【防災】津波検知:20分早く 北海道−千葉・房総沖、世界最大観測網 防災科研、154地点整備へ

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1TOY_BOx@みそしるφ ★
北海道沖から千葉・房総沖の海底計154地点に地震計・水圧計を並べて
光ケーブルでつなぐ世界最大規模の観測網づくりを、防災科学技術研究所
(茨城県つくば市)が今年度から始める。津波の発生と波高を水圧計で
直接とらえられるほか、震源に近い地殻変動を検知できるため、津波の
早期検出や精度の高い情報発信が期待される。

計画によると、房総沖▽茨城・福島沖▽宮城・岩手沖▽三陸沖北部
▽十勝・釧路沖−−の5海域と日本海溝の外側に張り巡らす。
5海域では約30キロおきに観測装置を置く。海溝外側を含む光ケーブルの
総延長は約5500キロ。今年度は房総沖と三陸沖北部の2海域に着手し、
同年度末から運用。その他の海域も順次整備し3年後の完全運用を目指す。

観測装置は地震計と水圧計をセットにして水深8000メートルまで耐える
容器に密封する。設置場所は最深で6000メートル程度となる。
データは瞬時に光ケーブルで防災科研や気象庁などの関係機関に伝送される。

その結果、数百キロ沖で発生する津波の広がりや地殻変動を直接検知
できるようになる。防災科研は、津波の発生は東日本大震災の場合で
約20分早く検知できるほか、沖合で発生した地震も陸域だけの観測網よりも
最大20〜30秒早く検知できると試算する。新観測網は回収型の地震計を除き、
海底ケーブル一体型としては深度でも世界最深。総事業費324億円を見込む。

この海域では、東京大などが地震計を設置しているが、十数地点にとどまり、
津波警報の精度向上が課題になっていた。防災科研の金沢敏彦室長は
「将来、都市ごとの津波の波高予測を出すことにもつなげたい」と話す。

日本海溝海底字死因津波観測整備網計画
 http://mainichi.jp/select/wadai/news/images/20120402dd0phj000009000p_size8.jpg
▽記事引用元 : 毎日新聞 2012年4月2日 東京朝刊
 http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120402ddm041040058000c.html

NIED 防災科学技術研究所 報道発表 2012年03月29日
日本海溝海底地震津波観測網の整備事業を開始(pdf)
 http://www.bosai.go.jp/press/2011/pdf/20120329_01.pdf
参考リンク 
防災科研が進める「日本海溝海底地震津波観測システム」とは? @IT MONOist
 http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1203/30/news045.html
*依頼ありました。 http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1329247288/204 
2名無しのひみつ:2012/04/04(水) 02:43:46.53 ID:83eC6ESI
●東日本大震災は人工地震http://youtu.be/IMD0tQtIyVQ
3名無しのひみつ:2012/04/04(水) 02:46:52.90 ID:nGToBn5B
津波注意報が出ているのに
埠頭で警戒や見ている人ってなんなの?
4名前をあたえないでください:2012/04/04(水) 02:53:32.68 ID:+zFdUkHd
気象庁でやらないとまた・・・・・・
5名無しのひみつ:2012/04/04(水) 02:54:16.45 ID:x9KgV3qW
とにかく民主党はやること遅すぎる
6名無しのひみつ:2012/04/04(水) 02:55:02.81 ID:4L65DcCh
バーロー今問題になっているのは東海地震を含む三連動地震と津波じゃカス
7名無しのひみつ:2012/04/04(水) 03:11:40.36 ID:SVnXlhAL
今となっては、たった340億で津波観測整備網が構築できたんだって思えるな。
8名無しのひみつ:2012/04/04(水) 03:16:46.27 ID:PRG1xqJJ
えっ 東海〜何回〜沖縄には設置しないの?
9名無しのひみつ:2012/04/04(水) 04:06:38.43 ID:Vt164vMl
地震一発で、何兆円かかるよ?

