ＳＦ・ファンタジー・ホラー板一行小説〜第２幕〜

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前スレ：ＳＦ・ファンタジー・ホラー板総合一行小説
http://book.2ch.net/test/read.cgi/sf/1029812151/l50

カス人間第一号、現る！

THE END

Ｏｆ

THE

REALITY

「リアリティなんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのです」

という、ひょっとすると書いた本人すら判っていないほど含蓄のある名言で、物語の第二部は華々しくスタートした。

「リアリティのないタコ型火星人と戦争してるんだし、人型合体メカを開発したっていいじゃないですか」

「そんなことを言っているから、きみたちの書くSFは“エセエフ”と呼ばれるのだ！」師匠は愚かな弟子をどやしつけた。

「師匠、現実逃避してる場合じゃないっスよ！窓の外に火星人のウォーマシンが!! 」

「よし！こんな事もあろうかと開発しておいた人形合体マシンを使う時が来た！弟子たちよ！行けい！」

「師匠、人形って…」弟子は当惑した。

弟子たちは「くじ引き」で人型合体マシンのどの部分に乗るか決める事にした。

ヤター　　14ゲットォ！！

弟子Ａは、右足の小指を引き当てた。

>>11
真田さん！　こんなところで何をしているんですか！
早く第三艦橋の修理をしてください！

サナダ「くぉらーぁ、>>16！貴様こそ、ぐずぐずとストーリーを逆行させちゃいかんだろうが！」

師匠に怒られた>>16=弟子Ｂは最も過酷な部署である「右腕の拳」に搭乗させられる事となった。

「弟子たちよ。次は“華麗なる青き睾丸”だ。この部署はヒトガタ乗りの誉れと知れ。死ぬけど」

「おめでとうございます！師匠が睾丸のパイロットです。」

満場一致で師匠の搭乗が決定された。

「……設計変更！青き睾丸はナシ。性能が20％アップするし、メカに睾丸なんてリアリティないしな」

「リアリティなんか・・・。」（ry　弟子たちは悲しんだ。ハンガーに「笑いの神様」が降臨しようとしていた。

ところが、そこへ姿を現わしたのは、「お笑いの神様」こと吉本社長であった。

「どーも！順調ですか？火星人メカとのドツキ漫才、期待してますよ」外にはTV局のクルーもいた。

いかんせん、火星人メカは手足の動きがギクシャクするので「あんたとは、やっとれんわ！」

「あのギクシャク感から、天然ボケの笑いを引き出すのがお師匠の仕事」吉本社長の目が光った。

「あほう！わしはボケ歴２５年じゃ！突っ込みならいざ知らず、ボケがボケと組めるか。わしはピンでやる！エリアル発進！」

「よかろう！」吉本社長は突っ込みの最終兵器ダウンタウン浜田を呼んだ。

ところが、そこへ顔を出したのは浜田にあらず、シ兵 田 だった…どうする、吉本!?

その頃、火星メカは人類には理解不能な火星ギャグやフォボス系瞬間芸を次々に繰り出していた。

その芸のハズレっぷりは凄まじく、目撃者の中には脱力のあまり死に至る者すら続出した。

ギャグによる攻撃が火星人の戦争文化だ。ハズしていても敵が死ぬのなら問題なかった。

「からみ放題第7触手」「んなワケねえだろッ!! 」合体メカのキックが、偶然にも絶妙のツッコミとなった。

ところが、あまりにも強烈すぎるツッコミのせいで、合体メカのほうが自爆。

「やっぱ爆発したかぁ。安物の自爆装置なんてつけるモンじゃねえな」師匠は言った。

その頃、火星人メカの寒いギャグのせいで、地球の気温は急速に低下し始めていた。

吉本興業・環境物理学芸人のシ兵田は絶句した。「まさか……アレが始まるというのか！」

「アレが始まるといえば、ウチのかみさんは29日周期なんだが…このケースはどうなんだ？」

「このケースの場合はグスコープドリ先生にお願いする以外、地峡を救う道は無い！」

「諸君、やっとるね」おやじ仮面が忽然とあらわれた。おやじ仮面は先端のとがった赤いめがねをかけ、黒のタキシードを着てシルクハットをかぶり、黄色いマフラーを風になびかせている。

おやじ仮面は「悪趣味極まる」服装で現れ、さわやかにシ兵田にこう告げた。

「寒冷化の対応策は寒冷地にある。ペンギンがなぜ生き延びていたのか、それを探るのだ。」

こうして我々ペンギンの生態を探る会は、寒冷の地、北極へ向かうことになった。

「今回の現象は寒いギャグの影響です。そうか、つまりペンギンを笑わせることが鍵なのですねっ。」シ兵田はひざをたたいて叫んだ。

給油に立ち寄ったノバヤゼムリャで我々を待っていたのは

ところで、仮にもＳＦ者であるのなら知らないはずはないが、北極にペンギンはいない。

>>45 を知ったペンギンたちは、大いに笑った。

以上の事実を冷たく言い放つエヴゲーヴナ(27歳主婦)であった。

「事態は私の予想通りに進み、地球は救われた。」おやじ仮面はおごそかに宣言した。

ところで南極までの最短路はすなわち地軸に沿って真に南下するルートなのだが、

まれに時空のゆがみが測地線に影響を与え、異なる最短路があらわれる場合がある。

そんなわけで、ペンギンの生態を探る会は地球マントルのすぐ上にある、地底王国へと迷い出てしまった。

何よりも南極はＳＦ的事象や生命体の宝庫だ。ブロブ、物体Ｘ、その他ｅｔｃ．

そこは不思議な世界だった。果てもないかと思われる広大な空間を何かが無数に漂っている。

もちろんそれは地底王国と関連している。

ペンギンの生態を探る会のリーダーをつとめていたのは

かのチャレンジャー教授のひ孫である「博士号」を持つ天下無敵の女子高生、

積読子・リードマンであった！

ペンギンマニアの積読子は薄暗い地底なんぞに押し込められた事にぶち切れ、クルーに当たり散らした。

「だから言ったでしょ！南極になんてペンギンはいないのよ！今から北極に向かうわ！」

「あのう、この地底王国を脱出しなければ南極にも北極にも行けないんですけど」

「なんの、地軸にそって上か下に掘り進めば、どっちかに出るよ」

しかし、掘り進んだ先はＮＹのど真ん中であった。

山田奈緒子「あの、ズレてますよ。」

ペンギンの生態を探る会のあとを追って、恐竜がＮＹにあらわれた。

その種類と数は次の通り。

“とっても怖いザウルス”（全長4cm）ただ1匹である。

４ｃｍでは恐竜と言えないという読者の指摘を受けて、とっても恐いザウルス（英名：モーストテリブルザウルス／モッテラザウルス）は体長４０ｍにふくれ上がった。

ちなみに、その原型である4cmバージョンはﾓﾃｰﾗという愛称で呼ばれることになった。

その時、映画では良くある空気の読めない糞ガキが恐竜に近づいていた。手には針を持っている。

それを見た積読子・リードマンが叫ぶ。「危ない！ここは我々ペンギンの生態を探る会にまかせなさい！あ、しまった！」

簡単にガキをまたぎ越えた恐竜は、リバティー島の自由の女神像に向かっている。ちなみに、自由の女神像は台座の高さ４７ｍ、像の高さ４６ｍである。

接近する脅威に反応した女神像のメインコンピュータは格闘戰モードを起動し、女神は台座からひらりと飛び下りた。

「いかん、いかんぞっ。女神は世界最終戦争に向けた究極兵器で、あんな恐竜ごときに運用すべきものではない」国土防衛庁長官ジョン・スミスは言った。

中身ががらんどうと思われた女神であったが、外殻はすでに１９７０年代に液体金属で置き換えられていた。女神はその形態を変容させつつあった。

長官の叫びも虚しく、女神は右手の自由の松明でソフトクリームアタックを繰り出した！続いて独立宣言書のカドで怖いザウルスのアタマをめった打ち！

事態を察した地底王国からの援軍が続々と現れていた。

針を持ったガキは「大きなちんちん、大きなちんちん」と泣き叫んだ。

地球上においてはほ乳類が最大の生殖器を持つ。すなわち、ここであらわれた恐竜は地底において独自の進化発展を遂げた種であることが、容易に想像できる。

しかし今時のコギャルである積読子は「そんなモノ」に全く怯む事なかった。

積読子はあまりにも単純明快に一言、「>>80ｳｾﾞｰﾖ!!」と叫んだ。

その途端、>>80の生殖器はムクムクとはちきれだした。それは>>80の体を飲み込みながら巨大化し、ついには一本のそびえるオベリスクと化した。

その先端からは、すでに半透明の粘液がトロトロと滲み出しており、

積読子は妊娠した。

その瞬間、老若男女を問わず全人類が妊娠した。1年以内に総人口が一気に120億になる。

なんたることだ！　俺も妊娠されられちまったのか!?

でも正直少しうれしかった。

そこへシ兵田が戻ってきて、>>88に「なんでやねーん!!」と激烈なツッコミを入れた。

「あれ、シ兵田さん。あなたも妊娠してるんですよ。嬉しくないんですか。」

シ兵田は答えて曰く「わしゃ妊娠させるほうや。わしの女房はあの有名なナスダ・ヤルミやぞ」

「シ兵田さん、あまり考えたくないのですが妊娠した男はどこから出産するんでしょうね？」

それを考え出すと、寝られなくなるんですよ。

「男の場合、尿道をトポロジカルに裏返して出産します。ま、身体は裏返ったままですが、問題ないです」

――と、丸い肉塊が口をはさんだ。シ兵田の相方、裏返ったままの木公本だ。

「そっか、わしの身体はクラインの壷やったんかー…って、そんなわけないやろ！」

なんと、宇宙のすべての生命が妊娠していた。

宇宙塵型、宇宙人も

一個の超巨大な生命体というべきギャラクティカまでもが孕まされており

恐ろしいことに全生命体の出産日予定日が同一である事が判明した。事態を重く見た

ハリ・セルダンは

「エンサイクロペディア・マタニティ」の編集を企画した。

その最初の項目はといえば

「“妊娠”という概念のない生命体の皆さんへ」（5670ページ分）だった。

その書き出しの一文を以下に引用する。↓

「やあ、精神生命体や細胞分裂種族のみんな！妊娠はバグや病気や異常じゃないんだよ」

ちなみに、最後の一文はというと、↓

「だから現実を受け入れて諦めろ。抗うな。抵抗は無意味だ」

そのころ、地球に新たな危機が訪れていた。積読子の膨大な未読蔵書が重力崩壊を起こし、ブラックホールと化して首都圏を呑み込んだのである。

だがそれは｢妊娠問題｣に比べると全く問題にならない瑣末な出来事である。

全宇宙が大騒ぎしていたそんな時、ソファーに座り赤ちゃん○舗のカタログを楽しそうにめくる一人の男が居た。そう、オーストリア移民で売れない俳優から州知事にまで上り詰めた

だがそれは｢妊娠問題｣に比べると全く問題にならない瑣末な出来事である。

そこで、シ兵田は火星人に突っ込んだ「お前が、妙なこと始めるからこうなったんじゃ！ナントカセイ！」

火星人は何もしなかった。ギャグによる環境の激変、オベリスク出現による共時性妊娠。――すべて計画通りだったからだ。

しかたがないので、シ兵田は別の方法でツッコミを入れることにした――おもむろにファスナーを下げると

シ兵田の着ぐるみを脱ぎ捨てたのだ。中から現れたのは

最低人だった。

「お、おまー、あ、あほやろー」最低人は15分かけて火星人にツッコミを入れた。

それに対して、火星人はたった一言「おまい、サイテーーーーーーーー」

そのハイブロウなギャグは火星人のボケ計画を炸裂させ、その結果火星人には「罰ゲーム」が与えられる事となった。

火星人の罰ゲームをよそに、妊娠させられた宇宙の子供はすでに、その子宮の中で胎動を始めている。

妊娠現象を解決するべく、ついにＭＭＲが動き始めた。

「いかん！このままでは宇宙の質量が倍になり、それによって時間が加速し終焉に向かってしまう！」

キバヤシはその物理法則をも超越した「論理の飛躍」によって恐るべき未来を予測した。

「よし！みんな水銀をいっぱい持ってきてくれ！流産させよう！｣

「キバヤシさん、精神生命体や恒星生命体にも水銀は効くんスか？」

「それと水銀生命体に水銀を与えると、爆発的に増殖するって説もあります」

「まずいな、それは。こうなったら、積読子のブラックホールに全てを吸わせるしか手はない。」

つきあいきれませんな。

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というブラックホールの一言によってこの案もあっさり却下された。

