語るべきはゲド戦記

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1テレリン
ゲド戦記のようなものを期待してハリーポッターをみたのだが、
闇がなかった、とりあえず歪んだ成長をしそうだがハリーは

外伝もでたし、5部も出たっぽいし、指輪も公開直前だからかたりませんか?
あと、4部についても
指輪やゲドはあまりにも古典すぎて、語る気しないな。
3名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/11 03:45
岩波よ、「こわれた腕輪」「さいはての島へ」を同時代文庫で出せ。
「影との戦い」から何年放置するつもりなんだ。
4部については…俺としてはパス。
正直、出した意味がわからん。5部とあわせて読めば判るのかな?
4名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/11 03:55
4部、いいじゃん。
なんか、ようやく鞘に収まったって感じで(下世話な意味でなく)。
個人的には、ドラゴンに乗ることの辛さの描写がよかった。
裸馬ならぬ、裸竜にはのれんな。
同時代文庫は絶対出ないらしいです。
6名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/12 19:37
>>4
おばはんになったテナーたんなんかみたくにゃい
62 :無責任な名無しさん :01/11/18 00:49 ID:doqdaWjA
掲示板の運営者のすることは管理することなんだから、全部に
目を通せないなら運営すべきじゃない。また削除依頼を公開する
必要もないしなかなか削除しない理由もない。
つまり確信犯で不法行為に荷担しようとしてるとしか思えない。
金儲けはする気はないといっていたが、だったらやっぱり
彼は子供というか、人が困るのが好きなのかもしれない。

63 :無責任な名無しさん :01/11/18 07:00 ID:VZdC2q47
>人が困るのが好きなのかもしれない

俺にもそういう人間にしか見えないよ
違法性の程度は違うが
放火犯のような愉快犯と同じような
気味悪さを感じる

64 :無責任な名無しさん :01/11/18 12:59 ID:OxVkCF27
>>62,63
同意。
知人の警官もひろゆきを気味悪い程の女性気質と評していた。
ガキの頃のひろゆきを想うと、面と向かって喧嘩は出来ないが、上履きを隠したり
して喜んでたタイプだと思う。
どうでもいいけど、ひろゆきの笑った黒目がちな焦点のない目が守大介と似てるの
が妙に気になる。
????????
9名無しは無慈悲な夜の女王 :01/12/12 20:57
正直なとこ、ある意味リアルタイムで3部までよんでて
ある程度年をくってから4部を読むと、死にたくなるんだが....
ジェンダーの闘争と、世代交代かも知れんが.....ひどすぎ
>>9
4部はほとんど理解不能でした。
ル・グウィンに何が起きたんだろうか。
ゲド1・2・3が最高だったのはジェンダーが絡んでなくて
かなり正統派なジュブナイルだったからだと思う。
>>9
あれは読むとショックがあるね。
ていうかフェミニズムのパンフレット読まされた感じ・・・
何故ゲドであれをしなければならなかったのか?
別に独立した小説として発表すればよかったのに、
ある意味詐欺!
12名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/12 23:13
アチュアンの巫女テヌーがおばさんというか、割腹のいいかーちゃんになった時点で
私の少年時代は終わりをつげました(笑
13名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/12 23:18
晩年が悲惨だったヒーローNo.1に推したい>ゲド
14名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/12 23:18
少年時代に1〜3部を読んだ者が、大人になってから4部を読むことに
意義があると思うんだけどね。
 というか、外伝の短編集とか5部とかは、岩波は出してくれるんだろうか。
15名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/12 23:28
っていうか、4部は子供向けの本ではないのに、文庫本がでてないのだが....
まあ、王子とかテハヌの存在は世代交代でいいと思うのだが
テヌーとかゲドとかの扱いが、全体的にひどいんだが....
とくにラストはひどすぎ
16名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/13 00:18
「〜の為の小説」として見えちゃうのが4部の弱さだね。
小説の持つ深度にバイアスがかかってしまうというか。

ところでゲド戦記というネーミングなんか引っかかりませんか?
雄大な歴私小説のようなものを連想しちゃうのだけど。
1716:01/12/13 00:21
歴私>歴史
外道戦記?
19名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/13 01:34
ル・グィン自身が第四部について語る。

>雑誌「へるめす」第45号 岩波書店 1993.9.8
>隔月刊の評論誌で、ル・グィンの講演録「「ゲド戦記」を "生きなおす"」、
>アオりはこんな。
>"ついに「ゲド戦記」完結! その壮大なファンタジーの世界で起こった、
> 大きな変動。空白の一八年間を埋める、作者自身による発言。"
20名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/13 16:30
>>16
原題は「EarthSea」だったかな。
21名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/13 20:49
う〜ん、私は年行ってからまとめて1〜4を読んだから、とても面白かったです、4巻。
22名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/13 21:09
私は一応いい大人だけど4巻はやっぱりだめだ。
せめてテナーぐらいの年になるまで保留。
すでに3巻の時点で年取ったゲドが嫌だったんだけど。
魔力が枯渇するし。
>15
メス犬ワンワンなテナーが悲。
23名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/13 21:14
ライトノベル版のスレッド貼っておきますね。

至宝『ゲド戦記』
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/magazin/960912957/l50
とりあえず、2巻のかわいいテナーの印象が残っていたので
4巻はショックだった。よりによってテナーをおばはんにしなくても。
25名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/13 21:46
>>22
おれは結構トラウマっぽいぞ
いろんな意味で枯れたら4巻読もうと...
2721:01/12/13 21:55
じゃあ私は枯れてるのかしら(苦笑)
うん、枯れたら4巻が心に沁みるよ、きっと>26
28テレリン:01/12/13 22:05
5部はすごすぎます、キーワードは若き王、ヒーロー、賢人、魔法使い、龍
29名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/13 22:18
もれの場合、3巻が一番印象薄かった。4巻は全く問題なし。
つまんなかった人は中年の登場人物に、感情移入できなかっただけでは?
もれは彼らとともに年をとれたのは、幸運だった。

そりからフェミニズムってそう簡単に否定できない思想だと思うぞ。
板違いだが、フェミニズム文学いいのがあれば教えてくれい。
30名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/13 22:21
>>28
5部読んだの?
Amazonのブックレヴューじゃ評判よかったけど
面白い?
>29
とりあえず、小谷真理の「女性状無意識」を一冊読んでみる。
するとあら不思議、今まで読んだあの作品やこの作品が
フェムSFにみえてくる!かも
32名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/15 11:42
アーキペラゴってどこがモデルなんだろ。
東南アジア?
33名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/15 20:23
4巻、読まなきゃ良かったって思った…。
ゲドがヨダレ垂らして地面に這いつくばってるとこなんて見たくない。
皆のために魔力使い果たして、年取って、挙句があれか。
加齢による威厳とか、何もなくて、ただただみじめ。

如何に素晴らしい思想のためでも、プロパガンタ風の小説って
つまらない。自分にとっては。
3433修正:01/12/15 20:46
↑プロパガンダ、ね。失礼しました。
35猫電波:01/12/15 23:32
四巻はそれほど楽しめなかった口だけど、一巻からプロパガンタ的じゃなかったっけ?ゲド戦記って。

>>31
29氏が聞きたいのは「フェミニズム文学」に分類されるメインストリームじゃないの?
一般書籍板に駄スレがあるから、使ってみたら
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/books/1007461337/l50
36名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/16 01:01
歳とって、威厳バリバリで、大賢者の椅子に納まっている方が、
よっぽどプロパガンダ的じゃない?
4巻を嫌いな人は、3巻に出てきた若王様の初期の視点を持つもの。
4巻を好きな人は、若王様の後期の視点を持つ者ということかな?
ゲドにヒーロー性を求めるのは愚行だ。
>35
見てきたけどホントに駄スレだね。彼らにきいても無駄って感じ。
そもそも文学の話してないじゃん。
38名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/16 04:14
>>36
別に愚行だとは思わない。そういう共有しえない断定は
読みを狭めるだけじゃないかな・・・
39名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/16 05:49
>38
禿同。
でも、レバンネンはたしかにヒーロー・ゲドが好きだったよね。
40名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/17 00:54
子供の頃に3部作を読んで、ゲドにヒーロー性を求めてしまう人の気持ちも分かる。
けど、英雄ではなくただの「人間」としてのアイデンティティを回復していく
ゲドの姿が、私は嬉しかったのよ。
>>40
でも4部ってアイデンティティを失っていると思われ。
42名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/17 02:53
(まず最初に4巻までのネタバレを含んでいる事をお断りしておきます)

私は1巻だけ高校生くらいの時に読んで、つい最近1-4巻を通しで読み終わりました。
私的には、「ゲド戦記」という放題は物語の主旨からずれている印象を受けますね。
確かに分類的にはファンタジーという枠に入るのでしょうが、この作者は物語を通し
て語っているのは華々しい魔法と剣の物語では「ちっともない」と思います。1巻か
ら均衡とか真の名とか影とか、大冒険劇というような呼称は完全に当てはまらない
でしょう。物語全体を通して、船に乗ってたりじっと押し黙ったりしてる場面の何と
多い事か。2巻なんて中盤でやっとゲドが出てきますし。4巻もゲドの出番はあまり
無い。「戦記」というには作者の主旨は別の方向を向いていると思います。

私は4巻を楽しめた方です。
世界に平和と秩序(王)をもたらした代わりに魔法の力を全て失った主人公のその後
の物語。普通のファンタジー物語では冒険を終えた主人公達が帰郷した後の話はあえ
て書こうとしない。全ての力を失った衝撃を受けとめつつ普通の人間として生きてい
こうとする姿は、良かったです。確かにいわゆるファンタジーものっぽくは無いですが。
ゲドとテナーも、ゲドが魔法の力を完全に失わない限りは結ばれる事が無かったし。

しかし5部が出ている事は今日ここを見つけて初めて知りました…。
(ハードカバーの4冊セットになっているのを買ったので4部で終わりかと思ってた)
43名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/17 23:10
そういえば、ゲドが魔法を失って初めて女を知ったっていうのは、
巫女が往々にして、処女を失うとその力も失うって話のパターンへの
アンチテーゼみたいなもん?
44名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/18 00:17
確かに、3部.4部を王子(王)とテハヌの話と考えれば
けっこうすんなり読めるかもしれない、まあ3部はゲドの話でもあるけど
4部に関しては世代交代ということを受け止められる人には読めるかもしれないけど
まだ、受けとめられない人にはむりっぽいなー
あと4部はテハヌの容貌、とかがいたいたしいのでつらい
確かにゲドの顔の傷と比べれば云々もあるし...
フェミニズムとジェンダーの闘争がメインなんだよねー
とりあえず、5部はゲドが賢者として出てくるので、すんなりよめそうだ
45猫電波:01/12/18 12:46
四巻楽しめなかったのは、子供の頃に四冊纏め読みしたからだったのかなァ。
>>37
いや、スレのレベルと書きこんでいる人間のそれとはイコールではないでしょ。
一が阿呆だっただけでは?
新スレ立てるのもここで語るのも憚られるし
46名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/18 12:57
大人になってから読んだからかもしれないが、自分は4巻がわりと好き。
ル・グィンらしさという意味では4巻が一番しっくりくる。
47名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/18 15:32
>>44
セックスの快楽は、神と(霊的に)交わる快楽の上を行くのです。
ゆえに、愛(や性交)を知ってしまった者は、神に仕える資格をなくすのです。
しかし、何故見え見えの自作自演を繰り広げてまで
4巻を素晴らしい作品だと皆に「思いこませ」たいのだろうか?
人それぞれでいいと思うのだが・・・
>48
その発言も何だかなあ、と思うのだけど。

まあ俺はまだ四巻を読んだ事がないのでどうとも言えないが。
50名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/19 00:54
>>49
とりあえず、3部のような話は期待しない
冒頭は愚痴とかいろいろ
5143:01/12/19 10:35
あーなるほど。
>47
強調はしてないってだけで、男の聖職者もそうなのかな?
4部つまらんよ。
どうやれば弁護できるのかわからない。
ゲド戦記でやらなくてもいい(やるべきでない)話だった。
作者の意図がよく読めない。作者の後書きがあったら
よんでみたいな。
53名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/19 23:45
>>51
旧教(カソリック)だとそうです。
衆道もだめでしょうね。女淫はしなくても、快楽に溺れているのは確かだから。
詭弁は悪魔の教えとか。
54名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/20 00:17
>52
同意。
ル・グインのフェミニズム論が出すぎ。
ゲド戦記という世界観の中で括る必要はなかったのでは。
だからこそル・グインらしいとも言えるのかも知れないが。

個人的にはゲド戦記は本好きにしてくれた
本の一つなので許す。(^o^)
小学校の図書館で何回も借りたなー。。。
でも図書カード見たら借りてるの俺だけ。(w
>>51
多くの聖職者が資格を失っているのは本当だがな。修道女が
神父にレイプされて妊娠したって話なんてニュースにならんほど
良くある話だし
56名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/22 00:07
>55
神無き時代とはよく言ったものだ……。
でも、性交に快楽を感じなかった(だろう)レイプなら、資格は維持できるね。
むしろ、より神を求める方向に動けば、理想的な使徒となるだろうて。
57名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/22 04:12
4部に関しては作品自体は置いておくとしてみる。
ただ、ル・グウィンが後に書いたエッセイが余計だった。
あれを読んじゃうと作品に対する姿勢が偏ったものになりかねない。
『闇の言葉』に収録されていたと思うけど、
まだ4部を未読という人はエッセイを先に読まないように気をつけてくらはい。
58名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/22 13:03
>56
レイプそのものを禁じている宗教があるし、レイプされたら巫女はその地位を失う
ものだと思う。(一般的な概念として) まぁ性交が宗教(儀式)の根本に来てい
るようなのは別だろうけど特殊な例だと思う。
59名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/22 14:22
>>58
うん、しってますともさ。
わたしが例にあげたのは、キリスト教なんかで、レイプされた女性が
修道院に入る場合ですよ。
そうして入った女性が、神に受け入れてもらえない、というのはキリスト教の精神に反しているなと思ったので。
60名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/22 22:58
とりあえず、5部がでたことをしらなかったのでこのスレに感謝
4部は好き。魔力をなくしても竜王であるっていう点が長嶋茂雄ぽい
61名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/23 02:46
4部はゲドが「魔力をなくしても竜王であるっていう点」が生きてないと思う.
あれじゃ「みにくいアヒルの子」だよ,生まれが全て,という話にしか見えん.
6219:01/12/23 12:43
>>52
図書館に行くついでがあったら見てくださいな。
6352:01/12/23 13:00
>>53
お、ありがとー。気づかなかったよ。
64名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/24 00:44
キリスト教に関しては、性欲を持つことが禁止ではなく
禁欲つまり、神に対してすべての欲望を向けるべきであり
人間同士の行為で快楽を求めるなら、神様に発情してろということです
禁欲というのは、欲を禁ずるでなく、欲望の対象をすべて
何かに対して向けるということで、けっこう勘違いしてたりするんですよね
65名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/24 16:47
ユダヤ教から始まるこれらの宗教の原点には、創造の日に神が口にした、
『産めよ、増えよ、地に満てよ』
という言葉がありますからね。
66 :01/12/24 17:49
とにかく5巻を読め。英語わからなければ勉強しろ。

ルグインも結構な年だから、次はないかもしれないぞ。
厨房には解らないかもしれないけど、傑作を同時代的に
鑑賞できるというのは貴重なことだぞ。
67名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/29 00:54
とりあえず、闇の左手も語れ。
厨には無理か。
68名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/29 01:48
なんだか指輪は映画化で非常に盛り上がってきているようだが、
これを機に、ゲドも再び注目されんもんだろうか……。
いや、指輪もゲドも同じぐらい好きなんだけどな。
(ハリポタは、逆になぜあんなにも盛り上がるのかよくわからん)
>>67
正直言って闇の左手にはなんの感慨もない。
どうして名作扱いされてるのだろうか。
70名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/29 14:27
とりあえず、ハリーポッターには、1がいうとおり
闇がない、無自覚に力をつかう、
嫌われやくのがきはヒスイにまったくおよんでないし
つうか宮崎がアニメにしようとして断られてるしなー
まあ、それでもキツネリス(オタク)だしたのは評価できるが(笑
71名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/29 16:55
ハリーポッターが子供に受けるのは良く分るんだが、
大人にもああまで熱狂的に受け入れられる要因が想像付かん。
アレに感動できるとは、読書経験が足りなさすぎるんじゃないかと
ちょっと思ってみたり。
72名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/29 21:46
>71
激しく同意!
73名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/29 21:49
耳元でオタクが囁いていると書くと、
非常に複雑な気分になる(w
74名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/29 22:30
4巻はレディースコミックのおばはんの悩み相談室みたいで嫌だった。
なんでゲドをただのおばはんのテナーのレベルまで引きずり落としたんだろう。
またテナーが嫌なおばはんなんだよ。エコロとか子供を取り巻く環境がとか言って
市民運動やりだしそうなタイプ。旦那とうまくいってない女ってああなるんだよな。
同じ書くならテナーをゲドのレベルまで上げてやれば良かったのに。

それに力を失った「男」はああいう感じにはならないんじゃないの?
ル・グィンがフェミなのは別にどうでもいいんだけど、フェミの考え方であらまほしき
「男」ってああいうもんなのか?それとも男ってああいうもんだと思っているのか?
かつて力があり、実績を残し、尊厳を持つ「男」はたとえ力を無くしてもああならない
と思うんだけど。
ちょっと疑問なんだけど、四巻のゲドの姿を納得している、もしくはいいと思っている
男の読者っているのかな?ちなみに私は女。
75:01/12/29 23:17
>>74
1巻の力を持て余しぎみなゲドは別として、2・3巻のゲドを見る限り、別に力を渇望するわけでもなく、
必要なことを必要なだけ(他に適任がいないからやむなく)、こなしているように感じたのだが。
そういう見方をしていると、全ての責任から解放された人間(男)はああいうもんだと感じたが。

あと、単純に力を無くしたというが、ゲドの場合は力の中心を喪失したのだから、
我々魔法を持たない人間にとっては、あの喪失は視力や脚、去勢に近い衝撃だろうに。
ゲドが絶望のあまり自殺しないだけ、尋常ならざる精神力だと思うが。
ある意味、ゲドにとっては魔法はその程度、という考え方もできるけどね。
76名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/30 00:38
ゲド戦記はおそらく「勲」なんだけど、英雄伝というよりもより小説的な
レベルに近いと思っているのは私だけ?
なんというか、他のファンタジー作品と比べても、個人の内面がより濃く
描かれているような気がする。
それがだんだんと巻が下がるごとに顕著になっていったというか。。。
だから4巻なんて、ファンタジーとして捕らえるよりも、内面の変化を
描き出した小説として捕らえた方がいいんんじゃないのかな?

ところで5巻は、4巻に納得できない方達にとっては朗報の模様です。
かなり、昔のゲド風に戻っているとの噂。
でも、度の辺りを描いたのかな?
それとも主人公が代替わりしていかもね。
77名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/30 00:58
4巻と5巻の間をつなぐ短編も出てるよね。がいしゅつの話題かもだけど。
「ドラゴンフライ」(たしかハヤカワ文庫のファンタジーのアンソロジー所収)
女性として初めてローク島の魔法学院に入学した少女の話。
7876:01/12/30 01:24
あまりの間違いの多さにかなり憂鬱……

>捕らえた方がいいんんじゃ → 捕らえた方がいいんじゃ
>度の辺り → どの辺り
>代替わりしていかもね。 → 代替わりしているかもね。

逝って来ます。。。
79名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/30 01:42
不幸な。>69
80名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/30 01:49
闇の左手、普通に面白いと思うけど。
でもSF界の最高傑作とはさすがに思わないYO!
81名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/30 02:04
SF界の最高傑作じゃー無いな。
傑作だけど。
8242:01/12/30 02:58
>74
 42で書いてる通り、私は4巻あの描き方で良かったと思ってます。男ですが。
 テナーもイヤな女性とは思わないし、オジオンから魔法の手ほどきを受けようと
思えば受けられたけど、普通の女性として生きる事を選んだというのも納得できます。

>71
 感動とまではいかないけど、ハリポタはハリポタで面白いと思いますよ。人並み
くらいには本読んでる方だと思いますが。ゲドもある意味そうですが、魔法の力を
どんどん強くしていって主人公がバリバリ敵を倒していくような話では全然無く、
その逆をいっているファンタジーで人間描写とかが良いから大人にも受けているの
では無いかと思っています。ハリポタについての論議はまぁ別板で…。
8371:01/12/30 03:20
一応ハリポタ1巻は読んだ。
それで「?」と思いながらも、まだ面白さは感じた。
しかし2巻は半ばで挫折。
あの、登場人物達の俗っぽさが耐えられなくなった。
それで自分は結局ハリポタには向かないんだろうと思った。

なんといか、ハリポタがファンタジーである必要性をまったく感じられなかった。
そこが自分にとってはまずかったのだろう。
例えば、これがイギリスの、子供を集めた伝統ある、とある寄宿舎学校を舞台に
した、普通の物語ではいけなかったのだろうか?
で、そこの子供たちが主人公の出生に係わる事件に巻き込まれ、自分たちで解いて
行くような、少年探偵団まがいのミステリーではいけなかったのか?
というか、魔法を設定に用いた存在意義がまったく分らなかった。
魔法使いの世界でありながら、魔法はたんなるお飾りに過ぎないのでは?
他にも上げるといろいろ矛盾を感じる点があったが、とにかく、大人になってし
まったいまでは、こういう自分にとっての矛盾だらけの設定にはついて行けない
というのが本音。
ちなみに「長靴下のピッピ」や「ムーミン」等もそう言った意味では矛盾を感じるが、
あからさまな魔法の世界ではないで、これはこれで好きだったりする。

板違いとは知りつつの書き込み勘弁。
84名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/30 05:28
>なんといか、ハリポタがファンタジーである必要性をまったく感じられなかった。

またこれかよ(藁
「宇宙を舞台にした必要性が」
「SFである必要性が」
…定番ですな。
85名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/30 10:18
>>80=81
誰も闇の左手が最高傑作なんて言ってないつうの。
フェミニズム論から闇の左手を語れる奴はいないのか?
ちなみに、ゲドもファンタジーの最高傑作じゅないだろ。
>>85
いまどきフェミなんて。
87名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/30 11:07
>>84
でもそういう定義が無かったら
なにをもってジャンル分けするの?
・・単純に知りたいだけです
88名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/30 14:02
>85
できる奴いるよ。自分、SF批評とか読むの結構好き。
小谷の本も巽の本も笠井の本も永瀬の本も、全てではないけど
読んだ。
でもね、フェミニズムと聞いた途端、冷静でいられなくなる人達
(これは男女共、性別は関係ないみたいだね)のトンチンカンな
突っ込みとか、それに対する直球な男性批判なんかを見るのが辛
いから、話題が振れない。
本当は語りたい。闇の左手の801的側面とか、スレ違いだけど、
ティプトリーはどんな気分で男性名を使ってたんだろうとか、
両者のSFへの関わり方の違いとか、本当は、語りたいんだよー!
8986:01/12/30 15:34
>フェミニズムと聞いた途端、冷静でいられなくなる人達
>(これは男女共、性別は関係ないみたいだね)のトンチンカンな
>突っ込みとか、それに対する直球な男性批判なんかを見るのが辛
私のことだな。ごめんな
90名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/30 16:14
いまふと浮かんだ。

もしかして萩尾望都の「マージナル」って
「闇の左手」を意識して描いたものだったり?

いや、でも違うだろうなぁ。
萩尾望都の場合は、ジェンダーの問題よりも
801的側面(嗜好?)が強すぎる気がしてきた。
>>84
ジャンル小説では、人物描写/人間関係の描写の比率が高くなると、
必ず>>83みたいな物言いをされます。SFでもミステリでも。
ジャンル小説ファンの悪癖なので気にしないように。
9287:01/12/30 17:03
あの〜
なぜジャンル分けを悪癖と言われるのかわからないんですが?
むしろジャンル分けされて教えてもらったほうが
読むほうとしては目安になるのでベンリと思ってますけど?
できればファンタジーもいろいろ分けてもらったほうが
ハズレ(というか間違い)を掴まなくって嬉しい・・・・

と、単純に思っただけなんです
ジャンル分け

ハリーポッター→少年ジャンプ

ゲド戦記→アフタヌーン

闇の左手→June             う〜、こんな感じ?
94名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/30 22:32
ゲドと闇は分るが、ポッタはどちらかというとコロコロコミックかと。
95名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/31 23:36
ジャンル分けしたいという意図は理解できますが、ハリポタをジャンプとかコロコ
ロとか、ゲドをアフタヌーンとかいう例え方は適切でないし誤解を招く恐れの方が
あるかと…。
96名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/01 01:11
 ジャンル分けが悪癖なのは、読んだ事を前提とする
人々の間ではそれが内輪の言葉遊びにすぎないからです。
作品を読み捕らえることができたならば、
作品そのものを総体として受け取るべき。
単純化は無用ですよ。
どうせ一語に集約するなんてできないんですから。
97名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/01 10:02
でもなぁ〜
「これも素晴らしいファンタジーだから、ぜひ読んでみて!」て
紹介されたのが、不死身だったりすると相当鬱だし……
確かにファンタジーかもしれないけど、ファンタジーにもいろいろあるんじゃいっ!!
って叫びたくなるし。
指輪とハリーポッターも、読者の年齢対象は明らかに違うと思うけどそこらへんはどうなの?
年齢対象で分けるのもジャンル分け?
てゆーか、ここでジャンル分けの弊害って叫んでる人は一体なんでそんなこと喚くの?
98名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/01 13:50
自分にとってのジャンル分け。
好きなのと嫌いなのと、どうでもいいのと。
>98
わはは
そりゃもっともだね(w
100名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/01 16:49
>>98,99
禿同!
とりあえず各々のジャンル分けがあるって事で
101名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/02 01:31
ハリーポッターはブームに乗って映画になった!
「指輪物語」も満を持して映画になった!(激しく嬉しい!!)

ゲド戦記の映画化の話は無いのか?
(こうなったらファンタジーブーム便乗でもいいよ・・・)
>>101 指輪に比べて、ゲドは特に映像化したものを見てみたいとは特に思わない。
いや、無論、映画化なんかしたら見に行くだろうけど・・・。
 むしろ「アルクトゥルスへの旅」が映像化なんていうほうが興味がある。
103名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/03 23:25
>>101
ルグウィン女史が、首をたてにふらんのです
死後をまちましょう
104名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/03 23:28
私はゲドの映画を見たいに一票!
(指輪はもちろん見に行きます)
105名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/06 01:16
この名作のスレが埋もれてしまうなんて耐えられない!

というわけでゲド挙げ〜!
106阿佐ヶ谷北:02/01/06 02:44
宮崎駿ちぇんちぇいが、「ゲド戦記」愛読したと
前に対談でいってたぞ!
10790<:02/01/06 02:53
望都様はすごい読書家なので、たぶん絶対読んでいるのではないかと。
108名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/06 02:59
つうかファンタジーやらなんやら書き物してる
人間でゲド読んでなかったら恥でしょ。
109107:02/01/06 03:02
108<それは言える!
110名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/06 03:24
>>106
女史にオファーしたらしいよ、ナウシカを作る前に
ナウシカを作るか、ゲドをつくるかと考えてたらしい
もちろん、返事は不可だったけど
111名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/06 05:26
竹宮恵子センセのファンタジーにも「ゲド」の名前は出てきますよん。
(ホ○とは関係のない部分でね)
112名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/06 11:55
激しく関係ないが、64のゼルダの水の神殿で、
明らかにゲド1作の水辺のシーンを元にしたと思われる
場面がある。
113名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/06 17:17
けっこう日本のゲームの中にはゲドの影響を受けたものも多そうだね。
114名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/06 17:48
>>112
同じくはげしく関係ないが、ディスクシステムの
リンクの冒険の落ちは、まんまゲド1作目の落ちと同じ。
115名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/07 00:42
ユリイカの宮崎駿特集で「千と千尋にはゲド戦記などのファンタジー小説の
影響が見られる」(うろ覚え)という記述があったはず・・・。
116名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/07 00:50
え?そうなの?
こじつければ「もののけ」にはそれっぽい雰囲気もあったような
気もするが、「千と千尋」はどの辺がゲドなのか、さっぱり分らん
名前による支配?
118名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/08 16:43
真の名 True name (日本では忌名 イミナ)は、世界中の神話の多くに見られます。
これを指しているのなら、ユリイカにはがっかりです。
119名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/08 22:24
真の名だったら、ケルトにもあった風習だよね。
ケルトは英米ファンタジーの基礎のようなものだから、その辺りに驚きは感じない。

個人的には「もののけ」の自分の不注意から、死に至る呪いを受けてしまい、その
為に村を追われ、自分で解決の道を見つけなければならなかった主人公アシタカが
ゲドの、影を求める旅に共通点を感じた程度です。
120名無しは無慈悲な夜の女玉:02/01/08 22:33
宮崎駿の「カリオストロの城」や「未来少年コナン」で主人公が地下の迷路をさまよう
のは「こわれた腕環」の影響じゃないかと思う。
すごく違う気がするぞ120よ
122名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/08 22:50
2chの名無しさんがコテハンたたきをしてるのを見ると、
『真の名を無闇に告げてはならない〜云々』というのが
良く分かります。
123名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/12 15:43
岩波書店以外からは出版されてないのでしょうか?
124名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/12 16:30
>>123
恐らくされません。
125名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/12 17:21
ハードカバーでもないのになんで2000円もするの?
装丁、装画もひどいものだし。
手元においときたいけど、今でてるやつは棚に並べたくない。
すいません。どうしてもこわれた腕環だけ楽しめないのですが
これは俺にいかなる種類の感性が欠けてるからでしょうか?
127名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/12 21:50
126には萌えが欠けてる。
>>125
岩波の装丁は今も昔も最低。あきらめよ。
>>126
君に足りないのは、テナーたん、(;´Д`)ハァハァ
129 :02/01/12 23:06
正直一巻と比べるとそれ以降の出来はかなり落ちると思う。
自分の評価では
 影との戦い >>> こわれた腕環 >>>さいはての島へ >>>>>>>>>>>>>>>>帰還
ってな感じかな。
130名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/12 23:09
>>129
帰還は二次創作というかエピローグみたいなものなんだから勘弁してくれよ。
131名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/12 23:13
一巻が好評だから続編書いたの?
132名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/15 12:27
ごめん、私は2巻萌えです。

ゲド戦記って、ゲドにヒーロー性を求めるとつまらなく感じると思うんですが。
ゲドが主人公というよりも、ゲドの登場するアースシー物語と考えたほうがいいんじゃないですか。
つまり2巻の主人公はテナーということで。
(でも、あの女の子の心情の揺れは女性の方が共感しやすいのかもね)
133名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/15 17:58
>>132
いや、邦題が「ゲド戦記」であって
現題はまんまそれだよ
134名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/15 21:42
「ゲド戦記」はミスタイトルだと思う。
ゲドが主人公の話だと思うから、最初の方が良かった…と一層思ってしまうのでは。

私は
こわれた腕環≧影との戦い>>さいはての島へ

>132
でもテナーは女のファンにより嫌われてるような気がする…
135132:02/01/15 23:29
>>134
私も女なんですが・・・

>でもテナーは女のファンにより嫌われてるような気がする…
え?そうなんですか??
私の周囲の女性でテナーがダメ!という人を見たことがなかったので
それは知りませんでした。
ただ、ノコギリソウの方が好き、という人はいましたけど。
136名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/16 00:44
私も女だけど、「こわれた腕輪」のテナーは好き。
「帰還」では、海千山千のオバサンになってしまっていて、かなりガッカリした。
2巻はちょっと少女小説入ってるように思うから、男性陣にはなじみにくいのかな?

