終了。
乱立させすぎ。
スレ自治くらい自分らでやれ。
自分達でやるから自治と言うのであって、他者がやったら自治とは言わないのは当たり前。
イゼルーローンはワープで跳び越えたらいいんじゃないの?
いい加減に汁
本当にここが必要に思えてきた。
7 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/04/20 02:44
敵に包囲されたらワープで逃げればいいんじゃないの?
なるほど
宇宙一の無責任男だな。
9 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/04/21 01:20
ゼッフル粒子まいての白兵戦でも、戦斧の接触で火花が飛んだら
結局全員爆死じゃないですか?
10 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/04/21 17:02
でもこんなことを言い出したらさ、宇宙に壁面の存在するイゼルローン回廊
はおかしいってことになっちゃうからなあ。
イゼルローン要塞には、氷の塊をぶつければOKだって言ってんじゃん
アルテミスの首飾りの場合と違って、イゼルローンは回廊だから
氷の接近に直前まで気づかないってことにはならないだろ。
13 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/04/21 20:48
アムリッツアの参加艦艇数を教えてください。
20 万 隻 で す
どっちが?
同盟軍です
ちなみに
帝 国 軍 は そ れ 以 上 で す
(比率じゃなくて、絶対数の損害の多さで劣勢に回ってるウランフ艦隊の
例から分かる通り。)
またまたご冗談を
そしてスレの趣旨どおりループ
「卿らも同様だ。私を倒すだけの自信と覚悟があるなら、いつでも挑んできてかまわないぞ」
「またまたご冗談を」
同盟軍は20万石
ラインハルトはランテマリオ回線以下 だから10万石前後
結論
アムリッツアのラインハルト×2ぐらい=同盟20万石
帝国全宇宙艦隊=同盟20万石
貴族の私兵をカウントする帝国軍総兵力>>>同盟20万石
貴族の私兵をカウントする帝国軍総兵力>国内残留をカウントする同盟総兵力
国力は5:4:1
軍事力も同じだろう
21 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/04/22 00:17
帝国軍1個艦隊の編成比率は?
戦艦:高速戦艦:空母:巡航艦:駆逐艦:艦載機
また合わせて同盟軍のそれも教えて下さい。
>>21 誰にも詳しい事は分からない
記憶にある範囲ではたしか同盟の第12艦隊は12400で小艦艇が多数だったような記憶がある
23 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/04/22 00:30
婚約者や小さな子供がいるってエピソードが出ると
その人は大抵戦死してしまうのは、何故ですか?
戦闘前に女房子供の心配するような注意力散漫状態だからです。最後にモノをいうのは集中力というアリガタイ教え
同盟の人口が150億だかに膨らんだからくりを解明して。ムリだろうけど。
自由惑星同盟の成立は、ツッコミどころありすぎ。
何がドライアイスの宇宙船だよ。
何が半世紀以上の宇宙旅行だよ。
どうやって、逃亡者が一惑星の地下で80隻の宇宙船を建造できるんだよ。
きっと内通者がいたんだな、間違いない。
そもそも銀河連邦の最盛期には3000億いた人口があの時代には
帝国と同盟合わせても400億なんだねー
29 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/04/23 13:49
ドライアイスの宇宙船で警備の手薄な星に逃れ、
そこで本格的な恒星間宇宙船を建造したとされております。
同盟の人口が急増したのは、ダゴン星域会戦の勝利後、
大量の亡命者を受け入れたためです。
30 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/04/23 14:03
ダゴンの殲滅戦かあ。モルトケだよなあ、やっぱり。
31 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/04/23 14:34
ダゴンってやっぱりクトゥルー神話からだよね。
おそらく、ダゴン星系には、クトゥルーとかナイアルラトテップとか
ヨグ・ソトースとかの名の惑星があるに違いない。
億単位の人間がどうやって亡命するのか?
・それだけの宇宙船がどこにあるのか
・あったとしてなんで易々と奪取できるのか
・奪取できたとして警戒の目をくぐってどうやって同盟領まで到達できたのか
・到達できたとして、帝国からのスパイくらい普通いねえかおい
33 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/04/23 23:35
>>32 一度にそれだけの人数が亡命した訳ではないでしょう。
強力な帝国治安機関も、恒星間流通の全てを掌握する事は
不可能だと思います。
何度に分けてもそれだけの人数が亡命するの無理だよなー
そもそも誰にでも宇宙船が操縦できるわけではなく、
やっぱりある程度の技術が必要で、かなり限られた人間しか操縦できないのでは。
さらに、それこそ何万人あるいはそれ以上の人間が乗り込める船なんて一体誰が動かすんだ。
それとも同盟に亡命した人間は実は少数で、そこからネズミ算式に繁殖していったと?
数字の話をしてるのに数字を出さず頭から無理と決めてかかるのもまたループの特徴。
あっはっはっは
ウイやつめ
ん〜?
「できる」っていうなら数字出して証明すればいいじゃん。
「できない」のを証明するより簡単だわな、「できる」んだったら。
38 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/04/24 01:25
俺が知るか、田中に聞け!
39 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/04/24 01:38
40 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/04/24 03:11
ラインハルトの結婚式の時、アンネローゼの顔が白いとヒルダが驚いていたけど、
なぜ、アンネローゼは鈴木その子の如き姿になっていたのでしょうか?
?
スレの趣旨はループであって、煽りはいらん
44 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/04/24 14:59
>>35 33が数字の話してるとも思えんが
単に「なんとなくできるんじゃねえ?」ってだけで
まあ普通に考えたらありえないけどな。
47 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/04/25 01:09
そもそも数字で示せる訳ねえじゃん。
いっぱいの人がだーっと亡命しますた。
これでいいんですかそうですか。
その通り
同盟はリン・パオやアッシュビーやシェーンコップみたいに種をばら撒くヤツが多かったんだよ
51 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/04/26 11:22
いやぁ実際の宇宙理論を忠実にストーリー再構成したら
もっとすっきり面白くなると思うんだけどなぁ
予算かなぁ…
ってかあんまし突き詰めるとスタートレックになっちゃうかな…
>>51 歴史に忠実に作り直した結果、ボロクソのクソミソだった石坂黄門って例もあるからなぁ。
面白いと正しいは両立していなくてもいいと思うよ。
53 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/04/26 13:19
確かに科学考証を突き詰めてもロクなことにならない。
それよりぶっ飛んだ理屈を盛り込んだ方が面白くなる。
>>51 銀英伝の面白いところと、「現実の宇宙論」なんてのは関係ないから、
面白くならない(そもそも、その宇宙論とらやらも仮説にすぎず、いつ
ひっくり返るかわからないんだからな)。
そんな部分が作品の肝じゃないこと、受けた要素じゃないってコト、
わかってないだろ?
トレッキーとしては言いたかないが、スタトレだってウソつきまくり
だぞ。
重要なのは、いかに「面白いウソ」をつくかだ。
銀英伝で一番ぶっ飛んでるのは回廊だろな。
あんまりぶっ飛んでると「もうそれでいいや」って気になるが、
妙に数字とか出されて下手にリアルさを出そう(としてるのかどうか知らないけど)とされると
逆に矛盾が目についてしまう。
57 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/09 19:30
やっぱり回廊はめちゃくちゃだよ。
第一、回廊の外の航行不能の「危険宙域」ってなんだ?
イゼの攻防戦でも、第5次、第6次で同盟軍が要塞に近づくだけでも
大変だったのに、ラグ作戦でロイがあんだけ要塞に近づいて
いるのはなんなんだ?
教えてエロイ人。
宇宙も広いからなあ。
回廊みたいな条件の場所が絶対にないとは言い切れないし。原始太陽系とか星系のなれの果てとか
通りにくいところも結構ありそうだし。そういうのが集まってるところもあるのかな。
迂回したらと言われたら困るが、かなり遠回りになるとか理屈をつけないとだめか。
回廊があるから面白いとおもうんだけどね。
>>54 禿同。
銀英伝は一応スペースオペラだから、科学考証を厳密にし過ぎると必ずつまらなくなる。
ハードSFも、少数の大嘘をその他の細かい科学考証で補強するのが、面白くなるコツ。
>>57 オリオン腕と射手腕の間が「危険宙域」らしい。渦巻銀河の渦状腕の間の暗い領域だ。
天体物理学的には、渦状腕の間は単に明るい星が少ないだけで、危険でも何でもないが、
ガイエ的には超新星爆発の残骸やらプラズマやら衝撃波やらが満ちた危険宙域なんだろう。
迂回は無理だろうね。銀河面を外れたら核融合炉の燃料が補給できなさそう。
>イゼの攻防戦でも、第5次、第6次で同盟軍が要塞に近づくだけでも
>大変だったのに、ラグ作戦でロイがあんだけ要塞に近づいて
>いるのはなんなんだ?
第5次の時は同盟軍の並行追撃作戦で要塞に肉薄してたし、要塞対要塞ではミュラー艦隊が
要塞に接近してたぞ。ロイエンタールだって、接近した代償に2000隻を失ってた。
>>59 禿同。
そのための回廊だろう。
>>60 >銀英伝は一応スペースオペラだから、科学考証を厳密にし過ぎると必ずつまらなくなる。
まあ、確かにそうだが、銀英伝の科学考証は度を越していい加減だぞ。
せめてスターウォーズ程度に?
つまらん無用の突込みかもしれんが、回廊が二つしか見つからないのは
フェザーンが邪魔してたかららしいが、フェザーンが滅んだあとは新しい突破口が沢山
見つかっても良いんじゃないのかな?
それとも見つけるには何十年も掛かるんだろうか?
>>63 かかるだろ。
フェザーンが発見済みの回廊を隠蔽していたのなら話は別だが、
探索そのものを妨害していたようだからな。
回廊って結局なんなんだ?
フェザーンが滅びた後、
同盟と帝国をつなぐ回廊が見つかったとして何の意味があるのだろう? (w;
川にかかる橋みたいなものでたくさんある方がいいだろうし。
遠回りしなくてすむよ。(経験ない?)燃料(推進剤か)の節約にもなる。
ハイネセンが同盟(になる星域)に航行したときって回廊じゃなくて、
「危険宙域」を突破したんじゃなかったっけ。
>>68 その結果、長い年月とハイネセン自身を含む多数の同志を犠牲にしたわけです。
>>68 OVAでは「危険宙域」を航行中、後にイゼルローン回廊と呼ばれる宙域を発見、
突破したとなっている。
小説ではそのような記述はなく、苦労して危険宙域を突破したようだな。
イゼルローンは責任者が自害するほど金が掛かったが、ガイエスブルグも
ほとんど同じ規模なのに金の問題なかったのだろうか?
あの当時の皇帝がたいそうケチだったから
危険宙域とか、回廊とか、その辺のご都合設定は「そういうものだから」
「作者が書きたかったのは厳密なSFじゃないから」で流してもいいかもしれんが、
イゼルローン作るのを同盟が傍観してたのはありえないよな。
そこしか通る道がない、ってところにあんなもの作られたらヤバいって子供でもわかるのに。
原作設定では長征一万光年ではイゼルローンを通らずに危険宙域を突破しているので、
回廊内に要塞が建設されていても航路図の不備・国力の不十分等の理由で遠征計画を
立てられなかったと十分想像できますよね。
家の前に落とし穴を掘られるのとはわけが違う。
イゼルローンができたのが同盟建国直後とか、ダゴン会戦直後とか思ってないだろうな。
アッシュビー以後の話だぞ。
正確な時期は読み直さないとわからないけど、
少なくともここ40年以内くらいのはず。
イゼルローンの建設は帝国歴450年代ごろ。ダゴンが331年。フェザーンの成立が373年。アッシュビーの戦死が436年。
第1〜4次イゼルローン要塞攻略戦がいつ行われたのかは明らかではないが、
同盟軍が要塞建設以前に帝国領・回廊内に進出したという話はまったく聞かないな。
外伝4巻の34〜35pあたりを読むと、
アッシュビー当時の同盟にも(小規模だが)回廊近くに基地があり、要塞建設の案もあったが、
金銭的な問題や、艦隊重視のアッシュビーの思考などにより計画が破棄された、とある。
この理由じゃ弱いよな。
百歩譲って帝国の方が先に立てることになったとしても、
何の妨害もしないなんて不自然。
ガイエスブルグを移動要塞化する話の時にラインハルトが
同盟軍の妨害の話をしてたな。
実際に戦ってみるまでその難攻不落さを予見できなかった諜報と斥候の責が大きいだろうな。
要塞建設をめぐって熾烈な戦いがあったはずだけど書かれることはもうないだろうし。
あらかじめパーツを小分けて造っておいて一挙に組み立てたかもしれない。
まあ、あれだけ巨大だからブロックごとにわけて作ったのは確実だろうけど、
規模がちがうんだから何ヶ月もかかっただろうなあ。
まあ妨害があったから、建設費用が当初予定していたのよりも多くなったのかもしれん。
イゼルローン建設中に同盟内で内紛があって妨害どころじゃなかったとか。
全てはフェザーンの謀略ですよ。
アッシュビーにボコボコにされた帝国をテコ入れするために、
フェザーンが同盟に対する情報隠蔽と妨害工作をしてる間に、
帝国にイゼルローン要塞を作らせたのです。
時間はどのくらい掛かったんだろう?
88 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/17 21:29
>>83 その通りです。
時のイゼルローン要塞建築指揮官のトーキチハルト・フォン・キノシタグラム
によって一夜にして完成したといわれてます。
じゃあハリボテかよ
90 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/18 12:45
このスレは数ある銀英伝スレの中でも閑散としているようですので、こちらでこれから【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】を行いたいと思います。
基本的には貴族の家門の紹介ですが、ある一つ家門の中でも物語に登場してきた人物に焦点を当てます。
そして爵位は、最初に登場してきた時の爵位とし、その後爵位が上下した場合は、本文の中でその旨記述いたします。
91 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/18 12:47
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ブラウンシュヴァイク公爵 ◆◆◆
オットー・フォン・ブラウンシュヴァイク。
皇帝フリードリヒ四世の女婿。帝国最大の門閥貴族。
クロプシュトック事件で自邸を爆破され、討伐戦で帝国元帥となる。
旗艦「ベルリン」。
「尊大で選民意識が服を着て歩いているような男」
皇女アマーリエと結婚して一人娘エリザヴェートをもうけ、フリードリヒ四世没後に女帝として即位させ、自身は摂政となる野望を
持っていたが、ラインハルトと国務尚書リヒテンラーデ公に阻止される。
そのため、政敵リッテンハイム侯と組んで貴族連合軍の盟主となり、帝国政府に叛旗を翻す。
しかしリップシュタット戦役では結局リッテンハム侯との確執により袂を分かち、自身が総司令官に招いたメルカッツ上級大将を嫌っ
て遠ざけために敗れ、またヴェスターラントの民衆反乱を核攻撃で虐殺したため人心を失い、ついにガイエスブルグ要塞で敗れて
自決。
ただし、真相は見苦しく自決を躊躇っていたが、忠臣アンスバッハ准将によって毒を飲まされ、自決したことになる。
「滅ぶべき男だったのだ。殊更、俺が滅ぼしたわけじゃない。」(ラインハルト談)
92 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/18 12:48
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ カストロプ公爵 ◆◆◆
オイゲン・フォン・カストロプ。
フリードリヒ四世治下の財務尚書。
前後十五年に渡って財務尚書に在任し、職権を利用して莫大な国費を不正に蓄財。
幾度か不正摘発の危機に遭ったが、時の司法尚書ルーゲ伯が「見事な記述!」と皮肉ったように、権力と謀略を駆使して巧みに摘発を逃れる。
没後、息子・マクシミリアンが財産の返還を拒否して反乱を起こし、キルヒアイスに討伐される。
不正に蓄財した額は、「軍事費の圧迫に苦しむ財政に一息つかせる」ほどであったという。
93 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/18 12:49
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ヴィレンシュタイン公爵 ◆◆◆
オトフリート三世治下(?)に反乱を起こして討伐される。
討伐軍の兵士たちが略奪に奔った時、財務省官僚が一足先に「帝国財務省」の札を貼りまくったため、全財産は略奪されず無事に国庫に収められる。
ただし、3桁にのぼる愛妾たちが全員、討伐軍兵士らによりレイプされる。
94 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/18 12:49
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ノイエ・シュタウフェン公爵 ◆◆◆
ヨアヒム・フォン・ノイエ・シュタウフェン。
初代ルドルフ大帝の女婿。第一皇女カタリナの夫。
二代目ジギスムント一世の父親で摂政。
ルドルフ死後の共和主義者たちの反乱を速やかに鎮圧。
銀河帝国初期の最大の国難を乗り切り、帝政の礎を築く。
彼の没後よりジギスムント二世の親政が始まるが、その後ノイエ・シュタウフェン公爵家の存亡に関しては不明。
95 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/18 12:52
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ リッテンハイム侯爵 ◆◆◆
ウィルヘルム・フォン・リッテンハイム三世。
皇帝フリードリヒ四世の女婿。ブラウンシュヴァイク公に次ぐ帝国最大の門閥貴族。
予備役上級大将。旗艦「オストマルク」。
フリードリヒ四世の皇女クリスティーネを結婚し、一人娘サビーネをもうけ、フリードリヒ四世没後に女帝として即位させ、自身は摂政
となる野望を持ち、そのため同じく皇帝の女婿で同じ野望を持つプラウンシュヴァイク公とは競争していたが、フリードリヒ四世没後、
ラインハルトと国務尚書リヒテンラーデ公に阻止される。
そのため、政敵ブラウンシュヴァイク公と組んで貴族連合軍の副盟主となり、帝国政府に叛旗を翻す。
しかしリップシュタット戦役中にブラウンシュヴァウイク公との確執が高まり、ついに全兵力の三分の一(5万隻)を率いて分派行動を
取り、辺境星域の奪還に出陣。
「辺境で鳥無き里の蝙蝠を気取る赤毛の小僧を退治してくる。」
「同じ小僧なら金髪の方を相手したかったな。赤毛の子分の方では役不足だが、仕方あるまい。」
などと大言壮語しておきながら、キフォイザー星域会戦ではキルヒアイスにあっさり惨敗し、自身の撤退のために味方の艦隊を撃って逃走。
ガルミッシュ要塞に逃げ込み、アルコールに溺れて現実から逃避。
そのため見限られた部下の兵によって爆殺されるという、惨めで無様で歴史に刻印される恥晒しとも言うべき最期を遂げる。
96 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/18 12:53
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ リヒテンラーデ侯爵 ◆◆◆
クラウス・フォン・リヒテンラーデ。
皇帝フリードリヒ四世治下における最後の国務尚書。
内務・宮内・財務尚書を歴任して国務尚書に就任し、フリードリヒ四世とは「極めて散文的な意味において、この主君と臣下は凡庸
ならざるコンビ」であった。
老獪な政治家で、新法を制定したことは一度もなく、その代わり旧法や慣例によって国政を運営。
ラインハルトの栄達に危機感を抱いていたが、自身が信頼する政務秘書官ワイツが獅子心中の虫でラインハルトに買収されてい
たため、気付かぬうちにラインハルトの勢力増大を進めてしまう。
フリードリヒ四世没後、外戚貴族の専横を阻止するため、ラインハルトと組んでエルウィン・ヨーゼフ二世を擁立して公爵に上り、
リップシュタット戦役時には数百年ぶりに復活した帝国宰相に就任。
戦役後、ラインハルトの失脚を画策するが、逆にラインハルトの幕僚たちに急襲されて捕らえられ、自害させられる。
一族も10歳以上の男子は全て処刑され、女子供は辺境に流刑となる。
97 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/18 12:54
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ クロプシュトック侯爵 ◆◆◆
ウィルヘルム・フォン・クロプシュトック。
銀河帝国開闢時からの名門大貴族の当主。
予備役大将。
オトフリート五世時代にクレメンツ大公に与するが、クレメンツ大公の陰謀発覚とフリードリヒ四世の即位により失脚。
以後30年にわたって社交界から締め出され、縁組を断られ、無数の冷笑を浴びせられる。
そのためフリードリヒ四世とブラウンシュヴァイク公暗殺を狙った「クロプシュトック事件」を起こすが失敗し、ブラウンシュヴァイク公の
討伐軍と戦って戦死。
98 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/18 12:55
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ベーネミュンデ侯爵夫人 ◆◆◆
シュザンナ・フォン・ベーネミュンデ。
皇帝フリードリヒ四世の寵姫。
子爵家の令嬢でフリードリヒ四世に寵愛されて懐妊し、侯爵号を授与される。
後宮に納められた当初は「小鳥」と形容されるほど愛らしい少女であったが、やがて度重なる不幸によって人格が鍛えられ、凄まじ
い悪女へと変貌してゆく。
男子を死産し、三度に渡って流産するとフリードリヒ四世の寵を失い、代って寵愛されたアンネローゼを憎み、腹心(と勝手に思い込
んでいる)グレーザー宮廷医を使ってラインハルトとアンネローゼの暗殺を狙う。
ラインハルトが少尉(『白銀の谷』)、大尉(『決闘者』)、少佐(『黄金の翼』)の時に暗殺者を送り込むが、ことごとく失敗。
ついにはラインハルトが大将となり、ロイエンタール、ミッターマイヤーらの同志を得ると反撃されて不名誉な噂を流され、皇帝からも
隠居を命じられると、逆上してアンネローゼ暗殺を謀るがこれも失敗。
アンネローゼばかりでなくヴェストパーレ男爵夫人やシャフハウゼン子爵夫人らも危険に巻き込まれたため、事態を重く見た国務尚
書リヒテンラーデ侯の進言により、皇帝フリードリヒ四世から死を賜る。
最期はとうとう皇帝に会うことも叶わず、自裁という形で毒入りワインを飲まされて死亡(『女優退場』)。
しかし死後、帝国政府により病死と発表される。
99 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/18 12:58
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ボーデン侯爵 ◆◆◆
宮内省高等参事官。
ベーネミュンデ侯爵夫人の自裁に立ち会う。
100 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/18 12:58
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ブローネ侯爵 ◆◆◆
ジギスムント・フォン・ブローネ。
後の「ジギスムント痴愚帝」。
フランツ・オットー皇太子の孫で、皇太曾孫カール大公の従兄弟。
カール大公による銀河帝国史上初の皇帝弑逆の陰謀を知ると、宮廷内工作によってカール大公を失脚させ、皇帝ジギスムント二
世として即位。
「富の餓鬼道」に取り憑かれ、帝国史上に名を残す愚帝となり、やがて皇太子オトフリートによって失脚させられ、監禁される。
「人類史上最大の禁治産者」。
101 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/18 13:00
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ リンダーホーフ侯爵 ◆◆◆
エーリッヒ・フォン・リンダーホーフ。
後の「エーリッヒ止血帝」。
アウグスト流血帝の従兄弟で辺境に逃れ、ローエングラム伯ら三人の提督に支持されてアウグスト二世の討伐軍を破り、
皇帝エーリッヒ二世として即位。
102 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/18 13:01
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ バルトバッフェル侯爵 ◆◆◆
シュテファン・フォン・バルトバッフェル。
皇帝フリードリヒ三世の弟。
甥のヘルベルト大公による同盟領侵攻に反対し、イゼルローン回廊に要塞を建設しての防御を主張するが、そのため兄フリードリ
ヒ三世の不興を蒙り、失脚。
後に領地の八割を没収され、爵位も男爵にまでさげられて悶死。
103 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/18 13:02
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ファンデンブルグ侯爵 ◆◆◆
皇帝ジギスムント二世(ジギスムント痴愚帝)の側近。
国務尚書・公爵となり、ジギスムント二世の悪事に協力して私腹を肥やすが、後にクーデターを起こして父帝を失脚させたオトフリー
ト皇太子(オトフリート再建帝)により処刑される。
104 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/18 13:03
続きはまた後ほど(w
105 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/18 13:26
改行の仕方が変だね
106 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/18 15:22
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ローエングラム伯爵 ◆◆◆
コンラート・ハインツ・フォン・ローエングラム。
エーリッヒ二世(止血帝)治下の帝国元帥。
銀河帝国開闢以来の名門閥族で、閣僚と提督をそれぞれ10名以上輩出した
武門の名流・ローエングラム伯爵家の第9代当主。
アウグスト二世(流血帝)時代、辺境防備にあたっていたが、皇族の
リンダーホーフ侯エーリッヒの反逆に他の辺境防備の二提督と共に協力。
トラーバッハ星域会戦で討伐軍を破り、エーリッヒ二世が即位すると帝国元帥となり、
軍務・内務・国務尚書を歴任。
爵位も一時は侯爵に上るが、次男フィリップの起こした事故で皇女マグダレーナが
死亡すると失脚。
その後、ローエングラム家は爵位も一代限りで伯爵に戻り、以後はしばしば当主が早世
して直系の血筋を保てずに廃絶。
ゴールデンバウム王朝末期、ラインハルトが家門を継ぎ、ローエングラム王朝開闢となる。
107 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/18 15:25
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ グリューネワルト伯爵夫人 ◆◆◆
アンネローゼ・フォン・グリューネワルト。
皇帝フリードリヒ四世の晩年における最期の寵姫。
ラインハルトの姉。帝国騎士セバスティアン・フォン・ミューゼルの娘。
幼くして母を亡くし、また事業に失敗して無気力になった父にかわって
ラインハルトの親代わりとなるが、15歳でフリードリヒ四世の後宮に納められ、
グルーネワルト伯爵夫人の称号を賜る。
ラインハルトが皇帝に即位すると大公妃となり、皇妃ヒルダが出産する時には
地球教の暗殺者から護り、無事に皇太子アレクサンデル・ジークフリードが誕生する。
「グリューネワルト」は「緑の森」の意。
108 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/18 15:30
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ マリーンドルフ伯爵 ◆◆◆
フランツ・フォン・マリーンドルフ。
ヒルダの父。
カストロプ公の一門。
カストロプ動乱に際してマクシミリアン・フォン・カストロプの説得を試みるが、
逆に捕らえられ、討伐軍を指揮したキルヒアイスに救出される。
温和で誠実な人柄であり、一人娘ヒルダの成長に制約をかけず、聡明な女性に育てる。
ゴールデンバウム王朝時代には、貴族社会ではまったく地味で無視されがちな存在。
リップシュタット戦役に際して、娘ヒルダの主張を受け入れ、ラインハルトに協力。
ラインハルトが皇帝に即位し、ローエングラム王朝が開闢すると、初代国務尚書に就任。
ラインハルトが動揺してヒルダに求婚した時には、円熟した人間性でラインハルトを支え、
立ち直らせる。
ヒルダの懐妊を知ると、国務尚書を辞任してミッターマイヤーを後任に推挙しようとするが、
ラインハルトに慰留される。
109 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/18 15:31
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ランズベルグ伯爵 ◆◆◆
アルフレット・フォン・ランズベルグ。
フリードリヒ四世時代の青年貴族で詩人。
ゴールデンバウム王朝の貴族のサロンでは好評な作品を残す。
予備役少将。
ラインハルトに対してはまったく私怨も偏見も持ってはいなかったが、典型的な貴族の矜持と、ブラウンシュヴァイク公の甥・フレーゲル男爵との友情から、リップシュタット戦役では貴族連合軍に与する。
しかし敗れてフェザーンに亡命し、『リップシュタット戦役史』を著すが、文体の美しさだけで客観性に欠けるため出版を拒否される。
そのためルビンスキーの陰謀に協力し、シューマッハと共にオーディンに潜入して皇帝エルウィン・ヨーゼフ二世を誘拐。
同盟によって成立した銀河帝国正統政府の軍務省次官となるが、「神々の黄昏」作戦後エルウィン・ヨーゼフ二世を連れて失踪。
後にエルウィン・ヨーゼフ二世に逃げられて精神錯乱を起こし、病院から同じ年齢の男児の死体を盗み出して皇帝だと信じ込み、
妄念によって皇帝の死の記録を綴るが、ワーレン揮下の帝国兵に逮捕され、精神病院に入る。
彼が妄念で綴った記録は、帝国軍を信用させてしまう程精緻であり、おそらく彼の生涯における最高傑作。
ラインハルトは彼を「ヘボ詩人」と評価。
110 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/18 15:33
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ヒルデスハイム伯爵 ◆◆◆
フリードリヒ四世時代の青年貴族。
予備役少将。
リップシュタット戦役では貴族連合軍に与し、シュターデン大将の指揮下に入る。
しかしアルテナ星域会戦ではシュターデンの慎重さを優柔不断と罵り、
他の青年貴族らとともにシュターデンに積極攻勢を迫り、部隊の半分を指揮するが、
血気に早って部隊の統率を取ろうともせず、ミッターマイヤーの攻撃の前に
自分でも気付かぬうちに戦死。
リップシュタット戦役において最初に戦死した大貴族。
これどっかからの転載か?
それともオリジナル?
コピペならわざわざここまでする必要は無いんじゃないの
脳内設定言ったもん勝ち
内容は小説から抜粋したようだけど。無茶苦茶変なところもないし。
ただ引用かどうかまではわからないな。
あ、そうなの、ゴメン一字も読んでなかったから
(゚∀゚)おおーすげー
エンサイクロペデぃアそのまんまではない事は確かだーねー。
見たところ原作やOVAの設定と大きく異なるところはない。
ご苦労さんでつ。
>こちらでこれから【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】を行いたいと思います。
というか文が変だよな
クブルスリー
戦術的な手腕は他の艦隊司令官に引けを取るが、部下の統率に関しては高い能力を持ち、国内警備の第1艦隊司令官として堅実な成果を上げる。
平時の統合作戦本部長としては適任であるが、自由惑星同盟建国以来、最大の難局を乗り切るには指導力と政治感覚が欠如していた。
パエッタ
歴戦の勇将であり、戦術レベルでの用兵には傑出したものがあったが、その作戦構想には戦略的視点を欠いていた。また、やや我意に固執する傾向もあった。
ルフェーブル
同盟軍の艦隊司令官の中でも老練な人物で、的確な用兵を行う手腕と防御戦における粘り強さを併せ持つ指揮官であるが、帝国領侵攻作戦では、その力量を充分に発揮できなかった。
パストーレ
部下を良く統率し、戦術レベルに関しては優秀な手腕と豊富な経験を持つ勇将であったが、戦略的視点を欠くため機動戦は不得手であり、それによって大敗を喫することになる。
ビュコック
実戦派の長たる、叩き上げの老将。
同盟軍の中で最も老練な艦隊指揮官であり、高い人望に支えられた統率力と、その熟達した戦術的手腕によって、数々の戦いを潜り抜けた。
堅固な地形に依った防衛戦とそれに続く反撃を得意とした。
その用兵は帝国軍にも高く評され、皇帝ラインハルトはその死所を去るに際して、全将兵が起立・敬礼すべしと命じている。
ムーア
戦術レベルに関しては、優秀な手腕と豊富な経験を持つ闘将ではあるが、戦略的な視野を欠く。
部下に対しては進言よりも服従を求めることが多く、それゆえ、その行動の誤りを正す猶予を得ずして戦死することになる。
ホーウッド
よく部下を掌握することのできる指揮官であるが、戦術的手腕は平均的であり、前線において激しい戦闘を戦うにはあまり適当ではなかった。
アップルトン
自由惑星同盟軍の正規艦隊司令官の中でも、屈指の艦隊運用手腕を有する提督であるが、統率力がやや劣るため、緒戦において最もその力量を発揮できる指揮官であるといえる。
アル・サレム
艦隊司令官として艦隊を掌握する才に優れているが、その用兵は慎重であるあまり巧遅となりがちで機動性を欠くため、一定宙域の防御任務に適する指揮官である。
ウランフ
機動力と的確な攻撃指揮を兼ね備えた猛将。座乗旗艦盤古(バン・グゥ)。
その艦隊運用は巧みで、防御戦においても隙がない。
当時の自由惑星同盟軍指揮官の中において最高の名将と賞され、市民の人気も非常に高かった。
ルグランジュ
戦術的手腕には長けていたが、戦略的機動性に劣るため、戦場の変化に臨機応変に対応するには不向きな指揮官である。
ボロディン
ウランフに次いで信望の厚かった名将。座乗旗艦ペルーン。
高い戦術指揮能力と巧みな防御戦を展開する手腕を持ち、守勢に強い指揮官である。
119 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/19 12:03
>>111-115 転載ではありません。
私自身が小説やOVAから得たもので、まあ抜粋みたいなものですね(w
120 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/19 12:06
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ レムシャイド伯爵 ◆◆◆
ヨッフェン・フォン・レムシャイド。
フリードリヒ四世治下のフェザーン駐在帝国高等弁務官。
フェザーン自治領主アドリアン・ルビンスキーの異名に対し、「フェザーンの白狐」
の異名を取る。
リップシュタット戦役後、名門貴族の矜持からラインハルトへの臣従を拒んで
フェザーンに亡命し、ルビンスキーに操られて同盟で銀河帝国正統政府を樹立し、
首相兼国務尚書となる。
しかし「神々の黄昏」作戦で帝国軍がフェザーンを通過して同盟領に侵入すると、
自身が選んだ正当政府閣僚たちに見放され、やがて同盟の無条件降伏により自害。
リップシュタット戦役で滅びた他の名門貴族たちのように、その他大勢で終わらず
歴史に名を残しただけマシだったかもしれないと思われる。
121 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/19 12:16
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ミュッケンベルガー伯爵 ◆◆◆
ウィルヘルム・フォン・ミュッケンベルガー。
第三次ティアマト会戦時の帝国軍中将。
当時の軍務尚書ケルトリング元帥の甥。
第三次ティアマト会戦では、ブルース・アッシュビーを憎んで病死した
ケルトリング元帥の仇を撃つべく奮戦したが、「730年マフィア」の一人、
ジョン・ドリンカー・コープ中将の攻勢を受けて戦死。
122 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/19 12:18
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ゾンネンフェルス伯爵 ◆◆◆
エドマンド・フォン・ゾンネンフェルス。
皇帝オトフリート四世(オトフリート強精帝)時代の帝国元帥。
自由惑星同盟との戦いで活躍。
結婚運に恵まれず、四回結婚したが、四回とも妻に先立たれ、しかもその
四人の妻が全てオトフリート五世の皇女であった。
123 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/19 12:22
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ アイゼンフート伯爵 ◆◆◆
ヨハン・ディートリッヒ・フォン・アイゼンフート。
フリードリヒ四世治下の典礼尚書。
名誉職である典礼尚書の地位を得るために30年の運動期間と莫大な私財を投じた。
閣議ではいつも端然と座したまま熟睡する。
ベーネミュンデ侯爵夫人の罪を糾弾し、自裁を勧めるが、これが人生最大の責務となり、
果たし終えると呼吸が苦しくなり、その後の展開を確認するどころではなくなる。
124 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/19 12:23
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ シャーヘン伯爵 ◆◆◆
フリードリヒ四世治下の皇宮警察長官。
ベーネミュンデ侯爵夫人の自裁に立会い、毒入りワインを強制的に飲ませる。
125 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/19 12:27
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ハルテンベルク伯爵 ◆◆◆
エーリッヒ・フォン・ハルテンベルク。
フリードリヒ四世治下の内務省警察総局次長。
「法律知識が礼服を着ている」と評される堅物。
妹エリザベートの婚約者カール・マチアス・フォン・フォルゲンの麻薬密売を知り、
カール・マチアスの長兄フォルゲン伯と謀ってカール・マチアスを戦死させる。
その後、ふさぎ込んだ妹を、帝国に逆亡命してきたリューネブルクと娶わせるが、
やがて陰謀の真相を知った妹に殺害される。
126 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/19 12:28
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ フォルゲン伯爵 ◆◆◆
カール・マチアス・フォン・フォルゲンの長兄。
軍部に影響力を持ち、麻薬密売に手を染めた末弟カール・マチアスを
ハルテンベルク伯と謀って戦死させ、証拠を隠滅。
127 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/19 12:33
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ リューデリッツ伯爵 ◆◆◆
セバスティアン・フォン・リューデリッツ。
皇帝オトフリート五世の重臣。
イゼルローン要塞を建設。
軍人であったが、「戦えば必ず負ける」と言われたほど勝利に縁遠かった。
ただし、土木や補給など「理論通りにできる任務」では功績あり。
イゼルローン要塞建設の功績を残すが、予算がオーバーしたためにオトフリート五世の怒りを買い、自裁させられる。
128 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/19 12:33
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ハーン伯爵 ◆◆◆
フランツ・オットー皇太子の忠臣。
国務尚書。
ジギスムント二世(ジギスムント痴愚帝)が即位すると退任。
129 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/19 12:34
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ブレンターノ伯爵 ◆◆◆
断絶した伯爵家。
ラインハルトが後継する伯爵家の候補の一つ。
130 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/19 12:35
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ エッシェンバッハ伯爵 ◆◆◆
断絶した伯爵家。
ラインハルトが後継する伯爵家の候補の一つ。
131 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/19 12:39
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ マールバッハ伯爵 ◆◆◆
ロイエンタールの母方の祖父。
事業に失敗して莫大な借金を背負い、ロイエンタールの父に肩代わりしてもらうため、
娘レオノラをロイエンタールの父に嫁がせ、オスカー・フォン・ロイエンタールの誕生となる。
しかし、身分の低い(帝国騎士)夫を見下していたレオノラは、夫の金で遊興三昧の生活を送り、
ついには生活力の無い美男子を愛人にするが、これがロイエンタール家二代におよぶ悲劇の発端となる。
132 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/19 12:43
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ファルストロング伯爵 ◆◆◆
エルンスト・ファルストロング。
銀河帝国初代内務尚書。
国家保安局長を兼任し、「劣悪遺伝子排除法」に基づいて身体障害者らを大量殺戮。
ルドルフ大帝に信任され、功績によって伯爵号を授けられるが、
やがて自身も爆弾テロによって暗殺される。
死後、ルドルフ大帝は「血のローラー」と呼ばれる弾圧を行い、
二万人にのぼる容疑者を全員処刑。
貴族であるのに姓の前に「フォン(von)」が付かないのは、おそらく銀河帝国開闢当初で、
貴族制度自体がまだ確立していなかったからであると思われる。
133 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/19 12:49
失礼!
>>132の記述に間違いがありました。
>国家保安局長を兼任し、 ×
↓
>社会秩序維持局長を兼任し、 ○
134 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/19 13:31
訂正もう一箇所!
>>103 >ファンデンブルグ侯爵 ×
↓
>ヴァルテンベルク侯爵 ○
136 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/20 10:28
>>117-118 「同盟軍名将列伝」ではなく、「同盟軍将帥列伝」あるいは「同盟軍提督列伝」とすべきでは?
