郵政民営化の真実  その2

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430名無しさん@3周年
財政投融資の改革という意味では、入口(郵貯・簡保からのカネの流れを止める)問題に関しては、
成功したけど、出口(特殊法人の透明性の向上)の問題に関してはいまだ未明だ。
財投債という打ち出の小槌を残したままで、財務省からの天下りを許せば
民営化しても同じことの繰り返しになる可能性が高い。
431名無しさん@3周年:2007/11/20(火) 11:00:18 ID:GfrdKxSx
民営化する前から、ユウユョウは財投債買ってたんじゃない。
432名無しさん@3周年:2007/11/20(火) 12:43:49 ID:qWARm45+
>>423
>東京の中央郵便局。都心の超一等地に建っているが。
>国営時は国の資産。つまり、納税者の共有財産だったはず。

>民営化をしたら局会社の物になったと聞く。
>これはおかしい。局会社は買い上げるか、賃料を払うのが筋だと思う。

何もおかしくないよ。
日本郵政の株主は国なんだから。
民間会社だって設立されるとき、株式引受人が出資したり現物出資したりする。
当たり前の話じゃん。
いっぱん会社法を勉強してみ?

今後、完全民営化されたら、会社の所有権はオーナーであるおそらく外資ファンドに移るだろうが、
そのとき、国は株式と引き替えにその代価をもらえるよ。
たぶん二束三文で買い叩かれるんだろうけど。
433432:2007/11/20(火) 12:51:56 ID:qWARm45+
つまり、国の持っているものがこう変わっていくのさ。

郵政公社の土地、建物、、機材、ノウハウ等
       ↓
日本郵政のオーナーとしての地位(つまり株式)
       ↓
株式を売った時に受けとる代価

何も無くしてない。交換しただけ。
納税者は、超一等地を現在株に換え、これからそれを金に換えようとしているだけ。

もっとも、もちろん高く売れる保証などどこにも無いわけだが。
434名無しさん@3周年:2007/11/20(火) 13:19:28 ID:9WiUFL47
>>432
中央郵便局は日本郵政と何ら関係ない。
435名無しさん@3周年:2007/11/20(火) 13:20:45 ID:KEcouvX4
森以来の清和会政治は田中派の資金源つぶしに狂奔してるだけ
436名無しさん@3周年:2007/11/20(火) 13:24:03 ID:qWARm45+
>>434
持株会社ってどういうことを意味するか知ってる?
この辺も会社法を勉強していない人には分からないわけだけど。
437名無しさん@3周年:2007/11/20(火) 13:37:53 ID:9WiUFL47
>>436
なんだお前!?
公認会計士か???
438ぬるぽ ◆l3knRRFISo @株主 ★:2007/11/20(火) 14:47:22 ID:U1rYOqWy
>>435
> 森以来の清和会政治は田中派の資金源つぶしに狂奔してるだけ

すばらしい。
それで自民がじり貧になり政権交代ができれば利権議員の利権もなくなるわけで
国民のためになる。
もっと清和会が他の派閥をいじめ抜いて自民自体の体力がなくなることが希望だ。
439名無しさん@3周年:2007/11/20(火) 15:11:10 ID:pKu75YXR


【金融】シティ、日本が“国有化”!? アノ人が来日し根回しか ゆうちょ銀、りそななど噂に…(ZAKZAK)[07/11/19]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1195534402/
440ぬるぽ ◆l3knRRFISo @株主 ★:2007/11/20(火) 16:04:35 ID:U1rYOqWy
>>439
郵貯銀行がサブプライム支援に乗り出さないようにチェックが必要だろう。
海外で多くの損失を出していて、みずほ等も損失計上しているこの時期に
サブプライム関連商品を買い漁るとしたら、経営陣は特別背任で訴えよう。
きっちり10年は懲役をくらわしてやろう。
そうしないと、結局赤字国債で補填ということになってしまう。
アメリカの不良債権を引き受けるのなら経営陣は必ず懲役にさせよう。

そのためにも株主連合体を組織しておくことを勧めるね。
誰か政治家が音頭をとればいいのだが。
441名無しさん@3周年:2007/11/20(火) 16:09:37 ID:3j9+ObOA
もう手遅れだよ
森が竹中使って先手打ってる筈だ
今度こそ郵貯も終わりだ…
442ぬるぽ ◆l3knRRFISo @株主 ★:2007/11/20(火) 16:21:35 ID:U1rYOqWy
経営者の特別背任は十分立件できる。
現職役員は10年の懲役と1000万円の罰金に民事でも訴えれば破滅させることができる。
そのリスクを役人上がりが負うなら立派だ。
443名無しさん@3周年:2007/11/20(火) 17:42:42 ID:qWARm45+
>>442
そういう場合は、救済に乗り出す前に、特別法を衆議院で成立させれば良いだけ。
司法は、法律の範囲でしか動けないから、国会や内閣のほうが強いんだよ。
憲法に接触するわけでも無いから、裁判所もそれ以上口出しはできない。

それと、民事で訴えるのも無理ね。
ぬるぽさんには原告適格がない。
完全民営化も行われておらず、100パーセント財務大臣が株式を握っているから。
責任追及の訴えも期待できない。

