【東北大】発電効率、太陽電池の倍…太陽熱発電に成功【20%】
592 :
名無しのひみつ:2008/07/14(月) 14:15:54 ID:VpcmXSbG
>>591 太陽光を受ける部分は大きければ大きいほどいい。
所で、
>>1のタービンは
「気体の運動エネルギー」→「タービンのトルク」
の変換効率は何%位になるんだろう?
>>591 タービンを利用というとばかでかいんじゃないかという不安を除いてやろうと言うことだろう。
洗濯機大というのは家庭用としては結構でかいと思うけど、熱媒式太陽熱温水器よりは小さく収まるのでは?
もっとも、既に多数の人が指摘しているように、
このエネルギー収支自体ちょっと信じられないが。理論値24%(
>>25、それも低温側25℃なんてできるのか?)
晴れたり曇ったりしたとき立ち上がりが遅くまともに発電しない気がするし
中途半端な日照だと効率激減な予感。
594 :
名無しのひみつ:2008/07/14(月) 15:31:21 ID:VpcmXSbG
>>593 多くの人が勘違いしているが、
カルノー効率の限界が25%だから太陽エネルギーの25%以上は取得出来ないと言うのは間違い。
100の太陽熱エネルギーによってカルノー効率25%分の温度差が出来たとしよう。
もし、そのうちの24%を変換出来たなら、それは元の太陽熱エネルギーの96%を取得したことになる。
>>1のは、その太陽熱エネルギーの20%を取得したと言う記事で、カルノー効率で言えば3%くらいだよ。
>>594 ん?カルノーサイクルの効率って流れる熱に対する取り出すエネルギーじゃないのか?
理論効率24%の熱機関では、低温熱源に入っていく(放熱器で放熱する)熱量が74%相当あると思っていたのだが・・・
カルノーサイクル理論熱効率の式はもろそうなっているが。
>>594 理論効率25%のカルノーサイクルで、ターピンや発電機や配管放熱などのロスで
そのうち24%を変換できたなら、それは単に熱効率6%(0.24*0.25=0.06)では?とおもうんだけど。
597 :
名無しのひみつ:2008/07/14(月) 16:09:51 ID:kE5/+bAY
国がソーラーパネルで方針を固めて
企業がそれに乗った今
この情報は皮肉以外の何者でもないね
598 :
名無しのひみつ:2008/07/14(月) 16:45:01 ID:VpcmXSbG
>>595 流れる熱に対する取り出せるエネルギーってのは合ってるけど、
カルノー効率25%っていう状態は、
すでに低温熱源に、高温熱源の75%相当の熱量があり、残り25%しか流れる事が出来ない状態を言う。
ケルビン(K)で考えると分かりやすい。
599 :
名無しのひみつ:2008/07/14(月) 16:50:45 ID:VpcmXSbG
>>596 いや、
「25%のうちの24%」
ではなくて、
「25%に対して24%」
っていう意味のつもりでした。
600 :
名無しのひみつ:2008/07/14(月) 17:04:27 ID:VpcmXSbG
もしかして俺の勘違いか?
もし理論値で50%取り出せる場合で、実際には30%取り出せたら、
「カルノーサイクルの効率60%」と表現するの?
601 :
名無しのひみつ:2008/07/14(月) 17:11:16 ID:vLJrThAt
トンぺーは地味にいい成果を出す。
応援してる。
602 :
名無しのひみつ:2008/07/14(月) 17:26:01 ID:GNuXyWl6
なんでもいいから脱石油
>>600 カルノー効率は、理想的な熱機関であるカルノー機関を想定し、その熱効率の理論値を求めた物じゃなかったか?
だから、現実の機関にカルノー効率なんて存在しません。
あくまで理想的な機関だとどこまでいけるという数値として意味があると思うが?