扱っているテーマも1巻より身近に感じられるし、
私は「こわれた腕輪」がいちばん好きだ。
137名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/16 09:52
手菜な年食ってから嫌われていると
思われ。萌えんからか。
138 :02/01/16 22:06
>135
某ゲドサイトの嫌いなキャラにはテナーが2番目に入ってるのです。
人気投票というのは女の方が好きそうな気がするので。
「帰還」込みの印象なのは間違いないでしょう。
そうかー。私は消防のときに読んだけど、珍しくオンナにも嫌われないキャラクターだと
思いました。<テナー
そのころはル・グィンに入れあげていたので、なんでも受け入れられたのでしょうか。
私的には『影との戦い』が一番好きです。
なんだろう……。人間の根元的な問題だからかな。
モチーフ的には過去の神話・物語に何度も出てくるものですが、私には新鮮に感じました。
『こわれた腕輪』は、テナーが気になりつつも、「次代への継承者」となったゲドを
ついつい追ってしまいました。
先日帰省したんですけど、ゲド3冊を持って帰ってきましたよ。
このスレ読んでもう一度読みたくなったので。
140名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/20 00:27
語れ
141名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/20 14:39
>>101
映画化かあ。もし映像化するならやっぱり1巻だろうなあ。
なんか久々に読みたくなってきたので本屋にでも行くか。
142名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/20 19:47
図書館で、ついに噂の4巻を借りてきました!
今からさっそく読んでみたいと思います。
(ちなみに前3巻はいまから10年以上も前に読みました)
143名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/20 21:09
このスレで知って、四巻読みました。
「こわれた腕輪」のテナー好きですが、「帰還」のテナーも別物としてよかったです。
内容は、重いの一言。
3巻までの観念的な重さじゃなくて、リアルに重くて参りました。
<死んだ夫や息子の男性性の書きかたとか、暴力の恐怖の書きかた
なんか結婚とかしたくなくなる。
144名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/21 02:50
俺は自分が男だから、
あえてファミ二ズム論者っぽく振る舞ってるけど、
やっぱり、女がファミニズム振り回すのは、
どう贔屓目に見ても痛いよね。

男が男尊女卑論振りかざすのに比べれば、まだましだけど。

4巻はプロットそのままで、男が書いてたら、
結構良い作品になってたんじゃないかな。
ゲームだけど
スーファミのザ・ラストバトルっていうドマイナーなRPGは

真の名と名付けの儀式
それを行う老魔導師
攻め込まれ壊滅する村

…等、冒頭部分が正に影との戦いそのまんま。

それ以外あんま覚えてないけど、
確かラスボスは氷の魔女だった気が。
こっちはナルニア?
146名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/21 10:30
指輪がRPGに与えた影響は有名だけれど
なにげにゲドも影響を与えているのかな?
147名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/21 12:46
原文より、日本語の方がよかった…
148名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/21 18:38
>>144
イタいのは君。
>>144
ファミニズムってなんか教えてくれ。
フェミニズムなら知ってるんだが。
>>149
ごめん打ち間違い。
でも、2カ所ともなってるね。
面白いな。
四巻読んだの大分前だから、どのあたりがそんなにフェミニズムだっただろ〜、と
思ってたんですが、あちこちのゲドスレ読んでやっと思い出した。

あの内容で「フェミニズムを振りかざされると引いてしまう」と言われてしまうのですか…
私は30代前半の女ですが、別に唐突な流れだとは全く思いませんでした。
とても普遍的なエピソードだったと思います。
(それをアースシーの物語として語るべきか否かが問題なのでしょうけれど)

けれどもファンタジーは現実「逃避」の道具ではなく、いかにより良く現実に
「対処」していくかを寓話として提示する一面も持っているはずです。
だからこそ、ル=グウィンは「帰還」を書いたのだと思いました。
>>151
いや、むしろみんなは、
あの現実の問題を高次元なレベルで寓話化する事で知られる彼女が
あんな、ヒネリのない文章で書いてきた事に驚いたのでは?
153152:02/01/22 23:42
ただ、アレで本当に最後なら
みんなもなんとなく許してくれたと思うけど
結局、つづき書いてるってのが微妙なところだよな。

蛇に尻尾だけでは飽きたらず、羽まで生やそうというのか?
154153:02/01/22 23:43
×尻尾
○足

カコワルイ
155151:02/01/23 00:47
>>152
なるほど。間抜けな発言でしたね、失礼致しました〜

>ただ、アレで本当に最後なら
>みんなもなんとなく許してくれたと思うけど
>結局、つづき書いてるってのが微妙なところだよな。

そうでしょうか?
続きがある、という話が出る前から四巻に対しては非難轟々だったような
気がしますが…

お言葉を借りるなら、私としては、どうせ足つけちゃったんだから
羽でもなんでもつけてみてよ、ってところです。
156名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/23 23:29
最後には角とか髭もはやしましょうか(笑
157名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/23 23:52
>>151
とても共感です。
私も30代前半の女でゲドファンですが、「帰還」は一個の小説としてとても
よくできた作品だと思います。
ただ、ファンタジーという枠中で書いてしまったことが、大きな反感を呼ん
でしまったんでしょうね。

ところで今度の5巻は、4巻の続き、という位置づけなんですか?
まだ未読なので分りませんが、噂で「以前のゲドに戻った」とも聞いている
ので、3巻以前のまだ語られていないゲドの勲の1つではないかと想像して
います。今からとても楽しみ!
158名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/24 00:26
ル・グィンにとって、4作目は蛇足でもなんでもなく、盲目のインド人と象の関係かもしれませんよ。
誰か直接聞くなり意見してみればいいのに。
特に強力な意見を持ってる人は。
159名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/24 00:33
------------------------ここまで読んだ-----------------

今、風邪引き気味で打ち込んでいますので間違いがあったらスマソ。

小学生の時、「影との戦い」を読み、そのまま大人になって「帰還」を読んだものです。
子供の頃のインパクトといったらそりゃもう、すごいもので、どうしても続きが読みたくて
探して無くてナルニアやヘンデ、そんでベルヌに出会うことでSFの面白さを教わった気
がしていました。
その後、大人になり、ル=グウィンという作家そのものに興味があって、「闇の左手」など
も読みました。
ル=グウィンという作家が大変な目的意識と一つのスケッチを中心に書かれる作家である
のはゲド戦記でもなんか感じていましたから、2〜3巻を飛ばして、ひとつの作品としての
「帰還」はすごく面白かったと感じています。
確かに、ゼラズニーやムアコックのような英雄譚と比較すれば、「影との戦い」はその向きだし
「帰還」はダメダメだと感じます。でも、物語は英雄譚だけではないはずで、その意味では
自分的にはとても好感すら持ちました。
なぜなら、手法がとてもSFだから。言葉の秘密や闇と光の力学、魔法と代償の延長線上に
ハイタカはいたし、テナーも別格ではなかった事にほっとして、
結果、それなりにしあわせで終りそうだからまた、ほっとしました。
そんなふうに物語を色んな意味で考える、これがたった一つの冴えたやり方では?
160名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/25 00:19
感情移入の度合いで評価が分かれるように感じた。
アース・シーの物語を楽しみ、ハイタカやテナーを物語の登場人物として捉えるものには4作目は辛く、
現実の友人のように捉えるものには良作となるようだ。
友人の幸福を自身の幸福と捉えることができるか否かが鍵か?
私は2人の背中をたたいて祝福してやりたい気持ちでいっぱいだった。
161名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/25 01:51
「帰還」について
何となくですが、ゲドに「ヒロイックファンタジー」のような、主人公とし
ての英雄性やテナーに「大巫女」としての神秘性…つまり常人とかけ離れた
ようなイメージを求める人にとってはこの作品は辛い内容だったにでは?

私は逆に「大賢人」と崇められることで孤立していた1人の男の内面を初めっ
て知ったことに感動しましたが。
同様に、小さなころから「大巫女」であり「白き腕の女」としてやはり人に交
じれなかったテナーの孤独も充分理解できました。
こんな2人が自然に結ばれるのは当然と思いましたし、読み終えて幸福な気持
ちで一杯になりました。

ところで5巻のタイトルは『THE OTHER WIND』ということから、
さらに時代が下がって、テハヌーが主役になるのでしょうか?
そうなるとゲドとテナーの子供も出てきていそうですね。
なんか帰還って指輪の続編にサムの一生を書かれた気分になる。
蛇足に感じるんだよ。

163159:02/01/25 21:28
>>162
あ、それはある。
でも、「ホビット」ではキチンと書かれてたよ。
トールキンの場合、小説書き出したのが晩年だったから、
後日談とか書けなかったんでは。
ル=グウィンはバリバリの現役だし、なによりファンも出版社も
せっついてきたからしゃーないんじゃなかろか。
こんなわがままにも、キチンと答えを出したル=グウィンは

 ――     ―――         /
  |     ――――       /|
――――      /         |
164名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/25 21:45
>>162
言いたいことは分るがその対比はどうかとおもう。
指輪の続編として当てはめるなら「フロドのその後」だろう、どう考えても。
生きては変えれないと覚悟を決めていたほどの難事業を乗り越え、
なすべきことを成してしまったそれぞれの主人公。
フロドは、ついにこの現世での癒しを得ることはできず、ついに中つ国を後に
して、一種伝説と化してしまうが、ゲドは現世での癒しを得ることができた。
ただその過程が、既存のファンタジーらしくなく、あまりにも小説的過ぎて、
現実とは切り離したタイプのファンタジー好きには受け入れ憎いんだろうと思った。
165159:02/01/25 22:05
>>163
『工〒』になっちった。鬱だ・・・。関係ないからsage
166名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/25 22:23
『ユテイ』って読んじゃったよ!
エテイ・・・「エテコウみたい」って意味か?
友達に「あんた、エテイね。」とか言われたらどうしよう。下げ。
168名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/26 13:40
>164
ほぼ同意。比較や重ね合わせそのものに無理があるけど、あえて言うなら、その後
の風呂度の物語だけではなく、例えばガンダルフがあれだけ長い間生きてきて突然
魔法の力を全て失ってしまったとしたらというような設定(仮定)も重ねてあると
思う。
私は4部は好きで、主人公達に「オチ」がついた所なので、下手に5部で復活して欲
しくはないな。
169名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/26 15:34
5部にアレンはでてくるかねー
でると良いなー。イヤなガキだけど。
170名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/26 16:30
イヤなガキとはどういう意味で?
確かにあまりにも出来すぎた坊ちゃんだが。
171名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/26 16:58
出来すぎてるのが読んでた当時、鼻についた。
172名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/26 17:05
4巻のアレンは出来過ぎだと思うけど、3巻のアレンはヒヨッコでまだまだって感じで嫌じゃなかったよ。
多分、5巻ではあまり出てこないんじゃないかな。テルーを支える裏方に回りそう。
173名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/26 22:02
ゲドにでてくる中でアレンが一番嫌いです。2番めはテナー。
好きなのは……いないや。大好きな作品だが。
174名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/26 22:18
>>173
その好みだと、1巻以外はあまり好きじゃなそうだね(笑
つーか、1巻だけ好きって人もけっこういるみたいだしね。

で、肝心のゲドも好きじゃないの?
175名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/26 22:37
ゲドも好きじゃないなー。へたれ男嫌い。
テナーがきらいなのは「女は屈辱など慣れっこだ」ってあって
慣れっこじゃねーよって思ったんよ。
アレンは最高にうざい、行動力ないじゃん。接する人間ゲドふくめて
一度はぜったい見下してるしな。
一番好きなのは「こわれた腕輪」若いテナーは田島陽子臭がなくて平気でした。
176名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/26 22:55
>>175
若いんだね!(実年齢は知らんけど)
うん。その少女のような感性を一生失わずにいて下さい!!
177名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/26 23:27
>>176
ありがとうがんばります!!
うん。あなたが素敵な人間になること遠くから願ってます(w
178名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/26 23:29
ゲドは大物かと思ったらただ何にも考えてなかっただけみたいな感じの
落ちになった。自分の中では。

ゲドってなんか頼りないっていうか、あんまり頼り甲斐ない感じしない?
三巻読んでて、自分がアレンだったら不安だろうなって思ってた。
うまい言い方思いつかないんだけど、「父」とか、「指導者」とか、そう
いった強い大きな存在みたいな感じしないんだよな。放置してるっていうの?
責任感があまりない。なんか若いんだよ。これ本当にいい年した男なのか、
という。
目の前で死に掛けたら助けてはくれるんだろうけど、ぐらいの。

ちなみに俺はゲドは癒されたんじゃなくて人格崩壊しただけだと思うけど。
179名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/26 23:32
皮肉をやり過ごしてあげず、皮肉で返すあたりもう十分大人かな……
177は。
180名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/27 00:45
>>178(=173=175?)
すみません。
お話し読んでいて、なぜ、178さんがゲドをお好きなのかが分りません。
それほどイラつくような主人公の物語を読んでいて面白いところってあります?

ところで最後の一文は3巻のゲドのことですか?
それとも4巻の印象?
181名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/27 00:48
>>175>>178は別人やろ
182159:02/01/27 01:18
どでもいいかも知れんけど、チビッと聞いておくれよ、みんな。
「ゲド戦記」って翻訳、失敗だったかも、と。もともと「アースしー」だったし。
や!、訳者をけなすわけぢゃない!これ本当!逆に感謝してるくらいだし。

 ただ、感じた事がある。
 あれは「アースしー」世界の短編「名前の掟」を読んだ時のこと。

ゲドでてこない。っていうか、魔法使いも出てこない、竜と島と住民だけ。
でも、自分思ったよ。「あ、ゲド戦記だ!」ってね。
なんでかなーって思っとったけど、ここで読んでて気が付いた。
「アースしー」なんよね。結局。世界観への傾倒とかその背景、感覚、匂い、味。
でも、邦訳では「ゲド戦記」になってるからそう思ってしまう。
これ最強とおもわねぇ?
言葉の意味よりも、自分の伝えたい事や、その本来の意味のほうがハッキリ伝わるって?
まあ、俺が言いたいのは自分も2巻3巻読むからこのスレ読んで興味でたシト読んでね&herats;
183名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/27 03:34
みんなオジオン師匠の枯れきった魅力についても語れYO!
184名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/27 04:29
マジ
俺の人生の師匠は誰かと聞かれたらオジオン先生と答えるね。

「沈黙のオジオン」
俺もアレくらい自分をコントロールできる人間になりたい。
185名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/27 04:46
>>184
チョト目が覚めたよ。
こんな時間まで2chやってないで寝よう。
自分をまったくコントロールしてないよ折れ。
186名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/27 15:12
>>182
ほぼ同意。
ゲド戦記はもともとは日本人がつけたシリーズタイトル。
ルグィンはこのシリーズを「Earthsea」と称している。
つまり、この世界に生きる人々が統べて主人公になりうるということ。
2、4巻ではテナーが、3巻ではアレンが主人公だったように。

もう1つ、1〜3巻は「ゲドの武勲」がテーマ。(1巻は厳密には違うが)
「ゲドの武勲」は3巻で完璧に終わっている。
そういう意味では4巻は「ゲドの武勲」ではなく、ただの「Earthsea」のお話し。
それがゲド戦記と名付けてしまった日本では矛盾が生じたように感じられるのだ。
しかしルグィンの「Earthsea」シリーズとしてみればなんら問題ない。
その違いについてはゲドファンは認識すべきではないか?

ところでゲド戦記と名付けたのはたしか訳者ではなかったはず。
187名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/27 15:20
ということで興味にある方は「風の十二方位」を。
脱走の話もなかなか。
>161
そうなるとゲドとテナーの子供も出てきていそうですね。

そろそろ年齢的に無理なんじゃあ?
189名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/27 17:12
>188

161じゃないけど、
帰還で竜がテルハーをゲドに預けようと言ったときに、
「お前がいずれお前の子を私に預けるように」みたいなこと
言ってなかったっけ?
あれは、ゲドにも子供がいずれできるということなのかなーと
読んだんだけど・・・別のことの比喩なのかな。
190名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/27 17:13
>>189
たぶん
191189:02/01/27 17:28
てはぬーのまちがいでした・・・<てるはー
192名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/27 19:15
>>188
子供出来るんじゃないの?
だって、テナーって16才ぐらいでロークに渡ったと思うから、25年たったら
41〜42ぐらいじゃない?ゲドも60にはなっていないと思うし。
想像していたよりも2人とも若かったのでビックリした憶えが(笑)
テナー本人も「生理が早く来た」って言ってるし、大丈夫でしょ?
193名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/27 22:09
ゲドやテナーの年齢よりも、ル=グィン御大の方が気になるよ。
確か今年で73才…
いつまで持つのやら…
>>193
持つってソンナ・・・。
195159:02/01/28 02:22
ル=グィンの次の世代ってだれやろ?
ゲド戦記(ごめん、やっぱわかりやすいから使わして)ぐらいのオペラ書ける作家って、
今んとこ、だれやろ?知ってる?みんな?
196名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/28 17:16
なぜsage進行中?
197名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/29 00:00
正直、大学時代にゲドの洗礼受けて以来、
色々ファンタジー系読んでるけど、コレと言った作品はない…。

微妙に可能性を感じたのは「童話物語」かな。
198名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/29 00:09
自分も子供時代にゲドを読んだが大人になっても感動は褪せず……
すでに数えきれないほど何度も読み返してきた。
「指輪」も素晴らしいと思うが、哲学的な思想をより内包するゲドの方が
正直、自分にとっては上かと。
しかも「指輪」はゲドよりも先行作品。
今のところ古典ファンタジーを越えるものは見つからず……

ところで「童話物語」って作者はだれ?
199名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/29 01:22
>>198
向山貴彦著
一応ココが公式らしい↓
http://www.studioetcetera.com/staff/mobs/memorial/top.html
文章・構成他、色々ダメな部分も多いけど、なんか頑張ってる気がした。
成長の仕方によっては化けそう。
200198:02/01/29 02:12
おお39!

う〜む、日本人かぁ……
和製ファンタジーにはちと疑問を感じてしまう感性なんだが。
しかし、化ける要素アリか。
期待しよう!
201名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/30 12:22
>186

「ゲド戦記」の名づけ親・装丁家の田村義也氏は、元「世界」編集長。
そんで山本七平の親戚。
202名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/31 01:19
いつも本屋逝くと思うんだけど
なんでハリポタ祭のファンタジー平積みコーナーに
ゲドは置かれてないの?

やっぱ、出版社なんかとのカラミがあるの?
203名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/31 01:29
>>202
映画になっていないから、とか?
出版社の関係…岩波の児童書の扱いって今はどんな程度?

ゲドも映画になったら、ハリポタや指輪のように盛り上がれるのだろうか?
好きな人はけっこういそうなんだけどね。
やっぱり、最近の本屋の人ってあまり本読まないのかね?

ハリポタ効果で思いもよらず寄って来たイパーン人に
下手な作品買わせて飽きさせるのに比べれば
「ゲド」読ませて更に激しい児童文学読みに洗脳した方が
ビジネス的にも正解だと思うが…。
ハリポタで満足できるような連中に与えるのは
ローワンやレイチェルで十分とか言ってみるテスツ。
206END:02/01/31 20:58
>>183 失礼な!オジオン様は枯れきってなぞいませんでした。

彼の唯一の過ちはゲドをゴンドから旅立たせてしまった事です。
竜王にならずに桃の木を育てていた方がゲドは「人」の幸せを
享受できたろうに...
207名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/31 22:54
ハリポタ、指輪から来たにわかファンタジーブームで、図書館で借りられまくってます。
208名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/31 23:45
ハリポタみたいな現代風の軽めのファンタジーと、
ゲドのような古典的ファンタジーは区別されてるんじゃないの?
ナルニアも並んでないし。
指輪は映画化で並んでるけどね。

ハリポタ人気で出版されたとおぼしき本、いくつか読んでみたが、イマイチ…
業界は、2匹目のドジョウになればいいのであって、
新しい読み手を育てることなんて考えていないように思える。
209名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/31 23:47
>>206
でもゴントから出て行かなかったら、その後のゲドは生まれなかったわけだし。
生涯の伴侶となるテナーとも出会えなかった。
それ以前に、自分が「人」としての幸せを享受しているなんてことに気付きもしないだろ。
むしろ出してくれなかったオジオンその他を怨むこと間違いなし!
210名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/01 00:30
結局ブームが終わったらまた撃沈しそうだね、ファンタジーブームとやらは
結局日本人は踊られやすいの飽きやすいのったらありゃしないと
211名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/01 01:13
今日近所の本屋で

「ハリポタはゲーム感覚でライトに楽しめる傑作だけど、
 それ以外のファンタジー作品には
 ちゃんと『哲学的で深い』作品だってありますよ」

という、恐ろしく毒のこもった文と共に、
ゲド他数作品をあげた小さなPOPがコソーリと貼ってあったよ。
212名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/01 01:35
その本屋はエラーイイ!!
ぜひ今度、そこの本屋で俺の分まで本を買ってやってくれ!
213名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/01 01:48
ゲドも最近図書館で借りられまくってたり、ナルニアに果てはエルリックまで
全館貸し出しされてると。
改めてにわかファンタジーブーム到来だなぁと感じる。
214名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/01 01:50
立派な本屋さんだ〜!

でもね。パンピーは「哲学的で深い」作品を求めてるわけではないんじゃないかな。
だからこその、ハリポタブームなのでは。と思ってみたり。
215名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/01 02:00
ドリトルは図書館でだだあまりだよ!
ドリトル先生!
あの黒人の絵はいくら何でも非道いよ!
光は闇の中にあるものなれ
アルハたん…ハァハァ
レバンネンたん(;´Д`)ハァハァ…
219名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/01 13:32
今日図書館いったらホントにゲド戦記ほとんど借りられてたよ。
3巻だけ残ってた。ハリポタ効果?
220名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/01 14:28
私もさっき図書館から戻ってきたところ。
ゲド戦記、うちの地方図書館でもマジで借りられていた。
3巻だけ残っていたし。。。。
もしかして同じ図書館?!

ちなみに「指輪物語」がいつのまにか大人の方に移動されていたのが感慨深かった。
221名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/01 14:44
>>220
俺は相模原ですが、たぶん全国的に動いてるかと思われます。
ナルニアなんかも貸し出しが多くなってるので。
222名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/02 00:44
>>221
らら、違う地域でした。
でもそれならまさにゲド人気が再び高まっている現れかも!
そういえば、以前アマゾンでは熟れ筋で18位ぐらいにつけていたような。。。
5巻ももうすぐ訳されるでしょうし、見直されて欲しいシリーズですね。
223222:02/02/02 01:16
上の売れ筋は「こども」ジャンルの中でのお話し。

つまんない訂正なのでsage
224名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/02 13:46
五巻はいつ訳されるのよ?
225名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/03 20:57
ところで、とある短編集にゲド戦記の続編(?)が、掲載されてるって聞いたけど
ホント?
226ですな:02/02/03 22:40
アンソロジー『伝説は永遠に3』に
「ドラゴンフライ」という100ページ程度の短編が収められています。

時代的にはゲド戦記4巻と5巻の間ですが、
続編っていうよりアースシー物という感じ。

ル・グィンの短編集『TALES FROM EATHSEA』にも入っているので
こちらの翻訳を待つのが吉かも
227名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/03 23:35
>>225
早川SF文庫で出版されている方に短編載ってるよ。
大きめの本屋行けばあると思う。
228名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/03 23:48
「ドラゴンフライ」読んだ。
難しくって、よくわからんかったよ…
5巻も同じような感じだったら、こんなおバカな私にも
読めるかどうか、不安だよ…
229名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/04 00:27
「風の十二方位」にもなんかアースシーものが載ってたと思うが、
なんだったっけ?
230名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/04 00:41
>229
解放の呪文と名前の掟だと思われ。
で、今その確認のため文庫を探したんだが、名前の掟の竜の名前が
「ミスター・アンダーヒル」ダタヨ!!
これは指輪に引っ掛けてるんですか!? ル・グイン女史!!
どなたかご存じないですか?
231229:02/02/04 00:58
>>230
そだそだ。読んだのは15年ぐらい前のことだから、すっかり忘れていた。
どんな話だったのかも忘れてるな。久しぶりに納戸の文庫本の山をあさ
ってみることにしよう。
ありがとう。
短編は確かにどれも今ひとつな感が漂うね。
233名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/04 03:06
>>230
奇遇〜!
私も昨日読み返して「アンダーヒルって・・・!」って思った。
あの、土手の横穴の様なところにすんでいることといい、
小柄な男で、ちょっとがに股なところといい・・・
これは確信犯でしょう!!
どっちもゲドも指輪も大好きな私にとっては嬉しい発見☆
ライノベ板から流れつきました。
ビーンズ文庫という少女小説レーベルの新刊で
明らかにゲド戦記に影響受けてるなーという作品があったので
ちょっと書いちゃいます。
後藤文月「そして、世界が終わる物語」(角川ビーンズ文庫)
竜の目をのぞくなとか、内容からいうと描写はいきなりなんですけど
きっとこの作者ゲド好きなのねーという印象を受けましたので…
長編1作目の『辺境の惑星』は、「ワタシも“ベレンとルシアン”を書いてみたい」という
動機があったんじゃないかと邪推してみたり。
指輪の影響はあるだろう。
つーか、ファンタジーでまったく影響のない作品を見つけるほうが難しいよ。
しかし影響を受けてもそこから全く違う作品が生まれれば問題なしだろう?
237名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/04 15:15
影響といえばタニスリーの初期作品はゲドと指輪の影響もろ受けまくってるよね。
238某図書委員:02/02/04 18:26

http://natto.2ch.net/test/read.cgi/sf/1012761355/

ディック、ル・グィン ファン及び若者初心者のために
よろしくおねがいします。。

239235:02/02/04 18:57
よく考えたら長編1作目は「ロカノンの世界」で「辺境の惑星」は
その次だったような気が……
240END:02/02/05 04:54
「折れた魔剣」byポール・アンダーソンのように発表が指輪の
前なのに指輪の影響を受けていると誤解される作品もあります
ね。
241名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/05 10:34
>>239
ロカノンが最初だね。

>>240
指輪の影響を語るに当たって指輪以前の作品をあげても意味ないよ。
それ以前にここは指輪スレじゃないってことを忘れてる?
242名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/05 11:01
ファンタジー=所詮は優等生の妄想
所詮、指輪もアーサー王の影響受けまくり。
って、そういう話題じゃないの??
244a:02/02/06 17:09
ge!
245名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/06 20:33
ロカノン  か・・・・
P.K.ディックの作品みたいだったな。
ディックみたいな絶望感はなかったけど。
246名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/07 00:05
指輪やゲドを好きな人には川端裕人氏の「The S.O.U.P」を読むことをお薦め。
てか、もろに出てきて物語に絡んで来ます。
内容はハッカーとクラッカーの話。
この2作品の絡みももちろん良いし、2作品を知らなくても結構楽しめそう。
ただ、鬼のようにネット用語が出て来て、あんまり詳しくない俺は最初の方は挫折しそうになった。
247名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/07 23:49
>>246
何やら面白そうな・・・
探してみるとするよ。
248名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/08 22:33
イギリスで、ゲド戦記4部作が“Earthsea Quartet”というタイトルで
一冊のペーパーバックで出版されています。
表紙のイラストがなかなかしゃれていて、物語の雰囲気が良く出ています。
特にゲドが渋くてカッコいい。
ちょっとネイティブのアメリカン・インディアンのような風貌です。
アマゾンで見つけて、英語の勉強もかねて読んでみました。
(ちなみに、ドラゴンやテハヌーのイラストもとても良いです)

原文で読んでみて、とても簡潔で言葉を選び抜いている文章に感動してしまいました。
シンプルだからこそ、逆に迫力があって読者に作者のメッセージがダイレクトに
伝わってくるんです。

私は翻訳はけっこう大人になってから読んで、ずいぶんとメッセージ性が強いんだなと
思ってしまい、ちょっと退くところもあったのですが、
原文で読んだら、そのメッセージ性の強さが気にならなくて、
けっこう、目がうるうるとしました。
特にテハヌーは、原文で読んだ方が絶対に感動すると思う。
(翻訳が悪いと意っているのではありません)

しかしペンギンブックも、カルテットと銘打った後に、
次に5巻が出るとは予想もしていなかったでしょうね。
次は続編も加えて、また一冊の本になるかもしれないけれど。
どうでも良いけど
プレステの幻想水滸伝3にゲドってキャラが居て
なんか、微妙にムカツク。
250名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/09 12:49
>248
それ、PUFFINっていうシリーズででてるやつ?
僕は近所の古本屋で500円でゲットした。英文はすごくよみやすいよね。
今2巻(アチュアンの墓・こわれた腕輪)を読んでるけど、THARとKOSSIL
のやりとりや、その間でだんだんARHAの自我が目覚めていくところとか
手に取るようにわかるね。
表紙のイラストは、邦訳のほうが断然好きだけどね。
251名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/09 15:18
>248
表紙ってこれ?
http://images-eu.amazon.com/images/P/0140348034.01.LZZZZZZZ.jpg
日本版のとはかなりイメージですね。きれいですが。
252251:02/02/09 15:19

「かなりイメージ違いますね」と書きたかった
253159:02/02/09 15:46
最近の早川文庫は漫画系ばっかりでガカーリですが、
一昔のころは、版画在り、水彩在り、天野在りと多彩でした。
自分的には、ゲド戦記の版画のような世界観も素朴でよかったなぁーと感じています。
とくにさいはての海のイメージにぴったりだったように感じます。

あのころに戻って欲しい。
254名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/09 20:57
>>253
あの頃に戻って欲しいってアーシーズの表紙のこと?
だったら自分も5巻はあの切り絵のようなイラストに戻って欲しいと思うね。

ところで1巻のイラストレータと2&3巻のイラストレータは別人だよ。
255END:02/02/09 21:16
「ドラゴンフライ」や「アザーウインド」を読んで感じる事は、ル・グイン
は“均衡”はその概念も含めて変遷し続けるものであると伝えたいのでは?
と言う事ですね。
(harcourt版は装丁が酷いので買いなおしたい!)
256猫電波:02/02/09 21:25
図書館で昔のパフィンのゲド戦記を発見。
ゲドが白人だよ…。
257名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/14 16:47
ageとくよ
映像化されるのか
阿修羅が生きてるうちは無理でしょう。
260名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/15 07:42
4巻の存在で映像化の話も消えたと思われ
>>260
だから4巻の評価は低くないって!
文句言ってんのはヲタだけだって!
「ロード・オブ・ザ・リング」の脚本家使って3巻までをドラマ化する計画
らしい・・・
>>262
まじで?

