1 :
この子の名無しのお祝いに:
AKIRA KUROSAWAは日本で最も偉大な映画監督
・日本初ドキュメンタリー・タッチの刑事物を撮る。「野良犬」(それまではチャンバラ映画の現代版ばかりだった)
・墨汁で雨を映し迫力をつける。「羅生門」(それまでは雨に迫力がなかった)
・複数のレフ板とカメラが初めて森に入る。「羅生門」(それまでは暗くて入れなかった)
・太陽に初めてレンズを向ける。「羅生門」(それまではフィルムが焼けるのでタブーだった)
・世界で初めてマルチカメラを本格的に使用。「七人の侍」雨の戦闘(どこから撮られているか分からない俳優は迫真の演技をした)
・望遠レンズを使った俳優のアップ。「用心棒」「影武者」(遠近感なく人間の視線に近く見える)
・集団同士が戦う時代劇を初めて撮る。「七人の侍」(それまでは1対1 1対複数の戦いが基本だった)
・全編パンフォーカス。(画面全体にピントが合っているため観客は好きなところを見れる)
・被写体が動かないかぎりカメラも動かさない。(映画の流れに躍動感が生まれた)
・時代劇に「能」と「西部劇」の要素を取り入れる。「七人の侍」「蜘蛛巣城」「用心棒」(歌舞伎的だった時代劇に革命を起こした)
・イギリス人も認める世界最高のシェイクスピア映像作家。「蜘蛛巣城」マクベス「悪い奴ほどよく眠る」ハムレット「乱」リア王
・ロシア人も認める日本最高のロシア文学映像作家。「白痴」「どん底」「デルス・ウザーラ」
・弓道の有段者数人が至近距離から一斉に本物の矢を三船敏郎に射る。「蜘蛛巣城」(危険な場面を緻密な計算と的確な演出で成功させた)
・助監督時代に仕事から帰ると今度は自分の脚本を徹夜で書きまくる。(同室にいた谷口千吉を驚愕させた)
・斬殺音を入れる。「用心棒」(以降、時代劇やビデオゲームで斬殺音を入れるのは当たり前になった)
・アクションシーンをスローモーションで表現。「姿三四郎」「七人の侍」(以降、アクション映画の基本となった)
・映像と音楽の対位法。「悪い奴ほどよく眠る」「酔いどれ天使」(悲しい場面に楽しい音楽での緊張感をもたらした)
・嵐のシーンを撮る時に本物の台風が来るまで何日も待つ。「姿三四郎」「乱」(天災を映画に利用する貪欲さと執念)
・「あの家が邪魔だな・・・」の一言で撮影の邪魔になる民家を取り壊させる。「天国と地獄」(完全主義者の凄まじいまでの拘り)
当時の革新的手法とその効果への驚きが、世界にクロサワの名を届かせた。
照明の佐野武治が語る、「影武者」での黒澤と佐藤勝の決裂
「我々、半年も一年もかけて一生懸命やったものをね、たった一回くらい見にきて
音楽をつけるというのは何ということやと。我々の苦労しらんのか、つって降ろされたんですよ。」
出典元はシネマ研「さおりんの黒澤明論」(ネットで映像配信している)
照明 佐野武治に聴く 第4部参照
7 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/18(火) 19:03:04 ID:1giurJ1c
あのカツシンのビデオ撮影に激怒した理由は、
自分の演出の不手際がばれるのを恐れた性かな?
黒沢がもうちょい理解あれば、ビデオを使って効率的に
撮影とかできたのでは?
マルチカムであらゆる角度から撮るから、イレギュラーなカメラにうろうろされて見切れでもしたら大変だからだろ。
9 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/18(火) 20:05:24 ID:Nc5228n2
姿三四郎のスレは?
まだキャストも決まらない頃だ。
小泉さんは今度の音楽は佐藤勝さんに頼みたいというので私から電話をした。
「嬉しいねえ、そう。十八年間待ってた甲斐があったなあ。
ありがとう。ありがとう」と満面の笑みを浮かべて喜んでいる佐藤さんが
受話器の向こうに見えるようだった。
十八年間というのは『影武者』の時体調を崩したという理由で降りてから、
という意味である。
私はいつかこの真意を聞いてみたかった。
notes of cinema:雨あがる
http://www013.upp.so-net.ne.jp/hoshino/notes/14j.html
12 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/18(火) 23:23:14 ID:wRwQ4sks
そういえば佐藤勝は黒澤が亡くなった後に放送した
題名のない音楽会の黒澤映画特集にゲストで出ていた。
13 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/19(水) 10:03:52 ID:bQ7yQlw3
>>7>>8 黒澤も勝新もキャストとスタッフで撮影後に飲み会をするのが好きだった。
影武者の時はそうだった両雄が揃うと勝の方が芝居論等で圧倒的に面白く
皆が心酔してしまって"黒澤天皇"の影が全く薄くなってしまった・・・・
そんな中で起きてしまったのがあの事件で「あせる黒澤天皇」も一歩も
引く事ができなかった。
延々ダラダラ続く黒澤組の飲み会のつまらなさは仲代や宝田が語っている
しNHK特集・影武者メイキングでも周りがあまり楽しそうじゃないのが
わかる。一方、勝の話の面白さはいまだに語られている。
>>13 本当に黒澤作品が好きでここに来ている者は、
オマエのでっち上げ話に飽き飽きしてるんだけどな
気づけよ
粘着するなら、そろそろ別の芸を見せてくれや 退屈なやつじゃなく笑えるのを頼むぞ
>>13 この話、何かで読んだか聞いたかした覚えがある。なんだっけ?
しかし、黒澤組の飲み会がつまらないということはないと思うが。
16 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/19(水) 11:22:52 ID:z33lYgRZ
黒澤はカラーになってだめになった。
画家志望だったせいなのだろう、色彩を見せようとして、
長回し、広角の画像が増え、依然あった躍動感がなくなってしまって
映像が単調になってしまった。
映画でなく絵を見せられるようになってしまった。
動画としても映画でなくなってしまった。
色を見せられるなら広角で全体を見せようとするようになったのだろう。
黒澤は白黒はうまかった。
黒澤は白黒映画にマッチしていた。
>>15 井川も、黒澤の話が面白くなくても周りは笑っている、
自分は笑わないのでなぜか聞かれたが「面白くないですから」と答えた、
と証言しているね。つまらないと思っている人もある程度いたのでは。
なにしろわざわざ公式に発言するくらいだから。
普通飲み会がつまらないくらいでいちいち公式発言しないから。
そういうはっきりとモノを言う人を遺作まで重宝したのも面白いね
井川はそれが気にいられた原因の一つかもと発言。
>>15 >>この話、何かで読んだか聞いたかした覚えがある。なんだっけ?
そりゃ見覚えがあるはずだよ。 そのキチガイが各所で何度もコピペしているからね
>>16のクソレスもいろんなところで見た人がいるはず
キチガイは黒澤作品を一本も見たことないんだよ。
>>13を読んでも分かるよね。
とんでもない間違いを書いてる。
(指摘しないでおこうね)
22 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/19(水) 13:35:49 ID:x9q/hHFG
>黒沢がもうちょい理解あれば、ビデオを使って効率的に
撮影とかできたのでは?
黒澤が怒ったのは
「演技のよしあしを判断するのは監督であって
役者ではない。ビデオで見てあれこれ勝手に悩まれても困る。
自分の演技を客観的に見てもらう必要があると思えば
自分が判断してラッシュを見てもらう。」
23 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/19(水) 14:15:48 ID:RkG2RB8a
乱 で仲代が のんちゃん だかに
「深夜までの飲み会で体が持ちましぇーーん 何とかしてくれ」
と逝ってたとは聞いたよ。
メイクで皆より3時間早起きせねばならんかったらしいから。
今日は例の嫌われ者が必死に一レスずつIDを変えているけれど・・・
何の意味も無いなw
>>23 後、飲み会の時のフォークダンスは勘弁して欲しいって言ったのも、
仲代じゃなかった? さすがにこれはかなり昔のことだと思うが。
こいつは叩かれるとそのスレを上げる習慣があるんだよな
27 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/19(水) 15:26:49 ID:RkG2RB8a
まあだだよ でも酒飲んで肩組んで踊ったり大騒ぎでうそ臭いと感じたが
昔のバンカラ学生とかホントにああいう感じだったらしい。
金もTVもカラオケもない時代。
>>21 以前のスレで「トラ!3での黒澤と東映京撮の関係」を書いたら具体的な
反駁が全く無く「黒澤本を読んでから来い!」などと"黒澤明原理主義者"
から口撃されたけどその後、すぐに出版された「黒澤明vsハリウッド」
にも同じ事が書いてあった。
"原理主義者達"はこの本の内容を全てデッチ上げと考えているのか?
>>13 ↓この話と何か似ている。
『別冊太陽 勝新太郎所収』
勝プロ常務・眞田正典「勝プロ年代記」より抜粋
ところが驚いたのは、僕らの知っている森一生組のような和気あいあいとした酒席の雰囲気ではない。
上座に黒澤さんを中心に、撮影の宮川一夫さん、美術の村木与四郎さんなどメイン・スタッフが座り、
勝と私もゲストですから、一緒に座っている。対面にメインの役者が座って、完全に上下関係に沿った席順です。
それでも酒が入り、一時間くらいたつと、勝プロで知っている連中ばかりだから、リラックスし、座がくだけてくる。
普段の黒澤組はシーンとしているらしいけども、勝がいると、共演者は知っているし、皆よく喋る。
その時、何気なく、清水紘治が「勝さん、その時はどうしたらいいのですか」と芝居のことを質問したのです。
途端に黒澤さんが大声で「清水、お前がそんなことを聞くのは10年早い」と怒鳴りつけた。恐らく、黒澤さんにしてみれば
その前から面白くなかったのでしょう。勝が来れば、座はどうしても勝中心になる。座は白けて散会しました。
事前の予定では、食事の後、台本の読み合わせをするはずでした。それで、いつから読み合わせを始めるかをスタッフの人に
聞いたら「先生はマッサージをとってお休みになりました」と言う。勝もわざわざ何のために来たのかとカチンときます。
ほんの一月くらい前までは良スレだったのに…
煽る阿呆とまたそれに強烈に反応するキチガイ。
どちらも人間として最低の部類に入る。
黒澤明を語る資格なし。
2チャンネルで荒れたスレには、ほぼ100%の確率でこういうレス
>>32をする輩がいる
だが、この手の輩がスレタイに沿ったレスをした例を見たことが無い。
こういう奴らって、こういうレスをするためだけに、
荒れたスレを朝から晩まで探し回ってんのかね?
>>33 荒らしてる張本人のお前がスレタイに沿ったレスとやらを書いてみろよw
まさに黒澤組!
「黒澤明−封印された10年」、
前スレにも同じ意見あったけど、あまり面白くなかった。
作者や熊井監督の話も多いのに、このタイトルはあんまりだ。
新しい事実もないし、なにより文章が下手だね。
この人のインタビューにかけるバイタリティは素晴らしいと思うけれど。
>>36 >なにより文章が下手だね。
それはいつものことだからね
蝦蟇の油と複眼の映像とVSハリウッドだけで十分じゃねえの。
堀川の「評伝 黒澤明」も読まなくていい
黒澤の飲み会で上席に座ってたのは、朝井とか本多クラスか?
40 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/20(木) 18:54:10 ID:0qJVno9j
天皇を中心とした美しい国、日本。
黒澤明VSハリウッドを読んだが、
青柳&菊島がそれほど悪くは書かれていないようだ。
まあ予想できたことです。
今後これまで以上に悪く言われることはないんじゃないかと思ってます。
スケープゴート的な役割が若干あったのではないかと。
まあ多少は抜いていたんだと思いますが。
多分その2人をマジに追求していくと黒澤夫人が登場しちゃうんだろうねぇ…
>>43 黒澤明集成V・キネマ旬報に連載された白井ルポで青柳Pの不透明な資金
の流れを追及すると"黒澤夫人"に辿りついてしまい黒澤の指示で
連載打ち切り。野良犬の映画化権の支払いが少し遅れると"黒澤夫人"自ら
大映本社へ矢のような催促があってかなり驚かれたらしい。
>>41 著者と野上女史が出版後に対談してそれぞれ別々に青柳Pに「このままでは
君だけが悪者(=諸悪の根源)にされてしまう・・・君も何か言いたい事
があるんじゃないのか?反論は無いのか?」と聞いて著者は「本を出す
なら協力する。」と言うも時間を経て断りを入れてきてポッリと
「黒澤さんの家にお金を入れるのは大変なんだ・・・・・・・・・・」と
答えたらしい。
45 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/21(金) 15:44:49 ID:ZuOMGyGG
松竹で森崎東が野良犬リメイクしてるけど
大映がどうして関係してくるんだろう?
それとは別口の話?
>>45 実現しなかったが、大映が「野良犬」の再映画化権を取ったこともあったため。
>>44 「黒澤夫人が」といっても、結局は黒澤家で消費してたんでしょ。
夫人がデイトレで穴開けて補填してたわけでもなし。
黒澤明が、子供が、家に来るスタッフや俳優が消費してたわけだよね。
48 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/21(金) 19:33:17 ID:xD5GOU9J
別荘が失火で丸焼けになったとき
「燃えやすくできていたんだよ」
49 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/21(金) 20:02:38 ID:PnGcRsTr
林寛子も浪費癖で有名だったな
見てきたような受け売り楽屋ネタばっかでうざい
なら、新しいネタをふれば。
52 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/21(金) 20:52:49 ID:xD5GOU9J
>>50 おまえがうざいだけだから、遅すぎる自殺でもしろよ
>49
トラトラトラの件に林寛子は関係ないだろ
>>47 和子が母が嫁入りの時に持ってきた
宝石とかは全部質屋持って行って消えた。
とか書いてたのは
そういう夫人が無駄遣いして消えたという風説を意識してのものだろう。
いつもながら、コイツ
>>48 は事実を捻じ曲げなきゃ引用すら出来ないらしい
キチガイだから仕方無いが
>>55 捻じ曲げない引用よろしく
意味不明なんで
まだやってんのか基地外ども
自作自演で荒らしておいて、そういいうこと言うんだからな・・・。
>>57-58 もういい加減に他へ行けよ
ここはオマエが来る場所じゃないってことに、そろそろ気づけよ
>>47>>54 黒澤自身が大の肉好きで来客やスタッフにまで最高級ステーキを振舞って
いたので税務署への申告の際に「こんなに個人の家で肉代がかかる分無い
でしょう?」と税務署と黒澤夫人と揉めたと和子が苦笑いしながら証言
している。
岡本喜八宅もスタッフ・キャストの飲み会の時は最初は高い酒。
盛り上がってくるとラベルは高級酒でも事前に入れ替えた安い酒と対策を
立てていたらしいw。こっちは手作り料理がメインだったけど。
本多猪四郎宅も溜り場としては手狭になったので自宅をお金が無いのに
替えたなんて話もあるね。
税務署と黒澤夫人とが揉めたのではなく、
肉屋への支払額を信じられなかった署員を
「今度うちに食事に来なさい」と招待した、という話だったはず
62 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/22(土) 10:37:09 ID:yg1wOJof
最近久しぶりに、野良犬、七人の侍、天国と地獄を見た。というかDVD−R
にダビングした。これで時々見れるよ。他にもお気に入りはダビングした。
天国と地獄のテレビ版は30分ぐらいで挫折したが、黒澤版はやっぱ
すごいな。なんだろうこの緊張感。三船の存在感もすごいな。
黒澤の映画では、登場人物が、特にいい人は、困った時とか苦笑する時、
必ず後頭部をなでるな。いやー、みたいな。
63 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/22(土) 11:12:16 ID:nm2W21m+
昔の人は皆必ず後頭部をなでたんだよ
65 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/22(土) 13:39:53 ID:7nOtmscr
アカデミー賞の時も黒澤本人が後頭部撫でて笑い取ってるよね。
サプライズのビデオ流れた時。
昔は演技を付けたりしたようだから、
あれは黒澤の付けた振りなんじゃないだろうか。
三船はいつでもどこでもやってるから癖かも知れないが。
>>61 そういうのを「揉めた」と言うんでないかい
>>44 和子さんの本にかなり実情が明かされている。
「母についてはガセもいいところだ」とお怒りであった。
9月23日 21:00 NHKラジオ第2 文化講演会 クロサワの真珠湾 田草川弘
9月24日 17:00 NHKラジオ第2 文化講演会(再) クロサワの真珠湾
70 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/23(日) 21:26:49 ID:XE0+RxZL
馬鹿息子が父親の墓にションベンかける権利を切り売りしてるのか。
買う方も買う方だが、売る方も売る方だ。
リメイクくらい、どうでもいいんじゃね?
73 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/24(月) 08:51:40 ID:CFXS+Yq/
ファンにとってはどうでもよくない
ファンの中でも、作品や作者に自己投影が激しい人だけでしょ。
リメイクそのものやリメイクが駄作だとイヤなのは。
俺はリメイクなんて元の作者には何の関係もないし、
レベルが低ければ、新しいの作った奴が馬鹿を見るだけで、
別に気にしないが。
むしろ旧作が多くの人の目に触れるいい機会だと思っている。
世の中には、アンチ黒澤もいる。
そういう人達にしてみれば、今回のリメイクも
三船の重厚な演技より佐藤浩一の棒読みなほうがアッサリしていて
良かったりするのだろう。
さすがに三船に対する佐藤コウイチの利点はないでしょ
あっさりしてるからいいとかそういう相対的なレベルじゃないと思う
77 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/24(月) 11:04:20 ID:Of6QZ5KX
三船の演技と比べるなら父の三國の演技だよ。
育ってきた背景も何もかも違う佐藤浩市と比べるなんて気の毒。
佐藤はこれからなんだし、中井貴一同様見守るのだ。
78 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/24(月) 13:21:52 ID:DRzcVMm3
佐藤ってもう50近くでしょ。これからってことはない。
でも佐藤は悪くなかったよ。悪いのは脚本と演出。
79 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/24(月) 14:04:24 ID:uvLPYVI+
俺もそう思った。佐藤が若手扱いってあんたいくつだよ?
今回のリメイクは、黒澤映画があまり好きでない人には
むしろ見やすかっただろう。
そういう人達のことを視野に入れれば、決して失敗作ではなかったように思う。
俺はアンチではないけどね。
81 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/24(月) 15:37:42 ID:MqsS0HpN
二本とも単にドラマとして駄作
82 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/24(月) 17:00:56 ID:8Giq8uCx
リメイクも白黒で撮れば良かったんじゃね?
84 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/24(月) 18:44:11 ID:Zoxbus1w
>>77 白髪染めのコマーシャルに出てる人が
これから
って……
86 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/24(月) 19:12:15 ID:fxdFpMm4
>>77について
お年寄りをそんなふうにいうもんじゃない、痴呆の初期なんだから
例の嫌われ者が、1レスごとにIDを変えることを覚えたようだな
今回のリメイクは両方見たけど、演出はともかく
俳優では何人か水準を保ってたと思う
中にはオリジナルを超えた深田恭子みたいなのもあったし
(反論は受け付けない)
ねーよw
天国と地獄は鈴木京香の物語とは無関係に突出したエロ以外はすべて糞
それに比べれば生きるは健闘してたのは確かだが
すでに作品は誰もが認める古典となって久しいのに
今さらにわか黒澤通ぶって講釈しても精々たけしレベル
>> ID:INjmTTwC
そろそろ自己紹介しろよ
2チャンネル開闢以来、最狂のキチガイ= キチガイMOちゃん
バレてないと思ってるのかよ(爆ww))
>>94 ID:j1NsxqB2
東修司(58歳) 青森県の精神異常の元中学教諭(変質者)
黒澤掲示板を数々荒らして潰し、それを咎めた人のせいにする
名誉毀損犯罪者。
全国の関係者に回状が回ってるのも知らないんだよな。w
以下キチガイの嘘八百の発狂妄言が続きます。
↓ ↓ ↓
確信は無かったが、ちょっとカマかけてやったら、このバカ、
易々と正体を現しやがった
よくもまぁ 今だにのうのうと生きてやがったな
キチガイMO >> ID:INjmTTwC
>>96の東修司は暴言・成りすましガ得意の真性異常者なので
他の方は放置でw
オマエがキチガイMOだと分かれば、もう誰もオマエなんぞに用は無い
死ね、死んでこの世から消え失せろ
>>98 その言葉は東修司に熨しを付けてそのまま返すぞw
嫌われ者w
お前が消えろよ 粘着病人
100 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/25(火) 08:18:13 ID:VkrS95G4
黒澤信者は権威主義者なんだよ。もう本当にこいつらはどうしようもない。
黒澤を擁護するときはひたすらコピペ、有名人の黒澤評。自分の意見は全く無い。
そして頭ごなしにアンチを低脳と決め付け、ひたすら罵倒する。
黒澤を誉める有名人の話題には嬉々として食いつくのに、黒澤を批判する有名人に対しては
例によってひたすら罵倒、挙句の果てに「アンチはすぐ他人の意見にすがる」などと
本来なら、自分たちに言って聞かせるべきであるセリフを平然と吐ける厚顔無恥さ。
おまけにどう見ても駄作としか言い様の無い晩年の作品まで擁護する始末。
結局、黒澤信者は黒澤の名声にすがっているだけ。
無能な自分たちを「俺達は世界の黒澤のファンなんだ!」「黒澤映画のファンである俺達は凄いんだ!」
と自己陶酔することによって、まるで自分たちまで黒澤と一緒に海外の有名人に誉められた気分になって
悦に入っている。こいつらは黒澤映画が好きなんじゃない。黒澤映画の威光が好きなだけ。
所詮、「評論家や海外の有名人に誉められている黒澤と黒澤映画」が好きなだけ。
だから「日本人なら黒澤好きになっておけ」などと恥知らずで傲慢な発言が平気で出来る。
そして黒澤信者は若い世代に黒澤映画が受け入れられていないのが気に食わなくて仕方ない。
挙句の果てに「黒澤映画は若い世代には理解出来ない」などと言って逃げ出す始末。
こんな連中に崇められている黒澤映画など、若者に敬遠されるのも無理からぬものだろう。
>>100 2行以内にまとめれば気が向いた時に読んでやるよ
おい、キチガイMO
>>99 オマエと気の合いそうな奴がいるぞ
>>100とお友達になってもらえよww
>>100に書かれている事は、そのまま
異常者東修司のことなので笑ってしまったw
おっ キチガイMOが早速
>>100とお友達になってもらいたがってるぞ
さぁ、どう出る?
>>100よ
ところで、キチガイMOよ 最近も「おもちゃ板」に粘着して嫌われまくってるそうだな
からかいに行ってやるから粘着スレを教えろよ ば〜か
キチガイの東修司ってそんな板に
いってるんだw
普通そんなとこいかねーぞ キモ
キチガイMOは、おもちゃ板を荒らしまくっているだけではなく
社会板でもキチガイっぷりを晒していました。
あまりの能の無さに大爆笑!
【社会】"キレる大人" 「中高年、キレ方がずるい」
31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/30(金) 08:02:50 ID:c5mIDvWv
ゴキブリ東修司はキチガイw
お前を嫌ってる人ってたくさんいる
んだな(爆)
キチガイ東修司には全て同一人物か…哀れw
「キチガイMO」は、某所の黒澤掲示板で、卑しい荒らし行為を
【 東 】という人に批判されたことに腹を立て、そこでも執拗な荒らし行為に耽り
その掲示板を封鎖に追い込みました。
以降、「キチガイMO」は2チャンネルでの自分の荒らし行為を批判するレスは
全て東氏によるものだと執拗に断定しています。
そう思い込みたい、思い込んだフリをしたい、のではなく
本気でそう思っているあたり、こいつの精神の腐敗しきった暗部を覗き込むようで
ゾッとさせられます。
ちなみに東氏は、2ちゃんねるというものの存在を知らず、
2ちゃんねるには一度も来た事が無いと推測されます。
★「キチガイMO」の生態 T
MOは2チャンネルでの自分の荒らし行為を批判するレスは全て東氏によるものだと
本気で信じ込んでいます
誰も信じる者もいないこともわかっていない
デタラメな嘘八百の、精神異常者が書いたのが明白の
キモいコピペが始まりました。w
東修司は狂ってるというか、クルクルパ〜〜〜w
以下放置♪
ほぉ〜 キチガイMOが脳内に響く東氏の声を放置できるのか(爆w)
じゃ、このレスも放置だよな www
コピペで思い出したよ
【最後の】マノエル・デ・オリヴェイラ監督【名匠】という過去スレを
http://tv3.2ch.net/cinema/kako/1036/10365/1036576143.html 最初から最後まで、ざっとスクロールしてみて下さい。
キチガイMOが短時間の間に数百ものコピペ荒らしを一心不乱に繰り返しスレを沈めています。
気のフレ方が尋常ではないことがお分かりだと思います
こういうことが出来る人間をキチガイと呼ばずして何でしょうか?
「キチガイMO」はありとあらゆる板、スレで病的なまでに執拗かつ
ワンパターンで芸のない荒らし行為を続ける、深く深く精神を病んだ真正の異常者です。
誰がどー見ても一人が二つのIDで喋ってるわけだが
112 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/25(火) 18:06:29 ID:acdzXekH
牡羊座補完計画始動
113 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/25(火) 21:21:47 ID:gcAle0MV
いま野良犬を見てるけど冒頭の犬がオオカミにしか見えない。
114 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/25(火) 21:44:12 ID:SrFjiOQx
酔天でシヅ子が唄う、ボンバボンバボンバボンバ…のところの三船の動きが
仕事中にフラッシュバックしてきてたまんないよぅ。
あの三船の動きはなんか妙に印象に残るw
キチガイMOが2チャンネルに朝から晩まで粘着し
荒らし行為に耽りつづけてから、もう何年になることだろう・・・
当然ながら、どのスレでも忌み嫌われ、罵られ、蔑まれ、死ねと言われつづけた
そんなキチガイMOに、生まれて初めてお友達が出来た瞬間を目にしてしまった!
おい、
>>116よ オマエが初めてのキチガイMO擁護者だ
きっと余人には計り知れない共通点があるのだろう
オマエらは、まさしくソウルメイトだ。 一生
あ、
>>116 って、キチガイMOの自演か www
野良犬、最後の三船と木村の格闘シーン、泥んこの中といい手を負傷といい、
刑事と犯人の関係と言い、ブラックレインの最後の格闘シーンを思い出した。
ブラックレインがオマージュしてるのかな。
>>120 おい、キチガイMO なんで次レスに返レスしてんだ
ひょっとして他人のふりか バ〜カww
>>121 おい、キチガイMO
オマエが立てたその糞スレにレスしといてやったぞ。 感謝しろ
キチガイMOって誰? 何者? と思っているアナタ
>>121 のスレを御覧下さい
さぁ、アナタもそのスレでキチガイMOをからかい、侮辱し、こけにして
キチガイMOから「東」呼ばわりされることを楽しんでみないか(爆w)
野良犬は、
犯人を追い詰める時に新米刑事がピストルを向けていないね。
丸腰だったのかな?
