【睡眠】眠りの度合を耳あてでチェック・小型睡眠計を開発「不眠症の睡眠導入薬選別にも」[01/05]

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大阪バイオサイエンス研究所は1月4日までに、耳に装着して脳波を測定し、被験者の
睡眠状態を調べる携帯型の「睡眠計」を考案、試作品を完成させたという。睡眠の質
と量を数字化することもでき、開発した裏出良博・研究部長は「家庭での健康管理や
居眠り運転の防止などに活用できる」とコメント。2年以内の実用化を目指すという。

大阪バイオサイエンス研究所のサイトに今件の公開情報が記載されていないので、情報
は元記事に頼るしかないのだが、それによると睡眠時には脳波の成分の一部が消失して
単純な波になり、頭の広い範囲で同種の脳波が計測できることに着目した裏出部長らは、
正確なデータを取得しやすい耳の部分につける脳波計を作成。

脳波の波形から、体を休め脳は働いている「レム睡眠」と、脳も休んでいる「ノンレム
睡眠」(4段階)を判別。マウス実験を元に、これらのデータから「睡眠の深さと覚醒」
を自動的に判定する解析ソフトを作り、人間に応用した。

これまで眠りの状態を調べるには(科学テレビ番組などでよく見かけるように)大掛かり
な装置を使い、あちこちに電極を取り付けて脳波の測定が必要だった。当然ながら一般
生活において使用できるはずもなく、日常生活で脳波測定による睡眠計測は事実上不可能だった。

今回の研究開発の成果でなら、(元記事にあるイラストが正しいとすればヘッドホンクラス
の大きさのようなので)日常生活での使用も可能だろう。このデータを携帯電話経由で
睡眠解析センターのような場所に送り、その内容を解析する(健康管理サービスなどでは
すでに実施されているような)仕組みを構築することも検討しているという。一定以下
なら(運転できる状況ではないので)自動車の運転差し止めをうながしたり、不眠症の人
が自分の状態にマッチする睡眠導入薬の選別にも利用できるとのこと。

健康ネットの睡眠関係のページによれば、1997年の時点ですら約23%の人が「睡眠で
十分に休養が取れていない」と答えている。つまり10年以上前の時点ですら「現代人の
約5人に1人が、睡眠不足の状態、あるいは睡眠の質が悪いままで日常生活を過ごして
いることに」なる。

このニュースを知ったのは、実は先日放送された某ラジオ局でのニュースコーナーの話が
きっかけ。女性のパーソナリティーが「自分は不眠症である」ことを述べた上で今ニュー
スを取り上げ、「これが実現化すれば自分にも随分役立つことになる」と非常に喜んでいた
のが印象に残り、調べてみた結果、読売新聞の記事を見つけることができた。元々当サイト
でも時々降って沸いたように「不眠」などのキーワードをたどって検索エンジン経由でやっ
てくる人が急増することがあり、「不眠症で悩んでいる人は多いのだな」と体感していた
から、自分自身のための覚え書きの意味もあわせ、今回取り上げた。

正式なプレスリリースはまだ出されていないし、商品化はさらにずっと先になると思われる。
それでも、多くの人が悩んでいる事象の詳細を簡単に把握して分析し、解決策を導く材料
を提供してくれるのなら、これほど嬉しい事はないだろう。早期の開発を望みたいところだ。

Gamenews.com
http://www.gamenews.ne.jp/archives/2008/01/post_3001.html

読売の元記事
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20080104ke02.htm

健康ネットの睡眠関係のページ
http://www.health-net.or.jp/club/suimin/310.html
2名無しのひみつ:2008/01/05(土) 23:05:27 ID:+a+XXz5u
セックスすれば熟睡できるぞ
3名無しのひみつ:2008/01/06(日) 00:30:14 ID:zlR40yub
これ欲しいな。
一年くらい前から朝起きても眠った感じがせず
昼過ぎに猛烈に眠くなる状態が続いてるんだ。
4名無しのひみつ:2008/01/06(日) 00:39:38 ID:2lK38wfu
5名無しのひみつ:2008/01/06(日) 01:14:06 ID:1xadi31+
正式なプレスリーはまだ出されていない
6名無しのひみつ:2008/01/06(日) 09:53:59 ID:NNIFkuqH
脳梗塞で倒れた高橋名人に快方の兆し。ナースコールを16連射
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1199410158/
7名無しのひみつ:2008/01/06(日) 18:50:55 ID:eVvF0WOE
依稚御都
【いちおつ】