…でも、全くときめかないな。
ゲドから得られるものは既に全て得たと思うし。
264名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/16 21:52
本日、清水真砂子先生の講演会に行ってまいりました。
先生は今ほかの作品の翻訳をされておりまして、
ゲドの五部は今年の四月ぐらいから、とりかかるとのことでした。
265名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/16 23:23
翻訳って、だいたいどれくらいで出来るものなの?
今年中には出版されるかなあ。
266名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/16 23:31
まあ、再来年ですよ。
楽しみに待ちましょう。
>>264
素晴らしい情報をサンクス!
268便乗?:02/02/18 21:03
『ゲド戦記』映像化の話。
サイ・ファイ・チャンネルというところで、来年ミニ・シリーズとして放映予定
だそーで。
『ロード・オブ・ザ・リング』の女性脚本家フィリッパ・ポウエンの脚本で、
6時間もの。同シリーズで『闇の左手』は4時間ものとして予定。
269名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/18 22:11
>>268
ドラマ化、マジ羨ましい・・・!
でも日本では放映しないんだろうなぁ。
N○K、放映権買わないかなぁ?
270名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/19 16:54
>>268
マジですか?

…ところでサイ・ファイ・チャンネルってどこの国?
271名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/19 22:31
>268
ソースはNT?
272名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/23 00:33
>268
たのむから原作に忠実につくってくれぃよ、
海外ドラマは勝手に加工するからかなわん。
ロストワールドみたいなまでいくと逆に笑えるが。
>>272 でも、角川が映画化、とかいう次元からしたら期待できるだけ
良いのではw
274名無しさん:02/02/23 01:49
この本心理学のテストとして感想文書かされたけど心理学と
関係ないような気がするんですけど
275名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/23 11:20
>270

米国ケーブルテレビだそうだ。
漏れのソースは今月号の「プレミア」
指輪物語特集のコラムに載ってる。p73。
ナルニア映像化が動いてるらしい。
これはちょっと期待だ。
276名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/23 18:22
5巻今秋発売決定!!岩波の折り込み広告より
わーいわーい
278名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/24 01:12
めっちゃ楽しみ!どれくらいのボリュームなんだろ?
けど、まだ翻訳終わって無いだろうに。ファンタジーブームのうちに出したいんだろうね。
>>275
アメリカですか・・・、イギリスかと思ってたよ(w

>>276
無理して原書買ったとこなのに〜(当方英語力は厨房レベル ニガワラ
秋まで待って翻訳版を読むか、辞書片手に原書を読むか・・・悩む
280名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/24 12:53
邦題はどんなだろね
281名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/24 16:03
そもそもゲド戦記はアメリカの小説だからアメリカでドラマ化されるのは当然の様な気が。
つーか、なぜイギリスでドラマ化なんだ?
282名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/24 16:09
そりゃあーた、魔法使いはあっちが本場に決まってるでそ。
283名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/25 10:18
指輪は微妙、ハリポタは明らかにアメリカ。
で、ゲドは映像化するならハリウッド系のド派手映像より
ヨーロッパのような陰影、間や空気を大事にする映像の方がハマルと思う・・・
284279:02/02/25 13:29
ゲドにはエンタメ性ってあんまりないと思うから
アメリカでは映像化されないんじゃないかと思っただけっす。
でも正直、陰影云々と言うのも一寸違うような気もする・・・
ヨーロッパ映画の妙な陰鬱さも不要だしハリウッド映画の派手さもいらん
てーのが本音・・・
285名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/25 14:49
間を取って、オーストラリアorニュージーランドで映画化・・・ハッ、ユビワ?
286名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/25 18:03
俺もなんだかオセアニアの方がイメージにあうようなきがするんだよな。
オーストラリアとかいいんでないの?
287名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/25 23:05
でもゲド、というかアースシーの人々ってネイティブアメリカンのイメージですよね?
それでいて多島で構成された、海域が世界の舞台……
フィリピンなんてどうでしょ?
288名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/25 23:19
オーストラリアというと、
パトリシア・ライトソンの「ウィランサーガ」を思い出すなあ。
あれも、ネイティブのファンタジーだった。
東南アジア諸島からオーストラリアに至る地域は、ゲドに合いそう。
289名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/25 23:27
ユカタン半島も良いかも。
近場でカリブとか。あの辺りには島も多い。
ネイティブアメリカンの人も連れて来やすそうだし。
2巻のアチュアンの墓所はマヤの遺跡を思わせるという話もあるしね。
290名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/26 13:04
名前の扱いとかはネイティブアメリカンのイメージだけど、
具体的な容姿は黒人じゃなかったっけ。
そもそも、ル・グインの父親は有名な文化人類学者で、
ネイティブアメリカン研究の第一人者だったよな。
291名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/26 19:38
ゲドやアースシーの人々は
赤黒い肌に、ワシのような高い鼻なのに。
どこをどう読んでも黒人にはならないよ……
ちなみに北方の帝国は金髪碧眼の白人で(テナー等)
東方の海域には黒人ぽい人々も出てくるけどね。(カラスノエンドウ等)

292 :02/02/27 00:45
遅ればせながら今ごろ「影との戦い」を読んでいます。
さすが面白くて、もうちょっとで読み終わります。
この調子ならすぐに「帰還」までいきそうだ。
ところで、今日古本屋で、岩波の同時代ライブラリー版を
見かけたのですが、まだ出ているのでしょうか?
どうせなら文庫版のほうが持ち運びしやすいのだが・・・
293名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/27 05:58
>292
「影との戦い」しか出てなかったような気がする。
294名無しの司:02/02/27 19:56
つーかどうかね?
善と悪の戦いっつうことで分かり易く映画化できるハリポタや指輪と違って
ゲド戦記ってちと難しくないか?

現代モノの映画を考えれば作るのは難しくない。
ただ、ファンタジーというとどうしても見る側は
「剣と魔法のド派手な冒険活劇、善と悪の戦い」
を期待するだろうから評価という面では難しいかもしれない。

「期待してたのと違う」と言われてそれが評価になってしまうか
「こういうファンタジーもアリなのか、悪くないね」と言ってもらえるか。
296名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/27 23:40
ハイタカがオジオン先生の元に戻る超絶的名シーンを
どこまで詩情豊かに映像化できるんだろうか。

つーか、日本で映像化しようモノなら、
沈黙っていう「影との戦い」の重要なキーワードが無視されて
台詞だらけの代物になりそうだが、海外だとどうだろう?

宮崎アニメなんかを海外に移植するとき
「無音の時間が長いと視聴者が飽きる」という理由で
音楽や台詞をやたらと付け足したという嫌な話があるが…。
297名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/28 13:41
指輪の映画を見る限り、カコイイセリフが全部平凡になってしまう恐れあり。
戸田字幕だったら、なおさら。
298名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/28 14:58
原書で読んでないからなんとも言えないけど、
清水真砂子氏の翻訳ってどうよ?
結構そっけなくて、垢抜けない和文だと思うんだけど、
原文のテイストどれくらい出てるのかな?
299名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/28 15:27
>298
少なくともけっして「名訳」とは言われてないだろな。
300名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/28 15:39
300ゲド
301名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/28 19:39
私amazonで4冊セット買いましたー。
こわれた指環まで読み終えましたが、2巻のラストには泣きそうになりました。
ああ、これもっと若いときに出会いたかったわ。
もうハタチこえちゃってるし。。。
302名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/28 22:36
3・4巻はハタチすぎてからのほうがいいよ。
気にするな>301
1-2もある意味、人生におけるあの時代を抜けてきた人間でないと
心の底からは解らないかも。
304名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/01 08:17
http://www.iwanami.co.jp/theme/fantasy.html
岩波書店のHPにゲド戦記の情報載ってました。
これだけでもなんか嬉しい。
305304:02/03/01 08:27
>280
邦題は「新しい風――ゲド戦記5」と「アースシーの5つの物語――ゲド戦記外伝」らしいです。
ソースは上のページから。
306名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/01 10:45
>>298
カラスノエンドウの「その話ストップ!」に
やや萎えた覚えが。「ストップ」ってなんだかなあ・・・
清水さん、うちの母校の先輩だよ・・・講演会もやってくれた。
ゲドファンとしては複雑な気持ちだ。
308 :02/03/01 22:11
「こわれた腕環」面白かったーー! 最高!!

清水さんの訳も、結構面白い。
特にゲドがテナーに向かって、「あんた」と呼びかける
ところが、何かウケた。(w
309名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/02 01:05
このスレ見て図書館で借りて読み直して楽しんでたら、
5巻が刊行予定とは。嬉しい。
ところで4巻の「ゲド戦記 最後の書」って装丁はどうすんだろ…。
挿絵がどうなるかも気になる。個人的には2、3巻みたいのがいいな。

私は清水さんの訳けっこう好きだ。丁寧に文が重なっていく感じで。
ストップは確かに萎えるけどネー。
310名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/02 04:10
ゲド戦記、としては確かに最後かも……4巻。
というわけで、5巻からは「アーシーズシリーズ」と呼びましょう。
311名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/02 06:46
>>274
ヒント
フロイト〜ラカンなどの精神分析をもとにして考えてごらん
312名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/02 15:22
>>311
ラカン系じゃなくてユング系なんだが
>>310
ラストブック・オブ・アースシーなんだが
アーシーズ?
313スマソ:02/03/02 16:26
そだね
アースシーだね。
314名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/02 23:30
いよいよ3巻「さいはての島へ」に入りました。
いきなりゲドが大賢人になってるし、何だか随分重厚な
出だしだなー。
今までとは雰囲気違いそうで楽しみ。
315阿佐ヶ谷北:02/03/03 02:28
>>312
ユング系、禿げ同!!
1巻も2巻ももろユングっしょ。
316名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/05 17:51
>>312
この作品、文学板では、あまりにユングを連想
させるということで、不人気でしたね。
>>290
たしか、手塚御大がマンガ化した「イシ−北米最後の野生インディアン」
ってのは、ル・グィンパパの原作でなかったっけ?

>>298
昔原文読んだときは、訳文と同じような印象を受けました。今読むと違う
かもしれないけど。

>>307
ひょっとして、私と同じ学校出身でしょうか?
318名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/05 19:47
>>317
『イシ…』はル・グィンママの原作だったと
思う。
319317:02/03/05 22:10
>>318
スマソ。そうでした。影の世界に逝ってきます。
320名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/06 00:16
>>317
イシが手塚師によって漫画化されているとは知りませんでした。
今度探してみます。
321END:02/03/06 23:08
>>320
あまり良い出来ではなかった記憶が...

「天のろくろ」もTVドラマになっていますが
雰囲気は出ていたなあ〜。
322:02/03/06 23:30
>320
手塚キャラでおなじみのロックがイシをいじめる話です。
ちいさいころよんで強烈な印象を持った。
しかも実話なんでしょ。
323名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/08 15:43
文明から隔絶されていた、純血のネイティブアメリカン「イシ」の
後見人になったのが、文化人類学者の父。
そして、それのルポルタージュを書いたのが、作家の母。
324名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/08 22:54
>322
たしかル・グィンパパ(クローバー博士だったっけ?)の
ビジュアルがまんまロックだったような気が。
325さいはての島へ:02/03/09 10:29
はちょっと難しかった。
黄泉の国のところはなかなかよかったっす。

さて、いよいよ「帰還」・・・
326名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/09 22:37
>>325
ああ、読んでほしいような、ほしくないような……
>>326
オジオン先生周辺の話があるから
あれはあれで読んでおいた方が良いと思う。
328名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/10 08:34
4巻はファンタジーというよりも、
ある種の小説の粋の入ってますので。
あのファンタジーにはあるまじき地味な展開や
リアルさが、好きな人には好き、ダメな人にはダメと
その辺りが人によって好みの別れるところでしょうね。
私は充分楽しめましたが。
325さんの感想がとても楽しみです。

329名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/10 13:23
ゲドシリーズを「毛色の変わったヒロイックファンタジィ」ととるか
「アンチヒロイックファンタジィ」ととるかで、評価が違う>帰還
330名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/10 22:45
>>325
なんか同じペースで読んでいますね。
私も「さいはて」を読み終え、今度「帰還」です。
図書館で借りて読んでいるんですが
ファンタジーブームなのかけっこう借り出されていますね。
331酔生夢死:02/03/12 04:04
>>330
次は「ドラゴンフライ」ですね
ここ数年来、ファンタジーブームとか言い出してるけど、
本屋の児童書コーナーは年々縮小傾向にあると思いませんか。
指輪物語は映画化のおかげで関連書籍といっしょに山積みだけど、
少し前はあまり見かけなかったし。
ゲドが揃ってる書店って、あまりないですね。
岩波の買取制度のせいかな?
333名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/20 11:56
指輪映画化の成功で、次はナルニアか、ゲドかと言われてるようだが、
ある意味ゲドは指輪より映像化困難だと思う。
漫画だったらなんとかなるかもだが。
334名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/20 23:33
ナルニアの方が現実味が高いでしょう。
プロジェクトが動き始めていると噂も耳にしました。

一方ゲドは、ルグィン女史がご存命の間はドラマ化はあっても映画化はないと
思っていますがどうでしょう?
実際、映像化する必要は感じないけどな。
指輪映画見てないけど、あっちはどうなん?
「指輪物語」の映画ねぇ・・・
見に行ったけど、こてこてハリウッド風味のエンターテイメント映画という印象。
ただし、ストーリーは良くここまで3時間内に収めたと感心するほどまとまっていたと思う。
その分小説にあって重要な要素である“余韻”がほぼ壊滅状態になってしまっていたが。
アラゴルンやアルウェン等、人物描写にも多少問題あり。一方ホビットの描写は秀逸かと。

というわけで、一長一短の映画とは思うが、過去原作つきで映画化されたファンタジーの中
ではよくできた方では?

個人的には無音のシーンが欲しかったなぁ。(常にBGMが垂れ流しの映画は個人的に好きじゃ
ないので。だからハリウッド映画は好きじゃないんだよなぁ・・・)

ゲドには関係ないのでsage。
337酔生夢死:02/03/21 13:40
ナルニアはBBCのTVドラマで充分じゃないの?
ゲドはアニメでも可。
ナルニアのアニメ化の方がありそう。
もちろん、その場合はディズニーチックな方面で。
逆にディズニーチックなゲドは考えられないのでアニメ化反対!
(日本のアニメ?……宮崎アニメだったら考えてもいいけれど……)
ゲドがアニメになったとして、
日本人が見て怖い顔のキャラになりそうなので、欧米のアニメ化には反対。
日本のアニメならよほど絵柄を斬新にしないとダメっぽい。
手垢のついたような絵はパス。
ジブリが作ったとしてもちょっと違和感あるなぁ。
340名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/21 23:48
ほとんどの人が知ってるとおもうけど、
いちおうパヤオは昔、ゲドアニメ化しようとして
ルグウィンたんに却下されてますな。

その後、もう一度話が上がったらしいけど、
その時は「今はもう、その時期じゃない」と、
逆にパヤオの方が蹴ったらしい。

よってパヤオ監督作で実現はないでしょう。
ただし…パヤオが去った後のジブリでは…。
ゲドをジブリアニメってのはちょっと・・・
トミノとか大地とかの方がいいかも

ところで、>>340の話は指輪物語じゃないのか?
むしろ北野武監督で作って欲しい。
あのオッサンがゲドみたいな話を撮りたがるかどうかは別にして。
>>341
逆に私は「指輪物語」in宮崎アニメは初めて耳にしました……。

ということでゲドのアニメ化希望!って宮崎氏が訴えたのは97 or 98年ごろでしたっけ?
たしか、もののけ姫前後だったような??
>>343
ナウシカ以前だよ。

ちなみに指輪映像化案は聞いたことないっす。
少なくともインタビューなどを含めた公式発言では
一度も出てきてないですね。
とすると、指輪云々はゲドの話の又聞きで変化したのか?
でも、ナウシカとか見ると、パヤオは指輪の影響受けてると思うけど
≫345
うん、指輪の話は誤解でしょう。
影響っていえば、指輪の影響受けてないファンタジー作家はいないと思われ。
王蟲の行軍は、よく言われる「デューン」の砂虫より、指輪のエントに近いかも。
存在自体はゲドの竜にも通じるし。
347カーライル:02/03/29 03:50
ナルニアのディズニーは困るなあ。締め付けが厳しくなって、遊べなくなるから…。BBCのTVドラマでいいっす。
でも、BBCの特撮技術はメッチャ低いですよ〜〜ここだけの話。
能天気風味になるけど、アメリカで制作した方が特殊効果は期待できますよ。
ゲドが映像化されたとして、
たとえばハイタカやカラスノエンドウみたいな名前は、
日本だと元の名前に変わっちゃうのかな。
以前『ウォーターシップダウンのうさぎたち』のアニメを見たとき
人物名(うさぎ名?)が訳書と違うから、違和感あったですよ。
>349
指輪でもそうなんだけど、あだ名ってのは言葉の意味が分からないと
意味が無いんだがなあ。
351名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/31 11:15
age
352名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/01 00:56
今年中には待望の外伝と5巻が発行されますように!
>352
まったくもって同意!!
354名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/02 23:25
ゲドが映画化みてみたい気もするけど
ファンタジーブームに便乗したようなコテコテ物語にされてはたまりません。

4巻は、ベットシーン描写があるあたり児童書とするのは、いかがなものかと思われ。
ある程度お金かけて作ってほしいとか思う。
ロケ地もけちらないで探してほしいとか思う。
TVドラマにありがちな中途半端な距離のカメラじゃなくて、
遠景を多用して海がいいかんじに見えるような撮り方で、
ひなびた感じの画面ならいいな、とか思ったりする。
356名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/03 19:26
>355
となると……
米国ではなく、やはり欧州の国で撮って欲しい映画ですね。
個人的には東欧系がいいかなぁ、なんて思ってしまう。
あとは、意外なところでメキシカンとか、どうでしょう?
357名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/03 22:09
>354

私はそのシーンでかなりぶっ飛びました。
耳まで赤くなりました。
そしてページを閉じてしまいました。勘弁してホスィ
358名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/03 23:08
>>357
それってかなりリアルに想像してしまったんでしょうね。
(私はむしろ2人が結ばれたってことを感じられて嬉しかった口です)
他の小説と比べたらなんてこと無い描写なんですけど、小学生なんかも
これを読むのかと思うと、ちょっとビックリしますよね。
(あ、でも今の少女漫画はかなり凄いと聞いてますから、こんなもので
は驚かないかな?)
359名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/03 23:20
>>357
一つのベットに2人で寝るってあたりから、もしやの予感。
テナーがゲドに、神秘を教えた。との文章に、子供ながらも衝撃うけました。

4巻は、ほんとに嬉しいやら、悲しいやら。
一言では、語りつくせぬ本です。
360名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/04 22:21
五巻と外伝に期待age
361名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/05 21:38
5巻の主役は、やはりテハヌーでしょうか。
ゲドとテナーの子供がなんたらとカレシンも行ってたし。子供2人の話とか?

>360
 外伝の中に、オジオンの話があるみたいで期待大っす。
362名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/21 13:03
保守age
363名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/21 22:43
5巻の主役って誰なんでしょう?
やはり、テルーか、アレン?
3645巻主役予想レース:02/04/23 23:32
テルーというのが大方の予想。
次点:アレン
大穴:ゲド×テナーの子供
365名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/27 01:35
5巻の原題ってなーに?
「ドラゴンフライ」のヒロインじゃないかな。次の主役。
例の、史上初の女魔法使い。「帰還」の後日談に出てくる。
367月下独酌:02/04/29 13:19
>>365
がさごそ、と取り出してみたところ「the other wind]
ですね。主人公はテ○○・・・
368名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/30 01:25
>>367
もしや既に原文版読んだ方ですか?
良ければ、メール欄使って正直な感想をプリズ。

個人的には、4巻がアレだったので、
あまり期待せずに待つことにしてます。
少しでもショックを和らげるため。
369名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/30 05:05
○:「アレン都へ逝く」
◎:「魔女っ娘テルー」
△:「若き日のオジオン エピソード1」
×:「奥様はセレット」
370名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/30 05:10
http://news.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1019658954/l50

の女子高生は・・・「G県厨」だった! (−▽−)ビクーリシタヨ・・

http://isweb40.infoseek.co.jp/diary/sakura7n/2ch/18-858.html
371名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/05 00:27
保全&新作期待あげ
372名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/09 02:27
「奥様はセレット」
ハァハァ
373名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/12 20:36
どうやら、ル・グインの新刊がでるみたいです。
どんな内容なのかな?

「言の葉の樹」早川文庫、6月中旬予定。

今日、本屋で、新刊予定をみてたら、のってました。
374名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/12 20:43
今度はどこの惑星か期待age

・・・今度もちたまだったりして。
ゲドまんせーage
いちおー貼っとく。

 第一回 SF/FT/HR板元老院 【FT板分割について】
 http://book.2ch.net/test/read.cgi/sf/1022754793/
377名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/06 04:20
テハヌー可哀想すぎる。幸せになって( ゚д゚)ホスィ…

火傷のあとは消えてほしいけど消えたら消えたで萎える罠〜…(;´Д`)
378名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/14 21:47
人がいない?

早川文庫にはいっていた広告によると、
ル・グインの新刊「言の葉の樹」6月21日発売予定。
700円というのが少し高い気もしますが。
もう少しだ。待ち遠しい。
379名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/14 23:30
アチュアンの墓所で激しく踊る黒衣の巫女。いいなー。
豪華なドレスをまとった王侯の娘とともに踊るヴィジョンに
当時中学生の私はカナーリやられました。
380名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/20 23:55
今度の新刊にはあの版画調の挿し絵はあるのかねぇ
あれ、大好きなんだが
381名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/21 01:53
>>380
英書のペーパーバック読んだら
挿し絵どころか地図も表紙もむちゃくちゃで萎え〜
382名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/21 03:24
>>378
ついに明日だ。
みんな、用意はいいか!
383378:02/06/24 00:05
今日「言の葉の樹」GETしました。
で、どうだったの
385名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/24 22:59
俺もゲトー!
二冊しかおいてなかったので、一冊買ってもう一冊は平積みに重ねておいたYO!(w

ヒマ見つけて読みます。
386名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/25 00:00
漫画版のナウシカに3巻に出てくる黄泉の世界そのまんま描写があるよ
387名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/25 00:06
「風の十二方位」所収の「解放の呪文」にすでに3巻の暗い街の萌芽があらわれてる
クモたんも「ヴォール」として登場。
388名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/01 18:40
クモって、ヴォールの弟子じゃなかったっけ?
389名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/03 23:26
「何が見せられる?」と訊かれてアルハにトルコブルーの絹のドレスを見せた
ハイタカは、ちょっとカコイイと思う。
390名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/03 23:32
>>389
ル・グィンもやはり女であったのだと感じる一節
391名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/04 00:07
>>389
「今はこれが精一杯…」
392一日の長:02/07/08 01:13
>外伝
『Tales From Earthsea』は
面白いyo
(既存のキャラのバックグラウンドに嵌まるのは良くないのかも知んないけど)ロークの長たちのその後とか、オジ様の〇〇〇とか。
あとアースシーの歴史も載ってマス。
3巻でようやく正体が明かされたために、1巻邦訳では誤訳のあった『Firelord』とErreth-Akbeとの死闘とか
ただ
『The Finder』
『DarkRose and Diamond』
『Dragonfly』の三つがどうも「ジェンダーを考えよう!」的でどうも、、、
カリ城かとオモタ>>391
394大多数のファン:02/07/10 05:56
>>392
英語読めない。・゚・(ノД`)・゚・。
395ゲド好き:02/07/10 15:58
ううっ!
一日も早く日本語版が出ないかと心待ちの期待age!
「言の葉の樹」>チベット風の背景設定。
これを読んで、自己紹介は「語る事そのもの」だと思った。
>ゲド4巻
竜の子テハヌー、ゲドとテナーが親代わりなんだね。
ゲドが老廃だからみじめ?。
その老廃の身で、女子供守って戦った「漢」だから、
テナーも受け入れた気がする。
何よりもテハヌーに帰る所が出来たのは、救いだと思う。
397名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/24 02:33
岩波書店がんばれage
398名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/24 12:23
>>396
昔は「科学技術の発展をおしとどめようとする勢力への抵抗」がテーマだったのになあ。
『オールウェイズ・カミングホーム』とか読むと
「ある種の科学技術の発展を忌避する社会」へとテーマが変わってきたような気がする。
つまり以前の作品で敵方として登場してきたような人々を今は主人公にしているわけで。
惑星アカでは、マズ層に対する反感がドヴザ主義を広めたという設定になっているのは
そういった現状維持主義的なものの弊害を表したんだと思うが、どうも未消化。
ル・グィン自身「進歩」と「安定」の間で揺れてるんじゃないかな。
なんにせよ、このまま終わらなさそうな気配。

関係ないけど、『オールウェイズ・カミングホーム』の訳者のあとがきがキモい。
訳自体はかなり自然だし高く評価したいんだけど、あのあとがきで萎え〜
精神世界系の本なんだーなどと勘違いして読む気をなくした奴が少なくとも2人いたぞ。
399名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/24 23:50
『オールウェイズ・カミングホーム』は何年か前に読んだけど
グィン女史は山奥で独居ディープエコ生活をしており
人里にはもう降りてこないような感じさえあった。
(作品自体は悪くないと思ったが)
「言の葉の樹」は先日買って読み、よくぞまた
ハイン世界シリーズに帰ってきてくれましたって感じで嬉しいっす。
一行だけ「ゲセン」という文字があって「おおおっ!」って思った。
考えてみると主人公がああいう指向ってのは(ネタバレ)初めてでしょうか?
>396
チベットぽいとは俺も思いましたね。
つかアカの旧文化=チベット、コーポレーション=人民解放軍、
文化大革命の直喩かなあとすら思えた。
で、ユニストは狂信的キリスト教根本主義ですか…。
400名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/25 00:51
4巻読んだけど、1〜3の続きとして読むより、
独立した話として読んだ方がいいね。
完全に大人向けの小説だもん。しかも、純文学に近い内容。
ルグィンの年を経た心境というか人生観の変化みたいなのが
出てて、なかなか興味深かった。
ただ、男女の性差とかに関する言及のあたり、今一つ
はっきりしないというか、ルグィン自身迷って結論が
出てないんじゃないかという感じで、
やや煮え切らない感じがした。
5巻以後の思想の深化を期待したい。
うーむ
老いてなお悩みつづけるル・グィン、いい作家だ
402恐悦至極:02/07/28 09:23
>>400
1〜3巻のゲドの成長変遷があるから4巻があるのでは?
1巻・2巻・3巻でも読める(理解し楽しめる)年齢には
差があった筈ですよ。
四巻を私は楽しめたけど、フェミニズムの問題も色濃いけど、なんか大学制度と知識みたいな
問題も感じた。魔法が効かないのではなくて、魔法が効くとはなから信じられなくなっていく
過程のほうが怖かった。大学での人文学とかほとんど同じ状態にあると思う。
テヌハーがローグで大賢人になったように、なんか変な人が教授とかにならないと、
大学の人文学とか駄目だなーと思いながら見た。
アースシー世界シリーズとしての5巻は、魔法大学たるロークに、
女性魔法使いが登場する話と聞いた。(まだ未読)。
ゲドシリーズもいいけど、児童向きの「空飛び猫」も侮れません。
冒険より何より、環境の悪さに心理障害を起こしてる女の子に、しっかり
ついて力になるほうが、今は正統と主張。
最初に読んだ時疑問を覚えたが、テルーへの仕打ちなど、米国でも日本でも
酷い事件が多発している現代から「逃避」していない。
逃げないスタンスがある、グゥインの著作に好感を持ってます。
405名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/10 11:16
>>404
テルーへの仕打ちって、あんなの今でも続いているのではないですか?
べつにフェミじゃないけど、時々胸が悪くなるような報告を聞くことがある。
406ネタバレ寸止め当てたらゴメン:02/08/10 22:20
(・∀・)5巻の"The Other Wind"読んだYO!
テナーとレバンネンがんばってます。ゲドはあいかわらずヤギの世話で忙しいようです。
4巻の8年後くらいなのでテハヌも美少女になりますた。右半面は痛々しいけど。
レバンネンと新キャラ××のヌルいロマンスは読んでて恥ずかしかった〜w

(・∀・)アースシー外伝の"Tales from Earthsea"も読んだ〜
ローク魔法大学創設秘話の"Finder"がよかったです。最後に明らかになるローク9番目のマスターがなぜドアキーパーなのかという理由には泣けますた。
407名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/10 23:48
そうか。美少女になってくれたか。おいちゃん嬉しいよ・゚・(ノД`)・゚・ 
ヤギの世話で忙しいゲド(・∀・)イイ!
>>406
ドアキーパーとはあの門番様ですか?

オジオン先生と共に俺の心の師匠の一人だ…。
5巻の原文手元にあります。
ヘタレなので全然読んでません。
原文はアマゾンで買えるよ。

表紙の内側に書いてある紹介文訳してみますた。
間違いは誰か直してくらはい。(笑)
一部省略、テキトー訳あり。(笑)

Alderという魔法使いは眠ることをおそれていた。
若くして死んだ彼の妻の夢を見るからだ、
夢の中で彼女は彼の元に戻りたがっている。
そして彼は彼女と黄泉の国とこの世を隔てる低い石垣越しにキスをするのだ。
死は夜になると彼を黄泉へと引っ張り込む。彼を通すことで死者達は
自由になり、Earthseaへおし寄せてくるだろう。

Alderは大魔法使いだったゲドに助言を求める。
ゲドは彼にテナー、テハヌー、そしてハブナーの若き王のもとへ行くようにいう。
彼らは女の姿になれる高貴な龍、Amber-eyed Irianによって集められる。
彼らはロークの森にのみある驚異に立ち向かえる。
世界を繕えるただ一人の人であろうAlderが加わる。
410404:02/08/19 15:47
>4巻の8年後くらいなのでテハヌも美少女に
良かったねぇ(涙。 ・・・4巻でのテナーの奮闘に拍手だよ。

>テルーへの仕打ちって、あんなの今でも続いているのではないですか?
被害者の人生も続いてるからね。多発すると無感覚に陥りやすい罠。

>彼らはロークの森にのみある驚異に立ち向かえる。
ロークの森にのみあるって・・・何だろう?。
411名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/27 13:27
ロークの森ってことは…『まぼろしの森』でしたっけ?(今、手元に本がない)
あの、世界の始まりに作られ、世界の最後の日までありつづけるだと言われている…
そんな要の地に異変が起きるということでしょうか…

ああ!はやく日本語版が読みたい……!!
412名無しは無慈悲な夜の女王:02/09/16 20:48
age
413名無しは無慈悲な夜の女王:02/09/23 00:10
age
414いわなみ笑点:02/09/23 18:09
ttp://www.iwanami.co.jp/theme/fantasy.html

>『新しい風――ゲド戦記5』と『アースシーの5つの物語――ゲド戦記外伝』が目下着々と刊行準備中。
>どちらも少々お時間をいただくことになりそうですが、どうぞ今しばらくお待ちください。

だそーな。
415414:02/09/23 18:17
すみません、
>>304
で既出でした。
5巻刊行は来年1月らしいです。
416名無しは無慈悲な夜の女王:02/09/24 02:22
待ち遠しい…
417名無しは無慈悲な夜の女王:02/09/24 22:01
1月か・・・このスレ持つかな
418名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/04 00:37
yabai・・・・
419名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/05 14:25
yabai・・・・
420名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/05 22:41
1月まで持つよう、ときどきは書込み参加いたします。。。
421名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/05 22:50
SF板なら大丈夫でしょう。
2ちゃん自体に大事件でも起きない限りは
5巻あるってことを今日たまたま見つけたこのスレではじめて知った。
思わず小躍りして喜んだが、さて。
邦訳は1月刊行か…微妙だなあ。
もうちょっと遅いのだったら原著で読むが、
数ヶ月なら待ってもいい気がするし…。どないしよう。
特にこれしかないという名訳でもないので
原著で読む方が逆にいいのかな?読みやすい英語ではあるだろうし。

423名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/10 15:35
いまPuffin版の3巻を読んでいるんだが、
見たことのない南海域の巻頭地図(星座ゴバルドンの図入り)をハケーン!