アスターテで惨敗した3人は、どうみても「名将」ではないだろう。
137 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/20 11:55
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ヘルクスハイマー伯爵 ◆◆◆
リッテンハイム侯の一門。
アンネローゼの友人・シャフハウゼン子爵家の鉱山の採掘権を狙って決闘を申し込む。
腕の立つ決闘者たちを買収して有利な状況を得るが、ラインハルトがシャフハウゼン
子爵家の決闘者となり、また皇帝フリードリヒ四世の勅命によって決闘そのものが中止され、
鉱山採掘権はシャフハウゼン子爵と折半となる。
その後失脚すると、軍事機密である志向性ゼッフル粒子の試作品を持って同盟への亡命を図る。
しかし同盟領に入って安心しきったところで、ラインハルトの指揮する巡航艦に追いつかれ、
カプセルでの脱出を図るが、慌てていたために脱出用カプセルの減圧に失敗し、間抜けな窒息死をする。
138 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/20 11:56
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ボーデンドルフ伯爵夫人 ◆◆◆
幼帝カザリン・ケートヘンの母の伯母。
姪がペクニッツ子爵と結婚し、カザリン・ケートヘンを出産。
139 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/20 11:58
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ボーデンドルフ伯爵夫人 ◆◆◆
アンネローゼの友人ドロテーア・フォン・シャフハウゼンの夫。
平民出身のドロテーアとの結婚を認めてもらうため、宮内省や典礼省に少なからぬ賄賂を送り、
そのためシャフハウゼン子爵家の資産は半減したと言われる。
善良な人物で、宮廷にはほとんど出入りせず、薬用植物の栽培と旅行記の読書が趣味。
自身の領地の鉱山の採掘権を巡ってヘルクスハイマー伯に因縁を付けられ、決闘を挑まれるが、
ラインハルトの活躍と、アンネローゼの懇請を受け入れた皇帝フリードリヒ四世の裁定により、
採掘権の半分を保障される。
その後、もう半分の権利を得たヘルクスハイマー伯が失脚し、同盟への亡命を図って死亡したため、
採掘権は戻ったと思われるが不明。
140 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/20 12:06
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ゲルラッハ子爵 ◆◆◆
皇帝フリードリヒ四世治下の財務尚書。
貴族社会における数少ない能吏で、国務尚書リヒテンラーデ侯に信任される。
フリードリヒ四世没後、リップシュタト戦役時にリヒテンラーデ公が帝国宰相に
就任すると副宰相となり、爵位も伯爵に上る。
リップシュタット戦役後、リヒテンラーデ一族が粛清されると、副宰相辞任して
赦され、隠居する。
しかし皇帝エルウィン・ヨーゼフ二世が誘拐されると、ラインハルトに冤罪を着
せられて処刑される。
ラインハルトが「開闢以来の廷臣」と呼んでいることから、おそらく子爵家の中では
ゴールデンバウム王朝開闢以来続いている名門貴族と思われる。
141 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/20 12:08
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ クラインゲルト子爵 ◆◆◆
フリードリヒ四世時代の辺境の領主。
善良な人柄で領民をいたわり、領民たちから慕われる。
同盟軍が侵攻してくると、ケスラーに協力して軍需物資を引き上げるが、自身は領地に残る。
142 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/20 12:10
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ペクニッツ子爵 ◆◆◆
ユルゲン・オファー・フォン・ペクニッツ。
皇帝ルードヴィッヒ三世の曾孫。
ゴールデンバウム王朝最後の皇帝カザリン・ケートヘンの父。
象牙細工の蒐集が趣味で、そのために借金を背負うが、娘カザリン・ケートヘン
がラインハルトに擁立されて皇帝となっため借金を肩代わりしてもらい、爵位も公爵に上る。
バーミリオン会戦後、カザリン・ケートヘン女帝の親権者として女帝の退位宣言書、
ラインハルトへの譲位勅令、退位後のカザリン・ケートヘンへの年金支給証明書に署名。
143 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/20 12:12
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ モーデル子爵 ◆◆◆
リッテンハイム侯に近い貴族。
リップシュタット戦役では貴族連合軍に与する。
嫡子コンラートは幼年学校に在学中であったがリップシュタット戦役に参加させられ、
上等兵待遇でガルミッシュ要塞に配属される。
しかしキフォイザー星域会戦で、敗れたリッテンハイム侯によってコンラートの乗艦が砲撃され、
負傷した副長コンラート・リンザー大尉を救助。
その後、アンネローゼの取り成しによってコンラートは許され、アンネローゼに
従卒として仕える。
144 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/20 12:14
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ シェッツラー子爵 ◆◆◆
レムシャイド伯が主宰した「銀河帝国正統政府」の財務尚書。
「神々の黄昏」作戦で同盟が敗れると、レムシャイド伯を見限って失踪。
その後、同盟が滅びると新領土総督ロイエンタール元帥に逮捕される。
145 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/20 12:14
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ヘルダー子爵 ◆◆◆
レムシャイド伯が主宰した「銀河帝国正統政府」の司法尚書。
「神々の黄昏」作戦で同盟が敗れると、レムシャイド伯を見限って失踪。
その後、同盟が滅びると新領土総督ロイエンタール元帥に逮捕される。
>>142 カザリン・ケートヘンがルードヴィヒ三世の第三皇女の孫だから、
ペクニッツ子爵はルードヴィヒ三世の孫じゃないか?
147 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/20 12:18
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ノルデン子爵 ◆◆◆
フリードリヒ四世時代の軍人。
帝国軍少将。
第三次ティアマト会戦では中将であったラインハルトの参謀長。
同盟軍のホーランド中将の猛攻を見てラインハルトに撤退を進言。
ラインハルトより敵の猛攻が狂騒に過ぎずないと諭されるが、机上の空論だと断定し、
たしなめるような口調で再度撤退を主張したため、ラインハルトに叱責される。
その直後、ラインハルトの予測通り大勝したため、自信喪失。
キルヒアイスからも同情はされたが、所詮役立たずと評価される。
148 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/20 12:20
>>146 そうかもしれません。
歴代皇帝との関連性が、物語ではいまいち不明瞭ですから。
オーベルシュタインの言う「先々帝」というのがどの代から数えてなのかもハッキリしませんでしたので。
149 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/20 12:23
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ グリンメルスハウゼン子爵 ◆◆◆
リヒャルト・フォン・グリンメルスハウゼン。
もとは子爵家の三男だったが、二人の兄が戦死したため、子爵家を継ぐ。
帝国軍中将。
若い頃は大公時代のフリードリヒ四世の侍従武官を務め、女の世話などを
していたので皇帝フリードリヒ四世にとって友人のような存在となる。
軍人としては無能だが、76歳の高齢になっても軍の第一線から退こうとせず、
皇帝の好意で許されているため、軍首脳部は迷惑ながらも忌避できず。
ヴァンフリート星域会戦では1個艦隊1万数千隻を指揮するが、予備戦力として
待機を命じられ、部下であったラインハルトの進言により、地上戦に突入。
ラインハルトとリューネブルクの活躍により、同盟軍の『薔薇の騎士』連隊を破り、
シンクレア・セレブレッゼ中将を捕らえる。
戦後、フリードリヒ四世の好意により大将に昇進するが、軍務省高等参事官・宮廷顧問
として閑職にまわる。
自他ともに認める無能者であるため、かえって貴族社会における様々な陰謀の秘密を知る
ことができ、その全てを克明に記録。
ハルテンベルク伯とフォルゲン伯によるカール・マチアス・フォン・フォルゲン謀殺の陰謀を、
かつてのカール・マチアスの婚約者であったリューネブルク夫人エリザベートに明かし、
自ら決着をつけさせる。
ラインハルトに好意的であり、自身が記録した貴族社会の陰謀の秘密をラインハルトに委ねようとする。
ラインハルトとケスラーを出会わせるが、彼の死後ケスラーは辺境に転属させられる。
150 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/20 12:24
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ カルテナー子爵 ◆◆◆
皇帝フリードリヒ四世の侍従次長。
ベーネミュンデ侯爵夫人の自裁に立ち会う。
151 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/20 12:26
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ コルプト子爵 ◆◆◆
フリードリヒ四世時代の青年貴族。
ブラウンシュヴァイク公の一門で、従兄弟の息子。
ブラウンシュヴァイク公によるクロプシュトック侯討伐に参加。
同じく参加した弟(大尉)が軍規を犯して民間人を殺害したためミッターマイヤーに
射殺されると、ブラウンシュヴァイク公と軍務尚書エーレンベルク元帥との取引により、
第四次ティアマト会戦に参加してミッターマイヤーの暗殺を謀る。
しかし、会戦直前にわざわざミッターマイヤーに宣戦布告し、ロイエンタールに
やり込められてみっともなく逃走。
惑星レグニッツァでの戦闘で戦艦を指揮し、ミッターマイヤーの乗艦を背後から攻撃するが、
あっさりかわされて反撃され、逃走したところを同盟軍に攻撃されて戦死。
152 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/20 12:27
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ナウガルト子爵 ◆◆◆
皇帝ジギスムント二世(ジギスムント痴愚帝)の側近。
ジギスムント二世が即位すると、それまで軍人としてはのべ500人しか指揮した
ことが無かったにも関わらず、帝国元帥・軍務尚書・公爵となる。
ジギスムント二世の悪事に協力して私腹を肥やすが、後にクーデターを起こして
父帝を失脚させたオトフリート皇太子(オトフリート再建帝)により処刑される。
153 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/20 12:29
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ エックハルト子爵 ◆◆◆
オトフリート一世治下の皇帝政務秘書官。
銀河帝国史上最初の奸臣。
オトフリート一世のスケジュール一切を管理し、絶大な権力を得て国政を壟断。
若い頃は引き締まった体をしていたが、やがて権力を恣にすると大いに肥満する。
オトフリート一世が没し、カスパーが即位すると、爵位も伯爵に上り、引き続き国政を壟断する。
しかし、皇帝カスパーが同姓愛者で、カストラートのフロリアン少年を寵愛したため、
自分の娘との結婚を拒否される。
他のことではいつも言いなりになるカスパーが、結婚についてだけは頑として拒否したため、
邪魔者のフロリアン少年の殺害を謀るが、そのために宮廷に乗り込んできたところを
リスナー男爵の率いる一隊に射殺される。
その後、皇帝カスパーは退位宣言書を残してフロリアン少年と莫大な宝石を伴って失踪。
154 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/20 12:31
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ライファイゼン子爵 ◆◆◆
フリードリヒ四世時代の軍人。
帝国軍大佐。
息子のカールが幼年学校在学中に事故死するが、管理責任を恐れた校長シュテーガー中将
により、殺人事件にすり替えられる。
カールの葬儀の席で、捜査を担当するラインハルトに息子の仇討ちを懇請する。
155 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/20 12:48
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ルーゲ伯爵 ◆◆◆
フリードリヒ四世治下の司法尚書。
財務尚書カストロプ公の公金横領を摘発しようとするが、カストロプ公の権力と
巧みな謀略によって逃げられ、「見事な奇術!」と皮肉る。
156 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/20 16:35
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ オッペンハイマー伯爵 ◆◆◆
フリードリヒ四世時代の軍人。
帝国軍大将。憲兵総監。
リッテンハイム侯の一門であったがリップシュタット戦役には加わらず、
ラインハルトに許されるが、その直後にラインハルトの関心を買おうとして名画を贈り、
間抜けにも贈賄罪に問われて処断される。
ブラウンシュヴァイク公の側近であったシュトライトが許されたことを叫んで許しを求めるが、
「卿には惜しむべき何ものも無い!」
とラインハルトに切り捨てられる。
彼の処断によって、ラインハルトはケスラーの憲兵総監登用と、憲兵本部の改革を決断。
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】はだいぶ事実確認の曖昧なものがありましたので、いったん打ち切ります。
トリップをつけたりつけなかったりの意味がわからんのだが。
>>117-118 この同盟将帥の記述は、「同盟軍の提督だってバカじゃなかった!」的に、
無理やりポジティブに書いた半ネタじゃないっけ?
限界まで好意的に脳内補完してみました的文章。限界まで無能に書いた原作とくらべてある程度差っぴいて
自分の信じる範囲で信じておけばいいけど、恥ずかしいから人に言っちゃダメだよって感じ
ルドルフの能力値はどんなもんなんだろ?
自尊心100
あの有様でよく今まで同盟を守れたな。
帝国にはローエングラム以前にもミュッケンベルガーやメルカッツや
オフレッサーなど優秀な軍人がいたのに
同盟にはシトレやボケる前のロボスがいたのー。
ウランフやボロディンやビュコックを忘れてはいかん。
パエッタがものわかりのいい、部下を見る目がある上司だったら、
ヤンの進言を聞き入れててアスターテでラインハルトは負けていた?
ムーアやパストーレが出てきたのはトリウニヒトの所為か。
そう言われると以前の同盟のほうが人材が豊富?
イゼルローンの力は重要だったんだな。
ゲームではロボスとパエッタやたら使える
モートン
同盟軍の末期を支えた勇将で、戦略的機動性と防御戦闘における士気手腕に優れていた。
宇宙暦799年(帝国暦490年)4月、残存部隊を再編成し、ヤン元帥指揮下で“バーミリオン星域会戦”に参加。帝国軍を包囲するも、ミュラー艦隊の攻撃を受けて戦死した。
カールセン
最末期の同盟軍を支えた実戦指揮官。
叩き上げの軍人で、細かな艦隊運用よりも大胆で機動性に富む攻撃を得意とした勇将である。
宇宙暦800年・新帝国暦2年1月、“マル・アデッタ星域会戦”において奮戦し、皇帝ラインハルトの本営に迫るも、後方よりビッテンフェルト艦隊の攻撃を受け、戦死する。
ロボス
同盟軍における複数艦隊の統率の第一人者であるが、その視野はあくまで一戦場の範囲に限定されるものであった。
全ての準備が整ってから戦端を開くタイプの指揮官であり、“第3次ティアマト星域会戦”および“アスターテ星域会戦”の大敗は、宇宙艦隊司令部が適切な指揮をできる地点にまで進出していなかったことが原因である。
また、帝国領侵攻作戦において、アムリッツァ星域に集結しての一戦を命じたことが、自由惑星同盟の崩壊を招く遠因となった。
ダスティ・アッテンボロー
同盟軍最年少の将官で、剛柔のバランスのとれた非凡な用兵家。行動力と組織力にも優れ、実戦でヤン艦隊の作戦を支える。座乗旗艦トリグラフ。
巧緻な艦隊運動を行う手腕を持ち、敗走を偽装する作戦を得意とするため、しばしば前衛部隊を率いて戦い、会戦の流れを優位に導いた。
エドウィン・フィッシャー
ヤン艦隊の勝利を支えた艦隊運動の名手。座乗旗艦アガートラム。
艦隊司令官としての手腕は平凡であるが、ヤンの指令の実行段階において、技術的な側面を良く補佐した。
宇宙暦800年・新帝国暦2年5月の“回廊の戦い”の終盤、ビッテンフェルト艦隊の猛攻によって戦死。
マリノ
攻防共に優れた戦術的才能を有する指揮官。
上位レベルでの作戦立案に関する経験は欠くが、末期の同盟軍にあっては得難い勇将であった。
ヤン・ウェンリー
同盟軍最悪の愚将で、“人殺しヤン”の異名をとる。
次席幕僚として参加したアスターテ会戦では戦闘行動中にも関わらず作戦の大幅な修正を具申し上官であるパエッタ中将から叱責される。
この事を根に持ったのかその後は上官を補佐する事もなくパトロクロス被弾時にはあろうことか艦橋には不在であった。
パエッタ中将の負傷後は指揮権を引き継ぎ無謀ともいえる一斉回頭を敢行、奇跡的に帝国艦隊の後背につくものの急進した敵にその後背から襲われる。
その後、低速の補給艦を足止めに使うという策に出て殲滅を免れる事となったがその采配に統合作戦本部長であるシトレ元帥は激怒したという。
帝国領侵攻作戦における前哨戦ではケンプ艦隊と対峙したが左翼・右翼のどちらにより火力を振り向けるかで醜態を見せるがこれが幸いし後退に成功する。
アムリッツア会戦では同盟軍右翼を担当するものの早々に担当戦域を放棄して後退する。
この判断が戦線を突破した帝国艦隊が中央に位置する第8艦隊に殺到するという答えになるのに然程時間はかからず同盟軍崩壊の原因をつくる。
全軍崩壊の危機の中、自分の犯した取り返しのつかない過ちに気付き直後に砲撃を命じるがこれが友軍も巻き込む形となり、自らの手で軍に危機を招き軍を崩壊させるという一人相撲を演じる。
撤退時には殿を申し出て汚名返上を試みるがあまりの愚将ぶりに帝国将帥は生かしておいたほうが得策と判断したのか退路を開く形となり生還する。
トリューニヒト政権の報道補佐官ぐらいにはなれそうだな。
民明書房刊『真ゴールデンバウム王朝貴族名鑑』
● ミューゼル帝国騎士 ●
銀河連邦末期のルドルフ派軍人レオンハルト・ミューゼル准将が
王朝創立時に帝国騎士に叙せられたのが始まりとされる。
後に簒奪者ラインハルトが誕生する。ラインハルトがローエングラム家に
鞍替えした為に断絶。
174 :
銀英伝・上席研究員:04/05/21 20:23
アムリッツアの第八艦隊崩壊の責任はヤンにあるとの説があるけど
あの後退シーンは、あくまでOVA製作者の勝手な描写であって
原作とは異なる。
正確にはビッテンフェルトは正面から突出してヤンとアップルトンの間に
強引に割り込んだだけ。
ヤンは自艦隊の左側面に防衛陣を敷いたが、アップルトンはそれが遅れた為に
右回頭したビッテンフェルトからモロに側面攻撃を食らってしまった。
よってヤンに責任を求めるのは、勘違いからの飛躍意見だよ。
175 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/21 20:25
アムリッツア会戦図推移図1
ラインハルト
★
ケワルロミビメ
●●●●●▼●
D G L
↓
アムリッツア会戦図推移図2
ラインハルト
★
ケワルロミ メ
●●●●●/●
ビ
D G▼L
こんな感じね。
原作とアニメでは描写が違う
↑は原作
アニメではルッツ、ワーレンは別働隊
178 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/23 11:23
>>171はそれなりに笑わせてもらった
>>174さん
真面目に突っ込むほどのことではないかと
>>171さん
次はロイエンタールとミュラーをやってくれ
ヤンの否定は作品の否定だからな。作者に対する非難かな。
異名はミラクルヤン、魔術師ヤンだが・・・
科学・軍事考証は滅茶苦茶があるけど、文芸作品としてはまぁ
ラインハルトがしなくても良い戦争を繰り返すのがいただけないけどね。
それに対して直接対決では常にヤンの勝ちだった。それは戦争屋と化した
ラインハルトに対する筆者の反省のような気もするが。
そうか?
俺はヤンの勝ちというよりは、負けなかっただけだと思ったが。
用兵家として実力を見せつけたので戦術的には勝ちかなと・・・
(゚∀゚)
ヤンのファンとしては、ヤンの勝ちと言いたいが、
戦略の重要性を特に重視するヤンの言論からすると、間違いのような気がするよ。ふくざつ
引き分けじゃねいの?
おたがい「負けた」と思ってるであろうところが何とも‥
(゚∀゚)
ラインハルトは戦略家として比類ない成功を修めたが、本質というより性格的に戦術家であったし、
ヤンは戦術家として比類ない成功を修めたが、本質は戦略家だったからね。
ヤンに与えられた権限の中で作戦目的は達成してるんじゃない?
(゚∀゚)
回廊の戦いでは、
ラインハルトが倒れた・・・という幸運もあったが、達成したね。
あの時は「ラインハルトを交渉の場に引き摺り出す」だから。
銀英伝風にいえば、「戦略的目的は果たした」ってことか。
その意味では、帝国側は敗者となるのかな?
(゚∀゚)
帝国軍の場合はちょっと複雑。
帝国軍は戦術的にはヤン一党を打倒できなかったわけで、敗北に近い状態ではあるが、
もともとの帝国とヤンやエル・ファシル革命政府の勢力・軍事力に差がありすぎる。
「回廊の戦い」で帝国の社会基盤・支配体制には何一つ傷がついていない。
帝国軍三長官をはじめ軍部首脳は健在で、しかも後方には無傷の艦隊が控え、
なお皇帝ラインハルトはそのカリスマを失ってはいない。
仮にヤンが暗殺されず、ヤンやエル・ファシル革命政府とラインハルトが交渉したとしても、
交渉の主導権がどちらにあるのかは自明の理だろう。
ラインハルトにしてみれば「ヤンの善戦を認めた」として交渉するだけで、
ヤンの意見を受け入れるわけではないのだ。
いってみれば、「強者の余裕」みたいなものが感じられる。
191 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/28 18:31
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】を再開します。
最初からまた書き直します。
192 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/28 18:36
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ブラウンシュヴァイク公爵 ◆◆◆
オットー・フォン・ブラウンシュヴァイク。
皇帝フリードリヒ四世の女婿。帝国最大の門閥貴族。
予備役上級大将。
クロプシュトック事件で自邸を爆破され、自ら皇帝に願い出てクロプシュトック侯を討伐し、
帝国元帥となる。
旗艦「ベルリン」。
「尊大で選民意識が服を着て歩いているような男」
フリードリヒ四世の皇女アマーリエと結婚して一人娘エリザヴェートをもうける。
フリードリヒ四世没後に娘を女帝として即位させ、自身は摂政となる野望を持っていたが、
ラインハルトと国務尚書リヒテンラーデ公に阻止される。
そのため、政敵リッテンハイム侯と組んで貴族連合軍の盟主となり、帝国政府に叛旗を翻す。
しかしリップシュタット戦役では結局リッテンハム侯との確執により袂を分かち、
自身が総司令官に招いたメルカッツ上級大将を嫌って遠ざけために敗れ、またヴェスターラントの
民衆反乱を核攻撃で虐殺したため人心を失い、ついにガイエスブルグ要塞で陥落して自決。
ただし、真相は見苦しく自決を躊躇っていたが、忠臣アンスバッハ准将によって毒を飲まされ、
自決したことになる。
「滅ぶべき男だったのだ。殊更、俺が滅ぼしたわけじゃない。」(ラインハルト談)
死後、帝国最大の大怨霊と化してラインハルトに祟る?
193 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/28 18:38
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ カストロプ公爵 ◆◆◆
オイゲン・フォン・カストロプ。
皇帝フリードリヒ四世治下の財務尚書。
前後十五年に渡って財務尚書に在任し、職権を利用して莫大な国費を横領
して不正に蓄財。
幾度か不正摘発の危機に遭ったが、時の司法尚書ルーゲ伯が「見事な記述!」
と皮肉ったように、権力と謀略を駆使して巧みに摘発を逃れる。
没後、息子・マクシミリアンが財産の返還を拒否して反乱を起こし、
キルヒアイスに討伐される。
不正に蓄財した額は、「軍事費の圧迫に苦しむ財政に一息つかせる」
ほどであったという。
(『カストロプ動乱』)
194 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/28 18:39
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ヴィレンシュタイン公爵 ◆◆◆
オトフリート三世治下(?)に反乱を起こして討伐される。
討伐軍の兵士たちが略奪に奔った時、一人の官吏の鑑とも言うべき財務省官僚が
一足先に「帝国財務省」の札を貼りまくったため、全財産は略奪されず無事に
国庫に収められる。
ただし、3桁にのぼる愛妾たちが全員、討伐軍兵士らによりレイプされ、
帝国軍の醜悪な様が歴に残る。
195 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/28 18:41
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ノイエ・シュタウフェン公爵 ◆◆◆
ヨアヒム・フォン・ノイエ・シュタウフェン。
初代ルドルフ大帝の女婿。第一皇女カタリナの夫。
二代目ジギスムント一世の父親で摂政。
ルドルフ死後の共和主義者たちの反乱を速やかに鎮圧。
銀河帝国初期の最大の国難を乗り切り、帝政の礎を築く。
彼の没後よりジギスムント一世の親政が始まるが、その後ノイエ・シュタウフェン
公爵家の存亡に関しては不明。
196 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/28 18:42
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ リッテンハイム侯爵 ◆◆◆
ウィルヘルム・フォン・リッテンハイム三世。
皇帝フリードリヒ四世の女婿。
ブラウンシュヴァイク公に次ぐ帝国最大の門閥貴族。
予備役上級大将。旗艦「オストマルク」。
フリードリヒ四世の皇女クリスティーネを結婚し、一人娘サビーネをもうける。
フリードリヒ四世没後に娘を女帝として即位させ、自身は摂政となる野望を持ち、
同じく皇帝の女婿で同じ野望を持つプラウンシュヴァイク公とは競争していたが、
皇帝フリードリヒ四世没後、ラインハルトと国務尚書リヒテンラーデ公に阻止される。
そのため、政敵ブラウンシュヴァイク公と組んで貴族連合軍の副盟主となり、
帝国政府に叛旗を翻す。
しかしリップシュタット戦役中にブラウンシュヴァウイク公との確執が高まり、
ついに全兵力の三分の一(5万隻)を率いて分派行動を取り、辺境星域の奪還に出陣。
「辺境で鳥無き里の蝙蝠を気取る赤毛の小僧を退治してくる。」
「同じ小僧なら金髪の方を相手したかったな。赤毛の子分の方では役不足だが、仕方あるまい。」
などと大言壮語しておきながら、キフォイザー星域会戦ではメチャクチャな艦隊
編成でキルヒアイスにあっさり惨敗し、自身の撤退のために味方の艦隊を撃って逃走。
ガルミッシュ要塞に逃げ込み、アルコールに溺れて現実から逃避。
ついには見限られた部下の兵によって爆殺されるという、惨めで無様で歴史に
刻印される恥晒しとも言うべき最期を遂げる。
197 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/28 18:46
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ リヒテンラーデ侯爵 ◆◆◆
クラウス・フォン・リヒテンラーデ。
皇帝フリードリヒ四世治下における最後の国務尚書。
内務・宮内・財務尚書を歴任して国務尚書に就任し、皇帝フリードリヒ四世とは
「極めて散文的な意味において、この主君と臣下は凡庸ならざるコンビ」となる。
老獪な政治家で、新法を制定したことは一度もなく、その代わり旧法や
慣例によって国政を運営。
反対意見に対しては、「皇帝陛下のご意見」ということで自説を押し通す。
ラインハルトの栄達に危機感を抱いていたが、自身が信頼する政務秘書官ワイツが
獅子心中の虫でラインハルトに買収されていたため、気付かぬうちにラインハルトの
勢力増大を進めてしまう。
皇帝フリードリヒ四世没後、外戚貴族の専横を阻止するため、
ラインハルトと組んでエルウィン・ヨーゼフ二世を擁立して公爵に上り、
リップシュタット戦役時には数百年ぶりに復活した帝国宰相に就任。
戦役後、ラインハルトの失脚を画策するが、逆にラインハルトの
幕僚たちに急襲されて捕らえられ、自害させられる。
一族も10歳以上の男子は全て処刑され、女子供は辺境に流刑となる。
198 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/28 18:49
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ クロプシュトック侯爵 ◆◆◆
ウィルヘルム・フォン・クロプシュトック。
銀河帝国開闢時からの名門大貴族の当主。
予備役大将。
オトフリート五世時代にクレメンツ大公に与するが、クレメンツ大公の
陰謀発覚と皇帝フリードリヒ四世の即位により失脚。
以後30年にわたって社交界から締め出され、縁組を断られ、無数の冷笑を浴びせられる。
そのため皇帝フリードリヒ四世とブラウンシュヴァイク公暗殺を狙う。
そのためブラウンシュヴァイク公に領地の一部や秘蔵の美術品などを贈り、
頭を下げて皇帝への取り成しを願い、ついにブラウンシュヴァイク邸における
皇帝臨席のパーティーへの出席を許されるが、会場に時限爆弾を持ち込んだものの失敗し、
ブラウンシュヴァイク公の討伐軍と戦って戦死。
(『クロプシュトック事件』)
199 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/28 18:52
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ベーネミュンデ侯爵夫人 ◆◆◆
シュザンナ・フォン・ベーネミュンデ。
皇帝フリードリヒ四世の寵姫。
子爵家の令嬢で皇帝フリードリヒ四世に寵愛されて懐妊し、侯爵号を授与される。
後宮に納められた当初は「小鳥」と形容されるほど愛らしい少女であったが、
やがて度重なる不幸によって人格が鍛えられ、凄まじい悪女へと変貌してゆく。
男子を死産し、三度に渡って流産すると皇帝フリードリヒ四世の寵を失い、
代って寵愛されたアンネローゼを憎み、腹心(と勝手に思い込んでいる)グレーザー
宮廷医を使ってラインハルトとアンネローゼの暗殺を狙う。
ラインハルトが少尉(『白銀の谷』)、大尉(『決闘者』)、少佐(『黄金の翼』)の
時に暗殺者を送り込むが、ことごとく失敗。
ついにはラインハルトが大将となり、ロイエンタール、ミッターマイヤーらの同志を得ると
反撃されて不名誉な噂を流され、皇帝からも隠居を命じられる。
そのため逆上して無謀な手段でアンネローゼを暗殺しようとするが、
ロイエンタールとミッターマイヤーに阻止される。
アンネローゼばかりでなく、友人のヴェストパーレ男爵夫人やシャフハウゼン子爵夫人ら
二人の貴婦人も危険に巻き込まれたため、事態を重く見た国務尚書リヒテンラーデ侯の
進言により、皇帝フリードリヒ四世から死を賜る。
最期はとうとう皇帝に会うことも叶わず、自裁という形で毒入りワインを飲まされて死亡(『女優退場』)。
しかし死後、帝国政府により病死と発表される。
おそらく、皇帝フリードリヒ四世が手をつけた1000人以上もの女性の中で、
唯一真に皇帝を愛した女性であったと思われる。
200 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/28 18:53
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ボーデン侯爵 ◆◆◆
皇帝フリードリヒ四世治下の宮内省高等参事官。
ベーネミュンデ侯爵夫人の自裁に立ち会う。
201 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/28 18:54
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ブローネ侯爵 ◆◆◆
ジギスムント・フォン・ブローネ。
後の「ジギスムント痴愚帝」。
フランツ・オットー皇太子の孫で、皇太曾孫カール大公の従兄弟。
カール大公による銀河帝国史上初の皇帝弑逆であるユリウス帝毒殺の証拠を握ると、
宮廷内工作によってカール大公を失脚させ、皇帝ジギスムント二世として即位。
「富の餓鬼道」に取り憑かれて莫大な財宝の蒐集に狂奔し、
祖父フランツ・オットー皇太子の努力の成果である安定した帝国財政を破産せしめた。
その愚行によって帝国史上に名を残す愚帝となり、やがて皇太子オトフリート
(オトフリート二世・再建帝)によって退位させられ、監禁される。
「人類史上最大の禁治産者」。
202 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/28 18:56
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ リンダーホーフ侯爵 ◆◆◆
エーリッヒ・フォン・リンダーホーフ。
後の「エーリッヒ止血帝」。
アウグスト二世(流血帝)の従兄弟で辺境に逃れ、ローエングラム伯ら三人の提督に
支持されてアウグスト二世の討伐軍を破り、皇帝エーリッヒ二世として即位。
203 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/28 19:00
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ バルトバッフェル侯爵 ◆◆◆
ステファン・フォン・バルトバッフェル。
皇帝フリードリヒ三世の弟。
甥(皇帝フリードリヒ三世の三男)のヘルベルト大公による同盟領侵攻に反対し、
イゼルローン回廊に要塞を建設しての防御を主張。
しかし、ヘルベルト大公は皇帝フリードリヒ三世の後継者と目されて期待されていたため、
この出兵反対論によって皇帝の不興を蒙り失脚。
後に領地の八割を没収され、爵位も男爵にまでさげられて悶死(『ダゴン星域会戦記』)。
ヘルベルト大公の無様な惨敗を見ることができたのが、唯一の救いであったと思われる。
204 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/28 19:02
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ヴァルテンベルク侯爵 ◆◆◆
皇帝ジギスムント二世(ジギスムント痴愚帝)の側近。
国務尚書・公爵となり、ジギスムント二世の悪事に協力して私腹を肥やすが、
後にクーデターを起こして父帝を退位させたオトフリート皇太子(オトフリート再建帝)
により処刑される。
205 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/28 19:03
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ローエングラム伯爵 ◆◆◆
コンラート・ハインツ・フォン・ローエングラム。
エーリッヒ二世(止血帝)治下の帝国元帥。
銀河帝国開闢以来の名門閥族で、閣僚と提督をそれぞれ10名以上輩出した
武門の名流・ローエングラム伯爵家の第9代当主。
アウグスト二世(流血帝)時代、辺境防備にあたっていたが、皇族の
リンダーホーフ侯エーリッヒの反逆に他の辺境防備の二提督と共に協力。
トラーバッハ星域会戦で討伐軍を破り、エーリッヒ二世が即位すると帝国元帥となり、
軍務・内務・国務尚書を歴任。
爵位も一時は侯爵に上るが、次男フィリップの起こした事故で
皇女マグダレーナが死亡すると失脚。
その後、ローエングラム家は爵位も一代限りで伯爵に戻り、以後はしばしば当主が
早世して直系の血筋を保てずに廃絶。
ゴールデンバウム王朝末期、ラインハルトが家門を継ぎ、ローエングラム王朝開闢となる。
206 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/28 19:05
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ グリューネワルト伯爵夫人 ◆◆◆
アンネローゼ・フォン・グリューネワルト。
皇帝フリードリヒ四世の晩年における最期の寵姫。
ラインハルトの姉。帝国騎士セバスティアン・フォン・ミューゼルの娘。
幼くして母を亡くし、また事業に失敗して無気力になった父にかわって
ラインハルトの親代わりとなるが、15歳で皇帝フリードリヒ四世の後宮に納められ、
グルーネワルト伯爵夫人の称号を賜る。
善良な人柄で常に人を思いやる気持ちをもち、自分に対して辛くあたる者に
対しても一切誹謗せず。
弟ラインハルトの成長のため影ながら尽くし、ラインハルトとキルヒアイスが
常に同じ部署に配属されるよう皇帝に懇願。
それ以外では一切の我儘を封印したと思われる。
ラインハルトが皇帝に即位すると大公妃となり、皇妃ヒルダが出産する時には
地球教の暗殺者から護り、無事に皇太子アレクサンデル・ジークフリードが誕生する。
「グリューネワルト」は「緑の森」の意。
207 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/28 19:07
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ マリーンドルフ伯爵 ◆◆◆
フランツ・フォン・マリーンドルフ。
ヒルダの父。
カストロプ公の一門。
カストロプ動乱に際してマクシミリアン・フォン・カストロプの説得を試みるが、
逆に捕らえられ、討伐軍を指揮したキルヒアイスに救出される(『カストロプ動乱』)。
温和で誠実な人柄であり、一人娘ヒルダの成長に制約をかけず、聡明な女性に育てる。
ゴールデンバウム王朝時代には、貴族社会ではまったく地味で無視されがちな存在。
リップシュタット戦役に際して、娘ヒルダの主張を受け入れ、ラインハルトに協力。
ラインハルトが皇帝に即位し、ローエングラム王朝が開闢すると、初代国務尚書に就任。
ラインハルトが動揺してヒルダに求婚した時には、円熟した人間性でラインハルトを支え、立ち直らせる。
ヒルダの懐妊を知ると、国務尚書を辞任してミッターマイヤーを後任に推挙しようとするが、
ラインハルトに慰留される。
208 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/28 19:09
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ランズベルグ伯爵 ◆◆◆
アルフレット・フォン・ランズベルグ。
皇帝フリードリヒ四世時代の青年貴族で詩人。
ゴールデンバウム王朝の貴族のサロンでは好評な作品を残す。
予備役少将。
ラインハルトに対してはまったく私怨も偏見も持ってはいなかったが、
典型的な貴族の矜持と、ブラウンシュヴァイク公の甥・フレーゲル男爵との友情から、
リップシュタット戦役では貴族連合軍に与する。
しかし敗れてフェザーンに亡命し、『リップシュタット戦役史』を著すが、
文体の美しさだけに終始し、客観性に欠けるため出版を拒否され、
文人としてのプライドを傷つけられる。
そのためルビンスキーの陰謀に協力し、シューマッハと共にオーディンに潜入して、
先祖が新無憂宮の地下に築いた秘密通路を通って皇帝エルウィン・ヨーゼフ二世を誘拐。
同盟によって成立した銀河帝国正統政府の軍務省次官となるが、
「神々の黄昏」作戦後エルウィン・ヨーゼフ二世を連れて失踪。
後にエルウィン・ヨーゼフ二世に逃げられて精神錯乱を起こし、病院から同じ年齢の
男児の死体を盗み出して皇帝だと信じ込み、大事に護るが、ワーレン揮下の帝国兵に逮捕され、
精神病院に入る。
彼が妄念で綴ったエルウィン・ヨーゼフ二世の死の記録は、帝国軍を信用させてしまう程精緻であり、
おそらく彼の生涯における最高傑作。
ラインハルトは彼を「ヘボ詩人」と評価。
209 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/28 19:10
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ヒルデスハイム伯爵 ◆◆◆
皇帝フリードリヒ四世時代の青年貴族。
予備役少将。
リップシュタット戦役では貴族連合軍に与し、シュターデン大将の指揮下に入る。
しかしアルテナ星域会戦ではシュターデンの慎重さを優柔不断と罵り、他の青年貴族らとともに
シュターデンに積極攻勢を迫り、部隊の半分を指揮するが、血気に早って部隊の統率を取ろうともせず、
ミッターマイヤーの攻撃の前に自分でも気付かぬうちに戦死。
リップシュタット戦役において最初に戦死した大貴族。
(『流血の宇宙』)
210 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/28 19:12
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ レムシャイド伯爵 ◆◆◆
ヨッフェン・フォン・レムシャイド。
皇帝フリードリヒ四世治下のフェザーン駐在帝国高等弁務官。
フェザーン自治領主アドリアン・ルビンスキーの異名に対し、
「フェザーンの白狐」の異名を取る。
リップシュタット戦役後、名門貴族の矜持からラインハルトへの臣従を拒んで
フェザーンに亡命し、ルビンスキーに操られて同盟で銀河帝国正統政府を樹立し、
首相兼国務尚書となる。
しかし「神々の黄昏」作戦で帝国軍がフェザーンを通過して同盟領に侵入すると、
自身が選んだ正当政府閣僚たちに見放され、やがて同盟の無条件降伏により自害。
リップシュタット戦役で滅びた他の名門貴族たちのように、
その他大勢で終わらず歴史に名を残しただけマシだったかもしれないと思われる。
211 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/28 19:12
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ マールバッハ伯爵 ◆◆◆
ロイエンタールの母方の祖父。
事業に失敗して莫大な借金を背負い、ロイエンタールの父に肩代わりしてもらうため、
娘レオノラをロイエンタールの父に嫁がせ、オスカー・フォン・ロイエンタールの誕生となる。
しかし、身分の低い(帝国騎士)夫を見下していたレオノラは、夫の金で遊興三昧の生活を送り、
ついには生活力の無い美男子を愛人にするが、これがロイエンタール家二代におよぶ悲劇の発端となる。
212 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/28 19:13
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ルーゲ伯爵 ◆◆◆
皇帝フリードリヒ四世治下の司法尚書。
