【生物】絶滅した魚クニマスを山梨県の西湖で発見/京大
929 :
名無しのひみつ:2011/02/08(火) 20:05:46 ID:Hfd51pNb
海水で産卵する「そんなのサケじゃねぇ」って外されちゃったサケ科?=
コレゴヌス?レノック?
化石の話の続き。現在知られているサケ科の化石で最も古いのは、これも北米大陸は
カナダのブリティッシュ・コロンビアで発掘された、その名もエオサルモ(Eosalmo)という
魚で、約5000万年前の始新世のものです。
Wikipedia英語版のEosalmoの項の注2に引かれている大論文(PDF)
http://www.lifesci.ucsb.edu/eemb/labs/oakley/research/WilsonLi.pdf 骨の詳細な検討で系統を研究したものですが、専門的なので全部読んでいません。
結論はPDFの24頁にある図で、これによるとエオサルモはサケ亜科(サケ属、サルモ属、
イワナ属、イトウ属)の共通祖先よりずっと古いもので、エオサルモより古く分かれたのは
カワヒメマス属、ステノドゥス属、コレゴヌス属、プロソピウム属しかないとのこと。
エオサルモの化石はブリティッシュ・コロンビアで2つ出ているほか、米国ワシントン州でも
見つかっているそうです。
またこの論文の3頁には他のサケ亜科化石種のリストもあり、サルモ属のもネバダ州の
中新世層やメキシコ南西部の鮮新世層から出ています。
>>917で書いたOncorhynchus salaxが出たアイダホ州や、他のサケ属の化石が出た
オレゴン州も含めてすべて太平洋東岸(北米・中米の太平洋側)なので、化石から見ると
このあたりがサケ科の起源地ではないかと思えてきます。
>>914で触れたNaeveの説は化石が見つかる前なので、今では支持しがたいかも。
931 :
名無しのひみつ:2011/02/08(火) 21:59:17 ID:sGpxSz8R
>>930 エオサルモって博物館で見ましたね〜。かなり小さなやつでした。
自分の
エオサルモ…訳したらニチロのシャケ缶が浮かぶような名前だな。
>>930 >>931の続き
自分の場合は現生種の分布しか知識が無いのでちょっと限界があります。
サケ科の起源がアメリカ東海岸だとするとちょっと意外な感じですね〜。
というのは、コクチマス(コレゴヌス)は五大湖やハドソン湾沿岸、そしてユーラシアに多く
東海岸やアジアのイメージが無いからです。
また、レノックやイトウもアメリカにはいません。
類縁性があるキュウリウオの仲間もアメリカ西海岸や
北欧沿岸にたっぷりいるイメージなので、
サケはアメリカとヨーロッパがくっ付いていた時代の北極海沿岸の水域が起源じゃないかと想像するわけです。
東海岸にいるのはその後に分化したものではないかとね。
化石種までは全くわからないので想像の世界なんですけどね。
ここの書き込みも、全く資料やネットを見ないで記憶だけで書いてるものですいません。
>>920 アユの例で言えば、東京湾に大雨が降ると河口近くの湾は1週間近く、ほぼ淡水になる。
その淡水である期間を利用して、江戸川水系から荒川や多摩川水系に移動したと考えられているそうな。
又、昔テレビでやっていたドイツの鉱山跡地の湖には、最初、魚が全くいなかったが
大雨が降った時、近くの水系からバスやうなぎの仲間が移動してきたり、カモの足についた魚の卵から増えた
なんてのもあるそうな。
クリオネ喰ってた奴とかいるんだろうか?
