>>27 題名は訳者ではなく出版社(編集部)がつけるのが慣例。
もちろん訳者が考えた題名が通る場合もあるが、
題名のよさと訳者の日本語能力は、イコールではない。
あんた誤解しているよ。
30 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/09/07 20:50
とりあえずペガーナには期待している。 「ペガーナ」「ムング」などの固有名詞を無理やり日本語訳していたら 面白いのだが
>>29 一冊まるまる翻訳して、題名さえも決められないのかい?
脚本家なら判るけど、翻訳でそれは信じ難いな。
「悪徳なんか怖くない」なんて、矢野徹と読者の間でタイトル
論争があったじゃないか。
「10月はたそがれの国」について自信は無いが、「罪と罰」と
「アルジャーノン〜」については、訳者が決めたことだろう。
夏目漱石曰く。 @その言葉のsynonymが存在し、かつ理解しうるconditionが読者に存在する場合。 Aその言葉のsynonymは存在せず、かつ理解しうるconditionが存在しない、 しかしある言葉を選ぶことで読者に同種の思いを喚起させる場合 のみ翻訳がなされる。 と語っている。彼は文学論とかこんな風に英単語そのまま用いていた。 二葉亭四迷なんかも、日本語の洗礼を受けていない言葉は使わないと決めていたらしい。 例えば造語を訳語に当てると、漱石の英単語のような働きをする。 しかし似た既成語を使ってしまうとその言葉の持つそれまでの関係から別の意味が生まれてしまう。 例えば「あひびきの」って言葉にはある色が付いているがそれは外国人でも枕詞と知れば一応 その色を理解できる。文化、背景自体ではなくただそこにある言葉の関係性ね。 分かりづらくて申し訳ないが。 やはりSF板の方は翻訳に対し色々想いがありそうですね。
ラリイ・ニーヴン「無常の月」なんて、ヲイヲイヲイと思うよ。
直訳するなら「常ならぬ月」で、「無常の月」でも良い気がするけど、
「無常」と決めたとたんに、仏教的なニュアンスを帯びるだろう。
こういうタイトルは、ある意味 翻訳家の越権行為ではなかろうか?
>>32 > 例えば「あひびきの」
「長い」にかかる枕詞なら「あしびきの」ではありませんか。
>>31 出版関係者の俺がいうのだから間違いない。
誤解されそうだから補足するが、 俺がいっているのは「題名のよさと訳者の能力はイコールではない」 ということで、個々の題名が訳者のつけたものかどうかということではない。 念のため。 ちなみにディック・フランシスの競馬シリーズ(漢字二文字の題名)なんか、 途中からは編集部がない知恵を絞ってつけているのに、訳者の手柄になっている。 編集部の人が(オフレコで)こぼしていた。
>>35 片山恭一の「世界の中心で〜」みたいなものだな
編集者がつけたらしいんだけど、そのおかげ?で大ヒット
内容はゴミなのにw
翻訳じゃないけど
>>34 食い下がるようで悪いですが、それはいつ頃からの慣習なのでしょうか。
さらに、それがローカルな慣習ではないと、言い切れますか。
むろん、あなたが出版関係者で働いておられることは疑っておりません。
その上で御教示をお願いいたします。
まあ、映画の題名だって戸田奈津子が決めてるわけじゃあるまい。
翻訳善し悪しと出版ウラ話はSF・ミス板の華だね。面白いからもっと続けてください。
今も昔も訳者にあまり恵まれてないのかな。
>>37 ふつーに考えて、売り上げを直接左右するタイトルを
たかが一翻訳者の独断で決定できるとは思えない・・・
もちろん提案はいくらでもできるんだろうけど。
一冊訳そうが何冊にもわたるシリーズもの訳そうが。
(むしろタイトルじゃなく短編集中の一編とかのほうが自由になるんじゃないの?)
経費全部だして自費出版なら翻訳者の自由だろうな。
宇宙のファンタジー
キブたんはなんとなく女神な気がする
44 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/11/29 19:20:00
ムング16歳
もしも神々が2chやってたら 1:【スカアル】終末がやってくるパート265【超ガンガレ】(16) 2:地神の反乱キター!!(325) 3:予言者ウゼー 所詮神の敵じゃねえpart13(555) 4:【黎明】インザナたんはエロカワイイpart128【王女】(127) 5:【 時の猟犬を】終末がやってくるパート264【倒せ】(1001) 6:マアナが起きそうな件について(4) 7:シシュ をうざいと思ってるヤシ1000+→(542) 8:スリッドだけど何か用?(209) 9:ドロザントと終末を見つめ るスレ 7柱目(798) 10:キブが言葉を創った件について(945) 11:【死神】ムングVSシシュ【時の破壊者】 (765) 12:リンパン・タンと踊るスレ20曲目(272) 13:シディス潰さね?(907) 14:ルウンたんはエロかわ いい(54) 15:ヽ(`Д´)ノエイメスッ!だけで2000を目指すスレ 16:……あぁ…夜明けの神ザイ……【追悼】 (234) 17:徹底討論トログウルは神か否か!?パート5(122) 18:<偶然>が怖い(871) スレッド一覧はこちら
ラヴクラフトスレにダンセイニ卿知らん椰子がいるとは思わなかった。
837 :名無しは無慈悲な夜の女王 :04/12/03 20:12:13
糞カプクトゥルフ格ゲー化してみろ!
845 :名無しは無慈悲な夜の女王 :04/12/05 06:45:15
ラスボスはロードダンセイニ?
846 :名無しは無慈悲な夜の女王 :04/12/05 08:25:31
デモベ厨がこんな所まで来やがった・・・・
849 :名無しは無慈悲な夜の女王 :04/12/05 21:53:30
>>846 どこにいる?
850 :名無しは無慈悲な夜の女王 :04/12/05 23:51:26
まさかまさか、ダンセイニ卿を知らない人がいるとは思いたくないなぁシュマゴラスよ。
851 :名無しは無慈悲な夜の女王 :04/12/06 15:29:04
なにやら盛大に自爆をかました「デモベ厨」が出たようですね
どんな反応をするかしばらく生暖かく( ´∀`)ヲチしてみましょう
デモベ厨もそれを揶揄する椰子もウザ
てか何でクトゥルーの格ゲーのラスボスがダンセイニなんだ? マアナ様だろ
特にネタは無いが、とりあえず 明けましておめでとうございます。
50 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :05/01/03 22:48:23
「ぺガーナロスト」10号でました。 9号に続き、ダンセイニ自伝翻訳が掲載されています。 その他評論など。 赤坂にあるバー「ですぺら」に委託しています。 「戦争の物語」もあわせて委託しています。
宣伝必死だな(笑)
52 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :05/01/21 08:30:37
ようやく前スレ埋まりましたな
やっとこのスレも存在意義で出てきたわけだ。
でも「時と神々の物語」が出るまで停滞するんだろうな。
55 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :05/01/22 19:52:10
うちのつれあいに「ぺガーナの神々」を読ませたら ムングだけ記憶に残ったといってますた。
プライド高そうでカッコイイ>ムング
57 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :05/02/28 23:34:11
age
58 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :05/03/01 00:25:51
えー スリッド様がピカイチだろ クールなのに荒れるとすごい 惚れる
勢いで宇宙征服するような奴のどの辺がクールなんだ?
ラヴクラフトが好きでよくダンセイニ卿の名前は聞いていたのですが まだ卿の本読んだこと無かったので その魅力を教えてください それと買うとしたらどれが初心者にはお勧めですか?やはりベガ-ナの神々? @ ハヤカワ版と河出書房版どちらがいいでしょうか?
>>60 初心者なら、やはり「ペガーナの神々」(BeganaではなくPeganaなので念の為)、
「世界の涯の物語」「夢見る人の物語」から入るのが手軽でないかと。
これらはネット書店(amazonとか)でなら簡単に入手できるはず。
あとペガーナの河出書房版はまだ出てませんので何とも言えません。
(「どうせなら両方」と言いたいのだが)
ダンセイニの魅力は難しいです。つーか言葉にすると逃げていく感じですから。
魅力をうまく語っている本で、リン・カーターの「ファンタジーの歴史」(東京創元社)
が出ているので、それを読むのもいいかもしれません。
ラヴクラフトが悪夢を書いた作家だとするなら ダンセイニは夢を書いた作家。
>>60 ラヴクラフト経由なら「魔法の国の旅人」や
「二瓶のソース」なんかは後回しでも良いと思う。
あと>61で挙がってるのを買う場合、初版は避ける事を勧める。
初版を避けた方がいいのは「世界の涯の物語」の方ね。 「世界の〜」は2版でいくらか修正されているので。 「夢見る人の物語」は、修正されたという話は聞かないな。
荒俣訳がだめぽらしいので先達に訊きたい。 ダンセイニ卿でいい訳者って誰?
