内容レポキボン!
>935
同人誌専門店で400円で入手。あとがき漫画によると、知人に映画版の
ビデオと大友克洋氏の設定集を借りたのがきっかっけで描いたらしく、
作者氏はコアなひらりんファンではないらしい。しかし、アニメより
コミック版の方が面白かったとは記してる。
絵柄的には巨乳系で、プロだけあって達者だが、けっこうグロいかなあ。
○○○姉さんが黒髪でないのが、かなり違和感。コミック版を紹介して
いるページが楽しかったので、そちらの長篇化を希望(笑)。
肝心の話は、ジョウ→○○○姉さん、○○姫→ジョウ、○魔憑き警官2人
→○○○姉さん、カフー→タオ(ロリコン物)の4篇。う〜ん、ひらりんが
目にしたら…○○使いと言うのだろうか? ピュアな平井ファンは激怒か。
「まんが道」をパロったあとがきが面白いし、作者には好感が持てたが…。
なお、シャーク闇鍋氏のアニパロ新刊には、本作品は収録されてない模様。
>936
江田四朗のエロ小説と比べて、どっちが面白いでしょうかね。
>937
江田四朗のエロ小説って、何? 文章の方が面白いかもしれないね。
絵は、個人によって好き嫌いが大きく分かれてしまうからなあ。この
幻魔エロパロの場合は、デフォルメが激しいから(乳房が顔ぐらい!)、
マニア向きかもしれない。それに、アプローチもなしにすぐさま主題
に突入するし(笑)、ギャグネタが多いから、そんなにエロくもないよ。
いや、もちろん18禁に相応しく描写自体はかなりハードだが…。
自分としては、山田章博氏の描いた純真な由紀子やお堅い五十鈴の
着衣イラストの方が、はるかにエロティックに感じて萌えたな。
>>938 「魔王である丈が、女性会員たちを次々に性的に征服していく実録小説
だそうであり、丈と三千子の近親相姦シーンまで微に入り細を穿って
書かれているということだった」(本文ママ)
しかし本田編集長によると
「猥褻表現は観念的で下手くそ」だそうです(w
>>939 四郎ちゃんはおそらく童貞だったので
性描写は想像して書くしかなかったんでしょう。
彼の筆降ろしの相手はたぶん久保陽子・・・
久保陽子に筆おろししてもらうと、1mのちんこが女の口からはみ出すように
なるのでしょうか。
>939
江田四朗が作家志望だったこと忘れていたよ。幻魔ファンが密かに執筆した
江田四朗物があるのかと思った(笑)。2ちゃんの「エロパロ板」を調べても
ひらりんスレはなかったし。→
http://www2.bbspink.com/eroparo/ Googleで江田四朗を検索すると、青林学園高校二年生とか出るのが不思議だ。
実在の人物と変わらないよね。可哀相なのは、同姓同名の社長さん。自分の
名前を検索されると、トップや大半の項目がひどい紹介だからなあ。
いいんじゃない?
スレタテは943がすれば?
>>943 なんで「エリートNo.3」なの?いちおう平井読みではあるが由来がよく
わからん。
しかしパート4は【虎4】になってほしいけどパート3スレがこうだと
【江田4朗】とかか?なんかイヤン
平井和正【3ボーグ・ブルース】とか(笑
良案があれば越したことはないけれど。
【三千子姉3】でいいや
2ch流儀にしたがって?、
>>950氏に次スレ立てを頼もう。
スレタイは950氏が気に入ったものを選んでくれれば。
もちろん別タイトルでもかまわない。
950げとー
つーわけで俺が立てていいのかな?
