【プリオン脳症】プリオン説に? 感染病原体というよりマーカーか…英国・ノルウェー研究チーム

このエントリーをはてなブックマークに追加
1異常プリオンφ ★
★プリオン説に? 感染病原体というよりマーカーか=英国・ノルウェー研究チーム

 英国獣医研究所(VLA)やノルウェー獣医科学スクール(Norwegian School of Veterinary Science)を
中心とする研究チームはこのほど、BSE(牛海綿状脳症)などTSE(伝達性スポンジ状脳症)の
進行に関係している異常型プリオンタンパク質が、感染病原体というよりTSEの副次的なマーカーである
可能性を示唆する研究をまとめた。論文が、英国・アイルランド病理学会の発行する医学雑誌
「ジャーナル・オブ・パソロジカル(The Journal of Pathology)」(電子版)最新号に掲載された。

 米ペンシルベニア大学メディカルスクールなどの運営する医学ニュースサービス「メドページ・トゥデイ」
(MedPage Today)が3月30日に伝えた。

ソース http://www.jc-press.com/kaigai/200603/033102.htm
2名無しのひみつ:2006/04/09(日) 07:47:03 ID:50NtC0n3
これじゃ食えば食うほど、倍率ドン!
3名無しのひみつ:2006/04/09(日) 07:48:08 ID:8YLFapZf
北野せんせいに500点
4名無しのひみつ:2006/04/09(日) 07:51:26 ID:lQbsdgqU
5倍7倍10倍10倍10倍・・・3倍
5名無しのひみつ:2006/04/09(日) 08:05:23 ID:6L93JQtU
じゃあ感染病原体は何なのよ
6名無しのひみつ:2006/04/09(日) 08:06:32 ID:ugFeURat
プリオンが病原体ではない、ということは、プリオンとは別に、病原体がある、ということか?
7名無しのひみつ:2006/04/09(日) 08:10:53 ID:eLKtJmwL
ということは、今までは異常プリオンの含まれる危険部位さえ避ければ安全だと
思われていたが、他の部分を食べても感染する可能性が出てきたということか?
8名無しのひみつ:2006/04/09(日) 08:13:07 ID:mLFcczFR
マカーとマーカーの違いについて。
9名無しのひみつ:2006/04/09(日) 08:15:07 ID:EeFF45SP
なんか知らんけど 嘗て何かをしていたものって言われてたプリオンタンパク質は今でも何かをしていたんか?

  ∧,,∧
 (;´ω`) ウーム・・・よくわからんちんちん
 / ∽ |
 し-u-J

      ,,_                .y,,,__     ____                 ,,,,,,_
      } .¨)    _,,,,r--ー、    ゙┐`゙'l、  r-r)厂^┐ .ァlr_,uy.l(^^^┐     .∨.¨'┐
     ノ  .,へー冖゙ ̄  ____,>    .}  厶,_ .\ ゙lyu「 .i| .¨゙,/ソ′._/      ]  ,}  ,y-v,,_
    ,i「 .ノ>,,,,,v-冖\  {    z--┘   │ >┘   \,,iレ^ .,,r!(レーvy     _} :| .,/、  .]
    ノ′,ノ r--冖^'=イ  }    .゙\,,  .yー'″_,,,,,,,,,_  ,,,__,,ノ'″ 冖'゙″ ._,丿 _,ノ┘  .)!^.,r'゙} .}
   .ノ′ .゙} 〔  zァ  ./|  }      /  ノ .r:冖′ _冫 《_`  ._,,uy: .,ノ'″  .(ニ,,,,   .,r^ .} .|
  .,ノ゙._rr .} |_  _ .ノ |  }     ノ  ノ .^7yr冖 ̄  ゙─ー''″,ノ /      .,ノ   ./′  } {,
   ゙゙̄ 〕  |  'ー「⌒′}  |     .,i「 /  ,《《′         .} |′     .,ノ′  [    ミ, .\_
    [  ]    r--、|   }    .ノ′.ノ  '゙[ ゙'ー---u_      |  ミ_     .《 .,rァ .}    \,,__工
     ミ. ]    \    ]    .} ,i「   .\,_   ゙}      ミ,  ゙¨┐    .¨'¨ |,  }       `
     ゙^┘     ゙¬v、,ノ    冖′     ⌒^^^″      .゙\,,,,,,〕      .\,ノ
10名無しのひみつ:2006/04/09(日) 08:15:10 ID:6eBcuhRk
>>7
まさしくそう
その可能性は新進分子生物学者福岡伸一氏が早くから指摘してきた
プルシナーの胡散臭さとかもね
ぜひ講談社ブルーバックス「プリオン説はほんとうか?」読めれ
11名無しのひみつ:2006/04/09(日) 08:15:31 ID:fXq+Q5vK
The Journal of Pathology
Volume 208, Issue 2 , Pages 134 - 141