あの岩波が載せてない図版があったなんて・・・
424名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/10 15:35
"Tales from Earthsea"と"The Other Wind"読んだけど、
ルグインはあんまり凝った文体じゃないからサクサク読みやすいほうだと思われ。
原書で読んじゃうのがおすすめ。
"Dragonfly"が時系列的には4巻と5巻の間に入る話なので、
読むなら"Tales from Earthsea"からにしたほうが。
425あぼーん:あぼーん
あぼーん
なっなぜこのスレにミチミチコピペが・・・w
427名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/10 21:49
ううう、読めるものなら…
何とかして1月まで生き延びねば
あと3ヶ月か。
まさか刊行遅れたりしないだろうな…
429名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/15 04:51
てゆーか、一月発売という情報源はどこにあるんだろ。
430SFマガジン読者:02/10/15 22:50
>>429
北陸地方の本屋の頁で、「2003年1月発売予定」
「ご予約承り中!」と書いているのを発見しました。
ttp://www.katsuki-books.com/ksh0700.html
ネット書店ではまだ予約は無理でしょうけど、
大きなリアル本屋なら他にも受け付けているところは
あるかも。
431名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/19 23:56
お知らせします。

●●〜児童書板 試験運用開始しました〜●●

児童書板(暫定)
http://jbbs.shitaraba.com/movie/1719/juvenile.html

上記アドレスでで児童書板を試験運用はじめました。
みなさんふるってご参加ください。
432名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/20 13:29
ゲドでアニヲタで童貞でヒッキーですが何か?
闇の左手とかは読めたのに…
ゲドは1巻の半分で止まってるよ
ほんとーにオモロいのか?
>>433
大半のイパーン読者と逆の症例だな
誇りに思っていいぞ
435名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/20 16:07
4巻でフリーズしたのは俺だけ?
>>433
大半のル・グィン中毒者と同じ症例だな
誇りに思っていいぞ
437名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/23 21:45
なるほど。自分はル・グィン中毒者だったのか。
ゲドはピンとこなかったが、闇の左手は好き。
自分は年をとってから読んだせいか、4巻も抵抗なく読めた。
ファンタジー世界では見過ごされがちだけど、かっこいい英雄や、
力のある魔法使いや、高貴な姫ぎみだけでなく、中年の百姓女や
年とったヤギ飼いにも、それぞれ人生の重みがあるという、
現実に近い内容な所が、味わいが深くて好きだな。
439SFマガジン読者:02/11/04 22:48
第五長篇"The Other Wind"(『新しい風』の題で刊行予定)、「世界幻想文学大賞」を受賞。
ttp://www.locusmag.com/2002/News/News11Log.html
440名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/05 00:52
 いつ発行されるの?>439さん。
441SFマガジン読者:02/11/08 22:56
>440
きょう、岩波書店に電話して訊いてみました。
「『今のところ』二月下旬になりそう」とのこと。
ううむ、一月予定が遅れてしまったか。まあ、
『ロード・オブ・ザ・リング』第二部公開開始に
あわせての大手書店のファンタジーフェアには
間に合うかな……

あ、短篇集のほうは早くて来年秋だそうです。
442名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/08 23:04
>>438
4巻は外伝みたいなもんかもね
443438:02/11/09 00:30
>442
ゲドに英雄性を求めている人にとっては辛い内容かもしれないね。
自分はゲドの弱さや臆病さや素直さなど人間くさい所を知って、
大賢人の時よりも親しみやすさを感じた。
ゲドの弱さを描くのは構わないんだが、
『影』や『腕輪』にあったような
カタルシスが無くなるのは頂けないな。
年取ると若いときみたいにすぱっと割り切れなくなるんだよ。
きっと。40歳ぐらいになったら分かるんじゃない?
作家自身が年をとったということもあると思う。
自分の中から失われたものを創造するというのは、大変なことだから。
まあ、朝焼けの眩しさや真昼の強い光線と同じくらい、夕焼けや夜の闇も、
負けず劣らず、美しいということで。
まったり大人の良スレでつね
448:02/11/25 02:37
●風の長 :
 第四部でレバソネソとゲドを探しに来る。テナーたんと喋る際、彼がゲド入学時からの古株であることが判明するが、女性に差別的な発言をしてテナーたんに罵られてる。Dragonflyでトリオソ側につく。第五部でこの人はいなくなり、??????が、、、、
●手わざの長
 あまり出番のない人々。トリオソ派。第五部まで生き残ってるのかもよく分からん。
●薬草の長
 デヤラさん。ゲドが怪我したり根マール様が氏んだりトリオソが仮死ったりするとすぐ使われる便利なキャラ。Dragonflyでは反トリオソ派。
●詩の長
 TalesFromEarthseaで、実はこの長の地位だけはもともと????であったことが明かされてる。ゲド戦記は唱歌や武勲についても細かく設定してあってとても(・∀・)イイ!
●姿変えの長
 第三部でテンパってたのが印象的だった。トリオソ派。
449名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/25 02:38
●呼び出しの長
 第三部からはトリオソ。シリエスの石の力に引き込まれ冥府へ。ゲド生還とともにフカーツする。
『Dragonfly』で、ロークにゲドなき今大賢人は自分しかいない、と一度氏んでから自分を生の世界へと呼び戻すが、、、。TalesfromEarthseaでトリオソのもう1つのエピソードが語られている。
●名づけの長
 クレムカムレクさん。職業上、隠者の塔にヒッキーがちな人。反トリオソ派。
450名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/25 02:39
●様式の長
 結局何を専門としているのか一番良く分からない長。
しかしカルガド人のアズバーさんは第三部、Dragonfly(反トリオソ派)、第五部とこれでもかというくらい頻出。アイリアンたんハァハァな人。ところでアイリアンたんって変身時には服はどうなってるのよ?と問い詰めたい。小一時間(以下略)。
TalesFromEarthseaでは?????が様式の長という設定だった。
●守りの長
 アーモンド形の目と三日月型のえくぼがセクシィな老人。第二部以外は全作品に主要キャラとして出ているえらい人。反トリオソ派。締めくくりの台詞を言っては、しょっちゅうオチを持っていく。
名前はついに分からずじまい。 
451名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/25 10:53
作家が男性と女性の違いがよく分かる話
男は好きなタイプ(異性)は大変化しない。
女は…
女は?
453名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/25 13:15
自分の老いに合わせ、好きなタイプも歳をとります
自分はリアル♀だが、
10代の時、沈黙のオジオンさまが好きだった・・・。
寡黙な保護者が欲しかったのかも。
男の場合は「永遠に女性的なるもの、我らを高みに導く」でしょうか。
"Tales from Earthsea"ではオジオンが若い頃、
師匠と共にゴント港を救った時の話が読めますよ。
456名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/25 19:23
作者は〜を書いた者です
女はの続きは作中の人物像をまるで別人にしてしまう事が出来る
男は作中の人物像に振り回されるです
457名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/25 21:02
>>453は微妙にかすってたな。

>>454
脳内オジオンは「めったにフォースを使わないアレック・ギネス」なのだが、
458454:02/11/25 21:18
>>457
貴方の脳内オジオンさまの外見は、私と同じですね(w。
当然、来年には若き日のオジオン話をユアン・マクレガーで
読むことに決定してます。

「帰還」でオジオンさまの家を掃除するテナーが羨ましかった。
459名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/26 18:34
>>448-450
ワラタよ。邦訳が出ていない分は伏せてあるのが嬉しかった。

>>451
一行目の意味が解らない…
二行目以降と>>456はわかるんだけど…。
460名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/02 21:01
5巻
期待age!
461名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/04 00:14
小学生のときに1〜3巻、中学生のときに4巻を読んだけれど、
最近1〜4巻まで読み直した。
このスレにもあるように4巻を初読した当時はフェミニスト論的内容にただただ唖然とするばかり
だったけれど、今もう一度読んでみたら全く別の物語のように読めたことに驚いた。
やっぱりこれは、テハヌーの物語、人と竜のルーツの物語だなあと。
ここにゲドの勲は終わりを告げ、新しい時代が始まるのだね。
原題はそもそも『Tehanu』だもんなあ…。「帰還」とか適当に名前つけるからわけわかんなくなるんだよ。

しかし・・・セゴイ=カレシンでいいの?
462名なき者:02/12/04 01:12
>>112
あー、なーるほど!
同じく激しく関係無い上に物凄い勢いで遅レスですが、
今GC版ゼルダのオマケディスク(64版の移植)を
遊んでいるもので。ニヤりとしました。
ゲームの制作者ってグウィン好き多いですよね。某ソニチとか。
某■社とか。やっぱり類友か…。

>>416
人によって「だってね、セゴイ」を何ととるのかは違うみたい。
自分は「セゴイ=カレシン」ととったけれど、友人はゲドと
とっています。
463461:02/12/04 03:42
>>462
ということは、あなたも風のタクト予約組。
ありゃまんまアーキペラゴだよね。
464461:02/12/04 03:51
あのシーンはカレシンから目を離さずに言ったとわざわざ書いてあったので、
やはりカレシンのことなのではないかなと思っている。

主語という線もなきにしもあらずだが・・・テルーはテハヌーだと書いてあったしね、
最も古き者=創造者 というのが自然だと思った。
正直一巻が一番面白かったと思いまつ・・・。
正直2巻が一番つまらなかったと
>>466
年取ってから読むと2巻はなかなかよいです
平和で。しんみりと静寂をかみ締めるような幸せがある
468名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/06 10:13
>>467
同意です。
ゲドは、年がいってからもう一度読み返すことをお進めしたい。
それと2巻は4巻へと繋がってゆくので、個人的には非常に気に入っています。
469名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/11 19:55
新潟の求人誌でゲドの紹介してたよ。
>>469
それどんな仕事ですか
471(うろ覚え):02/12/13 14:16
>>470
夏の間、山の上で山羊飼いをして、
麓におりてきたら、悪党を田楽刺しにした後、
女を抱く仕事。
472SFマガジン読者:02/12/13 23:12
bk1にて『新しい風』予約受付開始。
でも……発売は三月まで伸びた模様。
ttp://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/?aid=&bibid=02258708
ゲド戦記、最初っから原書で読もうと思うけど、どれくらいの英語力あればさらさら読めますか?
チャレンジしたかた、レスお願いします。
474はじめまして…:02/12/15 23:42
2年前ゲドの続巻をどーしても読みたくて、目ならしにまず、と1巻から読みはじめましたが、
3行目で挫折しました…>ちなみに高2までしか英語やってませんでした
でも、比較的よみやすそうだったハリポタを原書で4巻まで読破してから
再チャレンジしたら、そこそこすんなりいけました。
外伝&5巻も読みましたが、大意はつかめましたし、相当!おもしろかったです。
ゲドとテナーのらぶらぶっぷりになんだかシアワセな気持ちになりました。
なのできっと、知らない単語に負けなければ、
英検準2級前後の英語力でいけるんじゃないでしょうか。
個人的には、後半の巻のほうが文章はやさしい印象をうけました。
こんなで参考になればよいのですが(><;;
475名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/16 16:22
レスありがとうございます。ちょっとチャレンジしてみようと思います。
岩波がゲドの新刊の新聞広告出してましたね。
小さい扱いだったけど、3月刊行予定と書いてありました。
今更ながら4冊一気に読んだ。
これは10年前に読みたかった。多分人生変わってただろうなと。
ファンタジーとして読み始めたのに、あまりにもリアルでいろいろ考えさせられました。
わたしはテナーのようにただの爺さんになったゲドを愛することが出来るのか・・・。

はぁ、ゲド読んで一番気になったのはそこかよ。鬱。
>>477
本来ファンタジーとは、
決して現実逃避の為の手段などではなく、
現実社会の曖昧な要素に「名」を与える事で明確化し、
よりしっかりと向かい合う為の手段であったわけですな。
(某スレ1より)
479にゃおり:02/12/25 16:01
 ゲド戦記は全巻を一気に読みましたよ。読めましたよ?おもしろいですよ!
最後泣いちゃいました。
4巻は賛否両論だな、やはり。
5巻出すのはいいけど
ゲドは存命なのだろうか。
タイトルは「other wind」
ゲドの子供のことだろうか。
ファンタジーブームにのって映画にしても
基地外とかヤク中とかでて来るから
映像化しにくいと思う
全体的に暗いし
「ハリポタみたく脳天気」または「指輪みたく超大作」
じゃないとファンタジーじゃない!という奴が続出の予感ですな。
>>470
魔法使い免許を取ってから最低一年は、僻地の村でご奉仕。
484名無し草子さん:02/12/29 15:39
もっと語れ
あげ
最近4巻再読して、やっと意味が分かった。
もうゲドは魔法を捨てたのね。
(間違ってる?)
486名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/30 00:28
25歳。
去年まで金無し君だったけど、オンラインカジノとパチンコで
二年で350万貯めた。一度やってみなよ。
初回のみだけど、1ドル以上のチップを買えば30ドル(4000円くらい)貰える。
もらうだけもらってプレイせずに換金することもできるし、ルーレットで赤か黒に
思い切って賭けてしまえば50パーセントで二倍になる。
金なきゃオフラインでゲームすればいいだけ。暇つぶしになる。
ビデオポーカーとかスロとか色々あるのでマジでお勧め。
http://www.imperialcasino.com/~1h4n/japanese/
487名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/30 10:08
>>485
捨てたというよりも、
自発的ではないので、「失ってしまった」または「取り上げられてしまった」感の方が強いですよね。
生涯のほとんどを魔法とともに歩み、生きてきた彼にとっては、まさに視力を失ったも同然の苦しみ
を味わったのではないかと思います。しかも、すでに若くない、やり直しきかない年齢に差し掛かっ
ていたし…そこから如何に立ち直るかが、四巻の味わいだと思っています。
488名無し草子さん:02/12/30 10:09
>>487
なるほど
489485:02/12/31 01:53
>>487
いや、それは前半部分ですよね。

俺が思ったのは、
「ゲド達があれほどの力を持つ源は何か?」
「何かを捨てることで、別の何かを得ている」
みたいな話があったんで、

後半、アルハに"この世の神秘"を教えて貰うことで、
「捨てていたモノを手に入れ」
「持っていた物を手放した」
つまり、完全に"魔法と決別"したのかなと。
なんだ、ジェダイみたいなもんか
491名無しは無慈悲な夜の女王:03/01/07 21:19
age
失うことで得られるものもあるのだ
貞操は大事だという話だね
494名無しは無慈悲な夜の女王:03/01/10 19:15
           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     ∧_∧  | http://page.freett.com/saitamaken/deai.htm
ピュ.ー (  ^^ ) < http://page.freett.com/saitamaken/love.htm
  =〔~∪ ̄ ̄〕 \________________
  = ◎――◎
495山崎渉:03/01/12 03:55
(^^)
ニュー速+のハリポタスレからきました。5巻キボンヌ。

>>276 :名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/23 18:22
> 5巻今秋発売決定!!岩波の折り込み広告より

>>415 :414 :02/09/23 18:17
> 5巻刊行は来年1月らしいです。

>>441 :SFマガジン読者 :02/11/08 22:56
> きょう、岩波書店に電話して訊いてみました。
> 「『今のところ』二月下旬になりそう」とのこと。

>>476 :名無しは無慈悲な夜の女王 :02/12/21 15:16
> 岩波がゲドの新刊の新聞広告出してましたね。
> 小さい扱いだったけど、3月刊行予定と書いてありました。

ちょっと?ずつ伸びてるのですね…。これは作業自体は進んでるって事かなぁ
4巻で1番気に入らないところはテナーの夫が勝手に死去してることですが何か?
5巻邦訳版の表紙がAmazonに出てたよ。楽しみや。
カバーを見ると日本語版のタイトルは最終的に
「アースシーの風」になったのかな?
お、ほんとだ。予約はじめたね、amazon。
カバーイラスト、いいかんじじゃないですか。
502山崎渉:03/01/23 03:45
(^^)
このスレを見て"Earthsea Quartet"買ってしまいました!
洋書を買ったのは初めてだ・・・頑張って読むぞー。
何となく嬉しくなったので報告してみました。
5巻の主人公って誰?テルーか?
505名無しは無慈悲な夜の女王:03/01/26 11:58
なんか待てなくなって来たから原書でよんでみようかなと思うんだけれど、
TALES FROM EARTHSEAとTHE OTHER WINDこの2冊で5巻なの?

>504
なんじゃないのかなあ
すみませんサゲだったんですか? だったらゴメンナサイ
>>505
5巻の原書は"The Other Wind"。
"Tales from Earthsea" はアースシーを舞台にした短編集。
ゲドや若いころのオジオンも登場するので、1〜4巻読んでる人は楽しめると思いますよ。
4巻と5巻の間に位置する重要なお話も載ってます。
こっちも早く翻訳でないかな。
508506:03/01/26 14:53
>507
ありがとうですm(__)m
一辺に読むほどの力はないので、5巻からとりあえず注文してきまーす
バトルネットでgedoは使用済みでニヤリ
510名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/01 00:23
知ったのが3年ぐらい前だから物語コレクションのほうで買ったんだけれど
そっちでの装丁は出ないのか知ら。

まあ別に出ないなら出ないでかまわんのだけどね。
なによりも続きが読めるのがうれしい。

「物語コレクションでも出せやゴルァ」と書こうとした矢先、
>>510は冷静な大人の書き込みですネ。
ちょっと萌えました(w
512名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/02 04:32
ならばDunyを使え。

ちなみにgedだべ?
参考サイト>http://member.nifty.ne.jp/gedlinkannex/vol1to3_je_cat_aiueo_10b.htm
あ、
上のは>>509
514名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/02 07:23
5巻の邦題が決まったらしい
515名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/08 20:28
わたしはまだガキんちょですが、4巻面白いと思います。
確かに3巻までと感じが違うと思いますけど、それはル・グウィンが「男性のように書くのをやめた」からでは?
516名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/09 01:29
読売に広告出てたよ。
3/30発売だってさ!
517名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/09 02:42
>>517
思わず岩波書店のWebページ上で注文してしまったけど。
酷い出来の注文フォームだな。
519名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/09 13:51
新聞見ました。
3/20になってたけど、Amazonだかどっかでは21日だったような・・・どっちですか?
520名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/09 13:57
↑Amazonじゃなかったようです。
失礼しました。
521名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/09 18:50
相変わらず酷い表紙で……岩波に装丁期待してないけど、いつも予想以上に酷い。
522516:03/02/10 00:01
ごめん。
新聞の公式発表は3/20でしたね。
350頁の1800円だっけ?

↑また間違ってそう…
523名無しさん:03/02/10 09:47
アースシーの風楽しみだ。
しかしUrsula K. Le Guin のKってクローバーのKなんだな。


……四葉たんハァハァ
524名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/10 23:45
>521
あれはあれで味がある・・・と思った方が心が楽になります。
岩波の児童書の装丁は落ち着きがあって好き。
単にママンの苗字な罠>>528
サヨナラ
マナン
528名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/12 17:05
かつて「ゲド戦記」3部作をたいへん評価していたある高名な心理学者が「最後の書」を
バリバリのフェミニズムなんて書いていたのを最近になって読んだ。
私の尊敬している学者で(別に面識とかはないけど)もともとゲド戦記を読んだのはその
人の書評がきっかけだったから、ちょっと意外だった。
(もっとも、別のテーマの本の中でちょっと触れていただけだったから、そう言ったのかも
しれないけど・・・今度の新作と共にいつかまた、きちんと評論して欲しいと思っています)
もちろん、フェミニズムという面も強いかもしれないけど、その一言で片付けてしまうには
あまりに大きい問題を提唱した作品だったと思う。

テナーが見つけられなかった答えを出すのはテハヌーと思っていたけど、作者はそれを見つ
けたのだろうか?ちょっと不安ですが日本語訳が楽しみです。
>>528
カワイは心理学者じゃないバカタレ
530名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/14 16:58
■河合 隼雄
 (かわい はやお)

専攻・臨床心理学 教育学博士 国際日本文化研究センター所長,京都大学名誉教授 臨床心理学者,心理療法家として著名。

ゲド戦記については『ファンタジーを読む』(講談社プラスアルファ文庫)にあり

>>529
もしかしてお兄さんのおサルの先生と間違えてる?
531名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/14 18:35
河合隼雄って馬鹿じゃん。
532名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/14 19:15
>>528
たしかに『言の葉の樹』も少しかたくなな感じがした。
やっぱ歳なのか、それとも世界に失望しかけてるのか・・
9/11以後やブシューのイラク攻勢下にあって彼女は何を思ってるんだろうな。
自分の作家としての一生が無駄だったんじゃないかと煩悶中のヨカーン
533名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/14 22:33
今更だが表紙見た、今までの中でも最悪。アメリカのエロピンナップのような
イラスト。あれを家に置くのは死んでも嫌なので図書館で借りる。
534名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/15 00:27
1巻から3巻の、モチモチの木にそっくりな版画もあれよのう……
ハンノキたんハァハァ
536名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/15 16:47
てゆうか、前にも話題になったけど、やっぱもののけはゲドの影響を多大に受けていると思われ。
ラストの台詞とか特に。
>>536
「いや〜馬鹿には勝てん」 ??
538名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/15 16:59
アシタカさまの最後の台詞どす。
「会いに行くよ、ヤックルに乗って」

なんか関係あったっけ?
540名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/15 18:44
>>537
ワラタ
541名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/15 19:34
千と千尋の神隠しのパンフに、もののけの企画と同時に挙がった企画がゲド戦記
と書いてある。ルグインが拒否したため実現しなかったってさ。
542名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/15 20:22
あ〜…言葉が悪かったか。すいません。
アシタカ様のラストの方の台詞だす。
「生と死の両方とも持っているから」って感じのやつ。(うろ覚え)
そりゃもう「進め、いとしい風よ」ですし。
544名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/16 00:25
どうでもいいし、そんなこと
をー。5かんがデルのかー。楽しみじゃの。
4かんでた時にも思ったが。
消防か厨房の頃、よみふけったシリーズに
続編が出るってすごいうれしいね。
正直もののけは駄作。
547名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/18 00:04
「自然」対「人間」という問題意識はル・グウィンには希薄なような気もする。
もののけとかナウシカは、その問題に真正面から取り組んで、
あらゆる絶望を経て、徹底的に悩み考え抜いたあげくに生まれてきた作品ではないか。
「ドラゴン」対「人間」というゲド戦記の主題は、
「自然」対「人間」という問題意識とは似て異なるもので、
極めて個人的な、人そのものの精神の在り方に関わる人間内部の問題でしかない。
それはそれで非常に重要な問題なんだけどね。
548>547:03/02/18 00:31
希薄というか、ル・グウィン作品でそういうテーマのものはちょっと思いつかない。

「でしかない」という書きぶりからすると>547は、
ル・グウィンは「自然」対「人間」と言うテーマを扱っていない=宮崎作品より劣っている
と言いたいのかな?
それとも>546の煽りに乗って思わず口が滑ったのかな?
549547:03/02/18 01:15
うーむ。この際、
宮崎作品の方が、深いし正確だし切実であり、ル・グウィンより優れている
と煽ってみる。
550 ◆gacHaPIROo :03/02/18 06:15
ゲド戦記だけでル・グィン語るなよな
551547:03/02/18 07:22
宮崎とル・グウィンの比較論を本格的にやろうと思ったら、
それぞれの全作品を考慮に入れなければならないだろうけれども、
それはあまりに困難な課題なので、
とりあえず、ナウシカとゲド戦記に話しを限って、比較してみてはどうだろうか?
( もののけの方かナウシカより完成度は高いと思うが、
ゲドと似ているところがある分、ナウシカを比較の対象にした方がおもしろい気がするのだが、どうか? )

そういう前提で話しを進めるとして、あらためて、
ナウシカはゲドより優れている
と煽ってみる。
552名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/18 07:47
正直ゲド戦記(5)は駄作。
554 ◆gacHaPIROo :03/02/18 14:38
だいたい、60年代の月探検以後、訪れた
科学不信の時代から70年代に入っての
FT運動の時代背景の下で描かれたゲド戦記と、

バブル前期、新しいメディア「アニメーション」が
まさに今勃興せんとするその旗手たる時代に描かれたナウシカを比べるなんて、

シマウマとキリンを比べてどっちが優れてるって言ってるようなもんだな。
似てるけど、違うものだよ。
555名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/18 16:37
>>541

> 千と千尋の神隠しのパンフに、もののけの企画と同時に挙がった企画がゲド戦記
> と書いてある。ルグインが拒否したため実現しなかったってさ。

それは初耳でした。しかし作者が拒否したのも当然という気がする。
アニメであれ実写であれ、絶対に映画化反対!
>>555
> アニメであれ実写であれ、絶対に映画化反対!
俺もずっとそう思ってたんだけど、ロードオブリングス観てから
チトぐらついてる(w
557名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/18 16:51
>>547
『オールウェイズ・カミングホーム』は?
ドリームタイムに生きる人々と文明に生きる人々の話なんで、
環境がどうの、という直截なテーマじゃないけどさ。
正直オールウェイズ・カミングホームは駄作。
559547:03/02/18 23:38
>>557
それ大分前に買ってあるけどまだ読んでない。
ゆえに正確な批評はできないんだけど、
あえて想像だけでもの言うのを許してもらえるなら、
それもやっぱり、文明という人間の作り出したものの範囲内での話し、
つまり人間内部の話しにとどまっているのでは?

>>554
たしかに「優劣」を論じるのはナンセンスだということは、実は充分承知している。
でも「シマウマ」と「キリン」を比較するのが無意味だとは思わない。
例えばさ、「キリンには角があるけどシマウマには無い」とか、
「キリンは偶蹄類だけどシマウマは奇蹄類だ」とか、
普段ほとんど忘れられているような事実が比較によって明確に意識化されたり、
あるいは「いやあキリンって本当に首が長いもんなんですねえ」みたいに
周知の事実であれそれがあらためて鮮明に意識化されるということはありえる。
確かにキリンの首の骨も、林家ぺーの首の骨も
同じ7本と知ったときは感動した。
561名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/19 01:26
>>558
いかにも売れなさそうだしねw
環境ヲタの書いた気持ち悪い後書きを除けば、漏れの大好きな本だが。
>>559
確かにその通りだと思う。
上の書き込みを修正すれば、むしろ『オールウェイズ・カミングホーム』は
ドリームタイムの中に「自然と人間を二項対立で考える人々」が入ってきた時何が起こったか、
を民族誌風ストーリーの核の一つに持ってきてる。
まあ二項対立に対する嫌悪感みたいなものは、初期の作品からもなんとなく感じられる訳だが。
つかさっさと嫁w
562 ◆gacHaPIROo :03/02/19 01:34
オメラスから歩み去る人々
563547:03/02/19 01:50
>>561
うーむ、「二項対立に対する嫌悪感」というのは、言い得て妙。
これ、ル・グウィンの本質に迫る問題ではなかろうか。
The Other Wind、の "the other"「(二つあるもののうちで)もう一つの」という言葉は、
ドラゴンvs人間(あるいは死vs生)という二項対立を前提に成り立つ言い方だけど、
この対立の解消こそが5巻のテーマとも言えそうだ。

あと二項対立で思い出したけど、もののけの製作過程をまとめたDVDで、
宮崎がストーリーの流れをイメージ化して描いた図が紹介されてた。
二項対立をまさに絵に描いたような図だった。

「カミングホーム」おもしろそうだね。The Telling読み終わったら読んでみる。
564名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/19 01:58
>547には悪いけど、「論点を提供している」と言うほど的確なル・グウィン批判になっていない気がする。

実際、「自然と人間」という視点はル・グウィンの中にもあるけれど、それが二項対立という形を取っていないというだけだと思う。
アプローチの違いを優劣と結びつけて論じるのは無意味なのではないかな?
565 ◆gacHaPIROo :03/02/19 02:06
ぼくらはSF小説家の世界観というモノについて、
勘違いをしているところがある。
それは作られたものだという前提でもって、
つまり、
なんらかの”思想”に元づいて
形作られた完成品のように感じているのだろう。

それは確実に間違ってる。

ハイペリオンのマーティン・サイリーナスは言った。
詩人には詩想があって初めて成り立つと。
詩想とは、その作者の心のカタチであり世界であるといえる。
それは様々な作品のカタチで初めて発現され、その逆はない。

そんな雲のような自由な心を分析なんてでけるんかいな?
>>565
マジレスしてしまうと、
作品の分析ならできるが作者の心の分析は無理。
しかし作者が作品に投影した範囲での作者の心の分析はできるわけで、
これがかならずしも実際の作者の心と一致している必要はない。
判断材料はテキストだけだからね。

まあ作品外でさかんに発言する作者の場合はそうでもないけど。
>>530
しとらんよ。
分析心理学を心理学と言うのはバシロサウルスをトカゲと言うようなもんだ。
>>567
バシロサウルスってトカゲじゃん
569名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/19 16:14
タシロサウルスってなに?
570 ◆gacHaPIROo :03/02/19 16:43
>>568
鳥ちゃうん?
571568:03/02/19 18:54
>>570
知ってるわけねー
正体見たり、バシロサウルス。
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/5218/basirosaurusu.html
573 ◆gacHaPIROo :03/02/20 01:42
>>572
なるほど、鳥ではないな
>>563
??
もののけメイキングで宮崎が描いてたのは
二項対立で衝突してるところに、第三勢力が割り込んで、
グチャグチャになる図だったが?
575563:03/02/20 04:13
>>574
その第三勢力と言うのは、二項対立の間を揺れ動く流動的な項だよね。

発想の原点として二項対立があることは確か。
もちろんその二項対立というのはダイナミックに変動するもので、
変動しなければ物語りにならない。
また、二項対立が変質してどんなにグチャグチャになったとしても、
物語りを展開させる根本原理として二項対立の葛藤は常に持続しているし、
結局最後まで対立は解消されないのではないか?

