【環境】チェルノブイリ事故、その20年後と原子力発電の将来
149 :
名無しのひみつ:
>>147 サブタイトルを見ただけで言うのもあれだが、多分そいつこそ素人
151 :
70:2006/04/30(日) 18:48:37 ID:eL9NvrRs
>>135 正直言うと、核燃料サイクルは、いくつかのタイプ(加速器増殖経由のタイプ)含めても、核廃棄物消滅(短寿命化)とエネルギー事業との両立をさせていくなかで、やるべきだと思う。
石炭のガス化・バイオマス利用としてのガス化と、それらの液体燃料化などは、同一の技術基盤で可能だから、その方面も考えていくべきだと思っている。
乾燥地帯での太陽光発電等も含めて、諸種の開発が必要となる。
エネルギーという面からすると、原子力は制限的に利用され発展する必要がある。
「慎重に増量し、最小限度の量を継続して投与せよ」という手合いの薬みたいなもんです。
ただ、TRUとかLLFPを消滅させるには、核燃料サイクル技術を応用する必要があるのです。
>>151 代替可能な部分は出来る限り代替すべきだね。
個人的に原発は核融合か大規模太陽光発電までの繋ぎにすべきだと思う。
で、最後にレールガンで星間宇宙に投げ捨てるか、
地中100kmぐらい下に埋める。
>>144 そりゃ確かに冷却は最重要だが・・・。
そのために原子力発電所はあれだけ馬鹿でかくて、多重的な、冗長に見える装置を備えてる。
冷却の問題が無けりゃ、火力発電所並の設備で十分。
154 :
70:2006/04/30(日) 19:48:09 ID:eL9NvrRs
>>152 核融合もねえ...慣性型の核融合になると思うが....そこでも溶融塩炉のような溶融塩が必要になる。
ただ、核融合がエネルギー源になるかというと、「これ一本で全部おっけー」とはならないと確信する。
>で、最後にレールガンで星間宇宙に投げ捨てるか、
地中100kmぐらい下に埋める。
まずは、核廃棄物を、ADSとか熔融塩炉やFRでもって消滅(短寿命化)したほうが良い。
投げ捨てるのも埋めるのも、その後にしましょう。
おおそうだ。
ついでに、「砂漠のキャデラック」というアメリカ水利事業についての本があって、おもろい。
とくに、「ひどい岩盤の上にダムこしらえて、<頑丈な岩盤に据え付けてます>とかほざいておきながら、洪水になってダム決壊。下流の町々あぼーん」というのもあったりして、身につまされる本だと思います。
155 :
名無しのひみつ:2006/04/30(日) 20:30:41 ID:IlplorBk
小型の増殖炉を100も200も作って県庁所在地とか市庁舎のあるところの
地下に設置して運転する。そうすれば、数年のうちにどれかがいずれ事故を
起こすだろうが、小型なので、その地域限定の大災害に留まり、日本を脱出
するほどの規模にはならないで済む。そうして、やはり現在の増殖炉は
危険だったということが判明して、利用計画は停止される。
たくさんあると、いろんな失敗や大小の事故の知見が得られて、それを
もとに改良を加えるということがはるかによく行える。1基しかないのじゃ、
ろくに実験も出来ないし、進歩が遅れるよ。
しかし高速増殖炉は1基あれば日本の原子炉の燃料は賄えるからなぁ。
157 :
70:2006/04/30(日) 22:46:54 ID:eL9NvrRs
>>155 それがねえ、小型化することで炉の自然安全が増加すんのが多いのよ。
だから、危険がもっと低くなる。
>>156 問題は再処理・燃料再製造過程を経由しないといけない。
小型化で都心に炉をバンバン作って、廃棄物もまとめて一緒に管理してくれ
東京にも大阪にも原子炉あるけどね。
大型じゃないと効率悪いよ。
>>155 @効率悪い
A一括管理がめんどい
B臨海にしか作れない
161 :
70:2006/04/30(日) 23:18:08 ID:eL9NvrRs
>>159 中小型炉がシンプルな構造である場合、モジュールで束ねても良いと思うが。
それに、大型炉建設のための電力需要見こみが外れた場合、大型炉での事業上の損失はでっかいんじゃないかな?
債券発行してその発電所の事業原資に充当する計画だと、償還が非常にしんどくなるはず。
(あれ、どっから調達すんだろ?さすがの電力でも手持ちでできるとは思えないが)
大型炉の怖いところは、巨額の融資を必要とするので、計画に問題が出ると損失がでかい。
出来る限り手ごろな現有資産の範囲で事業を始め、需要増加にあわせて、増設できるほうが良いと思うが?
中小炉のほうが予想外れ時の損害も小さくて済むし。
>>159 東京にも大阪にも原子炉あるけどね。
都内はどこに?ちゃんとテロ対策されてるの?
>>161 そんな事して安全性は大丈夫かね?
結局今みたいにまとめた方が安全だ。
164 :
70:2006/05/01(月) 07:03:57 ID:P5CpoZl2
>>163 中小化で受動安全が強くなるあるいは超安全化しうることのほうが、安全としては遥かに有意義だと思うがどうか?
まとめたきゃ、中小原子炉群を一箇所において、まとめて管理すれば良いだろうて。
このまま大型炉ばっかでいくと、大型需要見こみをでっち上げ続けることになりそうでさ。
誰が動かすのさ。高度な知識を持つ要員が確保できないだろう。
出力あたりのコストもかかるし廃炉時の放射性廃棄物も小型炉の方が多くなる。
小型炉にするなら炉心温度を上げないと効率悪すぎだから軽水炉では無理。
166 :
70:2006/05/01(月) 12:31:48 ID:P5CpoZl2
>>165 そこは仰る通り、軽水炉では無理ですね。
ただ、熔融塩炉・高温ガス炉ガスタービン(MH−HTR・PBMR)では、中小モジュール炉による方法が開発しうる。
(次順位として、SFR(Na高速炉)、LFR(鉛高速炉)、SCWR(超臨界圧水炉)も可能性がある)
しかも、中小炉→大型炉とスケールアップして研究開発するのが普通だから、成功すれば早期の研究開発費の回収も可能となりうる。
それでも、軽水炉の場合は、今のような大型炉以外に無いですな。
一応、軽水炉でも232Thをある程度使うことで、効率は1割上がると聞いてはいるが...