Review Article
Pathogenesis and prevalence of variant Creutzfeldt-Jakob disease
David A Hilton *
Department of Histopathology, Derriford Hospital, Plymouth, UK

email: David A Hilton ([email protected])

*Correspondence to David A Hilton, Department of Histopathology, Derriford Hospital, Plymouth, PL6 8DH, UK.

Keywords
prion ・CJD ・prevalence ・pathogenesis ・BSE


Abstract
In the late 1980s and early 1990s, there was widespread exposure of the UK population to bovine spongiform encephalopathy
(BSE)-contaminated food products, which has led to over 150 deaths from variant Creutzfeldt-Jakob disease (vCJD).
Although the pathogenesis in humans is not fully understood, data from animal models and, to a lesser extent, patients with
vCJD suggest that oral exposure to BSE is rapidly followed by accumulation of PrPres in gut-associated lymphoid tissue, then, after
haematogenous spread, throughout the lymphoreticular system.
Spread to the central nervous system may not occur for several years, but blood from individuals in the pre-clinical phase appears
to be able to transmit disease. The incidence of vCJD has remained low and is in decline, but it is known from iatrogenic
CJD and kuru that human prion disease can have incubation periods of up to 40 years. Cases of vCJD are therefore likely
to occur for many more years and alternative phenotypes may develop in individuals with different PRNP genotypes to those
seen to date. Studies in transgenic mice have shown that sub-clinical infection is frequent following oral exposure to BSE and
a study looking at the accumulation of PrP in anonymized human lymphoid tissue samples found positive cases. There are likely
to be a number of asymptomatic carriers of disease within the UK and although it is unclear whether these individuals will develop
clinical disease, there is a potential for iatrogenic spread to others. These uncertainties highlight the importance of developing
a reliable blood test for vCJD and the continued need for surveillance. Copyright c 2006 Pathological Society of Great Britain
and Ireland. Published by John Wiley & Sons, Ltd.


http://www3.interscience.wiley.com/cgi-bin/abstract/112217467/ABSTRACT
12名無しのひみつ:2006/04/09(日) 08:15:43 ID:7X225ZMa
遺伝性のプリオン病(GSSなど)でも伝播されることは確かめられている。
CJDは今でもウイルス説を言っている人はいる。
だいたい、「プリオン」はほんとうには病原性のある実物は精製されていない実情。
異常プリオン蛋白は原因じゃなくて結果であるというのもずっと言われてきた。
さて、プルシナーさんはどうコメントするかな?
13名無しのひみつ:2006/04/09(日) 08:26:24 ID:RBFJEvw3
大事件
14名無しのひみつ:2006/04/09(日) 09:01:08 ID:iDc5hcaH
少なくともプリオンがマーカーとして使えるんだから、
全頭検査しろよ。馬鹿アメリカ人。
自分たちのためにもなるんだぞ?
なんで検査しないんだ?
15名無しのひみつ:2006/04/09(日) 09:03:43 ID:24hOBeK5
 だから前前から、ウエルダンで食べれば大丈夫だと言ってるのに。
16名無しさん@おなかいっぱい:2006/04/09(日) 09:25:24 ID:lLtgrDU4
>>10
私も読みました、いい本ですね。
17異常プリオンφ ★:2006/04/09(日) 09:42:31 ID:???
>>11
Abstractキタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!!!
18名無しのひみつ:2006/04/09(日) 09:48:12 ID:iDc5hcaH
>>17 うるせぇ、
たかがマーカーのクセに
19名無しのひみつ:2006/04/09(日) 09:55:02 ID:CkVzsQpM
難しくてなにがなんだかさっぱりわからんのだけど、どうすれば安全なの?
ウエルダンとか書かれてるけど、しっかり焼けばいいの?
マーカーって何?
シロートにも解るような説明してもらえるとウレシス
20名無しのひみつ:2006/04/09(日) 10:01:43 ID:JlJXAUvP
マーカーは人の役に立つが、マカーは役に立たん
21名無しのひみつ:2006/04/09(日) 10:08:12 ID:OAsZjKVZ
忙しいんで、時間がある時に少しずつ訳してみるよ。