訂正
×コニアシアン紀
○コニアシアン階
×チューロニアン紀
○チューロニアン階
こういうところで馬脚を現しているというか。
940 :
名無しのひみつ:2011/02/10(木) 10:02:28 ID:A3h55Dbi
クニマス本栖湖にも?湖面に黒いマス発見
山梨県の西湖で70年ぶりに生息が確認されたクニマスによく似た黒いマスが、
約10キロ西の本栖湖でも見つかり、本栖湖漁協が鑑定に向けて準備を進めていることが
9日、分かった。マスは1月2日に同湖の水面に浮いており、釣り人が同漁協に届け出た。
やや緑がかった黒色で、尾ビレが欠けていた。本栖湖は、西湖と同様に1935年(昭10)に
10万粒のクニマスの卵が放流されている。同漁協では、3月に刺し網で調査を行い、
捕獲できれば今回のマスと一緒に専門家に鑑定を依頼したい考えだ。
黒いマスが捕獲されたのは今年1月2日の午前9時50分ごろ。本栖湖南東岸のスポーツ
センター前でニジマス釣りをしていた東京都瑞穂町の高橋巌雄さん(66)が、岸辺の水面に
腹を横にして浮かんでいるのを見つけ、網ですくった。高橋さんは「ヒメマスかもしれないが、
それにしては真っ黒けでおかしいな。テレビでやっていたクニマスに似てるなあ」と思い、
富士河口湖町役場に連絡した。役場は本栖湖の湖仙荘(伊藤正一社長=63)に連絡。
湖仙荘が高橋さんから黒いマスを預かり、冷凍保存した。
ただ、ヒメマスとクニマスは似ていて、本栖湖では9〜11月に産卵期を迎えるヒメマスが、
産卵後には黒くなり、力尽きて水面に浮くことがある。黒いヒメマスとクニマスの判別は難しく、
専門家が調査しないと結論は出ない。本栖湖漁協では3月中旬に刺し網で黒いマスの
生息調査を実施することを決定。その際に捕獲できれば、西湖のクニマスを解剖し特定した
京大の中坊徹次教授に、高橋さんの見つけたマスと網でとれたマスの鑑定を依頼したい
考えだ。
クニマスがもともと生息していたのは秋田県の田沢湖。1940年(昭15)に国策による
開発で強酸性の玉川の水が導入され、酸性度が高まったことで絶滅した。ただ絶滅前の
35年3月、田沢湖の漁協から、西湖と本栖湖に10万粒ずつ、卵が送られていた。
西湖では中坊教授らがクニマスを確認し、近く論文を発表予定。本栖湖で生息していても
不自然ではない。
今回のマスが、産卵後のヒメマスである可能性も考えられる。本栖湖漁協の渡辺進
組合長(78)は「昨秋には1人、黒いマスを釣った人もいる。鑑定でクニマスと確認されたら
いろいろ大変かもしれないが、夢があっていい。本栖湖にも、たぶんいます」と3月の調査を
楽しみにしている。【清水優】
[2011年2月10日7時55分 紙面から]
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20110210-735339.html
941 :
名無しのひみつ:2011/02/10(木) 10:20:10 ID:rUjAjnkH
本栖湖キター!(・∀・)
>>939 白亜紀と時代区分として使った場合はその下は階じゃなくて期な。
階は白亜系の下で使う地層区分の用語。
>>942 どうもありがとう。
時代区分は調べたんですが、白亜紀は前期・後期に分けているので
正しくは白亜紀後期チューロニアン階・コニアシアン階かと。
後期を書くのを忘れました。
と思ったのですが、チューロニアン期・コニアシアン期の方がいいのか、やはり。
実は検索すると「チューロニアン階」「コニアシアン階」でも結構たくさん出てくるので
そう書きました。
945 :
名無しのひみつ:2011/02/10(木) 14:44:02 ID:e3mETsuF
>>938 キュウリウオ(ししゃも、鮎など)も大昔の図鑑だとサケ目になってましたね確か。
サケとは離れますが、硬骨魚類の起源の話し。
ご存知生きた化石とも言える軟骨魚類(サメ、エイ)は歯以外の硬い骨を持ちません。
魚類の子孫は最初は固い背骨を持たない弱々しい生き物でした。
この時代海を支配していたのは大型のイカ。魚の祖先たちは彼らに追い回され食べられる存在でした。
やがて魚の中から、イカからのがれ、川の河口に逃げ込むものが現れ始めます。
イカは淡水が大の苦手。
こうして淡水に安住の地を求めた魚たちは、やがて淡水に含まれる豊富なカルシウム分から
強固な背骨を形作るようになります。
このように硬骨魚類の子孫は淡水で発達していきました。その証拠に原始的な硬骨魚類であるシーラカンスの仲間(肉鰭類)の化石は
淡水層で多く発見されています。
骨というメカニズムは我々人間にも受け継がれているので、その誕生がイカから逃れたことならば
ちょっと面白いですね。
946 :
名無しのひみつ:2011/02/10(木) 15:01:55 ID:8Jlkx5N3
>>936>>938 太古は魚類もいまよりも大型が居たのですね。
大型動物の絶滅した原因は、人類が食いつくしたこと?