↑おいw
126 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/26(水) 21:32:13 ID:4ePqqUzd
さっき教育で興味深い番組やってたね。黒澤映画のカメラやってた人の
特集というか特番やってた。勝新とか出てた
ここの連中は映画そのものには興味ないよ
本で読んだ受け売りの楽屋ネタ自慢だから
mixi黒澤コミュの方が中身濃いな。
130 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/27(木) 12:42:46 ID:VrJEFHxS
ならそっちに行けば♪
いつもみんなから邪魔者あつかいされてる奴の言うことかね?
133 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/27(木) 17:09:47 ID:xpBVRgpB
>>132 坂本九が司会で宮川さんと2人で今までの仕事とかカメラ、俳優について
語る番組だよ。教育だった気がするけど
なんか笑い方が独特で、ホントにうれしそうな笑い方だったな。
134 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/27(木) 17:43:01 ID:XRCBYMpZ
>>133 あれはNHK-BS2で放送された「この人 宮川一夫ショー」(85 MHK)だよ。
NHKはリハが相当にしつこいらしいが、それを差し引いても台本や資料
を全然見ずに話をしていた坂本九は偉いな。
今のゴテゴテしたトーク番組と違い、無駄な演出が全然ないのも良い。
>>134 >(85 MHK)
なんか、なごんだw
136 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/27(木) 18:20:18 ID:xpBVRgpB
羅生門のセットをもらった、ってやってたけど、なんでも鑑定団とか
に出したら300万円ぐらいになるのかな。
黒澤関係の小道具でいちばんの高値が期待できるのはなんだろう
まず思い浮かんだのは、七人の侍ではためいてた旗 ○○○○○△た
138 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/27(木) 20:05:45 ID:VrJEFHxS
…ってそもそも残ってるのか?
ルーカスみたいに黒澤アートミュージアム展とかやれば良いのに…
ルーカスってメモ1枚から何でも取ってるからな〜
ルーカスフィルムやスタジオジブリと違って、黒澤プロはメディア商業展開
をしなかったから、純粋に映画だけの興行収入以外の副収入がなく、経営
的には厳しいんだろうな。まあ黒澤映画にサブカルの要素はないからグッズ
やゲームにするのも無理な話で、せいぜい今のリメイク作品くらいしかない。
140 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/27(木) 20:39:08 ID:uvV8+yZg
グッズやゲームにするのも無理な話
グッズやゲームにするのも無理な話
グッズやゲームにするのも無理な話
グッズやゲームにするのも無理な話
グッズやゲームにするのも無理な話
グッズやゲームにするのも無理な話
グッズやゲームにするのも無理な話
グッズやゲームにするのも無理な話
グッズやゲームにするのも無理な話
グッズやゲームにするのも無理な話
>>138 まず残ってないだろ
あれは東宝の持ち物だから、倉庫に仕舞われて、ある日誰かが捨てたというとこでは
だからこそ、もし残ってればすごい
後はなんだろ、椿三十郎のスカーフとかピストル、用心棒の包丁や棺桶w
142 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/27(木) 21:17:51 ID:UF1fS3UB
PS2で七人の侍がでてたが糞ゲーもいいとこだった。
143 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/27(木) 22:54:44 ID:MXBkuCTB
1994年4月、永島は尾崎豊の死の疑惑を夕刊フジ、週刊宝石で追及しました。
そしてテレビ朝日と連携し取材を進めたところ、夫人がある人物に「謀殺」を「依頼」していた事実をつかみ、依頼された人物のインタビューに成功しました。
テレビ朝日はこの重要な証言を放送すべく準備していたまさにその時、奇怪なことが起きました。
夫人が週刊文春で突然「自殺説」を展開しはじめたのです。
その根拠は尾崎が持ち歩いていたセカンドバックに「遺書」があったから、尾崎は「自殺」したのだと言い出したのです。殺
だが、尾崎が持ち歩いていたセカンドバックに「遺書」はありあせんでした。
窃盗教唆犯の話題はスレ違い
145 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/28(金) 12:26:59 ID:fkWkVwmz
>137
以前NHK-BSで黒澤の特集の時だったか、
菊千代が使っていた太刀のスペアが
持ち込まれていたのを見たことがある。
何本か作ったうちの1本だそうだ。
本編で使われた(折れた)太刀は見つからないと言っていた。
146 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/28(金) 13:23:13 ID:sH38euSs
前、七人の侍の人形だしてたけど売れたのかな
仲代達矢のインタビュー番組でも自身の人形がでてた
三の城・炎上現場へ行ったら、
瓦の一枚くらい落ちているかも知れん。
菊千代の鎧なんて、まず残ってないだろうが、
サザビーズにかけたら、いったいどこまで上がるやら
東宝は、硬い物、たとえば「サンガイ」のメーサー車オリジナルなんて
残ってるのかなあ
149 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/28(金) 18:17:33 ID:OwqmB3is
vsビオランテで壊されたビル模型の残骸なら、押し入れの中の宝箱に入っている。
家族にはさわらせない。
この間、関西で芸能人お宝鑑定というのをやっていて、
森次氏所蔵のウルトラセブン頭部が
500万以上という評価だったな。。.
151 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/28(金) 19:57:27 ID:56CR/G4p
宮川一夫って『影武者』はどれくらい関わっていたのかな?
現場にはいなかったらしいけど、宮川が現場にいれば黒澤と勝新の衝突も上手く納めてくれたような気がするんだが
152 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/28(金) 23:06:51 ID:H8//+VOT
>>148 ウルトラシリーズやゴジラ後期シリーズで"メッサー車もどき"に改造された
上、爆破・破壊されてしまったので現存しないはず・・・・・・・・
オーコメの爆破シーンで「あーあー文化遺産が・・・・」と
絶叫されていたw
007の展覧会が日本に来た時も初期の小道具・大道具関連は皆無で中期から
かろじて保存されているみたいでがっかりした。
「羅生門」の扁額は、特徴もあるし宮川一夫所蔵ということでまず確かなものだが、
「用心棒」の徳利とかがオークション出品されても、それを証明してくれる人は
いないわけで。
持っていれば家宝にはなるだろうが。
黒澤家の骨董を使ったケースが若干ながらあるっしょ。
ここの住人は黒澤明死後に各地のデパートでなんかやってた
「黒澤明展」に行った人いないの?
上に出てきた菊千代の刀なんかも出展されてたのに。(予備の方ね)
おれ行った。
監督の机も展示されてたね。
机の上の灰皿には、実際に黒澤さんの吸ったタバコの吸殻も
あった。銘柄は忘れちまった。
黒澤監督は、下済み時代or助監督時代?から将来は巨匠になるだろうと言われていた
人らしいから非凡な才能を持ち合わせていたものと思う。
しかし、あの人は戦争に行っていないらしいので、映画のリアリティーを深めるための戦場の
様子の取材等は、体験者に取材していたとか言うことだ。なぜ、彼が戦争にかりだされなかったのか
しらないが、そのことは負い目と言うか、やっかみ半分に陰口ぐらい言われていたと思う
それが、戦後の映画制作のエネルギーになったのではないかと思う。あくまで想像ですけど。
それとも彼は、そんな小さな人間ではなかったのかな、どうでしょうか?
徴兵されなかったのは、偉い人の息子であることと、
国策産業である東宝の期待の新人だったからでしょう。
159 :
人減らし:2007/09/30(日) 11:11:46 ID:cNsejBOb
徴兵とは棄民政策の一環でもあることを
160 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/30(日) 11:22:03 ID:LV4IbwNs
「産めよ増やせよ」でわざと増やしたんだよ。
161 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/30(日) 12:38:39 ID:oXckzA2h
>>158 父親が勇が職業軍人で陸軍内で武術体育を教える"戸山学校"の教官
だった。
その時の部下がのちに徴兵司令官(陸軍大佐)になりそれでの
お目こぼしの「兵役免除」になった。
堀川弘通は肺病歴があるのに終戦まじかで徴兵されたり本多猪四郎
は何度も徴兵されたお陰で同期の中でも監督昇進が遅れたりした。
この秋に椿リメイクがらみで「黒澤明展」やるみたいだよ。
>>158 「蝦蟇の油」ぐらい読め。
黒澤は助監督としてというより
非常に優秀な脚本家として注目されてたんだよ。
伊丹万作(十三の父)に「この人は前途有望
このまま伸びればすごい人になるよ」とそのシナリオを
評価されていたから。
姿三四郎の原作者の夫人もそれを知っていて
旦那に「この人は優秀みたいだからこの人にやらせてあげたら」
と他社からも引き合いのあったこの作品の映画化に一役買ってる。
黒澤は当時のシナリオコンクールでほとんど一位だったらしい。
助監督時代にすでに先生って言われてたらしいね
谷口千吉は後輩のその扱いにショックを受けたとか
>161
「国に奉仕するには兵隊にならなくともできる。しっかりがんばりなさい」
と言われたんだっけ。黒澤は運が良かったと言ってる。
でもマズいよね。
徴兵を免れた監督が、「トラトラトラ」の撮影で
上手く演技が出来ない元軍人の素人俳優を相手に
「それでも軍人か!」っていうのは。
>>165 人を殺した経験がない黒澤が
人殺すシーン演出するのはおかしいよな。
戦国時代に生きてたわけでもないのに
そんな映画撮るのも変だし。
黒澤はおかしいよ。
168 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/01(月) 21:31:37 ID:sYsf6pDW
この前久々に野良犬見たら、初見の時より面白く感じなかったんだよな
170 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/02(火) 02:23:40 ID:t18RW7xw
世の中には、想像を超えた才能をもつ人もいるのだよ
デルスウザーラの時、ロシア語を話せない黒澤が
ロシア語の台詞の発音を的確に直して
ロシア人のスタッフから驚かれたというエピソードも残っている
ホントかよw
「全集黒澤明」に載っていた
ロシア人スタッフによるエピソードのひとつだよ
「発音を的確に直して」じゃなくて、
「セリフを間違えたのに気づいて、NGにした」じゃなかった?
役者が間違えて「しまった!」って顔をしただけのことだと思うが…
「発音を的確に直して」だよ
表現のニュアンスまで的確で感動したとか
175 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/02(火) 12:53:58 ID:mhXqs+IG
西欧人のリップサービスだろ
>>175 ソ連崩壊後の生まれ?
旧ソ連は西欧には含まれてなかったよ
「東側諸国」という言葉があった時代だ
>>175 は例の嫌われ者だよ
マジレス返すと 自分もここにいてもいいんだと勘違いするから要注意
しかし限界は感じるな。
「乱」のメーキングビデオの様に、
言い回しに拘るのは。
↑影武者だった
>>175はお前の名前の最悪板の隔離スレに行けよ。
>>175=
>>180 キチガイMOのカミングアウト、乙
相変わらず別人のフリがお上手だなww
オマエはオマエが立てた糞スレから出てくるなよ このウジムシ野郎
>>175が本性を表したぞ。
くわばら、くわばら・・・
184 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/02(火) 17:49:38 ID:mhXqs+IG
175 だが、すごいリアクションだな。勘違いとはいえ、反応の仕方が
少々過剰すぎるよ。
西欧人は間違いだな。まーでもリップサービスか、ただ単に大げさに言ってる
んじゃないの?それぐらいすごかったってことで。
>>166 >人を殺した経験がない黒澤が
人殺すシーン演出するのはおかしいよな。
お前、正気かw
乱は素晴らしいところがいっぱいあるだけに惜しいところが目に付く
やっぱり黒澤には禅がなかったな
持たせるべきところを信じ切れないで切っちゃうがそこに意味が生じない
落ち着きを解する人でないと判らない深奥な綾とは無縁だった
それでも乱は傑作だとは思うけど
189 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/02(火) 21:59:48 ID:npjF4PHL
俺が当時の黒澤だったら、侍と野武士をタッグさせて村の山掃除をさせる。
荒らしはスルーが鉄則です。
廉価版の映像特典って、前のと違うらしいね。
kwsk
黒澤信者は権威主義者なんだよ。もう本当にこいつらはどうしようもない。
黒澤を擁護するときはひたすらコピペ、有名人の黒澤評。自分の意見は全く無い。
そして頭ごなしにアンチを低脳と決め付け、ひたすら罵倒する。
黒澤を誉める有名人の話題には嬉々として食いつくのに、黒澤を批判する有名人に対しては
例によってひたすら罵倒、挙句の果てに「アンチはすぐ他人の意見にすがる」などと
本来なら、自分たちに言って聞かせるべきであるセリフを平然と吐ける厚顔無恥さ。
おまけにどう見ても駄作としか言い様の無い晩年の作品まで擁護する始末。
結局、黒澤信者は黒澤の名声にすがっているだけ。
無能な自分たちを「俺達は世界の黒澤のファンなんだ!」「黒澤映画のファンである俺達は凄いんだ!」
と自己陶酔することによって、まるで自分たちまで黒澤と一緒に海外の有名人に誉められた気分になって
悦に入っている。こいつらは黒澤映画が好きなんじゃない。黒澤映画の威光が好きなだけ。
所詮、「評論家や海外の有名人に誉められている黒澤と黒澤映画」が好きなだけ。
だから「日本人なら黒澤好きになっておけ」などと恥知らずで傲慢な発言が平気で出来る。
そして黒澤信者は若い世代に黒澤映画が受け入れられていないのが気に食わなくて仕方ない。
挙句の果てに「黒澤映画は若い世代には理解出来ない」などと言って逃げ出す始末。
こんな連中に崇められている黒澤映画など、若者に敬遠されるのも無理からぬものだろう。
乱はどうみても大駄作です。本当にありがとうございました。
自分自身に対して自信が無いんだろう。一部が駄目でも決して全てが否定されるわけじゃないのだというのに。
黒澤は全てが完璧で神のような存在だと錯覚している。
権威主義的になって上から物を言う。だから黒澤もその信者も嫌われた。
自分が誉めて欲しければ、まず相手を誉めなければならない。ギブアンドテイクの関係が無ければな。
他の物は貶す。黒澤は誉めろというのでは嫌われても仕方がない。
>>ID:THHeQuYU
まずはソープに行って童貞を捨てて来い。
200 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/03(水) 23:04:26 ID:mGEVdK4q
201 :
黒澤明 対談:2007/10/04(木) 05:12:14 ID:bk9SqyZp
GJだがまっくらな画面で見れんよ〜
ようつべにうpしてけろ
203 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/04(木) 08:00:31 ID:EYMP6dOD
上原美佐、変わってないなあ。美人だ。
「隠し砦」というより、「ある日わたしは」のヒロインのその後、といった雰囲気だね。
これをDVDの特典に付ければいいのに。TV局にはマスターがのこってないのかな。
黒澤信者は権威主義者なんだよ。もう本当にこいつらはどうしようもない。
黒澤を擁護するときはひたすらコピペ、有名人の黒澤評。自分の意見は全く無い。
そして頭ごなしにアンチを低脳と決め付け、ひたすら罵倒する。
黒澤を誉める有名人の話題には嬉々として食いつくのに、黒澤を批判する有名人に対しては
例によってひたすら罵倒、挙句の果てに「アンチはすぐ他人の意見にすがる」などと
本来なら、自分たちに言って聞かせるべきであるセリフを平然と吐ける厚顔無恥さ。
おまけにどう見ても駄作としか言い様の無い晩年の作品まで擁護する始末。
結局、黒澤信者は黒澤の名声にすがっているだけ。
無能な自分たちを「俺達は世界の黒澤のファンなんだ!」「黒澤映画のファンである俺達は凄いんだ!」
と自己陶酔することによって、まるで自分たちまで黒澤と一緒に海外の有名人に誉められた気分になって
悦に入っている。こいつらは黒澤映画が好きなんじゃない。黒澤映画の威光が好きなだけ。
所詮、「評論家や海外の有名人に誉められている黒澤と黒澤映画」が好きなだけ。
だから「日本人なら黒澤好きになっておけ」などと恥知らずで傲慢な発言が平気で出来る。
そして黒澤信者は若い世代に黒澤映画が受け入れられていないのが気に食わなくて仕方ない。
挙句の果てに「黒澤映画は若い世代には理解出来ない」などと言って逃げ出す始末。
こんな連中に崇められている黒澤映画など、若者に敬遠されるのも無理からぬものだろう。
自分自身に対して自信が無いんだろう。一部が駄目でも決して全てが否定されるわけじゃないのだというのに。
黒澤は全てが完璧で神のような存在だと錯覚している。
権威主義的になって上から物を言う。だから黒澤もその信者も嫌われた。
自分が誉めて欲しければ、まず相手を誉めなければならない。ギブアンドテイクの関係が無ければな。
他の物は貶す。黒澤は誉めろというのでは嫌われても仕方がない。
見ての通り、私は一日中PCの前に貼り付いている引きこもりです。
映画館に行ったことはありません。
まで読んだ。
てか誰も黒澤信者じゃないから別に腹も立たないよ。
うさいから出て行ってほしいだけ。
このキチガイコピペはAAではないけれど、
キチガイMOの生態に合致
キチガイにマジレス返しちゃダメだよ。 相手はキイガイなんだから
★「キチガイMO」の生態 W
他人がAA荒らしをしているのを発見すると、
その人間に成りすまし、そのスレで同じAA荒らしを続けます。
自作自演ワロス W
織田裕二、主演の「椿三十郎」って、どう思う?
個人的には期待してるが(作品に、織田には期待なし)、ガッカリする確率高いかな。
荒らしと荒らしの解説役がセットになって現れるんだからバレバレ
>>192のスレも当人が一人で書いてるし
黒澤信者は権威主義者なんだよ。もう本当にこいつらはどうしようもない。
黒澤を擁護するときはひたすらコピペ、有名人の黒澤評。自分の意見は全く無い。
そして頭ごなしにアンチを低脳と決め付け、ひたすら罵倒する。
黒澤を誉める有名人の話題には嬉々として食いつくのに、黒澤を批判する有名人に対しては
例によってひたすら罵倒、挙句の果てに「アンチはすぐ他人の意見にすがる」などと
本来なら、自分たちに言って聞かせるべきであるセリフを平然と吐ける厚顔無恥さ。
おまけにどう見ても駄作としか言い様の無い晩年の作品まで擁護する始末。
結局、黒澤信者は黒澤の名声にすがっているだけ。
無能な自分たちを「俺達は世界の黒澤のファンなんだ!」「黒澤映画のファンである俺達は凄いんだ!」
と自己陶酔することによって、まるで自分たちまで黒澤と一緒に海外の有名人に誉められた気分になって
悦に入っている。こいつらは黒澤映画が好きなんじゃない。黒澤映画の威光が好きなだけ。
所詮、「評論家や海外の有名人に誉められている黒澤と黒澤映画」が好きなだけ。
だから「日本人なら黒澤好きになっておけ」などと恥知らずで傲慢な発言が平気で出来る。
そして黒澤信者は若い世代に黒澤映画が受け入れられていないのが気に食わなくて仕方ない。
挙句の果てに「黒澤映画は若い世代には理解出来ない」などと言って逃げ出す始末。
こんな連中に崇められている黒澤映画など、若者に敬遠されるのも無理からぬものだろう。
自分自身に対して自信が無いんだろう。一部が駄目でも決して全てが否定されるわけじゃないのだというのに。
黒澤は全てが完璧で神のような存在だと錯覚している。
権威主義的になって上から物を言う。だから黒澤もその信者も嫌われた。
自分が誉めて欲しければ、まず相手を誉めなければならない。ギブアンドテイクの関係が無ければな。
他の物は貶す。黒澤は誉めろというのでは嫌われても仕方がない。
>>210 >>212 オマエも粘着歴が相当に長いよなw
58 名前:この子の名無しのお祝いに[sage] 投稿日:2007/09/22(土) 07:04:25 ID:sf41A5Bo
自作自演で荒らしておいて、そういいうこと言うんだからな・・・。
110 名前:この子の名無しのお祝いに[sage] 投稿日:2007/09/25(火) 13:49:12 ID:0Bi3QQZj
誰がどー見ても一人が二つのIDで喋ってるわけだが
110 名前:この子の名無しのお祝いに[sage] 投稿日:2007/09/25(火) 13:49:12 ID:0Bi3QQZj
誰がどー見ても一人が二つのIDで喋ってるわけだが
216 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/04(木) 13:38:18 ID:1T5W6V0P
今日、初めて黒澤スレ来ました。一部の黒澤信者さんはガンダムオタクみたいな感じなんでしょうね。
結局、成瀬とかオズの魔法使いとか、そういうのを黒澤ファンが批判するから
やり返されるんだと思います。
大人しくしとけばいいのに。
ルーカスについて、「ルーカスは黒澤を語る資格がある」とほざいた黒澤ファンはウケました。
成瀬や小津は関係ない。
他にもいっぱい貶してる。黒澤が死んだ後も貶し続けている。
気が狂ってるとしか思えない。
黒澤信者は権威主義者なんだよ。もう本当にこいつらはどうしようもない。
黒澤を擁護するときはひたすらコピペ、有名人の黒澤評。自分の意見は全く無い。
そして頭ごなしにアンチを低脳と決め付け、ひたすら罵倒する。
黒澤を誉める有名人の話題には嬉々として食いつくのに、黒澤を批判する有名人に対しては
例によってひたすら罵倒、挙句の果てに「アンチはすぐ他人の意見にすがる」などと
本来なら、自分たちに言って聞かせるべきであるセリフを平然と吐ける厚顔無恥さ。
おまけにどう見ても駄作としか言い様の無い晩年の作品まで擁護する始末。
結局、黒澤信者は黒澤の名声にすがっているだけ。
無能な自分たちを「俺達は世界の黒澤のファンなんだ!」「黒澤映画のファンである俺達は凄いんだ!」
と自己陶酔することによって、まるで自分たちまで黒澤と一緒に海外の有名人に誉められた気分になって
悦に入っている。こいつらは黒澤映画が好きなんじゃない。黒澤映画の威光が好きなだけ。
所詮、「評論家や海外の有名人に誉められている黒澤と黒澤映画」が好きなだけ。
だから「日本人なら黒澤好きになっておけ」などと恥知らずで傲慢な発言が平気で出来る。
そして黒澤信者は若い世代に黒澤映画が受け入れられていないのが気に食わなくて仕方ない。
挙句の果てに「黒澤映画は若い世代には理解出来ない」などと言って逃げ出す始末。
こんな連中に崇められている黒澤映画など、若者に敬遠されるのも無理からぬものだろう。
自分自身に対して自信が無いんだろう。一部が駄目でも決して全てが否定されるわけじゃないのだというのに。
黒澤は全てが完璧で神のような存在だと錯覚している。
権威主義的になって上から物を言う。だから黒澤もその信者も嫌われた。
自分が誉めて欲しければ、まず相手を誉めなければならない。ギブアンドテイクの関係が無ければな。
他の物は貶す。黒澤は誉めろというのでは嫌われても仕方がない。
225 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/04(木) 20:12:36 ID:M8FaSd9o
>>211 個人的には期待してない(主役にも監督にも)
オリジナルを観ている人はまず期待していないだろうね。
お金をかけた「新春・スターかくし芸大会」どまりでしょ
>懐かし邦画板の黒澤スレなんかで黒澤絶賛コピペや有名人コメントを貼りまくってたのはオマエだろ、糞尿。
>他のみんながウザイだ邪魔だ止めろと言い続けても無視して、顔を真っ赤にして一人で必死に黒澤を絶賛し続けてたろうが。
>しかもオマエ、黒澤映画を一本も見たことないだろ。
>一本も見たことないのに、人の迷惑かえりみず絶賛するとはどういうことだよ。
>それも自分の言葉で讃えるならともかく、他人の言葉を鵜呑みにして讃えるとはバカ丸出しだ。
黒澤信者は権威主義者なんだよ。もう本当にこいつらはどうしようもない。
黒澤を擁護するときはひたすらコピペ、有名人の黒澤評。自分の意見は全く無い。
そして頭ごなしにアンチを低脳と決め付け、ひたすら罵倒する。
黒澤を誉める有名人の話題には嬉々として食いつくのに、黒澤を批判する有名人に対しては
例によってひたすら罵倒、挙句の果てに「アンチはすぐ他人の意見にすがる」などと
本来なら、自分たちに言って聞かせるべきであるセリフを平然と吐ける厚顔無恥さ。
おまけにどう見ても駄作としか言い様の無い晩年の作品まで擁護する始末。
結局、黒澤信者は黒澤の名声にすがっているだけ。
無能な自分たちを「俺達は世界の黒澤のファンなんだ!」「黒澤映画のファンである俺達は凄いんだ!」
と自己陶酔することによって、まるで自分たちまで黒澤と一緒に海外の有名人に誉められた気分になって
悦に入っている。こいつらは黒澤映画が好きなんじゃない。黒澤映画の威光が好きなだけ。
所詮、「評論家や海外の有名人に誉められている黒澤と黒澤映画」が好きなだけ。
だから「日本人なら黒澤好きになっておけ」などと恥知らずで傲慢な発言が平気で出来る。
そして黒澤信者は若い世代に黒澤映画が受け入れられていないのが気に食わなくて仕方ない。
挙句の果てに「黒澤映画は若い世代には理解出来ない」などと言って逃げ出す始末。
こんな連中に崇められている黒澤映画など、若者に敬遠されるのも無理からぬものだろう
自分自身に対して自信が無いんだろう。一部が駄目でも決して全てが否定されるわけじゃないのだというのに。
黒澤は全てが完璧で神のような存在だと錯覚している。
権威主義的になって上から物を言う。だから黒澤もその信者も嫌われた。
自分が誉めて欲しければ、まず相手を誉めなければならない。ギブアンドテイクの関係が無ければな。
他の物は貶す。黒澤は誉めろというのでは嫌われても仕方がない。
他にもいっぱい貶してる。黒澤が死んだ後も貶し続けている。
気が狂ってるとしか思えない。
結局、成瀬とかオズの魔法使いとか、そういうのを黒澤ファンが批判するから
やり返されるんだと思います。
大人しくしとけばいいのに。
ルーカスについて、「ルーカスは黒澤を語る資格がある」とほざいた黒澤ファンはウケました。
んなもん2chだけやろ
234 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/06(土) 10:10:58 ID:R7TwcRep
映画館に一番足を運ぶのは若い世代だろ?
だからハリウッドは若い監督に撮らすんだよ!
日本は今までじじいばっかりが独占して日本映画を30年は遅らした。
黒澤組や山田組のせいだよ!
日本映画とアメリカ映画が同じ値段が許せん!