観測網に一兆円賭けても安いわ!
10名無しのひみつ:2012/04/04(水) 04:15:28.20 ID:0XPFpr4r
有効活用できれば人的被害の軽減は出来そうだね
物的被害は微妙なレベルだろうけど

どうせなら法整備と避難路の整備と、大規模な防災訓練もしたほうがいいと思う

11名無しのひみつ:2012/04/04(水) 04:23:29.05 ID:N9YC0tgV
チリ沖、米西海岸沖、北太平洋、インドネシア沖で発生する津波は静止衛星で観測してないのか
想定外か
12名無しのひみつ:2012/04/04(水) 04:28:12.46 ID:8qobl30G
民主の本丸法案がゾンビのようにまた復活したぞ
日本人が外国人に弾圧されるヤバイ法案
地震対策よりもこっちを通すのに必死!

政治】人権救済機関設置法案、20日閣議決定で調整 民主保守系反発、阻止へ★3
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1333472534/l50

初めて聞く人はわかりやすい動画でどうぞ

人権擁護法案(人権救済機関設置法案)デスノート風
http://www.youtube.com/watch?v=YWmDDZQRenM
13名無しのひみつ:2012/04/04(水) 06:29:19.54 ID:jpCYFyrw
どうせすぐ故障して…
14名無しのひみつ:2012/04/04(水) 06:37:32.85 ID:DNbVvd25
>>11
>チリ沖、米西海岸沖、北太平洋、インドネシア沖で発生する津波は静止衛星で観測してないのか
静止衛星から見える良い手法が無いです。
合成開口レーダー, 海面高度計, GPS電波の海面反射, などで測れそうですが、
どれも静止衛星からでは無理です。
その前に:途中の島で測っているのでわざわざ人工衛星は必要ないです。
15名無しのひみつ:2012/04/04(水) 07:06:48.28 ID:i46jh/qz

どうせ誤報続きだろ

津波くるくる詐欺で、一般人は信用しなくなる。

また避難しなくなる。
16名無しのひみつ:2012/04/04(水) 07:24:38.71 ID:ZlvVXVpH
17名無しのひみつ:2012/04/04(水) 08:21:35.55 ID:58LDNwyi
津波は予報じゃなくて速報でも十分間に合って役立ち得るからな、プレート境界型なら
18名無しのひみつ:2012/04/04(水) 22:26:08.15 ID:tva8kPq4
>>3
正直津波を見てやろうと思っていた。
正直2〜3メートルの津波なんて嘗めていた。
正直津波なんて来ないと思っていた。
正直津波なんて来たこと無いのに20メートルなんて聞いてない。

今は天国で反省している。


ってお話はよく聞きました。
今回の3.11では中継中のショッキングな映像が多々ありましたが、
それを今後の教育用資料に出来ない物か。
話だけじゃ怖さは伝わらんよ。
19名無しのひみつ:2012/04/04(水) 22:41:21.62 ID:09xA2+By
ぜひ、関東から沖縄にかけての太平洋沿岸と、新潟以北の日本海沿岸にも観測網を広げるべきだな。


20名無しのひみつ:2012/04/06(金) 18:08:08.30 ID:LhMdrcu3
>>1
ついでに、「鯨の保護のため」に、音紋も取っておいたら?w
21名無しのひみつ:2012/04/07(土) 23:43:41.65 ID:JGWWnura
>>9
20分早く分かるだけで、津波そのものは防げない

> 総事業費324億円を見込む。

しかも民間企業がレーダーで観測体制を整えつつある・・
monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1203/08/news094.html
22名無しのひみつ:2012/04/08(日) 00:27:30.42 ID:CgQaQ+vt
日本周辺だけだがやっと米軍の観測網に追いつけるのか
23名無しのひみつ:2012/04/08(日) 04:13:48.58 ID:1TJ24Jfj
これまでの「中央集権型防災対策」では次の『巨大津波被害』は絶対に防げない

