どうなるんでしょ。21世紀のSFってのは。このまま小さいパイの上でホソボソと行くのか。
それとも何かのキッカケでドカッと盛り上がるのか。
とりあえず、少年マンガ誌でアトムや009やデビルマンのようなSF漫画を連載しる!
ってか本当に今現在皆無だぞ。少年SFマンガ(チャンピオンは例外)。
( `.∀´)<2ゲトー
でも、そんなにもりさがってるかなー?
マンガでとっつくのもいいけど、小・中学生教科書にSF物ってないのか?
3 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/13 04:14
20世紀初頭は科学への期待があったけど(アトムなんか最たる例)今はそれほどでもないしなー。
5 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/13 04:31
コテコテのSF少年漫画読みてー。
銃夢あたりがそれっぽいけど、もうちょっと鳥山並にデフォルメされた世界でよー。
設定はラッカーみてーな感じで。
6 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/13 04:44
>>1 漫画でもライトノベルでも早川でもなんでも買って買って買いまくれ。
SFに金を落とせ。簡単なことです。
7 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/13 09:56
>>5 トム笠原の『コスモス・エンド』がけっこうハードでいいと思ふ。
まるで盆からこぼした水を元に戻せと言わんがばかりの
例えばだが
俺の生まれた頃アポロは月に行った
電気計算機の馬鹿高さに驚いた
電卓の小型化に驚愕した
デジタル腕時計がカッコよさげに見えた
マイコンに熱中しすぐ飽きた
久しぶりで触ったパソコンに打ちのめされた
最近なにかワクワクするような技術とか製品とかプロジェクト
とか発見とかあったろうか?
俺が歳とって感受性が鈍ったのかも知らんけど
みんな(ある種の)SFに胡散臭さを感じてしまう
くらい世の中変わりにくくなっちまってるってのが
理由ではなかろうか。
今思い付いた事書いてみました。
10 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/13 10:45
俺の場合。
俺の生まれた頃、図鑑には火星往還機が載ってた
TVのリモコンに狂喜しボタンを押しまくった
つくば万博が永遠に続いてほしいと願った
ニュースは地域紛争ばかりに思えた
ブレードランナーのような路地裏ネオンを探し回った
クラスで携帯持ってる奴が二人しかいなかった
誰もが時代の子だねえ(しみじみ
>>9 むしろ世の中が変わっていく速度は速くなっていると思う。逆にそれで皆飽和
状態になってるのでは。携帯の進歩なんかかなり凄いのに、いつの間にか普及
したって感じだし。
>>11 ああ!そうだそうだった!
携帯にも驚かされたんだった!
でも電話一般が嫌いだから脳裏からスッパリ消えてたよ。
歳とる事の危険性に目が開いたような気がするぞ!
有り難う!
>>11 そうするとあまりにもテンポはやくなってある種不感症
みたくなってるのかな。
ちょっとやそっとじゃ驚かないぞ、ってな感じで。
13 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/13 11:15
それはあるな
14 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/13 13:01
ある種の分野では後退してるしな。
特に宇宙開発とか。
だからアポロをヤラセだと思うような馬鹿も出るわけだ。
15 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/13 13:20
>14
え!違ったの!?
16 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/13 14:38
アポロ11号が静かの海に着陸したとき、アームストロング船長が
月面に降り立って数歩のところにはノルウェーのアムンゼン隊が立てた旗が
パタパタはためいていたんだってさ。で、意気消沈したアポロチームは帰り道、
レーションの缶から染み出した鉛の中毒で全員死亡。
>>16 それでアムンゼンが救出に戻ったときには、犬のタロとジロしか生き残って
なかったんだよな。 野兎を狩って生き延びてたらしい…。
>16
どうして旗がパタパタはためくのか小一(以下略)
>18 貴方は、SFとゆうものが、分っておられないようだ。
もし仮に、旗がばっさばっさと羽ばたいたりしたら、
それはSFではなく、ファンタジーになってしまう。
あるいは、「キェーッ、キェッキェッキェッ」などと奇声を発したら、ホラーになる。
SFの世界に於いては、旗とは、パタパタとはためく物なのだ。
20 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/13 16:26
>>16 気が付くと、船長達は南極地下にある宇…、バァン
21 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/13 23:23
って言うかこのスレ(板もだけど)平均年齢高くない?
そーいうところに原因があると思われ。
22 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/13 23:26
↑(SFがはやらない)原因があると思われってこと。
SFって本当は若い衆のもんだと思うんだけども・・・。
>19
そおゆう瑣末主義的見地からSFを規定することには賛成できない。
サモナエル・ディズニーシー『銀河鉄道駅前ノヴァ』がSFであることは論を待たないと思うが、
作中、旗が「きゃいきゃい」と騒いでいるシーンがあることを忘れてもらっては困る。
無論、「銀河鉄道駅前ノヴァ」は、まさしくSFである。
その中で、旗が「きゃいきゃい」騒いでいた事を失念していたのは、
私の落ち度であった。その点は、認めよう。
だがしかし、「きゃいきゃい」と騒ぐとゆう点に着目するならば、
紫堂恭子著「辺境警備」の兵隊さんに言及しないのは、いかがなものか。
その意味で貴レスに対し、片手落ちの感を禁じえないのである。
やっぱ皆オサーンやんけw
今どきの小中高生は、現在のSFにSFを感じてるだろうか?
27 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/17 01:17
ある意味、ジャンプ系バトル漫画はどれもSF。
28 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/17 01:31
>26
感じるも何も、今の子はSFなんぞ読まん。
うるさい年寄りばかりのジャンルは廃れて当然。
本気で復興させようと思ったら、老害(アンタがそうだとは言わん)は何も口出しするな!
29 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/17 01:33
SF的ガジェットはドラえもん等々の漫画によって、拡散した。
ふつーの作家がSFっぽい小道具や設定でふつーの話を書いてる。
全ての幻想文学(例:ボルヘス、カルヴィーノ、セラフィタ)
をSFにとりこむメリル女史の壮大な夢は、過去の遺物になった。
なーんて、わかったふうなことを言ってみる、ただの年寄り。
30 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/05/17 01:36
>29訂正
セラフィタは作家ではではなく、バルザックのSF的作品。
年とって脳細胞が衰えてく。
31 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/17 05:48
SFに「ミステリー」のような言葉がないのが事の本質のように思う。
80年代、推理小説は冒険小説、ハードボイルド等枝分かれ(その中にSFも含む)が進み、実質的に赤川次郎と西村京太郎が推理小説というジャンルを支えていた時期がある。
ところが新本格派が「ミステリー」という言葉を作り出してから、推理小説から派生したこれらのジャンルが再び、「ミステリー」というジャンルに統合されたのだ。
もちろん、今までどおり「冒険小説」「ハードボイルド」「本格」「ポリティカルサスペンス」というジャンル分けは残されながら。
SFにもそろそろ、その影響下のジャンル(ファンタジー、ホラー、ライトノベル、スペースオペラ等)を統合する「言葉」が必要な気がする。
そうしないといつまで立っても「内ゲバ」が続き、不毛な事にSFファンと作者はエネルギーを費やし、SFが「ダサイ」ものになると思うな。
一般人がSF(と、その影響下のジャンル)に求めているのは基本的に「法螺話」なんだし…………。
最後に非情に恥ずかしい質問ですが梅原氏のサイファってそう言う意味?
32 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/17 06:00
>31
サイファイ、な。龍頭蚯蚓尾くれーの尻切れぶり。
あと、一般的にはSFは相当ダサイと思われてます、既に。
>32
ごめんよー!
SFも読む冒険小説ファンなんもんで………。
今のSF村の状況ってよくわかんなったのよ。
後、SFって確かに「ダサイ」と思われているけど、SFってジャンルはダサくなったら終わりのような気がするので、何とか踏みとどまって欲しいな。
「SFの復興」の前に、「読書の復興」が先ではないか?
私達の目の前から、中小書店はばたばたと姿を消しつつある。
その替わりの如く発生する、大型書店には、同じ様なノヴェラばかりが置いてある。
購買者の選択基準も、「よく売れている本を自分も買う」とゆうものでしかない。
無定見な話題の拡大は、愚かな事だと分ってはいるが、上記の状況を改善しないことには、
SFも復興できないような気がする。
書籍の復興……望みはしても、これから本離れは進む一方かと。
ただ、逆に、ネット環境の整備に伴い、テクストへの依存度は増すでしょう。そこで我々が何を出来るか、が重要な事項になると思います。
>>35 そうかな? それこそブロードバンド化で音声/画像がインターネットのメインコンテンツになると
思うけどな。 文字→音声→画像 という流れはネットでも変わらないと思うよ。
すなわち、文章をよまなくても普通に生きていける世界になりつつある…と。
>36 それは、どうだろう?
確かに、音声/画像情報は、今後より広く用いられるようになるだろう。
しかし、情報の内容や量によっては、テキストデータの方が有利な場合も多い。
また、web上の情報を、全て音声/画像化する訳にはいかない。
ちょっとずるい例えだが、2ちゃんねるを全て音声化するのは困難だろう。
今後、web上の情報は増加するなら、比例してテキスト情報も増える。
その意味で、>35氏の認識は正しいと思う。
そこらあたりに、我々のような本の虫が、現代社会に付入るスキがあるとは思わんかね。
お前らもうダメぽ
39 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/18 02:40
とりあえず、
>>28の意見は棚上げしておくとして、
諸君の忌憚のない意見を望む!!ネタからマジレスまで!!
40 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/18 02:56
「SFは読者を選ぶ」というか「読者がSFを選ぶ」というのか。
ある種の選民意識を、なんとかできないものかなぁ。
SFの一般的イメージって、ビジュアル的には「スターウォーズ」とか
「スタートレック」なんだと思う。
そういった派手な楽しさを求めて、SF小説に入ると裏切られやすい。
一昔前は、それでもレンズマンとかスターウルフとかあったんだけど。
今は………レンズマンが復刻されて、嬉しいよ。
いきなりサイバーパンクを楽しめ!と言われても楽しみ方がわからないし。
アシモフも『鋼鉄都市』くらいなら、一見さんでもOKな感じだけど、
初っ端「ファウンデーション」にいくと、ちょっと辛い。
中には平気な人もいるかもしれないが、それは少数派な気がする。
41 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/18 04:21
SFとして良くても小説としてつまらんからね(笑)
>>40 まず小中学生の理科離れをなんとかせんと…。
優秀なジュブナイルSFと科学の付録を!
43 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/18 04:49
>42
同意だけど、俺の友人(大学生)は“ジュブナイル”という単語に
「古くさい!」
と、猛烈な拒否反応を示しますた。SFにはある程度親しんでいる奴でさえ、こう。
44 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/18 05:16
やっぱジュブナイル小説より少年マンガだって。
ジャンプで看板はるようなSFマンガが出てきてくれれば…。
45 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/18 05:27
ゲームじゃない?やっぱ。
>>44-45 漫画やゲームで育った世代を活字の世界に引っ張ることはできないだろう…
47 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/18 08:29
ゲームからSFならありそうだが。
48 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/18 10:34
俺はゲームからSFに来たけど・・・
49 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/18 10:54
今までSF小説って読んだことないです。
スターウォーズやスタトレ、アニメはわりと好きで、
ゲームもたまにやります。マンガも好きです。
上記のような、今まさにSF小説の門をくぐろうとしている人に、
どんな本をすすめますか?
自分は、とりあえずスタトレ等のノベライズをすすめて、
アシモフの『鋼鉄都市』『サムライレンスマン』→『レンズマン』とか。
相手が女性なら『歌う船』『旅立つ船』『竜の戦士』または『竜の歌』
…などをすすめるつもりなんだけど。
50 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/18 10:59
>>49 その人が活字慣れしてるかどうかが重要な気がする。
51 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/18 11:05
>>50 マンガが基本で、小説初心者。
がんばって読んだ「ハリー・ポッター」は、面白かったです。
…ということで、どんなもんでしょう。
53 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/18 11:17
>49
「すごい勢い」スレで誰かが書いていたが、「星新一どれでも」とゆう線はどう?
比較的、入手しやすいし、活字慣れしてなくても、読みやすいし。
>>51 主語の求めかた方を間違えてる。
〜マンガも好きです…という人にどんな本を薦めますか?
自分は……などをすすめるつもりなんだけど。
倒置法ですな。
>>49が読んだことが無いわけでは無い。
55 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/18 11:32
未読の作品を他人に勧めてはいけない。
先入観や憶測で説明するのは馬鹿のなせる業。
カウチポテトがお似合いかと。
>>49は遠回しにてめぇの事を言っているんじゃないのか。
57 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/18 11:42
>>49 が明らかな誤解を受けていると感じる。俺には
以下の内容であると読めたので、一部変更して
引用する。
>「今までSF小説って読んだことないです。
>スターウォーズやスタトレ、アニメはわりと好きで、
>ゲームもたまにやります。マンガも好きです」というような、
>今まさにSF小説の門をくぐろうとしている人に、
>どんな本をすすめますか?
>自分は、とりあえずスタトレ等のノベライズをすすめて、
>アシモフの『鋼鉄都市』『サムライレンスマン』→『レンズマン』とか。
>相手が女性なら『歌う船』『旅立つ船』『竜の戦士』または『竜の歌』
>…などをすすめるつもりなんだけど。
52の発言から察すると、そう受け取れるな
>>56 というか実話っぽくない。
>>49
そういう場合、こう書くでしょ。
「『鋼鉄都市』、『サムライレンスマン』、『レンズマン』 、
『歌う船』、『旅立つ船』、『竜の戦士』または『竜の歌』
以上のような本を、活字慣れしていない人に勧めてよろしいか?」
アフォがビットを垂れ流さないような法律作ってYO!
この板にIO表示欲しいね。
お昼death
『サムライレンスマン』→『サムライレンズマン』
スマン(藁
ちょとコワいですよ、おまいさん方。。。
読了すると脳内で名著になる罠。
絶版も脳内で名著になる罠。
66 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/18 14:38
>65
絶版・入手不可は逆説的に気分をそそるねー。人間の感性なんてそんなもんだ。
だが、エフィンジャーのは紛れもなく名著。早く読め。
うう、読むよう読みますよう。
古本屋とネットをかけずり回って探しますよう。
しかしSFは絶版が多い。
e-novelsみたいな出版形態を利用するか、オンデマンド出版するようにすれば、
ある程度は解消できると思うんだけどなあ。
>>67 つーか、電子ペーパーとオンライン書店の発展を切に願う…あと2、3年だろ。
69 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/20 23:12
でも、手続きが繁雑な形態だと一般受けはしないわけで、復興には及ばんなー。
引き続き意見募集age
70 :
2ちゃんねるで超 〜有名サイトだよ:02/05/20 23:15
72 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/05/29 16:38
老害抹殺
これしかない。
73 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/29 17:23
マサーツ
>>72 が、そうなると復興しても喜んでくれる人が誰もいなくなるという罠。
SFは敷居が高いよ確かに。SF読み始めて平行してファンタジーも読み始めたけど。
まじでそう思う。
ハリポタみたいに大人も子供も楽しめるSF作品ってないの?
76 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/29 18:05
ああ、あと読みやすいって言われて古典的なSFすすめられ読んでも
正直未来感が古すぎて唸ってしまいます。
最近のを読んでもマニアな人によるマニアな人のための小説ってかんじ・・・。
77 :
無しは無慈悲な夜の女王:02/05/29 18:19
アシモフとクラークとハインラインを拒否
これしかない。
書くべきか? まあいいや。
>>77 が、そうなるともうSFの原型をとどめていない罠。
今の作家の使命は
現実を描くことじゃないのかな。
『フューチャーマチック』読んでそうおもった。
あまり明るくない未来と逞しい人々の組み合わせ・・・・ってやつ。
81 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/29 22:14
ノーストリリア映画化してくんねーかな。
「SFはちっとも儲からない」から始まる議論が無いのが
いまのSF凋落の実態であり、SF者の限界だと思う。
お金になるの?
84 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/29 23:00
>82
ハヤカワのトップだっけ?100億円相続税ごまかしてたのって。
ヤツだな。原因は。
作家に還元、若手の育成、市場の開拓・・・
色々できたかもだ
86 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/30 00:27
だいたい凋落してるのか?
本格SFとファンタジーと伝奇ものと
ライトノベルとホラーとスペオペを全部足したら
今でている新刊の35%くらいはカバーできそうだぞ。
つまり上にあげたものを全部SFだと認識すればいいのだ。
シャア専用アライグマ
i ,. へ-、 __ i
!i _,..::'"li.∧.l! ゙_」ト、
, j<.ー-i! l!-―'"/\
/゙.,へ、 ┐ i、 / ヽ.
.i i >/\/)゙"‐ 、. i
l lレ''" \jl!レ゙ _,...、ヽ. l
l! rヲ――--_」Lii--――ヾ. l
l! // <二》 _ 《二>゙ ヾ、!、
.j.,.ィ゙ ./ ! \_ l!\\
/'' l! ,.. '´ ヽ  ゙̄ーr-ノ ゙ー-、_
_/'´ トt-イ ,−--- ,!/ >
<. ゙t'ヽ ヽ ─ / /,」 /
\ `-iヽ ヽ / ,.r 「 _/
. ゙"ー―┬;L ヽ __ / ,.!┬―''
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ヽ / ヽ
ヽ / ヽ
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ゝ"~〉 ヽ
/ ノ,,_-ー-、ノ ヽ
k乃ノγ |
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 ̄ー、__ _____,/⌒ヽ/
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ー--‐ー ' ""~
>86
さすがにホラーはSFにはならないとは思うが、
言ってることにはだいたい同意。
ハヤカワ主義みたいなもんがなくなるのはいつになるのやら。
ハヤカワ主義って何?
SF読み始めたばっかりなのでわからんです。
91 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/30 16:39
>80
ううん、違うな。
明るすぎる未来と、それについてゆけない哀しい自分って図式かな。
SFモノの宿命ってヤツじゃん?
メジャー嫌いでも、絶版&発見できなくても、あんま気にしない(ふりをする)。
ほら、サイバーパンクって、ハードボイルドに似てたりする?
文体といい、意地のはり方とか。
ま、ここに来てるのはハードボイルドが多い気がする。(自分ふくめて)
>90
ハヤカワ(と創元とサンリオ)で出版されたものだけがSFであり、
それ以外の出版社から出た作品はSFではないみたいな考え方。
一種の純血信仰みたいなもんか。
さすがに現在では死滅しているはず……だが。
93 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/30 18:04
>ハヤカワ主義って何?