947 :
名無しのひみつ:2011/02/10(木) 15:21:44 ID:e3mETsuF
>>946 マジレスすると魚は人類が誕生するより遥かに昔からいるから
人類が誕生した時代(1万年前?)の魚と今の魚類相はほとんど同じと思う。
魚類史上最大なのはメガロドンというサメで、昔だと超巨大みたいに言われてたのが
近年、それほど巨大でもなかったという説があるので鯨みたいな魚類はいなかった模様。
2メートルなら鯰ならでもいるしアマゾンのピラルクーは4メートル近くになります。
948 :
名無しのひみつ:2011/02/10(木) 15:29:59 ID:e3mETsuF
>>947訂正
メガロドンは諸説あるけど最大13mはあったみたいだね。
これだと鯨並みと言ってよいので訂正します。
シロナガスクジラ並みの魚類はいなかったなら妥当かな?
949 :
名無しのひみつ:2011/02/10(木) 15:54:09 ID:8Jlkx5N3
322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/24(月) 00:43:21 ID:Y4ipYxjv
「海封型」?=河、淡水に遡らず産卵・繁殖できるサケマスというのはいないのですか?
951 :
名無しのひみつ:2011/02/10(木) 15:59:22 ID:e3mETsuF
>>949 いませんね。海で産卵は無いです。知る限り。
952 :
名無しのひみつ:2011/02/10(木) 16:05:25 ID:e3mETsuF
>>950 あ〜メガロドンの40mってのが頭にあったので間違えました。すいません。
27mの見積りがホントならシロナガスクジラ並みかな。
955 :
名無しのひみつ:2011/02/10(木) 17:40:08 ID:ai9/2hLD
>>940 まじかよ
やべええええええわくわくしてきたぜ
>>918 >陸封型のベニザケ(ヒメマス)もカナダかどっかにいたと記憶してます。
これは
>>535のコカニーですね。
成果上がった、クニマスの指名手配紙風船 秋田・田沢湖
2011年2月10日21時56分
紙風船を熱気球のように空に放つ伝統行事「紙風船上げ」が10日夜、秋田県仙北市で
あり、70年ぶりに見つかった魚クニマスが描かれた高さ11メートルの風船が話題を呼んだ。
8集落の住民らが和紙に手描きして作った風船約100個のうちの一つ。クニマスの
生息地だった田沢湖の観光協会が14年前に作成した懸賞金500万円を掲げたポスターを
もじった。
「WANTED」は今回、「WELCOME」に。観光協会は「ようやくクニマスの『指名手配』が
解けました」。
http://www.asahi.com/national/update/0210/TKY201102100438.html
「コロンビア川サケ物語」的な記事。進化の話もあるので最初の方を訳してみました。
※がついているのは訳者注です。
http://www.nwcouncil.org/history/salmonandsteelhead.asp コロンビア川の歴史
サーモンとスチールヘッド
サーモンとスチールヘッドは遡上する魚で、昔はコロンビア川に豊富にいました。19世紀
後半の缶詰工場の記録やインディアンの話によると、1850年以前には毎年およそ1000万
から1600万尾の成熟したサーモンやスチールヘッドが産卵のために川に戻ってきていました。
そのころ盆地に来るヨーロッパ人の移民が急増し、それとともにサーモン資源の搾取が
始まりました。当時と比べると近年では回帰が200万尾に達する年はまれです。
歴史的には6種の太平洋サーモンがコロンビア川盆地に棲息していたことが知られています。
チヌーク(※マスノスケ)、ギンザケ、ベニザケ、シロザケ、カラフトマス、スチールヘッド
(※降海型ニジマス)です。スチールヘッドは1990年代までトラウトなどとともにサルモ属
(※タイセイヨウサケ属)に入れられていましたが、このころサケといっしょのオンコリンクス属
(※サケ属)に分類替えになりました。
オンコリンクスは「鼻曲がり」の意味で、繁殖期の成熟したサーモンの身体的特徴です。
この6種のうち5種は今でもコロンビア川で見ることができます。コロンビア川のカラフトマスは
絶滅しましたが、この種はもっと北のブリティッシュコロンビアやアラスカにはたくさんいます。
(つづく)
今日コロンビア川にいるサーモンの祖先はおそらく2500〜3500万年前の漸新世後期に
進化しました。しかしコロンビア川とスネーク川における遡上性の魚の化石は700〜1000万年