…GPS潮位計を沿岸自治体の防災無線システムに連動させたり、
>21みたいに「小型船舶用レーダー」流用した海面変動監視網
等、多種多様な観測体制整備と共に『沿岸住人の大多数』に
確実に避難情報を届ける「通報設備や体制」の見直しが必要かと


津波検知しても、襲来地域が停電や設備故障で『情報』が
伝わらなければ「東日本大震災」の二の舞になるだけ…
24名無しのひみつ:2012/04/08(日) 07:32:55.09 ID:yBkQyUMI
>>21
沖合30km到達15分前と沖合数百kmを陸上のみと比較して20分早くは違うんじゃないの?
25名無しのひみつ:2012/04/08(日) 09:05:40.98 ID:Q8XosQzs
なんで地震のエネルギーを出しきった東北に設置して
中部地方に配備しないんだろう
26名無しのひみつ:2012/04/09(月) 00:55:43.13 ID:JxPOwI8M
27名無しのひみつ:2012/04/09(月) 17:33:31.71 ID:FiC4IZ7d
東海地方は?
まあこっちは到達がかなり早いけど
28名無しのひみつ:2012/04/12(木) 16:50:18.68 ID:9H/pEdJD
>>25
>中部地方に配備しないんだろう
ちょっと古いやつだけど、既にあるのでは?

昔の相模湾での実験
http://www.kaiho.mlit.go.jp/syoukai/soshiki/soumu/seika/h11/pdf/d01.pdf

JR東海は単独でも海底地震計持っているはず。
29名無しのひみつ:2012/04/23(月) 18:16:31.60 ID:CDkHH+Cg
万全の体制が整ったと思ったら、日本海側で起きたりするんだよね。
30名無しのひみつ:2012/04/23(月) 19:32:35.19 ID:okft+Lj6
今度来るのは東海〜高知沖なのに、なんで東北に設置するの?
31名無しのひみつ:2012/04/23(月) 20:11:36.59 ID:HaatSFvq
停電したら速報はわかりません(w
32名無しのひみつ:2012/04/24(火) 06:54:33.53 ID:YSm1IyU1
警報出しても逃げなかったの多いしな
33名無しのひみつ:2012/04/24(火) 21:35:40.34 ID:6iILPSzx
世界最大規模の地震観測網、日本海溝など設置へ
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120410-OYT1T00381.htm
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20120410-107672-1-L.jpg
日本海溝沿いの海底に設置される154の観測点

 独立行政法人の防災科学技術研究所(茨城県つくば市)は、今後も東日本大震災並みの巨大地震が発生
する恐れのある日本海溝と千島海溝沿いの海底で、世界最大規模の観測網設置に着手する。
 2015年度までに154の観測地点を設け、早期に地震を検知し、防災対策に役立てる。
 計画によると、北海道・根室沖から千葉・房総沖を5海域に分け、水深8000メートルまでの海底に、
隆起による水圧の変化を測る水圧計と、地震計を組み合わせた観測装置を30〜50キロ間隔で格子状に配備。
装置を光ファイバーの海底ケーブル(総延長約5100キロ)でつなぎ、データを防災科研や気象庁、大学などに
即時配信する。
 まず「房総沖」と「三陸沖北部(青森県、北海道)」の2海域から整備を始め、順次運用する。海底観測網の
整備によって、陸地の観測に頼っていた従来に比べ、震源域特定の精度などが著しく向上するとみられる。
 防災科研地震・火山防災研究ユニットの金沢敏彦室長は「観測網整備で海溝付近の地震の仕組みや、
陸のプレート(岩板)の下に沈み込む太平洋プレートの構造、地殻の活動などの研究も進む」と話している。



海底地震・津波観測網を整備 防災科研など、精度向上へ
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1335105897/
 東日本大震災を教訓に防災科学技術研究所や海洋研究開発機構などが、海底地震・津波観測網の整備に
乗り出した。海域に地震計や津波計を設置し、素早く精度の高い津波予測に役立てる。