>SF読み始めたばっかりなのでわからんです。
早川のSFマガジンに書いた事の有る作家がSF作家であり、
SF作家が書く小説がSF小説であるというブランド志向の一種
。
94 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/30 18:12
>>84 30年ぐらい昔の話
早川社長は相撲取りのタニマチだったので
「社長のSFは相撲取りふんどし担ぎの略だ」
という冗談を安い稿料に泣く第一世代作家の誰だかが飛ばしたそうな。
わー、本来、SFと映画の相性はいい。
SFは「想像できないものを想像する」(だけではないが)ジャンルであり、
映画の本質は「見たことのないものを見せる」ことにあるから。
ハリウッドではスターウォーズやらマトリックスやらが、この代表であるけれど、
翻って日本の映画界を見てみると、「見たことのない物を見せる」などという意識はなく、
なーんか作りたいものをつくってるだけって感じがする。
わー、よくわかんないけど日本の映画界が寂れてる理由とちょっとかんけーあるかもと思ったり。
>92-93
ありがとうございました。ていうかすごい主義だなあ。
でも、そういうところあるぜー。
SF大会にきてるのは選ばれた上級SFファンだーとか
SFオンラインだかジャパンだかよんでないとだめーとか。
森羅万象の出来事からSFなる物の匂いを嗅ぎ分ける力を持つ者こそ真のSF者
=SOW
99 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/30 20:09
>そうでしょ?
この板に、それ以外の、普遍を求めるの?
ま、真といえるまでには、いたってない。
もうすこし、年月とページ数と、なんとやらが要る。
大いにかたろー。SFについてできること、とできないことについて!
>>97 言えてる。
去年はじめてSF大会に参加して、某ゲスト参加者の人としゃべる機会が
あったんだけど、「SFマガジン読んでないのー?」みたいなこと言われたし。
面白い人だったしSF大会自体はすごく楽しかったけどね。
自分は大学入ってから本格的にSF読み始めたんだけど、
最初何から読んでいいか全然わからなかった。
ハヤカワのSFガイドブックは参考になるようでいて実は読みづらい。
オールタイムベストに夏への扉を置かれてもちょっと・・・
確かに良い作品だけど、翻訳SFの読み方のコツを知ってないといけないとか
昔の本であることを念頭に読まないといけないとか、入門には障壁が高すぎると思う。
「SFが読みたい!」も内輪向けの特集が多いし。
選ばれた本も、かめくんはいいとしてもAΩなんかは明らかに内輪受けを狙って
書いてない?ホラー→ハードSF→柳田理科雄的ウルトラマンみたいな筋立てで
普通の人はあれ読んで面白いんだろうか。
むしろ最近読んだ金子隆一の新世紀未来科学のほうが入門書に向いてる。
もっと初心者向けに特化したガイドブックが一冊要るんじゃないかと。
まず重要なのはどうやって興味を惹くか。
世の中SF的なものはそこら中にあふれかえってるし、中には有名なSF作品もある。
でも普通の人は予備知識がないからそこで止まってしまう。
そういう作品がSFの流れの中でどうやって出てきたのか、どういう作品から
影響を受けてるのかということをわかりやすく書いて、関連作品として紹介しながら
SFの歴史自体を総合的に解説するような本が絶対に必要。
とにかく、入り口が狭い。
広いように見えるけど広すぎて何を読んでいいのかわからない。
入り口から芋蔓式にたどっていくのは労力もかかるし限界もある。
全体が見えないと興味を持つことすらない。
そもそも普通の人はSF界なんてものがあること自体知らないんだから。
自分も今でこそハヤカワの青い本で本棚が埋まってるけど、
3年前まではそうだった。
昔から読んでる人にはこういう感覚わかりづらいのかな。
長文ゴメソ。あと一つだけ。
SFが落ち目だとか騒いでるけど、経験の浅い自分の正直な感想を
言わせてもらえば、それはマーケットの拡大を図ってこなかった
SFファンのせいだと思う。
今も新しい作者はどんどん出てきてるし、話のネタになるような
新しい技術も発案されてる。SFは終わってなんかいない。
これほど面白い文学ジャンルはないよ。
歴史を変えたといえる文学なんてどのジャンルにも一握りしかない。
でもSFは科学と結びついて1世紀の間に世界のありようを変えた。
それはとても凄いことだと思う。
104 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/30 22:59
編集経験者からいわせてもらうとだにゃ。
パイが狭い→マニアックなコアファンしかいない
→コアファン向けの作品展開しかできない
→一般ユーザーがよってこない→パイが大きくならない→最初へ戻る
がループになってるのよ。
しょせんはサブカルだよ?
SFなんてのは、いまのライトノベルもしくはそれ以下に
軽蔑されてた時期が、そう遠くない過去にあるんだぜ?
でも、日本ではなぜかサブカルがいったん認められると
妙に理屈ばった人がでてきて、何でも整理して卑小な形で
理解しようと進める。その理解も一種じゃなくて
理解と理解が争い、やがて閥になり、壇となる。
文壇は閉鎖的。なんていいかたをされるけど
日本のSFははっきりいって、現在SF壇があるよ。
そしてそこはすごく閉鎖的だ。
サブカルの泥をすすっても青空の下にいた頃の気概が、いまはないよ。
宮部みゆきとか篠田節子とか、専門誌にあまり執筆しない人気作家が、
SFを書いてベストセラーというか、そこそこ売れても、
「真のSFファン(…)」は、全く反応しない。
そのあたりが、なんとゆーか、よくわからない…。
SFが売れてるんだから、喜ばしい事じゃないのかな、と自分は思うが。
ストーリーテリングが、しっかりした小説は入門編にふさわしいと思うし、
軽いきっかけで、もっと深い世界にのめりこむこともあると思うんだけど。
「真のSFファン」は「軽いきっかけになる小説」の存在が許せないのかしら、と
思うことが多々ある。そのわりに特撮やアニメ、映画には評価が甘かったりする。
やっぱり設定を、脳内補完してるからなのかな…。
>>94 “相撲取りのフンドシ”のレスありがとうございました。
(小松、筒井、星の三巨匠の過去の文章を読んでいて、ふと思ったもので)
107 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/31 00:06
まず日本に於けるSF出版の主導権をハヤカワ以外の出版社が握ること。
それからファンダムから大学SF研あがりの半業界人を閉め出すこと。
これだけの荒療治をやれば日本のSF界の風通しはかなり良くなる。
瀬名秀明が「SF絶縁宣言」をしたりしないで済むはず。
108 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/31 01:15
>ファンダムから大学SF研あがりの半業界人を閉め出す
激しく同意
確かに瀬名秀明が怒ったのもわかるわ・・・
やっぱ閉鎖的だもん。
SFという世界では「SFを書いて人気作家になる」ってのは、
許されないことなのか、って心配になる…。
クソだろ
112 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/31 06:20
「SFが読みたい!」もそうだけど「SF入門」とかマズーと思ったよ。
これからSFが読みたい人には海外作家より日本作家の代表作品を
紹介するべきだと思う。翻訳文につまづく人意外と多し。ただでさえSFって
普通に小説読んでただけじゃ知らない単語ぼりぼりでてくるんだし。
SFに妙な思い入れのある人たちが紹介したオールタイムベストなんてなんだかなー。
いまいちファンダムというものがわからない。
>112
日本人作家を紹介すべきだと言っても、
肝心の代表作がことごとく絶版では……。
(小松、星、光瀬、筒井あたりは除く)
>113
いっそのこと、80年、90年以降にデビューして今後のある作家に絞るべきなんだよ。
それで作家が足りてなきゃ、ライトノベルだろうが何だろうが紹介すれば良い。
「これっていわゆる本格SFじゃないよなぁ?」みたいのが入っていても
小説として面白ければ何ら問題無し。
「大御所だから、これはいれておかなきゃ」ってのは、
これから入門する人間には意味が無いでしょ。彼らの都合とは無関係だもの。
それが出来ないからハヤカワ主義だととか、
閥だ、壇だって話になるんだよ。
だめぽ
116 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/31 09:01
>114
ドーイ
小松とか光瀬とか今からSF読みたいって人は読みたいと思わないのでは。
これからばんばん新作書いてくれるような作家のほうが入りやすいんだよ読者としては。
古くからのファンにうんざりして敬遠こともないし。
今のSFの本の紹介のしかたって今から小説読みたいって人にいきなりドストエフスキーだの
ニーチェだのすすめてるようなもの・・・。
>116
スマソ脱字
>古くからのファンにうんざりして敬遠こともないし。
敬遠することもないし。といいたかったのです。
118 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/31 09:12
朝っぱらからがんばってるね。
多ジャンルでは新規の読者に対する示唆として新しい作家の紹介してるよね。
SFってなんでそれができないんだろう。ほんと初心者には厳しいよね。
昔の職人さんみたい。 教えないから見て技術を盗め!とでも?(w
SFマガジンもあれじゃこれから購読しようなんて人いるのかな。
日本人作家紹介についてはもしかしてJコレクションで重い腰やっとあげたの?
海外長篇を無理矢理上下巻合計1000円オーバーにしてるので、
日本人作家も本の定価をつり上げるためにサイズを大きくしてるのです。
>>114 とりあえず秋山瑞人を推すということで。
秋山瑞人の表紙が恥ずかしくて買ってない一名。
子供に読ませる方法を考えるのが一番では?最初に読んだ長編がSFだったりし
たら、敷居も糞もないわけで。
123 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/31 17:51
子供って具体的に何才ぐらい?
おや、おもしろそうなスレ発見。
>>122 激しく同意。漏れは親父のSFMに囲まれて育った。
漢字がよめないから、鳥人大系(手塚治虫)だけ見てたと、最近親父に最近言われて愕然・・・
>>123 できるだけ若いうちに。
というのもなんなので、絵本から興味をもたせよう!!
それで、マンガに逝かせずに童話という流れがよろしいかと。
126 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/06 23:27
科学のイメージ失墜が一番かね?
息の長いジャンルは閥だの何だの出て来るけど、魅力ある分野なら新興勢が現れ
て対抗したりするもんだし。
ウチの妹に「猫の地球儀」を「可愛い猫の出てくる本だよー」とごまかして
読ませたら立派にSF者になりますた。
さすがに海外翻訳までは読んでないが。
128 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/07 07:21
俺は,うちの店に来る十代の客にSFを薦めてるよ。
最近は,ドラキュラ紀元シリーズを薦めてるよ。
客待ちにも,ブラックブレイン,寄生獣,BLAME!を置いてるよ。
バランスを取るために,あずみ,殺し屋1,ベルセルク,ナニワ金融道
カバチタレとか置いてるよ。
>122
自分の場合、親が絵本を読み聞かせ、そのうち奪い取って自分で読み出す。
家の絵本を読み尽くしたので親の蔵書をあさる、親SF読み。
という経緯でそのまま今に至ります。
最初にはまったのはキャプテンフューチャー・レンズマン・デューンあたり、
幼稚園頃だったからなんぼ早くても問題ないような気が。
>>129 そうか、客待ち文庫という啓蒙手段があったか!
全国1千万の自営業者のみなさん、あなたの常連をSF者に改造しましょう(w
もし,資金があったら,ク・メルかハインラインという店を出したい。
>128
何のお店ですか? すごく気になる(;´Д`)
同世代の友人にはイーガンやエフィンジャーの受けが良いのですが、
10代半ば位だと、ライトノベルの方が勧め易いですね。
猫球は、こちらでも評判いいです。
>128
床屋と見た。違ったかな?
そのとうり。理美容やっとります。
夜更かし,してしまったやばい。
「重力が衰えるとき」読了。
これ、刊行当時にミステリー読みの間で話題にならなかったのかな?
と思うぐらいにハードボイルドな一品ですた。
こんな代物が入っていたとは恐るべしハヤカワ。
しかしこんな作品があるんなら、
他ジャンルの本読みにも宣伝してくれればいいのに、ハヤカワさんったらいけずね♥
138 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/09 09:04
最近SF買って無い自分にこれでリハビリしてみろ!ってなモノなんかでてますか?
洋もの御三家とかベンフォード、ブリン、小松、光瀬、星位しか読んでないですが。
>138
ブリンの新刊『変革への序章』はどうでしょう? 知性化新三部作の一巻です。
日本SFでは、新鋭・野尻抱介の『太陽の簒奪者』が話題になりました。こだ
わりのハードSFです。
グレッグ・イーガン『宇宙消失』は1999年のベストSFです。短編好きなら、
『祈りの海』をオススメ。
往年のファンにはSFの大伽藍、ダン・シモンズ『ハイペリオン』シリーズを
推します。古今の名作が夢の共演、楽しい仕掛けが満載ですよ。
140 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/09 15:32
>>138 確かにハイペリオンはおすすめ。でも、一般にも人気あるのは漫画プラネテス。これで
感覚を取り戻すと良いかも。
141 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/09 18:01
>138
新訳レンズマンを他に置いてあるまい。
142 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/09 19:04
>112
日本SF作家ってトリッキーな作風の人が多いからなあ、誰を薦めたらいいのか……。
海外モノだと、スノウ・クラッシュとか現代的でいいかもしれない。
143 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/09 20:32
CCさくら。
有り難うです、みなさん。
「太陽の簒奪者」「プラネテス1巻」「宇宙消失」「祈りの海」「新訳レンズマン(?)」
を除いて入手しました。
さてまたちょと質問なんですがプラネテスって1巻から読まないと話分からないですよね?
2巻から読んでも大丈夫ですか?かなり探し歩いたんですけど無かったんですよ近所に。
どうしようアマゾンか楽天使おうかな。
145 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/10 02:17
>144
一話読み切り形式なので、ネタバレとかは大丈夫。人物の紹介をよく読んでね。
例のトナメ関係でライトノベル板が企画してる読書案内キャンペーンに便乗。
所詮2ch内の僅かなコミュニティではあるが、読者の獲得は死活問題である。
他所からの客はともかく、ライトやミステリの住人は数人くらい読んでくれる可能性高いし(w
しかしお勧めしたい書はいくらでもあるが、SF者じゃない一見さんに勧めていいかというと結構悩む罠。
プラネットハザード,ハードワイヤードあたりはとっつきやすいと,思う。
148 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/13 00:48
どうも海外SFの翻訳ものというのは、序盤の三分の一以上、下手をすれば半分以上を、
特殊用語のインストールに使っているような印象を受ける。
ゲームでいえば、シミュレーションゲームの説明書を読んでいるような。
それに、よくハヤカワのSF入門やらSFが読みたい!やらで進められる、
古典名作の数々のアイディアなんかは、ライトノベルや最近の国内SFなんかで
普通に見られて、もはや風化してしまっているものも多い。
それから、国内SFでも、小松や筒井を、時代性の乖離から敬遠してしまう人は多い。
筒井は特に。筒井の本を読んで抱腹絶倒する人間は少ないな。もう。
ようするに、最近はそれら「地雷」を敢えて踏もうとするよりは、
今の価値観に迎合して、それにちょっぴりセンスオブワンダーを与える程度の作品は
腐るほど、しかも次々と出ているので、SFを読もう、とする必要性が無い。
科学への憧れ、というのも無くなって来たし。どうしたものやらね。
>147
ハードワイヤードは読んだことないけど、プラネットハザードはいいね。
ディティールがが現代的だし、文章も読みやすいし。
ああいうのに食傷気味な人をにやっとさせるような設定も面白かった。
イーガン者殿に勧められて読んだ「祈りの海」はライト者にも普通に面白かったですよ。
他では「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」とか「たった一つの冴えたやり方」なんか好きです。
でもこの辺の本はSF者の皆さんからすると、ライトSFの範疇かもしれませんね。
>どうも海外SFの翻訳ものというのは、序盤の三分の一以上、下手をすれば半分以上を、
>特殊用語のインストールに使っているような印象を受ける。
そう?例えばどの作品か、具体名をあげてくんない?
なんか↑煽り
SF板のログ読むといつもみるけど
はずかしいな・・・
まあこれだからいつまでたっても復興しないんだろうけど
別に煽りではないですが。本当にピンとこなかったんで。
サイバーパンク以降の作品では、急速に物語を展開して読者を引き入れ、合間
にガジェットや世界を描写する手法が多いかと。ニール・スティーヴンスンなど
が典型例ですね。
あの企画見る限りじゃ、意外とSFって需要そのものはあるのね。
タイトル(特に良質の)が致命的に知られてないわけか・・・どうしょうもないな。
156 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/16 17:35
とりあえず、SFが読みたい!と、ハヤカワのSFハンドブックはろくでもない、と。
>156
少なくとも初心者にあの本はお勧めできない。ということで。
158 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/16 22:42
ひろゆきに「クリックで救えるSFがあるらしいです」
ってキャンペーンはってもらうかト。
159 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/16 22:46
煽りでもなんでもなく質問
復興というからには隆盛期と呼べるものがあったと思うのですがそれっていつですか
160 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/16 22:50
な、なんちゅーことを(w
161 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/16 22:55
難しい質問をしてくるな(藁
162 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/16 22:55
>>159 なくなったものを再生させるという意味もある。
そのさいかつて存在した時の規模は問題にならないw
163 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/16 22:57
よく言った>162
164 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/16 23:00
ライトノベル以外のSFがねえ。。。
もっと書く場を作って欲しい。
165 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/17 04:26
SFが好きとライトノベルが好きは微妙に違うんだよね。
かつてのSFブーム、果たしてそれらのSFを買っていたのはSF好きか?
潜在的ライトノベル好きがかつてSFブームをささえていた、という話はどうよ。
167 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/17 07:27
SF新刊があんまり少ないので、空腹のあまりライノベに
手を出してしまうというのは?