まあ、本当にサブプライム支援に乗り出すかどうかは分からないが、
もし乗り出しても国民に「法律上で」責任追及などできるわけ無いでしょ。
立法権を握っている連中を相手に。
444ぬるぽ ◆l3knRRFISo @株主 ★:2007/11/20(火) 18:07:29 ID:U1rYOqWy
>>443
今原告資格がないのは重々承知ですよ。
ただしIPOで1株でも手に入ったら初値と下がり具合でサブプライムが原因と
訴訟を起こすことは可能だろう。
それにサブプライムを衆院で強行採決したら自民が終わるぐらいに思わせないと
日本は駄目になるよ。
445ぬるぽ ◆l3knRRFISo @株主 ★:2007/11/20(火) 21:13:00 ID:U1rYOqWy
サブプライム問題は海外では危険情報が出ていた薬害エイズと同様だと思う。
海外市場では損失確定で手を出す国家、企業はもはやないという時に赤字覚悟で
手を出すというのなら明らかに背任行為であるといえる。
100歩譲ったとしてアメリカ政府がサブプライム支援に赤字米国債を発行した時に
その買い支えは行うことは米国の支援という大義がある。そのうえアメリカに恩も売れる。
サブプライム債権を直接買うとしたらわざと騙されに行くようなもので、何の得にもならない。
同じ損失でも大きく違う。
446名無しさん@3周年:2007/11/20(火) 21:14:57 ID:wCK4GzrF
いくら騒ごうが決めるのは清和会
御愁傷様
447ぬるぽ ◆l3knRRFISo @株主 ★:2007/11/20(火) 21:42:26 ID:U1rYOqWy
>>446
日本が損をすることが望みですか?
まだ法案も出ていないし、法案が出た時に清和会以外の議員が離反したらいいだけのこと。
私には納得がいく理由が見当たらない。
清和会の利権だけで法案が決まるとしたら清和会および自民の敵に一人追加されるだけですよ。
政治板を含め2chで問題提起を続けて行くだけです。
448名無しさん@3周年:2007/11/20(火) 22:08:34 ID:wCK4GzrF
>>447
可能なら、清和会の連中はテロにでも巻き込まれてみんな死んで欲しいもんだね。
あの派閥の連中はこの国になんの愛着も持っちゃいない。
むしろ経世会が主導権を握ってた時代は「朝鮮人」と蔑まれてた連中さ
日本人が苦しみ死んで行くのは、むしろ奴らの喜び。
しかも選挙があっても落選するのは大抵経世会だけ。清和会は大抵無傷。
疑獄が起こっても、他派閥にだけ罪を押し付けて逃げ切り、そのまま利権もゲット。
お陰で益々派閥は強大化。米国と半島の援護で金脈も集中するから民意なんて必要ない。
その上報道操作ごときに人殺しすらも厭わない。りそなの時みたいにな。
サブプライム爆弾だって、ご主人のデービッドに褒めて貰えりゃ嬉しいから引き受けるに決まってる。
だから森は福田に予め郵貯の外債運用の多角化の容認って形で先手を打たせたんだろ。

あんたは清和会という化け物を甘く見てる。
449名無しさん@3周年:2007/11/21(水) 00:27:27 ID:49qWIQLA
>>447
清和会には逆らえる政治家はもう居ないよ。
彼らと戦おうとした政治家は全員落選したか、あるいは自民党を追い出された。

しかもそれに手を貸したのが、他ならぬ日本の有権者自身。
自分の信念に従って戦った政治家は、日本の有権者の愚劣さに、おそらく目がくらむ思いだっただろうね。

そんな彼らの中の何人かが、執行部に頭を下げて自民に戻っていた姿を見ても、俺は彼らを責める気にはならなかった。
自分たちが守っていたはずの有権者に裏切られたんだから、やる気をなくしても当然だ。

今後、国民のために働こうなんて政治家が一人も現れなくなったとしても、俺は不思議だとは思わない。
こんな醜悪な国民なら、見捨てられたって仕方ないだろ。
俺自身が政治家でも見捨てるよ、きっと。
公僕は国民の奉仕者ではあるが、国民の奴隷ではない。
政治家にだって、仕えるに値する主人かどうか、選ぶ権利ぐらいはあるだろうからね。
450ぬるぽ ◆l3knRRFISo @株主 ★:2007/11/21(水) 07:32:30 ID:VnzruFnS
>>449
竹下七奉行の生存者3名すべて民主党であり、先の国政選挙では民主が過半数を獲得した。
清和会が他の派閥を切り捨てで自己の正当性を主張するという戦略をとるなら
それでもいいと思うが、スケープゴートに使えるものがいなくなったときに自民は終わるだろう。
(もうほとんど終わっているが。)
郵政の粛清が終わった後に、厚労省と防衛省の膿が出てきているが、巨大組織を解体するには
仲間割れを引き出すしかない。今がその時期で各省庁族議員の間で叩きあい疲弊してくれることが
希望だね。
清和会の独り勝ちと言っているが懐の深さが自民のよさでもあったわけだが、
独善に陥ったとき内部から崩壊する。
郵政では政府の別枠財布をひとつなくすということで賛成したが、サブプライムには何の価値も見出せない。
そんなことを行ったらいくら清和会でも負けるだろう。
451名無しさん@3周年:2007/11/21(水) 08:53:13 ID:GWjZN/Wt
>郵政では政府の別枠財布をひとつなくすということで賛成したが、

つまり、ぬるぽさんは先の衆院選で小泉自民に投票したわけですか?
じゃあ、仮にそういう強行採決を自民がしたとしても、その事実を甘んじて受け入れるべきでしょうね。

選挙は、政策を選ぶために行うのではなく、議員を選ぶために行うんです。
郵政民営化がたとえ正しいことだとしても(私には到底そうとは思えませんが)、
小泉一派に、刺客を送り込むだの、参議院が否決したのに賛成していた衆議院を解散するだの、と言った
これまでの憲政の常道からは考えられないような独善性があることは、充分に分かったはず。
なのに、あなたは彼らを支持したんでしょ?