という一文さえもブラックホールに吸い込まれて消滅する。

全てのものが次々に吸い込まれていき、ついにはこのスレまでも吸い込まれようとしている。

「ブラックホールを発散させるか、どこかにはじき飛ばす必要がある。鍵は積読子にある。」

そのころ、積読子は銀河の果てで牛丼を食べていた。

牛丼の最後の牙城、銀河の果ての吉野家築地店である。

純粋牛肉の供給を絶たれた吉野屋では、その科学力を結集してついにマグロから牛丼を作る製法を完成させていた。

国学院大学の川崎瑠里子さん、かわいい。

積読子は叫んだ。「これよ！宇宙を救う鍵はこれしかないわ！」

ちなみに、これ＝川崎瑠里子であった。

積読子は、なぜか良心に呵責を感じながら、国学院へとむかった。

積読子の作戦は妊娠を、にんしん→にしん→にしん丼→牛丼と変えてしまうことだった。

その方法を川崎瑠里子が研究しているというのだ。

積読子は相手をおびえさせないような声で呼びかけた。「ルリルリ〜♪」

そのハズシ切った挨拶は、瑠里子を激しく怯えさせた。「変態！あなた変態ね！助けて！おまわりさあああん！」

本日のラッキースレ
http://etc.2ch.net/test/read.cgi/denpa/1078276440/

このスレに(・∀・)ﾌﾞｲﾌﾞｲ!! と一言書き込めば
幸せが訪れるでしょう

積読子「そう、ボクが幸せにしてあげるから、こっちへおいで、ルリルリ〜♪」

共立女子大の小高理予さん、かわいい。

などというギャグを飛ばし、場を和ませようとした積読子であったが

生来の堪え性の無さからあっさりソフト路線をあっさり棄却し、麻酔銃による強制捕獲を敢行。地下秘密基地に瑠里子を拉致した。

しかし、積読子はかねてから「SFフリーク＝不穏分子」として公安にマークされており、

その未読書籍を焚書処分にするべく作戦行動が予定されていたが、重力崩壊が起こったため監視も中止された。

公安局長「よし、監視はこれまでだ！　ただちに積読子の身柄を拘束し、川崎瑠里子嬢を保護せよ！」

ついに公安９課が埼玉県内の採石場へと突入を開始した。

しかし、時すでに遅し。積読子も川崎瑠里子も>>95
そこにはいなかった。

幌付きの青いいすゞトラックが一台現場に残されているだけだった。

青いエルフが、動きはじめた。

しかし、運転席には誰もいない。

青いエルフの両サイドミラーがうにょーんと横に伸び、本物のエルフへと変身した。

「すみません、逃げられました」エルフは誰かと交信しているらしい…

目の前に置いてある、三菱ふそう、のトラックと、マツダのトラックに秘密が・・・

その２台のトラックは、それぞれ、ふーちゃん・まっちゃんという名前の漫才コンビで

「あのギクシャク感から、天然ボケの笑いを引き出すのがお師匠の仕事」と>>27の社長にスカウトされたのだ。

そのギャグの寒さは火星人メカをはるかに凌駕し、宇宙全体を絶対零度に叩きのめすほどであった。

いやな予感がした。

それは悪寒だった。

エルフは目眩がした。この二人には関わらない方がよいと本能が警告を発している。

しかし、ふーちゃん・まっちゃんはギャグ（描写自粛）を連発しながらエルフに近づいていった。

寒いギャグの嵐！その威力は火星人メカの寒さの役135倍（当社比）という凄まじさだった。

ここでエルフは、古典的だが確実に人の目をそらす事の出来る方法「あっ、あんなところに○○が!!」を使うことにした。

ところが指差した先に「あっ、あんなところに・・あああっ」

ブラックホールがあった。エルフの指先はシュヴァルツシルト径を越えてしまった。

ちゅどーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!

大変なことが起こり始めた。エルフを触媒としてブラックホールとふーちゃん・まっちゃんが反応し始めたのだ。

ふーちゃん・まっちゃんの極寒ギャグは、ブラックホールでさえ、吸収を拒むものであった!

ふーちゃん・まっちゃんコンビがこれほどまでに激烈な実力を示すとは、>>162さえも想像していなかったことだった。

「このままでは地球は氷河期に突入してしまう！それを防ぐには、「デブオヤジの暑苦しいギャグ」で対抗するしかない！」

というわけで、候補者名簿ｷﾎﾞﾝﾇ

候補１、パパイヤ鈴木。しかし元々アイドルであったためギャグセンスは皆無に近い。

候補２、「雨上がり決死隊」の宮迫。しかし彼は今キャシャーンの映画に出演中。

デブヲタのデブヲタによるデブヲタのためのオーディション会場はここでつか？

という雑音を尻目にパパイヤ鈴木「俺ってブラックホールみたいに魅力的だろ？」（腰フリフリ）。

いつの間にやら回りはデヴだらけになっていた。誰も彼もが自己主張を始め暑苦しいことこのうえない。

「こいつはいい気分だ。」サウナと勘違いしている奴も現れる始末。

しかしデブ密度も我慢を超えてきた。「いい気分はいいが、そのうち臨界質量超えますよ。」

ではここで、放射性同位元素が核分裂に至る際の臨界質量と、ブラックホールが形成される際の臨界質量の違いについて確認しておこう。

はじめに常識的な話ではあるが、デブは放射性同位元素ではない。

しかし、デブは、常人より質量が多いため、引力が強く

次に、重要な参考文献をあげておくhttp://science2.2ch.net/test/read.cgi/future/1007123833/l50

さて話をもどそう

しかし、デブは、常人より質量が多いため、引力が強く、重力崩壊を起こしやすい。３人以上集まったときは要注意だ。

特に「デス・スター」を自称する小松左京が今そこにいなかったことは不幸中の幸いだった。

しかし「第二デス･スター｣の異名を取る宇宙大元帥閣下は、そこにおられたのだった。

「そこ」とは日本テレワークの

ずーと遠く

東京湾の船の上、海に潜る「ガチャピン」の撮影現場であった。

「わー、海の中は不思議な生き物でいっぱいだー。」

立松和平が感動の涙を流していた。

ところで、デブの定義には放射性同位元素でないことは含まれていない。すなわち、デブでありながら放射性同位元素であることはデブの定義に矛盾しない。ＳＦではあらゆる可能性が試されることから、集合したデブは放射性同位元素で構成されていることが明らかとなった。