財務尚書カストロプ公の公金横領を摘発しようとするが、カストロプ公の権力と
巧みな謀略によって逃げられ、「見事な奇術!」と皮肉る。
213 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/28 19:15
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ヘルクスハイマー伯爵 ◆◆◆
リッテンハイム侯の一門。
アンネローゼの友人・シャフハウゼン子爵家の鉱山の採掘権を狙って決闘を申し込む。
腕の立つ決闘者たちを買収して有利な状況を得るが、ラインハルトがシャフハウゼン子爵家
の決闘者となり、また皇帝フリードリヒ四世の勅命によって決闘そのものが中止され、
鉱山採掘権はシャフハウゼン子爵と折半となる(『決闘者』)。
その後リッテンハイム侯の命により、政敵ブラウンシュヴァイク公の弱みを探るが、その結果
ブラウンシュヴァイク公のみならず、リッテンハイム侯まで共倒れになる重大な秘密を探り当てたため、
口封じを図ったリッテンハイム侯により家族もろとも殺されかかれ、かろうじて難を逃れるが、
妻は毒殺される。
そして自身も失脚し、軍事機密である志向性ゼッフル粒子の試作品を持って同盟への亡命を図る。
しかし同盟領に入って安心しきったところで、ラインハルトの指揮する巡航艦に追いつかれ、
カプセルでの脱出を図るが、慌てていたために脱出用カプセルの減圧に失敗し、
間抜けな窒息死をする(『奪還者』)。
214 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/28 19:16
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ボーデンドルフ伯爵夫人 ◆◆◆
幼帝カザリン・ケートヘンの母の伯母。
姪がペクニッツ子爵と結婚し、カザリン・ケートヘンを出産。
215 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/28 19:17
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ミュッケンベルガー伯爵夫人 ◆◆◆
ウィルヘルム・フォン・ミュッケンベルガー。
第二次ティアマト会戦時の帝国軍中将。
当時の軍務尚書ケルトリング元帥の甥。
第二次ティアマト会戦では、ブルース・アッシュビーを憎んで病死した
ケルトリング元帥の仇を撃つべく奮戦したが、「730年マフィア」の一人、
ジョン・ドリンカー・コープ中将の攻勢を受けて戦死。
216 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/28 19:17
>>190 あそこまでの暴挙をしてカリスマを失わないとは帝国は余程オメデタイ
218 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/28 20:02
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ミュッケンベルガー伯爵 ◆◆◆
ウィルヘルム・フォン・ミュッケンベルガー。
第二次ティアマト会戦時の帝国軍中将。
当時の軍務尚書ケルトリング元帥の甥。
第二次ティアマト会戦では、ブルース・アッシュビーを憎んで病死した
ケルトリング元帥の仇を撃つべく奮戦したが、「730年マフィア」の一人、
ジョン・ドリンカー・コープ中将の攻勢を受けて戦死。
219 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/28 20:05
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ゾンネンフェルス伯爵 ◆◆◆
エドマンド・フォン・ゾンネンフェルス。
皇帝オトフリート四世(オトフリート強精帝)時代の帝国元帥。
自由惑星同盟との戦いで活躍。
結婚運に恵まれず、四回結婚したが、四回とも妻に先立たれ、しかもその四人の妻が
全てオトフリート四世の皇女であった。
220 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/28 20:08
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ゾンネンフェルス伯爵 ◆◆◆
エドマンド・フォン・ゾンネンフェルス。
皇帝オトフリート四世(オトフリート強精帝)時代の帝国元帥。
自由惑星同盟との戦いで活躍。
結婚運に恵まれず、四回結婚したが、四回とも妻に先立たれ、しかもその四人の妻が
全てオトフリート四世の皇女であった。
222 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/29 17:06
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ アイゼンフート伯爵 ◆◆◆
ヨハン・ディートリッヒ・フォン・アイゼンフート。
皇帝フリードリヒ四世治下の典礼尚書。
名誉職である典礼尚書の地位を得るために30年の運動期間と莫大な私財を投じた。
閣議ではいつも端然と座したまま熟睡する。
ベーネミュンデ侯爵夫人の罪を糾弾し、自裁を勧めるが、これが人生最大の責務となり、
果たし終えると呼吸が苦しくなり、その後の展開を確認するどころではなくなる。
223 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/29 17:07
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ シャーヘン伯爵 ◆◆◆
皇帝フリードリヒ四世治下の皇宮警察本部長。
ベーネミュンデ侯爵夫人の自裁に立会い、毒入りワインを強制的に飲ませる。
224 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/29 17:08
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ハルテンベルク伯爵 ◆◆◆
エーリッヒ・フォン・ハルテンベルク。
皇帝フリードリヒ四世治下の内務省警察総局次長。
「法律知識が礼服を着ている」と評される堅物。
妹エリザベートの婚約者カール・マチアス・フォン・フォルゲンの麻薬密売を知り、
カール・マチアスの長兄フォルゲン伯と謀ってカール・マチアスを戦死させる。
その後、ふさぎ込んだ妹を、帝国に逆亡命してきたリューネブルクと娶わせるが、
やがて陰謀の真相を知った妹に殺害される。
225 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/29 17:09
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ フォルゲン伯爵 ◆◆◆
カール・マチアス・フォン・フォルゲンの長兄。
軍部に影響力を持ち、麻薬密売に手を染めた末弟カール・マチアスを、
ハルテンベルク伯と謀って戦死させ、証拠を隠滅。
226 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/29 17:10
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ リューデリッツ伯爵 ◆◆◆
セバスティアン・フォン・リューデリッツ。
皇帝オトフリート五世の重臣。
イゼルローン要塞を建設。
軍人であったが、「戦えば必ず負ける」と言われたほど勝利に縁遠かった。
ただし、土木や補給など「理論通りにできる任務」では功績あり。
イゼルローン要塞建設の功績を残すが、予算がオーバーしたためにオトフリート五世の
怒りを買い、自裁させられる。
227 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/29 17:10
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ハーン伯爵 ◆◆◆
フランツ・オットー皇太子の忠臣。
国務尚書。
ジギスムント二世(ジギスムント痴愚帝)が即位すると解任される。
228 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/29 17:12
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ブレンターノ伯爵 ◆◆◆
断絶した伯爵家。
ラインハルトが後継する伯爵家の候補の一つ。
229 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/29 17:13
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ エッシェンバッハ伯爵 ◆◆◆
断絶した伯爵家。
ラインハルトが後継する伯爵家の候補の一つ。
230 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/29 17:41
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ オッペンハイマー伯爵 ◆◆◆
皇帝フリードリヒ四世時代の軍人。
帝国軍大将。憲兵総監。
リッテンハイム侯の一門であったがリップシュタット戦役には加わらず、
ラインハルトに許されるが、その直後にラインハルトの関心を買おうとして名画を贈り、
間抜けにも贈賄罪に問われて処断される。
ブラウンシュヴァイク公の側近であったシュトライトが許されたことを叫んで許しを求めるが、
「卿には惜しむべき何ものも無い!」
とラインハルトに切り捨てられる。
彼の処断によって、ラインハルトはケスラーの憲兵総監登用と、憲兵本部の改革を決断。
231 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/29 17:42
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ファルストロング伯爵 ◆◆◆
エルンスト・ファルストロング。
銀河帝国初代内務尚書。
国家保安局長を兼任し、「劣悪遺伝子排除法」に基づいて身体障害者らを大量殺戮。
ルドルフ大帝に信任され、功績によって伯爵号を授けられるが、やがて自身も爆弾テロによって暗殺される。
死後、ルドルフ大帝は「血のローラー」と呼ばれる弾圧を行い、二万人にのぼる容疑者を全員処刑。
貴族であるのに姓の前に「フォン(von)」が付かないのは、おそらく銀河帝国開闢当初で、
貴族制度自体がまだ確立していなかったからであると思われる。
232 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 17:44
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ シャフハウゼン子爵 ◆◆◆
アンネローゼの友人ドロテーア・フォン・シャフハウゼンの夫。
平民出身のドロテーアとの結婚を認めてもらうため、宮内省や典礼省に少なからぬ賄賂を送り、
そのためシャフハウゼン子爵家の資産は半減したと言われる。
善良な人物で、宮廷にはほとんど出入りせず、薬用植物の栽培と旅行記の読書が趣味。
自身の領地の鉱山の採掘権を巡ってヘルクスハイマー伯に因縁を付けられ、決闘を挑まれるが、
ラインハルトの活躍と、アンネローゼの懇請を受け入れた皇帝フリードリヒ四世の裁定により、
採掘権の半分を保障される。
その後、もう半分の権利を得たヘルクスハイマー伯が失脚し、同盟への亡命を図って死亡したため、
採掘権は戻ったと思われるが不明。
233 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 17:47
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ゲルラッハ子爵 ◆◆◆
皇帝フリードリヒ四世治下の財務尚書。
貴族社会における数少ない能吏で、国務尚書リヒテンラーデ侯に信任される。
フリードリヒ四世没後、リップシュタト戦役時にリヒテンラーデ公が帝国宰相に
就任すると副宰相となり、爵位も伯爵に上る。
リップシュタット戦役後、リヒテンラーデ一族が粛清されると、副宰相を辞任して赦され、
隠居する。
しかし皇帝エルウィン・ヨーゼフ二世が誘拐されると、ラインハルトに冤罪を着せられて処刑される。
ラインハルトが「開闢以来の廷臣」と呼んでいることから、おそらく子爵家の中では
ゴールデンバウム王朝開闢以来続いている名門貴族と思われる。
234 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 17:48
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ クラインゲルト子爵 ◆◆◆
皇帝フリードリヒ四世時代の辺境の領主。
善良な人柄で領民をいたわり、領民たちから慕われる。
同盟軍が侵攻してくると、ケスラーに協力して軍需物資を引き上げるが、自身は領地に残る。
(『愁雨来たりなば』)
235 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 17:49
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ペクニッツ子爵 ◆◆◆
ユルゲン・オファー・フォン・ペクニッツ。
ゴールデンバウム王朝最後の皇帝カザリン・ケートヘンの父。
ボーデンドルフ伯爵夫人の姪と結婚し、一人娘カザリン・ケートヘンが生まれる。
象牙細工の蒐集が趣味で、そのために借金を背負うが、娘カザリン・ケートヘンが
ラインハルトに擁立されて皇帝となったため借金を肩代わりしてもらい、爵位も公爵に上る。
バーミリオン会戦後、カザリン・ケートヘン女帝の親権者として女帝の退位宣言書、
ラインハルトへの譲位勅令、退位後のカザリン・ケートヘンへの年金支給証明書に署名。
なお、エルウィン・ヨーゼフ二世時代にはカザリン・ケートヘンは「先々帝ルードヴィッヒ三世の第三皇女の孫」
とされていたが、「ルードヴィッヒ三世」なる皇帝は存在せず、「先々帝」とは皇帝フリードリヒ四世の
父オトフリート五世と思われる。
そのためペクニッツ子爵自身か、もしくはその妻がオトフリート五世の第三皇女の子であると思われるが、真相は不明。
236 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 17:50
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ モーデル子爵 ◆◆◆
リッテンハイム侯に近い貴族。
リップシュタット戦役では貴族連合軍に与する。
嫡子コンラートは幼年学校に在学中であったがリップシュタット戦役に参加させられ、
上等兵待遇でガルミッシュ要塞に配属される。
しかしキフォイザー星域会戦で敗れたリッテンハイム侯によってコンラートの乗艦が砲撃され、
負傷した副長コンラート・リンザー大尉を救助。
その後、アンネローゼの取り成しによってコンラートは許され、アンネローゼに従卒として仕える。
237 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 17:51
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ シェッツラー子爵 ◆◆◆
レムシャイド伯が主宰した「銀河帝国正統政府」の財務尚書。
「神々の黄昏」作戦で同盟が敗れると、レムシャイド伯を見限って失踪。
その後、同盟が滅びると新領土総督ロイエンタール元帥に逮捕される。
238 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 17:53
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ヘルダー子爵 ◆◆◆
レムシャイド伯が主宰した「銀河帝国正統政府」の司法尚書。
「神々の黄昏」作戦で同盟が敗れると、レムシャイド伯を見限って失踪。
その後、同盟が滅びると新領土総督ロイエンタール元帥に逮捕される。
239 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 17:57
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ノルデン子爵 ◆◆◆
皇帝フリードリヒ四世時代の軍人。
帝国軍少将。
第二次ティアマト会戦では中将であったラインハルトの参謀長。
同盟軍のホーランド中将の猛攻を見てラインハルトに撤退を進言。
ラインハルトより敵の猛攻が狂騒に過ぎずないと諭されるが、机上の空論だと断定し、
たしなめるような口調で再度撤退を主張したため、ラインハルトに叱責される。
その直後、ラインハルトの予測通り大勝したため、自信喪失。
キルヒアイスからも同情はされたが、所詮役立たずと評価される。
(『第三次ティアマト会戦』)
240 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 18:00
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ グリンメルスハウゼン子爵 ◆◆◆
リヒャルト・フォン・グリンメルスハウゼン。
もとは子爵家の三男だったが、二人の兄が戦死したため、子爵家を継ぐ。
帝国軍中将。
若い頃は大公時代の皇帝フリードリヒ四世の侍従武官を務め、女の世話などをしていたので
皇帝フリードリヒ四世にとって友人のような存在となる。
軍人としては無能だが、76歳の高齢になっても軍の第一線から退こうとせず、皇帝の好意で許されているため、
軍首脳部は迷惑ながらも忌避できず。
ヴァンフリート星域会戦では1個艦隊1万数千隻を指揮するが、予備戦力として待機を命じられ、
部下であったラインハルトの進言により、地上戦に突入。
ラインハルトとリューネブルクの活躍により、同盟軍の『薔薇の騎士』連隊を破り、
シンクレア・セレブレッゼ中将を捕らえる。
戦後、皇帝フリードリヒ四世の好意により大将に昇進するが、
軍務省高等参事官・宮廷顧問として閑職にまわる。
自他ともに認める無能者であるため、かえって貴族社会における様々な陰謀の
秘密を知ることができ、その全てを克明に記録。
ハルテンベルク伯とフォルゲン伯によるカール・マチアス・フォン・フォルゲン謀殺の陰謀を、
かつてのカール・マチアスの婚約者であったリューネブルク夫人エリザベートに明かし、
自ら決着をつけさせる。
ラインハルトに好意的であり、自身が記録した貴族社会の陰謀の秘密をラインハルトに委ねようとする。
ラインハルトとケスラーを出会わせるが、彼の死後ケスラーは辺境に転属させられる。
(『千億の星 千億の光』)
241 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 18:01
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ カルテナー子爵 ◆◆◆
皇帝フリードリヒ四世の侍従次長。
ベーネミュンデ侯爵夫人の自裁に立ち会う。
242 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 18:03
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ コルプト子爵 ◆◆◆
皇帝フリードリヒ四世時代の青年貴族。
ブラウンシュヴァイク公の一門で、従兄弟の息子。
ブラウンシュヴァイク公によるクロプシュトック侯討伐に参加。
同じく参加した弟(大尉)が軍規を犯して民間人を殺害したためミッターマイヤーに射殺されると、
ブラウンシュヴァイク公と軍務尚書エーレンベルク元帥との取引により、第四次ティアマト会戦に
参加してミッターマイヤーの暗殺を謀る。
しかし、会戦直前にわざわざミッターマイヤーに宣戦布告し、ロイエンタールにやり込められてみっともなく逃走。
惑星レグニッツァでの戦闘で戦艦を指揮し、ミッターマイヤーの乗艦を背後から攻撃するが、あっさりかわされて
反撃され、逃走したところを同盟軍に攻撃されて戦死。
(『わが征くは星の大海』)
243 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 18:13
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ナウガルト子爵 ◆◆◆
皇帝ジギスムント二世(ジギスムント痴愚帝)の側近。
ジギスムント二世が即位すると、それまで軍人としてはのべ500人しか指揮したことが
無かったにも関わらず、帝国元帥・軍務尚書・公爵となる。
ジギスムント二世の悪事に協力して私腹を肥やすが、後にクーデターを起こして父帝を
退位させたオトフリート皇太子(オトフリート再建帝)により処刑される。
244 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 18:15
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ エックハルト子爵 ◆◆◆
オトフリート一世治下の皇帝政務秘書官。
銀河帝国史上最初の奸臣。
オトフリート一世のスケジュール一切を管理し、絶大な権力を得て国政を壟断。
若い頃は引き締まった体をしていたが、やがて権力を恣にすると大いに肥満する。
オトフリート一世が没し、カスパーが即位すると、爵位も伯爵に上り、引き続き国政を壟断する。
しかし、皇帝カスパーが同姓愛者で、カストラートのフロリアン少年を寵愛したため、
自分の娘との結婚を拒否される。
他のことではいつも言いなりになるカスパーが、結婚についてだけは頑として拒否したため、
邪魔者のフロリアン少年の殺害を謀るが、そのために宮廷に乗り込んできたところをリスナー男爵の
率いる一隊に射殺される。
その後、皇帝カスパーは退位宣言書を残してフロリアン少年と莫大な宝石を伴って失踪。
245 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 18:16
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ライファイゼン子爵 ◆◆◆
皇帝フリードリヒ四世時代の軍人。
帝国軍大佐。
息子のカールが幼年学校在学中に事故死するが、管理責任を恐れた
校長シュテーガー中将により、殺人事件にすり替えられる。
カールの葬儀の席で、捜査を担当するラインハルトに息子の仇討ちを懇請する。
(『朝の夢 夜の歌』)
246 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 18:18
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ヴェストパーレ男爵夫人 ◆◆◆
マグダレーナ・フォン・ヴェストパーレ。
女性でありながら、自身が男爵家の当主。
アンネローゼの数少ない友人。
歴然たる美女であり、頭脳明晰の才媛であり、運動神経も抜群で射撃や乗馬の腕前も並みの男より優れているが、
同時に男漁りの好きな女傑。
生活力の無い芸術家の卵たちを支援し、同時に彼らを自身の愛人とし、曜日によって相手にする男を替えると言われている。
そのため同じく芸術家でもあるメックリンガーとも親しく、ラインハルトが大将であった頃には
メックリンガーがラインハルトに仕えるための仲介役を果たす。
ヒルダの母がヴェストパーレ男爵家の経営する学校で教師をしていた関係から、
マリーンドルフ伯爵家とも親しい。
247 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 18:23
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ フレーゲル男爵 ◆◆◆
フリードリヒ四世時代の青年貴族。
ブラウンシュヴァイク公の甥。
名門貴族の出身であることを誇り、寒門出身でありながら武勲で栄達するラインハルトに敵意を抱き、
ラインハルトと出くわす度に喧嘩を売るような挑発行為を重ねる。
予備役少将であったが、ブラウンシュヴァイク公によるクロプシュトック侯討伐に参加し、
中将に昇進。
ブラウンシュヴァイク公と軍務尚書エーレンベルク元帥との取引により、
第四次ティアマト星域会戦に参加して宇宙艦隊司令長官ミュッケンベルガー元帥を動かし、
ラインハルトを戦死に追い込もうとする。
しかし失敗するとミュッケンベルガー元帥を非難するが、逆に反論できないほどたしなめられる。
248 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 18:24
◆◆◆ フレーゲル男爵 ◆◆◆
(つづき)
リップシュタット戦役では貴族連合軍において青年貴族最強硬派の領袖となり、
ラインハルトの挑発に耐え切れず、総司令官メルカッツ上級大将の命令を無視して勝手に出撃。
そのためメルカッツより軍法会議を宣告されるが、逆にメルカッツを臆病者呼ばわりして罵倒し、
ブラウンシュヴァイク公や他の青年貴族たちの同情にうったえて自分を正当化。
これによってブラウンシュヴァイク公とメルカッツとの溝ができ、全軍を無謀な出撃へと追いやる。
ヴェスターラントの虐殺によってガイエスブルグ要塞が完全に孤立すると、
またも自暴自棄に陥って無謀な出撃を主張。
最後の戦いでは敗北を悟って、ラインハルト・ロイエンタール・ビッテンフェルトらに
身の程知らずの艦と艦の一騎打ちを挑むが拒否される。
ついには逃亡を勧めた参謀シューマッハ大佐に、自己陶酔の「滅びの美学」とやらを説いて見放され、
逆上してシューマッハを殺害しようとするが、他の艦員たちに射殺される。
しかしこの時の彼の死が、後のシューマッハの運命を決定することになる。
ラインハルトだけでなく平民のミッターマイヤーにも軽侮の念を持ち、
クロプシュトック侯討伐でミッターマイヤーがブラウンシュヴァイク公に投獄されると、
拷問係を使って虐待を楽しもうとするが、逆にあっさり反撃される。
口ほどにも無い男で、大したこともしていないのだが、ゴールデンバウム王朝末期
において大きな存在感を持つ。
ブラウンシュヴァイク公の付属物に過ぎない存在であったが、ブラウンシュヴァイク公が腐敗した貴族社会を
体現する人物ならば、その貴族社会における青年貴族の最も醜い部分を体現する人物であったと思われる。
「ブラウンシュヴァイク公が皇帝という虎の威を借る狐なら、フレーゲルなどはその狐の威を借る鼠ではないか。」(ラインハルト談)
249 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 18:25
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ シャイド男爵 ◆◆◆
フリードリヒ四世時代の青年貴族。
ブラウンシュヴァイク公の甥。
リップシュタット戦役において、伯父ブラウンシュヴァイク公の領地であるヴェスターラントの
統治を委任され、伯父のためにヴェスターラントにおける搾取と弾圧を強めたが、
そのため大規模な反乱を引き起こし、民衆に殺害される。
この事件によって逆上したブラウンシュヴァイク公がヴェスターラントに核攻撃を行って民衆を虐殺。
ラインハルトもこの攻撃を利用し、貴族連合軍の敗北を早める。
250 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 18:26
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ラートブルフ男爵 ◆◆◆
レムシャイド伯が主宰した「銀河帝国正統政府」の内務尚書。
「神々の黄昏」作戦時、敗北を悟り、酔った勢いで皇帝エルウィン・ヨーゼフを
ラインハルトに売り渡そうと発言したホージンガー男爵を大声で罵倒するが、
途中で適当な文句が思い浮かばず、言葉を失う。
結局同盟が敗れると、自身もレムシャイド伯を見限って失踪。
その後、同盟が滅びると新領土総督ロイエンタール元帥に逮捕される。
251 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 18:27
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ カルナップ男爵 ◆◆◆
レムシャイド伯が主宰した「銀河帝国正統政府」の内閣書記官長。
「神々の黄昏」作戦で同盟が敗れると、レムシャイド伯を見限って失踪。
その後、同盟が滅びると新領土総督ロイエンタール元帥に逮捕される。
252 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 18:28
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ホージンガー男爵 ◆◆◆
レムシャイド伯が主宰した「銀河帝国正統政府」の宮内尚書。
「神々の黄昏」作戦でラインハルト率いる帝国軍がフェザーン回廊を通過して
同盟領に侵入すると敗北を悟り、アルコールに溺れて皇帝エルウィン・ヨーゼフを
ラインハルトに売り渡そうと発言。
そのため内務尚書ラートブルフ男爵に罵倒されるが、自身も認める通り、
全員の内心を代弁したものと思われる。
同盟が敗れると、レムシャイド伯を見限って失踪。
その後、同盟が滅びると新領土総督ロイエンタール元帥に逮捕される。
253 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 18:39
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ キュンメル男爵 ◆◆◆
ハインリッヒ・フォン・キュンメル。
マリーンドルフ伯の甥。
幼少時より先天性代謝異常という病気に蝕まれ、療養生活を続ける。
男爵家の資産によって適切な治療が施され続けたため、青年期まで生き延びる。
「生きてきたというより、死なずにきた。」
しかし自身が何もせずに生涯を終え、自分の存在が人々から完全に忘れ去られることを恐れ、
愚行でもいいから何かをする欲求にかられて、地球教によるラインハルト暗殺計画を受け入れる。
マリーンドルフ伯を通じて皇帝ラインハルトの自邸への行幸を仰ぐが、ここでラインハルト爆殺を予告。
この時、ラインハルトが手でもてあそんでいたロケットに興味を持ち、自分に見せるように命ずるが、
ラインハルトに拒否されると関心が昂じ、強引に掴みかかって逆に殴り飛ばされ、
結果的にラインハルトは事なきを得る(『キュンメル事件』)。
自分の愚行が歴史に残るだろうと予測し、満足しながら死亡。
254 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 18:40
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ベルンハイム男爵 ◆◆◆
ローエングラム王朝初代宮内尚書。
ラインハルトとヒルダの結婚式を取り仕切り、証人となる。
ただし緊張し過ぎて声が震え、ラインハルトから
「落ち着け、卿が結婚するわけでもあるまいに。」とからかわれる。
255 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 18:41
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ハッセルバック男爵 ◆◆◆
ウェンツェル・フォン・ハッセルバック。
アンネローゼの友人シャフハウゼン子爵夫人の義弟。
すなわちシャフハウゼン子爵の実弟と思われる。
ローエングラム王朝が開闢すると、皇帝ラインハルトの侍従長となる。
後にロイエンタール反逆の噂に少なからず動揺し、それに気付いたラインハルトが自ら
地球教・ルビンスキーの陰謀に向かってしまう。
256 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 18:42
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ リスナー男爵 ◆◆◆
皇帝カスパー時代の貴族。
カスパーに命じられ、フロリアン少年を殺害しようと宮廷に乗り込んできた
奸臣エックハルト伯を、自ら指揮する一隊で射殺。
257 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 18:43
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ルーベン男爵 ◆◆◆
皇帝ジギスムント二世(ジギスムント痴愚帝)の側近。
財務尚書・公爵となり、ジギスムント二世の悪事に協力して私腹を肥やすが、
後にクーデターを起こして父帝を退位させたオトフリート皇太子(オトフリート再建帝)
により処刑される。
258 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 18:44
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ アイゼンエルツ男爵 ◆◆◆
フリードリヒ四世時代の貴族。
地方の小領主に過ぎなかったが、自身の妻を一年間に渡って皇帝フリードリヒ四世に愛人として提供したため、
皇帝より爵位を伯爵に上げられ、宮内尚書の座を与えられたといわれる。
ただし、噂であって真相は不明だが、なんの武勲も政治的功績も無いのに伯爵に上って閣僚に列したのは事実。
259 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 18:46
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ カイザーリング男爵 ◆◆◆
ミヒャエル・ジギスムント・フォン・カイザーリング。
フリードリヒ四世時代の軍人。
帝国軍中将。
アルレスハイム星域会戦で、自艦隊の兵士たちが麻薬中毒に陥って統制が取れなくなり、
同盟軍に惨敗。
軍法会議では敗戦の責任と麻薬問題とが糾弾されて有罪とされるが、皇帝フリードリヒ四世の
重病快癒による恩赦が行われ、少将へ降格のうえ、退役。
真相は、後方主任参謀バーゼル中将(当時は少将)が軍内部でサイオキシン麻薬を密売していたため、
禁断症状に陥った兵士たちの暴走が原因であったが、自身がかつてバーゼルの妻を愛していたため、
彼女の名誉を護るためにバーゼルが麻薬密売疑惑で摘発された際、偽証をして助けたため、
兵士たちへの麻薬汚染を拡大させてしまう。
その後、人工衛星クロイツナハVでキルヒアイスと出会い、説得を受けて自身の偽善を自覚し、
愛した女性(バーゼル退役中将の妻)を自ら射殺し、麻薬密売事件の全容解明に協力。
(『汚名』)
260 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 18:47
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ シェーンコップ男爵 ◆◆◆
同盟に亡命したワルター・フォン・シェーンコップ(同盟軍中将)の本家。
261 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 18:49
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ケーフェンヒラー男爵 ◆◆◆
クリストフ・フォン・ケーフェンヒラー。
第二次ティアマト会戦時の軍人。
帝国軍大佐。
かつては内務省官吏で地方行政が専門であったが、妻が伯爵家出身の新進建築家と不倫をして離婚を迫られ、
拒否するがついに妻が妊娠すると気が挫け、死ぬつもりで軍に入隊。
貴族向けの士官養成コースを通って短期間で大佐となり、ミヒャールゼン中将の下で勤務。
第二次ティアマト会戦ではコーゼル大将の艦隊司令部付情報参謀に転属となるが、
コーゼル大将が戦死すると同盟に降伏。
以後50年にわたり、捕虜として同盟軍のエコニア捕虜収容所で過ごす。
幾度も捕虜交換で帰国する機会を得るが、自分を裏切った妻とその愛人への復讐のため帰国を拒否し、
自分がまだ生存している事実だけを伝えることで、妻とその愛人が結婚できないようにする。
またこの間、帝国軍のミヒャールゼン提督暗殺事件、ジークマイスター提督の亡命事件について
独自に調査し、ついにはブルース・アッシュビー謀殺の疑惑に突き当たる。
統合作戦本部にアッシュビー謀殺の投書を続けたのは、彼であると思われるが、真相は不明。
しかしその結果、ヤン・ウェンリーによるアッシュビー謀殺疑惑の調査と、
エコニア捕虜収容所長コステア大佐の公金横領事件解明に繋がる。
エコニア捕虜収容所における暴動事件の調査に訪れたムライ中佐により、
事件解決への協力の謝礼として釈放され、年金受給資格を与えられるが、
ヤン・ウェンリーらと共にハイネセンへ向かう途中、心臓発作により死去。
(『螺旋迷宮』)
262 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 19:00
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ シュテーガー男爵 ◆◆◆
ゲアハルト・フォン・シュテーガー。
フリードリヒ四世時代の軍人。
帝国軍中将。幼年学校の校長。
事故死したカール・フォン・ライファイゼンを、管理責任を恐れて殺人事件に見せかけ、
その後ライファイゼンと同学年の次席ベルツを殺害し、赤緑色盲の首席ハーゼに罪を着せようとする。
学年三位の自分の孫を首席にするための陰謀であったが、ラインハルトに見破られる。
「儂は長年無能な上官に仕えた!」
と語ったが、この「無能な上官」とはハーゼの祖父であったと思われる。
(『朝の夢 夜の歌』)
263 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 19:02
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ミヒャールゼン男爵 ◆◆◆
第二次ティアマト会戦時の軍人。
帝国軍中将。
伯爵家の三男で、自身も男爵号を所有するが、親族との遺産相続を巡る醜い争いを経験し、
銀河帝国の崩壊を望む。
盟友ジークマイスター大将が同盟に亡命すると、ジークマイスターが作り上げた
諜報組織を受け継ぎ、帝国軍の機密情報を同盟側に流す。
この時期帝国軍の内部査察は決して甘くはなかったが、それをすり抜けて活動する手腕は見事。
ただし軍首脳部から疑惑を持たれ、第二次ティアマト会戦から数年後、
大将・軍務省高等参事官在任中に何者かによって暗殺される。
軍首脳部による粛清であったと思われるが、真相は不明。
264 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/29 19:03
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ アデナウアー男爵 ◆◆◆
フリードリヒ四世時代の軍人。
帝国軍大佐。
駆逐艦ハーメルンUの艦長。
男爵家の当主だが、門閥貴族とは程遠く、もとは商船の船長をしていたため、
平民や下級貴族に対する偏見とは無縁な人物。
中尉・航海長(?)として配属されたラインハルトに、専門家の意見を尊重すること、
偏見を持って人を見ないことなどの人生訓を教え、これがラインハルトの活躍に繋がる。
同盟軍の奇襲を受けて負傷し、傍にいたラインハルトに指揮権を委ねる。
そのため副長ベルトラム大尉とラインハルトとで指揮権を巡る争いとなるが、
ラインハルトの正しさを認めて指揮権を完全にラインハルトに一任。
イゼルローン要塞に帰投すると、ラインハルトの大尉への昇進を推薦。
(『反乱者』)
キャラで埋め尽くされている。
アムリッツァで非道なまでの焦土作戦を行ったラインハルトが
自分で手を下した訳でもないヴェスターラントのことを
トラウマにしていたのは何故でしょうか?
スレ違い
引き続き人名録をお楽しみください↓
>>266 (゚∀゚)では「こじつけ」。
原作とはやや表現が異なっているが、アニメでは
「大気圏下での熱核兵器の使用は、かつて地球が死に瀕した「十三日戦争」以来タブーとなっている』
という台詞をアンスバッハ准将は言っている。
この台詞から、十三日戦争以後、有人惑星での核兵器の使用は、
それ以後の人類史において全ての人々に絶対的なタブーとして認識されていたと考えられる。
熱核兵器による全ての生命の虐殺行為は、あの「ルドルフ大帝」でさえ使わなかった戦法ではないのか?
だとすれば、ラインハルトはあの「ルドルフ」でさえ忌避した戦法を黙認した自分を許せなくなった。
@アムリッツァでの帝国軍は焦土作戦をとったのに、
その星系の住民はラインハルトを恨まなかったのか。
(例え直接の反感は先ず同盟に向くとはいえ)
Aキルヒアイスはそういう戦法を好まないように思うが、
人民よりもラインハルトの勝利優先?
Bぶっちゃけ、「地上を核で攻撃したブラウンシュバイク公」と、
「それを見過ごしたラインハルト」はどっちが人民に恨まれる?
>>269 @を例えるなら帝国軍がイラクのフセイン政権で
同盟軍がイラク人民を解放しに来たアメリカ軍。
当初、イラク人民は解放軍としてアメリカ軍を
歓迎したが後にフセイン政権の方がマシだと
思うようになる。
焦土作戦で相当数の餓死者が出たという記述が無いからなぁ。それほど非道とは感じない
焦土作戦とヴェスターラントの違いはインパクトかな。
ヴェスターラントのことも、テロリストに面と向かって糾弾されるまで
忘却のかなたに押しやってた風だし。
ラインハルトにとっては基本的に民衆は使い捨て。
>>269 (゚∀゚)
@アニメでは、物資の引き揚げはラインハルトではなく、辺境を守備していたケスラーが行っている。
また5世紀にわたって皇帝・貴族に対する一方的服従を強いられてきた帝国の民衆は、
全員が平民で構成される同盟軍を、解放軍として歓迎している描写がある。
よって帝国の民衆は、自分たちが歓迎していた軍が食料も与えてもらえず現地調達を行ったことに幻滅した。
そこにアムリッツァ会戦の前に、ラインハルトは非占領地の奪還と同時に、住民に食料の供与を命じている。
現代の人間ならともかく、5世紀にわたって支配されることに慣らされた帝国民衆には、
ラインハルトや帝国を恨むことはできなかった。
「食料やミルクを与えてくれる慈悲深い人に仕えるほうが楽」だという危険な結論を民衆は選んだのだ。
A結果的にそうなるが、同盟軍は焦土作戦を察知して戦わず撤退する選択肢もあった。
キルヒアイスとしては、同盟軍と民衆の良心に期待していたのかもしれない。
B普通、実行犯が恨まれる。
見過ごしたといっても、察知したからといって作戦を百パーセント防げる保証は無い。
つーか同盟には帝国軍がそういう作戦とってくるって考えたやつはおらんのか。
建前が重要な同盟と違って帝国だったらそんなことするのもあり得そうだろ。
今まで正面からぶつかってばかりで頭ボケてたのか?
>>274 あのフォークタンがそんなこと考えるわけが無いじゃないの。
実質彼以外の発言権が無かったから一緒
フォークタソが曲がりなりにもあの地位まで昇進したのが信じられん。
あそこまで酷いと戦闘に出くわしたら即死にそうだが、コネで前線を回避していたとか?
>>274 なぜ焦土作戦が成功すると思うのです?
占領地はわが同盟軍が見張っています。
帝国軍が我々の補給線を断つためには、大遠征軍の占領地の中に入らなくてはいけません。
もし帝国軍が襲ってきた時は、大遠征軍の総力をあげて撃滅し、
帝国全土に我が大遠征軍の力を見せつける決定的な場面となるでしょう。
銀河帝国の民衆は暴政の主である帝国軍が敗れたことに歓喜の叫びをあげ、
人間らしい真の生活と理想を手に入れるために少々の食糧不足など我慢できるはずです。
前線指揮官の方々はただ補給部隊を待つだけでよいのです。
いずれにしろ、それは予測でしかありません。
小官が予想するに帝国軍は大貴族の名誉にかけて、民主共和制の我が軍に挑んでくるはずです。
これは専制政治に対するハルマゲドンなのです。
我が軍には大義があります。
この大遠征は専制政治の暴圧に苦しむ銀河帝国250億の民衆を解放し救済する大義が・・・(以下略)
フォークタソキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
>>269 赤毛はAに反対していたよ
金髪もそれを知っていた
ただ、No.1とNo.2の意見が食い違うと組織上不味いわけで
それを、赤毛は承知していた。
なおそこらの事情を踏まえた上で
269氏が言っているなら
その通りとしかいえない
これは、道原マンガのみの発言だとは思うが
金「おまえはやさしいな。」
赤『私はラインハルト様と安ねローゼ様の為なら・・・』
ってあったと思う
>>280 >ただ、No.1とNo.2の意見が食い違うと組織上不味いわけで
>それを、赤毛は承知していた。
こんな描写あったか?どっちかというと
>>269の
>人民よりもラインハルトの勝利優先?