荒俣訳は不正確である点を除けば名訳。
>>66 そういうのは名訳とはいわない。
荒俣訳は3割りほど訳者の創作だと思ったほうがいい。
68 :
67 :2005/03/22(火) 23:27:20
誤解を招きそうなので補足。 荒俣訳のダンセイニが好きな人がいてもいい。 だが、その人はダンセイニ・ファンではなく、荒俣ファンなのであり、そのことを自覚すべきだ。 なにしろ、かなりの部分は創作なのだから。 そこを混同するから、話がおかしくなる。 古くは松村みね子から、新しくは河出4人衆まで、もっとダンセイニの原文に近い味わいの訳が あるのだから、ダンセイニを読みたいのならそちらを勧める。
69 :
65 :2005/03/22(火) 23:49:11
>>66 >>68 SF板クオリティで結構待つのかなー、と思ったけど速いレスありがとう!!
でも河出四人衆ってAmazonレヴューで訳が疑問視されてて……うーむ、悩む。
本当は原書で読めれば一番いいのだろうけど、英語のスキルが弱いのれす。
不十分な力で読んではダンセイニの魅力がわからないと思うので…。
ちなみに、ボルヘスのバベルの図書館シリーズを読んでダンセイニ卿に興味を抱きました。
>>69 Amazon の酷評レビューは論外。
このスレでもさんざん書かれていたが、あれは具体的な指摘がひとつもないただの「いいがかり」で、
タイトル部分を変えれば、どんな翻訳本にもあてはまってしまう。要するにレビューとしての意味がない。
むしろ、それに対する反論レビューのほうが、具体的な指摘があって参考になる。
河出のは、訳者によって訳文の調子にバラツキがあるが、かなりいい訳だと思う。
具体的にいえば、中村訳が漢字の熟語を多用した文語調なのに対し、
安野訳が平明なやまと言葉翻訳であるといった具合。
中野・吉村はその中間あたりか。
俺は中村訳が好み。
ダンセイニの原文は、古語まじりで、倒置が多く、文法的に破格のところもあるので、
当時の読者にとっても相当に異様なものだったと思われる。
あれくらい強面のほうが、原文に近い気がする。
最近のボビー・フィッシャー氏関連のニュース見る度にダンセイニ卿を思い出す。 翻訳の話題に便乗して質問。 『老門番の話』に出てくる「ごちそう」って原書ではどんな単語ですか? 荒俣訳では「ゲンコツ」になってますが、もしかして 「feast」を「fist」と勘違いしたなんてオチ?
>>71 bash
『ゲンコツ』自体は誤訳ではない。薬の名前として使っているらしいから。
ただ荒俣訳の場合、唐突すぎて薬だとわかりにくい。
なぜなら、説明のある段落(吉村訳で第3段落に当たる部分)がごそっと抜けているから。
His favourite story if you offer him bash - the drug of which he is fondest
bash が drug と同格。「強烈な薬」くらいの意味で使っていることがわかる。
こういう点が、荒俣訳の不備なんだよ。
73 :
71 :2005/03/30(水) 01:03:38
>>72 ありがとう。長年の謎が解決してすっきりした。
初読時は「ゲンコツ」は珍しいお菓子かなんかだろうと思ってた。
荒俣氏って翻訳家としてはいまいちってことですか
そう言ってやるな。荒俣氏が紹介しなかったら今頃 翻訳が出てるかすら怪しい作家も多いんだから…
パイオニアだし目の付け所もいいんだけど、妙にうかつなところがあるからなあ。<荒俣氏
amazon.co.jp はいつまでThe Collected Jorkens 3巻 を近日発売のままにしておくんだ? .com では24時間以内に発送になっているというのに。
79 :
sage :2005/05/16(月) 21:15:19
伸びんなあ。 そういえば、ダンセイニ「翻訳の部屋」でダンセイニの詩論とかの 翻訳をまとめた小冊子を無料配布しとるぞ。
sageてないぞ。 >4 >河出書房来年春刊行予定 >『時と神々の物語』(『ぺガーナの神々』、『時と神々』、『三半球物語』、他収録)、 >『最後の夢の物語』(『不死鳥を喰べた男』、『五十一話集』完全版、他収録)。 この2冊が出れば多少は伸びるだろうさ。 しかし予定通り春に出てくれるんだろうか。
81 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/06/04(土) 14:03:37
「物語の娘」が出たよ。 片山広子の娘、宗瑛についての評伝だ。 これはいい本です。丁寧だし。
82 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/06/07(火) 23:53:15
河出書房の新刊予告のページに「ロード・ダンセイニ『時と神々の物語』、9月刊行予定(河出文庫)」といふ表示が出てゐた。 さうです、九月刊行なのです。「ペガーナの神々」と「時と神々」を全作品収録してゐます。ああ、後書きを今月中に書かねば。
うわ,手元の 世界の涯の物語,初版本だよ…… 新カバーになったら買い直すか
ぺガーナロストは冬コミオンリーで、 年一回刊行になるそうな。基本。
250 :名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/06/30(木) 08:16:42
>>アザトースが別格で信者もいない
それじゃもろペガーナ神話のマアナ・ユウド・スウシャイでないかえ?
まあ、同一神格だとしても驚きゃしないが。
同一だった場合は、クトゥルーはスリッドだとして、ムングはなんだ?
251 :名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/06/30(木) 12:59:48
スリッド様をクトゥルー如きと一緒にするな
262 :名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/07/01(金) 02:17:55
>>251 クトゥルー様をスリッド如きと一緒にするな
てゆーかスリッドって何よwww
('A`)
86 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/07/30(土) 14:53:20
>>85 ラヴクラフト原理主義者に限って知らない奴がいるからなぁ
入手困難な時期も長かったしな。 ハヤカワの再版分はまだ在庫あるんだろうか。
魔法の国の旅人を中古で手に入れました。 2003年に再版していたんですね。 魔法使いの弟子はもう早川では再版していないんでしょうか? …もう筑摩でしか手に入りませんのでしょうかね? 筑摩版の巻末に「この作品は、一九八一年四月三十日、早川書房より刊行された。」 ってあるからもうこっちに版が移っているのかな?
>>88 「新品」はちくまでしか無理 >魔法使いの弟子
ハヤカワのは古本でもそう高くはないはず。プレミアに
なってないし。
ただ、探すのが大変なのはまた別の話だが。
遠い昔、部下を率いて地球に飛来 大部分を制圧するも、最後の山を落とせなかった 強力なテレパシー能力 …本当にクトゥルーの元ネタはスリッドかも知れん
ぺガーナロストで書評を募集しているな・・・・
河出からようやくでるらしいじゃん?
>ロード・ダンセイニ (ダンセイニ,ロード) >本名エドワード・ジョン・モートン・ドラックス・プランケット(1878-1957) >処女作『ペガーナの神々』や初期幻想短篇集『エルフランドの王女』等。 >ファンタジー、ホラー、SFの作家たちに多大な影響を与えている。 どうでもいいことだけど、『エルフランドの王女』は長編だったのではなかろうか。
時と神々の物語 デタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
まだだろ
>>95 今日2冊買いましたが何か?
某所にその事を書いていますが何か?
ただ、早い店ではもう売ってるけど、そうでない所の方が多いと思う。
わざわざ煽るのやめろよ・・・
新刊入手。それは嬉しいんだけど、中村訳が3つしかない。あれーって感じ。残念。
100ペガーナ!