なんか自分で何言ってるかわからなくなってきたぞ(w
肝心の図の記憶もあいまいになってるのでもう一度見直してみようと思う。
まあ、少なくともあの図から宮崎の二項対立的思考様式を読み取ることは
ごく自然なことであるように思えたんだけど?
もののけ姫をダシにするとゲドからどんどん離れていくよ。もののけ論は水掛論になって、作者自身もよく
わかってねーんだし。誰が喋っても長くなってキモくなる。
あれは主人公アシタカから見た強大な自然・システムが、場面を追うごとに一方でその秘密を明かし、
一方でより高次の存在として立ち現れてしまい、最終的に行き着くところは天と地に挟まれたこの領域で
生きることを見つめなおした人間、という世界だから。変化しないシステムの中で、変わったのは主人公。
宮崎のアニメっていつもそんなのじゃん。ああ、ほら、キモくなった。

ゲド戦記は3巻までは少なくともゲドの話ではあったけれど、徐々にテーマが移り変わっている。
「エアの創造」の光は闇に──ってテーマは勿論通底してはいるんだが、それはわりと表層で。
1巻と3巻では似たような構造を持っているけれど、一巻はハイタカ君の「ぼくを探しに」みたいな話で、
三巻は欠けている欠片となるのはレバンネンでハイタカはそのピースを嵌めて(世界の穴に蓋をして)
アースシーをまったきものとする。2項対立の話じゃないと思うんだけどなあ。
でだ、OtherWindが西方での話であろうことは想像に難くないが、
1〜3巻までのゲドの話と第二部としてのテハヌーの話があり、それを繋ぐものとしての4巻という位置付け、
4巻で既に、空を選び西方へ去ってしまった猛る竜人たちと、竜になれなくなってしまった人間と、
という存在が示唆されている。各々互いに祖を一にしているにも係わらず、違うものとなってしまったのだけれど、
その両方の性質を持つテハヌー、オジオンが会ったという老婆、そして母セゴイ(カレシン?)

576で「アースシーをまったきものと」と言ったのはミスで、「アーキペラゴを」あるいは「人間世界を」と言うべきだった。
次に丸く収められるのがアースシーなのではないかね。
読んでないから知らんけど。
正直もののけは駄作
もののけ姫が駄作かどうかは知らない。でもここはもののけ姫スレでも宮崎駿スレでもない。それはここで語るべき話題だろうか?
ただ敢えて563に一言だけ聞いてみたいのだが、ル・グウィン読者ならこの言葉を知っていると思う。
「王が死に、王妃が悲しみのために死んだ。」
これについてはどう思う?
580563:03/02/21 01:25
二つに割れた腕輪の片方がもし完全に失われてしまえば、
もう片方もその存在意義を無くしやがて失われるだろう。
>>579
えーと。
アラゴルンとアルウェン?(スマソ
582名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/21 21:38
えーと、ルグインがゲドのアニメ化を許さなかったのは、女性の描き方が酷い、絵が幼稚だからだ
そうです。
ほんまかいな。
温帯がロリであることがうすうすバレていた、というほうが説得力があるが。
584名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/22 00:06
ルグインは日本のアニメ、コミックが嫌いです。
それなら宮崎と似たようなもんだな
>>581
563に聞いてみそ?知ってるみたいだから。
まあ、知ってるふりかも知れないが。
587563:03/02/22 02:49
呼んだ?
581はわざとボケてるんじゃないの?
588563:03/02/22 04:33
>>579
モレドとエルファーランのことだよね?
でも、エルファーランは海に沈んで溺死したのであって、
モレドの死を悲しんでいたのは事実としても、
「悲しみのために死んだ」というのとは違うかも。
こちらが勝手にひどい思い違いをしている可能性がある。

「王が死に、王妃が悲しみのために死んだ。」
という言葉が何巻の何ページにのってるのかまでは思い出せない。
引用なら、その出所をぜひ教えてください。
事情があって手許には三巻と四巻しかないのだが、

 彼は白き魔法使いの死を悼む歌をうたった。モレドの死を知ったエルファーランが
 自身の死を待ちつつ作った歌で、よほどのことがない限りめったにはうたわれない歌である。
                                       (「さいはての島へ」123ページ)

こりゃ該当個所は一巻かな

で、モレドとエルファーランがなんだと?
590563:03/02/23 04:45
579はたぶん、「このモチーフは二項対立とは言えないのではないか?」
と問いたいのではないだろうか? たしかにそこには対立は認められない。

その後あれこれ考えたことをまとめてみる。
ル・グウィンの物語りは、基本的に、
「二つに分かれてしまったものが一つになる」という肯定的モチーフで構成されている。
一方、「王が死に、王妃が悲しみのために死ぬ」というモチーフは、
「一つにまとまっていたものが二つに分かれて失われる」という否定的モチーフであり、
これは、第1の肯定的モチーフに対立するネガとして、
あくまでも第1のモチーフを対照的に際立たせるために語られるだけである。

この両モチーフ間に二項対立が成立していると言えるかもしれないが、
それほ論理の遊びみたいなもので、ほとんど無意味。
重要なのは、第1のモチーフの「二つにわかれたもの」が
二項対立として捉えられるかどうかということだろう。
591新参者:03/02/23 19:18
ググってたらこのスレに辿り着きますた。
しかしマッタリしてんなぁ。荒しがひとつもないじゃないか。

たしかに、ゲド戦記では光と闇は表裏一体みたいなこといいまくってるよな。
冒頭のエアの創造の言葉なんかとくに。
「言葉は沈黙に、光は闇に、生は死の中にあるものなれ。
 飛翔せる加藤鷹の、虚空にこそ輝けるごとくに。」
(↑1〜4部手元にないけど、空で言えるのだ(・∀・)アヒャ)

でも、実際のストーリーはさ、いちおう「解決」してるじゃないか。
もし二項対立のもの、生と死、光と闇、善と悪などが全く対極にありながら
等価なものと考えた場合、もしそれに真正面から取り組んでしまったら
物語は解決しないと思うんだが・・・。
以下漏れの解釈ですが、
1部ではゲドは自分の弱さの分身である影を認め受け入れることで、自己を克服し、
2部では割れた腕輪を元に戻すことで秩序を取り戻し、
3部では穴を埋めて世界は( ゚д゚)ウマーとなり、
4部ではゲドは力を失った自分を乗り越えてテナーとマターリ生活を送ることになる。
全部物語にはある解決すべき目的があるじゃないか。(もしくは最終的にその目的に辿り着く)
けっして「真正面から」二項対立問題に関わってはいないような気が。
てか真正面からやっちゃったらオチが作れなくなっちゃうだろ・・・

ん?キモくなってきたぞ。俺の二項対立の解釈が間違ってるのか?
ニコウ対立と呼ぶには
「言葉」も「光」も「生」も「タカ」も
あまりに弱すぎる
593563:03/02/24 00:19
<言葉/沈黙>、<光/闇>、<生/死>、
これを二項対立と言わずして何を二項対立と言うのだろうか?
<鷹/虚空>というのは上の二項対立を総括する比喩として弱いというのは認める。
善悪二元論とか相容れないものとして影・光があるとか、そういう対立構造ではなく
>>570 >>590 >>591
で言われているようなもんであるというのは正しいんじゃないかな。

「光と闇は相反するもの」は真性の二項対立だよな。
それの変形で「光があるからこそ闇がある(またその逆も真ナリ)」というのも二項対立と言えるが

ゲド戦記は「光と闇でワンセット、両方飲むのが大人です」というものだから。
595592:03/02/24 03:21
いやさ、二項対立には違いないんだけどさ、
例の対極マークじゃないけど、
片方が強くなれば、もう片方も強くなり、
片方が弱くなれば、もう片方も弱くなり、
相対するモノが常に拮抗した状態に合ってこそ二項対立ってイメージがない?

そう考えると、ゲドで描かれる対立する2つは
あまりにもレベルが違いすぎるんだよね。

世界を満たすデフォの存在である
沈黙・闇・死(虚空はジョークで入れた)に対して
ほんのゴミみたいな存在である言葉・光・生。
(なんで「光があるからこそ闇がある」ってのは間違いでしょ。光はなくても闇はある)

対立と言えば対立だけど、あまりにも力の差が歴然としすぎで…。

つっても、俺は流し読みして592書いただけなんで、
今みんなが何を語ってるのか、理解してないんだけど。
596563:03/02/24 04:05
>>595
二項対立っていうのは、抽象的な「相反概念のペア」であって、
「相対するモノが常に拮抗した状態に合ってこそ」
という条件なしでも成立すると考えてよいと思う。

「力の差が歴然としすぎている」ニ項対立というのはいくらでも有り得る。
例えば、<勝者/敗者>、<強者/弱者>というのも二項対立だ。
それぞれの項にどういう重みを与えるか、というのは成立の可否には関わらない。

保守的な考え方だと、例えばさっきの<言葉/沈黙>、<光/闇>、<生/死>というペアでは、
前者が肯定的、積極的なものとして歓迎され、後者が否定的、消極的なものとして退けられる傾向がある。
ル・グウィンも、前者を「良い」ものとして捉えているという点で、
かなり保守的な立場をとっている。だから、「光があるからこそ闇がある」という言い方はしない。

後者の方が良いものだとする逆の立場も充分ありえるけど、
健全な児童文学の中では、まずそういう物語りは出てこないだろう。
(ゲド戦記を児童文学だと言っているわけでないです。念のため)

ただ、「沈黙のオジオン」などという魅力的な人物も登場してきて、
以上のような文脈で捉えると、これは負の側に立つ人物だということになってしまいそうだ。
この人物についてはもっとよく考えてみたい。
>>595
〔まなざし〕の話とか唯識論の話はここではあまりするべきではないし
俺も詳しくないから避けて通るとして、
言葉・光・生が存在しなければ沈黙・闇・死というものの意味もまた
存在しなくなる。だから光がなければ闇はない、と言っていい。

それはそれとして、沈黙・闇・死がなぜ言葉や光・生よりも強いと言い切れるのかがわからないな。
>>596
> ル・グウィンも、前者を「良い」ものとして捉えているという点で、
> かなり保守的な立場をとっている。だから、「光があるからこそ闇がある」という言い方はしない。

わからん。
グィンが良いものとして捉えているなら、なぜゲドは自身の影を取り込んだのか。
喪われた腕輪の一部(カルガド帝国を象徴する)はなぜ腕輪が再び見出されたことで
おとなしくなったのか。

俺には、ゲド戦記においては、光と闇、あるいはその構造に類似する対立概念は全て、
双方で一つの存在として在る、という定義をなされているように思える。
1 光と影
2 アーキペラゴとカルガド
3 生と死
4 男と女
5 人間と竜
599563:03/02/24 04:22
2箇所訂正させて。

「それぞれの項にどういう重みを与えるか、というのは成立の可否には関わらない」
>「二項対立が成立した後で初めて、それぞれの項にどういう重みを与えるかという問題が生じる」

「前者を『良い』ものとして捉えているという点で」
この部分、誤解招きそうな言い方なので削除。
600563:03/02/24 04:24
>>598
あ、間に合わなかった。
601563:03/02/24 04:32
>>598の意見には同意。
ただ、例の詩の言葉が、
「言葉は沈黙に、光は闇に、生は死の中にこそあるものなれ」であって、
「沈黙は言葉に、闇は光に、死は生の中にこそあるもなれ」ではないのは、
ル・グウィンが、<言葉、光、生>の側に立っているからであり、
その点で、「かなり保守的な立場」をとっていると言った次第です。
602597:03/02/24 04:36
つまり、虚空/鷹 が対立概念として弱いとか言っちゃだめなのであって

 言葉は沈黙に、光は闇に、生は死の中にあるものなれ。
 飛翔せる鷹の、虚空にこそ輝けるごとくに。

なわけでしょ。これは
言葉/沈黙、光/闇、生/死 は(相反するものではなく)
〔鷹が虚空でこそその力を発揮するのと同じように、
 沈黙・闇・死の中にこそ言葉・光・生があるのだ〕
ということなのだ、と思うよゲロッパ

と、597を書いておきながら俄然592を支持する
603597:03/02/24 04:43
>>601
それは俺には逆に読める…つーか
ハイタカが「沈黙の」オジオンを否定しロークへ行く、そこで傲慢から影を生み出してしまう。
このような示唆は文中に山ほど出てきたような気がするが、
言葉だとか光だとか目に見える力だとか、派手なものに皆は惹かれてしまうが
本当の力は沈黙や闇の中にあるのだという、そういうことなんじゃ?
604563:03/02/24 04:48
>>602
ああああ、なるほど!!
605563:03/02/24 04:55
>>603
おおおお、なるほど!!

保守的な価値を転換する詩だったわけだ。
606名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/24 12:40
うーん皆さん考えてますなぁ。
で、ちょっとこんがらがったんで確認したいんだが、
ル・グィンは光と闇、生と氏などの二項対立的なものについて、
@やはり前者に対して肯定的なのか(保守的?)
Aそれともどちらも対等なものとして認めているのか(2ch的?)
このどっちの立場なのか、はっきりさせてホスィんだがどうよ?
もしAであるなら、善と悪という二項対立についても両方とも
肯定することにならないか?もしそうならかなり激しい考えと言えるな。
(それとも「認める」ということと、「肯定する」ってことは違うかな?)
607563:03/02/24 23:31
>>606
Aの方が正確だと思うけど、@Aのどちらも単純化しすぎているかもしれない。
二項対立という抽象的思考の罠にはまり、冒頭の詩を誤読するという愚を犯したばかりなので、
今はこれ以上の言及は避けたい。頭を冷やす時間が必要なんで、あしからず。

ところで、>>579
「王が死に、王妃が悲しみのために死んだ」の出典らしきものがわかったので報告する。
フォスターというイギリスの小説家が、ストーリーとプロットを次のように定義している。

「われわれはストーリーを、時間的に配列された諸事件の叙述であると定義してきました。
プロットもまた諸事件の叙述でありますが、重点は因果関係におかれます。
<王が亡くなられ、それから王妃が亡くなられた>といえばストーリーです。
<王が亡くなられ、それから王妃が悲しみのあまり亡くなられた>といえばプロットです」
『小説とは何か』ダヴィッド社

これ、実は別の本からの孫引きで、私はフォスターの本は持ってません。
その別の本というのは、
石原千秋『小説入門のための高校入試国語』NHKブックス(p.30)。

579はなぜ沈黙を守っているのだろうか?
言葉は沈黙の中にこそあるからですか?
608名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/24 23:45
>>607

579の本当の名前が「Yahoo! BB」だからだよ
609名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/25 01:38
まことの名前が全国にバレまくりですなw
>>606
@は違うと考える。>>602のように@の逆というのでもないと思う。
かといってAのように「善と悪という二項対立についても両方とも肯定」
しているわけでもないと思うんだ。
>>602にならって言えば、漏れにはAの裏に読める。

たしかにゲドは光によって自らを救い、
最終的に権力の収斂するところはアーキペラゴであり、
ゲドは死から逃れ、(男と女パス)、竜は人間に繁栄を譲っている。
だから結局ル=グィンが「光」のほうに肯定的じゃん、と感じるのもよくわかる。
しかも影、カルガド、死、女、竜とこれらの要素はすべてゲドが敵対したことのあるものばかりだ。
しかし、だからといって子ブッシュのような
「ヤシラはステイツの敵!そう、いわば影の枢軸!まとめてぶっつぶすぜイェア」
などという話ではないのはみんなも同意してくれることと思う。
610609:03/02/25 01:39
 言葉は沈黙に、光は闇に、生は死の中にあるものなれ。
 飛翔せる鷹の、虚空にこそ輝けるごとくに。

またまたこれなんだが、もし鶴だの鳩だの雀だのカラスだのがたくさん飛んでいるとしよう。
そのなかに鷹をささっと見つけてその美しさを感じることができるだろうか?
たぶん難しい。つか無理だ。虚空の中にいるからこそ鷹が際だつんだと。
鷹さえいりゃいいってもんじゃないと。それで>>602はこの点を
>言葉だとか光だとか目に見える力だとか、派手なものに皆は惹かれてしまうが
>本当の力は沈黙や闇の中にあるのだという、そういうことなんじゃ?
と説明しているわけだな。本当の力は虚空にこそある、と。
ところがこれだと奥様は魔女なセレットと同意見になっちゃうw
光と影、どっちの場合でも、片方だけじゃ駄目なんじゃないか?
611609:03/02/25 01:40
漏れが光と影という二項対立について両方とも肯定しているように見えるかもしれない。
しかし、光と影というのはそれぞれを排除するものだから、両方を肯定すると矛盾が起きてしまう。
なら両方を肯定しなければいいんだ。それがAの逆といわず裏と言った意味だ。

作中にバランスという言葉がよく出てくる。
何と何のバランスかは言うまでもないと思う。
片方を肯定してしまえばもう片方を否定せざるをえなくなる。
両方を肯定することはできない。
それなら肯定も否定もせず、両者のバランスを保つしかないのでは?
以上、はたして答えになっているだろうか>>606

まあ、要は子ブッシュにゲド戦記を読ませたら「とても面白かった。やはり善は勝つのだな」と
言ってくれそうな気がするという事だw
612597:03/02/25 04:07
>>610
「エアの創造」をレスの流れの都合上多少牽強付会気味に解釈したのは認めるけれど、
光属性の要素(言葉・光・生)を矮小なもの、取るに足らないものとして処理しているか、
というとそんなことはなくて、それらもきちんと存在価値のあるものには違いないだろう。
>言葉だとか光だとか目に見える力だとか、派手なものに皆は惹かれてしまうが
>本当の力は沈黙や闇の中にあるのだ
これはいまや
>言葉だとか光だとか目に見える力だとか、派手なものに皆は惹かれてしまうが
>本当の力とは、沈黙や闇や死をふまえずしては得られないものだ
と言い換えられるべきだが、依然として鷹にとって空がなくては羽ばたけないように、
死なくして生は存在しえない。闇>>>(超えられない壁)>>>光となっていることは確か。
しかし人間にとって光こそが直接に大切なものであることもまた確かなことで。

と、ここでやはりサマンサならぬセレット、あるいはアチュアンの精霊、1〜2巻を通じて
登場した太古の存在はこの光:闇のセットの中に入らないんじゃ?という疑問が頭を
もたげるわけだが…
その答えは5巻にあるのかもしれない。太古の精霊と対になる存在として
セゴイやテハヌーを配置することもできるかもしれないからだ。
613597:03/02/25 04:23
竜ではなくセゴイ(カレシン)やテハヌーと言ったのは
・人間=神様
・竜=ピッコロ大魔王
・カレシン、テハヌー=ナメック星人
だと思ってるからなんだけど、5巻読んだ時点でこの期待は粉々に打ち砕かれる可能性も
なきにしもあらず
614563:03/02/25 04:40
2巻には、光=ゲド/闇=アルハ(テナー)の対立も織り込まれていて、
なるほど指輪は一つになるけど、ゲドと、光の中に連れ出されたテナーは一つにならない。
この未解決の結合が4巻に持ち越されて、そこでようやく二人は一つになった、
と読めないかな?
ただ、この二人が一つになるには、ゲドが「光」(あるいは「言葉」と言ったほうが正確かもしれないが)
を失うことが前提にならざるを得ない。
そこのところが、どうも腑に落ちないというか、何かちがうんじゃない、と言いたくなってしまう。

3巻は、確かに「穴をふさぐ」という欠けたピースをはめ込むみたいな話しだけど、
結局ゲドがしたことは、死が生に侵入してくるのを防ぐために、
生/死の両界をきっぱりと区分したということになるのではないだろうか。
つまり、生と死を切り離したわけで、これはル・グウィンの物語りのお約束に反している。
で、その切り離された生/死の境界を崩すのが5巻なのだと言えないだろうか。
615597:03/02/25 05:27
>>614
それは読みすぎかも?
確かに死の暴走と浸食を止めたけれど、
生と死を切り離したと読むのは行き過ぎと思われ。もともと石垣に象徴されるような
区別があったわけで、そのあっちとこっちにあるべき場所にあるべきものを戻した、でいいんではない?

2巻で残った部分が4巻の二人のゴニョゴニョするシーンにつながってると読むのは別に間違いじゃ
ないと思うけども、2→4の構造が3→5にも立ち現れるかというと、それはわからんし
個人的にはなさそうに思う。

俺は4巻の男と女の話は好きなのよね。卑近でファンタジーではないけどさ、
探索行という直線的で男性的な行動に一生を捧げたハイタカが、
最後になしとげる仕事とはやはり生命の営みの一部として回帰することじゃないと
いけないなあと思ったのよん。ああ、ゲドの勲がここで一巡して終わるのだなと。

まさか5巻が出るとは思ってなかったわけだが
616563:03/02/25 05:44
4巻は、ゲドとテナーに限って言えば、おっしゃる通り卑近で非ファンタジー的で、
そこが嫌いな人も多いみたいだけど、
その「父」と「母」が失ってしまった光と影を、
「子」のテハヌーが一身に引き受けているとも読めるよね。
4巻は、全き存在としての自己に目覚めるテハヌーの物語りでもあって、
こちらの流れの方は充分ファンタジーしてる。
ただ個人的には、竜であると同時に人でもあるという設定が、
ちょっと強引すぎるような気もしてるんだけど。
それでもリアリティーが感じられるところがル・グウィンの筆の魔術と言うべきだろうか。
617597:03/02/25 06:09
言葉は沈黙に、光は闇に、生は死の中にこそあるものなれ。
猛り狂う男の、女がいなけりゃ増えることがかなわぬごとくに。

コケばば「男は出して、女はとり入れます」
「(男と女に)ちがわないものになにがあります?」

コケばばの言葉には含みのあるものが多い…4巻p150あたりからの話は
あまりに重いし、まだ語り尽くされていない部分もある気がする。

あとは21pからのキメイのばばの話、これは5巻のother windを端的に
示唆していると思われるが、5巻にまで男女の話は持ち越されるのか、
(ハブナーにテハヌーは飛んでいき、ロークに大賢人として座ることになろうから)
そしてゲドとテナーの子はカレシンに預けられることになっているが
果たしてその子は男なのか?女なのか?
やっぱおもしろいよね。
618597:03/02/25 06:25
>>616
「人でもあって、竜でもある」というのは>>612-613を参照のこと
これが存在しうるということは、対立概念としての何かが存在するかもしれない
とあっしは思うわけで、だとすればそれは太古の精霊ということになるのかも。

正直な話ここまで来てもまだ人と竜の関係もはっきりしていないわけで、
5巻がどういう結末を迎えるのかさっぱりわからない。
4巻の結末を読む限りでは西方へは行かないのかな。

現れたテハヌーを前に、様式の長は果たしてどのように振舞うのか!?
おいしいところをかっさらっていく、守りの長の締めの言葉はいったい何か!?
請うご期待!
・・なるほど。なるほどなるほどなるほど・・・。
だがここで一つだけ重大な疑問がある。

俺はこのゲド戦記という本に、まさに人生における根本的な考え方や価値観を
影響されちまったわけだが、つーかそういう人がほとんどだと思う訳だが、
じゃあこれからどうやって生きていこうって話になる。
そこまで影響を受けたのなら、当然その先の生き方までも影響を受けるはずであり、
つまり生きていく上での指針というか、ポリシーというものが得られるはず
なんだが、このゲド戦記はどーもそううまく行くわけじゃないような気がして。
二項対立的なものに始まる、ものすごく深遠で抽象的で、心の奥底にグサッと
来るようなものを経験したわけだが、それによって実際自分は何を得たのか。
もちろんこの本を読んだことで、「俺は悪に生きよう!」と思う香具師はいない
と思うけど(w、かといって「正義万歳!」と思うわけでもない。(それじゃ子ブッシュだw)
なんかこう、しっくりこないんだよなぁ。
自分が一生懸命努力して良い行いをしても、そのバランスをとるために他の場所で
よろしくないことが発生する、もちくは自分以外の人間が悪に走る、→したがって、
全体における善と悪のバランスは保たれるって考えちゃうと、かなり鬱ではないか。
「漏れの努力は一体・・・(;´Д`)」てならないか。

みなさんどう思っておりますその辺?それとも俺が何か勘違いしてるだけなのか・・・
620名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/25 10:11
>>619
バランスは保たれない
たとえば魔法使いがその力と引き換えに性欲を失う、
その因果はその魔法使いにおいて起こることで他者には影響を与えない
また死の世界に開いた淵も、これがあるから生の世界でいいことがたくさん起きる、
というわけでもない。

バランスは保たれるべきものではあるが自然に保たれるものではない

# ロークが雲をよけるとどっかで雨が降る、というのは気象という完結したシステムに
  介入しているからだろう。
基本的にこの物語には善悪という概念は存在せず、バランスと、それを壊そうとするもの、
それを繕うもの、が存在するに過ぎない。
621619:03/02/25 12:06
>>620
>その因果はその魔法使いにおいて起こることで他者には影響を与えない
それは違うんでないの?魔法使いが力を行使した場合、その行使した対象も
当然なんらかの影響を受けないわけにはいかないだろ。めちゃ因果に関わってると思うが。

>バランスは保たれるべきものではあるが自然に保たれるものではない
そうなのか?まじで?
じゃあほっとけばどちらか一方に傾いて世界があぼーんするってこともありうると?
そうなら確かに均衡を守ろうとする努力は意味があるな。

>・・・が存在するに過ぎない
俺が言いたいのは、そういうふうに客観的にゲド戦記の世界を分析することでは
なくて(それはそれで意味があるが)、実際俺らがどうやって生きていくか、
ってことを聞きたかったんだが。
それとも君はゲド戦記を読んでもさほど人生には影響はでてないと?
622名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/25 12:59
>>621
なんか、いろいろとごっちゃに受け取ってる節があるけども、
結論から言うと、アースシーにおいても君が善行を働いたらどこかで誰かが悪いことをする、
ということはないので安心すれ
6232チャンネルで超有名:03/02/25 12:59
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624621:03/02/25 15:53
>>622
まぁ、実際そうだろうな。
結局自分の好きなように生きればいいってことか。
ゲド戦記をあまり啓蒙書っぽくとらえないで、いろいろと意味深なことを
考えさせられた、面白い&珍しいファンタジー、ってなぐあいで見ればいいだけかな。
もっとも、この本に出会えたことは自分にとって確実にプラスになった、ということ
だけは言えるな。
625横レス失礼君:03/02/25 20:31
スマソ、レスの流れを乱すのは百も承知でちと失礼。
テハヌーが「セゴイ」と呼んだのは、カレシンのことなの?
自分にはよくわかんなかったんでつが・・。
カレシンをそう呼んだのか、それともここでさらりとゲドに新たな名を与えたのか。
・・・どっち?ただの思い違い?
626名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/25 21:52
>>625
「だってね、セゴイ」
というテハヌーの言葉はカレシンを見ながら言った、と明記してあるし、
=カレシンとそのまま読めますが、幼児ことばとして=テハヌーを指すという読み方もあるそうです。
テハヌーは生まれたときからテハヌーだった、という言葉がゲドとテナーから発せられていますし、
私はカレシンのことだと思いますが。
最も古きものと呼ばれていますしね。
627名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/25 21:54
原文があればはっきりするでしょうが、翻訳文体のことを考えても
これはカレシンに向けて呼びかけた言葉だととるのが自然だと思いますが。
あまりの早さに流されたが
「ゲド=光 アルハ=影」ってのだけは納得できないよ。

だいたい「ゲド=光+影」じゃないと、一巻の意味がゴニョゴニョ…
629名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/26 00:16
光と影よりも、ここは男女で分けてみるのはどうか
これもどの場合にも当てはまる概念ではないが…

対立しながら融合する二つの概念は巻ごとにちがうし、
2巻においては明らかにゲドが魔法、人間、アーキペラゴを代表し、
アルハと墳墓の主たちが影、太古の精霊、カルガドを代表していたと思う。

太古の精霊についてはまだ結末を得ていないんだが。
ごめん、>567を書いた後、書いたことをド忘れしてフォローするのを忘れていました。
バシロサウルスは哺乳類です。

579ではないけど、「王が死に、王妃が悲しみのために死んだ。」は、
ル=グィンが、物語はコンフリクト(conflict 巧い訳が見付からない。葛藤?)を持つものだ、とする説にたいして
>>607を引用して、これのどこにコンフリクトがあるのか、といったものだったはず。
たしか、翻訳も出ていたと思った。
コンフリクトってのは衝突とかそういう感じの単語だと思うけれど
この場合は矛盾とかそういうものですか。

「王が死に、王妃が悲しみのために死んだ。」に矛盾はないだろうけど、
単なる揶揄にグウィンがぶちきれたという可能性もあるし、
前後の流れがないとどうしようもないね。
>>625 >>626 >>627
原文は、
"Now I know who called thee, Eldest!" he(=Ged) said.
"I did," the child said. "I did not know what else to do, Segoy."
She still looked at the dragon, and she spoke in the language of dragons,
the words of the Making."
"It was well, child," the dragon said."I have sought thee long."

ゲドもテハヌーもカレシンに向かって呼びかけていて、
ゲドはカレシンを"Eldest もっとも年多き者”と呼び、
テハヌーはカレシンを"Segoy セゴイ”と呼んだ。
こう読むのが理に適っているはず。
633632:03/02/26 01:01
セゴイについては、"Tales from Earthsea"の巻末に次のような説明が出ていた。

"It may be that Segoy is or was one of the Old Powers of the Earth.
It may be that Segoy is a name for the Earth it self.
Some think all dragons, or certain people, are manifestations of Segoy."
TALES FROM EARTHSEA,ACE BOOKS, NEW YORK p.291

「セゴイとは、大地の聖霊の一つであるか、大地の聖霊の一つであったのかもしれない。
セゴイとは、大地それ自体に与えられた名前なのかもしれない。
すべてのドラゴン、そしてある種の人間は、セゴイの現れであると考えている者もいる」
(今急いで訳したから誤訳してたらごめん)

テハヌーがカレシンをセゴイと呼んだのは、この3つ目の意味に沿ったものなのだろう。
634632:03/02/26 02:02
>>612
>その答えは5巻にあるのかもしれない。太古の精霊と対になる存在として
>セゴイやテハヌーを配置することもできるかもしれないからだ。

「太古の聖霊」っていうのは、大地の聖霊"the Old Powers of the Earth"のことだよね?
セゴイ=大地の聖霊と見ることもできるみたいだから、
セゴイやテハヌーが大地の聖霊と対立することにはならないだろうと思う。

>>617
>そしてゲドとテナーの子はカレシンに預けられることになっているが
>果たしてその子は男なのか?女なのか?

