【医学】アレルギー発症の鍵となる仕組み解明／信大大学院[12/22]

＜アレルギー発症の鍵となる仕組み解明　信大大学院＞

12月22日（月）

花粉症や気管支ぜんそくなどさまざまなアレルギー反応が始まる時に鍵となる仕組みを、
信大大学院医学系研究科（松本市）の瀧伸介教授（免疫制御学）、肥田重明助教（同）らの
研究グループが解明し、２２日付の米免疫学専門誌ネイチャー・イムノロジー（電子版）に
発表した。

同研究科の菅根一男教授（感染防御学）らとの共同研究。アレルギーは生活環境の変化などに
伴って広がっており、対症療法を中心に治療が行われているが、反応開始の仕組みは不明
だった。アレルギー反応が始まる最初の仕組みが分かったことで、予防法開発につながる
ことが期待される。

アレルギー症状が現れるまでには、リンパ球の一種「２型ヘルパーＴ細胞（Ｔｈ２細胞）」が
司令塔の役割を果たしている。最近の研究で、白血球の一種「好塩基球」が作るインター
ロイキン４（ＩＬ−４）という物質がＴｈ２細胞を増やすことが分かってきたが、ＩＬ−４が作られる
仕組みは不明だった。

瀧教授らは、花粉などの抗原が侵入すると作られるＩＬ−３という物質に注目。さまざまなタイプの
遺伝子改変マウスから好塩基球を取り出してＩＬ−３で刺激したところ、「ＦｃＲγ（ガンマ）」という
分子の遺伝子を働かないようにした好塩基球はＩＬ−４を作らなかった。

詳しく調べた結果、ＩＬ−３が好塩基球表面にある受容体と結合すると、好塩基球に細胞分裂を
促す信号を出すと同時に、受容体に付いているＦｃＲγが「ポイント切り替え器のような働き」
（瀧教授）をして、ＩＬ−４の生産も促すことが分かった＝図参照。

ＦｃＲγは、いったん始まったアレルギー反応が悪化していく過程にかかわることが既に
分かっている。ＦｃＲγの働きを止めることができれば、アレルギー反応開始と悪化の両方を
防げる可能性がある。瀧教授は「今後は、好塩基球内に信号が入った後の情報伝達の経路
などを詳しく調べたい」と話している。

記事引用元：信毎Web（http://www.shinmai.co.jp/）
http://www.shinmai.co.jp/news/20081222/KT081219LSI090001000022.htm

▽関連サイト
Nature Immunology （http://www.nature.com/ni/index.html）
Fc receptor -chain, a constitutive component of the IL-3 receptor,
is required for IL-3-induced IL-4 production in basophils
http://www.nature.com/ni/journal/vaop/ncurrent/abs/ni.1686.html

ついにきたな

よし！！この教授を最高レベルの警備でお守りしろ！！

ノーベル賞か

わ〜まじすげえ。
オレ長年アレルギーで悩んできたからな。

実用化したら、花粉症・アトピー・喘息が完治して、すげえ経済効果じゃね？

ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━!!!!

患者から見れば、
手っ取り早く寫リンパ治療すればいいだけ

ツマンネ

残念ながら、この仕組みを熟慮すると
アレルギー系の病気がよくなる薬が出来ると
アレルギーが治る前よりがんになりやすくなるだろう。

>>9
そういえば、アトピーやアレルギー疾患の人は癌には成りにくいとか聞いたな。
実際はどうか知らんが、免疫が高すぎるのが原因の一つだから癌には成りにくいとか。

アレルギーとがんは、180度ベクトルが反対の病気
免疫（強いか弱いか）から見ても

自律神経（交感神経が弱くて副交感神経が強い　ｏｒ　交感神経が強くて副交感神経が弱い）
から見ても

反対の病気
治療も鏡のように反対、パリティー

例、ぜんそくにステロイド薬はとても効きますが、
がんの人にステロイド薬を投与するとがんが大きくなったり、転移する。

現実の医療現場では、よく起こっている。
いたしかないかとかんがえるのは医者の立場

これはノーベル賞モノだな。
一部では寄生虫によるアレルギー抑制説が出ているようだが。
東京医科歯科大学の藤田紘一郎教授の研究では回虫やサナダムシといった一部の寄生虫はアレルギーを抑制する物質を分泌しているとか。
これを実証するために自身の体内でサナダムシを飼っている。

>>9>>12
実際藤田氏は寄生虫から成分を分泌してアレルギー治療薬を作ってアトピーのマウスに投与してみた。
確かにアレルギーは治ったがマウスが癌で死んでしまい、見事大失敗。