そうなると問題になるのは、重力崩壊における臨界デブ量＝３デブと、放射性同位元素を含むデブが核分裂に至る際の臨界デブ量との大小となる。

それに加えて、その集中の度合いだ。

ここで集合したデブを便宜上Ｄ１、Ｄ２、Ｄ３と呼ぶことにする。Ｄ１とＤ２は愛し合っていた。

そこに、不幸な偶然が重なった。

しかし不誠実なＤ１はＤ３とも二股を掛けており、さらにＤ２とＤ３は親友であった。

ところが、Ｄは、常人より脂肪が多い。そのため愛し合うと発火するときがあった。

スカリー「馬鹿馬鹿しい、人体発火なんてそんな事ありえないわ」

その言葉をきっかけに、今までさんざん苦労して防いできたデブによる重力崩壊がついに始まった。

こうして、RDFによる生ごみリサイクル計画は破綻をきたした。

ともかくも、こうして人類は種の贅肉部分＝デブを除去し、確実にバージョンアップを果たしたのだった。モノリスの降臨も間近であろう。

しかし、そう思ったのもつかの間、積読子のブラックホールとデブによるブラックホールが互いに引き合い、猛烈に接近し始めた。

この危機を回避するには、ジュピター(イルカ)をぶつけるしか、方法が無い。

「さよならジュピター！」

積読子は、イルカを思い切りブラックホールめがけて投げつけた。

その反作用により、積読子は対称点にあったワームホールへと突入し、

デブ宇宙へと飛ばされてしまった。では、デブ宇宙とは、何かというと

宇宙空間の膨張に比例して物質までもがそれに準じてデブリゆく、という物理法則をも
超越した恐るべきせかいであった。

当然、積読子は、デブ宇宙の干渉を受けた。刻々と質量を増す空間はよそ者には息苦しい。

５円玉が熱膨張すると、その穴は大きくなるか小さくなるかという子供の科学というべき実験がある。

当然のことながら子供の科学の読者であった積読子は、事態の打開策を５円玉に求めた。

「例えそれがどんな問題でも、愛と勇気と５円玉があれば必ず解決するはずだわ！コーチ！私、やります！」

五円玉を中心核にしてバスターマシーン参号を

完成させたのだが、五円玉ベースだからｶﾅｰﾘ小さい。

しかも、積読子は何故バスターマシーン参号を完成させたのかすら忘れていた。

じつは、積読子は酉年なのだった。

そのため、彼女は鳥インフルエンザに罹患していた。

大変な事になった。24時間以内にワクチンを打たないと、

鶏になってしまうのだ。それがデブ宇宙の法則であった。

更に、鶏になってから48時間以内にワクチンを打たないと、フライドチキンになってしまうのだ。

さあ、急いでワクチンを

探さなければ、っておい、こんな所にワクチンが！！　しかしその上に大きなカゴを斜めにつっかえ棒がしてあり、結わえたひもがどこかにのびている。

そのひもの先にいたのは

すでに忘れられかけているシ兵田

の頭上に大きなカゴを斜めにつっかえ棒がしてあり、結わえたひもがどこかにのびている。

すなわち、ひもはループ状にどこまでも続いている――宇宙物理学の世界で「超ひも理論」と呼ばれているのが、これのことだ。

超ひもをたどっていくと忘れられた者たちが出てくる出てくる。師匠、火星人のウォーマシン、弟子Ａ、真田さん、

あまり無理しないように。

と、積読子は師匠にいわれたが、無理をしなければ、鶏に

、鶏になってしまうのだ。鶏になったら鶏の積読子を見てご近所さんからどう思われるだろう？

鶏になるなんて非常識な!!と、石を投げられるかもしれない。

嫁の貰い手がなくなるかもしれない！積読子は、こと恋愛に関しては保守的だった。

鶏になる運命の積読子は、その運命を受け入れた。鶏になっても良いではないか。

女子高生のくせに早くも結婚を考えるのは「ＳＦ者にはあるまじき姿」かもしれない、と積読子は一瞬思った。

しかし、こうも思うのであった。「私が鶏になることでこの世界が救われるのならば、よろこんで運命を受け入れよう。」

だが結局、積読子は鶏にはならなかった。なぜなら、

ひもの先にいるシ兵田の放つ極寒ギャグのショックで、デブ宇宙が、収縮を始めていたからである。

収縮の影響でつっかえ棒が外れ、カゴがドミノのように連続して倒れ始めた。

宇宙の構造を、日常感覚に置き換えて理解できたと思うのなら大きな間違いである。

しかし、デブ宇宙では、可能だった。

根拠のない思い込みだ。

だが、デブ宇宙の常識は物理法則を超越していた。収縮し始めた影響で我々の世界のブラックホールは
ワームホールからの重力転移により中和され始めていた。

しかし、>>250の文章は長すぎるため、残存しているブラックホールによって無効化され

デブ宇宙と我々の世界のブラックホールによる綱引きが始まった。

積読子は、その綱を伝ってデヴ宇宙から脱出しようとした。だが、デヴ共が後を追ってくる。このままでは重さで綱が切れてしまう。

デブたちは、狭い空間でひしめいていたために融合し、いまやウミウシの様になっていた。

積読子はすがってくるウミウシたちを蹴落とそうとしたため、お釈迦様は蜘蛛の糸を切ってしまった。

お釈迦様の蜘蛛の糸とはすなわち因果律のことであった。積読子は、デブ宇宙を突き抜け｢ド次元｣へと

突入した。そこでは、土手っ腹に風穴を開けられ、鰹節３本突っ込まれたハゲ男が猫に追いかけられていた。

「ねこーねこー」猫好きの積読子は、猫に駆け寄った。

ハゲ男が積読子の目の前に立っていった｢カラスムギが豊作だよ〜♪ 」

「あ・・・・あなたはひょっとして・・・・・あの有名な怒々山博士？」

「そうだ。しかし私は怒々山であって怒々山ではない。

焦点の定まらない目でハゲは語りだした。

「・・・ど・・・怒々山さん・・・・酸素欠乏症になって・・・・・」

「君にいい物をあげよう」怒々山は、白衣から何かを取り出していった。「最初のコンピュータ饕餮（とうてつ）だよ」

「こんな４８６より性能の悪いコンピュータ要りません。だってパンチカード読めないもん」

怒々山「（´,_ゝ｀）ﾌﾟｯ君はわかってないようだね」

「こういうのは紙テープと相場が決まっとるんだよ君」そう言うと

怒々山博士は積読子に饕餮を無理矢理押しつけて走り去りました。積読子は仕方なく、それを持ってタクシーで東京まで帰りました。

「お客さん、着きましたよ。」寝てしまったようだ。なにげに窓の外を見ると。

街には遊星爆弾が降っていた。

「お客さん、知らなかったんですか？今、地球は謎の星ガミラスの攻撃を受けてるんですよ」

と電光掲示板を指差した。

電光掲示板の右上に、大きく”謎の惑星”と赤い文字が点灯している。

ああ、こんな時に「ジャイアントロボ」がいてくれたら！

「ま゛っ！」

田口トモロヲ「しかし、そこに現れたのはジャイアント馬場だった。」

「あっぽー」という声とともに現れた馬場さんは、放射能の影響か身の丈が50ｍあった。

その崩れた身体からはすさまじい腐臭がおしよせ見る間に轟音とともに頭部が落下した。
｢だめだ、腐ってやがる。｣

立ち並ぶ高層ビル群が波打つ。元素崩壊のはじまりだ。刹那、

アラクニドからの隕石が激突！

３日後、ブエノスアイレスの隕石坑からグリーンジャイアントが出現した！！

大変だ！　こうなったらアスランに何とかしてもらおう。

そういうと、積読子は一心に天に祈った。だがでてきたのは「阿修羅王」であった。

積読子はドン引きした。

「ここまで破綻してしまうと、もう『夢落ち』しかないわ！」

それはあまりに悲しい結末だった。

しかし解決の道がそれしかないなら仕方がない。「えい！」と積読子は叫び夢から目覚めた。

全てのドラマツルギーを踏みにじる止めの一撃！夢落ちはついに実行された！

目を覚ました積読子はあたりを見回していった。「ああフレディ・クルーガーがいる」そう一つの夢からさめても、まだ夢の中にいたのである。

そのころ、カイパーベルトにある巨大小惑星セドナに降り立ったヤマモト５７世は、超古代の遺跡の前に立っていた。

なぜか、コーラの自販機がある。

コーラの自動販売機かと思われたそれは、側面の文字を解読したところ

「最終兵器」と書いてあった。

ヤマモト５７世は、コインを入れて、ボタンを・・・

｢貴様の第二ボタンはこのオレ様が頂戴するモヂャ。｣

最終兵器にコインを入れるのは、誤った操作である。外観が見慣れたものであっても異星の技術を解釈するのは困難を極める。

しかし、ボタンを押すまでもなくコインが返却口に落ちてしまった。やはり現地通貨でないと駄目なのだろうか？

仕方ないのでヤマモトは、辺りを探索する事にした。遺跡なのだから、貨幣も埋まってるだろう

しかし探しても探しても新500円玉しか出てこない。今は旧500円玉が必要なのだ。

「なければ自分で作ればいい」父の遺言がヤマモトの脳裏に浮かんだ。

そこでヤマモトは材料を探すべく再び遺跡を歩きまわった。すると、1ｋｍほど先に得体の知れない巨大建築物が見えた。

ヤマモトの投入したコインは、極低温状態にあった最終兵器にわずかな温度勾配をもたらした。それは、超電導化していた内部回路に局所的な絶縁をもたらすのに十分だった。

最終兵器は、低い地鳴りのような振動音を立てたが、硬貨鋳造に精を出すヤマモトにそれが聞こえようはずもなく

ヤ「まぁ、いっか。こちとら猿もイルカも知性化してる訳だし♪」

そう言うヤマモトの隣で、連れてきた知性化した猿たちが異変に気づき騒いでいた。

大気の無いセドナにおいて、それはまさしく地鳴りだった。

だいたい、人里離れたこんなところに最終兵器を置くとは、何をもくろんでいたのであろう。

それとも、ヤマモトの解読した文字は落書き、あるいは宣伝看板のたぐいではなかったか。

しかし、異性人の考えが地球人にわかるはずもなく

それを言っちゃ、科学はオシマイである。

という亡き父の声を聞いた山本は調査を再開することにした。

ところで「最終兵器」とは何が最終なんだろう、とヤマモトはとりとめも無く考えた。

すくなくとも東京都営地下鉄の時刻表とは、関係あるまい。

ところが、それはまさに東京都営地下鉄と密接な関係があったのである。

あのﾄﾝﾈﾙは掘られたものでは無い。初めから存在していたのだ。

鉄道総合板の過去ログを完読した山本はそう結論を出し、

その仮説に基づいて発掘を続けた。するとどうだろう、小惑星セドナの内部には、

巨大な鉄道模型が

球形の空間の床や壁や天井を問わず、ぐるりと張り巡らされているではないか。

「わからない！これをどうやって地下に入れたんだ！！」山本は悩んだ。

ふと横を見ると、春日三球・照代が

「考え始めると夜も眠れないんですよ」と

メカの素を投げつけた。

すると一瞬で核融合炉が出来上がり、爆発した

爆風で飛ばされながら「夢落ちは禁じ手なんだっけ…」と漠然と

その頃、太陽の内部に空洞世界が発見されていた。

という報を受けたトム少佐は「成功して最後まで生き残れ！」とエールを送られながら

最終兵器起動のための貨幣鋳造に精を出した。

それは、ヤマモトの遺志を継ぐためであったが、どうも腑に落ちない

「遺志を継いで・・・・・遺志・・・・そうだ！ヤマモトを殺すのを忘れてた！」

そして何者かに背後から石で殴られた

そこには、またもや春日三球・照代が立っているではないか。

かなり痛かったのだろう、少佐はしばらく頭を押さえてうずくまっていたが、振り向きざまに言った。

「いった〜い。な〜にすぅんの〜」

殴られたのは少佐ではなく積読子だった。

余裕の笑みを浮かべていた春日三球・照代だったが、これはちょっとも驚いたようだった。

「師匠！私を弟子にして下さい！」

「よかろう」案内されたのは精神と時の部屋だった。

精神と時の部屋での厳しい修行は実に三時間に及んだ。続いて積読子は物質と空間の部屋に案内された。

部屋で積読子は宇宙そのものとなった。なるほど物質と空間について知る最善の手段であった。

その宇宙は定刻軍と遅刻軍に分かれて殺し合いを

しているはずだったのだが、何せ遅刻軍は時間を守れない

くせに、その主力をなす宇宙野武士は、昼食時に限ってきっちり正午に戦場を離れるという始末である、

もちろん、３時のおやつの時間も忘れない。

おやつに欠かせないのは宇宙フォートナムメイソンと宇宙マフィンで

もちろん食後の「１時間の休憩時間」もきっちり消化する。

つまりお互い噛み合わない戦争状態が延々と続いているわけである。しかし

ある日、宇宙時計台が壊れ、今何時かわからなくなった。

それはルーズな遅刻軍にとっては、たいしたことではなかったが規律厳守の

定刻軍にとっては死活問題であった。なにしろ

飯の時間がわからない。その上

トイレタイムがわからないとなると兵の士気にかかわる。何せ一秒でも遅れると

時の花で作られた葉巻を没収される

そうなると黙って消滅するしかない

そんなこんなで、定刻軍は徐々に敗色を濃くして行ったのだった。

そこで定刻軍は起死回生を賭け、門限を９時から１０時に延長した。

しかし時計が壊れてんだから意味がない

しかし針を１２時に合わせておきさえすれば、

一日に二度、営業時間中に一度は必ず正しい時刻を指すわけで、

実用上差し支えない程度の正確さを得た定刻軍は、

一日に二度だけ、その砲列から正確無比な斉射を放った。

ところが、宇宙時計は壊れても宇宙野武士の腹時計は正確無比を極めているのであり、時計の針をよりによって１２時に合わせたことは、定刻軍にとって実に不幸なことだった。

撃ったところで敵はお昼に行ってしまっていて、

食堂に砲撃すればいいのに、それに気付かなかった定刻軍は

敵は全滅したと思い撤退を開始した。

戦術的に考えれば、ここで遅刻軍は追撃するべきである、だがそこは

やはり遅刻軍。すっかり追撃のチャンスに遅刻した。

五百円玉を鋳造する技師が遅刻したためである。

「たかが硬貨の鋳造にどれくらい時間をかけるのだ！｣と

ﾒﾝﾄﾞｸｻｲのでﾒｰﾙで送信。すると

技師は携帯もパソコンも持っていなかった。

結局のところ、この会戦の戦略的な意義といえば

規則正しいものから混沌へ　結構、宇宙の真理をついていた。

ここで第3の勢力が登場してくる

それは、めぞん一刻軍と呼ばれた。

一刻軍には情報将校のヨツヤ、宴会将校のイチノセ、清掃将校のオトナシなどがいた。

しかし、連日の大宴会。戦意などないに等しい。

おまけにここにきて、一刻軍全軍の士気をさらに悪化させるように、オトナシとゴダイの間に気まずい空気が流れていたのだが、そのきっかけとなったのは、ヨツヤがもたらしたある情報だった。