4巻の最後で、叙述の視点がテハヌーに移った時、
ゲドが「父」と呼ばれ、テナーが「母」と呼ばれている。
「父」「母」という言葉はここでいきなり出てくるからドキッとしたんだけど、
これは、テハヌーこそがカレシンの言う「ゲドとテナーの子」であることの伏線なんじゃないの?
>631
だから揶揄じゃなくって、説だってば。
コンフリクトは矛盾より、衝突の方が近いかな。
問題があって?、それを巡るコンフリクトによって物語ってのは転回していくってこと。
で、その考え方を貧弱だとル=グインはかんがえるわけ。

「王が死に、王妃が悲しみのために死んだ。」を例に挙げて、ここにコンフリクトは存在しない、と言うわけ。
上で語っている話とこのことが関係すると579は考えているんじゃないかな。

つか、ル=グィンの物語も(宮崎のも)コンフリクトを持っていると思うんだが、如何に?
>>635
ル・グウィンが、どこでそれを語っているのか正確な出典を教えてもらえるとうれしんだけど。
「夜の言葉」をざっとチェックしてみたけど見当たらない。
「世界の果てでダンス」?
>636
読んだのがだいぶ前なんではっきり覚えてないけど、
そのどっちかには間違いなくあるはず。

って、日本語版独自編集って可能性もなくはないか…。
「世界の果てでダンス」が見つからない〜。実家の倉庫入りの可能性大(涙
念のため「夜の言葉」をもう一度チェックしてみよう。

ま、ル・グウィンの物語りはやっぱりコンフリクトがないと成り立たないと思うよ。
少なくともゲド戦記に関しては。
639631:03/02/26 02:36
>>635
なるほど。
物語とは要素と要素の軋轢で展開していくものだ、という説かな

摩擦と言ってもいいけどそこまで一般化すると王と王妃の話も摩擦には違いない
640638:03/02/26 02:54
やっぱり「夜の言葉」には無さそうだよ。

「王が死に、王妃が悲しみのために死んだ」に、ちょっと関連しそうなところとしては、
こんな一節を発見した。

「芸術もただ<いかに>と<なに>だけを示しているうちは、楽観的にしろ絶望的にしろ、
つまらない娯楽にすぎない。
<なぜ>と問うとき、芸術は単なる情緒的反応から真の主張、知的な倫理的選択へと上昇する。
受身の条件反射ではなく、ひとつの行為となる」
「夜の言葉」p.224 岩波同時代ライブラー

「王が死に、王妃が死んだ」というストーリーだけではだめで、
「王が死に、王妃が悲しみのために死んだ」というプロットこそ芸術だ。
とゆーことかな? 牽強付会かも。
641631:03/02/26 02:58
牽強付会かもねw

その本はなかなか面白そうだなあ
僕も買おう
642631:03/02/26 03:22
コンフリクトがない小説を探すのは…わりと難しいかな

高橋源一郎なんかはあまりそういうのがない小説を書くとおもうけど
643638:03/02/26 05:40
本棚の奥の方に「世界の果てでダンス」発見。思わず本棚の前でダンス。
出典も発見。p.312だ(新装版、白水社)。
コンフリクトは「争い」と訳されていて、これがこのエッセイの題名にもなっている。
644638:03/02/26 06:43
出典となった『争い』は3ページの短いエッセイで、ごく大雑把に要約すると、
「物語りってのはコンフリクトだけで成立してるわけではないんですよ。
それだけだと思ってると、コンフリクト以外のもっと大切なものを見落とすことになりますよ」
ということらしい。
「物語りってのはコンフリクトがないものだ」とまでは言ってないね。

「人間の物語りは彼らの闘争で満ち溢れている。だが、それこそが物語りであると主張することは、
存在のひとつの側面である争いを利用することであり、
争いには含まれず、包含することもない別の幾つかの側面をも包括し、おおい隠してしまうことである」
p.312

>>579は、
「二項対立とかなんとか言ってるけど、おまえそれをコンフリクトとして考えてんの?
それで全部説明できると思ったら大間違い。
そんな単純な見方してちゃだめだとル・グウィンも言ってるんだけどね」
と言いたかったのかもしれない。正論だと思うよ。

「闘争としての存在、戦いとしての人生、すべてが敗北と勝利といった観点から語られること。
人間対自然、男対女、黒対白、善対悪、神対悪魔−−−存在と文学に対する一種のアパルトヘイト的見解。
存在と文学の両者が持つ複雑さをこれほどに貧困化してしまうとは、何と嘆かわしいことか!」
p.311
みなさんレベルが高いね。漏れ話についていけてないッス。
ル=グウィンの言いたいことって結局何なの?
いまいちはっきりしないなぁ。
コンフリクト的見方を肯定してるわけでもないが、かといって否定
してるわけでもない(んなことしたら物語が書けなくなる)。
いったい読者にどういうことを伝えようとしているの?
それとも彼女はとくに読者に対してこうしろと主張するようなものを
持ってんじゃなくて、単に自問自答のような感じで書いてるわけ?(ちょと言い過ぎかなw

なんか、あちらが立てばこちらが立たず、的な印象が拭えない・・・
646名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/26 19:01
光であろうと闇であろうとどちらかだけでは不完全であり、双方を併せ持つとことこそが完全である。
1話のゲドと闇ゲドが好例だが、他もすべてこれに当てはまるのでは?
二元論と同様に光と闇は登場するが、双方が必須条件であるという考えは二元論の一段階上を行く考えであると思う。

あまり読み込まない人々には二元論として感じられてしまうという罠があるが。
>>645
「ル=グウィンの言いたいことって結局何か?」という問に対しては、
誰も最終的な答えは出せないかも。
「結局」というのは豊かな物語りを貧しくとらえることになってしまうし、
結局、「読み手が自分なりに理解するしかない」のではないかと思われ。

>>646
とりあえず同意。でも、>>644の最後の引用部分、
二元論的に捉えられることを端から拒んでいるようにも読めないか?
648645:03/02/26 23:18
なるほどねぇ。
だからこそ面白いのかもしれんな。
だが、「双方を併せ持つ」ということをこの実社会でやった場合、
どうなっちゃうんだ?その人は完全になったと言えるのかな。
649ってか、凄い早さだ:03/02/27 00:29
この早さなら言える!

アルハたんハァハァ...
650横からすみません:03/02/27 01:25
>>619
「ゲド戦記を読んだ自分はどの様に人生を生きれば良いか、ですって?」
貴方の疑問を聞いたアーシュラおばあちゃんは、多分笑いながらこう言うのではないでしょうか。
「私には解らないわ。だってそれは貴方の人生なんですもの!」
>650
それを言っっては、おしまいでございます。
話題ずれるかもしれんけど、
ゲド戦記の中で竜に性別って設定されてたっけ?
カレシンの台詞とかを翻訳された日本語で読んでると、
なんか竜はみんな♂みたいに感じられるんだけど、♀の竜って出てきた?
両性具有の存在なのかな? カタツムリみたいに(w
>>648
どっちか片一方しか持ってない奴なんか存在すんのか?
あ、漏れは男だから出す方専門だった…
655646:03/02/27 08:24
『虚空』と『鷹』なんて、絵画的に見ればそのものズバリだと思うが。
どっかのアート・スクールの広告にありそうなネタだし。
鷹のある虚空と鷹無しの虚空、どっちに心惹かれますか、みたいな。

>>648
『光」のみは悪に呵責のない完璧主義者とか、
『闇』のみは良心等持ち合わせず自らの利のみを貪る自己中心主義者とか。
表現はともかく、たいていの人間は両方兼ね備えているでしょ?
バランスが悪いのが事件とか起こすけど。

中庸をこそ尊ぶべし、という考えは、ある程度進んだ思想家が持つ基本意見だしね。
656名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/27 09:38
>>653
ル=グィンが言いたいこともそういうことだと思う。
どっちか片一方をマンセーするヤシはおのれの半身を切り離してんじゃないの?とね。
>>655
やっぱバランスがキーワードだわな。
657648:03/02/27 12:00
そうか。
まあ、善い行いばかりを心がけてると、確かに息苦しくなるよなぁ。
よろしくないことでも、「たまにはいいよな」ってやっちゃうほうが
精神的に楽だ
>>653
たしかにいないよなぁ。
つーか、いたらどうなるんだ?
みんなから妬まれてなぶり殺しに!?Σ(゚д゚lll)
658名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/27 19:29
>651

とりあえずオジオン尊師のように心静に生きて生きたいもの・・・
漏れも老後はオジオンのようなナイスジジイになりたい・・
オジオン(;´Д`)ハァハァ
俺も大きすぎず小さすぎず、固すぎず柔らかすぎず
そんなものがいいとおもう。
662 ◆gacHaPIROo :03/03/01 06:20
なんかだんだん道教臭くなってきたな
更に言うなら、長すぎず短すぎず、太すぎず細すぎずですか? (w

まあ、冗談はさておき、どうも>>646以降、
「双方を併せ持つ」とか、「中庸を尊ぶ」のが大事だ
という流れに乗っている人が多いように見受けられるけど、
それはちょっと違うんじゃないか?

特に、「中庸を尊ぶ」という考え方は、それ自体間違ってるわけじゃないけど、
「エアの創造」的思想とはかけ離れたものになってないか?
「静止した振り子」というか・・・「生ぬるい」感じがしてならない。

相反する二つのものが一つになって、より高次の存在へと変化するという、
ダイナミックな「質的変化」が無視されているように思えるんだな。
664663:03/03/01 06:55
あるいは、
分断されているように見えていた二つのものも、実は分かち難い一つのものなんだよという、
二項対立を超克する「認識の変化」が
665名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/01 08:09
そうね。
どっちつかずがいいという話でもないし、
あるいは陰陽、あるいは性差、あるいは飲食と排泄、そういった不即不離の関係性に
価値があり、どちらか一方が一方をないがしろには存在できないという話だわね。
むしろ、軽んじられる、もっと言えば差別される概念の中に一方の尊ばれる概念が
その存在価値を得ていることを知れ、という話、か。

4巻でフェミニズム的要素が感じられるのもまた当然であったというオチか。
まあ俺はあれ、好きなんだけど。
「一方の弱さにもう片方の強さの理由があるとしたら、強いほうはいつも臆病でいなくてはならない」
とかなんとか。
666名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/01 08:14
ただ3巻のレバンネン王は、果たして「清濁併せ持つ」ことができたんだろうか?
あるレイヤーにおいてゲドはそれを「影との戦い」で果たし、
ついで4巻でまた別のレイヤーでその片方となったわけだが

レバンネンは?
5巻にも出てくるらしいが。
667名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/01 09:30
ひそかに>>661が下ネタではないかと疑う漏れは
オジオンのような澄み切った老後を送ることが出来ますか?
そのうちハブナー王ブシューの治世が語られそうで楽しみなのじゃ。
わかりやすいからのう・・
平均が11cmか14cmかというのは随分違うと思うのだが
むしろミリ単位でそのへん重要
シモネタやめれ。

ちょっと話そらすぞ。
ゲド戦記ってたしかにすごまじく深遠な問題提起をしてくれてると思うけど、
それだけじゃ一流のファンタイジーにはなれなかっただろう。
やっぱファンタイジーという分野にあるなら、ファンタジーとしての要素も
優れてないといかんだろ。
漏れ的にはそのファンタジーの点も大いに評価したい。なんつーか、
風景や人物の描写といい、言葉の選び方といい、ストーリーといい、かっこよさといい、
やっぱすごいねこのルグインってババアは。ルグウィン(;´Д`)ハァハァだね。

漏れが一番かっこ(・∀・)イイ!!っておもたのは、やっぱ3巻後半のゲドとアレンの
もとにオームエンバーって竜が現れるとこだね。この竜の描写がまたたまらなく
かっこ(・∀・)イイ!!。巨大で、攻撃的で、残忍で、狡猾で、傲慢である様が、
漏れの脳内で鮮やかに映し出される。それほどの力をもつ存在でありながらゲドに
一目置いてるってのが、こないか?洩れはきいたよ。(アレンもこんな風に思ったんだろうなぁ)
あと、一番怖かったところは、1巻のスカイアーのところかな。
影に食われたスカイアーが、人ならぬ声で「もう、すぐだ・・」っていうとこは
まじ怖かったよ。
671663:03/03/01 23:38
>>665
ル・グウィンに匹敵する竜の描き手って誰かいるかな?
やっぱこのババアが最強じゃないか?
「HPいくつ?」みたいな感じ方させる竜はいっぱいいるけどね。

>>666
その点3巻のアレン(=レバンネン)は弱いよね。
ル・グウィンも『夜の言葉』の中で、「3巻は一番完成度が低い」と言っている。

3巻で強烈に印象に残ってるシーンの一つは、
「苦しみの山」のかけらを偶然持ちかえったことにアレンが気づくところ。
自分の掌にその小さな破片がのせられて、その重みまで感じられるような気がした。

その石はレバンネンにとってどれほどの重さを持つものだったのか、
ただ今思案中。
672671:03/03/01 23:43
>>665→>>670
>このばばぁの竜
「父性の象徴」みたいな、古典的寓話としての要素をキチンと持ちながら、
決して単なる「父性の例え」だけでは終わってない、ってのは感じますね。
674671:03/03/02 01:33
>>673
竜は♂なのかなあ?
675名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/02 03:17
>>671
トールキンの竜も好かったけどなあ
グインの竜には思考と肉体と野性があるから好きだ

3巻においてはレバンネンが読者の視点でものを見る窓になっているのだよね
あの石は尖っていて手に持つと痛い、というところがとてもよかった。
676名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/02 03:27
竜のことを語る上でエルマーとりゅうは外せない
>>675
>レバンネンが読者の視点でものを見る窓になっている
うんうん、確かにそういう役割もはたしてるね。
「狂言回し」というのに近いものがある?

>>676
イラストでしか見たことないので、こんなこと言うのもなんだが、
グウィンの竜が「炎の虎」だとすると、あれは「おもちゃの猫」みたいなものに見える。
これが的外れな感想だとしたら(そうであって欲しいが)、あのイラストは失敗してるんじゃないか?

「エルマー」と「りゅう」の関係も、よく読んで考えてみればたぶんおもしろいんだろうが、
あの、イラストがなあ・・・
それでも是非読んどくべき?
>エルマーの竜
オームエンバーみたいのだったら、瞬殺されるんだろうなw>エルマー
679名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/02 16:25
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680676:03/03/03 01:11
>>677
俺もほとんどおぼえてないので無視してください
あれはペット、お友達、ぬいぐるみです。
681677:03/03/04 00:47
なんかエルマーとりゅうがかわいそうになってきたので
エルマーシリーズ3冊よんでみました。
けつろん。エルマーのりゅうは、もってとわかいい。
682676:03/03/04 01:05
うりゅがようひつだ!
というのだけ覚えているなあ
ウィングのうりゅは、わいこ、わいこ。

こんど「龍の子太郎」を読んでみようかな。
むかーしむかーし絵本で読んだ記憶しかないが、
あれはたしか、お母さんが死んでから竜に転生したんでしたっけ。
これ、「お母さん」であるということと、
「死んでから」というところがポイント。

テハヌーが竜であるのも「半分死んでる」からではないかと。
アイリアンはピチピチしとるようですが。

しかし女ばかりがなぜ竜になる?
サラっと五巻のネタバレをされたような気がするが…
まあ忘れよう

女ばかりが竜になる、そのケースをテハヌーとゴントの老婆しか俺は知らんが
もしそうであれば子供が生めるからという理由をすぐに思いつく
が、

そんな単純じゃねえよなあ・・
上のほうでもチラッと出てくるが、竜に性別はないようだ。単性生殖ができるのかな。

人は、竜人から人へとなる際に性差を生み出したのか?
それはなぜ?
男は「まことの言葉」を使い大樹を為す(しかしそれは倒れやすい、とコケババは言った)が
女は大地深く根を張り(根絶やしにはならないと言うが)、今まで魔法使いを生んでいないではないか。

魔法使いの為す仕事は竜の所業とは性質が違うのだろうか。
「理を紐解き分解再構成する男」と「あるがままに為す女」といったところか?
686 ◆gacHaPIROo :03/03/04 06:10
竜って生き物なんかな?
なんかル・グィンのは
生物を超越してるとこがあるような。
687683:03/03/04 06:34
アイリアンは短編「トンボ」の主人公です。
これは翻訳出てるし、語ってもいいかなと思ったんだが
>>687
あー・・・
dragonflyという題名だったっけ、原題

それは読んだ気がするがすっかり忘れている
何に入ってたっけ…
Dragonfly
Robert Silverberg ed. Legends, Tor, 1998

ドラゴンフライ(小尾芙佐訳)
『伝説は永遠に(3) <ファンタジイの殿堂>』(早川書房, ハヤカワ文庫FT、2000.12)

これですな、自己解決
これは多分図書館で借りたんだなあ
またどっかで探してくるしかないか
690683:03/03/04 06:56
>>688
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150202826/ref%3Dsr%5Faps%5Fb%5F2/250-4082170-1882650

清水さんの訳ではアイリアンじゃなくてイリアンになるに1チーズマネー
691名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/04 19:13
龍の子太郎のお母さんは、つわりの最中に村の山仕事に駆り出され、一人で飯炊き当番をしている時、ようよう捕まえた三匹の岩魚を一人で食べてしまった為、龍になりましたとさ。
松谷みよ子さん談
意訳すると
「龍の子太郎のお母さんは、つわりの最中に村の山仕事に駆り出され(るほど村人から虐待されていて)、
一人で飯炊き当番をしている時、(村人が)ようよう捕まえた三匹の岩魚を一人で食べてしまった為、
(その場に居合わせた村人に撲殺され、)龍になりました(という言い訳で彼女の死はなかったことになりました)とさ。
693名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/04 21:58
「風の十二方位」に竜になる男の話なかった?
694 ◆gacHaPIROo :03/03/04 22:08
>>693
いや、ちがうって元々竜だったって話だっしょ?
695683:03/03/04 22:55
>>691 >>692
「龍の子太郎」読んでみた。死んでませんね。記憶違いでした。
3匹の岩魚を食ってはアカンという人間界のタブーを犯してしまったために
竜になってしまった、という設定ですね。

>(その場に居合わせた村人に撲殺され、)龍になりました
これはまあ冗談だろうけど、深読みのしすぎ w

スレの流れからずれるけど、これ名作だよなあ。目頭熱くなっちゃったよ。
身も蓋もない仮説:
虐げられた女がブチ切れると竜になる。
みんながみんな、女なら竜になれるということはないだろうなあ

とはいえ、ゲド戦記には女性はあまりでてこない。
全部で10人いないんじゃ?そんなことないか
アチュアンの墓所は女の園なわけだが。
>>698
ほっとけよカルガド人なんか

と言いつつ様式の長が何かやってくれそうなんだよなあ五巻で
マナンは竜になりたかったのになれずに芯だ。
「マナンは竜になりたかったのになれずに芯だ。なぜだ!?」
「坊やだからさ」
子宮が無いからさ
竿もないんじゃ
9長の中で一番強いのって誰?強いってのは知識・精神うんぬんとかじゃなくて
殺傷能力の強さね。
>>705
問題の立て方が激しく間違っている。
呼び出しの長が一番道を踏み外しやすい危険な位置にいる、とは言えそうだ。
守りの長でしょう
なんてったってみんなの名前を知っているのだから

あ、でも守りの長も知られているか、意味ねえ
708705:03/03/07 04:06
>>706
そうか?純粋な疑問なんだが。それとも結果はわからんと?
9人でいざバトルロワイアル!とかなったら、けっこう面白い展開になりそうじゃん。
薬草の長とか、すごい弱そう。
709709:03/03/07 04:35
美人コンテストの出場者を重量挙げで競わせるくらいナンセンス。
まあ、ナンセンスはナンセンスなりに結構好きだったりするのだが。
中学校の各教科、どの教科の先生が一番頭がいいか、
というようなものだわね。
711705:03/03/07 15:51
みんな冷静だねぇ。まあいいか。
能力はともかく、9長ってみんな性格が違ってて面白いよね。
さすがグウィン。
>>705
なんかそういう発想すること自体
厨臭く感じてしまいう…
普段読んでる本って富士見とかジュブナイルとか?
あとゲームなんかもかなり好きそう…
既出だとは思うが、「ゲド戦記 5 アースシーの風」今月発売予定!

──────────────□■ 書籍 ■□──────────────

 【文芸】「ゲド戦記 5 アースシーの風」/アーシュラ・K・ル=グウィン
                          →3月20日発売予定
  ttp://www.jbook.co.jp/welcomes.asp?index=1386
  待望のゲド戦記 5!「最後の書」から10余年…。
  本格ファンタジーの金字塔の続編!70歳になったゲドと妻のテナーなどが
  大活躍します。翻訳はもちろん、清水真砂子さんです。
714705:03/03/07 19:48
ただの冗談だよ冗談。面白くないならさらっと流しとくれ。
本は、実をいうとあんまり読まない。家族が見てるのをたまに
つまむぐらい。そんな漏れがゲド戦記に出会ったのはマジ奇跡だ。
ゲノムなんぞとっくに卒業しとるわ。
70歳か…

「最果ての島へ」「帰還」では何歳だったんだ?
「帰還」時の2人の年齢
ゲ ド 50〜60才の間では…
テナー 40才(これは確実)

ちなみに「帰還」の最後にカレシンの「お前達の子供を…」
という台詞があるので、2人の子供が産まれているかもしれませんね。
(テヌハーが2人の子供という意味かもしれませんが)
5巻でゲドが「大活躍する」と思ってると失望するかも。
40歳で子供産めんのか?
ゲドはヤギの世話で大活躍します。
女の人のところには毎月1回コウノトリさんがこっそり訪ねてきてくれて、
「赤ちゃんいりますか?}って聞くらしい。
60歳くらいになるとコウノトリさんは来てくれなくなっちゃうんだけど、
その時までは、「はい、いります」と答えれば、ちゃんと子供産めるんだってさ。
授業参観とか大変そうだな
>>708
本当にどうでもいいことだけど「バトルロイヤル」ね
「バトルロワイアル」は特定の作品の名前でその上英語とフランス語のチャンポン
まあ「ノンスメル」みたいなもんだ
723名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/08 05:34
>>705
厨者にマジレスだが、そういう妄想を抱くところがいまだに富士見級ですな。
ゲノムとやらを卒業したのなら、そのような発言は控えましょう。
「口を開けたままにするのはやめなさい、馬鹿に見えるわよ!」て感じだ。
>>716
テハヌはカレシンの子供、だそうだ
だからアルハとハイタカの子供はまた別

男かな〜 女だろうな〜

>>723
ほっとけ あんたも言い過ぎ
725名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/08 10:22
>>724
男だったらテヌハーと恋に落ちるって展開もありでしょうか。
…かなりの年齢差が生まれそうですが…
>>725
エオウィンとアラゴルンも相当の姉さん女房だから大丈夫
>724
厨が逆切れ

ウ・ザ・イ
ここの住人って平均年齢高そう
いちおう児童文学なのに・・・

>727 マタリしる!
そりゃ初めて読んだのは小学生のときでしたよ。
かつての児童が今はもう…というやつで。
大人が児童文学を語るスレ・・・まさにル・グウィンに相応しい!
工房はむろんのこと、厨房、消防も大いに語るべき。
さすがに要望はないかもしれないが。
>>730
が、やはり一寸重いな。
ここはみなおそれて近寄らぬ大人の庭か。
さかしらにわずかな知恵をみせびらかすな。
みなが語ればここは豊かなスレになる。

みたいなノリでいいのかな・・・
重くて結構!
その重さがゲドの魅力だから…

                            

                          と言ってみる。
>>726
スレ違い承知でまじれす。
それを言うならアルウェンとアラゴルンだ。
735726:03/03/11 14:45
顔から屁が出るほど恥ずかしい
アマゾンが配信してるメールでちょっとだけ内容に触れていたね。
見たくない人もいるだろうからコピぺはしないけど。
>内容
店頭に貼ってるチラシにも書いてますな
738山崎渉:03/03/13 16:06
(^^)
パイナップルアーミーのスレじゃねーのか
>>739
あれはジェド!

なんて突っ込みはしないぞ。
発売間近にしてこの盛り下がり。
嵐の前の静けさか・・・
みんな購入報告くらいはするかもしれないけど、
読み終わるまでは来ないべ
こう五巻発売が近くなってくると迂闊なことは書けんな・・・
書くそばから予想が外れそうだ

そこで個人的なできごとをひとつ。昨日彼女と話したことが興味深かった。
あまり深く考えもせず、男は変化を、女は安定を司っているというイメージを俺は持っていたのだが、
彼女曰く、生理があるために女性の価値観や心理は絶えず揺らいで、安定を見ないそうだ。
だから安定感への渇望は男性の比ではない、と。(確かに何人かの深く付き合った女性を鑑みると
説得力のある説だ。)
対する男性はどうかというと、生理的に安定しているためにその点まったく無関心になり勝ちで、
女性の「安定を得るための戦い」を全く他人事として既に安定を得、関係のない生活を送っている。

ゲド戦記で描かれているように男女はそれぞれ違ってお互いに足りない部分を補い合っている
(というふうにも読める、つーだけだが)というのは理想像だが、
そんなうまいこと行ってるはずねえなあ、お互いのかみ合わないベクトルは全く別の方向を指し示し、
どうしようもない滑稽な滑落を誘導してるだけかもなあ、と思った金曜日だった。
pu
フラゲ人に下手なこと書かれると困るから
怖くてしばらく来れない、ってのもあるな。
今にして思うんだが、オタク…へグって一体なんだったんだろう?
単なる使い魔・眷族的な存在?
オタクが死んだとき、ゲドは鬱屈していた世界から飛び出るのかと思ったら
そうでもなかったし、悲しくてかわいらしい動物ではあったけど
あんま存在感なかったような。
747名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/17 20:14
オタクは言うなれば、ナウシカのテトです。
つまり、作品に花を添える、そういう存在です。








       注)テトはオタクを元に産み出されたともっぱらの噂。
オタクやテトの存在はもっと大きいと思うよ。
キミたち動物の温もりを肌で感じたことある?
この前、急に思いついて、
どっかにオタクとテトに共通する「唐突な死」に関する個人的解釈を
書き散らした気がするが、どんな内容かも、何処に書いたかも忘れた。
750746:03/03/17 23:42
あ、懐漫板のナウシカスレだったが、
全然解釈じゃなかったや。

すまん。
あの二匹の「唐突な死」には、やはり何らかの必然性があるはず。

なぜあのタイミングで死ななければならなかったのか、
その死によって主人公にどんな変化が生じたのか、
そういう点については今まであんまり深く考えず、
そこはかとない感傷にひたって済ませていたのだが・・・

テトについては、オーマ(巨神兵)と「地位を交代」したような気もするが、
オタクの死は、やはり唐突過ぎるような気もしないではない。
1巻再読してみます(5巻読んでからね)。
あんまりオタクオタク言われると笑いがこみ上げてくるのですが
オタクとオタクは、その発音が違います。
前者のオタクは「オ」にアクセントをつけ、発音します。
後者のオタクは、特にアクセントはなく、発音します。

どっちがどっちかはご想像にお任せします。
ちょっと五巻の中身に触れますので
(ネタバレ注意!)




五巻に、ゲドがオタクのことを思い出す場面が出てきたので
「これで浮かばれた…かな?」と思ったなり。
ネタバレは一週間は我慢せよ。地方じゃ入荷が遅れるんだから
今日帰りに通りかかった会社の近くの紀○国屋で新刊並んでた〜。

んで、家の近くの有○堂で買おうと思ったら、まだ並んでなかった・・・。
有○堂の馬鹿・・・(いや、紀○国屋がフライングか・・)
五巻現在読了。
>ネタバレは一週間は我慢せよ。
了解だけどよー、ちくしょう、早く語りてえよう。
幼い頃三巻まで寝食忘れて読んだ記憶があるので来てみたけど、馬鹿フェミになって
いたとは。。
メンスあがって枯れちまったんだな。
もうこねえ。
解禁は連休明けの24日くらいかな?
五巻読了しますた。
ネタバレしない程度に感想。
4巻よりはずっとよかったです。
>>758

そんなこと言わないで5巻読もうよ〜。
って、もう来ないらしいからこの文も読まないか。
わたしもさっき読み終わりました。
(中略)
4巻よりはずっとよかったです。
深い、凄い、美しい。
あーいいなぁ・・・。
2月まで無職で給料なかったから、
もうしばらく買えない!
765名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/21 01:09
なんか、皆さんには4巻が評判悪いようですけど、私は4巻が一番好きだった。
最後に○○○が助けに来るのがね。 
ちいさな子供が当たり前のように、助けを求めて、助けを受け取るのがね。

さて、5巻だけど、感動した、 ありがとうと言いたい。
文章もいままでと違ってすごく読みやすい。原文から?翻訳で?

ル・グウィンは俺の中では、カルロス・カスタネダと同列になったよ!
(オカルト嫌いの人には、叩かれそうなセリフだ)

テハヌーが、「なんのため」に生まれてきたのか。
そして誰もが当たり前に思っていた「壊れた世界」が元にもどった。

現実の世界でも、新時代への移行が、穏やかに行われる様な
希望がもてるお話だったよ。

まあ、本日のイラク攻撃開始は、夜明け前の暗闇としておこう。
アル中を大統領に選んでもイイと、みんなが考えない世界はすぐそこだと感じる。
4巻、あれはあれで悪くないけど、最終巻としてはなんか後味悪かった。
だから5巻が出てよかったよかった。あれから11年なんだなあ…。
はやく外伝も出ないかな。
自分的には4巻はあんま好かんかったし、やっぱあれで最終書??
って感じだったから、
5巻読んでなんか納得したよ。
ホントに5巻が出てくれて良かった。
なんか長年のもやもやがすっきりした感じ。
>>765
カスタネダ! 両方とも人類学がらみの人だからねぇ
漏れは大学でエスノメソドロジーをかじったのでカスタネダも読んだよ。
カスタネダも面白いけどね。

>文章もいままでと違ってすごく読みやすい。原文から?翻訳で?
ナヌ! いままでと違うのか!? まだ読んでないからチト心配になってきたぞ。

漏れはストーリーもさることながら半分は日本語のあの文体に惚れたようなもんだから。
小学四年生のときに読んだ衝撃は今でも忘れられない。
久しぶりに本を読んで心が震えた。
こんな素晴らしい物語をどうもありがとう。
そんな私は4巻肯定派。
別巻も出るみたいだし楽しみ楽しみ。
770名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/21 23:29
私も読み終わったところです。良かった。しかしこれでもうアースシーの物語が語られないのは悲しい。やっぱり四巻は、伝説に語られないその後の物語でもあり、ちゃんと独立した意味も成しているじゃん。納得。
771名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/22 00:00
ゲド戦記シリーズは5巻の内容をもって初めて全きものになったと思う。
今までの話が全部つながって昇華された感じ。
いや、実は1〜4巻と比べても一番感動できたし全てに納得した。
あんまり期待しすぎるとダメかな〜と思ってたけど期待以上の内容でした。
あとはいつか出るであろうゲド戦記外伝をマターリと待つことにします。
772名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/22 01:55
ア○ゾンめ、20日発売なのになんで発送は21日にするのかね!
多分22日に届くと思うけど、昼過ぎまでに来なかったら本屋まで買いに行ってしまうじゃないか。
773名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/22 01:56
な、なんと配送予定日: 03/24 - 03/26 だと?

