他のジャンルの作家の変なSF

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1かんきち
SFプロパーではない作家が書いた、センス・オブ・ワンダーのかけら
もないトンデモSFを教えてください。
清水義範の宇宙史とか竹本健治のパーミリオンの猫とか?
戦国の長嶋巨人軍
4名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/14 18:44
キングのバックマン名義作品
5名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/14 18:52
>>3 それってシモダ先生のだっけ?
6名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/14 19:36
星界の紋章、誰が書いたか忘れたが。
7名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/14 19:39
その前に、SFプロパーの作家なんているのか?
8名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/14 19:43
SFプロパーの作家のほうがつまらないSFを書くという真実に
1は気付いているのか・・・・・・
9名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/14 19:56
ンなこと言わずに……
とりあえず、三島由紀夫の書いたUFO小説とか。名前は忘れた。
10名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/14 20:05
>>8
つまらないSFかは知らないが、つまらない小説なのは同意
11名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/14 20:52
安部公房はプロパーじゃなかったかも知れない。
しかし作品ははっきりいって筒井の最高傑作をもしのぐ。
12名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/14 21:04
スティーブン・キングの書いたSFはすごくつまらないらしい。
(読んだこと無いからわからんが…)
13名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/14 21:28
>>12
>>4でがいしゅつ。
シュワちゃんのバトルランナーの原作(ランニングマン)とかだ。
14名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/14 21:30
>>11
安部公房スレッドたてようか?
かんべむさしとか横田順彌とか、半端な詰まらなさじゃないが…。
あー、高千穂な、ライトノベルの始祖、高千穂遥。
SFマインドって言葉を口にするけどさ、SFじゃねえし。
17名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/14 21:46
>>14
いいね!
「第四間氷期」は日本SFを代表する傑作のひとつ!
18名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/14 21:49
>14, >17
イイ!
しかし、最近では新潮文庫でさえ数冊しか
店に置かれなくなってきた諸刃の剣。
(「カンガルーノート」と「砂の女」しかなかったりします)
まあ、図書館や古本でもいいけど・・・
>12 >13
キングの「デッドゾーン」はSFとしても傑作だと思うが。
20トチロー:02/04/14 22:00
SFマインドって何だろうね。昔ならセンス=オブ=ワンダーってすらっと出てきたんだけど、今ではSF的設定や疑似SF的なものが当たり前になっているから、SFプロパーという言葉もどっかひっかかりがあるんだよね。
ちなみに、三島の小説は「美しい星」。すごくつまらんかった。あと、高木彬光の「ハスキル人」とか、なんか勘違いしている作家も昔はいたけどね。
ところで、山田風太郎の忍法帳ものは、センス=オブ=ワンダーって意味で立派にSFじゃないかい。
2114:02/04/14 22:12
じゃあ、立ててみます。
スレタイトルは「SF作家安部公房」でいいですか?
本文に入れたい文章とかあったらどうぞ。
22ひがし丈:02/04/14 22:13
「海鳴り忍法帳」むかし豊田有恒が解説
書いてたと記憶。「ハスキル人」は確かに
超駄作ですがプレSF時代のいかがわしさは
好き。SFマガジンでジャンルが囲いこま
れる以前と以後では「他ジャンル作家」
つーのも区別したいが。
23名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/14 23:00
昔読んだ仁木悦子の短編。タイトルは忘れたのですが、主人公の職業が大量生
産のアミノ酸を合成して肉を作る研究というもの。そうすれば生き物を殺さず
安上がり・・と、トンデモと言うより時代を感じさせる作品でした。はい。
24意外なところで:02/04/15 00:24
新田次郎に「この子の父は宇宙線」というSF短編集がある。
別に読んで面白いモンじゃないが、昔はこういう人も「SF」を
書いていた時代があった、ということ。
25名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/15 00:35
逢坂剛(だっけ)の短編「甦った脳髄」は
トホホなアルジャーノンで笑える。
っつーか、アルジャーノンを後で読んだので
これがちらついてしょうがなかった。
脳みそをすりつぶして知的障害者に与える話。
26 :02/04/15 00:42
>>20は相変わらず作品の出来とジャンルを混同する厨房。
「SF」が称号なら別だけど明らかにそうではない。
27名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/15 00:51
>>21
過去スレ

