【環境】温暖化で森林土壌のCO2増加 広島大など研究
1 :
白夜φ ★ :
2009/09/19(土) 23:38:27 ID:??? ◇温暖化で森林土壌のCO2増加 広島大など研究 '09/9/13
▽微生物の有機物分解加速
地球温暖化の影響で、森林土壌の微生物が出す二酸化炭素(CO2)が、従来の国際的な
予測値に比べ約1・5倍のペースで増えるとする実験結果を広島大などがまとめた。
微生物による有機物の分解が加速するため。研究チームは今世紀前半に森林が
CO2排出源になり気温上昇が一段と進む可能性を指摘し、温暖化対策を急ぐよう警告する。
環境省の研究事業で広島大や北海道大、国立環境研究所などが東広島市鏡山など6カ所の
森林で実施。底のない箱で土壌を囲い、温度上昇と微生物が呼吸で出すCO2量との関係を
2007年から今年8月にかけて調べた。
温暖化が進むと微生物が落ち葉などを分解する速さが増し、呼吸で出るCO2も増える。
研究チームは、土壌の温度上昇を受け、微生物が出すCO2の増加率を示す指数を
3前後と算出。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が予測モデルで使う最大値
2・2と比べて約1・5倍の高い値となった。
森林土壌からのCO2発生量が森林の吸収量を上回る時期は、
いくつかのIPCCモデルが今世紀半ばと予測。
研究チームは温暖化で微生物の働きが活発になる影響で、この時期が早まると分析する。
森林土壌からのCO2増加は温暖化を一層進める。
このため、2100年の気温が1900年ごろより最大6・4度上がるとするIPCCの
予測値についても、さらに1・5度以上プラスに振れる可能性を指摘する。
広島大の中根周歩(かねゆき)教授は「従来の温暖化の予測モデルに大幅な変更を迫る結果。
化石燃料からの脱却を真剣に考える時期に来ている」と警鐘を鳴らす。
成果は17日に東広島市の広島大キャンパスである日本地球化学会で発表する。(境信重)
▽記事引用元
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200909130129.html 中国新聞(
http://www.chugoku-np.co.jp/index.html )
何年か前に、Natureでもそういう話を読んだな。 イギリスの土壌についての調査で、地温上昇による CO2排出量増加が、削減を上回るとかいうやつ。
3 :
名無しのひみつ :2009/09/20(日) 00:17:49 ID:YYU6Pe1O
CO2「増加率」って何のことだろう? F/F0=Q10^(dT/10) Q10=2、dT=6.4 [K]のとき、F=F0×1.56 理論上の二酸化炭素フラックスは1.56倍になる。 実測値ではQ10が3になったのか、 フラックスが1.56×(3÷2.2)=2.12倍になったのか、 この記事からは読み取れない。
4 :
名無しのひみつ :2009/09/20(日) 01:07:02 ID:YYU6Pe1O
5 :
名無しのひみつ :2009/09/20(日) 01:11:22 ID:YYU6Pe1O
水分によってQ10は変わらないって論文にわざわざ書いてあるし、 培養器中の実験でQ10が3を超えることは滅多にないから、 土壌中で休眠してた微生物が温暖化で活性化するって話なのかな?
6 :
名無しのひみつ :2009/09/20(日) 02:32:49 ID:iMjwAx2i
また温暖化詐欺の片棒を担ぐアホの登場か
7 :
名無しのひみつ :2009/09/20(日) 02:59:45 ID:Kbedus7w
>温度上昇と微生物が呼吸で出すCO2量との関係 この因子がIPCCのモデルには入っていない、と言いたいだけなんだろ 別に主張するのは構わないんだが、この研究は実験室でも出来るからな 実際に上のような挙動を示す菌を特定して、 培養条件を決めて、温度依存的にCO2排出量が増えます、ということを示さない限り、人を信用させるのは難しい
8 :
名無しのひみつ :2009/09/20(日) 05:25:30 ID:YYU6Pe1O
>>6 この人は根の呼吸量の測定で1983年に論文出してるよ。
他にも出していると思う。
土壌呼吸のフラックスは、50〜75 PgC yr-1(Raich and Schlesinger; 1992)だって。
工業部門や家庭からのフラックスは、7.4 PgC yr-1(国立環境研のデータに12/44を掛けた)。
農林業でのフラックスや海水・岩石への蓄積量が変われば、発電所の話なんてちっぽけなことなんだよ。
だからといって、CO2出しまくっても良いという訳ではないし、何も考えずに土壌をいじったら大変なことになり得るということ。
