戦国ちょっといい話8

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952人間七七四年:2009/04/22(水) 21:33:20 ID:qq30wM4F
大友宗麟は一匹の大猿を飼っていた
この猿を座敷に置き、出仕して来た家臣にけしかけ
家臣の慌てふためく様を侍女と共に笑って楽しんでいた
家臣も宗麟の猿なのでどうしたものかと困っていた
さて、立花道雪も大友家臣として出仕し宗麟に頭を垂れた
止めときゃ良いのにいつものように猿をけしかける宗麟
猿が道雪の頭に飛びついたその時…!

ボ キ ッ !

猿が触れるより早く道雪は持っていた鉄扇で猿の頭を打ち砕いていた
猿は血反吐を吐いて倒れている

( ゚д゚)

想定外の事に驚く宗麟
道雪の顔を見てみた

(#゚Д゚)

怒りの表情で自分を睨み付けていた
この後道雪に
「人を弄べば得を失い、物を弄べば志を失う」
「畜生を飼って家臣を苦しめるのは孟子の言う獣を率いて人を食わせるような悪逆無道
こういう戯れは止めろ」
とかなんとかこっ酷く叱られ宗麟は恥じ入ったという
953人間七七四年:2009/04/22(水) 21:37:20 ID:qq30wM4F
宗茂が人間味ないってのはいい話ばかりっていうより
こういう泥臭い話が無いせいだと思う
親父達も忠臣名臣だけどまだ人間味が沸くし
宗茂は感情的になったりする話を聞かない

>>951
あー、島津か
名門だし怒るのも無理ないわ
954人間七七四年:2009/04/22(水) 21:40:15 ID:+MUNj1r8
道雪爺ちゃんも心労で早死にしてるよな。
あと20年生きていれば大友義統もなんとかなっていたであろう。
955人間七七四年:2009/04/22(水) 21:46:55 ID:CsKr5pMm
信之兄ちゃんも(ry
956人間七七四年:2009/04/22(水) 21:48:37 ID:L3YV5mua
耳川の大敗の後では道雪が奮闘したところで大差なかったと思うけどな
957人間七七四年:2009/04/22(水) 22:01:40 ID:+oeTjS+4
>>956
>>954は道雪が何歳まで生きたか知ったうえでのネタ書き込みだよ
958人間七七四年:2009/04/22(水) 22:11:41 ID:2ezkxwHt
「もう少し長生き」も半ば定番ネタと化してるよな。
959人間七七四年:2009/04/22(水) 22:19:05 ID:HM1GpRN8
>>946
人たらし心得
・相手の気持ちを的確に見通すこと
960人間七七四年:2009/04/22(水) 22:43:17 ID:0bg/8cYW
これは歴史マニアに有名な大阪の陣の話。
真田幸村の本陣突撃に一目散に逃げ出した徳川家康。
その時葵の旗が倒れてしまう。
槍奉行として本陣にいた大久保彦左衛門忠教。
葵の旗を必死に守り抜き、倒れてしまったが彼はすぐに立て直した。
真田幸村は程なく討ち取られた。
戦いの後の評定でこの件の検証が行われ、「現場証人」として大久保翁1人が頑固に主張した。
「葵の旗は立っていた!」
この時点で既に70代半ばの家康をもうならせた。
この時代の感覚では50代半ばにして、すでに老境になった大久保翁の男意気にリスペクト。
961人間七七四年:2009/04/22(水) 22:48:54 ID:0bg/8cYW
日光に住んでいる人から聞いた話。
東照宮の3匹のサル、「見ざる言わざる聞かざる」。
これにはモデルがいる。
聞かざるは石田三成。
わがままな彼は人の言う事に聞く耳を持たなかったから。
見ざるは直江兼続。
臆病な彼は怖い物や嫌な物を見たくなかったから。
そして言わざるは大久保彦左衛門忠教。
天下のご意見番として、相手の身分に関係なく歯に衣着せぬ発言をした。
しかし、自分の命取りとなる発言はしなかった。だから言わざる。
この3人は同い年の申年。大久保翁の意向でこの「サル」ができたと言われる。

962人間七七四年:2009/04/22(水) 22:51:32 ID:0bg/8cYW
>961
いい意味の申1匹と良くない意味の申2匹をあえて対比させたのだ。
人生の教訓でもある。
963人間七七四年:2009/04/22(水) 22:54:11 ID:fxS/dcoc
>>951
それ葵徳川三代にあったw
964人間七七四年:2009/04/22(水) 23:03:50 ID:FgurobbZ
青面金剛の使いを悪い意味に使ったのか?
それは…宗教的にどうなんだろう?