黒澤なんて300円くらいで十分ですよ。
分かって下さいよ〜
235 :
↑:2007/10/06(土) 10:27:49 ID:8IpyjmFx
じゃあアメリカ映画を500円にしよう。
まだハリウッドの大作が映画の真髄だと思っている馬鹿がいるんだな。
相撲と一緒で、映画監督も優秀な人材が就職しにくいね。
京大や東大というわけではなく、
どっちかというと東京芸大などの画学生が、
画家やデザイナーの道を諦めて新しい進路としては、
斜陽と言われて久し過ぎる。
各芸大にも映像部門が出来るには出来たが、
教授にはビートたけしとか故実相寺昭雄のように、
必ずしも生え抜きじゃないし。
糞尿の一人語りだな
>>236 今の日本は映画監督を育成する環境や体制は崩壊しているんだよ。
監督を志す若い人はセルフ・プロデュースしていかなくてはならない。
今の時代に必要な感性の脚本調達(執筆)能力、資金調達能力、
スタッフ調達能力、そして演出能力と、それらを全て身につけて
世に打って出ようとする事を考えたら、それは何か他のTV業界や
芸人の横滑り監督が出てくることも仕方ない状況なんだね。
たけしが映画を撮っていること自体がおかしいかも
たけしって実は映像の演出に関しては下積みというか長い経験あるんだよ。
タケちゃんマンって現場では全部たけしが演出してカメラ割りから何から全部決めてた。
で、コントの場合は下手に凝った画面作るとネタ振りが判りにくかったりして邪魔になるから、
ひょうきん族時代は徹底してわかりやすいベタ演出に徹してたわけ。
そういう経験を踏まえて、いざ本編撮る事になった時にはベタはもう飽きてたから排除して、
当時から感じてた余計な要素をどんどん省いていく手法がたけし流の基礎になった、と。
241 :
↑:2007/10/06(土) 20:09:36 ID:OO45FccO
たけちゃん信者登場
たけしが1990年代にひとつの時代を作ったのは事実だろうな
ソナチネなんか今見ても凄い、けど監督ばんざいはちょっとないよな〜
もう役者をやめて監督として作品を作ることに徹したほうがいいと思う
243 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/06(土) 20:21:29 ID:CpYLfW5/
時代なんか作ってないよ
そもそも座頭市までヒットなかったんだから
>>236 相撲とは全然違うよん。元々が昔から映画界は興行も制作も同族社会でコネ・ツテ
主導なので、部外者はまず入れなかった。助監督志望者は無給で書生を
やるとかそういう業界。撮影所の正社員募集は今のキー局よりも難しかった。
今も映画界って部外者はほとんど入れない世界だよ。
「優秀な人」というか、どうしてもそういう仕事がしたい人は今はキー局や
有名制作会社を受ける(もちろんこっちも簡単には入れないよん)
本編の現場に関してはコネを自力で作れる奴だけが入ってくる。ちなみにメジャーは
不動産とか演劇興行の仕事が多く入っても映画の仕事なんかまず無理。
中小零細の配給・興行・宣伝の会社とかも無理して入っても実態はひどいね〜。
「優秀な人材が就職しにくい」というか、元々がそういう業界なの。あと
映像の学校は山ほど出来たけど、大半はTVとか行って使い捨てに終わっているよん。
TVやCMの世界も現場には格や序列があるからね〜。初めの入り口で数年後に
辿り着ける場所が決まってしまう。
>>238 >>244とは反するようだけど、今は映画監督になるだけならなれますよ。
機材はどんどん低予算になってるから。もちろん参入障壁が低くなるということは
それだけ似たようなことを考える人も増えるので撮ってからが大変だな。
有名な監督になりたいなんてのは、「ホリエモンになりたい」とかそれ
と同じようなことを言っているという自覚を持った方がいいな。
>>240 たけしは舞台・コント的な平面的な演出しか出来ないだけだよ。スタジオドラマさえ
撮ったことはないから。日本のパゾリーニw(パゾリーニも映画の一般的な
文法を一切知らなかったらしい)
246 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/06(土) 21:09:05 ID:AOdDIrEy
>懐かし邦画板の黒澤スレなんかで黒澤絶賛コピペや有名人コメントを貼りまくってたのはオマエだろ、糞尿。
>他のみんながウザイだ邪魔だ止めろと言い続けても無視して、顔を真っ赤にして一人で必死に黒澤を絶賛し続けてたろうが。
>しかもオマエ、黒澤映画を一本も見たことないだろ。
>一本も見たことないのに、人の迷惑かえりみず絶賛するとはどういうことだよ。
>それも自分の言葉で讃えるならともかく、他人の言葉を鵜呑みにして讃えるとはバカ丸出しだ。
黒澤信者は権威主義者なんだよ。もう本当にこいつらはどうしようもない。
黒澤を擁護するときはひたすらコピペ、有名人の黒澤評。自分の意見は全く無い。
そして頭ごなしにアンチを低脳と決め付け、ひたすら罵倒する。
黒澤を誉める有名人の話題には嬉々として食いつくのに、黒澤を批判する有名人に対しては
例によってひたすら罵倒、挙句の果てに「アンチはすぐ他人の意見にすがる」などと
本来なら、自分たちに言って聞かせるべきであるセリフを平然と吐ける厚顔無恥さ。
おまけにどう見ても駄作としか言い様の無い晩年の作品まで擁護する始末。
結局、黒澤信者は黒澤の名声にすがっているだけ。
無能な自分たちを「俺達は世界の黒澤のファンなんだ!」「黒澤映画のファンである俺達は凄いんだ!」
と自己陶酔することによって、まるで自分たちまで黒澤と一緒に海外の有名人に誉められた気分になって
悦に入っている。こいつらは黒澤映画が好きなんじゃない。黒澤映画の威光が好きなだけ。
所詮、「評論家や海外の有名人に誉められている黒澤と黒澤映画」が好きなだけ。
だから「日本人なら黒澤好きになっておけ」などと恥知らずで傲慢な発言が平気で出来る。
そして黒澤信者は若い世代に黒澤映画が受け入れられていないのが気に食わなくて仕方ない。
挙句の果てに「黒澤映画は若い世代には理解出来ない」などと言って逃げ出す始末。
こんな連中に崇められている黒澤映画など、若者に敬遠されるのも無理からぬものだろう
自分自身に対して自信が無いんだろう。一部が駄目でも決して全てが否定されるわけじゃないのだというのに。
黒澤は全てが完璧で神のような存在だと錯覚している。
権威主義的になって上から物を言う。だから黒澤もその信者も嫌われた。
自分が誉めて欲しければ、まず相手を誉めなければならない。ギブアンドテイクの関係が無ければな。
他の物は貶す。黒澤は誉めろというのでは嫌われても仕方がない。
他にもいっぱい貶してる。黒澤が死んだ後も貶し続けている。
気が狂ってるとしか思えない。
結局、成瀬とかオズの魔法使いとか、そういうのを黒澤ファンが批判するから
やり返されるんだと思います。
大人しくしとけばいいのに。
ルーカスについて、「ルーカスは黒澤を語る資格がある」とほざいた黒澤ファンはウケました。
釣りだろ?
黒澤ファンはルーカス如き相手にはせんよ
と、言いつつ涙目の黒澤ヲタわろす
「ジョージ、スティーブンありがとう」
>>229 黒澤をけなすと自分まで偉くなると錯覚できるんだから
黒澤は偉大だw
257 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/06(土) 22:25:04 ID:AOdDIrEy
東映のチャンバラ映画をダメにしたのは黒澤映画。
黒澤を含む映画産業全体を押し潰して流してしまったのがTV。
>>240 彼の作品は日本人の感性にはあわんのですよ。
欧州の特定の地域の特定の人達のみが大絶賛するようなものなのですよ。
日本人に生まれた私たちには、彼の作品の良さなどというものは理解できないのです。
>>260 もっとしっかりしたレスを返せよ。
そのロジックではたけしを気に入って対談までした黒澤は
日本人に生まれついてないということになってしまうぞ。
いや、ある程度正しいんじゃねえの?
完全な間違いだね
264 :
風とライオン:2007/10/07(日) 02:41:55 ID:YjtEfBkH
たけしを評価してる人ってお笑い芸人としてのたけしはあんまり見てないって
感じの人が多い気がする。
たとえばお笑い大好きの大島渚なんかは明らかにたけしの映画は
好きではなかった。むかしTVタックルで言ってたもん。
小林信彦もそうだな
芸人たけしは評価しているがたけし映画は一貫してノーコメント
おれは芸人たけしは昔から嫌いだけどたけし映画は新作以外はだいたい好き
>>266 昔、大島は、たけしも出ていたTV番組内で
因縁のある映画評論家の田山が、たけしの映画を批判した時に、
「俺はなあ、こいつ(たけしのこと)の映画なんか観ちゃいないけどなあ!
面白いに決ってんだよ!お前の方が間違ってんだよ!」と怒鳴っていたw
「観てないんかよ!」
ブラウン管(当時)の前の人の多くが突っ込んだに違いない。
田山が自著で怒ってたなw
270 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/08(月) 00:03:29 ID:xiwjFvys
昨日映画館に行ったら、椿三十郎の宣伝やってた。
織田裕二悪くなかったけど、こけそうだね。激しく。なんか軽いタッチ
だったな。白黒映画と当時だから、っていうマジックがあるよなー。
もちろん黒澤監督が凄いんだけど。
ともかく宣伝見る限りは、失敗作っぽいな。どうなんだろう。
無茶な企画だってことは織田自身もわかってるでしょ。
272 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/08(月) 02:14:17 ID:0T7zKRD5
>>268 大島さんは「人を見れば分かる」が自論のはずだからそれはマジで言ってますよ。
だからTVスタジオとかそういう人が集まるガヤガヤした雰囲気が好き。
そういえば、大島渚が、台所に立ってた女房を見てむらむらして
うしろから・・・って話は、そこで終わってたんだっけ
それとも続きがあったっけ
>懐かし邦画板の黒澤スレなんかで黒澤絶賛コピペや有名人コメントを貼りまくってたのはオマエだろ、糞尿。
>他のみんながウザイだ邪魔だ止めろと言い続けても無視して、顔を真っ赤にして一人で必死に黒澤を絶賛し続けてたろうが。
>しかもオマエ、黒澤映画を一本も見たことないだろ。
>一本も見たことないのに、人の迷惑かえりみず絶賛するとはどういうことだよ。
>それも自分の言葉で讃えるならともかく、他人の言葉を鵜呑みにして讃えるとはバカ丸出しだ。
黒澤信者は権威主義者なんだよ。もう本当にこいつらはどうしようもない。
黒澤を擁護するときはひたすらコピペ、有名人の黒澤評。自分の意見は全く無い。
そして頭ごなしにアンチを低脳と決め付け、ひたすら罵倒する。
黒澤を誉める有名人の話題には嬉々として食いつくのに、黒澤を批判する有名人に対しては
例によってひたすら罵倒、挙句の果てに「アンチはすぐ他人の意見にすがる」などと
本来なら、自分たちに言って聞かせるべきであるセリフを平然と吐ける厚顔無恥さ。
おまけにどう見ても駄作としか言い様の無い晩年の作品まで擁護する始末。
結局、黒澤信者は黒澤の名声にすがっているだけ。
無能な自分たちを「俺達は世界の黒澤のファンなんだ!」「黒澤映画のファンである俺達は凄いんだ!」
と自己陶酔することによって、まるで自分たちまで黒澤と一緒に海外の有名人に誉められた気分になって
悦に入っている。こいつらは黒澤映画が好きなんじゃない。黒澤映画の威光が好きなだけ。
所詮、「評論家や海外の有名人に誉められている黒澤と黒澤映画」が好きなだけ。
だから「日本人なら黒澤好きになっておけ」などと恥知らずで傲慢な発言が平気で出来る。
そして黒澤信者は若い世代に黒澤映画が受け入れられていないのが気に食わなくて仕方ない。
挙句の果てに「黒澤映画は若い世代には理解出来ない」などと言って逃げ出す始末。
こんな連中に崇められている黒澤映画など、若者に敬遠されるのも無理からぬものだろう
自分自身に対して自信が無いんだろう。一部が駄目でも決して全てが否定されるわけじゃないのだというのに。
黒澤は全てが完璧で神のような存在だと錯覚している。
権威主義的になって上から物を言う。だから黒澤もその信者も嫌われた。
自分が誉めて欲しければ、まず相手を誉めなければならない。ギブアンドテイクの関係が無ければな。
他の物は貶す。黒澤は誉めろというのでは嫌われても仕方がない。
他にもいっぱい貶してる。黒澤が死んだ後も貶し続けている。
気が狂ってるとしか思えない。
結局、成瀬とかオズの魔法使いとか、そういうのを黒澤ファンが批判するから
やり返されるんだと思います。
大人しくしとけばいいのに。
ルーカスについて、「ルーカスは黒澤を語る資格がある」とほざいた黒澤ファンはウケました。
俺は恥ずかしながら黒澤作品てまともに観た事なかったんで
真剣に観ようとDVDを買いに行った(レンタルは嫌いなんで)
そしたら1本6000円以上って・・・
どの作品も高い・・・
そりゃ世界の黒澤と言われてるし、名作だらけなのも分かるけどさ・・
さっきAmazon見たら、11月に廉価版で出るんでそれまで待ちます・・
レンタルしない意味がわからん
糞映画だからですよ。黒澤なんて観るだけ無駄。
その金があったら、小津を見るべきですね。
282 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/08(月) 15:55:40 ID:TfhNKWLA
羅生門は廉価版で出ないのかな?
283 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/08(月) 16:00:38 ID:TfhNKWLA
正直、名監督ランキングにロマンポランスキーとヴィスコンティがトップ10に入らないのか理解できないな。
俺は外国ではヴィスコンティが一番好きだ。
あの映像美には幻惑される
黒澤は糞監督。派手でない映画でも美しい小津の映像美を見なさい。
ヴィスコンティや小津は名監督だけど黒澤はウンコ
ヴィスコンティや小津は名監督だけど黒澤はウンコ
ヴィスコンティや小津は名監督だけど黒澤はウンコ
288 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/08(月) 20:05:41 ID:qRwbjHw2
隠し砦リメイクスレで暴れてるのも、この人だよね
スルーが鉄則
>>279 いま500円で売ってるDVD映画なんか1970年代だとビデオ一本10万円したからね
1990年の黒澤「夢」のビデオでさえ2万円
今が安すぎるとも言える
黒澤信者は権威主義者なんだよ。もう本当にこいつらはどうしようもない。
黒澤を擁護するときはひたすらコピペ、有名人の黒澤評。自分の意見は全く無い。
そして頭ごなしにアンチを低脳と決め付け、ひたすら罵倒する。
黒澤を誉める有名人の話題には嬉々として食いつくのに、黒澤を批判する有名人に対しては
例によってひたすら罵倒、挙句の果てに「アンチはすぐ他人の意見にすがる」などと
本来なら、自分たちに言って聞かせるべきであるセリフを平然と吐ける厚顔無恥さ。
おまけにどう見ても駄作としか言い様の無い晩年の作品まで擁護する始末。
結局、黒澤信者は黒澤の名声にすがっているだけ。
無能な自分たちを「俺達は世界の黒澤のファンなんだ!」「黒澤映画のファンである俺達は凄いんだ!」
と自己陶酔することによって、まるで自分たちまで黒澤と一緒に海外の有名人に誉められた気分になって
悦に入っている。こいつらは黒澤映画が好きなんじゃない。黒澤映画の威光が好きなだけ。
所詮、「評論家や海外の有名人に誉められている黒澤と黒澤映画」が好きなだけ。
だから「日本人なら黒澤好きになっておけ」などと恥知らずで傲慢な発言が平気で出来る。
そして黒澤信者は若い世代に黒澤映画が受け入れられていないのが気に食わなくて仕方ない。
挙句の果てに「黒澤映画は若い世代には理解出来ない」などと言って逃げ出す始末。
こんな連中に崇められている黒澤映画など、若者に敬遠されるのも無理からぬものだろう
>>289は正論だが、正論が通用しない人というのも世の中にはいる。
こいつを叩き潰さないと映画板はじきに壊滅するぞ。
294 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/08(月) 23:14:50 ID:TfhNKWLA
nyって何ですか?
>>293 荒らしをスルー出来ないあなたも荒らしです。
だからスルー please
>>294 Winnyのこと
21世紀のいまフォードを見ることには、一つの確かな意味があると思います。
それは、サイレント期に作家として出発して、トーキーからスクリーンが大型化したカラー時代まで生き延びた作家たちの作品を見ることの意味です。
ホークスでもヒッチコックでも、あるいは小津安二郎や溝口健二でも同じことですが、
いずれも脚本に書かれた物語を演出することにはおさまりがつかぬ鮮やかな透明感が彼らの画面にみなぎっています。
それは、ゴダールがヒッチコックの『汚名』(1946)の物語は忘れてしまっても、
ワインセラーの中に並んだボトルのイメージだけは覚えているという場合のショットの強さにほかなりません。
脚本に書かれていたとは思えないショットが意義深い瞬間に挿入されて、それが物語の論理とは異質の領域で作品を活気づけているからです。
ショットの強さとは、見る目を驚かす凝った審美的な構図とはまったく異なるものです。
それは、撮影に入る以前から、一本の映画が生きた画面の連鎖として彼らには見えていたからとしかいえないショットなのです。
それは、編集権が監督には所属せず、プロデューサーに所属していた当時のハリウッド映画における映画作家たちの、ほとんど本能的といえる抵抗だったのかもしれません。
そうしたショットの強さが、サイレントを撮ったことのない黒澤明やフェデリコ・フェリーニFederico Felliniなどの作家には欠けています。
だから、彼らは、生きた画面の的確な連鎖より、流れを断ちきるような審美的に凝った構図のショットの挿入によって、映画を捕らえたつもりになりがちなのです
スルーできない奴が一番の荒らし
>懐かし邦画板の黒澤スレなんかで黒澤絶賛コピペや有名人コメントを貼りまくってたのはオマエだろ、糞尿。
>他のみんながウザイだ邪魔だ止めろと言い続けても無視して、顔を真っ赤にして一人で必死に黒澤を絶賛し続けてたろうが。
>しかもオマエ、黒澤映画を一本も見たことないだろ。
>一本も見たことないのに、人の迷惑かえりみず絶賛するとはどういうことだよ。
>それも自分の言葉で讃えるならともかく、他人の言葉を鵜呑みにして讃えるとはバカ丸出しだ。
21世紀のいまフォードを見ることには、一つの確かな意味があると思います。
それは、サイレント期に作家として出発して、トーキーからスクリーンが大型化したカラー時代まで生き延びた作家たちの作品を見ることの意味です。
ホークスでもヒッチコックでも、あるいは小津安二郎や溝口健二でも同じことですが、
いずれも脚本に書かれた物語を演出することにはおさまりがつかぬ鮮やかな透明感が彼らの画面にみなぎっています。
それは、ゴダールがヒッチコックの『汚名』(1946)の物語は忘れてしまっても、
ワインセラーの中に並んだボトルのイメージだけは覚えているという場合のショットの強さにほかなりません。
脚本に書かれていたとは思えないショットが意義深い瞬間に挿入されて、それが物語の論理とは異質の領域で作品を活気づけているからです。
ショットの強さとは、見る目を驚かす凝った審美的な構図とはまったく異なるものです。
それは、撮影に入る以前から、一本の映画が生きた画面の連鎖として彼らには見えていたからとしかいえないショットなのです。
それは、編集権が監督には所属せず、プロデューサーに所属していた当時のハリウッド映画における映画作家たちの、ほとんど本能的といえる抵抗だったのかもしれません。
そうしたショットの強さが、サイレントを撮ったことのない黒澤明やフェデリコ・フェリーニFederico Felliniなどの作家には欠けています。
だから、彼らは、生きた画面の的確な連鎖より、流れを断ちきるような審美的に凝った構図のショットの挿入によって、映画を捕らえたつもりになりがちなのです
いまだに分かってない人がいるようだけど、毎日コピペを繰り返しているのは
キチガイMOだ。
テメエで立てた糞スレで誰からも構ってもらえなくなって
こっちで構ってもらおうと必死なんだよ。
アレは荒らしですらないミジメなキチガイだ。
皆で奴の死を願おう
可哀想なコピペニート君は放置プレイしてあげましょうよ。
リメイク椿三十郎がマスコミに好評で
DVDの売れ行きもよいそうだな
2ヶ月ほど前にマスコミ試写の詳細は知っておったんだが行けば良かった
307 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/11(木) 11:47:16 ID:0Q1kVCWk
昨日久々に椿三十郎見たけど、おもしろいな。リメイクは織田裕二か。
もっとおっさんっぽくて油ギッシュだけど、カリスマ性があって、男にも惚れ
られるような人がやってほしかったな。特に誰も思いつかないけど
織田裕二はさわやかすぎるんだよな。ダーティーさにかける
308 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/11(木) 12:38:34 ID:CF/IAI6y
黒澤明 大林宣彦 映画的対話
大林って無駄に画面加工して弄り杉だよなあ。
「黒澤さん大林を認めてたのかなあ どうかなあ」
みたいな事 淀長も匂わせてたよねえ。
「八月の〜」を撮る前に、黒澤さんはスタッフに大林作品を見せたんだとか。
310 :
212:2007/10/11(木) 15:29:10 ID:sT5JQeJ4
確か「さびしんぼう」がお気に入りだったんじゃないかな。
311 :
310:2007/10/11(木) 16:19:58 ID:sT5JQeJ4
あーごめん、212ってのは別スレの話です。
312 :
アス:2007/10/12(金) 01:00:05 ID:QC6NtUTd
初めて黒澤明の作品を観ようと思う俺は何から観れば良いですか?
『隠し砦の三悪人』
監督…樋口真嗣
真壁六郎太…松本潤(嵐)
雪姫…長澤まさみ
314 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/12(金) 08:59:56 ID:A54A8Vmd
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
315 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/12(金) 21:15:00 ID:vCkgB2Bf
>>312 現代劇なら「天国と地獄」
時代劇だと「隠し砦の三悪人」だな。
316 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/12(金) 21:23:25 ID:UVSzD6Mo
姿三四郎
317 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/12(金) 21:36:36 ID:tnUQ9lx+
>>312 何にせよ、途中で眠くなっても挫けず最後まで見る。
1本見終わった時、黒澤作品にどっぷりはまっているでせう。
自分は以前「乱」と「羅生門」を見た時途中で挫折zzz
最近「生きる」を見て途中眠くなったけど乗り切って最後まで
見た時から、どっぷり。
「乱」も「羅生門」も見た。今度はすごい!面白い!と思った。
オススメは「七人の侍」。長いけど全シーンが見所。
319 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/13(土) 11:43:24 ID:x5fqzc56
とりあえず七人の侍かな。個人的には黒澤作品の中では
あまり好きじゃないほうなんだが、入門編という気がする。
320 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/13(土) 14:05:07 ID:zZNmvoaY
初めて見るんなら『用心棒』か『椿三十郎』が良いと思う。
理屈抜きの娯楽作品だしあまり長くない、しょっぱなから『七人の侍』はきついんじゃないかな。
「天国と地獄」を映画館で観終わったたときに近くにいるOLが昔の映画なのに面白いねえって感心しながら言ってた
「羅生門」は白黒映画初体験の高校生に見せたら面白いって言ってた
個人的には「蜘蛛巣城」かな、初めて見たときはラストとか凄くて飛び上がりそうになったし森や城が美術画のよう
ただこれだけは見ておかなければならない黒澤映画が何かといえばやはり「七人の侍」だろうね
322 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/13(土) 17:03:18 ID:EaoJIdWc
七人の侍は北野武のお気に入り映画みたいですね。
黒澤作品の最高峰作品と名高いし。
俺も観ようかな(黒澤作品初心者)
で先日TSUTAYAに行ったら 七人の侍があったんですけど、なんで二枚組みなんでしょうか?
一枚では収まらないほど長いということでしょうか?
長いので途中で休憩時間が設けられてますよ。
七人の侍は好き嫌いあるね。
真壁六郎太のような三船さん、観たかったなぁ〜。
>七人の侍は北野武のお気に入り映画みたいですね。
武は「デルス・ウザーラ」が一番好きな黒澤映画。
326 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/13(土) 20:50:48 ID:zZNmvoaY
知り合いに借りた岩波から出てた「全集 黒澤明」の『暴走機関車』脚本を読んだんだが
これ滅法面白いなぁ、脚本では個人的に黒澤のベスト。
血湧き肉躍るというのはこういう事かと思ったよ、あの時期の黒澤が全力を傾けて作れば
大傑作になったと思われるので流れたのが残念でならない。
最近黒澤映画にはまって、DVDを買いたいんですけど、
今出ているDVD BOXはオススメですか?
高価なので11月に出る普及版にしようかなと思ってるんですが、
BOXのような特典がないのが寂しいので迷っています。
それと、先日スカパーの日本映画専門チャンネルで「用心棒」を観たんですが、
レンタルDVDよりも画像がとても綺麗で驚きました。
もしブルーレイで出たらあんな感じでしょうか。
今後ブルーレイで黒澤作品が発売される可能性はあると思いますか?
328 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/14(日) 01:24:12 ID:vTy8BuYU
ド素人質問でスマソ
ブルーレイでDVDディスクを見ることは出来るの?
ブルーレイディスクだけ?
>>327 やっぱりブルーレイではいずれ出すんだろうね
今のところ発売予定も発表されてないから当分先そうだけど
ただ普及版に日本語字幕を付けられるかどうかは現時点では不明ですね
(THE MASTERWORKSシリーズとは別商品です。)ってことだし
黒澤映画は結局何度も見返したくなるから最初から手元においておくのもいいのかもね
>>328 ブルーレイディスクを見られるプレイヤーでDVDを見られないってことはないよ
例えば今のところ最も安いブルーレイ再生機のPS3でも両方視聴可能
>>322さん
七人の侍は207分です。
世界の全ての映画作品の頂点に輝く最高傑作であると多くの人が言ってますし、私もそう思います。
が、やはり初めて黒澤作品に触れる人にはあまりお薦めしません。
文句無く面白い。でもやっぱり長いです。長い作品に慣れてる人なら大丈夫でしょうが…。
やっぱり時代劇では「用心棒」か「椿三十郎」、現代劇なら「天国と地獄」ではないかと。
>>326 黒澤の脚本といえば『達磨寺のドイツ人』の稿本を
ベルリンの大学の図書館で見つけたときは感動した。
333 :
322:2007/10/14(日) 17:35:46 ID:vTy8BuYU
三時間二十七分ですか・・な、長い・・
どんなに良い作品でもそんなに集中して観れる自信がないなぁ。
俺はどんな映画でもせいぜい二時間半くらいしかもたないよ・・
さっさと消えろバカ
>>333 申し訳ないが、オマエには黒澤作品を見て欲しくない 見なくていいよ
>>333 あんま気負わないで観るといいんじゃない?