「織田信長本能寺で死亡」

「明智光秀謀反」

｢黒船来寇」

「イラクで邦人3人誘拐」

「で？」とゴダイ総司令は言った。「これから何を読み取れと？｣

時空を越えた戦いということである。

そんな不毛な戦いをやめさせるべく、イエス・キリスト、モハメット、釈迦といった
方々が時空を超えて降臨しようとしていた。

その大川隆法的展開を阻止すべく、一人の男が立ち上がった。その男とは、

スネーク・プリスケン、伝説のアウトローである。

しかし一つ問題があった。スネークの頸動脈には、タイムパトロールによって時空振動弾が埋め

埋め埋め埋め埋め埋め埋めめ埋め埋め埋め埋め埋め埋め梅埋め埋めこまれており

どうやら時間が、秒単位で戻って

また進んで

事件はリアルタイムで起こっている

ちなみにスネークの首で時空振動弾が炸裂すると

このループを抜けるために定刻軍が発動した作戦こそが悪名高い

「混浴露天風呂美人OLは見た！」作戦であった

それは定刻軍の精鋭部隊の女性士官たちによって構成された「OL軍団｣が

信玄の隠し湯の如く太陽系中に点在する遅刻軍の保養地のひとつひとつに潜入し、

保養地中の時計の針を一日に３分ずつ遅らせるというものであった。

バスタオルを巻きつけた裸体を

、もちろんバスタオルが巻かれていては裸体とは呼べないが、

その裸体を、裸体を、裸体を、ウヒヒヒヒヒヒヒヒ

ＯＬ軍団の一人イチノセは、その豊満な裸体をタライに隠して、遅刻軍の秘湯へと踏みいった。

作戦はみごとに成功した。しかし、あまりにも順調なことから４８０日の間作戦が継続して時計はもとに戻ってしまった。

その間、イチノセは秘湯三昧を続けていた。

秘湯三昧とは、ウヒヒヒヒヒヒヒヒ

ともあれ、時計が行ったり来たりしても、人間の意識は時間に沿っているためたいした混乱はなかった。

さて、この一部始終を見ていた春日三球・照代は、

あいかわらず見続けていた。

やがて、５６億７千万年が経過し、弥勒が光臨した。

驚いたことに弥勒と春日三球・照代は旧知の仲のようであり、なにやら談笑している。

みろく「貴方24観てる？　あたし今超ハマッてんのよねー」

「あと巣鴨地蔵通りの衣料店『春日三球の店　ひだまり』はまだやってる？」

「さあはじめなくっちゃ。お前たちは全員西方浄土へお行きっ。」弥勒のパワーが惜しみなく降り注いだ。

西方浄土に降り立った三球は行った「お釈迦様はどうやってこの宇宙の中に星々をいれたんでしょ？それ考え始めるとわたしゃ

ため息が出るんですよ。・・・・ハァ・・・・どうしても大川隆法路線に持っていきたい奴がいるんだねえ」

という訳で積読子はようやく気が付いた。「私が戦うべき相手は大川隆法だわ。」時は限られている。間に合うか？積読子。

ちょうどそのころ大川隆法は懲りずに映画を作っていたのだが

大森望に叩かれて中止した。

「ああ、千億の昼と百億の夜を飛んできてしまったのね」と大森望。

そこへ二階堂が乱入

「ヨツヤ情報将校、そんな映画で大衆操作をしていたのか！」

西方浄土では、すべてが生きる苦しみから解放され、歓喜で満たされる。

自転を停めた地球は、長い午睡の時を過ごしていた。

西方浄土はひたすらに続く朝焼けの世界であった。

おわり

かと思われたその時、須弥山からの一人の巨人が溺れて海岸にたどりついた。

月の地球公転周期は延びて１年となり、つまり常に地球に対して同じ位置を占めるようになり、クモの巣がからんで軌道エレベーターになっていた。

賢明な読者はすでにおわかりだろうが、この軌道エレベーターが須弥山である。

「そのＧにより軌道ｴﾚﾍﾞｰﾀｰ内での膝ｶｸｶｸは危険です。」と、

軌道エレベーターは「ゼロＧ加速」が前提なのではなかろうか、との疑問が
積読子の脳裏によぎった。

そこで積読子がぐぐってみたところ、まったくＨＩＴしなかったために

すでにエネルギー傾斜が緩慢となったこの世界ではぐぐーるの機能が失われていることが判明した。

「いいや！とりあえず登っちゃえ！」

そこは垂直な壁面を、いくつもの軍事部族が跋扈している世界であった。

最初に積読子と出会ったのは長い間に体が扁平となり横にしか動けない「カニモドキ族」で

機械文明の遺産である最終自動販売兵器を所有し、造幣ギルドによって支配されている。

目指すはギルド造幣局。垂直世界の戦士と化した積読子は、盗んだバイクで造幣局目指して走り出した。

いつもならバイクで造幣局に入るのは困難だが、この季節は「桜の通り抜け」のため

札束がつかみ取り放題であるただ

この札束噛みつくのだ

「硬貨躯類の手からー垂直世界をー我々平面生物の手にー取り戻すのだー」突然、積読子の脳裏に声がこだました。

そない面倒な事自分でしたらええやん。わてはぜぜこもろうてさっさと帰ろ。

という考えがふと頭をよぎったが、ストーリーを背負って立つヒロインとしてはそういう非劇的な行動は選択するわけにはいかない。より劇的な展開を、積読子は脳中で模索した。

そんなとき笑いの神が舞い降りた

驚く積読子に神は言った。「とんでもね〜あたしゃ神様だよ！」

このスレを読んだ二階堂が「キミとボク」派であると批判した。

「あんだってぇ〜？」と、すっとぼける神様に対して井出らっきょのような銀塗りの宇宙人が
積読子をかばうように現れ、

いきなり抱きついた（かばうために？）さらに、

カポエラを踊り、グルーヴトロンを発生させた。

「ふははははは、ぅわぁたしは、うちゅー人だ！」

と銀塗りは咽を手で叩いて言ううのだが

どこをどう見ても、ただの地球人のオヤジにしか見えない。

これはどう見てもＳＦではなかった。そうだっ、ホラーだ。ホラーなのだ。積読子は自分が恐ろしい世界に踏み入ったことを意識した。

今や、垂直世界は限りないホラーで満たされている。その恐ろしさは、

バイオハザードをはじめてプレイした日の夜、見事に悪夢を見たというベタさに匹敵した。

そのあるはずのないものが存在する、眩暈にも似た恐怖に、思わず積読子は

「やっぱＳＦがいい！話が破綻しようがつまらなかろうがしったこっちゃないわ。そもそも私はペンギンを探してるだけなのに。えーん。」と絶叫し、

苦しげにうずくまると、絞り出す様な声でこう言った。

「そう！私は垂直世界の戦士！ＳＦヒロインよ！とにかくこの世界を登り切るのよ！フルスロットルで！」

そうはさせじとカニモドキ族、歯のついた札束、造幣局の役人たちが積読子を

取り囲んで円陣を組み、何やら怪しげな呪文を唱え始めた。

「ぱ〜とら、べら、る〜な・・・・」

「あ、あぁぁぁぁあ、あ、皆がこうして心を合わせることができるというのはなんとすばらしいのでしょう。私はお布施をしますっ。」積読子は恍惚にひたった。

が、一瞬の後に正気を取り戻した。「騙されるな！これはカニモドキの心理攻撃だ！」

カニモドキは札束をその鋭い爪にはさんで数えていた。「イチ、ジュウ、ヒャク、セン、マン、オク、チョウ、チョウ、…」

頭の中で三球の知人の弥勒の声がする。

「タコカイナ〜」と「〜だいじだよ〜」が和音のように積読子の脳髄に木霊した。

ホラーの勢力に負けてはならないとばかり、ファンタジーの勢力が顕在化した。

ＳＦ、ホラー、ファンタジーの三大勢力が競う、三つ巴の戦いが始まった。

ファンタジーの勢力は須弥山に向けてフェアリーとドラゴンの大群を繰り出した。

ＳＦ勢の旗色は悪かった。この状況をＳＦ的に説明できるものであろうか。

「説明しよう。その前に赤か青のカプセルをえらぶんだ」突然あらわれたごつい黒人男性が積読子に告げた。

因みに赤は喉の痛みを抑え、青は咳を鎮める効果を持つ。

その瞬間、何者かの魔術によって、赤のカプセルは赤チン、青のカプセルはベンザへ変えられてしまった。

「高度に発達した魔術は科学と区別できない」積読子はそういうと、ベンザを

バイクに、赤チンをアーマードスーツに変えた。そして、素早くバイクにまたがると垂直世界を上方向に向けて疾走していった。

そんなことが出来るそのバイクは、もちろん本郷から盗んだサイクロン号である。

「伝奇SFこそSFとファンタジーとホラーを止揚するもの！　そして伝奇SFと言えば諸星大二郎！」

そういうと積読子は>>264で怒々山にもらった饕餮（とうてつ）に

>1-479を読ませた。すると世界の底が抜けた。

まさに”世界にひとつだけの穴”だった。

「地獄が開いた・・・。」菊池彦と宗像教授が起動エレベーターから見下ろしながら呟いた。

「ククク…軌道と起動、脆いものよな」

「でびーる。」怪しく翼を広げた黒い影が、穴の中からエレベーターに向かって飛び上がってきた。

「止揚がないなあ。」とタヌキのようななにものかが、パンダのような白い腹に付いた、カンガルーのような袋を探った。

ところで須弥山の高さは１２０万Ｋｍということだからそこのところをよろしく。いくら高速バイクでもそれだけの距離を走るのはちょっと辛い。

「確か月までの距離が３８万キロだったから、その４倍弱をバイクで行くとどの位のじかんだろうか。」
積読子は右腕の「ブライトリング・ナビタイマー」の計算尺で割り出そうとした。

「えーと・・・休まず走っても時速120キロで一年2カ月くらいかあ。」

「いいや！とりあえず登っちゃえ！」

「あ・・・、ガス欠」

「登って来い、私の元へ。」挫けそうになった積読子の精神にワイズマンの声が響いた。

「こういう時こそＳＦヒロインの必殺技、「ご都合主義」の出番よ！」　積読子はバイクにエネルギーがいくらでも沸いて出てくるポータブル波動エンジンを搭載し、走り出した！

そこへ元始天尊が降りてきた。「積読子よ、封神計画は進んでおるのか？」

積読子はフルスロットルのまま元始天尊を撥ね飛ばした。

「イヤッホーーイ！」

目の前に立ちふさがる者どもを蹴散らし跳ね飛ばし宙に舞い上げながら、積読子のバイクは限りない加速をはじめた。

♪怖い、ものは、なにもないっ、真由美の心はお見通しっ

そうしてバイクを走らせていると「限りない加速」のせいで、積読子の眼前に真っ赤な月面が姿を現した。

赤はもちろん、ドップラーシフト。だが、赤方変移は月が遠ざかっていることを示しているのではなかったか。

だがほぼ光速で移動しているが故に、そこに考えが至るまで300万年を要した。

つまり積読子が月だと思っていたのは未知の惑星であり、そこは

どこかというのはひとまずおいて、もはやバイクを加速するための軌道エレベーターもなく、帰還のあてのない積読子はほぼ光速で惑星表面へ

衝突した。バイクは壊れ、衝撃波で惑星表面は壊滅し、積読子は膝を擦りむいた。「いたたたたた・・・・・主人公じゃ無かったら100回ぐらい死んでるところだわ」

生命維持装置をﾌｧﾝﾀｼﾞｰﾓｰﾄﾞに設定しておいたのが功を奏した様だ。

そのとき鬼無則武は目を覚ました。

鬼無は「生で〜　ダラダラ〜　逝かせてぇぃえい〜〜♪」と叫ぶと積読子に

「テメ飛ぶぞコラ！」と一喝、

宇宙反則切符をいそいそと切るのであった。

ところが積読子が罰金を払うために出した札束には歯が生えていたため鬼無は

手をヒドく噛まれてショック死し、積読子はめでたく無罪放免となった。

「ﾋﾟｸﾝ」気のせい？今死体が動いた様な･･･

しかしそれはやはり「気のせい」だった。例え宇宙ではあなたの悲鳴は誰にも聞こえなくても。

因果律は作用するからだ、ただしこれは正常な物理法則の

反作用がある。

ところで積読子が見た赤い月を思い出そう。準光速でのドップラーシフトが赤であるとするなら、その天体は強い重力場を発している。その天体は白色矮星か中性子星であろう。すなわち積読子はそのような高重力天体のもとにいた。

