【感染症/HIV】HIV感染防ぐ遺伝子発見、強い免疫反応…日伊チーム(07/02/2005)

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1( ´`ω´) φ ★

■HIV感染防ぐ遺伝子発見、強い免疫反応…日伊チーム(07/02/2005)

 エイズウイルス(HIV)が体に侵入した時、強い免疫反応を起こして感染を予防する遺伝子群が
あることを、近畿大医学部の宮沢正顯(まさあき)教授(免疫学)とイタリア・ミラノ大の研究グループが
突き止め、英医学誌に発表した。

(中略)

 宮沢教授らは、HIVに対し強い免疫反応を示し、体からHIVが検出されないイタリア人のHIV感染抵抗者と、
抵抗者と4年以上性交渉をしてきたHIV感染者のカップル計42組84人、同じ地方に住む非感染者の市民
47人の遺伝子を調べ、それぞれの違いを比較した。

 その結果、感染抵抗者は、22番目の染色体にある複数の遺伝子に、特定のDNA配列を持つ人の
割合が高いことがわかった。このうち一つの遺伝子は感染抵抗者の3人に1人に見られ、感染抵抗者で
ない人の4・2倍に上った。

 22番目の染色体には、免疫細胞の働きを調節する複数の遺伝子がある。

(後略)

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20050702it04.htm (引用元配信記事)

YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/index.htm (07/02/2005) 配信

AIDS - : Volume 19(10) July 1, 2005
http://www.aidsonline.com/pt/re/aids/abstract.00002030-200507010-00006.htm;jsessionid=CGBV7bQDio1wVQKSc8tEbOjYYJhYMVQN7lTgxUNKrX017uQ659Mq!1362100327!-949856032!9001!-1

【Genotypes at chromosome 22q12-13 are associated with HIV-1-exposed but uninfected status in Italians. 】
『AIDS.』 19(10):1015-1024, July 1, 2005.
Kanari, Yasuyoshi a; Clerici, Mario b; Abe, Hiroyuki a; Kawabata, Hiroyuki a; Trabattoni, Daria b; Caputo,
Sergio Lo c; Mazzotta, Francesco c; Fujisawa, Hironori d; Niwa, Atsuko a; Ishihara, Chiaki e; Takei, Yumiko A f;
Miyazawa, Masaaki a

Abstract:
Objective: Despite multiple and repeated exposures to HIV-1, some individuals possess no detectable HIV genome
and show T-cell memory responses to the viral antigens. HIV-1-reactive mucosal IgA detected in such uninfected
individuals suggests their possible immune resistance against HIV. We tested if the above HIV-1-exposed but
uninfected status was associated with genetic markers other than a homozygous deletion of the CCR5 gene.

Methods: Based on our mapping in chromosome 15 of a gene controlling the production of neutralizing antibodies
in a mouse retrovirus infection, we genotyped 42 HIV-1-exposed but uninfected Italians at polymorphic loci in the
syntenic segment of human chromosome 22, and compared them with 49 HIV-1-infected and 47 uninfected healthy
control individuals by a closed testing procedure.

Results: A significant association was found between chromosome 22q12-13 genotypes and a putative dominant
locus conferring anti-HIV-1 immune responses in the exposed but uninfected individuals. Distributions of linkage
disequilibrium across chromosome 22 also differed between the exposed but uninfected and two other phenotypic groups.

Conclusions: The data indicated the presence of a new genetic factor associated with the HIV-1-exposed but
uninfected status.
2名無しのひみつ:2005/07/02(土) 16:45:29 ID:0q9FHKQ1
2げっと
3名無しのひみつ:2005/07/02(土) 16:46:07 ID:iVkyx6jW
ノーベル賞間違いなし
 2ゲト
4名無しのひみつ:2005/07/02(土) 16:50:36 ID:f5+DfVTI
素直に医学の進歩に喜びを見出すか、
または
人口の爆発増加の引き金になるようなことが起きてしまったと考えるべきか。
5名無しのひみつ:2005/07/02(土) 16:50:52 ID:AnQt2JR0
そやから?
6名無しのひみつ:2005/07/02(土) 16:51:42 ID:O41habdc
結局、抗体あるヤツとないやつがいるってことだな
7名無しのひみつ:2005/07/02(土) 16:57:25 ID:vCY+PWTL
安心してくれ
フレディー・マーキュリー
8名無しのひみつ:2005/07/02(土) 16:58:01 ID:2w7QWqg1
俺には縁のない話
9名無しのひみつ:2005/07/02(土) 16:58:59 ID:W8b4QeaD
次はイタリアぬきで
10名無しのひみつ:2005/07/02(土) 17:08:42 ID:CuG7r8Tz
>>9
GJ ワロタ