荒らしはスルーでお願いします。
>>335 まぁまぁ、そんな言い方しちゃ>333がかわいそうだ。
3時間半と聞いて気後れするのも無理ないよ。
最初は>331さんの言うように「用心棒」や「椿三十郎」「天国と地獄」などから入って
気に入ったら「七人の侍」をみればいい。
3時間半、素晴らしい体験ができるはずだ。保証するよ。
339 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/14(日) 20:47:28 ID:CjUjta9D
まぁいくら面白いったって所詮映画だからね
現実のようにはいかないよ面白さも
黙読に訓練がいるように映画みるのも多少の訓練がいるんです
「乱」伝説
・俳優は衣装やカツラを付けてのリハーサルをクランクイン4ヶ月前から行う。
・仲代達矢は秀虎が馬上から矢を放つたった5秒のシーンのためだけに1年間仕事をキャンセルして練習をした。
・太郎が外を眺める6秒のワンカットのために9ヶ月かける。
・三郎と丹後が藤巻の一行から逃げるシーンは屋根道で馬を走らせ崖っぷちで止まらすのだが
7騎の統制が上手くいかず止まった瞬間にあやうく落馬する者もいて中々本番の声がかからない。
ロングで狙っていた黒澤はトランシーバに向かって「全速力で走れ!」助監督の返事は「これが限界です!」
これに黒澤は「怖がっていたら今夜は焼酎飲ませないぞ!!」
・次郎軍と三郎軍の合戦シーンの撮影は午後1時から午後4時までかかったが、この間
75才の黒澤は炎天下にも関らず一度も櫓から降りることは無かった。
・標高1250メートル御殿場市字大太郎坊に三の城が建設されるが
火山灰でかなり傾斜した場所に城を築いたために相当の難作業で
大型ブルドーザー3台、パワーショベル3台、レッカー車5台による整地から始まった。
台風に備えて3メートルほど掘り下げコンクリートを流し込むなどの基礎作りで本格的な工事を行う。
三の城天守閣は幅16メートル奥行き15メートル高さ18メートルで6階建てのビルに相当し、
民家150軒分に当たる300トンの木材を使用。カメラには写らない裏側もベニヤ板を使わず作りこんだ。
他にも大手門と搦手門を持ち馬舎や納屋もあり総工費4億円、のべ400人がかりで127日かけて完成された。
・三の城攻防前日黒澤はスタッフ全員に「明日のエキストラは900人でいくからな」と説明。
当初500人程度を予想していたスタッフは急遽追加のエキストラをプロダクションに発注。
しかしそれだけでは間に合わずスタッフ全員の友人や親戚にも声をかけその日の深夜に何台もの車で
東京からエキストラをピストン輸送しどうにか700人まで群集の数を増やした。
しかし撮影当日に黒澤は「200人足りないな」と呟いてその日の撮影を中止して帰ってしまった。
・壮絶な三の城攻防シーンは海外の映画監督に多大な影響を与えイーモウは「英雄」スピルバーグは「プライベートライアン」
スコセッシは「ギャング・オブ・ニューヨーク」ジャクソンは「ロード・オブ・ザ・リング」でオマージュを捧げている。
・狂った秀虎が嵐の中を彷徨う場面は台風が九州に上陸するまで何ヶ月も待って撮影された。
・衣装作りのために黒澤とワダは「上杉謙信伝来衣装」や「毛利家伝来衣装」などの文献を百冊ほど集め研究をした。
・狂阿彌の衣装は五郎丸という高級な麻を使用し色々な色に染め上げ黒澤のイメージを具体化していった。
341 :
↑:2007/10/14(日) 23:04:33 ID:1xcO1dgg
これほど手間隙かけても脚本が駄目だと面白いものは作れないってことで
リア王に毛利3兄弟の逸話を入れた脚本凄いし面白いじゃねーか。
日本最高の脚本家小国英雄が書いてるし。
橋本忍の批判など関係ない。
343 :
幻の湖:2007/10/14(日) 23:48:09 ID:1xcO1dgg
で耄碌したといえ鑑賞眼は狂ってなかったんじゃないかな
欧米では「乱」は、三船との傑作群と同等の評価を得てるんだよね
カンヌ国際映画祭に出品されていればグランプリ確実だったらしいね。
そのかわり80年代ベストワンを受賞したけど。
346 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/15(月) 07:02:58 ID:3quegcz/
海外のサイトで黒澤の三大傑作は羅生門、七人の侍、乱として知られているが云々
っていう記述を目にした
>>341 橋本と菊島が参加していたら、もっと打てば響くような
テンポの良い「乱」が出来ただろうな。残念。
>>347 オマエは人前では映画に関して何も騙らず黙っていた方がいいぞ
大恥をかくだけだからな
349 :
風とライオン:2007/10/15(月) 09:56:38 ID:Nkmdc0c0
「七人の侍」の脚本からの引用なのでしょうか
>>267 名セリフだと思いますが真偽のほどを
普通にBlu-rayで出ると思います。
DVDの売り上げ落ちるからなかなか発表しないと思うけれど。
それからHD DVDだけで販売している国内メジャーは松竹だけです。
『乱』は最終稿と第一稿とでかなり内容が違うらしい。
もとのシナリオ読みたいんだが。
東宝のBDなんていったら、いったいいくらするのか
現時点において次世代であるブルーレイ、HDは買う必要はないんじゃない?
まず黒澤作品含め映画作品のディスク自体がそんなに出てないし。
それからさの二つのうち どちらかが廃れる可能性が高い。
HDを買ったはいいが、BDが普及し競争に勝ってしまったら損することになってしまう。
しばらく様子見でいいんじゃないかしら?
誤字がありますことを謝罪致しますw
356 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/15(月) 22:05:00 ID:/66WyhGD
黒澤さんって時代考証無視して何でも巨大にするから好きなんだ。
蜘蛛巣城の城門なんか見ていて爽快だぜ!
>357
貴重ですね!感動しました。
淀川さんが映画愛を語るときの熱はほかの評論家にはないな
昔は黒澤、成瀬、溝口、小津など世界的監督がいたのに、なんで邦画は駄目になっちまったんだろ
野良犬 観に行くぞー!
黒澤「映画がダメになったんじゃない。映画会社がダメになったんだよぉ」
出来以前に出演することが冒涜ということにジャニーズファンはなぜ気づかないんだ?
この意見にまったく同意。ちょっと涙が出た。
167 名無シネマ@上映中 sage 2007/10/16(火) 18:26:39 ID:3skpIT8N
椿が好評らしい
まぁ、それはオリジナルの脚本をそのまま使っているんだから当然といえば当然
三十郎という三船が作り上げたキャラクターをやって許される役者は
現在の俳優中でもほんの少数だろう
その少数の俳優の一人に織田裕二が入っているどうかは意見が分かれるだろうが
少なくとも実績という点では文句は付けられない
だから、こそオリジナルの脚本をそのまま使えるんだろう
で、松本だよ・・・・
俺は松本なんか知らない。ドラマなど殆ど見ないし、ジャニタレなど興味もない
だからコイツの俳優としてもポテンシャルなんか分からないが
話の設定上絶対にありえないと思うのは、お家再興のために、
追っ手を振り切り、それも敵軍の領地を突破して同盟国に姫を逃がさないといけないという話の上で
次から、次と危機また危機を知恵と機転で掻い潜る武将を20代の松本に説得力はまったくない
三船のアクションもすごいけど、三船という俳優としての貫禄がそのキャラクターの説得力を与えているんだ
松本潤という昨日今日出たてのアイドルにそれが出来るのか!!!
こいつだから出来ないなんて言わない、全ての20代の俳優には出来ないし
真壁六郎太には無理があるんだ。
やるとしたら脚本は大幅に変わっているんだろうな・・・・・・
なぜ、こうなったのか・・・
誰が、松本を使おうなんて常人では考えられないことを考えたのか・・・・
世界七不思議のひとつに認定したい気分だ
松本、お前は太平か又七にしとけ・・・・
365 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/16(火) 19:55:12 ID:jsI1ozRH
三船の笑顔で一番いいのは自転車押してそれに奥さんが寄り添ってる写真だな
一寸はにかんだような好青年そのもの
若い頃の池田大作先生みたいだ
366 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/16(火) 20:36:50 ID:U/+2HaiI
隠し砦の三悪人もリメイクするのか、知らなかった。しかも松本潤か。
織田裕二もさわやか過ぎて嫌なのに。松本潤か。最悪のキャスティングだな。
ジャニーズは強いな。モックンとか東山とかの年齢がやるならまだ分かるが。
まー二人は2枚目過ぎて合わないけど。
うざいんですけど。
あっちのスレに戻ってください。
368 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/17(水) 00:02:40 ID:Z787pJ/I
笠原和夫はデビュー前、黒澤にシナリオを見てもらったことがある。
ジャニーズってほとんどヤクザだろ?
誰も読まないよ。
七人の侍って白黒だからかろうじて評価された作品だよね。
カラーなら誰も評価してないだろうに
373 :
mute:2007/10/17(水) 11:27:03 ID:V2FEgG1y
先日のTVドラマリメイクで、黒澤作品には「生きる」みたいに脚本の力が強い作品と、
「天国と地獄」みたいに、演出力で作られた画面の魅力が強い作品がある事を再確認した。
リメイクの出来も、基本の物語が優れていた「生きる」はまぁまぁの出来になったが、
緊迫感のカケラもない画面と冗漫な演出しかできなかった「天国と地獄」は散々な出来。
「隠し砦」はどう考えても画面の迫力で成立していた方の映画だった、リメイクの結果は最初から出ている…。
「勝負は見えておる…」
「天国と地獄」は脚本の勝利だろう。
営利誘拐の場合一番の難関は金と人質の交換だろ。
それを走っている列車から人質を見せた後、窓から金を落とさせるというのは
誰も考えなかった手段。
その後、多くの本当の誘拐事件から、グリコ森永犯に至るまで、
お手本として実際に使われている。
376 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/17(水) 17:16:09 ID:MWE4muFC
黒澤本立ち読みしたんだけど上原美佐タソの写真がかわいすぎて萌え死にそうになつた
もうちょい女優として活躍してほしかったな〜隠し砦だけってのはもったいなす
隠し砦はいろんな意味で貴重な映画だな、なんとなく題名で損してる気がする
377 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/17(水) 17:33:43 ID:IL8nZj9i
そんなあなたに
岡本喜八作品「ある日わたしは」
>>376 あの目力はすごいよな。
射すくめるような眼差しにハッとさせられる。
もし今、世に出てきてもすぐにトップ女優間違いなしじゃないか。
あの顔立ちには不変の美しさが感じられる。
と、にわか黒澤ファンが語ってみる。
目はもちろんいいのだが、やはり太ももが・・・たまらぬ。
黒澤作品最高のエロシーンがこれだ!
だって東宝にすら随分冷たい対応をされましたからね。
−−東宝もですか・・・。
加山:藤本さんのところに行って、「何か仕事をください」と言ったときも、
「お前みたいに高い奴を使わなくても、今は若くて良い役者が一杯いるんだ。
使う気はないから帰りな」と、けんもほろろに言われて、僕は相当東宝に貢献したつもりだったので
「なんて酷いことを言うんだろう」と、びっくり仰天しました。
ところがその藤本さんの冷たい態度の原因がのちのち分かったんですよ。
−−何か理由があって藤本さんはそのように仰ったんですね。
加山:ええ。芝山さんという所長がいて、その所長がある東宝内部の人間に
「加山が困っているだろうから」と言って、内々にお金をくれていたらしいんです。
でも、僕は何も知らない。
なぜならこの東宝の人間が全部着服していたからです。
それが分かったのは黒澤さんが『乱』を撮影したときに馬に払うお金を同じ人間に渡したら、
持ち逃げしたからなんです。
Musicman'sリレー
http://www.musicman-net.com/relay/63/a_5.html
>なぜならこの東宝の人間が全部着服していたからです。
それが分かったのは黒澤さんが『乱』を撮影したときに馬に払うお金を同じ人間に渡したら、
持ち逃げしたからなんです。
これって誰の事?
382 :
mute:2007/10/18(木) 03:42:22 ID:Zn/R6dmZ
>>377 「ある日わたしは」はいいね。タンゴのBGMが洒落ているし、宝田明がク−ルだ。
ラストの野原のシ−ンがノスタルジックで綺麗。
喜八さんは青春ドラマもうまいなと思ったね。
>>380 藤本が冷たい理由になってない気がするが…
着服の事実を知らず、結果加山さんは東宝に援助されている認識がないことが判らないので、
善意で援助してるのに礼の一つも言わずに、「仕事くれ」とほざく礼儀知らず
と思っていた ってことでは?
>>384 (リンク先を)
見ればわかるよ、権藤さん
>>385 東宝は加山で随分もうけてるからな。
金渡そうとしたのも、同情よりも十分なギャラ払ってないという
認識があったからでしょう。
だとしたら、藤本が怒るのは筋違いだろ。
いや、芝山が金出すのは藤本の許可の上だろうが
藤本はそのこと自体、不本意だったのかもな。
よく(三船は黒澤作品でしか輝けない俳優)みたいな三船論が多いけどさ。
果たしてそうかな?
新撰組の近藤だったり戦争映画でも主役を何本も張ったり、[日本のいちばん長い日]での阿南役とか黒澤作品以外でも大物として活躍してるような気がするんだけどな。
無法松の一生もあったな。
三船がいなくなった後の黒澤よりは、黒澤から離れた三船の方が輝いてるよ
>>390 残念だね。
三船本人は
黒澤作品以外の作品は記憶する価値なしと
断言してるよ。
でも三船本人が、黒澤映画以外の出演作品での演技は、
どうでもいいようなことを言っていたと思うが。
重なったw
394 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/18(木) 23:52:52 ID:CreSl4lr
ということは
阿南や山本五十六や明治天皇は適当に演じてたってこと?
岡本喜八や舛田利雄や沢島忠を軽く見てたということかぁぁ!
395 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/19(金) 00:09:27 ID:Bujhn7lX
>>389 「赤毛」の三船さんとか、「座頭市と用心棒」の三船さんとか、
「暗黒街の顔役」の三船さんとか……よかった!
って、全部岡本喜八だな。
396 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/19(金) 00:24:48 ID:Yc3huCvy
三船が大根役者ということには同意だがね。
一本調子だし。
黒澤作品でも上手くはないよな。
ただ(黒澤作品でしか魅力がない)という見方には賛成できないな。
たそがれ清兵衛見たあと羅生門見たら
いかに黒澤映画がうすっぺらいか教えられた
398 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/19(金) 01:22:41 ID:Yc3huCvy
三船って世界的に有名だけど。
日本人からは大根役者扱いされてるけど
外国の、例えば欧米人が見ると上手いと思えるのだろうか?
>>398 ヒント
マーロン・ブランド
オーソン・ウェルズetc
ベネチア映画祭主演男優賞×2+etc,etc
>>398 ユル・ブリナーが七人の侍の版権買うときにいってたが
役者がやってはいけないことを全てやってると言っていた
日本語でしゃべってんのに外人に演技上手い下手わかるわけないじゃん
>>391>>392 それは
>>390の言っている主旨を全く理解してない。
>>390は黒澤+三船の作品が良くないと言っているんじゃなくて、
三船only > 黒澤onlyだと言っているだけ。
マンセーの反論厨はこれだから困る。
>>390の意見には同意しないが。
>>402 オマエ、まだここにいたのか
よりによってオマエごときがでしゃばるなよ
また自作自演で自分を叩いてる
405 :
名盤さん:2007/10/19(金) 12:56:45 ID:ySUgL9gs
キルビルとエルトポと中内スキーせんせい
はいるはいるぼんぼんぼん
>日本語でしゃべってんのに外人に演技上手い下手わかるわけないじゃん
じゃあ、君は外国語でしゃべたら日本人でも
演技のうまい下手がわからなくなるのね。
「スキヤキ・ウェウタン」とかw
>>406 日本語の台詞廻しを判断するようにはいかないだろうね。
英語でもどういうニュアンスになってるのかすらわからないから。
北野との対談で「日本映画は説明が多すぎるよね。ビート君の映画はそれがなくていいね」
みたいなこといって笑った。
説明がくどい元凶は貴様だろうが
デルスウザーラ、よく撮れたな。
演技の注文なんてできそうにないが。
410 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/19(金) 18:57:05 ID:YrmM/NbR
羅生門は皆さんどういう解釈?
志村が嘘ついてたの?俺にはそういう風に見えたんだけど
たぶん誰の目にも志村は嘘をついてたように見えただろうね。
412 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/19(金) 19:41:00 ID:YrmM/NbR
台詞よりも、表情や仕草の方が演技では物を言う。
うそをつくと目に出るからな。
むしろ意味のわからない外国語の方が
演技の評価はしやすい。
414 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/19(金) 21:00:55 ID:zQHpB9oO
>>410 一番最後の志村の証言が真実なんじゃないか?俺はそう捉えた。
そうじゃないと、上田吉二郎との最後のやり取りが説明つかなくなるし。
ラストシーンで志村が赤子を抱いて羅生門から去っていくときの、
あの満たされた豊かな表情を見ると、最後の志村の証言が嘘だったとは考えたくねーなー。
勝手な希望的解釈だけどね。
415 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/20(土) 00:02:53 ID:UKszazlM
イーストウッドは三船は天才だと言ってるよ
しかし日本の俳優の主力は殆ど大劇団出身なんだな
調べてビックリした
でも三船以上のヤシはいないし
やっぱりどんなに技巧が達者でも天才にはかなわないんだな
416 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/20(土) 01:07:06 ID:7JK9QSGc
三船のどこが天才なんだよ
417 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/20(土) 05:24:27 ID:eTIU5iAQ
4000人の中からニューフェース16人に選ばれ、黒澤の目にも留まったんだから、
よほど三船に魅力があるのか、他の人がなさ過ぎるのか。
419 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/20(土) 07:00:49 ID:UKszazlM
三船はテレビの素浪人シリーズも好評だったけど
勝新の挫東一なんかは全然駄目だったな
まぁ格がちがうけど
ただテレビの素浪人は、
峠九十郎<花山大吉だったなぁ。
>>417 >4000人の中からニューフェース16人に選ばれ、黒澤の目にも留まったんだから
それ、チョト違う
>>421 撮影部との約束の事なら知っている。
すまんすまん、寝起きで筆が滑ったw
424 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/20(土) 17:50:46 ID:Fye8s+9L
>>414 やっぱり、そうなのかな。
>ラストシーンで志村が赤子を抱いて羅生門から去っていくときの、
あの満たされた豊かな表情を見ると、最後の志村の証言が嘘だったとは考えたくねーなー。
俺にはあの顔が悪魔の顔に見えた・・・・・。
見る人によって変わるのかな?
>>424 アンタ自身の性根が悪魔だと思うぞ いくらなんでも、その解釈は・・・
いや、俺も初見の時そう思ったよ。
遺品を盗んだことを見抜かれたシーン見てそう思ったのかもw
ちょっと深読みしすぎかな?w
あの時代にガキの一人を好き勝手に扱えても、金になるとも思えないし。
428 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/20(土) 21:09:56 ID:UKszazlM
芥川の藪の中が原作と聞いてみる気なくなったな
くだらない小説だからね妙に幼稚で
映画はいいのかもしれないけど
「六人育てるも七人育てるも同じ苦労だ」で、人間の信用が
いっきに回復する。
この辺が批判されやすいな。
見てないなら語るなよ
「トラック野郎 御意見無用」では七人育てるのも八人育てるのも同じって台詞がある
432 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/20(土) 22:02:46 ID:UKszazlM
まぁ漏れはアクション映画なら黒澤程の才能も根気もないけど
恋愛映画ならルルーシュ程度には撮れる自信あるんだが
誰か金出せよ
貯金は500万しかないからな一寸無理だろ自己資金だけじゃ
主演女優に予定していた人も自殺したりそうでなくてもどんどん年喰っちゃうしな
ルルーシュ程度には撮れるなら、日本銀行でも融資してくれるぜw
>「六人育てるも七人育てるも同じ苦労だ」で、人間の信用が
いっきに回復する。
一気に回復すると思うから、単純なヒューマニズムとか思うんだろう。
そういう発想の方が単純なのにね。
杣売りも生きるためには嘘もつくし
盗みもする。
別に100%の善人じゃない。
しかし、自分の意思で善行を選択できる。
赤ん坊の着物を剥ぎ取った男と根本的な違いは無い。
全員の証言が異なる
その上、実は志村喬も盗みを隠していた。
↓
人のずるさ、醜さを感じる
↓
「六人も七人も・・・」で人の善をみる
と同時に疑った自分を恥じる
↓
人間だもの
>>435 黒澤はそう描いたんだろうね。
俺はまだ志村が他にも嘘をついている可能性がなきにしもあらずと考えている。
そして「六人も七人も・・・」は、自分の盗みをばらされた恥ずかしさから、
勢いで言っていて、それがやり遂げられるかどうか疑問の余地があると思っている。
少しシニカルかも知れないが、そう考える余地があるのが、
あの映画のいいところだと思っている。
>>436 うん。この映画は見た人それぞれが深読みしていいと思うし
行間が読み切れない(=そう考える余地がある)のが魅力と思う
438 :
初心者:2007/10/21(日) 00:35:33 ID:yhV5zZSc
先日、羅生門を借りたんだけどさ、セリフが聞き取りにくい・・
まぁ古いからしょうがないといえばしょうがないけど。
でそのDVDには字幕もついてないから余計に・・
七人の侍や用心棒もやはり聞き取りにくいですか?
439 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/21(日) 00:48:09 ID:a7SIAY3v
>>436,437
全く同感。
芥川の原作にオチはなくて、証言の羅列で終わってるのだが、それもミステリアスで良い。
芥川から「これはこうだ」という結論を提示しない。
あまりにも素っ気ないツマラナイ作品と思う人もいるかもしれないけど…。
映画化するうえで、黒澤は(幾分含みを持たせながらも?)結論を提示した。
映画版の結論は安っぽいヒューマニズムだと評価する人もいるかもしれないが、
原作をあんなに料理してある種の結論を提示するなんて、やはり凄いと思う。
いちおう2回みたけど、京マチ子がエロかったくらいしか覚えてないオレは負け組み
志村がたたの善人なら「安っぽいヒューマニズム」。
志村も嘘つきだからこそラストの救済に意味が出て来るんだよ。
人間は皆罪を背負って生きている。
キリスト教文化圏のほうが理解されやすいだろうね。
「安っぽいヒューマニズム」という評が
もっぱら日本国内からしか出てこないのがその証拠。
「生きる」のラストシーンは「羅生門」の発展系だよ。
志村が盗みをしてなければ
世の中には志村みたいな良い人もいるんだ。
捨てたもんじゃないね。
という単純なヒューマニズムになる。
だからこそ、志村は小刀を盗む設定になってる。
人間誰しも心の中に善の部分と悪の部分があって当然だから
この映画の最大の魅力はそれを徹底的に描いた部分でしょ。
>>423 三船のプロスペローって、厳しくないか。
むしろ、森雅之のほうが向いてるかと。
志村も悪人でしたー!っていうハッキリオチなら大喝采だったのでしょうかね
「裏切りご免!」と言って子供を捨てて逃げ出す志村
人間というものが信用できなくなった。というのも、
皆が皆、嘘をつくのを自分(志村)が観てしまったから。
ところが自分も嘘を言ってしまったことが露になり、自己不信にも陥る。
「六人育てるも七人育てるも〜」と口走ったことで、その嘘偽りなき決心に自分を取り戻す。
千秋はそれを客観的に見ていた存在、つまりは観客の視点。
こんな感じかな。
羅生門はどうも千秋実がミスキャストに思える
坊さんであることの意味〜言わば真実性のようなものが出てない
そこだけが惜しい気がする
わざとやってんだと思うけど、ちょっとやりすぎだよなw
ただリアルタイムで観てないから、
当時の千秋実のイメージはちょっとわかんないんだけど、
今となってはほんといい加減なおっさんって感じだもんな。
> 今年で記念すべき第20回目を迎える東京国際映画祭。(ry
>また第17回から始まった、世界の映画界に貢献した者に与えられる<黒澤明賞
>>が、『ミッドナイト・エクスプレス』などの名作を手がけてきたデヴィッド・
>パットナム氏に贈与された。
452 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/21(日) 12:53:21 ID:yhV5zZSc
羅生門糞ツマンネ
後世の映画に影響を与えた撮影手法を見て「なるほど」と感心しただけ。
資料的価値として感心しただけで映画としては何にも感じない。
台詞は聞き取りにくいし ただ三船と京のバカでかい笑い声だけしか印象に残らない。
あの笑い声がすごく不愉快だった。
453 :
暴行:2007/10/21(日) 13:02:56 ID:KH0DiexN
454 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/21(日) 13:31:59 ID:GyYV/3aA
若き日のカーク船長?
暴行の、ラストの解釈は正解ですね。
>千秋はそれを客観的に見ていた存在、つまりは観客の視点。
そう?
俺は、志村の視点=観客の視点として描いてると
思うけど。
だからこそ、志村の悪事がばれた時にドキッとするわけだ。
自分のことを言われてるみたいに感じて。
赤ん坊の着物を剥ぎ取った男を、お前に非難する資格はあるか?
これが監督の意図だろう。
キリストの「罪なき者はこの女を打て」と同じ。
これくらい真実を描写した映画だからこそ
世界中の映画人に影響を与えたんだろうなあ。
(どんな映画にも言えますが)
>>456 杣売りこそ客観的な、観客が信頼できる視点として描いているが、
最後に裏切られる。結局は四番目の証言者に過ぎなかったわけで。
最後まで観客と共に話を聞いていた僧侶こそ、
本当の観客の視点ではなかったろうか、そんな気がする。
「六人も七人も」が本心かを確かめる術はないわけで、
観客は僧侶と共にそれを信じることで救われるのも同じ。
まぁ、間違っているかも知れないけど。
459 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/21(日) 19:21:54 ID:XwasB0/8
デルスのDVDだけなんでずっと絶版なの?
客観的な視点ということは
観客の視点ではないよね。
461 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/21(日) 23:48:12 ID:yhV5zZSc
羅生門がツマランと書いた黒澤初心者ですが
今度七人の侍を観ます!
最高傑作と名高いそれを見てツマランと感じたら 俺の感性がおかしいに違いない。
今度こそ・・
中学のとき羅生門みて感銘したけど
昨日みたら「こんなもんか」しか思わんかった。
色々な映画見て感性磨いたせいか
463 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/21(日) 23:59:52 ID:yhV5zZSc
でもその色んな映画に映画を与えたのが黒澤なんだよね。
だからその黒澤作品に感動しない、ツマランと感じてしまうと俺は映画ゆ観る資格がないんではないか?とつい思ってしまう・・
464 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/22(月) 00:01:05 ID:yhV5zZSc
間違えました
色んな映画に影響を与えたのが、でした・・
465 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/22(月) 00:08:21 ID:yhV5zZSc
俺の好きな映画って戦争作品でね。
今まではそのジャンルを重点的に観てきて、監督や名作であるとかは度外視でした。
好きな作品は邦画では沖縄決戦
洋画ではプライベートライアン
だが最近はもっと色んなジャンルや世間一般的に名作と言われるモノ、後の映画界に多大な影響を与えた巨匠作品を観たいと思ってるんです。
でフェリーニや黒澤を観始めたわけです
羅生門は京マチ子が凄いな
日本映画で女優があそこまでやった例は他に知らない
原始的な単純な反復構成と役者をぶちまけた筆の勢い、映画が自ずと備えた華
やはり映画におけるひとつの表現形式で決定的なイメージを残した作品なんじゃないか
>> ID:yhV5zZSc
オマエが黒澤作品をどう思おうが誰も興味ないよ。
ましてや、オマエの好きな作品や、何を観たいか、なんてドーでもいい。
映画に関わらず、「作品」「表現」というものに対して
全く敬意を抱けないオマエのようなタイプは何を見ても時間の無駄
唯一、オマエに関して興味があることは、何故IDが変わらないのかってことだけだな
>>452 ちょっとやりすぎ感があるね、あの笑いには。
あれは役の人柄に対するリアリティを求めてのことなんだと思うけれど、
実際三船の役は単なる力自慢の盗賊なわけだし、
やっぱり映画はリアリティがあればいいというもんじゃないね。
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1193001416/1-100 【芸能】NEWS加藤成亮で29年ぶり「姿三四郎」
1 :ピノコφ ★ :2007/10/22(月) 06:16:56 ID:???0
人気グループ「NEWS」の加藤成亮(20)の主演で、青春柔道物語の
名作「姿三四郎」が29年ぶりによみがえる。12月6日にテレビ東京で
2時間ドラマとして放送されるもの。ワイヤアクションなどでド派手な格闘
シーンを再現する。加藤は「自分の演技こそが三四郎と言われるように
頑張ります」と意気込んでいる。
戦前から広く日本人に愛され、戦後も映画化、ドラマ化が繰り返されて
きた名作だが、意外にも実写化は29年ぶり。勝野洋(58)主演で78年に
日本テレビで放送されたドラマ版以来となる。
柔道は「高校の体育の授業でやっていた程度」という加藤だが、現在
“柔道の総本山”講道館で猛特訓中。三四郎の得意技で背負い投げの
変形「山嵐」などにも果敢に取り組んでいるという。師匠は柔道日本代表
チームの元監督で全日本柔道連盟事務局長の村上清氏。「柔道の精神論
なども教わっています。中身から三四郎に入りつつあります。自分が演じる
柔道が“姿三四郎”と言われるよう頑張りたい」と意気込む。
「三四郎」と言えば、10メートル近く飛ぶような格闘シーンが有名で、
ワイヤアクションやCGを駆使したド派手なものになる。コンサートでの
フライングなど、加藤にとっても“空中戦”はお手のもので、「つるされる
のは得意」と自信たっぷり。スパアラ(現在のボクシング)の使い手との
異種格闘技対決では、外国人の現役格闘家を起用する予定。要潤(26)
扮する、最後の敵となる九州一の実力者津久井謙介との戦いも見物だ。
岡部紳二プロデューサーは「既存の価値観が崩壊していく現代は、
文明開化に揺れる明治期と似ている。破天荒だけど一つの道を極めようと、
迷い悩み続ける三四郎の成長物語を描いてみたかった。未完成の魅力を
秘める加藤君なら面白いものができる」と自信。
南小路高子役の中越典子(27)と、村井乙美役の本仮屋ユイカ(20)との
恋の行方も注目だ。
[ 2007年10月22日付 紙面記事 ]
ソース
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2007/10/22/03.html
姿三四郎は原作先行だから、黒澤のリメークとは考えなくていいのでは。
蓮の花のシーンがあるかないかでリメイクかどうか判るんだけど、今回はどうなんだろう?