もちろん、今こうやって掲示板に反対意見を書き込む等も批判の一手段ではあるでしょうが、
ぬるぽさんは結構物事は知っておいでのようだから、国政選挙にはリコール制がないことぐらい知っていましたよね?
だから、衆議院で三分の二も彼らに議席を与えた時点で、どんな法案だって強行採決できることも分かっていたでしょ?

郵政民営化があなたのような有権者の功績だとしたら、その後自民が強行に連発したいくつもの法案も、同様に、すべてがあなたのような有権者の『功績』なんですよ。
452名無しさん@3周年:2007/11/21(水) 10:57:20 ID:7gk/VaMu
そんな事より清和会議員の落選リスト作った方がいいと思うぜ
奴らが一人でも多く当選すればするほどデフレ地獄は長引く。
453ぬるぽ ◆l3knRRFISo @株主 ★:2007/11/21(水) 16:52:19 ID:VnzruFnS
>>451
>つまり、ぬるぽさんは先の衆院選で小泉自民に投票したわけですか?
そうですよ。官僚が国会の上にある現状は打破しないといけないし、官僚の牙城に楔を打つためには
何かを行う必要があった。
ただ公務員改革を行おうとしても狡猾な官僚は縦割り組織を隠れ蓑に改革を進ませない方針をとっていた。
そこに財務官僚(族議員)と郵政官僚(族議員)の力関係を利用して郵政を切ることができた。
それは大きい功績だと思うよ。公務員でさえ他公務員の力関係を利用したら改革できるという道筋を作った。
今は財務官僚の力が強大なのだろうが、1か所だけなら民意で変えることができる。(族議員を落とせばいい)
今まではあらゆる組織に族議員と官僚が網目を張って自分らの利権構造が失われないようしていたけど
それに対し1か所でも穴をあけた功績は大きいと思う。

>じゃあ、仮にそういう強行採決を自民がしたとしても、その事実を甘んじて受け入れるべきでしょうね。
それは別問題でしょうね。サブプライムには何の利もないもの。
例えばエイズ汚染薬とわかっていて諸外国では禁止薬物になっているものを
認可してそれ以外は薬事法違反というような規制をかける法律を作ったら国民が知らないうちは
使ってしまうでしょうが、国民が知っているのにそんな法律ができたら暴動が起きても
おかしくないでしょう。
サブプライムはそのくらいおかしいものです。多くの国民に知ってもらう必要があるでしょう。

ここは便所の落書きですが、そこの情報でも重要な情報があると発信することを心掛けたいですね。
454名無しさん@3周年:2007/11/21(水) 17:36:09 ID:GWjZN/Wt
>そこに財務官僚(族議員)と郵政官僚(族議員)の力関係を利用して郵政を切ることができた。
>それは大きい功績だと思うよ。

はあ、なるほど。
あなたからしてみると、郵政を切ることができたことは良かったわけですか?
確か、小泉総理も郵政を民営化すれば赤字は増えなくなると言ってましたものね。

私は、おそらく郵貯という受け皿が無くなって長期金利が上がり、財政の悪化に拍車がかかるだろうという立場です。
どちらが正しいか今後の動きに要注目ですね。

>>じゃあ、仮にそういう強行採決を自民がしたとしても、その事実を甘んじて受け入れるべきでしょうね。
>それは別問題でしょうね。

どこが別問題なのでしょう?
あなたは政策に投票したのではありません。議員に投票したのです。
それが選挙です。
国民投票と選挙を混同してはいませんか?
選んだ政党が決めた一法案だけで満足、あとの法案のことなど、自分は知らんと言うわけですね。

>今は財務官僚の力が強大なのだろうが、1か所だけなら民意で変えることができる。(族議員を落とせばいい)
>それに対し1か所でも穴をあけた功績は大きいと思う。

はあ、なるほど。
郵政選挙の結果で、財務官僚の力は弱まったと言いたいわけですね?
私は、あの選挙結果を見て、むしろ財務官僚は高笑いしているだろうと思ってましたよ。

>今まではあらゆる組織に族議員と官僚が網目を張って自分らの利権構造が失われないようしていたけど

って言うか、あなたはもしかして郵政民営化法案は、議員立法だったとでも思っているんでしょうか?
あれだけ固執していた小泉純一郎本人も、法案の中身を満足に理解してなかったのに・・・。
日本では省庁がらみの法案は、ほぼ100パーセント、官僚の手により作られます。
特に財政・金融がらみなら間違いなく財務省から出てきた法案でしょうね。
455名無しさん@3周年:2007/11/21(水) 18:15:36 ID:GWjZN/Wt
もう一つ別の視点から

>そこに財務官僚(族議員)と郵政官僚(族議員)の力関係を利用して郵政を切ることができた。

先進諸国が、三権分立、地方分権を制度として採用しているのは、
権力は集中させると濫用される可能性が高まるので、分立させておく方が望ましいという発想に基づくそうです。
議会の二院制なんかも、同じ発想(=自由主義)から来るものです。

そう考えると、こういう視点でも、
郵政をつぶして財務に権力を集中させたのが大きな功績どころか、大きなマイナスでは無かったのでしょうか?