の方が近い気がするが。
>>281 >人民よりもラインハルトの勝利優先
これはあくまで結果であって、そこに至る理由が、
>No.1とNo.2の意見が食い違うと組織上不味い
ということだと思う。
>>282 えーと、描写があったかってことが訊きたいんだが・・・。
イマイチ乗り気では無かったのは記述にあるぞ
285 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/31 09:54
>>284 あのテの作戦にノリノリというヤツはあまりいないと思うが。
出てこなかっただけで、双璧もビッテン他も似たようなことをいうだろう。
ラインハルトにしても、「勝つためだ」と言い訳くさいコトを言っているのだから、
割り切ってはいても、内心同じ。
帝国と同盟、立場が逆だったら、ラインハルトは焦土作戦に対して、どう思い、
どう対処しただろうねぇ。
sage
287 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 10:43
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】の続きを行いますが、今度は爵位不明の貴族を列挙します。
これはラインハルトの言動によって明らかに爵位を有する貴族であると判るもの、就いている官職や時代背景から、おそらく貴族であると思われるものなどです。
基本的には登場時の官職名や軍の階級で表しますが、場合によってはローエングラム王朝にまたがるものもあります。
>>283 キルヒアイスが積極的に反対しなかった理由なんてどこにも書いてないよ。
だから全部推測に過ぎないが、ある程度蓋然性はあるだろう。
そんなことより、人民よりラインハルトを取ったのは手段であって
目的ではないということを言いたかった。
「ラインハルト様だから」というだけで人民を犠牲にするような奴じゃないだろう。
289 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 10:52
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ オーベルシュタイン大佐 ◆◆◆
パウル・フォン・オーベルシュタイン。
生まれつき目が見えず、光コンピューターを組み込んだ義眼に頼る。
もし帝国の初期に生まれていれば、劣悪遺伝子排除法によって処刑されていたのは確実。
そして今なお帝国では先天的に身体に異常がある者を軽侮する風潮があるため、
貴族でありながらゴールデンバウム王朝を憎悪する。
有能な軍官僚であり、優れた戦略家・政略家であったが、他人の心情を斟酌せずに
正論をぶつけるため、大抵の人からは嫌われる。
イゼルローン要塞駐留艦隊の幕僚在任時にヤン・ウェンリーによるイゼルローン攻略に遭い、
駐留艦隊司令官ゼークト大将に様々な進言をするが、ついにはゼークトに嫌われて遠ざけられ、
独断で戦場を離脱。
その後、イゼルローン失陥の責任を取らされるところ、ラインハルトに忠誠を誓い、
許されてラインハルトの参謀となる。
イゼルローン失陥後、准将に昇進してラインハルトの参謀長兼元帥府事務局長に就任。
アムリッツァ会戦後、中将に二階級特進して宇宙艦隊総参謀長に就任。
リップシュタット戦役後、上級大将に二階級特進して宇宙艦隊総参謀長兼統帥本部総長代理に就任。
「神々の黄昏」作戦後、ローエングラム王朝が開闢すると帝国元帥・初代軍務尚書に就任する。
290 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 10:54
◆◆◆ オーベルシュタイン大佐 ◆◆◆
(つづき)
ラインハルトの覇業の陰の部分を担当し、様々な謀略を張り巡らしてアムリッツァ会戦、
自由惑星同盟における軍事クーデター、リップシュタット戦役、「神々の黄昏」作戦
などを成功させ、後には隠れ続けていたフェザーン自治領主アドリアン・ルビンスキーを捕らえる。
ナンバー2不要論を唱え、キルヒアイスの存在を危険視。
そのためラインハルトとキルヒアイスの亀裂を招き、ラインハルトからも嫌われるが、
それでも重用され続ける。
諜報工作のため、ゴールデンバウム王朝で内務省社会秩序維持局長であった
ハイドリッヒ・ラングを登用し、内務省内国安全保障局長に就任させるが、
そのため地球教とルビンスキーによるロイエンタール反逆の陰謀を成功させてしまう失態もあり。
ラインハルトの病没に先立ち、地球教の最後のテロ部隊をおびき出して殲滅させるが、
そのため自身も爆殺される。
「光には影が付き従う」という言葉通り、常に光であるラインハルトの影であり続けた。
291 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 10:55
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ブラッケ民政尚書 ◆◆◆
カール・ブラッケ。
開明派の貴族。
盟友オイゲン・リヒターと共に帝国の改革を志し、貴族の象徴である姓の前の
「フォン(von)」を外して平民を救う側の立場を取る。
ラインハルトに協力し、その覇業を助ける一方、開明的な政策を実行。
ローエングラム王朝初代民政尚書に就任。
292 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 10:56
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ リヒター財務尚書 ◆◆◆
オイゲン・リヒター。
開明派の貴族。
盟友カール・ブラッケと共に帝国の改革を志し、貴族の象徴である姓の前の
「フォン(von)」を外して平民を救う側の立場を取る。
ラインハルトに協力し、その覇業を助ける一方、開明的な政策を実行。
ローエングラム王朝初代財務尚書に就任。
ただし皇帝ラインハルトによる度重なる出征には、財務尚書としての立場から
予算の浪費であるとの警鐘を鳴らす。
293 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 10:57
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ フレーゲル内務尚書 ◆◆◆
フリードリヒ四世治下の内務尚書。
ラインハルトの元帥杖授与式に参列。
ブラウンシュヴァイク公の甥フレーゲル男爵の父親?
294 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 10:58
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ルンプ司法尚書 ◆◆◆
フリードリヒ四世治下の司法尚書。
ラインハルトの元帥杖授与式に参列。
295 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 10:59
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ウィルヘルミ科学尚書 ◆◆◆
フリードリヒ四世治下の科学尚書。
ラインハルトの元帥杖授与式に参列。
296 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 11:00
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ノイケルン宮内尚書 ◆◆◆
フリードリヒ四世治下の宮内尚書。
ラインハルトの元帥杖授与式に参列。
297 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 11:01
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ キールマンゼク内閣書記官長 ◆◆◆
フリードリヒ四世治下の内閣書記官長。
ラインハルトの元帥杖授与式に参列。
298 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/31 11:13
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ エーレンベルグ元帥 ◆◆◆
フリードリヒ四世治下における最後の軍務尚書。
帝国元帥。
クロプシュトック侯討伐時に、ミッターマイヤーが軍規を正すべくブラウンシュヴァイク公の一門の
青年貴族を射殺すると、ミッターマイヤーの処刑を求めるブラウンシュヴァイク公をなだめるため、
ブラウンシュヴァイク公を帝国元帥に推薦し、ミッターマイヤーを前線に移して戦死させる代わりに、
事件を不問にする取引を持ちかける。
ヤン・ウェンリーによってイゼルローン要塞を奪われると、責任を取ってシュタインホフ元帥、
ミュッケンベルガー元帥らと共に帝国軍三長官同時に国務尚書リヒテンラーデ侯に辞表を提出するが、
ラインハルトが皇帝に取り成しを求めたため慰留される。
リップシュタット戦役が始まると、ビッテンフェルトの率いる一隊によって軍務省を制圧され、
毅然とした態度でビッテンフェルトの非礼を批判するが、結局失脚。
いつも片目には古風な「片眼鏡(モノクル)」を付けている。
299 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 11:15
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ シュタインホフ元帥 ◆◆◆
フリードリヒ四世治下における最後の統帥本部総長。
帝国元帥。
ヤン・ウェンリーによってイゼルローン要塞を奪われると、誤報ではないかと疑う。
しかし真実であることが判明すると、責任を取ってエーレンベルク元帥、
ミュッケンベルガー元帥らと共に帝国軍三長官同時に国務尚書リヒテンラーデ侯に辞表を提出するが、
ラインハルトが皇帝に取り成しを求めたため慰留される。
リップシュタット戦役が始まると失脚。
>>288 ビッテンフェルトが処罰されそうになった時とか、ヴェスターラントの時とか、
批判するときにはしてるんだし、蓋然性は関係ないんじゃないのかな。
推測というが、その割りに妙に自信満々に
>>269に反論してたのが気になって。
俺も推測でいうが、
「内心批判的ではあるが、ラインハルトの勝利の為には多少の犠牲もやむなし」
これで十分だと思うが。
301 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 11:18
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ミュッケンベルガー元帥 ◆◆◆
グレゴール・フォン・ミュッケンベルガー。
フリードリヒ四世治下における最後の宇宙艦隊司令長官。
帝国元帥。
旗艦「ヴィルヘルミナ」。
第二次ティアマト会戦で戦死したウィルヘルム・フォン・ミュッケンベルガー中将(伯爵)の次男で、
士官学校を首席卒業。
初め、ラインハルトに非好意的であったが、後にはラインハルトの軍人としての実力を認める。
ヴァンフリート星域会戦、第六次イゼルローン攻防戦、第三次ティアマト会戦、
第四次ティアマト会戦で総司令官として指揮を取るが、アスターテ会戦と
アムリッツァ会戦ではラインハルトが指揮を取り、出番なし。
ヤン・ウェンリーによってイゼルローン要塞を奪われると、責任を取ってエーレンベルク元帥、
シュタインホフ元帥らと共に帝国軍三長官同時に国務尚書リヒテンラーデ侯に辞表を提出するが、
ラインハルトが皇帝に取り成しを求めたため慰留される。
実はイゼルローン駐留艦隊司令部唯一の生き残りであるオーベルシュタインに詰め腹を
切らせようとしたところ、ラインハルトがオーベルシュタインの赦免と自分の元帥府への
転属を願うため、その引き換えとして皇帝に三長官の取り成しを求めた。
アムリッツァ会戦後、ラインハルトが宇宙艦隊司令長官に就任したため、退役。
フリードリヒ四世が没し、エルウィン・ヨーゼフ二世が即位すると、ブラウンシュヴァイク公や
リッテンハイム侯から貴族連合軍に誘われるが、ラインハルトの天才ぶりを警告して拒否。
そのためリップシュタット戦役にはまったく参加せず、戦役後は許されたものと思われる。
302 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 11:20
◆◆◆ ミュッケンベルガー元帥 ◆◆◆
(つづき)
大将時代にはイゼルローン要塞司令官を務めたこともある。
典型的な貴族軍人で、ゴールデンバウム王朝の専制支配に忠誠篤く、毎年繰り返される無意味な
出兵に疑問を抱いたことは一度も無く、階級の権威を絶対視。
そのため階級の低い者には多少関心を向けることはあっても、情状を斟酌してやるつもりは全く無し。
部下に対しては決して暴君ではなかったが、かといって聖人君子でもなく、時には赴任してきた
ばかりの副官をすぐに更迭したこともしばしばあり。
なお、第四次ティアマト会戦直前に、彼のとばっちりを喰らって着任早々転属させられた、
「貴族出身の三十代半ばの大佐で、生活や食事になんら支障は無いはずなのに何故か栄養の悪そうな顔で、
まだ若いくせに髪の色が自分と同じ半白で、義眼のせいで目つきが悪いが同情する気にもなれない」次席副官は、
おそらくオーベルシュタインであると思われる。
威風堂々たる軍人だが、ラインハルトの評価では「堂々たるだけだ」。
またラインハルトが偏見をもって眺める程無能でも無かったが、ヴァンフリート星域会戦では皇帝の
意向によるグリンメルスハウゼン中将(子爵)の取り扱い、第六次イゼルローン攻防戦ではハルテンベルク伯
殺害事件によるリューネブルク少将の取り扱い、第四次ティアマト会戦ではブラウンシュヴァイク公の
圧力によるラインハルトを戦死させる陰謀と、その監視役フレーゲル男爵の相手など、常に貴族社会の
しがらみにも配慮しなければならず、戦闘のみに専念できなかったため、宇宙艦隊司令長官在任中は
実り少ない期間であったと思われる。
303 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 11:21
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ クラーゼン元帥 ◆◆◆
フリードリヒ四世治下における幕僚総監。
帝国元帥。
ラインハルトの元帥杖授与式に参列。
304 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 11:24
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ シュターデン中将 ◆◆◆
第六次イゼルローン攻防戦では少将で、宇宙艦隊総司令部の作戦参謀を務め、
ラインハルトの提出した作戦案をミュッケンベルガー元帥に伝える。
その後、中将に昇進し、アスターテ会戦に参加すると、敵の兵力が自軍の
二倍であることを知り、メルカッツら他の提督たちと共に総司令官ラインハルトに
「名誉ある撤退」を主張。
ラインハルトより各個撃破作戦を伝えられると、机上の空論だと反対するが、
ラインハルトの厳命に従わざるをえず、結果的に勝利し、大将に昇進。
戦術に関しては優れた理論家であったが、理論と現実が矛盾する時は理論を優先。
そのためかつて士官学校で戦術理論の教官をしていた時の教え子であった
ミッターマイヤーからは「理屈倒れのシュターデン」と揶揄される。
リップシュタット戦役では貴族連合軍に与し、総司令官メルカッツ上級大将への
対抗心から別働隊によるオーディン奪還を主張するが、現実に実行不可能である
という貴族連合軍の事情に気付かず、これがかえってブラウンシュヴァイク公と
リッテンハイム侯の分裂の端緒となってしまう。
結局初戦に勝つためだけに自ら一個艦隊を率いて出陣し、アルテナ星域で
ミッターマイヤーと対峙。
慎重に戦闘を運びたかったが、ヒルデスハイム伯ら配下の青年貴族たちから
優柔不断だと罵倒され、強硬に迫られて、已む無く攻撃に入るが、艦隊を
二分したためにミッターマイヤーに各個撃破され、また持病の胃痛が再発
したためレンテンベルグ要塞に逃げ込む。
レンテンベルグ要塞陥落後、ラインハルト軍に捕らえられるものの、
ラインハルト自身は面会する必要を認めず、存在を無視される(『流血の宇宙』)。
常に理論を優先しながら、自身が総責任者となった最後の戦いでは現実を優先せざるを得ず、
理論を棄てて大雑把な作戦しか取れずに敗北したのは皮肉と言える。
305 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 11:25
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ フォーゲル中将 ◆◆◆
メルカッツ大将やシュターデン中将らと共にアスターテ会戦に参加するが、
敵の兵力が自軍の二倍であることを知ると他の提督たちと共に総司令官ラインハルトに
「名誉ある撤退」を主張。
結局ラインハルトの厳命に従わざるをえず、結果的にはラインハルトの各個撃破作戦で勝利。
おそらくその後、大将に昇進したと思われる。
306 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 11:26
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ エルラッハ少将 ◆◆◆
メルカッツ大将やシュターデン中将らと共にアスターテ会戦に参加するが、
敵の兵力が自軍の二倍であることを知ると他の提督たちと共に総司令官ラインハルトに
「名誉ある撤退」を主張。
結局ラインハルトの厳命に従って各個撃破作戦に加わるが、最後の同盟軍第二艦隊
との戦いでヤン・ウェンリーによる側面逆進・背面展開をされると、ラインハルトの
命令を無視し、背後に迫る敵の面前で転回迎撃を試みるが、転回したところを攻撃されて戦死。
「自業自得だ!」(ラインハルト談)
307 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 11:27
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ラムスドルフ上級大将 ◆◆◆
フリードリヒ四世治下の近衛兵総監。
ラインハルトの元帥杖授与式に参列。
308 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 11:28
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ クラーマー大将 ◆◆◆
フリードリヒ四世治下の憲兵総監。
ラインハルトの元帥杖授与式に参列。
309 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 11:29
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ シュトックハウゼン大将 ◆◆◆
トーマ・フォン・シュトックハウゼン。
フリードリヒ四世治下のイゼルローン要塞司令官。
駐留艦隊司令官ゼークト大将とは職務柄犬猿の仲。
第六次イゼルローン攻防戦に参加。
ヤン・ウェンリーによるイゼルローン要塞攻略戦で、偽装作戦にまんまと騙されて
シェーンコップ大佐により人質にされる。
この時部下の一人が「司令官閣下は命より名誉を重んじる」とシェーンコップに
銃口を向けたが、「司令官閣下は過大評価されるのが迷惑そうだぜ。(シェーンコップ)」
と言われた通り、あっさり降伏して部下たちに武器を離すよう命令。
イゼルローン要塞を奪われ、自身も捕虜となる。
アムリッツァ会戦後の大規模な捕虜交換で帰国したと思われるが、消息不明。
310 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 11:30
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ゼークト大将 ◆◆◆
ハンス・ディートリッヒ・フォン・ゼークト。
フリードリヒ四世治下のイゼルローン駐留艦隊司令官。
要塞司令官シュトックハウゼン大将とは職務柄犬猿の仲。
第六次イゼルローン攻防戦に参加。
ヤン・ウェンリーによるイゼルローン要塞攻略戦で、シュトックハウゼンや
自身の幕僚オーベルシュタイン大佐の慎重論を無視して全艦出撃。
その後もオーベルシュタインの進言を無視し続け、ついにはオーベルシュタインを遠ざけ、
まんまとヤンに要塞を奪われる。
ヤンより降伏か撤退を勧告されるが、全艦玉砕を選び、トゥール・ハンマーを
旗艦に受けて「帝国万歳!」と叫んで戦死。
古風な軍人だが、「武人の名誉」にこだわって玉砕を宣言し、ヤンを激怒させる。
「怒気あって、真の勇気無き小人」(オーベルシュタイン談)
>>300 あ、
>>280は俺じゃないから。
んで、勝利のためには多少の犠牲もやむなしっていうのは間違っていないが、
二人の意見の相違が表面化すれば、組織にとってよい結果を生まず、
結果として勝利が遠ざかる恐れがあると考えたのではないかと。
そのあたりの危険性はロイエンタールがミッターマイヤーに語ってる。
>>311 スマソ。
ロイとミッが語ってたのは判るが、キルがそういうことを考えてた場面なんてないでしょう。
まるきり考えてなかっただろうとは言わないが、それ程重要視してただろうか。
むしろ彼は、No.2であることを利用して(悪い言い方だが)散々意見してるじゃないか。
ライのやり方に意義があれば遠慮無しに言う、キルはそういうスタンスをとっているように
見えるし、実際ヴェスターラントの際に険悪になったじゃん。
311でも312でもないが。
キルヒアイスはラインハルトへの反対意見を人前では
言わないようにしている。この辺りに311氏が言うところの
配慮が見える。
また、キルヒアイスは「これはイカン!」と思ったら、2人
きりの時に遠慮なく言うのは312氏のおっしゃる通り。
ただ焦土作戦に対しては2人の時に反対したか……というと、
小説の表記から2人の時にも反対しなかったように思える。
キルヒアイスの好みには合わないが、有効な戦法であると
認めたんだと思う。ついでに言えば、それに代わる戦法を彼が
思いつかなかったというのもあるんじゃないかな。
314 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 14:10
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ シャフト技術大将 ◆◆◆
アントン・ヒルマー・フォン・シャフト。
ゴールデンバウム王朝末期の帝国軍科学技術総監。
工学博士号と哲学博士号を持つ。
技術者としての能力だけでなく、上司の足を引っ張り、同僚を蹴落とし、
部下の台頭を押さえつけて科学技術総監の地位に昇り詰める。
技術将校として初の帝国元帥への昇進を目指す。
科学技術総監在任中に指向性ゼッフル粒子の開発に成功するが、それがほとんど唯一の功績であり、
リップシュタット戦役後には解任すべきとの風潮が高まる。
しかし後任が務まりそうな人物はあらかた彼によって追放されていたため、
解任後の科学技術部門の停滞を恐れたラインハルトにより、総監職に留められる。
フェザーンに動かされてガイエスブルグ要塞の移動を成功させ、ケンプとミュラーによる
ガイエスブルグ要塞でのイゼルローン攻略となる。
敗戦後、フェザーンに見限られ、これまでの軍事機密漏洩や収賄などの証拠が
ラインハルトに送られ、処断される。
贈賄以外、ほとんど全種類の汚職・不正行為に手を染めていた。
315 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 14:14
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ トゥルナイゼン中将 ◆◆◆
イザーク・フェルナンド・フォン・トゥルナイゼン。
旗艦「テオドリクス」。
ラインハルトの幼年学校での同級生。
首席のラインハルトに次ぐ優等生集団の一角を占め、幼年学校卒業後は士官学校に進学し、
俊英の名が高かったが、中途退学して前線に身を投じ、実戦指揮官や作戦参謀として武勲を重ねる。
リップシュタット戦役では貴族でありながらラインハルト側に付き、ケンプ艦隊で少なからぬ功績をあげる。
そのためリップシュタット戦役後にはラインハルト直属となり、「神々の黄昏」作戦では
ラインハルトの本営艦隊の分艦隊司令官の一人となる。
ラインハルトのような「英雄」「戦争の天才」を目指し、そのため戦場以外の場でも
必要以上に目立とうとし、ラインハルトに対して追従としかならない発言をする。
しかしバーミリオン星域会戦では武勲を立てる機会を焦がり、味方との協調を乱して、
ラインハルトの怒りを買う。
「大した勇者だ。声は遠くに届くのに、目は近くしか見えていない。忌避すべき輩ですな。」(オーベルシュタイン談)
会戦中、ヤン艦隊に包囲されると、他の提督たちの分艦隊が軒並み崩壊する中で、
防御で手一杯ながらかろうじて戦線を維持。
しかしこの時の失敗により、その後閑職にまわされ、著しく精彩を欠く。
ただし、大将には昇進できたと思われる。
316 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 14:16
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ プレスブルク中尉 ◆◆◆
フリードリヒ四世時代の青年貴族。軍人。
同盟軍に捕らえられ、惑星エコニアの捕虜収容所に入る。
貴族としての矜持と帝国軍人としての誇りがともに強く、帝国への帰国を切望。
そのため収容所参事官に就任したヤン・ウェンリーを陥れようとする収容所長
コステア大佐に唆され、人質を取って反乱事件を起こす。
しかしコステア大佐に騙され、砲撃を受けると、同じ収容所の長老格ケーフェンヒラー大佐(男爵)
によって秘密通路から逃れ、コステア大佐の陰謀をヤンとパトリチェフ大尉に白状する。
(『螺旋迷宮』)
「未だに母親の乳が恋しいらしいて」(ケーフェンヒラー談)
317 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 14:16
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ケッテラー元帥 ◆◆◆
フランツ・オットー皇太子の忠臣。
帝国元帥・軍務尚書。
ジギスムント二世(ジギスムント痴愚帝)が即位すると解任される。
318 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 14:17
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ファルケンホルン元帥 ◆◆◆
フリードリヒ三世治下の軍務尚書。
初め、ヘルベルト大公による同盟領侵攻を、「大規模な狩猟以上のものではない」
と否定的な見解をしめしたが、後に勅命により決定されると、皇帝の心象を損なわない
ためにも支持する側にまわる。
決して無能な人物ではなかったが、かといって有能でもなかった。
(『ダゴン星域会戦記』)
319 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 14:21
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ インゴルシュタット中将 ◆◆◆
ゴッドリーブ・フォン・インゴルシュタット。
フリードリヒ三世時代の軍人。
ヘルベルト大公の率いた同盟領侵攻軍総司令部の作戦参謀。
ヘルベルト大公の我儘や気まぐれに辟易する。
ダゴン星域会戦では、度重なるヘルベルト大公の命令変更に対応するため、
常に予備戦力を温存する作戦を立案するが、それが裏目にでてパッセンハイム中将が
戦死すると、ヘルベルト大公より衆人の前で無能者呼ばわりされて罵倒される。
敗戦後、軍法会議で全責任を押し付けられて処刑される。
既に自分でも処刑を覚悟していたため、裁判中一切の発言をせず、死刑確定後、
自分を弁護してくれたミュンツァー中将に深々と頭をさげたのが唯一の意志表示となる。
(『ダゴン星域会戦記』)
320 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 14:21
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ビューロー中将 ◆◆◆
フリードリヒ三世時代の軍人。
ダゴン星域会戦に参加。
(『ダゴン星域会戦記』)
321 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 14:22
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ アルレンシュタイン中将 ◆◆◆
フリードリヒ三世時代の軍人。
ダゴン星域会戦に参加。
(『ダゴン星域会戦記』)
322 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 14:23
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ハーゼンクレーバー中将 ◆◆◆
フリードリヒ三世時代の軍人。
インゴルシュタットの親友。
ダゴン星域会戦では同盟軍のアンドラーシュ中将の猛攻を受けて戦死。
(『ダゴン星域会戦記』)
323 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 14:24
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ パッセンハイム中将 ◆◆◆
フリードリヒ三世時代の軍人。
ダゴン星域会戦で敵と味方を誤認して戦死。
銀河帝国史上、初めて戦死した提督。
(『ダゴン星域会戦記』)
324 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 14:24
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ シュミードリン提督 ◆◆◆
フリードリヒ三世時代の軍人。
ダゴン星域会戦に参加。
(『ダゴン星域会戦記』)
325 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 14:25
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ カウフマン提督 ◆◆◆
フリードリヒ三世時代の軍人。
ダゴン星域会戦に参加し、予備戦力を率いた。
(『ダゴン星域会戦記』)
326 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 14:29
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ミュンツァー司法尚書 ◆◆◆
オスヴァルト・フォン・ミュンツァー。
マクシミリアン・ヨーゼフ二世(晴眼帝)の司法尚書。
もとは軍人で、ダゴン星域会戦敗戦後の軍法会議では中将・軍事法務官として、
敗戦の全責任を押し付けられたインゴルシュタットを弁護。
実はインゴルシュタットとは個人的に不仲で、お互い顔をみるのも嫌だと
公言する程であったため、軍首脳部からはインゴルシュタットを有罪に
するために弁護人に指名された。
しかし軍法会議では、不仲なはずのインゴルシュタットの無罪を主張し、
全力で弁護する。
結局インゴルシュタットの有罪が確定すると、せめて減刑を願うが虚しく拒否される。
インゴルシュタットの処刑後、自身も軍首脳部から忌避されて辺境に転属させられ、
その地で除隊させられる。
(『ダゴン星域会戦記』)
しかし軍法会議は秘密・非公開であったにも関わらず、インゴルシュタット弁護の
激しさはやがて一般の人々に漏れ、「糾弾者ミュンツァー」の名が広まると、
皇帝グスタフ(ヘルベルト大公の長兄)の死後即位したマクシミリアン・ヨーゼフ二世
(晴眼帝・ヘルベルト大公の次兄)に登用され、司法尚書として宮廷改革に尽くし、
謀略や暗殺が日常化していた国政を立て直す。
自由惑星同盟との戦いについては、「距離の暴虐」を唱えて反対の立場をとり、
マクシミリアン・ヨーゼフ二世治下では一度も出兵させず。
後に予備役上級大将となる。
マクシミリアン・ヨーゼフ二世没後、後を継いだコルネリアス一世
(元帥量産帝・マクシミリアン・ヨーゼフ二世の甥)にも引き続き重用されるが、
同盟領侵攻に反対し、聞き入れられないと引退。
コルネリアス一世から元帥号を与えられるが辞退。
327 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 14:32
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ケルトリング元帥 ◆◆◆
第二次ティアマト会戦時の軍務尚書。
長男ヘルマン、次男カール・ハインツをともに同盟軍のブルース・アッシュビー
との戦いで失い、アッシュビーを激しく憎悪する。
「生死は問わぬ!ブルース・アッシュビーなる叛徒の首を皇帝陛下の御前に据えよ!
この命を果たした者には人臣として望みうる限りの名誉と富貴が約束されるであろうぞ!」
と諸将を激励し、奮い立たせたが帝国軍はアッシュビーの前に敗戦を続け、
ついには第二次ティアマト会戦直前に心労から病に倒れる。
この時、見舞いに訪れたウィルヘルム・フォン・ミュッケンベルガー中将(伯爵)の手を握り、
「アッシュビーを倒せ!」と二度呟いて死亡。
328 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 14:33
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ツィーテン元帥 ◆◆◆
第二次ティアマト会戦時の宇宙艦隊司令長官。
実戦部隊よりも軍務省や統帥本部での勤務が長く、軍務尚書ケルトリング元帥が
病没した直後の第二次ティアマト会戦では、余程の失態が無ければ次期軍務尚書
の座は確実と目されていた。
しかし、七個艦隊5万6000隻を投入したものの、「涙すべき40分」と形容される大敗で
多くの将官を失ったため、おそらく軍務尚書就任の可能性は消え去ったと思われる。
329 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 14:33
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ シュリーター大将 ◆◆◆
第二次ティアマト会戦時の艦隊司令官の一人。
第二次ティアマト会戦で戦死。
330 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 14:34
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ カルテンボルン中将 ◆◆◆
第二次ティアマト会戦時の艦隊司令官の一人。
第二次ティアマト会戦では膠着した戦線を打破しようと突出したところを集中攻撃され、
僚友シュタイエルマルク中将が救援に向かったものの、虚しく戦死。
331 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 14:35
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ カイト中将 ◆◆◆
第二次ティアマト会戦時の艦隊司令官の一人。
自艦隊の副司令官パルヒヴィッツ少将が戦死したにも関わらず、幕僚たちの意見を無視し、
危険を冒して突出したため重傷を負い、自身の担当する方面の戦線を崩壊させる。
おそらくその後、「涙すべき40分」に戦死したと思われる。
332 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 14:36
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ パルヒヴィッツ少将 ◆◆◆
第二次ティアマト会戦時のカイト艦隊副司令官。
第二次ティアマト会戦でミュッケンベルガー中将、カルテンボルン中将に次いで戦死。
333 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 14:37
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ シュタイエルマルク中将 ◆◆◆
ハウザー・フォン・シュタイエルマルク。
第二次ティアマト会戦時の艦隊司令官の一人。
少壮気鋭の戦術家として知られ、第二次ティアマト会戦では敗戦による全軍崩壊の中、
ただ一個艦隊で殿軍を務め、味方を逃がす。
ブルース・アッシュビーが戦死すると、自身の名で弔電を打ち、味方から非難される。
大将の時、暗殺されたミヒャールゼン提督に軍務省で暗殺の直前に対面するが、
犯人ではないことが判明している。
貴族でありながら平民に対して隔意を抱いておらず、優秀な軍人でもあるため、
平民出身で貴族嫌いのコーゼル大将からも一目置かれ、おそらく第二次ティアマト会戦後
にコーゼル大将が担当する予定であった軍事機密漏洩問題について明かされていたと思われる。
しかし孤高な性格であったため世俗的な栄達が阻まれ、昇りつめたのは上級大将・軍務省次官
までであり、帝国元帥・帝国軍三長官には届かなかった。
334 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/31 14:45
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ブルッフ提督 ◆◆◆
皇帝オトフリート四世(強精帝)時代の軍人。
帝国元帥ゾンネンフェルス伯エドマンドの親友。
ゾンネンフェルス伯が死去した時、彼がオトフリート四世の皇女と四回も結婚させられたことに触れ、
「彼は皇帝のため才能、財産、精力のすべてを吸い上げられて死んだ」と発言し、この舌禍によって軍を追放された。
335 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/31 14:46
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ クライスト大将 ◆◆◆
フリードリヒ四世治下のイゼルローン要塞司令官。
職務柄、駐留艦隊司令官ヴァルテンベルク大将とは犬猿の仲。
第五次イゼルローン攻防戦では、同盟軍の並行追撃で敵艦隊と味方艦隊との
距離が接近していたため、トゥール・ハンマーが使えず通常の対空砲で応戦するが、
無人艦突入作戦を受けるに到ってやむなく味方の駐留艦隊ごと敵艦隊を
トゥール・ハンマーで砲撃し、同盟軍を撃退(『黄金の翼』)。
その後、軍首脳部に名を連ねていないことから、おそらく味方をも撃った点が尾をひき、
事実上軍を追放されたものと思われる。
336 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 14:48
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ヴァルテンベルク大将 ◆◆◆
フリードリヒ四世治下のイゼルローン要塞駐留艦隊司令官。
職務柄、要塞司令官クライスト大将とは犬猿の仲。
第五次イゼルローン攻防戦では、同盟軍の並行追撃で喰らい付かれ、共にトゥール・ハンマーの
射程内に入ってしまい、トゥール・ハンマーが使えない状態にしてしまう。
しかし、やがて危機感の高まった帝国軍が味方ごとトゥール・ハンマーで砲撃したため、
同盟軍を撃退(『黄金の翼』)。
その後、軍首脳部に名を連ねていないため、おそらくこの時自身もトゥール・ハンマーを
受けて戦死したか、あるいは味方を犠牲にせざるを得ない状況に陥った責任を取らされて
失脚したか、と思われる。
337 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 14:49
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ モーリッツ・フォン・ハーゼ ◆◆◆
幼年学校生。ラインハルトの二期下。
未成年であるため本人は帝国騎士だが、実家は爵位を有する貴族であると思われる。
祖父がシュテーガー校長(中将)のかつての上官。
赤緑色盲であるため本来軍への入隊は不可能だが、それを隠して幼年学校に入学。
しかしそれ故に、シュテーガー校長が外孫エーリッヒ・フォン・ヴァルブルクを
首席にするための陰謀によって殺人事件の濡れ衣を着せられる。
ラインハルトの捜査によって濡れ衣が晴れるものの、赤緑色盲である事実が
判明して退学となる。
(『朝の夢 夜の歌』)
338 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 14:50
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ ヨハン・ゴッドホルプ・フォン・ベルツ ◆◆◆
幼年学校生。ラインハルトの二期下。
最終学年で学年次席。
シュテーガー校長が外孫エーリッヒ・フォン・ヴァルブルクを首席にするための陰謀により、
校長に殺害される。
(『朝の夢 夜の歌』)
339 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 14:51
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ エーリッヒ・フォン・ヴァルブルク ◆◆◆
幼年学校生。ラインハルトの二期下。
最終学年で学年第三位。
父は戦死。母はシュテーガー校長(中将)の娘。
シュテーガー校長が自分を首席にするため、学年次席のヨハン・ゴッドホルプ・フォン・ベルツ
を殺害し、事故死した同級生カール・フォン・ライファイゼンを殺人事件にしたてあげる。
ラインハルトの捜査によって真相が判明すると、事件には直接関与しなかったものの、
犯人の校長が外祖父であることから、事実上幼年学校には在学不可能となる。
(『朝の夢 夜の歌』)
340 :
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg :04/05/31 14:52
【ゴールデンバウム王朝貴族名鑑】
◆◆◆ バーゼル中将 ◆◆◆
クリストフ・フォン・バーゼル。
フリードリヒ四世時代の軍人。
帝国軍中将。
アルレスハイム星域会戦時には少将で、カイザーリング中将(男爵)の艦隊
後方主任参謀を勤める。
軍内部、特にカイザーリング艦隊の将兵にサイオキシン麻薬を密売。
そのため一時麻薬疑惑によって憲兵隊に摘発されかかるが、妻がかつて
カイザーリング男爵が思いを寄せた女性であったため、カイザーリング男爵の
温情による偽の証言で無罪となる。
しかしそれゆえにアルレスハイム星域会戦では麻薬中毒に陥った兵士たちが
暴走して惨敗し、司令官カイザーリング男爵が更迭・降格されたうえ、軍を追放される。
その後も麻薬密売を続けるが、退役後、麻薬密売に気付いた妻が衛星クロイツナハVで
自首を促すものの拒否。
妻に証拠書類の焼却を命じるが、キルヒアイスとカイザーリング男爵によって阻止される。
(『汚名』)
>>315 最近、原作をよく読まずにトゥルナイゼンのことを「大将に昇進したものと思われる」とか「おそらく大将」などと書くやからが多いが、ノベルズ10巻62ページにはちゃんと
「年少の大将たちのうち、……トゥルナイゼンも、……いちじるしく精彩を欠く」
と明記されているぞ。
何にしてもこいつ大将にしたらダメなんじゃないのかい。
ただでさえ元帥やらがてんこ盛りなのに。
信賞必罰は武門の拠って立つところのはずなのにね。昇進なんてとんでもない、大佐に降格してもいいところだろう。
どっちかって言うと「ローエングラム王朝誕生記念」で昇進した感じかと。
あの時はみんな出世したんじゃないだろうか
というか、同盟・帝国通じて、降格したやつって物語中でダレかいたっけ?
降格以前に戦死するんだろうけど。
>>345 ロイエンタールは降格経験者。女の事でもめて決闘、しかしぶっとばした相手が悪かった。
あー三人と連続で決闘したってやつか。
トゥルナイゼンは降格するほどのミスではないだろう。
ミスはいい(トゥルナイゼン個人の責任ではなく総司令部の責任が大)にしてもその前の大言壮語があるからねー。
文官だが、「ローエングラム麻が滅びてもフェザーンは残る」といった奴がいるとチクった奴。
部下に頻繁に暴力を加えたヤン艦隊の誰か。
それでもドーソンよりは有能なんだろうな‥
>>349 大言壮語のミスで閑職にまわされたんだろ。
結果的にあのヤン艦隊を相手にして生き残ったんだから、たいしたもんだ。
フォークタソも降格されないこんな世の中じゃ
普通に「ろーえんぐらむちょう」で変換できない
>>350はにわかファン
>>351 ドーソンの無能を示すエピソードってあったっけ。
ヤン艦隊に全部のクーデターを鎮圧しろとか言ってなかったっけ。
あとアッテンボローやグリーンヒルに激しく低評価されてたような。
「彼は大将になったのさえおかしい程度の男だ」とかなんとか。
>>356 クーデターのときは結果オーライだったじゃんか。
戦略的に考えても、政情不安なときに首都に二個艦隊を保持する(万一ヤン艦隊が寝返っても優勢を保てる)という方針は間違いじゃないと思うし。
アッテンの評価は私情が入りまくりだからちょっと。
グリーンヒルの意見は確かに傾聴すべきか。
しかし人望が低いとはいえ事務能力に問題のない指揮官がトップに立って業務が滞る統合作戦本部ってゆー組織はどーよ。
トリューニヒトの好き勝手にするにはあの程度がちょうどよろしい。
>>355 (゚∀゚)
ドーソンは真面目というより小心で神経質な男だった。
(わざわざダストシュートのじゃがいもの量をはかる小役人タイプ)
ドーソンは私怨を忘れない人物。
(士官学校で席次が一番だけ上だった人物が部下にいた時にいびりぬいた)
軍部におけるトリューニヒト閥の中心人物。
(クブルスリーの統合作戦本部、ビュコックの幕僚人事、艦隊運用でことごとく邪魔をする)
フェザーン回廊から帝国軍が攻め込んだとき、何もできなかった。
(国防委員長からの命令や部下からの進言がないかぎり何もしようとしなかった。
自閉の檻にとじこもり、せまりくる破局から目をそむけつづけていた)
ドーソンは有事の人材じゃなかったようだけど
普段は目立って大きいミスはしなかったみたいだし
上がごそっと抜けたからね。
ドーソン本部長代理を評していわく
キャゼヌル「平和な時代ならともかくこの時代の人事としては最低の部類」
ビュコック「まだワシがやってた方がマシだったかも」
スーン・スールズカリッターの名前を間違って書く奴はいないのに、 キ ャ ゼ ル ヌ の名前を間違う奴がなんでこんなにいるんだ。
キャゼヌルポ
>>361 ビュコックは上司を選びそうだからなぁ。2割ほど引いて聞いておきましょ。
(「あんな奴の下で働くくらいなら、兼任しておけば好き勝手できたのに」ということ)
なんとかかんとかオリベイラをフルネームで覚えてる人いる?