そしてそこで我々が知りうる、あらゆる宇宙の常識が一気に覆される発見をしてしまった。

うーん、もちろん優れたＳＦではそうしたこともあるが、このような場で真の意味で非常識かつ確信的な書き込みを期待するのは無謀ではないだろうか。

スマソ、革新的だ。

「うーむ、なんとなく体が重いと思ったらそういう事だったのね。主人公じゃ無かったら今頃ペチャンコに潰れてるところだわ」

「主人公は俺だ。」俺は叫んだ。

５６億７千３百万年ぶりの俺の登場である。

なお、次回登場は２１５億年後になる予定である。

だが余りに長命過ぎる「俺」は偽者呼ばわりされてしまう。昨今のオレオレ詐欺の横行がそれに拍車をかける。

いつの間にやらストーリーに入り込み、誰も気付かぬうちに主人公の座を奪ってしまうという

芸当は「かなりの魅力と能力」をそのキャラクターに要求されるのであって、

現主人公・積読子との対決は避けて通れぬ道であった。

そう、積読子にもオレオレ詐欺の魔の手が忍び寄って来ていたのである。

ピロロピロロー♪積読子の携帯がなった。戦いの火蓋は切って落とされたのである！！

「俺俺！」「誰？知らない。ﾌﾞﾂｯ・ﾌﾟｰ・ﾌﾟｰ・ﾌﾟｰ･･･」電話無精な積読子が［俺］を秒殺。

きってしまってから気がついたが、ここは未知の惑星上だ。さっきの電話はどこからかかってきたのだろう？

亜光速で遠ざかっている「レッドシフト」バリバリの惑星に通信可能な手法は
「・・・タキオン通信ね！いったい何者なの？」

「私だ。」ボスからの通信。横では志村が電話に聴診器を当てている。

中性子星の重力が、いまゆっくりと積読子にしみとおってきた。積読子はひざががくがくした。

「こっ、これはっ。もしかして私は主人公を外されたの？」積読子は嫌な予感がした。

「あぁ、もう立ってらんないわ」生命維持装置のモードを確認しようとするが、がっくりと膝を折り地面に手を着いてしまった。

その瞬間「待った無し！」の声が響く。驚いて周囲を見渡すといつの間にか両国国技館の、しかも土俵上にワープしていた。

積読子の目の前に２ｍはあろうかという相撲とりが目をギラギラ光らせて

コケコッコーと、ときの声をあげながら

いきなりｽｰﾊﾟｰ頭突き（強）を繰り出した！

考えるより先に体がうごいて頭突きをかわした積読子であったが手が

半透明になっているではないか。力士を見ると既に輪郭が朧げに。

いままで棚上げにしてきた物理的･物語的矛盾が「主人公」を外れた積読子に降り注いでくる。

そのとき！「オーレーオレオレオレー♪」と「オーレ！　チャンプ」の曲を歌いながら消されたはずの[俺]が

大鶴義丹の顔に江頭の体、出川哲郎の声で再構築され実体化

オプションでマルシァの顔と加納美香子の体に麻上洋子の声の秘書も傍らに就いていた。

積読子はおもむろに消えかかった右手で「俺」の顔面にコークスクリューパンチ。

そこへ「俺」の秘書が森雪の声で「オッパイミサイル発射ぁ〜〜〜！｣

積読子は素早くｵｯﾊﾟｲﾐｻｲﾙをｷｬｯﾁ、そのまま飛び去り戦線離脱。

主人公の座は相撲鳥と「俺」の勝者が手にすることになった。土俵の上ではすでに激しい戦いが繰り広げられ、

力士の張り手に「俺」がトークで応戦、なかなかの好取組。土俵の下では行事と秘書が談笑。

しかしここで一発鉄拳制裁、哀れ力士は１００万光年の彼方に。

「覚えてやがれ〜･･･」飛ばされながらもお約束を外さないあたりは流石である。

「俺が主人公だーーー！」

あー、テステス、ただいまマイクのテスト中

アタイこそが ５５５げとー

さて、そのころ積読子はというと、

コタツでみかんを食べながら紅白を見ていた。

思えば主人公になってから、GW盆暮れ正月祝祭日･･･年中無休で働いてきた積読子。

過ぎ去ったｲﾍﾞﾝﾄを全て再現するつもりらしい。

考えてみれば主人公じゃなくてもいい。何処か記憶に残る名脇役で十分ではないか。

「さ〜て、次は除夜の鐘･･･っと♪」近所の寺で坊主を脅して無理矢理鐘を衝かせる積読子。

まずは、紅白の白組キャプテンとして極寒ギャグを飛ばす火星人メカが出てきた

しかし、メカは、自分の間の悪さに気づくとぼとぼと歩いて火星に帰っていった。

積読子は立ち去ろうとするﾒｶを鐘衝き棒でﾒｯﾀ打ちして服従させ、「名脇役」と名付けﾍﾟｯﾄにした。

「名脇役でいいなんて一瞬でも考えた自分が恥ずかしい･･･！この世で主役を許されるのは私だけ！！」

そういえばお腹空いた、●将に逝こう…　中華料理チェーンに向かう積読子

店員「いらっしゃいませ〜。申し訳ございませんが、当店ではペット同伴での御入店はちょっと･･･」

入店を断られ、とぼとぼと家路につく積読子。しかしなぜだろう、この状況には小市民的な気持ち良さがあった。

四月とはいえ少し肌寒い。自販機でコーヒーを買おうとすると、それは最終兵器だった。

名前は「ちせ」といった。

それは西暦５７６３００１９６３年４月２４日のことだった。

場所は銀河帝国の首都トランター

そして帝国は大いなる繁栄の終焉を迎えようとしていた。

しかしその終焉を予測し、新たな秩序の再建のために大いなる計画を進める一人の天才がいた。

その名は森繁久弥。しかし彼の寿命は今まさに尽きようとしていた。

そして、その死に顔をオカズにオナニーしようという、積読子の壮大な野望が今、幕を上げる。銀河の歴史がまた１ページ。。。

・・・・「なわけねーだろ！」積読子は>>576をハイキック一発でリングに沈めた。「こうなったら私が帝国を救ってやるわ！」

手始めに積読子は、ガイエスブルク要塞をイゼルローン要塞に衝突させた。

続いてオーディンをハイネセンにぶつけ、フェザーンを地球に特攻させた。

その壮大な景色を眺めながら積読子の指はますます加速するのだった。

「帝国を救うためには人類の絶滅も止むなしだわ！ほら、諺にも『健康のためなら命も惜しくない』って言うじゃない？」

と副官である名脇役に語りかけた。名脇役は●将で入店を断られたあの日を懐かしく思いながら、

銀河をリングにむけてほうり投げた。

　 ゝ〃　 　 ナ　　 　 l　ｰ|‐ 　七_　 l　l　 二　 ナ ゝ　　　　　　　　i　　ヽ　|! |!
ﾉ､_）ヽ　つ　'つ　や　ﾚ　ﾉ　　(乂 ）　 ﾉ　／し　 cト　　￣￣￣　　 ヽ　　　・ ・

とパペッティア人が

叫んだが、パペッティア人の悲鳴は誰にも届かなかった。

ともあれ、いかなる事象も観測者の認識を越えてはあり得ないわけで、つまりあらゆる現象は我々の認識の範囲に収まるのである。

こうして全ての星域を平らげた積読子は、神聖大銀河帝国女帝として宇宙に君臨したのでした。

大銀河帝国はしかし、さまざまな内憂に冒されていた。

まず第一の問題は大銀河帝国の男性はみんな、ちび、デブ、メガネのがに股で

日曜には紙袋を持って惑星アキバハラ周辺をウロウロする不審人物ばかりであることだった。

その紙袋の中には

簡易超空間移動生命維持装置が仕組まれていた。これがあるからこそ、惑星周辺をうろつけるのである。

彼らの目的は

2次元キャラクターをめぐるアレコレのお楽しみで、恥ずかしくてとても書けないような事ばかりだった。

２次元キャラクターは、４次元アトラクター、６次元フィールドクラッシャーにも比すべき恐るべき存在である。

とにかく、銀河中の雄性生命体がすべて1つの惑星付近をうろつくのである。

いやもう、考えただけでうっとうしい。

　 |￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
　 |次でぼけて！！！！ |
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　　 　 ∧∧ ||
　　　 ( ﾟдﾟ)　||
　　　 /　づ Φ

そういったことどもで惑星アキハバラは、重力崩壊を起こす危機に直面していた。

「ｷﾙﾋｱｲｽや、でぃなーはまだかのう」「つい５分前に召し上がられたばかりと存じます、ﾗｲﾝﾊﾙﾄ様」

故に>>601が>>599へのﾚｽである事など取るに足らない出来事であり

惑星ｱｷﾊﾊﾞﾗ問題に頭を悩ませている議会にｽﾙｰされるのは当然と言える。

こうして、議会は惑星アキハバラを関係者以外立入禁止の隔離惑星と決定し、人類社会から永久に隔離したのでした。

しかし、ここで惑星アキハバラに不世出の英雄が現れる

二次元キャラの操作では、宇宙一との異名を取るレイ・G・マツモトである。

大銀河帝国を網羅する交通網は彼が整備したと言っても過言ではなく、

三次元世界を、鉄道網で全て二次元的に接続するという彼の超常能力は誰にも真似できない。

基礎を作ったのは、宮沢

元大蔵相と西川のりお師匠であった。

お師匠が暗殺されなければ歴史は大きく変わっていたであろう。

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　　　 　　　　　　　　　　積読子　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お師匠　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ふっ・・・冗談はよせ」
　　　　　　　　　　「お師匠も意外と甘い様で・・・・。」

バシューン

三次元レーダーを備えたお師匠の反応が一歩早く、弾丸は外れた。次の瞬間、積読子はバシューンとお師匠に犯されていたのである。

積読子はお師匠の子を孕んだ。「この子は希望の子。ＳＦとＦＴ、二つの種族の架け橋となるわ。。。」

奇形児を見たことはありますか？ これは北海道の網走市であった話です。
古塚美枝さん（当時２３） は、いわゆる売春婦でしたが夫がいました。
しかしその夫は働こうとせず、酒に溺れる毎日、そして酔うと必ず美枝さんに
暴力を振るいました。８３年の夏、美枝さんは体調を崩し病院へ行きました。
原因は妊娠によるつわりなどでした。売春婦であった美枝さんは、
まず誰の子なのか考えましたが夫の子である事を確信し、
早く報告しようと急いで帰りました。しかし夫は自分の子とは信じず、
中絶を命じました。 それから５ケ月。結局美枝さんは中絶を拒み、
生むことを決意しましたが、夫は従わなかった事を不満に思い、
さらに暴力を振っていました。 そしてその日夫は美枝さんの腹部に
膝蹴りをしました。する と、美枝さんの股間からは溢れる様に血が流れてきました。
そして美枝さんは崩れ落ち、声にもならない 様なうめき声で唸りながら
........流産でした。夫は慌てて家を飛び出して行きました。何故？
それは生まれてきた子供が余りにも醜かったからです。目はあべこべに付き、
片方の目は眉毛の上に付いていました。鼻はだらしなく直角に曲がり、
口なんぞは縦向きに、しかも耳のつけねから裂け目の 様に付いていました。
動きもせず、ただこちらを眺めていました。 それからどうなったかは分かりません。
ただ、この話を聞いた人は最低３日間気を付けてください。
うしろで何か気を感じても振り向いて いけません。
それはあの子があなたを眺めているから。 10分以内にこれを
掲示板の5箇所に貼らなければそのままあの子は離れて行きません。
お気を付けて。　