安部公房はどう?
http://natto.2ch.net/sf/kako/1002/10029/1002901229.html
28名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/15 00:58
 大江健三郎のSFってどんなの?
29名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/15 01:00
>>28
あー私も興味あります。治療塔と治療塔惑星でしたね。たしか。
ずいぶん前ですが最初の数ページ読んで呆れて買うのをやめた覚えがあります。
実際どうなんだろ?
30名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/15 01:01
笠井潔がかなりしょうもないSF短編をけっこう書いてたような。
ミステリ作品集と間違えて買って読んでがっくりした記憶がある。
31かんきち:02/04/15 19:13
>>9 新潮文庫の「美しい星」でしょ。
32かんきち:02/04/15 19:20
>>12 読んでから書き込んでね。
33かんきち:02/04/15 19:25
>>6 森岡浩之でしょ。彼はSFプロパーですよ。「夢の樹が接げたなら」
を読んでみて。
34名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/15 19:32
プロパーって何?
35名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/15 21:00
もとからそこにいる人・・でいいのかな。
最初からSF書いている人、とか。
もともと子会社に入社していて、親会社から出向したのではない人、とか(話が違うか
36名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/16 19:22
スティーヴン・キングの奥さんのタビサ・キングが書いた
「スモールワールド」(扶桑社文庫)はトンデモSFだよ。
品切れらしいから図書館か古本屋で探そう。
37名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/16 19:28
>>34
製薬会社の営業社員の事、つまり星新一を指す。
ぢゃ無くて
SFファンのマーケットに向けて書かれた作品
及び専らそういう作品を書く作家の事。
>34
頭がパーなプロ
>>38 そこ、もっと具体的に ワクワク
40名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/17 00:47
時に、センス・オブ・ワンダーのあるSFってどういう奴?

例えば、面白くないけど、センス・オブ・ワンダーのあるものってどんなの?
41名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/17 08:52
コリン・ウィルソンの「賢者の石」。
SFと神秘主義が合体したような妙な作品だった。
脳味噌に電気流す実験で意識が活性化された主人公が、
トルコかどっかで発掘された遺跡をサイコメトリクスを使って走査
したところ邪悪なパワーを感じて...って確かこんな内容だったと思ったが。
アトランティス人の描写なんて三角形だったような...読んでみれば分かるけど。
42名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/17 09:00
そらおめー、この話題じゃ高橋克彦を外すわけには行くまい。
「竜の柩」はいろんな意味でトンデモだぞ。
43名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/17 09:01
ルイス(ナルニア国書いた人)の
マラカンドラ、ペレランドラ、サルカンドラ。
いや実はマラカンドラのあまりのしょうもなさに涙し
ペレランドラの途中で腹がたってきて
サルカンドラは読めませんでした。
…ナルニアは面白かったのにぃ。アキョキャキャキャ
44( ゚ ー゚) フーン:02/04/17 11:06
>>13
本名までは知らないかも・・・
というかカタカナでエイフェックス・ツインていわないと駄目なのかな?w

というわけで多少マニアックなネタage
45( ゚ ー゚) フーン:02/04/17 11:10
上のはごめんね、誤爆です。

推理作家のP.D.ジェイムズの「人類の子供たち」は
重厚な近未来SFだった気がします。
でも同じ推理作家でもパトリシア・ハイスミスのSF短編
「その木を殺さないで」はわけのわからない珍品でした。
46名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/17 11:24
「宇宙戦艦ムサシ」の若桜木虔とかは、ポイント高くない?
でもこの人の場合、主に活躍しているジャンルがないけれど。
>>46
霧島那智上げてどうするよ‥‥
つうか、アレと志茂田 景樹は作品よりも本人がエスエフ。
>>46
>主に活躍しているジャンル

アニメのノベライズではないのか?
>>48
お隣(ミス板)で大人気(w
50名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/17 14:00
>>44
リチャード・ジェームズ?