>土壌の温度上昇を受け、微生物が出すCO2の増加率を示す指数を
>3前後と算出。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が予測モデルで使う最大値
>2・2と比べて約1・5倍の高い値となった。
と書いてあるから、IPCCでは温度上昇の効果を無視していないだろうね。
>実際に上のような挙動を示す菌を特定して、
>培養条件を決めて、温度依存的にCO2排出量が増えます、ということを示さない限り、人を信用させるのは難しい
わかってて書いてる釣りなんだろうけど、
土壌中の菌の特定はできないでしょ。ほとんど培養できないし。
現場での実測値があるのに、わざわざ菌を個別に取り出してバラバラにフラックスを求めても無駄になるのでは。
単純に個別の菌からのフラックスを足し算しても、現場でのフラックスにならないだろうし。
菌の休眠条件とかを確認するのは大切だけど、CO2排出量計算の役には立たないだろうね。
9 :
名無しのひみつ :2009/09/20(日) 19:04:32 ID:RakruY8v
バクテリアが分解してはいけないみたいじゃねえか
10 :
名無しのひみつ :2009/09/20(日) 21:07:24 ID:IG2mVVe8
植物にとっては良い事だな 温暖化万歳
11 :
名無しのひみつ :2009/09/20(日) 21:15:19 ID:yeILaYEV
もともと、原油を材料に偽薬を売りつけて暴利をえていた詐欺師がロックフェラー。 馬泥棒や強姦、重婚などイカサマ犯罪はお手の物。 今のクスリや石油や国連関連ビジネスでもその遺伝子は強力に受け継がれている。
12 :
名無しのひみつ :2009/09/20(日) 21:57:15 ID:tUB7imlu
気温が上がれば微生物の活動が活発になり、炭酸ガスの放出が増えるのは わかるんだけど、 同時に植物の生育も盛んになるけど結局、差し引きはどうなの?
13 :
名無しのひみつ :2009/09/20(日) 22:19:59 ID:YYU6Pe1O
永久凍土とか湿原とかが温暖化する方がダメージが大きいかもね。 大型の木本が入ってくる前に土壌有機物がなくなりそうだし。
14 :
名無しのひみつ :2009/09/20(日) 22:36:06 ID:EaP/SfJR
>>12 >>1 に書いてるとおり、IPCCによれば、今世紀半ば以降差し引きでマイナスになると予想されていた。
で、この研究はその時IPCCが想定したモデルよりも更に状況は悪くなりそうだと報告している。
15 :
名無しのひみつ :2009/09/20(日) 23:28:47 ID:lhZKotKM
んなこといったら、赤道直下の森林はみな伐採して舗装してしまったほうが いいってことになるんじゃねえの?
16 :
名無しのひみつ :2009/09/20(日) 23:46:49 ID:9zWBVIyh
これ、単純に土壌だけで、そこに生えてる植物とか計算に入ってるのか? 植物の光合成が上回っているからこそ、現状があるんじゃねーの? どの道、太陽活動の影響で、どうとでもなるんだけどな。 でないと過去のヒプシサーマルを抜け出せなくなってるはず。
17 :
名無しのひみつ :2009/09/21(月) 00:40:58 ID:EPSxchNK
>東広島市鏡山など6カ所の森林で実施。 日本の森林だけ6か所選んでパラメータ決めても、IPCCの全球レベルのモデルに適用して良いとは考えにくい。 タイガ、熱帯林、マングローブ林もあるし、ツンドラや農地や砂漠や高山でのパラメータもそれぞれ求めないと、 地球全体のCO2放出量は見積もれない。
18 :
名無しのひみつ :2009/09/21(月) 03:46:42 ID:94YhB8LN
19 :
名無しのひみつ :2009/09/21(月) 04:05:51 ID:dLiPnzTg
ロックフェラー一族は、フッ素添加物を利用して巨利を得ている。 なぜならフッ素添加物を生産している大手の中でも、 最大手の米国農産品会社とフーカー・ケミカル社を支配しているからだ。 飲み水をフッ素添加物で汚染して不妊症を蔓延させ、 同時に「大人しく」してしまおうという企ては、まさに陰謀家たちの目的にぴったりであり、 そのうえフッ素添加物の製造で「金を儲け」ることもできた。 フーカー・ケミカル社も利益をあげていた。 ジョン・D・ロックフェラー三世の夫人の旧姓が、ブランチレット・フーカーであることを知れば、 ロックフェラー一族とこの会社の関係がわかるはずだ。 陰謀家たちは、一方で産児制限を宣伝して、自分たちが牛耳っている薬品トラストの生産するステロイド製品、すなわち避妊用ピルを大量に販売することにも成功している。 こうして彼らには莫大な金が転がり込んできた。 ピルはガンの引き金となることも判明している。 ところが陰謀家たちが支配する食品医薬品局は、薬の被害者が増えて危険性がはっきりしているのに、もっともらしく「安全性に問題はない」と嘘を並べ立てていたのである。 陰謀家たちは、自分たちが支配する薬品カルテルを操ってこうした危険な薬品を販売し、 莫大な利益をあげている。