 防災科研は今後も強い揺れや高い津波に襲われる可能性がある東北地方の太平洋沖の海底で、
地震・津波観測網の整備を始めた。千葉県の房総沖から北海道東方沖まで日本海溝と千島海溝に沿って、
水深8000メートルまでの海底に計154カ所の観測点を設置する。

 観測点には地震計と津波計を配備し、地殻の動きや水圧をリアルタイムで計測。データは海底ケーブルや
インターネットで防災科研や気象庁、大学などに素早く送る。

 整備は太平洋岸と日本海溝の間の海域を5つに分けて実施。各海域に観測点を25カ所設ける。
このほか海溝の軸の外側にも北海道根室沖から房総沖まで50キロメートルごとに観測点を設ける。
今年度は房総沖と三陸沖北部の海域にシステムを整備する。

 現在ある陸域の観測網に今回の観測網を加えれば、早く検知できるようになる。日本海溝付近の沖合で
発生した地震の地震動を最大20〜30分程度、津波の発生を最大20分程度、早く把握できる。

 海洋研究開発機構は和歌山県西方沖での海底地震・津波計網の整備を前倒しで実施する。
「地震・津波観測監視システム(DONET2)」で、本格運用開始を従来計画の2022年春から16年春に前倒しした。

 31地点に地震計と津波計を設置し地殻変動や波の高さ、地震動を常時観測する。和歌山県西方沖で起こる
と考えられている南海地震の震源域をカバーする。14年春には一部の地震計や津波計を使い、試験運用を始める。
34名無しのひみつ:2012/04/25(水) 21:21:53.12 ID:vWcwazp1
東北に備えたら
東海にきました
というオチに
35名無しのひみつ:2012/04/26(木) 07:35:10.43 ID:JTS8cRm/
>>1
【災害】東北大「京」で津波研究
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1330095701/
36名無しのひみつ:2012/04/28(土) 07:09:05.87 ID:854Qo3Jp
江戸期に60メートル超す巨大津波か 元東大准教授が伝説分析
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C889DE6E2E2E5E7EAE6E2E2E3E2E6E0E2E3E086989FE2E2E2;at=ALL
 江戸時代初期の慶長三陸地震(1611年)で、北海道西部の太平洋沿岸に60メートルを超える巨大津波が襲来?
――元東京大学地震研究所准教授の都司嘉宣さんがアイヌ民族の伝説を調べたところ、こんな可能性が出てきた。
本当ならば、国内観測史上最大だった東日本大震災の43.3メートルを大きく上回る津波が、北海道を襲っていた
ことになる。今後、各地で地層を調べたいという
  北海道西部に住むアイヌの人たちの伝説に、日高地方から室蘭市にかけての記述があった。

 アイヌ語でとりでを表すチャンや、16世紀末に登場した大名の松前氏とアイヌ民族との交渉の話が出てくることから、
巨大津波が起きた年代を17世紀以降と推定した。慶長三陸地震に伴う津波だった可能性が高い。


【地震】「最大35m津波も」…北海道沖でM9・1想定
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1335412590/
 過去の津波堆積物などから、想定地震の規模を、従来のマグニチュード(M)8・6からM9・1
に引き上げた。その結果、最大の津波の高さは広尾町十勝港で35・1メートルで、内閣府が
想定した南海トラフの巨大地震による高知県黒潮町の34・4メートルを超えた。30メートル
以上の予測は5町、20メートル以上30メートル未満は釧路市など6市町に上る。今後、
さらに精密な予測計算を行い、1〜2か月後に最終的な報告書を公表するとしている。


【地震】津波浸水予測図:千葉県が公表 太平洋沿岸を一律に高さ10メートルの津波で九十九里沿岸3キロ水没
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1335417693/
http://mainichi.jp/graph/2012/04/25/20120425k0000e040147000c/image/001.jpg
千葉県が公表した浸水予測図