>>367 よし記憶だけで書くぞ。
エンリケ・マルチノ・ボルジェス・デ・アランテス・エ・オリベイラ
どうかな?
もしかしてそれで合ってるんじゃね?
まこと記憶しているだけで尊敬に値するな。
371 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/01 10:55
>>341-349 トゥルナイゼンのことでこれだけ議論されたスレは今まであったかな?(w
>首席のラインハルトに次ぐ優等生集団の一角を占め、
ということは、キルヒアイスよりも成績が良かったってこと?
キルヒアイスは、幼年学校で事故死したライファイゼンと同じ「準優等生」だったんだよね?
下手すると、キルヒアイスを平民だというだけでイジメて、逆にブッ飛ばされたアホどもの一人?
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg は荒らしと認定しました アボーン推奨
認定?卿にはその権限も能力もないと思うが。
>>371 >ということは、キルヒアイスよりも成績が良かったってこと?
>キルヒアイスは、幼年学校で事故死したライファイゼンと同じ「準優等生」だったんだよね?
主席次席だけが優等生って訳じゃなし、きるぴーの方が成績良かったと考えたほうが自然かと。
>下手すると、キルヒアイスを平民だというだけでイジメて、逆にブッ飛ばされたアホどもの一人?
それもアリかも。返り討ちでボコられたから「あいつ等には逆らえねぇ(((( ;゚Д゚)))ガクブル」とかいうトラウマが
理由でリップシュタットでも逆らわなかったとかw
でも「優等生」って表現を拡大解釈すればその手の揉め事を起こす連中は優等生とは言わない…
ならラインハルトもキルヒアイスも優等生は言いがたいかw
優等生って素行の良い者を言うこともあるけど、この場合は「優等生」「準優等生」と序列が付いてるから、
素直に学業成績のことと考えていいんじゃないか?
それならばトゥルナイゼンの方が成績がよいということも十分あり得る。
「優等生」制度の成り立ちを考えると、「軍務省にとって涙すべき40分」のあと、それまでコネと情実で決められていた幼年学校の席次慣習を改め、下級貴族の息子でも成績さえよければ機械的に「優等生」の称号を与えるようになった、とも考えられるな。
それならケンカ大将でも「優等生」になれる。
白銀の谷によると
「キルヒアイスも優等生グループの一員に名を連ねていたがラインハルトと彼の間には
必死で学業にいそしむ努力家たちの群れが一個小隊ほど存在していた」
らしいからな。
まあ士官学校、幼年学校の主席が、
かならずしも名将じゃないからね。
ヤン「・・・・・・・・・・・・・・・。」
「中の下だった誰かさんとは大違いだ。」
「辞めてやる。今度こそ、誓って、ほんとうに辞めてやるぞ。」
>>373 どうせならコテハン使えよ
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg
本来「隔離スレ」のはずたったのにいつのまにか銀英伝第二スレみたいになってるからかな?
典礼尚書 ◆voMgUnrUgg
みたいなレスを本スレとかでやるとうざいということで
ここが出来たんじゃなかったっけ?
その通りだ。
結果、我が物顔でスレを独占したい奴が集まっているようだし、成功しているみたいだな。
キルヒアイスはラインハルトへの反感を抑えるため、わざと士官学校では手を抜いていた。
「こちら葬儀屋」
387 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/03 15:24
>>384 それはあり得んが、キルヒアイスってさほど成績が良くなかったんだな。
幼年学校の成績は上から30番目くらいだったからな。
それで21歳で上級大将になれたんだから、幾らラインハルトの引き立てが
あったとはいえすごいな。
でも、カストロプ鎮圧後は中将だったのに、その後どうやって二ランクも
上がったんだっけ?
アムリッツァが終わってから上級大将になったの。まぁ一番美味しいところ持っていったわけだし
他の連中も大将になったのさ
389 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/03 18:13
キルヒアイスはラインハルトが元帥になるまでの間、武勲を立てても昇進しなかったことが度々あったから、ラインハルトも二階級特進を二回もしてやったんだろう。
ラインハルトは一度の戦いで一階級昇進してたけど、それはキルヒアイスの補佐もあったからなのに、結局いつもラインハルトばかり目立って、キルヒアイスの昇進は功績に較べて遅いものだった。
>387
30番目ってのはどっから引っ張り出してきた数字なの?
原作にはキルヒアイスも優等生だったけど、首席のラインハルトとの
間には必死になって勉強する生徒のひと群がそんざいした……
みたいな書き方だったけど。
だから10位ぐらいをうろちょろしている感じかとオモタ。
30番じゃ、成績優秀とは言わないのでは。
391 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/04 10:01
白銀の谷によると
「キルヒアイスも優等生グループの一員に名を連ねていたがラインハルトと彼の間には
必死で学業にいそしむ努力家たちの群れが一個小隊ほど存在していた」
らしいからな。
1個小隊は、約30人。
>>390 三十番で優秀とはいわない?
帝国首都オーディンの幼年学校って、過疎地域の小学校ですか?
>>389 功績をラインハルトに集中させることによってラインハルトの昇進を早め、
後からラインハルトがキルヒアイスを引っ張り上げる作戦でしょう。
キルヒアイスはラインハルトにヴェスターラントの件で面と向かって批判して、
結果的に最悪?の結果を招いたわけだが、ラインハルトを反省させるなら
もっと他の言い方があったんちゃうんかと小一年(ry
395 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/15 10:25
キルヒアイス「アンネローゼ様が知ったらどう思われるかお考えください!」
>>395 いや、そのセリフならヴェスターラント以前に救援隊派遣への決断を促すために言わな
いと。文字通り「後の祭」状態で言っても、「どーしよーもなかったんねん!」と逆ギレさせる
だけでしょう。
>ラインハルトを反省させるなら
何も言わず、悲しそうに見つめるってのは?(w) まあ、もう少し歳食っていたら、そうした
かもしれんなぁ。
言葉で非難してしまったのは、やはり若さゆえだろう。
キルヒアイスがいないとあんなに簡単にオーベルシュタインにのせられるんだなラインハルトは。
キルヒアイスがいなくなった3巻以降はむしろそうでもないのに。
>>397 「もっとしっかりせな、あかん」とでも思ったんだろ。
「しっかり、しっかり、しっかり……」
>394-396
それまでは、正面から説教してもラインハルトはちゃんと
聞いてくれてたんだよ。
そういう風な関係を2人は築いていたわけだ。
まあ、ラインハルトに「俺の何だ」と言われて「忠実な部下だ」
って突っ張っちゃったのは、キルヒアイスの若さだろうがね。
>367
キルヒアイスが死んだことで、ひと皮むけたって表記が
原作にあったかと。
400 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/15 22:35
アタイこそが 400げとー
>>399 >まあ、ラインハルトに「俺の何だ」と言われて「忠実な部下だ」
>って突っ張っちゃったのは、キルヒアイスの若さだろうがね。
フト思ったが、その問いかけが逆だったら、ラインハルトは我に返っていたかもね。
「私は、ラインハルト様の何ですか?」と聞かれても、「俺の忠実な部下だ」とは言
えないだろう(あのセリフ自体、つい口が滑ったって類だし)。
>>401 >「私は、ラインハルト様の何ですか?」と聞かれても
それを聞いてしまうとキルヒアイスのキャラが変わっちゃう気がするな。
あるいは、もっと追いつめられないと聞かないと思う。
聞いたら聞いたで、物語の展開としてはやはり死亡か叛乱フラグが立ちそう。
403 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/16 20:08
アニメで見るかぎり、老人が少ない気がするが老人はどこにいるの?
この時代の医療技術なら、相当長生きするだろうが
労働人口のほとんどが戦争にかりだされて
子育てするヒマがあるの?
しこむだけしこんで、父親は戦死
不幸な子供だな
人口も減ると思うのだが
>労働人口のほとんどが戦争にかりだされて
>子育てするヒマがあるの?
子育てロボットくらい開発されてるに決まってるだろ。
労働も機械化が著しく進んでるはずだ。
大体別に少なくないだろ、>老人
優秀で善良な老人は多くないけど。
ロボットと来ましたか。まぁいいですけど
平均寿命は確か90歳以上のはず。
イゼルローン攻略後のヤンとシトレの会話より。
150億の総人口で総兵力が3000万(くらい?)だったら、
今の日本における自衛隊の比率と変わらない気がする。
ただ、戦死者が出るのが大きく違う点だが、アスターテであれだけ騒いだんだから、
あれほどの犠牲が出るのはそれまでにはそうなかったんだろう。
あと、トラバース法だかなんだかがあって、孤児は軍人になる道がオススメ
以前レスで全人口(労働人口も含めて)に占める軍人(徴兵された分も)の比率を原作等から推定したのが
あったけど意外と少なかったような記憶があるけど。少なくとも数%とレベルだったような。
ただ原作の記述だと徴兵が社会的に影響してるようだし、そのへんはあいまいだね。
それと生産効率は無茶苦茶高くないと数万隻もの艦隊なんて建造、維持できないでしょう。
408 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/16 20:44
>>403 >この時代の医療技術なら
それを言ったら、キルヒアイスなんて助かってもおかしくないと思う。
心臓と頚動脈をビームで貫かれたけど、現代の医学でも相当高度な手術をすれば助かるんじゃないの?
ケンプもガイエスブルグで、「俺はもう助からん!」と叫んでたけど、即死じゃないんだし、叫ぶだけの力が残ってれば、急いで病院船にでも乗せていれば・・・?
>>403 (゚∀゚)
原作に辞表を出したヤンを説得するシトレが、
「医学的な平均寿命の三分の一もきていないのに・・・」という台詞がある。
ヤンはこの時二十九歳であるので、同盟の医学上の平均寿命は少なくとも90歳前後。
>>408 (゚∀゚)
銀英伝の世界は医学は発達して、義足・義眼・義手などいろいろ出ているけど、
死んだ人を生き返らせることはできない。
また田中芳樹センセーは、サイボーグやサイバー戦士などの要素を廃していたので、
人工臓器などの技術は再生と移植が主だった可能性が高い。
>>408 キルヒアイスの場合は確かに命は助かるかもしれないけど脳へのダメージとかは避けられなかったとか。
ケンプの場合は生き恥をさらすよりは・・・・とか。
キルヒアイスは出血性のショック死じゃねえの?
ワーレンの腕は義手以外に見えないが。まさか生やしたのか
>心臓と頚動脈をビームで貫かれたけど、現代の医学でも相当高度な
>手術をすれば助かるんじゃないの
おいおい……どこの国がそげな高度な医療技術を持っているんだ。
腹を刺されただけでも、まだ死ぬ人がいるんだぞ現代では。
原作でも「致命傷を2つも負って」とハッキリ書かれていたと思うが。
もしかしたら、傷を負った瞬間に手術とかできるなら、ケンプも
キルヒアイスも助かったかもしれんがね。銀英伝の世界ならね。
現代じゃ無理。
>>413と414
(゚∀゚)
臓器と義手と義足や義眼は区別したけど、わからんかった? ごめんね。
対談によると、義手とかはあるけど、
人間の筋力を超えるようなものは存在しないそうな。
たとえば、ワーレンの義手は機関砲でもサイコガンでもないし、
オーベルシュタインの目は、赤外線とか外道照身霊波光線を出すことはないっす。
>>416 オーベルシュタインの義眼には人を威圧する回路が入ってますw
>>407 >意外と少なかったような記憶があるけど。少なくとも数%とレベルだったような。
>ただ原作の記述だと徴兵が社会的に影響してるようだし、そのへんはあいまいだね。
兵員は常に減っていくから、補充が必要だってこと分かってる?
ちなみに、キルヒアイスは即死状態。オーベルシュタインもそう。
ケンプもかな。
傷を負ってから数時間以内(確か1時間とか2時間とかそれぐらい)に
死ぬのが即死なので、遺言を残しているからといって生存の可能性が
あったとは言えない。
420 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/16 23:28
>>418 407だけどわかってるけど。質問が労働人口の大半じゃないかということで書いたんだけど。
それとアムリッツァ前後で大きく状況も変わっただろうし。
>>408 アニメだけかもしんないけど、シェーンコップが150だかまで生きて云々、
と言ってたから、いまの感覚で言うとそれが100歳くらいに相当すんじゃないかな、
とか思ったり。
>>407 >それと生産効率は無茶苦茶高くないと数万隻もの艦隊なんて建造、維持できないでしょう。
あんだけ大規模なモノを製造するのに、どれほどの人員が必要なんだろうね。
人手が少ないなら、それを実現するための施設が大規模・高度になるし。
消費の感覚としては、現在の陸上兵器ていどにしか感じないけど、
もっとも人手を要してるのは建造とか維持、
それらを行うために必要な施設の建造、維持の人員なんじゃないかね。
それと人口増加分で兵員の損失をカバーできればいいんだろうけど。
アムリッツァのように急激に減少したら難しいかな。それまでは何とかやりくりしていたんだろうけど。
アムリッツア前で、すでにヤバイと言われていたからね>同盟
イゼルローンは自給自足が可能って言ってたがどんな原理?
あれだけの艦隊と人員を維持できるんだったら相当なものじゃないの。
>>424 (゚∀゚)
イゼルローンには七億トンの穀物を貯蔵できる能力があるらしい。
(この数字は場合によってはもっと多くなるかもしれない)
その他に、人工淡白製造プラント、水耕(農場)プラントなどの食料生産施設、
淡水工場をかねる水素動力炉、内部完結型の給排水システム、
酸素供給システムには巨大な植物園などが完備されている。
宇宙港は収容数二万。整備工場は同時に四百隻の艦艇を修理でき、
兵器廠は一時間に7500本のレーザー水爆ミサイルを生産でき、
病院のベット数は二十万床。
まあ、食料はともかく、艦艇やミサイルは物資が無いと作れないと思われる。
物資も自力で調達できるぞ
長年の戦いで積もりに積もった両軍艦艇のデブリで(ry
でもそんなに長生きしてたのが普通とも思えないな
ユリウス2世?だかが90いくつまで生きてて「すぐ死ぬはずが…」みたいな話があったし
どう考えても、
シェーンコップの百五十歳まで生きる発言は、はったりだろう。
ハッタリっつーか、意気込みっつーか。って感じだな。
わざわざ、早死にする気は無い150迄生きる。と言ったからには、作中時代でも極めて長寿な年齢って事だし。
あの時代もギネスがあるのか知らんが最長寿記録を狙ったんだろw
何はともあれシェーンコップの言うことを真に受けちゃダメ
>>425 常々疑問なんだが、規格が違うはずの帝国製のイゼルローンの軍港やドックを同盟の
艦はよく使用できたな。いろいろと不便だったと思うが。
部品製造だって、工場があっても生産ラインからして組み直さなきゃならないし。
元々、同じ技術体系の延長戦上にある筈だし、分かれた頃から特別進歩したようにも見えないので、それほど大きな差は無いんじゃないだろうか。
戦艦やら駆逐艦やらの種別毎に大きさも違うわけだし、同じ種別でも年代やらメーカーやらによって少々サイズも変わるだろうから、ドックだって元々ギリギリピッタシに作ってるわけでもないだろうし。
435 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/18 15:03
ヤン提督。帝国の軍服着せて、同盟の兵士を要塞に送りこむのは国際法違反ですよ。
なんか戦時の両国間の取り決めとかはないの? 捕虜とか勝手に殺していいの?
帝国は同盟を対等の敵ではなく「国内の叛乱分子」としており、
同盟は自身を銀河連邦の正当な後継政府として、帝国の存在を認めていない。
とかって設定だったと思うので、国際法とかは取り決めされていないんじゃないのかな。
ただ人道上の問題や、敵に対する政治的な配慮で、特別目立って粗略に扱うことはない、ってだけで。
437 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/18 16:23
確か「生きて虜囚の辱めを受けることなかれ」とかムーアが言ってたね。
>>433 両軍ともフェザーン(またはその傘下にある企業)の製品を使っているので規格は同じです。
>>435-437 1600年経っているんだから国際法が今と同じだとは限りません。捕虜を勝手に
殺した事例はなかったと思うし、捕虜交換も時々行われていたようです。
「捕虜になるくらいなら自殺する」というのは提督としての矜持みたいなもので
(部下を戦死させた責任を取るとか、機密を敵に漏らさないためとかもあるか?)、
一般の兵士にまでそれを強要した例は少ないでしょう。
帝国では政治犯(冤罪も含む)は相当苛烈に扱われてみたいだから、
同盟の捕虜もひどい境遇だったかと。
少しだけどこかで触れられたが。
440 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/19 17:09
だとしたらムーア提督のアスターテでの玉砕も、あながち単なる特攻バカとも言えんな。
帝国の捕虜になったら、どんな悲惨な運命を遂げるか分からないわけで。
リンチ付近での収容所(?)の描写だと、普通の刑務所よりも緩い感じだったような気がするけど・・・どうだったかな?
442 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/19 17:19
でもさ、殺しはともかく、帝国なら拷問くらいはやってそうだよね。
だって自国民に対してやるくらいなんだから、敵国民なら、ねぇ。
リンチは将官だから待遇は他よりはよかったんじゃないのか。
そういえばリンチはどうやって同盟に帰ってきたんだ?
捕虜交換にまぎれるのは難しいだろ、いちおう知名度あるし。
それに、同盟の高官に近づくのも危険だな、
最初に通報でもされたらジエンド。
なんでわざわざ身分を隠すんだ?昔の知り合いに会っちゃイカンのか?
>445
漫画版では一部捕虜がフェザーン経由で帰って、ヤンの先手を
取ったことになっていました。
原作にはないですよね、このシーン。
田中氏と道原氏、どちらの発案かわかりませんがいい感じの
フォローだなと思いました。
民間人を捨てて逃げた隣地は軍法会議ものじゃないか。
>>447 小説版の外伝2巻には同様の記述があったよ。
原作にも記載があるなら尚更だね。
ちょっと調べれば捕虜交換によるものではないリンチの帰還を、
グリーンヒル閣下とあろう方が見抜けぬとはおかし過ぎる。
仮に、正規に帰還したのでも、
>>448のように軍法会議もんだよね。
リンチはヤンを恨んでたり引け目に感じたりしてたっけ?
ヤン個人をどうこうっていう直接の表現はなかったと思う。
ちと思ったが、リンチがラインハルトと会ったときに酔ってたが、
なんで捕虜の立場で酒を調達できるんだろうか。
(漫画版だけの描写だったかも)
>>452 普通に酒を振る舞われたからでは?
将官の捕虜は好待遇ってだけかもしれんけど。
454 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/20 23:40
どぶろくじゃない?
じぶんでつくたんだよ
帝国側の捕虜の待遇は意外と良いと、どこかで読んだ気がする。
酔っ払いになるまで飲ませるのはどうかな・・・
矯正区では、最低限の物資を与えて放置。
自由と言えば自由だろうな。
捕虜を虐待するとまずいから飲ませまくって指揮能力を奪う。
>>441 (゚∀゚)
どこをどう読んだかはわからないですが、
帝国における同盟軍の捕虜の待遇は政治犯扱いで、
人権なんか認められない酷いトコ。
同盟における帝国軍捕虜の扱いは、
刑務所と一般人の間ってところ。
>>453 つか、アニメだとほとんどアル中に見えたが(クーデター派といっしょにいた時も飲んで
いたし)。ラインハルトと会う場面前後だけというより、もう常習化しているという感じだった。
単に「自分の愚かさ故に将来の道を失い、それでヤケになって…」という演出か?
演出でしょう。
政治犯扱いなのに、酒をどうやって手に入れていたかとか
そういう背景なんか考えてないと思われ。
アニメは視覚的インパクト優先だからね。
一応原作にもアル中っぽい表現あるよ。
民間人放り出して逃げ出したのは捕虜達も知ってるから
周囲に白眼視されて「酒に逃避した」って。
政治犯に酒が許されるわけがありません。
リンチが飲んでたのは、医療用アルコールです。
本スレの442
>おいおい、元々俺に噛みついてきたのも必死なのも君だろ。
本スレを読む限り、そう思ってるのは君だけのようだが。
>見つからないように接続?君さあ、全く知識がないだろ。
じゃあ、俺が都内で細工した電線を早く見つけてくれよ。半年以内でいいからさ。
本当に細工したのかって?勿論、それも秘密だ。当時の帝国の立場がそうだったろ。
>インターネットの回線と独立して閉じてるシステムの回線が外部とつながってるかどうかって事が同じだと思ってる訳?
誰もインターネットの回線の話などしていませんが、何か?
まさか、俺がインターネットを想定してると思い込んで、必死に反論してたの?
>それに作戦行動中?あの時期同盟は戦争をする余力なんて無いから帝國は落ち着いてインストールできるけど。
当時はラグナロク作戦の真っ最中ですが、何か? イゼルローン要塞再攻略の時も、
同盟にはマル・アデッタ星域で帝国軍を迎え撃つ程度の兵力はありましたが、何か?
例えば、要塞主砲のシステムをインストール中に同盟軍の残党が攻めてきた場合に、
要塞主砲が撃てなかったりしたらかなりマズいよね。
>若年性痴呆症だって?君の品性が現れてるね。
ラグナロク作戦やマル・アデッタ星域会戦のことを忘れているようじゃね……
>それにプログラムの改竄点を見つけることの方が難しい?どう考えてもプログ
>ラムに内在する瑕疵を見つける方が難しいだろ。
これは説明が足りなかったね。改竄点がプログラムであるとどうして言い切れる?
目的はシステムの改竄であり、システムの多くは「日々変化する」データなんだよ。
一部のウィルスのように、普通はデータにカモフラージュすると思わないかい?
>念のために言っておくが俺は田中信者ではないけど銀英のお話は面白いと思ってる。
>しかし、例えば最初の要塞奪取に関しては問題点はあるが成功する可能性がゼロではないから成功させ
>ても構わないと思う。お話なんだし。ただ、再奪取作戦に関しては無理だと言っているんだよ。
本スレの445を読め。無理だと言っている方が、原作の描写のみから証明するべき。
追加。
>システムが別物であるか、ハード的な罠であるか、ウィルス的な罠であるか、
>その方法が通用しない罠ならいくらでもあるだろ。
に対する反論は無しですか?だったら↓で結論じゃないの?
ヤン達は、システム全体を変えたorハード的な罠を仕掛けたorウィルス的な罠を仕掛けたので、
帝国軍は広いイゼルローン要塞の中から僅か半年でその罠を見つけることはできませんでした。
>>464-465 私は貴方のお付き合いしている相手じゃないけど、ちょっと質問。
電線に何をどう細工したら、回線の繋がっていないPCに干渉できるの?
PC側にもなんらかの細工を施さなきゃ繋がらないのではないかと愚考致す次第です。
いや、本スレでやってた時から気になってたんだけど、スレの流れ上聞きづらくって。
あぁ、ちなみに本当にちょっと気になっただけで、別に議論したいとか反論したいどうとかじゃないので、あしからず。
>>466 詳しくは本スレを読んでいただければ判ると思いますが、
該当箇所は
>回線を調べれば閉じてるのかどうかなんて直ぐ解るだろ。
という主張に対する反論です。そこで、イゼルローン要塞を
比較的規模が似てる「都内」に喩え、回線に細工することを
「電線に細工する」に喩えて、「直ぐ解る」を否定しました。
PCはもともと関係ありません。
>>468 あぁ、そう言う話だったのか。
読解力不足スマソ。
470 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/23 17:12
必死の君がお望みのようなので反論をしてやろうか?まず君は何も理解をしていないね。電線を見つけろ?は?要塞の防御システムが外部と物理的に
つながっているかどうかを調べるだけで答えが出るのに何を言ってるの?ラグナロック作戦?は?第2次ラグナロックはレンネンカンプの死をきっかけ
に起こされたものだし同盟から仕掛ける戦力はないよ。ビュコックは追い詰められて出陣しただけ。もちろん勝算はない。君がヤンかビュコックならそ
うしたかもしれないが彼らはそれほど馬鹿じゃない。インストールに半年以上もかかるという君の考えには賛同できないよ。また、ハイネセンを空っぽ
にして要塞を攻撃するような馬鹿はいないと思うがその場合ラインハルトは可能な限りの軍勢で攻めてくるだろうね。仮に君の言うように要塞砲が使え
ない状態でもルッツ駐留艦隊を使って時間稼ぎをするだけでいい。ラインハルトを待てば良いだけだから。仮にルッツが敗走し、要塞を占拠されたとし
てもトールハンマーの使えないイゼルローンを数倍の帝国艦隊が襲うわけだがどうやって防ぐのかな?その時は都合よくトールハンマーが使えるなんて
いわないよね。どちらが痴呆かは明らかなんじゃないの。その場しのぎの戦略しか考え付かないとはね。
471 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/23 17:22
説明不足なので追加。イゼルローンと都内を例える事が解からないんだけど。
何度も言ってることだが、浮遊砲台やトールハンマーといった防御システムは
独立しているシステムのはずで要塞全域を調べる必要はないといっているんだよ。
で、俺が言ってるのはその独立したシステムが外部とつながってる筈がないッて事だ。
せっかく独立してるシステムを外部入力が可能な形でつなげるわけがないだろ。それを
ハード的に繋げたと言うのなら直ぐに解かると言ってんだよ。
(少なくとも当時の)作者に「防衛システムは通信システムと隔離されているべきである」と言う認識がなかった。に一票。
>472
そうかもしれない。でも、軍事基地を考えれば解かると思うんだけどなあ。
>>473 国家機密や企業機密がハッキングでホイホイ手に入るようなマンガやドラマが横行していた時代の小説ですぜ、旦那。
>474
だとしたら、少し悲しいものがあるかも。
まぁ、そんな時代から長く親しまれている小説だと言う事で良いじゃないか。
そう言う技術的な面での知識はインターネットの無かった時代の作品に現在の水準を求めるのは少々酷な事だと思うし。
今でこそ電子上のセキュリティが重要なのは一般常識だけど、当時、って言っても当時がどの程度のモンだったのかはよくわからないけど、
多分、そう言った認識自体が希薄だっただろうから。
過去にインターネットの認識が無かったのと同様に、
未来の舞台での通信とそのセキュリティーに対して、
現代のインターネット環境では説明できないだろう。
人はそれを難癖と言う。
>>470 >必死の君がお望みのようなので反論をしてやろうか?まず君は何も理解をしていないね。
その言葉そっくりそのままお返ししよう。君の場合、セキュリティの知識がシッタカである上に、原作も理解してないようだ。
>電線を見つけろ?は?要塞の防御システムが外部と物理的につながっているかどうかを調べるだけで答えが出るのに何を言ってるの?
いいから、俺が細工した電線を見つけてみせろよ。具体的な方法を示すだけでいいぞ。
>ラグナロック作戦?は?第2次ラグナロックはレンネンカンプの死をきっかけに起こされたものだし同盟から仕掛ける戦力はないよ。
同盟から仕掛ける戦力はないと判断しているのであれば、なおさら再インストールの必要はないじゃん。
>ビュコックは追い詰められて出陣しただけ。もちろん勝算はない。君がヤンかビュコックならそうしたかもしれないが彼らはそれほど馬鹿じゃない。
おいおい、実際にヤンが仕掛けてるだろ。仕掛けるだけの兵力が隠れていることは帝国も把握しているから、
それに備えるのが普通だろ。たとえ一部分であっても、要塞のシステムを一時停止するような真似はしないだろう。
>インストールに半年以上もかかるという君の考えには賛同できないよ。
誰も「インストールに半年以上もかかる」などと言ってないぞ。勝手に人の考えを捏造しないでくれないか。
>また、ハイネセンを空っぽにして要塞を攻撃するような馬鹿はいないと思うがその場合ラインハルトは可能な限りの軍勢で攻めてくるだろうね。
ビュコックがラインハルトと戦っていたのと同時期に、ヤンは要塞を攻撃していましたが、何か?
>仮に君の言うように要塞砲が使えない状態でもルッツ駐留艦隊を使って時間稼ぎをするだけでいい。ラインハルトを待てば良いだけだから。
艦隊戦は1日足らずで決着するけど、ラインハルトが来るまで何週間も待たなきゃいけないね。どうするの?
>仮にルッツが敗走し、要塞を占拠されたとしてもトールハンマーの使えないイゼルローンを数倍の帝国艦隊が襲うわけだがどうやって防ぐのかな?
君自身が述べた通り、インストールに半年もかからない。数倍の帝国艦隊が襲って来る前にシステムを復旧させればいい。
まず
>>465に反論しなければ意味がないんだけど。反論できないので避ける気持ちは解るけど。
確かに、どちらが痴呆かは明らかだ。原作の描写を無視し、その場しのぎの戦略を妄想するばかりとはね。
>>471 >イゼルローンと都内を例える事が解からないんだけど。
イゼルローン要塞と規模が同程度なら、何でもいい。君がPCなどという明らかに規模が異なるシステムと
要塞のシステムを同列に扱っていたから、それを否定したまでだ。
>何度も言ってることだが、浮遊砲台やトールハンマーといった防御システムは
>独立しているシステムのはずで要塞全域を調べる必要はないといっているんだよ。
おいおい。トールハンマーは司令室から制御できるだろ。独立してないだろ。
アニメ版の描写だと、要塞の全機能は司令室から制御できる。
>で、俺が言ってるのはその独立したシステムが外部とつながってる筈がないッて事だ。
何回同じ指摘をさせるんだ?「独立したシステムが外部とつながってる筈がない」と考えてるのは誰だ?帝国だろ。
ヤン達がそう考える必要性は全くない。
>せっかく独立してるシステムを外部入力が可能な形でつなげるわけがないだろ。
その主語は誰だ?帝国だろ。
ヤン達は「システムが独立していると罠が発動しなくて困るから、システムを外部入力が可能な形でつなげないわけがないだろ」
>それをハード的に繋げたと言うのなら直ぐに解かると言ってんだよ。
だから、直ぐに解かるとは限らないといってんだよ。直ぐに解かると断言するからには、必ず直ぐに解かる具体的な方法を示せるんだろうね?
主語をぼかして詭弁を弄するのは止めれ。
>>477 正論だと思う。
小説中では実際にヤンのイゼルローン再攻略が成功しているのだから、成功するための何らかの理由があったと考えるべき。
小説にもアニメにも描写がないので、読者の想像の余地がある。それを「再奪取作戦に関しては無理だ」と断言するには、
未来の通信とセキュリティを厳密に予測した上でのよほど説得力のある根拠が必要だ。
>>473 君こそ軍事基地を考えてみるといい。
米国の国防総省が侵入を受けたことがあったが、その後で国防総省の機能を停止して、
全てのシステムの再インストールをしたのか?それこそ危険だろ。
ヒマだから、ちょっと現実的にヤンの残したトラップを考察してみようか。
基本的にトラップという物は2つの要素から成り立つ。
トリガと、トラップ本体である。
ブービートラップの場合で言えば、林の中に張り巡らされた糸がトリガで、
木の陰に置かれたクレイモア対人地雷がトラップ本体である。
そして、この場合は要塞内の通信ネットワーク上にトリガが置かれ、トールハンマーの
制御装置などにトラップ本体が仕掛けられていた事になる。
仮に攻撃システムが通信システムと独立していても、トリガとトラップを正しく配線す
ればこの罠は確実に動作する。要塞内に隠れている生きた人間が暗号通信を受信したら
ケーブルを手で切断する事でも、罠としては機能する。(まあ普通に失敗するだろうが)
また、このトラップ本体は、制御系に直接作用しなくても、例えば制御系の電源を目標
にしても良いし、あるいはトールハンマー自身のエネルギー源を遮断しても機能する。
現実的に考えて、広大な要塞の中で、あるかどうかもわからない上に、どの様な機能を
持った罠かもわからない状態で、それを見つけるのは困難だろう。
トリガの方も同じである。何をトリガにするかすらわかっていないのに、見つけろとい
うのは無理である。多数ある方法の中からたまたま、通信で暗号文を送りつける、と言
う方法が選ばれただけである。
ネットワークと言えばインターネットしか知らない自称管理者のために行っておくと、
イーサネットに接続したPCを管理人が常に把握できるのは、PCが外部と接続するた
めにサーバやゲートウェイに対し情報を送信しているからである。適切なレベルのフィ
ルタをかまして外部への情報の送信をすべて遮断すれば、物理的に捜索された場合は別
にして、接続した機器で密かに情報を受信しつづける事は不可能ではない。
484 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/24 12:35
>479
おいおい、要塞を占拠する限りは動作を完全に保つはずなのに再インストールの必要はないだって?そんなバカな。
それにヤン艦隊は数千隻しかなく駐留艦隊が要塞を出たあと白兵戦を仕掛けてるだけだよ。帝國は大体の艦数を把握
している。ヴァーミリオンのあと艦船の破棄もしてるしね。例えば、メックリンガーはヤンの策に乗せられたけど彼
が把握してる数は大体あってたよ。つまり駐留艦隊だけで対応は可能だよ。それに、半年もインストールに時間がか
からないのであれば帝國はすでに終えているわけで君が言うような要塞砲が使用不可なんてならないじゃないか。
それにビュコックは帝國の侵攻があったために出撃をしている訳だし、ヤンはラインハルトの演説により同盟への復
帰ができないんだからハイネセンに駆けつけるわけがないだろ。どちらにしても君がいうようなハイネセンを空っぽ
にして要塞を攻撃するようなことはしないよ。ああ、464で君はまだラグナロク作戦が続いてると思ってるんだよね。
和平条約が結ばれていったん停戦状態になってることも知らないなんてね。ちゃんとストーリーを把握しろよ。
艦隊戦は一日で決着する?へええ、知らなかったよ。初耳。
ループネタはsageでやれ
>>484 >おいおい、要塞を占拠する限りは動作を完全に保つはずなのに再インストールの必要はないだって?そんなバカな。
一言で論破してあげよう。「再インストールしても無駄だ」理由は、
>>483氏が完璧に説明してくださっている。
>それにヤン艦隊は数千隻しかなく(中略)つまり駐留艦隊だけで対応は可能だよ。
それは君の判断。ルッツはそのような判断はしなかった。それだけのこと。
>それに、半年もインストールに時間がか
>からないのであれば帝國はすでに終えているわけで君が言うような要塞砲が使用不可なんてならないじゃないか。
だから、たまたまインストール中に、同盟の残存艦隊が攻めてきたらどうするのか?と始めから言ってるだろ。
君がそれを「半年もインストールに時間がかかる」と曲解して、論点を逸らしたんだよ。
>それにビュコックは(中略)ハイネセンに駆けつけるわけがないだろ。
君の読解力に期待した俺が悪かった。俺が指摘したのは、ハイネセンを空っぽにしなくても要塞を攻撃できるってこと。
>どちらにしても君がいうようなハイネセンを空っぽにして要塞を攻撃するようなことはしないよ。
うん。ハイネセンを空っぽにせずに要塞を攻撃できるからね。そして、帝国がそんな事態に備えるのは当然だね。
>ああ、464で君はまだラグナロク作戦が続いてると思ってるんだよね。
またまた、そんな曲解をする。ヤンのイゼルローン要塞放棄から再奪還まで、ラグナロク作戦→同盟の残存艦隊の存在→
第2次ラグナロク作戦と、イゼルローン要塞は常に敵の襲撃を受ける可能性があったんだ。
>和平条約が結ばれていったん停戦状態になってることも知らないなんてね。
あのー、爆破予定の同盟軍艦艇が乗組員ごと強奪されたり、レンネンカンプがローゼンリッターに拉致されたり、
すべて停戦中の出来事なんですが。停戦状態なら絶対に戦闘は起こらないとかお目出度いことを考えてないか?
何のために、ガンダルヴァ星域にシュタインメッツ艦隊が駐留しているのか、理由を考えてみなさい。
>ちゃんとストーリーを把握しろよ。艦隊戦は一日で決着する?へええ、知らなかったよ。初耳。
じゃあ聞くけど、艦隊戦が数週間も続いた例があったか?君こそ、ちゃんとストーリーを把握しろよ。
インストールとか言ってる時点で釣りだと思ってたんだが・・・本気だったんだな。
486ももういいよ。僕は君の方をより支持してるから。落ち着け。
君が全面的に正しいわけじゃないが重箱の隅の突き合いになってる。
もうアスターテ状態。消耗戦の愚は知っているだろ?
>487
いいじゃん。隔離スレなんだし。気の済むまでやってれば。
決着は永遠につかないだろうが。
ソフトウェア的なトラップであった場合は実現が困難である事は確か。
ハードウェア的な物であったとしても、防衛システムが他システムと隔離されている前提なら、
当然、電源も他とは別系統で用意されている可能性が高いし、要塞としてのメイン業務なんだから複数の電源が別系統で用意されていると見るべき。
別系統ゆえにチェックする対象が絞り込めるし、仕掛ける側はその全てを一度に落とさなくてはいけないのに対し、見つける側は一つでも生き残っていれば良い。
この場合、大都市の電線を丸ごとチェックする程の手間隙はかからないとだろう、いいとこ、大病院の自家発電装置をソフト・ハードチェックする数倍〜十数倍程度の手間隙で済むと思う。
なんか、否定側の数が少ない(つーか一人?)っぽいので取り合えず、否定的な意見を考えてみましたw
いゃあ、この話題まだ続いてたんだねぇ・・・
>>489 せっかく収まっていたのに、蒸し返すな!