便乗ポリゴンウィンドage(w
51名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/17 16:41
>>12
転送機の事故を描いた「ジョウント」という短編は怖いよ。SFとしては
どうかと思うけど。
5238:02/04/17 19:26
>39
つまり呪いで銀河ネットワークとかそーゆー事を四六時中考えていなくてはSF作家にはなれんと……
コレイジョウツイキュウシナイデネ
昔SFの話題がふとした弾みで会話に出て、おっさんが
「ああ、サイコダイバーシリーズとか黒豹スペースコンバットとかだね」と
総括していた。知らない人に語らせるとそういうことになるのかよ…
54トチロー:02/04/17 22:39
>53 黒豹シリーズは、トンデモ本でも取り上げていたけど、痛快無比の非常識小説だと思う。
おもしろいけどね。でも、スペースコンバットは笑えた。逆に退屈なトンデモが、アトランティスとかいう、平井和正の弟子が書いたやつ。投げ出してしまった。
55名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/17 23:35
あー、「ハイペリオン」x4な。
56 :02/04/18 00:32
退屈なトンデモってSFプロパーの作家にもごちゃまんとあるけどな。
一時期ハヤカワが一押ししてたジンデルの「ありえざる都市」とか。
57名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/18 01:12
「ありえざる都市」は、そこそこ面白かったよ。
移動手段がスケートの都市なんて笑えた。

退屈なトンデモといえば、筒井康隆編集長だったときの
「面白半分」で秋竜山が書いてたやつ。この人の漫画も
かなり退屈で、朝日新聞の夕刊4コマ「Mr.ボオ」と
いい勝負してたけど、小説のほうも、やはり退屈で
退屈で、どうしようもなかったな。
58名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/19 18:31
光文社カッパノベルズから出ていた大下英治の「魔クルスの黙示録」は黒豹シリーズ
も真っ青のトンデモ小説だよ。主人公の秘密情報部員(男性)は夜になると美女に変
身する特異体質。でもその原因はいっさい説明されない。敵はヒトラーの孫が率いる
ネオナチス。さらにヴァチカンとフリーメイソンも協力してたりする。
遺伝子操作でスフィンクスやケルベロスといった魔獣を実際に造り出して街で暴れさ
せたりします。とにかくトンデモないので古本屋で見かけたら立ち読みしてみて。
この作家の他の著作を見ればだいたいどんな人かわかるよね。

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Keyaki/5845/ooshita-eiji.html
59名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/24 20:46
age
60名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/12 17:00
井沢元彦の忍者レイ・ヤマト・シリーズ。ハルキ文庫から4冊でてるよ。
61名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/12 18:31
62名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/12 20:09
>>60
今でこそつくる会に入って最近は某図書館の左翼司書に焚書くらったりしている
井沢元彦だが、かつては『ユニカ』でスニーカー文庫の前身となるファンタジー
シリーズ(同時期に『ガルディーン』がある)に書いたり、ファミコンゲームの
ノベライズを書いていたりしてた。
63名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/01 18:56
あげ
64名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/01 19:15
石川達三の『最後の共和国』
新潮文庫にも入ったから、入手可では?
2026年を舞台に、世界統一国家の繁栄と破滅をリポート形式で描く。