田中角栄は、一時期、大蔵省から予算編成の権限を取り上げ、それを内閣が直接行使しうるようにしようと考えていた時期があるそうですが、
大蔵官僚から猛烈な抵抗を受けたそうです。
まあ、当然でしょうね。
もっと、力が欲しいというのが権力者には永遠に尽きぬ願望ですから。
456ZERO:2007/11/21(水) 18:52:49 ID:++vmx8oK
>>454
>私は、おそらく郵貯という受け皿が無くなって長期金利が上がり、財政の悪化に拍車がかかるだろうという立場です。

えーと復習だけど、これは郵貯が国債を一定量市場で売却しようとした場合に、
国債の価値が下がって金利があがるという解釈でいいのかな。
国債の価値が下がらないように少しずつ売るという手もあるけど
民営化前後に、郵貯の資産は数十兆単位で減少してるわけで
その比率に応じた保有国債を売却しなければならない筈なんだよね。
そうするとやはり巨額の国債をどこかに引き受けてもらわねばならず
暴落→金利上昇の可能性もあるのではないのかと思うな。
457ZERO:2007/11/21(水) 22:15:21 ID:++vmx8oK
90年代の出鱈目な財政投融資と、膨大な不良債権を生み出した特殊法人の在り方は絶対に認められないけど
曲がりなりにもケイジアン的な公共投資の手法ではあったわけね。つまり資金は国内に循環し内需は維持できてた。
郵政民営化はこの資金の流れをいきなり切断してしまったわけだけど、それが今となっては良かったのか
悪かったのか分からない。

保有国債の引き受け手を誰がどうするのかという懸念もあるけど
郵貯の資金が海外へ流れることになれば、小泉が言ってたような経済の活性化とは程遠い結果になるだろう。
日本の金利はつねにアメリカの金利より4%位低く設定されていて
資金が必ずアメリカに流れていくような仕組みになっているから、国債もそうなっておかしくはない。
郵貯銀行の株を外資系ファンドが何割か取得し、低金利の日本国債を売って高金利の米国債の購入にあてたとすれば
そのほうが余程ましだということになるだろう。アメリカそれを財源としてサブプライムの補填やら、
イラク戦争の赤字補填に使うことができるが、日本は国内でそれを使うことができないのだ。
458名無しさん@3周年:2007/11/21(水) 23:42:54 ID:2Ix+KYTV
>>456
>国債の価値が下がらないように少しずつ売るという手もあるけど

少しずつ売る?どうやって?
国債は満期が来たら、償還せねばならないはずなんだが・・・。
たとえば2008年には小渕内閣が発行した約40兆円の国債が償還期限を迎える。
日本政府にそれをキャッシュで返すような資金力は勿論ないので、借り替えねばならない。
つまり、償還分の金を払うために新たに国債を発行するわけだよな?
利率が同じなら何の問題も無いだろう。
だが、民営化した以上、郵貯にこうやって買わせ続けることは無理になっていくはずだ。
なんとか買ってもらうためには、買い手を海外に求め、かつ利率を上げていくしかないだろうな。
日本の借金は今1000兆円もある。
単純に利率が1パーセント上がるだけでも、1年間に支払わねばならない利子は10兆円も増える。
これから、日本は海外に何十兆円(何百兆円?)支払うことになるんだろう?
まだ、土建屋や公務員に払ったほうがマシだったな。
それなら金は国内を循環するから、景気に良い影響もあっただろう。
だが、海外に支払うとなれば、景気は悪いままで借金だけが膨れ上がっていくことになりそうだ。
歳出が全部利払いに消えかねない、とんでもないサラ金地獄財政だな。
まあ、グレーゾーン金利撤廃に反対した小泉の進めた政策の結果らしいと言えばらしいけど(苦笑)
459名無しさん@3周年:2007/11/22(木) 00:12:48 ID:Dx65IY4B
<郵政乗っ取り及び軍需化>
まずいと思ったらしく、ジャパンポストからあるリストが突然削除された。
<あわてて削除された後の画面>http://www.japanpost.jp/pressrelease/japanese/kani/040331j401.html
削除された内容は下記

1 郵便貯金資金の委託運用
 (1) 投資顧問会社
  【国内株式】
   シュローダー投信投資顧問株式会社、大和住銀投信投資顧問株式会社、日興アセットマネジメント株式会社
   三井住友アセットマネジメント株式会社、メリルリンチ・インベストメント・マネージャーズ株式会社
   UFJアセットマネジメント株式会社
  【外国株式】
   興銀第一ライフ・アセットマネジメント株式会社、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社
                         
2 簡易生命保険資金の委託運用
 (1) 投資顧問会社
  【国内株式】
   ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社、シュローダー投信投資顧問株式会社
   大和住銀投信投資顧問株式会社、富士投信投資顧問株式会社、メリルリンチ・インベストメント・マネージャーズ株式会社
  【外国株式】
   興銀第一ライフ・アセットマネジメント株式会社、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社
   大和住銀投信投資顧問株式会社、東京海上アセットマネジメント投信株式会社
   メリルリンチ・インベストメント・マネージャーズ株式会社
  【外国債券】
   興銀第一ライフ・アセットマネジメント株式会社、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社
   富士投信投資顧問株式会社、三井住友アセットマネジメント株式会社
   
  当然サプライムの焦げ付きも郵貯が助けるんでしょう?
460名無しさん@3周年:2007/11/22(木) 00:56:03 ID:fde4iLW5
第104回
郵政民営化の先にある恐怖のシナリオ
経済アナリスト 森永 卓郎氏
2007年10月22日

 ここまでは、まだまだ序の口である。民営化の先には、さらに恐ろしいシナリオが待っている。
 現在、ゆうちょ銀行、かんぽ生命の資金は、その3分の2以上が国債(財投債を含む)で
運用されている。そこで、外資系の株主が次のように提案してきたらどうするか。
 「なぜ低金利の日本国債で運用するのか。金利の高い米国債を買うべきだ」
 現在、日本国債の金利は1.5%に過ぎないが、米国債の金利は4.5%と圧倒的に高い。しかも、
ムーディーズ格付けは日本国債がシングルAであるのに対して、米国債はトリプルAである。
「金利が3倍もつき、信用度ははるかに高い。なぜ買わないのか」と理詰めで迫られたとき、
経営陣がそれを排除するのは極めて難しいのではないか。
 もちろん、現時点での金利と信用度を見れば米国債を買ったほうが得だろう。しかし、わたし
のみならず、現在の米ドルをバブルだと見ている人は少なくない。このバブルが崩壊したら、
どうなるだろうか。米国債の価格は大幅に下落し、同時にドルも暴落するから、米国債の価値は
劇的に低下する。短期間で3割以上低下する可能性は十分にある。
 そのとき、もし、ゆうちょ銀行やかんぽ生命が、資金の大半を米国債で運用していたらどうなるか。
その影響は半端ではない。
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/104/index.html