>>157 Σ(゚д゚lll)ガーン
これと大森望のお奨めSF小説100冊を参考にしてた人はどうすればいいんだ。
>168
ワラタ。つーか自分もだよ。お勧めできないって本いっぱい買っちゃったよ。これからどうしよふ。
1.当たりがあるかもしれないので、一応読んでみる
2.つまらない時間を過ごす前に売る
3.俺は初心者じゃないから問題ないと自己暗示する
さて、どれにするか。
171 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/17 18:08
も一つ2ちゃんお薦めの,SFを読む。
昨年の『SFが読みたい!』は、90年代ベストや山田正紀−鏡明対談などが
楽しめましたけどね。
『SF入門』は(略
173 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/18 00:36
俺はサンリオのSF百科図鑑を読んで選んでたよ。
174 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/06/18 06:27
自分はSF読みはじめてから50,60冊くらいだけど、
いつも古本屋で表紙みて、ヒューゴー賞かネビュラ賞をとってるのをチョイス。
両方受賞していたら確実に買う。
んで、それが面白かったら、作家買いへ。
あと、以前この板で薦められた早川のSFハンドブックも参考にしてる。
いまんところ、ハズレはない。全部面白い。
SFって時々表紙がアニメ絵だったりするけど、そういうのは恥ずかしくて
買えない。
ティプトリーなんたらの本とか。
あれは良くないと思う。
175 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/18 07:00
SFを復興させるには、ヒューゴーとネビュラを
なんとかせんと・・・以下略
俺は早川のハンドブックから入った。今んとこ類型50冊ぐれーかなー。
各作家の代表作とか言われてる奴を読んで、気に入った作家は全部買うってな具合。
よって、
ハインラインは夏への扉しか読んでねーし
クラークは幼年期の終わりしか読んでねーし
ギブスンもニューロマンサーしか読んでねーし
アシモフも鋼鉄都市しか読んでねー
(ディックとヴォネガットは買えるぶん全部買って読んだけど)
たぶんこれ以上はSFにはまんねーかも。一般小説とかノンフィクションに興味がうつってる。
178 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/18 07:18
>>177 若いのにラインナップがちょっと古いね。
「SFが読みたい」のベストもちょっと覗いてみたら新しい発見が
あるかも。
179 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/18 07:20
>ハゲ同〜
>179
と打ちたかったのさ。
>177
一般小説めいっぱい読んでくれ。
SFしか読まないよりよいと思われ。
若い力が不足しているスレはここですか?
魚介類を食わず嫌いでいる子供たちのためにあみだされた
「お魚天国」の向こうをはって「SF天国」を出すとか。
♪SF、SF、SF、SFを読む〜と〜(以下略…)
>>177 俺も同じような感じ。只今ライトノベルに逃避中・・・
185 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/18 23:20
>>184 「SFが読みたい」のうち早川、創元は半分ぐらいじゃない?
そういう意味では本を読まないSFファン以外はそうなってるよ。
186 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/19 20:45
>183
SFを読むとどうなるのだろうか。
セクト主義者になるのか。
鬱だ詩嚢。
187 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/06/19 20:49
いまのSFを読むと・・・
脳無い革命!
失礼!!
188 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/19 20:53
187はワープ軌道に入ったようだ。
190 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/22 20:36
核酸と新党ってことやね・・
191 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/23 01:14
発展的解消でも可、に1票。
○○がおかしい! と書くのは簡単だけど
○○がおかしくない本を書くのは難い。
そして、○○がおかしいと分かる自分がカコ(・∀・)イイ!
って性根に問題が有ることに気づく事はもっと難い。
( ´_ゝ`)フーソ
194 :
>>183:02/06/24 01:54
♪SF、SF、SF、SFを読む〜と〜
あたま、あたま、あたま、あたまが腐るYO
SF、SF、SF、SFを読む〜と〜
からだ、からだ、からだ、からだがデブるyo
ささ、みんなでSF読もう
ハヤカワが僕らを待っている OH!
194みてえに頭が腐んのか。こええなあ。
196 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/24 02:54
>>9-11 確かに、誰もが、徐々に加速してゆく時代の子ですよねぇ(w
197 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/24 03:03
♪どっんなに 大人になぁっても 僕らはアトムの子供さっ
198 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/24 22:22
だから・・・その手塚治虫が・・・
チョト苦手なのだった。
>>198 いや、実は俺もそうなんだよね。
手塚治虫がいなければという偉大さはわかるんだけど、何冊読んでも
面白くないんだよねぇ。
手塚はブッダとかアドルフとかのほうが好きだな。
ハゲ同ナルド
当たり前すぎて笑われるでしょうが
漫画でSFと感じたのは後にも先にも
士郎正宗だけのおいら・・・
手塚 藤子不二夫 石の森を読んでもおもしろいだろうけど
SFとは感じなかった
自分は逆に士郎正宗はSFとは感じなかった。
既存のガジェットを上手く利用はしているし科学方面もよく調べているとは思うけど、
肝心のアイデアがどうもピンとこない。
林檎はそうでも無いけど、甲殻の一巻だけは、SFだとおもう。
んで、藤子FもSFだし手塚も、物によってはSF。
ま、人それぞれだが、俺のSF認定の垣根は低いかもしれん。
攻殻1と攻殻2の差が一般人とSF者との格差だと思うのは気のせいでしょうか?
良スレなりつつage
過去レスでもあげられてるけど
海外物のSFも普通に書店で新しいのが出てるし(賞とったのだけだけど)
日本のやつも早川Jとか刊行しだしたし(高いけど)
雪風もアニメ化だ(ホモアニメになりそうだけど
零とブッカーのクンズホグレツ・・・)
とりあえず買い続ければ終わることはないのでは(w
俺の友達のホラーマニアには『まだSF好きはましだよ
俺らみたいなホラーファンは雑誌すら創刊号で休刊だぞ。』
といわれたときはそうだよなあ
そう考えるとまだいいほうだよなあ
としみじみ思いましたよ・・・
もし早川が潰れたら……?最近ふと想像してしまうのだが、なかなか怖い。
それで代替となるSF叢書を企画する出版社が無かったら……。
とりあえずSFM買っとこう。
208 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/28 05:30
グインに感謝しよう。だが、もうじき100巻だ!
209 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/28 12:41
100巻超えると、こち亀みたいに没落したりして・・・
210 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/28 12:50
おれが今書いている小説を出版すれば(ry
211 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/06 00:54
212 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/07 02:30
正直、純SFてのはもうだめぽ。
色々なジャンルにSF要素を盛り込んだほうが、
映像化や、その他の商品化で利益が出るかも。
現在のSF文壇とSFヲタなどを無視したライトな作品を世に出して、
新しい読み手に、SFというジャンルに興味をもってもらうしかないだろうね。
213 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/07 04:19
印刷物以外のソフトを白金にして印刷物も活字本以外(コミック等)は発禁に
して活字本もライトノヴェルは発禁にする。
>212
とっくの昔にそうなってると思われ。
>>213 そうなったら、解放や民主運動を題材にした出版物が売れ、
SFはさらに売れなくなってしまうという罠。
216 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/08 10:25
だいたい、現状で困ってるやつがいるのか?
いまの10代は読書原体験がライトノベルだから、
これが「普通の世界」だろう?
217 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/08 17:42
未来(not 近未来)・宇宙・帝国・恒星間飛行・・・
この辺がキーワードになったSFってもうでてこないのかな・・・
218 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/08 17:46
219 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/08 17:55
>>218 俺が今書いてるSFには金属Xが出てくるが、まずいか?
221 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/08 18:12
なんでもいいから、
「おお!そうきたか!!」
っていうSFが読みたい。
222 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/08 18:16
ファンタジーは今、ハリポタや指輪のおかげで、大盛況ですね。
SFにもこういう大ヒットが欲しい・・・
>217
星界シリーズ。80万部くらい売れてたはずだ。
224 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/08 20:49
SFなんていらないよ。
だって、21世紀になっちゃったんだもんね。
226 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/08 21:37
ああ、しまった。
星界と宇宙皇子がごっちゃになってた。
どっちも読んだことないけど。
いいかげん良い具合にスレも下がってきたので、つらつらとかくですわ。
今までぐにゃぐにゃ仕事してきたところの実感で言うとですね
資本主義社会においてどんなことをやってもほとんど金がかかるデス。
で、何にどれくらい金がかかるかというと
現実があって、到達したい地点があって、二者の距離が離れているほど
到達するのに労力(≒金)がかかるですよね。
で、金儲けというのは。あれはスキルではなくて、なんと言うか
価値観と決心の合成みたいなものですよね。
「金儲けは正しい(価値観)+金儲けするのだ(決心)」みたいな。
金儲けは正しいという価値観と他の価値観が、
経営の中でぶつかった時に、金儲けは正しいという価値観が勝たない限り、
うまい金儲けってのは出来ないです。
SF業界の現実と、理想的に繁栄したSF業界にはすごい隔たりがあります。
(≒繁栄させるのにはすごくお金がかかります)
そして、SF者はSFが好きという価値観があり、
「お金をもうけるのは正しい」という価値観は「SFが好き!」という価値観に
勝てないことが圧倒的に多いです。
たとえば上のほうのスレで「表紙にマンガを使うな!」という主張がありますが
「お金をもうけるのは正しい」という価値観がこの主張に勝れば
マーケッティングで結果は明らかです。
以上から、SFに大量の資本が流れることは無く、復興は難しいと思います。
228 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/15 00:27
229 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/15 00:28
復興するのはどう考えても無理だと思う。以上。
>>222 SFだって、スターウォーズEP2や、MIB2があるぞ。
SFと認めたくない人もいるだろうが。
231 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/19 00:01
233 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/19 00:28
SFが衰退した主な理由は文明がSFに追いついたからです。
受け売りを含めて言えば、60年代以降のSFに描かれる未来は暗いものが
殆どでした(らしい)。文明の発達による未来は決して輝かしいものではなく、
無気力と退屈、そして退廃に支配されるディストピアといったモチーフが繰
り返しSFに登場してきました。
そのSFモチーフが実現してしまったのが、現在の飽和した文明社会なのだ
から、もはや文明を批評し、人類について考察し、未来を語るSFは用済み。
娯楽に徹したSFでも、日常感覚から遊離しているが故に今必要な日常を語
り得ない。
必然的にマニアの自慰としての価値しか持ち得なくなってしまったわけです。
ゲームはSF的主題を完全に消化した!とか思ってる
とんちきゲームシナリオライター君かな?
>>234 全然違うが、ならキミの見解を聞かせてくれたまへ。
子供が減って、社会に活力が無くなったからです。
SFの新刊より架空戦記の新刊の方が多くないか?
新しい読者は新しい世代からしか生まれないと思うよ。
でも「ゲームが完全に消化した」って言説は割りと的を射てる気もするが。
ゲームがまだ消化していないSF的主題は何があるかご教授願えますか。
>>234
「人間」
ほうら、簡単にひっかかかるだろ。
結局ゲーオタは馬鹿ってことよ。
本読まないでゲームやったりアニメみたりしてた奴に
SFが理解できるか。
>>238 なるほどね。ジャンルによらない永遠のテーマだ。
個人的にはドラクエやFFなどのロールプレイングがかなり消化してると思う
が、ゲームは歴史が浅い分、「人間」を語る、SFを含む文学の膨大な蓄積に
は及ばないか。
因みに、飽和した文明には若年人口の減少傾向が顕著に見られるそうなので、
236説は233説に包含されそうです。
SFに限らず、創作物がジャンルとして完全に消化されるなんてあるもんか。
製作者は人間で、読者も人間だし、時間は常に流れていく。
普遍的なテーマであれば、切り口を変えて語られつづけるだろう。
衰退の理由として、「消化され尽くした」なんていうのは、ぶっ飛んだ理由だよ。
ウエストサイド物語がそんなに陳腐かってそういうことでもないだろう。
消化され尽くして衰退って言うのは、もはや復興することはありえない理屈だろう>
流行り廃りは有るかもしれないが、
創作物のジャンルはそんなふうに完全に消滅することはまずありえないよ。
243 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/20 07:17
>>239 > 本読まないでゲームやったりアニメみたりしてた奴に
> SFが理解できるか。
口は悪いがいいこと言ってる。
SFを広めるという意味では、逆行かもしれんが
活字というのは想像力を広げるのに重要。
そも、小説というのはSFに限らず人間を書くものだ。
>>243に同意。
「SFがいまいち」とゆう現状は、「活字本の低迷」とゆう現実にリンクしてると思う。
映像・音声メディアだけでは、「SFの復興」って出来ないんじゃないか?
こげとんぼにレンズマン描かせれ!
>>243 いや、239の論理の誤りは、ゲーム擁護的発言する奴→本を読まない(SFを理解できない)
ゲーオタ、という短絡した思い込みにあります。それ以前のレスに対してなぜそんな結論
が出てくるのか。また、そう言うのなら自分がいかにSFを深く理解しているかを、述べる
べきでしょう。つまり239は、議論するに足るだけの知識と論理能力に欠ける素人さん特有
の自我防衛的反応だと言えます。まあ自分も素人さんですが。
247 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/20 16:54
SF離れの第一の原因
特撮番組なり映画なりゲームなり漫画なりでSFに興味を持つ
→より見識を広げようと同好の志を求める
→そもそもSFってものはなぁ!などと頭ごなしに偉そうに語られる
→ウザ。なんか違う。もういい。
SF読むとこんな人間になっちまうのか、それは勘弁
と思って真剣にSFからだけは距離をおいていた時期はある
その間、あかほり、クランシー、司馬、と
それぞれの分野の小説好きが聞いたら鼻で笑うような地雷を
(俺はクランシーや司馬は面白かったが、そういう評価らしいな)
一通り踏んできてしまった。今19歳。もう取り返しつかないな(自藁
>>246 なるほどな、で何故それを俺のレスに返してくるの?
批判したいなら本人あてにしてくれよ。
おれは、彼の「本読まないでゲームやアニメ見てる奴にSFが理解できるか」
という意見はいい意見だなと書いただけだよ。
おれにレスするなら、
>>243に対する意見も少しは書いてくれ。
>>233を読んだけど、きみは「SFはマニアの自慰としての価値しかない」と
きつい評価を書いてるよね。 この「SF]とはSF小説のことを指していると
読めるけど、そのわりには
>>237は情けないな。
小説を読む習慣がないのか、SFを軽んじてるまたは誤解してるとしか
思えない文章だ。
>>233の文章も、ネタなのかマジレスなのかよくわからんな。
>SFが衰退した主な理由は文明がSFに追いついたからです。
これ、本気で書いてるの?
250 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/20 18:00
>>248 まだまだいけるよ!
今度は、大藪、片岡ときて最後は田中康夫いっちゃおう!
>>250 悪いほうにいざなってどうする。
>>248 今日から心を入れ替えて、クラーク、堀昇ときて最後は石原藤夫の「オモロルフ」でハァハァしよう!
あるジャンルを意識して集めたり読んだりし始めて、一区切り付くのがちょう
ど千くらいらしい。
コレクションとかでも、ちょうど、「ああ、これを集めてるんだな」と
思い出すのがちょうど千くらいだとか。
これがSFなら、そこからどのくらい踏み込めるか、どんな方向に、どんな
スタンスで踏み込むか、によって、その人がどういうファンであるかが決ま
る。
あるジャンルについてファンとか何だとか言うなら、最低限千冊くらいは
読んでなくちゃだめ。というか、千冊程度読んで分かった顔をし始めた奴が一
番恥ずかしい、と、非常にうがった寸評がSFにはありまして。
で、自分などはそれを忠実に守ってきた部類です。
自分がプロのクリエイターだったりしたら、それは違うスタンスもあるの
かも知れないが、よきSFファンである、ということに忠実であろうとする
なら、結局の所、沢山読んで、自分の目を肥やして行くしかない。
もちろん、漫画や別メディアのものは除いて、だよ。
それらの評価の方法は、実は活字SFとは全然異なるから。
成功作というものに要求される条件が全然違うしね。
これも結局、それなりに取り組まざるを得なくなる。
「SFの復興」って、今まさにちゃんと存在しているのだが。
活字SFが市場的に最も隆盛を誇っていたまさにそのときに、「浸透と拡散」
が一通り終わっていたのですから、今はコアをどうやって発展させるかを考え
るべきでしょう。
SFを好む人を増やしたいなら、図書館に寄贈なりなんなりしてみるのも
いいかも。
自分の高校にあったハヤカワ文庫は、卒業生の寄贈品でした。とても勉強に
なりましたよ。
つまり、ファンとしては黙って本を読み続けてきただけ、ってことで。
あれこれいうより本を読もう。読ませてやりたかったら買ってあげよう、
なにしろただの本だったら親御さんも悪い顔はしないから。
が、結論です。
長文でどうもすいません。
>>249 ああ失礼。第三者に解説してしまった。
233も、ゲームがSFのテーマを一定水準で消化しているというのも真面目な主張です。
ではあなたの見解はいかがでしょうかな。252がそうですか?
255 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/21 09:09
そもそも「SF」って板があること自体が不思議だ。
小節分やとして「娯楽小説一般」とかに纏められても文句いえないような
ファン人口なのに。
>>255 やかます!
他の板でSF!SF!つぅてめさやかますぃから
こったら隔離の仕方されてんのに。
258 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/21 12:39
小説関連の板は
■ミステリー
■ライトノベル
■その他の小説
・・・に分けるのが現実のファン人口比率に即してて良いと
思うのだが、どうかね。SFはもちろん「その他の小説」を
間借りしてスレを立てる。
>258
異議あり!
恋愛小説板もないとダメ。
260 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/21 12:53
人口比例で板作ってるわけじゃなく、書き込み数と
声の大きさと、ファンの意固地さで作ってるだけだろう。
2chに板が二つもらえるほど、モーニング娘のファンって多いのか?
>261
SF板が1つあるくらいだからモーニング娘板は5個以上あっても
全然不思議じゃないぞ。マジで。
考えて見ろ、SFファンとモーニング娘ファンの人口比率を。
大クワガタとゴキブリくらいの差がある。
>>262 モー板(狼)は公称1000。そんなわけないと思うけど。
SFの常駐は50程度だから20個はできる。
<コアSF作家>が主なネタを一通り消化し終わり、マニア向けの複雑怪奇で抽象的なネタが中心になってしまい、
初心者・一般人の取っ付きやすい単純な分かりやすいネタでの活動がほとんど無くなってしまった。
(ラノベがそのへんを埋めてくれたかと言うと・・・)
神林長平なんて初心者にはおすすめできないような話ばっかり書いてるからなぁ。
日本でSFが人気ないのは、日本の作家のパワーがやっぱり足りないせいなんじゃないかな?
海外の作家は今現在でもいい作品次々と出してきているのに、日本のSFってどれ読んでも面白くない。
>>267 誰が面白くないって?