作者は不本意かもしれないけど、出てくるガジェットがいかにもレトロSFで楽しいのよ。
でも、こういう有力作家をSFの陣営にとりこんでいかなかったのは残念。
65名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/06 18:01
あげ
66名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/11 17:05
非SF作家の書いたものに違和感があるのって、ガジェットの問題だけかな?
プロパー作家の書いたものにだって、かなりガジェットが適当なものはあるぞ。
星新一のガジェットなんか、科学的根拠がほとんどないし。
違和感バリバリ。酷いもんだ。
68名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/11 17:42
最近読んだのが、横溝正史の「怪獣男爵」。ゴリラ人間なんて、出てくるし。
69名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/11 17:55
>>68

ジュブナイル版を子供の頃(80年ごろだ)読んだなあ。懐かしい。

ホームズものでアカゲザルの結成を自分に注射して若返ろう
(オームズの時代だと似たようなことは行われていた)
とした博士がいて、行動もサルにちょっと似てしまった、
というのがあった・・・。

横溝もそういうのとかドクター・モローとか読んで書いたのかも。
彼は結構なんかそういうチープでオドロオドロしいイメージの
ガジェットを出すよね。
70名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/11 19:16
>>64
たしかにレトロで良かった(w

ただ、シビアさに欠けるような気がしたなぁ。
なんつーか、全体がコテコテで。

でもこれで石川達三にハマったので結果的には良かったかも。
プロパーだけど、岬兄悟。
なにがウリなのかようわからん。
72名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/11 20:35
吉里吉里人 井上ひさし
変だね。 もはや古典か。
73名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/11 20:49
あげ
「アーサー王宮廷のコネチカットヤンキー」は?

あれは風刺小説か
75名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/11 23:09
橋本治の「ハイスクール八犬伝」。
地の文で「これはSFなので云々」と何度も繰り返されるの。
でもあんまSFっぽくない。語りのスタイルがSFだったのかも・・・
76名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/13 00:35
堺屋太一『平成三十年』で決まりでしょう。
こんなものをハードカバーで出す朝日新聞社はもうアホかと(後略)


ああ、でもこれ読んで日本を憂うつもりになってる勘違いオヤジが多い
と思うと鬱
77名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/13 00:47
ここで出てる横溝の作品はSFのつもりで書いちゃいないと思うが。
まあSFを意識した作品がスゴイか、といえばスゴクないのも事実ですが
78名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/13 04:34
横溝のSFといえば「二千六百万年後」

『怪獣男爵』ではマッドサイエンティストが、自分の脳をゴリラに移植するが、先生はこのネタが好きだと見えて「獣人魔島」などで繰り返している。
79名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/13 15:30
横溝は乱歩に影響受けまくってるからなぁ。
「恐怖王」って乱歩だっけ?

ゴリラ人間。
80名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/13 17:47
マイケル・クライトンは「ロスト・ワールド」と「タイムライン」と「Airframe」しか読んで
ないが、前2者は世間一般にはSFで通るかもしれないがSFではない。
81名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/13 18:51
>>79