「時と神々の物語」出たのにスレ伸びてないね。 まだあんま読んでないんだが訳はどうよ? 個人的にはマーナ=ユード=スーシャーイとリンパン=トゥングに 違和感ありまくりだったんだが。
ザーネース
やっぱり荒俣訳がいい 偶然と運命に読み仮名が無いだけで違和感を覚えちゃった
マーナとかは許容範囲なんだけど、ウードだけはどうも… (荒俣訳の「オオド」ね)
こないだ買ったけど、これ挿絵がすごくはっきりでてるね。 …スリッド様の目元が怖い。
やっと買った〜記念カキコ〜 表紙がまた変な色ついてて、なんだかな〜と思ったけどしょうがないね
おぉ、しばらくスレ見てなかったんで出遅れたーよ。 いまから本屋めぐりしてくる。
108 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/10/07(金) 01:59:10
pgn
完訳が出たまでは良いが、読みにくい。 ラヴクラフトがラノラダとツァトゥグァを実の兄弟としてる理由も解らん。 『ヤン河の長閑な日々』はいつ見てもおもしろい。
HPLがスミスが作ったツァトゥグァの彫刻を見て 「まるで神像ラノラダのようだ!きっとこの二つの像は兄弟に違いない!」 って褒めたんだろ。確か。
書簡集では(確か『定本ラヴクラフト全集』第9巻)、断言している。 ただ、日本では未公刊の書簡や整理中のものもあるので、そういう経緯もあるかも。
ミルクマンの話が最高に好き
『谷間の幽霊』は改悪された感じ。 それにしても『エルフランドの王女』の邦題は、古英語のOELFE(OEはaeのような、二つのアルファベットの結合。発音は、ウィに近い)の意味を理解してないのではないか。
そういや荒俣がブログ始めてたな。 関係ない話だが。
なんでロードダンセイニこんなに読みにくいん?
そんなに読みにくいか? ちょっと古めの海外小説にはよくある程度だと思うが。 まあ、A俣の翻訳のくせって問題も(ry
「読みにくい」は荒俣訳なのか河出版なのかぐらいは 書いて欲しいと思うが。
どっちもなんじゃね 要は原文が まあとっつきやすい文ではないよね
沖積舎『ダンセイニ戯曲集』を買った。 『山の神々』は秀逸。 素晴らしい。
それ、確か1年前から見かけたような気がするが…
ラヴクラフトは、ダンセイニを過大評価しすぎ。
ダンセイニの影響を受けたという稲垣足穂を読んでみた。 …文学青年の寝言みたいでキツかった。 若い頃なら面白いと思えたかもしれんが(いや、やっぱり無理か)
ぬるぽ
ダンセイニを読んだおかげでシームを知った
「最後の夢の物語」キター
「最後の夢の物語」ゲトー まだあとがきしか見てないけど。
俺も買った。 反響次第では全作邦訳も.....と、ほのめかすというか焦らしているが、是非、お願いします。
スミザーズのささやかな冒険シリーズまだー? (「二瓶のソース」系列のやつ)
133 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/03/13(月) 17:55:14
ダンセイニの推理小説はドイツだと評価高くて まとまった形のが新刊で買えたりするんだよな。
お国柄ってのもあるのかね… フランスは幻想文学中心、とか。
135 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/03/14(火) 01:03:54
>>134 19世紀の乱恥気騒ぎ(オカルトブーム)を知ってるか?
当時は二人の山師(コランド・プランシーとエセ魔術師のエリファス・レヴィ)がフランス国民を煽りに煽って狂乱に火を点け、フランス人(当時は迷信・迷妄・虚信・虚妄・空想・幻想・妄想に耽る者が多かった)を混乱せしめた。
そういう、オカルトとか神秘が好きな国民性だから、ダンセイニは受け入れられたのだろう。
「最後の夢の〜〜」。 (パンの製造/発酵の)イーストを悪玉扱いしてるのがちょっと意外というか興味深い。 自分の知識では、イーストは酵母ってくらいの認識しかなかったのだが、 当時はパン種移行絡みとかでなにか確執でもあったんだろうか。
意外な話っていうと個人的にはアレだ、タイトルは忘れたけど 中東の王様が麻薬吸引者にロンドンがどんな所かを尋ねる話。 ダンセイニの作品だと基本的に都市はボロクソに書かれてるから、 ロンドンが美しい壮麗な都市として描写されてたのは意外だった。
>>137 それはそのまんま「ロンドンの話」だな。
これは「世界の涯の物語」収録の題。
(他に「倫敦の話」の表記あり)
139 :
137 :2006/05/13(土) 21:58:50
>138 thx. そのまんまだったか。 しかし過疎スレだと思ってたのにこんなに早くレスが付くとは思わなかった。
書いてないだけで毎日見てるんで(w
>>137 あのロンドンは白昼夢の中にあるからこそ壮麗なんだよ、きっと。
ホントはこういうロンドンだったらいいなっていうダンセイニの妄想。
>>137 あれは現実のロンドンじゃないところがミソだな
後最後の一行の皮肉とか
2瓶は最後に明かされる謎が殺人の方法でないことと
答えがたった一言で表されているのがやはりダンセイニ
と思わせるんで気に入ってる
143 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/06/06(火) 21:25:34
しばらく前にデモベがアニメ化されたらしいけど そっち方面からダンセイニ卿に興味持つ人もいるのかな。
ちょっとまえにクトゥルースレで、エロゲ/アニメから入ったやつは来るな派と、 パルプマガジンもエロゲも似たようなものだ派が喧嘩してたな。
>>144 アニメよりは、機神飛翔でのナイアのセリフから関心を持つ人なら
いそうな気はする。非常に少ないだろうけど。
>>145 デモベは良くも悪くも燃料に使いやすそうだからな…
が、実のところクト関係の人にとっては「それがどうした?」
てなもんだったりするが(邪神ハンターとか前例が多いから)
>>146 >機神飛翔でのナイアのセリフ
kwsk
斬魔大聖でショゴスの名前がダンセイニだったというネタしか知らないもんで。
ふむ、なんの話をしてるのかさっぱりわからん
元ネタ多すぎ
>>149 デモンベインという「クトゥルフ+巨大ロボ+その他いろいろ」な18禁ゲーがある。
結構な人気があって、続編が出たり家庭用に移植されたり
ノベライズ(非エロ)されたりアニメ化(これまた非エロ)されてたりする。
>>147 で出てる「斬魔大聖」が1作目
>>146 で出てる「機神飛翔」が2作目
このゲームからクトゥルフ神話に興味持った人もそれなりにいるらしいんだが
主人公ロボが邪神をぶちのめしたりネクロノミコンが擬人化ロリだったりするんで
一部のラヴクラフティアンは快く思っていなかったりするとかしないとか。
クトゥルフ物の本に「デモンベインの原点」なんていう帯がつけられたりして、 それがまた不快感を煽ってる模様。
ダンセイニ卿には関係無いことです
「デモンベインの原点の原点」
そういや来年ダンセイニ作品の著作権きれるんだっけ?
ダンセイニの著作権は2008年に入るときに切れます。
157 :
155 :2006/06/14(水) 09:41:50
thx
つまり2008年になれば、「星の王子さま」よろしく いろんな出版社から卿の作品が出版される(可能性がある)と考えてもいいんだな? ダ・ヴィンチとかで各出版社の訳を比較してみようみたいな企画があったり 「元祖ファンタジーが現代に甦る」とか適当な売り文句が付けられた便乗本が出たりして 卿の知名度が上がる(可能性がある)と考えてもいいんだな? これぐらいの夢を見てもいいよな?
いや、ヴェルヌ条約か何かの「翻訳権10年留保」があるから、 いまでも出版に関してはダンセイニの翻訳はほぼフリーだよ。 ダンセイニの翻訳本に翻訳権関係の記述がないのはそのおかげ。 便乗本が出るとしたら、エルフランドの王女が何かの間違いで映画化したときぐらいだろうて。 つーわけで、夢は花開かないと思います。
>159 なるほど。 少し考えれば早川、ちくま、河出、その他といろいろ出てるんだから 特に制限されてない事ぐらいは推測出来た筈だ自分。 とりあえず花開かなさそうでも夢は見続けたい。トーマス・シャップ氏の後を追わない程度に。 しかしダンセイニ作品の映像化は見たいような見たくないような。 世にも奇妙な物語で「二壜のソース」やってくれるなら見たいかも。
160=158です。
著作権が切れても、原則、著作権法は適用される。 ラヴクラフトと対照的でありながら、全集が刊行されない事実の背景には、ダンセイニの“物語”のほとんどが教訓譚の嫌いがあることによる。 それさえ無ければ、現代ファンタジーの父祖として通用しただろうに!
権利がないのになんで法律が適用されるの?
>>162 卿の作品ってそんなに教訓譚めいてるか?
「ギベリン族の宝蔵」 → 物語は常にハッピーエンドで終わるわけではない
「女王の涙を求めて」 → ダメなものはダメ
ぐらいしかとっさに浮かばなかった読解力の足りない俺に具体的に教えてくれ。
煽りとかじゃなくて真剣に。
俺も聞きたいな、真剣な話。
162マダー?(AA略
そっとしといてやれ…
168 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/06/20(火) 23:30:04
The Little Tales of Smethers (1952) The Ghosts of the Heaviside Layer and Other Fantasms (1980) 河出はこの二つはスルー?