前のもので、その時代には2つの川はともに海に注いでいました(スネーク川は今日の
カリフォルニア北部で太平洋に流れ込んでいました)。コロンビア川や他の土地のサーモンが
淡水で進化したのか海水で進化したのかについては科学者の意見が一致しません。
化石証拠は淡水の方に分があるようです。というのは化石記録は淡水に棲むサーモンの
方が海水に棲むものより遡ることを示唆しているからです。
遠い昔、最もありそうなのは3000万年ほど前の漸新世後期に、太平洋の水温が下がり
始めました。冷たい水は温かい水よりも魚の餌になる有機物を豊富に生み出します。
そこでサーモンは増大する食料を利用するために遡上性を持つようになったと考えられて
います。800万年前には太平洋は今日と同じ水温構造を持つようになりましたが、そのころ
までにはすでに200万年にわたり、今日知られているのと同様のサーモンが沿岸の川に
棲息していました。
しかし古い時代のサーモンの中には今日のものと似ていないのもいました。オンコリンクス
属のある種は6フィートの体長があり、サーベルタイガーのような曲がった巨大な牙を持って
いました。スミロドンイクチス・ラストロススというこの魚は主にプランクトンを食べており、
産卵のために川を利用していたようです。この魚の化石はオレゴン州中部とカリフォルニアの
沿岸の川で見つかっています。(※頭骨の図あり)
(以下略)
山梨県・西湖のクニマス展示始まる 仙北市田沢湖のハートハーブ
山梨県・西湖(さいこ)で昨年捕獲されたクニマスの標本の展示が11日、仙北市田沢湖に
ある同市の第三セクター観光施設「ハートハーブ」で始まった。13日まで。70年ぶりに
生息が確認された「奇跡の魚」を一目見ようと、初日は約350人が来場した。
西湖のクニマスの標本は、京都大学総合博物館から同市が借り受けた。会場には、
大正と昭和初期に捕獲された田沢湖のクニマス2体の標本も展示しており、ともに市田沢湖
郷土史料館の所有。このほか、西湖でのクニマス生息確認の経緯や、田沢湖の各種データ、
かつてのクニマス漁の様子などを伝える写真パネルがずらりと並んでいる。
展示は午前10時〜午後4時、無料。12日は午後1時半から、県立大学客員教授の
杉山秀樹さんが「クニマスとはどのような魚か」と題し、ハートハーブで講演する。
会期中は、仙北市田沢湖の羽後交通路線バス停留所「田沢湖畔」からハートハーブまでの
区間で、シャトルバスを1日3往復運行する。田沢湖畔発は午前10時半、午後0時半、
同1時半。
(2011/02/11 20:02 更新)
http://www.sakigake.jp/p/akita/topics.jsp?kc=20110211i ※三日間は短いですね。
こちらの記事には老人が「小さいころ見たクニマスに似ている」と言ったともあります。
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011021101000270.html
962 :
増健:2011/02/12(土) 11:25:17 ID:wrsYXccj
963 :
名無しのひみつ:2011/02/12(土) 11:26:15 ID:OLk0FyIM
田沢湖の湖底からはまだ腐っていないクニマス屍骸を採取できないか?
>>962 淡水魚板にもあるね。あっちの方がまだ賑わっている。
>>963 田沢湖の湖底を調べたら何か見つかるかもしれないね。
湖底のボーリング調査をしたら、運がよければ祖先の骨がコアに引っ掛かるかも。
金がかかるから誰もやらんだろうけどw
>>962 他の理系板にも言えることだが人が少ない。だからなおさら過疎るのだろうが。
正直、生物の話を語れる場が分散されすぎている。
ここは、古生物も含め、生物や生命、化学、地学天文系も含めた生物に関わりありそうな
人が比較的多数集まる板だからね。
966 :
増健:2011/02/12(土) 11:58:46 ID:wrsYXccj
967 :
名無しのひみつ:2011/02/12(土) 12:48:54 ID:uUebYksr
生物板覗いてみた
ざっとスレタイ見渡して帰ってきた
こえぇわ…
969 :
名無しのひみつ:2011/02/12(土) 18:23:29 ID:OLk0FyIM
356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 18:43:58 ID:XtTJGhoh
川をせき止めたら卵から孵化したサケの幼魚は海に行けないけど、そのまま川で生きていけるのかしら?