In the late 1980s and early 1990s, there was widespread exposure of
the UK population to bovine spongiform encephalopathy (BSE)-
contaminated food products, which has led to over 150 deaths from
variant Creutzfeldt-Jakob disease (vCJD).

80年代後半から90年代初頭まで、エゲレスの人たちはBSEに汚染された
食品の危険に広く曝されました(若干意訳)、このことは150症例以上の
新型ヤコブ病による死をもたらしました。
22名無しのひみつ:2006/04/09(日) 10:10:40 ID:6g58FutA
つか、内容的にはNatureとかScienceとにのるネタじゃねーの?
内容が胡散くさいんか?
23名無しのひみつ:2006/04/09(日) 10:24:14 ID:OAsZjKVZ
Although the pathogenesis in humans is not fully understood, data from
animal models and, to a lesser extent, patients with vCJD suggest that
oral exposure to BSE is rapidly followed by accumulation of PrPres in
gut-associated lymphoid tissue, then, after haematogenous spread,
throughout the lymphoreticular system.

人における発病についてはまだ完全に解明されていないけんども、
実験動物と、少数(to a lesser extent [より低い程度で])の罹患者からの
データによれば以下のことが示唆される。
「経口によりBSEに暴露されると、PrPres(何の略語は分からない。文脈からすると以上プリオン)の、
 小腸に付属するリンパへ、後に血流を解して、全てのリンパ細網への蓄積が急速に引き起こされる。」
24名無しのひみつ:2006/04/09(日) 10:28:57 ID:I3oOH+sJ
プリオン病は元々、スクレイピーの研究で獣医界が先行していた。
そこに医学界のカジュセクやプルシナーがしゃしゃり出てノーベル賞をもらってしまった。
獣医界の研究の基礎があってこそ二人受賞した。
(プルシナーのプリオン説だって、ハムスターへの伝播でのバイオアッセイ法を用いたスクレイピーの研究によるもの)
で、獣医界はがんばつて真の病原体を見つけてノーベル賞をもらってくださいね。
25名無しのひみつ:2006/04/09(日) 10:37:39 ID:OAsZjKVZ
>>19
マーカーっていうのは、その病気にかかった人が特徴的に作る物質のこと。それで病気か判断するからマーカー。
その病気の原因である物質の場合もあれば、副産物として出てくるだけの場合もある。つまり、この論文では、
プリオンは原因じゃなくて、副産物だよと言いたいわけ。

>>22
そりゃあ、権威のある雑誌では、これまでプリオンやBSEなどで成果を上げ大先生に
なった人たちやその取り巻きがレフリーをやってるんだから、そうそうな事では通らない。
それに、プリオンが原因というのは、アブストにもあるように動物にプリオンを与えて
ある程度再現できるというデータがあるし、他にも傍証がたくさんあり、しかもあまり
今まで否定的なデータも無かったはず(すまんここらへん専門分野じゃないから、
あまり網羅してない。)なので、かなり大掛かりなデータをそろえて、しかも他のグループからも
データがでないとなかなか信用されないとおもう。



