【生物】iPS細胞:疾患には逆効果?脳梗塞マウス、移植後に腫瘍
1 :
◆EMP2/llDPmnz @透明な湖φ ★:
脳梗塞(こうそく)のマウスに、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を移植すると、脳に
巨大な腫瘍(しゅよう)ができることが、岡山大の河相裕美大学院生と阿部康二
教授らの実験で分かった。正常な脳では異変はなかった。iPS細胞は臓器再生
への応用が期待されているが、疾患があると逆効果になる可能性があることを
示している。近く英専門誌「脳循環代謝学会誌」に発表する。
研究チームは、梗塞で損なわれた脳の細胞を再生するため、iPS細胞に注目。
人工的に脳の血流を遮断してマウスに脳梗塞を起こし、1日後にiPS細胞を移植
した。
その結果、移植した直後に比べて腫瘍の大きさは2週間後に6倍、1カ月後に
10倍になった。また、iPS細胞の作成に欠かせない4種類の遺伝子のうち、がん
化を招きやすい遺伝子c−Mycの働きも時間とともに大幅に活発化することも確
認できた。
これに対し、正常な脳にiPS細胞を移植しても腫瘍はできなかった。
このため、正常な脳にiPS細胞の分化を抑える未知のたんぱく質が存在するか、
梗塞脳にiPS細胞の働きを活発化させて腫瘍を増やす未解明のたんぱく質が存在
している可能性が考えられる。
阿部教授は「腫瘍化を制御するたんぱく質が特定できれば、iPS細胞を病気の治
療に効率よく使う道が開かれる」と話す。【田中泰義】
ソース:毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/science/news/20100323k0000m040113000c.html ★依頼46より
関連スレ
【幹細胞】なぜか短命、がん化危険ないiPS細胞マウス--京都大学・山中伸弥教授ら
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1269044975/
2 :
名無しのひみつ:2010/03/25(木) 14:24:36 ID:IlO5SSHl
ある程度予想できる結果だな
3 :
名無しのひみつ:2010/03/25(木) 14:32:19 ID:Z4enG7gb
韓国は国民全員に脳障害があるから
イエロー教授の研究をやめさせたのは悔いが残るな。
4 :
名無しのひみつ:2010/03/25(木) 14:43:22 ID:eDREMsHE
>>2 正常なマウスでは起こらないようだからなぁ・・・
もし全部に起こるなら予想もできるが脳梗塞特有の理由があるのだろうか
5 :
名無しのひみつ:2010/03/25(木) 14:44:56 ID:jVpBJyId
>腫瘍化を制御するたんぱく質が特定できれば
仮にそんなものが見つかっても、そのタンパク質の投与量を細かく制御する方法も
同時にわからないと意味が無いんじゃないの?
そもそも、その辺の機能が衰えているが故に腫瘍化するのだとすれば・・・・・・
iPS細胞制御技術の開発は、根本的な癌治療法の発見に等しいわけだ。
こりゃ、実用化への道はもの凄く遠そうだな。
6 :
名無しのひみつ:2010/03/25(木) 14:50:06 ID:rQx93yy5
iPS終了
7 :
名無しのひみつ:2010/03/25(木) 14:53:44 ID:o4bBTkqQ
こういう失敗事例を報告してくれることが
極めて大事なんだ。
へたな成功事例よりありがたい。
8 :
名無しのひみつ:2010/03/25(木) 14:54:06 ID:yhOeGEC4
これが、若返りの酵素かどうかを考えると、
正常な脳の若いマウスと同じく正常な脳の年老いたマウスで試してみて欲しい。
9 :
名無しのひみつ:2010/03/25(木) 14:55:01 ID:NTtcrwJ/
ES細胞の時代だぞボケ
10 :
名無しのひみつ:2010/03/25(木) 14:55:36 ID:flSRaTsB
iPS細胞そのものを移植した実験か。かなり乱暴な発想というか実験だな。
iPS細胞を神経細胞か血管細胞の前駆細胞まで分化させて導入すれば、かなり期待できるのでは?
本来、いかなる細胞・組織にも分化できる幹細胞 (iPS, ES 細胞)を病変部にいれたら、
そりゃどんどん、その場所で死細胞にかわって増えようとするから、腫瘍になるよなあ。
11 :
名無しのひみつ:2010/03/25(木) 15:04:30 ID:2VXS2ILN
> 正常な脳では異変はなかった。
不思議ですね。
12 :
名無しのひみつ:2010/03/25(木) 15:16:18 ID:222v1SrV
韓国人にはiPS細胞を移植後してはいねないのですね
13 :
名無しのひみつ:2010/03/25(木) 15:37:43 ID:k/yiZfup
山中教授はISP細胞とガン細胞はコインの裏と表みたいとか言ってた、
ISPがほんとに解明できればガンも根絶できそう。
14 :
名無しのひみつ:2010/03/25(木) 15:41:11 ID:xKxeb+aq
僕のアレに IPS細胞を注入すると 大きくなりますか?
