154 :
のん兵衛さん:
ちょおと、国産の無添加ワインって甘いのばかりでないかな。というか
輸入ワインは酸化防止剤が入っているから無添加は国産に限定される。
おれ、カルベネやメルローみたいな赤の渋いのが好きなんだけど国産で
無添加ワインには甘口か超甘口みたいなのしかない。それで、添加物が
心配だけど輸入ワインを多く飲んでるんだ。
ね、無添加国産ワインが甘い訳知ってる人、教えて!
>>154 現在の日本の醸造技術では本格的なワインはまだ酸化防止剤をつかわないと使えないからじゃないですか。それで甘い子供だましみたいな
(多少品質が悪くても騙せる客層の)ワインにしか使えないんでしょう。
個人的に見解からいうと、ワインの酸化防止剤は有史以前から使われていることがわかっており、長いワインの歴史からいえば酸化防止剤を入れないほうが邪道といっても過言ではないとおもいます。
>>155 なんかすごい日本語が変ですが、てにをはのおかしい所は補完願います。
酸化防止剤ですが、ワイン+亜硫酸 でググってみてください。
法律に基づく成分表示では酸化防止剤になりますが、
むしろ原材料といっても過言の無いほどワインづくりでは重要な
役割を果たしていることがご理解いただけるかと思います。
157 :
のん兵衛さん:03/11/17 00:01
>>155 酸化防止剤は有史以前から使われているんだって!知らなかった。それじゃ
安心して輸入ワイン飲もうかな。
ただ、ドイツ在住の日本人から個人で持ち帰るならドイツの無添加ワインを
もっていけるからそうしろって言われたことあった。そのとき、亜硫酸って
ワインの味まで変えるのかな?って思ったけど、それ正しい?
>>157 味は変わるようです。理由は以下のとおりです。
ようです、というのは、まったく同じ条件で作られた亜硫酸なしと、亜硫酸ありのワインを飲み比べた
ことはないからです。
1.亜硫酸そのものは微量でも刺激臭があります。
2.醸造中に生成するアセトアルデヒドという嫌な臭いの成分を化学的に除去する働きがあります。
ちなみに日本の亜硫酸添加の基準は、ドイツよりも厳しかったはずです。
ドイツは許容量が、多いほうではなかったかと思います。
亜硫酸の効用 今日からちょっとワイン通より抜粋
1. 原料である果汁の酸化を防止して、変色を防ぐ・・・切ったリンゴが茶色くなったりする、あれを防ぐと思えばよい
2. 雑菌を抑え、酵母を優勢にする。酵母は他の菌よりも亜硫酸に強い。
3. 赤ワイン製造において、皮や種の成分が溶け出すのをたすける。
4. グリセリンといううまみ成分の生成を助ける。
5. 乳酸発酵のコントロール 酸味の質をかえる乳酸発酵を停止させるタイミングの調整に使う。
6. ワインを澄んだものにする・・・ワイン中に浮遊するコロイド粒子の沈殿を促す。
7. ワインそのものの酸化防止
↑要約抜粋です。