あれは、単にゴリラに似た人でした>乱歩の『恐怖王』
82名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/18 13:41
あげ
83ウオ?:02/08/18 14:49
>「ロスト・ワールド」と「タイムライン」はSFでない
どこがSFじゃないの?
84名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/18 23:15
今うっかり「宇宙捜査艦ギガンテス」を読もうとしているんだけど。
ミス板二階堂黎人スレに行って来たらSF板の人しか言及してなかった。
85名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/18 23:18
二階堂って手塚治虫のSFアンソロジーを2冊編纂してるんだよな。
銀英伝としか云いようがない
8784:02/08/19 20:37
えーと、10ページで断念しました。
スタトレとレンズマンにハマッた中学生の作文みたいだった。
88名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/20 10:39
清張の「神と野獣の日」
89名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/20 11:35
埴谷雄高が何かSFっぽいの書いてたような。
9080じゃない:02/08/20 12:40
>>83
ハヤカワSFから出てないから。
よってクライトンの小説でSFとカテゴライズできるのは「アンドロメダ病原体」だけ。
91名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/20 12:47
>>90
そんな事いったらブラッドベリもSF作家じゃなくなるじゃん。
>90
創元は虫でつか?
93サンリオじゃないから:02/08/26 00:59
>>90
何故他人に成り代わりレスを。
どうせこの程度の理由だろうという・・・
>>91
あんなトンデモ本をSFといいますか。
95名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/26 19:17
北杜夫「日米ワールドシリーズ」
96名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/28 21:48
>>25
逢坂剛ではなく草野唯雄です。
97名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/28 21:53
ブラッドベリの火星年代記などなどがSFじゃないって人もめずらしい。
9825:02/08/28 22:17
>>96訂正ありがとう。
実はあれから気になって検索したら出てきた。
講談社の短編年鑑アンソロジーに入っていた。
99名無しは無慈悲な夜の女王:02/09/05 17:46
大岡昇平『愛について』(講談社文芸文庫)
現代風俗(といっても40年前のね)を織り込んだ恋愛小説なんだけど、
「地球光」という章だけ唐突にSFになります。アポロ月面着陸ネタが
らみで。
当時SFに凝っていたから、無理してそれっぽいエピソードを入れてみた
って感じで、あまり成功しているとは言えないけど……
100100!:02/09/05 19:19
========大感動!愛と涙と友情の最終レス========

     〜未だかつてこれほどまでに感動的な
             最終レスがあっただろうか?〜

 ★このスレッドを読んだ人達の声★
「何気なく開いたこのスレッドとの出会いから、
 新しい自分の可能性を信じようと思った。」(27歳、フリーター、女)
「感動した!勇気が湧いてきた!人生観が変わった!
 自分にも何かやれそうな気がした!」(24歳、会社員、男)
「落ち込んでる時にこのスレッドを見つけ、
 期待しないで読んだが、読んで涙が出た。」(21歳、学生、女)


これほどまでにみなさんに愛されてきたこのスレッドですが、
残念ながら、このレスで終了となってしまいました。
でも悲しまないでください。
このスレッドはいつまでも
あなたの心の中で生き続けているのですから…
101名無しは無慈悲な夜の女王:02/09/08 16:51
新田次郎がSF短編集を一冊出してるらしい。
タイトルは忘れた
「こいつはSF作家じゃない」と名指しで呼ぶスレはここでつか?
103名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/29 17:32
age
104名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/29 17:40
>101
この子の父は宇宙線
105名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/20 12:55
age
106名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/08 14:05
あげ
107名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/08 17:36
ジャンルが違えど安部公房の様に優れたSFを書く人もいるよね。
108名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/08 19:57
え?
阿部公房ってSF作家じゃなかったの。
109名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/08 20:15
安部公房は一時期SF作家クラブに入っていたね。
110名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/08 21:30
それは知らなかったな。メリットないと見切ってやめたんだろか。
111名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/13 13:15
あげ
112名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/30 16:26
AGE
113名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/30 16:33
ロスト・ユニバース
114小林少年:02/12/30 17:32
江戸川乱歩の明智小五郎シリーズの中に、
「宇宙人あらわる」とか何とか、そんな感じのタイトルの作品があった。

――世界中の各都市で、UFOと宇宙人が目撃される事件があいつぐ。
明智小五郎も、その事件を追求することになる。
やがて明智小五郎は、衝撃の真相に辿り着く!
実は、秘密の国際組織が、地球人の国家間の戦争を止めさせるため、
「地球侵略を狙う宇宙人」という事件を捏造していたのだった――
といったような内容。

「もしも今、異星人が地球を侵略してきたら、
 地球人同士の戦争なんてすぐに終わるだろうに」
とは、後にゴルバチョフが口にした名言だが、
この名言を先取りして小説にした作品だといえる。
プロットだけ書いてみると、なかなかの名作に思えるかもしれないが、
実は作品自体はものすごくしょぼい。
例えば、「宇宙人」の正体が着ぐるみ着た工作員なのは良いとして、
「UFO」の正体は、円盤型のカバーを付けた伝書鳩。
そういう貧乏臭さが随所にあって、読んでいて何か恥ずかしかった。