前者は東京創元社が出す予定だから無理。 (この先何年待てばいいかは知らんが) 後者は短編のみ「時と神々の物語」に収録済み(ジョーキンズ除く)
「二壜のソース」以外のスミザーズ物読みたいなぁ。
171 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/07/01(土) 17:11:43
情報乙ですが、最初のhは抜いた方がよかったのではないかと。
なぜ?
個人サイトなどへの「2ちゃん」の外へのURLを全部書いてしまうと 嵐対策に引っ掛かりやすくなってしまうからというのと、 個人サイトによっては「2ちゃん」からのリンクを嫌がる人もいるので 直接リンクしてしまわないように、という慣習。 どっちかというと前者の方が大半だと思う。
つけてもつけなくても一緒
家帰ってカバン開けたら中でペットボトルのキャップが外れて 河出の「時と神々の物語」が珈琲色に染まってたorz こんなこともあろうかと2冊買っといて良かったぜ。
. 冒 | | / \ | | |('A`) .| |ノ( ヘヘ|  ̄ ̄ ̄ | | / \ | | |('∀`).| |ノ( ヘヘ|  ̄ ̄ ̄
二瓶のソース?
なんで、rapierをラピアーって表記したんだろう。翻訳文学で先例があるのかな。 レピアーとレイピアしか知らなかったので少し気になった。
180 :
484 :2006/07/18(火) 23:04:05
ラピアーがレイピアという事を今知った。 で、とりあえずググってみた。 [ ラピアー ] の検索結果です。 ( 42件中 1〜10件を表示 ) [ レピアー ] の検索結果です。 ( 75件中 1〜10件を表示 ) [ レイピア ] の検索結果です。 ( 約9,740件中 1〜10件を表示 ) レイピアが圧倒的に多い。 「ラピアー」は「スウォード」みたいなもんなのかな?
名前欄は無視してくれorz
ラピアーってどこで出てたっけ?
>>180 フランス語だとレピアかラピアになるはず。
ぐぐったならわかると思うけどフェンシング用語でもそうだ。
んでフェンシングから取って訳したんじゃないかねやっぱり。
184 :
180 :2006/07/19(水) 23:04:37
>>183 ググったけど、実はヒットしたページ自体はあまり見てない。
「ラピアー」の検索結果でとりあえず目に付いたのが
ワイン(地名「ラピアーナ」)とかボリショイサーカス(人名「なんとかラピアー」)とか
シェイクスピアのページだった。
んで、フェンシングのページは目に入らなかったから、
シェイクスピア→古くから翻訳されてる→昔は正確でない訳もあった
の発想で、swordが一時期「スウォード」だったみたいに
rapierが「ラピアー」になったものかと思ったんだ。
>>182 「理由」(河出の「最後の夢の物語」収録。原題「The Cause」)。
スリッドは後から地球にやってきた神みたいだが マーナはいつスリッドを創造したのだろうか?
>>184 「理由」か。どれ…なるほど、これか。
前に読んだ時ちょっとよくわからなかったが(「ラピアー」という
剣があるのだと思ってた)、レイピアに置き換えたらよくわかった。
ありがとう。
>>185 「時と神々」には、後から地球にやってきた記述はあるが、
「ペガーナの神々」には、スリッドが他の神々と別に創られたという記述はない。
また、マアナは神がみとスカアルを創りだしたあと寝てしまっているので、スリッドも例外ではないはず。
ttp://www.generalworks.com/databank/movie/title2/ihtom.html 「ルネ・クレールの明日を知った男」
原題:IT HAPPENED TOMORROW
製作年:1944年(日本劇場未公開)
アメリカ劇場公開:1944年5月28日
上映時間:84分/モノクロ/モノラル
製作:UA、アーノルド・プレスバーガー(アメリカ)
■スタッフ■
監督:ルネ・クレール
製作:アーノルド・プレスバーガー
脚本:ルネ・クレール、ダドリイ・ニコルズ
ストーリー:ロード・ダンサニー
撮影:アーキー・スタウト
編集:フレッド・プレスバーガー
音楽:ロバート・ストルツ
>ストーリー:ロード・ダンサニー
この映画の原作はダンセイニなのか?
調べてたら、ダンセイニ原作の映像作品をもうひとつ見つけた。
ttp://www.imdb.com/title/tt0581934/ "Four Star Playhouse"
The Lost Silk Hat (1952)
< Prev | Episode 3 of 127 | Next > Directed by
Robert Florey
Writing credits
Ronald Colman (adaptation)
Lord Dunsany (story)
「忘れてきたシルクハット」ですな。
ラヴクラフト好きならはまると友人に薦められて呼んでみたが どこぞの無貌の神と違って、性格のいい神が多いな。
性格とかわからんかった
10年以上前に古本屋でgetして、本棚に放置してた「妖精族のむすめ」(ちくま文庫)を 読み返してみら、無茶苦茶良かった…… なんて言ったらいいか、FT濃度が異様に濃い。 今ここにはないものへの憧れ、謎めいた雰囲気、とでもいうべき情緒があまりにも 鮮明に表現されてる。 それって普通の作家なら、何百ページにも渡るような作品の中の、あちこちに少しずつ 断片的に埋め込むような要素だと思う。 でもそれはジャンルとしてのFTのアイデンティティとでも言うべき重要な要素で、そして ダンセイニは、純粋にその重要な要素でだけ、他の余分な要素抜きで、物語を作って しまってる。 せいぜい10P、20P程度の短編一本に、なんか普通の単行本一冊分くらいの センスオブワンダーが詰まってる気がする。どういうことよこれ。 作風を表現するなら、「昔話のように人物の内面描写は行わず展開は明瞭、しかし 描写はモダンで映像的」みたいな感じだろうか。 この昔話的な作風が、上述の効果を上げてるのかもしれない。 普通の小説みたいに、登場人物の内面を描写したり人物が経験すべき世界を 設定として構築したり、といった作業を積み重ねると、却ってロマンや謎めいた雰囲気 は薄まるのかもしれない。その分登場人物に感情移入が容易になって、読みやすくも なるんだろうけど。 もっと早く読んでりゃ良かった。
>>193 ダンセイニの世界にようこそ。
そのまま高濃度FTにどっぷり浸かりたいのなら、
「ヤン河の舟歌」
「ペガーナの神々」
「エルフランドの王女」
という順番で読むのがいいと思う。
「ペガーナの神々」は二十歳すぎて読むには
少し難しい本かもしれないけど。
ダンセイニという作家の全体像を知りたいのなら、
河出文庫から出ている四冊の短編集を読んでから、
「エルフランドの王女」と「魔法の国の旅人」と進んで、
あとは「ダンセイニ戯曲集」と「牧神の祝福」をお好みでどうぞ。
アンソロジーピースで有名な短編「二瓶のソース」も
どっかのアンソロ探して読むのも吉。
老怒男性尼
なにその民明書房
ムング「死亡確認!」
お前が殺したんだろが(w
もう稲垣足穂経由でダンセイニを読み出す香具師は少ないのかな… ラヴクラフト関連で読みはじめる人の方が多いみたいね 雑誌『遊』→松岡正剛→足穂→ダンセイニ→ラヴクラフト→クトゥルー神話 の流れて読んできますたが最近のダンセイニ翻訳ラッシュは嬉しい限りです
卿を知ったのはリア厨の頃に読んだTRPG関連の本からだったな。 「偶然」と「宿命」が勝負する話が紹介されてたんだけどスケールの大きさに圧倒された。
スミザーズマダー?(AA略)
「二瓶のソ−ス」以外も読みたいなぁ
あけましておめでとうございます 今年もマアナ=ユウド=スウシャイの目覚めが来ませんように そしてスミザーズものの短編集が発売されますように
『スミザーズのささやかな冒険』はいま絶望的状況です。 自分で翻訳した方が早いかも。
マジで? >絶望的状況
206 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/03/02(金) 22:09:19
原因は何なの?ていうか誰なの? バークリー共々大概にしろよと
本人等に直接聞いた訳じゃないからあくまで噂だと思って欲しい。 企画を立てた人が退社したが、企画の中身は引き継がれ なかったのでその人が立てた企画全部が絶望的、らしい。
208 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/03/15(木) 23:14:00
何でそんなズサンなことになるんだ? 読者を馬鹿にし過ぎだろ
出版企画が、出版社でなく編集者個人頼みなのは普通。 売れ行きを見て継続する価値があると認めた時に、編集者の成果を出版社が奪って続ける。
スカアルが太鼓を叩きつつ保守
ネタというか情報提供。 「エルフランドの王女」沖積舎版、1998年発行版168Pに印刷ミスあり。 印刷ミスで読めない部分はそれぞれ「灰色の不格好な天幕を」 「彼らは物笑いの」(妖精文庫版で確認) 某所(というか目録とか)にも出したけど、こっち見てる人もいるのでこっちにも。
猫耳の中の人?
