>>456 >国債の価値が下がらないように少しずつ売るという手もあるけど
少しずつ売る?どうやって?
国債は満期が来たら、償還せねばならないはずなんだが・・・。
たとえば2008年には小渕内閣が発行した約40兆円の国債が償還期限を迎える。
日本政府にそれをキャッシュで返すような資金力は勿論ないので、借り替えねばならない。
つまり、償還分の金を払うために新たに国債を発行するわけだよな?
利率が同じなら何の問題も無いだろう。
だが、民営化した以上、郵貯にこうやって買わせ続けることは無理になっていくはずだ。
なんとか買ってもらうためには、買い手を海外に求め、かつ利率を上げていくしかないだろうな。
日本の借金は今1000兆円もある。
単純に利率が1パーセント上がるだけでも、1年間に支払わねばならない利子は10兆円も増える。
これから、日本は海外に何十兆円(何百兆円?)支払うことになるんだろう?
まだ、土建屋や公務員に払ったほうがマシだったな。
それなら金は国内を循環するから、景気に良い影響もあっただろう。
だが、海外に支払うとなれば、景気は悪いままで借金だけが膨れ上がっていくことになりそうだ。
歳出が全部利払いに消えかねない、とんでもないサラ金地獄財政だな。
まあ、グレーゾーン金利撤廃に反対した小泉の進めた政策の結果らしいと言えばらしいけど(苦笑)