目の前の危機に動じず約束は守り戦は実戦的で主君への義理は自らが破滅しても必ず通しいい人過ぎて人間味が薄い…
宗茂メカ説を唱えてみる
965人間七七四年:2009/04/23(木) 00:04:53 ID:xmxvuywl
柳河を離れるときに「I'll be back.」と捨て台詞をかますわけか
…なんか違うだろw
966人間七七四年:2009/04/23(木) 00:24:46 ID:2a0eggb2
>>944
…その先生は太平の世の小学生にポン刀で人を切り殺す術を教えて、一体何がしたかったんだ?
967人間七七四年:2009/04/23(木) 00:31:25 ID:IL1kMhm1
>>966
家康公いわく
「太平の世に武道を嗜むのが真の武士である。」
油断大敵です。
968人間七七四年:2009/04/23(木) 00:35:01 ID:Z/KNEkgD
上杉謙信があるとき

「人の家来というものは、我が身をなげうち忠義を旨として主人の先途に立とうとする物であり、
これは仕官する者の常と言うものだ。
そうであれば、主人たるものも、その志に報いるために、普段から相応の俸禄を与え扶持すること、
これが私心無き恩賞という物である。

ところが昨今の諸将は、『家人という物は禄のために使われるもので、忠死をもって
これを償うのだ』などと考えている。

これは大間違いである。

そんな了見では士卒一和は出来ず、合戦に望んでも利運を得ることは出来ないものだ。」

と、このように言われたと言う。

つまり、「社員が給料に報いるため働く」、という発想は間違いである。
社員であるなら働こうと言う意欲は当然持っているわけで、経営者はその意欲に対して、
「社員に報いるために」給与を支払う、と言う発想であるべきなのだ。と言うことか。

そんな、上杉謙信公の恩賞論のお話。
969人間七七四年:2009/04/23(木) 00:36:30 ID:00abo37b
>>965
宗茂がシュワちゃんに脳内変換されたではないか
970人間七七四年:2009/04/23(木) 01:10:46 ID:+qSVq/QC
宗茂って別に人間味溢れてるだろ。ちょっと抜けてる感じの。
だいたいにして完璧人間なら離婚しねーっつの
971人間七七四年:2009/04/23(木) 01:22:27 ID:hpXmumdS
明治時代の話なんだけど戦国武将にも由来するお話

東郷平八郎が元帥に任じられた当初のこと。
鹿児島から、各地の史跡の碑銘に対する揮毫の依頼があった。

故郷の者からの依頼、ということなので快く引き受けたが
とある碑銘のところで、ピタリと筆が止んでしまった。

依頼をした村の者が横から伺ったところ、
『関白陣跡』の四文字を見てムッと難しい表情をしていた。
この4文字がまずいと悟った村の者が慌てて『新納忠元公記念碑』と改めて依頼したところ
快く筆を走らせたとの事。

時代が変わっても薩摩の人にとってはラスボスより親指武蔵さんの方が
尊敬されてたんだね。というお話。

ちなみに東郷元帥は西郷さんの推薦でイギリスに留学したが
留学中に西南戦争が起こり、帰国前に終結してしまった。

長州閥に「参加できなかったのが残念だったのではないか?」と揶揄されると
「いや、全く残念だ。かなうことならば自分もイギリスから駆けつけて西郷先生のお手伝いをしたかったものを」
と半ば本気で悔しがって周りのものを倉皇とさせたとか。
この辺は纏めサイトでも紹介されている
「オマエなんか義久様からGOサイン出ればいつでも殺ってやんよ」
発言を彷彿とさせます。
972人間七七四年:2009/04/23(木) 02:02:36 ID:Z/KNEkgD
980踏んだ方は、宣言した上でスレ立てお願いします。

↓スレタイ

戦国ちょっといい話9

↓テンプレ

戦国のホロリとくるエピソードを挙げていこう

戦国ちょっといい話・悪い話まとめブログ
http://iiwarui.blog90.fc2.com/
書き込む際にネタがかぶっていないかなどの、参考にしてください