天然魔性っ娘インザナえろいよ
だが俺はテリブルノースウィンド嬢を推すね。 牧師(神父だっけ?)に「好き」って言うシーンとか 着替えに苦労するシーンとかが好きだ。
216 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/05/09(水) 23:56:25
黄漠奇聞オモシロス
217 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/05/10(木) 20:59:20
タルホやん
218 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/05/12(土) 00:05:18
白い帆船オモシロス
ラヴクラフトやん
追い剥ぎで泣いたのは自分だけ
('A`)<ウゥン ウゥム (へへ
バブルクンド以外全部崩壊
バブリシャス
パイレーツ・オブ・カリビアン/フローテッドアイランド・オブ・サルガッソー
バブルスライムとかバブルボブルとか…
偶像萌え族
228 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/07/28(土) 11:46:19
諸神の結ぶサインが 2ちゃん用語になるのに慄き震えつつage
229 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/07/31(火) 11:37:45
じょん もーとん どらっくす ぷらんけっとage
こうしてプラッシュ・グーは<誰も書こうとしないスレ>にやってきた
231 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/08/14(火) 16:44:40
コピペの達人になった三人のニートの話
ホシュを除いては書き込むあたわぬ過疎スレ
アメリカで単行本未収録短編集が出るという話なんだが、まだ公式の発表はないのか?
全然語られてないけどシームの挿絵の貢献は尋常じゃないよね
ただマアナ様の乳首はもうちょっとなんとからなんかったのか
236 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/09/07(金) 19:57:26
ケルト神話の本でいいのない?
激しく今更だが、パイレーツオブカリビアン3作目の予告見て シャード船長の陸を船で渡る話を思い出した。
ダンセイニ卿って、ぶっちゃけほらふき男爵だよね。
まあなw
ゆうどw
すーしゃーいw
ペガーナの神々の中で誰が一番祈った見返りあるかな?
三人の悪霊の王
245 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/10/19(金) 20:11:53
>75 :魔法の国の集計人:2007/10/23(火) 19:28:21 ID:pSB61tek >第490回 ダンセイニ卿 集計結果 > >4 二壜のソース >1 エルフランドの王女 > ペガーナの神々 > 演説 二壜のソースが一位か。 ファンタジー系の票が少ないのはミステリ板だからかな。
そのスレに書くのもナニなんで(「そういう話」(雑談)のスレじゃないし、 結構前の話になっちゃってるからタイミング的にも……)こっちに とりあえず書いてみる。 (そのスレの82へ) 西條訳も概ね同じ内容。 「かくしてバグダッドの彼方の国、この王宮では倫敦に住んでゐるすべての者を羨んだ。」 あくまで「王も含めた王宮の者たち」がハシシ吸引者が幻覚で見ている 倫敦の話を聞いている、って話だから。
河出文庫には期待を裏切られた感じ。 結局、短編集止まりやんけ。
ジョーキンス氏の全集出んかのう。
今年はジョーキンズ全集が出るといいね。
252 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/01/09(水) 10:53:54
三人の文士にふりかかった有り得べき保守
片山広子の著作権切れてますな。 誰かテキストの貼り付けたのむ。
アーサー・C・クラークが亡くなられたってさ…
(・C・)へえ
257 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/04/04(金) 23:54:44
ラモン・アロンソ
258 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/04/09(水) 13:22:35
いざ赴かん! ねずみの城へ!
259 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/04/09(水) 17:15:15
確か、イェーツが自作を政治に利用するのをダンセイニは批判してた。 「アィアランド」軍人としての誇りだろうね。
ダンセイニは大英帝国の軍人。 連邦内の自治にすぎないが、アイルランド自由国成立は1922年だし、 完全独立は1949年。どうでもいいが、独立後は1990年代になるまで、 経済不況が続いて、アイルランドの海外移民はぜんぜん減ってない。 デ・ヴァレラのアホ政策万歳。 ダンセイニがイェイツと仲がよくなかったのはアイルランド文壇はみんな知ってた だろうから、ダンセイニの批判はまともには取られなかった公算が大きいね。 ところでその批判ってどんなものだったの? もうちょっと具体的に。
魔法使いの弟子のミランドラになら惚れ薬を飲まされてもいい ところで牧神の祝福ってどんな内容と結末? ロマンスある? 読んでみたいんだが密林で1500円以上するから迷ってる
>>261 牧神はロマンスを求めて読んではいけない作品。
どっちかというと暗い内容だから。
でもダンセイニ作品の一面を知る意味では、読む価値はあると思う。
1500円は安いと思うけどね(2000円以上とか以前に、あまり数が
出回ってないから…)
>>262 さんくす。河出文庫の短篇集四冊読んだから多少暗くても大丈夫だと思う。
さっそく注文してきた。到着が楽しみだ。
牧神が到着したからさっそく読んだ。なかなか面白かった。 ダンセイニの現代文明批判と自然帰依の集大成という感じの内容だな。 葦笛の音もジプシーには効果がないのは成程と思った。
ダンセイニの作品をあらかた読んだから仕上げにダンセイニ戯曲集を 思ってアマゾンで注文したら、配送予定日が5月19日で噴いた。 なげーよ。
266 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/06/04(水) 16:29:57
あられもない顔で涎たらして爆睡するカビッジ様を憎憎しげに眺めるノームが、 「この寝顔をどこか如何わしいサイトにマジでupしたろかな?」 と真剣に思いつつage
>>267 値段は高いがダンセイニの味が出てる作品を読めただけで満足だった。
長閑な金文字の宣告やおき忘れた帽子、ダンセイニ神話色の山の神々、旅宿の一夜、神々の笑いがよかった。
これで日本で読める作品はほぼ全部読んだが、初期から中期にかけての幻想的な作品が好きだな。
逆にジョーキンズの話はいまいちだった。
ジョーキンス氏の全訳出んかのう。
270 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/06/08(日) 08:17:38
ダンセイニので全集等が今出版されるとは考えにくい。 戯曲集や短編集が出ても、ダンセイニに詳しいファン以外の売れ行きはあまりよくないみたいだし。
ageてまで何をそんな必死に。
sage忘れただけ 俺もダンセイニの短編集持ってるけど、低俗なファンタジーを好む奴が多いから現代日本人にはダンセイニは受け入れられにくいだろうという話。 稲垣足穂や松村みね子のような人間は今の時代は少ない。 団精二こと荒俣宏は別として
魔法使いの弟子でダンセイニの虜になった。 こういう地味なハイ・ファンタジー大好きなんだが今の日本じゃ受けいれられないんだろうな…
>>273 ナカーマ! 「魔法使いの弟子」がメチャクチャツボにはまり
(一部荒俣に騙されてるかもしれないが)
それから手に入るダンセイニ読みあさった。
「エルフランドの王女」は子供のとき図書館で借り何度か読んでいたのがわかった。
あと「影の谷物語」とか、このへんわかりやすい面白さだと思うんだが・・・
自分にとってはこういうのが一番のエンタメ。
地味とも高級とも思ってないので他のFTファンが何故ほっとくのかわからない。
長編が映画化でもされたら普通にウケるんじゃないの? ダメ?ww
短編でも「ヴェレランの剣」とか普通にアニメになるのに。
「魔法使いの弟子」の真の主役は主人公の妹だと思っている俺参上。 俺はラヴクラフトからダンセイニに入ったな。 ラヴクラフト全集6に載ってる「夢の国」関係の話がすごい気に入って 訳者の解説でダンセイニの作風を模倣したものだってわかった。 それで河出文庫の短編集を買ってみたらハマってあとは吸い込まれるように長編に手を付けていった。 長編を映画化するなら「魔法使いの弟子」がいいけど、いまだと 「ハウルの動く城」のオマージュとか思われてしまうのかねえ。
パヤオ監督が「魔法使いの弟子」のほうをアニメ化すりゃよかったのかな。 まあ、あの絵のダンセイニっつうのもあまり見たくないものがあるけど・・・ ちなみに私は「師匠」に萌えますね。
パヤオ監督なら、「妖精族のむすめ」はどうか。 妖精さんは監督好みのロリ少女。 工場で出会う同僚は監督好みの小太りおばさんで、なぜか映画の終盤までついてくる。 イタリア人の歌手はムスカでお願いします。 最後は、なぜか大崩壊するコンサート会場から、もとの姿になった妖精さんが必死に逃げ出すんだよ。
妖精が初めて食事するシーンで、料理が美味そうに描写されるんだろうな。
バブルクンドに行ったら、犬に連れの妖精さんを喰われますた
世界の涯と夢見る人を引き出しに入れっぱなしにしといたら 虫の糞見たいなのがくっついてますた
今度から防虫剤も一緒にいれとけ。 「牧神の祝福」が手に入ったので読み始めたよ。 コージー系ミステリの出だしのようなスリルを孕んだのどかな描写が どこまでも続くようだがこういうのも悪くない。
ロドリゲス・トリニダ・フェルナンデス・コンセプシオン・エンリケ・マリア ……どこからが名字なんだ?