実は、訳したところしかまだ読んでないんで間違いを言ってるかも。
NOVAにいかにゃあならんので、しばらくさらば。
26名無しのひみつ:2006/04/09(日) 11:54:15 ID:JSryiEti
>>7
危険部位の除去は、言わばイギリスで人体実験済みなわけだから、まあ安全だと思うんだが。
それより、日本の全数検査方式は、異常プリオンが検出限界以下ならOKって方式だから、
異常プリオンが原因じゃないとなると、不安な気がする。
27名無しのひみつ:2006/04/09(日) 14:44:47 ID:mLFcczFR
>>26

日本は全数 X(検査+危険部位の除去)で、より安全だろ?
28名無しのひみつ:2006/04/09(日) 15:06:21 ID:z6Qq0JAn
最近は危険部位といわれる場所以外でもプリオンが蓄積する可能性とかが言われてるしな。
乳腺とか
29名無しのひみつ:2006/04/09(日) 17:34:16 ID:QwsbhyIb
>>11の論文でなく、こっち

M Jeffrey, L Gonz疝ez, A Espenes, CMcL Press, S Martin, M Chaplin,
L Davis, T Landsverk, C MacAldowie, S Eaton, G McGovern
Transportation of prion protein across the intestinal mucosa of
scrapie-susceptible and scrapie-resistant sheep
The Journal of Pathology
Volume 209, Issue 1, 2006. Pages 4-14

http://www3.interscience.wiley.com/cgi-bin/abstract/112568745/ABSTRACT
30名無しのひみつ:2006/04/09(日) 18:18:26 ID:u+KOzT76
要は、肝炎に対するGTPみたいなもんか。
でも結局罹患しているかの判断にはGTPが有効なんだから、
全頭検査は意味があるってことでOK?
31名無しのひみつ:2006/04/09(日) 18:35:24 ID:Er1fhAUr
マグロと米国産牛肉、同カロリー摂取するとして
どっちか危険なんだ?
32名無しのひみつ:2006/04/09(日) 18:48:02 ID:uXr6LQan
牛脂は体に悪そう
33名無しのひみつ:2006/04/09(日) 18:56:45 ID:Th1M0U/Q
>>31
マグロの方が大量摂取で水銀蓄積しそうだが。
34名無しのひみつ:2006/04/09(日) 21:08:39 ID:OAsZjKVZ
>>29
Pathogenesis and prevalence of variant Creutzfeldt-Jakob disease
↑じゃなくて↓だね、題見れば分かったなorz......
Transportation of prion protein across the intestinal mucosa of scrapie-
susceptible and scrapie-resistant sheep

じゃあ、また少しずつ訳すよ。
35名無しのひみつ:2006/04/09(日) 21:41:01 ID:OAsZjKVZ
To determine the mechanisms of intestinal transport of infection,
and early pathogenesis, of sheep scrapie, isolated gut-loops were
inoculated to ensure that significant concentrations of scrapie agent
would come into direct contact with the relevant ileal structures
(epithelial, lymphoreticular, and nervous).

羊のスクレイピーの感染と発症初期における腸での(病原体)の輸送メカニズムを
調べるため、スクレイピー病原体の著しい濃縮が回腸の(上皮、リンパ、神経の)構造と
直接的な関係があるのであろうか確認するため、摘出した腸を培養した。

