【宇宙】国際宇宙ステーション「きぼう」で線虫を使った宇宙実験を共同実施／東北大学とJAXA
東北大学とＪＡＸＡ、国際宇宙ステーション「きぼう」で線虫を使った宇宙実験を共同実施
国際宇宙ステーション「きぼう」における線虫宇宙実験
〜最先端の実験手法で微小重力の影響を”ねらい撃ち”〜
線虫Ｃエレガンスの宇宙環境におけるＲＮＡ干渉とタンパク質リン酸化
＜概 要＞
ＲＮＡ干渉※という最先端の手法を世界に先駆けて宇宙実験に導入します。
この手法が宇宙でも使えることを確認し、さらに筋肉の衰えなど、ヒトの宇宙滞在で生じる課題に挑みます。
線虫は、モデル生物として研究者の間で非常に注目されています。
この線虫を使った研究から、遺伝子の働きを抑えるしくみ（ＲＮＡｉ）が発見されました。
この仕組みを見つけたＦｉｒｅ博士とＭｅｌｌｏ博士は、２００６年にノーベル生理学・医学賞を
受賞しています。その後、ＲＮＡｉは、昆虫や植物のみならず、ネズミやヒトなどの哺乳動物に
至るまで、生物に広く存在していることが明らかになりました。
この大発見は、人工的に遺伝子の働きを抑えることのできる技術へと発展し、
線虫だけでなく、ネズミなどの実験動物、さらにヒトの細胞においても利用されています。
この技術は、医学分野での発展も期待されており、新たな遺伝子治療などへの応用が
考えられるほどの有望な手法となっています。
今回の宇宙実験では、このように有望な手法であるＲＮＡｉが、宇宙でも地上と同じように
有効性を示すかどうかを、実際に調べて明らかにすることが第一の目的です。このＲＮＡｉが
宇宙で有効に働くのであれば、培養細胞などを用いた基礎的な宇宙実験系での利用は
もとより、将来的には、宇宙に滞在した人が遺伝子に関わる病気にかかった際に、それを
治療する有効な手段にもなるでしょう。
また、２００４年に、今回と同じく私たち東北大とＪＡＸＡが共同で行った宇宙実験では、
線虫が宇宙へ行くと、宇宙飛行士と同じように筋肉が衰えることがわかりました。
この現象をさらに詳しく調べるため、宇宙で育てた線虫について、筋肉に関係する遺伝子や
タンパク質の発現量を分析します。この分析によって宇宙空間（微小重力環境）で筋肉が
衰える理由が解明されれば、それを防いだり、治療する方法が明らかになり、今後多くの
人たちが宇宙へ行く時代になった時に、筋肉が衰えることなく健康に滞在できるようになる
かもしれません。
このような目的で、１１月１６日ＮＡＳＡのケネディースペースセンターからスペースシャトルを
利用して、国際宇宙ステーション「きぼう」実験棟における宇宙実験を東北大−ＪＡＸＡの
共同で開催します。
（以下省略 引用元をご覧ください）
▽記事引用元
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=234944&lindID=5
NIKKEI NET（http://www.nikkei.co.jp/）
▽関連リンク
東北大学
10/27 国際宇宙ステーション「きぼう」における線虫宇宙実験
〜最先端の実験手法で微小重力の影響を"ねらい撃ち"〜
線虫Cエレガンスの宇宙環境におけるRNA干渉とタンパク質リン酸化
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2009/10/press20091027-01.html
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/20091027_01.pdf （pdfファイル）
ライフサイエンス実験サイト
http://kibo.jaxa.jp/experiment/theme/first/cerise/
国際宇宙ステーション「きぼう」における線虫宇宙実験
〜最先端の実験手法で微小重力の影響を”ねらい撃ち”〜
線虫Ｃエレガンスの宇宙環境におけるＲＮＡ干渉とタンパク質リン酸化
＜概 要＞
ＲＮＡ干渉※という最先端の手法を世界に先駆けて宇宙実験に導入します。
この手法が宇宙でも使えることを確認し、さらに筋肉の衰えなど、ヒトの宇宙滞在で生じる課題に挑みます。
線虫は、モデル生物として研究者の間で非常に注目されています。
この線虫を使った研究から、遺伝子の働きを抑えるしくみ（ＲＮＡｉ）が発見されました。
この仕組みを見つけたＦｉｒｅ博士とＭｅｌｌｏ博士は、２００６年にノーベル生理学・医学賞を
受賞しています。その後、ＲＮＡｉは、昆虫や植物のみならず、ネズミやヒトなどの哺乳動物に
至るまで、生物に広く存在していることが明らかになりました。