全部アイルランド系の名前か、コンセプシオンから姓のどっちか
興味あるなら買えば?としか言いようがないんですが。
注文してきた。配布が半年前だから返答あるかどうかわからんが。
人柱乙w 読んだら感想教えてね。
(関係者乙とか言われそうで反応しにくいんだよな…)
>>287 届いたから明日から読み始めようと思う。
訳者さんは、検索してみたらどうも映像ディレクターを生業としている人らしい。
>>288 (こんな過疎スレでなにをビクビクしておるw)
ロリーとブランの旅を読み終わった。 なかなか面白かった。個人的にはかなり良かったと思う。やっぱダンセイニはいいね。 この作品が日本で訳刊されなかったのは残念というか勿体ない。 内容的には趣を変えた影の谷物語って感じかな? 最初から最後まで長閑で淡々と話が展開していくところは他の作品と大差ない。
>>291 感想ありがd
ダンセイニっぽい長編なんだね。
っぽいというか「らしい」と書くべきだった。
偉大なる神マアナ ユウド スウシャイが、突然がばと起き上がり 「ゆきぃ!ユキノミニスカアト!」 という、意味不明なことを口走り 倒れる
どの「ユキ」だろうな?この場合。
ダンセイニ戯曲集再読。 「山の神々」で電車乗り過ごした。 名作だー。 解説がいまいち言葉たらずだと思った。
>>291 それ読んで思ったけど、やっぱりダンセイニ卿の作品はいいね。
賢女の呪いとかラストレヴォリューションとか、後期の作品も日本で訳刊されてほしい。
図書館の 河出版の 世界の涯の物語がー どっかいきますたー
299 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/08/30(土) 16:19:09
ラストレボリューションはSFファン交流会のメーリングリストで断続的に翻訳が掲載されていますよ
300 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/09/27(土) 18:07:16
ダンセイニの長編読もうと思うのですが。 エルフランドの王女と魔法使いの弟子と影の谷〜はどれが おすすめですか? ぶしつけで申し訳なく・・。
301ですがダンセイニの作品を味わい深くするための知識としては やっぱりケルト神話とか、かじっといた方がいいのですか?
>>301-302 世界観が綺麗なファンタジーならエルフランドの王女
宮崎アニメのようなひっそりしたファンタジィなら魔法使いの弟子
ドン・キホーテみたいな騎士の冒険ものなら影の谷物語
ケルト神話はそんな気にしないでもいい。注釈で充分。
軽くかじっとくのも悪くはないけど。
すごくわかりました。 ありがとうございます。 じゃ、まず魔法使いの弟子から読み始めようと思います。
61に書いてる事で 「世界の涯の物語」「夢見る人の物語」の初版を 買わないほうがいいってのは具体的にどうゆうことですか? 質問ばかりですいません。 ダンセイニの板があまり見かけないもので・・・。
>>305 少し誤字やミスがあったから >「世界の涯の物語」初版
で、そういうのが第二版で訂正されてるって事。
ただ、実際には第二版の方がずっと見つけにくい。
新カバー(今のカバー。前は背が白のカバーだった)でも
中身は初版ってのが多い。
あと「夢見る人の物語」以降は初版以外見かけた事ないので
こっちは何も考えないでOK。
その初版は誤字脱字がまぎれてるんじゃなかったかな? それ以降のは修正されてるとかだったはず。
過去ログ見てみた。全部書かれてる訳じゃないけど、とりあえず 「世界の涯の物語」に関してわかるのは ・「役不足」の使い方が不適切(表現を変更) ・二つの短編において、同じ地名なのにそれぞれ「ボンバシャーナ」と 「ボムバーシャーナ」と不統一だった(前者に統一) あとの違い(訂正)は現物見比べないとわからんが、まあ面倒だしパスで。 第二版は先述のようにほとんど見かけないので、初版しか見つからなくても 不思議ではない。というか出回ってるのは多くが初版なので、我慢して 買った方がいいと思う。(第二版置いてある(入れ替えてる)ような店って、 「本の町」こと神田でもあまりなかったと思う…)
ありがとうございます。 出来るだけ2版を探してみます。 無かったら初版で我慢します。変更点も教えていただいたので 不安材料はなくなりましたし・・。 たびたび皆さんありがとうございました。
310 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/10/29(水) 13:31:15
スカアルの放つ伝説のドラムロールに おののきふるえつつage
多くの解説者がなんでダンセイニのファンタジーとケルト神話を強引に結びつけるのか、さっぱりわからん。 イェーツと交流があったことで混同しているのではないか。
ケルト神話というよりケルト的なイメージってことじゃないの?
白鹿亭綺譚を読んでたらジョーキンズの名前が出てきてちょっとびっくりした。
ジョーキンス氏の全訳出んかのう。
315 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/11/28(金) 03:57:38
全集を刊行してくれ
Dean Spanley映画出るけど国内上映は無理だろうな…orz せめてDVDだけでも出て欲しいが。
>>313 クラークだと、「幼年期の終わり」でダンセイニの戯曲が紹介されているよ。
>>316 日本語字幕を希望。
クラークなら「楽園の日々」もチェックすべき。
319 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/11/29(土) 20:47:58
なんでラヴクラフトやポーの全集が出ていて、この人の全集が出ないのか、まことに不思議な話ではある。
>>319 ラヴクラフトの全集は全10巻12冊。
ポーはその半分ぐらいだっけ?
もしダンセイニの全集を作るとしたら、生涯で50冊以上の本を書いたわけで、
さらに単行本未収録作品も尋常ではないぐらい多く、
まともに全作品収録の全集を作ろうとすれば、
全30〜40巻ぐらいになるはず。
まず商売にならない。
詩、戯曲、エッセイなどを抜いていわゆる小説(長編、短編)だけに したとしても結構な数だしね。 洋書だと長編が10冊ほど、短編集が15冊ほど。しかもこれは 「簡単に考えただけ」の数。
せめて長編は全部読みたいな。 日本で手に入るので読んだのは影の谷物語、エルフランドの王女、魔法使いの弟子、 牧神の祝福、あと同人でロリー&ブランくらいか。 賢女の呪いとラストレヴォリューションは同人翻訳中みたいなんでそのうち読めるとして あと何作くらいあるの?
長編の未訳で、かつ同人出版の予定もない作品は以下の通り。(ウィキペディア参照) My Talks With Dean Spanley (1936) The Strange Journeys of Colonel Polders (1950) The Pleasures of a Futuroscope (2003), on a topic first introduced in a Jorkens story, dating from the mid-1950's Up in the Hills (1935) The Story of Mona Sheehy (1939) Guerilla (1944) His Fellow Men (1952) 個人的に気になるのは、「ポルダーズ大佐の奇妙な旅」だな。 第二次大戦後のダンセイニってまったく知られてないからな。
ちょっと質問。 この人の名前を日本語表記する場合、基本的には「ダンセイニ」で 古い本だと「ダンサニー」「ダンセニー」とかになってると思うんだが 「ダンゼイニ」と表記する事はある?