それに、「再奪取作戦は絶対に無理だ」という主張と「ありえないとは言い切れない」という主張との
対立なんだから、ありえるとは言い切れないという主張しても、あんまり意味が無いんだよ。
俺は暗号の方がかなり疑問に思うが、破壊工作の方は可能だと思っている。
>ソフトウェア的なトラップであった場合は実現が困難である事は確か。
同意。物理的に防衛システムに介入するにはハード的に何か手を加えない限り困難だろう。
ただし、ソフトウェア的なトラップでも充分に要塞を機能停止に追い込めるだろうから、
十分に時間をかけてチェックする必要はある。バックアップと比較だの、再インストール
だの言ってるけど、バックアップの頻度と保管場所を考えれば、帝国軍が最後にしたバック
アップのデータは同盟軍が押収してる事は考えてるのかな。その後で致命的なバグにパッチ
が当てられてるかも知れないし、機器を更新したかもしれないし、何より同盟軍がハード
に変更を加えている可能性もある。まずそれを調べて確認しないと昔の奴をそのまま再イ
ンストールなどできない。半年だと、できてもおかしくないが、できなくてもおかしくない。
> この場合、大都市の電線を丸ごとチェックする程の手間隙はかからないとだろう、いいとこ、
> 大病院の自家発電装置をソフト・ハードチェックする数倍〜十数倍程度の手間隙で済むと思う。
イゼルローンは直径60kmだっけ。中央に融合炉があって表面に砲塔があれば、送電線の距離
は直線で結んでも30kmにもなる。制御用の配線やら、制御機器の電源線やら合せると、病院
の十数倍程度ですむかな?
まあ>483の要点は
> どの様な機能を持った罠かもわからない状態で、それを見つけるのは困難だろう
と言うことで、帝国側としては、あらゆる罠の可能性に対応しなければいけない訳だ。イゼ
ルローンには脱走兵が隠れ住めるだけの、帝国軍ですら把握していなかった空間も大量にあっ
た事も忘れてはいけない。まあそういう所も爆弾が無いか捜索しなければならないし、致命
的な工作を行ないうる箇所は他にもたくさんある。
結果的に、限られた人員では時間内に見つける事はできなかった、で別に問題はないと思う。
絶対無理 vs もしかしたら出来る
だと、後者が圧倒的に有利だな。
出来ない可能性が高い vs 出来る可能性が高い
だと、まだ議論の余地もあるけど。
「出来るかどうかはおいておいて作品内で出来ちゃったもの」を必死で否定しようとする限り圧倒的不利
最終的には
「可能性が高かろうと低かろうと、話の都合でそうなったんだから仕方がないだろ」
で終わる話だしな。
であるからして、その無為な討論のプロセスを楽み、楽しんでもらいたいのだけどね。
2ちゃんのサガか最後に一言アホかおまえはと付け加えなければ気がすまない方が多くて・・・( ゚Д゚)マンドクセ
隔離スレの隔離スレが必要かなw
>>491 >まあ>483の要点は
>> どの様な機能を持った罠かもわからない状態で、それを見つけるのは困難だろう
>と言うことで、帝国側としては、あらゆる罠の可能性に対応しなければいけない訳だ。
同意。
また、ヤンがイゼルローンを放棄する時に、かなりマジに爆弾を仕掛けたことも大きい。
あれが帝国軍に、ヤンはイゼルローン要塞を破壊する罠を仕掛けた、という先入観を
植え付けた。帝国軍はおそらく、イゼルローン要塞を破壊する罠の探索を最優先とし、
それ以外の罠の探索を二の次にしただろう。
直径60kmのイゼルローンで艦隊で何百人も居ると思えない爆発物関係の技術者が全て見つけられたと言う段階でおかしいと思うべきではある。
実際にロイエンタールは訝しんでいたんだから、もっと徹底的に調べるべきだったかもね。
後に最奪取された時にロイエンタールが「誰がしてやられたのか」みたいな事思ってたけど、俺としては「いやお前の責任が一番重いんじゃね?」と思ったし。
499 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/25 18:24
ロイエンタールは、低能だからな。
500 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/25 18:36
アタイこそが 200げとー
関係ないけど、何気にハリポタ聞いてたらメックリンガーが出てるじゃん。
ときどき出てくる「ロイエンタール低能論」はいったいなんなんだろう。
女とヤリたいだけではないかと。
なるほど。つまり持てない男のひがうわなにをするやめぁwせdfrtgyふじこlp;
ロイエンタールが低能
↓
「おれは遠く及ばん」と言ったミッターマイヤーはもっと低脳
↓
その二人を元帥にまで登用したラインハルトは救いがたい低能
↓
それをここ500年で最高の軍事的才能と評したヤンは絶望的な低能
>>503 強敵としか戦っていないからでは。
格下の相手を華々しく破る戦闘が一度もないでしょ。
(゚∀゚)
ロイエンタールは名将でしょう。
まぁ、叛乱直前のロイエンタールは確かにお粗末だったな。
元々叛乱するつもりでしたのなら兎も角、状況を利用したわけでもなく流されただけな上に、改善しようとする努力を怠ったのも事実。
戦力差や人材差からすれば負けるのはほぼ確定だったんだから、後日叛乱するにしてもあの時はラインハルトに頭を下げに行くべきだったと思う。
オーベルシュタインに頭を下げるみたいで嫌だ。とか、謀殺されるのは性に合わん。とかって以前に負け戦に他人の意思で引き擦りこまれるのは性に合わない筈だろうに。
>>510 ウルヴァシー事件の後、ラインハルトが一時行方不明だったのも大きいと思われ。
確かに叛乱直前のロイエンタールはらしくなかったな。
なんか無理矢理叛乱させました感が濃厚。
彼に叛乱させるなら、もっと能動的・計画的にさせて上げて欲しかった。
>>512 ロイエンタールが本気で反乱していたらたぶん成功して、
ウルヴァシーで皇帝死亡だろうな。と当の皇帝本人が言っていたような。
ロイエンタールはラインハルトと戦いたかったけど、勝ちたくも殺したくも
なかったのだろう。
要は派手な自殺だな。迷惑な奴だ。
再奪取作戦。ロイエンタール進駐直後に行って、ロイを捕らえ、帝国領内へ
乱入してメックを破って帝都を占拠って手口も有ったよな。
ヤンには、民間人を人質に取るような真似は出来なかったのだろうけど。
あの辺りになってくると作品全体が病的。テロ天国になってるし
>>514 帝国領内の航路が不明なので、帝都への行き方が分かりません。
仮に分かったとしても、途中で補給が尽きて立ち往生するオチ。
そこで現地調達の出番ですよ
>>514 ヤンが帝国領への侵攻を果たしたとしても、ビュコックが敗れ、
首都星ハイネセンが陥落すれば、そこでジ・エンド。
>>516 >航路
イゼルローン要塞奪取の折に、そこらへんのデータは入手できたろう。
>補給
確かに不確定要素だな。
数がまとまった敵がメックリンガー艦隊だけなら、どうにか出来るやもしれん。
>>518 お互い首都を押えれば、自動的に話し合いになるかもだ。
トリュがあっさり降伏しなけりゃね。
>>514 再奪取の条件として、司令室までの通路を陸上戦力にて制圧しなければならず、
宇宙港を封鎖するなら敵地上戦力が、封鎖しないなら敵艦隊が増えるというジレンマが待っている。
また、帝国の残存艦隊が回廊の帝国側出口を固めるのは十分予想できる。
当時の同盟の逼迫した状況を考えると、失敗時や、半端に成功した時のリスクが大きすぎ、
とても取りえない作戦ではないかと小官は考えます。
たしかに帝国の陸戦力を圧倒できるだけの戦力がイゼルローンに駐留していたとは思えんわな。
同盟には帝国からの亡命者が沢山居るので航路が分かる。
500年足らずで人口が130億になるってそんなアホな
同盟建国初期は、人工受精も使って多産政策取ってたってのも有りそう。
各世代、平均して子供10人くらいは全然普通w
>帝国の陸戦力を圧倒
再奪取なんて面倒なことしなくても、外部からどうにかして丸ごとぶち壊せば?
幸い民間人は居ないし。
再奪取すればその後拠点として使える、物資の補給もできる‥のか?
この場合は、一気に帝都に直行して占拠って仮定だし。
拠点としてのイゼルローンは不要だし、物資の補給基地
としてもあまり必要性は無いのではないか。アムリッツァ
の場合と違って後詰めの兵力も居ない。
帝国領内の軍の補給基地を押さえることも、位置が判っ
ていれば可能かもな。1、2度くらいなら。
イゼルローンに推進装置をつけて帝国領内に侵攻
あとは野となれ山となれ
要塞がらみでもう一つ仮定。
「アルテミスの首飾り」。
思ったんですが、これと、イゼルローンやガイエスブルグのような要塞をセット
で運用したら、対機動戦力の上で、より効果的だったんじゃないでしょうか。
イゼ奪取直後に同盟政府がそうしていたら(帝国が要塞運べるなら、同盟も、
ずっと小さい衛星運ぶくらい可能かもでしょう)、原作の3巻の対ケンプ戦は、
同盟側は多少楽になったでしょうに。
そんなことに気を遣ってくれるトリューニヒトは、トリューニヒトじゃない
ですかそうですか。
>>529 すでにハード的には難航不落の評を持つイゼルローンを敢えて強化す
る必要性は感じられないし、ガイエスブルク来襲も予測し難い。
それにハイネセンにいる同盟の首脳陣がわざわざハイネセンの守りを
薄くするするはずもなく、アムリッツァの大敗で財政的にも破綻をきたし
ているので新たに防衛衛星を建設する余力もあろう筈も無い。
以上の理由から貴官の提案には賛成できない。
アスターテの戦いがなく、ヤンが戦略的に状況を設定し得る立場になれば、同盟側が勝ってたのかな?
アスターテの戦いがなかったら、ヤンは出世してないだろう。
まあ、どこか別の機会で出てきたとは思うけど。
士官学校の成績上位者ではなく、政治家の後ろ盾もなく、軍部内の派閥にも属していないであろうヤンが30前に准将になったつーのが既に異常な速さの昇進なんじゃないのかな?
原作に時々、誰にも文句の付け様の無い武勲を立てて上層部は嫌々ながらも昇進させざるを得なかった。みたいな文章があったけど、それにしては1巻のヤンはも一つ冷遇されてるような気がするな。
少なくとも軍事的な才能自体は周囲・・・少なくとも軍上層部・・・に認められてても良さそうなモノなのに、パエッタは碌に信用してなかったみたいだし。
パエッタがヤンの豊富な軍歴自体は認めているみたいな記述はあったと思うが。1巻に。
実力と実績だけが純粋に評価されるなら、ビュコック爺さんはもっと早くに
宇宙艦隊司令長官になってるよ。
アムリッツァの折り、遠征軍は彼が率いていて、事実上の作戦責任者がヤン
だったら(ヤンが意見具申したら、ヤンは参謀じゃないけど、爺さんは聞い
てくれるだろう)、どーなってたろうね。
訂正。
「ヤンは参謀じゃないけど」→「ヤンが現場の司令官でも」
そもそもの最初からだと、三方向からの包囲作戦自体を変更しそうな気はする。
ただどう言う形であれ同盟必勝の構えになると、ラインハルトは素直に撤退するだろうから、
結果としてはラインハルトの昇進が少し遅れて、ヤン個人も目立たずに次回何かしらイベントが起こるまでは現状維持っぽいかな。
途中、作中で艦隊が一つ潰されてからの話だとしても、残り二つが合流した時点でラインハルトは撤退しそうだから、
少々、上記に比べてラインハルトが少し武勲を立ててるくらいで、やっぱり大勢に影響はなさそう。
KOEIの大航海時代Uでオットーが3つに分けた部隊を包囲する前に一つずつ
潰してく話があったが何か関係あんだろうか?
>>535 ビュコックは二等兵からの叩き上げであそこまで行ったわけで
それこそが実力と実績がきちんと評価されている証拠だろう。
帝国ではありえんでしょ、一兵卒からのああいう出世は。
>>539 民主国家でない帝国と比べても意味が無い。
ちなみに、同列に論じ得るかどうかは判らんが、戦後の日本では、大卒でない
人が、平巡査から始めて、警視総監にまでなった実例が有る。
帝国よりはマシだからといって、士官学校出身者以外は差別されている状況が、
正当化される訳も無い。
「これ以上の出世は諦めている」って意味の記述が有ったしね。
大ピンチな状況になったから、ビュコック爺さんはトップになれたが、そうでな
いなら、せいぜい平の艦隊司令官で中将どまりだったろう。あれほどの名将が。
ぶっちゃけ、士官学校出身者が差別されなかったら、士官学校の存在意義がないよ。
ジェネラリストであることが求められる幹部候補と末端を担うスペシャリストが
別の体系で育成・抜擢されていくのは軍隊においてはある意味で当然のこと。
その上でビュコックみたいな柔軟な運用もできているのだから問題ないと思うが。
>>541 ビュコックのようなスキルと実績の持ち主になりおおせた人材までも、学歴
で差別し続けていたのが問題なのだよ。
軍のトップにおいて「柔軟な運用」が出来たのは、アムリッツァの大敗以後
だしね。
ところで、帝国の開明派の皆さんは、ヤンたちのことをどう思っていたんだろうねえ?
まあ普通に考えて「敵」だろうな。
ヤンが戦争の名人ってことくらいしか情報はないだろうし。
>ヤンが戦争の名人ってことくらいしか情報はないだろうし
民主共和主義勢力だって情報も、常識として持ってた筈だぞ?
トリューニヒトだって民主共和主義勢力だろうな。
というかその筆頭。
ヤンとトリューニヒトがどう違うかなんてわかるとも思えない。
民主共和勢力への立ち位置と、トリューニヒトをどう評価するかってのは、
また別。
あー、後、降伏以降のトリューニヒトは、民主共和勢力ではなくて、その
裏切り者です。
ヤンがトリューニヒトを批判していたスタンスだってのは、ケスラーでも
知っていた事だな。
>>543 状況の前提が、バーミリオン会戦(或いは同盟滅亡)以前と以降とで、
考察も変わってくるな。
>ところで、帝国の開明派の皆さんは、ヤンたちのことをどう思っていたんだろうねえ?
「いつ」のことなのかによって全然違うだろう。
「開明派」が作中に初めて出てきた頃なのか、降伏以降のことなのか。
あとケスラー「でも」知ってたというよりケスラー「だから」知ってたと言うべきでは。
それと、いくらヤンが民主共和主義でも、銀河系の向こう側に生まれてる以上は敵とせざるを得ないだろ。
ヤンを帝国に引き入れようとしてたのはむしろ軍人サイドだった。
>>549 状況の前提は、同盟滅亡以後ということでの意見。
>ケスラーでも知ってたというよりケスラーだから知ってたと言うべきでは
ケスラーは開明派ではない。
そしてリヒターやブラッケは、少なくともラインハルト即位後は閣僚(公権力と情報を持つ立場)をやっていた。
更に彼の台頭前も、或る程度の影響力なり財力なり、特権は持っていた筈(元々が貴族だったし、当時「開明派」を名乗って、普通、只で済むわけが無い)。
情報ルートは軍部に限らないのも自明のこと。
>銀河系の向こう側に生まれてる以上は敵とせざるを得ないだろ
そういう発想で思考停止をする人間は、戦争に反対したりしない。
そもそも「敵」側の思想をバックボーンにもしない。
財務尚書やってた方が、職務領分(予算)を口実に反対を公言して、アカ…もとい、地球教の手先呼ばわりされていた。
>ヤンを帝国に引き入れようとしてたのはむしろ軍人サイドだった。
それを明言していたのはラインハルト1人。
彼は軍人であると同時に政治家。
まあ、既にストーリーは進んでいるからどうでも良いが、>684は無理過ぎ。
> この場合、回廊の同盟側に要塞を置かせると言う形で、同盟の便宜を図る
さすがにここまであからさまに同盟側に肩入れしたことは無いのでは?
つーか、回廊を独占している事がフェザーンの強みなんだから、それを同盟に明け渡した
ら自らの存在価値を放棄する事になる。その時点で、同盟にとってはフェザーンを守る理
由がなくなる。むしろ滅びてくれた方が、借金が棒引きになるので同盟にとってはありが
たいので、政治屋達は喜んで見捨てるだろう。
> フェ回廊通行(ひいてはフェ占領)の、帝国にとっての戦略的効果を低下させる
んな事はない。仮に戦略的効果が下がるとしても、イゼルローン回廊と同レベル以下には
ならない。同盟領の航路情報等、フェザーン自身の付加価値を考慮すれば、依然として戦
略的価値が高い事には変わりはない。
それに、数十年先に同盟が国力(戦力)を回復した時に、フェザーンは同盟軍の帝国侵攻作
戦の橋頭堡になる。もちろん、その時はフェザーンは帝国側に付く可能性もあるが、不確
実性を除くため今のうちに占領しておいたほうが良いを帝国軍なら考えるだろう。
> もう同盟には、駐留させる戦力の余裕は、そうは無い筈ですが
要塞の要員は別にして、ガイエをイゼ回廊におくなら駐留艦隊の増派は不要だろう。
鹵獲した帝国艦も合わせれば、3万隻近く既に揃っている。
ヤンが連れてきたアラルコンとモートンの1万隻は本土に返しても良いくらい。
失礼。誤爆った
>>550 なんかしらんが自分一人でもう結論出してるんなら
>>543みたいに聞くなや
他人の意見否定したいだけか
次はロリエンタールとミッターマイヤーどっちが強いか。
戦術家として互角、戦略家としてロリが一歩リード、政治家としてミッタはロリに届かず
ホストの才能では足元にも及ばず、夫としてはミッタの圧倒的勝利
生殖能力もロイ勝利だな。
古い話題だが、原作を読むと帝国では捕虜はどっか自給可能な惑星に
放ったらかしで外へ出れないように見張ってるだけらしい。
捕虜の為に人手を割きたくないという事だった。
その記述どこにあった?
2巻の最初のほう。
>554
1人の戦士としては互角。
智勇柔剛のバランスでは色目勝利。
謀略を担当させてみたら、性格的に疾風失格、色目有利。
組織の管理者としては能力互角、人望面で多分疾風有利。
そして友人になりたいかどうかでも性別問わず疾風圧勝。
地球教がフェザーンを支配し続けられた理由が分からんな。
フェザーンの自治領主達にとっては「うぜえぜ狂信者どもがよう」っ
て感じだったろう。
もっと早くに、フェザーンのたれ込みで、帝国に潰されていて当然な
のでは。
それを阻止できるくらいにたいそうな組織なら、腐敗した帝国の政財
官界にも、もっと食い込めていたのではないか。
内乱でも、第3勢力になれるくらいに。
>>561 とりあえずルビンスキーは地球教のバックアップがあったから
領主になれたんじゃなかったっけか。
無論ルビンスキーはいずれ地球教も排除するつもりだったろうけど、
その機が来る前に失脚。
その前の領主達は地球教排除の動きを見せたら刺客を送られ死亡。
その辺で勘弁してくれ。
>>561 帝国、同盟もフェザーンに不信感を持ってたからな。
だいたい、帝国が勝ったら、今度は同盟に勝たせるとかやってたらしいけど、
万一、後ろで情報操作してたのが帝国にバレたら、フェザーンも地球教もアボーンされそうな悪寒。
そんな大きすぎるリスクがあることを長期に渡って実現してたのが不自然だな。
まあ、帝国、同盟の両者の情報部が無能ってことで片付けられるんだろうけど。
>>563 てゆーか、フェザーンが後ろで情報操作してるのはとっくにバレバレだろ。
フェザーンが漁夫の利を得てると分かってはいても、逆らえないんだよ、
金の力には。
>>561 地球教そのものが、なぜ宗教として成立しているか不思議でしょうがないんだけど、
それはさておき。要するに、ソーカ学会と同じで、信者を動員した現世利益が得られる
からに尽きるんじゃないのか? ソーカに芸能人信者が多いのも、これが理由だったり
する(向こうは広告塔に利用しているワケだが)
信者に壷(w)売らせ、その売上の大部分を教団に入れさせる。それをフェザーンを操
るための資金としていたとかいう形だろう。よくある話だが。サイオキシン密売もやって
いたようだし、裏工作資金は豊富だろう。
そうしてフェザーンをもうひとつの顔として、両陣営に経済的に食い込んでいけば、
地球教としてやるより効率的だし。
もともとはかなり昔の植民地拡張時代に覇権を握っていた地球政府に関連したものたちが
起源だろうな。銀河連邦時代とかには地下に潜伏して地球の復活を計画(だけ)していたんだろう。
表に出てきたのはいつかわからないが(原作にもないし)帝国と同盟の戦端が開いた頃からかもしれない。
あくまで宗教団体というのは行動するための手段でしかないだろう。ただ地下に潜っていたのが長かったので
実際に狂信者の集団からなる秘密結社みたいな状態にはなっているが。
目的としては地球の覇権の復活でそのためにフェザーンの建国やら両勢力の勢力バランスの維持やら
経済による両勢力への支配の確立やらを行っていたんだろう。
最終的に経済による銀河の支配を目論んでいたのか武力蜂起による支配を計画していたのかはよくわからないな。
地球教の存在が無ければ、案外、地球はそれなりに栄えていたかもな。
観光地として。
ユリアンたちの地球探索と、地球教本部で入手したデータ。
結局、何か役に立ったのかねえ。
ヤンの死後、猪が、「イゼルローン討つべし! ルビが悪あがきするのも
イゼルローンの武力を頼ってのことだ」とか言っていたが、あの辺りで、
あのデータを帝国に送ってやれば、「ヤンを暗殺した地球教とルビは繋
がっているんだから、先方はどういう積もりであれ、イゼはルビとは協
力しない」と判らせることが出来たろうに。
どのみちイゼは帝国と一戦交えるんだから、あまり関係無いか…。
オマイラが銀英伝で一番不可解だと思う設定は何ですか。
おれはフェザーン設立の経緯。
形式的には帝国に帰属する自治領とはいえ、
「自治領」すら許されるとは到底思えん。
570 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/17 10:29
不可解というかありえないのは暗礁宙域と回廊の存在かな
で、二つしか発見されてない回廊の一つがフェザーンとして
独立するわけないわな。
後の元帥と上級大将が隣同士に住んでること。
>>571 そこは特に大将がよく出る地域だったんですよ(藁。
>>569 フェザーンみたいに同盟と交易できる権利を持っているところはともかく
大貴族の所領なんて事実上の独立王国みたいなもんだろうな。
内政もやりたい放題だし、私設軍もあるし。よほど悪さ(帝国への反乱とか)を
しない限り帝国もほったらかしの状態だろう。
ラインハルトは何故、ルドルフが過去から掘り起こしてきた「大神オーディン」
だの「ヴァルハラ」だのの概念を使い続けるのか。
ヤンは何故、結婚後、「ヤン・グリーンヒル・ウェンリー」と名乗らなかったの
か(ちなみに、ジョン・ウィストン・レノンはオノ・ヨーコとの結婚後、ジョン
・オノ・レノンと名前を改めた。オノはヨーコ・レノン・オノになった)。
あえてやめる必要もないからでは。
何か不都合あるかい。
「ルドルフ的な物」は否定の対象になって当然。
だからって、キリスト教とかの一神教を復活させるとかもぞっとせんがな。
「ルドルフ的な物」を意味もなく否定したら、単なる愚か者だと思うが。
ラインハルトが憎んだのは、貴族の腐敗とルドルフが゛作り上げた
弱者切り捨てのシステムや、自由のない世界でしょ。
ルドルフに関連するものだからすべて否定する、という思考硬直とは
ラインハルトは無縁だと思う。
オーディンやヴァルハラの概念なんて些末なことだし、改革が必要だと
判断すれば変えるだろうけど、別に不都合がなれけばそのまま使い
続けるでしょう。
ルドルフの構築した宗教概念は、「ルドルフ的な負の思想の象徴」と捉えることが
可能だと言ってみるテスト。
ま、実際問題、特に不都合は無いけどな。
でも不都合が無いなら、ルドルフの銅像だって、ちょっと邪魔っけなだけだしなあ。
銅像って確か監視カメラが仕込んであったと思うが。
あと直接ルドルフに関係する銅像とか、あるいは血縁者とか
そういうものと、ただルドルフが復活させただけという概念を
いっしょくたに考えるのは乱暴すぎ。
まあ大神オーディンはルドルフが死後に神として生まれ変わったもの、
とか位置づけられたらそりゃ廃止というか禁止するだろうけど。
ていうか、ルドルフってそれくらいのことしててもおかしくなさそうなのに、
逆になんでしなかったんだろう、という気になる。
死後に神になる、という思想は西洋にはあるのかな。
日本だと当たり前のことだけど、あっちだとそういう考えは
しない気がするなあ。
>>580 なんか、オーディンがなんなのかわかってないんじゃないのか? って気がするが、気
のせいか?
北欧神話の成立なんてずっと大昔だから、そんな発想は間違っても出てこないと思う
がな(w) 「ルドルフは、実はオーディンが人間の姿に転生した存在だった」ならプロパガ
ンダとしてありとは思うが。
>>581 英雄が神の一族に加わるってのはあるけど、主神と入れ替わるってのはないだろう。
夏が来たか
所縁、ガイエだし。
>>580 死んで仏になるというのはよいが、死んで大日如来になるといったら、
仏教徒は呆れるだろうな。
ミュッケンベルガーは、原作では、貴族連合軍に誘われなかったのか?
誘われても断ったのか、ハナから誘われなかったのか、或いは、ミュケン的には
金髪を敵に回したくないけど、貴族どもに脅迫されても面倒と、家族諸共行方を
くらましたりしたのか。
ミュッケンベルガーは元帥で宇宙艦隊司令長官だから、
連合軍に加わったら予備役の元帥であるブラ公より上位になるからでないの。
だから結論を言うと誘われなかったのではないかと。
あの時点でのミュは退役してるよん。後任の司令長官はハルぼん。
ま、軍人としてのキャリアも実力も声望も、ブとは比較にならないくらい有った
ろうけど、そういう意味ではメだって同じだし。
ミュが居たら、軍事の実権を握られて困る、って打算でも有ったとか。
ビュコックが、最後の戦いで、ヤンたちと合流せず、無謀な戦いを挑んだ理由。
「同盟に殉じる為」では、不毛過ぎるような気がするのだが。
人間は理屈だけで動くわけではあるまい。
帝国が侵攻してくるのに、同盟軍は全部イゼルローン方面に逃走して
まともな迎撃まったくなしってのはあまりにも情けないから。
殉じるとか逃亡は情けないとか、そういう軍事的ロマンチシズムではなくて、
同盟のために戦うことに生命以上の価値を見いだしていたのだろう。
どっちが高尚か、ということは無いけれども。
595 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/21 13:47
全軍イゼルローンに行っちゃったら、軍は自分達の保身のみを図って
ハイネセン市民を見捨てたと糾弾されるから、少しは阻止する姿を
見せなきゃならかった事情もあったろ。
ホワン・ルイでもイゼルローンに連れていって、「同盟臨時政府」でもでっち
あげるてのはどうよ。
ハイネセンは「無防備宣言」(だったっけ)をすればよろしい。
どーせ帝国にとっては、同盟の民間人に危害を加える(乃至、将兵の犯罪を取
り締まらない)のは、それが必要な理由などなく、一方でデメリットとリスク
が有るのみだし。
同盟政府がビュコックに下した命令は帝国軍の撃退だろ。
少なくともイゼルローンへ行ったら、明らかな命令違反。
ビュコックがそのような命令違反をするはずがないだろ。
勝算は0ではなかったし、実際イイとこまで行ったんだし、
不毛でも何でもないだろ。
ヤンがやってたゲリラ戦再びとか。
その辺の対策はキチンと捕ってるんじゃないの。バーラトの和約後基地も縮小されてそうだし
何よりあのゲリラ戦が成功したのは「同盟を倒すにはヤンを倒さねばらない」という
帝国側の固定概念を利用したわけだしね
600 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/22 01:21
アタイこそが 600げとー
>同盟政府がビュコックに下した命令は帝国軍の撃退
本が手元に無いのだが、「ほとんど私戦だった」とも書いてあったような。
あと、3倍以上(だったよな?)の兵力の、補給もしっかりしている、更に
名将揃いの指揮官たちの率いる敵との戦いって、自殺行為と同義と思う。
不毛かどうかは価値観をどこに置くかだが。
同盟軍3万弱、それに対し、帝国軍15万強、だったか。
5倍ですよ。
勝てないと分かっているが、
分かっているが分かるわけにはいかんのだ、漢なら!
ビュコックたちの死が、同盟市民を覚醒させる一助になっていったと、
信じたいものだ。
>>601 「ほとんど」と言うからには完全な私戦ではなかったということだろう。
あの戦いを不毛と言うのは、結果論だと思うな。結果論で言ったら、
勝てなかった戦いはすべて不毛だったことになってしまう。
あの状況で、同盟残存兵力が全部集結するのは対帝国戦略的に言ってむしろ当然
で、それが「逃走」とか「同盟を見捨てる」ということにはならないと思う。
言い換えると、戦略的に不利なことをするのは、軍人的には不毛と言われて、こ
れも当然。
「帝国をてこずらせ、譲歩を引き出し、或る程度の自治権を勝ち取る」
これが、あの状況で、民主共和勢力が目指すべき最良の選択だったなら、その実
現の為に協力するべきだったのでは。
ビュコック的には、要は帝国相手に意地を見せたかったのだろうけど、それは別
に、マル・アデッタでの会戦で無いといかん必要性もさして無かった訳で。
金髪が、イゼルローンへ封じこめ政策を取る可能性も有ったが、あの状況での、
金髪にとっての政治的必要性と、金髪の個人的性格から言って、それはごく低い
と、事前でも算定され得ると思うし。
ビュコックたちが合流していれば、ヤンたちの負担も、確実に減ったろうしな。
仮にイゼルローンの封じ込めをしたとしてもヤンに通用したろうか?
>>606 純軍事的に見ればヤンとの合流が最善だったかも知れないが、
負けるからと言って民主主義国家を見捨てるわけにはいかなかったんだろう。
ヤンだって謀殺されかけなければ自由惑星同盟軍として戦ったと思う。
民主主義のために戦うお祭り連中がいるのなら、
自由惑星同盟のために戦う不毛な軍人だっていたっていいじゃない
あの状況で「もしも」を言うなら、レベロが、もう少し上手に立ち回っていたら
良かったのだな。
戦艦がないなら、空母を作ればイイじゃない
あくまで「民主主義を守る」ための軍隊としての立ち位置を求めたから
こそヤンは同盟を見限ったわけだけど、自ら「給料を貰いすぎた」と言
っていたビュコックにはその道を選べなかった、ってことかな。
でも、「悪しき国粋主義の極み」という後世の歴史家の批判は無かった
んかね>マル・アデッタの会戦 やったのがビュコックじゃなかったら
ヤンだってそう批判しそうな気もするけど
>>607 >仮にイゼルローンの封じ込めをしたとしてもヤンに通用したろうか?
イゼルローン要塞から離れた、回廊の両側の出入り口辺りに、小規模な要塞でも
築いて(或いは持ってきて)、機動戦力とともに布陣しておいて、後は手出しを
しなければ、やりにくくなるだろうね。
その状況ならヤンはどうしたか、って仮定は、ちょい興味深いところだが。
結局、「シヴァ星域会戦」かなあ。
>>612 ヤンが最初にイゼルローン要塞を奪取した折、駐留艦隊司令官が降伏も逃走も選
ばず、部下もろとも自殺的な突撃をしようとして、ヤンが珍しく怒気を発するっ
て場面が有ったなあ。
エル・ファシル政府が、「独立」の体裁を取らず、あくまで「自由惑星同盟」に
おける地方自治体として帝国に抵抗しようとしていたら、ビュコックにも、彼ら
を救援する義務(つまりヤンたちと合流する大義名分)が発生したような気もす
るな。
>>606 >あの状況で、同盟残存兵力が全部集結するのは対帝国戦略的に言ってむしろ当然
>で、それが「逃走」とか「同盟を見捨てる」ということにはならないと思う。
それを言うなら、ヤンを許し、全軍をマル・アデッタに集結するべきだ。
>「帝国をてこずらせ、譲歩を引き出し、或る程度の自治権を勝ち取る」
首都を陥とされれば同盟の消滅は確定する。エル・ファシルは勿論のこと
回廊の両側が同一勢力になったイゼルローン要塞にも戦略的価値は無い。
帝国が譲歩する理由は何も無くなるのに、どうやって自治権を得るのか?
あの状況で、帝国から譲歩を引き出し、独立を勝ち取る手段はただ1つ。
ラインハルトの命を握るか奪うかすることだ。それが可能であることは、
ヤンがバーミリオン会戦で証明してる。あの時、同盟は首都を陥とされた
にも関わらず、国家の存続と或る程度の独立を勝ち取ることができた。
ビュコックもその例に倣い、巧妙な策をもってブリュンヒルトに肉薄した。
残念ながら及ばなかったが。少なくとも、ヤンの協力が得られないあの
時点では、ビュコックの選択が戦略的にも最良であったと思う。
>あの状況で、帝国から譲歩を引き出し、独立を勝ち取る手段はただ1つ。
ラインハルトの命を握るか奪うかすることだ。それが可能であることは、
ヤンがバーミリオン会戦で証明してる。あの時、同盟は首都を陥とされた
にも関わらず、国家の存続と或る程度の独立を勝ち取ることができた。
あれは、単に、帝国が、あの時点では、同盟を完全併呑するのは時期尚早
と判断したということではないかと思う。
>帝国が譲歩する理由
ラインハルトは、ユリアンに言われるまでも無く、帝国自体の民主化構想が有っ
たんじゃないかと思うのだが、それはおいておくとして。
旧同盟領の、北アイルランド化やパレスチナ化を避ける為だけでも、どのみち
或る程度の譲歩は必要だった。
そして、形だけ自治政府とかがどこかに成立しても、それこそ「ヴィシー政権」
呼ばわりされたら意味が低下するから、民主共和勢力が、自由と権利を戦って
勝ち取るって状況は必要だったのではなかろうか。
10巻目で、ラインハルトがそういうことを言っていたし。
民主共和勢力側が、前述の事情を想像して計算に入れるのは、希望的観測と言
う奴だろうけど。
皇帝陛下は「戦って手に入れる(or守る)」という行為に至上の美を見出されるお方だからねぇ
ところでド・ゴールなんて持ち出さなくても作中でも「自称自由惑星同盟正当政府」が居たじゃないの
あー、いたっけねぇ(苦笑)。
ヘンスロー氏とビュコック提督じゃ、声望も危機管理能力も
ケタ違いでしょ。
ロムスキーじゃないのか
ヘンスローって誰だっけ
同盟のフェザーン駐在弁務官。超無能。
620なんだが、うっかりしてた。
あんなのと間違えられちゃ可哀想だ。
ロムスキーさん、すまん。
バカ数名が懲りずに熱く語ってやがるw
こんな幼稚な小説しか読まないバカ共にはお似合いだがなw
ロムスキーも能力という点ではどっこいどっこいかと。
人格は相当マシだったよ。
ユリアンの足を引っ張るほど無能じゃ無かった。立場も苦しかったし。
629 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/24 23:05
バカ数名が懲りずに熱く語ってやがるw
こんな幼稚な小説しか読まないバカ共にはお似合いだがなw
踊るあほうに見るあほう〜
名言だな。
踊った方が得だぜ坊や。
>>630 同じあほなら踊らにゃそんそん♪
おっさんもご一緒にいかがですかな?
>>615 >そいつはやり方次第だろ。
>第2次大戦中の、ドイツにパリを占領され、ヴィシー政権をでっちあげられ
>たフランスにおいて、ド・ゴール将軍はどうしたかな?
ドゴールはロンドンに自由フランスを樹立したが、同盟はどこに樹立すればいいのか?
あの時点でイゼルローン要塞は再奪取していない。エル・ファシル?延命にもならん。
>取り敢えず、ラインハルトは、公人としても、ヤン個人を無視できない。
ヤンとの交戦では、帝国の譲歩は引き出せないと思うが。
>>616 すると、同盟が独立を維持するためには、ラインハルトをぬっ殺す以外に手段は無いか。
634 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/26 15:05
ラインハルトさえいなきゃ、おもろい小説だったのに。
そうだな、ラインハルトとヤンが居なかったらもっと面白い話になってたかも知れないな。
636 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/26 15:36
ミュッケンベルガーと凡庸提督たちなら、侵攻しようとする同盟軍に
どう対応しただろうね。
イゼルローン回廊出口あたりで延々と大激戦かな。
それはそれで面白そうだ。
>>633 >同盟はどこに樹立すればいいのか
いわゆる「地下に潜る」。
取りあえず、無理して戦わないなら、或る程度は逃げ隠れ出来る。
こっそり支援してくれる人など、同盟領内なら幾らでも居るだろうし。
或いは「長征一万光年再び」とかが思い付けるな。
または、「ヤン提督に考えて貰いましょう。彼の頭脳無しでは我々は極めて不
利です」って、判断を棚上げするとかね。
よしんばロクな拠点も無く、マル・アデッタ会戦同様に正面からガチでやるに
しても、ビュコック艦隊とヤン艦隊が合流するとしないとでは大変な違いだ。
>ヤンとの交戦では、帝国の譲歩は引き出せないと思うが。
引き出せてたよ。回廊の戦いでも、その後、ヤンがいなくても、シヴァ星域会
戦でもね。
金髪の病気や、赤毛の夢など、決定的要因じゃなかったと思うし。
本気で潰す積りなら、回復するまで延期するか、双璧に任せておけば良い。
夢は、元からの考えの現れにすぎず、決断のきっかけ程度だったと思う。
>同盟が独立を維持するためには、「ラインハルトをぬっ殺す以外に手段は無いか
自治政府とかではない、「自由惑星同盟」という意味では、そうだったろうね。
その後、より碌でもない展開にならない保障など無いけど。
639 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/28 19:50
イゼルローンには、限りなく光速に近づけた小惑星を100発くらいぶつければ速攻じゃん
ガイエスブルグをワープさせるなら、回廊の向こう側までワープさせちゃえば、
イゼルローンの戦略上の意味はまったく無くなるじゃん
640 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/28 19:53
宇宙風で、鑑が風にあおられるようなシーンがあるけど、
宇宙風って、空気の風なの?
機雷をゼッフル粒子で爆破するときや、艦がやられるときにときに煙が出てるけど、
宇宙空間に煙って出るの?