ーーーーーーーーーーーーー
うわーーーー訳しずらい文体だなぁ・・・挫折しそう。
36名無しのひみつ:2006/04/10(月) 10:52:09 ID:Nosm5hT5
負けるな。がんばれ。期待してるぞ。
ファイト、オー!
37名無しのひみつ:2006/04/10(月) 11:29:48 ID:IeNkgpQc
個体として「BSE感染牛か否か」は判別できるにしても、異常プリオンのある「部位」が危険かどうか
ワカラン(無いからといって安全かどうかも)つーわけだな。
単なる副次的な産物であれば、ゴミみたいに「貯まりやすい部分に」たまってるだけかもしれん。
異常プリオンを根拠にして危険部位を指定するのがちょっと危なくなったと。
また異常プリオンそのものを消す治療法を開発しようとしても、無駄になるかもしれんと。
38名無しのひみつ:2006/04/10(月) 11:34:13 ID:JsYg5pTv
全頭検査しても20ヶ月以下(だっけ?)の牛のPrPScは量が少なくて検出されないからな
完全にPrPScが含まれてないわけじゃない
39名無しのひみつ:2006/04/10(月) 12:18:01 ID:ulprFwHX
脳に異常プリオンが溜まりやすいってだけで
他の部分にもヤバイものがあるっていうのは、みんな思ってない?肉や牛乳。

肉骨粉を禁止してないアメリカ産やカナダ産の肉は、背骨除去で
輸入され、たとえ全頭検査してても、絶対食べない。
日本の肉だって、肉骨粉が禁止されたのが数年前、全頭検査もしてはいるけれど
やばいんじゃないかと思ってビクビクしながら食べてるぞ。
40名無しのひみつ:2006/04/10(月) 12:35:01 ID:P9hqcRKc
プリオンが副産物だとしてもさ、
日本のBSEの感染源が代用乳だとしたら、
ヤツラは加工されても伝播できる能力を持ってる
って事には代わりないよね?
それともプリオンが原因という事が前提で考えたから
代用乳説が出て来たのかな?
41名無しのひみつ:2006/04/10(月) 12:48:55 ID:JsYg5pTv
>>39
特定危険部位に99%以上PrPscがある
けど食肉になるところにも検出されたらしいし100%安全ってのは無理みたい
生物の教授はリスクを覚悟して食べるしかないって言ってたよ
42名無しのひみつ:2006/04/10(月) 13:05:55 ID:59rDCAjI
正常プリオン=PrPc

異常プリオン=PrPsc=PrPres=PrPcjd

でいいんだっけ?
43名無しのひみつ:2006/04/10(月) 13:39:28 ID:V5ihS3aZ
>>42
逆じゃなかったか
44名無しのひみつ:2006/04/10(月) 13:41:24 ID:ulprFwHX
どんな加工されたものにでも
これは○○産の牛を使用って表示する義務があればいいんだけどなぁ
45名無しのひみつ:2006/04/10(月) 13:54:11 ID:fPZuL2Dz
>>11
 
それは全然違う論文だ。該当するのはこっちだろ(藁
1: J Pathol. 2006 Mar 30;209(1):4-14 [Epub ahead of print] Related Articles, Links

Transportation of prion protein across the intestinal mucosa of scrapie-susceptible and scrapie-resistant sheep.
Jeffrey M, Gonzalez L, Espenes A, Press C, Martin S, Chaplin M, Davis L, Landsverk T, Macaldowie C, Eaton S, McGovern G.
Veterinary Laboratories Agency (VLA)-Lasswade, Pentlands Science Park, Bush Loan, Penicuik, Midlothian EH26 0PZ, UK.
  
商業誌なんで全文は入手できない。しかしabstruct読む限りでは>>1に書いてあるようなことは
全く読み取れない(w
大雑把に説明すると、羊の腸管に異状プリオン蛋白を含む脳乳剤を注入して刑事変化を調べた場合、
分〜時間単位で異常プリオン蛋白が粘膜下に認められて24時間後には所属リンパ節の樹上細胞にも
認められるのに、異常プリオン蛋白の蓄積が認められるのはパイエル板で30日もかかってて、解離が
認められる。ちなみに、腸管では異常プリオン蛋白も大部分がプロテアーゼで分解されたよん。
というもの。>>1にあるようなことを主張するのならabstractにも当然書いてる筈だがな(藁
 