こりゃもう先に買うの決定だな…
774名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/22 02:58
オメーら5巻は傑作ですよ?

セイネハ?
だからアマゾンなんて使うなって。
発送遅いなんていつものことだろ。
776名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/22 07:47
マルチポストうざい
777名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/22 11:36
漏れは、ハンノキとユリの子供の話が気になって仕方ないんだが…
石垣のどこにあの子はいるんだろ?
新たな謎?
てかブレアウィッチ(古い
778名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/22 11:53
五部良かった。
俺は四部については否定的なので(ヒロイズムが無いからとかじゃなくて)、
またも著者が啓蒙活動に走らないかと心配だったんだけど、
杞憂に終わって良かった。
四部はある意味で失敗だったと思ってるけど、
五部ではそういった部分も全てを飲み込んで昇華されてると思う。
非常に良かった。「最後の書」を反故にした価値は十分にある。
779名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/22 14:03
石垣には不自然さを感じてはいたのだが、やはり人知の業だったのね。

ゲドの様な老後を過ごしたいものよ。
780名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/22 14:32
Ilianを「イライアン」と読んでたら「アイリアン」でした(涙

レバンネンもおっきくなったなぁ〜(違
781tantei:03/03/22 14:41
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782名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/22 15:22
ゲド死んで終わったよ
783名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/22 15:41
今度猫を飼ったらつける名前は、あれだだな。

4巻については自分も、主義主張が前面に出すぎているようで
なんだかな、と思っていたのだが、5巻を読んだらまた通して読みた
くなったよ。
784名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/22 16:26
田島陽子臭が減ってた。テナーが出ると相変わらずウザいが。
785名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/22 17:48
>>784
テナーおばちゃんだけモノローグやたら多いしね。
作者が自己同一視しすぎてるキャラって
どうしても作品世界の中で浮いちゃうんだと思う。
でも5巻は4巻でビシビシ感じた作者の悪意というか
もしくは敵意のようなものは薄められててよかった。
5巻の準主役の男性キャラには好感持てたし。
先程5巻を読み終ってこのスレをみつけたんだけど、さすがにまだネタバレ自粛なんですな。

そこでネタバレにならないようにちょっと感想書かせてもらうと、
作者のル=グウィンは、自分が創造したアースシーという世界やそこで生きる人達に対して、
責任というか罪の意識のようなものを感じていたのかなと思ったよ。

4巻と5巻を書いて、作者もずいぶん気が楽になったんじゃないだろうか。
787名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/22 19:10
4巻読んでイヤンな感じを持つ読者は修行が足りませんな。
788名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/22 19:34
なんの修行やねん(w
>>787
禿同。
4巻を認められない人は正直、本を読む力が足りないのかと…
つーか、表面的なモノの見方しかできない人のように思えてしまう。
790名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/22 20:23
4巻を認めないひとは本を読む力が足りないって決めつける人は
正直、本を読む力が足りないのかと…
つーか、表面的なモノの見方しかできない人のように思えてしまう。
791名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/22 20:26
>>789本を読む力が足りないから、作者が自己同一視しすぎてるキャラが
気にならないんでしょ(w
>>789
>4巻を認められない人は正直、本を読む力が足りないのかと…
>つーか、表面的なモノの見方しかできない人のように思えてしまう。

つーか、これも↑ものごとを表面的にしか見てない見本だが
793名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/22 20:32
>>791激しく同意。4巻は、ルグインの個人の主張がテナーを通して、語られすぎて
普遍的ではないと思う。個人的には歪んでるとすら感じて吐き気がした。
自分は、フェミ思想自体には別に嫌悪も思い入れもないし、
多少行き過ぎててもそれを割り引いて聞くくらいの余裕もある。
ただ、793の言うように、作者が自己投影しすぎたキャラが出てくると
作品の中でバランスが崩れてしまって、ゆがみ感が否めないと言うか、
一つの作品としては調和を欠いたものになってしまうのが残念だと思う。
「読みこみの深さ浅さ」を問題にするのは、ちょっと気負い過ぎじゃないかな。
要するに、バランス感覚、調和・非調和の感覚の問題なんだと思う。
単純に、若い女の方が好き、フェミおばさんは嫌いの人もいるんだろうけど。
795 ◆gacHaPIROo :03/03/22 20:57
ル・グィン女史はめっさまじめ人間なので。
でも、言の葉の樹とか読むとかわいい女性とかもきちんと描けるからなんか好き。
796名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/22 21:08
4巻はゲドが魔法使いとしての資質を消失した後の話だからガラッと
雰囲気変っていて当然。それをル・グィン女史の自己投影が過ぎる
からと毛嫌いするのはその読者が現実生活においての「調和」を欠い
た生活をしているからだと邪推してしまいますな。

ゲドが「人」としての生活を見出す事ができて本当に良かったなあ〜
と思ったものでした。
797名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/22 21:15
>>796
>それをル・グィン女史の自己投影が過ぎる
>からと毛嫌いするのはその読者が現実生活においての「調和」を欠い
>た生活をしているからだと邪推してしまいますな。
邪推しすぎ。どう考えりゃそういう結論になるの??
それとも、自分が好きなものを認めない人の
人格を貶めることでしか主張できないだけとか。

798ネットdeDVD:03/03/22 21:22
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800名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/22 21:46
異世界ファンタジーから人の生活に復帰した姿を喜べないのは・・・
801名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/22 22:19
4部に違和感を感じる人達は、全部が
「異世界ファンタジーから人の生活に復帰した姿を喜べない」
って人だというわけじゃないだろうになあ。
むしろ、こんなこと言ってる人に、なぜそう思うのかを聞いて見たい。
802名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/22 22:21
803名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/22 22:39
いや〜盛り上がってきましたね〜。
田嶋陽子は母親に虐待されてそれがトラウマになってあんなになっちゃったんだよね。
果たして・・・。
テナーが作者の自己投影と言い切る人は チョト作者の力量を見縊り過ぎかと。そんな安易な手段しかできない作家ではないべ。
あくまでもテーマを浮き彫りにするための一人の登場人物と私は感じたよ。
納得いかない人は歳とってから また読み返してみたら。
806名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/22 23:13
>>805
私はまったくそう感じなかった。フェミ臭さを主張することが、テーマを浮き彫りどころか
その逆、テーマをぼかしてる気がした。
>納得いかない人は歳とってから また読み返してみたら。
これはそのままあなたに返します


>>805
テーマねぇ…。
前々から、たまに第四部があまり好きでない人から聞こえる、
「啓蒙」がウザいという話には首をひねっていたクチだが。
作者がわざわざそういう主張に沿った
プロパガンダのために書いたと言わんばかりで。
そういう要素は、作者の生きかた・経験の反映として
自然に入りこんだという可能性もあるんじゃ?
単に4部が好きってより4部を嫌う人に反感を持ってる人が
あーだこーだ言ってるっぽいけど、結局アンチと根っこは同じか。
808名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/22 23:28
俺は4巻肯定派なんだけど嫌いという人がいるのもわかる。
フェミニズム云々じゃなくて悪意が強すぎる内容だから。
少女を強姦してかまどに投げ飛ばす男や、女を見下して犬扱いする魔法使い、
コケばばも最初は意地悪そうな人間に描写されてたし。
つまり悪意を持った人間ばかりで、このシビアさと重さはシリーズでも別格。
世界を滅ぼす魔王ではなく、悪意に満ちた隣人というのが現実的で重い。
魔法ファンタジー世界から現実的な世界への移行を狙ったんだろうけど
ちょっと意地悪すぎる内容ではあるわな。まァ、だからこそ凡百のライトノベル
なファンタジー小説とは一線を画するわけだが。
809名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/22 23:52
最新刊の話したら?
810名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/22 23:54
>>805です
まあそうむきになりなさんな。
私はむろん読むよー。時間を置いて読み返すと また違う感想がでてきたりするしね。
10年たって50になったらどう思うのか自分でも興味あるし。
本て そういう楽しみあるじゃん
>>809
ネタバレしろと?
812名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/23 00:15
ネタバレ全然オッケー!テハヌーが竜になって飛んでいくとか。
結局ハンノキは死ぬとか。レバンネンはセセラクと結婚するとか
どんどん行こう!
813名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/23 00:17
セセラクって誰?
ネタバレはひかえるんじゃなかったっけ?
815名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/23 00:24
>>813
萌える赤い円柱。セイネハ?
最も萌えるキャラはヘザーだけどな。にゃーにゃー。

4巻は枯れた感じなのに5巻は色気ムンムンなキャラが多い。
ルグインは何かいいことでもあったのかな。
816名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/23 00:24
ハンノキってのも誰かわからない……
買ってあるからそろそろ読むか。
817名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/23 00:37
ハートハーの竜は蛇竜だったのですねえ。
分割が人畜共通に起こった現象ならハレキに対応する動物は
やはり猫か?
818名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/23 01:10
>>815
アメリカのことだから、お孫さんが無免許の飲酒運転で
人を2,3人ひき殺して罰金が数億円くらって、
ハリポタがうらやましくなったとか・・・ないかな。

いや、マジでむこうは男の子育てるのはイヤって風潮が
あるらしい。
種だけもらって育てるのだって男性嫌われてるからかなあ。

は!!おれ油注いでるじゃん!!
819名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/23 01:22
ハンノキは好きだったから、最後はあれでハッピーエンドだと思うけど
やっぱり悲しくて、彼を呼び戻そうとした呼び出しの長の気持ちもわかる。
820名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/23 01:48
>818
嫌われるのはゲドとは違って家事全般が出来ない無能なマッチョさん。
男性全般をフェミニストが嫌っているわけじゃない
821名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/23 01:50
アホか
822名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/23 01:58
★昭和62年に土井たか子氏が北朝鮮を訪れた際に述べた言葉を引用してみましょう。
この内容は、当時の「月刊社会党」誌に載っています。(参考文献:週刊文春11・13号)

『私たち日本社会党(現社民党)は、金日成主席の懸命な指導のもとに、
朝鮮民主主義人民共和国の人民が社会主義建設でおさめている輝かしい成果を評価します。』

さらに、故・金日成主席との会見中に、金主席から「スケジュールはきつくありませんか。」とねぎらわれて、
土井たか子氏は次のように言いました。

『いいえ、自分の家に帰ったようです。』
さすがは、社会党の党首! 共産主義国が祖国だと発言しています。
これが社交辞令ではなく、彼女の本心であるのが怖いと思います。
823名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/23 04:38
   【暴 力 団】━━━覚せい剤━━━━━パ チ ン コ 屋
    ┃  ┗━━━━┫  ┣━━━━━┛┃   ┃
オウム真理教 ━━━━┫北┃         ┃   ┃
    ┃          ┃  ┣━━━━【総 連】  ┃
    ┃          ┃朝┃         ┃   ┃
    ┃          ┃  ┣━━━━━【社 民 党】
    ┃          ┃鮮┃         ┃  ┃
    ┃     ┏━━┫  ┣━━━━過 激 派 ┃
    ┃    朝 日  ┗┳┛            ┃
   TBS     ┃     ┃             ┃
    ┗筑 紫 哲 也━週刊金曜日━━━━プ ロ 市 民

http://www.yomiuri.co.jp/hochi/news/feb/o20030210_20.htm
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/fushinsen/200212/06-01.html
http://www.nichibenren.or.jp/jp/katsudo/sytyou/kaityou/90/1996_5.html
さて、読み終わったぜ!
相変わらず不毛な言い合いしてんな!
ま、こんなご時世だものね、多少右傾化するのも道理。

新刊の感想は、「軽いけどよくできてる」。
読んでる際中においおいライトノベルかよと思ってしまうくらい軽いんだが、
いい言い方をすれば軽やかな文体とでも言うのか。その軽さの中にも
書くべきことはしっかり書いてるんだが、一見フェミニズムの啓発かと思われる中に
二重三重にくるんだギミックを用意していた4巻とは違い、4巻において突然打ち立てられた
秘密、一巻、二巻から周到に(?)用意されていた秘密を一気に暴露していくのは
最初から最後までネタばれの嵐を読んでいるようである意味心地よかった。
825824:03/03/23 07:16
以下致命的なネタバレ含むので未読者は要注意

一巻から五巻のはじめまで、眼前に広がる世界は俺にとっては15年間くらいの間
じっくり綿密に編み上げられたまさに「中間の世界」のようなもので、
これは4巻を経てなおファンタジーの世界、魔法のかけられた世界だったのが、
5巻の最後には音を立てて別なものへと変わった。いままで曖昧で適当な場所にあったピースが
ぴったりとした場所をあてがわれ、整えられる。当然幻滅もあるが、リアルはお花畑ではないからな。
その意味でこの5巻には価値があるのだろう。
ナルニアの最終巻みたいで読み進めていくのはちょっと寂しかったが。

(実はナルニアの最後は嫌いなんだが、ゲド戦記5巻は許容することができたようなので、
 ナルニアも再読してみる必要性を感じた。)

ただ結局のところこのシリーズで一番重要で示唆に富んでいるのは4巻だと思うよ。
フェミニズム色だけを見て取ってしまった人にはそうでもないと思うが。そのへんは人それぞれか。
826名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/23 09:42
虚構の主人公達が帰還するべき「ホビット庄」なり「魔法使いの家」
なりを物語の中で明確に設定しなかった事がナルニアの本質的欠陥で
ありルイスの限界。

農耕、牧畜、家事が組み込まれた生活の場も虚構には違いないがひょい
と風に乗って訪れたくなるファンタジー世界の重要要素。
827名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/23 10:31
ゲドに童貞喪失の先越されて焦ってるヤシ↓
828名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/23 10:52
191 :名無しさん名無しさん@腹打て腹。 :02/07/16 15:38
知り合いのコが、プロボクサーやってる彼氏(←コイツもオレの知り合い)と
韓国に行った時に、繁華街で彼氏とはぐれちゃって、その隙に声かけてきたチョソ2人と
「(日本語で)ニホンジン?」「はい!日本語話せるんですか?」
ってなやり取りをしたばっかりに、手を引っ張られてどこかに連れて
行かれそうになるっていう、レイプ目的がミエミエの危ないメにあったけど、
彼氏が見つけてくれて、相手のチョソをボコってくれたから、なんとか助かったらしい。
でもその時、その場から逃げる際に、かなりの距離、かなりの時間
しつこく追っかけられたらしい。
しかもいつの間にか2人→5人くらいに増えたらしいし。
ただ、この知り合いのコ、中高って陸上部の長距離で全中&IH出てる。足速い。
でも、チョソ共の粘着ぶりを象徴するかのごとく、
ヤツ等、宿泊先のホテルの近くまで追っかけてきたらしい。
こっちがバスに乗ったら、向こうは車に乗って、ってカンジで!
まあ、渋滞がひどかったから、それを利用して逃げ切れたらしいけど。

結局このコトのせいで、3日後に帰国する予定だったのを次の日帰ることにしたらしい。
いくらプロボクサーっていっても、
兵役うけてるであろう粘着チョソ数人相手じゃ、ヤバ過ぎってことで。
いうまでもなく、その後、この2人はチョソを毛嫌いするようになった。
829名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/23 11:16
ゲド戦記は質の高い「物語」であって、三部までの作品中において
そこには「人間の成長」という普遍的なテーマが底を流れていると思う。
そしてそれを乗せて読む人の心に届ける物語であることが
ゲドを名作たらしめていた理由の一つとも言えると思う。
しかし、俺はあくまでも物語を読むことの喜びの本質は
テーマとしての観念や認識そのものでは無いと思う。
そのための物語であって欲しくない。
それらは物語を読んだあと、それぞれの読者の心に
届いたり届かなかったりするものであって、かつ、それで十分だと思う。
物語を分解し、近くから覗き込んで、遠くから眺めて、
そうして得られるものを、少なくとも俺は
見事な「語り部」が編む「物語」としてのゲド戦記には求めていない。
だから四部が好きになれない。
何も間口を広く持ち、技巧を駆使して掘り下げるということが、
どんな作品に対する場合にも正しい姿勢だとも思えない。
俺は三部までひたすら「語り部」に徹していた作者を評価するから、
四部は「物語としての純潔」を半ば捨てたように思える。
まあ、「ソースか醤油か」レベルの相違かもしれないけど。
1〜3巻までと、4〜5巻のあいだには、作者の中で世界の捉え方に変化があったと思うよ。
4巻と5巻は、1〜3巻の価値観を否定している部分がある。

そういうところが嫌な人もいるよね。きっと。
831ネットdeDVD:03/03/23 11:53
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>>826
ナルニアはさ、帰る場所を設定する必要なんてないんだよ、本質的に。
ファンタジーつってもトールキンの言う「準創造」とは違うベクトルのものだから。。
地に足のついた世界観、土着臭のただようナルニアなんてナルニアじゃない。
だからメンスが上がっちまったんだよw
834824:03/03/23 12:09
>>826
あなたや小学生だった俺にとってはそれが大事だったのかもね。

ただファンタジーにその要素がなくてはならないかというとそれは否じゃないかな。
言うなればその帰るべき場所は保険となって読者を安心させる命綱の結ばれた場所のようなものだよ。
セイネハ?

初めて読んだ小学生の頃は、ルイスはそのお国柄からくる死生観を物語に導入することで
ナルニアになんらかの重みでもつけたつもりだったのかなと思ったもんだが
もう一度読んでみないとなんともいえんなあ
もしこの小学生の感想が的を射ているとすればゲド五巻はそういうものではなかったと思うが。
むしろ生と死は一巻から通底する問題なのだし。
>>830
何しろ全ては変わったのだから、
喪失感は相当なものがある。

ある程度は旧三部作好きの読者のために遺しておいてくれたようなので
カタルシスはそう強くも無いが、「俺がいつファンタジーにこんなことをしてくれと頼んだ、
現実逃避の手段であってくれればいいものを」と思う人は少なくないかもな。
作者の中では
主義主張>>>>>>>>>>>ファンタジー
になったんですよ。
だから純粋な物語としては三巻で終わりです。
あとはサブリミナルつきの不純なつけたし。
いかにフェミニズムというものが人類にとって有害な思想か、
図らずもも明らかになったということです。
837829:03/03/23 13:03
>836
それは違うと思う。
何が違うって、俺は「純粋な物語」が「いわゆるファンタジー」と同義だと思わない。
現実的な重さがあるからといって「物語」であることを否定しない。
「物語」を否定するのは、それが一次的に「解釈」を前提とする時。
作者は三部までにおいて本当に普遍的なテーマを乗せられる物語を編んで
それを見事に唄い上げたし、それだけの力があることを証明した。
しかし四部では違う気がする。「解釈」を前提としているようにしか、俺には思えない。
実力があるのにそれを出し惜しんだ、としか。
それをもって俺は作者の「語り部」としての妥協といいたい。
ジェンダー論だからとかキャッチーじゃないからとか言うつもりは全く無い。

でも、そもそも解釈好きの人にはやっぱりこの気持は伝わらないのかなぁ…
ヒロイズムとかスペクタクルじみたものを求めているようにしか
受け取ってもらえないのかも。
838名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/23 13:15
俺も1〜3巻と4・5巻は別物だと思う。特に5巻はナウシカの7巻に相当する
「それまで作り上げた世界観の破壊と再生」的な根源的なネタバレ話だ。
だってハッキリと「魔法の力=不死の呪い」と言っちゃってるわけだし。
魔法使いの血筋の人間は肉体が滅んだあと、魂だけ不滅の闇の世界に永久に
閉じ込められてしまうわけだ。
これってあくまで現実逃避的な「魔法があったらいいな♪」というハリポタ的
ファンタジー世界の完全否定だよ。だから嫌いな人も当然いるだろう。
でも俺は「魔法のある世界」で魔法を否定してしまうそのハードコアな展開に
心底しびれた。さすがだよルグイン。ここまで魔法世界に決着つけるとは。
みんなはそう思わないかい?セイネハ?
839中国板住民:03/03/23 13:52
中国で昔、『所有せざる人々』読んだ
現実の社会主義体制とはかけ離れているが、これはこれで美しいファンタジーだと思った
テーマ小説、ゆうとぴあ云々

でもね、ゲド戦記まで変わってしまう必要はないのよ
1〜3までが、作者の文化人類学的知識を基盤にしたファンタジー小説の捉えなおしであるなら、4〜5はフェミによる捉えなおしと見なされて仕方なし
ただ、その後に広がるべき世界についてなんら提示出来てないんだよね
作者自身にも分からないことなのかもしれないが、壊された後、いったいどんな世界が広がっているか誰にも分からないんだ
不具でヒッキーのテハヌーはファンタジー的に昇華されたが、彼女の担っている役割は今後どう展開するのかね
架け橋であることを放棄して逃亡したわけじゃないだろう?
UKRは続編を書き続けて、もっともっと漏れらをスッキリさせてほしい
840名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/23 13:56
>>838
魔法=呪い ではないよ
彼らは代償を払っているから。
彼岸の地が不自然な横取りであっただけ。
841 ◆gacHaPIROo :03/03/23 13:56
>>839
言の葉の樹もついでに読んどけ。
ちなみにあの「所有せざる人々」は社会主義をベースにしてるんではなくって、
インドで実際に行なわれているガンジー主義者の運動を元にしていますでのあしからず。
842名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/23 14:07
オドー主義者はカエレ!(・∀・)

いってみたかったダケ
843名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/23 14:17
中国共産党

  「日本解放第二期工作要綱」
第1.群衆掌握の心理戦
 
 駐日大使館開設と同時になされなければならないのは、全日本
人に中国への好感、親近感を抱かせるという、群衆掌握の心理戦
である。好感、親近感を抱かせる目的は、我が党、我が国への
警戒心を無意識の内に捨て去らせることにある。

 これは日本解放工作成功の絶好の温床となると共に、一部の
日本人反動極右分子が発する

 「中共を警戒せよ!日本支配の謀略をやっている」

 との呼び掛けを一笑に付し、反動極右はますます孤立すると
いう、二重の効果を生むものである。

 この為に、以下の各項を速やかに、且つ継続的に実施する。
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/kokumin-shinbun/470801Bchina.html
844中国板住民:03/03/23 14:22
>841
半年くらい読んじゃ放り読んじゃ放りしてる
すぐ雲南やパキスタンの少数民族と被らせてしまうから(藁

ヤヴァイよ、折れオド―主義者かな?
『所有せざる人々』に描かれる郵便制度(プライヴァシーが存在しない!)や交通機関(ヒッチハイクが主)などをみると、
文革礼賛プロパガンダからの影響を感じてしまうんだ
スレ違いスマソ
845 ◆gacHaPIROo :03/03/23 14:25
>>844
ガンジーの『建設的計画』にも目を通しておくべきだ。
常に堕落する中国の思想よりよっぽどしっかりしてる。
五巻がラノベっぽかったとこ
・会話多すぎ
・登場人物力持ちすぎ出しすぎ

五巻で意外だったとこ
・カルガドと太古の力をああ出してきたこと
・そのせいで5種になったこと
>>844
漏れはむしろヤマギシズムを思い出した
848 ◆gacHaPIROo :03/03/23 14:33
>>847
あんなカルトな擬似科学と一緒にされたら
ル=グィン母さんが泣いちゃうよ。
>>835
おれも4巻を読んだ時は、喪失感というか夢を壊されたような気がした。
4巻を支持する人にとっては読み方が浅いということになるのかもしれんが、
とにかくそう思ってしまった。

ただ、作者はゲドも含めてアースシーの世界の人間に責任のようなもの
を感じていたのかもしれないと思ったよ。

ゲドは3巻のラストで人生を終えてそれで幸せなのかとか、
アースシーの(一部の)人の死後にあんな世界があっていいのかとか。
5巻は読んでかなり納得した。かといって4巻を読んだ時のショックが消えたわけじゃないけど。
ありゃカルトではあるが疑似科学かね?
共産主義の影響をモロに受けてたように見えたが
(子供のころ近所づきあいで預けられたことがある)
851 ◆gacHaPIROo :03/03/23 14:39
>>850
一口に共産主義といってもいろいろあるんだす。
>>851
まあいいや 激しくスレ違いなので自粛シマス
853中国板住民:03/03/23 14:48
>845 >建設的計画
今検索して目を通したけど
>852に同意して自(ry
854 ◆gacHaPIROo :03/03/23 14:50
>>853
じぇんじぇん関係ないけれど、まー聞いてくれよ。
中国語でル=グィン母さんのは翻訳されてたりしてます?
どんな作品でしょかね?
>>849
俺もフェミニズムの胡散臭さは大嫌いだが最近は4巻支持派。
んで一度目(中学生)に4巻読んだときは吐き気がして、
最近読み直して「マズイこりゃグィンに一杯食わされてたカモ」と思ったクチ。
ジェンダーはシステムの一部であって全部じゃねえぞと
856855:03/03/23 15:06
偏見は狭小な世界しか見せてくれないというのを体で教えられた気がした。
まあティプトリーほど強烈じゃないけどサ
そういえば、宮崎監督はもう5巻を読んだかな。
ゲド戦記にかなり影響を受けていたみたいだったけど、
5巻読んでどんなふうに思ったのかなあ。
宮崎「テハヌーは4巻くらいの歳のほうがよかったのに」
>839
つまらぬ突っ込みですまぬが。
作者名を略記するならUKRじゃなくてUKLGになるかと。
860中国板住民:03/03/23 19:05
>854
ググったがよく分からないので専門書店に問い合わせ中
これで分からなかったら香港のサイトに聞いてみるよ
ああ、釣られてるのになんでこんな親切に対応してるんだろう、折れ

現代中国のSFに関してはあじあブックスの『中国科学幻想小説館』(下)を参考にどうぞ
(上)は武田雅哉が樽本照雄先生の仕事をねたに遊んでるだけで、下巻とつながりはありません
今度こそスレ違い終了
861中国板住民:03/03/23 19:06
ついで>859
赤面
862 ◆gacHaPIROo :03/03/23 19:08
>>860
あ、なんだ中国圏の居住者ちゃうんかな。
ほかにもいろいろ中国の雑誌とかSF事情とかいろいろ聞けるかと思ったのに。

やっぱ、金庸はSFに入るんかいな?とか。
863名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/23 22:27
>>846
やっぱり文章ちがうよね。

いままでゲド戦記は「好きだけど読むのは辛い」
という、俺的には変わった立場のお話だったのに今回は
全く感じない。

(アニメ世代なので嫌悪感や読みにくさを感じたらあまりがんばって
読もうとはしない)
864名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/24 10:27
アニメじゃない アニメじゃない
865名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/24 11:04
SFジャパンの山田正紀と恩田陸の対談、今回はゲドがテーマですね
866名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/24 15:15
今回の新刊、疑問が結構あるのだが。
「エアの創造」は無視されたの?とか
パルンの魔術師は結局何だったの?とか
世界の乖離はどういう意味を持つのか?とか

こういうことを話すにはまだ時期尚早?
ルパンの魔術師は結局何だったの?とか

↑に見えたじゃねーか
868名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/24 16:05
買ったものの読み通すことのできなかった「帰還」と「アースシーの風」
を一気に読みました。

ゲドにヒーローを求めていた私にはかなり衝撃的でした。
でも、「帰還」での失望を長く引きずらずに「アースシーの風」を読むことができて
よかったかなと。

「アースシーの風」のラストシーンはめちゃくちゃ優しいですね。
869名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/24 18:15
田舎屋に腰をすえて山羊やモモの世話をするのがヒーローの真骨頂ですよ。
アイハル様の衣鉢を継げたゲドは果報者。
五巻のラストは
「そして二人は末永く幸せに暮らしました」でしたね。

漏れもテナーみてぇな連れ合いがホスィ
今回は清水真砂子とナウシカの影響があるんじゃねーか?
「どうやって自分の力を発揮したらよいかわからないでいる
あのこわがり屋のふたりのお嬢さん」
とぼやくテナーなんて、教師である清水そのものだよ(w

清水先生の生徒さん見てたら、なんか語ってくれ。
872名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/24 20:12
>870
読了後に妻とヒシと抱き合ってしまった。好きな作品を夫婦で読めるって
やはり嬉しい事です。
873 ◆gacHaPIROo :03/03/24 20:13
>>872 


         …。


                       .
874名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/24 21:52
>>871
鈍くてすまんのだが、
清水さんが強い影響を翻訳に与えてしまったということ?

ル・グウィンが漫画版のナウシカ読んだという意味?

あなたは、清水さんの授業を受けたことがあるので、そっくりに見えるということ?
875 ◆gacHaPIROo :03/03/24 21:59
〜そして、小一時間〜
876名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/24 22:47
ゲド戦記がおもしろく読めるのは清水真砂子さんの訳の影響もある、と思います。

ル=グウィンの作品いくつか読んだのですが妙に堅い感じがして途中でやめてしまいました。
ジャンルが違うってのもあるけど。
だから『ドラゴンフライ』少し読みづらかったです・・(・。:)

ゲドの話し方はすごく好きです。特に『こわれた腕環』あたり。
「こわれた腕環」を思い出しながら5巻のラストシーンを読むと
感慨深いものがあるね。
878871:03/03/24 23:09
>>874
>翻訳
翻訳にではなく、原書の執筆にだ。
清水は翻訳するとき不明な点は、原作者と連絡をとり、制作意図(小説は制作とはいわんが)
や何を表現したかったなどたずねたりしている。
彼女とル・グインは交流があるんだよ。

>ナウシカ
うん、そう。
カルガド=>土鬼 異文化どうしの相対化
石垣  =>腐海 実は人間が作ったもの
とかね。
ジブリがアニメ化しようとした時に、こんなんやってますとナウシカ
見せたりとか(英語版もあるし)。

>授業
いや、ない。
講演会行って、著作読んだだけ。
そん時、東浩紀「動物化するポストモダン」を紹介してたからナウシカ
とか知ってると思う。
清水がル・グインにナウシカのこと伝えてたりして(w

清水は、なかなかの児童文学者なんだよ。
五巻てどうも、文学者同士の友情による交流で、清水がいっちょがみ
してそうな感じするんだわ。
まあ、清水ファンの漏れの脳内真実だけどね。
ゲド好きで清水(青山短大だったか)の授業とってた人いるかな?