そんなシーンないよ
あるよ
643 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/29 03:47
ないアル
アルシンド
>>637 >いわゆる「地下に潜る」。
実質的に同盟は消滅するので意味が無いし、ルビンスキーと同じ末路を辿るのがオチ。
>或いは「長征一万光年再び」とかが思い付けるな。
ラインハルトの善政の恩恵に浴した方がはるかにマシだろう。
>または、「ヤン提督に考えて貰いましょう。彼の頭脳無しでは我々は極めて不
>利です」って、判断を棚上げするとかね。
同時の同盟政府首脳に、ヤンと合流するという選択肢など最初から無かっただろう。
レベロがあそこまで憔悴し切ってなければ、より柔軟な判断ができたかも知れないが。
>引き出せてたよ。回廊の戦いでも、その後、ヤンがいなくても、シヴァ星域会戦でもね。
ヤンがいなくても引き出せてたのだろう。つまり、必要なのはヤンとの交戦ではなく、
戦って勝ち取ることだ。ビュコックの対応は正しかった。負けてしまったけどね。
>その後、より碌でもない展開にならない保障など無いけど。
鬼が笑う。
>>639 >イゼルローンには、限りなく光速に近づけた小惑星を100発くらいぶつければ速攻じゃん
アルテナ星系は1つも惑星が無いと言われてるが、どこから氷塊を切り出せばよいのか?
>イゼルローンの戦略上の意味はまったく無くなるじゃん
それで戦略上の意味が無くなるなら、同時にガイエスブルグの戦略上の意味も無くなるが。
>>640 >宇宙風で、鑑が風にあおられるようなシーンがあるけど、宇宙風って、空気の風なの?
宇宙風とはどの場面で出てきたものだ?太陽風なら登場したし、現実にも存在するけどね。
>機雷をゼッフル粒子で爆破するときや、艦がやられるときにときに煙が出てるけど、
確かに何かが吹き出るが、煙とは似ても似つかない。君があれを煙と断定した根拠を聞こう。
>同じ末路を辿るのがオチ
黒狐については、彼をフェザーン商人が支持する根拠が低下していた故の末路
だったのでは。同盟の場合と同列には論じ得まい。
>ラインハルトの善政の恩恵に浴した方がはるかにマシだろう
プ
>同時の同盟政府首脳に、ヤンと合流するという選択肢など最初から無かっただろう。
ビュコックの話をしていた積りだったんだが。
>ビュコックの対応は正しかった
戦ったことの意義自体は別に否定していない。
彼の対応は軍事的に最善ではなかった。そして政治的に選択の余地は有った。
>鬼が笑う。
ププ
アルテナ星系には惑星がいくつかあってイゼルローン要塞建設前は
同盟の小さい基地があったとかいう描写が原作の外伝にあったと記憶してるけど。
(ヤンが収容所に赴任する話のあたりで)
アルテナ星系???
>>646 >黒狐については、彼をフェザーン商人が支持する根拠が低下していた故の末路
>だったのでは。同盟の場合と同列には論じ得まい。
同盟政府首脳を同盟市民が支持する根拠も無いのだが。
>プ
でも、実際問題、「長征一万光年再び」をやってついて来る者が居ると思うか?
>ビュコックの話をしていた積りだったんだが。
そうだよ。そして、そのビュコックに出撃を命令したのは同盟政府だ。実態はどうあれ。
>彼の対応は軍事的に最善ではなかった。
確かに軍事的に最善ではなかったが、政治的な理由で選択の余地はなかった。
>そして政治的に選択の余地は有った。
同盟の軍人であるビュコックに、政治的な選択をする権限は無い。
>ププ
そんなこと言っても、「鬼が笑う」ことに違いはないだろ。
>>640 >宇宙風
恒星から噴き出したガスが惑星同士の重力バランスによって一定の軌道を漂って
いるものと思われ。
651 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/31 00:29
バカ数名が懲りずに熱く語ってやがるw
こんな幼稚な小説しか読まないバカ共にはお似合いだがなw
652 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/31 00:33
まったくだw
こんなくだらない小説の妄想で煽り合いやってるんだからなw
本当に幼稚でバカだw
653 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/31 01:44
>>651-652 何だと、ふざけんじゃねーよ。語る能力も無いバカが偉そうな事
言ってんじゃねーよ。熱く語る能力も無い文章も読めない、意見も
書けない低脳がしたり顔でいきがってるのを見るとマジでむかつくんだよ。
いい加減にしろ、変な茶々を入れるんじゃない。アンタよりはよっぽど
優秀なんだよ。幼稚な小説を論評する事ができないくせに、人を幼稚とか
言ってんじゃないよ。自分が幼稚だとかコンプレックスがあるから、そんな事を
言うんだろ。どうだ図星だろ。図星つかれて赤面してるアンタのみっともない
姿が目に浮かぶよ。これに懲りたら二度と変なレスはしない事だな。
ま、口惜しがってモニタの前で情けなく体を震わしてるのは、まさにバカな
アンタにお似合いだがな。その幼稚な小説である銀英伝よりも下等なんだよ。
話にならないね。だいたい自分が笑われる存在の癖にw使ってるのが許せないんだよ。
何がwだ。自分の劣等感を晴らす為に無理に使いやがって、余裕見せても
バカみたいなんだよ。w使われるのはアンタの方なんだよ。身の程をわきまえろ。
いい加減んしろ。二度と変な茶化しレスをするんじゃないぞ。レスのムダなんだよ。
アンタのムダレスでその分レスが早く終わってしまうんだよ。周囲に迷惑を
かけるんじゃない。
麦茶と素麺の美味しい季節になりましたね。
655 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/01 01:26
んなこたぁない
何を否定しているのか
え〜スマソ、他スレで似たような流れがあったもんで、そのままコピペったものです。
気分を害したらすみません
658 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/01 11:00
>>657 ア
い
し
て
る
( ´・ω・`)・・・?
と
て
も
?
保守
とりあえず、同盟が勝つにはどうすればよかったか考えろ。
トリューニヒトとフォークが居なかったらかなりマシになった。つーか多分勝ってた。
オフレッサーが同盟側に3人いたら勝ってたよ
>>665 江田島平八が同盟に2人いれば、帝国は負けていただろう。
667 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/31 02:57
ラインハルトが同盟にいたらヤンを重用して大勝利だよ
わざわざ同盟に来なくても帝国にラインハルトがいないだけでいいだろ。
アスターテで同盟快勝、イゼルローン奪還は少々先延ばしになるかもしれないけど奪還して逆侵攻しても対ラインハルト時ほどの被害は蒙らないだろう。
>>668 イゼルローン近隣まで帝国軍が出張ってきて、そこで総力戦の挙句、ダブルノックアウトで
フェザーンが漁夫の利を得ましたで、終わったりして(w)
マジレスすると、シトレに政治家転進して貰い、軍部の支持を取り込み、
レベロやホワンたちと政権を握らせる。
大遠征を、フリードリヒ4世あぼんと帝国での内乱勃発まで待ち、総指揮
と作戦立案をビュコックとヤンにやらせる。
門閥貴族連合軍と金髪派を共倒れさせ、開明派を抱き込んで彼らの政権を
作らせ、折を見て統一、そして銀河連邦復活宣言。
追記。
新首都にはフェザーンを選定、フェザーン商人達の権益も庇護かつ活用し、
フェザーン商人達の支持も取り付ける。
地球教? フツーの宗教団体としてだったら、好きにすれば?
>>670 しかしラインハルト独裁の匂いを嗅ぎ取ったヤンが部下数人と共に
連邦を出奔、イゼルローンを奪い取り共和政府を立て、かつての上官
にして無二の親友であったラインハルトと雌雄を決する……みたいな
感じで。
>>670 金髪派って何?
ラインハルト、同盟にいるんでしょ?
それに内乱は、強大な軍事力を持つラインハルトをアテにしたリヒテンラーデと組んだ
からこそ起きたものだろ(無論、それが狙いだったわけだが)。
ラインハルトいなかったら、リヒテンラーデなんか瞬殺でしょ。内乱にもならない。
>>674 ああ、なるほど。
>>672が「ラインハルトin同盟」という前提でレスつけていたから、そういう流れに乗ってい
ると思った。
でも、それにしたって、少々ムリが。
シトロ他の件はともかく、その後の「大遠征を、フリードリヒ4世あぼんと帝国での内乱勃
発まで待ち」ってのはなぁ。普通、分からんぞ、そんなコト。前世記憶でも持っているのか?
676 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/01 12:08
646 :名無しさん@恐縮です :04/08/29 09:12 ID:OxC+Kp3T
来春開演予定のSF新喜劇の方が気になる
ヤン:藤井隆
フレデリカ:山田花子
ラインハルト:内場勝則
ヒルダ:未知やすえ
キルヒアイス:石田靖
ロイエンタール:花紀京
ミッターマイヤー:池乃めだか
ビッテンフェルト:間寛平
オーベルシュタイン:チャーリー浜
ラング:島木譲二
キャゼルヌ:中田カウス
キャゼルヌ夫人:末成由美
ベーネミュンデ:桑原和男
トリューニヒト:辻本茂雄
ルビンスキー:坂田利夫
懐アニ板に貼りつけてあったのですが。
どんなもんでしょう?
>>675 アムリッツァの時点で、フリ4世が老齢であり、そう強健でもなく、適当な後継
者がいなくて、そして数名いた後継者候補の中から明確な後継者を定めていなかっ
たこと、候補のうち2名は門閥貴族の大立て者が父親であること、ラインハルト
という新興勢力の台頭などから、近い将来における、内乱とまではいかずとも大
掛かりな政治的紛争の勃発は、或る程度は予測できたことではあるまいか。
高齢たって、あの時代の寿命からすれば、まだまだ死ぬ年では
なかったと思うんだが。
ラインハルトだって皇帝の死を予測はしてなかったし、確か本文
中にも「急逝」とあったよね。
それを同盟が予測するのは無理でしょ。10年、20年単位で待つ
つもりで、それまで攻勢をしない前提で計画するなら別だがね。
そもそもシトレが政治家に転身したからと言って、どれほどの
ことができるのやら。政治家向きの性格じゃないでしょ。
同盟としては、レべロたちの言ってた民力休養の問題も有るし、イゼ奪取後、
10年くらいは攻勢に出ず待ってかかるのは、むしろ当然では?(この仮定の
場合、帝国の政変発生の予想の要素は無しでも構わないけどね)
シトレは、作中の描写から見て、政治家にも向いた性格と見たがな。
当時の同盟で、政治的才能の無い人間が、統合作戦本部長で元帥までにはなれ
んだろ。
議長はどうか知らんが、国防委員長くらい余裕で勤まるのでは。
まあ、トリューニヒトや、覚醒前のアイランズよりはマシってことで。
トリューニヒトに失脚させられるのがオチ。
なるほど。同盟の勝利のためには、何よりまずヨブたんの始末が必要なワケだな。
トリューニヒトは無能じゃないし、彼がヤンやビュコックたちを全面的に
バックアップするっていう流れも有りそうな気が。軍事面では、ヤンの意
見を全部容れたりしてね。
結果、帝国に勝てるなら、ヨブたんとしては大笑いだろうな。
ヤンやビュコックが前面に立って帝国を倒してしまうと将来政界進出でもされたらヨブ様失脚必至なので良い所で足を引っ張る悪寒。
もしくは帝国打倒した後でヨブ様のヨブ様によるヨブ様の為の粛清劇が展開するかもね。
やはりヨブたんは要らんか…。
>>679 「急逝」とは「急に死ぬこと。急死。」という意味だ。
高齢だろうが低齢だろうが、急に死んだら急逝だよ。
フリードリヒ4世は、死んでも不思議は無い程度の
高齢だったと思うけど。
>>682 同意。俺の考える最良は、
最高評議会議長:レベロ(発狂前)
国防委員長:シトレ
の組み合わせ。
>>683 帝国に勝ってしまうと、戦争が終わってしまい、
軍産複合体から美味しい汁を啜り難くなるので、
ヨブは猛反対するはずだ。
>686
急逝したから、予測は不可能だったってことなんでないの?
例えば現代だって60歳越えれば老い先短いことはわかるけど、
いつ死ぬかは予測はつかないっしょ。
「あいつは老い先短いからそのうち死ぬので、それまで攻勢を
控えましょう」なんて、曖昧な理由で好戦派を抑えられるんだろうか。
>>687 皇帝がいつ死んでも対応できるようにしておくのが、優れた戦略。
>>688 準備には時間が掛かる。想定より早かったら対応できない。
それより、帝国内に工作機関を置いて、情報収集と内乱を誘発するような工作をすべきだな。
いつくるかわからないモノを、ただ待っているのは下策。準備と並行して、乗じる機会を作り
出すのがイニチアシブを握れていい。
>>686 いや、ヨブは「帝国を打倒した同盟元首」という名に憧れてたから、
結構賛成するかも。勿論、ヤンが政界に出てこないように色々と
策は練るだろうけど。
>688
おいおい、話がずれてるぞ。
もともと>670が
>大遠征を、フリードリヒ4世あぼんと帝国での内乱勃発まで待ち、
と書いたのがきっかけなんだよ。
だから、予測もできないのに待つ(好戦派を抑える)のは難しい
んじゃないかって話をしてるの。
>>691 元々、
>>663 へのレスからから始まった流れだから、特にずれてはおらんだろ。
>予測もできないのに待つ(好戦派を抑える)のは難しい
その問題への回答は、
>>680 の前半でえーやん?
結局他人任せになってしまうな。仕方ないけど。
>帝国内に工作機関を置いて、情報収集と内乱を誘発するような工作をすべき
>他人任せ
工作機関とか、潜り込んでた諜報員とか、同盟と連携している地下組織とか、
無かった訳は無いと思うけどね。
アムリッツァ遠征を中止して、その予算の10分の1でも渡してやれてたら、
彼らはさぞ仕事がしやすかったろう。
>>680 >民力休養
レベロたちの言うように、軍から大勢の人員を引き抜いていたら、残る兵力は
何個艦隊くらいになったろう。
帝国の内乱勃発の際、遠征軍を派遣するとなると、最低2個くらいは欲しいと
ころだが。本国警備やイゼ要塞駐留分などの分も、少しは残したいし。
>>695 そんなに戻さなくてもいいんじゃない?
一個艦隊あたり200〜300万人くらいじゃなかったっけ>兵力
同盟最盛期には第13艦隊まであったんだから、6〜7割に減らすだけ
でも民間にはけっこうな影響ではなかろうか
内乱中はまだしもそれまでは帝国の遠征の可能性も捨てきれないし、
イゼルローンがあるとはいえそこまで兵力削るのは無理じゃないかと
も思う
ヤンが誘惑に負けて帝国の内乱に介入してたら勝てたんじゃないの?
本人曰く。
それでも同盟がクーデターで揉める事は止められなかっただろうからあの時点では決着はつかないだろうけど、
貴族連合を勝たす事が可能だったのなら最終的にはラインハルトの居ないゴールデンバウムに勝てたかもね。
>>698 あの場合の介入は上手く勝ち馬に乗るのが上策だろう。つまり、ラインハルトを後押しして、
彼の改革を成功させると同時に影響力をキープする。その後、キルヒアイスに仲介してもらっ
て、講和成立を図る。
ラインハルトの性格からして、その後ひと悶着ありそうだが、当面の戦略としては、その
方向がベストだと思う。
700 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/06 14:10
アタイこそが 700げとー
>>699 ラインハルトが腐敗した同盟政府を許容する筈がなく、その事は恐らくヤンに予測できる範疇の事柄なので、同盟政府の存続を考えるならラインハルトではなく貴族連合に肩入れするべき。
ラインハルトの横槍よって同盟政府の粛清を行うのならそれでも良いかもしれないけど、それは民主主義の原則に拘るヤンの良しとしない所だろうし。
更にあの内戦でラインハルトは同盟の助力を必要としていない。無くても勝てるのにわざわざ借りを作ってまで同盟に協力を求めるとも思えない。
当時の同盟とヤンの立場からすると貴族連合とラインハルトの戦いを帝国vs同盟のような半恒久的な長期戦に縺れ込ませるのが理想じゃないかと思う。
帝国の国力が単純計算で半分になる上にお互いに食い合ってくれるんだから
結果として、帝国の民間人を見殺しにしないといかんわけだ。
ヤンが自己嫌悪にかられる訳だなあ。
>>701 まあ、後に幼帝亡命を受け入れてしまうバカ政府だから、何やっても不思議はないが、
あの時点で門閥貴族に肩入れするってのは同盟の存在意義そのもの否定だろ。ヤンも
言っていたように改革派であるラインハルトとなら手を結ぶ余地はある(あくまでも論理的
な話ね)。
たしかにラインハルトはあまり同盟の協力を必要とはしていなかったが、あの時点で
積極的に同盟まで滅ぼして銀河統一を考えてはいなかったので、ラインハルト自身から
同盟をどうにかしてやろうという考えは出にくいと思う(押しつけた恩をカタに内政干渉みた
いなマネしなきゃ、そっちは勝手にやってろ放置してくれるかもしれない)。
ここで、同盟側に政治・経済面でのヤンみたいなのがいたら、両国に干渉するフェザー
ンを共通の敵として消しちゃいましょうと誘導することも可能かもしれない(無論、この時点
で事実上傀儡と言えるトリューニヒト派をはじめ、多くの有力政治家が影響下にあるので
ほぼ不可能だろうが)。
ラインハルトとの講和が成立すれば、一応戦争状態ではなくなり、両国の交流も公式に
はじまるだろう。となれば、地道な改革派への(民間レベルの)協力によって、立憲君主制
への道筋ぐらいは10数年で作れると思う。帝国臣民も、同盟の社会と接触するようになれ
ば、意識も変わってくるだろうし。
何も、武力打倒しなくても、少しずつ民主共和制と共存できる政治体制へ変えてしまえば、
同盟としては勝ちだろう。
客観的な理屈としては703は正しいかな。とは思うけど、
目の前の貴族連合を倒すまでは同盟と協力又は協力しないまでも不可侵条約を結ぶかもしれないが、貴族連合打倒後、同盟と手を結び続ける理由がない。
むしろ貴族連合打倒後なら貴族からの没収財産などで経済的に大きく好転しており、国力的に同盟に対してかなり優位な位置につける。
専制政治の土台を揺るがしかねない民主政府との長期に渡る友好関係はデメリットが大きいし、戦えば勝てる相手を将来に禍根を残すとわかっていて放っておく可能性は低い。
って考え方もあると思う。
他に
・あの時点で既に「宇宙を手に入れる」と内心思っていた。
・生理的にトリューニヒト以下、同盟の政治業者を受け付けそうにない。
・ヤンと戦いたい
ってラインハルトの考え(つーか我侭)も少なからず影響しそうな感じ。
賊軍に憲法制定と議会開設を約束させれば、同盟が彼らと組んでも、一応の
体裁は整うと思う。
まあどーせ貴族たちがそんな約束守る訳もな無いし、それを口実に、弱体化
した彼らをぷちっと、てのが、同盟としては取りそうな方針だが。
ところで、外伝(つまり本編より早い時期)で、確か、金髪は帝国の体制打
倒と同様に、同盟の滅亡も目標にしていたような記述が、地の文に有ったよ
うな覚えが有る。
何よりも、金髪が、ヨブたんと講和会談し、そして無数のカメラの前でにっ
こり笑って握手って、彼の性格で可能な訳が無いような。
真面目な話、同盟が、余程目に見えて自国の内政改革を達成したら、具体的
には、金髪が尊敬できるような人間を元首に選んだら(そしてそれだけの見
識を、同盟市民が示したら)、彼の考えも変わるかもしれないけど。
金髪は、別に、思想的に、独裁や専制を信奉している訳ではないし。
>>705 思うんだが、そもそも同盟が肩入れをしようとしても、門閥貴族側がそれを受け入れる(形
だけでも)なんてコトはあり得るんだろうか?
ヤン艦隊が「伊達と酔狂」なら、バカ貴族どもは「欲と愚昧」でラインハルトと戦ったような
ものだ。もっとも簡単なラインハルト暗殺作戦も却下し、勝算のあった皇帝救出作戦も相互
不信から実行不可能(その案が出されただけで、不和が表面化した)…そんなおバカ貴族
が、長年「叛乱勢力」とバカにしてきた共和主義者どもの力を借りるなんて、プライドに賭け
てできないと思うのだが。
敗北後もフェザーンへ亡命はあっても、同盟へ逃げたのはメルカッツのみ(それも、名将
ヤン・ウェンリーを頼ってのこと)。どうも、そもそも眼中にないという感じがするなぁ。
程よく追い詰められたらアリかもよ。
リッテンハイム侯を利用するってのも、状況次第では可能かもな。
ゴールデンバウムが事実上滅ぼされた後な上に貴族連合の残りカスみたいな二流以下の貴族だろうけど正統政府も同盟の国力頼りで立ち上げたしな
開明派の中に、金髪を信用できないって連中も居たんじゃないかと
思うのだが、使えないかな。
>>709 それはフェザーン・ブロデュースだし。
逆にいえば、そこまで追い詰められて、後押しがあれば……ということになるな。同盟+
門閥貴族が成るには、フェザーンの積極的な暗躍が必要と言うことか。
でも、その時期、既にフェザーンの方針は金髪に帝国を支配させ、同盟も滅ぼせようと
いうものじゃなかったか? となると、やはりあり得ないか。
ヤンの思考に「策を授けて」ってのも有ったな。
「策」って言うからには、多分、対象は金髪の方ではないと思うが、
どんな策を、どんな形で授けるつもりだったんだろう。
>>706 取り合えず、サイオキシン麻薬捜査の件では、帝国と同盟が極秘で手を
組んだという先例も有ったし。
例えば、同盟の手先になってる貴族も少しは居るだろうし(脅迫なり買
収なり或いは思想なり)、そーいうのをマイクにして、ブラ公とリッテ
ン侯の不和を煽り、不利になって焦り出した方にこっそり手を貸す、な
んてのも有るかもしれん。
>>704 そこでキルヒアイスを投入ですよ。死んじゃうけど
>>713 >取り合えず、サイオキシン麻薬捜査の件では、帝国と同盟が極秘で手を
>組んだという先例も有ったし。
それは極論、当局(軍・警察)の現場レベルの同意でできることだろ?
プライドの塊のような門閥貴族が、その権力を狙っての戦いと同一視はできまい。戦後を
見据えて、自分が最大の功労者となろうと、腹のうちでは相手を蹴落とすのを考えている連
中にとって、「叛乱勢力の力を借りました」なんてコトは汚点にしかならない。
その辺、「清濁あわせ飲める」度量がブラ公なりにあったら、フェルナーの案を却下したり
しないだろう(というか、最初からその類の策を用いてくる)。
>例えば、同盟の手先になってる貴族も少しは居るだろうし(脅迫なり買
>収なり或いは思想なり)、
カール・ブラッケのような開明派とかならともかく、門閥貴族にはいないだろう。
>不和を煽り、不利になって焦り出した方にこっそり手を貸す
不和が余計拡大し、貴族連合そのものが崩壊するような気がする。
別に手を組まなくても、
ラインハルト軍の後ろをちょろちょろするだけでも、戦略的制限は免れない。
貴族軍と違って首都防衛もしなきゃならんし。
>>716 まあ、ぶっちゃけ、それをやられないために、ラインハルトは同盟軍内乱をプロデュース
したわけだが。
>>716 その場合別行動中のキルヒアイスが相手にすることになるのかな?果たしてアムリッツア後の同盟の戦力で
キルヒアイス艦隊を抜くことができるかな。
一応きちんとした艦隊は
第一艦隊と第十一艦隊とイゼルローン要塞駐留艦隊が残ってて、
それに宇宙艦隊司令部直轄部隊(第五艦隊の名残?)と
そこら辺の警備艦隊を動員すれば数の上ではキルヒアイス(&ワーレン、ルッツ)
艦隊を上回ることは可能でしょ。
>>719 それ全部動員したら国内に1艦も残ってないなんて状態になっちまうぞ。
最大限の規模で第一・第十一・第十三艦隊の三艦隊ぐらいだろうし、もし負けたらもう挽回は不可能に近い。
そこまで思い切った行動ができるかな?
>>718 >>719 >>720 帝国の内乱への同盟の介入のIFは、「アムリッツァで同盟があそこまで
ボロ負けしなかったら」或いは「そもそもアムリッツァの時点での遠征を
せずにいたら」ってIFを前提にした方が、同盟にとっての成功率は高い
だろうな。
その場合、三つ巴状態になってくれた方が、ドラマ的には面白そう。
>>718 実際には抜く必要無いのでは?
そこにキルヒアイスが居なければならないことが戦略的制限であり、
それを怠れば、首都まで進撃されかねないって話かと。
>>722 確かに効果はありそうだね。キルヒアイスの部隊と合流出来なければ戦いは長引くか被害が増えるかするだろうし。
有効ではあっても決定的なダメージを与えるのは難しいって所?
>キルヒアイス対同盟遠征軍
「武勲が巨大すぎる」とキルヒアイスは言われていたが、厄介な強敵たちを倒
すのでないなら、「武勲」とは言われない。
辺境経略時、場合によっては、数だけなら1個艦隊以上の、大貴族の私兵や
反ラインハルト派支配下の地方警備部隊とかを敵に回すことも有ったのでは。
キルヒアイス指揮下の兵力が3個艦隊程度として、その場合、同盟の介入兵
力が2個艦隊程度でも、それをヤンが率いているなら、タイミングと攻め方
次第では、キルヒアイスは充分にピンチではなかろうか。
クーデター計画が事前に阻止されるか、早々と鎮圧されるか、最初から付け込む
隙が無かったとかで、同盟介入の危険性を事前に計算に入れなければならない状
況になっていたなら、ラインハルトは、戦力の分散はしなかったかも知れないが
(辺境経略は後回し)。
>>724 一個一個は簡単な任務でも数をこなせば立派な武勲になるんじゃない?しかもキルヒアイスの仕事はただ敵を倒す
だけじゃなく惑星を一つ一つ解放してそれを管理する仕事もあったろうし、それをラインハルトが2人いると言われるくらい
完璧にこなしたら十分評価できると思うんだけど。
あとキルヒアイスにしても最悪ラインハルトが敵を倒すか援軍を差し向けるかまで粘ればいいわけで一概にキルヒアイスが
ピンチとは言えないと思う。ただこれでラインハルトの方になんかあった時はかなりのピンチになっちゃうからやっぱまずいかも。
ラインハルトが手が離せない場合とか、幾らでも有っただろうしね。
大貴族が、自前の要塞持ってて、それに私兵を率いて立て篭もるってケースは結構
有ったような気がするな。
そういう場合、要塞攻略は攻める方が厄介だから、貴族側が大軍でなくても、充分
手強かったのでは。
>>725 仮にヤンが帝国領内に進撃する可能性があったとして、
ラインハルトは一箇所に固まっていても賊軍と同盟の双方は抑えられないので
どちらにせよ戦力分散はしなければならない。
双方の敵がわざわざ戦力の固まっている自陣を標的にするとは限らない。
本体・別働隊の陣容は変えるかもしれないけど。
同盟介入の可能性が高かったなら、金髪は、ブラ公かリッテン侯か、いずれかの
娘を擁立したのではないか。政略結婚くらいしたかもしれん。
擁立されない方が叛乱したとしても、その戦力自体は半減する。
金髪と手を組むのをよしとするかなブラ公やリッテンハイムが。
100%空気読めないやつらだし。
分からんが、金髪と取り合えず手を結べば、確実に娘を皇帝に出来、その後
予想される内戦にも勝てるとなれば、どちらも考えるのではないか。
ブラ公は、疾風謀殺未遂事件の際、帝国元帥の位欲しさに、結局折れたことが
有ったし。
愛のない結婚をすべきでないとか青臭いことを言っていた
ラインハルトが政略結婚をするかどうか。
>>730 そうだな、確かにそのどちらかと手を組むのが政略としては正しいな。
しかしその場合はラインハルトの「初めて」が別の形で訪れるわけだが。
原作に、地の文で、金髪の思考として、「政略結婚する手も有る。
どうせ形だけだが」って意味のことが書いて有った。
それでは「淫蕩なゴルデンバウムの皇帝達」とさほど変わらない人間になる。
誰だよゴルデンバウムって。
いや、自分で突っ込んでるからね。
別にハーレム造ろうって訳じゃないし
オーベルシュタインはカエレ
「政略結婚したけど、結局、仲睦まじい夫婦になる」って、少女マンガか少女小説
みたいな展開も有ったりしてな。
>>741 あ、いいね。それ。
押しつける方も、「どうせ形だけなら…」とずっと離れた親戚筋の下級貴族の娘を引っ張っ
てきて、養女にした上で政略結婚させる。
その娘が、下級貴族なだけに門閥貴族の娘のような鼻持ちならない部分がなく、ある意
味アンネローゼに似た家庭的かつ聡明な娘だったものだから、ラインハルトも同情的になり、
それが親愛の情へと…。娘の方も、ラインハルトが自分と似た下級貴族出と知り、親しみを
感じると同時に、彼の心の内を知るにつれて、献身的に接するようになる。
しばらくは、そのまま偽りの夫婦として過ごすふたりだったが、本編同様ヴェスターラントの
遺族に暗殺されそうになった時、ついに結ばれるのだった…という感じはどう?
いい話だが、政略結婚するなら、単に「ブラウンシュバイク公爵家や
リッテンハイム侯爵家の娘」ではなくて、皇帝の孫娘その人とでない
と、金髪にあまりメリットが無いし。原作の記述でも、金髪も、政略
結婚をするなら、その積もりだったようだし。
この場合、金髪が欲しいのは、大貴族との形式上の姻戚関係などでは
なく、「女帝の夫君にして摂政」という地位。
ブラ公やリッテン侯の実の娘で皇帝の孫が、気立てのいいお嬢さんであって、
いかん理由は無いよなあ。
道原漫画を見るかぎりどっちも外見はいまいち、
我だけは強そうなエルウィンヨーゼフタイプに見える。
ブラタンもリッタンも相当甘やかして育ててそうなイメージだな
>>746 その高慢ちきな小娘を『O嬢の物語』ばりに従順なドレイに調教してやるという展開は?
女帝=女王様が、実はドレイってけっこう萌える。
オーベルのあの死に方はカワイソウだった。
結局カイザーの身代わりになって心中したようなもんだし。
誤解されやすい人だったが媚びのない明確な物言いは好きだった。
感情的な幹部が多い中常に冷静沈着、下手な煽り言葉には
一切乗らない大人の男って感じだったし。
最年長者だったからかな。カイザーも何だかんだ言いつつ
彼を頼ってたし
オーベルはキルヒアイスが殺された時、身を呈してラインハルトをかばっていた。
自分の命よりラインハルトを優先していたようだった。
ラーベナルトって喋るの?
>>750 原作でどうだったか忘れた(原作でも庇ってたような)が、
特に改悪とは思わないぞ。オーベルなら当然庇おうとするだろ。
オーベルシュタインは部下の反感を一身に集めることで、カイザーの盾になってい
たのかな?
オーベルシュタインは部下の反感を一身に集めることで、カイザーの盾になってい
たのかな?
庇ってないよ。
原作では、とっさに動けたのはキルヒアイスのみと書かれている。
運動神経たいしてよくもないオーベルが動けるのって変だよな。
オーベルのオの字も出てこないわけだが
ケンプの数少ない見せ場ですな
アニメってそんな改変までしてるんだ、すごいな。
そんなオーベはオーベじゃないな。
うーんしかし死んでもらっては困るのも確かだろうし、
反射神経がもしよかったらどうしただろうか。
ヽ( ・∀・)ノ 漏れもオベタン好きだYO!
『あの男のする事には、いつももっともな理由があるんだったな。』
オーベルシュタインの運動神経が良くないという記述はなかったような気がするが。
もし死体の中に武器を隠すという手口に直前で気づいたら(もっと前に気づいたら
その時点で調べさせるだろう)、彼の性格からして庇っても不思議じゃないと思う。
10巻の時だって皇帝の身代わりになって死んだようなものだし。
>オベ
一応士官学校出てるわけだし、並の人間よりは
運動神経良かったと思う。
それに、庇ったっと言ったって一歩右に踏み出した
だけだし・・・・オレには無理だが。
別に士官学校出てるからって、運動神経いいとは限らないんだが。
逆に言えば、運動神経よくなくても、他の教科で補えればいい。
同盟のヤンという例もあるしね。
キルヒアイスは、生来の運動神経とラインハルトへの情によって、たった
一人動けたわけで。
オーベルシュタインがキルヒアイスと同等の運動神経と情があるとは
とうてい思えない。ミッターマイヤーやロイエンタールですら動けなかった
というのにさ。
オーベルシュタインのいいところは、情ではなく、自分の理性によって
ラインハルトを深く支持しているところじゃないか。
238さんの「そんなオーベはオーベじゃないな」ってのが、まさに的を
射てると思う。
実際あそこでラインハルトが死んでたらどうなるんだろうね。
キルヒアイスが生き残ったとしたらキルヒアイスがトップ?
それとも集団指導体制かあるいは内紛勃発?
内輪もめでごちゃごちゃしてるうちにリヒテンラーデに
粛清喰らって崩壊。
キルヒアイスの生死は別として、とりあえずオーベルと双璧は動揺しても
やることはやりそうだがどうだろう。>対リヒテンラーデ
その後はばらばらになるかもしれないけど。
リヒテンラーデは武力がないから陰謀をめぐらすしかないけど、
幸か不幸かあのときラインハルトの一党はオーディンにいないから
先手を取られて拘束されるとかいう危険はない。
オーベルシュタイン…妖気を感じる美声
ロイエンタール…エロ渋い美声
ファーレンハイト…誠実さを感じる美声
って感じかな。
銀河声優伝説と呼ばれるだけあって色々な美声が聞けて(;´Д`)ハァハァ
マルチ
ユリアンは鉄雄の声だよね?
しかしドラゴンボールに出てた人勢ぞろいだな
べジータ、セル、ヤムチャ、ブルマ、ピッコロ
フリーザ、神様、レッド総帥、悟空がいないのが不思議なくらい。
オーベルシュタインって俺的には一番謎の人物
他の提督に比べ、性格とか私生活がほとんど垣間見えない所とか・・・描写ほとんどないし。
本当に人間らしい生活してんのか?
いつも直立不動で無表情。
笑ったり、ちゃんと女と遊んだりしてんのか疑問。
ラインハルトとロイエンタールの声は、製作者側も美声を意識して選んだんだろうな。
私的にはオーベルの声がお気に入り。声自体もいいし、淡々としたしゃべり方に合ってる。
ラインハルトの声が美声とは思えない…。
亀仙人、神龍も出てたっけ?
ユリアンは悟空の声が良かったかも
悟空対べジータってことで・・・
>>762 別にキルヒアイスと同等の運動神経までは求めちゃいない。アンスバッハが死体の
中から武器を取り出す事を予想していなかった人々の中で唯一反応できたのが
赤毛だったわけだけど、義眼なら取り出す直前に気づいて行動を起こせるんじゃ
ないかという事、そしてまさに情ではなく理性によって「金髪の命>>>自分の命」
と判断するだろうというだけの事です。
粘着やなあ。
マルチいらん!
779 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/27 19:19:39
マルチって何ですか?
オーベルシュタインはカイザーの身代わりになって死んだ訳ではないと思う。
カイザーの死んだ世界に価値を見出していないから、
@カイザーの死ぬ直前に死に共にヴァルハラへ行こうというロマンティシズム。
Aだけどどうせ死ぬのなら対地球教徒への陽動に利用しようとした。
@は最もオーベルシュタインらしくない発想で、
Aは最もオーベルシュタインらしい発想だったのではないだろうか。
>>779 マルチポスト:同じ内容の書き込みを異なる2つ以上のスレにする事
あまり推奨されるものではない
オーベルはいいキャラだったなあ。ラインハルトはある意味オーベルに育てられたような感じ。
能力は高いがまだ若くて暴走しやすいラインハルトを
人生経験豊かな年長者のオーベルが諫める。
案外ラインハルもオーベルに父親をみてたんじゃないのかな。
>>782 余はあの男を好いたことは一度もないのだ
とか断言されてたような気がする。
つか、オーベルシュタインがラインハルトの性格にプラスの
影響を与えたなんてことは、まったくないと思うが。
>>782の目には、常人とは違うものが見えているのだろうか。
>>782 上3行は理解できない事もないが、最終行は???
>>783-785 782では無いが
父親が必ずしも好かれる対象ではなく、
越えるべき壁と考えたのではないかな?
一応、軍人小僧から皇帝としての心構えとして
友人の死を乗り越える強靱さは培ったように思う。
言いにくい耳の痛い事を言ってくれるありがたい存在だったから
例え個人としては嫌いでも常にそばに置いといたのでは?
カイザーも好き嫌いで人事を決めるような器の小さい人間だったら
皇帝にはなれなかったろうし誰もついていかなかったでしよ。
自分を高める為にオーベルを利用しただけ。
お互い利害関係が一致してくっついただけだから
好き嫌いの問題じゃななったんでしょ。
788 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/28 17:39:22
しったかまみれ、浅い論理展開なのは今に始まったことじゃないだろうが
いらつくのは理解できるが、いちいちつっかかるなよ
当の本人達はしったかだとか浅いとかそんなこと微塵も思ってないんだから
呆れようが文句言おうが居なくならないんだぞ
しかもしったかは謙遜ということを知らないからな
下手につっかかると反論してきて板が汚れるだけだ
放置しろ徹底的に
それが出来ないならもう来るな
こんなところでイライラしても仕方ないだろう?
オーベルシュタインが義眼を見せながら
「おわかりですか憎んでいるのです、私はゴールデンバウム王朝を」
というセリフが無理があるように思えた。
ルドルフ大帝の時代なら劣悪遺伝子排除法で排除されていたでしょう、
とか言ってるけど、現実に今はその時代ではなく排除されてないんだから、
どこに黄金樹を憎む根拠があるというのか。
まあ、生まれながらに人間失格の烙印を押されているかのような
意識はあったのかもしれない。
でも、士官学校にも入ってるし軍隊でもちゃんと出世してたし、
義眼だからといって差別されることはなかったようだけど。
門閥貴族の下で働かされてたら調子の良い奴でなきゃイヤにはなるな。
障害者に対して笑いながら差別発言する奴とか、貴族には幾らでも居そうだな。
それこそ「ルドルフ大帝の時代なら〜」って散々言われてたとか。
オーベルが子孫を残さなかったのはその劣悪遺伝子が
自分の子にも遺伝するのを恐れたから?
自分と同じ苦労をさせたくないから?
