【宇宙開発】香川大チーム開発 宇宙ロボ、作業実験へ…観測ロケットS-520で8月旅立ち

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1TOY_BOx@みそしるφ ★
香川県内初の超小型人工衛星「KUKAI」を製作した香川大工学部の能見公博准教授のチームが、
宇宙で実験を行うためのロボットを新たに開発した。
「KUKAI」では親機と子機をつなぐ釣り糸に不具合が生じたため、
ロボットも宇宙で二つに分離して連結糸の巻き取り実験を行う。
8月に打ち上げられる宇宙航空研究開発機構(JAXA)の観測ロケット「S―520」で旅立つ予定といい、
能見准教授は「詳細なデータを収集し、より実用的な超小型人工衛星を作りたい」と意欲を見せている。

ロボットは円筒形で長さ30センチ、重さ7キロ。
真ん中で二つに分かれ、直径17センチの上部と同20センチの下部は
「テザー」と呼ばれる細い釣り糸で結ばれている。
ロケットから放出されたロボットは二つに分離し、宇宙空間に漂っている5〜6分間、
リールを作動させて上部と下部を引き寄せたり、離したりを繰り返す。

JAXAは毎年1、2回の割合で、S―520を内之浦宇宙空間観測所
(鹿児島県肝付町)から発射しており、その都度、宇宙での実験を希望する
研究機関を公募している。
応募者が多いため順番待ちが続いており、香川大のロボットも2006年に申請し、3年越しで実現したという。

昨年1月に打ち上げられたKUKAIでは、実験開始前に親機と子機が分離しないよう、
金属製のピンでテザーをリールに固定。
そのせいで両機がうまく離れない事態に陥った。
今回は特殊な粘着テープを使用したほか、テザーの長さも約10メートルと2倍にした。

また、KUKAIで実験データのやり取りに使った無線通信は性能が悪く、
十分な情報を得られなかった。今回はJAXAの専用回線が使用できるため、
ロボットの詳細な動きを把握し、データを収集できるという。

能見准教授は「実験を成功させる自信はある。
何よりも今後、研究を前進させる大きな機会を得られた」と話す。

能見准教授のチームが開発したロボットの概要図(香川大提供)
 http://osaka.yomiuri.co.jp/photo/20100801-753258-1-L.jpg
▽記事引用元 : (2010年8月1日 読売新聞)
 http://osaka.yomiuri.co.jp/university/research/20100801-OYO8T00309.htm

香川衛星開発プロジェクトSTARS
 http://stars1.eng.kagawa-u.ac.jp/summary.html

JAVA/ISAS : S-520型ロケット
http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/rockets/sounding/s520.shtml
2名無しのひみつ:2010/08/02(月) 08:28:24 ID:DqrhS65t
後のガンダムである
3名無しのひみつ:2010/08/02(月) 11:51:30 ID:NSy2Bqgz
実験室きぼうにマインドストーム持ち込んで遊んだほうが
良さそうな気がするけど、やっぱり高額になってしまうんだろうな
4名無しのひみつ:2010/08/02(月) 17:25:01 ID:agq3Z3XW
旅立つとか書いてるけど、軌道には乗らないよな?
5 [―{}@{}@{}-] 名無しのひみつ:2010/08/02(月) 17:48:52 ID:LmFWdu7J
>>3
マインドストーム程度じゃ真空に行ったらただのゴミだから
6名無しのひみつ:2010/08/03(火) 14:29:14 ID:cNy47D+i
>>2
足が(ry
7名無しのひみつ
今度「きぼう」で実験するREXJの実験機とどう違うんだろ
正直REXJの方が遥かに進んでるように見えるんだが