具体的に読んだ作家の本が
どう面白くないか挙げてみてちょ。
作家のせいにしてては復興しないどころか
さらに衰退するだけだと思われ。
269 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/23 10:53
>268
全部がつまらんから列挙しきれないよ。
衰退はファンが内弁慶でクズだからってのも大きいよね。
270 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/23 11:07
たしかにな。
>>269みたいな屑が読者の中にいるようでは……
確かに、日本SFはSFヲタ向けのが多いかもしれない。今回の小松左京賞の二作なんか、
かなりスレたSF読者じゃなきゃ手を出さないだろう。
でも、野尻抱介や小林泰三、それに恩田陸あたりは頑張ってると思うけどね。
面白いSFを列挙しても「そんなのSFじゃない」とか
「それはSFっぽいだけの別ジャンル小説」とは言われちゃうのが
日本のSF界の特徴だし。
なんでSFファンは異分子排斥やジャンル内ヒエラルキーの構築に
熱を出しちゃうのかね?
>>272 SFヲタのそんな性質がSFを衰退させたんだね。
ほら、あれだ、体育会の部活でよくあるだろ。
自分が上の先輩からやられた嫌なことを下の後輩にもやるっていうの。
長い目で見ればその風習に合理性があって
後輩から嫌われてもいいからそれが必要なこともあるし、
単にDQNとか頭でっかちが嫌がらせでやるケースもあるよな。
昔はそれでも後輩は我慢してついていったもんだが、
今は「ハァ? モウコネエヨ」つって辞められちまうことも多い。
辞められちゃうかどうかという問題は、
それが良い風習か悪い風習か、という問題とは
重なる部分もあるし、重ならない部分もある。
後継者は存在しているのだ、ただ育ててこなかったんだ、ってことを
少し謙虚に捉えるべきかも知れないね。
架空戦記は流行っているけど、読者層の低年齢化に伴って、ガンダム系の
サイドストーリーやゲームのノベライズのようなものと、年食った人向け
のリアル系に二分化しつつある。
実に不思議なことだが、間を取り持っているのが「A君(17)の戦争」あ
たりだったりする。まあ戦前生まれの人はとても読むようなものではないが。
SF(書籍)をエンターテイメントの1派とするならば、
いまのそれは、新人ファンいじめや、すれっからした論議や
派閥、セクト間の闘争を楽しむところまでいれて、
ひとつのエンターテイメントなんだろう。
リング外の乱闘や因縁までいれて「プロレスという娯楽」なのと一緒だ。
別に悪いことじゃないよ、たかが娯楽なんだから。
衰退したら別の娯楽に移れば良いだけじゃないか。
作家や業界が食えなくなっても、
この板で困るやつはいないだろ?
>274
>後輩から嫌われてもいいからそれが必要なこともあるし
1、本当に必要なこと
2、先輩が必要だと思い込んでいるだけで本当は必要ない
↑この二通りのケースがあると思うんだが
俺たちがやってること、やろうとしてることが2だったらお笑いだな
>>276 >作家や業界が食えなくなっても、
>この板で困るやつはいないだろ?
お前はこの板の住人なのかと問いたい。
>>276 SF色の強い企画が金にならないという理由で没食らう状況に失望は
しているものの、SFじゃなきゃ通るので食うに困るわけではないけどな。
でもなぁ…そういうモンじゃねぇだろう。
野球が無くなったってサッカーがあるから良いだろうと言われて
あぁそうだねと言える野球ファンがどれだけいるんだよとか。
いや、言えてしまう時点で野球ファンじゃねぇだろ、それ。みたいな。
あのな。
新人ファンいじめや、すれっからした論議や
派閥、セクト間の闘争があると、仮定してだぞ?
そういう状況がSFの衰退を招いてるとするよな。。
でだな、上の状況はファン主導で行われてるのだよな。
だとすれば、ファンは衰退を望んでいるということになるだろう?
そういう状況は、すでにファンが自家中毒を起こして、
広い意味でのSFを愛してはいないんよ。
「自分の学んだSFを反芻して愛してると錯覚してる」だけなんだよ。
そして、仮に、上にあげた仮定と推論が正しかったとしたら
おれはその推論に含まれるSFファンじゃないよ。
SFを殺すのが、SFファンだとすれば
おれはSFファンじゃなくてもいいから、
他のあまたあるエンタテイメントの中の
ひとつであるSFを楽しむライトものでもいいから
SFは続いて欲しいと思ってるよ。
>278
住人だ。
>279
野球ファンの狂信的愚かさのせいで野球がなくなる状況がありえるなら、
サッカーファンと二股掛けて、愚か者から後ろ指刺されたほうがいい。
>>280 愛ゆえに人を傷つけることができるのなら、愛ゆえにジャンルを滅ぼすことも
できるのではないだろうか?
>>276 ジャンルに起きた弊害とやらを、2ちゃんねるを素材に語られても困る。
ここは糞壺なのであって、はっきりいうと特定のSFファンと喧嘩している
掲示板荒らしやゲーム会社の人間が混じっている。
ここで冷静かつ建設的な議論が継続できるとは思えない。
どうもそう言う人間も大会に参加してファンの間に浸透を図っている
ようである。
愛しているなら読め。出来うることなら書け。
283 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/24 19:55
>>282 ではあなたはいったい何をしにこの掲示板にきているのですか?
疑問age
「あんた、アホですね?」と念を押しに来ています。
あおりか。
276自体が煽り。ついでにいうと、このスレ自体が煽り。
俺は火消し。
287 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/24 20:25
>>282 ご自分の掲示板をあらされてしまったのですか?
日本語としてつながってませんが。
>>276が煽りでないとでも?
あ、こういうどうでもいいスレをアゲてわけわからん
質問をしてくる奴に構うと時間の無駄だ。
「キャプテン・フューチャー」あたりから入った口が多いと思うんだが、
今、ああゆう一般向けのSF入門に適したエンターテイメントものがどれだけあるのか。。。
291 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/24 20:31
>>288 あ、すいません。
なんか被害に遭われたから念を押しに来ているのかとおもったのです。
>>289 SFが好きな人にとっては重要なことですよ。
>290
キャプテンフューチャーはSFじゃない。
>292
…なんか泣きたくなる発言だ…。
じゃあ、SFって何なの?って聞いても無駄なんだろーな。
自分にとってはキャプテン・フューチャーもレンズマンもSF。
これでいいのだ。
>>293 「これはSFじゃない」論争をおちょくったネタと思われ
レンズマンはSFじゃない
295 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/24 21:20
>>282 つーか「SF大会って何?」という人の方が多いだろ、この板は。
そんなのをひっくるめてファンダム扱いしてどうするよ。
>愛しているなら読め。出来うることなら書け。
には同意。
だが余計な買い支えして駄作買うのはやだな。
>>282 >ここは糞壺なのであって、はっきりいうと特定のSFファンと喧嘩している
>掲示板荒らしやゲーム会社の人間が混じっている。
>ここで冷静かつ建設的な議論が継続できるとは思えない。
ゲーム会社の人間はSFじゃないってか?
SFの表現手段は活字以外認めないってタイプ?くだらねぇ煽りだ。
無駄だよ。正義のミカタが妄想モードに入ったら手がつけられないっす。
とりあえず気に要らないレスは全部「夏らしい煽りだ」っつって鼻で笑って放置しとけよお前ら
SF板はSFじゃない
>300
ソレダ!
302 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/24 23:08
結局誰か売れてる作家がいないとだめなのさ。
手当たり次第に作家を登場させて、売れた人間だけを拾っていくのがいい。
今みたいに、大して売れなくても次回作を書かせるなら、作家は甘えないか。
ミステリーの赤川次郎や宮部みゆきみたいな大衆作家がでないと
SFの復権は無いのです。
>>302 市場規模がミステリ並にあって、科学系のライターが単独で商売になるくらい
土壌があればそうも言えるだろうけどね。
304 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/24 23:52
>302
「密室ものフェアー」などという酔狂な販促キャンペーンが展開したり、
京極夏彦みたいな異端的なミステリー作家が時代の寵児として
持て囃されたり・・・・。
ないよね、SFでは。
で、銀英伝、と。いいじゃん。
本場だって昨今はスペオペやヒロイックファンタジーの売り上げ
の方が大きいとちがうの?
>302
SFだめぽと言ってる人は、むしろ大衆作家を切り捨てようとしているような気が…
いーじゃん漫画でも
いーじゃんライトノベルでも
いーじゃん映画でも
いーじゃんアニメでも
いーじゃんゲームでも
SF好きの多ジャンル嗜好者です。
思うんですが、SFの定義っていままでいろんなスレで議論されてきたのに
一向に定義される気配ありませんね。それにそこで「SF」を定義したとしても
実社会でそれが通用するわけでもないし・・・・・
でも、このまま無限ループしていくのもつまらないし進歩がなくて恥ずかしいので
ちょっと考えてみますた。
それは、まず最大限広義のSF(実質、全ての読み物を含む)っていうものを想定して、
それを親ディレクトリにおき、そこから下にどんなカテゴリが存在するかを列挙しよう、
というものです。もちろんそのカテゴリに該当する作品も一緒に上げていけばより分かり
易くなると思います。例えば、自分ハード物好きなので、SF→ハードSFみたいな
感じで、延々と分岐階層を作っていきます。これをやると、一番下のディレクトリには
もしかしたら50とかそれ以上のディレクトリが出来るかもしれません。
そうやって分類がある程度完了したら、では、そのディレクトリを逆にたどっていって
どこまでがSFに当たるか、っていうのを考証してみることはできないでしょうか?
要は分岐分類学的手法で帰納的にSFをバラして、それを演繹的に再統合する、という
わけなんですけど。
いろいろ批判あると思いますが、建設的で健康的だと思いまふ。
それに何より面白そうな。
<307
それを30年やってきたのが、要するに今の日本のファンダムなのだよ。
その論議の結果はもしかしたらアカシックレコードには記録されているかもしれないが
俺の手元には届いていない。
……建設的な意見なので、こういう愚痴も書きたくは無いのだが
たぶん、どこかで「何のためにSFという語句を定義するのか」がうしなわれ
そのうち議論のための議論になってしまったんだろうな。
そして、そういうふうに議論好きで、議論のためならSFを読む暇が無い。
というところまで行ってしまうのが
(少なくとも一部の)日本のSFファンだったのだよ。
>>306 SF漫画には漫画としての楽しみ方
SFライトノベルにはSFライトノベルとしての楽しみ方
SF映画には映画としての楽しみ方
SFアニメにはアニメとしての楽しみ方
SFゲームにはゲームとしての楽しみ方
そしてもちろん、SF小説には小説としての楽しみ方がある。
すべてを、一緒にするのはスポーツをユニフォームから語るようなもの。
何の深みもなく、本質にはたどりつけない。
かたちから入って何が悪い?
楽しみたいだけだ。
じゃあ、SFを語ったりしないで、ひたすらに読み続けてくれ。
本質にたどり着くのと、
商業的に成功するのは何の関係も無いし
俺は後者のほうが重要だと思うぜ。現状ではな。
商業的成功があれば、
それは一定数以上のユーザーを育てられたということだもん。
当然次の企画にも金が出るし、復興の形がどうなるか知らんが
なんにせよ金はかかるよ。
SFファンが護教神話的にふりかざす「本質」って
なんか後利益あるんすかね。
>>312 言えてるね。
作品を楽しんで、それを語るのもまた楽しい。
少なくともSFの本質などというものを語るより楽しい。
314 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/25 17:36
>>312 言えてないね。
おまえ、ゲームかなにかの企画者らしいけど
SFゲーム作るなら、きっちり作れよ。(並大抵のSFファンじゃ無理だよ)
ただ上っ面のイメージなめて「SFゲーム」というから、世間でSFが誤解される。
そんなもの売れても、SF小説にはなんのメリットもない。
だいたい、ゲームとしてのSFと小説としてのSFは違うものだろう。
SFゲーマーが増えても、SF小説ファンが増えるわけじゃない。
活字離れ世代がゲーム市場を拡大すれば、そのテーマやアイデアは
発案者である小説家からではなく提供者であるデザイナーから
ユーザーに渡される。 ユーザーには不要なフィルタがかかるわけだし
それが、糞ゲーだったらSFも糞になる。 小説家はいい迷惑だ。
ゲーム生産サイドには、責任感が必要だよ。 簡単に考えてはいけない。
> SFファンが護教神話的にふりかざす「本質」って
> なんか後利益あるんすかね。
それなりに真面目に考えてゲーム作るのなら悪いことじゃないと思うが
どうも、おまえは違うみたいだなあ。
小説は利益求めて読むもんじゃないだろう。
おまえ、何か趣味持ってる? SFに限らず、自分の趣味には深く入り込んで
いこうとするもの。 スポーツでもギャンブルでも、なんでもそうだろ。
それが、「本質」にたどりつこうとすることだよ。
上で書いた「何の深みもなく、本質にはたどりつけない」というのは
SFをただのキーワードとして考えるなってことだよ。それを趣味にしてる奴には
悲しいことなんだよ。
特に生産者なら、自分の作るものには思い入れを持ちなよ。
薄っぺらいゲームばかり作ることになるよ。
>>314 どっからどう読んでもスクウェアのことを考えてしまうw
>314
なんか微妙に論点がすりかわってる気が…。
もしも312がゲーム製作者と全く関係ないなら、
314の主張はあまり意味もなく、説得力にも欠ける気がする。
自分はSF小説が好きだが、SFの本質なんて物は考えたことがない。
読者であって、研究者ではないので。
個々の作品を楽しむだけで、手一杯です。
SFの本質とは、論文を書く予定の人が考えるものだと思ってます。
>314
SFについて保守的見解から外れると、みんなゲームか何かの企画者に
されちゃうんだな。楽しい発想だと思うが。
>そんなもの売れても、SF小説にはなんのメリットもない。
ただお前の趣味を満足させられないだけだろ。気違い君。
>それが、糞ゲーだったらSFも糞になる。 小説家はいい迷惑だ。
>ゲーム生産サイドには、責任感が必要だよ。 簡単に考えてはいけない。
なんでSF作家の都合や機嫌を心配せにゃならんのよ。
SF作家は自らの無力さを呪え。
なんで簡単に考えてはいけないのよ。
クズみたいな小説ジャンルのアイディアを拾うために。
SFファンの誇大な自意識は、純粋だけど酷く貧しい。
314は小説以外のメディアではSFの本質とやらを表現出来ないとでも思っているのか。
319 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/25 19:12
>314
> ユーザーに渡される。 ユーザーには不要なフィルタがかかるわけだし
> それが、糞ゲーだったらSFも糞になる。 小説家はいい迷惑だ。
> ゲーム生産サイドには、責任感が必要だよ。 簡単に考えてはいけない。
糞SF小説のせいで小説が糞扱いされるので困ってます。
他ジャンル小説家はいい迷惑です。
SF作家は小説の本質に辿り着いてないくせに小説なんか書かないで
欲しいです。
・・・・だよな?
というかさ、もう他人を型にはめたくってしょうがないんだよ。
「〜道」ならわかるよ。剣道とかさ。
だが、SFを楽しむのにそんなもんが要るか?
>>317 ただ相手を罵倒したいだけのレスだな(藁
中身のあること書けないみたいだね。
>>318 それはあってもいいね。 「SFの本質」がなんなのかおれにもわからんが。
>>319 SF小説が無意味だと思っているなら、きみこのスレ向いてないよ。
>>320 まったくいらない、楽しむためには・・・
でも、誤解だと思うことがあれば(SF=アニオタのような)
自分なりの意見を言わなければ文章にならない。
>ALL
「本質」という言葉は、
>>309のレスで書いた
>すべてを、一緒にするのはスポーツをユニフォームから語るようなもの。
>何の深みもなく、本質にはたどりつけない。
からきていると思うが、これは
>>314でも書いたとおり
「SF」をただのキーワードとして考えるなよ! ってことがいいたかったもの。
SFアニメやSFゲームのアイデアやテーマは小説からとるものが多いんだから
SF小説を軽んじたらダメだろ。
SFをただのキーワードとして考えず、本質とやらを表現してれば別に小説でなくても構わんのだろ。
それなのに小説以外を見下すような言い方するな。
>>321 だからあなたの言うキーワード(?)として使って何がいけないの?
あなたがある作品を評価しないからってそれを他人に理解しろってのは
おかしくないっすか。
>でも、誤解だと思うことがあれば(SF=アニオタのような)
>自分なりの意見を言わなければ文章にならない。
自分はそうじゃないよ。といえばいいんじゃないっすか。
324 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/25 19:55
温故知新で以前のSF情勢を考えてみた。
「SFアドベンチャー」創刊当初、看板作家は平井和正だった。で、田中芳樹
も早くからから登場してた。
結局あの雑誌は二人がいたから形になってたのかな?
(そういえば田中も実は平井フォロワーだなあ)
>>322 そのとおりです。
見下した言い方だったね。ゴメン
本質については、おれもわからんけど
借用したテーマ・アイデアをきちんと読み込んだアニメやゲームが
増えるのはいいことだと思うよ。
いままでSF小説にない、まったく新しいテーマ・アイデアのそれは、
いまだ出会ってないが、これから新世代として生まれてきてもおかしくない。
もし、そうしたものを知っているのなら教えて欲しい。
>>323 > だからあなたの言うキーワード(?)として使って何がいけないの?