15 :
名無しのひみつ:2010/03/25(木) 18:08:07 ID:4IT9D4FQ
普通に皮下注してもテラトーマできるんじゃなかったっけ?
16 :
名無しのひみつ:2010/03/25(木) 22:42:17 ID:mlWsOcK9
じゃあ健康な人だけにiPSを使って治療すればいいジャン(´・ω・`)
17 :
名無しのひみつ:2010/03/26(金) 00:24:36 ID:taC9oNC7
え???健康な人の何を治療するの?
18 :
名無しのひみつ:2010/03/26(金) 00:53:48 ID:R4eM8lbw
それを考えるのが医者の仕事だろ( ・ω・)y─┛〜〜
19 :
名無しのひみつ:2010/03/26(金) 01:17:44 ID:bhKXTDNu
移植したら腫瘍が出来ましたならわかるけど、
>> その結果、移植した直後に比べて腫瘍の大きさは2週間後に6倍、1カ月後に
これは、元々腫瘍が有ったってこと?
20 :
名無しのひみつ:2010/03/26(金) 01:25:54 ID:R4eM8lbw
>>19 そういうこと。
もともと体のどこかにガンや病気があるマウスに仕込んだらどうなるか?ってことなんだろう。
21 :
名無しのひみつ:2010/03/26(金) 09:26:08 ID:qtaQ8aZ9
これが、ガンの本質なのだろう。
組織が傷つく → 近くの幹細胞や幼若化した細胞が修復 → 修復成功
↓
どうしても修復できない(と細胞が判断) → 幼若化や増殖が止まらず腫瘍形成
アポトーシスと同じで、修復不能と判断された個体は破壊する方向にプログラムされているに
違いない
22 :
名無しのひみつ:2010/03/26(金) 10:04:23 ID:oeDG0fal
>>21 というか,ガン細胞は普通に発生していて,ふつうは適時排除されるんだけど,
細胞の増殖スピードが排除のスピードを越えると顕在化する。
iPS細胞が「どんな組織にもなれる可能性を秘めている」のであれば,
ガン細胞になってなれるわけで,
この場合,ガン細胞の増殖のアクセルを踏んじゃったって感じなのかな。
23 :
名無しのひみつ:2010/03/26(金) 10:06:56 ID:R4eM8lbw
>>22 むしろガン細胞の方になりやすいんじゃないの?
24 :
名無しのひみつ:2010/03/26(金) 10:32:17 ID:NU1QByl8
>>7 同意。
胡散臭い治療効果の報告例なんかより、よっぽど興味深い。
iPS細胞を移植前にあらかじめ異なる分化をさせ、
その細胞種(神経細胞やグリア細胞)によって、
移植後に違う結果になるかもしれない。
取りあえず、iPS細胞は癌細胞へトランスフォームする感受性が強いようだ。
これは、iPS細胞にだけある性質なのか否か、分からない事だらけだ。
焦って(胡散臭い)治療法を確立しようなんて目標を掲げずに、
腰を据えてじっくりiPS細胞自身の基礎研究を続けて欲しいものだ。
25 :
名無しのひみつ:2010/03/26(金) 19:42:25 ID:hFycS1I1
京大が基礎特許取っても人体に実用化されるころには切れてるのかもな(苦笑
26 :
名無しのひみつ:2010/03/26(金) 20:06:02 ID:R4eM8lbw
結局、マウスにしか適用できなくって、終わるんじゃないの( ・ω・)y─┛〜〜
27 :
名無しのひみつ:2010/03/27(土) 04:43:28 ID:Rs0oWeAA
実際に脳梗塞のときに幹細胞ががん化するとかあるのかしら
28 :
名無しのひみつ:2010/03/27(土) 11:17:13 ID:4W7UTtMI
29 :
名無しのひみつ:2010/03/27(土) 11:45:16 ID:XfmzwchE
まあ、お前らが生きている間は使えないよ
30 :
名無しのひみつ:2010/03/27(土) 12:02:11 ID:PaD0b4AQ
俺のiSP細胞は月額\2980-から。
31 :
名無しのひみつ:
今朝の新聞に写真が載ってたけど
河相裕美さん、なかなかの美人