>そっくり
うーん、どうなんでしょう。
先生はショートヘアで、スレンダーな元美人でしたが(w
879名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/24 23:43
>>清水は、なかなかの児童文学者なんだよ。

ああ・・・そうなんだ。以前NHKでゲドとは全く関係ないところでテレビに出てて、
自宅が写ったんだが「お屋敷と住宅の中間」みたいな、きちんとしたお家だった。

なんの特集だったっけな?
東浩紀というとナウシカというよりエヴァを思い出すんだが

まあナウシカは当時社会的なブームのようになってたし、
清水女史が知らないはずもなし
881名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/25 04:59
協定破りの不死の石垣に住まう者達は輪廻したのだろうか?
ゲド=セゴイ、テナー=アルハというのは暗示されるだけだが
前世に執着しないならあり得る話だと思うが。
882:03/03/25 05:21
>>881
こらーーーーーー!野田志郎!!
883:03/03/25 05:21
>>881
野田志郎ーーーーーーーーーーーー!!!
>>880
(´ー`)
885名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/25 16:48
テハヌーもハンノキも辛い現実から、片方は死によってもう一人は竜になって
飛んでったって事で解決ってのが、なんだか4巻の反動からなのか、リアリティなく有りませんか?
>>885
そーゆーあなたのために、六巻がいつかでるでしょう
でないとしても、別の何かがその役割をするでしょう
887名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/25 21:14
そうだねテハヌーは周囲の冷たい視線と、ハンノキは最愛の人を失った悲しみと
戦って欲しかった気もするね。
三巻までのルグインなら違った結末を迎えてた気がします。
888名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/25 21:37
うぅむ、現実から逃げたわけじゃなくて「帰った」と思うんだけどな。
テハヌーは親を置いて行きたくなかったのに、もう一つの意識が急にテハヌーを竜かえてしまった感じがする。

5巻ではレバンネンがすごく人間くさくてちょっと複雑。内面が見える嬉しさはあったけど(^.^)
私は途中、テハヌーとハンノキいい感じ?
などと思っていたのでちょびっとガッカリざんした・・・。
890名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/25 22:09
>>888
物語的にはその通りで不自然じゃないんですけど、現実だとそんな救済は
ほぼありえないわけで。ルグインって、上のレスでもどこかに出てたように
現実逃避のファンタジー書かないイメージだったんですよ。
レバンネンたしかに悪の部分も書かれてましたね。
テナーも同じように悪の部分も書かれてたらすごい傑作になったかも、作中のキャラ
全員上から観察してましたが(w
891名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/25 23:44
俺も5巻のテハヌーの扱いの軽さは結構ショックだった。
4巻が重かった分なんか拍子ぬけといった感じ。
ハンノキがユリと一緒に死を選んだラストも腑に落ちない。
心中をハッピーエンド的に描くなんてやっぱり違う。
ハンノキは一人残されても生きるべきだったと思う。
最愛の人が消えても、彼はもう孤独でないことを知っていたはずだから。
まぁ、ルグインも4巻の重すぎる内容でいろいろ批判されたり反省した
だろうから、今回はあえて軽くても爽やかな感じにしたかったのかな?
892名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/25 23:55
俺はその現実逃避の感じこそが、読みやすかった理由なのでは?と思った。
運命は受け入れるか拒否するしかない。初期3部で一番しびれたセリフだったのに……
テハヌーとハンノキの書かれ方は作家の逃げに感じた。
893名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/26 01:57
俺は4巻肯定派だけど、否定派の意見はもっとも。

4巻が出た後って、ルグゥインのファンの年齢層広いから、
20代後半以上の意見がしっかりした人たちから相当叩かれただろうな・・・・。
当時は2chはなかったが、niftyserveのフォーラムあたりでは
議論紛糾してそうだなあ。

5巻のほうが叩かれて然るべき点がたくさんある気がするんだが。
これで終わったら満足できないよ…
895名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/26 03:40
>894 これで終わったら満足できないよ…

4・5巻は1〜3巻のゲド個人が行った影と自身の統合過程と自分への
回帰をアースシー全体で拡大して繰り返しているので物語として整然と
完結しており非常に満足です。

不満なのはアイハルの言葉どおりに世界は変わり、分割は本来の形に
戻り、「魔法使い」が生まれ難くなってしまう事でしょうか。



>>895
その点、曖昧ながら回避しているように見えたが。
森での長たちの会話のシーンもそうだし、「この人たちは盗人ではない、対価を払っているもの」という
テハヌーだったかアイリアンだったかの言葉もあるし。
そもそも「死を拒否したから魔法が使えるようになった」のではなかったのでは?
5巻で悪かったのは「西の西までいって不毛の土地を切り取って作った人たち」じゃなかった?
897名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/26 06:27
>896
不毛の土地を切り取った事は「不死」が当初の目的でも副産物?として
自らの影を名付けの行為により石垣の向こうに送る事により、魔法使い
の増加を招いたと解釈します。

自らの半身を不死の国にくくる「からくり」により人々の多くは大地か
らの力を駆使するアクセスを得ていたのであったのでしょうが、影を分
離せずともゲドや竜やパルンの魔法使いは直接的に魔法を使っていたと
思われます。「死を拒否」する事は障壁を下げる要件ではあっても魔法
の必須条件ではなかったのでは?

5巻で疑問が残るのは便宜的手法であった事が暴露された「真の名」で
はない本来の「大地の魔法」とは何か?という事と「新しい風」に乗って
行く先には何があるか?という事でしょうか。
898名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/26 08:38
ものごとは見る方向によって変わる。懐疑的とはまた違う所で、アーシュラ婆の物語に価値観を揺さ振られます。
ふと思ったんだけど、4巻の執筆時期って、「オールウェイズ カミングホーム」とかぶってたのかな。
【落選】田嶋陽子が神奈川知事選出馬【運動】
http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/asia/1048579206/
900名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/26 12:21
魔法使いが生まれにくくなるのは当然だと思う。ヴェル・ナダンの最初の取引で
「絶対に死ぬことが無くなってもいいなら魔法を使わせてやる」と言ってるもの。
ということはやはり魔法を使う代償は、肉体無き後、魂が闇の世界(不死の世界)
に永遠にとらわれることによって払われるのだ。
それはゲドもロークの長老もパルンの魔法使いも例外ではない。
「太古のことば」を使っていいのは竜族だけで、人間は人間として生きる道を選んだ
ので使ってはならない。アースシーの世界では魔法使いは絶滅する運命にあるんじゃ
ないの?ゲドはもう魔法なしで生きていく道を見つけているしな。
そもそも魔法の力って「宇宙の均衡」を壊してばかりだし。
>>900
作品中にもいくつか、地域性によるヴェル・ナダンについての解釈のゆらぎがあり、
>ヴェル・ナダンの最初の取引で
>「絶対に死ぬことが無くなってもいいなら魔法を使わせてやる」と言ってる
これは五巻p.177のセセラクによるヴェダーナン解釈(カルガド,ハートハー)で、
「ヴェダーナンを選んだ人はアースシー中央部に住む有色人種で、この人々は生きるが
 死ぬことができない」というもの。
しかし困ったことにセセラクのヴェダーナンについての話は、イルカ号上では一変する。
>わたしたち、太古のことばなくして、ほか、みんなとった。そして、竜の人、ほか、みんななくして、
>そっちのことば、とった。この言い方でいい?セイネハ?これがヴェダーナン。(同p.283)
まぼろしの森での会議において、テナーが王女の話を解釈してみせたところによると(同p.313)、
「竜と人間が分かれることになった協定がヴェナーダン」ということになっているのでこれは
後者に近い。
実は前者の説はパルンの知恵の書が言うところに近い(同p.324)。
ただこれは「間違っていた」とセペルにより判断されている。
902901:03/03/26 16:00
解釈が錯綜するなか物語はラストを迎えるが、仮に彼らが正しい選択をし、
曖昧ながら真実に近づいたのだと考えると、ヴェダーナン、あるいはヴェル・ナダンとは
「竜と人間を分かつことになった協定のことで、分割・分配と訳される」と解することができる。
起こったことを時系列順に並べると
●竜と人間がひとつであった時代
●ヴェル・ナダンが取り交わされ、竜は西に、人は東に向かう
●人々のなかから最初の魔法使いが現れる。(神聖文字の発明、エンラッドの最初の王より千年前)
●西の風の吹くところに石垣が築かれる。まことの名前の普及。(人に不死を与える契約)

パルンの知恵の書によれば、魔法使いが最後に目指すのは時間に勝利し永遠に生きること(p.324)
つまり、魔法使いが魔法使いたるには石垣とその世界が必須のものではなく、パルンの知恵の書の時代の
魔法使いが最終的に目指したものが石垣とそれに囲まれた世界であった、ということができるのでは
ないだろうか。それには「名付け」の術が必要であり、西方世界と人々を名付けの術でくくることに
より、魔法使い、および魔法使いではないが まことの名をつけられた人々 に不死をもたらした。

だから、石垣は魔法を為すことにおいて必須条件ではないと私は読みました。
それにp.326で「誰もわたしたちから創造する力を奪うことはできません。」と言い切ったのは
あの守りの長ですからね。
903901:03/03/26 16:15
最後。

では何によって魔法の力は生まれているかというと、
p.316
テハヌー「アイリアン、ここにいる人たちは盗人じゃないよ。代償を払ってるもの。」
名付けの長「代償とは?」
アイリアン「『欲は太陽まで消す』って、これ、カレシンのことばなの。」

これは4巻の話につながるわけね。
俺もオナニー減らさなきゃ。
904897:03/03/26 19:10
代償は結果であり魔法の力の源泉ではなさそうですね。カレシンの言葉
やアイリアン、テハヌーが示すように竜の中に人が、人の中に竜が産ま
れるそうです。この宇宙の力を使うための真の言葉を駆使するのに竜形
も実質的には不要。

しかし・・・森は何処と繋がっている世界の中心なのだろうか?
905901:03/03/26 20:33
>>904
代償を払って力を得ている魔法使いたちという図は、励起された原子を連想する。
エネルギー保存則は保持されていて、カレシンが言うように『欲』の力というものは物凄いのだ、
としてしまうことで力の出所を示唆してますな。

特にこの性欲は生命そのものに根ざしていると言ってもよいものだから、
太古の力とリンクするものでもあるかもしれない、という想像をさせる。
906名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/27 14:40
俺は物語コレクション
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000264613/ref%3Dpd%5Fsims%5Fdp%5F%5F5/249-7977638-4279551
で、4巻までは買ったのだけれど、新刊もこれで出る予定あるのだろうか?
せっかくだから全巻同じ形式の本で買い揃えたい。
だから、いまは目の前に餌があってもよだれをたらして待っているばかりなのだが。
907名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/27 16:23
>>906
> あわせて買いたい
> 『ゲド戦記 (1)』と『ゲド戦記 (3)』、どちらもおすすめ!
なぜ2巻が無い

4まで出てるんだったら出そうだが、
不安ならメールで聞いてみるが吉
http://www.iwanami.co.jp/aidoku/form1.html
908 ◆gacHaPIROo :03/03/27 18:23
>>906
岩波でなんか出てたのに、
一巻で終了したことあったな。
909名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/27 18:31
>>908
なんか新書みたいなやつでしょ
あれ買わなくて良かった…
910 ◆gacHaPIROo :03/03/27 18:38
>>909
あれ買ったおれの立場は…。(´・ω・‘)ショボーン
911名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/27 18:50
ところで5巻の表紙の女のひとってだれ?
912名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/27 19:13
グィン
>>912
ワラタw
ところで、5巻に出てくる風の長って、
3巻でアレンがロークに来た時案内してたカケですか?
>>906
激しく同意。俺もそう。
5巻は買ったんだけど字が大きいのがなんか違和感ある。
もう一冊買うから物語コレクションで出して欲しい。
>>914
そうっすよ
916名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/28 23:39
アイリアン
917名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/29 06:49
なーんか得心がいかないというか、不満が残る内容だったな、最新刊。
物語を語っていないという上のほうで指摘されてることは俺も感じた。

「俺のゲド」も「俺のテナー」も「俺のテハヌー」も、そういうキャラクターに対する愛着とか
そういうもんは10年15年の間にすっかり抜けたんで、結末とか展開に不満を感じてる
わけじゃないしこの結末はよくできました、だとは思うんだけど。

「ゲド戦記 最後の書」は確かに最後の書で、それが証拠に五巻には「エアの創造」は冒頭どころか
本文中にも一切出てこない。これはゲド戦記ではなくてアースシーの物語のはずなんだけど、
それでもこの五巻が新しい物語になっているかと問われるとそうは思えない。
一度〆たものをもう一回持ち出して修正してるような感じが読んでる間ずっとしてた。

なんなんだろなあこりゃ。新シリーズの構想があって、それをやるためにはこういうパッチを
当てなきゃならなかったのか?
918名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/29 18:44
>917

4・5巻に不満を持つ方々って40歳以下で未婚、若しくは子無夫婦
の方が身近には多いのですが、私はゲドの老後をあの様に書いてく
れたル=グィンにとても感謝しています。
919名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/29 23:09
干上がったババァにはしっくり来るってこと?
そういえば釣り解禁だったっけ…
921名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/30 01:44
>>918
釣れますか?

オレは20歳で4巻初めて読んだが、きらいじゃなかったが。
922917:03/03/30 02:01
>>918
いや・・・4巻は好きだが。
ゲドの老後なんかどうでもいいって言っちゃ悪いが
4巻の時点で大満足だ

5巻でゲドはちょっとばかし威厳を取り戻していて、4巻がだめだという読者にへつらった結果かと
思ったがまあ別に悪くない。おのおののキャラクターの描き方については問題ない。
5巻そのものが継ぎはぎのための巻に思えるのだが、諸兄はそこんとこどうか?
923名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/30 12:21
>>919
ワラタ
924名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/30 14:50
>922 4巻がだめだという読者にへつらった結果

勝手な脳内妄想ですな、どこがへつらっているのでしょうね。
アイハルもゲドも自然体に生きているだけ。
>924

うん、私は彼の威厳とかは、体に染み付いてるモンで、
相手方がそれを受け取れる(感じれる)かどーかなんだと思った・・・。
4巻でもヒバリなんかは「ただの男と違う」って感じてたし。
5巻でも村の人達なんかからは相変わらずヒドイ扱いだし。

4巻と5巻との印象の違いはひとえに
ゲド本人が今の自分の状況に屈託がなくなった
(完全ではないけど。王と再会できない所を見ると)
せいだろうからなあ。

4巻の最後の方ではかなりそういう方向に来てたから、
5巻のゲド、全然不自然だと(読者へのへつらいだとか)は思わないね。
…馬鹿ばっかり…
927名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/31 20:39
>926の様な馬鹿は放っとくのはカルガドでは当り前。
928 ◆gacHaPIROo :03/04/01 19:07
 「アースシーの風」はゲド戦記ではない。
 これは、「アースシー世界」の物語なのであって、
その過っての登場人物であったゲドはただの登場人物にすぎないのだから。
この世界の語り残した物語を語る、それが本書の目的の一つ。
 ル=グイン母さんはとても真面目な女性なので、
言問いの一つたる物語りを編む際には自分の満足に任せるのではなく、
なぜ書くのか?どのように書くのか、どうして書くのか、を必ず決めているのだと思う。
 この『ゲド戦記X』についていえば、
これは「影との戦い」と同様に児童文学としてのアースシー世界を語るために描かれ、
それは一つの行間に一つの小さな物語りを込めていくという、
確実でしかも手間のかかる方法で、過って語り足りなかった部分と世界をゆっくりと終わらせて
新しくするために、もっと端的に言えば、
ゲドとテナーの終わりを満足させるために書かれたのだと考えてみればいいのだろう、
そう思う。
 彼女の時間は残りわずかだと彼女自身が気付いているのではないだろうか? 
そして、彼女の世界を読む我々もそれを感じているのではないだろうか? 
でも、彼女はそれを変化と呼んで喜んでいるようだ、残されたボクらには悲しいことだけど。
変化とはいつもそうだったように一抹の寂しさを伴うものなのだから、
ほんとうの「さよなら」までぼくらは彼女の語りを、
焚き木が積まれた焚き火を囲む、
子どものようにのんびりと、
耳を傾けおなかを満たし、
ゆっくり聞いて、咀嚼して、
自分の力にすればいい。
 ル=グイン母さんはそれを望んでいるのだろうから。
もう新刊祭りは終わってしまったのか・・・。

短編集はいつ出るんじゃろう。
930名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/03 12:50
やっと五部ハケーン
931名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/03 16:57
>928
長い
932名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/05 06:39
テハヌーはもともとカレシンの元に戻ろうとしていたでしょう?
4巻の最後でアースシーに留まった理由はただテナーとゲドに対する愛なのだから。
5巻でもテナーとテハヌーは別離の予感を感じさせるような短い言葉のやり取りを何度も交わしている。
それらの部分を読むたびに泣きそうになったよ。
933E.e:03/04/05 07:07
5部読んでから『ドラゴンフライ』読み直してみた。 
結局トリオンのやったことはクモと同じってこと?
なんかむつかしいね。
個人的にはクモは好きなキャラクターなんだけど。
1部のゲドに通じるものを感じて。
液晶テレビ「AQUOS」が当たるチャンス
http://camellia16.fc2web.com/gpoint.html
935名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/05 23:44
プルマンの『琥珀の望遠鏡』との共通性が気になった人いませんか?
936名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/06 00:47
4巻が他の巻と違うのは外に開かれていることだ。
キャラの正体も明かさず、謎はかけっぱなしにしながら「最後の書」ときたもんだ。
作中で世界が変わったように、自分はぐいん女史も変わったと思った。
「あとはあなたがたで」って、未来を読者の手に委ねた終わり方がすごい好きだった。

でもやっぱりぐいん女史はそのままにはしておけなかったようだ。
外伝と5巻でつじつまをあわせ、自分であけた穴を埋め、歴史や生態も補完した。
よい物語になったと思う。これはこれで「書かれなければならなかった」のだろう。
清水真砂子さんも言っていたが。

けど自分は「帰還」が好きだ。
たとえ破綻して、作者の意図が出すぎていて、「悪役」がいるとしても。
(個人的な感想なんで、そう思わんかった人スマソ)
閉じてしまった物語をよむにつけ、変わりゆく世界が目の前に広がってる気がした
あの頃を思い出す。
937名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/06 10:01
先ほど読了しました。素晴らしい。
もったいないから、二週間かけてゆっくりゆっくり時間をかけて読みました。
そのせいもあるのでしょうが、なかなか物語が解決に向かわないことに
相当イライラさせられました。
あとこんなわずかなページでどうするんだろう・・と思っていたら、
見事ですね、ル・グィン。たった4ページで、、
泣きまくりました。
清水さんの解説の最後の文章にもウンウンうなづきながら泣きましたとも。
とりあえずの感想はそんなとこ。
細かい疑問点などはまた今度。
938名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/06 13:47
解説の↓を読んで少し気になったんですが、アメリカでそんな論争があったんですか?

>セセラクのベールが、アフガニスタンの女性たちのブル
>カにヒントを得てのものかどうか、それはわかりませんが、

私はセセラクのベールに中国の嫁入り装束を連想しました。
グリーンディスティニーでチャン・ツィイーがかむってたあれ。
939名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/06 14:03
ゲド戦記に限らず(例えば、エターナルチャンピオンシリーズ)なんだけど、80年代を通過したファンタジーは英雄の人間性の回復というトコロに話を帰結せざるをえないのかなという気がする。
で、さらに連想したのが必殺仕事人。
殺しの後に主水の家での模様が描かれるのは、確かに起承転結の結の役割なんだけど、人間性の回復という意味もあるんじゃないかと。

帰還は定年退職したサラリーマンの話みたいでした。
というか、「黄昏流星群」?
ぐぃん「No room in the hell なら輪廻転生すればいいじゃない!」
ろめろ「そんなオルタナティブな話があってたまるか!」
942名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/06 21:56
>940
死するまでが人生なのだよ。
読み終わるまでエルリックサーガ「ストームブリンガー」みたいに
魔法の力のない世界を来らせるのだと思っていましたので、
守りの長の科白には少し驚きました。
そこらへんは中途半端に感じたのだけれど・・
つうかみんながゲドみたいな生き方になるのかと思っていたともいう。

ハンノキが亡くなったのは仕方ないかな。
すでに大地の穴に力を捨てた時点で、彼は抜け殻でしたから。
個人的にはなんとかして彼の能力を取り戻してあげてほしかった。
そうすれば死なずにすんだかも知れないのに・・

一番の謎っつうか、ご都合主義的なところは
セセラクがほとんど顔をあわせることのなかったレバンネンに
簡単に惚れちゃうところかな。
つうか、テナーに話しかけてる時点で
そうとうなミーハーだとばれてるわけではあるんだが。。
944 ◆gacHaPIROo :03/04/07 03:13
>>938
「世界の果てでダンス」を読むべし。
>943
セセラクミーハー説に禿同。
当初ライバル視してたアイリアンと
すぐ仲良くなっちゃうあたりも若い女の子っぽい。
ル・グィンは女同士の友情を重要視しすぎのきらいはあるけどね。
946名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/09 22:29
石垣の向こう(『琥珀・・』では水を渡った向こうの世界)
の住人の最後(開放?)の描かれ方が酷似しているのが、
とても気になるのですが、これは偶然の一致?
どなたか、ご意見ありませんか?
947935:03/04/09 22:29
↑935です。
948名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/10 21:06
>945
女同士の友情もそうだけど年配の男性の育て子に対する愛情も深く書いて
いますね。

竜は新しき風に乗って去っていきましたが、死者の国から竜へ変化した輩
の中には俗物やら悪漢やらも相当混じっていそうですがそれも世界の一部
なのでしょうね。
949こまどり:03/04/11 19:16
突然ですが「すごい」絵を発見しました。
http://scv.bu.edu/~aarondf/earthsea/images/dutch_tToA.jpg
950名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/11 19:42
ないすばでぃ、ですな。

オレなら暗闇の中で(w
951名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/11 20:23
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952名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/12 03:24
>>943
>魔法の力のない世界を来らせるのだと思っていましたので、
>守りの長の科白には少し驚きました。

守りの長の言う「創造の力」って、魔法だとは私は思わなかった。
ロークはこれまでの知識の蓄積を活かして、
学問の中心=大学の原型みたいになっていくのだと解釈したけど、
違うのかなあ・・・
いままで魔法によって押さえつけられていた民衆によって、ロークはテテーイ的に略奪と暴行を受けます

テーマ作家グウィンの面目躍如
954名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/15 00:13
遅ればせながら「アースシーの風」を読んだ。
テーマとか世界の解釈は置いておくとして、純粋に「物語」としては
中盤がやたら退屈に感じてしまった。
政治とか駆け引き、議論ばかりが続いて、いつになったら話が
動き出すのかとちょいと不安になってしまったよ。

「影との戦い」や「さいはての島へ」のように、主人公たちが移動して行く事
その物がドラマを生み出すのとも違うし、また「壊れた腕環」の定点で
絞り込んだ舞台にやがて物語りの構造が重なってくるダイナミズムとも違う。
テーマのための物語という意味では、4巻にもその傾向はあったけど、
あれに較べてもさらに形而上のための形而上な議論が繰り広げられてる
ように感じた。
アースシーの死生観と世界を語り尽くし世界を閉じるためには、これだけ
人物たちが雄弁にならなければならないのかとも思ったね。

でもその分、クライマックスの突き抜けるようなスケールと開放感は
非常に気持ち良かった。ラストの優しさも良い。
正直、俺にとってのテハヌー(と言うかテルー)は「虐げられし命」その物
という所があったんで、「帰還」のラストからしてどうかという部分は
ずっと引き摺ってたんだけど、そういうことは措いといて、とりあえず
炎となって天空に舞い上がって行く彼女の姿にはカタルシスを感じた。

傑作…かどうかは微妙だし、これが「勲し」の結末かというとちょっと
違うような気もするんだけど、とりあえずル・グゥインの筆力はラストで
堪能できたんで満足したよ。
これからもズルズルとゲド戦記の事を考えながら生きて行くんだろうな。
短編集の刊行を楽しみに待ちたいと思う。
ラストのネタバレは勘弁してほしいなぁ。
956名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/15 15:31
俺は読了するまで、このスレは読まなかったよ。
作品を語ろうって趣旨のタイトルなんだから、ラストにまで言及するのも
普通に行われるだろうし。
少なくとも未読者向けの書評や紹介文じゃないんだから、その辺の
リスクは承知しといた方が良いのではないだろうか。
発売からそろそろ一ヶ月経つわけだし、いつまでネタバレ禁止できるか
というのも難しい話だろうし。
>>935
確かに似てるとは思ったけど、琥珀もゲドも
ストーリー上自然な流れで必然性のあることだったと思うよ。
原書はどっちが先に出たのか知らないけど、
ゲドオタでライラオタなんでとくに気にならなかった。

>>949
非常に衝撃的だ(w
958名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/16 10:29
ハヤカワのアンソロジー収録の短編が「アースシーの風」の前に入ると読み始
めて分かって、慌てて読み返した漏れ…
959山崎渉:03/04/17 11:23
(^^)
960名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/20 02:27
ゲド5巻でたのか・・
また図書館でマッタリ読みたいな
961山崎渉:03/04/20 05:36
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
962名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/20 13:37
次スレどうする?
963名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/22 01:00
本屋で見かけるまで5巻売ってるの知らなかったよ。
紀伊国屋のガラス窓の外から中をちょっと見たとき、
”あれっゲドの新刊か?!”と目に付くものがあって中入った。
手にしたときの驚きはもう〜〜。

964名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/22 17:30
冒険がしたい人はゲームしようねー
この本はむかないからねー
「冒険」云々はともかく、最初の三部作に較べても、第四、五部は
随分ノリが違うのは確かだと思う。
一種のディスカッション小説みたいで、スタンダードなファンタジー
小説観から言ったら意見が分かれるのも止むを得なかろう。

あんまり、煽りめいた言い方はしない方が良いぞ。
十代で三巻まで読み、三巻目ですごく納得行かなかった。
ゲドにはかっこいい男でいて欲しかったんだよね。
で、悔しい気持ちを抱きつつ、でも人生ってそんなものなのか(笑)と
発売された四巻を読んだところ大ショック。ゲドばかりかテナーまで…!
大好きだったのに、テナー! ただのおばちゃんになっちゃって! おかげで四巻買わずじまい(笑)。
そんなことおもってたのに、五巻発売と知って結局無視できずに購入。
読み返してびっくり。四巻も面白かった。もちろん五巻も。
ラストのカタルシス。酔いましたよ。
私はむしろ、四巻と五巻はとても素直な作品になってるんじゃないかとおもいましたよ。
私が子どもだった頃に愛してやまなかったゲドやテナーが
舞台の中心から去っていくことは寂しくてせつなかったけど、
でも彼らの人生は続いていくんだと。彼らを愛している私たちと一緒に。

…そんなふうにおもったのですが、いかがでしょう。
俺は4巻も5巻もそれなりに面白かったと思ってるけど、どこかで
初期三部作とは別の物だという気持ちが常についてまわっている。
「伝説」とか「勲」の結末というのは3巻の最後の秘密めかした
神秘性みたいなものが相応しく、本来ハッキリと規定されるべき物
ではないという気持ちはどうしても拭えない。
まして、多感な時期に読んだ作品だから、余計に自分の中で
すでに完結してしまっていたりするんだな。

あと、作品としてのスタンスも1〜3巻と4,5巻では随分違うと思う。
3巻までが世界に分け入って行く話なのに対して、4,5巻では
「生活者の視点」とでも言うべきものにシフトしている。
ゴハとしての蓄積をともなったテナーもそうだし、レバンネンにしても
責任を負うべき王国を背負ってしまっている。
すでに見知った世界をいかに守りながら物語を閉じて行くかという
モードに入ってるんだよね。その意味ではいわゆるファンタジー純正の
視界が開けて行くような感覚とはまた別のものを与えてるような気がする。

あと5巻のラストだけど、これは3巻で提示された死生観を引っ繰り返す
結末だよね。ル・グゥイン自身がエッセイで書いてるけど、「死」という物
だけは未だに自分が経験したことのないものであり、それゆえに
三部作中最も未熟な内容であると。
で、そこに描かれた昏くネガティブな彼岸の様相を、今作でもって
根底から覆したと言うのは、彼女自身にとっての「死」のイメージが
変化してきたというのがあるんじゃないかという気はしている。
それは必ずしも宗教とかそういうことでもなくて、やはりそこに確実に
近付いている自分にとって、「死」というものがどのように見えるのか、
あるいはどうあれかしと思っているのか。その辺の心情が、どこかで
反映されてるのかなあと思ってしまった。
4巻読むまでテナーってあんま意識に上らないキャラだった。
1巻でゲドの苦しい精神的な戦いが面白かったのに、
2,3巻ではまあ空気は受け継いでるけど、普通の冒険ファンタジーになってしまったと思ってた。
4巻のテナーとテハヌーで━━━(゚∀゚)━━━キター!と思った。
5巻は散らばった物語をシリーズの最終巻としてはうまく閉じてくれたけど、
一個のお話としてはバラけすぎな印象。

繰り返し読みたいのは1巻と4巻かな。
969名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/29 03:44
皆が読んだ5巻は346ページ目真っ白だった?
345でおわりで訳者あとがきなのか、
ミスなのかわからなくて。
>>969
まっちろだったYO!
971969:03/04/30 01:03
そうか、あれでいいのか。
ありがとう
いや、なんかすかっとしたきめ台詞を
無意識のうちに期待してしまっていて。
だめだな、俺。
972名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/01 01:24
ちょと釣りみたいになってしまうんだが、清水氏の翻訳力落ちてないか?

色々思うところはあるのだが、一番萎えたのは「セゲ王子」。
これって「大公」(prince)の誤訳だよな?
3巻であれだけゲドが王を建てるのに苦心してるのに、
ここで軽軽しく王子が出てくるわけがない、と考えなかったのだろうか?
>>972
俺は植物の名前で「アメリカなんとか」と言う和名をそのまま
使ってるのが気になった。
異世界でそれはねえべよ。
清水さんももういいお年だろうしね…。
英語サパーリなので詳しいことはわからんが、
文章全体もなんとなくテンション落ちてる気がしたよ。
976名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/16 00:00
新スレ落ちてるよ
977MISAKI:03/05/16 00:01

コレって稼げるのかなあ?

http://www3.to/happynight

本気にしても危険はなさそうだし。
978名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/16 11:59
新スレが落ちてしまいましたが、必要ならどなたかよろしく。
チャレンジしたんですが立てられませんでした。
979”管理”人:03/05/16 12:16
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こっちに合流するほうがいいんじゃない?
児童書板のスレ
『ゲド戦記』とルグウィン
http://book.2ch.net/test/read.cgi/juvenile/1051888896/
981山崎渉:03/05/22 01:42
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
ル=グィン、引いてはファンタジーが、「児童書」としての評価をしか受けられない日本の現状を象徴しているようで何だか悲しいな…
>982
ファンタジーに該当する日本語はあるかな?。
「児童書」「幻想」「架空物語」??。
伝奇
>>983
悪いけど、貴方のレスの意図が分からないので答えようがない。>>984も答えの一つだと思うよ?