20 :
名無しのひみつ :2009/09/21(月) 07:53:21 ID:EPSxchNK
21 :
名無しのひみつ :2009/09/21(月) 10:29:09 ID:Dlc/HgSc
>>12 ,15
森林は植生だけじゃなくて土壌にも炭素を大量に蓄積している。
この土壌蓄積の分解が早まることで一時的に植生に吸収される炭素量を超えてしまうだけ。
森林を伐採したら土壌の有機物の分解は進むが植生への蓄積はなくなるからCO2排出は大幅に増える。
いや・・・地面をがちがちに舗装で固めて伐採した丸太にはシートでもかけて保存すれば違うかもしれないが・・・
ちなみにこれは成長の遅くなった森についての話で、
はげ山に植林すれば若い苗木は大量のCO2を吸収するし、新たに土壌有機物の蓄積も始まるから
CO2は吸収量のほうがずっと多くなる。
22 :
名無しのひみつ :2009/09/21(月) 19:49:45 ID:5IqXSFuM
23 :
名無しのひみつ :2009/09/22(火) 17:36:12 ID:GXU07e4d
>>20 >赤道直下の熱帯林の土壌炭素は特に高いわけではなく
黒土にならずにどんどん分解されちゃうもんw
各種分解者が一斉に集まる
24 :
名無しのひみつ :2009/09/23(水) 09:44:50 ID:Jp/UlPIw
鏡山w めっちゃ近所だわw
25 :
名無しのひみつ :2009/09/26(土) 21:40:58 ID:nXoA70pf
炭を作って海に沈めればok
26 :
名無しのひみつ :2009/09/27(日) 08:11:59 ID:bv4bbqu7
山で放っておくよりも効果があるのか?
27 :
名無しのひみつ :2009/09/27(日) 11:35:07 ID:8Pf1xBfA
>>26 クライマックスに達した森林は呼吸量と光合成の差が0に限りなく近づく
よってCO2吸収を求めるなら管理が必要
28 :
名無しのひみつ :2009/09/28(月) 01:14:18 ID:RQPDdsfi
>>25 炭を作るには大量の燃料が・・・
あと海に沈めるのもいいかもしれんけど、砂漠に放置しておけば分解も進まないし砂の飛散防止とかにも役立つかもしれんね
身近に砂漠がないのが問題だけど
29 :
名無しのひみつ :2009/09/28(月) 01:41:28 ID:es7VGKQj
>>27 化石燃料の生物(有機)起源説が正しいならば、森林土壌への炭素蓄積がゼロになると考えることはできない。
30 :
名無しのひみつ :2009/09/28(月) 03:20:52 ID:6og51Tu6
森林はほっといていいよ。ただし杉など強制的に植林した所は広葉樹などでうえかえる部分も必要でしょ。
31 :
名無しのひみつ :2009/09/28(月) 12:02:41 ID:x5iXpWen
>>29 いや、その後の蓄積増加は0になるよ
呼吸分しか光合成しなくなるんだから
だから枝払うとか、十分成長した木を切って新たに苗木を植えるとかの処置は必要
つかCO2削減の話をしてるのであってCO2固定の話をしてるのではない
俺は分解されればCO2として全て放出されるとは言ってないし
32 :
名無しのひみつ :2009/09/28(月) 12:19:12 ID:NzLD68Ij
樹木の成長量は 光合成で生産し固定した量という事になるが 古い枝が落ちたり、木に洞が出来たりして 老木ほどCO2排出量も増えていく そして古木ではその差し引きがほぼゼロになってしまう だったらウロなんか出来る前に切り倒せという事になる (フクロウやキツツキやノネズミなどの樹洞性生物が困るから、 それらがある程度の生息密度で生存可能なだけの古木は一定本数残す必要がある) 極端な話、その土地の木を切り倒して苗木を植え、、グングン成長し樹冠が地面を完全に 被覆する直前くらいが、CO2固定量は最大になるわけで。 この状態に森林を保てれば、CO2固定だけに限れば一番効率の良い森林になる だからこれを超えた成木は次々と切り倒し、薪か炭かバイオエタノールにしろ、という事になる その製造や燃焼の際に出るCO2もなるだけ効率良く集めてまた森林下層にでも流して、吸収を図るか 別のスレにあるミドリムシやらクロレラやらに吸わせるか CO2を効率良く集めるためには集中したプラントがあった方がいい だからバイオエタノールが有効になる 更に、枝打ちや間伐をしてこれらを上手に集めるようにすべきなのだが