アニメもゲームも小説も、それぞれ評価のものさしが違うはず。
すべての作品を一緒に「SF」というものさしで評価できないと、おれは考える。
きみに違う意見があるなら、そのとおりと思えばうけいれるよ。
「自分はそうじゃないよ・・・」・・・そうだね。でも一般的な世間の評価の
ひとつにそういうものがあるらしいので、例としてあげてみた。
それはSF小説(および読者)を変に誤解したものだと思う。
>314
312です。
まず俺はゲーム製作とは関係ないです。
過去の書き込みでもゲームと関係ある書き込みはなんもしてないですよ。
で、そのうえで。
俺は一社会人として、
「SFが復興するそのヴィジョンは判らんが、いずれにしても金はかかる」
という論の中で、「SFファンが護教神話的にふりかざす本質」よりも大事だ。
といっただけで、それ以上のことは言ってないよ。
というわけで、君の書いた「おまえ」から始まる書き込みは失礼だと思うよ。
俺は思わないが、君の書き込みを読んだ人のごく一部であれ
「SFファンってレベルが低いから交際は控えたい。
いや314みたいなSFファンだと思われたらいやなので、SFをやめよう」
と思う可能性があるのではないか。そう俺は感じるよ。
つまり、それが、俺の言うところの
「SFファンが熱烈にSFを信仰するあまり、
SFファンが減りジャンルが衰退する」
という現場だよ。
そして俺は、君のような言動をして、
SFというジャンルを衰退させるぐらいなら
まさに君のようなSFファンに罵倒され、ゲームデザイナーと決め付けられ
白眼視されても、薄いSFファン、ライトものでもいいのだと
云っているんだよ。
>>326 確かにアニメもゲームも小説も違う評価があって当然でしょう。
でも悪いっすけど、作品それぞれに僕は僕なりの評価があるっす。
SFはこうあるべしっていう大本営発表は必要ないっす。
だからあんまり人に受け入れられようとか考えたことないんです。
誤解があっても気にしないんです。
>>328 > まず俺はゲーム製作とは関係ないです。
> 過去の書き込みでもゲームと関係ある書き込みはなんもしてないですよ。
誤解があったみたいですね。申し訳ない。
失礼な書き込みにも、重ね重ねお詫びします。
で、そのうえで
あなたも、おれの書き込みに誤解があるように感じる。
>>309で書いた「本質」とは
「SFの本質」という意味ではないよ。(そんなものがあるのかどうかさえ、おれにはわからん)
「SF」という言葉だけが一人歩きしてる現状に問題があると考えている。
それに対する
>>312の書き込み
>SFファンが護教神話的にふりかざす「本質」って
>なんか後利益あるんすかね。
から、以降のレスが続き、あたかも、おれが「SF本質」論者のように受け取られている。
これについては、あなたのレスが誘導したものだと思うよ。
商業的な復興については一理あると思う。ただ、それが「SF」という言葉を一人歩き
させるだけならば、本来のSF小説には還元されないだろう。
むしろ、多種多様な制作物の評価の中に小説が埋没して、海外とは違う日本だけの
「SF]という概念が生まれることになるかもしれない。
その事の是非はともかく、小説の1ジャンルの「SF」を趣味としているものにとっては
いい事かわるい事かわからないね。
>SFファンが熱烈にSFを信仰するあまり、
> SFファンが減りジャンルが衰退する」
言っている意味はわかる。ただ言っておきたいのは、おれも日常生活のなかで
周りに自分のレスのような事を言っているわけではない(わかっているとは思うが)
掲示板に書くのは、あくまで自分の趣味に対する意見だよ。
それを、同じ趣味を持つものの中で書いているつもりだ。
SFを思考実験ととらえる考え方もある。SFの多くはそういう部分がある。
SFというジャンルを発展させるためには、「右へならえ」的な日本社会の
中では無理かもしれない。 活字離れ、没個性、自然科学恐怖症、
そういう中で「SF」を商業的に成功させるためには、日本独自の「SF」概念が
必要かもね。 おれは、そうしたものは馴染めないかもしれない。
331 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/25 21:31
>>329 > SFはこうあるべしっていう大本営発表は必要ないっす。
たしかに、こんなものは非SF的な発想だよね。
小説やアニメやゲームをそれぞれ自分で評価するのは、いいことだよね。
自らの評価が、趣味を深くしていくものだから。
ただ、それは小説の評価、アニメの評価、ゲームの評価、だよ。
SF的だから、全部SFの評価にするのはどうかなあ?
> だからあんまり人に受け入れられようとか考えたことないんです。
> 誤解があっても気にしないんです。
趣味っていうのは、大体そんなものだよ。気にしない、気にしない。
分かち合えると、また違った意味で楽しいけどね。
俺に恨み言をぶつけられてもなぁ。
SFじゃ通らないんで設定をファンタジーや現代モノに変えて出した事はあるけど、
いわゆるSFモノは出したこと無いんで。SF的なガジェットを紛れ込ませて
自慰に耽る趣味もないし。実験的なシステムは作ったりするけど。
ちなみにSFじゃ金にならんと切って捨てられる理由は
一般人の食いつきが悪いってのと、コアなファンがうるさいワリには
金にならんという事みたいですよ。
つまり、SFの復興にゲームを役立てるというアイディアはあまり有効ではない、って事でかね。
いや、何とは言わないけど、SFテイストたっぷりで独自の世界観を
ちゃんと展開しているゲームもあるんだけど、そういうゲームを作って
いる人は自分がやりたいことをやっているだけで、別にSFをやっているつもりはなさそうです。まあ、そんなものですよ。
SFが好きな人間は、何をやってもどことなくSFになってしまう。と
言ったのはどなただったでしょうか。
逆に、「こうすればSFだろう」みたいな方向で攻めていっても、
「SFっぽい贅肉」がたるんで見えるだけで、あんまりかっこよくならない
時もありますね。
>314
あなたが完全な自由意思の元で書いた309という書きこみ
しかも、何の語句の定義も無く
「何の深みもなく、本質にはたどりつけない。」
という、いわば突き放した文脈で使用した「本質」という言葉に
「なにかご利益でもあるのか?」と疑問を呈したのが僕なわけで
それをもって「SF本質」論者のように誘導したといわれても
こちらとしては「それは牽強付会でしょう」としかいえません。
不愉快です。
まず、「本質」という言葉はどういう意味で使ったのか判りません。
後の書きこみから「キーワードとして一人歩きするSF」に対する概念
として使ってるのは、なんとなく汲め取りましたが、
その先はわかりませんでした。
次、330の書き込みにおいて「本来のSF小説」というのが出てくるのですが
これまた僕にはわかりません。「全てのSF小説」とは違うものなのですか?
書きこみ全体を通して、どうもいわゆる古典的な、
それも小説という媒体を採用したのSFを
SFという大きなくくりの創作物の中で、
なにか特権的な地位を持つかのような論旨のものが多く見うけられるのですが、
それは僕の気のせいですか?
>>312 まーまー。そんな長文で怒らなくても。あっちの相手も貴方じゃないですか。
あなた力説してる割に、SF好きじゃないでしょ。
好かない人には本質はほほえんでくれなかったりするからね。
因果なこってすよ。まったく。
たまに、本当は好きなのに「俺は断じてSFなんかじゃない」
てあまのじゃくな人もいますがね。
>>331 そうっす。同様に
>>320が言うようにSFの楽しみ方としての「SF道」も
自分には必要ないっす。
>ただ、それは小説の評価、アニメの評価、ゲームの評価、だよ。
>SF的だから、全部SFの評価にするのはどうかなあ?
自分の中ではたまたま見る対象の作品ががそうだっただけっす。
それがSFだと思ったらどんなメディアでもそういう視点から評価する
こともあるっす。
なんかスレ違いなのでこの辺にします。
ところで、ここでさんざん議論されているSFの本質ってなんですか?
SF板共通の定義をSF初心者に教えて下さいませ!
339 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/26 00:19
>>335 ふう・・・ちょっと長いけど、
>>309をもういちど貼るよ。
>SF漫画には漫画としての楽しみ方
>SFライトノベルにはSFライトノベルとしての楽しみ方
>SF映画には映画としての楽しみ方
>SFアニメにはアニメとしての楽しみ方
>SFゲームにはゲームとしての楽しみ方
>そしてもちろん、SF小説には小説としての楽しみ方がある。
>すべてを、一緒にするのはスポーツをユニフォームから語るようなもの。
>何の深みもなく、本質にはたどりつけない。
この文章で、「語句の定義」とかいわれると、ちょっとツライなあ。
文脈で理解できると思うけどな。
要するに、ユニフォームの色や形からじゃ、サッカーや野球の「本質」には
近づけないんじゃないかという意味だよ。ここでは趣味を深めるという意味で
「本質にたどりつく」と書いているんであって、「なにが本質か?」という言葉の
定義とかは重要じゃない。
そのレスに対して「ご利益がでもあるのか?」という疑問は、なんというか
まるでズレてるよ。ただ「本質」という言葉に対して、あなたの持論をぶつけてる
だけでしょう。 皮肉として書いてるだろうから、深くは追求しないけど。
ただ、その後の他レスを読むと、あなたがゲーム企画者と間違われたのと
同じようにおれも不愉快に感じたわけ。
まあ、感情論戦わせても、お互いしょうがないから、これについてはレスしなくてもいいよ。
「本来のSF・・・」・・・SFを商業的利用するわけだから、その制作物はSF小説の
テーマ・アイデアを借用したものでしょう? だから「本来の」と書いたんだけど。
「古典SFが特権的・・・」・・・「特権」という考え方自体、よくわからん。
SFは文化的なものだよ。古典から現在にいたる発展・変化を理解してるのかな?
SF読者なら、古典はある程度「尊重」するものじゃないかな。
どうも、あなたのいう「SF]というのは現在の日本の風潮だけを指しているような気がする。
概念が移り変わり、変化していくのは当然のことだと思うよ。文化というのはそういうものだろう。
ただ、SFは主にアメリカで発展してきたものだし、その社会背景で変化してきたものでもある。
「SFという大きなくくりの創作物」というのは、どういう意味で使ってるのかな?
それに、おれはこの板はSF書籍に関するものだと思っているが、あなたはSF小説については
どう考えているのかな?
俺は335じゃないけど
>>339 俺には
>>309-314までの流れではとてもじゃないが「本質」=「趣味を深める」
とは読めなかったです。
お前らいい加減にしてください 暑苦しいです
335はSF好きじゃないみたいだね。
344 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/26 23:07
でも何か、久々に熱く語ってるのを見た気がする。
やっぱり、たまにはこういうのもいいね。
硬直な活字SFファシズムもいかんけど、逆に、核がなさ過ぎるのも
空洞化を招くし、難しいっすね。
両方のタイプの人が、こんな感じで侃々諤々やってるうちに、
盛り上がることもあるかもとか、思ったりして。
確かに、うざいと思って離れてく人もいるんだろうけど。
個人的には、ここの論争は、見ててなんか嬉しかったです。
結論:さくらたん、萌え萌え〜♪
347 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/27 00:26
ナイスなボケが入った(藁
348 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/27 00:34
なんにしろ、周辺から入ってSF小説を読む人間が
皆無じゃないんだから小説以外のメディアを拒絶することもないよね.
349 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/27 00:43
>>334 どうでもいいけど、番号がトマス・M・ディッシュだね(w
>>344 ありがとよ。無意味に文章を垂れ流してる気がしてたよ。
おれなりに、SFの商業的復興を考えてみた。
単純に、ガジェットのコピーじゃ気分が悪いので
1.古典SFののCG化
新人CGアーティストの、CGアート展
アンケート後の高位点の復刊
2.複合検索付SF・CD(e-novel)
3.アニメ(可能なら映画)としての脚本募集
うまく考えがまとまらないが、出版元(著作権者)の整理ができれば
可能かと思える。
基本的には、絶版のe-noevel化ができればいいなと考えてるけどどうかな?
掲示板荒らし君達はSF作家の知り合いが居なくて、ゲーム関係者の
仲間がいる、というただそれだけですよ。ダ夫とかね。
グラフィックスは作者の作品に対する理解力に全面的に頼ることに
なるので、余程の人でない限り、無理でしょう。
昔、「天地無用!」のアンソロ本で「アニメ見たことないけど想像
で書きました」なんて奴がいたが、そういう事態になる。だから、
止めた方が良い。
もひとつ。このスレで提唱されているような企画をぶちあげる
奴がいたら、そいつは2ちゃねらで、ヘタをすると荒らし。
354 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/27 08:27
>>350 >2.複合検索付SF・CD(e-novel)
これって実は結構前からある意見だよ。
これは実現して欲しいね。
値段次第でお買得感出せれば結構売れると思うけどねぇ。
ハードカバーと同じ感覚で買うのか?
文庫だから買いやすいっていうのもあると思うんだが。
あと、正直言って電源とデバイスがないと読めない本は、大人には
むいてないかも。PDAで読んでる奴居るけど、画面が暗いし、小さい。
現状では、電子書籍は情報量が多く、資料性が高いもののほうがうまく
行くね。百科事典とか。
両手の上にひろげて簡単に読めるデバイスで、電池が長持ちして、
グラフィックスもきれいに見れて、画面が明るかったら、買っても良いかな。
同じデバイスで新聞も、コミックも、SF小説も読めるようなものができればいいがな。
357 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/27 08:48
>>355 向いてない人まで買う必要ないだろう。
でも会社でもPDF配布での資料が最近多いからだんだんなれてきたな。
実のところ活字で出してもらったほうがありがたいけど。
>>356 そうだね。見てるだけで楽しいのってたまにある。
>>357 うーん、文庫を読んでいる状態を考えると、布団の中とか、昼休みに
職場の机でとか、電車の中とかが多いでしょ。
腰を据えて読書に集中できる環境の人でないと、大きなデバイスは向
いてないと思うよ。しかし、ある程度の大きさの画面は欲しい。
携帯のメールを読むののなんともどかしいことか。
359 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/27 09:17
>>358 それは言えるよね。やっぱめがね型か…。
あるいはシート型の液晶。雑誌大だったらなんとか。
そういうマイナス要因はあってもやっぱり入手困難なものを
まとめて読みたいという欲求には勝てないかも。
眼鏡型はいいかもな。でも、まわりが見えないけど(笑)
>そういうマイナス要因はあってもやっぱり入手困難なものを
>まとめて読みたいという欲求には勝てないかも。
これは心から同意。
光源がないと読めない液晶は携帯不能。もちろん薄型コンパクト化は賛成。
昔GAMEBANKがやってたCD-ROM漫画クラブってのはもうなくなった?
ああいうのでもいいからやってくれないかなぁ。
365 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/27 13:20
小説をちゃんと書ける人に、SFを書いてもらう。
小説をちゃんと描ける人の興味の対象は、
主に人間関係の機微にあるから無理。
せめて図書館には普及して欲しい>364
必要な部分はプリントアウトできたりするとうれしい。
370 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/27 14:50
電子出版は、著作権の関係でデータの打ち出しができないからなぁ・・・
自分でデータ解析してテキスト部分を打ち出し可能にするのも、めんどくさいし。
もちろん、全く読めないよりは遥かにましだけど。
こうしてみると、著作権の過保護がかえって文化を衰退させるのが分かる。
でもサンリオの復刊の見込みのないやつとか、電子化して打ち出し可能に
しても、実害ないと思うがなぁ・・・
どうせ復刊しても売れないんだし、復刊しないんだし(藁
>>370 VALISとか、バラードの夢幻会社みたいのもあるしな。
言いきれない部分はある訳よ。
>>371 復刊するんなら早くして欲しいよね、せめてディックぐらいは。
名前だけで、そこそこ売れるはずだから。
「ブラッドマネー博士」キボン(スレ違い終了)
373 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/28 14:20
不思議なんだよな。最近の作品は全然読めないけど、
昔の本はそこそこ面白かったりする。
あと思ったんだけど、SF者の息がかからない作品を出して欲しいな。
374 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/28 16:30
昔の本は訳が古くて駄目。思想的にもDQNで、人物描写は萎え萎え。
それでも、ワンアイデアのシンプルな構成は今のSFにはない興奮がある。
>>373 じぶんで勝手に「これこそが真のSF」って名乗ればいいじゃん。
お金をばらまいて言うこと聞かせたらそれがSFって事になるよ。
そんなんで満足できるならね。
>>354 やっぱり2の線ですかね。
たとえば、ハヤカワの銀背まとめてDVDにして、5〜6万とかだったら1万本位は
売れそうだと思うんだけどね。
翻訳もスキャン&校正だけにとどめれば製造・加工費も4000万くらい
じゃないかな(ちょっといいかげんだけど、2000本売ってペイくらい?)
デジタル化の部分だけでも、文化的に意味あると思うんだけどね。
うまくいけばVOL2、VOL3と作れるわけだし。
著作権の整理も、完全に電子文庫みたいなものが一般化する前の
今なら楽なんじゃないかな。 2次加工の問題も、今回の契約で
含めれば、切り売りやネット販売も可能でしょう。
可能ならPS2で読めるようにしてもいいか・・・
やってくださいよ > ハヤカワさん!
>>376 同人ソフトと同じくらいに考えてますね(苦笑)
まあ、年少者の人口はどんどん減るんだから、売り上げは自然減するんですから、中年、老年ファンへのてこ入れには有用かも知れない。
ただ、2ちゃんねるの人間が電子化を薦めている場合は、コピーされて
海賊版やなんたらが出回って売り上げは伸びないというオチが考えられ
ますね。
電子化はすなわち、クラッカーの俎上に載せられることです。
連中は、「コピーされるようなソフトウェアの形態こそが犯罪の元凶」
などといいかねないですから、もう少し時期を待った方が良いでしょ
う。
378 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/28 21:42
>>376 稼げないと判断したから絶版、売り切れにしてるんだから
もうちっと安くならんかねぇ。
コレクター向けだったらそういうのでいろいろ特典つけてそういうのでも
買うと思う。
>>377 時期を待ったら好転しますかねぇ・・・
クラッカーが狙ったり、海賊版が出るほどの人気がでるかどうかいう
問題もあります。(むしろ、話題性となってよいかも・・・冗談ですw)
電子書籍に限らず、ソフトウェア一般の抱える問題ですから
それほど慎重になる必要はないでしょう。
ネット会員制、 時期作品の優遇購入などで十分対処できます。
特に1万本程度の出荷数なら。
問題なのは、おっしゃるとおり読者の人口減です。
中高年ファンというより、若年層のへの作品供給がないという現状
(特に古典作品)が重要だと思います。 絶版の市場供給量は
限られているので、物理的に読むことの出来ない本が多すぎます。
これでは、今の若者にとってSF文化を体感することができません。
つまり、現在の風潮でしかSFを認知できないのです。
出版元はこの問題を真剣に考えるべきだと思います。
>>378訂正
コレクター向けだったらいろいろ特典つけてそういう値段でも
買うと思う。
>>379 だからこそ安くしてほしいんだよね。
2ちゃんねるはクラッカーの巣だから、ここでクラッカーの餌に
なるような方法が薦められているのであれば、乗るのはどうかと
思います。方法としてどうか、よりも、2ちゃんねるで提言され
たことだから、疑わしい、ということです。
物理的に読むことの出来ない本が急増していることについては、
「愛蔵版」の導入がこれを防いでくれるかも知れません。
が、漫画と違って売り上げが多数望めるわけで無し、在庫を抱える
のは非常に危険ですから、安易に薦めることはやはり出来ないです。
>>381 少なくとも、あなたはクラッカーではないようですし
わたしもクラッカーではありません。
警告するのは結構ですが、誰にむけてのものですか?
読むのも書くのも2ちゃんねるの利用者ですから
妙なご意見だと思いますね。 判断は各自で、正しい・興味深いと
思えれば、それでいいのではないでしょうか?