頭は丸刈りなのかね?
単に「姿三四郎」のドラマ化でしょ。
藤田まことが「赤ひげ」やってたけど
あれも黒澤リメイクじゃないから。
リア王
を映画化したら
「乱」のリメイクになるのかw
黒澤リメイクだよ
477 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/22(月) 18:17:06 ID:eC/yXpth
三船さんが黒澤監督以外の作品で三船さんらしく演じたのってないでしょ。 1941やレッドサンなんてまるで駄目だったもの
BY 北野武
「下町 ダウンタウン」
「妻の心」
の三船さんが一番好き。
ってスレ違いかw
「椿三十郎」も好きだけどね。
479 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/22(月) 18:44:53 ID:wuY25A6g
>>477 レッドサンでベットシーンやったキャプシーヌは男だったんだよな
>>479 [彼女と同時代に活躍した、トランスセクシャルで同じ芸名を持つダンサーが存在した事。
およびこの頃の噂をもとに日本の俳優が流した悪質デマが元になっている由]
■本名はGermaine Lefebvre。ウィリアム・ホールデンと一時噂になった女優。
代表作は60年の「アラスカ魂」。90年に自殺した。
481 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/22(月) 19:00:34 ID:wuY25A6g
>>480 その日本の俳優って丹波哲郎だよね
気がつかなかったって言ってたな
>>480-481 スレチだけど、キャプシーヌ=性転換した男性説 は嘘なの? 丹波さんは
キャプシーヌが亡くなった後で海外の知人に電話で聞いたと言っていたよ。
丹波さんもそのデマを信じていたんでしょ? 悪気はないよ。
>>481 なんせマイコー富岡にえんえんと説教してたひとだから
羽賀研二と間違えて
wwww
485 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/22(月) 20:51:52 ID:eC/yXpth
丹波?
あぁあの何やってもGメン演技しかできない大根役者ね。
話にならん
>>468 オマエが映画見てもネットで駄文書いても何やっても時間の無駄どころか
他人様に迷惑なだけだから、どーでもいいオマエごときが偉そうな事を
言ってんじゃねーよ。 w
丹波哲郎が、黒澤明の映画に出たら、
現場での対決がさぞ面白かっただろう。
>>486 どこの国の人か知らんが、レスしたければ
普通に日本語が書けるようになってからの方がいいぞ
オマエの知性では、どのスレで何をレスしても
嘲笑されるだけだ
黒澤作品以外の三船敏郎の演技に対して批判的な人は
なにはともあれ成瀬の「石中先生行状記」を観て欲しい。
「暗黒街の対決」の、トレンチ・コートの刑事役も、なかなか。
「石中先生行状記」の三船は駄目だな。
>>490 いや、あれはあれで面白いだろ。
意外と器用な役者だよな。
492 :
島左近:2007/10/23(火) 10:26:55 ID:NL6sCY3f
493 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/23(火) 12:44:53 ID:T4QcPN+i
砂丘みたいなのを鬼みたいのが走ってる映画って何?
黒澤映画だと思ってんだが
「夢」
走ってるのは鬼じゃなくて宇野重吉の子
496 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/23(火) 14:44:34 ID:9sZrJkyg
不確かだが 日本誕生 の特撮マンが
三船さんは何テイクでもキッチリ正確なブレのない動きなので
加工処理しやすく有難かった と。
こういうのも 芝居巧い と言えるのかもなあ。
>>496 黒澤はそういうの
うるさいから
慣れてるでしょ。
>>495 ちなみに、そのシーンをリンクレイターはウェイキングライフの中で再現してる
499 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/23(火) 16:16:41 ID:6a04qBei
三船って格闘技をやってたとか、体を鍛えたりしてたのだろうか?
三船がデビューしたのが27歳で、東宝入社以前は芝居っ気がなかっただろうから、
役者として不器用なのは仕方がない。上手い下手は別として。
ゴッホも27歳で画家を志し、デッサンの勉強を始めたから
器用だとは思わないが、それが全てではない。
喜八の「独立愚連隊」の三船には驚いたが、
あんな役でも平気で演じる三船が好きだな。
黒澤作品は演出やカメラワークなどあらゆるものが素晴らしい。
だが唯一弱点がある。
それは音声だ。
どの作品も聞き取りづらい。
音声スタッフはもう少しマシな奴を選べなかったのか?
あれが、あの制作当時それぞれの年代の限界なんだよ。
504 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/24(水) 01:04:18 ID:xmHDjKcg
用心棒面白いけどさ
凶悪な二大勢力の争いだったはずが、煙攻めによってあっという間に清兵衛一家は皆殺し・・
とても力が拮抗してた争いに見えないんだが・・
牛寅一家は長年、対峙してないで最初からあの戦法とりゃ楽勝だったのに。 あの辺の展開がどうもなぁ
505 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/24(水) 01:18:28 ID:xmHDjKcg
それから卯之助が斬られた後、死ぬまでに長々と喋るのも、ベタなクサイ展開だな。
それ以外はグレイトだったね。
506 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/24(水) 01:22:44 ID:xmHDjKcg
七人の侍は冗長だしなぁ
俺が好きなのは生きものの記録と、天国と地獄だな
>>502 音声スタッフの問題じゃない。
基本的にアフレコだし。
黒澤が勢いがあるテイクをOKにする。
監督本人はセリフが頭に入っているから、関係ないと思われ。
508 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/24(水) 02:49:52 ID:YV1w6yoG
>503
「用心棒」の初公開の時の批評の中に
台詞が聞き取りにくい、と書かれていた。
と言う事は、時代のせいではないと言う事になる。
>>475 もしかしておまえ富田常雄の姿三四郎がシェイクスピアのリア王のような国民的文学だとでも言いたいのか?w
とりあえず新潮文庫でとうの昔に絶版になっていることくらいは押さえてから物言えよ(笑)
510 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/24(水) 19:30:20 ID:mlFlIfF/
>>506 生きものの記録で高架を電車が走る凄く迫力あるシーンが
ビデオだと入ってないだろ
劇場で見た時オオッて思ったから何度も見ようと楽しみにしてたのに
あれはなんでなんだ
511 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/24(水) 19:34:02 ID:xmHDjKcg
知らねぇそんなこと
黒澤に聞けよッ
逆切れすんなよ
513 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/24(水) 20:32:37 ID:xmHDjKcg
そういや来月に廉価で黒澤作品が再発されるけど なぜ(普及版)と題して出すのだろう?
字幕は付いているのだろうか?
514 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/24(水) 20:41:10 ID:xmHDjKcg
俺の人生
邦画は黒澤作品だけあれば充分だ。
他の邦画作品は(苦笑い)
今村や降旗とかもう見てらんない。
>>ID:xmHDjKcg
オマエのレス、下らないし面白くも何ともない
字幕は重要!
518 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/24(水) 21:59:10 ID:mlFlIfF/
>>514 今村も降旗も才能はあるよ
でも一流大学行っちゃったからな8割方駄目にしちゃったんだな
黒澤は高卒で思い切ったからよかったんだな
21世紀のいまフォードを見ることには、一つの確かな意味があると思います。
それは、サイレント期に作家として出発して、トーキーからスクリーンが大型化したカラー時代まで生き延びた作家たちの作品を見ることの意味です。
ホークスでもヒッチコックでも、あるいは小津安二郎や溝口健二でも同じことですが、
いずれも脚本に書かれた物語を演出することにはおさまりがつかぬ鮮やかな透明感が彼らの画面にみなぎっています。
それは、ゴダールがヒッチコックの『汚名』(1946)の物語は忘れてしまっても、
ワインセラーの中に並んだボトルのイメージだけは覚えているという場合のショットの強さにほかなりません。
脚本に書かれていたとは思えないショットが意義深い瞬間に挿入されて、それが物語の論理とは異質の領域で作品を活気づけているからです。
ショットの強さとは、見る目を驚かす凝った審美的な構図とはまったく異なるものです。
それは、撮影に入る以前から、一本の映画が生きた画面の連鎖として彼らには見えていたからとしかいえないショットなのです。
それは、編集権が監督には所属せず、プロデューサーに所属していた当時のハリウッド映画における映画作家たちの、ほとんど本能的といえる抵抗だったのかもしれません。
そうしたショットの強さが、サイレントを撮ったことのない黒澤明やフェデリコ・フェリーニFederico Felliniなどの作家には欠けています。
だから、彼らは、生きた画面の的確な連鎖より、流れを断ちきるような審美的に凝った構図のショットの挿入によって、映画を捕らえたつもりになりがちなのです
520 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/24(水) 23:21:55 ID:QT0w1vPo
>>514 確かに今村は賞とか結構貰ってるけどつまらないものばかり。
降旗なんて話にならない。
521 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/25(木) 06:46:14 ID:PDmussWb
>>510 ビデオなんてな、写真現像に出すと戻ってくるとサービス版だろ普通
あれは上下チョン切れてるだろ
それと同じで完全な物なんてないんだよ
だからビデオで黒澤が気にいったら劇場で見直さないとはじまらないんだよ
まぁこのスレで偉そうに黒澤について能書き言ってるヤシの9割は
ビデオしか見てないだろうがな(爆
522 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/25(木) 06:56:24 ID:PDmussWb
チョン切れ画面みてああだこうだ言ってるんだから
トンチンカンなレスばかりなのもむべなるかな
200倍までしか見えない光学顕微鏡覗き込んで
10000倍の電子顕微鏡でしかみえないウィルスについて語ってるようなもんだ
どうりでオカルトに頭やられたようなレスばっかりのわけだ(爆
523 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/25(木) 07:05:56 ID:PDmussWb
量(サイズ)が質に転化する映画でちっこいテレビ画面になって
最も失われるのは抒情や情感と言われているけど
羅生門関係のクルクルパーレス見てると
どうもそれだけじゃなさそうだ(爆
黒澤がこのスレみたら苦笑いするか
それとも自殺したくなるかどっちかだな
両目が明後日の方向を向いている、どこからどう見てもひと目でキチ○イだと分かるオッサンが
誰一人として聞いていないのに、街角で一人ぶつぶつ喋り続けている薄気味の悪い光景を連想した(www)
松竹製作の「醜聞」は音声がちゃんと聞き取れるところから
東宝の録音の問題ですね
蜘蛛巣城はホームシアターで100インチ以上で鑑賞したいものです
三船がでてくるだけで鳥肌もの「東京物語」なんてむこうの部屋に笠智衆や原節子が
いてるみたいにみえる、さすがローアングル。
たしかに小津は劇場とみると、心底驚かされる
あれ家庭で再現するにはどれくらいのスクリーンが必要なのか
別スレのことだけど、35ミリよりハイビジョンの方が高画質とか
何の疑いも無く声高に言ってる奴がいたな
使いまわしの劣化フィルムで観るよりはDVDで観たほうがマシ
なんでも映画館で観ればいいってモノでもないよ
とりあえず、ある時期まで黒澤の「音声という職種の難しさへの理解度」が低かったというのは読んだ記憶がある。
ある作品で「セリフが小さくて聞こえない!」と音声に文句を言い続け、最後には勝手に録音機のツマミを廻してゲインを上げ、
「ほら見ろ、俺がやりゃ上がるんだ」と言い放ったそうだ、勿論その場面は音が割れまくって使い物にならなかった。
松竹制作で音が聞き取れたというのであれば、それは多分松竹の音声スタッフが監督の言いなりにならなかったからではないか?
松竹はウェスタンの機材を使ってた(百萬両の壷のタイトルにははっきりとそうある)けど
東宝はなんだったろう
一概にはいえないけど、百萬両の壷と人情紙風船をくらべると
前者があきらかに音が明瞭
大映も明らかに音が違うね、ちょっと割れた感じになる
大映プロクラム・ピクチャーの音は、低音域を強調しているような感じがする。
イコライザーをけっこういじくってるんじゃないか。
533 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/25(木) 16:32:07 ID:GNJpzlnG
用心棒の仲代達矢の登場シーンカッコ良いな。
それにしてもこの作品の仲代は不敵でイッちゃった笑い方が最高。
若い頃はあんなにギラギラしてたのか
534 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/25(木) 16:44:19 ID:ZjaPV4GF
今度DVDが出るけど、赤いパッケージとは異なるらしい。
画質も悪くなるのかな?
用心棒、司葉子登場シーンの音楽「ライトスタッフ」のガムあるか場面に使われてる
イエーガー登場前に和太鼓、いかにもです
>>528 映画館は観客が邪魔、ホームシアターは作家との対話ができるもの
誤解なきよう
536 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/25(木) 17:53:01 ID:vsY7t1AD
芸術家・黒澤明より、三船のほうが字が達筆だ。
印章押印する為に絵を描いていた明
掃除大好き敏郎、ヒゲダンスもうまい
>>492
>とりあえず、ある時期まで黒澤の「音声という職種の難しさへの理解度」が低かったというのは読んだ記憶がある。
ある時期までではないよw
晩年までずっとそう。
興味があれば「八月の狂詩曲」の音声解説の
紅谷氏の「ボヤキ」を聞いてみたら。
黒澤は録音を軽視してたわけではないけど
役者のテンションの方等の方にはるかに高い優先順位をおいていた。
これは照明にもいえる。
マルチカムだと照明はどうしてもある程度妥協しないといけなくなる。
それでも、マルチカムの利点は照明の問題よりも大きいという判断があったから
マルチカムにこだわった。
晩年は録音機材の性能向上で黒澤の無茶な要求でも
応えられるようになったけど、「影武者」のショーケンが聞き取りにくいのは
彼の滑舌が悪いからで録音の責任じゃない。
黒澤には常人には理解しがたいこだわりもあって
何故かワイヤレスマイクが嫌い。
明治生まれだから電波で声を飛ばすと
魂が抜かれるとでも思ってたのかもw
セミが泣き止むのを待ってから撮影のはずだったのに
(事前に紅谷は時間になれば泣きやむから、それまで待ってくれるよう頼み
黒澤も了承してた)
黒澤が本番撮影する気になってしまい、紅谷の懇願も無視して撮影強行したため
セミを誤魔化すために地虫の声が不自然に大きくせざるをえなかった。
なんで黒澤と三船は仲違いしたんだ?
未だにその経緯が分からんのだが。
三船が黒澤の演出に嫌気がさしたとか?
三船は酒飲むたびに黒澤の悪口いってたそうだが
>なんで黒澤と三船は仲違いしたんだ?
答え=そういう事実はない。
反証
三船は自殺未遂した黒澤の病院見舞いに行ってる。
「デルス・ウザーラ」撮影中の黒澤に三船は陣中見舞い。
「影武者」撮影中の黒澤に三船は陣中見舞い。(娘の美佳も連れていってる)
「乱」撮影中に亡くなった黒澤夫人の葬式の葬儀委員長は三船。
三船の晩年の発言「自分の出演作品で記憶に値するのは黒澤作品のみ。
他は忘れてもらって結構」
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa129209.html
>三船は酒飲むたびに黒澤の悪口いってたそうだが
三船は酒癖が悪い。
小林正樹の悪口言って
仲代と殴り合いの大喧嘩になって映画降板したこともある。
確かその喧嘩は仲代の圧勝だったようね。
丹波哲郎も言ってたし。 (実力では問題なく仲代の方が強い)
545 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/25(木) 21:54:57 ID:GNJpzlnG
つーか仲代も生意気じゃね?
いくら恩師の悪口を言われたとはいえ、大先輩の三船を殴るなんて・・
年だって三船が10も上だよね
「乱」の主役は、当初1976年の段階では三船だったんだよね
でも「乱」が高額な制作費のため作れず、まず「影武者」を撮ることになったが、
それも1980年にやっと公開
「乱」の公開はさらに五年後
そんなありさまじゃ三船もスケジュールあけておくなんて無理だわな
>>530 松竹は土橋式で、ウエスタンは日活では?
549 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/26(金) 06:23:23 ID:cQt86SGG
>>542 > 「影武者」撮影中の黒澤に三船は陣中見舞い。(娘の美佳も連れていってる)
「影武者」公開は1980年。
娘の美佳というのがトラブリュウのカミサンの三船美佳(1982年生まれ)だとしたら、
これは時期的におかしい。
550 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/26(金) 06:52:37 ID:R9XeNIwK
話に捏造があるようですね
551 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/26(金) 06:59:01 ID:J5bADUAz
黒澤と三船が中田外してないようなテレビは生前から
ずいぶんやってたな
海外の映画祭で二人で話込んでるところとか
歩きながら黒澤のタバコに三船が火つけてやったりとか
お互いのしごとは気にかけているなんてナレ流れたり
結局は、三船が自分のプロダクションを作って、
スケジュールのやりくりが難しくなったのが根本的な原因か。
デウスだって、製作発表で主役は三船と言っているくらいだからね。
ただ、あんまり出てくれないんで、黒澤の方はちょっと不機嫌だったかもね。
554 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/26(金) 10:32:33 ID:E/zuV/Ay
三船が本妻(評判良かったらしい)捨てて
訳のわからない女優(三船美佳の母)に入れ込んだのを
黒澤が良く思わなかった、と黒澤組の誰かが逝ってたよね。
お約束でその女優は後に三船プロ引っ掻き回す。
ピーター自身がいってたが1年間拘束でこの額で驚いたって
三船の顔だけ回ってたCMもなんだかな
渡辺良子(三船美佳の母)は女帝だったらしいね、竜雷太なんか三船プロやめるとき
文句いってたのを思い出したよ
556 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/26(金) 11:15:30 ID:39tgHijz
昔、デルスウザーラの特番があったじゃない。
あれで三船と黒澤さんがほんわか会見しているんだよね。
だから表面的には喧嘩はなし。
>>555 しかもそれはクランクインした後の話でしょう?
「ハリウッドv.s.〜」によれば、
「暴走機関車」でクランクイン延期した時も、
黒澤だけは手当てを貰っていたらしい。
無報酬で待たされる方はかなわないわな。
高倉健にしたってかけもち認めて出してやればよかったんだよ
俳優には生活があるんだから拘束まずありきってのがそもそもおかしい
映画は西洋風に妥協するのに変なところで意固地だよな
>>555 >ピーター自身がいってたが1年間拘束でこの額で驚いたって
安過ぎるって意味だよね? 念のため
紅白と同じで、黒澤映画に出演したってだけで
何ランクもステイタス上がって、他の仕事のギャラも上がるんじゃねえの
ピーターなんてそうでもなかったら、今頃消えてんだろ
>ピーターなんてそうでもなかったら、今頃消えてんだろ
消えた?
テレビにはあまり出てないって意味か?
じゃあ仲代も消えた部類に入るよなw
ジェームス三木がばらしてたが、NHK大河ドラマの主役で1回50万円止まり
X50で2500万円 ステイタスはあがるだろうね、CMでてるほうが儲かるよそりゃ
一時の三田佳子とかね
>>549 生年からすると確かにおかしい。
ただし、本人が
黒澤監督が父の事を「三船ちゃん」と呼んでたのを
不思議に思ったので良く覚えている
とか言ってたんだけどな。
別の映画だったんだろう。
無知で恥ずかしいんだが、出演料って興行収入が上がれば
後から配当みたいに支払われるの?
今だったら最初にそういう事も含めて契約してるのかも
しれないけど、黒澤映画はどうだったんだろ。
テレビだと「再放送手当て」みたいな物があると前に
室井滋が言ってたけど。
撮影がどれだけ長期になっても ”1本の”出演料だからね。
だから通常の日本映画よりも黒澤作品は撮影期間が長いだけ、
安く感じるのかも知れない。
>>560 「乱」に出演したことで池畑慎之助のステータスは確実に上がりました。
君に心配してもらわなくても大丈夫ですよ。
ピーター乙
>>564 高倉健は「幸せの黄色いハンカチ」の頃からずっとパーセンテージ契約のはず。
松竹城戸会長が怒ったので流れそうになったが、城戸に黙って契約、製作を進めた。
他にパーセンテージ契約をしている役者はほとんどいないのではないか。
黒澤は役者のパーセンテージ契約は認めなかったらしい。
健さんの「乱」降板理由に、パーセンテージ契約があったかどうかは不明。
数年前文藝春秋に発表された高倉の手記にも、書かれなかった。
著作権法およびその運用的には、演者には著作権はない。
演出、美術、撮影などにはある。もちろん脚本にも。
だから、再上映、DVD販売に対して、スタッフには支払われるが、
(これは各部門の協会と製作者協会の決めごと)
キャストには特別な契約がない限り支払われない。
ただ、TVはタレントが強いので、肖像権とこれからの出演交渉をたてに、
過去の番組再利用についても支払われてるケースがある。
これからも支払う方向らしい。
569 :
564:2007/10/26(金) 20:30:28 ID:ooL4NjDZ
>>568 すごい!ありがとうございます。
演者と技術者の扱いの違いとか勉強になりました。
映画の世界はテレビとは全然別物なんですね。
最近テレビドラマをそのまま映画にしちゃいました、
というのが結構多いから、きっと現場は色々と面倒な事もあるんだろうなあ。
面倒「乱」は健さん主役の予定だったというのも初めて知りました。
主役じゃないよ
鉄修理の役(井川比佐志が演じた)・・・ったくもう
重ね重ねどうもありがと・・・
572 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/26(金) 20:54:47 ID:R9XeNIwK
黒澤映画もセックスの快感には勝てない。
俺は画面を見るより女のアエギ声を優先する
573 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/26(金) 21:43:09 ID:R9XeNIwK
つーか仲代と三船が殴り愛の喧嘩をしたって本国の話?
>>568 間違えた。
放送と書こうと思っていたところを、再上映と書いてしまった。
再上映は支払われない。
最初に再上映分も支払っているという考えで。
>>573 殴り合いかどうかは知らないが、仲代が三船を追っかけまわしたという話。
詳しくは、「御用金」で調べてみるといい。
で、この「御用金」を三船は、一応病気を理由に降板したことになっている。
ところが降板直後に,あるパーティに出席して
黒澤解任後のトラトラトラに、三船プロなら日本側の制作を行うことが出来ると
ぶちまけて、病気療養中の身でありながら何ごとかと物議を醸し、
東宝ら映画関係者から猛抗議を受けたようだ。
576 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/27(土) 10:41:33 ID:9g9nxW/P
黒澤最高傑作は(素晴らしき日曜日)じゃない?
578 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/27(土) 12:03:54 ID:sYJ1ljfC
仲代は「御用金」で三船の代役で出た中村錦之助とも
別な映画で喧嘩したらしいね。
579 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/27(土) 12:21:17 ID:9g9nxW/P
仲代って人格者で真面目に見えるが、喧嘩好きなのか?
日曜日はいいところが多くあるんだけど女に親指を噛ませる仕草がどうも
グスグス泣かせながらドアップで観客に訴えさせるシーンもクサすぎるし
黒澤は才能がある反面いろんな意味で野暮すぎる
581 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/27(土) 13:52:50 ID:9g9nxW/P
黒澤作品を批判したり嫌ってた監督っていたかな?
ゴダールなんかはどう評価してたのやら
ゴダールはカイエ一派。カイエは溝口派。
フランスでは、ポジティフ一派が黒澤派でした。
といってもカイエは反黒澤ではありません。
カイエの黒澤評は当初ボロ糞だったけど精神的支柱のアンドレ・バザンが評価してたからな
ブニュエルや黒澤など6人を評した本がバザン没後トリュフォーの解説付きで出ている
あまりにも遅レスだが、このスレで、あまりにも気持ち悪いレスを見たので、言わせて欲しい
>>映画館は観客が邪魔、ホームシアターは作家との対話ができるもの
これほどまでに「映画」というものを侮辱している輩が
いっぱしの映画通ぶっていることに気分が悪くなった。
皆さんがスルーしていることを承知の上で言わずにはいられない。
さて・・・と
>>581 批判というほど熱のこもったものではないが、鈴木清順は
「影武者」について聞かれた際、自分の映画と同じ程度の予算の映画でないと
見ても参考にならないので見ていないと発言していた。
おそらくは、見ていたと思われるが…
また、これは講演で直接聞いた言葉だが、黒澤作品の俳優の演技に関して
皆、ガチガチになってしまってる、とリハーサルを繰り返すことに対して批判的発言をした。
私は鈴木清順は天才だと思ってるけどね
清順は大島渚と一緒で、
演技指導を完全に放棄しているからなあ。
まあ演出の領分じゃないってのも一理あるけどねえ。
清順は放棄どころか細かく指導してるよ。特にアクション部分について。
東京オリンピック、暴走機関車、虎虎虎
この三つのカラー映画のどれかひとつでも妥協して撮ってればその後が違ってたのになあ・・・
黒澤の世界的名声は1980年代から1990年にかけて前例が無いくらいの高みに達したけど
カラー作品それぞれを見ると全て運を逃している
>>587 >>この三つのカラー映画のどれかひとつでも妥協して撮ってればその後が違ってたのになあ・・・
その三つのカラー映画のどれかひとつでも妥協して撮れる黒澤ならその前が違ってたよ
こんな しょーもないこと言わせるなよ
カラー映画を無条件で肯定できる人にしてみればそうなんだろうけどね
「乱」を三船で撮らなかったってのは完全に逃げだし音楽のマーラー風にしてもね
カラーでぱっとしてないぶん安定した無難な線で成功させたかったんだろうな
>>586 指示してるだけで、指導はしてないでしょ?