よければ明日立てるんで、タイトル案もっとあれば出してください。
【電波少年】平井和正3【打ち切り】
953 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/03 23:53
【三山驚3】とか
【前田三郎3】とか
はいかが
いけねえあげちまった
すまそ
955 :
のびのびだらだら、ひらりん派:02/12/04 00:08
【慶祝】平井和正だよ・3【作家40周年!】
>>955 【慶祝】平井和正だよ・3【作家40周年!】 に一票。
955はマターリ感にあふれており、別スレとの差別化が計れる。
これに3つめのスレということを考慮してアダルトウルフから連想させるなら、
【慶祝】リオの平井和正 Part3【作家40周年!】
ではどう? 3、40と数字がかぶるのがちょっと気になるけど。
どちらか漢数字にするというテもあるね。
>957
作家40周年は、タイトルか「1」の文面に入れた方がいいよね。
このスレも終りなので、書きたかった三島ネタについて。
>>931-932 >平井さんと作家的感性が似ているのか、ある有名小説家
三島由紀夫は、ひらりんと生い立ちが重なると前から思っていたな。
プライドの高い祖母が母親から長男を取り上げてしまった点が特に。
彼もひらりんと同様に奇蹟をずっと待望し続けたようだし。そんな
作品を多く残してるよね。
>この世には、ただ人を底なしの不快の沼へ落し込む文学作品もある
三島の遺作である「豊穣の海」4部作の最終巻は、正しくそんな結末。
転生輪廻を扱ったシリーズの最後の最後で、圧倒的な虚無の境地へと
読者を追い込む。本来は、全く違ったエンディング構想だったのに。
三島はロマンティックな夢想で終わることを否と決意したのだろう。
「幻魔大戦」が、あのような衝撃的なラストを迎えていたとしたら、
より凄まじい大傑作になったかもしれないが、光のネットワークやら
転生の存在を信じたい読者たちからは猛抗議が押し寄せたに違いない。
しかし、宗教団体へ入信すろような人はかなり減ったのだろうなあ。
>>958 そうだね、タイトルは長すぎる気もしてきた。
タイトル決定、新スレ立ては今日でなくとも、もう少し日を延ばしてもいいかも知れない。
それも含め、すべては950さんにお任せする。
その三島の書き込みは新スレでもよかったのに。
旧スレで埋もれるのはもったいない。
>>960 > その直前までは、このスレを使って、言霊小説について考察してみる?
広がりそうな話題はもったいないので、次スレ待ちにしませんか?
それまでは、ここは雑談の場でもいいし、埋め草的扱いにしましょう。
スレタイは飛び抜けた意見がなく新規も出ないので、先にお願いしましたとおり、
いつ立てるかも含めて、ここは950さんにすべて一任します。
というわけで、新スレがたつまでは、みなさん書き込むネタを
せっせとためといてください(笑
それとも、みんな早く書き込みたくてウズウズしてる?(笑
埋め草的話題をひとつ。
先日、ふと言霊が滑り込んできたことがあった。
小説の言霊ではないので誤解なきよう。言ってみれば、日常的に役立つ
アイデアのような代物だった。熱心な読者ならご存知のように、
この種の言霊は平井さんも経験があるらしい。
ちょうどそのとき、出先であり、歩いている最中であったために覚えて
おいてあとでメモにとろうと思った。これがいけなかった。
いざ、あとで記憶をさぐってみてもさっぱり思い出せないのだった。
なぜ、あのときメモにとらなかったのか。
教訓。どんなに多忙をきわめていても、言霊は最優先すべきである。
それで思ったことがある。
言霊は、滑り込んだあとのことはどうもあまり気にしていないらしい。
煮るなり焼くなりメモするなり、は言霊使いにすべて任されたことで
言霊自体は知ったこっちゃないのである。
そのとき感じたことを思い返してみよう。
肝心の言霊の内容自体は忘れたものの、その瞬間は今までに聞いたこと
もないアイデアであり、実際に役に立つかもわからないもの、という
印象だった。が、大変愉快に感じたのも事実だ。なぜなら、機会が
あったらぜひ試してみよう、と俄然、楽しくなったからだ。
しかし、せっかくの言霊体験なのに忘れてしまうとは大ボケかましてる
よなあ。私みたいに始終、言霊のことばかり考えていると、あなたも
言霊体験するかも知れませんぞ。
>966
言霊的現象はあると思うし、経験もあるよ。ただ、肉体の外部から来る
のではなく、脳内現象だと思ってるだけで。メモをとらなかったのは、
失敗だったね。やっぱりメモすることは、必須みたい。
> 13日の「インフィニティー・ブルー(上)」発売前までには新スレを立てて、
> しばらくはどんどんageて行こうか。新刊の刊行を出来るだけ多くの新旧読者に
> 教えて、公式HPとは違った忌憚のない感想を書いてもらわねば…。
賛成。新スレは1ヵ月ぐらいをめどにageる?