三国時代、呉には依稚(いち)と言う大工がいた。ある時、大将軍・陸遜の命令で依稚が作った
州麗(すれ)という町を見た呉皇帝・孫権は感嘆のあまり
「御都(おつ。長安のこと)のようだ」と漏らしたという
そのことから、素晴らしい物を作り上げた者に対して依稚御都と声をかけるようになった
一時は絶滅しかけた風習であったが、現代日本のネット上で「>>1乙」という形になって
蘇ってきている

民明書房「ねぎらいの言葉百選」より抜粋
8名無しのひみつ:2008/01/06(日) 23:40:05 ID:8AaPqtDW
つまりこれが実用化されれば、
丁度目が覚めそうな状態になったところで
機械を操作できるようになるということか。
タイマーの進化版みたいな感じで。

例えば、鳥の囀り川のせせらぎといったような
清々しいBGMを流し、部屋の明かりを徐々に明るくしていけば
気持ちよく朝を迎えられそう。

ただヘッドホンサイズだとちょっと大きいな。
枕一体型とか出来ないかな。
9名無しのひみつ:2008/01/07(月) 01:17:43 ID:1qgGc31N
この後で『測定には電波シールドルームが必要です』
ってオチが来るなら大笑いだが
10名無しのひみつ:2008/01/07(月) 02:32:36 ID:pAfWf4d1
耳栓サイズまで小型化してくれ。
データを電波で発振すればいいだろう。
11名無しのひみつ:2008/01/07(月) 09:36:59 ID:1qgGc31N
>>10
電波でデータ送ったら余計な信号まで入って、脳波が判別できなくなるぞ。
ただでさえ脳波の測定は他の電波に左右されやすいというのに。
12名無しのひみつ:2008/01/07(月) 15:23:03 ID:pAfWf4d1
>>11

そこのデータだけ切り捨てればいいんじゃないかな。
常時データを送らなくても一定間隔ごとでいいと思うんだけど。
どういう状態になったら信号を送る、とか
内部メモリに記録しておいてまとめて送るようにするとかさ。
13名無しのひみつ:2008/01/07(月) 20:10:09 ID:1qgGc31N
>>12
なるほど。ただ、それならば着脱可能な外部メディアへデータを記憶させればよいのでは?(ホルター心電図みたいに)
病院で睡眠計を借りて自宅で測定→数日後に睡眠計返却→外部メディアから脳波データ吸い出し…が最も効率的と思うんだけど、どうでしょう?
14名無しのひみつ:2008/01/07(月) 20:24:25 ID:1qgGc31N
>>13に補足。
>>1の記事中にある『睡眠解析センター』を使うならば
就寝前に睡眠計装着→起床後、睡眠計をUSBからPC若しくはケータイに接続→データをセンターに送信and解析
という道筋を通れば良いと考えてます。
15名無しのひみつ:2008/01/07(月) 22:43:30 ID:pAfWf4d1
>>13-14

それでいいと思う。
ホルター心電図がどういうものか知らないけども。

必要な脳波データがどれくらいのサイズになるのか見当がつかなくて、
7時間とか8時間とか分のデータを収められるくらいの容量を
メモリなり何なりに収めると耳栓サイズまでいけないかも?
と考えての発言だから。

例えば毎日使うとすればコードレスってのは重要だと思うんだよね。
だから、得られたデータを後々の睡眠改善なんかに利用しようってのが
目的なら飛ばす必要はないし記録しておいて起きたら解析系にまわすってので
いいと思うんだけど、
今浅い眠りだから起こそうみたいな>>8的利用なら
今起きやすいですってのが分かればいいだけだから、
信号で飛ばせばいいよねと思っただけでさ。
他にも快適な温度湿度を脳波から見て調整とか色々利用法がありそう。

なんにしろ開発中の方頑張ってください。
素晴らしい研究だと思います。
16名無しのひみつ:2008/01/07(月) 23:14:43 ID:IvaVqY82
おれはものすごーーーーーーーーーーーーーーーーーく寝起きが悪いが、
(寝入りも悪い)、一度脳波を測ってもらった時は、
寝返りを打とうとするたびに目が覚めてしまった。
通常よりもかなり浅い眠りで、逆にいつもの症状が出なかったな。
睡眠時無呼吸症候群の検査だったからあんまり関係ないのかも知れんが。
とにかく病院何十軒行っても原因と対処法が全然分からんので困る。
17名無しのひみつ:2008/01/09(水) 16:53:53 ID:MIJTn760
寝てる妹にイタズラするときに使えるな。
18名無しのひみつ
>17
こんな道具わざわざ要らないだろ。
どうせ二次元なんだから。