黒澤は舞ったりしているみたいだけど。
>>588 そうかなあ。
黒澤はどんどん箍が外れていったように思えるけど。
どんどん妥協がなくなって、最後には東宝を憎むようになった。
けど、実際妥協して「どですかでん」「影武者」を撮っているわけだし、
無理って事はないと思う。このタイミングで妥協するより、
「赤ひげ」の後で妥協した方が、いいペースで作品作り出せた気がする。
まあ今から言っても仕方のないことだけれど。
>>590 指示と指導にそれほど大きな違いがあるとも思えんがねえ。
舞うことが指導ならば、拳銃を構えたりすることも指導だよね?
であれば、指導していた。
「暴走機関車」に関しては黒澤の非妥協というより、エンバシーと青柳に問題があって実現しなかったんだと思うが。
596 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/27(土) 16:04:21 ID:9g9nxW/P
大島渚作品て観たことないんだが、監督としては優秀なのかい?
十年ぐらい前までの
テレビに出て気難しいで怒鳴ってるイメージしかないのだが・・
>>568 >演出、美術、撮影などにはある。もちろん脚本にも。
「著作権」が認められるのは、実体としての脚本を書いた脚本家だけだよ。
演出には「著作権」はない。ない代わりに二次利用収入で取り決めする慣習になっている。
(ただ著作者人格権とかその他の隣接権がゴチャゴチャ認められることはある)
あと、美術家や撮影監督が二次利用収入をもらえるとは聞いたことがないが?
撮影監督だとTV放送・DVD用のマスタリングに付き合うことでギャラをもらったりはするけど。
この種の権利って、「権利者(だと自分は思っている人)が自ら主張する」
「社会慣習としてそれが認められる(もちろんケース・バイ・ケースで認められる人と
認められない人の違いもある)」という手順を踏むから、はっきり「こうだ」と
言えないことが多いよ。二次利用についても事例によって扱いは違うし。
専門家以外には既に整理できなくなってきているよ。
>「乱」を三船で撮らなかったってのは完全に逃げだし音楽のマーラー風にしてもね
カラーでぱっとしてないぶん安定した無難な線で成功させたかったんだろうな
マーラー風が安定で無難な線というのがよくわからないけど。
「影武者」は明らかに一般大衆受け狙ってるけどね。
黒澤が、マーラーにハマっただけでしょ。
「七人の侍」は指摘する人があまりいないけど
あからさまに「新世界」風だぜ。
こういう路線は昔からだからね。
599 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/27(土) 17:09:02 ID:gnHLDPjt
>>587 でも東京オリンピックは市川昆のは文句のつけようのない出来ですね
黒沢のも見てみたい気もするけど
>カラー映画を無条件で肯定できる人
黒澤カラー映画を否定する人って、減点法でしか映画を見られない
可哀想な人だと思う。
誉める=無条件で肯定 とか飛躍しすぎだろ。
白黒マンセー派は
「七人の侍」の
「おい、こっちだこっち」まで含めて肯定してるのかw
侍のテーマは第2楽章だし
前半終了部は第4楽章。
「キージェ中尉」のロマンスは
ほとんどそのままw
602 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/27(土) 17:46:46 ID:KEFQY5mP
>>600 「おい、こっちだこっち」ってのは、木賃宿の多々良純の寝ぼけた仲間とのやり取りのことか?
別にあのシーン悪くないと思うのだが?
カラー化して放映しくれてもいいんだがな、爺の石頭では無理だろうが
>私は鈴木清順は天才だと思ってるけどね
笑わせるな。
NHKでくだらん番組の司会したり
「気くばりのすすめ」だと
お前の映画が一番客への気配り欠いてるんじゃンか
ボケじじいが。
605 :
↑:2007/10/27(土) 21:55:04 ID:TpZvTCG2
鈴木健二(弟・元NHKアナウンサー)な、2人とも故人なのでとやかくいわないが
2人?
607 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/27(土) 21:58:36 ID:pAGl8Zae
>>581 吉田喜重は「黒澤映画は強者の論理」と批判していた。
同じような批判は増村もしていた(増村は評価している部分も述べていたが)。
木下恵介は「バカじゃなかろうか、あんなに単純で」と成瀬巳喜男は「彼のはアメリカ映画の真似だね」
小津は『白痴』を批判していたし、深作は晩年「私は俳優を絵の具みたいに扱いたくない」と言っていたが
これは黒澤に対する批判に聞こえた。
あとは井筒w「黒澤明は映画がわかっていない」と世迷い言に近い発言w
木下恵介はホモ。
深作はレイピスト。
小津はインポ。
黒澤ってスピルバーグ含め欧米人には賞賛されて、日本の巨匠達からは批判されまくりだったってこと?
>>607 >成瀬巳喜男は「彼のはアメリカ映画の真似だね」
これは、ちょっと面白いな。 成瀬も若い頃は、『鶴八鶴次郎』とか撮ったわけだし。
戦前と戦後で、アメリカ映画のほうが変わってしまった、ということもあるけれども。
>>607 増村と井筒については、完全に真に受けては駄目だ。
(増村については、黒澤を評価した言葉も真に受けてはいけないと思う)
増村の批評は、ひとつの「作品」だし、井筒のは「タレントのコメント」だ。
大島渚もかつて、黒澤作品をどう思うか?と質問されて「ハリウッドのB級映画と同じ」とコメントしていた。
これまた井筒のコメントと同じ。
>>610 成瀬は城戸四郎に「松竹に小津は二人いらない」と言われて松竹を追い出されたんだけど、
小津にしてからが当初はアメリカ映画のパクリでスタートしたんだしね。
>深作は晩年「私は俳優を絵の具みたいに扱いたくない」と言っていたが
>これは黒澤に対する批判に聞こえた。
これは小津批判、もしくはヒッチコック批判でないの?
614 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/27(土) 22:42:49 ID:pAGl8Zae
>>609 ペキンパーが「『悪い奴ほどよく眠る』、冒頭は素晴らしい見事なもんだ残りは大がかりに作られた粗悪なソープオペラだが」
「あれはヴィスコンティの『山猫』と同じでもったいぶっているだけだ、あれほどの映画人でも欠点があるということか」
615 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/27(土) 22:46:18 ID:9g9nxW/P
なるほどね。様々な批判があったのか。
だがね、そいつらの中で黒澤以上の作品を残した奴はいない。
ペキンパーなんて下らない西部劇だし、深作でも誰でも黒澤の足元にも及ばない。黒澤サイコー!
ペキンパーは基本的には黒澤オタクだよ。
成瀬の言葉は、弟子に対するいましめでしょう。
本音が出てるのは木下恵介の言葉だけのような気もする。
>>612 さすがに小津は、「アメリカ映画の真似は駄目」なんて言わなかったね。
小津の『白痴』批判は、「俺の原節子をあんな風に使うな」という苦言で、
批判にもなっていないが、小津の原節子への想いが伝わる、いい話だ。
>>614 いま読み返して気付いたんだけど、ペキンパーは「ホースオペラ(西部劇)」とたとえたんじゃないの?
ソープオペラとは、それをもじった言葉で、日本流に言うと「昼メロ」のことだ。
小津は白痴の批判のついでにぼくは野良犬が好きだと言ってるな
あと後年に用心棒は剛速球だとも言ってたっけ
成瀬は黒澤のセットをたまに覗きに来ていたりしていたとか
昔の監督は忌憚なく同僚について語っているし自由な雰囲気だったんだろうか
溝口なんかは山中と伊丹が死んで日本の時代劇は死んだ
伊藤と衣笠は最近精彩欠いていて何やってるんだみたいなこと言ってるし
溝口って、思い詰めた長嶋茂雄みたいな人だったのかな
日本映画史上で一番偉いのはやっぱり溝口だろうな
各年代の傑作の多さから言っても
スランプと言われる40年代でも忠臣蔵や浪花女があるし
キネ旬では一回しか1位獲ってないけど
溝口は過大評価の代名詞
>>617 小津が黒澤の映画や黒澤ファンをちょっとからかっていたことは、
「小津安二郎に憑かれた男―美術監督・下河原友雄の生と死」を読むと分かる。
もちろん、黒澤の監督試験での振る舞いを考えても、
小津が黒澤の映画を馬鹿にしているなんて事はあり得ないが。
624 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/28(日) 07:04:00 ID:8KyAF9M/
増村は東大法学部で三島由紀夫の同期だからな
ガリ勉では法学部の背広組にかなわないでいじけて
ヤケクソで誰もやってない映画理論をフランスで仕入れてきたから
能書きは凄いんだよな蓮実も真っ青
撮るとおそ松くんだけど、実相寺と双璧だよなその点じゃ
屈折はんぱないから現場の雰囲気は最悪だったらしい
耐えられたのは怪物若尾文子だけそりゃそうだ溝口健二のシゴキ屁とも思わないで
亭主が死んだら死の床で述べた感謝の言葉を電話取材で答えて周囲納得させる傑物。
625 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/28(日) 07:54:45 ID:CMth/AE3
どん底、用心棒、七人の侍以外はごく普通の作品。
白痴、蜘蛛巣城、生きる、羅生門にいたっては並以下。
それはオマイの小さな意見
627 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/28(日) 08:23:57 ID:CMth/AE3
ペキンパーの”ワイルドバンチ”は椿三十郎を遥かに超えている。
この人って海外で評価されてるのは殆ど時代劇だけだし、観れば観るほど普通の監督に思えてくる。
628 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/28(日) 12:07:41 ID:LTmMS6dr
ワイルドバンチはカット数が多くて、目が眩む。
629 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/28(日) 12:29:14 ID:qt3EAtCK
ジョン・カサベテスの『グロリア』のパンフレットに寄稿してたんだってね>黒澤
読んでみたいなぁ、『グロリア』も好きな映画だし。
「生きものの記録」って黒澤ファンや映画ファンからはどう評価されてるの? 俺は大好きなんだけど。 以前北野武も誉めてたし
631 :
↑:2007/10/28(日) 14:52:20 ID:iKoBiNam
632 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/28(日) 15:54:51 ID:DP4gOs3O
今見ると
舞台劇の戯曲のような構図が分かりやすく、面白い
>小津が黒澤の映画や黒澤ファンをちょっとからかっていたことは
それは黒澤のことを相当意識してたことのあらわれでもある。
本当にくだらないと思えば相手にはしない。
地球が燃えている!
「生きものの記録」って三船はどこに出てるの
636 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/28(日) 17:00:41 ID:oXKcAcO8
>>635 主役の老人(ブラジル移住を断行しようとした老人)が三船。よく化けてるよね。
>>630 爆笑問題の太田が絶賛してたよ。
黒澤自身も(お客が入らなかったこともあって)いちばん愛着があるみたいなこと言ってたよ
638 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/28(日) 17:09:25 ID:naCodBvZ
なるほど!
武や太田などに好かれる作品なのか。
やはり俺の審眼美は正しかった。
むしろあれを批判した連中の方が素人だったようだな
このスレで
>>映画館は観客が邪魔、ホームシアターは作家との対話ができるもの
と、のたまったキチガイの2番目の迷言
>>カラー化して放映しくれてもいいんだがな、爺の石頭では無理だろうが
スクリーンと自宅の違いが分からないどころか、カラライゼーションをありがたかってる厨だったのか
しばら、こいつのヲチをしたい ww
>>633 「相当意識してる」のと「本当にくだらないと思ってる」のには
非常に差があるんだが。
641 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/28(日) 18:49:57 ID:oXKcAcO8
>>638 内容がちょっと暗いし、好きかどうかと問われれば俺は答えに窮してしまうけど、あの作品は凄いと思う。
あの病室でのラストシーンは物凄い。
って書いてると、また見たくなってきたな。レンタルしてこようかな。
642 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/28(日) 18:51:42 ID:naCodBvZ
レンタルじゃなくて買おうよ
643 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/28(日) 18:54:40 ID:qt3EAtCK
木下恵介は無類の毒舌家で、小津に面と向かって「あなたは古い!!」と言い放ったらしいから
酒が入れば、溝口や小津や成瀬や内田や黒澤作品なんかぼろくそに貶していたらしいからね
山田五十鈴が『東京暮色』に出演したとき「この映画では『蜘蛛巣城』でやった眼技はいりません」と
小津に言われたとインタビューで答えていた
香川京子は最近「黒澤映画で演じた女性キャラクターには違和感を感じる」と答えていた
俺なんかは『どん底』の香川京子は実に良かったと思っているんだが
笠原和夫は『七人の侍』や『生きる』に否定的で一番好きなのが『素晴らしき日曜日』なんだそうだ
えっ? 笠原は強烈な「七人の侍」ファンでしょう?
あの作品が75年にリバイバル公開された際のキネマ旬報の特集号で、笠原は熱烈な賛辞を書いてるよ。
645 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/28(日) 19:33:29 ID:naCodBvZ
皆は用心棒と椿三十郎 どちらが好き?
俺はどちらかというと
用心棒かなと。
甲乙つけがたいけどね。
カメラアングルや絵が優れてると思うのは用心棒で 名台詞満載なのが椿三十郎だと思ってるが。
646 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/28(日) 19:46:11 ID:jRxJHRM9
>>641 ど迫力の高架電車のシーンがあるか確認してくれ
タケシがほめてたのもあのシーンだし
しかしいったいあれはどこで撮ったんだろういまにも歩道に落っこちてきそうだもんな
いくら黒澤でも電車走らせる事はできないだろうから
日本のどこかである事は間違いないんだが
647 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/28(日) 19:47:34 ID:jRxJHRM9
>>643 黒澤が女描くの下手なのは定説だろ
七人の侍の津島恵子もひどいもんだ
648 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/28(日) 20:00:20 ID:oXKcAcO8
>>642 廉価版が出るから買いたいけど、他にもっと欲しい作品が…(天国地獄、悪い奴、酔いどれ、どですかでん、椿、隠し砦…)
>>646 そのシーンがあったかどうかは覚えてないな。
レンタルDVDに収録されてるかどうかは、誰か知ってるんじゃないのかな?
>香川京子は最近
ずいぶん前から言ってるけどね。
特に「悪い奴ほど」「赤ひげ」あたりについては。
昔のインタビューとか読んでごらん。
「どん底」は本人も気に入ってたと思うよ。
650 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/28(日) 20:32:33 ID:naCodBvZ
Amazonレビュー見るとさ
生きものの記録は
三船が若々し過ぎて老人に見えなく、背も高すぎると書いてた人がいたけどさ。俺はあの役は上手いと思ったけどな。
背が高いのもいかにも頑固で威圧感がある老人に見えるし、当時35才の三船がよく演じたとつくづく思うよ
>当時35才の三船がよく演じたとつくづく思うよ
そのかわり、「乱」では衰弱しきって、
演じられないわけだが。
>>630 普通に考えて最高傑作のひとつでしょ
黒澤をアクション映画の監督だと思ってる連中にはウケは悪そうだけど
「サクリファイス」なんか、どうみても「生き物の記録」だしな
「生きもの〜」電車のシーンって記憶になかったわ、案外適当に見てるのかなぁ
655 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/28(日) 23:01:18 ID:naCodBvZ
それって
三船と家族が話してる時に電車音がブーンて鳴るシーンのことかな?
あれは撮影の後
そういう効果音を加えたんじゃないの?
「醜聞」が大好きな俺の立場って・・・
電車というか都電荒川線は出てくるけどなぁ
えーと、黒澤映画(もちろん現代劇)の鉄道というと
「どですかでん」「天国と地獄」「生きものの記録」「野良犬」には間違いなく出て来るが
ほかはどうだったかなあ
659 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/29(月) 00:57:46 ID:aSKHQiYx
>>655 半分狂った三船が街さまよっている時にその頭の上を
ガガガァッーつて電車が走るんだよ
それがカーブでトンネルみたいな所から出てきて
殆ど車体が露出していてすごい迫力なんだな
そのシーンがビデオで見つからないんだよ
劇場で見た時はびっくりしたし
タケシも生きものの記録は黒澤さんがエネルギーに満ちていた時の
映画であの頭の上を電車が通るシーンなんてすげえ迫力だもんなと絶賛していた
肝心のシーンだってのに
×本日午前1:40〜翌日午前3:10(90分)
○本日午前1:40〜午前3:10(90分)
修正し忘れた。申し訳ない
662 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/29(月) 03:00:34 ID:EoeNusDA
663 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/29(月) 03:15:24 ID:6gJvKlJr
>>659 もしかして、志村喬とバッタリ会うシーン?
三船は志村を無視して行ってしまおうとするが、
もう一度戻って来て「あんたたちのせいだ!」みたいなことをまくしたてるシーン?違ったらすまん。
664 :
今度はジャニタレで「姿三四郎」:2007/10/29(月) 04:27:34 ID:5tLeM8E/
ジャニーズ松本の「オリジナルキャラ」で隠し砦
>>643 山田五十鈴が映画から遠ざかった一番の原因は、
黒澤との「アフレコ事件」なんだけど、もう一つ良く挙げられるのが、
「東京暮色」で娘が死んで悲しむシーンで、小津に、
「悲しい顔は要らない。人間は本当に悲しい時に悲しい顔なんかしないんだ。」
と言われただけならいいんだけど、悲しみを手のアップで表現されて、
「やっぱり映画は監督さんのものなんだな」と思って、舞台の方へ。
あと香川さんは他に素晴らしい映画たくさんあるから、
黒澤の映画が自分に合ってないと思うのも仕方がないね。
>>649 最近のインタビューでは、「黒澤さんの映画」と全般的に言ってるよ。
やっぱり女心だからね。
「どん底」の香川は、吉永小百合に張り合うくらいに可愛い。
でも他の黒澤作品はと言えば、ちょっと違うかなと。
フルデジタル・アニメーションによる黒澤明未完成作品の復刻
http://www.dcaj.org/bigbang/mmca/works/04/04_005.html クイックタイムムービーあり
“超高層ビルの屋上から落下する中学生の‘私’を、美しい‘天使’が拾い上げ、空の旅へと連れていく。
天使と‘私’は、ついに宇宙まで飛んでいくが..”
当時、あのジョージ・ルーカスでさえ映画化は不可能と見送られたストーリーを、
映画「ガメラ3」で特技監督をつとめた樋口真嗣監督が、新たに
フルデジタル・アニメーションの映像として復刻しました。
日本が世界に誇るアニメーション制作現場と最新のデジタル映像制作技術の
共同作業により、黒澤監督のビジュアル・イメージの実現に挑戦、
これまでにない新たな映像をつくり出しています。
1984年のことである。私は黒澤明監督の『乱』の衣装を中心に『黒澤映画の美術』という写真集を作っていた。
その関係で時々撮影中の監督を尋ねたり、御殿場の別荘にお邪魔をしていた。
そんなある日、当時勤めていた学研の古岡秀人会長から呼び出しを受けた。
「キミは黒澤明監督と親しくさせていただいているようだが、監督に頼んで欲しいことがある。
次回作に宮沢賢治の『風の又三郎』を撮ってくれるように頼んでもらえまいか。制作費は学研が出す」
ということであった。
まだ『乱』の撮影中であり、次回作の相談ができるのか不安であったが、食事にお誘いを受けた時思い切ってその話を切り出した。
どうすればOKをしてくれるのか、考えた末に”殺し文句”を思いついていた。
「監督、日本の子供たちが映画を監督の作品から見始めるというのはステキだと思いませんか?」
泥魚亭好日記 〈美しさを楽しみ夢を育てる〉:2006年08月
http://oijyoko.exblog.jp/m2006-08-01/
>>639の母でございます。
この度は、またしても息子がこのようなレスをしてしまい、
皆様には大変ご迷惑をおかけしております。
不快な思いをさせてしまった事を深くお詫び申し上げます。
息子は幼い頃に父親を亡くし、そのショックでか内気で
陰気な子供になってしまいました。
そのせいか、小・中学校ではいじめにあっていたようです。
この年になるまで、恋人はおろか友達さえもいないようで、
話す相手といえばカブトムシだけ。
まだ童貞のようです。
不憫に思いオナニーの仕方だけは教えてあげたのですが、
猿のように毎日毎日行為にふけるありさまです。
将来を大変心配しておりましたが、この2ちゃんねるという
サイトを知って以来、息子も少し明るくなったようです。
夕食の時には「今日○○板でね、ドキュソがさあ…」などと、
とても楽しそうに話してくれるのです。
少しは人間らしさを取り戻したかなと思っていたのですが…
確かに息子はクズで御座います。
幾つになっても分別をわきまえずすべてが幼稚です。
生きていても世の中の役に立つ事がない事も十分承知しております。
でも、決して悪い子じゃないんです。
どうぞ皆様、息子を暖かく見守ってやってくださいまし。
本当は小心な良い子なんです。
どうか温かい目、長い目で見てやってくださいまし。
よろしくお願い申し上げます。
>>672 キチガイはキチガイなりに悔しいんだということは分かったww
で、涙目のあまり やったことといえば、大昔のカビの生えたコピペかw
キチガイは何をやってもダメだな
ま、懐かしい思いをさせてくれただけ、よしとするか
>>669-671 黒澤研究の貴重な資料だね。
しかし、樋口のアニメは完成しなくて何よりだった。
676 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/29(月) 15:31:00 ID:9zMqBZar
七人の侍は面白いと思うけどあまりにも長い。
皆は何回も最初から最後まで観れる?
俺は一回は全部観たけど その後は好きなシーンだけ選んで観てる・・
>>671 1984年に黒澤監督と菊島隆三に交流があったのは本当なのかな?
出版されたという日記読みたい
679 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/29(月) 16:07:48 ID:5rqyT+rL
生きものの記録見直したけど、やっぱり頭の上を電車が通り過ぎるシーンは無かったね
でも差別語でさえ断り入れて放送されるくらいなのに、カットされる事なんてあるのかな
ちなみに工場のロケは大崎の明電舎のあたりだそうですね
680 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/29(月) 16:13:59 ID:6gJvKlJr
あのサイトは隠し砦リメイクの話が湧き上がった頃に読んだんだけど、
確かに「乱」の撮影中の出来事として書かれているんだよね。
『死後出版された菊島隆三さんの日記の中にそれは書かれていたのだ。恐らく、私がその依頼をして
翌日なのではないかと思われるが、監督は菊島さんに
「オイ、次回作が決まったよ!『風の又三郎』だ」と話されているのである。』
黒パンは隠し砦をカラー化して500円dvdでだしゃーいいんだよ
カットといへば、「姿三四郎」は進駐軍ぢゃなくて東宝がカットしたというのは
有名なはなしなんでつか?
>>680 WOWOWで93年に放送されたものです
685 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/29(月) 18:51:35 ID:vEKx5IEE
昨日TOKIOの番組に宇津井健が出ていて撮影所全盛期の話を少ししていた。
宇津井が映画界に入った頃、最も高給取りの監督は小津安二郎だったそうだ(なんで宇津井が知ってるのかわからんが)。
一年で450万円(現在の貨幣価値なら約9億円)、現在では考えられん額だな。
流石キャスト・スタッフ丸抱えで映画製作をやっていた時代の事ではある。
黒澤も黒澤プロを作る前は高給取りだったんだろうな。
>>685 >一年で450万円(現在の貨幣価値なら約9億円)
687 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/29(月) 18:57:07 ID:9zMqBZar
レンタルで椿三十郎借りたらDVDプレーヤーで読み込む時に「ジー」って音がする・・
かなり使ったDVDディスクを読み込む時ってDVDプレーヤーはかなり負担がかかるんだっけ?
>黒澤も黒澤プロを作る前は高給取りだったんだろうな。
「一番美しく」の主演女優で
結婚した矢口陽子は黒澤の給料が自分より少なくてびっくり。
これでは生活できない。と思ったとか。
ちなみに黒澤は毎月もらう給料より
会社にピンハネされた金額(他社作品の脚本料)の方が多く
自分は毎月会社に寄付してたようなものだとも書いてる。
これはまだ監督かけだし時代の話だが
「姿三四郎」で大ヒットをとばした監督への
扱いがこの程度だから、「羅生門」以降でも普通のサラリーマンよりは
よかったにしろ、大したことはないだろうな。
>>685 >一年で450万円(現在の貨幣価値なら約9億円)
200倍ってことはあり得ないから、20倍で9000万ってところだな。
小津は年に一本しかとらないから、小津より稼いでた監督はいた。
>>670-671 なんか怪しいね。
菊島の日記なんて出版されていたのかね? されていたとして、そんなのを誰が買うんだろう。
それも、50年代60年代のものならともかく、80年代の分の日記なんて。
80年代の分まで含めた全日記だったのかも知れないが、それなら膨大な頁数になるはずで、
そんなのが出版されたとはますます考えられない。
その日記とやらの内容も怪しい。
>>678が言っているように、84年の時点で黒澤と菊島が交流があったとしたら、
その点こそ従来の定説を覆す新事実だ。
しかも、その日に頭に浮かんだアイデアを即座に電話して話すほど深い友情があったとは信じられない。
さして親しくもない人(しかも映画業界人ではない人)からいきなり企画(しかも商売っ気アリアリの企画)を持ち掛けられて、
それに即座に乗り気になってしまうというのも怪しい。
「乱」の撮影中だというのに「風の又三郎」を一日で読み返したとは思えず、
読み返しもせずに翌日に他人に「次回作が決まったよ!」と電話するとも思えない。
もっと根本的なことを言うと、黒澤が「風の又三郎」を映画化したがるとも思えない。
この点はくどくなるから書かないが、黒澤ファンで「風の又三郎」を読んだことのある人にはわかるはず。
いや、そのくどくなる部分を書いてもらわないとさ。
>>678 傷があまりに多いディスクの場合、ヘッドの部分が細かな動き(行ったり来たり)を要求されて、
そういうことが繰り返されると故障の原因になることがあるけど、そういう場合は映像や音も相当に乱れるはず。
ジーッという音は、何か別の原因では?
693 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/29(月) 21:50:05 ID:9zMqBZar
>>692 レスthanks!
