【医学】病原菌が薬剤耐性を獲得するメカニズムを解明=大阪大

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1 ◆KzI.AmWAVE @Hφ=Eφ ★:2006/08/17(木) 05:39:56 ID:??? BE:72443873-2BP(125)

 院内感染する緑のう菌やセラチア菌などの病原菌が多くの薬剤に耐性を持つメカニズムを、
大阪大産業科学研究所の村上聡助教授(たんぱく質結晶学)の研究グループが世界で初めて
解明した。病原菌の多剤耐性化を防ぐ新薬の開発につながる成果といい、17日の英科学誌
「ネイチャー」電子版で発表した。

 薬剤の多くは、病原菌の細胞内に入り込んで効果を発揮する。ところが病原菌の細胞膜上に
ポンプのような働きをする「膜輸送たんぱく質」が出現すると、多くの薬剤が細胞の外に排出され、
病原菌が薬剤に対する耐性を獲得してしまう。

 研究グループは、緑のう菌などと同じ構造を持つ大腸菌の細胞膜にあり、薬剤を細胞外に
強力に排出する膜輸送たんぱく質の一種の「AcrB」に注目。これに薬剤を結合させた状態で、
X線による構造解析を試みた。

 その結果、AcrBを構成するたんぱく質分子は三つあり、それぞれが構造を微妙に変えて、
(1)薬剤を取り込む(2)薬剤を結合する(3)薬剤を排出する――の三つの役割を順番に果たし、
薬剤を細胞外に排出していることが分かった。

 村上助教授は「膜輸送たんぱく質の働きを抑え、病原菌の多剤耐性化を克服する新薬の
開発が進むと期待される」と話している。

毎日新聞
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20060817k0000m040132000c.html

Crystal structures of a multidrug transporter reveal a functionally rotating mechanism
Nature advance online publication 16 August 2006 | doi:10.1038/nature05076
http://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/abs/nature05076.html
2名無しのひみつ:2006/08/17(木) 05:44:58 ID:0lrN8N4i
2get
3名無しのひみつ:2006/08/17(木) 05:50:52 ID:ihTjAUgi
膜輸送たんぱく質の働きを抑え、病原菌の多剤耐性化を克服する新薬耐性菌ができるのか

\(^o^)/オワタ
4名無しのひみつ:2006/08/17(木) 05:53:13 ID:9rZP1Gkx
CTUに至急連絡だ
いま新しいウィルスを作ってる組織を発見した
5名無しのひみつ:2006/08/17(木) 06:08:26 ID:aBTdTBS6
なにこれ、スゴイ発見なのか?
6名無しのひみつ:2006/08/17(木) 06:30:49 ID:rSZB4i59
かの国ではないが、ノーベル賞もんだなw
7名無しのひみつ:2006/08/17(木) 07:47:37 ID:cneyTlYx
僕の肛門も薬剤耐性を獲得しそうです(><)
8名無しのひみつ:2006/08/17(木) 08:19:31 ID:XArPeiZ9
「ネイチャー」電子版で公表した,とかいてほしい.
9名無しのひみつ:2006/08/17(木) 09:20:25 ID:3x2vTJVA
833 名前:名無しでいいとも!@放送中は実況板で[sage] 投稿日:2006/08/16(水) 11:03:18 ID:KDd9UpKH0
みの「加藤さんの家が焼けちゃったんだけど、お見舞い何持ってったらいい?」
ハマ「そりゃ家を建て直してあげること」
 
10名無しのひみつ:2006/08/17(木) 10:26:01 ID:ylPfo83M
こいつはすごい
11名無しのひみつ:2006/08/17(木) 11:24:47 ID:sAxQ6lV2
薬剤ってのは抗生物質のことなの?
耐性菌が発生するメカニズムを解明したってこと?
12名無しのひみつ:2006/08/17(木) 11:28:03 ID:FItAG0pq
イタチ・ゴッコ
13名無しのひみつ:2006/08/17(木) 11:59:24 ID:yL4QPmHp
癌細胞でも抗癌剤をポンプのような働きをするタンパクで排出して
耐性を獲得してしまうが、20年程前に現東大の鶴尾隆教授らによって
クローニングされている。
よって全く新しい発見というわけではない。
多分、「構造を微妙に変えて三つの役割を順番に果たす」というところが
解明した部分だと思われ。
14名無しのひみつ:2006/08/17(木) 14:57:26 ID:Za6aRfg5
薬剤体性を獲得するメカニズムって、これだけなの?
他にも仕組みが合って、この仕組みに対抗する薬も別ルートで耐性が出来ていたちごっこなきがする
15名無しのひみつ:2006/08/17(木) 20:56:33 ID:qUoy3Ukt
>>14
そのとおり、薬剤耐性のメカニズムはたくさんそれらが生存競争し、
より効果的なシステムが生き残っていく。
坑菌薬自体が協力な環境圧だから
クスリ使えば使うほど、それに適応できる菌が繁殖する。