33 :
名無しのひみつ :2009/09/28(月) 13:44:47 ID:wnTkfkzt
>>32 正直手間のかかる間伐に期待するのは間違いだと思うんだよな。
ほっておけるスペースを確保することと、植生を無視した植林は元に戻してほっておく。
するといつかは大団円。
34 :
名無しのひみつ :2009/09/28(月) 13:52:09 ID:x5iXpWen
35 :
名無しのひみつ :2009/09/28(月) 14:42:32 ID:tgAA9Uvn
中根周歩が出てくると胡散臭くなるな。 中根のデタラメ 「松枯れは酸性雨が原因でマツノマダラカミキリの食害と無関係」 「広葉樹を植えたらダムは要らない」
36 :
名無しのひみつ :2009/09/28(月) 15:30:40 ID:wnTkfkzt
37 :
名無しのひみつ :2009/09/28(月) 16:07:31 ID:es7VGKQj
間伐間伐って、できもしないのにウゼーんだよ。 天然林が間伐でできたのかよ。手を入れてる限り人工林は人工林のままだ。
38 :
名無しのひみつ :2009/09/28(月) 16:08:18 ID:tgAA9Uvn
>>36 経済行為としての林業では間伐は無理だけど、カーボンニュートラルなバイオエネルギーとして国策で扱うなら海外に炭素取引で金を払うよりはましだろう。
それなりに土建業の救済策になって景気対策にもなるだろう。
温暖化自体が胡散臭いから、無駄なことだと思うけどね。
39 :
名無しのひみつ :2009/09/28(月) 16:46:23 ID:3A+QQ7LM
>>38 外国の木材が安いのは、天然林を切るだけ切って植林も何もしないから。
温暖化や環境志向も絡めて、この辺の収奪型の森林伐採を国際的に禁止すれば
日本の木材も大分競争力がつくんだがなぁ。
40 :
名無しのひみつ :2009/09/28(月) 16:52:14 ID:tgAA9Uvn
>>39 ニュージーランドなどはいい品種を植林してるよ。
地形条件と人件費で敵わないね。
41 :
名無しのひみつ :2009/09/28(月) 20:52:23 ID:NzLD68Ij
ラジアータマツは成長早いからなあ
42 :
名無しのひみつ :2009/09/29(火) 10:16:06 ID:Iby0gsJJ
43 :
名無しのひみつ :2009/09/29(火) 15:56:50 ID:jS8jApMH
44 :
名無しのひみつ :2009/09/29(火) 16:11:38 ID:sQOhdT78
近年の不況で山林にちょっとだけ人は戻って来た それでも全然足りない
45 :
名無しのひみつ :2009/09/29(火) 16:50:49 ID:Tz3v6nhG
>>42 3兆3000億円で防衛と市場開拓と古い技術の再販売が可能になるということ。
CO2詐欺を利用した日帝経済圏の拡大。
46 :
名無しのひみつ :2009/10/06(火) 17:22:43 ID:Yij1RVqQ
>>35 彼のせいで広島大学の評判が林学業界で悪くなっている。
卒業生が「広島大学出身ですが、あの先生の研究室じゃないです」と言っていたな。
【ナイロビ=古谷祐伸】国連環境計画(UNEP)はこのほど、
世界的な気候変動が従来の予測よりも進行し、今世紀末には海面が90年比で2メートル上昇する
などと分析した09年版の「気候変動科学大要」を発表した。
大要は、世界の専門家による約400の研究成果をもとに分析したもの。
「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」が07年にまとめた第4次評価報告書の予測よりも、
二酸化炭素排出量の増加率、氷河の消失速度、北極海の氷の消失時期、海面上昇幅などで変動が加速していると指摘している。
http://www.asahi.com/eco/TKY200910190360.html
48 :
名無しのひみつ :2009/10/22(木) 18:25:03 ID:50gNvy2N
温度が上がると一般に生物活動は活発化するから (限度はあるが) >1 は当然でないのか。
49 :
名無しのひみつ :2009/10/24(土) 13:11:12 ID:nv7Nx9wP
50 :
名無しのひみつ :2009/11/07(土) 14:58:10 ID:mDN1VBNR
51 :
名無しのひみつ :
2009/11/08(日) 02:33:55 ID:YGkGV5sy 研究内容は良いんだけれど 結論がトンデモだからまずいよな。 CO2ホリックに汚染されてる。 母校なのに残念だよ。