この大発見は、人工的に遺伝子の働きを抑えることのできる技術へと発展し、
線虫だけでなく、ネズミなどの実験動物、さらにヒトの細胞においても利用されています。
この技術は、医学分野での発展も期待されており、新たな遺伝子治療などへの応用が
考えられるほどの有望な手法となっています。
今回の宇宙実験では、このように有望な手法であるＲＮＡｉが、宇宙でも地上と同じように
有効性を示すかどうかを、実際に調べて明らかにすることが第一の目的です。このＲＮＡｉが
宇宙で有効に働くのであれば、培養細胞などを用いた基礎的な宇宙実験系での利用は
もとより、将来的には、宇宙に滞在した人が遺伝子に関わる病気にかかった際に、それを
治療する有効な手段にもなるでしょう。
また、２００４年に、今回と同じく私たち東北大とＪＡＸＡが共同で行った宇宙実験では、
線虫が宇宙へ行くと、宇宙飛行士と同じように筋肉が衰えることがわかりました。
この現象をさらに詳しく調べるため、宇宙で育てた線虫について、筋肉に関係する遺伝子や
タンパク質の発現量を分析します。この分析によって宇宙空間（微小重力環境）で筋肉が
衰える理由が解明されれば、それを防いだり、治療する方法が明らかになり、今後多くの
人たちが宇宙へ行く時代になった時に、筋肉が衰えることなく健康に滞在できるようになる
かもしれません。
このような目的で、１１月１６日ＮＡＳＡのケネディースペースセンターからスペースシャトルを
利用して、国際宇宙ステーション「きぼう」実験棟における宇宙実験を東北大−ＪＡＸＡの
共同で開催します。
（以下省略 引用元をご覧ください）
▽記事引用元
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=234944&lindID=5
NIKKEI NET（http://www.nikkei.co.jp/）
▽関連リンク
東北大学
10/27 国際宇宙ステーション「きぼう」における線虫宇宙実験
〜最先端の実験手法で微小重力の影響を"ねらい撃ち"〜
線虫Cエレガンスの宇宙環境におけるRNA干渉とタンパク質リン酸化
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2009/10/press20091027-01.html
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/20091027_01.pdf （pdfファイル）
ライフサイエンス実験サイト
http://kibo.jaxa.jp/experiment/theme/first/cerise/
|
|
|
せんちゅうきもちわるい
良い実験棟使ってるﾆﾀﾞね<丶｀∀´>ﾁﾗｯﾁﾗｯ
4 ：名無しのひみつ：2009/10/29(木) 01:50:36 ID:+YqgAPcl
61年に有人宇宙飛行が始まって48年間、
そういう小学校の理科の実験のような｢宇宙実験｣がパフォーマンス的に延々となされ続けてきたわけだが、
これまでに宇宙実験で得た知見を元にして何らかの発明がなされたという話が一つでもあっただろうか。
そういう小学校の理科の実験のような｢宇宙実験｣がパフォーマンス的に延々となされ続けてきたわけだが、
これまでに宇宙実験で得た知見を元にして何らかの発明がなされたという話が一つでもあっただろうか。
5 ：名無しのひみつ：2009/10/29(木) 01:51:01 ID:c4cckK69
すごいな…老化(衰え)しにくくなる薬とか、若返りの薬とか、夢広がるな
6 ：名無しのひみつ：2009/10/29(木) 08:02:22 ID:ci3TYtIB
最強のエイリアンができるな
実験中に宇宙に線虫の入ったカプセルが出てしまいコズミックシードになるかも
7 ：名無しのひみつ：2009/10/29(木) 10:12:29 ID:IGwE7WQ0
朝鮮人には使わせるな！
>>4
「宇宙からのスピンオフ」でググれ
「宇宙からのスピンオフ」でググれ
9 ：名無しのひみつ：2009/10/29(木) 20:29:49 ID:f4ystYSh
>>4
浜ホトが無重力空間で商用の結晶作るとかやってたかも
浜ホトが無重力空間で商用の結晶作るとかやってたかも
10 ：さざなみ：2009/10/29(木) 23:46:14 ID:SoPmhYUI
実験のサンプルは、どうしても地球に持ち帰る必要があるでしょう。それも沢山。
帰還用のHTVの開発を頑張ってください！
帰還用のHTVの開発を頑張ってください！
usersでおｋ