ああ、あのクトゥルー本だろ?w ちょっと記憶にないけどね >ダンゼイニ ただ、ググると…………なんでこんなに出てくるんだ? (デモベの二次創作SSまで出てくるし) ちなみに古い本では「ダンセーニ」「ダンセニイ」などもあるが、 いずれにせよ真ん中の「セ」が濁る表記はほとんどないと思う。 既訳が載ってるの全部見た訳じゃないから断言は出来ないけど。
補足。デモベでは「ダンセイニ」だから念の為。
聞いてみたら、1920年代の物で真ん中の「セ」が濁る表記を一度 見た事がある、とのこと。ただし「ダンゼイニ」ではない模様。 (どっちにしろ「セ」が濁る表記は一般的ではない、という事でいいと思う)
325だが、こんなに早くレス付くとは思わなかった。お前らありがとう。
とりあえず「ダンゼイニ」は一般的じゃないみたいだな。
>>326 そうそう、PHPのよくわかる本。
ダンゼイニって細かい表記以外にも総じて出来が微妙だったし
正直「よくわかる(笑)本」って感じだったw
冬コミで卿を扱ってるサークルに行って来た。 サークルの人に話しかけられた時に反応がキョドってた俺キメェwww orz
ジョーキンス氏の全訳出んかのう。
あけましておめでとうございます。 今年もマアナ様が目覚めませんように。 そしてジョーキンズものやスミザーズものが翻訳されますように。
大吉ならダンセイニ卿の未訳作品が今年中に刊行
期待していいのか。
戯曲でよければ今年の予定はしているけど……。同人誌です。
336 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/01/12(月) 05:23:03
結局河出書房文庫版は短編集止まりかよ。 長編小説(ジョーキンスものも含む)も翻訳しろよ。 筑摩書房版も沖積舎版も絶版になって中古書店にも在庫がないんだよ!
無理言うな。河出書房のは「担当がダンセイニ好き」という幸運が なかったらあそこまで冊数出せなかったらしいし。
ポケミスでスミザースが出るって本当?
どこで聞いたのかkwsk
ミステリー板の海外クラシック新刊スレに書かれてたんだけど 釣りですかね?
うーん、何とも言えないな…メルマガか何かで話が出たって可能性もあるけど。 何にしても本当に出るならいずれ情報が出るんだろうから、それまでは あまり気にしない方がいいと思う。
342 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/02/01(日) 11:33:31
一応ageとく
続報マダー?
おお、ついに来たか。 26篇も収録されてんだな。楽しみだわ。
モーフィー時計の午前零時 チェス小説アンソロジー ダンセイニの作品が収録らしい。 bk1では二壜の調味料の予約が始まっていた。
348 :
347 :2009/02/28(土) 14:37:32
ごめん、訂正。 国書刊行会のWebページでは名前は出てないけど、 「11篇(+1)」の「+1」の方がダンセイニらしい。
補足。 ただし収録してるのは読み物(短編など)ではないとの事です。 (これで察しがつく人もいると思うけど一応バラさないでおく)
二壜の調味料、新宿の紀伊国屋でGET!
新宿にはもうあったのか!神田行ったのに…orz
買ってきた。けど、文庫のほうがよかったなぁと。
それには同感だが、文庫だとどういう厚さになるやら。
紙端が真っ黄色なのが違和感あるんだが、HPBはみんなそうなのか。
そうだよ。初めて?
うん、はじめて。 読み終わったけど、どれも内容より結末が印象的で余韻が残る。 表題作のラストは「犯人はオランウータン」と同じ感覚の奇妙な衝撃を受けた。
早川の読み始めたけど、今まで「スミザーズ」で慣れてたから 初っ端の「スメザーズ」表記でいきなりつまずいたw
スーシャーイよりはマシ
俺はどっちも慣れたし、某書の「ダンゼイニ卿」よりはマシ。
「二壜の調味料」読んでて頭の中に浮かんだ。 「スメザーズ」 「はい」 「スメザーズ」 「何でしょう?」 「大事な事なので二回言いました」
ようやく「二壜の調味料」読み終えた。 個人的に卿といえばペガーナのイメージが強かったんで、 ミステリ系の作品集はいろいろと新鮮だった。 表題作もそうだけど他の作品もラストの一言が印象に残る。 ラヴクラフトがダンセイニ卿の影響受けてるって話はよく聞くけど ラストでインパクト与える手法もちょっと似てるかもしれない、 なんて言うと乱暴に過ぎるか。 「奇妙な味」ってのはインパクトなんて言葉では表現しきれない もっとおぞましいもののようだし。
ナンシー美味ぇぇぇぇーーー!!!
ウッウッウマウマー
今回は犬がいたからおk てのも、かなり嫌な話だな。
まあ最後は犬によってしてやられるわけだが
「ラヴクラフトは猫、ダンセイニは犬」ですね、わかります。
しっぽかわいそう
ちょっと木切ってくる 林林 λ=3
早川の短編集、最後の短編だけメル欄があってちょっと違和感があった。 最後の一文で強烈な(奇妙な)印象を残す作品が幾つかあったけど、 短編集自体を一つの作品として、最後の短編でオチを付けたってことなのかな。
西方猫耳教会とか、どんなキモオタサークルだよって思ったら 硬派なダンセイニ研究誌出してるから困る。
気が付いたら一ヶ月待ちだった二壜の調味料が尼で買えなくなってて涙目 近所の本屋では見かけたこと無いんだよなぁ
↑ お住まいはどちら?
尼の転売屋すげーw
テスト
しまった規制だと思ったら書き込めた
373ですが、大きな本屋行ってみたら買えました
どうもすいません
今まで読んだことのあるダンセイニの本とはまた全く違っていたけれど、
こりゃ面白いですね
>>374 海の無い県です
>>375 めちゃくちゃネットで買えましたね…
気が動転して検索する事を忘れてました
申し訳ない
>>371 サークル名からしてダンセイニ卿を侮辱しているようにしか思えん。
彼は犬は好きだったが猫は嫌いだった。
>>379 サークル名はともかく内容はちゃんとしたダンセイニ愛読本なんだよなあ。
コミケのカタログでダンセイニ卿の名を発見した時も驚いたが、 サークル名が猫耳(ryであることに気付いた時も驚いた。 「テリブルノースウィンドかわいいよテリブルノースウィンド」 みたいなノリだったらどうしよう、とか本の内容確認するまでは 無駄にgkbrしてたなw まあ、そんな内容でもとりあえず買ってただろうけど。
ニコでダンセイニ入門動画なんてもの見つけて噴いたわ クトゥルフと違って需要少ないだろうに
尼の在庫復活してるね そこそこ売れてるのかな
>>382 なぜアイマスなのかと思ったが、まあダンセイニ作品への愛があるのはわかったw
>>384 あそこでマイナージャンルを扱った動画に興味を持ってもらうには
東方とかアイマスとかボーカロイドと絡めないと無理なんだよ。
これか tp://www.nicovideo.jp/watch/sm6964219 しかしボルヘスの 「現代が依然ダンセイニ卿を無視しつづけているのは尋常ではない」 って言葉は今になってもあてはまるよなあ。 あまり有名になられても困るがマイナーすぎるのも寂しいわ。
技術的問題とやらで再生できない……。
ニコニコ動画は夜はつながりにくい時があるからね。 鯖がすいてる朝とかに見てみたら? それ以外の理由だったら知らん、Flash Player辺りのアップデートでも すればいいんじゃない?
たぶん単にたまたま繋がりにくかっただけっしょ。 俺もときどきあるし。 ポルターなんとか大佐の奇妙な冒険だったっけか、刊行されないかなー
ジョーキンス氏の全訳出んかのう。
391 :
387 :2009/05/09(土) 08:27:08
朝になったらつながった。 短いなりにまとまってると思う。 自伝とかラヴクラフトの評論とか初期中期後期の区分けなど、 かなり詳しいひとがテキスト書いたみたいね。 ウィキペディアの記述よりわかりやすいんじゃないか。
(あれは中野善夫による解説そのままな気がするんだが…)
本棚見る限り各小説のあとがきや西方猫耳教会の同人誌参考にしたんだろうね。
>>389 なんだその頭に「海を臨む」がつきそうなタイトルは。
>>393 これだろ。
The Strange Journeys of Colonel Polders(ポルダーズ大佐の奇妙な旅)
普通にジョジョを連想してしまった。
>>386 クトゥルフ物があるのは知ってたが、まさか卿の動画まで存在するとはw
スタンド名=ポルターニーズか。
>>386 その人の動画、魔法使いの弟子をモチーフにした長編のほう頑張ってほしいと思った。
>>397 本当。光文社文庫「白魔」の訳者あとがきに記述あり。
>>398 時と神々で人間たちが拝んでる偶像みたいだww
>>399 サンクス、本屋で確かめてみる。
余談だけど、シームはシームでマッケン「夢の丘」の口絵を描いてたりする。
シームとサイムってどっちが正確な読みなの?