まあ、そういうディテールを書き直して、
冷戦期を舞台にした別の小説にしたら、結構いけるかもしれない。
115名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/30 19:00
>>114

それは『宇宙怪人』ならむ。
いたいけな児童読者の心を、SFのイマジネーションとミステリの謎解きの間で
股裂きにしてしまった罪な作品であります。
116山崎渉:03/01/12 04:07
(^^)
117山崎渉:03/01/23 03:47
(^^)
118名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/11 22:06
孔明の艦隊:DIE作家シモダカゲキ著
119名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/11 23:40
このスレ、おもしろーい!

やっぱ、五島勉とか!
加納一朗の人工生命体ドンドン とか!
高木彬光の連合艦隊、ついに勝つ とか!
>>119
それはSFではない
121名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/12 02:09
>>120

じゃ藻前SFを定義しる。
122名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/12 12:27
>>120,121
いらっしゃーい!
お待ちしてました〜!!
その種の議論はこちらのスレへどうぞ。

「『〜はSFではない』といいつのる人」スレ
ttp://book.2ch.net/test/read.cgi/sf/1031453741/l50

>>122
だーかーらー、そこは議論スレじゃないって。
浅田次郎の「地下鉄に乗って」は〜?
125名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/18 22:16
>>119
加納一朗ってSF作家じゃないのか・・・。
126名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/18 23:30
>>125
推理畑の人だと思ってたけど?
大人むけのは普通なんだよね。
127名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/22 16:08
あげ
芥川龍之介の「河童」立派なsf作品だよ。
129山崎渉:03/03/13 16:37
(^^)
130山崎渉:03/04/17 12:20
(^^)
131山崎渉:03/04/20 05:50
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
132名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/21 13:31
「斉藤家の核弾頭」原節子
>132
ネタなのか素なのか、微妙な感じ…
134名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/22 17:53
篠田節子

でしたね。素ダヨ文句有るか貴様御免なさい。

俺の後ろバージンを君にあげます  132>133
>>95
北杜夫さんは初期短編にいくつかSFありますね。
題名失念スマソ。
136山崎渉:03/05/22 02:00
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
137山崎渉:03/05/28 16:55
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
138名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/05 13:13
age
139吾輩は名無しである:03/07/05 14:59
タイムスリップ・コンビナート
芥川賞1994・第111回受賞
マグロと恋に落ちる夢を見ていた私は、突然掛かってきた電話の主に説得
され、片側は海、片側には工場しかない「海芝浦」の駅に向かうが……。

何か「トンネルを抜けるとそこは雪国だった」的な感じか
映画「ブレードランナー」的イメージとか

文学賞メッタギリ
宮本輝テルちゃん“何が悲しくて私はこんな小説を読まされなくてはなら
ないのか”って名言を吐いたんですけど、そんなもん、笙野頼子からすれ
ば、何が悲しくてこんなバカに小説読まれきゃいけないのかってことです
よね(笑)。シンちゃんは政治家なんだからもう辞めなさい。

商業ビジネスとアカデミックな違いか。てるちゃんの言い分も解からないでもない
140吾輩は名無しである:03/07/05 17:31
こう言うのはSFマニアはどう評価するのか

直木賞
景山 民夫 遠い海から来たCOO
六千万年以上も昔に絶滅したはずのプレシオザウルスの子を発見した洋助。
奇跡の恐竜クーと少年とのきらめく至福の日々がはじまったが…。直木賞に
かがやく、感動の冒険ファンタジー
141名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/07 16:44
ガイシュツだが
「平成三十年」
http://www.remus.dti.ne.jp/~bazil/
いやあ、凄い小説です。
142_:03/07/07 16:50
清水義範の小説はよい意味でバカなノリで
かなりSFっぽい。
144名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/07 18:48
>>140