花粉症が軽くなってきたなと思ったらガンになってました。

人並みにほどほどに免疫を抑えられればいいんだがな

>>9
命と引き換えに人生が手に入るのなら、
残り寿命２０年でも構わない。

アレルギー系の疾患は軽症なら殆ど健康体のようなもんだが、
重症化すると生き地獄（世間のイメージ的には総じて前者だから困る）

発症メカニズムの解明も大事だがそろそろ実用的なものを頼む・・

Ｉｇｅ免疫には細菌型とアレルギー型があるそうだ。生後１年以内に牛の糞など家畜の
糞に接した人は免疫が細菌型になってアレルギーになりにくいらしいｗ

>>14
私も。ずっと花粉症なんだけれど、30代でがんになったorz

はやくなおして蕁麻疹とアトピーと鼻炎と喘息
何のバツゲーム俺の人生

>>21
花粉症は？

>>22
生まれてこのかたひどい鼻炎で逆に花粉の時期かどうかさえわからない
花粉症の季節とか見てもたかが数カ月で終るくせにうだうだいいやがってと
むかついてしまうレベル

【偽医療】AKA 関節運動学的ｱﾌﾟﾛｰﾁ【ｲﾝﾁｷ医療】
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/body/1211885077/

千城台クリニックのＡＫＡ療法による不正請求返金
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/healing/1207056268/

【肩こり腰痛】日本関節運動学的ｱﾌﾟﾛｰﾁ(AKA)医学会
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1229493132/

痒みから開放される日も近い！
と思ったら癌になりやすいて・・・

アトピーよりガンのほうがマシ
アトピーとガンを交互にチェンジできるような薬ができればいいな

なんでだよぅ
アトピーなら死ぬ程つらくても死なないけど
癌だと死ぬ程つらくて死んじゃうかもしれないじゃないか

自殺しないと不幸が終わらないって苦しみは分からない。
小児ガンは不幸だと思うが、年取ってガンになるのはまあ寿命と思ってくれ。

苦しくてもイイ思い出作れたから満足だろ？

美容上の問題だとしたら、話にならんけどね。

逆にアレルギー発祥する代わりに癌が治れば…

大量の患者がいるのにアレルギー治療はいつになったらすすむんだよ。
国はもっと金かけてくれよ。

自己免疫疾患を代表として、免疫過剰の病気に関しては
免疫抑制剤を用いる研究が進んでるよ。

ただし、極端に言えば合併症（感染症・腫瘍＝人為的にAIDS合併症類似の副作用が起こる）
の確率が高まるわけだから。一長一短ですよね。

いわゆるステロイドってやつだよね？
周りのアレルギー患者に聞くと、使ってくうちにどんどん強いのになっていくらしいだが・・。
常用するのはまずくない？

ステロイドは皮膚科医がとりあえず出しとくか、って薬じゃね？
カルシニューリン阻害薬とか、いくつか併用があるみたいだよ。

皮膚科は知らんが喘息のひととか鼻炎のひととかが言ってたんだが。
詳しいことはわからなくてすまないが、その薬使ってもまたぶり返したりしないの？

ほんとうに免疫の働きが強いの？
あんまり病気になりにくいっていう感じがしないんだけど・・・・

どんな薬でも長所・短所があるから、量と使い方の問題だよね。

医者の匙加減ですよ。

の・・・信大！

まぁ結局はそうなるんだよな。
薬のんで、はいっおわりー。を患者は期待する上に､アレルギー系は薬に依存するからなお厄介。
だから研究を進めて欲しいのだが・・・

大物政治家がアレルギーになれば即研究開始

>>38
あのトンデモ教授のことですね。わかります。

>>22
免疫には大別して自然免疫と獲得免疫の２種類があり、アレルギー体質の人は正常な
人に比べて自然免疫が弱いのです。

今年のノーベル医学・生理学賞候補であった自然免疫研究の第一人者阪大・微研の
審良静男教授によれば、
『花粉症を完治させる薬はほぼ１０年以内にできる』
とのことです。

じゃあアレルギー屋さんは一般内科に取り込まれるね。

最初の方の投稿で『アレルギーの人はがんになりにくい』とコメントしている
人がいましたが、残念ながらそれは逆で、アレルギー体質の人は正常な人に
比べてがんになり易く、またがんの転移も起こり易いのです。
（病院ではがん患者のアレルギーの有無、種類等を詳細に調査し、がんの
治療に反映させています）

アレルギーやがんが起こる原因に共通のものがあるという研究はいくつか
報告されていますが、次のサイトは『NF-kBという遺伝子の発現を調整する
タンパク質の活性調節異状によりアレルギーやがんが起こる』という要因
を解明した研究の報告です。

http://sankei.jp.msn.com/science/science/090112/scn0901120305000-n1.htm

>>44
遅レスだがありがとー
２０年以上花粉症で苦しんで３０代前半で癌ですよﾄﾎﾎ
幸い早期発見だったから今は再発してないか経過観察中。
もうすぐ一年か・・・

ガンを殺す免疫と花粉症の免疫は系統が別で健康な人はバランスをとってるんだけど
ガンの免疫が弱ってバランスが悪くなるとアレルギーが出るって聞いた。