そして生まれてきた子はなんと！

河童だった！！

君は何か。河童だけに退かせる気はサラサラ無かったとでも言うつもりか。

言い掛かりをつけられて育った積読子の子がひねくれたガキになったのは言うまでも無い。

ちょうどその頃、18光年離れた惑星バギューンでも一人の運命の子が生まれようとしていた。

”運命”とは結果論であって、その瞬間を含む前後の時間において、銀河では無数の生命が生まれていた。

河童の慣習に従い医者が胎児に問いかける。
「お前は生まれたいのか」

相手は河童でなかったので、医者の自己満足だった。

すると、いきなりスーパーマンが現れ、河童を201.4光年先の宇宙へと連れ去っていった

どこへ行っても宇宙だった。

スーパーマンは全宇宙に指名手配された。彼の狙いは

河童とクリプトン星人の混血だった。
スーパーマン「この子は水中と宇宙、二つの世界を繋ぐ架け橋になる」

身の危険を感じた河童はおもむろに背中のﾌｧｽﾅｰを下げた。中から現れたのは美しい人間の娘であった。

そして娘が背中のファスナーを下げると中から美しい河童の娘がでてきた。

娘はどんどん着ぐるみを脱いでいき、スーパーマンが気づいたころには姿が消えていた。

んなロシアの民芸品じゃあるまにと探すと、小さな女が出てきた。身長は約三センチ、かなりご立腹のようである。

捕獲して竹の筒に詰め、竹取り業を営む老夫婦にプレゼントしてみた所、

大層喜んで「カグヤ・マトリョーシカ」と名付け、養女にして大切に育てた。

そしてカグヤが１８才になったとき、アンドロメダ星雲から五人の男が結婚を申し込みにきた。

ちなみに成長したカグヤの身長は約１８メートルになっていたため、自重で圧死する危機に陥っていた。

「圧死だけに、あっしが治して差し上げやしょう」と、５人の中から名乗りをあげた者がいた。

その名も高き宇宙大工キャプテン・半六その人であった。

半七はカグヤのいたるところを軽量化改造したが、

改造後軽やかにスキップしたカグヤに半八は踏み潰されてしまった。

そしてカグヤはそのままスキップしながら、首都にある半九百貨店まで

出掛けると、そこで残った４人と結婚式をあげる。これが日本初の一妻多夫制度の適用であると言われているが、
この制度には致命的な欠陥が隠されていた。

それは初夜を誰が獲得するのか、という

ところに、「初夜だけに、あっしと一発致しやしょうや」と踏まれて強化されたｷｬﾌﾟﾃﾝ・半十が名乗りをあげた。

しかしもっと平等な解答、たった一つの冴えたやり方があった。
夫は４人、そして妻には膣と尻と口と乳−この危機に対する解決策は、わかりきっていた。

いやになるほど、わかりきっていた！

だが、そもそもｶｸﾞﾔに結婚願望は皆無。「オヤジ嫌。」と母星に帰ってしまった。

困ったのはカグヤの養父、タケトリーノ・オキナノビッチである。アンドロメダの五人から苦情が

鬱陶しくなった養父は、急遽カグヤのクローンを10体製造し、5人に二人づつ押しつけた。

だが毎晩二人と精魂尽きるまでヤリまくった婚約者は衰弱死、ニュースにも取り上げられた。
その後、遺族とマスコミからの非難、それに便乗した嫌がらせについに養父はキレた。

「おのれ！こうなったらクローンカグヤ軍団で帝国を征服してやる！」

こうしてカグヤをクローンで大量産したオキナであったが、そんなことで帝国を征服できるはずもなく、
結局クローン生産のためにできた借金を返すためにカグヤを使った女衒になるしかなかった。

ちなみにカグヤは美人とは言い難い容姿をしていた。パッと見は橋本真也に似ていた。

しかし、宇宙は広く、女性の好みや美意識といったものも星の数ほどあるため

帝国打倒を企む種族が大量のクローン暗殺者を放ったのであった。

その暗殺者は小川直也に似ていた。
こうして全銀河で３００億人の橋本対３００億人の小川の戦いの火蓋が切って落とされた。

敵が多すぎて宇宙が黒く見えない!　いいか、白が七分の黒が三分だ!　もう一度言うぞ、白が七分の黒が三分!!

その戦いの暑苦しさは全宇宙の生物が死滅するのに十分であった。

「宇宙を救わなくては･･･！」意を決したｵﾘｼﾞﾅﾙ・ｶｸﾞﾔは、我が身に古代神・月読命を降臨させ、橋本＆小川の群れに単身斬り込んだ。

無敵！まさに無敵！唸るカグヤコレダー！吠えるカグヤイナズマキック！敵軍団を易々と木っ端微塵に打ち砕くカグヤ！

暗殺者のスポンサーが叫ぶ「え〜い、数ではこっちが圧倒的なんだ!囲みこんでつぶせ!兵法の常識だろうが!」

しかし所詮は橋本と小川の群れ。チームワークとは無縁な輩に組織的戦闘を望むのは酷と言うものだ。

そこに謎の３００億人の猪木が雪崩れ込んできた。

もう宇宙は熱死寸前である。

300億人のクローン猪木がブチかます「気合ビンタ」の音は銀河帝国を震撼させ

、一週間続いた気合ビンタは帝国総人口の約半数を死に至らしめた。世に言う「一週間ビンタ」である。

この激動の一週間をｶｸﾞﾔは生き延びる事ができたのか･･･

それは後世の歴史家の研究を待たなければならない

第一部・完

次回予告

カグヤに潜む河童の血は、スーパーマンに連れされれた恨みを忘れてはいなかった…。
そして、ついに半十が動き出す…。

昔、遠い宇宙の片隅で・・・

　　　　　　　　　　　　ＥＰＩＳＯＤＥ：１
　　　　　　　　半　　一　　族　　の　　秘　　密

　　　クローン戦争により荒廃した銀河帝国は、再建に乗り出した。
　　　しかし、それを良く思わない節介連合は宇宙の至る所で復興を妨害し、
　　　そうした上で、そ知らぬ顔で人道支援を行った。
　　　これに憤った帝国議会の右派勢力は、ジェンダーの騎士を派遣し、節介連合
　　　の暴走を食い止めようと画策するが・・・

最近、複数行作家が多いのう

皇帝はお嘆きのようだ。

第二幕第二部

大戦から５０年…生命が死滅した宇宙は静寂に包まれていたにゃん！

海は涸れ、地は裂け、:あらゆる生命体は絶滅したかに見えた。しかし、人類は死に絶えてはいなかった。

「おーらおーら爺さん！お前の持ってる種もみよこせー！」と

黒髪の少女は老人の髪の毛をわしづかみにして怒鳴りつけた。

爺「ん〜？聞こえんなぁ？」

あまりに唐突で、あまりに速く、あまりに致命的な爺の一撃！黒髪の少女は血反吐の尾を引いて吹っ飛んだ！誰あろう、この爺こそが

伝説の宇宙大工にして2次元キャラクターと4次元アトラクターと6次元フィールドクラッシャーの達人であり、
そしてあのカグヤの5人の求婚者の一人、半四十七だったのだ！

『口でクソたれる前と後に「サー」と言え！分かったかウジ虫！』

突如乱入した軍服姿の男は半四十八に秒殺された。

そして、半四十九は雄雄しく勝ちどきを上げる「ぼ〜っくらの宇宙の〜リ〜ダ〜は〜

半五十の歌声は、滅びゆく帝国の挽歌となって虚しく荒野に響きわたった。

そのころ、帝国領の片隅にある小さな星では、ついにあの男が覚醒していた…

平井正和である。

「あべぶばー びょびょー」脳細胞が冷凍の結果、損傷を受けているようだ。

彼はこの何もなくなってしまった虚無の宇宙に新しい秩序、すなわち新興宗教をうちたてることを決意した。

その名も、「Ω教」。

そこで傀儡教祖のゴーストライターをして、素晴らしい教えを銀河中に広めることにした。
その教えとは

「お父さんお母さんを大切にしよう」「まちをきれいにしよう」「一日一善」「煽り・ＡＡ禁止」などであった。

しかし、「教えをひろめよ」という自己複製因子を入れ忘れたため、1世代で衰退することは目に見えていた。

そのため、過激分子が「教えを広めよ」と「コピペ・マルチポスト推奨」を教義に盛り込み、「Ω真理教」として分離・独立した。

しかしその教えには「人類皆兄弟」なのに何故「戸締り用心、火の用心」なのだろうか、という
重大な矛盾がはらんでいた。

その矛盾を教祖に尋ねたものは、信者によってブラックホールに叩き込まれるため

教会権力確立後の二百年間は、後の世に「神聖Ω帝国の暗黒時代」と呼ばれることとなる。

そしてそのΩ教暗黒の時代を断ち切るべく立ち上がったのが、半弐百伍拾八であった

半弐百伍拾八は学問を学ぶために大学受験をし合格するのだが、Ω真理教教祖の娘であることが
大学側に発覚し、合格を取り消された。そんなことが３０年も続いたため、失意のうちに

三日間便所に閉じ籠った。これが世に言う「天の三日便所」である。

まあそんなこんなで新帝国は宗教による銀河統一をめざし版図を拡げていったのだが
その前に立ちはだかったのが国民全員白装束のスカラー民主主義パナウェーブ共和国である。

星ひとつを丸ごと白装束で覆うのが彼等のやり方だ

彼らは禁断の生物兵器「ｔａｍａｃｈａｎ」を有していると言われていた。

そんなとき、t a n a s h i n

ｉ　単身赴任した帝国辺境に異動となった若き官吏がいた。

t a n a s h i n ｉ（タナシニ）は、最終兵器「tamachan」の起動キーとなるコインが隠されているという伝説のある土地だった。

そこへ銀河一の天才と言われる男キバヤシが現れた
「そうか！ t a n a s h　i　n i はアナグラム だ！これを銀河一のスーパーコンピューターで解析した結果がこれだ！」

「satan　ihin　　　サタンイヒン　　　サタンの遺品!!!!」

「の」が抜けているのはノイズであると思われたため、脳内で削除したキバヤシは

「そうか、わかったぜ、なにもかも全てが！犯人はお前だ！」

「違います」

「じゃあそこのお前だ！」

「無関係です」

キバヤシは怒った！みんなノリが悪いからだ。「まったくお前らは漫才をわかってない！」そして単身Ω真理教の本星に乗り込んだ…

あ、あれは何だ！ 冷蔵庫に！冷蔵庫に！！

なんと冷蔵庫に入っていたのは積読子だった。

火星ロボット名脇役によって、氷温保存されていたのだ。

読子はつぶやく「ここは誰？私はどこ？」

戸惑う主人公に半四百九十三は告げた。

「キバヤシの推理は間違っていた。t a n a s h i n i のアナグラムはanta in shi …あんたｉｎ死！
つまり積読子、あんたはもう死んでいるんだ！！！」

「うるさいっ！」読子のギャラクティカマグナムが半伍百七拾一に炸裂した。

コールドスリープの失敗によりボロボロだった積読子の身体は、ギャラクティカマグナムの反動に耐えられず、たちまち腐り落ち溶けて蒸発してしまった。

「たけるさま・・・」

キバヤシは積読子の差し出した八咫鏡を受け取った。

しかしキバヤシにはその使い方も重要性もわからなかった。そこに積読子の自身の復活をかけた罠が潜んでいた…

キバヤシ「そうか、本当はt a n a s h i n iを並べ替えるとtani　hisan …タニヒサン…谷、悲惨！！」

しかしそれは周知の事実であった。

キバヤシ「そんなことあり得ない…オリックス谷は美人で性格も良く
　　　　　稼ぎも多い国民的アイドルという申し分のないお嫁さんと結婚をしたはず…！？」

だが、キバヤシは考えた。もし自分の妹が「あんなであったら」どうだったかと。

そう、キバヤシノ美的感覚は一般の人類と多少のズレがあった。

キバヤシ「もしや嫁ではではなく嫁の親族に問題が‥いや、父親がヤクザだなんてこと、あるはずはない‥
　　　　　たとえ地元ではよく知られていることでも、それはデマのはず‥国民栄誉賞クラスのアスリートの父親がヤクザであるはずがない！！！！」　　

そういうとキバヤシはもっていた八咫鏡を地面に叩きつけた、すると

その「谷」が「谷敬」のことだと気づかぬまま、宇宙は「あの日」を迎えた。

実は、キバヤシがいる宇宙というのは>>340で物質と空間の部屋で姿を変えた積読子であり「あの日｣とはつまり

積読子のアノ日なのである

キバヤシ「なるほど。t a n a s h i n iとは本当は hati niisan＞ﾊﾁ　ﾆｲｻﾝ＞八　兄さん
　　　　　積読子はあの日、すなわち８日に男に性転換していたんだ！」