それはクトゥルーとクトゥルフどっちが正確なのと言ってるようなもんだ
別にシーム(サイム)は外宇宙の邪神って訳じゃないでしょw マジレスというか、もうちょっと分かりやすく説明して貰えるとありがたいんだが。 ヘラクレスとハーキューリーズみたいに、言語によって発音が違うってこと?
荒俣によれば、simeはもともとフランスの名前で、シームと発音するのが正しいらしいが、 これまた荒俣によれば、ダンセイニの息子か孫は英語風にサイムと言っていたのだとか。 炭坑育ちの少年はフランス風の発音など知らなかっただろうし、 自分ではサイムといってたんじゃないかと妄想する。
〆
ニコ動の人がんばってんな。
動画見てて「魔法使いの弟子」を読み直したくなってきたw
息切れしない程度に続けて欲しいもんだ。
>>405 説明ありがとう。
>>408 牧神の祝福の挿絵はシームじゃなかったっけ?
>>409-410 そういえばそうだった。
なんか長編に着手するまえに死去したって勘違いしてたわ。
沼正三氏は エッセイ ある夢想課の何とかで シドニー サイムの ダンセイニの小説の挿絵に、 「サディストとしての神様」 というキャプションをつけていた ねたがないんですよぉ
今日、ハヤカワの『二壜の調味料』を注文した。 著者名検索で本名フルネーム出てきた時は吹いた。 楽しみですわ。
414 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/06/14(日) 16:35:00
保守
415 :
413 :2009/06/19(金) 17:19:08
昨日入荷の連絡が入ったので、買ってきた! 黄ばんだ古本みたいな感じだったけど、ダンセイニらしいミステリーで面白かった。 記念age
>黄ばんだ ハヤカワのポケミスは全部そういう作りだから念の為。
417 :
415 :2009/06/21(日) 04:18:09
>>416 黄ばんだ、というよりは黄色く滲んだという感じだった。
俺の知ってるダンセイニとは違う側面が見れて、なかなかの内容だった。
418 :
@bagbagbb@bgbgbgAVQ :2009/06/25(木) 13:54:45
保守
419 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/06/26(金) 11:14:10
保守
この板のスレは数ヶ月単位で書き込みなくても落ちたりしないから、 そんなに頑張って保守することもないよ。
いやそれでもきこえるんだよあのりずむのみだれるすかあるのたいこのおとが それであのいだいなるまあなゆうどしゅうしゃああいががばっとおきてきやしないかとしんぱいでしんぱいで
トントン タラップのはじっこで 苦労してげとーしたゲンコツをするっと嚥下しくさったくそ爺が 「ころは元禄十四年 時の将軍犬公方」 と、朗々たるこえでいいたれやがるのに殺意を覚えた旅人が保守
::::::::::i :・ | ;ヘ, ::::::::::::::,! :::::::::::i ・: | /./ :::::::::::::::::;! :::::::::::i :・ !、. / / ::::::::::::::::,! ,-、 :::::::::::::、 ・: :、 /./ :::::::::::::/ _____ (<ヽ! ::::::::::::::゙:、 :・ ヽ、 i^ヾ'i :::::::::/ ;'、;:;:;;;;:;;゙i . ゙iヽ\ :::::::::::::::::ヽ、 ・: \ ゙、_ ゙:、 :::;ノ i'゙i;====ヨ ,! \\ ::::::::::::::::::::::::\ :・ ゙''ー--、____゙i `ヽ、-‐'" ! ''゙i;:;:;:;:;;! ,r‐'゙゙'' ,! ヽ、> :::::::::::::::::::::::::::::::\ :・:・:・:・:・:、 ゙'ー‐-、,,;---、ゞ ゙''''''i'/ / ::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;>ー‐---‐''"ヾ、 ゙ ゙` ,ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ゙''ー-、,,___ ,;. 、 ,ソ ゙i` ,:;'' i; ヾi′ あーしんどい | '" ;: ゙| . | ;: ! | ;;! ,! i'^ゝ _゙__,,!、 F、;ニニニニ、゙;‐''ヾ' ,;-‐'′ ゙i i i / ,!,! ,!、 / _,,ノノ ; ヽ、 ,/ ,;-‐''′`ヽ、 ゙;、 i' /_,,;-‐''′ ゙:、 ゙i i `i ゙:、 ;゙ヽ、
犬の親方とはダンセイニのフランス語名
もうすぐコミケだなあ。 初日の西方猫耳教会が気になるけど、さすがに平日に仕事休んでまでは行けない。
偉大なるソンベレーネ 最高の肉体を持つソンベレーネの 麗しの肉球を顔面に受けつつ保守
427 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/08/27(木) 22:25:41
なんといふことだらう、エリオット
ダンセイニとは、フランス語で犬の親方もしくはケルトの犬を意味する ―マイケル・スコット
偉大なるソンベレーネ 最高の威厳を持つソンベレーネの 愛しのパンチを顔面に受けつつ保守
430 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/09/08(火) 07:33:32
偉大なるソンベレーネ 最凶の精神を持つソンベレーネの 狂しの肉球を睾丸に受けつつ保守
諸々の神がサインを結んで、 フリュート吹きの動員を真剣に検討しつつ保守
保守
ラヴクラフトの 異世界のなんちゃらで、 ダンセイニマンセー文章があった。
ダンセイキほしゅ
ヨハルネス=ラハーイの夢のように保守
436 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/01/29(金) 02:27:01
保守
保守
438 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/03/03(水) 03:51:39
保守age
保守
ムングが来る前に保守
なぜ無職は夜明けに気づいたときに戦慄き震えたのか保守
442 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/07/21(水) 20:43:29
すみません語存知のかたいたら教えてください。 自分の英語力も省みず原文に挑戦しようと まずはやっぱりぺガーナからかなということで 第一候補として「The Complete Pegana」を考えているのですが これに「(Call of Cthulhu)」って付け足されてるのはなぜですか? ぐぐった限りではクトゥルフの話は一話も入っていないようなのですが。 単に元ネタだよって宣伝してるだけなんですかね?
推測だが、「Call of Cthulhu Fiction」シリーズのうちの一冊ということだと思う。
complete peganaは数年前に再販されたので価格も落ちてる。 新品での入手性も現在は悪くないはず。
すいません、私が持っている原文(1905年初版)でもmistですが。 Prefaceも初版にはあります。ただし「指してる文章が違う」。 初版のPrefaceの文章はTHERE be islands in the Central Sea,... (河出文庫では「島々が浮かぶは真中の海〜」の部分) に付けられてるけど、このテキストだと「始まりの前の霧の中で〜」 の方に付けられてしまって、先述の文章は消えて(抜けて)しまっている。 他には、初版でのthe BeginningがこのテキストではTHE BEGINNINGになってるなど、 細かい部分での文字の大小の変更がいくつかあります。 全部見た訳じゃないけど、そういう意味ではテキストに難があるのは同意。
447 :
446 :2010/07/28(水) 22:39:27
ちなみに
>>444 が紹介したテキストも含めて、現在入手が容易な物(書籍等)
でのテキストではPrefaceの中身が違う物が大半で、例外(つまり1905年
初版同様の構成・文章の物)はThe Complete Peganaと
>>444 も挙げている
Time and the Gods、後はS.T.ヨシの編集したペンギン・クラシックスの
In the Land of Timeぐらいだと思う。
ただTime and the Godsは最近は英国以外ではなかなか入ってないようです。
日本amazonで買う事を前提にするなら、The Complete PeganaとIn the Land of Time
を考えた方が無難じゃないかと思う(少なくとも「ペガーナの神々」に関しては)。
やっと書き込めた…書き込み規制なんか嫌いだorz
えーと、Wikipediaのダンセイニの項、修正出来る人がいましたら次の修正を お願いします。 ・「その後ウィリアム」→「それと平行してウィリアム」 (戯曲を発表したのは初期短編集の3冊目の翌年からですので、 「その後」だと文章が間違いになってしまいます) ・「森鴎外による翻訳書も存在する」:「翻訳書」→「翻訳」 もしくは「森鴎外が戯曲を翻訳した事もある」 (森鴎外は戯曲1つしか翻訳していませんので、「翻訳書」は不適切) 私は邦訳目録をメンテしてる関係上、こういう記事に手を出す事が出来ませんので。