第3回
郵政民営化法案成立で我々を待ち受ける運命
〜郵貯・簡保は日本国債・米国債のゴミ箱と化す〜
経済アナリスト 森永 卓郎氏
2005年10月17日
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/03/
461名無しさん@3周年:2007/11/22(木) 01:02:19 ID:lhvnUlaU
>>458
俺、衆院選のときから同じようなことを訴え続けていたんだよね…
郵政民営化なんてしようものなら国債が紙くずになるか、赤字解消どころか一気に国の借金が増えるって。

でも小泉に毒された人達は、不況時の「公務員憎し」の感情に支配されていて、まともに聞いてくれなかったよ…。
462名無しさん@3周年:2007/11/22(木) 01:11:50 ID:wBkO5V3R
そもそも、財務省の言い分自体がおかしい 借金の総額だけだし資産出さなく大変だと言う。インチキ話を増税話にすり替える それ以前に郵政は 民営化しようがしまいが国債買ってもらうのは、ハナっから当然だろ。
463名無しさん@3周年:2007/11/22(木) 02:11:19 ID:qrd1soif

小泉改革の目玉「郵政民営化」のなれの果て (大前研一)[10/24]
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/a/103/

 小泉改革の目玉であった郵政民営化なのだが、わたしの目には小泉元首相が
考えていた姿とはずいぶん違ったものになったと映っている。単純な話、当初、
確かに存在していたはずの民営化の理念はどこにも見当たらない。
464名無しさん@3周年:2007/11/22(木) 02:22:25 ID:wBkO5V3R
大前ケンイチなんか出さなくても 有権者の負担が減らない改革はインチキなの。
465名無しさん@3周年:2007/11/22(木) 04:35:58 ID:eA8YomCM
>>463
>>小泉改革の目玉であった郵政民営化なのだが、わたしの目には小泉元首相が
>>考えていた姿とはずいぶん違ったものになったと映っている。

郵政民営化により郵政がどのような姿になるかは、小泉はこれっぽっちも考えないと思う。
郵政事業を解体し、民営化することだけが目的。
郵貯、簡保の350兆円を国際金融やアメに乗っ取り可能な状態にすることにより
やっとなれた総理の座を長続きさせるために。
466ZERO:2007/11/22(木) 12:46:28 ID:KchoBkrn
>>458
>少しずつ売る?どうやって?

満期以前に債権市場で売却するのも有りでないの。
郵貯銀行の保有国債を他の民間銀行が分散して引き受ける可能性もある。
(それにしても各銀行の資金量とのバランスを考えれば限界はある)

>なんとか買ってもらうためには、買い手を海外に求め、かつ利率を上げていくしかないだろうな。

こんなことやったら、きっと暴動が起きるなw だから考えられるのは株式上場後に外資系ファンドが
何%かの株を取得。その後、債券市場で日本国債を売却し、高金利の米国債その他に買い替えるというシナリオだろう。
実際、国債の価値を下げずに売却することができればの話だが、これなら何処からも文句は出そうにない。
これで官から民(=外資系投資会社)への資金流出作戦は見事成功だw
したがって俺としては、民主党と国民新党の株式上場凍結案を絶対成立させるべきと考える。
467名無しさん@3周年:2007/11/22(木) 13:24:11 ID:XWW+bXrr
こないだ50円の定額為替を2枚買ったら200円の手数料取られた。なんじゃそりゃ!
468名無しさん@3周年:2007/11/22(木) 18:25:04 ID:4qLUApUK
>>460
二〇〇六年三月現在で「郵便貯金一九八兆円とその他」は、国債一二四兆円と預託金八〇兆円
(財務省に預託している資金で、財政投融資に投資されている)に運用されており、少なくても
この半分(一〇〇兆円)は海外に向かうであろう。また「簡保保険」の「保険契約準備金一一六
兆円」は、ほとんど海外に投資されるであろう。こうして約二〇〇兆円(郵政公社保有の資金合
計三五〇兆円の約六〇%)が国内から海外への投資に回されると推測されよう】
(菊池英博著「実感なき景気回復に潜む 金融恐慌」ダイヤモンド社 2007年6月刊) 

菊池 英博(きくち・ひでひろ)
1936年生まれ。1959年、東京大学教養学部卒業(国際関係論・国際金融論
専攻)。東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)へ入行。本部と内外営業拠点で国
際投融資の企画と推進、銀行経営に従事。ニューヨーク支店外国為替課、ミラノ
支店長、豪州東京銀行取締役頭取などを歴任。American Biographical
Institute"Man of The Year 1990"受賞。2007年4月からは、経済アナリスト、
日本金融財政研究所所長。
469名無しさん@3周年:2007/11/22(木) 19:06:12 ID:RIDVXWwY
>>468
円で預かり円で支払う金融機関において、経営とかALMとか勘案したら資産の過半を
海外投資できるわけねえわ。
齢70を過ぎて耄碌しちゃってるのね、おじいさんは。
470名無しさん@3周年:2007/11/22(木) 20:01:13 ID:3VNoioIF
>>469
お前バカだな。
投資は需要があるからするもので、日本に需要が無ければ海外で投資するしかないだろうに。