ネタバレ投稿をどうするかという問題があるけれど。
年明けからネタバレOK、とか?
> しかし、リアル犬神明氏をまたもや客寄せパンダ的に利用しようとしてるようで、
推測ですが、交流会自体は平井さんとは直接関係がなく、ファンの中から有志が
自発的に企画立案し、リアル氏上映についても有志が平井さんに許可を求めたのでは?
実写版エイトマン鑑賞会よりはよっぽどいいと思うけど(笑
>>964の主旨を盛り込んだ新スレのタイトル案として、こんなのはいかが↓
【12/13発売】平井和正3【文庫版∞BLUE】
スレタイトルからは読み取れない内容、つまり文庫の正式なタイトル名や、
13日に発売されるのは上巻であること、また出版社名などその他もろもろは
1の本文に書くことにして、スレタイトルはなるべく簡潔に見た目短くなる
ようにした。で、関連リンクは新スレの2に貼る、ということで。
さて、【虎2】について。新スレをしばらくageる方向ならば、【虎2】は
言霊他の特殊な話題専門にして、ネタ切れになるか書き込めなくなるかする
まで活用していきますか? 特殊な話題で新作宣伝&感想スレの進行を邪魔
したくないと思ったもので(笑 新スレが「∞BLUEの感想スレ」としてうまく
機能するなら、この方向で行きたいところ。みなさん、御意見ください。
これも過去スレ
↓
平井和正スレッド復活 (2000−2001)
http://lightnovel-2ch.hp.infoseek.co.jp/sflog_mentai/963738221.html >968
リアル犬神明氏は、小説内のキャラクターではなく生身の実在した人間だよね。
しかも、ひらりんとは友好関係にあったわけ。私的な面会で撮影されたビデオを、
当人に無断でHPで公開したり、余興の目玉として披露するのは如何なものか?
それに、自分の考えるところ、リアル犬神明が誕生したのは、あなたにそっくりと
彼にひらりんの本を教えたという、霊感を持つ女性と一緒に作り上げた共同幻想が
始まりだったように思える(むしろ、女性の方が主体的だった可能性もある…)。
リアル氏一個人の話ではない。しかし、リアル氏達は、ひらりんの前から静かに
立ち去った。これ以上、彼らを好奇心丸出しの視線に晒すのは、とても残酷なこと
ではないかな。
>>970 リアル氏が人格を有する人物であることを忘れていたようだ。
ビデオ撮影を伴うリアル氏取材は公開を前提に申し込まれ、先方の応諾を得たもの
と思うが(私が取材者なら事前に応諾を求めるというほどの意味)、ともあれ新規に
企画された公開については、その都度あらためてリアル氏自身の許可を得るのが
筋であるように思う。部外者の無責任な発言だが。
950さんはご覧になっておられるだろうか。新スレについて煮詰めたいのだが。
973 :
のびのびだらだら、ひらりん派:02/12/12 22:05
「インフィニティー・ブルー 上 」を入手。う〜ん、これ面白そうだよ。
最近の作品には手を出さなかったオールドファンにもきっと読まれるぞ。
あとがきでは、言霊小説について774氏が喜びそうなこと書いてる(笑)。
人生の楽しみで、小説を読む楽しみは酒見賢一氏のだけなんて言ってるし。
相変わらず、熱いあとがきだなあ。
と言う訳で、950氏、新スレをお立て下され!
もう売ってるの? シマタ!
早速の入手、おめでとう&うらやましい。
あとがき、あるのか…。うれしいなあ。
スレタイトルは少々変えますか?