多分、MedPage Todayかこの日本のマスゴミの解釈が間違ってるのだろう(獏 

46名無しのひみつ:2006/04/10(月) 14:00:52 ID:inJhkRg1
凄ぇ時代になったもんだな・・・
翻訳ありがと。
47名無しのひみつ:2006/04/10(月) 14:57:41 ID:kc4ZGpR6
異常がPrPscだったと思う
産地表示はほんと適当だから信用できないしね
加工したところがどこかによって決まるから、日本のどこで育った牛でも松阪牛になるし
48名無しのひみつ:2006/04/10(月) 15:44:20 ID:Un3vnjss
ま、このabstractの内容から敢えて>>1の内容に持っていくとすれば
「接種したPrPscが非常に速やかに体内を運ばれていくのに、そのPrPscと並行して
感染性が並行して蓄積していくのでなくて、かなり遅れてPrPcが蓄積して感染性も
それに一致して増加すると言うのは、PrPscと感染性が実は別物だからではないか?」
という議論を本文中でしてる可能性が考えられる。
しかし、別にこれは新しい議論ではなくて、昔から動物実験でも培養細胞の実験でも
認められてること。
PrPscのデカイ塊よりも、より小さなoligomerの方が感染性が高くて実はそれはあまり
プロテアーゼ抵抗性も高くないのではないか?ということも多くの人が考えてることだし、
プリオンはどんな細胞でも効率良く増殖できるわけでなく、特定の条件が揃わないと増えない
らしい、ということもある。でもどういう要素がそれを規定してるかはまだ不明。
脳内に接種した場合でも接種したPrPscはその場所から直ぐに蓄積してくるわけでなく、
一旦排除され(たように見える)て暫くしてから蓄積して広がってくる。
 
だから、この実験結果からprotein-only theoryが崩れるということは無い(藁
49名無しのひみつ:2006/04/10(月) 16:12:34 ID:iwwt3p4o
ウイルスだとすれば、十分に加熱すれば食えるのかな?
それとも耐熱ウイルス?
50名無しのひみつ:2006/04/10(月) 17:38:36 ID:h37Mg/Yk
PrPscはホルマリン耐性、放射線耐性、酵素耐性、耐熱性持ってるからウイルスじゃないんだろう
けどオリゴマーの感染性が高くて、プロテアーゼ抵抗性が低い場合は狂牛病でも処理すれば大丈夫な可能性があるってこと?
文型なのでよくわかんないよ
51名無しのひみつ:2006/04/10(月) 18:30:58 ID:mZQMpBnv
表題には「スクレイピー耐性羊」を用いたことが書いてあり、
要旨には書いてないので想像だが。
もし耐性羊にも感受性羊と同じようにプリオンタンパクの移動が見られたなら、
少なくとも接種した場合は、プリオンタンパクは感染とはあまり関係なくなってしまう。
52名無しのひみつ:2006/04/10(月) 21:44:02 ID:rzGcsXvt
プリオンタンパクノックアウト動物はいくつか作られてるけど、
目立ったDefectは出ないみたいね。パラログが補償している例は
多いけど、いったい何やってるタンパクなのやら気になるな。

ぼちぼちやってたアブストの訳は>>45>>48みたいな詳しい人が来て
解説してくれたのでやめます。

遺伝子組換え昆虫/タンパク工学ならもうちとお役に立てたと思うのだがorz.............
53名無しのひみつ:2006/04/10(月) 21:46:52 ID:uRypUNx3
>>52
そこだよ 何やってるタンパクなのか???
54名無しのひみつ:2006/04/10(月) 23:08:17 ID:1KzOleNm
プリオンが増殖する部位と癌が発生する場所は似ているんだよ。
55名無しのひみつ:2006/04/10(月) 23:23:24 ID:jq1yWwUG
BSEはプリオンによって引き起こされるものではない。プリオンに潜んでいる道のウィルスが原因である。
そのウィルスはC型肝炎ウィルスよりさらに発見されにくい。(C型肝炎ウィルスでさえ未だに電子顕微鏡写真はないのである。)
しかしBSEを引き起こす原因ウィルスは5年以内に発見されるであろう。
56名無しのひみつ:2006/04/10(月) 23:38:39 ID:CcZJIgZ8
>>55
なんで知ってるの?
57名無しのひみつ:2006/04/10(月) 23:42:42 ID:gcLZr7fe
>>55はなぜウイルスが原因と考えられるかについては触れてないところがあれだな
ウイルスは発見されにくいからなのか?w
58名無しのひみつ:2006/04/11(火) 09:41:50 ID:5YfMnHHn
>>55