規模が違うんだよ、郵貯は。
471名無しさん@3周年:2007/11/22(木) 20:03:56 ID:jvDp1+Si
んでサブプライムローンなんか買っちゃってもどってこなかったりな
472名無しさん@3周年:2007/11/22(木) 20:11:05 ID:RIDVXWwY
>>470
具体的にどう投資するんだ?
為替リスク抑えて。w
ゆうちょなんて残高漸減で支払いの準備もしなきゃならんのに。
473名無しさん@3周年:2007/11/22(木) 20:18:51 ID:3VNoioIF
>>472
日本の民間市場に200兆規模の需要があると思うの?君は。

474ZERO:2007/11/22(木) 20:26:07 ID:KchoBkrn
?
単に委託運用すればすむことだろ。株式上場後はどうなるか分からんが。
475名無しさん@3周年:2007/11/22(木) 20:29:50 ID:RIDVXWwY
>>473
非公的部門のデット(債券・債権)市場規模見たら200兆なんて大した額じゃないだろ。
まあ、日本の金融機関全体で見ると貸付能力過多なのは否めないが。
そもそも、運用する際に公共部門と民間部門いちいち分ける必要なんてねえわな。
476だな〜 ◆DNRj/G0/Mg :2007/11/22(木) 20:31:28 ID:4FOw/vzo
リニア新幹線に投資しろ。
477名無しさん@3周年:2007/11/22(木) 20:34:32 ID:PiUCzCQF
郵便局行ったら、局内キャノンのプリンターの広告だらけで笑ったぜ。
御手洗w
478だな〜 ◆DNRj/G0/Mg :2007/11/22(木) 20:35:59 ID:4FOw/vzo
まー、どこのバカが民営化に賛成したんだか。
479名無しさん@3周年:2007/11/22(木) 20:41:59 ID:3VNoioIF
>>475
200兆円が日本市場にとってたいした規模じゃないと思うの?現在の市場が資金不足しているならともかく、そういう状態でもあるまいし。

民間公的わける意味はないと思うが、バカどもは郵政が国債買うから日本の借金が増えるんだって言っていたからw
480名無しさん@3周年:2007/11/22(木) 20:53:54 ID:RIDVXWwY
>>479
資金不足かどうかなんて金利交渉に反映されるだけ。ゆうちょ・かんぽも他の金融機関と等しく
そういうマーケットの参加者であって、それらの後に出てこなきゃいけない「最後の貸し手」じゃ
ないんだからそんなの関係ねえわな。
てめえで勝手に「民間市場」と言い出しながらなにを他人を「バカども」扱いして勝ち誇った気分に
なってるんだよ。
いずれにせよ、資金の性格上ゆうちょは国債中心の運用を続けざるをえんわな。
481だな〜 ◆DNRj/G0/Mg :2007/11/22(木) 21:05:50 ID:4FOw/vzo
>>480
少なくとも民間金融機関の貸し出しは増えておらず、彼らがかなりのポーションを
国債で運用している現状がある以上、「金利の問題」で済ませることはできんが。
482ZERO:2007/11/22(木) 21:08:48 ID:KchoBkrn
>>476
投資するならサンプロで出井伸之が紹介してた海洋温度差発電みたいなのも面白い。
発電技術もさることながら、その過程で可能になった淡水化技術が中東で引っぱりだこなんだそうな。
ようするに、官(=財務省理財局)にしろ民にしろ、これまでの日本の金融機関の投資部門がバカであったのであって、
郵政民営化は必ずしも必要ではなかったと思うわけ。
483名無しさん@3周年:2007/11/22(木) 21:15:22 ID:RIDVXWwY
>>481
国債・SWAPレート(LIBOR)等を基準に貸し手・借り手の需給関係で決まる「金利の問題」である
ならばそんなに問題ないと思うが。(レスを曲解してるかな?)
あと、ゆうちょ・かんぽの今後の需給面での行動が国債市場を中心とした全体的な金利水準に及ぼす
影響はきわめて小さいと思う。
484だな〜 ◆DNRj/G0/Mg :2007/11/22(木) 21:25:53 ID:4FOw/vzo
>>483
郵貯が保有するのは円であり、その金利は下限近くに張りついている。従って、
円については「金利で調整」という話にならない。

もちろん、外貨運用ならは今のところそんな状況にはない。しかし、外貨転する
時に大規模な円安が起こることになる。
485ZERO:2007/11/22(木) 21:41:08 ID:KchoBkrn
>>480
>いずれにせよ、資金の性格上ゆうちょは国債中心の運用を続けざるをえんわな。

ゆうちょ銀行が従来どうり国債中心の運用を続けるということは、裏を返せば
財務省との不透明な関係を温存するということだな。つまり相変わらず天下り天国が続く。
486ZERO:2007/11/22(木) 22:00:52 ID:KchoBkrn

61 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2005/08/19(金) 17:44:34
郵政民営化とは、官から民に資金を流すというお題目と国債以外に運用先がないと言う現実との
矛盾につけこんで、大蔵族が郵政族から郵政利権を奪い取ることなのです。
だから、次の2点を解決しないとだめだめなのです

1.郵便貯金銀行と郵便保険会社の郵政持ち株会社の株式買戻しと
グループ内の株式持合い禁止を法案に明記し「財務省からの経営の独立性」を保つ
2.財務省理財局の財投国債と暗黙の政府保証のついた財投機関債の発行を禁止する

この法案のまま民営化すれば大喜びするのは財務官僚
小泉信者たちは、「形だけ」の郵政民営化後に竹中が財務省改革をしてくれると
希望的観測を言っているのが甘い。

片山さつき 郵政が民営化されれば、私たちの仲間が天下りしてうはうはなのよ ほほほほほほほ
487名無しさん@3周年:2007/11/22(木) 22:23:58 ID:PTL4lsh3