前スレ
戦国ちょっといい話8
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1237483814/

姉妹スレ
戦国ちょっと悪い話8
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1237446002/

逸話に対する過度の真贋論争、揚げ足取りなどは、無駄に荒れるもとになります。
そのような議論はこちらでお願いします
【真?】戦国逸話検証スレ【偽?】
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1196778610/
973人間七七四年:2009/04/23(木) 07:39:32 ID:AtTws3Dz
見ざる・聞かざる・言わざる・犯さざる
の4猿だという話しもあったような
974人間七七四年:2009/04/23(木) 09:47:42 ID:pamrhUR5
>>966
もしかしたら天然理心流の道場もこんなんだったんかなw
ちなみに5時間練習時間あるとしたら、4時間くらいは正座で話を聞く、強くなるわけがない
「満洲に○○という猛将あり」と有名だったみたいでガリガリの大年寄りなのに妙な迫力があった
俺らには「人間を大切にする剣道を心をこめてくりかえそう」と説いていました
でも内容は>>967みたいな感じで、ネタじゃなくマジですw

スレチ本当にすまんです

>>971
それ、中学の時の英語の先生が授業の時によく話していたなぁ
その後長州閥と殴り合ったんだっけ?
975人間七七四年:2009/04/23(木) 11:14:11 ID:GOateFOI
>971
井伊の万千代さんといい、アミバ様より前に取り上げられる新納さんといい……(´Д`;)

野戦に強い大名んところの侍大将って気力だけで人を頃せるんじゃね?
んで全盛時のラスボスはそいつらの殺気を跳ね返すオーラがゴゴゴ・・・とかドドド・・・とか溢れてんの
976人間七七四年:2009/04/23(木) 16:51:56 ID:Z/KNEkgD
国の盗り方

織田信長の頃、淡路は矢部善七が支配していたが、秀吉の天下となり、この淡路を
当時まだ小身であった千石権兵衛に与える事になった、
が、千石、秀吉に尋ねる。

「私は小身なので兵を持ちません。これでどうやって、矢部の支配する淡路を制圧できるでしょうか?」

これに秀吉
「簡単な事じゃ。お前はかの地に行って地侍どもに、『手柄次第で恩賞を与える』と
言って回れ。そうすれば万事解決じゃ。」

それで権兵衛、淡路に渡り秀吉に言われたとおりにすると、かの地の地侍たちたちまち蜂起し
矢部の城を取り囲み、ほどなくして城を明け渡して退転、権兵衛は楽々と淡路一国を接収したとの
ことである。

そんな、いかにも秀吉らしい国の盗り方。
977人間七七四年:2009/04/23(木) 16:58:51 ID:UuNXsYPb
>>976
秀吉っていうか官兵衛の入れ知恵っぽいな
978人間七七四年:2009/04/23(木) 17:34:40 ID:RqtGPpMb
矢部善七って、ほんと逸話の中ではひどい扱いだな。
本能寺前は、信長の側近として天下の差配に関与して信頼された能吏だったのに。
979人間七七四年:2009/04/23(木) 19:20:18 ID:cW83eRdM
>>975
秀吉は組み伏せるというよりひらりマントでさらりと流す感じだなあ
980人間七七四年:2009/04/23(木) 20:30:07 ID:CuvD5g/e
>>963
そのとき歴史が動いたでも使われてたっけ映像
葵徳川三代では山口祐一郎が島津豊久やってたんだよな
2年後に利家とまつで佐々成政やったからそっちの印象強いけど。
義弘役の麿赤兒は強烈だったw 篤姫にも出てて懐かしかったわ

しかし三成は島津兵を見込んで再度自ら加勢を頼みに来たとはいえ、
その時にはもう島津も兵数1000以下の小勢だったろうし双方どーにもならんだろうな
玉砕覚悟で中央突破でもしてくれとでも言いに来たんだろうか。
981人間七七四年:2009/04/23(木) 20:35:20 ID:DdB092uE
そういえば高橋秀樹さんは
島津久光と島津斉彬の両方を大河でやってるね。
スレ違いでゴメン
982人間七七四年:2009/04/23(木) 20:36:43 ID:Z/KNEkgD
>>980
スレ立てお願いします

↓テンプレ
>>972
983人間七七四年:2009/04/23(木) 22:14:03 ID:Z/KNEkgD
反応ないみたいなんでスレ立てて見ます
984人間七七四年:2009/04/23(木) 22:16:51 ID:Z/KNEkgD
良かった、たてられましたー
↓次スレ