「のび太の恐竜」のパクリ。
>143
他ジャンルじゃないだろう
>145
うーん。清水義範はけっこう微妙な位置の
作家だと思うのだがな。
>140
わたしは結構マジで感動しましたよ。
恐竜が出てくれば全部SFだと思ってた。
コルタサルの高速道路の渋滞が何日も続いてにコミュニティが出来ちゃうやつ。
バラードみたいと思った。
>>148
豊田有恒にもそんなのなかったっけ。
150山崎 渉:03/07/15 11:36

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
151名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/26 23:30
あげる
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ
153名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/07 00:12
ガイシュツだけど高木彬光は何考えてSFぽいもの書いたんだろうなあ……

きっちり覚えてるのは「火の雨ぞ降る」とかいう短編だけ。
最終戦争で人類滅亡の寸前、主人公は優秀な人だけをシェルターに
避難させてあげます、あなたが選ばれました、みたいなことをお役人か誰かに言われる。
よく考えなさい、このことはご家族にも内密に、と言われ、
愛する妻のことを考えて避難しないことにしたものの、お役人さんが
自宅に迎えに来たとき、妻が突然、シェルターに避難しろと主人公に叫ぶ。
お役人は内密にと言ったのにと、秘密を守れない人は避難させられない、
みたいなことを言って去ってしまう。
実は妻も避難の話を持ちかけられたものの、夫を思い拒絶していたのだった。
(ってあんまりきっちり覚えてないな)

…ものすごい筆力があれば、ありがちでもそこそこいい話になったのかもしれないけど、
高木彬光の文章って良く言えば癖のないものだったからなあ…
幼心に読み終わって脱力しちまったことを覚えてます。

SFを面白くするのは世界観とか設定とかは勿論のこと、
無茶な設定に違和感抱かせず引きずり込ませる文章力なんすね…
154名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/07 00:26
コナンドイルの「毒ガス帯」も、読後なんだったんだ感が…

…生き返るなよ!!(w

155無料動画直リン:03/08/07 00:27
156名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/07 12:15
高木彬光はクトゥルー神話ものまで書いてる。
外国小説をいろいろ読んでる人だってことで。
157名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/07 12:39
本好きちゃんねるにもどうぞ

http://jbbs.shitaraba.com/movie/1973/
脳から直接コンピューター操作が可能に?  

http://www16.brinkster.com/aliceandwebern/a.htm

,,,,,
159山崎 渉:03/08/15 22:08
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
160山崎 渉:03/08/15 22:45
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
SFじゃないかもしれないけど宮部みゆきの「龍は眠る」があまり傑作だと思えませ
ん。
ウイリアム・シャトナーはSF作家でいいんですかね?
163名無しは無慈悲な夜の女王:03/11/14 18:59
あげ
164名無しは無慈悲な夜の女王:03/11/16 07:47
楡周平の「ガリバーパニック」
巨人のうんこは良い肥料
165名無しは無慈悲な夜の女王:03/11/29 16:21
あげ
経済破綻もの、予想本
全部
大江の「治療塔」はひどかった。
あまりにおそまつなSF設定に呆然としてしまった。
梗概だけ読むと、オリジナリティーには乏しいながら悪くなかったのに。
ガジェットだけ出せばSFなんでしょ?という態度に、どうにも腹が立ってしかたがなかった。
世界の大江といえど、SFに対する認識はこの程度かと悲しくなったね。
おかげで「文学的」内容は頭にはいらず。
168名無しは無慈悲な夜の女王:03/12/23 17:20
あげ
169名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/14 19:04
age
170名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/21 09:45
村上龍の「コインロッカー・ベイビーズ」で、「(米軍が?)磁気データ(?)を遠
隔地から破壊する兵器を開発している。しかし数年後には光コンピュータが一
般的になるから、使えなくなる」という設定で、萎えた。
SFじゃないかも。一応、リアル近未来ものではあったのだが。
本自体は、俺には、面白かった。
歴史改変ものは、変なSF風の理屈をつけているやつが多いな。