山田洋行の内部対立 日本郵政・西川氏が仲裁
http://www.asahi.com/national/update/1120/TKY200711200410.html

かんぽ生命 890万件発送遅れ 年末調整用の保険証明書
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007112102066120.html

日本郵政グループ:郵便事業会社の経常益、上方修正 郵便局会社は投信販売を下方修正
http://mainichi.jp/select/biz/news/20071122ddm008020153000c.html
488革離:2007/11/22(木) 22:33:20 ID:KrdlNY39
クーデターおこさなくても勝てそう
489革離:2007/11/22(木) 22:36:57 ID:KrdlNY39
490名無しさん@3周年:2007/11/23(金) 00:10:36 ID:YQ9GqlbF
>>480
資金の性格上?なにそれ?
完全民営化後、会社の運営は取締役が株主の利益に沿うように行うんだろ?
民営化しても利益を上げることより、国のことのほうを気にしているようだったら、それは背任だと思うんだが?
491名無しさん@3周年:2007/11/23(金) 00:26:36 ID:mZRil/Gh
民主党政権は確実だから、郵政民営化凍結確実だな。
アメちゃん救済は間に合わないかな。
492名無しさん@3周年:2007/11/23(金) 01:15:26 ID:66sfkCNB
【金融】シティ、日本が“国有化”!? アノ人が来日し根回しか ゆうちょ銀、りそななど噂に…(ZAKZAK)[07/11/19]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1195534402/

郵貯マネーは、シティグループ救済のために使われるのか?
そういや、米銀が中南米融資の焦げ付いて、シティが倒産寸前になったとき、
政治的圧力の下、邦銀がそれを肩代わりして、巨額の損失を背負わされた歴史がある。
493名無しさん@3周年:2007/11/23(金) 11:20:31 ID:+1zLmO0D
>>480
>いずれにせよ、資金の性格上ゆうちょは国債中心の運用を続けざるをえんわな。

なんで続けざるを得ないんだ?
言ってることがさっぱり分からんのだが、もうちょっと詳しく説明してくれ。
今は財務大臣が株式の100パーセントを株主として握っているが、
完全民営化されたら、国債中心の運用なんかせねばならない必然性はないだろう?
中国、インド等、有望な投資先は幾つもあるし、
投資先は国内・国外、株式・債券・不動産と分散するのがリスクを回避する上でも当たり前。

役員もゆうちょ銀行とかんぽ生命が完全民営化された後は株主総会で選出される。
国の息のかかった役員で有り続ける必然性もなくなる。
完全民営化後は国は第三者となるんだから>>490の言うように特別背任になるだろ。

(取締役等の特別背任罪)
会社法第960条  
…第三者の利益を図…る目的で、その任務(=株主の利益を追求すること)に背く行為をし、
当該株式会社に財産上の損害を加えたときは、十年以下の懲役若しくは千万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。

国債を買わせ続ける等、国のコントロールが続けたければ、国営or公社であり続けねばならなかったんだよ。
民営化反対派にもそういう主張はあった。賛成派は耳を貸そうとしなかたけど。
494名無しさん@3周年:2007/11/23(金) 13:28:16 ID:7ssX38Fg
債券市場(長期金融市場)の仕組み1
http://www.ifinance.ne.jp/learn/bond/bdt_1.htm
債券市場(長期金融市場)の仕組み2
http://www.ifinance.ne.jp/learn/bond/bdt_2.htm
495だな〜 ◆DNRj/G0/Mg :2007/11/23(金) 13:52:27 ID:tcXK98wt
やはりレベル低いな政治板は。まだ「郵貯が買うから国債残高が増える」とか
信じているバカがいるらしい。日本国債は円資金の運用先としては完全なリスク
フリーであり、郵貯がこれに投資することは極めて経済合理的なのである。
以下、理由を示す。

要求払いの義務を厳格に負う決済機関たる郵貯(一般銀行も同じだが)は、
リスクを預金者に移転することができないから、リスクマネーへの投資比率を
大きく高めることはできない。従って、外貨建て資産や株式等への投資をすれば
よいという主張は完全な暴論である。

即ち、郵貯資金の大部分は円建ての低リスク投資(融資)に用いる他ない。
しかしながら、国内に200兆(別に150兆でも構わん)もの資金を吸収する
低リスク民間資金需要など存在しない(金利水準や金融機関貸付残高推移を見よ)。
よって、結局、郵貯資金の大半は日本国債で運用せざるを得なくなるのである。
496名無しさん@3周年:2007/11/23(金) 14:13:24 ID:mFr2T8zV
>>495
>まだ「郵貯が買うから国債残高が増える」とか信じているバカがいるらしい。

これが間違っているのは、俺にも分かる。
国債を発行するかしないかは国が決めるんだ。
なんで国がそんなことを決めるかと言えば、歳出より歳入のほうが少ないからだ。
郵貯に買ってもらうために、国債を発行しているわけではない。

しかし・・・

>要求払いの義務を厳格に負う決済機関たる郵貯(一般銀行も同じだが)は、
>リスクを預金者に移転することができないから、
>よって、結局、郵貯資金の大半は日本国債で運用せざるを得なくなるのである。

しかし民営化後も日本の国債でしか運用できないって理屈がサパーリ分からん。
そもそも日本国債は良い運用先ではないはずだ。
ムーディーズの格付けも良くない。
海外ならそれより良い条件の債券はたくさんある。
為替リスクを避けたければ、複数の国に分散投資すればイイ。
現に郵便局の投資信託もそういう運用をしている。