こ の 人 ウ ィ ル ス で す

59名無しのひみつ:2006/04/11(火) 10:42:05 ID:TrFFIXuz
プリオンの原因物はそもそもウィルスどころか生き物ですらないんじゃなかったっけ
RNAみたいなやつ?
60名無しのひみつ:2006/04/11(火) 10:44:17 ID:magtq62R
プリオンの原因ってなにさ・・・
61名無しのひみつ:2006/04/11(火) 11:13:04 ID:kxIrpPTy
悪性の分子シャペロンによってプリオン蛋白質がβシート構造に折りたたまれたものが悪性プリオン蛋白質
だっけ?
62名無しのひみつ:2006/04/12(水) 01:30:56 ID:+GzpVbSv
ところが、その悪型プリオンに正常プリオンをまぜても
試験管内でベータシート構造に変えることはできない。
このへんのところはブルーバックス読むのが一番てっとりばやいよ。

プリオンの量と、病原性は必ずしも一致してない。
リンパ説など、プリオンの量がそれほど多くなくても高い病原性を示す部位がある。
それが「スローウイルス」派の論拠なわけだけど、とにかく病原体をみつけないことには話にならん。
63名無しのひみつ:2006/04/12(水) 09:34:39 ID:bkfIjS2z
他の神経難病も皆おなじ病原体だったらワロス
64名無しのひみつ:2006/04/12(水) 17:23:15 ID:nTmnreq9
>>61
分子シャペロンが原因だとすると、
レトロウイルスかなんかが悪さして変な遺伝子でも持ち込んだかね?

実は遺伝病なんじゃね?
65名無しのひみつ:2006/04/12(水) 22:28:37 ID:PcjhLSqQ
遺伝的にも起こるよ。
全くランダムにも起こる。

学校からフルテク取れたから読んでみたけど、プリオン説を否定するような内容じゃなかったよ。
ほんとにこの論文なのか?
66名無しのひみつ:2006/04/13(木) 09:50:55 ID:Qx4bE5a+
プリオンは細胞間をどうやって移動するんですか?
67名無しのひみつ:2006/04/14(金) 15:30:35 ID:+IwocUba
ウイルスの移動手段と同じ。

自分で泳いで行ったりはしない
68名無しのひみつ:2006/04/30(日) 16:45:14 ID:4fDCnSjl
ほんマーカー
69名無しのひみつ:2006/05/02(火) 02:11:39 ID:a4ikrZqf
うそバッカー
70名無しのひみつ:2006/05/08(月) 16:19:29 ID:XW8eeuyf
よくわかってないんだよ。
重要な研究課題の一つ。

エクソソームとか、膜に付随した形の異常型プリオン蛋白質のほうが感染性は強いっていう報告はある。
生体でもたぶんそんな感じでシナプス間を移動してるんじゃないかな。
71名無しのひみつ:2006/05/27(土) 13:31:24 ID:xPjDgmaf
"全体の70%が黒塗り" 厚労省・農水省の調査報告書…輸入再開で処理施設を査察
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1148550876/
米国産牛肉「黒塗り報告書」のデタラメ
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2005835/detail
72名無しのひみつ
「もう牛を食べても安心か」
「プリオン説はほんとうか」
2冊読み終わった。BSEの原因についてはまだぜんぜん判ってないんだな。
マスコミの解説とかは適当だったんだな