確かにDVDディスクの信号面を見たら、かなり傷がついてる・・
細長い糸のような傷がいっぱい。
まぁ椿三十郎は今でもかなりレンタルされるだろいけど、それにしても酷い傷だ。
俺以前に借りた奴らはどんな扱いしてたのやら。
まさかフリスビーにして遊んでたりして。
>もっと根本的なことを言うと、黒澤が「風の又三郎」を映画化したがるとも思えない。
この点はくどくなるから書かないが、黒澤ファンで「風の又三郎」を読んだことのある人にはわかるはず。
残念だけど、コアな黒澤ファンなら「風の又三郎」映画化を黒澤がもくろんだことが
あるのは周知の事実だよ。
詳しくはそのブログのコメント欄見てご覧。
それから「乱」の秀虎に謀反をおこした家臣二人のモデルは
菊島と青柳だよ。
黒澤は丹後に殺させてるよねw
695 :
↑:2007/10/29(月) 22:02:24 ID:tzkaZpHS
だから早いうちにanydvd+clonedvd2で一層化、dvddecryputerでISO化
2G制限のないshareで共有せねばならんのだよ
>>694 コメント欄までは読んでなかったよ。
>>691 黒澤は都会っ子なんで、宮沢賢治や、宮沢が描く世界に興味を持っていたというのは不思議。
「我が青春に悔いなし」「七人の侍」に登場する農村は、いずれも‘異文化’として描かれている。
「デルス・ウザーラ」での、デルスの故郷にしても同様。
「八月の狂詩曲」に登場する長崎の田舎も、そこを訪れた少年少女の目を通して描かれている。
田舎者を主人公にした映画というのは撮ったことがない。
都会っ子だし、一匹狼ヒーローが好きで、宮沢賢治的な農村コミューンというのを冷ややかに見ていたフシがある。
例えば、「七人の侍」の中の志村喬のセリフ。「長老に拝謁か。光栄だな」
更に、あの映画の中で、志村は、川向こうの家々までは守れないという決断をし、農村を分断させてしまう。
(そういうエピソードを、黒澤はあえて折り込んだわけだ)
だから、「風の又三郎」を映画化したがっていたとは、ちょっと信じられなかったわけですよ。
補足。
「風の又三郎」を又三郎(コミューン外の存在)の視点から描くというのなら黒澤らしくなるかも知れないけど、
それでは原作とはまったく違ったものになってしまう。
原作とはまったく違うニュアンスを漂わせる新アイデアの映画化を狙っていたという可能性ならば有り得るかも。
698 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/29(月) 22:47:21 ID:Sxn806zl
都会っ子だから宮澤賢治に興味を持たないってことはないでしょ
トトロが好きだし十分ありえる
>例えば、「七人の侍」の中の志村喬のセリフ。「長老に拝謁か。光栄だな」
それは千秋の台詞。
平八は皮肉屋だからね。
>更に、あの映画の中で、志村は、川向こうの家々までは守れないという決断をし、
農村を分断させてしまう。
いや、むしろそれが自分勝手な万造を変えるきっかけになり
村を団結させたのだと思うけど。
ちなみに、その判断自体きわめて戦術的に合理的なもので
黒澤の農村への思いとかとは無関係でしょう。
>>699 「となりのトトロ」は、黒澤作品と同じようにコミューン外の者の視点から田舎を描いた作品だよ。
「風の又三郎」とは視点が正反対。
>>700 間違いを指摘してくれてありがとう。
戦術や合理性を優先するというところが、宮沢賢治が描く世界とは相容れないとは思うんだけど・・。
702 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/30(火) 01:13:23 ID:T+gwX7wM
>>700 > >更に、あの映画の中で、志村は、川向こうの家々までは守れないという決断をし、
> 農村を分断させてしまう。
>
> いや、むしろそれが自分勝手な万造を変えるきっかけになり
> 村を団結させたのだと思うけど。
川向こうの住人の代表格は「茂助」(小杉義男)で、
茂助が「他人の家を守って自分の家を見捨てる法はない」という内容のことをまくしたてて、
「自分の家は自分で守る」と言って帰ろうとするというところを、志村喬に諭されるわけだけど、
この一件で自分勝手な万造が変わったんですか?変わったのは万造でなく茂助だと思うんですが。
自分が興味なかった世界に挑戦したいって欲求が起こっても何ら不思議ではないが。
>>703 岡田准一は、幻に終わったTBS版『のだめカンタービレ』の
準主役の予定だった
http://www.ultracyzo.com/newssource/0511/01.html フジテレビ制作で大人気に終わったドラマ『のだめカンタービレ』は
まだみんなの記憶に新しい。
主人公「のだめ」がクラシック音楽の世界でまきおこすコミカル青春劇。
これは実は当初、TBSがテレビドラマ化をすすめていた。
ところがマンガ原作者の二ノ宮知子が、企画を見た段階で
絶対にOKを出さなかったために、この話は流れたのだという。
なぜ、二ノ宮は断固として許可しなかったのか?
それは、TBSが、主人公の彼氏役にジャニーズの岡田准一を決定事項として
ゴリ押ししてきたこと。
さらには、岡田准一がもっと目立つようにストーリーを書き換え、
最後には、ドラマ主題歌もジャニーズにしなければダメだと言ってきたせいだった。
物語のイメージにまったく合わない配役、変えられたストーリー、
さらにはジャニーズ主題歌と聞いた二ノ宮は、これを絶対に認めなかったという
>>703
どうせならP姫は上原美佐(3代目)にやらせれば話題になるのに
なぜ、二ノ宮は断固として許可しなかったのか?
それは、TBSが、主人公の彼氏役にジャニーズの岡田准一を決定事項として
ゴリ押ししてきたこと。
さらには、岡田准一がもっと目立つようにストーリーを書き換え、
最後には、ドラマ主題歌もジャニーズにしなければダメだと言ってきたせいだった。
物語のイメージにまったく合わない配役、変えられたストーリー、
さらにはジャニーズ主題歌と聞いた二ノ宮は、これを絶対に認めなかったという
まさに隠し砦で同じことをやってるんだなジャニーズ(笑)
そういう話はリメイク専用スレで
タレントの話題なんか知らんよ
709 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/30(火) 16:30:04 ID:9klRoJ5n
要は、「飛ぶ」のシナリオが「風の又三郎」を元に
しているかどうかじゃね?
もういい、又でもしゃぶってろよ
711 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/30(火) 18:16:04 ID:r8NfggMF
黒澤作品の三船は存在感あってギラギラしてるが
他の作品ではダメダメだね・・
黒澤に詳しい人に聞きたいのだが、ヒッチコックやハワード・ホークス、リー・ブラケット、オーソン・ウェルズ、チャールズ・ロートン、グレッグ・トーランド、ニコラス・レイ等は黒澤映画について何か語ってますか?
713 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/30(火) 18:26:54 ID:r8NfggMF
黒澤監督の最高傑作は やはり七人の侍でOK?
714 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/30(火) 19:27:15 ID:fg8JseAR
最近、「天国と地獄」、「生きる」、「椿三十郎」、「隠し砦の・・・」と
リメイク作品が多くなっているね。
>>712 ヒッチコック「アキラ、たかが映画じゃないか」
あーおもしれぇ おもしれぇ
>>715の言うことぁおもしれぇよ
↑あなたは、少しギラギラし過ぎます。抜き身みたいに。
本当にいい刀は鞘に入っているもんですよ.
718 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/31(水) 00:08:06 ID:Jisd+nrM
醜聞で旅館の手すりに手拭いがかかっているシーン露骨だけど
うまいよね
ああいう滑らかな語り口で一編でっち上げるのもなかなか難しいんじゃまいか
719 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/31(水) 00:25:59 ID:NrflLj6J
>>713 黒澤作品の中での最高傑作というだけでなく、全ての映画作品の中での最高傑作。
>>712 グレッグ・トーランドは、戦後すぐに死んでるだろ。
もし「トラ!トラ!トラ!」を見たら、何と言ったかね。
オーソン・ウェルズが、「マクベス」絡みで何か言った、
というような話も、残念ながら、聞いたことがないな。
その面子だと、黒澤について、何か言ってそうなのは、
リー・ブラケットだな、「スター・ウォーズ」の関係で。
ウェルズは黒澤のことは評価してるはず。
蓮実の雑誌で、ウェルズの晩年の発言を見ても溝口と共に黒澤のことを高く評価していたのは間違いない
ということがウェルズの会見記事の解説で書いてあった。具体的に何言ったのかは知らんけど。
ちなみにウェルズがその会見で嫌いな監督として挙げた名前はデミルとヒッチコック
ほほう
「ピーター・ボグダノヴィッチがオーソン・ウェルズにインタビューした時には、
オーソン・ウェルズは『市民ケーン」を後に黒澤明が『羅生門』でした手法で
撮ることも最初は考えていたと語っているのも知ってそれも面白かった。」
否定的ではないな。
725 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/31(水) 12:45:35 ID:Q+avL70c
意味わからん
これは「」がおかしいな こういうことか?
ピーター・ボグダノヴィッチによるインタビューで、オーソン・ウェルズは
「『市民ケーン』を後に黒澤明が『羅生門』でした手法で撮ることも最初は考えていた」と語っている。
それを知って面白かった。
やっぱりわけわからんぞ。
何だい、そりゃ?
まだ分からない?
ぢゃ、もっと分かり易くするぞ
ピーター・ボグダノヴィッチによるインタビューで、オーソン・ウェルズがこう言ってるのは面白かった。
「黒澤明が後に『羅生門』で使った手法で『市民ケーン』を撮ることも、最初は考えていた」
730 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/31(水) 16:17:52 ID:dHKXAZbq
オーソン・ウェルズは三船のことは誉めてたよね。
732 :
724:2007/10/31(水) 16:19:51 ID:K2iNwxmM
>>726 お手数かけてスマソ。
これが元ネタらしい。
ピータ・ボグダノヴィッチ:「ケーン」の物語は、どんな、いきさつで始まったのですか。
オーソン・ウェルズ: わたしはずーっと、あるアイデアを温めていた。同じ事件を何度も物語る、さまざまな視点から、
同じ出来事を描くというアイデアだ。「羅生門」が使った、このアイデアが大本だ。
われわれは、主人公を誰にするかを考えた。いかにもアメリカ的な大人物、厳密に人間像を
絞り込まなければならないから単なる政治家ではだめだ。第一候補にハワード・ヒューズが挙がったが、新聞界の支配者に照準を合わせることにした。
ピータ・ボグダノヴィッチ: 「羅生門」のアイデアはどうなったのですか。
オーソン・ウェルズ: 最初の意図からずっと薄まってしまった。
私は主人公の人間像が、それを、語る人物ごとに、まるっきり違ってしまうと云うようにしたかった。
「バラのつぼみ」や多面的な人間像というアイデアは、私の発案だ。
http://boat.zero.ad.jp/~zbe44820/kph/kph-74.html
735 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/31(水) 17:39:32 ID:WwJ9nm4p
おめぇ 牛年の生まれか?
やたらつっかかるが
>>707 学習能力ないよなあジャニーズも。断れない久ちゃんも久ちゃんだが。
つまり芥川の「藪の中」はえらかったってことか
上手いなって言おうとしただけ。すまん。
740 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/31(水) 22:33:36 ID:6VPn8h2k
>>712 フランク・キャプラは黒澤と会ったことがあるんだよね。
二人がどんなこと話したのかは知らないけど。
自作自演しつこいよ。
このスレの住民は、常に見当違いのオマエの自演呼ばわりをしつこいと思ってるよ
オマエ、既に「キチガイ」の域に達してるぞ 気付けよ、キチガイ
745 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/01(木) 16:17:45 ID:PfIcnoaG
誰か前にスマステでやった黒澤特集の映像をようつべかニコニコにうPしてください
毎日あれが観たくて頭が「どですかでん」してます
>>745 それって、太田が熱弁をふるった回のことかい?
747 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/01(木) 16:27:18 ID:JxaKNFbn
>>746 俺もその回を見たいな。他にも黒澤特集やってたの?
749 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/01(木) 16:33:34 ID:garJqXRG
椿三十郎見たら、小林桂樹が軽妙でコミカルな役でワロタ
小林というと連合艦隊の山本五十六とか二時間ドラマの牟田刑事とか重厚で渋いおじいちゃんというイメージがあったから意外だったw
750 :
↑:2007/11/01(木) 17:07:41 ID:ukEdt2NG
映画版 裸の大将 山下清は雁の助どころじゃない名演だったよ
LDででてたことがあったくらいで見る機会はないのが惜しいが
751 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/01(木) 17:23:46 ID:garJqXRG
へぇー
昔はコミカルな役を演じてたんだね。
昔の小林はあまり知らないから椿三十郎の役柄は意外だったよ
>>742 キャプラは日本の戦争映画を研究して
佐藤武の映画を称賛したりしていたね。
「一番美しく」も見ていたかもしれない。
スマステのサイトに
内容紹介あるじゃん
俺も見たい
新文芸坐
11/17(土)〜11/30(金)
演技者・小林桂樹映画祭 ─俳優生活65年の軌跡─
756 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/01(木) 20:10:41 ID:iZTcTF+5
>昔はコミカルな役を演じてたんだね
俺的には、田所博士とTVの新出去定以来、ああいう役柄に変わったから
むしろ重厚な方が意外で、未だに馴染めないんですよ。
別に高みに立って言うわけじゃないから、気に障ったらごめんね。
757 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/01(木) 20:28:30 ID:garJqXRG
てことは昔の小林は喜劇メインの役者さんだったってこと?
社長シリーズが有名だね
3回券買うかも
もともと「日々平安」という原作通りのタイトルで、
原作通り、剣の腕が無い侍が知恵でお家騒動を解決する、という話として
映画化されようとしていた際、その主人公に小林桂樹がキャスティングされてました
転じて木村さんになっちゃったのかい
>>760 ラストは原作とも椿とも違って
きりあいはなし。
追いかけてきた若侍にむかって
にっこり笑って立ち去る。
小林桂樹は「ゴジラ」の演技見て気に入られて
「ブラックレイン」にオファーされたけど
シナリオ読んでつまらないから断ったらしい。
で引き受けたのが若山富三郎w
俺にとって山下清役は小林桂樹以外にはあり得ない。
当時のキネ旬の広告を見ると「野次喜多道中記」ってめちゃくちゃ面白そうなんだよな
だから11/27だけは絶対見に行く、三船も徳川夢声も出ているし
出来れば続編の「野次喜多道中双六」も上映してほしかったな〜
765 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/02(金) 00:18:01 ID:7tiLIfnp
社長シリーズを随分見たから小林桂樹はコミカルな役を演じる役者というイメージが俺の中で強い。
加東大介も出演してて、なかなかいいですよ社長シリーズ。
用心棒での加東大介は、頬がやたらと膨らんでるっぽいけど、口に何か入れて演技してたのかな?
含み綿はサイレント時代以前からある手法じゃないですか
ドンコルレオーネのマーロンとか
トンチンカンにもほどがあるね。他人と会話できない人ですか?
770 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/02(金) 19:28:27 ID:xboSByrS
用心棒と椿三十郎って何回観ても飽きない。
この二作が最も好きな作品だ
黒澤未見の人には七人より椿を勧めたほうが良いと思う
椿より用心棒のほうが直接的な刺激が多いので
蒙昧なゆとりにもとっかりやすい出来じゃないかと思う
773 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/02(金) 20:37:27 ID:xboSByrS
あぁ分かったよ。
用心棒と椿三十郎が好きな俺の知的レベルは低いってことだろ?
ああそうですよ、どうせ俺は馬鹿ですよ。
だがな一つ言っておくがな。
そもそも黒澤作品なんて知的レベルでいえば決して高くないのばかりだろ?
芸術というよりはエンターテイメントだもの。
774 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/02(金) 20:39:08 ID:xboSByrS
だからさ偉そうに上から見下してるかのようなオマエラも俺と同じ穴のムジナなのさぁ
775 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/02(金) 20:45:17 ID:xboSByrS
俺はゴダールやフェリーニなんかは良さが全然分からない人間だからな。
ビスコンティなんかは20分観てつまらなくて寝たよw
俺も一作目は椿がいいと思ってる。
779 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/02(金) 21:35:37 ID:xboSByrS
おぅおもしれぇもん見せてやろうか?
780 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/02(金) 21:45:44 ID:xboSByrS
生きものの記録は良いな。ただ見終わった後、暗い気分になるが。
千秋実を殴打する三船最高w
黒澤映画の本当の凄さはあの脚本チーム
782 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/02(金) 22:31:13 ID:RMQAwf3g
『影武者』が無事勝新主演で完成していたら、『乱』も勝新主演で撮ったのかな?それともやっぱり仲代主演か?
>>781 やっぱ黒澤映画見た後は、「幻の湖」でしめる
これ最高
「おぉ、燃えとる」の演技は本当に凄いな。
乱見た
リア王の翻案だね
この話のテーマは、真実を見抜けなくては生きてゆけない、人を出し抜けないと生きてゆけない、しかし、真実を見られて人を出し抜けたからと言って生きていけるとは限らない
って事かな
『リア王』から、主題に接近していくならば、
すべての「自然」を失ってしまった人間が
如何なる意図も持たぬ「神」を見ることで
ひとつの「分裂」としての世界の姿を知る
というような、面倒臭い話になったりする。
787 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/03(土) 06:38:18 ID:uHgKL7i7
>>785 違うよ
黒澤の映画のテーマは1行で書けるんだよ
オマエのは2行だから外れ
788 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/03(土) 06:42:57 ID:uHgKL7i7
786って馬鹿だろ
「世継ぎに失敗してエラいことになってしまいました。」
786は柄谷コウジンだと思う。
「乱」のテーマ1行 「老いぼれの悲惨な最期」
793 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/03(土) 14:04:40 ID:hOQjYmmJ
三船参加以前の黒澤作品って皆さんどう?
俺は『虎の尾を踏む男たち』は大好きで何回も見返してるけど、他のはイマイチ。
『姿三四郎』はリアルタイムで見てた人たちが絶賛してるけどあんま面白くなかった。
>『姿三四郎』はリアルタイムで見てた人たちが絶賛してるけど
ノーカット版だからね。
カットされた版で見ても
ラストの空流れる雲は普通にすごすぎる。
篠田正浩がこれ見て
映画監督になるきっかけになったのも
うなずけると思った。
ただ、そういう映像センスのない人には
大して面白くないかもね。
子どもには無理
>>795 ああ、俺も東映の特撮ものなんかで見慣れた風雲が出た時にゃ
のけぞったよ
>>794 リアルタイムっていっても、翌年にはもう切られてたわけだが
ちなみに「三四郎」のカットは占領軍の検閲とは何の関係もない
799 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/03(土) 21:48:14 ID:W1v1xdro
どん底はどこが良いのか分からん。
長屋でのやり取りは冗長だし、観ていて眠くなる
800 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/03(土) 22:09:17 ID:01KwIVmm
↑おめぇがゴローロップを酒毒でやられりゃあ、分るってことよ。
この唐変木!スットコドッコイ!
>>799 俺も。後に「人情紙風船」を見て、これがあったら「どん底」の方はいらないと思った。
802 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/03(土) 22:12:43 ID:W1v1xdro
黒澤のカラー作品は全部ダメダメ
白黒作品で好きなのは用心棒、椿三十郎、七人の侍だけだな。
803 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/03(土) 22:19:40 ID:WU0QpY/S
>>799 お前には良さがわからなかっただけ。わかる人にはわかる。
映画なんてそんなもの。
804 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/03(土) 22:26:54 ID:W1v1xdro
黒澤本人が自作品で気に入ってたのは何なんだろ?
「どん底」は演劇好きにはたまらんだろうね。
でもどうせなら「白痴」の後くらいに撮ってほしかったな。
主だった俳優さんは皆、もうスターでどこか満たされているんだよな。
グランプリ獲る前だともっとどん底感が出たんじゃないかな。
人情紙風船とどん底って全然趣向が違うだろw
>>807 >人情紙風船とどん底って全然趣向が違うだろw
でも、丼底のラストは紙風船も参考にしてるんじゃまいか
真の天才・山中貞雄と努力型の秀才・黒澤明を較べる事に無理があるよ。
芸術家肌のジョン・レノン(山中)と、優れた芸人ポール・マッカートニー(黒澤)の
ようなものでは?
810 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/04(日) 02:44:07 ID:I4ECXhNo
山中貞雄ははっきり言って過大評価。神格化されすぎている。
もちろん悪い監督じゃないが。
だいたい人情紙風船があるからどん底がいらないっていう独りよがりな前提がまずおかしいわけで
そこをつっこまずにどっちが秀才も天才もなにもない
812 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/04(日) 07:49:31 ID:nk/s7EBe
黒澤ははっきり言って過大評価。神格化されすぎている。
813 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/04(日) 08:19:54 ID:Fx1ZZfjl
虎の尾を踏む男達はエノケンの夢オチという話だったんですか?
>>793 『姿三四郎』はかなり面白い映画。
だけど、リアルタイムの評判は、
軍や大陸開発に関係ないアクション映画として、
すこし底上げされていることも考慮して。
815 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/04(日) 13:09:38 ID:kX9nPw4Q
黒澤映画で印象に残った女性キャラクター
1、京マチ子(『羅生門』)
2、山田五十鈴(『どん底』)
3、小田切みき(『生きる』)
4、千石規子(『静かなる決闘』)
5、香川京子(『どん底』)
6、山田五十鈴(『蜘蛛巣城』)
7、原節子(『白痴』)
8、原田美枝子(『乱』)
9、千石規子(『酔いどれ天使』)
10、香川京子(『まあだだよ』)
女を描けないと言われてるが、印象に残ったキャラクターは結構あった
男性キャラクターのほうがずっと多いけど
816 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/04(日) 14:29:46 ID:x91aj31C
蜘蛛巣城が一番好きな俺は変?
817 :
↑:2007/11/04(日) 15:02:14 ID:wLEFo4yl
100インチ以上+サブウーファーでみると最高です
818 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/04(日) 15:30:32 ID:j6/HUSlG
蜘蛛巣城は一番キモの幻の剣のシーンをスルーしてたな。
黒澤情けないよお前は
819 :
↑:2007/11/04(日) 15:54:16 ID:wLEFo4yl
エクスカリバーでもみとけや
>>819 オマエは、DVDで作家と対話してろや(爆w)
821 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/04(日) 16:27:28 ID:05qk2G2o
>>817 100インチくらいじゃあの画面の奥行き感は消えてしまうだろ
あの映画は奥行きがすべてと言ってもいい
つくづく天才だよ黒澤は
映画館で黒澤映画を見て一番驚いたのが蜘蛛巣城かも
城の内装の質感といい森の撮影といい圧倒的な臨場感がある
自宅で大画面で見られるのはうらやましいな
823 :
↑:2007/11/04(日) 17:18:09 ID:wLEFo4yl
わかってらっしゃる
>>820 オマエは聖剣伝説でもやってろ、ファミコンな
>>823 で、オマエは「蜘蛛巣城」もカラライゼーションして欲しいんだろww
>真の天才・山中貞雄
夭折したやつは変に持ち上げられるからな。
夏目雅子とか。
山中貞雄自身が「あれが遺作では・・・」といってるんだけど。
しかし、残っている作品観ただけでも、
あの素晴らしい「人情紙風船」よりいい作品作る自身あったのが分かるけどね。
まあ黒澤のスレで
>>801みたいにグダグダいうのはおかしいけども。
>>815 俺はこうかな
*1、京マチ子 『羅生門』
*2、山田五十鈴 『蜘蛛巣城』
*3、小田切みき 『生きる』
*4、上原美佐 『隠し砦の三悪人』
*5、山田五十鈴 『どん底』
*6、香川京子 『どん底』
*7、矢口陽子 『一番美しく』
*8、原田美枝子 『乱』
*9、原節子 『白痴』
10、桃畑の精?の役の子 『夢』2話
赤ひげで
ちょと野村昭子に
萌えた俺
黒澤映画で印象的な場面
*1、『羅生門』の京マチ子独白
*2、『七人の侍』 雨中の決戦
*3、『生きものの記録』三船が狂う〜ラストの階段
*4、『天国と地獄』列車での現金受け渡し
*5、『白痴』ラストで森と三船が狂うところ
*6、『夢』トンネルで兵隊が大勢出てくるところ
*7、『蜘蛛巣城』城内で三船が幻覚を見て斬りつけるところ
*8、『隠し砦の三悪人』敵に追い詰められて秋月の刀を三船が雪姫に渡すところ
*9、『虎の尾を踏む男達』ラストで置いていかれたエノケンが六方踏むところ
10、『酔いどれ天使』ジャングルブギのボンバッ
11、『野良犬』の「楽しいわ」
「我が青春に悔いなし」で
思想を曲げた(と見せかけた)藤田進を
見送りたいけど許せなくて見送れない
原節子の自室ドア前のくどい苦悩
「七人の侍」の雨中の決戦って、決定稿ではどうなっていたんだろ。
大雪を溶かす為に放水してドロドロになったとかで、
ひょっとして撮影が順調に進めば、晴れの日の決戦とかになっていたんだろうか。
雨中の泥だらけの戦いは評価が高いけど、
太陽の下での決戦も見てみたかった気がする。
834 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/05(月) 17:42:36 ID:cbWZ1JMp
黒澤の発言をいろいろ読むと、溝口・伊丹万作・成瀬・山中が邦画監督で最も尊敬していたんじゃないかと思う。
小津・内田・伊藤・マキノ・稲垣あたりは上記四人程ではない印象(ヤマカジは別格)。
835 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/05(月) 21:11:30 ID:OV9Z2xG9
>>834 内田・伊藤・マキノ・稲垣に関して黒澤が何か発言してたかな。
一番影響受けたのはやっぱり溝口じゃないかね。色んな発言読むとそう感じる。
影響を受けたの? どういう点で? 作品にそれが出てる?
いえ、煽りじゃなくて質問。
>>836 美術とか時代考証にたいするこだわりとか
でも、溝口さんは結構いい加減なんだよな実は
本当は美術に対する目利きとかは全然出来ない人。
その点、黒澤さんはすごいですよ。
と村木与四郎。
838 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/05(月) 23:40:21 ID:LeVUFWhM
印象的な場面シリーズちょっとおもしろいな。
あまり思い出せないのもあるけど、いくつか笑えるな。
「我が青春に悔いなし」映画全体がやり過ぎてて、俺はけっこう好きなんだが。
俺の印象的なシーンは、天国と地獄、野良犬を含め60、70年代の
刑事物は必ず猛暑の夏に事件が起こる。刑事は汗をふき、警察署内の
シーンは扇風機が手前で回っている。
ああそうだ、野良犬の徘徊シーンがあったか
あれは凄かった
その辺を小津に興奮して語った永井健児が、
小津に「ギラギラ君」って呼ばれててワロタ。
>>839 >野良犬の徘徊シーン
三船の? あそこいいよね
撮影と演出(さらにスタンドインもw)は本多猪四郎がやってて、黒澤もその出来に大満足
「影武者」もkurosawaというドキュメンタリーの中にちらっと出てくる
部分は日本版DVDよりもずっといい発色だな。
844 :
↑:2007/11/06(火) 19:07:07 ID:fvax1rYj
あまり色彩関係のことをいうと、色盲色弱の片輪が湧いてきたがるからな
画質にこだわるんなら、クラテリ買えば?
