【PlanetQuest】分散コンピューティングで太陽系外惑星を探すプロジェクト
1 :
◆KzI.AmWAVE @Hφ=Eφ ★:
過去15年間で、太陽系外の惑星は136個しか見つかっていない。ところが宇宙に情熱を注ぐ
デビッド・グーテリアス氏とローランス・ドイル氏によると、2010年までに、この数字を数千
単位に伸ばすことが可能だという。
そのためには、少しの間あなたのコンピューターを貸してもらえるだけでいい。
両氏は現在、世界中に散らばる天文ファンの自宅のコンピューターを1つの巨大な計算機に
変える非営利プロジェクトの資金を募っている。これにより、宇宙に関するデータを1日に
何百万ビットも処理しようというのだ。
グーテリアス氏とドイル氏は、ネットワーク――『プラネットクエスト』と呼ばれる――に
接続された多くのコンピューターにより、まさに地球のような惑星の存在を数学的に特徴づける
ようなサインが速やかに見つかることを期待している。また2人は、協力へのお礼として、仮に
発見された場合にそのコンピューターの所有者に名前を決めてもらう考えだ。
「これは公衆の科学だ」と、スタンフォード大学の客員研究員で、プラネットクエスト・
プロジェクトの責任者を務めるグーテリアス氏は話す。「3000人から5000人に1人は惑星を
見つけられると予測している。これはかなりの確率だ」
プラネットクエストの開発者は現在、プロジェクトのソフトウェア『コラボレートリー』の
初めてのテストに向けて準備を進めている。仕組みは次のようになっている――まず、ボラン
ティアが自分のコンピューターにソフトウェアをインストールすると、ソフトウェアがプラネット
クエストのデーターベースから、いくつかのパケットのデータを自動的にダウンロードする。
次に、世界各地の望遠鏡がとらえた星の画像(写真)をもとに、ダウンロードしたデータが編集
される。
コラボレートリー・ソフトウェアはそれらの星の画像を分析し、ある惑星の影が別の星の前を
通過したことを示すわずかな変化を探し出す。そして1組のデータの処理が完成すると、ソフト
ウェアは新たなデータをダウンロードして同じ手順を繰り返す。
(以下略)
引用元:HotWired
http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20050304303.html プラネットクエスト
http://www.planetquest.org/
3 :
名無しのひみつ:05/03/06 19:13:55 ID:9HaQKsDe
どっかの★にもホリエモンのような生物が支配欲でうずうずしてると思うと、
ゾッとする。
4 :
<:05/03/06 19:14:09 ID:BZ0wTRB5
太陽系外惑星を探すプロジェクト っていくつあるの?
5 :
名無しのひみつ:05/03/06 19:20:40 ID:6iuzU4uu
SETIより現実的かも
乗り換えようかな
6 :
名無しのひみつ:05/03/06 19:24:26 ID:m3heSeFC
とんでもなく かっこ悪い星のなまえを期待したい。
まるでだめ夫星とか
7 :
名無しのひみつ:05/03/06 19:32:37 ID:tQG9yeoW
ロマンがあっていいねぇ。
ホリエモンも宇宙に関心があるようだから資金協力してほしいな。
8 :
名無しのひみつ:05/03/06 19:33:06 ID:P0j11iMk
9 :
名無しのひみつ:05/03/06 20:53:05 ID:VZmAXYs5
ファミコンでもいいの?
10 :
名無しのひみつ:05/03/06 21:22:25 ID:tz1WN2A5
やってみようと思ったが、まだまだ開発中なのか。
残念。
11 :
名無しのひみつ:05/03/06 23:25:34 ID:Z2OxXop6
新手のネット詐欺ではないよね?
12 :
名無しのひみつ:05/03/07 00:02:21 ID:3+NWyrWs
>ある惑星の影が別の星の前を通過したことを示すわずかな変化を探し出す。
スマン。この意味がわからん。。。
恒星の前を惑星が横切ったら、影ができるのは恒星とは反対側では?
明度変化なら、わざわざ分散コンピューティングしなくても、
速攻で判るのでは?
13 :
名無しのひみつ:05/03/07 00:47:43 ID:1+8xaKmN
さあ、はやく強磁性半導体のバンド計算に戻るんだ
14 :
名無しのひみつ:05/03/07 01:03:30 ID:3xV5u2FO
なんかいっぱいありすぎて飽きちゃうねぇ。
>12
恒星と反対側ということは地球の方にかげができるわけだ.
それに, 星というのは文字通り星の数ほどあるのだから, 分散
コンピューティングの一つでもしてみたくなることもあるのだろう.
と素人考えで書いてみる.
> 15
その通り星は星の数ほどあるというのが課題だね。
NASAのKepler計画では監視対象の星は10万個。
探す明度変化はほんの僅か。たとえばホットジュピターが
HD209458でわずか1.5%なのに、連中は地球サイズの惑星を
探そうとしてる。
要は10万個の星をじーっと見つめてて、そのうちのどれかがそれこそ
0.1%程度の光度変化を起こすのを見逃さないようにしようってわけだ。
コンピュータの能力は湯水のようにいるだろう。
さあ、はやく魚型の容器に醤油を入れる作業に戻るんだ。
18 :
名無しのひみつ:05/03/08 15:21:26 ID:n1KykTmL
>>16 分散コンピューティングを行うにも、
分配・収集・検証等の管理作業に、デジタルリソースを消費するわけで、
そんな事をしている暇のあるCPUがあるなら、
数10ピクセルの範囲の明度が、瞬間的に変かするか否かを監視するという、
極めて単純な作業を自分でやってしまった方が早いと思う。
PCの余剰CPU時間を利用するタイプの分散コンピューティングは、
・計算を、独立した小さなユニットに完全に分割できる。
・計算自体は、ひたすら時間はかかるものの単純。
という場合に威力を発揮するわけだが、
明度変化の監視という作業は、あてはまらないと思う。
>>18 > ・計算を、独立した小さなユニットに完全に分割できる。
視野のある部分の、ある時間帯に撮影されたデータ
> ・計算自体は、ひたすら時間はかかるものの単純。
直前の撮影データとの比較
向いてると思うんだがなぁ。
しっかりしろ18。
監視対象の恒星は約10万個って言ったろ。
10万個×1pixelでも10万pixelだぜ。
しかも、継続して監視してなきゃならんのだ。
数10ピクセルを監視なんてのんきなこと言ってられんよ。
で、どうせKepler計画のことだろうから、
ちょっと調べてみたが画素数は9500万画素弱だそうだ。
・・・とはいうものの、Keplerには費用が2.99億ドル以下という
制約があるんだ。DiscoveryProgramだから。一般の天文マニアの
心をくすぐりたがるのもわかるな。