人並みの幸せをきっぱり諦めたようなあの冷徹さ。
一回も笑ったの見たことないし…
オベがその手の事に意味を見出さなかったからじゃないの。
「オーベルシュタイン家が滅びても大したことでは無い」と普通に語ってるし。
理性的理論的エゴイストというか自分の頭の中以外の事に関心無い人だもの。
オーベルの「起きてしまった事は仕方ない。悔やむよりそれを最大限に生かすべき」
この台詞、座右の銘です。この人の台詞は
一言一言に重みと説得力があって好き。正にご最もって感じで。
ネチネチ悪口ばかり言ってる女々しい連中よりは
ずっと好感が持てます。個人的には。
>>794 オーベルシュタインのことだから、家族を人質にとってオーベルシュタインを
脅迫する愚か者が現れると面倒なので、最初から家族を持たなかったのかも。
まあ、オーベルシュタインならあっさり家族を見捨てるだろうけどな。
そんな香具師と結婚する女性は居ないわけで。
>>789 あまりにも愚かな人間を見ると、自分が害を被ったわけでもないのに、
そいつをぶん殴りたい衝動が湧いてきた経験ない?
例えば、ニュースで凶悪な犯罪者が紹介されると、「死刑にしる!」
ってみんな言うよね。それと似たようなものではないかと。
憎しみはあっても誰かを愛するとかいう
感情はないのかな
けど憎しみがすべてでギラギラしてるようには見えないし。
ミステリアスな男だ。どこか謎めいていて…宇宙そのもののよう。
まるでブラックホールに吸い込まれるように
際限なく惹かれそ。現実にこういう人がいたらさ。
実際今現在ならもてるかもよ。
800 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/29 19:24:11
アタイこそが 800げとー
>>799 オーベルの愛はラインハルト(と彼に象徴される新秩序)に捧げられてるんだよ
あと犬にね
802 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/30 00:26:03
>>801 奴の忠誠や関心は新帝国にのみ向けられてるだろ。
ラインハルトは単なる道具。
803 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/30 00:35:10
仮に道具だとしてもあそこまで徹底して
私心を捨てれるなんて立派だよ
誰にでも出きる事じゃない 尊敬するな
まあ、彼にとっては新王朝を確固たる物に育て上げることこそが「私心」
だからね。まさに公私一体。
805 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/30 01:47:08
究極の私心だったんだね
オーベルもラインハルを好いた事はなかっただろね
内心このクソガキがって思ってそ
オーベルの部下ならなってもいいが
ラインハルトはイヤだな 我が強くて苦労しそう
冷静沈着で私情に左右されない上司って
働き安いかもな
ラインハルトは私情挟みすぎ
オーベルシュタインの方がラインハルトより才能ありそうだし、
何故皇帝にならなかったんだろうか…
キルヒアイスの部下は居心地がよさそうだ
>>807 才能の方向が違う。自分は影にはなれても光にはなれない人間だとわかってたのでしょう。
ラインハルトの下がイヤなのは同意だが、オベの下はもっとイヤだ。
軍務省勤務に胃痛持ちが多いとわざわざ書かれる様な環境に
身を置くなんて絶対イヤw
忠誠の対象には絶対になりえないし。
帝国ならビッテンの下もある意味オモロそうだけど、
ワーレンかケスラーあたりが常識人っぽくていいかも
でもローエングラム軍って全体的に自称勝ち組ベンチャー企業めいた
ピリピリ感が漂ってそうでめんどくさそうだけど
811 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/30 04:29:46
ああ、もっと楽に生きたいなしな。
812 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/30 08:46:49
キルヒアイスは全てをバランスよく兼ね添えたいい人間だった。
上司にしてよし部下にしてもよし
この人がいなかったらラインハルなんて何も出来なかったはず。
いい奴ほど早く死ぬ…
すぐ感情を出してしまう皇帝というのも
いかがなものか
ラインハルトってヒステリー男だよね?
所構わず怒鳴ってグラス割るし…
あんなヒステリーに忠誠する気には到底なれん
見てるだけで不愉快な気分になる
少なくとも所構わず怒鳴ってはいない。
音声遮断がされてると罵詈雑言言うけどナー。
ま、あれぐらい苛烈でないと偉業は成し遂げられなかったと言うことで。
816 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/30 11:34:15
ジークはラインハルトにどっては友人であり家族でもあり
自分自信そのものでもあった。それを亡くしたのだから
へこんでいつまでも引きずって当然か。
皆に愛されたジークは偉大だったんだね…
でもジークにとってはラインハルに出会ってしまったのが運のつき…
出会わなかったら良き家庭人として堅実に生きてたろうね
ジークにとってはその方が幸せだったはず。
817 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/30 12:33:32
エミールを可愛がったのはその姿を
ジークに重ねてたからだろね
ラインハルトは皇帝即位後に激しく嫌なヤシになったような。
外伝とか初期のあたりはいい感じに格好良かった
そうか?オレは外伝の小生意気なガキだったころの方がムカつく
820 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/30 16:11:50
帝国軍って性格歪んだ奴多くね?
同盟はいい奴が多いな 楽しそだし雰囲気がいい
帝国は常にギクシャクピリピリしてて
見てるこっちまで緊張を強いられる 肩凝るわ
軍人なんてあんなもんだと思うけど
基本的に、軍事に才覚があるわけで
キルヒアイスみたいに完全無欠な人物を除けば
他の部分に欠陥があって然るべき
あと、いい奴多いのはヤンファミリーとその他一部であって
同盟の大部分は腐りきってると思いますけど
ローエングラム王朝は、残念なことに成立した瞬間に没落が始まった
王朝だわな。
823 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/30 23:51:17
822ではないが、
ラインハルトの人生に関して言えば間違いなく皇帝即位がピークで
後は没落していく人生だった感じだ。
ローエングラム王朝も結局ラインハルトの資質の上に成り立っている
ものだし、成立直後からいきなり同盟侵攻作戦やロイエンタールの叛乱、
イゼルローン共和政府との戦いが続いてそれなりに国力は疲弊していたはず。
この先王朝が何百年続いても、ラインハルトの時代のような栄光はないだろうね。
825 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/01 00:48:05
みないつ死んでもおかしくない境遇に
身を置いてるから通常の感性を求めるのは酷かもね
どこか常軌を逸していて当然か
経済的な発展で言うなら
ラインハルトの志向していた改革が成功して
ヒルダの摂政時代か、その後のアレクの治世に最盛期が来ると思われ。
ただ、国家の制度や形態については、ラインハルトもヤンも画期的な構想を残したわけではないので
帝国も自治共和国も時代を経るに連れて徐々に腐敗していくのは否めないだろう。
827 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/01 16:14:11
帝国と同盟 平均年齢高いのはどっち?
帝国の方が若い人材投入してそうだが
条件設定によっていくらでも答えを出せそうだな。
バカな質問だよ全く。
社会全体の平均年齢はどちらも意外と低そうですね。
農奴の死亡率の高そうな帝国の方が若そうな気がしないでもない。
医学上の平均寿命は90歳ぐらいのはずなのに
一部の使える老人以外は脇役クラスでも中年ぐらいが多い。
帝国貴族とかもっと老獪な爺がたくさんいた方が自然な気がするのだが・・・
確かに老獪な――というか老貴族は・・・・グリンメルスハウゼン子爵
くらいしか、出てないねぇ。
あとはカイザーリング男爵とか?帝国貴族は数千家あるようなのに、
出てこないよね・・・・
831 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/01 20:08:35
帝国は人物 やる事なす事派手だね
同盟は軍服戦艦など地味ぽい 風貌もどっか冴えないね
>ラインハルトの志向していた改革が成功して
ラインハルトの志向していた改革って何だろうね。
現状打破しか考えていない、フランス革命並に先の展望が無い簒奪だったと思うが。
833 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/01 20:30:39
ラインハルは宇宙を手に入れるなんて大それた事じゃなく
ただ姉さんを取り戻したかっただけなんだよね、詰まる所。
姉さんがあんな事にならなかったら平凡だが幸せに
長生き出来たかも知れない。野心なんてしらずに。ジークも。
三人で平和で仲良くさ。富も名声も何の力もないけど
その方がずっと幸せだったろうに。三人とも。
それ考えると可愛そう…
834 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/01 20:51:43
〇〇皇帝が諸悪の根源です
皇帝何て名前だっけ?
パルパティン
837 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/01 22:13:32
デアゴスティーニ
838 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/02 00:33:16
ラインハルトって公私共に常に誰かしらに頼ってる気がする
この人一人じゃ何も決められないのかしらっておもた
立場上仕方ないにしても孤独が耐えられないタイプぽいから
宰相には向かない性格かも
いい人材が集まってくるカリスマ性があるのは認めるが
能力の一つとして
アンスバッハが、ブランシュバイク公の首実検の場で、ロケットランチャーなどではなく、
リッテンハイム侯が爆殺された時のようにゼッフル粒子を仕掛けて、
ラインハルト以下その場にいた将帥を全員亡き者にしていたら、
その後の歴史はどう変わっていただろうか。
帝国に関しては、対抗者の全くいなくなったリヒテンラーデが
国をまとめて軍隊も完全に手中に収まるように再編する。
有力貴族をまとめて葬れたので、かなり強固な支配体制が
築けるはず。
その後の対同盟戦略だが、イゼルローンを同盟に占領されたままだし、
リヒテンラーデはフェザーンを使ってまで同盟を攻略しようとは
構想しない(出来ない)だろうから、当面は帝国内の支配力強化に専念して
積極的に攻勢はかけない。
一方同盟側でも史実どおり内戦終結後は国力ボロボロなので、
再び帝国侵攻作戦を採るとは考えずらい。
しかし、帝国の脅威は弱くなるので、早晩ヤンは実質追放
に近い形で退役することになるだろうと思う。
結局、少なくともリヒテンラーデが死ぬまでは
だれも積極的に動くことなく小康状態が保たれるだろう。
十数年その状態が続けば同盟の国力も回復して、
ほとんどラインハルト出現以前の状態に戻る。
841 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/02 01:25:14
そっちの方が、平和でよかったのにね。
842 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/02 01:56:19
じいさんだけ生き残られてもなあ
>>832 ブラッケやリヒターに任せていた社会機構の改革ね
あれで民力強化>経済発展になるんじゃないかね?
>>841 巻き添えで爆死する提督連中はかわいそうだけど
あとは泣きそうなのはアンネローゼとエヴァぐらいか
シュタインメッツ、レンネンカンプも変な死に方せずに済むし
メルカッツあたりは宰相に招聘されて帰国、軍の重鎮に迎えられるんじゃないかね
ヤンはとうぜんるんるんの年金ライフだしw
>>840 イゼルローンが同盟の手に有る点が大きく違う。
845 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/02 02:24:58
ジークは最初で最後の友でした
ラインハルは友達というより子分にしたがるきらいがある
生まれつき人と対等につき合えないのかね
>843
>あとは泣きそうなのはアンネローゼとエヴァぐらいか
ヒルダもすでにラインハルトと面識があったけど、まだ特別な感情を抱くには至ってないか。
「あちゃー、あの野心家の元帥さん死んじゃったかー、
ちょっとハンサムだから目を付けてたんだけどなー、ざーんねん。
ま、いっか。気を取り直して次の男さがそ」
てな感じ?w
847 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/02 04:50:57
ヒルダは最初から皇妃になる野心で近付いたんじゃないの?
それはないっしょ
ただ、ラインハルトの側にいたら面白いことがいろいろ起こるので
近くにいたんじゃないかな
ベクトルは違うけど、ヤン・ウェンリー的なものを感じる
849 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/02 08:12:42
顔も似てるね
>>846-847 女の方の父親が「うまくやれたのだろうか」と心配するほどの連中ですぜ、
んな事考えもせんでしょう。
851 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/02 19:32:58
上級大将以上で妻帯者はミッターだけ?
"以上"なら、アイゼナッハは?
853 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/02 20:59:38
イチローおめ
854 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/02 21:09:55
銀英キャラクターがのる車といえばなんでしょうか?
ムライは絶対マークU
ポプランは二輪っぽいね
857 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/02 22:58:59
同盟は結構遊んでそうだが帝国は真面目だよね
いいかげんageの1行レスはやめろよ
な
859 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/04 13:15:22
全部あげちゃう!!♪
フェザーンサイドにおける主人公って、設定できなかったのだろうか。
情報部長とか。
862 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/05 14:19:57
ルパート
863 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/06 01:59:56
黒狐がいるじゃないか!
いや、そこはドミニク姐さんで
865 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/06 11:13:24
宇宙の肉便器
ルビンスキー、ケッセルリンクあたりはなり得ただろうけど
軍事力を持たないものの戦い方をまったく描ききれなかった
867 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/06 20:12:38
親子の戦いはありますた
868 :
シュターデン:04/10/06 22:11:04
ルパートを活躍させればもっと物語に深みが増したんだがな
早々に抹殺したのは、作者が
869 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/06 22:15:21
自分で考えろ
な
871 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/07 01:22:17
ルパートとドミニクはどうやって知り合ったの?
>>871 二人の関係そのものがルビンスキーの謀略だったから
出会いも仕組まれたものだったんじゃないの?
873 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/07 09:19:55
アニメでその辺詳しく描いて欲しかったな
もっと長生きさせとけばおもしろかったのに
あっという間に死んじゃった
874 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/07 21:46:51
オベは義眼
外伝の朝の夢 夜の歌で色が判別できない目のやつが仕官学校退学
させられてたけどオベはよく退学にならなかったな
あの世界には健常者とほぼ同じ視力が得られる義眼があるわけだろ。
しかし、色盲を矯正する手段は開発されていないと。
>>874 外伝のあの話は、士官学校でなくて幼年学校だった。
士官学校の方がより合理化されているのかも知れん。
オベの場合は、目玉を義眼にしたら健常者同様の視力が得られたのだろうけど、
外伝の彼の場合は、おそらく先天的な遺伝子の関係で、或る程度のサイボーグ化
程度では矯正出来ない、多分その他の方法も効かない、つまり、あの時代のあの
世界でも有効な矯正法が無い状況だったのでは。
>840>843
ルビンスキーの天下になると思います。
幼年学校の色盲の子って平民出身じゃなかったっけ?あの義眼ってかなり高価で、
爵位はないようだけど一応貴族のオベたんじゃなきゃ買えなかったのでは。
いや確か貴族。父親あたりが散財して没落しちゃったりしてたかもしれんが
幼年学校は基本的に貴族の子弟しか入れない。
赤毛が入れたのはアンネローゼの尽力。
モーリッツ・「フォン」・ハーゼ>色盲の子
>>846>>848 ヒルダはラインハルト派の残存勢力と看做されるので
リヒテンラーデ派の下級兵士達の手により(ry。
銀英伝の提督たちの能力数値化のパラメータなんだが
攻撃 防御 機動 事務 治安 陸戦 空戦 魅力
以上の8個でいいかな。
>>882 陸戦と空戦はわからないヤツ、多いから確定し辛いだろう。治安も微妙だな。
ケスラーって憲兵総監に向いてるかな?
>>882 キャパみたいのが欲しい。
ロボスがせいぜい艦隊レベルの器だとか
技能で分ければいいんだ。
艦隊運用技能
攻撃 防御 機動 艦隊運動
後方支援技能
補給 事務 情報 治安(憲兵など軍規の運用)
特殊技能
陸戦 空戦 要塞運用
総合
戦術 戦略 政略 魅力
特殊技能の測定不能・経験無し等はエラーということでいいと思う。
多いような気もするが、どうせなら徹底的にやった方がいいだろう。
何か抜けているのはないかな?
キャラごとの「才能限界」も決めようぜ
無能(門閥貴族レベル)
平均(同盟指揮官)
非凡(ヤン幕僚、大将級)
秀才(上級大将)
天才(双璧、老人、金髪)
神(適応者はヤンとキルヒアイスのみ)
くらい。
乱数で確率変動が起こらない限り才能上位には勝てないの。
さらに荒れそうでステキやん。
>>887 信長みたいに成長限界を設けるには能力値を1〜200くらいの数字表記しないと
難しいんだよな。とりあえずアルファベットで・・・。
ラインハルト
艦隊運用技能 攻撃S 防御A 機動A 艦隊運動B
後方支援技能 補給B 事務C 情報C 治安B
特殊技能 陸戦B 空戦E 要塞運用B
総合 戦術S 戦略S 政略A 魅力S
キルヒアイス
艦隊運用技能 攻撃A 防御A 機動A 艦隊運動B
後方支援技能 補給A 事務B 情報D 治安A
特殊技能 陸戦A 空戦E 要塞運用C
総合 戦術A 戦略A 政略C 魅力S
ロイエンタール
艦隊運用技能 攻撃A 防御A 機動B 艦隊運動A
後方支援技能 補給A 事務B 情報A 治安A
特殊技能 陸戦A 空戦E 要塞運用A
総合 戦術A 戦略A 政略A 魅力A
ミッターマイヤー
艦隊運用技能 攻撃A 防御B 機動S 艦隊運動S
後方支援技能 補給B 事務C 情報C 治安B
特殊技能 陸戦A 空戦E 要塞運用C
総合 戦術A 戦略B 政略C 魅力A
オーベルシュタイン
艦隊運用技能 攻撃C 防御C 機動D 艦隊運動D
後方支援技能 補給A 事務S 情報S 治安C
特殊技能 陸戦E 空戦E 要塞運用B
総合 戦術D 戦略S 政略S 魅力D
ビッテンフェルト
艦隊運用技能 攻撃S 防御C 機動B 艦隊運動C
後方支援技能 補給C 事務D 情報C 治安C
特殊技能 陸戦A 空戦B 要塞運用D
総合 戦術C 戦略D 政略D 魅力B
ミュラー
艦隊運用技能 攻撃B 防御S 機動B 艦隊運動B
後方支援技能 補給B 事務A 情報C 治安B
特殊技能 陸戦C 空戦E 要塞運用A
総合 戦術A 戦略B 政略C 魅力A
ケスラー
艦隊運用技能 攻撃B 防御B 機動C 艦隊運動C
後方支援技能 補給B 事務A 情報A 治安S
特殊技能 陸戦C 空戦E 要塞運用C
総合 戦術B 戦略B 政略A 魅力B
ケンプ
艦隊運用技能 攻撃B 防御B 機動C 艦隊運動C
後方支援技能 補給C 事務D 情報C 治安C
特殊技能 陸戦D 空戦S 要塞運用C
総合 戦術B 戦略C 政略D 魅力C
>> 艦隊運動と機動、事務と要塞運用は一緒でいいんじゃない?
あと個人的にはラインハルトにB以下の項目はないように思う。(外伝を見る限り)
> 陸戦 空戦
これって、指揮能力じゃなっくて格闘能力、操縦テクニックなの?
格闘戦力、操縦能力でいいんじゃなかろうか?
陸戦関係ではオフレッサーはおろか、ロイエンタールやミッターマイヤーも自らトマホークをもって戦っていたし
戦闘機部門についても戦闘機総監のような職はでてきてないし、撃墜王だったケンプが提督になっているので(ラインハルトに見出されるまえに既に戦艦の艦長に転じていた)
そういえば、Wでヤンの空戦能力が意外と高くて(70くらい)笑った記憶があるな。
格闘能力は、894の言うようにロイエンタールやミッターマイヤーの描写もあるし、
ラインハルトとキルヒアイスも幼年学校時代の喧嘩で評価可能だけど、
操縦能力なんてケンプ、ポプラン、コーネフ、カリン、ユリアンくらいしか、
評価する意味がないってか、算出不能じゃん。
その上、ケンプ以外は提督としての他の能力を算出できない、
あるいはする価値がないときたもんだ。
>>895 ゲームは指揮能力だろ。
出す出さない、引っ込める継続するの判断も立派な指揮。
agehosyu
シェーンコップは、艦隊司令官としての才能は有ったと思うか?
人をまとめて引っ張る力はあったわけだから、
いい幕僚に恵まれれば司令官も勤まっただろう。
だが、艦隊戦術のノウハウがなぁ
それは本来参謀が考えるもの。
銀英伝世界の司令官はワンマンすぎだよ。
明日の艦隊指令はキミだ!
俺かよ!
残念っ!明日こそはっ!
905 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/26 14:13:34
艦隊司令官 って言うじゃない
あの世界じゃ艦も人も同義語に近いからよゆーよゆーw
「艦隊戦が平面だ」ってのはどこまでもどこまでもループだけど
陸戦もすげー平面な気がする
シャンプールやヴァンフリートくらいであとはほとんど屋根のある所で
戦ってるからしょうがないのか。
前線でミっちゃんとロイが味方航空部隊の支援のおかげでかろうじて生き延びられた
って記述があるぐらいかな。
age
ビッテンフェルトは、何故、一応階級が上の疾風や色目や義眼に、
敬語を使わないのか?
>>909 持ち味だからじゃない?それでこそラインハルトの役に立てる。
本人を前にすると、敬称つけてキチンと喋ってた気が。
酒の席や本人いないときは呼び捨て
>>909 義眼にだって、つかみかかる寸前までは、一応
丁寧な言い回しをしていたし。
「軍務尚書ご自身の口からお聞きしたい。」とか。
まぁ、微妙だけど。
913 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/02 07:25:39
ビッテンが敬語使う時は嫌みか皮肉に聞こえる
色目疾風より年上だっけ?ビッテン
だからタメ口なのか?
義眼は目上で階級も上なのにぼろくそ 怖いもの知らずだな
よく軍務尚書に粛正されなかったもんだ
色目と同じ年でミッタより年上>ビッテン。
イメージが固まってるけど、読み返してみると
たとえば年下のミッターやミュラー相手のときも司令長官とかミュラー提督とか呼んでて
けして呼び捨てにはしてない
916 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/02 20:02:06
まぁ、リップシュタットのときはみんな中将?じゃなかったか?その後例の3人が上級
で後は普通の大将に昇進したからじゃないか?
もともとあの突撃マニアには敬語は無理だろ。ハイネセンに降り立ったラインハルトにも
へんな敬語で言ってたし、金髪の小僧も特に突っ込まなかったし、
やつが敬語で会議をしゃべってみろ。
「同盟領に攻撃を仕掛けるべきではないでしょうか?彼らに自分たちのしたことのおろかさを教える
またとない機会です。臣がこの身を持って彼らの尖兵を打ち砕いてごらんに入れましょう
格好良いじゃん
丁寧語と敬語は違うよ。
ビッテンは丁寧語をあまり使わないだけで、敬語は使ってる。
てか、普通に丁寧な言葉使いもできないような平民が
将官まで出世できるはずないっしょ。
だよなー・・・ゴールデンバウム王朝で将官まで行って・・・るよね?
ラインハルトの元帥府に入った時点で中将だったんだから。
ラインハルトの元帥府に入った時点では大佐くらいかもしれんよ。
義眼だって大佐だったし。
見出されたとき(何かの会戦時)に戦艦の艦長で大佐・・・その後、一、二年で
中将として元帥府着任・・・ラインハルトの引きがあったにしても、准将くらいには
なってたんじゃんないかなぁ、と。
27で大佐で戦艦乗って2隻以上落としてるから帰ったら准将になってるんじゃないかな
28で少将、29で元帥腐入りして中将、くらい?
考えてみれば、昇進ペース速いよね、猪も。負けてばっか(byアッテンボロー)
なのに。
925 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/03 05:24:48
オーベルが大佐の時 ビッテン中将
後オーベル元帥となり追い抜かれたから
嫌ってるのか?
昔は俺の下だったくせにみたいな
んなこといったら、金髪が少尉だったときにビッテンは少佐か中佐くらいだった
ろうし・・・
927 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/03 15:45:01
ビッテンの言葉使いって妙に古くさく
侍みたい 失礼つかまつるとか
ハットリ君みたく〜でござるとか言いそ
>>916 同じようなセリフを、少年くらいまでに成長したアレク帝の前で言ってる彼を想像してみたら、
すげーカッコイイ。家光の伊達政宗みたいで。
エル・ファシルみたいな、いつ帝国軍が攻めてくるか知れたものじゃない
星系に、どーして同盟の一般市民は住んでいたんだろうね。
危険を承知なら、放棄などせずに済む様に、同盟は、常時、数個艦隊は常駐させ
ておくべきではなかったか?
前線基地という意味も出るだろうし。
したら、軍港の街として、民間人が住むメリットとか必然性も出てくるし。
北海道や北陸に日本人が住んでるみたいなものです。
932 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/07 05:58:52
住めば都
>>930 住みたいところが自由に選べたらそれは幸せだ。
偏狭の惑星に住みたくないのに、強制移住させられた、もしくはそこしか移住する場所がなかったとか
いろんなSF作品でそういう設定はあるわけだが
934 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/07 12:21:18
アイザンハウワー大統領は45ヶ月で中佐から元帥まで昇進したらしいけど
銀英伝でこれよりも早い香具師っている(階級を飛び級してるけど)。
確かキルヒアイスとオーベルシュタインなんかがかなり早かったような気がするが。
そうだね
昇進が早いつーたらラインハルトでしょ。
>>933 >強制移住させられた
この場合、当時から軍の高級士官だった筈のドワイト・グリーンヒル氏の妻子が
いた訳だし。
>もしくはそこしか移住する場所がなかったとか
同じ辺境でも、帝国と反対方向に位置する開拓惑星だって有るでしょ。
思うに、損を承知での思想的理由が大きいかなあ。
あと、市民にとっては、税金や土地代が安いとか。商売とかの助成金が好条件で
出ていたとか。
イスラエルの、ガザの入植(侵略)政策に近いものが有るかも知れない。
hosyu
既出のネタと思うが、トールハンマーに準じるような巨砲を搭載可能な巨艦が
建造されなかったのは何故だろう。
ガイエスブルク移動の際に取り付けた12個(だったっけ)のエンジン、あれ1個
で、ガイエスブルクの10数分の1の大きさの、つまり相当なサイズの巨艦の運用
が可能になると思うのだが。
巨艦でなくて、比較的小型の宇宙基地を、「準トールハンマー」の砲台兼、艦隊
の為の補給用も兼ねて、でもよろしい。
効率の問題だろ。
小回りが利かない巨大艦が1隻あるよりも
500隻の別働隊があったほうが、相手方は対処しにくいと思うよ。
マルアデッタのような限定された局面で戦うなら話は別だけどね。
補給面はどうよ? 会戦場のすぐ側に、友軍側の、鉄壁の防御力を持つ基地を
任意に持って来れたらやりやすいだろう。
>>939 原作アニメで違いはあれど、巨砲は堅固な装甲があること前提じゃない?
頑張って艦船運用しても一発食らえば終わりでしょ。
どうせ普通の艦よりデカイし、とばっちりを避けて周囲に布陣はしないだろうから、
一目瞭然だよ。
さっさと混線に持ち込むなり決死隊を100隻でも送れば潰せんだろ。
>>941 ワープエンジンのタイミングを間違えば周囲巻き込んで大事故って危険を常にはらんでるしねぇ
造るのもタダじゃないし
補給の負担軽減てのは、リスクと経費に見合うメリットは有る。
…と思うぞ。
イゼルローンの艦艇収容能力は2万隻しかない。
ガイエスブルグも移動作戦時にケンプ、ミュラーが随伴した艦隊は二人合わせて1万5千でしかない。
このクラスの要塞でも常時維持できる戦力はこの程度のわけだ。
仮にガイエスブルグの1/12(エンジンの比率からいって)の規模の移動基地をつくったとしても、
ひとつの基地が支援できる戦力は1個分艦隊にも満たないのではないか?
点で補給を保とうとするなら、
光栄の三国志4のように、補給基地を奪われた時点で即撤退だろうな。
せっかく高い金を作って建造し、遠征にかかるコストだって馬鹿にならないのに。
どう見ても不安定要素だぞ。賛成しかねる。
>>945 数揃えればいいんでね? 最低12個。
>>946 遠征に連れてまわるのはリスキーかもだが、自国領内での迎撃や、
要地での橋頭堡確保にはどうかしらん。
奪われる危険性は、攻防の能力を高くしていたり、会戦している機動戦力との
距離に配慮したりすれば軽減出来るのでは。
どうせ、補給基地はどこかに要るんだし。
結局は、
武装度・航行能力・補給能力・製造コスト・運用コストのバランスがとれるかだろうな。
万能なの!って脳内で設計しても、あちら立てればこちら立たずでとどのつまり
アピールできるような性能がなくなり、使い道がなくなるおそれが大だし。
「恒星間移動出来る補給基地、或いは小型要塞」てのは、敵の脅威の有る宙域
において、一から建造する手間と時間とリスクを省ける一点において、確実に
効果的と思う。
その場合、取りあえず航行能力は必要最小限でも良い。
イゼルローンの艦艇収容能力って2万隻しかないの?
たしか、回廊の戦いでメックリンガーがヤンの擬態に引っかかったとき、
2万隻を帝国側に出せるなら、5万隻以上の兵力があるだろうって誤認
してたハズ
実際には全兵力だったんだけど、帝国の人間が収容能力を間違える?
実際の能力はどのくらい?
1巻目には、2万隻を収容可能と書いてあった。
回廊の戦いの折には、入りきらない兵力が有ったら、要塞外で遊弋させておくの
だろうと帝国側には判断されていたとか。
ところで、新スレ、そろそろ立てた方が良いのかねえ。
本スレ→ティーン
疑問スレ→学生風
このスレ→年長者
ってな感じで、このスレが一番落ちついているように思える。
内容はいずれもほぼ雑談。
私としちゃあ是非次スレは立てて欲しいね。
ネタとか隔離とかマイナスイメージのスレタイで保護しつつね。
埋め
957 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/24 11:16:11
小規模な要塞を作るよりも、
アースグリム型の戦艦を量産したほうがいいんじゃないか?
集中砲火でイゼルローンの流体金属層も突破できそうだし、
艦隊戦でも100隻くらいの遊撃隊を編成すれば、
一撃で敵を総崩れにできそう。
土台が普通の戦艦だし、
プロトタイプとしてアースグリムを利用できるから、コストも安いのでは?
どっちみち強すぎて目立つものは優先的に狙われて、多少の犠牲を覚悟で撃滅の対象になる。
敵が正攻法しか取らないと暗黙の内に仮定するようじゃ、ワイドボーン級。
移動基地のキモは、機動戦力の戦闘に直接参加させて役立たせるのではなく、補
給の負担の軽減に有るですよ。
加えて、自力で充分身を守れる防御力と攻撃力が有るなら、少なくとも、会戦時、
機動戦力の足手まといにはならないということで。
輸送艦と護衛艦に分離した方が建造面でも運用面でも効率的だと思うのだが
合理性があるならラインハルトやオーベルシュタインが採用してると思う
いいかげん、艦隊規模の補給を点で補う容量と自衛能力と恒星間航行能力を全入れ
の万能艦を作ろうなんて、誇大妄想だと気づけよw
どうせなら、空母機能と惑星降下能力(陸戦隊一個師団付き)もつけたらどうだ?
言いがかりはイクない
964 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/25 17:16:28
多機能=コスト大
イゼルの収容は2万隻だが、補給は5万ぐらいまでできるんでね?
出来ないと、「回廊の戦い」でヤンたちはちょい困ったろうね。
「回廊」前に、ビュコックたちが合流して来ても、あと3万隻くらいは
面倒見れた訳かな…。
3万も増えたら300万人分メシの負担が増えるんだろ、さすがにムリじゃ。
と思ったけど5万+守備隊で550万か。都市部をカラにすれば何とかなるかな
「イゼルローン日記」に出てたけど、使われていないデッドスペースも
有ったよな。
あーいうのも、整備したら、居住スペースとかに出来るかも。
ume
970 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/28 22:22:04
梅子
包丁人味平の料理
うんめえええええ
つまらん
てめーが埋れ
セバスティアン・フォン・ミューゼル氏って、どーやって生計立てていたのか?
定職に就いていた様には思えないのだが。
金髪が小さい頃、電気すら止められたことが有ったし。
帝国騎士には年金みたいなもんが出てるとか。
もちろん最低限の保障だろうけど。
上級貴族は領地とか与えられてるんだし、帝国建国に功績のあった帝国騎士にも
領地とまではいかないとしても何がしらの恩典はあると思うが。
>>973 貴族が食い詰めて犯罪犯すと、王朝の威厳が損なわれるから、
無職貴族には最低限度の生活が出来る程度の金が出てたんじゃないだろうか。
昔の日本の宮廷の、「王」たちみたいだな。
ん?
978 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/12/02 22:59:27
腐っても貴族でつ
979 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/12/02 23:01:05
あ?
980 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/12/03 08:36:24
銀河英雄伝説は永遠に不滅です!
シュトライトだったかキスリングだったか、金髪に結婚を勧めて、その後の
子孫についての話題で、こんなことを言った。
「マクシミリアン・ヨーゼフ晴眼帝かマンフレート亡命帝のような子孫を
遺せば良い」
出来の良い子孫を狙って出せるものでも無いだろうとは思うが、それはさて
置き、同盟との講和を進めようとしたマンフレート亡命帝の名前を出した辺
り、もしや、遠回しな意図が有ったのかしらん。
つまり、「もう戦争を止めて、同盟と講和しろ」と。
そこはさっさと結婚して子供を作れと急かす部下に
「そしてバカな子供が出来たらどうするんだ」と答えてかわそうとしたのを
「賢い子供を作ればいいんです」と返されたシーンだったと記憶してるが。
つまりそう言ったのはラインハルトではない。
つまり、シュトライトたんが
自分がハァハァするために戦争するのはおやめなさい
と諫めたってことだろ
アムリッツァ会戦とフリードリヒ4世の死亡後、リヒテンラーデ侯が、時間
を置かず、フェザーン侵攻と同盟完全制圧を企画するって有り得たかしら。
「同盟が兵力を回復していない、パワーバランスが崩れている今が絶好の好
機」とかで。
「取り敢えずエルウィン・ヨーゼフ殿下に即位して頂きますが、まだご幼少
でおいで故、この遠征で大きな手柄を立てた方が支持する方が、改めて即位
ということになるかと存じます」と発表、欲に狂ったブラ公・リッテン侯ら
は私兵を率いて出征。動員兵力推定30万隻以上。
総指揮はミュッケンベルガーに執らせ、金髪に補佐させる。
指揮系統的に不安が残るが、同盟の残存兵力はあの時点で4、5個艦隊程度、
7万隻くらいか? これだけ兵力差が有れば、同盟もフェザーンも為す術が無
かったのでは。
>同盟の残存兵力
もうちょっと多いでしょ。
遠征に動員したのが3000万人・20万隻で、未帰還率7割とかだったから、
約1千万人・6万隻は戻っている。
それから、残留部隊が確か2個艦隊、3万隻弱?
どっちみち、併せて10万隻程度で、30万隻を迎え撃つことになるが。
>>986 約2年半後のランテマリオ会戦にビュコックが率いていったのが三個艦隊3万2900隻
当時のヤン艦隊が約1万5000隻
ドーリアで壊滅した第11艦隊1万5000隻を足しても6万2900隻
アムリッツァ会戦の直後だとすると新造艦艇の分を差し引かねばならないし
これより大幅に少なくなるのでは?
>>984 皇帝の誕生日記念で外征をやるような国は、大喪の中で外征はしないだろうね。
両大貴族も、国務尚書の手のひらの上で踊るよりは、その発言を政治的に利用し、
帝室に対する不忠とか何とかで追い落として、処断する策謀を練るんじゃないだろうか。
ブラウンシュヴァイクの家臣も軍事衝突じゃ分が悪く謀殺も持ってすべきと見ていたし。
遠征で手柄がどうこうなんていってもオーディンを長期にわたってあけてたらそれこそ
権力から遠のくだけだと思うな。
なによりフェザーン侵攻なんて発想湧いて来ないよ
うめ
てゆーかぁ
遠征軍20万3000万人っていっても8個艦隊だろ、戦艦は8万〜10万くらいじゃん
もしもほかに独立分艦隊がいくつか混ざってたとしてもMAX12万〜13万って感じじゃん
ラインハルト側は9個艦隊でしょ、数の上でも帝国側が有利じゃ〜ん
>>988 フェザーンは自治領だからな。実質、独立していても、形式上は帝国の一部なんだから、
武力侵攻侵攻しようなんて、帝国側の人間は普通考えもせんだろうなぁ。星間貿易なんか
で貴族連中も関わりを持っているだろうし(フェザーンだって、そうされないよう、長年に渡っ
て策を巡らせていたワケだし)。
フェザーンとしがらみがなく、明確に「銀河統一」という目標を持ち、他勢力の影響を完全
排除するするという思想を実践ではたラインハルトだからこそ、あの時代の帝国において
フェザーン=敵or障害勢力と認識できて、なおかつ、フェザーン回廊が軍事的盲点になって
いるコトを利用できたワケで。
まあ、IFの話だからね。
でも、あそこまでパワーバランスが崩れた時点で、金髪でなくてもフェザーン
侵攻を思い付いたことは有り得ると思うが。
フェザーンの政治力は、両国の力の均衡有ってのことなんだから。
それにリヒは、ゲルラッハ財務尚書との会話に見られるように(1巻目)、
元々、フェザーンを危険視はしていたんだし。
或いは、リヒ侯が地球教とフェザーンの関係の話をどっかから(実は黒狐)
リークされたのがきっかけで、フェザーン排除・併呑を構想に入れるように
なる、とか。
>>986 >>989 アムリッツァ会戦では、地方警備兵力からも動員されたってあった。
それが結構な沢山居たのだろう。
その兵力は、アムリッツァ後、帰還出来た分はまた地方に戻ったのでは。
治安上、がら空きにも出来ないだろうし。ランテマリオじゃ、急にそれらを
動員も出来なかったのでは。
で、マル・アデッタ会戦や回廊の戦いに、新造艦と一緒に出てくる訳だ。
皇帝が跡継ぎを決めていないで死んだのに、
他国に遠征するアホな国があるかボケェ。
>>984 そして、からっぽになった帝国領で、
銀河制覇を夢見た宰相閣下は大貴族に殺されると。
>アホな国
色々と、充分、アホな国だったのでは。
>からっぽ
留守兵力を2個や3個、残す余裕くらい有るっしょ。
留守兵力が貴族連合軍に勝てんの?
宇宙艦隊司令長官のラインハルトでさえ兵力では互角だったのに?
という話より先にだな、
皇帝が死んで、帝国の支配体制のパワーバランスが崩れているの。
こんな時に自国を固めないで他国に行くのはあんたくらいだよ。
貴族連合軍も同盟に送り込むっつー仮定だっつーの。
政治の乱れや不安定を、外征と共通の敵で誤魔化すのも良く有ることだ。
「フェザーン侵攻と同盟完全制圧を企画するって有り得たか」
という仮定であって、それがリヒにとって最終的に上手くいく
筈だなんて一言も書いてないしな。
本当に実行されてたら、魔術師大活躍って展開になったろうし。
という訳で。
終了。
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