この場合だと、あくまで「高温熱源120℃、低温熱源25℃のカルノー機関の理論上効率は24%」としかいえない。
>>1のシステムの熱効率は実測されたまんま。これにカルノー機関効率は左右されようがない。
>>599 そういう意味なら、理想に対して96%であって、熱効率96%じゃないと思うが。
太陽熱はあくまで100。そのうち理想機関ならエネルギー取得24、排熱76で、
>>1の機関は発表通りなら太陽熱に対しエネルギー取得20、排熱80。
>>602 同意。発電で20%いくのが本当なら積極的にやってほしいところですね。
とりあえず小規模でもいいから発電実証やってくれればありがたいんだが。
効率を求めるのは最終的に重要だが、さらに高効率を求めるという
結果を生まない流れなのではないか、問題はコストだろう。
技術的視点からしか見ない人には効率が全てだが、実際に運用するには
システムとして機能し、そして量産されて市場に受け入れられないと
実施的なことにはならないと思う、
>>602 効率が普及の最大の壁なら
発電効率なんだろうけどね。
実際に運用するのに法律の壁や面積あたりの発電効率以上に施工の
難しさが、素材製造コストから運用コストへの途中で余分な費用を
大量に付加させているんだろう。
規格や変換装置、蓄電装置など電力会社のような規格が必要で、
これの主導権を握ったものが、今後のこのカギを(ry
太陽電池の先進国であった日本は既に先進国ではなくなった、
それは効率重視で数値だけ先行し実施には投資しない流れがあった
のが要因ではないだろうか。
>>605 これはいえるなあ。
研究分野に微々たる金をあげて、生産分野に大規模生産のきっかけを作る補助とか、
大規模ローコスト生産のための研究の誘導とかはしてなかった?かなあと思う。
607 :
名無しのひみつ:2008/07/19(土) 20:01:42 ID:S2k7PTIO
>>607 それ、「輪ゴム観覧車」と基本的に同じだよね。
609 :
名無しのひみつ:2008/07/23(水) 10:00:15 ID:3aLi0t4v
610 :
俺:2008/07/23(水) 10:27:12 ID:clGf92ja
鏡で集光。またはレンズで集光。
俺が前から勧めた話だ。しかし4年経ってもまだ実行されない!
>>610 規模が大きければ単純で安くなりそうだしね。
612 :
俺:2008/07/23(水) 11:02:34 ID:clGf92ja
>>611 郊外のガソリンスタンドの替わりに太陽熱充電施設を作る。
付随して地熱または温泉熱で発電と充電。・・温泉地がいい。
自動車は形を重視する。ゆえにシステムを搭載せず、蓄電器のみ載せる。
>>610 その方法、鏡面が汚れると一気に効率落ちるんだよね。
615 :
名無しのひみつ:2008/07/23(水) 12:33:39 ID:x6eiCGTM
ある意味”水”は強力な薬品かも・・・・
616 :
名無しのひみつ:2008/07/23(水) 12:39:54 ID:lADpwntO
耐久性・メンテナンス性はどうなの?
太陽電池は放置でも(劣化はするが)壊れることはほとんどない
617 :
名無しのひみつ:2008/07/23(水) 12:48:08 ID:Q0ohTut0
618 :
名無しのひみつ:2008/07/23(水) 12:56:45 ID:CEIYnhsV
太陽熱のメリットは、熱が深夜にまで残るから、24時間発電できること。
海外では、大規模の発電は太陽光ではなく、太陽熱が多いらしい。
619 :
機械・工学@2ch掲示板:2008/07/23(水) 17:48:48 ID:14EzlMCY
620 :
名無しのひみつ:2008/07/23(水) 18:03:12 ID:grPJmh+V
あれ、でもこの前アメリカでこの記事の内容をも凌ぐむちゃんこ発電できる太陽発電技術が
開発されたってスレが立ってなかったっけ
そうなると、今回の東北大の成果は無駄に終ったってことにならない?
621 :
名無しのひみつ:2008/07/23(水) 19:42:58 ID:GcaXF4H1
>>610 暑くなりすぎて効率も落ちてしまうんだよ。
結局専有面積同じだし。
20年近く前のNewtonでオーストラリアでそういう実験施設の様子がレポートされてた。
電力会社が、その存亡をかけて妨害し故障させ、
滅却しつくすだろう。
これまでと同様に。
623 :
名無しのひみつ:2008/07/23(水) 20:34:29 ID:grPJmh+V
>これまでと同様に。
kwsk
>>618 >熱が深夜にまで残るから、24時間発電できること。
深夜まで維持できる熱って比較的低温(100℃くらい)だよね。
この温度になると熱力学的限界から発電効率は激しく落ちるのでは?