普通の市販DVDプレーヤーで再生できるなら喜んで買うんだけどなぁ・・・
>>842 IDに入ってるだけにdivxでも落としてたら
>>846 R1を再生できる普通の市販DVDプレーヤーならいくらでもあると思うが
乱って海外ではすでにHDDVDで出てるよね
日本でもHDDVDになるのかな
850 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/07(水) 19:36:43 ID:jYajTVUe
しかし黒澤作品てどれも音声が聞き取りづらいな
字幕付きとはいえ、日本映画をそれで見なきゃ理解できないってのも悲しい気がする。
851 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/07(水) 20:12:45 ID:1TwBEetB
逆に考えれば何故、他の日本映画はよく聞こえるのだろう。
黒澤映画は当時の新作表でも聞き取りづらいって言われてたんだが
日本映画をそれで見なきゃ理解できないのも悲しいってなにそれ
853 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/07(水) 21:53:19 ID:reGjpVMb
今の邦画も聞き取りずらいのが結構多いな。
昔に比べて音声の技術は上がってるはずなのに何故なんだろうな。
854 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/07(水) 21:54:45 ID:jYajTVUe
仲代達矢って用心棒や椿三十郎のイメージがあったけど、以前テレビの対談番組見たら堅物で真面目でおとなしそうな人だったな
>>854 用心棒の卯之助のイメージで見てたのかw
856 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/07(水) 22:44:03 ID:b0FxCbks
私は、喜八の「殺人狂時代」のイメージで見てましたが・・・
857 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/07(水) 23:26:09 ID:K3CwAPDJ
おれは仲代を大河ドラマの「秀吉」の千利休役で初めて知った。
仲代はパンテーンのCMのイメージ
乱の撮影風景の動画面白いね
860 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/08(木) 08:16:50 ID:BWHZ6tmg
>>856 それが実際に近いんだろ。
ニックネームが「モヤ」だったんだから。
難聴なだけだろ
最近黒澤作品を見始めた初心者なんですが
黒澤作品て難解ではなく分かりやすいエンターテイメントなんですね。
見たことない時には
黒澤という名は当然知っていて、どれも芸術作品なのかな?と想像していたので見たら意外でした。
ゴダールやフェリーニのような感じかと思ってたが。
864 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/08(木) 15:59:17 ID:SCwSizUF
865 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/08(木) 16:55:51 ID:uDPnOX3/
羅生門、用心棒、天国と地獄、椿三十郎、どん底
生きものの記録、蜘蛛巣城を今のところ観ました。
天国と地獄とどん底は正直あまり面白くなかったけど・・
866 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/08(木) 17:00:26 ID:uDPnOX3/
あとは、生きる、赤ひげ、隠し砦の三悪人、七人の侍を見たいと思います
867 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/08(木) 17:46:39 ID:lvmMt39+
青柳信雄は何故沈黙を守っているんだろ、黒澤には詐欺師呼ばわりまでされているのに。
青柳にも言い分はある、これは野上や田草川も述べていたが。
何だかんだ言っても黒澤明を尊敬してるからその名前にこれ以上傷を付けては拙いと思っているのか?
868 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/08(木) 18:01:29 ID:pSZmdmgt
後ろめたいこともいっぱいあるからだろ
869 :
867:2007/11/08(木) 18:05:45 ID:pSZmdmgt
つーか、哲郎だろ。信雄は兄貴の監督の方。黒澤プロとは無関係。そもそも30年ぐらい前に亡くなってる。
870 :
867:2007/11/08(木) 18:14:50 ID:pSZmdmgt
なぜか兄貴と書いてしまったorz
もちろん信雄は、哲朗の親父だ。すまそ。
哲郎は信雄の息子
青柳が言いたいことを言えば、黒澤夫人に行き着くんじゃなかった?
白黒16ミリをカラー70ミリと伝えたら
詐欺師というわな、ふつうw
874 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/08(木) 19:48:56 ID:uDPnOX3/
廉価版 明日発売ですね
875 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/08(木) 20:00:07 ID:+VxKtf9M
今日たけしの監督ばんざいと共に新作として並んでたよ、普及版
片面2層だし字幕付けられるのね
広告見ると各DVDの表紙写真よりも織田の寝そべってる後姿のほうが目立ってたがw
>>863 椿の特典で黒澤本人が、良い映画てのはわかりやすいおもしろいものなんですよ、と言ってたお。
>>868 お金の問題は、黒澤家に金を入れるためと、
自分の懐にいれるためと両方あるんだろうな。で語りにくい。
あとは「トラ・トラ・トラ」の失敗を語りたくない。
黒澤の精神病問題に付いて語らないといけないし。
これも、契約のためにそういうことにしたって側面と、
実際黒澤はおかしかったという側面があって、語りにくいだろう。
でも、その程度の事だったら問題ないように思うんだが。
すでに青柳の評判は地に落ちてるわけで、その程度の事情だったらこれまでにもっと酷い噂を散々言われ尽くしてる。
黒澤の悪口を言ったと叩かれるのは辛いんじゃないの?
一方的に嫌われた人の心情は辛いものがあるからね。
割りきれない気持ちのままでしょ。もう黒澤は死んじゃったし。
881 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/09(金) 12:36:09 ID:Ixyt9M5U
普及版 字幕付いてねぇじゃん・・
青柳が例え正論を言ったとしても、黒澤びいきの評論家にぼろくそに叩かれるのが目に見えてるし。
>>879 >その程度の事情だったらこれまでにもっと酷い噂を散々言われ尽くしてる。
他人に言われてる悪い評判の中に事実が混ざってたら、自分の口は開きづらい
もんじゃね。人間なんてそんなもんだろ。
>青柳が例え正論を言ったとしても
「乱」製作秘話にも出てくるけど
話をうまくすすめるために黒澤にあえて本当のことを伝えないといことは
「乱」でもあったらしい。
ただし、青柳が「トラ・トラ・トラ」「暴走機関車」でやった
情報歪曲はそういう正当化ができるレベルじゃないと思うけどね。
「乱」の秀虎に血判押させるシーンは
「トラ・トラ・トラ」の黒澤主観解釈なんだけど。
そう思ってみるとなかなか興味深いよ。
そうかな。
さんざん痛い目にあった後の「影武者」「乱」でもそういう話を聞くから、
あの頃の黒澤なら無理難題いいまくりだったと思うが…
だから黒澤に近い人ほど、青柳を悪く言わなくなる。
詳しく調べたはずの田草川だってそうだからね。
悪し様に言っているのは、いわば部外者の評論家ばっかり。
それは判官贔屓がすぎるな。別に悪く言わなくなるわけじゃないだろ。
黒澤にだって非はあったろぐらいのことで、青柳を全面的に擁護している
奴もいないしな。
田草川だって、青柳にも言い分があるはずだとか、事情があったかもしれないって
言ってるに過ぎなくて、悪く言ってないわけじゃなくて、いろんな疑惑も書いているしな。
黒澤に近い人は全面的に擁護していると書いたわけじゃないし、
青柳に全く悪いところがないと書いたわけでもない。
「〜ほど、〜になる」ってのは、程度を表す慣用句です。
だから
>>885と
>>886は特に抵触するところはないと思うが、
何故反論調になっているか分からない。
反論って言われてもなぁ。反論じゃなくて、
「悪く言わなくなる」。って君が書いていることが違うだろって
書いたんだがな。
「悪し様に言っているのは、いわば部外者の評論家ばっかり」も
極端だしな。
それにしても、「悪く言わなくなる」とか、黒澤が傍若無人さが全て招いたと取れるような
文章書いておいて、よく言うわ。なんとでも後から言えるもんだな。
>だから黒澤に近い人ほど、青柳を悪く言わなくなる。
詳しく調べたはずの田草川だってそうだからね。
悪し様に言っているのは、いわば部外者の評論家ばっかり。
田草川もそうだし、野上照代も「トラ・トラ・トラ」に関しては
部外者だからな。
この映画に参加した数少ない黒澤組スタッフの斉藤孝雄は名指しこそ
してないが、青柳を遠まわしに非難してるけどね。
黒澤さんのためでなく20世紀FOXのために働いてたような人間がいたと。
黒澤の言葉を正確に翻訳すると喧嘩になるから
意図的に誤訳した手紙を送るとかだったら
笑い話ですむかもしれないが
映画の製作条件を監督にきちんと伝えないというのは
どういう弁解ができるだろうか?
892 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/09(金) 17:16:43 ID:5QDpdA0s
>>881 字幕無しでしたか。ちなみに何を買ったんですか?
他にチャプター選択画面とか画質、音声はどうですか?
893 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/09(金) 17:48:47 ID:/T7LQqEl
東映京都ではなく大映京都で撮影したなら完成までこぎつけられたかな?
大映なら宮川一夫もいるし
大映倒産間際でまだ永田雅一がいた頃なので、
米・黒澤・永田の三つどもえの戦いになったかもw
無理。
やはり撮影期間の延滞で降板だろう。
896 :
自重しろよ:2007/11/09(金) 19:23:48 ID:ZTSWyoca
できなかったものについて語る爺ども
普及版のケースに日本語字幕って書いてたと思うんだが
898 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/09(金) 23:20:43 ID:77JJsNC/
黒澤映画のロケ地になった場所をグーグルマップで探さないか?
黒澤映画のDVDを買いたいが、普及版は安価だけど特典映像がないので悩む。
でも特典映像付きのは高すぎやしないかとも思う。
「さすが高いだけある」と思える内容なのか不安もある。
特典は別ディスクの2枚組で本編オーコメ入りとかなら分かりやすいのに。
900 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/10(土) 08:15:35 ID:VaDEv616
2002年に出た黒澤作品DVDには特典映像付いてたっけ?
高いって思う人は、
Blu-ray版が出るまで待った方がいいのでは?
「蜘蛛巣城」見終わったー
森の移動って、あの発想はなかったー
>901
しかしBlu-ray版はいつ出るのだろう?
それにBlu-ray版にも同じ特典がつくのだろうか?
>903
「蜘蛛の巣城」面白かったですか?
近所のレンタル店に黒澤シリーズが置いてあるけど
「蜘蛛の巣城」だけ事故かなんかでレンタル中止になっちゃって
観られないんだよね。いっそ買おうかと思ってるが。
905 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/10(土) 11:57:26 ID:flCis3Cf
>900
おそらく「黒澤明〜創ると云う事は素晴らしい/予告編/特報」じゃないかと
>>904 黒澤映画が好きなら楽しめると思うよー
なんか恐い雰囲気の映画でしたー
907 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/10(土) 14:27:57 ID:0rmY0w5Q
『天国と地獄』、タイトルクレジットで音楽が流れるが以降運転手の息子が解放されるまで
約1時間音楽なし、あれ効果的だったなぁ。
『生きる』では回想シーンにつけた音楽を試写の段階で全て切ったそうだし。
試写を見た早坂文雄はショックで寝込んでしまったらしいが。
早坂も肺が悪いのに溝口・黒澤と苛烈な要求で有名な監督相手によく仕事できたなぁ。
二人とも早坂には絶大な信頼を寄せていたのがよくわかる仕事ぶりだったが。
>>904 (映画)蜘蛛巣城 黒澤明監督作品.wmv 477,500,452 4bb146dca001649c3e0023367da5b9c3
しのかわいいよしの
911 :
↑:2007/11/10(土) 20:04:25 ID:vpeW5cyO
おまえを通報済み
斉藤さんは、あまりカメラワークが得意じゃないの?
黒澤明ってなんでグラサンかけてたん?
>>907 三船が進一を発見してその名を呼びながら駆け出し
あっという間に画面で豆粒のようになる
そこでドジャーンとくる音楽
泣けたよ権藤さん
>>913 自分で編集するので、編集機の見過ぎで目を痛めたからと言ってた様な
全盛期の写真みるとグラサンかけてないもんな。
グラサンかけるようになってから作品のパワーが落ちたようなw
550 名無シネマ@上映中 sage 2007/11/11(日) 01:13:55 ID:2YBDZeIT
いづれにしても、今回の事で「隠し砦」の事を初めて知り、
かつ、そして、世界の黒澤監督の存在を意識させて
ここでこういう話し合いがもたれていることだけでも
凄い事だ!みんな松潤のこと好きなんだよ。
ふざけるなよ。松本ヲタ。氏ね。
919 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/11(日) 05:47:50 ID:pyzPR+FE
『生きる』見た。泣けた。
通夜での討論と回想は長丁場で圧巻だった。
今の映画であんなふうに台詞だけで押し通すことってないよな。
ま、時代的なものもあるんだろうけど演劇的な映画だと思った。
黒澤の昔のドラマはTVでリメイクするより演劇化した方がいいんじゃないの?
920 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/11(日) 09:22:39 ID:VHKlHWVt
椿三十郎などの黒澤作品に加山雄三出てるけど
彼は大根だね・・ 黒澤も加山だけはどうしようもなかったんだろうな
ていうか世の中には現実に大根人間が存在する。
映画で現実を模倣する時に、大根を演じる大根役者が必要なのだ。
922 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/11(日) 11:47:31 ID:VHKlHWVt
ていうか加山って歌手 俳優 どっちなの?
芸能界で名のあるベテランなのは分かるけどどっちなのか分からん
加山の職業は若大将
そして西田敏行はカバ大将
「乱れ雲」の加山はよかった
>>907 >早坂も肺が悪いのに溝口・黒澤と苛烈な要求で有名な監督相手によく仕事できたなぁ。
早坂のお葬式の席で、溝口健二に向かって
「アンタが働かせ過ぎたから早坂は芯じゃったんだ」と喰ってかかった黒澤カワユス
黒澤との仕事でだいぶ弱ってたんだけどなw
消耗激しかったのはどう考えても黒澤の方
溝口はたいして口出さないんだから
やっぱりガキなところがあるよな〜黒澤は
何様だお前w
七人の侍のテーマソングで葬送されたのは早坂にとって本意じゃないと思うな
そうとう衝突したらしいけど病気は気にせず言いたいことははっきり言ってくださいって手紙出したのは偉い
武満だって黒澤とやりあったから寿命縮んだんじゃないの?
やっぱり音楽のセンスなさすぎるよ、黒澤は。半端に知ってるだけにタチが悪い
>>928 まあ最後の方は溝口の方が仕事多かったんだけど、
# 1952.06.12 滝の白糸 大映東京
# 1952.10.09 生きる 東宝 ←黒澤
# 1952.11.06 人生劇場 第一部 青春愛欲篇 東映東京
# 1953.02.12 三太頑れっ! 伊勢プロ
# 1953.02.19 人生劇場 第二部 残侠風雲篇 東映東京
# 1953.03.26 雨月物語 大映京都 ←溝口
# 1953.09.15 広場の孤独 俳優座
# 1954.03.31 山椒大夫 大映京都 ←溝口
# 1954.04.26 七人の侍 東宝 ←黒澤
# 1954.08.31 君死に給うことなかれ 東宝
# 1954.10.20 千姫 大映京都
# 1954.11.23 近松物語 大映京都 ←溝口
# 1954.11.30 密輸船 東宝
# 1955.05.03 楊貴妃 大映東京=ショウ・ブラザース ←溝口
# 1955.09.21 新・平家物語 大映京都 ... 音楽監督 ←溝口
# 1955.10.05 あすなろ物語 東宝
# 1955.11.22 生きものの記録 東宝 ←黒澤
# 1956.01.29 大地の侍 東映東京
# 1956.02.05 幸福はあの星の下に 東宝
これで溝口を罵れるのが黒澤の凄いところ。
俺も無理言いすぎたとの反省はない。
「新平家物語」は体調がおもわしくなくて早坂は断ろうとしたんだよね。
でも「それでは作品が出来ません」という溝口に無理して大映京都までの
出張がたたったという事も、黒澤は言いたかったんじゃないのかな。
それでも、俺の「生きものの記録」を休ませるわけにはいかないって事を、
黒澤は言いたかったんじゃないのかな。
早坂文雄ってのはほんと凄いね
黒澤の悪趣味との折り合いのつけ方が上手いから
羅生門でもああいう完璧な映画音楽をつけた素晴らしい映画になった
佐藤勝なんかになると遠慮してどうしても変な音を入れてしまうもの
その佐藤でさえ見放した影武者はしかしひどい音楽だった
935 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/11(日) 14:12:06 ID:VHKlHWVt
Amazon見ると昨日出た作品集は「普及版」と書かれてるが、ジャケットには書かれてないんだが・・
>やっぱり音楽のセンスなさすぎるよ、黒澤は。
それは深作にいってやれ。
>佐藤勝なんかになると遠慮してどうしても変な音を入れてしまうもの
「生きる」のクレジットタイトルは十分に変だw
佐藤は録音設備のせいだとかかばってたけど。
「羅生門」の志村が驚く場面なんか音楽が説明的すぎだし。
>その佐藤でさえ見放した影武者はしかしひどい音楽だった
今までの黒澤映画の音楽とは違うけど、別に「ひどい」というほどのものでもないが。
俺は好きだし。
入れ方が説明的なのは黒澤の責任だがその音そのものが変な音にはなってない
用心棒とか隠し砦、特にひどいのが赤ひげ、ここらへんは音自体が変な箇所がある
影武者の音楽は黒澤の悪趣味、頭悪いバージョンが全開
糞中の糞でこれに呼応できる人ははっきり言って音楽のセンスゼロ
>>やっぱり音楽のセンスなさすぎるよ、黒澤は。
武満は黒澤の音楽的趣味の悪さを非難しても
その映画音楽的センスはむしろ賞賛してるよね。
940 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/11(日) 14:52:38 ID:utaRMqwc
影武者の音楽についてだけど、質の悪いビデオテープで観ると
調子の悪い蓄音機のように聞こえる。
まともなモノだとそんなことはない。
池辺さんは、影武者の頃はまだ30代後半でしょ。
オケの作曲家としてはまだ若手だし、
黒澤の注文を処理し損なったと思われ。
音楽的にじゃなくて、監督vs音楽監督関係的に。
「影武者」自体は、とても好きな映画なんだけど。
>>938 「影武者」は、まだましです。
つ「夢 DREAMS」
>>937 "音そのものが変な音"っつう意味が判らん。映画音楽は別にコンサート・ピースじゃないぞよ。
音質の問題じゃないんだが・・・音楽自体がとんでもなく糞なんだよ、影武者は
>>939 センスについての言及詳しく
乱の音楽やってるときは毎日車に乗るなり怒りをぶちまけてたらしいけど
>>942 影武者よりマシってことはないな〜
夢もとんでもなく糞だが
コンサート・ピースの話なんか誰もしてない
やけに黒澤叩きくんが元気だなw
>>943 音楽使った場面の盛り上げかたが巧いって。
ただ、曲選び、楽器選びが、子供の頃の刷り込みのままで成長がないってさ。
影武者のほうがマシってことはないな〜
だったな、間違えた
ちょっと飯食ってくる
「影武者」の音楽も「夢」の音楽も、
池辺さんの駄洒落に比べたらマシ。
>>946 センスと趣味ってそんな違うんですか?
センスがいい人に対しチンドン屋って言葉をたとえで使うの?
>>949 趣味とセンスは別物でしょうよー。じゃ何でテンプトラックそのまま使わんのって話になるけど。
武満も怒りに任せて言っちゃったってとこでしょ。
あ、それと要するにアンタ佐藤勝の音が趣味に合わんだけよね。
不毛な言い争いをしてる方へ。
見ず知らずの方に「悪態」ついて、その人が「お前の言うとおり」なんて言わないでしょう?
ここは「バカの壁」を読まれて、また大人の知恵で、聞き流そうではありませんか。
どちらが正しいにしても見知らぬ人に論破されるのはいやでしょう。
>音楽自体がとんでもなく糞なんだよ、影武者は
禿げ上がるほど同意。
おかげで実際に禿げた。
>>949 俺は
>>939と違うが、
>>939の言っているのは、
演出の一部としての音楽の使い方のセンスのことだと思うよ。
それは武満も誉めてた。演出と音楽が不可分になってると。
ただ、音楽そのものの趣味/センスが悪いと。
黒澤が撮ったトラトラトラの映像ってないんですかね
そんなに音楽嫌なら、字幕を出して音は消してDVD見ればいいんじゃないの?
956 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/11(日) 18:12:18 ID:UFEWMVDM
>それは武満も誉めてた。演出と音楽が不可分になってると。
もっと誉めてる。
映画音楽について黒澤さんが言ってる事は100%正しいとまでね。
だからこそ武満は腹が立ったんだろう。
影武者の音楽は毎日映画コンクールで受賞してるよ。
それから、東宝ミュージックから出てるサントラCDでは
売り上げ上位の方に入ってる。
少なくともポピュラリティはあるよ。
一部のクソとか言ってる人を除いては。
夢の「桃畑」の桃の木の花盛りのパイプオルガンが使われてるシーン以降の
音楽は映像とのマッチングといい最高だった。
静かなる決闘の伊福部が忘れられてる件
958 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/11(日) 19:11:48 ID:utaRMqwc
「乱」のほうが音楽としては素晴らしいのだろうけど、
「影武者」の音楽のほうが好き。
959 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/11(日) 20:37:24 ID:VHKlHWVt
北野武が黒澤作品で一番好きなのは何だっけ?
七人の侍
佐藤勝も、黒澤の音楽のセンスには脱帽してるな
>>936 子供の方か? 津島利章の音楽はすばらしいぞ
>>954 あるらしいが、見つかってない
用心棒は、もっと洗練されたパクリをラロ・師父林がダーハリでやってる
で、そのダーハリを今度はJ・保ー奈ーがパクってるが
もうそこまで来ると、用心棒とはつながりが分からなくなってる
964 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/12(月) 00:39:25 ID:Z5aUYs9G
七人の侍が黒澤の最高峰かな?
>>964 世界の全ての映画の中で最高峰なんじゃない?
七人の侍=ドラクエ
ドラゴンボールだよ
武満の音楽は画面にすごく溶け込んでいるといった感があるが、
彼が用心棒を担当したとしてあれだけの名曲が作れたかというと疑問。
たらればですか
>彼が用心棒を担当したとしてあれだけの名曲が作れたかというと疑問。
人には向き不向きがあるからね。
武満本人はコメディー映画の音楽をやってみたいとか
言ってたけど・・・
「影武者」を武満が担当しなくて本当によかったと思う。
高天神城の攻防のシーンなんて
池辺のある意味ちょっと安っぽい音楽だから
盛り上がるんだけどね。
972 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/12(月) 18:19:22 ID:IQILC1Lk
>>932 早坂じゃなければ撮らないって言ったんだよな溝口は。
それで無理がたたって結果的に死期を早めてしまった。
黒澤は早坂とは大の親友だったから怒るのも当然だろう。
入江たか子の件といい溝口って人間的にはどうしようもない奴だよ。
こいつも白血病にかかってかなり苦しみながら死んでいったらしいが、
まあそれも自業自得だな。
早坂本人は溝口の仕事のほうに満足していたらしいけどね
晩年の早坂は洋楽から和楽に傾倒していたから溝口ではやりたいことがやれて相性がよかったという
七人の侍テーマで葬送したときに作曲家仲間から総スカン食ったことからも黒澤の仕事が本意でなかったことが分かる
その文句言った溝口が亡くなったときに黒澤は監督協会では一番先に葬式に駆けつけたというが
まあ黒澤を業も穢れもない天使のように思うのは人の勝手だけど
>七人の侍テーマで葬送したときに作曲家仲間から総スカン食ったことからも
黒澤の仕事が本意でなかったことが分かる
それが溝口映画の音楽だったとしても同じだっただろう。
早坂は映画音楽専業の作曲家じゃないのだから、当然といえば当然だが。
交響的組曲「ユーカラ」でも流してれば、文句は出なかっただろうが。
>溝口ではやりたいことがやれて相性がよかったという
それも映画音楽という枠内での話しにすぎない。
映画音楽で作曲家が100%自分のやりたいようにやれるわけがないだろ。
いっちゃなんだが、所詮映画音楽は生きるための金稼ぐ仕事だよ。
現代音楽の作曲家にとって。
>>974 >いっちゃなんだが、所詮映画音楽は生きるための金稼ぐ仕事だよ。
>現代音楽の作曲家にとって。
仰る通り、商業音楽の作曲家は自分の生活のためにメロディーを切り売り
している人が大半で本当にやりたいことは別にある場合が多い。
ポップス系の作曲家も自分の趣味はユニットやライブで満足させる。
それと映画・TVの仕事をすると依頼者側のお金を使って色んな実験が出来るからやる。
もちろんカネをもらった以上は手抜きはしないが(でも予算や時間がないものは
自分の手持ちメロディや既存曲の使い回しで済ませるけどねw)
>>974 >それも映画音楽という枠内での話しにすぎない。
>映画音楽で作曲家が100%自分のやりたいようにやれるわけがないだろ。
やれるわけがないって言うが自由度が違ったんだろうな。黒澤は押し付けるから
そりゃ黒澤の場合だと普通の映画音楽よりもやりたいようにやれるわけがないだろ って話
武満の例を見ても普通分かるでしょ?
>それが溝口映画の音楽だったとしても同じだっただろう。
溝口の場合ってのはどこまでもifであって現実にはありえないでしょ?
だって黒澤の独断でが自分の映画の曲を流したんだから
椿三十郎ツタヤで借りた
レンタル用なのにシュリンクで分析したら特典映像が見れた!ラッキー
レンタルでも特典見る技があるって聞いたけど、どなたか知りませんか?
981 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/12(月) 21:42:02 ID:IQILC1Lk
>>976 お前が何言ったって
溝口が人間的にどうしようもない奴だということには変わりないんだよ。
面白い流れになるかと思ったのに
>>979に邪魔された
>>981 女に刃物で斬り付けられるような人だったんだからねえ。
俺は、女に飛び蹴りを喰らわされて階段を転げ落ちたことがある。
溝口なみ、と自負している。
>>982 お互いさま。
>>972 黒澤だって同じ時期に「生きものの記録」やらせてんじゃん。
公開はこっちの方が後だし。
よく溝口のせいだなんて言えるよ。しかもお悔やみの席で。
お悔やみの席といえば、黒澤は山本薩夫の葬儀に出席した際に、同席者に山本の悪口を言っていたというエピソードがあるね。
黒澤も溝口も因果者である事は間違いない。
988 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/13(火) 07:05:55 ID:vZBJgIzC
七人の侍ってさ、面白いんだけど長いから気軽に何回も見ようとは思えないんよね。
毎晩九時に帰宅して
七人の侍見るのは体力的にもキツイ・・
だからコンパクトな椿三十郎の方が気軽に見れるな。
農民の侍探しやラストの合戦は見応えあるけど
勝四郎と志乃のシーンは要らないと思ったな。
「七人の侍」は、オマエ程度の奴が自宅で気軽に見るために黒澤やスタッフ・キャストが
心血を注いで作った映画じゃないからな
ま、オマエには「映画」は向かないよ
はいはいww
>>990 反応 早えぇぇぇ ずっと このスレを開いて、自分のレスにどんな反応があるのか
ドキドキしながら 待ち続けてたのかw
992 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/13(火) 09:16:30 ID:vZBJgIzC
>>989 七人の侍が気軽に見られない、と書いただけで
「映画が向かない」なんて書かれるのは心外だ。
俺はなこの作品は好きなのを前提に書いたんだ。
>>992 >勝四郎と志乃のシーンは要らないと思ったな。
↑
この一言にキレたんじゃないかな?
いつもの人だから放置が良いかと。
このスレには、不思議なことに初心者以前の映画ファンモドキや、その名を口にすべきでない
>>994とかがいるけれど
近頃は、なにを勘違いしたか、DVDで映画を見ることと映画館で見ることの違いが分からない奴が
沸いているからね。
で、ちょいと
>>988を突付いてやったんだよ
極端な厨はともかくとしても、このスレの住民で
「七人の侍」すらスクリーンで見たことが無い者は少なくないようだな
プライベートライアンには七人の侍に似たシーンがあるとのことだが
全然分からん・・
皆はどこら辺がそうだと思う?
放置と言われた途端に横から都合よく話題を変える人が現れるんだよね。
いつものことだけど。
身のほど知らずに放置とホザいている奴が、このスレ最大の嫌われ者だからだろw
994とは別人だけど
嫌われてるのはアンタ
はい、おしまい。
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。