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330ご冗談でしょう?名無しさん
>>299
素朴な疑問なのですが、光速を超えて情報伝達してはいけない理由は?
AからBに向けて事件aの情報a0が超光速で伝わったとします。a0の伝達速度は、
仮に光速の10倍としましょうか。BはAに対して、事件aの発生を禁止する命令
を情報b0として返信します。b0の速度も光速の10倍としましょう。

さて、Bは見事aを禁止できるでしょうか?
できません。何故なら、b0がAに到達した時、aを表す光そのものは確かにまだBに到達して
いない(AとBの何処か中間を進行中です)けれども、aの発生自体は既に過去
の出来事だからです。光より速く情報伝達出来たからといっても、因果律が
崩れることは全然ありません。
a0とb0の速度を無限大としても理屈は同じです。aの発生よりも「過去」に
Aがb0を受信出来ない以上、タイムトラベルも因果律の崩壊も無し。

超光速が不可能だという主張は、一面において解釈の問題でしょう。超光速
は不可という癖に、時間は伸縮すると主張するのが相対性理論です。一般人
にとっては後者の主張の方が余程意味不明です。超光速が存在し、時間は伸
縮しない、と考えても様々な実験結果を説明できます。
私は、EPR相関が示唆するのは飽くまで量子論における観測と記述の限界に
ついてであって、瞬間的な遠隔作用力では無いと思っています。その意味で
はアインシュタイン寄りです。けれども相対性理論はまた歴史的な謬論では
無いかとも思っています。害が無い、という意味でボーアの方が好きです。