戦国ちょっといい話9
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1240492546/

ここ埋まったら移動してください。
985人間七七四年:2009/04/23(木) 22:27:28 ID:R1O2RqF6
埋めついでの話。

加賀前田家の家臣、富田重政は後に名人越後と呼ばれることになる中条流の達人である。
ある日、前田利常は重政を呼ぶと、いきなり真剣を抜いて「無刀取りと言うものがあるらしいが、どのようなものか見せてみよ」と無茶を言い出した。
すると重政は慌てず騒がず「これは秘伝につき余人に見せられませぬ。まず向こうの障子から覗く小姓をお下げください」と答えた。
言われて利常が障子の方を振り向いた瞬間、重政が素早く刀をもぎ取って「これが無刀取りでございます」と答えたとか。

……ちなみに、中条流の無刀取りは実は白刃取りでもなんでもなく「相手を押し倒し、組み敷いて腕をねじり上げて刀をもぎ取る」戦場の組打ちの技であったとか。
重政が空気を読まなかったら、利常は家臣に組み伏せられる恥ずかしい姿を小姓たちに見られていたかもしれないという、主君思いのいい部下を持った話。
986人間七七四年:2009/04/23(木) 23:03:00 ID:ZSgioEsW
>>984
乙!

>>985
確か石舟斎が家康に披露した無刀取りも懐に飛び込んで…とかだったような
987人間七七四年:2009/04/23(木) 23:03:38 ID:X+qg8lLx
無刀取りって刀持ってないときに如何するかってもんだし、刀取れればいいんだよな。
ちなみに柳生の無刀取りは「隙が出来た時に後の先で分捕る」
988人間七七四年:2009/04/23(木) 23:38:51 ID:cut8eRq4
無刀取りは真剣白刃取りとはまったく別物です。
というか真剣白刃取りは曲芸以外の何物でもないよな。
989人間七七四年:2009/04/23(木) 23:59:06 ID:IW7gS+ng
まあそんな事する暇があるなら避けて殴るわな
990人間七七四年:2009/04/24(金) 00:12:54 ID:EeCuzuBR
>>989
そもそも刀の軌道線上に入って刀を獲る意味がわかんないもんねw
991人間七七四年:2009/04/24(金) 00:24:38 ID:nnxap15P
意味はある、格好いいという非常に大きな意味が
992人間七七四年:2009/04/24(金) 00:26:15 ID:gx1OGd2y
埋め代わりに戦国化け物シリーズ
朝倉家臣、真柄十郎左衛門の大太刀「太郎太刀」

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20090414/CK2009041402000020.html
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20090414/images/PK2009041402100102_size0.jpg

これはすごいw;
993人間七七四年:2009/04/24(金) 00:30:41 ID:Kl49qF6m
>>992
本当ならスゴイけど、ここまで極端にデカいと眉唾ものっぽく思えてくるな
994人間七七四年:2009/04/24(金) 00:31:31 ID:ET+gSi8o
実物はもっとでかいよ。
995人間七七四年:2009/04/24(金) 00:32:44 ID:xNbyA7mK
これは・・・
実際には太刀じゃなくて長巻だったのかな?
それでも長いが
996人間七七四年:2009/04/24(金) 00:42:12 ID:PANtYm9h
真柄十郎左衛門の刀はあまりにでか過ぎて向こう側が見えにくいため、
ところどころ窓を開けてあったと言うな。
。。。。すいません、古典落語のネタです。
997人間七七四年:2009/04/24(金) 08:06:56 ID:b2Va249y
関東武士の金棒とか丸太よかマシに思えるふしぎ!
998人間七七四年:2009/04/24(金) 09:13:41 ID:K86F4Fs+
>>997
三浦息子ヒャッハー
清水息子ヒャッハー
太田康資もみなヒャッハー!

佐竹義重や真壁氏幹も大概だけどな
999人間七七四年:2009/04/24(金) 10:30:27 ID:L3FB4e5T
姉川合戦図屏風だっけ?
大太刀担いでる絵があるけど使いづらくないのかな
1000人間七七四年:2009/04/24(金) 10:52:08 ID:IpQGE6eA
1000
10011001
      /    `ヽ、
      ー┬――─‐ァ
      / ̄ ̄ ̄ ̄,l,
    _/     ,、r'" _」
.    | ̄ ̄ ̄ ̄ ,、r:''゙ヽ、
   /`'''''''''''''''''''" ヽ::::::::::ヽ
   /  秀家    ゙ヽ:::::::::',   ごくろう。このスレはみごと統一された。
  ゙|゙゙゙'''   ‐‐''""'  ';:::;r==,、  さすればおぬしらには次スレの攻略を命ずる。
.  |エi> ,'  イiエ>  レ'゙,r .,l }  
  i.  /         Y./ノ   さあ泳いでゆけ、現代のもののふたちよ!
  l  {  .、          /      
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