■鎮痛剤販売継続を指示したFDA諮問委員の正体は…(02/27/05)
心疾患のリスクが指摘されている3つのCOX-2阻害剤 - Celebrex(ファイザー社), Bextra(ファイザー社),
Vioxx(Merck社) - の販売継続支持を決定したFDAの諮問委員会の32人のうち10人は、製薬会社のコンサルタント
として最近活動していたことが明らかとなりました。この事実は、医学ジャーナル中の記載やパブリックデータベース
を調べた結果明らかとなりました。
もしこの10人が採決に参加しなかった場合、12 vs 8でBextraは販売中止が支持されていました。
また、14 vs 8でVioxxの販売再開は支持されなかったでしょう。
10人のうち実に9人はBextraの販売継続、Vioxxの販売再開を支持しました。
ただ、この10人を除いてもCelebrexの販売継続支持という決定に影響はでません。
というのもCelebrexの販売継続を支持しなかったのは僅かに1人だけだったからです。
10人中8人は、ニューヨークタイムズのインタビューに対し、今回の採決に製薬会社との関係は無関係であると
回答しています。2人は電話取材にも応じず、Emailにも無反応だったとのことです。
10人は、VioxxのメーカーであるMerck社、CelebrexとBextraのメーカーであるファイザー社、Prexigeという
新しいCOX-2阻害剤の承認申請をしているNovartis社とここ数年で何らかの関わりがありました。
10人が投じた30票のうち実に28票はCelebrex, Bextra, Vioxxの販売継続・再開を支持するものでした。
一方他の22人が投じた66票で3つの薬剤に好意的だったのはおよそ半分の37票でした。
3つの薬剤の運命を決める会議に出席した32人の1人・Curt Furbergは「会議中はファイザー社に好意的な
感じが醸し出されており気持ち悪かった」と感想を述べています。ファイザー社と金銭関係にあるメンバーが
ファイザー社に好意的な雰囲気を作りだしているのではないかと危惧したとのことです。
今回の会議の議長でありVanderbilt Universityの副学部長でもあるAlastairWoodは「会議の前に、メンバーの
金銭サポートに関する利害関係をFDAが公表しなかったことに落胆した」と述べています。Wood氏は、3剤が
すべて市場から消え去ることを強く信じていました。
( ´`ω´)つ
http://www.biotoday.com/view.php?n=6408 (引用元配信記事)
BioToday
http://www.biotoday.com/index.php (02/27/05) 配信
依頼
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1102921108/413 ファイザーのFDA癒着なんていまさらどうこう言う問題じゃないよ 米国じゃファイザーってだけで一部のところじゃいろいろ優遇されるんだから 日本で言う厚生労働省と武田(その他)の国内大手といっしょよ しょせん製薬業界なんてそんなもんでしょ