11名無しのひみつ :2005/07/02(土) 17:13:28 ID:xn3gFato
>>9 常任理事国入り(G4)もイタ公抜きだもんな
12名無しのひみつ:2005/07/02(土) 17:51:05 ID:Y9HrqVzN
なんで、ネイチャーもサイエンスも反応しなかったんだろう?
13名無しのひみつ:2005/07/02(土) 17:57:42 ID:Hr0l20e+

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
14名無しのひみつ&rlo;(どけイイもでうど) Oo .(`・ω・´)&lro;:2005/07/02(土) 18:22:37 ID:HSdBVtEC
まぁ、HIVの人と幾らやっても感染しない(少し恵まれた)人がいるというだけで、
他の人は、
1.体中の細胞の遺伝子をこのDNAに置き換える技術を待つ
2.この遺伝子があると何故感染しないのか解明された後で、
 この原理を用いた治療薬が開発されるのを待つ
くらいしかないわけだろうし.....
15名無しのひみつ:2005/07/02(土) 19:54:32 ID:/Lba4IRH
イタリア人以外全滅するんかなあ
16      :2005/07/02(土) 19:55:37 ID:71lSFCaM
インド500万人、中国80万人。

10年後には中国1000万人。

今でこそ21世紀の大国と騒がれているが、10年後には・・・・
17名無しのひみつ&rlo;(どけイイもでうど) Oo .(`・ω・´)&lro;:2005/07/02(土) 19:59:06 ID:HSdBVtEC
>>15
日本人はだめだが....スウェーデン人は残りそう....

http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20050111304.html
【抜粋】
1月6日(米国時間)に新たに発表された研究、および昨年発表された諸研究で、エイズ免疫の起源は
何世紀も前――つまり、この病気そのものが登場するはるか以前――にまで遡るとの説が示されて
いる。
 遺伝的特性によるエイズへの耐性の働く仕組みはさまざまで、耐性を持つ人種グループも多岐に
わたる。最も強力な耐性は、遺伝子の欠損によってもたらされるもので、この特性を持つのは
<<<<<ヨーロッパ、あるいは中央アジア系の人々に限られている。>>>>>北欧に祖先を持つ人のうち、
およそ1%はエイズ感染に免疫を持つと推定されており、なかでも<<<<<スウェーデン人>>>>>はしっかり
守られている可能性が高い。スカンジナビアで生まれた遺伝的変異が、バイキングたちによって南に
運ばれたという説もある。
 この免疫を持つには、両親からそれぞれにこの遺伝子を受け継ぐ必要がある。どちらかの親からのみ
変異遺伝子を受け継いだ場合にも、普通の人よりはHIVに対する高い耐性を示すが、免疫ができるわけ
ではない。北欧出身の人たちの中では10〜15%が、こうした、やや弱い形の耐性を持つと推定される。
遺伝的変異が起きてからの期間を推定する手法を使って計算したところ、この変異は中世に遡ることが
判明した(同様の、母親から受け継がれるミトコンドリアDNAを使った研究により、現在のヨーロッパ人は
すべて、氷河期に生きていた7人の女性[関連書、邦訳『イブの7人の娘たち』ソニーマガジンズ刊]の子孫
だという説が出ている)。
18r:2005/07/02(土) 20:03:30 ID:TqgDzZ4m
 なんかアフリカでもエイズで人が死にすぎてエイズに抗体を持つ人間
の割合が増えつつあるとか。
19名無しのひみつ:2005/07/02(土) 20:13:25 ID:gvpcMqNN
たしか、南アフリカはエイズで人口激減したんだっけ?
よく知らんが
詳しい人、情報頼む!
20名無しのひみつ:2005/07/03(日) 01:12:22 ID:hA3ysHlF
>19
どっかの国では死因の1/3がエイズだとは聞いたことある
21名無しのひみつ:2005/07/15(金) 03:55:24 ID:kWvZNey/
医者に行ってポジの人と生でやってしまったと言って
抗HIV薬を出してもらった方がいいでしょう
それで感染確率は下がるはずです
保険はきかないから高額になるだろうけど、
ただ結果を待つだけより安心感は得られるんじゃないかな

これは本当ですか?
22名無しのひみつ
予防内服は感染機会から3日以内じゃないとだめらしい。