昼間にとっとと発電して利用しちゃった方がいい気がする。
蓄熱はちょっと曇った時用に、数百度の高温対応の、1-2時間くらい維持できる物で。
(変換装置そのものを保温してその余熱でもいいし)
625 :
名無しのひみつ:2008/07/24(木) 13:55:24 ID:ijzHu05g
>>625 なるほど溶融塩かぁ。
前者のはどうやって蓄熱するのかな??同じような蓄熱槽を下端に設置するのかな?
数百度の高温を十数時間発電しながら保温し続ける機構って簡単なのかな?
それができるなら原子力発電の一次系と二次系の間につけたいところだが
(太陽光発電とは逆に発熱量一定、発電量可変)
627 :
名無しのひみつ:2008/07/24(木) 16:32:06 ID:jvdbexwc
原子力のコストが上がるだけ。
太陽熱のような無料の熱エネルギーだから意味がある。
>>627 太陽熱のような無料のものに使ってコスト激増させないなら、たいしたことないともいえるよ
原子力厨する気はないからどうでもいいけど、これって熱で発電するもので蓄積が必要な用途なら
汎用的に使えるかな?と思った。
629 :
名無しのひみつ:2008/07/24(木) 21:20:17 ID:8DnsuzSy
太陽熱は直射日光が当たってないと駄目だからなぁ。
太陽光は曇っててもある程度は発電できるんだが。
631 :
名無しのひみつ:2008/07/25(金) 06:49:13 ID:7XOVAZXI
欧州連合(EU)でサハラ砂漠から電力を調達する構想が浮上している。23日付ガーディアンが欧州委員会のエネルギー研究所の話として伝えた。
総工費450億ユーロ(7兆6,200億円)の「欧州スーパーグリッド(送電網)」
計画の中核をなすもの。日差しが強力な北アフリカに太陽光発電(PV)
パネルを設置した場合、欧州北部の最大3倍に及ぶ電力を得られる。
各ソーラーファームの発電容量は5万〜20万キロワットを想定している。
「欧州スーパーグリッド」は英国やオランダの風力発電のほか、アイスランドと
イタリアの地熱発電といった再生可能エネルギーを欧州全体で共有する壮大な
プロジェクト。北アフリカとは、従来の交流方式より長距離送電中の電力ロスが
少ない高電圧直流送電線で結ぶことになる。
計画はまだ初期段階だが、既にブラウン英首相やサルコジ仏大統領が支持を
表明している。欧州全土に送電網を張り巡らせるには、2050年までに年間最大
10億ユーロの費用が掛かる見通しだ。[社会]
http://www.guardian.co.uk/environment/2008/jul/23/solarpower.windpower
632 :
名無しのひみつ:2008/07/25(金) 07:27:59 ID:jiOqvouj
>>55 太陽熱で発電した場合、涼しくなるのかって言うと
熱エネルギーを使ってタービンをまわすから大気の熱は奪われる。涼しくなる。
ただ、発電したエネルギーで電化製品動かすから奪った熱を結局放出する。
プラマイゼロ
火力発電だと発電時にさらに熱を発生するからそれよりはマシ
633 :
名無しのひみつ:2008/07/25(金) 07:55:47 ID:Kel6ckra
熱から直接電気に変える物質ってないの?圧電素子みたいな。
いい加減タービンに替わる何かが出てきていいと思うんだが。
>>632 それ以前に更地よりは最終的な反射率下がっていると思われるので、結局はたぶん暑くなる。
>>633 なんだかんだいって効率いいからね>タービン
636 :
俺:2008/07/25(金) 09:05:35 ID:mOVINWjb
04年のニュース。
現在の状態は発表されず。・・電力会社の政治抵抗か?
>太陽熱で温めた水で液体の代替フロンを120度以上に加熱、
太陽熱で代替フロンを直接加熱できないの?
639 :
名無しのひみつ:2008/07/25(金) 19:51:32 ID:zi19p8wj