 県は昨年6月、地震や津波の専門家でつくる調査検討専門委員会(委員長・中井
正一千葉大大学院教授=地震工学)を設置。県内を過去最大の津波が襲ったとされる
元禄地震(1703年)の津波の痕跡などを検証し、太平洋沿岸を襲うのは「最大でも10
メートル規模」と結論づけた。東京湾内(富津岬?江戸川河口)については、湾内で大きな
津波の発生は考えられないとして一律3メートルと想定した。
37名無しのひみつ:2012/05/08(火) 02:10:04.80 ID:mocGqCvZ
過去の津波、新手法で探る 地形など分析
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C889DE6E2EBE7E3E6EBE2E1E2E2E6E0E2E3E086989FE2E2E2
http://kenitikimura.wordpress.com/2012/04/29/%E9%81%8E%E5%8E%BB%E3%81%AE%E6%B4%A5%E6%B3%A2%E3%80%81%E6%96%B0%E6%89%8B%E6%B3%95%E3%81%A7%E6%8E%A2%E3%82%8B-%E5%9C%B0%E5%BD%A2%E3%81%AA%E3%81%A9%E5%88%86%E6%9E%90-%EF%BC%8D%E3%80%8C%EF%BC%91%E4%B8%87/
 遠い昔に大きな津波が襲来したかどうかを調べる手法の開発が盛んだ。単に海岸や池の土砂を
掘削して津波の痕跡を探るのではなく、もともと海底だったかどうかなど地質学から導く地形の「過去」
も考慮する。現在の手法では難しい1万年以上も前に大津波があったかどうかを知る手掛かりになる。

 主に地質調査を手掛ける土質工学(岡山市)は、かつて海底だった海岸を選び、岩や砂を調べて
津波の痕跡を探る手法を開発した。愛知県南知多町の海岸にある岩を調べたところ、1700万年前に
直径3メートルの岩や砂などが津波で運ばれて海底に積もり、その後隆起して海岸に現れたことが
分かった。岩の重さなどから、マグニチュード(M)9を超える巨大地震が起きた可能性が高いという。

 津波の痕跡は普通、過去の地形を考慮せずに、海岸や池にたまった土砂などを掘削して探る。
この手法だとさかのぼれるのはせいぜい数千年前。数百〜1000年に1回程度しか起きない巨大地震
や大津波の繰り返し間隔を正確に調べるには限界があった。

 東京大学、産業技術総合研究所、千葉工業大学などの研究チームは、沖縄県石垣島などの海岸
に打ち上げられた巨大な岩状のサンゴの化石に注目。化石が含むウランとトリウムの比率を分析し、
津波が起きた時期を正確に算出する手法を開発した。

 生きたサンゴは体内に微量のウランを持つが、津波を受けて死んだ後は、ウランがトリウムに変化する
のに着目した。2つの物質の比率を調べれば年代が分かる。新手法の誤差は1〜2%程度。

 政府の地震調査委員会は「想定外」の東日本大震災の発生を受け、津波が運んだ土砂や岩を
調べた研究を、今後の地震の発生確率などの判断材料に積極的に使っていく方針。
ただ、年代測定などの精度が劣る欠点があった。新手法が広く普及すれば地震、津波の履歴が
今よりも正しく分かるようになるかもしれない。
38名無しのひみつ
【自然】 奥尻島、600〜700年間隔で大津波襲来か
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1335876796/
 北海道・奥尻島に、1993年の北海道南西沖地震(マグニチュード7・8)クラスの大津波が
600〜700年間隔で襲来した可能性があることが、平川一臣・北海道大名誉教授(自然
地理学)らによる津波の痕跡調査でわかった。


 平川さんらは4月下旬、奥尻島南端の海岸沿い(標高5〜10メートル)で、津波で運ばれた
とみられる砂の層を少なくとも5層見つけた。このうち、4層は〈1〉1993年(南西沖地震)〈2〉
12〜15世紀〈3〉3〜5世紀〈4〉紀元前2〜3世紀――にできたとみられる。残る1層は、約
60キロ南の渡島大島が1741年に噴火した際に発生した津波によるもので、周期的な地震と
は関係ないとみられている。