> 【12/13発売】平井和正3【文庫版∞BLUE】
↓ ↓ ↓
> 【絶賛発売中】平井和正3【文庫版∞BLUE】
976 :
天御名無神:02/12/13 02:03
読者主催の交流会に作者も参加だって。
詳しくは以下に
www.wolfguy.com/cgi-bin/mcbbs/discuss.cgi?id=kouryu&stat=1&info=1
>971
リアル犬神明氏も、まさか24時間、世界中で視聴可能な媒体で公開されてしまうとは、
想像もしなかったと思うよ。もし、自分がリアル東丈だとかリアル平井キャラなのだと
気が付いた人がいても、ひらりんに名乗り出るのは用心した方がいいだろうなあ(笑)。
一応、ひらりんが交流会に参加するのだから、リアル氏の余興は必要なくなった?
ところで、酒見賢一氏。確かに、言霊小説家的体質に見えるが、ひらりんとは随分違う。
例えば、大作「陋巷に在り」は、月刊小説誌の連載を11年ほど続けた。ひらりんが数回で
中断した「狼のレクイエム」的細切れ連載(「黄金の少女」ですら2年)を10年以上も…。
「陋巷」は、内容の密度や重さが「レクイエム」に匹敵するから、驚くべき粘り腰だよ。
その間、突然、中長篇を書き下ろしているあたりが、ひらりん的な言霊作家らしいが。
>糾弾スレの880・替え歌第5弾「KARA・KARA 〜杉村由紀Style〜」
上手い! →「からからに 渇いてるから ちょうだい 東丈先生のしずくを」。
市枝や康夫、他もキボンヌ!
>>978 実はリアル氏映像はまだ見ていない。それよりはリアル氏の発言内容に興味がある。
未公開の残されたインタビュー記録はやはり読みたいのだなあ。e文庫の新作として
ラインナップに加えてほしいくらい。分量にもよるが、一冊分もあれば、お金を払う
価値はある。私にとってはね。私だけかも知れないが(笑
そうすれば、リアル氏に少々印税も入ることだし。
しかし、もしリアル氏が本物とすれば、危険極まりない日々を送っているわけで、
どんなに平井さんに会いたくとも、今ごろ八王子の地底に生き埋めになっている
可能性だってあるわけだ。リアル氏がリアル狼男である可能性を示唆しておきたい。
彼の自由意志で離れたと決めつけるのは、失礼だがいささか浅慮かも知れぬ。
さて。話変わって。
そこまであおられると、そろそろ読まねばなるまい。酒見氏。
やはり「陋巷に在り」からだろうか。酒見氏の小説作法などあれば読みたいものだ。
ところで、しばらく書き込みを慎もうと思案中だ。【虎2】は大変楽しかった。
ありがとう。理由は以下の
>>980-984をご覧頂きたい。長文で申し訳ないが(笑
どうやら最近の私は饒舌に過ぎたようだ。
まさか個人的な言霊体験を語ることになるとは、ついぞ思いもよらない事態だ。
私自身の実体験から言葉を探るなら、「言霊とは、自分ではないサムシング」である。
実感としてわかるのはわずかながらここまでだ。もしかしたらサムシングは神霊的存在
なのかも知れないが、それがわかる境地には達していないというのが残念、かつ正直な
ところだ。もし、神霊であるならば、なんとか実感したいと私は熱烈に恋焦がれること
だろう。
「作家、平井和正」や「平井作品」を語ることは、私的な言霊体験を語るのと同様の、
ひそやかな禁忌意識があることを告白しておきたい。そう、私にとって平井さんは
敬愛してやまないただひとりの作家であるが、同時にどこか触れてはならず、
口にしてはいけないタブーのような存在でもあった。
そんな漠とした思いが芽生えたのは、いつのころからだろうか。あるいは平井さんの
ある一言がきっかけだったのかも知れない。
――「幻魔大戦」はこの世の中の真実の世界観とでも言うべきものを提示している作品
だと思うんですが、それについて読者が理論づけ、体系づけて理解しようとすることも
間違っているということですか?