だから今は薬の使い方を工夫することで
耐性菌をつくらないようにしようという流れになってる
16名無しのひみつ:2006/08/17(木) 22:28:58 ID:sKCwRBPo
「横浜市立大」ナノテク/カプセルに詰めて投与

 薬の分子を小さなカプセルでくるんでしまえば、耐性菌にも効果があるはず。
 こんな研究を進めるのは、横浜市立大学の城武昇一・助教授。耐性菌が菌体に
 入った異物を外に出す「排出ポンプ」という仕組みに着目した。直径10分の1
 ナノ(ナノは10億分の1)mの薬剤分子は排出されるが、直径100−200ナノmの
 ナノカプセルなら菌の中にとどまりやすいと考えた。

 5年がかりで、手術用の接着剤を原料にしたナノカプセルを開発。ペニシリンを
 ナノカプセルに詰めて投与すると、肺炎桿(かん)菌への効果が20倍以上になるな
 ど手応えがあった。実用化すれば効かない薬を「復活」させることができるとみる。

    ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎

 長崎大学の河野茂教授と柳原克紀講師は、抗菌薬を使わずに体内の黄色ブドウ球菌の力
 を弱めて、人の免疫力で治す研究に取り組む。研究は試験管レベルだが、実現すれば耐
 性菌との戦いに大きな武器となる。
 目標は患者の免疫システムから菌を守る遺伝子が働かなくなるように変えること。人工的
 に設計された短いRNA(リボ核酸)である「SiRNA」を患者に投与する。これには、
 菌に入り込んで遺伝子配列の一部にくっつき、働きを変えてしまう作用がある。

 菌が防御壁を作っている遺伝子を働かなくして、白血球が菌を攻撃しやすくする。
 SiRNAは菌の遺伝子に合わせて設計するので、人の遺伝子に影響を与えるおそ
 れはないという。
 SiRNAと混ぜた菌をマウスに注射。通常の菌と比べ増え方は100分の1だった。
 今後SiRNAを患者の体内の菌に送り込む手法を研究する予定だ。(北松円香) 
 
 (日経産業新聞)
17名無しのひみつ:2006/08/17(木) 22:47:32 ID:fwRToKB0
すごいねえ。よくがんばったねえ。
18名無しのひみつ:2006/09/08(金) 23:26:39 ID:flof8JSp
ま た 程 造 か
19名無しのひみつ:2006/09/08(金) 23:44:18 ID:PlpnZP63
>>18
馬鹿
20名無しのひみつ:2006/09/08(金) 23:54:38 ID:JJKv/Y9O
言ってるほど凄い発見じゃないでしょ
単に、既に分かってたことをX線結晶解析で実際に分子レベルで解明した、というだけ

>>13
同意同意
21名無しのひみつ:2006/09/09(土) 00:09:01 ID:xeKa5L+c


阪大(特に医学系)は捏造論文多すぎ
22名無しのひみつ:2006/09/09(土) 00:30:35 ID:9ZJ7bo2s
画期的な新薬でねーかなー
23名無しのひみつ:2006/09/09(土) 00:30:41 ID:S2hKkXQe
大阪民国クオリティ
24名無しのひみつ:2006/10/30(月) 22:42:55 ID:GtHEXSHW
>>20, >>13
きちんと論文が読めてないね。雑誌会なら「やり直し」だ。
25名無しのひみつ:2006/10/30(月) 22:54:18 ID:FXuHJMx9
AcrBが認識する部分をマスクした薬剤を取り込ませて、
細胞内でマスクした部分が解離するようにすれば良いのでしょうか。

さらに欲張って、細胞内のなんかのオルガネラに強力に結合するような
部位が細胞内の環境で露出するような薬剤にするとか。
26名無しのひみつ:2006/10/30(月) 23:03:47 ID:NqyiVpeO
ナノマシンで分解以外に細菌やウィルスに勝つ方法は無い。
27名無しのひみつ
【ノロウイルス・パラドックス】
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/psy/1165758704/464-467

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ノロウイルス報道は黒死病(地域集団による大量殺人)を隠すための国家捏造か?
国立感染研は工作機関
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ノロウイルス研究に関する啓蒙には西功氏(大阪大学医学部附属病院 臨床検査部主任)
浅利誠志氏(大阪大学医学部附属病院 感染制御部副部長)
武田直和氏(国立感染症研究所 ウイルスU部 室長) らが加わっているとされているが、
http://www.city.sakai.osaka.jp/city/info/_hoken/eiken/noro_2.html
大阪大学医学部には最近、捏造工作報道が異様に多い。また国立感染研も昨年の
インフルエンザ大量感染死報道等において明らかに国家捏造を行なった容疑を持つ。