まあ、その結果、日本国債の暴落の危険性なんて話も出てくるわけだが・・・。
それで困るのは政府や国民であって、ゆうちょ銀行という企業ではない。
497だな〜 ◆DNRj/G0/Mg :2007/11/23(金) 14:21:28 ID:tcXK98wt
>>496
日本円も日本国債も、その価値の源泉は我が国の主権である。従って、両者の
信用水準は等しく、従って円資金の投資先としては日本国債は完全なリスク
フリーである(満期保有を前提)。

ムーディーズがいかなる基準で日本国債を格付けしているのが不明であるが、
彼らが日本国債の格付けを下げたということは、彼らが円の格付けを下げたと
言うことと完全に同義である。

勉強が足りないな。
498だな〜 ◆DNRj/G0/Mg :2007/11/23(金) 14:27:13 ID:tcXK98wt
>>496
あー、もう一つバカなことを言ってるなお前は。

分散投資したからといってリスクフリーになるわけではない。理論的には、
分散投資によって日本国債と同レベルのリスク水準(即ち円建てで見てリスク
フリー)を実現しようとすれば、収益性も日本国債の水準まで落ち込む(現実には、
管理コスト等の増大から日本国債に単純に投資するより収益性は低下する。)。

お前の聞きかじりのファイナンス理論など役にたたんよ。
499だな〜 ◆DNRj/G0/Mg :2007/11/23(金) 14:31:09 ID:tcXK98wt
もう一つついでに言っておくと、郵貯が「投信」で外債投資をすることには
何の問題もない。投信はリスクを投資者に移転できるからである。いわゆる
郵便貯金や簡易保険はそうではない。
500名無しさん@3周年:2007/11/23(金) 14:34:20 ID:HOdFjVhG
郵便局行ったら、局内キャノンのプリンターの広告だらけで笑ったぜ。
御手洗w
501名無しさん@3周年:2007/11/23(金) 14:41:33 ID:mFr2T8zV
>>498
>お前の聞きかじりのファイナンス理論など役にたたんよ。

じゃあ、あんたの言い分はどこで仕入れたもんなのか教えてくれんかね?
後学のために。
502だな〜 ◆DNRj/G0/Mg :2007/11/23(金) 14:43:44 ID:tcXK98wt
>>501
教科書やら論文やらを大量に読んだ結果だが何か?
503名無しさん@3周年:2007/11/23(金) 14:46:21 ID:mFr2T8zV
>>502
そのテキスト名をぜひ教えてくれ。
特にあんたが良いと思うものを。

言っておくがこれは煽りで言っているわけではなく、マジでイイ知識なら仕入れておきたいので聞いている。
504名無しさん@3周年:2007/11/23(金) 14:50:55 ID:M3v/xF9v
だな〜がいるから経済板かと思った。

偉いのは認めるからもう少し柔らかい言葉で話しなさいよ
みんな引いちゃうでしょ
持論が正しくても誰も賛成してくれなくなるぞ

>>503
経済から政治を語るスレpart236
http://money6.2ch.net/test/read.cgi/eco/1195481914/l50
505名無しさん@3周年:2007/11/23(金) 14:57:19 ID:mFr2T8zV
なかなか返答をくれないな?
出版社を調べてくれているのだろうか?
ぜひ、「聞きかじり」ではない言い分ができるようになりたいので、イイ回答をもらえることを期待しつつ、今日はネットを終えることにする。

明日か、あさってにはもう一度見に来る。
教えてもらえたなら、お礼もその際に・・・。
(このまま返答無しで、無視されそうな気もするが)
506だな〜 ◆DNRj/G0/Mg :2007/11/23(金) 14:58:33 ID:tcXK98wt
>>503
そうか悪かった。
スティグリッツの「入門」「マクロ」「ミクロ」の3冊を読めば大概のことが
わかるようになる。
507名無しさん@3周年:2007/11/24(土) 00:49:28 ID:FrJo8biU
ニューズウィーク日本版 2007-11・28号

ドル安で始まる帝国の終焉
基軸通貨 ユーロの台頭と各国のドル離れ加速でアメリカが歴史的転換点に

共和党の下院議員ロン・ポールは、先週テレビのインタビューでこう語った。
「帝国の終焉はいつも通貨の崩壊とともにやってくる」
http://nwj-web.jp/contents/index.html


高まるドル崩壊の懸念 「基軸通貨にユーロ」の声も
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/105351/
508名無しさん@3周年:2007/11/24(土) 00:55:05 ID:gdrPWCXn
ウゼ〜から、有権者の負担が減らない郵政民営化って改革はインチキ話
509名無しさん@3周年:2007/11/24(土) 10:19:57 ID:JJRMXXRp
おかしいな。郵政民営化の主な目的は財政投融資を廃止し
郵貯資金を個人や民間企業に融資できるようにして、
日本経済の活性化を目指すということだったわけだろ。

それが結局、法人税、法人事業税、固定資産税を支払った上で
低金利の国債運用中心にやっていくしかありません
というのでは、民営化させられた方もたまらんわ。
官制経済を止めたからといって、国内にそんな膨大な資金を吸収する
民間資金需要が魔法のように生まれる訳ではないというのは
最初から予測できたことじゃないの。
510だな〜 ◆DNRj/G0/Mg :2007/11/24(土) 17:32:12 ID:sQtJJc/T
>>509
そんなお題目が嘘だというのは、当時から経済板でさんざん議論されていたが。
ヘイゾーの不良債権処理も同じな。処理が終わっても貸付なんか全く増えてない。
政治脳は「活力」とか意味不明なワードにすぐに引っ掛かるなw

郵政民営化のメリット

小泉(清和会):平成研の支持基盤切り崩し−公共事業縮小と同じ
財務省:郵政公社の自己監督下への移管−政府系金融機関の民営化と同じ

以上、おしまい。