そこんところに労力を裂いていないだけだろうが、ファンタジーなら
チチンプイプイでかまわなかったのが現実の歴史となると、現実っぽい
魔法が必要になってしまう。
172名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/03 00:56
>>135
「人工の星」とか「火星人記録」とか、SF、SF的着想の短編はかなりあるね。
この人、SFマガジン創刊時からの読者で、SFファンなんだよ。
星新一が、いくら売れても文学賞などで評価されないのを気にしていて、
自分ちが日本から独立したと言い張って、星に賞をやったりしていた。
そのときの商品のメダルは、星の自作(w
173名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/14 14:15
age
清水義範
清水って元々ラとSFの人じゃなかったっけ?
すっかり他ジャンルになってしまってますが
ロビン・クックの「アブダクション―遭遇」
177名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/15 15:13
age
清水義範の「グローイングダウン」とか立派にSFだよね
本人はフレドリック・ブラウン大好きだし
とか書いてたら思い出したけどブラウンもミステリー作家だ
SF書くのは大好きだったらしいけどミステリーも面白い
「発狂した宇宙」と「火星人ゴーホーム」があるから、
ブラウンはSF作家じゃないのかなあ

あ、どっちの作品も面白いってのには同意
清水義範はお師匠さんが半村良だしね。
パソコンの理解度は下手なSFプローパより遥かにまともだよ。
清水義範は弟とタッグ組んでパソコン雑誌で連載してたっけ。

ソノラマやハルキ文庫から出てる初期の著作は
SFとファンタジーがメインだし。
「宇宙史シリーズ」なんて書いてたんだよなぁ
フレドリック・ブラウンは楽しみながらSF書いてたんだよ
でも仕事(お金や地位)ではミステリーの方がメインだったみたい
昔のアメリカではSFの地位低かったからSF作家なんていったら
馬鹿にされたんじゃないの?
ちなみに「パリの恋人」って映画で頭の悪いトップ・モデルが読んでいた
本が宇宙戦争(だったっけ)なんだよね
今は普通の本よりSFの方がよっぽど難しかったりするのにね
>>182
>今は普通の本よりSFの方がよっぽど難しかったりするのにね
物理とかの専門知識を味付けに使ってるから確かに難しくはあるが・・・
ちょっと同意しかねるな。
清水氏はかつてはSFA誌の常連作家で、SFMにもたまに書いてるが……
でもニーブンとかイーガンとか難しくない?
ボネガットとかも違った意味で難しいし
ホントに科学や本が好きでないと取り組めない作品って
多いと思うんだけどどうかな?
>185
それは、オイラが
数学の本とか鉄道の本に手が伸びないのと
同じ意味なのか?茶道の本なんか難しいぞ。
>>186
そうそうそういう感じ
父親が読んでる釣りの本なんかすっごく難しい
つまり専門知識がないと読みにくいってこと
もちろんSFで科学の専門知識がなくても読める作品もたくさんあるけどね
あとカルヴィーノみたいな風変わりな作品も読者を選ぶと思うんだ
でもそれはあくまでも自分の考えだから人に押しつけるつもりはないよ
カルヴィーノ厨キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
189名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/23 16:56:58
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190名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/31 17:30:03
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191名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/19 19:46:18
uge
佐藤春夫「のんしゃらん記録」おもろいぞ。
ハスキル人ってどうでつか?
ドナルド・E・ウェストレイクの小説は大好きなんだけど、短編集「ウェストレイクの犯罪学講座」に入ってたSF風の短編だけはつまんなかったなあ。
才人ウェストレイクも、SFはダメなのかと思った。
三島由紀夫の『美しい星』は既出?
かなり、文体に氣を使い美しく仕上げてある
のだが、本人は封印したかった模様。