わたしは、SFが趣味ですからここに書き込みをしています。
悪意や悪ふざけを趣味にしている人間は2ちゃんねるでも少ないと
思いますよ。 それよりも、こういう語らいを可能にした技術の可能性に
目を向けたほうがいいのでは。
まさしく、SF的ですしここはSF板なのですから。
出版にも新しい可能性があると思いませんか。
383 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/28 22:10
>>379 いずれにしろ良いものを安く手に入れたいね。
現在の風潮を元に戻すというよりも古典をどう生かすかだよ。
2ちゃんねるがまさに度を超した悪ふざけのせいで訴訟沙汰まみれになって
居るときですからね。
「ここは危ないんだから、危険を含んだ提案はしない方が」
という言葉に何か問題がありますか?
警告する先はもちろん、早川書房です。
コピーソフトが出回ることを、たとえ冗談でも「話題になって良い」なんて
いう人に新しい可能性なんか求めたくないです。
真剣にそれが打開策だと言われるなら、もうすこし姿勢を正された方が
よかったですね。残念です。
釣れた!これで1時まで引っ張れる!と思ってる馬鹿がきっと居るスレ
>>384 わかったからとっとと早川に警告してきてください。
よろしく。
まじめくさって書いてもすぐに化けの皮がはがれるということで
>>384 釣られてるのか・・・
おれも残念だよ。
ちがうのなら、意味のあるレス返してくれ。たのむわ。
390 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/28 22:21
SF板はこの手の一見荒らしじゃない荒らしに弱いからなぁ。
392 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/28 23:23
専用端末・・・
うまくいった試しがない発想だな。
393 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/28 23:38
そんなことよりも、一般読者が読んで楽しめるレベルの作品がないと。
最初から商売にならない物をばらまいても、失敗するのが落ちだと思うよ。
まずはレベルの高い作品を育てていくのが順当だと思うが。
>>392 専用端末でなくても、端末ごとに固有のID(MACアドレスみたいな)を
与えておいて、それから生成されるキーを入力とかそういう感じにしてみるとか。
端末の仕様は違っていても、認証のためのそういう共通規格があれば。
ちなみにPalmのシェアウェアでそういう方式をとっているものがありました。
(欠点:端末買い換えたときが面倒)
早川はもっと現代的でスタイリッシュなSFを翻訳してくれないかなあ。
スティーブンスンみたいなの、もっと他にないのか?
ベタなスペオペばっかりじゃなくて……。
396 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/28 23:56
つかさぁ、本屋に早川のポスター一枚、POP一つないんだぞ。
全国の本屋にDM送るぐらいのことして欲しいよ。
コピーの氾濫っていうけどさ、紙媒体ってセキュリティとしては最低じゃん。
今だってやろうと思えば、本のデジタル化海賊版なんて簡単でしょう?
なぜ、現在ではそういうことがないかというと、第一に「本は手軽である」って
ことでしょう。
本のかわりに手軽に読書できる機械が実用化してからコピー防止のことを
考えてもいいんじゃない? 当然、その機械にはそうした機能も盛り込まれるはずだけど。
そうした機械がない現状で、なおかつ絶版が読みたい! って人のための文化資料として
DVD化を図ればいいと思うんだよね。 インターネット全盛の時代だから知識の交流が広がり
SFの復興に役立つと思うよ。
ウンチクしたい奴はまず購入すると思うし、コピーをばらまいたりしないと思う。
(専用ソフトを用意して、簡単にコピーできないくらいのことは当然してもいいけど)
もうひとつ、現状のゲームやビデオと同じように小説のコピーを受け入れる読書人が多いかな?
良識の差というものがあると思うけど(と信じたいなあ)
>今だってやろうと思えば、本のデジタル化海賊版なんて簡単でしょう?
じゃあ自分でやってみたら?
>>400 コピー問題じゃなくて
中身の話をしようよ。
402 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/29 00:16
>>401 了解。 おれもコピー問題話してもしょうがないと思うんだけど
どうも、何か提案出すとシステムや技術論にいっちまうんでね。
403 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/29 00:34
読書がすきな人にアピールするためには、紙媒体に拘った方が得策では。
何より必要なのは、優秀な編集者でしょう。
あのサンリオ文庫も、バロウズ収録ってことでかなり株をあげた節はあると思うわけで、
何か目新しいコンセプトにSFがうまくはまればいいんだと思う。
例えば、、
ブコウスキー+村上春樹+バロウズ+安部公房・・・とかさ。
あとは、この組み合わせにぴったりの「かっちょいいコンセプト」をでっちあげるだけ。
でもって、そのコンセプトに合うSFを大量に収録すればいいのさ。
作品的には非常に偏るだろうけど、マーケティングの力でとりあえず
「何かしらのSF的世界に触れてもらう」ってことでいいんではないかと。
せめて、SFに対する偏見はなくなってほしい、と切に願うんであります。
404 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/29 01:07
村上春樹や安部公房をSFの範疇に入れて文学ヲタクに媚びても、
文学(純文学)自体保護を受けてる絶滅危惧種みたいなもんだから、先は危うい。
いまさら特殊法人を作って国から補助金をもらうような後ろ向きの発想。
やはり「SF=科学、未来、宇宙」なんだから、本格SF、ハードSFこそ本道。
「夏目漱石は読んだことないけどアシモフは読んでる」という読者を増やすべきでは。
「理科離れの阻止」という国策にもかなうはず。
野尻抱介、林譲治、小林泰三などのハードSF作家をフィーチャーしている
早川のJコレクションは、今のところいい線を行ってると思う。
いや、だからやっぱ古典でしょ! って百花繚乱(藁
>いまさら特殊法人を作って国から補助金をもらうような後ろ向きの発想。
でも、これSFでもいいかも。 NPOって線もある。
「描くのではない、SFをするのだ!」ってんですか。
アホや。
>「夏目漱石は読んだことないけどアシモフは読んでる」という読者を増やすべきでは。
正気の沙汰じゃない。漱石もまともに読めないような奴にSFがどうと
か言って欲しくない。SFが唯一絶対の牙城ですか?
>>404 んー、でも映画「ブレードランナー」は好きだけど海外ドラマ「スタートレック」は
見る気も起こらない、みたいな人が一般には多いわけで。
>いまさら特殊法人を作って国から補助金をもらうような
といえば、やっぱスペオペでしょ。例外的な存在である「スターウォーズ」について
もっと突っ込んだ分析がなされるべきだと思います。。
ポイントは
>文学ヲタクに媚びる
ことじゃなくて、「SF=アウトオブファッション」をなんとかすることです。
ハルキやコーボーは、どうでもいいんす。
>>405=314
弱気は駄目だす。。。
というか、キチガイ荒らし君にしてはよく勉強しているな、と思うけど、
この煽りをひっさげてハヤカワに乗り込むんですか?
紙の出版物をコピーするのは大変だけど、電子出版物なら簡単だよね、って
いうごくごく常識的な事がなんで分からないのでしょうかね。だから荒らし、
煽りだって思ってるんだが。
どうも文学も録に知らないひとがモドキで騙って居られるスレのようですね(笑)
よーく分かりました。
411 :
文学も?ワラ:02/07/29 01:39
410、カコワルイ。「録に」だって。「碌に」って書きたかったんだよね
ゲスッのチンポ君に分かるのはその程度のことだったんだね。
>>404 半分同意
無理に他のジャンルと組み合わせることないよ。
問題はひとつのSF作品に出会ったとして、そこから先に
リファレンスしようにもそのリファレンス先がないってことなんだよ。
あるいはあっても非常に手に入りづらい。
SF板でもよくあるじゃない。紹介された本が手に入らないってさ。
407のSF映画の話もそうで原作やノベライゼーションが手に入っても
その先がない。ディックにも絶版あるし。
SFの名の下にコンピューターオタクで人格障害でキチガイな自分達
を正当化しようとしても無駄です。
だね。
■■■■■■■■ 終了 ■■■■■■■■■■
まあ、ここで何を言って煽っていてもそれ単体では無害だが、
荒らし君達がどういうコンセプトを持っているか、どういう経路で
他人に迷惑を掛けようとしているかは分かるというもので。
次変な出方をする人間が発生してきたとき、それが2ちゃんねるの、
ということは掲示板荒らし集団のしわざだと判別できるように、
観察し、評価しておくことは必要なのです。
えーと、このスレで一番注目すべき点は、能なし煽り君が早川書房の
商品についてよくご存知であるということと、文学コンプレックスを
煽りたがっているようだ、という点ですね。
煽られてむかついたSFプロパーの人だとしても(笑)、なんだか
脳味噌の中身が伺えるようでおもしろいですね。
久しぶりにかちゅの透明あぼ〜んをつかいますた。
古典作の在庫を常に持って欲しい、ってのは昔から言われてるし、
それに対応するのが夏のフェアなんでしょうが、
購買層が先細りだからライブラリを作ってそれを売り込むべき、その為には
電子出版も考えるべき、と、わずか数行でまとまる話なんじゃないですか?
そんなにむかつきました?どうもすみませんね。
でも、それが出来ない理由はちゃんとある。
そんな話をここでするのも危ない。ってことです。
おいおい、419は貴方が「相手にするな」って言っている
奴が書いたんですよ。指摘している問題点なんかとうに理解しておりますよ。悪いけど。
ここは気持ち悪い奴が見てる場所だから、そういう大事な話をしちゃダ
メ。
人格障害というより被害妄想の集まりか。合掌。
清く正しくつつましく、これからも古本屋めぐりしよっと。
オマエラには何も期待できねーよ。
オマエラって、誰?
だれが金出してるかもさだかじゃないような、危ない掲示板で、
あれこれもっともらしい話をするなんて、キチガイ沙汰。
こんな釣堀で煽っても仕方なかろーに。と、思いますた。
>423
さようなら。
159 名前: 投稿日:02/06/27 18:55 ID:GnhLvBrU
【スレッドの止め方】
名前欄に・・・ 停止&rf&rusi&ran&ras&ran書けませんよ
本文に・・・ 真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ
と書き込みます
コピペしてもOKですよ
じゃ、貴方やったらいかが
あー荒らしの思惑道理の展開になったじゃん。
407ぐらいに話をもどそうよ。
いややる気がないならいいけどさ。
じゃ、ただの荒らしだと思われる野嫌だから一応真面目に言いましょう。
安っぽいSFやめて足腰のしっかりしたSFをつくろう、ってんですか
日本の主要な書籍購入層はサラリーマンや主婦や自営業なんで、そういう
人達が知的好奇心を刺激されながら、違和感なく楽しめるような作品があ
ったらいいかもしれんね。「日本沈没」なんかはそんな作品だったと思う。
問題は、今の大人に「共通の体験」っていう基盤があまりないこと。
アニメやゲームは「知的好奇心を刺激される」だろうか?大いに疑問。
昭和50年代の日本を支えていた幻想ってなんだろう?それはまだ通用する
んだろうか?そんなあたりにも、大ヒットが狙えない鍵があると思う。
あと、
内容的に「SF読まない人にSFを読ませるには」とダブってるんだよ。
>>429 429は面白い意見だ。でもわるいがその手には乗らない。
話の流れで内容的にかぶり気味だが気に食わないなら参加しないなり
削除依頼するなりすれば良かろう。
>やはり「SF=科学、未来、宇宙」なんだから、
まんま死後硬直だな。俺は403の意見は面白いと思うよ。
SFの定義から始めなさいってこった。
>>430 必要があると認めるなら、自分で削除を依頼して来ると良いでしょう。
何も貴方だけに見てもらうために書いているわけじゃなし。
314の言い分は分かるが、近視眼的でわがままに聞こえる。
作品を残すという作業は出版社だけがやることではない。
図書館という公的機関がある。復刊ドットコムのような商売も成り立
つ。古い本ばかりを集めて再版する事業だってあるわけだ。
もうひとつ。SFがどう育ったか、ファンならみんな知っているはずだ。
それを考えれば、2ちゃんねるなどで復興を叫んでもらわなくても、
SFはいまも十分魅力的だと分かるはずだ。
再定義なんかしなくとも、SFは新しい作品やら何やらを生み出して、まき
散らし続けている。SFの看板とはあまり関係無しに。
>>432 正論ですね。
ただ、最近ここが「SF板」から「SF・ファンタジー・ホラー板」に格下げになったこと、
これが現実です。
>>433 格下げかよ(藁
単頂点のヒエラルヒー的なスケールしか持たない人は不幸ですな。
>>432 おれ指名かよ・・・ 煽らないで、ちゃんと話そうや。お互いに敬意を持って。
> 作品を残すという作業は出版社だけがやることではない。
> 図書館という公的機関がある。復刊ドットコムのような商売も成り立
> つ。古い本ばかりを集めて再版する事業だってあるわけだ。
おれのレス読んでるのは、わかったよ。ここでは、ちょっと嬉しいくらいだ。
キーワード: 文化資料、ネット販売、NPO ・・・ だろ?
何をそんなに怒ってるんだ。 おれは正直な男だよ。
腹にあることならぶっちゃけてくれよ。 少なくとも、おれはちゃんと答えるから。
> もうひとつ。SFがどう育ったか、ファンならみんな知っているはずだ。
だよな。 復興レスなんだから、これからのファンのために具体的な話題を
作ってみたい気がするよ。
再定義なんて、誰が言ってる? おれはSFは文化だと思うし、文化というものは
時代の流れの中で形成されるものだろ。スナップショットは意味がないと思う。
>ALL
煽り拡散だと思ったら、書いてください。 レスを止めます。
夏厨入れ食い状態
なんかsage進行みたいなんで、sageで。
SFの他ミステリ、ホラー、ファンタジーをよく読むのですが。
「折れ、ミステリファン」と言うのに抵抗はないのですが
「折れ、SFファン」と言うのはチョト辛い・・相手のリアクションがあれなので。
自分がただ面白い話が好きな厨だというのはよく解ってます。
けど、この板と文学板には馴染めなかったです。何かというと「お前、解ってねぇよ」
的なレスがつく、しかもそこに優越感の臭いがプンプン。
ま、折れだって801は軽蔑しますけどね。ちょっとだけ。w
何が言いたいかというとつまり「SF好きな人の閉鎖性が衰退の一因ではないか?」
ということです。それと、定義の話が出てましたがミステリの復興は定義の細分化
もポイントだったと折れは思います。新本格とか言われ出したのが1995年前後で
その頃から日本のミステリに話題作が増えていった。
それで各派が争っているかといえば、、みんな仲良く「ミステリ」ということで
納得しているんです。何が本質的なミステリか、なんて議論しても詰まらない。
みんなそう思っているような気がするんです。
ということで、長文スマソ。
気軽にこの板にも遊びに来られる日が来るといいと思ってます。
それと434。もっと素直になれ。w
ジャンルでがりがり言ってるのなんて、2ちゃんの中だけでしょ。
みんな、おもしろい本があったら飛びついてるじゃん。
それに対して賞賛を惜しまないし。
ここだけの局地的な喧嘩作
法にこだわっ
て煽って
いる
だ
けですよ。
きっと。
ピース
439 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/30 22:32
>>437のような意見が、恐らく、特定のジャンルに拘泥しない
世間一般の本好きの多数派の意見だろう。
こういう層が出版の基盤を支えているし、極めて常識的な
意見でもある。
こういう意見を冷静に、謙虚に受け止められるかどうかに、
ジャンルの柔軟性があらわれる。
柔軟性のないジャンルは、生命力も弱い。
SFにはそうであって欲しくないが・・・
総合して、活字メディアではSFファンは非常に柔軟な嗜好を持っている
と思うよ。なにより本好きだし、よりごのみの仕方もSFを読まない読者
よりも厳しくないとおもう。自然科学ネタでも拒まないし、偏った思想ネ
タに振り回されることも考えにくい。
>437
かつて本格ミステリが社会派ミステリによって駆逐されたように、
ハードSFもSF新興ジャンルによってボロクソにされるべきかも。
社会派ミステリが興らず、本格ミステリが威張ってたら、ミステリに
今日の多様な発展はなかったろうから。
ハードSFにダメ出し出来るSF新ジャンルって、出て来ないかな。
正直言って、「これはSFではない」論争を楽しんでいる人はそんなに
居ないと思う。一方の極北として、ライトノベルにまつわる論争があるが
他ならぬ星雲賞をライトノベルである作品が獲得しているのだから、これ
も装丁の問題になっていると言えると考える。
SFファンの閉鎖性って例えばどの辺に現れていると思いますか?
443 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/30 22:50
さくらたんの星雲賞受賞に文句つけるところ。
さくらたんが活字メディアならそうかもねぇ
結論。SFファンが閉鎖的だというのは、2ちゃんねる在住のゲーム屋
さんの誤解である。
SFの閉鎖性を指摘される相手をゲーム屋だと言って謗るのも
SFファンの悪い癖だと思う。
>>441 ニューウェーブSFはそうなる可能性を秘めていたんだけど、
超現実的なイメージが羅列されるニューウェーブも、内在する
論理性はハードSF並に強烈だった。
そういう意味でハードSFの対称点にあるのは、ムードたっぷりな
描写が多いアクション系SFかもしれない。
つーか、訳わからん未来都市模様とアクションを描くのに熱心
になりすぎて、そういうのもう飽きました、みたいな人が
シンプルなハードSFに惹かれているという部分もあるかも。
>>446 自称ゲーム屋の荒らしは現実に居るので、致し方ない傾向だと思う。
449 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/30 23:11
自閉的だ→なんとかしなければ
自閉的だ→自閉ネタで笑いを取る
いろんなリアクションがあるな。
ああウゼェ。
書いたもん勝ちの未来風景や、クローンやなんたらでぐちゃぐちゃな
ハードボイルドっぽくてテクノロジーの悪夢っぽい人間模様は、実は
割とパターンなんだと思う。重苦しい割に新味がない。
分かりやすくて爽快な科学による謎解きとか、新発明から新しい社会が
成立していくダイナミズムなんかは、SFの一番根本的な魅力を教えて
くれる。一種のリフレッシュ期に来ているとも考えられるのである。
もちろん、リフレッシュ期の後にはまた新たな展開があると思う。
いまの作家はまだ、「SFマガジンに書くのが目標でした」という部
分があるが、次の世代がどうなるかは、実はまだ分からない。
ある意味一番興味深いところである。
つーか、どういうところでageているか見る限り、ここってネタスレ
だよね。荒らすも何も。
書いたもん勝ちに見える未来風景と、ぐちゃぐちゃなハードボイル
ドだが北野勇作は飽きない。
いまだにファンダムなんていってる集団が他にあるだろうか。
いまだにもなにも、ファンダムってSF界でしか使わないんじゃ?