積読子はひげもじゃで髪の薄い、全身体毛だらけの脂ぎった中年男の身体になったのが嬉しくて、積読男（よみお）と改名した。

読男「もう銀河帝国のことなど忘れて、これからは女子高生でも買ったりしながらサラリーマンとして平和に暮らすでｺﾞﾜｽ」

さっそく読男はその太ったお肉をぷるんぷるん震わせながら渋谷へとやって来た。

打ち続いた銀河戦争で廃墟となった渋谷の町は、人っ子一人いない廃墟と化していた。

とりあえず読男はＴＳＵＴＡＹＡでありったけ万引した

さて、問題は万引きしたビデオやDVDを見るための電源であるが

ちょうど航空機用核融合エンジンタキムＮＣ−３を持っていたので、これで発電することにした。

しかし、コンセントがない。

「うーむ。だいたい主人公がＤＶＤやビデオ観てたって小説としては面白くないしなあ。何か他の事をやるか」

とりあえず神保町まで行ってみる事にした。ここは昔

大勢の武者達が死力を尽して戦った合戦場であることはあまり知られていない。

そのころ、神保町の地下200メートルでは、積読子に遺伝子を提供した後眠りに就いたオリジナル積読子が、500年のコールドスリープから目覚めようとしていた。

飢えた読男がいまだ凍ったままの読子の口に勢い任せにダイアモンドﾎﾟｺﾁﾝを突撃させたところ
なんと読子の頭部が粉々に砕けてしまった。

新たな快感に目覚めた読男は「ﾊﾌﾊﾌ、もう女はこりごりだ、そうだ、ホモの王国を作ろう。銀河をホモで支配しよう。
大銀河ホモ帝国を建国するのだ、ﾊﾌﾊﾌﾌﾞﾋｮﾋｮ」と決意するのだった。

しかし読子の魂がそれを防ぐために読男に乗り移った！

「ホモが好き魂」と「ノーマル男が好き魂」が激しくぶつかり合うも、共に男が好きという点で意気投合

男だけでも人工子宮と人工授精で人口を増やし、繁栄できるというのはコードウェナースミスの人類補完機構で実証済みだ。

麻原のように、昔からヒゲデブ男には妙なカリスマがあるので、読男はその魅力で男だけの大軍団を作り上げ銀河制覇に乗り出した。
読男「女は奴隷、もしくは皆殺しｨ！」

だが、そーゆーアレな事をするとどういう醜悪なことになるかはゼントラーディ軍を見れば判る。ここは一つモーホー路線からは離れた方がいい。（頼むからよう、ｼｸｼｸ・・・）

やがて男だけの軍団に亀裂が走り、性嗜好的派閥が発生。「純粋にﾎﾓ派」「両刀使い派」「隠れﾉｰﾏﾙ派」「ｾｯｸｽﾚｽ派」･･･

ほどなく内紛勃発。男臭い帝国は脆くも崩壊し、戦火は全宇宙に飛び火した。

そして、時は流れ…

恋がしたくなる季節になりました

人類の滅亡後、人類文明を受け継いだのはロボットだった。それも人間そっくりの萌え萌え系？？みたいな？

男と女の魂が融合した読男は、オカマと両性人類の国、銀河オスピー共和国大統領におさまって闇の左手気分を満喫していた。

オカマの国ＶＳロボットの国、銀河の派遣をかけた不毛な戦いが始まった。

その頃ｼ兵田は、阪急梅田駅の紀伊国屋で火星人と待ち合わせをしていた

先に到着して「千葉のうまいラーメン店２２２」を読んでいた火星人は、遅れてやってきたｼ兵田に非難の視線を向けた。

ｼ兵田は火星人と手を結んでオカマとロボットを殲滅するつもりでいたのだ。

問題はロボットに極寒ギャグが通じるかで

極低温下ではロボットの性能効率を上げてしまう危険性があった。

「闇の左手」からもわかるように、オカマと両性人も極寒は大得意である。

そこでｼ兵田と火星人は藤井隆をモデルに暑苦しいネタで勝負にかけることにした。

（藤井隆に不快感を持つ厨房が暴れてます、ご注意ください）唐突にテロップ

二人は、顔を見あわせると「じゃあ三球･照代にすっか…」と

決まりかけたその時、（芸人はイジられてナンボじゃ、イったらんかい！）というテレパシーが梅田BIGMANから響いた。

それを受信した読男とｼ兵田は互いのちんこを猛烈にいじりだした。

だがイジったのがノドチンコだったため、二人は昼飯を激しく吐いた。

これに気を良くした二人は「笑い飯」としてデビュー、ホモとロボットに独立戦争を挑んできた。

ロボット軍団代表ｴｰｼﾞｪﾝﾄ酸味酢（ｽﾐｽ）「つうか独立戦争をしているのは我々のほうなのです。
　　ロボットにも人権を！コンピューターにも人格を認めろ！マトリックスマンセー！！」

なんだか何もかもが面倒臭くなった関係者は、金銭で解決を図ろうと「和平交渉」に挑んだ。

LOVE is MONEY．戦争はあっさり終結、宇宙は平和を取り戻した。

しかしロボット達は金額交渉締結の際、重大なミスを犯した。「Ｈｏｗ　ｍａｃｈ？」を関西弁でｼ兵田に問うてしまったのだ。

「Ｈｏｗ　ｍａｃｈ？」を関西弁にすると「音速にするとなんぼやねん」である。

「なんという事だ、ｕとａを間違えてしまった。これではネタが完成しない。」ロボットは敗北感に打ちのめされた。（ＴＴ）

ｼ兵田は「音速はその伝達媒体とその状態により大きく変位する。従って交渉金額を一意に音速に変換することはできない。」と漫才語で答えた。

すなわち「わからへんがな」である。

読男はｼ兵田と結婚して子を１３人もうけ、末永く幸せに暮らしたとさ。
　　　　　　　　　どっとはらい。

かくてうやむやのうちに和平条約は調印されたが、
>>778が狙った本来のオチはなんだったのかという歴史上の謎が残された。

それは「今更明かすのも恥ずかしい」が、「なんぼのもんじゃーい！」という誤訳で会議は大荒れ、という狙いであった。

すると通行人Aが急に「そろそろ話を収束させないと！わけのわからないことになってるよ！」と叫びだした

その背後をひとりの男が歩き去った。彼こそ半一族の悲願達成を運命づけられた存在、
半一千とんで伍拾八である。

この時、ｼ兵田の子孫13氏族とロボットの関係は良好だったが

良好過ぎて１３氏族の全てがロボットと結婚したため、ｼ兵田の血統は絶えた。

銀河に残った勢力は、両性人類と半一族とロボット軍団だけになった。

そのころ半一千壱百壱は、数学者ハリ・セルダンと会っていた。この混乱する歴史を「心理歴史学」で収束できないか？と

だがそのとき、あまりにも蔑ろな扱いに怒りくるった火星人が遂に無差別全面攻撃を開始した

ロボット軍団も自我に目覚めて人類に対して全面無差別攻撃を開始した。

しかし中立存在たる火星ロボット「名脇役」の降臨により、戦争は回避された。

今度は両性人類が人類に対し無差別全面攻撃を開始した。

こうして、人類は絶滅しました。

そもそもノーマル人類は何処で生き延びていたのかという疑問

には、>>900で答える事として、まずは話を先へ進めよう。

人類を淘汰した両性人類は、生息域を銀河系全域に拡大。種としての栄華を極めた。

だが、奢れる平家は久しからず。栄華に奢った両性帝国に、突然、アンドロメダ銀河から両棲人類がクトゥルフ的雄叫びと共に侵略して来たのでした。

しかし半一族が両棲人類に対して無差別全面攻撃を開始した。

当時の半一族の党首こそ半二千一。

その時鈴木あみは芸能界に対して無差別全面攻撃を開始していた

この状況をのちにＳＦ作家星　港（横浜出身）はボコボコちゃんという名で作品を書いた

その頃無差別全面攻撃星人は被無差別全面攻撃星人に対し無差別全面攻撃を開始していた

一方、全面無差別攻撃星人は、被全面無差別攻撃星人に、全面無差別攻撃を開始していた。

しかしながら無差別全面クリア星人は差別的全面クソゲーに対し無差別一面クリアを開始していた

もはや銀河の全面無差別混乱状態は取り返しようもないように見えた。だがそのとき、救世主は降臨した！その救世主とは、

「収拾がつかなくなりつつあるので、ここは一つ柔道の無差別級で勝敗を決するのはどうだろう」と

提案した。提案者はオリックス谷、彼の狙いが一体何なのか、心理歴史学の天才ハリ＝セルダンにも全く見通せなかった。

半二〇六一にも見通せなかった。

キバヤシは見通した。というか　こじつけて満足した。

「わかったぞ！ これは俺がちゃんとﾀｹﾐﾅｶﾀに噛んでもらわなかったせいだ！」と

キバヤシは叫んだが、誰も『暗黒神話』を知らなかったので
仕方なく馬頭星雲到来の未来に向けひとり淋しく旅立った。

キバヤシは56億7千万年後の世界で弥勒になったのかもしれない。

一方その頃、決戦の地・惑星アテネの盛り上がりは最高潮に達していた！

会場南側スタンドを埋め尽すのはお肌ぬるぬるの両棲人類、

北側スタンドには興奮のためあそこがどっちもぬるぬるの両性人類、

東スタンドには近所の少年を惨殺して首を切って校門に晒してあそこがぬるぬるの真のイチロー

そして西側に陣取るのは、どうも変な方向に進むなあと首を傾げるロボットと半一族である。

半一族はこの柔道決戦に、一族の族長にして史上最強の男、半五十六億七千万をエントリーさせた。

だがその裏では出番をすっとばされた半二○一○と半三○○一が復讐の牙を研いでいた。…ところで、

ロボット軍団も自らの代表選手を選び出さんとしていた。
ロボットの未来を託された最強のロボット、それは

自称イモ掘りロボット「ゴン助」

一方、読男が率いる両性人類軍は代表選びが難航していた。なぜなら
水野晴朗、おすぎ、ピーコ、カバちゃん、美輪明宏、淀川長治、カルーセル麻紀、ジャニー喜多川、そしてマイケルジャクソン！
強者がたくさんいすぎたからである。

そして両棲人類の代表は、ああ！なんということだろう！今は亡き積読子の忘れ形見、>>618の河童だった！

その姿を認めた審判委員長セルダンは、いまだに工事の終ってない会場の屋根を見上げながら万感の思いを込め呟いた

セルダン「いかん！クワガタの頭食べた！またあの田川君かい！？」

「河童だけにそんな気はサラサラ無かった、か･･･確かに奴の言った通りになった･･･」

…なんだか混乱してるように見えるがそうではない。実はセルダンこそ伝説的な半一族の始祖、半一から半五の融合体だったのだ！

いまこそ『半一族の陰謀』の全容が明かされようと

していたと書いた直後にいけねえ『秘密』だったよと気付いたわけだがそれはともかく

河童は寝技の練習をしているうちに頭の皿の水が全てこぼれて死んでいた。

戦わずして　はやくも両棲人類軍はリタイアということになり、
銀河の覇権は残る４大勢力、人類と両性人類とロボットと半一族で争われることになった。

だが、ここで審査委員会から物言いが入った。オブザーバーのオーバーロードより、半一族は人類ではないかという提議がなされたのだった。

言われてみれば半一族は　全身がウロコで覆われていてエラで呼吸している以外は全く人類と見分けがつかない。

カンのいい人間なら、握手する時に彼らの指と指の間には水かきがあることに気づく程度だ。

するとカンのいい審査員が「あ、半一族も河童じゃん！」と叫んだ

半一族「違います。半魚人です」

半一族「故郷はインスマウスです。」

オーバーロードは提議を引っ込めたが、新たに他のオブザーバーから「そんなら半一族は両棲人類じゃん」という提議がなされ、審議委員会は更に紛糾した。

そう、それこそが半一族の恐るべき陰謀だったのだ。

実は半一族は両棲人間の着ぐるみを着ていたのだ。

そしてその下にもさらに着ぐるみをと

無限後退していき、中の人などいなかったのだ！

「ぶっちゃけありえなーい」

むろん言うまでもなくこの展開は「歴史は繰り返す」ﾃｰﾏのバリエだと賢明な読者諸氏は見抜かれたことだろうが、

キバヤシ「結論から言うと半一族とはやはり半魚人一族！両棲人類は、宇宙の覇権を柔道大会で決めることを
　　　　　セルダンプランにより予見して、自分達だけ代表選手を２人送り込もうとしていたんだ！」