平井 間違ってます。
(中略)言霊のやっていることをいちいち理論づけて、こうなんだって説明すること自体が、
言挙という一番の禁忌なんですから。(中略)やはり言霊というものには力があるんです。
(中略)その言霊に携わる者は禁忌があるからそれに従わなければならないんです。」
(全集39「幻魔大戦2」 248頁)
これを再読して胸騒ぎを覚えたのは、私自身が当スレで幾度となく書き込みをしてきた
事実に思い至ったからである。私はもっと注意深く、慎重であらねばならない、という
自己抑制のささやきが心中に波紋を広げている。言霊小説について勝手な憶測を並べたて、
筆の走るままに気軽に投稿を繰り返すのは自殺行為に等しい。そうと気づかずに罰あたりな
行動を起こしていることに他ならないからだ。うっかり禁忌に触れてからではもう遅い。
石橋を叩いて、なお疑うぐらいがちょうどいい。今後はうかつに禁忌に触れる恐れのある
投稿は自粛するつもりだ。
唯物論者や無神論者は考えすぎだと笑うだろう。
しかし、私の心中に深く巣食った禁忌の意識には抗いようがない強固な呪縛がある。
禁忌に触れる危険があるのなら、ここから先は口をつぐんでだんまりを決め込むのが
正解というものだろう。言霊の正体が神霊であるならば、なおさらのことだ。
[追 記]
上記の一文は11月22日に起こしたものであり、実はその後も迷いながら言霊関連の
投稿を続けたことになる。結局、投稿せぬまま眠る文書もあるのだが、その間、作家の
対談やインタビューを多く読むにつれ、案外、言霊小説家というのはありふれたもの
なのかも知れない、という思いが強まった。ただし、それは言霊小説の執筆方法に
ある共通点がみられるというほどの意味合いであり、平井作品ほど私を惹きつける、
魅力的な言霊小説はないことを再確認した次第である。
直観的発想術を言霊受信強化に転用する方法を模索することや、言霊小説家たちの
執筆に関する発言を収集することは単に好奇心を満足させる意味においても興味深い
ことだと感じている。特に後者については、みな表現はちがうものの、並べてみると
同じ事を言ってるとわかったりして大変面白い(前者の実用度ははなはだ心許ないが)。
さて、文庫版∞BLUEのあとがきを読んだ今になって、ようやく上記の一文を投稿する気に
なったのはなぜか。平井さんの言霊小説賛美に今さらながら大いに感化されたからである。
罰あたり投稿で言霊のご機嫌を仕損じるスリルよりも、言霊小説の第一読者として言霊
体験のだいご味を自ら体感するほうがよほど魅力にあふれているのは言うまでもない。
言霊小説の第一人者にならって、我々も享楽を削ぎ落とそうではないか。
まず、そのための第一歩が平井スレにおける投稿抑制なのである。
なに、私には平井作品という言霊の恩寵があれば、それで大いに満足なのだから――
[蛇 足]
というわけで、これを最後にひとまず筆を控えるつもりだ。少なくとも当分の間は
新スレをのぞくことすらしないであろう。なぜなら、のびだら氏の初投稿を見ただけで
心臓に悪い思いをしたからだ。――そう、私もまた∞BLUE本編を読んでいないのである。
[上記の追記・蛇足部分は文庫版∞BLUEを入手した日に書いたものだが、一昼夜を
経て気分に不思議な変化が訪れている。以下はその後の気分を綴ったもの]
それにしても、文庫版∞BLUEのあとがきは面白かった。
しかも、書かれている内容はどこまでも正しい。
そして、極めつけは不思議な言霊の力に満ちていることだ。影響力絶大、なのである。
今回のあとがきを目にした瞬間、私は自分の内部が別のものにそっくり入れ替わった
ような錯覚を覚えた。趣味趣向に大きな異変が起きつつある。わかりやすい例でいえば、
ネット掲示板には関心が薄れてきている。たとえ、平井作品に関する話題であろうと、
発言を投稿することになんら意欲的になれない自分がいる。不思議なことだ。
まるでスイッチを切り替えたような、極端なこの変化に驚きを禁じ得ない。
私の関心は言霊小説を読むこと、言霊小説を書くことの二つに絞られ、それ以外のことは
些事というほかなく、ひたすらうとましいかぎりだ。この状態がいつまで続くか
わからないが、ぜひとも未来永劫続いてほしいと懇願せずにはいられない。
やはり、言霊小説以外の別の楽しみにうつつを抜かしていては言霊小説など書けないのだ、
ということなのだろう。これが天啓であるのならば、実にありがたいことだ。