どうもレスを誘ってずるずる引き延ばそうとしている気がするなぁ
寝よっと
をを!レスが!!!
折れのカキコで不快になられた方もいらっさるようですが、
単純に嬉しいだけだったりします。すみません。w
>>442 閉鎖性って折れの皮膚感覚なんで、言葉にするのが難しいです。
だから最近感じた具体的なことを一つだけ書いてみます。
文庫「ハイペリオン」の解説、「訳者の物語」「ファンの物語」と
本編と連動してるとこは買いますが、「ファンの物語」を読んで
ハッキリ言って気分悪かったです。どこまでも内輪話って感じで、、
それに最後の1行。
>シモンズさん、すばらしい仕事をありがとう。いやホンマです。
これって例えばミステリでは考えられないような。
>高村さん、すばらしい仕事をありがとう。いやホンマです。
とか
>Eジョージさん、すばらしい仕事をありがとう。いやホンマです。
とか。なんつーか作家との心理的距離が近すぎる?
でもそれって錯覚だと思うし馴れ馴れしすぎませんか。敬意がないというか。
折れはここに「俺たちのシモンズ、俺たちのハイペリオンだもんね。
お前らのではナイ」と言われたような不快感を感じたのだと思う。
多分これを書いたSFファンの偉い人wは意識してなかったと思うんだけど。
なるほど、正直納得できる意見だ。
しかしあの解説は個人の資質によるところじゃないかと思う。
むしろ依頼した編集サイドのミス。
>折れはここに「俺たちのシモンズ、俺たちのハイペリオンだもんね。
>お前らのではナイ」と言われたような不快感を感じたのだと思う。
>多分これを書いたSFファンの偉い人wは意識してなかったと思うんだけど。
これはちと邪推のような気もする。漏れがこの解説読んだときは、
無邪気に子供が自慢してるようなほほえましさ(苦笑い)を覚えた。
確かにイタイ文であることは認める。
まあ内藤陳がいっぱいいるようなもんだな。
>458
微笑ましいといえばそうだし、編集のミスといえばそうなんだけど。
それらの自覚が互いになさそーなのが、一番コワイ。
「皆、そう思ってるよな?わかってるよな?SFファンだもんな?」
……なんか、脅迫されてるよーな気がする。
大きい声で叫んだ人は、立場が偉いらしい。
一部のコアファンは新しいファンや作家を本当に要らないと考えて
いるような気がする。
このスレもそうだし、T-conやゆーこん、星雲賞スレなんかを見てると
そう思う。自分たち以外の楽しみ方を否定してるんじゃないかなと。
その割にはたまに外部におもねっているけど。
>454
そういえばそうだな。
ファンジンという言葉も、いい加減、「同人誌」に統一していいかもね。
>SFファンの偉い人
ぐっ。確かにそういう人種がいる罠。肩書きつきの個人で。・・・
SFファンの偉い人に出くわして、話題にしてる作品の中の
「○○は物理的にデタラメだ」とか「△△は技術的に不可能だ」とかを
大威張りで主張されると死ぬ。
そんなの作品として関係ないじゃんと言い返しても、でもそれは
SFじゃないからと念を押される。馬鹿にされたような気がするけど、
相手はもっと凄い馬鹿のような気がして、何でもいいからSFの話が
早く終わってほしくなる。
いいこと言うね。
掲示板ならスルー出来るけど、話してるとねぇ。
「ふーん、でさ…」とも言いにくいしなぁ。
それってお相手にしては世間話だったりするんでしょうかな。
まーコアなファンって言うのは大なり小なりユーカリしか食わない偏食家
みたいなところがあるんではないでしょうか。
「こういう種類の書物から得られる楽しみしか受け付けない」とか。
ハイペリオンの「ファンの物語」は漏れも嫌だったな。
468 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/01 06:34
>>464 「SFファンの偉い人」とか言わずちゃんと実名出せや!
SFなんでもあり、とかいっておいてその部分だけ妙に優等生かよ。
言ってることが、全部泥の中だよ。
469 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/01 06:39
>>465 話せよ! 実名出せ!
「いいこと言うね」ならフォローしろよ!
それが、これからのSFファンの参考になるんだよ。
470 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/01 06:40
>>466 日和見かよ。
みんなそろって、ダメオヤジだな!
471 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/01 06:41
>>469 折れのは偉い人だけじゃなくて、一般的なコアSFファンにも
よくある話だなってこと。
はっきり言って偉い人のことなんて興味なし。
俺にとっては話の腰を折る変なヤツにしか見えない。
473 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/01 22:39
>>464 >馬鹿にされたような気がするけど、
>相手はもっと凄い馬鹿のような気がして、何でもいいからSFの話が
>早く終わってほしくなる。
すげよく解る。
特に「相手はもっと凄い馬鹿のような気がして」のとこが
リアル。
475 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/03 22:58
何となく思ったんだけど、
日本のどこかに人知れず凄いSFを書く人がいて、
発掘される日を待ってるような気がする。
まあ、ひょっとしたらの期待だけど。
居たとしても、2ちゃんねる関係から出てくることはないと思う。
>>476 そりゃそうだ、SF板は物事を創るベクトルには向いてないよ。
478 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/04 01:30
479 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/05 01:33
傑作短編SF小説を書ける人が現れればいい
導入はやっぱり短編だと思う
または少年ジャンプあたりで挿し絵に大物漫画家を起用して
毎週掲載させるとか
480 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/05 01:58
短編に関しては、異形コレクションとかバカ本とか、
菅さんが推理作家協会賞とったり、結構健闘してると思うが・・・
ただ、導入はあるのに、そこから先へ、っていうチャンネルがない
気がする。
20世紀SFのアンソロジーとかも、偉業だと思うけど、
そこから「次何読めばいい?」っていう人に対して、
もうちょっと親切だったらなぁ・・・っていう気が
しないでもない。なんか、解説とか結局、それなりに
SFを読み込んでる人向けに書いてるような印象が
あるんだよなぁ。
「次はこれを読め!」的な露骨な作品リスト1つでも
ついてれば、だいぶ印象が違うんだろうけど。
自分自身、福島アンソロジーについてたリストを参考にして、
読み進めていった記憶があるだけに。
(あとは気に入った短編の作者の本を集めていった。)
481 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/05 02:02
クーンツの「ベストセラー小説の書き方」の巻末に
とりあえず読め!って作家のリストがあって面白かったな。
絶版ばっかだけど。
482 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/05 02:44
ジャンプあたりで毎週短編小説かショートショートを
プロに書いてもらったり、応募でもいいから用意して
連載作家陣に持ちまわらせてその小説の一枚絵を書いてもらって
毎号小説と共に掲載
別にSFだけじゃなくてもいい
(でも少年層だからSFの話が多い)
こうすれば読書する人間も増えて集英社文庫ももうかるだろうし
小説家を志す少年少女も当然増えていくだろう
483 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/05 03:09
>482 電撃とかドラゴンとかじゃ駄目ってこと?集英社ってそういえば
この手の奴、なかったんだっけ?
484 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/05 03:19
ジャンプと比べると電撃、ドラゴンじゃ実際の影響力が・・・
ジャンプも時々味な連載があった。てんぎゃんとか。
でも長続きしない。残るのは知性を放棄した肉弾連載だけ。
486 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/05 05:12
スタジオぬえは偉大でした
487 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/05 05:23
なんか最近、のべつまくなし高千穂叩いてる奴居るな。
べつにかまわんけど、それ用のスレでやれ。
>>484,485
ジャンプがラノベを掲載するとはとても思えんです。読者層が全然違うだろし。
ところで電撃hpやドラゴンマガジンてもうかってるんですかねー。何冊ぐらい
出てるんだろ。SFMよりは多そうだけど(笑
>>481 絶版が多いのが問題ですね。
悪循環・・・
491 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/06 00:49
絶版になるベストセラーですか。。
>>491 ワラタ。
だいたい、よくそんな題名つけたよな、原題がそうなの?
493 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/07 06:24
SFはもう終わりだよ。
漫画見りゃわかるだろ。
ファンタジー全盛なのさ。今は。
494 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/07 06:25
いやいや、SFもファンタジーも古い。
最新流行は絵本だな。
495 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/07 07:28
いやいやいや、書籍に限って考えると、これからは「入門書」だろ?
パソコン・英語・日常会話・・・ 、今の本屋って入門書ばっかじゃん。
ミステリの入門、SFの入門、みたいな本まであるんだぜ。
自分のカネと時間を賭けて、自分が面白いと思う本を読もうとする、
そうゆうヤツが増えないことには、SFも何も、先は無いと思うな、俺は。
>>495 まったく同意。
体裁をとりつくろうことだけで、自分の趣味さえ自分で決められない奴が多すぎる。
497 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/07 18:19
面白いSFが出ればいいんじゃないの。
なんて意見は
>>497 それは直球ど真ん中の正論。
ていうか、何人かの作家なら読んでます、位の人は、ごく普通の本好き。
そういう人を増員しようとしているのか、自分を満たしてくれるSFを
追い求めるような熱い奴を量産しようとしているのか、単純にSFの中
で初心者ウケしやすい、売れやすいジャンルを探そうとしているのか、
その辺もよく分からない。
499 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/08 00:14
4ヵ月ぶりの2ちゃんねる・・・ざっと見て驚いた。
良識ある皆さんに問題提起したい。
SF板が復興するためには?
閉鎖してよそに移る。問題はその場所がないことだが。
501 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/08 00:26
>>500 早速のレスどうも。
これを限りに私のブックマークから2ちゃんねるを抹消します。
見知らぬ皆さん多数にお礼を申し上げます。
今までどうも有難う!
こういっていなくなった奴はまず滅多にいない。
503 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/08 00:33
>493
BLAME もプラネテスも、(これはSFかどうか微妙だけど)ガンツも人気あるじゃん。
この前どっかの雑誌でまた宇宙モノ漫画が始まってたし、一時よりもSF漫画は需要あると思うよ。
小説は……どうかなあ。
日本SF界は、スターリングみたいな王道SF作家の不在が弱点なんだよなあ……。トリッキーな作家が
多いというか……。野尻抱介、林譲治、小林泰三、瀬名秀明あたりは割合それに近い感じだけど、自分の
好きなもの以外は徹底的に書かないスタイルなんだよなあ……(もちろん、それは長所でもある)。
今の日本にSFは向いてないんだよ。
掲示板荒らしにはSFは向いてないんだよ。
507 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/08 01:11
SF大会は化石達の隔離空間にして、まったく別系統の流れが
そろそろ必要とされてるのかもな、或いは。
すでにSFを読んでるメイン層は、大会とか見向きもしないだろう。
>>506 おれのことか? 別に荒らしてるつもりはないが。
考えてみたことないのか? 日米文化の比較、現在の日本文化、日本人の気質
自分は考えたような書きぶりだな
511 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/08 01:27
>>510 自分の意見書けない人みたいだね。
それとも荒らし?
で、君の意見は?
>>513 聞きたいなら、自分の意見を先に言うのが筋。
荒らしとなじられ、ただ煽るおまえの性根がわからん。
515 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/08 01:54
>聞きたいなら、自分の意見を先に言うのが筋
自分の意見が言えない言い訳ですか(w
>日米文化の比較、現在の日本文化、日本人の気質
とは書いてみたけれど、細かく説明したら色々間違い指摘されそうで鬱だから
荒らしとか煽りとかいって誤魔化そうって魂胆がミエミエ
>516
早く寝ろ。
ミステリーがファンタジーやホラーその他に拡大し
ホラーがミステリーやアクションに拡大し
ファンタジーがミステリーじみたりしてきている今日、
SFもミステリーやファンタジーやホラー、古代もの歴史もの
なんかにまじりあってんのとちゃいますやろか。
520 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/08 08:04
最初、SF作家は文学界では異端の存在だった。しかし読者には大ウケした。
文学界に対するその劣等感と優越感が、一昔前までのSFのパワーの源泉だった。
先人達の活躍によりSFは一ジャンルとして広く認められるようになったが
その反面、パワーを失ってしまった。「文学界という閉鎖的な社会では異端者だが、
世間ではこっちの方が面白がられているんだぜ」という思いがSFの強さだったからだ。
今のSF作家はパイオニアSF作家が開拓した土地で、安心して書いているに過ぎない。
酷い奴は「SF=なんでもあり」と思って、ちゃんとした文章を書けない奴もいる。
SFは一ジャンルとして市民権を得たが、もう破天荒ではなくなった。
素晴らしいSF作品が出れば、その作品はブームになるだろうが、
SFというジャンル全体がブームになるという事はもうないだろう。
星小松筒井の御三家が偉大すぎたのもある気がする。
彼らのビジョンと文学性の高さは、欧米SF作家と比べてもトップクラス。
あの三人に匹敵する作家は、他のジャンルを見渡してもそんなにいない気がする。
アシモフとかハインラインなんかは色々穴があるから若手も「勝てるな」と思うかもしれない
が……。
>521
星、小松、筒井をそこまで過大評価しているファンがファン層の
核の部分に巣くってること自体、ジャンルを歪ませた。
そもそもそこまで神格化する小説家じゃないだろ。
イタイな・・・・・。
523 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/10 12:25
522に同感。アシモフ、ハインラインのすごさがわからん凡人がいるから
日本のSF界は沈没したんだろう。
524 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/10 13:22
小松はともかく、星筒井はアメリカSFの評価ででは亜流。
もちろん小説としては面白いけどね。
その当時から日本とアメリカのSF概念が食い違ってきている。
526 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/10 18:15
世界の主流のSFをそのまま持ってきても通用するケースが多いが、
日本のSFはそのままでは世界に通用しないのも事実。
安っぽいSFで満足してるのが日本の現状では
日本SFは、当然と言えば当然なんだけど、日本語で書かれてるからなあ。
太陽の簒奪者、あれは基本的に欧米SFの文法で書かれているから、英訳しても面白いと思う。
でも、牧野修とか北野勇作を英訳して、果たして本当におもしろさが伝わるんだろうか。よっぽど
名訳者をつけないと無理なんじゃないだろうか。小林泰三でさえ怪しいもんだ。田中啓文はもう言
わずもがな。
日本SF作家は、「日本語」というガジェットを持っていて、なおかつこれを好む人間が多い。これを
考慮すると、一概に「世界に通用しない」と斬って捨てるのは軽率だと思うが。
……ところで、最近の欧米SFって本当に面白いのか?なんか、スターリングとかスティーブンスン
とかイーガンとかバクスターとか、一部の作者は頑張ってるけどあとはなんかヌクヌクとしたSFを
書いてる作家が多い気がする……(ソウヤーなんかも含めて)。
>>522 筒井は変格を以て任じていると思う。
>>527 実は早川を読んで育つと翻訳調が常態に近くはなる。
529 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/11 03:43
>>527 しかし、レムやソウヤ-は日本語訳でも面白い。
そして日本では2人とも「海外SF」というくくり・・・
このへんは、日本独特の価値観のような気がする。
カナダにとってみればソウヤーは貴重な対日本黒字物件
なにを被ッ仰る。キングサーモンの冷凍パックがあるではないか。
532 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/11 16:32
ごちゃごちゃと書いてみるテスト。スマソ
そもそも英語圏SFの読者は他言語で書かれたSFの翻訳をさほど必要だと考えて
いないだろう。大体英語圏では作者の層の厚みからして違うし。
北野勇作は無理して英訳する価値はあるだろうがさて英語圏でウケるかと
いえば・・・。
あるいはアジア圏ではそれなりにウケるんでないかい?
彼のは生活臭が出てる話が多いし、アジアでは日本と生活感が近いし。
日本SFをアジアに持って行く、か・・・儲かるんだろうか。
儲からねば出版側はそんなことやらないだろうし。
そういやキラーB's(ベンフォード、ベア、とだれだっけが自分たちを
指して言っていたそうだが)って一体全体何をkillしたのやら。
入門者がSFを読むときに何を読めばいいのか判らないというのも
問題だよねえ。推薦者によってまったく異なることもあるし。
入門書を読んでも買っても舌に合わないこともあるし。
21世紀になってディックを読んで「古い!」と思う人だっているかもしれんし。
とはいえスターリングは漏レは大好きだが、あれがダメな人もいるだろうなあ。
このジャンルでは色々な話が書かれていった結果、無難な話が出てくる確率が
減ってきたとか?
まあ音楽にしても映画にしてもどのジャンルでもある程度は起こることだよね。
年月が経過し、先鋭化した作品が出てきて、ジャンルはさらに細分化され、
モノによっては消えて行く(生命はクレードとなって進化するのですよ)。
無難でない話はホラーの一種のように誰でもわかるような話でないと
バカ売れしないしねえ。
結局最初に読むのは田中芳樹かよ!とかいうことになりかねないなあ・・・。
つまり、最初に読む無難でおもしろいSFが欲しい、ってことですか?
ジャンル論は常に部分的に不毛だ。だって作家の個性はジャンルの如何とは
無関係に存在するのだから。
その時ジャンルにとって必要な作家が、ぴょんぴょん草の間から飛び出して
きてくれるわけではないんだよね。
あとは、編集者がどういう方針を立てるか、なんだけど、売れなきゃ意味な
いし、その中で濃いSF性を発揮させうるかどうかの問題にしてしまって良
いのか分からない。
>>533 >ジャンル論は常に部分的に不毛だ。だって作家の個性はジャンルの如何とは
>無関係に存在するのだから。
仰せの通り。
で、
・SFにおいて時として作家の個性は非常に強く出る。
・その個性によって読者は好きとか嫌いとかいった感情を抱いたりする。
・SFというジャンルが復興するためには、作家の個性の話を避けて
通れないかも。
という主張をしたいが如何?
>その時ジャンルにとって必要な作家が、ぴょんぴょん草の間から飛び出して
>きてくれるわけではないんだよね。
仰せの通り。当たり前。一読者としては「ジャンルにとって必要」
よりは「オレにとって必要」の方が重要だったりするが。
>あとは、編集者がどういう方針を立てるか、なんだけど、売れなきゃ意味な
>いし、その中で濃いSF性を発揮させうるかどうかの問題にしてしまって良
>いのか分からない。
売れ線を狙うなら「濃いSF性を発揮させ」たSFを出すかどうかの選択を
考えるのは当然だと思うが如何?