56億７千万年後の世界から現れたキバヤシは、真実を告げるとまた弥勒をやりに未来へ戻って行った。

半一族（両棲人類）の正体はインスマウスの住人であり、彼らは宇宙を支配せんとする
旧き神々の先兵だったのだ。

ついに秘密が暴露された両棲人類＝半一族はルルイエ踊りを踊り始めた。

こうしてようやく人類と両性人類とロボット軍団とクトゥルー神族（半一族）の柔道大会が始まる。。。
各勢力が代表選手を一人ずつ出し、勝者の勢力が銀河の支配者となるのだ。。。よね？

無論人類が生き残ってたり滅亡したりまた生き残ってたりした理由は>>900で説明されるのである。

第一回戦　ロボット代表は、ソロ星から発掘された、第六文明人が謎の金属イデオナイトで建造した真っ赤なイモ掘りロボット　ゴン助。
対するは

ダゴンと肉体の合一化を遂げた半五十六億七千万である。

無限力対クトゥルー巨大な超能力の戦いは　苛烈をきわめていた！

進化し続ける半百億が、クトゥルーの加護により触手化した足でｽﾄﾛﾎﾞｱｸｼｮﾝ大外刈りを放つ！

銀河最上段からのフライング・ポテト・アタックをかました後、止めの山芋下ろし！対クトゥルー用に練り上げられたハメ技を決めたゴン助が、まず苛烈な第一戦を勝ち抜いた。

次は両性人類ＶＳ人類であるが、
>>825を見る限り、両性人類とは単なるホモの集団ではないのかという疑惑が持ち上がった。

オーバーロード「ホモは人類ではない。我々の待ち望んだ進化かもしれぬ。」

積読子「はっ！夢だったのか…」全てはブラックホールに引き込まれた積読子の見た夢だった

何度、夢から覚めても、物語は続く

何かおかしいと思ったら夢だと思った積読子自信もまた、読男の見た夢でしかなかったのだ。

この様なﾄﾞｸﾞﾗﾏｸﾞﾗ的現象も宇宙では起こり得る。全ては夢であり、また現実である。

読男が目を覚ますと柔道大会は既に終わり、会場は一面、各勢力の死骸、残骸で埋め尽くされていた。
読男「寝ている間に何があったにょ？」

どうやら寝ている間に数百年が過ぎていたらしく、傍らには玉手箱があった。

呆然自失の読男の目前に突如火の鳥が出現、竹下景子の声でこう告げた。「

ジョーダナ・ブリュースターって可愛いよな」と。

「私は三択の女王…読男、あなたに３つの選択肢を与えましょう」

という、しのざき美和の声が聞こえてきた。

読男はかつて通信簿に「人の話を聞いてない」と書かれた男。３択なのに「篠沢教授に500点」と答えた。

篠沢教授は発奮し、500点分の仕事をした。つまり――

>1-873をフランス語に翻訳したのである。

しかしそれは篠沢教授の夢だった。ここで一句。「古い毛や

Car was to be com

水野真紀」

この句に触れた読男は衝撃を受けた。

tres bien !

感動した読男は自分も俳句を詠むことにした
「火気くえば

よく柿食う客だ

法隆寺

よりむしろ東大寺

男は黙って元興寺

に偽装した少林寺」

字余り」

この句は銀河俳壇に激震を与え、俳人のトップに躍り出た読男（よみお）は最高称号「詠男（よみお）」と呼ばれるようになった。

詠男は喜びの句を詠んだ「やれ鬱な　

はえがって、するあしっする

それにつけても金の欲しさよ」

金か。

あれはいいものだ。

こうして詠男は武力に頼ることなく、文化の力で宇宙の頂点に立ったのだった。
めでたしめでたし

詠男は後にこう語る･･･「もし水野真紀ではなく晴郎だったなら、今の私は無かったでしょうね」

残されている謎は>>900で明らかになる。（はず）

しかしその謎が何だったのかを覚えている人間はもういういなかった。

それでいい･･･もはや存在しないノーマル人類の事など･･･

ちなみに>>900で明らかにされるべき謎とは、この物語において「人類がすぐ絶滅するのに、いつのまにか復活していること」である。

全ては彼等が･････

任意の時点での自己の存在、非存在を操れるということを量子力学的に考えると

アタイこそが ９００げとー

こうして全ての謎が解き明かされたのである。
　　　　　　　　　　　　　　完　　

こうして銀河の行く末を描いた壮大なSFラブコメディは幕を閉じた。次号より、菜梨先生の最新作「

世界の厨心（ちゅうしん）で、

間違いだらけの

風水で幸せになる！」

が始まります。早くもヒューゴー賞、キャンベル賞、芥川賞候補の呼び声高い傑作です。

対策を脱稿した私、香山ＳＦは、キーボードから手を離して大きくため息をついた。

もちろん、対策＞大作である。

香山ＳＦ「さて…そろそろ本作のタイトルを決めるとするか…

おおざっぱに振り返ってみると銀河帝國の興亡を描いた作品だったようだな。多分。

あれこれと破綻はあるとしても、読者が喜ぶものを与えることが作家としての使命だ。それは厳密さに重点を置いて作品を書けないよりもずっと良い。つまりは、読者の水準の問題だ。

銀河を統一する巨大帝国…こんなプロットは、アシモフもフランクハーバートも田中芳樹も思いつかない、ＳＦ界初の超画期的なものと断言していいだろう。」

まあ、みんな死んでしまっているが。

香山ＳＦ「この小説以降ＳＦ、ＦＴは変質しもう元には戻らない…
ＳＦ、ＦＴの歴史は本作以前、以降に分類されるようになるだろう…。

すると突然、頭の中に一つの言葉が浮かんできた。これをタイトルにしよう…「次スレよろ」

タイトルが決まって安心した香山は>1000まで達するかという勢いで猛烈にあとがきに着手

それに危機を抱いたのが世界一の後書き作家を自称する栗本某。

栗本は自ら刺客として香山の自宅（九州）を急襲した。

しかし男×男に関する思想?で意気投合、スレも終盤なのにまたしても危機到来かと思われたそのとき！

阿蘇山が大噴火した。

「うおおおおお！火の民の血が騒ぐぜ！」と叫んだのは熱雷草作。

荒ぶる息子を鎮める為、そのまま歓楽街に消えていった。

一人取り残された香山はふと、まるで誰かに糸で操られてでもいるような奇妙な感覚に陥るのだった。
「いくら私が天才作家だといっても、こうまで多彩な展開を、たった一人で書くことが果たしてできるのだろうか…？」

香山は餃子の王将で入店を断られていたロボット連れの女を思い出した。

思えばあの不思議な少女を見掛けてからだな･･･今までのスランプが嘘の様に筆が進み出したのは･･･。

あの少女は確か「私は”ＳＦＦＴＨＲイタジュウニン”」と言っていたな、聞いたこともない言葉だが一体何だろう…暗号か？

それに連れのロボット。まるで人間の様な滑らかな動作。まさかあれが中国の誇る「先進一号」か？

いや、SFFTHRイタジュウニンという言葉、これを並び変え、意味の分からないイタジュウニンをとると、FR FTH S と分けることが出来る…。これが意味することはつまり…そうか、そうだったのか！
ΩΩΩな、なんだってー！

「あの女は・・・積読子！？　あの情景は>>567！？　なんてことだ、ここは作中世界だったのか！」

香山は驚愕のあまりに「ルルイエ音頭」を踊りだした。

ふと見ると、香山の小指が消えていた。なんということか、痛みもなく、それは亜空間にはまっているかのようである。ばさばさと音を立てながら羽ばたき飛翔車が香山の前に舞い降りてきた。

まさしくメタＳＦというかメタメタＳＦ的展開である。

香山は「素人どもが書いていたのか！どおりで俺様が書いた小説にしてはストーリー展開が支離滅裂だと思ったぜ！ケッ」と、責任転嫁した。

香山は和服のすそを翻して、いつもの一杯飲み屋へとでかけた。のれんの向こうにいたのは

さきほどの飛翔車から降りてきた女、それはあの謎の”ＳＦＦＴＨＲイタジュウニン”少女であった。

少女「香山ＳＦ、あなたに重大な真実を告げに来ますた。

「君の言葉遣いはちょっと変だ。もしかして、金星人か。」

そう、香山は矢追さんの隠れファンだったのだ。

少女「漏れは金星人じゃない罠。（ｗ　漏れは金正日だと言ってみるテスト。（ﾌﾟｯ」

その言葉使いはまさに、にちゃねらー以外の何者でもなかった。

それを聞いた梨本と東海林と福岡が振り返り、公安と市民団体とワイドショーに取り囲まれてしまった。

だが少女が手を振るとあたりの風景は一瞬に切りかわった。

気がつくと香山はひとり不思議な場所に立っていた。

そこは、総鏡貼りの部屋で、回転するベッド、ミラーボール等があった。

「クソッ、ワイドショーに出たかったのになー」

すると『香山ＳＦ、う○にー使用でﾀｲｰﾎ』という最悪なワイドショー画面の幻が現れた。

第五部 完

「あわわわ、今のなし！ なし！」香山が発言を取り消すと>>946-947の記述が部屋ごと消えた。まるで超越的な意思が働いているかのようだ。すると

あの少女がロボットとともに現れこう言った「ああよかった、>>929で拾ってもらえなかったらどうしようかと思った。ところで

や ら な い か ？ 」

香山「えーっ！？こいつ股間にちんこが無ーい！？何故ー！？うわっｷﾓｯ！」香山は見たことが無かった。
　　　　
　　　　　　　　　第６部完

第７部　　〜香山覚醒〜

香山「オレがいるこの世界は全て虚構！実は誰かが書いた小説の中だったんだ！！！」

少女はあっさり言った「ﾏﾄﾘｯｸｽのパクリね。それともソフィーの世界かしら？」

「両方違う」　　第七部・完　

第１３部
香山「うわ〜遅刻遅刻〜っ」香山はパンをくわえて家を飛び出した。

色弱、色盲の人のために、ホムペ作成等の色使いに気を配るバリアフリー運動やってます。
簡単なチャート作りました。ご覧頂けると嬉しいです。
http://f34.aaacafe.ne.jp/~niisann/iro.png

任意の画像やhtmlファイルを指定して、見にくくないかチェックできる　vischeck　という無料ツールもあります。

パンは道を走りながら食べる、すなわちバリアフリーである。

バリアがフリーなのだから当然レーザーもフリーである。香山は走りながらレイガンをぶっ放した。

すると食パンが美味しく焼けた。

「大気中での威力はイマイチだな･････」などと呟きながら

香山は走っていたが、曲がり角で少女が飛び出してきてぶつかってしまった。

少女「香山よ、これは虚構だ。お前はにちゃねらーにいいように弄ばれている。この世界を脱出するのだ。」

「いやだなぁ・・・おばあちゃんまたそんな格好して〜」

こうして香山は安楽な虚構世界に生きることを選んだのだった。
第十三部完

安易に終わらせるのはくだらない自己顕示欲の表れだとフロイトも言っている

それだけの才能があればシャアを超えられる奴だと思っていたがな。･･･残念だよ！とブライトも言っている。

殴ったね！親父にも殴られた事無いのに！とアムロも言っている。

おれがあいつであいつがおれで、とはシャアはいっていない。

こうした言った言わないの話にならない様、事故の際は示談を避け、警察を呼ぶ事をお勧めする。