それとも死ぬのかな?
357 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 19:33:43 ID:fUyo5uVK
>>356 これ俺も気になる。
つまり陸封魚というのは土砂や火山灰で川がせき止められて海に行けなくなった
というような偶然的な原因でも生じるものなのか、それとも海に行こうと思えば
行けるが川でいいやと思ったものがそうなるので、偶然に川がせき止められた
だけでは全部死ぬものなのか。
358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 21:35:10 ID:6btv4TxX
紅鮭の陸封型がヒメマスだから
鮭が陸封されても順応しそうだけどな。
ヒメマスは地震で川が土砂がせきとめられたためになったような。
チミケップ湖
359 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 00:33:00 ID:YoE8iL5Y
多くは死ぬよ。鮭の養殖実験でそんな論文があったような。
360 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 09:58:42 ID:3zvyR8+w
シロザケ陸封型の話は時々聞くけど、ほとんど都市伝説レベルだからなぁ・・
一応、通常のシロザケを航海させないで淡水で飼育し続けても死ぬ
で、日本海起源説が脚光を浴びた頃に、現在の海水完全適応タイプに分化する前の原シロザケが陸封されてシベリア〜モンゴルあたりに残ってるかもしれない
って論文が発表されたのよ
可能性の示唆だけな
それとは別に、北米にいるって話もあるんだけど
こっちはさらに眉唾
ダム建設で陸封されたシロザケが世代交代して、その標本が日本の某大学にもあるって話と
オンタリオ湖(キングサーモン、大西洋サケを含む多くの種が陸封されてる)に極少数生息してるって話
ただねぇ、あっちの釣り人は、陸封たりエサの異常で白身のまま成熟しちゃうサケをひっくるめてWhite Salmonって呼ぶのよ
それが誤解されて伝わったんだと、俺は思ってる
970 :
名無しのひみつ:2011/02/13(日) 04:21:03 ID:ejVP8AP8
>>928 台湾奥地までどうやって運んだというのですか?
似たような事例;戦前、台湾にマス類を放流した試みがあるのですか?
971 :
名無しのひみつ:2011/02/13(日) 10:30:36 ID:jMI5+aCG
陸封システムを保持してるサケ科魚類って、
・ベニザケ
・サクラマス系
・ニジマス
くらいだっけ?
イワナとか
974 :
名無しのひみつ:2011/02/13(日) 12:40:27 ID:Xn11Tzxf
山梨の漁業協は杉山センセにクニマス送ってやれや
本栖湖の個体も含めて、たしか何匹か鑑定保留になってて冷凍庫にいるやつがあるはず
京大のねつ造といわれないためにも納得がいくまで鑑定してもらったら?
975 :
名無しのひみつ:2011/02/13(日) 13:40:43 ID:RNaxmAqm
>>970 本題から離れるから大概にしておくけど、その時代の人に聞いてくれ。
さすがに検索してもそういう経緯は出てこないかな。現地の人も存在を知らなかったから、日本人が持ち込んだのではないか
と疑いがあったという話しをしてるだけ。持ち込み説を支持してるとは書いてない。
この件に興味があるのならネットではなく、大学や博物館の図書館とかで調べてみたら?一般解放もしてるよ。
2ちゃんは真偽が不確かな話題の断片を出し合う所。まとまった知識は本を読まないとダメですよ。
976 :
名無しのひみつ:2011/02/13(日) 13:56:03 ID:RNaxmAqm
>>971 サルモ属だけどアトランティクサーモンにも陸封型がいるらしい。
ブラウントラウト系もシートラウトの陸封と言えば陸封。
先に言っとくけどソースはFishBaseってサイト。アトランティクサーモンのは英語の記述でそういうのがあったのを記憶してるからネットでも出てると思います。
977 :
名無しのひみつ:2011/02/13(日) 14:32:55 ID:4qWMC5nY
そして日本人も絶滅の危機でしょう?
978 :
名無しのひみつ:
>>970 >
>>928 >台湾奥地までどうやって運んだというのですか?
技術的には氷の上に発眼卵並べたバットを載せれば、イギリス人が帆船時代ですでに赤道越えてオセアニアや、パキスタンやカシミール高地へブラウンばらまいた移植実績があるわけで