>>534 おっしゃることは正しいと思います。異論はないです。
ただ、作家をあげつらって、「だからもうSFには未来がない」
みたいなオチならちょっと困りますが(笑)
「売れ線」が見えないんですよね。困ったことには。
雪風風のリアル味のあるメカアクションとキャラ萌えとかだったら
まあないわけではないですが。
536 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/11 18:17
今の時代、これだけ作家または作家志願者がいるのに、
売れ線に当たるSFが出てこないんだろう。
不思議に思わないか!
売れてる小説ってどのジャンルで、どのくらい売れてるんだろ。
でもオレ自身「売れ線のSFだから」そのSFを読みたいと思ったりするわけじゃないんだよなあ。
話題のために、というのはあるか。
他のジャンル・・・。例えばゲーヲタ様でも「売れ線のゲームがイイ!」と思っているわけ
でもないようだ。濃いマニアなら特に。やはり「嗜好」がある程度以上形成されてしまうと
そうなってしまうのか・・・。
エヴァみたいに「大抵の奴が見ている話題作」というのはあまりないで
すね。あとは、やっぱりラノベ方面なのかなー、と。
漫画で申し訳ないんですが、ビッグコミックで淡々とSF短編まんがを
書いている方が居られます。
なんかとても地道で良いなぁ、とおもったりします。小説でもああ言う
感じでいけたら、普通の読者の人にも受け入れられるのか、と。
あとやっぱり体験の貧弱さ、共通体験の欠如っていうのはあるんでしょ
うか。
ゲームやアニメが世界構築の鍵になるのも仕方のないことなのかも知れ
ません。
だってそんな日常生活がドラマチックなわけではないですし、共通
体験としてネタにできるようなアレなんかもそうそうないですから。
ゾンザイな口調でスマソ
小説では例えば「ハイペリオン」とかは判りやすく、ハヤカワも売ろうと必死だったようだけどちょっとねえ・・・。
なんかどっかで読んだような話をツギハギしたようなイメージがあったし、必ずしもマニアに受けると
いうものでもなかったようだし。(赤川次郎とかシドニイ・シェルダンとかでない)「本を読んでいる本読み」に
受けるというものでもなかったような。シモンズという作家も他のジャンルで考えると
「とても強力」というわけではないし。
やっぱりマニアかどうかとか関係なく、多くの人間が読んだ上でイイ!と言うようなのが
あればいいんだろうねえ(映画のスター・ウォーズ最新作はそうではないようだし)。
そうか作家が悪い(ってもなあ)のかやっぱり。
個人的にはSFがどうなろうが知ったことではないけど、文章SFを頻繁にチェックしているのは
確かだし、数年に一本位は素晴らしい短編が読めるし。それは市場が干上がると読めなくなるしなあ。
だから本は買うべし、とはいえハードカバーの「ハイペリオン」みたいのを何冊も買わされると
ムカムカするのも事実であったり(他にもっといい本が買えるっぺよ!)。
だから通過儀礼の文学とか言われちまうのかも。
SFに未来がないとは思わないけど、例えばミステリとかに比べると小説としても面白みに欠ける小説が
多すぎるよね。SF作家ですらそう言っているし。
それでいいんだって人もいるだろうけど、そういう人だけじゃないしねえ。
ライトノベルといわゆる「SF」の間に橋渡しができればいいのかね?
才覚のあるやつはSFなんか書きたがらないだろ。普通に考えて。
当たり前すぎて身も蓋もない。
>>541 まあSF作家って普通じゃないからなあ。
例えばマイケル・スワンウィックとかは才覚あると思うし(オレは)。
彼が以前SFMに書いていたアジ文章を読む限りでは山ほど努力もしていたようだ。
そんなことをしなくてもファンと生暖かいお付き合いをしたいヤシも大勢いるとは思うが。
日本のSF界にもっとも足りないのはポリティカルフィクション的なモノかな。
なんか、日本SF界(というか日本小説界か?)って、政治の話を嫌う傾向がある気がする。
でも、政治ってのは科学技術(に対する需要、かもしれない)やら文明やら文化やら人間関係やらの
複合体で、小説の題材にするには悪くない素材だし、SFはそれを語りやすいジャンルだと思うんだけ
どね。何故かないなあ、そういうの(なんか90年代SF傑作選とか最近のSFM見てると、海の向こうで
も少なそうな気がするけど)。
村上龍くらいかな、ちょっとそっち方面に手を出しているのは。
北野勇作さんはその橋渡しになるのか、と思うんですが、SF作家でさ
え「どうなっているのかよく分からない」と言われた方が居られたよう
で(正直言うと私はそれ聞いて安心しましたが^^;)
受け入れられやすい本なんだけど、微妙に分かり辛いところがあります
よね。でも逆に、だからもう少し読み込んでみよう、とも思います。
大衆文学なんだから、「わかりやすさ」は条件の一つになるのでしょうか。
ややこしい理屈でも、ややこしい恋心でも、説明するだけではなくて、
ちゃんと分からせて欲しい。そうすれば、気持ちだけ若いオッサンでも、若い人でも読めるでしょう。理解力は人色々なんで、大変だと思い
ますけど。
あと、読んで得した、と思いたいです。誰かの人生を生きてみた、とか
誰かの感動を共有できた、とか思える作品なら、共感を得られるでしょ
う。
ガワが未来都市アクションだって、メインのキャラが立っていて、そこ
で生きている人間に共感できたならきっと名作になります。
とかいう私は、「雪風」で一番好きなのは雪かきの話だったりします。
だから個人的な嗜好に過ぎないのかなとも思いますが。
544は
>>540へのレスです。改行がむちゃくちゃで済みません。
545はもちろん、544が書きました。名前間違いです。疲れてるかな。すみません。
>>543 ポリティカルフィクションの土台になりうる様な組織というか、意思決
定システムが日本に存在していないのが根本的な問題では。
企業代表と政治家と官僚群の合意による政策決定、はファンタジー仕立
てにでもしないと読めたものではありません。
小松作品でさえ、「政界の長老」を持ち出さないとそのへんの描写は出
来ませんでした。
実は、野尻抱介作品は政治的な側面を結構丁寧に扱ってる部分もあると
思います。内情はかなり力づくで押し切っている様な描写もあります。
その辺もひそかに安定感につながっているのかと。
>544
北野勇作さんは、私も橋渡しに良いと思います。
わかりやすい「かめくん」から「ザリガニマン」へ進み、そこから更に「昔、火星のあった場所」等へ
進めば、そこはもうSF領土というか(藁
ポリティカルフィクションっすかー。
日本SFでも政治の描写があったりもするけど、割とステロタイプになっちゃうよね。
まあ日本の政界自体があまり変化しなかったというのもあるんだろうけど。
あと日本の政治がネタとして面白いかどうか、とかも。今は少々面白くなっているようだけど。
北野勇作センセイかあ。いいよねえ。今風でもあるし。ファンも今後増えそう。
爆発的に売れるかどうかはわからないけど。ジブリにアニメ化してもらうか(むー)。
雪かき話ですか。懐かしー。ある意味味のある話だったね。
でも「誰かの人生を生きて見た」、とかだと本物のノンフィクションの方が迫力あったり
するような気も。
>>534 お金持っていそうな口振りでこきおろしのうまい人を見ると、
変態趣味の掲示板荒らしの大御所を思い出すので気持ち悪いです。
特に、小説好きじゃなさそうだし。
なんか最近竹本ファンを名乗っているようですね。
>>547 いきなり「昔、火星のあった場所」から入ったのですが
おもしろかったですよ。って俺はSFだからか。
政治話で一番肝心なところは、「この話は我々の地続きで行われている」
と思わせられるかどうか、だ。
お上が勝手に何かやっている、としか書けないなら、やっぱり失敗する。
というか、国民参加の政治がSFだという現状はアレなんだが、まあ
いまさら直接民主制万歳でもないので。
植民市における政治的事件でも描くかね?
エリヌス戒厳令をしのぐものは当分出来ないと思うが。
あれ、ポリティカルフィクションだよね。非常に直接的な意味で。
>>549 バレました?
なわきゃねーだろと小一時間(略
というわけで、日本SFにもポリティカルフィクションはあります。
多分それは、架空戦記の形態をとっています。名作もありますよ。
554 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/11 20:23
555 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/11 20:24
まあ、架空戦記がSFかどうかで論争するのは意味ないので、
もっと別の話をした方が良いかも知れない。
559 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/11 20:31
>>556 でも「日本SF(中略)多分それは、架空戦記の形態をとっています」と書いてあるぞ。
だから日本SFなのだろう。でどんな?
これでまた怪メールと怪電話が…
わざと明かり付けて発車する張り込み車とか。
561 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/11 20:41
きっと小説好きだから架空戦記も読むのだな・・・。
仮想戦記モノだと佐藤大輔かね。
基本的にわがまま育ちだから、人から話を聞き出すのは向いてないね。
じゃ、
>>563は何言ってるのか分かるのか?
それも大概変だぜ
どうもいかん。まともな相手なのならそれらしいサインを見せてくれ。
どっちにしてもここでは無理だ。
うーん、SF者な2ちゃんチンピラが居るとは恐ろしい世の中よ。
ま、本人ならああ言う書き方はしないしな。
>>549 舌戦でオレにノされた記憶でもよみがえってきたのか?
しかし本持ってりゃ金持ちだと考える所を見ると本物のおこちゃまなのか?
うーむ。これからもしっかり本を読むんだよ、と書いておこう。
でも架空戦記読むよりはホーンブロワー物を読んだほうがいいよね。
お小遣いが有効に使えるぞ。
SF大会で2ちゃんねらの部屋をやるのを反対されたのがそんなに悔しいですか?
やればいいじゃん。堂々とよ。
572 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/11 21:17
>>570 舌戦で人を負かすほどの頭がある人とは思いませんでした。
で、どうやって徴募されたの?
ホーンブロワーを読んだことのある人間とは到底おもえん。
どうせ2ちゃんねるSF板で聞きつけただけだろ
575 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/11 21:24
>>546 >>548 ポリティカルフィクションってさ危機感の煽り方だよね。
そういう意味で
>>551の言う、「この話は我々の地続きで行われている」
と思わせられるかどうか、ってのは言えてるよね。
ミステリだと「亡国のイージス」なんかすごく面白かった。
システムの問題といえば、今の日本のシステムはよっぽど危機感
あるはずなんだけどね。
をーい・・・。
なんだよ。
578 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/11 21:26
あー、こりゃスレッド立てたほうがいいわ。
ポリティカルフィクション話つづけるなら。
580 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/11 21:30
>>579 だね。妙なヤツは一人だと見た。一人いりゃ十分だけど。
まず、534は自分の意見をちゃんと述べろ。
ホーンブロワーなんぞ「生涯とその時代」まで
買ってしまったよ。それで?
あれを読んでもノンフィクションのほうがいいのなら、
読んでいる意味ないじゃないか。
だったらSFやめてノンフィクション読めばいい。
582 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/11 21:33
スレッド立てようか?
ポリティカルフィクションの話を続けたいのだが。
それが主題じゃないならやめときますが。
534と名前に書いていると絡まれるようだな。
要するに本が読めない奴は読まなくていい、ってことだな。
>>582 ポリティカルフィクションね。「亡国のイージス」は読んでないけど、
トムクラ物(うぇ)とエリック・L・ハリー(イイ!)とかは読んだよん。
日本SFでポリティカルフィクションやる話ですか?それとも
ポリティカルフィクションそのものの話をさらっと流すの?
SFがでてこないあたりが2ちゃんねる人らしいな。
なるほど。こりゃ駄目だ。任せた!
588 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/11 21:42
>>585 あ、もちろんSFと絡めてだけど。
クランシーも実は結構楽しんでたりする。
SFじゃないぞ
任せた、だってよ。舌戦で鮮やかな勝利を収めてくださいよ。
まさかと思いますが煽りネタはホーンブロワーだけですか
「SF板住人が各種イベントに出撃する為のスレッド」
っていうのを作ろうかと思うんだが。どうか?
594 :
534=585:02/08/11 21:55
>>588 誠にすまんす、そろそろテレビ東京で「美の巨人たち」が始まるのでそれ見ます。
ご縁があればまたお会いしたいっすね。
エリック・L・ハリーはまじお勧めです。二見書房から出てます。
漏れは『最終戦争』、『全面戦争』、『サイバー戦争』、『米本土決戦』
を読んでます。6月に出たらしい本は読んでません。
あと『米本土決戦』はちとナニなので読むとしても後回しにするべきかと。
ttp://www.ywad.com/books/791.html 訳者は悪くはないですが軍関係の語はちょっと誤訳が入ります。
『サイバー戦争』はアレゲな題ですが、ポリティカルフィクションを書く人が
SF風のモノを書いてみたモノです。そう考えるとイイ!のですが、SFだと思って
読むと期待はずれになるやもしれません。
ではいずれ。<(__)>
自分で自分にあいさつして、ageて行く人かあ。
596 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/11 21:58
>>594 んじゃスレ立てるのは残念だけど見送ります。
『米本土決戦』は確かに面白かった。
見送らなくても建てればいいじゃん。誰かをはめるンならもう少し
うまくやらないとね。まあ、その辺がほほえましいのだが。
しまった。「ガイアの夜明け」だった。でも見るけど。
アタマワルイ奴ら。
そんなに2ちゃんが嫌ならこなきゃいいじゃんねー。
専属荒らし君はみんなそういうんだよね。
別に君らに会いに来ているわけじゃないのに。
専属荒らしってなに?はじめて聞くよ。
605 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/12 02:07
お前のことだよ。
またつられてやがる
607 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/12 03:12
馬鹿がアオったつもりがアオられて・・・。
>>606 成る程各所に出没していたのか。イッショウケンメイになるなら
もっとユウイギなことに時間使ったほうがいいぞ、坊や。
なぁ、今日留守にしてて、こんなにログがたまっててびっくりしたんだけど、
どのへんから見なくてもOK
「アナーキストの作ったバラックにガバナビリティは存在しえるのか?」
ありえない。というより論理が破綻してる。
価値破壊にのみ価値を置くアナーキストが破壊すべきものの価値を創設してどうすんねん。
そんな事を考える奴らはアナーキストを気取った奴に過ぎん。
むしろ
「ガバナビリティが急務で必要なバラックにアナーキスト気取りは対応し得るのか?」
が日本SFの現状だろ。
気取るだけならアナーキズムを捨てろ。
アナーキズムと心中したいのならそのバラックは大きすぎる。
ガバナビリティを必要としない程度に再構築するしかない。
は?アナーキズム?何の話をしてるの?誤爆?
>>603 専属荒らしはこんな過疎板に出張るような非効率な事はしない。
こんな過疎板でも、SF界では最も人の集まる活発な掲示板らすぃ。。
615 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/12 21:47
ガバナビリティなんて言葉を使える香具師は、SF板には居ないと思われ。
616 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/12 21:58
>>61 よ。
言ってることはもっともだが、現実に則していない。
SFファンほど、最先端や既成の価値観の破壊を唱えながら、その実
一番保守的で体制派な人間はいない。
例えば、日本SF第1期の作家や評論家の言うことは金科玉条のごとく
盲信する。いつまでたっても新世代の作家が50年代アメリカSFを越える
ことはない。
多くのものは新しいものを見いだそうとせず、誰かが紹介してくれるのを
待っている。
我らロリコンの先駆者とうそぶくが、その実自分たちでは何も新しいものを
生み出さずあづまひでおの頃から進歩していない。
以下エトセトラ。
ロリコンの道は犯罪者によって閉ざされてしまったからなぁ。
そういえば偽廃墟で「ぷにぷに大好きだ、たべた〜い」とか
言ってた気の毒な人を潰しちゃったの、君らでしょ?
ま、2ちゃんねる人にとってのSFがそんなもんだということだろうな。
618 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/15 22:22
>616
そのSFファンってのは、一部のコアなSFファンのことで、
普通のSFファンってのは、もっとお手軽で楽しいSFを求めてる。
問題なのは、その需要を満たす作品が供給されないことでは。
つまり普通のSFファンが離れていってしまうわけです。
619 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/15 22:29
>もっとお手軽で楽しいSF
スクウェア作品のことですか?
620 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/15 22:38
そこまで落ちないよ。
>もっとお手軽で楽しいSF
「夏への扉」はマル、「さよならダイノサウルス」はペケ。
という感じがするのだが。
>>618 >もっとお手軽で楽しいSF
50年代の作品が難解だと感じるくらいなら、SFは読まないほうがいいと思う。
ダイノサウルスは、夫婦の危機とかマイクロソフトとかなんか無駄なもんが
色々と突っ込まれてるからお手軽で読みやすいと思うが……。
地球連邦の興亡はポリティカルフィクションとして傑作の予感
ただし完結すれば・・・
626 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/09/17 16:38
>もっとお手軽で楽しいSF
映画はマル、小説はペケ。
だったりしてな。
「さよならダイノサウルス」も映像化すれば「普通のSFファン」にも
人気でそうじゃない?
SFは没落したのではなく、拡散しただけ。
したがって、復興もない。
エントロピーの法則に従えば、再集中もない。
↑ろくすっぽ理解してない物理法則を持ち出すのはやめような。
629 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/09/18 06:27
アレはなんだっけ?
物理用語を適当にちりばめてでっちあげた論文が評論誌に掲載され、
筆者が趣旨をバラしてでたらめな論文審査を糾弾して大論争になった事件は
630 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/09/18 06:48
>>629 サイエンス・ウォーズでしょう。
アラン・ソーカルとジャック・ブリグモンがポスト・モダン
の哲学者が盛んに間違った物理用語などを使うのを批判するために
629さんが書いた事おこなったもの。
今『知の欺瞞』として岩波書店から翻訳されてる。
訂正
誤った知識で物理学用語などを多用してね。
632 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/09/20 12:20
>>630 遅くなったけどありがとう
まさにそれです
>>626 映画に出来る小説はせいぜい中編までだとか
漫画とかアニメだと(海外も含めるなら映画も)、
(出来はともかく)コンスタントにそれなりの数のSF作品が出てるけど、
SF小説となるとあんまり数が無い気がする。特に日本が。
海外SF小説は結構多いのに、何で?
635 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/09/24 21:15
>634
洋画と邦画の力関係みないなもんかな。
おれも邦画なんか貧乏くさくて見ないし。
636 :
コギャルとH:02/09/24 21:16
「日本ではSFは衰退している」といったら
「うそだろオイ」と目を剥かれるか、
「日本でSFなんかあったのか?」と目を剥かれるだろう。